雑談掲示板

モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム
  • 日時: 2014/07/25 13:36
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 4VeqnVC.)

クリックありがとうございます!
このスレでは シリーズ物の 小説 をかいてください!
&主もショボいですが小説をかくので。

ルール
一 話数をしっかり書いてください!
二 お題は基本的にモンハン!もし違うお題で書きたかったら、主に一言。

あなた あ のお題で書きたい!
私 いいですよ。
あなた 書きます〜  
のようにしてください。
必ず聞いて、返信されてから、書いてください。
三 アドバイスはいいですが、基本的に批判、邪魔はなしで。
四 二回以上の荒らしで通報を考えますんで。
追加 重要

五 四回以上の荒らしは確実に通報します。
私が居ない場合は作者様達にお願いします。

以上を守ってくれると嬉しいです!

お願い このペース配分だと主が過労死するので、更新ペースを最高でも週三にしてください。

リンクスレ  http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=326

参考にどうぞ
http://real-create.com/

一代目
http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=49
作者様達の作品を最初から読みたい方は、上のスレからどうぞ。

現時点でのここの内容
作者様は一代目の続きからどうぞ。



企画↓
詳細
>>520

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スレ主=あいりあの作品

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ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
あらすじ(第三十三章まで)>>59
三十四章 一時帰還>>24
三十五章 誤解巻き起こる朝>>27
三十六章 勝負の分け目は、君だ>>43
三十七章 地底洞窟の死闘【前編】>>60
三十八章 地底洞窟の死闘【後編】>>61
三十九章 フィーネ>>68
四十章 いざ出航、その名はワルキューレ>>92
四十一章 蒼天の上と下で 〜チコ村編〜>>101
四十二章 雲の隙間に闇が蠢く>>141
四十三章 決死の救助作戦>>155
四十四章 足掛かり>>192
四十五章 ドッキリ?真夜中の衝撃>>201
四十六章 歌姫と可愛いナイト>>209
四十七章 ニューウェポン・チャージアックス>>233
四十八章 ゴア・マガラ再び>>273
四十九章 安らぎの一時>>297
五十章 迫る刻>>316
五十一章 アストとツバキ>>336
五十二章 セカンド・コンタクト>>348
五十三章 狂気の黒蝕>>371
五十四章 跳梁し意思用いず悪成さば>>389
五十五章 苦悩、葛藤、決意>>394
五十六章 戦闘続行>>410
五十七章 それは災禍の前兆>>413
五十八章 ナゾ フカマル セカイ>>434
五十九章 別れたくなかったからです>>468
六十章 高鳴る感情、止まらない鼓動>>495
六十一章 遥か彼方へ 〜シナト村編〜>>504
六十二章 風、吹き抜けて>>515
六十三章 魔の手はすぐそこに>>519
六十四章 カトリアに隠されたこの旅の真実>>529
六十五章 虚無の笑顔と溢れる涙>>535
六十六章 リーンカーネイション>>569
六十七章 悲劇>>594
六十八章 迷い刻む心の中>>604
六十九章 感情と期待に揺れる想い>>615
七十章 持つべきは最高の仲間達>>742
七十一章 俺は『モンスターハンター』なんだ>>755
七十二章 最強の敵>>763
七十三章 長き戦いの始まり>>774
七十四章 ゼツボウノソラ【前編】>>821
七十五章 ゼツボウノソラ【後編】>>824
七十六章 この胸に溢れ続ける熱い想いを>>828
七十七章 光を翔ける>>831
七十八章 アスト>>846
七十九章 流れ星ひとつ>>860
終章 輪廻の唄>>863

キャラ人気投票(終了)>>649>>801
 登場人物紹介その2>>653

SS カトリアの花嫁修業>>1020

『モンスターハンター 〜猛焔を抱きし翼〜』

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翼の勇車sの作品
あらすじ(第二十話まで)>>56
第二十話〜古龍攻略〜>>41
第二十一話〜目覚めた災悪〜>>75
第二十二話〜ギザミとミズキ〜>>78
第二十三話〜ギザミの想い〜>>110
第二十四話〜狂竜病克服〜>>123
第二十五話〜vsクック&ルカ〜>>145
第二十六話〜最強の増援〜>>154
第二十七話〜怪虫組(モンスターバグズ)〜>>188
第二十八話〜うるさいクイーンランゴスタ〜>>210
第二十九話〜真の元凶〜>>645
番外編〜過去ログ入り記念祭 part1〜>>21
番外編〜過去ログ入り記念祭 part2……の場を借りたクロスオーバー意見会〜>>128←個人的にちょっと内容が…
(すでに消してるTrailsの作品に振れているため)
番外編〜我が小説の危機〜>>331
番外編〜トトスの処遇意見会〜>>579
番外編〜一作目二作目合同、ダブルサクライザーさんの小説 キャラ投票会〜>>654
番外編〜クロスオーバーについて〜>>732
番外編〜状況報告〜>>788
番外編〜翼の勇車主催 祝砲上げ大会〜!>>875

第一話〜出会い〔キャラクターコメンタリー版〕〜>>996

2作品目『高校生モンスター』
第一話〜とりあえず経緯書く〜>>433
第二話〜神様転生じゃないだけマシ〜>>478
第三話〜出来ること確かめるのはテンプレだよね〜>>536
第四話〜あ、ありのまま今あったことをはなs(ry〜>>591
第五話〜人化? 邪道!〜>>620
第六話〜どうもアカリちゃんがヒロインらしい〜>>697
第七話〜も、もうぼっちじゃないもんね!〜>>722
第八話〜同郷のモンスターとか〜>>818
第九話〜神山先輩マジパネェっす〜>>894
第十話〜最近アカリちゃんの様子が変〜>>925
第十一話〜「甲殻種の底力みせたるわ!」〜>>983
第十二話〜リミッター解除ぉ!!〜>>988

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7倍quasarsの作品
世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
設定>>449
あらすじ(もう一つのお話もここに)>>562
第1話 忌み嫌われし竜、ゴア・マガラ>>423
第2話 奇妙なゴア・マガラとの対峙>>424
第3話 並立世界〜パラレルワールド〜>>429
第4話 師条の実力(前編)>>435
第5話 師条の実力(後編)>>452
第6話 想定外の出来事>>461
第7話 休憩>>463
第8話 集会場へ向かう>>466
第H(\)話 クエスト ドスイーオス2頭の狩猟>>469
第10話 クエスト開始〜哀れ、片方のドスイーオス〜>>489
第11話 合流>>496
第12話 欲するもの、それは血肉>>502
第13話 欲した結果が生みしモノ>>516
第14話 新たな仲間>>542
第15話 Why do you need Monster Hunting?〜テオ・テスカトルの討伐クエスト〜>>572
第16話 狩猟開始>>629
第17話 一つの答え>>698
第18話 危機>>713
第19話 確信>>724
第20話 世界との別れ>>775
第21話 あらたな使命>>802
第22話 行動は迅速に>>806
第23話 もう一つの要因>>813
第24話 異世界で戦うモノ達>>822
第25話 凍る海>>825
第26話 異世界の物>>855
第27話 ONLY☆ONE☆救出>>876
第28話 EXTENDED>>901
第29話 意外な性格>>926
第30話 ONLY☆ONE☆帰宅>>933
第31話 ONLY☆ONE☆夜>>984
第32話 未知との接触>>1022
第33話 また増える仲間>>1029
第34話 水中戦>>1047
第35話 水中戦と異世界の者>>1051

同時進行するもう一つのお話
〜世界を戻すため〜
設定>>473>>957>>1034
その1 元の世界での異変>>471
その2 常識を放棄した世界>>480
その3 三途の川にて>>524
その4 新たな使命>>544
その5 代償>>574
その6 捜索>>581
そのZ それぞれの動き>>600
その8 それぞれの動きver2>>643
その\ 解放>>652
その10 防具をつけても似るときは似る>>699
その11 進展>>717
その12 異変>>745
その13 連鎖する異変>>749
その14 最凶と最強の再開>>753
その15 正面突破>>832
その16 1vs4>>839
その17 凌駕せし者>>850
その17-2 その頃のミラバルカン>>859
その18 無慈悲>>898
その19 破砕>>927
その20 激昂>>942
その21 常識外の力>>959
その22 制御>>977
その23 極限>>987
その24 決して解き放たれてはならない存在>>1019
その25 解放された男>>1026
その26 地獄のかまぼこ工場>>1039
その27 離脱>>1050

番外編1 想定外。>>526
番外編2 なぜ返信とNoにずれが生ずるか>>644
番外編3 止まってしまうもう一つの物語>>787
番外編4 勝手に祝砲あげる人>>870

クロスオーバー用設定>>707>>709
クロスオーバーへの導入編 ver1>>682←まだクロスオーバーやってないのでとりあえずここ。
クロスオーバーへの導入編 verもう一つの物語>>911

茶番もろもろ>>391>>407>>420>>455>>702>>819>>880>>892>>955
(茶番もろもろは読んでも読まなくても関係ないそうです。)

突然な企画>>992

ONLY☆ONE☆NG集>>947
ONLY☆ONE☆NG集inクロスオーバー>>1017

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片手拳sの作品
HunterLife〜ふんたーらいふ〜
あらすじ(第十九話まで)>>70
設定>>85
〜第二十話「一買い行こうぜ!・後編」〜>>46
・上位昇格試験編
〜第二十一話「出発の時」〜>>112
〜第二十二話「地図に載らない街」〜>>277
〜第二十三話「新たな戦友」〜>>314
〜第二十四話「出航」〜>>854

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若虎sの作品
――第11話 特訓と新たな仲間――>>67
――第12話 助っ人参上――>>400-401
――第13話 ついに・・・――>>540

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布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
9話>>106
10話前編>>252
10話後編>>308
11話>>313
12話前編>>552
12話後編>>585
13話>>599
14話>>602
15話>>804
16話>>816

サイドストーリー 微笑は風と共に
プロローグ>>856
1章-1>>878
1章-2>>1013
1章-3>>1028

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カゲヤsの作品
『モンスターハンター 黒ノ奏』
第一話>>20
第二話>>985←話数がなかったので勝手につけました

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アクア@オワタの人sの作品
Monster Hunter~狩人の使命~
番外編!
~100レス超えたけど関係ない!~>>150

