雑談掲示板

モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目!
  • 日時: 2014/08/06 15:35
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: H7ZW4Rro)

クリックありがとうございます!
このスレでは シリーズ物の 小説 をかいてください!
&主もショボいですが小説をかくので。

ルール
一 話数をしっかり書いてください!
二 お題は基本的にモンハン!もし違うお題で書きたかったら、主に一言。

あなた あ のお題で書きたい!
私 いいですよ。
あなた 書きます〜  
のようにしてください。
必ず聞いて、返信されてから、書いてください。
三 アドバイスはいいですが、基本的に批判、邪魔はなしで。

荒らしについて

 二回以上の荒らしで通報を考えますんで。
 四回以上の荒らしは確実に通報します。
私が居ない場合は作者様達にお願いします。

以上がルールになります!

リンクスレ  ttp://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=326

参考にどうぞ
ttp://real-create.com/

一代目
ttp://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=49
二第目
ttp://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=828
作者様達の作品を最初から読みたい方は、上のスレからどうぞ。


現時点でのここの内容

作者様は二代目の続きからどうぞ。
&二第目過去ログいくまでの雑談
&月1の企画

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目次

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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.79 )
  • 日時: 2014/08/23 20:11
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bikIXC4y)

支援ついでに一度やってみたかったものを。


番外編〜人間の星(我が小説初のエタ無し番外編)part1〜

モンスター達の支配する世界。その世界のとある密林へと、それは静かに降り立った。淡い光を放つそれは、密林に眠る者達を起こす事なく、静かに見守っていた。

プオー……
密林に、カスケ君の角笛の音が響く。
「きたきたっ、やっほーミズキ、カスケ、ネオ!」
「おはよーギザミ! 何か今日は凄く嬉しそうだね」
早々に出迎えてくれたのはギザミ。いかにも待ってました感が伝わってくる。
「いやちょっとね。三人ともついてきて!」
ギザミは私達三人をハサミでひょいと持ち上げると背中に乗せ、不可侵入領域へと入っていった。

「おーいみんな、ミズキ達連れてきたよー!」
なにやらよくわからないまま連れて行かれた先……突如開けた広大な広場に、なんと今まで会ってきた全ての超大陸モンスターが集結していた。……が、そこに一ついつもとの大きな違いがあった。
「来たか」
こっちを見たクックの足元に、小さな女の子がしがみついていたのだ。多分年は六歳くらい、濃い紫色の長髪で薄紫色のかわいらしいワンピースを着ている。そして裸足だった。
「……え?」
ギザミから降りた私はその女の子を見る。するとその子は私のところへとことことやってきて……。
「お姉ちゃぁん……」
「えっ、まさかルカ!?」
コクコクと頷くモンスター一同。
「ええぇーー!?」

続く……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.80 )
  • 日時: 2014/08/24 01:44
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: EkS1K2s3)

 >>78

 さぁー、どうなるでしょう?期待してます。

 >>79

 こっ、これはっ!?まさかの鬼人化ですか!?(違う)
 やるだろうなと思ってましたが、まさかやるとは……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.81 )
  • 日時: 2014/08/24 09:43
  • 名前: 影法師のペンギンさん (ID: pmoTcxDu)

>>79

ペンギン「擬人化来たぁぁぁ!しかも幼女!最高!生きててよかったぁぁぁ!」
メイ「進めろ変態」

ぬたうなぎリレー感動の最終ランナー
セロ&メイ

プロジェクトN遂に完結!


ペンギン「さあやってまいりましたぬたうなぎバトンリレーで世界を繋げるプロジェクト。その名もプロジェクトN!各世界で思いを乗せたぬたうなぎが遂にこのスタート地点に戻ってきます!」
セロ「また走るのか……」
メイ「てか、最初からそんな名前だったっけ?」
ペンギン「おっと見えてきました。このドラマの主役!ぬたうなぎだぁぁぁぁ!」
ぬたうなぎ「いゃゃゃゃゃゃゃぁぁぁぁぁぁ!!」
ミサキ「あらあら……」
レージ「one☆of☆過労死」
セロ「パクリですねわかります」
メイ「おいおい来たぞ……」
セロ「よしキャッチ!」
ペンギン「さあ!キャッチしたぁぁ!走れぇぇぇ2人とも!」
メイ「最悪…。気持ち悪い。吐きそう」
セロ「メイさん……。ラストです。頑張りましょう」
メイ「お前……死ぬなよ?」
セロ「厳しいかもしれないですね……」
ペンギン「さあ、ただ走っててもつまらないので出番のこないキャラ達でHappinessです!」

歌:嵐 作詞:Wonderland 作曲:岡田実音

全員「Yeah yeah yeah…」

艦長さん「向かい風の中で 嘆いてるよりも
上手く行く事を想像すれば いつの日か変わる時がくる」

アンノウン「夢中で生きてたら 何気ないことで
愛が傷ついて ためらいながら 何度も立ち上がるよ」

クシャルダオラ「思い出の後先を 考えたら 寂しすぎるね
騒がしい未来が向こうで きっと待ってるから」

全員「走り出せ 走り出せ 明日を迎えに行こう
ゆうすけ「君だけの音を聞かせてよ 全部感じてるよ」
カコル「止めないで 止めないで 今を動かす気持ち
どんなに小さなつぼみでも 一つだけのHappiness」

ゲイツ「涙の気持ちさえ 言葉に出来ない
幸せの虹は 何色なんて 気にしなくていいから」

ガウルン「答えを見つけようと 思い出また積み重ねてる
ここから新しい場所へ 何も恐れないで」

全員「遠くまで 遠くまで どこまでも続く道」
飯塚「ウガァ!」
一同「歌えよ!」
デロイ「止めないで 止めないで ずっと信じる気持ち」
平蔵「今は名もないつぼみだけど 一つだけのhappiness」

全員「走り出せ 走り出せ 明日を迎えに行こう
君だけの音を聞かせてよ 全部感じてるよ
止めないで 止めないで 今を動かす気持ち
どんなに小さなつぼみでも 一つだけのhappiness」

