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Re: 三十三章 レウス編OK!…MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.154 ) |
- 日時: 2013/12/23 19:08
- 名前: バサルモス愛好家 ◆bMfVBgKl.Q (ID: brIIVNck)
>>153 支援有り難う御座います。 このまま書くペースを少しずつ速めたいです。 アアショウセツヲカクチカラガテンゴクデテヲフッテイル…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜第三十五章〜「共闘志望」
―――――ボクはそのまま自分の部屋に戻ると、クウに黒龍討伐に向かう事を話した。 すると気が動転したかの様にこうボクに言い放った。
「え、ぇ、本気で言っているの!? あの黒龍ミラボレアスに……。いくらクーでも無茶苦茶だよ!!」
当然の結果だった…。ミラボレアスなんて気合いで勝てる相手では無いと…。 ボクもそう思っているから…。でも、試してみる価値はあると思う。 リオレウスだってそうだった。あんな大きな飛竜に勝てる訳が無い。そう思ったけど、怒りと気合いでなんとかなった。 でも、相手が黒龍となると、勝てるかどうか心配だ。 ボクはとりあえず、クウへとボクの考えを投げ掛けてみた。
「やっぱりクウならそう言うと思ったよ…。でも…。やってみなくちゃ…。分からないよね…?」 「ああ…。うん…。そうだね。そうだよね。その黒龍討伐なんだけど…。 僕も行ってみたいんだ…。」 「え…? ほ、本当に!?」 「本気だよ。ミラボレアスが本当に居るのかも見に行きたいしね!」
クウはそう言うと、ボクも釣られて笑った。ボク達はそのまま寝た。 そして次の朝、J.G団全員が地下大広間に集められた。 結構前列に座っていたから、前にギドスが居たのが分かった。 そして相変わらず耳が張り裂けそうな大きな声で、こう言った。
「J.G団、団員達へ大事な事を知らせる事があって、今日はここに集まってもらった! その大事な事とは……。 『黒龍・ミラボレアス』の討伐に明日行く事だ…!」
辺り全体がざわついた。そんな中、一つの怒鳴り狂う大きな声が上がった。
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Re: 三十五章 第五巻突入!★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.155 ) |
- 日時: 2013/12/24 19:10
- 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: l6IhjwOx)
sagaりすぎだろ……!!! 支援age
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Re: 三十五章 第五巻突入!★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.156 ) |
- 日時: 2013/12/25 16:56
- 名前: バサルモス愛好家 ◆bMfVBgKl.Q (ID: WMnjJ2Mx)
>>155 わざわざ支援age有り難う御座います。 この調子で書いていきたいなー、と思っていおります。
ttp://mh4g.com/bbs_capture/index.cgi?mode=view&no=72
ここのスレにも来てね!(宣伝乙w)
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〜第三十六話〜「向かう」
「そんな敵に勝てる訳無いだろ!?」 「無茶苦茶だ!黒龍の強さを知って言っているのか!?」 「ふざきんな!1111」 「無理に決まってるじゃない!」 「くえすといくからはちみつください」
―――――様々な場所から声が上がる。その声はどれも怒りというよりは、恐怖を帯びているようだった。
「全員、静まれ!」
ギドスの声により、一瞬で辺りは静まり返った。 『わーギドスすごいー!』 そう思った瞬間、ギドスが大声を上げた。
「確かに皆の気持ちは分かる…!だが…。皆、よく考えてみて欲しい。 何事も…。やってみなくちゃ分からないだろう?皆の力が集まれば、絶対に成果は出るはずだ!」
辺りが再びざわついた。
「なんか…。雰囲気悪いね…。」
クウがこう言った。ボクは返事を返そうとしたけど、その声はギドスの声にかき消された。
「…………。 今日はもう終了する。本当に黒龍を倒す気がある者だけ、後で俺の部屋に来い……。」
するとギドスは出口へと方向転換した。
「無理に決まってるだろクソ!」
ボルボロスが一番に声を唸らせた。
「そーだそーだ!」 「ふざけんなよボケ!」 「ふんたーってなに?」
再び辺りがざわめいた。でも、その中から威勢の良い声が聞こえた。
「はちみつくれるならいく」
ボクが声のする方向を見ると、その声の主はアオアシラだった。
「ボクも行くよ!」
ボクはアオアシラに釣られ、思わず声を上げた。
「ぼ…僕も黒龍討伐に行きます…。」
再びボクが声のする方向を見ると、その声の主はザボアギルだった。
「俺も行く!」 「私も!」 「ワタシモイキマス」 「オラも!」 「僕も行く!」
地下大広間全体から声が広がる。批判していたボルボロスを見てみると、ボルボロスも行くと言っていた。 ギドスは少し希望に満ちた顔をすると、こう言った。
「ならば明日!明日黒龍討伐に向かう!!」
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Re: 三十六章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.157 ) |
- 日時: 2013/12/25 17:54
- 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: KPKFECcH)
アオアシラ「ハチミツくれるならいく」 フンター「はちみつちょうだい」 こ、これは……!!
