- 日時: 2014/02/08 16:54
- 名前: アクア ◆pVZdWIZl7M (ID: bHk2kOPE)
>>462 第1 >>482 前回
Monster Hunter~狩人の使命~ 第5 偶然か、導きか ************
Karusは、焦っていた 荷車の通った道を必死に思いだしながらただひたすらに走った そのあとにギルドナイトと、2人の上位のハンターそして先ほどの男性がKarusを追いかけていた 遠くで、飛竜種独特の咆哮が聞こえた
(今のは、さっきのリオレウスの...!mokaさんは......!)
そう思うと走る足がさらに速まる 遂にリオレウスの姿が目視出来る場所まで見えた mokaも火竜と向き合い短い二つの剣を振るっていたが、息は荒く装備から見える肌には血がついている
「mokaさん!無事ですか!」
本来は聞こえる筈のない声のする方向へ目を向けると数人のハンターらしき人とKarusが たっていた
「Karus!なんでお前が...!」 「moka!?アイツmokaなのか!?」
赤茶の男性がKarusに問い詰める、知り合いですか?と声をかけると
「あ~...、知り合いというか家族というか、これが終わったら教えるわ」
そう言い残すと、背中にかけていた太刀と呼ばれる東の国からきた刀でリオレウスの尾を切りつける その時、mokaは男の存在に気がついた
「お前...何でここに!?」 「偶然か、導きかは知らねぇがここに派遣された!...お前ら、捕獲できるぞ!」 「分かりました!」
男性の指示を受け一人のハンターがリオレウスから少し離れたところにシビレ罠を設置する mokaと男をうまく間合いを取り、リオレウスを罠にかける そして別のハンターが捕獲用麻酔玉を二発ほど投げつけると 空の王者は静かに眠り始めた
「......あ~~、疲れた~~...」 「一件落着...だな」
mokaはそういうとその場に、倒れ混むように寝転がり 男性は何処からか煙草を取りだし吹かし始めた
「...てか、なんで紅圜がいるんだよ...」
mokaはふてくされたかのように、紅圜と呼ばれた男に聞いた
「さっきも言った通り、ギルドから派遣だよ...しかしあっちまうとはなぁ...」 「えっと...紅圜さんでしたっけ、何でmokaさんのことを?」
Karusが困ったように紅圜に聞くと紅圜は唖然とした表情になり、え、お前らできてんの?と何を勘違いしたかとんでもないことを言い出した 慌てて、Karusとmokaはその事を否定し紅圜がmokaにしばかれたのは割愛しておこう
「あ~、なんったらなぁ...mokaのいた村でオレが居候の形で住んでいてよ、その時mokaがオレに武器の使い方を教えてくれっていってきて...まぁ師匠みたいなもんさ」 「けど、mokaさんは双剣ですよ?紅圜さんは太刀ですし...両方使えるんですか?」 「基本的には何でも使えるな、遠距離は弓だけどな」
そういうと、紅圜はふぅと肺にためていた煙草の煙を出す
「まぁ、詳しい話はあとだ...集会所へ戻ろう」
mokaがそう言い、立ち上がろうとすると少しゆらりと彼女の体は揺らめいた
「大丈夫ですか!?mokaさん!」 「ああ、スマン手を貸してくれ...」
Karusはmokaの肩を持ち少し重い足取りで集会所へ向かった ************ 少し短めかな? そして雪だ、ひゃっほい!\(^o^)/
|