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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目 ( No.528 ) |
- 日時: 2014/05/30 11:09
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)
>>527 そういうことです。 出したところで炎ちゃんが速攻で終わらせちゃうんでやめました。うん、やめてよかった…。
ところで8と\に突っ込みを入れる人は現れるのだろうか。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.529 ) |
- 日時: 2014/05/30 11:48
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Bmba7KC0)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
六十四章 カトリアに隠されたこの旅の真実
妙な様子のババコンガを狩猟したセージ達は、シナト村に帰還するなり村長とカトリアにことを報告した。 「そう、やっぱり……」 カトリアはセージの報告を受けて頷いた。 「カトリア。オレからもうひとついいかニャ?」 セージはそのまま言葉を続ける。 「あのババコンガは、狂竜ウイルスに感染、発症した固体だったと見ていいニャ。奴の口から洩れていた紫色の吐息……あれは、ゴア・マガラと同じモノだったニャ。いつもより攻撃的で凶暴だったのは、ウイルスの影響を受けていたと取れるニャ」 セージは憶測であるものの、最終的な結論を導きだした。 「つまり、未知の樹海で脱皮を終えたあのゴア・マガラは、天空山のどこかに潜んでいるニャ。でなければ、あそこまでダイレクトに狂竜ウイルスの影響を受けるとは思えんニャ」 つまり要約をすると、アスト達が交戦したゴア・マガラが縄張りを追われて、天空山を住み処として落ち着けた……ゴア・マガラが滞在することで、狂竜ウイルスが蔓延、周辺のモンスターにも影響が現れる、と言うのがセージの意見だ。 だが、それを聞いたカトリアの表情は硬い。 「……そうね。これから私が話すことはとてつもなく大きな事だから、アストくんが動けるなら、彼にも聞いてほしいかな」 「呼びましたか?カトリアさん」 その声に振り向く全員。 そこには、マガレットとユリに支えられたアストだった。 「アストくん、もう大丈夫なの?」 カトリアは支えられたアストを見て思わず駆け寄る。 「まだちょっと良くないですけど、歩いて身体を慣らすくらいは。それで、とてつもなく大きな事ってなんですか?」 「あ、うん。マガレットさん、ユリちゃん、他のミナーヴァも呼んできてくれるかな?」 カトリアは、アストの左右にいる二人に声を向ける。 当然、ユリとマガレットは「なぜ?」という表情を見せた。 それを押し通すように、カトリアは言葉を重ねた。 「本当に大事なことだから、皆に聞いてほしいの」
マガレットとユリは、エリス、ライラ、ルピナス、シオンにも声を掛けてきた。 ここに、ミナーヴァ全員が揃う。 「皆集まってくれてありがとう。まずは、ちょっとついてきてくれるかな」 そう言うと、カトリアと村長を先頭に、村の奥の吊り橋を渡っていく。 その先には、巨大な塔がそびえ立っていた。
塔の中は、神殿になっていた。 やはりあちらこちらに風車が回り、ここが風の絶えない場所だと言うことを教えてくれている。 神殿の奥に、僧服に身を包む人の姿が見えた。 「大僧正様、ミナーヴァの方々をお連れしましたぞ」 村長が大僧正と呼ぶらしい人物に声をかけた。 「あぁ、ありがとう、村長」 大僧正は背を向けたまま立ち上がり、振り向いた。 その人物は、最初にミナーヴァを迎えてくれた青年だった。 その顔には優しそうな柔和なものはなく、まるで人が変わったような真剣な顔付きをしている。 ミナーヴァ全員に向き直ると、ゆっくりと口を開いた。 「伝説は、そこに確かに存在したから、伝説になる。ただの偶像は、決して残ったりしない」 最初の言葉に、ミナーヴァはメンバー達は首を傾げるばかりだ。 「各地で見られる、モンスターの異変。そして、脱皮を終えたゴア・マガラ。その原因は、全て一つのことが元凶になっている」 大僧正の言葉から見るに、ゴア・マガラが事の元凶ではないようだ。 しかし、その考えは正解ではない。 カトリアは前に出て、大僧正の隣に立つ。 「天を廻りて戻り来よ。廻り集いて回帰せん。その名は『天廻龍』。またの名は『シャガルマガラ』」 そう答えたのは、カトリア本人だった。 彼女がなぜそんなことを知っているのだろう。 皆の疑問に答えるかのように、カトリアは続けた。 「それが、黒蝕竜ゴア・マガラの真の姿。あの黒き竜は、まだ幼き子供も同然」 その言葉を聞いて、ハンター三人と一匹に戦慄が走った。 あの強さでいながら、幼体だったと言うのだ。 「幼き姿で世界を廻り、成体となったその時、天廻龍は天空へと回帰せん。悪しき風は山を蝕み、全てを災禍に包み込む」 カトリアは一度瞳を閉じた。閉じたままで続ける。 「そのシャガルマガラを討つことが、このミナーヴァの旅の、私の本当の目的。大陸を旅して、シャガルマガラのことを調べるために、このシナト村へ来たの。そして、調べるまでもなく、答えはここにあった……ゴア・マガラのことを最初から知ってたわけじゃないけどね」 アストは心の中で全てが結び付いたのを感じた。 カトリアの仲間、四大女神の内の三人を殺したモンスター……それがシャガルマガラだと言うのだ。 復讐の、仇討ちのために、カトリアは必死になっていたのだろう。 しかし、武器を握れなくなったカトリアはどうやってそこまで考えたのか。 「イレーネ殿」 挙手をしたのはニーリンだ。 「そのシャガルマガラとやらの討伐を私たちにやらせるためにここまでひた隠しにしていた、と言うのならば、私はここで契約を破棄させてもらう。貴女の個人的感傷に付き合うつもりはない」 「いいえ、ニーリンさん。どちらにしろ、ここで契約は終わります。そして……」 カトリアは閉じていた瞳を開いた。 その蒼い瞳に、光は無く、虚ろな色彩を放っていた。 「全員に告ぎます。今日を以て、ミナーヴァは解散とします」 その言葉に、ミナーヴァ全員に衝撃が走った。 「皆、今まで私の茶番に付き合ってくれてありがとう。私はここで自分自身を清算し、シャガルマガラと戦います。結果はどうかわかりません。勝つにしろ、負けるにしろ、私はこの地で自らの命を絶ちます」 カトリアは、脚本に書かれた台詞を読むように声を放つ。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.530 ) |
- 日時: 2014/05/30 12:32
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: I0KeYswH)
>>529
ついにこの話書いてしまいました。 もう後付けも言い訳も逃げることも出来なくなりました。 心配無用です。ここまで来て止めることとかむしろしたくないですから。 ここまで隠してきたこと全てをぶちまけました。 さぁ、僕の方も緊張してきました。 もう一戦挟んだらもうシャガルマガラです。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.531 ) |
- 日時: 2014/05/30 16:57
- 名前: 煌星 (ID: 6KgWSiYi)
第5話 旅の始まり 地の文減り気味
輝「さて、ギルドマスターはああいってたがんどうする?」 晴「まぁ、無視すればいいんじゃないですか?」 輝「それじゃあ殺ることが無くなるだろ。てか、元々暇人ハンターだし」 鈴「ちょ、輝!アンタが決めなサイヨ」 輝は首を横に振った。 輝「ンじゃ、考えながらぶらぶらしてるか」 と、そこへ ?『ちょっとソコの人達!!』 輝&晴&鈴「いや、誰だよ!」 防具を着ているためハンターと 思われる人だ。防具で顔が見えないが恐らく女性ハンターだろう。
即席キャラ紹介 舞【マイ】←単純だが許せ 武器 オールアラウンダー(基本は双剣で嵐ノ型までゲット済み) 防具 気まぐれ 主なスキル 回避+2 集中 ランナー等々ww キヤラバンの団長であり料理も作れる+ハンター
舞「私の名前は舞 ハンターでもあるけど一人じゃきついと思っていた時に貴方達を見つけたの」 輝「えっと、暇だからいいけど目的ってある?」 舞「えっとれこの宝玉の持ち主を探したいんだけど」←ネタバレすると天廻龍の光玉 鈴「ちょ、これって…古龍のだよ!」 えっと、輝達が知らない設定です 晴「うーん、見たことあるような気がするけど…」 舞「ええっと、私の団のハンターにはなってくれるんだよね?」 輝達は頷いた そして、旅が始まった
地の文減り気味じゃなくて少なすぎですねwwwwとりあえず、やっと始まりです ちなみに、更新速度は遅めでいくので忘れてる頃に更新するかもしれません
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.533 ) |
- 日時: 2014/05/30 23:29
- 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)
おひさしぶりです!
