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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.951 ) |
- 日時: 2014/06/28 00:27
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)
クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー
第三章続き
〜ユクモ村〜
「うん、とりあえずあの家に入ろう。このままここで立ち往生しても邪魔なだけだし、お互いのことを話し合っておかないといけないからな。 あと村のことについてはさきに村長と思われる人と話はつけている。そのことも明かすからさ。異論等もあの中で。」 地はいつもの口調で冥花らと知らない集団のメンバーに話す。 とにかくこれから共に生活することになったのであれば、お互いのことを知っておいたほうがよさそうだ。それに地が村長と思われる人と話してきた内容についても知っておかなければならない。 地に誘導されるがままに、みんなは家へと入っていく。
〜家〜
この家は…そこまで広くはないが一応全員が入ることはできた。ある程度スペースもある。 まだ地以外の者は知らないが、ここからは集会浴場へつながっている。いずれ分かることではあるが…。 「よーし、まずは俺が村長と思われる人と話してきた内容からだ。」 そういうと地は大きく息を吸い込んで…
「この村の名前はユクモ村。温泉がある。あと農場もある。それに武器職人や…オトモアイルーの装備を作ってくれるアイルーもいるみたいだぞ。それで村長は俺たちを専属のハンターとして向かえたのであるのだがどうやら農場やギルドストアd」←この間1秒 「早いわっ!!!」 「グホォ!?」
冥花、とうとう地への突っ込み人の道を進む←違う。 というより地があまりにも早口でいいすぎるため何を言っているのか誰一人として理解できていなかった。おそらく早口を理解できるのは…ごく少数。冥花がいったことはごもっともでもある。というよりみんなそう突っ込みたかったんじゃないかな…。 口で言っても伝わりにくいと思った地は仕方なく懐から白い板とマジックペンを取り出す。そして…いろいろなことを次々と書き出す。 その内容は…だいたいで書くとこんな感じ。
・農場は自由に使って構わない ・この家も同じ。 ・やや高難度のクエまで受注可能(村☆5、集会浴場は☆3。ただし地は全部可) ・(以降何かあれば付け足します)
「理解できた?あと拒否権はないから。うん。んじゃ次にはいr」 「「「早い。」」」 地が白い板を見せた時間はたった5秒。そんだけで理解できるわけないだろあんた。 地は内心「炎とあいつなら見せてすぐ理解するのに…」と思っていたが表情にはださない。 とりあえず話した内容があらかた理解できるまで…地は待った。
「よーし。今のを20〜80%理解できたと思うから次に行こう。次は俺たちがこの世界にきたこととかいろいろうんぬん。」 「20〜80%って…」 いろいろアバウトすぎる地にカトリアはそういったが地はそんな性格だからしかたない。ちなみに20〜80%は農地に適する団粒化の値。 それは置いておいて…どんどん話を続けていく。 「えーっと、ざっくり言うと俺たち+一人が元の世界にいたらいきなり空間が裂けてその空間に落ちてしまった。よくわからん空間が終わったと思ったらここにいたわけ。んでその一人はなぜかはぐれた。まぁ実力はあるからほっといても問題ない。」 …この内容には嘘がある。それは…空間がいきなり裂けたこと。 実際は炎が引き裂いたわけで。でもそこをいってしまうと後々めんどうなことになりかねない。それを避けるためにあえて言わなかった。ほっといても問題はないだろうけど…。 「…一つ良いだろうか?」 ニーリンが地に尋ねる。 「どうぞ。」 「そこの…メイドの装備…上はドンドルマ、下は…確かタンジアの受付嬢の制服だったな。この装備は一体誰が譲渡したのかな?」 最初に残妖に聞こうとした内容だった。それに対し地は… 「それは俺が持ち合わせの素材で作った装備なんだ。なんでその地方を知っているかというとこっちの世界にもその地方はあるしあと俺は昔旅人だったから。あ、俺25歳だから。」 だれもそこまで聞いてない…とはいわなかった。 「年を言ったついでにこっちのメンバーの自己紹介しておくか。今更すぎて申し訳ない。俺は地。地方の地な。あと25歳。うーん…まぁ一風変わったハンターってことでよろしく。」 「あたいは冥花。字は…こうよ。」 「私は霊華。字はこうね。あと、私は狩りには参加できないわ」 「私は残妖です。字はこうです。狩り経験は浅めです。それと家事を一通り…。」 地に流されるがままに3人も自己紹介を行った
〜炎視点〜
「……気配は察知できる力は残っている」 そういう彼の周りにはベリオロスの死体が3つ。 「しかしなぜだ?俺を試している者の気配はこの世界から感じられん…」 炎はこの世界の地理については完璧である。それ故に村の方角、距離は理解している。 それなのになぜか凍土についた…何者かの仕業ということは理解できた。 しかしその者の気配はこの世界から感じられない。 「…(おそらくだが…俺を試すものは俺以外のやつのことには気づいていない。今はあいつらと合流するよりも一人でいたほうがよさそうだ。それに…どうやら俺の力は利用できていないみたいだな)」 彼がそう思う理由は…膨大な力の一つである「時止め」を使用してこないこと。 もはやこれは反則的な力でもあるが故に、誰もがこれを手にしたら利用する。 それを使ってこない…ならば利用されていないと判断した。 「…(それにこいつらは無事…か。ならどうでもいいか。まだましだ、まし。)」 そう思いながら炎は凍土から動こうとしていた。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.952 ) |
- 日時: 2014/06/28 00:06
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)
補足説明
炎は幻覚、幻聴についてすぐに察知します。そのときはどこかの部位に痛みを与えて正気に戻ります。 あとは…こいつらは無事というのはそのうち出てくる武器のことです。複数あるので作ってもおkです。 自分がだそうとしているのは明らかに規格外なものですが、あるゲームに実在する物です。 その20で地が持ってる弓と同じゲームから持ってきます。
あとは…地が書いたホワイトボードに何か付け足すことがあればお願いします。修正しておきますから。台詞変更希望とかも遠慮なくどうぞ。
で、そろそろ目次整理の時間かな?
