MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十ニ話終わりました( No.86 )
  • 日時: 2014/05/16 20:57
  • 名前: 赤衣の男 (ID: WFzcBRgN)

第三十三話「エルザ奪還作戦 そのB

      ショットとランサーは王がいる大広間の扉の前の角まで来た
ランサ 「見張りは二人ですね」
     扉の左右に兵士が一人ずつ立っている
ショッ 「また私が倒す。行こうか」
     
     さっきグラウベンを脅した時から全くボウガンを触っていない
     つまりまだ貫通弾が入っていると思ったランサーはショットを止めた
ランサ 「弾は変えないのですか?貫通弾のままでは?」
ショッ  「ん?あぁ、さっきから睡眠弾だよ、俺は人を殺せるような人じゃない」
ランサ 「よく言いますよ、国王を殺すんじゃないんですか?」
ショッ  「あいつは・・・な」
ランサ 「もう「魔弾のユスティーツ」のころのあなたはいないんですね」
ショッ 「知ってんのか・・・昔の私を」
ランサ 「えぇ、ここに来る際ギルドにみっちり教えられました、
     東シュレイドの兵士を一人で何十人も殺しその際弾道のブレが
     大きいボウガンを使っていたことから「魔弾使い」と呼ばれてたとか」
ショッ 「フフッ、古い話だ、さぁそんな話は終わりだ、
     とっとと国王を暗殺しよう」
     
     そう言いながら角を曲がり
     兵士に堂々と姿を見せた

兵士  「誰だぁぁ〜」
     
      バタッバタッ

     再び鮮やかな手さばきで睡眠弾を二人の
     兵士に放った
     そして・・・・・ついに扉の前に二人は来た
ショッ 「ランサー君、三つ目の作戦だ、私が目立つ
     行動で兵士をおびき寄せ国王を暗殺する
     その間にエルザを君のもとへ向かわせる
     そして君と二人でこの城を先に脱出してくれ」
ランサ 「はい、わかりました」

ショッ 「ここまで俺のわがままに付き合ってくれて
     ありがとう、よーし、じゃあ行こうか、
    命を賭けた本気の戦いだ」

    ギィィィー

    鈍い音と共に扉が開いた。
    その瞬間全ての人の視線がショットへと向けられた


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>>85
確かに少しずつですが増えてきましたね
応援ありがとうございます