とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD( No.34 )
  • 日時: 2013/11/14 18:35
  • 名前: 赤衣の男 (ID: MznPn4K0)

第二部
<第十話>「旅立ち −美しき世界へ− 」

     <出発してまもない俺たち>

デステ 「さっそくなんだけどさ、どこ行く?」
ガル  「確かに決めてなかったな。」
デステ 「行きたい所ある?」
ザック 「いや、とくに、なぁ。」
トラン 「あぁ。」
     と、どこに行くか悩んでいる時アイルーの声らしきものが聞こえた。
??? 「ニャニャニャニャニャ〜助けてニャ〜」
     なんとそのアイルーはドスランポスの巣に入ってしまったらしく
     ドスランポスに追われていた。
??? 「ニャニャ!!そこのハンターさんたち〜たすけてニャ〜。」
ガル  「助けるか?」
デステ 「んー助けるか、俺達初の実戦だな、いくぞ!!」
??? 「ちょ、ちょっと待ってニャ、言い忘れたんニャけど
      ぼく三匹のドスランポスに追われてるニャ、だから三匹頼むニャ、
      一匹はここ、もう一匹は森の中、そしてもう一匹は洞窟ニャ、
      だから三匹とも頼むニャ。」

一同  こ、こんのクソ猫ォ。

ガル  「三匹ぃ?多くね?。」
デステ 「ま、まぁいいよ、じゃあリーダーは実力的にザック、バレル、ガンス!!
      そしてまず、ザック班はヒデヨシ、ガル、ケイン。」
ザック 「わかった、俺らは洞窟のほうにいく。」
デステ 「ガンス班は、トランス、ソフィー、シア。」
ガンス 「わかった、森はまかせろ!」
デステ 「残りはここだ。」
バレル 「わかったが、まわりを見ろ。」
     話をしているうちに俺たちは360度囲まれ逃げるところをふさがれていた。
バレル 「さ、さすがは走竜下目、リーダーの統率力が半端じゃねぇ。」
デステ 「じゃあランポスから倒すか?」
バレル 「いや、あの崖の上を見てみろ。」
      そこにはランポスが何十頭もいた。
バレル 「この量は異常だ、このドスランポス・・・この一帯のボスか・・・。」
ミラ   「じゃあドスランポスから狩るの?」
バレル 「い、いや半分に分かれよう、おいそこのアイルー、お前戦えるか?」
??? 「まかせてほしいニャ、僕はアイルー村一のアイルーニャ!!」
バレル 「そうか、じゃあ俺とデスティニーはドスランポスを狙う、
      ミラとあと・・・。」
ニャン 「ニャンターニャ!!」
バレル 「ニャンター、お前らはランポスを狙え!」
ミラ   「わかったわ。」
バレル 「いけ!!デスティニー俺が援護する。」
デステ 「まかせろ!!」
     タッタッタッタッタッタ
デステ 「これが狩人の頂から教わった大剣だぁぁぁぁぁ。」
     縦斬りがきまった。
バレル !!うまい、キルとほとんど変わらない。
デステ 「うぉぉぉぉぉぉぉぉ」

     <そのころ森組(ガンス組)>

ソフィ 「いないですね・・・。」
シア  「こういうところって新種のモンスター
     いそうだよね。」
     と、油断している四人の後ろに光る目が
     八つ・・・。

     <そのころ洞窟組(ザック班)>

ガル  「あーいたいた、あいつだな。」
ヒデヨ 「そうでゴザルな。」
ケイン 「いこー、みんな食べられるかもしれないけど。」
ザック 「あいかわらず縁起悪いこと言うな、
     敵は一匹だ、いくぞ!!全員全力で突っ込め!」

     <そして再び平地組(バレル班)

ニャン 「ニャッ、ニャッ!!」
ミラ   「き、きりがないわ。」
デステ 「ま、まだ死なねぇのかよ、ハァ、ハァ。」
     
     戦い始めてから約40分ほどたっていた。
     こちらは回復薬、砥石などが底をつき
     討伐が厳しい状況になっていた。
バレル 「い、一度撤退しよう、走れ!!やつを
     ふりきるんだ。」
     と、逃げろの指示が出た瞬間ニャンター
     は俺の背中にとび乗ってきた。

デステ 「なっ・・・。」
ニャン 「ゴメンニャ、僕アイルーだから足遅いニャ。
     だから運んでニャ。」
デステ 「あ、あぁ・・・わかった。おい、バレルどこに
     逃げればいい?」
バレル 「森へいこう、ガンス班と合流する。」
      
     そしてすぐに俺達は逃げた、ドスランポスも
     かなり傷をうけたのかあまり追っては
     こなかった。

デステ 「ハァ、ここまでくれば大丈夫か・・・。」
バレル 「あ、あぁ、あまり追ってこなかったな。」
ニャン 「ハァ〜、死ぬかと思ったニャ。」
デステ 「ハァ〜っておれの背中に乗ってただけ
     じゃねえか!!。」
ニャン 「ゴ、ゴメンニャ。」
デステ 「まぁいいけどさ、一つ聞いてもいいか?」
ニャン 「なんニャ?」
デステ 「このまま合流して逃げるってのはだめ
      なのか?」
ニャン 「ダメニャ、僕の仲間が連れてかれてるニャ、
     だから早く助けニャいと。」
デステ 「そうか、じゃあ早く平地へ戻ろう。」
バレル 「そういうわけにはいかない、今いっても
      返り討ちにされるぞ。」
デステ 「でもさ、ニャンターの仲間に命は
     一刻を争うんだ、早くいかないと。」
ミラ   「そうね。」
バレル 「ハァー、わかった。」
デステ 「よし!!いくぞ!!」
ニャン 「ニャーーー!!」
     俺達はニャンターの仲間を助けるために
     再び平地に向かった。