>>529 《ウーウーウーウー……》 ペッコ「現在この大陸にいる全ての超大陸モンスター、及びその配下につぐ。我らが敬愛しカトリア・イリーネ様が、シャガルマガラと戦闘なさることになった。『全戦力をもって、援護しろぉ!!!』」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.534 ) |
- 日時: 2014/05/31 00:23
- 名前: 翼の勇車 (ID: SAyXaWs/)
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
二十章 異変、そして料理
「ん?」 ミナーヴァメンバーにマジックを披露していたギザミが、急にある方向を見る。 「どうしたギザミ」 「ああクック、あっちの方からかぎなれない匂いがしたんだ。ちょっと上から見てくれないかな」 「よし、任せろ」 バサリと飛び立つクック。そして高く舞い上がり、ギザミの言う方向を見つめた。 「……全く、来客の多い日だな。ミナーヴァの皆みたいなのは大歓迎だが、招かれざる客ってのは嫌いだ」 そう呟くクックの視線の先には暗雲、そしてその中には咆哮を上げる巨大な"龍"が見えたのだった。
「完成や!」 オムライス量産に躍起になっているネオ、のんびり鍋を煮込んでいたルピナスに並んで調理をしていたゲネッポが満足げに声を上げる。 「す、凄いにゃ……」 「キレイですねぇ」 ゲネッポが作ったのは刺身等の盛り合わせ。所詮切って盛っただけと侮るなかれ、業物の太刀もビックリの切れ味を持つ愛用の包丁で迷いなく捌かれた白身魚の身は大理石のように美しく、加熱してある物も長年の経験から生み出された絶妙なタイミングで焼かれ、計算しつくされた美しく見せる盛り付け方で盛られた特大料理である。 「今回の目玉はこの水竜の炙り大トロや。ガノトトスなんて久しく調理してなかったもんで心配やったんやけど、上手くいったみたいやな」 愛用包丁を砥石で磨くゲネッポはそう言うと、ルピナスの鍋を覗きこむ。 「……横やり入れるようで悪いんやけど、特産キノコのキムチ鍋ならスライスサボテン入れると味に深みがでるしオススメや」 「あらぁ、そうなんですかぁ、試してみますぅ」 「これで十三個目にゃ……にゃぁ!? こっちのが焦げてるにゃ! またやり直しにゃああぁぁぁ!」 脅威が近づいていることなど微塵も思わず、和気あいあいと料理している三人であった。
「……参った」 孤島から数キロ離れた海上。そこにいたのは、ペッコの召集警報を聞いてここまで飛んできたティガであった 「……孤島はどっちだったか……ん?」 キョロキョロと回りを見回していた彼がみつけたのは、ゆっくりと移動する不自然な暗雲。その下には、ここではあり得ない吹雪が吹き荒れていた。 「……クシャルダオラ、か」 険しい顔になったティガは、暗雲の進む先を見据える。孤島が見えた。 「……カスケ達に報せねば」 そう言い、島へ向けて滑空していくティガであった。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.535 ) |
- 日時: 2014/05/31 10:39
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: IeB2OHbV)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
六十五章 虚無の笑顔と溢れる涙
「ちょっ、ちょっと待ってくださいよっ!」 思わずアストは叫んだ。 「いきなりすぎますよっ!ゴア・マガラの正体がその、シャガルマガラって言うのは分かりますよ……でもっ、なんでそれでカトリアさんが死ななくちゃいけないんですかっ!?そんなこと誰も望んでいないでしょう!?」 カトリアは虚ろな瞳をアストに向けた。 「ごめんね、アストくん……。私はね、ずっと皆を騙して、利用してたの……。だから、分かってたの。この瞬間が、いつか来るんだって……。それに、死ぬのは私独りでいいの……。勝てるなんて保証もない相手に、アストくん達まで戦わせる分けにはいかないから……」 カトリアは全く感情のない笑顔を浮かべた。 「だから、ミナーヴァの旅はここでおしまい……。たった半年だけの、私の、私だけの自分勝手で自己中心なシナリオ……。付き合ってくれてありがとうね……」 「ふっざけんじゃないよっ!!」 カトリアを前に、怒りと言う怒りを露にして怒鳴るのは、ライラだった。 ライラは大股で足早にカトリアに歩み寄ると、その彼女の胸ぐらを掴み上げた。 「何が自分勝手で自己中心なシナリオさっ!?何が皆を騙して利用してただっ!?寝言言うんじゃないよこのバカトリアッ!!」 ここまで激情を剥き出しにするライラを見るのは初めてだ。 ライラはカトリアの胸ぐらを掴んだまま怒鳴り続けた。 「アンタが本当に騙すつもりでアタシ達を利用してたってんならっ、アンタがアタシ達に見せてきた笑顔は何だったのさっ!?あんな優しい笑顔、作り笑顔なんかで真似出来るもんかよっ!」 「ライラ……?」 「だったら、何であの時アストとセージを助けに行ったのさ!?アストの代わりぐらいのハンターぐらいいくらでもいるさっ!アンタがこのバカを助けに行こうとしたのは、アスト・アルナイルって『ハンター』じゃなくて、存在そのものが大切だったからだろっ!?何年アンタのこと見てると思ってんだいっ、舐めんじゃないよっ!!」 そう、ナグリ村のあの時、カトリアは自分がモンスターの前で武器を握れないと分かっていながら、助けに来たのだ。 カトリアの心が本当に暗い感情しかなかったのなら、助けに行こうとはしなかっただろう。 「……カトリア」 すると、今まで黙っていたセージが動いた。 彼もカトリアの目の前まで歩み寄った。 「バカならバカらしく、考えるのをやめて、感情で生きろニャ」 セージも怒りを露にするのかと思いきや、彼は逆に呆れを見せていた。 「本当は怖くて仕方ニャいくせに、見栄だけ張って、自分の背負うモノを勝手に増やして、それに押しつぶれているのに強がって、アホかニャ。何でお前はそんなに頭が悪いんだニャ」 アストも初めて聞く、セージの罵倒と言う罵倒。 「まぁっ、団長はお姉さんぶってますけどっ、心はお子様ですからねっ。強がりたいお年頃なんですよっ」 それに続くかのように、シオンも駆け寄ってくる。 「……強がりたいお年頃、なんでしょうか?どちらにせよ、カトリアさんらしくないです」 エリスもシオンの背中に続いて、彼女の隣につく。 「カトリアさん?ご乱心ならぁ、マガレットさんにぃ、診てもらってはどぉですかぁ?」 然り気無く酷いことを言い放つのはルピナス。それは頭のイタイ人に向けて言う軽蔑の言葉だ。 「え?あの、私は医者の志望ですけど、精神科は受け付けてないですよ?」 ルピナスの言葉を真に受けて、真面目に返すマガレット。そう言うことでは無いのは気付いていないだろう。 「何だ、ただの自作自演か。