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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.593 ) |
- 日時: 2014/03/14 19:48
- 名前: ダブルサクライザー (ID: eYhR6i29)
とりあえず早速序章書きました。 スレ荒らしはご遠慮ください。 読んだ感想とか申し出てくれると嬉しいです。 あ、でも感想という名の荒らしも勘弁です。 皆様からのソフトな感想、お待ちしております。 あと、この調子でぼちぼち更新していきますんで。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの ( No.594 ) |
- 日時: 2014/03/14 19:50
- 名前: 春雨スープ (ID: hzJsGTuh)
モンスターハンターライジング
第一話 なつかしき日々
ドークが次、起きたのは三日後の夕方だった。 「ふぁ〜。よく寝た。」 ピンポーン 「あっ、はーいどうぞー」 ガチャ 「ようドーク!!」 「おっ、お前は・・・誰だっけ」 「おい、ライトだよ。」 「あぁ。そうだったスマン。」 ライトとは、ポッケ村のときウカムルバスといっしょに戦った 仲間である。 「でも、なんでライトがここに来たんだ。」 「じ、実は・・・」 「そういうことだったのか。」 ライトによると、最近ポッケ村の近くにいるモンスターの 性格が狂暴らしい。 一集会所ー 「なぁ、ギルドマスター」 「なんだね?」 ドークとライトは、ポッケ村のことを話した。 「そうだったのか。」 ライトは「なんか知りませんか?」 「実は・・・」 その時、ライトあてに手紙が来た。 「な、なんだって!?」 「どうしたんだ?」 「おれの仲間のハンターが上位のドスギアノスに殺されたらしい。」 「俺は急いでポッケ村に戻るが、お前も来てくれないか。」 だが、ドークは 「で、でも。」 そこでギルドマスターは 「行ってきたらどうかね。」 「ありがとうございます。」 第二話へ・・・
モンハン4とモンハン2Gを一緒にしてみました。 一話書いただけで疲れたwwww
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの ( No.595 ) |
- 日時: 2014/03/14 19:53
- 名前: 春雨スープ (ID: hzJsGTuh)
ダブルサクライザーさんとても面白いです。 続きとても期待しています。 みなさん、私のも読んでみて下さい。 感想くれたらうれしいです。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.596 ) |
- 日時: 2014/03/14 20:21
- 名前: ダブルサクライザー (ID: 3RO2t2Hx)
>>595
おぉ、春雨スープさん。ありがどうございます。 とりあえずいきなりシリアスな展開ですね。 はっ、もしや狂竜化したドスギアノスではっ。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.597 ) |
- 日時: 2014/03/14 20:32
- 名前: 若虎 (ID: f1gF.sMf)
>>595 おお、中々面白いじゃないですか!! (上から目線みたいでスマソ) 次回が気になりますな〜(^_^) 頑張ってください(^^)b
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お久しぶりです! ( No.598 ) |
- 日時: 2014/03/14 20:34
- 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: 86h2s.hV)
ダブルサクライザーさん、とても面白いです。次が楽しみです。 トリップを付けるとなお良いですね。
>>594 春雨スープさん、スレ主さんが過労死する(らしい)ので更新ペースを少し下げた方が宜しいかと。 週3までらしいですよ。 >>0読みました?
そういう私は、文章力ゼロなks小説をごくたまーに書き込みしてるただの変人ですけどね。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.599 ) |
- 日時: 2014/03/14 20:41
- 名前: ダブルサクライザー (ID: OxYVtN1.)
すいません、トリップって何ですか? こういうことって慣れないんで、用語とか分からんのです。 どなたか丁寧な説明をお願いします。
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モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.600 ) |
- 日時: 2014/03/14 21:01
- 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: 86h2s.hV)
>>599 掲示板の機能について
トリップ(なりすまし防止)
「なまえ#password」というように入力すると、 名前の後ろに暗号が出るので”なりすまし”防止に役立つ。
入力の例→「太郎#abc123」→表示されるのは「太郎◆n3vao1」こんな感じ 仮に名前をマネしようとして、「太郎◆n3vao1」 と入力しても、 「太郎◇n3vao1i」となるので、ニセモノだとばれる。
これでいいですかね? ※本サイト「掲示板のルール」より引用
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.601 ) |
- 日時: 2014/03/14 21:12
- 名前: ダブルサクライザー◇s1k3r1 (ID: 3RO2t2Hx)
>>600
ふむぅ、ありがとうございます。 早速変えてみました。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.602 ) |
- 日時: 2014/03/14 21:15
- 名前: 真・無無無 ◆rLxXifbSxE (ID: i1TyDPX9)
>>601 なんか違うな……。
名前# #の後ろには数字やアルファベットを打ち込む。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.603 ) |
- 日時: 2014/03/14 21:22
- 名前: ダブルサクライザー◇s1k3r1 (ID: .h8jNZty)
違いますか? こっちの画面ですとちゃんと変わってるんですけど、大丈夫なんでしょうか?
