雑談掲示板

モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと十!
  • 日時: 2014/04/18 15:23
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: YiAnI7ES)

クリックありがとうございます!
このスレでは シリーズ物の 小説 をかいてください!
&主もショボいですが小説をかくので。

ルール
一 話数をしっかり書いてください!
二 お題は基本的にモンハン!もし違うお題で書きたかったら、主に一言。

あなた あ のお題で書きたい!
私 いいですよ。
あなた 書きます〜  
のようにしてください。
必ず聞いて、返信されてから、書いてください。
三 アドバイスはいいですが、基本的に批判、邪魔はなしで。
四 二回以上の荒らしで通報を考えますんで。
以上を守ってくれると嬉しいです!

リンクスレ  http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=326

お願い このペース配分だと主が過労死するので、更新ペースを最高でも週三にしてください。

二代目http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=828

主のおすすめの小説
氷上けい一s作   MONSTER
          HUNTER
         EPISODE
          novel シリーズ

〜小説の書き方〜(一度読んでおくのを推奨)
とおりすがりのななしsの話  >>129
バサルモス愛好家sの話  >>505 

目次

ちょむすけさんs( 紅魔s)の作品
http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=395
http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=730
第一話 謎>>4
第二話 ハンター>>9
第三話 森の少女>>12
第四話 決断>>16
第五話 貧食の恐王>>17 トリコネタあり
第六話 仲間>>31
第七話 誓い>>134
第八話 下品な山賊>>159
第九話 山賊達へのイタズラ>>161
第十話 殺戮の凶王>>166

スレ主の作品(双剣=あいりあ)
第一話 始まり>>18
第二話 結束>>32 トリコネタあり
第三話 迷い>>192

KENsの作品
第一章 〜火山での出会い〜>>40
第二章 〜リョウタの過去〜>>43 >>45
第三章 〜ドボルベルク狩猟〜>>46 >>47
第四章 〜砂原の暴君〜>>49 >>65
第五章 〜異変〜>>66
第六章 〜上位ハンター昇格試験〜>>72

KYハンターsの作品
プロローグ〜 >>52
第1話 「激突、イャンクック」〜>>53
第2話 「ランゴスタに復讐してやる!」〜>>55
第3話 「帯電飛竜フルフル襲来!」〜>>56
第4話 「狩りの契」〜>>57
第5話 「湖面に潜む影」〜>>61
第5話  番外編「説教」〜>>62
第6話 「ババコンガ強襲」〜>>63
第7話 「大名行列ザザミ」〜>>68
第8話 「火山の守護大名」〜>>70
第9話 「咆哮!イャンガルルガ」〜>>88
第9話 「咆哮!イャンガルルガ」(改訂版)〜>>89
第10話「月に吠える一角飛竜」〜>>111
第11話「雪山の主、ドドブランゴ:上位昇格試験」〜>>113
第12話「樹海に潜みし影」〜>>127
第13話「黒き鎧、グラビモス」〜>>174
第14話「鎧を穿つ力」〜>>178
第15話「朱き片角のディアブロス」〜>>300

〜モンスターテイマー「竜王の剣」1話〜>>106
〜モンスターテイマー「竜王の剣」2話〜>>109
〜モンスターテイマー「竜王の剣」3話〜>>110
〜モンスターテイマー「竜王の剣」4話〜>>112
〜モンスターテイマー「竜王の剣」5話〜>>114
〜モンスターテイマー「竜王の剣」6話〜>>122
〜モンスターテイマー「竜王の剣」7話〜>>145
〜モンスターテイマー『竜王の剣』8話〜>>313

デストロンsの作品
〜第一話〜火山モンスターの日常 パート1 >>73

シンラsの作品
第一話「その男、クルト」>>126
第二話「vsクルペッコ1」>>131
第三話「vsクルペッコ2」>>152
第四話「旅立ち」>>157
第五話「新たな拠点・新たな仲間」>>165
第六話「激突!リオレウス!」>>169
第七話「決着、そして・・・・・・・・・・」>>177
第八話「狩猟祭へのご招待」>>245
第九話「恐暴と闇と狂気と」>>445