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.953 ) |
- 日時: 2014/06/28 09:47
- 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)
>>950 村長「おっ、ようやくオイラの出番だね!」 勇車「ぶっちゃけあんたの出番ないと思ってたんだけど……」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.954 ) |
- 日時: 2014/06/28 10:44
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 0qhZN1og)
クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー
第四章 それぞれが出来ること
〜ミナーヴァside〜
地達の自己紹介を終えた所で、カトリアを始めとするミナーヴァ各員も自己紹介に出る。 全員の自己紹介が終わり、カトリアは話を持ってくる。 「では地さん。私達ミナーヴァはハンターの他にも様々な職務資格を持った人もいます。それらに関しては……」 「あー、それらに関しても少しは話してるよ」 カトリアが言い終えるより先に地が返答する。 「ざっと聞いて、ちゃんとした資格を持ってる人は、村のそれぞれの施設に雇ってもらう形でいいんじゃないかな。それと、そっちの、ユリだっけ?あんた、農作業とかは出来たりする?」 地はユリに向き直った。 ユリは自分に話を向けられているとのだと感じ、彼女も地に向き直る。 「えっと、やったことないですけど、やろうと思えば多分出来ると思いますよ」 「オケ分かった。んじゃ、話は俺がテキトーに付けとくから」 ユリの反応を見て、地は頷いた。 そんなユリを見てツバキは声をかける。 「ユリ、大丈夫なのか?」 「うーん、分かんないけど多分大丈夫だよ」 その自信はどこから来るんだとツバキは呆れたが、彼女がやると言うのなら、止めることはしない。 「分かった。止めないよ」 ツバキはそれだけ言った。 「オケ。ほんじゃ、これからヨロwww 」 そしてこの地と言う男。 どこか胡散臭さは抜けないが、まぁ悪い人物では無いだろう。 とりあえず今は信用してもいいかも知れない。
〜地side〜
「(さて、とりあえず状況は落ち着いたし、あとは炎が戻ってくるまでテキトーに過ごすか)」 ひとまずの問題は解決した。 と言うより、炎は今はどこで何をしているのだろうか。 まぁ、彼のことだ。多少の面倒ごとでも「散れ」もしくは「失せろ」の一言で大体は片付く。なんと言う力業だ。 そんな力業でもかなりセーブしているのだから恐ろしい。 「(ま、俺もそんなもんだけどなwww俺がキレたぐらいじゃ世界が滅んだりしないけど、あいつがキレたら洒落にならんwww )」 「なぁ、地」 思考を回していた地に声をかけるのは冥花と霊華だ。 「私達は何をしたらいいの?」 今度はこっちだ。 しかし、片や三途の川でサボ……死者の扱いをしていた者、片や常に腹ペコ幽霊。しかもどれだけ食べても腹がいっぱいにならない。胃下垂か。 まぁ、冥花はユリと一緒に農作業でもさせてればいい。 霊華は……どうするか決めかねている。 「うん。とりあえず冥花はユリと一緒に農作業でもしといて。霊華は……どうしよwww 」 これも考えるんかい、とまた地は頭を悩ませる。 せめて残妖くらい万能ならいくらでも手段はあるのだが。 「地さん。私はとりあえず、家事をこなしつつ狩りをしていればいいですか?」 残妖も入ってくる。 「あぁそうだな。一応その服はその辺の素人以上の防御力はあるし、武器は俺が見つけた発掘太刀があるだろ」 「えぇ。使わせてもらいます」 そう言うと残妖は携えているその太刀に手を添える。 「だから私はどうなるの」 霊華は口を尖らせる。 「わーったわーったwww 後で考えるから」 〜ユリ&冥花side〜
村長の計らいで、各所営業に雇われるなったエリス、ライラ、ルピナス、シオン、マガレット。 一応、全員にこの村で馴染めるようにと、ユクモノドウギを支給された。 ユリと冥花は農場管理人に案内されて、ユクモ農場に向かっていた。 「うわぁ……広いなぁ……」 ユクモノドウギを着込み、そのか細い肩が露になっているユリはその農場の広さに思わず声を漏らす。黒髪の美しい彼女にその姿はよく似合っている。 「そこそこの設備は揃ってますので、あとはご自由に管理を。何か増設したい設備があれば、お気軽に相談を」 管理人はユリと冥花にそれだけ伝えると、農場を後にする。 二人残されるユリと冥花。 「で……具体的にあたい達は何をしたらいいんだい?」 「んー、私も分かんないから……あ、そこのアイルーさん、ちょっといい?」 ユリはそこにいるアイルーに声をかける。 「ニャ?」 「ここの農場って、何をしたらいいの?」 アイルーと目の高さを合わせるため、しゃがむユリ。 「ニャ……普通に作物を育てたり、魚を釣ったり、鉱石を掘ったり、虫籠の虫を集めたり……今はそれくらいかニャ」 農場ひとつでも色々な物が採れるようだ。 「そっか。ありがと」 ユリは礼を言うと、目の前の坂を降りる。 目下に広がるのは、荒れた土壌だ。 「まずは、これを耕すのかな?」 その辺に立て掛けてある鋤を持ってみる。 「う、けっこう重いなぁ……」 持ち上げられないことはないが、これを持って何十分も土を耕すのだから、農家の方達の体力は馬鹿に出来ない。 「んっ、ょっ、と……」 鋤を降り下ろし、土を返す。 何度か繰り返す内に、土は柔らかい土壌が地表に現れ、中からミミズが驚いて出てくる。 「うわっ、ミミズッ?……そっか、土の中だもんね」 ユリもミミズの出現に驚いて尻餅をつく。 ミミズはすぐに地中に潜っていく。 また私が掘っちゃうけどね、とユリはその様子に小さく笑うと、再び鋤をしっかり握って土を耕していく。 これが大陸を股にかける歌姫だと誰が信じるだろうか。 一方で、冥花は木陰に座り込んでいた。 「土いじりなんてめんどくさそうなこと出来ないっての……」 欠伸を一つ漏らすと、冥花は早速昼寝に入った。 〜炎side〜
「……ん?なんだ、この感覚は。よく分からんが……」 すると、炎は凍土の真ん中で叫んだ。 「寝・る・な!!」
〜ユリ&冥花side〜
「きゃん!?」 冥花は突然飛び起きた。 「冥花さーん、どうしたんですかー?」 ユリは冥花の悲鳴を聞いてその方へ向く。 「な、なんかよく分かんないけど、寝たら怒られたような感じが……?」 「?」 ユリは小首を傾げると、再び土壌の耕作に戻る。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.955 ) |
