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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.276 ) |
- 日時: 2014/05/03 17:26
- 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)
>>273 「腐ってやがる……早すぎたんだ」 あ、違いますかそうですか。
クロスオーバーの方ですけど、書きにくそうなんでゲネッポの第一声考えました。使わなくてもいいですがどうぞ。 「おっ、誰かと思うたら何やらべっぴんさん方やないか。こんなトコで何しとるんや?」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.277 ) |
- 日時: 2014/06/19 16:17
- 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: awRhgtfW)
〜第二十二話「地図に載らない街」〜
飛行船が少しずつ降下していっているらしい。
「そろそろ着きますよ、準備して下さい」 ナィが私に準備を促す。
私は食べかけだったパンの残りを一気に口に放り込み、水筒の水を流し込んだ。
「食べてないで、早く!」 「そんなに急かさないで下さい〜。腹が減っては戦はできぬ、って言いますよね?」 「……まあ、それもそうだが」
などという話をしていたら、荷車が止まった。 「着きましたね」 ナィが頷く。
飛行船を降りると、潮の匂いがした。 目の前には、白い砂浜と、青く澄んだ大海原が広がっている。 ここに来るのは初めてだが、どこか私の生まれ育った村と似た雰囲気だ。実に懐かしい。 私は大きく深呼吸をした。 「ふぅぅぅぅ……」
「ここに臨時の港があるんだそうだ。フォンロンと貿易をやっているらしい」 フォンロンというのは、今回の上位昇格試験の相手、幻獣キリンの棲むといわれる大陸。 中でも、塔と呼ばれるエリアで多く目撃されているらしい。
「限定10冊!『狩人に生きる』最新刊が入荷しました!」 「ヘイ、ニャっしゃい!ニャっしゃい!新鮮な魚はいかが!」 振り返ると、そこには活気溢れる市場が。 人間、竜人、獣人など、様々な種族が商売をしている。
ここは、地図に載らない街、バルバレ。 数年に一度、街が丸ごと移動するのだそうだ。 この街がかつて遺跡平原と大砂漠との境目にあった頃、活躍していたといわれるキャラバン『我らの団』は知らない人はいないほど有名だ。 今でも、かつてこのキャラバンに在籍していた武具職人の竜人は現役なのだとか。
因みに、現在のバルバレは大砂漠に位置しているが、当時の反対側、海沿いにある。 そして、当時のバルバレのあった位置の少し内陸側にあるのが、現在のスぺリナだ。
まあ、説明はこの程度にして……、と。
「船の出航は明日ですよね。今日、どこに泊まるんですか?」 私はナィに質問した。 「あの宿なんてどうだ?」 ナィは少し先に見える看板を指差した。
『一泊10z 二人一部屋、食事なし、風呂・トイレあり』
「……」 私は絶句した。 「ナナミ、どうした?」
「あのねぇ……、まさか、一緒の部屋に泊まるって訳じゃないよね……」 「……?」 ナィは首を傾げた。 (……素で言ってるのかな?)
ナィの顎に私の渾身の右フックが炸裂した。 「……ぐはっ!ちょ、何すんだ!」
どうやらナィは素で分かっていないようなので……。 「女の子と知り合った初日に同じ部屋で寝ようなんて、ナィさん、どんな神経してるんですか……!」
「そういえばそうだな、じゃ、二部屋でいいか。金は十分あるし」
ふう、助かった。 ナィがその気でなくても、大問題だ。私は、他人の気配がすると、よく眠れない体質なのだ。 訓練所の初日に、宿舎のドアの鍵を掛け忘れ、寝ている間に、同期の変態に服を剥がれ、全身を撫で回されて以来である。 ……ちなみにその変態は寝ぼけた私の左ストレートを喰らって歯が数本折れ、ハンターになるのを諦めた、と聞いている。
因みに、ハンターになるのに歯はかなり大事だ。 歯が悪いと、歯を食いしばれないので、力が歯の正常な人に比べて出ないのだとか。
まあ、そんな事はどうでもいい。 とりあえず、今夜の宿が見つかったのだ。それを喜ぼう。
〜第二十三話につづく〜
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Re: モンハン小説を書きたい人はここへ!二代目! ( No.279 ) |
- 日時: 2014/05/03 20:48
- 名前: ガンランスの王 (ID: hCxLlfVZ)
ワァオ。相変わらずの人気っぷり。さて小説書こう。
ハンターズ・アドベンチャー 〜あらすじ〜(第十話まで)