ZILLsの作品
第1話〜ふざけるなよなぁ〜>>163
第2話〜安堵〜>>164

幻想殺し(イマジンブレイカー)sの作品
【第1話】 砂上船のハンター>>168
【第2話】バルバレについた!>>172

やわらか戦車sの作品
プロローグ>>180
第一話 予兆>>181
第二話>>182

Trail sの作品
プロローグ>>184
第一話 顔合わせ>>186
第二話 歓迎パーティー>>187
第三話 こんがり肉を作れ!>>189
第四話 アルセルタスの狩猟>>194
第五話 狩猟完了,そして先生へ…>>205
第六話 先生(イャンクック)との戦い>>203
第七話 防具の切り替え>>205
第八話 vsケチャワチャ(前編)>>207
第九話 vsケチャワチャ(後編)>>212
第十話 移動準備>>213
第十一話 移動>>217
第十二話 到着>>220
第十三話 地底洞窟にて、テツカブラと出会う>>224
第十四話 鬼蛙の狩猟…?>>226
第十五話 異変>>228
第十六話 出発に向けて>>232
第十七話 出発の時>>237
第十八話 ポッケ村に向けて>>240
第十九話 狩猟の理由>>242
第二十話 幻獣キリンを狩れ>>254
第二十一話 夜>>263
第二十二話 徒歩から…へ>>275
第二十三話 到着、そして…>>283
第二十四話 調査準備>>284
第二十五話 違和感>>288
第二十六話 明らかとなるもの>>290
第二十七話 vsキリン亜種、金レイア>>293
第二十八話 vsティガ希少種>>294
第二十九話 助っ人>>296
第三十話 絶望とそれを否定する者>>301
第三十一話 落ちた先>>303
第三十二話 急行>>337
第三十三話 拠点へ>>343
第三十四話 禁じられた武器>>353
第三十五話 戦いを終えて>>361
第三十六話 どこいった?>>382
第三十七話 様子見>>386
第三十八話 禁じられた武器その2>>390
第三十九話 調査結果報告書…?>>395
第四十話 就寝…?>>402
第四十一話 調査最終日>>409
第四十二話 崖からの脱出、そして…>>422
第四十三話 雪山の奥地>>461
第四十四話 襲撃準備>>491
第四十五話 分断、隔離、襲撃>>520
第四十六話 秩序から外れた者>>560
第四十七話 再び襲撃準備>>562
第四十八話 それぞれの動き>>612
第四十九話 決着>>757
第五十話 新たな村へ出発>>812
第五十一話 ユクモ村へ>>817
第五十二話 ユクモ村>>833
第五十三話 外の世界の者>>903
第五十四話 狩りの準備>>936
第五十五話 温泉へ(前編)>>988
番外編1>>247
番外編2 >>252
番外編3というなの設定>>432
番外編4キリンLv100>>691
番外編5>>727

クロスオーバー その1 導入>>773
クロスオーバー その2-1 行き着いた先>>781
クロスオーバー その2-2 異世界の人>>785
クロスオーバー その2-3 異世界への影響>>824


ガンランスの王sの作品
ハンターズ・アドベンチャー
ガンランスの王sの人物紹介>>249
紹介編>>393
〜プロローグ〜 冒険の幕開け>>215
〜第一話〜 ハンター登録 武器決め>>216
〜第二話〜アルセルタス 突撃! 前編>>219
〜第三話〜アルセルタス 突撃! 後編>>234
〜第四話〜鬼蛙と毒怪鳥>>259
〜第五話〜毒怪鳥の後ろにたたずむ黒い影>>271
〜第六話〜撤退 その後>>273
〜第七話〜甲の悪戯>>280
〜第八話〜闇に侵食された拘竜>>281
〜第九話〜狂竜化の正体>>286
〜第十話〜命の危機>>360
〜第十一話〜真実の発見 抹殺隊起動>>686

片手拳sの作品
HunterLife〜ふんたーらいふ〜
〜第一話「可憐なる狩人」〜>>308
〜第二話「アイルーキッチン」〜>>309
〜第三話「陸の女王と空の王・前編」〜>>310
〜第四話「陸の女王と空の王・中編」〜>>311
〜第五話「陸の女王と空の王・後編」〜>>314
〜第六話「帰宅……?」〜>>317
〜第七話「加工、お願いします!」〜>>318
〜第八話「みんなで一狩り!」〜>>320
〜第九話「恐怖を呼ぶ乱入・前編」〜>>321
〜第十話「恐怖を呼ぶ乱入・後編」〜>>323
〜第十一話「救出」〜>>332
〜第十二話「お見舞い」〜>>341
〜第十三話「ギルドからの通達」〜>>355
〜第十四話「抽選会」〜>>391
〜第十五話「闘技大会で腕試し」〜>>516
〜第十六話「斬れなくたっていい・前編」〜>>526
〜第十七話「斬れなくたっていい・中編」〜>>657
〜第十八話「斬れなくたっていい・後編」〜>>811
〜第十九話「一買い行こうぜ!・前編」〜>>944

若虎sの作品
――第1話普通な日――>>357
――第2話悪夢――>>362
――第3話悪夢の続き――>>367
――第4話破壊――>>371 >>372
――第5話不思議な力――>>380
――第6話不思議な力2――>>561
――第7話旅立ちの日――>>563
――第8話森での探索――>>585
――第9話平原の大きな街バウギア――>>678
――第10話 もう一人の仲間?――>>711

izayoi0018sの作品
真のモンスターハンターを目指して
設定公開>>496
1話 到着>>440
2話 出会い>>454
3話 案内>>471
4話 再会>>484
5話 準備>>490
6話 狩猟[前編]>>512
6話 狩猟[後編]>>566
7話 乱入>>614
8話 撤退>>771
9話 帰還  (空視点)>>815
番外編>>713
番外編2>>792
番外編3>>935

ガレージsの作品
第一防衛「始マリハ終焉ヘト<前編>」>>448
第二防衛「始マリハ終焉ヘト<後編>」>>453
第三防衛「流レ弾ノ先ニ」>>464

アクアsの作品
Monster Hunter~狩人の使命~
キャラ紹介>>845
第1話>>462
第2話>>472
第3話>>478
第4話>>482
第5話>>490
第6話>>515
第7話>>539
第7話 斬る>>828


さすらいの太刀使いsの作品
第1話 新しい防具!!>>469
第2話 黒触竜の名もつモンスターの情報>>476

genmai sの作品
第一話 「狩場への飛翔」>>544
第二話 「狩猟環境、不安定」>>545
第三話 「惨劇」>>547
第三話 「惨劇」>>548
第四話 「涙の意味」>>550
第五話 「狗竜の初狩猟」>>553
第六話 「厄介な奏者」>>558

ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
登場人物紹介その1>>765
序章 前途多難かつ行き当たりばったり>>591
一章 私達のキャラバン 〜バルバレ編〜>>616
二章 受付嬢と加工屋>>625
三章 コックと商人とオトモアイルー>>629
四章 初めての実戦>>658
五章 狗竜襲撃>>674
六章 その刃に闘志を乗せて>>680
七章 駆け巡る遺跡平原>>701
八章 乱戦の末に>>712
九章 おいしいごはん>>730
十章 静寂の夜>>740
十一章 シオンの節約上手の術>>777
十二章 アンノウン・ジャングル>>795
十三章 倒せ!大怪鳥イャンクック【前編】>>808
十四章 倒せ!大怪鳥イャンクック【後編】>>825
十五章 激闘の先に待つ結果>>834
十六章 おかえりなさい>>840
十七章 大切な帰る場所>>850
十八章 新たな防具、クックシリーズ>>860
十九章 麗らかな風と共に>>906
二十章 槌音の中の惨状 〜ナグリ村編〜>>910
二十一章 医者の雛>>913
二十二章 怪力の赤鬼>>921
二十三章 力の限り猛ろ叫べ>>933
二十四章 地の利は我に有り>>945
二十五章 炎上する激情、セージの静かな怒り>>946
二十六章 狩りと殺しの違い>>953
二十七章 新たな仲間>>963
二十八章 良い報せと不穏な報せ>>973
二十九章 忍び寄る影>>975
三十章 急襲、挟み撃ち>>979
三十一章 銀の太陽>>984
三十二章 スナイパー>>992
三十三章 異名の重み>>997

翼の勇車sの作品
キャラ紹介>>662>>912
第一話〜出会い〜>>631
第二話〜三匹のモンスター〜>>639
第三話〜超大陸のモンスター達〜>>650
第四話〜モンスター達との夜〜>>669
第五話〜片目のドスゲネポス〜>>676
第六話〜砂漠へ〜>>681
第七話〜芸人〜>>688
第八話〜魂の叫び〜>>704
第九話〜ドスガレオス、ご愁傷様〜>>719
第十話〜ばれた〜>>732
第十一話〜村長と新たな仲間〜>>743
第十二話〜初めての……〜>>751
第十三話〜旧友〜>>770
第十四話〜二号船〜>>775
第十五話〜父〜>>856
第十六話〜村の危機〜>>861
第十七話〜古龍の力と仲間の力〜>>917
第十八話〜鳥竜種連合軍〜>>938
第十九話〜作戦始動〜>>960
番外編〜雑談会〜>>725
番外編〜Trailblazerさんの小説復活祭part1〜>>760
番外編〜Trailblazerさんの小説復活祭part2〜>>782
番外編〜ヤマツカミ戦における雑談会〜>>949

真夏のペンギンさんsの作品
Monster Hunter~STARDUST MEMORY〜天性の鍛冶屋
〜1章 戦いの始まり〜
1話バザルパニック>>444
2話幻獣狩り >>499
3話奇襲 >>537>>567>>568
〜2章 虚勢の閃光!血風の姫神!〜

布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
プロローグ>>703
1話>>714
2話前編>>750
2話後編>>763
3話>>768
4話>>776
5話>>780
6話>>793
7話>>810
8話>>822

糞ネズミsの作品
登場人物紹介>>889
一部
>>862 >>863 >>865-873 >>875-878 >>881 >>883-884
二部
>>901-902 >>904-905


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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと三十! ( No.983 )
  • 日時: 2014/04/16 16:42
  • 名前: 10倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: FbfxwbW4)

レポート作ってると後々質問しないといけないことが出て困る。
>>981
別端末からがベストなのかな…

現在MY PC移動中。
話まとまったんで夜の狩り終わったら書くかも
…ってか他作品からキャラだすのはやっぱアウト?
ぼかすしオリジナルっぽくしてもだめなのかな。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと三十! ( No.984 )
  • 日時: 2014/04/16 17:49
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: O8Ptuxgc)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 三十一章 銀の太陽

