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Re: 暇だから小説書くわ。【3.14更新】 ( No.2 ) |
- 日時: 2014/03/14 20:25
- 名前: 葵只 ◆9sSjKSOhi2 (ID: c8Ixzzgj)
なんか長いな。 改行抑えますか。
第二章 決断
少女の名はアリカ。 3年前、弟を無くし、養子としてこれまで育てられてきた。 年は既に16歳、ハンターに成ることができる年だ。
「アリカ・・・本当に行くのかい?」
養子として引き取られた家は意外にもかなり若い夫婦の下であった。 おばさんが病気で子供を産むことができない、よく養子を引き取っている家庭だ。 どちらも優しく、ずっといたいと思っていた。 しかし、アリカは決断したのだ。
「ごめんなさい、おばさん、おじさん。私、人助けしたいから・・・」
アリカがハンターになると聞いた時の顔は今でも鮮明に思いだせる。 実の子ではないといえ、三年も一緒にいたのだ。必死に止められた。 「いいえ。貴方は優しいの。きっと夢が叶うわ。」 「アリカ。辛いことがあったらまた来なさい。待っているから。」
『いってらっしゃい。』 おばさんとおじさんは笑顔で私を送ってくれた。
『いってきます!!』 私も負けじと最高の笑顔で家を出た。
―――――一年後。
アリカは見事に初心者ハンターを卒業した。 その期間はこの五年の中で最も最速であるとハンター教官が言っていた。
最初は片手剣をマスターするのだが、アリカはいまいちあつかえず、ライトボウガンに触ったとき、一番自分に合う武器だと気づいた。 卒業試験のドスジャギィ狩猟は一番早く、ベテラン顔負けの速さで帰ってくるほどであった。
「これでよし、と・・・」 アリカの装備はジャギットファイア。初心者に最適な一丁だ。 防具はバトルシリーズ。攻撃力、装填速度を上げる上クラスの防具だ。
アリカがハンターになったとき、最初に挑むモンスターは決まっていた。 ドスランポス。弟の仇だ。
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Re: 暇だから小説書くわ。【3.14更新】 ( No.3 ) |
- 日時: 2014/03/14 20:38
- 名前: 葵只 ◆9sSjKSOhi2 (ID: c8Ixzzgj)
第三章 無謀
アリカは密林に来ていた。 ドスランポスがこの時期おかしい、ということで討伐依頼が出されていた。
基本的な動作などはすべて予習済みだ。 ほとんど対策していると言っても過言ではなかった。
携帯ポーチに閃光玉、罠を押し込み、弾も全て持っていく。 アリカはスタスタと歩いていくと、弟を失った場所についた。 アプトノスが何匹か草を食べている。 ケルビも何匹か飛び回っており、ランゴスタも見えない位置で休んでいる。
「あれから四年・・・か」 アリカは再び歩き出すと、視界の開けた場所についた。
ランポスが何匹か獲物であるアプトノスを囲んで襲いかかっている。 ランポスは群れで行動し、群れで狩りをする。
一旦置き
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Re: 暇だから小説書くわ。【3.14更新】 ( No.4 ) |
- 日時: 2014/03/15 18:47
- 名前: てきと (ID: 1lq70vSa)
てきとちゃんも苦笑い
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Re: 暇だから小説書くわ。【3.14更新】 ( No.5 ) |
- 日時: 2014/03/15 19:15
- 名前: カゲヤっさん ◆ozOtJW9BFA (ID: 07U0vR3e)
>>4 なんで?結構よくね?
小説書く人増えてうれしいよ
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Re: 暇だから小説書くわ。【3.14更新】 ( No.6 ) |
- 日時: 2014/03/16 01:15
- 名前: 龍姫 ◆39JCODjUas (ID: LbdJoR05)
>>0 とても読みやすく、内容も面白いですね。 これからの作品が楽しみです
地味〜にファンだったり。
ところで皆さんにお聞きしますが個人的に小説スレを建てるのって良いのですか? もし良いのなら是非書いてみたいのですが駄目ですかね?