「Yeah yeah yeah…」

艦長さん「俺たちに出番をくれぇぇぇ!」

ペンギン「さあ、彼らに出番が来るかはわかりませんが。セロ達がゴールに近づいた様です!」
セロ「あと少し……。もう少し……。はぁはぁ……」
メイ「終わったら手洗いたい……」
セロ「あ、ゴールが……」
メイ「お……」
孔明「今です」
ガバッ!
セロ「え?」
メイ「落し穴だとぉぉぉぉ!?」
ペンギン「さあその先は愛のローションスライダースタートだぁぁぁ!」
メイ「いゃゃゃゃゃゃゃぁぁぁぁぁぁ!!」
セロ「あの野郎絶対殺す」
ペンギン「どんどんスピードが上がっていくぞ!そしてゴールは……」
ザバーン!
ペンギン「熱湯風呂だぁぁぁ!」
2人「熱ちぃぃぃぃ!!」
ペンギン「ゴォォォル!遂に14kmに渡るぬたうなぎリレーがここに完結しました!」
セロ「はぁはぁ……。もはや殺す気力すらない……」
メイ「……」
ペンギン「さあ、最後は各世界の選手全員で記念撮影をしましょう!」
ミサキ「みんな冴えない顔してるね……」
ペンギン「さあ!並んでー」
セロ「なんか嫌な予感が……」
メイ「あれは!?」
ペンギン「はい!ポーズ!……ニヤリ……」
ザバー!
セロ「何!?」
ペンギン「ぬたうなぎの雨だぁぁぁ!」
一同「いゃゃゃゃゃゃゃぁぁぁぁぁぁ!」
ペンギン「以上でぬたうなぎリレーは終わり……」
一同「おいてめえ。殺される覚悟は出来てんだろうな?」
ペンギン「え?ヤバ……」

終わり

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.82 )
  • 日時: 2014/08/24 14:31
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 0SFOHFBT)

 >81

 アスト「なぁっ!?ヌタウナギの雨ぇ!?」ボトボトボトボトボトボトボトボトボトボト

 カトリア「っっっっっ!?!?!?いっ、いやぁっ!!身体中にっ、ヌタウナギがぁっ……!?ん!?んんん!!ぅううっあはぁっんっ!!」

 アスト「ちょっ、さすがにこれはっ!」
 
 カトリア「もっ、もういやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!」
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.83 )
  • 日時: 2014/08/24 15:23
  • 名前: 影狼 ◆AqtLiM8aXQ (ID: DehcCshc)

>>81
ギル「あ、なんか降ってきてるからあれで居合いの練習したら?」
キー「え…あれぬたうなぎだぞ」
ギル「大丈夫だ。キースなら斬れる」
キー「そこまで言うならやってやらんでもないけど…」
ズバッ!!

スパ「ぬたうなぎも血が出る…と言おうと思ったが少し遅かったか…」
レイ「これじゃあ血の雨だな」
ラス「いやぁぁ!!血なんて浴びたら髪がぁぁ!!!」
ゼラ「血だ…血だァァア!!!」
スパ「ほとんどの人間が嫌がってるのう」
レイ「一人を除いてな」
キー「だから言っただろうがァ!!」
ギル「エ?ナンノコトカサッパリ…」
ルキ「明らかに棒読みですよ」
キー「じゃあお前も斬るか…」

ガシッ!!

ギル「えっ、ちょっ…なんで全員で拘束するの?!」
キー「天罰だァァアアア!!!

その後、ギルは一週間意識が無かったという…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.84 )
  • 日時: 2014/08/24 14:42
  • 名前: 翼の勇車 (ID: v/gvPsBz)

>>83
レスアンカー場所違いますよー……。ボソッ

>>81
擬人化の件
あー、今シスコンのイャンクックがそっちに向かいましたが説教するだけと言っていたので迎撃したりしないでください。

ギザミ「ヌタウナギの雨!? ミズキはボクがっ!」
ルカ「ふえぇぇん! おにいちゃぁーん!」
トトス「うはっ、旨いぜこりゃぁ! ヌタがいいアクセントになってやがる!」
勇車「……いや喰うなよ」
ペッコ・イーオ「ミナーヴァの女性陣をお守りするぞぉ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.85 )
  • 日時: 2014/08/24 15:32
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

ヌタウナギの雨の犠牲者は走った人だけらしいので。

師条「え、ちょ」
涙那「い…いやぁぁぁぁぁあああああ!!!!!」
師条「えーっと、うん。涙那、下がっとけ。俺がなんとかする」
涙那「あ…ありがとうございま…ひゃぁ?!」
師条「どした」
涙那「ふ、服のなかにヌタウナギが…ひいぃ?!!」
師条「自力でそれはどうにかしてくれ、俺が何かしたらアウトだそれ」
涙那「いやぁああ!!」


霊華「?!!!」
炎「知ってた。悪いな罪なきヌタウナギども、散れ」
ヌタウナギーズ「うぎょぉぉぉおおおおおお!!!!」
霊華「あ、ありがとうね…」
炎「…礼などいらん、それよりも…」
カトリア「ひゃぁあん?!」
炎「スキャン、完了…そこだ」
スッ!!!
カトリア「あ、あれ…?」
炎「少しは自力でどうにかしろ、それか同性のものに助けを求めるんだな。あとヌタウナギ、罪はないが貴様らも散れ」
ヌタウ(ry「ほげぇぇぇえええええええ!!まさかの3000コンボイイイイイイイ!!!!!」
炎「…」
スタッスタッ…
ズドンッ!!!←覚☆醒
霊華「?!」
【えー、緊急連絡。皆さんこんにちは、地です。えーっと今皆さんに帰還の魔石を渡しました。それ使って一時的に避難してください。ただしこの企画考えた人は帰れません。】
【ちなみに今の炎は止めることは無理です。むしろ下手に手を出すと塵に帰されます。力を無効にすることはできませんので関係ない方は一時避難してください。復旧はまたあとで連絡します以上!!】
霊華「ちょっいつ届けたのよそれ!」
師条「…とにかく戻ったほうがよさそうだな」
涙那「ヌ、ヌタウナギが…ひゃん!?やめ…!」
?1「強制帰還」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.86 )
  • 日時: 2014/08/24 23:30
  • 名前: 影法師のペンギンさん (ID: pmoTcxDu)