 アストは突然横から突き飛ばされた。
 何が起きたのか分からないままアストは地面を転がった。
 正気を取り戻し、状況を把握しようと辺りを見回す。
 真っ先に見えたのは、銀色の鎧、赤茶けた長髪、それを結ぶ銀色のリボン。それはすなわち、『銀色の装備を纏ったカトリア』の姿だった。
「カ、カトリアさんっ……!?」
 アストは目の前にいる存在と、その彼女を包む銀色の装備に目を見張った。
 なぜ彼女がこんなところにいる?それとも他人の空似か?
 アストの中で疑問が絶えなかったが、今は状況に任せることにした。
「早くっ、逃げてっ……!」
 彼女はアストを一瞥しながら行き絶え絶えな声でアストを逃げるように諭す。
 何が何だかはよく分からない。
 とにかく、アストはコマンドダガーを腰に納めると、蜘蛛の巣に足止めされているセージを取っ捕まえて蜘蛛の巣を取り払う。
「カトリアッ!なんでお前がここにいるニャッ!?お前はっ……」
 セージがそう怒鳴るところ、やはりアストも知っているカトリア・イレーネその本人だ。
「いいからっ……!」
 カトリアは膝を笑わせながら、泣きそうな声で訴える。
「ギャアァッ?ギャアシャァァァッ!!」
「ギョギョッ、ギギギギギッ」
 ドスゲネポスとネルスキュラは新たな獲物を見つけて、二者二様の威嚇をカトリアに向けた。
「……っ!」
 その威嚇で、カトリアは足をすくませた。
 ドスゲネポスが先攻し、カトリアにその牙を剥ける。
「ゃっ……!」
 カトリアは咄嗟に腕を頭の前に上げた。
 結果、ドスゲネポスの牙はカトリアの両腕を捉えたが、鈍い音を立てただけで、ドスゲネポスはその銀色の装備に守られた両腕に噛み付いても千切れないことに首を傾げるが、構わずそのままカトリアを押し倒す。
「つっ……!」
 カトリアは仰向けに押し倒される。
 ドスゲネポスはその噛み付いている両腕から牙を離し、次は勢いを付けてカトリアの胸に当たる部位に攻撃する。
「んっ……!」
 しかし、これも銀色の装備に阻まれてドスゲネポス得意の麻痺が通じない。
 カトリアの身体は、その銀色の装備に守られて無傷だ。
 だが、カトリアは小さく悲鳴を上げるばかりで反撃の体勢に移らない。
「なっ、何をやってるんですかカトリアさんっ!」
 その一方的な有り様を見て、アストはカトリアに怒鳴った。
 だが、カトリアは恐怖に顔を歪めてアストの声が耳に届いていない。
「ギャアァ?ギャァッ!」
 ドスゲネポスは自分の攻撃ではこの獲物は仕留められないと悟ってか、自らカトリアから離れた。
 が、諦めた分けではない。
 すると、ドスゲネポスの出方を見ていて我関せずの態度を取っていたネルスキュラが動いた。
「キシャァッ」
 ネルスキュラは四本の脚を垂直に立てると、腹から白い球状の塊を三発打ち出した。
 その白い球状の塊は、カトリアを直撃すると瞬く間に弾け、彼女の銀色の装備に絡み付いた。
 それは、蜘蛛の糸の塊だ。
「きゃっ……!」
 カトリアの全身は糸によって地面に縛り付けられる。
「えぇいっ、お前はやっぱりバカニャッ!」
 セージはアストから離れてカトリアを助けようと走るが、ドスゲネポスがそれを阻んでくる。
「どけニャァッ!お前と遊んでる場合じゃニャいんだニャァァァァァッ!!」
 セージはラギアネコアンカーを抜き放ち、ドスゲネポスに飛び掛かった。
 ラギアネコアンカーの切っ先はドスゲネポスの眼球をぶち抜き、その口の中にラギアネコアンカーを突っ込ませ、咽頭をズタズタにした。
「ガァギャァァァッ!アギャガャァァァァァァァ……!!」
 ドスゲネポスは激痛の余り暴れまわり、血を吐き散らしながら崖の下へ落ちていった。
 身体の内側から雷を浴びた上に崖から落ちたのだ。まず生きてはいられないだろう。よしんば生きたとしても、出血が酷くて長くは持たないだろう。
「ギギギョギヨッ」
 そうこうしている内にネルスキュラは鉤爪を顔の前でクルクルと回していた。
 それに伴い、カトリアの身体に絡み付く糸が短くなっていき、ギリギリとカトリアの四肢を締め上げていく。
「ぃやっ……!ぅんんっ……!」
 簀巻きにされたカトリアはそのままネルスキュラの元へ引き摺られていく。
「カトリアァッ!」
 セージはカトリアを助けようと駆けるが、既にカトリアはネルスキュラの目の前で格好のエサになっている。
「ギョオオオォォォッ!」
 ネルスキュラは口の中から触手状の牙を剥き出しにする。
 嫌な紫色の液体が滴っているところ、それは毒にまみれた牙だ。
「あ、あぁ……!?」
 カトリアは抵抗すらも許されず、それが許されても恐怖のあまり動けない身体にあの牙が襲い掛かってくる状態を想像してしまう。
 その瞬間、カトリアの前に誰かが立ち塞がった。
 それはセージではなく、アストだった。
 ネルスキュラの牙はカトリアではなく、アストを確実に捉えた。
「ぐぁっ……っあぁがぁぁぁぁぁぁっ!!」
 クックシリーズは挟み潰されてメキメキと軋み、その隙間からアストの身体に毒液が浸入する。
「アッ、アスト、く……!?」
 ネルスキュラはアストを振り払うと牙を口の中に戻した。
 アストは受け身も取れずに、捨てられるゴミのように放られた。
 その瞬間、カトリアの奥底の記憶がフラッシュバックした。
 自分を守るために、仲間達は次々にモンスターに捻り潰されていく。
 鮮血が飛び交い、悲鳴が耳にへばりつき、息も出来なくなるくらい喉が渇き、屍の姿でなお守ろうとする。
「ゃ、ぇ、て……」
 やめて。
 私を守ろうとしないで。
 カトリアはそれすらも声に出来なかった。
 ネルスキュラはゴミを見るようにアストを一瞥すると、再びカトリアに向き直る。
「っ!」
 ネルスキュラの無機質な複眼が、カトリアを捕らえた。
「ギッギッギッ……」
 鉤爪を擦り合わせ、まるで食事を楽しみにしているように見える。
 アストとセージを助けるどころか、余計に危険に晒し、自分までもが死へ急いでいる。
「ローゼェ……リアァ……フリージィィ……助けてよぉ……」
 今は亡き仲間に助けを求めても、無駄なのは分かっていた。
 分かっていても、今のカトリアは何かにすがるしかなかった。
 ネルスキュラは再び毒液まみれの牙を剥き出した。
 それと同時に、何かがカトリアの頬を駆け抜けていった。
 すると、突然ネルスキュラの顔面が爆発した。








