雑談掲示板

モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目!
  • 日時: 2014/08/06 15:35
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: H7ZW4Rro)

クリックありがとうございます!
このスレでは シリーズ物の 小説 をかいてください!
&主もショボいですが小説をかくので。

ルール
一 話数をしっかり書いてください!
二 お題は基本的にモンハン!もし違うお題で書きたかったら、主に一言。

あなた あ のお題で書きたい!
私 いいですよ。
あなた 書きます〜  
のようにしてください。
必ず聞いて、返信されてから、書いてください。
三 アドバイスはいいですが、基本的に批判、邪魔はなしで。

荒らしについて

 二回以上の荒らしで通報を考えますんで。
 四回以上の荒らしは確実に通報します。
私が居ない場合は作者様達にお願いします。

以上がルールになります!

リンクスレ  ttp://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=326

参考にどうぞ
ttp://real-create.com/

一代目
ttp://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=49
二第目
ttp://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=828
作者様達の作品を最初から読みたい方は、上のスレからどうぞ。


現時点でのここの内容

作者様は二代目の続きからどうぞ。
&二第目過去ログいくまでの雑談
&月1の企画

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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.154 )
  • 日時: 2014/09/11 00:24
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: fb/.sCkX)

>>152
qua「あー、こっち参加者いないんでよろしく」
翠「理由は前いったわね、ふふっ参加できないのは残念だわ。対人以外も負ける気はしないんだけどね」
qua「だからてめぇは帰ってくれまじで頼むから本当にうん」
黒「…悪いな、俺達はこの競技が終わるまで帰らん。何かあったら完璧に修復してやるから許せ」
炎「…」
qua「そーいえば翠の実力わからないか…まぁこれと黒は知る必要ないから言わないよ。」
碧「データによるとだが…なんだこれは」
翠「え、あーそのデータ嘘だから気にしないで」
碧「あ、あぁ…(意味不明な記録ばっかりだったがなんだったんだ)」
翠「それ1%の力もだしてないから」
碧「あ?!」



地「どうした碧wwww」
碧「…1%満たぬ力であの記録ってなんなんだあれ」
炎「俺を赤子のようにねじ伏せるもはや常識の範囲から大きくはずれた化け物」
黒「で、誰が行くんだ?」
炎「こっち参加者いねーのに行く必要あるのかおい」
qua「しらんわwwww」
碧「…まぁどうしても必要なら俺がいくからな…何食ってもおれは死なん」



ついでにだけど碧は炎との面識はあんまりないため炎のことをほとんど知らない
地が教えた範囲でしか知らないため実際どんなんかはよくわかっていない模様

あと対人練習するなら地なり碧なり炎なり貸し出すよ。
黒や翠でもいいけど。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.155 )
  • 日時: 2014/09/11 12:28
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 5BYgEVqw)

 >>152

 カトリア「料理に裁縫、ハンター試験の過去問に……やっぱりあるんだ、対人戦闘……」

 アスト「料理なら、この前(SS のカトリアの花嫁修業)食べさせてもらった時、ちょっとしょっぱかったけど、すごく美味しかったから大丈夫ですよ、カトリアさん」

 ニーリン「私も一応料理は出来るが……独り身の悲しい特技だな」

 ツバキ「ユリには健康でいてほしいから、ミナーヴァに保護される以前は俺が料理してた。クロスオーバーでも、残妖と料理はしていたし、それなりの自信はあるつもりだ」



 カトリア「裁縫は……人並みには出来ると思うよ」

 ニーリン「裁縫か、これも独り身の悲しい特技の一つ」

 ツバキ「ユリに何かあった時に修繕出来る程度には出来るつもりだ」



 カトリア「過去問かぁ、あんまり変な問題じゃなかったら大丈夫だよ」

 ニーリン「これでも大陸と大陸を旅したこともあるのでな。多少は分かる」

 ツバキ「……(ユリを守ることしか考えてなかった、なんて言えない……)」


 カトリア「あ、あんまり乱暴は嫌だよぉ」

 ニーリン「さすがに武器を使うのは危険すぎるな、拳と拳で語り合うのか?」

 ツバキ「ユリを襲ってきた大男ハンター三人同時にねじ伏せるくらいの実力はあるが……」


 セージ「アストじゃカトリア贔屓するから、オレが審査員を務めさせてもらうニャ」


 >>153

 わーりました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.156 )
  • 日時: 2014/09/11 19:02
  • 名前: 煌星 (ID: k9R922iw)

第十話  人間を超えた存在


晴視点  時間軸は平和な時で

「オッと、やっと1,09の力を出し始めたか。まぁ、俺、一人じゃキツいかもだけどw」
晴は独り言の用に輝の様子を語る。
モガの村に着いた時にはミラオス、ジエン原種亜種が迫りつつ
海底では、ナバル原種亜種、ラギア希少種が暴れ狂っていた。それを目の当たりにした晴は
「ん?これはちょっとやべぇぞ〜」
と思わず口にした。
「この程度、アレを使えば簡単だろ?俺は、煌我[コウガ]だ。別次元の最強者かな?」
煌我と言う少年はそういった。
「ギルドからの使者でいいのかな?そして、アレを知ってると言うことは覚醒者か…」
晴が言った瞬間、晴の体からシャンティエンが現れた。
「久しぶりだな、[紅龍]ミラボレアス!姿を現せ!」
シャンティエンが叫ぶと遥か上空から紅龍が現れた。
『まぁいいや、シャンティエン往くぞ。』
『まぁいいや、ミラバルカン時間だ。』
晴と煌我は同時に叫び覚醒へと移った。


鈴・舞視点  時間(ry

「ッと、こりゃ多すぎるわ。」
「確かに、このままじゃキツそうですね。」
鈴・舞はポッケ村に着いた矢先にその言葉を発した。目の前には、砦を超えた、老山龍と砦蟹の姿があった。砦蟹は溶解液を吐き散らし、老山龍は何も考えず、進んでいた。
「覚醒しか、ないのかな〜。輝のオーラが感じとれるし、やるしかないか」
舞は呟き鈴はそれに同意した。
[出ろ!ミラボレアス 焼き尽くせぇ!]
[出ろ!ガルバガオラ 吹き飛ばせぇ!]
鈴・舞は同時に叫びそれぞれの力を高めた。(二人は覚醒により性格がry)



輝視点  時間軸は↑の後
「此方はアルバトリオン・ミラルーツ・飛竜の希少種どもか…2秒で片付けれるかだな。」
輝が言った直後落雷、ブレス、毒棘、爆破岩が、輝を襲った…
「遅すぎるよ?」
と言うと同時にリオス希少種は空気と化し、残りのナルガ希少種とティガ希少種も全て消滅した。アルバとルーツは辛うじて耐えたが自然の原理に従い消え去った
「0秒33か、もう少し縮めれたな。まぁいい、他の様子を見るか」

人を超えた存在…覚醒者 自然の原理を操り全てを司れる。神の一つ下の存在だ………

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.157 )
  • 日時: 2014/09/11 23:13
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: fb/.sCkX)

地「ハンター試験の練習問題作ったよーwwwまぁ当たるかどうか知らんけどwww」
碧「なんだこれは…」

【1】ドスジャギィは中型モンスターの分類である、正か誤か
【2】上位発掘武器、大剣において会心-25%、匠で斬れ味が青の場合、攻撃力はいくつか。また、大剣の倍率を割ったベースとなる攻撃力を答えよ
【3】テオ・テスカトルの後ろ足を攻撃するとき、どの属性が一番効果的か
【4】7倍quasarのゲリョス亜種討伐数を答えよ
【5】ハチミツを増幅する方法を答えよ

解説
【1】○×問題。
【2】武器についての問題。大剣は発掘武器だと何が追加された?そして倍率は…?
【3】特定部位に関する問題。調べるなよ?!
【4】ほら…直感で答える問題って…あるじゃん?
【5】まじめに答えてもネタに走ってもいい問題。

炎「3までは否定しないが4はなんだ」
地「直感がモノをいう問題www」
冥花「なんなのよ…それ…」
残妖「何気に討伐数なのですね…」
地「なんとなく、な。」
炎「答えるかどうかは自由だが…正解しても何もねーぞ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.158 )
  • 日時: 2014/09/11 23:49
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: fb/.sCkX)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

四十章 もうすぐ夕飯です

〜部屋〜

「…というより俺の知っていることはすべて地から聞いたことだからな、あいつから聞くほうが…いやあいつのことだから言わないか」
実は炎のことをそんなに知っているわけではない碧。
話した内容はすべて地から聞いた話であって、実際にあったことはない
※時間軸が本来の話と異なるため。
「そうか…しかし本当に人間ではないようなことしか言ってなかったような…」
それまで理解できないながらも聞いていた話は…すべて人間がなせる技ではない。
あるときは一瞬ではるかかなたまで移動し、
あるときはモンスターを完全に消滅させ、
あるときは…と挙げていけばきりがない
「どっちにしろあと数日したら会える、そのときに聞けばいい…そろそろメシもできるみたいだし、移動するぞ」
というと碧は愛用する武器を背負い、どこかへいってしまった。
「…碧殿のことは次の機会に聞くことにしよう」
ニーリンはそう呟く


〜渓流〜

「…ちょっと待て、まさかというより…これは確定だ」
まっている間に一つの可能性を思いついた…いや、可能性じゃなくて確定事項だろうか
それは…


〜空間の狭間〜

ここは…ありとあらゆる世界をつなぐ異空間。
通常はこの空間にくることは出来ない。ある者だけがこの空間に行き来することができる。
それ故にここを知る物はごく稀、そして知ったものはここを制圧しようと考えるものばかり…しかしここへこれたとて、制圧することは不可能。そこに住むものに勝つことができないためである
そこにいるのが…炎の師とそれに仕える…ある女性。仮の名は翠(すい)。
「あー…炎に感づかれちゃったかなぁ」
外を見ながらそう呟く。
「おいおい、何したんだよ…俺らはこの空間からでたときはその痕跡を完全に消すのに何やってんだ」
そういうのが炎の師にあたる者…仮の名では黒(こく)と呼ばれている
「炎のこと気にしている人がいたから干渉の力付加しちゃったのよ」
「…それ俺の力じゃねーか…勝手に使うなよ」
黒はやれやれといった感じで翠を見る。
「大丈夫よ、あの世界去ったら消えるようにしたから」