ペンギン「えっ?ちょ、待って、まっ……」
炎さん「失せろ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.87 )
  • 日時: 2014/08/25 13:49
  • 名前: 翼の勇車 (ID: nz022k0l)

勇車「カ、カオスだったな……」
クック「ん? ルカ、そのくわえているバケツは何だ?」
ルカ「……ウナギさん。できるだけ助けたの。だって可哀想だったんだもん、死んじゃうの可哀想だよぉ……」ウルッ
ゲネッポ「アカンええ子すぎてカワエエ……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.88 )
  • 日時: 2014/08/25 14:08
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: gazeneQw)

 最近、双方からクロスオーバーが進まないですね。
 それに、昨日寝てるときにふと別の作品も突発的に思い浮かんでしまいました。
 ここは一旦、カトリアさんの過去編ではなく、新しい方を書いてみようかなと。

 皆さんが不満でさえなければ、そっちを書こうかと

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.89 )
  • 日時: 2014/08/26 01:53
  • 名前: るにゃるが (ID: WW1Mvp48)

本当に久々にこの掲示板を覗いてみたら、双剣sの小説スレが三代目に入ってた!?
おかしいな……確か一代目は批判と荒らしに満ちた、どうせロックされて乙るスレだも思っていたんだが……
今一代目から読み直して見たところ、ダブルサクライザーs、翼の勇車s、traisl、いや今は7倍quasarsか、その辺りが頑張ってたみたいだから、こうして続いてるわけか。
ダブルサクライザーsが介入を始めた辺りから、急に荒らしや批判が消え始めたな。それでも何人かは荒しに来てるが、いずれも撃退されている。

まぁ、ダブルサクライザーsの神憑りな小説を読めば、誰だって黙るか。

ここから先はダブルサクライザーsの小説の感想文。

…まず、その文章の量だな。どのスレも文字数ギリギリまで書いてるみたいだし、無駄に間を空けないぶん、より濃密に見えるな。大雑把に計算して、2800×80で20万文字は書いてる。この人実はラノベ作家じゃね?
次に、この作品の特徴でもあるハーレム要素。個性豊かなヒロイン達、と言ってもハンターじゃない人物が若干空気化していたのは、俺の気のせいだと信じたい。それでもキャラはそれぞれの個性を出しているし、不必要な存在はないはず。
戦闘シーンについては、細かく詳細に描写されてるので、誰がどこをどう仕掛けているのがよく分かる。特に、チャージアックスの形態を逐一記述しているので、今アストがどっちの形態で攻撃しているのも分かりやすい。
あと、細かいところなんだけど、キャラの台詞の端に「っ」を付ける付けないによる感情の上下も分けられている。
ゲームを基準としつつも、各所各所に独自の解釈が用いられてるのも興味を引いたな。猟虫のエキスの件もしっかり描かれているし、よくわからん仕組みの操虫棍をより深く解釈していると見られる。
ご都合主義な面も多かったこの作品だけど、何よりも重要なのはキッチリ完結している所だな。ダブルサクライザーsしか完結作品作ってないし、だからこそ俺もこんなことを書いてるんだが。

以上で感想文は終わり。もし気に入らなかったら言ってくれるとありがたい。すぐに消すから。
長文失礼\(__)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.90 )
  • 日時: 2014/08/26 09:28
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fa6uoR08)

>>89
完全に合意。
サクライザーさんの作品はみんな魅力的で(女子は全員可愛くt「散れ」ギャアアァァ)我の小説なんか精々キャラがほとんどモンスターって事くらいしか特色出せないですから……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.91 )
  • 日時: 2014/08/26 15:09
  • 名前: 影狼 ◆AqtLiM8aXQ (ID: A3aQXj01)

