|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと五十! ( No.958 ) |
- 日時: 2014/04/14 19:16
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: oPJU7Kv9)
>>956
二代目に入っても、今書いている小説は引き継がれるんですよね? 出来れば 〜輪廻の唄〜は続けたいので。
|
糞スレ ( No.959 ) |
- 日時: 2014/04/14 19:40
- 名前: うあああああああああああ (ID: Z3DgeRbd)
わーい自己満スレがきえるぞーーーーーー ☀⚡⚡🌄🌄🌄🌇🌇🌌🌏🌇⚡⚡🌇🌏🌈🌀🌇🌇🌀🌄🌄🌄🏯🏯🏯☁🌁❄🌑🌑🌇🌇⛄🌅🌅🌆⛄⛄🌆🌇🍌🍍🍈🍈🍈🍒🌿🌿🍆🌿🌼🍅🍅👂👂👀💇💇👄👄👯👺👺🐘🐝🐨🐠🏢🏢⛲⛲🗽🗾🗽⛲⛪⛪👡🏮🏫👠💵🇯🇵🇰🇷🇰🇷🇰🇷🇷🇺🇷🇺🇨🇳🇨🇳🇨🇳🇨🇳🇩🇪🇩🇪🇺🇸🇺🇸🇺🇸🇪🇸🇪🇸🔯🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔯🔥🔯🔮🆎🎌🎌🎅🎄💊💊🎓💉🎂🎂🎂🎆🎆🎆🎆🎆🆎🔮🇺🇸🆎🔮🔮🔯🔯🆎🔰🎀🔰🔰🔦🔰🔦🔰🔰🔰🆎💊⚡⚡🌇🌆🌆🕐🕐🌑🌑🌑🌔🕑🕑🕑🕑🕐🕐🌔🌔🌌🕗🕖🕖🌛🕕🌛🌛🌋🌋🌅🌕🌕🌕🌊🌏🌇🕓🕓🕓🕓🕓🕓🕓🌙🕓🕓🕓🕓👠👟👟👞🏩🏩🏩🏭🏭👖👞👞👞👞👞👞👞🏭🏭🏭🏭🏭
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと五十! ( No.960 ) |
- 日時: 2014/04/16 22:56
- 名前: 翼の勇車 (ID: SyXS7cdu)
更新♪ 嬉しくって調子がいいですっ。
第十九話〜作戦始動〜
「うわぁ……」 目の前に広がる圧巻の光景に、私はそう言うしかなかった。 「お前達、よく集まってくれたな」 クックが先頭にいる5匹のモンスターに礼をのべている。ゲネッポやラン達は知ってるけど、なんかゲリョスとクルペッコがいる。たぶん彼らも超大陸出身なのだろう。 「お久しぶりです、クック総司令官」 ゲリョスの一言で、クックの立場が分かった。クック先生マジパネェっす。 「手はずは道中ゲネッポから聞いているだろう。作戦は変更点無し、しかも相手は怒りで所構わず吸い込みまくっている、チャンスだ。ぬかりなくな」 作戦開始! とクックが叫ぶと、ゲリョスとゲネッポ、イーオが出てきた。ゲリョスはこっちに会釈してきたので、多分良い人(モンスター)だ。 「彼は鳥竜種連合軍幹部の一人、ゲリョだよ」 ギザミは本当に気が効くな、感心するよ。 3匹は同時に走り出した。接近に気づき、吸い込みを始めるヤマツカミ。3匹は吸い込まれるギリギリの所まで近づくと……。 「秘技・毒射砲」 「カミさんの平手打ちガン!」 「ゲネ・レーザー!」 3匹の口から放たれた毒、麻痺毒は、トトスの水鉄砲のように凄まじい勢いでとんでいき、ヤマツカミの口に吸い込まれていった。……とりあえずイーオのネーミングセンスについては忘れよう。 ズズウゥン! ゲネッポの麻痺毒にやられたのか、痺れたように地面へ落下するヤマツカミ。その後も毒が苦しいのか、浮き上がる事も出来ずにもがいている。古龍をここまで苦しめるとか、どんだけ強力なんすか……。 「突撃!」 ランの一言で、ヤマツカミを囲むように待機していたランポス、ゲネポス、イーオス、ギアノスが一斉に躍りかかった。ヤマツカミは抵抗して暴れるが、まるで魚の群れのように一糸乱れぬ動きで全て避ける鳥竜種達。どうやら、上空にいるクルペッコが鳴き声で指示を出しているようだ。ギザミ情報によると彼の名前はペッコ。私と気が合いそうなんだそうだ。 「グォォゥ……グオォ」 凄まじい勢いでダメージを受けるヤマツカミ。しかも麻痺、毒、凍結とこれだけ属性を叩きこまれたらたまったもんじゃ無いだろう。 「全員撤収!」 ペッコの言葉に一旦引く一同。ヤマツカミはあれだけリンチされたのにもかかわらず再び浮き上がり、私達を無視して村へ向かおうとしていた。 「食事をして回復する気だにゃ」 いつのまにか傍らに現れていたネオにびっくりしつつ、クックの方を見る。恐らく私は不安そうな顔をしていたのだろう、優しく笑って、任せろと一言言ってくれた。 「ゲリョ、ペッコ!」 「合点だ」 「まぁっかせろぉい!」 そう言うと何処から取り出したのか、ペッコが大砲の砲身のようなものをくわえていた。そのままバサバサとゲリョの頭の上まで来ると……。 《ガシャコン!》 そのゲリョス特有の突起に合体させた。ちょうど、ゲリョの頭に大砲がついているような感じになる。 「ゲリョ、準備オッケーだにょん♪」 「了解した」 ゲリョは頷くと、すでに頭上を通りすぎて村へ向かうヤマツカミの方を向く。 《カチンッカチンッカチンッ》 うちならしが始まった。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログ ( No.961 ) |
- 日時: 2014/04/14 23:55
- 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EZyy2PYK)