ある日、バルバレにやって来た廻斗と轟華と恐太と妃弓花。毒怪鳥を駆(ry 討伐したら、謎の黒い影が出現。その正体はゴア・マガラ。一度バルバレに戻ると、甲が廻斗の宝物を盗り、返してほしくばこのクエストをクリアしてこいと言われた。クエストの内容はドスジャギイの狩猟。廻斗はキレ、クエストに行った。そこにいたのは黒いオーラを放ち、禍々しい目をしたドスジャギイ。轟華と妃弓花が討伐したが、そこに甲がゴア・マガラに乗ってやって来た。そして轟華に狂竜ウイルスを吐いた。轟華は死にかけ、廻斗が甲がハンター抹殺隊なのを見抜いた。轟華が死ぬまで残りわずか、廻斗は唯叫ぶ事しか出来なかった。そこに本物の甲がやって来て、轟華を助けてくれた。廻斗達は、抹殺隊を排除しつつ、黒龍の討伐(初耳だよ?)を目指す物語。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.280 ) |
- 日時: 2014/05/05 05:55
- 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 02lAFnw0)
3話
共通点
セロとメイがコンビを組んでから2週間。二人で何度もクエストに向かった。しかしセロはまだ喋らない。まるで何かを避ける様に。クエストが終わりギルドに着いてからメイは理由を聞こうとするが、食堂に行かずそのままギルドを出てしまう。ギルドマスターに聞くも、知らないの一言。ますます気になる。しかも、メイはまだ彼の名前も聞いていない。そしてメイは考えた。 彼奴を尾行して奴の秘密を暴いてやろう。そしたらなんかはわかるだろう。クエストが終わりギルドに着くと、メイは出て行くセロの後を追った。追っていくうちに村を出て険しい山を登っていた。暴露てはいけないので電灯をつけられない。途中何度も転びそうになった。しかしセロは気付いていない。20分ほど登ると建物が見えてきた。確か村人から2年前に閉店した鍛冶屋の筈だ。慣れた手つきで鍵を開けようとする。メイは駆け寄り耳元で 「おい!」 と一言言った。たかがそれだけでセロは飛び上がり倒れてしまった。 「おーい。大丈夫かー?」 気絶している。仕方ないので、勝手にセロの家に入り、セロを引きずり家に入れて寝かせた。30分ほど経った頃セロは目を覚ました。 「イテテ、あれ?なんで家で寝てるんだっけ?」 「起きたか、どうだ調子は?」 「うわ!」 メイに気づくとセロは1メートル程飛び起き、後ろに這いずった壁に頭を打ち付けた。 「なんでいるんですか!?」 「お前が気絶したから家に運んでやったんだ。感謝しろよ」 「家汚いのから入らないで下さいよ!」 「わりいわりい……にしてもお前明るく喋るんだな」 「えっ。あ、本当だ……」 「さて、話せる様になったみたいだし話してもらうか!」 「あんまり話したくないです。気が進まないというか……」 「殴られたいか♪」 「マジでそれだけは勘弁してください!話しますから!!」 セロは大きく溜息をついた。 「僕は……元々ハンターではありませんでした。ここで父の仕事を継いで鍛冶屋をやっていました」 「なんで、ハンターになったんだよ?」 「3年前に父が亡くなりました。その時に父の頃からの常連の方に……君なら他人を思う良いハンターになれると言われて。1年間山に篭り修行してハンターになりました。好い人でした。けど、4ヶ月前古龍に殺されました。僕を守ったせいで。それからですかね。何だか他人が嫌になってなんだかどうでも良くなって……今に至ります」 話を聞いていたメイは下を向いている。と、突然セロの胸倉を掴んで怒鳴った。 「お前そんな事思ってたなら正直に言えよ!まだ期間は短いけど私達チームだろ!そんな気持ち抱えてるのはお前だけじゃない!私だって大切な師匠を失った。お前は逃げているだけだ!正面から立ち向かえよ!」 セロは俯いていた。顔を上げて、 「貴女は本当に強い人なんですね。確かに僕は逃げているだけでした。このままではいけないと思いますが……僕は貴女みたいに強くないから……」 「馬鹿野郎!今から強くなればいいんだ!私は、お前はそれだけの力があると思う。だから諦めんなよ!」 「僕が……?」 「そうだ!人は何度もやり直せるんだ!」 メイの口調は力強かった。セロを真っ直ぐ見つめる目は奥でらんらんと強く光っている。 「そうですね。このまま逃げていたら、あの世であの人も悲しむ……だから、前を向いて歩きます。時に疲れたら休み、悲しくなったら振り返る。そしてこの荒れた世を生きる。誰もがそうしている。僕はリスタートしてみますよ」 「私も手伝うからな。お前は1人じゃない!」 「はい」 セロは笑いながら頷いた。こんな感じいつぶりだろう。忘れていた。もっと早く気付いていたら。いや、欲張り過ぎか。 「あーそうそう。お前の名前まだ聞いてなかったな。」 「そうですね。僕の名はセロ・アグマです。えっと、メイ・バルフェルトさんでしたよね?」 「そう。改めてよろしくな!」 「こちらこそよろしくお願いします!」 セロは笑い答えた。
3話終わり
あとがき