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真夏のペンギンさんsの作品
登場人物紹介>>972
メンバー設定>>488
2話 結成?>>174
3話 共通点>>280
4話 渦巻く運命>>349
5話 眠鳥に踊らされて>>479

2章虚勢の閃光!血風の姫神!
1話 出逢い>>152

3章動きだすニック・タイム
1話理解の外側>>543
2話目視の限界>>557
3話パワー>>565
4話発進ラノーチェス!>>655
5話空の上にて>>842
6話空中戦>>884
7話風はシュレイドへ>>931
三章エピローグ>>932

4章ワイルドタイム
1話防衛戦>>991

特別企画ペンギンさんの始めての茶番!>>970

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ガンランスの王sの作品
ハンターズ・アドベンチャー
〜あらすじ〜(第十話まで)>>279

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で?sの作品
甲虫戦隊
設定>>330
第1話 悪党戦隊現る>>269
第2話 リオレウスを襲撃>>327
第3話 リオレイア襲来>>329
第4話 正義の甲虫ロボ セルタスグレート現る>>366
第5話 >>377
第6話 スパイダー☆セルタス崩壊!>>390

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煌星sの作品
設定>>353
第1話>>300
第2話>>312
第3話>>352
第4話最強?イャンクック>>417
第5話 旅の始まり 地の文減り気味>>531
第6話  戦いの意味〜対飛竜編〜>>830
第7話  力の意味>>949

番外編 1>>641

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izayoi0018s(神風s)の作品
真のモンスターハンターを目指して
10話>>405←10話かどうかは推測。間違えてたら報告を
11話 休暇>>568
12話 遊戯>>619

異世界からお嬢様達が来るそうですよ?
第0話 ちょっとした設定回>>899

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破損したスプレー缶sの作品
現実世界と異世界  
第1話 平和な日常>>416
第2話 漂流!?謎の孤島!>>419
第3話 アルセルタス襲来!>>425
第4話 爆裂進化!ドスランポス!>>509
第5話 新たな仲間モス!>>511

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スラクsの作品
「反撃の烽」(はんげきののろし)←題名これであっているかご確認を…。
設定>>857
零話「撃龍船の中」>>575
壱話「突撃☆ダレン・モーラン」>>582
参話「援軍到着」>>651
四話「ハンターになったきっかけ」>>701
五話「上級昇格おめでとう(棒」>>716
六話「密林の中で〜前編〜」>>770
六話「密林の中で〜後編〜」>>849
七話「異常な世界」>>924
八話「嵐」>>1015

第一回 [The 雑談]>>946

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ペイルカイザーsの作品
M.H. 滅龍少女〜ドラゴン×スレイヤー〜
プロローグ>>583
Episode 1 龍の力を持つ少女>>601>>723

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0120sの作品
1=1
第1話  電卓「俺は108円(税込)の何処にでもいる普通の電卓さ!」>>780
第2話  無量大数「だから、俺は無量大数であって無限大ではないと何度言ったら」>>783

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バサルモス愛好家sの作品
短編小説「Insania warz 〜ケチャワチャに支配された世界〜」
第一話『ibera restinguitur』>>827

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ヨーグルトsの作品
モンスターハンター『伝説の狩人』
一話>>829
二話>>847←設定もここにあります

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謎の人 再来!sの作品

〜〜狂暴なる者とハンターの新の戦い〜〜
第1話 始まり>>948

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コラボレーション作品1

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
クロスオーバーの設定>>211>>226>>263
序章 歪んだ夢の中へ>>222>>224
一章 未知という未知>>227
二章 現れた紳士>>230
三章 暴れん坊と良識派>>235
四章 モンスターとの会話>>240>>242
五章 逃げた先と最終兵器>>247>>249
七章 泣き虫>>254>>292>>249が六章になるのかな?
九章 とある芸人>>298>>309
十章 再開>>315>>319
十一章 いよいよ揃う>>320>>335
十二章 初めての……>>354>>359
十三章 孤島へ>>363>>370
十四章 ミナーヴァ再集結>>380>>381
十五章 旋律を奏でし鳥竜種>>382>>388
十六章 モンスター召集>>403-404>>411
十七章 共感>>412>>460
十八章 おしどり夫婦とネコめし万歳>>454
十九章 >>481>>483
二十章 異変、そして料理>>534>>537
二一章 >>541>>548
二十二章 風を纏う龍>>695
二十三章 秘策>>703>>705
二十四章 力を得た人、そして暴走>>710>>748
二十五章 再びの平穏>>808>>814
二十五章 食事会と夢の世界>>838>>853>>893
二十七章 動き出す瞬間>>897>>938
二十八章 Memorial 〜思い出〜>>950
二十九章 村へ>>969>>976>>979
三十章 寝ぼけ眼の寝起き>>982
三十一章 >>1010>>1012

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コラボレーション作品2

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー
設定>>912>>914>>919>>937>>966
序章 重なりすぎた偶然だとしても>>915
一章 失われし力>>918
二章 見て話して分かること>>921>>928
三章 単刀直入に言う、それと異論は聞けなくなった>>930>>951
四章 それぞれが出来ること>>954
五章 二手に別れる組み合わせ>>971>>975
六章 聖・エールハース>>980-981
七章 戦闘開始>>986>>998
八章 流れ行く時と舞い躍る嵐>>1002>>1008
九章 青熊獣アオアシラ>>1011>>1016
十章 時の狭間>>1018>>1024
十一章 温泉だよ!全員集合ー!>>1027>>1030
十二章 終わりなきを終わらせる戦い>>1036-1037
十三章 竜の訪れる秘湯>>1038>>1044
十四章 地の温泉巡り>>1045>>1048
十五章 夕暮れオレンジ>>1049>>1053
十六章 沈む地、眠る炎>>1054

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目次ここまで。1054までです


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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1052 )
  • 日時: 2014/07/14 17:35
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

…うん。わかるよね。奏連の前に現れた男が誰か…。
分かってもいっちゃだめだよ。俺が殺されるから。ところで雪印のチーズっておいしいよね。ん?後ろに何かいr

♪Just_you_know_why…♪


今後の軽いネタバレ。

本編
なんか奇跡がおきます。察して。宇宙海賊のほうではない
あと過去の話は…まぁそのうちに。

もう一つ
冥花が空気過ぎることとランポスたちが忘れられているけど気にしてはいけない。
あとは…灼熱でガシャーン。
BEMANIネタ?今後もたくさん。

クロスオーバー(次回の簡単な予定)
地、速攻で帰宅。んでもって質あげる物を放り込む
一応女性メンバーにそのこと報告。混浴上等ならきてもいいよといって帰る。
炎ちゃんは…さぁ。
んで聖にはG59を見てもらって本当に世界からRelinquishされます。これはこれだけで作ったほうがいい気がしてきたけどモンハンじゃねぇ!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1053 )
  • 日時: 2014/07/15 12:11
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: GX5DoC5F)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十五章続き

〜炎視点〜

自然というものは時に美しく、時に残酷だ。
それに抵抗しようとしても、圧倒的な自然の力を前に意味をなさない。
「…」
ゆっくりと歩いていた炎の前にひとつの光る玉が現れる。
その光の玉を炎は…握りつぶした。
「俺の力…まだどっかにあるのか」
それはあの時と同じ感覚だった。聖の体内から見つけた時と…。
まだ自身の力は完全に戻っていない。不安定な力を使ってしまえば予想外な出来事しかおきない。
すでに一時的に回復した力は失われている。どの力も使わないほうが身のためだ。
「…眠い」
あれこれ考えていたのだがそれ以上に眠気が襲う。
この世界に来るまで…10日間は寝ていない。別に問題はないのだがさすがに休まないと体が持たない。力を失っているため疲労がいつもよりどっと感じる。
それに地も休めといっていた。
「…野宿か」
適当に寝れそうな場所を探し始めた。


〜凍土〜

「…終わったよな?」
凍土に溜まる死骸の山…それはまた孤島のときと同じく、燃やされていった。
地はしっかりと氷を確保していた。
「…もう帰るやだぁぁああああああ!!!」
ダッ!!!!!
地の姿は…一瞬で消えた。
その速さは炎の持つ瞬間移動と同等の速度…限界まで追い詰められた時、普段以上の力を発揮する…のだろうか。


〜集会浴場〜

「ゼェー・・・ハァー・・・」
へろへろになりながらも帰宅した。いつも以上の力は体力の消耗が激しい。
まず地はギルドの受付へ行き、大量の素材をどさっと置いた。
「俺が出かけてから…狩猟したモンスターの証…!」
それ以上はいわずにその場から去る。依頼にないモンスターの素材が大量に残された。

次に地は番台をしているアイルーのところへ行く
「…これを温泉にいれてくれ…。命からがら取ってきた」
「ニャ?!これは…凍土の氷と孤島にある幻の秘湯!!」
アイルーは驚いていた。凍土の氷はそこそこの腕でなんとかなるのだが、孤島の秘湯は…一流のハンターでなければ得ることは困難。というよりその場所がどこなのか未知なはず…。
命からがらということは苦戦したのだろうとアイルーは思っていた。もっとも、この命からがらは炎にぶち殺される恐怖を感じつつ、ということらしい。苦戦はしていない。
それを渡すと地はよろよろしながら部屋へと向かう。
「あれ?地さん、帰ってきたのですか?」
農はすれ違いに地へそういったが地は何も言わずにふらふらっと部屋へ歩いていった。
その表情は…真っ青だった。
「…行くときより重傷になってないかニャ」


〜部屋〜

「…。」
「あれ、地さんなぜここに…」
「…。」←そこのいて。と手で動作
残妖の言ったことに何も返さず、アイテムボックスのとこへいく。
そして…
ガシャーン!!!!!!
「「!!?」」
何かをそこへぶち込んだ。何かと言っても一つではない。大量に何かを入れた。
「…カトリア」
「は、はいっ?!」
地は…本気の時と同じ、いやそれ以上にドスのきいた声でカトリアを呼ぶ。
「このボックスに武器、防具、素材、食料、金、その他もろもろぶち込んで置いた…自由に…使え」
それだけ言うとまたふらふらと集会浴場の方向へ歩いていった。その様子は…まるで倒れかけの人間。
出かけた時より真っ青になっている地…一体何があったのだろうかとほとんどの人が気にしていた。
…一部を除く。
「…忘れていた、温泉の質を上げた、混浴上等なら別に来てもいいぞ?」
炎への恐怖のあまり温泉の質を上げたことを忘れていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1054 )
  • 日時: 2014/07/15 19:37
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: LFePxgM2)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十六章 沈む地、眠る炎