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.604 ) |
- 日時: 2014/03/14 21:31
- 名前: 真・無無無 ◆rLxXifbSxE (ID: i1TyDPX9)
>>605 ちゃんとトリップ付けられましたね。 短文失礼
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.605 ) |
- 日時: 2014/03/14 21:28
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 97PKpAIc)
すいません、トリップを付けるために何回も連投してます。 この辺はスルーしといてください。
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モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.606 ) |
- 日時: 2014/03/15 09:33
- 名前: 雑草 ◆DxJc2PV4Uc (ID: 2fvF5opf)
トリップって↑でなってる? やり方が少し自信がナイツ・・・。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.607 ) |
- 日時: 2014/03/15 10:18
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: IZZoOWva)
大丈夫ですよ。 なんかめっちゃ変わりましたんで、多分つけれてます。
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モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.608 ) |
- 日時: 2014/03/15 10:57
- 名前: 雑草 ◆BrF6HmqDk2 (ID: 2fvF5opf)
>>607 そうですか。ありがとうございます!!
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おわwww ( No.609 ) |
- 日時: 2014/03/15 17:18
- 名前: 煌星 (ID: a0dhKQbH)
( ´_ゝ`) ツマンネ ココノショウセツゼンブツマンネ もう終わり
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! ( No.610 ) |
- 日時: 2014/03/15 17:23
- 名前: Traiblazer ◆FGU2HBsdUs (ID: EZyy2PYK)
そういえば気になるんだけどさ たまーにつまんねとかおもしろくないってコメがくるけど それってどういうふうに書いたらおもしろいか知ってるってことだよね…? アドバイスしたらいいのに…
あとなりすましおつです。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.611 ) |
- 日時: 2014/03/15 17:47
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: qerQWhnW)
荒らしをしている方はきっと心が荒んでいるんです。 そっとしといてあげましょう。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.613 ) |
- 日時: 2014/03/15 19:42
- 名前: 真夏のペンギンさん!? (ID: P7rIDSDn)
i pod壊れたので書けないです。 悔しい……
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Reモンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.614 ) |
- 日時: 2014/03/16 14:43
- 名前: 雑草 ◆BrF6HmqDk2 (ID: 6CykY8Tk)
>>613 ドンマイですね・・・。
よし書こう。
真のモンスターハンターを目指して 第7話 乱入
「終わった・・・。ふう。」
空はそう言って座り込んだ。 3人はたった今、火竜を狩ったばかりだった。
「あ〜早く飯食いて〜。腹減ってしょうが」
「きゃぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!!!」
「な、なんだ!!」
若い女性の声が遠くから聞こえる。 緩まっていた空気が一気に貼り詰まった。
「紅!!場所の探知!!」
「はい!これは・・・。イビルジョーと・・・、ハンター1人・・・?」
「ハンター?ここには俺ら3人しかいないはず・・・。考えていても仕方がない。いくぞ!!」
風の言葉で、3人は移動を開始した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
声が聞こえてきたエリアに着くと、そこには1人の女性がいた。 しかし、防具はキリンS一式を着ており、武器はプロミネンスボウを持っていた。 だが、いくら装備を持っていても、ハンターとは思えなかった。その理由は・・・。
「なぁ、少し幼すぎじゃないか?それにかなり怯えてんぞ・・・。」
「まぁ、近づいて何か聞こう。」
「OK」
3人は女性に歩みよって行った。
