Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.750 )
  • 日時: 2014/06/11 13:46
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

はい、とうとう物語内で炎と地が合流しちゃいました。
この世界では基本対モンスターより対人のほうが多い…のは仕方ないことです勘弁してください…。
ちゃんと対モンスターも入れますよ。まぁ二人ともスペック異常でまともな話が作れない現実。

>>748
今回来たBLAZEはまだ師条と会う前にしてもらうとすんなりします。
実質師条と会うまでは数多の世界を旅していたのでその一つってことにしてもらえれば…。
そのあとにもう一回呼ぶか呼ばないか…それは任せます

今日は本編ではなくもう一つの物語をもう1話進めます

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.751 )
  • 日時: 2014/06/11 14:31
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: cJu1BO0/)

 >>750

 そうですね、台詞からは師条のことは触れてないんで、その扱いもオケです。
 別次元のBLAZEが乱入したとなると、ちょい慎重になります。
 ここはスラ×エリさんの動きを待ちます。

 あと、夕方と夜の間くらいに本編更新しときます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.752 )
  • 日時: 2014/06/11 16:22
  • 名前: 翼の勇車 (ID: xu4iCwuw)

>>750->>751
ふむ、了解いたしました。ところでBLAZE君、ルピナスさんの所に行ってまた消えたみたいですけど、また呼びますか? 昨日の今日なんで勝手にやるのは気が引けまして……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.753 )
  • 日時: 2014/06/11 16:26
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

その14 最凶と最強の再開

とうとう炎は地を見つけた。
とはいったものの…実は知っていたらしい。気配察知できるからね
「まったく…いつ以来だか、お前と話すのも」
「お、そうだな。かなり前から会ってなかったなー…。あと今は俺のことは地と呼んで。」
また偽名か…と炎は思っていたがまぁいいやということにしていた。

そして彼らは…お互いに起きた出来事について話し合った。
「なーるほどな。そっちの連れが何か起きて、こっちも今連れ去られてしまったとこ。さぁどうする?」
「…決まっている、殲滅だ、殲滅」
地は炎を見て うわ、前より恐ろしくなってらーw と思っていた。前よりって…
「よーし、わかった。まずは…っと、冥花って誰かと話してなかったか?たぶん何かしてたと思うぞ」
「ん?確かに密林洞窟内に留まっていた記録はあるが…行ってみるか?」
「よし、いこう。」
地は密林の洞窟へ行くことにした。炎もついていくことにした。
ただし、この二人だけになると…
「さきにいってる」
「おまwww5分待ってろwww」
常人外の速度で移動できるわけで…。


〜密林洞窟〜
「…2分早い」
「早いのは別にいいだろwwwおいww」
3分で沼地から密林へ移動していた。いくらなんでも早すぎだあんた…。
どうやら先についていた炎は中の様子を見ていた模様。
「お前が来るまでに起きてたことだが…ドスランポスと大勢のランポスがもめていた。それだけだ…って地、モンスターの言語わかるのか?」
「あ、知ってる。分かるし話せる。」
地もモンスターの言語が分かるため、洞窟内での話の内容がわかるわけで…。
どうやらドスランポスとランポスの1頭が組織に乗り込む…らしい。
他のランポスは群れから脱退していった。何頭か二人のいるところへきたが…彼らを見つけられるわけがなかった。なんせ今二人は…透明だもの
「便利だなーww不可視Lv2リングwww」
「別ゲー…。」
どうやらランポスの住処に残ったのは…組織に乗り込む2頭だけになっていた。それを確認した炎と地は住処へ入っていった。


「本当に俺と行くのか。行ってしまえば確実に…死ぬぞ」
「…たとえこの先に待つのが死であっても、俺は行きます。死んだ俺の仲間の無念を…俺が晴らすためにも!!」
「「よくいった。」」
炎と地が入ってくる。2頭は警戒していた。
「誰だ!まさか組織の仲間か!」
「違うな。俺は…連れ去られたあいつの知り合い。」
「俺も同じwwそして、その組織を壊滅させることを目的としたハンターだよんw」
「お前がいうと信用性にかける。まじめに話せ」
「すまねぇwwww」
二人の会話だけではまだ怪しいようにも見える。しかし…組織の人間特有のオーラを2頭は感じなかったため、彼らが組織の仲間ではないことがわかった。てか組織のオーラって何?
「知り合い…そうか、お前たちが彼女の…」
「そーゆーこと。で、その組織に乗り込むの?」
「そうだ…!仲間の無念を…!」
ランポスは声が荒くなっている。そこへ炎がこういった。
「…その依頼はすべて俺が受ける。死んだ仲間の無念は俺が必ず晴らす。だからここで待ってくれないか?」
「「なんだと?!」」
その言葉に2頭は反発した。それでも炎は話を続ける
「心配するな、その様子はこのモニターで見れるようにする。そしてこの空間は…一時的に誰とも干渉されないフィールドとする。あとお前らの声をあいつらに届けることもできるし…すべてが終わったらまたここへ戻ってやる。」
「都合よすぎw」
地の突っ込みはさておいて…←おい!いい加減にしろ!by地
それでもランポスは反発する
「ふざけるな!仲間の死を直接見てない人間に…任せてられるか!俺は行くんだ…!絶対に…!?」
「行った所で無駄死になるだけだ。それがお前の死んだ仲間の望むことではないだろ。」
「そのきもちは俺にもわかる。だけどさ、それだけで行動すると後悔するものさ。だから俺たちに任せろって。確実にあの組織を…消すから」
炎と地は2頭にそういう。特に地の「消すから」という言葉は…かなり重みのある発言だった。どうしてもランポスはいきたかったが…それで死んだ仲間のためになるのかが明確にでなかった。
「…わかりました。でも…!仲間の無念を絶対に!!晴らしてください!!」
「これは俺からも頼もうか。死んでしまった弟子のためにも、確実に組織を滅亡させてくれ。でないと生態系が崩れる…とバルカンがいってたからな」
「…委細承知。」
「んじゃ、あとはこのモニターでも見ながらゆっくりしてくれなー。さらば!」
炎と地はモニターを残して住処をでた。
と、同時にその住処は一つの孤立空間と化した。誰からも干渉されることのない孤立空間に…。



「さーてと、冥花と霊華と残妖はどうやら組織の施設にいるみたいだぜー」
「…場所はどこだ」
「俺がつくまで乗り込むなよ?w場所は火山BCから…南南東6.7km付近だ」
地がそういうと炎は一瞬で消えてしまった。
「こらー!」
地も全力でその場所へと向かった

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.754 )
  • 日時: 2014/06/11 17:31
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

>>752
BLAZE「その世界は時間が少し狂っている。別に今乗り込んだところで問題ない。」
師条「いやもう一回おめぇが乗り込む=俺たちが乗り込むだから落ち着けっての」
BLAZE「くくっ…そこは自由に…だ。もしその場合は貴様以外は適当に配置されるがな」
師条「俺ソロかい…」
※性能異常キャラは隔離しておくと今まで通り話進められるから
あとわてのキャラは自由にいじっておkです。それ前提に設定ができているので。師条にいたっては血肉さえ欲したら腕くらい再生する。←ネタバレ
基本相手に合わせるのが自分なので…はい。任せてます。

ちなみにBLAZEがもつ刀は3本
・ただの狩用。威力も抑え目
・すべて斬るあれ。見た目は成敗刀。対象が何だろうときれいに斬ります。
・空間を引き裂くあれ。引き裂いた後は少し残る。間違えても入らないように。たまにモンスターが入ってしまうとか
同じ刀ではないのでそこは…ん?どこにしまっているかって?そこは聞かないほうが…
炎「おれの馬鹿オトモが世話になった…」
地「めんどくさいことしてるぞwwお前のオトモwww」
炎「(正確に言うとあいつは…いや、まだ明かすわけにはいかん)」

qua「あ、投票忘れてた」
炎「こっち来い」
qua「本当にすみません!今日はまた23時まであれなんで明日にしtグホァァアアアアアアアア!!」
地「まぁ本音を言うと正式にださせろとうっさい奴らのためにあえて遅くまで粘ってたみたいだがなー。」
残妖「粘る必要あるんですか…。」
地「どうでもいいけど、お前ら3人(人じゃないけど。)…ちょっと痛い目にあうかもとかあいついってたぞ」
冥花・霊華・残妖「「「ちょっと絞めてきます」」」
qua「ちょっやm」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.755 )
  • 日時: 2014/06/11 18:06
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: /52.udKw)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十一章 俺は『モンスターハンター』なんだ

 残すところ、決戦まで明日だ。
 今朝、ライラは無事に全ての装備を完璧に仕上げ、今日一日は爆睡して過ごしている。
 シオンのツテ、エリスの資料、マガレットの薬品調合なども揃えるだけが揃い、万全に万全を期していた。
 準備は出来た。あとは明日を待つばかり。

 その日の夜。
 やるべきこと全てを終えて、アストは自室でベッドの中で横になっている。
 しかし、眠れない。目を閉じて無心になろうとしても、どうしてもカトリアの姿が離れないのだ。
(…………)
 そして、明日の相手だ。
 相手は古龍、シャガルマガラだ。
 もしかすると、いや、もしかしなくても、生きて帰れないかもしれない。
 それでも、カトリアや皆のためにも生きて帰らなくてはならない。
 ふと、ドアがノックされる。
「アストくん、起きてる?」
 ドア越しから聞こえる声はユリだ。
「ユリ?起きてるけど……なんだ?」
「入っていい?」
「え?う、うん」
 アストはベッドから起き上がり、ドアの鍵を開けてやる。
 ドアの向こうから、寝間着のユリが現れる。
「なんか、私も眠れなくて……」
 頬を赤らめて、上目使いのユリ。服装も寝間着故に一瞬アストの心臓が跳ねたが、それも本当に一瞬だ。
「奇遇、か?俺も眠れない」
「ちょっと、お話ししていい?」
「あぁ、いいよ」
 アストとユリはベッドに腰掛け、隣り合う。
 何から話せばいいのか分からないのか、二人して黙っているだけだった。
 どれだけ沈黙が続いたのか、ユリが最初に動いた。
「アストくん。明日、だね」
 明日。
 そう、明日だ。
「明日、だな……」
 アストがそう呟くように答えると同時に、ユリがアストの肩に寄り添う。この間と違って、少しだけ恥ずかしそうに。
「こんなこと言うと、フラグだとか言われちゃうかも知れないけどさ、言ってもいい?」
 アストはまずフラグの意味も分かっていないが、頷く。
「絶対に、生きて帰ってきてね。帰ってこなかったら、告白した意味無くなっちゃうから」
「……」
 アストは途端に胃を絞られるような感覚に襲われた。
 ユリは、アストを本気で愛しく思っているのだ。
 この娘の期待にも答えてあげたい。
「カトリアさん」
 そう言ったのは、ユリだった。
「アストくん、好きなんでしょ?本気で」
「ユリ……?」
 なぜそれがユリに分かっていた?
 構わずユリは続ける。
「女の勘、かな。アストくんを見てたら、なんか分かっちゃったの」
 ユリは悪戯っぽい笑顔をアストに見せる。
 が、その瞳がうっすらと潤んでいるのをアストは見逃さなかった。
「っ……、私ってバカだね……。アストくんと、カトリアさんの繋がりの間に、入れるわけなかったのにっ……」
「ユリ、俺は……」
 ユリはアストに喋らせないように遮る。
「っく……っ、ご、めんね……ぅっ、変なっ、こと言って……んっ、アストくんが、っ、カトリアさんのこと好きって分かっててっ……、それにっ、明日、もしかして、アストくんが、っひ、死んじゃうかもって、思ったら……っ」
「…………」
 ユリは涙を堪えることをやめ、アストの胸に顔をうずくめた。
「嫌っ、そんなの嫌だよ!いかないでよっ、死ぬかもしれない所に行くなんてやめてよ!私はこんなにもアストくんのことが好きなのにっ、どうしてっ……、どうしてぇっ……!」
 感情をさらけ出し、ユリはアストに泣きわめく。
 アストはそんなユリを前に、ハッキリ言った。
 彼女にとって、残酷で、絶望に突き落とすような言葉でもだ。
「俺は『モンスターハンター』なんだ」
 アストは一言単語を繋げていく度に息が詰まることを自覚していた。
「モンスターで苦しんでいる人がいるなら、それを助けるためにモンスターを狩るんだ。カトリアさんは、過去からずっとシャガルマガラで苦しんでいるなら、俺はそれを助けたい。それ以前に……」
 アストは躊躇いを捨てた。
「俺はカトリアさんが好きなんだ。モンスターハンターなんかじゃなくても、助けたい。いや、助けるんだ」
「っ!」
 その言葉に、ユリは悲痛に息を吸った。
「だからごめん、俺は、ユリの気持ちには答えてあげられない」
 言い切った。もう、言い訳は出来ない。
「……ずるいよ」
 ユリはアストの胸から顔を離した。その彼女の端正な顔は涙と涙笑いによってぐしゃぐしゃに歪んでいる。
「どうして、アストくんとカトリアさんはハンターになったのかな……?私も、ハンターになってれば良かったのかな……?」
 半笑いのような表情をアストに見せるユリ。
「ごめんね……」
 ユリは涙を拭って、精一杯の作り笑顔を見せる。
「でも、アストくんの、本気が聞けて嬉しかったよ……」
 ユリはベッドから立ち上がり、ドアを開けてアストの自室から出ようとする。
「ユリッ……」
 アストはユリを引き留めようとする。
 ドアを開けてから、ユリはアストに振り向く。
「お休みなさい」
 それだけ言ってから、ユリは外に出て、ドアを閉めた。
 アストはそれを見て、右の拳を震わせながら握った。爪で皮膚が切れてしまいそうなほど。
「……っ、なんでお前が謝るんだよっ……、一発叩くくらいしてくれよっ……叩かれるより、痛いじゃないかっ……!」
 アストは激しい自責の念に駈られた。
 だが、後悔するつもりはない。
 ユリはもっと痛いのだから。

 ユリはそのまま、一人で村の外れまで向かった。
 胸をおさえ、その場で座り込む。
「ヒロインは、私じゃなかったんだね……」
 痛い。
 苦しい。
 だが構わない。これで正しかったのだ。
 自分は彼のヒロインに相応しくなかったのだ。
 ただ、それだけだ。
「っくっ……ひぅっ……ぇぇっ……!」
 また涙が溢れる。
 ユリは全てを吐き出した。
 声にならない、生の感情がシナト村に響くが、それを聞いているのは、アストだけだった。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.759 )
  • 日時: 2014/06/11 21:14
  • 名前: 翼の勇車 (ID: xu4iCwuw)

>>755
勇車「ああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
イーオ「っ! おいつばゆう落ち着け!」
ペッコ「俺達でさえこうやって耐えてるんだ! 作者のお前が憤ってどうする!」
勇車「うるせぇどけぇ! ユリちゃんをフッたアストをぉ! 許せるわけねえだろがああぁぁぁ!」
ペッコ「あのお二人の恐ろしさ、俺たちが身をもって証明しただろ! 大体お前シオン派だっただろうが!」
勇車「ユリちゃんの純情さも好きなんだよ! 邪魔すんなぁ!」キュラキュラキュラ……バサッバサッ……
トトス「行っちまった……」
アルタス「いや、これから彼に起こるであろう事態を考えると、"逝っちまった"の方が正確だろうな……」
カスケ「地さん、炎さん、毎度ご迷惑かけます」
ミズキ「以上、茶番でした☆」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.760 )
  • 日時: 2014/06/11 23:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

その13を少し加工。あとで明かすことだったけど…誤解招かれるのもあれだし…。

>>755
炎「アスト…それがお前の判断か…。」
地「まぁあれだもんな。どうしようとも悲しむものはでる。変に濁らずバシッといったところ見ると…男だなぁと思う。」
炎「…あとはそれを経験として活かせるか…それと一度決めた決断を変えないことか」
地「だよなー…ってかそれ意識してシャガル対峙のときに鈍るとか起きるなよー。」
>>759
qua「お取り込み中すまない、依頼だ。あと地、それフラグ」
炎・地「「またモテナイーズ??」」
qua「ちゃう。もう学習したよ。あの2匹。今回はこれ。」
炎・地「「…。」」
qua「止めてきて。うん。アストは自分で決めたんだ。それを無理やり他人が変えようとするのは…ダメだと思う。」
炎「つーかさっきの内容聞かせてそれで納得したら手出す必要もない」
地「だめだったら…まぁwうんwイッテキマス。」


投票…するか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.761 )
  • 日時: 2014/06/12 00:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EZyy2PYK)

ONLY☆ONE☆投票
※それぞれの投票はまじめです。

qua「投票するぞ!」
炎「唐突に言うなあほ」
地「んじゃ向こうの世界のかたがたも呼ばなきゃor俺たちがいかなきゃ」
qua「もう呼んでる。」
地「はやっ」
師条「(なんか増えてる…)」
※普段のss風レス時はだいたいもう一つのメンバーで本編メンバーは別にいます。
qua「さて投票するか。BGMに抹茶プリンをなgゲフッ!!」
炎「いい加減にしろ。」
qua「すみません…んじゃそれぞれ投票しようか…。うん…。」

Are you Ready?
\ガシャーン/

〜本編キャラ〜

師条「…俺はニーリンだな。クールなところがいい…あとあの腕前に…教わりたいところだ。」
BLAZE「我か?我はルピナスだな。あの時は感謝する。今度共に料理したいところだ」
涙那「む?私か?私はツバキ殿かな。かっこいいぞ。」
キャロ「僕はセージニャ!!僕を弟子にしてもらいt」
奏連「私はカトリアよ。リーダーって感じが本当に…」
キャロ「ニャー!!まだ僕は理由があr」
BLAZE「次にいかせてもらう」


〜もう一つ及びqua。〜

冥花「あたいはユリかな。一度でいいからユリみたいになってみたいわね…あとあたいが寝るときの子守唄を…じょ、冗談よ!」
霊華「私はルピナスよ。今度その料理を食べにいかせてもらうわ。」
残妖「霊華様…迷惑かけたらいけませんよ…。私はツバキさんですね。私に似ているような感じがします」
地「アストに1票入れるぞ!!たとえどんなことになろうと俺は影でアストを守ってやる!」
炎「俺か?アストにいれる。理由?地と同じだ…。」
qua「で、最後に俺がマガレットに入れる。理由?天然ボケいいね!!」


※この二人はまだ正式にでていません。入れるかどうかは委ねます。入れても入れなくても構いませんが一応です。
???????????「セージがいいな!俺と気があいそうだ!」
???「先生は、ユリさんに入れましょう。まだまだ人生長いです!もっといろいろ経験しましょう!!」
qua「二人は無効になってもうだうだいうなよ」


炎「以上でおわりだ」
地「ではではー」

\デーン/


※これからss風レスは減らします
あとちょっとしたネタバレ。次の世界でBLAZEは人間の姿になります。
…ってかもともと世界によって姿が変わってしまうからクロスオーバーでも別にアイルーに固定する必要はないです。設定もそうしました。
もしもう一回呼ぶときにはモンスターにするのもよし、人間にするのもよし。アイルーのままでもよし。ってことです。そこは任せますが…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.762 )
  • 日時: 2014/06/12 08:56
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 8/.9yEt9)

 >>759

 スラ×エリさん……アストくんは明日シャガルマガラとの決戦ですからもう寝かせてあげてくださ……あ、なんかシナト村上空に変な戦車が。ってアレ?なんかめっちゃ攻撃されてます?

 地「はいはいwww 近所迷惑になるから静かにしようかwww 」バシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ

 炎「人の恋路を邪魔する奴は、散れ」ドゴォォォォォ

 >>761

 投票ありがとうございます。
 正式でない二人の票も有効ですのでご心配なく。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.763 )
  • 日時: 2014/06/12 11:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: R8wmQCW5)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十二章 最強の敵

 翌朝。
 眠れたのはほんの数時間だけだが、アストは自律的に起きた。
「……、朝か」
 いつものように起き上がり、いつものように身だしなみを調え、いつものようにルピナスの朝食へ。
 こんないつものようにが出来るのは、これで最後になるかもしれない。
 いや、違う。
 これからもこのいつものようにを続けるために、今日、ここまで来たのだ。
 逃げることはもう出来ない。
 確かな決意を胸に、アストは自室を出た。
 
 いつものように、本当にいつものように朝食は待っている。
 そこには当然、ユリも待っている。
 アストは彼女と目を合わせる。
「おはよう、ユリ」
 いつも通り、いつも通りでいいのだ。そう思って挨拶をするアスト。
 ユリは戸惑いを見せてから、アストの意図に気付いて、少しぎこちない微笑みで応えてくれた。
「おはよう、アストくん」
 これで少しは蟠りが解けた。
 これでいい。自分とユリはこのままでいいのだ。
 今はまだちぐはぐでも、いつかは元通りの笑顔を見せ合える。
 そのいつかを待つためにも、今日だ。
 ルピナスの作る料理も、いつもと変わらない。そんな彼女の優しさにも感謝するアスト。

 朝食を食べ終えたアスト達ハンターは、それぞれの自室で準備を整える。
 アストは、作られて間もないその紅蓮の鎧を身に纏っていく。
 リオレウスの素材を用いて作られた、レウスシリーズだ。
 一流ハンターの証でもあり、ハンター達の憧れの的でもあるこの防具はそれに恥じないだけの性能を持っている。
 武器もまた、リオレウスの素材を用いている。
 ディア=ルテミスをベースにしながらも、その形状は大きく変化しており、華美さを無くして、より武器然として生まれ変わったチャージアックス、炎斧アクセリオンだ。
 道具面でも、万全の万全だ。
 鬼人薬と硬化薬のグレート、秘薬といにしえの秘薬、回復薬は薬草とアオキノコとハチミツまで持ち込み、さらには生命の粉塵まで用意されている。
 入念に、何か抜けていないかを確かめ、それから道具袋の口をしっかり閉める。
「……よし」
 全ては整った。
 あとは戦うだけだ。
「アストくん、準備出来た?」
 ドア越しから声をかけてくるのは、カトリアだ。
「はい、今出ます」
 アストは道具袋を担いで、ドアを開ける。
 ドアの向こうから現れたのは、銀色のレウスシリーズ、シルバーソルを纏ったカトリアの姿だった。
 この姿を見るのは、地底洞窟でのドスゲネポスとネルスキュラの挟撃以来だ。
 文献などを読んでみると、銀色のリオレウスは、なんと希少種らしい。
 その希少種の装備を纏うカトリア……やはり、ただ者ではない人だ。
 今のカトリアは、優しく凛々しい団長でも無ければ、弱々しく儚げな少女でもない。
 狩人(ハンター)としての気に満ちた、これまでに見たことのない、そんなカトリアだ。
「さ……行きますか」
「えぇ」
 アストのつぶやきに頷くカトリア。
 カトリアには悪いが、今は彼女を見てドキドキしている時ではない。
 
 アスト、カトリア、ニーリン、ツバキの四人が揃う。
 シナト村の民と、ミナーヴァのメンバーに見送られている。
「……行ってらっしゃい。私は、ここで待ってます」
「壊れたんなら直してやるから、帰ってくるんだよ」
「今日の晩御飯はぁ、何がいいですかぁ?」
「ふぁいとーっ!ですっ!」
「心苦しいですが、怪我しないでくださいね?」
 エリス、ライラ、ルピナス、シオン、マガレットの五人それぞれが、万感の思いと共に送り出してくれる。
 ユリは何も言わずに、アストを見詰めている。
 アストはそれに対して、無言で力強く頷いてやる。
 分かる。今はこれだけでいいのだと。
 ユリも頷き返す。
 それを確認してから、アストは背中を向けた。
 続くように、カトリア、ニーリン、ツバキも背を向ける。
 吊り橋に足を掛け、村を出る。

 天空山ベースキャンプ。
 だが、今のここは天空山ではない。
 いつもの狩り場とは、正反対の位地……シャガルマガラが現れるだろう、禁足地だ。
 その閉ざされていた扉は開かれ、その奥から黒い何かがもれている。
 それは見紛うことのない、狂竜ウイルスだ。
「みんな、いい?」
 カトリアは全員に声をかける。
「いつでもいいですよ」
「問題ありませんぞ」
「オーケーです」
 アスト、ニーリン、ツバキはそれぞれ答える。
 それを確認して、カトリアは頷く。
 そして、禁足地へと、踏み出した。

 殺風景なそこは、周りが崖になっている。
 その中央に、白いような、金色のような龍が佇んでいた。
 龍……シャガルマガラは、ヒトの気配に気付いて向き直る。
「カトリアさん、怖いですか?」
 アストはカトリアに声をかけてやる。
「怖いけど、アストくんがいれば平気だよ」
 カトリアのその声は恐怖の混じったそれだ。
 だが、足を竦めてしまうことはなかった。
「やぁ、シャガルマガラくん。君が奏でてきた、ダ・カーポ(繰り返し)にはもう飽きているんだ」
 ニーリンはヘビィボウガン、レックスハウルを構える。轟竜ティガレックスの咆哮のような駆動音が鳴る。
「悪いが、ここで終わりにしてもらう!」
 ツバキは背中の鬼斬破を抜き放った。
「カトリアさんのためにも、お前を狩る……!」
 アストは炎斧アクセリオンをソードモードにする。
「過去じゃない……現在(いま)を生きるために、私は戦う。ローゼ、リア、フリージィ……見届けて!」
 カトリアは背中の操虫棍、開闘の焔竜棍を手に掛け、焔を吹き荒らしながら抜き放った。
「ゴオォウゥッ……ヴゥウォゥオォァァァァァァァァ!!」
 シャガルマガラが、敵対を意味する咆哮を上げる。

 ヒトの未来か、龍の凱旋か。輪廻の唄を奏でるのは、どちらか……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.764 )
  • 日時: 2014/06/12 14:59
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: iXNkLEjK)

>>762
炎からの報告書です

説得試みるも、失敗。やむなく四分の三殺しにした
そのさい飛び散った破片等まとめてあるべき世界へと転送した。なお、誰かに見られていたが記憶から忘れられるから気にしていない
しかし…地が重大な忘れ物(その13で使っていた弓のことだ)をしてしまった。どうやら天空山のどこかに落としたもよう。早急に回収する。
間違えて拾ってもつかわないように…この世界のモンスターなんざすべてぶち抜く。

すみません、あとで回収させますうっかり拾わないように…
そのうち本編1話進めます

Re:( No.768 )
  • 日時: 2014/06/12 18:32
  • 名前: @.net (ID: TGZLnjdD)

よし、荒らしは無視か。
じゃあ>>767には反応しないようにしないとね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.770 )
  • 日時: 2014/06/12 20:01
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: /EXGGtyW)

スラク「サーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーs(殴(タヒね(今日出る新しい人」

というふざけた投稿したかつただけです。

本題 この話見てくれる人居るのか……

第六話 「密林の中で〜前編〜」


剴「じめじめしてますね……」
霧「気にするなんだぜ。」
剴「にしても、なんで密林でSOS信号が……」
霧「と思ったら、張本人っぽい人が見えるんだぜ?」

?「腹減った………」
霧「そんなことでSOS出したのか?」
?「う…うるさいわね。じゃあ助けに来たの?」
剴「はい。こんがり肉。」
?「い、いいのか?キラキラ」
剴「良いですよ。トゾ」
〜バクバククチャクチャパクパクウマウマ〜
天「ふぅ。美味しかったわ。あたしの名前は天。よろしくね。」
剴「自分は剴です。宜しく」
霧「霧だぜ。」
天「うん、宜しくね剴、霧。ちなみにここに読んだのはあるモンスt……来ちゃったよ。」
剴・霧「えっ!?」

続く

天の武器は弓でーす。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.771 )
  • 日時: 2014/06/12 21:52
  • 名前: 煌星 (ID: 4OkhtZaj)

6話思い付かねぇまた番外h(殴ry

>>770
んーと、俺は読んでるけど?地の文は?
入れない設定?言葉が見つからない?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.773 )
  • 日時: 2014/06/12 23:33
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9v8UVU6/)

オン「あー……勇車の奴が不在の間代理を頼まれたオン・ゾ・エーグだ。ライバルの我に代理を頼むとは、あやつどんな神経をしておるのやら……」
モジャ「補佐のモモンジャガーですモジャ」

>>762>>764
モジャ「言わんこっちゃないモジャ」
オン「あいつを楽々とねじ伏せるか……相手にはしたくないな」

>>761
ネオ「キャロもかにゃ? だとするとオレが兄弟子って事になるにゃ!」
セージ「弟子にした覚えは無いがニャ……」

シド○じゃ「報告もじゃ。翼の勇車が、エンジンルームとキャタピラ、メインコンピュータのみを残して帰還してきたもじゃ。正直まだ動けることに驚いたもじゃ。その後空間に穴が開いて、無くなっていた部品の成れの果てが送還されてきたもじゃ。勇車の脳であるメインコンピュータと心臓であるエンジンにはキズ一つついていなくて、勇車をこんな姿にした相手は完全破壊する気はなかったこと、そしてこれだけ車体を破壊しつつも重要な部分をきれいに残した事から相当な力があり、高い技術力を持っているとが考えられるもじゃ。あ、勿論直しておいたもじゃ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.774 )
  • 日時: 2014/06/13 10:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: GuFdhShZ)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十三章 長き戦いの始まり

「さぁて……さっさと沈んでもらおうかい」
 開幕一番、ニーリンはレックスハウルの引き金を引き絞る。
 轟音と共に、ティガレックスの頭部を模した砲口から拡散弾が放たれ、シャガルマガラに直撃すると共に爆発を撒き散らす。
 さすがは古龍と言うべきか、この程度ではかすり傷も同然だろう。
 シャガルマガラはニーリンを睨み付けた。
「グゥオォアァァッ」
 翼から生えたその強靭な翼足を降り下ろし、ニーリンを踏み潰そうとする。
 ニーリンもそれを受けるわけにはいかないため、楽々と回避する。
 逆の翼足も続けて降り下ろすが、それも回避するニーリン。
「はっ、そんなものか。大したことはないな」
 ニーリンに注意が向いているなら、剣士三人が動いているだろう。
 アスト、ツバキ、カトリアは散開し、各々の狙いをつけていく。
 ツバキがいち早くシャガルマガラの後ろ足に取りついた。
「せぃやぁっ!」
 踏み込みと共に鬼斬破を振り抜き、シャガルマガラの鱗を捕らえ、雷狼竜ジンオウガの蓄電殻によってさらにパワーアップされた雷が走る。
 刃は通る。かなりの強度はあるようだが、ライラによって研ぎ澄まされた鬼斬破の鋭い一撃は防ぎきれない。
 ツバキは立て続けに鬼斬破を突き入れ、斬り上げ、一旦そこで斬り下がって距離を取る。
「行きますよ、カトリアさん!」
「アストくんっ、そっちも気を付けてね!」
 アストがシャガルマガラの懐に飛び込み、カトリアは斬り下がったツバキと入れ替わるように後ろ足に接近する。
「行きなさい、オオシナト!」
 カトリアは開闘の焔竜棍を振るい、彼女の右腕で待機している猟虫を放つ。
 操虫棍という武器の最大の特徴とも言える猟虫は、モンスターの体表に取り付かせ、その体液を吸収、猟虫の体内で再分泌を行ってヒトの体液の浸透率と同化させ、それを操者に注入させることで、身体能力を飛躍的に上昇、もしくは回復させると言う特殊な性能を持っている。
 ヒトの体内に注入を行う際は、無痛性の浸透針のように行われ、ごく微弱なショックはあるものの、猟虫が分泌する体液が瞬時に消毒も行うため、実質の害はゼロである。
 その猟虫一つでも無数の分類があり、与える餌によって個体の進化が変わっていく。
 カトリアが従えるオオシナトは、元々スピードに特化した猟虫なのだが、彼女はさらに極端なまでにスピードを上昇させたそれは、強い雷属性を持つと同時に、ボウガンの弾と見紛うばかりのスピードを持つ。
 音速のオオシナトは一瞬でシャガルマガラの後ろ足から体液を吸収し、白く発光する。モンスターによって異なるが、吸収させた部位によって発光する色が変わり、白は脚力の強化を意味する。
 カトリアは再度開闘の焔竜棍を振るい、瞬時にオオシナトを呼び戻す。呼び戻されたオオシナトはカトリアの右のシルバーソルアームの関節部を通じて、彼女にその分泌した体液を送り込む。
 その瞬間、カトリアの動きが変わった。
 地面を蹴ると、跳躍して一気にシャガルマガラに肉迫する。
「はあぁっ!」
 全身ごと叩き付けるように開闘の焔竜棍を振り抜き、シャガルマガラの後ろ足に、細身の柄からは想像も出来ないほど重々しい一撃が捕らえる。
 直視すれば分かる。カトリアのその技を放つためにどれだけの筋力を用いてるかを。彼女の華奢な四肢の内側にそれを制御出来るだけの力があることを。
「グゥオォォォッ」
 シャガルマガラは身体の向きをカトリアに変えながらも、突進の姿勢に入り、その六本の脚で地面を蹴散らす。
「っ!」
 シャガルマガラの注意が自分に向いたことに恐怖を感じてしまったカトリアは一瞬足をすくませた。
 彼女の危険にいち早く気付いたのは、アストだ。
 アストは彼女とシャガルマガラの間に割り込み、炎斧アクセリオンの盾をしっかり構えた。
 直後、シャガルマガラの角と炎斧アクセリオンの盾が激突する。
「うおぉぉぉぉぉっ……!」
 アストは歯を食い縛ってその突進からカトリアを守る。
 どうしても後退はしてしまうため、カトリアとぶつかってしまうが、あの巨体に蹴り飛ばされるより遥かにマシだ。
 ようやく突進が止まり、シャガルマガラはそこで足を止めた。
「大丈夫ですか!?」
 アストは横目でカトリアの無事を確かめる。
「う、うんっ……!」
 カトリアは頷いてくれた。
 カトリアさんには傷付いて欲しくない、とアストは心を引き締める。
 シャガルマガラの背中で爆発が躍る。
「人の恋路を邪魔する奴は、地獄に堕ちるぞ?シャガルマガラくん」
 ニーリンは拡散弾発射の反動に身体を仰け反らせながらも、余裕めいた言葉を絶やさない。
 レックスハウルは、轟竜ティガレックスの頑丈な素材をフレームに組み込むことで、拡散弾はもちろん、徹甲榴弾を複数装填可能、かつ高い出力を持つのが強味だが、その反面ブレ幅が大きく、さらにその高い出力を発揮するための反動も大きいため、本来ニーリンが得意とする狙撃には向かないものの、爆薬を仕込んだ弾丸を乱れ撃つそれは、全てを吹き飛ばす轟竜ティガレックスそのものだ。そのうえ、ニーリンが纏うセルタスシリーズには砲撃を強化する性能も備えられており、それは徹甲榴弾の爆発も強化させるのだ。
 その爆発をも掻い潜って、ツバキが再びシャガルマガラの背後から接近し、尻尾に鬼斬破を放つ。
 無数の爆発を直撃し、雷と炎に挟まれたシャガルマガラもさすがに怯んだ。
「グォウゥッ……」
「いいぞ、効いている!」
 アストも体勢を立て直すや否やシャガルマガラの腹にソードモードの炎斧アクセリオンを叩き付けていく。
 まだ終わりは見えない。
 だが、確かな希望を抱いて、アスト達は強大な壁に立ち向かっていく。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.775 )
  • 日時: 2014/06/13 15:13
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

第20話 世界との別れ

〜地底火山BC〜
俺たちは一旦ベースキャンプへ戻ってきた。ん?俺?師条だ。
今は奏連を休ませるためゆっくりしている。BLAZEは…寝ている。
というより俺以外みんな寝ているんだが…。
そんなに疲れたのか?俺は別に…とは思っているがBLAZE曰く、けっこう負荷はかかっているとのこと…。だが寝る気にはならない。まだよるじゃないからな。
とはいっても暇だな…武器や防具の手入れでもしておこう。そのうち起きるだろう。それに…もうこの世界に来ることもない。


「…よし。」
手入れは終わった。弓にはモンスターの血が多少ついており、固まっていた。すべてきれいに洗い流した。防具も同じだ。たまには整備をしないと…。俺は自力である程度できるからな。
さて…まだ誰も起きていない。少し…景色を眺めに行こう。
とはいってもこの世界…俺の住む世界に酷使している。ここまで似る世界もあるんだな…。


「まだ起きてないのか?」
散歩から帰ってきたが…
「我は起きているが?」
おきていたのはBLAZEだけ。あとは…まだ寝ている。そんなに疲れがたまっているのか?
「BLAZE…お前の探す者ってもしかして…」
あまりにも暇だからBLAZEに聞いてみた。
以前俺に言ったが気にするなと言われたこと…。
「…察しはつくだろう。」
としかBLAZEは言わなかった。まぁ…わかるっちゃぁわかるけど。
「ふわぁ〜……むっ!」
涙那が起きた模様。ただなんか恥ずかしそうにしているけど…なんでだろうか。
俺とBLAZEは揃って「?」という顔をしていた。どんな顔だよとかいうなよ。
「涙那は起きたか…あと奏連とキャロがおきt」
「ニャー…」
「う〜ん…あ、おはようございます」
二人も起きた模様。
「起きたか。では身支度をするんだな。すぐ出発する」
BLAZEはそういう。どうやらもうすぐこの世界から移動するみたいだ。
皆準備はして休憩していたので、軽く身支度するだけですんだ。
「では…はやく入るんだな」
ズバッ!!
空間に…一つの穴ができる。
その奥はなぞめいた空間が広がっている。あの時と同じ…。
「なー?!」
「ニャ!?」
「え…」
2人と1匹は驚いていたが俺はそうでもなかった。1回体験してるからな…これ。
あの時はブレスだったけど。
「さぁ、行くぞ。ばらけたくないのならば早く入ることだ。くくっ…」
そういうとBLAZEは穴の中へと入っていった。
とうとう…この世界から去るときがきた。戻ることはできない。進むしか道は…ない。
「…行くか。」
俺たちもその空間へと飛び込んだ。




〜???〜
俺だ。
気がついていたら未知の世界についていた。まぁここまでの流れは…わかるよな。あれだ、あれ。
今いる場所は…まったく俺の知らない世界。どこだここ。
とにかくみんなは近くにいるか確認した。
涙那、キャロ、奏連…あれ?BLAZEがいない。おかしい…あいつだけ先に入ったからか?
「くくっ…なるほど、この世界ではこの容姿となるか」
あいつの声がする…。しかしそんなアイルーはどこにもいない。いや…アイルーはいないんだ。ただ…
漆黒の長髪の男が…いる。武器は太刀。この太刀どこかで…
「くくっ、我だ。BLAZEだ。」
「「!?」」
今度は人間になっていた。本当にこいつ意味が分からん。
俺より身長…高くないか?
髪は言ったからおいといて…目は紫色。顔に傷が何箇所かある。装備は…していない。普段着に近い感じがするが…全部漆黒。黒いのがすきなのかこいつ…
「まぁこれが我の本来の姿に近いが…くくっ…」
本来の姿に近い?ということはこいつ人間ではないということか?
だとしたらまじでなんなんだ…俺にはまったくわからない。
一体これから先何が待っているんだ…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.776 )
  • 日時: 2014/06/13 16:49
  • 名前: 奇面ライダーカヤンバ (ID: tpurTEgy)

ダブルサクライザー氏、この掲示板ではお初お目にかかる。話は前々から聞いておりますぞ、人気投票もあるとは聞いておりましたが、あっしはサークル仲間にもこの件を伝え、各方面へこの小説を読ませておるぞ。そのごくわずかをここに記しまそうぞ。

・カトリアさんが可愛すぎて鼻血出る。こんなお姉さまが欲しい……。
・セージアニキイカすぜ!復活期待!
・天然ボケのマガレットに一票!もっと出番を出してくれぇ!
・嫁にしたい人だと?そんなもの、ルピナスさん決まっとるやろがーい!
・然り気無いアピールに気付かないアストは死ねぇ!エリスちゃんに票を!
・愛してるぞユリィー!本編でもその歌を魅せてくれぇー!
・いやぁ、やっぱりシオンちゃんですね。何ってロリコn(自重)
・毎度毎度装備を作ってくれるライラさんに感謝を込めて一票。
・アストくんがカッコいい!でもユリちゃん堂々とフッたのはイヤァー!
・ニーリンがかっこよすぎて萌える。狙撃ウマー。
・ツバキが主人公でも良い気がする……、何で女の子なんだ!可愛いじゃねぇか!

スペースの関係上、これ以上コメントは書けませんが纏めておきましたぞ。

アスト…11
カトリア…41
エリス…12
ライラ…9
ルピナス…16
シオン…14
マガレット…8
ニーリン…27
ユリ…33
ツバキ…21
セージ…25

ではあっしはROM に戻る。ダブルサクライザー氏よ、投票は行った。あとは任せた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.780 )
  • 日時: 2014/06/13 18:25
  • 名前: 0120 (ID: D9aSj2tH)

1=1

第1話  電卓「俺は108円(税込)の何処にでもいる普通の電卓さ!」 


1+1「1+1は?wwww」
電卓「2」
分数「1/3+2/3=3/3は?」
電卓「俺、分数計算できない・・・」
分数「フハハハwww無様だなww100均の電卓にはそれが限界かww」
電卓「それで勝ったつもりか?」
分数「負惜しみか?」
電卓「関数電卓召喚!」
関数電卓「よう!待たせたな」
分数「1/3+2/3=3/3は?」
関数電卓「余裕だな、答えは1だ!」
分数「なん・・・だと・・・」
小数「じゃぁさ、さっきの問題小数にしてみ?」
関数電卓「えっと・・・1/3=0.33333… 2/3=0.66666… 3/3=0.99999…だから」
関数電卓「0.33333… +0.66666… =0.99999…つまり答えは0.99999以下略だ」
電卓「1/3+2/3は1なのに0.33333… +0.66666…は0.99999…なのか、あれ?小数にすると1にならなくね?」
関数電卓「つまり…どういう事だってばよ!? 」
電卓「0.000…1が足りないよね」
関数電卓「そう・・・だね」
人間「おや?君達は何を悩んでいるのかね?0.99999…は1だよ」
電卓「kwsk」
人間「ググレカス」
電卓「ウザwww」



あとがき
モンハンで小説書くなんて文才とネーミングセンスのない俺には到底無理だ

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.781 )
  • 日時: 2014/06/13 18:24
  • 名前: 翼の勇車 (ID: g3CnQZqR)

我、復活!
シナト村、良いところでしたよー。え? 地と炎? イ、イイイイイッタイ、ナ、ナンノハナシデスカナ?

>>777
あー……ええっとですね、決めつける訳ではないんですが、どうも見たところモンスターハンターとは関係無いと思うのです。モンハン小説以外を書くのでしたら、スレ主殿に許可をとってからというわけでして。とはいっても、その主殿がしばらく顔を見せていないんですけどね。
追伸
0.999999……を一旦3で割る=0.333333……

0.333333……を分数で表すと1/3、つまり0.333333……=1/3

1/3に3をかける。つまり第一工程でやったことを相殺する。

1/3×3=1 アルェー?
というわけ。ググってないですよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.782 )
  • 日時: 2014/06/13 18:24
  • 名前: 0120 (ID: D9aSj2tH)

>>781
1代目で取ったような・・・覚えてるか分からんけど

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.783 )
  • 日時: 2014/06/13 19:04
  • 名前: 0120 (ID: D9aSj2tH)

1=1

第2話  無量大数「だから、俺は無量大数であって無限大ではないと何度言ったら」

 
無量大数「なんか俺さ、小学生とかに無限大と同一人物だとかたまに言われてるんだがどういうこと?嫌がらせ?」
0「俺に言うなよ」
人間「あ!“無限”大数だ!」
無量大数「あ?俺のどこが無限なんだよ、よく見ろ 無量大数モードチェンジ!アラビア数字モード!」
100000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000「これでも無限と言うのか?」
1「思ったより小さい」
人間「あれ?無量大数って無限じゃないの?」
0「↑なんでそう思ったの?」
1「ウィキペディア氏が「無量大数を無限大と混同している人も少なくない」って言ってるよ」
無量大数「俺より大きい数字だってあるんだけどな」
不可説不可説転「呼んだ?」 グーゴル「呼んだ?」
人間「誰あんたら?」
1「グーゴルは1の後に100個0がある数字。不可説不可説転ってのはとても大きい数字なんだよ」
人間「へーどのくらい?」
無量大数「(あれ?なんか嫌な予感が・・・)」
不可説不可説転「100000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000・・・
無量大数「それ以上書くな!全部書くとスレの幅が増えて皆の迷惑になる!」
1「それと文字数制限がかかるから無理。荒らしだと思われるし」


Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.784 )
  • 日時: 2014/06/13 21:26
  • 名前: 翼の勇車 (ID: g3CnQZqR)

>>782
そうでしたか、申し訳ありません。えー、それと一言。
はよ! πさんこと3.14159265……さんはよ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.786 )
  • 日時: 2014/06/13 22:37
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

お知らせ
2つです。

・目次作成代理依頼
というより…本来スレ主の仕事ですが。
現状自分がなんとかまとめてますがちょっと今はまとめることができません。
このままだと膨大な量となってしまいます。どなたか…仮目次の作成をお願いします

・もう一つの物語一旦更新停止
理由は…モンハン要素どこー?な話となるためです。
構造試案時には普通に3、4話くらいモンハン要素ぇ…となってました。
さすがにモンハン要素抜けちゃうとここのルール違反となるのでスレ主の許可でるまで放置です。一応話は作りおきしておこうかなーと思います。
もしだめだったら…そのときはそのときです。
とにかく、本編更新に集中するということです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.787 )
  • 日時: 2014/06/13 23:12
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

番外編3(だっけ?) 止まってしまうもう一つの物語

qua「と、いうことでスレ主から許可でるまでていsゲフッ!!」
炎「…」
qua「落ち着け!これはルール違反になるからだ!つーか更新予定だったその15でもうモンハン要素ぶっ飛んじゃってるから!さらにそのあともっとひどくなるから!」
地「それだったら許可いるよなー…対モンスター要素が入らないとやばい。」
冥花「というより…本当にぶっとんでるわよ、これ。」
qua「…対人要素入れてもいいじゃない。」
霊華「ただしスレ主の許可をとってからよ。」
地「どうでもいいけどさ、俺の本来の名前ともろかぶりする事態が発生してしまった。武器まで一緒…どうするんだ?」
qua「わりぃ、お前の本来の名前変えるわ。」
地「はい?!」
qua「しゃーないだろ。かぶっちゃったんだから。隠してるんだからうだうだ言わない。ちなみに今後登場するやつももしかぶったら変える。」
炎「…」
qua「話題を変えます。」

qua「人気投票はやりません」
炎「誰も聞いてない」
qua「うっせ!!」
残妖「なんか…やらない理由が少し分かる気がします」
霊華「私もよ…たぶん当たってると思うわ」
冥花「…そういうことね」
地「どういうこと?」
炎「お前そこは勘が鈍いんだな。」
qua「3人オリジナルでないから、である。あとはキャラ数少ない。」
地「なるほど!w」
qua「(こいつ知ってたな…)」
冥花「あたいたちが合流するのはまだ先…。2つの物語が1つになるのは…」
残妖「そのうちですよ。」
qua「まぁそれ以前に自分の小説出来がよくないからね。他の小説と比べてなんか見劣りするというか。」
炎「それの原因がこれだろ…無駄にこの(ssに近い)形式で長々書くのに慣れているからだ」
qua「短く、かつしっかりと。というのが難しいです…。」
地「まぁ人気投票は90%やらないしやったところで集計がだるいのでやらないということだ。」
霊華「…これから登場する人たちは一体いつになったら正式にでるのかしら。」
qua「許可がでるまで待っていてください…。」
???????????「待つしかないのか…」
??「私たちの出番はまだ先です。今は待ちましょう。それでは、ごきげんよう」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.788 )
  • 日時: 2014/06/14 00:33
  • 名前: 翼の勇車 (ID: SyXS7cdu)

一作目

番外編〜状況報告〜

クック「さて、番外編の数がが本編の話数を越えるのはいつだろうな」
勇車「もうちょい待っててくれ……ネタは上がってるんだ、今はその組み立て中」
アルタス「それで、今回はどうした」
勇車「いや、>>787のTrailさんに便乗して書こうかと」

○報告事項一

勇車「とりあえず、あの二人の恐ろしさはよくわかった。今後は作者らしくおとなしくしていようと思う」
ペッコ「良い判断だと思う」

○報告事項二

勇車「人気投票はまだしない」
カスケ「……まだ?」
勇車「理由は以下」
・こんな稚拙で面白げのない小説を、誰かが読んでくれているか不安。
・まだ出ていないキャラがいる
トトス「……まあ一つ目はおいておくとして、だ。まだキャラ増えんのかよ……」
?1「それはアッシらの事っすね!」
?2「すね〜!」
?3「ワタクシまでですか……」
勇車「そんなこんなでまだ無理です。一つ目の理由も……まあそれなりの人数が読んでくださっている事が分かりましたら解禁っつうことで」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.800 )
  • 日時: 2014/06/14 08:33
  • 名前: 火気厳禁 (ID: Wnas0QW3)


スレ主来ないですね


ps、モンハン4gの情報公開遅い

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.801 )
  • 日時: 2014/06/14 16:17
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6Vb42cq0)

マ「皆さんお待たせしました。待ってない方もお待たせしました。一週間前から、このモンスターハンター 〜輪廻の唄〜のキャラ人気投票を宣告、残念ながらこのスレッドでの投票は少なかったですが、ここでない所での投票も含めて、なんと300名以上もの投票をいただきました。読者の皆さんありがとうございます。と言うわけで今回、司会進行を努めさせていただく、マガレット・マカオンです。よろしくお願いします」

ア「あ、一応司会進行の補佐のアスト・アルナイルだ。知ってると思うけど、よろしく」

マ「まずは、ベスト2〜5から発表します」

ア「まずは5位だな」

マ「5位おめでとうございます、アストさん!」

ア「え、俺?」

マ「アストさんは、19票をいただいてもらってます。さすがは主人公、ベスト5に入り込む納得の貫禄ですね」

ア「お、俺が5位か……なんか読者からすっげぇ嫌われてたみたいな感じだったけど」

マ「えーっとですね、アストさんに票を入れた方々から一部のコメントを言いますね」

・アストくんがカッコいい!でもユリちゃんを堂々とフッたのはイヤァー!
・どうかカトリアさんと、末長く爆発してください。
・いつもはヘタレのくせに、いざって時は男らしくてキュンとします!

ア「えーっと……嬉しいコメントもあれば、どうとも言えないのもあるな……?」

マ「他のコメントにも、ユリさんをフッてまでカトリアさんを選ぼうとする男らしさにキュンとした女性読者が多かったようですね」

ア「そりゃ、俺は、カトリアさんのこと好きだし」

マ「この公衆の面前で!」

ア「う、うるさいな」

マ「続いては4位の方です」



ア「おめでとう、ツバキ!」

マ「ツバキさん、4位おめでとうございます!」

ツ「なんだなんだ?4位?」

ア「人気投票だよ。ツバキは、その4位を勝ち取ったんだよ」

マ「ツバキさんは、32票を獲得されてますね。実は女の子でしたと言うドッキリを明らかに狙ったキャラですからね。見事に狙い通りの人気を得たようで」

ツ「……ちなみに俺は当初は着替えをうっかりアストに見られることで女だってバレる予定だったんだけど……」

ア「……」

マ「では、一部の読者からのコメントです」

・ユリを一途に守るその姿勢に胸を打たれた。
・ツバキのかっこよさで太刀を使い始めた。
・こんなに可愛い娘が女の子なわけがn(自重)

ツ「ちょっと待て、最後のコメント!?」

マ「ツバキさんはユリさんを守ろうとするその姿や、アストさんとの友情に萌えた読者が男女問わず多いようですね」

ツ「人の話を聞けッ!」

ア「いやまぁ、ツバキって実際はけっこう可愛い女の子だし、ってか最後のコメントってこれどういう意味なんだ?」

ツ「なっ!?かっ、可愛い……!?……ってアストはそんなこと知らなくていーぃっ!」

マ「と言うわけでツバキさんでしたー」

ツ「おいこらっ、まだ話は終わってな……』



ア「んーと、次は3位だな」

ニ「呼んだかな?」

ア「うわぁっ」

マ「ひゃっ!?ニーリンさんっ、いつからそこに?」

ニ「ついさっきだよ。それで、私に何か用かな?」

ア「人気投票、3位おめでとう!」

マ「ニーリンさんは35票、ツバキさんとは3票との僅差ですね」

ニ「ほほぅ?」

ア「すごいだろ?」

ニ「しかし、私の出番が少なかったら、3位はセルジュくんになっていたかもしれんな」

マ「ニーリンさんはですね、カッコいい姉御キャラで通って、かつ他には見られない超長距離狙撃を狩りに応用すると言う、これまでに見られなかったキャラですからね。これは人気が出ますね」

ア「そんじゃ、コメントな」

・長距離狙撃はアリだな。これは新鮮。
・然り気無く名言が多いんだよな、一票。
・ニーリンの過去が悲しすぎます。この人泣かせさんめ。

マ「まぁ、キャラが濃いですね。初登場が狙撃と言うインパクトに驚く読者も多く、普段の余裕綽々な態度に惹かれる方がほとんどでした」

ニ「私はそんなに狙ったようなキャラであった自覚はないが……狙っているとすれば、アルナイルくんのハートかな?」

ア「えっ……!?」

マ「はいはい、次行きますよー」



ア「次は2位だな」

マ「この2位の方は、さきほどの35票の約2倍の71票と言う強い支持を受けてます」

ユ「え?どうしたの?」

マ「人気投票、2位おめでとうございます、ユリさん」

ア「71票ってすごいな」

ユ「わっ。私ってそんなに人気あったんだ?」

マ「もちろんですよ。ユリさんに投票した方の中には『YYY(ゆっくりゆっくりユリちゃん)』という親衛隊が結成されているらしいですから」

ユ「親衛隊って……」

マ「あ、いつでもアストさんの命狙ってるみたいですから」

ア「……マジ?」

マ「コメントに入りますね」

・アストくんにフラれるシーンが印象的です……一緒に泣きました。
・「ヒロインは、私じゃないんだね……」←この台詞が切ないよぉ……(;_;)
・どこまでも一途にアストを想うその心に一票入れます!

ユ「私、フラれたシーンばっかり……」

ア「そ、その、ごめん、ユリ……」

ユ「うぅん、私はいいの。あの時の瞬間は、私も一生忘れられないと思うの」
 
ア「ユリ……」

マ「あー、初々しい初々しいですねー。次行きますよー(棒)」



マ「栄光の1位を発表する前に、6位から最下位を発表しますね」

 

セージ…17票

ルピナス…16票

ライラ…14票

シオン…11票

エリス…10票

マガレット…8票



マ「私が最下位でしたぁ……、はぁ……」

ア「ついに1位だぞ」

マ「はっ、そうでした。それでは!この人気投票、栄冠の1位を手にしたのは……」

ア「やっぱりこの方!カトリア・イレーネ!票数はなんとユリの71票の1.5倍の107票を獲得!」

カ「ふぇっ?私がどうしたの?」

マ「栄冠の1位おめでとうございますカトリアさん!」

カ「えぇっ!?ユリちゃんは?」

ア「ユリは2位でしたよ」

カ「えぇー……それに私は、ただ精一杯頑張ってただけだよ?」

マ「その精一杯の姿勢ですね!」

ア「カトリアさんは可愛くて強くて優しいし、誰だって好きになりますよ」

カ「だから、私は……」

マ「その謙虚さも魅力の一つですね」

カ「そ、そんなに言われちゃ恥ずかしいよぅ……」

ア「……(恥ずかしがるカトリアさんも可愛いな)」

カ「今変なこと考えたでしょうっ!?」

ア「なっ、変なことじゃないですよ!恥ずかしがるカトリアさんも可愛いなって思っただけですよ!」

カ「!?」





ア「たくさんの投票ありがとうございました!最後まで全力で狩るので応援よろしくお願いします!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.802 )
  • 日時: 2014/06/14 13:31
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: fb/.sCkX)

第21話 あらたな使命

とりあえずここがどこかざっくりとだが分かったから報告する。
ここはどうやら孤島と呼ばれる狩場らしい…。俺たちが落ちてきたのはエリア1。近くに村が見える。とりあえずそこに行くとのこと
この世界はまだゴアやシャガルが存在していない世界…平和なのか。
BLAZEがいうことはこれくらい。とにかく近くの村へと…っとその前に。
「またこの世界でも何か俺にやらせるのか」
さっきまでいた世界ではドスイーオスの狩猟と…なぜかテオ・テスカトルを狩ることになった。
それならこの世界でもなにかやらせるんじゃないか?と思ったのでな。
「当たり前だ。そうしないと等価交換とならない。もっとも、それで命を失ってしまえば意味はなさないが…それはないだろうがな。くくく…」
やっぱりあるのか。まぁそんな気はしてたけどさ。
それはともかくはやくいってくれよ…なにやらせるんだ?
「この世界は3つだが…ひとつはあれだからおいておく。」
「あれって何かしら」
奏連が聞くが…涙那が説明しておいた。そういえば奏連は知らないよな…というより、あんたがその人だったんだけど。
「さて、2つめは…ラギアクルスを狩猟してもらおうか。」
ラギアクルス…?たしか俺の住む地には存在せず、遠方の狩場にいるモンスター…。
素材だけなら過去にみたことはあるが…いったいどんなモンスターなのかはよくしらない。海に住むと聞いているが…水中で狩りなどできるのだろうか。
「3つめ…あの村にいってからのほうがはやい。」
「?」
3つめは詳しく言わなかった。まぁ村に着いたら分かることなんだろう。
俺たちは村へと向かう。ただどうもBLAZEの話と合わないことを感じている。まだあいつには言わないほうがいいだろう。ただ…
―狂竜ウイルスが蔓延している


〜近くの村〜
BLAZEのいう村についた。
この村は…海に面しており、海産物が豊富だ。あとでかい船もあるが…あれはなんに使うんだ?わけわからん。
村長みたいな人もいる。年は若そうだから村長とはいいにくい気もする。あと…なんというか俺の住む世界にあるものと似たものがたくさんある。武器屋とか受付とか。世界が異なるとしても、環境は似るわけか…。
「よぉ!お前たちは旅のものか?」
村長っぽい男が話しかける。ただ俺はどうも話すのに慣れていない。何年も人との関わりを断っていたからわけがわからん…。
「くくっその通りだ。しかし長旅に疲れてしまった。できればこの村に少し留まりたいのだが…」
「おー!そうか!どれくらい留まる予定だ?」
「3,4日程度お願いしたい。」
「ふむ…では、少し依頼があるのだが…見た感じ、モンスターハンターだからこの依頼を手伝ってもらえるのであれば留まってもよいぞ!」
条件つきだがokをもらった模様。というよりBLAZE…話し慣れしてるだろ。
「依頼なんだが…実は今専属のハンターがいないんだ。そのときに限ってなにかおこる…。今回もなんだがこれは我々ではどうもできないんだ。モガ村の森に異変が起きてしまったんだ。」
「異変?くくっ…それはどのようなことかな?」
BLAZEはそう聞いているが…まるでそれが何か知っているような目だ。いや、知ってて聞いてないか?
「1つは食料が消えかけていること。何者かが荒らしているのではないかということだ。イビルジョーの仕業かと考えたが…それにしては何かおかしい。本来あるべきものがないんだ。」
本来あるべきもの…?イビルジョーにあるべきもの…涎?それがないのか?
だとすると別の何か…。それを解明しろってことか。
「くくっ…では、その依頼を」
「ちょっとまった。もう一つあるんだ。」
「何?」
BLAZEの様子が違う。どうやら想定外のことでもあったのだろうか。
「実はモガの森に住むモンスターの様子がおかしいんだ。何か狂ったかのような動きをしている。その原因が謎なんだ。それを明かしてもらいたい」
「…それしってる」
俺はそういった。するとその男は驚いていた。仕方ない、俺が説明しておこう…。
簡単に狂竜ウイルスについて説明しておいた。ただこの世界にそんなものが存在しないはず…なぜあるんだ?だとするとその生みの親が存在するはず…。
BLAZEは何か考えていたが…まぁ気にすることではないだろう。

「(おかしい…この世界には狂竜ウイルスは存在しない…我の勘違い?それはないだろう…)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.803 )
  • 日時: 2014/06/14 15:12
  • 名前: ペンギンさん (ID: 3v8depns)

投票忘れたァァーー!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.804 )
  • 日時: 2014/06/14 16:58
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: 0gNZcb1m)

モンスターハンター「焔の詩」15話
闇が広がる空間。
そこに、一つの意識が浮いていた。
下――そもそもそう言った概念があるのかすら解らないが、そこには常闇の深淵が、口を開けていた。
ここは、どこなんだ――
しばらくし、辺りを支配する闇に対照的に、形ある何かが、浮き彫りされたかのようにはっきりと眼の前に映る。
僕は、それを知っている気がした――いや、見紛う筈がない。
短いブロンドの髪を風に靡かせ、その瞳は宝石と思えるほどに澄んでいて、その肌は雪を思わせる程に白く透き通り、その柔らかい手が、僕の手を引っ張り、外の世界へ導いてくれて――
その全てが、記憶の中に眠っていたその名を呼び起こす。
「フロウ・・・・・・どうしてここに――」
だが、目の前にいるフロウはその問いに、答えを出さない。
「もう、敵討ちなんてしなくていいんだよ。ボクはそんな事、望んでないから・・・・・・それに、何もかも独りで背負わなくていいんだよ。
もう、独りじゃないんだから・・・・・・」
「僕は敵を討つためにここまで来たんだ! ここまで強くなったんだ! 今更、止まるわけにはいかない・・・・・・決着が付くまでは――」
「本当に決着を付けなければならないと思ってる事はそんな事じゃない。もっと別の事だよ・・・・・・本当は、気付いてる筈だよ・・・・・・」
そこまで言われ、言葉に詰まった。
思えば、初めて逢った時もそうだった・・・・・・
そのエメラルドの瞳に心を映され、読まれるような感覚――
「それと・・・・・・いつまでここにいるのかな? クシャルダオラの狩猟の途中じゃなかったっけ・・・・・・」
そう言われ、現実に立ち返った。

指先は動く。
足も動く。
意識は――まだ少し朦朧としているが、それもじきに収まるだろう。
何やら長い夢を見ていたが、凍傷をしていないところ、そんなに時間は経っていない。
朦朧としている頭に鞭打ち、まだ少しぼやけている視界を回すと、クシャルダオラと死闘を繰り広げている師匠、楼華、そして――アズルライトの姿がその眼に映った。
それを見て、あの一言を思い出す。
もう、独りじゃない――
その言葉を心の中で反復する。
今の今まで、恐かったんだ――信じていた者を喪うのが――
ついさっきまで、当たり前のように傍らにいた者を喪うのが――
喪う辛さを二度も体感したこの心は、喪う事を恐れ、いつしか信じる事をやめ、その心をずっと閉ざしていたんだ――
心を閉ざす事で、これ以上心が傷つくのを止められると、錯覚――いや、そう思い込む事でこれ以上傷つかないと信じていたかったのだ。
たとえそれが――喪う恐さからの遁走だとしても――余計に傷を深めると解っていても――
あの時フロウが言おうとしていた事がこれだと言う事も、本当に決着を付けなければならないと思っている事は、これだということも知っていた。解っていた。
だが、それと向き合う勇気が無く、眼を逸らし、繕う事で逃げていた事も・・・・・・
けど、もう決めた。
自分の心から目を逸らし続ける事を、心を繕う事を、喪う事の辛さから逃げる事を――
そう決心すると、自然にノブレスオブリージュを抜刀していた。
武器を握る力が、いつもよりも強く感じるのは、錯覚ではない。
武器を構え、再びクシャルダオラと相対す――

>>801
人気投票とは面白い企画をしましたね。
僕は恥かしながら自分の小説だけで手一杯で他者の作品を読む暇がありませんでした。
本当にごめんなさい。
人気投票はいずれしようと思います。
まあ、本編第1期終了し、番外編が終わってからの話ですが・・・・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.805 )
  • 日時: 2014/06/14 21:54
  • 名前: バサルモス愛好家 ◆VragKfH812 (ID: 7pN1sHvT)

前スレでもアドバイス…?
的なのを書かせて頂きました、バサルモス愛好家です(´・ω・`)

『そんな事言ってるけど、お前は全然小説書けてないだろうが』

などなどと思われる場面がちらほらとあると思います。すみません。



ーーー

まず、小説を書く時には一人称か三人称かを決めましょう。
因みに俺が書いてる小説では、一人称ですね。


【一人称の特徴】

・自分の心を描く文体であるため、心理描写が非常に簡単に出来る。
・心理描写が頻繁に出てきても違和感がない。
・その代わり、自分が見ていない物は書けない。
・他人の気持ちを描写できない。

【例】

『森を歩いてると、
茂みの奥から勢い良くブルファンゴが飛び出てきた。

「ブヒヒヒィィ…!」

という声を上げながら、ブルファンゴは俺を睨んだ。
ブルファンゴの牙は驚く程に鋭い。そしてツルツルしていて、日光に当たり、眩しく輝いている。
まるで毎日磨いてるかの様に。
そして、何故かその目は鋭く、なにかを恨むような眼差し。
俺は妙な恐怖に襲われた。得体のしれない恐怖が、俺の脳内を迸る。』


【三人称の特徴】
・あくまで客観的に書くので、事実は事実として書ける。
・心理描写が難しく、頻繁に使うとバランスが崩れる
・主人公のいないシーンを書く事が出来る。
・誰の気持ちでも書けるが、あまり長く深くは書けない。