- 日時: 2014/06/28 18:59
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)
農地と聞いて暴走する主の様子
qua「1回土掘り返したら1ミミズ当たり前、下手したら3体でる。」 炎「おい、それはお前の場合だろ」 qua「農地に適した透水係数は10^-3〜10^-4。団粒化は書いたからいいや。有機物は全体の20%付近がよい。なぜなら団粒化が促進されるから。多すぎてもだめ。20%付近にしたほうがいい。 あとは固相率とか液相率とか気相率とか…湿潤密度もそうかな。それに含水比も重要となって…さらに」 地「おいwwww何がしたいwwww」 qua「今すぐその農地へサンプリングにいかせろやぁぁあああああ!!どれくらいその農地が適しているかしらべてやるよぉぉぉぉおおおお!!」 残妖「…今授業でやっているようです。」 霊華「いやいや…それが分かったところで対策がわからないと意味がないのではないかしら」 qua「まず透水係数が適した値より低いと仮定しよう。その場合は有機物掘り込んで掘り返すといい。そうすれば団粒化がそk」 地「続きはそのうち!んじゃおしまいということで!!」 qua「こらあああああ!!!閉めるなあああああ!!!!!!」
…はい。実は自分農地に関して無駄な知識が(ry そんなキャラをクロスオーバー限定でぶち込みたくなりました。 なにせ二人であの農場管理は無理そうで…。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.957 ) |
- 日時: 2014/06/28 19:13
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)
これからの話に入る前に…。
・炎と地が持っているリング 所有者のレベルに比例して力を増強させる恐ろしいアイテム。なお、炎と地以外も装備は可能だが増強される量はまったく異なる。 そのリングを8個装備したときは…今までとは比べようのないほどありえない力を持つ。 普段はあまりにも強力すぎるため使わない。さらに8個つけた時は火属性攻撃を完全に無効とする
・モンハンに登場しない武器 だいたい上と同じとこから持ってきています。性能はベースに基本ダメージ+450%がついています。あともともとの攻撃力も異常。 モンハンとは計算式がまったく異なるためわかりにくいですが…まぁカンスト2万のゲームで10万がざらに出るようになると思えば…。(ただし炎と地が使った場合のみ。) どんなんかというとまったく力を込めずに放った矢でミラさんが1撃。もはやチート。 ただし上のリングを装備したときは、といった話。ないときでも十分おかしいけどね。
無論緊急時(とんでもない敵がでたときやさっさとけりつけたい時)以外では使いませんが…でたときは…うん。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.958 ) |
- 日時: 2014/06/28 20:58
- 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)
>>957 神山ルーツ「ぜっっっったいに会いたくねえ……」ガタガタブルブル 勇車「近いうちにお前の意識疎通方法考えないとな……いつあの二人や蒼さんみたいなのが出てきたらoutだろ」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.959 ) |
- 日時: 2014/06/28 23:14
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)
その21 常識外の力
〜地下10階〜
今の地は説得の余地はない。 本来この世界に存在するはずのない弓を、ありえないほどの力でひく。 両指をよく見ると…緑色をしたリングが親指を除いた指すべてについている。しかしリングなどつけて意味はあるのだろうか…。 おまけに彼が今放とうとしている矢の数は…12本。今までと変わりのない数ではあるが、その矢も今まで使ってきた矢とはまったく異なる。 ―筒に入れて発射する小型矢。射程距離が長いのはもちろんのこと発射速度がとても速く、避ける動作をする前に対象を射抜く…通称「片箭」 その矢を12本である…破壊力はもはや想像できない。 それ以上に、地から発せられる不気味なオーラが研究員へ恐怖を感じさせる。
「け…けけっ…こ、この小娘がどうなってもよいのか?!」
研究員はさっきまで抜いていた力を再び加えだす。
「い…いや…!やめ…て…っ!!」
残妖は全身から襲う痛みで意識が限界寸前だった。 それでもお構いなしに研究員は力を加えていく。
ポタッ
残妖の目から涙が落ちる音がした。っと同時にそれは起きた
ガシッ!!! 「なぁにぃ?!!」 「・・・・・・・・・。」
さっきまで扉にいた地が…もう真横に立っている。しかも一瞬で研究員の両腕を弾き飛ばし、残妖を別の場所へ、そして…。
「失セロ」 ズガッッ!!!!
研究員の腹に強烈な回し蹴りをおみまいする。
ズドンッッ!!!! 「ぐはっ!!」
あまりにも強烈すぎるその蹴りは研究員を壁にたたきつけた。 それでも研究員はなんとか体制を立て直す。しかしその前にいるのは…
―再び弓を引き絞る地。
今から反撃しても間に合わない。しかし、自身は進化を超越した存在。 ならばこの程度の攻撃くらい防御できる。 そう思った研究員は両腕を異常なほど肥大化させ、硬度も増強させる。 この固さは…ダイヤモンドくらいだと思えば幸い。
「け〜けけwwwwそんな攻撃でこの腕を破壊することはできまい!!」
と豪語する研究員。しかし…
「言ッタハズダ。塵モ残サヌト…」 グググ・・・!!!
弓を…引き絞る。そして…
バシュッ!!!
―放つ
ズグシャァァアアアアアン!!!!!!!!! 「ぐぎゃぁああああああ!!ワシのうでがぁぁぁあああああああ!!!!!」
放たれた12本の矢は…右腕にすべて直撃。 貫通作用を持ってはいない矢ではあるが…右腕を粉砕した。骨、筋肉、皮膚…すべてを塵へと帰した。 貫通作用を持たせていない…つまり、矢にかけられていた力はすべて当たった場所にかかる。故に、破壊力をある部位にのみ与えたいのであれば貫通作用は必要なくなるのだ。 しかしそれで終わるわけがない。彼の本気が常識外なわけ…それは
バシュシュシュ!!!!!