The HUNTERs’ story 〜永久の蒼き焔〜

〜〜〜第四話〜〜〜  【巨竜と衝撃】

俺は採集も終わりもう着替え終わった頃だろうと思い、キャンプへ歩いていった。
しかしその途中、突然のモンスターの鳴き声。
それがキャンプから聞こえてきた。
零無はあのとき武器を持とうとはしていなかったが大丈夫だろうか?
俺は心配だったので走って帰ることにした。
「トラス、走るぞ」
「今の咆哮…アビオルグかニャ…?」
「多分そうだな…急ぐぞ」
樹海を走り抜けたその先、やはりアビオルグがいた。
今にも食べられそうな零無は掠れた声で言っていた。
「誰か…助けて…!!」
俺は咄嗟に双剣を取り出し、片方をアビオルグの首元に投げつけた。
その剣はギルドナイトセーバーの水属性をより強化したものだった。
アビオルグの喉元に刺さり、アビオルグはこちらを向いた。
俺はアビオルグへの対応の前に叫ぶ。
「大丈夫か!零無!!」
「…影輝…!」
怪我はしていないようだったが武器は持っていない。 鍛冶場に置いたままだった。
「俺が注意を引く!その隙に武器を取りに行け!」
「わかった…!」
零無の声はどこか使命感のある頼もしい声に聞こえた。
俺は注意を引き付ける(既にこちらを向いているが)ため剣で数回斬りつけた。
大して効果は無かったが挑発程度にはなり、隙にもう片方の剣を回収できたのでそれはそれでよかった。
「武器の状態は大丈夫か!?」
「リロード済み…」
「その武器は数種類の弾を一気に撃てるが反動も大きい。その分1種類の弾を撃つ場合は反動があまりない。
 あとは滅龍弾は撃てない。撃つと…壊れるな。そもそも入らない仕様になってるはずだ」
「・・・」コクン
「で、こいつ…アビオルグは倒す。また襲われるかも知れないし何よりもここで倒さないと…」
「危ない…!」
「な…ガッ…!!」
気がつけば俺は数メートル後ろにあった岩にぶつかっていた。
数秒かかって尻尾で薙ぎ払われたことに気がついた。
アビオルグは近づいてくる。
腹を空かせる樹海の巨竜。貪り喰らう事しか考えていないような目付きだった。
口を開き、動けない俺を喰らおうとしてい…た。
アビオルグの背中から血が飛び散っていた。
どうやら零無が貫通弾を撃ったらしい。
アビオルグは零無のほうをゆっくりと向き、口元にオレンジの炎を溜め始めた。
「ニャー!!避けるニャ!!」
オレンジの炎のブレス、燃え盛る草花。
零無は…生きていた。装備に傷や焼けたあとは見えない。
安堵している間にも追撃は迫り来る。
噛み付き、尻尾でなぎ払い、ブレスを繰り出す。避けるので精一杯だった。
「トラス!倉庫から“雹嵐刃ヘイル“を持ってきてくれ!」
「了解ニャ!」
雹嵐刃ヘイル、ベリオロスの双剣を更に強化したものだ。
アビオルグの弱点は氷だ。雹嵐刃ヘイルは氷属性。
つまり…わかるよな?
読んでいる方々への説明をしている内にトラスが持ってきてくれた。割と無理矢理な時間経過だ。
「ありがとう、トラス」
「このぐらいだったらいくらでもやってやるニャ!」
俺はアビオルグの懐に入り、右脚を斬りつける。
反撃とばかりに地面を踏みつけようと右脚を上げた。
この隙を狙って零無が左脚に貫通弾と氷結弾を撃つ。
アビオルグはよろめき、倒れた。
そこに追撃を仕掛ける。俺は斬撃を繰り返し、零無は貫通弾と氷結弾を何度も撃つ。
しかし、アビオルグはこの程度では終わらない。
起き上がり、口元に炎を溜める。
ブレスが放たれる…のだがそのリーチは短かった。
しかし、ブレスの放たれた範囲にあった草花は完全に灰と化していた。
「・・・!」
いつも無表情な零無も驚きを隠せないようだった。
「零無!もう一度繰り出してくる前に速射に切り替えて頭を撃ち抜け!!」
アビオルグはもう一度繰り出そうとブレスを溜め始めていた。
零無は我に返り、弾をリロードし、照準を頭に向けた…がその直後、ブレスが放たれた。
「ニャー!!」
零無は当たる寸前にトラスが飛ばした盾によって守られた。
「ありが…とう…!!」
言葉と共に放たれた弾丸。俺はそれを黙って見ているしかできなかった。
(あの盾…ナルガの貴重な素材から作ったボウガン用のシールドじゃ…!?)
あれは隠しておいたのに何故、見つけられたんだ…?
そう、単に不思議に思い、驚いているだけだった。

弾丸はアビオルグの脳天を貫き、後頭部…角の後ろで血飛沫が舞っていた。
アビオルグはゆっくりと左に倒れていった。
この時、零無が笑っているところをふと見てしまった。
その笑みは楽しかったと言わんばかりの嬉しそうな笑顔だった。
「…速射って言ったのに…何故、使わなかった?」
「…忘れてた…」
「ま、まあいいか。さて…アビオルグから剥ぎ取れるだけ剥ぎ取って片付けるか」
「…あれは…?」
零無が指したのは少し壊れたキャンプだった。
「…まあ剥ぎ取ったあとに直すか」
更にその後、夕食も作らなければならないという…。

〜〜その頃、50km先、“樹海最深部“〜〜
「奴の本拠地を見つけた」
1人の男から発せられる通達。男が見る先には4人の男がいた。
何れも迷彩柄の装備を身に付けていた。
この男達は影輝を追う組織に所属している。
「そうか。場所は?」
体格の良い男がそう言った。恐らくリーダーだろう。
「50km先にキャンプをつくっていた」
この男は少し痩せていた。偵察を任されているようだった。
「50km先か…あそこはモンスターが多い地点だな。それに強力な奴が多い」
参謀のような男だ。見た目はボディビルダーのようだが頭は良いらしい。
「…仕方ない、明日に攻め込む。作戦等はスクルド26、考えておいてくれ」
「了解」
スクルド26と呼ばれた男は先程の参謀のような男だった。

影輝を抹殺するため…世界崩すため…この男達は戦う…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.92 )
  • 日時: 2014/08/26 15:40
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: od49JziR)

 >>89

 おぉ、よもやこんなに真面目に感想文を書いてくださる方がいたとは。
 るにゃるがさん、マジありがとうございます。
 いやいや、消すなんて勿体ない。むしろ見せびらかしてください。
 僕も自分の描く物語に自信が持てました。
 重ねて、ありがとうございます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.93 )
  • 日時: 2014/08/26 17:18
  • 名前: bundisjay (ID: pj.yz3oz)

要は長すぎて初めから読むには辛いってことだよね
きっぱりと終わらせられないのは下手な証拠

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.94 )
  • 日時: 2014/08/26 19:17
  • 名前: るにゃるが (ID: 5CGH2/Fm)

まぁ、言葉もいいようだな。厳しく見ようと思えば、誰がどんな作品を描いたって欠点だらけだしな。
当然、俺もダブルサクライザーsの作品をもっと批判するような言い方も出きるが、このスレのルール上、批判や荒し、もしくはそれに準ずるような言い方は出来ないからな。
読めばその作品の良し悪しが分かる。と言っても、何が悪いかを見つけるよりは、どこが良いかを見つける方が、作者側も読者側も励みになるとは思う。
悪い所を言うにしても、はなっから批判するような言い方ではなく、教えるような感じが良いかと。悪い所を見つけられるなら、その改善点を知っているのが筋ってモノ。改善点もなしにただ汚点を挙げるのは、批判と同じ。

長く続いた作品を最初から読み始めるのは確かに辛いが、その作品が面白いものなら、読んでる内に辛くなくなるもんだと思うな。ダブルサクライザーsはそれだけ長く続いたモノだけあって面白いと俺は思う。

完結出来ないのは……小説書かない俺が言うのも何だけど、行き当たりばったりから始めるのが一番の原因ではないかと。
行き当たりばったりから始めたとしても、明確なラストが見えていれば、その途中の過程はどうにでもなると思う。
スポーツの練習でも、大会で優勝するという目標があるからこそだし、目標のない練習なんか意味もないしな。
結論、始まりあれば終わりはあるもの。何事もそれが基本だと、俺は思う。