〜集会浴場〜

次から次へと竹筒に入ったドリンクを飲んでいく霊華…
それを見て冥花は気になることを言った。
「…お金持ってきているのかい?」
「…あ。」
どうやらお金を持ってくることを忘れていたみたいだ。何やってんだよと言いたかったがあきれていえなかった。
「あら…でももう飲んじゃったしせっかく準備してもらったからここから戻すのは…」
と、霊華はいろいろ考えていたが…その心配はなくなった。
「金くらい持っていけってのwww」
チャリン!!
なんと地が外からゴールドを投げ込んだのだ。それも全ドリンク分の代金が入っている。
空のたびから落下しているときに投げ込んだ模様。
「…」
それを見た冥花は本当に地が人間なのかどうかわけが分からなくなっていた。
「霊華様ー、冥花さーん、もうすぐご飯ができますよー」
とそんな時に残妖がもうすぐご飯ができることを知らせに来た。
そして…あの大量のドリンクを見てしまった。
「れ、霊華様?!」
「あ、残妖、飲む?」
「いや飲むじゃなくて!なんでご飯が出来る前にそんなに飲むのですか!?飲み物ではあまりお腹がふくれませんよ!」
いやそこじゃないだろ…と思いながら冥花はそのやりとりを途中まで聞いた。途中からはあほらしくなってきたので完全にスルーして温泉から出て部屋へ帰る準備を始めたのであった…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.159 )
  • 日時: 2014/09/12 11:10
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: efhjbtIR)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 四十章続き

 〜ルピナスside〜

「はぁい、皆さんお待たせしましたぁ」
 お盆に幾つも皿を乗せて、ルピナスは皆の元へやってくる。
「今夜はぁ、お野菜たっぷりのぉ、シモフリトマトのトマトスープですよぉ」
 ルピナスの声を聞いて、思い思いの形で過ごしていたミナーヴァメンバーと碧と農、いつのまにか帰ってきていた地が集まって、一歩遅れて残妖、霊華、冥花も集会浴場から戻ってくる。
 トマトの色をした赤々しいスープが香ばしい湯気を立てながらテーブルに並んでいき、その場にいる者の食欲をそそる。
 順番に並ばせて、最後に霊華のぶんのトマトスープを置く。
 と言っても、それは……
「ルピナス?どうして私だけ皿では無くて、鍋そのものなのかしら?」
 霊華の目の前にはたっぷりのトマトスープの詰まった鍋が置かれている。
「霊華ちゃんはぁ、たくさん食べますからぁ、この方がいいかと思いましてぇ」
 ルピナスはニコニコと邪気なくスプーンを差し出していく。
 何故かアストがその鍋を見て絶句していた。その理由は、アストがミナーヴァに加入したその日の夕食で、ルピナスが白米をおひつごと用意したことだろう。
 アストでギリギリ食べきれたその量……今度は霊華がその標的にされたようだ。
「さぁ、今夜もぉ、命から命へと紡ぐぅ、その廻り合わせに感謝してぇ……」
 いただきます。

 〜アストside〜

 アストはトマトスープを啜りながら、霊華の様子を見ては絶句していた。
 霊華は平気な顔をして鍋にスプーンを入れては口に運んでいる。
「(おいおい、さすがの俺もあの量は遠慮したいぞ?)」
 あの量……白米三合よりもあるのではないか、とアストは眉をしかめる。
 普通の人間があんな量を飲めば、腹が変異したザボアザギルになってしまう。
 普通なら、だ。
「ご馳走さまでした。案外少なかったわね」
 一瞬で、無くなった。
 しかも、霊華は特に腹が一杯になった様子を見せていない。
「あらぁ、少なかったですかぁ?ごめんなさいねぇ、後でもう少し何か作りますねぇ」
 ルピナスは当たり前のように霊華の食欲を受け入れている。
 どうなってんだ……、とアストは軽く目を閉じてため息をつく。
 アストの隣から、地が軽く肩を手に置いてきた。
 その彼の目が言っていた。
「諦めろ、考えたって、無駄だから」と。
 アストはやはりため息をつくしかなかった。
「アストくん、さっきからため息ばっかりだけど、大丈夫?」
 地とは逆の隣から、ユリが心配そうに顔を向けてくる。
「あぁ、ユリ。大丈夫、常識に囚われてただけだから」
「?」
 彼女に常識と言う二文字は通用しないのだと、アストは改めて認識した。
 ふと、アストはユリを見てみる。
「ユリ、ちょっだけ筋肉ついた?」
「え?」
 ユリは驚いたように首を傾げた。
「いや、昨日今日と比べても、何となくユリの肩が変わったように見えてさ、どうしたのかなぁって」
 アストの視線は、ユクモノドウギを着ているため露出しているユリの肩に注がれていた。
 それに気付いたユリはスプーンを置いて、慌てて恥ずかしそうに手で肩を隠す。
「は、恥ずかしいから、あんまり見ないでよぉ」
 形の良い眉を困ったように曲げて頬を赤くするユリ。
「あっ、そんな変なつもりで見たわけじゃないからな!?単に気になっただけで、そんなユリの肩とか腋が出てるからちょっと視線に困るとか、そんなんじゃないぞ!?」
「そ、そんなこと正直に言わないでってばぁ……」
 ますます身体を縮こまらせ、頬が真っ赤になっていくユリ。
 あぁしまった俺の正直者、とアストも慌て始める。
「「…………」」
 不意に若干殺意の混じった二つの視線がアストを突き刺す。
 カトリアとツバキだ。
 前者は「えっちなことは(以下略)」、後者は「ユリに手を出したら(以下略)」だろう。
 そのそばで、ニーリンが笑いを堪えているように震えていた。
 
 〜ツバキ&残妖side〜

 ツバキが殺意の混じった視線を送っている隣で、残妖が声を掛けてくる。
「ツバキさん、この後……」
「あぁ、分かってるよ残妖さん」
 殺意の視線を送り終えたツバキは残妖に向き直る。
 そう、この後は渓流へ向かい、炎と会うためだ。
「それと、肩……大丈夫ですか?」
 残妖は心配そうにツバキの三角巾によって吊り下げられている右肩を見る。
 ツバキは心配ないように、微笑んで答える。
「大丈夫だよ。これで太刀を振り回せって言われたら、断りたいけどな」
 その彼女の微笑みを見て、残妖は表情固く意気込む。
「ツバキさんは、私が守りますから」
「そんな気合い入れなくても大丈夫だって」
 残妖は、ツバキを置いて一人逃げてしまったことに責任を感じているのだ。
 気にしなくていいんだけどな、とツバキは思うのだが、そうもいかないのが残妖と言うヒトだ。

 〜カトリア&地side〜

「地さん、さっきの手紙のことなんですけど……」
 カトリアは地に話し掛ける。
「あー、はいはい。とりあえず飯食べてからにしようか」
 地はカトリアを一瞥しながら答えると、トマトスープを啜る。
 トマト風味の甘辛いスープが身体を暖めくれる。
「(そーいやこの手紙、まだ見てなかったな。内容だけ先に目に通しておくか)」
 地は手紙を開いて目を下ろす。

 〜炎side〜

 確定とも言える原因に気付いた炎は舌打ちする。
「余計なことを……ったく……」
 この世界の時間軸が特殊だから、あの女性が偶然夢に干渉してしまったと言うことは分かる。
 夢は夢のままで終わってくれれば良かったのだが、まさか夢ではない現実世界にまで干渉出来るようにされるとは思わなかった。
 しかし、干渉能力が与えられたと言う自覚がないのか、向こうはこちらの意図を知ろうとしてこない。
 炎の気配を察知するばかりで、それ以外のことはしてこないのだ。
 能力を与えられたとは言え、扱う本人の意志によって左右される。
 あの女性はせいぜい「急に勘が良くなった」程度の認識、もしくは全くの無意識のまま気配を察知しているのかもしれない。
「一体何を企んでいるんだ、師……」
 この場にいないある二人を思い浮かべる炎。

 〜?&?side〜

「俺は何も企んでねーわい、アホが」
「面白そうでしょ?」
「んな理由で勝手に俺の力借りんじゃねぇ」
「ふふ……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.160 )
  • 日時: 2014/09/14 02:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

四十一章 手紙の内容

〜部屋〜

地は改めて手紙の内容を見てみる。どうやら今回は3つに分かれている。
仕方なく地はそれを分割する。これでそれぞれに渡すことができる。
「しかしあいつ・・・なんであってもないのにこんな正確な絵描いてんだ?」
一つ気になることをいうなら…なぜかルピナスの絵がかかれており、そいつに渡せとの文字も示されている。
会ってもいないのにここまで特徴をとらえ…いや、もはや写真といえばいいだろうかというほどである。
「さーて、さっき手紙飛んできたんで指定されている人に渡すよー」
手紙が飛んできたという言葉にまた炎が投げてきたんだなと察する者も数人いた。
そして…その手紙は残妖・ツバキとルピナスへと渡される。残るひとつは…地宛であった。
しかし…
「おや?地さん、何も書かれていないのでは?」
農が見る限りでは、地宛への手紙は完全に白紙である。嫌がらせかというくらいに真っ白。
「あー、気にするな。これは俺しか見えないの。説明したってわけわからんから気にしたらアウトな」
そういう地であった。
さてそれは置いておいて…
「何々…?」
残妖とツバキは手紙に書かれていることを読む。とはいっても書かれているのは…