あとがき 下手糞過ぎる。とにかく下手糞すぎる・・・。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.615 ) |
- 日時: 2014/03/16 14:43
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6NFL3hFq)
ケータイ変えました、ダブルサクライザーです。 決してなりすましではありません。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.616 ) |
- 日時: 2014/03/17 00:41
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: lWem77f4)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
一章 私達のキャラバン 〜バルバレ編〜
少年は船室から荷物を持って、タラップを降りる。 「バルバレ、ねぇ……」 軽く溜め息をついた。 当初の目的地はロックラックのはずだったのだが、不慮の事態によってなし崩し的にここに流れてしまったのだ。 だが、溜め息による冷めた感情もそこそこにして、少年は前を向いた。 「ま、こういうこともあるってことだな。よしっ!」 ここでハンター生活を始めてもいい、と思ったのだ。 ロックラックや、シュレイド地方のドンドルマほどの便利さは無いだろうが、ハンターとして生活を送るに問題が無ければそれでいい。 少年は世話になった船員達にここに残ると言って、礼の代わりに軽く握手を交わすと、港を後にする。 まずは、このバルバレのハンターズギルドにハンター登録を行うことだ。 少年はハンターズギルドが設立されているだろう集会所へ向かう。
集会所に入った途端、香辛料の匂いや煙草、酒の臭いが一気に少年の鼻を刺激する。 集会所と言っても、半ば酒場のようなものであり、昼間から呑んで騒ぐ者もいれば、一人静かに嗜む者もいる。 少年はそれらを無視して、受付の方へ向かう。 長いテーブルに三人の受付嬢、その一番左に竜人の老人が煙管を吸っては吐いていた。 彼がギルドマスターだろうと判断した少年は、話し掛ける。 「すいません、ギルドマスターですか?」 竜人の老人は少年の目と声に反応する。 「うむ、その通りだよ。何かな、ハンターの新規登録だね?」 「はい」 少年と同じようなハンターを多く相手にしてきたのか、ギルドマスターは少年をここに来て日が浅いことを見抜いていたようだ。 「はーい、新米ハンターさんの登録ですね?それならこちらへどうぞっ」 カウンターの方から、黄色の受付嬢がすでにペンと用紙を用意して待っていた。 少年はそちらへ向かった。 「では、ここにお名前と年齢、HR (ハンターランク)の記入、それとギルドカードの提示をお願いしますね」 受付嬢に従い、少年はペンを受け取り紙にインクをなぞらせる。 アスト・アルナイル 十六歳 HR 1 紙にそう書いて、少年、アストはギルドカードを提示する。 受付嬢はそれを手に取ると目に通す。 「はいはい、アスト君ですね。ありがとうございます」 受け取りはギルドカードを少年に返すと、棚から判を取り出してアストが書いた紙にそれを押した。 「はい、ハンター登録はこれで完了です。頑張ってくださいねっ」 ハンター登録を完了させた受付嬢は営業スマイルで、アストに応じた。 アストは会釈して、集会所を出た。
「はぁぁぁぁぁ…………」 アストは、道のど真ん中で大きく溜め息をついた。 それは、先程今日の宿を借りようと管理者の所へ向かったのだが、たった今部屋が全て埋まったというのだ。 これでは身体を休めることも出来ない。 やはりロックラックの方へ向かおうか。 だが、少年を頭を振ってそんな考えを振り払う。 ここに残ると決めたのだ。 少し上手くいかなかっただけで諦めていては、モンスターなど、ましてや自然を相手に生きていくことなど出来はしない。 そんなアストに声を掛ける人物がいた。 「ねぇ、そこの君。何をそんなに悩んでいるの?」 女性の声だった。 アストは悩ませている頭を一旦置いておいて、声に振り向いた。 振り返った先にいたのは、見目麗しい美少女が、気遣うような目でアストを見ていた。 サファイアのように鮮やかな蒼い瞳、背中まで伸びた赤茶けた茶髪は飾り気の控えた銀色の大きなリボンによって結ばれ、その容姿は年頃の男の子であるアストの心を揺さぶった。 はっきり言えば、相当な美人だ。 とは言え、今のアストには美少女を前に緊張する余裕すらも心には残っていなかった。 「何か用ですか?こんな宿無しハンターに」 心が沈んでいたせいか、言動や態度も無意識に卑屈なものになってしまうアスト。 「宿無し……って、部屋が借りれなかったの?」 「空いてる部屋がない。ついてないですよ、ったく……」 「そっか……ハンターか……」 美少女は何故か考えるような顔を見せた。 アストはもう立ち去ろうとしていたが、美少女は「待って」と引き留める。 「もしよかったら、私達のキャラバンに入ってくれないかな?」 「……へっ?」 美少女の突然の誘いに、アストは呆気を取られた。 「あっ、もちろんちゃんとハンター用の部屋はあるからね?」 美少女は慌てて付け足すように宿があることを強調する。 「いや、そう言うことじゃなくて……いいんですか?俺なんかがキャラバンに入ったりして?」 こんな美少女から声を掛けてもらえるなど、願ったりかなったりだが、アストは一応そこで遠慮がちに止まってみる。 美少女はすぐに答えてくれた。 