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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表 ( No.826 ) |
- 日時: 2014/06/17 13:59
- 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 5svJQF9k)
>>811 一応>>604まで入れます >>812 モンハンの武器とかで微塵でもかすらせてください。 一応モンハン小説なんで。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.827 ) |
- 日時: 2014/06/17 14:14
- 名前: バサルモス愛好家 ◆voVSYnC5d6 (ID: 665z3wAO)
暇なので短編書いてみます。
短編小説「Insania warz 〜ケチャワチャに支配された世界〜」
ーーーー 第一話『ibera restinguitur』
――――時は368年、冬季。水分を多く含んだ真っ白な雪が降り積もる。 綺麗だ。
この雪が真っ赤な血で染まると聞いたら、貴方はそれを信じるだろうか? 悲鳴が聞こえ続けるこの世界では、それは当たり前……なのかもしれないが…。
「よう、レルラス。どうだ、この辺の様子は?」
こいつは友人のローリア。ハンターだ。HRは781。 そして、今呼ばれた通り、俺の名前はレルラス。 同じくハンターをしている。HR998。 まあ、地獄と化した現在では、HRなんか関係無いし、ハンターになんかならなきゃ良かったと後悔しているが。
「あまり居ない。大丈夫だろう。」 「そうか。それにしても、冬は寒いなぁ。 英雄さんや、なんとかしてくれよ…。」
英雄か。懐かしい。 二年ほど前には、英雄だの腕利きのハンターだの騒がれたが、奴等に対しては完全に無力だけどな。
「知るかよ、いつ死ぬか分からないのに、お前は呑気だな。」
俺はそういって笑った。正確には笑いたかった。 いっそ全部笑い飛ばしてしまいたい。 ―――――が、それは出来なかった。せいぜい出来る事は恐怖に怯えるくらいか。
「呑気……か。笑ってなきゃ生きていけないよ。 突然変異が現れてからは……。」
―――――突然変異。
これは今から一年ほど前の話だ。 ある日、バルバレの砂漠から、砂まみれになりながらも、こちらに向かう 巨大なケチャワチャが発見された。独特の皮はダレン・モーランの様な鱗に変わっていたという。 大きさはアカムトルム程で、ギルドはそのケチャワチャを『ケチャワチャ変異種』と名付けた。
すぐにギルドナイトを含めた討伐隊が組まれ、ケチャワチャを討伐しに向かったが、 その甲殻は異常な程固く、手も足も出なかったらしい。
それからギルドは、全ハンターにケチャワチャ変異種の討伐依頼を出す。 勿論俺やローリアにも討伐依頼が出され、変異種の討伐に向かおうとしていた。 ――――が、時はもう既に遅かった。
ケチャワチャが、あちこちで大量に発見されていたのだ。 大量といっても、異常な程の数だった。おおよそ200匹ほどだろうか。
一匹は森で、はたまたもう一匹は氷海で。 それぞれの変異種は、その地形に異常に対応していた。
森に潜む変異種、通称『森型』は、カメレオンの様に擬態する能力と、ナルガクルガの様な 素早さ、そして翼を手にいれていた。
氷海に潜む変異種、通称『凍型』は、寒さをものともしない白い剛毛と、海を自由に泳ぐヒレで 暴れまわっていたという。
ケチャワチャ変異種を倒す事になっていた俺とローリアだったが、 森型が発見され、俺達はギルドの指示により森型の討伐に向かうことになった。 森型の強さは異常だった。―――が、ラージャンの三倍くらいの強さだった。
故に、バルバレで発見された変異種よりは強くないという事だ。 因みに、変異種により、バルバレは壊滅した。今頃ケチャワチャの巣になっているだろう。
もはやギルドはお手上げだった。 それから、ギルドメンバーとハンター以外はシナト村の禁足地に避難した。 ある者は泣き、苦しみ、暴れまわり、他の者に必死で止められた。 そしてある者は神に祈り、ある者は家族の死を嘆き、ある者は自分から死を選び……。
絶望と嘆きしか見えない禁足地には、大規模なキャンプが設置され、その上にテントが設置された。
驚くべき点は、これ等は全て、1日の中で発生したという事だ。 二日目には数多くの町村が潰れ、多くの人々が死んでいった。
それから約一年経過し、今に至るわけだ。 ハンターは各地にバラバラに集い、各地を見回る。 なにか現れたら討伐し、ケチャワチャを出きる限り倒し続ける。
こんなの死ねと言われているのと同じだ。 ―――が、それ以外に生きる理由は見当たらなかった。
今、生きる理由は何だろうか。 苦しむために生きているのだろうか? 何だろう。何だろう、『生きる理由』って…。
第一話 終
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.828 ) |
- 日時: 2014/06/23 01:31
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Jwf0Ez4O)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
七十六章 この胸に溢れ続ける熱い想いを
シャガルマガラに鷲掴みにされたツバキはそのまま持ち上げられ、その翼脚に握り潰されていく。彼女を守るショウグンギザミの頑強な甲殻でさえ、その握力に耐えきれず、バキバキと不愉快な音を立てながら壊れていく。 「うぐぅぅっ、ぁっがっ、うぅぁぁぁっ……!」 このままでは、彼女の身体が圧殺されてしまう。 「んの野郎っ、ツバキを放せぇぇぇぇぇっ!!」 アストはニーリンを守って消耗しているにも関わらず、シャガルマガラの顔面に突っ込み、ソードモードの炎斧アクセリオンを振り回す。 が、それは弾かれてしまう。 既に炎斧アクセリオンの剣にはエネルギーが最大まで溜まっており、オーバーヒートを起こしてセーフティーが掛かっているのだ。 「こんな時にっ……!」 アストは舌打ちをしながらチャージし、アックスモードに変形させながら攻撃する。 「ツバキくん持ちこたえてぇっ!」 カトリアは開闘の焔竜棍を背中に納めると、ポーチから白い袋を取りだし、その中にある粉塵を振り撒いた。 生命の源と崇められる生命の粉に竜の爪を調合し、振り撒くことで、粉塵に触れた者の体力を回復させる、生命の粉塵だ。この効果はヒトやアイルーにしか反応せず、他のモンスターには効果が発揮されない。 ツバキだけでなく、アストやニーリン、もちろんカトリアにもその生命の粉塵によって癒される。 ニーリンはその回復によって力強く立ち上がる。 「こ、のっ、ゲスがぁっ!!」 これまでに見なかった、怒りを露にしてニーリンはレックスハウルの銃口をシャガルマガラに向け、引き金を引いた。 ニーリンがブレ幅すらも計算したのかは分からないが、その徹甲榴弾はシャガルマガラの翼脚の関節に正確に突き刺さり、爆発を起こした。 「グギャァォゥッ!?」 関節をピンポイントに爆破されたシャガルマガラは驚いてツバキを手放してしまう。 手放されたツバキは力なく地面に投げ出される。 「カトリアさんっ、ツバキを頼みます!」 アストはそのままシャガルマガラの腹の下でアックスモードの炎斧アクセリオンを振るい、火属性と榴弾ビンの二重の爆発を巻き起こしていく。 ニーリンはもはや狙いなど付けずに乱れ撃つように引き金を引いてはリロードを繰り返す。しかしそれはどうブレてもアストを巻き込まない。 