 〜アストside〜

「……なんか、最初に見たときより良くなってる?」
 アストはその微かに蒼色をしている温泉を見て、目を細めた。
「あぁ、地さんが何かを入れてくれたんでしょうか」
 地があぁにも真っ青な顔をしているのは分からないが、この温泉に何かしてくれたのは間違いなさそうだ。
 更衣室で防具を外して湯浴のタオルを腰に巻いて、アストと農は出てくる。セージはアイルーなので丸裸でも何ら問題ない。
 まずは身体を洗うか、とアストは適当な桶に温泉のお湯を汲み上げ、石鹸を泡立てる。
 アオアシラとの戦いでも汗はかいている。垢もしっかり擦って落として、全身を洗う。
 きっちり洗い終えてから、温泉へ浸かる。
「はぁぁぁぁぁ……これは癒されるなぁ……」
 肩まで浸かって、溜まっていた空気を換気するかのように吐き出す。
 農も一歩遅れて入ってくる。
「いい湯ですね」
 この場にいるのは、アストと農のみ。
 セージは入る前に、ドリンク屋と言うらしき飲み物を扱うアイルーに話し掛けていた。
「マタタビ酒と言うのはあるかニャ?」
「へへっ、ありますニャ。お客さんは初回ですニャ、最初の一杯は無料で差し上げやしょう」
「おぉ、ありがたいニャ」
 もう温泉の中で飲むつもり満々だ。
 その様子を遠くから見ていたアストは苦笑する。
 あとは、地だ。
「地さん、どこにいったんだろ」
「……呼ばれた、気がしたぁ……」
 ふと、後ろから地の声が聞こえた。
 防具は外して湯浴タオルは腰に巻いている。
 すると、地はそのまま倒れるように温泉へダイブする。
「ちょっ、大丈夫ですか地さん!?」
 アストはドザエモンのようにぷかぁ……と温泉に浮かぶ地を見て、慌てて駆け寄る。
「それじゃ窒息するからっ、ちゃんと顔は温泉から出して!」
 何があったかは知らないが、とてつもなく疲れていたことはわかる。

 〜残妖&ルピナスside〜

「ねぇ残妖ぉ、お腹空いたぁ〜」
 霊華は部屋に戻るなり残妖にすがり付いた。
 ついさっきまで人をおちょくっておいてどの口が言うか。
 しかし残妖は霊華を卑下するつもりはなく、「分かりました」の一言で承る。
「ではぁ、私も晩ごはんを作りますねぇ」
 ルピナスも立ち上がり、残妖と共に地が先程色々押し込んだボックスを覗く。
 本当にいろいろな食材がある。これだけあれば何でも作れる。
「どうしましょうルピナスさん。私たちは皆合わせて、十六人もいますよ?」
 ミナーヴァのメンバーが大半を占めているのだ。
 ならばとルピナスは軽く手を叩く。
「でしたらぁ、お鍋にしましょぉ。それならぁ、いっぺんにたくさん作れますしぃ、好きな分だけ食べられますよぉ」
 好きな分だけと言うと、霊華の好きな分と言うのは計り知れない。
 まぁ、食材はたくさんあるのだ。そこそこの量は作れる。
「分かりました。味付けは……」
 残妖とルピナスはボックスを漁りながら、料理の話に持ち込んでいく。

 〜炎side〜

 適当な木陰を見つけ、炎は寝床として定める。
「腹も減ったな」
 いくら人間離れした存在とは言え、やはりヒト。
 睡眠と同じ、十日はほぼ飲まず食わずだ。
 適当に食糧と飲み水を探すために歩く地。
 飲み水は上流の川なら、熱処理すれば比較的安全に飲める。
 霊峰付近であるここは、かなり上流の川が流れている。
 どこにそんなものを持っていたのか、炎は金属の鍋を取り出して川の水を汲む。ちなみにこの鍋、打撃武器としても強力な性能を発揮する。
 水はこれでいい。
 問題の食糧だ。
 ふと、丁度いいところにガーグァの群れが通り掛かってきた。
 少し忍びないが、と炎は一番成体に近いガーグァの後ろに回り込み、そのガーグァの尻を叩いた。
「グァゲェェェェェッ!?」
 尻を叩かれたガーグァはその場で卵を産み落として、逃げていく。
 それに続くように他のガーグァ達も逃げていく。
「すまんな、俺も生きるためだ」
 小さく詫びると、その卵を拾った。
 そのあとは、その辺に生えている山菜などを拾い、やはりどこから出したのかもうひとつの鍋の中に細かくしてぶちこむ。
 十数分後には、熱処理して少しは清潔になったお湯と、適当に味付けした山菜の煮込みが出来上がる。
 ガーグァの卵はフライパンで火を通して分厚い目玉焼きとして頂いた。
「いただく」
 自然への感謝を表して、炎は静かに手を合わせた。
 たまにしか摂らない食事も、いつもなら腹に押し込むだけのことだが、今回は味わうことにした。
「……地達も食事摂っているだろうか」
 彼らなら、残妖がいるだろうし問題はない。問題があるとすれば霊華の食事量だ。あれはさすがの炎も絶句する。
 まだ少し熱い水を一口飲み、分厚い目玉焼きをかじる。
 目玉焼きの白身を食べて「ソースか醤油が欲しいな」と人間臭い、いや、東方人臭い独り言も発した。
 それでも易々と目玉焼きを平らげ、山菜などの煮込みも口に入れていく。
 適当な味付けであるそれは、旨いかと言われれば微妙だ。普通に食べれる程度だ。
 山菜の煮込みも平らげ、炎は鍋とフライパンを川で洗う。そしてそれらはどこかへしまっておく。
 焚き火はそのままに、炎は木にもたれかかる。
 目を閉じると、一瞬で睡魔が襲う。
 それに身を委ね、炎は眠りについた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1055 )
  • 日時: 2014/07/16 12:03
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
SS カトリアの花嫁修業> >1020

翼の勇車sの作品

第一話〜出会い〔キャラクターコメンタリー版〕〜> >996

2作品目『高校生モンスター』
第十一話〜「甲殻種の底力みせたるわ!」〜> >983
第十二話〜リミッター解除ぉ!!〜> >988

7倍quasarsの作品
世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
第31話 ONLY☆ONE☆夜> >984
第32話 未知との接触> >1022
第33話 また増える仲間> >1029
第34話 水中戦> >1047
第35話 水中戦と異世界の者> >1051

同時進行するもう一つのお話
〜世界を戻すため〜
設定> >957> >1034
その21 常識外の力> >959
その22 制御> >977
その23 極限> >987
その24 決して解き放たれてはならない存在> >1019
その25 解放された男> >1026
その26 地獄のかまぼこ工場> >1039
その27 離脱> >1050

突然な企画> >992

ONLY☆ONE☆NG集inクロスオーバー> >1017

布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
サイドストーリー 微笑は風と共に
1章-2> >1013
1章-3> >1028

カゲヤsの作品
『モンスターハンター 黒ノ奏』
第二話> >985←話数がなかったので勝手につけました

真夏のペンギンさんsの作品
登場人物紹介> >972

4章ワイルドタイム
1話防衛戦> >991

特別企画ペンギンさんの始めての茶番!> >970

スラクsの作品
「反撃の烽」
八話「嵐」> >1015

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
二十九章 村へ> >969> >976> >979
三十章 寝ぼけ眼の寝起き> >982
三十一章 > >1010> >1012

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー
設定> >966
第四章 それぞれが出来ること> >968
五章 二手に別れる組み合わせ> >971> >975
六章 聖・エールハース> >980-981
七章 戦闘開始> >986> >998
八章 流れ行く時と舞い躍る嵐> >1002> >1008
九章 青熊獣アオアシラ> >1011> >1016
十章 時の狭間> >1018> >1024
十一章 温泉だよ!全員集合ー!> >1027> >1030
十二章 終わりなきを終わらせる戦い> >1036-1037
十三章 竜の訪れる秘湯> >1038> >1044
十四章 地の温泉巡り> >1045> >1048
十五章 夕暮れオレンジ> >1049> >1053
十六章 沈む地、眠る炎> >1054

1054まで
あと約150…2代目は早い気がするけど最近あれな気がする

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1056 )
  • 日時: 2014/07/16 20:11
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十六章続き

〜集会浴場〜
「起きてください…!それだと窒息します!」
アストはなんとかして地を起こそうとする。しかしいくら力を加えてもまったく動かない。
相変わらず不気味に浮かぶ地…別に疲労うんぬんではない。
炎が近くにいる恐怖がどうしても断ち切れない。
凍土のあれを見てしまい、すぐ近くにいるということを実感してしまった。
いつ襲われてもおかしくない状況…。そのことで頭がいっぱいだった。
…というより窒息死しないのかと疑問に思うが、水中戦慣れしている彼はこの程度では窒息しない。
「…」
ザバッ!!!
ようやく地は起き上がる。ただし、表情はあまりよくない。
起き上がったかと思ったら何か精神統一でもするかのような姿勢になる地…。
「ふぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・」
と思ったら本当に精神統一し始めた。
周りのことなどまったく気にせず、自分のペースで行動する、それが地のモットー。とはいってもだめなことはしないけど。
しばらく息を吐き続けていたと思ったら…

「ハッ!!!」

バシャーン!!!
「うわっ?!」
「おっと?」
「ニャ?!」
突如声を出したと思ったらその付近から衝撃波に似たようなものが飛び出した。地はただ声をあげただけだ。何か動作をしたわけではない。声だけで波を発生させた。
「よーし、落ち着いた。」
そういって温泉からあがり、更衣室へと直行していった。
「…さっきのは一体なんだったニャ」
「気みたいなものさ。」
更衣室に直行したと思ったらもう着替えて出てきた。
そして彼は…またふらっとどこかへ歩き出した。
「冥花がどうせ寝ているだろうから無理やり起こしとくかー」
…といって農場を目指していたとか。