だめだ…話の流れはできているんだ… ただ困ったことに入浴シーンどーするかがまったく定まらん。まじでここ。 ぶっちゃけると、入浴のことは頭から飛んでた。言われて「はっ!?そういえばMHP3はそうだった!」と思い出した。 ついでにMHP3起動してみたけど使用回数が大剣330、双剣615、弓298だた。たしかここで双剣やめたんだよな…どうでもいいかorz まぁそのうち思いついてくれるだろう…どういった内容にするのか。…でもどうしようかまじで悩んでます。 先に言うと蒼は性欲を所持していない。←重要 あと地味に現在忙しいっす。
>>952 かぶってしまったわけか…とりあえず極限進化と死ぬほど痛い人はわかったけど(ry そしてハーレム拡大の巻。
>>956 そういえば>>0って文字数制限とかあるのかな? なんか目次が大変なことになっていってきてる…。これから長編を長く続ける人が増えたら大変なことになりそう でも1レスだと安価が5個まで…
>>960 カミさんの平手打ちガン…一体どのくらいの威力なんだ… なんかそのうち超大陸に行きそうで仕方がない。←
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと五十! ( No.962 ) |
- 日時: 2014/04/15 11:05
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: IcCFnfhC)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
二十七章 歓迎の宴、
ふと、アストは自分の格好を確かめた。 クックシリーズを外してそのままだったので、インナーのままだ。 「ごめんっ、着替えるからちょっと待って」 アストは慌ててカーテンを閉めると、その中でインナーを脱ぎ捨てて私服に着替える。 マガレットは特に気にした様子もなく、アストを待っていた。 着替え終えて、アストはカーテンから出てくる。 「あ、俺の方も申し遅れた。俺は、アスト・アルナイル。言ってくれたように、ハンターやってる。俺のこと知ってるみたいだし、カトリアさんには会ったんだ?」 狩りに出ていた内にカトリアと会って、アストのことを教えていたようだ。 「はい。……その、それと」 「何だ?」 マガレットはアストの顔をまじまじと見詰める。 アストはマガレットに見詰められて、照れたかのように目を逸らした。 「……そんな……年ってわけで……いかな?」 マガレットは口の中で何か呟いているようだが、アストにはそれが聞こえない。 「な、なに?俺の顔になんかある?」 マガレットの真意が汲み取れず、アストは思わずそれを確かめようとする。 「あ、いえ。でも、どことなく顔色が悪そうだったので、どうしたのかと……」 なるほど、さすがは医者を目指す者だ。 アストの顔色を簡単に読み取っている。 「あー、疲れてるからかな。特別どこか悪いわけでもないよ」 アスト自身、嘘をついているわけではない。本当に身体に異常があるとすれば、疲労が顔に出ているぐらいだ。 「そうですか?もしどこか具合が悪くなりましたら、いつでもどうぞ。私はもう少しカトリアさんと話したいので、失礼します」 マガレットは一礼すると、アストの自室の馬車を後にして行った。 アストは彼女の背中を見送った。 「……いつでもどうぞ、って、まさか?」 それに、カトリアと話したいこともあるようだ。 しばらく考えてから、アストは彼女の後を追うことにした。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと五十! ( No.963 ) |
- 日時: 2014/04/15 12:12
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 81kSujb4)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
二十七章
ふと、アストは自分の格好を確かめた。 クックシリーズを脱ぎ捨ててそのままだったので、インナーしか着込んでいなかった。 「ごめんっ、着替えるからちょっと待って」 アストは慌ててカーテンを閉めると、その中でインナーを脱ぎ捨てて私服に着替える。 マガレットは特に気にした様子もなく、アストを待っていた。 「ごめん、待たせた。それと、俺の方も申し遅れた。俺はアスト・アルナイル。言ってくれたように、ハンターやってる。俺のこと知ってるみたいだし、カトリアさんには会ったんだ?」 「はい。……その、それと」 マガレットはアストの顔をまじまじと見詰める。 アストは照れたように目を逸らした。 「……そんな特別美少年ってわけでもないかな?」 マガレットは口の中で何か呟いているようだが、アストにはそれが聞こえない。 「な、なに?俺の顔になんかある?」 彼女の真意が汲み取れず、アストはそれを確かめようとする。 「あ、いえ。でも、どことなく顔色が悪そうだったので、どうしたのかと……」 なるほど、さすがは医者というわけだ。 具合の良し悪しの判断は出きるようだ。 「あー、疲れてるし、それが顔に出ているみたいかな。特別どこか悪いわけでもないよ」 アスト自身、嘘をついているつもりはなかった。 「そうですか?もしどこか具合が悪くなりましたら、いつでもどうぞ。私はもう少しカトリアさんと話したいので、失礼します」 そう言って、マガレットは一礼するとアストの自室の馬車を後にして行った。 アストはその背中を見送った。 「いつでもどうぞ、って、まさか?」 しばらく考えてから、アストはマガレットの後を追うことにした。