「私を怒らせた君は実に罪深いぞ、シャガルマガラくん」 ニーリンは実に爽やかな笑顔をしているが、その目は一切笑っていない。その切れ長の睚は、眼光だけで斬れるのではないかと思うほど鋭く尖っている。 アストとニーリンが攻め立てる側で、カトリアはツバキを抱き起こす。 「ツバキくんっ、しっかりして!」 ツバキのギザミシリーズは各所各所が砕け、装備している意味があるのか分からないほど損傷している。 「つっ……やったな……!」 ツバキはカトリアの手を払いのけると、自力で立ち上がって回復薬グレートを飲み干した。 「ツバキくん、大丈夫なの?」 カトリアはツバキに声をかけてやるが、ツバキは喋らずに、右手を上げてカトリアに問題ないを告げて、戦線へ復帰する。 アストは感じていた。 炎斧アクセリオンの斬れ味が落ちてきていることに。 砥石を使いたいが、ニーリンだけに任せるのはあまりに無茶だ。 しかし、このままではロクに攻撃も仕掛けられない。 どうする、と思った時、ツバキが再びシャガルマガラに果敢に挑んでいるのが見えた。 ギザミシリーズは半壊しているが、彼女の気迫は衰えていない。 (少しだけ、保ってくれよ) アストはシャガルマガラから離れて砥石を使用する。 炎斧アクセリオンに十分な斬れ味が戻り、アストも再度接近する。 カトリアは開闘の焔竜棍を振るいながら、アスト、ニーリン、ツバキを見回す。 傷付きながらも、皆善戦している。 もしかすると、このシャガルマガラはあの時のシャガルマガラとは違う個体なのかも知れない。 具体的にそれは分からないが、過去は過去。今は今だ。 あれから時は過ぎていってしまったが、かつての四大女神達と同じくらいかけがえの無い仲間達が、自分と共に、かつて自分を絶望に陥れたモンスターと戦ってくれている。 そして、何よりも、それよりも大切な存在も見つけられた。 たった一人の少年、アスト・アルナイル。 彼はあまりにも自分と似すぎていた。だが、彼は自分とは違った。 何事にも真っ正直に挑みかかり、その結果が見せてくれる眩しすぎるほどの笑顔が好きになっていた。 どんな困難でも諦めずに、その姿勢が仲間達を惹き付け、互いを磨きあい、足りないところを補いあって、そしてここまでやってきた。 そして、一人で背負いこんでいた自分に、彼は支えたいと、支えるのだと言ってくれた。 これまでに多くのヒトと出会っては別れを繰り返してきた。 そのなかでも、彼ほど素敵な男性(ヒト)はいなかった。 だからこそだろう。 好きに、愛しくなってしまったのも。 その彼が、シャガルマガラに攻撃されて、吹き飛ばされて地面に叩き付けられても、なお立ち上がる。 「俺は負けないっ。生きて……生きて明日へっ、歩き続けるんだ!」 そうだ。 生きるのだ。 生きて明日へ行くのだ。 彼と、一緒に。 胸の中が熱くなる。気持ちが昂る。心臓が高鳴る。心が躍る。 涙が、溢れる。 その涙を飲み込んで、カトリアは前へ踏み出した。 じきにオオシナトが送ってきた体液の効果が切れてくる。 「私もだよっ、アストくん……!」 開闘の焔竜棍を振るってオオシナトを放ち、瞬く間に赤、朱、白の体液を身体に送り込む。 もう、何も怖くない。 彼がいるなら、恐れることは何もない。 「みんな……私はもう、迷わない!!」 蒼い瞳は涙を堪えて潤んでいるが、悲しみではない。 嬉しさと、明日への希望に満ちた涙だ。 「っはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 カトリアはシャガルマガラに躍りかかる。 吹き荒れる焔は赤い旋風を巻き起こし、シャガルマガラの白い鱗を焼き焦がしていく。 「グゥガォゥッ!?」 シャガルマガラは怯みながらもカトリアに向き直る。 忌々しい焔をぶつけてくるこの愚者を踏み潰そうと翼脚を振り上げる……が、そこに既にカトリアの姿はなかった。 彼女は跳躍しながらシャガルマガラを攻撃し、シャガルマガラの側面に着地、それと同時にまたも焔の旋風を放つ。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.829 ) |
- 日時: 2014/06/17 21:48
- 名前: ヨーグルト (ID: jOLOYexl)
新人ですけどいいですか? モンスターハンター『伝説の狩人』 輝かしい太陽の光が降り注ぐ今日 心地よい風が吹いてくる ここはバルバレ さまざまなハンターが滞在する拠点だ。 新人の若いハンターから熟練のハンターまで滞在される場所だ。 これは3人のハンターの物語である。 「なあサクラ、金がなくて困っているんだが何かいい依頼はないか?」 彼の名はラルト ランス使いのハンターだ。 「それならいい依頼がありますよ!ちょっと待ってて下さいね」 彼女はサクラ双剣使いのハンターだ。 「またお金がなくなったのかい?全く仕方がないな」 彼の名はグラン ヘビィボウガン使いのハンターだ。 ラルト「お、いい依頼があるのか!?」 サクラ「ええ!氷海で他の地方からきたベリオロスの狩猟です!」 ラルト「よし!今すぐ行くぞ!」 グラン「ちょっ…僕は行くって言ってないよ!」 ラルト「つべこべ言わずに行くぞ!」 グラン「まだ料理食べてな」 ラルト「ところでなんでベリオロスの狩猟なんてあるんだ?氷海の近くには村はないだろ」 サクラ「ベリオロスはポポを主食としているのでポポの数が減り過ぎているということらしいです。」 グラン「なるほどね」 ラルト達は狩りの準備をし氷海までの船で眠りにつく… 一話 終
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.830 ) |
- 日時: 2014/06/17 21:48
- 名前: 煌星 (ID: u2mfAWg2)
6話 戦いの意味〜対飛竜編〜
あのあと、色々なクエストに行き それぞれの実力を確かめあった。 今はその翌日……… 「サァーテ、今日は誰を駆ろうかね〜w」 輝は言う。まぁ、誰も答えませんねww←<死にたい?by輝> 少しを間をあけて口を開いた晴は 『飛竜軍団とアンノウンが此方に向かってきてる、、いや、もう闘技場の上空に…』 全員の表情は戦う人って感じになり それぞれのの武器を用意した。 今回の武器構成は↓ 輝 弓←自作です 鈴 刀ではあるが不明←自作な 晴 無し←魔法を(ry ←死にたい?by晴 舞 太刀←デザインは封龍剣
輝はアンノウンを駆逐するため別行動となった
輝視点 会話なしかも さて、ここまでこれば被害は オット、やっと現れたか 黒い体色をした リオレイアのような竜でも、黒いレイアだな、うん レベルで言うと覇種?程度かな←地味に自慢中www まぁ、挨拶がわりに紅蓮の弓矢をプレゼントしますかwwwwww 矢はアンノウンの頭部を破壊しつつ貫通 「貴様…ナゼ、モンスターを送ってくる!!」 【知らなくても良いことだが言ってやろう】 []内が理由な [貴様の中には先代ルーツが力を貸し仲間にもミラ系が力を貸している それがいけないのだこの事に関して 現ルーツ様は怒ってらっしゃるそれ故 貴様らを始末するためだ]
晴達視点 会話あるかな?ww
闘技場につきました!w 「さて、誰が出迎えて、っておいエスピナス希少種起きてるwしかも、原種亜種死んでるww」 残った飛竜は希少種のみww 『さて、一気にキメマシュカ』 ↑はい嘘 希ティてナス希少種に 手加減して遊んでみたww 戦闘シーン書け?まだまだ先のことでっすよ〜←一回死んでみる?by舞 ちょ怖いってww
合流地点 どこだっけ←死ぬ?by?? 「オウ、倒したか〜?」 『すぐ終わったよ〜アンノウンは〜?』 「逃げたよ〜」 激オコ鈴&舞「あっれ〜倒すんじゃなかったの〜」 どうやら、輝は洗礼を受け(グボォ
