雑談掲示板

MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十七話終わりました
  • 日時: 2014/11/03 14:13
  • 名前: 赤衣の男 (ID: dsJPRSJB)

小説を書いていくので変な点など
あったらご指摘してください。
コメントなども大歓迎です。
ちなみにこの小説は小説内の世界観なので
ゲームとは違うことが多少あります。


<あらすじ>
時は後に荒々しくも眩しかった数世紀と呼ばれる時代
ドンドルマの訓練場の卒業生の中の十二人が
美しい世界を見たいなどそれぞれの夢のために
旅に出てそこで自分たちの未熟さや仲間の過去を
知り成長していく物語



<目次>
>>1 プロローグ

<第零部> 
>>101 
   
<第一部> BEGINNING OF LEGEND

>>2 第一話「810期生」
>>3 第二話「時間」
>>4 第三話「試験開始」
>>9 第四話「810期生の全力」
>>10 第四話「伝説の黒龍」
>>11 第五話「ドンドルマ崩壊」
>>16 第六話「黒龍の被害」
>>18 第七話「形見」
>>21 第八話「狩人の頂への頼み」
>>25 第九話「稽古」

<第二部>THE BEAUTIFUL WORLD

>>34 第十話「旅立ち −美しき世界へ− 」
>>36 第十一話 「悲しむ意味はない」
(ポッケ村編)
>>38第十二話「雪山奥の村 ―ポッケ― 」
>>40第十三話「忘れもしない豪雪の日」
>>41第十四話「ケインへの思い」
>>47第十五話「自分への嘘」
>>50第十六話「ポッケ村の敵」
>>52第十七話「雪山の悪魔」
>>56第十八話「ポッケの二雷神」
>>63第十九話「フラヒヤ山脈 通称「雪山」」
>>65第二十話「絶対強者」
>>67第二十一話「牙を剥く轟竜」
>>70第二十二話「ポッケのヒーロー」
>>71第二十三話「別れ ―ポッケ村―」
(ジャンボ村編)
>>72第二十四話「鼻の高い青年」
>>73第二十五話「密林を裂く豪雨」
>>74第二十六話「若き青年の開拓村 ―ジャンボ―」
>>77第二十七話「ジャンボ村のために出来ること」
>>79第二十八話「大剣のゆくえ」
>>80第二十九話「バレル・フォン・ユスティーツ」
>>82第三十話「腐りきった国王」
>>83第三十一話「エルザ奪還作戦」
>>84第三十二話「エルザ奪還作戦 そのA」
>>86第三十三話「エルザ奪還作戦 そのB」
>>87第三十四話「エルザ奪還作戦 そのC 
            正義は勝つ」
>>88第三十五話「異臭に包まれた者たち」
>>89第三十六話「色々と予想を超える武器」
>>91第三十七話「テロス密林へ」
>>93第三十八話「大剣完成!!俺達は・・・・・」
>>94第三十九話「やさしく恵み深い人々」
>>95>>96第四十話「別れ― ジャンボ村」
>>97第四十一話「ユスティーツ家の運命」
(ドンドルマ編)
>>99第四十二話「ハンターズギルド総本山 
            ―ドンドルマ―」
>>100第四十三話「半年ぶりの再会」
>>101第四十四話「第零話 全ての始まり」
>>104第四十五話「騎士と守護者の争い」
>>110第四十六話「ラオシャンロン討伐作戦!?」
>>111第四十七話「ギルド上層部作戦会議」


<登場人物一覧>
ジャンボ村編まで
登場人物@>>92  
登場人物A>>98


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Re: モンスターハンター とあるハンターの伝説 ( No.2 )
  • 日時: 2014/06/17 18:13
  • 名前: 赤衣の男 (ID: jV/3HqSC)

<第一話> 「第810期生」

教官  「えー明日で貴様らはこのハンター訓練場を卒業 する予定だ」
ジョン 「よ、予定・・・・ですか?」
     なんと教官は卒業前日に卒業試験があると言いだした
教官  「貴様・・・・卒業試験もなしに卒業できると思っていたのか?」
ジョン 「そんな事はないんですが、まさか前日に話すなんて」
教官  「いや、前から言おうと思ってたんだが・・・・忘れててな・・・・ま、文句があるならハンターをあきらめてもいいんだぞ。」
     
     教官は性格は優しいのだがこういうときに無理を
     言ってくる、これが教官が鬼と呼ばれている理由
     の一つだ

ジョン 「わ、わかりました」
教官  「そうか。ならいい、これが試験内容だ。後ろにま わせ」
     
     教官はクエスト契約書のような紙を列の前の
     生徒にわたした
デステ 「なっ・・・。ジ、G級のラージャン討伐?」
ジョー 「そ、そんなの無理ですよ」
教官  「ここでは我輩がルールだ」
ジョー 「し、しかし」
教官  「ま、俺も悪魔じゃない、だから今回は特別に訓練兵74名での討伐にしてやる」
一同  (悪魔だろ・・・)

教官   「そして討伐時に残った物のみが卒業だ。
      では明日の九時にここに集合だ、では解散」
一同  「・・・・・・」

教官  「返事!!」

一同  「は、はい!!」
           <その日の夜>
トニー 「まったく、さすが鬼と呼び声の高い教官だ・・・。」
マルコ 「ほんとだよ。最後まで無茶言ってきやがった。」
フラン 「ラージャンだってよ。しかもG級の。それなりの装備もあるよな。」
マッシ 「さぁな、でも74名でも無理だろ。」
     
     マッシモだ、彼は性格が悪く俺もいつもケンカ
     している、今回も士気の下がることを言いだした

キル  「お前、戦う前からあきらめてどうするんだ。」
ミラ   「そうよ、あきらめたら終わりよ。」
マッシ 「ま、まぁな。でもよー。」
エドガ 「そんな弱卒はほおっておけ、また来年も訓練場にいたいらしい。」
マッシ 「な、なんだとエドガーて、てめぇ。」
エドガ 「そういうことじゃないのか?」
マッシ 「・・・・・・クソッ!」
ガル  「おいおい!!もうやめようぜ。
     俺達810期生全員が集まれるのは、今日が最後かもしれねぇんだから。」
ケイン 「そうね、確かにいきなりランポスの餌になる人が でたりして。 ククッ」
デステ 「ケイン、お前のその性格直したほうがいいぞ。」

      ケインは見た目はかわいいのだが平気で
      死ぬとか殺すとか言ってくる

マッシ 「チッ、クソ共が俺はもう帰る。」
デステ 「じゃ〜な〜まった明日〜。ヘヘッ」
     マッシモは先に帰ってくれた
     そして喧嘩から二時間がたった。   
ドニー 「俺達もうかえるわ。」
ジョン 「勝てるかどうかわからないけどがんばろうな。」
デステ 「ん・・・そうだなじゃあもうそろそろ解散にするか。」
キル  「そうだな。」
ガル  「よーし810期生全員でハンターになろうぜ!!」
一同  「よっしゃー、やってやるー。」
     俺達810期生全員のそろっている最後の夜が終わった。

Re: モンスターハンター<とあるハンターの伝説> ( No.3 )
  • 日時: 2014/06/18 16:55
  • 名前: 赤衣の男 (ID: mGaDggV1)

<第二話> 「時間」
教官  「おはよう諸君」
一同  「おはようございます」
教官  「早速だが、今日のラージャン討伐についてなにか質問がある物はいるか?」
  
     トーマスが最初に手を上げた

教官  「なんだ?トーマス」
トーマ 「あ、あの・・・もしラージャンに集中的に襲われて殺されかけたらどうすればいいんですか?」
教官  「そんなことはないと思うがもしもの時は我輩オーガ一族秘伝格闘技を見せてやる。」
     
      そう、この教官はかつて素手でラージャンと張り合ったという俺達にとっては鬼のような
     怪物だ。
マルコ 「あ、あの、そ、装備はどうするんですか?」
教官  「装備?支給されてるハンター一式じゃだめか?どの装備でもお前らじゃ一撃だと
      思うが。」

一同  「そ、そんなー。」

     ハンター装備とはほんっとに駆け出しのハンターが使う装備でG級のモンスター相手に着るものではない

教官  「つべこべ言うな。10分時間をやる。いそいで闘技場へむかえ。」
一同  「は、はい・・・。」
     <二分後>(開始まで残り8分)
ガル  「おーでけーここが闘技場かー。けっこう段差とかもあるんだな。」
     
     ここ闘技場は段差が二か所、そしてアイテムが
     とれる所がいくつかあるだけで障害物はほとんど
     ない

ミラ   「ここなら私達ガンナーにも有利ね」
シア  「そうね。さっそく作戦を立てましょ」
ミラ   「ガンナー使いのみんな集まってー」

     ミラは別の場所でうろうろしているガンナー
     達を呼び寄せた

デステ 「ほぉーガンナーは作戦を立てるのかー。」
 
     俺は作戦を立てるという行動に感心してしまった

キル  「はぁ?お前なにいってんだ?作戦も立てずに俺達がラージャンを狩れるわけねぇだろ。」
     
     そこにキルが突っ込みを入れてきた

デステ 「そんなもんなのか?」

     おれはずっと作戦なしでとりあえず人数で押し切る
     と思っていたがどうやら違うらしい

教官  「あと五分だ」

     時間は刻一刻と迫ってくる
デステ 「おいまじかよあと五分しかねぇぞ」
キル  「おい落ち着け狩りで一番やってはいけないことは冷静さを欠くことだ」

デステ 「そ、そうだな。 おちつけーおちつけー、よし」

     確かに時間との戦いで冷静さが失われていた
     そこを指摘できるキルはさすがだ
キル  「みんなきてくれ」
     俺達剣士も作戦を立てるらしい

ケイン 「どういう作戦にするの?例えばデスティニーを餌にするとか?」

     相変わらずケインは怖いことを言ってくる
     もしこいつがパーティーのリーダーになったら
     と考えると恐ろしい
デステ 「俺絶対その役割やだ。だって一番危険じゃねぇか」
ケイン 「ええ、そうよ、でもいいじゃない」
キル  「はぁー、まったく・・・そんなふざけた話やめろ、囮なんかいらねぇ、全員で合格するんだ」

教官  「あと一分だ!!」

デステ 「おい、あと一分だ、どうすんだよ」
キル  「あーもういい攻めろ。とりあえず攻めろ」
デステ 「了解」
教官  「残り10秒だ。
      9,8,7,6、」
      
     ガチャガチャ

     ガンナー使いは折りたたんでた武器を元に戻し
     準備をした
ガンナー部隊 「セット完了いつでも打てる。」
教官  「4、3、2、1、」
一同   ゴクリ
教官  「それでは卒業試験開始だ。」  

     ついに卒業試験が始まった 

Re: モンスターハンター<とあるハンターの伝説> ( No.4 )
  • 日時: 2014/06/19 17:50
  • 名前: 赤衣の男 (ID: 0KcCYvbq)

<第三話> 「試験開始」
    グァァァァァァーーーー
     大きな咆哮と共に「金獅子ラージャン」が俺達の
    前に現れた

ミラ  「き、来た!打てーー!!」
シア  「打てー!!」
バレル 「フッ」
     
      バンッバンッバンバンッバン
     一瞬でガンナー兵34名の総射撃がラージャン襲う

デステ 「よっしゃー俺達も行くぞぉぉぉ。」
     
      俺達も負けずとラージャンに突っ込む

キル  「よーし、俺達切断系は尻尾に行く!」
ザック 「了解ぃ、俺達は頭に行く!」

     切断系をキル、打撃系をザックがリーダーシップを
     とり指示を出しながら戦っている

デステ 「よっしゃぁぁ、死ねぇぇぇぇ。」

     ラージャンがひるんだ隙にダメージを与えようと
     突っ込む

キル  「バ、バカ、つ、つっこむな。」
デステ 「えっ?」
     怯んでたはずのラージャンが俺の視界から消えた。
ガル  「う、上だ!!」
     消えたラージャンは消えたのではなく上に飛ん
     いただけだった。
     そしてラージャンは天高く飛びこちらに襲ってきた。
キル  「く、くるぞ。」
ジョー 「よけろぉぉぉぉ。」
ショー 「う、うわぁぁぁぁ。」
     「ドッゴーン」と、ものすごい音が鳴り響いた。
ガル  「だ、大丈夫か?おい!!」
     
     ショーンは相手の攻撃を直撃したらしく地面に
     倒れている、ガルは仲間に夢中になって
     ラージャンを見失っていた

キル  「おい、ガル、よけろ!!」

     ラージャンがステップしながら攻撃してきた
     ステップと聞くととても弱く聞こえるかもしれないが
     実際は下手したら、いや普通に一撃で力尽きて
     しまう威力の攻撃だ

ガル  「!!うおっ!危っね!!助かったキル、ありがとう。」

     ガルはそのステップをうまくかわした、攻撃を
     避けるのだけはガルを尊敬する

キル  「礼は後ででいい。今はとりあえず集中しろ。」
ガル  「あ、あぁ。」

     そしてステップで後ろを見せたラージャンを
      トランスは逃さなかった
トラン 「もらったぁぁぁぁ フィニーーーシュ。」
     
     ボォーーーン

     スラッシュアックスの真骨頂である
     「属性解放突き」の最終段階である
     「属性解放フィニッシュ」がラージャンに直撃した。
     さすがのラージャンもこれには耐えられなかった
     か倒れ大きな隙が生まれた
 
ザック 「奴がひるんだぞ!!今だ!!」
デステ 「いっけぇぇぇぇ」

     倒れたラージャンを襲おうと数名がジャンプして
     斬りかかった
     しかし・・・・・・・
     
     グァァァァァァァァーーー!!
     
     ラージャンの大きな咆哮と共にその数名は
     吹き飛ばされた、
     ラージャンの姿は砂煙でよく見えない・・・が
     なにかさっきまでとは違うオーラが感じられた
     そしてだんだん砂煙が晴れその姿が現れた
  
     さっきまでの漆黒の体とは違い毛は
     逆立ち金と黒の二色になっていた
     これが「金獅子」の理由なのだろう
     
デステ 「や、奴の毛が金に変わった!」
エドガ 「フッ、いよいよ本気ってわけか。」
キル  「お前ら、び、びびってんじゃねえよ」

     俺も含め皆恐怖で震えていた

     その時だった。俺達に追い打ちをかけるかの
     ように奴の口元から一筋の太い閃光が放たれた
     一瞬にしてラージャンの射線上にいた仲間達が
     視界から掻き消された。
     恐らく十数人はやられたであろう。
     俺はその恐怖で体が動かなくなった

ガル  「な、なんだよ、あのビーム」
マルコ 「こ、これがラージャンか・・・」
教官  (あいつら、たった一発のビームで、フッ・・・これじゃ今年の卒業生は少ないな)

キル  「・・・・・おい!!お前ら顔を上げろ!!」
ジョー 「・・・・・・」
フラン 「・・・・・・」
教官  (戦意・・・消失か見てられないな)
キル  「お前らこのまま負けていいのかよ!!ラージャンに勝って卒業するんだろ!!
     みんな今日までの努力を無駄にするのかよ。お前らそれでいいのか?」

一同  「・・・・・・・・・・・」

      皆何も言わない、完全に戦意消失している
      者もいれば、反撃の手順を考えている奴も
      いるかもしれない、だが、俺は・・・戦意消失
      だった・・・

キル  「ビ・・ビビりめ・・・・・もういい!!俺だけで
     やる、てめぇらは引っ込んでろ!!」
     
     キルは一人でラージャンに突っ込んだ
     そしてそのセリフにエドガーが反応した

エドガ 「ビ、ビビり・・・だと・・・・・・言ってくれるじゃないか
     フッ、キル、そうだな、もう少しで負け犬になる
     所だった・・・・・」
     エドガーは軽く笑った

ガル  「そうだ、俺達は負けるわけにはいかねえ」

     次第にどんどん皆の顔が生き返ってきている
    
ヒデヨ 「たしかに・・・このまま負けたらワシの
     武士魂が泣くでゴザル」
デステ 「そうだ、俺達は卒業するんだ」
ジョー 「そうだな」
フラン 「そりゃそうだ」
マルコ 「ああ」
教官  (!!あいつらの顔が変わった)

エドガ 「キル!!てめぇだけにいい思いはさせねぇ、
     お前ら!!行くぞ!!」
一同  「よっしゃぁぁぁぁ!!」

 
 

Re: モンスターハンター<とあるハンターの伝説> ( No.5 )
  • 日時: 2013/08/27 16:06
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: P2tLnlO3)

支援age
頑張って書いてください!
いい作品だと思います。

Re: モンスターハンター<とあるハンターの伝説> ( No.6 )
  • 日時: 2013/08/27 19:53
  • 名前: 赤衣の男 (ID: BzNGc1wC)

双剣さんありがとうございます。
やる気が上がりました。

Re: モンスターハンター<とあるハンターの伝説> ( No.7 )
  • 日時: 2013/09/01 20:26
  • 名前: KYハンター ◆CgKhXBtWT2 (ID: C/iCfur2)

勝手ながら支援+アドバイスです(殆どアドバイスですが気にしないでください)
擬音を使うよりも出来るだけ派手な比喩表現を使った方がバトルシーンが派手になりますよ
例えばラージャンのブレスを吐く所を

奴の口元から一筋の太い閃光が放たれる・・・・・・
一瞬にしてラージャンの正面にいた810期生の仲間達が視界から掻き消された。
恐らく十数人はやられたであろう

・・・・・・と、大体こんな感じです。
先が楽しみです。
恐らく最後にミラルーツを倒して終わり・・・・・・かな?

Re: モンスターハンター<とあるハンターの伝説> ( No.8 )
  • 日時: 2013/09/01 19:54
  • 名前: 赤衣の男 (ID: bq/v2y.N)

KYハンターさん凄すぎます。
アドバイスありがとうございます。
使わしてもらいます。

Re: モンスターハンター<とあるハンターの伝説> ( No.9 )
  • 日時: 2014/06/19 18:06
  • 名前: 赤衣の男 (ID: 0KcCYvbq)

<第四話> 「810期生の全力」
     
     キルの掛け声で皆、士気が完全に戻った
ザック 「くらえっ」
     ザックがラージャンの隙をみて足の間から
     腹を叩き上げた
ザック 「よし!!スタンとったぞ!!」
ソフィ 「み、みなさんがんばってください」
     ソフィーが攻撃強化の旋律をあげた。

キル  「今だ!!強溜め三段階。」
ガル  「鬼神乱舞!!」
ガンス 「竜激砲!!」
ヒデヨ 「気刃切り」
デステ 「飛び切りぃぃぃぃ」
トラン 「属性解放突き!!」
ミラ  「溜めW打ち!!」
ザック 「溜め三」
一同  「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
一同  「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
教官  (生徒が一つになった。これなら・・・)
     ドッゴォォォォォォォン
     俺達810期生の力限りの一撃がラージャンを襲った
     それにはさすがのラージャンも
     ピクリともしなくなった
ガル  「や、やったのか?」
デステ 「教官・・・どうなんですか?」
教官  「フッ、貴様らの勝ちだ討伐おめでとう」
一同  「いやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
     みんな近くの仲間と抱き合った

教官  (43名か、けっこう残ったな)
教官  「貴様らよくやったな。ここに残っている者は明日12時に訓練場にこい。
     そこで卒業式をやる。」
一同  「はいっ!!」
     
     俺達はついに卒業試験のラージャンを倒した。
     卒業人数が43名という人数になったが、これでも
     多いらしい。
     そして俺達は卒業の日を迎えた。

教官  「え〜810期生の諸君、卒業おめでとう。今日から
     貴様らは正式なハンターになる。しかしどんな
     モンスターにも全力で油断せずにがんばって
     欲しい。」
ガル  「大丈夫ですよ教官〜、俺達はG級のラージャン
     を討伐したんですよ〜」

     ガルは最後まで調子の乗ったことを言った
   
教官  「ん?あぁ、すまん、すまん、まだ言ってなかったな
      あれは・・・上位のラージャンだ。」
一同  「!?」
ガル  「は・・・?」
デステ 「え?」
一同  「えぇぇぇぇぇぇ〜」
デステ 「な、なんでだましたんですか?」
教官  「なぜかって?理由はある。
     もしあの時、我輩が上位と正直に話したら
     残った者は倍以上に少なかっただろう。
     油断
     それが問題だ。「上位なら74人もいるんだし
     大丈夫。」などと思うことによりバラバラの
     個人行動が起きてしまう。逆にG級と言うことで  
     「個人ではとうてい勝てない。」
     「作戦を立てなければ負ける」
     という気持ちが出来たはずだしかし上位とは
     いえどラージャンはものすごく強い、そんな奴を
     相手によくやったな・・・」

     理由は納得できた、でも・・・・やっぱ鬼だなぁ
     
教官  「最後に各武器の主席を発表する」
一同  ゴクリ
教官  「大剣、主席、キル・ボレアス」
キル  「はい」
教官  「片手剣、主席、ケイン・ジラフ」
デステ !!
ケイン 「はい!!」
教官  「太刀、主席、ヒデヨシ・ヤマト」
ヒデヨ 「どんなもんじゃあ」
教官  「双剣、主席、ガル・ジェット」
ガル  「は、はい!! よっしゃー」
教官  「ランス、主席、エドガー・ハンニバル」
エドガ 「フッ、こんなものか」
教官  「ガンランス、主席、ガンス・チャリオット」
ガンス 「ウイッス」
教官  「ハンマー、主席、ザック・ブレイク」
ザック 「はい!!」
教官  「狩猟笛、主席、ソフィー・ヴァン」
ソフィ  「は、はい」
教官  「スラッシュアックス、主席、トランス・チェンジ」
トラン 「よっしゃぁ」
教官  「ライトボウガン、主席、シア・リボルバー」
シア  「はい!!」
教官  「ヘビィボウガン、主席、バレル・ショット」
バレル 「・・・・・」
教官  「弓、主席、ミラ、ビクトリア」
ミラ  「はい!!」
教官  「以上だ、12名は特別に上位ハンターの地位
      が与えられる。」
ジョン 「いいな〜」
デステ 「はぁ〜」
マッシ 「チッ」
教官  「しかし呼ばれなかった者たちもがんばり
     立派なハンターになって欲しい。
     最後に一つだけ言わせてもらう。」
     「あきらめるな」
一同  「はいっ!!」
教官  「それでは810期生を解さ・・・」
     教官が解散と言おうとしたときだった。
     古龍の襲来を知らせる
     「非常事態宣言」が発令された。      





 

Re: モンスターハンター<とあるハンターの伝説> ( No.10 )
  • 日時: 2014/07/19 20:09
  • 名前: 赤衣の男 (ID: PIs0MHM2)

<第四話> 「伝説の黒龍」
ガル  「な、なんだ?」

     古龍観測所の方から大きな鐘の音が聞こえた

教官  「!!ま、またか」

     ギルドの兵士が真っ青な顔して教官の所に来た。

兵士  「オーガ教官!!」
教官  「あぁ、わかっている。今回はなんだ?
     ラオシャンロンはこの前来たばかりだろう、
     シェンガオレンか?」
兵士  「そ、それが・・・」
教官  「なんだ!!早く答えろ」
兵士  「あ、あのおとぎ話のこ、黒龍ミラボレアスと・・・」
教官  「あ、あの黒龍伝説の?」

     俺達も驚いたが教官の驚き方は異常だった
教官  「まずい・・な」
     教官は何かボソッと言ったがそれが何かはよく
     聞き取れなかった

兵士  「は、はい。それでドンドルマにいる上位以上の全ハンターに
     強制出撃の命令がでています」
教官  「つまりこいつらもいかないとならないということか?」
     教官は各主席の12人を見た」
兵士  「え、えぇ」
     主席の12人は顔を見合った

教官  「お前ら、いけるのか?」
キル  「はい!!」
     キルは誰よりも早く答えた。
エドガ 「そうだな」
残りの10名 「はい!!」
教官  「だ、そうだ」
兵士  「わかりました。・・・・お前ら早くついてこい」
教官  「キル、ちょっと待て、お前が810期生隊長だ。」
     
     教官はキルの肩を強く叩いた

キル  「!!・・・はい!!」
     このとき俺は自分が主席にえらばれなくて
     よかったと思う俺がいることに気付いた、
     主席の十ニ人はみんなやる気満々なのに・・・・・
     俺は怖い、戦場に立たないのに・・・・怖い、
     このドンドルマに伝説の化物が来ていること
     自体が怖い・・・、そんな自分に腹が立った・・・  

兵士  「教官、はやくきてください」
教官  「あぁ、すぐ行く、すまない先に行ってくれ」
兵士  「は、はい、わかりました」
     

     そしてそのころ戦場では・・・
狩人  「がっ・・・」
兵士  「ク・・・・・クソ。はぁはぁ」
狩人  「俺ら、いや、じ、人類はこ、この・・・ま・・」
     バタッ
     また一人の狩人が力尽き死んでしまった

狩人  「また一人死んだか・・・。残りはどれくらいいる?」
狩人  「さぁ・・・な・・・。」
     
     ふざけた伝承にも劣らない力の黒龍に
     ガーディアンズ、そしてドンドルマの名のある
     上位以上の手練たちは少しの時間で一気に
     蹴散らされてしまった。
     圧倒的な力の前にすべての兵士や狩人が
     あきらめかけていたその時だった。

兵士  「お、おいあれを見ろ!!」
     
      ドンドルマの砦の上に三つの人影があった
     その人影に目のピントが合った時
     そこにいるすべての兵士と狩人の目が
     希望に満ちた

狩人  「あ、あれは「ギルドナイト団長」ランサー・グングニルだ」

ランサ 「こりゃひどいね、この数分で・・・。」

兵士  「それに「破壊王」ガイア・プロメテオルに「音速の隼」ソニック・ファルコンだ。」

狩人  「世界でも名のあるハンターじゃないか。」
兵士  「お、おい、あいつは・・・」
 
     三人の後ろからヘルムを外したレウス装備の男が
     ゆっくりと歩いてきた  
兵士  「か、「狩人の頂」ジェネラル・ディグニティーじゃねえか。」
ジェネ 「なんてザマだ・・・ここまでとは・・・・少し力を確かめさせてもらおう」
     ジェネラルが剣を抜き大剣とは思えぬスピードで走りだした。
ジェネ 「くらえ」
     とつぶやき剣を天高く振り上げた。その瞬間、黒龍の尻尾は
     天高々と舞い上がった
     さっきまでびくともしなかった黒龍が初めて
     悲鳴を上げた
兵士  「す、凄すぎる」
狩人  「これが世界か・・・」

ガイア 「フン!!」
     ガイアは溜め三段階のハンマーを黒龍の顔め
     がけて放った
     その攻撃は黒龍の体ごと地面に押し込み地面
     は、直径10mほどのクレーターができていた
ソニッ 「よっしゃ、俺も行くか」
     その瞬間ソニックは「フッ」と消えた

ソニッ 「音速切り」
     と叫びながら真鬼人解放状態で黒龍の体を
     目にも止まらないスピードで切り始めた

ランサ 「やれやれ、みんなせっかちだねぇ」

     そして攻撃が終わったころには、黒龍の
     周りは真っ赤に染まっていた。
     その時だった。突然黒龍は口を開けブレスを
     放った。
     まるでこの世の終焉を見せるかのようなブレスは
     ドンドルマの町を木端微塵に吹き飛ばした・・・。