自室の馬車を出て、坂を降りての作業場の側に、カトリアとマガレットと、壮年の男が話し合っていた。 何やら真面目な話らしく、アストはそこで介入せずに遠巻きに聞いていた。 「マガレット。君は、彼女達ミナーヴァと同行したい……その気持ちは変えないんだね?」 「はい。カトリアさん達は、世界を見て回りたいから旅をしていると言っていました。私も修行を積みながら一緒に世界を回って、その先々で怪我や病気で苦しむ人を少しでも助けたいです」 「そうか……カトリアさん。そちらが迷惑でなければ、彼女をお願いしたいのだが、構わないかね?」 「迷惑どころか、こちらとしては大歓迎です。私達ミナーヴァには医療人がいないので、もしもの時に助かります。もちろん、不当な扱いはしません。年の近い女の子も多いので、少しは馴染みやすいかと思います」 「うむ。では、彼女の輝かしい未来を、あなた方ミナーヴァに託す。マガレット、いいかね?」 「はい」 「分かりました。彼女は私達が責任を持って旅へお連れします」 あの壮年の男は、ナグリ村に来ている、ミナーヴァとは別のキャラバンの団長のようだ。 話の内容から、マガレットは元いたキャラバンからミナーヴァの方に来るようだ。 カトリアがそれを了承したように、壮年の団長と握手を交わしている。 「しかし、カトリアさんもそうだが、ミナーヴァの皆さんは本当に若者ばかりですな。それも女性ばかりとなると、少々の不便はあるのでは?」 「いえ、特に男女的な不便はありませんし、私達には期待のハンターがキャラバンを守ってくれるので安心です」 カトリアの言う「期待のハンター」とは、アストのことだろう。セージのことも指しているだろうか、世間一般的にはモンスターハンターであるアストのことになるだろう。 俺はそんな大それたハンターじゃないけどな、とアストは心で呟いた。 「期待のハンターか。ところでカトリアさん。ここ数年前まで伝われてきた、『四大女神』のことは知っているかね?」 四大女神。 アストも少なからずその名前を知っていた。 「……はい。いずれも女性で、古龍種、もしくは希少種の装備を纏う、この辺りで伝説的なハンターですね」 「おぉ、存じているか。若いのに感心だ」 「えぇ。確か、『轟天』『氷銀』『幻影』『猛焔』の二つ名を持っていると聞いています」 アストが知っていたのは四大女神の名前だけだったが、二つ名までは知らなかった。 「うむ。だが、つい最近ですっかりその名も聞かなくなったがね。噂だと、三人が死亡、一人が行方不明になっているとか」 「……そうだったんですか?」 何故か、カトリアの声のトーンが心なしか下がっているように聞こえるのは気のせいだろうか。 「いやすまない、話が過ぎたな。ではカトリアさん、マガレットを頼む」 「よろしくお願いします、カトリアさん」 「こちらこそお願いします、マガレットさん」 カトリアとマガレットは互いに頭を下げる。 何はともあれ、ミナーヴァに新たな仲間、マガレット・マカオンが入ってきたようだ。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと五十! ( No.964 ) |
- 日時: 2014/04/15 12:23
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: jKZ37qST)
>>956
おわ、タイトル書いてませんでした。 タイトルは 『新たな仲間』 です。 修正可能になり次第、修正します。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあ ( No.965 ) |
- 日時: 2014/04/15 17:26
- 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: H6mMarEA)
>>958 勿論、引き続き、執筆していただきます! >>959 >わーい自己満スレがきえるぞーーーーーー 消えねぇぞ? 作者様達のテンションが下がった時の考えて言うけど 上に批判すんなって書いてあるよな? 自己満だとおもうなら来るなよ? あと一回無駄コメしたら通報を考えますんで。 もうコメすんな。
以上。
てな訳で、作者様達も監視お願いします。 この時期にこういう奴がいるのは主として許せないんで。 ご協力お願いします。
>>960 題名お願いします。
&なんか二代目作ろうとしたら、 エラーした。なんか使用禁止ワードがあるらしいんだけど・・・? なんで?