やっべ会話思い付かない そして今回地の文に反応しまくる キャラ達ですww 戦闘シーン書かないのはタッタ数分を書け に繋がるわけだから
空白は想像してねwwwww
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.831 ) |
- 日時: 2014/06/17 23:16
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: P7j/YsgZ)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
七十七章 光を翔ける
アストは少し離れた所で、その光景を見ていた。 シャガルマガラと、焔の旋風を巻き起こすカトリアをだ。 ニーリンとツバキも同じようにそのカトリアを見ていた。 「あ、あれが、カトリアさん……!?」 アストは畏怖するようにカトリアを凝視していた。 シャガルマガラの周りを飛びはねながら攻撃を繰り返し、まるで赤を纏う銀色の光がシャガルマガラにぶつかっては離れているようにも見える。 「おぉー、これが『猛焔』の真の姿か」 ニーリンは余裕が戻ってきたのか、もういつもの調子に戻っている。 「カトリアさんの姿がよく見えない……あの中でどんな動きをしてるんだ……!?」 ツバキもアストと同じようにカトリアを凝視していた。 まるで残像が見えているかのような疾さだ。 「さぁて、イレーネ殿も本気を出したところで、私もそろそろ切り札を切るか」 ニーリンはまだ本気でなかったと言うのだ。 「切り札って……」 「アルナイルくん。以前にも言ったように、私は出し惜しみはしない主義だが……」 ニーリンはレックスハウルに徹甲榴弾をリロードし、様々な道具を入れる通常のポーチと、弾を入れるためのガンナーポーチも外した。 「切り札は取っておく主義でもあるんだ」 「それ、矛盾してないか?」 ツバキがすかさず突っ込みを入れる。 「男が細かいことを気にするな、セルジュくん」 ニーリンは行動に出た。 アストとツバキも、見てばかりではいられないと動き出す。 ニーリンはカトリアとシャガルマガラの乱戦の中に突っ込んだ。 「イレーネ殿下がってくれ!」 ニーリンがそう叫ぶと、カトリアはシャガルマガラを攻撃しながらバック転で距離を置いた。 シャガルマガラは当然カトリアを追うが、それは既にニーリンの手中にはまっていた。 すると、ニーリンはその道具のポーチとガンナーポーチをシャガルマガラに投げ付けた。 それらはシャガルマガラに引っ掛かる。 「覚えておくがいい。私の名は『深緑の流星』ニーリン・ガーネット……貴様にレクイエム(鎮魂歌)を奏でる者だ!」 ニーリンはレックスハウルのトリガーを引き絞った。 轟竜ティガレックスの咆哮のような銃声と共に、ニーリン渾身の徹甲榴弾が放たれた。 その徹甲榴弾がシャガルマガラに着弾、爆発を起こす。 それに続いて、ポーチの中にあったバクレツアロワナやカクサンデメキンを磨り潰したもの、さらにギリギリまで仕込んでいた爆薬が誘爆し、想像を絶する爆発がシャガルマガラを包み込んだ。 「グゥギィャアァオォォオゥアァァァァァ!?」 シャガルマガラは凄まじい爆発に地面をのたうち回った。 「ふっ、のたうち回れるだけの元気はあるか……」 ニーリンはレックスハウルを背中に納めた。調合素材を全てあの爆発に回したのだ。もう攻撃手段がない。 だがそののたうち回るシャガルマガラにさらに追い討ちが襲い掛かる。 それは、ツバキの鬼斬破だった。 ツバキは鬼斬破をシャガルマガラに投げ付けたのだ。 その投げ付けた鬼斬破が、シャガルマガラの目に突き刺さった。 「グギャアァッ、ギョォォウッ!?」 シャガルマガラはまたさらに暴れまわる。 「へっ、どうせ俺はもうロクに動けないさ……後は頼むよ、カトリアさん、アスト!」 ニーリンとツバキの援護を受けて、アストとカトリアは頷いた。 「行きましょう」 「えぇ」 アストとカトリア、二人は共にのたうち回るシャガルマガラに突撃する。 カトリアは跳躍して、シャガルマガラの背後に取り付いた。 「りぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 凄まじい焔がシャガルマガラの鱗を燃やし、尻尾の肉を斬り裂いていく。 アストは正面からシャガルマガラの頭にソードモードの炎斧アクセリオンを降り下ろす。 「うぅおぉぉぉぉぉ!!」 炎斧アクセリオンの紅蓮の炎がシャガルマガラを焼き焦がしていく。 何度も連撃をぶつけ、剣にエネルギーが溜まってくる。 それをチャージし、アックスモードにして振り抜く。 「こいつっ!」 アストはアックスモードの炎斧アクセリオンを腰だめに構え、盾を四方に展開させた。 「喰らえぇっ!」 高出力属性解放斬りがシャガルマガラの頭部を捕らえた。 それと同時に、カトリアが尻尾に渾身の一撃を放った。 「でぇやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 空中で一回転し、全身の全力と落下の勢いが、シャガルマガラの尻尾を半ばから断ち斬った。 「グギャオォォウゥッ!?」 シャガルマガラは今度は尻尾を斬り落とされた激痛にのたうち周りながら地面を転がる。 それでも、まだ息の根はある。 「逃がすかよ!」 アストは体勢を立て直し、のたうち回るシャガルマガラを追撃する。 だが、シャガルマガラとて黙ってやられるわけではない。 シャガルマガラは追撃してくるアストに向かって、狂竜ブレスを蓄えている。しかも、これまでにないほど、大きく溜めている。 それでも構わずアストはシャガルマガラに突進する。 いざ、シャガルマガラがその全力の狂竜ブレスを放とうと言うと同時に、アストの炎斧アクセリオンの剣が真っ直ぐにシャガルマガラの頭に突き出された。 「うぅおぉあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!」 炎斧アクセリオンの剣の切っ先が、シャガルマガラのもう一本の角をへし折り、そのまま貫通し、頸を貫いた。 それと同時に、シャガルマガラの口から特大の狂竜ブレスによる爆発が放たれ、アストを呑み込んだ。 「アストくん!」 「アルナイルくん!」 「アスト!」 カトリア、ニーリン、ツバキは彼の名を叫んだ。 果たして……?
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.832 ) |
- 日時: 2014/06/18 00:25
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)
その15 正面突破
俺はなぜ世界を旅するのか その目的はなんなのか たとえどの世界に行けど、俺がいた記憶は残らない 残るのはそれまでに俺が行ったこと… 一体俺は…なぜ存在する…? 人間をやめてまで…なぜ…
「おーい、起きてるかーww」 「ん?あぁ…少し寝ていた」 目的地に速攻で到着していた炎はどうやら寝ていたみたいだ。 ちなみに地がついたのは3分早め。密林からの距離はかなりあるっていうのに…はやすぎる。あんた。 「ってか何日寝てないんだ?うたた寝するくらいならけっこう寝てないと思うのだが。」 「…1週間寝ていない」 どうやら1週間寝ずに動き回っているとのこと。無茶しすぎだよあんた。 「これ終わったら寝ろ。これ絶対。相変わらず無茶なところは変わってないんだからww」 地は炎にそういうが…たぶんそれ地がいうとどうも説得力が欠ける。 彼も無茶しがちな人だから。 「そうさせてもらう…さてと、堂々と行こうか。」 そういうと炎は自前のヘビィボウガンを変形させ、門に向けて構える。 地はとりあえず何しようか分かったので、爆発に巻き込まれない位置に立つ。
ズドォォォォオオオオオオン!!!!!