 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあ ( No.985 )
  • 日時: 2014/04/16 17:41
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: yC.QmKPO)

更新しました!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと三十! ( No.986 )
  • 日時: 2014/04/16 18:58
  • 名前: 破損したスプレー缶 (ID: Wnas0QW3)

>>982
スレ主のレスがカウントされるのは俺の立てたやつだけかな?(ツクヨミ氏のスレでもスレ主のレスがカウントされていたのだが・・・)
間違ってたらスマソ


多分誰かがレス消したから合わないとか

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあ ( No.987 )
  • 日時: 2014/04/16 20:00
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: yC.QmKPO)

え、そうなの?
とりあえずテスト

五秒後
カウントされてたよ。
やったねこれで最後を飾れるよ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと三十! ( No.989 )
  • 日時: 2014/04/16 21:29
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: WA1qOFc3)

 >>988

 蒼の「もう一回気絶するか?今度は死ぬほど痛いぞ」……もうこれあれですよね。本編開始序盤で早くも自爆するグリリバさんですよね。
 やっぱりどう頑張っても知ってる以上はGネタが入ってるように見えるんでしょうか。
 僕の所のセージくんも「捌ききれない」とか言ってますし、どう聞いても骨十字海賊のなうさんです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと三十! ( No.990 )
  • 日時: 2014/04/16 21:30
  • 名前: 破損したスプレー缶 (ID: Wnas0QW3)


>>987
だいぶ早いけどおめでとう!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと三十! ( No.991 )
  • 日時: 2014/04/16 22:45
  • 名前: 翼の勇車 (ID: SyXS7cdu)

ラスト17レス! いよいよですなぁ、グフフ。

あ、それとなんですけど、我の小説に出てくるヒプノックのヒックなんですが、全力で種族間違えましたorz 正式にはクルペッコのペッコです。修正しておきます、すいませんでした……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと三十! ( No.992 )
  • 日時: 2014/04/17 11:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: WFDqsm9O)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 三十二章 スナイパー

「ギョオワァァアッ!?」
 突如顔面が爆発したネルスキュラは驚いてのたうち回った。
 爆発は一度に限らず、二度三度と爆発する。
「拡散弾っ!?一体誰がニャッ……!」
 セージはその爆発の正体を瞬時に見抜いた。
 拡散弾とは、ボウガンナーの攻撃手段の一つであり、着弾と同時に爆薬を撒き散らすというガンナーの中でも一、二位を争う破壊力を秘めている。
 しかし、誰がそれを撃ったのか?
 簀巻きにされているカトリアでは無理、だからと言ってアストは片手剣士だ。
 故に、この二人ではない第三者によるものだ。
 何者かを確かめたい衝動をおさえ、セージはネルスキュラがのたうち回っている内に、カトリアを縛り上げる蜘蛛の糸をラギアネコアンカーで焼き切る。
 カトリアのその顔は、恐怖に顔を歪めて全身を震わせていた。
 しかし怪我という怪我は無いようだ。
 一方のアストはさすがと言うべきか、既に起き上がっている。
 だが、顔は真っ青であからさまに身体に異常が出ていることは如実に証明していた。
 ネルスキュラのあの毒液まみれの牙だ。あれを直撃したなら、今アストの身体中の細胞が急速に壊死を始めているはずだ。
「アストォォォォォッ!」
 セージの呼び声で、アストは瞬時に反応する。
「カトリアをっ、頼むニャッ……!」
「……?……!」
 アストは声は出さずにうなずきで応えた。
 そして、のたうち回っているネルスキュラにもう一発拡散弾が放たれた。
 やはりそれはネルスキュラの顔面を捕らえると、顔回りに爆撃が走る。
「ギギッギョッ、ギィシャアァァァァァッ!」
 ネルスキュラは二度も顔面を爆破され、さすがに癪に触ったのか怒りを露にして、その爆撃が飛んできた方を睨み付ける。
 その方向は、アストとセージが入ってきたエリア1への出入り口だ。その出入り口の陰から、緑色の何かが見え隠れしていた。
「もう気付いたか?意外と早かったな」
 陰から、それは姿を現した。
 深い緑色、深緑の装甲を纏った、ヘビィボウガンを構えた女性ハンターだ。
 だが、それにしてはその距離だ。
 そのエリア1と4の境目から、エリア4のほぼ中央にいるネルスキュラとの距離はかなり空いている。
「あの距離から……」
 セージはあの深緑のガンナーの腕に舌を巻いた。
 深緑のガンナーは構えていたヘビィボウガンを折り畳んで背中に納めると、ポーチから拳大の何かを取りだし、それを持ってネルスキュラに接近して投げ付けた。
 ネルスキュラにぶつかったそれは弾けると、いかにも臭そうな茶色い煙を撒き散らした。
「ギョッギギッ?ギッギッ……」
 それを喰らったネルスキュラは不意に明後日の方向を向いて、エリア5の方へ消えていった。
 辺りは静けさに包まれた。
 セージはその深緑のガンナーに話し掛ける。
「誰かは存じニャいが、助かったニャ。礼を言わせてもらうニャ」
 ネルスキュラを見送っていた深緑のガンナーは、セージに振り向いた。
 が、セージとは目が合わなかった。
 むしろ目が合ったのはアストの方だった。
「そっちの君、これを飲め。でないと死ぬぞ?」
 深緑の女性はアストに近寄ると、ポーチから白い袋に包まれたそれを彼に手渡した。
「……?」
 アストは真っ青な顔でそれを受け取った。
「漢方薬ニャ、早く飲むんだニャアスト」
 セージに促され、アストはそれを口にした。
 かなり苦い味がしたが、我慢して飲み込んだ。
 すると、見る内にアストの顔色に活気が戻り、瞳にいつもの赤い輝きが宿る。
「ぷはっ……にっがぁ……でも、スッキリだ」
 アストは大きく息を吐くと、目の前にいる深緑のガンナーとむきあった。
 まず目に付いたのは、その髪だ。
 炎のように赤い長髪は後頭部でしっかり纏められて、ポニーテールになっている。
 ルピナスのそれよりも爽やかな、どちらかと言えばマガレットの髪の色に近い碧眼。
 整えられた輪郭、まともに睨まれたら間違いなく怖いだろう、鋭い切れ長の眼光。
 次に、その高い身長だ。恐らくはライラよりも高い。
 その高身長の身体を包むは、先程から目についている深緑の装甲。
 刺々しくも、凛とした麗しい空気を纏わせるその防具。
 アストでも、いや、ハンターを志す者なら誰でも知っているレギュラーな、だが入手は困難なその防具は……
「レ、レイア、シリーズ……?」
 アストは大きく目を見開いた。
 レイアシリーズとは、陸の女王リオレイアという大型の飛竜種の素材をつぎ込んで作られる、モンスターハンターなら誰しも憧れを抱く装備だ。
 空の王者リオレウスと対を成す、陸の女王の名は大袈裟でもなく、縄張りに侵入する愚者にはその強靭な脚力を持って徹底的に叩き潰す、ハッキリ言えばこの世界の食物連鎖でも頂点に君臨する存在だ。
 そんな強力な飛竜の素材を用いた防具を纏う、つまりはそのモンスターを狩れるほどの実力はあるということだ。
「積もる話は後にしないか?君やオトモくんはいいかも知れないが……」
 深緑のガンナーはアストの隣で震えている、カトリアに目を向ける。
「そっちの彼女は……心が大丈夫じゃなさげだが?」
「…………」
 彼女の言うことは確かだ。
 アストとセージは一度話を切ると、カトリアを連れてベースキャンプまで下がることにした。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあ ( No.993 )
  • 日時: 2014/04/17 16:04
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: a3KG/04v)

