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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.52 ) |
- 日時: 2014/05/02 20:56
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: 7pE6MmXE)
〜〜第四章〜〜
〜〜〜第一話〜〜〜
「…か……だ…ぶ……お…だい…か…」 何か声が聞こえる。何を言っているかは全くわからない。 「…い、だい…ぶ……おい、…いじょ…か…おい、大丈夫か?!」 「…う、な…んだ…?ここは…いった…い……どこ…だ…?」 「大丈夫らしいな。ここはモガの村だ」 モガの村、俺は聞いたことの無い村だった。 今気付いたが周りにルキナとジランが見えない。 「そういえば…俺以外には…誰も…いないのか?」 「お前の他にも二人気絶している奴がいたな女と男一人ずついたな」 どうやらルキナとジランはいるらしい。 「そうか…。俺達の怪我はどのくらいで治るんだ?」 「そうだな…はっきりとはわからないが、一、二ヶ月ほどで治るんじゃないか」 「治るまでここにいてもいいか?」 「ああ、いいぞ。俺の名前はレイドだ。お前の名前は?」 「キースだ」 俺は怪我が治るまでここで休むことにした。
〜〜〜つづく〜〜〜
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.53 ) |
- 日時: 2014/05/03 19:02
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: GxSuZrTX)
今回はちょっと長め…かな
〜〜〜第二話〜〜〜
三日後、ルキナとジランが目を覚ました。 俺は既に普通に歩けるぐらいに回復していた。 「ルキナ、ジラン、大丈夫か?」 「ゴホッゴホッ…大丈夫です…多分」「…そんなに大丈夫じゃないです…」 多分、二人とも大丈夫じゃないことがわかった。 「そ、そうか。ここはモガの村だ。怪我が治るまでここにいていいそうだ」 「そうですか…そちらの方は?」 「俺はレイドだ。昔ハンターをやっていた」 「ちょっと待て、俺はそんなことは聞いていないぞ」 「まあ言っていないからな。因みに今は新米ハンターの指導役だ」 「無視して話し進めんなよ!まあいいか。お前他にも何かやっていただろ」 俺が何故こう思ったかというと、少しだがレイドの目が泳いでいたからだ。 「…実は俺は…シュレイド王国の軍師をやっていた」
「「「・・・・・・・」」」
「「「えぇーー!!!」」」 「そんなに驚くほどのことでもないだろ」 「いやいや、驚くだろ!!」 「で、でもキースさん、キースさんも軍師にスカウトされたことがあるって…」 「何故その事を知っているんだ?!!」 「え、えーと…あ、そうだ!ギルさんから聞きました!」 あの野郎はなに言ってんだよ!今度会ったら…まあいいか。 「まあ、何はともあれルキナとジランの怪我は軽そうでよかった」 「あ、そうだ。怪我が治ったらやってもらいたいことがあるんだが」 「ん?なにをやれと言うんだ?」 「それがだな…」 「は?!!」
〜〜〜つづく〜〜〜
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.54 ) |
- 日時: 2014/05/04 19:11
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: 3dSlBuQI)
〜〜〜第三話〜〜〜
「それがだな…俺が現役のハンターのときに闘ったモンスターが、 そのときは俺は撃退させるのが精一杯で討伐することができなかった。 そのモンスターの名前はナバルデウス、別名“大海龍“。 古龍種で俺が討伐に行った時は地震を頻繁に起こしていてそこから依頼が出された。 そのときの個体は右角が異常に発達していた事が原因で暴れていた」 「長い話はもういい。結局はそのナバルデウスだかが復活したから それを今度こそは討伐してほしい、ということだろう?」 「ああ、そうだ。が、少し足りないな。 ナバルデウスはその別名のとおり海に生息する超大型のモンスターだ。 おそらく、海での狩猟は初めてだろう? 討伐してもらいたいとは思うのだが、無理強いはしたくないんだ。 引き受けるかはよく考えてから決めてくれ」 海での狩猟は俺は初めてだったが、俺はもちろん引き受けるつもりだ。 なぜなら、気絶しているところを助けてもらった恩があるからだ。 「俺、海で狩猟したことありますよ」 「そうだったのか。そのときは何を狩猟しに行ったんだ?」 「ラギアクルスです」 「…一人でか?」 「はい、そうですけど…何か問題でもありますか?」 「い、いやなにもないが」 一人でラギアクルスだと?!おそらくコイツの事だから五分でボッコボコに… 「さて、ルキナ、ジラン、どうする?行くか、行かないか。俺は行くつもりなんだが…」 「俺は行きますよ」「私も行きます!」 「じゃあ全員で行くということで」 「わかった。じゃあよろしく頼むぞ」 俺達はナバルデウスの討伐に行くことになったが、 それよりも俺は空中で出会ったあのモンスターのことが気になっていた。
〜〜〜つづく〜〜〜
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.55 ) |
- 日時: 2014/05/04 19:02
- 名前: 翼の勇車 (ID: i1EKrUOA)
>>54 大したことないですが一応訂正です。
自身を頻繁に→地震を頻繁に
ナバルさんちっす。我はmh2(dos)しかやってないのでよく知りませんけど。(え、じゃあなんでmh4板にいるのか? 勿論「モンハン小説を書きたいひとはここへ!」シリーズを見つけたからですよ)
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.56 ) |
- 日時: 2014/05/04 19:11
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: 3dSlBuQI)
>>55 ありがとうございます!