Re: モンスターハンター<とあるハンターの伝説> ( No.11 )
  • 日時: 2015/02/04 14:41
  • 名前: 赤衣の男 (ID: F/cNkQq0)

<第五話> 「ドンドルマ崩壊」
     <ドンドルマ崩壊10秒前の810期生主席達>

ガル  「全く俺達の初陣が古龍なんてついてねぇな」
ケイン 「何人生き残れるかな?全滅しなけりゃいい所?」
キル  「何言ってんだ、全員生きて帰るぞ」
     
     その時ミラが前を指差した

ミラ   「何?・・・あれ」

     前を見ると建物が次々に破壊されてくることに
     気付いた。
     とっさに体を守ろうとしたがもう遅く、
     まわりの建物と共に俺たちは吹き飛ばされた。


     <ドンドルマ崩壊10秒前の810期生達>
教官  「おいデスティニー、なぜケインに技術では
     勝ってるお前が主席になれなかったか
     わかったか・・・?」

     突然思いもしなかったことを聞かれ少々
     戸惑ったが思ったことを正直に話すことにした

デステ 「は、はい。俺はまだ狩りを恐れていました」
教官  「あぁそうだ・・・・・あいつは昔な・・・・。
     !!お前ら、ふせろ!!」
     
     突然教官が叫んだ、それと同時に謎の爆風が
     俺達を襲った



     そしてしばらくして謎の爆風はさって行った。
     爆風が来たのはドンドルマの防壁の方からだ
     言うまでもなく黒龍の仕業だろう

教官  「お、お前ら無事か・・・」
デステ 「は、はい、なんとか・・・」

     突然の爆風に皆、数メートル、数十メートル
     吹き飛ばされた・・・。
     つい一時間前までにぎやかだった風景は
     一変し三百六十度瓦礫の山となってしまった。
     

トニー 「おい、フランク、おい!!」

     トニーが泣きそうな声でフランクを抱えながら
     叫んでいる
教官  「ど、どうした・・・・!!」
トニ― 「フ、フランクが・・・・」
ジョン 「フラ・・・ンク」
ダイン 「うそだろ・・・」
     そこには首から血を流して死んでいる
     フランクの姿があった。
教官  「・・・・くそっ!!
     俺としたことが気付くのが遅かった
      ・・・あいつらは無事なのか」
     
     <主席組>

ガル  「お前らだ、大丈夫か?」
キル  「あぁ」
ヒデヨ 「なんでゴザルか・・・・・」

     やはり主席組の方も無事ではなかった
     
エドガ 「そういやギルドの奴はどこに行った?」
トラン 「確かに・・・どこだ?」

     さっきまでいたギルドの先輩ハンターがいない

ガンス 「お、おい、いたぞ・・・でも・・・」
ガル  「死んでんのか?」
ガンス 「あぁ」

     先輩ハンターはあの爆風で腹部に木片が
     刺さって死んでいた

ガル  「向こうでなにがあったんだよ。」
ザック 「早く行った方がいいんじゃないか?」
トラン 「そ、そうだな」
     
     それから急いで戦場へ向かった
     行く途中周りを見たがどこも瓦礫の山に
     なってしまっていた
     そしてやっと防壁のあったはずの場所についた

キル  「こ、これは・・・」
ガル  「これが・・・こ、黒龍」
エドガ 「そ、そんな・・・」
ガンス 「なんだ・・・これ」
ヒデヨ 「なんてことでゴザル・・・」
     そこには無数の死体や粉々になった
     壁の残骸だらけだった

兵士  「ち、ちくしょ・・・う」

     その時だった黒龍は突然キルめがけて
     ものすごいスピードで襲ってきた

キル  「なっ・・・」
     黒龍の爪はキルの顔わずか10pの距離に
     ささっていた。
ガル  (な、な、な、なんだよ今の・・・か、勝てるわけねぇ)
     主席全員が恐怖で全く動けなくなっていた。
キル  (こ、殺される)
     しかし黒龍はそのまま他の者には興味を
     しめさずキルだけを飲み込み飛び立っていった

エドガ 「待て!!まだ俺達が残ってるぞ!!」
     黒龍はエドガーの声を完全に無視し
     そのままいってしまった
ミラ   「そ、そんな・・・キル・・・」




??? 「フッ。人類の力はこんなものか・・・」

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.12 )
  • 日時: 2013/09/23 12:04
  • 名前: KYハンター ◆CgKhXBtWT2 (ID: 0j/8t5wE)

いくつかツッコミたい所があるのでさせていただきます。
所で、これはMHシリーズの何に当たるのですか?
訓練所にラージャン、ミラボレアスが居る事を考えると2Gでしょう。
ですが2gにはスラアクは無いんですよ。
スラアクがあってラージャン、ミラボレアスが出るとなればMH4が舞台ですか?
そして>>10ミラボレアスの尻尾は部位破壊不可能です。
つまり尻尾切断は出来ません

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.13 )
  • 日時: 2013/09/23 12:59
  • 名前: 赤衣の男 (ID: HrdNDlbw)

>>12
これはゲーム内の話ではなくモンハンの世界観の話なので
ありなのです。
こっちの世界では旧大陸にもスラアクはあります。
ゲームとは違ってモンスターが真っ二つに切れたりすることもあります。

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.14 )
  • 日時: 2013/09/23 15:53
  • 名前: KYハンター ◆CgKhXBtWT2 (ID: 0j/8t5wE)

>>13
そうですか。
でしたら僕みたいに混乱する人もいるのでそう言った設定は最初に書いた方が良いと思います。
つまりその事を>>0にあらかじめ書く。と言う事です。
と言う事はゲームの世界観より小説の世界観であるということですね。
失礼しました。

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.15 )
  • 日時: 2013/09/23 16:20
  • 名前: aaaaaaaaaaaaaaaaaaaa (ID: 6U9QIat.)

brfgjhwjgdjふぇhfjんでjkhウェgjhwpgjklgぺjf;くぇhfぴjくぇl費fjFDAOJKGAGVOAHERKNGFLHREWPIGKERNGHERPIGJP;EFGPEPFRGKRHGIJ;KRGOJFJG歩RGJぴえTJげ;FGん;けRHGぁえFがえF;GVJM;かえんGKじゃWD;JGJR

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.16 )
  • 日時: 2014/07/19 21:05
  • 名前: 赤衣の男 (ID: PIs0MHM2)

<第六話> 「黒龍の被害」
ガル  「・・・ど、どうする・・・?
     キルが食われたんだぞ!!」
     
     ガルは叫んだ
     
エドガ 「・・・・・・どうしようもないだろ、
     俺達が力不足だったんだ」
     
     その時ギルドの救助隊が入ってきた

救助隊 「そこの君たち、黒龍はどこに行った?」
救助隊 「けが人はどれくらいだ?」
救助隊 「死者は?」

      救助隊の質問攻めにただでさえイライラしていた
      ガルの堪忍袋の緒がプツンと切れてしまった

ガル  「自分で見ればいいだろ!!目の前に答えが
     あるんだからよ!!てめえら脅威が去ってから
     のこのこと出てきやがって!!こんなとこで
     無事な俺達とお話してるんだったらさっさと
     助けてやれよ!!」

??? 「少年の言うとおりだ!!早く行け!!」

      救助隊の隊長らしきを先頭に救助隊は
      いそいで梯子を降りようとしたがその時
      目に入った下の光景が予想よりひどく
      全員その場で止まってしまった

救助隊 「ひっ・・・・」
救助隊 「こ、こりゃひでぇ」

??? 「は、早く・・・・・一人でも多く助けてやれ!!」
救助隊 「は、はい!!」
     
     隊長と思える男はガル達の方に近づいてきた

ライフ 「君たちは大丈夫かね?」
ザック 「は、はい・・・」
ライフ 「それは良かった」
ソフィ  「あれ?・・・・・・あ、あなたはライフさんですか?」
ガル  「え・・・?」
ソフィ  「えっ?知らないの?この人は医学の天才
     ギルド救助隊総隊長ライフ・リカバリーさんよ」
ライフ 「よろしく、ライフだ」

     ライフはソフィーに手を差し出してきた

ソフィ 「よ、よ、よ、よろしくお願いします」

     ソフィーはその手を何回も上下に揺さぶった


トラン 「こんなシア初めて見たな・・・」
ガル  「あ、あぁ・・・そんなすごい人だったんだ・・・俺・・・
      なんかすごいこと言っちゃったな」
     
     その時、教官がやっと到着した

教官  「遅れてすまない」
ガル  「教官・・・キルが・・・」
教官  「ん?キル?そういえばキルはどこだ?」
エドガ 「キ、キルは黒龍に殺されました」
教官  「な、なに?・・・・・・そうか・・・残念だ・・・」

ガル  (なんだ、あれ?)

ガンス 「しかし俺達はキルがいたから生きて
     いるんだ・・・いなかったらもっと犠牲は
     多かったかもな」
エドガ 「いや、それは無いだろう、キルを殺して
     俺達を殺さない理由がない。一つの
     仮説なんだが黒龍はキルを目当てに
     ドンドルマに来たんじゃないか?」

ヒデヨ 「それはないと思うがのぉ」

ザック 「でも・・・確かに黒龍の奴俺らが来た瞬間
     こっちをにらんだからな」

ガル  「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
     叫びながら突然ガルが吹き飛ばされてきた

トラン 「ど、どうした?」

ガル  「い、いててあのキルのっぽい
     大剣に触れたらふきとばされちゃって」
教官  「ふきとばされた?」
ガル  「え?は、はい、触った瞬間に俺を
     拒否するかのように・・・」

教官  「なにかありそうだな・・・
     ボレアス一族か・・・」

バレル 「デオキシリボ核酸・・・か?」
ガル  「デ、デオキ・・・?」
バレル 「DNAだ。」

ガル  「あ〜DNAね、そう言えよ」
ミラ  「!!DNA!!要するに血でしょ
     だったら・・・・・・・・教官!!デスティニーどこに
     います?」
教官  「たぶん訓練場だが」
ミラ   「わかりました、みんなちょっとまってて」
ガル  「な、なんだ?」
     
     ミラは突然どこかに行ってしまったそれから数分後
     ミラはデスティニーを連れ、帰ってきた
ミラ   「つれてきたよ」
デステ 「なんだよ、突然」
ガル  「デスティニーがどうしたんだよ。」
ミラ   「私とデスティニーとキルは幼馴染で・・・」
エドガ 「そういえば3人ともココット村出身だったな」
ミラ   「昔遊んでいたらキルがリオレウスの巣に
     入っちゃって」
デステ 「ミラ〜思い出させんなよ〜」
ミラ  「それで帰ってくるのが遅いから探しにいったら
     血まみれで倒れてたの」
エドガ 「それがどう関係あるんだ?」
ミラ   「その時もうデスティニーは大量出血で
     死にかけてて」
ガル  「んで?」
ミラ   「それで村に帰ったけどキル以外
     血液型が同じ人がいなくて」
エドガ 「それでボレアス一族の血を受け取った・・・
     というわけか」
ミラ  「そう、デスティニーあの大剣に触ってみて。」
デステ 「これってキルの大剣なのか?
      そういやキルはどこだ?
      さっきから見ないけど」

     そう言った瞬間皆の顔が真っ青になった

ガル  「冷静に聞いてくれ・・・・キルは戦死した・・・」

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.18 )
  • 日時: 2013/10/18 20:23
  • 名前: 赤衣の男 (ID: f8ItJrwQ)

<第七話> 「形見」
デステ 「は?・・・な、な、なに言ってんだ?
      はははは へ、へんなこ、こというなー場所を考えようぜ・・・
      おもしろくねぇよ。」
教官  「い、いや、残念だが本当だ。」
デステ 「つまらないです・・・よ。」
     と言ったが目からは涙が流れていた・・・。
デステ 「本当に本当なのか?」
教官  「あぁ。」
デステ 「・・・・・・・・・・・」

教官  「そういえば言ってなかったなフランクも・・・・死んだ・・。」
ガル  「え?」
エドガ 「う、うそだろ・・・・」
ヒデヨ 「なんてことでゴザル。二人も・・・。」
ザック 「で、でも戦場にもいってないフランクがなぜ死んだんですか?」
教官  「爆風に吹き飛ばされたんだ・・・。」
ガル  「なるほど・・・こっちもギルドの人死んじまったからな・・・。」
教官  「今回は異常だ・・・。ドンドルマの被害もいつもの古龍とは
     比べ物にならない。」
ガル  「そ、そうですか・・・」
ガンス 「俺達もついてないな二人も死ぬなんて・・・。」
教官  「確かに今回は相手が悪かったな。」
デステ 「あ、あいてが悪かっただと?そ、そんなふざけた理由でキルは
      死んだのか?ふざけんな!!」
      とデスティニーは叫んだ。
教官  「残念だがハンターという職業は実力も大事だが運も
      同じぐらい大事なんだ・・・。キルは実力はあったが
      運はなかったんだ・・・。」
デステ 「なっ・・・」
ガル  「あきらめろ、デスティニー、怒ったってキルは帰ってこねぇ、今俺達が
     出来ることは少しでも実力を上げて一人でも多くの仲間を救うことだろ!!」
教官  フッ・・・偉くなったな、ガル
デステ 「そうだな・・・。そうだ教官!!もし俺があの大剣を触れたらもらっていいですか?」
教官  「いいんじゃないか?ボレアス一族はドンドルマにはいないし。」
ガル  「じゃ、じゃあ触ってみろよ。」
デステ 「わかった。」
デステ と、俺は恐る恐る触ってみた。」
デステ 「!!さ、触れる!!」
バレル 「やはりDNAか・・・。」
教官  なるほどな・・・
デステ 「お、俺、大剣使いになろうかな・・・。」
ダイン 「やめとけ、お前じゃ使いこなせねぇよ。」
デステ 「だ、だからいまから始めるんだろ!」
教官  「お前の自由だが我輩はダインに賛成だがな・・・。少し考えろ。」
デステ 「あ、わかりました・・・。」
デステ と、いい俺達は解散した。
     しかし当然ながら家は黒龍により破壊されており俺は野宿をした。 
     そこでおれは考えた、しかし考えるたびにキルとの思いで、
     黒龍への怒りがこみ上げてくる、そして俺は寝れないまま夜が明けた。


ガル  「おーいデスティニー!!」
     と、ガルの大声があたり一面に響いた。
デステ 「うるせぇなぁ」
ガル  「ハハ。ごめん、で決めたのか?」
デステ 「あぁ、大剣にする。」
ガル  「!!そ、そうか。でもどうすんだ?教官に教わるのか?」
デステ 「い、いや教官には教わらねぇ。おれは直接「狩人の頂」に教えを頼みに行く。」
ガル  「はぁ?あの狩人の頂にぃ?」
デステ 「そうだ。」
ガル  「そ、そうか、がんばれよ。じゃーな。」
デステ と、言いガルは帰って行った。
     そして俺は狩人の頂に会いに狩人の頂が入院している救助本部病院に向かった。

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.19 )
  • 日時: 2013/10/20 14:42
  • 名前: KYハンター ◆CgKhXBtWT2 (ID: uvqfECmZ)

支援上げ
恐らくこれから物語が加速し、盛り上がっていく所でしょうね
これからの展開が楽しみです。
URLの曲でも聴いて創作意欲出して下さい
短文失礼しました

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.20 )
  • 日時: 2013/10/20 18:01
  • 名前: モンスタータイガー (ID: WBbaDR0m)

ものすごく面白いです!!
次回が楽しみです!!頑張ってください。

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.21 )
  • 日時: 2015/04/26 18:30
  • 名前: 赤衣の男 (ID: qknLSy8l)

<第八話>「狩人の頂への頼み」

教官  「で、どうだった?ガル」
     
     教官が物陰から出てきた

ガル  「その〜デスティニーは大剣に
するようです。
     それで狩人の頂の所へ・・・」

教官  「ジェネラルの所へか、あいつが教えるとは
     思えんが」

ガル  「知り合いなんですか?」

教官  「ん?あぁ、・・・昔のな。」


教官  「では、我輩はやらなければならないことが
    ある」

ガル  「そうですか、さようなら。」

教官  「あぁ」
     といい教官はどこかへいった


デステ 「こ、ここが本部病院か・・・。
     テントしかねぇな」
     家同様ここも黒龍により破壊されていた

ライフ 「やぁ、君は確か・・・デスティニー君
     だったっけ?ここになんのようだい?」

デステ 「「狩人の頂」はどこにいますか?」
     
     突然の質問にライフは少し驚いた
     表情を見せた

ライフ 「ジェネラルさん?・・・・なら・・・
     ついてきて」
     
     といい奥のテントに連れて行かれた

ライフ 「ここだよ、僕はまだ仕事が山ほど残ってる
     からもういくね」

デステ 「はい、ありがとうございました」

     と言うとライフは自分の仕事場へ
     戻って行った。
     そして・・・俺は・・・

デステ 「失礼します」

    「狩人の頂」がいるというテントの前で
     一言声をかけた

ジェネ 「何の用だ・・・」

デステ 「お、お、お、おれに・・・」

ジェネ 「早く言え」

デステ 「おれに大剣を教えてください!!」

ジェネ 「「おれに大剣を教えろ」・・・と。
     なぜだ?お前は片手剣使いじゃなかった
     のか?」

デステ 「な、なぜそれを?」
     
     なんと「狩人の頂」は初対面の俺の
     使用武器を一瞬で当ててしまった。
     それに驚き質問をすると「狩人の頂」は

ジェネ 「そんなのお前の手を見ればわかる。
     大剣使いなら本来両腕にタコができている
     はずだ、
     しかしお前は左手にしかタコがない
     それが証拠だ」

デステ (す、すげ〜)


ジェネ 「しかしなぜだ?片手剣じゃだめなのか?」

デステ 「実は今回の黒龍襲撃で友が・・・。」

ジェネ 「それで友の使っていた大剣を使おうとした
     のか。バカバカしい。
     そんなことで武器を変えていたら
     きりがない。いいか、仲間は死ぬ、
     そのたびに武器を変えていたら
     いつまでも強くはなれんぞ、
     そしていつかはお前も死ぬだろう
     ハンターをなめるなよ
     おい!・・・帰れ!!」
     
     その時だれかがテントに入ってきた

教官  「そこまで言わなくてもいいんじゃないか?
     ジェネラル」
ジェネ 「デモン、お前の教え子か?」
教官  「あぁ、そうだ、こいつに基礎だけでも
     教えてやってくれ、
     俺じゃ不服らしいからな」

デステ 「そういうわけじゃ・・・。」

ジェネ 「・・・・・・・・デモンがいうなら
     しょうがない。
     わかった、教えてやる。しかし二度と武器     を変えるなよ」

デステ 「!!わかりました!教官、ジェネラルさん
     ありがとうございます。」

ジェネ 「ついてこい、まずお前のセンスを
     確かめる」
     
     といい闘技場にむかった

デステ 「え?」
     そこには一頭のリオレウスがいた

ジェネ 「こいつを狩ってみろ。
     まぁ無理だと思うが」

デステ 「わ、わかりました。」
     と、いい剣をリオレウスにむけた
     リオレウスも殺気を感じたのかこちらに気     付いた
デステ 「いくぞ!!」




Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.22 )
  • 日時: 2013/10/27 11:46
  • 名前: i (ID: Rfz3v/G/)

続きがきになるー
はやくかいてー

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.23 )
  • 日時: 2013/10/27 19:28
  • 名前: かや (ID: MNBj4YCZ)

単行本にして欲しい

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.24 )
  • 日時: 2013/10/28 19:14
  • 名前: モンスタータイガー (ID: e0vd.xxL)

支援age
頑張ってください、面白いですから!!

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.25 )
  • 日時: 2014/01/12 20:52
  • 名前: 赤衣の男 (ID: PCWE2pbi)

<第九話>「稽古」
リオレウス 「グァァァァァァァァァァァーーーーー。」
     
     とリオレウスは咆哮をし、いきなりこっちに滑空してきた。
     それが一瞬の出来事で俺は全く対応ができなかった。そして
     気がついた時には俺は空高々と打ち上げられてた。

デステ まずい、殺される。

     そしてリオレウスはそのまま次の攻撃態勢に入った。
     リオレウスの口から一発にブレスが放たれた。
     そのブレスがゆっくりと確実に自分のもとに飛んできている、
     どうしようもない、と思った時、体が勝手に動き、自分の体の前に
     大剣を構えブレスを防いだ。

デステ 「ハァハァハァ あ、あぶねぇ。」
ジェネ あの体勢でブレスを・・・、なるほどデモンの教え子だけあるな。

     しかしリオレウスの攻撃は終わったわけではなく、また攻撃の態勢に入った。
     そしてリオレウスははるか上空へあがりそこから一直線に急襲してきた。
     しかしさっきまでとは違い遅く見えた。
     そこで俺はゆっくり来るように見えるリオレウスの頭めがけて大剣を振り下ろした。
     その大剣はちょうどリオレウスの頭に直撃し、リオレウスは地面に落下した。
     しかしリオレウスはすぐ立ち上がり咆哮をした。

リオレウス 「グァァァァァァァァァーーーー」
     
     リオレウスの口からは炎がもれ誰が見ても怒っていることがわかった。
     ここからが本番だと気を引き締めた時、狩人の頂がリオレウスに
     一撃を決めた。
     まだ体力が残っていたであろうリオレウスはたった一撃で倒れた。

ジェネ 「合格だ、さすがデモンが教えてるだけある、基礎ができてるな。
     明日ここにこい。俺の傷が治るまで面倒みてやる。
デステ 「はい!!」
     そしておれは狩人の頂に約一カ月大剣を教わった。そのおかげでだいたい
     大剣は使えるようになった。
  
     一ヶ月後

ジェネ 「上手くなったな。おまえは素質がある。
     もっとおしえたいことはあるがそろそろ
     そろそろ傷も治ったからとっとと依頼を
     こなさなければならない。じゃあな。」
デステ 「はい!!ありがとうございました。」
     その後おれは久しぶりにみんなにあった。
ガル  「おーデスティニー久しぶり。」
デステ 「久しぶり、みんな。」
ミラ  「どうだった?狩人の頂は。」
デステ 「いい人だったよ、世間の言ってる風とは
     違い怖いひとではなかったし、
     それよりさ、旅に出ないか?」
一同  「はぁーー?」
ガル  「どういうことだよ、なんで?」
デステ 「ジェネラルさんに聞いたんだ、
     世界は俺達の想像をはるかに超える
     くらい恐ろしく、美しい、おれはそれを
     この目で見たくなったんだ。」
ガル  「へぇーー俺も行きたくなったな、ついてくよ。」
ミラ   「私も!!」
バレル 「俺も一緒に行く、別の理由だが。」
ヒデヨ 「ワシもいくでゴザル、天下三刀を探したい
     でゴザル。」
シア  「私もついていっていい?新種のモンスター
     を探したいの。」
ガンス 「俺もついていっていいか?あのモンスター
      を狩るには一番近いかもしれない。」
ガル  「あのモンスター?」
ガンス 「まぁいろいろあってな。」
ソフィ 「わたしもついていっていいですかぁ?
     世界の音楽を聴くのがわたしの夢なんです。」
ケイン 「じゃあ私は故郷の人がモンスターに
     ぶっ殺されてないか確かめに行く。」
ザック 「おれは里帰りで。」
トラン 「俺も。」
デステ 「エドガーは?」
エドガ 「俺はまだいい、ギルドナイトになりたい。」
デステ 「そ、そうか・・・。」
エドガ 「だが、も、もし俺がギルドナイトになれた時
     は俺も仲間に入れてくれないか?」
デステ 「あぁ、まってるぜ。」
      と、いいエドガーと別れた。
デステ 「じゃあ明日の8時に門の前に集合な。
      それまでに準備しとけよ。」
ミラ  「一つ聞いていい?私たちってかってに
     ドンドルマからでていいの?」
デステ 「あぁ、それなら心配すんな、
      狩人の頂が話をつけてくれるらしい。」
ミラ   「そう、じゃあまた明日。」
ガル  「また明日〜」

     次の日の朝

デステ 「みんな準備できたな、行くぞ!」
      俺達はついに旅にでた。
      美しき世界へ。

      



        <そのころとある廃城にて>

??? 「お前は人類の救世主にするために連れてきた
      ・・・・・・・・我が一族のミレニアムの少年よ・・・。」
    


                           第一部完


―――――――――――――――――――――――
みなさんいろいろとコメントありがとうございます。
こういうコメントいただくと、とてもうれしいです。

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.26 )
  • 日時: 2013/11/04 08:41
  • 名前: クック先生希少種 (ID: tZIV7XaN)

私すっかりファンになっちゃいました!!
支援

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.27 )
  • 日時: 2013/11/04 19:15
  • 名前: クック先生希剛種 (ID: YJ.SCVoj)

支援上げ
上げてすいません
短文失礼です

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL W ( No.28 )
  • 日時: 2013/11/08 16:49
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: VvwRu/Cw)

支援上げ
短文失礼

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.29 )
  • 日時: 2013/11/08 16:59
  • 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: TWQhZe0N)

支援ガオレン
短文失礼

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.30 )
  • 日時: 2013/11/08 21:47
  • 名前: モンスタータイガー (ID: AfmkdJya)

支援age
さっすが!!面白い

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.31 )
  • 日時: 2013/11/09 10:05
  • 名前: クック先生 (ID: vFCUtDTt)

ああ
糞スレでsagaっていく・・・

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.32 )
  • 日時: 2013/11/09 14:26
  • 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: uJc7DBO9)

>>31
気にしたら負けかもね……。

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.33 )
  • 日時: 2013/11/10 12:07
  • 名前: モンスタータイガー (ID: xAfjZ8KC)

支援上げ
短文失礼。

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.34 )
  • 日時: 2013/11/14 18:35
  • 名前: 赤衣の男 (ID: MznPn4K0)

第二部
<第十話>「旅立ち −美しき世界へ− 」

     <出発してまもない俺たち>

デステ 「さっそくなんだけどさ、どこ行く?」
ガル  「確かに決めてなかったな。」
デステ 「行きたい所ある?」
ザック 「いや、とくに、なぁ。」
トラン 「あぁ。」
     と、どこに行くか悩んでいる時アイルーの声らしきものが聞こえた。
??? 「ニャニャニャニャニャ〜助けてニャ〜」
     なんとそのアイルーはドスランポスの巣に入ってしまったらしく
     ドスランポスに追われていた。
??? 「ニャニャ!!そこのハンターさんたち〜たすけてニャ〜。」
ガル  「助けるか?」
デステ 「んー助けるか、俺達初の実戦だな、いくぞ!!」
??? 「ちょ、ちょっと待ってニャ、言い忘れたんニャけど
      ぼく三匹のドスランポスに追われてるニャ、だから三匹頼むニャ、
      一匹はここ、もう一匹は森の中、そしてもう一匹は洞窟ニャ、
      だから三匹とも頼むニャ。」