―異常なほどの攻撃速度にある。 矢を取り出し、引き、そして放つ。この動作を…1秒間に20回。それも12本の矢をいっぺんに撃ち込む。 矢の速度は…目視不可能。もはや音速に近い。この矢を回避するのは無理がある。
「―クタバレ。」
研究員は…断末魔を上げることなく、この世界から塵一つ残らずに消え去った。
「・・・・・・・・・・・・。」
目的は達成した。もう用はない。部屋からでようとしたそのときだった。
「「「「クエェェエエエ!!!!」」」」
さきほど炎がみかけた全盛期のイャンクック達が部屋へとなだれ込んでいった。 鳴き声だけでソニックブラストが発生する…もはや常識外の生物。 数々の伝説を持つモンスターが…複数。 どう考えても絶望しかない。たとえいかなるハンターといえどこの状況の打破は不可能だろう。 ―それでも彼は違う
「…邪魔ダ」 バシュシュシュッッ!!!!!
薄れゆく意識の中で残妖が見た光景…それは…
―一瞬で塵へと帰るイャンクック達、そして…塵へと帰ってもなお無慈悲に超高速で矢を放ち続ける地であった。
〜炎視点〜
「…あのあほ…仕方ない、地下10階にいくか。それだけ」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案 ( No.960 ) |
- 日時: 2014/06/29 13:25
- 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: tK/O/lNV)
更新します
&15時からレウス部屋つくるお!
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.961 ) |
- 日時: 2014/06/29 13:45
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6S6bYYMv)
それにしてもペイルカイザーさん来ないですね。 あの小説、見るからに面白そうなんで早く続きが読みたいんですが……。 テスト期間中かも知れませんし、もうちと待ったら来るかもです。
ってか、僕はさっさと設定決めて猛焔を抱きし翼を書きませんと……
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.962 ) |
- 日時: 2014/06/29 13:57
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)
17時ごろに…クロスオーバーだけでも進めておこう。 本編は明日でいいや。うん、ONLY☆ONEな人について知っておくと次回分かりやすい…かもしれない。 もうひとつのほうは…まぁあれが地の本気ってことで。はい。
>>961 ちょっとクロスオーバーの件でなんですが二つほど
・炎ちゃんはいつ聖と会わせるか。 ・農場組にクロスオーバー限定のキャラをぶちこみたい。
以上です。限定キャラは設定うんぬんしっかり作ります。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.963 ) |
- 日時: 2014/06/29 14:11
- 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)
ちょいと面白いこと思い付いたので提案です。
・キャラクターコメンタリー版作成!
毎週土曜、夜11時半から放送している、「物語シリーズ キャラクターコメンタリー版」を見ておもいついたんですが……。 つまりは、全話とは言わないですが、自分の小説の重要な話を副音声的にキャラクター達にコメントさせるんですよ。
例:翼の勇者作品『第二十三話〜ギザミの想い〜』より
ボクの、大好きな人。 >ゲネッポ「いよっ、きよった名言! いやー、ザザヤンのミズネエへの愛は永遠やな」 >ギザミ「うーん、改めてこうして見ると気恥ずかしいね……。メタいこと言うけど、この撮影の時すっごい恥ずかしかったんだから」
普通に連載続けてらっしゃる方は大丈夫だと思いますけど、思い付かなくて更新滞ってる人(我とか)にはけっこういいと思うんですよ。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.964 ) |
- 日時: 2014/06/29 14:14
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6S6bYYMv)
>>962
炎sideでは次に渓流で金銀夫婦と戦わせてください。 それから聖と幻聴を通じての対話のシーン。 そのあとは霊峰でアマツさんを沈めてから、聖との戦いに移らせます。 何か入れたいことがあればご自由にどうぞ。
分かりました。でも僕は農耕の詳細は説明出来ないので、そのキャラは僕が描くとそんなに喋らなくなってしまうかと。 とりあえず、ユリ&冥花sideで存在濃く登場をお願いします。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.965 ) |
- 日時: 2014/06/29 14:18
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6S6bYYMv)
>>963
おぉ、これはまた面白い企画を。 そんなこと言い出したら序盤のセージアニキとかニーリンとか名言だらけじゃないですか。 ストーリー後半のユリとかカトリアさんもなかなかの発言を。(全て自賛です。調子のってすいませんでした)
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.966 ) |
- 日時: 2014/06/29 14:34
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)
>>963 ONLY☆ONE☆NG集みたいなものをつくってみるのもよいかと。
>>964 炎ちゃんの処置了解です。金銀夫婦も即殺しますが。 んじゃその設定書き起こしておきます。 まぁ自分は農業の知識が無駄にあるのでそこは自分がなんとかしますよ。
農 林耕(のう りんこう) ・名前適当で(ry ・男 20歳らへん ・一人称 僕 ・誰でも さん をつける ・穏やかで、誰とでも話せる。あの地や炎にすら普通に話す。あと腹黒い成分がない。 ・なぜか白服に身を包む。 ・農業の知識がおかしい。 ―どこからかユクモ村の農地に流れ着いた。だが記憶があいまいになっている。(奏連とかと同じ状態。ただし彼女らとかかわりはない) ユリと冥花に助けられ、その恩返しにここで共にすごす。農業の記憶だけが鮮明に残り、あれこれ教えてくれる。また、勝手に農地をいじってみたりする。呼ばれ方は苗字でも名前でも…。
