とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD( No.65 )
  • 日時: 2014/02/15 14:01
  • 名前: 赤衣の男 (ID: WcN8FsqL)

第二十話「絶対強者」

    ティガレックスはいきなり、息を大きく吸い耳をふさいでも鼓膜が破れるのではないか
    と思うぐらい大きな咆哮を上げた。そして耳をふさいでいるガンスに向かっていきなり
    突進をしてきた、それをガンスはギリギリでガードをしたが五メートルぐらい吹き飛ばされてしまった。

デステ 「大丈夫か!!」
ガンス 「あ、あぁ、なんて力だ、まだ・・・右手が痺れてやがる。」
  
     そしてどんどんティガレックスに追い込まれニ十分でザック、ヒデヨシ、ソフィー、
     シア、トランスの五人がキャンプ送りにされてしまったがこの装備で攻撃を受けて
     死んでいないだけまだいい。

ダルコ 「バレル!!岩が飛んでくるぞ!!」

     ダルコは昔の傷で引退しているので戦うことはできないがティガレックスから
     できるだけはなれて指示をしている。ティガレックスと戦ったことのない俺たちに
     とってはその指示はとてもありがたかった。

ガル  「バレル!!岩が来てるぞ!!よけろ!!」
     バレルは岩が飛んできているのに全くよけようとしない
ダルコ 「心配するな、大丈夫だ。」

     ダルコの「大丈夫だ」の一言にガルは戸惑ったがすぐにわかった。
     バレルは岩の軌道がわかったのか三つ飛んでくる岩の間にいてうまく岩をよけていた。

デステ 「さすがバレル。」

     バレルは810期生の中でもキル、エドガーに
     次いで実力は優秀で、学力なら810期生一の
     頭脳を持っている。

バレル 「おい、ガル、人の心配をしてる場合か、
      右へ飛べ。」
ガル  「え?」

     ガルは岩の方に集中がいっておりティガレックス
     を完全に見失っていた、なのでとりあえず
     右に飛んでみた、するとすれすれの所を
     ティガレックスが通過していった。

ガル  「す、すまねぇ、助かった。」
バレル 「礼はいいからティガレックスから目を離すな、
      もう一回来るぞ。」

     バレルの言った通りティガレックスは走りながら
     むりやり向きをか変え、再びガルに向かって突進
     をしてきた。しかし今度は気付いていたので
     楽にかわすことができた。ティガレックスは
     そのまま勢い余って牙が壁にささってしまった、
     その隙にデスティニー、ケイン、ガンス、ガル
     は自分の最高の一撃を決めた、これには
     さすがのティガレックスもひるみ一歩後ろに
     のけぞった、そしてティガレックスは後ろに
     飛び、真っ赤な顔になり、大きな咆哮を
     上げた。二十分かけ、やっと怒ったのだ。
     怒ったティガレックスは前よりもスピード
     をあげ、再びガルに向かって突進をしてきた
ガル  「ま、また俺かよ。」
     ガルはさすがにもう突進に慣れ避けるのも
     簡単だと油断していた、しかしティガレックス
     はそのスピードのまま前にジャンプしてきた。
     さすがに、これには予想してなかったガルは
     ティガレックスの攻撃を直撃してしまった。
ガル  「ク、クソ・・・・・・。」
     ガルはそのまま気絶してしまった・・・。
     
―――――――――――――――――――――――
>>64
ありがとうございます、頑張ります