すいません。受験生なんです。だからなかなか書けないんです。申し訳ないです。m(_ _)m皆様頑張ってください。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.282 ) |
- 日時: 2014/05/04 14:34
- 名前: 翼の勇車 (ID: i1EKrUOA)
一時我とダブルサクライザーさんでの小説会みたくなってしまってたんで、人が増えて一安心。最近本編のストーリーが思いつかないんですよねー。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.285 ) |
- 日時: 2014/05/04 21:56
- 名前: 煌星 (ID: mER84MAJ)
俺も書きたいんだけどキャラ名とか 設定がまだまだなんだよね〜 一応プロローグ〜第1話までは 作れてるから
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.286 ) |
- 日時: 2014/05/04 22:52
- 名前: 翼の勇車 (ID: i1EKrUOA)
>>284 >>285 良いですねー、我も応援していきますよ。そしていずれクロスオーbヘボァ! クック「黙れ」 勇車「うわあああぁぁぁ我の翼があああぁぁぁ!」 ゲネッポ「ええ加減クロスオーバー押しやめろや。くどい」 勇車「大事な交流の機会なんだぞ! お前ら他の人に会いたくないのか!」 トトス「ニート万歳とか言ってるてめぇに説得力なんざ微塵もねえよ」 クック「よし、今度はキャタピラぶっ壊す」 勇車「やめろおおぉぉぉ!」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.287 ) |
- 日時: 2014/05/04 23:38
- 名前: アクア@オワタの人 ◆pVZdWIZl7M (ID: OcWGIJFc)
明日はかけるかなという希望を持ちながら、一言 若干雑談スレになっているような気がするので小説を書く予定の人は、小説の下に~などを入れて話されてはどうでしょう? レスがすぐにきて埋まっちゃいますし...
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.288 ) |
- 日時: 2014/05/05 00:32
- 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)
>>287 確かにそうですが、このスレでの小説更新ペースってそんなに早くないんで、すぐに過疎ってしまいそうですよ? 気軽に書ける方が我々作者としても読者の皆さんも良いでしょうし。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.289 ) |
- 日時: 2014/05/05 02:38
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: lzVg37Oi)
>>288
GW中はバイト詰めです。 休みボケした愚民どもに愛想を振り撒かなくてはならんのです。 つい先程勤務が終わってぐんないしようとしてます。 明日、いや、今日ですね。クロスオーバーと本編を二つずつ更新してやろうかと思ってます。 つーわけで朝に備えてぐんない。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.290 ) |
- 日時: 2014/05/05 11:16
- 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)
>>289 それはそれはお疲れさまです。ちなみにその時間帯、我たぶん起きてます。(どうでもいい)
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.292 ) |
- 日時: 2014/05/05 14:16
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: cO738JC6)
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
七章続き
ニーリンside
ニーリンとトトスは浜辺を離れ、やや坂になっている平原へ向かっていた。 「ふむ。あまり遠くへ行ってなければ、この辺りのはずだが?」 ニーリンは顎に手を当てながら憶測する。 ふと、トトスはニーリンのそのさらに奥を見やる。 ニーリンとトトスとでは、身体の大きさが違いすぎるために視界は彼の方が広いのだ。 「あ?ありゃ、ゲネッポか?何やってんだ、あんな崖で」 「ゲネッポ……名前と君の様子から察するに、ゲネポス、もしくはドスゲネポスのお仲間かな?」 「おうよ」 ニーリンとトトスはそこに近づく。 黄土色の、背中が見えた。ドスゲネポスのようだ。 そのゲネッポと言うらしいドスゲネポスは、何かを引っ張っているのか、それを引き上げた。 そこから、ライラ、マガレット、エリスが順々に引き上げられてくる。