以下、やりとり例。 農「本編では僕はでないのですね…残念です。」 qua「しゃーないだろ…農業特化した面が生かせるのがここだけなんだから。」 農「そうですね。僕は狩猟関係はちょっと無理ですから…その代わり、農業については自信がありますよ。」 冥花「具体的には?」 農「まずは農地の現状を知らなければいけません。そのためにも、撹乱土と不撹乱土を採取します。もし土壌を水田から畑地へと変更する場合は、硬盤層を破壊しないといけません。でも今回はその心配はなさそうです。あとは…サンプリングした土を僕がいろいろ調べます。その結果から、この土壌についての改善策を考えますよ。道具は…それなりにあるようですし、肥料もこの村はありますから。大丈夫ですよ」 冥花「…(何言ったのかわからない。)」 農「あぁ、それとですが…ミミズは団粒化を促進する生物です。これを殺傷しようなど考えてはだめですよ。ミミズがいるということは、その土壌は団粒化が促進されているということですから。でもしすぎてもだめですね。ほどほどが一番です。」 qua「…ほとんど俺の知識とかぶるんだが」 炎「作ったの貴様だろ…」 農「いや〜、僕の取り柄は農業しかないんです。それ以外は本当にだめなんです。」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.967 ) |
- 日時: 2014/06/29 14:40
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6S6bYYMv)
>>966
オケです。 とゆーわけで続きをお願いします。 僕はその隙に新しい本編の設定構築を進めておきます。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.968 ) |
- 日時: 2014/06/29 23:18
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)
クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー
第四章続き
〜農場〜
誰かに怒られた感じがした冥花ではあったが、おそらく気のせいだろうと思い、再びさb…木陰で寝ようとしていた。 「…あれ?」 ふと川の方向をみると、白い何かが岸に流れ着いている。 「…」 バシュッ!! 冥花は木陰からその位置まで一瞬で移動した。距離を葬っただけではある。なお、この様子はユリには見られていない。 その白い物が何か調べてみる。 「これは…人…?」 「…み……み…ず…を…」 その者はかすれた声で水を要求した。 ただ様子を見るからに…水以外の物も必要だろう。 「…ユリ!」 「はい?ってあれ?さっきまでそこに…」 「ちょっと飲み水を用意してきて!あたいは地から何かとってくるから!」 そういうと冥花は地のいるところへと向かった。残されたユリは疑問に思いつつも飲み水を確保した。
〜家〜
「地!いるかい?!」 冥花は豪快に家へと入っていったが…だれもいなかった。 かわりに置手紙があったので内容を読んでみた
【狩りに出かける。だいたいの物はそこのボックスにぶち込んで置いたから用があれば使うこと。ただし盗んだら殺す。パラレボCDPやらせる。アルマゲDPAのEXHARDやらせる。 地】
「…。」 一通り読み終わった冥花はボックスから食料を確保し、農地へと戻った。
〜農地〜
「飲み水と食料もって来たよ。一気にとらずゆっくり食べな。」 「す…すみません…。」 白服の男は持ってきた水と食料をあっという間に食べた。どうやら意識も元に戻ったみたいだ。 「知り合いですか?」 ユリが冥花に聞く。 「いや…無関係よ。おそらくこの世界の人かと…」 冥花も彼を知らない。そのためこの世界に住む人だろうと推測した。ただユクモ村の雰囲気に合う服装とは言いがたい…。 「ありがとう。おかげで助かったよ。あ、僕の名前は農 林耕です。」 この男は農 林耕(のう りんこう)という名らしい。 「そんなに感謝されるほどのことでもないさ。あたいは冥花。んで彼女はユリ。」 「冥花さんとユリさんですね。ありがとうございます。お礼に何かしたいのですが…」 農は助けてくれたお礼にというと…さっきユリが耕していた農地へと歩く。 「お二人はここで農業をしているのでしょうか?」 「あ、はい。そうです」 「では、僕も一緒によろしいでしょうか?」 「…はい?」 あまりにも唐突な農に冥花は「はい?」と答えた。 「僕…農業について詳しいんです。お二人の力になれると思うのですが…。」 そういうと、農は懐からいろいろな道具や本を取り出し始める。 その本はすべて…農業に関わることが書かれていた。 「そ…それは?」 「あぁ、これは農業のことについていろいろ書かれている本なんです。僕はいつも持ち歩いているのです。」 次々と道具や本を出していく農…。それを見て冥花は考えた。 この農地を…ユリと自分だけでやりくりするのはおそらく無理がある。 現状ですら限界に近いのに…拡張なんかされたら体がもたない。 それにさぼることもできない。 「分かったわ。とりあえずあたいが話しておくから…一緒に管理しましょうか。」 「ありがとうございます!では早速…」 そういうと農はシャベルやサンプラーを取り出し、農地の土を採取し始めた
〜炎side〜
「まじかよ…」 凍土から村を離れるように動いていたはずが、気がついたら村に一番近い渓流に来てしまった。さすがにこれはまずい。 さっさとこの場から離れたい。そう思いまたふらっと出歩こうとしていた。 そのときだった
「「グギャァァアアアアア!!!」」
空から咆哮が2つ。 渓流に舞い降りし…金の月と銀の太陽。 リオレイア希少種とリオレウス希少種だ。 ただでさえ見るのが困難といわれる希少種の…夫婦。こんなことが普通起こるのはまれであろう。そしてその状況は熟練のハンターですら突破するのが困難。 しかし…炎はそんな状況ももはやどうでもいいレベル。
「俺をそんなに試したところで全力は必要ないってんだよ…」
そういいながら彼は…希少種の夫婦に突撃する
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.969 ) |
- 日時: 2014/06/29 18:47
- 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
二十九章 村へ
「おっ、村へ行くんかいな? なら誰がついていくか決めなアカンな」 「そうだね、ハンターも沢山いるけど、カトリアさん達はモンスターと戦えないし。用心棒に誰かついていった方がいいね」 ゲネッポとギザミの会話に驚くのはアスト。 「えっ、モンスター達って、村に来れるのか?」 「うん、村人みんなも彼らの事は知ってるよ」 ミズキの返答に、そうなのか……と複雑そうな顔をしたアスト。ツバキも同様だ。 「よし、じゃあメンバーの選定だな。まずはギザミ、お前はついてけ。守りには定評があるだろ?」 「了解。じゃあ次は偵察担当だね」 「ああ。機動力で言ったらドス三兄弟の誰かか、アルタスあたりだろうな」 「私は構いませんが、イーオを連れていくのはやめた方が無難でしょうね」 「うおおいラン! それはどういう事だぁ!?」 クックの指示でメンバーを決めていくモンスター達。 「なんというか……随分と手慣れてるな」 「うん、いっつも私を護衛するとかなんとかで決めてるから……」 ため息混じりにそう答えたミズキを見て、それもそれで大変そうだなと思ったツバキだった。 結果、ついて行くのはギザミ、ゲネッポの二人となった。