一同  こ、こんのクソ猫ォ。

ガル  「三匹ぃ?多くね?。」
デステ 「ま、まぁいいよ、じゃあリーダーは実力的にザック、バレル、ガンス!!
      そしてまず、ザック班はヒデヨシ、ガル、ケイン。」
ザック 「わかった、俺らは洞窟のほうにいく。」
デステ 「ガンス班は、トランス、ソフィー、シア。」
ガンス 「わかった、森はまかせろ!」
デステ 「残りはここだ。」
バレル 「わかったが、まわりを見ろ。」
     話をしているうちに俺たちは360度囲まれ逃げるところをふさがれていた。
バレル 「さ、さすがは走竜下目、リーダーの統率力が半端じゃねぇ。」
デステ 「じゃあランポスから倒すか?」
バレル 「いや、あの崖の上を見てみろ。」
      そこにはランポスが何十頭もいた。
バレル 「この量は異常だ、このドスランポス・・・この一帯のボスか・・・。」
ミラ   「じゃあドスランポスから狩るの?」
バレル 「い、いや半分に分かれよう、おいそこのアイルー、お前戦えるか?」
??? 「まかせてほしいニャ、僕はアイルー村一のアイルーニャ!!」
バレル 「そうか、じゃあ俺とデスティニーはドスランポスを狙う、
      ミラとあと・・・。」
ニャン 「ニャンターニャ!!」
バレル 「ニャンター、お前らはランポスを狙え!」
ミラ   「わかったわ。」
バレル 「いけ!!デスティニー俺が援護する。」
デステ 「まかせろ!!」
     タッタッタッタッタッタ
デステ 「これが狩人の頂から教わった大剣だぁぁぁぁぁ。」
     縦斬りがきまった。
バレル !!うまい、キルとほとんど変わらない。
デステ 「うぉぉぉぉぉぉぉぉ」

     <そのころ森組(ガンス組)>

ソフィ 「いないですね・・・。」
シア  「こういうところって新種のモンスター
     いそうだよね。」
     と、油断している四人の後ろに光る目が
     八つ・・・。

     <そのころ洞窟組(ザック班)>

ガル  「あーいたいた、あいつだな。」
ヒデヨ 「そうでゴザルな。」
ケイン 「いこー、みんな食べられるかもしれないけど。」
ザック 「あいかわらず縁起悪いこと言うな、
     敵は一匹だ、いくぞ!!全員全力で突っ込め!」

     <そして再び平地組(バレル班)

ニャン 「ニャッ、ニャッ!!」
ミラ   「き、きりがないわ。」
デステ 「ま、まだ死なねぇのかよ、ハァ、ハァ。」
     
     戦い始めてから約40分ほどたっていた。
     こちらは回復薬、砥石などが底をつき
     討伐が厳しい状況になっていた。
バレル 「い、一度撤退しよう、走れ!!やつを
     ふりきるんだ。」
     と、逃げろの指示が出た瞬間ニャンター
     は俺の背中にとび乗ってきた。

デステ 「なっ・・・。」
ニャン 「ゴメンニャ、僕アイルーだから足遅いニャ。
     だから運んでニャ。」
デステ 「あ、あぁ・・・わかった。おい、バレルどこに
     逃げればいい?」
バレル 「森へいこう、ガンス班と合流する。」
      
     そしてすぐに俺達は逃げた、ドスランポスも
     かなり傷をうけたのかあまり追っては
     こなかった。

デステ 「ハァ、ここまでくれば大丈夫か・・・。」
バレル 「あ、あぁ、あまり追ってこなかったな。」
ニャン 「ハァ〜、死ぬかと思ったニャ。」
デステ 「ハァ〜っておれの背中に乗ってただけ
     じゃねえか!!。」
ニャン 「ゴ、ゴメンニャ。」
デステ 「まぁいいけどさ、一つ聞いてもいいか?」
ニャン 「なんニャ?」
デステ 「このまま合流して逃げるってのはだめ
      なのか?」
ニャン 「ダメニャ、僕の仲間が連れてかれてるニャ、
     だから早く助けニャいと。」
デステ 「そうか、じゃあ早く平地へ戻ろう。」
バレル 「そういうわけにはいかない、今いっても
      返り討ちにされるぞ。」
デステ 「でもさ、ニャンターの仲間に命は
     一刻を争うんだ、早くいかないと。」
ミラ   「そうね。」
バレル 「ハァー、わかった。」
デステ 「よし!!いくぞ!!」
ニャン 「ニャーーー!!」
     俺達はニャンターの仲間を助けるために
     再び平地に向かった。

Re: とあるハンター ( No.35 )
  • 日時: 2013/11/12 18:23
  • 名前: すぱーく ◆SPARKh2.XI (ID: /GSCKOIk)

つまんねーから再開しなくていいよ

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.36 )
  • 日時: 2014/02/09 20:23
  • 名前: 赤衣の男 (ID: RAd06QqB)

第十一話「悲しむ意味はない」

      <洞窟組(ザック班)>

ガル  「いやー結構楽勝だったな。」
ザック 「群れていなかったからな、運が良かった。」
ヒデヨ 「でも運も実力のうちでゴザル。」
ケイン 「よかったね、全員引きちぎられなくて。」
ガル  「ほんとだよ、でも俺達810期生の中でもトップだからな。・・・!!ん、
     あれなんだ?」
ガル  「!!なっ・・・。」
ザック 「こりゃひでぇな・・・。」
     そこにはニ匹のアイルーの死体が落ちていた。
ガル  「かわいそうに・・・。」
ザック 「さっきいたアイルーとなにか関係があるんじゃないか?」
     
     と、ニ匹と亡骸を持っていこうとした瞬間数匹のランボスが
     飛び出してきた。

ガル  「ここはランポスの巣らしいな。」
ザック 「1,2,3、・・・12匹・・・だな。」
ガル  「一人三匹だな。」
ザック 「いくか。」
     とガルはそっとニ匹の亡骸をおいた。

     <森組(ガンス班)>
ガンス 「お前、大丈夫か?」
ソフィ 「す、すいません、足くじいちゃって。」
トラン 「なんとかドスランポス倒したからいいけどさ、もし倒す前だったら
     しんでたぜ。」
シア  「ほんとね、でもドスランポスの不意打ちには驚いた。
     ガンス大丈夫?攻撃が直撃したっぽかったけど。」
ガンス 「あ、あぁ大丈夫だ・・・。とにかく一度平地に戻ろう。」
     
     <平地組(バレル班)>

デステ 「いたっ!!いそげ!!」
バレル 「またさっきと同じ作戦で行く、ミラ、ニャンター、頼むぞ。」
デステ 「くらえぇぇぇぇぇ。」
     と、大剣を振り下ろした。
     しかし俺の攻撃をドスランポスはバックステップで
     かわした、だがバックステップの滞空時間をバレルは逃さなかった、
     レベル3通常弾を撃ち込んだ、その攻撃はみごと足にあたり
     ドスランポスはすこしよろけた、
デステ 「うぉぉぉぉぉぉ!!」
     今度は攻撃が当たった。そしてドスランポスは弱ったのか足を引きずりながら
     逃げて行った。

デステ 「まてっ!!」
バレル 「いやここは奴を逃がそう、もうこちらには手出ししないだろう。」
     そのときガンス班、ザック班がちょうど到着した。
デステ 「お前らも終わったのか。」
ガンス 「あ、あぁ。」
ザック 「あぁ。」
デステ 「あれ?ザックお前何もってんだ?」
ザック  「こ、これか?」
ニャン 「!!そ、そ、そ、それ、ま、ま、まさか、み、み、み、見せてニャ。」
     と、恐る恐るニャンターは見た、その瞬間ニャンターは泣きながら走って行った。
デステ 「これ・・・。」
ザック 「あぁ、アイルーの死体だ。」
ミラ   「手遅れだったのね。」
ガル  「あいつとどんな関係なんだ?」
ミラ   「仲間らしいわ。」
デステ 「ちょっと悪いんだけどお前らここで少しまっててくれ。」
     といい俺はニャンターの走っていった方向へ行った。

ニャン 「グスン、ひっく、グスン。」
デステ 「ニャンター、隣いいか?」
ニャン 「な、なんニャ?こっちこないでニャ。」
デステ 「いいだろ、話したいことがあるんだ。」
     といい俺はニャンターの隣に座った。
デステ 「実は俺もちょっと前、親友のキルって奴を失ってな、
     俺もお前みたいに泣いてた、何もやる気が起きなくて、悲しみだけが
     こみあげてきた、そんなときにガルが俺にこう言ったんだ
     「あきらめろ、デスティニー、怒ったってキルは帰ってこねぇ、今俺達が
     出来ることは少しでも実力を上げて一人でも多くの仲間を救うことだろ!!」
     ってな、その言葉で俺はすぐに立ち直れたさ、お前も悲しんでたって
     なにもおきねぇぞ、俺が言いたかったのはそれだけだ。じゃあな。」
    
     そのときニャンターはなみだを拭いた。
ニャン 「ま、待ってニャ、僕も一緒に連れてってニャ。」
デステ 「!!あぁいいぜ。」
     
     新たにニャンターを仲間に、俺達は旅に戻った。    




Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL W ( No.37 )
  • 日時: 2013/11/18 16:33
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: V18HObUj)

支援上げ

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.38 )
  • 日時: 2013/11/28 19:59
  • 名前: 赤衣の男 (ID: NvPAl4Ga)

第十二話「雪山奥の村 ―ポッケ― 」

    ニャンターにあってから数週間が立ち俺達は洞窟の中を
    歩いていた。

ガル  「あ〜さみ〜。」
ケイン 「そりゃもうポッケ村に近いフラヒヤ山脈だよ、年間何人も死んでるから
     気をつけてね。」
ザック 「もうフラヒヤ山脈に来たのか、早いな。」
ニャン 「ニャクション!!さ、寒いニャ。」
ガル  「だ、だれかホットドリンクくれ〜。」
デステ 「お前、もう全部のんだのか!!」
ガル  「だって飲んでも寒いじゃん。」
バレル 「ハァー、やるよ。」
     とポケットからホットドリンクをだし、ガルに投げた。
ガル  「え?いいのか?サンキュー。」
     と、ホットドリンクを飲もうとしたときだった

     グラグラグラ

     の地響きとともに横からティガレックスが出てきた。

ティガ 「グァァァァァァァーーーーーーー」

デステ 「に・・・・・・逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉぉーー。」
ニャン 「ニャァァァーーーーーー。」
     ニャンターはものすごい速度で走りだした。
デステ 「あ、あいつ、なにが「足遅いニャ」だ、はえーじゃねぇか。」
バレル 「そんなこと言ってる場合か!!」
     そして俺達は死ぬ気で走ったが、
     少ししてとんでもないものが見えてきた。
ガル  「お、おい、行き止まりだ。」
バレル 「きにするな、ただの雪の壁だ。」
デステ 「ほんとか?まぁいい、みんな突っ込めぇぇぇぇー。」
一同  「うぉぉぉぉぉーー。」
     俺達は壁を突き破った、しかしそこは数十メートルある崖だった。
ガル  「おいおい、ウソだろ!!」
デステ 「ハァー、まじか。」
一同  「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
     そして俺達はそのまま気絶してしまった。






http://www.youtube.com/watch?v=N87-dOGxhvQ  ―ポッケ村のテーマ―

デステ 「う・・・。」
??? 「目が覚めたか。」
     と、白いフードをかぶった男が言った。
デステ 「こ、ここは?・・・イテッ!」
??? 「動かない方がいい、全身打撲に失神、それに軽度の凍傷と、
      まぁ全治数日ってところだ。」
デステ 「あなたが助けてくれたんですか?」
??? 「あぁ、仲間も全員無事って元気のいい少年が言ってたぞ。」
デステ 「よかった、ありがとうございます。え〜と。」
ダルコ 「ダルコ・ドミトリーだ、私はこの村つきのハンター・・・といっても
      元、だがね、ある飛竜に負わされた怪我が原因でね・・・引退したんだ。」
デステ 「あなたもハンターだったんですか・・・。」
ダルコ 「あぁ、そうだ、君たちは何者なんだ、ギルドのハンターか?」
デステ 「いいえ、旅団です。」
ダルコ 「そうか、だったらゆっくりしていきなさい、この村はいいところだ。
     私も別の所出身だが、この村に残ることにした。しかしこの村には
    ハンターがいない、だから少しの間この村を守ってくれ、頼むぞ。」
デステ 「はい!!・・・そういや仲間はどこですか?」
ダルコ 「あぁ、あいつらなら村長の所に行かせたぞ、
     むらのどこかにいるはずだ。」
デステ 「そうですか、ありがとうございました。」
ダルコ 「まて、この家はお前たちが使ってくれ。」
デステ 「はい!!ありがとうございます。」
     といい、俺は外に出た。
デステ 「おーこれがポッケ村か、
      それで、あれが噂のでかいマカライトか。」
ガル  「おーいデスティニー。」
デステ 「おぉーみんな。」
ザック 「やっと目ぇさめたか。」
デステ 「あぁ・・・・・・あれ?ガル防具変わった?」
ガル  「あ、気付いた?この前のドスランポス
     の素材で作ったんだ。」
デステ 「へえー俺もつくろうかな。・・・あとケインは?」
ミラ   「ケインなら村のみんなと話してるわよ。
      久しぶりの故郷だし。」
デステ 「そういやそうだったな。
      で、お前らはどうすんの?」
ガル  「それなら村長がやって欲しい仕事があるってよ。
      確か〜「雪山草摘み」「ポポノタン3個」
     「ドスギアノスの討伐」の三つだったな。
     まったくこの村の専属ハンターはどうしたんだよ。」
デステ 「あれ?お前ら聞いてないの?ダルコさんが
     専属ハンターだったんだぜ。」
ガル  「んなこといってないよなぁ?」
トラン 「あぁ、確かに。」
バレル 「あと、「だった」というのはどういうことなんだ?」
デステ 「なんか飛竜にやられたんだって。」
ガル  「飛竜か・・・この辺だとティガレックスかな?」
デステ 「ま、その話はおいといて、どうする?」
ミラ   「「雪山草摘み」は私たち女性にまかせて。」
デステ 「わかった、「ドスギアノスの討伐」はどうする?
      主力メンバーが行った方がいいと思うけど。」
ガル  「じゃあ、バレル、ガンス、ザック、ヒデヨシの
      四人か?」
デステ 「いやでもそうすると馬鹿しかいねぇからな。
      トランスとバレルを交換でいくか。」
ガル  「そうだな、じゃあみんな生きて帰ってこいよ。」
ザック 「あたりまえだよ。」
ミラ   「先に行って、私たちはケインを呼びに
      いくから。」
デステ 「りょーかい。」
     といい村の出口に向かった。
村長  「がんばっておいで。」
デステ 「よーし、出〜発〜。」








Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.39 )
  • 日時: 2013/12/02 18:58
  • 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: BloRFe4F)

支援age
変なスレ多すぎ……。

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.40 )
  • 日時: 2013/12/04 18:10
  • 名前: 赤衣の男 (ID: svr2feII)

第十三話「忘れもしない豪雪の日」

ミラ  「ケインそろそろいい?」
    ミラはみんなと会話していたケインを呼んだ。
ケイン 「うん、みんなと挨拶もしたし、いつでもいけるよ。」
マルカ 「あなたたちはケインの友達かい?」
     と50歳ぐらいの雑貨屋のおばさんが言った。
ソフィ 「そうですよ〜。」
     と軽く答えた、すると
マルカ 「ちょっと来てもらえないかい?」
     と言い3人を店の奥にいれた。

マルカ 「ケインは、・・・まだ性格が悪いかい?」
シア  「ん・・・まぁ正直・・・。」
マルカ 「そうかい・・・でもケインのことを嫌いにならないで、あの子の性格は
     私たち・・・それとあのあなたたちを襲ったティガレックスのせいなの。
     それは8年前・・・忘れもしない豪雪の日だった。」

    
     <8年前>


    ケインの両親はかつてキリンも討伐できた凄腕ハンターだった。
    そしていつも通り狩りに行こうとした、その相手は轟竜ティガレックス
    当時村に甚大な被害を与えており、ギルドから「緊急クエスト」の指示
    が出るほどだった。

ユリア 「ケイン、ママたちはまた、この村を、ケインを守るために行くから
     また少しの間マルカおばさんの所で待っててね。」
ケイン 「うん、すぐ帰ってきてね。」
村長  「ユリア、ブラート、こんな豪雪の日なのに・・・、いつも悪いねぇ
     ケインといっしょにいる時間も、ろくにとれないだろ、
     今ギルドに新しいハンターを頼んでいるんだけどねぇ。」
ブラー 「いえ、オババ様、いいですよ、私たちもハンターですから。」
村長  「しかし、少しでも時間を増やしてあげないとケインがかわいそうだよ。」
ブラー 「それは・・・わかっているのですが・・・。」
村長  「まぁギルドから新しいハンターがきたら引退しとくれ。」
ブラー 「そうですね、その時が来れば、なぁユリア。」
ユリア 「そうね。」
ブラー 「じゃあ私たちはそろそろいくので、少しの間またケインをお願いします。」
村長  「無事かえってくるんだよ。」
ユリア 「心配しないでください、こうみえてもキリンを討伐したハンターですよ。」
村長  「そうじゃの、それじゃあゆっくり焚き火にでもあたってようかのぉ。」
ユリア 「フフッ、そうしててください。」
     そしてユリアとブラートは再びケインのもとへいった。」
ユリア 「絶対もどってくるから、マルカおばさんに迷惑かけちゃだめよ。」
ブラー 「じゃあ、ケインパパもすぐ戻ってくるからね。」
     とケインの頭をなでた。
ブラー 「よし、いくよ。」
ユリア 「えぇ。」
     ユリアはキリンの髪飾りを頭につけそのままティガレックスから村を守るため
     村を出た。しかし二人がティガレックス
     討伐に行ってからわずか四日後ギルドから
     ハンター派遣の連絡がきた。
村民  「オババ様ギルドから新しいハンター
     がくるという手紙がきました。
     あのダルコさんですよ。」
村長  「ダルコか・・・なつかしいのぉ。」
  
     次の日ダルコは村に来た。

ダルコ 「お久しぶりです、オババ様、
     9年ぶり・・・ですかね。」
村長  「ダルコよ元気にしとったか、
      また会えてうれしいよ。」
ダルコ 「ケインもこんなに大きくなって。」
ケイン 「ん?」
     と首をかしげた。
ダルコ 「フフッ、無理もない、お前が1歳のころだった
     からな。・・・・・・・・・ん?」
     ダルコは二人の姿がないことに気付いた。
ダルコ 「そういえば・・・ユリアとブラートの姿が
     見えないがどこに行ったんだ?」
村長  「ダルコ、ちょっとこっちに来なさい。」
     ダルコを外に呼んだ。
ダルコ 「2人は・・・。」
村長  「そのことなんじゃが、2人の帰りが遅いんじゃよ
      さっそくで悪いがちょっとみてきてくれるかい?」
ダルコ 「何をやりに行ったんですか。」
村長  「ティガレックス討伐じゃ、最近ティガレックス
      が村の近くに出没したんでのぉ。」
ダルコ 「な・・・今ティガレックスと・・・。」
村長  「なに、心配することはないはずじゃ、
     あの二人はキリンを
     討伐したことのある実力者じゃ、
     ティガレックスなんて・・・。」
ダルコ 「確かに普通のティガレックスだったらなんてこと
      ありません。」
村長  どういうことかのぉ。」
ダルコ 「ギルドの情報だと
     このごろフラヒヤ山脈に出没する
     ティガレックスはただのティガレックスじゃない
     へたしたら・・・キリンよりも・・・。」
村長  「まさか・・・あのキリンじゃぞ。」
ダルコ 「はい、しかしギルドの上位ハンターも
     数名やられています。」
村長  「なに、あの二人は上位でも上の方じゃ、
     心配すんな、とりあえず見に行ってやってくれ。」
ダルコ 「は、はい、わかりました。」
     ダルコは心配を隠せない口調で言った・・・。

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.41 )
  • 日時: 2013/12/15 11:24
  • 名前: 赤衣の男 (ID: RB8zxcQt)

第十四話「ケインへの思い」

    ダルコは村を出てから最高速度でティガレックスが出没すると言われている
    フラヒヤ山脈山頂付近に向かった、しかしそれでも何日もたち二人の生存確率
    は極めて低かった。

ダルコ 「ユリア!!ブラード!!ど、どこだ!!」
     ダルコは必死に叫んだ、しかしその声はむなしく吹雪の中に消えていった。
     しかしダルコはなにかの角のようなものが雪にささっていることに気付いた。
ダルコ 「ん、こ、これは・・・紫電(キリンの片手剣)の・・・まさか。」
     そしてダルコは近くを探した。そしたら一部赤く
     染まっている所を見つけた。そこにはユリアと
     ブラードが倒れていた。
ダルコ 「お、おい、ユリア!!ブラード!!」
ユリア 「・・・・・・・・・・!!ダ、ダルコ・・・・さん?
     な、なぜ・・・こ、ここに?」
ダルコ 「お前らのかわりだ、話は聞いたぞ、新しい
     ハンターが来たらハンターをやめていつまでも
     ケインの近くにいるんだろ・・・だから、こんな
     所で・・・死ぬな・・・。」
ブラー 「ダル・・・コ・・・さん、僕は・・・もう駄目です。」
ダルコ 「何を言っ・・・!!」
     この時初めてダルコはブラードの下半身が
     ないことに気付いた。
ブラー 「気、気付きました・・・か・・・、僕はもう・・・
     駄目です、でもユリアは・・・。」
ユリア 「私もダメ・・・みたい、突進されたときの
     傷が・・・。」
     ユリアの背中には突進により飛ばされ、岩に
     当たった時にうけたと思われる傷が無数あった。
ダルコ 「傷は浅い、大丈・・・。」
ユリア 「だ、だめ・・・です・・・飛ばされたとき・・・、
     後ろにあった・・・鋭い岩に・・・体・・・が。」
     
     血で隠れて見えなかったが腹部には約10センチ
     程の大きな穴が開いていた。 
ダルコ 「そんな・・・なぜだ・・・なぜ・・・クソッ!!」
ユリア 「ダルコさん・・・私たちはもう時間がありません
     最後に・・・この・・・言葉を・・・ケインに
     伝えて・・・ください。」
ダルコ 「ダメだ!!自分で伝えろ!!」
ブラー 「頼みます・・・僕たちはもう・・・。」
ダルコ 「わ、わかった、お前たちの親としての思い
     しっかりケインに伝えてやる。」
ユリア 「ありがとう・・・ございます。」
     といい話し始めた。

ユリア 「ケイン・・・ごめんね・・・ママ・・たち、約束
     やぶっちゃって・・・でも…悲しまないで
     あなたの心の中で・・・・いつま・・・でも守って
     あげる・・からそれと・・・村の人に・・・迷惑
     をかけ・・・ずに立派なハン・・ターになりなさい、
     あと信頼でき・・る仲間もたくさ・・んつくって・・・。
     ケイン・・・これからつらいことも・・・たくさん
     ある・・・でも・・必ず、そのあとには・・・いいこと
     が、あるから・・・だから、自分を見失わずに・・・
     立派な・・・ハンターに・・・・成長してね・・・
     愛してる・・・。」
ダルコ 「ブラード、お前は、なにかあるか?」
ブラー 「僕の言いたいことは・・・ユリアと同じです。」
ダルコ 「そうか・・・お前らのその気持ち、ケインに
     しっかり伝えてやる、そして、ケインを立派な
     ハンターにしてやる。」
ブラー 「あり・・・がとうございます、それでしたら・・・
     ケインが立派になった時、この片手剣を・・・
     ケインに・・・わたしてくださ・・・い、
     父親としてできることはこれぐらいですから。」
ユリア 「あと・・・私の・・・キリンの・・・髪飾りも・・・。」
ダルコ 「わかった、ケインのことは、まかせろ・・・
      ユリア、ブラー・・・。」
     
     ダルコが最後に話した時には2人ともすでに
     息を引き取っていた、そしてダルコの目から
     大粒の涙が流れていた。
     
        
――――――――――――――――――――ー――
第十四話終わりました、
最後のユリアのメッセージのところ読みにくくてすいません
それと真・無無無さんいつも支援ありがとうございます。

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIHUL WORLD ( No.42 )
  • 日時: 2013/12/14 12:57
  • 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: kkvZGQ1K)

支援age
sagaってるな……。

Re: とあるハンターの ( No.43 )
  • 日時: 2013/12/15 14:23
  • 名前: 恒魔 ◆tLUzYprPwU (ID: NueOtCYe)

支援age
とても面白いと思って見ています。

今更だけど、スレタイの話。
BEAUTIHULではなくBEAUTIFULかと
まぁ、わざとなら良いですけど('・ω・`)

the Beautiful Worldだったら
キノ○旅(←隠せてない)のサブタイになるような…(独り言)

駄文シツライ

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.44 )
  • 日時: 2013/12/18 17:10
  • 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: Stfdj.BF)

>>41
You're welcome.(どういたしまして)

支援age

ハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.45 )
  • 日時: 2013/12/21 20:31
  • 名前: 無名の人 (ID: uoxkk3Bw)

支援age
面白いので!

