- 日時: 2014/02/13 15:59
- 名前: アクア ◆pVZdWIZl7M (ID: IW3ydmpd)
>>489 前回 >>462 第1
Monster Hunter~狩人の使命~ 第6 ハチミツ ************
Karusはmokaの肩を持ち、紅圜はタバコを吸いながらバルバレのハンターズギルドに向け歩いていた ハンターたちは、そのまま未知の樹海と呼ばれる不可思議な場所に向かって行ったので3人は自身の足で歩いていた そのまま無言のまま、20分ほど歩くと巨大な船の形をした特徴の施設が見えてきた ハンターズギルドだ
「お、着いたな...あ~~、やっとだ...」
紅圜が気の抜けた声で言うと何故か今まで体を支配していた緊張が消えKarusは安堵からか、その場に倒れそうになった しかし彼はmokaの肩を持っているのでギリギリで持ちこたえると紅圜のあとをおいギルドの中へ姿を消した...
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「全治2週間!?無理!今すぐ狩りにいくって!」 「大丈夫じゃねーよ!骨にひびはいってんだぞ、よく無事だったよ!」 「そうですよ、mokaさん!それで症状が悪化したらどうするんですか!?むしろよくそれだけですみましたね!」
mokaの怪我は多少の引っ掻き傷と火傷、足の打撲に腕の骨にひびという重症でハンター御用達の病院に来ていた 症状はハンターからすれば甘い方だが少しの油断が後遺症や別の症状を引き起こすこともある 紅圜はその事を配慮し全治2週間ほどの治療期間をmokaに与えたのだが、mokaは元々見かけによらず一度決めたことは曲げないという頑固な性格だった そのためKarusとの約束もあってか現在、紅圜とKarusと言い争いをしていた しかしさっきから話は進展せず両者は認められずにいた
(あ~~、このまんまじゃ埒があかねぇ...しょうがねぇか...)
紅圜は考え自身の最後の手段とも言える方法にでた
「いい加減にしろ!moka!2週間だろ、我慢しろよ!」 「嫌だ!Karusとの約束が先だ!!」 「お前のハチミツ棄ててもいいのか!」 「なっ......!?」
ハチミツ 彼女は、元々甘いものが好きだった ハンターになりたてのころ紅圜に秘密で彼のハチミツを食べその美味しさに引かれ 今やmokaのボックスには、溢れんばかりの琥珀色に輝くハチミツであふれ返っていた mokaには、ハチミツがない生活など考えられないほどにまでにハチミツを愛していた その彼女からハチミツを取ってしまうと狩猟本能など微塵も感じさせないほどハンターじゃない人になるほど静かになる
「や、やめてくれ!紅圜!頼むから!ハチミツだけは!!」 「じゃあそのボロボロの体をなんとかしろ!じゃないとハチミツは没収!」
Karusは、仲がいいのかわからないくだらないことをギャーギャー言い合っている二人をホッとしたような表情で近くにあったイスに腰かけていた
************ すごく大事なことをいい忘れてました この小説は、構造や私の都合のいい設定がてんこ盛りです なるべく原作のMonster Hunterの世界観を崩さないように気をつけます 大事な報告が6話でいいのか\(^o^)/ |