〜ある場所〜

ここは…炎と聖が戦った空間。
今は誰もいない、そして周りの世界から外れた孤立空間…。
のはずだった。
「僕はまだ…戦える」
聖はまだ完全に消滅していなかった。
あの戦いで時を止める寸前、肉体を別のものに宿していたのだ。
それを知らないのは…炎だけ。
「まだ僕はあきらめていないよ。」
聖はまだ炎のことをあきらめていなかった。
あの強大な力を手に入れることができれば…それだけを考えていた。
とそのときだった
聖の目の前に紅い焔が現れる。それは一瞬で現れて、すぐに消え去った。
その消え去った焔の中から…二人組の人間が現れた。
「ここ…か。」
「あれじゃない?」
その二人組はそういうが、聖には想定外だった。
なぜなら今はこの空間は完全に世界の時間軸からはずれ、孤立した空間…。空間移動の力を持っているものでもここへくることは不可能なはず。
それなのになぜこの空間へ来ることができたのか。
「君たちは何者かな?」
聖はなぞの二人組に聞く。その答えは…
「教えん。お前は【世界の崩壊を招きしモノ】…炎がなんとかお前を消そうとしたができなかったみたいだから、代わりに俺がお前を消しにきた。」
「私は…なんとなく来ただけよ。」
だった。改めて聖はその二人組を見てみる。そして驚愕した。
―炎をはるかにしのぐほどの力を感じたのだから…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1057 )
  • 日時: 2014/07/16 23:56
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

第36話 割れる海

〜孤島エリア11〜

Blizzardがロアルドロスの水流ブレスに直撃したから粉塵飲んでやったところだ。
「いつつ…あれ、痛くない?!」
粉塵の効果知らないのか…まぁいいや、それに頼られるのも勘弁だからあまり言わないようにしておこう。
バシュン!!!
「グア?!!」
一点集中の矢を放つ。できれば顔面を狙いたいのだが…まだ軌道がよくわからんから範囲のでかいたてがみを狙うことにした。目的の位置から微妙にブレたがたてがみに命中。水中ではあるが近距離なら威力はさほど変わらない。一点を打ち抜かれたロアルドロスはその場でもがく。
「チャーンス!!」
ここぞとばかりにBlizzardは切りかかる。ただ頭を狙うわけでもなく、適当にきりつけていった。その高い氷属性によって多少カバーされてはいるのだが…弱点狙って。
「まったく…」
俺はロアルドロスの真正面に立つ。そして弓を強く…ひき絞る。
バシュン!!!!
ブシャァァアアア!!!!!

ロアルドロスの顔面から貫通矢を放つ。
完全に突き抜けることはなかったのだが…胴体部までは打ち抜いた。
脳組織もろもろぶち抜かれたロアルドロスは…もう動くことはなかった。
「アタイのおかげだね!」
「…あぁ?」
まぁ確かに攻撃してたからそうだとは思うが…。
と言っていたら今回まったく攻撃しなかったBLAZEはどうなるのやら…。
「くくっけっこう適合できているではないか」
そこらへんをすいすい泳ぎながら言わないでくれ。説得力に欠ける。
とりあえずロアルドロスの死体から剥ぎ取る。水中での剥ぎ取りはどうも難しい。これも慣れがいるのだろうか…。
慣れない手つきで剥ぎ取りを行っていく。一応上位個体ではあるが…そこまで実感がない。
まぁ普段から狩り慣れているのが上位個体ばかりだからだろうか…。それにロアルドロスは比較的危険度は低い方と聞く。ならば納得もできる。
「うっ!息が…!」
Blizzardは水面へ急いで上がっていく。俺は…酸素玉があるからそれをかじる
味は無味。口の中に酸素が広がっていく。なるほど、これで水中戦を持続して戦えるようにしているのか。便利なアイテムだ…。
さて、ロアルドロスは狩猟したのだが…これから何か狩るのだろうか。
別に問題はないが…寝る時間はどうするんだ?と思っていたそのときだった

ザバァ・・・
「「「?!」」」

いきなり海が…割れた。まるで道が開けるかのように割れていく。
エリア10と12を一直線でつなぐかのように割れていく。というよりちょっと待て。なぜ割れる。誰だよこんなことしているの
「おいBLAZE…お前の仕業か?」
「あほか。いくら我でもこんなことはしないというよりできない」
どうやらBLAZEでもこんなことはできないといっている。
気がつくと…きれいな一本道が生まれていた。なんてこった…こんな光景拝めるとは
「…ん?誰だあれ」
よく見るとエリア10の方向から誰かがその道を歩いている。
足取りは…ふらふらしている。今にも倒れそうなんですがそれは…
遠すぎてよく見えないため、俺たちはその方向へ向かう。あれは…誰なんだ?

〜モガの村〜

「…あれ?」
奏連は気がついたらモガの村にいた。さっきまで凍土にいたと思ったらいきなり村…。本当に意味が分からない。
「そういえば記憶が戻っているっていったけど…」
謎の男は記憶を80%戻すといっていた。その実感は…あった。
「そういえばこの武器って…発掘武器であの人から渡されて…あと私は…」
あれこれさっきまで分からなかったことがすぐに思い出せた。しかし20%に重要なことが入っている。それは元の名前や元の世界での仲間…
80%といってもあまり重要でないことを思い出させたみたいだ。
「うーん…?あの人は見たことないし……ふあぁ…」
あれこれ考えると眠くなってきた。
今はとにかく寝よう。もしかしたらさっきのことは夢だったのかもしれない。
そう思って奏連は再び寝床につく

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1058 )
  • 日時: 2014/07/17 00:24
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: MSd0r/dE)

クロスオーバーの件

もし次の話で地が冥花を起こすのであれば…冥花はなんか地に甘えるかのように起こしてくださいなー。
地曰く、90%の確率で不機嫌、10%の確率でデレッデレらしいので。はい。
聖の件は勝手に処理するので無理に書かなくてもおkです。

裂けるチーズおいしい。ん?パンダチーズそんなものいらな…ん、誰かきt

♪Just you know why...♪

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1059 )
  • 日時: 2014/07/17 06:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ZPwXRiPu)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十七章 晩御飯はみんなで

 〜地side〜

「ありゃ、飯の準備中?」
 農場へ行くついでに部屋に立ち寄った地は、ルピナスと残妖が台所を占拠している様子を見た。
「あらぁ、地さん。お早い上がりですねぇ」
「ついさっき集会浴場に向かったばかりでは?」
 二人とも包丁やお玉を振るいながら、部屋に入ってきた地に向き直る。
「うん、まぁ、沈んできたよwww で、冥花は農場でサボ……寝てるのか?」
 地はざっと部屋を見回す。
 いないのは、まだ温泉にいるだろうアストとセージ、農、それと冥花だ。
「冥花さんなら、温泉で浸かるより寝る方がいいと言っていたので、多分」
 マガレットが挙手して答える。
「オケ。ほんじゃ飯出来るぞって起こしてくるわ」
 それだけを言い残して、地は農場でサボ……寝ているだろう冥花を起こしに行く。
「あ、私も行きます」
 ユリもその後に続く。

 〜ユリside〜

 農場。
 奥の方の木陰で眠っているのは冥花だ。
 寝ていたら誰かに怒られたとか言っていたが、ユリには何のことだかさっぱりだった。
 とりあえず、ユリと地は冥花に近付く。
「冥花さん、もうすぐご飯の時間ですから、起きてください」
「んー……」
 冥花は起きない。
「冥花さんってばっ、起きてくださーいっ」
 ユリはより声を強める。
「おいこら、はよ起きんかい」
 地は冥花の肩を掴んで揺らそうとする。
 だが……
「んー、ぁあん」
 逆に冥花が地の肩を掴み返し、そのまま地にもたれかかる。
「あ?」
 地は少しだけ判断に迷った。
 この形は、冥花が地に抱き付いているのだ。
「んー、ぁー」
 しかも、冥花はさらに地に抱き付こうと身体を寄せてくる。
 ユリはこれを見て一言。
「もしかして冥花さん、地さんのことが……」
「んなわけあるかい」
 地は軽く冥花を引き離した。
 そして、その冥花の耳元に口を近付け、呟いた。
「農場でサボって昼寝してたって、炎にバラす」
「きゃんっ!?それは良くないぃっ!!」
 冥花は地のその声で飛び起きた。
「わっ、起きた」
 その冥花の驚きようにユリも驚く。
 冥花は慌ててキョロキョロと見回す。
「おはよwww どうよこの「炎にバラす」目覚ましワードwww 」
 地はケラケラと笑う。
「地ぃ〜、あんたねぇぇぇぇぇっ!」
 冥花は地に喰ってかかるように叫ぶ。
「残妖とルピナスが晩飯作ってるから来いってさ」
「あぁ〜、そう。分かったわ……」
 落ち着いたのか、冥花は大きく溜め息をつく。
 ふと、ユリは地に聞いてみた。
「地さん、炎って誰なんですか?」
 ユリは純粋に質問をしただけだが、一方の地も炎のことを思い出して悪寒を感じたが、それは表に見せない。
「あー、うん。なんか色々ヤバイ奴。お前ヒトじゃねぇだろとか思うくらいヤバイ奴。……俺はいつかあいつに殺される」
「えっ、えーっと……?が、頑張ってください、ね?」
 辺りは夜の帷を告げ、夕陽は水平線の向こう側へと消えていく。
 
 〜ミナーヴァside〜

 地とユリは冥花を連れて戻ってきた。
「おかえりなさい。冥花さんはやっぱり寝てたの?」
 帰ってくるなり、カトリアが最初に出迎えてくれる。
「はい、地さんが起こしてくれました」
 ユリはありのままを話した。
「地、もうあんな心臓に悪い起こし方はやめなさいよ……」
「うん、ムリwww 」
 部屋には、いい匂いが漂っている。
 ちょうど同じ頃、温泉から上がって帰ってきたアスト、農、セージも帰ってくる。