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.46 )
  • 日時: 2013/12/22 09:55
  • 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: LRLKlYnu)

支援age
今後の展開に期待。

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.47 )
  • 日時: 2013/12/29 15:13
  • 名前: 赤衣の男 (ID: i2PstxXc)

第十五話「自分への嘘」

     ダルコは約一週間後二人の遺体を担ぎふらふらの状態で帰ってきた。
村長  「ダルコや、まさか二人は・・・。」
     ダルコはうなずいた。
村長  「そうかい・・・・・・・・・ケインには、どう伝えるかのぉ。」
ダルコ 「私が伝えます、二人が死んだのは私のせいですから、
     もう少し早くこの村にくれば・・・。」
村長  「お前のせいじゃない、自分を責めてはいけないよ。」
ダルコ 「ありがとうございます、しかし伝えたいことが別であるので。」
村長  「そうかい、じゃあ悪いがまかせたよ。」
     
     そしてダルコはケインの所へ行き、二人が死んだことを話した。
     ケインは二人が死んだという言葉を聞きショックで気絶してしまった。
     そして三日間目を覚まさず、四日後の朝に、目を覚ました。
ケイン 「・・・・・・・!!」
     ケインは二人が死んだことを思い出し、
     頭を押さえ悲鳴をあげた。
ダルコ 「ど、どうした、大丈夫か・・・。」
     ダルコが外から駆け込んできてケインに聞いた
     しかしケインはなにも言わなかった、
     そしてケインは何日も誰とも口をきかなかった。
     そして数日後ケインはまたいつも通り、話す
     ようになった、しかし性格は今みたいに
     なってしまっていた。そして、村の者たちは
     ケインを元に戻すためにいろいろ考えた、
     しかし誰もケインにそのことを言うことは
     できなかった。・・・みんなわかっていた、
     ケインの変化の理由を・・・。ケインは決して
     言っていることを心からいっていない、
     ケインはただ、自分が悲しんでいるのでは
     ないかと心配させないため、
     そして・・・ものすごい悲しみを消そうと
     必死に・・・自分をだましているだけだと、
     そんなケインに村の者たちは何も言えなかった。
     そしてそのまま何も言えないまま五年の月日が
     たった・・・。
     ケインは両親遺志を継ぐためにドンドルマの
     訓練学校に向かった。
     そしてその後再び雪山に、ティガレックスが
     頻繁に出没しだした、その情報が入ったとたん
     ダルコはすぐにティガレックスを討伐に向かった。
     そしてダルコは片目のティガレックスにあった。
     ダルコはその傷はあの二人がつけたとすぐ
     わかった。

ダルコ 「五年前のかたき、今とらせてもらう・・・。」

     ダルコは剣を向けた、しかし圧倒的な力を
     前にダルコはどうすることもできず、
     ギリギリの状態で村に帰還した・・・。
     

―――――――――――――――――――――――――――――
>>43
ほんとですね、今まで気付きませんでした、ありがとうございます

みなさん支援ありがとうございます

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.48 )
  • 日時: 2014/01/04 11:02
  • 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: yr9IbWYS)

sagaりすぎだろ……。
支援age

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.49 )
  • 日時: 2014/01/09 18:59
  • 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: yMCJpRuc)

sagaりすぎだな……。
支援age

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.50 )
  • 日時: 2014/01/11 21:06
  • 名前: 赤衣の男 (ID: bf6wFcaZ)

第十六話 「ポッケ村の敵」

マルカ 「それからダルコさんはハンターをやめた・・・。これがケインの過去と
     この村と片目のティガレックスとの戦いよ。あの時、ケインを助けてあげれれば・・・。」
ミラ   「マルカさん達、村の方々のせいではないですよ、すべては、そのティガレックスです。
      私たちもたぶんそのティガレックスに会いました・・・。」
マルカ 「なんだって!!ど、どこでかい?」
ミラ   「ここに来る途中・・・。」
マルカ 「それで全員気絶していたのかい、ほんっとあのティガレックスさえいなければ。
     今となったら、あの「崩竜ウカムルバス」よりこの村の恐怖だね。」
ミラ   「崩竜?」
マルカ 「そう、「崩竜ウカムルバス」、この村の古い言葉で「雪の白い神」という意味
     があり、ここにポッケ村が作られるきっかけとなった飛竜、もともとここはウカムルバスの
     すみかだった、そしてそのウカムルバスの棲家の近くにポッケ村が作られたのは、
     村長の先祖がウカムルバスを倒すためだったらしいわ、
     その先祖はウカムルバスとの戦いで倒れてしまった……とされているの
     しかし実は戦闘中に雪崩が発生、ウカムルバスは深奥部に隔離されてしまったため、
     その祖先であるハンターはウカムルバスに止めがさせなかった、というわけらしいわ、
     しかし村長はウカムルバス初討伐後の話ですでに亡くなっていると語っており、
     真偽はオババ様にもわからないらしいわ。」

ソフィ 「そんな生き物がいるんですか・・・。」
シア  「あ、それ知ってます、あの「覇竜アカムトルム」
     対を成す存在とされている「白い神」ですよね。」
マルカ 「よくしってるわね、誰に聞いたの?」
シア  「本で見ました、王立書士隊に入りたくて。」
マルカ 「王立書士隊ねぇ、素晴らしいと思うわ。
      がんばってね。」
シア  「ありがとうございます。」
ケイン 「みんな、何やってるの?早く行かないと、
     みんな死んじゃうよ。」
     ケインは外から話しかけてきた
マルカ 「そういうことだから・・・。」
ミラ   「あ・・・はい、別になんとも思ってないので。」
マルカ 「そうかい、それは良かった、これからも
     よろしくね。」
三人  「はい。」
ケイン 「なにやってんの?」
     ケインが中に入ってきた。
ミラ   「いいえ、早く行きましょ。」
    
     四人は遅れて雪山へ向かった。
     そして五日後ポポノタン班と、ドスギアノス班は
     先に到着し、分かれての行動を開始した     


―――――――――――――――――――――
第十六話終わりました、
みなさん質問とかも全然OKなので、もっと
コメントや感想を言っていただけると嬉しいです。

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.51 )
  • 日時: 2014/01/11 16:29
  • 名前: 真・無無無 ◆cgb6MdS9vA (ID: spuugsHT)

支援age
最近 糞スレ多いな……。

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.52 )
  • 日時: 2014/04/06 20:37
  • 名前: 赤衣の男 (ID: bq/v2y.N)

第十七話「雪山の悪魔」

ニャン 「ニ、ニャー、急に寒くなったニャ〜」

     俺たちポポノタン班は洞窟を抜け、見晴らしのいい所へ出た。
     しかしそこはものすごい吹雪が吹き荒れており、ホットドリンク
     なしでは五分ともつきがしなかった。
     だがそこには数頭のポポがいてポポノタン三個は簡単だと思った。
     しかし、その時だった、三人(二人と一匹)の後ろにそびえたつ
     山の上から片目の飛竜がものすごく大きな咆哮を上げた。

ガル  「な、なんだこの音は。」

     そしてその生き物は、一瞬のうちに山の上から、下にいる数頭のポポ
     をしとめた、三人(二人と一匹)はその圧倒的な、スピードと力に
     恐怖を抱いていた。勘でわかったのだ「この化物には勝てない」と、
     そして三人(二人と一匹)は別の所にいるポポを狙おうと、気付かれぬ
     うちに、逃げた。そして三班ともそのまま無事、依頼を済まし、
     村へ帰ることが出来た、そしてデスティニー、ガル、ニャンターは、
     むらの人に雪山でみた飛竜のことを話した。

村長  「今、なんと・・・。」
ダルコ 「・・・・・・・・。」
マルカ 「そんな・・・。」
     
     みなが驚きや恐怖の表情をしているなか、
     ケインは血が出るほど、強く唇を噛んでいた。

ミラ   「!!・・・・ケイン、私たちにまかせて、両親のかたきは私たちがとってあげる。」
ケイン 「ど、どうしてそれを。」
     ケインはさっきまでのはなしを忘れ、そのことに驚いていた。
シア  「仲間にわからないことなんて、ないんだから。」
ソフィ 「両親のおもい、今はらしましょう。」
ケイン 「三人とも・・・。」
     ケインの顔には、笑顔が戻っていた。
ダルコ 「しかし、そのティガレックスは、お前たちが、討伐してきたモンスターとは
      格が違うぞ。」
ガル  「ヘヘッ、上位のラージャンより上かぁ?」
     ガルは調子に乗った口調で言った。
ダルコ 「あぁ、ただの上位のラージャンだろ、それならこのティガレックス
     の方が断然上だ。」
  
     その一言で辺りが凍りついた。



     

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.53 )
  • 日時: 2014/01/14 16:04
  • 名前: 精子ドピュドピュ (ID: MABnRkCY)

俺も書くぜ

    「淫乱夫婦」
ある日、夫のリオレウスが言った。
      「やろうず」
それに答えるように妻のリオレイアは股を拡げて言った。
      「早く挿れてー」
レイアは地面に寝そべり淫らな液体が陰部から排出されている。
レウスは巨大なちんこをビンビンに勃たせてレイアの陰部に近付けた。
      「いれるぞ」
ビンビンのちんこがレイアのガバガバな陰部に挿入されていく
     「あっあああ」
レイアが喘いだ。
     「ピストンすっぞ!!」
     「はいっ!!」
レウスは腰を振った。
パンパンパンパンパン!!!!!
バックで突きまくった。
    「あっあっあっあっあっあーーーん」
    「イクぅぅぅぅぅ!」
レウスが精子を放出した。
ドピュドピュドピュドピュ     「あああああああああーーーーーん」


レウスとレイアはぐったりしていた。
レイア「気持ちよかったわ」
レウス「ああ、でもまだ物足りねえ」
レイア「えっ?」
レウス「騎乗位でやりたい。」
レイア「嫌よお!」
レウス「ダメだ、お前は俺の肉便器だっ!」
そして、レウスはレイアを無理やり拘束し騎乗位の態勢になった
レウス「あらおら、腰振れーw」
レイア「もう私ダメになっちゃうわああああーーんんんんん」


      「あっあっあっあっあっあっあっあっ」


喘ぎ声を聞いて子供たちが起きた。
子レイア「あれ、ママの声だよね?」
子レウス「うん、何か喘いでるね」
子レイア「行こうず」


ドピュドピュ    あーーーーんあんあんあーー

子レウス「何してんだろ」
子レイア「ママ可哀そう」
子レウス(何してるのか聞いてみよう)
     「パパーママー、何してるのーーー?(笑)」

レイアレウス「っは!!」
レイア「これはね子供を産むときに誰もがすることなのよ」
子レウス「えっじゃあ、また子供産むの?」
レイア「いやいや産むわけないじゃん!」
子レイア「えっじゃあ何?」
レウスレイア「・・・・・・・はっっっ!!!
        コンドームし忘れたああああwww」
レウス「中出ししちゃった」
レイア「また兄弟が増えるわよ」
子レウス「ktkr」



        完

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.54 )
  • 日時: 2014/01/14 16:21
  • 名前: ルコ ◆klS53qB2SI (ID: 2sCtMdNF)

なんだこの痛い小説。
読んでて恥ずかしくなった。

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.55 )
  • 日時: 2014/01/14 21:10
  • 名前: デステニー・ロード・ハメ廚(D・L・H) (ID: 5geK/kuk)

ヘタレウスのくせにwwwwwwwwwwwwwwww

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.56 )
  • 日時: 2014/01/27 10:47
  • 名前: 赤衣の男 (ID: f8ItJrwQ)

第十八話「ポッケの二雷神」

     ダルコの一言で皆はすっかり黙ってしまった。

ケイン 「え・・・・じゃ、じゃあ私の両親は、そんな化物相手にたった二人でいったの?」
ダルコ 「あぁ、あの二人はものすごく強かった、しかし、その二人でも少し傷を
     つけるぐらいが限界だった・・・。」
デステ 「ケインのご両親は、そ、そんなに強い方だったんですか?」
     ダルコはケインのことを一度見てから言った。
ダルコ 「・・・・・・ユリアとブラードは素晴らしいハンターだった・・・。」
バレル 「ユリア・・・ブラード・・・!!あ、あのポッケの二雷神か!!」
ダルコ 「よくわかったな、そうあのキリン討伐の第一人者の二人だ。」
ザック 「そ、そりゃ、す、すげー。」
   
     皆が驚いている中、一人だけ微妙な表情をしている者がいた。

ガル  「え・・・ポッケの・・・何それ?」
トラン 「お、おまえ、知らないのか?」
ガル  「あ、あぁ。」
バレル 「ちょっといいか、続きを聞きたいんだが。」
ガル  「あ、すまん。」
ダルコ 「悪いな、じゃあ続きなんだが、俺もその二人と、一緒に狩りに行ったことが
      あってな、そんときゃ驚いたよ、ユリアはまるで踊り子を見ているような、
     美しい舞だった、逆にブラードは雷神を思わせる片手剣とはおもえない
     力強さがあった・・・でもそんな二人でも負けたんだ、お前らで、どうにか
     できる相手じゃない。」

     少し間を開けてから、デスティニーは言った。
デステ 「やるだけやらせてください。それで死んでも俺は後悔はありません。」
ガル  「おい、何が「俺は」だ、「俺達」・・・だろ。」
ダルコ 「お前らには、特別な意思を持ってるんだな。」
デステ 「はい、教官から教わった「あきらめない」という心です。」

ダルコ ケインはいい仲間を手に入れたな。
ダルコ 「よし!!いいだろう、いいですよねオババ様。」
村長  「ダルコ、お前が認めたのなら何も言わないよ。」
ダルコ 「ありがとうございます。」
     そして一息ついてからダルコは言った。
ダルコ 「・・・・・・俺も・・・同行させてくれ、この中に
     ティガレックスとの戦闘経験のある奴はいない
     だろう?」
デステ 「はい、誰もいません、それにダルコさん
      のようなベテランの方が来てくださる方が
      安心できます。」
ダルコ 「そうか・・・ありがとう・・・・・・・・・・・、よし!!
     出発は明日の朝一だ、各自アイテムなどの
     準備をしておけ。」
     それからダルコは真面目な表情になった。

ダルコ 「ケイン、あとでこい、お前に渡したいものが
      ある。」
ケイン 「渡したい・・・・・・もの・・・。」
     それが両親のものだとすぐにわかった。
ダルコ 「では、また明日会おう。」

     そして皆は準備に取り掛かった、そして
     マルカからケインの過去の話を聞いてない
     者たちへ聞いた三人が話をした。

バレル 「ケインにそんな過去があったのか・・・。」
ザック 「それであんな性格だったんだな。」
デステ 「・・・・・・・じゃあ、この狩りはなんとしても
      成功させなけりゃな。」
ガル  「おいおい、失敗してもいい狩りなんてないだろ?」
     その一言に軽く笑ってから言った。
デステ 「そうだな。」

     そしてそのころケインはダルコの家にいた。

ケイン 「ダルコ、渡したいものって・・・私の両親の・・・。」
     ケインはそこまで言って言うのをやめた。
ダルコ 「あぁ、そうだ二人の・・・。」
     といいタンスの奥にしまってあった片手剣と
     防具を出した。」
ダルコ 「これは・・・紫電、ブラードの片手剣だ・・・
     そして、これはお前の母、ユリアの防具、
     キリンシリーズ、本人は髪飾りだけでいい
     といったんだがな。」
     
     そして、ケインに二人の遺品を渡した。

ダルコ ブラード、ユリア・・・お前たちの魂、確かに
     届けたぞ。

ケイン 「こ、これが・・・・・。」
ダルコ 「お前に渡したいものはそれだけだ、だが
     それには両親の魂そのものだ、大事に
     しろよ。」
ケイン 「いままで、この武器と防具を預かってくれて
     ありがとう、この武器で・・・・・ティガレックスを 
     討つ!!」


     

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.57 )
  • 日時: 2014/01/21 21:14
  • 名前: 真・無無無 ◆cgb6MdS9vA (ID: 1fcQKGMO)

>>56
ageるのを忘れていた…。
本当に申し訳ない…。

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.58 )
  • 日時: 2014/01/22 23:04
  • 名前: デステニー・ロード・ハメ廚(D・L・H) (ID: b.za3aou)

さて、このティガの正体とは!?
狂竜化したティガ?G級ティガ?まさかキティ?

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.59 )
  • 日時: 2014/01/25 20:48
  • 名前: TKY (ID: 4dB0ocIX)

お気に入り追加しました。これからも頑張ってください!ファイト!!!

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.60 )
  • 日時: 2014/01/27 17:58
  • 名前: 真・無無無 ◆cgb6MdS9vA (ID: ghnD6B.x)

赤衣の男s なかなか更新しないな…。
支援age…………しても良いよね…?

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.61 )
  • 日時: 2014/01/27 21:30
  • 名前: 爆弾岩 ◆E8J6dyfzsc (ID: rVhjWE1k)

>>60
お前あげすぎ。自重しろ。
こんな厨二小説あげんな

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.62 )
  • 日時: 2014/01/30 15:51
  • 名前: 真・無無無 ◆cgb6MdS9vA (ID: EBwVNBGt)

支援age
「自重しろ」だって?
少しは自重してますよ…。

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.63 )
  • 日時: 2014/02/04 21:02
  • 名前: 赤衣の男 (ID: zTpzywY9)

第十九話「フラヒヤ山脈 通称「雪山」」

     そして翌日の朝

村長  「気をつけて行くんだよ。」
マルカ 「絶対に・・・帰ってらっしゃい。」
ケイン 「大丈夫だよ心配しなくても。」
ガル  「まかせろ!!俺達は全員無事帰ってくるよ。」
バレル 「もちろんだ。」
     村の村民はみんな、村の出口まで出発を見送ってくれた。
ダルコ 「よし、お前らいくぞ。」
     ダルコとデスティニー達はそのまま村を後にした。

マルカ 「ハァーー。」
村長  「心配なのかい?」
マルカ 「え、えぇ、あんな若いハンターにまかせて大丈夫なんでしょうか?」
村長  「大丈夫じゃよ、彼らには強い意志があるからのぉ。」




     それから数日後俺達はフラヒヤ山脈、通称「雪山」のベースキャンプについた。
     ギルドが狩猟区域に認めている雪山は、山脈のうちの一つ山の
     ふもと、中腹にある洞窟、そして山頂付近と大きく三つに分けられる。
     そして今回の狩猟ターゲット、「ティガレックス」の出没エリアは山頂付近。
     そこはユリアとブラードの亡くなった場所でもあった・・・。
     その山頂付近を歩いていた俺達の耳にどこからかつい最近聞いたモンスター
     の咆哮が聞こえてきた。

ダルコ 「お前ら、武器を・・・・構えろ。」

     俺達は武器を構えたが、相手の位置がわからなくどうすることもできない、
     その時、上空から何かが襲ってきた。

ガル  「う、上だぁぁぁぁぁぁ!!」

     その大声で皆、前に反射的に飛びティガレックスの急襲をよけることができた。

デステ 「こ、これが・・・ティガレックス・・・・・・・・近くで見るとデ、デケー。」
     このティガレックスは大きいほうで二十メートルは軽く超えていた。
     そしてこのティガレックスは・・・・・・片目がつぶれていた。
ダルコ 「ま、間違えない、こいつだ・・・・・・こいつが、例のティガレックスだ!!」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>57
いえいえいつも感謝しています

>>58
んー、金冠サイズのG級ティガぐらい・・・ですかね
まだキティは早いですね、たぶんフルボッコです
まぁG級もですが・・・そこは人数で・・・

>>59
こんな小説をお気に入りに入れてくださり光栄です

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.64 )
  • 日時: 2014/02/04 21:02
  • 名前: 名無しハンター (ID: GVNO/Pmc)

>>63
久しぶりにレスしましたね(^^)
中々楽しい小説ですね、頑張って下さい

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.65 )
  • 日時: 2014/02/15 14:01
  • 名前: 赤衣の男 (ID: WcN8FsqL)

第二十話「絶対強者」

    ティガレックスはいきなり、息を大きく吸い耳をふさいでも鼓膜が破れるのではないか
    と思うぐらい大きな咆哮を上げた。そして耳をふさいでいるガンスに向かっていきなり
    突進をしてきた、それをガンスはギリギリでガードをしたが五メートルぐらい吹き飛ばされてしまった。

デステ 「大丈夫か!!」
ガンス 「あ、あぁ、なんて力だ、まだ・・・右手が痺れてやがる。」
  
     そしてどんどんティガレックスに追い込まれニ十分でザック、ヒデヨシ、ソフィー、
     シア、トランスの五人がキャンプ送りにされてしまったがこの装備で攻撃を受けて
     死んでいないだけまだいい。

ダルコ 「バレル!!岩が飛んでくるぞ!!」

     ダルコは昔の傷で引退しているので戦うことはできないがティガレックスから
     できるだけはなれて指示をしている。ティガレックスと戦ったことのない俺たちに
     とってはその指示はとてもありがたかった。

ガル  「バレル!!岩が来てるぞ!!よけろ!!」
     バレルは岩が飛んできているのに全くよけようとしない
ダルコ 「心配するな、大丈夫だ。」

     ダルコの「大丈夫だ」の一言にガルは戸惑ったがすぐにわかった。
     バレルは岩の軌道がわかったのか三つ飛んでくる岩の間にいてうまく岩をよけていた。

デステ 「さすがバレル。」

     バレルは810期生の中でもキル、エドガーに
     次いで実力は優秀で、学力なら810期生一の
     頭脳を持っている。

バレル 「おい、ガル、人の心配をしてる場合か、
      右へ飛べ。」
ガル  「え?」

     ガルは岩の方に集中がいっておりティガレックス
     を完全に見失っていた、なのでとりあえず
     右に飛んでみた、するとすれすれの所を
     ティガレックスが通過していった。

ガル  「す、すまねぇ、助かった。」
バレル 「礼はいいからティガレックスから目を離すな、
      もう一回来るぞ。」

     バレルの言った通りティガレックスは走りながら
     むりやり向きをか変え、再びガルに向かって突進
     をしてきた。しかし今度は気付いていたので
     楽にかわすことができた。ティガレックスは
     そのまま勢い余って牙が壁にささってしまった、
     その隙にデスティニー、ケイン、ガンス、ガル
     は自分の最高の一撃を決めた、これには
     さすがのティガレックスもひるみ一歩後ろに
     のけぞった、そしてティガレックスは後ろに
     飛び、真っ赤な顔になり、大きな咆哮を
     上げた。二十分かけ、やっと怒ったのだ。
     怒ったティガレックスは前よりもスピード
     をあげ、再びガルに向かって突進をしてきた
ガル  「ま、また俺かよ。」
     ガルはさすがにもう突進に慣れ避けるのも
     簡単だと油断していた、しかしティガレックス
     はそのスピードのまま前にジャンプしてきた。
     さすがに、これには予想してなかったガルは
     ティガレックスの攻撃を直撃してしまった。
ガル  「ク、クソ・・・・・・。」
     ガルはそのまま気絶してしまった・・・。
     
―――――――――――――――――――――――
>>64
ありがとうございます、頑張ります 

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.66 )
  • 日時: 2014/02/10 17:03
  • 名前: 真・無無無 ◆cgb6MdS9vA (ID: EwGR9vQr)

誰が何と言おうとageる…。
支援age

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.67 )
  • 日時: 2014/02/18 18:07
  • 名前: 赤衣の男 (ID: 08ThwZX4)

第二十一話「牙を剥く轟竜」

デステ 「ガル、大丈夫か、ガル!!」
ガル  「う・・・・・・。」
デステ 「生きてる・・・・ダルコさん!!早く。」
ダルコ 「あ、あぁ。」
     ダルコはあまり負担をかけないようにガルを運んで行き、少し
     離れた洞窟の中にそっと置いた。そこには先に力尽きた五人と看護をしている
     ニャンターがいる。
ニャン 「ま、またかニャ。」
ダルコ 「あぁ、悪いな、だが期待してるぞネコ丸。」
ニャン 「・・・ネ、ネコ・・丸・・・違うニャ!!ニャンターだニャ!!」
     ダルコはそのまま後ろで騒いでいるニャンターを無視して行ってしまった。
ニャン 「まったくぅ、ニャンて奴だニャ。」




デステ 「うぉぉぉらぁぁぁぁぁ、ハァハァ。」
ガンス 「くらえぇぇぇぇぇぇぇ。」
ケイン 「死ねぇぇぇぇぇ。」

     三人は最初からずっとティガレックスの目の前で戦っているせいかだんだん
     集中力が切れて来ていた。

バレル 「お前ら!!何突っ立てるん・・・。」
デステ 「え?」
     
     三人は集中力が切れていたためティガレックスの回転攻撃の
     予備動作に気付くことが出来なかった。

デステ 「しまっ・・・。」
     
     三人はティガレックスの回転を直撃してしまった。
     気絶はしなかったものの、デスティニー、ガンスの二人は立ち上がること
     が出来なくなってしまった。しかしケインはキリンの防具をおかげで
     なんとか立ち上がることが出来た、しかし残りはケインとガンナーの二人だけに
     なってしまった。そしてティガレックスはガンナーの二人に突進をしようとした
     その時だった。

ダルコ 「お前ら、目ぇふさげ。」

     ダルコはティガレックスに閃光玉を投げた。
     その閃光玉は見事ティガレックスの目の前で白い閃光を放ちティガレックス
     の視界を一時的に奪ったその間にケインはティガレックスに対し少しの
     間合いまで近づき、大きく深呼吸してからティガレックスに向かって全力
     で走り雷属性の紫電で切りつけ小さくつぶやいた。

ケイン 「まずこれは私の仲間を襲った分。」
     そしてケインは再び走りだし、ティガレックスに攻撃をし、またつぶやいた。
ケイン 「これはダルコを傷つけ、村のみんなを怖がらせた分。」
ケイン 「そしてこれが私の両親の分だぁぁぁぁぁ。」
     ケインは最後、腹の底から大声を出してティガレックスを攻撃しようとしたその時、
     雷がケインを襲った。それによりなぜかその剣の雷属性が上がった、

ケイン 「ママ・・・パパ・・・。」
     ケインの隣に死んだはずの二人がいた。
ユリア 「さぁ私たちにあなたの全力を見せて。」
ケイン 「・・・・・・・・・うん!!まかせて。」
ケイン 「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
     そしてそのまま全力でティガレックスに一撃を叩き込んだ
     その時ダルコにも二人の姿が見えていた。
ダルコ ユリア、ブラード、お前らの娘は立派なハンターになったな
     ダルコは軽く涙を浮かばせながら心の中で言った。
     そしてティガレックスはその一撃が効いたのかそのまま飛び立ち雪山の
     奥に消えて行った。
ケイン 「やったよ、ママ、パ・・・。」
     その時にはもう二人の姿は消えていた。

ユリア 「ケイン、立派になったわね。」
ブラー 「僕たちもこれで安心することができたよ。」

     しかしこの二人の言葉はケインの心にちゃんと聞こえていた。
     バレル 「あ、あれは・・・・・キリン。」
     吹雪であまり見えないが確かにティガレックスと戦っていた平地の近くの山の上に
     古龍キリンがいた。

デステ 「それよりも、ケインだ、大丈夫か!!」
ケイン 「う、うん、なぜかまったく痛くない。」
バレル 「もしかしてキリンの角で雷を起こしている片手剣だからキリンの雷に
     共鳴して雷属性が上がったんじゃないか?ダメージがなかったのは
     そのキリンの防具だから・・・では?」
ケイン 「そうだね・・・パパが力をくれ、ママが守ってくれた。」
ダルコ 「そうだな・・・・・・・・・・・。さぁ村へ帰ろう、帰ったら村を上げての大宴だ。」




――――――――――――――――――――――――――――――――――
なんか雷が落ちるって中二っぽくなっちゃいましたね・・・・・・。
>>66
支援ありがとうございます。

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.68 )
  • 日時: 2014/02/18 19:23
  • 名前: 真・無無無 ◆cgb6MdS9vA (ID: etLohggF)

>>67
最近、掲示板に来れない日が続いている…。
ageれなくて申し訳ない。

Re: とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.69 )
  • 日時: 2014/02/21 22:42
  • 名前: 名無しハンター (ID: 0HefdW4V)

>>68
代わりにageましょうか
支援age

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.70 )
  • 日時: 2014/06/01 20:47
  • 名前: 赤衣の男 (ID: hNtq4B.l)

第二十二話「ポッケのヒーロー」

     俺達は村へ帰る途中一回も起きることはなかった。たかが三十分の狩り
     だったが俺たちにとっては数時間にも感じた狩りだった。
ダルコ 「お前ら起きろ、村についたぞ。」
デステ 「う、うぅ、もうついたのか・・・。」
ダルコ 「何言ってんだ、帰りはゆっくり帰ったから五日もかかったんだぞ。」
ザック 「そんなに寝てたのか・・・。」
ダルコ 「あぁ、それよりみんな起きたか?今から村長に伝えに行く、
      お前らはこの村のヒーローだな。」
ガル  「えへへ〜ヒーローだなんてぇ〜。」
     ガルは嬉しそうにニヤニヤしながら言った。
     そしてダルコが村長と村民を連れてきた。
村長  「よくやったのぉ、村を守ってくれてありがとうねぇ。」
ガル  「いえいえ〜。」
     ガルはさっきからずっとこの調子でニヤニヤしている。
村長  「じゃあそろそろ宴の準備をしようかのぉ、マルカ頼んだよ。」
マルカ 「まっかせてください。」
     マルカは胸を張って言った。

     そして時間はたち夜になった。
     宴には村民だけでなくポッケ村ギルド出張所の者たちも来ていたそして村長が
     宴の始まりの乾杯を言おうと村にある巨大マカライト鉱石の上に乗った。