突如爆音が鳴り響く。 その音は何か巨大なものが爆発したかのような轟音だ。 大タル爆弾Gなんか比較にならない、規格外の爆発…その正体は炎が作り出した徹甲榴弾。連射したわけではなく、単発で放った。 門は跡形もなく破壊されていた。が、内部に損傷はほとんどなく、ただ門を破壊するためだけに撃ったもよう。 「こわっwwww」 おそらくそれを見てそんな返し方をするのは地くらいだろう。 普通あんなもの間近で見たら呆然とするわ。 門を破壊した炎はすぐさま中へ入っていく。地もそれにあわせて入っていった。
「…なるほど。」 炎が感じていた異なる気配…それの理由が解明された。 ―人工的に進化させられたモンスターだ。 入ってすぐにいたのは…リオレウス、ティガレックス、ナルガクルガ、ラージャンの4体。どれも通常の個体とはかけ離れた変化をしている。というよりこの組み合わせってMHP2Gのあれですか。 …通常、進化というものはある個体があらゆる要因によって突然変異し、その個体が他の個体より繁殖、生存することによってできる。 自然の過程でこれが起こるのは非常に長い年月を有する。 しかし、人工的に遺伝子を組みかえることによって、環境に対応する生命を生み出すことは可能である。もっとも、これはこの現実でもあること。 人工的に組み替えることが進化とは言えないかもしれない。しかし、その遺伝子の組み換えがもし自然界でおきうることであれば…進化となるだろう さて話を戻そう。今いるモンスターには以下の特徴が見られる。
リオレウスは体が緑色、本来爪にある毒は睡眠作用を持っている。また、翼が異形であり、尻尾が2つに割れている。鱗のところどころが逆に生えており、甲殻の繋ぎ目の強度もましている。
ティガレックスは体が黒色。爪には猛毒が含まれており、咆哮も希少種以上のもの。尻尾はしなりがなく、非常に硬い。また、強靭な足はさらに太く、硬くなっている。
ナルガクルガは体が蒼色。尻尾はさらにしなりをまし、尻尾にある棘の数が非常に多い。体内から異常なほど水分が生成され、すべての攻撃に水属性が付加されている。あと腕が2本多い。
ラージャンは体が緑色。体毛の量はさらに増している。何か新しい属性を持っていることはないが…2足歩行を普通にできる。気持ち悪い。握力は岩をも砕くほど。どっかのサイヤ人を思い出す。
「たまには普通に狩るか…俺がこいつら狩るからお前は…っと?もういないか」 地はどうやら別行動を始めていた。何をしに行ったのかは理解できた模様。 「…さてと、貴様らはこの世界に解放されてはならないモノ…容赦はしない!!」 炎はヘビィボウガンをさっきと違った変形をし、4体のモンスターと対峙する…。圧倒的に不利な状況に果たしてどう立ち向かうのか…。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.833 ) |
- 日時: 2014/06/17 23:52
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: P7j/YsgZ)
ふぅ。さすがにいくらバイトが無いからって、ここまで文章が書けるとは思いませんでした。 次章でシャガルマガラ戦は決着です。もうついているようなもんですけど……。 さぁー、特大の狂竜ブレスに呑み込まれたアストはどうなるでしょう?
・無事に生還、ハッピーエンド ・行方不明。 ・死亡、バッドエンド ・実はまだ続く。 ・奇跡を見せてやろうじゃ(自重)
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.834 ) |
- 日時: 2014/06/18 00:12
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)
気がついたら企画考案中になっている。 とりあえずもう一つの物語はもう少しだけモンハン要素無理やりねじ込んで話を作り出すことができるので進めます。元のままだったら?お察し。 武器でいいのなら…防具でも地形でもいいんだよね…? なんとか努力します。
>>833 ―ここから茶番― qua「ってことで予想しよう。」 炎「…」 地「奇跡を見せてやr(ryで。」 qua「何が起きるんだよ…」 地「俺が参上!!」 qua「ボッシュート。」 地「えっ」 ※地退場 冥花「…。」 炎「普通に生還させろ。」 qua「いっそリア充爆発した!ってことも有だと思わないか?!」 冥花「不謹慎。」 qua「んじゃ師条みたいに…」 霊華「そういえばそこまだ明かしてないわね」 qua「うーん…実はよく似たことが師条の過去に起きているんです。だからそれと同じことがおきrグハッ!!」 地「地獄の底からふっかぁぁぁああっつ。んじゃ俺はこう予想する。G○粒子によってトランz」 炎「冗 談 だ よ な ?」 地「うん。」 残妖「…怖いです。」 qua「突如Pluto Relinquishが流れるとか。」 全「「ない。」」 ―茶番ここまで―
とりあえず、実はまだ続く。 にしておきます
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.835 ) |
- 日時: 2014/06/18 00:54
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 1cb02AmC)
>>834
真面目に予想してくださってありがとうございます。 まぁ、この〜輪廻の唄〜はあくまで王道です。決してアス〇レイな道を走ったりはしません。 バッドエンドで終わることはないですよ。多分。 ただ、バッドエンドにしか見えない切り方をするんで、勘違いだけは勘弁を。
ところで最近スラ×エリさんがあんまりこないのでクロスオーバーが進みません。 おかげで本編がホイホイ進みます。もうすぐこの本編が終わって、カトリアさん視点のサイドエピソードが始まってしまいます。ここでの活動はまだまだ続きそうです。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.836 ) |
- 日時: 2014/06/18 12:14
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)
…まとめるか。
〜小説の書き方〜(一度読んでおくのを推奨) バサルモス愛好家sの話> >805
ダブルサクライザーsの作品 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜 六十九章 感情と期待に揺れる想い> >615 七十章 持つべきは最高の仲間達> >742 七十一章 俺は『モンスターハンター』なんだ> >755 七十二章 最強の敵> >763 七十三章 長き戦いの始まり> >774 七十四章 ゼツボウノソラ【前編】> >821 七十五章 ゼツボウノソラ【後編】> >824 七十六章 この胸に溢れ続ける熱い想いを> >828 七十七章 光を翔ける> >831 キャラ人気投票(終了)> >649> >801 登場人物紹介その2> >653
翼の勇車sの作品 第二十九話〜真の元凶〜 番外編〜一作目二作目合同、ダブルサクライザーさんの小説 キャラ投票会〜> >654 番外編〜クロスオーバーについて〜> >732 番外編〜状況報告〜> >788 2作品目『高校生モンスター』 第五話〜人化? 邪道!〜> >620 第六話〜どうもアカリちゃんがヒロインらしい〜> >697 第七話〜も、もうぼっちじゃないもんね!〜> >722 第八話〜同郷のモンスターとか〜> >818
7倍quasarsの作品 世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜 第16話 狩猟開始> >629 第17話 一つの答え> >698 第18話 危機> >713 第19話 確信> >724 第20話 世界との別れ> >775 第21話 あらたな使命> >802 第22話 行動は迅速に> >806 第23話 もう一つの要因> >813 第24話 異世界で戦うモノ達> >822 第25話 凍る海> >825