ライラside
「ご無事でっか?べっぴんさん方?」 なんとその片目のドスゲネポスは、独特なしゃべり方をする人間と同じ言葉を話した。 「!?」 ライラは驚いた。ライラでなくとも驚く。 まさか自分達の危機を救ってくれたのが、まさかのモンスターで、そのモンスターが当たり前のようにヒトの言葉を話すのだ。 「な、何が何なのかは置いといて、とりあえずありがとう、ドスゲネポス」 戸惑いながらもライラはそのドスゲネポスに礼を言う。 ドスゲネポスは引き上げたその手をライラから離す。 「ワイの芸人魂が、ここは「絶対押すなよ!いいか!?絶対押すなよ!」ってアンタを押してそのまま突き落とせって叫んだんやが、さすがにそれはアカンやろと思たんや」 「ア、アンタねぇ、芸人魂って……」 ライラは若干引いた。 モンスターが、芸人、つまりはヒトと同じような文化を持っていると言うのだ。 その時、遠くから見覚えのある人陰と、見覚えのないモンスターが現れた。 「おーい、エルミール殿。少しばかり折り入っての話があるんだが?」 ニーリンと、見たことのない巨大なモンスターだ。魚のような外形をしている。 「よぉゲネッポ!テメェも遊びに来たのかぁ!」 その粗暴そうな口調の言葉は、そのモンスターからだ。 「おぉ、トトヤン!今しがたべっぴんさん方を助けた所や、言いたいけどもや、トトヤンもべっぴんさん連れとるやないかーい」 ドスゲネポスと、それが話し合っている。 見るからに種が異なると言うのに、まるで遊びに来た友達のようだ。 「……どなたか説明をお願いします」 エリスはドスゲネポスとそのモンスターを見比べる。 誰が説明出来るのか? 誰も説明出来るわけがなかった。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.293 ) |
- 日時: 2014/05/05 11:50
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: nZNVc2VS)
ここは翼の勇車さんの出方を待ちます。 その隙に本編を更新します。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.296 ) |
- 日時: 2014/05/05 12:45
- 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)
>>293 リョーカイです。それと我のことはスラ×エリと呼んd(殴
>>292 第何章とかって書くの忘れてますよー。続きとかでもいいので。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.297 ) |
- 日時: 2014/05/05 14:13
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: cO738JC6)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
四十九章 安らぎの一時
ワルキューレがチコ村より出航して、一晩が明ける。 ここからバルバレ周辺の港へは遠回りになるため、三日を要する。 その三日間でも、アストは己を休めたりしなかった。 その手には剣と盾を持ち、一心不乱に振るっていた。 それは、いつもの片手剣ではなく、チャージアックス、精鋭隊討伐盾斧だ。 「もっと肩を使えニャ、足腰もしっかり踏み込まんと、重量に身体を持っていかれるニャ」 チャージアックスの使用を指導するセージと、精鋭隊討伐盾斧を振るうアスト。 ゴア・マガラとの戦いは近い。 それまでに、少しでもチャージアックスという武器を身体に覚えさせなくてはならないのだ。 「今はモンスターを相手に出来んがニャ、本番はチャージによるアックスモードも使うんだニャ。せめてソードモードだけでも完璧になれニャ」 「おう!」 「精が出るな、アスト」 それを遠くから見ているのはツバキ。 それに触発されてか、彼とは反対側の甲板で斬破刀を素振りする。 「ふっ……はっ……!」 アストの荒々しい素振りとは対照的に、ツバキの太刀筋はあくまで滑らかでしなやかだ。 太刀という武器は大剣と似た武器ではあるものの、大剣は質量を活かして叩き潰すような斬撃に対して、太刀は研ぎ澄まされた刃による斬り裂くような斬撃を持つ。 繊細な武器であるが故にその重量は軽く、素早く立ち回ることが出来るのも太刀の長所のひとつだ。