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Re: 暇だから小説書くわ。【3.14更新】 ( No.7 ) |
- 日時: 2014/03/16 06:54
- 名前: (feces) (ID: gAB4LlwY)
>>6 いいと思うよ
今まで見たのより面白いかも
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Re: 暇だから小説書くわ。【3.14更新】 ( No.8 ) |
- 日時: 2014/03/16 11:17
- 名前: 葵只 ◆9sSjKSOhi2 (ID: EwPm.y2W)
お世辞が多くてクソワロチン
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Re: 暇だから小説書くわ。【3.14更新】 ( No.9 ) |
- 日時: 2014/03/16 13:52
- 名前: 葵只 ◆9sSjKSOhi2 (ID: EwPm.y2W)
>>3続き
当然そこにはリーダーがいる。 ドスランポスはその一匹だ。ズル賢く、体力が減ってくると移動を始める。 しかしそれでも危険度はかなり低い方であり、ちょっとした技術があれば初心者ハンターでも狩れる。
「ランポスは三体・・・ここにはいないか」
アリカはアプトノスには悪いがその場を離れた。 この時期は繁殖期なのでアプトノスが爆発的に増える。 アリカもセールで売っていた生肉を買い占めれるほどに増える。 とにかく増える。しかし数が少ししか増えないのは肉食竜によって減らされているからだ。 自然界は呆れるぐらいに生態系を守っている、というわけだろう。
ガサガサ・・・ 「っ!?」
アリカが余所見をしながら歩いていると茂みの影から音がした。 アリカは咄嗟に前転すると先ほどいた場所に大きな影が現れた。
赤いトサカ、ランポスより鮮やかな青の鱗。そして切れ味抜群そうな爪。 確かにドスランポスだ。だが・・・
「トサカの形が違う!?」
明らかにトサカの形が違い、目も充血しており涎をダラダラと垂らしている。 だがそのトサカには木の棒で叩いたような後がある。
聞いたことがある。 この世には通常とは姿、力、違う特異個体がいることを。
そしてこのドスランポスは・・・
あ の ド ス ラ ン ポ ス だ
特異個体は報酬は高い。が、その強さは並大抵ではない。 特にドスランポスの特異個体は古龍をも超える凄まじい力だと言う。
ここで引くべきか?それとも無謀な狩りをするのか? アリカは続行する判断を下した・・・
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Re: 暇だから小説書くわ。【3.16更新】 ( No.10 ) |
- 日時: 2014/03/16 14:11
- 名前: 葵只 ◆9sSjKSOhi2 (ID: EwPm.y2W)
あと自分ではあまり上げないようにする。 つまり感想ください(殴
第四章 運命
時は既に夜を越えていた。 しかし未だにドスランポスは弱ることもなく、アリカの弾は既に現地調達分もなくなった。 そして何よりアリカの体は限界だった。
途中何度かドスランポスの噛みつきを受けた。しかし防具により大事には至らなかったが、感覚が麻痺している。 アリカは未だに諦めてはいなかった。支給品箱になんと、通常弾Lv2が入っていたのだ。 限界がきた体に鞭を打ち付け、アリカはベースキャンプから出ようとした。
しかし何者かに手を掴まれた。
「きゃっ!?」
「まあ待て」
アリカの手を掴んだのは紛れもなくあのハンター・・・四年前に助けてくれた双剣ハンターだ。 あのあと、養子として引き取ってくれる家庭を探してくれたのもこのハンターだった。 名前は確か・・・ヴェルズだ。
「ギルドから捜索依頼が出されている。もう制限時間は過ぎているぞ」
「でも私は!後少しなのに!」
わがままなのはアリカもわかっていた。 既にギルドが定めた制限時間もすぎている。 しかし、僅かな希望がまだポーチにあるのだ。 このチャンスを見逃すわけにはいかない。
「・・・分かった。ギルドには俺から言っておく。」
ヴェルズは呆れたように首をふる。