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Re: 三十六章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.158 ) |
- 日時: 2013/12/27 08:11
- 名前: 畝ぽら (ID: Ej4BV72y)
支援する
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Re: 三十六章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォー ( No.159 ) |
- 日時: 2013/12/27 09:03
- 名前: ケチャワチャ (ID: z4yok4E8)
支援age 面白いですww
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Re: 三十六章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.160 ) |
- 日時: 2013/12/27 18:47
- 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: exJvPCkL)
支援age 今後の展開に期待……。
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Re: 三十六章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.161 ) |
- 日時: 2013/12/29 18:36
- 名前: 支援さん (ID: GS/iLMyY)
支援するぜ
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Re: 三十六章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.162 ) |
- 日時: 2013/12/29 20:01
- 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: MOIkl3e7)
sagaっているな……。 支援age
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Re: 三十六章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.163 ) |
- 日時: 2013/12/29 21:12
- 名前: バサルモス愛好家 ◆bMfVBgKl.Q (ID: zmAU9RuL)
>>157 それはやっぱりフンタ(ry >>158 >>159 >>160 >>161 支援有り難う御座います。 ttp://mh4g.com/bbs_capture/index.cgi?mode=view&no=72 このスレにも来てね!(相変わらず宣伝乙w)
今回は書き方を工夫してみました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜第三十七章〜「本拠地奇襲〜砂漠へ〜」
それからまた1日が過ぎた。 そして、午前中の内に再び地下大広間に集められた。 いつも、地下大広間に集まる時にはギドスが遠吠えをする。それがJ.G団のルールだ。 人混みで見えないけど、ギドスは地下大広間の奥に居るはず。 クウはボクの肩に乗っている。(ピカ●ュウみたいに(殴)
「いよいよ…。今日だね……。」
クウは緊張してるみたいだった。でも、何故かボクは緊張していない。 昨日の夜にウズウズして眠れなかった位だった。
「うん。て言うか、どうやってミラボレアスの所へ行くんだろうね…。」
そんな話をしていると、もうすっかり聞き慣れたギドスの声が聞こえて来た。
「いよいよ今!黒龍討伐へ向かう! 黒龍・ミラボレアスの居場所はラギアクルスの『クルス』とガノトトスの『ノトス』が突き止めてくれた! ミラボレアスの本拠地は、砂漠の地下にある…。そこへ全員で乗り込む。 実は、遠調調査は、ミラボレアスの本拠地を暴くためにやっていた。 場所は俺がその場で教える。 問題は作戦だ。奇襲戦法で行こうと思う―――――」
そのまま作戦会議が続いた。 そして砂漠へ向かう事になった。しかし、砂漠地帯はかなり遠くにあるらしく、かなりの時間を要するようだった…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今回は短いですがこれで終わりです。 でも、おまけでアンケートを取ろうかなと思います。 次回もアンケートコーナーやってみます。 では、内容は……。
Q クンチュウフォーエバーの最終回はどんなオチになると思いますか?