全く、契約を破棄させてもらうとか言った私がバカみたいじゃないか。イレーネ殿も人が悪いなぁ、はっはっはっ」 ニーリンは既にいつもの余裕の表情で笑っている。 「そうですよ、カトリアさんはお茶目なんです。だから、これくらいは見逃してあげましょうよ」 ニーリンの笑いに便乗するのはユリ。彼女も小さく笑っている。 「何か違う気もするが……まぁいいか」 ツバキだけ、一人冷静に事を考えていたがその思考もすぐに捨てた。 気が付けば、ミナーヴァのメンバー達は笑っていた。 カトリアは唖然としたように見下ろしていた。 ライラはカトリアの胸ぐらを離した。 「ね?分かるでしょう、カトリアさん」 皆の笑顔を見て、アストはカトリアに諭すように話し掛ける。 「カトリアさんがいなきゃ、皆こんな風に笑えないんです。だから、何でもかんでも一人でやろうとしないでください」 アストは優しくカトリアの肩に手を乗せる。 「それにですよ、俺達は今までどんなモンスターだって倒して来たんです。何でか分かります?」 「……?」 カトリアの肩は小さく震えていた。 「カトリアさんが、皆が笑顔で待ってくれているからですよ。だから俺達も、絶対生きて帰らないとって思うんです。だから、勝って帰ってこれるんです」 「アス、ト、くん……」 カトリアの瞳が光が宿り、僅かに潤む。 そして、彼本人の自覚はないが、とどめを刺すかのように、アストは飛びきりの微笑みと言葉をカトリアに送った。 「カトリアさんが笑顔を見せてくれるなら、俺はそれを裏切ったりしませんよ……絶対にね」 その瞬間、カトリアの心の仮面が砕けた。 蒼い瞳はキラキラと輝き、仮面の砕けた心は抑えていた想いを一気に解放し、決壊したダムのように涙が溢れ返った。 「ア、アストくぅんっ……!!」 カトリアはアストに飛び付くように抱き付いた。 「ちょっ、カトリアさん!何も抱き付かなくても……」 「っく、ごめんねっ……ぅっ、ありがとうっ……!」 カトリアはアストの胸に顔をうずくめて泣きじゃくる。 本当に、子供のように泣くカトリア。 元のカトリアさんに戻ってくれた、とアストは抱き付かれながらも、彼女の柔らかな温もりを感じて安心していた。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.536 ) |
- 日時: 2014/05/31 11:01
- 名前: 翼の勇車 (ID: SAyXaWs/)
翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』
第三話〜出来ること確かめるのはテンプレだよね〜
題名通り。体は基本的に自由に動かせるのが分かった。あとは飛行と、落雷だな。 というわけで羽を広げる。羽ばたいてみた。まだ浮かない。結構頑張ってみた。あ、ちょっと浮いたかな? 「グギャオグガオウ……(ラチがあかねえじゃん……)」 てなわけで、最終手段決行。 "本日は、ミラルーツ便にご搭乗いただき、誠にありがとうございます。只今より本機は離陸いたしますが、その過程で一時落下いたしますのでご注意下さい。" 「ガガギョウガガギャア!(それでは良い空の旅をぉ!)」 塔の縁から飛び降りる俺。必死で羽をばたつかせる。 「グオオオォォォ!(アイキャンフラーイ!)」 真下に落下していた俺だったが、気合い入れでそう叫んだ瞬間羽が風を捉え、ふわりと浮いた。てかめっちゃキモチエエ。 コツを掴んで調子にのって塔周りをとびまわってから、再び元の頂上に着陸する。飛行は上々だな、さて次は落雷だ。 「グオオウ!(十万ボルト!)」 そう叫ぶと上空から光の矢が突撃、意識を向けていた岩を砕いた。物理攻撃ェ……。 そんなこんなで色々確認した俺。だがしかしここで問題が発生した。"腹減ったし"。古龍種は鉱石食べるって聞くけどぶっちゃけ食える自信ない。読者のみんなだって、いきなり目の前に石っころ出されて食えって言われても無理だろ? 俺も一緒よ。てなわけで食料確保へ行くことにした。
~30分後~
今、森の上を飛んでる。ここならアプトノスとか居るかなって思ったんだ。……ところでさ、ミラさんってめっちゃ視力いいのね。遠くのハンターとティガレックスの戦闘が丸見えだわ。あ、突進受けた。痛そう……。 さて、異世界転生もの、特に人外転生の物語は、大きく分けて二つあると思う。人間を敵に回してモンスターとして生きる方と、人間と交友関係を結ぼうとするもの。そして俺は後者だぁ! 「グギャオオォォォウ!!」 全力飛翔で数キロ先にいたティガレックスとハンターへ近づいて行く。今の咆哮でこちらを見たハンターの顔から血の気が引いていくのが分かった。当然だよな、ティガとルーツの二頭狩りとか無理だよな。装備は結構良いの使ってるが……あのティガって上位か? 「グオォガアアァァア!(見るが良い、ラ○ュタの雷【いかずち】を!)」 そう言い、ティガレックスへ向けて全力で雷を落とす。生前のゲームではしばらく戦ってなかったからぶっちゃけ弱点属性とか覚えてなかったけど、直撃したティガは断末魔を上げる間もなく丸焦げになって倒れた。その近くに降り立つ俺。ちょっと離れた所には腰を抜かし、俺を見てガタガタ震えているハンター。……っておい、この子女の子じゃん。 俺は近くの茂みを漁り、何株かの草をくわえてきた。薬草だ、尻尾とかの動かし片が分かるのと同じ要領で分かる。そしてその薬草をハンターの前に落とし、一度離れる。とりあえず落ち着いて貰うのが先決だ。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.537 ) |
- 日時: 2014/05/31 11:13
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: mEIbGepc)
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
二十章続き クックは暗雲の中で、その龍、クシャルダオラと対峙していた。 (まずいな……空中戦じゃこっちが不利だ。そもそも、俺一頭で抑えきれる相手じゃない) クシャルダオラはクックを睨み付け、殺意を露にする。 (だがどうする……ミズキやカスケ、ミナーヴァの連中を危険に晒す分けにもいかない……足止めぐらいなら……) 「グォアァァァァァァァァァァッ!!」 クシャルダオラは空に頭を向けて、咆哮を放った。 「ぁあっ、がっ、っぁ……!?」 次の瞬間、クックは痙攣し、そのまま海面へ落ちていく。 (あぁ、しまったな。俺の耳は良すぎるんだったな……) 今更ながら自分の長所の裏返しである弱点の存在を思い出した。 クックは海面に沈んでいった。
