Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.723 )
  • 日時: 2014/06/10 11:15
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: mkmdBJ1l)

 M.H.  滅龍少女〜ドラゴン×スレイヤー

 Episode1続き

 おかしなヤツだ。
 アタシが譲ってやるって言うのに、あいつは逆にアタシに譲ろうとして来た。
 そしたら急に一緒に行こうとも言い出した。
 いつもはブルとしか行かないのに、アタシはそれにいいよと答えた。
 でも、何となく分かるんだ。
 エミルとか言ってたっけ、悪いヤツじゃない。
 とにかく、アタシはエミルとそのネコ、ルージュと狩りに出ることになった。
 場所は……なんだここ、氷海?
 どこだか知らないが、どこも変わらないだろう。
 そう決めつけたアタシは適当にポーチに回復薬とか砥石を詰め込む。
 さぁ準備完了だ。
 エミルの方もアタシより五分くらい遅れてから準備が終わった。
 なんか準備えらい時間がかかったな。
 回復薬と砥石、後は解毒薬あたりがあればいいんじゃないのか?
 まぁいいか。
 アタシはついでに武器と防具も確かめておく。
 武器は、パワーブロウニーとかなんとか言ってた……何だっけ、スラッシュアックスとか言ってた。
 防具はカブラシリーズって言う赤い防具だ。胸元がスースーしてなんか落ち着かなかったけど、今は慣れている。
 酒場とか言う変な臭いがする所を後にして、アタシとエミル、ブルとルージュは狩り場に向かった。

「な、なんだここ……真っ白だぞ!?」
 氷海とか言うここは、周りが真っ白だ。
 何かやけに寒いし息を吐くと白い何かが出てくる。
「えっ、雪知らないの?」
 エミルは驚いている。
 雪。
 あぁそうか、本で読んだことがあったぞ。
 この白くて冷たいのが雪って言うのか。
「し、知らなかった。白くて冷たいモノだとは聞いてたけど、こんなに冷たいなんて知らなかった……!」
 身体が震える。凍えてしまいそうだ。
 震えるアタシにエミルは心配そうに見てくる。
「だ、大丈夫?寒いの苦手だったの?」
「い、いや大丈夫だ。動いてたら温かくなる」
 さ、さすがにこれは辛いぞ。
 早くウルクススとか言うヤツを見つけて戦わないと、アタシが動けなくなってしまう。
「ホットドリンク、飲んでるよね?」
 ん?ホットドリンク?
「ホットドリンク?なんだそれ」
「……ちょ、え?」
 ホットドリンクって何だ?
 エミルは信じられないみたいな顔をしている。
 何だ?アタシが何か変なことでも言ったのか?
 信じられないみたいな顔から、エミルは困ったような顔になる。
「ホットドリンク、知らなかったんだ……。えっとね……」
 エミルはポーチから何かごそごそしている。
 そう言ったエミルの手には赤いビンが乗っている。
「これ、飲んでみて」
「お、おぅ」
 アタシはちょっとドキドキしながら、それを開けて飲んでみる。
「!?!?!?」
 な、なんだこれは!?
 舌や喉がヒリヒリして、何か身体が暑くなってきたぞ!?
「ゲホッゲホッ、な、なんだこれ、口がヒリヒリするぞ!」
「うん。でも、温かくなったでしょ?」
「た、確かに温かくなったが、ん〜……」
 温かくなったが、こんなにヒリヒリする思いをしなくちゃならないなんて、何か嫌だ。
「セツさんって、訓練所卒業のハンターじゃないの?」
「くんれんじょそつぎょう?変な所で武器の扱いとかは教えてもらったが、こんなヒリヒリするものは教えてもらってないぞ?」
「…………」
 またエミルは困ったような顔をする。
 だからアタシが何をしたって言うんだ?
 
 そんなこんなで、ベースキャンプを出るアタシとエミル、ブルとルージュ。
 ウルクススとか言うのはどこにいるんだ。
「んーと、ここから、洞窟か、坂道か、平道だね。どこにいそう?」
 エミルは地図を広げながらアタシに話し掛けてくる。
 どこにいるかなんて分かるもんか。
「このどこかにはいるんだろ?ぐるっと回ればいいんじゃないか?」
「ん、んーと、じゃあ、エリア2から」
 そう言うと、エミルは平たい道を進んでいくので、アタシもそれに続く。