「それではぁ、この世界初めてのお食事でもぉ、自然の恵みを忘れずにぃ……」
 ルピナスの音頭によって、全員が「いただきます」を告げる。
 塩胡椒、醤油、みりんで味付けした鍋である。
 鍋は二つに分けられ、二人がそれぞれを担当したのだ。
「試させていただくわ、ルピナス」
 霊華は取り皿に野菜をたくさん、それはもうたくさん乗せる。
「霊華様、他の方のことも考えてお取りを。夜食なら後で私が作りますよ」
 いきなり取りすぎる霊華を見かねて、残妖はたしなめる。
 しかし霊華は無視して、一口。
「……」
「霊華ちゃん、どぉですかぁ?」
 ルピナスは霊華の反応を待つ。
 ごくん、と飲み込む霊華。そして……
「ルピナス。世界が戻ったら、あなた私の所に来てくれる?」
「れっ、れれれ霊華しゃみょんっ!!」
 それを聞いた残妖は慌てて自分の鍋の野菜を霊華に差し出す。
「わわっ、私の方が美味しいですよっ!」
「落ち着きなさい残妖」
 立場的に怪しくなったのか、残妖はルピナスに対抗心を燃やしているようだ。
 ふと、アストが残妖の鍋から取った野菜を口にした。
「うん。残妖のも美味しい。ルピナスさんとはまた違う味がしてていいな」
「あ、ありがとうございます」
 残妖は誉められたことに素直に反応する。
「さあぁ、まだまだありますからぁ、皆さんどうぞぉ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1060 )
  • 日時: 2014/07/17 14:31
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: RoJWsWvk)

久しぶりに更新

2話
広がりゆく波紋



「オオオオオオオオオオ!」
セロが盾と剣を合体させて斧に切り替える。そして切り替える勢いで回転し始めた。どんどん回転が速くなり見えなくなる。近づいた兵がやられていく。
「必殺!大破壊旋風弾!」
高速回転しながらの属性解放。まとめて吹き飛ばして行く。加速する回転。どんどん敵に突っ込む。しかし、加速していく中大変なことに気付いた。
(酔った……しかも止まらない……)
セロの顔が見る見る青ざめていく。そして……
「おええエアエエエエ……」
ウイスキーボンボンが宙を舞った。



レージは敵に包囲されていた。武装した鳥竜種や人間がギラギラ輝く砲門を突きつけている。射撃では突破を不可能と判断してレージは何かを取り出した。小型のナイフ状の武器だ。
「単分子カッター」
ノコギリ状の歯が高速振動し始める。レージが腰を屈め飛び上がる。そして正面のランポスの脳天を貫く。うめき声すら上げすにランポスは絶命した。某然とする敵に片っ端から殺しまくる。非情窮まりない。敵とはいえモンスターならともかく人間も刺し殺している。既に5人を殺した。後ろから兵士が突き上げるも軽くよけて足をかけてバランスを崩させ倒れたところを単分子カッターを突き刺す。また一人。死骸を蹴り飛ばしレージは前進する。



メイは敵を斬りつけて本陣を目指していた。横からくる大男に肘打ちをかます。
「このアマァ!舐めやがって!」
怒った男達が一斉に飛び掛かる。
「甘いんだよ!」
メイは回し蹴りで鮮やかに吹き飛ばした。しかし、あたりに群がる敵に気を取られ気付かなかった。ロケットランチャーで狙う敵に。
「え!?」
気がついたときにはメイは宙を舞っていた。



「おええ……」
ようやくセロは壁にぶつかり止まった。フラフラする身体をスクアリーアルマードで支える。敵の本陣まで来てしまった。狭いところに敵がうじゃうじゃいる。これは明らかに不利だ。まだ気付かれていないしここは撤退しようとセロはそろりと離れていく。そのときだった。メイが空から降って来たのは。舞い上がる砂埃。騒がしくなり敵が集まる。これは……逃げられない。
「もう戦えばいいんでしょう!?怪我しても責任取りませんよ!」
セロは半ばやけになって構えた。敵は多いが勝算はある。
(まずは隊長格を生け捕りに。そして洗いざらい吐かせる)
セロは隊長格と思われるドスランポスに跨る男をターゲットに攻撃を開始した。


ドスランポスに跨り戦況を見ていた隊長、ドン・ワトソンは驚愕した。アマルガムの強さは前から聞いていたが数は力。大軍で押しかければ勝てると思っていた。だから裏切り者を追っているところで遭遇した奴らに攻撃した。しかし奴らは強引に凌いだ。最初に大量の弾幕で数を減らし、その後容赦無く攻める。怒濤の力業だ。既に2人が本陣に潜入した。ここは逃げるべきだ。ドン・ワトソンは部下にばれない様に本陣を離れていく。そのときだった。
「大人しくしろ、拘束する」
ワトソンはミサキに銃を突きつけられた。冷たい感触にワトソンは慌てて銃を取り出そうとポケットに手を入れた。しかし冷静にミサキは言った。
「確かに銃を取り出したら僕を撃てるけど、その前に僕が4.5発は撃てる。死にたくないなら投降しな」
ミサキは冷酷に押し付ける。ワトソンの頬を冷たい汗が流る。ワトソンは大人しく従った。


隊長格のいない兵士は散り散りに逃げ惑った。腰の抜けた哀れな隊長を引きずりながらセロは聞いた。
「けどなんで銃をもってたんですか?」
「ああ、これね……」
ミサキは銃を取り出した。そして隊長に向かって引き金を引いた。飛沫が上がる。しかし血では無い。水だ。
「こういうこと」
「なるほど。ハッタリも一つの手段ですね……可哀想に……」
ワトソンを木にくくりつけると尋問を開始した。レージが聞いていく。
「貴様らの目的はなんだ」
メイが太刀を突きつける。可哀想まで震え上がる。
「う、裏切り者の追跡だ!」
「裏切り者とは誰だ」
「鈴木軍幹部のミラバルカンだ!」
予想外の内容に全員が静寂した。
「あいつはリターンプロジェクトの最深部を知ったらしく逃げたんだ。馬鹿馬鹿しい」
「リターンプロジェクトとはなんだ?」
「世界を改変する計画、理想郷を作る計画だ。詳細は知らねえ」
「本当か?」
「嘘じゃねえ!俺らでも聞かされてないんだ」
ワトソンは必死に言う。
「聞けるだけ聞き出したし……始末する?」
「ああ」
レージが岩陰に引き摺り込んだ。
「辞めろ!死にたくない!やめ……」
乾いた銃声が響いた。レージは何もなかったかの様に出てきた。
「行くぞ。撤収する」
「了ー解」
何故普通に殺せるのだろうとセロは思っていた。

続く

3代目はなかなか来ない……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1061 )
  • 日時: 2014/07/17 19:02
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: C1uXVBs7)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に1章-4
ついに・・・・・・この局面が動いた――
グラニ・デュナスに“鍵”を託した事で――
恐らく、ガレムはグラニを連れてこの家から逃げ、鍵を破棄するなり何なりするだろう。
そうされては、鍵の無い宝箱だ。
あの箱は、鍵が無ければ一生開かない。
だから――鍵がまだこの掌中にあるうちに、開かせなければならない。
そして鍵はまだ――まだこの手の内にある。
だから、今手を打つしかない。例え強行手段をとったとしても――
家の秘密に近づく為の策を頭の中で張り巡らせる。

ふとドアを見ると1通の手紙が挟まっている事に気付き、それを取って目を通す。
「21時30分にリビング」
とだけ書いてあった。
嫌な予感と確認しなければならないと、2つの思いがせめぎ合い、やがて後者が勝ち、時計を見ると指定された時間まで後2分。
これが何の手紙か知る為に足を急がせる。

指定された時間ギリギリにリビングに着いた。
しかし、目の前にいるのは父さんではなく――ライラ・デュナス。
僕の、お婆ちゃんを殺した人間――
そして、父さんが言っていた事をふと思い出す。
ライラは、古の英知を狙っている・・・・・・
マズイ、と思った時にはもう遅く、後ろを取られ、羽交い絞めにされた。
「さあ・・・・・・扉を開けなさい。“鍵を持つ者”――」
そんなの、決まっている。
「嫌だ! お婆ちゃんを殺した人の言いなりになるつもりは無い!」
心の底からそう叫んだ。
「・・・・・・グラニをそう簡単に懐柔できるとは思っていないわ。だが、交渉材料にはなるの・・・・・・ねえ? 見ているんでしょう? ガレム」
そう言われ、2階から見下ろすガレムの姿があった。
「・・・・・・考え直せライラ。世界を破滅に追いやるつもりなのか?」
ガレムは1階に下りながらそう言った。
それに対しライラは首を振り、答える。
「人は進化が必要・・・・・・そして、この英知は人の進化の鍵となりうる物――例え戦乱になったとしても、それにより人はさらに進化するでしょう?」
「それは違う。人はこんな物に頼らずとも進化出来る・・・・・・だが、今はその時ではない。例え戦乱の中で人が進化したとしても――それは心を失うだろう。それをはたして人と呼べるのかね?」
お互いの意見が交わる事無く平行線を辿った時だった。
突如家が崩れていく音が聞こえてきた。
それにライラは驚き、羽交い絞めにしていた力が抜け、抜け出す事ができた。
「こっちにこい。グラニ」
そう言って父さんは僕の手を引っ張り、階段を全力で上る。
「・・・・・・今からこの家は崩壊する。いざと言うときはこれで古の英知を護れと言われているのでな」
「ガレム! 何故私の邪魔をする!」
ライラはそう激高し、袖からボウガンのそれに似たものを取り出し、マズルをこっちに向け、撃つ。
それは確かに僕を狙っていた――だが、僕には傷がなく、返り血を浴びていた。
――父さん?
「グラニ・・・・・・心配するな、私はまだ生きている。走れるな?」
答えを聞く間も無く二階へ行く。
「フラニ・・・・・・まだ、その名の意味を教えていなかったな――グラニと言うのは、古の時代に語り継がれた英雄、ジークフリードの愛馬の名だ・・・・・・その名の意味を背負い、誇り高く生きる事を願う。行け、外の世界に・・・・・・“希望の翼”と“可能性の剣”は、常に心の中に――」
そう言って、僕の肩を強く押し、窓から落とす。
――刹那、銃声が聞こえ、父さんの体を弾が貫く。
だが、父さんは苦痛に顔を歪ませながらも口を動かす
「グラニ・・・・・・お前は私の立派な息子だ」
そう言ったときの顔は、子の門出を祝うような、嬉しそうな顔だった。
「父さん!」
喉が枯れそうな大声でそう叫ぶが声は届かず、家は崩れ去った。
崩れ去った家の痕を見て、心に大きな穴が開いた事を実感した。
それから暫く、放浪の旅に出る。
その中で、欠けた心を埋める出逢いがある事を、まだ知らなかった。

1章完結です。
はぁ・・・・・・やっと狩猟ライフが・・・・・・書ける・・・・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1062 )
  • 日時: 2014/07/17 23:33
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十七章続き