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Re: 三十七章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.164 ) |
- 日時: 2013/12/29 21:41
- 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: uWPqW6qk)
>>163 オクリュウ…じゃなくて黒龍を倒す ↓ 後日談
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Re: 三十七章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.165 ) |
- 日時: 2013/12/30 22:09
- 名前: 妖夢 (ID: Auoh1b1o)
いつも見てるよー 支援age
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Re: 三十七章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.166 ) |
- 日時: 2014/01/04 13:18
- 名前: バサルモス愛好家 ◆bMfVBgKl.Q (ID: jHSzD.Ww)
>>164 後日談……。 多分やらない予定です。 >>165 支援有り難う御座います。
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〜第三十八章〜「本拠地奇襲〜砂漠横断〜」
―――――それから数日が経過し、ボクは砂漠へたどり着いた。 砂漠と言っても、今は緑が多いし、全然暑くもないし、砂漠と言うよりは岩場だけれども…。
砂漠へ向かう際には数チームかに別れて向かう。ボクやクウ、ギドスとクルスとノトスは最前頭のチームだ。
「あれが砂漠だ…。あそこの左側の森に見える塔。そして右側の渓流に見える塔…。 二つの塔の真ん中にあるサボテンの地下に、奴の本拠地がある。 だが、まだまだ遠いな…。発見したクルスとノトスによると、見張りが居るらしい…。 まずその見張りを打ち倒す必要があるな。 その見張りを打ち倒す役割なんだが、クウにやってもらいたいんだが…。」
そう言うと、ギドスは歩くスピードを少し遅めた。
見張りを打ち倒す……。かぁ。よし、やってみよう…! 心の中でボクはそう決めると、ギドスにこう返した。
「分かった。やってみるよ。ちょっと自信無いけど…。」
「クウなら大丈夫だろう。見張り程なら普通に倒せる…。」
ボクは小さく頷いた。そして歩くスピードを速めた。 ちなみにクーは転がって移動している。そのせいかスピードが速く、先頭に居る。
ここからどれだけ歩くのだろう…。そう思うと道が永遠に続く物に見えてきた。 そんな時、地面の奥から地響きが聞こえてきた。
『ゴゴゴゴゴ………………………。』
だんだんその音はボク逹へと近づいてきている…。
「何だ!?見張りか!?」
ギドスが叫ぶも、地響きの音がその声をかき消した。 その時、地面を角が穿つ瞬間が一瞬、目に写った。
『グシャァンンンンン!!!』
砂煙が漂う岩場っぽい砂漠の真ん中に、二つの角が見えた。
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Re: 三十七章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.167 ) |
- 日時: 2014/01/06 10:13
- 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: ACEBNsNg)
おいおい、sagaりすぎだろ…。 支援age
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Re: 三十七章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.168 ) |
- 日時: 2014/01/09 18:56
- 名前: 真・無無無 ◆TpifAK1n8E (ID: yMCJpRuc)
sagaりすぎだ……。 支援age
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Re: 三十七章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.169 ) |
- 日時: 2014/01/11 15:43
- 名前: お湯 (ID: mM5pn1.b)
早く続きが見たい!!
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Re: 三十七章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.170 ) |
- 日時: 2014/01/11 16:26
- 名前: 真・無無無 ◆cgb6MdS9vA (ID: spuugsHT)
sagaりすぎた……。 支援AGE
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Re: 三十七章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.171 ) |
- 日時: 2014/01/12 12:18
- 名前: TKY (ID: pK8gu8Vn)
凄いですね。お気に入りに追加しました。これからも頑張ってください!
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Re: 三十七章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.172 ) |
- 日時: 2014/01/12 19:05
- 名前: スランプ中のバサルモス愛好家 ◆ftf0k.kYcY (ID: U6i9X5T2)
>>167-168 わざわざ支援age有難う御座います。 >>169 そういうコメント、結構嬉しいです。 >>170 なんか掲示板の人口が減った感じですね。 >>171 こんな小説をお気に入りにして頂き、有難う御座います。
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〜第三十九章〜「大地の覇者・ディアブロス」
その二つ角は、クウへと直行した。
「ギョエッテ〜★」
クウは直ぐに殻へと閉じ籠ると、その攻撃を防いだ。 その瞬間に砂煙が舞った。煙が嵐のように降り、無数の岩が吹き飛んだ。 煙がだんだんと止み、ゆらめく煙の中から、二つのシルエットが見えた。
――――1つは、二つの角が生えた竜のシルエット……。
――――もう一つは、殻の割れたクンチュウの姿だった…。
「クウ!!」
ボクはクウへと全速力で駆け込む。しかし、二つの角が生えた竜はこっちへと方向転換すると、一気に突進してきた。ヤバい、このままじゃ衝突して貫かれる……。
「ギョエッテ〜★」
ボクは盾でその攻撃から身を守った。が、『ポロロン★』という音を立て、盾が真っ二つに割れた。 それより、クウは大丈夫かな……。
「僕は大丈夫だにょ〜。殻が割れちゃったけどぉ〜★wwwwwwwwwwww」
クウはそう言いつつ、立ち上がった。なんかキャラが変わったなぁ…。
その時、二つの角が生えた竜が、ボクへ話し掛けた。
「そのドスジャギィの名前はなんだ?」
何故こんな事を聞いてくる…? もしかして漆黒団の見張り!?