同時進行するもう一つのお話 〜世界を戻すため〜 その8 それぞれの動きver2> >643 その\ 解放> >652 その10 防具をつけても似るときは似る> >699 その11 進展> >717 その12 異変> >745 その13 連鎖する異変> >749 その14 最凶と最強の再開> >753 その15 正面突破> >832
番外編2 なぜ返信とNoにずれが生ずるか> >644 番外編3 止まってしまうもう一つの物語> >787
クロスオーバー用設定> >707> >709 クロスオーバーへの導入編 ver1> >682←まだクロスオーバーやってないのでとりあえずここ。
茶番もろもろ> >702> >819
布都御霊剣sの作品 モンスターハンター「焔の詩」 15話> >804 16話> >816
真夏のペンギンさんsの作品 4話発進ラノーチェス!> >655
煌星sの作品 モンスターとの絆 〜偽りと本当のつながり〜 6話 戦いの意味〜対飛竜編〜> >830 番外編 1> >641
izayoi0018s(神風s)の作品 真のモンスターハンターを目指して 第12話 遊戯> >619
スラクsの作品 「反撃の烽」(はんげきののろし) 参話 「援軍到着」> >651 四話「ハンターになったきっかけ」> >701 五話「上級昇格おめでとう(棒」> >716 第六話 「密林の中で〜前編〜」> >770
ペイルカイザーsの作品 M.H. 滅龍少女〜ドラゴン×スレイヤー〜 Episode 1 龍の力を持つ少女> >601> >723
0120sの作品 1=1 第1話 電卓「俺は108円(税込)の何処にでもいる普通の電卓さ!」> >780 第2話 無量大数「だから、俺は無量大数であって無限大ではないと何度言ったら」> >783
バサルモス愛好家sの作品 短編小説「Insania warz 〜ケチャワチャに支配された世界〜」 第一話『ibera restinguitur』> >827
ヨーグルトsの作品 モンスターハンター『伝説の狩人』 一話> >829
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車 二十二章 風を纏う龍> >695 二十三章 秘策> >703> >705 二十四章 力を得た人、そして暴走> >710> >748 二十五章 再びの平穏> >808> >814
832までの仮目次。 週3ってなんだっけ…な更新率でした。わて更新しすぎ。 次の仮目次作成…いつだろ。そのうち。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.837 ) |
- 日時: 2014/06/18 14:44
- 名前: 翼の勇車 (ID: xmmR8boT)
>>836 なん……だと……。 途中まで仮目次出来てたんですが……ま、いっか☆ 今後はこの端末からも更新すると思います。
>>835 いやはや申し訳ない。現在車両点検を受けていてなかなかこれないんです……また大魔王に代理頼もうかなー。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.838 ) |
- 日時: 2014/06/18 16:09
- 名前: 翼の勇車 (ID: xmmR8boT)
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
二十五章 食事会と夢の世界
「クック……あなたという人は……」 巣の一角を見ながらブルブルと震えるラン。その視線の先には……嘴を砕かれて横たわるイャンクック亜種。 ランがおこっている理由は明確である。ここはラン達ランポスの営巣エリア。すなわち、ランポスの卵があるのだ。 「見なさい、卵のすぐ近くではないですか! あなた、もし卵が割れていたらどう責任をとってくれるつもりだったんですか!」 「まあ待つニャ」 申し訳なさそうな顔のクックに詰め寄るランの前に入り込んだのは、少し離れて話を聞いていたセージ。 「クックがこいつを投げ飛ばしたのは、襲われそうになっていたルピナスとシオンを守るためだニャ。ここはクックを許してやってくれないかニャ?」 「そうですっ、クックさんは命の恩人ですっ」 後からやってきたシオンも一緒になってそう言う。 「……分かりました、セージさんとシオンさんに免じて今回はお咎め無しです。ですが、次からは注意してくださいね?」 ため息一つそう言ったランに「ああ、分かった」と言ったクックは二人に近づくと、有難うと小声で言った。 「なに、困った時はお互い様だニャ」 「助けてもらったお礼ですっ」
「さて、ところでなんだけれども……」 カスケが少し高くなっている所へ上がり声を上げると、皆の視線がそこへ集中する。 「皆食べながらでいいから聞いてくれ。クシャルダオラノの襲来とかあったから忘れてる人もいるかもしれないけど、それ以前に色々と不思議な事が起きてる。まずはミナーヴァの皆が突然この孤島へ現れたこと。それと僕らが感じとる事のできる謎の異変。またそれとは違う、モンスター達が感じとる事のできる"ズレ"。またそのズレの先には必ずミナーヴァの皆がいた。そして僕ら全員が見た、奇妙な夢。今のところ上がっている情報はこんな感じだけど……」 「いや、一つ追加してくれ、カスケくん」 声を上げたのはニーリンだ。 「先ほど気まぐれで少し頬をつねってみたのだが、その瞬間少し世界がぶれたような感覚に襲われた。このことも考慮してくれ」 「情報提供感謝するよ、ニーリンさん。さて、これらの情報から、今回のごたごたの原因を突き止めたいと思っている」 一斉に考え込む一同。最も、そんなことは全く聞いておらず食事を続けている者も数名いたが。 「ニーネエのいっとった、世界がぶれたような感覚ってのが引っ掛かるわ。まるで夢か何かみたいやな」 「私も同じ事を考えていました。もしかするとこれは、本当に夢なのではないでしょうか」 ゲネッポとランがそう言うと、俺も、私もそう思うという声が各所から上がった。 「これ、夢なの? カトリアお姉ちゃん達、ほんとはいないの?」 カトリアの近くでジュース飲んでいたルカが、カトリアを見上げる。涙目だ。 「いやルカ、そうとは言い切れんぞ。もし夢だとしても、これは鮮明すぎる。ただの明晰無夢だと言ってしまえばそれまでだが、我々の意思体が集結して一つの夢を見ているというふうにも考えられないか?」 クックの言う説はいささか強引な気もするが、それならば納得いく点も多い。最も、これはクックがルカを落ち着かせようとして言ったものなのだったが。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.839 ) |
- 日時: 2014/06/19 13:27
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: qIyEA3EQ)
その16 1vs4
「グルゥ・・・」 「ん?」
リオレウスを除く3体のモンスターが炎を取り囲む。 まるで逃げ場を1つに誘っているような回り方…おまけに連携ができているようにもみえる。
「グルァァア!!!」
ブシャァアア!!ズドゴッ!! ラージャンはブレス、ティガは岩投げ、ナルガは…尻尾の棘を飛ばす。 ラージャンのブレスは放射状に広がっている。しかしティガやナルガには当たらない程度ではある。 ティガの岩投げには猛毒が付加されている。早さも通常の倍以上 ナルガの棘は…いうまでもない。 3方向から炎に攻撃を行った。
「…」
ダッ!! 炎は真上に飛び上がった。3方向の攻撃は地上では避け場がないようなものだが…上にはいくらでも避けることができる。 しかし、あまりにも上方向を考えていないこの攻撃には何かある…。そう思っているのにあえて飛び上がった。
「グギャアァ!!」
飛び上がった炎を見てリオレウスが空中から飛び掛ろうとした。おそらくこれがモンスター達の目的だろう。 空中に人間が飛び上がれば回避をすることはできないからだ。
「考えが甘いな。」
ズドン!! それが人間であるなら通用したであろう。しかし、今回の相手は…常識がまったく通用しないモノ…。 勢いよく向かってくるリオレウスに対し、炎は貫通弾を放つ。とはいってもこの貫通弾にはある仕掛けが施されている グサッ!!バキッ!!