「!?」 ルカとふれ合っていたカトリアは、不意に表情を一変させて空を見上げた。 「どうしたの?カトリアお姉ちゃん」 ルカはすっかりカトリアになついていたが、カトリアの表情を見て、微かに不安を覗かせた。 「何かが、来る……!?」 そのカトリアの様子を見てか、カスケは空を見上げる。 先程まで晴天だったと言うのに、不自然なほど急に暗雲が立ち込めていた。 「気候がおかしい……だけど、一体何が……!?」 「落ち着けい、カスケくん」 ニーリンはカスケの隣についた。 「ここはお姉さんに任せたまえ」 そう言うとニーリンは背中の妃竜砲【遠撃】を展開し、その可変倍率のスコープを空に向けて覗く。 暗雲の中から現れたのは、褐色の巨体だ。 (アレは……確か、轟竜ティガレックス……だが、こんな暗雲を滑空する個体など……) 次の瞬間、見えない何かがティガレックスを斬り刻んだ。 ティガレックスはそれで滑空体勢を崩し、海面へ落ちていった。 (なんだ……!?) ニーリンはより注意深くスコープに目を凝らす。 暗雲の中から、次に現れたのは…… (ゴア・マガラ!?……いや、違うな……アレは一体……?) そのモンスターはまっすぐにこちらへ向かって来ている。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.538 ) |
- 日時: 2014/05/31 11:30
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: IlZgDJKq)
おぉ、帰ってきましたねスラ×エリさん。(今更ですがすいません) まぁ読んでの通りの状況です。 そして一作目の本編も忘れないでやってください。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.539 ) |
- 日時: 2014/05/31 11:37
- 名前: 翼の勇車 (ID: SAyXaWs/)
>>538 おひさしぶりです。一作目……マジでトトスくんどうしよ……。
>>537 アルェ? ティガがやられてる?なさけねー。 ティガ「…殺す」 勇車「ヘボァ!」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.540 ) |
- 日時: 2014/05/31 11:58
- 名前: 若虎 (ID: lPiKMt/M)
お久しぶりがな? またちょっと書きます ――第13話 ついに・・・―― 紫に助けられ、無事にギルドに帰ってきた勇たち一行 そして、今から大会に参加するためにギルドに登録しに来たようです 勇「じゃあ、登録しようか」 龍「お〜いギルドマスターいるか〜」 ギ「何?大会えの登録?」勇「はい!!」 ギ「だが入れんの〜なんといったと後ろからって人数が足りないからの」 椿「猫じゃだめですか?」 ギ「いや、わしは四人といったのじゃ猫は残念だが入れんの〜」 虎「そんにゃ〜(´・ω・`)」勇「どうしよう…。」 とすると後ろから、?「私が入ります。」勇「ゆ、紫!!」 紫「私が入ったら参加できるんでしょ?私も入りたいしね。」 ギ「それでは、勇 龍 椿 紫この四人でよいかな?」 全員「はい!!」虎「僕はどうなるにゃ…」ギ「君は、人じゃないから参加可能だよ」 虎「ほ、本当にゃ!?」ギ「本当じゃ」 勇「よし、四人と一匹で頑張るぞ!!」 全員「お〜!!」 こうして、紫が仲間になり、大会に参加できるようになった 勇たち、さらにやる気が出た。 さあ、勇たちはベスト15位に入るのか!?
やっと大会だよ、長引かせてしまったな…。スマソm(__)m
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.541 ) |
- 日時: 2014/05/31 12:20
- 名前: 翼の勇車 (ID: SAyXaWs/)
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
二一章
「ニーリンさん、見たかい?」 「アルタスくん、あれは……」 少し高い所からニーリンと同じ方向を見ながら話しかけるアルタス。 「あれはクシャルダオラ……古龍種だよ」 「こりゅっ……。それは本当か、アルタスくん!?」 「すでに仲間のティガレックス、ティガがやられた。クックも至近距離の咆哮で耳がいかれて海に落ちた」 怒気のこもった声でそう言った瞬間、モンスター達が一斉に動き出した。ギザミはいにしえの秘薬を作るために材料集めに走り、トトスは二匹救出のため海岸のあるエリア9へ走る。 「ゲリョ、また仕事かもな」 「ああ、光破砲の用意をしておこう」 なにやら相談しているペッコとゲリョ、そしてゲネポス兄弟はゲネッポを呼びにクックの家へ向かった。
「!? ……何かきよった」 諸々の片付けを終えたゲネッポが、何かを感じとるようにそう言う。 「ゲネッポ、どうしたにゃ?」 なんとかオムライスを作り終えてぐったりしていたネオが聞く。 「ギャオウ、ギャオウゥ!」 そこに飛び込んできたのは二匹のゲネポス、ゲネスケとゲネカク。 「どしたスケ、カク!」 「ギャオ、ギャオグギャオウ」 「!!? 分かった、すぐ行くで」 そう言い、キョトンとしてい二人を見るゲネッポ。 「結構強いのがこっちに向かってるそうや。もうすでにクックとティガがやられた。援護にいくで!」 「にゃ!? クックがやられたにゃ!? どんだけ強いにゃ!」 「ルピネエは危ないさかいここにいてや、ネオ、乗り!」 そう言ってネオを背に乗せたゲネッポは走り去っていった。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.542 ) |
- 日時: 2014/05/31 12:53
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JXFsIGa0)
第14話 新たな仲間
師条だ。 何か聞き覚えのない声がしたからその方向に振り向いた 「(゜Д゜)彡そう!」 「キャロ…?どうした?」 キャロがとうとうネタに走った…?涙那の様子を見ると今までそんなことなかったんだろうな。 「フリムイタナ…」 「ニャニャ!?」 …ここはBLAZEに任せておこう。俺はとにかく… ニャー!!> 「何者といわれてもだな…というよりなにか感じたのか?俺達に」 その…女に聞いて見た。おそらくハンターだとは思うが…太刀を2本所持している。双剣か?いや形はどうみても…太刀。 防具はつけていないのか?インナーでもない…もしかすると普段着ってやつか。 長髪で色は…黄緑と青の中間か?表現しにくい…目の色もそれ。涙那より少し身長が高い。 「感じなかったとは言えないわ…特にあなたとそのアイルー」 「僕のことかニャ!」 「え…いや…そこにいる…」 うん、キャロなわけないよな。でしゃばりすぎだと思うよ。出番ほしいのは分かる気もしない それにしても…何を感じるんだ…? 「一つ聞こう、何を感じた?」 BLAZEがそういう。俺もそこを知りたい。 「私が感じたのはあなたたちがこの世界の人とは異なる波長をもつことよ。あ、私はいろいろな気配を察知できるからわかるわけ。」 気配を察知?そんなことできるのか。すごいな…ってあれ?この世界の人と異なる…?