【例】

『彼が森を歩いてると、茂みの奥からブルファンゴが飛び出した。
ブルファンゴは彼を睨み、

「ブヒヒヒィィ…!」

と一鳴した。
他のブルファンゴとは違い、
そのブルファンゴの牙は鋭く、日光に当たり輝いていた。

まるで誰かが磨いてるように。
そして、ブルファンゴは彼を睨んだ。
彼は得体の知れない恐怖に襲われた。

一方その頃、○○では……』






このスレでは、三人称の方が多いですね。
尚、一人称と三人称が混じると、違和感が生まれてしまいます。

【セリフ】

セリフを言う時には、一行開けて書いた方が分かりやすいです。

【例】

オルタロスに支配された国を目の前にした恐怖に、一人の男がたまらず叫んだ。

『た、助けてくれェ!!!』

そうして…………


~~~~~~


このように、一行明けてから発言すると、分かりやすいです。
それに、ちょっとズルいですが、小説を長くみせる効果もあります。
これはメリットにもなりますが、デメリットにもなるかもしれません。

【ネタの工夫】

小説を見る時、貴方は以下の小説の中からだったらどんな小説に興味を持ちますか?

・狩猟を通して成長していく主人公の物語
・バサルモスに支配された国を描く悲劇の物語
・クエストをこなす人生を描いた物語

俺だったら、真ん中のバサルモスに支配された国の話を選びます。
人は、新鮮な物語を好きになります。
故に、人はモンハンに飽きますし、新作でモンスターが追加されたりして、新鮮になったらまた再び興味を持ちます。

このように、面白い、新鮮な話を描いた方が読者を寄せ付けられます。





Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.806 )
  • 日時: 2014/06/15 10:47
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: G74AVzE7)

第22話 行動は迅速に

と、いうことで早速孤島…いや、モガの森か。といわれる狩場に着いた…といっても戻ってきたといったほうが正しいかもしれない。ん?俺?師条。
「…ブツブツ」
相変わらずBLAZEが何か言っているが…聞こえない。何言ってんだこいつ…。
このモガの森は多種なモンスターが住んでいる。エリア数は12。
北部のマップはどうやら水中となっている…俺泳げたっけ?
というよりラギアクルスは水中がメイン…泳げねぇと狩れないじゃん。3,4日で泳ぎながら狩れるようになれ、ってことか。きついなてめぇ…。
「で、まずは何をするのかしら?」
「くくっ…泳ぎの練習だ。」
泳ぎ…ねぇ…。それでばったり何かに出くわしたらどうするのやら。可能性では0じゃないから。
「む…水着は持ってきてないぞ…?」
「くく…何を言っている。このままの装備で泳ぐんだ」
「なー!?」
おいおい、涙那…。遊びじゃないぞ。ただ水着姿は見てみたい気もする。これはおそらく俺以外の意見。俺はどうでもいい。
しかし…俺はその前にやらねばならないことがあるんだ。
「すまんが…別行動してもいいか?俺一人で行ったほうが手っ取り早い」
「…なるほど、くくっ…では、エリア10に我らはいる。用事が終わったら来る様に。地図は渡しておこう」
BLAZEからモガの森の地図をもらい、俺は単独行動を始めた。
「師条殿…なぜ単独で?」
「くくっ…そのうちわかる。」



「…やっぱりな。」
俺の感じていたもの…それの生みの親はやっぱりいた。
「グルゥ・・・」
ゴア・マガラだ。狂竜ウイルスといったらだいたいこいつかシャガルくらい…感染したモンスターもありえるがその場合爆発的には増えない。
村長の息子曰く、狂竜ウイルスによる感染は急激に増加しているとのことだ。ならば原因はこいつかシャガルくらいだろうな。
「しかし…本来この世界にはいないモンスター…謎だが仕方ない。」
自然と拡散されてある狂竜ウイルスが俺の体内へと入ってくる。そして…俺の抗体が活性化する。
さっきまでと感じる世界が違う。
見た感じ、このゴア・マガラはLv76以降といった具合だろうか?とは言っても確信はない。
それでもゴア・マガラということに変わりはない。それに俺は…こいつらを狩るのに周りの手出しは一切必要ない。むしろ狂う。邪魔になるだけだ。
「さーて、異世界より招かれしモノたちの…対決といこうか!」
「グォォォオオオオ!!」


〜エリア10〜

「我は一応泳ぐことはできる。我が教えようか?」
BLAZEは泳ぐことはできるみたいだ。世界を旅するのであればこのくらいできないとだめだと主人から教わったらしい。その主人は…問題児だけど。
「私は自力でなんとか…!」
「ニャー!!僕は泳がな」
「あ、私は教わるわ。まったく分からないから。」
「ハアッ☆」
奏連はBLAZEから教わることにしたが、涙那とキャロは自力でどうにかするみたいだ。果たしてどうにかなるのだろうか…。誰ですか、早く水着にしなさいといったのは。デフォの装備のままだよ!
「まずは普通に泳げなければ…。基礎ができてから少しずつ進めるとしよう。」
「お願いします。」
ちなみに。BLAZEが考えてる練習は以下の通り。
・普通に泳ぐ
・潜水ができるようになる
・水中で武器を使ってみる
…なにか抜けている気もする。おそらく気のせいだろう。

現状の泳ぎ具合だけど…
師条…実は泳げるし武器も普通に使える。抗体活性化させるともっと…。
BLAZE…同上。活性化しないだけ。
涙那…泳ぎはできるが潜水ができない。
キャロ…泳げない。泳ごうともしない。泳げよ!臆病者!!
奏連…泳げません。
となっています。果たしてこの先水中で武器が使える程度までなるのだろうか…。
「(それにしても…あのモノはいったいどこにいる?)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.807 )
  • 日時: 2014/06/15 01:14
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fmo1zdij)

>>806
トトス「俺 様 の テ リ ト リ ー へ よ う こ そ」
勇車「……襲うなよ?」
トトス「遠くからあったけえ目で見守ってやるだけだ」

>>805
我も一人称波です。キャラクターの心境を書くのが好きなので。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.808 )
  • 日時: 2014/06/15 02:38
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fmo1zdij)

なっがーらくお待たせしましたぁー!

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十五章 再びの平穏

「ギギギ……キシャァ……」
謎のアイルー騒ぎが起こっている間に、ギザミはエリアの隅へ移動していた。ウイルスが収まらないのだ。
「!? ギザミ、どうしたの!?」
様子のおかしいギザミに気付き、慌ててかけよってくるミズキ。
「……ミ、ミズキ、ダイじょウぶ、だよ。ほら、もう戻った!」
ミズキの元気そうな顔を見た途端にウイルスが消えるように退いていき、ギザミ自信も元に戻る。
「そっか……よかったぁ……」
安心したようにギザミの懐に入り、彼の凶悪そうなアゴのそばに手を添えるミズキ。彼女としては何気ない行動なのだが、ギザミとしてはそんなミズキの行動にドキッとして、少し垂れていた触角がビンッという効果音が聞こえて来そうなほど真っ直ぐのびて硬直したのだった。

「あっちもあっちで凄いな……」
遠目にギザミとミズキのやり取りを見ていたアストが呟く。
「ゲネッポ君が言っていた、ギザミ君がミズキ君に恋心を抱いているというのは本当のようだな」
「何の躊躇いもなくダイミョウザザミのアゴに触るとか……どれだけ信頼してるんだ……」
ニーリンにツバキもそれぞれの理由で驚いているようだ。
「ギザミちゃんかわいいわね〜」
「これが若さだなぁ」
この中で唯一の既婚者であるセルタス夫婦もそんな二人を懐かしいような目で見ている。
「終わったか……」
そんなこんなで少し空気が和んだところで、少しふらつきながら上空から舞い降りて来たのはティガレックスのティガ。かまいたちのような風で切りつけられたその体は傷だらけで、今もまだ血が流れていた。
「む、ティガか。無理をするな、血が流れ続けているじゃないか」
そう言っているクックも、実はそれなりのダメージを食らっていたりするのだが。
「どれ、私が診よう」
「キャハッ、流れ出た血はアタイがいっただきー!」
モンスターズの外科医、アルタスが傷の手当てをしているあいだに挨拶を済ませるミナーヴァハンター達とティガ。とは言っても彼は口数が少ないために会話らしい会話もしなかったが。

「皆さんをつれてきましたよ」
ベースキャンプへ残りのミナーヴァメンバーを呼びに行っていたランが帰って来る。
「アストくんっ、大丈夫だった!?」
「うわっ、カトリアさん大丈夫ですよ、ほら……」
そんな二人のやり取りを横目で見てイライラしているトトス。そしてその近くにいるペッコとイーオは……アストに向け明らかな殺意を向けているのだった。
「よ、よっしゃ。ティガヤンは満身創痍って感じやし、他の皆も疲れたやろ。ワイらが作うた料理振る舞うさかい、ランポス巣営エリアに来てや。疲れをとるにはメシが一番や」
「……せめて私の許可を取ってからその発言はしてほしかったですね」
アストへ向けられた色々と不味い視線を反らそうと言ったゲネッポ。自分のテリトリーに来いと勝手に言うゲネッポにさらりとツッコミ(?)を入れるラン。というのも、これだけの大人数で来られたら、巣の卵を踏まれたりしそうだったからだ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.809 )
  • 日時: 2014/06/15 10:54
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

>>808
もしそこに炎と地がいたら…いやなんでもないです。
彼らはクロスオーバーする確率がないようなものですから。はい。

はて、もう一体が忘れられているような気もしないのですが…。気のせいですね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表( No.810 )
  • 日時: 2014/06/15 13:23
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: ZrRLVHwi)

・・・
よ、よう?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.811 )
  • 日時: 2014/06/15 13:40
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fmo1zdij)

>>810
あ、お帰りなさいませ主殿。
はいそうですね、すごいことになってますね……。ええっと、新しい端末ゲッツしましたので、それでできるだけ我が仮目次制作してみます。参考までに聞くんですけど、前回の仮目次ってどこでしたっけ? そこのアンカーぶちこんでくださると有り難いです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.812 )
  • 日時: 2014/06/15 14:24
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

>>603にあるのが前回の仮目次。
まず双剣sはこれを導入しないと…。
そしてそれ以降をここまでで作成するのが仮目次。

あと双剣s。わてが作成中のもう一つの物語がモンハン要素どこー?となる話ができてしまいます。
対人だけの話となってしまうところができるのですが…よろしいでしょうか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.813 )
  • 日時: 2014/06/15 16:12
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

第23話 もう一つの要因

「グルゥゥ・・・」
ゴア・マガラはすでにぼっこぼこにしておいた。場所が違えど、パターンは同じ。苦労などしない。
「…悪いが、ここで断ち切らせてもらう!」
そのときだった。
ズドンッ!!
俺の背後に何かが落ちてきた。重量感のある音…そしてこの感覚…間違いない。
「シャガルか…。」
俺の背後にいたのはシャガルマガラだった。どうやらゴアだけじゃなかったみたいだな。
まだいる可能性は否定できないが、この2体が原因であるのには変わりはない。
それより…シャガルとゴアの同時は厄介だ。2頭同時は立ち回りがさらにめんどくさい。この際は…仕方ない。
グッ!
俺は弓を強く引っ張る。しかしまだ余裕がある。今までならこのくらいで限界だったのだが…手入れをしたおかげだろうか。もう一段階いけそうだ。
ググッ!!
さらに強く引き絞る。かなりのしなりだ。よくここまでしなるように設計したもんだ・・・。(自画自賛だけど。)
ズバッ!!ドゴッ!!
「グギャァアアアアア!!!!」
放たれた矢はゴアの首元を直撃する。しかし貫通はしない。首元を直撃した際に残った力によってゴア・マガラごと壁に激突した。ゴア・マガラは…力尽きた。
貫通させてもよかったが、そんなに貫通ばかりに頼っていても仕方ないよな。
「さーてと…こっから2ラウンド目といくか。」
俺は普段なら絶対使用しない強撃ビンを弓にセットした


〜エリア10〜
「くくっ…奏連、しばらくここで待機しておけ。」
「え?えぇ…。」
BLAZEは奏連を待機させるようにいうと、海のほうへと泳いでいった。しばらくして彼は潜水した。
背負っていた武器は…すべてを切り裂く太刀。一体何をする気なのだろうか…。

「くくっやっぱりな。」
BLAZEが行った先にいたのは…ガノトトスだった。
どうやらテリトリーに侵入されたと思い、それを追い払いにでもきたのだろう。
バシュン!!!
出会いがしらに高水圧のブレスを放つ。このブレスは岩など軽がると砕くほどの威力…。まともに当たればひとたまりもない。
「悪いがそれは異空間へと転送させてもらおう」
ズバッ!!
BLAZEが斬ったところから…異世界への穴が開く。そこに高水圧のブレスは入っていった。
ブレスが終わるとその穴も自然と閉じていった。てかその入っていった先はどうなるんですか。あんた。
「む?」
ブレスを撃ち終わるとガノトトスはBLAZEから距離をとっていた。それに標的がBLAZEから変わっているようにも見える。
すかさずBLAZEはその標的がいる方向へ泳ぎ、立ち止まる。
ガノトトスには好都合だった。
なぜならその標的を攻撃するついでにBLAZEも巻き込むことが可能だからだ。
すかさずガノトトスは突進をし、全速力でBLAZEに接近する。
「くくくっ…本当に単純だな。」
BLAZEは横へ回避する。そして元いた位置に向けて…あの刀を構えたままにしていた。
この刀は振ればすべてを斬るが…刀を動かさなくても相手が動けばそれにあわせるだけで切断可能…。そしてガノトトスはそれを知らずに突進をしてくる。BLAZEには避けられたが標的には当たるから問題ないと思い、突進の速度を落とすことは…なかった。
ザシュ・・・
その結果がどうなるか…わかるよね。
自らの推進力で刀に直撃し、頭から尻尾まできれいに切断された。
「まったく、まだ貴様と戦うことはできないんだ。もう少しあとであれば…よかったのにな。くくっ」
そういうとBLAZEは死体を適当に処理して岸へと向かった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.814 )
  • 日時: 2014/06/15 17:20
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: lSOriG7Z)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 二十五章続き

「ってあれ?ルピナスさんは?」
 アストは避難していたミナーヴァのメンバーの中に、ルピナスがいないことに気付く。
 最後にゲネッポとネオと料理を作りに行ってから見ていない。
 ゲネッポとネオだけが戻ってきた、となると……?
「あのルピネエのことや。クシャルダオラのことなんぞ気付かんと呑気に料理作っとるやろ」
 ゲネッポがそれを答える。
 まさにゲネッポの言う通りになりそうだ。
「まぁ、無事は無事やろ。ほな、いこか』
「ですからそれは私の……」
 ランがゲネッポを止めようとするが、遅すぎた。
 ゲネッポを先頭に、全員はぞろぞろと洞窟へ向かっていく。

「あらぁ、皆さん。遅かったですねぇ」
 ルピナスはニコニコと迎えてくれた。
「ル、ルピナスさん……?こ、これは……」
 カトリアが目の前の状況を見て困惑する。
 大量の鍋やフライパンが並べられ、食器などもキッチリと並べられ、どうぞご自由にと言わんばかりの状況だ。
「ちょっとぉ、作りすぎちゃいましたぁ」
 いや、作りすぎというレベルではない。あからさまに人数分を越えた量だ。
 根菜のスープ、ヤングポテトのポテトサラダ、特産キノコのキムチ鍋、飛竜の卵のオムライス、たてがみマグロの刺身、砲丸キャベツやシモフリトマトのサラダ、その他山菜や珍味を用いて作られたものが、洞窟内を埋め尽くさんばかりに並んでいる。
「んだこりゃ、バイキング形式じゃねぇかよぉ」
 トトスはこの様子を見て首を捻る。
「バイキングと聞くとだよ、トトスくん。バイキングとは本来、ヴァイキング……つまり海賊を意味するのだよ。中世期の西方の国々から伝来した言葉で、どのような経緯で現代のバイキング形式の食事という形になったのかは諸説あるが、ヴァイキング達の食事の形がこのような形だったというのが有力だな」
 ニーリンがトトスの言葉に付け足すように続く。
 その場にいたほとんどが「そうだったのか」と思った。
「そんなことよりっ、早く食べましょうよっ!」
 シオンはかなり前からお腹が空いていると言っていたのか、もう限界らしい。
「どうぞぉ。お好きなものをぉ、お好きなだけ取ってくださ……」
「いただきますーっ!」
 もうシオンは駆け出していた。
「ヒャッハッ、我輩も腹が減ってしょうがなかったぜヒャッハッ!」
 レオもシオンに続く。
 そのシオンとレオを見送ってから、アストは全員を見る。
「じゃあ、俺達も」
 その瞬間、洞窟中に「いただきます」が響いた。

 皆が皆、思い思いの形で料理にありついている。
 そんな最中、ツバキは一人考えに耽っていた。
(目の前の状況に精一杯で忘れていたけど、俺達の目的はどうやってこの世界から元の世界に戻るかを探しているんだ……ユリは楽しんでるからいいけど、いつまでもここにいるわけにもいかない)
 ここはどこか。
 なぜ自分達とは他のメンバーがいないのか。
 それらの問題が解決したと思えば、今度は「どうやって元の世界に戻るか」だ。
 普通に眠っていただけで、いきなりこの世界にいたのだ。
(入ることが出来るんだから、出ることも出来るはず……しかし、どうやってこの世界に入ったんだ?)
 物事には必ず因と果が存在する。 
 この奇妙な交わりにも、必ず裏で何か動いているはずだ。
(何かあるはずだ。何か……)

 ユリは今度はカスケと話していた。
「へぇ、ユリちゃんとツバキはそんな風にミナーヴァの出会ったんだ」
「うん。で、その時ツバキくんと私を真っ先に助けに来てくれたアストくんが、すっごくかっこよく見えてね……」
 ユリは頬をうっすらと赤らめながら、ミナーヴァとの、もとい、アストとの出逢いを語る。
 アストにうっかり着替えを見られたと言うことは、さすがに恥ずかしいので黙っているが。
「……」
 その二人をジト目で見ているのはミズキ。
 愛しのカスケが、絶世の美少女……ユリと仲良さうに話しているのだ。
 カスケがとてつもなく鈍いことは知っているし、ユリの言葉から、ユリがカスケに気を向けることはないだろうとは思っている。
 ……が、どこか気に食わない。
「どうしたんだよ、ミズキ」
 ミズキの後ろから声をかけるのはアスト。
 そしてアストもミズキが気になっているあの二人を見る。
「ったく、カスケも鈍い奴だよな。なんでミズキの気持ちに気付かないかな」
 アストは呆れたようにミズキとカスケを見比べる。
 自分がカスケに好意を抱いていることがなぜ気付かれたのかは気にせず、ミズキは言い返す。
「アスト君も人のこと言えないけどね」
「え?俺が、カスケみたいに鈍いってことなのか?」
 そして、全く無自覚のアスト。
 アストとカスケ……ある種、似た者同士かもしれない。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.815 )
  • 日時: 2014/06/17 23:20
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: P7j/YsgZ)

 六十四章 カトリアに隠されたこの旅の真実>529
 六十五章 虚無の笑顔と溢れる涙>535
 六十六章 リーンカーネイション>569
 六十七章 悲劇>594
 六十八章 迷い刻む心の中>604
 六十九章 感情と期待に揺れる想い>615
 七十章 持つべきは最高の仲間達>742
 七十一章 俺は『モンスターハンター』なんだ>755
 七十二章 最強の敵>763
 七十三章 長き戦いの始まり>774
 七十四章 ゼツボウノソラ【前編】>821
 七十五章 ゼツボウノソラ【後編】>824
 七十六章 この胸に溢れ続ける熱い想いを>828
 七十七章 光を翔ける>831
 キャラ人気投票(終了) >649 >801
 登場人物紹介その2 >653

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.816 )
  • 日時: 2014/06/15 16:54
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: t0acikJm)

モンスターハンター「焔の詩」16話
クシャルダオラ狩猟は、アンバーが復帰した事で、優勢になりつつあった。
その時のアンバーの横顔は、何か吹っ切れたような―奪取何かを決意した者のそれだった。
恐らく、やっと自分の心と向き合ったようだ・・・・・・
(強くなったな・・・・・・もう、このパーティーに俺は必要ない・・・・・・か)
属性開放斬りが、クシャルダオラの角に当たり、高等部から突き出たその小さな角がへし折れた。
すると、今まで纏っていた見えない鎧から感じる威圧感が消え、その鎧が殺げた事が、肌で感じ取れた。
ならば――畳み掛ける。
「アズルライトは翼を攻撃し、飛べなくしろ。アンバーは尻尾及び後ろ足を攻撃し機動力を殺げ。楼華は俺と頭を集中攻撃!」
この号令に従い、いつも通りの――ジェノスの判断を大黒柱に、各々が自分の狩り方でモンスターを圧倒する。このパーティーの、独自の狩り方に戻っていた。
だが、一つ気がかりな事があった。
見えない鎧が殺がれてから、行動が変わってきている。
まるで――探りを入れているかのように・・・・・・
(長引いたら・・・・・・マズイな――)
そう直感し、トリガーを引く速度を速める。

(やれる・・・・・・このまま上手くいけば――クシャルダオラを討伐できる)
翼に3度目の属性開放突きを当て、翼の一部に皹の様な亀裂が入るのを見て、そう直感する。
だが、長引けば武器が持たない。少しづつだが――確実に刃毀れしてきているからだ。
それと同時に、属性開放突きは武器と腕の負担が大きい。恐らく、後4、5回が限度だろう。
それまでに・・・・・・片翼だけでいい。壊さないと――
焦りが、体中に走り、武器を握る力が強まっていく。
焦りが集中を阻害し、クシャルダオラの方向転換についていけなかった。
そして、気付いたときには遅く、避ける間も無く、突進をくらった。
身体がバラバラになりそうな衝撃を、身に着けていたレウスSが受け止めるが、鱗に皹が入り、割れ、血反吐を吐く。
当たる寸前、後ろへ飛び、衝撃を出来るだけ小さくしたが、それでもレウスSの防具を砕くだけの事が出来るというのか――

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.817 )
  • 日時: 2014/06/15 17:18
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fmo1zdij)

>>813
・・・。
勇車「その、なんだ。ドンマイ」
トトス「いやあのガノトトス俺様じゃねえから!」

>>815
おお、ありがとうございます。お陰でだいぶやりやすいです。あ、ちなみにまとめるのは夜になりそうです。

>>814
ええっと、どうでもいいかもしれないですけど一応。レオの一人称は……。
レオ「"我輩"だぜヒャッハァー!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.818 )
  • 日時: 2014/06/15 23:18
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fmo1zdij)

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第八話〜同郷のモンスターとか〜

ちーっす読者諸君、神山ルーツことミラルーツだ。今は朝メシ確保のためにその辺飛び回ってるんだけど、どうも凄い場面に出くわしたから久々に更新した。
「ギャオウッ、ギャオウッ!」
ドスランポス率いたランポス軍団が、一匹のドスランポスを追っかけてるんだ。一つの群れにリーダー二匹ってのもおかしいから、権力争いに負けた奴が逃げてるのかと思ってたんだけど……たまにあるよね、そう、二頭狩りクエスト。これはつまりボスクラスの奴でも両立が可能な事を示しているわけで……俺って解説担当キャラじゃないよね?
まあそんなこんなでしばらく観察していたんだけど、追っかけられてる方のドスランポスの仕草がどうも……人間くさい。ていうか慌て方がどう見ても人間。これは……もしかするともしかするかもしれないぞ?
思い立ったら即実行! ごたごた現場に滑空していく。ランポス集団の驚いた顔が傑作なんですけど。
「グゴアアアアアァァァァァ!!」
二匹のドスランポスの間に着地し、イジメっ子ドスランポスへ向けて咆哮をかます。そしたらそいつ、びっくりしすぎてひっくり返った後、慌てて戻ってった。ヤバい草生えそう……w。
そういえばと後ろにいるはずのドスランポスを見ると……土下座、そう、まごうことなき土下座をしていたのだ。おそらく……というかほぼ間違いなくランポス達に土下座文化はないと思われるので、こいつが元人間説は間違いないだろう。そしてまた、この世界そのものに土下座文化があるか怪しいところなので、同郷説までもが浮上してきた。てか同郷だとすれば日本人というのもほぼ確定だな。
「グオウルル……グギャオウグゥ(あー、まあなんだ。大丈夫か?)」
「ギャオウッ!? ギャ、ギャギャオッ、ギャオウ……(しゃっ!? しゃ、しゃしゃっ、喋った……)」
※以下のやり取りは、鳴き声を省略して書きます。
「(おっと、まずは自己紹介だな。俺は神山条一郎。お前は?)」
「(えっ、神山って……まさか神山先輩!?)」
「(あ、やっぱりお前だった? いや、確証は無かったんだけど、仕草がそれっぽかったからさ。元気してたか? 桐谷)」
流石にこれだけ会話をすりゃあ読者さん方もわかりますよね? そう、実はこいつ生前の知り合いだったのだ!
名前は桐谷鉄也(キリヤテツヤ)、俺の学校の後輩である。部活動(文化部だけど)が一緒だった事もあってそれなりに仲は良かったんだけど、俺が死ぬ数ヶ月前に病死した。で、奇跡的にここで再開。これを運命と言わずしてなんと言う。
「(まさかこっちで先輩に会えるとは……)」
「(俺も最初は目を疑ったよ。でもさ、あれだよ? ドスランポスがお前特有のあの走り方してるんだもん)」
走り方の詳細は彼の威厳のために言わないでおいてやろう。
「(というかなんすかその姿! おもいっきりミラボレ亜じゃないっすか!)」
「(ふはははは! 我はミラルーツなりぃ!)」
そして会話からも分かるように、彼もモンハン経験者。というよりも相当強かった。まあ、俺には劣ったがな!
その後の話によると、桐谷は死んだ後俺と同じように幽霊みたく自分の死体を見て、気がついたらこっちの世界へ来ていたという。
「(お前が気がついた時、周りどんなだった?)」
「(ええっとですね、見ての通りオレ、ドスランポスに憑依しちゃいまして、しかも狩りで指揮をとってた最中だったみたいなんですよ。急に指揮をしなくなったオレを心配してランポス達がよってきてくれたんすけど、こちらとしては気がついたらいきなりこんなところにいて周りに見覚えのあるモンスターがいてって状況なわけで……)」
「(ビビって逃げた、と)」
「(はい。んでしばらく放浪してたんすけど、偶然さっきのやつらの縄張りに入っちまったみたいで、今に至るわけです)」
「(なるほどな。俺は古塔の上だったから問題無かったが……。ま、ここでうだうだやってても何にもなんねえし、俺の寝床来る?)」
「(まじすか! あざーっす!)」
てなわけで、俺の後輩、桐谷ンポスが合流したのだった。
「(ちょ、桐谷ンポスってなんすか桐谷ンポスって)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.819 )
  • 日時: 2014/06/16 00:45
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: OfFSKqwP)

ONLY☆ONE☆茶番

??「やぁ、今日の本編はおもしろかったかな?今日は今後の予定について打ち明けよう。」
???????????「俺の出番果てしなく遠いな!」
qua「まずはスレ主から許可えないと始まらないもの…。その15からぶっ壊れますから。」
冥花「それで、その15からどうなるのよ」
qua「炎と地を怒らせるとどうなるのか分かるよ。ちなみに今までの出張はそんなに本気だしてないし本編もそこまでって感じ。」
炎「…」
地「あれ、俺は一応過去に…あ、いけね、消されるところだったw」
qua「次言ったらしばらく消すよ。作者権限でね。」
残妖「作者権限あるのに炎さんは襲い掛かるのですね…」
炎「あ?」←ヘビィボウガンをフルリロードして向ける
残妖「みょんなこといってすみませんでした!」
地「おいwww残妖wwwばれるぞwwww」
qua「それでも炎ちゃんは本気だしてないからねーはははー」
炎「散れ」
qua「ゴフッ!?」
霊華「…そろそろ本題ってもう最初にいっているのよね。では本来進めるほうの今後について。」
冥花「仲間はもうそんなに増えないって言ってたけど?」
地「なんかおぬしらと同じ世界からもう1体引き抜く案がでてるとかでてないとか。」
冥花「あのね…本編も染めるつもりなの?」
qua「だってキャラ少ないもの。本編。」
霊華「揃える必要あるかしら?」
炎「ない。」
qua「いやいや…せっかくだからふやs」
残妖「本来いるキャラも空気化しかけているのにですか?」
qua「涙那のことかぁぁぁああああ!!」
地「(というより師条とBLAZE以外あんまりな感じだがwwww)」
冥花「もうだめねこれ…。」
残妖「ちなみに誰が来る予定なんですか?」
qua「うーん…内緒☆」
地「ヒント、緑or水色の髪でねんどrゲフッ!!」
炎「そこはいうな…つーか地味に答えいってるじゃねーかてめぇ…」
地「サーセンwwww」
冥花「(地味にあたいは…それがないのよね。)」
qua「ってかもう20話超えてることにびっくりです。今後も相変わらずの更新ペースです。」
炎「それとだが…クロスオーバーでこっち(俺たちがいる方)を申請する作者がいないのかとあーだこーだうるさいぞこいつ」
qua「いるわけないだろ!お前らがいったら全部崩壊する!特に炎と地のせいでな!!」
冥花「じゃああたいたちだけでいけばいいってこと?」
qua「それはそれでまずいでしょ…。」
残妖「とにかく、今は本編に集中するべきです!」
qua「そーなのかー」
炎「…。」
??「それでは、ごきげんよう。」


>>820
炎「ほらばれた」
地「大丈夫だ!もう一人のほうはばれていない!」
qua「あぁ…緑か水色だからか。水色はばれたとして緑は…いやばれるぞ、調べたら。まぁどっちか決めてないしそれに導入するかも決めてないからべつに…」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.820 )
  • 日時: 2014/06/16 02:49
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gnUgDRiJ)

>>819
勇車「某氷の妖精様は出ないのですkグボアァ!?」
ランコ「ちょっとやめてよ! アタイとキャラが被るじゃない!」
アルタス「H(=バカ)な所とかか?」
ギザミ「そもそもランコはその蛙を冷凍して遊ぶ娘がモデルだよ」
追伸
勇車「……当たっちゃったっていう」
レオ「よっしゃ、もう一人も当てにいっちまおうぜヒャッハー!」
勇車「ちょ、もうやめとk「あ、俺分かったかも」←ペッコ
イーオ「俺言っちゃお。たぶん、ケロちゃんことスワk……」
ギザミ「ザボアザギルのこといってるんだよね!?」
クック「ギザミ、同じ両生とはいえそれは少し苦しいぞ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.821 )
  • 日時: 2014/06/16 23:03
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: JtTcn6Bi)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十四章 ゼツボウノソラ【前編】

 アストはシャガルマガラが怯んだ隙にさらにソードモードの炎斧アクセリオンを叩き込み、エネルギーを蓄積させていく。
 カトリアは再びオオシナトを放ち、今度はシャガルマガラの腹に取りつかせた。腹から体液を吸収したオオシナトは朱色に輝く。この朱色はハンターの皮膚の硬質化……すなわち、防御力の強化に加えて同時に耳栓の効果も伴う。
 オオシナトを呼び戻して、カトリアは自分の右腕にオオシナトに体液を送ってもらう。
「グゥォアァァッ……」
 シャガルマガラは一度唸ると、その場から羽ばたいた。
 アスト達の頭から少し離れた上空で、シャガルマガラは咆哮を上げた。
「ヴゥオォォアァァァァァ!!」
 至近距離にいたアストとツバキはその咆哮に耳を塞ぐが、カトリアは先程の強化で耳は塞がないものの、自身の恐怖心は少からず煽られた。
 一方のニーリンは離れた位置にいるため、咆哮の影響は受けておらず、狙撃の体勢に入っていた。
 レックスハウルのブレ幅は大きい、だが命中さえさせればいい。
「撃ち落とさせてもらうぞ?」
 ニーリンはスコープに目を通して咆哮を上げているシャガルマガラに照準(ブレるのであまり意味を成さないが)を合わせる。
 ニーリンの指が引き金を引こうとした、その瞬間だった。
 不意に、ニーリンの周りに紫色の光が現れる。
 しかし、狙撃に集中していたニーリンはその光に気付かない。
 その紫色の光は、突如炸裂した。
「ぐふあぁっ!?」
 光の炸裂にニーリンは吹き飛ばされた。
 何が起きたのか分からないまま、ニーリンは地面を転がった。
「ニーリンさんっ!?」
 カトリアは恐怖心を無理矢理呑み込んで、吹き飛ばされたニーリンに駆け寄る。
 幸いダメージは少なかったのか、ニーリンはすぐに起き上がった。
「大丈夫ですかっ!?」
「くっ……心配するなイレーネ殿。しかし、今のは……」
 その紫色の光の炸裂はニーリンだけではなかった。
 この禁足地のあちらこちらに、炸裂しては消えている。
 アストとツバキもニーリンと同じように炸裂によって吹き飛んだが、すぐに起き上がる。
「ゲホッ……これ、狂竜ウイルスが感染するぞ!」
 アストは周りの仲間に聞こえるように叫ぶ。
 シャガルマガラは地上に降りてくる。
 その口からはゴア・マガラと同じような紫色の吐息をあらく吐いている。
「怒ったのか……」
 ツバキは咳き込みながら推測する。
 シャガルマガラはツバキを狙いに付けると、半歩退いてから、右、左と身体をくねらせるように体当たりを仕掛けてきた。
 ツバキはその場から跳躍して回避しようとする。
 だが、シャガルマガラの翼脚が横に大きいためか、その体当たりから逃れられなかった。
 結果、シャガルマガラの翼脚がツバキを蹴り飛ばした。
「がはっ……!」
 ギザミシリーズの硬い甲殻や鋏が碎け、ツバキは毬のように地面に何度も叩き付けられた。
「ツバキッ!っ、てめぇぇぇっ!」
 アストは仲間を傷付けられたことに怒り、炎斧アクセリオンのチャージをしてからシャガルマガラに接近する。
「グゥアォッ」
 シャガルマガラは後ろから敵が近付いてくるのが分かっていたのか、振り向きながら左の翼脚を振り抜いた。
「なっ……!?」
 アストは咄嗟に炎斧アクセリオンの盾を構え、シャガルマガラの翼脚を防ぐ。
 それほど強い攻撃ではなかったのか、大して体勢を崩されることはなかった。
 だがシャガルマガラは立て続けにアストを狙う。
 大きく息を吸って首を持ち上げると、狂竜ブレスを前方三方向に放った。
 ゴア・マガラとのそれとは、速さも質量もちがう。
 アストはそれも受け止めるが、立て続けに攻撃を防いでいるために、右腕が痺れてくる。
「くっ、そぉっ……!」
 シャガルマガラは尚もアストを攻撃しようとするが、その横腹から、ニーリンの拡散弾の爆発が直撃する。
「私があの程度で死ぬと思ったか?残念だったな」
 炸裂する光を回避しつつ、何度も拡散弾を放つニーリン。
(手持ちの拡散弾が尽きたな。調合しなくてはな)
 今は調合している場合ではないため、徹甲榴弾に切り換える。
 カトリアもシャガルマガラの背後から接近する。
 シャガルマガラとの距離が縮まったとき、カトリアは開闘の焔竜棍の刃を地面に突き刺した。
 そのままカトリア自身は飛び上がり、棒高跳びの要領で高く跳びながらシャガルマガラに肉迫する。
「てぇいぃっ!」
 落下の勢いと共に開闘の焔竜棍を振るい、シャガルマガラの背中を斬り裂き、焔を躍らせる。
「グァウゥッ!?」
 シャガルマガラは突然の背中への攻撃に怯み、その場で倒れ込んだ。
 カトリアは着地するなり開闘の焔竜棍を背中に納めて、シャガルマガラに飛び乗る。
「グゥアォッ、グァウゥッ!」
 シャガルマガラはカトリアを振り落とそうと暴れるが、カトリアは既にシャガルマガラの翼をしっかり掴んでおり、振り落とされない。
「くっ、うぅっ……!」
 モンスターの背中に乗るのもほぼ一年ぶりだ。
 しかし、ハンターとしての勘が狩り場という空気に触れることで取り戻し、自然に身体が動いてくれる。
 しばらく暴れた後にシャガルマガラは動きを止める。
 カトリアは腰のシースから剥ぎ取り用のナイフを抜いて、シャガルマガラの翼に突き刺しては引き抜くを繰り返す。
「グァウゥ、グゥォアァァァァァァァ!!」
 シャガルマガラが咆哮を上げても、耳栓の効果を得ているカトリアは構わず攻撃を敢行する。
 不意にシャガルマガラが体勢を崩し、その場で倒れた。
「っ、よし!」
 カトリアもシャガルマガラの背中から飛び降りる。
「ナイスですよカトリアさんっ!」
 アストは飛び降りるカトリアを一瞥しながら喜ぶ。
 炎斧アクセリオンをアックスモードに変形させ、腰溜めに構えた。同時に、刃となる盾が四方に展開する。
「フルパワー属性解放斬りぃぃぃぃぃっ!!」
 アストから炎斧アクセリオンが放たれる。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.822 )
  • 日時: 2014/06/16 19:12
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: GX5DoC5F)

第24話 異世界で戦うモノ達

普段俺が強撃ビンをつけることはない。
それをつけるときは…さっさとけりをつけるときだけ。
「グゥォォァァア!!」
「だ ま れ」
バシュンッ!!
シャガルが咆哮する。うるさい。高級耳栓あるから関係ないけど。
とりあえず頭へ連射を撃っておく。いくら強撃ビンを装着したとはいえ、一撃で怯むほど甘くはない。
他の古龍種に匹敵する甲殻の堅さ、他にみない6本足のモンスター…そして申し訳程度の狂竜ウイルス。いや申し訳程度ではないな、うん。ちなみに目があるからゴアみたいにむやみにばら撒くことはない。ただし怒り時は違う。
普通のハンターからみたら強敵に違いない。今までにないタイプのモンスターだしな。
ただ俺はこいつに特化した変わったハンター…。慣れている。いや、もう行動パターンがわかる。
ブシュゥゥゥ…
シャガルの口元から大量の狂竜ウイルスが感じられる。ブレス…ではない。
ズドン!ズドン!!ズドン!!!
大量の狂竜ウイルスは着弾点から横方向に3回爆発する。これはゴアが狂竜化してもやる技だが…威力はかなりのもの。
Lv100個体の場合、ガンナーは一撃、剣士もかなり削られる。怒り時?剣士でも一撃。当たるな。
バシュッ!!
無論、この場合正面の当たらない位置に立てばいいだけのこと。爆発の間から矢を放つ。
ズバシュ!!
剛射も追加だ。余裕があるからな。ちなみに角を狙っている。部位を正確に狙えるようになる、これも重要なこと。
「グゥオ?!」
さすがにダメージが重なったのか、怯んだ。と、同時に一回転して少し高い位置に飛ぶ…。
「グゥオアァァァァァ!!!!」
怒り状態突入。剣士ならこの間は攻撃を当てることができないからいらいらする時間だが…弓の俺は容赦しない。
「落ちろ。」
バシュン!!ズガッ!!
「グォァ?!」
放った矢は左前足を貫通する。それによってバランスを崩したシャガルは墜落した。ちなみにそこも計算済み。落下したときの頭の位置にすでに矢を放つ。
「っと…」
パァン!!
追撃しようとしたが、俺の目の前で紫色の光が炸裂する。これもシャガルのゴアとは違った特徴のひとつ。
原理は未だによく理解していないが…怒り時巻かれる大量の狂竜ウイルスによる作用だ。ちなみにあの爆発に当たると体内に狂竜ウイルスが侵入する。
規則性はないといったほうがいい。シャガル自身もコントロールしているようには見えない。毒状態だろうと、麻痺状態だろうと…挙句の果てには寝ているのに爆発は発生する。めんどくさい。
たまに狙ったかのように足元で炸裂することがあるからめんどくさい。また回避した先で炸裂なんかよくあることらしいが…いや炸裂する前にその地点が光るからわかるだろ。
そうこうしていたらシャガルは起き上がっていた。まぁいつまでも寝転ぶわけないよな。
ブシュゥゥゥ…
またそれか。ただ怒り時は学習したのか知らんが横拡散のあとに縦拡散を撃ってくる。これが厄介。
ズドン!ズドン!!ズドン!!!
まずは横方向。距離をとっていれば問題ない。
ズドン!!
そして縦…なんだが、このときはシャガルが少し方向を合わせてくる。横に距離を多めにとる必要があるわけで。
ズドン!!ズドン!!!
そして縦方向に爆発が連続して起きる。高濃度に圧縮された狂竜ウイルスによる爆発は飛竜種のブレス並みかそれ以上の威力を持つ。無論、当たってしまうと感染することには変わりはしない。まぁ100個体だったら感染どーのとかの前に力尽きるけど。
バシュッ!!
ただ縦方向の当たらない位置にさえ行けば避ける必要もなくなる上に…がらあき。爆風で矢が軌道が多少ずれるためそれも配慮すれば隙だらけである。
とはいってもいくら俺の弓が強力かつ抗体活性とはいえども、1発で怯みをとることは無理だ。そこは多少計算する…。
だが正直長引くことは…ないな。



〜エリア10〜

「む?BLAZE殿…向こうでなにかバシャーン!と音がしたぞ。」
「何?ガシャーン?」
相変わらず泳ぎの練習をしている3人+1匹。
そんな中、突如沖合いで何かが落ちる音がした。
いやいや、ガシャーンじゃないって。それ閉店じゃん。ENCORE EXTRA STAGEの初見紫芋プリン出だしじゃあるまいし←おいこら。
「ニャ…なんか急に冷たくなってきたニャ…」
め ず ら し く 、キャロが発言できた。←僕には発言権がないのかニャ?!byキャロ
「体が冷えてきたのかしら?一旦上がって…」
奏連は海からあがって一旦体を温めようとしていた。
「否、これは別の問題がある…すこし我が様子を見てくる。」
「む、私もついていくぞ。まだ武器は扱えないが潜水はできるようになったからな。」
どうやら涙那は潜水をマスターしたようだ。潜水時間もかなり長時間できるようになっている。いや成長はやすぎ…。
一体何が原因なんだろうか…いや分かる人はもう察しつくと思う。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.823 )
  • 日時: 2014/06/16 19:59
  • 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: AZXnw8WI)

すいませーん、失踪してました(殴

文化祭→期末テストだから書く暇なかった。
今、期末3日前。期末当日になったら早く帰れるから1〜2話くらい書けるかもです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.824 )
  • 日時: 2014/06/17 11:55
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: .ve6EmBT)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十五章 ゼツボウノソラ【後編】

 アストの高出力属性解放斬りがシャガルマガラの頭部を捉える。
 炎斧アクセリオンに内蔵された榴弾ビンが炸裂し、連鎖的に爆発を巻き起こす。
 榴弾ビンはダメージの増幅に留まらず、モンスターの頭部に直撃を与えることでスタミナを奪う効果があり、立て続けにおこなうことで目眩を誘発させることも出来る。
 高出力属性解放斬りを放ち終えたアストは、反動を殺しながらもまだ倒れているシャガルマガラを見据える。
「まだやれる!」
 アストは体勢を立て直し、強制的にソードモードに戻った炎斧アクセリオンを再びアックスモードに変形させ、もう一撃高出力属性斬りを放った。
「うおぉぉぉぉぉ!!」
 またしてもシャガルマガラの頭部が爆発に包まれる。
 さすがにシャガルマガラも起き上がろうとしている。
 だが、猛攻はそこで止まらなかった。
 起き上がろうとしているシャガルマガラに近付くのは、ニーリンだった。
「これがダメ押しというものさ」
 ニーリンはレックスハウルの銃口をシャガルマガラの頭部に突き付けると、躊躇いもせずに引き金を引いた。
 放ったのは徹甲榴弾。
 当然、反動でニーリンは大きく後退する。
 一拍おいて、シャガルマガラの頭部に徹甲榴弾の爆発が起こる。
「グゥギャァォォゥッ!?」
 起き上がったシャガルマガラは不意にまた倒れ込んだ。
 徹甲榴弾にもスタミナを奪う効果があるため、炎斧アクセリオンの榴弾ビンの爆発と重なり、シャガルマガラは目眩を起こしたのだ。
「ニーリンッ、さすがだな!」
 アストは反動を殺しているニーリンを一瞥してから、もう一度シャガルマガラの頭部に接近しようとする。
「アストくんっ、下がってて!」
 アストの後ろからカトリアが近付いてくる。
 既にカトリアの腕からオオシナトが放たれ、シャガルマガラの頭部から体液を吸収する。
 頭部から吸収した発光色は、赤色。筋力の強化だ。
 アストはカトリアを見て頷き、腹下に潜り込む。
 ツバキはカトリアがダウンさせた時から既に尻尾に鬼斬破による気刃大回転斬りを二回叩き込んでおり、もう三回目に入っている。
「でぇぃっ、おぉぉっ、りゃぁぁぁぁぁっ!」
 断続的に気刃大回転斬りを放つツバキの鬼斬破は紅く輝いている。練気を最大まで解放し続けると、このような輝きを放つ。ちなみに、この紅い輝きが最高の状態だ。
 カトリアはオオシナトを呼び戻し、その体液を送ってもらう。
 それと同時に、カトリアの開闘の焔竜棍を握る力が強まり、カトリアは吼える。
「らあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 開闘の焔竜棍を躍るように舞うように縦横無尽に振るい、刃から放たれる焔が、シルバーソルシリーズを纏う銀色の彼女を赤く彩る。
 その姿、まさに『猛焔』だ。
「カトリアさん、すげぇ」
 アストは焔を描くカトリアを畏敬の念で見ながらも、ソードモードの炎斧アクセリオンをシャガルマガラの腹に突っ込ませて鱗を焼き尽くす。
「ふふっ、ネルスキュラに怯えていた人とは思えんな」
 ニーリンは初めてアスト達と出会った頃を思い出しながら、徹甲榴弾を翼脚に撃ち込んでいく。
「これが、カトリアさんの本当の姿か……」
 ツバキも尻尾への攻撃を休まずに、カトリアの焔を見やる。その焔がシャガルマガラの二本の内一本の角を半ばからへし折った。
 この一瞬でどれだけ攻撃を与えただろうか。
 古龍だなんだ言っても、一種の生物に変わりはない。
 もしかしたらもう勝てるのかも知れない。
 だがその、もしかしたら、や、ひょっとすると、という淡い期待は脆くも崩れ去るのだった。
 正気を取り戻したシャガルマガラは、後方へ飛び下がりながら、高度を上げ、そのまま急降下で突撃してくる。
 その矛先は、ニーリンだ。
「っ、私か……」
 ニーリンは冷静に前方へ転がって、自身の背中とシャガルマガラが激突スレスレで回避する。
 ニーリンの耳に嫌な風斬り音が届き、背筋に悪寒が走る。
「ふっ、当たるとでも……」
 回避を終えたニーリンはその時点で「次のシャガルマガラの狙いは別に変わる」と判断していた。
 そう判断して、レックスハウルに徹甲榴弾をリロードしながら振り向く。
 なぜか、目の前にシャガルマガラの顔がある。
「なっ……」
 なぜ?と思うより先に、ニーリンはシャガルマガラに撥ね飛ばされた。
「ニーリンッ!?」
 アストは吹き飛ぶニーリンを見て悲痛に叫んだ。
 炎斧アクセリオンを納めて横たわるニーリンに駆け寄る。
「しっかりしろっ、ニーリン!」
「っ、ふ、不様だ、な……」
 ニーリンはアストの顔を見ながら自嘲するように笑った。
 アストは目の前にシャガルマガラがいることにも気付く。
 そのシャガルマガラの口からは、狂竜ブレスが集束している。
 ブレスがシャガルマガラの目の前すぐに吐き出されると、連鎖的に左右へ爆発していく。
 アストはニーリンを庇いながら、炎斧アクセリオンの盾を構えて衝撃に備える。
 直後、爆発していく狂竜ブレスが炎斧アクセリオンの盾に襲い掛かる。
「うぅおあぁぁぁぁぁっ……!!」
 盾が壊れそうな激痛がアストの右腕を伝う。
 さらにシャガルマガラは縦方向にも爆発していく狂竜ブレスを放つ。
「ぐっ、そぉぉぉぉぉっ……!」
 アストは気力で踏ん張り、必死にニーリンを守る。
「ア、アルナイル、く、ん……」
 ニーリンはアストの背中を見て、かつての恋人を想った。
 自分よりも背が低くて華奢そうでも、守ろうとしてくれる彼にだ。
「アストォォォッ!!」
 ツバキはニーリンを守るアストを見て叫んだ。
 何とかシャガルマガラの注意を逸らさせようと、尻尾に鬼斬破を振るう。
 彼の狙い通り、シャガルマガラはツバキに振り向いた。
 ツバキは一旦鬼斬破を納めてシャガルマガラをアストとニーリンから離そうと距離を置こうとする。
 が、鬼斬破を納めようと考えた瞬間、ツバキの周りに狂竜ウイルスの光が現れる。
「しまっ……」
 既に鬼斬破を納めている最中だったツバキは咄嗟に反応出来ずに、その光の炸裂を受けて吹き飛んでしまう。
「グゥギャァォォゥッ」
 シャガルマガラは右の翼脚を降り下ろし、吹き飛んで地面を転がるツバキを押さえ付けた。
「ぐあっ!?ぅぐっ、は、離っ、せぇ……!」
 
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.825 )
  • 日時: 2014/06/17 13:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

第25話 凍る海

〜エリア10〜

何かが落ちてきた付近についたBLAZEと涙那。
早速もぐって中の様子を…としようとしていた。
「…!涙那、今すぐ岸へ戻れ!今すぐにだ!」
「む…?!」
突如BLAZEが岸へ戻るように言う。突然のことに涙那は慌てていたが、BLAZEの様子を見るからによほどの緊急事態なのだろうと思い、急いで岸へと向かった。
そのすぐあとだった。

ピシッ!!ピキピキ・・・

「なー!?」
海が前触れなく凍った。それは一瞬の出来事だった。
もし戻らなかったら…海と共に凍っていただろう。
ただその凍った面…エリア10の沖合いが凍っているのだがまるで何かに遮られているかのような凍り方である。岸のほうはまったく凍っていない。ただし温度は低下している。
「…!BLAZE殿はあの中に!」
BLAZEがいた辺りは…完全に氷と化している。しかしBLAZEの姿は見えない。
探そうにも氷に囲まれている上に温度が急速に低下している。このまま泳ぐと体温の低下を招く。
「む…ここは一旦引くべきか。」
どうしようもないと判断した涙那はひとまず岸へ戻ることにした。


「ぎりぎり…か。我としたことが…」
BLAZEは凍った海の中にいる。しかしBLAZEが無理やり凍らせるのを阻害させているため、氷の中ではなく、0度に近い海の中である。おまけに海面当たりは凍結しているため息継ぎするためには氷を破壊しなければならない。
「見たところ…これをした張本人は確認できん。しかしこのままでは海の生態系が崩れる…仕方ない。」
そういうと、BLAZEは今まで持っていた武器とは異なる、異形な大剣を取り出した。
水中だというのに、その剣は燃え上がってる。
「…破ッ!!」
ズバシュッ!!ピキッ!!
水中でその剣を真横に振る。振った瞬間からまわりにあった氷が一瞬ですべて溶けた。温度もそれまでの温度に戻った。どんだけ便利なんですかあんた。
「…これでしばらくは凍らないな。くくっ」
しかも凍らないようにする始末。あんた万能すぎ。主人ほどではないけど←
とにかく異変は解決した。しばらくは問題ないだろうと思い、BLAZEは息継ぎのために海上へとあがろうとした。
「ん…?」
そのとき、海底に何かが見えた。息継ぎをしなくてもまだ少しは耐えられる。BLAZEはその何かの元へと向かった。
そこにいたのは…
「…異世界の住民か。」
本来いるはずのない人間だった。
「しかしこいつ…生きているのか?」
沖合いで沈んでいるところを見ると…溺れたのであろう。
だが、ここは岸からかなり離れている…。見た感じ泳げそうにない。そんな人間がなぜこんなところで溺れているのか疑問だ。足をくじいたようにも見えない。
いつ溺れたのか不明だが放っておけば確実に死ぬ。いや、もう死んでいるかもしれない。
しかし、たとえ生死が不明といえど、異世界から来た者をBLAZEは放っておくことができない。その人間を担ぎ、一旦海上へ上がって岸へと向かう。
「むぅ…予想にないことが多すぎる…。ここから先は我の思うとおりにならないかもしれないか…」
そう呟きながら…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表( No.826 )
  • 日時: 2014/06/17 13:59
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 5svJQF9k)

>>811
一応>>604まで入れます
>>812
モンハンの武器とかで微塵でもかすらせてください。
一応モンハン小説なんで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表!( No.827 )
  • 日時: 2014/06/17 14:14
  • 名前: バサルモス愛好家 ◆voVSYnC5d6 (ID: 665z3wAO)

暇なので短編書いてみます。


短編小説「Insania warz 〜ケチャワチャに支配された世界〜」

ーーーー
第一話『ibera restinguitur』

――――時は368年、冬季。水分を多く含んだ真っ白な雪が降り積もる。
    綺麗だ。

この雪が真っ赤な血で染まると聞いたら、貴方はそれを信じるだろうか?
悲鳴が聞こえ続けるこの世界では、それは当たり前……なのかもしれないが…。

「よう、レルラス。どうだ、この辺の様子は?」

こいつは友人のローリア。ハンターだ。HRは781。
そして、今呼ばれた通り、俺の名前はレルラス。
同じくハンターをしている。HR998。
まあ、地獄と化した現在では、HRなんか関係無いし、ハンターになんかならなきゃ良かったと後悔しているが。

「あまり居ない。大丈夫だろう。」
「そうか。それにしても、冬は寒いなぁ。
 英雄さんや、なんとかしてくれよ…。」

英雄か。懐かしい。
二年ほど前には、英雄だの腕利きのハンターだの騒がれたが、奴等に対しては完全に無力だけどな。

「知るかよ、いつ死ぬか分からないのに、お前は呑気だな。」

俺はそういって笑った。正確には笑いたかった。
いっそ全部笑い飛ばしてしまいたい。
―――――が、それは出来なかった。せいぜい出来る事は恐怖に怯えるくらいか。

「呑気……か。笑ってなきゃ生きていけないよ。
 突然変異が現れてからは……。」

―――――突然変異。

これは今から一年ほど前の話だ。
ある日、バルバレの砂漠から、砂まみれになりながらも、こちらに向かう
巨大なケチャワチャが発見された。独特の皮はダレン・モーランの様な鱗に変わっていたという。
大きさはアカムトルム程で、ギルドはそのケチャワチャを『ケチャワチャ変異種』と名付けた。

すぐにギルドナイトを含めた討伐隊が組まれ、ケチャワチャを討伐しに向かったが、
その甲殻は異常な程固く、手も足も出なかったらしい。

それからギルドは、全ハンターにケチャワチャ変異種の討伐依頼を出す。
勿論俺やローリアにも討伐依頼が出され、変異種の討伐に向かおうとしていた。
――――が、時はもう既に遅かった。

ケチャワチャが、あちこちで大量に発見されていたのだ。
大量といっても、異常な程の数だった。おおよそ200匹ほどだろうか。

一匹は森で、はたまたもう一匹は氷海で。
それぞれの変異種は、その地形に異常に対応していた。

森に潜む変異種、通称『森型』は、カメレオンの様に擬態する能力と、ナルガクルガの様な
素早さ、そして翼を手にいれていた。

氷海に潜む変異種、通称『凍型』は、寒さをものともしない白い剛毛と、海を自由に泳ぐヒレで
暴れまわっていたという。

ケチャワチャ変異種を倒す事になっていた俺とローリアだったが、
森型が発見され、俺達はギルドの指示により森型の討伐に向かうことになった。
森型の強さは異常だった。―――が、ラージャンの三倍くらいの強さだった。

故に、バルバレで発見された変異種よりは強くないという事だ。
因みに、変異種により、バルバレは壊滅した。今頃ケチャワチャの巣になっているだろう。

もはやギルドはお手上げだった。
それから、ギルドメンバーとハンター以外はシナト村の禁足地に避難した。
ある者は泣き、苦しみ、暴れまわり、他の者に必死で止められた。
そしてある者は神に祈り、ある者は家族の死を嘆き、ある者は自分から死を選び……。

絶望と嘆きしか見えない禁足地には、大規模なキャンプが設置され、その上にテントが設置された。

驚くべき点は、これ等は全て、1日の中で発生したという事だ。
二日目には数多くの町村が潰れ、多くの人々が死んでいった。

それから約一年経過し、今に至るわけだ。
ハンターは各地にバラバラに集い、各地を見回る。
なにか現れたら討伐し、ケチャワチャを出きる限り倒し続ける。

こんなの死ねと言われているのと同じだ。
―――が、それ以外に生きる理由は見当たらなかった。

今、生きる理由は何だろうか。
苦しむために生きているのだろうか?
何だろう。何だろう、『生きる理由』って…。




第一話 終

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.828 )
  • 日時: 2014/06/23 01:31
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Jwf0Ez4O)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十六章 この胸に溢れ続ける熱い想いを

 シャガルマガラに鷲掴みにされたツバキはそのまま持ち上げられ、その翼脚に握り潰されていく。彼女を守るショウグンギザミの頑強な甲殻でさえ、その握力に耐えきれず、バキバキと不愉快な音を立てながら壊れていく。
「うぐぅぅっ、ぁっがっ、うぅぁぁぁっ……!」
 このままでは、彼女の身体が圧殺されてしまう。
「んの野郎っ、ツバキを放せぇぇぇぇぇっ!!」
 アストはニーリンを守って消耗しているにも関わらず、シャガルマガラの顔面に突っ込み、ソードモードの炎斧アクセリオンを振り回す。
 が、それは弾かれてしまう。
 既に炎斧アクセリオンの剣にはエネルギーが最大まで溜まっており、オーバーヒートを起こしてセーフティーが掛かっているのだ。
「こんな時にっ……!」
 アストは舌打ちをしながらチャージし、アックスモードに変形させながら攻撃する。
「ツバキくん持ちこたえてぇっ!」
 カトリアは開闘の焔竜棍を背中に納めると、ポーチから白い袋を取りだし、その中にある粉塵を振り撒いた。
 生命の源と崇められる生命の粉に竜の爪を調合し、振り撒くことで、粉塵に触れた者の体力を回復させる、生命の粉塵だ。この効果はヒトやアイルーにしか反応せず、他のモンスターには効果が発揮されない。
 ツバキだけでなく、アストやニーリン、もちろんカトリアにもその生命の粉塵によって癒される。
 ニーリンはその回復によって力強く立ち上がる。
「こ、のっ、ゲスがぁっ!!」
 これまでに見なかった、怒りを露にしてニーリンはレックスハウルの銃口をシャガルマガラに向け、引き金を引いた。
 ニーリンがブレ幅すらも計算したのかは分からないが、その徹甲榴弾はシャガルマガラの翼脚の関節に正確に突き刺さり、爆発を起こした。
「グギャァォゥッ!?」
 関節をピンポイントに爆破されたシャガルマガラは驚いてツバキを手放してしまう。
 手放されたツバキは力なく地面に投げ出される。
「カトリアさんっ、ツバキを頼みます!」
 アストはそのままシャガルマガラの腹の下でアックスモードの炎斧アクセリオンを振るい、火属性と榴弾ビンの二重の爆発を巻き起こしていく。
 ニーリンはもはや狙いなど付けずに乱れ撃つように引き金を引いてはリロードを繰り返す。しかしそれはどうブレてもアストを巻き込まない。
「私を怒らせた君は実に罪深いぞ、シャガルマガラくん」
 ニーリンは実に爽やかな笑顔をしているが、その目は一切笑っていない。その切れ長の睚は、眼光だけで斬れるのではないかと思うほど鋭く尖っている。
 アストとニーリンが攻め立てる側で、カトリアはツバキを抱き起こす。
「ツバキくんっ、しっかりして!」
 ツバキのギザミシリーズは各所各所が砕け、装備している意味があるのか分からないほど損傷している。
「つっ……やったな……!」
 ツバキはカトリアの手を払いのけると、自力で立ち上がって回復薬グレートを飲み干した。
「ツバキくん、大丈夫なの?」
 カトリアはツバキに声をかけてやるが、ツバキは喋らずに、右手を上げてカトリアに問題ないを告げて、戦線へ復帰する。
 アストは感じていた。
 炎斧アクセリオンの斬れ味が落ちてきていることに。
 砥石を使いたいが、ニーリンだけに任せるのはあまりに無茶だ。
 しかし、このままではロクに攻撃も仕掛けられない。
 どうする、と思った時、ツバキが再びシャガルマガラに果敢に挑んでいるのが見えた。
 ギザミシリーズは半壊しているが、彼女の気迫は衰えていない。
(少しだけ、保ってくれよ)
 アストはシャガルマガラから離れて砥石を使用する。
 炎斧アクセリオンに十分な斬れ味が戻り、アストも再度接近する。
 カトリアは開闘の焔竜棍を振るいながら、アスト、ニーリン、ツバキを見回す。
 傷付きながらも、皆善戦している。
 もしかすると、このシャガルマガラはあの時のシャガルマガラとは違う個体なのかも知れない。
 具体的にそれは分からないが、過去は過去。今は今だ。
 あれから時は過ぎていってしまったが、かつての四大女神達と同じくらいかけがえの無い仲間達が、自分と共に、かつて自分を絶望に陥れたモンスターと戦ってくれている。
 そして、何よりも、それよりも大切な存在も見つけられた。
 たった一人の少年、アスト・アルナイル。
 彼はあまりにも自分と似すぎていた。だが、彼は自分とは違った。
 何事にも真っ正直に挑みかかり、その結果が見せてくれる眩しすぎるほどの笑顔が好きになっていた。
 どんな困難でも諦めずに、その姿勢が仲間達を惹き付け、互いを磨きあい、足りないところを補いあって、そしてここまでやってきた。
 そして、一人で背負いこんでいた自分に、彼は支えたいと、支えるのだと言ってくれた。
 これまでに多くのヒトと出会っては別れを繰り返してきた。
 そのなかでも、彼ほど素敵な男性(ヒト)はいなかった。
 だからこそだろう。
 好きに、愛しくなってしまったのも。
 その彼が、シャガルマガラに攻撃されて、吹き飛ばされて地面に叩き付けられても、なお立ち上がる。
「俺は負けないっ。生きて……生きて明日へっ、歩き続けるんだ!」
 そうだ。
 生きるのだ。
 生きて明日へ行くのだ。
 彼と、一緒に。
 胸の中が熱くなる。気持ちが昂る。心臓が高鳴る。心が躍る。
 涙が、溢れる。
 その涙を飲み込んで、カトリアは前へ踏み出した。
 じきにオオシナトが送ってきた体液の効果が切れてくる。
「私もだよっ、アストくん……!」
 開闘の焔竜棍を振るってオオシナトを放ち、瞬く間に赤、朱、白の体液を身体に送り込む。
 もう、何も怖くない。
 彼がいるなら、恐れることは何もない。
「みんな……私はもう、迷わない!!」
 蒼い瞳は涙を堪えて潤んでいるが、悲しみではない。
 嬉しさと、明日への希望に満ちた涙だ。
「っはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 カトリアはシャガルマガラに躍りかかる。
 吹き荒れる焔は赤い旋風を巻き起こし、シャガルマガラの白い鱗を焼き焦がしていく。
「グゥガォゥッ!?」
 シャガルマガラは怯みながらもカトリアに向き直る。
 忌々しい焔をぶつけてくるこの愚者を踏み潰そうと翼脚を振り上げる……が、そこに既にカトリアの姿はなかった。
 彼女は跳躍しながらシャガルマガラを攻撃し、シャガルマガラの側面に着地、それと同時にまたも焔の旋風を放つ。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.829 )
  • 日時: 2014/06/17 21:48
  • 名前: ヨーグルト (ID: jOLOYexl)

新人ですけどいいですか?
モンスターハンター『伝説の狩人』
輝かしい太陽の光が降り注ぐ今日
心地よい風が吹いてくる
ここはバルバレ
さまざまなハンターが滞在する拠点だ。
新人の若いハンターから熟練のハンターまで滞在される場所だ。
これは3人のハンターの物語である。
「なあサクラ、金がなくて困っているんだが何かいい依頼はないか?」
彼の名はラルト ランス使いのハンターだ。
「それならいい依頼がありますよ!ちょっと待ってて下さいね」
彼女はサクラ双剣使いのハンターだ。
「またお金がなくなったのかい?全く仕方がないな」
彼の名はグラン ヘビィボウガン使いのハンターだ。
ラルト「お、いい依頼があるのか!?」
サクラ「ええ!氷海で他の地方からきたベリオロスの狩猟です!」
ラルト「よし!今すぐ行くぞ!」
グラン「ちょっ…僕は行くって言ってないよ!」
ラルト「つべこべ言わずに行くぞ!」
グラン「まだ料理食べてな」
ラルト「ところでなんでベリオロスの狩猟なんてあるんだ?氷海の近くには村はないだろ」
サクラ「ベリオロスはポポを主食としているのでポポの数が減り過ぎているということらしいです。」
グラン「なるほどね」
ラルト達は狩りの準備をし氷海までの船で眠りにつく…
一話 終

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.830 )
  • 日時: 2014/06/17 21:48
  • 名前: 煌星 (ID: u2mfAWg2)

6話  戦いの意味〜対飛竜編〜


あのあと、色々なクエストに行き
それぞれの実力を確かめあった。
今はその翌日………
「サァーテ、今日は誰を駆ろうかね〜w」
輝は言う。まぁ、誰も答えませんねww←<死にたい?by輝>
少しを間をあけて口を開いた晴は
『飛竜軍団とアンノウンが此方に向かってきてる、、いや、もう闘技場の上空に…』
全員の表情は戦う人って感じになり
それぞれのの武器を用意した。
今回の武器構成は↓
輝 弓←自作です
鈴 刀ではあるが不明←自作な
晴 無し←魔法を(ry ←死にたい?by晴
舞 太刀←デザインは封龍剣

輝はアンノウンを駆逐するため別行動となった

輝視点 会話なしかも
さて、ここまでこれば被害は
オット、やっと現れたか 黒い体色をした
リオレイアのような竜でも、黒いレイアだな、うん  レベルで言うと覇種?程度かな←地味に自慢中www
まぁ、挨拶がわりに紅蓮の弓矢をプレゼントしますかwwwwww
矢はアンノウンの頭部を破壊しつつ貫通
「貴様…ナゼ、モンスターを送ってくる!!」
【知らなくても良いことだが言ってやろう】 []内が理由な
[貴様の中には先代ルーツが力を貸し仲間にもミラ系が力を貸している
それがいけないのだこの事に関して
現ルーツ様は怒ってらっしゃるそれ故
貴様らを始末するためだ]


晴達視点 会話あるかな?ww

闘技場につきました!w
「さて、誰が出迎えて、っておいエスピナス希少種起きてるwしかも、原種亜種死んでるww」
残った飛竜は希少種のみww
『さて、一気にキメマシュカ』
↑はい嘘 希ティてナス希少種に
手加減して遊んでみたww
戦闘シーン書け?まだまだ先のことでっすよ〜←一回死んでみる?by舞
ちょ怖いってww

合流地点 どこだっけ←死ぬ?by??
「オウ、倒したか〜?」  
『すぐ終わったよ〜アンノウンは〜?』
「逃げたよ〜」
激オコ鈴&舞「あっれ〜倒すんじゃなかったの〜」
どうやら、輝は洗礼を受け(グボォ



やっべ会話思い付かない
そして今回地の文に反応しまくる
キャラ達ですww
戦闘シーン書かないのはタッタ数分を書け
 に繋がるわけだから       

空白は想像してねwwwww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.831 )
  • 日時: 2014/06/17 23:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: P7j/YsgZ)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十七章 光を翔ける

 アストは少し離れた所で、その光景を見ていた。
 シャガルマガラと、焔の旋風を巻き起こすカトリアをだ。
 ニーリンとツバキも同じようにそのカトリアを見ていた。
「あ、あれが、カトリアさん……!?」
 アストは畏怖するようにカトリアを凝視していた。
 シャガルマガラの周りを飛びはねながら攻撃を繰り返し、まるで赤を纏う銀色の光がシャガルマガラにぶつかっては離れているようにも見える。
「おぉー、これが『猛焔』の真の姿か」
 ニーリンは余裕が戻ってきたのか、もういつもの調子に戻っている。
「カトリアさんの姿がよく見えない……あの中でどんな動きをしてるんだ……!?」
 ツバキもアストと同じようにカトリアを凝視していた。
 まるで残像が見えているかのような疾さだ。
「さぁて、イレーネ殿も本気を出したところで、私もそろそろ切り札を切るか」
 ニーリンはまだ本気でなかったと言うのだ。
「切り札って……」
「アルナイルくん。以前にも言ったように、私は出し惜しみはしない主義だが……」
 ニーリンはレックスハウルに徹甲榴弾をリロードし、様々な道具を入れる通常のポーチと、弾を入れるためのガンナーポーチも外した。
「切り札は取っておく主義でもあるんだ」
「それ、矛盾してないか?」
 ツバキがすかさず突っ込みを入れる。
「男が細かいことを気にするな、セルジュくん」
 ニーリンは行動に出た。
 アストとツバキも、見てばかりではいられないと動き出す。
 ニーリンはカトリアとシャガルマガラの乱戦の中に突っ込んだ。
「イレーネ殿下がってくれ!」
 ニーリンがそう叫ぶと、カトリアはシャガルマガラを攻撃しながらバック転で距離を置いた。
 シャガルマガラは当然カトリアを追うが、それは既にニーリンの手中にはまっていた。
 すると、ニーリンはその道具のポーチとガンナーポーチをシャガルマガラに投げ付けた。
 それらはシャガルマガラに引っ掛かる。
「覚えておくがいい。私の名は『深緑の流星』ニーリン・ガーネット……貴様にレクイエム(鎮魂歌)を奏でる者だ!」
 ニーリンはレックスハウルのトリガーを引き絞った。
 轟竜ティガレックスの咆哮のような銃声と共に、ニーリン渾身の徹甲榴弾が放たれた。
 その徹甲榴弾がシャガルマガラに着弾、爆発を起こす。
 それに続いて、ポーチの中にあったバクレツアロワナやカクサンデメキンを磨り潰したもの、さらにギリギリまで仕込んでいた爆薬が誘爆し、想像を絶する爆発がシャガルマガラを包み込んだ。
「グゥギィャアァオォォオゥアァァァァァ!?」
 シャガルマガラは凄まじい爆発に地面をのたうち回った。
「ふっ、のたうち回れるだけの元気はあるか……」
 ニーリンはレックスハウルを背中に納めた。調合素材を全てあの爆発に回したのだ。もう攻撃手段がない。
 だがそののたうち回るシャガルマガラにさらに追い討ちが襲い掛かる。
 それは、ツバキの鬼斬破だった。
 ツバキは鬼斬破をシャガルマガラに投げ付けたのだ。
 その投げ付けた鬼斬破が、シャガルマガラの目に突き刺さった。
「グギャアァッ、ギョォォウッ!?」
 シャガルマガラはまたさらに暴れまわる。
「へっ、どうせ俺はもうロクに動けないさ……後は頼むよ、カトリアさん、アスト!」
 ニーリンとツバキの援護を受けて、アストとカトリアは頷いた。
「行きましょう」
「えぇ」
 アストとカトリア、二人は共にのたうち回るシャガルマガラに突撃する。
 カトリアは跳躍して、シャガルマガラの背後に取り付いた。
「りぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 凄まじい焔がシャガルマガラの鱗を燃やし、尻尾の肉を斬り裂いていく。
 アストは正面からシャガルマガラの頭にソードモードの炎斧アクセリオンを降り下ろす。
「うぅおぉぉぉぉぉ!!」
 炎斧アクセリオンの紅蓮の炎がシャガルマガラを焼き焦がしていく。
 何度も連撃をぶつけ、剣にエネルギーが溜まってくる。
 それをチャージし、アックスモードにして振り抜く。
「こいつっ!」
 アストはアックスモードの炎斧アクセリオンを腰だめに構え、盾を四方に展開させた。
「喰らえぇっ!」
 高出力属性解放斬りがシャガルマガラの頭部を捕らえた。
 それと同時に、カトリアが尻尾に渾身の一撃を放った。
「でぇやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 空中で一回転し、全身の全力と落下の勢いが、シャガルマガラの尻尾を半ばから断ち斬った。
「グギャオォォウゥッ!?」
 シャガルマガラは今度は尻尾を斬り落とされた激痛にのたうち周りながら地面を転がる。
 それでも、まだ息の根はある。
「逃がすかよ!」
 アストは体勢を立て直し、のたうち回るシャガルマガラを追撃する。
 だが、シャガルマガラとて黙ってやられるわけではない。
 シャガルマガラは追撃してくるアストに向かって、狂竜ブレスを蓄えている。しかも、これまでにないほど、大きく溜めている。
 それでも構わずアストはシャガルマガラに突進する。
 いざ、シャガルマガラがその全力の狂竜ブレスを放とうと言うと同時に、アストの炎斧アクセリオンの剣が真っ直ぐにシャガルマガラの頭に突き出された。
「うぅおぉあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!」
 炎斧アクセリオンの剣の切っ先が、シャガルマガラのもう一本の角をへし折り、そのまま貫通し、頸を貫いた。
 それと同時に、シャガルマガラの口から特大の狂竜ブレスによる爆発が放たれ、アストを呑み込んだ。
「アストくん!」
「アルナイルくん!」
「アスト!」
 カトリア、ニーリン、ツバキは彼の名を叫んだ。
 果たして……?
 


Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.832 )
  • 日時: 2014/06/18 00:25
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

その15 正面突破

 俺はなぜ世界を旅するのか
 その目的はなんなのか
 たとえどの世界に行けど、俺がいた記憶は残らない
 残るのはそれまでに俺が行ったこと…
 一体俺は…なぜ存在する…?
 人間をやめてまで…なぜ…

「おーい、起きてるかーww」
「ん?あぁ…少し寝ていた」
目的地に速攻で到着していた炎はどうやら寝ていたみたいだ。
ちなみに地がついたのは3分早め。密林からの距離はかなりあるっていうのに…はやすぎる。あんた。
「ってか何日寝てないんだ?うたた寝するくらいならけっこう寝てないと思うのだが。」
「…1週間寝ていない」
どうやら1週間寝ずに動き回っているとのこと。無茶しすぎだよあんた。
「これ終わったら寝ろ。これ絶対。相変わらず無茶なところは変わってないんだからww」
地は炎にそういうが…たぶんそれ地がいうとどうも説得力が欠ける。
彼も無茶しがちな人だから。
「そうさせてもらう…さてと、堂々と行こうか。」
そういうと炎は自前のヘビィボウガンを変形させ、門に向けて構える。
地はとりあえず何しようか分かったので、爆発に巻き込まれない位置に立つ。

ズドォォォォオオオオオオン!!!!!

突如爆音が鳴り響く。
その音は何か巨大なものが爆発したかのような轟音だ。
大タル爆弾Gなんか比較にならない、規格外の爆発…その正体は炎が作り出した徹甲榴弾。連射したわけではなく、単発で放った。
門は跡形もなく破壊されていた。が、内部に損傷はほとんどなく、ただ門を破壊するためだけに撃ったもよう。
「こわっwwww」
おそらくそれを見てそんな返し方をするのは地くらいだろう。
普通あんなもの間近で見たら呆然とするわ。
門を破壊した炎はすぐさま中へ入っていく。地もそれにあわせて入っていった。


「…なるほど。」
炎が感じていた異なる気配…それの理由が解明された。
―人工的に進化させられたモンスターだ。
入ってすぐにいたのは…リオレウス、ティガレックス、ナルガクルガ、ラージャンの4体。どれも通常の個体とはかけ離れた変化をしている。というよりこの組み合わせってMHP2Gのあれですか。
…通常、進化というものはある個体があらゆる要因によって突然変異し、その個体が他の個体より繁殖、生存することによってできる。
自然の過程でこれが起こるのは非常に長い年月を有する。
しかし、人工的に遺伝子を組みかえることによって、環境に対応する生命を生み出すことは可能である。もっとも、これはこの現実でもあること。
人工的に組み替えることが進化とは言えないかもしれない。しかし、その遺伝子の組み換えがもし自然界でおきうることであれば…進化となるだろう
さて話を戻そう。今いるモンスターには以下の特徴が見られる。

リオレウスは体が緑色、本来爪にある毒は睡眠作用を持っている。また、翼が異形であり、尻尾が2つに割れている。鱗のところどころが逆に生えており、甲殻の繋ぎ目の強度もましている。

ティガレックスは体が黒色。爪には猛毒が含まれており、咆哮も希少種以上のもの。尻尾はしなりがなく、非常に硬い。また、強靭な足はさらに太く、硬くなっている。

ナルガクルガは体が蒼色。尻尾はさらにしなりをまし、尻尾にある棘の数が非常に多い。体内から異常なほど水分が生成され、すべての攻撃に水属性が付加されている。あと腕が2本多い。

ラージャンは体が緑色。体毛の量はさらに増している。何か新しい属性を持っていることはないが…2足歩行を普通にできる。気持ち悪い。握力は岩をも砕くほど。どっかのサイヤ人を思い出す。

「たまには普通に狩るか…俺がこいつら狩るからお前は…っと?もういないか」
地はどうやら別行動を始めていた。何をしに行ったのかは理解できた模様。
「…さてと、貴様らはこの世界に解放されてはならないモノ…容赦はしない!!」
炎はヘビィボウガンをさっきと違った変形をし、4体のモンスターと対峙する…。圧倒的に不利な状況に果たしてどう立ち向かうのか…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.833 )
  • 日時: 2014/06/17 23:52
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: P7j/YsgZ)

 ふぅ。さすがにいくらバイトが無いからって、ここまで文章が書けるとは思いませんでした。
 次章でシャガルマガラ戦は決着です。もうついているようなもんですけど……。
 さぁー、特大の狂竜ブレスに呑み込まれたアストはどうなるでしょう?

・無事に生還、ハッピーエンド
・行方不明。
・死亡、バッドエンド
・実はまだ続く。
・奇跡を見せてやろうじゃ(自重)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.834 )
  • 日時: 2014/06/18 00:12
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

気がついたら企画考案中になっている。
とりあえずもう一つの物語はもう少しだけモンハン要素無理やりねじ込んで話を作り出すことができるので進めます。元のままだったら?お察し。
武器でいいのなら…防具でも地形でもいいんだよね…?
なんとか努力します。

>>833
―ここから茶番―
qua「ってことで予想しよう。」
炎「…」
地「奇跡を見せてやr(ryで。」
qua「何が起きるんだよ…」
地「俺が参上!!」
qua「ボッシュート。」
地「えっ」
※地退場
冥花「…。」
炎「普通に生還させろ。」
qua「いっそリア充爆発した!ってことも有だと思わないか?!」
冥花「不謹慎。」
qua「んじゃ師条みたいに…」
霊華「そういえばそこまだ明かしてないわね」
qua「うーん…実はよく似たことが師条の過去に起きているんです。だからそれと同じことがおきrグハッ!!」
地「地獄の底からふっかぁぁぁああっつ。んじゃ俺はこう予想する。G○粒子によってトランz」
炎「冗 談 だ よ な ?」
地「うん。」
残妖「…怖いです。」
qua「突如Pluto Relinquishが流れるとか。」
全「「ない。」」
―茶番ここまで―

とりあえず、実はまだ続く。
にしておきます

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.835 )
  • 日時: 2014/06/18 00:54
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 1cb02AmC)

 >>834

 真面目に予想してくださってありがとうございます。
 まぁ、この〜輪廻の唄〜はあくまで王道です。決してアス〇レイな道を走ったりはしません。
 バッドエンドで終わることはないですよ。多分。
 ただ、バッドエンドにしか見えない切り方をするんで、勘違いだけは勘弁を。

 ところで最近スラ×エリさんがあんまりこないのでクロスオーバーが進みません。
 おかげで本編がホイホイ進みます。もうすぐこの本編が終わって、カトリアさん視点のサイドエピソードが始まってしまいます。ここでの活動はまだまだ続きそうです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.836 )
  • 日時: 2014/06/18 12:14
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

…まとめるか。

〜小説の書き方〜(一度読んでおくのを推奨)
バサルモス愛好家sの話> >805

ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
六十九章 感情と期待に揺れる想い> >615
七十章 持つべきは最高の仲間達> >742
七十一章 俺は『モンスターハンター』なんだ> >755
七十二章 最強の敵> >763
七十三章 長き戦いの始まり> >774
七十四章 ゼツボウノソラ【前編】> >821
七十五章 ゼツボウノソラ【後編】> >824
七十六章 この胸に溢れ続ける熱い想いを> >828
七十七章 光を翔ける> >831
キャラ人気投票(終了)> >649> >801
 登場人物紹介その2> >653

翼の勇車sの作品
第二十九話〜真の元凶〜
番外編〜一作目二作目合同、ダブルサクライザーさんの小説 キャラ投票会〜> >654
番外編〜クロスオーバーについて〜> >732
番外編〜状況報告〜> >788
2作品目『高校生モンスター』
第五話〜人化? 邪道!〜> >620
第六話〜どうもアカリちゃんがヒロインらしい〜> >697
第七話〜も、もうぼっちじゃないもんね!〜> >722
第八話〜同郷のモンスターとか〜> >818

7倍quasarsの作品
世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
第16話 狩猟開始> >629
第17話 一つの答え> >698
第18話 危機> >713
第19話 確信> >724
第20話 世界との別れ> >775
第21話 あらたな使命> >802
第22話 行動は迅速に> >806
第23話 もう一つの要因> >813
第24話 異世界で戦うモノ達> >822
第25話 凍る海> >825

同時進行するもう一つのお話
〜世界を戻すため〜
その8 それぞれの動きver2> >643
その\ 解放> >652
その10 防具をつけても似るときは似る> >699
その11 進展> >717
その12 異変> >745
その13 連鎖する異変> >749
その14 最凶と最強の再開> >753
その15 正面突破> >832

番外編2 なぜ返信とNoにずれが生ずるか> >644
番外編3 止まってしまうもう一つの物語> >787

クロスオーバー用設定> >707> >709
クロスオーバーへの導入編 ver1> >682←まだクロスオーバーやってないのでとりあえずここ。

茶番もろもろ> >702> >819

布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
15話> >804
16話> >816

真夏のペンギンさんsの作品
4話発進ラノーチェス!> >655

煌星sの作品
モンスターとの絆 〜偽りと本当のつながり〜
6話  戦いの意味〜対飛竜編〜> >830
番外編 1> >641

izayoi0018s(神風s)の作品
真のモンスターハンターを目指して
第12話 遊戯> >619

スラクsの作品
「反撃の烽」(はんげきののろし)
参話 「援軍到着」> >651
四話「ハンターになったきっかけ」> >701
五話「上級昇格おめでとう(棒」> >716
第六話 「密林の中で〜前編〜」> >770

ペイルカイザーsの作品
M.H. 滅龍少女〜ドラゴン×スレイヤー〜
Episode 1 龍の力を持つ少女> >601> >723

0120sの作品
1=1
第1話  電卓「俺は108円(税込)の何処にでもいる普通の電卓さ!」> >780
第2話  無量大数「だから、俺は無量大数であって無限大ではないと何度言ったら」> >783

バサルモス愛好家sの作品
短編小説「Insania warz 〜ケチャワチャに支配された世界〜」
第一話『ibera restinguitur』> >827

ヨーグルトsの作品
モンスターハンター『伝説の狩人』
一話> >829

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
二十二章 風を纏う龍> >695
二十三章 秘策> >703> >705
二十四章 力を得た人、そして暴走> >710> >748
二十五章 再びの平穏> >808> >814

832までの仮目次。
週3ってなんだっけ…な更新率でした。わて更新しすぎ。
次の仮目次作成…いつだろ。そのうち。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.837 )
  • 日時: 2014/06/18 14:44
  • 名前: 翼の勇車 (ID: xmmR8boT)

>>836
なん……だと……。
途中まで仮目次出来てたんですが……ま、いっか☆
今後はこの端末からも更新すると思います。

>>835
いやはや申し訳ない。現在車両点検を受けていてなかなかこれないんです……また大魔王に代理頼もうかなー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.838 )
  • 日時: 2014/06/18 16:09
  • 名前: 翼の勇車 (ID: xmmR8boT)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十五章 食事会と夢の世界

「クック……あなたという人は……」
巣の一角を見ながらブルブルと震えるラン。その視線の先には……嘴を砕かれて横たわるイャンクック亜種。
ランがおこっている理由は明確である。ここはラン達ランポスの営巣エリア。すなわち、ランポスの卵があるのだ。
「見なさい、卵のすぐ近くではないですか! あなた、もし卵が割れていたらどう責任をとってくれるつもりだったんですか!」
「まあ待つニャ」
申し訳なさそうな顔のクックに詰め寄るランの前に入り込んだのは、少し離れて話を聞いていたセージ。
「クックがこいつを投げ飛ばしたのは、襲われそうになっていたルピナスとシオンを守るためだニャ。ここはクックを許してやってくれないかニャ?」
「そうですっ、クックさんは命の恩人ですっ」
後からやってきたシオンも一緒になってそう言う。
「……分かりました、セージさんとシオンさんに免じて今回はお咎め無しです。ですが、次からは注意してくださいね?」
ため息一つそう言ったランに「ああ、分かった」と言ったクックは二人に近づくと、有難うと小声で言った。
「なに、困った時はお互い様だニャ」
「助けてもらったお礼ですっ」

「さて、ところでなんだけれども……」
カスケが少し高くなっている所へ上がり声を上げると、皆の視線がそこへ集中する。
「皆食べながらでいいから聞いてくれ。クシャルダオラノの襲来とかあったから忘れてる人もいるかもしれないけど、それ以前に色々と不思議な事が起きてる。まずはミナーヴァの皆が突然この孤島へ現れたこと。それと僕らが感じとる事のできる謎の異変。またそれとは違う、モンスター達が感じとる事のできる"ズレ"。またそのズレの先には必ずミナーヴァの皆がいた。そして僕ら全員が見た、奇妙な夢。今のところ上がっている情報はこんな感じだけど……」
「いや、一つ追加してくれ、カスケくん」
声を上げたのはニーリンだ。
「先ほど気まぐれで少し頬をつねってみたのだが、その瞬間少し世界がぶれたような感覚に襲われた。このことも考慮してくれ」
「情報提供感謝するよ、ニーリンさん。さて、これらの情報から、今回のごたごたの原因を突き止めたいと思っている」
一斉に考え込む一同。最も、そんなことは全く聞いておらず食事を続けている者も数名いたが。
「ニーネエのいっとった、世界がぶれたような感覚ってのが引っ掛かるわ。まるで夢か何かみたいやな」
「私も同じ事を考えていました。もしかするとこれは、本当に夢なのではないでしょうか」
ゲネッポとランがそう言うと、俺も、私もそう思うという声が各所から上がった。
「これ、夢なの? カトリアお姉ちゃん達、ほんとはいないの?」
カトリアの近くでジュース飲んでいたルカが、カトリアを見上げる。涙目だ。
「いやルカ、そうとは言い切れんぞ。もし夢だとしても、これは鮮明すぎる。ただの明晰無夢だと言ってしまえばそれまでだが、我々の意思体が集結して一つの夢を見ているというふうにも考えられないか?」
クックの言う説はいささか強引な気もするが、それならば納得いく点も多い。最も、これはクックがルカを落ち着かせようとして言ったものなのだったが。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.839 )
  • 日時: 2014/06/19 13:27
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: qIyEA3EQ)

その16 1vs4

「グルゥ・・・」
「ん?」

リオレウスを除く3体のモンスターが炎を取り囲む。
まるで逃げ場を1つに誘っているような回り方…おまけに連携ができているようにもみえる。

「グルァァア!!!」

ブシャァアア!!ズドゴッ!!
ラージャンはブレス、ティガは岩投げ、ナルガは…尻尾の棘を飛ばす。
ラージャンのブレスは放射状に広がっている。しかしティガやナルガには当たらない程度ではある。
ティガの岩投げには猛毒が付加されている。早さも通常の倍以上
ナルガの棘は…いうまでもない。
3方向から炎に攻撃を行った。

「…」

ダッ!!
炎は真上に飛び上がった。3方向の攻撃は地上では避け場がないようなものだが…上にはいくらでも避けることができる。
しかし、あまりにも上方向を考えていないこの攻撃には何かある…。そう思っているのにあえて飛び上がった。

「グギャアァ!!」

飛び上がった炎を見てリオレウスが空中から飛び掛ろうとした。おそらくこれがモンスター達の目的だろう。
空中に人間が飛び上がれば回避をすることはできないからだ。

「考えが甘いな。」

ズドン!!
それが人間であるなら通用したであろう。しかし、今回の相手は…常識がまったく通用しないモノ…。
勢いよく向かってくるリオレウスに対し、炎は貫通弾を放つ。とはいってもこの貫通弾にはある仕掛けが施されている
グサッ!!バキッ!!

「グォオ?!」

放たれた弾は右足の爪に直撃する。貫通弾ではあるが、爪の深くに入り込むと、勢いを失い、体内で止まってしまった。
しかし、足の動きが不規則となってしまい、バランスを崩したリオレウスは地面へ墜落する。
ブシャァアア!!!

「っと」

地上から高速の水流が襲う。炎は空中であるのにまるで地上にいるかのような回避をした。
この水流の正体は…ナルガクルガのブレスだ。通常ではブレスは持ち合わせていないが、人工的な進化によって生み出された。
…水流の力は流量と流速によって決まる。ρQV、Q(流量)=AVとなるため、ρAV^2、すなわちρ(水の密度)とA(断面積)が一定であるならV(流速)によって左右される。
すなわち、流速が早ければ早いほどその威力は破格的なものとなる。さらに、当たる面積の大きさによってさらに威力をあげることもできる。
このナルガクルガが放つブレスの速さは…目視不可能なレベル。炎が避けた先にあった天井をえぐるほどである。常人が当たれば…貫通する。

「グォァ?!」

常人が空中で回避行動をとることはありえない。それはモンスターたちも分かっていること。
しかし炎は空中で回避を行った。これはモンスター達にとって予想外だった。

「甘いんだよ、考えが!!」

ズドン!!
炎はナルガクルガの尻尾に向けて1つの弾を放つ。
パカッ!!
それが尻尾に直撃する直前に1つの弾は割れ、中にある無数の弾が拡散する。
ズガガガガガッ!!!!

「グシャォォアア!!?」

尻尾に無数の弾が直撃する。切断まではいかなかったが…忍ばせてある棘のほとんどが崩れ落ちた。
同時に、体内から生成される水も溢れ出す。
ブルン!!
その溢れ出る水を炎に向かって飛ばす。
この水には…腐蝕作用を持っている。それもかなりのもの。当たってしまえばすぐに防具は蝕まれる。
しかし、炎に向かって飛ばしたときにはすでにその方向に彼はいなかった。

「「「「?!」」」」

4体のモンスターの視界から完全に消えていた。
いったいどこへいったのか周囲を見渡す。

「透明は見えないみたいだな。散れ」

ズドン!!!
突如ナルガクルガの左腕から何かに殴られたかのような音が鳴り響く。
その威力は…ナルガクルガを吹き飛ばし、壁に衝突した。
ズガァァアアン!!!!
壁に衝突したナルガクルガはその衝撃に耐えられず、中の臓器が飛び出した。
殴られた部分は…完全に凹んで原型をとどめていない。一体どれほどの力を与えたのであろうか…。

「グ・・・」

中の臓器が飛び散り、体もぼろぼろになっている。それなのにナルガクルガはまだ力尽きない。

「まだ耐えるか…」
「グギャアァ!!」

余所見をしている炎にリオレウスが飛び掛ろうとした。
が、飛び掛ることはできなかった。

ズシャァァァアアアン!!

リオレウスの右足が突如爆発した


途中にあるρQVは2断面における運動量の変化(ρQ(V2-V1))の片方が壁に当たっている場合の式。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.840 )
  • 日時: 2014/06/18 15:58
  • 名前: 真夏のペンギンズ (ID: RoJWsWvk)

炎さんかっこいい〜!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.841 )
  • 日時: 2014/06/18 16:03
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: JK35Vy3T)

すいません失踪しt(以下ry)
忙しすぎんご・・・。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.842 )
  • 日時: 2014/06/18 16:07
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: RoJWsWvk)

更新更新〜♪

5話
空の上にて

腹の虫が鳴ったので僕は食堂に行くことにした。始めての筈なのにまるでわかっているかの様に部屋から出るとまっすぐまちがえことなく食堂についた。そして今まで感じていた違和感が何と無く気づいた。此処数ヶ月ずっとくすぶっていたこと。
僕は此処を知っている……
そして何度も来ている……
こうすると自分で意味不明な感情を抱いていたのも理解できる。唯、何と無くである。確証なんて存在しない。この先わかるかもしれない。このことを頭の片隅に追いやり僕はウイスキーボンボンを注文した。五分ほど待つとウイスキーボンボンが運ばれて来た。僕は片っ端から食べた。若いからこういう物を食べるなと言われるが美味いのでやめられない。それに酒には強いと自信ががある。一口、二口と口に運ぶ。10個目に手を付けたところで、
「昼間から何食ってんだよ。酔っ払うぞ」
顔を上げるとメイさんが呆れた顔で見ている。
「いいんですよ。これでも酒には強いと自信がありますから」
「ハンターだからって、お前も未成年だろ。身体を壊すぞ」
「うっ……」
「はあ……。それより今日の新聞見てみろよ!」
渡された記事には、
マガラ型古龍種の遺体発見!目撃者によると1人のハンターが一撃で討伐、更にその後ハンターは消えた!
「どう思う?」
馬鹿げてると思ったが、今の自分も馬鹿げた考えに振り回されている1人じゃないかと思った。変な世の中である。
「うーん……。まあ、凄いですね」
「それだけかよ!なんかないのかよ!」
「えーっと、じゃあとっても素晴らしいで」
「殆ど変わってねぇじゃん!って、ウオッ!?」
突然激しく船体が揺れた。その直後艦内放送が流れた。
「8時方向、距離20にクシャルダオラ接近!総員戦闘配置!繰り返す……」
船員が慌ただしく動き回る。僕達に出来ることは最前線で戦うことしかない。階段を駆け上がり甲板にでる。8時方向だから南西だ。見ると物凄い速さで接近する物体がある。金属光沢をもった身体を唸らせ接近する龍。クシャルダオラだ。
「みーつけたぜェマイハニー!!」
クシャルダオラが喋った。アンノウン以来である。ただしアンノウン以上のカオスだ。ただ単にキモい。
「なんでこんなことに巻き込まれてばっかなんですかね」
「しらね。まあ行くぞ!」
クシャルダオラはどんどん迫る。僕は(大石弓)アーバレストと書かれた装置を使うことにした。艦載された大型ボウガンである。使い回しが利かないが艦載なら平気だ。グリップを握ると小型スピーカーから音声ガイドがなり出した。説明通りに操作する。弾丸は三連榴弾を選択。狙いは頭部。リロードに時間がかかる。チャンスは1度だけ。外せば戦艦に直撃してジリ貧だ。発射。命中。成型炸薬が内部で爆発し確実に役目を果たした。威力でクシャルダオラがふらつく。突進をやめた。一斉に艦載機関銃の十字砲火を浴びせる。
「ウオオー!?激しすぎるぜマイハニー!」
クシャルダオラは羽ばたき急速に距離を詰める。そして勢いのままに甲板に乗った。船体が大きく揺れる。
「俺の名は鈴木軍強襲隊隊員クシャルダオラ様だ!俺を相手にするとはいい度胸してるじゃないかーマイハニー!だから潔く死ねェ!!」
クシャルダオラが竜巻を起こす。迫り来る竜巻。そこまで速くない。簡単に避けて反撃。スクアリーアルマードの斬撃が確実に当たる。メイさんも竜巻を斬り消して反撃している。後ろに飛んで下がるところに対飛竜ダガーを投げる。親父が接近型ハンターの減少に伴い開発した成型炸薬内蔵投げナイフである。貫通からの爆発。折り紙付きの威力。クシャルダオラは後方に吹き飛んだ。クシャルダオラは起き上がると怒りに血走った目で睨む。自然と僕は身構えた。

続く……だろう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案( No.843 )
  • 日時: 2014/06/18 17:01
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: XuMq9Snh)

更新します

翼の勇車sの作品の
第二十九話〜真の元凶〜
レスアンカーお願いします

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案( No.844 )
  • 日時: 2014/06/18 17:15
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

>>843
しまった、抜けていた…>>645です。はい…。
もしかしたら他のどこか抜けているかもしれない。

ともうひとつ。
で?sの作品が消えています。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案( No.845 )
  • 日時: 2014/06/18 17:18
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: XuMq9Snh)

>>844
わかりました

消えてる?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.846 )
  • 日時: 2014/06/18 18:05
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: lR4zVv9J)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十八章 アスト

「っ!?」
 シナト村でハンター達の生還を待っているミナーヴァ達と村人達。
 その中で、突然ユリは胸をおさえた。
「どうしたのさ、ユリ?」
 ライラは神妙な顔で胸をおさえているユリの顔を覗きこむ。
 そのユリの表情は、焦燥と不安に満ちていた。
「分からないんです……でも、何か……胸騒ぎが、するんです……」
 ユリは遠くの空を見通す。
 その方向は、禁足地だ。
「アストくん…………」

 シャガルマガラが放った、特大の狂竜ブレスの爆発はまだ晴れない。
「「「…………」」」
 カトリア、ニーリン、ツバキは黙ってそれが晴れるのを待っていた。
 徐々にそれが晴れてきて、輪郭が見えてくる。
 最初に見えたのは、シャガルマガラの頭部だった。
 最もそれは、アストが放った炎斧アクセリオンの剣が頸に刺さっており、既に息の根は絶たれていた。
 次に見えたのはその爆発が放たれた後の地形周りだ。
 巨大なハンマーで殴ったかのように、地盤に亀裂が入っており、どれだけの力があったのか想像も出来ない。
 そして、次に見えたモノ。
 それは、シャガルマガラの腹の下から這い出てきた、レウスシリーズのハンターだ。防具は大破し、レウスヘルムは吹き飛んだのか着いていなかった。
 そう、その彼は、アスト・アルナイルだ。
「ア……ア、アス……ッ……!」
 カトリアは涙を堪えながら、その彼へゆっくり駆け寄る。
 生きていた。
 あれだけの爆発に巻き込まれていながら、彼は生きていた。
 アストはシャガルマガラから這い出ると、立ち上がった。
 カトリアは、何も言わずに彼に飛び付いた。
 泣きじゃくりながら嗚咽を漏らし、愛する彼の胸に抱き付く。
「もうっ、どうしてこんなっ、無茶するのぉっ……!」
 それを聞いて、アストは小さく笑った。
「だから言ったじゃないですか……モンスターハンターに無茶するなって言う方が無茶だって」
 アストは初めての依頼を達成して帰ってきて、カトリアに介抱された時と同じ言い回しを使った。
「っくっ、死んじゃったかもっ、て、思っちゃったじゃないぃっ……!」
 カトリアはぎゅぅぅぅっ、とアストを抱きしめる。
「カ、カトリアさん痛い、痛いです。嬉しいですけど痛いですってば」
「ダメ、こうしてされなさいっ」
 カトリアはアストを黙らせてさらに強く抱く。
 ニーリンとツバキも二人の元へ向かおうとする。
「これにて一件落着。ハッピーエンドだな」
 ニーリンはふっ、と一息ついた。
「全員無事で、何よりかな」
 ツバキも小さく一息つく。
 死ぬかも知れないこの戦いで、全員生き残れたのだ。
 そして、シャガルマガラの討伐にも成功している。
 ベストな結果だ。
 ……そう、ハッピーエンドの、そのはずだった。
 突如、アストとカトリアの周りの地面にピシピシと亀裂が増え始めた。
「!!」
 それにいち早く気付いたアストは、抱き付いているカトリアを無理矢理引き剥がし、自分の前へ突き飛ばした。
「きゃっ……!?」
 カトリアは何が起きたのか分からないままアストに突き飛ばされた。
 その一瞬だった。
 地盤が、砕けた。
 その亀裂は、アストとカトリアを挟んでいる。
 地盤は崩落し、アストとシャガルマガラを連れて絶壁の下へ落ちていった。
 見えなくなった。
 カトリアは、その瞬間を直視してしまっていた。
 アストが、目の前から消えていった。
「……、アスト、くん……?」
 カトリアは彼の名を口にした。
 答えるべき彼は、もう目の前にはいない。
 カトリアの膝が折れ、シルバーソルグリーヴが地面に着いた。
「アスト……く、ん……?」
 彼女の蒼い瞳から、また涙が流れ始めた。
 それは、嬉しさなどではない。
 絶望と、悲しみだ。
「こんな……こんなのってっ……」
 カトリアは涙を堪えられなくなり、感情をぶちまけた。
「だから無茶しちゃダメだって言ったじゃない!!」
 何も残っていない絶壁の崖に叫び続けるカトリア。
 ツバキはそんなカトリアに近付こうとするが、それはニーリンが留めた。
 ニーリンの碧眼は「今はいい」と言っていた。
 ツバキが何か言ったところで、今のカトリアに聞く耳は持たないと分かっているからだ。
「シャガルマガラの討伐なんてどうでもいいよぉっ!どうして私は同じ過ちを繰り返したのぉっ!?それもっ、一番大切にしなきゃいけないものをぉっ!」
 声色など壊れ、カトリアはただただ、虚空に、沈もうとしている夕陽に感情を吐き出す。
 さっきまで、彼に触れていたシルバーソルシリーズを見下ろす。
「こんなもの着けたってっ、守りたいものが守れなきゃ一緒じゃないのぉっ!私が一番欲しかったのはっ、こんな鉄屑じゃないよぉっ!」
 両手のシルバーソルアームで何度も地面を殴った。
 手の痛みなどどうにも感じられない。
 そんな痛みより、心の痛みの方が、ずっと痛い。
「アストくんのいない私なんて要らないよっ、モンスターハンターとしての力だって要らないっ、何も欲しくないよっ!」
 カトリアは嫌々をする子どものように首を左右に振る。
「どうしてっ、どうしてこんなぁっ……」
 カトリアは天に向かって吼えた。
「私からどれだけ大切な人を奪えばっ、気が済むのぉ!!」
 それから、カトリアは泣き続けた。
 何十分も、何時間も、涙が渇れても泣き続けた。

 疲れ果てて眠るまで泣いたカトリアを連れてシナト村へ帰還したのは、丸一日が経ってからだった。
 村に生還出来たのは、カトリア、ニーリン、ツバキの三人だけだった。
 この戦いで、彼だけが帰ってこなかった。
 エリスは泣き崩れ、ライラはばつの悪そうに唇を噛み、ルピナスは静かに涙を流し、シオンは号泣し、マガレットは膝を折った。
 ユリはカトリアにやつ当たった。
 どうしてアストくんをまもってくれなかったの、と。
 カトリアはただ、ごめんね、としか言えなかった。

 輪廻の唄は、そこで止まったーーーーー。


 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.847 )
  • 日時: 2014/06/18 20:59
  • 名前: ヨーグルト (ID: MDcwcL/a)

前回にラルト達の装備を書いていなかったので書かせてもらいます。
ラルト 武器メガドリルランス
防具グラビドS一式
サクラ 武器双剣リュウノツガイ
防具リオソウル一式
グラン 武器アグナブラスター
防具アグナ一式…以上です。
ラルト達が氷海付近に着いたのは2日後の夜だった。
夜の狩りは視界が悪く危険が増すため狩猟は明日にすることになった。
次の日…
朝早くに出発したラルト達はBCに到着し、ギルドから支給された支給品をポーチに入れエリア1に向かった
エリア1に着いたラルト達はポーチからホットドリンクを一気に飲み干した
エリア1はいくつかの細い道とごつごつとした崖があった。
後ろを覗くと渦を巻いた海が広がっている。落ちたら必ずといっていいほど命を落とすに違いない。
ポポはエリア1とエリア3にいることが多いのでラルト達はエリア3に向かった。
エリア3は少し坂になっているそこにベリオロスはいた。
すぐにはわからなかったがベリオロスはポポを捕食している。
ラルト達の存在に気づいたベリオロスはこちらを睨みつけた。
骨格はティガレックスに似ているが、ティガレックスにはない2本の牙にポポの紅い血がついている。
「ゴオオオォォォォォォォッ」
低くのぶとい叫びがラルト達を襲う。
サクラはスキル高級耳栓が発動しているのでベリオロスとの距離を一気に積める。
正面からでは危険なのでサクラは後ろ足を切りつけた。
切りつけた感触はかなり浅い。恐らくあまりダメージは入っていないだろう。
サクラに追いついた二人はラルトはペイントボールを投げグランは火炎弾を銃にセットした。
三人は少し離れて様子を見る。いくら多人数でも初めて狩るモンスターは様子を見て狩らねば危険が増す。
そのためにギルドはハンターに最低限な情報は出しているが実際に戦うとかなり違うものだ。
そのため自分の目で見た情報が最も信用できるのだ。
グランは様子を見ながら火炎弾を二発打ち込む
火炎弾を打ち終わってすぐにベリオロスが動いた。
「!?」
狙いはラルトだ、様子を見ていたのですぐに盾を構えてなんとか防ぐことができた。
なんとか攻撃を防いだラルトは思わずベリオロスの方を向く。
ラルト「いない!?」
ラルトが向いた方向にはベリオロスはいない。その瞬間サクラが叫んだ。
サクラ「ラルト!後ろ!」
ラルトは思わず振り替える。
「ぐっ!?」
かなりの衝撃だ、ラルトはエリアの端まで吹き飛ばされてしまった。
グラン「空中からののしかかりか!?しかもかなり素早い!」
グランはラルトを安全なところに避難させるために閃光玉を投げエリア9に逃げ込んだ。
二話 終

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.848 )
  • 日時: 2014/06/18 21:03
  • 名前: 翼の勇車 (ID: xmmR8boT)

>>849
ペッコ「……イーオ、分かっているな」
イーオ「無論だ。アスト助けに行くぞ」
勇車「……お前ら、やっぱいいやつな。でもさ、その仕事する人違うと思うよ。いや、人じゃないか」
ネオ「ま、まさかにゃ……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.849 )
  • 日時: 2014/06/18 22:09
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: BzPa35jo)

参照あたったkrkt

六話「密林の中で〜後編〜」

天「そう。こいつだ。」
剴「これって…」
霧「嘘だろ?…」
天「クシャルダオラだよ。」
剴「何故?クシャルは…」
天「話は後よ!やりましょう。三人なら…」

〜天と霧と剴の十分クッキング〜ミ☆
天「まず、頭を壊します。」
剴「次に、尻尾を切ります。」
霧「後は攻撃して終わりだぜ。」
ス「戦闘シーンダルいから書きたくなかったんだろとか、言わないでね★」

剴「やりましたね。」
霧「そうだニャ……ア、カンダ。そうだな。」
天「まぁ、クシャルの事は帰りに話すわ。」

続く

次回 全員個人情報を出します。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.850 )
  • 日時: 2014/06/19 00:37
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: CbSm8hb8)

その17 凌駕せし者

「グゴァア!!?」

突如起きた爆発はリオレウスの右足を完全に破壊した。
爆発の正体は…炎が放った貫通弾…実際は貫通作用をもつ徹甲榴弾だった。
―通常、徹甲榴弾はモンスターの表層部に刺さり、一定時間後爆破する。
これが通常である。しかしこの場合、甲殻にダメージを与えることはできても、内部にはダメージがあまり通らない。
内部にダメージを与えるためには、甲殻を砕き、それでもなお威力が残るほどの破壊力が必要となる。
しかし、炎の作った弾は、モンスターの内部に食い止められる程度に貫通させ、内部で爆発させることができる。
これにより、対象を内部から破壊することが可能となるのだ。たとえ甲殻に傷をつけることができない爆破の威力でも、内部組織を破壊することによって、機能停止にさせることは可能。
ただ、炎のもつ弾の爆破は…普通の物の比ではない。そんなのが内部から爆破するのであれば…
その結果が、リオレウスの右足の完全破壊である。
右足だけの破壊に留まらず、左足をもえぐり、完全に足は使いものにならなくなってしまった。というより右足は失われている。
その脅威の破壊力にモンスター達は恐怖を感じていた。
今まで見たハンターと次元が違う。

「おいおい、怖気づいたか?ならさっさと終わらせてやろう。」

ズバババッ!!!
そういうと、炎はモンスターの上空目掛けにある弾を乱射する。
リオレウスは動くことができなかったが、ティガとラージャンはとっさに回避する。

パカッ!!

乱射された弾からあるものが大量に放出される
―爆薬だ。
拡散された範囲は非常に広く、回避できたと思っていたティガやラージャンのいる場所も含まれている。
おまけにその量は…1発あたりに何十個いれているのか分からないほど。それを乱射したのだから…その量は百を超える。

「散れ」

ズドガガァァァアアアアアアアン!!!!

あたり一面が爆発で包まれた。


〜そのころの地〜

「うひゃー広い広いwww」

地はそこらへんにいた組織の人間から地図を強奪していた。
ちなみに侵入者ってことは最初に炎がどうどうと門破壊したためばれている。そのためどうどうと真正面から敵に接近している。

「さーてとwwwたぶんここへ向かえばいいんだな。」

そういうと地はある場所へと向かう。


〜地下10階〜

「…うっ」

ここは炎たちが乗り込んでいる施設の地下10階。
ここには…残妖と霊華が連れ込まれていた。

「ここは…」

目が覚めた残妖はあたりを見渡す。
一面真っ白。物はほとんどおかれていない。モンスターの標本がところどころにある。
それと今の自分に異常がないか見てみる。
手錠がかけられているため、腕の自由は効かない。武器はある。防具も問題なし。
近くには霊華がいたが…まだ眠っていた。
ここがどこなのかいまいちぱっとしない残妖であったが、とにかく脱出することを試みようとしてみた。とそのときだった

「け〜けけけwwwもう目覚めたのかwww」

いかにも研究員みたいな服装の男が部屋へ入ってきた。わかってると思うけど地じゃないよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.851 )
  • 日時: 2014/06/19 00:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cbEwmClD)

いまさらだけど自分は2小説同時に書いてるような感じか…。
本編は問題ないけどもう一つはこれからどうしようか考案中。もう少しは普通に更新できるけど。

>>846
シャガル…あとで屋上。師条と炎と地が待ってるから。
炎「いやもうそいつ死んでるから。」
qua「ダニィ!?」

>>847
設定は別のレスで作ると見やすいです。

>>849
さっきクシャル殴ってきました。とはいっても単発ブレスのあとに頭を斬って離脱するチキンプレイですが。
抜刀力効果で3スタンいただきました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.852 )
  • 日時: 2014/06/19 02:32
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: wmuoEw0/)

 >>848 >>851

 まぁ、お察しの通りの展開です。
 予定では後二つ更新したら完結です。
 最後の最後で躓くことのないよう、全力で書かせてもらいます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.853 )
  • 日時: 2014/06/19 12:32
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 78NaSqiQ)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 二十六章続き

「ちょっと待って、カスケくん」
 カスケに対して、カトリアが動いた。
「まずは状況を整理させてね。……まず、私達みんなが事の始まりの前に奇妙な夢を見た。その夢の終わりに目覚めた時、私達はこの密林にいた。しかも互いにバラバラに。超大陸のモンスター達の、クックくん、ギザミくん、トトスくんは目覚めると同時に何らかの『ズレ』たような感覚を覚える。その『ズレ』を確かめに行くと、それぞれの亜種と遭遇、そこに私達もいた。それぞれがそれぞれと合流してから、ペッコくんの召集で他の仲間を呼び寄せた。それに呼び寄せられたかのような、超大陸のモンスターではないクシャルダオラ。ニーリンさんの意見の、痛覚を刺激されると身体がブレたような感覚……。こんなものかな」
 ここまでの経緯をあらかたまとめたカトリア。
 もう超大陸のモンスターを前にしても恐怖心は感じないようだ。
「ニーリンさん、その痛覚を感じ続けるとどうなるの?」
 カトリアは事の進展を促す可能性を見せたニーリンに問い掛ける。
 ニーリンはその形の良い眉をしかめながら答えた。
「断定は出来ませんが……恐らく夢から目覚めて、この世界から退場することになるでしょうな。それを試してみようかと」
 ニーリンも全員の前に立つ。
「全員聞いてくれ、私はこれからある試みを試行する。同時に、私がこの夢の世界から退場する場合もあり得る。私が消えたと言って混乱はしないでほしい」
 彼女は右手のレイアガードを外して、素手になる。
 静かに目を閉じ、息を大きく吸って吐く。
 そして、カッと目を開いた。
「南無三!!」
 そう叫ぶと同時に、ニーリンは自分の頬を思いきり叩いた。
 その瞬間、ニーリンの身体が急速にぶれ、消えた。
「……マジで消えやがったぞ、ニーリンのやつ」
 トトスは神妙に呟いた。
「でも、これでハッキリしたことが増えた」
 ツバキが頷く。
「強い痛覚を感じると、夢から覚めると言うことがな」

 〜ニーリンside〜

 むくり、とニーリンは自分のベッドから起き上がった。
 何か奇妙な夢を見ていた気がするが、覚えていない。
 辺りは真っ暗、つまりまだ夜中だ。
「ふぁ……」
 欠伸を盛大に漏らしてから、ニーリンは再び睡眠の体勢に入った。
 眠気が意識を沈め、連鎖的に奇妙な感覚を覚える。


 すると、ついそこにいたニーリンが消えた同じ場所に、彼女が現れた。
 その光景を間近にして、全員が驚愕した。
「どういう分けよ、現実世界に戻ったんじゃないの?」
 ライラは冷静にそのニーリンに問い質す。
 だが、そのニーリンは目を見開いて困惑していた。
「ん?なんだ、ここは……ミナーヴァが全員揃っている?それになんだ?モンスターだらけではないか?これは随分と明瞭かつ不可解な夢だな」
 ニーリンは首を傾げて辺りを見回すばかりだ。
 その様子から、エリスは察した。
「……記憶が、残っていないですね」
 ニーリンの様子から見るに、演技だとは思えない。最も、ニーリンの普段の言動や仕草が芝居臭いので分かりにくいが。
「……恐らくは」
 ティガがその野太く低い声で答えた。
「……夢から覚めると同時に、記憶は残らない。二度寝しようとして、またこの夢の世界に入り込んでしまった。かつ、それ以前までの記憶は持ち越されない、というわけか」
「なんと、ティガレックスが喋るだと?」
 ティガがヒトの言葉を発したことで、ニーリンは驚く。
 慌ててカトリアがニーリンに事情と経緯を話した。
 どうにか納得してくれたのか、ニーリンはいつもの調子に戻った。
「つまりこの世界では、モンスターが喋るなど当たり前……か」
 ニーリンが頷いて納得している側で、カスケはまた難しい顔をして悩んでいる。
「痛覚を覚えることで、夢から目覚めてこの世界から退場。その時の記憶は残っていない。そのまま二度寝すると、またこの世界に入り込んでしまい、そのうえ以前のこの世界の記憶は持ち越されない……」
 難しいな、とカスケは呟いた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.854 )
  • 日時: 2014/06/19 17:11
  • 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: awRhgtfW)

見づらいので二十一話〜二十三話の題名を修正いたしました。

そこで、スレ主様。目次の編集をお願いします。

〜第二十話「一買い行こうぜ!・後編」〜
・上位昇格試験編
〜第二十一話「出発の時」〜
〜第二十二話「地図に載らない街」〜
〜第二十三話「新たな戦友」〜

みたいな感じで。
修正宜しくお願いします/(_ _)\

〜第二十四話「出航」〜

「おーい、ナナミ!いつまで寝てるんだ、早く起きないと船が出るぞ」

「……ふえぇ?」
ナナミは気が抜けるような声で返事をした。
……多分、声の調子からして今起きた所だ。どうやら朝が弱いらしい。

「もうボクとサクラは準備出来てるんだからね?後五分で出ないと部屋に入るよ?」

サクラは、今朝、ボクが起きるとすぐに挨拶に来てくれた。
挨拶どころか顔すら出さず、サボってばかりの給料泥棒としか言いようがないオトモがかなり多い中、実に真面目なオトモだ。

ガチャッ。
それから四分五十九秒後、ナナミは防具を身に付け、眠い目を擦るような仕草をしながら出てきた。
急かしたとはいえ、五分弱で防具を付けるとは上出来だ。

「……後三十分で船が出航するから、ちゃんと荷物を持って、走って行こうか」
ボクはサクラを抱え上げると、港の方へ全力で駆け出した。

船の出航まで後二十分。
ボクは息を切らしながら港へ駆け込んだ。
ハンターにとっても、防具を付けて十分間全力で走るというのは辛い。
おまけにボクは武器を背負い、メラルーまで抱えているのだ。

「ナィさん、遅いですよ?」
ナナミは先に到着していたらしい。しかも、荷物で満載の台車を曳いてである。かなり足が速い。
先程までの眠そうな表情はどこにもない。

「はぁはぁ……。ゴメン、遅くて」
ボクはサクラを地面に降ろし、少し息を整えた。

この港には、大型の船は今日は一隻しか停泊していないので、乗る船はすぐ分かる。
大きな帆に緑色の錨の紋章が描かれている船だ。

船長と思われる大柄な竜人族の男が船のへさきの上に立っている。

ボクはその男に話しかけた。
「すいません、船長さんですよね?」
「いかにも。ワシが、この船の船長ゼヨ」
「もしよろしければ、今からこの船に乗せて頂けませんか?」
「構わんゼヨ。見たところ、おぬし達はなかなか腕の立つハンターゼヨ?乗船料は取らないから、船の護衛をお願いしたいゼヨ」

かなり特徴的な口調だ。ボクが言える事ではないかもしれないが。

「あと十分で出航だから急いで乗るゼヨ」
「ありがとうございます」
二人と一匹は大急ぎで船に乗り込んだ。

「あっ、荷物積むの忘れた」
ナナミは船から飛び降りると、荷車ごと荷物を船の上に放り投げ、自分も船に飛び乗った。
大タル爆弾入りの荷物を放り投げるとは……。大した神経だ。

出航の時間になった。
船長が大声を船員達に合図をすると、テキパキと作業が進み、あっという間に船は進み始めた。

口調は独特だが、船員達にはかなり信頼されているようだ。
案外、凄腕の船長だったりするのだろう。

〜第二十五話につづく〜

注)船長はMH3・3Gに登場するゼヨ船長という設定。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.855 )
  • 日時: 2014/06/19 17:45
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cbEwmClD)

第26話 異世界の物

俺といえばもう分かるだろ…。
シャガルの頭は甲殻に亀裂が入り、幾分崩れ落ちている。
もうそんなに時間はかからない…。

「…。」
バシュッ!!

俺はシャガルの腹めがけて貫通矢を放つ。腹をぶち抜いて機動力を落とすことを目的にした。
普段からシャガルを狩りすごしているからどれくらいでぶち抜けるか理解している。それの少し強めに撃っておけば問題ない。
しかしだった…。

カンッ!!
「何ッ!?」

俺の放った矢は貫通することなく、はじかれた。そんなこと今まで1度もなかったぞ?!
それにしても…はじかれた音がまるで金属に当たったかのような音だった。仮にシャガルの甲殻にはじかれたとしてもそんな音がでることはない…。
だとすると別の何かが俺の矢を遮ったのか…?

バサッ!
「グゥォァアア!!」

シャガルは少し後ろの方向に飛ぶと、俺目掛けて突撃してきた。
回避してもよかったが…そんなことしなくてもよけることはできる。

バシュッ!!
グサッ!!
「グゥォア?!」

俺はシャガルの右腕めがけて矢を放った。貫通はしなかったが、十分な威力はあった。
矢が直撃した右腕は力の衝突によって速度が失われた。これにより偶力、すなわちある場所を中心として対になる力が生じた。左腕は俺の方向に、右腕は反対の方向に力がかかる。
偶力によってシャガルは空中で右回転しながら地面へ落下した。バランスを失うからまぁ墜落するよな。
それにどうやら墜落した際、後ろ足に本来曲がるはずのない方向に圧がかかり、折れてしまった模様。運のないやつだ…。しかしそんなことはもうどうでもいい。
―弓を強くひき絞る。

「俺もお前もこの世界にいてはならない存在…。悪いが…ここがお前の墓場だ」
バシュン!!

そして放つ―





「…死体はどう処理したらいいんだ」

俺が放った矢は頭を貫通した。脳組織が完全に破壊され、シャガルは力尽きた。
別にこれが珍しいことではない。普段からだいたい似たようなことを行っている。シャガルとゴアだけは…許せない。
それにしても…腹元を狙った際におきたあの現象…いったいなぜ…。
―とにかく腹元を調べてみるか

ザクッ カツン。

何かに当たる音…あの時と同じ物体か?
俺はその物を体内から取り出した。
―テッセンだ。

「なぜ体内に…?」

見たところまだ新しい…。誰かの物だろうか。
テッセンの刃先から紫色の光が輝く。発掘武器特有の輝き…となるとやはり誰かの…

―そのとき、俺の耳に誰かが泣く声がかすかに聞こえた。
聞き覚えのない声であるが…近くにいる。
誰か検討がつかないが、俺はその声のする元へと向かう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.856 )
  • 日時: 2014/06/21 16:21
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: P1ET2rqZ)

モンスターハンター「焔の詩」サイドストーリー 微笑は風と共に
プロローグ