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあ ( No.966 ) |
- 日時: 2014/04/15 17:26
- 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)
>>965 >>959みたいなコメする人って無名ならどんなすばらしい小説でも自己満乙って言うんでしょうね。 というよりそれだと小説全部自己満乙って言うことになるんじゃないかな…
あぁ、無駄にレス減らして申し訳ないっす
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあ ( No.967 ) |
- 日時: 2014/04/15 17:30
- 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: H6mMarEA)
>>966 問題ないです! あと二代目完成しました!
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと五十! ( No.968 ) |
- 日時: 2014/04/15 17:56
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Q.zJsex6)
>>967
あのー、手間かけるようで悪いんですけど、>>0に二十七章が二つあるんですよ。 歓迎の宴って方は削除をお願いします。 それと、新たな仲間って題名なんですけど、『』を外してくれませんか? どうも僕のやってほしいことと、そちらの意図が食い違ってたみたいです。 お手数おかけしてすいません。 あと、ムダレスしてすいません。 お詫びに今日中にもう二つくらい更新します。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと五十! ( No.969 ) |
- 日時: 2014/04/15 18:16
- 名前: 翼の勇車 (ID: g3CnQZqR)
?1「フフ、このスレが埋まり、新しいスレへ移行が完了したあかつきには、アタイも出られるってわけね、フフン!」 勇車「ま、そう遠くはないよ」
今後登場予定のモンスターさんからの一言でしたー。 さてさてぇー、早く次スレに行きたいんで、今日も更新しようかなー♪
追伸 うわー! また題名書き忘れてたぁー! orz 主殿、お手数かけて本当に申し訳ないんですが、更新しておきましたので修正、よろしくお願いします……。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあ ( No.970 ) |
- 日時: 2014/04/15 18:10
- 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: H6mMarEA)
>>968 okです! 2つ!?
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと五十! ( No.971 ) |
- 日時: 2014/04/15 18:14
- 名前: ツクヨミ ◆PoM5mYrcjg (ID: D9aSj2tH)
とりあえず過去ログ行かせるのか?
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあ ( No.972 ) |
- 日時: 2014/04/15 18:18
- 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: H6mMarEA)
>>969 okです! >>971 ご協力お願いできますか? &初コメありがとうございます!
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと五十! ( No.973 ) |
- 日時: 2014/04/15 19:21
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: /i04usma)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
二十八章 良い報せと不穏な報せ
マガレットがミナーヴァに加入して数日が経っていった。 ナグリ村でのミナーヴァのメンバーは暇ではない。 カトリアとライラ、村長は船の設計に取り掛かっている。ライラに至ってはアストや他所のハンターの武具の整備も携わるため尚更だ。 エリスはナグリ村からハンターズ・ギルド各地からの連絡を見てはそれを返すを繰り返しており、一日に何十通という伝書鳩が飛び交っている。 ルピナスは朝昼晩と食事時にやってくる土竜族のために早朝から夜まで厨房で奮闘を続けている。 シオンはナグリ村では手に入らない道具や素材を入手するために、日夜情報を頭に叩き込んではそれに必要な費用を計算していた。 アストも、テツカブラ狩猟の際のセージが気になっていたが、それはそれとして心に留めておき、活発に狩猟に望んでおり、先日は毒怪鳥ゲリョスの狩猟にも成功し、それと同時に船に必要なゴム質の皮も納品している。 忙しくも、賑やかな日々だ。 そんな忙しく賑やかな日々に、ミナーヴァにとって嬉しい報せが入ってくるのだった。