またしても長文サーセン。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.95 )
  • 日時: 2014/08/26 21:49
  • 名前: 影法師のペンギンさん (ID: ghYMxGTY)

>>89
うん。確かに。僕よりもね。質が違いますからね。どうせ僕はご都合主義ですぐに消えるだけの糞作者ですからね。どうせ僕はただずっと初代からいるだけの申し訳程度で書かさせてもらってる作者ですからねー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.96 )
  • 日時: 2014/09/25 19:48
  • 名前: 乱釜 ◆iEdRpeyh/M (ID: rQrAX6q7)

 モンスターハンター  〜伝説と世界〜


 第一部  【ギルドマスター】


  第二話
       受注

「う、ん…。まだ疲れてるな…」
 ギスラムはまだ眠い目をこすりながらベットからおりた。
「まあいい。とりあえずクエストを見に行こうか…」

 〜集会所〜

「えっと…今あるクエストは…。これですね!【ババコンガの狩猟】」
 そう言いながら受付嬢は一枚の紙を差し出した。
(ババコンガか…。弱いが…まぁいいだろう)
 ギスラムは本来上位レベルだ。しかし装備が装備なだけあって下位のクエストしか受けた事が無い。
本人はかまわないようだが。
「じゃあそれお願いします」
 受注したクエストは原生林でのババコンガ一頭の狩猟。乱入無し。サブターゲットはババコンガのトサカ破壊。時間切れか報酬が0になったら失敗。いたって普通のクエストだ。
 クエストを受注したギスラムはろくな準備もせずに出発した。

  つづく

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.97 )
  • 日時: 2014/08/27 19:07
  • 名前: ウダイ (ID: 3STtNpEq)

M.M.Trione 蛙を夢む 一



断崖に向かって駆け出す友人の背を、私はたぶん陰鬱な目で追った。明るく送り出せるほど、今の私の心は晴れやかではない。右腕は鈍い痛みを、左の指先は鋭い痛みを訴えている。胃の底では、気だるさが浮沈しているようだ。
人知れずわだかまる私を一顧だにせず、友人が崖下へと姿を消した。落着の音は聞こえず、代わりに何処かで何かが吠えた。

「今のは、なんだ」
「テツカブラが吠えただけさね」

隣に立つ女のぞんざいな口調に、私は閉口した。小さな苛立ちを飲み込んだと言った方が正確か。最前に知り合ったばかりの、未だ名も明かさぬ女だ。分かっていることと言えば、先ほど崖から飛び降りた友人の知り合いであること、背が低く発育不良のきらいがあること、そして拷問にかけられていた私を助けてくれたこと、くらいである。

半日ほど前になるだろうか、私は反社会的勢力の構成員による拷問を受けていた。反社会的勢力などと大仰に表現すると、国家転覆を目論む悪の組織のように聞こえるやもしれぬが、実態は法の隙間を縫って小銭を稼ぐちんけな集団だ。ただ矮小ながらも私のような一般人を相手にする場合には、悪辣非道な面を垣間見せることがある。面子とやらを保つためか、手段を選ばなかったりするのだから堪ったものではない。不法な住居侵入に拉致監禁、殴る蹴るの暴行、そして拷問の類と、被った暴力を思い出すだけでも薄ら寒くなる。情報を誰に売っただ何だと詰問されたことを鑑みると、流通経路の一つ二つを他の組織に奪われたか、あるいは官吏によって検挙でもされたか。
いずれにせよ、私は奥歯一本をなくし、右の上腕骨を骨折し、左手の爪三枚を剥がされた。そこから友人と素性の知れぬこの女に救助され、そして応急措置もそこそこに、地底洞窟まで連れてこられて、今に至る。

「下顎に巨大な二本の牙を持つ、巨大な蛙さ。別名鬼蛙とも呼ばれておる」

憮然とした私の表情を、テツカブラなる怪物への疑問の表れと取ったか、女が説明を始めた。

「般若みたいな面構えをしとるよ。見たことは?」
「あると思うか?」
「なら後学のために、眺めの良いところへと行こうや」

起伏のある地底洞窟をすいすいと進む女の後ろを、いかにも大儀そうに追った。崖っぷちに並んで立って、遠くを望んでみれば、馬鹿げた寸法の蛙を相手取り、だんびら片手に丁々発止の大立ち回りを友人が繰り広げている。

「時に修の字」
「――俺のことか?」
「他に誰がいるってんだい。修次郎だから修の字だよ。そんなことよっか、カブトムシの角の成長に、インスリンが関係しているって研究を知っているかえ?」
「生憎ともぐりの無免許医なんでな。最近のこた知らんよ」
「卑下なんてみっともないからお止しよ。事実だってんなら、なおさら悪いが」

げらげら――と、女が下品に笑った。助け出された時も、そうだった。拷問部屋の薄闇の中に、昂ぶった哄笑を張り上げながら現れたのだ。頭のねじが飛んでいるのかもしれない。

<続>

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.98 )
  • 日時: 2014/08/27 23:17
  • 名前: ウダイ (ID: l3PahOtV)

M.M.Trione 蛙を夢む 二



カブトの角のサイズは、インスリンの量に比例する――と、私のことを一しきり小馬鹿にした後で、女が付言した。

「インスリンが増えると、角がでかくなるってことか」

女が首肯すると同時に、テツカブラが高く飛び上がった。そして、あわや天井に激突するかと言う高さまで上昇した後、自由落下の末に友人を巻き込んで落着した。ずずんと大地が揺れる。
めくれた岩盤の隙間から、ほうほうの体で友人が転がり出た。どうやら無事のようだ。
安堵した反面、友人の頑強さにわずかに呆れた。

「頑丈なもんだな。ハンターという輩は」
「血止めに気つけ、ガマの油まみれだろうから、生半にゃ、くたばらんだろうさ」
「ひいふうみい――後ろ足の指、五本しかないように見えるんだが」
「落語じゃなし。四六のガマでなくとも良いんじゃん?」

茶化すような女の言い草に、私は短く息を漏らした。いい加減なものだと思うものの、怪物の巨躯に押しつぶされてなお元気に駆けずり回っている友人の姿が、迂遠な証左のようにも感じられる。
私は女に向き直った。