「二人とも、頑張ってますね」 「そうですねぇ。お邪魔するのも何ですしぃ、ここでいただきましょうかぁ」 「……お腹空きました」 ユリ、ルピナス、エリスの三人は訓練をするアストとセージ、ツバキを見守っていた。 今日の昼食は、ココットライスによるおにぎりだ。 カトリアは今後の予定のために、ライラはアストのためのチャージアックスを作っており、シオンはユリとツバキのために必要な費用を算段し、ニーリンはライラの代わりに操舵に移っており、マガレットは診療所で待機している。 見守るように甲板に座る三人。 だが、セージがそれに気付いてかアストを制止させ、ツバキにも呼び掛けると、揃ってやってきた。 「昼食ですか?ルピナスさん」 アストはその皿に並んだおにぎりを見ながらルピナスに訊く。 「はいぃ。一緒に食べようと思ってたんですよぉ。さぁ、座ってくださぁい」 ルピナスにそう言われて、アストとツバキとセージもルピナスからウェットペーパーを受けとり、手を拭く。 五人と一匹が円状に座ると、ルピナスは手を合わせる。 「ではぁ、今日も農村の方々の頑張りを感謝しながらぁ……」 「「「「「「「いただきます」」」」ニャ」 皆一斉におにぎりを手に取り、頬張っていく。 美味しいかどうかなど、言うまでもない。皆の美味しそうな頬を見ればわかる。 時折お茶を淹れながらも、おにぎりはあっという間になくなった。 「ふー、ごちそうさんでした」 アストは満腹そうに一息つく。 「ルピナスさんのご飯って、本当に美味しいですよね」 ユリは丁寧に口の回りを拭く。 「あらぁ、ありがとうございますぅ」 ルピナスは変わらずにニコニコと答える。 セージは立ち上がるとアストに向き直る。 「続きはまた夕方からニャ。それまでに休んでおけニャ」 「あぁ。頼むぜ、教官」 「お前の教官になった覚えはニャいがニャ」 いつもの軽口のやり取りを終えると、セージは船室へ入っていく。 その後ろ姿を見送ると、ツバキもアストに向き直った。 「お前も大変だな、アスト」 「まぁな。でも、少しでも皆のために頑張らないといけないからな」 アストはウェットペーパーをもう一枚もらい、顔の汗を拭き取る。 「さって、ちょっと昼寝でもするかな」 アストは立ち去るために立ち上がろうとする。 「あらぁ、お昼寝ですかぁ?」 ルピナスに引き留められる。 「でしたらぁ、ここで皆一緒にお昼寝しませんかぁ?」 「えっ……?」 それはつまり互いに無防備な姿を晒すわけで。 「いいですね。今日は暖かいですし、私はいいですよ?」 ユリはそれは名案だとばかり頷く。正気か? 「……私も賛成です」 エリスまで。 ツバキは一瞬怪訝そうな顔をしたが、すぐに元の表情になる。 「ユリがいいなら……その前にアスト」 アストに目を向けるツバキ。何を言いたいかは露骨に目が言っている。 「ユリに手を出したらぶっ殺す」と。 アストはその殺意の混じった薄紫色の瞳に一瞬すくむ。 「大丈夫ですよぉ、ツバキくん。アストくんならぁ……」 ルピナスは微笑むと、アストを手招きする。 それに近づくと、不意に肩を掴み、アストの背中を自分の前に持ってくると、頭を下ろしてくる。 この形は、『膝枕』だ。 「私がぁ、こうして押さえておきますからぁ」 「あの、ルピナスさん……?」 アストは頭をルピナスの膝に乗せられて戸惑っている。 これはこれで嬉しいが、恥ずかしい。 「あ、いいなぁ。ルピナスさんのお膝。私も入っていい?」 「「なっ!?」」 ユリの爆弾発言。 「……羨ましいです……わ、私も……」 エリスもどこかモジモジしながら近寄ってくる。 この状況は美味……ではなく、危険だと感じたアストは逃げようとする。 が、ルピナスにしっかり止められてしまう。 「どこに行くんですかぁ、アストくぅん?」 ルピナスはニコニコしながらアストの頭を元の位置に戻す。 理性に困難な戦いを強いるしかなさそうだ。 「ユッ、ユリッ!」 ツバキはあくまでユリを止めようとするが、もうユリはアストの右隣、ルピナスの右膝の半分に頭を置いている。 エリスも負けじと(?)アストの左隣、ルピナスの左膝の半分に頭を置く。 多少の上下はあるが、一人の膝に三人横になっている。 「ツバキくんもどうぞぉ?」 「おっ、俺もですかっ?」 「もちろんですよぉ。あと一人くらいなら大丈夫ですよぉ」 「いやっ、でも……」 ツバキは一瞬思考をフル活動させ、すぐに止めた。 「わ、分かりました……」 そう言うと、ツバキはそっと入ってくる。 「お前もかよッ!?」 アストは酷く驚く。 「仕方ないだろ、ルピナスさんが入ってって言うし……」 そっと、ツバキはアストとユリの間に入ってくる。 「それではぁ、おや…すぅ……」 ルピナスは即行で眠ってしまった。 アストは諦めてこの状態で昼寝することにした。 ふと、いい匂いが鼻をくすぐる。 (ユリ、じゃないな。エリスも違う……) では、ルピナスかと思うが、もっと近くからだ。 (ツバキ、か?でも、なんで女の子が使うような香水を……?) アストが悩む内に、ふと眠りに落ちてしまう。
そこは、とても可愛らしく、羨ましい光景が広がっていた。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.298 ) |
- 日時: 2014/05/05 16:21
- 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