「地底洞窟に、ドスゲネポスが?」 朝食を食べ終えたアストは、ルピナスに呼び出されていた。 「はいぃ。シオンちゃんのお知らせによるとぉ、近々ナグリ村に商隊が来るんですよぉ。でもぉ、ドスゲネポスさんがお邪魔でぇ、危ないんですってぇ。ですからぁ、アストくんに助けてほしいんですよぉ」 特に困っているような素振りも見せずに、ニコニコしながらルピナスはアストにドスゲネポスの狩猟を依頼する。 「助けてくれたらぁ、美味しいお魚をぉ、分けてくださるんですってぇ。私からもぉ、ぜひお願いしますねぇ」 なるほど、人助けに留まらず、ミナーヴァの食卓も潤してくれるらしい。 そこまで言われて断るアストではない。 「もうエリスちゃんにはお願いしてますからねぇ」 依頼状は既にエリスの方に渡っているようだ。 アストは食後の紅茶を冷ましながら頷いた。 「分かりました。その依頼、受けますよ」 「はぁい。お願いしますねぇ」 ルピナスはニッコリ微笑んでアストの食器を片付けていく。 「あ、そうでしたぁ」 ふと、ルピナスはその食器を流し台に置くと、氷結晶による保冷を可能にする、氷結晶式冷蔵庫を開いて何かを取り出している。 「ありましたぁ」 ルピナスはそこから一本のビンを取り出すと、アストのテーブルに置いた。 「何ですか、これ?」 アストはそのビンを見ながらルピナスに訊いた。 「よくぞ聞いてくれましたぁ」 えっへん、とルピナスは胸を張る。 「ルピナス特製のぉ、栄養ドリンクですぅ」 「栄養ドリンク?なんでまた?」 アストは首を傾げながら、胸を張っているルピナスに質問を続ける。 ふと、ルピナスは張っていた姿勢を戻し、アストの側に近付いて、心配そうにアストの顔を覗くように見る。 「なんだかぁ、最近アストくんの元気がなさそうなのでぇ、頑張って作ってみましたぁ。どうぞぉ」 特製の栄養ドリンクを差し出すルピナス。 アスト自身、何となく元気になれなかったことに自覚はあった。 「ありがとうごさいます、ルピナスさん。これ、いただきますね」 「はぁい、どうぞぉ」 アストはビンの蓋を開けて、それを一気に煽った。 ごくり、と飲み流した。 それを喉に通して、最初のコメント。 「ル、ルピナスさん?これっ……、何を入れた、んですかぁ……?」 アストはものすごい勢いで顔を歪ませている。 「えーっとですねぇ、生野菜をミキサーで汁にしたものにぃ、ハチミツとぉ、栄養剤グレート、活力剤にぃ、元気ドリンコ、それから隠し味にいにしえの秘薬をぉ……」 「……」 つまり、体力の回復や増強をするモノを片っ端から詰め込んだものらしい。 「そ、そうですか……」 アストはふらふらと立ち上がった。 不味さのあまり頭痛が起こり、腹の中から逆流しそうなほどの吐き気が襲いくる。 「あ、ありがとうございましたぁ……」 アストは礼だけ、形だけをルピナスを見せると席を立った。 「元気が出る」と「美味しい」は両立しないことを、改めて思い知ったのだった。
早速エリスにドスゲネポス狩猟の依頼を通してもらい、契約金を彼女に払う。 「よし。行ってくるな、エリス」 「ニャアに、すぐに片付けてくるニャ」 アストとセージは強気な態度をエリスに見せた。 「……あの、アストさん」 「ん、どうした?」 いつもなら、無表情に「武運をお祈りします」や「成功を期待します」としか言わないようなエリスが、珍しく引き留めてくる。 「……頑張ってください」 心配なのか、励ましてくれるのか、どっちか分かりにくい表情を向けるエリス。 だが、アストはエリスが何を言いたいのかは分かっていたつもりだった。 「おう、頑張ってくる」 アストは大きく頷いた。 「……はい。行ってらっしゃい」 エリスは、少しはにかむように微笑んだ。 何だかちょっと照れ臭い気持ちになったアストだった。 「行ってきます」
その数時間後、エリスの元へいつもの伝書鳩がやって来た。 「……ご苦労様」 エリスは鳩の脚に括られている紙をほどいて、それに目を通す。 その内容を目にした途端、エリスは青ざめて思わず音を立てて立ち上がった。その拍子に鳩が驚いて一瞬羽ばたいた。 「……そんな、どうしよう」 「どうしたのっ、エリスちゃんっ?」 偶然、カトリアがそこを通りかかっていた。 カトリアはエリスのただごとではない様子に駆け寄ってくる。 「何っ?何が書いてあったのっ?」 「……こ、これです」 エリスは微かに手を震わせながら、カトリアにその手紙を見せた。 カトリアもそれに目を通すと、目を見開いた。 このままでは、アストとセージが危ない。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと四十! ( No.974 ) |
- 日時: 2014/04/15 20:49
- 名前: 翼の勇車 (ID: g3CnQZqR)
>>973 ゲネッポ「ワイの親戚が苦労かけますわ」 お? お? 何か乱入クエの気配が。アストさん、今度は暴走しちゃあきませんで。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと五十! ( No.975 ) |
- 日時: 2014/04/15 20:49
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: qoX3QrmD)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
二十九章 忍び寄る影