「で、カブトムシがどうしたって言うんだ」
「テツカブラの口の中にさ、よくいるんだよ。角の大きなカブトがさ」
「アレが好んで食べてるだけだろ。見るからに悪食じゃないか」

アレ――テツカブラを、爪のない指で私は指し示した。巨大な顎で、土中から岩の塊をほじくり返す怪物である。土砂ごと絡げて餌を口にするような、いわゆるいかもの食いに違いない。
私がそう指摘した時、テツカブラが吐き出した唾液を、ざんぶと友人が頭からかぶった。

「ご覧よ」

女が示す方を見れば、友人が肩で息をしているようだった。先までの縦横無尽な疾駆は見る影もなく、疲労困憊の体で、膝に手をつき往生している。

「疲れている、ように見えるが」
「テツカブラの唾液は、ヒトのスタミナを奪うんだよ。今さっき吐きかけられていたろ。アタシはね、あの症状は急性の低血糖みたいなもんじゃなかろうかって思うんだ」

女の回りくどい説明に、少しだけ得心がいった。
ヒトを含む生命系は、活動の際にグルコース(ブドウ糖)を必要とする。運動時のエネルギー源である反面、血中の濃度――血糖値が過剰になると高血糖症となり、咽喉の渇きや多尿・頻尿、吐き気、意識障害などの症状を来たす。反対に血糖値が低下すると、手足の震えやめまい、痙攣などの症状が出る。さらに血糖値が下がり続けると意識レベルが低下し、最悪の場合、昏睡状態から死に至るケースもある。
そのため生体への害とならないよう、通常は血糖値が一定の範囲で保たれている。血糖値を上昇させるホルモンがグルカゴンであり、逆に低下させるホルモンが――

「インスリンか」
「角のデカいカブトムシが、口の中で頻繁に見つかるならさ、唾液からインスリンとか抽出できるんじゃないかなって思ってね」
「血糖値の低下まで、どんなに早くとも10分程度はかかるはずだが」
「腐っても医者だね。その通りだよ。だから単なる低血糖症だともインスリンの影響だけとも考えてないさ。ぶっちゃけ医学的なエビデンスなんて、どうでも良くってさ。肝要なのは、社会が上手く回るかってこと。価値のあるモノが取れて、金を回す仕組みが保たれていて、そんでもって誰も文句の言えないような利益の分配がなされること。そこいらのごろつきにゃ、過ぎたチャネルなんだよ」

女の意地の悪い笑い方が、全てを物語っていた。
ならず者を相手にした無免許の医療行為を、私は日々のたっきとしていた。違法ゆえに薬剤など用品の手配は、全て社会からはみ出た連中に頼らざるを得ない。私を拷問にかけていた集団が、それだ。そういった非正規の業者が取り扱う商品の品質は、えてして悪いものである。また価格も正規品と、乖離していることが多い。

「ゴミ処分の良い口実だったってだけさ」

不法に医薬品を取り扱っていた連中の排除を、女が言外にほのめかした。
私を拷問していた連中は、取引先のリストや保管庫、商品の受け渡し場所などの情報を、他所に流出させた人間を探していた。利害関係が薄く、金離れの悪い私のような顧客から疑われたのかもしれない。それとも、そんなにも私は疑わしき風貌をしているのだろうか。
気付けば、目と鼻の先に女の両目があった。色素の薄い双眸が、私を凝然と見詰めている。

「運が悪かっただけじゃん。忘れっちまいなよ」
「シマ争いに巻き込まれて、大怪我までして、不運なんかで片付けられたくねぇよ。つーか、オメーが原因じゃねーか」
「なんで?」
「オメーが余計なことしなきゃ、俺は痛い思いしなくても――」
「これは驚いた。はみ出しもんとの付き合いが、ハイリスクだってことくらい承知してるもんだと思ってたが。お前さん、馬鹿なんだね」
「ばっ――!?」

三十路を過ぎて馬鹿と面罵されることの衝撃たるや、筆舌に尽くしがたいものがあった。長じた分だけの積み重ねてきた経験経験やら知識やらが、子供でも用意に繰ることが可能な雑言によって揺るがされる。
女の両目が眼鏡の奥で、いびつな弧を描いた。

「アタシはメイ」
「――加茂修次郎だ」
「知ってるよ。よろしくね」

この出会いが、不幸の始まりとなることを、この時の私はまだ知らない。



<了>



申し遅れました。シノ・ウダイと申します。
よろしくお願い申し上げます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.99 )
  • 日時: 2014/08/28 17:49
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: i/TUBkpf)

 >>97>>98

 この小説を読んでみて気になったので、テツカブラについて調べてみると、確かにカブトムシを捕食してるようです。
 僕は医療人でもなければ裏の人間でもないので、おそらくこの小説の本質を半分も理解できていないと思います。
 強いて解るとすれば、モンスターハンターというゲームを生理学的に解釈しているのだと読み取れます。
 裏社会どうこうはメディアを通じて知っている程度で、それを知っている時点で、大人の汚い情報操作に惑わされているだけなのかも知れませんが。

 何がどうであれ、これまでに見られないモンハン小説だと思うので、期待大です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.100 )
  • 日時: 2014/08/28 21:49
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JXFsIGa0)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

三十六章 火山で死闘がはじま…る?