「私達のキャラバンはね、昨日今日結成したみたいなキャラバンだからね、人手が足りてないの。何人かハンターにも声を掛けてみても、小さなキャラバンに興味がないとか、そ、その、え、えっちなこと求めたりとか……」 なるほど、名を上げたいハンターは小さな集まりではなくもっと大規模な猟団に身を寄せるだろうし、彼女ほどの美少女を付け狙う輩もいるだろう。 そもそも、結成してから日が浅いとなると、声を掛けた人数もたかが知れているだろう。 アストは少し考える。 宿に困っているのは事実だ。 それに、彼女のような美少女と同じキャラバンに所属出来るという邪な考えも無いわけではない。 だとしても、アストが強く思っていることは、誰かの役に立てることが出来るということだ。 小さなキャラバンでは、名を上げるのは難しいだろう。不便な面も我慢しなくてはならないだろう。それでも、アストの中では既に「彼女のキャラバンに入ろう」という思いが傾いていた。 「いいですよ。って言うか、俺からすればありがたいくらいですし」 アストが了承をすると、美少女は目を輝かせた。 「本当に?入ってくれるの?」 まさか、今さらここで嘘だとは言えない。 「でも俺、ほんとにルーキーの中のルーキーですよ?迷惑掛けることだってたくさんあるかも知れないですよ?」 アストがそう自嘲的に言うが、美少女はそれでも頷く。 その目は本当に嬉しそうだ。 「迷惑だなんて。むしろ、団長の私がみんなに迷惑掛けてるくらいだから大丈夫よ」 「だ、団長……?」 美少女の「団長の私が」の部分に気を止めるアスト。 「あ、自己紹介が遅れちゃったね。私は、カトリア・イレーネ。私達のキャラバン『ミナーヴァ』の団長を努めてます」 アストは暫し呆然としていた。 キャラバンというのは、あちらこちらを旅する団体のことだ。商隊とも呼ばれるが、問題はそこではない。 彼女のような美少女が団長を努めていると言うのだ。 「……えぇぇぇぇっ!?」 一瞬の間を置いて、アストは酷く驚愕した。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.617 ) |
- 日時: 2014/03/17 08:54
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 52uAJ4fI)
はい、一章入りました。 ここの返信って3000文字しか入らないんですね。 最初そのまま返信したら文字数オーバーになっちゃいました。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨 ( No.618 ) |
- 日時: 2014/03/17 18:23
- 名前: 真夏のペンギンさん& ◆K54cG3pm6Q (ID: 3v8depns)
なおりました。パズドラ消えたけど…なので書き込みます。
2章 虚勢の閃光!血風の姫神!
1話 出会い
ドルトーニが死に、セロが掃討部隊に配属されてから3ヶ月、セロは瞬く間に名を轟かせた。閃光と共に敵をなぎ倒すことから虚勢の閃光、略して虚閃と呼ばれるようになった。僅か3ヶ月で部隊トップ10の十刃に選ばれ、No.2まで上り詰めたことから、とんでもない才能を持つ狩人だといわれた。しかしそんな彼と話した者はいない。ロワーガSの仮面の裏から滲み出る彼の負の威圧感から話す勇気がわかないのだ。あの日以来彼は1人でしか行動しなかった。なので彼の無口な理由を知るものはいないかった。 その日までは。 その日セロはギルドマスターに呼ばれた。ギルドマスターは何故か真剣な目つきだった。 「セロ、君の活躍で数多くのハンターが安心して狩りが出来ている。そして君はより強いモンスターに挑む事になるだろう。しかし1人で挑むのは危険だ。だから君は今日から二人で戦ってもらう。おお、来たみたいだ。紹介しよう。彼女の名前はメイ・バルフェルト、十刃のNo.1だ」 入り口から出て来たのは背の低い少女だった。顔は幼いがとても美しい顔で、肩に掛かるか掛からないくらいの黒髪に、湯雲天シリーズが彼女の可憐さを引きたているようだった。それに対して背中の太刀が彼女の凛々しい姿を映し出しているようだった。セロはNo.1の噂は聞いたことがある。血の中を舞躍るその姿から血風の鬼神とよばれているが、可憐なその姿はまるで血風の姫神である。 「あんたが私の相棒?ふーん、宜しく!」 「……!?」 外見に似合わない荒々しい喋り方にセロは驚いた。 「なんか喋ろよ!」 そう言うとメイは、セロに殴り掛かった。紙一重でセロは避けた。勢いのあまりメイの拳はギルドの柱に当たった。その拳は柱を貫いていた。 「ちなみに彼女は柔道、剣道共にギルド連盟一番だ。怒らせるとヤバイぞ」 「マスター余計な事言わないで下さい!!また怖がられるから」 「大丈夫だ。彼は無口だが心が広いからな。なあ良いだろう」 セロは頷いた。正直嫌だったがギルドマスターには恩がある。仕方ないと思った。 「マスター、あの此奴やる気あんですか?なんかボーっとしてて。No.2は虚閃っていうほどだからもっとキビキビしてるかと思ってた」 「まぁー、やる時はやるんだ。それで早速君達にイヤンガルルガ2頭の討伐を頼む。凶暴化してるようだ。気を付けてくれ」 「了解!!ほら、行くぞ!」 メイは強引にセロを引っ張って行った。ギルドマスターはギルドの入り口から彼等が出た後もしばらく立っていた。3年前の事を思い出しながら。 (ヨシアキ、ドルトーニ、お前らの願いは叶ったぞ。後はあいつら次第だな。あの世で見てやってくれ)
1話終わり
直ったが色々消えた……
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