更新しました!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと二十! ( No.994 )
  • 日時: 2014/04/17 18:35
  • 名前: 破損したスプレー缶 (ID: ck8nJ4O6)

あと14レスかな?

ちなみに小説自体は

多分300ぐらいから読んでない

暇だったら読む

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと二十! ( No.995 )
  • 日時: 2014/04/17 20:39
  • 名前: アクア@オワタの人 ◆pVZdWIZl7M (ID: MBbfYCtp)

あとこのスレも、もうちょっとか~ あ
りがたいことに私の小説を見てくれた人たちはいたのかわかりません
が!たくさんの人に見てもらえる
と嬉しいです
う~ん、でもどれぐらいの人たちが見てくれているか気になる...
!?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと二十! ( No.996 )
  • 日時: 2014/04/17 21:59
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: UIZDLBP4)

 >>995

 僕は読んでましたよ。
 二代目ではぜひ周3以上の更新を期待してます。
 
 明日もう一章更新したら二代目に移ります。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと二十! ( No.997 )
  • 日時: 2014/04/18 11:19
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: BiyQVKsj)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 三十三章 異名の重み

 深緑のガンナーの介入によってどうにかその場を凌いだアストとセージは、カトリアを連れてベースキャンプに撤退していた。その途中でセージは一度エリア2の方に入っていった。
 ベースキャンプのベッドの上で座るのは、カトリア。
 ベッドの回りにいるのは、アストとセージ。
 深緑のガンナーは席を外してもらっているのは、セージがそう頼んだからだ。
「怒るつもりはニャいが……なぜこんなことをしたかを聞かせてもらうニャ」
 セージはそうカトリアに向けて問い掛けた。
 アストは今更ながら、カトリアのその装備を凝視していた。
 形から見れば空の王者リオレウスのモノだという憶測はついていたが、それはリオレウス本来の赤色ではなく、目映いばかりの銀色だ。
 それに、武器にも同じような特徴が見られた。
 長柄のそれは、形から見るに操虫棍だろう。
 上半分が銀色で、下半分が金色という他に見られない独特なカラーリングを持っている。
「…………助けようと、したの」
 カトリアは消えてしまいそうな声でぽつりぽつりと話始めた。
「エリスちゃんから、地底洞窟にドスゲネポスの他に大型モンスターが見られたって聞いて、いてもたってもいられなくなって……」
「それで、あんな真似をしたのかニャ?」
「うん……」
 カトリアは頷きながら俯いた。
 そこで、アストが入ってくる。
「俺は何となく思ってましたよ。カトリアさん、実はハンターなんじゃないかって」
 アストはカトリアとセージに向けて続ける。
「普通の女の子が完全装備したハンターの体重を支えられる分けがありませんし、その装備の外し方だって素人とは思えないくらいスムーズ、むしろ俺より上手かったですから。……まぁそんなことはどうだっていいです。それより」
 アストはカトリアに詰め寄った。
「さっきもそうでしたけど、何で反撃しなかったんですか?」
 それを聞いて、カトリアはビクッと肩を震わせた。
「それに、モンスターの前で動かないなんて自殺行為ですよ。下手したらさっきので死んで……」
「アストッ!!」
 アストの言葉を、セージが怒鳴りで遮った。
「カトリアはもうっ、モンスターの前で武器が握れなくニャったんだニャッ!」
「えっ……!?」
 セージの感情的な怒りにも驚いたアストだが、その言葉にも驚いた。
「数年前に仲間が全滅してっ、そのショックで……」
「失礼、少し良いだろうか?」
 すると、先程までテントの外で待っていた深緑のガンナーがテントの中に入ってくる。
 その碧眼は真っ直ぐにカトリアに向けられる。
「あなたはもしや、四大女神の一人、『猛焔』だろうか?」