ということは俺たちが違う世界のモノということに気づいたのか…? 「ほぅ…では、我らは他の世界の人と推測しているのかな?」 「そうよ。私もこの世界の人ではないから。」 「「!?」」 涙那と俺は驚愕した。また違う世界の人間がいたのか…。どうなっているんだ。 またこいつの仕業か…?と思っていたが 「でも…私がどこの世界にいたのか、それと何をしていたのかがわからないのよね…。でもあなたたちに出会った記憶は…ないと思う」 うん。少なくともであった記憶はない。そこはあってる。だとすると俺たちとは別か…。 「ごめんなさい、自己紹介をまだしてなかったわね…。私は奏連(そうれん)よ。」 「俺は師条…」 「BLAZEだ。くくっ」 「涙那だ。」 「キャr」 「一つ確認したいことがあるのだけど…よろしいかしら」 「ハァ☆」 キャロ、またスルーされる。もはや存在されてないんじゃないか…?それはそうと確認したいことってなんだぁ? 「あなたたちはすぐもとの世界に帰ってしまうのかしら?」 「いや違うな。我らはまた違う世界に行く。元の世界にはしばらく戻らん。いろいろな世界へ行く」 「なー?!」 涙那は予想外だった。早く帰りたいのか?俺は別にどうでもいい。元の世界には…諸事情があるから戻りたくない 「そうか…では私も共に行動してもよいか?」 「いいぞ」 「「!?」」 BLAZE判断早すぎ。また人が増えるのか…まぁいいか、うん…。 「ありがとう。そしてこれから…よろしくね。」 こうして俺たちは奏連を仲間(?)にして一旦集会所へ戻ることにした。
「(しかしこいつ…我の探す者に似ている…可能性は0ではないか…くくっ…まぁ次のクエストで確かめるとするか)」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.543 ) |
- 日時: 2014/05/31 17:56
- 名前: 真夏のペンギンさん (ID: CydWZDW0)
どんどん更新ペースが遅くなってきてる。
3章 動きだすニック・タイム
1話 理解の外側
ヒプノックを討伐したセロとメイは帰るため密林をガーグァ車で走っていた。二人の顔を真夏の太陽がジリジリと照りつける。日除けがなければ身体が焼けてしまいそうだ。 「あっついー。セロ、水〜」 「さっき貴女が飲み干したでしょうが!僕も飲みたかったんですよ!」 「まあまあ、確か来る時に川があったよな?そこで飲めばいいだろ」 そうこうしていると前に休んだ場所に出た。確か近くに川があったはずだ。 だが……密林を抜けた先には川は無かった。唯のくぼみがあるだけだった。干上がったとしても早すぎる。昨日は豊かな水を湛えていたのを見た。明らかにあり得ない。 「これ、同じ場所だよな……?」 「はい……けどこれは一体?」 その時何か黒い物がセロの頭上を横切り巨大な火球が迫る。素早く気付いた二人はとっさに避けた。二人の横を過ぎた火球が地面に触れた途端に爆発炎上した。土埃と爆煙で辺りが煙り何も見えなくなった。暫くして煙が晴れると二人はその情景に息を呑んだ。なんと火球が直撃した場所に大穴が空いていた。二人が暫し茫然としていると黒い物が降り立った。 「これは、黒い……リオレイア?」 「恐らくは川が干上がったのはこれの仕業でしょうね」 「余の攻撃を避けるとは……面白いではないか」 「喋っただと……」 「僕の予想ですがこれは最近聞くUEって奴でしょう」 「なんだそれ?」 「各地で上位ハンターを襲う飛龍。姿はリオレイアに似ていますがパワーは古龍クラスでテオ・テスカトルを上回る火力。知能も高く人間の言葉を喋れる。発見回数が少なくまだ生態がわからないことからアンノウン・エネミー、略してUEと言われています。僕等で勝てる相手ではありません!逃げましょう!」 「今更逃げてたまるか!此処で倒したら有名人だ!」 「仕方ないですね。貴女だけを行かせませんよ!」 「ほう、余と戦うつもりか。望むように殺してくれよう!」
☆セロ視点
アンノウンがいきなり襲いかかる。通常のリオレイアでは考えられない様な動き。理解の外だ。相手はリオレイアではないと知っていなければパニックになることだろう。突然のブレスにとっさに対応する。そして直様相手に反撃の刃を………………………………………当てれなかった。奴はは素早く身を翻し飛び掛かる肩に噛み付いた。セロは牙が深く刺さるのを感じた。奴は首を振り僕を木に向かい投げ付けた。暫く意識を失っていた。意識が戻り起き上がろうとしたが身体が動かない。顔を上げる。目の前が真っ赤だ。目の近くを切ったのだろう。赤い景色の中にメイが見える。何か言っている。 「……ロ。セロ!」 ようやく聞こえた。 「ごめん。私の無茶に付き合わせて……そこで待ってて。彼奴を倒してくるから……!」 「だ……」 声が出ない。メイが目の前の敵に向かい駆け出す。彼女もかなり怪我をしている。切り込みにかかるが当たらない。一方的に攻撃される。これはもう耐えられない。やめろやめろやめろやめろやめろやめろ!目の前で小柄な彼女がまるで人形の様に飛ばされる。まるであの時、ドルトーニさんが死んだときと同じ様な感覚。また、唯見ているだけなのか?唯失うだけなのか?やっと分かり合えたのに、嫌だ。嫌だ!もう耐えられない!そうだ! ミンナコロシテチャエバイインダ! アハ、アハハハハハハハハハ!コロシテヤル。コロシテヤル。俺のマエカライナクナレェ!! 「殺す。消し去る」 途端に僕の意識は途切れた。
☆戻します
セロの周りが憎しみの力に包まれた。重傷だった筈の身体が動いている。禍々しいオーラに流石にアンノウンも圧倒される。しかしまだ面白がってもいた。 「そんな力を持っていたとは。面白い。面白いゾォォー!!」 アンノウンが狂った様に火球を落としまくる。しかしセロは全く動かなかった。全ての火球がセロに直撃した。 「L・D」 火炎の中からセロが無傷で飛び上がった。周りの大気が歪んでいる。 「ギャハハハハ!効くかァ!」 勢いで斧の遠心力で回転して斬りつける。禍々しいオーラを宿した斧はアンノウンの頭部に確実にダメージを与えた。やられる一方ではいけないと、アンノウンは反撃しようとサマーソルトを繰り出す。通常の人間なら確実に当たっていただろう。そう通常ならば。セロは赤き残像と共に背後に回り込み属性解放した斧を投げ付けた。翼の付け根に直撃する。さらにセロはアンノウンの背中に飛び掛かった。 「テメエなんか素手で充分なんだよォォ!」 セロは素手でアンノウンの背中の堅殻を素手で叩き割る。硬いはずの殻を手で叩き割ったはずだが気にしていない様に肉を引き裂く。 「馬鹿な。この、この余が、余がァ!!」 「フハハハハハハハァァ!グズが!死ね死ね死ねェ!」 セロの狂った声が響く。
続く
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.544 ) |
- 日時: 2014/06/01 00:19