「俺ら行かないモンスター組は、それぞれの巣なり何なりに帰っている。明日の朝、またこのエリアに集合だ」 「リョーカイやクックヤン」 「よーし、それじゃあしゅっぱーつ!」 ギザミのヤドに乗ったミズキの楽しげなかけ声で、動き出す一行。目指すは、船のあるBCだ。 「ねえ、ベースキャンプって、目を覚ましたとき私たちがいたところだよね?」 「そうですね。……ということは、あの船で移動するのか?」 カトリアとアストが思ったこと。それは、あの船に全員が乗るのは難しそうということだ。人間とアイルーだけでもすし詰め状態だというのに、ゲネッポが乗るなど考えられない。ギザミに至っては、船の何倍も重いのだ。 「大丈夫、ボクは泳げるから、一部メンバーを乗せていくよ」 成体は砂漠に生息している事が多いため忘れがちだが、ダイミョウザザミは半水生のモンスター。水中でも呼吸が可能なのだ。しかし……。 (泳ぐって……水底を歩く訳じゃないよな……)
BCへと到着した一行。 「それじゃあ、誰がボクの背中に乗っていく?」 「勿論私は乗るよ」 「僕も乗るよ」 「ワイもや。後は誰にするんや?」 早速声をあげたのはミズキとカスケ、そしてゲネッポだ。 「はいはいっ、私ものりますっ!」 モンスターの背に乗るのがクセになったのか、元気よく声をあげるシオン。 「では、私も乗ろう」 いつのまにやら大分記憶が戻ってきているニーリンも挙手する。 「よし、ボクが乗せられるのはこんなもんかな。後はみんな船に乗って」 そう言ったギザミは、既に乗せているミズキ以外の乗る人達をハサミで上げると、ぐっと力を入れる。すると、ヤドとして背負っている頭蓋骨の顎が大きく開き、ゴオォォォという音が聴こえるほどの勢いで空気を吸い込んだのだ。 「さ、行こうか」 ギザミはそのヤドに溜め込んだ空気を浮きにして、水に浮く。そして見た目に反して強靭な力を持つその四脚で泳ぎ始めた。 「もう、何でもアリだな……」 諦めのようなため息を出したアストは、残りのメンバーと共に船に乗っていくのだった。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.970 ) |
- 日時: 2014/06/29 19:20
- 名前: 真夏のペンギンさん (ID: sHK.ZmBw)
なんだか地さんがセロに似ている気がする…
さてと……特別企画
祝やっと20話(遅!)記念
ペンギンさんの始めての茶番!
私「さてとこの企画は今まで一度も茶番をしたことの無い僕が今回始めて茶番をするだけの企画です!」 セロ「始めてなので皆さん、暖かい目で見てやってください」 メイ「よく20話まで続いたな……私が登場した途端に失踪したのに」 私「いやーめんどくなって……今もめんどいけど……」 メイ、セロ「ナニカイッタカ」 私「いえ何も……」 セロ「さてと皆様の影響を受けまくってOンダム見まくってる作者ですがこのあとどういう方向に進んで行くのか?そして完結するまでこのスレにいられるのか?どうぞご期待下さい!」 私「おい!僕がロボットアニメ好きなのバレるだろうが!」 セロ「特に○ンダムやフ○メタルパニック、○○ロボダ○ミダラーなどが好だそうです」 私「アアア!」 メイ「そのうち○ビームやエリゴール砲、○ッドフィンガーみたいなのも出すつもりらしいぞ!」 セロ「L.Dもパクリです!」 アンノウン「そして余の出番がまもなくくr」 レージ「失せろ」 ガチャ、ダーン! バルカン「ということで私等の活躍も期待しとれ!」 ???「僕のこともわすれないでね…」
終わり
お恥ずかしい限りです。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.971 ) |
- 日時: 2014/06/29 19:42
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: NAnN6oEF)
クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー
五章 二手に別れる組み合わせ
〜ミナーヴァside〜
カトリア、アスト、ニーリン、ツバキ、セージは、地と霊華、残妖と共に集会浴場に来ていた。 まずは近場で狩りを行って、お互いにどれだけの実力があるかを確かめるためだ。 地からの話だが、この村の集会浴場とは、文字通り温泉浴場が備えられており、村の観光事業としても多いに役立っているらしい。 羨ましい環境だな、とアストは呟くと同時にあることに気付く。 「あれ?浴場って一つしかないけど……、つか、外から丸見え?」 多少の塀があるだけで、普通に浴場が見えるのだ。 それも地が答えた。 「あぁ。外から普通に声をかける奴もいるし、当然混浴www 」 地はこう言うが、それを聞いた途端カトリアが声を張り上げた。 今までに聞いたこともないような、だ。 「こっ、混浴ぅっ!?」 顔を真っ赤にして一瞬あたふたするが、すぐに正気を取り戻す。 「だだだっ、ダメッ!絶対ダメッ!混浴なんてそんなえっちなことは絶対いけませんっ!」 カトリアはアストと地を見比べながら憤る。 地はそんな尋常ではないカトリアの様子を間近にしながらも飄々と答える。 「あのなwww 混浴ったって、先にインナーとか着けるものは着けるし、湯浴着だってあるし、意図して間違いでも犯そうとしなけりゃ大丈夫だって。な、アスト?」 アストに矛先を向ける地。 「おっ、俺ですか!?」 「大丈夫だろ、な?」 地は意地の悪そうな笑みでアストを追い込む。 アストの中ではタオル一枚のユリの姿がフラッシュバックし、これでもかと言うほど顔を真っ赤にする。 そんなアストの頭に手刀が一閃。 「あだっ!?」 「アストくんっ、今変なこと想像したでしょ!?」 「し、してませんってばっ」 変じゃなくてヤバイものを想像してましたとは言えない。 「そ、それより狩りに出るんでしょう!?」 どうにか話を逸らそうとするアスト。 「ア・ス・ト・く・ん?」 カトリアの猛攻はまだ終わらないようだ。 先が思いやられる。
残妖も足すと、合計で七名の扱いになる。 四名までとなっているため、必然的に二つに分けられる。 最初に意見を出すのはニーリン。 「まぁとりあえず?地殿と残妖くんは離れるとしましょう。組み合わせ的にもそれがいいかと。地殿の装備は……イレーネ殿と同じレベルか……。それなら、まずはイレーネ殿、残妖くん、アルナイルくん、それからオトモくんでどうだ?」 つまり、カトリア、アスト、残妖、セージとなり、残った方は、地、ニーリン、ツバキになる。 ちなみに、地の装備はカトリアと同じシルバーソルシリーズのようだが、レジストのみ通常のレウスのモノを用いている。 正直なところ、ニーリン自身が地の実力を知りたいと言うのが本音だが。 「オケ 」 あっさり承諾する地。 残妖の実力は推し測りにくいが、自己紹介の様子では一流ではなさそうだ。 他に異論はない……と思えば、挙手をしたのは霊華だ。 「だから、私は何をどうしたらいいの」 そう、霊華のやるべきことは地が考えると言いながらそのままだったのだ。 「あー、んじゃとりあえず部屋にいといてwww 帰ってから考えるわwww 」 あくまでいい加減に答える地。 本当に信用してもいいのだろうか、と思うのはツバキだった。 (地さんの人格は知らないけど、何だろう?何か隠してるような気がしてならないな……) 信用に足るかどうかは今後で決めればいい。 今は狩りのことを考えようと頭を専念する。