村長  「それじゃ、これからの村の繁栄とここにいる若きヒーローたちに乾杯。」
一同  「カンパーイ!!」
     
     皆の乾杯の声とともに何発もの花火が上がった、この花火は村長の弟、トレジィと
     彼の弟子トレニャーによるものだ、ちなみにトレジィは昔ライトボウガン使いの
     ハンターだったらしい。そしてその花火により宴が始まった。皆いろいろな場所で
     話をしている。

ガル  「おいおいケイン、お前「両親の分だぁぁぁぁ」なんてダサいセリフはいたのかよ。」
     ガルは笑いながらケインを馬鹿にしている。
ケイン 「う、うるさいなぁ、殺すよ。」
     ケインは顔を赤くして言った。
デステ 「そういうなよガル、お前だってもしかしたらそういうかもよ。」
ガル  「ハハハ、冗談だよ、確かに俺もそういうかもな。」
     などと話をしている俺達のもとにギルドの人と思える女性がきた。
     その女性は背が高く美しい竜人族の女性だった。
??? 「いやーハンターさん達のおかげでこの村は
     救われたわ〜私はこの村のギルド
     出張所のギルドマネージャー私からも
     礼を言わせてもらうわね、ありがとう。」
デステ 「いえいえ。」
ギルマ 「どうせならこの村の専属ハンターに
     ならない?今ちょうどいなくて困ってるのよ〜。」
デステ 「や、やめておきます。」
ギルマ 「そう?残念、あなたたちならいい専属ハンター
     になると思ったのに。」
     その言葉にケインは少し悩んでいた。

――――――――――――――――――――――――
ちなみにギルマはギルドマネージャーという意味です
>>68
いえいえ、いつも感謝してます。
>>69
ありがとうございます。

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.71 )
  • 日時: 2014/03/16 20:22
  • 名前: 赤衣の男 (ID: nJxLLUZ/)

第二十三話「別れ ―ポッケ村―」

ケイン 「・・・・・・・・・ねぇみんな、も、もし私がこの村の専属ハンターになるって
     言ったら止める?」
ガル  「あったりま・・・。」
デステ 「いや、止めないな。」
     そのデスティニーの一言にみんな驚いた。
トラン 「デ、デスティニーお、お前そんな奴だったのか。」
デステ 「いや、そうじゃねぇよ、確かにまだ一緒に旅はしたい、でも本人がそういうなら
      俺は・・・止めない。」
バレル 「確かにその方がいいのかもしれないな。」
シア   「そうね、応援してるよ。」
ケイン 「み、みんな・・・ありがとう。」
    
     宴は楽しくためになることもたくさんあった。
     ポッケ村教官の熱い武勇伝、それにトレジィのトレジャーの魅力に対する熱い話
     元古龍観測隊の竜人族のじいさんの話など・・・・・・でも・・・・・・やっぱりケインの
     事が一番頭に残っている。
     そして村を出る前日、村長は俺を農場の中の氷の貯蔵庫に呼んだ。
     そこにはとてつもない大きさの大剣が地面に刺さっていた。

デステ 「す、すごい。」
     
     俺はその大きさに圧倒され、言葉も、ろくにでなかった。

村長  「お前さんに受け取って欲しいものがあってのぉ。」
     そういうと村長は俺に大きなピッケルを渡した。
村長  「それは古龍の骨で作られたピッケルだよ。」
デステ 「古龍・・・ど、どこで?」
      古龍はまだ人類では討伐出来ないとされキリンの討伐は全世界の
      狩人を興奮させた、しかしまだその他の古龍は全く手つかずだ、そんな
      古龍の骨をどこで手に入れたのかがデスティニーの頭をよぎった。
村長  「あぁ、これかい?これは先祖が残したピッケルだよ、まだ沢山あるから
     気にしないでおくれ。」
デステ 「た、たくさん・・・・・わ、わかりました。」
     おれはその大きなピッケルで大剣をたたいた、ものすごい反動が俺の手を襲った。
     そして大剣のたたいた所がかけ、黒い塊が落ちた。それを村長が拾うと
     ゆっくり俺に渡した。
村長  「大事に持ってなさい、いつか役に立つはずじゃ。」
     おれはその塊を受け取った。その塊は禍々しい気を放ち、手にした瞬間絶望が
     体を包む感じがした。
デステ 「あ、ありがとうございます・・・。」
村長  「・・・・・・しかし、おぬしらも明日で村を出て行ってしまうのかい、残念じゃのぉ。」
     と、村長は残念そうな表情をして言った。それに俺は何も言えなかった。

     そして翌日
     俺達は荷物をまとめ村を出る準備を終わらせた。
デステ 「村長様、いままでお世話になりました。そしてケイン・・・また会おう。」
ケイン 「うん、まぁそれまでにあんたが生きていたらね。」
デステ 「ハハ・・・縁起の悪い。」
ダルコ 「これは、俺からのプレゼントだ。」
      ダルコは一匹のポポを連れてきた。
ダルコ 「こいつの引く荷台に荷物を置くといい。ちゃんと言うことを聞くいい奴だぞ。」
ガル  「いいの?サンキュー。」

デステ 「じゃあ、そろそろ出発するか。」
ミラ   「ケイン、元気でね。」
ケイン 「うん、いってらっしゃい、今度冒険話聞かせてね。」
デステ 「まっかせとけ・・・それまでお前が生きてたらな。」
ケイン 「なっ・・・・。」
デステ 「フッ、お返しだよ。」
ダルコ 「・・・お前らに会えて本当に良かった。この調子で世界中の人々を喜ばせてやれ
      それじゃあまた会おう。」
村民  「じゃあーな、村を守ってくれてありがとな、いつでも戻ってこいよ!!」
     村民はずっと手を振っていた。


村長  「ケイン、本当に良いのか?」
ケイン 「うん、それよりも今度会うときのために私も強くならなきゃ、パパやママみたいに。」

     そして俺達はポッケ村から次の村へ向かって歩き始めた。

      


     




そしてとある太古の塔にて・・・・・・・・・

??? 「つ、ついに見つけたぞ・・・・・古の技術・・・「竜操術」・・・
      これで我々鉄騎は・・・いや・・・・私は世界一だ・・・・・世界の王だ・・・・・・
      東シュレイドのリーヴェルの兵士どもも、西シュレイドのヴェルドの兵士どもも、
      ドンドルマの狩人どもも、もはや・・・もはやこの私の敵ではない・・・・・・すべての
      人間はこのアイアン・フーリン様にひれ伏すのだ、私が・・・・・世界の王になれる。
      ・・・・・・・・・・・・・・ハハ、フハハハハハハハ、フハハハハハハハハハ!!」
     
     その時背後から何かの爪のようなものが
     「龍騎槍ゲイボルガ」を背負うアイアンを
     貫いた。

アイア 「ガフッ・・・・。」
     アイアンは大量の血を吐いた。

??? 「「竜操術」を使えるのは我々だけで十分だ。
      それに、下等な人類に使えるようなものじゃ
      ない。」
        
      後ろから一人の男の声が聞こえた。
      アイアンは貫かれた体を必死にねじり
      後ろを見た。

アイア 「なっ・・・・・・・貴様・・・何者・・・だ。」

     そこには黒龍ミラボレアスと一人の
     男がいた。
     そうアイアンの腹を貫いたのは黒龍
     の爪だったのだ。

アイア 「黒龍を・・・操る・・・・・「竜操術」・・・・・・つまり、
     貴様は・・・「竜操騎兵」・・・なのか?」

??? 「「竜操騎兵」・・・か、そうであり、そうではない。
      まぁ死にゆく貴様に教える意味は・・・・・ない。」
      
      その言葉と同時に、アイアンは黒龍に
      引き裂かれた・・・。

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.72 )
  • 日時: 2014/03/24 10:56
  • 名前: 赤衣の男 (ID: RB8zxcQt)

第二十四話「鼻の高い青年」

      俺達は今テロス密林と呼ばれる大陸東部に位置する密林にいる。ここ密林は
      よく大雨が降るのだが今日は規格外の大雨、突風だ。
      そのせいで一歩進むのがやっとだ・・・。
デステ 「み、みんな、大丈夫か!!」
      風が強くて声も届かない。
      その時突然バレルが足を止め、少し遠くを指差した。
      そこには一人の竜人族の青年が倒れていた。
      俺達はその青年をひとまず洞窟の中に運ぼうとした。しかし運ぶ
      途中でその男は目を覚ました。
??? 「・・・・・・・う・・・・・・き、君たちは・・・・・?」

      俺達は事情を説明した。
??? 「そうだったのか、助けてくれてありがとう、オイラはジャンボ村の
      村長をやってるんだ。」
ミラ   「あなたがあのジャンボ村の村長さんですか、私たちも今、ジャンボ村に向かって
      いたんです。」
村長  「そうか・・・・ち、ちょっと今来ない方がいい・・・かな。」
ガンス 「何かあったんですか。」
村長  「こ、「古龍クシャルダオラ」が接近してるんだよ、この嵐もそのせいだよ。」
ガル  「こ、古龍ぅ〜!?」
     皆、「古龍」という言葉に驚いた。
ザック 「し、しかもジャンボ村に向かってるんだろ・・・・・どうする?」
バレル 「助けるしかないだろ、近くに俺達より上のハンターは見当たらない、
      探している間に村が襲われたなんてシャレになんないからな。」
村長  「い、いいのかい?・・・・・・いや、だめだ、今会ったばかり、しかも
     オイラを助けてくれた君たちに、そんな危険なまねはさせれない。」
ガル  「大〜丈夫だよ、俺達ってこう見えてもドンドルマ
     の訓練場の主席ぞろいなんだぜ。安心しな。」
村長  「で、でも・・・・。」
ガル  「いいからいいから、とりあえずいこうぜ、
     ニャンター、頼んだぞ、村長さんを小型モンスター
     から守れ!!」
ニャン 「了解ニャ!!」
村長  「・・・・・・・・わかったよ、でも自分の命を第一で
      行動して欲しい。」
デステ 「もちろん。わかってますよ。お前ら行くぞ!!
      古龍からジャンボ村を守るぞ!!」

とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD ( No.73 )
  • 日時: 2014/03/24 11:54
  • 名前: 赤衣の男 (ID: RB8zxcQt)

第二十五話「密林を裂く豪雨」

     俺達は今ジャンボ村を救うため「古龍クシャルダオラ」を探している。
ガンス 「クッ・・・相変わらずものすごい嵐だ・・・。」
ザック 「奴に会う前に嵐で全滅っていうのは避けたいな。」
     などと言っていたら突然嵐がフッと止みきれいな青空が見えた。
ヒデヨ 「な、なんじゃ?」
デステ 「嵐がやんだ・・・。」
バレル 「無風・・・?ありえない。」
    
     皆が突然の快晴に悩んだ、しかし答えはすぐに明らかとなった。
     再び空は黒雲に包まれさっきの倍レベルの嵐が起こり
     上空から「古龍クシャルダオラ」がゆっくりと降りてきた。
     風はまるで主の登場に喜び、叫んでいるのかというぐらい
     風が強く吹いている。
     「古龍クシャルダオラ」はこの前戦った「轟竜ティガレックス」よりも大きさは
     小さいものの、まるで俺達を見降ろすかのようなポーズのせいか
     とても大きく見える。
     相手も俺たちに気付きその鋭い眼光で俺達を睨んだ、
     その瞬間俺達はまるで蛇に睨まれた蛙のように体が硬直し、
     動けなくなった。

デステ 「体が・・・・動かねぇ。」

     クシャルダオラは容赦なく動けない俺達を蹴散らしていく。

ガル  「あ、あの時と・・・・同じだ、仲間がやられていくのに・・・・何も出来ねぇ、
     俺達は・・・勘違いしていた・・・俺達は全く成長してねぇ、キルがやられた
     時から・・・・全く・・・。」

     そしてガルもクシャルダオラに吹き飛ばされ、残りは俺だけになってしまった。

デステ 「ハァハァく、くるな、近づくなぁぁぁぁ!!」

     そんな願いを無視してクシャルダオラはゆっくりと馬鹿にするかのように
     近づいてくる。

デステ 「や、やめろ、やめてくれ!!」
    
      その時、体が動いた

デステ 「うらぁぁぁぁぁぁーーーー!!」

      俺は全力でクシャルダオラを斬りにかかった。
      油断していたせいかクシャルダオラはその攻撃に反応できず
      顔に直撃しひるんだ。
      だが俺はそんなことよりクシャルダオラの血、すなわち古龍の血がかかった
      自分の・・・・・いやキルの大剣が眩い光を放っているのに驚いた。

??? 「いかん、急げ!!」
 
      どこからか男の声が聞こえた。いやこれは幻聴だろう、
      なんせこんなに風が強いのに声が聞こえるはずがない
      しかしクシャルダオラは幻聴通り急いで俺を吹き飛ばした・・・。
      全滅
      つまり、ジャンボ村を守ることが出来なかった。
      俺達は世界を甘く見ていた。世界はまだまだ俺達の知らないことだらけだ。
      そして俺は気絶してしまった・・・。

MH小説「とあるハンターの伝説」 ジャンボ村編突入!! ( No.74 )
  • 日時: 2014/04/06 15:55
  • 名前: 赤衣の男 (ID: bq/v2y.N)

第二十六話「若き青年の開拓村 ―ジャンボ―」


ジャンボ村(昼)
「恵み深い人々の村」
http://www.youtube.com/watch?v=VbG14ganaH8


デステ 「うっ・・・。」
     
     目が覚めた
     俺が一番最初のようだ、みんなまだ寝ている。
     どうやらここはジャンボ村らしい、だがまわりには何もない。
     おそらくクシャルダオラにやられたのだろう・・・・・・俺達が守れなかったせいで・・・。
     俺はみんなを起こさず村長に会いに行くことにした。

村長  「・・・・・・・・オイラの村が・・・・・・オイラたちで作り上げた村が・・・」

     村長が泣いている
     とても話しかけられる状況じゃない
     その時誰かが俺の背中を叩いた。

??? 「やぁ、君と君の仲間がこの村を救うため密林で古龍に立ち向かった
      とかいう名前は確か・・・・デスティニー君だっけ?」
デステ 「!!あ、あなたは・・・・」
     そこには「ギルドナイト団長」ランサー・グングニルがいた。
ランサ 「君たちもついてないね・・・その年で村を守る大役を任される
     なんて」
デステ 「任せられたのではなく・・・・・自分たちで志願してやりました」
ランサ 「自分たちで志願!!ハハッ
     君たち変わってるね、いやさすがは鬼教官の教え子と言うべきかな、
     普通古龍なんて聞いたら泣いて逃げだすのに・・・・うちの部下にも
     見習ってほしいな」
デステ 「し、しかし団長さんはなぜここに?」
ランサ 「ん?あぁ、ギルドの任務でね、ちょうどこっちに来ていた時
     クシャルダオラにばったり出会ってしまってね、ギルドナイト
     として村民を助けないわけにはいかないからね、でも・・・・
     村民を守ることは出来たけど・・・村はね守れなかったよ・・・。
     俺でもさすがに古龍はきついかな。
デステ 「そう・・・・だったんですね」

     この時初めてあの時の余裕こいた話が馬鹿だったことに気づくことが出来た
     古龍相手に新人を俺達がいかに馬鹿なことを言っていたのかを、
     あの時村長は俺達を止めた、それは古龍の恐ろしさを知っての
     言葉だった、そして今回皆無事だったのは奇跡というぐらいだということを

ランサ 「いや〜話につきあってくれてありがとう
     村長に会いに行くんだろ・・・・あの調子だけど・・・」
デステ 「いや・・・でも謝らなきゃ」
ランサ 「謝る?君たちは悪くないだろ、相手は古龍だ、どうこう出来ることじゃない
     しょうがないことさ」
デステ 「で、でも・・・」
ランサ 「わかったわかった、でも君たちは悪くない、自分を責めるなよ、君たちが
     悪かったら俺も悪くなっちゃうだろ村にいて村を守れなかったんだから」
デステ 「はい・・・・」

     そして俺は勇気を振り絞り村長さんに話しかけた
デステ 「村長さん、すいません、俺達・・・」
     村長さんは話しかけて初めて気付いた、
     そして急いで涙を手でぬぐい答えた
村長  「いや、いいんだよ、むしろ謝るのはオイラのほうだ、君たちを危険
     な目にあわせてごめんね」
デステ 「でも、俺達は皆、無事ですが・・・
     このジャンボ村は無事ではありません」
村長  「何を言ってるんだ、人さえいれば・・・・
     人さえ・・・・無事なら・・・」
     そして村長は空を見上げ少し笑顔を見せ言った。
村長  「何度でも蘇るよ、いや蘇らすよ・・・・・この村を」

――−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
題名変えました。というか副題の所を消しました長かったので・・・・・
それにほんっとコメントください〜五話連続でコメントない・・・・(涙)

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 ジャンボ村編突入!! ( No.75 )
  • 日時: 2014/04/06 09:06
  • 名前: 真・無無無 ◆HCXG/V0CoQ (ID: auWwiKov)

支援ageが禁止されると辛いな……
>>74
応援してますよ。
頑張ってください。

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 ジャンボ村編突入!! ( No.76 )
  • 日時: 2014/04/06 21:16
  • 名前: 名無しハンター ◆aATpbJGovQ (ID: .eS2mWyg)

あーあ、支援ageしたいなー(棒

MH小説「とあるハンターの伝説」 ジャンボ村編突入!! ( No.77 )
  • 日時: 2014/04/11 18:27
  • 名前: 赤衣の男 (ID: /hLNWcKe)

第二十七話「ジャンボ村のために出来ること」

トラン 「おい!!起きろ!!」
     トランスはずっと寝ているガルに大声で叫んだ。
ガル  「ふぁ〜ムニャムニャ・・・・・こ、ここはどこだ・・・・
     このテントは・・・・?」
ガンス 「ジャンボ村らしいぜ、さっき外に出た時村民が話してた」
ガル  「ジャンボ村か・・・・・テントってことは結構やられちまったんだな」
ザック 「あぁ結構どころじゃねえ、ほとんどやられた、外は瓦礫の山だ」
シア  「ほとんど?そんな・・・」
     シアはテントの扉をめくった。そこにはザックの言った通り瓦礫の山だった
ガル  「こりゃ・・・ひでぇドンドルマの時とほとんど同じだ」
バレル 「あぁ、古龍は何もかも奪っていく、まるで馬鹿な人間のように・・・」
     いつもあまり感情的にならないバレルが珍しく感情的になって
     言葉を放った
ガル  「ど、どうした?」
バレル 「・・・・・・・・・・なんでもない」
     バレルは下を向き言った
ガル  「そういやあいつどこ行った?」
ニャン 「デスティニーにゃら多分村長さんに会いに言ったニャ」
ガル  「あいつまさか一人で責任を負うつもりか」
ミラ   「そんな、悪いのはデスティニーだけじゃないのに」
ガル  「俺達も会いに行こう」

     
     そしてそのころ俺と村長は村のそばを流れる雄大な川の前にいた

村長  「オイラは昔、未開の地を開拓し、拠点を増やすことが出来れば、狩人たち
     のためになると思ったし、人々の移動や交流がもっと活性化すると思ったから
     この川の近くにこの村を作ったのさ」
デステ 「でも、なぜこんな辺境に?ドンドルマからも離れていて今回みたいなこと
     があっても、すぐに救援を呼べないのでは?」
村長  「まぁそうだね、でもここは場所的に南エルデ地方の漁村やセクメーア砂漠の
     オアシスの村などいろいろな場所と交易が出来るからね、多少の
     不便があってもここがいいと思ったんだよ。
     でも・・・・また始めっからだね」

デステ 「・・・・・・・・な、なんか俺たちに手伝えること
      ってありますか?村のためだったらなんでも
      やります。俺たちに出来ることは・・・狩りぐらい
      だけど・・・・・・」
ガル  「ちょっとまったぁ!!今のセリフ訂正しろ!!
     狩りしか出来ないのはお前だけだろ」

     ガルが突然会話に入ってきた
デステ 「じゃあお前何が出来るってんだよ」
ガル  「失礼な、お前らの料理作ってんの誰だよ」
デステ 「誰って、ニャンターが作ってんじゃねぇのか?」
ガル  「ニャンターは副料理長だ。な、ニャンター」
ニャン 「そうニャ!!ガルが料理をだいたい作ってる
     ニャ」
デステ 「でも・・・・・他は何が出来るんだよ」
ガル  「やれやれ、お前なんも知らねえな、それでも
     仲間か?シアは医学の天才だし」
シア  「天才って・・・・そこまでじゃないけど・・・」
ガル  「ソフィーは歌うまいし、バレルとミラは
     頭いいじゃん?でも・・・その他は・・・ボチボチ
     だな」
ザック 「その他って・・・お前たまたま料理出来るから
     って調子乗んな」
トラン 「ガル・・・・てめぇ」
村長  「まぁまぁ落ち着いて落ち着いて」
     
     このままではまずいと思い村長が止めに入った
     怒った数人もすぐにおさまった
デステ 「それじゃあ話を戻すけど、俺たちに出来る事って
      ありますか?」
村長  「うーん、ガル君とニャンター君は料理が作れる
      から・・・・そうだ!!みんな家と共に食べ物
     も失くしたと思うからみんなへの食事の配給
     を手伝ってくれるかい?」
ガル  「まっかせなさい!!」
ニャン 「了解ニャ!!」
     二人は胸を張って言った
シア  「あとシア君はけが人の手当てを頼むよ」
ミラ   「あ、手当ぐらいなら私たちも力になれると
      思いますけど・・・」
     ミラとソフィーが言った
村長  「じゃあその三人にまかせるよ、あと残りは・・・
     村の瓦礫の移動や、村の近くに来た
     モンスターの討伐をしてもらおうかな」
デステ 「わかりました、でも危険なモンスター
      ってなんですか?」
村長  「あぁ、そうだね・・・あっそうだ!!ババコンガ
     の討伐!!クエスト名はそうだなぁ
     「桃毛獣のなわばり」!!で、いいかな?」
デステ 「ま、まあクエスト名なんか別に・・・
     あっいや、わかりました!!」
     
     その後、ババコンガに備えてテントで身支度
     をしている時だった

デステ 「あれ?・・・大剣がねぇ」

――――――――――――――――――――――――
二十七話終わりました
>>75
本当ですね、今まで支援ageありがとうございました

>>76
私も支援ageしてほしいです。棒読み抜きで



    
 

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第二十七話終了!! ( No.78 )
  • 日時: 2014/04/13 09:30
  • 名前: 真・無無無 ◆HCXG/V0CoQ (ID: i9DMbBMK)

掲示板が また過疎り始めているな…
>>77
更新 お疲れ様です。
応援しています。

MH小説「とあるハンターの伝説」 第二十七話終了!! ( No.79 )
  • 日時: 2014/05/19 20:39
  • 名前: 赤衣の男 (ID: U0haPAmA)

第二十八話「大剣のゆくえ」

デステ 「ない、ない、ない、ない、なーーい!!」
     突然大声で叫んだ
トラン 「ど、ど、ど、どうした、突然」
デステ 「俺の大剣がなーい!!」
ガンス 「言われてみれば・・・・・ないな」
デステ 「まさか・・・・村長・・・・あいつ密林に置きっぱなしかぁぁぁ!!」
ヒデヨ 「それはないと思うがのぉ、拙者のはちゃんとあるし・・・」
デステ 「よし!!聞きに行こう!!」
ザック 「無ぅ〜駄だよ無駄無駄、あの人がそんな事するわけねぇだろ、
     風で飛んでったんじゃねぇの?」
デステ 「大剣が飛ぶわけねぇだろ!!なんで双剣じゃなくて大剣が飛ぶんだよ」
ガンス 「ま、まぁ落ち着け、俺達が探してきてやるよ、だからお前はこの村で
     瓦礫係な」
デステ 「ちぇ、しょうがねえな、じゃあ誰か一人俺と一緒に残れ」

ガンス 「・・・・・・・・・・」
トラン 「・・・・・・・・・・」
ヒデヨ 「・・・・・・・・・・」
ザック 「・・・・・・・・・・」

     沈黙が続いた

バレル 「わかった、俺が残ろう」
      四人が黙っているのでバレルはしょうがなく
      残ることにした


デステ 「じゃあお前ら絶対見つけてこいよ、いざとなったら依頼なんて放棄してもいいから」
トラン 「ダメに決まってんだろ」
デステ 「とりあえず絶対見つけてこい!!」
ザック 「わかったよ、うっせぇな」
デステ 「わかったらとっとと行け!!」
      
     俺は四人をテントから追い出した
     残りは俺とバレルだけになった

バレル 「じゃあ、俺達もいくぞ」
デステ 「行くってどこに?」
バレル 「村長の所だ、瓦礫の移動をするんだろ」
デステ 「あぁ、そうだったな」

     そして村長さんの所へ向かっている途中だった

ランサ 「いや〜、やっと見つけたよユスティーツ君」


―――――――――――――――――――――――――――――――――
第二十八話終わりました
今回はちょっと量が少ないのですぐに第二十九話を書こうと思います

>>78
いつも応援してくださりありがとうございます

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第二十八話終了!! ( No.80 )
  • 日時: 2014/04/17 17:55
  • 名前: 赤衣の男 (ID: nWfdMvS2)

第二十九話「バレル・フォン・ユスティーツ」

デステ 「ユスティーツ?」
バレル 「!!・・・・・・・・・・人違いだ・・・」
ランサ 「困るなぁ、嘘をつかれちゃ、こちらは君がそうだと99%の確信があるんだ
      ま〜仲間の前ではあれだからな、あっちで話をしよう」
バレル 「だ、誰のことだ?」
デステ 「行ってこいよ、お前の動揺っぷりを見れば誰だってわかる、
      でも俺はお前が何者だろうと構わないから」

バレル 「・・・・・そうか・・・・・・・・ありがとう、デスティニー」
デステ 「え?あ、あぁ」
      あまり礼など言わないバレルが礼を言ったことに俺はものすごく驚いた。
      そしてバレルは団長さんとさっき俺が村長さんと一緒にいた
      川の方へ行った


ランサ 「近くにはお前と俺の二人っきりだ、村長にも少しの間川に近づかないでくれ
      と言っておいた。・・・・・・・・正直に話してくれ・・・あぁ、安心してくれ
      西シュレイド王には話さないよ、ただギルドとして・・・・・・狩りをする仲間として
      聞きたいんだ・・・・・・いいだろ?」

バレル 「・・・・・・・・・・・お前たちギルドはどれくらい知ってるんだ?」

      バレルの質問に団長は少し悩む素振りを見せた

ランサ 「う〜ん、正直言うとあまり知らない、だから聞きに来たのさ」
バレル 「あの糞野郎の話をか?」
ランサ 「糞野郎はないだろ、君たちの命を救ってくれた方だぞ」
バレル 「いや、あいつは俺から何もかも奪った、地位も、家も、何もかもだ」
ランサ 「まぁ、君もあの時は未熟な子供だったからね、でもあの方のことを
     悪く言うのはやめてくれないかな、俺は尊敬してるんだ、あの方を」
バレル 「何を言ってもいいだろ!!俺の父親だぞ!!」
   