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JQBGePq/)
その4 新たな使命
炎と冥花は依然として謎の空間を落下している。 「どうした?意思がたらんぞ。その程度ではこの空間は終わらない。俺は別に構わんが?」 「あのね…!あたいが知っているのはその世界にいったことだけよ…そこがどんな世界かわからないのに…!」 「俺はいつもそれだが?」 なんでそれだけで着けるのよ…とは言わなかった。 やがて謎の空間は終わりを告げ、まわりは赤い空で覆われている…決戦場についた。 ストッ 着地はそんなに衝撃がでなかった。エネルギー的におかしい気もするけどそこは気にしてはならない。 「ほぉ?この世界は特徴的な気配が多いな。面白い。だが俺は長居しないけどな」 炎はそういう。どうやら普通の世界(モンハンの。)とは異なるらしい。ところで… 「あのさ…あたいの役目はもう終わったよ。はやくもとの世界にかえしてくれない?」 ぶっちゃけ冥花の役目はもう終わっていた。炎の探す者がいる世界へ案内すればよいだけだから。 だから彼女としてはこんな意味のわからない人と関わらず、元の世界へ帰りたかった。ただ… 「どうせ貴様は職務放棄していただろう。俺と共に動いたところで問題はない。それに元の世界にはその旨を残している。気にするな」 と言って来た。反論したかったが…どうあがいたところで元の世界にかえしてくれそうになかったのであきらめた。 「もういいわ…それよりここどこ…ものすごく暑いわよ」 彼らのいる場所は…決戦場。さっきもいったよね。 決戦場といえば(ry 「…さっきからなんだ?俺たちに何か用か?地面にもぐって様子を探っている…アカムトルムとはるか先で俺たちを監視するミラバルカン」 「ぬぅ?我輩にきづくとは…」 「なんなんだ…さっきいきなり現れたが…この世界の秩序から外れているモノよ…本当に人間か?」 炎は地中に潜伏していたアカムとはるか先にいたミラバルカンを察知していた。彼にはこの程度朝飯前。 「きゃん!?」 冥花はあまりにもでかい2体に驚いていた。そんなことに見向きもせず炎は話を続ける 「当たり前だ、たとえ見えないとしても完全に消えたわけではない…。波長が異なる空間の形とこの環境さえ分かればこの程度たやすい。それと…俺はこの世界にはいない人間だ。こいつは人間ではないがな」 「ほぉ?お主、なかなかのモノと見た。」 「…だとしても所詮人間。己の私利私欲のために動く愚かなモノよ。」 ミラバルカンがそういったとたん、炎は一瞬でミラバルカンの横に行き… 「俺のことをどう思おうが貴様らの勝手だ。しかし俺はそんなくずどもと一緒にされることはごめんだ。貴様が俺をそう思うのであれば…俺はお前を殺す。今すぐにでもな」 右目に銃口を向ける。セットしている弾は…シャガルのときとおなじ拡散弾。おそらく放てば…一撃。 という前になんで炎が地面からかなり離れているミラバルカンの頭の横にいるのか…その時点で人間離れしすぎでもある。 「…その目、我がそう思っているといえばすぐに打ち抜く…といった目だな。」 「あぁ…そして貴様は確実に…死ぬぞ」 炎の言葉にはかなりの重みがある。ミラバルカンは炎が自分の思う人間とは違うと察知し、こういった。 「もしおまえが我の思いし人間と違うと異なるのであれば…我の望みに答えてもらえるだろうか」 「…それで貴様が俺への考えを変えるのであれば承知する、しかし俺には俺の目的がある。それに協力できるのであればすぐにでもやってやる。できないなら…まぁそんときだ」 「お、おい…我輩はここから出られないぞ。」 アカムはそういう。ミラバルカンとのやり取りで炎がどれだけおかしいか分かったのだろう。そのため謙虚になっている。 「貴様は…別にいい。とにかく俺の目的はただひとつ…とその前にだ、冥花。」 「な…なんだい…あたいはここが暑くてあまり話したくない…」 「言え。貴様が知っているこの世界に来たモノの名前を」 「…名前はいえないわ。今はまだ…しかしこれを言えばわかるでしょ…あなたを一番知っているひと。」 なぜ名前が言えないんだ?と思ったが冥花がいえないのと同じ理由だろうと思いそれ以上言わなかった。とにかく、それが誰なのか炎はわかった 「…俺が探す者…それはおそらくこの世界のハンターとは次元の異なるだろう。オーラがわかるのであれば見分けることは容易…そいつの探索だ。それが俺の目的…。これに協力するのか?貴様は…」 「そうだな…我はここから下手に動いてハンターに見つかると厄介だ。しかし我は目がいい。遠くから判断できる。協力してやろう。」 ミラバルカンは炎の条件に合意し、こちらの条件をだした。 「さて、我からの要望だ。この世界に今…我が一番嫌う思考を持つハンターのグループが存在する。それらはこの世界の生態を破滅に追い込んでいる。我が直接制裁を与えてもよいが…罪のないモノを殺傷することはしたくない。そのハンターを見つけ、制裁を与える。これが我の望みだ」 「委細承知。では行かせてもらおう…!」 そういうと彼は暑さでぐったりしている冥花を拾い上げ、どこかへ飛んでいってしまった。 「なあバルカン、あの人間どう思うよ?」 「…おそらく我の思考する人間ではない。しかし…非常に危険だ。世界の崩壊に関与する可能性の高い人物…まだ本当に腐ってないかは認めたわけではない」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.545 ) |
- 日時: 2014/06/01 11:29
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JQBGePq/)
>>533 おひさしぶりっす 1作品目は…うーん… 思いついたときに書いたんでいいんじゃないかな。 ところでクロスオーバーのクシャルダオラってまさかわてのだしてたあいつじゃ(ありえない >>535 命は投げ捨てるものではない(どっかの世紀末人間の言葉 >>540 一体…どんな大会が待っているというんだ… >>543 炎ちゃんに近い何かを感じる。
さてアンケートを少し…。 しれっと他作品からキャラを持ってきたりネタを組み込むスタイルなんですが、持ってくるのはやや自重、組み込むのはけっこうはめはずしてます。 ってことで…今後の予定として次のうちどれかお願いします。
1 頼むからこれ以上変なことするな。 2 現状維持でいいじゃん 3 いいぞ、もっとやれ。自重なんか捨ててしまえ!←大変なことになりそう 4 もってくるとこ増やせよ…。 5 その他(お米おいし♪等いろいろ)
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.546 ) |
- 日時: 2014/06/01 14:42
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: KBEjxQ/N)
>>545