九章 とある芸人
ニーリンside
「色々と言いたい事もあるだろうがとりあえず紹介するよ。彼はガノトトスのトトス君。先程危ない所を助けてもらった」 「俺様はあのシマ荒らしの野郎を叩きに来ただけだ。てめえが助かったのはどっちかっつうとオマケだっつーの」 苦笑いをするニーリン。 「ワイはドスゲネポスのゲネッポや。天性の芸人やで」 その後も各自自己紹介し、喋るモンスター二匹と会話を始める四人。 「私達はこの崖から落ちそうになっていた所を、ゲネッポ、さん? に助けられました」 ニーリンは状況を説明したマガレットの方を見てから、ゲネッポの方を見る。 「皆を助けてくれてありがとう。礼を言うよ」 「やめてえなニーネエ。ワイは当たり前の事をしたまでや」 モンスターが人を助けるのが当たり前というのに違和感を覚えたニーリンだったが、今は言わなくてもいいだろう。 「「ギャオゥッギャオゥッ」」 不可侵入領域である林の中から、二匹のゲネポスが飛び出してきた。ぬかりなく構えるニーリン。 「お、来よったなゲネカク、ゲネスケ。紹介や、これはワイの側近のゲネスケとゲネカク。人の言葉は話せないんやけど、理解はできるからバシバシ話しかけてや」 ペコリと頭を下げる二匹のゲネポス。それを見たニーリンは武器をおさめ、トトスに話しかける。 「所で気になったんだが、君らの他に喋るモンスターはいるのかい?」 「んぁ?ったりめーだろ。おいゲネッポ、ちょいとペッコ呼んでこい」 「ワイはべっぴんさん方といるほうがええしな、ゲネスケ頼んだわ」 はあ、とため息をついたゲネスケはゲネッポをジト目で見ると、渓流の方へ向けて走っていった。
アストside
「あれ? あっちからかぎなれた匂いが……」 急に上り坂の方をみるギザミ。 「かぎなれた匂い? ギザミの仲間か?」 「……うん、たぶんこれは……あは、二人とも居る。よし行ってみようか! と言いたい所なんだけど、カトリアさんが、ね」 未だにアストにピッタリとくっついているカトリアを見て、困ったように言うギザミであった。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.299 ) |
- 日時: 2014/05/05 16:36
- 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)
今日中の更新は難しいかもです……。あ、深夜ならおkですよ、なお午前2時までとします。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.300 ) |
- 日時: 2014/05/05 19:30
- 名前: 煌星 (ID: bzmKMTVZ)
第1話
ここは大砂漠 その砂海を 割り進んでいるのは 撃龍船と呼ばれる船だ その船には銀色の防具をつけた ハンターがいた 防具の傷の数から見て凄腕ハンターだろう 突然砂の塊が2方向から飛んできた 輝はその方向をみた すると撃龍船の両側に2体の 超大型モンスターが現れた 右側にいるのが豪山龍ダレン・モーランだ 左側は峯山龍ジエン・モーラン この2体が同時に現れるのは 奇跡といっていいほど珍しいことだ 輝は戦闘体勢にはいったが 空から電撃ブレスが飛んできた あまりに高いところから撃たれたため 正体はわからなかったが 撃龍船の耐久度が一気に削られたため 目的地であるバルバレへ急いだ
〜まぁこんな感じ…かな? ベースはMH4でMHシリーズの モンスター使うんですよね〜(Fも一応 何かおかしなところとかあったら 指摘してください (読点をつけてないのはわざとです)
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.301 ) |
- 日時: 2014/05/05 19:33
- 名前: 煌星 (ID: bzmKMTVZ)
>>300のやつで 会話系がないのは わざとです オトモなし設定なんで 次回から会話系入れます 1話って言うかプロローグ的な 感じかな?
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.302 ) |
- 日時: 2014/05/05 21:48
- 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 02lAFnw0)
>>301
おっ遂に貴方も書きますか! ゲマスレにも書いたらいかがですか?
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.303 ) |
- 日時: 2014/05/05 21:56
- 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)
ただいま戻りましたー。思ったより予定が早く終わったので……。
>>300 新人さんは大歓迎です!