〜どこか〜

「…」
問題児にしてありとあらゆるところに出没している炎、今彼はこの世界の…どこかにいる。
ただそこは未開の地らしく、人が来ることはない。もっとも、モンスターにとってそこは楽園でもあるが故に通常ではお目にかかれないほどの…数。
それでも異色すぎる炎のオーラを感じ取り、自らその場から去っていく。彼の力は…粗方戻っている
全力をだすには申し分ないが、世界を移動することはできない。なぜならその力が欠落しているから。
この世界のどこかにあるのだが…どうしても見つけることができない。広大な世界におかれた一つの力…波長をも消して存在するそれを探し当てるのは困難だろう。
「…寝ているか、あいつらめ」
彼は気配の察知どころか、その者が何をしているかまでわかってしまう。さすがに心を読むことは今はできない。
あいつらというのは…霊華と冥花のこと。特に冥花には不必要に寝るなといったため仕方なくここから喝をいれようかとも考えた。
しかし彼女は元の世界で昼寝ばっかりしている。それをまだ強制的に直すのは困難。
少しずつ、ゆっくりと矯正させよう、そう思い、喝を飛ばすことはしなかった。
「…砂原にいた二人…」
次に彼が考えていたのは…砂原にいたあの二人組のハンター。
この世界に合わない防具を装備していたことからおそらく外の世界の者だろうと察してた。
いつか…いや、あと何日かしたら必ず出会う。
そのときは…そのときだ。その前に…
「やっぱ地は殺さないとな」
…隠し切れない殺意が周辺に流れだす…。その周囲にモンスターは一切寄ることはなかった



〜農場〜

「ふぅー…」
農作業も一段落したところで、農は木陰で休んでいる。
ずっと動きっぱなしでいたらいくらなんでもぶっ倒れる。休憩は必要だ。
「あのー、どうして農さんは農業のことをいろいろ知っているのですか?」
ユリも木陰に入り、農について聞く。
彼のことは知らないことばかりだ。なぜか近くを流れる川に流れ着いていたし、冥花たちとの面識もない。わかることは…農業の知識がちょっと異次元ということ。
だからと思い聞いてみた。…聞いてみたのだが
「うーん、僕の記憶が少しうやむやだからなんともいえないんだけど…確か僕の家系は農業一筋なんだ。昔から…たしか農業に携わっていて、自然とそれが身についていったんだ。もっと知識を、技術を知りたいと思って…あれ、何をしてきたんだったかな…とにかくそこでいろいろ勉強したんだ。農業のことがもっと知りたい!って思っていたから苦じゃなかったよ。それでだけどたとえば肥料は窒素、リン、カリウムが重要となってそれに…」
…農の話がとまることはなかった。今まで聞いたことのない語句の連続で途中からユリには何を言っているのかさっぱりであったことを付け加えておこう…。

〜火山〜

テオ・テスカトルとナナ・テスカトリ…
二つの古龍が火山へと舞い降りる。
「…なー碧」
「なんだよ」
「ものすごーくいやーな予感がするんだ。それもだめな方向に」
「殴っていいか」
迎撃するかのような陣で並ぶフロギィたちを放置してなにやら話しているハンターの二人。
地の発言が少しメタだったから殴って止めようとしたが…あえてしなかった。
「あー、とにかく俺が言いたいのは、こいつってあのときのくsy【埋まっとけ】ほげぇ!!」
やっぱりだめな方向だったので碧は地を容赦なく埋め込む。

「「・・・。」」

その様子に、フロギィも、古龍2体もどう反応したらいいのか困ってしまい、あたりに重苦しい空気が流れ出す
それを打破するのは…
「熱いわ火山!埋めるな!!」
やっぱり埋められた張本人、地だった。そして碧にかまうことなく切り込んでいく
「ねー、俺の言葉理解できるんだろー?波長でわかるよー?ってか」

此処の世界のモノじゃねーだろ、テオとナナ。

「なに?!」
地の言葉にかなり動揺するドスフロギィ。それもそのはず、世界を越えてモンスターがくるなど起きるはずのないこと。
自身も人の言葉を理解し、話すことができるため十分おかしいのではあるが…それでもこの世界のモノだ。
「…」
碧は動揺のどの字も見せなかった。そりゃ慣れているし自身も外の世界から来ているのだから…。
「…」
テオとナナは何も言わない。
「あーもう、話せよなー。いつか絡むことは知っていたけどまさかこんなところになるとはおもってmほげぇ?!」
「おいこらそれどーゆうことだ説明しろ」
あまりにもネタバレしすぎる地を碧は無理やり止める。というよりこの急展開いったいなにもn
「おいナレーション、てめぇも埋めるぞ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.101 )
  • 日時: 2014/08/29 11:18
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: /G3fb52D)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 三十六章続き

 〜碧&地side〜

 地と碧は依然、テオ・テスカトルとナナ・テスカトリと対峙していた。
「なぁおい、分かるんだろ?人の言葉。話せよ。こちとらクーラードリンク飲んでなくてクッソ暑いんだわ。だからさっさと話……」
「火山に入る前に飲めって三回くらい言ったはずだろ」
「ばんしぃっ!?」
 もう一回地を埋める碧。
 碧が地を埋めると同時に、テオ・テスカトルが口を開いた。
「下らぬ戯れ言に付き合うつもりはない」
 たったその一声で、フロギィ達が震え上がった。
 さすがの碧も警戒心を強めた。地はとりあえず地面から戻ってくる。
 その隣の、ナナ・テスカトリも入ってくる。
「我々は、棲むべき場所を追われたのです」
「何だと……?」
 碧はそのナナ・テスカトリの言葉を咀嚼する。
 テオ・テスカトルが深く理由を話す。
「我が故郷は、貴様達卑劣な人間どもによって崩壊した……。鉱脈を掘り荒し、植物すらも根刮ぎ奪い、棲むべき者達は皆殺された。その結果、故郷は荒れ果てた。腐った溶岩から鉱物は産まれず、植物は種から失われ、まるで朽ちた砂漠のようだ」
 悲痛に顔を歪めるテオ・テスカトル。
 続くはナナ・テスカトリ。
「故に、我々は新天地を目指しました。海を砂を山を谷を飛翔し、ようやく見つけた焔の頂がここでした」
 地と碧は黙ってその話を聞いていた。
「しかし、ここでもまた貴様達人間はいた。我々の種の存続を邪魔をするならば、排除する。そして、この火山は永久に我々が統治する。もう人間どもの際限のない破壊に怯えることのない、火山に棲む者達の楽園を作るのだ」
 テオ・テスカトルの回りに、陽炎が揺らめいた。ナナ・テスカトリにもだ。
「去りなさい、人間。そして、二度とこの地へ訪れることを禁じます。それが互いのためです」
 これ以上ここに留まるのならば力をもって排除するようだ。殺気を感じれば分かる。追い出すではすまないだろう。
「「…………」」
 地と碧は少しの間何も言わなかった。
「バカな真似はよしてもらおう」
 二人の前に出るのはドスフロギィだった。
「君達にこの火山は似つかわしくない。即刻立ち去ってもらいたいのが我々の望みだが、そちらの様子を聞く限り、猶予はないようだ」
 ドスフロギィが動くことで、フロギィ達は瞬く間に二頭を包囲する。
「立ち去らんのならば、撃破するのみ。以上だ、攻撃開始!」
「「「グギャォァァァァァァァ!!」」」
 フロギィ達は一斉に二頭に襲い掛かる。
 しかし、先鋒の三十頭は二頭の巻き起こす粉塵爆発に巻き込まれて塵と化した。
「これは警告です」
 ナナ・テスカトリは静かに殺意を露にする。
 天変地異にも匹敵する力を持つ古龍、それが二頭。その上人の言葉を話すとも出来るほどの知能。
 気を抜けば、一瞬で灰にされるだろう。
 碧は雷剣を抜き放った。
「やるぞ地。何でこんな混沌とした事になっているのか知らないが、こいつらは聞く耳を持っていない」
「んー、ぶっちゃけさぁ……」
 地もその弓、破壊と殲滅の剛弓を展開する。
「俺達にゃ関係無いんだけどさ、あいつと違って救いようがねーわ。つーことでお前らぬっ殺す。あの世で反省しろ。そして俺に古龍の大宝玉をよこ……」
「少しは真剣さ見せろ」
「俺はいつでも真け、げぜぇっ!?」
 これから死闘が始まると言う時に碧は地に踵落としをぶちかます。