「グォオ?!」
放たれた弾は右足の爪に直撃する。貫通弾ではあるが、爪の深くに入り込むと、勢いを失い、体内で止まってしまった。 しかし、足の動きが不規則となってしまい、バランスを崩したリオレウスは地面へ墜落する。 ブシャァアア!!!
「っと」
地上から高速の水流が襲う。炎は空中であるのにまるで地上にいるかのような回避をした。 この水流の正体は…ナルガクルガのブレスだ。通常ではブレスは持ち合わせていないが、人工的な進化によって生み出された。 …水流の力は流量と流速によって決まる。ρQV、Q(流量)=AVとなるため、ρAV^2、すなわちρ(水の密度)とA(断面積)が一定であるならV(流速)によって左右される。 すなわち、流速が早ければ早いほどその威力は破格的なものとなる。さらに、当たる面積の大きさによってさらに威力をあげることもできる。 このナルガクルガが放つブレスの速さは…目視不可能なレベル。炎が避けた先にあった天井をえぐるほどである。常人が当たれば…貫通する。
「グォァ?!」
常人が空中で回避行動をとることはありえない。それはモンスターたちも分かっていること。 しかし炎は空中で回避を行った。これはモンスター達にとって予想外だった。
「甘いんだよ、考えが!!」
ズドン!! 炎はナルガクルガの尻尾に向けて1つの弾を放つ。 パカッ!! それが尻尾に直撃する直前に1つの弾は割れ、中にある無数の弾が拡散する。 ズガガガガガッ!!!!
「グシャォォアア!!?」
尻尾に無数の弾が直撃する。切断まではいかなかったが…忍ばせてある棘のほとんどが崩れ落ちた。 同時に、体内から生成される水も溢れ出す。 ブルン!! その溢れ出る水を炎に向かって飛ばす。 この水には…腐蝕作用を持っている。それもかなりのもの。当たってしまえばすぐに防具は蝕まれる。 しかし、炎に向かって飛ばしたときにはすでにその方向に彼はいなかった。
「「「「?!」」」」
4体のモンスターの視界から完全に消えていた。 いったいどこへいったのか周囲を見渡す。
「透明は見えないみたいだな。散れ」
ズドン!!! 突如ナルガクルガの左腕から何かに殴られたかのような音が鳴り響く。 その威力は…ナルガクルガを吹き飛ばし、壁に衝突した。 ズガァァアアン!!!! 壁に衝突したナルガクルガはその衝撃に耐えられず、中の臓器が飛び出した。 殴られた部分は…完全に凹んで原型をとどめていない。一体どれほどの力を与えたのであろうか…。
「グ・・・」
中の臓器が飛び散り、体もぼろぼろになっている。それなのにナルガクルガはまだ力尽きない。
「まだ耐えるか…」 「グギャアァ!!」
余所見をしている炎にリオレウスが飛び掛ろうとした。 が、飛び掛ることはできなかった。
ズシャァァァアアアン!!
リオレウスの右足が突如爆発した
― 途中にあるρQVは2断面における運動量の変化(ρQ(V2-V1))の片方が壁に当たっている場合の式。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.840 ) |
- 日時: 2014/06/18 15:58
- 名前: 真夏のペンギンズ (ID: RoJWsWvk)
炎さんかっこいい〜!
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.841 ) |
- 日時: 2014/06/18 16:03
- 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: JK35Vy3T)
すいません失踪しt(以下ry) 忙しすぎんご・・・。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.842 ) |
- 日時: 2014/06/18 16:07
- 名前: 真夏のペンギンさん (ID: RoJWsWvk)
更新更新〜♪
5話 空の上にて
腹の虫が鳴ったので僕は食堂に行くことにした。始めての筈なのにまるでわかっているかの様に部屋から出るとまっすぐまちがえことなく食堂についた。そして今まで感じていた違和感が何と無く気づいた。此処数ヶ月ずっとくすぶっていたこと。 僕は此処を知っている…… そして何度も来ている…… こうすると自分で意味不明な感情を抱いていたのも理解できる。唯、何と無くである。確証なんて存在しない。この先わかるかもしれない。このことを頭の片隅に追いやり僕はウイスキーボンボンを注文した。五分ほど待つとウイスキーボンボンが運ばれて来た。僕は片っ端から食べた。若いからこういう物を食べるなと言われるが美味いのでやめられない。それに酒には強いと自信ががある。一口、二口と口に運ぶ。10個目に手を付けたところで、 「昼間から何食ってんだよ。酔っ払うぞ」 顔を上げるとメイさんが呆れた顔で見ている。 「いいんですよ。これでも酒には強いと自信がありますから」 「ハンターだからって、お前も未成年だろ。身体を壊すぞ」 「うっ……」 「はあ……。それより今日の新聞見てみろよ!」 渡された記事には、 マガラ型古龍種の遺体発見!目撃者によると1人のハンターが一撃で討伐、更にその後ハンターは消えた! 「どう思う?」 馬鹿げてると思ったが、今の自分も馬鹿げた考えに振り回されている1人じゃないかと思った。変な世の中である。 「うーん……。まあ、凄いですね」 「それだけかよ!なんかないのかよ!」 「えーっと、じゃあとっても素晴らしいで」 「殆ど変わってねぇじゃん!って、ウオッ!?」 突然激しく船体が揺れた。その直後艦内放送が流れた。 「8時方向、距離20にクシャルダオラ接近!総員戦闘配置!繰り返す……」 船員が慌ただしく動き回る。僕達に出来ることは最前線で戦うことしかない。階段を駆け上がり甲板にでる。8時方向だから南西だ。見ると物凄い速さで接近する物体がある。金属光沢をもった身体を唸らせ接近する龍。クシャルダオラだ。 「みーつけたぜェマイハニー!!」 クシャルダオラが喋った。アンノウン以来である。ただしアンノウン以上のカオスだ。ただ単にキモい。 「なんでこんなことに巻き込まれてばっかなんですかね」 「しらね。まあ行くぞ!」 クシャルダオラはどんどん迫る。僕は(大石弓)アーバレストと書かれた装置を使うことにした。艦載された大型ボウガンである。使い回しが利かないが艦載なら平気だ。グリップを握ると小型スピーカーから音声ガイドがなり出した。説明通りに操作する。弾丸は三連榴弾を選択。狙いは頭部。リロードに時間がかかる。チャンスは1度だけ。外せば戦艦に直撃してジリ貧だ。発射。命中。成型炸薬が内部で爆発し確実に役目を果たした。威力でクシャルダオラがふらつく。突進をやめた。一斉に艦載機関銃の十字砲火を浴びせる。 「ウオオー!?激しすぎるぜマイハニー!」 クシャルダオラは羽ばたき急速に距離を詰める。そして勢いのままに甲板に乗った。船体が大きく揺れる。 「俺の名は鈴木軍強襲隊隊員クシャルダオラ様だ!俺を相手にするとはいい度胸してるじゃないかーマイハニー!だから潔く死ねェ!!」 クシャルダオラが竜巻を起こす。迫り来る竜巻。そこまで速くない。簡単に避けて反撃。スクアリーアルマードの斬撃が確実に当たる。メイさんも竜巻を斬り消して反撃している。後ろに飛んで下がるところに対飛竜ダガーを投げる。親父が接近型ハンターの減少に伴い開発した成型炸薬内蔵投げナイフである。貫通からの爆発。折り紙付きの威力。クシャルダオラは後方に吹き飛んだ。クシャルダオラは起き上がると怒りに血走った目で睨む。自然と僕は身構えた。
続く……だろう。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案 ( No.843 ) |
- 日時: 2014/06/18 17:01
- 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: XuMq9Snh)
更新します & 翼の勇車sの作品の 第二十九話〜真の元凶〜 レスアンカーお願いします
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案 ( No.844 ) |
- 日時: 2014/06/18 17:15
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)
>>843 しまった、抜けていた…>>645です。はい…。 もしかしたら他のどこか抜けているかもしれない。
ともうひとつ。 で?sの作品が消えています。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案 ( No.845 ) |
- 日時: 2014/06/18 17:18
- 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: XuMq9Snh)
>>844 わかりました & 消えてる?