「この抜け道を真っ直ぐ行けば屋敷の外へ繋がっております。早く行って下さい」
「で、でも・・・・・・マルコはどうするの?」
「私の図体ではそこは通れません。勿論、追手も・・・・・・ここでお別れです。この屋敷の外の世界で・・・・・・強く生きるのですぞ。これが私からの――最後の願いです」
それを最後に、全てが闇に包まれた。
そして、その闇を、言われたとおりに真っ直ぐに進んだ。
その先に光があると信じて・・・・・・
光が見え、手に届きそうになったところで目が覚めた。
また、この夢だ。
執事のマルコを喪い、外の世界とやらに出て3ヶ月経った。
その3ヶ月の間に、何度この夢を見ただろうか――
そして、この夢を見る度に思う。
このままじゃ、屋敷から出てもまだ籠の鳥だ――
この家に来てから、一度も開け放った事の無い窓を見つめ、心の中で呟く。
これでは、マルコとの約束を果たせない――
そして、開かれない窓から目を離した時だ。
コンコンと、ノックする音が聞こえた。
「誰かいるの?」
「こっちだよ。こっち」
他の家と比べ、かなり高い塀の上に、一人の少年が座っていた。
その少年の手によって、今まで開けた事の無かった窓が開け放たれた。
そして――開け放たれたその窓から少年が手を差し伸べてきた。
「俺の名前はヴァン・フォール。実を言うとな・・・・・・君が籠の鳥みたくそこにいるから、気になってたんだ」
籠の鳥・・・・・・実際にそうだ。屋敷から離れられたのは良かったが、これではあの屋敷と何一つ変わらない・・・・・・
「ねえ、ボクを外の世界に――連れてってくれる?」
ヴァンと名乗ったその少年は、笑って「いいぜ、一番自由なところへ連れてってやる!」と答えた。
窓から差し伸べられたその手を取り、再び外の世界へ出た。
マルコとの約束を、果たす為に・・・・・・

「ただいま〜お婆ちゃん。薬草とって来たよ〜」
そう言ってドアをノックしたが、いつもの元気な声は聞こえてこない。
どうしたのだろうか? と少し不安になりながらドアを開けて、家に入る。
「お婆・・・・・・ちゃん?」
家に入ったとき、真っ先に目に付いたのが、丁度鳩尾の辺りから、夥しい量の出血をしていた――お婆ちゃんの姿だった。
明らかに――ナイフに刺された後だ。
棚から、止血に使われる薬草を取り出し、傷口に当てる。
まだ生暖かい体温が、まだ死んではいないことを物語っている。
擦れそうな声で僕に喋りかけた。
「もう・・・・・・いいの。私はね、もうすぐ死ぬから・・・・・・だから、私の事はほおって置いて早くこの家から出なさい。恐い人たちがくるから・・・・・・いいね」
それを最後に、おばあちゃんの身体が冷たくなった。
死ぬ? どうして? 僕はどうなるの?
頭の中でそんな思考がぐるぐると回り、背筋が凍る。
だが、そうしている暇は無かった。 
突如、ドアが乱雑に開けられ、おばあちゃんが言ったように、明らかに恐そうな人達が家に押しかけて来た。
その恐そうな人達が僕を囲み、その内の一人に羽交い絞めされ、そのまま連れて行かれた。
僕は――どうなるの?

本編から離れて番外編を書きました。
これはフロウとアンバーの話です。
何故その話を書いたのかというと、13話からアンバーがフロウがどうのとこうのだったので気になっているのではないかと思ったのでこのタイミングで書きました。
本当なら本編代1期終わらせてからの予定でしたが、いまならタイミング的にも丁度いいのではないかと・・・・・・
まあ、呼んでいる人がいるのかすら解りませんが

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.857 )
  • 日時: 2014/06/19 20:47
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: 9HQxNfV4)

反撃の烽で出てくるキャラの個人情報だします。(ちなみに、新しいキャラクターでたら個々に掲載します。)


身長172cm
体重 51kg
性別 ♂
愛好武器 大剣
握力 30kg
50m 7秒57
好きなタイプ 剴「可愛い子なら誰でもokだ。」
特徴 ちょっとチート修正かかってる人


身長 166cm
体重 シークレット
性別 ♀
愛好武器 狩猟笛
握力 41kg(おぉ。怖い怖い)
50m 8秒38
好きなタイプ 霧「ないんだぜ」
特徴 語尾に【ぜ】が付く。


身長 155cm
体重 りんご20個
性別 ♀
愛好武器 弓
握力 21kg
50m 6秒89
好きなタイプ  天「高収入の人グヘヘヘヘ」
特徴 スキルは付いていないのに、すぐ腹が減る。

団長
身長 185cm
体重 61kg
握力 57kg
50m 7秒61
特徴 酒を飲むと違う人格が出る。「俺はノンケだって食っちまう団長なんだぜ?」といって、武器店の竜人をよく困らす。

はい以上。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.858 )
  • 日時: 2014/06/20 00:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

うーん…本編でおぼれてた人誰にするかまーだ決めてない。
まじで誰にしよ…。モンハン外ってことだけはきめt(殴

>>853
今考えたらBLAZEは夢の世界に乗り込んでいったことになるのか…
まぁBLAZEだし、いっか←自重

>>854
3G…懐かしいです。
ゼヨ船長地味に4のイベクエでいたような…キノセイカ

>>857
団長ェ…
地「…」
qua「どうした?」
地「かぶる…俺と…かぶる…。」
qua「もうお前 地 が本名ってことで。」
地「ダニィ!?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.859 )
  • 日時: 2014/06/20 00:39
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

その17-2 その頃のミラバルカン

はるか上空…下がどこなのか検討のつかない場所をミラバルカンは滑空している。
問題視する例の組織がどこにあるのか未だに分かっていないため、広範囲を探索している。
今は…火山付近と思われる場所にいる。

「そういえば…さきほど妙な爆発音が聞こえた。近くに何か起きたな」

その爆発音は炎が門をぶち壊した音のこと。どうやらミラバルカンには聞こえていたみたいだ。その位置もある程度分かっていた。
今いる位置から…南東へ12キロ。そんなに遠い位置ではない。
ただ、低空を飛行するとどうも怪しまれる…。それだけは避けなければならない。
はるか上空から目的地の真上まで滑空し、そこからある方法で組織に攻め込む。
そうしようときめ、滑空を行おうとした時だった。

ザクッ!!
「ぬぅ?」

何かが翼に刺さる音が聞こえた。貫通しているが…この程度は何も問題ないみたいだ。
その刺さっているものは…今までにみたことのない物体。いや、おそらく物ではなく高エネルギー体といったほうがよいかもしれない。
それはどうみても槍のかたちをしている。色は…紅。
周囲を軽く見渡すと…何かいることに気づく。

「あれは…」

ミラバルカンが見た先には…上空に浮遊する謎の人間のシルエットだけが見えた。雲が邪魔で正確に見ることができない。
しかし…人間にないモノも確認できた。それは…翼だ。
ただ、防具のなかには翼を似せた物も存在する。その可能性も否定できない。
とにかくその元へ向かおうとしたときだった。

ズガァァアアン!!
「なにぃ!?」

突如右翼が前触れなく破壊される。
幸い、先のほうだけではあったが、羽ばたくことを阻害するには十分すぎる損失であった。

「くそっ…!覚えておけ!この世界に存在しないモノ達よ…!」

滞空できなくなってしまったミラバルカンは、そう言いながら地上へ落下していった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.860 )
  • 日時: 2014/06/20 12:12
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 1KemlCbq)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十九章 流れ星ひとつ

 俺は直感的に感じた。
 この地盤が崩れることを。
 カトリアさんには悪いけど、俺は彼女を無理矢理引き剥がし、前に突き飛ばした。
「きゃっ……!?」
 カトリアさんは小さく悲鳴を上げて尻餅をついた。
 それと同時だった。
 俺とシャガルマガラがいる地盤周りが砕けた。
 そりゃそうだよな。あんだけ大きな爆発の後だし、地盤の一つくらい崩れるよなぁ。
 でも、まぁ……カトリアさんまで一緒に落ちなくて良かった。
 愛しい人を守れるほど、誇りに思うことはない。
 俺とシャガルマガラは、空中へ放り出された。
 カトリアさんの、呆然とした顔が見えた。
 それもすぐに見えなくなり、俺とシャガルマガラは墜落への空の旅に出た。
 さすがに、ここから地面に落ちたら死ぬよな。
 俺はそんなことを無駄に冷静に考えていた。
 死ぬ。
 あぁ、そうか。
 俺、死ぬのか。 
 ごめんな、セージ。
 結局俺は、自分の命を粗末にしちまったよ。
 カトリアさんを守るためだとか言ったって、自分が死んでちゃ意味ないよな。
 ツバキじゃあるまいし、その彼女にも死ぬってどういうことか教えたんだったな。
 死ぬってことは、大切な人を悲しませること。例えそれが、その大切な人を守るために死んだとしても、大切な人はそんなこと望んでないよな。
 目上だからとか、団長だからだとか、俺はカトリアさんの手駒になった覚えはないし、ましてやカトリアさんだってそんなこと望んじゃないし。
 俺はただ、カトリアさんが好きなだけ。
 好きな女性(ひと)を守るのは男の役目……いや、何よりの願望だしな。カッコいいところ見せたがり?どっちでもいいだろ。
 ……と言ってもまぁ、自分が死ぬってことは、大切な人を悲しませる。
 身体は守れても、心は守れてないよな。
 そんなの、守るって言えないよな。
 色んな意味で、セージの言いたかったことが分かった気がするよ。
 もう、今更だけど……。
 地表が近くなるに連れて、シャガルマガラが先に俺より落ちていく。
 俺の何百倍は重いんだし、当然か。
 どっちにしろ、あいつは俺がとどめを刺したから、俺より速かろうと遅かろうと変わんないだろうけど。
「だから無茶したらダメだって言ったじゃない!!」
 遥か上から、カトリアさんの泣き叫ぶ声が聞こえてくる。
 やめてくださいよ。
 そんなに泣いたら、可愛らしい顔が台無しですよ、カトリアさん。
 ……って言うか俺、カトリアさんに面と向かって告白してないじゃないか。
 バカだろ。
 ユリに対してカトリアさんが好きだって言っても仕方ないだろうが。
 後悔ばかりが俺の心を責め続ける。
 あぁ……やっぱり、告白したかったな。
 いや、告白とかそんなことじゃない。
 俺はただ、カトリアさんの側にいたい。カトリアさんが側にいてほしい。
 ただ、カトリアさんに笑ってほしいだけなんだ。
「私の大切な人をどれだけ奪えばっ、気が済むのぉ!!」
 泣かないで、カトリアさん。
 そんなに泣いたら、俺が守った意味ないじゃないですか。
 違うだろ。
 カトリアさんが泣いているのは、俺のせいだ。
 俺が我が身を省みないことをしたから、カトリアさんは泣いているんだ。
 でも、どうしたらいいんだ?
 俺はもう助からないんだ。
 こんな所から落ちて、助かるわけないじゃないか。
 奇跡でも起きなきゃ、助かるわけ……、
 キセキデモオキナキャ?
 違う!
 奇跡は、起こらないことだから奇跡なんだ。
 だから俺は奇跡なんて信じない。
 俺は、自分の力で、愛する人のために生きる!
 もう地面が近い。
 頭から落ちようとしてる俺は必死に身体の向きを変えようと身体を動かす。
 頭から落ちたら確実にゲームオーバーだ。
 どうにかしていく内に、背中が地面に向けられる。
 いいぞ、このまま足から落ちるんだ。それなら下半身の骨がが木っ端微塵に砕けるかそれくらいで済むはずだ。
 でも、もう間に合わない。
 一足先に、シャガルマガラが地面に激突した。
 俺もすぐに落ちてしまう。
 いやまだだ。
 俺は最後まで諦めるもんか。
 少しでも、生きるために……!
 俺は背中から激突した。
 正確には地面にではなく、シャガルマガラの翼に。
 全身に電撃が走ったような感覚と共に、意識が薄れていく。
 シャガルマガラの翼から滑り落ちるように地面に落ちた。
 もう、何も感じられない。
「カ……トリ、ア……会い、た……いよ……」
 俺の意識は闇に沈んだ。

「何を寝言を言ってるんだニャ、このバカ二号」

 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.861 )
  • 日時: 2014/06/20 18:44
  • 名前: ハヤテ (ID: iB9eNnDX)

セージ先生きたぁぁぁ!!!復活くる?セージ先生復活くる?やったぁぁぁぁ!
おっと、熱くなりすぎたぜ。ネオが俺と同じになる気がする。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.862 )
  • 日時: 2014/06/20 19:00
  • 名前: あ?なに見てんだよ (ID: kXJhWDpH)


    --==彡:.:/i:(_)i:i(フi:i:i:i:i:ー==┬‐-- 、_:.:.:.:.:. : :.:.i:.:.:.: : :{
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        |i:i:i≧=彡i:i:i:i:i:i/ト、: : \__) 乂rソ /: / |  }小
        |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/{:..:.| 八ト、:{ ´ ̄ ,厶イ  j!/
       ノ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〈八}\〉  、 `      r=彳
       \i;i;i;i;i;i;i;i;i:イ ...,,,____ __,,..ィ  _r=====ュ
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    ′ニニ二}――'´ __∨ニニ二| _,.. ´|ニニニニニ{    _________
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 /ニニニニニ/ニニ}      ,. Vニゝノ/   vニニニニ/ニニニニニニニニニ二二}
 }ニニニニ/ニニ二}ー―‐ァ'"  ∨ニ/{____∧ニニ=/ニニニニニニニニニ二{ニニ|
./ニニニニ/ニニ=/ }____/    / ’il/ l::::/ ∨=/=ニニニニニニ二}ニニ{ニニ|     「ゆうた」
ニ二二/ニニ=/  }    ,.  '′ /’,  ∨   Vニニニニニニニニニニ‘,=/ニニ}
ニニニニニニニ/\  }二ア´    /_,ノ゙:, ′   〈ニニニニニニニニニニニニ{ニ=.∧
ニニニ二二/  ‘,}ー― ‐ ´    ハ{ O′ ∨ニニニニニニニニニニ‘,ニ∧
=ニニニ二〈 「`ー┘{        ,.  / }       \=ニニニニニニニニニ‘,ニ∧
=ニニニニニム}    ‘,ー―‐ ´ / ,ノ       \=ニニニニニニニニ‘,ニ∧
【ゆうた 寄生体 ウィルス 必殺技:はちみつください】

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 人r||ヒ0ソ ヽ|ヒ0ソ|ハ|
〔二ヒN   `  _ノ      「キリト」
 |ノ|ヽ  _  /
 |ノ| )>、 _ /
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 |ノ|_ノ   ヽ__
 |/ヽ|ー  ー|| |\
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【キリト 寄生体 ウィルス 必殺技:乱闘】



●ヽ( ・−・`)ノ●
 ●ヽ(・−・`)ノ●
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   (・`● )
   (●  )ノ●
  ●ヽ(   )ノ●
  ●(  ´)ノ●   「「ジョグレス進化ー!!!」」
   ( ´ノ●
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   (・`ノ● )
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:::::::ヽ ヽ . ミヽヽ     (     :::::::;;;;;;;)    /   二 / /::::::::::::::::::
::::::: ( \ ヽミ ヽヽ    \_―― ̄ ̄::::::::::  /    二 ___/ヽ ...::::::::::::::   「超迷惑だモン!」
::::... /ヽ ヽ ニ ヽヽ  ノ ̄     :::::::::::::: //   ニ _______/   ...:::::::::
:::.   ヽ____  ニ ヽ (     .::::::::::::::;;;;//    ニ ____ノ     .....::::::::::
      ヽ___,  ニ/ ̄――――― ̄ ̄::::::::\ ニ ___ノ +   + ....:::::::::
        ヽニ -‐(        :::::::::::::::::::::::::::::::::≡ __ノ+ ┼ *:::::::::
         ヽ---\__::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ_ +  ┼  .::::::::::
 :::::...     + ┼ +   +    ー-、___~'''''ー-、   :....::::::::::::
  :::::::....     + ┼    *+     +~~'''ヽ ..:...::::::::::::::::::::
   :::::::::::::::::.....    +   * .   ┼  :....:::::::::::::::::
    ::::::::::::::::::::....: + *     +   .....:::::::::::::::::

【超迷惑だモン 究極体 ウィルス 必殺技:ハチミツよこさないと爆破するぞ!!】

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.863 )
  • 日時: 2014/06/22 02:19
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: RhuRuM5P)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 終章 輪廻の唄

 あれから、一年が経った。
 シャガルマガラの討伐に成功してから、ミナーヴァは再びバルバレに戻った。
 ユリとツバキは、今度こそギルドに保護されて、いるべき居場所に帰っていった。
 ユリはこう言っていた。
「アストくんからたくさんの勇気を貰ったから、吹っ切れた。だから私はあるべき姿に戻ります」
 そう言い残し、ツバキと共に旅立った。今度会うときは、どこかは分からないが、どこかで会えるだろう。何せ、彼女は大陸を股にかける歌姫なのだから。
 ニーリンも、ミナーヴァとの長期契約の期限が過ぎたために、多額の報酬金を受け取ってミナーヴァを離れた。
「一度は勘当されたが、顔を見せるくらいはいいだろう」
 彼女の実家はバルバレから遠く離れた大陸にあるらしい。
 彼女にとって肉親は憎むべき存在だが、腐っても親。自分の子を心配しないはずがない。
 マガレットも故郷に戻り、開業を始めたいらしい。
 こうして、ミナーヴァは結成されたばかりのメンバーだけとなってしまった。
 ただ、一人の少年と、一匹のオトモアイルーを除いて。
 
 再び『暁の奏姫』を名乗り始めたユリは、今日もどこかで観衆を前にその歌声を響かせていた。

 春風に揺られ舞う桜 とても愛しくて
 夏の日差しに目を細め 招かれた星空へ
 紅葉の秋に包まれて 静かな実りを拾う
 粉雪舞い散るこの冬に 温もりを探して
 spring(春) summer(夏) autumn(秋) winter(冬)
 この季節は繰り返す
 翼広げて舞おう この空を
 一緒にいよう この時を
 共に歩もう この道を
 二人で奏でよう この唄を
 I feel so your love (私はあなたの愛を感じている)

 歓声に包まれる会場の外で、ツバキは一人の少年と話し込んでいた。 
「いいのか?顔くらい見せてやったらどうだ?」
 フルフルSシリーズを装備しているツバキは、その蒼火竜リオレウス亜種の防具、リオソウルシリーズを纏う少年と、会場の舞台で歌うユリを見比べた。
「いいさ。今ここで会わなくても、また会えるさ」
「そうか……もう、行くのか?」
「悪いな、ツバキ。俺は、会いたい人に会いに行きたいんだ。じゃあな」
 彼はツバキに背を向けると、その場を立ち去った。
 彼のオトモアイルーもしかりだ。
「……『私』も恋人作ろっかな?」
 ふと、ツバキは本当の自分に戻った。

 船旅の途中、ニーリンはある一人の少年とオトモアイルーと出会っていた。
「いやはや……まさか君達とこんなところで会うとはなぁ。世の中、何が起こるか分からないな」
 リオハートシリーズを纏うニーリンは、その少年とオトモアイルーを見て微笑んだ。
「さすがにあの時はヤバイと思ったなぁ。でも、会いたい人に会いたい一心で生き長らえたというか……」
「君は変わらないなぁ、いや全く……それは私もか?」
「たった一年少しじゃ、人は変わんないさ」
 少年は分かったような口振りをする。
 ふと、船が港に近付く。
「っと、俺達はここで降りるよ。じゃあな、ニーリン」
「うむ。道中お気を付けてなぁ」
 ニーリンは船室へ向かう彼とオトモアイルーを見送った。
「末長く、お幸せにな」
 ドアに隠れた彼の背中に、静かに呟くニーリン。

 カトリアは、今日も自室で自分の業務をこなしていた。
 シャガルマガラの討伐によって、ミナーヴァは大衆からは英雄のように見られていたが、その功績者のほとんどがもういない。
 故に英雄呼ばわりもすぐに鎮静化し、元の様子に戻るのも時間はかからなかった。
「……よっし、完了っと」
 長い長い月日の末に、カトリアは立ち直った。
 きっと彼は生きているはずだと、いつか自分の前に現れてくれるはずだと、そう信じて生きるようになった。いや、そうでなくては生きられない。
 大量の書類の片付けを終えて、カトリアは背伸びをする。
 気晴らしに、外へ出ることにした。
 エリスはハンター達に依頼を紹介してやり、ライラは様々な依頼の品を造り上げ、ルピナスは飯時の客を相手に奮闘し、シオンはせっせと接客をしている。
 バルバレは相変わらず人が行き交う。
 この人混みの中にいるのでは、と毎日期待しながらも見つからず、そんな一年が無為に過ぎていった。
 今日も見つからない。
 カトリアは落胆し、俯いた。
 俯く内に、涙が流れてきた。
 道行く人はどうしたのかとカトリアを一瞥するが、すぐに通り過ぎていく。
 そんな中、一人の少年が話し掛けてきた。
「何をそんなに落ち込んでいるんですか?」
 オトモアイルーも続く。
「大方、お前を探して見つからないから、だろうがニャ。どっちもどっちもバカだニャ」
「おいおいセージ、そこまでバカ呼ばわりしなくてもいいだろうが」
 カトリアは、顔を上げた。
 そこにいたのは、純白の毛並みのオトモアイルー、セージ。
 そして、そのセージの隣にいる、リオソウルシリーズのハンターだ。
 リオソウルヘルムで顔は分からない。
「あ、あなたは……?」
 蒼い瞳を潤ませ、カトリアは問い掛ける。
 それに答えるように、リオソウルシリーズの少年は、ヘルムを脱いでその顔を晒した。
 短い黒髪。少しだけ鋭くなった、赤い瞳。まだ少年の面影が残るその輪郭。
「……!!」
 カトリアは両手で口を隠しながら目を見開いた。
「ただいま、カトリアさん。遅くなりました」
 そう……彼は帰ってきたのだ。
 カトリアは涙を溢れさせ、彼の少しだけ逞しくなった身体に抱き付いた。
「おかえり……おかえりなさい……!!」
 堪えることなど知らない赤子のように、カトリアは泣いた。
 嬉しさと、嬉しさと、嬉しさにだ。
 もう二度と離すものかと言わんばかりに、カトリアは彼を抱き締める。
 彼も、優しくカトリアを抱き止めた。
 一年ぶりに互いの温もりを感じられた。
 今は、それが何よりも嬉しい。

 季節は廻り、一つの物語がようやく、本当の始まりを迎えたーーーーー。

 HAPPY END……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.864 )
  • 日時: 2014/06/20 19:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 5ByPV.rx)

 …………………………………………………………………………………
 はい。完結しました。モンスターハンター 〜輪廻の唄〜。
 ……………………………!

 やっと完結しましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.865 )
  • 日時: 2014/06/20 19:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VHDR9ZF1)

>>864
完結おめでとうございます。

あとで地が弓回収ついでに祝砲をこっそりあげにいくみたいですが多目に見てやってください。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.866 )
  • 日時: 2014/06/20 20:34
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: GlUs7Ggo)

 ってか、今過去からざっと読直してみたんですけど、双剣さんのスレでちゃんと完結したのって、僕が初めてじゃないですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.867 )
  • 日時: 2014/06/20 21:20
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: 9uUJ0BIO)

ス「ダブルサクライザーsお疲れさまです!」
剴「完結って凄いな…」
霧「あんな凄い小説 スラクには無理だぜ?(チラッ」
ス「う……うるせぇ!」
天「それは後でいいから、ともかく。」
ス・剴・霧・天「ダブルサクライザーs お疲れさまでした!」

ス「次も何か書くんだったら、頑張ってください!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.868 )
  • 日時: 2014/06/20 21:27
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: sUCgr.zl)

 >>867

 書きますよー。
 次は本編で省略されたままの、カトリアさんの過去編です。
 まぁサイドエピソード的な扱いなんで、そんなに長くはなりません。
 どちらにせ、これからも頑張ります。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.869 )
  • 日時: 2014/06/20 21:59
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: Z5T7Cwyo)

サクライザーさんお疲れ様でした。私よりも後から書いてたのに完結したんですね。
私なんか書く気力が無く終わりそうもないです……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.870 )
  • 日時: 2014/06/20 22:58
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

番外編4 勝手に祝砲あげる人

やぁ、こんにちは。俺は地だよ。今俺は落としてしまった弓を探しに来ている。
落とした弓はどうやら禁足地のどこかにあるみたいだ。
そういえばこの世界にきたのは2度目だがなんか時間がかなりすぎている気がする。
「はよさがせ…」
あ、炎も来てるよ。
「わかったwwwそれにしてもこれはなんというか…」
禁足地の地盤は崩壊している。何かが衝突したような感じに。
俺の弓はその崩壊したところにある…かなぁ?
確信はないけどいってみる。あぁ、そんなに深くないんだ。

「あった!!」

見つけたぞ、俺の弓を!!
いやー、よかった。これがないと困るから。
「よかったw俺のTダメ千鈴の弓Nxあったwww」
「おいこら」
あ、いけね。ついいっちゃった。分かる人は分かるか。ちなみに1解放済み。
それにしても…誰かが使った痕跡がある。一体だれが?
まぁいいや。多少耐久力が落ちてるが気にすることはない。
「…帰るぞ」
「えー、祝砲あげてない!」
炎が帰ろうとするけどまだ目的の祝砲あげてない!!
「あほか…俺たちはこの世界にいたらいけない存在…んなことしたらいかんだろ」
「違う!これはなんとしてもやらないといけない!だから俺はやるんだ!」
たとえなんといわれようと、俺はやるんだ。
たとえ何があってもだ…。
「…仕方ない、どうせやるなら派手にやって帰るぞ」
そういうとなにやらとてつもなくでかい筒と花火の玉だしてきたんだけど。
どっからだした。ってかそんなものもってたの…。
「でかwwwあ、でも花火ってこんな真昼間にあげても…」
花火は夜にあげるもの。昼にあげてもきれいに見えるのか?わかんね。
「心配するな…光を遮断してきれいにみせてやる。あと細かいことも気にする必要はない。」
まじで便利すぎる。なにこれ。

「んじゃ一発目!!」
「ちなみにそれがあれだ。気づくかどうかの一発。どこにいようと聞こえる音。そして光…あと超高度にあげるからおそらくどこにいても見えるはず…」
便利すぎて笑えない。
とにかくセット!!

ズドン!!

あがったー…あがってあがって…あがりすぎ。
まだ上がるの?どこまで…?

パァアン!!

あ、開いた。きれい。でかい。音はそこまで。
「…さてと、さっさと終わらせるぞ」
「はいはいww」
俺と炎は次々と祝砲という名の花火を打ち上げたよ。
20発くらい派手に打ち上げたかな?たぶん。見えているか知らない。なんの花火だろと思われても知らない。気づかれても俺らのことは記憶に残らないから知らない。残るのは花火があがったことだけ。

とうとう最後の1発。
「派手に行くか」
そういうと炎は…玉を投げた。おいおい、セットしろよ。
それにしても・・・めっちゃ高くまであがってるじゃねぇか。あげすぎ。しかも上がっていく時に細かい花火が開いていく。

そろそろ…?

パァン!!

あ、開いた。っておい、俺が最後にあげるっていってた文字そのままじゃねぇか!
やらないとかいっておいてやる。さすが炎。
「帰るぞ…。」
そういうと回りに閉ざされていた光も元通り。俺たちがこれ以上いても意味はなさそうだ。帰ろう。
ん?最後にあげた文字?

「完結おめでとう!」

だよ。まぁこの世界の人には理解できない…かな。




地「ただいまw」
qua「お前らな…。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.871 )
  • 日時: 2014/06/21 00:23
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: MQw4ZHo/)

 >>870

 アスト「……?」

 カトリア「どうしたの、アストくん?」

 アスト「いえ、今何か光ったような……あ、あれです」

 祝砲『完結おめでとう!』

 カトリア「完結?」

 アスト「よくわかりませんけど、俺とカトリアさんを祝福してくれる人がいたってことにしましょう」


 地、炎、祝砲ありがとう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.872 )
  • 日時: 2014/06/21 00:25
  • 名前: バキュラ ◆pwSTe1GvSo (ID: SC3z.0aq)

俺のリトルマグナムの話でも
させてもらおうかな!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.873 )
  • 日時: 2014/06/21 10:06
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: t1aCAlLW)

 次回予告

 過去を背負い続けた少女、カトリア・イレーネ……彼女の背負い続けた苦しみ、そして『四大女神』。
 彼女が『ミナーヴァ』の団長になる、アストとの出逢いよりも前に綴られた、過去の物語。

 新連載、『モンスターハンター 〜猛焔を抱きし翼〜』

 少女、その蒼き瞳に何を映すーーーーー?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.874 )
  • 日時: 2014/06/21 10:42
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

サクライザーさんお疲れ様でした! 確かにざっと見たところ、完結してる作品ありませんね、前スレも含めて。我も完結できるように頑張りますー。
クック「お前には無理だろ」
勇車「ほらまたそういう事言う」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.875 )
  • 日時: 2014/06/21 12:13
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

ゲネッポ「……」
勇車「ん?どしたゲネッポ」
ゲネッポ「んあ、ツバヤンか。いや、花火が見えたような気が……あ、また上がった、やっぱりそうや…」
勇車「あ、多分それ"あの二人"があげてるっていうやつだよ。んじゃあ、こっちでもやりますか!」

翼の勇車主催 祝砲上げ大会〜!

勇車「ブレスとか撃てるやつはそれを、遠距離攻撃系持ってない奴は我の大砲使え!」

クック「今後もヨロシク頼むぞっ、火球ブレス!」ズシャアァン!

ギザミ「カトリアさん、アストくんと御幸せにっ、泡ブレス!」ブシャアァ!

トトス「ニーリン、両親大切にしてやれよぉっ、トトス・レーザー!」

ゲネッポ「アスヤンやっぱ男やな!カトネエ幸せにしてやるんやぞっ、ゲネッポ・ブレス!」

ルカ「カトリアおねえちゃん、よかったね!火球ブレス!」ズシャアァン!

レオ「ハッピーエンドは大好きだぜヒャッハァー!砂ブレス!」ドシャアァン!

ラン「末永く御幸せに、花火点火っ」ヒュウウウゥゥゥ……ドパアァン!

ティガ「……俺も恋愛とやらをしてみたくなったぞ、イオナマイト発射っ」ヒュウウウゥゥゥ……ズドオォン!

イーオ「末永く爆発しやがれっ!カミさんの平手打ちガン!」ブシャアァン!

ペッコ「アストお前!せめてユリちゃんに顔見せてやれよ!睡眠ブレス!」ブシャアァ!

ゲリョ「若いってのは……いいな。光破砲、発射!」ズキャアアァァァン!

ランコ「キャハッ、アタイも祝うわよっ、蚊柱!」ブウウゥゥゥン!

アルタス「結婚はいいぞ!御幸せにな!ブレス!」ブシャアァ!

ゲルタス「カトリアちゃんよかったわね〜、水ブレス〜」ドッパアァン!

ネオ「流石セージ先生!そこに痺れる憧れるぅ〜!ニャ!プレゼントボックス発射ニャ!」ズドオォン!

カスケ「アスト、お前と僕、何か近い物を感じるんだ、お互い大切な人のために頑張ろうな!ドリル発射!」ギュイイイィィィン!

ミズキ「カトリアさん、恋の力って……凄いでしょ?癒しチューリップ発射!」 ドパアァン!

翼の勇車「ダブルサクライザーさん、お疲れ様でした!今後ともよろしくおねがいします!あとシオンちゃん大好きだあぁ!!勇者の剣乱射!」ズシャシャシャシャシャ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.876 )
  • 日時: 2014/06/21 13:49
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: jCnXTQSC)

第27話 ONLY☆ONE☆救出

〜エリア10〜

「ようやく岸か…」
BLAZEは謎の人物を背負ったまま岸へと戻ってきた。
とりあえずその人物の特徴についてあげておこう。

・服は白。袖口にひらひらしたなにかがついてる。
・髪は茶色。あとグラサンしてる。
・なにやらONLY☆ONEな雰囲気がする。
・男です。

「その男は…?」
「知らん。おぼれていた。とにかく心臓マッサージする」

そういうとBLAZEは心臓マッサージを開始する。
ちなみに、心臓マッサージは1分間に100回たたくペースがいいらしい。該当する曲は「アンパンマンのマーチ」や「世界に一つだけの花」等。これらを思いつつやるといい。
まちがえてもFAXXや白壁のペースでやってはならない。quasarもはやい。
…しばらくすると。

「ガハッ!」

その男は意識を取り戻した(?)模様。

「目覚めたか…異世界のモノよ」
「異世界…?俺は一体…」

どうやら記憶喪失のようだ。しかしBLAZEは…その記憶を取り戻す方法を知っていた。それは…
―顔芸。

「これでわかるかな?」

そういうとBLAZEは…よくわからない顔芸を見せた。奏連は笑ってた。

「う!お前は・・・!うああ・・・あの時のドッキリの・・・!うああああ!」
「(正確に言うと我じゃないが…。)」

突然もだえ苦しむ男…。

「ドッキリってなんだ?」
「…触らないほうがいい。」

涙那の問いにBLAZEはそう答えるしばらくするとその男はいきなりこういった。

「俺は…帰ってきたぁぁああああ!!!!」

といいながらいきなり踊りだした。何この人。しかも歌いだした。

「俺は帰ってきた俺は帰ってきた俺は今ここに帰ってきた」
「俺はよみがえる俺はよみがえるお〜れは〜ONLY☆ONE☆SUPER☆STAR!!」
「「…?」」

涙那と奏連にはまったく意味が理解できなかった。というより理解できる人少ないと思うよ。

「で、名前はなんだ?」

BLAZEが名前を聞く。そりゃそうだ。まだ名前が分かってないから。

「あぁ、すまない。俺はSUPER STAR 満 MITSURUだ!よろしく!」←ONLY☆ONE☆自己紹介

おい、隠せよ。もろそのまんまじゃないか。
というよりなんでこんなONLY☆ONEな人がこの世界に来てしまったのか…BLAZEにはわけがわからなかった。

「(この男…くくっ…)」



〜そのころの師条〜

俺だよ…俺。今俺はその声がしたとこへいっている。
ゴアとシャガルの死体は…燃やした。ウイルスごと死滅させた。もう心配ない。
もっとも…感染したモンスターが他の地域へいってしまったり、他にゴアとかがいたらどうしようもないが。
おっと、活性化状態だと怖いかもしれないな。非活性化させておかねば…。
それにしても…こんな危なっかしい森にきているとはいったい…

モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.877 )
  • 日時: 2014/06/21 17:29
  • 名前: 赤衣の男 (ID: BywZe/TV)

ダブルサクライザーさんお疲れさまでした
完結おめでとうございます
新連載『モンスターハンター 〜猛焔を抱きし翼〜』
期待してます!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.878 )
  • 日時: 2014/06/21 20:32
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: P1ET2rqZ)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 1章-1
僕のお婆ちゃんはよく本を読み聞かせてくれた。
その本の中でも特に印象的だったのが、操り人形の話だ。
使い古された操り人形が「意思」を持ち、今の自分に疑問を抱く。このまま操られるだけの存在で良いのか? と。
やがて、自らの意思でその糸を断つことが出来た。だが、糸が断たれた事で、動けなくなってしまう。
そして、最終的にはその人形は捨てられる――そんな話だ。
最後はこう締めくくられている。
糸を切った事で動けなくなった。だが、それでも幸せだ。何物にも代え難い「自由」を手にしたのだから・・・・・・と。
・・・・・・そして、その話を語る、お婆ちゃんの優しい声が――鮮明に聞こえてくる。
――やっぱり、死んでなかったんだ。
あれは、きっと悪い夢だったんだ――
そこで、光が目に差し込んできた。
そこは、いつもの部屋じゃない。
もっと、狭いはずだ――
それに、こんな白くない。異の家は、木の色をしていた・・・・・・
あれは・・・・・・夢じゃなかったのか?
ふいに、ドアが開く音が聞こえ、背の高い、見知らぬ男の人が入ってきた。
「・・・・・・目は、覚めたかね?」
威厳のある、低い声でそう告げる。
「・・・・・・君は本来この家にいるべき人間だ。だが、私の母さんがどうしてもと言うから、預けていたのだ。出来ればずっとそのままにしておきたかったのだが――私には時間が無い。どうしても、君に託さねばならない秘密がある・・・・・・」
母さん? 時間が無い? 僕に託さなければならない秘密? どう言う事だ?
「不思議そうな顔をしているな・・・・・・無理も無い。君と最後に会ったのは――もう、6年程前だからな――私の名はガレム・デュナス。君の父に当たる人間だ。早くリビングにいって朝食をとりなさい」
そう言われるままに、階段を下りた。

朝食を食べ終わり、僕の“父さん”と言ったガレムさんの話を聞いていた。
「・・・・・・我らデュナス家は、失われた英知が詰まった――今は“箱”と言っておこう。その箱が、確かに存在する。だが、それは悪用すれば世界は一瞬にして変わってしまうだろう。それだけの秘密を、今まで硬い血の盟約により護り続けてきた。だが、それを壊そうとしている者がいる」
一呼吸置いて、その名を滑らす。
「ライラ・デュナス――君の母方に当たる人だ」
「・・・・・・一つ、聞きたい事があります。僕のお婆ちゃんを殺した人たちは――一体誰が?」
一瞬の、長い沈黙が流れ「・・・・・・それもライラだ」と、苦しそうに口を開いた。
その時、心の中で、静かだが、確かに憎悪の炎が燃えたのを感じた。

はい、何かいつも通りの暗めの(?)な展開です。
・・・・・・デモなんかコレが通常運行になりつつある様な・・・・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.879 )
  • 日時: 2014/06/21 22:04
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

サクライザーさんに質問です。クロスオーバーで以下の設定を考えてみたのですが、どうですか?

それぞれの現実世界と、クロスオーバーの舞台である夢の世界は”波長”のようなものが違い、現実での記憶は夢の世界でも保てるが、夢の世界での記憶は現実世界では保てない。しかし再び夢の世界へ戻ってくると、時間経過と共に徐々に夢の世界での記憶が戻ってくる。

どうでしょうか。え? 何でそんな設定を作ったかって?
トトス「ニーリンが俺様の事忘れんのが気に食わねえんだよ!」
勇車「あ、もしかしてトトス、ニーリンの事好きになっちゃった?」
トトス「BUKKOROSU☆」
勇車「うわっ、ちょっとまってってウワアアァァァ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.880 )
  • 日時: 2014/06/21 22:25
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: jCnXTQSC)

茶番っぽいもの

満「待たせたな!」
qua「ごめん、お主いれるのは急遽決めたから。いや、本当に。まじで。」
?1(本来入れようとした人)「え?!私じゃなかったんですか!?」
qua「うん…これ以上ね…東○から呼ぶともう大半占めちゃう。危なすぎる。」
?1「そんな…モンスターハンターの世界楽しみだったのに…」
qua「元外の世界の人が何言ってんだ…。」
炎「で?なんでONLY☆ONEがきたんだ」
qua「B○MANIになにかいたかなーと思っていろいろやってたら見つけた。採用。」
地「隠そうか。少し。」
qua「ONLY☆ONEだから仕方ない。でも完全にでないわけじゃない。もしかしたら採用する可能性もある。」
?1「…。」
炎「…差し入れだ」←10倍のquasar(クエン酸)入りグレープジュース
qua「げっ」
満「お、ジュースか。ありがたい。」←飲む
地「あ、それw」
満「?!」


qua「簡単な今度の予定。ただし現段階(本編は第27話、もうひとつはその17終了時)でだから途中で路線変更あるかも。今回もその例だからね。」
師条「…本編組だ。俺はある人とであう…。それだけ」
BLAZE「くく…海を凍らせたものが誰か…わかるよな?」
涙那「フラグが立ってます。どんなフラグかは言わないぞ。」
キャロ「ハァッ☆」
奏連「(まだスルーしてないわよ…。)私の記憶が少し戻ります。」
満「俺は狩りができないぞ。踊ることはできるがな!」
?2「そして!最強のあたいが華麗にとうzy」
炎「また溶けるか?(その3参考)」


炎「…あのな、俺が怒ると世界なんか軽く崩壊する」
地「俺が怒っても似たような感じだよw」
冥花「…はぁ…。あたいらがこの先待つもの…」
霊華「…本当にいやね…」
残妖「う…。」
??「おや?どうしたのでしょう。わかっているのは、彼女たちが落ち込んでいることだけです。」
???????????「どうした?ブレイブアックスでもいるか?Nxしてるぞ。」
?3「私たちは敵で登場するのよね…。地味に17-2で私たちはでていたわ。ふふ…」
?4「あのでかい龍もっと壊したかった…。」
?5「(あれ、私もそこにいたんだけど…まぁいいわ。まだ誰か分かるわけないから…。)」
バルカン「我は別行動だ。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.881 )
  • 日時: 2014/06/21 22:26
  • 名前: 雑草 (ID: br1bF7Yo)

ここのスレって自由に書き込んで良いんですか?

短文失礼しました(´・ω・`)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.882 )
  • 日時: 2014/06/21 23:00
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

>>880
霊華ん家の〜、百万円の〜、壺を誰〜かが割っちゃった〜♪
勇車「満を持して来ました〜! チルnゲボアァ!」
クック「おまえ本っ当あの氷の妖精好きだよなぁ」
勇車「東方で一番最初に知って、ハマったキャラだぞ!」
トトス「そーいやよく↑の某算数教室歌ってんな」
勇車「我のメインコンピュータ内のサウンドトラックのお気に入り第一位に入っておるわ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.883 )
  • 日時: 2014/06/22 03:04
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: RhuRuM5P)

 >>879

 とりあえず結論言いますと、どっちでもいいです。  
 ニーリンが一度退場したのは強い痛覚を感じるとどうなるか、なのでこの先の展開次第では帰る以外で目覚めることは多分ありません。
 それよりも考えるべきは、ミナーヴァと超大陸の交わりのそもそもの原因です。
 僕はその原因の設定を構成してはいますが、そちらの判断に任せます。
 で、肝心の徐々に記憶が戻るか、ですね。
 ぶっちゃけ、どうでしょう?

 この辺りから無駄レス

 僕は基本的に視る多くの夢の中で動くことが出来ます。
 強い痛覚を自ら与えたりすることで夢から強制的に目覚めることも出来ますし、自意識だけで夢から出ることも出来ます。
 そして、その強制的に夢から出てすぐに眠ると、その夢の続きを見ることが出来ます。記憶はそのままに、です。(経験的に、およそ一時間が経つと記憶が薄れてくる)薄れてきた辺りで夢の続きに戻ると、何かしら記憶が抜けています。
 そして、記憶が戻っていくといことは経験上ありません。

 僕だけのことかも知れないので、気にせずホイホイ書いてください。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.884 )
  • 日時: 2014/06/22 07:28
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: n.j2KDJx)

6話
空中戦

クシャルダオラが怒りに身を任せブレスを吐く黒い竜巻が舞い上がる。更に竜巻は強くなり雷雨を起こし始めた。更に雷で竜巻が光だした。
「なんだ?竜巻が青く光った?」
青く発光する竜巻は見る者を圧倒する。こんな攻撃は見たことがない。やはり通常通りにはいかないだろう。アーバレストなんかを使ったら間違い無く竜巻の餌食だ。近づこうにも青い竜巻とクシャルダオラの風圧。ならどうしたら良い?セロの脳内が灼熱する。暫く(と言っても5秒程だが)セロがが考えて出した策は、
「こうなったら当たって砕ける!」
策でもなんでも無い。唯の馬鹿……
(まずはあの竜巻の正体だ……一気に間合いを縮める!)
セロは走り出した。途中でダガーを落とした。クシャルダオラに近づいて行く。竜巻の無いコースで本体に近づく。しかし突如竜巻が接近して道を阻まれる。更に電圧に耐えられなくなった竜巻が大放電した。当たっては感電してジリ貧だ。悔しくもセロは後退する。不意に後ろで何かが落ちた音がした。
「やばい!太刀落とした!」
メイが叫ぶ。このままだとやられるのが目に見えている。クシャルダオラはブレスを吐く。避けながらセロはチャンスを伺っていた。隙が無い。やはり一か八かの特攻に賭けるしかない。クシャルダオラはまたブレスを吐こうとした。その時、飛んできた火線。クシャルダオラはバランスを崩す。
「俺が相手だ。鉄屑野郎!」

セロ視点

上から聞こえる罵声。見上げるとレージが舵の上に立っていた。レージは金色の髪を靡かせて跳躍した。人とは思えない高さまで飛び上がる。空中で3発撃ってリロードした。甲板に着地しセロが落とし対飛竜ダガーを拾う。クシャルダオラが突進……鮮やかな回避……からの反撃。散弾が降り注ぐ。さらに背後に着地。先程とは気迫が違う構え。
「L.Dを攻撃に転用……相手の甲殻を貫くイメージを込めて……やる……いや、やれる!!」
発砲。同時に大気が歪むのがわかった。命中。硬い銅板を貫く散弾。先程までは擦り傷程度だった弾丸が全弾貫通している。
「おい!何をボーっとしている!貴様も戦え!」
僕は慌てて抜刀する。
「メイさん!貴女は艦内に退避してください!僕の部屋に骨董品を修繕した物ですが太刀があります!」
「わかった!じゃあ」
メイさんがおりて行くのを見ると僕はクシャルダオラに駆け出した。後ろからのアシストはレージに任せ僕は斬撃する。もう手の内はわかった。後は倒すだけだ。スクアリーアルマードの牙が口を開き刃に喰らい付き斧になる。だが、パターンがわかったからって倒せるのか?
倒せる。
いや、倒す。
相手の甲殻を叩き斬るイメージ。信じろ。自分を。刃を。
「オララアアァ!!」
スクアリーアルマードの冷たい刃の周りの大気が歪んだ。クシャルダオラが接近に気づきブレスを吐く。跳躍して回避。自分でも驚くほどの高さまで飛び上がる。落下するエネルギーを利用して属性解放。紙を斬るかの様に銅板を削り羽根を落とす。
「Nooo!俺の翼がァ!!クソがァ。今回は負けてやるぜ。あばよ!」
突如大きな竜巻がおこる。クシャルダオラがそっちに向かって駆け出した。逃げるつもりだ。追おうとしたが間に合わない。
「僕の出番かな?」
何かが艦内から飛び上がる。女性だ。黒い髪。ポニーテールが印象的。トンファーの様な謎の武器。女性はクシャルダオラの目の前に着地して攻撃。全身を使った攻撃。まさに格闘戦だ。
「やれやれ。もっと僕を楽しませてもらいたかったけど……」
トンファーを構えた。
「これで終わり」
走る衝撃。クシャルダオラは吹き飛び落ちていく。
「おい!ミサキ!どこで油売ってた!」
「ごめーん。ちょっと寝てた」
「あのー、誰ですか?この人」
「僕のことかな。僕はミサキ。宜しくね。君は」
「僕はセロ・アグマです。宜しくお願いします」
「さてと、艦内に戻るぞ」
僕らは艦内に戻った。

続く……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.885 )
  • 日時: 2014/06/22 07:52
  • 名前: あ?なに見てんだよ (ID: TC1WXt4v)


>>881
良いと思う

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.886 )
  • 日時: 2014/06/22 11:14
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: BOYHrjHX)

>>881
いいんじゃないかな。
俺も見る専だったし。


>>0
主よ。新しく話を創って良いだろうか・・・。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.887 )
  • 日時: 2014/06/22 11:26
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

>>886
モンハン小説なら無許可で書いてもオーケーですよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.888 )
  • 日時: 2014/06/22 11:29
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: BOYHrjHX)

>>887
目次変更とかで主が過労死しないかと。

んじゃ次暇あったら書きますわ〜。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.889 )
  • 日時: 2014/06/22 11:33
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 726MAOTp)

 >>887

 結局どうなるんですか……>>883ですよ?
 まぁ僕はどう転がってもいいように複数の展開は作ってます。
 徐々に記憶が戻ってくる的な様子を書けばオケなんですね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.890 )
  • 日時: 2014/06/22 15:30
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

>>889
おおっと、申し訳ありませんでした。了解です、まあ、正直な所そちらが考えて下さった設定がわからないと、下手にストーリーを展開させるのが不安ですが……。そこはサクライザーさんの力を信じて書きます!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.891 )
  • 日時: 2014/06/22 16:13
  • 名前: papiyon ◆39JCODjUas (ID: JOoHkjma)

深い深い森の奥。
人間はおろか動物すら訪れない森の奥………泣き叫ぶ女ハンターを何かに憑かれたかの如く、狂った様に犯す一人の男ハンター。
彼はかつて村の英雄として称えられ、崇められ、それに嫉妬した者達から裏切られた。集団で襲われ、逃げた。逃げて逃げて、深い森の奥に逃げて生き延びた…が、謎の黒き衣を纏う龍に襲われ、絶命した。

…そう思っていた。
目を開けた時には恐ろしく悲しい感情を抱いていた。何をしても震えが止まらない……寒くて寒くて仕方がない。独りでこんなところに居ても何も変わらないと悟った彼は森から出て遠い国へ行こうとしていた…。

彼女を見つける迄は。

森を出ようとすると、遠くで立ち止まっている女ハンターがいた。驚いた表情で見つめてくる彼女はキリン装備を可憐に見せ、ニッコリと笑顔で彼に聞いた。

「何をしているの?」

その言葉を聴いた時彼は、自分が気を失っていくのを感じた。何かに自分の体を侵食される感覚を残しながらー。
…目を開けるとそこには彼女がいた。だが、不思議そうに自分を見ていた時の笑顔は消えていた。身体の隅々まで白い液体で汚れ、装備は所々破れていた。目からは光が消え、甘い吐息を漏らしている。見ると彼と彼女は交わっていた。彼女は「なんで…?……ど…して…っ…!」と小さい悲痛な声で泣き叫んでいた。だがそんな声も喘ぎに変わっていく。

彼は止めようとした。この様な残酷な事をして彼女が無事で済む訳が無い。そう思い、彼は止めようとした。……だが、無駄だった。あれほど寒いと感じていた「何か」が暖かく感じ、止めることが出来なかった。彼は涙した。「すまない…すまない…!」と謝り続ける。…二人が絶頂を迎え、彼が我に返った時にはもう遅かった。

彼の腕の中には既に生き絶えた女ハンターの姿があったー。


END

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.892 )
  • 日時: 2014/06/22 16:18
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

第1話書き出してだいたい1ヶ月たったけど本編+もう一つ+番外編をどれくらい更新したかまとめた。

本編 27話
もう一つ 17話
番外編 4話
合計 48話

…1日1話以上じゃないですかこれ。
いや1.5話かな…。更新しすぎでしたね、はい。
まぁこれから少し更新ペース落としますが。

―茶番開始―
qua「お気に入りの曲(BGM)?」
炎「だいたい読める…」
qua「うーん…quasarとかreuni○nとかAir Her○esとかJ○MANDAとかかな…あとは紫芋プリンとかプルファスにトリエボ…」
地「隠せてねぇ…あとちょっとまてwリストみせろww」
qua「ほれ」←リスト見せる
地「…95%BEM○NIじゃねぇかwwww」
炎「5%違うのが混ざっているが…なんだこれは?」
qua「言っても分からないから言わない。」
霊華「地味に東○の曲(BGM)はないのね…」
qua「ないよ!」
満「俺の楽曲は聞いているのか?」
qua「あ、うん。I will be backのあれを。あとたまにドッキリきかk」
満「うっ!」
?2「えー!じゃあアタイのパーf」
qua「ベルヌーイの定理覚えてから出直せ」
炎「それ物理だろ」
―茶番終了―

なお、今日は更新しない。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.893 )
  • 日時: 2014/06/22 16:57
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十六章 続き

「なぁおいニーリン」
なにやら考え込んでいるニーリンへ近づいていったのはトトス。
「む? ガノトトスか。モンスターが喋るというのもやはり違和感が凄いな」
やはり彼の事も忘れているらしく、若干警戒しつつ不思議そうな目でトトスを見るニーリン。
「本当に忘れちまったのか? 楽しく話したじゃねえかよ、ロングスナイパーライフルとか、ラケーテンバズーカとかよぉ。グラメガキャノンなんか傑作だったろ?」
「なんだそれは? 随分とネーミングがセンスが悪いな」
やはり覚えていないようだが、トトスは引き下がらずに話し続ける。

そんなトトスをニヤニヤと見つめているのはゲネッポ。自称芸人の彼としては、恋ばなほど美味しいネタはない。
「美味しいネタゲットやな」
「何が美味しいネタなんですかっ?」
誰にともなく呟いた言葉に食いついたのはシオン。実はこの二人が会話をするのは初めてだったりする。
「お、シオネエかいな? ほれ、あれ見てみい」
器用に掴んだ箸で、噛み合わない問答を繰り返しているニーリンとトトスを指すゲネッポ。
「おーっ、ニーリンさんモテてますねっ」
「やっぱそう思うかいな? これは後でおちょくり甲斐があるでー。」
「ですねーっ」
二人の間に謎の結束が生まれた瞬間であった。

「うーん、となると、私たちが夢から覚めたらお互いの事を忘れちゃうんだね……」
「それはちょっと寂しいね」
若干表情を曇らせるカトリアの声に相づちをうつギザミ。
「でもさ、どうせ忘れちゃうって分かってるんなら、今のうちに楽しもうよ。先の事を考えてうだうだするよりはずっといいと思うよ」
顔を上げ、微笑んでいると想われるギザミの顔を見るカトリア。
「そうですよ、モンスターとふれあえるなんてそうそうできる体験じゃないんですから」
アストもそう言い、元気を取り戻したカトリアであった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.894 )
  • 日時: 2014/06/22 23:22
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

翼の勇者が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第九話〜神山先輩マジパネェっす〜

「(特訓……ですか?)」
「(そ。ミラルーツたる俺が、ドスランポスであるお前の特訓をする。光栄だろ?)」
やあやあ読者諸君。今日は大切な報告があって更新した。まあ上の会話を見れば分かると思うけど……桐谷の特訓をつけてやることにした。
「(まーせめてG級くらいの強さにはなってもらわないとねー)」
「(うげ……レベル高いっすね)」
「(目標は高い方がいいからな。さて、最初の課題だが、走り方どうにかしろ。せっかく小型鳥竜種になったんだから俊敏さをどうにかしないと)」
てなわけで特訓開始。やっぱりあの体型ではあの走り方は効率が悪すぎるしな、鳥竜種独特のあの走り方が一番いい。
てななわけで特訓を開始したんだけど……いちいち内容を描写する必要ないよな。だいたい皆も興味ないでしょ? だからまあ具体的なのを除いて他の課題を言うと……。
・筋トレ
・瞬発力の向上
・精神力鍛え

……
………
…………
ちょっとそれっぽい構成にしてみたけど、「そして時は過ぎた……」的なものですはい。まあ精々数週間しか経ってないんだけどね。
「(うっし、全メニュークリア!よくやったな)」
「(つ……疲れたっすよ……)」
「(これならもうG級イャンクックにも負けないぞ!)」
以上、桐谷ンポス改造外伝でしたー。
「(俺、先輩のオモチャになってた気がするんすけど……)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.895 )
  • 日時: 2014/06/22 21:40
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: n.j2KDJx)

よく考えて見ると僕って7倍さんの次に古参なんですね。それなのにこの進み具合……
そういえばむしゃくしゃして荒そうかなと思っていたときにこのスレに出会いました。作文の練習のたしになるかもなというような形でこのスレに書き込み、皆さんの作品を見て自分もこういうのを書きたいとの思いで書き込み始めました。現在は作文に自信が持てるようになりました。このスレは私の恩人です。有難う御座いました。そして皆様、これからも宜しくお願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.896 )
  • 日時: 2014/06/22 23:04
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

いつからわてここのスレにいるんだろう?と思ってみてみたら11月あたりからいたんだ。そんなにいた気がしない…。
もともとはみんなで文かいて〜のスレで執筆(?)してたけど自分だけでも作りたいなーと思って書いたのが1作品目。…今も続けていたらもう完結してたかな…。
まぁ放棄した結果、新しくキャラ作ってみたりなんかがおかしい物語になっていったりと…よかったのかな?
まぁ既存の展開は飽きますよね・・・はい。

とはいってもぶっ壊しすぎた(特にもう一つのほう)気もするけどね。
ちなみに現状の小説は1作品目より短めの予定です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.897 )
  • 日時: 2014/06/23 12:27
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 54HGX8Pl)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車  

 二十七章 動き出す瞬間

 ツバキは一人考えている内に、ふとあることに気付く。
 他のメンバーの、この夢に入ってからの行動を照らし合わせると、この密林で、一つだけ誰も入っていないエリアがある。
 孤島と繋がった海岸。そこからニーリン達は東の平原に抜けた。
 その、隣の狭い細道だ。
 さすがに関連性があるとは言いがたいが、まさかの可能性も捨てきれない。
 そう思ったツバキは、アストに声をかける。
「アスト」
「なんだ、ツバキ?」
 カトリアとギザミと話していたアストは、ツバキの声に振り向いた。
「ちょっと、ユリを頼む」
 そう言うと、ツバキは一人このエリアを北に出て、海岸のエリアへ向かった。
「どこに行くんだよ?」
「野暮用だよ、野暮用」
 アストの質問に、曖昧に答えるツバキ。もう彼の背中は壁に消えていたが。
「ギャ……」
「ァガャ」
 そのやり取りを見ていたゲネスケ、ゲネカクは、ゲネッポに話し掛ける。
「お?なんやスケ、カク。……なんやと、ツバヤンが一人で行動を起こそうとしとるやと?何で一人で動く理由は分からへんけど、付いてってやり」
「「ギャァッアァッ(了解です)」」
 スケ、カクは頷くと、ツバキの後を追った、

 海岸と雑木林のエリアに出たツバキは、背後からの気配を察知する。
「誰だ?」
 第三者に向ける、警戒の口調を見せるツバキ。
 振り向くと同時に斬破刀の柄に手をかける。
 やってきたのは、ゲネスケとゲネカクだ。
「なんだ、スケさんとカクさんか」
 ツバキは警戒を解き、斬破刀の柄から手を離した。
 ゲネスケとゲネカクはツバキの左右に、追従するように立つ。
「付いてきてくれるのか?」
「ギャァ(はい)」
「ギャォォ(もちろんです)」
 ツバキはゲネポスの言葉が分かるはずもなかった。
 しかし、ニュアンスと仕草で分かる。
 肯定を意味する程度なら、ツバキでも分かる。
「悪いな。じゃ、付き合ってくれ」
 ツバキとゲネスケ、ゲネカクはそのエリアへ足を踏み入れた。

 ツバキとスケ、カクはその狭い細道を進んでいた。
 一見、変わった所は何も見ない。
 やはり気にしすぎだったか、とツバキはそう思った時だった。
 ふと、雑木林の向こうに何かが見えた。
「……?」
 ツバキとスケ、カクはその雑木林を抜けた。
 そこにあったのは、奇妙な結晶体だった。
 一見は紅く見えるが、透き通して見ると明るい碧色にも見える。
「なんだ、この結晶……。それにこの色合い、どこかで……」
 よく周りを見渡せば、色違いな同じような結晶体がいくつも転がっていた。
 赤茶色と蒼色、黒と赤、その他が様々な色がある。
 ツバキはそれらを見比べてみた。
 最初に拾った、紅と碧の結晶体だけが強く輝いているように見える。
「とにかく、これだけでももって帰るか……」

 それを持ち帰ったツバキとスケ、カクはまだ洞窟にいる皆に見せた。
「変な結晶だな?」
 アストはその紅いような碧のような結晶体を見て目を細める。
 カスケもそれを見てみる。
「何だろう、なんか見たことのある色合いだなぁ」
 カスケもそんな感覚を覚えているようだ。
 トトスはツバキの持つその結晶体見下ろして、当然とばかり答えた。
「テメェら何ボケてやがる。紅と碧とか、どう見てもニーリンそのものだろがよぉ」
「!?」
 アストは驚いてニーリンを見る。
 紅い髪、碧眼。
 そう、まさにその通りである。
「すごいなトトス、よく分かったね?」
 カスケは驚くようにトトスの顔を見上げる。
「あ?すごくもねぇだろ」
 カトリアもその結晶体とニーリンを見比べて頷いている。
「ツバキくん、これをどこで?」
 ツバキはカトリアに向き直って答えた。
「海岸と雑木林のエリアに出て、南東の細道にありました。それだけじゃなくて、他にもたくさんの結晶体が落ちてました」
 クックも入ってくる。
「クェ、この密林でそんなものは見たことがないな。何かの手掛かりになるかも知れん。集めてみるか」
 クックの意見に賛成し、その結晶体を集めに行くことになった。

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.898 )
  • 日時: 2014/06/24 00:19
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: km4aJ4LR)

その18 無慈悲 

〜炎視点〜

爆発によって部屋は崩壊…していなかった。
あれだけ大規模に爆破しておきながら部屋の損傷率は30%にセーブ。変態だ。
その大規模な爆発によって…
―リオレウス、ナルガクルガは再起不能となっていた。
ティガレックスとラージャンはなんとか防ぎきったのだが…

「まだ生きていたか?散れ。」
ズドドド!!!!

ティガレックスは彼の容赦なき貫通弾によって全身蜂の巣となり息絶えた。おそらく一番活躍できていなかったであろう。哀れ…。
さて残ったのはラージャン…であったのだが。

「ふ…ははは…はーっははははは!!!その程度の爆破でこの俺を倒せると思っていたのか?!」
「えっ」

なんか覚醒していた。
完全に二足歩行しているうえに全身の体毛は今までより明らかに伸びている。さらに色も発光した緑色…。あれ、これどっかで…あとこの口調もどこかにいたような。
炎もさすがにわけがわからなかった。

「スローイングブラ○ター!!」
ポーヒー!!

ラージャンは右手から超高エネルギー弾を放つ。しかし炎がそんなものに当たるわけがなかった。だって彼、超人だから。
しかしラージャンの狙いは当てることではなかった。

ビシュン!!
「ダァッ!!」
ドゴッ!!

瞬間移動で炎の真横に立ち、全力で殴りかかったのだ。

ズガァァアアン!!

殴られた勢いで炎は壁にたたき付けられていた。おまけにめり込んでしまった模様。このチャンスをラージャンは見逃さなかった。

「ダァッ!!」
ズガガガガガッ!!!!!

連打を炎に向かって放つ。一撃一撃が当たるたびに壁が凹む。この壁の強度は鋼を超えるほどの硬さ…。それをへこませるほどの一撃を連打で浴びせている。
しかしだった。

「なにぃ?!」

連打を当てているつもりであったラージャンであったが、よくみるとそこに炎はいなかった。
いつのまにか脱出されていたのだ。それに気づかず無駄うちをしていたのである。

「どこへいったんだ…?」




「後ろだ。」

ブンッ!!

ズブシャァァァアアアアアア!!!!!!

突如ラージャンの上半身が粉々に吹き飛んだ。


〜地下10階〜

「け〜けけけwwwwお前たちはもうでれまい!」

研究員っぽい男は唯一の扉を固く閉ざす。

「本来ボスからこのようなことは禁じられているが…け〜けけ!たまにはやっておかないとな!!鬱憤が晴らせない!!」

そういうとその研究員は残妖を無理やりうつ伏せにし、そのうえに乗りかかった。
さらに…研究員は両腕を異常なほど増強させた

「っ!?」
「け〜けけwwwワシは自然の進化を凌駕した者!変幻自在に己の体をコントロールすることができる!この両腕もそうだ!増強させることによって岩など軽く握りつぶせる!!」
「は…はなして…!」
「け〜けけww言われなくても離してやろう。自力で逃げられないようにしてからな!!」

ゴキッ!!ガコッ!!

何かがはずれる音が部屋に響いた

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.899 )
  • 日時: 2014/06/23 17:50
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: Pbr03WUS)

例の謎小説。書きますお。
ちなみに作品名の元ネタの内容はさっぱり知りませぬ。
それでは、どうぞ〜♪


異世界からお嬢様達が来るそうですよ?

第0話 ちょっとした設定回


俺の名前は零。そこら辺にいる普通のハンター・・・だった青年だ。
・・・え?だった、ってどういうことかって?それは―

「咲夜〜。お姉様は〜?」
「いろいろ都合があって後から来るそうです。って何度言えばわかるんですか・・・」
「え〜〜〜〜〜。」

―こういうことだ。

「ってなんでお前らはここに居座ってんだーーーーーー!!!!!」
「・・・なぜでしょう?」
「考えてなかったんかーーーーーーーーー!!!!!(泣)」
「あ、紅茶ですか?ちょっと待っててくださいねお嬢様」
「話を聞けぇーーーーーーーーーー!!!!!」

ちなみにこの2人にはそれぞれこんな装備をさせてある。

・最終鬼畜妹さん
 武器  ダレン片手
 頭   セイラー(赤)
 胴   セイラー(赤)
 腕   団長の腕輪
 腰   セイラー(赤)
 脚   ヘルパー

・しょーしゃなメイドさん
 武器  無し(てか投げナイフ持参)
 頭   メイド
 胴   ヘルパー
 腕   レザー
 腰   メイド
 脚   ヘルパー

こんな具合。なんで装備させるかって?
そのままじゃいろいろアカンでしょ。

「話は聞いていますし考えてますよ!」
「・・・じゃあなんで言わなかったんだよ・・・(疲)」
「なんとなくです。それじゃあ説明しますよ」

大体こんな流れらしい。
・お嬢様から休暇をもらった&外出許可を得た
・なんもすることがなくぶらぶらしていたがBBAにこの世界へ飛ばされる
・BBAに「レミリアはあとから向かわせる」と言われる
・零のところへ行きつく
なぜ俺のところへ来た・・・と心の中で悪態をつく。

「私のことは咲とでも呼んでください。なんか本名だとやばいらしいので」
「私は〜、なんでもいいや」

こうして俺の超ドタバタ生活が始まったのであった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.900 )
  • 日時: 2014/06/23 17:53
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: Pbr03WUS)

設定にもなっていない設定回。
まぁ設定回なので軽めに書いときました〜。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.901 )
  • 日時: 2014/06/23 19:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

第28話 EXTENDED

俺。
…これ以上短縮はできないな。師条だ。
今エリア6にいるんだが…そこの岩陰で俺をじっと見ている人がいるんだ。
ただなんか恐れているんだよな…そんなに怖いか?俺。そんなわけないとは思うが…頭は装備しているようでしてないからな。
とにかく接触してみないと…。

「んと…俺別に怪しいものでもなんでもないしただの旅人だから隠れずに…」
「やだ!私は知らない人についていかない!!」

…うん、それはあっている。知らない人に下手についていくと危ない。これは重要。
相手が信頼できない人物としか思えないからね。知らない人だと確実に。
うーん…しかしだな…。

「まぁ確かに俺もお前のことは知らない。しかしだ…こんな危険な森にいたら危ないと思うんだが。」
「…。」
「とにかくここは危険だ。安全なところへ…」
「やだ!私だってモンスターハンターなんだから!!」

え?ハンター?…こいつが?
頭しかだしてないからどんな防具かわからねぇんだが…ただなんだ?猫耳?みたいなのがついているんだけど。コスプレ?

「でも…今私は武器がないのよ…ヒック・・・べ、別に泣いてなんか…ないわよ!」
「武器がない…?もしかしてこれか?」

いろいろスルーしつつ、俺はさっきシャガルの体内から拾ったテッセンを見せる。
すると…

「そ…それ!私の武器!!どこにあったの?!」
「モンスターの体内。しっかり洗ったから問題ない。」

うん、間違えてない。シャガルの腹の中から見つけたから。
と同時に…ようやくどんな装備か分かったよ。やっとだけどね。
見た感じ…普段着に近い。うん、なんなんだろうね。奏連といい…。普段着で狩りすることがブームなのだろうか。
それと髪は少し長くて黄色。目は赤かな。猫耳生えてると思ったら尻尾もあった。たぶんコスプレ…じゃなさそうだ。

「あの…そ…それ…返してもらえない…かしら…?」
「ほれ」
バシッ!!
「…べ、別に感謝なんか…してないわよ!」
「いやそれ以前に謝ろうか。右腕すっごく痛いんだけど。」

思いっきり右腕たたかれた。防具つけているとはいえ、衝撃は内部まで通るんだ。いたい。
しかもテッセンの刃の部分が当たった。いたい。

「…!ご…ごめんなさ…い…。」
「まぁいいよ…っと、自己紹介してなかったな。俺は師条。この世界の人ではない。ただの旅人兼ハンターだ」
「私は…ってちょっとまって、この世界の人じゃないって本当なの?」

いやその前に自分の名前言おうか。そこ礼儀。
とりあえず置いといて。

「あぁ、そうだが。」
「…実は私もなの…でもなぜか記憶がないのよ…。気がついたらここにいて…」

ん?なんだ…デジャブ?
たしか奏連もそうだったような…ということは何か関連性があるのか?
というよりほとんど奏連と立場が同じ…。

「そうか…で、これからどうする?俺はある者と共に世界を旅しているが…」
「え?世界を旅…?私もいっていい?!」
「ん?俺は別に構わんが…とにかく仲間と合流しないとわからない。一緒に来てくれ」

とりあえずBLAZEに会わせないとまとまらない。
たしかエリア10にいるとかいっていたな…ここはエリア…6か。ならばすぐつくか。

「で、名前はなんなんだ?」
「優李…。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.902 )
  • 日時: 2014/06/23 22:30
  • 名前: 翼の勇車 (ID: CWlc955u)

す、すいません、なかなか顔見せ&更新できなくて……。我のご主人、勇者だなんだと崇められてはいますけど、一応学生なんで、定期テストの対策手伝ってるんですよ。信じられます? コゼニトールやらドキドキツボクラッシュやらやってたあの悪ガキご主人が……今や学生ですよ!? 今はドラおさんと予想問題作ってますよ……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.903 )
  • 日時: 2014/06/23 23:57
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

>>897
黒と赤…炎?←絶対違う
はてさてその結晶の意味はいったい…。

>>902
テストがんばです…とはいっても自分もテスト待ってるんだけど。中間。

―茶番開始―
qua「うーん…自分は他にないものを取り入れるスタイル…」
炎「何悩んでるんだ」
qua「深い闇の中、世界は混沌の渦に巻き込まれていた。怒り!悲しみ!驚き!恐怖!助けを求める声を聞きつけ、あいつが舞い戻ってきた!!」
満「俺は、帰ってきたああああああああああああああああああ!!!!」
地「おいw帰れw」
qua「はっ!これだ!」
???????????「なぜか呼ばれた。」
?5「何か用?」
qua「おぬしらの世界から何体か引き抜く!!」
二人「「はい?!」」
炎「また血迷ったか?」
qua「東○からシフトチェンジするわけ。」
地「オリジナル作れwwwww」
qua「あぁ、?3と?4はオリジナルにするよ。」
?3「えっ」
?4「えぇ?!」
qua「気にするな、俺は気にしない。」
炎「…まぁなぁ…他のとこをみろ」←もう一つメンバーにここにある小説を見せる
残妖「あれ?」
霊華「あらあら」
冥花「あ…れ?」
地「あー…なんとなく理解した。」
炎「つまりそういうこと」
qua「ということでこれからはBEMA○Iと赤○ネタがふえr「散れ」ガハッ!!」
―茶番ここまで―

いままでの名前の変化

・Trail
・Trailblazer←正直これを一番使う
・10倍のquasar←某ドッキリ企画の10倍のクエン酸入りグレープジュースより。
・seventh slave←quell。DPA12.5。
・7倍quasar←混ぜた結果がこれだよ!

次は紫芋プリンにしようかな…いややめておこう。
あともう一つ。クロスオーバーしたいなぁ…と思ってたり思ってなかったり。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.904 )
  • 日時: 2014/06/24 11:46
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: EE/ifNCQ)

 >>903.

 やりますか?
 スラ×エリさんとのクロスオーバーと、新しい本編との三束わらじですけど、全然オーケですよ。 
 ただ、師条がアレで、地と炎があまりにもアレすぎるせいで狩りのシーンは少なくなると。
 ウチの最強でも、残像が見えそうなくらい速いカトリアさんぐらいしか対抗できそうに、いやカトリアさんでも無理か。
 まぁ、良かったらどうぞ。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.905 )
  • 日時: 2014/06/24 11:45
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

>>904
やりますか。
とはいっても…本編かもう一つかどっちを持ってこようか決めてないです
まぁ炎と地はいろいろできるので狩りのサポート役に回してみたりあえて違うところに隔離してみたいする等対策はありますが。
あとは…どういった世界観でやるのかですね。こっちの小説は世界転々としてるのでこっちが乱入するほうが作りやすそうです

…ってある意味自分も三束わらじか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.906 )
  • 日時: 2014/06/24 12:31
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: /rHqB7u3)

 >>905

 僕の意見ですけど、
 炎やBLAZEが空間を斬って開けた時によって起きる次元の歪みが、別の世界にまで干渉(BLAZE 「 くくっ、少しばかり開けすぎたか?」)、それにミナーヴァが巻き込まれる形でどうでしょう?お互い知らない世界で出会う形なら話も作りやすいかと。
 スラ×エリさんとのクロスオーバーでのミナーヴァはチコ村についたばかりなので、今回は全員シャガルマガラとの決戦間近での設定にします。(カトリアさんも戦闘に参加できる状態)
 で、問題の展開させる世界ですね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.907 )
  • 日時: 2014/06/24 12:42
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

>>906
こんな感じですかね?(あえてもう一つの物語の5人で。例えばなのでss風)

炎「次の世界行くか…あいつを探しに」
地「寄り道というものがあってだなw」
冥花「私はどうでもいいわよ…どうせあなたたちの目的達成できないと帰れないから」
霊華「同じく。」
残妖「…。」
炎「仕方ないな…あー、もうしらん。適当に選ぶからどうなっても俺は知らん。地のせいな」
地「えwwww」
ズバッ!!←空間引き裂く
炎「…?」
残妖「どうかしました?」
炎「いや…いつもとなんか感覚が違った気がする…なんだ?二つ引き裂いた感覚…」
地「すべて君の責任でsゲフッ!!」
炎「…とにかく行くぞ」

まぁ本編組ならBLAZEがよいしょーとしてくれるでしょう。優李いれるかどうかは知らないけど。

世界は…どれかのシリーズに合わせるor混ざってしまうですかね?
MHP2~MH4までならなんとか…Fは知りません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.908 )
  • 日時: 2014/06/24 13:30
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 1XyAfABH)

お、お二人様もクロスオーバーなさるのですね? 無論、読ませていただきますー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案( No.909 )
  • 日時: 2014/06/24 16:33
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: kAr6U1HH)

・・・今更だけど俺全くかいてないお・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.910 )
  • 日時: 2014/06/24 17:10
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: oe6TXP9C)

>>909
・・・今更だけど俺文才無さすぎるお・・・

本題
目次から「真の〜」は消しといておkっすよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.911 )
  • 日時: 2014/06/24 17:40
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

本編組はBLAZEがまーた介入しそうですのでもう一つの物語組で…。
まぁいろいろ制限させるのでなんとかなるかと…。導入部分だけ作っておきます
ただ物語どおりだと仲間が増えているのですが、5人のままにします。ありえたかもしれないもう一つの物語ってことで…。

クロスオーバーへの導入編 verもう一つの物語

「さて…あいつを探しに行くか」
炎はこの世界から次の世界へいこうとしていた。
目的は…わかるよね。
「えー、寄り道しようぜwww」
「はっ?」
それに対し地は寄り道しようといいだした。そんなことする必要あるのだろうか…。
でもけっこうまじめにいってる。なんでだろうね?
「…他の三人はどう考えてる」
炎は地以外の人に聞いてみる。その答えは…
「「「どっちでも。」」」
だった。まぁ彼女たちはどうしようと帰ることができないためどうでもよかったわけで…。
「ってことで寄り道しようぜ!大丈夫だってwww」
その自信はどこからくるんだ…炎はあきれていた。が、今まで寄り道など考えていなかったため少しは…とも思っていた。
「…仕方ないな、寄り道してやるが…どうなってもしらんぞ」
「おkkwwwww」
地はノリノリだった。他の3人はどうでもよかった←おいこら
炎はいつも通り、空間を断ち切る剣を取り出し…

ブンッ!!ズバッ!!!

空間を引き裂く。
「…さっさといくぞ。ばらけても知らん」
引き裂いた空間に炎はすぐ入っていった。
「おまwはやいってwwww」
「も、もういくのかい?!」
「準備ってものを考えてないわね…」
「炎さん…早すぎです」
とにかく4人も炎が引き裂いた空間へと入っていった。
果たしてその先に待つ世界は…。

「(…引き裂いた感覚が2つ…どっかの世界の空間も斬ってしまったか…しかしなぜだ…?)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.912 )
  • 日時: 2014/06/24 17:46
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: JkAS9Y0u)

 >>907

 とりあえずクロスオーバーの設定考えました。

 ・ミナーヴァ側はシナト村偏後半の状態。ifの時間軸なのでセージもいる。
 ・7倍quasarさんはもう一つ側。時間軸はそちらの判断でお願いします。
 ・クロスする世界は3rdのユクモ村で。時間軸はゲームスタートと同じ時で。(地「あ、なんか俺ここに来たことあるわwww 」 )
 ・村長は派遣されてくる専属のハンターと勘違いしてキャラ達を迎えてくれる。
 ・農場でまったりもいいかと。
 ・炎と地に関しては目的を隠す理由で普通の装備を使わせてください。でないと狩りのシーンがなくなっちゃいます。
 

 何か他に意見があればお願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.913 )
  • 日時: 2014/06/24 17:51
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

>>912

了解です
―茶番開始―
qua「装備どうしよ」
地「3rd世界なら俺はこれで」

武器 ちょくちょく変える
頭 シルソル
胴 レウスS
腕 シルソル
腰 シルソル
足 シルソル
お守り 短縮+5攻撃+9

地「以上」
qua「おま、それ…」
炎「7倍quasarの3rd弓装備だな。」
地「まぁこれで。んじゃ炎はどうするよ」
炎「………」
qua「んじゃ俺の3rd装備なんかだしとくよ」
炎「好きにしろ…」

―茶番ここまで―

地は装備公開、炎はそのうち明かします

炎だけ隔離しようかという案。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.914 )
  • 日時: 2014/06/25 11:48
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VqurIsej)

 >>913

 オケー分かりました。
 そんじゃこっちも始めますね。

 その前におさらいと設定。

 アスト・アルナイル
 武器…炎斧アクセリオン(チャージアックス)
 防具…レウスシリーズ
 炎、地には「さん」をつける。霊華、冥花、残妖は呼び捨て(パッと見て目上かどうか)

 カトリア・イレーネ
 武器…開闘の焔竜棍(雷属性オオシナト)
 防具…シルバーソルシリーズ(4)
 もう一つの物語側のヒトは全員「さん」をつける。

 ニーリン・ガーネット
 武器…妃竜砲【遠撃】(ヘビィボウガン)…(レックスハウルが完成する以前)
 防具…セルタスシリーズ
 炎、地には「殿」とつける。上記の東の三人は「くん」をつける。

 
 ツバキ・セルジュ
 武器…鬼斬破(太刀)
 防具…ギザミシリーズ
 もう一つの物語側のヒトは全員「さん」呼び

 セージ
 武器…ラギアネコアンカー
 防具…ラギアネコシリーズ
 全員呼び捨て

 エリス・ナイアード
 ユクモ村では受付のお手伝い
 全員さん付け
 台詞の前に「……」をつける。例…「……はい」「……ひゃっ?」

 ライラック・エルミール
 ユクモ村では加工屋のじいさんの加工補助
 全員呼び捨て

 ルピナス・クリティア
 村長の計らいで、ドリンク屋と一緒に集会浴場で飲食店を営業させてもらう。
 炎、地には「さん」、東の三人は「ちゃん」
 語尾を子音で伸ばす。例…「ですぅ」「あらあらぁ」

 シオン・エーテナ
 集会浴場のギルドストアお手伝い
 全員さん付け
 語尾に必ず「っ」をつけたり、伸ばしてから「っ」をつける。例…「わはーっ」「ですよねっ?」

 マガレット・マカオン
 村の診療所でお手伝い
 全員さん付け

 ユリ・アヤセ
 農場の管理のお手伝い
 もう一つの物語側のヒトは全員「さん」呼び
 歌わせてもよし。

 こんな感じですね。
 それじゃっ、書いていきますねーっ。

 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.915 )
  • 日時: 2014/06/24 19:30
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: kn7T7PEk)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 序章 重なりすぎた偶然だとしても

 〜ミナーヴァside〜

 シナト村。
 シャガルマガラとの決戦が一日、一日と迫る中、ミナーヴァは素材や道具の調達に奔走していた。
「ただいま」
 アストはニーリン、ツバキ、セージと共にティガレックスの狩猟に成功して帰ってきたばかりだ。
 エリスはその三人と一匹を見て安堵しながら頷く。
「……おかえりなさい。怪我はありませんか?」
「心配するなナイアードくん。誰も怪我らしい怪我はしていないさ」
 ニーリンは安心させるように言葉を選んだ。
「手こずったと言えば手こずったけどな」
 ツバキはギザミヘルムを外しながら応える。
「いつも通りニャ、いつも通り」
 最後にセージが簡単に締めた。 
 アストは依頼状の半券をエリスに差し出し「クエストクリア」の判を押してもらうとした、その時だった。
 何かが切り裂かれた轟音と共に、アストとエリスの間の空間が『開いた』。
「えっ……?」
「……!?」
 その空間の穴に、二人は呑み込まれた。
「なっ、なんだ!?」
 ツバキは思わずその空間の穴を覗き込もうと近付くと、彼女も吸い込まれるように入っていってしまった。
 その轟音を聞いてか、ミナーヴァ全員が営業所から飛び出してくる。
「何っ?どうしたの!?」
 シルバーソルシリーズと開闘の焔竜棍を付けていたのか、カトリアが装備を付けたまま駆けてくる。
 セージはやってきたカトリアを一瞥すると、空間の穴を指す。
「これにアストとエリス、ツバキが吸い込まれたニャ!」
「えぇっ!?……待ってて、今私が……!」
 カトリアも入っていってしまう。
「おわわーっ、何ですかこれっ?私も入ってみますねーっ」
 シオンは興味本意で入ってしまう。
「アストくんがこの中に!?」
 ユリは穴を覗き込もうとして、ツバキと同じように吸い込まれた。
「えぇいっ、こうなったら……全員この穴に入るんだニャ!」
 ライラはそれを聞いて怒鳴った。
「正気!?何がどうなってんのか分からないんだよ!?」
「やるしかあるまいニャ!」
 セージも飛び込む。
「くそっ……ほら!マガレットも急いで!」
「はっ、はい!」
 ライラに促され、マガレットも入る。
 それに続いてライラも入る。
「くっ、不本意だが……」
 ニーリンも入る。
「あぁぁ、待ってくださいぃ、私もぉ」
 ルピナスも遅れて入ってくる。

 景色が歪む。
 まるで悪夢の中にいるようだ。
 暗黒の濁流に飲まれていく内に、光が見えた。
 それを目指して、この濁流を掻き分ける。
 光の向こうに、紅葉が見えた。

「うわぁぁっ」
 アストは空間の穴から投げ出され、地面を転がった。
「痛ってて……ここはどこだ?シナト村じゃないな?」
 アストは立ち上がりながら辺りを見回すと、そこは霧の深い渓谷だった。
 その中で紅葉が舞い散っている。
「皆は?」
 すると、アストが投げ出された空間の穴から、他のミナーヴァのメンバーも順々に吐き出されてくる。
 全員いる。
「ここは……?って言うか、皆いるの?」
 カトリアも見回すと、やはり全員いる。
「何なんだい、ここは?」
 ライラは立ち上がりながら誰かと問わずに訊く。
「どこかの村の近くのようですけど、どこでしょうか?」
 マガレットも見渡すと、彼女の視線の先には石段があった。
「解せんな。なぜこんなことが……」
 ニーリンは軽くその紅い髪を整えながら呟く。
「わはーっ、葉っぱが赤くてキレイですよーっ!」
 シオンは紅い紅葉を見てはしゃぐ。確かに珍しいかも知れない。
「紅葉……東の地方のどこかなのか?」
 ツバキは紅葉を見ながら推測する。
 ツバキがそう推測した時だった。
 アスト達とは別の所から、空間の穴が現れた。
 そこから、普通に歩いて出てくるように何人かのヒトが現れた。
「あり?なんかデシャヴwwwつか、炎は?」
「何よここ」
「さぁ?」
「紅葉がキレイですが……」
 男はハンターのようだが、残りの女三人はそうではないようだ。

 時空(とき)を巡る絡み合い(クロスオーバー)が、今始まるーーーーー。
 
 

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.916 )
  • 日時: 2014/06/24 19:31
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: kn7T7PEk)

 すいません、炎を隔離させるの忘れてたんで、修正しました。
 ここから大丈夫ですか?
 なんだったら書き直しますんで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.917 )
  • 日時: 2014/06/24 21:47
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: NggDHU9B)

テスト終わってからも書き込めそうに無いです……
別スレのモンハン小説を進めないといけないので。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.918 )
  • 日時: 2014/06/25 00:26
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: I8lJHIo3)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

第一章 失われし力

〜炎視点〜

ザバッ!!
「まったく…」
今炎は…なぜかマグマの中からでてきた。いやなんで耐えてるんですか。普通死にますよ
どうやら炎だけ異なる場所に転送されてしまったもよう。落ちた場所は…火山。
「P3か…」
メタ発言やめようか。でもそれ。MHP3の火山にいる。
「…とにかく空間引き裂くか」
そういっていつものように剣をとりだし…

ズバッ!!

空を斬る。しかし…
「なに…?」
空間は引き裂かれなかった。
「ちっ…俺の力が失われたか…しかし誰が…」
どうやら彼の特徴ともいえる異常な能力に制限がかかってしまっていた。
なお、あとでわかることだが、空間移動、瞬間移動、時止め等の使用は不可能となっている。
「それとあの感覚…」
炎はもう一つ気になることがあった
空間を引き裂いた時に2つ斬ったかのような感覚があったこと―
とはいて通常もう一つどこかに空間ができたとしても…誰かが吸い込まれる確立は高くない。
ただ0とは言いがたい上にもしかしたらどこかのグループを巻き込んだ…その可能性もある
「…村を目指すか」
炎はマグマから上がり、村がある方向を目指すことにする。
「…もし俺のせいでこの世界に迷ってしまった者達がいたら…早く俺の力を取り戻してもとの世界に送らねば…!」


〜ユクモ村〜

「デジャブwwって…あれ…?」
相変わらず能天気な地であったが…一つ重大なことに気づく。
炎がいない、それはもしかするとここが…
「ん?どうしたんだい?」
「…まさか…!いやそれはないはずだ!」
なにやら独り言を連続する地。彼の様子が普段とあまりにも異なるため、3人は少し心配であった。
「どうしたの?お腹すいたのかしら…?」
「それは霊華様だけでしょう…。」
「…頼みがある」
地が今までになく真剣な顔をして話す。
「俺が帰ってくるまでここから動くな。話しかけられてもこの世界の住民を演じろ。というよりあっこにいるのはおそらく炎のせいでここへきてしまった他の世界のモノ…」
「「「えぇ?!」」」
なんで地が分かったかというと防具がこの世界に存在しない物であることに気づいていたからである。
「すぐ戻る!俺が帰ってくるまでちゃんとしてろよ!!帰ってくるまででいいからな!」
そういうと地は3人を残して集会浴場の方向へ走り去っていった。
「ちょっと!あたいたちはどうなるんだい?!」
冥花がそういうが…もう地は集会浴場に突っ切っていた。


〜集会浴場〜

「…」
地は集会浴場内をよく見渡した。そして確信した。
「よかった…俺の考えてた世界と違うみたいだ…」
どうやら地はある世界へと来てしまったと考えていたみたいだ。
炎が同じ場所にいないからもしかすると…と思っていた。
ただ、その予感は外れていた。それは彼にとってありがたかった。
と同時にあることにきづく
「あ、あいつら絶対あの集団と接触してる。俺どうしよ…あと炎、はよ帰ってきて。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.919 )
  • 日時: 2014/06/24 23:58
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

クロスオーバー用の設定。これは今回のクロスオーバー用



武器 ソロ時はいつもの謎ヘビィボウガン。合流後はばらばら
防具 まだ明かさないけど合流後はMHP3準拠。それまで?いつも通り。
役割 ハンター兼サポーター。どうにでもなる人
備考 異常な力をすべて失ってしまった模様。ただしオーラうんぬんは残っているため怒らせないように。




武器 弓いろいろ。対象によって変えるがすべてMHP3準拠
防具 シルソルレウスSシルソルシルソルシルソル t5k9のあれ。MHP3準拠
役割 ハンター(様子見が多い。MHP3のモンスターであれば苦戦はまったくしない)
備考 草はほどほどに。メタ発言ネタ発言可能。普段はとっかかりやすいけど怒ったときは以下略


冥花

農場で仕事をさぼろうとしている模様←おい
なお、服装は元のまんまです。気にしたら負け。突っ込んでも負け。
炎がいない間は農場でよく寝る(さぼる)が…?


霊華

村のなかをふらーっと歩き回る。あと腹が減っている。
なお、服装は元のまま。隠せよ…。幽霊ってことは言わない。
どうも呼び捨てされることが気に入らなかったみたいだが地が粛清しちゃった。以下そのやりとり
霊華「なんで私を呼び捨て…」
地「それだけ若く見られてるってことよwww気にするなwww」
霊華「…しかしね、私は…」
地「これ以上言ったら通常の7倍の密度を持つ弾幕撃ったあとにパラレボCDPノンバーでやらせてDP黒麺やらせるぞ?」
霊華「ごめんなさい…」


残妖

武器 地が拾った発掘武器(攻撃759会心0龍320スロ3匠素白)←攻撃力は補正される
防具 その10参考。
備考 一応狩りはできますが腕はそこそこといった感じ。あとは…家事でもやらせたらいいんじゃないかな。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.920 )
  • 日時: 2014/06/25 06:23
  • 名前: あ?なに見てんだよ (ID: kM9disUt)

920じゃないか?そろそろ1000行けそうなのだすごいのだ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.921 )
  • 日時: 2014/06/25 11:30
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VqurIsej)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 第二章 見て話して分かること
 
 〜ミナーヴァside〜

 男性のハンターは何やら深刻そうな顔をしながら石段を駆け上がっていった。
 訊きたいことは山ほどあるのだが、彼で無理ならそこにいる彼女達に訊けばいい。
 ただ、その彼女達も何がどうなっているのか理解していないのか戸惑うように右往左往している。
 しかし、何がどうなっているのか理解できないのはこちらも同じだ。
 カトリアは意を決してその見慣れない服装をした三人(一人はそうでないような)に話し掛けてみる。
「すみません、少しお尋ねしてもよろしいですか?」
 カトリアに話し掛けられ、あからさまに動揺するのは特に見慣れない服装をした二人だ。ちなみに、もう一人はどこか見たことがあるような服装をしており、メイドのような感じだ。
「ど、どうすんのさ霊華っ?」
「私に訊かないでよ、地からあぁは言われたけど……」
 あたふたする二人の前に立つのは、メイド服の彼女だ。
「霊華様、ここは私が」
 様とつける辺り、メイドの彼女はこの二人に仕えているようだ。
「はい、何でしょうか?」
 カトリアは少しだけ安心する。
 仕えている身の者なら、多少の外交の心得はあるはずだからだ。
「荒唐無稽な物言いですけど、私達は先程までシナト村と言う所にいたのですが、突然不可解な……次元の穴、と言いますか、それに巻き込まれて……。あなた方も同じですか?」
 本当に荒唐無稽だ。カトリア自身も何を言っているのか自分ですらよく分からない。
 それでも今はありのままを言う他に手段も選択肢もないのだ。
 どうやらこちらを警戒しているのか、メイドの女性は言葉を選ぶように間を置いて応える。
「えぇ、その次元の穴と言うモノに入った、という点ではそうですね」
 どこか遠回しな言い方だ。
 向こうの目論みは分からないが、出会っていきなり策略を巡らそうとは考えないだろう。
「こちらは何も知らずにここへ来てしまいました。あなた方も何も知らずにここへ?」
 カトリアは冷静に言葉を選択して対話を続ける。
「……、……いえ、何も知らないと言うのは否定しませんが、私達はこの世界の時間軸に存在しています。ここが本来いるべき世界と言えば分かるでしょうか?」
 ますます分けが分からない。
 何も知らないのに、この世界に住んでいた?
 そもそも、時間軸どうのなども分からない。
 カトリアはこう言った、時空間異動や超常現象には疎い。
 彼女達は一体何者なのか?
 それでもカトリアは理解の範囲内で解釈し、より慎重に質問を続けていく。

 〜地side〜

 一旦集会浴場を出た地は、石段を降りながら一思案する。
「(どーする、別の時間軸とはいえ残妖の装備は一応、共通点はある……ってそもそも俺がいた世界のこともロクに知らんのに、この世界の住人を装えってのが無茶だったな。残妖が多少なりとも融通利かせるだろうけど、長くは保たんだろ。今すぐ戻りたいけど、まだ確かめないといかんことも腐るほどあるし……あー炎のアホー、どこで何してんだよー)」
 そう思いながら心底で炎を怨みつつ、石段を降りていく。
 その時、突然声を掛けられた。
「そこのアナタ、ハンター様?」
 今それどころじゃねぇんだわ、と言いそうになったが、どうにか平静を保つ地。
 振り向いた先には、桃色の袴を身に付けた竜人の女性が紅い腰掛けに座りながら話し掛けてきていた。
「(あ、そういやこの人が村長だったな。ここにいた時間が短かったから軽く分からんかったな)はいはい、何でしょ?」
 一応初対面を装う地。
「アナタはもしや、私達の村に専属してくださるハンター様でしょうか?」

 〜炎side〜

 炎は火山を駆けている。特殊な力が使えない今、瞬間移動よろしくのような動きは出来ない。
 故に普通に走っている。それでも常人からすればかなり速いが。
「ちっ……地の言葉に真に受けたのが間違いだったな。こんな寄り道などするから……それに、今アホとか言われた気がしたな」
 溶岩の河が左右に流れるエリア8を駆け抜ける炎。
 が、そこに障害が現れた。
 このエリアには麓へ向かうためのルートが二つある。
 それが、二頭の大型モンスターによって、塞がれてしまっていた。
 片方はイビルジョー、もう片方はティガレックス亜種だ。
「グゥオォォオォォォォオオォォォ!!」
「ギィィヤァァァァァァァァァ!!』
 左右から挟み撃ちにされる炎。
 だが、何の変鉄もない大型モンスターでは炎にとっては厄介ではなく、面倒なだけだ。
「どけ、貴様らと遊んでいられるほど暇じゃない……」
 炎は脚の装甲から一振りの、ベイオネット(銃剣)状をした刃のダガーを逆手で抜き放った。ちなみにこのダガー、脚の装甲の土踏まずから切っ先を出すことも出来る。
 イビルジョーとティガレックス亜種が突撃してくる。
 普通ならどちらも敬遠したくなる相手、それが二頭同時。
 しかし、全く問題にならない。
「散れ」
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.922 )
  • 日時: 2014/06/25 11:36
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VqurIsej)

 >>921

 炎が脚の装甲から取り出したダガーは、ク〇スボ〇ンガン〇ムのヒ〇トダガーを想像してください。
 炎は色んな武器を持ってきている設定ですから、常識の範囲内で色々使わせてもらいます。
 さすがに、エネルギー系の武器は使えないと思うので、そこは抑えながら考えていきます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.923 )
  • 日時: 2014/06/25 15:35
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>922
そのうち出てきますよ、エネルギー系。
あとジョーとティガ亜種…ドリンククエですねわk(ry

夜に3つ同時更新します。はい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.924 )
  • 日時: 2014/06/25 20:15
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: gnel.sSR)

最近同時に小説始めたペイルカイザーsが来てないな。
あの作品、面白そうなのに…
ま、人の事情があるからなっ!

七話 「異常な世界」

密林から船の帰りにて、
天「あの時のクシャルの話をするわね。」
剴「お願いします。」
霧「宜しくなんだぜ。」
天「まぁ、私も風の噂みたいな感じなんだけど。最近、世界が変わってきてね。クシャルが密林に出てきたり、ラージャンが出て来たりしてるの。」
剴「ラ、ラージャン…。 ナンデス?ソレ。」
霧「お前は知らなかったか。要するに…。ゴリラ、そうゴリラ」
剴「理解しがたい事を理解しました。」
天「話を続けるわよ。それの原因はまだわかってないの。いま、ギルドも全力で捜査してるけど…。」
剴「あの……ちょっといいですか?」
霧・天「いいよ(ぜ)。」
剴「俺らの目的とか決めちゃっても…。」
霧「構わないんだぜ。」
天「そうね…。私も一人で居てもつまんないし…。」
剴「では言いますよ。 その正体不明のモンスを誰よりも早く探しだし、倒す………ってのはどうでしょうか?」
天「バカなの?あんた、そんな奴に勝てるとでも思ってるの?ギルドの情報を頼った方がいいわ。」
霧「いや、それがいいかもしれないんだぜ。ギルドがわからないんだったら、私たちが見つければ、この話は丸く収まるんだぜ!」
天「ちょ…あんた…」
剴「ありがとうございます!」
霧「んじゃ、帰ったらすぐ作戦会議だぜ!」
天「はぁ……」

ウゥー!ウゥー!ウゥー!

霧「何事なんだぜ!?」
船乗り「お伝えします。正体不明のモンスターが現れました。ハンターは直ぐに、甲板へ上がってください。繰り返します…」

天「……こいつかもね。」
霧「だったら倒して異変解決だぜ!」
剴「行きましょう!」

続く


次回 ゴアがで………ない。じゃあ何がでるか? 察してくだされ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.925 )
  • 日時: 2014/06/25 20:52
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

早くこっちもクロスオーバーできるくらいまで進めないと……。

翼の勇者が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第十話〜最近アカリちゃんの様子が変〜

俺は、バルバレでハンター相手に道具屋の仕事をしている親父だ。ハンターをしていた妻には先立たれ、一人息子だったジンもハンターになるため旅立っていったため、一人で寂しく回復薬やら何やらを淡々と売る日々だ。そんなある日、このバルバレの街にあるハンターがやって来た。その名はアカリ、旅立っていった息子と同い年の女の子だ。その娘が初めてこの店に来た時、俺は目を疑った。何故ならこの子……死んだ妻、ヤクナに見えたのだ。決して顔が似ていた訳ではないのだが、なんかこう……雰囲気というか、オーラ? みたいなものが同じだったんだ。俺はその娘に何かを感じ、少しサービスして送り出した。
それからその娘はクエストの有無に限らず、毎日顔を見せるようになった。俺にはそれが、堪らなく嬉しかった。決して恋等では無い。俺は妻一筋だ。ただその妻と同じオーラを出すその娘を……守らなければならないと思った。

ある日……具体的にはティガレックスの討伐クエストへ行くというアカリちゃんをいつも通り送り出した翌日、いつも通り店に来たアカリちゃんの防具は、昨日見た時よりも見るからにダメージを受けていた。どうしたのかと聞くと、ティガレックスの突進を食らったのだと言っていた。
「でも、おじさんのくれた回復薬でもう全快だよ!」
そう言った彼女の目には、何故か悩んでいるような光が宿っていたような気がした。
「そっか。それで、今日はどんなクエストなんだ?」
「採取ツアーだよ。ちょっと足りない素材があったから」
彼女がそう言った瞬間、何かを決心したかのように顔が引き締まり、目にあった悩みの光が消えた。彼女が何を思い悩んでいたのか知らないが、俺との会話で何かを決める事ができたらしいことが嬉しかった。
しかし、次の日、その次の日も、彼女は採取ツアーへ行き続けた。まるで何かにとりつかれているかのように。本人に聞いてみようかとも思ったが、採取ツアーへ毎日行くようになった彼女の顔は以前よりも晴れ晴れしく、俺がそれを邪魔するのもどうかと思ったために止めておいた。
勝手に仮説を立てたりもした。狩り場で誰かと落ち合っているのではないか? だとすれば恋人だろうか。しかし何故狩り場で落ち合う? アカリちゃんは一人でこのバルバレに来ているから、バルバレで会えない理由は相手にあるのだろう。親関連か? それとも相手はバルバレという街に来てはいけない存在……。そこまで考えて、馬鹿馬鹿しくなってやめた。もしそうだとしても、それがアカリちゃんの選んだ道だ。大体親でもない俺がそんな事に干渉するのもいい迷惑だろう。そう考えていたが……この時の俺は、相手がこんなとんでもない奴だとはこれっぽっちも思っていなかった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.926 )
  • 日時: 2014/06/26 00:14
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /TKV085q)

第29話 意外な性格

〜エリア10〜

ようやく合流できるといったところか…俺だ。
そういえば優李に生えている猫耳と尻尾は作り物かどうか聞いてみたが…どうやら生えているものみたいだ。
当たり前とかいってたけどそれは当たり前じゃない。
とにかく、BLAZEたちと合流せねば…ゴアとシャガルを見つけたことも報告しないとな。

「くくっ…ん?帰ってきたか」

BLAZEがいち早く気づく。

「あー、あいつ。あいつが…」

俺は仲間たちについて紹介しようとしていたのだが…あれ?優李が誰かを見つめている。しかもなんだ?目がきらきらしている。
誰か気になる人でもいるのか?と思っていたのだが…

「猫…!ニャー!!」

優李はキャロ目掛けて猛ダッシュ。普通のハンターとは比べようのない速さで…キャロに飛びつく。
いきなり狙われたキャロは逃げるまもなく優李に抱きつかれていた。

「は…はなすニャ!」
「やーだニャー♪」
「ニャー!!はなしてニャー!!!」
「えいニャ♪」

とやりとりを繰り広げているが…俺を含めてみんな( ゜Д゜)ポカーンとしていた。あのBLAZEすら( ゜Д゜)ポカーンである。めずらしい…。
もはや蚊帳の外。主人である涙那すら見捨てている始末。どうしたらいんだこれ。猫見ると飛びつかずにはいられないのか。
いつまでこのまま…?

「ニャーン♪…って…」
パッ バシャーン!!
「ニャニャー!!!」

優李はキャロを離す。正気に戻ったのだろう。ちなみに離されたキャロはおぼれていた。涙那が救出した。

「…見てたよね?」
「「うむ。」」

俺とBLAZEはそう答える。隠す必要がない。それくらい堂々とじゃれあってたからね。隠したところで…うん。
意外?な一面でもあったからいいや。完全にツンデレか?と思っていたから。まぁ本人としてはかなり恥ずかしいだろうと思うけど。
ってか…フィールドでアイルーとかに出会ったらまたあぁなるのか?だとすると重症だが。

「…」
「んと…とりあえず自己紹介しましょ…?」

奏連がそういう。このままの空気は重すぎる。それに自己紹介してない(俺にはしてたけど。)
その様子は略する。毎回同じ内容みてもあれだろ。
あと結局優李も俺たちと共に行動することになった。まぁ別にいいけどさ…。
それにしても…このONLY☆ONEな人…誰?T●Gさん?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.927 )
  • 日時: 2014/06/25 23:02
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

その19 破砕

〜炎視点〜

ラージャンの上半身はばらばらに砕け散った。
残された下半身はなすすべなく倒れる。

「脆い・・・」

上半身が砕け散ったわけ…それは炎の回し蹴りだ。
しかし特別に威力を増幅させたわけでもなく、ただ普通に蹴っただけ。それだけで上半身を粉々にしたのである。
4体のモンスターを討伐した炎は内部へと入っていく。




「…人為的な進化はここまでくるものか」

炎が見たもの…それは常識ではありえない進化をとげたモンスターだった。
それらは完全に監禁されているといっていい。外に出そうということは考えていないだろう。
しかし…外に出ない可能性は0ではない。このモンスターが生きている限り…0はありえない

「…消えろ」

彼は普段とは違った言葉を発しながら…無慈悲にヘビィボウガンから弾を放った。




〜地下10階〜

「…あぁぁあああああっ!!」
「け〜けけwwwその声、いいねぇwwwwけ〜けけけけけwwwww」

あの音は…関節をはずす音だった。
残妖の両肩、両膝の関節を…はずした。

「うっ…!くっ…!!」
「け〜けけwww痛いだろう!わざと神経を痛めるようにはずしたからな!!」

この男…外道である。
外れた骨が神経に干渉し、全身に激痛が走る。
それでも残妖は…その痛みに耐えていた。

「がっ…!」
「ほぉ?まだ耐えるか。ではでは…その肘関節、破壊させてもらおう!!」
「な…!」

男は異常なほど太く、そして硬くなった両腕を…残妖の両肘に全力でぶつけた

バキッ!!

両肘の骨は…原型を止めていなかった




〜ミラバルカン視点〜

「我としたことが…まさかここでこれを使うとはな」

ミラバルカンは火山に落ちていた。しかし…今のミラバルカンは人間の姿をしていた。
見た感じはまさに全身ミラバル装備の男…。誰がどうみてもそう思うだろう。
予定では施設にこの姿で潜入するつもりであったが…急遽使うことにした。

「これならあの者にも気づかれまい…」

そういいながら施設を目指す

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.928 )
  • 日時: 2014/06/26 00:06
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

第二章続き

〜炎視点〜

ズバババッ!!!
「なるほど、体の動きはいつも通りといったわけか」
キンッ!!

サラァ・・・

炎がダガーをしまうと…ティガレックス亜種とイビルジョーは細かく分解され、まるで砂が舞い散るかのように風に流され、消えていった。
そのわけは…構成する元素の結合をすべて破壊したためである。分子レベルで相手を切り裂いた。どんだけ斬ったらそうなるんだか…。
塵へと帰った2体に構うことなく、炎は火山を突っ走ろうとしていたのだが…モンスターはまだいる。しかしいちいち狩るのもめんどくさくなってしまった炎は…

「  失  せ  ろ  」

そういって辺りにいるモンスターを睨んだ。今の炎はオーラ全開で、しかもさっきの様子を目の当たりにしていたモンスターたちは怯えて逃げ出した。
あたりにモンスターは何もいなくなった。

「さてと、地にであったら少し絞める。こんなこと提案したあいつは…たとえどんな場所であっても絞める!!」

そういうと炎はさっきよりさらに速く走る―


〜地視点〜

「えっ?」
地はどこかのよしくんみたいな反応をしていた。それにこの世界は…彼がいた世界ではない。それだけは確信している。しかし…どうしたらいいものか考える。
「もしかしてあの方々も派遣されるハンターの方々でしょうか?」
そういうと…残妖たち3人と知らない集団を指した。
「(…よし、炎にあとでどういわれても知らんがとにかくこの場を脱しなければ…!)はい、その通りです。」
地はどうやら自分もろもろ含めてこの村の専属ハンターであるということにしようと決心した。理由は…その場しのぎでもあり寄り道の意味も込めている。

「そうですか。しかし…手紙によればばアナタだけであったのですが…」
「あー、実はその手紙に手違いがあってしまって…。本来自分はあのメンバーと共にハンターとして暮らしていたのです。配属される際もその旨を書いていたのですが…きっと自分だけだと間違えてしまったのでしょう。ご心配なく。自分以外にもハンターはいます。それにハンター以外としての人材もいますから。」

地は淡々と話を進めていく。しかし内心は…
「(やべぇwwwwあの集団と共に暮らすこと前提にしてしまったwwwwどーしよwwwwまぁおれ話す事は慣れているからいいけどねwwwwww)」
でもあったりする。内心ものすごくはらはらであるが表情としては一切ださなかった。


〜残妖ら視点〜

「(残妖ってあんなにしゃべれたのかい?)」
「(えぇ、普通に。)」
聞かれることに答えていく残妖を見ながら冥花と霊華は二人でこっそり話し合っていた。その一方残妖は…
「(うーん…どこまで明かすべきなのだろう…一応世界と世界については話してもいいけど…炎さんの本来の目的については明かしたら怪しまれてしまう…。それに…この方の言うとおりであるならばもしかすると…)」
質問に答えながらもいろいろ思考していた。そこに…この質問がきた。
「では…その本来いるべき世界とは一体なんでしょうか?」
「………。」
残妖は困り果てていた。そりゃそうだ。もともと自分たちはこの世界の住民でないどころか、地たちのいる世界とも関連性のないモノ。
本来いるべき世界が何か…それについては分からなかった。しかし、とにかく経緯だけは分かってもらわないと…そう思い残妖は答える
「…世界と世界は互いに独立して存在しています。しかし、ほとんどの世界において時間軸は共有されています。つまり、もともと私たちとあなたたちがいた世界、そしてこの世界の時間軸は同じということです。
さらに、世界同士は干渉をしないよう独立しています。しかし…それは完全なものではありません。おそらく…この世界となんらかの要因によって干渉が発生してしまい、私たち、そしてあなたたちもこの世界へと来てしまった…ということになります」
「まぁなんらかの力が働いてしまってこの世界へと落ちてしまった。あたいはそう考えているよ。」
「ただし、その力がまた発生するか、そしてそれが元の世界へとつながる力かどうかはわからないわね。」
残妖に続く形で冥花、霊華も答えた。とはいってもこの内容…ほとんど炎が3人に話したことなんだけどね。
それをのけたとしてもこの3人が本来住む世界は干渉が多い世界…それ故に知らない人が来る経験はある。
ただ、自分たちがいく経験は少ない模様…。それでもなんとか…地が帰ってくるまではやりすごそうとしていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.929 )
  • 日時: 2014/06/26 09:58
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: YzfZU2wt)

もし次で地が合流するのであればその際に
「待たせたな!」←ONLY☆ONE☆挨拶
をねじこんでください。その後のやり取りは自由に…
あとなにか変えたらいいようなところがあれば修正します

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.930 )
  • 日時: 2014/06/26 17:40
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: tZAosrOG)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 第三章 単刀直入に言う、それと異論は聞けなくなった

 〜ミナーヴァside〜

「…………」
 カトリアはさらに眉をしかめて考え込んでしまう。
 理解は出来ても納得はいかない。
 そんな「何らかの力」などでこんな状況になっていたのでは堪らない。
 納得は出来ないが、もはや自分達の常識の範囲外の世界だと言うことが分かった。
 その上、「何らかの力」というモノが不安定と来たものだ。カトリアでなくとも納得はいかないだろう。
「失礼……少し良いだろうか?」
 考え込んでいるカトリアの隣に立つのはニーリンだった。
「先程からの話を聞いていて思ったことがある。そこのメイドの君、上はドンドルマ、下は……確かタンジアの受付嬢の制服だったかな?」
 ニーリンはメイドの彼女の上半身と下半身を見て聞いたことのない単語を口にする。ニュアンス的には地名のことを言っているのだろう。
「ドンドルマとタンジアの間は船で何ヵ月も掛かるような距離。時空間異動が出来るとは言え、少なくとも、好き好んで旅をしたがるような感じではない君達では有り得ない格好だ……そこから何が分かるか?君のその服装は、誰かから拝借、もしくは譲渡されたものだと見える。そして、その譲渡したのが先程の彼だろう?」
 ニーリンのその言葉で、メイドの彼女は少し動揺した。
 さらに畳み掛けるようにニーリンは言葉を続ける。。
「ここから先は私の妄想だがな。君にそのメイド服を譲渡した彼……時空間に穴を開けたのは、……っと、あなたですかな?」
 ニーリンは気配を感じて石段の方へ向いた。
 そこには、先程深刻そうな顔をしていた彼だ。
「待たせたな!」
 先程の深刻そうな顔はどこへやら、おちゃらけた表情を見せている。
「地っ、何してたんだよ?」
「わりーわりー。ちなみに、その時空間に穴を開けたってのは俺じゃないよ」
 その彼はニーリンとカトリアに向き直る。
「単刀直入に言う、それと異論は聞けなくなった」
 おちゃらけた表情はそのままだ。
「そっちのあんたら、俺達と一緒に行動してくれ。決定。拒否権は与えない、与えさせない」
 
 〜地side〜  

 地のその言葉に、リーダーらしき少女と、セルタス装備の女性は目を丸くした。
 だが、その二人の間に割って入ってきたのは、レウス装備の少年だ。
「ちょっと待ってくたざいよっ、いきなり何なんですかっ?」
 明らかに不満、と言うか疑問を持った赤い瞳を地に向けている。
「異論は聞けなくなったっつったろ。まぁ、簡単に話すとこうなる……」
 ついさっき、村長らしき竜人の女性に専属されるハンターと勘違いされた。
 本当は違うのだが、事態の収拾を図るために口から出任せよろしく、専属されるハンターだと偽った。
 その対象は、ここにいる全員に向けたことでもある。
 と言うわけで自分達と一緒に行動してくれ。
「ってことよ。つーわけで、これからよろ……」
「ちょっと地!あなた何を勝手に話を進めてややこしくしてるの!?」
 霊華が口を尖らせて反論してくる。
 どうやら不満があるのは双方からだ。当然だが。
「成り行きだって、成り行き。これも寄り道の一貫だと思えばいんじゃねwww 」
「よかないわっ!」
 冥花も地に怒りの矛先を向ける。
 残妖は頭が痛いと言わんばかりに溜め息をついた。
「はぁ……地さん、あなたと言う人は……。私達は構いませんかも知れませんが、あちらの意見も一致しなくてはどうしようもありませんよ?」