【 エ リ ア 5 】

だけだった。それも大きく、殴り書き…。
「…あの、これ一体…」
あまりにも短すぎるそれが意味するものがなんなのか、残妖にはわからなかった。
ただ、ツバキは分かったようだ
「おそらく渓流のエリア5にいるってことだけど…この感じだともうそこにいて待ってるってことかな」
…その通りである。
「え?!んじゃ急いで行かないと…!」
「あせるんじゃねーよ」
コツンッ
慌てふためく残妖を碧が制止する。
「いっ?!」
「しっかり食ってからいけ。慌てる必要はないだろ」
めずらしく碧が地以外の人を制止した。
「殺すぞナレーター」


一方、ルピナスに書かれていた文章は…

【残妖とツバキが帰ってきたら一人で渓流ベースキャンプへ来い。心配するな、それまでの道はモンスターが一切進入することのできないようにしてある。】

と書かれていた。
「残妖ちゃんたちのあとですかぁ」
「…?なんで出会ってもないのに炎殿から手紙が…?」
「えぇっとぉ…」
ルピナスはニーリンに今まであったことを分かる限りで言った…のだが、これも常識から外れている話。理解してもらえたかというと、されてない。

さて、完全に白紙にしか見えないこの地宛への手紙にはこう書かれている

【角と転生陣だすなあほ。いついかなる場合であろうとそれを出すのはよせ】

である。
「わかってるっての!」
としか地はいえなかった。ちなみになぜ白紙に見えるのか…それはその文字はある資格を持つモノのみに写る特殊な文字であるため。
その資格を持つのが地のみであるため地以外のモノがみたとて白紙にしか見えない。非常に便利である。
「あーもうめんどくさいなー…いいじゃねーか1回くらい…いや1回以上使ったこともあるけどだってめんどk【うるせぇ】プリン!!!」
あまりにも長々言っていたため、碧によって無理やり制止させられる地であった…。
「おい、そのプリンにはどういう意味があるんだ、言え」
そういう碧だが…プリンにそんな複数の意味あったかい?と遠くから冥花が突っ込む。
…実はあるんだ。
「Plut○ Relinquish、略してプリン!!!」
「沈め」
「ごげふ!!!」
…こうして地は、今までの埋めよりはるかに強烈で、威力のある突っ込みというなの暴力を直撃し、地中深くまでぶっとんでいった。
さすがにこれはみんな驚愕していたし、これで人間卒業していないという碧がどうかしているとも思っていt
「…おいこら、てめぇも埋める」
え、ちょっとこっちこないd【埋まれ】ゴハッ?!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.161 )
  • 日時: 2014/09/14 11:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 0zFS.HlF)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 四十一章続き

 〜残妖&ツバキside〜

 夕食を食べ終えて、残妖とツバキは早速渓流へ向かっていた。
 今のツバキはまともに戦えないので、残妖だけがしっかり武装して村を出る。
「しかし、案外早かったな」
 ツバキは日が落ちて間もない星空を見上げなから呟く。 
「そうですね、でも炎さんのことですから、実は夕方辺りから待っていたりするかもしれませんね」
 残妖は苦笑しながらその呟きに反応する。全くその通りなのだが。
 道のりに、人気がなくなってきた。
 小型のモンスターが人里近くに降りてくることはそれほどない。
 それでも多少の警戒は必要だ。
「あの、ツバキさん」
「ん、なんだ?」
 ふと、残妖はツバキに話し掛ける。
「アストさんとユリさんって、恋人同士なんですか?」
「ッ!?」
 いきなりの残妖の爆弾発言に転びそうになるツバキ。
「い、いきなりなんだっ?おどかすなよ……」
 ツバキは落ち着いて深呼吸して落ち着く。
 質問は、アストとユリが恋人同士なのかどうかだ。
「違うかな。確かに、ユリはアストのことが好きだし、告白もしたらしいな」
 ツバキはバルバレ近郊からナグリ村までの船旅路を思い出す。
 歌姫と言う立場を捨てて、アストのそばにいたいと言うユリの決意は固かった。
「そ、そうなんですか?」
 残妖は告白と言う言葉を聞いて、ほんの少しだけ頬を赤く染める。
 それとは対照的に、ツバキの表情は憂いに満ちていた。
「あいつ、アストは誰にでも優しい、いや、優しすぎるんだよ。誰かを助けるためだったら、平気で犠牲になるような奴だし、ちょっとは自分の心配しろっての……」
 ツバキは今ここにアストがいるかのように、溜め息をつく。
「だからこそ、ユリはアストを好きになったんだろうし、俺も……」
 不意にツバキは残妖から顔を背けた。
「ツバキさん?」
「俺は、ユリには幸せになって欲しいんだ」
 ツバキは残妖の言葉を遮るように言葉を聞いて続けた。
「この先の未来で、アストよりカッコいい奴が現れるかも知れないけど、そんな奴なんか簡単に出会えるもんか。ユリにはアストしかいないんだよ」
 ツバキは背けていた顔を元の位置に戻す。 
「単純そうに見えてめちゃくちゃ複雑なんだよあいつは!ユリくらい可愛い奴から告白なんてされたら、普通の男は即刻オッケーだぞ!?なのに、アストは……」
 ツバキは左の拳を握り、すぐに緩めた。
「アストは……多分、カトリアさんの事が好きなんだよ。分からないけど……きっとそうなんだ」
「ツバキさん……」
「……ごめん、熱くなった。気にしないでくれ」
 ツバキは静かに息をついた。
 残妖も何も言えず、ただ黙っていた。

 そうこうしている内に、渓流へのベースキャンプに到着していた。
 エリア5で待っていると、炎の手紙に書いてあった。
「まさか俺、口封じで殺されるんじゃないだろうな?」
「いくら炎さんだって、何の関係もない人を殺すほど鬼じゃないですよ」
「いや、その、まぁ……」
 ツバキの中での炎は、とてつもなく怖いイメージが出来上がっている。右肩を治療してもらったとは言え、あの怪物のようなモンスターを一瞬で塵にするほどである。あんな様子を間近で見れば、誰だって恐れを抱く。
「大丈夫ですよ。……多分」
「そこは保証してくれよ、残妖さん……」
 二人は狩り場へ入り、エリア5へ踏み込んだ。

 〜地side〜

 今回ばかりは自力で戻ってくる地。
 地は残妖とツバキを見送ってから、改めて考え直していた。
「(ツバキの右肩が怪我していたのは……アレかな、炎の力を取り込んだモンスターに出会してそれで残妖守って怪我したってとこだろ。で、炎があの二人、特にツバキを呼んだのは、口封じのために記憶を消すからだな。ついでに右肩も治すだろうけど……)」
 ふと、後片付けを楽しそうにしているルピナスの背中を一瞥する。
「(つか、気になんのは炎が何で会ったこともないルピナスの似顔絵を、こんな正確に描いていることなんだよな。まぁ、あいつだから何が起きても不思議じゃねーけどwww って、だから何でルピナスなんだよ。ルピナスがあいつの好みのタイプだったり?あいつ、年増がタイ……)」
 突然、地の鼻先を何かが通りすぎて、壁に突き刺さった。
 それは洗われたばかりの包丁だ。
「あらぁ、ごめんなさいねぇ。大丈夫でしたかぁ?」
 ルピナスがニコニコしながら飛んでいった包丁を拾いに来る。
「イエ、ダイジョウブデス」
 地は普通に答えた。
 ルピナスは壁に突き刺さった包丁を拾うと、流し台に戻る。
「(おいwww なんだ今のwww包丁が見えんかった、ってか反応出来んかったぞwww )」
 実はルピナスより、地や炎の推定年齢の方が上だったりする。
「(気のせい気のせい……で、炎が何でルピナスのことを気にしてるかだな。実はルピナスは魔法使いか何かで、こっそり炎とコンタクトしてたとか?いやいや、それはねーな)」
 それはない、と地は心で頷く。
「(いや、でも……あんなにのんびり落ちていてるって、普通じゃねーよな。じゃあやっぱり魔法使いで、本当は見た目より永く生きてて、実はかなりおばさ……)」
 地は咄嗟に反応した。
 しかし、目や頭で反応できてもあまりに遅すぎた。
 目の前にフライパンが飛んできているのだ。
 それを顔面に直撃する地。
「じぇがんっ!?」
 悶絶して倒れる地。
「あらぁ?ここにあったフライパンはぁ、どこにいったんでしょぉ?」
 ルピナスはキョロキョロと見回している。
「い て ぇ よ www 」
 地はフライパンを拾うと、ルピナスに突き返した。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.162 )
  • 日時: 2014/09/14 16:22
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

その30 異世界より来るモノ達

〜施設のどこか〜

「押されてるぞ!やっぱり俺達がでむk」
「落ち着けっていってるだろ。どうせ戦うなら最後に盛り上げてパーっと散ればいいじゃん」
「それ死んでるではないか!」
相変わらずゴルルナの男とTRAILBLAZERが漫才っぽいことを繰り返している。
「あー!仕方ない、異世界から呼び寄せたモノを向かわせた!これで大丈夫だ!」
「俺の仕事減るかな?まぁ結局最後にここにくるからそこでパーッと…」
「だから散ったら意味がないと!」
「…。」


〜地下5階〜

ひたすら地たちは地上を目指し登る。
途中で出会ったモンスターはすれ違った瞬間に倒れていった。
すべては地のせい。
「あー階段遠いんだよ!いちいち遠く配置しやがって!!」
この施設の階段はなぜか対角線上に設置されているため距離が無駄にある。
こんな距離いちいち行き来するのだからここのモノたちは大変そうだ。
はてさてそんなこんなで道を全力疾走していた地たちであったが、その先に何かがいることに気がつく。
「ん?誰?」
とりあえず急停止して地はそれに問う。物理法則を完全に無視した停止方法だ…。
そしてそれは…いきなりこういった。

「お前たち…が…ほしいっ!!」

「はっ?」
「え?」
「…?」
いきなりのとんでも発言戸惑う3人。
「あ、違う!お前達の力がほしいだけであって…あー!何で俺はこうも大事な場面でいい間違えるんだ!」
「あなた…変態ね」
霊華はそれを蔑むかのように見ている。
「へ、変態というなぁあああ!!!」
「あ、こいつ変態禁句らしいから自重してあげよう。変態だから仕方ないさ。まぁ今まで変態なことを繰り返してきてしまった自業自得なパターンなのか、自覚のないただの変態なのk」
「き、きさまぁああ!!!」
地は変態をこれでもかってくらい連呼する。もちろん意識していっている。しかもそれが誰なのか知っているためもはや遊んでいるといったほうがよいだろうか…。
「地さん…そこまで変態と連呼しなくても…」
「き、貴様も変態というか?!許さん!ぷ○地獄n」
「あ、それ禁句なんで沈んでください」

ズドンッ!!!!