そんな事を考えている内に、後ろのギドスがこちらへ向かってきた。
「申し遅れたな……。俺の名前はギドスだ…。J.G団の団長だ。」
その瞬間、二つの角が生えた竜の目付きが一瞬で冷酷な表情へと変わった。
「名乗ったからには、お前の名前と役割を聞かしてもらおうか……。」
ギドスはそのまま薄笑いを浮かべた。
「チッ…。名前を言ってもらったからにはこちらも名乗るしか無いな…。 俺はディアブロスのアブロス…。漆黒団の見張りだ…。」 「やはり…か……。俺達は今、お前のリーダーを殺しに来てるんだが、もちろん通してくれないよな…。」 「当然だ……。」
ヤバいよヤバいよ……。MH4に出てこない敵なんて、ボク知らないよ……。 そんな事を考えてると、ギドスがこちらを向いた。
「見張りを倒さないと進めないな…。クウ……。約束通りコイツを倒してくれないか?」
―――ボクが断るわけが無かった……。
「もちろん約束は守るよ…。」
ボクはそのまま、背中に付けていた太刀を手に取った。
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Re: 三十七章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.173 ) |
- 日時: 2014/01/12 19:13
- 名前: 火の神紛い ◆ozOtJW9BFA (ID: 0VJI/SJ0)
キタ━(゚∀゚)━!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!! クウは真面目に吹いた。敢えて言おう、お茶返せ スランプどころかかなり上級になってるじゃないすかやだー
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Re: 三十七章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォー ( No.174 ) |
- 日時: 2014/01/12 21:01
- 名前: ケチャワチャ (ID: 1jrbgFWA)
支援age 頑張れ!!!!!!!!!
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Re: 三十九章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.175 ) |
- 日時: 2014/01/13 13:46
- 名前: ウェー破ッ破www (ID: .fFyYLPV)
つずき機体
紫煙あげ
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Re: 三十九章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.176 ) |
- 日時: 2014/01/13 21:05
- 名前: ドラゴン君 (ID: KGCyJtJ4)
★ってwww 支援age★
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Re: 三十九章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.177 ) |
- 日時: 2014/01/14 22:36
- 名前: han-kun ◆GkL9opsnW2 (ID: YRT3iXAx)
いろいろあって久々に見たら凄いことにww クウどうしたんだww 私怨上げ★ (私怨×支援o)
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Re: 三十九章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』 ( No.178 ) |
- 日時: 2014/01/15 18:09
- 名前: プチスランプ中のバサルモス愛好家 ◆x6RG1KzKgs (ID: PiPQWM76)
>>173 こういうコメントが一番嬉しいです。有り難う御座います。 有り難う御座います。 >>174-176 支援age有り難う御座います。 >>175 クウはオワタ★
題名はモンハン3Gのあるクエストのパロディです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜第四十章〜「双角の覇者」
もうギドスやクウは先に行った。 一対一のタイマンしか出来ない状況だ。
リオレウスの素材で作った太刀を手に取ると、少し暖かい。きっと火属性だからだろう。 ちなみにさっき壊れた盾は、念のため作ったものだ。ディアブロスのせいで壊れたけど。 今も剣先はメラメラと燃えている。この武器で生物を斬ると、熱さで血は蒸発する。 血飛沫を浴びなくて済むからラッキー★
ふとディアブロスを見ると、少し首を上にあげていた。 ん、どうしたのかな?喉に餅でも詰まらせたかな?…その時、轟音が辺りに響いた。
「キュエェェェェェェェ!!!!!!!」
ディアブロスの咆哮だ。メチャメチャうるさい…。
あれ、そういえば左耳が痛い。どうしたのかな?そう思い、耳に手を当ててみた…。
――――あれ?
なんか変な液体が出てる。なにこれ?ふと変な液体のついた手を見てみた。
「ギョギョギョォォォ!!」
……。なんと手には血が付いていた。鼓膜が破れたのだ。ギョギョギョ。 ディアブロスは絶対許せない。代わりにディアブロス君の角は絶対に斬る。その衝動が、思わず言葉としてもれた。
「ちょっとそこのキミ……。よくも可愛い可愛い鼓膜ちゃんを破ってくれたねぇ…。」 「ざまぁみやがれ、ギャハハハww」
ムカつく……。 よし。これから、ディアブロスが攻撃してくるのを待って、それをかわして角を斬る。完璧〜★
すると、予想通りディアブロスはニカニカ笑いながら首を上へ向けた。
ん?また咆哮かな? そうだったら今度は耳を塞ごう。ボクは耳を塞いだ。あれ?ゴソゴソ音が聞こえる。
「バカめ…。引っ掛かりやがって…。」
微かにそう言った声が聞こえた。 なにに引っ掛かったのかな?そう考えている内に、角を向けて突進してきた。
グシュ……。
錆びたナイフが壁に刺さったような音が聞こえ、胸に電撃の様な激痛が走った。
ボクは少しよろめきながらも、胸を見てみた。
「じぇじぇじぇ!!!!」
時代遅れだとも知らずに、思わずそう叫んだ。 二つの角によって、胸の中心がえぐられていた。 その中から骨が見える程に。多分肉も貫通したのだろう。
ヤバい、勝てないかもしれない。初めて本気でそう思った。
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