 そう、一番の問題はそれだ。さっきもレウス装備の少年は露骨に疑問を向けてきてた。
 それは向こうのリーダーの少女が良い判断をしてくれることを願うしかない。
「どうしますカトリアさん、見るっからに怪しいですけど……」
 怪しいと言うのは否定できない。
「……」
 リーダーの少女はまた考え込んでから、地に向き直る。
「つまり私達に、この村に専属されるハンターの集団を装い、生活してくれと、そう言うことですね?」
 その通りだ。そうしてくれなければでっち上げた設定が全て水の泡になるし、後先を考える余裕もなくなる。
「そそ。オケ?」
 地は確認を含めてリーダー、カトリアと言うらしい少女に訊いてみる。
「分かりました。どの道私達は路頭に迷っているも同然です。ここはお互いに協力して、元の世界へ戻る手段を模索しましょう」
「良いのですか?イレーネ殿」
 セルタス装備の長身の女性は、カトリアを「イレーネ殿」と呼んで目を向けている。イレーネと言うのはファミリーネームのことだろうか。
「良いも何も、それ以外に最もらしい方法がありません」
「ふむ……了承しました」
 すると、セルタス装備の女性は渋々と引き下がった。
 つまり、交渉成立ということだ。
 地は表情はそのままで内心ではかなり安心していた。
「ほんじゃ、これからよろwww 」
「ちょっと待て地!あたいはまだ納得し……」
「納・得・し・ろ。オケ?」
 地はとりあえず冥花を黙らせる。
「もうどうにでも……、この村のご飯が美味しければそれでいいし」
 霊華もどうやら折れてくれた模様。彼女がいいなら、残妖も大丈夫だ。
 前途多難かつ行き当たりばったりかつ、口から出任せ嘘八百な生活が始まりそうだ。

 〜炎side〜

「……俺はなぜここにいる」
 そこはさっきまでの火山という猛暑地帯から、白一色の白銀の世界にいた。
 ここは凍土。
 確かベースキャンプまで降りてきて、そこからまっすぐ集落の在る方へ向かったのだが、なぜかこんな所にいる。
 方向音痴だとは思わない。炎自身、この辺りの地理にも詳しい。
 では、なぜ道に迷ったような様子を見せているのか?
「俺の力の消失、地理を間違えるわけがない、つまりは……」
 何者かが、自分から力を奪い、さらには幻覚を見せているのだろうか。
 さらに、あのイビルジョーとティガレックス亜種……まるで邪魔をするかのように。
 見えない裏が、炎を邪魔している、もしくは試している?
 それを裏付けるように、咆哮が三方向から聞こえる。
「「「ヴゥオォォォォォォォォォォォ!!」」」
 それは、三頭のベリオロスだ。
 まるで炎が来るのを待っていたかのようだ。
「本来なら、さっさと黒幕を叩き潰したい所だが……試しているのなら、話は別だ……」
 炎は三頭のベリオロスに囲まれていながら、全く動じていない。
 今度は左右の腰の装甲の中に手を突っ込み、そこから一つずつハンドガンらしき銃器を取り出した。
「おい黒幕、これが俺の本気の、ほんの一部だ。よく見ておけ」
 誰と言わずに炎は語りかけると、その両手に握ったハンドガンを構えた。
 凍土に無数の銃声が響いた。

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.931 )
  • 日時: 2014/06/26 18:27
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: pmoTcxDu)

7話
風はシュレイドへ

艦内に戻った3人はまず艦長に損害を報告した。とは言っても特に何も無い。迫り出した甲板が欠けた程度である。支障は無いだろう。艦長は報告書を吟味するとデスクに放り投げた。
「そこまでの損傷は無い様だな」
セロは前に出て言った。
「教えてください。鈴木軍とはなんですか?喋るモンスターと関係があるんですか?」
「俺が説明しよう」
レージが解説しだした。
「鈴木軍とは全世界3%を占める鈴木氏のための楽園を作り残りの97%の人間を奴隷にしようとしている秘密結社だ。創設者はMr.鈴木提督。至って分かり易い様に見える。しかし、奴らには真のボスがいる」
一つ拍をあけてレージはいった。
「皇帝<カサエル>。それが奴らの本当のボス。そして奴らに仕える百人隊<ケントゥリア>、それを率いる軍団長<レガトゥス>そして、奴らに命令するのが聖徒<ベイベーズ>。そして取り仕切る人々が男爵<ロード>。奴らの真の目的はわからない。ただ、良からぬことなのはわかる」
殆ど表情を変えずに言い切る彼の姿には迫力がある。
「レージにちょっと補足するね。一つのクラスにもいろいろとあるんだ。例えばさっきのクシャルダオラは強襲<スマッシャー>部隊のケントゥリア。他にも武装騎竜兵器部隊<アーマード>やら親衛隊<ガーディアン>やら火力支援隊<アーセナル>やらいろいろあるんだ」
ミサキが軽い口調で補足したところで
「さてと説明が終わったところで本題だ。セロくんとかいったな君の目的が果たせそうだぞ」
艦長の言葉にセロは目を見開いた。まさか……
「紅龍ミラボレアスが出現した。場所はこの辺りの山中。この風とこの進路からすると奴の目的地はシュレイドだ。我々は至急シュレイドへ向かう」
「紅龍ミラバルカンといえばベイベーズの一匹ではありませんか?」
レージが僅かだが驚き気味になっていた。
「そうだ。ベイベーズの1人から話を聞きだせる。絶好の機会だ。全兵器を駆使して戦うぞ!よし、平蔵!」
ドアから一匹の白いアイルーが入り込む。
「ニャンですかい?主人」
「目的地はシュレイドだ。進路を西に!」
白いアイルーは敬礼して
「ラーサーですニャ!主人!」
と言うとドアから出て行った。セロはポカンとしている。
「おっと、まだ紹介していなかったな。彼奴はわしの相棒の平蔵だ。この船の服艦長兼操舵員だ。オトモアイルーとして人斬り平蔵と呼ばれていたな。今は落ち着いたが」
猫が操舵員してるなどこの船には常識とか無いのかと、セロは思った。船が大きく揺れる。


風はシュレイドへ……


続く……

今日中にも一回更新するかもしれません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.932 )
  • 日時: 2014/06/26 18:45
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: pmoTcxDu)

エピローグ

セロがクシャルダオラと戦っているころ、一頭の龍が苦悩していた。自分の知ってしまった事実に。そして戻ってしまった記憶に。そして彼は決意した。この事実を少年に伝えようと。彼は飛び上がる。夜空のきらめく森に紅き翼を広げて。彼の右目の傷がが疼く。仕方ない。自分の罪なのだから。彼はそう言い聞かせ飛び去った。



1人の仮面を付けた男が笑っていた。ただ一人。画面に映るセロを見て。
(あと少しだよ。あと少しで帰還計画<リターンプロジェクト>は完成するよ。ふふ……ようやくくるんだね。セロ、いや勇……)
彼の独り言を聞いているのは沈黙だけだった……

三章終わり

あと一話で20話だァァァ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.933 )
  • 日時: 2014/06/26 23:33
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

第30話 ONLY☆ONE☆帰宅

もうこれからは言わない。俺。
このONLY☆ONEな人物は…SUPER STARらしい。いや、○AGさんじゃないの?
あと俺は普通に泳げた。おかしな…覚えた記憶はないし泳いだ記憶もない。なぜだ?
いろいろ疑問はあるが…もう疲れた。BLAZEと会ってまだ一日目なんだ。もうへろへろ。
だとするとさっきの世界には一日しかいなかったわけか…実感わかない。

「言い忘れていた。BLAZE、ゴアとシャガルを見かけた。まぁ抹殺しておいたが」
「なに…?むぅ…」

BLAZEはまた考える。お前は考える人かなにか?
まぁあいつは考えることが好きなんだろう。そういうことにしておく。とにかく村へ帰ろう。



〜モガ村〜

「ただいま戻りました」
「お〜!帰ってきたか!どうだ?何かあったか?」

俺たちが帰ってくると村長の息子がすぐに駆け寄る。
とりあえず狂竜化の親玉といえるモンスターを見つけたのでぶちのめしたことを報告した。
あとは…

「拾った」
「違う!自分の意思で決めた!!」

優李のことも話して置いた。しかしどうやら知り合いではないみたいだ。となると…優李はこの村とは無関係の人物なのだろう。
あとONLY☆ONEな人も説明しておいた。どうやら夜に村長の息子と一緒に踊ることになっていた。本人はノリノリである。しかし何を踊るんだ?
俺は…もう疲れたまってやばい。あのときは強がっていたが今思えば普段こんなに動くことはないからな…だめだ、もう無理。最後の水泳が一番体力を奪った気がする。
寝る場所がどこか聞いて、俺は仮眠をとることにした。

「…」

今までどうもなかった生活に突如現れた不確定要素…
それがいつまで続くかはわからない
しかし、それはただ一つの経験として残る…
俺は一体…

そう思っていたらいつの間にか寝ていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.934 )
  • 日時: 2014/06/27 00:14
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

頭が回らないときに書いた結果が第30話。
ってかもう30話いったのか…自分でもわけがわからん。
なんでこんな更新早いかと聞かれても答えられない。

>>932
この調子で完結まで…。

>>930
地の様子から見ると何だろう…まだアストとセージが納得していなさそうな感じがして仕方ない。
仮にそうだとして…どうやって納得させようか悩んでます。アストはなんとかなりそうだけどセージが…。没案に地を切腹させようかというものが(ry
地「おいこらてめぇ殴るぞ。殴ったあとにパラレボCDPノンバーと黒麺やらせるぞ」←殴ったあとの文は地の脅しの定型。
qua「やめい!途中でぶっとぶ!」

あとは炎…黒幕はどれくらいまで生存させようかなー
ぶっちゃけ即殺も可能ですがさすがにあれですね。隔離にならない。
炎「ちなみに俺は力を奪われる経験は何度もしている。しかし奪われた力を利用されることは絶対にない。」
qua「詳細はそのうち明らかになるけどね。」

そのうち没案集で更新しそうです、はい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.935 )
  • 日時: 2014/06/27 00:22
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: TX4hmbw7)

 >>934

 ミナーヴァ側の心境は

 ・カトリア、ニーリン、エリス、マガレット……状況を理解しているため了承。

 ・アスト、セージ、ツバキ、ライラック……正直納得はいかないが、カトリアの判断なので渋々了承する。

 ・ユリ、ルピナス、シオン……まずここまでの状況が理解できていないため、流れに任せている。

 炎側の展開は、まだ特殊な(異常な?)力が使えない状況ですから、黒幕はまだ生存させてください。それと、黒幕はこのクロスオーバーオリジナルのキャラとして扱いたいんですが、設定作っていいですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.936 )
  • 日時: 2014/06/27 00:26
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: R91knf1X)

>>935
ありがとうございます。心境がわかったのでそれを加味して考えます。

設定使ってもいいです。まぁ、黒幕倒したら力が戻るとは限らないって感じにしてもいいような気もしますが。
まぁ仮に黒幕が力使っても…うん、炎ちゃんだしどうにかなる。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.937 )
  • 日時: 2014/06/27 01:27
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: TX4hmbw7)

 >>936

 わっかりました。ほんじゃ書いときますね。

 クロスオーバー 7倍quasa×ダブルサクライザー

 オリジナルキャラ設定

 聖(ひじり)・エールハース
 年齢…推定二十歳
 身長…推定170p
 容姿…短い金髪、瞳はオッドアイで、右が紅、左が蒼
 一人称…僕(しゃべり方は、リボ〇ズ風に)
 装備…右手には時空間を斬り開く剣、左腕に原形はなく、時空間を強引に閉じる大型クローになっている。どちらもヒトが触れれば消滅する。この世のモノではない。背中には八丁の銃剣を備え、それらは自立して動きだし、オールレンジ攻撃を可能とする。

 …炎から力を奪い、彼の肉体的な力を試そうとしている存在。ヒトが棲む世界にはいない。なぜなら、時空間の狭間にいるから。炎だけを隔離させたのは、聖がそう時空間を操作したから。しかし、炎の強大すぎた力は完全に操り切れなかったために、ミナーヴァが存在する時間軸まで巻き込んでしまった。故にこのクロスオーバーの元凶。
 炎には時空間の狭間から声を掛けて、自分がそうだと名乗る。持っている力はかなり大きなもので、力を奪った炎に幻覚、幻聴を見せ、聴かせる。炎の進む先に次から次へとモンスターを送り込み、古龍クラスを複数操れる。
 炎の肉体的な力を認めると、自ら時空間を開き、炎を時空間の狭間に招く。
「僕自身にその力を魅せてみろ」と言い、剣とクロー、八丁の銃剣を使って炎に襲い掛かるが、瞬殺される。
 しかし、肉体が死ぬとすぐさま時空間から別の肉体に精神を写し変えて、ありとあらゆる戦法で炎を消耗させるが、最終的には炎に力を奪い返され、聖の精神が存在する時空間を「なかったこと」にさせられ、聖の精神は「初めから存在しなかった」ものになる。なお、剣やクローは炎が持つ剣とほぼ同じ性能。

 備考…扱いは多少雑でも構いませんが、炎を苛立たせ歯噛みくらいはさせてください。一応設定的には炎と同じくらいの力を持ってる設定なので。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.938 )
  • 日時: 2014/06/27 22:02
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

大っ変遅くなりましたー! クロスオーバー更新します!

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十七章続き

「わはーっ、いっぱいありますーっ!」
人間勢と中型モンスター達、そしてクックは、例のツバキが結晶を見つけた場所に来ていた。クック以外の大型モンスターは、狭くなるので留守番である。
「シオン、危険かもしれないから注意しろ。……にしても、これは壮観だな」
クックはそう言うと、一番近くにあった黒と紅の結晶を嘴でくわえる。
「ほれアスト、お前の結晶だ」
「あ、ああ。ありがとう」
「あっ、私のもありましたっ!」
「ほれ、ユリネエの結晶や」
「ありがとう、ゲネッポくん」
各自自分の結晶を手に持つミナーヴァのみんな。
「なんだかぁ、不思議な気分になりますねぇ」
「本当……まるで自分自身をみてるみたいな……」
結晶を覗き込むカトリア。その時だった。
「うわっ!」
「カトリアさん!? どうしたんですか!?」
カトリアが驚いた理由。それは……そこに映ったのは、映像。見覚えのあるそれは……そう、紛れもない、こちらへ来てからの自分の”記憶”だった。
「……なに……これ?」
「ニャんだこれは……」
自分の結晶を覗き込んでいたメンバーが、次々とその自分の記憶を見る。
「興味深いな」
アルタスが、カトリアの脇から結晶に映る映像を見る。自分の顔の横にモンスターの顔があるのに全く動じないところを見ると、カトリアはもう大丈夫そうである。
「この結晶は、君らの記憶を映すらしいな。それとニーリン君の結晶だが……恐らくは、一度目を覚ましたのが、こうして輝いている原因だろうな」
納得したように頷くみんな。ニーリンも自分の話題が出たことで、改めて結晶を覗き込む。
「む? これは……」
ニーリンの声に、皆の視線が彼女の結晶に集まる。
「輝きが……薄れてる?」
カスケがそう呟いた。
「これはどういうことだ? カスケ君」
「うーん、分からないけど……ってあれ? ニーリンさんが戻ってから、僕って改めて名乗ったっけ?」
そう、ニーリンが戻ってきてから、なんだかんだで名乗りなおしていないのだ。
「もしかして……記憶が戻った?」
「いや、分かるのは精々名前だ。この結晶の光が薄れた瞬間、ふと思い出したんだ」
「つまり、この結晶の輝きとこっちの世界での記憶は関係があるってこと……」
「うーむ……分からん」
うーん、と、その場で考え込む全員であった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.939 )
  • 日時: 2014/06/27 19:13
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VMXb9Hy4)

 >>938

 それはまた難しい相談を……。
 神山ルーツくんと桐谷ンポスくんは互いの意志疎通が出来るだけであって、実際にヒトの言葉を話せるわけじゃないんですよね?
 超大陸のモンスター達は最初から何事も無かったかのような顔してヒトの言葉話してますけど、モンスター同士ならまだしも、ヒトが相手になると、どうしても上記の二人がヒトと話しづらくなりますよね?
 あと、ランと桐谷ンポスの立場はどうなるんでしょ。
 つか、思ったんですけど、ミラボレアスとかは存在すらもお伽噺の類いのモノですから、アカリちゃんみたいなフツーのハンターが新聞を読むみたいに知ってるって言うのも「?」な。
 
 結論言いますと、まだ分かりません。

 それと、一旦ここまでってことはまだ書くんですね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.940 )
  • 日時: 2014/06/27 20:02
  • 名前: 謎の人 再来! (ID: uotT8x1q)

あの、すいません。ここ初めて来たので教えて欲しいのですが、話題は自由でいいんですよね?もちろんモンハンに関する中で。この事がわかったらかきはじめたいと思います。始める前に特別しなくてはならないことはないですよね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.941 )
  • 日時: 2014/06/27 20:11
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

>>939
うーん、やっぱそうですよね……。いや、そちらの考えた設定が分からない以上、その設定を変えずに↑の話を一話分自然に引っ張るにはキャラクター投入くらいかと思いまして。ええっとですね……それじゃあなんですけど、こうしたら結晶はこうなるとか、どうにか一話分書けるくらい設定を明かしてもらえませんでしょうか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.942 )
  • 日時: 2014/06/27 20:27
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

その20 激昂

〜炎視点〜

「…」

部屋の中にいたモンスターはすべて力尽きた。彼がやったのは…貫通型のあれ。
すべてを消し去ったのを確認して外へでようとしていた…。

「「「「クエェー!!!」」」」
「ん?」

通路からイャンクックの鳴き声が聞こえる。それも複数…。
しかしこの部屋にきたわけではなく、どこかへ走り去っていったのだが…その軍団が通り抜けたあとはどうみても通常種では起こり得ない現象が残っている

「全盛期…か。まぁ出会ったら狩ればいい…」

全盛期のイャンクックですら会ったら程度で考えている炎。
そして…ある方向を目指す。


〜黒幕視点〜

ここは…施設のどこか。
この施設は地上部だけ見るとただの家に近い…。しかし実際は違う。地下部は膨大だ。
はてしなく広がる地下はもはや迷宮。地図がなければ目的の場所へ行くのは…困難。
ここは…その最深部ともいえる場所。

「申し上げます!侵入者が現れましたぁ!!」
「ダニィ!?早速征伐しに出かける!後に続け!TRAILBLAZER!!」
「いやいや、待ち構えようって。」

その場所には組織の中でもトップクラスのものが集まっていた。そのうち、全身ゴルルナ装備の男は一刻も早く炎を倒そうとしているが組織のボスことTRAILBLAZERは待ち構えようとしている。

「臆病者はついてこなくてもよい!バーサーカー、はやくしろ!」
「…」

今度はバーサーカーという男とともに行こうとする。しかし彼も動こうとはしなかった。

「もういい!俺一人でいk」
「待てってんだ。どうせここまでたどり着くにはすべてを破壊しなければならないんだって。それまでに力尽きたら所詮その程度。のんびり待っておこう。」
「くっ…」

結局誰も出迎えにはいかなかった。


〜地下10階〜

「っ…!!!!」
「け〜けけwwwwww」

残妖の両肘部の骨は…関節ごと粉々にされた。
もはや原型を留めていない…。自然回復では再生不可能といってもいいだろう。

「これでお前はもう肘から先は二度とつかえまい!!」

…関節ははずされただけゆえに、もう一度はめ込めさえすれば問題ない。
しかし…破壊されてしまえば話は別。完全に元に戻るのであれば時がたてばどうにかなる。しかしこれは…どうしようもない。
両腕はもはや…使いようにならない。そしてそれは治らない。その事実は…とてつもなく大きい。

「嘘…でしょ…?!」
「け〜けけwww心配するな!お前もこいつと同じ運命をたどるのだからなぁ!!!」

こいつ…?まさか?!と思い残妖は霊華の方向を向く。
―よく見ると両腕が絶対に曲がってはいけない方向を向いていた。しかも指にいたってはすべての関節が破壊されている

「さ〜てwww仕上げだぁ!!」
ガシッ!!!

研究員は異常なほど肥大な腕で残妖の頭と首を押さえた。

「これで首の骨を折り、お前は即死!!け〜けけwwたまらんのう!!」
「!!!」

残妖はどうにかできないか必死に抵抗するも…全身はまったく動かない。
いつもなら動く両腕、両足は…力が抜けたようになっていた。
頭と首から徐々に力が加わる感覚が襲う

「け〜けけwwさぁ…死ぬがよい!!!」
「いや…いやぁぁぁあああああああああ!!!!!」






ズドッッシャァァァアアアアアアアアアン!!!!!

「なんじゃ?!」

研究員は突然の出来事に加えていた力を抜き、爆音の響く方向を向いた。
硬く閉ざされていた扉が…なくなっている。何者かが侵入したのだろう。
しかしその扉は…部屋の中に存在していない。どこを見渡しても扉らしき物も、破片らしきものも存在していない。
そして…その扉があったところから誰かが入ってきた。

「・・・・・・・・・。」

入ってきたのは地だった。どうやら彼は炎と別行動をしてからすぐにここへ向かっていた。
残妖たちがここにいるかどうかは直感ではあったが…その直感は当たっていた。

「な・・・何者じゃ!!ワシの実験室にはいるな!!」

研究員は地に向かってそういう。
しかし…それは返って彼の逆鱗に触れるだけであった。そして彼は…

「―コロス。塵モ残サヌ」

普段とはまったく異なるの口調、声色でそういい放ち、ある弓を取り出した。
その弓は…まるで何かの加護を受けているような輝きを帯びていた。枝の内側にも、外側にも数多くの小さな鈴が付いている…通称「千鈴の弓」
彼はその弓を、ありえないほどの力で引き絞った

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.943 )
  • 日時: 2014/06/27 20:53
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VMXb9Hy4)

 >>940

 無論、構いません。
 モンハンでないモノを書くなら主さんの許可が必要ですが、モンハンモノから無許可でオケです。

 >>941

 分かりました。

『夢想結晶』
 夢と夢が互いに干渉しあうことで、招かれる側の存在の『思い出』として現れる。結晶体の色は千差万別で、主にその存在の『色』を模して生み出される。(アストの場合は黒髪で赤い瞳なので、黒に赤色に似た色となっている)
 招かれる側の記憶が薄れる、もしくは消えることでより輝きを増す。(ニーリンの赤と碧の結晶体だけが強く光っているのは、彼女は記憶を失っているということを示している)
 記憶が保存された結晶体の本人が覗き込むと、その記憶の映像らしき光が見える(カメラのギャラリーのようなもの)。
 結晶体に思い出をたくさん刻むことで破壊されてしまうが、それと同時に心地好い目覚めと共に現実世界へ戻る。
 無理矢理目覚めようとしても、現実世界で再び眠ってしまうため、本質的に現実世界へ戻るためには、その結晶体に思い出を刻み続けなければならない。
 また、結晶体は力づくでは破壊できない。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.944 )
  • 日時: 2014/06/27 21:12
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

>>940
お、新人さんですか、いいですねー。どうも、少し前からここで小説かいてます、スラ×エリこと翼の勇車です。どうぞお見知りおきをー。ええっと、質問についてですが、モンハン小説ならば無断で書いても問題無いですよ。

>>943
リョーカイです! なるほど、記憶を蓄えすぎると目が覚めてしまうんですね。それと、説明を読む限り、モンスターズサイドの見ている夢にミナーヴァメンバーが招かれた、という解釈ができますが、そういうことで大丈夫ですよね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.945 )
  • 日時: 2014/06/27 21:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VMXb9Hy4)

 >>944

 大丈夫です。
 とゆーわけで躊躇なく書いちゃってください。
 ようやくこのクロスオーバーの見切りが付きましたね。
 その後の展開?
 僕だって決めてちゃないですよ。 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.946 )
  • 日時: 2014/06/27 21:18
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: bF3IHFCV)

第一回 [The 雑談]

ス「記念すべき第一回目なんだぜ!」
剴「記念する事は無いと思うんですが…」
霧「ピチュらせるか。」
天「そうね。」
霧「マスタースパークッ!」
天「夢想封印ッ!」
ス「い、いy(ピチューン」
霧「これで、邪魔者は居なくなっt」
ス「何度でもよみがえるさっ!」
剴・霧・天(ウ、ウゼェ……)
ス「さて、今回読んだのは、次回の話なんだが。」
霧「あぁ、つい昨日の出来事か。」
天「あいつは手強かったね。」
剴「そう!あの東○のスk…」
ス「ネタバレ禁止禁止。」
霧「そうだぜ。」
天「あんた。見てる人は解んないでしょ」
?「そうよそうよ!誰がBBAよ!」
ス・剴・霧・天「なっ………」
ス「何故貴女が…」
?「私が倒される訳無いじゃない、あの時にはもうスk」
剴「言わせねーよ!?」
?「でも、私をモンスターとはいい度胸ね?スラク君?(^д^#)」
スラク「あ、それはすみませんでした…」
?「消えよ。シュイン」
ス「イャァァァァァァaaa……」
剴・霧・天(こ、怖ぇ…)
?「では、コメント主も消えたことだし。ここら辺で。ねっ☆」
天「終わりましょうか。」
霧「そうなんだぜ。」
剴「ここではなんですが、次回やっとチート修正かかります。では。」
?・剴・霧・天「次回までゆっくりしていってね!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.947 )
  • 日時: 2014/06/27 21:44
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

ONLY☆ONE☆NG集

〜本編〜

第3話
BLAZE「くくっ…どちらにしろ、貴様は我をなしに元の世界に戻ることは不可能だろうがな…。」
師条「といいつつ実は同じ世界とか言うなよ」
BLAZE「んなわけあるか」

第6話
キャロ「ま…まぁ…ぼ、ぼくにかかればい、一撃でか、か、勝てるけど…ニャ!」
BLAZE「面白い」←刀3本構える
キャロ「ニャー!?」
師条「こらこら」

第10話
BLAZE「やぁドスイーオスくん、貴様にはここで地獄を見てもらおう」
ドスイーオス「俺…この見張り終わったら結婚すr あべし!!」
師条「何かいったような気がしたんだが…」

第14話
奏連「一つ確認したいことがあるのだけど…よろしいかしら」
師条「BLAZEが異常なこととキャロが空気なこと以外で頼もう」
キャロ「ハァ☆」
奏連「(ハァ☆ってなんなの…。)」

第21話
BLAZE「さて、2つめは…ラギアクルスを狩猟してもらおうか。」
師条「知ってる」
BLAZE「えっ」
師条「だいたいの弓師はそれ使うからな」
BLAZE「…」

第25話
ズバシュッ!!ピキッ!!←氷破壊
?2「ちょ!アタイの努力が!!」
BLAZE「貴様はまだはやいから自重しろ」

第29話
優李「えいニャ♪」
満「She is my wife…」←どこからか音楽が流れ出す
BLAZE「おい」


〜もう一つ〜
その2
?「あらあら、初対面の人にいきなり貴様と呼ぶなんて、無礼ね」
炎「その前に貴様は服装を整えたらどうだ?」
?「あ…」

その3
ドゴォッ!!!←槍で地面に振動を与える
冥花「きゃん?!」
バシャーン!!
炎「おい貴様、なぜ三途の川に落ちるんだ」

その6
男1「(よし、今は気づかれていない。あっこの食材に毒を入れるか…!)」
地「 こ ん に ち は 」
男二人「!?」

その10
アカム「暇だからなんだ…?紫芋プリンと呼ばれている曲を流していたんだが…いきなりハンターが発狂して倒れた。」
ハンター「ラス滝やだぁぁぁあああああああ!!!!」
アカム「次に白壁、一番星とも呼ばれる曲を流したらびりびりしながら倒れるハンターがいた。我輩何かしたのだろうか?」
ハンター「ぎゃぁぁああああああ!!!SAがぁぁぁああああ!!!!!!」

その14
炎「…2分早い」
地「正確には2分14秒57なww」
炎「そこまで正確に計る必要はねーだろ…」

その20
TRAILBLAZER「待てってんだ。どうせここまでたどり着くにはすべてを破壊しなければならないんだって。それまでに力尽きたら所詮その程度。のんびり待っておこう。」
ゴルルナ男「んじゃサッカーしようぜ!お前ボールな!!」
TRAILBLAZER「はは、いいだろう。無慈悲な人間追加ダメージで血祭りにあげてやるよ。」
バーサーカー「…」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.948 )
  • 日時: 2014/06/27 21:51
  • 名前: 謎の人 再来! (ID: uotT8x1q)

では、書き始めたいと思います。皆さんよろしくお願いします。
話題ですね…あまり人気なさそうなイビルジョーで。かぶってたらすいません。

〜〜狂暴なる者とハンターの新の戦い〜〜

第1話 始まり
ある日、ある子供が遺跡平原にいた。その子供は名前をラギーと言った。ラギーは病気になってしまった母親のためにハチミツを取りに来ていた。そして、そのラギーがハチミツを持った帰ろうとした瞬間、イビルジョーが現れた。
ラギー「えっ!え…うそ…これって…あのイビルジョーなの?…」
いつも雑貨屋で買ったモンスター図鑑を見ていたラギーは感づいた。
そこでとあるハンターが現れた。そのハンターはいつもラギーに優しくしてくれるファーレだ。
ファーレ「ラギー、お前はさっさと逃げろ!こいつはお前も知ってる通り危なすぎる!」
そして、ラギーはすぐに村へ帰り、村長に報告した。
村長「そーかい、そーかい。お前さんが無事で何よりだ。ファーレの捜索は後で捜索隊を出しておくから安心しなさ  い。」
その数日後捜索隊が派遣され、帰って来た。報告はファーレの遺体が発見された。

そして、10年後今イビルジョーに対する熱意が燃えている ラギーの姿があった。


続く

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.949 )
  • 日時: 2014/06/27 22:55
  • 名前: 煌星 (ID: G1UCsVzN)

第7話  力の意味



ここはバルバレ…ではない
未知の樹海と思われる場所だ そこにいるのは
アンノウンとの戦いから考え事をしている
輝だった。
「『何かをする力があっても、使い方を誤ると破滅へ導く』か…
戦うだけじゃ駄目だな。」
すると、体から声が
(お前が、暴れてもワシが止める。
希望の力を持つものが消えたら滅亡しかないからの)
と先代ルーツと
思われるものの声が聞こえた。
どう思っていてもその時になると
考えと違うからな〜〜

30分後
輝は3人のもとへ戻った。一人で考えても無駄と悟ったのだ。4人で話し合い出た答えは
【輝はしばらく休め】だ!

翌日、鈴、晴、舞は輝なしで
戦えるようにトレーニングしているところだった
そこに思いもしない事態が書き記された手紙が届いた

内容は、ユクモ村付近で古龍が多く
確認されている とのことだ
3人は輝を呼びつつ すぐ移動を始めた
移動はそれぞれ 輝&舞はルーツに
鈴&晴はボレアスに乗せてもらい移動した

ユクモ村に着いたときには、もう、
被害が出ていた。緊急クエストとして
古龍討伐の依頼が殺到していたが
避難できず残っていた人はそれぞれ犠牲となった 輝は悔やんだ あの時の自分を……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.950 )
  • 日時: 2014/06/27 23:17
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: UVI/GETW)

 クロスオーバー 翼の勇車×ダブルサクライザー

 二十八章 Memorial 〜思い出〜

「断定は出来ませんが……」
 全員が考えている最中、マガレットが意見を出した。
 彼女はその青紫色の瞳を、自身が持っている結晶体の青紫色に合わせる。その中には、ガノトトス亜種、崖に落ちそうになった所をゲネッポに助けられた時、ユリとギザミ、ペッコが見せてくれたモノ。ゲリョと話したコト、楽しい食事……その瞬間が見える。
「この光を見ることによる既視感……それで、ニーリンさんの深層心理に何らかの影響が発生、突発的に思い出したのでは?」
 ヒトの心や記憶は不確かかつ、不完全なモノだ。
 本の中に描かれる、魔法使いや超能力者でもなければ、ヒトの深層心理を読むなど不可能だ。
 故にマガレットのその意見は間違ってはいないが、正しいのかと訊かれると返答は難しい。
「確かに、そう言うのが最もらしいと思う。私の分の結晶体は無いみたいだから、分かんないけどね」
 ミズキはマガレットの意見に頷く。
 ニーリンも、「そう言うものなのか?」とでも言いたげな表情をしながら、自身の結晶体を見詰めている。
「記憶の詰まった結晶体、ねぇ」
 ライラはそれらをくるくる回してみる。
「コレ、記憶でいっぱいになったら一つだけ願いが叶うとか、そう言うアレ?」
 どこのお伽噺だよ、と自分で突っ込みを入れながらライラはその自身の銀とオレンジ色の結晶体を掴む。
 だが、その意見を肯定したのはユリだった。
「かもしれませんよ?ここが夢の世界かもってことなら、それもアリかもです。一つだけ願いが叶う……ロマンチックですよね」
 ユリはその黒と深青の結晶体を胸に抱きながら、キラキラした瞳でライラを見ている。
 記憶でいっぱいになる……それはつまり、想い出を作ることで、いつかそれは起きるのだろうか。

 ミナーヴァは各々の結晶体を持ち帰ると、エリア7に戻った。
 既に残っていた大型モンスター達があらかた料理を食べ尽くしていた。
 全員、ごちそうさまを告げると、せっせと後片付けを終わらせる。
 それらが終わる頃には、日は西へと傾こうとしていた。
 それと同時にカトリアは気付いた。
 今日、寝る場所がないことに。
 カトリアの心情を察したのか、ミズキが彼女に声をかける。
「カトリアさん、ミナーヴァの皆は、今日はウチの村に泊まっていってくださいね」
「ウチの村?」
「はい。まだ不便なところはありますけど、逗留客を泊めるくらいの家屋は用意できると思います」
 今更気付いたのだが、ここは狩り場なのだから近くに集落の一つや二つはあるだろう。
「それに、ウチの村長もカトリアさんと会ったら喜ぶと思いますよ。あの人、旅人とかキャラバンとか来るって分かったらお祭り騒ぎでもするんじゃないかってくらい喜びますから」
「そ、そうなんだ?」 
 変わった村長だね、とカトリアは苦笑する。
 何はともあれ、今日の宿の心配はなくなった。
 カトリアはミナーヴァ各員にその旨を通達する。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.951 )
  • 日時: 2014/06/28 00:27
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

第三章続き

〜ユクモ村〜

「うん、とりあえずあの家に入ろう。このままここで立ち往生しても邪魔なだけだし、お互いのことを話し合っておかないといけないからな。
あと村のことについてはさきに村長と思われる人と話はつけている。そのことも明かすからさ。異論等もあの中で。」
地はいつもの口調で冥花らと知らない集団のメンバーに話す。
とにかくこれから共に生活することになったのであれば、お互いのことを知っておいたほうがよさそうだ。それに地が村長と思われる人と話してきた内容についても知っておかなければならない。
地に誘導されるがままに、みんなは家へと入っていく。

〜家〜

この家は…そこまで広くはないが一応全員が入ることはできた。ある程度スペースもある。
まだ地以外の者は知らないが、ここからは集会浴場へつながっている。いずれ分かることではあるが…。
「よーし、まずは俺が村長と思われる人と話してきた内容からだ。」
そういうと地は大きく息を吸い込んで…

「この村の名前はユクモ村。温泉がある。あと農場もある。それに武器職人や…オトモアイルーの装備を作ってくれるアイルーもいるみたいだぞ。それで村長は俺たちを専属のハンターとして向かえたのであるのだがどうやら農場やギルドストアd」←この間1秒
「早いわっ!!!」
「グホォ!?」

冥花、とうとう地への突っ込み人の道を進む←違う。
というより地があまりにも早口でいいすぎるため何を言っているのか誰一人として理解できていなかった。おそらく早口を理解できるのは…ごく少数。冥花がいったことはごもっともでもある。というよりみんなそう突っ込みたかったんじゃないかな…。
口で言っても伝わりにくいと思った地は仕方なく懐から白い板とマジックペンを取り出す。そして…いろいろなことを次々と書き出す。
その内容は…だいたいで書くとこんな感じ。

・農場は自由に使って構わない
・この家も同じ。
・やや高難度のクエまで受注可能(村☆5、集会浴場は☆3。ただし地は全部可)
・(以降何かあれば付け足します)

「理解できた?あと拒否権はないから。うん。んじゃ次にはいr」
「「「早い。」」」
地が白い板を見せた時間はたった5秒。そんだけで理解できるわけないだろあんた。
地は内心「炎とあいつなら見せてすぐ理解するのに…」と思っていたが表情にはださない。
とりあえず話した内容があらかた理解できるまで…地は待った。



「よーし。今のを20〜80%理解できたと思うから次に行こう。次は俺たちがこの世界にきたこととかいろいろうんぬん。」
「20〜80%って…」
いろいろアバウトすぎる地にカトリアはそういったが地はそんな性格だからしかたない。ちなみに20〜80%は農地に適する団粒化の値。
それは置いておいて…どんどん話を続けていく。
「えーっと、ざっくり言うと俺たち+一人が元の世界にいたらいきなり空間が裂けてその空間に落ちてしまった。よくわからん空間が終わったと思ったらここにいたわけ。んでその一人はなぜかはぐれた。まぁ実力はあるからほっといても問題ない。」
…この内容には嘘がある。それは…空間がいきなり裂けたこと。
実際は炎が引き裂いたわけで。でもそこをいってしまうと後々めんどうなことになりかねない。それを避けるためにあえて言わなかった。ほっといても問題はないだろうけど…。
「…一つ良いだろうか?」
ニーリンが地に尋ねる。
「どうぞ。」
「そこの…メイドの装備…上はドンドルマ、下は…確かタンジアの受付嬢の制服だったな。この装備は一体誰が譲渡したのかな?」
最初に残妖に聞こうとした内容だった。それに対し地は…
「それは俺が持ち合わせの素材で作った装備なんだ。なんでその地方を知っているかというとこっちの世界にもその地方はあるしあと俺は昔旅人だったから。あ、俺25歳だから。」
だれもそこまで聞いてない…とはいわなかった。
「年を言ったついでにこっちのメンバーの自己紹介しておくか。今更すぎて申し訳ない。俺は地。地方の地な。あと25歳。うーん…まぁ一風変わったハンターってことでよろしく。」
「あたいは冥花。字は…こうよ。」
「私は霊華。字はこうね。あと、私は狩りには参加できないわ」
「私は残妖です。字はこうです。狩り経験は浅めです。それと家事を一通り…。」
地に流されるがままに3人も自己紹介を行った


〜炎視点〜

「……気配は察知できる力は残っている」
そういう彼の周りにはベリオロスの死体が3つ。
「しかしなぜだ?俺を試している者の気配はこの世界から感じられん…」
炎はこの世界の地理については完璧である。それ故に村の方角、距離は理解している。
それなのになぜか凍土についた…何者かの仕業ということは理解できた。
しかしその者の気配はこの世界から感じられない。
「…(おそらくだが…俺を試すものは俺以外のやつのことには気づいていない。今はあいつらと合流するよりも一人でいたほうがよさそうだ。それに…どうやら俺の力は利用できていないみたいだな)」
彼がそう思う理由は…膨大な力の一つである「時止め」を使用してこないこと。
もはやこれは反則的な力でもあるが故に、誰もがこれを手にしたら利用する。
それを使ってこない…ならば利用されていないと判断した。
「…(それにこいつらは無事…か。ならどうでもいいか。まだましだ、まし。)」
そう思いながら炎は凍土から動こうとしていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.952 )
  • 日時: 2014/06/28 00:06
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

補足説明

炎は幻覚、幻聴についてすぐに察知します。そのときはどこかの部位に痛みを与えて正気に戻ります。
あとは…こいつらは無事というのはそのうち出てくる武器のことです。複数あるので作ってもおkです。
自分がだそうとしているのは明らかに規格外なものですが、あるゲームに実在する物です。
その20で地が持ってる弓と同じゲームから持ってきます。

あとは…地が書いたホワイトボードに何か付け足すことがあればお願いします。修正しておきますから。台詞変更希望とかも遠慮なくどうぞ。


で、そろそろ目次整理の時間かな?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.953 )
  • 日時: 2014/06/28 09:47
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)

>>950
村長「おっ、ようやくオイラの出番だね!」
勇車「ぶっちゃけあんたの出番ないと思ってたんだけど……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.954 )
  • 日時: 2014/06/28 10:44
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 0qhZN1og)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 第四章 それぞれが出来ること

 〜ミナーヴァside〜

 地達の自己紹介を終えた所で、カトリアを始めとするミナーヴァ各員も自己紹介に出る。
 全員の自己紹介が終わり、カトリアは話を持ってくる。
「では地さん。私達ミナーヴァはハンターの他にも様々な職務資格を持った人もいます。それらに関しては……」
「あー、それらに関しても少しは話してるよ」
 カトリアが言い終えるより先に地が返答する。
「ざっと聞いて、ちゃんとした資格を持ってる人は、村のそれぞれの施設に雇ってもらう形でいいんじゃないかな。それと、そっちの、ユリだっけ?あんた、農作業とかは出来たりする?」
 地はユリに向き直った。
 ユリは自分に話を向けられているとのだと感じ、彼女も地に向き直る。
「えっと、やったことないですけど、やろうと思えば多分出来ると思いますよ」
「オケ分かった。んじゃ、話は俺がテキトーに付けとくから」
 ユリの反応を見て、地は頷いた。
 そんなユリを見てツバキは声をかける。
「ユリ、大丈夫なのか?」
「うーん、分かんないけど多分大丈夫だよ」
 その自信はどこから来るんだとツバキは呆れたが、彼女がやると言うのなら、止めることはしない。
「分かった。止めないよ」
 ツバキはそれだけ言った。
「オケ。ほんじゃ、これからヨロwww 」
 そしてこの地と言う男。
 どこか胡散臭さは抜けないが、まぁ悪い人物では無いだろう。
 とりあえず今は信用してもいいかも知れない。

 〜地side〜

「(さて、とりあえず状況は落ち着いたし、あとは炎が戻ってくるまでテキトーに過ごすか)」
 ひとまずの問題は解決した。
 と言うより、炎は今はどこで何をしているのだろうか。
 まぁ、彼のことだ。多少の面倒ごとでも「散れ」もしくは「失せろ」の一言で大体は片付く。なんと言う力業だ。
 そんな力業でもかなりセーブしているのだから恐ろしい。
「(ま、俺もそんなもんだけどなwww俺がキレたぐらいじゃ世界が滅んだりしないけど、あいつがキレたら洒落にならんwww )」
「なぁ、地」
 思考を回していた地に声をかけるのは冥花と霊華だ。
「私達は何をしたらいいの?」
 今度はこっちだ。
 しかし、片や三途の川でサボ……死者の扱いをしていた者、片や常に腹ペコ幽霊。しかもどれだけ食べても腹がいっぱいにならない。胃下垂か。
 まぁ、冥花はユリと一緒に農作業でもさせてればいい。
 霊華は……どうするか決めかねている。
「うん。とりあえず冥花はユリと一緒に農作業でもしといて。霊華は……どうしよwww 」
 これも考えるんかい、とまた地は頭を悩ませる。
 せめて残妖くらい万能ならいくらでも手段はあるのだが。
「地さん。私はとりあえず、家事をこなしつつ狩りをしていればいいですか?」
 残妖も入ってくる。
「あぁそうだな。一応その服はその辺の素人以上の防御力はあるし、武器は俺が見つけた発掘太刀があるだろ」
「えぇ。使わせてもらいます」
 そう言うと残妖は携えているその太刀に手を添える。
「だから私はどうなるの」
 霊華は口を尖らせる。
「わーったわーったwww 後で考えるから」
 
 〜ユリ&冥花side〜

 村長の計らいで、各所営業に雇われるなったエリス、ライラ、ルピナス、シオン、マガレット。
 一応、全員にこの村で馴染めるようにと、ユクモノドウギを支給された。
 ユリと冥花は農場管理人に案内されて、ユクモ農場に向かっていた。
「うわぁ……広いなぁ……」
 ユクモノドウギを着込み、そのか細い肩が露になっているユリはその農場の広さに思わず声を漏らす。黒髪の美しい彼女にその姿はよく似合っている。
「そこそこの設備は揃ってますので、あとはご自由に管理を。何か増設したい設備があれば、お気軽に相談を」
 管理人はユリと冥花にそれだけ伝えると、農場を後にする。
 二人残されるユリと冥花。
「で……具体的にあたい達は何をしたらいいんだい?」
「んー、私も分かんないから……あ、そこのアイルーさん、ちょっといい?」
 ユリはそこにいるアイルーに声をかける。
「ニャ?」
「ここの農場って、何をしたらいいの?」
 アイルーと目の高さを合わせるため、しゃがむユリ。
「ニャ……普通に作物を育てたり、魚を釣ったり、鉱石を掘ったり、虫籠の虫を集めたり……今はそれくらいかニャ」
 農場ひとつでも色々な物が採れるようだ。
「そっか。ありがと」
 ユリは礼を言うと、目の前の坂を降りる。
 目下に広がるのは、荒れた土壌だ。
「まずは、これを耕すのかな?」
 その辺に立て掛けてある鋤を持ってみる。
「う、けっこう重いなぁ……」
 持ち上げられないことはないが、これを持って何十分も土を耕すのだから、農家の方達の体力は馬鹿に出来ない。
「んっ、ょっ、と……」
 鋤を降り下ろし、土を返す。
 何度か繰り返す内に、土は柔らかい土壌が地表に現れ、中からミミズが驚いて出てくる。
「うわっ、ミミズッ?……そっか、土の中だもんね」
 ユリもミミズの出現に驚いて尻餅をつく。
 ミミズはすぐに地中に潜っていく。
 また私が掘っちゃうけどね、とユリはその様子に小さく笑うと、再び鋤をしっかり握って土を耕していく。
 これが大陸を股にかける歌姫だと誰が信じるだろうか。
 一方で、冥花は木陰に座り込んでいた。
「土いじりなんてめんどくさそうなこと出来ないっての……」
 欠伸を一つ漏らすと、冥花は早速昼寝に入った。
 
 〜炎side〜

「……ん?なんだ、この感覚は。よく分からんが……」
 すると、炎は凍土の真ん中で叫んだ。
「寝・る・な!!」

 〜ユリ&冥花side〜

「きゃん!?」
 冥花は突然飛び起きた。
「冥花さーん、どうしたんですかー?」
 ユリは冥花の悲鳴を聞いてその方へ向く。
「な、なんかよく分かんないけど、寝たら怒られたような感じが……?」
「?」
 ユリは小首を傾げると、再び土壌の耕作に戻る。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.955 )
  • 日時: 2014/06/28 18:59
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

農地と聞いて暴走する主の様子

qua「1回土掘り返したら1ミミズ当たり前、下手したら3体でる。」
炎「おい、それはお前の場合だろ」
qua「農地に適した透水係数は10^-3〜10^-4。団粒化は書いたからいいや。有機物は全体の20%付近がよい。なぜなら団粒化が促進されるから。多すぎてもだめ。20%付近にしたほうがいい。
あとは固相率とか液相率とか気相率とか…湿潤密度もそうかな。それに含水比も重要となって…さらに」
地「おいwwww何がしたいwwww」
qua「今すぐその農地へサンプリングにいかせろやぁぁあああああ!!どれくらいその農地が適しているかしらべてやるよぉぉぉぉおおおお!!」
残妖「…今授業でやっているようです。」
霊華「いやいや…それが分かったところで対策がわからないと意味がないのではないかしら」
qua「まず透水係数が適した値より低いと仮定しよう。その場合は有機物掘り込んで掘り返すといい。そうすれば団粒化がそk」
地「続きはそのうち!んじゃおしまいということで!!」
qua「こらあああああ!!!閉めるなあああああ!!!!!!」


…はい。実は自分農地に関して無駄な知識が(ry
そんなキャラをクロスオーバー限定でぶち込みたくなりました。
なにせ二人であの農場管理は無理そうで…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.957 )
  • 日時: 2014/06/28 19:13
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

これからの話に入る前に…。

・炎と地が持っているリング
所有者のレベルに比例して力を増強させる恐ろしいアイテム。なお、炎と地以外も装備は可能だが増強される量はまったく異なる。
そのリングを8個装備したときは…今までとは比べようのないほどありえない力を持つ。
普段はあまりにも強力すぎるため使わない。さらに8個つけた時は火属性攻撃を完全に無効とする

・モンハンに登場しない武器
だいたい上と同じとこから持ってきています。性能はベースに基本ダメージ+450%がついています。あともともとの攻撃力も異常。
モンハンとは計算式がまったく異なるためわかりにくいですが…まぁカンスト2万のゲームで10万がざらに出るようになると思えば…。(ただし炎と地が使った場合のみ。)
どんなんかというとまったく力を込めずに放った矢でミラさんが1撃。もはやチート。
ただし上のリングを装備したときは、といった話。ないときでも十分おかしいけどね。


無論緊急時(とんでもない敵がでたときやさっさとけりつけたい時)以外では使いませんが…でたときは…うん。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.958 )
  • 日時: 2014/06/28 20:58
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)

>>957
神山ルーツ「ぜっっっったいに会いたくねえ……」ガタガタブルブル
勇車「近いうちにお前の意識疎通方法考えないとな……いつあの二人や蒼さんみたいなのが出てきたらoutだろ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.959 )
  • 日時: 2014/06/28 23:14
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

その21 常識外の力

〜地下10階〜

今の地は説得の余地はない。
本来この世界に存在するはずのない弓を、ありえないほどの力でひく。
両指をよく見ると…緑色をしたリングが親指を除いた指すべてについている。しかしリングなどつけて意味はあるのだろうか…。
おまけに彼が今放とうとしている矢の数は…12本。今までと変わりのない数ではあるが、その矢も今まで使ってきた矢とはまったく異なる。
―筒に入れて発射する小型矢。射程距離が長いのはもちろんのこと発射速度がとても速く、避ける動作をする前に対象を射抜く…通称「片箭」
その矢を12本である…破壊力はもはや想像できない。
それ以上に、地から発せられる不気味なオーラが研究員へ恐怖を感じさせる。

「け…けけっ…こ、この小娘がどうなってもよいのか?!」

研究員はさっきまで抜いていた力を再び加えだす。

「い…いや…!やめ…て…っ!!」

残妖は全身から襲う痛みで意識が限界寸前だった。
それでもお構いなしに研究員は力を加えていく。

ポタッ

残妖の目から涙が落ちる音がした。っと同時にそれは起きた

ガシッ!!!
「なぁにぃ?!!」
「・・・・・・・・・。」

さっきまで扉にいた地が…もう真横に立っている。しかも一瞬で研究員の両腕を弾き飛ばし、残妖を別の場所へ、そして…。

「失セロ」
ズガッッ!!!!

研究員の腹に強烈な回し蹴りをおみまいする。

ズドンッッ!!!!
「ぐはっ!!」

あまりにも強烈すぎるその蹴りは研究員を壁にたたきつけた。
それでも研究員はなんとか体制を立て直す。しかしその前にいるのは…

―再び弓を引き絞る地。

今から反撃しても間に合わない。しかし、自身は進化を超越した存在。
ならばこの程度の攻撃くらい防御できる。
そう思った研究員は両腕を異常なほど肥大化させ、硬度も増強させる。
この固さは…ダイヤモンドくらいだと思えば幸い。

「け〜けけwwwwそんな攻撃でこの腕を破壊することはできまい!!」

と豪語する研究員。しかし…

「言ッタハズダ。塵モ残サヌト…」
グググ・・・!!!

弓を…引き絞る。そして…

バシュッ!!!

―放つ

ズグシャァァアアアアアン!!!!!!!!!
「ぐぎゃぁああああああ!!ワシのうでがぁぁぁあああああああ!!!!!」

放たれた12本の矢は…右腕にすべて直撃。
貫通作用を持ってはいない矢ではあるが…右腕を粉砕した。骨、筋肉、皮膚…すべてを塵へと帰した。
貫通作用を持たせていない…つまり、矢にかけられていた力はすべて当たった場所にかかる。故に、破壊力をある部位にのみ与えたいのであれば貫通作用は必要なくなるのだ。
しかしそれで終わるわけがない。彼の本気が常識外なわけ…それは

バシュシュシュ!!!!!

―異常なほどの攻撃速度にある。
矢を取り出し、引き、そして放つ。この動作を…1秒間に20回。それも12本の矢をいっぺんに撃ち込む。
矢の速度は…目視不可能。もはや音速に近い。この矢を回避するのは無理がある。

「―クタバレ。」

研究員は…断末魔を上げることなく、この世界から塵一つ残らずに消え去った。




「・・・・・・・・・・・・。」

目的は達成した。もう用はない。部屋からでようとしたそのときだった。

「「「「クエェェエエエ!!!!」」」」

さきほど炎がみかけた全盛期のイャンクック達が部屋へとなだれ込んでいった。
鳴き声だけでソニックブラストが発生する…もはや常識外の生物。
数々の伝説を持つモンスターが…複数。
どう考えても絶望しかない。たとえいかなるハンターといえどこの状況の打破は不可能だろう。
―それでも彼は違う

「…邪魔ダ」
バシュシュシュッッ!!!!!


薄れゆく意識の中で残妖が見た光景…それは…


―一瞬で塵へと帰るイャンクック達、そして…塵へと帰ってもなお無慈悲に超高速で矢を放ち続ける地であった。




〜炎視点〜

「…あのあほ…仕方ない、地下10階にいくか。それだけ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案( No.960 )
  • 日時: 2014/06/29 13:25
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: tK/O/lNV)

更新します

&15時からレウス部屋つくるお!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.961 )
  • 日時: 2014/06/29 13:45
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6S6bYYMv)

 それにしてもペイルカイザーさん来ないですね。
 あの小説、見るからに面白そうなんで早く続きが読みたいんですが……。
 テスト期間中かも知れませんし、もうちと待ったら来るかもです。

 ってか、僕はさっさと設定決めて猛焔を抱きし翼を書きませんと……
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.962 )
  • 日時: 2014/06/29 13:57
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)

17時ごろに…クロスオーバーだけでも進めておこう。
本編は明日でいいや。うん、ONLY☆ONEな人について知っておくと次回分かりやすい…かもしれない。
もうひとつのほうは…まぁあれが地の本気ってことで。はい。

>>961
ちょっとクロスオーバーの件でなんですが二つほど

・炎ちゃんはいつ聖と会わせるか。
・農場組にクロスオーバー限定のキャラをぶちこみたい。

以上です。限定キャラは設定うんぬんしっかり作ります。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.963 )
  • 日時: 2014/06/29 14:11
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)

ちょいと面白いこと思い付いたので提案です。

・キャラクターコメンタリー版作成!

毎週土曜、夜11時半から放送している、「物語シリーズ キャラクターコメンタリー版」を見ておもいついたんですが……。
つまりは、全話とは言わないですが、自分の小説の重要な話を副音声的にキャラクター達にコメントさせるんですよ。

例:翼の勇者作品『第二十三話〜ギザミの想い〜』より

ボクの、大好きな人。
>ゲネッポ「いよっ、きよった名言! いやー、ザザヤンのミズネエへの愛は永遠やな」
>ギザミ「うーん、改めてこうして見ると気恥ずかしいね……。メタいこと言うけど、この撮影の時すっごい恥ずかしかったんだから」

普通に連載続けてらっしゃる方は大丈夫だと思いますけど、思い付かなくて更新滞ってる人(我とか)にはけっこういいと思うんですよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.964 )
  • 日時: 2014/06/29 14:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6S6bYYMv)

 >>962

 炎sideでは次に渓流で金銀夫婦と戦わせてください。
 それから聖と幻聴を通じての対話のシーン。
 そのあとは霊峰でアマツさんを沈めてから、聖との戦いに移らせます。
 何か入れたいことがあればご自由にどうぞ。

 分かりました。でも僕は農耕の詳細は説明出来ないので、そのキャラは僕が描くとそんなに喋らなくなってしまうかと。
 とりあえず、ユリ&冥花sideで存在濃く登場をお願いします。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.965 )
  • 日時: 2014/06/29 14:18
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6S6bYYMv)

 >>963

 おぉ、これはまた面白い企画を。
 そんなこと言い出したら序盤のセージアニキとかニーリンとか名言だらけじゃないですか。
 ストーリー後半のユリとかカトリアさんもなかなかの発言を。(全て自賛です。調子のってすいませんでした)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.966 )
  • 日時: 2014/06/29 14:34
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)

>>963
ONLY☆ONE☆NG集みたいなものをつくってみるのもよいかと。

>>964
炎ちゃんの処置了解です。金銀夫婦も即殺しますが。
んじゃその設定書き起こしておきます。
まぁ自分は農業の知識が無駄にあるのでそこは自分がなんとかしますよ。

農 林耕(のう りんこう)
・名前適当で(ry
・男 20歳らへん
・一人称 僕
・誰でも さん をつける
・穏やかで、誰とでも話せる。あの地や炎にすら普通に話す。あと腹黒い成分がない。
・なぜか白服に身を包む。
・農業の知識がおかしい。
―どこからかユクモ村の農地に流れ着いた。だが記憶があいまいになっている。(奏連とかと同じ状態。ただし彼女らとかかわりはない)
ユリと冥花に助けられ、その恩返しにここで共にすごす。農業の記憶だけが鮮明に残り、あれこれ教えてくれる。また、勝手に農地をいじってみたりする。呼ばれ方は苗字でも名前でも…。

以下、やりとり例。
農「本編では僕はでないのですね…残念です。」
qua「しゃーないだろ…農業特化した面が生かせるのがここだけなんだから。」
農「そうですね。僕は狩猟関係はちょっと無理ですから…その代わり、農業については自信がありますよ。」
冥花「具体的には?」
農「まずは農地の現状を知らなければいけません。そのためにも、撹乱土と不撹乱土を採取します。もし土壌を水田から畑地へと変更する場合は、硬盤層を破壊しないといけません。でも今回はその心配はなさそうです。あとは…サンプリングした土を僕がいろいろ調べます。その結果から、この土壌についての改善策を考えますよ。道具は…それなりにあるようですし、肥料もこの村はありますから。大丈夫ですよ」
冥花「…(何言ったのかわからない。)」
農「あぁ、それとですが…ミミズは団粒化を促進する生物です。これを殺傷しようなど考えてはだめですよ。ミミズがいるということは、その土壌は団粒化が促進されているということですから。でもしすぎてもだめですね。ほどほどが一番です。」
qua「…ほとんど俺の知識とかぶるんだが」
炎「作ったの貴様だろ…」
農「いや〜、僕の取り柄は農業しかないんです。それ以外は本当にだめなんです。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.967 )
  • 日時: 2014/06/29 14:40
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6S6bYYMv)

 >>966

 オケです。
 とゆーわけで続きをお願いします。
 僕はその隙に新しい本編の設定構築を進めておきます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.968 )
  • 日時: 2014/06/29 23:18
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

第四章続き

〜農場〜

誰かに怒られた感じがした冥花ではあったが、おそらく気のせいだろうと思い、再びさb…木陰で寝ようとしていた。
「…あれ?」
ふと川の方向をみると、白い何かが岸に流れ着いている。
「…」
バシュッ!!
冥花は木陰からその位置まで一瞬で移動した。距離を葬っただけではある。なお、この様子はユリには見られていない。
その白い物が何か調べてみる。
「これは…人…?」
「…み……み…ず…を…」
その者はかすれた声で水を要求した。
ただ様子を見るからに…水以外の物も必要だろう。
「…ユリ!」
「はい?ってあれ?さっきまでそこに…」
「ちょっと飲み水を用意してきて!あたいは地から何かとってくるから!」
そういうと冥花は地のいるところへと向かった。残されたユリは疑問に思いつつも飲み水を確保した。


〜家〜

「地!いるかい?!」
冥花は豪快に家へと入っていったが…だれもいなかった。
かわりに置手紙があったので内容を読んでみた

【狩りに出かける。だいたいの物はそこのボックスにぶち込んで置いたから用があれば使うこと。ただし盗んだら殺す。パラレボCDPやらせる。アルマゲDPAのEXHARDやらせる。 地】

「…。」
一通り読み終わった冥花はボックスから食料を確保し、農地へと戻った。


〜農地〜

「飲み水と食料もって来たよ。一気にとらずゆっくり食べな。」
「す…すみません…。」
白服の男は持ってきた水と食料をあっという間に食べた。どうやら意識も元に戻ったみたいだ。
「知り合いですか?」
ユリが冥花に聞く。
「いや…無関係よ。おそらくこの世界の人かと…」
冥花も彼を知らない。そのためこの世界に住む人だろうと推測した。ただユクモ村の雰囲気に合う服装とは言いがたい…。
「ありがとう。おかげで助かったよ。あ、僕の名前は農 林耕です。」
この男は農 林耕(のう りんこう)という名らしい。
「そんなに感謝されるほどのことでもないさ。あたいは冥花。んで彼女はユリ。」
「冥花さんとユリさんですね。ありがとうございます。お礼に何かしたいのですが…」
農は助けてくれたお礼にというと…さっきユリが耕していた農地へと歩く。
「お二人はここで農業をしているのでしょうか?」
「あ、はい。そうです」
「では、僕も一緒によろしいでしょうか?」
「…はい?」
あまりにも唐突な農に冥花は「はい?」と答えた。
「僕…農業について詳しいんです。お二人の力になれると思うのですが…。」
そういうと、農は懐からいろいろな道具や本を取り出し始める。
その本はすべて…農業に関わることが書かれていた。
「そ…それは?」
「あぁ、これは農業のことについていろいろ書かれている本なんです。僕はいつも持ち歩いているのです。」
次々と道具や本を出していく農…。それを見て冥花は考えた。
この農地を…ユリと自分だけでやりくりするのはおそらく無理がある。
現状ですら限界に近いのに…拡張なんかされたら体がもたない。
それにさぼることもできない。
「分かったわ。とりあえずあたいが話しておくから…一緒に管理しましょうか。」
「ありがとうございます!では早速…」
そういうと農はシャベルやサンプラーを取り出し、農地の土を採取し始めた


〜炎side〜

「まじかよ…」
凍土から村を離れるように動いていたはずが、気がついたら村に一番近い渓流に来てしまった。さすがにこれはまずい。
さっさとこの場から離れたい。そう思いまたふらっと出歩こうとしていた。
そのときだった

「「グギャァァアアアアア!!!」」

空から咆哮が2つ。
渓流に舞い降りし…金の月と銀の太陽。
リオレイア希少種とリオレウス希少種だ。
ただでさえ見るのが困難といわれる希少種の…夫婦。こんなことが普通起こるのはまれであろう。そしてその状況は熟練のハンターですら突破するのが困難。
しかし…炎はそんな状況ももはやどうでもいいレベル。

「俺をそんなに試したところで全力は必要ないってんだよ…」

そういいながら彼は…希少種の夫婦に突撃する

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.969 )
  • 日時: 2014/06/29 18:47
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十九章 村へ

「おっ、村へ行くんかいな? なら誰がついていくか決めなアカンな」
「そうだね、ハンターも沢山いるけど、カトリアさん達はモンスターと戦えないし。用心棒に誰かついていった方がいいね」
ゲネッポとギザミの会話に驚くのはアスト。
「えっ、モンスター達って、村に来れるのか?」
「うん、村人みんなも彼らの事は知ってるよ」
ミズキの返答に、そうなのか……と複雑そうな顔をしたアスト。ツバキも同様だ。
「よし、じゃあメンバーの選定だな。まずはギザミ、お前はついてけ。守りには定評があるだろ?」
「了解。じゃあ次は偵察担当だね」
「ああ。機動力で言ったらドス三兄弟の誰かか、アルタスあたりだろうな」
「私は構いませんが、イーオを連れていくのはやめた方が無難でしょうね」
「うおおいラン! それはどういう事だぁ!?」
クックの指示でメンバーを決めていくモンスター達。
「なんというか……随分と手慣れてるな」
「うん、いっつも私を護衛するとかなんとかで決めてるから……」
ため息混じりにそう答えたミズキを見て、それもそれで大変そうだなと思ったツバキだった。
結果、ついて行くのはギザミ、ゲネッポの二人となった。

「俺ら行かないモンスター組は、それぞれの巣なり何なりに帰っている。明日の朝、またこのエリアに集合だ」
「リョーカイやクックヤン」
「よーし、それじゃあしゅっぱーつ!」
ギザミのヤドに乗ったミズキの楽しげなかけ声で、動き出す一行。目指すは、船のあるBCだ。
「ねえ、ベースキャンプって、目を覚ましたとき私たちがいたところだよね?」
「そうですね。……ということは、あの船で移動するのか?」
カトリアとアストが思ったこと。それは、あの船に全員が乗るのは難しそうということだ。人間とアイルーだけでもすし詰め状態だというのに、ゲネッポが乗るなど考えられない。ギザミに至っては、船の何倍も重いのだ。
「大丈夫、ボクは泳げるから、一部メンバーを乗せていくよ」
成体は砂漠に生息している事が多いため忘れがちだが、ダイミョウザザミは半水生のモンスター。水中でも呼吸が可能なのだ。しかし……。
(泳ぐって……水底を歩く訳じゃないよな……)

BCへと到着した一行。
「それじゃあ、誰がボクの背中に乗っていく?」
「勿論私は乗るよ」
「僕も乗るよ」
「ワイもや。後は誰にするんや?」
早速声をあげたのはミズキとカスケ、そしてゲネッポだ。
「はいはいっ、私ものりますっ!」
モンスターの背に乗るのがクセになったのか、元気よく声をあげるシオン。
「では、私も乗ろう」
いつのまにやら大分記憶が戻ってきているニーリンも挙手する。
「よし、ボクが乗せられるのはこんなもんかな。後はみんな船に乗って」
そう言ったギザミは、既に乗せているミズキ以外の乗る人達をハサミで上げると、ぐっと力を入れる。すると、ヤドとして背負っている頭蓋骨の顎が大きく開き、ゴオォォォという音が聴こえるほどの勢いで空気を吸い込んだのだ。
「さ、行こうか」
ギザミはそのヤドに溜め込んだ空気を浮きにして、水に浮く。そして見た目に反して強靭な力を持つその四脚で泳ぎ始めた。
「もう、何でもアリだな……」
諦めのようなため息を出したアストは、残りのメンバーと共に船に乗っていくのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.970 )
  • 日時: 2014/06/29 19:20
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: sHK.ZmBw)

なんだか地さんがセロに似ている気がする…

さてと……特別企画

祝やっと20話(遅!)記念

ペンギンさんの始めての茶番!

私「さてとこの企画は今まで一度も茶番をしたことの無い僕が今回始めて茶番をするだけの企画です!」
セロ「始めてなので皆さん、暖かい目で見てやってください」
メイ「よく20話まで続いたな……私が登場した途端に失踪したのに」
私「いやーめんどくなって……今もめんどいけど……」
メイ、セロ「ナニカイッタカ」
私「いえ何も……」
セロ「さてと皆様の影響を受けまくってOンダム見まくってる作者ですがこのあとどういう方向に進んで行くのか?そして完結するまでこのスレにいられるのか?どうぞご期待下さい!」
私「おい!僕がロボットアニメ好きなのバレるだろうが!」
セロ「特に○ンダムやフ○メタルパニック、○○ロボダ○ミダラーなどが好だそうです」
私「アアア!」
メイ「そのうち○ビームやエリゴール砲、○ッドフィンガーみたいなのも出すつもりらしいぞ!」
セロ「L.Dもパクリです!」
アンノウン「そして余の出番がまもなくくr」
レージ「失せろ」
ガチャ、ダーン!
バルカン「ということで私等の活躍も期待しとれ!」
???「僕のこともわすれないでね…」

終わり

お恥ずかしい限りです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.971 )
  • 日時: 2014/06/29 19:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: NAnN6oEF)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 五章 二手に別れる組み合わせ

 〜ミナーヴァside〜

 カトリア、アスト、ニーリン、ツバキ、セージは、地と霊華、残妖と共に集会浴場に来ていた。
 まずは近場で狩りを行って、お互いにどれだけの実力があるかを確かめるためだ。
 地からの話だが、この村の集会浴場とは、文字通り温泉浴場が備えられており、村の観光事業としても多いに役立っているらしい。
 羨ましい環境だな、とアストは呟くと同時にあることに気付く。
「あれ?浴場って一つしかないけど……、つか、外から丸見え?」
 多少の塀があるだけで、普通に浴場が見えるのだ。
 それも地が答えた。
「あぁ。外から普通に声をかける奴もいるし、当然混浴www 」
 地はこう言うが、それを聞いた途端カトリアが声を張り上げた。
 今までに聞いたこともないような、だ。
「こっ、混浴ぅっ!?」
 顔を真っ赤にして一瞬あたふたするが、すぐに正気を取り戻す。
「だだだっ、ダメッ!絶対ダメッ!混浴なんてそんなえっちなことは絶対いけませんっ!」
 カトリアはアストと地を見比べながら憤る。
 地はそんな尋常ではないカトリアの様子を間近にしながらも飄々と答える。
「あのなwww 混浴ったって、先にインナーとか着けるものは着けるし、湯浴着だってあるし、意図して間違いでも犯そうとしなけりゃ大丈夫だって。な、アスト?」
 アストに矛先を向ける地。
「おっ、俺ですか!?」
「大丈夫だろ、な?」
 地は意地の悪そうな笑みでアストを追い込む。
 アストの中ではタオル一枚のユリの姿がフラッシュバックし、これでもかと言うほど顔を真っ赤にする。
 そんなアストの頭に手刀が一閃。
「あだっ!?」
「アストくんっ、今変なこと想像したでしょ!?」
「し、してませんってばっ」
 変じゃなくてヤバイものを想像してましたとは言えない。
「そ、それより狩りに出るんでしょう!?」
 どうにか話を逸らそうとするアスト。
「ア・ス・ト・く・ん?」
 カトリアの猛攻はまだ終わらないようだ。
 先が思いやられる。

 残妖も足すと、合計で七名の扱いになる。
 四名までとなっているため、必然的に二つに分けられる。
 最初に意見を出すのはニーリン。
「まぁとりあえず?地殿と残妖くんは離れるとしましょう。組み合わせ的にもそれがいいかと。地殿の装備は……イレーネ殿と同じレベルか……。それなら、まずはイレーネ殿、残妖くん、アルナイルくん、それからオトモくんでどうだ?」
 つまり、カトリア、アスト、残妖、セージとなり、残った方は、地、ニーリン、ツバキになる。
 ちなみに、地の装備はカトリアと同じシルバーソルシリーズのようだが、レジストのみ通常のレウスのモノを用いている。
 正直なところ、ニーリン自身が地の実力を知りたいと言うのが本音だが。
「オケ 」
 あっさり承諾する地。
 残妖の実力は推し測りにくいが、自己紹介の様子では一流ではなさそうだ。
 他に異論はない……と思えば、挙手をしたのは霊華だ。
「だから、私は何をどうしたらいいの」
 そう、霊華のやるべきことは地が考えると言いながらそのままだったのだ。
「あー、んじゃとりあえず部屋にいといてwww 帰ってから考えるわwww 」
 あくまでいい加減に答える地。
 本当に信用してもいいのだろうか、と思うのはツバキだった。
(地さんの人格は知らないけど、何だろう?何か隠してるような気がしてならないな……)
 信用に足るかどうかは今後で決めればいい。
 今は狩りのことを考えようと頭を専念する。

 〜地side〜

 地、ニーリン、ツバキ組が選んだ依頼は、水没林でのロアルドロスの狩猟だった。
 ニーリンとツバキにとっては初めての相手だが、地が言うにはそれほど強くはないらしい。
「うん、まぁ、あのポンデライオ……」
「地殿、それ以上は何かいけない気がするのは私だけではないはずだ」
 すかさずニーリンがメタ発言をブチかまそうとする地を止める。
「俺もそう思う……多分な」
 ツバキも声を濁しながら答える。
「そっかwww んじゃ自重しとくかwww 」

 〜残妖side〜

 カトリア、アスト、残妖、セージ組が選んだのは、渓流でのアオアシラと言うモンスターの狩猟だった。
 渓流でもよく見られる熊型の大型モンスターで、村人からも親しまれているらしい。
「このメンバーでは、皆初めてかな?」
 カトリアが狩猟経験の有無を聞いてくる。
 当然、カトリアも含めて未経験だ。
 残妖は静かに心を落ち着かせていた。
「(ちゃんとした狩りに出るのは、これでもまだほんの数回……足を引っ張らないように、頑張らなくては)」
 ふと、残妖の肩を叩く者がいた。
 アストだ。
「ま、そんな気負うなって。気楽にいこうぜ」
 それだけを言うと、彼はカトリアの方へ戻る。
「……」
 少しだけ落ち着いた。
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.972 )
  • 日時: 2014/06/29 20:51
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: sHK.ZmBw)

イェーイ


登場人物紹介

アンドリュー・ノーカー

戦艦ラノーチェスの艦長を務める。常に部下思い。艦長としての技量に優れるがアイドルオタクである。

平蔵

副艦長であり操舵員であるアンドリューのオトモアイルー。

飯塚

ラノーチェスの火器管制官。ごっついおっさん。うがあーしか言えない。カオス。

ゆうすけ

ラノーチェスのソナー士官。鈴木軍を裏切った。

バルカン

一章で初登場。セロに力を託す。

アンノウン

喋り方はまったのでレギュラーになった。セロ達のライバル?

ゲイツ

変人研究者。マッドサイエンティスト。鈴木軍のロード。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.973 )
  • 日時: 2014/06/29 22:06
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)

>>966
おっ、NG集ですか。それもいいですね。もういっそ舞台裏とかそういうのも……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.974 )
  • 日時: 2014/06/29 23:54
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)

はてさて、久々にMHP3を取り出したわてはためしに該当するポンデライオンを狩りにいきました。
うーん、操作忘れている。完全に忘れている。これはやばい。

結果
連射verセレーネ 3:30←いろいろもたついた。あと怪力の種なし
拡散verセレーネ 2:27

まだ早くできるけどめんどくさいのでやめました。まぁ地の実力はこれよりはるかに早いってことで。

クマさん同じく行ってきました。

結果
弓 2:00
大剣 1:32
片手 1:32

こっちも突き詰めてないので…うん。
参考程度に。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.975 )
  • 日時: 2014/06/30 00:45
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JXFsIGa0)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

五章続き


〜地side〜

「あ!!しまった!!頭だけ変える!!」
地はいきなりそういうと頭の防具を…シルソルから陸奥・覇【烏帽子】へと一瞬で変更する。
このわけは…今担いでいる武器、月穿ちセレーネ用にするためである。
なお、長期戦の場合は別の装備を使うのだが、短期決戦、つまり強撃ビンを調合分使い切らなくても終わる場合はこっちにしている。
「…?なぜ一式装備にしないのかな?」
ニーリンは地に聞く。というより…なぜ胴だけレウスにしているのかがわからなかった。シルバーソルを作れなくて急遽いれたようにしか思えなかった。
それに対する地の答えは…
「ん?スキルのため。シルソル胴よりレウスSのほうがスキルが優秀だからそうしているの。まぁ気にするなw」
と答えた。相変わらずおっちゃらけの地にどうも納得できない。
出会ってからというもの、地はずっとこのペース。周りに左右されない。すべて独断。そして相手に拒否権を与えない。どうも信用しがたい。
しかし、あの少しの間に村長と話をつけるほどの話術…。さらにあれこれ独断で言っているものの…的確に指示するところは並外れている。
「うーむ…」
まだ実力が分かっていないためなんとも言いがたい状況ではあった。それを見ていた地はそこについてしれっと突っ込む。
「あ、俺の口調がこんなんだったりいろいろGO☆RI☆O☆SHIで進めるからあれだと思ってる?」
「いや、そうではないが…」
「うん、隠さなくても分かるよ。俺そういうのはすぐ分かるから。もし俺みたいな奴が俺の前に現れたら同じこと思うからwwww」
自覚してるんかい…と思ってそういおうとした…のだが、地は話を続けた。
「まだお互いに実力知らずだしなー。仕方ないね。うん…まぁ…」
仕方ないね以降、いつものちゃらけた声ではない。そしてこういう。
「狩場でその固有概念は捨てろ」
「「!!」」
矢を二人に向けながらそう言う。その言葉と同時に…今までなにもなかったオーラが感じられた。
熟練ハンターの、しかも凄腕の者には何かしらのオーラが漂う。そういわれている世界も存在する。
それを感じ取れたということは…
「まぁ着くまでにこんなの続けていたら体もたねーわwww」
…やっぱりおちゃらけてた。



〜炎視点〜

「グギャァアアア!!!」

リオ希少種夫妻は連携して炎を襲う。
レウスは上空からの奇襲、レイアは強靭な足で走り回り、そしてブレスを放つ。
しかしその攻撃はすべて当たらない。

「邪魔だ、失せろ」

炎は懐から謎の槍を取り出す。
この世界の槍と比べ…非常に細い。まったく重さを感じられない槍…。しかし何かがおかしい。
その槍を片手に、リオレイア希少種の真横に立つ。そして―

「エントラップメントインペール」
グサッ!!!

リオレイア希少種の足元を8つの突きが同時に襲う。
この技は多数の分身を生み出し、敵を囲んで攻撃する。分身とはいえ、実体を持つモノ。
8方向からの突きを同時に食らったリオレイア希少種の足はもはや原型をとどめていない。

「グギャォァァアアアアア!!!!」
ズドン!!

リオレウス希少種は激昂し、炎に向かってブレスを放つ。
しかし…そこに炎の姿はない。炎は…ブレス着弾点のさらに後ろにいた。

「散れ」
バシュン!!!!
グサッ!!!!

炎は槍を…リオレウス希少種の頭部目掛け投げた。
投げた槍はリオレウス希少種の頭を完全に破壊した。あの硬い頭を一撃で完全に破滅する…恐ろしいほどの力。それも例のリングなしである。
そして炎は…墜落したリオレウス希少種から槍を引き抜き…

「…散れ」

リオレイア希少種に無慈悲な一撃をぶち込んだ




「…はぁ…どうせ今頃地ははよ帰ってこいとか思っているんだろうな…帰れねーんだよあほ。」

独り言を呟く炎。
ただこの状況を知らせないままにするのもあれだと思い、懐から紙を取り出す。
それに…まるで殴り書きかのような文字を刻む。字だけで恐ろしさが伝わる。
それを…さっきの槍に巻きつける。

「凍土ならリングがないと無理だが…ここなら普通に届く…!!」

バシュン!!!!

彼は紙をまきつけた槍をユクモ村目掛け投げ込んだ。

「これでよし…さてと、また出歩くか」

そして炎はふらっと歩きだす

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.976 )
  • 日時: 2014/06/30 11:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: As639foA)

 クロスオーバー 翼の勇車×ダブルサクライザー

 二十九章続き

「それにしても、奇妙なものだな」
 ギザミに乗せてもらいながら、ニーリンは独り言のように呟いた。
「何が奇妙なんや、ニーネエ?」
 その独り言を拾うのはゲネッポ。
 ゲネッポの反応を見て、ニーリンはフッと笑う。
「ヒトの言葉を喋るモンスターと言うだけでも驚天動地モノだが、いつの間にか当たり前のように話していると言うことさ、ゲネッポくん。普通ならお伽噺にもならんことだしな」
 そう、あまりにも当たり前すぎたと言えばそうだが、ヒトの言葉を喋るモンスターと言う存在は本の中の物語にも中々出てこないものだ。
 そんな有り得ない状況を当たり前のように受け止めている自分を面白おかしく思っているだけである。
「んゃまぁ、ワイらもこれでの生活が当たり前みたいなモンやけど、ニーネエの気持ちは分からんでもないわぁ」
 ゲネッポはうんうん、と頷く。
「いやはや、全く全く……」
 ニーリンも参った、とでも言うように芝居のかかった仕草を見せる。
 その一方のシオン。
「突然ですが質問ですっ!お二人は付き合ってるんですかっ?」
 その唐突な質問は、ミズキとカスケに向けられていた。
 シオンの爆弾発言投下により、ミズキは突然まさに爆発でもしたかのように頬を真っ赤にした。
「んなっ!?なっ、なななっ、何をいきなり言うのシオンちゃんっ!?」
 あからさまに動揺するミズキ。
 そんな動揺は答えを言っているのとおなじだ。
「おぉーっ、その様子だと脈ありですねっ?」
 さらにシオンが煽る煽る。
「ぁぅ、だから、そのぉ……」
「そうじゃないよ、シオンちゃん」
 このこそばゆい桃色の空気をぶった斬るのはカスケ。
「僕とミズキは大切な仲間ってだけだよ」
 台無しである。
「」
「」
 ミズキとシオンは互いに目を合わせると、盛大に溜め息をついた。
 ギザミとゲネッポもしかり。
「これが若さか……」
 何か修正された男のような言葉を吐くニーリン。ちなみにカスケの方が歳上だったりする。

 船の中ではギザミに乗らなかったミナーヴァの残りのメンバーがちんまりと居座っている。
「なんか、疲れましたね……」
 アストはぐったりと壁を背もたれにして座り込んでいる。
「ほんとにね。これまでに経験したことのないことばっかりで、頭が追い付かないね」
 カトリアはベッドに腰掛けている。
 ちなみに、アストとツバキが床で、女性陣はベッドの上だ。
「ユリ、身体は大丈夫か?」
 ツバキは座り込みながらもユリの心配をしている。
「うん、どこも悪くないし、って言うか、楽しかったから普通に疲れちゃっただけだよ」
「そっか、ならいいんだ」 
 ツバキは静かに安堵するように息をついた。
「……、……ん……」
 ふと、カトリアの隣に座っていたエリスが船を漕いでいたが、ついに耐えきれずに眠りに落ち、カトリアの膝に頭を落とした。
「あらぁ、エリスちゃんはお眠ですかぁ?」
 ルピナスはその隣でカトリアの膝で眠るエリスを見て微笑む。
 カトリアもそんなエリスの頭を見て小さく笑う。
「シオンちゃんほど元気は残ってないみたいね」
 エリスのエコールの帽子を取ってやると、そっとその薄紫色の髪を撫でてやる。
「……ぅ、んむ……」
 起きそうになる赤子のようにむずがるエリス。しかしその様子は少し嬉しそうだ。
 そんな風に、静かな時間が流れていった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.977 )
  • 日時: 2014/06/30 17:34
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JXFsIGa0)

その22 制御

〜地下10階〜

今この部屋には…塵が大量に舞い飛んでいる。
いくらイャンクック等を塵にしたとはいえ、もとの物質を完全に消滅させることは地にはできない。
それができるのは…彼を超える問題児である炎くらい。

「…おい、何きれてんだ」

突如部屋へ入ってくる炎。さっきまで違うところにいたのに一瞬でここまでくる。そのわけは瞬間移動だけどね。

バシュシュッッ!!!

地は敵が来たと判断し、確認もせずに矢を…放つ。
しかし炎はその場所にはもういない。音速に近い矢を普通に回避する…どう考えても人間ではない。
急に消えた炎を探すかのように周囲を瞬時に見渡す地。

スガッ!!!
「…ガハッ?!」
「お前はそれだから甘いんだ。制御できないとこは変わんないな。しばらく寝とけ。あほ。」
ドサッ

炎は…一瞬の隙に地の鳩尾を強打する。その威力は…常人に放てば体を貫通するほどの力。
十分人間離れしている地でもこれには耐えられず、気絶した。
とりあえず地を無理やり制御した炎は他に誰かいないか改めて見渡す。
部屋の隅に残妖と霊華がいるのを確認したが…どうみても様子が変と思った炎はすぐに駆けつける。
そして…二人の体が限界までぼろぼろになっていることに気づく。

「ここまでされるとなると…か。まぁなんとか…」
「炎…さ……ん…?」
「残妖、今は黙ってたほうが身のためだ。これ以上は話すな」

残妖はまだなんとか意識を保っていた。しかしもはや消えかけたろうそくの灯火に等しい状態…。
炎は残妖を黙らせて…ある物を取り出した。
そして…

「リザレクション…!」

蘇生呪文を唱える。というよりそんなこともできるんですか。
二人の体の異常部を…まるで何も起きていなかったかのように修復する。
そして魔方陣が消える頃には…二人の体は元の状態となっていた。

「…ッ!!」
ビチャッ!!

しかしこの魔法は…自身に大きな負担を伴う。対象の損傷が激しいほどに負担は強大なものとなる。
炎はその場で吐血したが…すぐに平静を取り戻す。

「・・・おわったぞ、もう話してもいい。」
「…え?でも私の腕…ってあれ?!」

残妖は自分の両腕と両足を確認する。
関節は元通りとなっており、破壊された肘部も完全に修復されている。
もう一生直るはずがない…そう思っていた肘部が、である。

「……」
「感謝するなら俺ではなく、あいつにしろ…俺はただ治しただけに過ぎん…」

炎は…地面にぶっ倒れている地を指しながら言う。確かにその通りである。
炎がやったことは異常部の修復。それだけであって、実質彼女らを助けたのは地である。
だから自分は感謝されるほどのことはしていない。むしろそれは地が受けるべき。
…もっとも、今は地ぶっ倒れているんだけどね。

「…うっ…う…!」
「…あーもうしゃーないな、」

そういうと炎は…

「地、起きろ。もう元に戻っただろ。」
「……ばかやろう…お前の一撃喰らってこんだけの時間で回復するわけねーだろうが!! いつつ…!」

無理やり地を起こす。そして炎は部屋から去っていった。

「おい!俺このままか!!!痛っ!!」




〜炎視点〜

「さてと、俺は俺の任務がある。あいつは無事成し遂げた。俺も俺の任務を遂行しないとな」

そういうと、ある部屋に向かって…散弾を放った

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.978 )
  • 日時: 2014/07/01 00:03
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: gUfKWO2X)

クロスオーバーで霊華どうするか…未だにかんがえてない(ry
現状ではこういった予定です。

・家でほけーとしていたら炎が投げた槍降ってくる
      ↓
・内容読む。理解する。
      ↓
・ミナーヴァメンバーと交流する。とりあえずハンターじゃない人から適当に…。
      ↓
・そのうちアストたちとも交流。
      ↓
ONLY☆ONE☆こっから考えてない

以上です。用は空気キャラに出番をあたえr(ry

あと残妖の狩り経験は…ネタバレになっちゃうのですが。
・イャンクックが塵に帰る様子をみた。←その21参考
・地と共にラージャンを狩る←おいこらいきなりレベル高いとかいわない
・冥花、霊華と共にヘタレウス亜種を無理やり狩る。
な感じですよっと。まぁクマの○ーさんは尻斬りまくる作業だからなんとかなるでしょう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.979 )
  • 日時: 2014/07/01 00:20
  • 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十九章続き

「ふう……」
アストは船の上、ため息をついていた。今までモンスター達に囲まれていた事もあり、やはり無意識に力が入っていたのだろう、疲労がどっと押し寄せる。今回りにいるのはミナーヴァメンバーのみ(シオンとニーリンがいないが)だからか、とても安心できる。
「……すぅ……」
船を漕いでいたエリスは安心からかカトリアの膝で既に眠っており、今はライラが漕いでいる。
「シケたカオしてんじゃねえよ」
「ん? ああすまな……ってトトス!?」
「馬鹿野郎、声がでけえよ。エリス寝てんじゃねえか」
ゆっくりと進む船の横、そこには背と頭を水面に出して泳ぐトトスがいた。
「!? なんでトトス君が?」
起きている全員が先程のやり取りで気づく。
「んあ、いやな、こっから村まで結構距離あるしよぉ、牽引してやろうと思ってな。おいライラ、イカリ放り込め」
ライラが指示通りイカリを水中に投げ込むと、トトスはそれをくわえる。
「やあやあ皆さん、俺も来ちゃったよーん」
再び水面に顔を出したトトスの背にフワリと着地したのはペッコ。
「皆さんお疲れでしょーし、ここは"眠鳥"たる俺が休ませてやるべきかと。ま、村までゆっくり眠るといいよー、あそこの村長パワフルだから今のままじゃ皆揃って過労で倒れるわ」
そう言ったペッコは、その独特の嘴を展開すると、音楽を流し始めた。オルゴールのような、優しい音色が一帯を包み込む。
(ブレスは使わないのか……)
心地よい音楽に意識を吸い込まれながらもアストが思ったのは、そんな事だった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.980 )
  • 日時: 2014/07/01 10:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ZTAwMmZe)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 六章 聖・エールハース

 〜炎side〜

 渓流に、リオレウスとリオレイアの希少種の屍が転がる。
 炎はそれに全く意を介さず、誰もいない渓流の真ん中で呟くように、呼び掛けるように声を放つ。
「これだけ力を示せば十分だろう。そろそろ出てきたらどうだ、黒幕」
 武器や暗器を懐に納める。
 それと同時だった。
 炎の頭の中に声が響いてくる。
「(なんだこれは、念力(テレパシー)の類いか?)」
 ノイズのかかっていたその声は、やがて鮮明に聞こえてくる。
〈さすがだね、この世の理から外れた存在〉
「(貴様は何者だ。貴様が、俺の言うところの黒幕か?)」
 炎は念力だけでその声の主と対話をする。
〈そんなところだね。そして、君から異常な力をお預けにしたのも、この僕さ〉
「(力を奪われることには慣れている。最も、どいつもこいつも俺の力を使いこなすことなど出来はしなかったがな)」
〈当然さ。何せ、この僕にでさえ君の力は操り切れなかった。常人が扱おうなど、愚行だよ〉
 操り切れなかった?
 そこまで考えて炎は察した。
「(そうか、次元を斬った時のあの違和感……貴様が元凶か)」
〈御名答。君の力が強すぎて、うっかり別の世界まで巻き込んでしまった。その辺りは謝罪をしようか〉
「(そんなことはどうでもいい。さっさと姿を現せ。そして俺から力を返せ)」
〈残念だけど、まだそれには早い。君にはもうひとつやってもらいたいことがあるんだ〉
「(今度は何をさせるつもりだ?)」
〈嵐龍、アマツマガツチの討伐さ。あと半年もすれば、アマツマガツチは霊峰で目覚め、この世界に災いをもたらす。その前に先に止めてもらいたいのさ〉
「(貴様の目的は何かは知らんが、名前ぐらいは言え。俺の名前は言わなくても知っているだろう)」
〈ふふ、そうだね、炎。確かに君の言う通りだ〉
 声は炎の名前を言い当ててやると、名乗った。
〈僕は聖・エールハース。この世に存在しない存在……言ってみれば、神のようなモノさ〉
「(神だと?笑わせるな、神などこの世に存在しない)」
〈信じるか否かは自由だ。信じ、疑うのは結局は己の問題。それがヒトの特権だ〉
「(解せん。それで、嵐龍アマツマガツチだったな。そいつはどこにいる)」
〈この渓流から、何日もかかるような北の方、霊峰だ。そこにアマツマガツチがいるよ〉
「(分かった、すぐに終わらせる)」
 炎は念力を切ると、風のように北へ向かった。
 これから対峙する、嵐の前哨のように。

 〜ミナーヴァside〜

 カトリア、アスト、残妖、セージは渓流に来ていた。
 アオアシラと言う相手だけでなく、ここ、渓流と言う狩り場そのものも初めてなのだ。
「二人とも、支給品は持った?」
 カトリアはアストと残妖に声をかける。
「はい、ちゃんと取ってますよ」
「私も大丈夫です」
 二人は頷く。
「いい?今回は狩り場も初めて来る所だから、下手に分散はしないで、みんなで固まっていきましょう。ターゲットと遭遇した場合はその場で対処はするけど、基本的には各エリアの把握が先だからね?」
 カトリアが出した意見は、いきなり狩りに入るのではなく、まずは地の利を掴むことからだ。
「残妖さんも、いいかな?」
「はい。そちらの判断に任せます」
 残妖も了承してくれた。
 アストはレウスヘルムを被り、その頭を隠す。
「そんじゃ、ゆっくり行きますか」
 三人と一匹は狩り場へ入っていく。

 〜地side〜

 一方の地、ニーリン、ツバキは水没林に来ていた。
 岩の屋根のようなベースキャンプで、三人は準備をしていた。(地は武器だけ装備してほとんど手ぶらに近かったが)
「地さん、少しいいですか?」
 ツバキは鬼斬破を鞘に納めながら、地に話し掛ける。
「お、なんだ?っと、ツバキだっけ」
「俺とニーリンさんはこの狩り場に慣れていないんで、ロアルドロスの狩猟の前に、狩り場の把握だけ先にしてもいいですか?ニーリンさんにとっても都合がいいと思うんで」
 ツバキの意見はまっとうだ。
 地もさすがにそこまで否定はしない。
「オッケーオッケー。んじゃ、俺は先にあのポンデラ……ロアルドロスと水遊びでもしとくわwww ゆっくりしていってねwww 」
 地はもう相変わらずのマイペースに戻っている。
「ありがとうごさいます」
 ツバキは一礼すると、ニーリンの方へ向かう。
 そんなツバキのギザミメイルに守られた背中を見つめる地。
「(あいつ女なのになんで男用の防具してんだろ?一人称も「俺」だし……まぁ男装趣味の俺っ娘ってことにしとくかwww )」
 既に地はツバキの正体を見抜いていた。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.981 )
  • 日時: 2014/07/01 23:06
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: gUfKWO2X)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

六章続き

〜家〜

「・・・・・・暇ね」
霊華は地に言われるがままに部屋でくつろいでいた。
しかしあまりにもすることがなく、暇でもあった。
「あー…いきなり何かが降ってくるとかそんなことがおきないかしら…まぁそんなこと私の本来いる世界じゃないと起きないわよね…」
といっていたそのときだった

ズドガアァァァァァァン!!!!
「!?」

家の外に何かが墜落するかのような音が鳴り響いた。

〜玄関〜

「…なんなのこれ」
霊華が見たものは…見たことのない槍だった。墜落したかの様な音はこれが降ってきたためである。
その槍には紙が巻きつけられている。その紙を解き、中を見てみる。
「これって…」
そこに書き示されているのは…そう、炎が殴り書きした文章だった。
ざっくりわけると…経緯、地、霊華ら3人、見知らぬ世界の者へと4つ書かれていた。
とりあえず、経緯と自分のとこに書いてある文章を読む。内容は以下の通りだった

【諸事情で帰れない。おそらくだが俺が帰ったとしてもすぐにこの世界からは抜け出せない。そこだけは覚悟しとけ。異論は俺が帰ってから聞く。あと地、お前はあとで絞める。覚悟しろ】←経緯

【この世界ではおそらくそれぞれに合う役割があるはずだ。それを探せ。だいたい地が決めるとは思うが…決まらなかったら自分で見つけろ。甘えるな。それとこの世界の時間軸は少し特殊だ。この世界でしかできないことを成せ。どうせなら後ろ向きにならず、前向きに行動しな。そうしないと損するだけだ。】←3人

ついでに他の2つの内容も示す。

【あとで絞める。半殺しは覚悟しとけ。あと色んな事すべておめぇが管理しておけ。俺に頼るな。】←地

【…俺は今会っているであろう4人の仲間だ。都合があって一人で動いている。しばらくは合流しない。俺がどんな人物であり、どれほどの者かは地が一番知っている。あいつに聞けばだいたい分かる。いつか俺もそっちに合流する。そのときは…そのときに。】←見知らぬ世界の者

地宛の文だけ異常なほど荒々しい。彼に対する憤怒の表れでもあろうか。
それ以外は…特に見知らぬもの宛てに限ってはものすごく達筆である。どんだけ丁寧に書いているのやら…。

「…なるほど。」
一通り読み終わった霊華は、槍をボックスに入れ、ふらっと歩き出す
「どうせのことだし…そうね、巻き込まれた世界の人たちと交流でもしておこうかしら。」


〜農場〜

「さてと、すぐに結果がだせる試験からやっておくよ。いろいろあるんだけど…どれも時間がかかってしまうからね。」
農は土壌から不撹乱土(土の構造を乱していない土)を採取し、ある試験に必要な道具を次から次へと出していく
「何をするんだい?」
「変水位透水試験だよ。」
「「??」」
変水位透水試験…ざっくり言えば土の透水性を調べる試験。どれだけ水が通り抜けるかってこと。
ちなみに変水位以外に定水位もある。
「さてと、さくっと終わらせるからその間に肥料等を準備してくれないかな?」
「わかりました。」
冥花とユリは施設内にある肥料を集める


〜10分後〜

「よし、結果がでたよ。」
あのー、いくら変水位とはいえそんなにはやく結果出せる気がしないのですが…。
「この土壌は…透水係数が10^-5だね。」
「…だからなんだい?」
「農地に適した数値は10^-3〜10^-4なんだ。つまりこの土壌は透水性が悪い。それを改善するためには団粒化を促進しないといけないね。肥料を入れて耕すと透水性はあがるよ。僕はいろいろ調べるからその間に農地を耕しておいて。そうすれば今の状態より改善されるから。」
冥花とユリには前半部分がまったく理解できなかった。とりあえず今ある農地を耕すことにしよう。そう決めた。
さて、いろいろ調べるといった農であったがさまざまな問題がある。
「(うーん…含水比等調べようとすると105℃で24時間乾燥させないといけない…pF試験はできないし有機物含有量も700℃までの加熱ができないとだめ…。さらに粒径加積曲線は細かい粒子の判別がここではできない…。)」
試験によっては専用の道具が必要になる。しかし今手持ちにある道具ではかなり縛られてしまう。
105℃24時間はあらかた妥協可能ではあるがそれ以外は厳しい。
とりあえずその妥協できる範囲で試験を続けよう。そう思い土壌から撹乱土(構造を乱した土)と不撹乱土を採取する。


〜地視点〜

「狩場の把握…か…。」
地が持ってきたアイテムは…たった2つ。
強撃ビンと怪力の種だけ。それ以外は何もない、というより必要ない。
地は水没林のエリア4へ直行している。なぜならそこにロアルドロスがいることを知っているため。
「だが俺がまじめに相手していたらあいつら着くころにはロアル死体になってるよなー…。」
下位個体相手に、自身の武器は上位最終強化。まっとうに狩れば一瞬で終わる。
しかしそれでは実力がお互いに分からないまま。それはさすがにまずい。
「…周りの敵だけかってあとは…すれすれでも狙うか。」
そういって彼はエリア4へと目指す。
―再びあのオーラを発しながら…


こっから狩り終了まで地は本気ということで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.982 )
  • 日時: 2014/07/01 19:58
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: /iyguWni)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 三十章 寝ぼけ眼の寝起き

「おーい、ほれ、起きろ起きろー」
 聞き覚えのある声が、微睡みを目覚めさせる。
 ペッコが奏でてくれた眠りを誘う音で、すっかり眠ってしまった。
「ん……もぅ、朝……?」
 カトリアが最初にどう見ても眠そうな蒼い瞳の目を擦りながら、状況を把握する。
「朝じゃねーよ、つか、村に着いたんだっての」
 トトスは軽く叩いて目を覚まさせようと考えたが、さすがにカトリアを相手にそれは止めておいた。これでまた恐れを抱かれては困るからだ。
「ふぁーぃ……、みんなぁー、起きて起きてぇー……」
 カトリアは眠そうな声を張って、眠っている者を起こしていく。
 ここは、ミズキ達の村の港のようだ。
 カトリアの声で自発的に起きたのは、ライラ、ユリ、ルピナス、マガレット、セージだけだった。
 アストとツバキは戦闘も行っていたのだ。疲れているのだろう。
 だが、問題はエリスだった。
 彼女は未だにカトリアの膝で眠っているのだ。
「ほら、エリスちゃんも起きて起きて」
 カトリアはエリスの肩を軽く揺する。
 しかしエリスは唸ったりむずかったりするだけで、なかなか起きてくれない。
 そろそろ実力行使に出ようと、カトリアはエリスを持ち上げようと手を伸ばす。
 しかし……
「……ぅんむにゃ」
 不意にエリスはカトリアに抱き付いた。
「ひゃっ!?」
 カトリアはいきなりのエリスの反撃に驚いて手を引っ込めた。
「……ん〜、やぁっ……」
「ちょっ、ちょっと……!?」
 寝惚けているのか分からないが、エリスはそのままカトリアを仰向けに押し倒し、押し倒した彼女の柔らかな二つのそれに顔をうずくめた。
「……ふにゅふにゅん」
「ぁんっ……、こっ、こらエリスちゃんっ!いくら女の子同士だからって、えっちなことしちゃ……ひあぁんっ!?」
 エリスはその心地好さに頬擦りまでしかける始末。
 カトリアは感応してしまい、びくんっと身体を震わせた。
「んー、何ですか……?」
「もう着いたのか……?」
 そのカトリアの可愛らしい悲鳴を聞いてか、アストとツバキも起きてくる。
 そしてその光景を直視。
「……柔らか」
「やっ、やめなさ……はあぁんっ……!」
 エリスがカトリアを押し倒し、さらにカトリアを辱しめている。
「カ、カトリアさん……?まさか、エリスとそんな関係が……!?」
「し、知りませんでした……」
 アストとツバキは盛大な誤解をしているようだ。
 カトリアは顔を真っ赤にしながらそれを全力で否定する。
「ちっ、違っ!いいから助け……っぁああっ!?」
 カトリアが存分に悶えた後にエリスが自分で目覚め、カトリアに謝罪を終えた頃には既に日が赤くなった頃だった。
 ちなみに、感応して身悶えるカトリアを見ていたアストはかなり精神的にまずいモノがあったが、どうにか堪えられた。
「ギョワェェェェェェェェ!?!?!?」
 一方でモテナイーズの一角、ペッコはその感応するカトリアを見て色々顔から吹き出していた。
 イーオまでいたらどうなっていたことか。
 ランの判断に感謝。
 
 
 


Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.983 )
  • 日時: 2014/07/01 20:47
  • 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第十一話〜「甲殻種の底力みせたるわ!」〜

まさか、こんな事になるなんて……。
……
………
…………
『シェンガオレンの撃退・足止め』
この日、ギルド全体でこのクエストが発布された。ギルドに所属しているハンター全員強制参加のクエストだ。勿論私、アカリもその対象だ。
『ドンドルマの付近にて、"砦蟹"シェンガオレンが確認された。予想進路上にはこの街があり、すぐさま討伐に向かいたい所ではあるが、現在古塔にて確認されたミラボレアス亜種の調査に上位ハンター及びギルドナイト全員が出払っており、直ぐにそちらへ向かう事ができない。よって、彼らが到着するまでの間、撃退とまでは言わないが足止めをしてもらいたい。諸君の武運を祈る。』
つまりはわざわざ倒さなくても、ある程度の時間を稼いでほしいという事だ。その程度なら自分達にもできるだろう。ほとんどのハンターがそう思い、多分に漏れず私もそう思った。でも、その判断は大きな間違いだった。

「そんな……」
私の目の前にあり得ない光景が広がっていた。地に横たわるハンター達。それを助けるために走り回るネコタク。そして、凄まじいスピードでドンドルマへ向け歩くシェンガオレン。
「畜生……剛種だなんて聞いてねえ……ぞ……ガハッ……」
ちかくに倒れている一人がそう言う。そう、あいつはただの砦蟹じゃない。シェンガオレン"剛種"、それは通常のシェンガオレンの三倍のスピードで走り、危険度はただそれだけではねあがる。あるいは、通常種ならば上位ハンター及びギルドナイトが来るまでの時間稼ぎも可能だったかもしれないが、剛種相手となると無理だ、少し足止めしたところであの足の速さではすぐにドンドルマへついてしまう。
「早く乗るにゃ!」
近くへ来たネコタクの引き手が私に怒鳴る。その時、私の中である希望が生まれた。ほんの、小さな小さな希望。でもこれにかけなきゃ、ドンドルマの街が、町のみんなが、優しいおじさんが犠牲になってしまう。そんなのは……絶対に嫌だ。
「にゃ!? お嬢ちゃんどこに行くにゃ!」
行かなきゃ、早く行かなきゃ。助けを呼びに。甘い考えかもしれない、私の思い違いかもしれない。でも行かないよりはずっとマシ。みんな好きなだけ笑えばいい、モンスターが仲間になるはずがない、と。でも私は"彼"を信じる。あの時から一度だって姿を見せてはくれなかったけど、私には分かる気がする。彼はずっと見守ってくれていた気がする。だから行かなきゃ、そう、ミラルーツの所へ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.984 )
  • 日時: 2014/07/01 23:39
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: gUfKWO2X)

第31話 ONLY☆ONE☆夜

〜家〜

「…ん?もう夜か…。」

俺は目覚めた。あたりは…真っ暗ではないが夜であることは分かった。
部屋にはまだ誰も来ていない。まだ寝るような時間ではないだろう。
とにかく何をしているか見に行くか…。

〜モガ村〜

「…」

俺が家を出てみたもの…それはなんというか…宴会か?

「くくっようやく起きたか…思っていたよりもはやいな。」
「む、師条殿、目が覚めたか。」

BLAZEと涙那は俺にそういう。あとキャロもいたけどスルーさせてもらう。
んで…奏連は漁師と話しているのがわかる。あと…満だっけ。それと優李。
あの二人がどこにいるのか探していたのだが…満はわかった。

「ここの振り付けはこう、次はこうだ。」
「こうか?」

村長の息子と共にダンスの練習をしている。何か踊るつもりなんだろう。だから満じゃなくてTA○さんだろいい加減に(ry
んで…優李はどこだ?あの耳だからすぐに…いた。

「…!!」
「おちつきな!そんなに急がなくても料理はでてくるからさ!」

異常なペースで飯を平らげていた。早すぎる。なんだあれ…
まぁあの耳と尻尾の様子を見るからに満足しているのであろう。ならばいい…

さて、俺も何か食っておきたいところ…
適当にある物でもつまんで、と思っていたらなにやら満と村長の息子が踊るようだ。
村の者が皆二人を見る。ついでに俺も見ておこう。そういえばBLAZEが何か知っていそうだな。あいつに聞けばまぁなにかわかるだろうな。そうこうしていると曲が流れ出す。

「愛、それは時に美しく、時に人を狂わせる」
「…くくっ…!」

…満が歌っている。そしてBLAZEが笑っている…どこかおかしいのか?

「おい、これはどういうことだ?」
「くくくっ…!まさか生で見れるとは思っていなかったからな…!」

そうこう言っている今も歌い続ける

「君と過ごしたいくつもの夜、まぶたを閉じれば、色褪せない思い出が今も鮮明に蘇る。」
「然し、あの頃の君は、もう此処には居ない。あるのは、君が残してくれた温もりと、香りだけだ。」

よくみたら村長の息子も歌っていた。それにしてもこのONLY☆ONEな歌詞はなんなんだ?
と思ったらようやく踊りだした。

「she is my wife...」




「いや〜、なかなかの出来だったんじゃないかな?」
「そうだな。」

村長の息子と満が握手している。見ているこっちは…うん、ONLY☆ONEすぎて意味が分からなかった。
理解しているのはBLAZEだけだが…必死に笑いこらえている。珍しい…。

「くくっ、満。この曲を踊らないか?」

そういってBLAZEが提示した曲を見て満はというと

「そうだな…だがこの曲は踊るところが少ないな。」

といっていた…が、あんまりいい顔はしていなかった。
まぁ別にいいけどな・・・。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.985 )
  • 日時: 2014/07/02 00:36
  • 名前: 嫌凧无 ◆w87hvKgxaw (ID: A7323qZh)

『モンスターハンター 黒ノ奏』
チュンチュン チュンチュン
・・・朝か。 嫌な夢を見た。
この悪夢を見るのも何回目だろうか。
あの時の震えはまだ鮮明に思い出せる。
たまに黒いものを見ると鳥肌がたつ。
だが、最近は殺意も湧いてきた。
親を、幼なじみを、友達を、村のみんなを奪った「黒龍」。
次にやつを見たら、果たして自分の理性が保てるかどうか・・・。

考えているうちに、緑色の服の受付嬢から
「ハンターさん、用意お願いします」
と、言われ、少し慌てて着替える。
ここ、バルハレでダレンモーランから帽子を取り戻したら、
変な名前不明の爺に団に誘われた。
特に不利益もなさそうだし、色んな所を回るらしいので、
奴を探すにはもってこいだ。
しかし、俺はハンターとしてまだまだ未熟らしい。

以前、城で拾ったこの黒い剣と盾。
そして小さめの角笛のような形の白い笛。
これらをギルドに見せたが、HRが少なくとも8以上でなければ、
使用の許可を出すことは出来ない、
無断に使用すればハンターの権利を永久剥奪されるそうだ。
そんなに危なっかしい物なのだろうか。

ともあれ、あれから力を蓄えた俺は、
昔の宣言通りハンターになれた。
憎むべき物のお陰でなれたというのだから、これほど皮肉なこともそうないだろう。

そうして、俺のハンター生活が幕を開けた。

続け

間開けすぎて申し訳ない(;^ω^)
あ、剣と盾ですが、チャアクです。
白い笛はペンダントみたく首から掛けれる装飾品みたいなものです
以上でした〜。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.986 )
  • 日時: 2014/07/02 11:22
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: sLZMyzFt)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 七章 戦闘開始

 〜地side〜

 エリア4。
 とりあえずロアルドロスを発見した地。
 ロアルドロスとその周りで戯れているルドロス達も地の存在に気付くが、ルドロス達はその地の気配にたじろいだ。
 今の地から発しているそれは、普通の人間には出せないある種の威圧感を纏っていた。
「とりあえず周りの腰巾着だけ殺っとくか」
 殺意を露にした声で地は背中に折り畳んでいる黄金の弓、月穿ちセレーネを展開し、矢をつがえる。
 この性能はあくまでギルドが指定する性能の範囲内。
 しかし、地が扱うことでその性能は何倍にも跳ね上がる。
 ルドロス達は瞬く間にその黄金の光を放つ焔に身を焼かれ、断末魔を上げていく。
「グァッ、ガアァァァァァァァッ!!」
 自分の侍らせていた雌達を次から次へと葬り去られたことにロアルドロスは怒り、そのタテガミを逆立てる。
「あとは……」
 そう言うと地は一旦月穿ちセレーネを折り畳み、背中に納めた。
「グアァッ、グアァッ、グアァッ」
 ロアルドロスは泡弾ブレスを前方に三発吐き出して地を攻撃するものの、地はそれを掠めるか掠めないかのギリギリで回避する。
 その後も体当たりやのし掛かりなども仕掛けるロアルドロスだが、全て地に回避されていた。

 〜残妖side〜

 狩り場の空気と言うモノは慣れない。
 かつて地と共に黄金の鬣を隠し持った獣、いや、化物と対峙したことはあった。最も、地が一瞬で終わらせてしまったが。
 モンスターが放つあの本能的な殺気は、本当に足がすくむ。 
 正直、あんな化物を相手に己の身体と武器と多少の道具だけで勝とうとするとは、この世界の人間は何を考えているのか未だに分からない。
 しかし、そんなこともしなくてはこの世界のヒトは滅ぶ。
 地や炎は、そんな悲しさが生んだ結果なのかもしれない。
 そんなことを思いつつ、地図上での番号の5と言うエリアの雑木林に入った時だった。
 ふと、アストとセージの様子が変わった。
「セージ、アレ……」
「ウニャ、間違いニャい」
 カトリアもそれに気付いたのか、足を止めた。
 その奥辺りの蜂の巣に、青緑色の牙獣が近付いていた。
 あれがアオアシラのようだ。
「グロォォォォォ」
 アオアシラは蜂の巣をひっくり返すと、その中から漏れてくる金色の液体、ハチミツをしゃぶる。
 なるほど、熊だけあって好物はハチミツらしい。
「俺とセージで先制攻撃を仕掛けます。カトリアさん、残妖、無理はしないで」
「仕掛けるニャ」
 赤い刺々しい鎧を纏う少年、アストと、海賊のような出で立ちのネコ、セージが先行していく。 
 アストとセージは気配を殺しつつ、アオアシラに接近する。
 アオアシラはハチミツに夢中で一人と一匹の存在に気付いていない。
「行くぞっ」
 アストは小さく叫ぶと、その背中の赤い巨大な武器を抜き放ってアオアシラの尻に斬りかかった。

 〜霊華side〜

「交流といっても、まずはどうしようかしら」
 少し考えてから、霊華は先程入った集会浴場から回ることにした。
 温泉独特の香りが漂うこの集会浴場に、あのミナーヴァと名乗った団体の内、二人がそこにいたのを思い出す。
 まずは、狩りの依頼を受け付けている少女、エリス・ナイアードに声をかけてみる。
 彼女は他の人と同じ胴着ではなく、桃色や緑色をした受付嬢と同じ形の服を着ている。彼女は濃い紫色をしている。
「……ハンターズ・ギルド、ユクモ村斡旋所へようこそ。……、あなたは確か、霊華さん」
「えぇそう、霊華よ。特にやることもないから、今の内に交流を深めておこうとね」
「……そうですか。改めまして、エリス・ナイアードです。よろしくお願いします」
 エリスは律儀に頭を降ろして一礼する。
 だが、その彼女の表情は何かを我慢しているかのように少し歪んでいる。
「エリス?あなた大丈夫?」
「……いえ、その、この座り方、足が痺れます……」
 エリスは膝から下を座布団に着けて座るその体勢に苦しんでいるようだが、それは正座だ。
 正座と言うのは持続して行っているとどうしても足が痺れてくる。
「まぁ、その……頑張って」
 何か助けを求められそうな気がしてか、霊華はその場を去った。

 〜炎side〜

 渓流を出てから、霊峰への道をすすみだして早一時間。
 炎は霊峰の麓の岩陰に辿り着いた。
 常人なら何日も掛かるような距離をたった一時間で移動するのだ。尋常でない脚力だ。
「この先か」
 炎は何の躊躇いもなく、その道に足を踏み入れた。
 その頂上、霊峰の真ん中では、純白の巨大な龍が静かに眠っていた。
 あれが聖の言っていた、嵐龍アマツマガツチだろう。
「(寝込みを襲うのは性に合わんが……)」
 まぁそれでも構わん、と炎はその背中のヘビィボウガンを展開した。
 尖端のバレルを取り外し、懐から取り出した別のバレルを連結する。
 それを眠っているアマツマガツチに向ける。
「トーデス・ブロック(死の塊)」
 無慈悲なまでに引き金を引き、そのバレルから爆音と共にそれが放たれた。
 それがアマツマガツチに着弾すると、大爆発を巻き起こした。
「ゴォゥアァァァァァアゥォォオォォ!?」
 アマツマガツチは突然の爆発に驚きながら飛び起きた。
「さすがに一撃で沈みはしないか」
 アマツマガツチは炎に怒りを露にして向き直る。
 炎はもう一度それを、放った。
 だが、アマツマガツチはその弾に対して水のブレスで迎撃、破壊した。
「少しは出来るな」 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.987 )
  • 日時: 2014/07/02 15:33
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: U.ngezhr)

その23 極限

〜炎視点〜

生物はいつか死ぬ
それは地球上に生まれしモノに逆らうことのできない運命。
その運命から逃れる手段はないか試したモノも存在する。
しかし現実は甘くはない…。
数多のモノが不死に近いものを手に入れたが、完全なものを手にすることはできなかった。
逆らえぬ運命、それが「死」

―それに真っ向から反発するモノ

それが炎だ。

「…」

彼の見た目、および人間での年齢は26歳といわれている。見た目はまぁ大雑把ではあるが…人間での年齢が26歳。
しかし彼は…すでに1度死んでいる。
たとえ死んだとしても、この世への恨みや未練により、魂だけが残る場合も存在する…それは実体を持つことのない幽霊である。ただ、彼はそれに当てはまらない。
死してなおこの世界に実体を持って存在しているためである。
必然的に発生する老化現象をまったく起こさず、肉体の劣化をも克服した。
さらに…彼の核と言われしモノにより、朽ちることのない命をも手に入れた。
まさしく不老不死…。

その過程にて…人類が得てはならない力をも手に入れた。
それらを全力で使ったことは…一度もなかった。
なぜなら世界を軽く崩壊させることのできる力だからだ。

「…」

彼が持つ力は…多種多様ではあるがよく使うのは3つ。

「空間移動」 「時止め」 「瞬間移動」

これ以外にも人智を超えた力を数多く持つが、使う機会が少ないため把握されていない。
一番彼をしる地ですら知らない力もあるぐらいである。まだ力を隠しているあたりが恐ろしい。
ちなみに、これらの力を持ちしモノは他の世界でいくらでも見てきたとのこと。それでもまだぬるいというくらいである。

そんな彼が今…

「…解放する」

己の力を極限まで使おうとしていた。


〜ミラバルカン視点〜

「…」

地上へ落ちたバルカンは人の姿をして歩く。
防具によって表情はまったく見えない。それでも防具から人だと判断されるであろう。
火山をひたすら走る…そうしていたときだった。
見たことのない者が…何か争っていた。

「(゜Д゜)彡そう!」
「フリムイタナ…」
「close your eyes...」

ただ人とは言いがたい者もいる。というより何かおかしい。

「おい、そこの人間…何者だ?」

バルカンは3人に向けて聞く。

「貴様モコイツノ仲間カ?」
「だ…だれだお前!」
「close your eyes...」

だいたいの特徴はつかめた。ただなんかおかしいのもいる気がする。

「落ち着け。我はこの世界のモノ…何者か聞いているだけだ。」
「俺か?俺は振り○き厨だ!」
「F○Iダ。フリムキヲ主食ニシテイル」
「3y3s」

彼らの名前を聞いてバルカンは考えた。
見た感じからしてこの世界に存在するモノではない…だとするとなんらかの拍子でこの世界に来てしまったのであろうか。
だったら都合がいい。この世界にいないモノであるならば仲間にしても後々問題が生じにくい。
バルカンは無理やり彼らを仲間にし、目的地へと向かう。
…しかし、振り○きはF○Iの脅威に終始晒されることになるわけで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.988 )
  • 日時: 2014/07/02 15:51
  • 名前: 翼の勇車 (ID: i1EKrUOA)

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第十二話〜リミッター解除ぉ!!〜

「(今日は遅いっすねー、アカリさん)」
「(むう……少し心配だな)」
よーっす、俺、神山ルーツ。あれからずっと毎日来ていたアカリちゃんが来ない。まあ、アカリちゃんだってハンターなんだし、緊クエでも来たんだろ。
「(あ、来たみたいっすよ)」
桐谷ンポスの声で頭を起こすと、ベースキャンプの方から走ってくるアカリちゃんが見える。……しかし、その姿はボロボロだった。
「ミラルーツ!」
大きな声で俺を呼ぶアカリちゃん。何があったんだ?
「今……ドンドルマの街に、シェンガオレンが向かってるの! 上位ハンターやギルドナイト達は、あなたの調査に古塔へ行っていて、間に合わないの! どうしよう……私の大好きなおじさんや……街の人が……うっ、ひうぅっ……ミラルーツ、助けてぇ!」
泣き崩れるアカリちゃん。隣を見ると、苦虫を噛み潰したような顔をする桐谷ンポス。勿論俺だって不愉快だ。第一……アカリちゃんを傷つけ、泣かせた糞蟹を、俺は許さねえ!
「(桐谷、乗れ)」
「(リョーカイっす!)」
桐谷を背に乗せた俺は、翼を広げ、空へと舞い上がる。
「グオアアアアアァァァァァ!!!!!」
咆哮を上げ、アカリちゃんの前に着々する俺。突如現れた俺にビクリと体を震わせるアカリちゃん。
「ミラ……ルーツ……本当に聞いていてくれたの?」
「グウルルル……(当然。アカリちゃん可愛いし)」
「ギャオオウ……(いくら聞こえないとはいえぶっちゃけますねぇ……)」
背中のドスランポスのツッコミは無視し、頭をアカリちゃんの前へとつきだす。
「乗って……いいの?」
「グオウ!」