5。 読者が良ければそれでいいじゃないですか。 ちなみ、僕はこのままでもいいと思いますよ。 それと思ったんですけど、他ネタから引っ張ってきたとか言わずに普通に出せばいいんじゃないですか? 東〇とかGとか分からない人もたくさんいますし、黙って出してれば気付かないのでは? あまりにも他ネタのキャラの特徴を踏襲していると、ネタがわかる人にはバレると思いますけど そもそも、キャラとかストーリーを考えること全部がパクリなんですよ。既存の作品が存在する限り。 僕のアストくんやカトリアさんも元ネタから作ったキャラですけど、そこからいじってみてオリジナルキャラとして見てますし。 あ、元ネタだって分からせること前提で書いてるなら別ですよ?それが七倍さんのスタイルなら、僕は否定しません。 結論言うと、変わったことは何もしなくていいと思います。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.547 ) |
- 日時: 2014/06/01 16:15
- 名前: 真夏のペンギンさん (ID: QftNdw2r)
>>545
5ですかね。 私もサクライザーさんの意見と同様に見ている人が楽しいなら良いと思います。 どうであれ読んでいる人を楽しませるのが小説ですし、やり方は人それぞれで す。私に口出し出来ることではありません。
あと、貴方の感の通りセロはモンハンの世界の人ではありません。別世界の人間です。はい。 そして本人はそれを殆ど憶えていません。後から出るクロイトもです。 ただしクロイトは能力のコントロールが可能です。あと、この能力ってあるロボットラノベのパクリです。(わかりませんよね……) 最後にこの物語りを予測する為の(いないでしょうが)ヒントのことわざ
井の中の蛙大海を知らず
意味は申し訳ないですがggって下さい。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.548 ) |
- 日時: 2014/06/01 16:17
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: jYV20EP7)
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
二十一章続き
ゲネッポとネオが何かを感じて、クックの巣を飛び出したからに、一人残されるルピナス。 「あんなに慌ててぇ、どうしたんでしょぉ?」 ルピナスは小首を傾げて、人差し指を頬に当てる。 「あぁぁ、それよりもお鍋お鍋ぇ」 薪を足して火を強め、先程ゲネッポから教えてもらったスライスサボテンを加える。 そうして煮込むこと数分。 一度だし汁をおたまにすくって味見をしてみる。 「ん〜、美味しくなってますねぇ。さすがはぁ、ゲネッポさん」 ルピナスは満足げに頷くと、もうしばらく鍋に火を掛けておく。 手持ちぶさたになってしまった。 食料はまだまだたくさんある。 「もう一品、何かつくりましょぉかぁ」 そういうと、ルピナスは食料の山に手を伸ばす。 外では緊迫した空気が張り詰めている中で、ルピナスは一人のんびりと調理を続けているのだった。 「これとぉ、あとこれでぇ……」
先程まで、平和で楽しい時間だったと言うのに、一瞬にして殺伐とした空気に変わってしまった。 ミズキは、クックやティガを突破してきたクシャルダオラの事をアルタスから聞いてから、気が気でなかった。 クックやティガのことももちろん心配だ。 だが今はどうすることも出来ない自分にもどかしさを感じていた。 「私が、もっと強いハンターなら……」 ミズキはふと、自分の装備を見てみる。 防具は、クックの古くなった鱗などを分けてもらった防具。 鍛冶屋などに評価してもらったそれは、古龍種にも匹敵する防具だという。 武器は、超大陸のモンスター達と出会う以前から使っていた、ドスバイトダガーだ。 防具はこれでいいかも知れないが、武器がこれでは太刀打ちも出来ない。 「ミズキ」 ドスバイトダガーを見詰めていたミズキに話し掛けるのはカスケ。 「カスケくん?」 カスケはいつになく真剣な顔でミズキを見詰めていた。 そんな彼の顔を見てドクリと心臓が跳ねる。 「本当は黙っておきたかったけど、そうも言ってられない。僕じゃ無理だったけど、ミズキの、モンスター達と心を通わせられる心があるなら、『アレ』が使えるかもしれない」 「『アレ』って……?」 「いいから来てほしい」 カスケは踵を返すとその場を後にしていく。ミズキもその後を追う。
普段は入れない、不可侵領域に入っていくカスケとミズキ。 「カスケくん、一体何を……」 その不可侵領域の奥の奥。 そこには、小さな祠が奉られていた。 「ここは、僕とクック、ギザミとトトスぐらいしか知らない場所だよ。僕自信も、ここに来ることは禁忌としていた……」 カスケは祠に入り、その奥から古めかしい箱を取り出してきた。 「これは……?」 ミズキはその古めかしい箱を見て目を細めた。 「開けてみて」 カスケに促され、ミズキはその箱の蓋を開けた。 そこにあったのは、一振りの剣と盾……つまりは片手剣だ。しかし、その片手剣は石化しているかのような灰色をしており、まるでただの石のようだ。 「それを、持ってみて」 カスケがそう言うままに、ミズキはそれを手に取った。 すると、その剣と盾は途端に目映いばかりの光を放った。 「んっ……!?」 ミズキは思わずその剣から手を離そうとする。 だが、その剣の柄はミズキの掌から離れず、ミズキの意志に関係なく握らせている。 すると、灰色だった剣と盾はその灰色を吹き飛ばすかのように、その下から本来の姿を現した。金色の柄に、蒼く輝く刃、盾も同じような煌めきを放ち、それぞれの中央に碧の宝玉らしき玉が埋め込まれている。 「良かった。ミズキになら反応してくれた」 カスケは安堵したように頷く。 「カスケくん、これは……?」 ミズキはその片手剣とカスケを見比べる。 「超大陸と言う自然から生まれた、謂わば偶然の産物だよ。僕もクック達から聞いただけだけど、銘は『超龍剣【天一門】』らしい。いつ、どこで、何が起きて、こんなものが存在したのか、誰も分からないんだ。ただ分かるのは、使い手を選ぶってことだね。僕が持っても何も起きなかった。クック曰くの話だったから信じにくかったけど、こうしてミズキが力を解放してるんだ」 信じざるを得ない、とカスケは息をつく。 「これ、私が使っていいの……?」 「いいも何も、ミズキにしか使えないんだから」 ミズキは改めてその超龍剣【天一門】を見下ろす。 初めて触れたはずなのに、使いなれたような感覚がわかる。 そして、ミズキの中で確かな何かが生まれた。 これなら、戦えるのだと。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.549 ) |
- 日時: 2014/06/01 16:23
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: DpI94zdq)