〜地side〜
地、ニーリン、ツバキ組が選んだ依頼は、水没林でのロアルドロスの狩猟だった。 ニーリンとツバキにとっては初めての相手だが、地が言うにはそれほど強くはないらしい。 「うん、まぁ、あのポンデライオ……」 「地殿、それ以上は何かいけない気がするのは私だけではないはずだ」 すかさずニーリンがメタ発言をブチかまそうとする地を止める。 「俺もそう思う……多分な」 ツバキも声を濁しながら答える。 「そっかwww んじゃ自重しとくかwww 」
〜残妖side〜
カトリア、アスト、残妖、セージ組が選んだのは、渓流でのアオアシラと言うモンスターの狩猟だった。 渓流でもよく見られる熊型の大型モンスターで、村人からも親しまれているらしい。 「このメンバーでは、皆初めてかな?」 カトリアが狩猟経験の有無を聞いてくる。 当然、カトリアも含めて未経験だ。 残妖は静かに心を落ち着かせていた。 「(ちゃんとした狩りに出るのは、これでもまだほんの数回……足を引っ張らないように、頑張らなくては)」 ふと、残妖の肩を叩く者がいた。 アストだ。 「ま、そんな気負うなって。気楽にいこうぜ」 それだけを言うと、彼はカトリアの方へ戻る。 「……」 少しだけ落ち着いた。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.972 ) |
- 日時: 2014/06/29 20:51
- 名前: 真夏のペンギンさん (ID: sHK.ZmBw)
イェーイ
登場人物紹介
アンドリュー・ノーカー
戦艦ラノーチェスの艦長を務める。常に部下思い。艦長としての技量に優れるがアイドルオタクである。
平蔵
副艦長であり操舵員であるアンドリューのオトモアイルー。
飯塚
ラノーチェスの火器管制官。ごっついおっさん。うがあーしか言えない。カオス。
ゆうすけ
ラノーチェスのソナー士官。鈴木軍を裏切った。
バルカン
一章で初登場。セロに力を託す。
アンノウン
喋り方はまったのでレギュラーになった。セロ達のライバル?
ゲイツ
変人研究者。マッドサイエンティスト。鈴木軍のロード。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.973 ) |
- 日時: 2014/06/29 22:06
- 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)
>>966 おっ、NG集ですか。それもいいですね。もういっそ舞台裏とかそういうのも……。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.974 ) |
- 日時: 2014/06/29 23:54
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)
はてさて、久々にMHP3を取り出したわてはためしに該当するポンデライオンを狩りにいきました。 うーん、操作忘れている。完全に忘れている。これはやばい。
結果 連射verセレーネ 3:30←いろいろもたついた。あと怪力の種なし 拡散verセレーネ 2:27
まだ早くできるけどめんどくさいのでやめました。まぁ地の実力はこれよりはるかに早いってことで。
クマさん同じく行ってきました。
結果 弓 2:00 大剣 1:32 片手 1:32
こっちも突き詰めてないので…うん。 参考程度に。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.975 ) |
- 日時: 2014/06/30 00:45
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JXFsIGa0)
クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー
五章続き
〜地side〜
「あ!!しまった!!頭だけ変える!!」 地はいきなりそういうと頭の防具を…シルソルから陸奥・覇【烏帽子】へと一瞬で変更する。 このわけは…今担いでいる武器、月穿ちセレーネ用にするためである。 なお、長期戦の場合は別の装備を使うのだが、短期決戦、つまり強撃ビンを調合分使い切らなくても終わる場合はこっちにしている。 「…?なぜ一式装備にしないのかな?」 ニーリンは地に聞く。というより…なぜ胴だけレウスにしているのかがわからなかった。シルバーソルを作れなくて急遽いれたようにしか思えなかった。 それに対する地の答えは… 「ん?スキルのため。シルソル胴よりレウスSのほうがスキルが優秀だからそうしているの。まぁ気にするなw」 と答えた。相変わらずおっちゃらけの地にどうも納得できない。 出会ってからというもの、地はずっとこのペース。周りに左右されない。すべて独断。そして相手に拒否権を与えない。どうも信用しがたい。 しかし、あの少しの間に村長と話をつけるほどの話術…。さらにあれこれ独断で言っているものの…的確に指示するところは並外れている。 「うーむ…」 まだ実力が分かっていないためなんとも言いがたい状況ではあった。それを見ていた地はそこについてしれっと突っ込む。 「あ、俺の口調がこんなんだったりいろいろGO☆RI☆O☆SHIで進めるからあれだと思ってる?」 「いや、そうではないが…」 「うん、隠さなくても分かるよ。俺そういうのはすぐ分かるから。もし俺みたいな奴が俺の前に現れたら同じこと思うからwwww」 自覚してるんかい…と思ってそういおうとした…のだが、地は話を続けた。 「まだお互いに実力知らずだしなー。仕方ないね。うん…まぁ…」 仕方ないね以降、いつものちゃらけた声ではない。そしてこういう。 「狩場でその固有概念は捨てろ」 「「!!」」 矢を二人に向けながらそう言う。その言葉と同時に…今までなにもなかったオーラが感じられた。 熟練ハンターの、しかも凄腕の者には何かしらのオーラが漂う。そういわれている世界も存在する。 それを感じ取れたということは… 「まぁ着くまでにこんなの続けていたら体もたねーわwww」 …やっぱりおちゃらけてた。
〜炎視点〜
「グギャァアアア!!!」
リオ希少種夫妻は連携して炎を襲う。 レウスは上空からの奇襲、レイアは強靭な足で走り回り、そしてブレスを放つ。 しかしその攻撃はすべて当たらない。
「邪魔だ、失せろ」
炎は懐から謎の槍を取り出す。 この世界の槍と比べ…非常に細い。まったく重さを感じられない槍…。しかし何かがおかしい。 その槍を片手に、リオレイア希少種の真横に立つ。そして―
「エントラップメントインペール」 グサッ!!!
