Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目!( No.79 )
  • 日時: 2014/08/23 20:11
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bikIXC4y)

支援ついでに一度やってみたかったものを。


番外編〜人間の星(我が小説初のエタ無し番外編)part1〜

モンスター達の支配する世界。その世界のとある密林へと、それは静かに降り立った。淡い光を放つそれは、密林に眠る者達を起こす事なく、静かに見守っていた。

プオー……
密林に、カスケ君の角笛の音が響く。
「きたきたっ、やっほーミズキ、カスケ、ネオ!」
「おはよーギザミ! 何か今日は凄く嬉しそうだね」
早々に出迎えてくれたのはギザミ。いかにも待ってました感が伝わってくる。
「いやちょっとね。三人ともついてきて!」
ギザミは私達三人をハサミでひょいと持ち上げると背中に乗せ、不可侵入領域へと入っていった。

「おーいみんな、ミズキ達連れてきたよー!」
なにやらよくわからないまま連れて行かれた先……突如開けた広大な広場に、なんと今まで会ってきた全ての超大陸モンスターが集結していた。……が、そこに一ついつもとの大きな違いがあった。
「来たか」
こっちを見たクックの足元に、小さな女の子がしがみついていたのだ。多分年は六歳くらい、濃い紫色の長髪で薄紫色のかわいらしいワンピースを着ている。そして裸足だった。
「……え?」
ギザミから降りた私はその女の子を見る。するとその子は私のところへとことことやってきて……。
「お姉ちゃぁん……」
「えっ、まさかルカ!?」
コクコクと頷くモンスター一同。
「ええぇーー!?」

続く……