「……本当に……ありがとう……ありがとうっ、ひうっ」
「(……先輩、リア充おめでとうっす)」
痛い視線が背中にダイレクトに感じるが、まあ気のせいだろう。
「ごめん……取り乱しちゃった。お願い!」
頭によじ登ったアカリちゃんの声で再び体を起こすと、大きく咆哮を上げながら飛び立った。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.989 )
  • 日時: 2014/07/02 15:57
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: U.ngezhr)

そのうちクロスオーバー限定でだそうと思っているキャラ2人。
まぁ…人外系でかつ出番は限定しますが。

?1(名前は明かさない)
・男
・年齢不明(20台に見えるらしい)
・炎の師匠に当たる人物
・人じゃない。
・何回か死んでる
・炎の持つ力以上に強力な力を持つ。
・実は炎に力のベースを教え、授けた。
・世界の崩壊を阻止する絶対的な存在。しかし誰も知らない
・実は炎のベースとなったキャラ
・時空の繋ぎ目(ありとあらゆる世界につながるところ)に住む。

?2
・女
・年齢不明(20台に見える)
・剣術を極めしモノ
・一応人間ではあるが一回死んでいる
・彼女自身は剣術以外はそんなに尖っていない。
・ただし移動速度は桁違い
・あるキャラのベースとなっている
・?1と同じとこに住む

二人の処置
―炎によってなかったことにされ、聖の精神は「初めから存在しなかった」こととされた。しかし聖は再び彼の力を奪おうと企む
そこに?1は?2とともに来訪。聖を「世界の崩壊を招きしモノ」とし、すべての世界への干渉を断ち切ったあと、時空間を完全に消滅させた


どう考えてもとんでもなさすぎるうえにモンハンどこだよっていうね…。特に?1は炎以上にどうしようもない。
まぁ炎が聖と決着つけたあとに自分が書き足すって形でなんとか…まぁさすがにもうやりすぎだと思うのでやるにしてもぱぱっと仕上げますが。あ、だめならだめでおkです。
ちなみに本編では使いません。一応炎に関連はしているけど。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.990 )
  • 日時: 2014/07/02 16:09
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: J1.RE2u1)

 >>989

 わかりましたオケーです。
 聖との下りは僕が始末する(←おい)のでそちらのマスター二人は判断でお任せします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.991 )
  • 日時: 2014/07/02 18:32
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: YZJyDvyF)

4章
ワイルドタイム

1話
防衛戦

シュレイドに行くことが決まったラノーチェスメンバーだが用品が無いので、全滅村という村で補給することになった。全滅村は工業や地底資源などにより発達した村だった。ガスタービンエンジンの輸出で賄っていたが戦争により全滅している。ただ物が転がっているだけだ。ちなみに現在だいたい世間で使われているのはガスタービンエンジンを駆動とする。艦内ではミーティングが行われていた。
「食料、3.5mm弾、アーバレスト弾、マガジン、予備の排熱装置……以上が今回の補給内容だニャ」
副艦長のアイルーである平蔵が告げていく。
「ここまでの物を飛ばすには相当なガスタービンエンジンの出力が必要です。しかしそれには相当な燃料が必要になるんじゃ……」
セロが質問する。それに艦長、アンドリュー・ノーカが答える。
「この戦艦をなんだと思っている。この船には相当な出力が出ながら省エネ、安全な装置、核融合炉・バラジウム・リアクターって装置があるんだ」
「成る程……試験的に積んであるわけですか」
セロが納得して引き下がる。
「さて、補給が間も無く終わる。それまでは交代で見張りを……失礼。電話が」
艦長が話していてあいだにセロは悩んでいた。もし、あの力でまた自分が暴走したら……全くなんて力だ。コントロール出来ないなんて必要無いじゃ無いか。この力を使わずに勝つのだ。彼がそうこう考えているとやや慌てた声でアンドリューが言った。
「鈴木軍の大群が迫っている。もうすぐそこだそうだ」
「戦闘ですか?」
一つあいだをあけてアンドリューは言った。
「ああ」
「戦闘配置!至急戦闘配置!鈴木軍が接近中!いそげニャ!陸戦ユニットは重装備でニャ!セロ!新型兵器を準備だニャ!」
「ラーサー!」
全員がミーティングルームから出て行った。セロとメイも出ていく。
「メイさん。太刀見つからないみたいですしこれを使ってください」
セロはメイに太刀を投げた。その太刀はどこのカタログにも載っていない太刀だった。妙な威圧感がある。メイがキャッチしたときに感じた。この太刀……軽い。太刀は鉄の塊だ。軽くするにも限度がある。しかしまるで重さがない。
「骨董品店で見つけたものなんですけど1000年前のものらしいです。これ、全く錆びてなかったんですよ。いろいろ作ってるついでに調整しました。さて、もう時間がありません。いきますよ!」
セロが何やら銃やバズーカやマシンガンを見に纏い飛び降りた。地面に激しい振動が奔る。同じ様にレージも重装備だ。自分も着けるべきかとメイが悩んでいると
「君は僕と同じで軽装でいくよ」
ミサキが言った。同じ年なのにミサキの方が背が高い。並んでいるとバレるのでメイは少し離れた。
「あ、ありがとう。」
「いえいえ。気にしなくていいよ」
二人は軽く会話をかわすとセロとレージを追って飛び上がる。
彼等が降りた先にはもうモンスターが遠くに見えた。武装した鳥竜種、そしてそれに跨る
「人間……?」
「ああ、あれは普通の鈴木軍だな」
龍騎槍を装備したアロイシリーズの男が接近している。数が多い。
「ここは梅雨払いといく」
「了解です!」
レージとセロが大量の砲門を敵に向ける。そして
一斉に火を吹いた。
命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中……
鈴木軍に一斉に血の花が咲いた。地面が真っ赤に染まる。砲声が止むと半数は死んでいた。しかし二人の武器は全弾を使い果たし使い物にならない。重いので切り離した。そしてセロはスクアリーアルマードを、レージはボルボバレットを構える。
「あとは力尽くだ。好きな様に暴れる」
レージが連射する。そしてセロが弾道に入らない様に突入する。視界に入った周りの敵を片っ端から斬りつけまくる。溜まったもんかと武装したランポスが反撃するも、既にそこにはいなかった。どこだと周りを見回す。上だ。セロはランポスをこの世の全ての労働から解放した。
メイは飛び掛かる敵を斬りつけて進む。ランスを構えた男が突進する。メイは軽やかな足捌きで周りこみ、一撃。たちまち男は絶命した。
「よし!次」
メイは掛け声をあげて進んだ。

続く

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.992 )
  • 日時: 2014/07/03 00:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: 3L92E809)

突然な企画

〜キャラたちに質問をぶち込んでみよう。〜

qua「はい、ということで突発的にはじmゲフッ!!」
炎「有無言わせない。散れ」
qua「ウギャァァアアアアアア!!!」
冥花「はやくも作者は退場ね。あたいらだけであとはどうにかできるのかい?」
地「大丈夫、俺と炎がいたらぶっちゃけどうにかなる。」
霊華「本当に便利ね…二人とも。」


炎「で?これがなんか説明しろってことか。」
残妖「そうですね。」
地「よーし、ざっくりいくぜー」
霊華「ざっくりなのね…。」
地「まぁ7倍quasarが作成している小説に登場するキャラに普段聞けない質問をぶっちゃけてみようって企画なんだぜ。」
炎「誰に、どんな質問でもいいとはいっている。無論、常識の範囲内ではあるがな。荒らしには反応しないと言っていた。」
地「いつでも歓迎!まぁおちゃらけた質問からまじめな質問までどしどし送ってくれ!!」
霊華「…qua宛はokなのかしら?」
地「勘弁してくれとのことです。」
炎「範囲は本編、もう一つ、クロスオーバー専用で出てきているキャラすべて。ただ他の世界から来ている奴は適当になるかもしれん。そこは妥協しろ。」
残妖「たとえばどんな感じで…」
冥花「残妖と地はくっつくのかい?」
残妖「は…はい!?」
地「今後の展開をお楽しみってことだな!それ以上でもそれ以下でもない。」
残妖「と…とりあえずもうみょんな質問はしないでください!!」
炎「んじゃあとの二人はどーなるんだ」←確信犯
霊華「わ…わたしも?!」
冥花「って地味にあたいもいれるのかい!?」
地「察せ。」
炎「察した。」
霊華「ちょ…ちょっと!私はそんなこと…!」
冥花「あ、あたいだってねぇ…!」
炎「察したといった。」
地「とまぁこんな感じでよろしくなw」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.993 )
  • 日時: 2014/07/03 17:36
  • 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)

>>992
えーっと、早速カスケ君が質問があるそうです。
カスケ「地さんに質問です! 前の相棒の蒼い人は元気にしてますか?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.994 )
  • 日時: 2014/07/03 21:15
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: 3L92E809)

>>993
地「それは聞かないほうがいいかもしれない。というよりそれ今後分かるから。」
炎「…そのうちわかる。」

今日は更新しないかも

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.995 )
  • 日時: 2014/07/03 21:18
  • 名前: あ?? (ID: TDcKNZUj)

あと5で1000いくねwww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.996 )
  • 日時: 2014/07/03 23:40
  • 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)

それでは、この間言っていた、キャラクターコメンタリー版を作ります!

第一話〜出会い〔キャラクターコメンタリー版〕〜

>ミズキ「どうもー、私、一応この小説の主人公やってます、ミズキでーす、よろしく!」
>カスケ「同じくカスケだ。よろしく」
>レオ「ミズキのオトモ、レオだにゃ」
>ミズキ「さーて、この小説の作者、翼の勇車の突然の思いつきで始まったこの企画! 今回、第一話はこの三人でお送りしまーす!」
>レオ「それじゃあ、本編スタートにゃ」

「起きるにゃー!」
「わああ!」
私の名前はミズキ。つい最近ハンターになった、超初心者ハンターだ。

>ミズキ「さーて、始まったよー!」
>カスケ「……なんか、ミズキの私生活除いてるみたいで悪いな」
>ネオ「ちょっと聞くがにゃ、お前らはいつになったら同棲するんだにゃ?]
>ミズキ・カスケ「え……? え?」
>ネオ「え?」
>ミズキ・カスケ・ネオ「…………」

「ようやく起きたにゃ。ゴハンできたにゃよ」
このコは私のオトモアイルーのネオ。面倒見のいいコで、家事なんかはみんなやってくれる。

>ミズキ「う、うん。よし、気を取り直していこう」
>ネオ「そ、そうだにゃ、ええっと、ミズキが朝飯サボるシーンだにゃ」

「うーん、おはよ……ってうわっ、多いよこれー」
「今日はドスランポスの討伐にゃ。しっかり食べて体力付けにゃいとだめだにゃ」
ドスランポスなら、何度か狩ってなれてきてるけど……。
「なれてきて油断するのが一番危ないんだにゃ」

>ミズキ「うーん、この時レオの言うこと聞いてればよかったな……。あ、でも、おかげでカスケ君達に会えたんだし、実はこれでよかったのかな?」
>レオ「ミズキはそうやって甘いからいつまでたってもギザミ達に守られてるんだにゃ……」

「あー、はいはい」
「にゃ!? 話聞いてるかにゃ!?」
私とネオはいつもこんな感じだ。さて、ご飯少しつまんだら準備しよ。

>レオ「実はこの後もしばらく飯を食べなかったんだにゃ」
>カスケ「えっ、駄目だよミズキ、ちゃんと食べなきゃ」
>ミズキ「う、うん、わかった!」
>レオ「(ミズキが飯を食べられなかった原因は、カスケの事を想って食事が喉を通らなかったからだとは言えんにゃ……)」

~5時間後~

「……はわわ、ヤバい、かも?」
今回のドスランポス、妙に強い。ネオもさっきダウンして、拠点に運ばれていった。それだけならまだいい、ネオならすぐ戻って来るだろうし。問題はこれ、お腹すいた。こんなことなら、ネオの言う通りしっかり食べてくるんだった……。
「ギャオッギャオッ」
ランポス達まで集まってきた。どうしよ……。
「ギャアッ」
近くにいたランポスが飛び掛かってきた。避けられないっ!
「グエエッ」
目の前にいたランポスが吹っ飛ぶ。それと同時に、ズシャァという音が耳に入ってきた。

>カスケ「あ、ちなみにだけど、この時のランポス君はその後ランの配下になって元気にしてるよ」
>ネオ「別にスプラッタになった訳じゃなかったんだにゃ」

「大丈夫かい?」

>ミズキ「……///」
>ネオ「ミィズゥキィー? どうしたんだにゃー?」ニヤニヤ
>ミズキ「(う゛ー、ネオのいじわる……)」
>カスケ「……?」

声をかけられて目を上げると、そこには大剣を構える男性の姿が。そのすぐ横には、ネオもいた。
「にゃったく、ゴハンちゃんと食べないからこうなるんだにゃ」
「うー、ゴメン」
「おいおいお二人さん、そんな呑気なことを言ってる場合じゃないぞ」
「ギャアオッギャアオッ」
ドスランポスが、大剣さんに向かって威嚇する。

>ネオ「このドスランポスにゃんだが、実は『高校生モンスター』で桐谷ンポスを追いかけていたのと同じ個体とのウワサがあるにゃ」
>カスケ「って事は、時間軸的には僕らの話は神山君の話の後って事か?」
>ネオ「あくまでもウワサだにゃ。そもそも同じ世界かどうかも怪しいにゃ」

「ドスは僕がやるから、お二人さんは周りのランポスを頼む」
「「わ、わかった(にゃ)!」」

~10分後~

「あ、ありがとうございました」
「いえいえ。それよりそのアイルー君にお礼を言うといいよ。僕を呼んでくれたのは、彼だからね」
ネオの方を見ると、ため息をついていた。
「ネ、ネオ、ありがとう」
「にゃに言ってるにゃ、ボクはご主人のオトモにゃ。ご主人のサポートするのが仕事にゃ」

>ネオ「まだこの頃は、オレが空気になっていくなんて思いもしなかったにゃ……」
>ミズキ「あはは……って、あれ? 今気づいたけど、レオってこのころは一人称『ボク』だったんだね。今はオレって言ってるもん」
>ネオ「ギザミと被るからって、つばゆうが勝手に変えたんだにゃ。まあ確かに、ギザミはあの一人称でこそ、にゃんだろうが……」

「さ、とりあえずキャンプに帰ろう、ここだと危ないしね」
二人と一匹でキャンプに向かいながら話をしていたところ、どうやらこの人は村長が前に言っていた、新しく私達の村に来るハンターさんだとわかった。
「名前はカスケ。よろしくね!」
「は、はいっ」
顔が熱くなってる。何これ? ちょっとネオ、なんでニヤニヤしながらこっち見るの?

>ネオ「……ブフォッ!」
>ミズキ「ちょっ、ネオ、吹かないでよっ!///」
>カスケ「えっ、どうしたんだよ二人とも!?」
>ミズキ「むー……まあいいけど。さて、初めてのキャラクターコメンタリーどうだった?」
>カスケ「結構良かったんじゃないかな。僕は楽しかったよ」
>ネオ「恐らく他の話も作るんだろうがにゃ……本編も忘れないで欲しいにゃ」
>勇車「誰が本編を忘れてるってぇ?」
>カスケ「おうわっ、つばゆう来てたのかよ!」
>勇車「当然。第一、我がいなくて誰が編集するんだよ」
>ミズキ「まあそうだけど……って、そうじゃなくて! どうして乱入してるのって話!」
>勇車「別にいいだろ? 本編終わったんだし。あ、それとだが、我は別に本編忘れてる訳じゃないぞ! ゴア三匹をどうフルボッコしようか考えてるんだ!」
>カスケ「はいはい、頑張ってねっと。まあ、そろそろここいらで締めますかね」
>ネオ「(相変わらずカスケはつばゆうに厳しいにゃ……)そうだにゃ。別に話が進行している訳でもないのにぐだぐだしてるのもどうかと思うしにゃ」
>ミズキ「と、いうわけで! 翼の勇車一作目、第一話〜出会い〔キャラクターコメンタリー版〕〜はミズキと!」
>カスケ「カスケと!」
>ネオ「ネオがお送りしたにゃ」
>勇車「えっ、ちょまっ、もう少し話がしt……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.997 )
  • 日時: 2014/07/04 16:19
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: KrEG4TNm)

>>992

質問です。炎さんは武器いくつ持っていますか?
あと、それぞれのキャラをスカウターで測ったらどんくらいですか?
あと4!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.998 )
  • 日時: 2014/07/04 16:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: AnAs3ubs)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

七章続き


〜地視点〜

「…避けるのも楽しくない」
あれからずっとロアルドロスの攻撃を回避し続けている
当たるか当たらないか・・・そのぎりぎりで回避を続ける
しかし、それは地にもロアルドロスにもストレスがたまる…。
地はいっこうに攻撃できないこと
ロアルドロスはどうやっても攻撃が当たらないこと。しかもぎりっぎりで当たらないから余計に腹立たしい。
「先に狩ってからゆっくり狩場見せたほうがよかったか…」
そう呟きながらもロアルドロスから吐き出された水流ブレスをぎりぎりで避ける


〜炎視点〜

「…?」
―生物には個体差が生ずる。それはどの生物にもおきうること。
標準的な強さから並外れたモノや、異常なほど成長が鈍いモノ…それは個体差として現れる。
古龍種にもそれはあるのだが…このアマツマガツチはその個体差だけで言い切れるほどのレベルではない。
普段であればある力によって彼の放つ弾はいかなるものでも阻止できない。今は力を失っているため阻止は可能となっている。しかし通常のアマツマガツチのブレス程度で抑えられるほどの威力ではない。
それをおさえたとなると…なんらかの力で強化されているとしかいえない。
「…刀が光っている?」
―力を失っているはずの刀が強烈に輝く。
それは普段すべてを引き裂くことに使っている剣…。時空を断ち切るものとは異なる性質を持つ。
その剣が…アマツマガツチに近づくほど強く光り輝く。
「…もしかすると俺の力はばらばらとなってモンスターに吸収された…?いやそれだけだと圧倒的な力によって対象は粉砕されるはず…。」
あれこれ考える炎だったが、アマツマガツチは容赦しない。

まわりの空気を引き寄せ始める。

「ダイソ…いや、竜巻攻撃か。」


〜農地〜

「う〜ん…」
農は土壌のあれこれ調べ、結果を得ようとしているが…105℃で24時間乾燥させなければならないことがあまりにもでかい。
これは水を飛ばして土だけの重さを調べるためである。700度近くまで加熱すると、土に含まれる有機物の量を調べることが可能となる。
しかしそんなに温度を上げることは困難であるため、それをはかるのはやめている。
「さて、何を育てるのかな?」
農はユリと冥花にどんな作物を育てるのか聞いてみた。
「「……」」
しかし二人は何も言わなかった。明確に何を育てるのか決めていなかったからである。
いきなり農場の管理をしてくれといわれたのはいいが、何を育てるかは決めていなかった。
というより何が育てられるのかも理解できていない。
「あれ…?もしかして決めてない…?」
「「…はい。」」
二人はそろってそういった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.999 )
  • 日時: 2014/07/04 17:47
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: AnAs3ubs)

>>997

〜スカウター編〜
炎「どっかのサイヤ人から借りてきた」
冥花「…壊したらだめね」
炎「すでにはかっているから示す…」

本編組

師条 540(非活性化) 9700(活性化)
BLAZE 3900(普段) 640000(解放時)
涙那 100
キャロ 10
奏連 420
満 5

もうひとつ
炎 測定不能
地 6470000
冥花 7600
霊華 9500
残妖 8400

クロスオーバー限定
?1 測定不能
?2 7820000
農 3

炎「大雑把らしいがな。」
冥花「測定不能って…」


〜武器編〜

地「ということで炎の武器が大量に入っている鞄を持ってきました。炎は別のところへ行ってます。」
霊華「でも重量感はまったくないのね。」
残妖「これだけだとそんなに入っていないような…。」
地「よーし、漁るぞー」
霊華「…剣かしら?」
地「剣だけでも多いなwこれwww」
残妖「槍ですね…でもこれも種類がたくさん…」
地「 石 こ ろ 」
霊華「…それ武器?」
地「GNダ○ーでてきたんだけど。GNドラ○ブも…」
残妖「これって…皿?」
霊華「扇に傘…これも武器にはいるのね」
地「おまwwwww千鈴の弓持っているんかいwwwww知らんかったwwwwOPも一緒wwwwうぇぇwwwww」
残妖「まだまだ出てきますよ…どうなっているんですか?」
地「俺に聞くな。」

一時間後…

地「よし、これでもうない…はずだ!」
霊華「武器のオプションパーツもたくさんあったわ…」
残妖「数は759個ありました。多すぎですね…。」



現在作成中のクロスオーバーの件

炎はとりあえずアマツ倒したらすべてを斬る力だけ戻しといてください。それ以外はまだ戻ってこないってことで。
苦戦させるかさせないかは別ですが。まぁどっちでもおkです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1000 )
  • 日時: 2014/07/04 21:11
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: zZY14vZw)

 ツバキが残妖に質問があるようです。

 ツバキ「残妖さんの太刀……あれって、地さんが譲ったものらしいけど、何て名前の太刀なんだ?」

 ※クロスオーバーで残妖の戦闘シーンを描く上で必要な質問です。お願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1001 )
  • 日時: 2014/07/04 19:47
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: UOKmTMHG)

>>1000
残妖「任せました…」
地「任されました。」
qua「で、どんな名前だっけ」
地「んと…形はラスティクレイモア。見た目もそれ。赤発光。発掘産」
炎「おいおい、名前はなんなんだ」
地「Almagest」
qua「えっ」
地「BEMANIのあれ。だって名前を自分でつけてもいいじゃん。」
炎「紛らわしい」
地「アルマゲストな!通称だけど!ちなみに戦闘曲もアルマゲストになる。」
qua「おいおい…」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1002 )
  • 日時: 2014/07/04 20:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: zZY14vZw)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 八章 流れ行く時と舞い躍る嵐

 〜炎side〜
 
 アマツマガツチが炎を引き寄せようと風を巻き起こすものの、炎は慌てることなく左肩の装甲の中に手を入れ、その銃を取り出す。
「ラケーテン・アイゼン(打ち上げの錨)」
 引き金を引くと錨が飛び出し、近くに転がっている巨岩に引っ掛け、そこで炎を引き留める。
「ヴォアァァァァァァァァァァァーーーーー!!」
 直後、アマツマガツチが凄まじい竜巻ともに舞い上がる。
 その竜巻からアマツマガツチが離れてから、炎は攻撃を再開する。
 トーデス・ブロック(死の塊)が通じないと悟った炎は、腰からベリオロス三頭との戦いで使ったハンドガンを連射する。
 しかし、ベリオロスをも軽く沈める銃弾も、目の前のアマツマガツチの前では通じなかった。アマツマガツチが風の障壁を作り出し、銃弾を弾き返しているのだ。
「射撃では無理か……、ならば」
 炎はハンドガンを納めると、右肩の装甲の中に手を突っ込み、それを引っ張り出す。
 それは、円盤状の金属物体が、超硬度のワイヤーによって幾つも繋がれたモノだ。
 グリップを握ると、炎は地面を蹴ってアマツマガツチに突進する。
 アマツマガツチは再び水のブレスを放ち、炎を撃ち抜かんと迫るが、そんなものに当たるほど炎は鈍らない。
 水のブレスをかわすと、アマツマガツチの風の障壁に飛び込む。
「オルトロス・ハウリング(魔獣の咆哮)」
 右手に握ったそれを振り抜き、その質量によって風の障壁を突き破り、繋がれた円盤状の金属物体がアマツマガツチ頭に巻き付いた。
 炎それを確認するや否や、グリップからの操作でワイヤーを切り離し、大きく飛び下がる。
 一拍おいて、アマツマガツチの頭に連鎖的な爆発が巻き起こる。繋がれた金属物体に仕込まれた爆薬が炸裂したのだ。
 その爆発が止むよりも先に炎は動く。
「エンへルノ・ゲーペイル(獄炎の剣)」
 炎は背中の装甲から剣を抜き放ち、折り畳んだそれを展開する。この剣はとある港町を滅ぼした過去を持つあるモンスターの素材で、炎が独自の製法で作った剣。素材に凄まじい火属性を秘める故に、彼が持つ魔力を必要としない。
 炎はそれを両手で構え、再びアマツマガツチに突進。切っ先を前に向けて強引に風の障壁を突き破る。
 切っ先をアマツマガツチの黒い胸殻に突き刺し、引き抜く。
「もう終わらせる」
 炎はその剣をアマツマガツチの頭目掛けて袈裟掛けに降り下ろし、返す刀で斬りかえし、その返す力で軸足を入れ換えながら回転、遠心力と共に逆袈裟に斬り上げる。この時点でアマツマガツチの角は二本とも折れている。
「失せろ」
 炎はその剣を降り下ろした。
 その直後、霊峰が火の海になりかねないほどの爆炎が広がった。

 〜ユリ&冥花side〜

「そうだよね。土ばっかり良くしても、肝心の種がないと意味ないもんね」
 ユリは最もな意見を出す。
「ってもどうすんだい?あたいは種なんか持ち歩いてないよ」
 冥花はユリと農を見比べている。
「うーん、アストくん達に何か採ってきてもらわないといけないかなぁ」
 ユリは難しい顔をする。さすがの農もこれではお手上げだ。
 冥花はふと思い出したように声を張った。
「ちょっと待ってて、地の色んな物が入ってる箱からなんか取ってくるよ」
 駆け足で農場を出ていく冥花。二人が見ているので、距離は葬らない。

「なんかあるでしょ、なんか……」
 冥花はボックスの中に手を突っ込んで漁るように探す。
 すると、種らしきものが見つかった。
 青紫色、黄緑色、蒼色、黄色、紅色の五つだ。
 
 キラキラキラバシュゥゥゥゥゥンッ 

「……あたいは何も見なかった。種が割れて覚醒したように見えたけど、きっと気のせい、うん」
 冥花はボックスを閉じると、その場を跡にして農場へ戻った。

 〜地side〜

「グワアァッ、ガアァァァァァッ、グゥオォォォァァッ!!」
 ロアルドロスは怒り心頭で地に攻撃を続けていた。
「あー、当たらねぇってもう分かるだろうよ。くあぁー……」
 さすがにオーラを出し続けて少し疲れたのか、オーラを消して欠伸をもらす。
 それでも攻撃はスレスレで回避するのだ。
 いつまでエリア回ってんだよ、と地は悪態をつこうとした、その時だった。
 地とは反対側からボウガンの弾が飛来し、それがロアルドロスにぶつかると爆発を巻き起こす。
「ん、拡散弾……炎の奴じゃないな。ということは……」
 その爆発を口火に、ギザミ装備を纏った太刀使いのハンターがロアルドロスに接近する。
「すいません地さん、遅くなりました」
 そう言いながら、そのハンター、ツバキはロアルドロスの後ろ足に鬼斬破を振り抜き、雷を放つ。
 ロアルドロスは敵がようやく攻撃したと思えば、仲間が来たのだと悟り、さらに暴れまわる。
「うわっ、えらい狂暴な奴だな……!?」
 ツバキはロアルドロスの振り回す尻尾を回避しながら距離を取る。
「(俺が怒らしたんだけどな)」
 ニーリンと言っていたヘビィボウガンナーはどこだと、地は見回し、見つけた。
 彼女は茂みの奥の奥に隠れて、長距離からの狙撃を行っているのだ。
「(ロングレンジシュートか?あんな撃ち方すんの炎だってしねぇぞ?)」
 最も、炎の場合はこそこそ隠れるようなことは、する必要もないのだが。
「待ちくたびれて死にかけてたよ。さぁて、そろそろ殺るか」
 地は背中に納めていた月穿ちセレーネを展開した。

 
 
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1003 )
  • 日時: 2014/07/04 21:06
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: zZY14vZw)

 >>1001

 ラスティクレイモアですね、わかりました。
 僕の描き方だと、ハンターが武器を使う場合にほぼ必ずその武器のフルネームを書くので、分からないままだと「らしくない」と思って質問しました。ありがとうございました。

 ツバキ「ラスティクレイモア……刀と言うよか、長剣か?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1004 )
  • 日時: 2014/07/04 21:23
  • 名前: 真夏の…… (ID: KrEG4TNm)

3代目はまだかァァァ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1005 )
  • 日時: 2014/07/04 22:09
  • 名前: 翼の勇車 (ID: FYrhfXhK)

>>1004
まだ過去ログまで約200レスもありますよ……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1006 )
  • 日時: 2014/07/05 10:59
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: BAsRcdaf)

 えー、別方面より質問があったのでお答えしますね。

「もしもアニメ化するなら、CVはどうなりますか?」

 アスト…岡〇信彦
 
 カトリア…田〇理恵

 エリス…早〇沙織

 ライラック…遠〇綾

 ルピナス…井〇喜久子

 シオン…戸〇遥

 マガレット…折〇冨美子

 ニーリン…桑〇法子

 ユリ…水〇奈々

 ツバキ…伊〇茉莉也

 セージ…國〇幸

 ざっと考えてこんなもんでしょうか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1007 )
  • 日時: 2014/07/05 18:39
  • 名前: 破損したスプレー缶 (ID: bYeGNdS0)

>>1005

1200も行くスレってなんか凄いですな

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1008 )
  • 日時: 2014/07/06 01:56
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: W.tDNYCx)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

八章続き

〜農地〜

「とりあえずあったものもって来たよ」
冥花は地が押しこんでいたボックスから植えることができそうな物を持ってきた。種類は…
「えーっと、冥花さん?」
「…あたいに聞いても分からないよ」
「(なんだこの種…見たことない。)」
謎のものばかりであった。
まぁざっくりいうなら…赤の種、緑の種、黄の種、あと怪力の種となっている。
しかしそれを知るわけのない3人…。今は使える土壌が一つしかないため仕方なく赤の種を植えてみることにした。
「(見たことない種…どういう結果になるのだろう…)」
もともとこの世界にいない農にとって未知との遭遇といえる種…結果に期待していた。


〜炎視点〜

火の海と化しかけるほどの威力をもつ剣…しかしあくまでそれは対象を燃やすことのみを考えて作っている。
それ故に環境へのダメージはほとんどない。一体どういう強化をなしたのか…。謎である
アマツマガツチの弱点は…龍についで火。強力な火属性をおみまいしたのであるから力尽きるだろう。それが常識だ。

ブシャァア!!!
「なに?!」

しかしその常識は脆くも崩れ落ちる。
アマツマガツチはまだ力尽きていない
炎に向かって水流ブレスを放ったのだ。
無論、あたることはなかったが。
「俺の力ってここまで強大だったんだな…」
改めて自身の持ちし力の強さを確認する炎。と同時に普通に戦っても拉致があかないことに苛立ちを感じる。
「…本気というにははるかに遠いが、面白いものを見せてやるよ。」
そういうと炎は鞄から…緑色のリングと地の持つモノとまったく同じ性能を持つ弓を取り出す。
リングを左右の指に1つずつつける。そして弓を左手に持ち矢をはな…たない。
まだ鞄から何かを取り出す。
―さまざまな形をした槍だ。
前に投げた槍とまったく同じものも含まれている。それを…なんと矢の代わりにして弓を引っ張る。
「ヴォウ…」
アマツマガツチも何かしてくることを察知し、水流ブレスの準備を始める。今までとは違い、まるで自身のすべてを出し切るかのように力を溜める。
「…これでもう終わりにする。消し飛べ」
【グレートアルバトロス!!】
「ヴォアアアアア!!!!」

12本の槍と水流ブレスが真っ向から衝突した








「…」
アマツマガツチは…原型をとどめていなかった。
水流ブレスで対抗したものの、それは槍に衝突した瞬間勢いを完全に失った。
炎の放った槍はそれでもなお威力をまったく失わず、12本がそれぞれ拡散してアマツマガツチの全身に直撃。
槍のもつ力に比例して威力を増す業であったが…どの部分でも完全にすべてを破壊している。
ある槍にいたっては刺さったところから半径5m範囲を完全に破滅させた。
「この程度で落ちるとは脆いな」
そう嘆く炎は原型をとどめていないそれの場所へ向かい、光り輝く何かを手にする。
―失われし力の一つ…。


〜地視点〜

「…」
一応武器を取り出したものの、矢を持とうとはしていない。これにはわけがあった。
お互いの実力を把握するためである。
「2分、いや1分でいいか…」
「何がです?」
地の呟きにツバキがそういう。それに対しこういった。
「そっちの実力が知りたい。だから俺はまだ攻撃しない。ふたりだけでそいつを狩れ。1分したらもう俺だけでやる」
それでも彼は武器はだしたままにしておいた。何かあったときのため用に…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1009 )
  • 日時: 2014/07/06 01:39
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: DttKkJRF)

クロスオーバーのことで

地はとりあえず観察に回っておくので二人だけでロアルドロスを狩る様子をお願いします。
もし地を使うのであれば何かあったときように。たとえば攻撃を水流ブレスを打ちとめたり。

あとクマさんのお話は…任せちゃっていいですかね?いまいち展開考えてないです。
炎ちゃんはまぁうん…某ゲームから道具拝借してますが。
農場組はそろそろやることなくなる…。土壌だけでも改良させておこうかな


…本編たちは現在考え中。おおまかにはできているけど細かくができていないわけで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1010 )
  • 日時: 2014/07/06 09:00
  • 名前: 翼の勇車 (ID: AEpeyXfK)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

三十一章

「おーいっ、ここですよーっ!」
先に到着していたギザミグループが、船から降りてきたメンバーを待っていた。
「あれ? カトリアさん、顔赤いですけど大丈夫ですか?」
「あっ、うん、大丈夫」
「……? まあいっか。到着しましたよ! ここが私達の村です!」
若干不思議そうに首をかしげたミズキだったが、直ぐに村の紹介へとシフトするミズキ。
「どうする? とりあえず村長の家に行く?」
「それがいいにゃ。あの村長のことだから、最初にオイラの所にきてくれよー! とでも言いそうだしにゃ」
カスケの提案で、とりあえずは村長の所に向かう事になった一行。
「さっきから聞いてて思ったんだけど、村長さんって結構変わってるのか?」
「変わってるというか……お茶目とでも言えばいいのかな。ま、見てのお楽しみだよ」
アストの質問にギザミはそう答えると、ミズキ達に着いて歩きだす。
「おら、ボーッとしてんじゃねえよ。はよ行け」
水から飛び出してきたトトスに促され、ミナーヴァも移動を開始したのだった。

「おーい、村長、いるー?」
家の玄関を開け、真っ暗な部屋をのぞきこみながら声をかけるミズキとカスケ。
「留守なんじゃないのか?」
少し離れた所でその様子を見ていたその他全員の中、ツバキが腕を組みながらそう呟く。
「それは無いにゃ。村長は、家にいない時は決まって村中を駆け回って情報収集してるにゃ。ここまで来るまでに会わなかった時点で、家にいるのは確実だにゃ」
その隣にいたネオがそう答えた、その時だった。
「…………」ソローリ、ソローリ……
家の陰から、一人の竜人が出てくる。そしてその竜人はそーっとアスト達の方を見ると……。
「(シーッ)」
「「「…………」」」
人差し指を立て、彼らに静かにするように求める。この時、ミナーヴァメンバーにも彼がやろうとしている事がようやく分かった。
二人にばれないようにその後ろへ移動した彼は、懐からひとつのビンを取りだし、二人の背後少し離れた所に置いた。その中には何かが詰め込まれている。
「(今回は込んでるにゃ……)」
「(前はどんなんやったっけ?)」
ネオとゲネッポがこそこそと話している。どうやらこれは今回だけの話ではないらしい。
二人から距離をおいたその竜人は、今度は地面に落ちている石ころを拾うと……ビンへ向けて投げた。
《ドカァン!》
「「うわあぁ!?」」
次の瞬間、ビンが小規模爆発を起こし、ミズキとカスケは驚き過ぎて半空きのドアの中へと倒れこんだ。……のまでは良かったのだが。
「あっ……」
「ごっ、ごめん!」
二人が倒れた後の姿勢が、まるでカスケがミズキを押し倒したようなものになってしまったのだ。これには流石に鈍感カスケもヤバイと分かり、すぐに立ち上がってミズキに手をさしのべた。それを見ていたアスト達の耳にはどこぞのカラフルな鳥の辺りから舌打ちが聞こえたが、気のせいだろうと片付けた。
「あっはっはっは! ナーイスリアクション!」
「村長ー? いくらなんでもやりすぎっ!」
顔を真っ赤にして抗議するミズキ。顔が赤いのは怒っているためではないだろう。
「いやーわるいわるい。にしてもこれ最っ高だな、ビン爆弾」
村長と呼ばれた彼は懐から火薬草を詰め込んだビンをとりだしてじっくりとながめる。
「え、あの人が?」
カトリアが驚いた顔でネオへ訪ねる。当のネオは、深いため息で肯定の意を示したのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1011 )
  • 日時: 2014/07/06 14:17
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: a/j.291p)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 九章 青熊獣アオアシラ

 〜アストside〜

 まずは一撃。
 無防備なアオアシラの尻に炎斧アクセリオンが襲う。
 肉質はかなり柔らかいのか、滑り込むよう切っ先が走る。
「グギャアァッ?」
 アオアシラはハチミツを溢し、慌てて振り向く。
 そこにいたのは、自分を攻撃してくる人間が一人。
 セージは既にアオアシラの懐に潜り込んで背後に回っていた。
「間抜けニャ」
 ラギアネコアンカーを振り抜いて斬り裂き、突き刺し、肉を抉るように深く斬り抜く。
 炎と雷に囲まれて、アオアシラは忌々しげにその尖った突起の生えた前足を振り抜き、振り抜き、振り抜く。
 しかし、緩慢な動きであるそれはアストに簡単に見切られ、セージに至っては攻撃しながら常に背面に回り込んでいる。
(大したことはない。でも、油断はしないでいくか)
 アストはソードモードでの斬撃を繰り返し、盾にエネルギーを供給する。

 〜残妖side〜

 残妖はカトリアと共にアストとセージの後に続く。
 地から譲ってもらったこの刀、というよりは両手剣、ラスティクレイモアを鞘から抜き放つと、地面を蹴って接近を図る。
 アストがその赤い剣と盾を合体させたと思うと、それを斧のようにして振り回している。
「グギォォォ!?」
 アオアシラはその炎と重々しい一撃に仰け反る。
 隙が出来た、と斬妖は一気にアオアシラの懐に潜り込み、そのラスティクレイモアを振り抜いた。
「でぇいぃっ!」
 あくまで、己の剣術をこの太刀に応用した型。同じようなモノを扱うハンターからすればそれは異様に見えるだろうが、それが残妖の普通であり、戦い方である。
 頭の上から足の裏に降り下ろすのではなく、袈裟懸けや水平斬りなどを用いる。片手で振り回せるモノではないのでどうしても自流の剣技と違和感は否めない。
 それでも地の掘り出したと言うこの太刀は、その異常なまでの斬れ味を発揮し、腹だろうが硬そうな前足だろうが滞りなく刃を通す。
 残妖の攻撃に気付いたアオアシラは、後ろ足で立ったまま彼女に向き直る。
 そして残妖はそこで初めて気付く。
 地が戦っているのを遠巻きに見ているのとは違う、眼前で見る者こそ分かる、そのアオアシラの圧倒的な威圧感と生命の脈動を感じることを。普段から相手にしていたモノとは違う、リアルな脅威は残妖の足に枷をつけるに十分だった。
「グロオォォォォ」
 アオアシラは足を止めてしまった残妖にその前足で抱きすくめるかのように振り抜く。
「残妖さんっ!」
 咄嗟にカトリアが残妖を押し退け、身代わりにアオアシラの前足を喰らう。
 押し退けられた残妖は、アオアシラの攻撃で吹き飛んだカトリアを直視していた。
「ッ、カトリアさんっ」
 常人が喰らえば身体がバラバラになるのではないかと言うほどあんな攻撃を受けていながら、カトリアは平然と立ち直る。
「いったた……」
 カトリアはアオアシラに攻撃された部位ではなく、むしろ吹き飛んで地面を転がった時にぶつけた背中を擦ろうとしていた。
 すぐにセージが駆け付けてくる。
「カトリア、大丈夫かニャ?」
「うん、大したことじゃないよ。残妖さんも大丈夫?」
 追撃してくるアオアシラの攻撃をかわしながら残妖の無事を確かめる。
「は、はい……」
 残妖はやはりこの世界の人間のタフさに舌を巻いた。

 〜霊華side〜

「さて、次はあの売店の娘ね」
 ハンターズ・ギルドの受付から離れると、その少し奥の売店らしき所へ向かう霊華。
 今店番をしているのは、シオンと言っていた少女だ。キャラバンと言う集団の中で財政管理などもしているらしい。
「いらっしゃいませーっ!」
 霊華が立ち寄ると、シオンは無駄に元気よく挨拶する。
「あっ、えーっとレッカさんでしたっけっ?」
「……、レッカじゃなくて霊華よ、シオン・エーテナ?」
「ほわわっ、失礼しましたーっ」
 シオンからすれば漢字と言う文化を知らないのだろう、一度名前を見せたからと言ってもかえってややこしくなったのかもしれない。
「それでっ、本日は何をお買い求めでしょーっ?」
「いえ、何か買いに来たのではなくて、少しお話をね」
 まぁ、他にも回るので手短にするつもりである。
「そう言えばっ、残妖さんはレッ……霊華さんのことを「様」って付けてますけどっ、どういう関係なんですかっ?」
 なるほど、自分と残妖の関係について知りたいらしい。
 霊華はボロが出ない程度に簡単に答える。
「えぇそうね、私と残妖は主従関係に当たるかしら」
「ほぇーっ、そうなんですかっ」
「どうでもいいけど、あなたって無駄に元気ね」
 本当にどうでもいい。元気が無いよりはある方が良いに決まっているが、シオンはいささか元気過ぎだ。
「元気があれば何でも出来ますからねっ!新しい環境も上手くやれますよーっ」
 胸を張って答えるシオン。
 それから少しの間、会話に華を咲かせてから霊華は集会浴場を後にした。 

 〜ツバキside〜

「(一分でやれって、無茶苦茶言う人だな……)」
 ツバキは怒り狂うロアルドロスの攻撃を掻い潜りながら、鬼斬破を放っていく。迸る雷は海綿質の皮を斬り裂き、焼き焦がす。
 あくまで基本に忠実に、正確に。
 比較的肉質の柔らかい部位は頭と首回り、それと尻尾だ。
「狙うなら、尻尾だな!」
 ツバキは水没林の水溜まりを蹴りながら一気に肉迫、尻尾に鬼斬破の刃をねじ込ませる。
 そのツバキの回りを彩るは、拡散弾の爆発。
「グワァァァァア!?」
 爆撃と雷斬がロアルドロスを挟み撃ち、ロアルドロスは苦しげに呻いた。
「ほー、なかなか」
 あと二十秒、と地は時間を数えながら二人の連携を見て頷く。

 〜ユリ&冥花side〜

 とにかく、赤の種を植えたので、一旦畑仕事は終わる。
「次は……魚釣りでもしよっか?」
 ユリは冥花と農に、川と繋がっている桟橋を指す。
「魚釣りねぇ……また退屈なことじゃないか」
 正直、昼寝したいのが冥花の本音だったが、誰かさんに怒られそうなので昼寝はしない。
「僕はこの畑に水をやってからにするよ、二人は先に行ってていいよ」
 そう言うと、農は水をやるに至って現状で最適な状態を模索する。
 ユリは桟橋を管理しているアイルーに声をかける。
「ねぇ、ここの魚釣りの道具とかエサは、どこにあるの?」
 寝転がっていたアイルーはユリの声に気付いて慌てて起き上がる。
「ニャ、竿は向こうに。エサはこっちで用意するニャ」
 アイルーが指した方に、釣竿が幾つか立て掛けてある。
 そしてアイルーはエサの入った箱を用意してくる。
 その箱の中を見て、ユリは顔を真っ青にして絶句する。
 中には、さっきも何度か見たミミズだ。が、うねうねと何匹ものミミズが狭い中を蠢いているのだ。
「こ、これを掴んで、エサにするんだよね……?」
 今更になって躊躇するユリ。
 魚釣りも大変になりそうである。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1012 )
  • 日時: 2014/07/06 15:22
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: a/j.291p)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 三十一章続き

 とりあえず、キャラバンの代表としてカトリアとセージが村長の家に上がらせてもらい、他のメンバー達は外で待つことになった。
「えー、そうだね。とりあえず、そちらの麗しのお嬢さん、名前は何かな?」
 村長はカトリア、ミズキ、カスケを座らせてから、話を始める。
 無論、麗しのお嬢さんと言うのはカトリアのことだ。
「はい。キャラバン『ミナーヴァ』の団長を務めています、カトリア・イレーネと申します」
 カトリアは深々と頭を下げる。
「そんなに畏まらなくてもいいよ。楽にして、楽に」
 村長はカトリアの頭をあげさせる。
「じゃあ、次にミズキちゃん。彼女達と出会ったのは、昨日クックの所へお泊まりに言った、その翌日……今日のことだね?」
「あ、はい」
 ミズキはミナーヴァと出会い、ここまでに至るを簡潔に答えた。
 一通りを聴いた村長は眉を歪ませた。
「うーん、夢の話か。オイラは睡眠学者じゃないから、分からないことは多い。でも確かなのは、カトリアちゃんだったかな、彼女達が明確な意識や感覚を持ってここに存在するわけだね」
 さすがは村長。
 普段はおちゃらけている割りに、こういうことの飲み込みや理解は早い。
「えー、それでウチの村に一泊しに来たわけだね」
「はい。厚かましいことは承知でお願いし……」
「いいよ」
 カトリアの申し訳なさそうな頼みに即答する村長。まず、カトリアが言い終えるよりも先に答えている。
「と言うか、元の世界に戻れるようになるまでここで滞在しても構わないよ。オイラとしても嬉しい限りさ」
 仕方なさを顕すどころか、歓迎するつもり満々である。
「さぁ、そうなったら早速歓迎会の準備だ!忙しくなるぞぉー」
 歪めていた眉はどこへやら、むしろ活気に満ちたモノへと豹変し、村長は早速村全体にこのことを伝えるために飛び出そうとして、留まった。
「あ、そうそう。ミナーヴァの皆には客人用の宿を貸しきりにするから、安心してね」
 それだけを言い残すと、村長は家を飛び出した。
 取り残されるカトリア、ミズキ、カスケの三人。
「えーっと、ミズキちゃん?村長さんって、いつもあんな感じに?」
「はい、いつもあんなんで」
 
 村長の計らいで、村の宿を貸しきりにしてもらい、ミナーヴァのメンバーは幾つか部屋を分けて入る。
 カトリアの指示した部屋の割り当てはこのように分けられている。

 ・カトリア、ルピナス、シオン、マガレット
 ・ライラック、エリス、ニーリン、ユリ
 ・アスト、ツバキ、セージ

 ちなみに、カトリアは真っ先にエリスを自分の部屋とは別に配した。先程のアレが原因である。
 と言うわけで、アスト、ツバキ、セージの二人と一匹は『男部屋』として部屋に入る。
 中は広くは無いものの、きちんと清掃はされている。
「あ、そう言えば着替えとかどうすんだろ。俺達、今付けてる防具と、インナーが一丁だけだぜ?」
 アストの意見は最もだが、セージはそれに答える。
「部屋着と替えの下着ぐらいは用意してくれるそうだニャ」
「そんなにサービスしていいのか?」
 ツバキが声を濁しながら溜め息をつく。
「何だよ、じゃあツバキはずっと防具付けたまんまで過ごすのか?」
「んなわけないだろ」
 少し軽口を交わすアストとツバキ。
 これで気持ちは落ち着いた、とセージは小さく一息ついた。

「…………」
 宿の外ではペッコが忌々しげにアストの部屋の窓を睨んでいた。
「ぺーヤン、どないしたんや?」
 その様子を不審に思ったゲネッポはその極彩色の羽根を生やした背中に声をかけてやる。
「なんてこった……!」
 そのペッコは怒りに身をわなわなと震わせていた。
「だからどないしたんや?」
「アストのヤローと、ツバキが同じ部屋に入りやがったぁ!」
 ペッコは天を仰いで吼えた。
「別にええんとちゃうか、男同士なんやし」
 そう、ゲネッポは気付いていないのだ。
 ペッコはゲネッポに向き直る。その眼は血走っている。
「ちげぇよアホンダラ!ツバキはっ、ツバキなぁ…………」
 ペッコは大声を出そうとして抑え、ゲネッポに耳打ちする。
「な、なんやってぇーーーーー!?」
 今度はゲネッポが吼えた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1013 )
  • 日時: 2014/07/06 18:37
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: FuMG2urw)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に1章-2
グラニ・デュナスがこの家に入ってきた。
私の息子であると同時に古の知識の守護者たるデュナス家の血を持つ者――
私が、その古の知識を手にするのに必要な“鍵”
恐らく、私に利用されないようにガレムが既に真実を話しているだろう。
その話を聞いてどれ程私を憎んでいるか、確かめなければならない。
確かめなければ、有効な“駒”として動くかどうか解らない。
――試すしかない。この目で。この耳で。
部屋に薄気味悪い不適な笑みが、小さくこだました。

屋敷が広ければ、部屋も広い。
しかし、ずっと同じところにいても退屈なだけで、気晴らしに庭でも歩こうと思い、廊下へ出たときだった。
反対方向から、ライラ・デュナスに会った。
あれが・・・・・・僕の母親であり、お婆ちゃんを殺した人間――
こんにちはと、社交辞令の挨拶を軽く交わし、その場から立ち去ろうとしたが、肩をつかまれ、引き止められた。
「デュナス・・・・・・私は罪深い事をしてしまいました。いくら命令されてやったとは言えど私は・・・・・・人を一人殺してしまいました。謝れば許される話ではない事は承知です。ですが、この命に換えてもその罪を償いたいのです」
僕の母さん――いや、ライラ・デュナスは跪き、苦しそうな顔でそう言った。
だが、許す気は無い。
許したところで、お婆ちゃんが生き返るわけが無い。
いくら償ったって、あの温もりは2度と帰ってこない。
僕は只、冷たい目で一瞥し、その場を去った。

庭を散歩し、自分の部屋に行こうとしたとき、僕の父さん――ガレム・デュナスに話しかけられた。
「ちょっと・・・・・・来なさい。見せたいものがある」
父さんは手招きをし、歩き出した。
廊下を歩き、階段を下り、仕掛け扉を抜け、少し歩いたところに、見るからに厳重そうな扉があった。
「この中にあるものこそが、かつての文明の英知だ。そして、それはこの血と共に託されてきた――この中身が外へ出るときは“人が力に溺れず、踏み外さずに常に正しき道へ導ける者が現れた時”それだけだ」
力? 溺れる? 踏み外す? 正しき道? 導く者? どう言うことだ?
「君には・・・・・・まだ難しい話かもしれん。しかし、その背中にいずれ刻まれる重責だ。今はその胸の内にしまっておくといい。今は、これを護らなければならない。もしもの事がある。我が家の紋章と共に刻む重責。それはとてつもなく重い。だが、それは人に“希望”と“可能性”を与えるだろう。だが、使い方を誤ればそれは“破滅”を呼び起こす・・・・・・それを背負う覚悟が、今の君にはあるか?」
その問いに答えられるだけのものは、今の僕には無かった。

予想していなかった。
ある程度の事は想定していたが、まさか、あそこまで明確な憎悪を滾らせていたとは、思いもしなかった。
あれでは、手駒にするには難しい。
いったい、どうしたらいいものか――
いや、何も“鍵”はグラニだけではない。
そうだった・・・・・・いつも近くにいたから意識していなかったが、ガレムだって“鍵”だ。
まだ、切れるカードはいくらでもある。

やっと更新できました。
失踪していたわけではありません。
なんやかんやあって忙しかったんです。
「これ本当にモンハンかよ!」と突っ込みたい方、2章までしばしお待ちを・・・・・・
しかし、1章はけっこう大事なエピソードです。
第2期の伏線がたんまり張られていますので・・・・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1014 )
  • 日時: 2014/07/06 19:29
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: MpvLX810)

 >>1013

 アレ?なんだか見たことあるような……確かガ〇ダム〇Cの……

 返信数も残り少ないですし、〜猛焔を抱きし翼〜は三代目で書こうと思います。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1015 )
  • 日時: 2014/07/06 20:15
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: y46FwfSw)

パシフィックリムの中盤で出てくるモンスあれってシャガr…(殴(運営

八話「嵐」

船長「目の前!来ます!」
天「構えて!」
霧「わかったぜ!」
剴「さぁこい!」

見えて来たのはアマツマガツチ……

天「いや、何かが違うわ…。」

見えたのは、いつも白い部分が赤い、謎のアマツだった…。

アマツ「キエエエッッッ! ブシャア!」
天「そんなっ!火炎弾なんてっ!」
霧「避けろっ!」

なんとか避けれたが、攻撃は止まらない。

ブシャア! ブシャア! ブシャア! ブシャア! ブシャア!

霧「船長! もっと近づけれないのかよ!?」
船長「無理です!波がこっち側に来てます!全速力ですが、進めません!」
剴「あ!そうか!」
霧「何が?」
剴「僕と霧さんでバリスタ、天さんは弓を打てば!」
天「駄目ね。」
剴「?」
天「風が強すぎる。弓ははねかえせれるわ。」
霧「じゃあ、どうするんだぜ?」
天「剴、あなたの大剣貸して。」
剴「?いいですが…」
天「実はね。貴方ならできるかも知れないことがあるの。」
剴「え?」
天「これよ。」

見せられたのは剣斧 

剴「何故、僕の大剣が…剣斧に?」
天「いいから!そのボタンで剣モードに!」
カチャン!
剴「出来ましたが……」
天「じゃあ、あそこでつき出して、今度はつき出す瞬間に、そのボタンを。」
あそこは、船の人間が行ける最先端の場所。
撃龍槍のスイッチ近くだった。
剴「わ、わかりました。やってみます。」
天「霧、ついてきて。」
霧「わかったんだぜ。」

剴・霧・天は指定の場所に着いた。
剴「いきますよ…せーのっ!」
属性解放突きが放たれた。それと同時に道が出来た。
天「そこっ!」
天が矢を放つ。それは貫通矢で、アマツの頭を貫いた。
その途端、空が明るくなった。

霧「やったぜ!」
天「そうね。」
剴「でも、なんで元々大剣だった物が、剣斧に?」
天「じつわね……」

?「うちのかわいいアマツが、死んじゃった…。」
?「許せないわ。奴等たち…」
彼女が見る先は、剴・霧・天の顔だった……

続く

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1016 )
  • 日時: 2014/07/06 21:02
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: DttKkJRF)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

九章続き

〜水没林エリア4〜

「…さてと、時間か。」
のんびりと時間を計っていた地であったが、規定の時間、1分が過ぎたのを見て動き出す。
「グワァァ…!」
バシュンッ!!
ロアルドロスはある方向へブレスを放つ。それは…ニーリンがいる茂みに向かっている。
さすがのモンスターも何度も同じ方向から攻撃されたらそこに誰かいることくらい分かる。
「おっと、気づかれたか」
水流ブレスが飛んでくるのを見てその場から離れようとするニーリン

ズバッシャァア!!!

しかし水流ブレスは何かによって打ち消される
それは地が放った矢であった。しかし…月穿ちセレーネは拡散するタイプの弓。それを無理やり1点に集中させたのだ。
「おーい、二人。もう休んでいいよ。遠くからじっくり見て置け。こっから本気出す」
そういうと地は弓に強撃ビンをつけ、怪力の種を…歯で砕く。

「グォォアアア!!!」

ロアルドロスは標的を地に変え、突進をしてくる。
「…これ以上必要ない」
それを地は…弓を引き絞りつつ、必要分横に回避した後に

バシュンッ!!

頭とたてがみだけに拡散する矢を命中させた。ロアルドロスは頭とたてがみが弱点…。それ以外には当てる気にもなっていない。
「グォォ」
標的を変えないまま地の方向へ向く。しかしこれも地は計算にいれている。

バシュンッ!!
「グォァアア?!」

自身の方向へ向いた瞬間に矢を放つ。矢は頭とたてがみにのみ集中する。

「遅い。」
バシュン!!

怯むロアルドロスに容赦なく矢を放ち続ける。

「グォアアア!!!」
体勢を立て直したロアルドロスは地に向けて水流ブレスを放つものの…ぎりぎり当たらない。あと少しずれていたら当たるのだが…その少しがあまりにも大きい。

「これ以上避けるのもめんどくさい。くたばれ」
バシュン!!!!
「グォォアアアア!!!!!」

地の放った矢は…2発はロアルドロスの両目に直撃。
残りの3発は…たてがみに直撃。たてがみを粉砕し、頭部へとダメージを与えた。
「これで終わり…」
バシュン!!!!
地はもう一発だけ放った。それは…まったく拡散しない1点集中の矢。

ズガッ!!

本来貫通するはずのない5発の矢はロアルドロスの頭部をたてがみごとぶち抜いた。



〜農場〜

「ふぅ〜…土壌はこんな感じで十分かな。」
農は水やりを終える。この間に新たな畑地を作ろうとしていたが途中でやめた。
「さてと、僕も釣りを…と。」
農も釣りをしに二人の元へ向かう。
無論、ミミズなど農地では当たり前に存在する。それ故にミミズなど触り慣れた物…。別に躊躇などすることもなかった。


〜霊華視点〜

「あ…」
ミナーヴァメンバーと交流をしていた霊華であったがあることに気がついた。
「…あの槍に巻きつけられていた紙…見せたほうがよかったかしら?」
炎がどこからかぶん投げてきた槍…それに巻きつけられていた紙にはいろいろ書かれていた。
それは…ミナーヴァメンバー宛にも書かれていた。
ただ、自身がしっていることは少ないし、今は彼のことを知らないほうがいいと考えた。それにどうしても教えないといけなくなったら一番知っている地が言えばいいだけのこと。
そう思いつつまたどこかへ歩く。

〜炎視点〜

もはや肉体が四散しているアマツ…。
その中からとりだした不思議な輝きを持つモノ…。
それはまるで吸い寄せられるかのように、炎のもつ刀へと入っていく。
そして…その刀は元の輝きを取り戻す。
―すべてを切り裂く刀
これはBLAZEがもつ刀と同じではあるが引き裂く原理は異なる。
BLAZEが持つのは抵抗を0にすることでどんな物質であろうと無慈悲に切り裂く。
それにくらべ炎が持ちし刀は…切り口に触れたものを無に帰す。
それによりどんなに堅い物質であろうと紙同然に斬ってしまう。恐ろしい力である。
「…力が安定していない。やはりすべての力が戻らないと使うのはやめておくべきか」
炎の持つ力はそれぞれが自重しあうことによりコントロールできている。
ただ一つとなると…炎自身コントロールすることができない。
そのため何がおこるのかまったく分からない
炎は刀をしまい、アマツのばらばらとなった死体を見て嘆く
「…命は投げ捨てるものでは…ない…か。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1017 )
  • 日時: 2014/07/07 00:08
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SWSp7YcW)

ONLY☆ONE☆NG集inクロスオーバー

一章

冥花「ちょっと!あたいたちはどうなるんだい?!」
地「最悪塵に帰る!」
3人「「えっ?!」」
地「冗談だよ。」

二章

炎「さてと、地にであったら少し絞める。こんなこと提案したあいつは…たとえどんな場所であっても絞める!!」
その頃の地
地「やべぇ…あいつ帰って来たら俺殺されるかもしれん…謝って済む問題じゃないし…死を覚悟しよう…。」

三章

冥花「ちょっと待て地!あたいはまだ納得し……」
地「納・得・し・ろ。いやならつぶす。限界まで塵にする。たとえ誰かが発狂しようとも俺はお前を塵へと帰す。それともなにか?いつも仕事サボっていることうんぬんあいつにぶちまけてあげようか?それでいいなら俺はそうするけど?まぁいまは無理だからあいつ帰ってきてからだけど…あー、でも俺あいつまってたら死ぬわ。んじゃ今から塵に帰す。塵へと、帰れ。」
冥花「わ、わかったから!」
残妖「あのー…あちらの方々が呆然としているのですが…」
地「あ。」

四章

ユリ「冥花さーん、どうしたんですかー?」
冥花「怒らせたら地以上に怖い人間超越したよくわからない者の声がした…気がする」
ユリ「??」
炎(時空間ぶっとんで登場)「呼んだかサボり魔…!!」←ぶちきれ。
冥花「きゃんっ?!」

五章

ツバキ「俺もそう思う……多分な」
地「んじゃ自重するわwwwんで、あのポンデライオンなんだけど弱点は火>雷で弓の俺の場合は頭とたてがみさえ狙えばいいのだが…」
ニーリン「…。」
地「あ、またぽんd…いかん、これ以上言ったらあいつにけされr」
qua「裁きの時間だ。」

六章

ズドガアァァァァァァン!!!!
霊華「ちょっ!服に刺さったんだけど…!危ないわね…!」
炎「(狙った。)」

七章

地「避けるのも楽しくない…んじゃもう狩っちゃおうかなぁ…いやそれだと実力わかんねぇし」
ロアル「グア!!」
地「黙れ。狩るぞ」
ロアル「グ…グア・・・」
地「あ、エリア移動しちゃった。」

八章

 キラキラキラバシュゥゥゥゥゥンッ 

冥花「……あたいは何も見なかった。種が割れて覚醒したように見えたけど、きっと気のせい、うん」
某所…
?「トゥ!ヘァー!!コレデオワラセル!!ヌヴォォォオオ?!(覚醒落ち)」
?「アス○ァァァアアアアアアアン!!!!!」
?「あんたって人はぁああ!!!!」
qua「やめてお前ら。」


地「1分したら…ていうよりもうだいたいわかったので殺しちゃっていい?破壊しちゃってもいいかな?そろそろカリスマブレイクしそうで怖いんだ。もう辛い。どっかの吸血鬼みたいになりそうでやだ。つーかはやくこのポンデぬっころしたい。」
ツバキ「…?」
地「…1分待つ。」

九章

ツバキ「(一分でやれって、無茶苦茶言う人だな……)」
地「ちなみに俺なら30秒で終わる。」
ツバキ「!?」
qua「どっかの超人は一撃なんだけどね。まぁ地もあの指つけたらお察し。ミラさんですら一撃だもの…。」


農「ふぅ〜…土壌はこんな感じで十分かな。」
アイルー「…農業経験でもあるのかニャ?」
農「僕かい?僕は農業一筋だからね。農業に関することは詳しいんだ。それ以外はあまりなんだけどね…ははは。あ、そうだ。農地拡張したいんだけどどうしたらいいかな?一応透水係数や土の密度等は調べたんだけどまぁ掘り返したり肥料入れたりしたらすぐできそうな感じだしそれに…」
アイルー「(ニャ…こいつ普通じゃないニャ。おかしいニャ。)」


炎「…命は投げ捨てるものでは…ない…か。」
?「北○!有情破顔拳!ハァアン!!FATAL KO. 命は投げ捨てるものではない。」
炎「世紀末に、帰れ。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1018 )
  • 日時: 2014/07/07 12:27
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: m4hom.De)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 十章 時の狭間

 〜炎side〜

「(おい、望みの通りアマツマガツチを消し飛ばしたぞ。今度は何をさせるつもりだ?それと、あまり俺を怒らせない方がいい。存在を消されたくないならな)」
 炎は念力で自分を試す者、聖に問い掛ける。脅しを含みながら。
〈なるほど、生身でこのアマツマガツチを倒せるとは正直驚いたね。心配はないさ、これ以上君にどうこうさせるつもりはない〉
 念力を通じて、炎を挑発するかのような口調で話す聖。
〈ただ、最後にもうひとつだけ要件がある……〉
 不意に、炎の目の前の空間が開いた。
 炎はそれを見ても特に驚きもせず、眉一つ動かさない。
「(入ってこいと言うのか。随分と手の込んだ茶番だな)」
 炎は何の躊躇いもなくその時空間へ踏み込んだ。
 世界と世界を渡る、その時空間の狭間。
 闇が蠢き、物の怪のようなモノが這いつくばり、誰かの邪悪な嘆きが聴こえる。
 無論、それらを感じることが出来るのは炎ぐらい。地でも何か感じるが分からない。云わば常識を凌駕した世界。
 最も、彼にとって既に見馴れたモノも同然だが。
〈やぁ、よく来たね〉
 まるで遊びに来た知人を迎えるように、彼は現れた。
 闇の狭間から、剣を持った青年が歩いてくる。その左腕はヒトとしての原形がなく、禍々しい鉤爪状をしている。
 妖しい色彩の金髪、左右の瞳の色は異なり、それぞれ赤と青色をしている。
「貴様が聖・エールハースか」
 炎は念力ではなく、声を出してその名を確かめる。
「そう。この僕が君から力をお預けにし、力を試していた存在さ」
 聖が正体を明かすや否や、炎はハンドガンを抜き放って彼に銃口を向ける。
「さっさと力を返してもらおうか。全身蜂の巣にされた挙げ句で核を潰されたくなかったらな」
 恐らく、聖は炎と同じく核を破壊しなくては消えない存在。事実、炎は脳髄を破壊されてもすぐさま再生する。
「ご立腹かい?なら、この戦いは僕の勝ちだね。冷静さを保っている僕の方が有……」
 聖がそう言い終わるよりも先に、炎のハンドガンが火を噴き、無数の銃弾が聖のその身体を貫かんと迫るが、聖はそれら全てを指で掴んで防いでいた。
「今、何かしたかな?」
 聖は掌を開くと、バラバラとハンドガンの銃弾が闇の底に落ちていく。
 炎は動じていない。
「……」
 剣を抜き放ち、炎は聖に向かって瞬間移動と見紛うばかりのスピードで接近する。正確には、この時空の闇を操作して距離を葬っただけだ。
「あくまで人の話に耳は傾けないかな」
 肉眼では捉えられない炎の太刀筋を、聖は左腕の鉤爪で弾く。
「それなら、相応の態度を取らせてもらうよ」
 聖は闇の中を飛翔し、その背中から幾つもの銃剣が飛び出し、それらはまるで意思を持つかのように動き出した。
「ハイドゥン・フェザー(影の翼)」
 聖の声と共にその銃剣は一斉に四方八方から炎に襲いかかる。
「オールレンジ(全方位)攻撃か……!」
 また面倒なモノを、と炎は舌打ちする。

 〜ニーリンside〜

 まさにあっという間だった。
 多少なりとも自分とツバキがダメージを与えていたとは言え、大型モンスターがこうも簡単に倒れるとは思わなかった。
 装備の性能もさることだろうが、ロアルドロスと対峙するに当たって、一切の無駄がなかった。
 一体どれだけの生死を味わえばあんな力が身に付くのだろうか。
「おーい、ほれ。剥ぎ取っていいよ」
 地がロアルドロスの側で手を振っている。
 とにかく、死体が腐敗してしまう前に剥ぎ取りをしなくては、とニーリンは剥ぎ取りに向かった。
 
 村に帰るまでの帰り道、ニーリンは地にあれやこれやと質問をしてみたが、地は全て冗談混じりで答えるので、結局何も分からなかった。

 〜ユリ&冥花side〜

 ユリは躊躇しながらも、その釣りエサとなるミミズを掴んでみる。
 ユリの指先が触れると、そのミミズが反射的にくねり、抵抗する。
「ひゃっ」
 ミミズの反射に、ユリも反射的に手を引っ込める。
 さすがにミミズを直接触れることは、箱入り同然の生活を送っていたユリには不慣れもいいところだ。
「ちょっといいかな」
 農がユリの隣から手を伸ばすと、何の躊躇なくミミズを掴み上げると、ユリの釣竿の針に刺してやる。
「はい、どうぞ」
 ミミズは針に刺されてもなお暴れまわっているが、しっかり差し込まれたそれは簡単には抜けない。
「あ、ありがとございます」
 ユリは農の手慣れぶりに目を見開きながら、その釣竿を受け取った。
 チャポン、とエサのついた釣糸が川に投げ込まれる。

 〜残妖side〜

 それから何分か戦っていると、不意にアオアシラは背を向けて、足を引き摺りながら逃げていく。
 脚を引き摺っている時は瀕死なのだと地から教えてもらったことがある。
 その逃げていくアオアシラの後ろ足に、カトリアの右腕に従っている虫が放たれ、それがぶつかると同時に雷をアオアシラに浴びせた。
「グギャアァァァァ!?」
 アオアシラは体勢を崩してその場で倒れ込む。
 止めなら今だ。
 残妖は真っ先にアオアシラに肉迫し、無防備な背中にラスティクレイモアを一閃した。
「グァオォオウゥ……」
 その残妖の一撃で、アオアシラは断末魔の唸りを上げてその場で横たわった。
 依頼は達成だ。
「や、やれました」
 残妖はホッと息をついて、ラスティクレイモアを鞘に納めた。
「みんな、お疲れ様」
 カトリアは虫を右腕に呼び戻し、長柄の得物も背中に納めると、全員に労いの言葉を与えてくる。
 剥ぎ取りを終えてから、ベースキャンプまで戻り、少し休んでから村へと戻った。
 その帰り道、霊華がお腹を空かせてへろへろになっていないだろうか、など思いながら勝利の余韻を味わっていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1019 )
  • 日時: 2014/07/09 15:01
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: k6Cfp4uk)

その24 決して解き放たれてはならない存在

〜炎視点〜

部屋は開かれた。中にいるのは…ありとあらゆるモンスターが混ざったかのようななぞの生き物…それとある人間・・・。
いや、その人間はそこに捕らえられているといったほうがいいかもしれない。

「グギョグァァアアアアアォォォオオオオオオ!!!」

謎の生物は炎を見た瞬間に襲い掛かる。その巨体からは想像もできないほどの速度で接近する。

「うざい」
ズゴン!!!

それに真っ向から対立するかのように回し蹴りをおみまいする。それは某超サ○ヤ人よろしくな強化をされたラージャンを一撃で粉砕したあの破壊力…。
その生物の体もばらばらに破壊する。

「グギョァアアアォォオ!!!」
「やはり再生くらいするよな。そらそうだ」

破壊されたからだは瞬く間に元の形に戻っていく。

「ガァアァアォォギョァアアア!!!!!!!」
ズドガァァァアアアアアアアアアンン!!!!!

多数ある口からさまざまなブレスが放たれる。炎、水、雷、氷、龍…それぞれが干渉することなく、最大限の威力をもってして炎に襲い掛かる。

「…遅い。」
ズバッ!!!

それを炎は…一瞬で消した。

「ゴギャァアアアゴォォオオアアアアア!!!!」

謎の生物は自身が持つありとあらゆる物を解き放ち、全方位から炎に向かって攻撃する。

「こんな密度では俺は殺れない」

それをすべて見切る炎…そして懐に近寄り…

「失せろ」
【パラレルブリッツ!!!】
キィィン!!!!

残像を用いた同時突き攻撃をぶち込んだ


〜ミラバルカン視点〜
「それで、俺たちは何をすればいいんだ?振り向けばいいのか?一応SPDP皆伝だ!(゜Д゜)彡」
「…元の世界に帰すために働け」
「…俺ハコイツヲ捕食デキレバドコデモイイノダガ…」
「close your eyes...」
相変わらず個性豊かすぎる面子の対応に困るミラバルカン。
とそこへ…

「み〜つけた♪」
「あらあら、人間の姿をしても無駄ね。気配が大きすぎるもの。」
「…ちっさっきのやろうか」

さきほどミラバルカンを打ち落とした二人組みが現れる。
4対2ならこちらに利はあると思っていたのだが…。

「かわいい!握手してください!!(゜Д゜)彡」
「…俺ニモオ願イシタイ」
「close your eyes...」

予想以上にどうしようもないものたちだった。


〜地下10階〜

「どうも、放置された地です。」

炎によってぶち切れ状態をなんとか解除してもらったが、鳩尾のダメージが大きすぎてまだまともに動くことは厳しい。というよりメタ発言やめてくれ。
平静を取り戻した地ではあるが、さっきまで自分が何をしていたのかははっきりと覚えている。

「…うっ…!」
「ん?どうした残妖?感謝するんだったら炎に…」

地は自分より炎のほうが役割が大きいと思ってそう言おうとしていたが…

「うわあぁぁぁあぁああああん!!!!!!」
「ぐおっ?!」

その前に残妖が泣き出してしまった。
思いっきり飛びついてきたのだがさっき炎に殴られた部分に来たため痛みがぶり返す。
しかしまぁ…あんな状況におかれたらそら泣きたくなるよな。うん。
そう思った地はとりあえず何もしなかった。

「(…どうでもいいけどこの状況…俺と変われっていうやつでそうだな)」

…それはたぶんいろいろな人が思っていることだと思う。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1020 )
  • 日時: 2014/07/08 11:54
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: qFf1eTK8)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜 SS

 カトリアの花嫁修業

 時間軸はアストと再会してからほんの少しが経ってから。実質的に本編の続編に近いです。

 〜バルバレ〜

 カトリア「あの、ルピナスさん。ちょっと相談があるんですけど……」

 ルピナス「はぁい、どうしたんですかぁ?カトリアさん」

 カトリア「そ、その、私に料理を教えてください!」

 ルピナス「はぇぇ?いきなり何をぉ?」

 カトリア「そのぉ、アストくんと恋人同士になったってことは、い、いつかは結婚もするわけで、アストくんはまだ成人じゃないので、結婚は出来ませんから、今の内に、えっと、花嫁修業を……」

 ルピナス「……あらまぁ、カトリアさんもぉ、ついにお母さんになるんですねぇ。いいですよぉ、私で良ければぁ」

 カトリア「お、お願いしますっ!」



 〜地底火山〜

 ティガレックス亜種「グィアァァァッ、ガアァァ……」ドサッ

 アスト「よし、討伐完了っと……。大したことなくて良かった」ガチャスチャン

 セージ「この一年で見違えるほど成長したニャ、アスト」

 アスト「そこまで急に成長した分けでもないけどな。さって、剥ぎ取り剥ぎ取り」

 ザクザク、シャッシャ、シャッ

 セージ「ところでアスト」

 アスト「ん?なんだセージ」

 セージ「カトリアとの仲はどうなんニャ?」

 ザクンッ

 アスト「危なっ、自分の指を剥ぎ取るとこだった……」

 セージ「どうなんだニャ」

 アスト「そりゃ、晴れて恋人同士になったし、俺も成人したら結婚も考えてるよ。自分で言うのも何だけど、仲睦まじくやっていけそうだよ」

 セージ「大物の芸能人同士が結婚して半年で離婚する話はよく聞くニャ。お前にもカトリアにもそんなことだけはしてほしくニャいニャ」

 アスト「大丈夫だって。俺がカトリアさんを選ぶのにどれだけ悩み苦しんだか知ってるだろ?」

 セージ「無論ニャ。だが、もしそんなことがあればだニャ……、オレは躊躇なくお前を殺してやるニャ」

 アスト「おぉ、怖い小姑だこと」

 セージ「誰が小姑だニャ」

 アスト「ははっ、そんじゃ帰るか」

 

 〜バルバレ〜

 エリス「……お疲れ様です、アストさん、セージ」

 アスト「あぁ、依頼は達成だよ。ほい、半券」

 エリス「……おめでとうごさいます。二重の意味で」

 アスト「二重の意味でって……まぁ言いたいことはわかるけどさ」

 カトリア「アストくんっ」タッタッタッ

 アスト「あ、カトリアさん。ただいま戻りまし……」

 カトリア「いいから早く来てっ、冷めちゃう前に!」グイ

 アスト「ちょっ、カトリアさ……ごめんエリス手続き任せるー!」ドタタッ

 エリス「……、……羨ましいなぁ」フッ



 カトリア「その、ルピナスさんほど上手じゃないけど……」

 ホカホカ

 アスト「これって、カトリアさんが?」

 カトリア「あ、味見はちゃんとしたよ?私としてはいいと思うけど、やっぱりアストくんにも食べてもらいたくて」カァァァァァ

 アスト「…………」

 カトリア「アスト、くん?」

 アスト「くっ……故郷の父さん母さん、ありがとう。俺は今すっげぇ幸せだよ……!」ガクガク

 カトリア「どっ、どうしたの急にっ?」

 アスト「いただきますっ、カトリアさん!」

 ガツガツガツムシャシャシャバクバクバクク

 カトリア「わわっ、そんな切羽詰まるように食べなくても」

 アスト「…………」ピタ

 カトリア「ど、どう……?」

 アスト「あの、カトリアさん」

 カトリア「はい?」

 バッ、グッ

 アスト「是非とも俺と結婚してください」キリッ

 カトリア「ふぁっ!?え?え?えっと、その!?」アワアワ

 アスト「ぶっちゃけると、ちょっとしょっぱかったです。でもすっげぇ美味しかったです。だから是非とも俺と結婚してください」キリリッ

 カトリア「……」

 アスト「カトリアさん?なんか眼が潤んでますけど……」

 カトリア「生まれてきて良かったぁ……」

 アスト「そんな大袈裟な」

 カトリア「よっ、よしっ。そうと決まったら来年のために結婚式の予定考えないとねっ。えーと、場所は……」

 アスト「ちょっとカトリアさん。早い、気が早すぎますよ」
 
 カトリア「えーと、それから費用はどれくらいかかるかな。私とアストくんの結婚式だから盛大に……」

 アスト「聞いてない……」ハァ

 カトリア「アストくんっ!」

 アスト「はっ、はいっ!」

 ソッ

 カトリア「は、はい、あーん……」カァァァァァ

 アスト「いやカトリアさんっ、さすがにそれは」

 カトリア「あー……ぅ……」ウルウル

 アスト「分かりました分かりましたからそんな捨てられる仔犬みたいな目で見詰めないでください俺が死にそうです」

 カトリア「あーん……」

 アスト「あ、あー……」

 パクン

 カトリア「え……えへ」ニヘラ

 アスト「……〜〜〜〜〜」カァァァァァ



 ライラック「いやー、甘々過ぎて見てらんないねぇ」ハァー

 シオン「うげげーっ、あそこまでラッブラブだとちょっと引きますねーっ」ヒソヒソ

 

 カトリア「アストくん」

 アスト「はい?」

 チュ……

 アスト「ッ」

 カトリア「これからも、一緒だね。ずっと」ニコッ

 END……
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1021 )
  • 日時: 2014/07/08 11:50
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: qFf1eTK8)

 >>1020

 三代目で〜猛焔を抱きし翼〜を書くまでの繋ぎとして突発的に思い付いて書いた次第です。
 甘ッ甘です。目も当てられないくらいのイチャっぷりです。
 書き終わってから見直すとすっごい恥ずかしいです。
 クロスオーバーを返す必要が無いときは、こういったSSを何回か更新するつもりで行きます。
 さて、三代目はいつになるでしょうか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1022 )
  • 日時: 2014/07/08 15:31
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lDRQg0Ls)

第32話 未知との接触

歓迎会かなんか知らんがそういった時間がたつのはあっという間だ。
気がつけばもはや夜中。片付けも終わり、あとは寝るだけ…。というより俺以外は皆寝てしまった。
だが…俺は仮眠をしたせいかあまり眠気がない。このまま寝るのには少し時間がかかってしまう。
少し体を動かしておこう…そういえばモガの森は夜でも行くことができると言っていたな。
とりあえず何が起きるかわからないから装備を整えてから行くことにしよう。

「ん?夜の森に行くのか?特産品とかも昼と違ったものが取れる分、モンスターも異なるから気をつけるんだな。」

村長の息子がそういう。特産品は村で換金してくれるみたいだ。あとは…夜の森はモンスターが上位クラスになるってことくらいだな。

「ありがとうございます」

俺はそういって夜の森へと出かけていく。場所が違えど、狩りをすることに変わりはない…。



〜エリア5〜

「…」
バシュッ!!

とりあえず小型モンスターを倒している。この地方にもジャギィはいるのか…。
他にも俺のいる世界でも見るモンスターはけっこうみかける。おなじ世界じゃないのかここ…。

「俺の名を言ってみろ!」
「ジャギィだろ」
バシュン!!!

…どっかの三男みたいなジャギィもいたが気のせいだ。気にしてはならない。
それにしてもなんだ…?いくら夜とはいえ少し寒い気がする。
今のこの世界の季節は春…。こんなに寒くなることもあるとはいえ…局所的だ。
村にいたときはこんな寒さは感じなかった。だとすると別の何かが要因としてある…。
それにその冷気は昼に泳いでいたエリア10の方向から流れてきている。なんとなくだが、実感はある。
ただそんなモンスターがここに住んでいるのだろうか…?氷海とかなら分かるがここは…森。
何があるかわからないが…とりあえず活性化状態にして向かおう。



〜エリア10〜

「くくっ、我をおいてこれるとでも?」
「いつの間に現れているんだ…」

気がついたらBLAZEが来ていた。おかしい…爆睡してただろ。いびきはなかったが。
まぁそれは置いておいてだ…。さっきと比べやはり寒い。
というよりなんか居る。でっかい何かとそれに対抗する…にん…げん?

「BLAZE…あれなんだ?」
「…ガノトトスだ。もう一つのあれは…この世界にない人間…いや、人間ではないな。見た目はそれだが…。」

…?人間ではない?
まぁたしかにそれは分かる…気がする。
なんか氷の羽っぽいのあるし飛んでる。

「なんでアタイの攻撃が効果ないの!!」

あとばかっぽい。

「で、どーすんだあれ…。」
「くくっ…斬る。」

そういってBLAZEはガノトトスに後ろから近づく。手にしているのは…あ、だめな刀だ。あれはあかん。ガノさんお疲れ様です。

「明日の朝飯にさせてもらおう。」
ズバッ!!!!

ガノトトスは目の前で三枚におろされた。本当にあの刀の斬れ味が意味不冥…。
きれいにひれや鱗を除去し、もはや肉だけにしてしまった。おいおい、そんなにquellか。
それにあんなでかい魚…うまいのか?※肉と魚の混ざったようなうんぬんな味らしいby7倍quasar

「ちょっと!アタイの獲物に何するの!!」

あ、すっかり存在忘れてた。でもなんか対応したくない。だってばかっぽい。大事なことなので2回言いました。
ここはやっぱり…うん、BLAZEに任せておこう。俺は知らない。俺はただ狩りにきただけだ。BLAZEがガノトトスぬっころしただけだ。俺は知らん。

「くくっ…それにしては苦戦していたように見えていたのだが?」
※ガノ通常種に氷は肉質どこでも5らしい。
「違う!アタイが苦戦しているように見せていたのさ!本来なら最強のアタイには…」
「燃やしていいか?」

BLAZEはそういいながら…火属性付加の発掘武器を取り出す。おいこら、そんなもの持っているのか。反則。

「火…うっ!」
「…?(ぬぅ…こんなに大げさに反応するか?)」

※炎ちゃんが溶かしたから。その3参考。
とにかくBLAZEとよくわからない何かとの対話はまだ続きそうだ…。
あとなんかあいつが仲間になりそうな気がして仕方がない。ものすごくいやなんですけど。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1023 )
  • 日時: 2014/07/08 20:39
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 0RrrrGVc)

>>1020
ペッコ「ワッショイ!」
イーオ「ワッショイ!」
ペッコ「ワッショイ!」
イーオ「ワッショイ!」
ペッコ「せぇーの!」
ペッコ・イーオ「カトリアさぁんかわいぃぃよぉぉぉ!!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1024 )
  • 日時: 2014/07/08 23:33
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lDRQg0Ls)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

十章続き

〜炎視点〜
「ちっ…!」
放たれし銃弾を舞うように避ける炎…。この程度の密度は力を失っているとはいえ問題ない模様。
しかし今の状況ではどう考えても不利…。
相手は自身と同等とはいいがたい。それは力を失っていなければの話。
今の状態だと勝ち目は…ないわけではない。
ただ、それを使ったところで次の手をうってくる…そんなやつだろうと推測していた。
だからこそまだあれを使いたくはなかった。
「…」
「おや?今度は沈黙かな?僕の実力が君より上ってことかな」
「…少なくとも今の状態ではな。まぁ力があれば貴様など…」
「その力は今どこにあるのか…な!」
聖は容赦なくオールレンジ攻撃を展開する。
おそらく当たれば…常人であれば確実に体は砕ける。
それほどの威力…それでも臆することなく炎は避け続ける。
しかし、持久戦では圧倒的に不利…ここは動くしかない。
「本気の半分だ…」
再び炎はあの緑色をしたリングをつける。その数は…4個。
そして懐から…ある剣を取り出す。
「おや?まだ武器を隠し持っていr」
「遅い…!」
「なっ…?!」
炎は一瞬の隙に聖の真後ろに立つ。そして…

【パラレルブリッツ!!!】
キィィイイン!!!!

残像による12回同時突き攻撃を容赦なく打ち込んだ


〜農場〜

「…あたいは別のことするよ…。」
冥花はそういいながら別の場所へ移動する。
ぶっちゃけるとさぼりたい。
だけどそれをするとなんか怒られた感覚がする。それにあとで半殺しにされそうで怖い。
かつて彼に脅された経験を持つ彼女は…どうしても彼に逆らえない。
※というより誰も逆らえない。by7倍quasar
仕方なく、適当に材料を集めるべく、崖のほうへ向かう…。
「鉱石がとれるって言ってたけど…何が出るんだい?」
※ごみがでますby7倍quasar

〜集会浴場〜

「あ、先ついちまったか。」
どうやら地たちのほうが先に集会浴場へと帰ってきた。それは彼にとって都合が良かった。なぜなら…
「んじゃ俺一人でちゃちゃっとクエスト消化しておくわ。」
緊急クエストをだすためのクエスト…通称キークエストを一人で処理するためである。
「さっき狩りを終えたばかりなのにすぐいくのか?」
「え、俺元の世界では不眠不休、超大連続クエスト連行当たり前、とある暴走人とともに1週間動き回るほどだから問題ないよ。」
ツバキの問いかけにそう答える地…。しかし内容があまりにもぶっとんでいるためどうも信じがたい。
ただ、さっきの狩りによって地の実力がどれほどのものかは理解できた。もっとも、なぜそんなに実力があるのかは不明ではある。
「んじゃあっちのメンバー帰ってきたら俺はクエスト消化中って言っといて。まぁすぐ帰って来るけど。」
そういうとクエストを受注してどこかへいってしまった。



〜地視点〜

「さ〜てと、誰にも見られていないって楽だな。思うがままに動くことができる。」
一人となった地はありえないほどの速度で狩場へ向かって走りぬける。
一人であればこんなに超速で動こうと問題ない。速攻で狩ってしまおうと問題ない。無駄にクエストをさせるのもあれだ、めんどくさい。
そう思った地はあっという間に狩場へ到着する。
「まぁあいつらが帰って来るまでに2つ消化できたらましか。」





どうでもいい炎が使った剣について。

もちろんある作品からとってきた剣。通称【レジェンドソード】
白い半ズボンに上半身は裸で過ごしていた小さな英雄の剣。この剣で鉄の竜を倒したと伝わる。
というより自分が持ってきてる作品だいたい同じ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1025 )
  • 日時: 2014/07/09 14:34
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: dwRb7DkJ)

>>1014
・・・・・・え? ガ〇ダムユ〇コーン1章? え? ナニソレシリマセンネェ・・・・・・
嘘ですすいません。
ですが決して意識してやった訳ではありませんし2章からちゃんとモンハンします。
ただし、1章に関してはどうしてこうなったかと言いますと、元々の設定は全く変わっていませんが当初のほうだと第2期での辻褄合わせがトンデモ無く大変な事になったので・・・・・・(グラニに対する仕打ちもけっこう酷い)
上手く第2期と辻褄合わせ+余りにも酷かったグラニさんに対する仕打ちの事を考えるとこうなりました。
まあ、第2期もモンハンとは少し(?)遠いですけどね

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1026 )
  • 日時: 2014/07/09 16:05
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: zoK62vvj)

その25 解放された男

〜炎視点〜

指にはあのリングが…10個つけられていた。
このリングは持ち主のレベルに応じて力が上昇する。それは1個でレベル×1.5倍分が付与されるといわれている。
リング自体は誰でもつけられるようにはなっているが…上昇量は持ち主のレベルに依存する。
それを10個つける…単純にレベルの15倍もの力がついてしまう。それに加え元の異常なまでの力…。破壊力はもはや桁違いだろう。
※実際にあるゲームにある仕様です。どんなゲームだよとか言わない。
なぞめいた生物はばらばらとなっていた。
それでも再生しようと一箇所に徐々に集まっていく。

「…消す」

炎は時を…止めた。


―あたりは何一つ動かない完全なる静の世界
そこに動くはただ一人…。
炎は懐から…持ち手から刃先まですべて火でできたある刀を取り出す。
刀ではあるが長さは片手剣並み。小型ではある。
それを右手で持ち…振りかざす

「失せろ」
ブンッ!!!

爆炎が対象の周囲を瞬く間に包む。
それは剣から外れるとすぐさま止まってしまった。
しかしこれは完全に止まったわけではなく、時の静止による作用…。
そして時は再び動く―

バシュン!!!!

時が動き出すと共に周りを包んだ爆炎も呼応するかのように動く。
それは一瞬で動き、そして消えてしまった。
中にいた謎の生物と共に…。

「…なぜこんな火をつくることができるんだ、俺の師…。」

そう呟きながらあるところへ向かう。

ガチャッ!!

鍵を無理やりこじ開け、中にいた男を救出する。

「うっ…」
「意識はあるか。」

どうやら意識はある。何も食わせていないのか、かなり苦しそうだ。
炎は懐から食料を取り出し、その男に渡す。

「食え。俺はお前を助けに来た。俺と…同じ世界に住むものよ」
「…?俺と…同じ?」

その男の目は…まるで雲ひとつない青空のような澄み切った色をしていた。澱みのない、純粋な色だ。
髪は碧色に見えるが…ところどころ蒼い部分がある。おそらく元の色は蒼で碧色に染めたのだろう。

「あぁそうだ。俺は炎。やつから少しは聞いているはずだ。まさかここにいるとは思わなかったがな」
「あいつ…あぁ…お前が…炎なのか」



〜火山〜

とりあえずこのままだと相手に寝返りされかねないと感じたミラバルカンは3人に状況を詳しく説明した。とりあえず3人は納得し、あの2人が敵であるという認識をした。
「くそ…あんなにかわいいのに敵とは…!」
「…コレハオレモフフクダ」
「…。」
認識はさせたもののどうするか迷っていた。
己の翼を貫通する槍を持つモノと破壊する力を持つモノ…強敵だ。真っ向からの対立は避けたい。
何かいい案がないか…そう考えていたときだった。
「許さん!これでも喰らえ!!」
ガチャン!!
振り○きは何かを2人に無理やり装着させた。腕輪みたいに見える。
「なにこれ…?」
「プレゼントかなぁ?」
「おら!!」
ズドン!!!
さらに2人の前に何かをおく。よくみると…bea○man○a○DX Li○cleと見えるが気にしたらいけない。SP○DAじゃねーのかよ!といってもいけない。
「オイフリムキ…マサカ…」
「おうよ!これが!俺の必殺、地獄のかまぼこ工場長見学会だ!!(゜Д゜)彡」

次回、地獄のかまぼこ工場長見学会、始まる



炎「おい、モンハン要素どこいった」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1027 )
  • 日時: 2014/07/09 17:07
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: R0bcO7pg)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十一章 温泉だよ!全員集合ー!

 〜ミナーヴァside〜

 無事にアオアシラの狩猟に成功したカトリア達はユクモ村の集会浴場に帰ってきていた。
 先に帰っていたのか、ニーリンとツバキが待っていた。
「おぉ、イレーネ殿、戻られましたか」
「ニーリンさん、ツバキくん。地さんは?」
 カトリアは回りを見回しても地の姿が見えないことに気付く。
 それに関してはツバキが答える。
「地さんなら、ついさっき「クエスト消化に行ってくる」とか言って依頼を受けていきましたよ」
 確か土砂竜ボルボロスだったかな、とツバキは地が受けていた依頼を思い出す。
「呼ばれた気がした」
 不意に、地がカトリア達の後ろから現れた。
「地さん?忘れ物ですか?」
 残妖はここに地がいることから、忘れ物でも取りに来たのかと思い込んだ。
 だが地の答えは全くの逆だった。
「いや、もう終わらせた。過去形。で、帰ってきた。現在形」
 もう依頼を終えて帰ってきたと言うのだろうか。
 ツバキがついさっきと言ったので五分かそれくらいだと思っていた。
 だとしても、いくらなんでも早すぎる。
 地は以来達成を伝えるためにエリスの元へ行く。
「ほい、ボルボロス狩ってきた」
 依頼状の半券と剥ぎ取ってきたばかり(ついニ、三分前に)の土砂竜の甲殻を見せる地。
 エリスはそんな地に戸惑いを見せたが、規定に従って以来達成の判を押す。
「……本当に狩ってきたんですか?」
「ほんとほんと。ちょっと裏技使っただけだよ」
 その裏技が何かは想像も出来なかった。
 この地と言う男、どこも掴めない。
「そう言えばカトリアさん。温泉って混浴だし、やっぱ全員入るんですか?」
 アストが呑気にそんなことを口にする。
 それがまさに、口は災いのもとである。
「こっ、こらアストくんっ。そんなえっちなこと言っちゃいけませんっ!普通にっ、女の子は女の子、男の子は男の子で別に入りますっ!団長命令ですっ、決定っ。異論は聞きません!」
 そこまで混浴を認められないのか、特権濫用までして否定するカトリア。
『そんなえっちなこと』を一番考えているのはカトリアではないかと思ったが、それを口にしても無駄な気がしたアストだった。
「あのー、カトリアさん。俺ちょっとだけ意見を。異論じゃないですよ」
 挙手をするのはツバキ。
「はいツバキくん」
「ちょっと失礼……」
 ツバキはカトリアに耳打ちする。
 それを聞いたカトリアは瞳を見開いて驚いた。
「そっか、そうだったんだ」
 カトリアは納得したように頷く。
 それから、アストとセージに向き直った。
「女の子から先に入るつもりだけど、それでいいなら、他の皆も呼んできてくれるかな?」
 なるほど、他のミナーヴァのメンバーや霊華、冥花を呼んでこいと言いたいらしい。
 アストとツバキは快く承諾すると、集会浴場を出る。

 〜ユリ&冥花side〜

「あっ……」
 ユリは慌てて釣竿を引っ張るが、時既に遅し。
 水面から現れたのは、エサ取られた釣り針だった。
「うー、また取られちゃったぁ」
 眉を困ったようにしかめ、唇を噛むユリ。
 隣でエサとなるミミズを付けてやっていた農はまぁまぁ、と慰めるように声を掛けてやる。
 かれこれ三回ほど挑戦するものの、一匹も釣れていない。
「おーい、ユリー、冥花ー」
 入り口の方から、愛しの彼、アストの声が聞こえてくる。
 それを耳にしたユリはパァッと笑顔になって振り向いた。
「アストくーん、こっちこっちー」
 ユリはアストに向かって手を振る。
 アストはユリの姿を確認して駆け寄る。
「皆で温泉に入るから、一旦集会浴場に集合な」
 アストはユリの瞳の色が分かる距離まで来ると足を止めて用件を伝える。
「えっ?皆でって、アストくんも?」
「い、一応男女で時間を空けて入るってカトリアさんが言ってたよ」
「そうなの?私は、アストくんと混浴でも良かったんだけど……」
「そんなこと下手に言ったらツバキに殺されるからやめて」
 一瞬、自分のタオル姿がアストにフラッシュバックされたのかと思い、ユリは悪ふざけで自分の腕で身体を抱く。
「やだぁ、アストくんったらエッチ」
「あれはほんとに悪かったからっ、そのネタで俺を虐めないでくれぇ」
 そうこうしている内に、冥花も鉱脈の方から帰ってくる。その手には何の取り柄もなさそうな石ころが幾つも握られている。
「ねぇ、あんた達って付き合ってるの?」
 冥花の純粋な質問に、大慌てで応じるアスト。
「違うって冥花っ、俺とユリは付き合ってな……」
「でも私はアストくんのこと好きなんだけどね」
 ユリはそんなことを頬をトマトのように赤らめて答える。
「ユッ、ユリッ……堂々と言わなくても」
「だって、ほんとのことだもん」
 ユリは上目使いでアストと目を合わせる。
「あー、初々しい初々しい。つか、温泉行くんでしょ」
 冥花は見てられない、とでも言いたげに頭に手を添える。
 農の自己紹介もあって、ユリ達は集会浴場に向かう。

 〜霊華side〜

 挨拶回りをする彼女の前に現れたのは、海賊のような出で立ちの猫の喋るネコ、セージだった。
「あら、喋るネコさん」
「オレの名前はセージだニャ。それより、カトリアが集会浴場に来いと言っているニャ」
 ネコの割りには随分と大層な態度を取る。
「分かったわ。じゃあ行きましょうか」
 霊華はセージの言う通り、その足を集会浴場への石段に向ける。
「霊華と言ったかニャ、一つ聞きたいことがあるニャ」
 呼び捨てにされるのは心地好いものではないが、霊華は不快感を表には出さずにセージに向き直る。
「お前、幽霊か何かかニャ?」
「…………」
 どうやらセージは既に自分の正体に気づいているようだ。
「何のことかしら?」
「オレだから分かることだがニャ……この件は黙しておくニャ」
 セージはそれだけを言うと、石段を降りていく。
 霊華はその後ろ姿を見送る。
「さすがはネコ……本能的な面ではヒトより優れているようね」

 〜炎side〜

 聖のその肉体は四散した。
 だが、炎はこれで終わりとは思わなかった。
「ちっ、核を逃したか……」
 咄嗟、炎は新たな気配を察知し、その場から飛び下がる。
 その瞬間、光線が闇を焼き払っていった。
「ふぅん?避けるかい?」
 聖の声ではない……が、その口調は聖そのものだ。
 その方へ向き直ると、両腕に巨大かつ長大な火砲を手にしたヒトがいた。
「別の肉体に核を移したのか……」
「その通り、君の攻撃をまともに受けたら核ごと死んでしまう。反応さえ出来ればこうして肉体を移し変えれる」
 聖は不敵に笑う。
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1028 )
  • 日時: 2014/07/09 17:08
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: dwRb7DkJ)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に1章-3
父さんに導かれ、地下室に行った。
そこで父さんが言っていた事は、今の僕には到底理解できるものではなかった。
数日たった今でさえ、頭が混乱している。
腑に落ちない点だっていくつかある。
かつての文明の英知――果たしてそんな物が実在するのだろうか?
実在はするのだろう。僕から見た父さんは、少なくとも無いものを隠すような無駄な事はしない。もっと、合理的な人のはずだ。
実在すると仮定したところで、解らない事が多すぎる。
いったい、どうすればいいのだろうか・・・・・・
その判断が、自分の未来を大きく左右する事はなんとなく解っていた。
それ程重大な分岐点にいることは、感じ取っている。
解らない時は、答えが出るまで行動しなさい。
そうだ――何事も行動しなければ始まらない。いつまでも悩んでいたって前には進めない。
お婆ちゃんは、そう言っていた・・・・・・
だったら、確かめるしかない。
廊下へ飛び出し、父さんの部屋まで走る。

何度立ち止まろうとしただろうか。
何度後ろを振り返ろうとしただろうか。
何度後戻りしようとしたんだろうか。
だが、それでは前に進めない。
全ての迷いを振り払うかのように、廊下を走り抜ける。
程なくして、父さんの部屋の扉にたどり着いた。
この扉を叩くか、叩かないか。
最終意思確認だ。
この扉の向こうに、答えがある筈だ。
それを行動が証明してくれる筈だ。
覚悟を決め、扉を叩く。

扉を叩き、部屋に入るなり複雑な顔で「それが答えか・・・・・・」と言われた。
その決断に後悔は無いな? 口では言っていないが、目がそう言っている。
「お婆ちゃんから・・・・・・教わったんです! 解らないからって、苦しいからって、諦めちゃいけないって! 例えそれがどんなに残酷な事でも・・・・・・それを受けてめられる強い人間になれと!」
父さんはこの答えに微笑した。
「やはり適わんな・・・・・・いいだろう。“鍵”を託そう。ついて来なさい」
そう言われ、部屋の奥へ進んだ。

「今ならまだ、戻れる。今一度問う。我が一族に課せられた重責を背負う覚悟はあるか」
天井の絵を指差し、そう言う。
その絵は、天空を貫くほどの長さを持った柱。そして、剣を口にくわえた、翼の生えた蛇が、その柱に巻きついている。そんな絵だ。
「これが我が一族の家紋――これを背負う、その覚悟を問う・・・・・・とはいっても、その目が揺らぐ事はない・・・・・・か。いいだろう。その背中に“星の世界へ手を伸ばす柱”、“可能性の剣”、“希望の翼”、そして“意思と言う名の蛇”を刻もう」
背中を出しなさいと付け加え、父さんが何かを探し始める。
言われた通りに背中を出し、その間に見つけたのかそれを背中に当てた。
背中を押されるような感覚がしたのも一瞬で、痛くも痒くも無い。
「・・・・・・これで、この家の秘密は託した――もし、使うときが来たらあの扉の前で叫べ。“リブート”と。昔の言葉で、再起動を意味する」
僕は頷き、「ありがとうございます」と言ってその部屋から出た。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1029 )
  • 日時: 2014/07/09 23:17
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: zoK62vvj)

第33話 また増える仲間 

〜エリア10〜

BLAZEと謎の人間っぽいもののやりとりが続く…。

「くくっ…なぜこの世界にいる」
「それは言えないね!アタイ、最強だから!」
「だから溶けたいのか。」
「うっ…!」

何かあったらあの武器出して脅しているBLAZE…見るに兼ねないな。俺はもうどこかいっていいか?

「で、どうするんだ?このまま一人でいる気か?一生この世界から出られないと思うが」
「う…最強のアタイならそのくらい…」
「我は世界の移動など朝飯前だ。今すぐにでもいけるくらいだぞ?」

…あれ?ちょっと待った。地味にあいつ…仲間にしようとしてないか?
いやいやそれはなにか悪い冗談だ。うん。それはない。ないよな…。な?

「…決めた!アタイはついていく!」
「それでいい。くくっ…」
「おいこら何勝手に決めてんだ」

や め て く れ 。
なぜ仲間にする必要がある…。俺はお前の言うとおりにするけどそこまで仲間増やす意味ねーだろ…キャロが死ぬぞ(空気的な意味で)
※師条はキャロを空気と見ていない唯一の人。

「ん?別に良かろう。互いに得なのだからな。くくくっ…。」
「…あー、シャガル狩りたい。この気持ちをあいつにぶつけたい。」
「シャガルって何?」





…結局俺は何も狩っていない。というより何も出てこない。いやそれはおかしいだろ…。
なぜだ?地上部は…全部行った。ということはまさか…水…中?
いやいや、軽い運動超える。それはまじでいやだ。軽くない
「…BLAZE、これから泳ぎますなんて言ったら俺は帰るぞ。」
「なら帰るか。」
「…」
こいつ水中に行こうとしていたのか…。
「えー!アタイはまだ何もしていない!それに水中楽しい!!」
「なら我は残っておくから先に帰っておけ。別に良かろう。」
…まぁそれでいい…

わけあるか。
「…残る。俺が残らないと何かが不足する。」
…その何かがよくわからないが…なくてはならない何かが欠ける気がしたんだ。
俺がいなかったら…なんだ?話がなんというか…
「くくっそう言うと思った。」
読まれてたみたいだな。
「よーし!ならアタイが一番に行く!!妖精とは、突撃することと見つけたりぃ!!」
「おいこら」
どっかで似たような台詞を聞いた気がするんだけど…というか自重してくださいお願いします。

「…ってかあいつの名前なに」
「H…いや、それだと隠せないな…Blizzardにしておくか」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1030 )
  • 日時: 2014/07/10 21:41
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十一章続き

〜集会浴場〜

「待たせたニャ」
「いやそんなに待ってない。」
アストより先にセージが集会浴場へ着く。それに地はそう答える。
「地、これ…。」
「ん?紙?」
霊華は地に…あの紙を渡す。それを地は広げて読む。
―読み終わる頃には彼の顔は真っ青になっていた。
「…ははは…はは…やべぇ…は…は……」
「…?どうかしたのか?」
さっきまでの表情とは打って変わって、もはや真っ青になっている地。一体何が彼をそんなにさせたのかツバキが聞く。
「いや…うん…メンバー足りないけど主要な人はいるから話すよ…。」
とうとう地は…問題児でもある炎のことを語る決心をした。

「+一人いるって…前言ったよな…」
「言いましたね」
「そいつからの手紙なんだけどね…うん…あいつはもはや常識なんてどこにあるの?なんなのその異常な力?狂ってるでしょ。っていうね…言葉では説明できそうにない…いやだぁああ!!あいつに殺されたくねぇぇぇええええ!!!!」
…炎は本当に言葉で表わしきれない。
あるときは世界を瞬く間に移動し、あるときは一瞬でその場に現れる。またある時は…と挙げるだけで常識外。あまりにもぶっとびすぎて信用できない。しかしそれはすべて事実だから恐ろしい。
途中で説明じゃなくて発狂しかけている地…。本当に今までとはぜんぜん違う。
「そんなに恐ろしいのかニャ?」
「簡単に言うと努力とかそんなレベルでは絶対到達できない意味不明な人間超越してる何か。自身の想像するものをはるかに超える化け物。意味不冥。もうやだ…俺終わった…」
簡単にいっているようで、そうでもない気もするが気にしてはならないだろう…
地自体はもはやこれ以上説明したくはなかった。しかし…
「地さん…?その…なんとなくすさまじい人ってことはわかったのですが一体どういう人なのかいまいち…」
カトリアは絶望しかけている地にそういう。
「やめてくれ…俺はもう殺される…あいつに殺される…もうだめだぁ…おしまいだぁ…逃げるんだぁ…勝てるわけがないよ…!」
「…地、落ち着きなさい。まだ彼は帰ってこないと思うから」
「えっ?」
霊華の言葉に振り向きながら答える地。
「…よく読んでないわね、この部分よ。」
霊華はある部分を指す。そこに書かれている内容は…しばらく帰れないということだ。
「…なるほど。俺が殺される時期がずれた、というわけだ!!」
「今彼がいたらあなた突っ込まれているわよ…。」
急に調子を取り戻す地に霊華はやれやれといった感じ。
「あ、そういえば彼からのメッセージがあるのよ。あなたたちにも…。」
「私たちにも?」
ミナーヴァを代表してカトリアが紙を受け取り、内容を読み上げる
「【…俺は今会っているであろう4人の仲間だ。都合があって一人で動いている。しばらくは合流しない。俺がどんな人物であり、どれほどの者かは地が一番知っている。あいつに聞けばだいたい分かる。いつか俺もそっちに合流する。そのときは…そのときに。】」
「いつかこっちにくるってことでよいのかな?」
カトリアが読み終わると、ニーリンはそう答える。
「えぇ、そうよ…そのうち…ね。」
「さ、さぁ、俺は…俺は…俺…ショボーン(・ω・`)」
また地はしょんぼりしていた。そしてクエストを受けてどこかへ消えてしまった。
「大丈夫なのかしら…。」


〜異世界〜

「今度はそれで俺をぶち抜く気か?そんなもので俺は殺れん」
聖に対して挑発する炎。というより事実を言っているだけかもしれない。
彼を射撃で倒すことは不可能。なぜならどんな密度であろうとも避けてしまうからだ。
それ以前に核の破壊が色んな意味で不可能でもあるから無理なんだけどね。
「僕の考えはそれではないんだよ。」
「何…?」
「君をありとあらゆる方法で試したいのさ。」
聖は炎にそう言い放つ。
…肉体はいくらでもある。核さえ崩れなければ死ぬことはない。その点は炎と似ているかもしれない。
しかし、この異世界は聖の精神世界に近い…。すべてにおいて聖のほうが圧倒的に有利となっている
「さぁ、君の力、僕に示してもらおう!!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1031 )
  • 日時: 2014/07/10 00:17
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

今後クロスオーバーで考えていたこと

・地は女子メンバーが入っている間に温泉クエストに出かける。速攻で終わらせるためソロ予定。セージならつれていけそう…。
・実力うんぬんは…地と残妖入れ替えてもう一回やる?
・というより村☆5なのに集会所なんで☆3にしたんだ俺…まぁ緊急クエをやりたかったんだけどさ。
・一応これから地は他メンバーと狩る時は自重させます。
・炎ちゃんは聖との対決で死に掛ける。
・というよりどれくらいまで隔離しようかなー。
・あと一時的に力が戻るってことにして聖との戦いは締めます。
・んでばらばらになった力を集める…んだけどここあたりで合流させるといいのかな?

以上!多い!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1032 )
  • 日時: 2014/07/10 03:09
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: KCUNdi4q)

 >1031

 えーとですね、今後の大まかな流れとしては


 ・女性陣が入浴イチャイチャ中に地が軽くクルペッコを滅殺。アストと農は部屋でお待ち。軽く雑談。

 ・緊急のギギネブラは地が独りでふらっと狩猟。

 ・(ここからは勝手な設定です)残妖とツバキ。同じ太刀を使う者かつ、従者的なポジションから意気投合。二人でドスファンゴ狩猟に出かけ、ジンオウガ(強さは上位並)と遭遇。ツバキが残妖を守って重傷を負ってしまう。どうにか狩り場から逃げることに成功し、その途中で炎(聖との決着はついている)と合流。

 ・炎が二人をユクモ村まで送り届けると、「俺にはまだやることがある」と言い残して村を去って、力を集め直しにいく。その翌日に急遽緊急として上位ジンオウガの狩猟を受けるハンター達(編成はアスト、カトリア、ニーリン、残妖)。地は突然行方不明に。

 ・上位ジンオウガに苦戦しながらも勝利。その陰では地とセージがもう一頭のジンオウガを狩猟をしていた。

 ・それから数日の間はまったり過ごす。同時に炎も力を取り戻して帰ってくる(地はしばかれます)。 

 ・ここでまさかのルピナスが炎に想いを寄せる。しかし元の世界に戻らなくては行けないので、炎はルピナスの想いを汲んでやり、一日だけのデートをする。

 ・炎の力によって元の世界へ戻っていく。ルピナスは記憶を失っていながらも、炎からくれた品を見て朧気ながら大切に想う。

END

 ご都合です。気に入らなかったら意見をお願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1033 )
  • 日時: 2014/07/10 14:59
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

>>1032

どうせなら残妖も重傷にさsゲフッ!?
炎「関節はずされたうえにその部分の骨が塵となったのにまた重傷にさせる気かおいこら」
qua「だってぇ…。」

あと炎ちゃんがあえて殺さない程度に撃退して、後日そいつと緊急という形で戦うってのはどうだろうかと思った。
まぁ炎ちゃんは…うん。力を適当なところに散らしておけばいいか。あと1つ(一番必要な空間移動)を残して合流でいきたいかなぁ…。そうすればなんか自然な気がした。

…だとすると聖との決着は無理に長引かせなくてもなんとかなりそうですね

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1034 )
  • 日時: 2014/07/10 22:28
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

もうひとつの物語において、主人公たちと関連する人たちの簡単な設定。

ミラバルカン
―世界を見守りし龍。そして世界の崩壊とも関連する龍。崩壊しかける世界をなんとか食い止めるために、炎にこの世界について話す。そして自身も行動を開始する。絶対逆らえないということは炎と似ているかもしれない。人間を嫌うが根本から嫌っているわけではないみたいだ。

振り向き厨
―なぜかミラバルカンのいる世界にきてしまった。原因不明。ある音ゲーマーで、SPDP皆伝、全白、足18,19譜面クリアなどかなりの腕前だとか。ただし狩りはできない。曲にあわせて振り向いたりする。FBIに追われている。何かと頼れるやつ

FBI(振り向き撲滅委員会)
―振り向きを捕食し、撲滅させようとする委員会のメンバー。無秩序に襲うのではなく、振り向いたことを確認してから捕食する。今回はなぜか共に行動することとなる。なお、振り向いたものは誰もが対象になるが、どの振り向きがアウトかはちゃんと決まっている。あと片言

3y3s
―だいたいclose your eyes...としか言わない。謎の第三勢力。いまだに謎の面が多い。あるときは振り向きを捕食し、あるときは振り向きと遊んでいたり…謎。ちなみに3y3sという曲は存在します。




TRAILBLAZER
―組織のボス。圧倒的な戦闘力を保持する。そのため、彼が実質組織を握っているようなもの。あまりにも強すぎるため、ギルドは立ち向かうことをやめてしまった。

ゴルルナ装備の男
―名前はまだない(おいこら)話術が巧みで、実質組織を操っているのはこいつ。あれこれ嘘をさらっといい、それを信じ込ませたりする。ほとんどの人が彼のペースに立ち向かうことができず、いいようにされてしまう。実力は…察せ。

バーサーカー
―フードで顔がよく見えない。ただ体は筋肉質。無言である。なぜこの組織にいるか定かではない。一説ではゴルルナの男が巧みに交渉したといわれている。肉弾戦の能力が非常に高い。その正体は一体…。

???
―姉妹の姉。どっかの吸血鬼とかぶる。一応差別化しているらしい。カリスマブレイクはしないとのこと。羽も生えている。冷静。組織のメンバーではある。

???
―姉妹の妹。これもどっかのとかぶるね、仕方ないね。差別化している。破壊の力を持つが、実はそれは炎ちゃんも持っている。しかも炎のほうが圧倒的に強い。カリスマなんてない。

研究員
―塵に帰ってしまった。進化を超越しており、自身の体を変幻自在に操ることができる。正攻法で勝つのは非常に難しい相手ではあった。しかし相手が悪かった。あと性格が非常に悪かったらしく、TRAILBLAZERにいろいろ制限されていたとか。キメラモンスターを作ったのも彼。

二人組みのハンター
―組織のメンバーではあるが、関連する団体のメンバーであるとか。地を襲おうとしたが、返り討ちにあう。なぜかモンスターと話すことができる。そのため、組織の中でも高い地位にいたとか。なお、地によって気絶させられたあとギルドによって捕らえられた。

二人組みのハンター
―組織のメンバーではあるがあまりいい地位ではない。モンスターと話すことができる冥花を利用してなんとかしようと企んでいるが…ちなみに女のほうは胸が異様にでかい冥花を嫉妬している。男のほうは完全に悪キャラ。



…あとなんかいたっけ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1035 )
  • 日時: 2014/07/11 00:13
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9v8UVU6/)

すいません、大変お待たせしてしまっているんですが(主にクロスオーバー)、色々と忙しくてもうしばらく書き込めそうにないです。今暫しお待ちを。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1036 )
  • 日時: 2014/07/11 13:43
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: sqJ2wKJD)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 十二章 終わりなきを終わらせる戦い

 〜炎side〜

 聖の火砲から灼熱と見紛うばかりの光線が炎を襲う。
 しかし、炎にはその光線が「見えている」ために、それに当たることはない。
 一瞬で距離を葬り、聖のすぐ後ろまで回り込む。
「ブラスト・シュラーケン(爆発粉砕)」
 炎の右の拳から光が放たれ、その光速の拳が聖の背中を捉え、爆散させた。
 しかし、炎は歯噛みする。
「喰らうと分かっていて、わざと避けなかったな……!」
 そう、聖はまた肉体を移し変えたのだ。
 すると、聖は今度は西洋の騎士のような出で立ちで現れた。
「(だが、今のブラスト・シュラーケン(爆発粉砕)で分かった……俺の力の一部は、奴の中にある)」
 この際、核の破壊は最後でいい。今は力を取り戻すことが最優先だ。
「いいだろう。本気は出さないが、俺の力の少しは示してやる」
 炎は三再び聖に突進する。

 〜ミナーヴァside〜

 カトリア達女性陣は、早速温泉に入ろうとしていた。
 地は現実逃避でもするかのように依頼を受けに行き、アストとセージ、農は部屋でまってもらっている。
 皆が皆、湯浴着を着けて更衣室を出ていく中、ユリとツバキだけが遅れて入り、まだ更衣室から出てこない。
「わははーっ、温泉ですーっ!」
 シオンは無邪気そうに走って温泉に飛び込もうとする。
「はぁい、シオンちゃんストップですよぉ」
 そんなシオンを引き留めるのはルピナス。
「ちゃんとぉ、身体を洗ってから入りましょうねぇ」
 そのままシオンを捕まえて座らせると、石鹸を泡立てたタオルで彼女の背中を擦る。
 エリスとマガレットもそれに倣って、身体を洗うことから始めていき、残妖も霊華の背中を流している。  
「ユリとツバキ、遅いねぇ。何してんだか?」
 ライラはカトリアと一緒に更衣室の前で待っていた。
「ツバキくんは、色々苦労してるみたいだからね」
 先程からツバキ本人から話を聞いていたカトリアは、彼を否定できない。
 なぜなら、ツバキ・セルジュと言う人物は……
「お待たせです」
 更衣室のドアから、ユリが出てきた。 
 その後ろから、恥ずかしそうに身体を腕で隠そうとしている、湯浴着姿の彼女、ツバキがそっと現れる。
 それを見て、ライラは目を見開いた。
「ツバキ!?アンタ、女だったのかい……」
「は、はいぃ……」
 ツバキは俯きがちに、いつもの爽やかな声ではなく、鈴のなるような女の子らしい声で答える。
 ツバキが女の子だと知っていたのは、アストとニーリン、セージぐらいだ。
「ほら、ツバキくん。早く身体洗って温泉入ろうよ」
 ユリがツバキの手を掴み、引っ張っていく。それに恥ずかしがりながらもツバキもつられていく。
 それを見送るカトリアとライラ。
「んじゃ、アタシ達も」
「行こっか」
 ツバキが女の子だという事実は浴場中に騒がれた。
 温泉の中には既にニーリンが浸かっており、酒をあおっていた。
「ふむ、これもまた一興一興……」

 〜地side〜

「あぁぁぁぁぁぁ、どうしようやべぇ。炎帰ってきたら俺死ぬとかマジ洒落になんねーわぁ……」
 地は渓流を歩きながらも頭を抱えていた。
 あの炎のことだ。
 殺されはしないと思うが、肉体的にも精神的にもえげつないことにされるのは間違いない。
「あーもう、どっかの神様が炎の邪魔して、その炎の力を世界中にばら蒔いて時間を稼いでくれぇー」
 そんなこと有り得るわけねーだろと、自分で自分を突っ込む地。
「ゲェェェェ、クワォェェェェェ!」
 ふと、縄張りに入ったのか、クルペッコが地を威嚇してくる。
 開幕一番声真似をしようと喉袋を膨らませるクルペッコ。
「ゥワオォォォォォ……」
「あーうるせー」
 地は矢を矢筒から抜き放つと、そのままクルペッコに投げ付けた。
 それは見事にクルペッコの喉袋を突き破る。
「グワォェェェッ、グゲェェェェ!?」
 大事な発声器官を潰されたクルペッコはその場でのたうち回る。 
「ギャーギャー騒ぐな」
 地はのたうち回るクルペッコの頭を踏みつけると、その場で何度もストンピングする。
 一度踏まれるごとに、地面に頭がめり込んでいくクルペッコ。
「ゲェッ、ゲェッ、ゲェェェェェェェ……」
 踏まれただけで頸椎を破壊されたクルペッコはその場で動かなくなった。
「あー炎〜、俺が悪かったよー。だから許してー」
 地は深く溜め息をつきながら、渓流を後にしていった。
 無論、依頼は達成である。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1037 )
  • 日時: 2014/07/12 00:21
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

十二章続き

〜渓流〜
「…もう俺はあいつが帰ったらしぬ…ならそれまでを楽しもう」
地は決心した。炎が帰ってきたらたとえどうしようと殺されること。それまでは楽しめばいい。それまでは…。
いつ帰ってくるか分からない化け物の恐怖に打ち勝たなければならない…。これは普通のハンターがミラボレアスと対峙する以上の絶望感だろうか。
とにかく、帰ってくるまでは安全だ。
「あ、クルペッコ…まぁいいや、一応剥ぎ取ったし…」
炎のことを考えていたらなんかうるさい鳥がいたんで頭ストンピングしてたら討伐できていた。
これだけ聞けば何言ってんだこいつといった内容ではあるのだが…事実であることが恐ろしい。
一応ギルド報告用に剥ぎ取りはしておいたから問題はない。さて帰ろう、と思ったのだが…
「あー…そういえばカトリアは混浴反対っていったな…今帰ったらいろいろ危ない。」
渓流からユクモ村は1分もかからない。しかし今帰れば確実に女性メンバーの入浴時間になってしまう。さすがにそれは避けねばならない。
「んじゃ孤島に確か秘湯があるからそれでもとってきて男性メンバーはより質のいい湯につかるってことにすっか。」
孤島には竜が訪れるとされている秘湯が存在する。温泉の質を高める重要な資源であるのだが…竜が訪れるということが非常に厄介。
そのため、ハンターがそのモンスターを討伐することによって秘湯を手に入れる、これが当たり前となっている。訪れる竜は数知れず。そのときによって変わる。
地はその方向を目指す。もちろん常人の移動速度ではない。1分あればつくような速度で…。


〜炎視点〜

一瞬で間合いを詰める炎に聖は無数の突きで応戦する。
それは常人からすればもはや残像が飛び交っているかのような状態だ…。あんなもの避けられしない。当たってしまえばその超速の突きによって体をぶち抜かれかねない。頑強な防具だろうと突き抜く、それくらいの速度だ。
それを炎はすべて避ける。先読みや異常なほどの反射神経によって巧みに回避する。
「やるじゃない」
「散れ」
【パラレルブリッツ!!!】
キィィィィイン!!!!
炎は残像と共に同時突き攻撃を行う。それを直撃した聖の体は…ばらばらに吹き飛んだ。
しかし、核はまだ破壊できていなかった。それは分かっていた。なぜなら感触がなかったからだ。
「ちっ、貴様、本当に核を所持しているのか?」
「その質問には答えないよ」
そういいながらまた新たな体を宿した聖が現れる。今度は全身筋肉質…近接戦闘に特化したかのような風格だ。
「(このままでは拉致があかねぇ…持久戦は圧倒的に不利。しかしあいつの核はあるのか…?それに俺の力がない限りこいつを処理することは…)」
「僕の目の前で何を考えているのかな!!」
ズドガッ!!!!
聖は炎の右腕にまるで流星が衝突するかのような破壊力を持つストレートを直撃させた。
炎の右腕は…原型はとどめていた。防具をつけているとはいえ、硬すぎる。
しかし何かおかしいことにすぐ気づく。
「これは…ちっ…その力を利用されるとはな」
ザシュッ!!!
炎は自身の右腕を切り落とした。落とされた右腕は結合が完全に解除され、散り散りとなって消えた。
これは…彼の持つ力である、【再生できない攻撃】を受けたためである。