リオレイア希少種の足元を8つの突きが同時に襲う。 この技は多数の分身を生み出し、敵を囲んで攻撃する。分身とはいえ、実体を持つモノ。 8方向からの突きを同時に食らったリオレイア希少種の足はもはや原型をとどめていない。
「グギャォァァアアアアア!!!!」 ズドン!!
リオレウス希少種は激昂し、炎に向かってブレスを放つ。 しかし…そこに炎の姿はない。炎は…ブレス着弾点のさらに後ろにいた。
「散れ」 バシュン!!!! グサッ!!!!
炎は槍を…リオレウス希少種の頭部目掛け投げた。 投げた槍はリオレウス希少種の頭を完全に破壊した。あの硬い頭を一撃で完全に破滅する…恐ろしいほどの力。それも例のリングなしである。 そして炎は…墜落したリオレウス希少種から槍を引き抜き…
「…散れ」
リオレイア希少種に無慈悲な一撃をぶち込んだ
「…はぁ…どうせ今頃地ははよ帰ってこいとか思っているんだろうな…帰れねーんだよあほ。」
独り言を呟く炎。 ただこの状況を知らせないままにするのもあれだと思い、懐から紙を取り出す。 それに…まるで殴り書きかのような文字を刻む。字だけで恐ろしさが伝わる。 それを…さっきの槍に巻きつける。
「凍土ならリングがないと無理だが…ここなら普通に届く…!!」
バシュン!!!!
彼は紙をまきつけた槍をユクモ村目掛け投げ込んだ。
「これでよし…さてと、また出歩くか」
そして炎はふらっと歩きだす
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.976 ) |
- 日時: 2014/06/30 11:39
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: As639foA)
クロスオーバー 翼の勇車×ダブルサクライザー
二十九章続き
「それにしても、奇妙なものだな」 ギザミに乗せてもらいながら、ニーリンは独り言のように呟いた。 「何が奇妙なんや、ニーネエ?」 その独り言を拾うのはゲネッポ。 ゲネッポの反応を見て、ニーリンはフッと笑う。 「ヒトの言葉を喋るモンスターと言うだけでも驚天動地モノだが、いつの間にか当たり前のように話していると言うことさ、ゲネッポくん。普通ならお伽噺にもならんことだしな」 そう、あまりにも当たり前すぎたと言えばそうだが、ヒトの言葉を喋るモンスターと言う存在は本の中の物語にも中々出てこないものだ。 そんな有り得ない状況を当たり前のように受け止めている自分を面白おかしく思っているだけである。 「んゃまぁ、ワイらもこれでの生活が当たり前みたいなモンやけど、ニーネエの気持ちは分からんでもないわぁ」 ゲネッポはうんうん、と頷く。 「いやはや、全く全く……」 ニーリンも参った、とでも言うように芝居のかかった仕草を見せる。 その一方のシオン。 「突然ですが質問ですっ!お二人は付き合ってるんですかっ?」 その唐突な質問は、ミズキとカスケに向けられていた。 シオンの爆弾発言投下により、ミズキは突然まさに爆発でもしたかのように頬を真っ赤にした。 「んなっ!?なっ、なななっ、何をいきなり言うのシオンちゃんっ!?」 あからさまに動揺するミズキ。 そんな動揺は答えを言っているのとおなじだ。 「おぉーっ、その様子だと脈ありですねっ?」 さらにシオンが煽る煽る。 「ぁぅ、だから、そのぉ……」 「そうじゃないよ、シオンちゃん」 このこそばゆい桃色の空気をぶった斬るのはカスケ。 「僕とミズキは大切な仲間ってだけだよ」 台無しである。 「」 「」 ミズキとシオンは互いに目を合わせると、盛大に溜め息をついた。 ギザミとゲネッポもしかり。 「これが若さか……」 何か修正された男のような言葉を吐くニーリン。ちなみにカスケの方が歳上だったりする。
船の中ではギザミに乗らなかったミナーヴァの残りのメンバーがちんまりと居座っている。 「なんか、疲れましたね……」 アストはぐったりと壁を背もたれにして座り込んでいる。 「ほんとにね。これまでに経験したことのないことばっかりで、頭が追い付かないね」 カトリアはベッドに腰掛けている。 ちなみに、アストとツバキが床で、女性陣はベッドの上だ。 「ユリ、身体は大丈夫か?」 ツバキは座り込みながらもユリの心配をしている。 「うん、どこも悪くないし、って言うか、楽しかったから普通に疲れちゃっただけだよ」 「そっか、ならいいんだ」 ツバキは静かに安堵するように息をついた。 「……、……ん……」 ふと、カトリアの隣に座っていたエリスが船を漕いでいたが、ついに耐えきれずに眠りに落ち、カトリアの膝に頭を落とした。 「あらぁ、エリスちゃんはお眠ですかぁ?」 ルピナスはその隣でカトリアの膝で眠るエリスを見て微笑む。 カトリアもそんなエリスの頭を見て小さく笑う。 「シオンちゃんほど元気は残ってないみたいね」 エリスのエコールの帽子を取ってやると、そっとその薄紫色の髪を撫でてやる。 「……ぅ、んむ……」 起きそうになる赤子のようにむずがるエリス。しかしその様子は少し嬉しそうだ。 そんな風に、静かな時間が流れていった。
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