何度も地底洞窟に潜ってきたため、アストにとってこの地は遺跡平原と同じくらい馴染みのある狩り場になっている。 「ドスゲネポスと言ってもまぁ、難しい相手ではニャい。さてアスト、覚えているニャ?」 「分かってるよ。もう、テツカブラの時みたいな真似はしない」 「その言葉、偽りなしと捉えるニャ」 セージは頷くと、相棒、ラギアネコアンカーを軽く手の中で遊ばせた。 アストも支給品を受け取ってポーチにそれらを仕込ませると、コマンドダガーを軽く振ってみる。 調子は良好だ。 「よし、行くか。クールにな」 「ニャアにがクールニャ。お前なんぞセールで十分ニャ」 「……俺は売り物かっつーの」 いつものように軽口を叩き合い、アストとセージはベースキャンプを降りていく。 この時は、まだ影に気付くこともなく……。
一方のナグリ村では、慌ただしい状態になっていた。 エリスのギルドからの手紙によると、今の地底洞窟にはドスゲネポスだけではなく、別の大型モンスターも発見されているらしい。 ただ、「小型モンスターではない大きな影」が見えただけらしく、具体的に何がいたのかは記述されていなかった。 「……私のミスです。私が連絡無しに依頼を受けさせてしまったからに、アストさんとセージが……」 エリスは申し訳なさそうに縮こまる。 「誰が悪いとか関係ないって。で、どうすんのさカトリア」 ライラは自分のせいだと思い込むエリスをたしなめると、カトリアに向き直る。 「他所のハンターは皆出ちまったし、今からギルドに応援を呼んでたんじゃ間に合わないかも知れない」 もうアストとセージは狩り場にいるだろう。 もしも、ドスゲネポスとの戦闘中にその大型モンスターに乱入されては、アストの実力では捌ききれないし、セージも二頭以上の大型モンスターを同時に出来るか分からない。 「……、…………」 カトリアは深く思案すると、意を決したように口を開いた。 「私が行く」 「「!?」 ライラとエリスは驚いて目を見開いた。 「私が行くって……カトリア、アンタ……」 ライラが反論しようとするが、カトリアはそれを挟ませない。 「ライラ、『アレ』使えるよね?」 カトリアの言う『アレ』を聞いて、エリスは首を傾げ、ライラは一歩退いた。 「カトリア……本気で言ってんの?」 「言ったはずでしょ。もしも、本当にもしもの時に、私が皆を守るって。その対象は、アストくんとセージにも含まれるよ。だからお願いライラ。私を行かせて」 カトリアは本気の目でライラの瞳と向き合う。 「……チッ」 ライラはカトリアと交わす視線を逸らして舌打ちした。 そして、呆れるように溜め息混じりに答えた。 「定期的に整備はしてる。だけど使ってはない。不備があっても文句無しね。それと……」 ライラはカトリアに一歩近付くと、彼女を強く抱き締めた。 竜人族特有の尖った耳をカトリアの色白いうなじに当てる。 「死ぬんじゃないよ。あのバカとセージだけ帰ってきて、アンタだけ帰ってきませんでした、なんて絶対許さないから。そんなこと、『あいつら』だって望んでないんだ。アタシだって望んじゃないよ。アンタのいないアタシなんて、要らないんだから」 「ライラ……」 カトリアは抵抗もせずに、ライラに抱き締められる。 「行くんなら、ちゃんと助けろ。んでもって、アンタも帰ってこい。それだけ約束な」 「うん」 ライラはカトリアから離れると、自分の工房へ向かった。 カトリアもそのあとに続いた。
エリア1。 アプノトスの群れは、悲鳴をあげながら逃げ惑っていた。 その中心にいるのは、黄土色の巨体だ。 逆三角形のトサカ、突き出た二本の牙、血のように赤い眼。 「ギャアァァァッ、ガアァァァッ!」 そいつこそが、ゲネポス達の親玉、ドスゲネポスだ。 ドスゲネポスは、アプノトスの子供に飛び掛かり、拘束する。 「ヴォォォォォッ!」 親のアプノトスは突如反転し、我が子を食らおうとするドスゲネポスに攻撃を仕掛ける。 「ギャアァッ、シャギャアァァッ!」 ドスゲネポスは親のアプノトスを睨み付けると、子供のアプノトスを放って親のアプノトスに向き直る。 「ヴゥオォォォォォッ!」 親のアプノトスは体当たりをドスゲネポスに向かって放つが、ドスゲネポスは軽くそれをあしらう。 その隙に、ドスゲネポスは親のアプノトスの側面を取った。 「ギャアシャアァァァッ!」 ドスゲネポスの牙が、親のアプノトスの横腹を捕らえた。 「ヴォッ!?ヴゥゥゥ……!?」 親のアプノトスは突然身体を痙攣させ、その場で横たわった。 ゲネポス種は、牙に神経性の麻痺毒を分泌させてそれを獲物に打ち込むことで無力化させる戦法を得意とする。 親のアプノトスが動けなくなったのを確認すると、ドスゲネポスは子供のアプノトスを再び踏みつけた。 そして、親の目の前でその子供を食い漁った。 親は子供が食われていくことを見ていることしか出来なかった。 その様子を、アストとセージは見ていた。 「ひでぇ……わざわざ子供を狙うなんて」 「酷いニャ?どこがニャ。食べやすい物を食べたいのは人間もアイルーも同じニャ。ドスゲネポスは行って当然の行動を取ったのニャ」 セージな冷酷に目の前の惨劇を淡々と語る。 「分かってるけどさ……でも、なんか許せねぇ」 「…………」 アストとセージはそれ以上言葉を交わさず、ドスゲネポスを見据えた。 子供のアプノトスを食い終えたドスゲネポスは、新たな獲物、アストとセージに目を向けた。 「シャギャアァッ、シャギャアァァッ!」 アストとセージはそれぞれコマンドダガーとラギアネコアンカーを抜き放った。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログ ( No.976 ) |