再生するにはその部分を切り落とさなければならない。あたった場所が腕であったため、それより元の部分を切り落とし、再生させた。
「…(力が戻らないとこいつには勝ち目がない…いくら攻撃しても別の肉体を持ってくる…どうすればいい…!)」
普段どんな状況にも冷静な炎も、今回はかなりあせっていた。


〜部屋〜

今ここにいるのはアストとセージ、それと農だ。
地はそのうち帰ってくるだろう…もっとも、今彼は孤島に向けて走り出しているのだが…。
「そういえば農さんは地さん達の知り合いですか?」
「いや、僕は無関係だよ。」
アストの問いかけにそう答える農。
地とは別の世界に住んでいた農は、なんらかの要因でこの世界に招かれた。その際に記憶が抹消されてしまい、元の世界のことをいろいろ忘れてしまった。
今の彼に残っているのは農業の知識がほとんど。ただ、性格は元のままらしく、言動も変わらない。
「僕は…うーん…記憶がないんだ。元の世界で何をしていたのか、どんな人とかかわりを持っていたのか…さっぱりなんだ。ただ農業のことだけは鮮明に残っている。それ以外はからっきしなんだ。」
農は…農業に特化している。それ以外のことは何もできないと自身は言う。
「あ、このままだと暗い話になっちゃうね。僕の話はあまりできないから…君たちの話をよかったらしてくれないかな?」
農はアストとセージにそういった。
ちなみに…農ができる話といえば農業関連。その内容は普通の人が聞けば何を言っているのか分からない。そのため自身から話す事はしないようにした。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1038 )
  • 日時: 2014/07/12 14:57
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6m7BJnDP)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十三章 竜の訪れる秘湯

 〜アストside〜

「俺達の話って言っても……つまらないかも知れないですよ?」
「それでも構わないさ。つまらないことでも、意味のないことは無いよ」
 話すことに意味があるんだよ、と農は答える。
「んじゃ、話すか……。俺達は、元々は大陸各地を歩いて回るキャラバンなんです。そのために船や飛行船も作ったし、その度にモンスターと戦ってきました。旅をすることで仲間も増えましたし、色々な経験にもなりました」
 アストは脳裏に、このユクモ村に来るまでの過去を思い出しながら話始める。
「キャラバン、つまりは商隊のことだね。君達のその旅の目的はなんだい?」
 農は興味を持ったのか、質問をしてきた。
 旅の目的……。
 最初は宿のためにキャラバンに参加させてもらった。しかし、一緒に時間を過ごしていく内に、宿のためというちっぽけな目的など忘れ、目の前の障害や困難を仲間と打ち破るために今ここにいるのだと自覚をしていた。
 そして、カトリアの口から放たれた、この旅の真の目的。それは、シャガルマガラとの決別。
 カトリアは、シャガルマガラとの決別をしなければ本当の意味での旅は始まらないと言っていた。
「……、カトリアさんが言っていたんですけど、あるモンスターとの決別なんです。それが終わってから、もう一度旅を再開して、それからまた別の目的を探していくんだと思います」
 アストは淡々と答えた。
「そっか、果てのない旅なんだね。僕は、記憶がないからどうとも言えないけど、世界は広い。ヒトが想像する以上に。生きている内にすべてを知るのは不可能だけど、そのなにかを渇望する夢は羨ましいな。今の僕にはないものだから」
 農はふと自嘲するように息を吐いた。

 〜地side〜

 孤島。
 地は秘湯を求めてこの地へやって来た。
 そのために、まずは大型モンスターを狩って安全を作らなければならない。
 しかも、ちょうどこの時期は繁殖期。探せばいくらでも大型モンスターがいるだろう。
「さて、最初の相手は……」
 エリア5。
 そこに、巨大な姿が見えた。
 それは、アオアシラなのだが、異様に巨大な体躯をしている。
 恐らく、普通のアオアシラの三倍はあるだろう。
「グロオォォォォォォ!」
 アオアシラは両腕を上げて地に威嚇する。
「おっ、プーさ……っと、アオアシラだな」
 どこかの黄色くて赤い服を着こんだクマさんを思い出した地だが、すぐに忘れる。
 地はとりあえず月穿ちセレーネを展開させた。
「俺今ハチミツ持ってねーんだわ。お前を吹っ飛ばすものならたくさんあるんだけど」
 黄金の焔の嵐が、アオアシラを焼き尽くしていく。

 〜残妖side〜

 残妖は霊華の背中をゆっくり流してやると、彼女の桃色の髪も丁寧に洗う。
「さっ、霊華様。終わりましたよ」
「ありがとう残妖。次はあなたの番ね」
 霊華は立ち上がると残妖に向き直る。
「いえ、私は自分でやりますので。霊華様はお先に温泉の方へどうぞ」
 残妖は遠慮、というか畏れ多いのでさっさと自分の身体を洗おうと動こうとする。
「残妖、洗わせなさい」
 霊華は声を強くして残妖に迫る。
 何故か妖しい気を感じられたため、残妖は「お、お願いします」と霊華に背を向ける。
 霊華は「素直でよろしい」と頷くと、残妖の背中を流していく。
「(れ、霊華様に背中を流してもらうなんて、この先一生無いかも……)」
 ドキドキしながらも残妖は背中を擦られる感覚を感じていた。
 しかし、霊華にしては妙な態度だ。そう思うのは失礼かもしれないが、残妖の中でほんの少しだけ猜疑心が生まれる。
「残妖の背中、残妖のお肌、妖……残妖の白玉のようなお肌……残妖の……」
 背中から、妖しい声が聞こえてくる。
 何か嫌な予感しかしない。
 不意に、霊華の手が残妖の前に伸びて、湯浴着越しに彼女のなだらかな身体に食いついた。
「みょんっ!?」
 残妖はすっとんきょうな声を上げる。
「残妖のつるぺた、残妖の控えめ、残妖の……」
 霊華は妖しく瞳を輝かせて残妖のなだらかな二つのそれを揉む。
「みょんんんっ……!れ、霊華しゃまっ、やめ……っ、んみょぉんっ……!?」
 残妖は必死に抵抗するが、力が抜けてしまい霊華の手がはがせない。
「こっ、こここっ、こら霊華さんっ!えっちなことはしちゃいけませんって言ったでしょう!?」
 それを見てカトリアが慌てて霊華をやめさせる。
 霊華の手が離れるころには、すっかり残妖は骨抜きにされていた。

 〜炎side〜

「(一か八かだが……悪くない賭けに出るか)」
 炎は聖の放つ拳から逃れて一旦距離を取った。
「さぁ、そろそろ終わらせようか?」
 聖も空間を葬って一瞬で炎に接近する。
 彼の拳が炎を砕かんと迫る。
「見えているぞ」
 炎は聖の拳を寸前で避け、懐に潜り込む。
「はぁっ!!」
 炎はその聖の鋼の肉体に手をぶちこむ。
 聖の肉体を貫き、彼の体内を探る。
「無駄だよ」
 聖は懐にいる炎にニーキックを放つ。
 だが、炎は怯まずに手繰り寄せる。
「これかっ……!」
 炎はなにかを見つけたのか、それを掴んでもぎ取った。
 それは、光の塊だった。
 それを見た聖はひどく動揺した。
「貴様、それは……!?」
 炎はその光の塊を握り潰し、身体に包ませた。
「完全ではないが、貴様を葬れるだけの力は戻った。これで終わりにしてやる」
 炎は一瞬で距離を離し、剣を抜き放った。
 その構えは、時を止めるモノだ。
「タイムストップ」
 その瞬間、この時空は炎が支配し、聖は完全に停止した。
「ロスト・オブ・イクシテンス(存在の消滅)」
 炎はその剣を聖の肉体に突き刺し、暗黒の焔を放つ。
 黒き焔が聖の肉体を包み込み、闇の中へ消えていった。
  

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1039 )
  • 日時: 2014/07/12 15:50
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

その26 地獄のかまぼこ工場

炎「本編に入る前に注意事項といっておこうか。」
地「なんだ?」
炎「今回からしばらく完全にBEMANIなお話が登場する。そのため最初に知っておくとわかりやすいことについてあげるようにする」
地「ほぉほぉ。」
炎「今回はこれらしい」
【REDIMPACT、皿】
地「…あー、皿譜面祭りか。」
炎「前置きが長くなったな…」

〜火山〜

「説明しよう!REDIMPACTのAnotherモードで、皿を5回ミスると工場長怒りの一撃が飛んでくる!なお、鍵盤は30ミスで軽めのおしおきが飛んでくるぞ!!」
振り向きはそう説明する。ちなみに完全にモンハンじゃない。別ゲーだろそれ…。
降り注ぐ皿の数はなんと驚きの2227枚。
あれこれ言っていたのだが半強制的に1曲目が始まってしまった。
「(我らがまるで敵みたいな感じだな…。)」
ミラバルカンはそう思っていた。

〜炎視点〜

「動けるな…よし、行くぞ」
「行くぞってどこに…」
炎はその男が動けることを確認すると、どこかへ向かって歩き出す。
「…ちっ援軍が来ているか」
しかし、それを阻むかのようにモンスターが押し寄せる。もはや質ではなく数で押す作戦といったところか…。
「この数…あのときより多い…」
その男は何かを言っていた。あのときが何を指すのか…炎には分からなかったがおそらく推測できる人はいるだろう。
数で言えばあの時より上ではある。しかし…連携がまったくできていないことに差はない。
懐から…謎の武器を取り出す。それを見た炎は…
「…なるほど、貴様もその武器を持っているのか…ならば心強い。」
「…貴様と呼ばれるのは勘弁だ…。」
そういいながら、二人はモンスターの軍団へと突入する。
その姿は…紅と碧の流星かのように…。


〜地下10階〜

「落ち着いたか?」
「うっ…はい・・・。」
ようやく残妖は泣き止んだ。
「怖いことは分かる。泣きたくなるのも分かる。だから俺はそれを止めることはしない。感情かくしてすごせば…己を忘れてしまうからな。」
地はそう言う。まるで誰かを指しているかのような言い方だろうか。いや、それは違う。
彼自身が過去にそうなったからである。
「まぁそれ以外にもいろいろあって、今の俺は存在するんだけどねw」
…ようやくいつもの口調に戻った地。相変わらずのペース。これに全うについていけるのは…炎とあと一人くらい。
「さてと、まだやることは残っているけど…霊華ー、起きてるよね?寝た振りしてるけど起きてるよな?眠いか腹減ったか知らんけどこれ終わったら俺がおごるから気合でどうにかしてくれーw」
「…その言葉、忘れないわよ」
部屋の隅にうずくまったままだった霊華が起きる。どうやら途中から意識は戻っていた。しかしあえて寝たふりをして様子を見ていたようだ。
もっとも、意識を戻したのは炎が回復させてからの話ではあるのだが…。
「よーし、んじゃもう少し落ち着いてから行こう。無理して怪我したら元も子もない。」
もう少し残妖を落ち着かせてから地は動くことにした。
まぁ炎は放置しておいても問題はない。あの化け物がやられることは絶対ない。あるなら彼の師匠がくるくらいだろうか。
それ以外は何がおきようと屈するわけがない。
それよりも、別行動でこの組織をつぶす…その方がはやい。
炎とはあとで合流することにしていた。
「(…私も残妖みたいに泣きたいわよ…でもそれは…できないよね)」
途中で残妖の様子を見ていた霊華はそう思っていた。
なんせ、同じことをされたのだから…無論、そのことは地は知っている。
というより、地は気づいていた。
「(あー…まぁ、いつか機会はあるはずだ。またそんときまで…いつになるんだろ。)」
と地は思っていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1040 )
  • 日時: 2014/07/12 23:37
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

>>1038
地「俺帰ってこなくて良かったわ。うん。」
炎「…常人は帰ってきたほうが良かっただろうが」
地「なんでや!」
炎「帰ってあの状況を見る→一瞬の.59(天国)→フルボッコのG59(地獄)…いや、お前ならG59にはなるまい」
地「いやいやいや、あの状況下におかれたら俺でもやばいって。いろいろやばいって。」
碧「…どこがやばいのかわからん」
炎・地「「は?」」
碧「何が.59なのかさっぱりだ」
地「…あー、そういえばあお…いや、碧は性欲を持っていないんだったな。仕方ないな。」
炎「さてと、モテナイーズが動くかどうか見ておくとするか…何かやらかしたら消しに行くぞ」


>>1041

自分の小説内での最強と最弱は…それぞれこんな感じ。

〜本編組〜
師条「最強はお前だろ」
BLAZE「そうか?我はそこらへんにいるようなモノだろう」
涙那「そこらへんにこんな実力者見ないぞ。」
奏連「というより…そこらへんに世界を移動するハンターがいたら怖いわよ」
満「まさしくONLY☆ONEだな」
師条「で、最弱は?」
優李「…わたし…?」
BLAZE「満は非戦闘要員だからそうなるな。くくっ…。」
Blizzard「(よかった…アタイは最弱じゃない…ってあれ?最強でもないの?!)」


〜もう一つ〜
地「炎以外最強はありえんわーまじで。」
炎「…俺の師のほうが上だ」
碧「それは言ったらだめだろ…。」
残妖「うっ…最弱は私ですか…?」
冥花「いや…あたいかもしれないわよ」
霊華「…私かしら」
炎「と思うだろ?実は敵にものすごく弱いのがいる」
3人「「「えっ」」」
地「まぁネタバレになるけどゴルルナの男が最弱なんだってさw」
qua「その通り。まぁそれはそのうちわかるさ…」
碧「では敵を除くとどうなるのかな?」
qua「言わせるな…」


また目次整理したほうがいいような数になってきたか…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1041 )
  • 日時: 2014/07/12 23:21
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: IyxeP/HF)

そういえば最強のキャラはわかるけどこのスレのキャラで最弱なハンターって誰なんだろう……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1042 )
  • 日時: 2014/07/13 00:13
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: /KskmNTV)

 ウチのミナーヴァのハンター達の最後の装備はこんな感じですよ。

 アスト…紅蓮斧ユニオリオン(チャージアックス)、リオソウルシリーズ

 ニーリン…妃竜砲【姫撃】(ヘビィボウガン)、リオハートシリーズ

 ツバキ…鬼哭斬破刀・真打(太刀)、フルフルSシリーズ

 カトリア…開闘の焔竜棍(操虫棍)、シルバーソルシリーズ

 セージ(オトモは含む?)ラギアネコアンカー、ラギアネコシリーズ

 装備は実力を示すと言いますけど、僕の設定の中では上位でもそこそこ優秀な位だと評してます。(カトリアさんはG級のトップクラス並、もしくは計り知れない)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1043 )
  • 日時: 2014/07/13 00:54
  • 名前: 翼の勇車 (ID: SyXS7cdu)

>>1041
ペッコ「ガタガタガタガタガタガタガタガタ……」
イーオ「ブルブルブルブルブルブルブルブル……」
勇車「あー、炎さん大丈夫そうですよ、二匹とも我のエンジンルームに閉じこもって震えてるんで」
トトス「問題はテメエが暴走しないかだな。ロリコン野郎」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1044 )
  • 日時: 2014/07/13 00:57
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: fb/.sCkX)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十三章続き

〜孤島エリア5〜

そこにいるのは地と通常の3倍の体格であるアオアシラ。決して3倍だからといって赤いわけでもないしよくわからない粒子を出しているわけではない。
体格がでかいぶん繰り出す技の威力も増し、その範囲も増大する。しかし地にとってはそんなものもどうでもいい。
「塵へと、帰って。」
バシュン!!!!
アオアシラの後ろから拡散矢を放つ。しかし5本の矢が一瞬で10発も放たれている。
武器はギルドが定める規定内、防具もそれ。しっかりとした規定内の装備だ。しかし何かがはるかに違う。それは彼の異常なまでの身体能力。
本気をだせば…1点集中の矢を12個同時に放ち、それを1秒間に20回打ち込むことができる。
それはあくまで本気での話だが、普段であってもその気になれば16回はいけるというのだから恐ろしい。瞬間であれば30回に相当するものも撃てる。
無慈悲に放たれる矢は同じ部位に直撃する。圧倒的な威力と本数を前にアオアシラは脆く崩れ落ちる。
「正規品だ、問題ない。」
問題があるのは地の身体能力がおかしいことくらいである…。特に変わったことをしていないのにこれであるのだから。
さて、秘湯を求めきた地であったのだが、運悪く繁殖期。モンスターは山のように存在する。
しかもなぜか同時に、である。
「グガァァアアアア!!!!」
「グォォォオオオオアアア!!!!!」
「グォアアアアア!!!!」
「シャァァアアアアア!!!!」
エリア5にモンスターが同時に現れる。
イビルジョー、リオレウス、リオレイア、ナルガクルガ亜種の4頭だ。
「おまwww4頭同時とか常人には無理だろwwwwうえwwwww」
そんな状況でもまったく乱れることのない地。普通なら何体かにこやし玉をぶつけたり、このエリアから逃げることを考えるだろう。それなのに地はそんなこと頭に入れていなかった。
「うん、うん…。うん。決めた。BGMにあわせて矢を放とう。」
そういうと、彼は武器をしまい、別の武器を装着する。防具も頭だけシルソルに変更し、矢筒を取り出しやすい位置に変える
「んじゃ。TRIP MACHINE EV○LUTION CSPのクラップ音にあわせて撃つから。じゃぁの。」
そういって彼は矢を放ちだした…。あと隠せてない。





【この間は地がいったとおり。】




「あー、疲れた。なんか違うモンスターもいるし。」
BGMが終わると地も矢を放つのを止める。
なぜか4頭以外にも大量にモンスターが流れていた。もはやエリア5は死体の山だ。塵もつもれば山となる。塵に帰せど山は生まれる。
「この死体の山をどう処理したらよいものか…いやいや、そうじゃなくて俺は秘湯を取りに来たんだ。死体は…燃やすかぁ」
一応ギルド報告用として死体から剥ぎ取り、それ以外は…燃やした。
「おー、燃える…ってあれ?なんださっき変な光の玉が飛んでいったような…」
燃え上がる焔の中に光る謎の物体を見つけた。しかしそれはあっという間にどこかへと飛んでいってしまった。
飛んでいったものは仕方ない。そう思い特に何も感じなかった。


秘湯がどこにあるのかは一応分かっていた地は道中で出会ったモンスターに…
「Plut○ Relinquishラス滝クラップ音撃ちぃ!!!」
とか言いながら殲滅していった。やっぱり隠せてない。そして…
「見つけたぞ、秘湯を!!」
とうとう竜が訪れるといわれている秘湯を見つけた。それを十分な量を確保し、帰ろうとしたらまたモンスターがいたので仕方なくラス滝よろしくなリズムで撃ちぬいていった。
「…まだ時間あるのかよ。んじゃ凍土でも行ってみるかぁ」
ここまでにかかった時間は…思ったよりはやかった。
今帰れば確実に鉢合わせてしまう。それを避けないとまずい。
そう感じた地は凍土にいくことにした。たしかここにも温泉の質あげるのがあっただろという歓楽な考えで…。



〜炎視点〜

「…」
黒き焔とともに聖の肉体を…消した。
これなら確実に消せただろうか…しかし念には念をいれておいたほうがよさそうだ。
「力が戻ったのは一時的…それにこの空間に俺の力はもう感じられない」
あのとき掴んだ光は…一部の力は完全に、それ以外は一時的に回復させるモノだった。一時的故に、その間に終わらせなければならない。
この空間に力が残っていないとなるなら…あの世界に散り散りとなっているはずだ。
あのアマツは聖によって強化され、力を入れても問題ない個体ではあった。しかしそれ以外は…いや、力によってはモンスターに吸収されてもおかしくない。強力なものからそこまでなものまで…
それをすべて集めて、地を沈めて帰る。あと巻き込んだのがいたら謝ればいい。※炎はまだミナーヴァメンバーのことを知らない
「…仕上げか。」
炎はそういって動き出す

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1045 )
  • 日時: 2014/07/13 10:36
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Sw9Sbe9h)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十四章 地の温泉巡り

 〜地side〜

「さて凍土についたわけだが」
 孤島で秘湯を手に入れた地は次に凍土に来ていた。
 移動時間は約一分弱。速すぎる。
「つか、寒い。ちょっとホットドリンク買ってくるか」
 寒さに身を震わせた地は、その場から消えた。
 正確には、消えたように見えるほどの速さで移動を始めただけだ。
 凍土の近くの村。
「!?」
 道具屋の店主である中年の女性は、目の前にいきなり(見えないくらいの速さで普通に立ち寄っただけ)地が現れたことに酷く驚いた。
 そんな様子にも関わらず、地はゼニーを差し出す。
「おばちゃん、ホットドリンク二つね」
「あ、あぁー、はいはい、ホットドリンクね」
 棚から赤いビンを取り出して紙袋に包んで、地からゼニーを受け取る。
「あんがとwww ほんじゃねwww 」
 そして、目の前から地が消えた(やはり見えないくらいの速さで移動)。
「……疲れてるのかしらねぇ」
 女性は目を軽く擦った。
 ホットドリンクを飲んで、地は狩り場へ駆り出した。
「うはっwww トウガラシがうめぇwww 口から火が出るわwww 」
 身体が火照ってきたため、早速極寒のまっただ中へ。
 孤島でアレだけのモンスターがいたのだ。この凍土ではどうなることやら。

 〜ミナーヴァside〜

 全員身体を洗い終えて、温泉に浸かる。
「はぁ〜、極楽極楽ぅ〜」
 ライラはどっかりと周りの人工加工された石に腕をかけて、温泉に浸かりながら気の抜ける声を漏らす。
「ライラって、今日は何をしていたの?」
 隣に付くのはカトリア。
「ん、工房内の把握とか、独自の道具の使い方とか。そうそう、この村って木材を武器に用いるみたいよ」
「木材を?」
 武器に木材を用いるような話は聞いたことがない。
 カトリアは少し気になった。
「木材っても、ただの木じゃないよ。このユクモ村の近辺で取れる木ってね、王公貴族からも重用されるモノなんだってさ。それくらい頑丈でしなやか、使い勝手がいいんだとさ」
「へぇー……」
「勉強になったよ。鍛冶屋始めて十五年くらいは経つけど、知らないことはいくらでもある。アタシゃまだまだ若いんだと」
 ライラは背伸びする。
「おーい、お二方ー」
 ふと、ニーリンもやって来る。
「一杯どうですかな?中々旨い酒ですぞ」
 温泉に浮かぶお盆を二人に差し出すニーリン。
「おっ、気が利くぅ。いただくよ」
 ライラはニーリンに淹れてもらい、一杯あおった。
「二人とも。飲むのはいいけど、飲み過ぎはダメだよ?」
 ちゃんと釘は刺しておくカトリア。
 その辺はちゃんと理解しているだろう、ライラとニーリンはゆっくり味わう。
「ん、イレーネ殿はよろしいのか?」
 ニーリンは飲みながらカトリアを見やる。
「わ、私はいいよぉ。お酒ってあんまり好きじゃないし、強くもないから」
 カトリアは遠慮する。
「あー、そうだった……」
 遠慮するカトリアを見ながら、ライラはニヤニヤと笑う。
「カトリアって、一杯飲んだだけでベロッベロになるんだったねぇ。お・子・さ・ま」
 少し酔ってきたのか、ライラはカトリアの額をつつく。
「む、お酒なんか飲まなくてもちゃんと大人になれますぅ」
 ぷぅ、と頬を膨らませるカトリア。そんな仕草を見て大人になれますと言っても説得力は微妙だ。

「お、落ち着かないなぁ……」
 ツバキはそわそわしながら温泉に浸かっていた。
「そうかな?」
 一緒に浸かるのはユリ。
 ツバキは腕で身体を抱きながらユリを見る。
「だ、だって、普段は人前でこんな格好しないし、恥ずかしいじゃないかぁ……」
「えぇ?でも、恥ずかしがってるツバキくんも可愛いね」
「かっ、可愛……!?そ、そういう冗談はやめてくれよユリ」
 ツバキは温泉で火照った頬をさらに火照らせて真っ赤にする。
「あ、そうだ。この前街で見掛けたんだけど、あの、真っ白で角の生えた、なんだっけ、キリンとか言ってたかな。それ着けてみたら?」
 ユリの口からよもやそんな言葉が飛び出す。
 キリンシリーズとは、幻獣キリンの素材から作られる防具で、実物は幻に近いが、知名度だけは大陸各地で有名、特に女性用の、というモノだ。
 その理由は、露出度の高さにあり、人前では間違いなく男達のふしだらな視線の的になる。
 しかしながら、その性能は並の防具の一線を覆すモノであり、特に雷には無敵の耐性を持っている。
「ユッ、ユリッ!?おまっ、なんでそんなこと知ってるんだよっ!?」
 ツバキは一瞬でもそのキリンシリーズを装備した自分を想像して、激しく首を振って忘れようとする。
「ツバキくんなら絶対似合うよ。だってこんなに可愛い女の子だもん」
 ユリはツバキの真っ赤な頬をなでなでする。
「〜〜〜〜〜……」
 もうしばらく、温泉に浸かることになりそうだ。
  

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1046 )
  • 日時: 2014/07/13 14:07
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 3v8depns)

ちなみに私のキャラのなかでは今のところセロが最強です。ガチギレモードなら単純な握力などでは炎さんなみです。速さなら勝てるかも……ただし炎さんに比べ戦闘経験があまりにも乏しいのでもし戦ったら5分持たないでしょう。さらに通常状態では恐ろしく非力です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1047 )
  • 日時: 2014/07/13 16:52
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: fb/.sCkX)

第34話 水中戦

〜エリア10〜

水中というのはどうも好かん。
動こうにも空気と比べ圧倒的に大きい抵抗だ阻む。
圧力も何もかもが異なる。動きもかなり制御されてしまう。それが水中…。
その分、ある程度の制御下ではあるが無重力に近い感覚だ…。まぁいろいろ完璧とはいえないな。
この制御された空間でモンスターを狩猟するのだから恐ろしい。相手によっては水中が得意なモノのいるというのに…どうなっているんだ。
エリア10にモンスターは…いない。仕方なくそこからつながるエリアへ移動してみることにした。
あとBlizzardのせいで水が冷たい。

〜エリア11〜

「グガァア!!!」
そこにいたのは…黄のたてがみをもったモンスター…見たことないな。なんだあれは?
「くくっロアルドロスか。水中だと厳しいかな?」
どうやらロアルドロスと呼ばれているモンスターらしい。…なんかに似たようなのがいたが気にしてはならない。
「先手必勝!」
とかいいながらBlizzardが突撃していった。手には…氷でできた刀っぽいものを持っている。いや…あれは刀に見えない。背中に生えてるあれを大きくしただけか。
氷でできているのなら…属性高そう。
「グアッ」
「避けた?!」
ロアルドロスは後ろに下がる。水中に慣れている動き…こいつは水中が得意なパターンか…。
「くくっこいつが狩れないのであればラギアクルスなど無理だな。」
「ちっ…やってやる」
活性化状態はまだ持続している。
未知の敵と、未知の場所で、未知の環境で戦う…。しばらくは観察したいところだな…。


〜モガの村〜

「…」
みんなが寝静まっていたはずだったが、奏連だけは起きていた。
そして、師条とBLAZEがいないことにも気づく。
でも彼女は動こうとしなかった。
「私は…一体何者なんだろう…」
彼女の記憶はほとんど失われている。
思い出そうにも何かきっかけがないと思い出せない。
一度に思い出そうとするとあまりの記憶の量によって脳にダメージが生じる。
少しずつ…取り戻したい。
「…あと優李って子…何かあると思う」
今日であったばかりの優李だが…何か気になる点がある。
記憶が断片的となっているのだが…その中に彼女とよく似た女性を見た記憶が残っている。
それに…その子をかばったかのような記憶がうっすらと…。
「…もどかしいわ…一体どうすれば…」
【そんなに知りたいか?】
「?!」
突如聞き覚えのない声がどこかから聞こえる。
その方向は…まったく分からない。というより聞こえたのではあるが耳で聞いた感覚がない。
「誰?!」
【俺か…そのうちわかる…。それより失われた記憶…知りたいのか?】
奏連の頭に直接声が響く。耳で聞く感覚がないのに声がわかるこの感覚…どうもなれない。
まったく聞き覚えのない声であったが…断ることはできない。直接くる声を防ぎようがない。
「…どうしたらいいの」
【知りたいならば…そうだな、凍土にでも来て貰おう。エリア8で待っておく】
「まって!あなたは一体誰なのよ!」
その声の主は凍土のエリア8で待つといい、それからは何も言わなかった。
「…行って確かめるしかないわね」
奏連は自身のもつ武器を身につけ、誰も起こさないようにそっと家をでる。
師条とBLAZEが帰ってきたときのために置手紙を残して凍土を目指す

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1048 )
  • 日時: 2014/07/14 00:46
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十四章続き

〜凍土〜

「あー、突っ込み役がほしいwww」
地はそういいながら凍土を駆け巡る。
完全にボケ属性。突っ込みに回ることもあるけど、豪快に突っ込まれたほうがいい。それが地である。もっとも、豪快すぎる突っ込みが飛んでくるのがいつものこと。炎やもう一人の者にいたってはものすごい力でぶっ飛ばしてくる。
今の状況がソロなのは仕方ないが、戻ったとしても豪快な突っ込みをいれるのは…いない。最近冥花が目覚めかけたくらいだろうか。
それでも突っ込んでくれ…るわけがない。
「あーあ…なんか突っ込みがほしいな…っていかんいかん、目的を忘れていた。」
彼の目的は温泉の質をあげるアイテムを入手すること。
凍土のどこかにある氷には温泉の質をあげる効果があるらしい。
それがどこか一応分かっているのでその方向を目指して突っ走っている。
すると…あるものを見つける。
「ん?なんでベリオロスの死骸が3つも?」
ただの死骸であればなんとも思わなかったのだが…その死骸はどう見てもおかしかった。
無数の銃弾に打ち抜かれたかのような跡が残されている。
しかも普通のボウガンで起きるような跡ではない。いくつか残っている弾はどうみても正規外。
「…げっこれってまさかあいつが…」
正規外の物を持ち歩いているやつといえば炎以外思い浮かぶわけがないというよりそれ以外に誰がいるんだといった感じになっている地。
「…やばい、もしかしたらいるかもしれない。はは、逃げよう。早く取って逃げるんだぁぁぁああああ!!!!」
急に慌てだした地。そこへやってくるモンスター達…
「ガァァアアア!!!!」
「グギャァアア!!!」
凍土に住むモンスターがほぼ集結したかのように次々とやってくる。
そんな状況に地はいらいらしていた。
何せ一刻も早く此処から立ち去って帰りたいのだから。
最も今帰ってしまうと鉢合わせてとんでもねぇことが起きてしまうことは知っている。
「あー、もううざい!!!炎がよく使うこと言葉だけど俺も使う!!散れ!!!」
バシュシュン!!!!!
また地は何かBGMを流しだしてそれのクラップ音にあわせて矢を放ちまくっていた。
今回はPARAN○iA Revolutionだった。隠せてないね


〜集会浴場〜
「…」
ザバッ
「あら?冥花はもうでるの?」
「あたいは風呂に浸かるより寝るほうがいいわよ」
冥花は温泉から出てあっという間に更衣を済ませる。そしていつも持っている鎌を持って集会浴場を去った。
「れ…霊華様…もうあんな…みょんなことは…しないでくださいよ?!」
「あらあら、それはフリかしら。」
「ち、違いますっ!!!」
残妖はきっぱりとそういった。


〜部屋〜

「あら、ここにいたの」
「おや、冥花さん。もう入浴は終わったのですか?」
冥花はアストたちがいる部屋へと戻ってきた。
「あたいは終わったよ。ただし、他の人はまだ時間かかると思うから死にたくないのであればいかないようにね。死にたいなら言ってもいいわ。あたいは知らない」
そう告げると外へ出かけていった。
「あともう一つ。あたいは農場で昼寝しているけど…起こさないでよ。不用意に起こしたら…その命、もらうわよ」
「分かったよ。ただし、どうしてもって時は起こすからね。」
冥花のいったことに農はそう答えておいた。さっきまでと冥花の口調が違っていたのだが、農は別になんとも思わず淡々と返した。彼は意外と根性があるのかもしれない…。



〜農場〜

農場についた冥花はとりあえず農地がどうなっているか確かめてみた。
「…成長がはやい」
すでに立派に成長していた。まだ花はできていない。
植えた種は品種不明の品。何ができるのかはわからないが、色に合ったものができるとされている。もちろんそんなことは知るはずもなく…。
「…せっかく温泉に入ったのに即労働は勘弁ね」
そういいながら木陰に入り、木にもたれかかるように座る。
そしてそのまま…寝始めた。
普段は三途の川で時間さえあればさぼ…ゲフン、寝ようとするだけあって、どんな環境だろうと寝ることは一応できる。
今の環境は…普段と比べ圧倒的に良好だ。ここちよいそよ風、ちょうどいい気温、誰にも邪魔されない場所…。
冥花はあっという間に寝てしまった。※あと誰か写真にとってby7倍quasar
さすがに炎もこれは見逃したみたいだ。それは後に分かる話…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1049 )
  • 日時: 2014/07/14 14:10
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: mP86R8JY)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十五章 夕暮れオレンジ

 〜炎side〜

 霊峰の、何もない空間が突如切り開かれた。
 その中から出てくるのは炎。
 聖は存在から消滅させた。二度とあの時空間に姿を見せることはないし、この現実世界に現れることもない。
「時々、自分が恐ろしくなる……」
 炎は自嘲するように呟くと、剣を納めて霊峰の大地に足を着ける。
 辺りは赤い夕陽が注がれれ、茜色に染められて幻想的な色彩を生み出して炎の帰還を迎えていた。
 炎はしばしの間、その自然が生み出す芸術に見とれていた。
「美しいな。……この美しさを知っているのに、なぜヒトは醜い行いを続けるのだ」
 元の世界での、狂気の惨状……あれはまだ終わっていない。
 そのすべてを滅ぼすのが、己の役目。
「そのためには……」
 ユクモ村の方角を向く。
「まず、地を殺す」
 思いきり私情の挟まった呪詛の言葉を吐き、剣を抜き放つ。
 無論、空間移動のためだが、まだ完全に力が戻った分けではない。
 下手に使って時空間に閉じ込められるのは御免被りたい。
 そう思った炎は剣を納めた。
「たまには自然を味わうのも悪くないな」
 急ぐことはせず、ゆっくりと一歩一歩雑草や水溜まりを踏み締める。
 草むらから小動物が炎を見ては様子を見て、興味を失えば勝手に逃げていく。
「ん?」
 その草むらの間に目を止める。
 何があったかは分からないが、傷付いた兎が衰弱していた。
 このまま何もしなくては死んでしまうかもしれない。
 炎はしゃがみこんでその兎を腕で抱き、右の人差し指を傷口に当てる。
「ケアーエイド(介抱創膏)」
 炎の指先が優しく輝き、その光が傷口を包むと、傷口が塞がって瘡蓋が出来上がっていた。
 傷口を無くそうとすると炎自身が消耗してしまうので、生物が持つ回復力を促進させただけだ。
 その兎を地面に降ろしてやる。
 兎は不思議そうにその瘡蓋を見ている。
「無理はするな」
 それだけを言い残し、炎は再び歩き始めた。

 〜ミナーヴァside〜

 冥花が上がってから少しが経って、他も上がり始める。
 更衣室へ戻り、支給されたユクモノドウギに着替えていく。
「残妖の湯上がり卵肌……」
 霊華がまた妖しい目で彼女を見ている。
 それを察した残妖は霊華を見ながら警戒しつつ着替えていく。
「れっ、霊華しゃまっ……」
「噛んでるわよ、残妖」
「うぅ、みょんなところ突っ込まないでくださいっ」
 また霊華がえっちなことをするのでは、とカトリアがその蒼い瞳をギラつかせて監視している。
 さすがにやり過ぎたのかと自覚はしていたのか、霊華はそれ以上残妖を弄ろうとしなかった。

「アストくん、上がったよぉ」
 ユリとツバキが最初に部屋に戻ってくる。
 その声に反応するアストと農、セージ。
「あぁ。皆上がったのか?」
「うん。だから安心して入っていいよ」
 ユリはまだ水が滴る黒髪を拭きながら頷く。
 ふと、アストはユリの後ろに隠れているツバキに目を向けた。
「ツバキ?どうしたんだ?」
「……………」
 ツバキは腕で身体を抱きながら顔を背ける。
 その理由はユリが答える。
「この服ね、意外とピッチリしてて胸のライン隠せないから恥ずかしいんだって」
「!?」
 一瞬アストの脳が沸いた。
 同時に思い出すのは、ゴア・マガラの攻撃を受けてサラシに絞められた胸が露になったツバキの姿を思い出す。
 いくらサラシで押さえ付けているとは言え、どうしても発育は続いているために完全には膨らみを隠せないのだ。
 フルフルシリーズやギザミシリーズという分厚い装備、それも男性用なので気にしなかったが、いざ薄着になるとそれが現れてしまう。
 今のツバキはユクモノドウギを着ているため、パッと見は年齢の割りにはやや胸囲の発育に乏しい女の子にしか見えないのだ。それはサラシで締め付けているために乏しそうに見えるだけで、いざその締め付けを外すと本来の大きさが戻ってしまう。
「みっ、見るなバカ!」
 ツバキは顔を真っ赤にしながらアストに背を向けて怒る。
「もう皆にも分かってるんだし、女の子だって隠すこと無いんじゃないかな?」
 ユリはツバキをアストに見せようと引っ張る。
「やめてくれユリィッ、セクハラで訴えるぞっ!」
「女の子同士なら大丈夫だよ!」
「そういう問題じゃなぁいっ!」
 もみくちゃになるユリとツバキ。
 見るに堪えないので、アストは支給されたユクモノドウギとタオルを持って部屋を出る。
 農もそれをスルーして部屋を出て、セージはユリの頭にチョップを与えてから集会浴場に向かう。

 〜地side〜

「あぁあぁあぁあぁあぁぁもぉお前ら死ねやぁーーーーー!!」
 地は荒ぶっていた。
 アグナコトル亜種が、ジンオウガ亜種が、ギギネブラ亜種が、ボルボロス亜種が次々に月穿ちセレーネの黄金色の焔に燃やされていく。
「ここにいたら炎に殺されちまうよぉぉぉぉぉ!!」
 ナーバスになりながらも、その射撃は正確無比で万発万中。
「オラオラァッ、死にたい奴も死にたくない奴もさっさと前に出てこいやーーーーー!!」
 地の咆哮が凍土に響く。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1050 )
  • 日時: 2014/07/14 16:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

その27 離脱

〜炎、碧視点〜

紅と碧の流星は瞬く間にモンスターを討伐していく。
散るのはモンスターの…血と肉。
炎は持ち前のへビィボウガンを片手で撃ちながらもう片方の腕で相手を切る。
碧は…大剣をまるで片手剣かのように扱い、切り抜ける。その威力は…規格外。圧倒的な切れ味と破壊力で敵を殲滅する。

1分待たずして敵は全滅した。
「さすが地の相棒といったところか。」
「地…?誰だそれ…」
お互いに持っていた武器をしまう。
「あぁ気にするな、貴様が一番知っている奴の偽名だ。都合があってそうしている」
「なるほど…あと貴様って呼ばれるのいやなんだけどやめてくれない?」
「無理」
「…。」
ひと段落した碧は…モンスターの残骸を見て呟く
「いくら操られているとはいえ…こんなにたくさんの命を奪うことになるとは…。」
「奪った?違う。己が生き抜くために戦って散った、のほうがただしい」
碧のつぶやきに炎はそう返す。そして続けて言う
「失った命を悔やむのならば…その分生きて返せばいい。それしかできないだろ」
「…そうだよな。…いや、それしかないよな。」
さっきまでうつむいていた碧の表情に笑みが蘇る。
「さてと、悪いが俺はここで別行動を取らせてもらおう。そして…頼みがある。」
「頼み?まぁ俺はあの二人以外には負けないから別にいいが」
「あの二人?」
炎は碧と別行動をしようとし、碧にあることを伝えようとした。
そのとき碧はあの二人という言葉をだした。
「一人はこの組織のボス、TRAILBLAZER。あいつはこの世界にいない者…武器は投擲用の斧だ。理解しがたい破壊力…俺の持っている武器に似ていた。」
「もう一人はバーサーカー…。これもこの世界にいない者だ。武器はなかったが…あの近接戦闘能力は高すぎる。」
「なるほど、いい情報だ。」
この組織における最強は…二人。
それが碧の言ったTRAILBLAZERとバーサーカーだ。それ以外は…なんとかなるということだ。
それを聞いて炎はこういう。
「んじゃ用件だ。地図のこの場所にある人間…いや、正確にいうと人間じゃないが人間でいい。三途の川でおそらく会っている。そいつが監禁されている。そこに乗り込んで彼女を解放してくれ」
「…分かった。」
「俺は…少しこの世界から離れる。だが戻ってくる」
「おk…んじゃ行って来る。」
そういって碧は指示のあった場所へと目指して走っていった。
それを見送った炎は…
「さてと…少しの間離脱させてもらおう」
ザシュッ!!!
空間を引き裂き、どこかへと消えていった。


〜地下10階〜

「…あれ?」
地は何かに気づく。それは…炎の気配が途絶えたこと。
「(他の世界にいったのか?まぁそのうち帰ってくるからいいや。あとあいつまじで休めよ…)」
炎は…まったく寝ていない。
推測ではあるのだが1週間は寝ていないと思われる。それでも何事もなく動き回るスタミナはどうなっているのだろう…。
とにかくこっちはもう少しだけ休んで動くことにした。急がば回れ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1051 )
  • 日時: 2014/07/14 17:07
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

第35話 水中戦と異世界の者

〜孤島エリア11〜

「グアッ」
「アタイをなめるなー!!」

Blizzardは何も考えずに突進していくけど…いやいや、相手の動作見極めて狩らないとだめだって。
相手を知り、どういった行動をして、どこが弱点か…。知識は武器となる。知識なく突撃したところで致命打を与えることは困難。
ざっくり見た感じではあるが…おそらく頭が弱点だろう。水属性を持っているなら火か雷が効きそうだ。あいにく持っていないけどな…。俺の武器は龍属性なんだよ。
まぁ物理攻撃性が高めだからそれで押し通すことにしたらいいか。

バシュン!!!
「グア?」

矢を放ってみたのだが…水中での威力は想像以上に弱い!
水の抵抗が空気と比べ高いことは承知…しかしここまで射程がないと接近して撃たなければ威力がない。
というより水中での弓は…いろいろ使いにくい。これは厳しいな…こんな環境で普通に狩猟ができるハンターがいると思うとぞっとする。

「こっちを見ろー!!!」
ザシュッ!!!
「グア?!」

Blizzardがどっかの銀行員みたいなこと言ってから自前の剣…ぽい物で斬りかかっていく。
氷属性無効ではないのか?けっこう苦しそうだ。斬られた部分が凍結している。あれは痛そう

「グアア!!!」
「うわっ?!」

ロアルドロスが吐き出したブレスを直撃する。
あー…粉塵のんどこ



〜凍土エリア8〜

「あれ、なんで私もうここに…?」
村をでたはずの奏連は気がついたら凍土のエリア8に来ていた。
いくらなんでもおかしすぎる。凍土は村からかなり遠い。そんなところに一瞬でこれるわけがない。
「…めんどくさいから俺が呼び寄せた」
「…!!」
さっきとまったく同じ声が聞こえる。今回はちゃんと耳で聞こえた。
とっさに武器を構え警戒する奏連。そこにきたのは…
「そんなに怯えるな。俺は貴様を知っている」
赤に近い橙の髪色を持ち、目は紅、そして…謎のヘビィボウガンを持った長身の男だ。
「貴様と呼ばれるほど私は…!」
「あー、これは俺の癖。癖だ。気にするな。慣れろ。変える気はない。」
男はそう言う。何か言おうとしたが…その男から発せられるオーラに圧倒され、いえなかった。
「俺は…貴様をこの世界から移動させにきた」
「?!」
「従え。貴様と同じ境遇の者も待っている。」
その男は無理やりに話を進めようとしている
「…断るわ。私には今仲間がいる。たとえ何があってもそっちにはいかないわよ」
奏連はきっぱりと断った。それに対し男は
「…そうか。だがいつか俺と貴様は再び出会う。そのときまでさらばさせてもらおう。」
と言ってどこかへいこうとする。
「待って!私の記憶を知って…」
「そんなこと言ってたな…仕方ない、貴様を村へ転送する。俺と会ったことは絶対に話すな。話したら殺す。転送されたら記憶を…80%蘇らせてやる。いいか、絶対誰にも明かすな。」
男は念入りにそう言うと、何か刀を取り出し始める。
「…わかったわ、」
「転送する。俺の言ったこと…忘れるなよ!!」
そういって…奏連を凍土から転送した。
残された男は…
「…そのうちまた会う。そのときまで…おっと、そろそろ帰らないとまずいな。あいつらに怒られる」
そういって…空間を引き裂き、裂かれた空間へと入っていった。
彼が入るとその空間は閉じていった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1052 )
  • 日時: 2014/07/14 17:35
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

…うん。わかるよね。奏連の前に現れた男が誰か…。
分かってもいっちゃだめだよ。俺が殺されるから。ところで雪印のチーズっておいしいよね。ん?後ろに何かいr

♪Just_you_know_why…♪


今後の軽いネタバレ。

本編
なんか奇跡がおきます。察して。宇宙海賊のほうではない
あと過去の話は…まぁそのうちに。

もう一つ
冥花が空気過ぎることとランポスたちが忘れられているけど気にしてはいけない。
あとは…灼熱でガシャーン。
BEMANIネタ?今後もたくさん。

クロスオーバー(次回の簡単な予定)
地、速攻で帰宅。んでもって質あげる物を放り込む
一応女性メンバーにそのこと報告。混浴上等ならきてもいいよといって帰る。
炎ちゃんは…さぁ。
んで聖にはG59を見てもらって本当に世界からRelinquishされます。これはこれだけで作ったほうがいい気がしてきたけどモンハンじゃねぇ!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1053 )
  • 日時: 2014/07/15 12:11
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: GX5DoC5F)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十五章続き

〜炎視点〜

自然というものは時に美しく、時に残酷だ。
それに抵抗しようとしても、圧倒的な自然の力を前に意味をなさない。
「…」
ゆっくりと歩いていた炎の前にひとつの光る玉が現れる。
その光の玉を炎は…握りつぶした。
「俺の力…まだどっかにあるのか」
それはあの時と同じ感覚だった。聖の体内から見つけた時と…。
まだ自身の力は完全に戻っていない。不安定な力を使ってしまえば予想外な出来事しかおきない。
すでに一時的に回復した力は失われている。どの力も使わないほうが身のためだ。
「…眠い」
あれこれ考えていたのだがそれ以上に眠気が襲う。
この世界に来るまで…10日間は寝ていない。別に問題はないのだがさすがに休まないと体が持たない。力を失っているため疲労がいつもよりどっと感じる。
それに地も休めといっていた。
「…野宿か」
適当に寝れそうな場所を探し始めた。


〜凍土〜

「…終わったよな?」
凍土に溜まる死骸の山…それはまた孤島のときと同じく、燃やされていった。
地はしっかりと氷を確保していた。
「…もう帰るやだぁぁああああああ!!!」
ダッ!!!!!
地の姿は…一瞬で消えた。
その速さは炎の持つ瞬間移動と同等の速度…限界まで追い詰められた時、普段以上の力を発揮する…のだろうか。


〜集会浴場〜

「ゼェー・・・ハァー・・・」
へろへろになりながらも帰宅した。いつも以上の力は体力の消耗が激しい。
まず地はギルドの受付へ行き、大量の素材をどさっと置いた。
「俺が出かけてから…狩猟したモンスターの証…!」
それ以上はいわずにその場から去る。依頼にないモンスターの素材が大量に残された。

次に地は番台をしているアイルーのところへ行く
「…これを温泉にいれてくれ…。命からがら取ってきた」
「ニャ?!これは…凍土の氷と孤島にある幻の秘湯!!」
アイルーは驚いていた。凍土の氷はそこそこの腕でなんとかなるのだが、孤島の秘湯は…一流のハンターでなければ得ることは困難。というよりその場所がどこなのか未知なはず…。
命からがらということは苦戦したのだろうとアイルーは思っていた。もっとも、この命からがらは炎にぶち殺される恐怖を感じつつ、ということらしい。苦戦はしていない。
それを渡すと地はよろよろしながら部屋へと向かう。
「あれ?地さん、帰ってきたのですか?」
農はすれ違いに地へそういったが地は何も言わずにふらふらっと部屋へ歩いていった。
その表情は…真っ青だった。
「…行くときより重傷になってないかニャ」


〜部屋〜

「…。」
「あれ、地さんなぜここに…」
「…。」←そこのいて。と手で動作
残妖の言ったことに何も返さず、アイテムボックスのとこへいく。
そして…
ガシャーン!!!!!!
「「!!?」」
何かをそこへぶち込んだ。何かと言っても一つではない。大量に何かを入れた。
「…カトリア」
「は、はいっ?!」
地は…本気の時と同じ、いやそれ以上にドスのきいた声でカトリアを呼ぶ。
「このボックスに武器、防具、素材、食料、金、その他もろもろぶち込んで置いた…自由に…使え」
それだけ言うとまたふらふらと集会浴場の方向へ歩いていった。その様子は…まるで倒れかけの人間。
出かけた時より真っ青になっている地…一体何があったのだろうかとほとんどの人が気にしていた。
…一部を除く。
「…忘れていた、温泉の質を上げた、混浴上等なら別に来てもいいぞ?」
炎への恐怖のあまり温泉の質を上げたことを忘れていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1054 )
  • 日時: 2014/07/15 19:37
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: LFePxgM2)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十六章 沈む地、眠る炎

 〜アストside〜

「……なんか、最初に見たときより良くなってる?」
 アストはその微かに蒼色をしている温泉を見て、目を細めた。
「あぁ、地さんが何かを入れてくれたんでしょうか」
 地があぁにも真っ青な顔をしているのは分からないが、この温泉に何かしてくれたのは間違いなさそうだ。
 更衣室で防具を外して湯浴のタオルを腰に巻いて、アストと農は出てくる。セージはアイルーなので丸裸でも何ら問題ない。
 まずは身体を洗うか、とアストは適当な桶に温泉のお湯を汲み上げ、石鹸を泡立てる。
 アオアシラとの戦いでも汗はかいている。垢もしっかり擦って落として、全身を洗う。
 きっちり洗い終えてから、温泉へ浸かる。
「はぁぁぁぁぁ……これは癒されるなぁ……」
 肩まで浸かって、溜まっていた空気を換気するかのように吐き出す。
 農も一歩遅れて入ってくる。
「いい湯ですね」
 この場にいるのは、アストと農のみ。
 セージは入る前に、ドリンク屋と言うらしき飲み物を扱うアイルーに話し掛けていた。
「マタタビ酒と言うのはあるかニャ?」
「へへっ、ありますニャ。お客さんは初回ですニャ、最初の一杯は無料で差し上げやしょう」
「おぉ、ありがたいニャ」
 もう温泉の中で飲むつもり満々だ。
 その様子を遠くから見ていたアストは苦笑する。
 あとは、地だ。
「地さん、どこにいったんだろ」
「……呼ばれた、気がしたぁ……」
 ふと、後ろから地の声が聞こえた。
 防具は外して湯浴タオルは腰に巻いている。
 すると、地はそのまま倒れるように温泉へダイブする。
「ちょっ、大丈夫ですか地さん!?」
 アストはドザエモンのようにぷかぁ……と温泉に浮かぶ地を見て、慌てて駆け寄る。
「それじゃ窒息するからっ、ちゃんと顔は温泉から出して!」
 何があったかは知らないが、とてつもなく疲れていたことはわかる。

 〜残妖&ルピナスside〜

「ねぇ残妖ぉ、お腹空いたぁ〜」
 霊華は部屋に戻るなり残妖にすがり付いた。
 ついさっきまで人をおちょくっておいてどの口が言うか。
 しかし残妖は霊華を卑下するつもりはなく、「分かりました」の一言で承る。
「ではぁ、私も晩ごはんを作りますねぇ」
 ルピナスも立ち上がり、残妖と共に地が先程色々押し込んだボックスを覗く。
 本当にいろいろな食材がある。これだけあれば何でも作れる。
「どうしましょうルピナスさん。私たちは皆合わせて、十六人もいますよ?」
 ミナーヴァのメンバーが大半を占めているのだ。
 ならばとルピナスは軽く手を叩く。
「でしたらぁ、お鍋にしましょぉ。それならぁ、いっぺんにたくさん作れますしぃ、好きな分だけ食べられますよぉ」
 好きな分だけと言うと、霊華の好きな分と言うのは計り知れない。
 まぁ、食材はたくさんあるのだ。そこそこの量は作れる。
「分かりました。味付けは……」
 残妖とルピナスはボックスを漁りながら、料理の話に持ち込んでいく。

 〜炎side〜

 適当な木陰を見つけ、炎は寝床として定める。
「腹も減ったな」
 いくら人間離れした存在とは言え、やはりヒト。
 睡眠と同じ、十日はほぼ飲まず食わずだ。
 適当に食糧と飲み水を探すために歩く地。
 飲み水は上流の川なら、熱処理すれば比較的安全に飲める。
 霊峰付近であるここは、かなり上流の川が流れている。
 どこにそんなものを持っていたのか、炎は金属の鍋を取り出して川の水を汲む。ちなみにこの鍋、打撃武器としても強力な性能を発揮する。
 水はこれでいい。
 問題の食糧だ。
 ふと、丁度いいところにガーグァの群れが通り掛かってきた。
 少し忍びないが、と炎は一番成体に近いガーグァの後ろに回り込み、そのガーグァの尻を叩いた。
「グァゲェェェェェッ!?」
 尻を叩かれたガーグァはその場で卵を産み落として、逃げていく。
 それに続くように他のガーグァ達も逃げていく。
「すまんな、俺も生きるためだ」
 小さく詫びると、その卵を拾った。
 そのあとは、その辺に生えている山菜などを拾い、やはりどこから出したのかもうひとつの鍋の中に細かくしてぶちこむ。
 十数分後には、熱処理して少しは清潔になったお湯と、適当に味付けした山菜の煮込みが出来上がる。
 ガーグァの卵はフライパンで火を通して分厚い目玉焼きとして頂いた。
「いただく」
 自然への感謝を表して、炎は静かに手を合わせた。
 たまにしか摂らない食事も、いつもなら腹に押し込むだけのことだが、今回は味わうことにした。
「……地達も食事摂っているだろうか」
 彼らなら、残妖がいるだろうし問題はない。問題があるとすれば霊華の食事量だ。あれはさすがの炎も絶句する。
 まだ少し熱い水を一口飲み、分厚い目玉焼きをかじる。
 目玉焼きの白身を食べて「ソースか醤油が欲しいな」と人間臭い、いや、東方人臭い独り言も発した。
 それでも易々と目玉焼きを平らげ、山菜などの煮込みも口に入れていく。
 適当な味付けであるそれは、旨いかと言われれば微妙だ。普通に食べれる程度だ。
 山菜の煮込みも平らげ、炎は鍋とフライパンを川で洗う。そしてそれらはどこかへしまっておく。
 焚き火はそのままに、炎は木にもたれかかる。
 目を閉じると、一瞬で睡魔が襲う。
 それに身を委ね、炎は眠りについた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1055 )
  • 日時: 2014/07/16 12:03
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
SS カトリアの花嫁修業> >1020

翼の勇車sの作品

第一話〜出会い〔キャラクターコメンタリー版〕〜> >996

2作品目『高校生モンスター』
第十一話〜「甲殻種の底力みせたるわ!」〜> >983
第十二話〜リミッター解除ぉ!!〜> >988

7倍quasarsの作品
世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
第31話 ONLY☆ONE☆夜> >984
第32話 未知との接触> >1022
第33話 また増える仲間> >1029
第34話 水中戦> >1047
第35話 水中戦と異世界の者> >1051

同時進行するもう一つのお話
〜世界を戻すため〜
設定> >957> >1034
その21 常識外の力> >959
その22 制御> >977
その23 極限> >987
その24 決して解き放たれてはならない存在> >1019
その25 解放された男> >1026
その26 地獄のかまぼこ工場> >1039
その27 離脱> >1050

突然な企画> >992

ONLY☆ONE☆NG集inクロスオーバー> >1017

布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
サイドストーリー 微笑は風と共に
1章-2> >1013
1章-3> >1028

カゲヤsの作品
『モンスターハンター 黒ノ奏』
第二話> >985←話数がなかったので勝手につけました

真夏のペンギンさんsの作品
登場人物紹介> >972

4章ワイルドタイム
1話防衛戦> >991

特別企画ペンギンさんの始めての茶番!> >970

スラクsの作品
「反撃の烽」
八話「嵐」> >1015

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
二十九章 村へ> >969> >976> >979
三十章 寝ぼけ眼の寝起き> >982
三十一章 > >1010> >1012

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー
設定> >966
第四章 それぞれが出来ること> >968
五章 二手に別れる組み合わせ> >971> >975
六章 聖・エールハース> >980-981
七章 戦闘開始> >986> >998
八章 流れ行く時と舞い躍る嵐> >1002> >1008
九章 青熊獣アオアシラ> >1011> >1016
十章 時の狭間> >1018> >1024
十一章 温泉だよ!全員集合ー!> >1027> >1030
十二章 終わりなきを終わらせる戦い> >1036-1037
十三章 竜の訪れる秘湯> >1038> >1044
十四章 地の温泉巡り> >1045> >1048
十五章 夕暮れオレンジ> >1049> >1053
十六章 沈む地、眠る炎> >1054

1054まで
あと約150…2代目は早い気がするけど最近あれな気がする

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1056 )
  • 日時: 2014/07/16 20:11
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十六章続き

〜集会浴場〜
「起きてください…!それだと窒息します!」
アストはなんとかして地を起こそうとする。しかしいくら力を加えてもまったく動かない。
相変わらず不気味に浮かぶ地…別に疲労うんぬんではない。
炎が近くにいる恐怖がどうしても断ち切れない。
凍土のあれを見てしまい、すぐ近くにいるということを実感してしまった。
いつ襲われてもおかしくない状況…。そのことで頭がいっぱいだった。
…というより窒息死しないのかと疑問に思うが、水中戦慣れしている彼はこの程度では窒息しない。
「…」
ザバッ!!!
ようやく地は起き上がる。ただし、表情はあまりよくない。
起き上がったかと思ったら何か精神統一でもするかのような姿勢になる地…。
「ふぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・」
と思ったら本当に精神統一し始めた。
周りのことなどまったく気にせず、自分のペースで行動する、それが地のモットー。とはいってもだめなことはしないけど。
しばらく息を吐き続けていたと思ったら…

「ハッ!!!」

バシャーン!!!
「うわっ?!」
「おっと?」
「ニャ?!」
突如声を出したと思ったらその付近から衝撃波に似たようなものが飛び出した。地はただ声をあげただけだ。何か動作をしたわけではない。声だけで波を発生させた。
「よーし、落ち着いた。」
そういって温泉からあがり、更衣室へと直行していった。
「…さっきのは一体なんだったニャ」
「気みたいなものさ。」
更衣室に直行したと思ったらもう着替えて出てきた。
そして彼は…またふらっとどこかへ歩き出した。
「冥花がどうせ寝ているだろうから無理やり起こしとくかー」
…といって農場を目指していたとか。


〜ある場所〜

ここは…炎と聖が戦った空間。
今は誰もいない、そして周りの世界から外れた孤立空間…。
のはずだった。
「僕はまだ…戦える」
聖はまだ完全に消滅していなかった。
あの戦いで時を止める寸前、肉体を別のものに宿していたのだ。
それを知らないのは…炎だけ。
「まだ僕はあきらめていないよ。」
聖はまだ炎のことをあきらめていなかった。
あの強大な力を手に入れることができれば…それだけを考えていた。
とそのときだった
聖の目の前に紅い焔が現れる。それは一瞬で現れて、すぐに消え去った。
その消え去った焔の中から…二人組の人間が現れた。
「ここ…か。」
「あれじゃない?」
その二人組はそういうが、聖には想定外だった。
なぜなら今はこの空間は完全に世界の時間軸からはずれ、孤立した空間…。空間移動の力を持っているものでもここへくることは不可能なはず。
それなのになぜこの空間へ来ることができたのか。
「君たちは何者かな?」
聖はなぞの二人組に聞く。その答えは…
「教えん。お前は【世界の崩壊を招きしモノ】…炎がなんとかお前を消そうとしたができなかったみたいだから、代わりに俺がお前を消しにきた。」
「私は…なんとなく来ただけよ。」
だった。改めて聖はその二人組を見てみる。そして驚愕した。
―炎をはるかにしのぐほどの力を感じたのだから…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1057 )
  • 日時: 2014/07/16 23:56
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

第36話 割れる海

〜孤島エリア11〜

Blizzardがロアルドロスの水流ブレスに直撃したから粉塵飲んでやったところだ。
「いつつ…あれ、痛くない?!」
粉塵の効果知らないのか…まぁいいや、それに頼られるのも勘弁だからあまり言わないようにしておこう。
バシュン!!!
「グア?!!」
一点集中の矢を放つ。できれば顔面を狙いたいのだが…まだ軌道がよくわからんから範囲のでかいたてがみを狙うことにした。目的の位置から微妙にブレたがたてがみに命中。水中ではあるが近距離なら威力はさほど変わらない。一点を打ち抜かれたロアルドロスはその場でもがく。
「チャーンス!!」
ここぞとばかりにBlizzardは切りかかる。ただ頭を狙うわけでもなく、適当にきりつけていった。その高い氷属性によって多少カバーされてはいるのだが…弱点狙って。
「まったく…」
俺はロアルドロスの真正面に立つ。そして弓を強く…ひき絞る。
バシュン!!!!
ブシャァァアアア!!!!!

ロアルドロスの顔面から貫通矢を放つ。
完全に突き抜けることはなかったのだが…胴体部までは打ち抜いた。
脳組織もろもろぶち抜かれたロアルドロスは…もう動くことはなかった。
「アタイのおかげだね!」
「…あぁ?」
まぁ確かに攻撃してたからそうだとは思うが…。
と言っていたら今回まったく攻撃しなかったBLAZEはどうなるのやら…。
「くくっけっこう適合できているではないか」
そこらへんをすいすい泳ぎながら言わないでくれ。説得力に欠ける。
とりあえずロアルドロスの死体から剥ぎ取る。水中での剥ぎ取りはどうも難しい。これも慣れがいるのだろうか…。
慣れない手つきで剥ぎ取りを行っていく。一応上位個体ではあるが…そこまで実感がない。
まぁ普段から狩り慣れているのが上位個体ばかりだからだろうか…。それにロアルドロスは比較的危険度は低い方と聞く。ならば納得もできる。
「うっ!息が…!」
Blizzardは水面へ急いで上がっていく。俺は…酸素玉があるからそれをかじる
味は無味。口の中に酸素が広がっていく。なるほど、これで水中戦を持続して戦えるようにしているのか。便利なアイテムだ…。
さて、ロアルドロスは狩猟したのだが…これから何か狩るのだろうか。
別に問題はないが…寝る時間はどうするんだ?と思っていたそのときだった

ザバァ・・・
「「「?!」」」

いきなり海が…割れた。まるで道が開けるかのように割れていく。
エリア10と12を一直線でつなぐかのように割れていく。というよりちょっと待て。なぜ割れる。誰だよこんなことしているの
「おいBLAZE…お前の仕業か?」
「あほか。いくら我でもこんなことはしないというよりできない」
どうやらBLAZEでもこんなことはできないといっている。
気がつくと…きれいな一本道が生まれていた。なんてこった…こんな光景拝めるとは
「…ん?誰だあれ」
よく見るとエリア10の方向から誰かがその道を歩いている。
足取りは…ふらふらしている。今にも倒れそうなんですがそれは…
遠すぎてよく見えないため、俺たちはその方向へ向かう。あれは…誰なんだ?

〜モガの村〜

「…あれ?」
奏連は気がついたらモガの村にいた。さっきまで凍土にいたと思ったらいきなり村…。本当に意味が分からない。
「そういえば記憶が戻っているっていったけど…」
謎の男は記憶を80%戻すといっていた。その実感は…あった。
「そういえばこの武器って…発掘武器であの人から渡されて…あと私は…」
あれこれさっきまで分からなかったことがすぐに思い出せた。しかし20%に重要なことが入っている。それは元の名前や元の世界での仲間…
80%といってもあまり重要でないことを思い出させたみたいだ。
「うーん…?あの人は見たことないし……ふあぁ…」
あれこれ考えると眠くなってきた。
今はとにかく寝よう。もしかしたらさっきのことは夢だったのかもしれない。
そう思って奏連は再び寝床につく

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1058 )
  • 日時: 2014/07/17 00:24
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: MSd0r/dE)

クロスオーバーの件

もし次の話で地が冥花を起こすのであれば…冥花はなんか地に甘えるかのように起こしてくださいなー。
地曰く、90%の確率で不機嫌、10%の確率でデレッデレらしいので。はい。
聖の件は勝手に処理するので無理に書かなくてもおkです。

裂けるチーズおいしい。ん?パンダチーズそんなものいらな…ん、誰かきt

♪Just you know why...♪

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1059 )
  • 日時: 2014/07/17 06:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ZPwXRiPu)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十七章 晩御飯はみんなで

 〜地side〜

「ありゃ、飯の準備中?」
 農場へ行くついでに部屋に立ち寄った地は、ルピナスと残妖が台所を占拠している様子を見た。
「あらぁ、地さん。お早い上がりですねぇ」
「ついさっき集会浴場に向かったばかりでは?」
 二人とも包丁やお玉を振るいながら、部屋に入ってきた地に向き直る。
「うん、まぁ、沈んできたよwww で、冥花は農場でサボ……寝てるのか?」
 地はざっと部屋を見回す。
 いないのは、まだ温泉にいるだろうアストとセージ、農、それと冥花だ。
「冥花さんなら、温泉で浸かるより寝る方がいいと言っていたので、多分」
 マガレットが挙手して答える。
「オケ。ほんじゃ飯出来るぞって起こしてくるわ」
 それだけを言い残して、地は農場でサボ……寝ているだろう冥花を起こしに行く。
「あ、私も行きます」
 ユリもその後に続く。

 〜ユリside〜

 農場。
 奥の方の木陰で眠っているのは冥花だ。
 寝ていたら誰かに怒られたとか言っていたが、ユリには何のことだかさっぱりだった。
 とりあえず、ユリと地は冥花に近付く。
「冥花さん、もうすぐご飯の時間ですから、起きてください」
「んー……」
 冥花は起きない。
「冥花さんってばっ、起きてくださーいっ」
 ユリはより声を強める。
「おいこら、はよ起きんかい」
 地は冥花の肩を掴んで揺らそうとする。
 だが……
「んー、ぁあん」
 逆に冥花が地の肩を掴み返し、そのまま地にもたれかかる。
「あ?」
 地は少しだけ判断に迷った。
 この形は、冥花が地に抱き付いているのだ。
「んー、ぁー」
 しかも、冥花はさらに地に抱き付こうと身体を寄せてくる。
 ユリはこれを見て一言。
「もしかして冥花さん、地さんのことが……」
「んなわけあるかい」
 地は軽く冥花を引き離した。
 そして、その冥花の耳元に口を近付け、呟いた。
「農場でサボって昼寝してたって、炎にバラす」
「きゃんっ!?それは良くないぃっ!!」
 冥花は地のその声で飛び起きた。
「わっ、起きた」
 その冥花の驚きようにユリも驚く。
 冥花は慌ててキョロキョロと見回す。
「おはよwww どうよこの「炎にバラす」目覚ましワードwww 」
 地はケラケラと笑う。
「地ぃ〜、あんたねぇぇぇぇぇっ!」
 冥花は地に喰ってかかるように叫ぶ。
「残妖とルピナスが晩飯作ってるから来いってさ」
「あぁ〜、そう。分かったわ……」
 落ち着いたのか、冥花は大きく溜め息をつく。
 ふと、ユリは地に聞いてみた。
「地さん、炎って誰なんですか?」
 ユリは純粋に質問をしただけだが、一方の地も炎のことを思い出して悪寒を感じたが、それは表に見せない。
「あー、うん。なんか色々ヤバイ奴。お前ヒトじゃねぇだろとか思うくらいヤバイ奴。……俺はいつかあいつに殺される」
「えっ、えーっと……?が、頑張ってください、ね?」
 辺りは夜の帷を告げ、夕陽は水平線の向こう側へと消えていく。
 
 〜ミナーヴァside〜

 地とユリは冥花を連れて戻ってきた。
「おかえりなさい。冥花さんはやっぱり寝てたの?」
 帰ってくるなり、カトリアが最初に出迎えてくれる。
「はい、地さんが起こしてくれました」
 ユリはありのままを話した。
「地、もうあんな心臓に悪い起こし方はやめなさいよ……」
「うん、ムリwww 」
 部屋には、いい匂いが漂っている。
 ちょうど同じ頃、温泉から上がって帰ってきたアスト、農、セージも帰ってくる。

「それではぁ、この世界初めてのお食事でもぉ、自然の恵みを忘れずにぃ……」
 ルピナスの音頭によって、全員が「いただきます」を告げる。
 塩胡椒、醤油、みりんで味付けした鍋である。
 鍋は二つに分けられ、二人がそれぞれを担当したのだ。
「試させていただくわ、ルピナス」
 霊華は取り皿に野菜をたくさん、それはもうたくさん乗せる。
「霊華様、他の方のことも考えてお取りを。夜食なら後で私が作りますよ」
 いきなり取りすぎる霊華を見かねて、残妖はたしなめる。
 しかし霊華は無視して、一口。
「……」
「霊華ちゃん、どぉですかぁ?」
 ルピナスは霊華の反応を待つ。
 ごくん、と飲み込む霊華。そして……
「ルピナス。世界が戻ったら、あなた私の所に来てくれる?」
「れっ、れれれ霊華しゃみょんっ!!」
 それを聞いた残妖は慌てて自分の鍋の野菜を霊華に差し出す。
「わわっ、私の方が美味しいですよっ!」
「落ち着きなさい残妖」
 立場的に怪しくなったのか、残妖はルピナスに対抗心を燃やしているようだ。
 ふと、アストが残妖の鍋から取った野菜を口にした。
「うん。残妖のも美味しい。ルピナスさんとはまた違う味がしてていいな」
「あ、ありがとうございます」
 残妖は誉められたことに素直に反応する。
「さあぁ、まだまだありますからぁ、皆さんどうぞぉ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1060 )
  • 日時: 2014/07/17 14:31
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: RoJWsWvk)

久しぶりに更新

2話
広がりゆく波紋



「オオオオオオオオオオ!」
セロが盾と剣を合体させて斧に切り替える。そして切り替える勢いで回転し始めた。どんどん回転が速くなり見えなくなる。近づいた兵がやられていく。
「必殺!大破壊旋風弾!」
高速回転しながらの属性解放。まとめて吹き飛ばして行く。加速する回転。どんどん敵に突っ込む。しかし、加速していく中大変なことに気付いた。
(酔った……しかも止まらない……)
セロの顔が見る見る青ざめていく。そして……
「おええエアエエエエ……」
ウイスキーボンボンが宙を舞った。



レージは敵に包囲されていた。武装した鳥竜種や人間がギラギラ輝く砲門を突きつけている。射撃では突破を不可能と判断してレージは何かを取り出した。小型のナイフ状の武器だ。
「単分子カッター」
ノコギリ状の歯が高速振動し始める。レージが腰を屈め飛び上がる。そして正面のランポスの脳天を貫く。うめき声すら上げすにランポスは絶命した。某然とする敵に片っ端から殺しまくる。非情窮まりない。敵とはいえモンスターならともかく人間も刺し殺している。既に5人を殺した。後ろから兵士が突き上げるも軽くよけて足をかけてバランスを崩させ倒れたところを単分子カッターを突き刺す。また一人。死骸を蹴り飛ばしレージは前進する。



メイは敵を斬りつけて本陣を目指していた。横からくる大男に肘打ちをかます。
「このアマァ!舐めやがって!」
怒った男達が一斉に飛び掛かる。
「甘いんだよ!」
メイは回し蹴りで鮮やかに吹き飛ばした。しかし、あたりに群がる敵に気を取られ気付かなかった。ロケットランチャーで狙う敵に。
「え!?」
気がついたときにはメイは宙を舞っていた。



「おええ……」
ようやくセロは壁にぶつかり止まった。フラフラする身体をスクアリーアルマードで支える。敵の本陣まで来てしまった。狭いところに敵がうじゃうじゃいる。これは明らかに不利だ。まだ気付かれていないしここは撤退しようとセロはそろりと離れていく。そのときだった。メイが空から降って来たのは。舞い上がる砂埃。騒がしくなり敵が集まる。これは……逃げられない。
「もう戦えばいいんでしょう!?怪我しても責任取りませんよ!」
セロは半ばやけになって構えた。敵は多いが勝算はある。
(まずは隊長格を生け捕りに。そして洗いざらい吐かせる)
セロは隊長格と思われるドスランポスに跨る男をターゲットに攻撃を開始した。


ドスランポスに跨り戦況を見ていた隊長、ドン・ワトソンは驚愕した。アマルガムの強さは前から聞いていたが数は力。大軍で押しかければ勝てると思っていた。だから裏切り者を追っているところで遭遇した奴らに攻撃した。しかし奴らは強引に凌いだ。最初に大量の弾幕で数を減らし、その後容赦無く攻める。怒濤の力業だ。既に2人が本陣に潜入した。ここは逃げるべきだ。ドン・ワトソンは部下にばれない様に本陣を離れていく。そのときだった。
「大人しくしろ、拘束する」
ワトソンはミサキに銃を突きつけられた。冷たい感触にワトソンは慌てて銃を取り出そうとポケットに手を入れた。しかし冷静にミサキは言った。
「確かに銃を取り出したら僕を撃てるけど、その前に僕が4.5発は撃てる。死にたくないなら投降しな」
ミサキは冷酷に押し付ける。ワトソンの頬を冷たい汗が流る。ワトソンは大人しく従った。


隊長格のいない兵士は散り散りに逃げ惑った。腰の抜けた哀れな隊長を引きずりながらセロは聞いた。
「けどなんで銃をもってたんですか?」
「ああ、これね……」
ミサキは銃を取り出した。そして隊長に向かって引き金を引いた。飛沫が上がる。しかし血では無い。水だ。
「こういうこと」
「なるほど。ハッタリも一つの手段ですね……可哀想に……」
ワトソンを木にくくりつけると尋問を開始した。レージが聞いていく。
「貴様らの目的はなんだ」
メイが太刀を突きつける。可哀想まで震え上がる。
「う、裏切り者の追跡だ!」
「裏切り者とは誰だ」
「鈴木軍幹部のミラバルカンだ!」
予想外の内容に全員が静寂した。
「あいつはリターンプロジェクトの最深部を知ったらしく逃げたんだ。馬鹿馬鹿しい」
「リターンプロジェクトとはなんだ?」
「世界を改変する計画、理想郷を作る計画だ。詳細は知らねえ」
「本当か?」
「嘘じゃねえ!俺らでも聞かされてないんだ」
ワトソンは必死に言う。
「聞けるだけ聞き出したし……始末する?」
「ああ」
レージが岩陰に引き摺り込んだ。
「辞めろ!死にたくない!やめ……」
乾いた銃声が響いた。レージは何もなかったかの様に出てきた。
「行くぞ。撤収する」
「了ー解」
何故普通に殺せるのだろうとセロは思っていた。

続く

3代目はなかなか来ない……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1061 )
  • 日時: 2014/07/17 19:02
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: C1uXVBs7)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に1章-4
ついに・・・・・・この局面が動いた――
グラニ・デュナスに“鍵”を託した事で――
恐らく、ガレムはグラニを連れてこの家から逃げ、鍵を破棄するなり何なりするだろう。
そうされては、鍵の無い宝箱だ。
あの箱は、鍵が無ければ一生開かない。
だから――鍵がまだこの掌中にあるうちに、開かせなければならない。
そして鍵はまだ――まだこの手の内にある。
だから、今手を打つしかない。例え強行手段をとったとしても――
家の秘密に近づく為の策を頭の中で張り巡らせる。

ふとドアを見ると1通の手紙が挟まっている事に気付き、それを取って目を通す。
「21時30分にリビング」
とだけ書いてあった。
嫌な予感と確認しなければならないと、2つの思いがせめぎ合い、やがて後者が勝ち、時計を見ると指定された時間まで後2分。
これが何の手紙か知る為に足を急がせる。

指定された時間ギリギリにリビングに着いた。
しかし、目の前にいるのは父さんではなく――ライラ・デュナス。
僕の、お婆ちゃんを殺した人間――
そして、父さんが言っていた事をふと思い出す。
ライラは、古の英知を狙っている・・・・・・
マズイ、と思った時にはもう遅く、後ろを取られ、羽交い絞めにされた。
「さあ・・・・・・扉を開けなさい。“鍵を持つ者”――」
そんなの、決まっている。
「嫌だ! お婆ちゃんを殺した人の言いなりになるつもりは無い!」
心の底からそう叫んだ。
「・・・・・・グラニをそう簡単に懐柔できるとは思っていないわ。だが、交渉材料にはなるの・・・・・・ねえ? 見ているんでしょう? ガレム」
そう言われ、2階から見下ろすガレムの姿があった。
「・・・・・・考え直せライラ。世界を破滅に追いやるつもりなのか?」
ガレムは1階に下りながらそう言った。
それに対しライラは首を振り、答える。
「人は進化が必要・・・・・・そして、この英知は人の進化の鍵となりうる物――例え戦乱になったとしても、それにより人はさらに進化するでしょう?」
「それは違う。人はこんな物に頼らずとも進化出来る・・・・・・だが、今はその時ではない。例え戦乱の中で人が進化したとしても――それは心を失うだろう。それをはたして人と呼べるのかね?」
お互いの意見が交わる事無く平行線を辿った時だった。
突如家が崩れていく音が聞こえてきた。
それにライラは驚き、羽交い絞めにしていた力が抜け、抜け出す事ができた。
「こっちにこい。グラニ」
そう言って父さんは僕の手を引っ張り、階段を全力で上る。
「・・・・・・今からこの家は崩壊する。いざと言うときはこれで古の英知を護れと言われているのでな」
「ガレム! 何故私の邪魔をする!」
ライラはそう激高し、袖からボウガンのそれに似たものを取り出し、マズルをこっちに向け、撃つ。
それは確かに僕を狙っていた――だが、僕には傷がなく、返り血を浴びていた。
――父さん?
「グラニ・・・・・・心配するな、私はまだ生きている。走れるな?」
答えを聞く間も無く二階へ行く。
「フラニ・・・・・・まだ、その名の意味を教えていなかったな――グラニと言うのは、古の時代に語り継がれた英雄、ジークフリードの愛馬の名だ・・・・・・その名の意味を背負い、誇り高く生きる事を願う。行け、外の世界に・・・・・・“希望の翼”と“可能性の剣”は、常に心の中に――」
そう言って、僕の肩を強く押し、窓から落とす。
――刹那、銃声が聞こえ、父さんの体を弾が貫く。
だが、父さんは苦痛に顔を歪ませながらも口を動かす
「グラニ・・・・・・お前は私の立派な息子だ」
そう言ったときの顔は、子の門出を祝うような、嬉しそうな顔だった。
「父さん!」
喉が枯れそうな大声でそう叫ぶが声は届かず、家は崩れ去った。
崩れ去った家の痕を見て、心に大きな穴が開いた事を実感した。
それから暫く、放浪の旅に出る。
その中で、欠けた心を埋める出逢いがある事を、まだ知らなかった。

1章完結です。
はぁ・・・・・・やっと狩猟ライフが・・・・・・書ける・・・・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1062 )
  • 日時: 2014/07/17 23:33
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十七章続き

〜部屋〜

「ふー…うまかった。」
「もう食べたのかい!?」
地は…もう食べきっていた。いくらなんでも早すぎる。本当に食べたのか謎なくらいだ。
あまりのはやさに最近突っ込みに目覚めかけている冥花が食べたのか確認したが…すで食べきっていたのを見た。
「ふー…あ、さっき冥花起こしに言った時の話なんだけど」
「ちょ…!」
地はさっきのことを話そうとしている。もちろん隠さず全部話す。
「いやー、俺が肩さすって起こそうとしたら逆に抱きt」
「そ、そ…それ以上いうなぁあああ!!!!!」
バキッ!!!
「グホッ?!」
ズガッ!!
冥花の強烈なアッパーが炸裂、地は天井にめり込んでいた。
気が動転してついアッパーを放った冥花であったが…すぐに自我を取り戻す。そして…真っ赤になる。
ただ周りの空気は…みんなしーんとなっていた。
そんな緊迫(?)した空気を打破したのが…打ち上げられた地。
「いやーwww久しぶりにこんな激しい突っ込み喰らったわーwww」
天井からぶら下がりながらそう言う。あんたはケチャワチャか。
「久しぶり…?どういうことだ?」
地の久しぶりといった言葉にひっかかったツバキはそう聞く。
「あー、今別行動しているあいつは俺だけに対して豪快に突っ込みいれて来るんだ。いやー、久しく喰らってないからたまにはいいもんだなーwww」
地はそういうが…誰もそんな激しい突っ込みは喰らいたくないと思います。
もっとも、彼にこんな激しい突っ込みをいれるのは炎ともう一人だけ…。
天井にぶら下がっていた地は手を放し、元の位置に戻ってくる。ちなみに無傷。天井には穴ができてしまったが気にしてはならない。
「まぁ冥花は俺じゃなくて今一人で動いているあいつにほr」
「で、でたらめいうなぁ!!!」
「グブゥッ!!!」
今度は豪快に外へと投げ出されていった。久しぶりの激しい突っ込みに地は内心もっとやって!とか思っていた。お前はマゾか。


〜異世界〜

「僕を消しにきた…?」
聖は動揺しつつ答える。炎程度の力では消滅させられてしまう確率はなかった。
しかし今来ている男は…本当に消滅されかねないほどの力を感じていた。炎など赤子に近いくらいである。まったくレベルが違う。
「もうめんどくさいから消していい?でも拒否権与えないから強制執行ってことにすっか。」
「んじゃ私は帰るわ。」
勝手に進めようとするところは炎に似ている…。なんとかして阻止しなければならない。
「僕が君たちをやすやす逃がすとでも…!」
聖は異常なほど範囲の広いビームを右腕から放つ。その広さは炎に向かって撃ったそれとは桁が違う。
「めんどくさいな…まとめて消えろ」
その男はそう言うと腕から紅の焔を出す。そしてその焔は…ビームを一瞬で包み込む。さらに聖の右腕をも巻き込む。
そして一瞬にして消えた。
―焔の中に存在したビームと聖の右腕も消しさった
「何?!」
「俺の焔は物質を無に帰す力があるの。そういうこと。あいつにもその力の欠片を渡しているがいろいろ制限かけているわけ。」
どうやら彼は…炎の師に当たる存在みたいだ。
「私帰っていい?」
「くっ!逃がさないよ!!」
今度は標的を変え、女のほうに無数の銃弾を放つ。密度もかなりのもの…避けるのは困難。
「避けてもいいけど…」
そういうと背中に刺している刀の…白いほうを取り出す。刃は蒼から白へのグラデーションをなしている。
そしてその刀で…迫り来る銃弾をすべて切り裂いた。
切り裂くといっても1回ではない。何十回…いや、何百回は斬っただろうか。ある距離を境に粉々になっていく銃弾…。
剣の速度は…炎と比べ圧倒的に速い。いや、聖には確認することができないほどの速さだった。
「あー、この程度じゃ練習にもならないわよ。50倍にしてよね。んじゃ私はさようならー」
そういってその女は消えていった。残されたのは…その女以上に力をもつ男…。
「…消すか。」
そう言うとまた紅い焔を生み出し始める



まぁ冥花のことについて詳しく聞く、聞かないは任せます。はい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1063 )
  • 日時: 2014/07/18 01:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: T0GRNCeV)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十八章 夢想

 〜ミナーヴァside〜

 夕食を食べ終え、後片付けを終わらせればもう夜も遅くなっていた。
 恐らく明日も早いだろうと、今夜はもう寝ることになった。
 しかし、ここでも問題発生。
 カトリアが「年若い男女が同じ部屋で寝るなんてふしだらです!」という今更な意見を出してきたため、地が妥協案としてカーテンを作って隔たる、という意見でカトリアは妥協してくれた。
 というわけで、男側。ツバキは女側にいる。
「ふぅー……分けが分からないこともあって、余計に疲れたなぁ……」
 アストは布団に潜り込んだ。
「まぁ俺は慣れてるからそんなに疲れてないけどなwww 」
 そう言いつつも、地も布団に入る。
 農は既に眠りについている。
「慣れてるって……あ、そうだ。地さんはニーリンとツバキと狩りに出たんですよね。あの二人、どうでした?」
 アストは別行動していた地が、ニーリンとツバキはどうだったかを訊いてみる。
「んー?まぁ、装備相応ってとこかな。下位のリオレウスくらいなら普通にソロでも狩れるレベルだろ」
 妥当な結果らしい。最も、シルバーソルを装備する地からすれば、下位装備のアスト達はまだまだひよっこのようなものだろうが。
「そうですか。まぁ、今後もよろしくお願いします」
「おう。それで、ウチの残妖はどうだったよ?」
 地は残妖について訊いてくる。
「残妖は、見た感じ狩りに不慣れって感じはしましたけど、よく戦ってましたよ」
 別に世辞を言うわけでもなく、正直に答えるアスト。
「ま、相手はあのクマのプ……アオアシラだしな。ぶっちゃけ残妖一人でも楽勝な相手だし」
 アオアシラは大型モンスターと言っても、それほど強い相手ではなかった。
「アストはもう寝たりする?」
「はい。普通に寝ようかと」
「んじゃ俺も寝よっかな。十日ぶりの睡眠だなー、おやすみーwww 」
 今、十日ぶりの睡眠とアストには聞こえたが気のせいだろう。
 アストと地が眠りにつく頃には、明かりが消されて女側も眠りについていった。

 〜炎side〜

 夢を見ていた。
 何もない、真っ白な空間。
 炎の記憶から生まれた、炎だけの世界。
 そのはずだった。
「む?」
 自分一人しかいないものだと思っていた炎だったが、ふと、真っ白な空間から光が現れ、その中から人が出てくる。
「あらあらぁ?真っ白ですねぇ」
 水色の髪をした、暗い碧眼の女性だ。
 炎よりかは年下だろう。
 その女性が、炎の存在に気付く。
「こんにちはぁ。いえぇ、こんばんはですかぁ?」
 間延びした口調で、炎に挨拶してくる女性。
「貴様は何者だ?なぜ俺の夢に干渉『出来る』?」
 炎は他者に対する口調で問い掛ける。
 女性はやはりおっとり答える。
「お邪魔するつもりはなかったんですけどぉ、夢ですからぁ、入ってきちゃったみたいですねぇ」
「どういうことだ……?貴様、名前はなんだ?」
 まさかこれまでに出会った人物か何かだろうか、そう思って炎は女性に名乗るように言う。
「私ですかぁ?私はぁ……」

「……」
 夢が醒めてしまった。
 あの女性は一体誰だったのだろうか。
「……気にすることもないな」
 まだ夜中だ。焚き火も音を立てて燃えている。
 炎は再び眠りについた。

 〜ミナーヴァside〜

 ふと起きた者がいた。
 それはルピナスだ。
「……」
 何か夢を見ていた気がする。
 誰かと会っていた気もする。
 しかし、思い出せない。
「……ふあぁ」
 ルピナスはまた一瞬で眠りについた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1064 )
  • 日時: 2014/07/18 15:50
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cbEwmClD)

第37話 深刻化する問題

〜孤島エリア11〜

もともと海底付近で戦っていたから開けた道を走る。泳ぐより走ったほうがはやいしな。
Blizzardは飛んでいるけどな。いいのかそれ。普通のハンターに見つかったらいろいろ大変だと思うのだが…。
相変わらずBLAZEはぶつぶつ呟いている。まぁ今のこいつに何か聞いたところで何も返事はないはずだ。
とにかく走る。走っていく…。のだが、

バタッ

俺たちが着く前にその者は倒れてしまった。と同時だった。
―割れた海は再び元に戻っていく
「ちょ、んじゃこれやったのってあいt」
言い切る前に道はなくなり、再び水中となる。それよりはやくあの倒れた人を回収しなければ・・・。
水中に…浮かんでいない?もしかして意識を失ったままなのか?だとすると早く助けなければ…
しかし水中での速度はいくら急いでも遅い。これでは間に合うか間に合わないかわからん。
「遅い、我が行く」
さっきまでぶつぶつ言っていたBLAZEは…一瞬で向こうまでたどり着く。そしてその者を担いで水面まで上がっていった。なんなんだあの身体能力…。とりあえず俺も水面を目指そう。


「…」
改めてその者についてみてみる。
どうみても…ハンターではないことは分かる。防具をつけていないどころか武器もつけていない。服装も…今まで見たことのない衣装だ。なんだこれ…
長髪で、エメラルドににた緑色をしている。あと女。
「BLAZE、これ誰か知ってるか?」
「…知らんといえば嘘になるが…」
どうやらBLAZEは知っているみたいだ。だが…聞いたところで俺が知っているわけもなさそうだ。とりあえずそれ以上は聞かないことにする。
「あー!アタイ知ってる!」
Blizzardの知り合い…なのか?知っているとはいったが…
「そうなのか。」
「名前は確か…」
「言うな。消されるぞ」
BLAZEが口止めした。口止めする意味はあるのだろうか…?
「で、どうするんだよ」
「帰るしかない」
どうやらBLAZEはそいつを担いで帰ることにした。とりあえずこれで狩りは終了か…。って帰ってからも様子見てないといけねぇじゃねぇか。寝る時間はいつだ。
「えー!アタイはまだ…」
「溶けたいか?くくっ…」
Blizzardの制御はもうBLAZEに任せておこう…そうしよう。俺では止めようがない。
とにかく俺たちは孤島からモガの村へ帰ることにした。そういえばモガの森って孤島とも呼ばれるみたいだな。

「(また外の世界から人が来ている…我の思う以上に流れてきているな…干渉が発生しているのか?)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1065 )
  • 日時: 2014/07/29 09:50
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: BNdNB3YC)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に2章-1
あれから家を失い、世界を放浪していた。
食う事も、寝る事すらままならない日が何度も続き、体力も精神も衰弱していた。
何とか日が高いときに村に着いたが、もはや立つ気力すら残っていない。
疲れが慢性的に回り、ついに倒れてしまった。

指先が何とか動く。
少し体力は戻ってきているようだ。
首も回せる。
足も動かせる。
どうやら、少しはマシにはなってきているのだろう。
だが、体力は少ないためか、体を起こすのが辛い。
それでも何とか起きようとし、上体を起こし、目を開ける。
一番最初に目に飛び込んだのはエメラルド色の瞳に、ブロンドに輝く髪、体格は華奢で顔立ちも男とも女とも取れる顔立ちで、年は向こうの方が少し高いであろう人がいた。
「ああ、目を覚ましたんだねボクはフロウ・ティアール。君は?」
「僕はグラニ・デュナス。助けてくれてありがとうございます」
そう言うとフロウは何故かクスクス笑い、「そんな堅苦しい言い方しなくていいよ。年もあんまし変わらないんだし」と言った。
部屋を見渡すと、赤い色をした、丁度人の頭が入る大きさの物が、棚の上に置いてあったのに目が留まった。
それにフロウが気付いたのか、それを両手で持ち上げ、喋りだす。
「それはね・・・・・・ヴァンって言うボクと年は変わらないハンターが着けてた物で・・・・・・ボクがこうして自由にいられるのも彼のおかげなんだ・・・・・・ホント、バカだよ――一人で勝手に行っちゃってさ・・・・・・」
赤いそれを額に当て、その目からは涙が零れ落ちていた。
何か――触れてはいけないものに触れてた様な気がした。
だが、僕は事情を全く知らない。
今は何もしない方がいい様な気がして、かける言葉が無かった。

夕飯を終え、気がつけばもう夜になっていた。
完全に満ちた月が、その夜を照らしていた。
・・・・・・明日になったらここを出よう。
いつまでも、お邪魔するわけにもいかない。
その為に今は休むことに専念しなければ――
ベットは1つしかないから、床で寝ようとした時だ。
フロウが話しかけてきた。
「グラニ・・・・・・少し一緒にいてもいい? どうも、満月の夜は寝付けなくてね・・・・・・」
いったいどうしてだろうか? と訊いてみようとしたが、その顔を見て訊くのは止めておいた方が良いと考え、口を開きかけたところで噤んだ。
だが、フロウがそれに気付き、話し出した。
「満月の夜はね・・・・・・ヴァンが死んだ夜――それだけじゃなく、マルコが死んだ時もこんな、満月の夜だったんだ――」
マルコとヴァンが誰かは知らないが、恐らく大事な人だったのだろう。
僕も、大事な人を失う辛さ、哀しさ、空しさを知っているから――
今夜は寝れそうにもないなと溜息をついた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1066 )
  • 日時: 2014/07/18 16:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cbEwmClD)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十八章続き

〜部屋〜

皆が寝付いてから3時間くらいが経っただろうか…。
誰一人として起きるはずのない夜中…その中に一人だけ目を覚ます者…
「ん…3時間寝たらまぁ十分か」
そういって寝床から離れる男…それは地だった。
「起こさないように失礼しまーす。」
彼はボックスから何かを取っていくと物音出さずに部屋から出て行った。


「…」
思えばこの状況を招いたのは自分自身。寄り道を提案していなければこんなことにはならなかった。
というより、もしかしたら自分らだけこの世界に来ていたのかもしれない。
すべての責任は…自分。
しかし、これまでの経緯を変えることはできない。過去を変えることは誰にだってできないこと。
ならば今できること…それを成す。
それに最大の脅威である炎もおそらく寝ているだろうと確信していた。自身と同じく10日間は寝ていない。ならば今日は寝ているはずだ。
万全ならもうすでに帰ってきてもおかしくないのに帰ってこない…何かやっているのだろう。
「さーてと…食料確保と温泉の質を最高にすんのとあとはあいつらが狩るにはでかすぎる脅威をすべて取り除くか。」
そういってどこかへ歩き出していく。その装備はさっきまでとは違う。彼が普段装備する防具、そして武器をつけて…その暗闇に溶けるかのように消えていった。



〜霊峰〜

「あら、もう帰ってきたの。」
「いやいや、お前先帰れよ」
二人組はなぜか霊峰に来ていた。
あのあと男は…紅の焔であの世界を完全に孤立させた。
そしてその孤立した空間を・・・持ち前の焔ですべて無へと帰した。
聖は完全に世界から消え去ったのだ。
「いいじゃないー、久しぶりに炎ちゃんが見たいのにー」
「あぁそうだな…んじゃ気配消していくぞ。まぁ多少はばれないけど。」
そういうと二人組はあっという間にその場から消えた。


〜ある場所〜

「見つけた。」
炎は…何も気づかず寝ていた。少しの気配で起きるほどの炎に気づかれないとはどれほど気配を消しているのだろうか。
「変わってないわねー。本当にあなたそっくり。」
「うるせぇよ…。髪型似せたのはあっちだっての」
二人は直接声はだしていない。テレパシーに近いもので会話をしている。故に誰にも気づくことはない。
「さてと、私たちも帰りましょ?もともとどの世界にも属してはならない存在だからね。」
「あぁ、そうだな。炎もこれから先自力でなんとかやりくりしていくだろう。まぁ…来た証だけ残して置こう。こいつにだけは残しても問題ない」
そういってある物を残し、彼らはその場から消え去った。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1067 )
  • 日時: 2014/07/19 22:29
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: j.k6b4fH)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十九章 意気投合?残×ツバ

 〜残妖side〜

 日が昇るよりも前に、残妖は起きた。
 ミナーヴァの朝はどれくらいかは分からないが、ざっと見回して、まだ全員寝ているところ、それほど早くはないようだ。
「朝御飯作らなきゃ」
 残妖は起き上がると、誰も起きる前にユクモノドウギを脱ぎ捨て、地から譲ってもらったメイド服(?)を纏う。
「ん……」
 ふと、着替えの音に気付かれたのか、ツバキが起きてしまった。
「あれ……残妖さん……?おはよぅ……」
 ツバキは眠そうな目を擦る。一人称や仕草は男のそれだが、寝起きでユクモノドウギが若干はだけているそれは、年齢相応の少女そのものだ。
「あ、ごめんなさい。起こしてしまいました?」
「ぃや、いいよ。俺も起きるから……」
 ツバキは乱れた服装を直し、背伸びする。
「んー、ルピナスさんはまだ寝てるのか?珍しい……」
 まだ静かな寝息を立てているルピナスを見やるツバキ。
 どうやら、ルピナスの朝は早いようだが今日はそうでないらしい。
「待っててくださいね、今朝御飯作りますから」
「あぁ、俺も手伝うよ。この人数じゃ一人は大変だろ。ただでさえ、お前にはやたらと食べるお嬢がいるんだから」
 ツバキは霊華のことを指しているのだと思い、残妖は苦笑する。
「えぇ、霊華様は本当によくお食べになるので……じゃあ、お願いしますね、ツバキさん」
「あぁ」
 井戸から汲んだ冷たい水で顔を洗うと、二人は早速調理に取り掛かる。
 ルピナス程では無いにしろ、ツバキも中々の腕前だ。
「そう言えばツバキさん」
「ん、なんだ?」
 ふと、残妖はツバキに話し掛ける。
「よく、ユリさんを気に掛けるような様子が見られますけど、ユリさんとは親友なんですか?」
「あー……。俺達の元の世界ではね、ユリは高名な歌姫なんだ。今は訳あってミナーヴァと行動してるんだけど、俺はユリの護衛役、かつ幼なじみってとこ。親友としても、ユリに何かあったらと思うと気が気でないよ」
「ふふ、私も霊華様に仕えている身ですけど、つい本音を言いたくなってしまいます。色んな意味を含めて、気が気でないですね」
 互いに小さく笑う残妖とツバキ。
 何となく、気が合いそうな気がする。

 〜地side〜

 少し遡って真夜中。
 地は、大陸各地で片っ端から危険なモンスターを狩っていた。砂原ではディアブロス亜種、水没林ではナルガクルガ亜種、孤島、凍土は既に地が制圧してしまっており、火山も何故かモンスター達が怯えている。
「おいwww まさかこの火山www 炎が立ち入ったんじゃねwww 」
 おかげでウラガンキン亜種やアグナコトルが地のオーラを感じただけでその場で立ち竦んでいる始末である。
「まぁ、俺は楽でいいんだけどねwww 」
 瞬く間に火山も制圧され、危険なモンスターがいなくなった。
「さーて、そろそろ夜明けになるから今日はこの辺で勘弁してやるかwww 」
 地はその弓を納めてさっさと帰ろうとした時だった。
 勇敢にも、一匹のメラルーが地から道具を盗もうと背後から近寄ってくる。
 が、その勇敢はただの無謀だと気付くのはあまりに遅すぎた。
「クロちゃんちーっすwww 」
 地は背後から近寄ってくるメラルーを踵で蹴り上げて、自分の正面に持ってくる。
「ニャ、ニャニャ……」
 メラルーはその地のにこやかな笑顔を見て震えている。
「人のモノ盗んじゃダーメwww オケ?」
「ニャ、ニャ……」
「よろし」
 地は頷くと、一瞬でその場から消えた。
 その時の地の顔がどんな笑顔だったか、そのメラルーのみぞ知る……。 
 
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1068 )
  • 日時: 2014/07/19 13:33
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十九章続き

〜霊峰付近〜

「…なんだったんだあの夢は」
まだ朝は早い。それでも炎には十分の休息となった。久しぶりではあるがまっとうな睡眠をとることができた。
気になることはただ一つ…。夢の中にでてきたあの女…あれは一体誰なのか。
面識はない。それは互いにないこと。今まであった記憶はどこにもない。夢の中で干渉が発生したのであろうか…
それとなぜかもう一回会うような感じが残っていた。なんとなくではあるがそんな気がしていた…。
「ん?」
ふと足元を見ると折りたたまれた紙がある。それを開いて読み上げる。
「…【お前が消しそこなった存在は俺が消したよ。久しぶりにお前の姿が見れたからよかった。俺はどの世界にも属してはならないからお前に託す。これからも頑張れよ。
ps.この刀はいつか役立つと思うから渡しておくわ。まぁ私の愛用する刀よりは使えないけど十分でしょ?】」
一通り読み上げたところで炎はこういった。
「二度と来るな。」


〜農場〜

まだ朝は早い。それでも彼には関係ない。
「ふぅ〜思ったより成長がはやいなー」
いち早く農場にて作物の世話をしている農。
元の世界での記憶は失せているが、体の感覚、癖は何一つ変わっていない。朝早くから農場に行き、作物の世話を行っている。
「さてと、あとは土に変化があるか調べてそれと農地を拡張しようかな。」
そういって一人で農地を耕していった。


〜部屋〜

「…俺も起きるかなー」
残妖が早く起きることを知っている地は少し遅れて起きる。とはいっても実際は寝ていたわけではない。
各地の脅威を排除し、温泉の質をあげるために渓流や火山である物を手に入れた。さらに今後消費される分の食料の確保を行った。とはいっても肉類だけしか確保できなかった。それ以外は…今度どうにかしよう。
とりあえず周りを見渡してみる。今いないのは…残妖、ツバキ、農の3人。
それ以外は…気持ちよさそうに寝ている。まだ起こすにははやい。
物音出さずその場から離れ、身支度を済ませる。そして朝食の手伝いを…と思ったのだが。
「あら?残妖とツバキがやりとりしてる…?んじゃ俺は介入しないほうがいいか。○N離脱。」
残妖とツバキの様子を見て自分は入らないほうがいいと感じた地はその場から気配一つ出さずに離れていった。というよりG○離脱はやめてください。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1069 )
  • 日時: 2014/07/19 14:35
  • 名前: 佃煮 (ID: kXJhWDpH)

何でだろう

7倍quasar氏とダブルサクライザー氏が自演に見えてきた

眼科行ってくる







連レス多くね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1070 )
  • 日時: 2014/07/19 16:16
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

その28 再起

〜地下10階〜

「ぼちぼち行くぞー」
地はそう言い出す。休憩は十分だろう。これ以上休んでいたらあの化け物に殺されそうで仕方ない。とはいっても内心は…
「(まだ鳩尾のダメージ残っているんですがそれは…。)」
であったりする。あのダメージはさすがに強烈過ぎた。
ちなみにいつも出さない本気を珍しく出したが、疲れてはいない。
「行くってどこにいくのよ」
「ん?適当。」
霊華の問いにそう答える地。
「適当って…あなたねぇ」
「冗談だよ。」
と思ったらそう切り返す地。相変わらずのマイペース。


〜通路〜

「またいつか会うときまで放置でいいか…」
ある世界から帰ってきた炎はそう呟く。
予定であればその者をここへ連れてくるはずだった。しかしそれはできなかった。
強制的に執行してもよかったが…あちらの事情があるのだから仕方ない。
またいつか必ず出会う。だからこそ無理にはしなかった。
さて、帰ってきたとはいってもそこからやることを詳しく考えていなかった。
「碧だけでは苦戦しそうだし、加勢するか」
そういって一人出歩く。そこにモンスターが何体か襲いかかろうとしていたが、気がついたときには彼の姿はなかった。残ったのは肉塊となったモンスターの死骸だけ…。


〜ミラバルカン視点〜

「こっそり抜け出した」
仲間にしたのはいいものの、このまま関わる続けるといろいろ危ないと感じたミラバルカンは再び一人で組織へと目指すことにした。
ちなみにあとで分かった話ではあるのだが…あのあと地獄の(ryによって2人を仕留めたらしい。どうやら一人は最初で、もう一人はラストでガシャーンとなったらしい。さすが灼熱。かまぼこ工場。
今はそれを知らないミラバルカンは一人で目指していく…


〜密林〜

炎たちがここをさってしばらくたった。
ある場所は完全な孤立空間となっている。そこにいるのは…ドスランポスとランポス。
二匹は炎が残したモニターでどのような様子となっているか目の当たりにしていた。
「…あいつと敵対しなくてよかったな。あれは俺でも勝てん」
「いやいや…あれって無理でしょ…」
彼らが見ていたのは最初に炎と敵対した4体のモンスターとの様子だ。
自然進化から並外れた4つのモンスター…。それをまったく苦戦せずに制圧する一人の男。
であったときはそこまで感じなかったが、こうしてみるとどれほどいかれているかがよくわかる。
「これなら本当に組織を消せるかもな」
ドスランポスはそういいながらモニターに映し出される映像を見続ける。
「(あいつは…?俺の仲間を殺したあいつは…!)」
一方、ランポスのほうは未だに映し出されないあいつに腹立っていた。
彼の仲間を殺し、冥花をさらった二人組…今あいつらが何をしているのか気が気でない。
そのことを考えながらも、モニターを見る。

〜ある部屋〜

「申し上げます!研究員が殺されました!!」
「ダニィ!?早速征伐しに出かける!あとにt」
「だから落ち着けって。」
最下層ともいえる部屋でまた同じことを繰り返していたゴルルナ装備の男。
それを止めるTRAILBLAZER
まったく動じないバーサーカー
はたしてこの3人の実力は…といってももうだいたい分かるとは思うんだけどね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1071 )
  • 日時: 2014/07/20 11:23
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: fA0bfaQh)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十章 ユクモ村の朝

 〜カトリアside〜

 小鳥のさえずりと、台所からの物音と楽しそうな喋り声に、カトリアはゆっくりと目を開けた。
「ん……朝かぁ……」
 眠い目を軽く擦って、カトリアは布団から起き上がる。馴染みのない寝床と言うのはどうも眠りにつくまで落ち着かないものだ。
 台所でルピナスと残妖が朝食を作っているのだと思い、挨拶をしに行こうと足を向ける。
 すると、残妖はいたがもう一人はルピナスではなくツバキだった。
「あれ、ツバキくん?」
 なぜ彼女が、と思うより先にツバキと残妖がカトリアに向き直る。
「あ、おはようございますカトリアさん」
「おはようございます」
 ツバキが鶏卵や七味ソーセージをフライパンで温め、残妖は砲丸キャベツなどを包丁で刻んでいる。
 ツバキが料理を作っているのは初めて見たカトリアだが、ではルピナスはどうしたのだと思い、まだ皆が寝ている所を見る。
 ルピナスはまだすやすやと眠っている。自分と同じ、馴染みのない寝床ではいつものペースが掴めないのだろう。
「まだもう少しかかるんで、皆を起こしておいてくださいね」
 ツバキはフライパンの中にフライ返しを入れながら、カトリアに他の皆を起こすように求める。
「そうそう、農さんでしたら朝一番に農場に行ってるみたいです」
 残妖が付け足すように、農のことを伝えておく。
「あ、うん。分かった」
 カトリアは頷くと井戸で顔を洗いに行く。

 〜地side〜

 地は普段着で渓流にいた。
 まだあの二人が全員分の朝食を作るには時間が必要だろうと判断した地は、防具を外して普段着に着替えて、こっそり部屋を抜けて食糧調達のために、散歩も兼ねて狩り場に来ている。やはり常人ではあり得ない速さで、だ。果たしてそれは本当に散歩なのかと言うと、否かも知れない。
 エリア3。ここはアイルー達の住み処で、ここでしか取れないモノもある。
 地は、そのここでしか取れないモノを引っこ抜いていた。
「あーらよっとwww 」
 ユクモの特産品である特産タケノコだ。
 他の大陸では見られないほど立派なタケノコで、ギルド側も他の大陸との貿易のためにハンターから高く買い取ってくれる。最も、地はこれを食糧として集めているためギルドに提供はしない。
「よーし、こんなもんかな。次は……」
 次のエリアに向かおうとする地。
 置き土産にマタタビ爆弾をアイルー達の集落に投げ込んでおいた。
 朝早くからアイルー達は酔っぱらってお祭り騒ぎである。

「キノコキノコ……毒テングダケ、は入れたら良くないな」
 エリア5。
 エリア5だけでなく、各エリアでキノコの繁殖地を探っていた。
 特産キノコはもちろんだが、タケノコと同じくの特産品、ドスマツタケを求めているのだ。
 なかなか見つからないため、地が手に入ったドスマツタケはほんの数本だけだった。ほとんどがアオキノコや特産キノコだった。
「あとは、適当に山菜でも……」
「グオアァァァ!」
 森の地中から、突然その巨体が這い出てきた。
 苔むした甲殻、モーニングスター(棘付き鉄球)のような尻尾、勇壮な二本の角。
 尾槌竜ドボルベルクだ。
「お、ドボルさんか。ウォームアップにゃちょうどいいか」
 地は背中の月穿ちセレーネを抜き放った。もちろん普段着のままでだが、地にとっては普通の防具などリミッターに過ぎない。
 ふと、地はドボルベルクの尻尾に目を付けた。
 見たことのないキノコが生えているように見える。
「……ウォームアップなんていらねぇや。そのキノコだけ採ったらもう燃やしてやるよ」
 地は、その瞳に隠しきれない、いや隠すつもりなどさらさらない殺意をドボルベルクに向ける。
 その後、彼のドボルベルクの行方を知る者はいたとかいなかったとか……。

 〜残妖&ツバキside〜

「ただいまーwww 」
 その声に気付いた残妖とツバキは玄関を見やる。
「あれ、地さん?散歩でしたか……って、何で武器を?」
 残妖は、普段着と黄金の弓、月穿ちセレーネを背負った地を見て首を傾げる。
 地は適当に答えた。
「あー、ほらあれ。護身用だよ、護身用www 」
「護身が必要な散歩って、どんな散歩なんですか……」
「まぁまぁ 気にすんなってwww それよりほれ、色んなもの拾ってきたよ」
 地は麻袋を見せてやると、中身を見せてやる。
 残妖とツバキはそれを見て驚いた。
「こ、こんなにたくさんの山菜を、地さんが一人で?」
 ツバキは麻袋と地を見比べる。
「おう、道すがら集めてきた」
 地は平然とした顔をしているが、これだけの量はそうそう集まらない。恐らく、残妖よりも早く起きて集めに行っていたのかも知れない。
「ありがとうございます地さん。これ、使わせてもらいますね」
「いえいえ、どういたしましてwww 」
 ふと、地に続いて玄関からカトリアが帰ってくる。
「あ、地さん。おはようございます」
 それに気付いてか、カトリアに向き直る地。
「おはよ。ちょっくら散歩に行ってきた」
 だから武器を背負った散歩は明らかにおかしいだろう、とツバキは内心で呟いたが表には出さない。
 ユクモ村の朝が始まりを告げる。
 


 



 
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1072 )
  • 日時: 2014/07/20 14:47
  • 名前: つまらない人 (ID: d/eEaQwH)

ここ最近7倍quasar氏とダブルサクライザー氏しか小説かいてないように見える

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1073 )
  • 日時: 2014/07/20 17:29
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: 2aa56TtV)

>>1072
呼んだかい?

安価にしてみるとなんかすげーなwww


PS
この頃書いてないな〜。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1074 )
  • 日時: 2014/07/20 18:20
  • 名前: 煌星 (ID: UR9VlAm1)

なんか呼ばれた気がしたんで
久しぶり?に顔出したわ

最近地味に忙しいんでネタを
考える時間が…あるんだが
そこを活かせないwww
7/24日以降は多分更新するかも

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1075 )
  • 日時: 2014/07/20 21:49
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: iMP0wOBn)

>>1072
あの……私は?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1076 )
  • 日時: 2014/07/21 00:15
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十章続き

〜炎視点〜

夜はもう終わった。東から日は昇り、空は青く輝く。
身支度はあっという間に済ませる。もう休息は十分とった。またしばらくは休む必要はない。
「そういえばこの剣はどんな細工が…」
いつの間にか現れ、いつの間にか去っていった炎の師にあたるものとその連れ…。残した刀はどんな性能かまったく分からない。
とりあえず適当に振ってみる。

ブンッ!!
バチバチッ!!!

「雷属性…?これってあの白い方の劣化版か…」
刀身からは蒼い電撃が纏われている。蒼の電撃といえばキリン等該当するが、それのレベルをはるかに越えた威力を持っている。
軽く振っただけではあるが、まるで爆雷でも扱うかのような感じが残った。それでも劣化版らしい。
とにかくそれを鞘に納める。そして背中に刺す。
「しばらくお世話になるか…。さてと、俺の力を回収しにいく」
彼は散らばった力の波長だけを頼りに探し出す。


〜部屋の外〜

部屋の中では残妖とツバキが朝食を作っている。
外ではさっきまで大暴れしていた地と起きたばかりのカトリアが雑談していた。

「地さんに聞きたいのですが。」
「うん、あのもう一人のこと以外でお願いします。」

もう地は炎のことを話すのはいやだった。これ以上あいつのことを話そうにもぶっとびすぎて信用性が迷子。信じてくれない。いっそ実際に見たほうが手っ取り早い。最も、自分は確実に殺されるけど…。
ただ、カトリアが聞きたかったのはそれではなかった。

「なぜそんなに実力があるのですか?どう見ても鍛錬だけでどうにかなるレベルではないと思うのですが」

一度ニーリンに聞かれたこと、彼のもつ異常な実力についてだ。
この前は何かと適当なことをいって話さなかったが…今回はまじめに話すかーと思ってこういった。

「…実力っつうのは技術とか己の判断力だけじゃ足りん。知識もなければ一人前にはなれない。知識は狩りにおいて重要な武器となる。」

地が異常はほど強いのには…もちろん身体能力が人と比べおぞましいほどかけ離れていることもある。技術も比べ物にならない。
しかし、それを活かす知識も並外れている。どのモンスターが、どの属性が弱点で、肉質の硬さ、攻撃パターン、その範囲などなど、ありとあらゆるとこを知識としてねじ込んでいる。無駄な知識も多いけど。
それ故に、彼の指示は的確である。それに従えばいつもの限界以上のモンスターだって狩れる。

「あとは…あー、なんだ?過去にとらわれすぎないこと?たぶんそれ。」
「過去にとらわれすぎない…?」
「そ。たとえどうやろうと過去を変えることは絶対できない。どんなに残酷なことが起きてしまったとしてもそれを変えることは不可能。無理。あいつでも無理。だからそんな変えることのできない過去にとらわれる暇があったら、変えることのできる今に力を注ぐ。俺だって思い出したくない過去は1つや2つあるどころか現在進行形でもあるんだから。」

地の過去は人が一生の間に受ける不幸を圧縮したかのような人生である。そしてそれは今も残っている。彼が住む本当の元の世界…そこの災厄を打破しなければならない。
それを変えることはもうできない。ならばそれを打破する方法を探る。それのために自分は何をなすかを考えている。とはいっても寄り道をしようといったりとけっこう適当なところも多いんだけどね。

「なるほど…」
「まぁ考えすぎたら体もたねーから適当にするのも一つだよwww」
真剣に話したと思ったらすぐにこれである。

「適当…」
適当という言葉にひっかかるカトリア…思い返せば何かを適当に考えたことはあまりない。
自身に抜けているのは…もしかして適当なとこ?
そう思っていたが
「いやいや、それは私にはできない…」
「あらー。」
やはり適当になるのは無理みたいだ。

「まぁ人それぞれにいろいろあるから無理にする必要はないしなー。一つの意見としてとりいれ、それを試し、だめだったら別の方法。そうしていつか自分のスタイルを見つける。それが俺と炎。あ、炎っつうのは今一人で動いてる奴のこと。」
さらっと炎のことをいったので説明もしておいた。
「ふむ…参考になりました」
「まぁこれ以上堅苦しい話もなんだし、ちょっとしたはn」

【きゃん?!!】

部屋の中から…誰か特定できる悲鳴が聞こえた。
それを聞いた地は…無表情でこういった。
「ごめん、これ俺が止めにいったら完全にセクハラになるから任せた。たぶんなにかやばいこと起きてると思う。」
「ま、まさか、また霊華さんっ?!」
カトリアは部屋の中へ飛び込んでいった。その速さはもはや地の異常な速さと同じじゃないのかっというほどであった。

残された地はこう呟く。
「…誰かが冥花の胸でも触っているんだろうな。俺が行ったら確実にアウトですわ。あーあ、これでもうみんな起きるぞー。これで起きなかったら眠り深いんだなーと思うわ。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1077 )
  • 日時: 2014/07/21 14:38
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: WpfBBQbg)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十一章 ユリ、接近中

 〜カトリアside〜

 カトリアは地といた玄関近くの外から一瞬で部屋に入る。
 常人なら肉眼では見えないような速さで、だ。
「何をしてるのっ!?」
 部屋に飛び込むカトリア。
 そこには、当人の冥花と、もう一人はシオンだ。 
「こ、こらぁ、さっ、触っ……きゃぁんっ!?」
「ほわわーっ、大きさに比例するかのように柔らかいですねーっ」
 見たまんまで、シオンが冥花の上に覆い被さり、彼女の他の女性とは何回りも大きい豊満なそれをわしわしと揉んでいる。
 ちなみに、周りは眠そうに起き始めているところだ。
「……」
 カトリアは無言でシオンの背後に回り込み、シオンを取っ捕まえる。
「あっ、団長っ。おはようごさいますっ」
「シ・オ・ン・ちゃ・ん?」
 カトリアの形の良い眉はピクピクと震え、目が笑っていない笑顔を見せる。
「朝からぁ、何をしてるのかなぁ?お姉さんに教えてくれるかしらぁ?」
「冥花さんのおっぱいが大きくて柔らかそうだったのでっ、思わず揉んでいましたーっ!」
 ………………
 …………
 ……
 カトリアはシオンを床に叩き付けた。
「シオンちゃんそこに正座しなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!」
 怒りのリオレウスのような咆哮に、村の家畜のガーグァが驚いて卵を産み落としてしまった。

 その後、一時間近くに渡る説教と冥花への謝罪を終えた頃には、ツバキと残妖が朝食を用意してくる。
「カトリアさん……朝食、出来ましたよ……」
 ツバキは震えながら朝食が出来上がったことをカトリアに伝える。
 ツバキと残妖もカトリアの咆哮と説教を聞いていたので、かなり畏怖の念を感じていた。
「あ、うん。二人ともありがとう」
 もうカトリアはいつもの様子に戻っている。
 事が終わったのか、アストもカーテンの向こうから出て来て、農も農場から帰ってきた。

「すみませんん、お寝坊さんをしてしまいましたぁ……」
 カトリアの咆哮と説教を聞いていながらもルピナスは最後まで起きなかった。
 彼女の代わりにツバキが朝食を作ってくれたことを申し訳なく思っているようだ。
「いやぁ、たまたま早く起きただけですよ。ルピナスさんが謝ることじゃないです」
「ごめんなさいごめんなさいぃ……」
 ペコペコ謝るルピナス。逆にこっちが申し訳無くなってくる。
 ちなみに、今朝の朝食は、ソーセージエッグと、白米、砲丸キャベツのサラダ、味噌汁だ。

 〜アスト、ユリ、農、冥花side〜

 朝食を食べ終えると、ユリに連れてこられ、アストは農場に来ていた。
「けっこう広いなぁ、確かに何でも採れそうだな」
 入り口から農場全体を見回して一言。
「昨日はね、農さんと一緒に畑を耕したり、魚を釣ってたの。冥花さんは、鉱脈の方を掘ってたみたい」
 ユリは嬉しそうに話す。
 彼女の場合は、アストと一緒にいることが嬉しいのかも知れないが。
 農は入って一番、畑の様子を確かめる。
「すごいな、今朝見た時にはもうすぐ収穫出来るだろうとは思っていたけど、ここまで成長が早いとは思わなかったよ」
 一歩遅れて、アストとユリも畑に近付く。
「赤い種を植えたんだけど、何が出来たのかな?」
 ユリはその赤い植物に近付く。
 植えた時と同じ赤の種に、怪力の種、ドスビスカスなどが生えている。
「一つの種でここまで多種類の植物が出来るのか……この種、研究する必要があるかな」
 農は赤の種を一つ拾うと、ポケットに入れる。
 怪力の種は狩りで使えるし、ドスビスカスは飾ってもいいし、紅茶にしてもいい。
「早速収穫しよっか」
 ユリは種を取りだし、ドスビスカスは傷つけないように優しく引き抜く。
「農さん、この畑ってもう一度耕すんですか?」
「いや、ここまで成長を促せるとなると……今日は僕は畑に専念してもいいかな?」
「あ、はい。じゃあ、アストくん。鉱脈の方行ってみよっか」
 畑は農に任せて、アストとユリは鉱脈の方へ向かう。
 ふと、アストはユリを見て気付いた。
 ユリが自分の長い黒髪を気にしていることにだ。
「ユリ?もしかして、髪が長くて邪魔になってるとか?」
 こう言った身体を動かすようなことは、髪がバラつくと気が散ってしまうのかも知れない。
「あ、うぅん?確かにちょっと気が散っちゃうけど、そんなには」
 気にしなくていいよ、とユリは首を横に振る。
「あー、そうだな。ちょっと待っててくれ」
 アストは畑の方に戻ると、収穫したドスビスカスと、ツタの葉を取り出す。
 ツタの葉を結んで、輪っか状に繋ぎ、最後にドスビスカスをアクセントとして加える。
「よし、こんなもんかな」
 それを持って、アストはユリの所へ戻る。
 ユリはアストの手に握られているそれを見て目を丸くする。
「それ、もしかして髪留め?作ってくれたの?」
「あぁ、即興品だからすぐ使えなくなると思うけど、とりあえず」
 アストはユリにそれを手渡す。
 ツタの葉の薄緑色に、真っ赤なドスビスカスの可愛らしい髪留めだ。
「すごい。可愛いし、良くできてる」
 ユリはそれを見て回す。
「ありがとアストくん。これ、大切にするね」
「!」
 ユリの本当に、本当に嬉しそうな笑顔を見て、アストは思わず目を逸らした。
「そ、そんな大したもんじゃないから、早く付けなよ」
 照れ隠しに、ちょっとだけ機嫌悪そうに答えるアスト。無論、ユリにその本心は見透かされているが。
「ねぇ、熱くなってるところ悪いんだけど、あたいは寝ていい?」
 横から冥花が入ってくる。
「えぇ?冥花さん、農場嫌いなの?」
 ユリは冥花に向き直る。
「別に嫌いじゃないけど……」
「じゃあ一緒に頑張ろうよ!」
 ユリは半ば強引に冥花を参加させる。
「よーし、まずは鉱脈を掘ろっか」
「ちょっと待ったユリ」
 ユリは鉱脈に立て掛けてあるピッケルを持とうとするが、それをアストが引き留める。 
 そのために、アストの手がユリの肩に触れる。ユクモノドウギの、露出した肩をだ。
「ひゃっ?」
 いきなり肌を触られてか、ユリは驚いて肩をすくませた。
 アストも自分が何をしたのか気付いて手を引っ込めた。
「ごっ、ごめんっ。その、髪留め使えよって言おうとして……」
「あ、その、ちょっとびっくりしちゃって……そ、そうだね。うん」
 ユリは頬を赤らめながら恥ずかしそうに俯いて、髪留めを広げて自分の黒髪を後頭部で纏める。
 髪が纏まったことでユリの細くて白いうなじが見え隠れするようになって、余計にアストの理性を揺さぶる結果になってしまった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1078 )
  • 日時: 2014/07/22 00:06
