Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.988 )
  • 日時: 2014/07/02 15:51
  • 名前: 翼の勇車 (ID: i1EKrUOA)

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第十二話〜リミッター解除ぉ!!〜

「(今日は遅いっすねー、アカリさん)」
「(むう……少し心配だな)」
よーっす、俺、神山ルーツ。あれからずっと毎日来ていたアカリちゃんが来ない。まあ、アカリちゃんだってハンターなんだし、緊クエでも来たんだろ。
「(あ、来たみたいっすよ)」
桐谷ンポスの声で頭を起こすと、ベースキャンプの方から走ってくるアカリちゃんが見える。……しかし、その姿はボロボロだった。
「ミラルーツ!」
大きな声で俺を呼ぶアカリちゃん。何があったんだ?
「今……ドンドルマの街に、シェンガオレンが向かってるの! 上位ハンターやギルドナイト達は、あなたの調査に古塔へ行っていて、間に合わないの! どうしよう……私の大好きなおじさんや……街の人が……うっ、ひうぅっ……ミラルーツ、助けてぇ!」
泣き崩れるアカリちゃん。隣を見ると、苦虫を噛み潰したような顔をする桐谷ンポス。勿論俺だって不愉快だ。第一……アカリちゃんを傷つけ、泣かせた糞蟹を、俺は許さねえ!
「(桐谷、乗れ)」
「(リョーカイっす!)」
桐谷を背に乗せた俺は、翼を広げ、空へと舞い上がる。
「グオアアアアアァァァァァ!!!!!」
咆哮を上げ、アカリちゃんの前に着々する俺。突如現れた俺にビクリと体を震わせるアカリちゃん。
「ミラ……ルーツ……本当に聞いていてくれたの?」
「グウルルル……(当然。アカリちゃん可愛いし)」
「ギャオオウ……(いくら聞こえないとはいえぶっちゃけますねぇ……)」
背中のドスランポスのツッコミは無視し、頭をアカリちゃんの前へとつきだす。
「乗って……いいの?」
「グオウ!」
「……本当に……ありがとう……ありがとうっ、ひうっ」
「(……先輩、リア充おめでとうっす)」
痛い視線が背中にダイレクトに感じるが、まあ気のせいだろう。
「ごめん……取り乱しちゃった。お願い!」
頭によじ登ったアカリちゃんの声で再び体を起こすと、大きく咆哮を上げながら飛び立った。