     ここらへんでバレルの怒りが限界にきた
ランサ 「だけど君の父親、ショット・フォン・ユスティーツ様がなぜあんな
      行動に出たのか知らないのかい?」

バレル 「あいつは酒の飲みすぎでいかれた、ただそれだけだろ!!」
      その答えに耐えられなかったのかランサーは笑いだした
バレル 「何がおかしい!!」

ランサ 「あぁ、ごめんごめん、ちょっとね、君が何も知らなさ過ぎて驚いちゃった
     だけさ、なんも悪気はないんだ、ごめんね」
バレル 「貴様ァ、知ったような口を聞くなぁ!!」
ランサ 「ハァ〜本当のことを言うと全部知ってるんだ
     何もかも・・・・ただ君がどれだけ知っている
     かを知りたかっただけだよ」
バレル 「なに・・・?知っている?あくまでギルドの
      仮説だろ!!俺は目の前で見ていたんだ!!」

ランサ 「ギルドの情報なんかじゃないよ、
      俺が本人から聞いているんだ、十三年前
      俺が十五歳だった時にね、だから黙って・・・、
      聞け!!」
     
      ランサーは殺気丸出しで言った

バレル 「なっ・・・・・・い、いいだろう、お前の言うあの
      十三年前の出来事を聞こうか」

ランサ 「ハァー、やっとその気になってくれたか
      教えてあげよう・・・・・・まず・・・・
      君も知ってると思うけど君の母上様
      エルザ・フォン・ユスティーツ様が王城
      に連れて行かれた所からだな」

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第二十九話終了!! ( No.81 )
  • 日時: 2014/04/24 21:20
  • 名前: 真・無無無 ◆HCXG/V0CoQ (ID: 4Ka3CrIF)

最近 掲示板の過疎化が酷いな…。
赤衣の男s、応援しています。

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第二十九話終了!! ( No.82 )
  • 日時: 2014/05/08 20:23
  • 名前: 赤衣の男 (ID: l9Un/gCp)

第三十話「腐りきった国王」


      <十三年前王都ヴェルド>


     当時西シュレイドの王は自分の権力に溺れ国民にさまざまな
     嫌がらせをしていた
     それは貴族も例外ではなかった・・・・・・

     
バレル 「父上!!僕にもそのボウガンの使い方を教えてください!!」
      
      バレルは庭でボウガンの練習をしている父、ショットに
      ボウガンの使い方を教えてもらおうと頼んだ

ショッ 「ほぅ、もうボウガンに興味を持ち始めたのか、ま、でもまだ少し早いな
     お前が使ったら腕が吹き飛ぶぞ、それでもいいか?」
バレル 「う・・・・・・・」
ブレッ 「ハハ、お前にはまだ早いってことだよ、
      全身の骨がバキバキに折れるかも知れねぇぜ」
バレル 「兄上まで・・・」
      バレルには十歳年の離れた兄がいる
      名はブレット・フォン・ユスティーツ、ユスティーツ家の長男だ
ショッ 「バレル、お前が使えるようになるためにはあと・・・・・十年ぐらいだな、
     十三歳になったら教えてやる」
バレル 「十年!?」
     
     声が裏返った

ショッ 「あぁ、ボウガンは弾丸を発射する時ものすごい反動が体を襲う
     半端な気持ちでいじったら大人も怪我をするぐらいだ。
     ・・・・・・・・・・ま、いずれ教えてやるよ」
ブレッ 「まったく、三歳でここまで賢いなんて」
ショッ 「ほんとだよ、お前がボウガンに興味を持ったのは確か、五歳のころだったか
     バレルにはほんっと驚かされる」

     このような楽しい生活は一人の男によって奪われた
      一人の召使が突然扉を開け、庭に来た
??? 「大変です!!ご主人様!!」
      その召使の名はサラ、代々ユスティーツ家
      の召使をしておりまだ若いが召使のリーダー
      的存在だ
ショッ 「どうした!!突然」
サラ  「エルザ様が・・・・・エルザ様が王城に連れて
     いかれました」
ショッ 「そ、それは本当か!!」
サラ  「は、はい・・・・」
ショッ 「国王め・・・・・ついにここまで腐ったか・・・
     サラ!!ギルドから信頼できるギルドナイト
     を派遣するように連絡してくれ、
     私の名前を出せばくれるはずだ」
サラ  「し、しかしなぜですか?ギルドナイトなんて」
ショッ 「お前を信じて言う・・・・・・・エルザを国王から
     奪い返す、そのために戦力が必要なんだ」
サラ  「・・・・・・・・・・わかりました」
ショッ 「ドンドルマからここまで約一週間ぐらいだろう
     ギルドナイトが来たら王からエルザを奪い返す」

     

ランサ 「ここで来るギルドナイトが俺だ、当時新米だった
      俺をあの人は頼りにしてくれた、いくらギルドに
      信頼出来る奴をよこせと言ったからって
      まだ若かった俺を信じてくれたんだ」

バレル 「だからあんなことが言えたのか」
ランサ 「そう、俺も作戦の参加者だったからね。
      そしてこれからが作戦開始後の話さ」

――――――――――――――――――――――
第三十話終わりました
これから数話は対モンスターというよりか
対人戦なのでご理解お願いします

>>81
確かに過疎化が凄いですね





       

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十話完了!! ( No.83 )
  • 日時: 2014/05/04 18:30
  • 名前: 赤衣の男 (ID: T2QmevAs)

第三十一話「エルザ奪還作戦」

      そしてギルドナイトが来るのを待つ間ショットはずっと
      酒を飲んだりしていた。バレルはそこだけを見て勘違いしたのだろう

サラ  「ご主人様、ギルドナイトの者が到着しました」
     サラは一人のまだ若い青年を中に入れた
ランサ 「私はギルドナイトの一人ランサー・グングニルです、ユスティーツ伯爵の
      の命によりここに参りました。よろしくお願いします」
ショッ 「堅いねぇ〜、もっと柔らかく話してくれ。
     あと・・・違ったら悪いんだけど・・・・・そこにいるブレットとあまり年が変わらなそうだが
     君いくつ?」
ランサ 「・・・・・・・十五です・・・」
ショッ  「十五!!若いねぇ、十五でギルドナイトか・・・・・相当な腕と見た、頼りにしてるよ」
     ショットのやさしい言葉にショットは笑みがこぼれた
ランサ 「あ、ありがとうございます、期待にこたえられるよう全力でお手伝いをさせていただきます」
ショッ 「じゃあ作戦を教える、私の部屋に来てくれ」
  
     ショットはランサーと長男であるブレットを私室へと呼んだ

ショッ 「いいか、これから私の言うことに従ってくれ
     まず私とランサー君でエルザを王から奪い返す
     そしてブレット、お前はバレルとエルザを連れ
     ランサー君と共にドンドルマかミナガルデの
     ギルドに逃げろ、後はそこのギルドマスター
     に任せろ」
ブレッ 「ち、父上はどうするんですか?」
ショッ 「私は・・・・王と共に死のう」
ブレッ 「そんな、そんなこと駄目です・・・・・父上」
ショッ 「冗談だ、私も一緒に逃げるよ、でも万が一
     私の身に何かあったら・・・・・バレルとエルザを
     守ってやれ、お前は私の自慢の息子であり
     ユスティーツ家の長男だ、母と弟を守ってやれ」
ブレッ 「でも絶対戻って来てください・・・・・・父上」
ショッ 「あぁ、まかせろ、それじゃあランサー君準備を
     してくれ、行くぞ」
ランサ 「はい!!」

――――――――――――――――――――――――
4000参照ありがとうございます!!

MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十一話完了です!! ( No.84 )
  • 日時: 2014/05/10 21:00
  • 名前: 赤衣の男 (ID: GNmnJ9ca)

第三十二話「エルザ奪還作戦 そのA」

     二人は王城の門の所に立っていた
ショッ 「よし、作戦通り行くぞ」
ランサ 「了解です」

     作戦とは先ほどの大まかな作戦ではなく詳しい作戦の方だ
     内容は中に侵入したら一直線で王の所に向かい途中であった兵士は
     全員睡眠弾で眠らせるという方法だ、だいぶ雑だがショットには
     それが出来る腕があった

門兵  「そこの二人!!止まれ!!王城に何の用だ!!」
     二人に気付いた門兵の一人が二人を止めた

ショッ 「四人・・・・か、任せろ」
     後ろにいるランサーに小声で伝えるとゆっくりと前に歩き出した
門兵  「おい!!聞こえないのか!!止まれ!!それ以上近づいたら貴様らを
      国家反逆罪でこの場で死刑にするぞ!!」
     門兵は武器を構えた

ショッ 「貴様ら・・・私を誰だと思っている?私はショット・フォン・ユスティーツ・・・・・
     貴族だ」

     ショットはいつもとは違う口調で門兵たちを威嚇した。
     その瞬間門兵の顔は真っ青になった

門兵  「も、も、も、申し訳ありません、あなたがあの元第一師団師団長
     「魔弾のユスティーツ」団長でしたか、我々の無礼、お許しください」

ショッ 「その名はよせ・・・それと許してくれ・・・と、いいだろうその代わり・・・」

     ダンダンダンダンッ

ショッ 「国王暗殺まで寝ててもらう」
 
     ショットの対人用のライトボウガンが火を吹いた
     一瞬にして四人の門兵を鮮やかに睡眠弾で眠らせてしまった
     その一瞬の出来事にランサーは圧倒されてしまった

ショッ 「さ、入ろうか」
ランサ 「・・・・・・え?あ、はい!!」

そして二人は慎重かつ迅速に国王のいる
     はずの部屋に向かい今王の私室の前にいる

ショッ 「行くぞ・・・」
     ショットはゆっくりと国王の私室の扉を開けた
     しかしそこには国王を含み誰もいなかった

ランサ 「えっ?・・・・いない?」
ショッ 「どうやら外出中だったようだな。
     どうする?」

     その時ちょうど一人の兵士が近くに来た
ショッ 「ちょうどいい所に、よしあいつを捕まえて
     聞きだすぞ」
ランサ 「りょ、了解」
     
      二人は部屋に隠れその兵士が過ぎて行った
      後、静かに後ろから銃口を兵士の
      背中にあてた

ショッ 「動くな、中には貫通弾が入っている
     命が惜しければ俺の質問に答えろ
     王はどこにいる?」

兵士 「いつの間に入った、侵入者」

ショッ 「私が聞いているんだ、質問に答えろ
     君の体に穴があいても知らないぞ」
     
     この時のショットはものすごく恐ろしく
     見えた、本当に答えなかったらこの兵士を
     平気で殺すと思った

兵士  「私は・・・・・これでも兵士だ、王に命を
      ささげた身だ」

ショッ 「ダメか・・・・」
     ショットは引き金を引こうとした
兵士  「だがそれは正しき王のみ、現国王は
      私の尊敬した前国王と違い腐りきっている
      ・・・・・・・・・・場所を教えよう、国王を殺してくれ
ショッ 「あぁ、任せろ・・・・・・あいつはどこにいる?」
兵士  「国王は・・・・いやあいつは今大広間で
     食事をしている」

ショッ 「ありがとう、素晴らしき私の後輩よ、君の名前を
     聞かせてくれ、私はショット、
     ショット・フォン・ユスティーツだ」
兵士  「そうか、私はグラウ・・・・・・は?
      ユスティーツ?ショット・フォン・ユスティーツ
      と仰いましたか?」
ショッ 「そうだ、私が「魔弾のユスティーツ」だ
     ま、その名前では呼んでくれるな」

     兵士は目を見開いた
グラウ 「あなたが魔弾の・・・いやユスティーツさん
      でしたか、私は第一師団団員グラウベン
      です。あと・・・・・もしかしてエルザ様を
      救いに来たのですか?」

ショッ 「あぁ、もしかして場所も知っているか?」
グラウ 「はい、エルザ様は今ちょうど王の前に
      います」
ショッ 「そうか、それは助かった、大広間だな
     ランサー君行こう、グラウベン君ありがとう
     必ず王を殺しこの王国を救う」
グラウ 「はい、この国をあいつから救ってください
      それと大広間の場所は・・・・・・いや
      ご存じですよね
      それではご健闘をお祈りしています」

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十ニ話終わりました ( No.85 )
  • 日時: 2014/05/12 20:42
  • 名前: 南無斬 ◆cgb6MdS9vA (ID: r4MrRlfO)

最近、掲示板の書き込みが増えてきた…?
>>84
赤衣の男s いつも応援しています。

MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十ニ話終わりました ( No.86 )
  • 日時: 2014/05/16 20:57
  • 名前: 赤衣の男 (ID: WFzcBRgN)

第三十三話「エルザ奪還作戦 そのB

      ショットとランサーは王がいる大広間の扉の前の角まで来た
ランサ 「見張りは二人ですね」
     扉の左右に兵士が一人ずつ立っている
ショッ 「また私が倒す。行こうか」
     
     さっきグラウベンを脅した時から全くボウガンを触っていない
     つまりまだ貫通弾が入っていると思ったランサーはショットを止めた
ランサ 「弾は変えないのですか?貫通弾のままでは?」
ショッ  「ん?あぁ、さっきから睡眠弾だよ、俺は人を殺せるような人じゃない」
ランサ 「よく言いますよ、国王を殺すんじゃないんですか?」
ショッ  「あいつは・・・な」
ランサ 「もう「魔弾のユスティーツ」のころのあなたはいないんですね」
ショッ 「知ってんのか・・・昔の私を」
ランサ 「えぇ、ここに来る際ギルドにみっちり教えられました、
     東シュレイドの兵士を一人で何十人も殺しその際弾道のブレが
     大きいボウガンを使っていたことから「魔弾使い」と呼ばれてたとか」
ショッ 「フフッ、古い話だ、さぁそんな話は終わりだ、
     とっとと国王を暗殺しよう」
     
     そう言いながら角を曲がり
     兵士に堂々と姿を見せた

兵士  「誰だぁぁ〜」
     
      バタッバタッ

     再び鮮やかな手さばきで睡眠弾を二人の
     兵士に放った
     そして・・・・・ついに扉の前に二人は来た
ショッ 「ランサー君、三つ目の作戦だ、私が目立つ
     行動で兵士をおびき寄せ国王を暗殺する
     その間にエルザを君のもとへ向かわせる
     そして君と二人でこの城を先に脱出してくれ」
ランサ 「はい、わかりました」

ショッ 「ここまで俺のわがままに付き合ってくれて
     ありがとう、よーし、じゃあ行こうか、
    命を賭けた本気の戦いだ」

    ギィィィー

    鈍い音と共に扉が開いた。
    その瞬間全ての人の視線がショットへと向けられた


―――――――――――――――――――――――
>>85
確かに少しずつですが増えてきましたね
応援ありがとうございます

MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十三話終わりました ( No.87 )
  • 日時: 2014/05/24 19:00
  • 名前: 赤衣の男 (ID: wEYKT.BA)

第三十四話「エルザ奪還作戦 そのC 正義は勝つ」

国王  「誰だぁぁ!!貴様は!!」
      国王は大声で叫んだ
      そんな国王を無視しショットはたまたま食事を運んでいて中央
      にいたエルザの元へと歩み寄った

      そしてショットはエルザに小さい声でささやきかけた
ショッ 「エルザ、私だ」
     ショットは深くかぶっていた帽子を親指で上げた

エルザ 「ショッ・・・」
ショッ 「シッ!!」
     大声で「ショット!!」と言いそうだったエルザをショットはあわてて止めた
ショッ 「いいかい、私が今から兵士の視力を奪うその間に
     扉の向こうにいるランサーというギルドナイトと共に王城から
     脱出してくれ・・・いいね」
     
     エルザは何度もうなずいた

ショッ 「よし」
     二人は抱き合った
国王 「何者だ!!貴様!!」
    ショットはそっとエルザを離すと大声で言った

ショッ 「あぁ、まだ名乗ってなかったな・・・私は、ショット・フォン・ユスティーツ!!
     妻を救いに来た!!」
     辺りにざわめきが起こった

ショッ 「さぁ、行け!!」
    
     ショットは閃光玉を真上に投げた
     閃光玉はショットの頭上で白い光を上げ
     そこにいる全ての者の視界を奪った
     そして・・・皆の視力が回復したとき
     ショットはすでに国王に銃口を向けていた

ショッ 「じゃあな国王・・・・・フッ、なんていうかな・・・
     そうだ・・・・正義は・・・勝つ・・・」
国王  「は、早く殺せぇぇぇぇ!!」

     ドンッ

     一発の銃声が響いた
     ショットの放った貫通弾は国王の頭の貫通し、
     さらに料理とテーブルを貫通して床に
     めり込んでいた
 
兵士長 「や、やりやがった・・・・お前ら!!
      奴を逃がすなぁぁぁ!!」
兵士  「・・・・・・・・・・」

      この時兵士の大半は国王が死んだことに
      心の中で喜んでいた

兵士長 「き・・・・貴様ら!!聞こえないのか!!
      もたもたするな!!とっとと始末しろ!!
      協力者か!!協力者も死刑になるぞ!!」
兵士   「ハ・・・ハッ!!」

      国王の政治に賛成していた兵士長は
      その国王を殺したショットを絶対に
      逃がさないと思っていた

      そして兵士たちはショットに向かって走り出した
      それをショットは次々と眠らせていった
      このままなら脱出できる!!と思った時だった
      扉から何人もの兵士たちが一斉に入ってきた

兵士長 「やっときたか、よし、畳み掛けろ!!」
      
      その掛け声とともに兵士が三百六十度
      逃げ場をなしに突っ込んできた

ショッ 「チッ、いけるか・・・・・・」
     ショットは敵ではなく地面に徹甲榴弾を
     打ち、その爆風で宙に浮くという方法をとった
     その方法で兵士をかわすことが出来、集団から
     離れることに成功した
     しかしその反動でライトボウガンを落とし
     てしまった
     なのでそのボウガンを急いで拾おうとした
     時だった
 一人の男が後ろから槍で貫いた

兵士長 「フッ、やってくれたな・・・クソ野郎が」

      兵士長の槍は心臓をギリギリで外れたが
      それによりひるんだショットを今度は二人の
      兵士が横から槍で貫いた
      これが致命傷となったショットは膝をつき
      口から血を吐いた
      ショットも自分はもう死ぬと悟った

ショッ 「二人の・・・・成長が・・・見えないのは・・・・
     残念だが・・・・・悔いは・・・・
     ない・・・・・いい・・・人生だった」

     そしてショットは力尽きた・・・・・・



ランサ 「俺が知ってるのはこれぐらいかな・・・・
      どうだい?ショットさんへの気持ちは
      変わったかい?」

バレル 「あぁ、兄上がそう名乗れといった理由が
      わかった・・・・バレル・ショットか・・・・
      やっとこの名前を誇れるようになった」

ランサ 「それはよかった、その偽名を君は一生
      使わなければならないからね、
      今後絶対に本名を名乗っちゃいけないよ
      知ってるかもしれないがもう君の母と兄は
      殺された、国とは違う勢力も動いてるらしい
      君は・・・・気を付けなよ・・・・・・・
      突然呼び出して悪かったね、仲間が
      待ってるだろ、早く行ってあげな」

バレル 「あぁ、そうだな・・・」
      そしてバレルも村長の所へ向かった
      そしてバレルが見えなくなった後突然
      ランサーは言った
ランサ  「いけないなぁ〜、人の話を盗み聞きなんて
       出てきな、デスティニー君」

MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十四話終わりました ( No.88 )
  • 日時: 2014/05/25 20:55
  • 名前: 赤衣の男 (ID: rDgpe5Ch)

第三十五話「異臭に包まれた者たち」

ランサ 「いけないなぁ〜、人の話を盗み聞きなんて
      出てきな、デスティニー君」

     ゲ・・・・ばれてた・・・背筋に何かが走った
デステ 「気付いてたんですか・・・」
     ランサーはやれやれという感じでため息をついた

ランサ 「はぁ〜、あったりまえでしょ、ギルドナイトだよ、それぐらい気付けなきゃねぇ〜
      ま、このことは内緒にしといてあげるからとっとと行くんだね、バレル君が待ってるよ

デステ 「ああ!!そうだった」

ランサ 「やれやれ」


     それから一週間、俺とバレルは瓦礫を始めいろいろな手伝いをした、
     そして約一週間がたちババコンガ討伐に行っていた四人が帰ってきた
     しかし四人はぐったりしていた

デステ 「お、おい、どうした?大丈夫・・・・・・くっさ!!」
     四人から異臭を感じた

デステ 「何があったんだよ、消臭玉は忘れたのか」
     
     基本対ババコンガの時は消臭玉を持って行くのは常識だ
     しかしどうやらこいつらは消臭玉を忘れたらしい

ザック 「・・・・・そんなことより・・・・・何か食いもんくれ・・・・
     ずっと何も口に出来てねぇんだよ・・・」
  
     確かにテロス密林からこの村までと言ったら数日は何も
     口にしてないことになる
     四人を助けるために急いでテントから消臭玉とこんがり肉を持って
     きてやった

デステ 「ほれっ、消臭玉だ」

     四人に消臭玉を投げて渡した、消臭玉をキャッチすると手の中で
     破裂し青白い煙を上げた、本来は手渡しをしなければいけないのだが
     四人が臭すぎるのでしょうがなかった
     四人もにおいを消すのと空腹で頭がいっぱいなのか
     気にする様子もなかった 
     においを消したら真っ先に肉にかじりついた
     この依頼で四人がババコンガにトラウマを持ったのは言うまでもない・・・
  
デステ 「そういや俺の大剣あった?」

ザック 「いや・・・・なかった・・・・・・・はず」
      最後に何かボソッと何か言ったっぽかったがよく聞き取れなかった
      が俺には「はず」と聞こえた
デステ 「最後「はず」って言ったか?」

ザック 「え?い、い、いや、き、気にすんな」
ザック (やっべ〜、聞こえてたのか・・・・また探しに行けなんて言われたら
      たまんね〜からな・・・・・・・)

デステ 「あ、そう・・・・・でもなかったのかよ・・・・」

ヒデヨ 「どうするんじゃ、教官みたいに素手じゃ無理じゃろう」

デステ 「そうだよなぁ、少しの間はガルから双剣のうちの一本を借りて
      盾は・・・・ガンス、お前の借りるわ、それで片手剣感覚でどうにかなんだろ」

ガンス 「少しの間は貸してやるけどそれじゃ無理があんだろ、武具工房にでも
      行って頼んだらどうだ」
バレル 「この村には腕利きの老婆がいるらしいぞ」

デステ 「そうか・・・・じゃあそこで作ってもらうとして・・・・素材はどうする」

トラン 「お前の持ってる素材を全部見せれば一振りぐらいは出来るだろ」

デステ 「そんなもんか?ま、行ってみるか」

      俺はテントからありったけの素材を荷台に積みジャンボ村で
      唯一無事だった武具工房へと向かった

MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十五話終わりました ( No.89 )
  • 日時: 2014/05/27 19:37
  • 名前: 赤衣の男 (ID: 5X6/qZrw)

第三十六話「色々と予想を超える武器」

      武具工房は村の東側にある、そこには人間には習得不可能
      とされている竜人族の武具加工技術を身につけている老婆がいるらしい

デステ 「すいませーん!!おばあさーん!!」
      大声で叫ぶと奥から一人の老婆が出てきた
武具婆 「なんだい、なんだい、そんな大声を出さなくても聞こえるよ
      何の用だい?」

デステ 「あ、はい、あの〜この素材で何か大剣を作って欲しいんですが」

     荷台からありったけの素材を出した

武具婆 「おうおう、こんなに・・・・どれどれ」
      おばあさんは荷台をあさりだし一つの黒い塊を出した

武具婆 「な、なんだい、これは・・・どこで拾ったんだい?これなら
      凄い大剣が作れると思うのじゃが・・・使ってもいいかい?」

      ポッケ村で貰った黒い塊がこんなにも早く使うことになるとは
      思ってもいなかった

デステ 「はい、でもこれだけでいいんですか?もっと他にも素材はありますよ?」

武具婆 「いいかい?物作りはなんでも混ぜればいいって訳じゃあないよ
      一つの素晴らしい素材を余計なもので汚すのはもったいないじゃろ」

デステ 「余計な物・・・・・ま、お願いします、でも・・・いくらぐらいかかりますかね?」
     
     まぁ高くても五千ゼニーぐらいだと俺は見積もっていた

武具婆 「そうだねぇ・・・・・・だいたい一万五千ゼニーぐらいかのぉ〜」
デステ 「一万五千!!・・・・そんな大金は・・・・」

     予想を遥かに超える金額に倒れそうになった

武具婆 「知ってるよぉ、だからその分はこの村のために働いておくれ
      その分値段を引いてあげるから」

デステ 「それなら任せてください!!あと・・・最後に・・・何日ぐらいかかりますか?」

武具婆 「そうだね・・・・・こんな素材初めてだからねぇ・・・・一か月ぐらいじゃろう」
デステ 「一か月・・・」

      ちょっと予想より長かった

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 ( No.90 )
  • 日時: 2014/05/27 21:12
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

更新お疲れ様です。
登場人物をあえて別のレスで作ると>>0がみやすいかも…。
これからも頑張ってください

MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十六話終わりました ( No.91 )
  • 日時: 2014/06/05 19:56
  • 名前: 赤衣の男 (ID: Eqb5bdtQ)

第三十七話「テロス密林へ」

      そして半月がたった、俺はその間何度も密林に足を運んだ
      しかしいくら探しても大剣は見つからなかった
      それでもあきらめられない俺はまた密林に行くために酒場で
      手続きをしていた

パティ 「また密林にいくの?何度探しても無駄だと思うわよ」

     パティというまぁ、酒場の看板娘的な奴がいる
     いつも挑発ばかりしてくる・・・・村長曰く彼女なりの元気づけ方らしいが
     あまり好きになれない

デステ 「うるさいな、見つかるまで俺は探すぞ!!
      ・・・・・・・・・・あれは親友の形見だから」

     最後独り言感覚で言った

パティ 「最後なんて言ったの?よく聞こえなかったんだけど・・・」
デステ 「気にすんな、独り言だよ・・・・・よし書き終わったぞ」
 
     用紙にサインを書き終え用紙を強く机に叩き置いて
     行く準備をするためにテントに向かった
そしてその後いつも通り密林へ向かった


     そして密林で大剣を探している途中海に
     道が出来ていることに気付いた
     いつもは海に沈んでいて奥の島は
     孤島と化しているが今日は違った

     そしてその孤島にも大剣は落ちていなかった
     しかしその島には変わった建物があった

     ピラミッド型の大きな建造物

     噂に聞いていた数万年前の古代文明の
     残りだろう
     ピラミッドに見入っていた俺は突然の
     下からの襲撃に反応出来なかった

デステ 「いってぇ!!・・・・・ヤオザミィィィ」
     今まで何度か不意打ちを食らったが
     何回受けても頭に来る

     そして何匹か狩っていたら日が西に沈んで
     きていた朝ここについたから約九時間
     近くいたことになる
     あと四十一時間いられるが野宿が嫌なので
     帰ることにした
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>90
助言ありがとうございます
確かにそうした方がいいですね
そうさせていただきます
あ、あと貴方の小説読まさせていただいてます
炎かっこいいですね、読んだ時興奮してしまいました
こちらも応援しています

MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十七話まだ途中です ( No.92 )
  • 日時: 2014/07/18 18:30
  • 名前: 赤衣の男 (ID: M/9ONmoT)