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.846 ) |
- 日時: 2014/06/18 18:05
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: lR4zVv9J)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
七十八章 アスト
「っ!?」 シナト村でハンター達の生還を待っているミナーヴァ達と村人達。 その中で、突然ユリは胸をおさえた。 「どうしたのさ、ユリ?」 ライラは神妙な顔で胸をおさえているユリの顔を覗きこむ。 そのユリの表情は、焦燥と不安に満ちていた。 「分からないんです……でも、何か……胸騒ぎが、するんです……」 ユリは遠くの空を見通す。 その方向は、禁足地だ。 「アストくん…………」
シャガルマガラが放った、特大の狂竜ブレスの爆発はまだ晴れない。 「「「…………」」」 カトリア、ニーリン、ツバキは黙ってそれが晴れるのを待っていた。 徐々にそれが晴れてきて、輪郭が見えてくる。 最初に見えたのは、シャガルマガラの頭部だった。 最もそれは、アストが放った炎斧アクセリオンの剣が頸に刺さっており、既に息の根は絶たれていた。 次に見えたのはその爆発が放たれた後の地形周りだ。 巨大なハンマーで殴ったかのように、地盤に亀裂が入っており、どれだけの力があったのか想像も出来ない。 そして、次に見えたモノ。 それは、シャガルマガラの腹の下から這い出てきた、レウスシリーズのハンターだ。防具は大破し、レウスヘルムは吹き飛んだのか着いていなかった。 そう、その彼は、アスト・アルナイルだ。 「ア……ア、アス……ッ……!」 カトリアは涙を堪えながら、その彼へゆっくり駆け寄る。 生きていた。 あれだけの爆発に巻き込まれていながら、彼は生きていた。 アストはシャガルマガラから這い出ると、立ち上がった。 カトリアは、何も言わずに彼に飛び付いた。 泣きじゃくりながら嗚咽を漏らし、愛する彼の胸に抱き付く。 「もうっ、どうしてこんなっ、無茶するのぉっ……!」 それを聞いて、アストは小さく笑った。 「だから言ったじゃないですか……モンスターハンターに無茶するなって言う方が無茶だって」 アストは初めての依頼を達成して帰ってきて、カトリアに介抱された時と同じ言い回しを使った。 「っくっ、死んじゃったかもっ、て、思っちゃったじゃないぃっ……!」 カトリアはぎゅぅぅぅっ、とアストを抱きしめる。 「カ、カトリアさん痛い、痛いです。嬉しいですけど痛いですってば」 「ダメ、こうしてされなさいっ」 カトリアはアストを黙らせてさらに強く抱く。 ニーリンとツバキも二人の元へ向かおうとする。 「これにて一件落着。ハッピーエンドだな」 ニーリンはふっ、と一息ついた。 「全員無事で、何よりかな」 ツバキも小さく一息つく。 死ぬかも知れないこの戦いで、全員生き残れたのだ。 そして、シャガルマガラの討伐にも成功している。 ベストな結果だ。 ……そう、ハッピーエンドの、そのはずだった。 突如、アストとカトリアの周りの地面にピシピシと亀裂が増え始めた。 「!!」 それにいち早く気付いたアストは、抱き付いているカトリアを無理矢理引き剥がし、自分の前へ突き飛ばした。 「きゃっ……!?」 カトリアは何が起きたのか分からないままアストに突き飛ばされた。 その一瞬だった。 地盤が、砕けた。 その亀裂は、アストとカトリアを挟んでいる。 地盤は崩落し、アストとシャガルマガラを連れて絶壁の下へ落ちていった。 見えなくなった。 カトリアは、その瞬間を直視してしまっていた。 アストが、目の前から消えていった。 「……、アスト、くん……?」 カトリアは彼の名を口にした。 答えるべき彼は、もう目の前にはいない。 カトリアの膝が折れ、シルバーソルグリーヴが地面に着いた。 「アスト……く、ん……?」 彼女の蒼い瞳から、また涙が流れ始めた。 それは、嬉しさなどではない。 絶望と、悲しみだ。 「こんな……こんなのってっ……」 カトリアは涙を堪えられなくなり、感情をぶちまけた。 「だから無茶しちゃダメだって言ったじゃない!!」 何も残っていない絶壁の崖に叫び続けるカトリア。 ツバキはそんなカトリアに近付こうとするが、それはニーリンが留めた。 ニーリンの碧眼は「今はいい」と言っていた。 ツバキが何か言ったところで、今のカトリアに聞く耳は持たないと分かっているからだ。 「シャガルマガラの討伐なんてどうでもいいよぉっ!どうして私は同じ過ちを繰り返したのぉっ!?それもっ、一番大切にしなきゃいけないものをぉっ!」 声色など壊れ、カトリアはただただ、虚空に、沈もうとしている夕陽に感情を吐き出す。 さっきまで、彼に触れていたシルバーソルシリーズを見下ろす。 「こんなもの着けたってっ、守りたいものが守れなきゃ一緒じゃないのぉっ!私が一番欲しかったのはっ、こんな鉄屑じゃないよぉっ!」 両手のシルバーソルアームで何度も地面を殴った。 手の痛みなどどうにも感じられない。 そんな痛みより、心の痛みの方が、ずっと痛い。 「アストくんのいない私なんて要らないよっ、モンスターハンターとしての力だって要らないっ、何も欲しくないよっ!」 カトリアは嫌々をする子どものように首を左右に振る。 「どうしてっ、どうしてこんなぁっ……」 カトリアは天に向かって吼えた。 「私からどれだけ大切な人を奪えばっ、気が済むのぉ!!」 それから、カトリアは泣き続けた。 何十分も、何時間も、涙が渇れても泣き続けた。
疲れ果てて眠るまで泣いたカトリアを連れてシナト村へ帰還したのは、丸一日が経ってからだった。 村に生還出来たのは、カトリア、ニーリン、ツバキの三人だけだった。 この戦いで、彼だけが帰ってこなかった。 エリスは泣き崩れ、ライラはばつの悪そうに唇を噛み、ルピナスは静かに涙を流し、シオンは号泣し、マガレットは膝を折った。 ユリはカトリアにやつ当たった。 どうしてアストくんをまもってくれなかったの、と。 カトリアはただ、ごめんね、としか言えなかった。
輪廻の唄は、そこで止まったーーーーー。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.847 ) |
- 日時: 2014/06/18 20:59
- 名前: ヨーグルト (ID: MDcwcL/a)