- 日時: 2014/04/16 00:06
- 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yAT/ZJbS)
定期的に古スレあげするks現れてるのはなんでだ? どうせ2、3日後には消されるだけなのにね
ということで、古スレageの流れを某超野菜人戦みたいに作ってみました。 ※完全なネタです。ssかも。
「あ…あいつだ!俺たちの掲示板で暴れたのは!」 「ダニィ!?まさか伝説の…超古スレage…」 「ははははは!お前たちがスレageする意思を見せなければ、俺は古スレをage続けるだけだぁ!」 「もうだめだ…おしまいだ!殺される…!みんな(古スレageに)殺される…!」 「何を寝言言っている!ふてくされている暇があったら通報しろ!」 「いやだ・・・!」 「その程度の通報でこの俺をアク禁にできると思っていたのか!?」
数日後。
「やつを倒せる通報量をくれ…!やつを倒せる通報量だ!」 「誰が貴様なんかに…!」←とかいいながら通報する。 「ははは!雑魚の通報を集めたとて、この俺を超えることはできぬぅ!!」 「そうかな?やってみなきゃわかんねー!!」
「ゆるさねぇぇえ!!」 「ぐお?!ばかなぁぁぁぁぁぁああああああ!!」 \デデ―ン/ こうして掲示板に平和が訪れた…
「俺を倒しても…第二、第三の古スレageが現れる…!所詮貴様らの行為は無駄なのだ!ふ…ははははは!…ガハッ!」 「古スレage…一体何荒らしなんだ…」
書いてて思った。
やるんじゃなかったorz
参照いじった。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあ ( No.977 ) |
- 日時: 2014/04/16 07:52
- 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: yC.QmKPO)
更新終了! やっぱこまめにやるに限るな。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと四十! ( No.978 ) |
- 日時: 2014/04/16 10:33
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: IOOWjE2J)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
三十章
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと四十! ( No.979 ) |
- 日時: 2014/04/16 12:16
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: C/NsGCiu)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
三十章 急襲、挟み撃ち
アストとセージはエリア1でドスゲネポスとの戦闘を続けていた。 「シャギャアァァッ!」 ドスゲネポスはアストにその二本の発達した牙を剥けるが、今のアストは冷静だ。 横へ跳躍してそれを回避する。 「分かる、分かるぞ」 ドスゲネポスはドスジャギィと同じように、危険な攻撃は正面にしかない。 故に正面からではなく、側面、もしくは後ろから攻撃を仕掛ければ、比較的に安全に攻められる。 横へ跳躍して回避すると、直ぐ様足を踏ん張ってドスゲネポスに向き直って、踏み込み斬りからの連撃に繋げる。 「うおぉっ」 コマンドダガーをドスゲネポスの横腹に三回ほど斬り付けると、ドスゲネポスが向き直ってくる前にそこで攻撃を止めて、一旦離れる。 またドスゲネポスが接近してきては噛み付いてくるが、アストはこれも冷静に回避し、隙の出来た横腹を攻める。 先程からこれを延々と繰り返している。 途中、ドスゲネポスが怒って挙動が早くなったものの、その際は攻撃を減らすといって攻め手を変えながら、ドスゲネポスの動きに対応していく。 「やれば出来るじゃニャいか」 セージはラギアネコアンカーを振るいながら、アストの落ち着きに感心する。 ヒトとモンスターは平等ではない。 モンスターの強大な力と本能に対し、ヒトは力の弱さを技と理性で補ってようやく互角になるかどうかだ。 不意にドスゲネポスはアストとは明後日の方向を向いた。 「ギャアァ……ギャアァ……」 ドスゲネポスは足を引き摺って、エリア4の方へ逃げていく。 「よし……」 アストは一旦逃げていくドスゲネポスを見逃して、体勢を立て直す。 コマンドダガーを研磨し、携帯食料で空腹を抑え、回復薬で体力を回復させる。 慌てて追わなくても、目を離した瞬間体力が回復する分けではない。じっくり体勢を整えながら、その整えた分で回復されたダメージを取り返せばいいのだ。 「準備完了。追うぞ、セージ」 「ウニャ」 アストは淡々と準備を整えて、セージに呼び掛ける。 ふとセージはそこに、目を付けた。 そこには、蜘蛛の巣が不自然なところにあった。 「……?」 セージはそれに目を細めた。 「セージ?どうした?」 アストが呼んでいる。 セージはそれを頭の片隅に置いておき、アストの元へ向かった。