<登場人物> (注意!!ネタバレあり!!)
少しずつ更新予定

・名前 年齢
・武器
・装備
・容姿

デスティニー・イェーガー 18歳   
大剣     
ハンター一式
短くも長くもない真っ黒な髪に真っ黒な瞳

本作の主人公
親友のキル・ボレアスの死により彼と同じ大剣使いに片手剣から変更。その際「狩人の頂」に世界の美しさを教えられ世界を旅することを決意、訓練場所属時はガル・ジェットには及ばぬものかなりの馬鹿だったが今では普通の学力を持つ、大剣の実力も今は主席クラスまで成長した
ココット村出身

ミラ・ビクトリア 18歳

ハンター一式
肩まで伸びる白い髪に赤い瞳

本作のヒロイン
あまり登場していないのでヒロイン?と思う方も多いと思うが一応ヒロインである。学力は810期生の中でも二番と好成績を残す。今では唯一の幼馴染になってしまったデスティニーと旅をすることを決意した。かなりの美少女な為810期生のなかでも人気が高かった。
ココット村出身

ガル・ジェット 18歳
双剣
ハンター一式→ランポス一式
短い茶髪に青い瞳

810期生の中でも断トツの馬鹿で教官にいつも怒られていた。教官に類の見ない馬鹿と言わせた。810期生のムードメーカー。街というルールだらけの所にいるのが嫌だったから自由な世界に旅立つことを決意キャラバンでは料理を担当している。
ジォ・ワンドレオ出身

シア・リボルバー 18歳
ライトボウガン
ハンター一式
金髪のショートに青い瞳

新種のモンスターを見つけるのが目的で旅することを決意
ユクモ村出身
その他特にといった情報なし

ザック・ブレイク 18歳
ハンマー
ハンター一式


里帰り目的
ロックラック出身
その他特にといった情報なし

バレル・ショット(本名バレル・ユスティーツ) 18歳
ヘビィボウガン
ハンター一式
810期生一の学力を持つ、実はショットという名字は偽名で実際はユスティーツという王都ヴェルドの貴族のおぼっちゃまだったしかし父親、ショット・フォン・ユスティーツによる十三年前の国王暗殺事件でさまざまな勢力から命を狙われたことを父のせいとして恨んでいた
王都ヴェルド出身


ヒデヨシ・ヤマト 18歳
太刀
ハンター一式
シキ国
黒い瞳、髪は布で隠しているため見えない



トランス・チェンジ 18歳
スラッシュアックス
ハンター一式
モガ村

長くも短くもない青髪に青い瞳

ガンス・チャリオット 18歳
ガンランス
ハンター一式
ドンドルマ
赤い瞳に赤い短髪でオレンジのバンダナ

ソフィー・ヴァン 18歳
狩猟笛
ハンター一式
タンジニア

ニャンター 9か月(人間年齢13さい)
大剣?
どんぐり一式
アイルー村

<ドンドルマ>

エドガー・ハンニバル 18歳
ランス
ハンター一式
ミナガルデ

マッシモ  18歳     
スラッシュアックス   
ハンター一式

ショーン18歳 卒業試験で失格  
片手剣   
ハンター一式

ジョージ 18歳
ハンマー
ハンター一式

トニー   18歳         
ライトボウガン  
ハンター一式

ジョン  18歳          
ガンランス     
ハンター一式

マルコ  18歳          
ランス       
ハンター一式

ダイン 18歳           
大剣        
ハンター一式

「鬼教官」デモン・オーガ(教官) 32歳 
素手
クロオビ一式
ドンドルマ 

「ギルドナイト団長」ランサー・グングニル 28歳
ランス
ギルドナイト一式
ギルドナイトの団長
年齢は二十代と若いがギルドナイトになったのが十五歳の頃なので結構ギルドナイトの中でも結構古参。性格は明るく部下からも慕われているが逆に先輩からはあまりいい目で見られていない
ドンドルマ出身

「破壊王」ガイア・プロメテオル 45歳
ハンマー
グラビド
ミナガルデ

「音速の隼」ソニック・ファルコン 23歳
双剣
ナルガ
ジォ・ワンドレオ

「狩人の頂」ジェネラル・ディグニティ 32歳
大剣
レウス
世界一の狩人、「狩人の頂」と呼ばれている十代でモノブロスを討伐し名を上げた。さらに過去に何回か単独での古龍の撃退にも成功している。厳しい性格なので周りに怖がられてしまっているが実際まぁいい人
ココット村出身

「ギルド救助隊総隊長」ライフ・リカバリー 24歳
狩猟笛
装備なし
ドンドルマ

<ポッケ村>
ダルコ・ドミトリー 48歳
バラバラ
ミナガルデ

ケイン・ジラフ 18歳
片手剣
ハンター→キリン
ポッケ村


・村長(オババ様) 年齢不明
・マルカ  56歳
・トレジィ 自称350歳
・トレニャー 年齢不明
・ポッケ村ギルドマネージャー およそ90歳 
人間年齢で二十代後半

<ジャンボ村>
・村長 年齢不明
・武具婆 年齢不明

<王都ヴェルド>

・サラ
西シュレイドの貴族ユスティーツ家の召使

・グラウベン
西シュレイド王国軍第一師団団員

MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十七話終わりました ( No.93 )
  • 日時: 2014/06/08 11:44
  • 名前: 赤衣の男 (ID: tICSQ.y.)

第三十八話「大剣完成!!俺達は・・・・・」

      俺は何度も密林に行ったがいつまで探しても大剣は見つからなかった
      
デステ 「ハァー、やっぱりもうねぇのかな・・・・・・・」
     何度探しても見つからないのでだんだんあきらめてきている自分が
     いた

??? 「デスティニー君!!」
      
      突然後ろから村長が話しかけてきた
デステ 「うわっ!?・・・・・・な、なんすか突然」

村長  「あぁ、おばあちゃんが呼んでたよ、例の大剣が出来たってさ」

デステ 「え、もう出来たんですか!!よっしゃ、ありがとうございまーす」

     走って武具工房へ向かった
     キルの大剣ではなくなるという点では不服だがそれでも新しい武器の
     完成は心が躍る

デステ 「フンフンフン〜♪ おっばあさーん、出来たって本当ですか〜」
武具婆 「おやおや情報が早いねぇ」
      おばあさんはリオレイアの鱗で出来たスミスミトンを外しながら
      奥から出てきた

武具婆 「もうほぼ完成じゃ、あと半日ぐらい冷水につけておくからのぉ
      明日にはまた旅に出られるよ」

      そうだ確かにいつまでもこの村にいるわけにはいかない
      でも・・・・・この村のために役に立てただろうか?
      少し心配になった

村長  「デスティニー君、君はこの村のために役に立てたかと思っているのかい?」

     さっき別れたはずの村長が後ろにいた
     どうやらついてきたらしい
村長  「もし、そう思っているなら心配しなくていいよ、君たちはこの村に
     もっのすごく貢献してくれたとオイラは思うよ
     君たちと別れるのはさみしいけど胸を張ってこの村を出ていけると思う」

デステ 「・・・・・・・・・また・・・・会えますよね・・・・」
村長  「え?・・・・・当然さ、まだ君も人生長いんだ、嫌でもまた会えるよ」
     村長はニカッと笑って見せた

デステ 「そうですよね・・・・それじゃあ、明日、明日の朝この村を出発しようと
      思います、多分あいつらもいいと言うと思いますから」

村長 「朝だね、了解、みんなを呼んでおくよ、それまで君はこの村を
     楽しんでくれ」

デステ「はいっ!!」

    そしてみんなを集めるため俺は村を走った


MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十八話終わりました ( No.94 )
  • 日時: 2014/06/12 19:53
  • 名前: 赤衣の男 (ID: IgL7qYTY)

第三十九話「やさしく恵み深い人々」

      あの後皆に聞いた結果明日、つまり今日このジャンボ村を出る
      ことに決まった、そして別れの時村民全員が集まってくれた

村長  「ほんとに最初から最後までこの村の為にありがとね」
武具婆 「また来なさいよ」
パティ  「みんなまた来てね、デスティニー、また大剣を探しにきてもいいから」
デステ 「あったりまえだ、大剣が見つかるまで何度でも来るよ」

船親方 「ほらぁ、約束の設計図だ、ここで作ってやってもよかったんだけどなぁ」

      船大工の親方は設計図を広げて見せた
デステ 「おぉ、ありがとうございます、今はこれだけで十分です」
     
     実はみんなに内緒で親方に船の設計図を頼んだのだ
村長  「そりゃそうだよね、次はドンドルマに向かうんだろ、船だったら行きづらいもんね」
     村長は重大なことをサラっと言った
ミラ   「え?ドンドルマ?次はン・ガンカじゃないの?」

     ン・ガンカというのはラティオ火山付近にある小さな村だ
     次に行く目的地はそこに決めていたのだが・・・

村長  「え?もしかして聞いてない?団長さんがさっき言ってたよ」

一同  「はぁーー?」

     なんか面倒なことになりそうな予感がした

MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十九話終わりました ( No.95 )
  • 日時: 2014/06/25 18:17
  • 名前: 赤衣の男 (ID: Jzl5aFmc)

第四十話「別れ― ジャンボ村」

      例の団長は川に足を半分た状態で帽子を深くかぶり無防備な状態で寝ていた
      そんな団長を見てガルは不敵な笑みを浮かべている
      これは何か企んでる時の顔だ

ガル  「おいおい、こいつを川に投げようぜ、そしたらこいつおどろくぞぉ〜」

      やはりイタズラをするらしい

ニャンタ 「面白そうニャ、じゃあ僕は顔にくっつくニャ」
      ニャンターもウキウキしている

デステ 「やめとけ、この人意外とあれだから・・・・もう起きてるかもよ」
     
     ランサーの勘の良さというか気配の察知力は人並み外れている
     それは身をもって体験したからわかる

ガル  「ハハ、んなわけねぇーよ、もう一人欲しいな」
トラン 「じゃあ俺に任せろ、こいつを溺れさせてやろうぜ」

     トランスはあまり表ではやらないが裏では結構イタズラ好きだ、
     後にわかることなのだがモガ村では有名なイタズラ小僧だったらしい

     そして二人はランサーを持ち上げた
     ガルは腕、トランスは足をもちそしてニャンターはしっかり顔にくっついている

ガル  「よーし、いくぞ、いち、にーの・・・・」

     川に投げようとした瞬間ランサーはガルに掴まれた
     両手を引き離しおもいっきり両足を曲げた。それにより引っ張られバランスを崩した
     二人の手をつかみ二人同時に背負い投げで川に投げ飛ばした
     そしてそのまま引き離した

ニャン 「ニ゛ャァ゛ァ゛ァ゛ー、許してニャァァァァ」
ランサ 「許すと思うか?答えはNOだ」

     そう言うとニャンターを川におもいっきり投げた

ニャン 「ニ゛ャァ゛ァ゛ァ゛ー」

     ボチャン!!

     ニャンターは泳げず川の流れに流されていく

ヒデヨ 「溺れてるでゴザル」
トラン 「ちぇ、あいつ泳げねぇのか」

     トランスは大きく息を吸うと潜り凄い速さで
     ニャンターの所まで泳ぎニャンターを助け
     戻ってきた

ニャン 「ニャ〜、ありがとニャ・・・・」
トラン 「あぁ、気にすんな、しっかし団長さん、あんた
     容赦しねえな」
ランサ 「え?容赦しない?寝てる俺を攻撃したんだ
     反射的に投げちゃってもしょうがないでしょ、
     それに万が一の時は助けるつもりだったし」

デステ (・・・・・起きてただろ・・・)

ガル  「万が一って・・・・今助けなかったじゃねぇか、
     ニャンターが死にかけてたのに」
     
     みんなが思ってたことをガルは突っ込んでくれた

ランサ 「いやいや、まぁそれは・・・・トランス君が助け
      てたから・・・・・・ね?
      ま、まぁそのことは置いといて何しにきたんだ?
      まさか俺を溺れさせるために来たわけじゃ
      ないだろ?」

ザック 「あんたが呼んだんだろ」

ランサ 「え?あ、そうだったね、ごめんごめん、
     忘れてたよ、ちょっとね、一緒にドンドルマに
     来てほしいんだよ、理由は・・・・
     まあ教えられないけど」

     ランサーは俺とバレルに目を合わせた

ランサ 「ま、ギルドの命令だから君たちハンターは
     従わなきゃだめだよ、わかるね?」

     確かに・・・・俺達はハンターズギルドに所属
     してる一ハンターだ、逆らうと最悪首になる
     かもしれない・・・・しかもその状態で狩りを
     続けると今度はギルドに消される・・・・そう
     目の前にいるランサー達に・・・

ミラ   「従うしかないようね」
ソフィ 「・・・・そ、そうですね」

ランサ 「ほら、女の子たちは物わかりがいいね
     ほらほらさっさと行くぞ」

ガル  「・・・ちぇ、しょうがねぇな〜」

     みんなしぶしぶドンドルマに行くことを決めた

ランサ 「OK?じゃあ村の入り口で待ってて、
     急いで荷物取ってくるから。・・・・・・・・
     先出発したら・・・・・・・わかってるよね」

     笑顔で目を合わせてきたが目は笑ってない
     ・・・・・・あ〜怖え・・・・・
     
     ランサーはその言葉だけ残して行ってしまった

ザック 「まったく、ランサー団長ってあんな
      キャラだったのか・・・」
ガンス 「あぁ、もっとビシッとしたクールな人だと思ってた」
ニャン 「ちょっとがっかりニャ」

     その後俺達は団長の命令に従い村の入り口で
     待っていた・・・・が一向に来ない、そして
     待ち続けて四十分後団長はやっと来た

ガル  「おい!!遅えーぞ!!」
ランサ 「悪い悪い、ま、さあ行こうか!」
     全く反省している素振りを見せない

村長  「みんな、また来なよ、その時にはこの村を
     元通りに・・・・・いや今まで以上に発展させて
     おくからさ」

デステ 「心配しなくてもまた来ますよ」
ミラ   「そうね、旅が終わったら・・・・また」

村長  「そうか、いつでもオイラ達は大歓迎だからね」
ガル  「わかったよ。・・・・・・・・そういや奴は?」

     たぶん奴とは団長のことだろう
     確かに団長がいない、すると遠くから団長の
     声が聞こえてきた

ランサ 「遅いぞー!!早く来い!!」

デステ 「あ、こら!!待て!!」
      走って追いかけようとした時だった
村長  「あ、デスティニー君」
     突然の呼びかけにこけそうになった

デステ 「なんですか!!」
     その場駆け足で聞いた、とっとと団長を
     追わなければならないのに

村長  「もしこの先シナト村に行くのならこの手紙を
     オイラの弟に渡してくれるかな?」
     村長は手紙を差し出した

デステ 「弟・・・・ですか」

村長  「ま、行けばわかるよ」
デステ 「わかりました!!じゃ、
     ありがとうございました!!」

     俺もみんなに次ぎランサーを追いかけた

シア  「ポポ、ちょっと急ぐよ」
ポポ 「ヴォ―」

    俺達は少し先に行ってしまった団長を
    追いかける形で村を旅立った


武具婆 「面白い子たちだったねぇ」
村長  「うん、でも彼らはいつかすごい人物に
     なるとオイラは思う、その時が楽しみだ」


MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十話途中です ( No.96 )
  • 日時: 2014/07/04 15:22
  • 名前: 赤衣の男 (ID: DFMiKvtg)

     そして・・・・・とある塔にて・・・・

??? 「只今戻りました」
      
      奥が見えないほどの暗闇に一人の男の声が
      響いた
??? 「よくやった・・・・・・イェーガー共はどうだった?」

      暗闇の中から一人の男が姿を現した

??? 「まだ・・・・奴らは我々の敵ではありません
      いつでも殺せるかと」

??? 「フフ、まだ・・・・か、まぁ、いい」
??? 「そういえばこれを」

      部下と思える一人の男が一振りの大剣を
      差し出した

??? 「あぁ、あの餓鬼の忘れものか」
      その男は大剣を片手で軽々と持ち上げると
      一回軽く振って見せた

??? 「なつかしいな、この大剣を持つのは、
      よし、よくやった下がっていいぞ」
??? 「ハッ!!」

??? 「フッ・・・イェーガーか・・・・・・なつかしい・・・」

MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十話終わりました ( No.97 )
  • 日時: 2014/07/04 19:43
  • 名前: 赤衣の男 (ID: DFMiKvtg)

第四十話「ユスティーツ家の運命」

      俺達はギルドナイトの団長に多分バレルの件でドンドルマに
      無理やり連れていかされている途中だった

ガル  「いやードンドルマって遠いなぁ」
   
     俺達が話をしていると突然団長が右手を上げた
     これは止まれのサインだ

ミラ   「ど、どうしたんですか?団長さん」

ランサ 「シッ・・・・実はさっきから何者かにつけられている・・・・・・」

デステ 「え?」

     辺りを見たがひとらしき姿は全くない、音も小鳥のさえずりと草木のたなびく
     音だけだ、とても人がいるとは思えない

ランサ (まずいな、数はだいたい十五人・・・・先鋭だな・・・・俺一人ならなんとかなるが・・・・
      チッ、こいつらの命を第一に考えると戦闘は・・・・・)

??? 「ギルドナイト団長、よくやってくれたユスティーツの身柄をいただこうか」

      なんと前方から鎧を身に付けた一人の男が現れた

ランサ 「ほぉー目の前に現れるなんてね、馬鹿なのか、命知らずなのか・・・・・
      先に行っとくがお前たちなんて俺一人でもどうにかなるんだ、今引けば
      命だけは助けてやる、部下を連れてとっとと帰るんだな」

      そういうと男は軽く笑みを浮かべた

??? 「確かに貴様レベルの男となると私の部隊ではどうにもならない、いや
      私の部隊だけではない、王国の兵士内に勝てるものはいないかもしれない
      だがそれは貴様一人の時、だが今は守らなければならないもの
      お前にとって邪魔になる存在がいる」

     謎の男は右手を上げ前に振った、その瞬間たくさんの狩人・・・・いや
     兵士と思える男たちが俺達を包囲した。
     が団長は全く気にする様子もなくただ一つの質問をした

ランサ 「お前、王国・・・といったか、まさか前兵士長アドルフ率いる
     部隊ではないのか?」

??? 「あぁ、勿論だ、私たちは国王直属西シュレイド王国軍第一師団、そして私が第一師団師団長だ
      今回も国王の命令でここにきた」

     西シュレイド第一師団・・・・この前、団長がバレルに言っていた
     話の中に出てきた師団だ

ランサ 「・・・・・そうか」
     
     なぜか団長の顔に少し余裕が生まれていた
     それが俺にはわからない、周りには兵士が三百六十度囲っており
     逃げることもできないのに・・・

デステ 「おい、バレルを拘束してどうすんだ・・・・
      こ、こ、殺すのか?」

     それだけが気になった、盗み聞きした話では
     母も兄も殺されている

トラン 「バレル?さっきこいつが言ったユスティーツ
     ってのはバレルのことなのか?」

      しまった・・・・つい言ってしまった

デステ 「・・・・・・・・・・・」

バレル 「あぁ、そうだ、俺はバレル・ユスティーツ
      西シュレイドの元貴族の子供・・・・だ
      今まで黙っていてすまなかった」

トラン 「・・・・気にすんな」

師団長 「とっとと行くぞ」

     師団長はバレルを鋭く睨み手をつかんだ
     バレルも全く抵抗しない

デステ 「まて!!まだ俺の質問に答えてないだろ!!
      どうするんだ!!」

師団長 「うるさい、どうするかなど私にもわからん
      それにどうなろうが貴様らには関係ないだろ」

      その言葉にガルは食ってかかった
      どうやらこの言葉はガルの怒りに
      火をつけたらしい

ガル  「な、なんだと、関係なくねえよ!!
      仲間だぞ!!」

師団長 「仲間・・・・・か、くだらん、そんな情のために
      国を裏切り命を捨てるのか」

      師団長は冷静に言った、ガルとの温度差が
      激しい

ガル  「あたりまえだろ!!お前らは仲間の為に
     命をかけないのか!!」

     ガルの言葉に師団長は細い目を大きく開き
     驚いたような表情を見せた

師団長 「フッ・・・・・・それもそうだな・・・・・」
ザック 「わかったか、じゃあ俺達が命を
      かけてでもバレルを救うってことも
      わかったんだな」

師団長 「あぁ、自由にしろ、だが今お前たちが
      おかれた状況がわからないのか?
      今すぐに殺すこともできる・・・・・。
      ユスティーツ、行くぞ、さっさとついてこい」
 
      バレルは黙って師団長の方に歩み寄っていた

ガル  「おい、待てよ、なんで行くんだ?死ぬかも
     しんねぇんだぞ」

     バレルは振り返らずに言った

バレル 「お前らに迷惑をかけるわけにはいかない、
      これは俺の家の事情だ」

デステ 「バレル・・・・・・」

バレル 「短かったが・・・・お前らとの旅・・・」

      バレルは振り返り笑みを浮かべて言った
バレル 「悪くはなかった」

     無愛想なあいつがが珍しく笑った、いや、初めて
     見たかもしれない
     そしてバレルはそのまま兵士たちに連れられて
     行った・・・・・・。
     そしてしばらくして俺達はドンドルマに到着した



      
   


MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十一話終わりました ( No.98 )
  • 日時: 2014/07/05 21:31
  • 名前: 赤衣の男 (ID: q0OE5cYG)

登場人物2

<殉職者(死亡者)>
<ドンドルマ>
キル・ボレアス 享年18歳  
大剣       
ハンター

デスティニーとミラの幼馴染。訓練場では同期の中でもトップの実力だったが黒龍襲撃時に死亡
ココット村出身

フランク 
太刀
ハンター

810期生。黒龍の攻撃でドンドルマが崩壊したとき
爆風に巻き込まれ死亡

<ポッケ村>
ユリア・ジラフ 享年31歳 
双剣
キリン

ポッケ村の元専属ハンターでケインの母親。かつて夫のブラードと共に当時存在すらも疑われ、誰も討伐出来ない伝説の存在「古龍」の中の一匹「幻獣キリン」を討伐した。それにより「ポッケの二雷神」と呼ばれるようになったが規格外の轟竜との戦いに敗れ死亡
ポッケ村出身

「ポッケの二雷神」ブラード・ジラフ 享年31歳 
轟竜討伐時に死亡
片手剣
キリン

ケインの父親でユリアの夫。それ以外は同上
ポッケ村出身


<王都ヴェルド>
ショット・フォン・ユスティーツ
装備なし
ライトボウガン

西シュレイド王国の貴族で元軍人
東シュレイドとの戦争時に弾道のブレの大きいボウガンを使っていてターゲットと違う方向に打ってもターゲットに正確に当たることから「魔弾使い」「魔弾のユスティーツ」「西の魔法使い」と呼ばれ恐れられていたが最後は国王を暗殺した時に護衛の兵士に殺された、しかし一部を除きほとんどの国民から英雄として敬愛されている。
バレル・ユスティーツ、ブレット・フォン・ユスティーツの父親
王都ヴェルド出身


ブレット・フォン・ユスティーツ
太刀
装備なし
ヴェルド

・エルザ・フォン・ユスティーツ



「鉄騎団長」アイアン・フーリン 年齢不明
ランス
不明
不明

《強者のみ必要》という軍規を第一に掲げる
実力主義の傭兵団「鉄騎」を率いるランス使い。
竜を操るという失われた古の技術「竜操術」を
探し、見つけたがその後突如現れた黒龍に
より殺された。



MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十一話終わりました ( No.99 )
  • 日時: 2014/07/18 18:23
  • 名前: 赤衣の男 (ID: M/9ONmoT)

第四十二話「ハンターズギルド総本山 ―ドンドルマ―」

      黒龍によって破壊されたドンドルマはまだいたるところに空き地が
      残っているがもうほとんど元通り機能していた

ランサ 「じゃ、俺はバレル君のことを上に報告して国王に手紙を送るから。
     それまでは適当にそこらへんでもぶらぶらしてて」

     ランサーは国王にバレルをどうするか手紙で送ると言っていた
     その返事はいつ帰ってくるかわからないが初日は知り合いに会うために
     とりあえず狩人が集まる酒場に行くことにした


狩人A 「また来たか・・・」
狩人B 「最近多いな」

     酒場にいる狩人たちが一か所に集まり何か騒いでいる
     ミラは近くに座っていた中年のハンターにこれが何か聞いた

狩人C 「おう、お嬢ちゃん、あいつだよ、老山龍ラオシャンロン、「古龍」さ」

一同  「古龍!?」

     俺達は古龍という言葉に過剰に反応してしまった、それは古龍クシャルダオラ
     との戦闘のせいなのかもしれない。いつのまにか古龍という存在がトラウマになっていた

狩人D 「ん?お前さん達ラオシャンロンに会ったことないのか?」
  
     近くにいたもう一人の中年ハンターが楽しそうに聞いてきた

ガル  「ねぇよ、んなもん、ま、黒龍はあるけどな」
狩人C 「あぁ〜黒龍なぁ、あいつは化物だった、人類の誕生史上トップクラスの化物だろう
      だぁがな・・・」

     中年ハンターは急にまじめな感じになった

狩人C 「だがな今回来るラオシャンロンは
     ・・・・・・・黒龍よりも強い」
狩人D 「あぁ、そうでな、大きさはドンドルマの倍ぐらいだ」

ガル  「倍!?」

     明らかに嘘だろう、だがガルだけはその明らかな嘘に引っかかっている

狩人C 「あとな・・・」
狩人E 「そこらへんにしときな」

     この二人のパーティーの仲間だと思える女性が
     二人を止めた

狩人E 「坊や、ごめんね、彼らの話は嘘よ、実際は
      もっと弱いしもっと小さい・・・でも奴と比べたら
      人間なんて小さいゴミにすぎない・・・・・・
      毎回何十人もやられてるわ、参加するなら
      命をかけなさい」

      女ハンターは冷静に言った、この冷静さが
      何度も人の死を見てきたということを
      物語っている

ガル  「あったりめぇだ、狩るか狩られるかの中で
     生きてきたんだ、命ぐらい賭けてやらぁ」

狩人E 「そうね、でも今回の老山龍討伐は参加しない
     方がいいわ、命を賭けろとは言ったけど
     命ぐらいなんて気持ちでいたらすぐに死ぬ・・・
     命は大切にしなさい、死んだら何もかも終わりよ」

ガル  「そうだけど・・・・・」

     やはりこの女性は戦いの年季が入っている
     見た目からもそう思えるが言動と言うか
     オーラというかなにかベテランの香りがする
     女性だ

狩人E 「私はアリシア、彼はアラン、そしてエリック
      それじゃまた会いましょ、今度会うときは
      襲撃当日ね」

     ちなみに狩人Cがアランで狩人Dがエリックだ
     その三人はそのまま二人を連れ酒場を出て行った

MH小説「とあるハンターの伝説」 ドンドルマ編突入!! ( No.100 )
  • 日時: 2014/07/29 16:20
  • 名前: 赤衣の男 (ID: kNrOQnJD)