〜部屋〜

「ふー…うまかった。」
「もう食べたのかい!?」
地は…もう食べきっていた。いくらなんでも早すぎる。本当に食べたのか謎なくらいだ。
あまりのはやさに最近突っ込みに目覚めかけている冥花が食べたのか確認したが…すで食べきっていたのを見た。
「ふー…あ、さっき冥花起こしに言った時の話なんだけど」
「ちょ…!」
地はさっきのことを話そうとしている。もちろん隠さず全部話す。
「いやー、俺が肩さすって起こそうとしたら逆に抱きt」
「そ、そ…それ以上いうなぁあああ!!!!!」
バキッ!!!
「グホッ?!」
ズガッ!!
冥花の強烈なアッパーが炸裂、地は天井にめり込んでいた。
気が動転してついアッパーを放った冥花であったが…すぐに自我を取り戻す。そして…真っ赤になる。
ただ周りの空気は…みんなしーんとなっていた。
そんな緊迫(?)した空気を打破したのが…打ち上げられた地。
「いやーwww久しぶりにこんな激しい突っ込み喰らったわーwww」
天井からぶら下がりながらそう言う。あんたはケチャワチャか。
「久しぶり…?どういうことだ?」
地の久しぶりといった言葉にひっかかったツバキはそう聞く。
「あー、今別行動しているあいつは俺だけに対して豪快に突っ込みいれて来るんだ。いやー、久しく喰らってないからたまにはいいもんだなーwww」
地はそういうが…誰もそんな激しい突っ込みは喰らいたくないと思います。
もっとも、彼にこんな激しい突っ込みをいれるのは炎ともう一人だけ…。
天井にぶら下がっていた地は手を放し、元の位置に戻ってくる。ちなみに無傷。天井には穴ができてしまったが気にしてはならない。
「まぁ冥花は俺じゃなくて今一人で動いているあいつにほr」
「で、でたらめいうなぁ!!!」
「グブゥッ!!!」
今度は豪快に外へと投げ出されていった。久しぶりの激しい突っ込みに地は内心もっとやって!とか思っていた。お前はマゾか。


〜異世界〜

「僕を消しにきた…?」
聖は動揺しつつ答える。炎程度の力では消滅させられてしまう確率はなかった。
しかし今来ている男は…本当に消滅されかねないほどの力を感じていた。炎など赤子に近いくらいである。まったくレベルが違う。
「もうめんどくさいから消していい?でも拒否権与えないから強制執行ってことにすっか。」
「んじゃ私は帰るわ。」
勝手に進めようとするところは炎に似ている…。なんとかして阻止しなければならない。
「僕が君たちをやすやす逃がすとでも…!」
聖は異常なほど範囲の広いビームを右腕から放つ。その広さは炎に向かって撃ったそれとは桁が違う。
「めんどくさいな…まとめて消えろ」
その男はそう言うと腕から紅の焔を出す。そしてその焔は…ビームを一瞬で包み込む。さらに聖の右腕をも巻き込む。
そして一瞬にして消えた。
―焔の中に存在したビームと聖の右腕も消しさった
「何?!」
「俺の焔は物質を無に帰す力があるの。そういうこと。あいつにもその力の欠片を渡しているがいろいろ制限かけているわけ。」
どうやら彼は…炎の師に当たる存在みたいだ。
「私帰っていい?」
「くっ!逃がさないよ!!」
今度は標的を変え、女のほうに無数の銃弾を放つ。密度もかなりのもの…避けるのは困難。
「避けてもいいけど…」
そういうと背中に刺している刀の…白いほうを取り出す。刃は蒼から白へのグラデーションをなしている。
そしてその刀で…迫り来る銃弾をすべて切り裂いた。
切り裂くといっても1回ではない。何十回…いや、何百回は斬っただろうか。ある距離を境に粉々になっていく銃弾…。
剣の速度は…炎と比べ圧倒的に速い。いや、聖には確認することができないほどの速さだった。
「あー、この程度じゃ練習にもならないわよ。50倍にしてよね。んじゃ私はさようならー」
そういってその女は消えていった。残されたのは…その女以上に力をもつ男…。
「…消すか。」
そう言うとまた紅い焔を生み出し始める



まぁ冥花のことについて詳しく聞く、聞かないは任せます。はい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1063 )
  • 日時: 2014/07/18 01:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: T0GRNCeV)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十八章 夢想

 〜ミナーヴァside〜

 夕食を食べ終え、後片付けを終わらせればもう夜も遅くなっていた。
 恐らく明日も早いだろうと、今夜はもう寝ることになった。
 しかし、ここでも問題発生。
 カトリアが「年若い男女が同じ部屋で寝るなんてふしだらです!」という今更な意見を出してきたため、地が妥協案としてカーテンを作って隔たる、という意見でカトリアは妥協してくれた。
 というわけで、男側。ツバキは女側にいる。
「ふぅー……分けが分からないこともあって、余計に疲れたなぁ……」
 アストは布団に潜り込んだ。
「まぁ俺は慣れてるからそんなに疲れてないけどなwww 」
 そう言いつつも、地も布団に入る。
 農は既に眠りについている。
「慣れてるって……あ、そうだ。地さんはニーリンとツバキと狩りに出たんですよね。あの二人、どうでした?」
 アストは別行動していた地が、ニーリンとツバキはどうだったかを訊いてみる。
「んー?まぁ、装備相応ってとこかな。下位のリオレウスくらいなら普通にソロでも狩れるレベルだろ」
 妥当な結果らしい。最も、シルバーソルを装備する地からすれば、下位装備のアスト達はまだまだひよっこのようなものだろうが。
「そうですか。まぁ、今後もよろしくお願いします」
「おう。それで、ウチの残妖はどうだったよ?」
 地は残妖について訊いてくる。
「残妖は、見た感じ狩りに不慣れって感じはしましたけど、よく戦ってましたよ」
 別に世辞を言うわけでもなく、正直に答えるアスト。
「ま、相手はあのクマのプ……アオアシラだしな。ぶっちゃけ残妖一人でも楽勝な相手だし」
 アオアシラは大型モンスターと言っても、それほど強い相手ではなかった。
「アストはもう寝たりする?」
「はい。普通に寝ようかと」
「んじゃ俺も寝よっかな。十日ぶりの睡眠だなー、おやすみーwww 」
 今、十日ぶりの睡眠とアストには聞こえたが気のせいだろう。
 アストと地が眠りにつく頃には、明かりが消されて女側も眠りについていった。

 〜炎side〜

 夢を見ていた。
 何もない、真っ白な空間。
 炎の記憶から生まれた、炎だけの世界。
 そのはずだった。
「む?」
 自分一人しかいないものだと思っていた炎だったが、ふと、真っ白な空間から光が現れ、その中から人が出てくる。
「あらあらぁ?真っ白ですねぇ」
 水色の髪をした、暗い碧眼の女性だ。
 炎よりかは年下だろう。
 その女性が、炎の存在に気付く。
「こんにちはぁ。いえぇ、こんばんはですかぁ?」
 間延びした口調で、炎に挨拶してくる女性。
「貴様は何者だ?なぜ俺の夢に干渉『出来る』?」
 炎は他者に対する口調で問い掛ける。
 女性はやはりおっとり答える。
「お邪魔するつもりはなかったんですけどぉ、夢ですからぁ、入ってきちゃったみたいですねぇ」
「どういうことだ……?貴様、名前はなんだ?」
 まさかこれまでに出会った人物か何かだろうか、そう思って炎は女性に名乗るように言う。
「私ですかぁ?私はぁ……」

「……」
 夢が醒めてしまった。
 あの女性は一体誰だったのだろうか。
「……気にすることもないな」
 まだ夜中だ。焚き火も音を立てて燃えている。
 炎は再び眠りについた。

 〜ミナーヴァside〜

 ふと起きた者がいた。
 それはルピナスだ。
「……」
 何か夢を見ていた気がする。
 誰かと会っていた気もする。
 しかし、思い出せない。
「……ふあぁ」
 ルピナスはまた一瞬で眠りについた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1064 )
  • 日時: 2014/07/18 15:50
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cbEwmClD)

第37話 深刻化する問題

〜孤島エリア11〜

もともと海底付近で戦っていたから開けた道を走る。泳ぐより走ったほうがはやいしな。
Blizzardは飛んでいるけどな。いいのかそれ。普通のハンターに見つかったらいろいろ大変だと思うのだが…。
相変わらずBLAZEはぶつぶつ呟いている。まぁ今のこいつに何か聞いたところで何も返事はないはずだ。
とにかく走る。走っていく…。のだが、

バタッ

俺たちが着く前にその者は倒れてしまった。と同時だった。
―割れた海は再び元に戻っていく
「ちょ、んじゃこれやったのってあいt」
言い切る前に道はなくなり、再び水中となる。それよりはやくあの倒れた人を回収しなければ・・・。
水中に…浮かんでいない?もしかして意識を失ったままなのか?だとすると早く助けなければ…
しかし水中での速度はいくら急いでも遅い。これでは間に合うか間に合わないかわからん。
「遅い、我が行く」
さっきまでぶつぶつ言っていたBLAZEは…一瞬で向こうまでたどり着く。そしてその者を担いで水面まで上がっていった。なんなんだあの身体能力…。とりあえず俺も水面を目指そう。


「…」
改めてその者についてみてみる。
どうみても…ハンターではないことは分かる。防具をつけていないどころか武器もつけていない。服装も…今まで見たことのない衣装だ。なんだこれ…
長髪で、エメラルドににた緑色をしている。あと女。
「BLAZE、これ誰か知ってるか?」
「…知らんといえば嘘になるが…」
どうやらBLAZEは知っているみたいだ。だが…聞いたところで俺が知っているわけもなさそうだ。とりあえずそれ以上は聞かないことにする。
「あー!アタイ知ってる!」
Blizzardの知り合い…なのか?知っているとはいったが…
「そうなのか。」
「名前は確か…」
「言うな。消されるぞ」
BLAZEが口止めした。口止めする意味はあるのだろうか…?
「で、どうするんだよ」
「帰るしかない」
どうやらBLAZEはそいつを担いで帰ることにした。とりあえずこれで狩りは終了か…。って帰ってからも様子見てないといけねぇじゃねぇか。寝る時間はいつだ。
「えー!アタイはまだ…」
「溶けたいか?くくっ…」
Blizzardの制御はもうBLAZEに任せておこう…そうしよう。俺では止めようがない。
とにかく俺たちは孤島からモガの村へ帰ることにした。そういえばモガの森って孤島とも呼ばれるみたいだな。