地は背後から容赦なく拳を振り下ろす。
それをぶちかまされた謎の変態は階を突き抜けて下のほうへぶっ飛んでいった。
「…結局あれはなんだったのよ」
「異世界に住む変態。何でここにいるかは知らない。まぁほっといても問題ない闇の貴公子だよ。さぁ地上を目指そう」
そういって地上を再び目指す…。


〜空間の狭間〜

「本編にはでないといったな、あれは嘘だ」
「いいの?」
なぜか本編にも現れだしたこの二人。
「まぁ間接的に見守るだけだが…あまりにも世界と世界の干渉が激しいから仕方ない。もう無理と判断したら行くだけ」
「いいの?それ…」
そう、想定以上に異世界との干渉が大きく、本来の世界に住むモノへの脅威になりかねなくなっているためらしい。
「大丈夫とはいえないな、俺達の接触だって危険なことだからまぁうん、瞬☆殺で終わらせればいいさ」
「仕方ないわね…久々にこっちの刀を使うことになりそうね…」
「あ、それはないぞ。そんなつよかねぇから」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.163 )
  • 日時: 2014/09/14 20:52
  • 名前: 影法師のペンギンさん (ID: Sj8/I1fK)

本編進めねぇと
今回はパクリ警報

5話
ワイルドTime前編(覚醒)

「それでいなくなっていたと?」
「そうですね」
セロは事情を説明した。
「力を託すってどういう意味だ?さっぱりわからねぇ」
「同感だね。だいたい何故セロの前から消えたんだろーね」
女子勢に疑問符が浮かぶ。
「とりあえずこの付近の調査を行うか……」
レージが立ち上がり歩き出そうとした。その時だった。空から何かが落ちてきたのは。

安定のセロ目線

舞い上がった砂煙の中から立ち上がったのは一人の男だった。奴から放たれている威圧。この感じは普通の人間ではない。そして直感で僕を狙っていことに気が付いた。恐らくはバルカンの力か。
「反応がするのは貴様だな」
男が睨む。誰なのかは知らないが感覚で敵であることは分かった。無音の警鐘。
「貴方は誰ですか。答えてください」
「セロ?」
「答える義務があるのか?」
いっそう強く睨む。
「答えなければ……斬りますよ」
「ふっ。できるものならな」
男が背中から大剣を抜いた。
「セロ気を付けろ!こいつは只者じゃない!連携を取れ!」
レージさんの警告。うるさい。奴が狙っているのは僕だけだ。巻き込まないためにみんなから距離を置かなければ。と、奴がいない。見回す。結論、下だ。間に合わない。
「がはっ!?」
肩から脇腹に焼けるような痛みがはしる。やられた。くるくると身体が舞い上がった。何処から出したのか、小銃を向ける。
「なっていない。出直せ」
連発。火炎弾で撃ち抜かれた。防具が焼けていく。
「ロワーガは属性強化に長けているが、火に弱い。耐性を考えろ」
「……っ!まだだ!」
イメージを集中させる。相手を吹き飛ばすイメージ。手の周りの空気が歪む。そして強烈なパンチを……当てられなかった。
「何!?」
「その程度の力では勝てないと言っているんだ」
男の周りの空気が歪んでいた。弾かれている。
「カウンター……バン!」
濃縮された空気のエネルギーで僕は空高く吹き飛ばされた。もう身体が動かない。そのまま何も出来ず地面に叩きつけられた。火炎弾を数発撃たれ僕は火だるまになった。
「くそっ!くそォォ!」
叫ぶことしかできない自分が腹ただしかった。

戻すお

セロの情景に3人は言葉を失った。辺りに焦げ臭い匂いが立ち込めた。セロが落ちた処が炎を上げて燃えている。
「貴様ァ!」
レージが駆け抜ける。連射しながら間合いを詰めていく。レージは男が撃つ弾丸を乱数機動で回避する。対する男は空気を捻じ曲げ大気の盾を作りレージの撃った弾丸を弾き応射する。高速で入れ替わる中距離射撃。5mに達っするとレージは単分子カッターを抜き出す。
「破壊するっ!」
機械仕掛けの刃が唸る。グルカナイフ型の刃が狙いを定めた。この兵器は炭素分子によって出来た細かい刃が振動することにより物理的なものなら大抵のものを切断することが可能だ。そう、物理的なものなら。
「ハァッ!!」
「無駄だ」
空気を捻じ曲げた大気の盾が阻む。トップクラスの硬度を誇る炭素分子の刃がみるみる消耗していく。
「!?」
「お前らに興味はない。失せろ」
空気の塊がレージを貫いた。爆発し腹部に大穴が空く。
「ぐはっ!」
レージは吹き飛び古城の外壁に叩きつけられた。更に男は突っ込み瓦礫の中からレージを掴み引き抜く。
「気に障った。悪いが死んでもらう」
男がレージにとどめを刺そうとしたそのとき、
「これ以上はやらせないよ!」
「ミサキ!駄目だ!」
背後からミサキが殴りかかる。しかし未来でも見えているのか、最小限の動きで回避し、
「鬱陶しい。消え去れ」
脚に力を纏い回し蹴りを当てる。
「おふっ!?」
圧倒的な力が解放されてミサキは遥か彼方へ吹き飛んだ。男はメイを睨む。
「次は……お前だ……」

メイ目線

皆がやられてアタシ一人になった。何が揺らぐ。身体が震えている。何故だろう。恐ろしく死が近く感じる。
怖い。
怖い。
死にたくない。
何処かで感じたことがある。この感じ。再び何かが揺らぐ。
だったら……殺せばいい。
一人ぼっちでも大丈夫。
死の恐怖はよく分かっているでしょ。
ほら、思い出して。
そして奏でよう。
破壊の旋律を。
アタシは頭に浮かんだ言葉を唱えた。
「デモリッション……コード……」
途端にアタシの意識は途切れた。

戻すお(2回目)

「ククククククク……アハハハハハハハ!」
メイが狂った様に笑い出した。血眼が男を睨む。
「嫌だ!死にたくない……死にたくない……ククククククク……ダカラ!!テメェヲコロス!!」
「……お前もか」
メイの異変にも男は冷静だった。まるで全てを知っているかのように。
「シネェェェ!!」
メイが抜刀して斬りかかる。男は何も言わずに盾を形成する。だが
「何!?」
硝子の割れるような音がなり盾が崩れ去りメイの斬撃が男を深く斬った。さらに蹴りで吹き飛ばす。
「馬鹿な……!?俺が飛ばされているだと!」
メイはその場で刀を構え振り下ろす。
「月牙楼峯!!」
振り下ろされた斬撃が男に向かい直進していく。高らな峯の斬撃波。防ぎきれず男は直撃する。
「おのれぇぇ……!」
男の煮えたぎる怒りにも無慈悲に斬った。再び斬波。そして接近する。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!」
連続して斬って斬って斬って斬って斬って斬りまくった。しかし男もだまっているものでは無い。
「許さない許さないゾオ!」
怒りのままに大剣を引き抜き斬りかかる。メイは受け止め火花が散る。入れ替わり刀がぶつかり、また入れ替わる。そしてまたぶつかりあう。しかし明らかにメイが優勢だった。隙が無い。しかし、突如と状況は変わった。
「っっ!?痛い!頭が……割れる!痛い!」
メイが頭を押さえてうずくまる。男はその隙を逃さない。
「はぁはぁ……ククククククク!俺の勝ちだァ!」
冷静さなどとうに失った男は確実なコースで大剣を振り下ろした。確かに当たると男は確信していた。だが途中で振り下ろす手が止まった。手が動かない。背後から感じる殺気に止められたのだ。
「……!?……新手か」
呟き後ろを向いた途端、男は全身を斬られた。恐ろしい速さで斬り刻まれる。それは死の渦に飲み込まれたようだった。なんとかうしろ跳躍して敵を目視し驚愕した。そこに立っていたのは、火に包まれたはずのセロだった。所々防具が欠けている。割れた仮面から睨む眼は先ほどのメイとは比べものにならない程の怒りに満ちていた。
「僕は……お前を……皆を傷つけたお前を許さない!僕は……守る為なら……人間だって!捨ててやる!」

続く

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.164 )
  • 日時: 2014/09/14 21:29
  • 名前: 煌星 (ID: 82QceoZD)

覚醒者達のステータスをば厨二要素は当たり前


まずは輝
ルーツ版
身体能力は通常の5〜6倍程度まで上昇(人の約70倍ほどな)
全身が白い体毛で 所々に赤い雷がバチバチと音をたてる
雷を操れるようになる 主に雷で武器を創る
飛行能力も通常の(ry
ちなみに、通常時クック0.87秒の所を0.000087秒程で潰す計算