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.307 ) |
- 日時: 2014/05/05 22:17
- 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)
本当ですね、キリ番で第一話を書けるとは……ウラヤマシ。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.308 ) |
- 日時: 2014/05/06 11:29
- 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: 6lwjBm5F)
モンスターハンター「焔の詩」10話後編 アズルライト&アンバー 「アズルライトさん。ここは僕がやります。下がっていてください」 そう言って、身を低くして走り、ラージャンの懐へ飛び込み、右脇を切り裂く。 下がっていろとは言われたが、パーティーの一員を一人で戦わせる訳にはいかない。 武器を構え、切り上げを頭に当てる。 ラージャンは怯む事無く次の動作――ボディプレスに移る。 私は後ろへステップして、範囲外に出て、剣形態へ変形させ、脳天目掛けて振り下ろす。 アンバーはと言うと盾でガードの体勢を取りながら後ろへステップし、何事も無かったかのように攻撃へ転じた。 (一気に決める! 属性開放突き!) スラッシュアックスを構え、ラージャンの頭に突き刺す。 そして装填されたビンを一気に放出し、切り裂く。 その一撃で怯み、そこにアンバーが斧形態へ変形させ、属性開放斬りを右の腱に当てる。 そしてラージャンから少し距離を取る。 ラージャンがジャンプし、空中で回転しながら落ちてくる。 2人巻き込むつもりだろうが、アンバーは盾でガード体勢を作り、バックステップで既に距離を取っていた。 私はアンバースラッシュを地面に立て、刃の反っている部分を踏み、柄に足をかけ、跳躍する。 全てはケチャワチャの低空飛行を避ける際にやったものの再現だった。 ――跳躍するまでの事は。 空中で剣形態へ変形させ、ラージャン目掛けて振り下ろし、そのまま属性開放突きへ移行する。 落下しながらのそれは、落下速度を伴い、通常のものよりもはるかに高い威力を呈し、フィニッシュと同時に地面へ叩きつける。 これが致命傷となり、ラージャンは足を引きずり、巣へ移動しようとしている。 こんな絶好のチャンスをみすみす逃すアンバーではない。 アンバーが剣形態のスクアリーアルマードを一閃する。 それがラージャンの右の腱を捕らえ、ラージャンが転ぶ。 恐らく腱が切れたのだろう。そのままラージャンに二撃三撃と与え、チャージし、属性開放斬りをする。 ラージャンはその場で動かなくなった。 「・・・・・・師匠のところへ急ぎましょう」 アンバーは一言そう言い、ジェノスを探しにその場から去った。
>>300キリ番が1話とは・・・・・・中々縁起がいいですね(?) それと、第二期やることが決定しました
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.309 ) |
- 日時: 2014/05/06 11:39
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: EMPnSV.u)
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
九章続き
セージside
刺々しさのない、イャンガルルガのルカ。 セージ自身も、イャンガルルガという相手はこれまでに一度だけ一戦交えたことがあったが、ハッキリ言ってかなり強い相手だった。 まずは肉質の硬さ。特別柔らかい頭部などを除けば、まるで岩を斬っているかのような感覚ばかりだ。 戦闘能力も非常に高く、鳥竜種の素早い立ち回りに、リオレイアを思わせる火炎ブレスとサマーソルト攻撃。しかもそれらを独特な使い方で使ってくる。 さらに厄介なのは、超音波のような咆哮だ。これら頻繁に行ってくるために、無防備な状態を晒してしまうことも多かった。 外見も、イャンクックのようにどこか可愛いげのある姿ではなく、鋭い棘が無数に生え、クチバシも眼光も尖っている。 恐らく数多くの鳥竜種の中でも最強だと思われているほどの強さを持っているのだ。 しかし、目の前でクックに泣き付いているルカはそんな凶暴な様子は微塵も感じられない。 極希に見られる、せいぜいジャギィ程度の大きさのイャンクックを上から紫色に塗ったのではないかと思えるほどだ。 凶暴どころか、逆にイャンクック以上に可愛らしくも見える。 「わはーっ、可愛い鳥さんですーっ!」 シオンはルカを見てはしゃぎ、思わず駆け寄る。仮にもモンスターということなど頭の片隅にもないだろう。 「ふぇっ!?」 当然、ルカは駆け寄ってくるシオンを見てさらに怯えるわけで。 そんな怯えた様子など全く意に介さず、シオンはルカに近付くと頭をなでなでする。 