- 日時: 2014/05/06 11:29
- 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: 6lwjBm5F)
モンスターハンター「焔の詩」10話後編 アズルライト&アンバー 「アズルライトさん。ここは僕がやります。下がっていてください」 そう言って、身を低くして走り、ラージャンの懐へ飛び込み、右脇を切り裂く。 下がっていろとは言われたが、パーティーの一員を一人で戦わせる訳にはいかない。 武器を構え、切り上げを頭に当てる。 ラージャンは怯む事無く次の動作――ボディプレスに移る。 私は後ろへステップして、範囲外に出て、剣形態へ変形させ、脳天目掛けて振り下ろす。 アンバーはと言うと盾でガードの体勢を取りながら後ろへステップし、何事も無かったかのように攻撃へ転じた。 (一気に決める! 属性開放突き!) スラッシュアックスを構え、ラージャンの頭に突き刺す。 そして装填されたビンを一気に放出し、切り裂く。 その一撃で怯み、そこにアンバーが斧形態へ変形させ、属性開放斬りを右の腱に当てる。 そしてラージャンから少し距離を取る。 ラージャンがジャンプし、空中で回転しながら落ちてくる。 2人巻き込むつもりだろうが、アンバーは盾でガード体勢を作り、バックステップで既に距離を取っていた。 私はアンバースラッシュを地面に立て、刃の反っている部分を踏み、柄に足をかけ、跳躍する。 全てはケチャワチャの低空飛行を避ける際にやったものの再現だった。 ――跳躍するまでの事は。 空中で剣形態へ変形させ、ラージャン目掛けて振り下ろし、そのまま属性開放突きへ移行する。 落下しながらのそれは、落下速度を伴い、通常のものよりもはるかに高い威力を呈し、フィニッシュと同時に地面へ叩きつける。 これが致命傷となり、ラージャンは足を引きずり、巣へ移動しようとしている。 こんな絶好のチャンスをみすみす逃すアンバーではない。 アンバーが剣形態のスクアリーアルマードを一閃する。 それがラージャンの右の腱を捕らえ、ラージャンが転ぶ。 恐らく腱が切れたのだろう。そのままラージャンに二撃三撃と与え、チャージし、属性開放斬りをする。 ラージャンはその場で動かなくなった。 「・・・・・・師匠のところへ急ぎましょう」 アンバーは一言そう言い、ジェノスを探しにその場から去った。
>>300キリ番が1話とは・・・・・・中々縁起がいいですね(?) それと、第二期やることが決定しました
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