「(また外の世界から人が来ている…我の思う以上に流れてきているな…干渉が発生しているのか?)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1065 )
  • 日時: 2014/07/29 09:50
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: BNdNB3YC)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に2章-1
あれから家を失い、世界を放浪していた。
食う事も、寝る事すらままならない日が何度も続き、体力も精神も衰弱していた。
何とか日が高いときに村に着いたが、もはや立つ気力すら残っていない。
疲れが慢性的に回り、ついに倒れてしまった。

指先が何とか動く。
少し体力は戻ってきているようだ。
首も回せる。
足も動かせる。
どうやら、少しはマシにはなってきているのだろう。
だが、体力は少ないためか、体を起こすのが辛い。
それでも何とか起きようとし、上体を起こし、目を開ける。
一番最初に目に飛び込んだのはエメラルド色の瞳に、ブロンドに輝く髪、体格は華奢で顔立ちも男とも女とも取れる顔立ちで、年は向こうの方が少し高いであろう人がいた。
「ああ、目を覚ましたんだねボクはフロウ・ティアール。君は?」
「僕はグラニ・デュナス。助けてくれてありがとうございます」
そう言うとフロウは何故かクスクス笑い、「そんな堅苦しい言い方しなくていいよ。年もあんまし変わらないんだし」と言った。
部屋を見渡すと、赤い色をした、丁度人の頭が入る大きさの物が、棚の上に置いてあったのに目が留まった。
それにフロウが気付いたのか、それを両手で持ち上げ、喋りだす。
「それはね・・・・・・ヴァンって言うボクと年は変わらないハンターが着けてた物で・・・・・・ボクがこうして自由にいられるのも彼のおかげなんだ・・・・・・ホント、バカだよ――一人で勝手に行っちゃってさ・・・・・・」
赤いそれを額に当て、その目からは涙が零れ落ちていた。
何か――触れてはいけないものに触れてた様な気がした。
だが、僕は事情を全く知らない。
今は何もしない方がいい様な気がして、かける言葉が無かった。

夕飯を終え、気がつけばもう夜になっていた。
完全に満ちた月が、その夜を照らしていた。
・・・・・・明日になったらここを出よう。
いつまでも、お邪魔するわけにもいかない。
その為に今は休むことに専念しなければ――
ベットは1つしかないから、床で寝ようとした時だ。
フロウが話しかけてきた。
「グラニ・・・・・・少し一緒にいてもいい? どうも、満月の夜は寝付けなくてね・・・・・・」
いったいどうしてだろうか? と訊いてみようとしたが、その顔を見て訊くのは止めておいた方が良いと考え、口を開きかけたところで噤んだ。
だが、フロウがそれに気付き、話し出した。
「満月の夜はね・・・・・・ヴァンが死んだ夜――それだけじゃなく、マルコが死んだ時もこんな、満月の夜だったんだ――」
マルコとヴァンが誰かは知らないが、恐らく大事な人だったのだろう。
僕も、大事な人を失う辛さ、哀しさ、空しさを知っているから――
今夜は寝れそうにもないなと溜息をついた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1066 )
  • 日時: 2014/07/18 16:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cbEwmClD)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十八章続き

〜部屋〜

皆が寝付いてから3時間くらいが経っただろうか…。
誰一人として起きるはずのない夜中…その中に一人だけ目を覚ます者…
「ん…3時間寝たらまぁ十分か」
そういって寝床から離れる男…それは地だった。
「起こさないように失礼しまーす。」
彼はボックスから何かを取っていくと物音出さずに部屋から出て行った。


「…」
思えばこの状況を招いたのは自分自身。寄り道を提案していなければこんなことにはならなかった。
というより、もしかしたら自分らだけこの世界に来ていたのかもしれない。
すべての責任は…自分。
しかし、これまでの経緯を変えることはできない。過去を変えることは誰にだってできないこと。
ならば今できること…それを成す。
それに最大の脅威である炎もおそらく寝ているだろうと確信していた。自身と同じく10日間は寝ていない。ならば今日は寝ているはずだ。
万全ならもうすでに帰ってきてもおかしくないのに帰ってこない…何かやっているのだろう。
「さーてと…食料確保と温泉の質を最高にすんのとあとはあいつらが狩るにはでかすぎる脅威をすべて取り除くか。」
そういってどこかへ歩き出していく。その装備はさっきまでとは違う。彼が普段装備する防具、そして武器をつけて…その暗闇に溶けるかのように消えていった。



〜霊峰〜

「あら、もう帰ってきたの。」
「いやいや、お前先帰れよ」
二人組はなぜか霊峰に来ていた。
あのあと男は…紅の焔であの世界を完全に孤立させた。
そしてその孤立した空間を・・・持ち前の焔ですべて無へと帰した。
聖は完全に世界から消え去ったのだ。
「いいじゃないー、久しぶりに炎ちゃんが見たいのにー」
「あぁそうだな…んじゃ気配消していくぞ。まぁ多少はばれないけど。」
そういうと二人組はあっという間にその場から消えた。


〜ある場所〜

「見つけた。」
炎は…何も気づかず寝ていた。少しの気配で起きるほどの炎に気づかれないとはどれほど気配を消しているのだろうか。
「変わってないわねー。本当にあなたそっくり。」
「うるせぇよ…。髪型似せたのはあっちだっての」
二人は直接声はだしていない。テレパシーに近いもので会話をしている。故に誰にも気づくことはない。
「さてと、私たちも帰りましょ?もともとどの世界にも属してはならない存在だからね。」
「あぁ、そうだな。炎もこれから先自力でなんとかやりくりしていくだろう。まぁ…来た証だけ残して置こう。こいつにだけは残しても問題ない」
そういってある物を残し、彼らはその場から消え去った。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1067 )
  • 日時: 2014/07/19 22:29
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: j.k6b4fH)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十九章 意気投合?残×ツバ

 〜残妖side〜

 日が昇るよりも前に、残妖は起きた。
 ミナーヴァの朝はどれくらいかは分からないが、ざっと見回して、まだ全員寝ているところ、それほど早くはないようだ。
「朝御飯作らなきゃ」
 残妖は起き上がると、誰も起きる前にユクモノドウギを脱ぎ捨て、地から譲ってもらったメイド服(?)を纏う。
「ん……」
 ふと、着替えの音に気付かれたのか、ツバキが起きてしまった。
「あれ……残妖さん……?おはよぅ……」
 ツバキは眠そうな目を擦る。一人称や仕草は男のそれだが、寝起きでユクモノドウギが若干はだけているそれは、年齢相応の少女そのものだ。
「あ、ごめんなさい。起こしてしまいました?」
「ぃや、いいよ。俺も起きるから……」
 ツバキは乱れた服装を直し、背伸びする。
「んー、ルピナスさんはまだ寝てるのか?珍しい……」
 まだ静かな寝息を立てているルピナスを見やるツバキ。
 どうやら、ルピナスの朝は早いようだが今日はそうでないらしい。
「待っててくださいね、今朝御飯作りますから」
「あぁ、俺も手伝うよ。この人数じゃ一人は大変だろ。ただでさえ、お前にはやたらと食べるお嬢がいるんだから」
 ツバキは霊華のことを指しているのだと思い、残妖は苦笑する。
「えぇ、霊華様は本当によくお食べになるので……じゃあ、お願いしますね、ツバキさん」
「あぁ」
 井戸から汲んだ冷たい水で顔を洗うと、二人は早速調理に取り掛かる。
 ルピナス程では無いにしろ、ツバキも中々の腕前だ。
「そう言えばツバキさん」
「ん、なんだ?」
 ふと、残妖はツバキに話し掛ける。
「よく、ユリさんを気に掛けるような様子が見られますけど、ユリさんとは親友なんですか?」
「あー……。俺達の元の世界ではね、ユリは高名な歌姫なんだ。今は訳あってミナーヴァと行動してるんだけど、俺はユリの護衛役、かつ幼なじみってとこ。親友としても、ユリに何かあったらと思うと気が気でないよ」
「ふふ、私も霊華様に仕えている身ですけど、つい本音を言いたくなってしまいます。色んな意味を含めて、気が気でないですね」
 互いに小さく笑う残妖とツバキ。
 何となく、気が合いそうな気がする。

 〜地side〜

 少し遡って真夜中。
 地は、大陸各地で片っ端から危険なモンスターを狩っていた。砂原ではディアブロス亜種、水没林ではナルガクルガ亜種、孤島、凍土は既に地が制圧してしまっており、火山も何故かモンスター達が怯えている。
「おいwww まさかこの火山www 炎が立ち入ったんじゃねwww 」
 おかげでウラガンキン亜種やアグナコトルが地のオーラを感じただけでその場で立ち竦んでいる始末である。
「まぁ、俺は楽でいいんだけどねwww 」
 瞬く間に火山も制圧され、危険なモンスターがいなくなった。
「さーて、そろそろ夜明けになるから今日はこの辺で勘弁してやるかwww 」
 地はその弓を納めてさっさと帰ろうとした時だった。
 勇敢にも、一匹のメラルーが地から道具を盗もうと背後から近寄ってくる。
 が、その勇敢はただの無謀だと気付くのはあまりに遅すぎた。
「クロちゃんちーっすwww 」
 地は背後から近寄ってくるメラルーを踵で蹴り上げて、自分の正面に持ってくる。
「ニャ、ニャニャ……」
 メラルーはその地のにこやかな笑顔を見て震えている。
「人のモノ盗んじゃダーメwww オケ?」
「ニャ、ニャ……」
「よろし」
 地は頷くと、一瞬でその場から消えた。
 その時の地の顔がどんな笑顔だったか、そのメラルーのみぞ知る……。 
 
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1068 )
  • 日時: 2014/07/19 13:33
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十九章続き

〜霊峰付近〜

「…なんだったんだあの夢は」
まだ朝は早い。それでも炎には十分の休息となった。久しぶりではあるがまっとうな睡眠をとることができた。
気になることはただ一つ…。夢の中にでてきたあの女…あれは一体誰なのか。
面識はない。それは互いにないこと。今まであった記憶はどこにもない。夢の中で干渉が発生したのであろうか…
それとなぜかもう一回会うような感じが残っていた。なんとなくではあるがそんな気がしていた…。
「ん?」
ふと足元を見ると折りたたまれた紙がある。それを開いて読み上げる。
「…【お前が消しそこなった存在は俺が消したよ。久しぶりにお前の姿が見れたからよかった。俺はどの世界にも属してはならないからお前に託す。これからも頑張れよ。
ps.この刀はいつか役立つと思うから渡しておくわ。まぁ私の愛用する刀よりは使えないけど十分でしょ?】」
一通り読み上げたところで炎はこういった。
「二度と来るな。」