僕もMH3はやってないので動きとか全然分からないんですけどね… 因みに僕はMHP2GとMHP3と今作しかやってないです
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.57 ) |
- 日時: 2014/05/05 21:12
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: xQygGKBh)
〜〜〜第四話〜〜〜
ナバルデウスの討伐を引き受けてから二週間程たったある日、 普通に生活ができるぐらいまでに俺は回復していた。 そして俺は空で出会ったモンスターについて調べていた。 あのモンスターの事でわかった事は ここ、モガの村には参考になる資料が一切無いという事だけだった。 いくら村の書庫を探しても空で出会ったモンスターと似た情報すら無い。 三日程探したがそろそろ疲れてきたし、情報も全く見つからないので諦めることにした。
「おい、キース。そろそろ飯ができるぞ。戻ってこいよ」 「ああ、わかった。今行く」 飯だというのでテーブルへ行ってみると、 そこには見た目だけでおいしいと判断できるほどの料理が並べてあった。 「これは誰がつくったんだ?」 「あ、俺がつくりました」 ジランはいろいろな事に天性の才能があることがわかった。 (「ス、スゲェ…」) 「ん?何か言いました?」 「い、いや何でもない」 思わず口に出してしまうほど凄かった。 「それじゃあ、いただきまー…」
グギャアアァァァァアアア!!
今から食事というとても悪いタイミングにモンスターの咆哮が聞こえた。 こういうときに言うべき台詞は「不幸d(ry 「どうするんだ、レイド。俺達は無理だぞ」 「俺が行ってくる」 俺はこの言葉を聴いたとき、思考が停止しかけた。 「…ハ?!お前ハンターを引退したんじゃなかったのか?」 「ああ、引退したが。それが何か問題でもあるのか?俺は一応教官だぞ」 「確かにそうだったな。じゃあ頼むぞ」 「ああ、行ってくる」 レイドは素早く支度をして狩猟に行った。
〜〜〜つづく〜〜〜
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.58 ) |
- 日時: 2014/05/06 12:28
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: oTfhsGAZ)
〜〜〜第五話〜〜〜
俺達はレイドが出発したあと、ジランがつくった料理を食べていた。 仲間が頑張っているのにこんな事をしていて心配という気持ちすらないが、 腹が減っていたので見逃してほしい。 だが、料理を食べている間にレイドは帰ってきた。 その間約三十分だった。 「おかえり、レイド。何がいたんだ?」 「チャナガブルだった。そこまで強くないんだが、結構時間がかかったな」 「そうだったのか。で、そのチャナガブルってどんなモンスターなんだ?」 「海竜種のモンスターで別名は灯魚竜。 別名とは全然違って外見は竜ではなくほとんど魚だ」 「そんなモンスターがいるのか。たしかに強くなさそうだな」 「だが、麻痺毒を使うんだよな…」 「それは面倒だな…」
「そうだ。用事を思い出した。ちょっと行ってくる」 「ああ、わかった」 レイドは村の中央の方へ向かっていった。
〜〜そのころ、天空山では…〜〜 「このジンオウガは何なんだ?!」 ハンターの目の前にはジンオウガがいた。 だが、いつもとは様子が違っていた。超帯電状態でもなかった。 亜種でもなく原種だったが青白い光ではなく、血のような色の光を纏っていた。 「や、やめろ!!来るな!!」 ハンターはそう言ったがジンオウガは聞いていいる様子も無く、近づいてきた。 「た、たた、助けてくれぇ!!!誰か!!」 それでも、ジンンウガは容赦なく攻撃してきた。 ハンターは無残な状態になっていた…。