Disじゃなくで
ディスフィロア版
ルーツ版の上位互換でありディスフィロアの能力を秘めた状態
身体能力の上昇は当たり前克つ世界を1秒程度で消せる程の力を持っちゃうwwww
ディスの能力だからファ○アブリ○ードも可能戦闘面ではG級ミラボレアスを3秒かけて倒せる程度(自重させてるんで)
姿の説明は割愛



G級ミラの覚醒状態の能力を持つ
星落としじゃなくて太陽落としもできますがね
専用武器として黒焔属性だかを持つ全武器をしよう可能 もちろん、ディス武器並みに属性値をうp
姿はもちろん割愛

残りは随時更新で

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.165 )
  • 日時: 2014/09/15 00:12
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

ちょっとした番外編

黒「何で俺達も本編だすんだ」
qua「いやー、ちょっとやりすぎたからそれの回収がんばれってこと。」
翠「別にいいけどそれくらいなら鍛錬のたの字にもならないわね…残念」
黒「秒間100000発じゃ足りんのか?」
翠「もっと増やしてよ…そのくらい片手で事足りるわよ…」
qua「…。」
黒「いっておくが、作ったのはてめーだからな?」
qua「うっせ!!」

qua「せっかくだから炎の詳細について出すよ。本編であんまり語らないからさ。」
黒「ただしここに炎はいない」
翠「いるのは私と黒だけ〜」
qua「んじゃほい」



26歳…としているが実際は2649歳。
元は人間だったが、人間の限界にひどく落ち込み、一度死ぬ。
その後魂だけとなって彷徨っていた所を黒に拾われる
その際に人間の限界について相変わらず落ち込んでいたため、今度は人としてではなく、別の種族として生まれ変わる。

ありとあらゆる世界に順応し、いかなるパターンであろうと対応し、応戦する。今までにない場合であろうともすぐに対策を打ち出す。
鞄にはありとあらゆる世界から入手した武器、防具、アイテムなどが入っており、物によっては彼にしか使うことが出来ない。それはレベルが対応できていないため。ほら、RPGで○レベから装備可能ってやつあるじゃん、あれ。
詳細な身体能力は異次元なため割り出せていない。なお、彼のもつ力を無効化することは師のもつ技以外では不可能とされている。
おまけに貫通機能もち。
弱点がないようで、実はあったりする。それはコアを失った時。そのときは著しく能力が下がる。
コアは常に場所を入れ替えているため特定できないらしい。

すべての武器の長短を理解し、適切な利用方法を知る。数多くの場面において、最適に動く
一応動きは制御しているが、さっさと終わらせるとき、地など知っている者と狩るときなどは制御外の動きをする。
とりあえず、彼が敵対したら降参しましょう。それか潔く散りましょう。



qua「モンハンどこやと打ちながら思いました。」
黒「それよりひどいのが俺」
翠「それと私。」
qua「この二人は詳細明かせないけどまぁうん…軽く自己紹介して」
黒「無空間からの創造、そしてそれらを完全な無に帰す破壊ができる。あと火メイン。」
翠「空間の狭間に来たら剣術教えてあげるわ。でもここってある物がないとこれないのよね」
qua「ということでおしまい。突っ込みはうけるし厨二乙といわれても仕方ないね。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.166 )
  • 日時: 2014/09/15 16:06
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

四十二章 完治

〜渓流エリア5〜

この先に待つものが誰かは分かる。
しかし、何をされるのかはまったくわからない
もしかしたら…殺されるかもしれない
それでも行かなければならない
「…あれ?」
エリア5に入った二人だが…そこには何もいなかった。
誰もいない…と思っていたがそれは間違いだった
「おせぇよ」
「「!!!」」
その声は…真上から聞こえた。
とっさに空を見上げる
「まぁ来たから別にいいが…」
ストッ
それは目の前に着地する。
あの時と変わらない威圧感をもつ青年…
炎だ
「めんどくさいからさっさと終わらせる…ツバキだったか…?肩の調子はどうだ」
「動かすのは厳しいが…なんとかなっている」
炎の問いにツバキはそう答える。その後、炎はこういった
「目をつぶれ、二人共だ。前みたいにつぶらなくてえぐいものを見たくないならなおさらな」
炎がそういったわけは…いうまでもない。
「炎さん…?一体何を」
「肩を完治させるだけだ、ちゃんと目をつぶってろ」
炎に対して恐れを抱いているツバキではあったが…残妖を信じていわれたとおり目をつぶる。
「…さてと、目をつぶってろよ」
念入りに目をつぶることをいってから炎はある技を使う

【リザレクション!】

そのとき、ツバキの右肩に何か不思議な力が感じ取れた。
言葉では言い表せれないこの感じは…少しすると感じられなくなった。
「…っ!…もういいぞ、目を開けてもいい」
そういわれて二人は目を開ける
「お、おい?大丈夫なのか?」
真っ先に視界に入るのは…吐血をした炎。
「気にするな、これは仕方ないこと…それより肩、治したぞ」
「そんなことができるわけ…?!」
いくらなんでも傷を一瞬で修復することなど不可能、そう思っていたツバキであったのだが…
右肩は傷跡すら残っていない
動かしても何も支障がない
完全に…治っている
「な、なんで…?!」
「説明できん、とにかく治した。それだけだ…俺のせいでもあるのだからな」
「お、俺のせい?」
炎の言葉に引っかかるツバキ
俺のせいというからには何かあるのだろうか
「…残妖、地のあほはこの世界にきてどういうことをした、簡単に説明しろ」
「は、はい…」
残妖はこの世界に来てから今までのことを簡潔に炎に伝える。

「…という感じです」
「あのあほが…」
すべてを聞き終えてから炎は告げる
「これから俺達のことについて話す、俺が誰なのか、そして…」

【この世界に来てしまった原因等すべてだ】


〜集会浴場〜

「あいつまじでハンター向いてるわwwww」
「なにやらかしたんだ…」
地と碧は温泉に浸かっている。
どうやら夜も食料調達うんぬんのために出かけるとのこと。渓流以外の各地を適当にまわるみたいだ
「いやー、読心術でも持ってんのかってくらい俺の思ったことを当ててくるんだよww」
「…怖いなそれ」
「だろーwwwいやーww参った参ったw」
こいつ一体何考えたんだと碧は突っ込もうとはしたが…あえてしなかった。
少し考えたら分かることだから。
「んで、どこ行くんだ俺らは」
「渓流以外全部!!」
渓流以外全部と聞かれて碧はこう返す
「闘技場もか」
「もちろんs【そこは違うだろ】ゴゲフッ!!」
たしかに狩場ではあるがそれは違うだろということで容赦なかった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.167 )
  • 日時: 2014/09/15 16:08
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

ちなみに炎は自分達が何者か、どの世界からきたのか、そしてなぜこの世界にきたのかなどすべてぶっちゃけます。
理由はこの世界から去るとその記憶はすべて自動的に消滅するため。教えたところで消えるから別に問題ないらしい
一応誰にも話すなとはいうけど。
地と碧は…まぁ食料調達させておけばいいかなぁとおもって。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.168 )
  • 日時: 2014/09/16 15:20
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VFmfr6SB)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 四十二章続き

 〜残妖&ツバキside〜

 炎はここまでの全てを語った。
 自分は人間ではない存在であること。地も然り。
 自分が本来いた世界は、歪みに歪みきった世界であること。
 自分の目的は、その歪みを破壊すること。
 この本来有り得ない出会いの発端は地のアホだということ。
 最終的に自分もそれを了承してしまったこと。
 ミナーヴァをこの世界に巻き込んでしまったのは自分の責任であるということ。
 自分には時空間を異動するための力があること。
 その力をある存在に奪われ、変用されてしまったこと。
 そのせいで、本来関係のなかったミナーヴァまで呼び寄せてしまったこと。
 ある存在から力を奪い返したものの、力は完全には戻っておらず、世界中に散らばってしまっていたために、それの回収に手を煩わせていたこと。
 その途中で、ルピナスらしき女性と何らかの影響で気配を察知されていたこと。
 力の宿ったイビルジョーに喰われかけていたツバキを助けたこと。
 右肩の治癒も、自身が持っている再生の力であること。
 なぜそんなことを話すのか?
 教えたところで、この世界から去ってしまえば何もかも忘れてしまうから。
 余計な混乱は招きたくないので、誰にも教えるなということ。
 自身はこれから残った力を最後まで回収しにいくこと。
 地への伝言。「俺に殺されるまでは馬車馬のように働け。休むな。冥花と霊華が堕落に満ちていたらただでは済まさん。5/6殺しにする。身体の一部の原形を無くす」

「以上だ。質問は受け付けん」
 炎は語るべきことを全てを語った。
 それを聞いていた、残妖もツバキも茫然としていた。
 残妖はともかく、ツバキはどう反応すればいいか分からなくなっていた。
「右肩は治しただろう、さっさと帰れ。俺も暇じゃないんだ」
 炎は二人を村に帰るように言い放つ。
「ちょっと待ってくれよ、いきなりすぎて何が何だか……」
 ツバキはどうにか落ち着いて、炎に話し掛けるが、
「質 問 は 受 け 付 け ん さ っ さ と 帰 れ」
 炎のオーラを纏った脅迫とも言える声を前に、黙って頷くしかなかった。
 残妖はそっとツバキの肩に手を置く。
「諦めてくださいツバキさん、炎さんは私達のおおよそでは計り知れない人ですから……」
 静かに耳打ちしてくる残妖。
 それを耳にしたツバキも、もうそういうものなのだと無理矢理納得した。
「炎さん、ツバキさんをありがとうございました。あと、三日後には帰ってくるんですよね」
「あぁそうだ」
 質問は受け付けんと言いながら、受け答える炎。些細なことならいいのだろう。
「分かりました。では、また三日後に」
 残妖が一礼し、ツバキもそれに倣って頭を下げる。