「わっ、あうぅぅっ」 ルカは頭をなでなでされて肩をすくませる。 「ほぇーっ、特大サイズのぬいぐるみみたいですーっ。そーれっ、なでなでなでなで〜っ」 「おぁっ、おぅぅぅぅぅ……」 シオンはさらになでなでしにかかり、ルカも何だかなでなでされてまんざらでもなさそうだ。 そこからさらに頬擦りをしたり、身体に抱き付いたりするシオン。 セージやクックと言った保護者(?)はその様子を静かに見守っている。 「なぁセージ。この子はいつもこんな感じなのか?」 「否定出来んニャ」 「しかし、まぁ……」 シオンの熱烈なアプローチを受けて、ルカは警戒を解いてくれたのか、シオンを背中に乗せて走り回ったりしている。 「おわわーっ、速いですーっ!」 「えへへー」 見るからに楽しそうだ。 「ルカにとっても、あれくらい刺激的な方がいいかも知れないな」 クックはその楽しそうな様子を見てフッと微笑む。 その最中、ツバキは「食事にするんじゃないの?」と内心で思っていたが、しばらく黙っておくことにした。 あのシオンとルカは、しばらく止まりそうにないからだ。
アストside
「ギザミの仲間って言うと、やっぱり同じ蟹なのか?」 このエリアから、少し坂になっている細道を上がるアスト達とギザミ。 「うぅん。むしろ、種から違うよ。ボク達のような存在は種が異なっても、ヒトと同じように分かりあうことが出来るんだ。普通は、鳥竜種は鳥竜種でもランポスとイャンクックと別れていたりするけど、そんな隔てはないと思ってくれていいよ。むしろ、君達のようなヒトを見ていてつくづく思うんだよ。ボク達は外見が異なるだけで、ヒトと何ら変わらないじゃないかって」 ギザミはアストに向き直る。その拍子にカトリアがビクッとアストの背中に逃げてしまう。顔だけは出してくれるので少しは心を許してくれているようで安心する。 「アスト君達は別にして、ヒトとヒトとの争いは今なお続いていると聞いてるよ。それは悲しい。ボク達でさえ分かり合えるのに、どうしてヒトは同胞と争おうとするんだろうね?」 ギザミはその甲殻種特有の顔を少し寂しげにする。 ヒトだからと侮っている分けではない。ただ純粋に、子供のような疑問を思っているだけだ。 アストとユリはそれに対して答えることが出来なかった。直接、自分達には関係がなく、ましてやそんな話は表で聞いたりしないからだ。いざそれに触れられると返答に困るものがある。 だが、それに答える者はここにいた。 カトリアだ。 彼女は、そっとアストの背中から離れると、アストの隣につく。もちろん、手は握ったままだが。 「ギザミくんの言うことは、分かる。私達ヒトは、モンスターとだけでなく、同じ人間同士でも争っている。でもね、ギザミくん達が根本的な種から違っていても分かり合えるように、私達ヒトも、いつかは分かり合えるはず。私達は、自分達のことばっかり一生懸命になっていて、ギザミくんみたいな周りを見ようとする姿勢を忘れているのかもしれないね」 カトリアはギザミから目を逸らそうとして、それでもちゃんと向き合って話そうとする。 アストとユリはそんなカトリアの気持ちを汲み取ってか、それぞれ左右から手を繋いでやる。 「アストくん、ユリちゃん……」 「頑張って、カトリアさん」 「私とアストくんが、ついてますから」 アストとユリはカトリアに微笑みかける。 その微笑みに、カトリアは勇気を貰えたのか、ちゃんと逸らさずにギザミと向き合う。 「現に、他人同士だった私達がこうして手を繋ぎあっている。子供の理想みたいなことだけど、世界中の人達がこうして手を繋げられるって、私は信じてる」 「………」 ギザミはカトリアのその言葉に、感銘を受けていた。 アストとユリも、カトリアのその言葉で握っている彼女の手をほんの少しだけ強く握る。 「カトリアさんは、優しいヒトだね。優しくないと、そんな言葉は出てきたりしないよ。だから、アスト君もユリちゃんもカトリアさんの側にいるんだね。何だか、ちょっとだけ羨ましいや」 ギザミは照れ臭くなったのか、坂道の方に向いた。 (ミズキとは違うけど、カトリアさんもミズキも、考えることは一緒か……ぜひとも、ミズキやカスケ君にも合わせたいな) まずは他の皆からだな、とギザミは坂道を進んだ。 アストとユリは、カトリアと手を繋ぎながらその背中を追う。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.311 ) |
- 日時: 2014/05/06 15:19
- 名前: 翼の勇車 (ID: FYrhfXhK)
>>309 わは……何と言いますか、尊敬します。クロスオーバーでこれだけ考えさせられるとは……。
クロスオーバー、現時点での移動の流れを書きます。
アストside BC→エリア1(→エリア2※現在移動中)
ニーリンside エリア3→エリア2
セージside エリア7
ミズキside エリア6(クックの巣)
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