第四十三話「半年ぶりの再会」

      その後ラオシャンロンについてそこらへんにいる狩人たちに
      話を聞きまわって六人目だった

ガンス 「すみません・・・・・・ってあー!!お前ら、もしかして・・・」

     そこにはかつての810期生の仲間、ダイン、ジョージ、マルコ、ジョンの
     四人がいた

ダイン 「お前らか、なつかしいな、旅はどうだ?」

ガル  「順調だぜ、ま、色々あったけどな」

ジョン 「そうか、今度お前らの武勇伝を教えてくれ」

デステ 「任せろ!」

マルコ 「そういや・・・」

     マルコはケインとバレルがいないのを気付いたらしい、
     必死に「言うな」と目で合図を送ったがマルコはそれに気付かず
     言ってしまった

マルコ 「ケインとバレルは?」

トラン 「ケインは故郷に帰った」

ジョン 「バレルは?」

一同 「・・・・・・・・・」

     思った通り気まずい空気が流れた、
     何か別の話題に変えたい・・・・
     こんな時に限ってガルは静かになってしまう

ダイン 「・・・・・い、いやーこ、こうやって集まると昔を思い出すなー」

     ダインが棒読みで話題を振ってくれた、これを逃すわけにはいかない
     話を広げようとした瞬間後ろから聞いたことのある声が聞こえた

??? 「そうだな、最後に会ったのが約半年前か」

     聞いたことのある声に反射的に振り向くとそこにはギルドナイトの男が
     いたランサー?いや違う

デステ 「お前・・・・」

     その男は真っ赤な帽子を親指で上げ顔を見せた
     そう、間違えない、あいつだ

一同  「エドガー!!」

エドガ 「よぉ、久しぶり」

ガンス 「お前ギルドナイトになれたんだな」

エドガ 「卒業後すぐに団長が突然推薦してくれてな」
デステ 「え!?あの団長さんが?」

エドガ 「あぁ、あの後お前たちと別れたらすぐに「君、ギルドナイトになりたいんだって?
      だったら俺が上に推薦してやってもいいけど・・・・どうする?」って突然
     言ってきてな、最初は疑ったがどう見てもランサー団長なんだよ、
     それで半信半疑で行ってみたら本当になれたって話だ」

トラン 「なんじゃそりゃぁ!?」
ガンス 「ハハ、あの人らしいな・・・」

     確かにあの人らしいといえばあのひとらしい

ガンス 「んにしても・・・・・810期生か・・・あんときゃあ
      キルもフランクも生きてたんだよなぁ」
シア  「それに卒業試験失格者もまだいたのよね」

     最初にいた七十四名はもうバラバラに
     なってしまっている
     シアが言ったように卒業試験に失格し811期生と
     して訓練場でまだ訓練している者
     ケインのように故郷に帰った者
     猟団の団員になった者
     そして・・・俺たちみたいに旅に出た者
     など様々だ

ソフィ 「久しぶりに教官に会いに行きませんか?」
ガル  「いいじゃん、久しぶりにあの鬼教官に会いに
     行ってやろうぜ」

     教官・・・・・・かぁ

ジョー 「おい!!デスティニー、行くぞ!!」
デステ 「あ、あぁ、悪い!先行っててくれ!」
マルコ 「早く来いよ!!」
デステ 「りょーかい」

     みんな行ってしまった
     俺は一人酒場の椅子に座って約三年前
     俺、キル、ミラの三人で故郷の
     ココット村を出発し、ドンドルマについたときの
     ことを思い出した

MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十三話終わりました ( No.101 )
  • 日時: 2014/08/17 21:17
  • 名前: 赤衣の男 (ID: pdlAQV6j)

第四十四話「第零話 全ての始まり」

ミラ   「うわぁ〜、すごいこれがドンドルマ!!」
デステ 「すっげぇ、人がたくさんいる!店もたくさん!」
キル  「さすが大陸一の狩人街だな」

     今まで一回もココット村以外の人のいる村、街に行ったことがなかった
     俺たちにとってはある物すべてが新鮮に見えた
     田舎村でずっと住んでた俺達がこんな街に来た理由は他でもない
     人を遥かに超える巨大な飛竜達を狩れる者つまり「モンスターハンター」
     になるためだ

デステ 「それで、えーっと・・・ハンターになるための訓練を積める訓練場って所は
      どこなんだ?」

     いままで小さい村に住んでいたためドンドルマもここまで大きいとは
     思ってもなくさっそく迷子になってしまった

??? 「あ、あの〜」

     後ろから一人の女の子が話しかけてきた
     背丈は俺達よりだいたい十センチぐらい
     小さい、金髪の目の大きい女の子だ

??? 「もしかして・・・・今年から訓練場に
      入る方ですか・・・?」

ミラ    「えぇ、そうよ」

??? 「え?やったぁ〜」

      この女の子も今年から訓練兵になるの
      だろうか、一人ではねながら喜んでいる

デステ 「君も今年から訓練兵?」

??? 「うん、私はシア、シア・リボルバー。
      ユクモ村っていうここの大陸とは
      別の大陸から来たんだ、君たちは?」

キル  「俺達はココット村と言うココット山の麓にある
      村からだ」

シア  「へぇ〜、ここの大陸なんだ、じゃあ近くていいね」

     シアは笑みを浮かべながら言った。
     確かにシアの故郷のユクモ村っていう
     場所は少なくともココット村よりかは遠いの
     だろう

ミラ   「まぁね、でも別の大陸ならそっちの街に
      行けばいいんじゃないの」

シア  「ん〜、まぁ確かにここよりも近くにロックラック
     って言うここみたいな所はあるしユクモ村
     にも訓練場はあるけど・・・・ま、なんとなくかな。
     それにこっちの方が有名だし」

デステ 「そんな理由かよ・・・・」

シア  「まぁね。・・・じゃあ本題に入るけど
     訓練場ってどこか知ってる?」

デステ 「ん?・・・・・・実は・・・」



シア  「えー!!君たちも知らないの!?」
デステ 「悪かったな」
シア  「ほんとよ、もー、わかると思ってたのにー
     使えないわね」

デステ 「う・・・・・・」

      シアの躊躇ない言葉が胸に刺さった

デステ 「そういうお前はどうなんだ!使えんのぉ」

シア  「なっ・・・・」

ミラ   「まぁまぁ二人とも落ち着いて、
      探せばすぐ見つかるわよ」

      ミラが仲介に入ったが正直意味をなしてない

キル  「いや、その必要はない、そこを左だそうだ」

デステ 「は?なんでわかるんだよ」

キル  「お前らが馬鹿やってる間に
     聞いといてやったんだよ、しっかりしてくれ」

     キルはわざと大きなため息をつき圧力を
     かけてきた

デステ「・・・・・・・すいません」
シア  「・・・・・・ごめんなさい」

キル  「まったく・・・・・とっとと行こう、遅刻しちまう」

そして俺達はキルが聞いた通りに行き
     集合時間まであと五分というギリギリの
     時間で到着した

教官  「貴様ら、よく集まってくれた、俺が貴様ら
      第810期の担当のデモン・オーガだ」

一同  (なんちゅう名前だよ)

教官  「ではまず自己紹介からしてもらおうか、
      じゃあ・・・・・前列の一番左、お前からはじめろ、
      名前、希望武器、出身地、その三つで構わん
      この人数ださっさとやれ、日が暮れちまうぞ」

デステ 「前列の一番左・・・・・」

      左を見ても誰もいない・・・・・俺かぁ

デステ 「え、えーっと、デスティニー・イェーガー
      です・・・」

教官  「声が小さぁい!!」

     教官はティガレックスに負けないぐらいの
     馬鹿でかい声で叫んだ

     ふぅー

     俺は大きく息を吸いリオレウスに襲われた
     時以来の大声で叫んだ

デステ 「デスティニー・イェーガーです!!希望武器は
      片手剣!!出身はココット村です!!」

教官  「良し!!次!!」

     後ろの方から「フフッ」と笑い声が聞こえた
     ・・・・・・・ちくしょー、笑ってんじゃねえよ

     そして約三十人の自己紹介が終わった時
     一人の少年が走ってやってきた
     見た感じ別の教官でもギルドのお偉いさん
     でもない普通の少年だ・・・・・・まさか訓練兵
     だろうか
     教官はその少年の首ををつかみ空高く
     放り投げた

??? 「な、な、なにすんだよ!!おめーが教官か」

      ・・・・・どうやら訓練兵らしい

教官  「初、初日から・・・・・遅刻するなんて・・・・・・
      聞いたことねぇぞ!!名前はなんだ!!」

??? 「ガ、ガル・ジェットだ!!」

      ガルと名乗った少年は教官に連れて行かれ
      真っ青な顔をして帰ってきた

教官  「あぁ、先に言っておくが貴様らが思っている
     ほどここは・・・・俺は甘くない
     さっきの馬鹿にもドンドルマの最終防衛地点
     百周させるつもりだ、貴様らもそんな目にあいたく
     なければしっかりとやってくれ」

     ドンドルマの最終防衛地点とはラオシャンロン、
     シェンガオレンなどが攻めてきたときの
     最終防衛の所である、城壁からだいたい
     直径が五百メートルくらいの円の形を
     した場所だ、そこを百周、とても一日で
     終わるとは思えない。

     ・・・・・・・ここから鬼教官の地獄は始まった

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十四話途中です ( No.102 )
  • 日時: 2014/07/29 21:46
  • 名前: F ◆OJLfIUhVaU (ID: gYvJnhTJ)

なんで小説総合スレあるのにそっちで書かないの?
今からでもロックして転載すればいいじゃん

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十四話途中です ( No.103 )
  • 日時: 2014/07/30 20:27
  • 名前: 赤衣の男 (ID: okuKjRqZ)

>>102
言い訳にはなりませんが、
自分で編集をしたい、という思いが一番強いので、
本当に残念ですがロックするつもりはありません。

納得できないのなら、貴方の大好きな通報でもしてみてはいかがでしょうか。
貴方の言っている事は

「このゲームの攻略サイトが複数あるから、このwikiは消せ」

みたいな物ですよ。
サイトには色々な個性があり、書いている内容も違いますよね。

攻略広場における小説もそれと同じで、
様々なスレがあり、思い思いの個性が光っているんです

大事な事なのでもう一度。
総合スレには行きません(´・ω・`)

MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十四話終わりました ( No.104 )
  • 日時: 2014/09/02 18:21
  • 名前: 赤衣の男 (ID: Ywo2JKOj)

最初に作者から

第四十四話「第零話 全ての始まり」はものすごく長くなるので後々更新していきます


ガーデ=ガーディアンズ
騎士団=要塞騎士団員
です

――――――――――――――――――――――――
第四十五話「騎士と守護者の争い」

デステ (それからラージャンを倒し卒業・・・そして黒龍と色々なことがあったな・・・・
      じゃ、そろそろ行こうかな)

      立ち上がったとき少しめまいがして、再び椅子に座ってしまった
      時計を見たらもう三十分も経ってしまっていた
      早く行かないとあいつらに怒られる、そう思い俺は急いで
      外に向かったが再び人だかりができていたので
      俺はそっちに引き寄せられた。その人だかりの中心では八人の男が
      喧嘩をしていた
      装備から三人の方は「ガーディアンズ」、五人の方は数ある猟団の中でも
      トップクラスの猟団「要塞騎士団」とわかった

ガーデ 「おいおい!!てめーらまたきたのか
      くんじゃねえよ、ここを守るのは俺達
      ガーディアンズだ!!
      てめーら猟団は引っ込んでろ!!」

      本来ならガーディアンズとハンターたちは
      協力して老山龍などと戦うのだが
      ガーディアンズと要塞騎士団、似ているという
      理由で手柄が無くなると思うガーディアンズ
      からいつもちょっかいを受けている・・・・
      がそれは下の連中の話でガーディアンズの
      団長クラスやギルドの上層部は頼もしく
      思っており大長老から感謝状を贈られたことも
      あるらしい、それがさらにガーディアンズの
      下の連中に火をつけてしまったのだろう

??? 「ほう、あなた方の仕事ですか、しかし
      我々にとってもドンドルマは大切なところです
      あなた方だけに任せるのは・・・少し」

      !!・・・ずっと人だかりで見えなかったが
      中心には要塞騎士団副団長
      「聖騎士」パラティヌス・ホーリー
      がいた。通りで人だかりができていたわけだ、
      副団長は俺と二つしか違わない若さで
      トップクラスの猟団の副団長の座に上り詰め
      その上女性ハンターがファンクラブを作る
      ほどのイケメンだ

ガーデ 「ほう、俺達だけじゃ心配・・・と
      言うねぇ副団長さんよ!!肝心の黒龍の
      時は逃げたくせに、てめえんとこのビビり団長は
      どうした?モスにでも殺されたかぁ?」

      「ハハハハハ!!」と後ろの二人も
      笑った、その笑いをかき消すかのように
      一人の騎士団員が団長を馬鹿にした
      ガーディアンズの襟をつかんだ

騎士団 「てめえら調子乗ってんじゃねぇぞ、いい加減に
      しねえとてめえのその腐った頭吹き飛ばすぞ」

ガーデ 「お?殴るか?こいよ。あ、無理か、あの
      ゴミが団長じゃその部下もゴミだもんなぁ
      殴られても蚊に刺されたのと同じぐらいかぁ」

      襟をつかんだ騎士団員は右手を強く握り
      殴ろうとしている。それを見て周りから
      期待の声が上がった


狩人  「お!!殴り合いか?」
狩人  「やれやれ!!」

     周りの声に流され騎士団員の拳はゆっくりと
     後ろに流れ、その流れた拳はまわりの期待通り
     前に動き始めた
     
     ・・・がその手はすぐに止められた

パラテ 「くだらない煽りにつられるな、殴ったらあいつらの
      思惑通りだぞ」

騎士団 「しかし・・・副団長」

パラテ 「心配するな、あれを見ろ」

     一人の小柄な男を中心に五人のガーディアンズ
     の兵士がやってきた
     その五人に見物人は道を開け辺りに緊張した
     空気が走った
     中心の小柄の男は集団の真ん中に来ると
     三人のガーディアンズの顔を平手打ちで叩き
     後ろの四人のガーディアンズに連れて行かせた

??? 「やれやれ、帰りが遅いと思ったら・・・
      うちの部下が大変失礼な真似をした
      申し訳ない」

パラテ 「驚きました、まさかあなたがいらっしゃるとは、
      ガーディアンズ団長
      エドワード・マンチェスター殿」

一同  「は!?」

     ざわめきが起こった
     屈強な体をしたガーディアンズを率いていたのは
     身長約百六十センチの小柄な男だったのだ

狩人  「こんなチビが団長か」
狩人  「うわっ、ちっさ」
狩人  「盾に背負われてる感じだな」

     皆この小さい団長に次々に小声で悪口を
     言っている。それを団長は黙って聞いていた
     この心の広いところをギルドは見て団長
     に指名したのだろうと思った・・・・が

エドワ 「うるさぁい!!チビって言うな!!」

一同  (えっ!?)

     前言撤回!!予想以上にガキだこいつ
     団長は怒って集団めがけてとび蹴りをしている

エドワ 「ぬぁめるなよぉ、お前ら全員を逮捕する
      権限をこのドチビ様は持ってるんだよぉ」

パラテ 「ま、まぁまぁ団長殿」
 
     騎士団副団長も必死に団長を止めようとしている

エドワ 「うるせぇ!!私を馬鹿にする連中はみんな
     逮捕だ!!」

     職権乱用・・・・なんでこんなやつが団長に
     なれたのか・・・・・・・
     ランサー団長といえ、この人といえ、ギルドの
     人を見る目は極めて悪いらしい・・・この人なら
     本当に俺達を全員逮捕しかねない
     ここは謝っておくのが一番だろう

一同  「すみませんでした」

エドワ 「・・・・・・・・・・・・しょうがない、まあいいだろう」

     やっと団長の怒りがおさまり酒場に平和が戻った

パラテ 「しかし団長殿、なぜあなたがここに?部下の
      帰りが遅いからなんてちっぽけな理由では
      ないでしょう?」

団長  「さすが副団長殿・・・鋭い
     私がここに来た理由は今回のラオシャンロン
     襲撃に対する緊急クエスト「ラオシャンロン
     撃退作戦」・・・いや「ラオシャンロン討伐作戦」
     についての作戦会議を後でやることを
     君たちに広めてもらうためだ」
      

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十五話途中です ( No.105 )
  • 日時: 2014/08/21 22:23
  • 名前: \アッカリーン/ (ID: QxrRAXK2)

すげー自分理論www
自分が編集したいからって他の現行スレ埋めていいとはならないんですがそれは
そのバサルモスとか言う奴も大概だがその言葉を後ろ盾に21日もたったスレを上げるスレ主も救いようがありませんわ
自己満足で他人に迷惑をかけるとか典型的な性格地雷だなwww

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十五話途中です ( No.106 )
  • 日時: 2014/08/22 10:48
  • 名前: 赤衣の男 (ID: PR3ezi6N)

すげー自分理論www
自分が興味ないからって人のスレに文句を言っていいとはならないんですがそれは
その\アッカリーン/とかいう奴みたいに毎日毎日暇な人生を送っているわけではなく毎日遊んでるあなたの方が救いようがありませんわ
自己満足で他人に迷惑をかけるとか典型的な性格地雷だなwww

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十五話途中です ( No.107 )
  • 日時: 2014/08/22 11:09
  • 名前: \アッカリーン/ (ID: OuewpgMr)

はい、出ました餓鬼伝統のちょっと改変オウム返しwww
ただ俺個人を中傷してるだけで何の反論も出来てないよね〜www 不様www
じゃあさ、そこまで言うなら君が自分本位でこのスレをあげてほかのスレを埋めてもいい真っ当な理由を上げてよwww
ちなみに、↓ スレについてのルールな

当サイトの掲示板について

当サイトの掲示板は、スレッドタイプの掲示板です。
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スレッド(話題)を作る前に必ず、「キーワード検索」で、
自分が”知りたい情報”・”興味のある話題”に関連するスレッドがないか、検索してから投稿するようお願いします。

何?wwwそんな参照程度で逃げんの?www
つーか答えないっていうより答えられないって感じだねぇwww
やっぱり所詮アホは正論に反論できないwww機転が利かないからwww夏休みだからって遊んでないでその馬鹿な頭どうにかしたら?www
しかも興味がないだとか遊んでるだとか妄想激しすぎwww
これは人格に問題があるwww とりあえず通報しときますねwww

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十五話途中です ( No.108 )
  • 日時: 2014/08/22 12:02
  • 名前: William (ID: KMaQC9An)

ここのスレ主は自分で考えるような脳が無いのさ
だから鸚鵡返しや他人のコメントをパクって行く

まさに答えないっていうより答えられないって感じだねぇwww

Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十五話途中です ( No.109 )
  • 日時: 2014/08/22 12:15
  • 名前: \アッカリーン/ (ID: OuewpgMr)

なるほどな、だからこんな取り立てて個別スレ立てるような内容でもない
つまらない小説を書いているのか
まぁ、総合の方から見たらこんな自己中に入られるのも迷惑かもな
早くロックして消えて欲しいな それか早く削除してほしいな、管理人

MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十五話終わりました ( No.110 )
  • 日時: 2014/09/09 19:18
  • 名前: 赤衣の男 (ID: nzLevMIg)

第四十六話「ラオシャンロン討伐作戦!?」

一同  「討伐作戦!?」

     なんとマンチェスター団長の口から出たのは撃退作戦ではなく
     初の試みとなる討伐作戦だった

エドワ 「そう、今回はドンドルマの今ある全ての戦力を使い、ラオシャンロンを
     討伐する、現在ドンドルマにいる者といえば・・・・ギルドナイト団長
     「絶影」のランサー・グングニル率いるギルドナイト五人、あとこの私
     率いるガーディアンズが二百人、あと・・・ガイア・プロメテオル氏率いる「星の屑団」
     が五十人ぐらいだったか?あぁ、あとホーリー殿、そちらの人間は・・・何人ぐらい
     出してくださるのですかな?」

パラテ 「ざっと・・・五十人ですかね」

エドワ 「なるほど、そして確か今、ここドンドルマにはその他狩人が百人ほど
     いたはず、つまり約四百人で展開する大規模作戦になる、
     ま、詳しい話は今から二時間後、最終防衛地点で話す、少しでも
     多くの者を連れて来てくれたまえ」
  
    そう言うと団長はくるっと百八十度回転し酒場の外に出て行った
    酒場は十秒ほど静まりかえったがまたすぐにいつもの酒場に戻った

狩人  「おい、坊主、聞いたか、二槍と未来の四槍
     の一人が出るんだってな」

デステ 「・・・・・・・・・」

狩人  「おい?坊主、大丈夫か?」

デステ 「え?あ、はい。大丈夫・・・・です」

     俺は四百人で同時に狩るという大作戦に
     驚きボーっとしてしまっていた

デステ 「え、えーっとそうですね、二槍と未来の
      四槍がでるんですね・・・・って四槍って
      なんですか?」

狩人  「おまっ・・・四槍を知らねえのか・・・ま、無理も
      ねえか、まだ新人だろ、ラオシャンロンも
      初めてか?」

デステ 「は、はい訓練場第810期です」

狩人  「そうかぁ、ま、俺は訓練場に入らなかったから
      そう言われてもわかんねぇな。
      ま、その話は置いておいて・・・だ
      四槍っちゅうのはだな、今は「ギルドナイト団長」
      「ガーディアンズ団長」「鉄騎団長」
      そして「要塞騎士団団長」の四人だ。
      だが鉄騎団長のアイアン・フーリン
      は行方不明になったらしくてよ、今は三槍だな」

     なるほど、この説明で未来の四槍がホーリー
     副団長のことだとわかった

狩人  「せいぜい新人らしく純粋にがんばれや、
     俺みたいなおっさんになるとこういう大規模
     での人の死が普通に思えてきちまってな、
     ぶっちゃけ今回も二十人は死ぬと思うぜ。
     あ、あー縁起の悪いこといって悪いな
     ま、これが事実だ、お互いその十人にならないよう
     がんばろうや」

     そう言うと中年ハンターはどこかに消えて行った
     さぁ俺もそろそろあいつらの所へ行かなければ、
     遅いと怒鳴られてしまう


     そしてその頃


シア  「教ぉー官ー!!」

     一同は訓練場にいた
     しかし教官は何度呼んでも出てこない

ニャン 「いないのニャ?会ってみたかったのにニャ〜」

??? 「あれ?君たち810期?」
 
      振り返ると教官と同じクロオビ一式を身に付けた
      やさしそうな教官がいた

教官  「デモン教官ならいないよ、確か大老殿だった
      はず」

一同  「大老殿!?」

教官  「そ、今回のラオシャンロンの会議でね、ほら
      あの人、元ギルドナイトだから」

一同  「ギルドナイト!?」

     

MH小説「とあるハンターの伝説」 第四十六話終わりました ( No.111 )
  • 日時: 2014/11/03 14:12
  • 名前: 赤衣の男 (ID: dsJPRSJB)

第四十七話「ギルド上層部作戦会議」

      今、大老殿にはギルドナイト三人、ガーディアンズ幹部九人、教官
      大臣、そして長テーブルの一番奥にはドンドルマを統べる大長老が座っている

デモン 「今回の「ラオシャンロン討伐作戦」だが・・・成功確率はどれくらい
     あると思う?・・・・・・ランサー」

ランサ 「俺ですか、嫌なことを聞きますねぇ、ジャスティス、参考までにお前の意見を
      聞かせてくれ」

     ランサーは同年齢の部下、ジャスティスにデモンへの回答を任せた

ジャス 「そうだな、正直・・・・・五十パーセントぐらいか?ランサーはどう思うんだ?
     もともとお前への質問だろ」

     ランサーは悩む素振りを見せため息をついてから言った

ランサ 「結局俺も言わなきゃだめなのね、ま、俺から言わせてもらうと厳しいが四十・・・・・
      いや三十ぐらいかな」

デモン 「ハァ、確かにそんなもんだな、三十、よくて五十」

ギルバ 「ふむ、今回もかなり確率が低いではないか
     あと数名G級ハンターを呼んだ方がいいのでは
     ないか?「狩人の頂」や「要塞騎士団団長」など
     いるだろう、それに「鉄騎」を雇うと言うてもあるぞ」

    ギルドナイト一番の古株のギルバード・レイブンが
    鋭い目つきで言った。ギルバードはランサーが
    生まれる前からギルドナイトとしてギルドに命を
    捧げており任務のためなら手段を選ばない性格から
    「黒騎士」と呼ばれ犯罪者から恐れられている

ランサ 「しかしそんな簡単に集められませんよ。
      「狩人の頂」はココット村ですし騎士団長は
      メゼポルタですよ、一日じゃ無理です。
      「鉄騎」は新団長をどちらにするかで
      両副団長派でもめてますし、ドンドルマ
      復興で彼らを雇う金もありません。
      今この状態が最高のじょうた・・・
      おや?マンチェスターさん、やっと来ましたか」

      エドワードは三十分遅れで大老殿に入ってきた。
      団長が入ってきたことにより座っていた九人の
      ガーディアンズは立ち上がり敬礼をした。
      それを見たランサーは「ヒュウ、かっこいいねぇ」
      と呟いた

エドワ 「すまない、馬鹿がまた要塞騎士団に喧嘩を
     売っててな」

ブライ 「またですか?まったく」

     ちなみにブライアンはガーディアンズ副団長だ

エドワ 「あぁ、悩みの種だよ。そういやブライアン
     会議はどこまで進んだ?」

ブライ 「残念ですが・・・・まったく」

     エドワードは舌打ちをした

エドワ 「ランサー、さっさと終わらせよう、二時間後には
     狩人達に作戦を教えなければならないんだ」

ランサ 「わかってますよ、ではいつも通りガーディアンズ
      を全エリアに置きエリア2は「聖騎士」
      エリア3は「破壊王」エリア4は・・・
      教官、任せても?」

      教官は黙ってうなずいた

ランサ  「そして最終防衛地点・・・・
      エリア5はマンチェスターさんにお任せします」

エドワ 「いいだろう」

ランサ 「フォーメーションは以上。作戦は各自で。これで
     いいですかね?」

ギルバ 「・・・・・・・・あぁ」
ブライ 「わかりました」
ジャス 「了解」
教官  「・・・・・・いいだろう」

ランサ 「大長老、決まりました。このような感じでよろしい
      ですか?」

     奥の椅子に座っている大長老は重々しい声で
     「・・・・・構わん」と言った

     大臣はいつも通り寝ていたがその他全員一致で
     会議は終わった


     それから数分後俺は訓練場目指して必死に
     走っていた

デステ (やっべ〜、あいつらおこってるよ)
 
      訓練場の前の角を曲がった時俺は堅い
      何かとぶつかった

デステ 「っ!?」
ガル  「痛っ!?」

     頭が割れるような激痛が走った。
     痛みに耐え目を開けたら目の前でガルが
     頭を押さえのたうちまわっていた

ミラ  「デスティニー!?」

     数秒たち激痛は消えないがなんとか
     立ち上がれるようになった・・・・が
     問題は次にあった

ガル  「デスティニーィィィ!!」

     思った通りガルを怒らせてしまった
     こうなったガルはめんどくさい

デステ 「悪い、悪かった、走ってた俺が悪かったよ」

ガル  「許さぁぁぁん」

     ガルが俺めがけて襲ってきた
     それをエドガーが羽交い締めにしたが
     ガルは手足をばたつけて暴れている

ガル  「はーなーせー!!」


教官  「お前ら、何やってんだ?」


      



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