 〜地&碧side〜

 温泉から上がった地と碧は、早速狩りの準備を整えていた。
「で、まずはどこから行くんだ?」
 碧は背中に雷剣を背負いながら地に訊いてみる。
「神域とかどうよwww 」
 神域と言うと、王立書士隊のわずかな記録から、「神の住む領域」など呼ばれ、爆発のような火山噴火、絶対零度の猛吹雪、天災のごとき豪雷が絶えず巻き起こる、不可解極まりない、ヒトの常識を遥かに超越した場所である、と記載されている。
 その原因は、形容しがたい謎のモンスターによるモノだ、とも記録されているが定かではない。
 緑は一切育たない、そんな世界でもある。
 最も、地はそこへ行ったこともあるし、そこに棲む神と呼ばれるモンスターと対峙したこともある。
 だからと言って、そんな所へ散歩にでもいくかのように言うのでは、さすがの碧も呆れを隠せないので、
「独りで逝ってこい」
 と言って地を埋めた。
「ととぅがっ!!」
 地はもちろん顔面から地面に突っ込み、すぐに復活する。
「しょーがねーなー。んじゃ無難に闘技じょ……」
「デジャヴ」
「あびじょっ!!」
 もう一回埋められる地。
 そろそろ真面目にやるか、と地は頭を引っこ抜く。
「んじゃ、水没林辺りならいいだろ」
「よし、分かった」
 二人はエリスに一言断ってから、村の外に出る。
「さぁて、水没林だから……」
 地は水没林の方向を向いて、碧を掴む。
「水没林行き、亜音速便、発射しますwww 」
 地は碧を吹っ飛ばし、自身も後を追う。

 〜ルピナスside〜

 ルピナスが洗い物を終えた頃、残妖とツバキが帰ってきた。
 カトリアが二人を出迎える。
「おかえりなさい。ツバキくん?右肩はどうしたの?」
 ツバキの右肩を吊り下げていた三角巾が外されていることに気付くカトリア。
「いや、これは、その……」
 ツバキはなぜか言葉を濁していた。
 それよりも、と残妖はルピナスの方を向く。
「ルピナスさん、炎さんが待ってますよ」
 この二人が帰ってきた後に来いと、手紙には書いてあった。
「ではぁ、行ってきますねぇ」
 エプロンを外すと、手ぶらで外へ出るルピナス。
 なぜか自分の意識の中に存在する、彼の存在。
「んー、どんな方なんでしょぉ。楽しみですねぇ」
 そのまま村の外へ出ていく。
 夜空に雲はなく、ただ上弦の月が優しくルピナスを照らしていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.169 )
  • 日時: 2014/09/17 13:47
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: sUCgr.zl)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 番外編 執事とお嬢のお戯れ

 今日もユクモ村の朝は早い。
 朝食を食べ終え、家事も済ませた残妖とツバキは少しの間、借家でのんびりとしていた。
「お茶を淹れましたよ」
 残妖が湯飲みが乗ったお盆を手に縁側やってくる。
 今この部屋にいるのはツバキと残妖の二人だけだ。霊華はなぜかユリと出掛けている。
「あぁ、ありがとう。残妖さん」
 紅葉を見ていたツバキはおもむろに残妖を一瞥する。
 残妖はお盆を置き、ツバキの隣に座る。
「ふぅ……」
 ツバキは湯気にそっと吐息を当ててから、一口。
 残妖もそれに倣うように、一口。
「「ふぅ……」」
 二人揃って小さく一息つく。
 あと少しも経てばすぐにでも昼食の用意になるが、今はこうしてゆっくりしている。
「ゆっくりしていっ……」
「黙れ」
「げるぐぐっ!!」
 何かみょんなことが聞こえたのはきっと気のせいだ。
 こうしていること、数分間。残妖が話を持ち込んできた。
「ツバキさんって、女の子なのにどうして「俺」って言うんですか?外の世界では、そういう人もいるとは聞いたことがありますけど……」
「あぁ、それな……」
 ツバキは残妖に事を話した。
「そ、そうだったんですか……よく分かりませんけど、苦労してたんですね」
「ユリを守ることしか頭になかった、俺なりの結果だな」
 ツバキは小さく溜め息をつくと、もう一口お茶を口に近付ける。
「話は聞かせてもらったわよ?」
「うんうん」
 突如現れたのは、霊華とユリだ。
「霊華様にユリさん?どこに行っていたんですか?」
 残妖は二人の姿を見て小首を傾げる。ツバキも然りだ。
 有無は問わさず、ユリは話を進める。
「ツバキくんは私と来て」
 ツバキに手招きするユリ。
「残妖はこっちよ?」
 霊華は残妖に手招きする。
 何が何だか分からないが、とりあえず各々の相手についていく二人。

 〜残妖&霊華side〜

「あの、霊華様?この服は一体……」
「あらあら、よく似合ってるじゃない。さすが残妖ね」
 残妖の姿を見て、霊華は楽しそうに微笑む。
 清潔感のある純白のワイシャツ、その上に羽織るは対照的な黒のベスト。その黒と同じ色のスラックス。首から胸元を結ぶ赤いネクタイ。両手を包む白手袋。
「執事服よ、執事服。前に、ツバキと男装した残妖について話しててね、その件をユリにも話したら、彼女ったら「じゃあツバキくんも女装させないとね」とか言って、すっかりその気になっちゃったのよ」
「え、女装した、ツバキさん……?」
 残妖がそう口にした時だった。
「何じゃこりゃぁぁぁぁぁ!?」
 隣の部屋からツバキの咆哮が響く。

 〜ツバキ&ユリside〜

「うわぁ、私自身も予想外なくらい似合ってるね、ツバキく、ツバキちゃん」
 ユリは目の前の絶世の美少女を見て目を見開いていた。
 焦げ茶色のショートヘアに、薄紫色の瞳を見れば、ツバキと言うことは分かる。  
 が、その下を見れば誰がツバキだと言うだろうか。
 普段の勇ましい彼女にはとても似合わないだろうと思うような、水色のドレス。
 肩口や胸元が露出したセクシーな作りではあるものの、ツバキがそれを身に纏うことでいやらしさは鳴りを潜め、健全な色気と姿を変えて、その姿を見る者を魅了する。
 余計な装飾を省き、あくまで素材の良さを前面に押し出している。
「ユッ、ユリッ!よくも俺を騙したなぁっ!?」
「騙したなんて酷いよぉツバキくん。こんなに可愛らしい女の子なのに、女の子らしくない姿をし続けてるなんて、同じ女としては心を痛めていたんだよ?」
「だからってっ、ドレスなんて着せる奴があるかぁっ!」
 実の所、ツバキには目を閉じていてもらい、その隙にユリが着替えさせると言う戦法だ。自らおしゃれをしたがらないツバキには、こうするしかなかったのだ。
「さぁ、着替えも終わったし、残妖さんとご対面だねっ」
 ユリはツバキの手を取ると、連れていこうと引っ張る。
「いっ、嫌だ離せユリッ!こんな姿を誰かに見られたらっ、俺は羞恥心のあまり精神崩壊を起こすぞっ!?」
「きこえなーい」
 ツバキの抵抗も虚しく、ユリはふすまをスライドさせてツバキを押し出す。
 そこにいるのは、なぜか執事服の残妖と、霊華。
 しばらく、ツバキの姿に釘付けられている残妖と霊華。
「ィ、ヤァァァァァァァァァァ!!!!!」
 ツバキはとっても女の子らしい可愛い悲鳴を上げて、その場で気絶した。
「うそ、ほんとに精神崩壊しちゃったの?」
 ユリは倒れたツバキを抱き起こす。
 
 〜残妖&ツバキside〜

「ぅ、ん……ぁれ?俺……」
 布団から目覚めるツバキ。
 あれは悪夢だったのだろうか?
「ツバキさん、大丈夫ですか?」
 残妖が心配そうに見詰めてくる。
「そんな、気絶するほど恥ずかしがらなくても良かったじゃないですか」
「じゃ、じゃあ?夢じゃなかったのか……!?」
 途端、ツバキは顔を真っ赤にして俯いた。
「もう嫌だ死にたい」
「お、落ち着いてください」
 慌てて顔を上げさせる残妖。
「でも、あのドレスのツバキさん、本当に可愛かったですよ」
「か、可愛い?お、俺が……?」
「はい」
「〜……」
 とんでもなく赤面するツバキ。
「ざ、残妖の執事服だって、似合ってたぞ。か、カッコよかった」
「あはは、ありがとうございます」
 残妖は小さく笑うと、不意に畏まる。
「お嬢様、ご用件をどうぞ」
「やめてくれぇっ、俺はお嬢様じゃなぁいっ!」
 夕陽が二人を茜色に染めて、静かに照らしていたーーーーー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.170 )
  • 日時: 2014/09/17 14:01
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: sUCgr.zl)

 >>169

 こんなものを書いていました。
 ぶっちゃけ、残妖に男装させて、ツバキに女装させたかっただけです。
 大慌てに大慌てなツバキを描いていて、地味に楽しかったです。
 また時間があったら、書いてみたいです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.171 )
  • 日時: 2014/09/17 16:18
  • 名前: 影狼 ◆AqtLiM8aXQ (ID: JDlfC1if)