「!?」
 アストは驚きながら深緑のガンナーの方へ振り向いた。
 深緑のガンナーの口から出た四大女神と、カトリアに向けての『猛焔』の二つ名。
「その銀色のレウスシリーズに、金と銀の操虫棍……まさかとは思ったが」
「嘘だろ……カトリアさんが、四大女神の『猛焔』!?」
 なぜそんな大層な人物が、ハンターという身分を隠してキャラバンを興したのだろうか。
 そもそも、ミナーヴァはアストがバルバレに流れ着いた時と同じくらいに結成されたとカトリアから聞いている。
 それに、ナグリ村の村長が前々からカトリアのことを知っていたのも気に掛かっていたのだ。
 カトリアのその名前は『猛焔』として世界に広がっていたのだ。
「あなたは?」
 カトリアは顔を上げると、深緑のガンナーに向けて疑問を向けた。
「申し遅れた。ニーリン・ガーネット……フリーランスのハンターを生業としている者だ」
 深緑のガンナー、ニーリン・ガーネットはアストとセージも一瞥する。
「『深緑の流星』の方が分かりやすいか?」
 それを聞いて、アストは首を傾げ、カトリアは大きく目を見開いて、セージは目を細めた。
「『深緑の流星』……つい最近になって名を聞いたことがあるニャ。モンスターの視界外からの超長射程爆撃を得意とするヘビィボウガンナー……空から遠い空へ駆ける流星のような弾という意味からその名が付けられたと聞いているニャ」
 さすがはセージ。戦闘技術も知識も並のハンターより優れている。
 エリアの端から真ん中にいたネルスキュラの頭に正確に弾を当てれていたのは、偶然ではなかったのだ。
「皮肉のつもりで言ったのだがな」
 ニーリンは腕を組みながら、溜め息をついた。
「異名というのは足枷のようなものだ……周りから実力以上の結果を求められ、失敗した時の理不尽さは耐え難いものがある。毎日が楽じゃない」
 アスト自身は、周りから囁かれるほどの実力も異名もないので、ニーリンのようなハンターの気持ちは分からなかった。
「話が過ぎたな。私は放浪の途中だったが……君達は狩りの途中のようだな」
 アストが答えた。
「依頼は、ドスゲネポスの狩猟だったんだ。途中であの変な蜘蛛、ネルスキュラ?が乱入してきて……ってそうだ、ドスゲネポスは!?」
 崖の上から落ちたのを最後に姿を見ていない。
「死んでいたニャ。あの状態で高所からの転落は間違いなく死ぬニャ」
 セージはドスゲネポスを転落させた張本人だ。
 先程エリア2の方へ向かったのは、その確認だったのだ。
「ほれ、ドスゲネポスの皮ニャ」
 セージはポーチからドスゲネポスの皮を取り出して見せた。
「じゃあ、取り敢えずの依頼は達成か……でも、棍本的な依頼は果たせてない」
 アストはベースキャンプの外を見た。
「ドスゲネポスの狩猟は、商隊のためだったんだ。ドスゲネポスは狩れたけど、今度はネルスキュラが商隊の妨げになるかもしれない」
 そう、ドスゲネポス狩猟の目的はそれだ。しかし、ドスゲネポスに代わってネルスキュラが商隊を襲うのでは意味はない。
「だったら、次はそのネルスキュラを狩らないとっ!」
「落ち着け少年」
 ニーリンはアストをたしなめた。
「商隊のために躍起になるのはいいが、ネルスキュラは簡単な相手ではない。奴の対策の道具もないのだろう?私が君に飲ませた漢方薬がその一つだ。依頼そのものは達成しているんだ。ここは一度帰還して、体勢を立て直す方が吉だ。そうは思わないか?」
 ニーリンの言葉は正論かつまともだ。
 アストもそれには賛成した。
 結局カトリアのことはおざなりになってしまったが、今はそれよりも大切なことがある。
 早々に帰還の準備を整えていく。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと二十! ( No.998 )
  • 日時: 2014/04/18 11:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 7DBQJ/19)

 ラスト2なんで、もうここでの更新はしません。
 ここでスレを見ていた皆さん、ありがとうございました。
 この〜輪廻の唄〜の続きは『モンハン小説書きたいひとはここへ!二代目』で書かせてもらいます。
 それでは、二代目でまたお会いしましょう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと二十! ( No.1000 )
  • 日時: 2014/04/18 12:29
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: isgAPv5D)