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十一章続き

〜炎視点〜

なにやらリオレウスみたいな咆哮が聞こえた気がしたがおそらく気のせいだ。
それはともかく炎は一つ考えていた。

「…あいつらにいつ合流するか伝えるべきか」

聖との戦いがあったため、合流する時期が未定であった。
もうそれについては決着がついた。あとは散らばった力を回収するだけ。
それだけならそんなに時間は必要としない。3,4日あればゆっくりしてでも間に合う。
全力でやれば1日で可能だがめんどくさい。そこまで急ぐ必要あるのかっていう話。
その合流する時期を…伝えるかどうか。
伝えなくても問題ない。いつ帰ってくるかわからん恐怖に恐れろ、地。みたいなことはできる。それでもいいが…やはり伝えておいたほうがよさそうな気もしてきた。

「…」
無言で紙に何かを書き始める。字は…殴り書きなのが一部あるがそれ以外は達筆。性格とはうらはr(ゲフッ!!
そしてそれを…また違った槍に結ぶ。そして…。
普段は見ることのできない翼が炎の後ろから生えていく。というよりは実体化していくといったほうがいいかもしれない。
そのまま彼は大空へと飛び上がった。力は失えど、身体能力に衰えはなかった。


「…あそこか?」
はるか上空に滞空する炎。もはやその姿は…悪魔。
今彼は6個あのリングを装着している。どうやらここから投げようとしているみたいだ。
滞空状態から、遠心力だけを頼りに…
「イリュージョン・ストライク」
ブンッ!!!!
槍を投げた。放射線を描くかのような弾道で槍はある方向を目指し、飛んでいった。


〜ユクモ村〜

場面は変わってユクモ村。
朝食を終えた地は適当にふらふらしていた。
今日の予定は…まだ立ててない。あるとするなら緊急クエストを処理することだろうか。
実力はだいたいわかった。上位にあと一歩といったところだろうか。地からすればまだまだらしい。
のんびりと、今日やることを考えていた…のだが。

「あれ、なんかやばいもの飛んできてるな…。」

炎が投げたあの槍をいち早く察知する。とはいってもまだ距離はある。
地は拡声器なるものを懐から取り出し、こう告げる

【えー、皆さんおはようございます。地です。現在俺のいるところに向かって高威力の槍が飛んできています。衝撃波の発生はまぬがれないでしょう。】

お前はキャスターかっといった感じにのんきに話している。が、表情はそれどころではない。
投げた本人が特定できているのが幸い。彼もあのリングを…8個つける。
そして続けてこういう。

【とりあえず衝撃波に備えてください。カウント10秒。】

どこがとりあえずなんだい!といった声がどこかから聞こえたが地は無視。そんなこと考えていたら飛んでくる槍にぶち抜かれる。
とにかく真っ向から力を衝突させて、エネルギーを0にする策だ。そのためには今つけているシルソルの腕では耐久力がまったく足りない。
彼は防具を腕だけはずすと別の何かを装着する。まるで異世界より現れた巨大人造兵器の右手のように見える…。
それをつけたまま、例のあれが到達するまで構える。

【9,8,7,6,5,4,3,2,いーち、】
【0】

ズドガァァァアアアアアアン!!!!!!!!!!!

隕石の衝突を思わせるほどの音と衝撃波が襲う。
真正面からぶつかり合った力は横に投げ出されていく。
とりあえず事前に衝撃波が起こることを伝えていたのでなんとか被害は少なかったが…

「いてーよwww」

右腕にはとてつもないほどのダメージが残った。


とりあえずぶっ飛んできた槍に結ばれている紙を取り出す。
そしてその槍をしまう…のではない。

「KA☆E☆SU」
ブンッ!!!!
槍だけをある方向へと投げ返した。
それはさておき、結ばれていた紙をざっと読む。やっぱり炎が書いた文字だった。
今回は細かく分かれていたが、すべてここに書き下ろす。

【4日後に合流するんでそんときはよろしく。】←全体概要
【4日後にてめぇは死ぬ。というより俺が殺す。逃がさん。てめぇは俺が殺る。それ以外の誰にも殺らせん。覚えとけ。半殺しじゃない、すれすれまで削ってやる。途中で出会ったとしても見逃してやる。そのぶん倍にして返すがな。】←地
【不必要に寝たら殺す。】←冥花
【食う量自重しろ。】←霊華
【すまんがしばらく家事うんぬん任せる。あとで何かおごる】←残妖
【俺のことについては地から聞いて。】←ミナーヴァ宛

「4日後が俺の命日か…はは…」
地はまた真っ青になっていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1079 )
  • 日時: 2014/07/22 12:35
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 0AdXLkGv)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十二章 落ち葉=焼き芋

 〜残妖side〜

 残妖とツバキは、朝から掃除や洗濯に勤しんでいた。
 午前中はこれに費やし、午後に狩りに出るのだ。
 朝食の一件ですっかり仲良くなった二人は、簡単な行程だけ把握するとせっせと励む。
 残妖が掃除を、ツバキが洗濯を担当する。
 カトリアは他のメンバーが雇ってもらっている営業の様子を確かめに出掛け、ニーリンは暇なので残妖の掃除を手伝う。
 紅葉が舞い散るこのユクモ村では、落ち葉掃除が最も大変だ。掃いても掃いてもすぐ溜まる。
「ふぅー、切りがないですね」
 残妖は軽く汗を拭うと、ニーリンに話し掛ける。
「確かになぁ、こうにも積もるのでは……焼き芋に困らんな」
「そっちですか」
 ニーリンは箒を振るいながら、呑気にそんなことを口にする。
 これを目の前にしてもそう考えられるニーリンは、見た目通りの大物なのかもしれない。
「いや、実際に焼き芋にしてもいいかも知れんぞ?地殿が採ってきてくれた山菜の中に、山芋もあったしな。今日の昼食の品が一つ増えたと思うと心も弾むぞ?」
 まぁ確かに、これを捨てるのは大変だと思うよりは、山芋がたくさん焼けると思えば何だか楽しくなる。
「ふふ、そうですね。後でツバキさんと相談してみますね」
 残妖は小さく微笑むと、まずはこれを終わらせようと生き生きと箒を振るう。
 ふと、ニーリンは手を止めた。
「ん?セルジュくんなのか?クリティア殿ではなく?」
 料理と言えばルピナスなのか、ニーリンは不思議そうに反応する。
「あ、いえ。今朝の朝食はツバキさんと作ったので、何となく先にツバキさんが」
「ふむ、そうか……」
 ニーリンは箒を掃く手を元に戻し、落ち葉を払う。
「百合要素もアリだな……」
 何だか聞いてはいけないような言葉が聞こえたような気がしたので、残妖は聞こえなかったフリをしておいた。
 
 〜ツバキside〜

 ツバキはせっせと洗濯に励む。
 十六人分のユクモノドウギなどを洗うのは疲れるが、外の掃除の方が大変そうだ。 
「精が出るわね、ツバキ」
 ふと、後ろから霊華が声をかけてくる。
 はぁ、とツバキは溜め息を小さく吐きながら霊華に向き直る。
「人の観察してる暇あったら、手伝ってくれよ霊華さん」
「そうね。洗濯とかはいつも残妖に任せてるけど、たまには自分でやるのもいいかしらね」
 霊華はツバキの隣に座り込み、桶の中に手を入れた。
「そういえば、ツバキ」
 霊華はツバキに向き直る。
「あなた、今朝から残妖とやけに仲良いみたいだけど?」
 あぁそれか、とツバキは小さく頷く。
「残妖さんと話してて、色々気が合ってね。立場もなんか似てたし」
 誰かを守ることを第一に考える辺りや、同じく刀を扱う辺りだ。
 へぇ、と霊華は頷いた。
「……、今度残妖に男装させてみようかしら」
「男装の残妖か、案外似合ってたりするかもな」
 二人して、執事姿の残妖の姿を想像しながら小さく笑った。

 〜炎side〜

 前方から、先程自分が投げ付けた槍が返ってくる。地が投げ返したのだろう。
 炎は飛んでくるそれを普通にキャッチし、翼を納めながら着地し、槍を納める。
「さて、事は伝えた。あとは……」
 炎は再び歩き出す。ゆっくり眠ったために、身体が軽い。
「地を殺す方法を考えながら、ゆっくり力を探していくか」
 炎は歩く。力のある方へと。

 〜ユリ&アストside〜

 早速鉱脈に挑むユリとアスト。
「アストくんって、こう言うことを普通にしてるんだよね?」
「あぁ、武器を作る上で鉱石は必要だからな」
「よーし、頑張るぞー」
 ユリは気合いを入れてから、立て掛けてあるピッケルを手に取る。
「うん、しょっと……」
 しかし、その足腰はフラついており、ピッケルの重量に身体を持っていかれそうになっている。
 それは姿勢の問題でもあり、全く足腰の踏ん張りが効いていないのだ。
「あのなユリ、そんなへっぴり腰じゃ石ころも採れないぞ?ちょっと貸して」
 アストはユリからピッケルを取り上げようと近付く。
「よいしょーっ!」
 ユリは思いきりピッケルを振り上げた。
 だが、振り上げた勢いに負けて、ユリの上体が後ろへ傾いた。
「おっと」
 後ろからアストが優しく受け止めた。
 ユリの頭がゼロ距離になり、整髪剤のいい匂いがアストの鼻をくすぐる。
「(ユリって見た目より華奢だよなぁ、こうしてくっついたらよく分か……、!?)」
 くっついたら、と言うことは、今のアストはユリに抱き付いている形であるわけで。
「あ、ごめんねアストくん……」
 ユリが少し頬を薄赤く染める。
「お、おぅ。気を付けるんだぞ……」
 アストはユリを元の体勢に立たせてやる。
 お互い、気まず過ぎて目が合わせられない。


 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1080 )
  • 日時: 2014/07/23 00:07
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

〜最初で最後の7倍quasar作品の人気投票〜


〜寸劇開始〜

qua「はい、ということdゲフッ?!」
炎「やらないっていったのは貴様だろ」
qua「うるさい!このまま何もなく2代目が終わってしまうのはあれだと思っtガハッ?!」
地「そういうのいらないからwwww」
qua「いやいや、ただでさえ現在の状況なのにそれを持ち返す策というのが」
霊華「それをしたところで他の人が変わるとは…いえないわね」
qua「うわーん!おめぇらひどすぎ!」
炎「貴様は俺が処理する」
qua「うぎゃぁぁああああ!!!」

※qua退場

地「…で、どうするんだw」
炎「やるしかないな…」
冥花「え、本当にやるのかい?!」
炎「どうせならやれってことだ。」

〜寸劇終了〜

〜説明〜

・本編第37話およびもうひとつその28までで登場したキャラなら誰でもおk。
・敵で出ている人でもいいよ!
・ただし、主要人物以外は>>1081にでないのでご用心。
・期間は2代目が終わるまで。3代目になったら発表。3代目入りするまでに投票してね。
・投票権は
作者…持ちキャラに1票可能。もちろん自分の持つキャラのみです。そのキャラで投票しましょう。
読者…3票可能です。同じ人に3つ!とかでもどうぞ。
・ここに書き込んだり、わてが活動しているところでこっそりいったんでもおk。カウントしますよ。まぁ交流板のどっかにいます。
・できれば理由もほしいけど…強要はしません。
・あとは外の世界から持ってきてるキャラについて元の世界を知っているのであればそのことを載せてもらえれば幸い。

以上です。まぁ自分はいつものペースで更新していきますけどね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1081 )
  • 日時: 2014/07/22 23:36
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

簡単な説明。設定とあわせて見よう。
〜本編ver〜

・師条
本編の主人公。狂竜ウイルスの抗体を持つ。何かとめんどうなことをしていたり…。弓使いで自作の弓で戦う。だいたい貫通させて相手を狩っちゃう。なにかと頼りになるとか。

・BLAZE
本編内での問題児。アイルーになったりモンスターになったり、人間になったり。口癖は「くくっ」。知識豊富、話をさくさく進める。そんなポジションでもあり、チートな人(?)。

・涙那
ヒロイン…予定でした。いまや空気となりかけ。和菓子を作りすぎることが多いらしい。普段と驚いた時のギャップがある。実力はそこそこらしい。

・キャロ
空気枠。どんどん悪化している…いや、元からか。涙那のオトモ。実はけっこう実力があったりするのだがいかんせんこのメンバーでは空気となる。はたしていつになったら空気から抜け出せるか?!

・奏連
ある世界から来た人。記憶が80%戻ったらしいが不必要な記憶ばっかりだったらしい。普段着で防具をつけることのない変わったハンター。なお、元の世界では…。

・満
またせたな。SUPER STAR 満 -MITSURU-だ。ONLY☆ONE☆自己紹介など、何かとONLY☆ONEな雰囲気をもつ。戦闘はできないが過去にビームで隕石を破壊したみたいだ。あとドッキリ企画もあったらしい。元の世界では…。

・優李
なぜかツンデレになり、猫耳と尻尾が生えちゃった子。猫を見ると周りのことをまったく気にせず、自分の欲望で動く。腕は最下位。あとちっちゃい。元の世界では…。

・Blizzard
いろいろおばかさん。妖精。孤島の海を氷海にしかけた。自信過剰、自分が最強といいはる。ただしBLAZEが脅すため言い切れない。氷を操るとかうんぬん。元の世界では…。

・?
第37話にて登場。まだ詳細はあきらかとなっていないが、奇跡が起こせるとか。Blizzardと同じ世界の人。今後の活躍に期待。元の世界では…。


〜もう一つver〜

・炎
言わずとしれた問題児にして最凶。ぶっとびすぎな人。いろいろ問題がありすぎてどうしようもない。非常識すぎて彼の行うことは誰が言っても信じてくれない。でも事実。おそろしい。散れといわれたら死を覚悟しよう

・地
問題児その2。おちゃらけでもあり、まじめでもある。何かと話しやすい。アドバイスが的確でもある。あと対キリン兵器。弓使いである。元の世界では…。

・冥花
三途の川でさぼっていたら無理やり炎に連れて行かれちゃったかわいそうな人。なにかと昼寝をして仕事をさぼろうとするが、それを妨害されたときはけっこう不機嫌。ちょっとおかしくない?元の世界では…。

・霊華
なぜか現れたが地に鳩尾強打された幽霊。食費がとんでもないことになる原因。経験が豊富らしい。というより実年齢は(ry元の世界では…。

・残妖
霊華が来たということで連れてこられた。元々出番はなかったが…。家事万能にしてハンターとしても動ける。便利すぎるね。半分幽霊。元の世界では…。

・碧
大剣使いのハンター。狩りの腕前はかなりのもの。常識人で、冷静。あと地の抑圧をしている。碧と蒼のなす髪色は何かを思い出させる。元の世界では…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1082 )
  • 日時: 2014/07/23 08:14
  • 名前: 疾風 (ID: mnZRjI7X)

それでは読者の私から。
キャロ 理由空気すぎてかわいそうだから、あと「ハァ☆」(これだったか忘れた)がかわいいからです。
BLAZE 理由チート級の強さだし、「くくっ」がかっこいいからです。
地 理由炎に対する考えとかが面白いし、自分と同じ弓使いだからです。ん?
対キリン兵器?どっかで聞いうっ、頭が。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1083 )
  • 日時: 2014/07/23 10:00
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: KxwCgD27)

 >>1080

 投票します!クロスオーバー中なので、もうひとつ側に偏る形になるかも知れませんが、とにかく投票します!

 アスト「俺は、炎さんかな。地さんから何度も話は聞いてるけど、どんな人なのか実際に会って話してみたいな」

 カトリア「私は、地さんかな。まだほんの少ししか話したことないけど、大切なことを教えてもらったし、あのいい加減さも、私は見習うべきなのかな……?」

 エリス「……霊華さんです。あのふわふわしてそうな服とか物腰が可愛らしくて、その、縁側で膝枕を……してほしかったりします」

 ライラック「アタシは、BLAZEかな。アイツ、マジで何がどうなってんのか知りたい」

 シオン「私は冥花さんですねーっ!おっぱいがとっても大きくて柔らか……」

 カトリア「…………」ゴゴゴゴゴ……

 マガレット「私は師条さんですね。あの身体、どういう構造をしているのか知りたくて……あ、解剖とかはしませんよ?」

 ニーリン「ふむ、私は涙那くんだな。言動が私と似ているからな。それと、その和菓子には興味があるぞ?どこかで会ったら食べさせてくれまいか?」

 ユリ「私?私は満さんかな。ONLY ☆ONE な感じにはついていけそうにないけど、あのONLY ☆ONE な歌は好きだよ」

 ツバキ「まぁ、残妖さんだな。俺とよく似てるし、気が合うし」

 セージ「キャロ……何かどこかの空気オトモ一号と似ていて放っておけんニャ」ネオェ……

 サクラ「僕は三票入れていいんですね。まずは碧ですね。元の彼のかっこよさはガチです。今でもかっこいいですけど。二人目は奏連。元の彼女は碧とくっつきそうな雰囲気があったので好きですね。あと、ちょっとツンデレな所とか。最後に残妖。とある東の幻想の郷の中で一番好きだからです。だからこそ、クロスオーバーでの扱いも偏ったりしたんでしょうけど。まぁ、ツバキとキャラが似てるってことは偶然でしたし、今はこのままいきますね」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1084 )
  • 日時: 2014/07/23 21:48
  • 名前: 煌星 (ID: YW5sreQg)

第8話  古龍君たち襲来?

輝視点

さてさてどうスッぺ、空にアマツが
3万匹程いるんだがwwww
3人には渓流に溢れた
毒ポンデと犬?を狩らせにいったわww
「とりあえず、挨拶してこようアマツにwww」
とまぁいったもののどうするか
今ヘビィだし広範囲散弾にするか
「喰らえ『地獄の雨!!』当たったら即瀕死か一撃の雨やで〜〜ww」
っとアマツちゃんたち霧に変わっちゃたよww

その他3人

無言で毒ポンデと犬?を狩り続ける3人
そこで鈴が微かな音を聞き取り言った
「輝が空のアマツを全て狩った。
此方もアレやるしかないよ?」
考える暇もなく決定
3人「覚醒ミラちゃん此方おいで〜」
と言ったら覚醒ミラちゃんが天から舞い降りつつ
周囲の毒ポンデや犬?を焼き払い
特大級隕石落としを自らし、
渓流はやけ野原に変わったwww
もちろん、ノーダメで耐えた3人ww

合流後

「ちょ、お前らミラちゃんよんだんかいww」
と早速話題を切り出す輝
「どうせ、3秒で終わるから変わらんだろ」
と晴がいい舞は
「楽だからいいじゃない?」
と言った。
「はいはいわかったからミラさんブレス吐かないで」
明らかな茶番がこのあと3日続いたww


久しぶりの更新かな?即死のアマちゃんwwネタがなぜか頭から離れなかったわい

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1085 )
  • 日時: 2014/07/24 19:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十二章続き

〜凍土〜

溶けることのない氷に包まれた地…それが凍土。
苛酷な環境ゆえに、此処に生息するモンスターは限られる。
そしてそこにいるのは…
「寒いなーwwwほんまにwwww」
今やほぼすべてのモンスターに恐れられている狩人、地だ。
皆の狩りが午後からということなので、いつでも動き回れる彼は今のうちにいろいろ消化しておこうと一人で凍土へときていた。
目的は…緊急クエストの処理。
と、適当に食料の採取だ。
あの大人数を賄うためには相応する食料が必要となる。あれだけで足りるとは思っていない。少なくとも4日分は確保しておかなければ…あとは炎がどうにかしてくれる。
「いやー、寒い寒いwwwwホットドリンクはいいやwwwまぁ変なのはでてこないだろうwwww」
フラグを思いっきりぶったてて地は歩き出す。


〜農場〜

「…」
冥花は地から例の紙を渡され、読んだ。
―寝たら殺される。
初めてであった時の記憶は今も鮮明に残っている。あれは怒らせたら…死ぬ。
眠気が襲ってこようとも、耐えなければならない。
「で、鉱脈からまともな物は出ないって聞いたけど?」
これは地が教えたこと。良質なものは…実は上のほうにあるポイントでとれる。しかし今はそこへはいけない。
「え?そうだったんですか?」
「昨日は石ころ×3だったけど」
昨日試しに掘ったときは石ころしかでなかった。
今出ているのも…石ころだけ。もはやこの鉱脈は石ころしかないのかといわんばかり。
「でも石ころも調合の素材になるし、起爆にも使えるから十分だよ。」
そういってアストはピッケルを振るう。そして…鉱脈出てきたのは鉄鉱石だ。
「これって…石ころ?」
「…それ素で言ってるのかい?ユリ…。」
どうみても石ころと比べ輝きが異なるのにどうして石ころに見えるんだよっと冥花は言いたかったがあえて言わなかった。

さて、ここで農地の様子を見てみよう。
「含水比40%…うーん、50%が適切だったと思うんだけどまぁ土の性質があれだから仕方ないね。あとは団粒化がどれくらいか知りたいけど計れないし…有機物含有量も無理。pF,pHもできない…透水試験はさっきやったけど10^-4だったから良好だね。あとは農地拡張して…それにこの種を植えてどんな種ができるか、他の種はどうなのか…うーん、やることが多いね。さてと、僕は…」
もし誰かがいたら何言ってんだこいつ…といわんばかりに農が呟き続けていた。


〜炎視点〜

「まずはぶん殴る、次に蜂の巣にする、その次は…いや待てよ、燃やすってのもありか…ミンチよりひでぇやってのも有か…。あとは量子化させるか?」
地をどう殺すか考えながら歩き続ける炎。
彼が通るとモンスターは自ずと道をあけていく。彼に立ち向かってはいけないことを知ったのだろうか…。
だけどたまに勇敢か無謀か、炎に立ち向かうモンスターも現れる。ナルガクルガだ。
「シャアアア!!!!」
「うるさい」
ズドンッ!!!!
ドゴォォォォォオオオン!!!

徹甲榴弾の体内での強力な爆発に耐え切れず、ナルガクルガの体は四散した。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1086 )
  • 日時: 2014/07/24 21:43
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>1082
キャロ「ニャー!僕は空気奪還できるときはもうs」
BLAZE「くくっ…我の正体はいずれわかる…。」
キャロ「ハァ☆」
地「ハァ☆はトランクスルー参考な!あと俺は元の名前が使えないんだ!かぶっちまったからなw」

>>1083
炎「…そのうち出会うが…そんなに話す時間設けていたか?」
qua「作る。なんとかしてな。」

地「いい加減さはまねしなくていいからwww」
炎「33-4でいい加減なところを見習う必要がないとでました」
地「なんでや!阪神関係ないやろ!」

霊華「あらあら、言ってくれたらやってもいいわよ?」
残妖「みょん?!」
qua「え、それ俺にもやってよ」

BLAZE「人間ではない。くくっ…。」
炎「…こいつの正体知っているのは俺だけ」
BLAZE「逆もしかり。」

冥花「…」←あのときのあれ思い出した
炎「どうやったらそんなにでかくなるか伝えにいってこい」
冥花「炎以外が言ってたらぶん殴ってたよ。」

師条「俺の体のつくり?自己再生能力を活性化できるってことでいいのか?」
qua「そのうち明かす」

涙那「む、どうにかして届けたい…。でもどうすればいいのかな?」
qua「炎に頼め。あいつならやってくれる。」
涙那「…?」
炎「呼んだか」
涙那「?!」

満「投票ありがとう」
qua「ONLY☆ONE☆感謝」
満「歌だけではなく、踊ってみるのもどうかな?」

残妖「私もツバキさんとは気が合います。」
qua「くっつけよ…。」
残妖「え?!」
霊華「こらこら。残妖は私のものよ?」
残妖「れ、霊華しゃま?!」

キャロ「ニャ?僕以外にも空気がいるのk」
師条「いるんだよ…世界のどこかにだが」
キャロ「ハァ☆…って違うニャ、ちゃんと反応してくれたのニャ。」

碧「元々あれだしな、俺…。」
地「元々あれだもんなwww」
炎「で、くっつくのか?」
奏連「…明かせないわね、それは。」
碧「それもいつか分かること…それがいつになるかはわからねぇがな」

残妖「投票ありがとうございます。」
qua「俺は二番目に好きなんだkゲホォ?!」
地「一番誰だよ」
qua「察せ…!」

ルピナスがいないような…?


あとクロスオーバーに碧ねじ込みます?フラグっぽいの一応話しに入れておいたけど。
入れないならフラグはモンスターでしたってオチとかにするよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1087 )
  • 日時: 2014/07/24 23:38
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: z.jElpJ/)

 >>1086

 ルピナスは、今後のクロスオーバーの展開で分かると思います。

 碧もですね。いいですよ。個人的に好きなキャラなんで、使ってみたいとは思ってたんですよ。地と絡ませたかったんで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タ( No.1088 )
  • 日時: 2014/07/25 13:39
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 4VeqnVC.)

よっ&
更新なう
目次の有り難さ〜

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中!( No.1089 )
  • 日時: 2014/07/25 14:35
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

我も投票します☆ いやー久々の書き込みが投票とは……まいっか♪


七倍quasarさんの作品投票会〜!

勇車「んじゃみんなよろしくー」

ミズキ「じゃあまずは私からね。ええっと……残妖さんかな。何でもできるのが羨ましいっていうか……」

カスケ「僕は地さんかな。前に別の名前で会った時、ミズキも楽しそうだったからね」

ネオ「キャロよー! お前もセージ先生の加護下に入るんだにゃ! 一緒に空気を脱出しようにゃ!」

クック「俺はBLAZEだな。何だか仲良くなれそうな気がする。そういえば一瞬会った事があったな……」

ギザミ「ボクは炎さんかな。その……ボクも炎さんみたいに強くなってミズキを守りたいんだ」

トトス「俺様ぁ涙那だな。ニーリンも選んでるしよぉ……っ! いっ、今のはナシだ!」

ゲネッポ「おやぁ〜? トトヤンやっぱ……ニタァ っと、ワイはBlizzardやな。ツッコミ甲斐がありそうや!」

ゲネスケ「(師条さんです。カッコいいですし……)」

ゲネカク「(兄さんの女の部分が久々に!? あ、自分は地さんです。また胴上げしましょう!
)」

村長「満君、一緒に踊ろう! 歌おう! そして語らおう!ONLY☆ONE☆〜!」

ルカ「残妖さん……かな……あの……だっこして……もらいたいな……」

レオ「ヒャッハァー! 我輩も村長と同じく満だ! 一緒に騒ごうぜヒャッハァー!!」

ラン「私は涙那さんですね。おはぎ大好きです。……ゲネッポは和菓子だけ作れないんですよね」

ティガ「……師条。理由は……頼りになるというのがな」

ペッコ・イーオ「「霊華ちゃーん! だーいーすーきーだぁぁぁ!!!」」

ゲリョ「BLAZEだ。俺もあいつの体を調べたい」

ランコ「キャハッ、Blizzardちゃん! 一緒に騒ぎましょーっ!」

アルタス「(馬鹿が二人揃ったら大変なことになりそうだな……)俺は炎だ。あれだけ次元が違うと話の内容も凄そうだ」

ゲルタス「私は冥花ちゃんね〜、何だかお世話してあげたいわ〜」

神山ルーツ「(ゲルタスさんそれ多分母性本能ってヤツですよ……。俺は地だな。話楽しそうだし!)」

桐谷ンポス「(自分はキャロっすかねー。その……モフモフ大好きなんすよ)」

アカリ「霊華ちゃんの膝まくら……私も私もー!」

勇車「フッフッフ……我はズバリ、Blizzardに三票だぁ!」

全員「「「「「ロリコン乙」」」」」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1090 )
  • 日時: 2014/07/25 14:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: JOrRplga)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十三章 ゴーイングマイウェイ

 〜アスト、ユリ、冥花side〜

 アストはその鉄鉱石を拾って冥花に見せる。
「ちゃんと出るじゃないか。昨日は運が悪かっただけじゃないのか?」
 時の運と言うものもある。何でもないはずの素材が急に欲しくなる時に限って、狙っているのではないかと思うほど出なくなることがある。
 人はこれを物欲センサーだの、凶運だのと言い、ありふれているはずの素材に泣くことがある。
「ほら、もっかいやってみろよ」
 アストは冥花にピッケルを渡してやる。
「……まぁ、さっきので出たんだし、この鉱脈が悪いってことはないでしょ」
 そう言って、ピッケルを割れ目に叩き付ける冥花。
 出てきたのは……やはり石ころ。
 やはり期待を裏切ってくれない。
「どうなってんのさこれぇっ!?」
 冥花は悔しそうに地団駄を踏む。
「冥花さん、私も私も」
 冥花からピッケルを受け取ったユリは、再鉱脈に近付く。
 さっきは振り上げようとして、失敗している。
「ユリ、腕だけじゃ無理だぞ。脇を閉めて、全身からピッケルを振るんだ」
「全身から、振る?」
 ユリはしっかりピッケルを両手で握り、今度は思いきり振りかぶらず、ピッケルの切っ先は肩の辺りで止める。
 そして脇を閉め、ピッケルの柄とユリの身体が一体となる。
「えぇいっ!」
 ユリの全身の力を乗せたピッケルが降り下ろされ、カキィンッと小気味良い金属音が響く。
 その鉱脈の割れ目から、光沢のある青色の鉱石が出てくる。
「あ、なんかキレイなのが出てきたよ」
 ユリはピッケルを置いて、アストをそれに見せる。
「おっ、マカライト鉱石じゃないか。やったなユリ。これ、鉄鉱石なんかより断然レアだぜ」
「ほんと?やったぁっ」
 アストに褒められて、ユリは嬉しそうに喜ぶ。
「あたいだけ何なの、この扱い……」
 冥花は面白くなさそうに口を尖らせて呟く。
 アストは割れ目を覗き込む。
「ん、こりゃもう出ないかな。一晩くらいしたらまた鉱脈が動いて、鉱脈が溢れてくるはずだから、発掘は今日はここまでだな」
 借りていたピッケルを元の場所に戻す。
 あまり深く掘りすぎると、周りの土壌の悪化にも繋がったり、何より鉱脈の崩壊にもなる。
 それは狩り場の発掘でも同じことが言えるのだ。
「じゃあ次は……」
 アストは次に目をつける。
 それは、虫籠だ。
「む、虫籠……。私、虫苦手なんだけど……」
 昨日の魚釣りでのミミズにも手を躊躇うユリだ。
「ユリ、虫は苦手なのか?」
「う、うん……」
 アストは顔を青くしているユリを見かねて、小さくため息をつく。
「ちょっとずつ慣らすしかないかな」
 アストはそう言って、虫籠の中に手を突っ込む。

 〜地side〜

 地はやはりホットドリンクも飲まずに凍土をすすんでいた。
「うん、まぁ、俺が制圧したから当然だよな」
 モンスターはほとんど見当たらない。
 せいぜい、ガウシカやポポがたまに威嚇をする程度だが、無視すればすぐに興味を失う。
 おかげで地は悠々と凍土を歩む。
 ふと、歩いている内になにかを見つけた。
 それは、濃い黄緑色の液体のようなモノだ。
「んー、こいつは……」
 地はこの液体に見覚えがある。
 不意に、地は月穿ちセレーネを展開した。
 そして、気配だけを頼りに振り向いた。
 爆発が迫ってきている。
 地は軽く回避する。
「あー……やっぱお前かぁ。なんかここのお前と会うのって久し振りだな」
 濃い紫色の体表、異常に発達した前肢、突き出た頭部。
「グォアァァァァァァァァ!!」
 そう、それは……
「砕竜、ブラキディオス!」
 少しは楽しめる相手だな、と地は舌で唇を舐める。

 〜残妖side〜

「ふー、終わりましたね」
 残妖は一息ついた。
 落ち葉は山のように積もり、真っ赤な小山がいくつも出来上がっている。
「ふむ、これだけ集まると壮観だな」
 ニーリンも大きく頷く。
 そして、これを捨てるのかそれとも焼きいもにするのか決めかねたままだったのだ。
 しかし、ちょうどいいタイミングで彼女はやってくる。
「残妖〜、お腹空いたからなんか作って〜」
 霊華である。
 つい、さっき朝食を食べたばかりにも関わらず、もう食事を求めてくる。
「あ、霊華様。ちょうど落ち葉が溜まってますから、焼きいもに致しますね」
 残妖は霊華に向き直ると、焼きいもを焼くための準備に取り掛かる。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1091 )
  • 日時: 2014/07/25 17:42
  • 名前: 若虎 (ID: Zpm8IqUW)

お久しぶりです 若虎です!!
このスレ1000越えていたんですね
おめでとうございます♪
私は、もう少し考えてから書き込みます
それでは…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1092 )
  • 日時: 2014/07/25 23:44
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

おっ、気がつけばあと10レスじゃないですかー。また次のスレ、建てますよね。……よね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1093 )
  • 日時: 2014/07/26 12:12
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

いっくぞー! 投下!

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

三十二章 歓迎の宴

「アスト君、ツバキ君、セージ、いるー?」
アスト達が落ち着いた頃に、聞き慣れた声と共に部屋のドアがノックされる。
「どうしたんですか? カトリアさん」
「村長さんが、私達の歓迎パーティーを開いてくれるんだって」
アストが顔を出すと、カトリアは若干嬉しそうな顔をしてそう言った。
「これまた随分と大げさだな」
「ペッコの言ってた通りの人だニャ」
苦笑するツバキやセージと共に、会場に指定された村の広場へと向かうアスト達であった。

「わはーっ、凄いですーっ!」
アスト達を呼びに行ったカトリア以外のメンバーは、先にパーティー会場へと着いていた。……のだが。
「……これって、パーティーってレベルですか?」
そう、シオンの言う通り、このパーティーはパーティーと言うにはあまりにも大規模だったのだ。建ち並ぶ屋台に沢山ぶらさけられた"ミナーヴァ歓迎"と書かれた灯り。最速祭りである。
そしてそれらを、「やりきった!」と言わんばかりのホクホク顔で見ているのは村長。
「うわっ、流石村長……」
「僕がここに来た時より力入ってるぞ……」
後からやって来たミズキ達も呆れ顔でそれを見ると、集まってきた村人達にミナーヴァのメンバーを紹介していった。

「お待たせー」
少しすると、アスト達を連れたカトリアが他のメンバーと合流した。アスト達がパーティーの規模に驚いたのは言うまでもない。
「おっ、主役が全員揃ったね!」
アスト達の到着を確認した村長はダッシュで広場の中央へ行くと、大きな声で全員の視線を集めた。こういう指導者としてのカリスマが、村長がこの村の村長として慕われる由縁なのだろう。
「えー今回、この村にすっばらしいお客人が来た。キャラバン"ミナーヴァ"の皆だ! 」
集まった村人達から歓声が上がる。
「そんじゃ、団長のカトリアさん、スピーチよろしくっ」
「えっ、えぇ!?」
そう、これは村長の無茶ぶりである。
「ほらほら、早く!」
「あ、ええっと……」


>無茶ぶりすいません、カトリアさんのスピーチよろです!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1094 )
  • 日時: 2014/07/26 12:22
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: hUsI8TyN)

今何人の人が見てるんだろう…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1095 )
  • 日時: 2014/07/26 13:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十四章 碧色の流星

〜ユクモ村〜

「芋を包んで…あとは落ち葉に入れて焼くっと。」
集めた落ち葉に火をつける。それは瞬く間に燃え上がる。
芋は地が漁ってきた物をいれる。大小さまざまだが問題はないだろう。
「これ何分待つの?」
腹をすかせた霊華は聞く。
「うーん…この芋はいつまで焼けばいいのか分からないので未定ですね」
残妖はこのタイプの芋は見たことがなく、性質もよくわかっていない。知っているのは地くらいだろうか。その地は今なぜかいない。
「えー…それまで何かないのー…」
駄々をこねるかのように呟く霊華、何もおもわず空を見上げた。
―青い空に一つの流星が現れる。碧色のそれは、どこかへと流れ落ちていった。


〜農場〜

「ふ〜…あれ?朝なのに流れ星?」
その流星は農にもしっかりと見えた。夜でもないのに輝き、流れる一つの星…。
「珍しいことも起きるんだね。」
そういいながらも農作業を続けていく。


〜凍土〜

月穿ちセレーネを展開したのだが、何かおかしいことにきづく。
「あれ、このブラキーン…青いオーラが感じるんだけど。」
よく見るとこのブラキディオス、通常個体にない青いオーラを漂わせている。
「グォアァァ!!」
ズドンッ!!
大地を穿つかのような一撃を放つ。無論、地はそれをすれすれで避ける。一歩間違えれば確実に昇天するような威力のそれを、である。
「うーん、こいつには俺の本来の装備のほうがいいか。」
そういうと彼は一瞬で武器と防具を切り替える。
【集中,散弾・拡散矢UP,フルチャージ,無慈悲】を発動させる防具と、水属性を有する発掘弓だ。
※お守り次第で実現可能
「さーてと、あとは狩るだk」
「グォア!!!」
「ちょっなにそr」
ズガンッ!!!
ブラキディオスは地の想像外の動作で襲い掛かる。反応の遅れた地はそれをまともに直撃する。
ダメージは大きいがまだなんとかなった。ただ、体には緑色の粘菌がまとわりつく。
これがついてしまった状態でもう一発攻撃を喰らえば…爆発によるダメージが加算され、耐えることは…不可能。
「うげっ…久々にまともなのくらった…」
「グォアァァァ!!!」
留まることなく連撃を打ち込もうとするブラキディオス。もはや通常個体とはまったく違う。地の知る個体をはまったく異なる。
避けようにもまだ起き上がっていない地はこれは無理だわと思い、嘆く。
「あーあ、こんなん炎とかあいつがいたら防げるのになー。そう思う俺はまだあまいってことか…。」
ブラキディオスの拳が地へと接近する。
もう無理だわーと思い真上を見上げる。ブラキディオスの巨体でよく見えなかったが…何かが接近しているのが確認できた。それが何なのかすぐにはわからなかったが…

「邪魔だ。」
ズドォォォォォオオオオオン!!!!

ブラキディオスの背中に、何かが衝突する。
その衝突音は剣が当たったような音ではない。
当たった瞬間は黒曜石かのような硬さで無傷のように見えたが、次第にピキピキッと音がし、亀裂が入る。
「グォア?!」
突然の出来事により、ブラキディオスはよろめく。背中へのダメージは強大なもの…。並みの個体であれば力尽きていたと予測されるもの。
それを行ったのは…

「おいおい、ブラキごときに苦戦するわけないだろお前…」

蒼く輝く雷剣を持ち、堅牢な防具に身を包む…碧だった。
彼はなぜかこの世界に投げ出された。たまたまその落下地点にブラキディオスがいたため、空中で溜めを行い、衝突にあわせてぶった切ったのだ。
無論、その個体が並外れたモノであったため斬ることはできなかったが…。
「通常個体じゃないから仕方ないwwww」
地は碧にそういう。とりあえず体についた粘菌は排除した。
体力もしっかり回復させ、体勢を立て直す。
「んじゃ、久々のペア狩りといきますかー!」
「あぁ、そうだな…!」
そういって地は弓をひき、碧は持ち前の雷剣をブラキディオスの弱点へと抜刀した

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1096 )
  • 日時: 2014/07/26 17:19
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

碧導入しました。かなり無理やりだけど仕方ないね。
時間軸が本来の話とずれているからこうするしかなかった。

>>1089
残妖「なんでもできるといっても家事だけですが…」
霊華「私が育てた。」
残妖「霊華様もたまにはしてください…。」

地「おう、またいつか会えるってwww」
炎「…何があったんだか俺は知らん」
地「気にするなwww」

キャロ「ニャ?もしかして僕以外の空気キャラニャ?」
師条「そういうことだ」
キャロ「ニャー!なかm」
BLAZE「師条、誰と話していたんだ?」
キャロ「ハァ☆」

BLAZE「我と仲良く…?くくっ…」
師条「やめとけ。こいつは逆らえないぞ」
BLAZE「常識は持っている、貴様ほど無慈悲ではないわ」
師条「説得力ねーぞ」

炎「力がほしいなら日々の鍛錬を怠るな」
地「怠った結果がこれだよ!ww」
炎「おめぇは怠ってねーだろ」

涙那「なー!?モンスターがしゃべった?!」
師条「落ち着け。そういうのも世界のどっかにはある」

Blizzard「あたいに突っ込みをいれるなど!百年はやいね!」
BLAZE「我は100年以上生きているが?くくっ…」
師条「おいネタバレよせ」

師条「かっこいいか?俺」
BLAZE「それは自身が決めることではないからな」
優李「なんか過去に似た人を見たような…別に憧れてはないわよ…」

地「今後は俺が胴上げしてあgガハッ?!」
炎「リングつけるな。大気圏まで打ち上げる気か」
地「もっといけるとおもうw」

満「She is my wife…」
qua「俺は帰ってきたのほうは?あと10倍のquasar入りグレープジュース飲む?」
満「お断りだ。」

残妖「だっこですか…?いいですけど…」
qua「んじゃおれもおねg」
残妖「無理です。」
qua「なんでや!標準体重以下やで!」
炎「そう言う問題じゃない」

涙那「和菓子は昔から作っていたぞ。」
師条「作りすぎる癖もそのときからか…」
涙那「う、うむ…ちょっと…な。」

師条「俺が頼りになるのはゴアとシャガルを相手にするときくらいじゃないか?」
BLAZE「さぁな…」

霊華「なにかうれしいようなうれしくないような感じがしたわ…何かしらこの感覚」
炎「あぁ、気にするな、すぐ絞めてくるから」
地「投票しただけなのに絞められるという。まぁ一言余計だったなw俺もいこっとw」

BLAZE「我の体…くくっ人にもモンスターにもわかるはずがない」
炎「てめぇはさっさと帰ってこい」
BLAZE「帰れないかもしれないぞ?」

Blizzard「なにかアタイに近い気がする!」
?「気がするじゃなくてまったく同じ属性です。」
師条「…BLAZE、処理は任せた」
BLAZE「焼けばいいんだな、分かった。」

炎「更なる次元の違う話は俺の師から聞け」
?1「ちょ、俺らはもうでないっての!」
?2「私は剣術しか話せないんだけど。」
qua「ごめん、この二人はどうやってももう出したくない。」

冥花「あたいを世話って…何する気?」
炎「その歪んだ思想を根本から叩きなおす」
冥花「きゃん!?」

地「楽しい話から怖い話までおまかせだ!w」
碧「だいたいキリンになるんだがな」
地「キリン装備ほしいなら俺をよべwww」
炎「変態」

キャロ「ニャー!僕の毛は長いニャー!モフモフしt」
BLAZE「こんなところに毛…?何がいるんだ?」
キャロ「ハァ☆」

霊華「あらあら、私の膝枕希望者は増えるばかりね。」
qua「つーかとんでもないほどいると思うよ。その一人が俺。」
炎「貴様もその一人かい…」
地「あ、俺もその一人w」

Blizzard「三票きた!これでアタイの一人勝ち確定ね!!」
優李「ふん、私はどうせ1票も入らないまま終わるわよ!別に入れてほしいわけじゃないけどね!」
?「ま、まぁ私はまだでてすぐですから…。」
師条「意外と人気があるキャロであった。俺?知らん」


ところでさ、小説を自己満って言う人いるけどさ、それってどの小説でも言えるような気がするんだけど。
自己満じゃない小説ってなんぞ。

満「呼んだか?」
qua「満ってのは入ってるけどお前じゃない。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1097 )
  • 日時: 2014/07/26 15:52
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: v5eSBFVq)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 三十二章続き

 あまりに突然なもので、カトリアは狼狽える。
 目の前には村中の村人達。背後にはミナーヴァのメンバー達。
「え、と、その、あぅ……」
 すっかりカトリアは緊張してしまい、頭の中が真っ白になる。
 ふと、アストが隣から声をかける。
「カトリアさん、外交ですよ。外交。ナグリ村とかチコ村に着いたときと同じですよ」
 外交。
 つまりは第一印象が大事で、しっかりしなくてはいけない。
 それを思い出したカトリアはハッとなり、人が変わったように雄弁に優説を語る。
「村の皆さんに突然のご無礼を申し上げます。私はキャラバン『ミナーヴァ』団長、カトリア・イレーネです」
 どうにか落ち着きを取り戻してくれた、とアストは安堵する……
「現在、ハンターズ・ギルド内でのギルドナイトが、組織の中でぬくぬくと肥え太り、私達一般人やモンスターハンターなどに対して、権力という名の暴力を持って弾圧しているのは事実です」
 と、思えば……?
「確かにギルドナイトは強い権力を持って、私達に歯止めを掛けて、犯罪を防止しています。時には、暗殺も辞さないでしょう。ですが、それは一体何人のギルドナイトがその責務を全うしているでしょうか?何百、何千といるギルドナイトの中で、何人が!」
 突然、何かのデモを語り出すカトリア。
 すっかり村人は静まり返り、辺りはカトリアの声しか響かない。
「ハンターの中でも、優秀な功績を築き上げてギルドに、人々に認められた者だけがなれるのがギルドナイトです。ですが、功績さえ上げれば誰でもギルドナイトになれるものではないはずです!力さえあればと、モンスターを狩れればと!人の上に立って然るべきがギルドナイトの在り方であると私は思います!では、今のギルドとは何でしょう。私達から徴収と言う名の略奪を繰り返し、不必要としか思えないようなことばかりに投資するその姿を見て、私はこう思います。「ナンセンスだ」と!土地開発を行えば自然は失われ、略奪を行えば民衆の信用が失われ、その果てには私達ヒトの尊厳さえ失われてしまうのです!「ならば、モンスターからお前達を守っているのは誰だ」とギルドナイトはこう答えるでしょう。では、今の彼らは誰かを守ったことがありますか!?権威を振りかざし、食べて寝るだけの浪費が、守ることになると!?それは偽りです!権威に屈し、惑わされてはいけません!人の上に立つとは何か、守るとは何かを、今こそ私達は訴えるべきです!正義も悪もありません。私は一人の人間として、今この時代は間違っているのだと、主張します!!」
 この瞬間にどれだけの時間が流れたのかは分からない。
 カトリアのその演説がピタリと止まり、一拍置いてから空気が砕けんばかりの拍手が村を包み込む。
「あれ?私、何を話して……」
 カトリアは我に返ったように回りを見回す。
 彼女のあの一心不乱の演説は、無心になっていたものだろうか。
 ミナーヴァメンバー達も、拍手をしていた。
「カトリアさん、かっけぇ」
「……素晴らしい演説です」
「アンタねぇ、それなんて台本?」
「感動しましたぁ、さすがですぅ」
「はへへーっ、団長すごいですーっ!」
「お疲れ様です、カトリアさん」
「ふっ、私としたことが。つい感化されてしまったな」
「カトリアさん、団長じゃなくて政治家の方がいいんじゃないですか?」
「ここまで熱い演説は初めて聞きましたよ……」
「アホ、本音をぶちまけただけだろうニャ」
 拍手は鳴り止まない。
 村長がカトリアの隣に立つと、静粛に、と手を上げる。
 村長のその手により、村人は再び静まる。
「と言うわけだねみんな!さぁ、早速歓迎の宴の始まりだぁ!」 
 静かにしたと思ったら、また騒ぎ出す村人達。カトリアの演説の内容にはスルーらしい。
 何を話したのか自覚したカトリアは、突然頬を爆発させたように赤くするのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1098 )
  • 日時: 2014/07/26 16:43
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: T93jOWTk)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十四章続き

 〜地&碧side〜

 この二人が時空を超越して再び手を組んだ。
 もはや止める術などない。
 ブラキディオスは通常とは比べ物にならない速さで前肢を二人に放つ。
 しかし、碧はそれを掠めるかのように受け流す。粘菌すらもついていない。まさに神業のごとき回避だ。
「遅いんだよ!」
 碧は雷剣を横凪ぎに振り抜く。
 大剣であるはずのそれは、片手で軽々と舞い、ブラキディオスの頭部に爆雷を叩き付ける。
「ちょwww おまwww それチートwww 」
 地は久し振りに会った碧を見て、笑う。
 笑みを隠しもせずに地は弓を放つ。
 鉄砲水のごとき水の矢がブラキディオスの黒曜甲を貫き、吹き飛ばす。
「グァオォォォォ!?」
 ブラキディオスは思わぬ反撃に怯む。

 〜炎side〜

 少し遡る。
 霊峰の峠道を歩く炎もまた、そのエメラルドのように煌めく流星を見ていた。
「あの光、あの星の動き……そうか」
 炎は足を止める。
「お前も来たのか。何がどうなっているのか……」
 呆れたようにため息をつき、炎はまた歩こうとして、突然振り向いて手を叩いた。
 そこには、炎の手によって潰されたブナハブラがいた。
 まるで蚊を潰すかのようだ。
「全く……」
 炎はそれこそ蚊を飛ばすように、ブナハブラの死骸を指で弾いた。
 
 〜ツバキ、残妖、霊華side〜

 昼間に見える流星……など放っておいて、霊華は残妖にすりつく。
「ねぇ〜まだなのぉ〜」
「霊華様、芋だって簡単に焼けてくれないんですよ。焼きすぎても焦げて美味しくなくなっちゃいますし……」
 困ったなぁ、と残妖は眉をしかめる。
「もう少しなんだから、我慢してくれよ」
 ツバキは燃える落ち葉の中に火箸を入れて芋を探る。
 芋を挟み、火から上げてみる。
 表面の皮がわずかに焦げている。
「お、焼けたかな?」
 ツバキは火箸に挟んだ焼き芋を引っ張りだし、皿に乗せる。
 一応割ってみて、焼けているかを確認する。
「よし、焼けた焼けた」
 他の芋も回収し、皿に並べていく。
 
 〜アスト、ユリ、冥花side〜

「あれ?」
 ふと、ユリは空を見上げた。
「ユリ?どうしたんだ?」
 虫籠から虫を集めたアストは、大空を見上げているユリを見て、一緒に見上げる。
「今ね、流れ星が見えたような気がしたんだけど?」
「ユリ、あんたね。昼間っから流れ星がみえるとか考え付かないってば」
「で、でも、ちゃんと見えたよ?」
「気のせいかもよ?」
「??」
 それでも、ユリは先程の流れ星のような碧色の輝きを忘れていない。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1099 )
  • 日時: 2014/07/26 21:06
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: hUsI8TyN)

>>1100
あっ……そうでしたね。
てか、原因私じゃん。誠に申し訳ございません…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1100 )
  • 日時: 2014/07/26 21:02
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: T23HThuJ)

あのさ…あと101レス可能だよ?
番外編にも書いたけどNoと返信数がずれているのよー
たから返信数て判断しよう。まだ101レス、まだまだここに書ける。
まぁ自分はバイトとテストの二重攻撃で死にそうだけどね。
今日はあと一回更新したいな…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1101 )
  • 日時: 2014/07/26 23:57
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

第38話 帰還

俺達はモガ村へと戻ってきた。
あの謎の女は…BLAZEが背負っている。俺は狩猟したモンスターの証を持っている。
「おー、帰って…ん?その子は?」
「わからん。倒れていたから背負ってきた」
BLAZEがそう答えている間に俺は村長の息子に証を渡す。
どうやら交易品が手に入ることがあるみたいだ。討伐したモンスターには特産品といえるものがある。それによって物をぶつぶつ交換みたいなことをしている。
別に俺達は長居しないから…どうでもいい。
あとけっこう眠い。また水中で動いたんだ…全身にかかる負荷はとてつもないもの。早く寝させろ。
「くくっ…先に寝ているんだな」
BLAZEはそういってた。俺は眠いので特に何も思わずそのまま部屋へはいった。
…ばかっぽいBlizzardも一緒だ。
「ねぇ、もしかしてアタイの寝姿撮ろうとしてない?」
んなわけあるか。といいたい。
「アタイの寝姿なんてめったに見られないんだからね!!」
あぁ、そっちですか。そうですか。別にどうでもいいです俺は。
「とにかくそこで寝てろ…」
ベットに空きは…一応あった。ただもうBLAZEとあの女は地べたで寝ることになるのだが…いいのか?
まぁそれより眠気がひどいから俺は寝るとする…体を休めることも狩人には必要だからな…。



「この者が目覚めるのはいつか…」
BLAZEは外でひたすら待っていた。
本来この世界に来るはずのない存在が、なぜか来ている。その理由を知りたい。
Blizzardに聞いても良かったのだが…性格があれなうえにバカだからまともに情報を得ることができない。
ならば同じ世界から来ているこの女に聞くことにした。
その女は眠っているかのように動かない。
「…朝までかかりそうだ」
BLAZEはそういいながらも寝なかった。



そして朝を迎える―



「…」
俺だ、師条。久しぶりにこれ使った。
どうやら一番に起きたみたいだな。まだ誰もおきてねーわ。
まぁ起こすのもあれだしそのうち起きるだろう。放置だ放置。
俺がBLAZEから課せられた使命…ラギアクルスの狩猟。
どんなモンスターかは未だにわからん。水中戦がメインであることくらいしかしらない。
ただあの状況で弓を使うのは…非常に難しい。
機動力の低下が痛いな…ガードができる武器ならば多少生存できそうだが…俺は弓以外使えねーんだ。
とまぁ水中戦を今から…という気にはならない。
「BLAZEは何しているのか見に行くか」
あいつは結局寝たのか寝ていないのか…それを確かめに行くことにした。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1102 )
  • 日時: 2014/07/27 02:10
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)

>>1101
勇車「ブラスターエネルギー……フルチャージカクニン」ガシャコン
クック「!?……お、おいつばゆう?」
勇車「ターゲットスコープ……ゴサシュウセイカンリョウ」ピピピッ
ゲネッポ「おいクックヤン! いまツバヤンに近づいたらアカン!」
勇車「シャテイハンイナイニイブツヲカクニン……コウゲキヲココロミマス」ウィーン……ズガガガガガッ
クック「おうあぁっ!?」
勇車「シャテイガイヘノジョガイヲカクニン……ターゲットヲシュウセイシマス。ターゲット"シジョウ"……カクニンシマシタ。戦闘特化AI"邪竜"キドウ……セイコウシマシタ。セントウ……開始」キィィィン!
ゲネッポ「行ってもうたか……ツバヤンはな……師条ヤンを恨んでるんや……チルn……blizzardネエの寝姿を独り占めして……あろうことか"どうでもいい"って言った師条ヤンがな……」
ギザミ「流石ロリコンだね。……って違う違う! ううっ、炎さん、地さん、ご迷惑かけます……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1103 )
  • 日時: 2014/07/27 11:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

>>1102
師条「ちょっとまて、俺はってところを読めっての」
BLAZE「どういうことだ?」
師条「俺はどうでもいいが俺以外のやつがもしかしたらってこともあるから寝姿は撮ってるっての」
涙那「も、もしかしてそれってわ…わたしも含むのか?!」
師条「つーか全員」
涙那「なー?!」

〜別ポイント〜

炎「なんかまたあいつくるとか」
地「えーwwあの処置してるってのにくるの?ww」
碧「…?俺も必要か?」
炎「もし止まらなかったら…だな。もうめんどくさいから心臓部以外全部消す。」
地「あれだなw全部位塵にしてそのあとすべて焼却〜」
碧「俺いらなくないか?」
炎「焼却じゃないな…これで完全に無に帰す」
残妖「こ…こわいですよ…炎さん…」
霊華「…(彼が味方でよかったわ)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1104 )
  • 日時: 2014/07/27 13:17
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十五章 蒼天の名のもとに

〜炎視点〜

「…まぁあいつは勝手に地と合流するだろうし問題ないな」
炎はのんびりと進む。とはいっても炎からすればのんびりだが常人から見るとそうではない。
それでも本人はのんびりしているのだろう。どこがのんびりなのかわからないが…。
「あとは…使える力は少しだけか」
完全に制御するためにはすべての力がなければ不可能。
しかし、ある程度自重のかかった制御なら一部が欠けていてもすることはできる。
ただし、強大な力になるほど他の力が必要となり、空間移動と時止めはすべてがなくては制御することはできない。
他の力はある程度そろえば互いに自重しあい、制御できる。
今は…まだ力が少ない。
「…」
炎はひたすら歩く。力の発する方向へと歩いていく。
その道にいたモンスターは彼を恐れ、自ずと道を譲り、その場から逃げるように去っていった…。


〜凍土〜

「グォォアァァァ!!!」
立て続けに連撃を喰らったブラキディオスは怒り状態となった
腕や頭についている粘菌は、それに呼応するかのように活性化していく。
今の状態では粘菌はすぐに爆破する…とてつもなく危険だ。
しかしこの二人にはそんなのどうでもよかった。
「はいはいwブッラキーンは頭を狙いましょうねーwww」
バシュン!!
水属性を有する矢はブラキディオスの頭だけに命中する。
「グォアア!!!」
とてつもないほどにでかいダメージであるはずなのに、ブラキディオスは怯むことなく、地に向かって拳を振り上げる。
「おーい、碧ー、任せたぞー」
「任せろ、脚を…へし折る!」
ズガッ!!メキッ・・・!
何かが足元に直撃する。堅牢な甲殻をも砕き、内部までダメージを与えるほどの一撃…。
重量感のある大剣を、渾身まで溜めて横になぎ払った。斬ることはできないにしろ、打撃にちかいダメージを与えることはできる。
「グァオォ?!!」
突然足元を襲われ転倒するブラキディオス。
必死にもがくが…その正面とサイドには
「これでおわりだw」
「通常個体とそんなに変わらん…」
地が弓を、碧が大剣を構え、放っていた。


「いやーww久々にあうとなんか変わったなー」
「どこがだよ…俺は俺だ。」
青のオーラを放つブラキディオスは…圧倒的な実力を持つ二人の前に敗北した。
オーラがなんだったのかは不明だが何かしらの強化がなされていたのだろうということにした。
元の世界で…蒼天の名を持ちしもの。彼らの名はほとんどのハンターが知っている。それほどの実力者…。時空を超えて、再び結束する。
「あ、本来の目的忘れてた。ギギネブラとかいうの狩ってそのあと食料確保しないと。」
「ギギネブラ…?そこにいる雑魚か」
本来の狩猟目的でもあるギギネブラは…二人の様子を見てしまい、エリアの端で気配を消して隠れていた。が、気づかれてしまった。

―その後、ギギネブラが瞬殺されたのはもはや誰もがわかること



〜ユクモ村〜

焼けたことを確認した残妖とツバキは次々に芋を皿へ乗せていく。
大小さまざまの焼き芋の完成だ。
「お待たせしました、あとは皮をむいて…」
残妖は入れた芋の中でも特にでかいものを霊華に渡そうとして振り向いた。のだが…。
「もう6個食べちゃったよ?」
なんと既に焼けている芋を6個食べてしまっていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1105 )
  • 日時: 2014/07/27 13:34
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

武器のこと乗せておきますかー

【地】
今回は発掘弓を利用しました。基本はキリンからでるプロミネンスボウです。属性は火、水、雷。
あとは殲滅と破壊の剛弓でこれは氷と龍が対応します。すべて拡散剛射パターン。
防具は…一応できるので、はい。
とはいっても基本はMHP3準拠のあれなのでこっちは緊急時に使ってください。

【碧】
MHP3準拠はしていません。理由は彼は地と比べいろいろな世界に行く人ではないから。
武器は雷剣と輝剣で、水、雷、氷、睡眠、麻痺属性は雷剣で、火、龍、毒属性は輝剣でそれぞれ持ち合わせている。
防具は基本 切れ味+1、W抜刀、納刀、集中が発動する組み合わせ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1106 )
  • 日時: 2014/07/28 14:24
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 0oc/a221)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十五章続き

 〜残妖、霊華、ツバキside〜

「も、もうかよ!?」
 ほんの数秒間だけ目を離しただけなはずだが、水を飲むように焼き芋が消えた。
 ツバキは霊華と皿を見比べながら凝視する。
 皮を剥いたような跡は残っておらず、そのまま食べてしまったようだ。
 残っている焼き芋は、残妖が霊華に渡そうとした、一番大きなものしか残っていない。
「そんな霊華様ぁ、いきなり全部食べちゃうなんて……」
 私も食べたかったのに、と残妖は落ち込む。
 そんな残妖を見かねてか、霊華は言葉を与えてやる。
「あら、残妖も食べたかったのね。だったらその大きい焼き芋、残妖が食べていいわよ」
「えっ?」
 残妖はてっきりこの一番大きな焼き芋も霊華が食べるものだと思い込んでいたが、予想外の返答が返ってきた。
「で、ですが霊華っ。お気持ちはありがたいのですが、この焼き芋の大きさでは私では食べきれないと思います」
「ツバキと一緒に食べればいいじゃない。半分こにでもすれば大丈夫でしょう?」
 霊華は残妖とツバキを見比べる。
 ツバキからすれば、食べようと食べまいとどちらでも構わないのだが。
「俺は別にいいけど、霊華さんはいいのか?」
「どうぞどうぞ。あなただって、作った以上は食べたいでしょう?」
「じゃ、お言葉に甘えるかな」
 ツバキは小さく苦笑する。
 残妖にカットしてもらい、一口サイズにして食べていた残妖とツバキだったが、こっそり霊華が一口だけつまみ食いしたのだった。

 〜地、碧side〜

「そー言えば碧、何でお前ここにいんの?」
 ギギネブラを瞬殺した地と碧。
 地は今更になって、何故ここに碧がいるのかを問い質す。
 それを訊かれて、碧はほんの少しの間だけ考えるような顔をした。
「分からん」
「おまwww なんじゃそらwww 」
「むしろ俺が訊きたいぞ……確か俺は、あそこにいたはずだったんだが」
 彼の言うあそことは、元の世界の件の組織の基地のことだ。
「突然目の前に、ほらアレだ。半年くらい前にお前が「寄り道しようぜ」とか抜かしていた、次元の穴だったか?それに吸い込まれて……気が付いたら空に放り出されていて、凍土が見えてきた辺りで、ブラキディオスに苦戦するお前が見えて、今に至る」
 碧自身、何を話しているのかよく分からなかった。他人からすればそれはまるで信じがたい内容だ。
「オケー、よく分かった 」
 これを理解できるのは地と炎ぐらいだ。
 つまり、ミナーヴァが巻き込まれたように、それが碧にも影響が出たようだ。
「で、お前はまた寄り道してこんなとこにいるのか、地」
「うん。暇だったからな」
 地は笑いながら答える。
 が、その唇は紫色に変色しており、歯が噛み合わない。
「つーか、寒いんですけど」
「ホットドリンク飲めよ」
「忘れたwww 」
「おい」
 半年ぶりに再会した二人。しかし、お互い何も変わっていない。会話の形すらもだ。
 ギギネブラを瞬殺して一息ついた地は、本来の目的のもうひとつを思い出す。
「そーだった、食糧も集めてるんだった。ついでに手伝ってくんね?つか、手伝え。俺一人で持ち帰れる量じゃ全く足りねぇから」
「なんだ?今はそんなに大人数と行動してるのか」
「それもあるし、その内の一人が、一人分の何十倍も食べるんだわwww 」
「何だよそれ……家計が火の車だな」
 どんだけ大食らいな奴がいるんだ、と碧は呆れる。
 この場合は、霊華のことを指している。
「まぁ、行き掛けの船だ。付き合ってやるか」
「おいwww 俺はBLに興味はな……」
「そっちの付き合うじゃねぇよアホンダラ」
 碧は暴力と言う名のツッコミを地にぶちこむ。
「げふぅッ!?」
 地は碧のその激しすぎるツッコミにぶっ飛び、凍土の山肌に叩き付けられる。
「アイタター、やっぱお前のツッコミじゃないとしっくりこねぇわ」
 それでも何事もなかったように起き上がる地。
 冥花のツッコミもいい筋はしているのだが、それでも碧には敵わない。
 軽く雪を払って、碧に向き直る。
「んじゃ、食糧探索に行きますか」
「あぁ」

 〜アスト、ユリ、冥花side〜

 虫籠の次は、魚釣りをしていた。
「魚釣りとか、黄金魚の納品以来だな」
 アストはエサのついた釣り針を川に投げ込む。
「私、昨日は三回もやって一匹も釣れなかったの……」
 ユリは声のトーンを落とす。
「まぁまぁ、初めはそんなもんだって」
 慰めるように軽く笑ってやるアスト。
 ふと、釣り針の浮きが沈んだ。
「っと、逃がすかよ」
 アストは立ち上がって、釣竿を引っ張ってしならせる。
 一瞬の攻防は、アストに軍配が上がった。
 水面から、釣り針をくわえたサシミウオが飛び出してくる。
「おっし、まずは一匹」
 サシミウオを釣り上げたアストは、サシミウオから釣り針を抜き取り、サシミウオは水を汲んだバケツに入れておく。
「すごい、アストくんって何でも出来るんだね」
 バケツの中のサシミウオとアストを見比べるユリ。
「狩りに関することだったらな。ハンター名乗るなら、これくらいは出来なきゃいけないし」
 アストはそう答えながら、またエサであるミミズを釣り針に付けて、川に投げ込もうとする。
「ねぇねぇ、次は私がやってもいい?」
 ユリがそう言ってアストに近付くのと、彼がエサ付きの釣り針を川に投げ込もうと軽く振りかぶったのは、ほぼ同時だった。
 振りかぶった時に、アストのすぐそばにいたユリのユクモノドウギの中に入ってしまった。
「んぁっ!?」
 ユクモノドウギの中、つまり肌に直にミミズが触れ、ユリは不快感に身体を痙攣させた。
 さらに振りかぶったアストに引っ張られ、彼女はそのまま川に飛び込まされた。
「えっ、ちょっ、ユリッ!?」
 アストはその様子を直視し、慌てて釣竿を置いて彼女を助けるために一歩遅れて川に飛び込む。
「何やってんのよ、あんた達二人……」
 見物を決め込んでいた冥花は、呆れて溜め息をついた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1107 )
  • 日時: 2014/07/28 22:45
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)

茶番失敬。

勇車「……」キィィィン……
ペッコ「おいつばゆう! 聞けぇ!」
イーオ「忘れたか? 今俺らはお前のエンジンルームにたて込もってるんだ! これがどういうことか分かるか?」
勇車「……」ピクッ
ペッコ「俺らはいつでもお前のエンジンを破壊できるってこった!」
イーオ「つばゆう、思い出すんだ、お前のトラウマを! あの二人の恐怖を!」
勇車「アノ……二人?」
ペッコ・イーオ「炎さんと地さんだ!」
勇車「エン……チ……エ……ア……アッアアアァァァ!!」ズドォォン!←落下
イーオ「止まった……か……」

オン・ゾ・エーグ「ふん、我の出番は無かったか……」
モモンジャガー「というセリフを言う出番があるもじゃよ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1108 )
  • 日時: 2014/07/28 22:50
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)

>>1107
あ、止まりましたか…よかったよかった。
いやいや、さっき炎は心臓部以外すべて無に帰すとかいって…
地は精神的に地獄まで追い詰めてやるとかいって…
碧はめんどくさいから抵抗してきたやつまとめてぶった切るとか言ってましたから、はい。
師条が写真送るらしいのでそれで我慢してねー

(´・ω・`)らんらんの出番はー?
(´・ω・`)出荷よー
(´・ω・`)そんなー

テストとバイトのWアタックが厳しいわー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1109 )
  • 日時: 2014/07/30 10:07
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: bvEBPiDT)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に2章-2
旅から旅えの根無し草の生活の中、フロウと名乗る人物に出逢った。
僕は確かにフロウに助けられた。
だが、いつまでも邪魔する訳にはいかない。
だから僕は明日ここを出る――
今はそれだけ考えて雑魚寝した。

窓から朝日が差し込み、それで起きた。
「おはよう。グラニ」
少し高めだが、変声期を迎える前の男でも無理無く出せる透き通った声でフロウが話しかけた。
そう言えば昨日はあまり意識して見ていなかったが、こうマジマジ見ると本当に男か女か解らなくなる。
「ん? ボクの顔に何かついてるの?」
そう指摘され、何でもないとだけ言って視線を逸らした。
「フロウさん・・・・・・僕は今日ここを出ます。お世話になりました」
そう言い、お辞儀をし、出ようとしたら、手を捉まれ引き止められた。
腕の細さに見合わず力は結構強い。
少なくとも、普通に暮らしていればこんな握力は生まれない。腕が細ければ尚更だ。
「――どうせ、行くアテ無いんでしょう? だったらココにいて良いよ。ハンター業をするって条件付だけどね」
ハンターと言うものはお婆ちゃんが本で聞かせてくれた話の幾つかにあったからどう言うものかは知らないが、その目を見る限り本気で言っている事が解る。
その話に出てくるハンター達は皆、それぞれの誇りを抱き、各々の護るべきものの為に竜を討伐していた。
誇り高く生きる事を願う――
父さんに言われたその一言が、情景が、何一つ間違わず頭の中を走った。
不思議と握られていない右手の握力が上がる。
「・・・・・・なります、ハンターに。父さんに言われた事を成し遂げる為に――」
「そっか。じゃあ早速ハンターライセンス取得だね」
こっちに来い、とフロウが手招きしている。
その時、僕は感じた。
その先に、まだ見ぬ世界の一端がある事を。
僕はそれに導かれるようにドアを開ける。

ハンターライセンスを取得し、お試しで色々な武器を使うといいと言う事で訓練所に来た。
「ほう、新入りを連れて来たのか・・・・・・フロウよ」
「教官さん久しぶりあ、やっぱり新入りって解った?」
自己紹介を求める視線を感じ、名を名乗る。
「グラニ・デュナスです。よろしくお願いします」
「グラニ・・・・・・か。よし、そこにある14種類の武器から好きな物を握れ」
教官はそう言い、14種類の武器が置いてあるところを指差す。
斧状の物、見るからに堅牢な盾と2メートルはあろうかと思える長さを持つ槍、剣と盾がセットになっている物が2つ――他にも色々ある。
その中で気になったものが剣と盾がセットになっている物だ。
そして、その片方に手を伸ばす。
「ほう、チャージアックスか、面白い物を手に取ったな」
突如、闘技場の柵が開き、黄色い嘴に青地に黒いライン、それから、鋭い爪を持ったモンスターが3匹、そこから現れ、こっちに向かって走ってくる。
「こいつ等はランポスだ。こいつ等すらマトモに倒せないようじゃあハンタ−は辞めろ」
その言葉を聞いている間に、既に囲まれていた。
だが、教官とフロウは既に包囲網の外にいて、囲まれているのは僕だけだった。
まず、正面のランポスが飛び掛る。
それを正面へ転がり、避けるが仰向けの状態の僕に噛み付く。
咄嗟の判断で武器を引き抜き、刃をランポスの口の方向に向け、ランポスが噛み付いてくる勢いを利用し、頬に当たる部分を切り裂く。
そして、頬が裂かれ、噛めなくなったランポスに、盾で殴り、その時落ちてきた剣を拾い上げ、腹を突き、ランポスを蹴り飛ばし、剣を引き抜き、斜め後ろから飛びついて来た2匹のランポスを、盾で防ぎながら地面を蹴り、衝撃を逃がす。
その後、突っ込んできた1匹に剣を投げ、見事脳天に突き刺さり、絶命する。
そして、残った1匹がサイドステップしながら機会を窺っている。
――流石に、もう突っ込んではこないか。
ならば、こっちから仕掛ける。
ランポスのいる方向へ走り、ジャンプしながら回転し、上から首根っこを掴みそのまま地面へ叩きつけ、剥ぎ取り用のナイフで喉を引き裂く。
「瞬発力、判断能力は備わっている。多少無謀な所があるがハンターにはそれも時には必要――合格だ」
「良かったね、グラニ。これでハンターだよ」
「この武器はお前が持っていていい。何せ、ここの合格最短記録だからな」
そう言って、ランポスから剣を引き抜き、僕へ渡す。
「ありがとうございます」
そう言って受け取り、フロウの家へ帰る。

「あ、グラニ。食事できてるよ。ボクが風呂入ってる間に食べてて。ボクはもう食べたから」
そう言って、テーブルを見るとそこにはパンと焼かれた肉が置いてあった。
椅子についてそれを食べ始めたところで一つ、言い忘れていた事を思い出した。
――石鹸、もう無くなっている。
棚に置いてある石鹸を取り、フロウに渡す為に風呂場へ行く。
フロウは男だと言い聞かせ、ながら足を急がせる。だが、万が一女と言う事もありうる。
用件だけ言って石鹸をドアの近くに置けば見てしまう事はない。
これで、万が一と言う事も無い筈だ。
脱衣所に着き、風呂側のドアをノックする。
「石鹸が無くなっているので置いときます」
「ハーイ。ちょっと待ってて。今取りに行くから」
それが聞こえたとき、今すぐ石鹸を置いてその場から立ち去ろうとしたが、その暇も無くドアが無慈悲に開く。
そしてそこで見たのは――

はぁ〜アメリカに1週間行ってたので更新ストップしてました。
・・・・・・願わくば2代目中にこの2章書き終わりたいです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1110 )
  • 日時: 2014/07/29 16:39
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JXFsIGa0)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十六章 凍土から帰ってくる二人

〜炎視点〜

道を進む炎はその先に何かあることに気づく。
青い輝くを放つ何か…。
その何かを掴む。するとそれは吸収されるかのように入っていった。
「…」
それを回収してまた進む。
今彼が向かおうとしている場所…それは渓流。
無論、地たちに会いにいくわけではない。その付近に散らばった力を探知したためだ。
接触は極力避け、己の力だけで回収したい。
「飯は…いらんか」
昼時が近づいていたが、彼は飯をとらずに目的地を目指す。


〜凍土〜

「おいおい、なんでこんなに食料がいる。あいつでもいるのか?」
久々に地と会った碧はそういう。
「あー、あいつじゃない。というよりあいつ以上にやばいやつが来てる。幽霊。あとおまけもおる。」
「…察した。」
碧は外の世界の知識をある程度理解している。ほとんど地経由ではあるが…
地の言葉で誰がいるのか察した。それができるのはその世界を知っているからだろう。
「さて?もう昼近い気がするから帰るかーw」
本来ない狩猟対象を狩ることには時間はかからなかったが、食料調達に時間がかかった。
何せこの過酷な環境に住む生物は渓流と比べるとかなり少ない。そのぶん探すことも、確保することも苦労する。
「で、どうやって帰る」
「そりゃぁ超速でいd【俺はそんなんできねーわ】ガハッ!!!」
とりあえず碧は地を永久凍土に埋め込むかのように殴る。地は頭から地面に衝突し、凍土にめり込む。
「つめたっ!!ありえん!なんでこんなにつm【凍土だからだよ】グホッ?!」
今度は上空へとかちあげる。空高くまであがって、そのうち落下して帰ってきた。
「いつつ・・・んじゃこうしよう。俺は超速で帰るから、碧は俺が打ち上げる。」
「…いつもお前が喰らってるのを俺が喰らって帰るわけかなるほど」
「え、否定しないの?」
「めんどくさいからそれで帰る。こんな長距離歩いて帰るのもだるい」
てっきり殴られるかと思って、そう覚悟していた地にとっては想定外だった。ただそれで帰るならそれでいいやーってことにした。
と、いうことで。
「んじゃ、快適な空のたびを。集会浴場前行き、発射しまーす!!」
ズドンッ!!!!
地はリングを装備した状態で碧をぶっ飛ばす。飛ばされた碧は…来た時と同じく、碧色の流星かのように飛んでいった。
「さぁ俺も帰るかwww」
荷物をすべてもった地は、常人離れした速度で凍土から去っていった。



〜農場〜

アストとユリの様子を見てあきれていた冥花はふと農地の方向を見てみる。
―農がとてつもない速度で農地を耕していた。と思ったら何かしらの実験装置や参考書をだしていろいろ考察していた。
その様子を見て…
「…もう農だけでいいんじゃない?」
と呟いた。無論誰にも聞こえるわけもなく…。
そしてアストたちの方向を向こうと思ったときだった。

―空に一つの流星が流れる。

それは碧色に輝きながら、落ちていった。
その落ちた場所は…どうみても集会浴場前。
「え…?!」
冥花は落下した場所と思われる地点へ急行した。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1111 )
  • 日時: 2014/07/31 02:33
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: UN0GP0AI)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十六章続き

 〜エリスside〜

 突如、何かが地面に激突したような衝撃と轟音が集会浴場を揺るがした。
「……きゃ!?」
 エリスは驚きのあまり座布団から転げ落ちた。
 ギルドマスターも酒の入ったとっくりを落としてしまう。
「ひょっ、何でぇ何でぇ!?」
 エリスは慌てて布冠を被り直して、何があったのか玄関の方に出向かう。
 衝撃の震源地は、ここだ。
 玄関を出てすぐ目の前に、翡翠色をした一人の青年が立っていた。
 その周りの地面は砕けて沈下しているが。
「ったく、て……地の奴め。少しは力加減ぐらいしろっつーの」
 青年は砂埃を軽く払う。
 エリスはその青年を茫然と見ていた。
 ふと、エリスの紫色の瞳と、青年の碧眼が合う。
「あぁ、すまない。これにはわけがある。もう少ししたら、こんなことを考えた張本人が帰ってく……」
「呼ばれた気がした」
「お前、いつのまに……」
 青年の後ろに、地が帰ってきていた。相変わらず、色々なことがデタラメな人だ。
 エリスはどうにか平静を維持する。
「……お帰りなさい、地さん。そちらの方は?」
 地は青年を一瞥してから、エリスに向き直って答えた。
「ただいまwww で、こいつは碧。俺のマイハニーだよwww 」
「寝言を言うな」
 地がまたもふざけたことを言うので、碧と言う青年は地の顔面を掴んで、石段に叩き付けた。
「ブフゥッ!?」
 石段は砕け、地の頭がめり込む。
 碧は軽く手を払ってエリスに向き直る。
「すまない。俺の名は碧だ。ちなみにこいつとはただの知り合いだ」
 そう言いながら、碧は地のめり込んだ頭をさらにグリグリと踏んで地面に押し込む。
「ちょwww 碧おまwww さすがにいてぇwww やめwww 」
「お前は黙ってろって、な?」
 エリスは碧の地に対する制裁がやりすぎだと思って止めようとする。
「……あの、やめてください。地さんが死んでしまいま……」
「大丈夫だ。この程度で死ぬこいつじゃない」
 碧は何事もなかったように、地の頭から足を離した。
 辺りを見回す碧。
「ここは、ユクモ村か?」
「……あ、はい」
 エリスは碧の質問に頷く。
 ふと、石段から誰かが駆け上がってくる。
 冥花と、その後ろからカトリアだ。
「何っ?何があったの!?」
 カトリアはエリスと碧、地面に埋まった地を見て困惑する。
 すると、地が頭を引っこ抜いて地面から出てくる。
「どーも、帰ってきた地です」
 あれだけの制裁を受けていて、ほぼ無傷。どれだけ頑丈な皮膚をしているだろう。

 碧はカトリアと冥花にも挨拶をする。
 地達と同じような形でこの世界に来たのだと告げる。
 その碧の出現に、カトリアは眉をしかめる。
「一体、何がどうなっているんでしょうか……」
「俺が知りたい」
 カトリアの表情を見て、碧も溜め息を吐く。
 碧は冥花の姿が目に入って、彼女に目を向ける。
「お前、三途の川の水先案内人じゃないか?何でこの世界に……」
「ある一人の、人間離れした怪物に無理矢理連れてこられた」
 冥花は軽く目を閉じて吐き倒した。
 碧にとってそれが誰かは分からなかったが、今はおいておく。
「そうですね、とりあえず……」
 カトリアは地面を見る。
「この壊れた石段、どうにかしましょうか」
「…………」
 碧の着陸と、地を地面に埋めつけた時に壊れた石段だ。
 とりあえず、ライラに頼んで石段を直してもらうことにした。

 〜カトリアside〜

「人の仕事増やすんじゃないよ、全く……」
 ライラがブツブツと石段を直している間に、アストとユリもやって来ていた。
 だが、ユリは何故かびしょ濡れになっており、濡れた後が尾を引いている。
「ユリちゃん、どうしたの?」
 カトリアはユリに何があったのか問い質す。
 その理由はアストが話す。
「農場で魚釣りしてたら、俺が誤ってユリを川に落としちゃったんです。とにかく、ユリを温泉に入れさせて下さい。このままじゃ風邪引くんで」
「、っくしゅっ……」
 身体が冷えているのか、ユリはくしゃみをする。
 なぜそんなことになったのかは分からなかったが、それは後で詳しく訊くことにして、カトリアは頷く。
「分かった。アストくんは更衣室の前までユリちゃんを連れていって。ユリちゃんの着替えは後で用意するから」
「はい、すいません」
 アストは頭を下げると、ユリを集会浴場につれていく。
「覗いたり混浴しちゃダメだからね!?」
 カトリアはその背中に釘を刺していた。
「わっ、分かってますよ!」
 二人の背中が集会浴場に入って見えなくなった。
 それから、カトリアは碧に向き直る。
「えー、では碧さん。私たちのことは私から話します」
 カトリアは碧に対して、自分達ミナーヴァについて話す。
 それを最後まで聞いてから、碧は地に向き直った。
「おいこら地、何巻き込んでんだ」
「待てってwww 確かに寄り道を提案したのは俺だけど、実際に行動を起こしたのは炎の奴だよ」
「炎?……あぁ、半年くらい前にこの村に来ていた時にお前が言っていた奴か?」
「そそ。しかもあいつ、今行方不明。あと四日には帰ってくるんだけど……」
 地の顔が青くなる。
 そう、地は手紙の差出人に恐れを抱いているのだ。
 どんな人物かはカトリアは知らないが、少なくとも地よりも危険な人物だと言うのは予想できる。
「へ、碧。俺、無事に元の世界に帰ったら結婚す……」
「フラグ立てんな」
 碧は地の顎を蹴りあげた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1112 )
  • 日時: 2014/07/30 18:28
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: SUfamFu3)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 SS  エリスと帽子と鳥の巣と

 時間軸は、ナグリ村で火山の活性化を待つ間の数ヵ月です。今回はエリスメインで。

 〜ナグリ村〜

 エリス「…………、……」ウロウロキョロキョロ

 ニーリン「ん、どうしたナイアードくん。そんなにうろうろして、不審者だと思われるぞ?」

 エリス「……ニーリンさん。その、私の帽子が、無いんです。昨日まで外に干していたんですが、朝になったら無くなっていて……」

 ニーリン「帽子が?あぁ、そう言えば今日は何も被ってないな」

 エリス「……特別困ることはないんですが、無いと落ち着かなくて」

 ニーリン「確かになぁ、普段あるものが無くなると落ち着かんのは分かる。探したいのは山々だが、私はこれから狩りに出たいんだ。依頼書を見せてくれるかな?」

 エリス「……は、はい」



 エリス「……うーん……」ソワソワ

 アスト「エリス?何ソワソワしてるんだ?」

 エリス「……その、帽子が」

 (理由中略)

 アスト「あー、なるほどな。風で飛んだかも知れないし、探そうぜ」

 エリス「……いえ、もういいんです」

 アスト「いいからいいから。さて、目星は付かないけど、探してみるか」タッ

 エリス「……あ、その……」

 アスト「どこかなぁ、っと……」

 エリス「……ありがとう、ございます」

 

 カトリア「エリスちゃん、アストくん。どうしたの?」

 アスト「あぁ、カトリアさん。実は、昨日からエリスの帽子が無くなってて……」

 カトリア「あー……それね、私知ってるよ?」

 エリス「……本当ですか?でも、どうして教えてくれなかったんですか?」

 カトリア「うーん、それがね……」



 〜村の外れ〜

 カトリア「ほら、あれ見て」↑

 エリス、アスト「「……」」↑↑

 カトリア「ね?」
 
 アスト「あちゃー、鳥の巣にされちゃってるなぁ。それに、もう卵も産んでるし」

 エリス「……昨夜の内に、持っていったんですね」

 カトリア「うん、だからちょっと言いにくかったの」

 エリス「……でも、しょうがないですね」

 アスト「シオンに頼んで、新しい帽子を買ってもらわないとな」

 エリス「……はい」


 〜数日後〜

 ゴゴゴゴゴ、ビュゥオォォォォォォォォ

 村長「ケッ、嵐たぁついてねぇなぁ」

 ライラ「おーいっ、早く営業所を閉じて馬車の中に入れぇ!」

 ゴォォォォォバサバサバサ

 エリス「…………」ダッ

 アスト「おいエリスッ、どこに行くんだ!早く馬車に……」

 エリス「……あの鳥の巣が!」タッタッタッタッタッ……

 アスト「おいおい、マジかよ……!」



 〜村の外れ〜

 ゴォォォォォゴォォォォォ、ビュゥオォォォォォォォォ

 エリス「……どうしよう、高い……!」↑

 アスト「エリスッ!」

 エリス「……アストさん!」

 アスト「(↑)、わかった、俺の背中に乗れ!」

 エリス「……はいっ」ヒョイ

 アスト「よぉし…、ハァッ!」バッ

 ガシッ、ズル、グッ

 アスト「よしっ、行けエリスッ」

 エリス「……はい!」ザッ

 傘を開いて巣を覆う

 エリス「……もう大丈夫だよ」

 ビュゥオォォォォォォォォゴゴゴゴゴゴォォォォォ

 アスト「よしっ、行ったな」スルッ、スタッ



 〜数時間後〜



 アスト「おーい、エリス!嵐は止んだぞ!」

 カトリア「エリスちゃん、大丈夫!?」

 エリス「……はい、大丈……」

 ズルッ……

 エリス「……!?」

 カトリア「エリスちゃんっ!」

 アスト「ッ!」ダッ

 ドザッ、ドンッ

 アスト「っつぅ……エリス、大丈夫か?」

 エリス「……は、はい」

 カトリア「あっ、二人ともっ、こっちに来て!早くッ」

 アスト「?」
 
 ↑↑↑

 ピキ、ピキキ、ピキッキッ、ズル
 
 エリス「……ぁ」

 アスト「生まれたな」

 カトリア「うん。ちゃんと生まれて、よかったよかった。これもエリスちゃんが巣を守ったおかげかな」

 アスト「(俺もその功績者なんだけど、まぁいっか)」

 エリス「……えへ」ニコ

 

 〜ワルキューレ完成、出航直前〜

 エリス「……(↑)」

 ピィピィィピィピョピョピョピョピヨ\/

 エリス「……また、来るからね」ザッ

 END ……

 

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1113 )
  • 日時: 2014/07/30 18:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: SUfamFu3)

 >>1112

 春先の駅のホームでよく見掛ける、ツバメの巣。
 頭だけ出してピヨピヨとエサをねだる雛鳥達を見て、現実世界で疲れた心を癒します。

 今回はそんな感じのお話でした。

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1114 )
  • 日時: 2014/07/30 21:30
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: KJWFYgzU)

一応報告
色々言われたんでロックしました…というよりされました
まあパス教えたんですけどね

で、内容はモンハンってとこ以外は別で小説を書くつもりです

という訳で3スレ目になったらこちらで書かせていただきたいのですがよろしいでしょうか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1115 )
  • 日時: 2014/07/30 21:37
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: D2x.8Qke)

 >>1114

 もちろん歓迎ですよ。
 ただ、主の双剣さんはなかなかこのスレにこないので、ひょっとすると、しばらく待つかも知れません。
 まぁ、ここならあんなことにはならないと思うので、心置きなくどうぞ。
 で、ほとぼりが冷めた辺りでまた新しく作ったらいいんですよ。

 追記…あと100レスもないですけど、短編小説とかどうでょう?

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1116 )
  • 日時: 2014/07/30 21:40
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: KJWFYgzU)

短編かぁ…
書くと長くなる人なんで無理っすね

あ、あの小説の短編てきなのを書けばいっか
じゃあそういうことで明日、多分書き始めますね

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1117 )
  • 日時: 2014/07/30 21:45
  • 名前: 名無しハンター ◆aATpbJGovQ (ID: jAGT2LUD)

ありゃ?ヌヌ剣sのスレはもう1000いったよ...
ヌヌ剣s4Gでも建てますかね?

>>1114
何かあったんですか?
てかパス教えて大丈夫なの......か?

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1118 )
  • 日時: 2014/07/30 21:49
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: KJWFYgzU)

大丈夫だ。問題ない ってかんじです
パスは全て共通でなくてもいいですし

状況は僕が立てたスレ見ればわかりますよ

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1119 )
  • 日時: 2014/07/30 21:56
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bCQXPgVG)

>>1112
のほほんとしてて良い回でしたー。我も番外編でほのぼの系書こうかな……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1120 )
  • 日時: 2014/07/30 22:03
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: FLqRTiZh)

>>1112
ええ話ですな〜ネガティブな私には書けそうにないです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1121 )
  • 日時: 2014/07/30 22:16
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bCQXPgVG)

おおおお、ユイトさんいらっしゃい! 災難でしたね、リアルタイムで書き込めずすいません……。もうすぐこのスレは過去ログ行きですが、きっときっと主殿が次のスレを建ててくれると思いますので、一緒に頑張りましょう!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1122 )
  • 日時: 2014/07/30 23:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: OdcsNvcW)

碧の説明そういえばいれてなかった…。
よみは【へき】
目は蒼。元の色を隠せていないというより隠す気はない。
髪は地毛が蒼だがそれを碧色に染めた。ところどころ染めがのいてる
性格変更はなし。
あとでクロスオーバー設定にも編集しますが一応。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1123 )
  • 日時: 2014/07/31 09:24
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: yH2fsgLz)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドスト−リー 微笑は風と共に2章-3
湯気が立っていてそれが何とかオブラートにまっており、よく見えはしないものの、時々薄れる湯気からチラチラ見えていた。
薄っすらだが、腹筋は割れており、決して大きいとは言えない体に力が凝縮されている事がわかった。
そんな身体はシャワーを浴びていたのか濡れており、髪から滴る水滴が落ち、ボディラインをなぞる。
そして、一つ気が付いてしまった。
・・・・・・・・・・・・あった。
――――胸が。
それを3秒以内に確認し、すぐ視線を逸らし石鹸を差し出す。
フロウは特に気にした様子も無くそれを受け取り、ドアを閉めた。
今さっき見た事を見なかった事にしようと必死で頭の中で忘れろと唱えながら早歩きで脱衣所を出、食卓に着いた。

喉の通らない食事を無理矢理通し、フロウが上がるのを待つ。
出てきたらまず、謝らないといけないな・・・・・・例え気にしていないとしても見てしまったんだ。誤るのが筋だ。
そう考えていたらフロウが上がってきた。
「あ、あの・・・・・・フッロウさん。ごめんなさい」
フロウは笑って答えた。
「いいってそんな事。殆どボクのせいだし・・・・・・まあ、そんな事よりも明日からだよ、ハンターの仕事」
――そうだった、明日からだったんだ。
僕の目の前に広がる新世界に飛び出す最初の日が。
「そう言う訳だから今日はちゃんと寝て明日に備えるんだよ」
おやすみ、と付け加え、フロウはベットに入った。

朝起きたらフロウは既に起きていて、白い毛の見るからに暖かそうなものを着ていて、背中に棒のようなものを背負い、右腕には大きい蟲がついていた。
「いよいよだよ、グラニ。はい、これ君の防具。教官からいただいてきたよ。アロイ装備だってさ」
そう言ってアロイの頭装備を出した。
「他のは物置に置いてあるから。勿論、武器も」
頭装備を手に取り、武器と防具を身に着けるために物置へ行く。

装備を身に着け、二人でギルドへ行くと、フロウが早速受付嬢からクエストの依頼を受けた。
「今回狩るのはウルクスス・・・・・・この装備の素材元なんだ」
そう言ってフロウは自分が着ている装備を指す。
「大丈夫だよ。ウルクスス自体は大して強くないけど寒いところに行くからホットドリンクが必要だよ。あげるけど。ボクはこの装備があるから大丈夫。心配しなくていいよ」
そう言ってホットドリンクを5個手渡す。
砥石、回復薬、肉焼きセット。
最低限の荷物はちゃんと入っている。
「これで大丈夫です。行きましょう」
出発の角笛が鳴り響き、僕らは氷海へと行く。

>>1112
何か某右腕と左足が機械の錬金術師の27巻のショ−トストーリーと似てますね・・・・・・(4コマではない)

>>1115
短編物ですか・・・・・・僕はどうも短編が書けません。(最短でラノベ1冊分の尺)
とはいっても長続きもしないんですよね。(ラノベ換算で6巻くらいが多い方。いったいどうしたら10巻越えるんだろう・・・・・・)

何とか2代目中に2章は終わりそうでよかったです。

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1124 )
  • 日時: 2014/07/31 19:25
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: TnsbOYng)

頑張って短編書いてみました  いつもより長いけど…

短編ってことで…
まだでてない…というかだせなかったキャラで書きます
名前はグラン・エイザス ジランの父親です
名前だけだしましたけど中身まででてなかったので一応

というわけで…


−約束− 真紅に染まる刃

俺の名前は…グラン・エイザス。
ハンターをやっている、22歳の男だ。
最近はランスばっかり…というかランスしか使えないんだけどな。
依頼があったらやり、暇だったらテキトーに狩っている様な日々だった。
流石にそれも飽きてきたので今日は友人のガイロと狩りに行っていた。
「全然、面白い奴が出てこないな…」
ガイロがそういうのも仕方がなかった。
俺達はとっくに並みのハンターを超えているからだ。
樹海、未知のモンスターですら出るような危険な場所。
先程はリオレウスが出てきたが抵抗すらされたか疑うほど早く倒してしまった。
俺達はこんなものでは飽き足らず、更に奥へと入っていった。

「ここは…巣か…?」
俺達は巣へと辿りついた。 何のモンスターの巣かはわからない。
リオレイア、鳥竜種、牙獣種、ネルスキュラ、どのモンスターの巣とも形状が異なっている。
「おい、ガイロ!避けろ!!」
「えっ…」
後ろから突進してくる黒い影。
頭らしき部位から打ち出される蒼炎。
ガイロは直撃してしまった。
「ガイロ!!」
「クッ…大丈夫だ…。それより、あいつ…見た事ないモンスターだな…」
「そうだな。新種か…?」
「まあ結果は同じだ。討伐する!」
「おう!」
俺達は奴を討伐する、そう誓い突撃していった。
見た目は黒く棘や爪が真紅に染まっているリオレイア。
吐く火球は蒼く、眼光は尾を引いている。
正直言って嫌な予感しかしない。
だが、俺達は突撃していった。

ガイロの武器は双剣。守りを捨て突撃する双刃。
それを俺は守りの盾でカバーする。
それを今回もやっていた。

黒いレイアが尻尾を振る、それをガードする…が、大きく後退させられる。
それと同時に蒼炎を吐く。 狙いはガイロだった。
「ガイロ!!」
ガイロはそれを華麗に回避した。
追撃は俺に向けられた。 サマーソルトで打ち上げられる。
「クッ…何をする気なんだ…!」
黒いレイアは蒼炎を吐く。 もちろん俺に直撃したがガードはした。
しかし、かなり後方に飛ばされていった。
「少し任せる!耐えてくれ!!」
「おう!少しでも削っておく!」
俺は彼方へ飛ばされていった。

俺は走る。 ひたすら走る。
「ハァハァ…まだか…!」
まだあの黒いレイアが見えない。
少し経って木と木の隙間から光が見えてきた。
「そろそろだ…ガイロ!大丈夫…」
そこには倒れているガイロと今にも蒼炎を吐きそうな黒いレイアがいた。
「…ガ、ガイロ!ガイロォォオ!!」
俺は無我夢中でガイロの所へ走っていった。
蒼炎が放たれる刹那、俺はガードした。
だが…間に合わなかった。
蒼炎はガイロに直撃し、ガイロは数メートル転がっていった。
「…ガイロォォォオオ!!!」
俺は急いでガイロの所へ駆け寄った。
「ガイロッ!!しっかりしろ!!ガイロォォ!!」
黒いレイアは蒼炎を放とうとしている。
「あ…ああ……ガアァァァァァアア!!!!」
黒いレイアは蒼炎を放つ。
避けれるわけがない…普通なら。
蒼炎を放った瞬間、俺に何かが宿ったような気がした。
俺はガイロを抱きかかえ蒼炎を回避した。
次の動きが見える。
黒いレイアは次々に攻撃を仕掛けてくるが一切あたらない。
「殺す…幾ら焼かれようとも…殺す!!!」
俺はガイロを端に寝かせ、双剣を取り出した。
「少し借りるな…」
俺は双剣を構え、懐へ潜った。
俺は斬撃を繰り返す。
脚、腹、尻尾、頭、翼、全てを斬り落とす覚悟すら持っていた。
「死ね…!!」
俺は腹を裂いた。 鮮血が飛び散った。
グオオォォォオオオ!!
「まだだ…もっと斬る…もっと、もっとォォ!!!」
俺は頭を狙い斬撃を放った。
が、黒いレイアは飛んで逃げていった。
「く…そ…ガイロ…お前の仇討ちはできなかった…すまない…」
俺は泣叫ぶ。 子供のように、ただひたすら泣叫ぶ。
「クッ…なんなんだ…なんでなんだよォオ!!!」
俺は友を失った。
唯一ともいえる友を…。
守れなかった。
絶対守ると約束したあの日から重症を負わせる事はなかった。
約束を破ってしまった。
悲しみと罪悪感と怒りが混ざった感情だった…。

雨が降る。 雷鳴が轟く。
何かの終わりを告げるように…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1125 )
  • 日時: 2014/07/31 20:50
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: kfZ3vc0A)

久しぶりの更新

3話
螺鈿せし運命

次の朝、荷をまとめたラノーチェス一同は村を出た。聞き出した内容をまとめミーティングを行った。シュレイドに行くまでの戦闘への対策を取らなくてはならないからだ。更に今後の方針を決めて会議は終わった。


会議が終わった後、セロは部屋にこもって横になっていた。ここ数ヶ月、さまざまなことがあった。しかしまさか状況がここまでになるとは思わなかった。この先自分はどうなるのだろう。何かとんでもないことになってしまいそうな気がする。セロにはどうするべきなのだろうか考える気力もなく眠りにおちていた。


セロは夢を見ていた。周りが真っ赤に染まった夢。沢山の死骸の山。それが血だとセロは気付いた。血溜まりに映る自分の姿は狂気の笑みを浮かべていた。意識が飛ぶ様な感覚がするとセロは別の場所に立っていた。さっきとは違う人が倒れている。レージだ。ボロボロになっている。ミサキも倒れている。二人とも血を流している。出血量からして、もう絶望的だ。周りを見回す。太古の塔が見える。目の前の景色が歪んで気が付けば何故か塔の上に立っていた。ドーム型の機械がありそれを見たこともない古龍が護っている。ボロボロになっているメイが闇雲に斬りかかる。しかし古龍の放つ落雷に撃ち抜かれて倒れていく。それに重なり様々な情景が見える。何度も何度も皆が死んでいく。何処からか自分の声が聞こえてくる。
またこれだ。
皆が遠くに。
そうだ、なら、もう一度やり直そう。
いくらだって変えればいいじゃないか。
前も、今も、そしてこれからも。
そうだ。
今度こそ……終わらそう。この悲劇を。
頼んだ。999人目の次の僕。
この悪夢を終わらせてくれ。
夢が途切れた。


セロは目覚めた。
「何なんだ……今の。誰があんな酷いことを」
何時間寝たのか。日が傾いて真っ赤に雲が染まている。恐らくこれは未来だ。だが、それにしても次の僕とはどう言う意味だ。どうしてこうなったんだ。自分の力がもたらしたのなら……
「僕はこれからどうしたらいいんだろう……」


男は空を歩いていた。目的のために、指定された対象を抹殺するために。
「こちらガウルン。まもなく目標に接触する。確認と同時に戦闘に入る」
通信を切ると30メートルから自由落下を始めた。


夕食を終えるとセロは一人足早に部屋に戻っていった。それを見るメイ、レージ、ミサキ。
「全く戦士としての覚悟が無い。このまま戦っていていいのか。自殺行為だぞ」
きつく言うレージ。
「まあまあ……僕やキミと違って彼は別に戦場を駆け抜けてきたわけじゃ無いんだし、彼なりの悩みがあるんだよ。君だって10歳の頃にはあったでしょ」
ミサキがフォローする。
「アタシ見に行ってくる。アイツのことなんか気になるし」
メイが駆け出していく。
「僕らもあとで行こうか」
「ああ、奴に戦いとは何かを教えてやる」
「思うんだけどそうやってぶれないところ以上だよ」


メイが部屋に来るセロは机に向かっていた。防具を脱いでシャツ一枚になっている。
「あっ、いたんですか」
セロはメイに気付き振り向いた。身長の割には幼い顔立ち、やや浅黒い。
「そういえば……」
メイはセロの顔を見たことがなかった。何故か彼は常にヘルムを外さなかった。メイは顔がブサイクだからだと思っていたが。かなりイケメンだ。ムカつくほどに背も高く脚も長い。
「どうしたんですか?わざわざ」
「ああ……その、お前どうしたんだよ元気なくて」
「そうですかね?特に何も……」
「お前なんか無理してるだろ。顔に出てる」
「貴女には関係ないことですよ……」
「ほらやっぱり無理してる。アタシが話聞くから」
「え……いや、」
「な!いいだろ!」
メイは強引に切り開いた。


「実はその、妙な夢を見て……」
セロはその夢で見た内容を話した。話終わるまでメイは真剣に聞いていた。
「んー。まあ夢だし気にしなくていいと思うよ」
「そうですかね……もし、あれがこの力のもたらす運命ならなら僕は……」
なよなよしているセロに活を入れる。
「オラ!シャキッとしろよ!男だろ!」
「ひぃぃ!」
悲鳴を上げるセロ。メイは構わず続ける。
「もしそれが未来なら変えていけばいいだろ!そうならないように最善策を尽くせばいいだろ!お前ならやれる。自分をもっと信じろよ!」
「け、けど……」
「お前は女か!」
耐えられなくなったメイはセロに蹴りをかます。
「ゲボァ!」
飛んで行ったセロは本棚に直撃して降ってきた本の下敷きになった。埃が舞い上がる。数秒立っても起き上がって来ない。メイやや青ざめた。
「あ……ヤバイ。生きてる?」
落ちてきた本の山からセロが起き上がった。
「あんたこそ男ですか!?なんですかあの怪力!腰抜けるかと思いましたよ!?」
セロはほぼ無傷だった。しかしヨロヨロしている。
「なに、元気そうじゃん!ほらそうやって……」
「話を逸らさないでくださいよ!」
ドアの陰から見ていたミサキとレージ。
「イチャイチャしてるね〜」
「俺達の出る必要性は無いな」
「君はそのキャラあと50年くらい続けるの?よく萎えないね」
「肯定だ。あとこれはキャラでは無い」
こうして夜は過ぎていくのであった。


書く気がしねえ。萎えそう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1126 )
  • 日時: 2014/08/01 00:07
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: U.ngezhr)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十七章 昼前

〜集会浴場前〜

「ゲフッ!?」
蹴り上げられた地は凍土の時と同じくらいに上空へと打ち上げられた。
「ちょ、ちょっと碧さん?!」
まだ碧の暴力に等しい突っ込みを見ていなかったカトリアは慌てる。
「気にするな、このあほは俺とも共に過ごした時期が長い。特性は知っている」
とりあえずフォローをしておいた。
「特性ってなんぞwww」
華麗に着地する地。その様子はもはや慣れているといったほうがよいのか…。
一応碧も自身のことについて軽く説明はした。
「最後に、地の管理、突っ込みおよび制御は俺がやる。こいつ一人にしてたら…そっちにも迷惑かかるってかもうかかってるか。」
「おいこらwwwwまるで俺が迷惑人みたいn【実質そうだろ】グハッ!?」
今度はさっきより高く打ち上げられていた。派手すぎる突っ込みに戸惑うも、碧の言うことはもっともだった。
ただ普通(?)の人間を、そこまで高く打ち上げられることにどうも納得のいかないカトリア。それに下手したら自分や、他のメンバーにこんな派手すぎる突っ込みをいれるのではないか、と不安にもなってきた。
それは冥花も同じ。
「ま、まさかと思うけど…あたいたちにもそんな突っ込みを入れる気かい?」
「あほか。こんな突っ込みいれるのは地だけだ。こいつがありえないほど固いからこれができるわけであって常人にこんなことしたら重傷ってレベルじゃない。下手したら死ぬ」
と碧はいっておいた。二人は安心した…のだが。
「俺、華麗にちゃk【もう一回吹っ飛んどけ】グォア?!」
再びかちあげられる地。もはやお手玉。
久々で溜まった分なのか、それとも他のメンバーに迷惑をかけた分なのか…それは碧のみがしる…。




〜碧視点〜

昼前といってもまだ昼ではない。
とりあえず碧は全員に挨拶することにした。
…一人でいきたかったのにやっぱり地がついてくる。
「やっぱ俺とお前で動かないとwww突っ込みにはボケが必需品ってかwww」
「…またぶっとびたいか?」
そうこういいながら一番に向かったのは…部屋。
碧の持ち物をとりあえず入れておくことにした。
「ここか…。」
碧には懐かしい感じがあった。
過去にこことよく似た世界にいた。その世界での異変を解決しようとしていた。しかし今はその世界に戻れない。
あることをしなければ、止まってしまった物語を進めることはできない。しかし確信をもって言えることではない
そんな気もしながらも部屋に入る。
「あ、あれ?誰ですか?」
「ん?地さんと…誰だ?」
「あれぇ?お友達ですかぁ?」
「む?地殿、その方は誰だ?」
残妖、ツバキ、ルピナス、ニーリンが皆して碧のことを聞く。ちなみに霊華もいたがお腹をすかせてそれどころではなかった。
「あぁwww俺のマイh」
「デジャブ」
「グホァ?!」
またふざけたことを言いかけた地をたたきつける。
そしてその様子を見て…カトリアとほぼ同じ状態となる4人。
そしてそのことをフォローする碧。自己紹介の前にまたデジャブ。
「とにかく…俺の名前は碧だ。地とは過去にペアで狩りを行っていた。もとの世界では…こいつと合わせてだが、【蒼天】と呼ばれていた。あと地の突っ込み、制御および管理は俺がやる。こいつのせいで迷惑かけたな」
「おいwwwデジャブなんd【もう発言権なしにする】ガハッ!!」
これ以上地に何か言わせると話が進まないと思った碧は、地を頭から地面へと埋めた。
「おいおい、そんなにしたら…」
「こいつに発言権与えたら話が進まん。あとこいつは常人離れした人間だ。こんくらいのことでは死なない」
地の、驚愕な身体能力を理解しているからこその突っ込みでもある。
この前冥花がした突っ込みよりはるかに激しい。
そんな碧ではあるのだが…
「(む…碧殿もかなりの腕前だな)」
ニーリンには碧の実力があらかた分かっていた。
なぜなら地と同じく、オーラを纏っていたから…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1127 )
  • 日時: 2014/08/01 11:23
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: F2O.kTyv)

 クロスオーバー 7倍quasar r ×ダブルサクライザー

 二十七章続き

 〜碧side〜

 気がつけば既に昼前である。
 昼休みをもらってか、エリス、シオン、マガレットは各々の営業から戻ってくる。ちなみにライラは石段を直している真っ最中。ルピナスは一足先に村の飲食店から帰ってきている。
 碧はとりあえず自己紹介をしておき、地が碧のマイハニーと言おうとすれば、碧による暴力と言う名のツッコミをぶちこむ。
「さぁ、残妖ちゃん。お昼ご飯を作りましょうねぇ」
「は、はい、ルピナスさん」
 この呆然とするような流れをぶったぎって、ルピナスと残妖は台所へ向かう。
「あぁそうか、今は昼時か」
 碧はツッコミを入れた手を軽く振って、時間帯を改めて思い出す。 
 ツッコミを受けて外に放り出されていた地に向き直る碧。
「地、俺はこの村のハンターズ・ギルドにハンター登録を行っておく。しばらくそこで寝とけ」
「オケ、ぐんない」
 本当に寝ようとする地。
「永遠に眠らせておこうか」 
「カケフッ!?」
 去り際に碧は寝ようとする地を踏んづけて、地面に埋めておく。
 それを見て、ツバキが慌てて地を引っこ抜く。
「引っこ抜かーれてー、あなただけにー、ついてー……」
「行くな」
 地が変な歌を歌おうとしたので、碧は反転して彼にツッコミを入れ直す。
 それと同時に、セージもその瞬間を見ていた。

 とりあえず、ハンター登録は済ませておいた。
 ふと、浴場の更衣室付近でその様子を見た。
「アストくんも入ろうよ、ね?」
「だからダメだって、そんなことしたら俺はカトリアさんとツバキに殺される。もういいから、早く入った入った」
「えー……」
 アストがユリを更衣室の女側に押し込む。もちろん、中には入っていない。
 碧は、なぜ一緒に入らないのかと疑問に思った。
「ふー……。あ、えーっと、碧さんだっけ」
 アストは碧の姿を見て、声を掛けてくる。
 碧もそれに反応する。
「あぁそうだ、碧だ。何かは知らんが、お前も大変そうだな」
「大変と言うか、疲れると言うか」
 確かこの村の温泉は混浴だったはずだが、このアストが入りたくない、と言うよりは誰かにそれを認められてないようには見える。
「碧さんの装備ってそれ、大剣ですか?」
 アストは碧の背中に背負っている雷剣を見る。
「そうだが、お前もハンターなのか」
「はい。少し前は片手剣を使ってたんですけど、今はチャージアックスを使ってます」
 碧はこの瞬間が少しだけ有意義に感じれた。
 元の世界は常識はずれが常識であるため、彼のようなどこにでもいるようなハンターと、普通のハンターの話をする、これがある意味懐かしく感じれた。
 だがその有意義な時間も一瞬で終わりを告げた。
 アスト達とも違う、別の二人組の男ハンターがやってきて、更衣室の女の暖簾を見ていた。
「見たか?今の娘」
「やべぇわ、ありゃマジ上玉」
 下卑じみた声で、更衣室の男の暖簾を潜っていった。
 
 〜ユリside〜

 ユリは濡れたユクモノドウギを脱ぎながら、小さく溜め息をつく。 
「アストくんらしいと言えばらしいけど、もう少し大胆になってもいいと、思うなぁ……」
 湯浴のタオルを身体に巻いて、更衣室を出る。
 その瞬間、ユリは何者かに口を塞がれ、強引に引っ張られた。
「んっ……!?」
 ユリは何が起きたのか理解できないまま、そのまま男側の更衣室に引き込まれる。
 引き込まれた先では、いかにも下品そうな二人組の男がユリを迎えていた。
「よぉお嬢ちゃん、ちょっと俺達と付き合わね?」
「へへっ、悪くはしねぇからよぉ」
 抵抗しようにも、相手の力は強い。ハンターかも知れない。
 悪くしないわけがない。この二人の目的は明確だ。
 ツバキは部屋にいるだろうし、アストはもう更衣室の近くにはいないだろう。
 口を塞がれている以上、助けを呼ぶことも出来ない。
 今回は本当にまずいかも、しれない。
 男の一人が、ユリの湯浴タオルに手を掛けようと伸ばす。
 いざその魔の手がユリに触れると思いきや、不意にその手が落ちた。
「ぅがっ……」
 ドサリとその男の身体は糸が切れた人形のように倒れた。
「おいお前ら、ユリに手を出すな」
 そこにいたのはアスト。
 彼が、助けてくれたのだ。
「てめっ、このガキが……!」
 もう一人の男はアストを攻撃しようと拳を振り上げる。
 が、その手は後ろにいた何者かに止められる。
 碧だ。
「筋肉の使い方がまるでなっていない。人体において最も筋肉が強く力を発揮するのは、体幹の捻りと、体重を入れ換えることの出来る足腰の踏み込みだ。それと、距離もある。上下の腕を繋ぐ肘が伸びきるその寸前にインパクトを与えるような間合いでなければ、敵に致命傷は与えられん」
 その掴んだ腕に合気術と柔術を組み合わせた、碧の独自の技を持って、軽く捻った。
「ぉっ、ぁがあぁっ……!?」
 もう一人の男も、苦しげに呻きながら膝をついた。
 上腕骨と肩の骨の関節を外したのだ。関節の可動限界範囲を越えるように捻ってやれば、人体の関節は簡単に外れる。
「喚くな、関節を外しただけだ。すぐに戻してやる」
 碧はもう一人の男を強引に座らせると、男の上腕と肩を掴み、関節を戻してやる。
「ぁぁぁぁぁぁ!ぃぎいっ、いでぇぇあぁぁぁぁぁ!?」
「騒ぐな。もう戻したぞ」
 碧がもう一人の男を離してやると、その男は逃げようとする。
「おいこら、忘れ物」
 アストは殴り倒した男を持ち上げると、もう一人の男に投げ付けてやる。
 当然もみくちゃになる。
「ひっ、ひぃぇぇぇぇぇ!!」
 関節を戻された男は、殴り倒された男を引っ張って逃げていく。
 ユリはその一連の流れを呆然と見ていた。
「ユリッ、大丈夫か?」
 すぐにアストが駆け付けてくる。
「う、うん」
 やっぱり、彼はヒーローだ。
 あの船の上でも、颯爽と現れては守ってくれた。
 心配そうな彼の顔が、眩しく見える。 

 ちなみに、碧は二人の様子を見てすぐに立ち去った。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1128 )
  • 日時: 2014/08/01 12:41
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: U.ngezhr)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

二十八章 100秒

〜部屋〜

「あー…残されてしまったー…あいつには俺がいないと成り立たないのにぃぃい!!」
強制的に部屋に残ることとなった地はそう言う。
「なぜそんなに共に行動したいんだ?」
「え、そりゃ久々に会うし何よりあいつの突っ込みがしっくりくる。」
ツバキの問いにそう答える。のだが…。
「…もしかしてマゾなのか?」
「え?!wwww」
あの派手…というより誰もが受けたくない強烈すぎる突っ込みを、しっくりくるというのだから…。
ツバキは地がマゾではないのか?と思ってしまったわけで。
「いやいやwwwwさすがにマゾじゃないってwwwww」
そういってもどうも説得力の欠ける。マゾではないことを証明するのには時間がかかりそうだ…。



〜炎視点〜

「…」
渓流へと進み続ける炎。
体は軽い。やはり休憩することは重要なのだろう。
彼の歩みを妨害しようと試みたモンスターは…すべて塵となり、消えていった。
塵になるならまだ物質としては残るのだが…それをも完全に消す、彼の師が持つ紅の焔によって無となっていった。
もっとも、これでもかなり制限されているのだけど。
「この太刀…俺以外のやつに合わせているような気もするのだが…」
彼の師と共に行動する女。彼女がこの世界から去るときにおいていった刀…。
強力な雷属性を有し、とてつもない切れ味を持つそれはどうも炎には使い勝手が悪い。
完全にこの刀を使いこなせるのは…
「…あいつだろうな、おそらく」
地、碧と共に行動していたとされる一人の女性…おそらく彼女向けの剣だろう。
そのうち会うときに渡そう。そう思い背中からはずし鞄に入れる。そしていつもの武器を取り出す。
「昼…か。100秒で飯は足りる」
そういうと鞄から丸い何かを取り出した。どうやらこれは彼が作った丸薬みたいなものらしい。
栄養は確実に補給できる。ただし味は…。


〜碧視点〜

とりあえず登録は済ませておいたから農場に向かおうと決めた碧。
とそこに…
「よぉwwwwあと100秒でメシg」
「The Least 100 sec流しながら来るな」
「ゲフッ?!」
あるBGMを流しながら地が現れた。いつも通り地面に埋めておいた。飯がどうのこうのいいたそうだったけどだいたい察した。



〜農場〜

「…広いな」
彼は農場を見たことはなかった。そのため想像とは異なっていたみたいだ。
ざっと見渡してここにいるのは…一人いる。ものすごい勢いで農地を耕したりいろいろしているのが見える。
とりあえずその男がいるところへと向かった。
「…」
「ん?君は…だれかな?」
農は碧のことを知らない。
「地の知り合い…といえば十分か。俺は碧。共に行動することになった」
「地さんの知り合いかぁ。よろしく。僕は農だよ。」
互いに自己紹介を済ませる。
「あと100秒くらいで飯ができるらしい。」
「あ、そうなんだ。たしかにもう昼時だからね。僕ももう少ししたら部屋に戻るよ。」
用件を伝えた碧はその場から立ち去った。農とはあとで話そうと決めた。

もうすぐ昼食の時間だ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1129 )
  • 日時: 2014/08/02 11:03
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: zZax.P2e)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十八章続き

 〜ルピナス、残妖side〜

「はぁい、出来ましたぁ」
 地がとある曲を流して、碧に地面に埋められてからちょうど百秒後に、昼食は出来上がった。
 大きな鍋と、ライスの入った底の深い皿をテーブル(といっても一つだけではない)に置いていく。
「今日のお昼は、山菜たっぷりの、かれぇらいす、です」
 残妖が微笑みと共に蓋を開ける。
 開けられると、香辛料のスパイスの効いた香りが広がる。
 なぜこんなものが作れたのかと言うと、地曰く「ちょっとその辺からカレー粉取ってきたよ」らしい。どこから取ってきたのだろうか。 
 ちょうど同じ頃に、碧と農も農場から帰ってくる。
「おや、この香りは、カレーライスかな?」
 農は鼻を嗅いで香辛料の匂いを通す。
「はいぃ。農さんが育ててくれたぁ、トウガラシも使いましたよぉ。ありがとうございますぅ」
 ルピナスは農が育てた作物のトウガラシも使ったのだ。
 霊華はその鍋の中にある黄土色のそれを見て、喉をならす。
「見慣れない汁物ね。匂いから辛そうなものだけど」
 それは、冥花と残妖にも言えることでもある。
 故に今日の調理の主導はルピナスだったのだ。
 いざ食べようと言うときに、アストと湯上がりのユリも帰ってきた。
「それではぁ、自然の恵みたる山菜とぉ、これらを採ってきていただいた地さんに感謝してぇ……」
「いやぁwww まいったまいったwww 」
 ……いつの間にか地も帰ってきている。埋められたはずだったが。 
 いただきます。
 
 〜炎side〜

 炎は、やはり渓流にいる。
 各地に散らばった力の回収だ。
 彼は複数の大型モンスターと対峙していた。
 ジンオウガ、ドボルベルク、ナルガクルガの三体だ。
 大型モンスターが三体も同時に狩り場に存在することが、ほぼ有り得ないのだが、炎が気に掛けているのは彼らが共存していることだ。
「グォルゥゥゥゥゥ……」
「ヴォゥォォォォォ……」
「フシュルゥゥゥゥ……」
 この三体に、各々の縄張りと言う概念は恐らくない。
 縄張りの争いどころの問題が、彼らの前にいるのだがら。
「何体いようと関係ない。俺の前に立ったのが、お前たちの敗因だ」
 炎はハンドガンを両手に構え、引き金を引きまくる。
「ヴゥオォォォォォッ!!」
 すると、ドボルベルクが他二体の前に出て、銃弾の前に立ち塞がる。
 銃弾が次々とドボルベルクに襲い掛かるが、それらはドボルベルクの表皮を浅く傷付けるばかりで、致命傷にはならない。
「こいつ、いや、こいつら……例の新しいタイプか?」
 炎はハンドガンの手を止める。
 念を集中させればわかる。
 この三体にはオーラが漂っているのだ。
 このようなオーラを纏う大型モンスターは、通常個体とは異なる行動に出る場合が多く、種としての強さも並みではない。
「ガルゥアァァァァァッ!」
 ドボルベルクの背中を飛び越えて、ジンオウガが炎に飛び掛かってくる。
 前肢に雷を纏い炎を殴り付けようと降り下ろすが、炎はそれを易々と回避する。
 回避様にハンドガンをジンオウガに放とうと銃口を向けようとする。
 しかし、そのハンドガンは飛来してきた黒いなにかによって弾き飛ばされてしまう。
「!?」
 炎はその黒い何かが飛来した方向を見る。
 ナルガクルガが尻尾をしならせていた。どうやら回避に合わせて、尾棘を飛ばしていたようだ。
「(こいつらは……恐らく、アタッカー(攻撃)、ディフェンサー(防御)、ストッパー(遊撃)の三役に分かれているな)」
 繁殖期のリオレウスとリオレイアのような、無差別的な連携とは違う。
 それよりもさらに複雑で、戦術的で、効率的だ。
 各々の特徴を理解し、炎を倒すことだけを考えた組み合わせだろう。
 モンスターがここまでの知能を得るのはごくまれ、いや、過去に例が無いかもしれない。
 ジンオウガが攻撃を、ドボルベルクが防御を、ナルガクルガが遊撃をそれぞれ担当している。
 まさに、三位一体だ。
「少しばかり、手こずるかもしれんな」
 まだ炎には余裕がある。
 生唾を呑み込み、炎は三体に仕掛ける。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1130 )
  • 日時: 2014/08/02 13:32
  • 名前: メストル ◆7wX2cnDc8Y (ID: 4oyNw.2u)

ハンター・the・ストーリー【ライノ】

〜1話〜「ハンター試験」
10年前・・・「母さん、父さん俺、絶対、最強のハンターになってやる。」
3カ月後、父さんはリオレウスを狩っているときに死んだ。
そして、母さんは事故?で死んだ。
そして、今、俺はハンター試験を受けている。
「なんで学力試験があるんだぁ〜〜!!」
今、大声をあげたのは、ライノだ。
1日後、答案が配られてきた。
結果はすべて0点だ。ww
「やべぇ、どうしよぉ」
「今日は、実技試験を行う!!」
教官に言われ、それぞれの場所に移った。
ライノは、ケチャワチャの狩猟のようだ。
遺跡平原についた、ライノは、深く深呼吸した。
「よっしゃぁ!いくぜぇ!!」
ー遺跡平原エリア2ー
「いねぇなぁ、どこだよ。ぐへぇ。」
なにかが、ライノの体についた。
「グヒャヒャ」
ライノは鼻水がついたと思った。
ー5分後ー
ケチャワチャは、動かなくなった。
「よっしゃぁ〜」
第一話「ハンター試験」end

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1131 )
  • 日時: 2014/08/02 17:54
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 02lAFnw0)

>>1130
おっ、新人さんだ。