The HUNTERs’ story 〜永久の蒼き焔〜

〜〜〜第七話〜〜〜  【夜を越えて】

草原を抜け、今は砂漠の中にいる。
初めて砂漠に来たのだが…率直な感想は暑い。夜はまだ経験してないが恐らく寒いだろう。
「今日のうちにどこか街に着きたいな…」
「…こことかで…寝ちゃダメ…?」
「凍死するニャ」
トラスよ、珍しく正しいことを言ったな…。
しかし、こんな周りに遮るものがない場所でも気配がする。
「で、街ってここら辺にあるのかニャ?」
「多分無いよな…。まあ探すだけ探してみるか」
この後、結局街は見つからず野宿(?)になったという…。

〜〜一夜明けて…〜〜
朝、と言っても砂漠だと寒いな…。
横を見るとそこには…。
・・・・・・・。
「トラス…。お前の脳がどうなってるか見たいのだが開いてもいいか…?」
そこには零無の上半身の ピー に顔を埋めていた。
「ニャッ!?…ニャッ、ニャんのことかニャ…??」
うん、俺は見てはいけないものを見た気がする。
とりあえず…
「しばらくの間、寝るときは拘束な。次にこんな事したら…覚悟しておけよ…?」
「わ、わかったニャ…」ブルブル
トラスは怯えて震えていた。自業自得だ。

「零無、起きろ。朝だぞ…と言ってもまだ寒いが…」
「……ん…まだ…ねむ……い…」
「起きないとモンスターに襲われるかもしれないし、何者かが追ってきているからそっちに襲われる可能性もあるぞ」
「…む……じゃあ…起こして……」
何を言ってるんだ、零無は。
「今、起こそうと頑張っているんだが…」
「・・・」
零無は無言で両手をこちらに向けてきた。
なんと図々しい奴だ、とは思わないが…それぐらいは自分でやって欲しい。
だが、このままでは起きそうにないので手を貸すことにした。
「ほら、起きろよ」
「…うん……」
手を貸すとすんなり起きてくれた…のだが…寝てる。目を瞑ったまま立ち、動いてる。
寝てるというより半分、いや3分の1ぐらい起きているってとこだろう。
「今日のうちに街に着きたい。ドンドルマまではまだ長いから少し準備をしておきたいからな」
「それ、昨日も言ってたニャ…」

1時間後、ほとんど無理矢理だったが零無を起こし、出発した。


〜〜2日後〜〜
「…ここが…ドンドルマなの…?」
「ハンター試験のときに来てないのか…?」
俺達はドンドルマに着いていた。
2日間で何があったかを簡単に説明すると…まあ色々あったんだよ…。(説明になってない)
「さて、宿探すか…」
この街はハンターズギルドの中心があるだけあってとても大きかった。
この中で宿を探すのも面倒だが、知り合いはこの近くにはいないだろうし女と行動しているのだからそこら辺は配慮しないと…どうなることやら…。
俺達は街中を歩いていった。
「で、零無はハンター試験のときにここに来てないのか?」
「・・・」コクン
いつもどおりの、頷くだけの返事だった。
「じゃあどうやってハンターになったんだ?」
「…準会場の…バルバレで…ハンター試験を…受けた…」
「…そ、そうか」
…忘れていた。そういえば準会場なるものがあったのだ…。
俺は何故わざわざドンドルマまで行ったんだ…?
「お。ここでいいか?」
俺が指した場所は極普通としか言えないような宿だった。
「・・・」コクン
俺達は宿の中へと入っていった。
何か忘れている気がするが…まあいいか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.172 )
  • 日時: 2014/09/17 23:16
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

四十三章 明かすことのできない事実

〜部屋〜

「…」
渓流から帰ってから、ツバキは一人でずっと考えている。
というよりも…炎の言うことが常識の範囲を大きくぶっとんでいて整理できていない。
おまけにその内容すべて誰にも言うなと言うのだから自分自身で整理するしかない
「…あー!わけがわからない!!」
ただ整理しようにもいきなり意味不明なことを大量にふっかけられてどこから片付けるかさっぱりだ。
そういうのは教えるほうが悪いのかもしれない。
「ツ、ツバキさん、落ち着いて…」
「うっ…ごめん、ちょっと頭の整理が…」
こういうときに地がいればもう少し詳しいことを聞けたはず。
なぜか彼は…碧と共に出かけている。それ故に帰ってこない限り聞くことが出来ない
どうでもいいときはひょっこり現れる割に、肝心な時に限っていない。それが地。
「ところでさ、炎…という方に会ったのよね、何かあったの?」
「っ!そ、それは…」
カトリアは渓流で何があったのか聞いてくるが…ツバキは反応に困っていた。
何せ、俺が告げることは誰にも話すな。たとえどんなに親しい奴であろうとだ。と炎が言ってきたのだから。もしこれを破ってしまえば…今度は自分が塵へと帰ってしまうかもしれない。
「あ、えっと…その…」
残妖もフォローしようとするが…なんといえばいいのか見出せない。
その状況を打破したのは…
「炎から他には話すなって言われたんじゃないのかい?」
冥花だった。
「どうせあいつのこと…自分が出会ってかつ信用のおける者にしか話さないって感じだとあたいは思っているよ。違うかい?」
「いや…その通りです」
「やっぱりね…とにかくあいつが話すなって言ってるんだから聞いても無駄よ。たぶん無理やり言わせたら…そうね、塵に帰る…いや、無に帰すかしら」
「は、はい?!」
突如塵に帰るだの無に帰すだのぶっ飛んだ話が混じりだす。
「あたいの推測だけど、何か明かしたんだと思うわ。それもかなりやばい内容。迂闊に聞いたら混乱を招くかもしれない。だから教えたくない。教えたら殺すって感じでしょ。あいつのことだからこんなことかなってのは…少し考えたら分かるわよ」
いや、わからなかったわ。と霊華は外から行っていたが冥花はスルー。ハァ☆っとどこかで聞こえた…気がする。
「まぁ炎にあって帰ってきたってことでこの質問は終わりね。これ以上は死にたいならどうぞってとこ。ほんっとうにめんどくさいんだから…あたいにいちいち指示したり距離無視して怒号かましたり…まったく…。」
「…ひとついいかな」
淡々と話していた冥花にニーリンがあることを聞く。それは…
「もしかしてだが…冥花くんは炎殿に惚れているのかな?」
「は、はぁ?!そんなわけないだろう!あたいがなんであんな意味不明な男なんかに…」
とっさの質問に慌てふためく冥花。そしてその様子を見てしまった大多数の者が確信してしまった。
炎に惚れているのだなと。
「か、勝手にきめるなぁああ!!!」
冥花の叫びもむなしく響き渡る。


〜水没林〜

一方、完全に物理法則を無視して移動する問題児たちは水没林に到着した。その間わずか1分。
「で?何するんだここで」
「食☆料☆調☆達」
今回は純粋な食料調達できている。オーラを感じるモンスターの討伐ではないようだ。
なにせ、昨日とった食料はすべて無に帰された。だいたい霊華のせい。
そのためまーた食料を確保しなければならなくなったのだ。それにしてもこの二人のスタミナは底がないのだろうか…。
夜だというのに昼間と何一つ変わっていない
「…凍土のときみたいなモンスターはいねーのか」
「いるけどここじゃないし絶対会わない場所。しかもそれ以外は感じられないからもう安心。いるのは食料だけあとはプリンをふm【DE-JAVE】トリエボ!!」
ベースキャンプから出る前に突っ込みを入れられる地であった。果たしてこの先その回数は何回にまで増加するのであろうか。
それにしても、DE-JAVEといわれた時の返しは一体…
「TRIP MACHINE EV○LUTION 略してトリエb【いらんこというな】コンマイ!!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.173 )
  • 日時: 2014/09/20 03:24
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: UCqWlBm0)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 四十三章続き

 〜ルピナスside〜

 特に急ぐこともなく、ルピナスは狩り場へと入っていった。
 彼の言う通り、ここまでの道程には小動物一匹現れなかった。
 そして、ベースキャンプに到着した。
「ここがぁ、ベースキャンプですかぁ?でもぉ、誰もいませんねぇ」
 キョロキョロと周りを見回わすルピナス。
 簡素なテントとベッドがあるだけで、他には何もない。
「やっぱりぃ、誰もいませんねぇ。ではぁ、帰りまし……」
「待て」
 テント内を見通してから、帰ろうと振り返った先に、その青年はいた。
 朱い髪、紅い瞳、そして、全身から滲み出ているオーラ、などルピナスに気付くわけもなく、ルピナスはニッコリと挨拶する。
「こんばんはぁ。あなたがぁ、炎さんって言う人ですかぁ?」

 〜炎side〜

 こいつだ。
 この女性こそが、自分の気配を勝手に察知していたのだ。
 炎は何とも言えぬ感覚で女性に話しかける。
「おい女、貴様の名を教えろ。ちなみに俺の二人称は「貴様」だ。変えるつもりはない」
 とりあえず敵対心のない初対面の相手に自分の勝手を話しておく。
「お名前ですねぇ。私はぁ、ルピナス・クリティアと言いますぅ。それとぉ、私の質問にも答えてくださいねぇ」
「あぁそうだったな。俺があの地のアホの言うところの炎だ。霊華の奴が大変世話に、いや、迷惑になっている」
 炎は自分の名と、食料面で大変迷惑になっている霊華についての謝罪をする。
「いえいえぇ、霊華ちゃんはぁ、美味しそうにたくさん食べてくれるのでぇ、作る側としてはぁ、嬉しい限りですよぉ」
 普通なら文句を言うところだろうが、このルピナスと言う女性は普通とはかなり離れているようだ。
 それといざこうして対話をしてみて、炎は一つ意見を出す。
「貴様、もう少し早く喋れんのか」
 恐らく半分以上の人間がこう思っているだろう。
「ごめんなさいねぇ、炎さんの二人称がぁ、「貴様」って言う言い方を変えないみたいにぃ、私もぉ、この喋り方は変えられないんですよぉ。何て言うかぁ、習慣みたいなものでしてぇ」
「……」
 炎は心底で自分のペースを少し崩していた。
 自身を前にして、ここまでマイペースに接してくる相手は、地などを除けば他に見たことがないからだ。最もその地よりも遥かにマイペースのようだが。
「了解した……で、夢の中でも現実世界でも俺に干渉して、何のつもりだ」
 炎は本題を切り出した。
 勝手に気配を察知したり、干渉してくるのは結構。知りたいのはその理由だ。
 ルピナスは人差し指を顎に当てて、首を傾げる。
「んーとですねぇ、昨日にですねぇ、変な夢を見たような感じがしてぇ、その朝からぁ、何だか急に勘が良くなったようなぁ、感覚がするんですねぇ。何ででしょうかぁ?」
 やはり、ルピナスは力を与えられたと言う自覚がない。
「それからぁ、炎さんのことが頭から離れなくなっちゃいましてぇ、何だかどこかで何かしているかをぉ、感じちゃいますねぇ。それからぁ……」
「分かった、もういい」
 炎はルピナスを止めようとするが
「目と目を合わせてお話ししていたようなぁ、感じもしましてぇ……」
 聞いていない。
 炎は心底で溜め息をついた。
「あとぉ……」