エリア4 。 高台に、蜘蛛の巣でできた足場の下にも地面はある。 ドスゲネポスはそこでアスト達を迎え撃ってくる。 「よぉし、気は抜くな、でも熱くなるな……」 アストは自分に言い聞かせ、ドスゲネポスに突進する。 ドスゲネポスも闘志と殺意を剥き出しにして襲い掛かってくる……が、不意にドスゲネポスは足を止めた。 エリア4のさらに奥に目を向けている。 「……まさか!?」 セージは先程見掛けた蜘蛛の巣と、そのドスゲネポスの不審な様子を見てこの状況を察した。 「逃げるニャアストッ!」 「えっ!?」 アストはセージの呼び声に思わず足を止めて彼の方に意識を向けてしまう。 それを見逃すドスゲネポスではない。 「ギャガァァァァァッ!」 ドスゲネポスは不意に動きを止めたアストに飛び掛かる。 「しまっ……!?」 ドスゲネポスの全体重がアストに襲い掛かり、アストはあっけなく吹き飛ばされた。 「ぐぁっ……!」 吹き飛ばされた勢いで壁に叩き付けられる。 息がつまり、焦点が合わない。 セージは吹き飛ばされたアスト、ドスゲネポスと、そのドスゲネポスの向いていた方向を目まぐるしく見比べる。 その奥から現れたのは、白と、黒の色合いで構成された長い四本の脚、鉤爪の生えた二振りの前足。頭にある、複数と目。 「やはりかニャ……ネルスキュラッ!」 その巨体、ネルスキュラは既にこちらの存在に気付いているが、まだ距離はある。 セージはアストの援護のためにドスゲネポスに攻撃を仕掛ける。 「せいニャァァァァァッ!」 ラギアネコアンカーの雷撃を浴びてドスゲネポスは仰け反る。 「ギャアァッ!?」 セージは壁に叩き付けられたアストに駆け寄る。 「ボサッとするニャ!このままではオレもお前も死ぬニャ!」 「なっ、何だって……!?」 アストはセージの声で我を取り戻す。 ドスゲネポスの向こう側にいる巨体を見て目を見開いた。 「何だよあいつッ……!?」 「後で腐るほど教えてやるニャッ!とにかく今は逃げるニャアストッ!」 「あー……多分もう無理だぜ?」 アストは酷く冷静になっていた。 冷静でいればいるほど、事の危険意識を甘く見えているのだろうか。 見れば、ドスゲネポスとネルスキュラが左右から挟み込んで来ており、出口という出口が塞がれてしまった。 「力づくで逃げろってことだろ!」 アストはコマンドダガーを構え直す。 「バカ言うニャッ、大型モンスター二体同時など……」 セージは後ろを見ずにドスゲネポスの噛み付きを避ける。 「ドスゲネポスを片付けりゃ何とかなる!」 アストはドスゲネポスに攻めに入る。 だが、後ろからネルスキュラが鉤爪をアストに振るった。 「ぐっ!?」 それほど強い一撃ではないが、アストの体勢を崩すには十分だ。 その隙にドスゲネポスが再びアストに飛び掛かって吹き飛ばした。 「がぁっ……!?」 アストはまたも壁に叩き付けられる。 強い衝撃が立て続けにアストに襲い、アストは脳震盪を起こしてその場で動けなくなってしまう。 「ダメニャッ、大型モンスターが二体同時じゃ捌ききれニャい……!」 セージはネルスキュラの鉤爪を回避しながら舌打ちする。 そうしている間にも、ドスゲネポスはアストに止めを刺そうと彼に近付く。 「まずいニャッ……!」 だが、セージはその場から動けなかった。 いつの間にか、セージの足に蜘蛛の糸が絡み付いていた。 「クッ……運がなかったかニャ……」 さしものセージも、もはや諦めかけていた。 ふと、銀色の何かがセージの目の前を通りすぎていった。 「!?」 セージはその銀色を見てその名前を叫んだ。 「カトリアッ!?」
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと四十! ( No.980 ) |
- 日時: 2014/04/16 13:42
- 名前: 翼の勇車 (ID: SyXS7cdu)
>>979 やっぱりスキュラたんでしたか……。 ゲリョ「……」
おっと、そしてついにこのスレも残り20レスですか。主殿に最後のレスをしてもらうために、ラスト2〜3レスになったら黙ります。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあ ( No.981 ) |
- 日時: 2014/04/16 16:15
- 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: yC.QmKPO)
>>980 ありがとうございます! でも、なんかトップのレス数とここのレスの数がズレてまして・・・ もしかしたら、主のレスではカウントされないのかなぁ。。。 と思いまして、そうすると、俺は最後を飾れないって言う事に。。。
|
Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと三十! ( No.982 ) |
- 日時: 2014/04/16 16:24
- 名前: 翼の勇車 (ID: SyXS7cdu)
>>981 たった今、スレの説明読みました。どうやらスレ主のレスはカウントされないようですorz 何か解決策は……。 ・主がレスした後、誰かが無駄レスする。(ふいんき壊れるんで、あまり薦めません) ・主が、別の端末からレスする。 今はこれくらいしか思いつかないです……。皆さんも知恵をお貸し下さい! (我はスレ主でも無いのになにやってんだ)
|