その日、天空山に雷鳴が轟いた…。
〜〜〜つづく〜〜〜
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.59 ) |
- 日時: 2014/05/08 21:13
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: FcY4jpkq)
注意:今回は基本的に会話です。本編とは全く関係ないです。 小説っぽくないのであまり期待はしないでください。
〜〜〜番外編3〜〜〜
作者 「今回は何を書こう…」←―――――――――――← キース「ちょっと待て、心の声っぽいのが聞こえてるぞ」↑ 作者 「まあまあそこは気にしないでw」 ↑ ルキナ「で、今回は何をさせようとしているんですか?」↑ 作者 「残念ながら全然内容が思いつかないから―――→↑ っていったんだが…聞いていなかったのか?」 ルキナ「…気付かなかったです」 キース「それもわからないのか…鈍感なのか?」 作者 「で、何をやればいいと思う?」 ジラン「俺達が何か狩りに行けばいいと思うんだが」 キース「ちょっと待て、狩りの時の性格になっているぞ」 ジラン「突然変わる事もあるんだよ。で、どうなんだ?」 作者 「それじゃあいつもと同じじゃないか。もっと違う事を書きたいんだが」 キース「違う事を書いているじゃないか、今」 作者 「そうだけど、そうじゃなくてだな… 狩りでもいいんだがいつもと違う狩りの話が思いつかないんだよ」 ルキナ「じゃあアンケートでもとってみては如何ですか?」 作者 「ルキナ、ナイスアイディア!」 キース「本当にそれで集まると思うのか?」 作者 「痛いところを突かれた気がする… まあ、試してみてダメだったら諦めようじゃないか」
というわけで… アンケートをとろうと思います。 その内容は、
1、これからどのモンスターを狩猟する話を作ってほしいか(MHFを除く) 自作モンスターなどでも特徴等を書いていただければ話を作ります
2、根本的にどんな話にしてほしいか
3、どんな性格の人を出してほしいか
この中から回答していただきたいです。質問等は答えます 回答の際は上の番号を書いてからご回答ください。 「もうやるな」のような発言はしないでいただきたいです。
ご協力よろしくお願いしますm(_ _)m
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.60 ) |
- 日時: 2014/05/11 22:12
- 名前: 翼の勇車 (ID: gcaVn0mW)
>>59 ナニィ!? これは……チャンスだぁ! クック「是非とも」 トトス「俺様達に!」 ギザミ「出させてください!」 クロスオーバーではなく、我の小説のキャラを自由に使っていただいて結構です! 大幅にキャラ崩壊しなければ全然オーケーですし、口調やリアクション等で修正点があったらこちらから言います! お願いします!
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.61 ) |
- 日時: 2014/05/12 20:05
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: N9JZCHMr)
>>60 それはありがたいです!…が、実は翼の勇車さんの小説読んでないんですよね… まあ読んで外伝的な感じで話を書こうと思っています 本当にありがとうございます!