 〜アスト、カトリア、ニーリン、セージside〜

「地さんと碧さんは、まだ帰ってこないよね」
 集会浴場に戻ってきて、カトリアは辺りを見回すがやはりあの二人の姿は見えない。夜には帰ってくるとは言っていたので、やはりまだだろう。
「ツバキと残妖はどうしたかな」
 アストは二人のことを思い浮かべる。
 それほど厳しくない依頼を受けていったのだ。残妖が多少不馴れでも、ツバキがカバーしてくれるだろう。
「ニャ、それよりも、あの時のあいつは何だったのニャ……」
 セージは水没林で見たあの瞬間をまだハッキリと覚えている。
「世の中にはそう言うこともある、くらいの認識で済ませた方が良いときもあるぞ、オトモくん」
 ニーリンが付け足すように口を開く。
 一応依頼は達成できているので、エリスに達成を報告、報酬を受け取ると、一旦部屋に戻る。

 部屋に戻ると、ツバキと残妖が先に戻ってきていた。
「あ、お先にゆっくりしてます」
 残妖が軽く会釈する。
 見ると、ツバキは右肩を三角巾で吊るしていた。
「ツバキッ、どうしたんだ!?」
 それを目にして、アストは人が変わったような声を出して彼女に駆け寄る。
 ツバキは駆け寄ってくるアストを左手を向けて待ったを表す。
「大事じゃないよ。大したことじゃないけど、一応安静にしろってマガレットに言われただけだよ。お前ってほんと心配性だよな、アスト」
「仲間が怪我したら心配するのは当たり前だろっ。それで、ほんとに大丈夫なのか?」
「だから大丈夫だっての」
 ツバキは軽く笑う。
 実際は大丈夫でもなかったのだが、ここまでと経緯を話すつもりはなく、むしろ話しても信じてもらえないのが関の山だ。
 普通に考えてはあり得ないことに出会ったのだから。
「まぁ、セルジュくんが無事なのは分かった。冥花くんと霊華くんは、お昼寝中かな?」
 冥花と霊華は布団の上で静かに寝息を叩いている。
 じきに夕暮れが近付こうとしていた時、ユリと農も帰ってくる。
「あ、ツバキくん、残妖さん」
 ユリはその二人の姿を見て、懐から一枚の紙を取り出した。
「これ、二人にお手紙」
「手紙ですか?」
 残妖がユリからの手紙を受け取る。

『残妖とツバキ?へ 夜に渓流に来い。二人だけだ。それ以外が来たら、ぶ ち の め す』
 ぶちのめすだけが荒く、雑に書かれている。
「俺と、残妖さんだけで?」
 ツバキは残妖が読んでいる横から内容を覗く。
「……、多分これは……」
 残妖は微かに眉をしかめた。
 他のミナーヴァメンバーも帰ってきたので、ルピナスと夕食を作るために、ツバキに手紙を渡す残妖。

 〜炎side〜

 炎は光の玉を握り潰し、自身に纏わせた。
「さて、あとは……」
 残るは、二つ。その二つは、他の力に比べて制御の複雑な力だ。もしも吸収されていたとしたら、生半可な相手ではないだろう。
 力の感じる方向を見やる炎。
 その方向は、火山。
 炎にとっては、今回の事の始まりの地でもある。
 それだけでない、炎の力の他に別のオーラも二つ感じる。
「あのアホと、あいつか」
 その二人を特定する。
 しかし、夜までもう時間もない。
 先に残妖とツバキを待つか、それとも速攻で今の現状を終わらせるか……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.102 )
  • 日時: 2014/08/29 13:38
  • 名前: シノ・ウダイ (ID: XouY.s.h)

>>99

ダブルサクライザー様

テツカブラの最小金冠が出ないフラストレーションをぶつけた私の文章について、ご感想頂き有難う御座います。

カブトムシはメーカーサイドによるお遊び要素のようで、討伐したテツカブラの口の中にデザインされているんだとか。あいにくと私は確認しておりませんが。MH3Gなどに登場したチャナガブルにも、似たような要素があったようです。

また、私も医学・薬学を修めている訳ではなく(裏社会の情報なんてもってのほか)、下手の横好き程度の知識しか御座いません。既にMHの世界観の中にある『点』と『点』を、外連味のある情報で衒学的につないだだけの作文です。どうか、ご容赦下さい。

皆様の投稿済みの作品については、追って感想を投稿させて頂きます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目! ( No.103 )
  • 日時: 2014/08/29 16:27
  • 名前: 若虎 (ID: 3yZ0aUhj)

質問ですが、双剣さんは4Gの掲示板に
移動する予定はないですか?
(真夏のペンギンさんはいました。)

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