「但し、今回は街に帰る。この依頼はアリカの独占ということにしてな。」
ヴェルズはギルド専属のハンターらしい。 既にG級ハンターの資格もとっており、ギルドの偉い方々ともふれあっているというから驚きだ。
しかしアリカはもう何も考えられずにいた。 結局その日は街へ帰還することになった。
次の日。 アリカはギルドの受付嬢から説教を受けていた。
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Re: 暇だし小説書くわ。【3.16更新 第四章前半】 ( No.11 ) |
- 日時: 2014/03/16 15:07
- 名前: カゲヤっさん ◆ozOtJW9BFA (ID: ErBdLaMT)
ドスラン強すぎワロッシュ レベル100ギルクエですねわかります
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Re: 暇だし小説書くわ。【3.16更新 第四章前半】 ( No.12 ) |
- 日時: 2014/03/16 18:25
- 名前: 紅魔 ◆39JCODjUas (ID: LbdJoR05)
>>11 ん…? フロンティアのドスランじゃ? モドリ玉効果のゲロ吐いてくるストレス製造機
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Re: 暇だし小説書くわ。【3.16更新 第四章前半】 ( No.13 ) |
- 日時: 2014/03/16 18:45
- 名前: カゲヤっさん ◆ozOtJW9BFA (ID: ErBdLaMT)
>>12 マジで? フロンティアやったこと無いけどそんなうz・・・強いの?
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Re: 暇だし小説書くわ。【3.16更新 第四章前半】 ( No.14 ) |
- 日時: 2014/03/16 18:54
- 名前: 紅魔 ◆39JCODjUas (ID: LbdJoR05)
>>13 確かモドリ玉だったはず あと特異個体ドスランは吹っ飛んでも受け身を取るから面白いよ 超アクロバテイック(笑) 更に振動を起こすっけな? 最近してないから分かんないわw あやふやでごめんな
つまりドスランはそんなつy…うざいんよ
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Re: 暇だし小説書くわ。【3.16更新 第四章前半】 ( No.15 ) |
- 日時: 2014/03/16 19:39
- 名前: カゲヤっさん ◆ozOtJW9BFA (ID: ErBdLaMT)
>>14 いあいあ、情報あり 情弱なもんで・・・(f怖い何て言えない)
受身を取るドスラン・・・イラァ
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Re: 暇だし小説書くわ。【3.16更新 第四章前半】 ( No.16 ) |
- 日時: 2014/03/16 21:46
- 名前: 葵只 ◆9sSjKSOhi2 (ID: EwPm.y2W)
今回から狩りの描写入れまっせ。 迫力少ないかもしれないけど頑張って盛り上げます。
第四章 運命2
アリカはドスランポス特異個体との戦いのあと、未だに被害が出ず、密林から出る気配がないドスランポス特異個体との戦いに備えていた。 初めアリカは自分の持つ知識だけでバンデットファイアを作り、そのまま挑もうとしていたがドスランポス特異個体が一時期密林から離れているということを聞き、イャンクック討伐依頼を受けていた。 同行者はヴェルズと、そこら辺にいたハンター、片手剣使いのアルファである。 ヴェルズはG級装備であるが今は上位のブラキSシリーズ、フローズンクリーパーを装備している。 理由としてはG級ハンターはなにかと面倒だから、らしい。 アルファもアリカと同じ時期に出てきた初心者だ。ジャギィ一式にポイズンタバルジンを担いでいる。
「な、なんで俺強制的に入られてるんだ」
アルファは戸惑っていると後ろからヴェルズが思いっきり肩を叩く。 アルファはもちろんよろけた。