〜〜〜第六話〜〜〜
レイドが行ったあと、俺達はそれぞれ別れて作業をしていた。 ジランは調理後の片付け、ルキナは装備の強化、 そして俺は古龍についての資料を探していた。 古龍について調べている理由は三つある。 一つ目は、 空で出会ったモンスターについての資料は一向に見つからないので 古龍について調べる事にしたからだ。 二つ目は、 海竜種のような骨格をしていたが、海や地中ではなく、空を泳いでいたからだ。 海竜種に近い骨格で空を飛ぶモンスターは他にもいる。 ユクモ村に伝わる伝説の中に登場する古龍、“嵐龍“アマツマガツチだ。 アマツマガツチはユクモ村に新しく来た専属ハンターが討伐したらしい。 もちろん、来てからしばらく経ってからのことだが。 三つ目は、討伐依頼を引き受けたナバルデウスについての情報を得るためだ。
このように、古龍に近い特性(空中浮遊)や、 ナバルデウスについての情報が欲しかったため古龍について調べている。
そして二時間後、古龍について調べた結果、わかったことは、 ・ナバルデウスは約600mの超大型モンスター ・海中でのみ活動できるが肺呼吸で海上に現れる事もある ・エスピナスというモンスターが古龍種と縄張り争いをして勝利している ・空中のモンスターの情報は無い 以上の四つのことがわかった。 古龍の情報はかなり少なかった。
書庫から出るとレイドが急いでこっちに向かっているのが見えた。 そして、向かってきている事がわかったと同時にここに着いた。 「ど、どうしたんだ?」 「ハァハァ……それがな…シナト村の近くの山、天空山で…」 「そ、そんなことが有り得るのか?!」
〜〜〜つづく〜〜〜
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.62 ) |
- 日時: 2014/05/13 18:55
- 名前: 節 (ID: 17wrKRCD)
どうも初めましてユイトさん節と申します。小説読ませていただきました。一人で全て書くことは大変だと思いますがこれからも応援しています。後、ジランの二重人格になったのはいつ頃からですか?それとジランの二重人格エピソードを書いてくれませんか?(ただせさえ小説で忙しいのに結構厳しいこと書いているような気がしてならない。)
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.63 ) |
- 日時: 2014/05/13 20:23
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: WHImT2Uq)
>>62 いえいえ、忙しいと言うより暇で内容も思いつかなくて困ってたので全然大丈夫です! ご意見ありがとうございます!
という訳で… 〜〜〜外伝 ジラン編 第一話〜〜〜
俺はジラン。ハンターをやっている。 最近、新しい猟団に入った。俺はその中で一番年下でHRも低い。 前にいたところは効率のみを考えていて楽しくなかったが、今は楽しくできている。 それ以外は前と変わった事ころが無かった…と思っていたのだが 狩りに行った時の記憶がぼんやりとしか思い出せなくなってしまった。 このことから俺は特定のときのみの記憶喪失か、二重人格だと推測した。 そして何度か狩りに行って検証してみた結果、狩りの後に 「ジランって狩りになると性格が豹変するよな」という言葉がなんとなく聞こえた。 つまり俺は二重人格になってしまったという事だ。 原因は全く分からない。前の団で何かあった訳でもないしここでも特に無かった。 そこで俺は目標を決めた 1、もうひとつの人格を操れるようにする 2、1が無理でもぼんやり聞こえると言う状態から抜け出す 3、もうひとつの人格の性格を把握する この3つだ。とりあえずは二ヶ月以内に3を達成したい。 だが本当に原因は何だろうか…?
〜〜〜つづく〜〜〜
という訳で…キース達一行に加わったあたりから二重人格になりました
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.64 ) |
- 日時: 2014/05/13 21:08
- 名前: 節 (ID: 17wrKRCD)
>>63 わざわざ僕のわがままのためにありがとうございますm(_ _)m なるほど、キース一行に加わったあたりからだったんですね。よくわかりました。(なんか先生の返答に感謝してるみたいになっていると思うのは僕だけなのだろうか。)
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.65 ) |
- 日時: 2014/05/16 20:45
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: z4SZ//ip)
外伝についてですが、本編にある程度沿って話を作ることにしました
〜〜〜第七話〜〜〜