 ルピナスが自身の異変を感じてからの事を話し始めて三十分が過ぎようとしていた。 
「こうしてぇ、顔を合わせてみるとぉ、色々分かりますねぇ」
 炎とルピナスの紅と暗緑の瞳が合う。
「炎さんはぁ、とってもぉ、優しい人なんですねぇ」
 いきなりを何を言い出すと思えば、そんなことだ。
 炎は呆れるように返した。
「人間の限界に絶望し、人間を辞めたようなヒトがか?」
「炎さんはぁ、どうしてそんなにぃ、強くなろうとするんですかぁ?」
「人間は絶対的な存在ではない。人間では絶対に勝てない存在もいる。そんなものが存在し続ければ、人類は滅ぶ。俺はそんな弱さに絶望し、一度死んだ。絶望と言う怨に囚われた俺は魂だけで存在していた。そんな時に、師は俺の未練に満ちた魂を拾い……俺を人間でない存在に転生させた」
 炎は掌から黒い焔を灯す。
「これがその結果だ。人間でなくなった俺は、時空を旅するようになり、人間ではどうにもならない脅威をしらみ潰しに破壊し、世界の調和を守ってきた。それが、人間を辞めた、俺自身への戒めだ」
 ルピナスは掌の黒い焔を見て、再び炎と瞳を合わせる。
「炎さんはぁ、とっても優しいんですねぇ」
「優しさだと?」
 彼女の言葉に炎は目を細め、掌の黒焔を消す。
「自分を辞めてまで守るなんてぇ、優しくないと出来ないですよぉ。でもぉ、炎さんは独りぼっちですよねぇ。私はぁ、独りぼっちなんて嫌ですぅ」
 ルピナスは言葉を続ける。
「ずぅっと独りぼっちでぇ、誰かのために辛い思いをしてぇ、誰からも感謝もされなくてぇ……、寂しくないですかぁ?」
 彼女の両手が、炎の右手を優しく包む。
「炎さんは優しいですからぁ、辛いとか言わないと思いますけどぉ……」
 優しく包んだ手が、静かに彼女の胸へと添えられる。
「私はぁ、炎さんが辛かったりしたらぁ、助けてあげたいですぅ。だってぇ……」
 ルピナスの頬が、蝋燭の火のように熱を宿す。
「私ぃ、炎さんに一目惚れしちゃったみたいでぇ……」
 恥ずかしそうに、はにかむルピナス。

 〜地&碧side〜

 水没林にて、環境を破壊しない程度に食料を集めるこの物理法則無視の二人。
「あーぁ、河が溢れる季節ならなー、チャナガブルとかガノトトスを釣ってお持ち帰り出来るんだけどなーwww 」
 地は釣竿を河に垂らしながら、誰と言わずに声を上げる。
 その隣には碧。
「仮に釣って帰って、どうやって食うんだ?」
「んー、まずチャナガブルは麻痺針を全部抜き取って安全にしてからなら調理、ガノトトスは固いヒレとか鱗を取り除いて、刺身にも出来んじゃね?」
「確信はないのか……」
 相変わらずこいつは何を考えてるか分からん、と碧はサシミウオを釣り上げる。
 ふと、遠くから翼の風切り音が聞こえてくる。
 その方向には、クルペッコ亜種がいた。
「地、あれはどうすんだ?」
「そりゃあもちろん焼き鳥にwww 」
「塩とタレなら?」
「どっちでしょうwww 解答はこいつを捕まえてからなwww 」
 早速鶏肉を捕まえにいく二人。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.174 )
  • 日時: 2014/09/18 23:44
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: jCnXTQSC)

>>173
炎「俺が力を求めていたわけ…」
黒「おいこらそれ忘れたのかてめぇ、2600うん年いきて何とぼけてる」
炎「…今は抜けているだけだ、師はなぜそんなに求める」
黒「世界の調和をはかるっつうのは意味不明なほど力いるわけ。だから俺はてめぇなんかよりはるかに強大な力を常に(ry」
翠「まぁ求めすぎたが故に自爆ってならないようにセーブしているわよ。暴走したら元も子もないわ。そんな力は破滅を呼ぶだけよ。セーブできない力なんて…意味がないわ」
炎「…(あのあほがセーブできてない)」
地「ハックショォン!!」


qua「えー、今回は地について。」
炎「角が生えていると聞いて鬼を思い浮かべた人も多そうだな」
黒「実際は違うだろ」
qua「つーことで詳細うんぬん」



25歳…といっているが実際は250歳らしい
人間ではなく、ユニコーンとのハーフ。つまり獣人
足元に現れる謎の魔方陣は転生陣と呼ばれているが詳細はまったく明かさない。色は紫
普段は絶対出すことはない。そして炎以外は誰にも明かしていない

もともとは双剣を使っていたし、元の世界では双剣に慣れ親しんでいた。しかしその世界から離れた時にすべてを隠さなければならなくなったため、弓にシフト。
常人離れした身体能力と、膨大な知識、的確な判断を武器に強大なモンスターに立ち向かう。どんな武器でも狩猟はできる。その中でも弓が一番。
HRに興味がないらしく、80台前後とされている。たまーにそれしかみないハンターに雑魚だの言われたことがあったらしいが、その後どうなったかは…。
炎と知り合ってしばらくともにするが、ある時別々に動き出す。
そしてすべてを隠してHR1となって活動し始めたころに碧と出会う。

ボケ特化だけど突っ込みもできるし、普段おっちゃらけだが、しっかりアドバイスはする。
炎の次の問題児


qua「こんな感じだよ」
炎「ぶっ飛び具合は…だいたいわかるだろ」
黒「この設定どっかの別ゲー…」
翠「それ禁句」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.175 )
  • 日時: 2014/09/20 03:26
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: UCqWlBm0)

 >>174

 もしかして、書きにくい状態にしてしまいました?
 もしそうだったら、どこをどうして欲しいか言ってください。
 すぐに修正しますんで。

 追記…

 修正しました

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.176 )
  • 日時: 2014/09/25 20:48
  • 名前: 乱釜 ◆iEdRpeyh/M (ID: rQrAX6q7)

 モンスターハンター  〜伝説と世界〜


 第一部  【ギルドマスター】

  第四話
       油断

「よし、もう一度っ!」
 ギスラムはまたジャンプ攻撃をした。しかし今度は乗れなかった。
2回目以降は警戒され、乗りにくくなる。まぁ、ギスラムにはそんな事関係ないようだが。
すぐさま3回目、4回目のジャンプ攻撃をしかけ、乗る。
ババコンガは疲労しているようで抵抗しない。
ダウンさせ、攻撃する。
 と、ふいにババコンガが立ち上がり、ギスラムに威嚇してきた。怒り状態だ。
ギスラムに連続攻撃をしてくる。彼はそれを避け、脇に攻撃をした、はずだった。
しかしババコンガはそこにはいなかった。
「がぁっ!」
 ババコンガは彼に飛びかかって来ていた。彼はそれを避けきれず、食らってしまった。
ろくに強化していない防具がダメージを多くしているように感じた。
ギスラムは仕方なく回復薬を飲み、怒りが収まるまで待つ。
雑魚だと思って少し油断していたようだ。
「少しじゃないニャー」
「うるさいな。いいんだよ別に」
「ニャー油断大敵だニャ」
 とかなんとか言ってるうちにババコンガはエリア6、つまり睡眠エリアに行ったようだ。
弱っていたらしい。
ギスラムも急いで後を追い、十分に時間を取ってからエリア6に入った。

  つづく

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.177 )
  • 日時: 2014/09/19 23:19
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

>>175
あー、炎の力を求めるわけのとこですが。
師である黒に近い感じなんですがこんな感じです

黒「思い出したらしいから言え。」
炎「人間の限界で勝てない敵だっている…それに対面してしまえばその世界は滅びる。俺はそれを防ぐために生きている。それが俺にできること…」
翠「あら、まじめね」
炎「師ほどでもない…」
黒「まぁうん、守るべきもののためでもあるわけだろうからそれも追加。あ、翠、久々に運動できるぞ。とはいってもそんなに強くないのが狭間きちゃった」
翠「えー…強くないの…」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.178 )
  • 日時: 2014/09/20 17:06
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 5JFjZt5n)

お久しぶりです
最近全然これませんでした。

今回は企画発表です!

企画は



お題[クンチュウ]で一つ短編を書いてください!
あと、近々目次更新するんで仮目次よろしくお願いします。

*
*
※ この欄には何も入力しないで下さい
*
(記事メンテ時に使用)

※ 動画などのアドレスを書き込む時は、hを抜いて「ttp://www.youtube.com/」のように入力して下さい。

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