「こいつだけじゃ心配なんだよ、まああんたも無謀そうだからこうして誘ったわけだ」
アルファはイャンクックの依頼を受けようか迷っていたところ、ヴェルズに捕まってしまった。 ヴェルズは細身でありながらやはり並大抵のハンターよりも説得力がある。歴戦練磨のヴェルズとはよく考えたものだ。
今回のイャンクックは主にいる密林ではなく、樹海に現れたらしい。 繁殖期故に気が荒々しいのは気軽に想像できる。ヴェルズはなるべくサポートに特化するようで主な火力はアリカとアルファだけだ。
アリカ達がたどり着いた樹海はまだまだ未開拓となっているようでベースキャンプから降りる道はかなり歩きづらい。
ネタが尽きてます。しばしお待ちください
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Re: 暇だし小説書くわ。【3.16更新 第四章前半】 ( No.17 ) |
- 日時: 2014/03/17 07:18
- 名前: てきと (ID: dvIpUBR9)
最近aちょくちょく来るで顔出せや
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Re: 暇だし小説書くわ。【3.16更新 第四章前半】 ( No.18 ) |
- 日時: 2014/03/17 09:14
- 名前: 葵只 ◆9sSjKSOhi2 (ID: vLmGKZzZ)
>>17 マジか プロハン片手使いの腕が見れるな 俺はにわかだからなぁ
ドスランポス特異個体について考察してみよう 特異個体=亜種や希少種とかいう種じゃなくて個体そのもの(一人一人違うてきな つまり過酷な環境化で生き残るため生まれてきたような特別なモンスター 無論生き残るために戦うわけだから戦闘力も圧倒的に高い 独自の技を産み出したり外敵から身を守るために自分の能力を最大限に生かすモンスターもいる 現在のドスランポスは上位ということにしてる、リアル感も出すから相当強い設定
ようはゲームのハンターはチート
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Re: 暇だし小説書くわ。【3.16更新 第四章前半】 ( No.19 ) |
- 日時: 2014/04/01 23:30
- 名前: バケツ被った只 ◆9sSjKSOhi2 (ID: nEWO/apv)
投下>>16から
ベースキャンプから降りた場所は比較的暗く、空は蔦で覆われている。 憎きランポスもちらほらと姿を見せているがこちらにはまだ気づいていないようだった。
「気を付けろよ、この樹海は色んな乱入者がいるからな」
ヴェルズが注意を促す。アリカは初めてだがアルファは何度か来ているようだ。 「この樹海はかなり要り組んでてな・・・・・・特に最近はなんかおかしいんだ」
何がおかしいのかは分からないがとりあえず蔦に隠れて見辛い、次の地形へと向かう。
そして目標は現れた。 地形は先ほどより明けているが蔦はやはり多い。 そして太陽が丁度当たっている場所に赤く、小柄だが巨大な翼を畳み寝ているモンスターがいた。 イャンクックだ。特徴的な耳は今は小さくなっているがこちらを認識すれば開くだろう。
「行くぞ!」 アルファが一目散にイャンクックへ向かう。アリカとヴェルズから見れば隙が大きい。 アリカは通常弾をリロードすると無防備な背中に襲おうとしていたランポスに一撃浴びせた。 そして二発、三発と撃ってランポスは動かなくなった。
「キェアアア!」 フィールドに特徴的な鳴き声が響き渡る。丁度アルファがイャンクックに一撃浴びせたところのようだ。 ヴェルズも同じく牽制しつつアルファをサポートする形で動いている。 アリカはイャンクックから中距離あたりの場所にある手頃な岩に隠れ、ペイント弾を頭に打ち込む。 事前に全員で決めていた行動だ。次に通常弾をリロードし、イャンクックの頭に標準を合わせた。 スコープを覗くとまだイャンクックはこちらに気づいていない。 これならば全弾撃てる、と確信したアリカは引き金を引く。
とりあえずここまで。 頭が弱いんで中々・・・ね
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