「ハァハァ…それがだな、天空山でジンオウガが現れたらしいんだが、 そのジンオウガが血のような赤い雷を纏っていたらしいんだ」 「な…そいつは亜種じゃないのか?」 「どうも亜種ではないらしい。 だが体色は少し紫がかかっている様な色だったらしい」 (「…狂竜化、か…?」) 「何か言ったか?」 「いや、なんでもない。それより被害はどのくらいだったんだ?」 「…ハンターが一人、死亡したらしい……」 「そうか…」 ハンターが一人死亡した。 それほどの脅威となるジンオウガが天空山にいる。 さらに狂竜化している。 これは俺達に狩れとでも言っているのだろうか? 「話にはまだ続きがあるんだが…」 「すまない…。で、その続きとは何だ?」 「そのジンオウガは一夜で天空山を去っていったらしい。 だが被害は大きく、天空山の麓は身動きできないような地形になっているらしい」 どれだけの年月を生きてきたんだろう。 そう考えるほど生きていないと麓を破壊できるほどの力は備わらないはずだ。 「結局は俺達に狩れということか?」 「まあ、そうなるんだろうな…」 「まあいいさ。それが俺達ハンターの仕事だからな」 「すまない…俺からは頑張れと言うぐらいしかできないが…。 引き受けてくれてありがとう」 俺達のやる事はまた増えたがそれは仕事だ。 その時がくるまで待つ事にした。
〜〜〜つづく〜〜〜
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.66 ) |
- 日時: 2014/05/20 19:59
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: PQM2AB9o)
〜〜〜第八話〜〜〜
一ヵ月後、俺達の怪我はほとんど治っていた。 「前に言っていたナバルデウスを狩りに行くm…」 「ちょっと待ってください!!私達まだ怪我が治ったばかりなのにそんな事をやったr…」 「ちょっと待ってくださいはこっちの台詞だ!!まだ話の続きがある!」 「す、すみません…」 ルキナが話の途中で割り込んできて俺がキレてしまった。 そのとき俺はギルの事を思い出した。 (そういえばアイツもこんな感じだったな…。今はどこにいるんだろう…) 感傷に浸っているとルキナがまた割り込んできそうなので話を再開する事にした。 「フゥ……で、話の続きなんだがナバルデウスを狩りに行く前に水中での狩りの練習等をしようと思う」 「それって…どういう事ですか?」 ルキナがボケた!効果は抜g(ry いきなりルキナは何を言っているんだろう。 ちゃんと言ったじゃないか…。 「要するに最近は狩りもしていなかったし、 水中も不慣れなので練習してから狩りに行こうって事じゃないですか?」 ジランが適切な解説をしてくれた。 ありがとう、ジラン!by作者 「そういう事だったんですか」 「最初からそう伝わるように言ったと思うんだが…。まあいい。 で、この意見はどう思う」 「僕は賛成です。いきなり行くのはかなり無理があると思うので」 「私も賛成ですよ」 「じゃあ明日、水中での練習を行うから準備しておいてくれ」 明日に備えそれぞれ準備を開始した。
〜〜〜つづく〜〜〜
四章に一区切りつくまでは外伝を更新しないつもりですので御了承を
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.67 ) |
- 日時: 2014/05/23 21:59
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: FuE1VtbK)
〜〜〜第九話〜〜〜
「じゃあ始めますか」 俺達は海での行動に慣れるために孤島の海に来ていた。 教えてくれるのは経験のあるジランだ。 「海には泡が出ているところがあります。 そこは酸素が補給できるので苦しくなる前に見つけて下さいね」 「わかった」 「了解です」 「じゃあ海に入っていきますか」 海に入るとそこには見慣れぬモンスターがいた。 一般的にサメ型肉食魚やエピオスと呼ばれるモンスターが泳いでいた。 「水中ではああいうモンスターがいます。 試しにあのモンスターを狩ってみてください」 俺とルキナはエピナスたちを討伐するために泳いで近づいていき 攻撃しようとしたが、なかなか攻撃が当たらない。 「クソッ 何で当たらないんだ!?」 「そんなに振ってても当たりませんよ。 タイミングを見極めて一撃で仕留めるように…」 「ん?どうしたんだ、ジラン?」 「…どうやら俺様の出番みたいだな」 「人格が変わっただけか… フゥ…」 「何だぁ?文句あるのか?」 「いや、気絶とかしてなくてよかったなと思ってこう言ったんだが…」 「まあいい。で、話の続きだが実践でやる方が早いな。 じゃあ俺がやるからしっかりと見ておけよ」 「そういえば、お前の名前はジランでいいのか?」 「俺の名前はゼランだ」 そういうとゼランは持っていた双剣でエピナスを一瞬にして切り刻んだ。 「どうだ?」 「「…よく分からなかった」」 「二人そろってそういうとは… まあいい。練習すればできるさ」
俺達の練習はこの後一週間程続いた。
〜〜〜つづく〜〜〜
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.68 ) |
- 日時: 2014/05/23 23:56
- 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)