>>548
少しばかり、人智超越パワーに影響されました。 しかし本編でそれは使いたくないので、ここで使わせてもらいます。(すいません) とゆーわけでスラ×エリさん。 この超龍剣【天一門】の性能はどんな風にしてしまってもいいです。 炎くらい凄くするのはアレですけど、せいぜい、軽くぶつけただけで岩が粉微塵になるくらいオカシイ感じでも大丈夫だと思います。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.550 ) |
- 日時: 2014/06/01 16:34
- 名前: 真夏のペンギンさん (ID: QftNdw2r)
>>548
そしてこのスレの1小説に1人は、炎さん系男子が全小説に現れるのか。まぁ、セロの設定も炎に影響されたんですよね。一章をなんとか利用したかったし、マジで炎さんかっこいいですし。今もですがネタがないですし。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.551 ) |
- 日時: 2014/06/01 17:16
- 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: tnz9AmdX)
>>550 最強系女子もいますよ(まだ戦闘シーン描いてない)w と言っても、世界観的な問題で時間止めたりはしませんが。 私の小説で最強クラスだと、実際のゲームのハンター程度のスペックですね。ソロで団長クリアできるかどうか、くらいの。
・・・・・・私の作品が目次に反映されてないのでまとめます。
>>277 〜第二十二話「上位昇格試験編・地図に載らない街」〜 >>314 〜第二十三話「上位昇格試験編・新たな戦友」〜
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.552 ) |
- 日時: 2014/06/01 18:24
- 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: CZQQDb2N)
モンスターハンター「焔の詩」12話 ラージャン2頭の討伐を終え、村の集会場に着いた時はもう陽が完全に落ちていた。 しかし、集会場の酒場は、何故か凄く盛り上っていた。 「・・・・・・一体何の騒ぎだ?」 ジェノスが当然の疑問を投げる。 どうやら全員、この状況を飲み込めていないらしい。 暫く棒立ちしていると、受付嬢が歩み寄り、 「あ、ラ^−ジャン2頭の討伐おめでとうございま~す」 そう言われてやっと納得がいった。 「お、帰ってきたぞ? どうやら賭けは俺の勝ちだな」 「だぁー! 負けた〜!」 「よっしゃ〜! 儲けた儲けた。兄貴を信じて良かったぜ!」 ふとそのテーブルを見ると10万ゼニーもの大金を受け取っている―― ネフロライトがいた。 ネフロライトだと解った瞬間、ジェノスはもう隣におらず、ネフロライトの頭を鷲掴みにしていた。 「・・・・・・一体何を賭けてたんだ。ネフロライト」 「あ、兄貴・・・・・・何って、そりゃあラージャン2頭討伐して帰ってくるかどうかをだな・・・・・・あ、勿論討伐できる方に賭けたぜ?」 「成程な・・・・・・つまり人が死ぬような思いをしてるのを賭けの材料としていた・・・・・・と」 そう言って頭を鷲掴みにしていた右手に力をかける。 「痛いッ! 痛いって兄貴!」 「人の命を賭けの材料にするからだ。・・・・・・その金で酒代を奢って貰おう。よし、10万ゼニーある! 飲むぞ!」 こうして、ネフロライトが手にした賭け金で、飲み会が始まった。
ジェノスとネフロライトはフラヒヤビールの5年物。アンバーはブレスワイン。私はタンジアビール。そして楼華は――黄金芋酒を、それぞれ飲んでいる。 私は酒にはそこそこ自身はあったが皆強い。 ――アンバーを除いては。 アンバーは何と、ブレスワイン1杯目で酔い、2杯目で完全に酔い潰れてしまった。 だが、ジェノスとネフロライトはもうフラヒヤビール5杯目。楼華に至っては黄金芋酒8杯目だ。 私はまだタンジアビール3杯目だが。 突然、ジェノスが話し出す。 「陽炎、オリウス、ガルドネット。そして――俺の4人で昔パーティーを組んだんだ。キッカケはリオレウスとリオレイアの同時狩猟――それも希少種討伐だった。その為に討伐実績の高いガンナーが必要だったらしくてな・・・・・・紹介状付きで最初はその時限りのメンバーだったんだが・・・・・・いや、その、何だ、その狩りが――凄く・・・・・・楽しかったんだ。だからそのままそのパーティーに入ったんだ。だが、陽炎は、アカムトルムとの狩猟でパーティーメンバーを護る為にアカムトルムと一対一で戦い――相打ちを仕掛けてアカムトルムと一緒に死に、ガルドネットは今から約15年前にテオ・テスカトルの狩猟で――紅い破片をオリウスに託して自分から囮になり、テオ・テスカトルの翼を使い物にならなくして撃退し――その時受けた傷が原因で息を引き取り、オリウスに関しては“ガルドネットの敵を討つ”そう言い残して消えて逝った・・・・・・そして、今こうしてその時のパーティメンバーの娘とこうして酌を交わしている・・・・・・不思議な気分だな」 「オイオイ・・・・・・そろそろ酒は止めといた方が良いぞ・・・・・・」 どうやら・・・・・・ジェノスは酒が回ると口数が多くなる様だ。 じゃなくて・・・・・・ガルドネットの事だ。私を産んで死んだんじゃなかったのだろうか? 「・・・・・・父さんからはガルドネットは私を産んだ時に死んだって言ってたけど」 「大方、自分の一人娘にハンター業をさせたくなかったんだろう。“ハンターになる”と言った時、反対されたはずだ」 少し思い出して見ると確かにそうだ。強く反対していた。 それを読み取ってか、やっぱりな・・・・・・と言った。 そして、ジョッキに注がれたフラヒヤビールを一気に飲み干し、 「そういえばこんなうわさを聞いたことがある。オリウスは――黒い龍と戦ったらしい。ああ、それから・・・・・・俺は次の狩りでハンターを辞める」
皆さんお久しぶりです! 失踪した訳ではなく、単純にまとまった時間が中々取れずに更新が遅れてしまっただけです。 物語としてはこれから終盤になります。 最近暑いですね! 熱中症や日射病に気を付けてください。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.553 ) |
- 日時: 2014/06/01 18:25
- 名前: ペイルカイザー♯pirkizr (ID: 2G/6SFPC)
いつもここで小説読んでますけど、コメント書くのは初めてなペイルカイザーです。このサイトの小説は面白い作品ばかりで、つい私も小説書こうと名乗り出ました!スレ主さん、私もここで小説書いていいですか?
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