前回にラルト達の装備を書いていなかったので書かせてもらいます。 ラルト 武器メガドリルランス 防具グラビドS一式 サクラ 武器双剣リュウノツガイ 防具リオソウル一式 グラン 武器アグナブラスター 防具アグナ一式…以上です。 ラルト達が氷海付近に着いたのは2日後の夜だった。 夜の狩りは視界が悪く危険が増すため狩猟は明日にすることになった。 次の日… 朝早くに出発したラルト達はBCに到着し、ギルドから支給された支給品をポーチに入れエリア1に向かった エリア1に着いたラルト達はポーチからホットドリンクを一気に飲み干した エリア1はいくつかの細い道とごつごつとした崖があった。 後ろを覗くと渦を巻いた海が広がっている。落ちたら必ずといっていいほど命を落とすに違いない。 ポポはエリア1とエリア3にいることが多いのでラルト達はエリア3に向かった。 エリア3は少し坂になっているそこにベリオロスはいた。 すぐにはわからなかったがベリオロスはポポを捕食している。 ラルト達の存在に気づいたベリオロスはこちらを睨みつけた。 骨格はティガレックスに似ているが、ティガレックスにはない2本の牙にポポの紅い血がついている。 「ゴオオオォォォォォォォッ」 低くのぶとい叫びがラルト達を襲う。 サクラはスキル高級耳栓が発動しているのでベリオロスとの距離を一気に積める。 正面からでは危険なのでサクラは後ろ足を切りつけた。 切りつけた感触はかなり浅い。恐らくあまりダメージは入っていないだろう。 サクラに追いついた二人はラルトはペイントボールを投げグランは火炎弾を銃にセットした。 三人は少し離れて様子を見る。いくら多人数でも初めて狩るモンスターは様子を見て狩らねば危険が増す。 そのためにギルドはハンターに最低限な情報は出しているが実際に戦うとかなり違うものだ。 そのため自分の目で見た情報が最も信用できるのだ。 グランは様子を見ながら火炎弾を二発打ち込む 火炎弾を打ち終わってすぐにベリオロスが動いた。 「!?」 狙いはラルトだ、様子を見ていたのですぐに盾を構えてなんとか防ぐことができた。 なんとか攻撃を防いだラルトは思わずベリオロスの方を向く。 ラルト「いない!?」 ラルトが向いた方向にはベリオロスはいない。その瞬間サクラが叫んだ。 サクラ「ラルト!後ろ!」 ラルトは思わず振り替える。 「ぐっ!?」 かなりの衝撃だ、ラルトはエリアの端まで吹き飛ばされてしまった。 グラン「空中からののしかかりか!?しかもかなり素早い!」 グランはラルトを安全なところに避難させるために閃光玉を投げエリア9に逃げ込んだ。 二話 終
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.848 ) |
- 日時: 2014/06/18 21:03
- 名前: 翼の勇車 (ID: xmmR8boT)
>>849 ペッコ「……イーオ、分かっているな」 イーオ「無論だ。アスト助けに行くぞ」 勇車「……お前ら、やっぱいいやつな。でもさ、その仕事する人違うと思うよ。いや、人じゃないか」 ネオ「ま、まさかにゃ……」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.849 ) |
- 日時: 2014/06/18 22:09
- 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: BzPa35jo)
参照あたったkrkt
六話「密林の中で〜後編〜」
天「そう。こいつだ。」 剴「これって…」 霧「嘘だろ?…」 天「クシャルダオラだよ。」 剴「何故?クシャルは…」 天「話は後よ!やりましょう。三人なら…」
〜天と霧と剴の十分クッキング〜ミ☆ 天「まず、頭を壊します。」 剴「次に、尻尾を切ります。」 霧「後は攻撃して終わりだぜ。」 ス「戦闘シーンダルいから書きたくなかったんだろとか、言わないでね★」
剴「やりましたね。」 霧「そうだニャ……ア、カンダ。そうだな。」 天「まぁ、クシャルの事は帰りに話すわ。」
続く
次回 全員個人情報を出します。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.850 ) |
- 日時: 2014/06/19 00:37
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: CbSm8hb8)
その17 凌駕せし者
「グゴァア!!?」
突如起きた爆発はリオレウスの右足を完全に破壊した。 爆発の正体は…炎が放った貫通弾…実際は貫通作用をもつ徹甲榴弾だった。 ―通常、徹甲榴弾はモンスターの表層部に刺さり、一定時間後爆破する。 これが通常である。しかしこの場合、甲殻にダメージを与えることはできても、内部にはダメージがあまり通らない。 内部にダメージを与えるためには、甲殻を砕き、それでもなお威力が残るほどの破壊力が必要となる。 しかし、炎の作った弾は、モンスターの内部に食い止められる程度に貫通させ、内部で爆発させることができる。 これにより、対象を内部から破壊することが可能となるのだ。たとえ甲殻に傷をつけることができない爆破の威力でも、内部組織を破壊することによって、機能停止にさせることは可能。 ただ、炎のもつ弾の爆破は…普通の物の比ではない。そんなのが内部から爆破するのであれば… その結果が、リオレウスの右足の完全破壊である。 右足だけの破壊に留まらず、左足をもえぐり、完全に足は使いものにならなくなってしまった。というより右足は失われている。 その脅威の破壊力にモンスター達は恐怖を感じていた。 今まで見たハンターと次元が違う。
「おいおい、怖気づいたか?ならさっさと終わらせてやろう。」
ズバババッ!!! そういうと、炎はモンスターの上空目掛けにある弾を乱射する。 リオレウスは動くことができなかったが、ティガとラージャンはとっさに回避する。
パカッ!!
乱射された弾からあるものが大量に放出される ―爆薬だ。 拡散された範囲は非常に広く、回避できたと思っていたティガやラージャンのいる場所も含まれている。 おまけにその量は…1発あたりに何十個いれているのか分からないほど。それを乱射したのだから…その量は百を超える。
「散れ」
ズドガガァァァアアアアアアアン!!!!
あたり一面が爆発で包まれた。
〜そのころの地〜
「うひゃー広い広いwww」
地はそこらへんにいた組織の人間から地図を強奪していた。 ちなみに侵入者ってことは最初に炎がどうどうと門破壊したためばれている。そのためどうどうと真正面から敵に接近している。
「さーてとwwwたぶんここへ向かえばいいんだな。」
そういうと地はある場所へと向かう。
〜地下10階〜
「…うっ」
ここは炎たちが乗り込んでいる施設の地下10階。 ここには…残妖と霊華が連れ込まれていた。
「ここは…」
目が覚めた残妖はあたりを見渡す。 一面真っ白。物はほとんどおかれていない。モンスターの標本がところどころにある。 それと今の自分に異常がないか見てみる。 手錠がかけられているため、腕の自由は効かない。武器はある。防具も問題なし。 近くには霊華がいたが…まだ眠っていた。 ここがどこなのかいまいちぱっとしない残妖であったが、とにかく脱出することを試みようとしてみた。とそのときだった
「け〜けけけwwwもう目覚めたのかwww」
いかにも研究員みたいな服装の男が部屋へ入ってきた。わかってると思うけど地じゃないよ。
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