ゼランさんイケメンですね。←勝手妄想 切り刻んだ……周囲血で真っ赤じゃないですかヤダー。
それと荒らしへの一喝ありがとうございました。なんかスッキリしましたよ。さて、我もそろそろブチ切れるか……。それともバキュラ軍の皆に加勢を求めるか……。
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.69 ) |
- 日時: 2014/05/25 18:08
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: 0hNivc/0)
>>68 もし、またああいう奴が出た場合は行きますよ^^ 目つきと目の色以外はジランと同じ顔ですけどイケメンなんですかね もしそうだったら、ジランもイケメンに…
という訳でジラン編更新
〜〜〜ジラン編 第二話〜〜〜
入団してからしばらく経ったある日、俺達はナグリ村へ向かっていた。 その道中で赤い甲殻を持った飛竜、“火竜“リオレウスの近縁種と思しきモンスターに出会った。 そこで俺はこう考えてしまった。 (このモンスターは俺と同じではないか) そんなはずはあるわけ無いのに、 と後悔するほどだったがリオレウスの周囲に漂うオーラからそう感じてしまった。 そして、ギルさんが豹変してリオレウスを倒してしまった。 少し違うが俺と同じような状態だ。 突然、二重人格になりモンスターをもう一つの人格で倒す。 だが、今更になってわかった。 あれはもう一つの人格ではなく、内に秘めた力だったという事を。 俺の二重人格は内に秘めていたというより取り憑かれたような気がする。 これと言った理由は無いがそう思った。
その後、俺達はナグリ村に着いた。 ここでもしばらく過ごしたが何もわからなかった。
そして俺達はシナト村を目指して飛び立った…
〜〜〜つづく〜〜〜
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.70 ) |
- 日時: 2014/05/25 17:04
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)
>>69 順調っすね。最近(?)新しい小説作り始めました、7倍quasarっす。 ヘタレウス…あとで供養しておきます。報酬は紅玉でいいですか?←ぉぃ
あと小説スレにあらわれたあれは注意をいくらしようと耳にしない最低の人間です。放置でよいかと…。
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.71 ) |
- 日時: 2014/05/25 21:11
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: 0hNivc/0)
>>70 割とそちらの方見ているので知ってましたよ あれについては了解です 報酬は逆鱗ぐらいで我慢して頂きたい…
小説応援してます。これからも頑張ってください!
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.72 ) |
- 日時: 2014/05/29 21:19
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: t2JtfmBv)
〜〜〜第十話〜〜〜
俺達は一週間練習した結果、ゼランのようにとまではいかなかったが エピオスを一撃で仕留めることができるぐらいにはなっていた。 そして今日はラギアクルスを狩りに行こうとしていた。 「ラギアクルスは基本的に水中にいるので気を抜かずに頑張ってください」 「待て。ジランはやらないのか?」 「やりたくてももう一つの人格が出てできないんですけど…」 「すまない、忘れてた」 ゼランの存在を完全に忘れてた…。アイツってそんなに薄かったっけ…?
「そろそろ行きません?」 ルキナがそういう前までは狩りに行くことをすっかり忘れていた。どうしたんだ俺…。 「行くか…」 俺はそう言って出発した。
〜〜その頃、とある密林の中では…〜〜
「…またお前か」 「ククク…よく気付いたな…。それにしてもまだ俺の名前を憶えてくれねぇのか…」 「いや、憶えてはいるがそれを言うのが嫌なだけだ」 「仕方ねぇなぁ。もう一度教えてやるよ」 「…俺の話をk」 「俺の名前はマガツだ。二度といわないから憶えておけよ…」 「クソが…」 ギルはそういうと大きくため息をついた。 「何度も言うが貴様達のところへ行くつもりは無いぞ」 「今回はそんな話じゃねえよ。 ただ、お前が前に一緒にいた奴らが墜落したってのを聞いたんだが…」 「何だと!?あいつらはどうなったんだ!!?」 「確か古龍に落とされてそっからモガ…だったかな?そんな名前の村に着いたらしいぞ」 「無事なのか…」 「まあ、その古龍も俺達の仲間に近いけどな…ククク」 「なん…だと…?」 「まあ精々頑張るといいさ…クククク…」 そういうとマガツは闇に消えていった…。
〜〜〜つづく〜〜〜
…どうしてもアイツが脳裏を横切る……