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1132 )
  • 日時: 2014/08/02 17:00
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: QptWaWGC)

>>1131
疑問
何故、僕には言わなかったのだろう…
宣言してたから?別スレで書いていたから?気付かなかったから?
多分、一番最後だろうけど

まあこれは置いといて
これから、というか3代目で書くに当たって名前変えますねトリップで判断を
少しの間はURLの欄に書いときますが

で、前に書いた話(>>1124)は話数書いてないですけどあれ一つで終わりなんで御了承を

最後
3代目になるまでは書かないです 基本、ROMってます
何か要望(?)、質問(?)などあれば言って下さい

何で、スレのロック解除されてるんだろう…?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1133 )
  • 日時: 2014/08/02 17:49
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 02lAFnw0)

>>1132
すいません。いや>>1130が何も言わず書き込んでいるので確認というわけで。

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1134 )
  • 日時: 2014/08/02 17:17
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: QptWaWGC)

>>1133
レスアンカー、両方100ずれてますよ…

Re: モハン小説を書きたいひとはここ二代目!企画選抜タイム( No.1135 )
  • 日時: 2014/08/02 17:32
  • 名前: メストル ◆7wX2cnDc8Y (ID: 4I0/grUo)

>>1131~>>1134
すみません、これからは
気を付けます。
注意ありがとうございます

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1136 )
  • 日時: 2014/08/02 18:40
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 02lAFnw0)

>>1135
気にしなくてもいいですよ。僕もそうでしたし。
>>1134
ウオオオオオ!?教えてくださりありがとうございます。

なんかこのスレきた途端に荒らされたことを思い出した。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1137 )
  • 日時: 2014/08/21 20:21
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: bmTW4iVM)

主人公勢の細かい設定

セロ・アグマ(残念な主役)
身長177cm
体重56キロ
趣味読書

主人公。イケメンでスタイルもいい青年。ただし大食いで貧弱。食費が高くつく原因1号。登場人物の中で最も背が高い。鍛冶屋だったので手先も器用。運動以外なら大体できる。(編み物や料理から自作武器の開発まで)ただしモンスターハンターなのに運動はダメダメ。握力はもはやハンマーが持ち上がらないレベル。戦闘が長続きすると倒れる、リバースするなどの症状が出る。怒りなどの感情で暴走する。

使用武器:
チャージアックス

スクアリーアルマード
(炎斧アクセリオンにしたかったが逆鱗無かったそうな)
物欲センサー恐るべし


メイ・バルフェルト(最恐のヒロイン)
身長145cm
体重46キロ(殴
趣味日々鍛錬

ヒロイン。美少女なのだが色々不器用なのがたまに傷。背が低く大食い。食費が高くつく原因2号。人知を超えた怪力の持ち主。また武道の達人。彼女に身長、体重を聞くと半殺しになるのでやめよう。また、彼女に料理をさせると3分経たないうちに爆発する。これぞ3分クッキング。ちなみに僕の趣味で彼女のバストはBカッp・・・おや、誰か来たようだ。

使用武器:
太刀

鉄砕牙
(感情によって真の姿が現れる)


クロイト・レージ(イケメン軍事ヲタク傭兵)
身長167cm
体重55キロ
趣味軍事評論を読む。わけのわからない機械を組み立てる。

メンバー1の非常識人。かなりの軍事ヲタク、てかもと傭兵。10歳の頃から少年ゲリラをやっていた。その後、軍にはいり経験を積み特殊部隊に入る。戦闘能力は最も高い。しかしわけのわからない機械や怪しげなエナジードリンクや薬などを聞いたことも無い通販会社から仕入れている。好物は干し肉。常に銃とともに携帯している。寝る時にはナイフを枕元に置いておく。自作武器をよく使う。

武器:
ライトボウガン

ボルボバレット
(様々な状態に換装することが可能。発掘)


ミサキ・ナルウミ(レージのブレーキ、スーパーまとめ役)
身長165cm
体重43キロ
趣味チェス、将棋

レージ同様傭兵出身の少女。リーダーシップ抜群でメンバーの中では比較的常識人。特殊部隊での経験を活かした格闘が得意。レージとはかつては命をかけて殺りあった仲。和解してからはレージの強さを最も認めている。チェスや将棋はとても強い。レージとは対照的に活発な性格。しかしレージのわけのわからない機械を借りてるということはやはりおかしいのか……

武器:
穿龍棍

フェイアルビシュナ

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1138 )
  • 日時: 2014/08/02 22:04
  • 名前: 若虎 (ID: 32tn2syk)

――第14話 相手決め――
これから、大会に参加して、初めての相手と戦います さて、最初の相手は…?
椿「最初の相手は何だろうね。」紫「ケチャとか?」勇「ゲリョスとか?」
龍「クシャルとか?」勇椿紫「それはない。」と雑談していると…
ギ「君たち、最初の相手は…。」全員「ゴクリ…。」
ギ「ジンオウガ亜種じゃ」全員「え…。」 全員「えーーーーーー!!」
龍「ちょ、いきなりハードすぎ!!」ギ「いや、今からとは、言ってない。」
ギ「さすがにハードだからの、何個かのクエストをやってもらい
それで、上手く出来ていたらじゃ」全員「ホッ」
紫「じゃあ、その一体目は?」 ギ「ジンオウガじゃ、無論上位じゃがのwww」
勇「それなら、防具揃えないとな♪」龍「わくわくするZe」
椿「頑張らないと♪」紫「やっと大会らしくなったわ」
やっと、最初の相手が決まった勇一行、さあジンオウガとの戦いはいかに?
この頃、ガンランスを練習している、若虎です!!
今回も、狩猟はしません (ネタを考えてないなんて言えない…。)
今度は少し考えて、狩猟をしていきたいとおもいます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1139 )
  • 日時: 2014/08/03 19:24
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: KrEG4TNm)

皆さん忙しいんですかねぇ…

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1140 )
  • 日時: 2014/08/03 19:35
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: GlpZ6JkO)

忙しくない人がここに…
多分、そういう季節なんですよ お盆とか夏祭りとか
まあそれにしても今日はレスが少ないよな…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1141 )
  • 日時: 2014/08/03 19:58
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: FQvW4AWB)

むしろそれが普通だと思うんだけど。
少し前なんか…

ちなみに自分は最大6000%の経験値になるオンラインゲームにどっぷりはまってるため更新頻度下がってます。
テストはもうすぐ終わります。はい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1142 )
  • 日時: 2014/08/12 15:35
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 3v8depns)

夏祭りか……ボッチの私には関係ない話だ…

>>1137

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1143 )
  • 日時: 2014/08/04 01:29
  • 名前: 翼の勇車 (ID: C/AIPzlE)

我が主が受験生なうなのでそのお手伝いをば……っつーことで更新遅れてますハイ。多分3日くらい覗くことも難しいかなー、なんて。

クック「もはや俺たちの小説の続編が出ることはないだろうとみんなたかをくくってるぞ」
勇車「いやいやそんなことはないよ!? 余裕が出来たらまた書くから!マアヨンダイメマデハナイダロウケド……」ボソッ
トトス「なんか言ったか?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1144 )
  • 日時: 2014/08/04 11:50
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: aMRKghj.)

 最近過疎化してますね……。
 7倍quasar さんは試験期間中らしいですから、終わるまでは更新が遅れるのは仕方ないですよね。今は7倍quasar のターンなので、こちらでは動けないです。
 翼の勇車さんは……受験生じゃ動けないですよね。
 シリーズ化しているSSも今は思い付かないので、ここは〜輪廻の唄〜連載前と連載中で生まれた没案の一部を晒すしか。

 キキョウ・セレナーデ
 年齢…17歳
 身長…163p
 容姿…銀の短髪、冷たく青い碧眼
 武器…ホワイトガンランス(ガンランス)
 防具…グラビドシリーズ
 …シナト村の専属のハンターの少女。無感情で無口、余所者であるミナーヴァに対して快くは迎えなかったが、あるときアストにうっかり(事故で)ファーストキスを奪われて以降、彼に責任を追求(求婚)する。当初は義務感からアストに婚約を求めていたが、彼と狩りに出ることで人間性を理解、心からの求婚を申し出るが、アストはカトリアしか見えていなかったために、カトリアを殺そうとさえ考える。しかしカトリアの優しさにも触れることで身を退いた。
 備考…無感情で無口なのはエリスと被ったために、台詞的に差別化が難しかったのでに没。ある種のヤンデレキャラは使いたい側面があったために、別の作品で出るかも。

 モミジ・キラボシ(綺羅星紅葉)
 年齢…推定20歳
 身長…164p
 容姿…黒髪ロングストレート、茶色の瞳
 武器…何でも使える
 防具…私服のメイド服
 …ユリの護衛を一任されているメイド。家事は万能、身体能力も桁外れで普通のハンターでは有り得ない戦い方を行う。極度の虫嫌いで、ブナハブラやオルタロスが目についた時にはそれらの駆除を何よりも優先し、甲虫種が分泌する腐食液や蟻酸などを浴びると不快感のあまり気絶する弱点がある。
 備考…本来はツバキポジションだったメイドさんハンター。極度の虫嫌いと言う設定は、後にセルタスシリーズを装備するニーリンにとって都合が悪いため外し、武器を特定化するために太刀に限定し、家事も万能ではルピナスのポジションも薄れるために、ユリの護衛と言う設定以外何の原型も残らずに生まれたのがツバキ。

 アリッサ・ルクバー
 年齢…16歳
 身長…162p
 容姿…茶髪のポニーテールに赤いリボン、鳶色の瞳
 武器…ファッティプッシュ(ハンマー)
 防具…ザボアシリーズ
 …アストの幼馴染み。彼とロックラックで一緒にハンターとして生活していくはずが、肝心のアストはキャラバンに所属して転々としているのを知って、追いかけてきた。アストにはよく暴力まがいな制裁を入れるものの、それは全て照れ隠し。本当はアストにゾッコンなのだが、ツンツンなのでそれは暴力に変わる。デレるのは極稀である。アスト曰く「ババコンガのごとき一撃」らしい。
 備考…これは単純に考えただけの幼馴染みです。これが基に何かが派生したわけでもないです。幼馴染みがツンツンなのはありきたりと勝手に思い込み、入れませんでした。

 ツバキ・アヤセ
 ユリ・セルジュ
 …この二人は当初、ファミリーネームが逆でした。

 ハンノキ(チャチャブーの子供)
 年齢…推定16歳
 全長…100p
 容姿…黒鉄色の仮面に、着物のような服
 武器…自前の木刀
 防具…着物のような服
 …ニーリンについていくチャチャブーの子供。一人称は「拙者」で、四文字熟語をやたらと多用する似非サムライ。ニーリンを旅の連れだと自称するが、ニーリンが銃口を向けると黙る。木刀の腕は確かで、セージに「油断ニャらん」と言わしめる。必殺技を持っているらしく『天地鳴動剣』を放てるようだが、単純に木刀を振り回しながら突撃するだけ。
 備考…セージの次のオトモとなる予定だった、チャチャやカヤンバ的なポジション。しかし4にはチャチャブーが登場しないので出すに出せないまま放置された。
 
 これ以外にも腐るほど没がありますが、今回はこの辺で

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1145 )
  • 日時: 2014/08/04 14:47
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: 9CVezEBp)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十九章 殲滅


〜炎視点〜

モンスターの連携…それは過去に見たことのないタイプ。
しかしそれがモンスターが行うから見たことがないだけである。
「…相手が悪かったと先に言っておこう」
彼は懐からある銃を取り出す。その動作をモンスターは見逃さない。
「シャァア!!」
ナルガクルガは尾刺を飛ばす。その際にドボルベルクは持ち前の巨体で炎の避ける範囲を削る。
「誘い込んでいるか、面白い」
あえてモンスターの目的通りに回避していく炎。ナルガクルガとドボルベルクが逃げ場のない場所へ追い込み、そこにジンオウガが渾身の一撃を放つ…
戦略としてはそれなモンスター達で、思いの外うまくいっていたが特になにも思っていなかった。
気がつくと炎は壁際に追い詰められていた。逃げ場もドボルベルクが塞ぎ、どこに回避することも困難な状況。
「ガルァァアア!!」
ナルガクルガを飛び越え、限界まで帯電したジンオウガが炎に襲いかかる。
その前肢は雷の塊。触れれば確実に死ぬ。

ズドォォォオオオン!!

雷が落ちるかのような音が渓流に響く




「ガァアア!?」
突如ジンオウガは怯む。帯電も解除された。
「ヴォア?!」
気がつくと炎はそこにはいなかった。回りのどこにもいない。
モンスター達は炎を完全に見失った。一体炎はどこに消えたのか−

「俺を人間だと思ったことがお前らの敗因だ。」

ズバシュッ!!
「ヴォアァア?!」
突如ドボルベルクのコブが切断される。いくら弱点と言われる部位とはいえ、まるでバターを切るかのような切断面である。
その正体は…彼のもつ全てを切る剣だ。これは力が少しあれば制御可能。そのため彼はそれを使ったのだ。
そして間髪入れることなく彼はある弾を放つ。

ズシャッ!!

それは破壊されたコブから体内に侵入していった。貫通弾…ではあるのだがそれは体内で止まる。
そして…

ドゴォォォオオオン!!!!

爆発した。
規格外の爆発は、ドボルベルクを体内から外にかけて力を発生させる。堅牢な甲殻によって四散することはなかったが、そのドボルベルクが動くことはもう起きなかった…

「ディフェンサーを失った貴様らはどう動くかな?ふふ…」

炎は不気味に笑いながらそういった

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1146 )
  • 日時: 2014/08/04 21:21
  • 名前: 煌星 (ID: Y.R06oA6)

第8話   題名?ありませんよ〜〜www

ここは、アマツ無限増殖時とは時間軸が違うユクモ村。しかし、他の空間とは切り放されている。 
「さてと、力の解放はまだか! ルーツ」
何者かの言葉にどこからか現れたルーツが答える。
「どうやらまだ、私の力だけで充分たいですディスフィロア先輩。」
「つまり、二人は□んでないのか」
と真っ黒い言葉は言うディスフィロア。
「△△の邪魔をしてしまったかな?」
とルーツが言いこの空間から去っていった。
ルーツが消えたと共にディスフィロアは人間の姿となり
闇に消えていった。


ユクモ村(現代)

(奴が目覚める気配がする。三人は、どうする?別行動にするしかないか)

「おーーい、みんな集まれ…てか
いった方がいいかwww」

ハイハイーイ集めました〜〜
「んで、何のよう?」
「いや、マジで大事な事じゃなかったら覚醒ミラさん呼ぶよ?ww」
「私達に、迷惑かけることだったら××××ますよ?ww」
色々圧力をかける三人だが次の瞬間
冗談は言えなくなったその理由は



理由は次回お楽しみにwwww
ちなみに、ディス君の言葉は
わかる人はわかる筈(超簡単)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1147 )
  • 日時: 2014/08/05 11:50
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: FuMG2urw)

モンスターハンター「焔の詩」 16話後編
「アズルライトさん!」
「私は・・・・・・大丈夫。それよりも、ジェノスが――」
ジェノスが、危ない。
多分、本人も感じているだろうがクシャルダオラは気付いている。
右眼が、見えなくなっている事に・・・・・・
どうやらアンバーはその意図を察し、クシャルダオラに攻撃を仕掛ける。
正直な所、そこまで大丈夫なわけはないのだがレウスSのおかげで致命傷にはならなかった。
まだ、腹が痛むが――武器を構えられないほどではない。
回復薬を飲み干し、体の痛みを和らげ、攻撃に参加する。

楼華は気合と共に腰の高さに置いた太刀を抜き、鞘にしまう。
すると、尻尾がいつの間にか切断されていた。
クシャルダオラはその激痛に耐えかねたのか、断末魔にも似た声を上げた。
そして、ジェノスがその間にクシャルダオラの顎に滅龍弾を浴びせる。
「今だ!」
ジェノスの号令に従い、属性開放突きと属性開放斬り、そして楼華がさっき尻尾の切断に使った技――居合い抜きで確実にクシャルダオラにダメージを与えた。
しかし、クシャルダオラはまだ死なず、羽ばたいた際の風圧で私達を吹き飛ばし、空を翔る。
そして、低空を滑るように突進する。
私達は即座にそれに反応し回避行動を取ったが、ジェノスだけはほんの一瞬、反応が送れ、突進をもろにくらってしまった。
だが、ジェノスはただで喰らいはしなかった。
当たった瞬間、麻痺投げナイフを既に構えていて、それを全て投げる。
ジェノスはその突進でジンオウUは破壊され、そのまま後ろにあった氷山まで飛ばされた。
だが、クシャルダオラは麻痺し、私達はもう一度属性開放突き、属性開放斬り、居合い抜きをし、クシャルダオラを仕留めた。
クシャルダオラが死んだことをすぐ確認し、急いでジェノスのところへ駆け寄る。
見るとジンオウUの胴体は破壊され、肋骨は少なくとも8本は逝っている。
全員が直感していた。
――もう、助からない・・・・・・
「ついに・・・・・・やったか。どうだ? アンバー。復讐を果たした気分は」
それに対し、アンバーは何も答えず、唇を噛み締め、溢れ出す思いを抑えていた。
「・・・・・・何も、残らなかっただろう? アズルライト、これで解っただろう? 復讐は確かに人を強くする・・・・・・だが、何も残らない。これからは、別の事を目的に狩りを続ける事だな。それと・・・・・・春雨。すまないな、こんな主で。契約は破棄するのか?」
楼華は首を横に振り、答えた。
「某は・・・・・・いつまでも待っています、ジェノス殿。某には、そなたしか居ませぬ!」
涙を溢れさせながらそう言い、ジェノスは笑った。
「待つのは・・・・・・俺の方だろ」
「・・・・・・嘘ですよね? 死ぬなんて――」
アンバーがそう問いかけるが、ジェノスは何も答えない。
「嘘って言ってくださいよ! 師匠! 僕は――」
「アンバー。お前はもう少し、心に従って生きたらどうだ。そうしなければ、見えないものもある――それに、本当は解っているはずだ。本当に大事な人が傍に居る事を――」
そして、荷車が到着し、ジェノスを抱えて運び、4人で帰った。

それから数日たち、葬儀をした。
葬儀が終わって残っているのは私と楼華、そして弟のネフライトの4人だけだった。
「兄貴・・・・・・ほら、フラヒヤビールだ。故郷の味だぞ? ・・・・・・古龍を討伐したんだってなぁ! 凄いじゃねえか」
そう言って、墓にフラヒヤビールをかけ、残った分を一気に飲み干し、「・・・・・・本当は、一緒に飲みたかったぜ。兄貴・――」
そう言い残して立ち去った。
その後、楼華は、墓に一輪の花を置いた。
その花は、白く、小さな花が沢山ついたものだった。
「・・・・・・この花の名はナズナと申してな・・・・・・花には全て意味があるのをそなたは知っておろうか?」
私は頷いた。花詞と言うものだ。何にどんな意味があるかは知らないが、そう言うものがあることは知っていた。
「このナズナの意味は――“あなたに私の全てを捧げる”――某は、ジェノス殿とその契約を交わしたのだ。契約の時には普段使う名ではなく、もう一つの名を扱う――それが、某の場合は春雨。そして、契約を交わした者が先立った際にはこの花を手向けるのが某等の流儀なのだ――」
その後、楼華は手を合わせ、礼をした。
その時、眼から涙が零れ落ちていたのを見た。

そろそろ本編進めたかったので本編を更新しました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1148 )
  • 日時: 2014/08/05 11:43
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: OFVDhLPv)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十九章続き

 〜ミナーヴァside〜

「御馳走さんでしたwww 」
 地はやはり即行で食べ終わっていた。
「おかわり、いただけるかしら?」
 一方の霊華は、もう何度目のおかわりを要求しているのだろうか。
 ルピナス曰く「十人分くらいはおかわり出来ますぅ」と言ったのだが、もう鍋の中のルーやおひつの御飯は底が見えている。ちなみに、この時点で霊華以外誰もおかわりをしていない。
「れ、霊華様……さすがに食べすぎではありませんか?」
 残妖は裕に九回目のおかわりを食べ終えた霊華に歯止めをかけようとするが、ルピナスはニコニコと霊華の皿を取っては最後のおかわりを盛る。
「霊華ちゃんはぁ、よく食べますねぇ。作る方としてはぁ、嬉しい限りですぅ」
 ルピナスはそう言うものの、地からすれば家計が火の車である。
「いいじゃない、おかわりはまだあるのだから」
 何が悪いの?と霊華は言い張るが、今の霊華を肯定できるのはルピナスぐらいで、それ以外は絶句している。 
 絶句しているこの状況をどうにか振り切ろうと、カトリアは話も切り出す。
「えー、皆そのままでいいから聞いて。ハンター各人は、これから狩りに出ます。まず、狩り場から何か採ってきて欲しいものがあれば先に聞いておきたいの。何かある?」
 つまり、狩り場に赴くついでに必要なものがあれば集めてくると言うのだ。
「はいよカトリア、アタシから一つ」
 最初に挙手をしたのはライラだ。
「はい、ライラ」
 カトリアは彼女を言い当てる。
「もし渓流に行くんなら、狩り場のその辺で転がってるって言うユクモの木を採ってきてくんないかな。丸太ごとじゃなくても、簡単に持ち帰れる程度の大きさを幾つかでいいって、じいさんが言ってたからさ」
 ライラの言うじいさんとは、このユクモ村の加工屋のことだ。高齢の竜人ではあるが、その分というか知識はライラが本気で尊敬できるほどであり、歳だからといっても加工の腕も達者である。
「ユクモの木ね。なら、グループを分ける際に渓流組と作ろっか。他に意見は?」
 カトリアは紙にペンを滑らせ、ライラの意見を書き取ると、他の意見を訊くが、他に意見は挙がらなかった。
「他には無いね?じゃあ、グループ決めは依頼の状況を見てから決めよっか。異論とかはない?」
「あぁ、すまない。俺からも一つだ」
 次に挙手をするのは碧だった。
「はい、碧さん」
「俺は地と組ませてもらう。このアホと組むのは疲れるだろうしな」
 碧は地を指しながら意見を述べる。
「あー、それ俺も思ってたわ。ツッコミなら碧じゃねぇと物足りねーしwww 」
 地の方も賛成する模様だ。
 ふと、ツバキがボソッと呟く。
「地さんって、マゾな上にホモなのか……?」
「ちょwww それはねーわwww 自重してくれwww 」
 地はそんなツバキの呟きも逃さず拾う。
「自重してくれと頼むのは俺がお前に対してだ」
 碧は地を掴むと、窓からポイッと放り出した。
「はんぶらびっ!!」
 捨てられた地は落ち葉の中に頭から突っ込む。
「話が逸れたな。妖、いや、この世界では残妖か?お前はどうする?」
 碧は残妖に目を向ける。
「あ、はい。私も狩りに出るつもりです。昨日はカトリアさん、アストさん、セージさんと組みました」
「そうか、わかった。カトリア、だったか?判断やグループの決定はそちらに一任しても構わないか?」
 俺は地と組む、と窓を一瞥してから、カトリアに向き直る碧。
「はい。では碧さん、地さんのことお願いしますね」
 カトリアは快く頷く。
「安心してくれ、あのアホは俺が責任を持って止めておく」
「おいこらwww 誰がアホだよwww 」
 なぜか地は天井裏から部屋に入ってくる。普通に玄関から入ればいいはずだが。

 〜炎side〜

 ドボルベルクと言うディフェンサーを失った、ジンオウガとナルガクルガ。
「ガァルァァァァァッ!」
「ッシャァァァッ!」
 ジンオウガとナルガクルガは左右から展開する。
 しかし、ディフェンサーを失った以上、迂闊に攻め込んでくることはないだろう。
 ナルガクルガが尻尾をしならせ、尾棘を放つ。 
 無論、炎にはそれが見えている。
 剣を抜き放つと、ナルガクルガの飛来する尾棘を全てその剣で叩き落としていく。
「ストッパーたるお前には、大した攻撃はない……」
 だが、ナルガクルガに注意を向けるのが目論見なのか、ジンオウガは背後から雷拳を炎を降り下ろそうと振りかぶってくる。
「そして……」
 炎は一瞬で距離を詰め、ナルガクルガの尻尾を掴む。 
「シャァッ!?」
 そのまま炎はハンマー投げのようにナルガクルガをぶん回して、ジンオウガの雷拳にナルガクルガにぶつけた。
「お前は、雷に弱い」
「シャギャァァァァァ……!」
 ジンオウガの一撃を直撃したナルガクルガはその場で息絶えた。
「あとはお前か」
「グルゥゥゥゥゥッ……!」
 ジンオウガは、倒れたドボルベルクとナルガクルガを見やり、怒りを露にする。仲間意識はあったのだろう。
「ルゥガァァァァァッ!」
 飛び掛かり、炎を仕留めようと雷拳を降り下ろす。
 しかし、冷静である炎にそれは通じない。
 ジンオウガは何としてでも炎を道連れにでもしようと苛烈に襲いかかる。
「もう終わらせてやる」
 炎は大きく距離を取ると、背中の装甲から湾曲した刀、ショーテルを取り出してそれを投げ放つ。
 飛来するショーテルはジンオウガの角を砕き、頭部に突き刺さる。 
「グアァァァァッ!?」
 ジンオウガは激痛のあまり悶え苦しむ。
 その隙を見逃す炎ではない。
「散れ」
 炎の宣告。
 もうジンオウガの末は決まった。
 炎は両脚の装甲の爪先に当たる部分からブレードを展開する。そのブレードは、人間が汗をかいて体温調節を行うように、炎の高くなった体温を吸収、蓄積し、展開時には超高熱となって赤く輝く。
 悶え苦しむジンオウガに躍りかかる炎。
 その爪先の超高熱のブレードが舞うように振り抜かれ、ジンオウガの甲殻は斬り刻まれていった。
 炎は着地する。
「戦いとは鬼道なり。策無く、己が勢いのまま戦うは、敗れる兆しなり」
 炎の爪先のブレードは脚の装甲に収納された。
 それと同時にジンオウガは四散した。
 すると、四散したジンオウガから青緑色の光の玉が浮かんでくる。ドボルベルクとナルガクルガからもだ。
「こいつら、俺の力の一部を持っていたのか……」
 炎の散らばった力を偶発的に吸収してしまったのかも知れない。凍土でもブラキディオスの死骸からは同じように光の玉が浮かんでいたのだ。
 炎はその三つの光の玉を回収する。
「さて、あと少しだな」
 炎はその場から歩き始めた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1149 )
  • 日時: 2014/08/05 14:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: V7FvDMYU)

 7倍quasar さんへ。

 クロスオーバーの今後の予定です。

 ・地と碧はツッコミツッコまれながらも各地で見られるオーラモンスターを討伐していく。

 ・渓流へはツバキと残妖が二人で向かい、ドスファンゴを相手にしながらユクモの木を集める。その途中でイビルジョーが乱入(次の冒頭でそれっぽい前触れを書きます)。ツバキが残妖を逃がすためにイビルジョーに立ち向かって返り討ちに遭い、重傷の上から捕食されかけるが、炎が戻ってきてイビルジョーを撃退する。

 ・残妖が重傷のツバキを連れて村に帰ってくる。翌日に緊急として依頼が受注。アスト、カトリア、ニーリン、残妖が参加。このとき、アストとカトリアはライラから試作のユクモノ武器のチャージアックスと操虫棍を受け取って渓流へ。

 ひとまずここまでです。後に追加するかもです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1150 )
  • 日時: 2014/08/05 19:55
  • 名前: ガンランスの王 (ID: 6216PM3o)

ヤヴァイめっちゃ懐かしい。1100超えてるwww
小説書きたいですが、後にします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1151 )
  • 日時: 2014/08/05 21:35
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: Kwfqn94N)

>>1150
ガンランスの王さん!お久しぶりです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1152 )
  • 日時: 2014/08/06 01:34
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SWSp7YcW)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

三十章 狩猟へ

〜ユクモ村〜

昼食の片付けも終わり、各人がそれぞれの目的に合わせて動き出す。
狩りに出かける者たちは集会浴場にきていた…のだが。
「あれ?!地さんと碧さんがいない!?」
カトリアが気づいたときには二人の姿はなかった。さっきまでいたのに突然消えたのだ。
「む?!さっきまでいたが…いつの間にいなくなったんだ?」
「あ、なんか落ちてる」
残妖は落ちている紙を拾い上げる。その紙には何かが入っていて、こう書かれていた

【俺と地は夜に帰ってくる。もし俺達が必要になったときはこれを押せ。すぐ帰ってくる。ただし、どうしようもないときだけだ。それを使うということは俺達もそれなりにやばいことが起きたと思いかえってくる。変なことに使うなよ】


〜地、碧視点〜

「やっぱ感じてただろ」
「おうwwww」
彼らは今渓流に向かっている。
昼食をとっていたときに、渓流で雷が落ちたかのような爆音を聞いたからだ。
無論、その音は距離が遠かったために彼ら以外には聞こえなかったとか…。
「それにしても…あのときのブラキ…絶対おかしい」
「だよなwwwwオーラとかwwwwwあwwりwwえwwwんwwww」
「草はやしすぎだ」
「ゲフッ?!」
あまりにも大草原な地を物理的に沈める碧。
やはり地を制御するには彼しかいないのだろうか。…もっとも、炎もそれは可能ではあろう。
「(あの手のモンスターがどうできるか知らんが…あれは俺と地の二人でなければ容易には狩れん…できれば俺達だけですべて消し去りたいところだ)」
「あれってさ、炎の力の一部だと思うんだ。」
「は?!」
地の発言に驚く碧。
「いや、前にもあったんだ。あいつの力がモンスターに吸収されること。まぁ強大な力は取り込めないだろうからあいつのなかでも弱い力だと思う。まぁそれでもあれだけ強化されるってこと。最大の力は取り込めないのが救いだな」
「…どんな人間なんだ、炎ってのは…」
「人間じゃないよwwwww」
「…悪魔ってことにしておく」
あまりにもぶっ飛びすぎた内容ではあったが、碧は納得した。この話をもし他の人にしたら…納得するものはいるのだろうか…。

〜炎視点〜

「奴らがくるか…まだ出会う時ではない。少し身を隠す…」
地と碧がここへ向かってくるのを察知した炎はモンスターの死骸を完全に消した。
そして自身は透明となり、見つかることがありえない状態とした。これで見つけることができるのならば気でも頼りにしているのか…といったレベルである。
「問題は…まだこのあたりに少し力の波長が感じること…まぁ今までより弱めだから多少どうにかなる」
これまでモンスターが取り込んだ炎の力…その強さはアマツ以外はだいたい同じ。
アマツだけは聖によって強化が施され、彼の持つ力のなかでも強大なモノにもたえうるほどであった。
それ以外は…その程度。
今感じるのはそれより小さい力。多少はなんとかなるだろう。
そう思いつつ、炎は渓流を歩く。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1153 )
  • 日時: 2014/08/06 12:44
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: oive4aZM)

>>1148
ちょっwww炎www排熱攻撃てwww
F〇1化してきとるぞwww
その上>>1152でミラージュ〇ロイドまで・・・・・・人間じゃねえwww
と言うか一回見て見たい炎がどうなってるのか・・・・・・(ゴ〇ラのイラストとかにある半分が内部構造が見えるアレ)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目について( No.1154 )
  • 日時: 2014/08/06 14:03
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: H7ZW4Rro)

残り50レス切ったんで三第目予定地つくるお
皆はここを過去ログにするためコメントを&仮目次よろしくお願いします。


&なぜか↓で三第目作ろうとしたら禁止ワードでエラー。

クリックありがとうございます!
このスレでは シリーズ物の 小説 をかいてください!
&主もショボいですが小説をかくので。

ルール
一 話数をしっかり書いてください!
二 お題は基本的にモンハン!もし違うお題で書きたかったら、主に一言。

あなた あ のお題で書きたい!
私 いいですよ。
あなた 書きます〜  
のようにしてください。
必ず聞いて、返信されてから、書いてください。
三 アドバイスはいいですが、基本的に批判、邪魔はなしで。

荒らしについて

 二回以上の荒らしで通報を考えますんで。
 四回以上の荒らしは確実に通報します。
私が居ない場合は作者様達にお願いします。

以上がルールになります!

リンクスレ  http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=326

参考にどうぞ
http://real-create.com/

一代目
http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=49
二第目
http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=828
作者様達の作品を最初から読みたい方は、上のスレからどうぞ。


現時点でのここの内容

作者様は二代目の続きからどうぞ。
&二第目過去ログいくまでの雑談
&月1の企画

企画ランキング

一位   タイム :

二位   タイム :

三位   タイム :

目次

>>>>>>>>>>

禁止ワードどこか分かる人教えてくれぃ!

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1155 )
  • 日時: 2014/08/06 14:35
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: AmqNicX5)

>>1154
URLのhの部分ではないでしょうか
僕もURL貼る時はそれを消すまえに禁止ワードと出ますし…

あ、3代目からは僕も書かせていただこうと思ってますのでよろしくお願いします

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1156 )
  • 日時: 2014/08/06 14:40
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: XjtGiJ0F)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 三十章続き

 〜地&碧side〜

「これは一体……」
 碧はその不自然な光景を見て目を細めた。
 まるで落雷があったかのように、その小川に穴が撃たれていた。
 火薬の臭いも真新しく残っている。
 しかし、大型モンスターがいたような痕跡はあっても、姿が見えない。
 エリアを移動したと言えば自然だが、その割りには雑草や木に付いている血痕の面積があまりにも広く、一部では血の水溜まりが出来ている。
 甲殻の破片なども大量に見つかった。
「ここで戦闘があったのは間違いなさそうだ」
「ってももう終わってるし、俺達の出番無くね? 」
「他に大型モンスターの気配は感じられない。行くぞ、地。ここは外れだ」
「そうだな外れだな。まぁ誰がここにいたのかって予想はつくけどな。ここにいたらそいつに見つかって、三日後に会うときに倍の仕打ちをされて俺は死ぬ」
「本当にどんな奴なんだ……悪魔だか怪物だか知らないが」
 とにかく、今この渓流に危険なモンスターはいない。
 地と碧はその場から離れた。

 二人が立ち去ってから、そいつは動いた。
 まるで天敵がいなくなった動物のように。
 黒い巨体。
 全身の傷痕。
 棘のはえたアゴ。
 巨大なヒルのような尻尾。
 炎と地と碧と言う天敵がいなくなり、そいつは思う存分暴れまわった。
 ガーグァの棲みかを食らい付くし、抵抗する者は全て踏み潰し、残虐と破壊の限りを尽くす。
 たった今からここは自分のモノだと主張するように、咆哮を上げる。

 〜残妖&ツバキside〜

 ツバキと残妖は集会浴場を出て、渓流に訪れていた。
 すっかり意気投合した残妖とツバキは、「二人だけで狩りに出たい」とカトリアに申し出たので、彼女はそれを了承。
 依頼は大猪ドスファンゴの狩猟。大型モンスターではあるが、どちらかと言えばドスジャギィのような中型モンスターに当たる。
 比較的危険の少ない相手であるため、二人だけでも対処は楽らしい。
「さてと、初めての相手だし、気は抜かないでおこうか」
 ツバキは研磨を終えた鬼斬破を鞘に納める。
 残妖はギルドからの支給品をポーチに入れていく。
「ツバキさん、こっちは準備出来ました」
「あぁ、俺も大丈夫だ」
 二人はお互いの準備を確認して、ベースキャンプを出た。

 〜アスト&カトリアside〜

 残されたアスト、カトリア、ニーリン、セージも二手に別れることにした。
 アストとカトリアは砂原に来ていた。
 辺り一面、砂の海でとてつもなく暑い。地底火山の奥深くよりはマシだが、それでもクーラードリンク無しでは体温が高くなりすぎて耐えられなくなる。
「カトリアさん、大丈夫ですか?」
 アストはクーラードリンクを飲みながらカトリアに声をかける。
「私は大丈夫だよ。アストくんこそ大丈夫?」
「クーラードリンクを飲んでも、暑いっちゃ暑いですけど、これくらいは慣れてますから」
 アストは軽く笑いながらクーラードリンクの空き瓶をポーチに戻す。
 砂漠の中で、アストとカトリアが二人。
「そう言えば、カトリアさんと二人だけで狩りに出てるって初めてですね」
 何気無くアストはそう言った。
 カトリアも小さく頷く。
「そ、そうだね……」
 カトリアは何となくアストから目を逸らした。
「(狩り場じゃデートみたい、とは言えないよね……)」
「カトリアさん?どうしたんですか?」
「うっ、うぅん?何でもないのっ、何でも」
 カトリアは慌てて首を横に振る。
「そうですか?まぁ、無理はしないでくださいね。いざとなったら、俺が守りますから」
「ッ」
 彼のほんの一言で、カトリアの心臓は跳ねる。
 頬が熱くなるのを感じるが、カトリアはまた慌てて顔を逸らす。
「あ、あのねっ。私は団長さんなんだから、いざとなったら私がアストくんを守るんだからねっ」
「そんな顔逸らしても説得力は微妙ですよ?」
「い、いいからぁ、私がアストくんを守るの!」
 子供のようにパタパタ手を振ってムキになるカトリア。
 アストはそんなカトリアも可愛らしいと思うのだった。
 ふと、カトリアの背中の向こうに赤い何かが見えた。
「カトリアさん後ろ!」
「えっ?」
 カトリアは反応が遅れ、不意にカトリアのシルバーソルメイルにそれが絡み付いた。
「きゃあぁっ!?」
 カトリアはそれに引き込まれ、アストから離れていく。
「カトリアさんっ!」
 アストのその視線の先。
 赤く丸みを帯びた巨体。蛇腹模様の腹、前に伸びた口からは細長い下が繋がれ、カトリアを締め付けている。
「こいつが、ラングロトラか……!」
 アストは目標を確認すると、カトリアを助けるために砂の大地を蹴る。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タ( No.1157 )
  • 日時: 2014/08/06 15:36
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: H7ZW4Rro)

>>1155
やってみると!
作れた!
ありがとうございます!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1158 )
  • 日時: 2014/08/07 11:08
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lDRQg0Ls)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

三十一章 誤算

〜炎視点〜

「去ったか」
地と碧がいなくなったことを確認した炎はあるリングをはずす。と同時に透明状態は解除された。
どうやらそのリングに透明となる何かが秘められているらしい。彼がある世界にいったときに拾ったものだとか。
しばらく身を隠していたがようやく動き出す炎…
しかし一つの誤算に気づく。
「…待てよ?力はそれに適合するやつに取り入れられるとは限らない…」
今まではその力の大きさに合うモンスターが力を取り込むと考えていた。
しかし、適合限度以下の力ならそのモンスターに入ってもおかしくない。
今感じる力は比較的弱め…。適合モンスターで言うならドスジャギィやアオアシラ程度
そう考えていた炎にとっては誤算だった。
それとさっき何かの咆哮が聞こえた。
「…特定完了」
咆哮だけではない。
無残に食い荒らされたかのような跡がいたるところにある。
そのモノに抵抗し、散っていったモノの死骸も多数…。
これだけあれば今の渓流に何がいるのか特定することはたやすかった
ただそれより一つ気になることがあった。
「誰かが来ているな…もし鉢合わせたら…」
誰かがこの渓流に来ている
何も知らずにここへ来ている
それと出会わない確率は…無。
「…」
炎は何も言わずに右手にあるものを装着した。
それはまるである世界に存在する巨大人造兵器の右手のよう…。



〜地、碧視点〜

彼らは今火山に来ている。
渓流から距離があったが、凍土から帰ったときと同じ方法で移動していた。碧も頑丈だろ…。
「なんかいるのか?ここ」
地に言われるがままにきた碧はそう聞く。
「いるっしょーwww」
相変わらずのペースで地は答える。
「感じるけどまぁ同じ強さだから問題ないよ。まぁそれ以上でも本気出せば余裕だしwww」
「まぁそうだが…」
彼らは火山内部へと入っていく。
昨夜にあらかたの脅威を取り除いたときには感じることのなかったモノを探しに…


〜農場〜

昼食を終えたユリ、冥花、農は再び農場へと戻ってくる。
「それにしてもあの植物、生長がとてつもなく早いよ。これはもっと研究しないといけないね。」
いくら生長が早い種であろうと、1日で実をつけるモノは見たことがない。
さらに、一つの種から多種にわたる種が生み出されること。これも農には興味深かった。
「あ、農場の管理は僕がまとめておいたよ。あと…あれ見て。」
農はある方向を指す。
そこにあったのは蜂の巣箱だった。
「あれでハチミツがとれるみたいだよ。まだ試作品だから少ししか取れないと入ってたけどね。」
「…ハチミツね」
ハチミツは非常に重宝される物。
単体で使うことはあまりないが、調合素材としては欠かせないものと言ってもよい。
あまりにも消耗が激しいため、己の私利私欲のためにハチミツを求めるハンターも少なくない。そのようなハンターは世間から冷たい目で見られているのだとか…。
「でもどうやってとるの?」
「うーん…僕は農場のことで頭がいっぱいだったから詳しく覚えてないんだ…ごめんね…。そこのアイルー?だったかな?に聞けば分かると思うよ」
「はーい」
ユリは近くにいるアイルーのところへ向かう。冥花も仕方なくついていく

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1159 )
  • 日時: 2014/08/07 15:58
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: .ibdy8w9)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 三十一章続き

 〜残妖&ツバキside〜

 二人は狩り場を回り、倒木の一部を剥ぎ取っていた。
 ライラからの依頼で、手頃なサイズのユクモの木を集めてきて欲しいとのことである。
 今は、地図上で言うところのエリア4にあたる。
 自然災害か何かに巻き込まれたのか、民家のような建物が残っている。
 その側に倒木はあった。
 ただ……
「……、おかしい」
 ツバキは神妙な声で呟く。
「何が、おかしいんですか?」
 採れるぶんの木を麻袋に詰めていた残妖は、神妙な声のツバキを見て首を傾げる。
 ツバキは注意深く辺りを見回しながら、その理由を答える。
「だっておかしいだろ。ここまでに三つもエリアを渡って、小型モンスター一匹見当たらないなんて、不自然すぎる……ドスファンゴはそこまで危険なモンスターでもないはずだ。なのにどうして……?」
「ツバキさん、考えすぎではありませんか?今回がたまたまこうなっているだけで……それに、まだ他の区域も見てないですよ」
「それはそうなんだけど……」
 残妖の言う通り、本当にたまたまなのかもしれない。  
 それでも、ツバキの中には腑に落ちないモノがある。
 とにかく、ここで留まっていても仕方がないので、エリア7へ向かう。

 エリア7。
 大きな稲穂が生い茂るこのエリアの中央に、巨体が見えた。
 焦げ茶色に、銀色の髭のようなたてがみ。
 モンスター図鑑のイラストの通りなら、こいつがドスファンゴである。
 が、その武器である勇壮な二本の牙は、なぜか両方とも折れている。
「……?」
 ツバキは鬼斬破の柄に手を置きながら、残妖を庇うように前に出る。
 ドスファンゴは、まだこちらに気付いていない。
 と言うより、あのドスファンゴは周りなど気にしている場合では無いように見える。
「縄張り争いでしょうか?」
 残妖は小さくツバキに問い掛ける。
「かもしれないな……、ッ!?」
 一瞬だけ残妖に気を向けていたツバキは、慌てて前に向き直る。
 ドスファンゴは、何者かに踏みつけられていた。
 そしてーーーーー食い潰されていく。
「っ……!?」
 残妖は見てはならないものを見てしまったように、目を見開く。
 ドスファンゴの三倍以上はあるだろう、黒い巨体。
 まさに悪鬼、化物、怪物だ。
「こ、こいつ、はっ……!?」
 そのモンスターはドスファンゴを粗方食い潰すと、今度はツバキと残妖に向き直った。
 まるで、次の料理が運ばれてきたかのような目で、だ。
「ぁ……ぁあ……?」
 残妖は恐怖のあまり、その場から動けなくなった。膝はケタケタと不気味に笑い始め、手が震える。
 モンスターは舌をなめずると、残妖を見る。
 次はあれを食べよう、と。
「残妖ッ!!」
 ツバキは怒鳴り、残妖を軽く殴った。
「みょんっ?」
 その衝撃で残妖は我に返る。
「逃げるぞっ、想定外だ!」
 残妖を促し、元来たエリア4へ逃げようとするツバキ。
「は、はいっ!」
 モンスターに背を向けて一目散に逃げる二人。
 だが、残妖はまだ恐怖が心を蝕んでいるのか、足が縺れて転んでしまう。
「あっ……!?」
「残妖!」
 転んだ残妖に、モンスターは唾液を滴らせながら牙を剥き出しにする。
「いっ、いやっ……!」
 急いで起き上がろうとする残妖だが、彼女とモンスターとの距離はもう近い。
 牙が残妖を捕らえる……寸前、その頭に雷光が一筋走った。
 ツバキが鬼斬破による一撃を与えたのだ。
「早く逃げろ残妖ッ!こいつは俺が……!」
 ツバキはモンスターの気を逸らすように、側面へと回り込んで攻撃を敢行する。 
「グオォウゥッ」
 モンスターもツバキを敵と見なしたのか、その方へ向いた。
 残妖は立ち上がって、恥も外聞もなく逃げ出した。
「誰かに伝えないと……!」

 〜ユリ&冥花side〜

 ユリは早速蜂の巣箱を管理しているアイルーに話し掛ける。
「ねぇ、この蜂の巣箱のハチミツってどうやって取るの?」
 そう言いながら、ユリは巣箱に近付く。 
「ちょっと待つニャあんた。そのまま近付いたらボコボコにやられちまうニャ」
 そのアイルーの注意を裏付けるように、途端に巣箱からミツバチの数が増えた。
「ひゃっ?」
 ユリは驚いて足を止め、後ずさる。 
「その格好じゃ危ないし、黒いから熊と誤認されるんだニャ。これを上から着るんだニャ」
 管理アイルーは、木に干してある白い服や手袋や頭巾を持ってくる。
 実際の農家でも使われているようなそれは、蜂を通さない作りになっている。
 アイルーもそれに着替えるので、ユリもそれを上から着る。
 全身白づくめになってから、管理アイルーとユリは巣箱に近付く。 
「まだプロトタイプだから多くは採れんがニャ、少しは採れるニャ」
「巣箱の中ってことは、巣があるんだよね?大丈夫?」
「ニャんの、蜂が恐くてハチミツ採集が出来るかニャ」
 管理アイルーは巣箱の天板を押さえている重石をどかし、巧妙な手際で天板を取り外す。
 その中にある蜂の巣として作られている重箱状の巣があり、ミツバチ達は驚いて一斉に飛び出し、管理アイルーとユリの作業服にまとわりつく。
「うわぁ、これほんとに大丈夫なの?」
 ユリは面白半分、不安半分で身体中についているミツバチを見下ろす。
 管理アイルーはユリに構わず作業を続けるので、ユリはそれに続く。
 重箱状の蜂の巣の周りを型どる、重箱内の板を巣箱から取り外す。
 それらを持って巣箱から離れ、農場の小さな小屋まで来ると、専用のろ過装置に置いて、木枠から巣を切り離す。
 すると、蜜が溢れだしてろ過装置に滴る。装置を通じてろ過されて不純物の無くなったハチミツが、下のカップにトロリと入っていく。
「ほれ、これで調合に使えるハチミツ三つ分の量が採れたニャ。まだプロトタイプだから、これで終わりだがニャ」
「すごいね、ハチミツってこんな風に作られるんだ?」
 ユリは感心して、完成されたハチミツを見る。
 一方の冥花は完全にスルーされており、ただそこで欠伸を漏らすばかりだ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1160 )
  • 日時: 2014/08/08 00:49
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: zoK62vvj)

2代目終わるまで>>1080の通り、人気投票みたいなものやってます。
強制ではないですがこのままだと…うん、少ないね
>>1081も一緒に見て。主要なキャラはだしてる…。

>>1159
次の話を書くために質問が…
・残妖はどこへ向かえばいい?炎のとこ?それともジョーさんのとこ?
・炎ちゃんのペースだと確実にジョーさんぶちのめすどころか無に帰す気がするんですが…やっぱ撃退程度がいいですか?

あと目次整理できません。誰か…というより双剣さん、たまには自分で…ね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1161 )
  • 日時: 2014/08/08 08:23
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: .v0nUDa1)

 >>1160

 あーはい、そうですね。
 炎じゃ手加減してもジョーのアニキ消し飛びますよね。 
 じゃあこうしましょ。 

 残妖は村まで知らせに行こうとするが、途中で炎と再会。

 残妖「えっ、炎さんっ……?どうしてここに……」

 炎「積もる話なら後にしろ。イビルジョーと……もう一人いるな」

 有無を言わさず炎瞬間移動。
 一方のツバキは苦戦。
 怒り状態まで持ち込むものの、肉質の変化によって攻め手を失い防戦一方。
 不意を突かれて拘束される。
 防具ごと肉を食いちぎられて重傷を負い、そのまま捕食されかけるが、寸前で炎がイビルジョーを銃撃、粉微塵にする。
 瀕死のツバキには、必要最低限の応急手当を施してから残妖に連れ帰させる。

 ツバキ「ア……アンタ、は……?」

 炎「喋るな死ぬぞ」

 ツバキ「……」
 
 こんな感じでどうでしょう。
 あと、未だに霊華と冥花の使い方が分からないです。残妖は万能ですから扱いやすいんですが……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1162 )
  • 日時: 2014/08/09 02:43
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: la9nNiNx)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

三十二章 破滅の申し子

〜渓流〜

「はぁ…はぁ…!」
残妖はただひたすらに走る。
ベースキャンプにおいてきた…あれを使うために。
緊急時に使えと書かれた…あれだ。
なぜベースキャンプにおいてきてしまったのか…後悔ばかりが頭に浮かぶ。
それよりもはやく行かなければならない。はやくしないと…
「…!!」
ふとさっきのことを思い出してしまった。
―見たことのない巨体な体、絶えず流れる唾液、無数の牙…そしてその巨体から発せられるドス黒いオーラ
再び恐怖が心を蝕む。

脚が震える
思い通りに動かない
脚だけじゃない
肉体が
精神が
すべてが恐怖に怯え、震えている

―体が動かない

「やだ…動いて…動いてよ…!」
いくら動かそうとしても、体はまったく反応しなかった
自らの意思が聞かない。いくら消そうとしても忘れることの出来ない恐怖

「なんで…なんでなのよ!!!!!!!動いてよぉ!!!!!!!!」
渓流に響く叫び声…
それは己の無力と悔しさが入り混じったかのような声…
「私は…わたしは…!」
涙で視界は歪む
目の前に何がいるかわからない。何もわからない
誰も助けはこない。その事実とそれを打開できない自分が…なさけなかった

「うっ…私は…!やだ…いやだぁぁああああ!!!!」




【…残妖、目を覚ませ】

「…?!」
聞き覚えのある声が近くからする
涙で視界は歪むが、それでもそこに誰がいるのか…その特徴的な髪質と装備で理解できた。
目の前に立つもの…
―炎だ。
「…なるほど、お前には素でも早すぎるのにオーラ追加されているからな。」
炎は残妖の様子を見ただけで何が起きたのかだいたい理解した。
それと…問題のモンスターがいる場所に誰かいることにも。
「え…炎さん…!ウグッ…ま…まだあそこに…!」
残妖は必死にあることを伝えようとする。
まだツバキがあいつと戦っていることを
しかし言葉がうまくでない。何度も何度も言おうとしてもいえない
「あ…あそこに…ヒック…あ…!」
「…もういい、分かった。」
必死に伝えようとする様子で炎は察した。
地や碧ではない。それに冥花と霊華の確率も少ない。あの二人は狩場に極力行かせないようにしている。行かせるとしても地や碧と共に、だ。
だとすると…この世界で仲良くなったものがいるのだろう。それくらい分かる
それを察した炎は…こう告げた

【あとは俺に任せろ】

そういってその場から一瞬で消えた。
残妖を蝕む恐怖が途絶えたかのような言葉だった




もし炎が次でそこにいくのなら…ツバキが捕食されかける寸前に
「メテオ・インパクト!!!」
といって真横か真上からジョーさんをぶん殴らせといてください。あとは自由に…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1163 )
  • 日時: 2014/08/09 10:47
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: H3vUWiLj)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 三十二章続き

 〜アスト&カトリアside〜
 
 アストは目の前の赤い巨体、赤甲獣ラングロトラと対峙する。 
 カトリアはラングロトラの舌に絡め取られて身動きが取れないでいる。
「ぅくっ、は、離しっ、て……!」
 カトリアは必死に絡み付く舌から抜け出そうともがくものの、全く剥がれる様子は見えない。
「カトリアさんっ、少しだけ辛抱して!」
 炎斧アクセリオンを抜き放ち、ラングロトラの側面から攻撃しようと回り込むように接近する。
「グォォウゥッ」
 ラングロトラは不意に後ろ足で立ち上がると、喉を鳴らした。
 途端、ラングロトラの舌を通じて黄色く濁った唾液が滴り、それは急速に伝達、カトリアの身体に直に襲いかかった。
「んっ、ぁあっ……!?」
 ラングロトラの器官の麻痺袋の神経毒だ。
 それをまともに浴びたカトリアは大きく痙攣し、抵抗が出来なくなってしまう。
「カトリアさんっ!?……てめぇっ!」
 アストはカトリアを傷つけられたと怒りを表し、ラングロトラにソードモードの炎斧アクセリオンを放とうと振り上げる。
 だが、ラングロトラはその長い舌を回し、肉迫してくるアストに向かって、麻痺して動けないカトリアを前に付き出した。
「うっ……!?」
 アストは降り下ろそうとした炎斧アクセリオンを咄嗟に止めた。
 あのまま降り下ろしていたら、カトリアを殺してしまいそうだった。
「グォッグォッグォッ」
 ラングロトラは接近していたアストに、前足の爪を振り抜く。
 いち速く反応したアストは素早く後ろに飛び下がる。
「ちくしょうっ、人質なんて卑怯なことしやがって……!」
 もうラングロトラは気付いているだろう。
 カトリアをこうして捕まえておけば、アストは攻撃出来ないことが。
「何がアオアシラより少し強いくらいだよっ、モンスター図鑑に載ってたのと全然違うじゃないか!?」
 モンスター図鑑には、ハンターを捕らえて盾にする、と言うことは記載されていなかった。同種の変異個体なのかも知れない。
「(だったらどうする!?カトリアさんを盾にされたんじゃ、攻撃するわけにはいかないぞ……!?)」
 どうする、どうすればいい?
 アストはジリジリと砂と日差しに身体を焼かれながら、焦りを見せ始めたのだった。

 〜地&碧side〜

「……なぁ、碧」
「なんだ地」
「これ、どうする?」
 火山。
 麓道に入ったその途端である。
 そこには、想像を絶する数のモンスター達がいた。
 ざっと見て、フロギィが百匹ほど。
 だが、それらの群れはエリアとエリアを繋ぐ細い山道にもひしめいている。
 憶測ではあるものの、エリアの数と照らし合わせても千匹はいるだろう。
「どうするだ?そんなこと言わなくても分かるだろ」
 碧は雷剣を抜き放った。
「まとめて薙ぎ倒す。一匹残さずな」
「だwwwよwwwなwww」
 そう言うと思ったわー、と地も弓を展開する。
「一騎当千!千匹狩れるハンティングアクション、真・狩人無双!好評発売……」
「しないしてない発売させない」
「げとらふっ!!」
 別のゲームからパクってくる地を、ドロップキックで蹴り倒す碧。
 そのやり取りに気付いてか、フロギィ達は二人に向き直り、一斉に襲い掛かる。

 〜ツバキside〜

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
 ツバキは息を切らしながらもそのモンスターと渡り合っていた。
 巨体の割りには意外と素早いが、懐にさえ潜り込んでしまえば、その無駄に巨大な肉体では小回りが効かないため、自然と攻撃手段は限られてくる。
 鬼斬破による攻撃は確実に与えているが、怯みもしない。
「グゥオォォォォォォォォォ!!」
 それどころか、怒りを誘発するばかりだ。
 その咆哮を前に、ツバキは耳を塞いでその場でしゃがみこんでしまう。
「怒ったのか……!」
 どうにか正気を取り戻した時には、もうモンスターは目の前に迫ってきている。
「グォォォォッ!」
 その巨大なヒルのような尻尾が唸りを上げてツバキを凪ぎ払った。
「ぐぁっ……!!」
 あまりにも強い衝撃に、ツバキは木っ端のように吹き飛び、ギザミヘルムが外れて地面を転がる。
 わずかこの一撃で、ギザミシリーズがひび割れた。
 その上、それだけ重い一撃を受けたツバキ自身のダメージは計り知れない。
 ツバキは激痛を堪えながらも、正気を保つ。
「(今の一撃でどこか骨折したかもしれない……だが、止まっているわけには……)」
 そう思いはするものの、身体が言うことを聞かない。
 さらにその上から、モンスターがツバキを踏みつけて拘束してくる。
「グゴォォ」
 モンスターの唾液がギザミメイルに滴り、ジュウッと音を立てて一部が溶解する。
 喰われる。
 ツバキが咄嗟にそう思ったとき、モンスターはその牙をツバキに降り下ろした。
 その極悪な牙は、ギザミメイルの右肩部を噛み砕き、それが守っていたツバキの右肩の肉ごと食いちぎった。
「ッ!ぁがっ、あああああァァァァァッ……!!」
 生身のまま噛み付かれるよりは遥かにマシだ。
 だが、激痛という単語では表しきれないような感覚がツバキを襲った。
 右肩からは噴水のように血が噴き出し、ツバキの生気をごっそりと抜き取った。
 残妖は自分が逃がした。
 この渓流にはもう誰もいない。
 残妖など庇わずにさっさと逃げればまだ生きれたかも知れないが、ツバキにはそれが許せなかった。
「ユ、リ……アス……ト……」
 意識が遠ざかる。
 アスト、ユリのこと頼むな。
 それだけ考えながら、ツバキは意識を離そうとする。
「メテオ・インパクト!!」
 朦朧とする意識の中で、そんな声が聞こえた。 
 血で霞む視界の中で、巨大な拳が飛来し、モンスターの横腹を殴り飛ばした。
「グギャアァァァァァ!?」
 そのモンスターは悲鳴のような咆哮を上げながら吹き飛んでいった。
「間に合ったか」
 その巨大な拳が飛来した、その方向を見やる。
 そこには、朱い髪と紅い瞳、見たこともない防具を纏った青年がいた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1164 )
  • 日時: 2014/08/09 11:39
  • 名前: 翼の勇車 (ID: VmhI24c2)

>>1144
ギザミ・ランコ・アルタス・ゲルタス「モミジ・キラボシェ……」
今日は久々に更新できるかも!です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1165 )
  • 日時: 2014/08/09 14:16
  • 名前: 翼の勇車 (ID: VmhI24c2)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

三十三章 ヒトとゲネポス、女と女

「よく来よったな」
「(勘弁してくださいよ、我々ゲネポスは泳ぎは苦手なの、あなたもゲネポスの端くれなら分かるでしょう……)」
村の外れにある林の中、二匹のゲネポス、いやドスゲネポスとゲネポスは会っていた。
「端くれとはワイも随分と馬鹿にされたもんやな……まあええわ。今回アンタ、ゲネスケを呼んだ理由は、ミナーヴァの一人、ツバヤン……いや、ツバネエと話をしてもらうためや」
「(……何故自分が? 適役ならば他にもおられるでしょう。……あ、もしかしてかしらも気付かれました?)」
「せや、ま、ワイもペーヤンに聞いた話なんやけどな。おんなじ立場のアンタならきっと話をしてくれるはずや。今回は特例で、ツバネエにのみ自分が女だと明かす許可を出す」
「(ですが何故話を? 本人は隠して男として振る舞っているのですから、わざわざ話をしなくても良いのでは?)」
「最初はワイもそう思ったんやけどな、見たところミナーヴァの中でその事知ってるんは極一部だけみたいなんや、芸人のカンやけどな。きっと色々と溜まってるやろうし、相談なり何なり乗ってやり」
「(……了解です)」
ドスゲネポス、ゲネッポに見送られ走って行くランポス……ゲネスケの目は、使命感に燃えていた。

「ギャハハハハ! いやー傑作の演説だったぜありゃあ! 全く同意見だぜ!」
「あ、カトリアさん誤解しないでね、トトス、本当に感動しているだけだから」
「う、うん……」
ギザミの言葉に頷きながらもまた顔を真っ赤にするカトリア。余程恥ずかしいのだろう。
「ほー、毎回力入ってるけど今回は一段と凄いな」
そんな所へ屋台や出店を眺めつつやって来たのはペッコ。今の演説は聞いていなかったようだった。
「おっ、ペッコ良い所に! いっちょ音楽頼むよ!」
村長がそれに気付き、村の中央に設置された舞台へと招こうとする。
「おーっ、ということはまたユリさんの出番ですかねっ」
シオンがそう言うと、ペッコの目がキラリと輝く。
「是非、是非ともまた共に歌わせてください!」
ペッコは既に、ユリに対して尊敬の念を持っていた。今度はツバキも反発していない。
「う、うん、良いよ」
「なになに? 歌かい?」
割り込んできた村長に、ミズキとカスケが説明をする。
「歌姫!? 素晴らしいじゃないか! 是非とも頼むよ!」
村長のその言葉で、周囲はユリのコンサートのような空気へと変わったのだった。

「ユリ、良かったな」
少し離れた所で、楽しげなユリを眺め、これまた嬉しそうな顔をするツバキ。しかし若干のもやもやが心の中で渦巻いていることにも本人は気づいていた。
「あの二匹が言っていた事……本当なんだろうか……」
あの二匹、というのはゲネスケとゲネカクの事だ。食事の時に二匹が言っていた(書いていた)アストをユリに取られそうという言葉が引っ掛かる。
「ギャォウ(本当ですよ)」
すぐそばで、ゲネポスの鳴き声が聞こえた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1166 )
  • 日時: 2014/08/11 01:27
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: dPblALp1)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

三十三章 一瞬

〜渓流〜

「ア…アンタは…?」
「とりあえず、黙っておけ…死にたくないのなら尚更だ」
メテオ・インパクトはこの世界のモンスターには規格外の一撃…
ある世界である技をベースにして生み出した独自の技
この世界のモンスターに使えば対象は粉砕される、それほどの一撃だ。
「グォォアア!!!」
しかしそれをも耐え、まるでなにもなかったかのように威嚇をするイビルジョー。
「基礎ステの底上げ…以外はなしか。もうめんどくさい、沈める」
右腕につけていた装甲を取り外す。そして懐から取り出したのは…異形なヘビィボウガン。
彼が愛用するそれは常に変化する。
そして彼の全身から…あふれんばかりのオーラが発せられる。それを身に纏った姿…それは炎の本気に近いのかもしれない。

「失せろ」

その一言と同時に、炎の姿は見えなくなった
「グォア?」
突如視界から炎が消えたイビルジョーは辺りを見渡す。しかしどこにも見当たらない。
彼は逃げたのだと思い込み、標的を再びツバキへと変え、接近しようとした

「どこへいく?」
ズドンッ!!

いなくなったかと思ったらいきなり目の前に現れる。そして頭部へ散弾を放つ。
発射されてすぐは一つの弾であったが、着弾する寸前にそれは多数となりて襲いかかる。

ズガガガガッ!!!バキバキッ!!!!

頭部に生えている無数の牙は無残にも崩れ落ちていく。

「遅い」
ズドンッ!!

今度は足元に拡散弾を放つ。一つの弾からばらまかれる火薬は一点に落下、そして

ズドォォォオオオン!!

爆発する。その音は爆弾そのもの。
「これでおわりと思ったか?」
炎は攻めの手を止めない。対象を完全に破滅する。それまでは全く手を緩めない。
ヘビィボウガンをしまった彼は刀身の長い剣を取り出す。そして…

「散れ」

その宣告の後、彼は少し動いたかのように見えた。そして刀を鞘に納める。

―そこにイビルジョーの姿は…なかった。
「…」
それで終わる炎ではなかった。

これは自身が犯した事

それの処理は自分で行う
浮遊する謎の発光体を握り、手元からある剣を取り出す。

「…滅」

その剣から放たれた紅の焔はイビルジョー…の残骸と思われるものをすっぽりと包み、自然と消滅した。
中に存在していたはずのそれはまるで何もなかったかのように消えていった

「…ぬるい」

あの規格外の化け物を「ぬるい」という彼は一体なんなんだろうか…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1167 )
  • 日時: 2014/08/10 15:34
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 1IKqAlc.)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 三十三章続き

 村の広場ではユリとペッコが村人に囲まれながら、密林で披露した曲を奏でている。
 その外れで、ツバキはゲネスケと話していた。 ゲネスケはやはり地面に文字を書いての筆談だが。
「「本当ですよ」ってあのなぁ、ユリを守れるのは俺しかいないんだから、なんでアストにそれを譲らないといけないんだよ。大体、アストは男なんだから俺が見とかなきゃ、ユリに何するか分かったもんじゃない……」
 ツバキは呆れながら答える。
 そう、アストは男……ユリの恐れる存在なのだ。
 だが、そのユリはアストに対してかすかながら恋心を抱いているのかも知れない。
 ツバキにはそれが解せなかった。
「ギャギャ……」
 ゲネスケは一思案してから、再び地面に文字を書く。 
「「そう言うことではなくて……端的に言いますと、ツバキさんもアストに恋心を抱いているのでは?」はぁ?俺がアストに恋心って、悪い冗談はよせよ。まぁ、アストを見てたら悪い奴には見えなさそうだけど」
「ギャォギャ」
 ゲネスケはさらに文字を書く。
「「それですよ。ツバキさんは既にアストさんの人間的魅力に気付いています。もっと自分に素直になるべきですよ」……素直に、ねぇ」
「ガギャァ、ァッギャ」
「「そのための相談なら乗りますよ」あぁ、すまないな。でも、今は少し考えさせてくれ」
 ツバキは意識をユリとペッコの方へ向き直す。
 ユリとペッコの奏でる曲が終わり、空気が砕けんばかりの拍手が村を包んだ。
「(ってか、ゲネスケはなんで俺が本当は女って気付いたんだ?)」
 それはそれで疑問に思ったツバキだが、あえて訊かなかった。

 ツバキはしばらくの間、そこに座り続けていた。
 ただただ、どんちゃん騒ぎを遠巻きに見ながらアストとユリについて考えていた。
「お、こんなとこにいた。おーい、ツバキー」
「ツバキくーん」
 後ろから聞き慣れた声が聞こえる。
 振り向けば、アストとユリがいる。
 二人はツバキの方に歩み寄ってくる。 
「こんなとこで何してるんだ?」
 歩み寄ってくると、それぞれツバキの左右にアストとユリが座ってくる。 
「ツバキくんがいないって、みんな心配してたよ?」
「あぁ、暇だったから、スケさんと世間話してた」
 ツバキはそう言ってゲネスケを指そうとしたが、既にそこにゲネスケの姿はなかった。
「ってあれ、スケさん?」
 いつのまにいなくなったのか、ツバキが辺りを見回しても見当たらない。
 そんなツバキを見て、アストは首を傾げたがすぐに気にしなくなった。
「せっかくなんだし、ツバキも楽しもうぜ」
「そうだよ、ツバキくんも行こうよ」
 アストは突然ツバキの手を取ると強引に立ち上がらせた。
「お、おいアスト、引っ張るなって……」
 ふと、ツバキは手の感覚に気を向けた。
 自分よりも大きくて、温かい掌。
 それを感じたツバキの心に、何か温かいモノが灯った。
「(何だろう、このくすぐったい感覚……)」

 ゲネスケはこっそりと抜け出してゲネッポの所に帰還する。
「おぅ、ツバネエはどうやった?」
「アギャガヤ(自分に素直になるべきですよとは言いました。何となく、変化は出たかと)」
「よっしゃ、その調子や」
 ゲネッポは頷いた。
「(ただ問題なんは、ツバネエがあんまりウブすぎてアスヤンの前で暴走したりせんことやな……。好きになったからて、いきなり全裸で迫ったりしたらアスヤンもドン引きするやろうし、そもそも同じ部屋やからなぁ、むしろアスヤンが暴走しそうで怖いけどもや)」
 まだツバキ・セルジュと言う人物を把握しきれていないゲネッポだが、一抹の不安は拭えそうになかった。

 ミナーヴァ歓迎の宴は、そろそろお開きになりつつあった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1168 )
  • 日時: 2014/08/11 12:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 9likdVrr)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 三十三章続き

 〜ツバキside〜

 ツバキはただ、その青年の力を茫然と見ていた。 
 あんな怪物を、一瞬で無に帰したのだ。
 普通に狩るのではなく、消滅させたのだ。あの怪物の跡一つすら残っていない。
 人間じゃない、どっちが怪物だよ、とツバキは心で呟いたが、あの怪物が消えたことによる安堵で右肩の激痛が甦った。
「うっ……!くっ……!」
 もう少し深く噛みつかれていたら、今頃五体満足ではいられなかっただろう。
 もっとも、この状況を放置すれば死ぬが。
 青年は歩み寄ってくると、ツバキの目の高さに合わせて屈む。
「おい、その右肩を抑えている手をどけろ」
 青年の言う通りに、ツバキは右肩をおさえる左手をどける。
 出血は止まらず、ドクドクと赤い液体が漏れてくる。
 青年は掌をツバキの傷口に押し付けた。
「ケアーエイド(介抱創膏)」
 何かを呟くと、青年の掌が優しく耀き、突然右肩の痛みが軽くなった。
 だが、これではまだ足りない。
「……ケアーエイド、ケアーエイド、ケアーエイド」
 青年は同じ単語を何度も繰り返し、次第にツバキの傷口が瘡蓋で塞がり、痛みも気にしないことは出来ないが、大分マシになった。
「……くっ」
 青年はツバキの右肩から手を離すと、突然膝をついた。
「お、おい、アンタこそ大丈夫かよ?」
 ツバキはゆっくりと起き上がり、青年を支えようと近付いて、目を見開いた。
 青年の右腕が、血で真っ赤に染まっている。
「ちっ、不完全で使いすぎたか……」
 舌打ちすると、青年はツバキの瞳を見て伝える。
「目を閉じていろ、見たくないならな」
 ツバキは言う通りに目を閉じるが、ほんの細目で見る。
 すると、青年はいきなり自分の右腕を左手で掴み、引きちぎったのだ。
「(いっ!?)」
 それにとどまらず、千切れた右腕が、中からまた再生してきて、原型に戻るのにそう時間はかからなかった。
「な……な、な……!?」
 本当にこいつは何者なんだ、とツバキは腰を抜かして全身を震わせる。
「お前が、残妖の相棒か?」
 ツバキはどうにか正気を保つ。
 どうやら彼は残妖の知り合いらしい。 
「あ、相棒というか、なんと言うか、と、友達、かな?」
「そうか。来い、残妖が泣いている」
「え……?」
 残妖は村へ逃げたのではなかったのか?
 青年はツバキを立ち上がらせ、ベースキャンプまで連れていった。

 〜残妖side〜

 ベースキャンプ。
 エリア1の方から、誰かが帰ってくる。
 残妖は期待を持ってテントから出て、その帰りを迎える。
 期待通り、炎がツバキを連れ帰ってきた。
「ツ、ツ……ツバキさぁんっ!!」
 残妖は堪らなくなって飛び出し、ツバキに抱き付いた。
「いっ、いてっ、痛いって残妖、お手柔らかに、お手柔らか」
 ツバキはすがりつく残妖を見下ろしながら、諌めようとする。
「炎さんっ、ありがとうございますぅっ……!」
 残妖は泣きながら炎にも礼を言う。
「大したことはしていない」
 炎はそう言うが、あんな化け物を相手に大したことがないとは、やはり彼は奥底が知れない。
「ただ、こいつの右肩はちゃんと治療させろ。さもないと使えなくなる」
 ツバキの瘡蓋に覆われた右肩を指しながら炎は答えた。
 それを見て、残妖はツバキの右肩を見て悲痛に息を吸った。
「ッ!?」
「あいつに右肩の肉を喰われた。死ぬほど痛かったよ……」
 ツバキは自嘲するように目を伏せた。
 炎は残妖にツバキを渡すと、二人に背を向けた。
「残妖、あとは任せる」
 そう言うと、炎は一瞬で消えた。
「あっ、炎さ……」
 残妖がそう言う時には既に炎の姿はない。
「炎……、あぁ、あの人が地さんが言ってた、人間じゃない人間だっけ……?」
「は、はい……」
 二人は茫然と炎の消えた空間を見ていた。
「そ、そんなことより村に返ろう、残妖。俺もこの右肩は無事じゃなさそうだし」
「そ、そうですね、早く帰って、マガレットさんに診てもらいませんと」
 ツバキは残妖に支えられながらも、村への帰路を辿る。

 〜炎side〜

 もう渓流に力の気配は感じられない。
 回収するべき力は残り僅か。
「残りは……まずは砂原」
 霧深い紅葉の谷を抜け、砂の世界へ飛び立つ炎。
 その視界には、赤い巨体と、二人のハンターが見えた。 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1169 )
  • 日時: 2014/08/11 13:26
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

三十四章 火山と砂原と…

〜火山〜

道にあふれんばかりに存在するフロギィ
数は多いが互いに役目を持っているかのような動きをしている
「…なぁ地、めんどくさいからボス先に抹殺するほうがよくないか?」
おそらくこれの指揮を取っているものが最深部にでもいるのだろう。
それを討ち取ってしまえば指揮のないただの雑魚。とんでもない方法ではあるが…
「そうするかーwwww」
地はその案に乗る。そういってフロギィの軍団をすり抜けて最深部へと向かう。
ここまで何一つ討伐していない彼ら。一体なんのためなのか…



〜最深部〜

「やっぱドスフロギィじゃないですかやだーwww」
指揮を取っていたのはドスフロギィだった。
ただそれはどう見てもなにかが違う。

赤い。

「ほぅ、我々の軍を相手にしてここまでくるとは」
「こいつ…しゃべるぞ」
モンスターが人間の言葉を話す…常人なら驚愕すること。それにまったく動じない碧。
「まさかwww通常の○倍?wwww」
「私の性質を知っているとは…できるな」
「「えっ」」
地と碧はそろって突っ込む。この性格がどうもどっかの赤い人にそっくりで仕方なかったからだ。
「どちらにしろ、私は君達と戦う運命にある。私の部下を傷つk」
「ごめん、無殺傷。俺達殺してない」
「なにっ?」
今度は無殺傷なことに驚いたドスフロギィだった。



〜砂原〜

「…」
すぐさまにそこへと向かおうとした…のだがどうしてもさっきのことが気になって仕方ない。
仕方なく彼は弓と槍を取り出す。槍にはいつものように紙を巻きつける。今回はこのように書いていた

【夜に渓流へ来い。二人だけだ。それ以外は誰一人としてくるな。来たらぶちのめす】

ぶちのめすのところだけものすごく荒々しい文字であった。もしきたら誰であろうとぶちのめす気だろうか…。
それを巻きつけ、槍を矢の代わりとし、放つ。

「グレートアルバトロス…」
バシュッ!!!!

槍はユクモ村へと飛んでいく。
それを撃ち終わった炎は今度は別の槍を取り出す。
フラジールニップと呼ばれるその槍は、とてつもない威力を持ちし槍…。扱えるものは極小数。
それを…矢の代わりとしてセットする。そんなことするのはおそらく彼と地ぐらいだ。
そして…

「失せろ」
バシュン!!!!

放つ―
それは赤い巨体へ目掛けて一直線に飛んでいった。そして赤い巨体のみをぶち抜いた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1170 )
  • 日時: 2014/08/11 15:22
  • 名前: 翼の勇車 (ID: LqiLGFve)

>>1169
ラン「……はい、違います、喋りますが、超大陸のモンスターではないようです」
ゲネッポ「大体、ワイらの大陸に狛竜はいないんや。セルタス夫婦みたいに新大陸モンスターがいないっちゅうわけでもないし……なんでやろなぁ」
イーオ「はあ……俺だって赤いのに……何で三倍速く無いんだ?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1171 )
  • 日時: 2014/08/11 21:21
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: IyxeP/HF)

>>1169

アンノウン「我ら以外にも喋るモンスターがいたのか!」
クシャルダオラ「そのようだぜベイベー!さらに赤い彗s……」
レージ「馬鹿が伝染する。それにそれは禁句だ。失せろ」
ガチャ……ズガガガガガ
セロ「安定ですね、もう」
メイ「慣れてきてる自分たちが怖い……」

どの小説スレも過疎ってるな……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1172 )
  • 日時: 2014/08/12 10:45
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: COL7tlGq)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 三十四章続き

 〜冥花、ユリ、農side〜

 冥花は退屈していた。
 ユリは楽しそうに農の担当する畑仕事を手伝っている。
 正直、あんなことのどこが楽しいのか分からない。
 昼食の時に聞いた話だが、ユリは元の世界では歌姫をやっていたらしく、それ故に箱入り娘のような生活を送っていたらしい。
 だからこそ、初めて見る物事が尚更めずらしく見えたりするのだろう。
 自分とは住む世界が違う。存在的にも立場的にも。
 サボることに慣れすぎていた自分にとって、彼女は眩しい。
 劣等感を感じているわけではない。
 別に現状でも構わないと思っている。
 ……そんなことより、眠い。
 炎に三途の川から連れ出されてから、普通の睡眠以外まるで寝ていない。
 冥花はそっと木陰に入った。
「もういいや、あたいは寝る。炎が起こしに来たってガン無視……したら殺されるかなぁ」
 あの炎のことだ。血も涙もどうせ作り物に違いないのだ。だからあぁも感情と一緒に相手を殺せるのだ。
「つか、あいつは残妖にだけ甘いんだよねぇ。霊華やあたいにゃ厳しいくせに、残妖だけがなんであぁも……」
 その突如立った。
 農場の河に、ドボォォォォォンッと轟音が響いた。
「きゃん!?」
 まさか炎が今の独り言を聞き付けたのかと酷く動揺する冥花。
 何事かと、農とユリも河の方を見る。
 河に、槍が突き刺さっており、その束には紙が括られてある。
 手紙を郵便屋に送るような手軽さで槍を投げてくるのでは堪らない。
「はて、あれは一体?」
 農はサンプラーを手にしたまま、その突き刺さっている槍を見やる。
「昨日も二本くらい来てませんでした?アレ」
 ユリは畑を離れて、河に近付き、その槍を引っこ抜く。
「よい、しょっ」
 驚くほど軽い槍だ。ユリの腕力でも簡単に持ち上がる。
 河を見てみれば、驚いて気絶し、浮かんでいる魚が多数。
「ご、ごめんね〜」
 紐付きのバケツを取ってくると、ユリはその浮かんでいる魚を捕まえる。
 冥花と農も遅れてやってくる。
「炎、今度はなんだい?」
 冥花は炎の槍に括られてある手紙をほどき、内容を目に通す。

『残妖とツバキ?へ。夜に渓流へ来い。二人だけだ。それ以外は誰一人として来るな。来たら ぶ ち の め す』

 ぶちのめすの文字だけが荒々しい。炎は誰かに手紙(矢文?)を送るとき、相手や状況で書き方を変える。荒々しく雑に書かれているそれは、殺意を込めているのだと最近気付く。
 ユリも横から覗き見る。
「ツバキくんと残妖さんの二人だけ?なんでだろ」
「知らないよそんなこと……」
 冥花はユリにその手紙を押し付けた。

 〜アスト&カトリアside〜

 アストは焦っていた。
 ラングロトラに、捕らわれたカトリア。
 それらとにらみ合いを続けている内に、クーラードリンクの効果が切れたことに気付く。
 アストは飲めるのだからそれでいいが、カトリアはそうもいかない。
 早くカトリアを助けなければ、彼女は脱水症状で死んでしまう。
 しかし、ラングロトラはカトリアを盾にする。
 仕掛けようにも、これでは手が出せない。
「はぁ……、はぁ……、はぁ……」
 何度も直に神経毒を受けているカトリアの身体は、休めなければロクに動けないほど身体中が麻痺している。
 その上、クーラードリンクの効果も切れており、カトリアの顔から冷たい水を入れたコップの結露のように垂れ始める。
「くそっ、どうしろって言うんだよ!?」
 素手でモンスターは仕留められない。
 だからと言って武器を使えばカトリアに不要な怪我を負わせてしまう。
「ア……スト、くん……」
 カトリアの弱々しい声が、アストのラングロトラへの憤りを増長させる。
 その時、上空から何かが降ってきた。
 それは、ラングロトラの背中の甲殻だけを正確に破壊し、貫通した。
 たったその一撃でラングロトラは倒れ、カトリアも解放される。
「!?なんだっ、何が起きたんだ!?」
 アストは思わずその上空を見上げる。
 彼の赤い瞳が捉えたモノ、それは悪魔の翼を生やした青年だった。
 朱い髪、アストよりも赤みの強い紅い瞳、何より、そのあまりにも異質すぎるその存在感だ。
「……!?」
 アストはそれを見て、急いで横たわるカトリアを抱きかかえ、守るように前に出る。
 ふと、ラングロトラの死骸から光る何かが浮かび上がってくる。
 青年は翼を納めるように背中を動かし、着地すると、その光を握り潰した。
 不意に、赤と紅の瞳が合った。
「…………!」
 アストは膝を笑わせながら、その青年と対峙する。
 だが、青年はゆっくり歩み寄ってくる。
「くっ、来るなっ……!殺すなら、俺だけにしろっ……!」
 精一杯見栄を張ろうとするアストだが、青年は構わず向かってくる。
 その視線はカトリアに向いている。
 距離が近くなり、アストは青年に取っ掛かろうと身構えるが、青年は懐から何かを取り出した。
 それは、水の詰まった皮袋だった。
「早く飲ませてやれ、死ぬぞ」
「え、あ、うん……?」
 アストは呆気を取られながらも、青年から皮袋を受け取ると、中に詰まった水をカトリアに近付ける。
「カトリアさん、水ですよ。口を開けて」
「ぅ、ぁー……」
 アストが水を流し込んでやり、カトリアは喉を鳴らしながらそれを飲む。
「ぷは……、甘くて美味しい……」
 カトリアは安心したように一息ついた。
 どうやら、水の中に砂糖か何かを浸透させていたようだ。
 それを確認した青年は、二人に背を向ける。
「このことは、夢だと思ってくれ」
 それだけ言い残すと、青年は消えた。
 二人はその消えた青年の空間をただ見詰めていた。

 〜ニーリン&セージside〜

「なぁ、オトモくん」
「……ニャんだ、ニーリン」
「私達は悪夢でも見ているのかね、ん?」
 水没林に来ていたニーリンとセージ。
 ナルガクルガと言うモンスターの狩猟に来ていたのだが、ナルガクルガを発見したその瞬間に、何物かがナルガクルガを四散させ、ナルガクルガの中から現れた光を握り潰し、どこかへ去っていったのだ。
「オレに訊くニャ……」
 ターゲットも狩れなくなったため、ニーリンとセージはその場を去った。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1173 )
  • 日時: 2014/08/12 13:48
  • 名前: 翼の勇車 (ID: L.bIummL)

最近になってですが、そのー……。他の方の作品へのコメントがめっきり減った気がするんですよね。
初心忘れるべからず! ということで、こっからバシバシコメントしていこうかなーと。軽いノリで書ければ過疎対策になりますし、皆さんもどうですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1174 )
  • 日時: 2014/08/12 14:30
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 3v8depns)

>>1173
いい考えだと思います。ただ、私にそんなスペックが無い。私のスレなどでも使おうかな…

小説スレ同士が協力したり出来ないものですかねぇ……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1175 )
  • 日時: 2014/08/13 01:32
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0f3cljO)

番外編〜色々相談会〜

勇車「やあみんな、久しぶりだね」
トトス「おおっと、エタらないエタらない言っときながら実質エタった糞野郎が来たぜオイ」
勇車「ぐうっ、それを解決するために久々の番外編開いたんだから勘弁してくれよ……」
ペッコ「最近俺ら、ただのコメンテーターになってるぞ。まあ、この会で進展があることを期待……はしないでおくか」
クック「良い判断だ」

勇車「さてさて、今回相談する内容を簡単にまとめると……」

・本編、トトス&ゴマちゃん三匹をどうするか。
・いつ頃新キャラを投入するべきか。
・何か、物語の構成が単調なんじゃないか。
・ダブルサクライザーさんとのクロスオーバーの次の展開をどうするか。

勇車「まず最初の話題から。トトスとゴマちゃんについてだけど、超大陸のゴマと絡ませるかって事」
ギザミ「ボクは絡ませないほうがいいと思う。あんまりにも無理やりっぽいし……」
アルタス「俺もそう思うぞ。第一つばゆう、お前味方の古龍種は直接の登場はさせないって言ってただろ」
勇車「うーん、やっぱそうだよね……」
クック「やはり、初期に登場したあの密林のティガレックスと絡ませるのがいいだろう。一度に四匹のゴア・マガラは十分な異常事態だしな」
勇車「うーっし了解、考えとくわ」

勇車「次の相談、いつ新キャラ投入するか」
カスケ「そもそも、そのキャラが何によるかが問題だよな」
ランコ「アタイらが出たばっかりなんだし、しばらくいいんじゃない?」
勇車「うーん、じゃあしばらく待っててもらうか……」

勇車「で、物語の単調さの件」
イーオ「確かに、トラブル→解決→トラブル……ってなってるな」
ルカ「はう……トラブルばっかりは怖いよぉ……」
ゲルタス「たまにはのほほんとした回もいいんじゃないかしら〜」
ゲネッポ「おっ、それええな! 平和な日常書くってのも一興やで」
ラン「その平和な日常を、別のキャラクター視点でっていうのもいいですね」
勇車「おっ、今度はいっぱい意見出たね。参考にさせていただきまーすっと」

勇車「そして話題はクロオバに」
ゲネッポ「是非ワイの巣穴に来てほしいわ。もてなすで!」
レオ「ヒャッハ! ゲネッポの巣に行くかは置いといて、砂漠に行くってのは良い考えだヒャッハァ!」
ミズキ「問題は現在地、村での夜だね。サクライザーさんのターンでゲネッポが言ってたあれ、本気にしちゃまずい……よね?」
ゲネッポ「ワイに聞かんでほしいわミズネエ……」
ネオ「セ、セージ先生がいるからきっと大丈夫だにゃ!」
勇車「うーん、こればっかりはこっちだけで決める訳にはいかないし、サクライザーさんに意見仰ごうかな」
ティガ「……人任せだな」
ゲリョ「仕方ない、こういう奴だ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1177 )
  • 日時: 2014/08/13 10:32
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0f3cljO)

>>1176
炎が我の小説のキャラ達……すなわち喋るモンスター軍団見たらどんなリアクションするんでしょう……。地とか碧はとある世界で喋るクシャルダオラに会ってるから大丈夫そうですけど……。あ、でも地はヤバいか……!?
地「わーいww今夜は蟹鍋だーwww」
ギザミ「えっ、ちょっ、まっ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1178 )
  • 日時: 2014/08/13 11:06
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: toXKBpJ9)

>>1177
メイ「今、蟹鍋って聞こえたよな?」
セロ「ええ、聞こえました。何故でしょうか。うずうずしてきましたよ」
メイ「この機会だ。サボって食べに行くぞ!」
セロ「了解です!」
レージ「お前ら仕事しろ。あとお前らが行くと他の人に迷惑だ。せめてこの際、銅龍鍋にしとけ」

別カ所

クシャルダオラ「なんだか今寒気が……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1179 )
  • 日時: 2014/08/13 12:04
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 9vj05trH)

 >>1175

 次は砂漠ですね、分かりました。
 ハンターじゃない人も大勢いますけど、大丈夫ですしょうか?ユリとかエリス辺りはあっという間に熱中症になりそうで怖いです。

 本編…アス×カト
 7倍quasar さんとのクロスオーバー…アス×ユリ(予定)
 
 ツバキが強く絡みそうな感じがするので、アス×ツバの出来上がりは近いかと。 
 ツバキに関しては、アストに対して「俺がもし女だったらどうする?」と問い掛けます。
 当然ポカーンなアストですけど、落ち着いたら彼は「どうもしないよ。もしもの話なんだろ?」と軽く笑ってスルーします。
 これにより、ツバキはアストからは完全に男として扱われるので、その後は……ハプニングの1つでも起こして、ツバキが女の子と分かるような描写をお願いしまする。
 ひとまずはここまでで。

 >>1176

 分かりました。レッドコメットやその再来さんみたいなことを喋らせて、漫才コンビと対話させますね。
 おぉ、こっちでもツバキがキーパーソンに。ツバキくん人気ですね。
 
 >>1177

 炎のことですから、何ら不思議とは思わないんじゃないですか?
 むしろ炎の方がよっぽど……

 炎「なにか言ったか?」チャキ

 ……サーセン。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1180 )
  • 日時: 2014/08/13 20:01
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0f3cljO)

>>1179
調合名人のギザミくんがいますから大丈夫ですよ。
勇車「ほら、自分で言って!」
ギザミ「うえぇ!?? あ、ええっと、一応、効果まる1日持続するクーラードリンク作れるよ?」
ゲネッポ「それにワイの巣は地底湖から水引いてるさかい、涼しいで。ちょっとしたエアコンや」

>>1178
ギザミ「に、ニゲロー!」
てn……地「俺別に食ってねえよwww喋った時点で止まったわwww」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1181 )
  • 日時: 2014/08/13 20:53
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: toXKBpJ9)


>>1180
メイ「喋る、調合を極めてる、うまそう。完璧ジャァァ!」
セロ「これは食うしかないですね!」
レージ「だから真面目に仕事をシロオオオ!」
ミサキ「まあまあ……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1182 )
  • 日時: 2014/08/13 23:23
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0f3cljO)

>>1181
トトス「あー、確かにギザミは頭いいからザザミソたっぷりかもな」
ギザミ「ちょっ、そういうキミはどうなのさ水竜の大トロ!」
クック「はいはいそこまで。ギザミ、若干キャラ崩壊起こしてるぞ(イャンクックに食用の部位がなくて助かったな……)」
レオ(ヒャハッ、我輩のキモもあぶねえな……)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1183 )
  • 日時: 2014/08/14 15:27
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 24pI3TE7)

>>1182
メイ「ガノトトスの塩焼き……」
セロ「イャンクックの丸焼き……」
レージ「……お前ら。COROSYO?」
ミサキ「ついにレージまでおかしくなってきた……」
セロ「よし!みんな集めて解体ショーをしましょう!」
メイ「お、こんなところに日本刀とアジフライが……」
ズバッ
セロ「おお!これならガノスでも斬れますね!」
レージ「真面目にこいつら打ちのめしたい……」
ミサキ「じゃあ僕も食べようかな」
カチン。
レージ「お前ら全員皆殺しだぁぁ!」
スガガガガ……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1184 )
  • 日時: 2014/08/14 18:43
  • 名前: 影法師のペンギンさん (ID: 24pI3TE7)

4話
語られし真実

4人は真夜中にもかかわらず話に盛り上がっていた。
「へぇー、皆さん同じく15歳なんですね」
驚いたセロ。
「てかお前その身長で15かよ……いくつあるんだ?」
「確か、177くらいですかねぇ……皆さんはどのくらいなんですか?」
「僕は160cmだったかな。で、レージが167だっけ?」
「肯定だ。正確には167.6cmだが」
「メイさんはいくつなんですか?そういえば背、低いですね」
背が低いことがコンプレックスであるメイ。それを同い年かつ長身の彼に言われた。彼女の中の何かが揺らいだ。
「アタシに身長についての話題を出すなァ!」
「ちょ、ケボァ!!」
鋭いメイの肘がセロの腹部に直撃した。その勢いで吹き飛びドアにぶつかる。ドアにかけてあったアンティークの熊が落下してセロの頭に直撃した。
「貴女は手加減ってものを知らないんですか!?」
「うるさい!お前が聞くのが悪い!」
「いや、どうしてそうなるんですか!?」
「黙れ!」
「オヴ!」
再びメイはセロを蹴った。飛んで行った彼が棚の花瓶が割る。セロの部屋は修羅場とかしていた……ただし一方的にセロがやられている。後片付けが面倒なのでミサキとレージは静かに抜け出した。しかし二人は気付かずにそのまま乱闘していた。 ようやく二人が落ち着いたのは2時だった。


「はぁはぁ……もうやめにしましょう……身体が持ちませんよ」
「そうだな……」
しばらくの沈黙。
「あの……僕、なんだか前から貴女を知っていた気がするんです。遠い遠い昔から」
「なに寝ぼけてるんだ。もう寝ろよ」
「そうですね。そうしますか」
セロはめちゃくちゃになった布団を直し始めた。
「じゃあな。おやすみ」
「はい」
手を振りメイは部屋を出て行った。自分の部屋に向かう途中彼女はオレンジジュースの缶を手に取り一気に飲みほして空になった缶を後ろのゴミ箱に投げた。見事にコースを逸れて缶は床に落ちた。缶を拾い、きちんとゴミ箱に捨てて彼女は部屋に入った。彼女はすぐにベッドに横になりつぶやいた。
「アイツも気付いてるんだな。この世界のズレを……」

翌日

セロが朝起きて目に入ったのはめちゃくちゃになった部屋だった。次に全身の痛みを感じた。痛い。痛い。めちゃくちゃ痛い。不思議なことに骨は折れていないのが不幸中の幸いだった。彼は起き上がり片付けを始めた。割れた花瓶やら何やらを片付けていく。一時間かけて全て片付けると艦内放送が入った。
「間もなくシュレイド城に入る。全員準備し甲板に集合せよ」
ついに来た。全ての真実を知る時が。



セロが甲板に上がり回りを見ると風に靡く旗が見えた。後ろに巨大な影が見える。近づくにつれ背後の影がはっきりしてきた。シュレイド城。かつて栄華を極めたシュレイド王国の城である。今は不良……ではなく古龍の溜まり場になっている。しかし古龍どころかガブラスすら見当たらない。
「これより降下を開始する!」
最初にレージが飛び降りる。
「了解了解っと」
続いてミサキが飛び降りる。
「ラジャ!行くぞセロ!」
メイが飛び降りる。
「ラーサー!この先にあるんだ。真実が……」
セロが飛び降りる。しかしセロは知らなかった。これが10mの自由落下だということを。
「あ……。ヤバイヤバイヤバイヤバイ!死ぬって死ぬって!ゲハ!」
セロは顔面から地面に直撃した。
「アイツ何やってんだ」
「馬鹿だよね……」
「情けない」
3人は一斉に呆れた。

セロ視点

騒ぎも終わり、シュレイド城に降下した僕ら4人は捜索を開始した。それぞれ別行動をとり発見したら無線で連絡するというわけだ。僕は城の外を捜索することになった。特に何も無いだろうと踏んでいた。僕はそこまで警戒せずに捜索していた。そうやって6分。不意に背中に寒気がした。振り返り剣を構える。そこは城の外壁が崩れて山になっていた。不気味な感覚。奴は間違いなくそこにいる。突然山が崩れた。砂埃が舞う。そこにいたのはボロボロになった古龍だった。片目がなくなっている。間違いない。奴だ。あのミラバルカンだ。自然と握る手に力がこもる。
「……その様子だと、憶えていたようだな」
やはり喋った。
「ええ。お前を一度も忘れたことなどありませんよ」
「そうか。だが、私を殺す前に聞け。お前に話さなくてはならないことがある」
話すこと……?
「なんだ」
「私の目を見ろ」
「…?」
僕は奴の目を見た。その途端、何かに吸い込まれたような気がした。はめられた。そう思った時僕の意識は途切れた。



意識が戻るとそこは何もない空間だった。ただ自分の前にミラバルカンが立っているだけ。
「ここは何処だ?」
「お前の意識の中だ。お前には知らなくてはならない真実がある。まず、お前はこの世界をおかしいと思ったことはないか?」
「何?」
「異常に技術が進み過ぎていると例えば通信機やラジオ、印刷機つい最近までは手作業だった物」
「確かに、だがそれがどうした」
「この世界は……人の手中にある。そして、奴は……」
僕は何と無く予想がついた。
「この進み過ぎた世界を戦争で消そうとしている。そしてまた新たなる世界を作り出し楽園を建設しようとしている。それがプロジェクトリターン。私はその事実を知ったことにより洗脳されキラーマシンにされた。そして私はあの男を殺した。操られていたとはいえ、許されることではない」
馬鹿な世界を消すだとスケールが大きすぎる。
「それで何故そんな話を僕にするんですか?」
「お前にある『力』。それが世界を救う鍵なのだ」
「あの力?」
「その力は人の思いを物理的エネルギーに変換する能力そして、他人に思いを伝える能力があるのだ。その力ならわかり合い止められるかもしれないのだ」
「思いを伝える?」
「分かっているはずだ。守りたい。そう思ったことがあっただろう」
思い当たることがあった。アンノウンと戦った時だ。最も、凶暴な感情だったが。
「やはりあったようだな……私ももう長くない。私の力を託す。少年よ未来を切り開け……」
「ちょ……投げやりやん」
空間が揺らいだ。



セロの目が覚めるとバルカンはいなかった。妙に身体が熱い。構わない。早速通信機で連絡する。
「ミラバルカンに遭遇。しかし逃げられました。申し訳ございません」
しばらくのタイムラグ
「了解。一回合流する。ラノーチェスへ集合せよ」
セロはもやもやしたまま歩いて行った。

そろそろ中盤かな

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1185 )
  • 日時: 2014/08/14 20:19
  • 名前: 翼の勇車 (ID: liBineqL)

>>1183
ランコ(クイーンランゴスタ)「キャハッ、大名様(ギザミ)を傷つけたらアタイが許さないわよ!」
ルカ(チビガルルガ)「ふわぁーん! お兄ちゃん(クック)をいじめないでぇ……」
レオ(ドスガレオス)「ヒャッハァ! 我輩の兄弟(トトス)を傷つけようたあ良い度胸じゃねえかヒャッハァ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1186 )
  • 日時: 2014/08/14 21:50
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 24pI3TE7)

>>1185
メイ「セロ。何やってんだ?」
セロ「様々な人に招待状と言う名の援軍要請を書いてます」
メイ「誰に書いてるんだよ」
セロ「このスレで最も強そうな人達」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1187 )
  • 日時: 2014/08/14 22:38
  • 名前: 翼の勇車 (ID: liBineqL)

>>1187
ペッコ「そ、そっそっそれは……」
イーオ「ま、まさか……」
勇車「だ、大丈夫だ! 地さんと炎さんはそんな理不尽な理由で協力したりしないはずだ!
ギザミ「そうだよね! ボクら何も悪いことしてない、というか人間側の存在→何か食べ物として見られた→自衛のため援護要請。ねえ、ボクらに落ち度あった!?」
アルタス「……いや、恐らくない」

本編書かなきゃなんないのになにやってんだ我は。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1188 )
  • 日時: 2014/08/14 23:25
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: GX5DoC5F)

>>1186
え?援軍要請…?
炎「その世界の存亡の限界まで来ない限り俺はいかねーよ」
地「ひでぇwwwいけよwwww」
炎「死にたいらしいな。殺してやるよ」
碧「どうでもいいがそんなに本気出すな。残妖と冥花が怯えてる」
残妖「ひ、ひぃぃ…」
冥花「…」
炎「…つーか俺の師がこいよ」
?1「俺は特別枠だっつーの!いい加減しろ!もうでてこんわ!」
炎「んじゃ出てこねーんだったら性能晒せ」
?1「あ?今すぐ消そうか?物質を無に帰す力を与えたのは俺だぞ?空間移動もできるぞ?一瞬でこの世界から消してやろうか?それでもいいならやってもいいんだが?あと焔だけじゃなくて雷もだせるし全属性だせるわ。つーか髪型似すぎ。少し変えろよてめぇ」
地「だーwww炎よりこえぇwwww」

更新はまだ無理というより2代目はこのまま終わるのか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1189 )
  • 日時: 2014/08/15 01:52
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: OelxEu.e)

 >>1186

 アスト「救援要請?」

 ニーリン「ふむ、どこからの手紙だ?」

 アスト「らのーちぇす、とか言う戦艦だって」

 ツバキ「何だよその戦艦……なになに、このスレで一番強そうな人?」

 カトリア「うーん、私達には関係無いかな」

 ニーリン「おやおやイレーネ殿。何を白を通しているのかな?このスレの最強のハンターはあなた様でしょう?」

 カトリア「えぇ?わ、私はそんなに強くないよぉ。他の世界と違って、私はあくまで普通の人間だから、んー……強いて言うなら、普通の人間の限界の強さが私になるってことなのかな?」

 ツバキ「多分、違うと思いますよ。な、アスト」

 アスト「強さって言うのは、ただ力さえ強ければいいってもんじゃないと思うんですよ。その、言うとすっげぇ恥ずかしいですけど、お、女の子の強さは、可愛らしさ、だと思います」

 カトリア「!?」

 ニーリン「うむ、その通りだな。我らが小説を自画自賛するようでアレだが、可愛らしさと言う点ではイレーネ殿が最強ではないかと」

 カトリア「!!??」

 ツバキ「ユリもいいと思うんだけどなぁ、人気投票じゃカトリアさんの方が圧倒的だったし」

 カトリア「??……!?!?」

 アスト「じゃあ、可愛らしさ最強はカトリアさんってことで」

 カトリア「〜〜〜〜〜!!!!!」

 

 もしもカトリアさんがセロ達の世界に行っても、対人戦闘なんかしたことがないので単なる足手まといにしかならないかと……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1190 )
  • 日時: 2014/08/15 02:12
  • 名前: 翼の勇車 (ID: CJ30F9dC)

>>1189
うん、といいますか、この召集は我の小説キャラvsセロ達だと思うんで、応じた場合モンスターズ&鳥竜種連合軍との総力戦になるかと……。ま、まあ、クロスオーバー中で面識のあるミナーヴァ一行はそんなことしないと信じてますがね!
勇車「……可愛さ一位はシオン。これだけは譲れない。異論は認める。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1191 )
  • 日時: 2014/08/15 11:39
  • 名前: 影法師のペンギンさん (ID: Sj8/I1fK)

>>1190
セロ「ヤバイことになってしまった……援軍が来ないからの戦争とは……」
メイ「戦うの?イャフオオオオオ!!」
セロ「よし、逃げよう」
レージ「事の発端はお前だ。お前が片付けろ」
セロ「ええ!?どうしたらいいんですか」
ミサキ「暴走すれば?」
セロ「なるほど……それなら5分あれば残滅できますね。それに僕はあの状態ならこのスレで最も速いし……」
ミサキ「そうだ!作品対抗の体育祭をしよう!」
メイ「祭りだぁぁぁ!」
レージ「イャオ」

私のキャラで最も可愛いのはメイですね。危険ですが…
メイ「なんか言ったか」
ペンギン「いえ何も」

>>1189
メイ「カトリアさんでしたっけ?安心してください。こんな世界でも運動できない膝神ハンターがいますよー」
セロ「言わないで下さい……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1192 )
  • 日時: 2014/08/15 14:01
  • 名前: 翼の勇車 (ID: CJ30F9dC)

>>1191
勇車「乗ったぁ!」
ギザミ「え!? そんなつばゆう、安請け合いしちゃっていいの!?」
ゲネッポ「せやでツバヤン、あんたも二作品抱えているうえクロスオーバーしている身や。しかもその三作で手いっぱいやないか」
勇車「いいのいいの!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1193 )
  • 日時: 2014/08/15 20:09
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: Sj8/I1fK)

>>1192
セロ「じゃあ第1種目は本日は8月15日ですので日本の平和を願い……」
メイ「灯篭投げとか?」
セロ「いえ、トラック投げです!」
ミサキ「カゲロウデイズだー」
レージ「パァァっと通っったトラァックガァァー!!」
セロ「ルールは簡単!トラックを投げた距離を競うだけです」
メイ「いや、普通の人には無理だろ……アタシでも飛んで10mだよ」
セロ「参加者バンバン募集中です!募集人数無制限、無論途中参加も歓迎、募集条件無条件、服装は自由です!」
メイ「無視するな!てか、参加する奴いるのか」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1194 )
  • 日時: 2014/08/16 01:28
  • 名前: 翼の勇車 (ID: VZfvMJz6)

2014年度 第一回 『モンここ』作品対抗体育祭

第一種目 トラック投げ〜翼の勇者作品のターン〜

勇車「さて! ペンギンさんの所のミサキさんの提案により突如始まった、モンハン小説を書きたいひとはここへ! 略称『モンここ』作品対抗体育祭! 第一種目は、本日8月15日とゆかりのあるカゲロウプロジェクトにちなみ、トラック投げです! そしてこの第一種目、翼の勇車作品のターンは、作者故にキャラクター達を最も理解していると自負しております我、翼の勇車が実況を担当させていただきます! そして解説は、人の素質を見抜かせたら右に出る者はいない! 鳥竜種連合軍隊長、イャンクックのクックさんにお願いしたいと思います」

クック「よろしく頼む」

勇車「いやーそれにしても、カゲプロの名をボソッと言ったらまさかペンギンさんがカゲプロをたしなんでおられたとは、我、仲間を見つけた喜びで踊り出しそうです!」

クック「きっと何かの縁だ、この競技はしっかりときめてもらいたいところだな」

勇車「簡単に今種目のルールを説明します。競技者は直径十メートルの円(競技者が人間と限らないための配慮)から出ず、横に用意されておりますトラックを持ち、投げます。使用されるトラックは通常の2トントラックで、測量基準は円の縁から静止したトラックまでの最短距離を測定、勿論地面に接触した後転がるなり引きずられた分の距離も加算されます。投函回数は三回、その中で最も距離が長かったものを記録とします」

勇車「さて、今種目の我が小説代表、二次オタでもコミュ障でも引きニートでもないけどモンスターズ一の力と優しさを持つ恋する盾蟹、ギザミ選手が入場してきました! クックさん、今回の見所はどのような所でしょうか」

クック「ギザミは殴る、叩きつけるといった動作は得意だが、投げるという動作は見た事がない。しかもハサミという物を持つのに都合の悪いあの腕をどうカバーしていくかだな」

勇車「さてギザミ選手、円の中に立ちました。入念にストレッチをしております。そして……となりにあるトラックを持ち上げました! 流石はモンスター、軽々です!」

クック「広げたハサミですくいとるように持ったな」

勇車「そして一投目……投げたぁぁ! 凄い! 結果……20メートル!」

クック「あれは本気を出せていないな」

勇車「? ……っと、二投目、投げたぁっ! 結果……22メートル!」

クック「何かが足りないようだな、ギザミは。ギザミに必要なもの……」

勇車「おおっとぉ? ギザミ選手が急に観客席の方を見ましたよ?」

クック「……ミズキだな」

勇車「何と! ここでなんと、ギザミ選手が想いをよせるハンター、ミズキさんを観客席に発見したようです! ミズキさん、大声で応援しています!」

クック「ギザミにとっては最強の応援だな」

勇車「!? ギザミ選手の体から赤いオーラが!」

クック「狂蟹化したようだな」

勇車「恋の力なんて、お前はどこぞの海賊コックか! しかしこれは本人の実力! ドーピング等のルール違反にはなりません! そしてトラックを持ち、振りかぶってぇー……投げt「ギャアアアアアァァァァァ!!!」キィーン……失礼、実況室まで響き渡る咆哮によりマイクが音割れを起こしました。っとぉ、三投目の結果は!? ……な、なんと45メートル! 先ほどの記録の倍以上! 恐るべし愛の力!」

クック「ようやく全力が出せたようだな」

――――――――――

ギザミ記録
一投目:20m
二投目:22m
三投目:45m

結果:45m

――――――――――

ちなみにドーピングについてですが、師条君の狂竜ウイルスの場合体内の抗体の活性化が目的であり体に直接の影響を与えない、また活性化した状態が真の実力であるという判断でセーフですが、炎達の使うあのリングは純粋に肉体強化をしているんでNGです。判断基準にどうぞー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1195 )
  • 日時: 2014/08/16 02:49
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

>>1193
こうなる

碧「俺はパスだ。トラック持ち上げるほどの筋肉はつけてねぇつーかそれ投げることできたら人間卒業レベルだ」
地「え、T力比率指×10はだめなの?なんで?いいじゃん別に。ただ力が増加されるだけで肉体強化じゃな」
炎「あきらめろ、屁理屈などどうでもいいからさっさとしろ」
霊華「2t…よね?これ…」



碧「実況という名の突っ込み役は俺だ。あと冥花もつけている」
冥花「なんであたいが…」
碧「めんどくさいとかいってたから1回しか投げねぇらしい。つーかあれ投げることできるのかよ」
冥花「…あたいのいる世界にはいるわよ」
地「どうやって投げよwww遠心力使おうかwwwwそれともそのままwwww」
碧「おい、持ち上げたままこっちくんな」
冥花「片手で…?!」
地「分かったよwww投げればいいんだろwwwほれwww」

ブンッ!!!!

碧「は?」
冥花「えっ?!!」
地「ほら投げたぞwww」
碧「…競技場から飛び出したんだがどうするんだ」
炎「ちっ…その程度の距離しか作ってないのかここは…落下場所からして推定1.7キロメートルだ以上」
碧「人間やめたか」
地「うっせwwwww」
残妖「なんで落下場所がわかるのですか…」



炎「めんどくさいな…投げることもだるい」
碧「おい、本気かよ」
炎「悪いか」
地「耐久もつのwwwwww」
炎「加工した」
霊華「ありなのそれ」
残妖「まぁ…結果は同じだと思います」
炎「投げるぞ…」
碧「空中で四散しない程度で頼もうか」
炎「…」

ブンッ!!!!

キラーン…

全「「えっ」」
炎「ほら、測れよ。距離。この競技場作ったやつ」
碧「…どっか消えたぞ」
地「ちょおまwwwwこれわからんwwwwwうえwwwwww」
残妖「(あぁ…炎さんがなんであんなに恐ろしいのか分かりました…)」
霊華「(え、気づくの遅いわよ。)」
qua「なんか空にでっかいものが一瞬写ったと思ったらどっかへ流星のように飛んでったけどあれなに?」



ちなみに本編メンバーは…



師条「投げれるわけねーだろおいこら。俺そこまで変態ちゃう。」
BLAZE「くくっ…我はそうだな・・・32.4mまでだったようだ。」
涙那「なーっ!?」
キャロ「お…恐ろしいニャァ…」
奏連「え…あれ投げられるの…」
満「俺は無理だな。」
優李「私…?本気をだせばこ…このくらい…!なげ…れないです…。な、なに?!」
Blizzard「アタイはこういうのは無理!!」
?「奇跡を起こせるとしてもこれを投げるのは無理です…。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1196 )
  • 日時: 2014/08/16 08:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6oHskcpv)

 >>1193

 アスト「2トンってそんなに重いのか?」

 ライラ「んー、ざっとアンタ30人より少し重いくらいだよ」

 アスト「は、はぁ!?そんなもん持ち上げるどころか、押すのだって無理だろっ!?」

 エリス「……普通の人間では無理でしょう」

 ニーリン「バカか君達は。一目見て不可能だと察せ」

 ルピナス「そうですねぇ、こんなに大きな物を投げられるなんて、その人はとっても力持ちさんなんですねぇ」

 ツバキ「いやいやいや……力持ちさん通り越して人間じゃないだろ」

 シオン「うげげーっ、ビクともしませんよーっ」

 セージ「お前もやろうとするニャ、シオン」

 マガレット「えっとですね、これまでの結果を見ると、片手で投げた人が1.7kmが一人とと、測定不能が一人ですね。あと、モンスターが投げて45mだそうです」

 ユリ「片手で……?それに、測定不能ってどういうこと……?」

 カトリア「文字通りと捉えていいと思うよ」

 アスト「じゃあ、カトリアさん。どうぞ」 

 カトリア「ふぇっ!?」 

 ニーリン「おや、こんなところにちょうどいい大型モンスターが」

 カトリア「……オオシナトでエキスを集めてからってこと……?」

 ツバキ「そうじゃないですか?」

 カトリア「うー、分かりましたぁ。やりますよ、投げればいいんでしょぉ」

 バシ、キュン、バシ、キュン、バシ、キュン
 
 カトリア「じゃあ、三色揃ったからやってみるよ」

 ユリ「頑張って、カトリアさん」

 カトリア「よいしょ、ふっ、んんんんっ……!!」

 ルピナス「動きませんねぇ」

 カトリア「んんんーっ、無理、限界だよぉ……」ドタ

 セージ「なんでやろうとしたニャ、アホかニャ」

 アスト「カトリアさんで無理なら、俺達はみんな無理か……」

 記録…カトリア 0m
 

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1197 )
  • 日時: 2014/08/16 10:21
  • 名前: 影法師のペンギンさん (ID: RoJWsWvk)

セロ「皆様参加してくれてありがとうごさいます!感激のあまり涙が ……」
メイ「てか焼鳥……じゃなかったペンギンはこういうの無理なんじゃ無かったっけストーリーの設定上……」
レージ「簡単だ。ご都合主義なのだろう」
ミサキ「で、誰が投げるの?」
レージ「当然言い出しっぺのお前だ」
セロ「え、僕!?」
レージ「こんな物を投げられるのはお前とメイだけだ」
メイ「アンタの方がパワーあるんだろ。暴走中の単純な握力は炎さんクラスなんだろ」
セロ「というかまず持ち上がらない……」
レージ「なんとかして暴走しろ」
セロ「いや、そう言われても……」
バルカン「私が手伝おう」
メイ「出来るの!?」
バルカン「ああ。しかも暴走せずに力を出せる優れものだ。準備はいいか少年よ」
セロ「じゃあ……もうどうにでもなれ!いきます!」
バルカン「よし!オオオオオオオオ!」
ミサキ「セロに紅いオーラが!」
レージ「目の前からトラックが近づいてきた!」
セロ「売頬おおおおお!!」
メイ「トラックを掴んだ!そして……」
セロ「オンドリャャャャ!!」
ブウン
3人「投げたァァァ!」
セロ「ヤバイ。場外だ……」
ヒュー………ガラガラガシャーン……ボーン!
レージ「爆発したな……」
ミサキ「運ちゃんは?」
メイ「知らねっと……」
ペンギン「只今の結果……は?1キロ越した?彼奴が?笑えるわ」
メイ「さっさと答えろ。斬るよ」
ペンギン「ひいいいいい!えっと只今の結果1.4kmです!!」
レージ「いい線いってるな。よし次…!」
セロ「腕の関節が……」
メイ「お前は貧弱過ぎ」


結果、1.4km


さてと今のところやろうかなって種目は

落ちるな!モスロデオ!(元ネタ豚ロデオ)

普通の100m走(瞬間移動禁止)

ザ、サバイバル障害物競走10キロ

ヌタウナギバトンリレー(最低だな)

対人戦闘

参加者、競技を募集中です!我こそはと言うそこの人!是非是非お願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1198 )
  • 日時: 2014/08/17 03:11
  • 名前: 翼の勇車 (ID: izEyUUkY)

過去ログ行く前に更新っ。


翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第十三話〜カミサマとカニサマ(笑)〜

街の皆が騒ぎだした。ネコタクに乗せられて次々に運びこまれてくる満身創痍のハンター達。その数はもうすぐ出撃した人数に届く。それはつまり、ヤツの足止めに向かったハンター達がほぼ全員やられたという事だ。そんな様子を俺……道具店のオヤジは見て、思う。
(アカリがいない……)
俺の目が間違いじゃあなければ、今のところアカリちゃんは運びこまれていない。それはつまり、アカリちゃんはまだあのカニと戦っているって事だ。できれば、そのままあのカニを追っ払って無事帰ってきてほしいものだが……。
「全く何を考えているにゃ、あの小娘は。おとなしくネコタクに乗ればいいのに、どっかに走っていっちまったんだにゃ!」
思考をめぐらしていた俺の耳に、ネコタクを引いていたアイルーの一匹が同僚に愚痴る声が入る。元来ハンター稼業ってのは命のやりとりをする仕事だから、必然的に男性ハンターが多くなる。今回の作戦もご御多分に漏れず、その参加者のほとんどが男だった。おそらく女性ハンターは二、三人程度。その数少ない女性ハンターも、先ほど運ばれていくのを見た。つまり……。
そこまで思考を巡らしたところで、逃げろ、という意味の言葉が響いた。あのカニが、ついに街を守る壁へと迫っていた。慌てて逃げ出す人々。その口からは、神へと祈る言葉が流れ出していた。
馬鹿馬鹿しい。そう思った。この世に神などいない。そう、神など……。
その時、天を割かんばかりの咆哮と共に、巨大な赤い雷(いかずち)があのカニに直撃した。

―――――

わーっはっはっはっは! ザマーミロこの糞蟹がぁ! あーあー崩れ落ちたよ。ま、あの程度で死ぬタマじゃないのは知ってるけど、結構気分が晴れた。だが許すとは言ってないっ!
「(んじゃ手筈通り行くぞ!)」
「(わかったっす!)」
そのまま飛行し、ドンドルマの上空へ。驚愕する住民のミナサンの顔が見えた。ねえ、神様かと思った? 勇者様か何かかと思った? 残念! 俺だよ!
到着したのは街の中にあるベースキャンプ上空。俺の読みが合ってりゃあるはずなんだが……。
俺が高度を下げたところで、桐谷がベースキャンプ目掛け飛び降りる。
「(えーっと……あっ、あったっす!)」
アイテムボックスをガサゴソと漁った桐谷はあるものを抱え、こっちに合図してくる。そこに俺は、無駄に長いこの尻尾を垂らす。
さあ、桐山ンポスよ修行の成果だ、垂直登りを俺の尻尾でやってみろ! ……と掛け声をしようとしたら、あっさりヒョイヒョイっと登ってきた。俺の修行が無駄ではなかったって事だけど、なんか悔しい。
「(いくぞっ、作戦、"巨大蟹料理"開始!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タ( No.1199 )
  • 日時: 2014/08/17 15:56
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: DhlDE54N)

そろそろ二代目がおわる・・・
時間とは早いな・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1200 )
  • 日時: 2014/08/17 16:10
  • 名前: 翼の勇車 (ID: izEyUUkY)

さあ双剣殿、最後のレスをどうぞ!

モンハン( No.1201 )
  • 日時: 2014/08/17 17:44
  • 名前: 街 (ID: rgGY6PZt)

>>1000おめでとう!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム( No.1202 )
  • 日時: 2014/08/17 17:32
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: xV0ka5rQ)

2代目お疲れさまでした。
これからは3代目で頑張りましょう。
なお、自分はまだ更新ペース遅めです。
それではまた