 >>999

 なんですと?
 しかししかし二代目の方にもう三十四章書くって言ってるんで、とどめは他の方に任せます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあ ( No.1001 )
  • 日時: 2014/04/18 15:24
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: YiAnI7ES)

更新終了)
あと7レスです!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと十! ( No.1002 )
  • 日時: 2014/04/18 16:59
  • 名前: カゲヤ ◆ozOtJW9BFA (ID: lxNTcqm4)

書き初めていいですかね?第1話だけ
昔父親共々村を滅ぼされたハンターの復讐劇が書きたいです

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと十! ( No.1003 )
  • 日時: 2014/04/18 17:03
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: vfOkdHww)

 >>1002

 もうじき二代目移っちゃいますけど、どうぞどうぞ。存分に書いちゃってください。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと十! ( No.1004 )
  • 日時: 2014/04/18 17:27
  • 名前: カゲヤ ◆ozOtJW9BFA (ID: lxNTcqm4)

>>1002
一応書いとこうと思いまして・・・
二代目には予約済です


_________「俺、立派なハンターになる!」
昔からの口癖だった。
あの頃はかっこ付けることが俺の常だったし、何より本心からそう思っていた

でもある日、それは少しだけ変わった

あの日、村を壊した「黒龍」ミラボレアス。
その巨体が、ブレスが、炎が。
全て、奪っていったんだ。 命も、皆の努力の結晶の村や家。
何もかも。ただ、俺を除いて。
俺はカッコつけの割に力がなかった。けど、人一倍スタミナとスピードがあった。
これは数少ない誇れる事の一つだ。
ギルドナイトも来てくれた、逃がしてくれた。
これで黒龍を倒して、皆で逃げることが出来る。そう思った。

数分後、俺は泣きながら街へ続く森へ向かった。
その数キロ前には、大漁の死体と炎、それと残骸
それだけだった。上空には黒龍がいる。
もうダメだ、と思いながら走った。

寂れた城を見つけた。
駆け込み、身を隠す所を探す。
しかし、もともと古かったこともあり、すぐ壊された。
やけくそで、竜撃槍を打ち込んだ。胸に当たった。
倒れたが、すぐ起きた。今度こそ終わった。そう思った。

しかし、黒龍は『喋った』。こういった

____今は引く。いつか貴様を、塵にしてくれよう

そう言って奴は飛び立った。
足の震えが止まらなかった。

こうして、俺と喋る黒龍の、因縁が繋がった

『モンスターハンター 黒ノ奏』
第一話、完

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあ ( No.1005 )
  • 日時: 2014/04/18 17:22
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: YiAnI7ES)

>>1002
出来れば二代目から書いたほうが、
キリがよくて、いいですよ?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと十! ( No.1006 )
  • 日時: 2014/04/18 17:25
  • 名前: カゲヤ ◆ozOtJW9BFA (ID: lxNTcqm4)

>>1005
いやぁ、一応こっちに書いておきたくて・・・
1000行きそうなスレに名前残しておきたいと言う不純な動機と
二代目に書くなら一応挨拶も兼ねて・・・と言う感じです

あと、書いといて申しわけないんですが
>>1004
コピペして二代目に貼ってもいいですかね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと十! ( No.1007 )
  • 日時: 2014/04/18 17:34
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gnUgDRiJ)

中途半端に二レス残っていると主殿も書きにくいでしょう、ここは埋めます。間に合ってよかったー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと十! ( No.1008 )
  • 日時: 2014/04/18 18:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: zWRcn6iF)

 しからば僕も埋めましょー。
 
 >>1044

 主人公はガンランサーですね、分かります。
 ミラボレというかモンスターが喋るとか定番ですね。
 この調子で二代目もガンガンやっちゃいましょー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!目指せ過去ログあと十! ( No.1009 )
  • 日時: 2014/05/31 11:49
  • 名前: 若虎 (ID: lPiKMt/M)

――第13話 ついに・・・――
紫に助けられ、無事にギルドに帰ってきた勇たち一行
やっと登録するようです…。
勇「じゃあ、登録しようか」 龍「お〜いギルドマスターいるか〜」
ギ「なんじゃね」勇「僕たち登録したいのですか」
ギ「でも、四人揃っとらんじゃろ」椿「猫じゃだめですか?」
ギ「いや、わしは、四人といったのじゃ猫は残念だが入れんの〜」
虎「そんにゃ〜(´・ω・`)」勇「どうしよう…。」
とすると後ろから ?「私が入ります。」勇「ゆ、紫!!」
紫「私が入ったら参加できるんでしょ?私も入りたいしね。」
ギ「では、勇 龍 椿 紫この四人でよいかな?」
全員「はい!!」 虎「僕はどうなるにゃ…」
ギ「君は、人じゃないから参加可能だよ」
虎「ほ、本当にゃ!?」ギ「本当じゃ」
勇「よし、四人と一匹で頑張るぞ!!」 全員「お〜!!」
こうして、紫が仲間になり、大会に参加できるようになった
勇たち、これでもっとやる気が出てきたようです
さあ、四人と一匹はベスト15位に入るのか!?

やっと大会だよ、長引かせてしまったな…。スマソm(__)m

*
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(記事メンテ時に使用)

※ 動画などのアドレスを書き込む時は、hを抜いて「ttp://www.youtube.com/」のように入力して下さい。

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