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.73 ) |
- 日時: 2014/05/31 20:44
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: bwcQdNhn)
〜〜〜第十一話〜〜〜
俺達は今、孤島の海の中にいる。 水中での行動を練習した成果をラギアクルスで試すためだ。 「見つけたぞ…」 ジラン…いや、今はゼランがラギアクルスを見つけたようだ。 ゼランは発掘された双剣を装備してきていたが、 その双剣は普通は発掘しても出てこない“ゲキリュウノツガイ“だった。 何故、この双剣を手に入れる事ができたのかはわからないが一つだけ言える事がある。 とてつもない性能を持っていると思われる、と言うことだ。
「行くぞ…」 そういうとゼランはラギアクルスの方へ泳いでいった。 次の瞬間、双剣を抜刀してラギアクルスの後脚を斬りつけた。 ラギアクルスは異変を感じたのかこちらの方を向いて突進してきた。 「避けろ!ゼラン!」 ゼランは攻撃を仕掛けたまま戻ってこない。 そして、ラギアクルスに弾き飛ばされた。 「大丈夫か、ゼラン!?」 「…俺がこんな奴の攻撃でやられるとでも思ったか?」 ゼランは直撃したはずだがダメージを一切と言ってもいいほど受けていない様子だった。 「お前等のために来たはずだが…殺らないのか?そうだったら俺が一人で…」 「いや、俺達がやる」 ゼランに指摘されてしまったが、そこは仕方ないのではと思った。 何故なら、ゼランの動きが激しすぎて近づき難いからだ。 まあ、ゼランがそう言ってるので俺達も行く事にした。 そこからはゼランは攻撃を緩めていった。
十分後、ラギアクルスは弱っているのか巣の方に逃げていった。 「追いかけるぞ…」 「わかった。 …前、ラギアクルスを狩った時の事は憶えているのか?」 「ああ、あれか。あれも俺が狩ったな。 ジランが攻撃当たりまくりだったから俺が変わってやったんだったかな」 「…!?……そ、そうか」 俺は驚きを隠せなかった。 ジランが狩ったと言っていたが本当はゼランが狩っていたからだ。 何故、ジランの記憶はジランが良い事をしたというようなかたちに変えられているのだろうか?
〜〜〜つづく〜〜〜
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.74 ) |
- 日時: 2014/06/18 21:58
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: iYKaWF93)
〜〜〜第十二話〜〜〜
ラギアクルスを追って行くと洞窟のような場所に辿り着いた。 そこにはラギアクルスはいなかった。 だがしかし、それよりも大きく、黒い甲殻を身につけた個体がそこにいた。 “冥海竜“ラギアクルス希少種だった。 「な…なぜ、ここにこんな奴がいる!?」 俺は思わず声に出してしまった。 「ど、どうする、ゼラン?」 「どうしようか…。俺もこんな奴とは闘ったことはない…」 ゼランも戸惑っている様子だった。 残るルキナは何か言おうとしているのか口を動かしているが言葉が出ていない。 俺達はこのままでいると攻撃を喰らってしまう事はわかっていたが如何にも動けなかった。 そう考えていると案の定、突進してきた。 (ここでやられるのか…?) 俺はそう思ってしまった。 (いや、違う。俺はまだやるべき事がある。ここでは…死ねない!!) 俺はそう決意し担いできた太刀を抜刀した。 その太刀はぼんやりと青白く光っていた。 ティガレックスを狩ったときと同じような感覚だった。 俺は突進して来たラギアクルスに当たる直前に鬼人斬りを放った。 ラギアクルスは怯んだ。 「…おい、今のは何なんだ?」 「前、ティガレックスを狩った時にもできたカマイタチの様な技だな。 そう言えばゼランとジランはその時いなかったな」 「そういうことじゃないだろ今のは!!普通そんな事できないだろう?!」 「俺にもわからないがこれも俺の能力なんだろうな。そのうちわかるさ」 俺はそういうとゼランは舌打ちをして黙っていた。
そして、戦闘は再開された。
〜〜〜つづく〜〜〜
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.75 ) |
- 日時: 2014/06/04 21:43
- 名前: hakurou (ID: NI2Phky/)
・・・とりあえず発見しましたが、どうしたら・・・
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Re: モンハン小説【REBORN A LEGEND】 ( No.76 ) |
- 日時: 2014/06/04 21:47
- 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: O.HLT0Ni)
話を書いてレスしていただければ0を少し編集したりしますよ まだ話が思いついていなかったりする場合は話ができたらレスして下さい
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