〜農場〜

まだ朝は早い。それでも彼には関係ない。
「ふぅ〜思ったより成長がはやいなー」
いち早く農場にて作物の世話をしている農。
元の世界での記憶は失せているが、体の感覚、癖は何一つ変わっていない。朝早くから農場に行き、作物の世話を行っている。
「さてと、あとは土に変化があるか調べてそれと農地を拡張しようかな。」
そういって一人で農地を耕していった。


〜部屋〜

「…俺も起きるかなー」
残妖が早く起きることを知っている地は少し遅れて起きる。とはいっても実際は寝ていたわけではない。
各地の脅威を排除し、温泉の質をあげるために渓流や火山である物を手に入れた。さらに今後消費される分の食料の確保を行った。とはいっても肉類だけしか確保できなかった。それ以外は…今度どうにかしよう。
とりあえず周りを見渡してみる。今いないのは…残妖、ツバキ、農の3人。
それ以外は…気持ちよさそうに寝ている。まだ起こすにははやい。
物音出さずその場から離れ、身支度を済ませる。そして朝食の手伝いを…と思ったのだが。
「あら?残妖とツバキがやりとりしてる…?んじゃ俺は介入しないほうがいいか。○N離脱。」
残妖とツバキの様子を見て自分は入らないほうがいいと感じた地はその場から気配一つ出さずに離れていった。というよりG○離脱はやめてください。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1069 )
  • 日時: 2014/07/19 14:35
  • 名前: 佃煮 (ID: kXJhWDpH)

何でだろう

7倍quasar氏とダブルサクライザー氏が自演に見えてきた

眼科行ってくる







連レス多くね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1070 )
  • 日時: 2014/07/19 16:16
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

その28 再起

〜地下10階〜

「ぼちぼち行くぞー」
地はそう言い出す。休憩は十分だろう。これ以上休んでいたらあの化け物に殺されそうで仕方ない。とはいっても内心は…
「(まだ鳩尾のダメージ残っているんですがそれは…。)」
であったりする。あのダメージはさすがに強烈過ぎた。
ちなみにいつも出さない本気を珍しく出したが、疲れてはいない。
「行くってどこにいくのよ」
「ん?適当。」
霊華の問いにそう答える地。
「適当って…あなたねぇ」
「冗談だよ。」
と思ったらそう切り返す地。相変わらずのマイペース。


〜通路〜

「またいつか会うときまで放置でいいか…」
ある世界から帰ってきた炎はそう呟く。
予定であればその者をここへ連れてくるはずだった。しかしそれはできなかった。
強制的に執行してもよかったが…あちらの事情があるのだから仕方ない。
またいつか必ず出会う。だからこそ無理にはしなかった。
さて、帰ってきたとはいってもそこからやることを詳しく考えていなかった。
「碧だけでは苦戦しそうだし、加勢するか」
そういって一人出歩く。そこにモンスターが何体か襲いかかろうとしていたが、気がついたときには彼の姿はなかった。残ったのは肉塊となったモンスターの死骸だけ…。


〜ミラバルカン視点〜

「こっそり抜け出した」
仲間にしたのはいいものの、このまま関わる続けるといろいろ危ないと感じたミラバルカンは再び一人で組織へと目指すことにした。
ちなみにあとで分かった話ではあるのだが…あのあと地獄の(ryによって2人を仕留めたらしい。どうやら一人は最初で、もう一人はラストでガシャーンとなったらしい。さすが灼熱。かまぼこ工場。
今はそれを知らないミラバルカンは一人で目指していく…


〜密林〜

炎たちがここをさってしばらくたった。
ある場所は完全な孤立空間となっている。そこにいるのは…ドスランポスとランポス。
二匹は炎が残したモニターでどのような様子となっているか目の当たりにしていた。
「…あいつと敵対しなくてよかったな。あれは俺でも勝てん」
「いやいや…あれって無理でしょ…」
彼らが見ていたのは最初に炎と敵対した4体のモンスターとの様子だ。
自然進化から並外れた4つのモンスター…。それをまったく苦戦せずに制圧する一人の男。
であったときはそこまで感じなかったが、こうしてみるとどれほどいかれているかがよくわかる。
「これなら本当に組織を消せるかもな」
ドスランポスはそういいながらモニターに映し出される映像を見続ける。
「(あいつは…?俺の仲間を殺したあいつは…!)」
一方、ランポスのほうは未だに映し出されないあいつに腹立っていた。
彼の仲間を殺し、冥花をさらった二人組…今あいつらが何をしているのか気が気でない。
そのことを考えながらも、モニターを見る。

〜ある部屋〜

「申し上げます!研究員が殺されました!!」
「ダニィ!?早速征伐しに出かける!あとにt」
「だから落ち着けって。」
最下層ともいえる部屋でまた同じことを繰り返していたゴルルナ装備の男。
それを止めるTRAILBLAZER
まったく動じないバーサーカー
はたしてこの3人の実力は…といってももうだいたい分かるとは思うんだけどね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1071 )
  • 日時: 2014/07/20 11:23
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: fA0bfaQh)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十章 ユクモ村の朝

 〜カトリアside〜

 小鳥のさえずりと、台所からの物音と楽しそうな喋り声に、カトリアはゆっくりと目を開けた。
「ん……朝かぁ……」
 眠い目を軽く擦って、カトリアは布団から起き上がる。馴染みのない寝床と言うのはどうも眠りにつくまで落ち着かないものだ。
 台所でルピナスと残妖が朝食を作っているのだと思い、挨拶をしに行こうと足を向ける。
 すると、残妖はいたがもう一人はルピナスではなくツバキだった。
「あれ、ツバキくん?」
 なぜ彼女が、と思うより先にツバキと残妖がカトリアに向き直る。
「あ、おはようございますカトリアさん」
「おはようございます」
 ツバキが鶏卵や七味ソーセージをフライパンで温め、残妖は砲丸キャベツなどを包丁で刻んでいる。
 ツバキが料理を作っているのは初めて見たカトリアだが、ではルピナスはどうしたのだと思い、まだ皆が寝ている所を見る。
 ルピナスはまだすやすやと眠っている。自分と同じ、馴染みのない寝床ではいつものペースが掴めないのだろう。
「まだもう少しかかるんで、皆を起こしておいてくださいね」
 ツバキはフライパンの中にフライ返しを入れながら、カトリアに他の皆を起こすように求める。
「そうそう、農さんでしたら朝一番に農場に行ってるみたいです」
 残妖が付け足すように、農のことを伝えておく。
「あ、うん。分かった」
 カトリアは頷くと井戸で顔を洗いに行く。

 〜地side〜

 地は普段着で渓流にいた。
 まだあの二人が全員分の朝食を作るには時間が必要だろうと判断した地は、防具を外して普段着に着替えて、こっそり部屋を抜けて食糧調達のために、散歩も兼ねて狩り場に来ている。やはり常人ではあり得ない速さで、だ。果たしてそれは本当に散歩なのかと言うと、否かも知れない。
 エリア3。ここはアイルー達の住み処で、ここでしか取れないモノもある。
 地は、そのここでしか取れないモノを引っこ抜いていた。
「あーらよっとwww 」
 ユクモの特産品である特産タケノコだ。
 他の大陸では見られないほど立派なタケノコで、ギルド側も他の大陸との貿易のためにハンターから高く買い取ってくれる。最も、地はこれを食糧として集めているためギルドに提供はしない。
「よーし、こんなもんかな。次は……」
 次のエリアに向かおうとする地。
 置き土産にマタタビ爆弾をアイルー達の集落に投げ込んでおいた。
 朝早くからアイルー達は酔っぱらってお祭り騒ぎである。

「キノコキノコ……毒テングダケ、は入れたら良くないな」
 エリア5。
 エリア5だけでなく、各エリアでキノコの繁殖地を探っていた。
 特産キノコはもちろんだが、タケノコと同じくの特産品、ドスマツタケを求めているのだ。
 なかなか見つからないため、地が手に入ったドスマツタケはほんの数本だけだった。ほとんどがアオキノコや特産キノコだった。
「あとは、適当に山菜でも……」
「グオアァァァ!」
 森の地中から、突然その巨体が這い出てきた。
 苔むした甲殻、モーニングスター(棘付き鉄球)のような尻尾、勇壮な二本の角。
 尾槌竜ドボルベルクだ。
「お、ドボルさんか。ウォームアップにゃちょうどいいか」
 地は背中の月穿ちセレーネを抜き放った。もちろん普段着のままでだが、地にとっては普通の防具などリミッターに過ぎない。
 ふと、地はドボルベルクの尻尾に目を付けた。
 見たことのないキノコが生えているように見える。
「……ウォームアップなんていらねぇや。そのキノコだけ採ったらもう燃やしてやるよ」
 地は、その瞳に隠しきれない、いや隠すつもりなどさらさらない殺意をドボルベルクに向ける。
 その後、彼のドボルベルクの行方を知る者はいたとかいなかったとか……。

 〜残妖&ツバキside〜

「ただいまーwww 」
 その声に気付いた残妖とツバキは玄関を見やる。
「あれ、地さん?散歩でしたか……って、何で武器を?」
 残妖は、普段着と黄金の弓、月穿ちセレーネを背負った地を見て首を傾げる。
 地は適当に答えた。
「あー、ほらあれ。護身用だよ、護身用www 」
「護身が必要な散歩って、どんな散歩なんですか……」
「まぁまぁ 気にすんなってwww それよりほれ、色んなもの拾ってきたよ」
 地は麻袋を見せてやると、中身を見せてやる。
 残妖とツバキはそれを見て驚いた。
「こ、こんなにたくさんの山菜を、地さんが一人で?」
 ツバキは麻袋と地を見比べる。
「おう、道すがら集めてきた」
 地は平然とした顔をしているが、これだけの量はそうそう集まらない。恐らく、残妖よりも早く起きて集めに行っていたのかも知れない。
「ありがとうございます地さん。これ、使わせてもらいますね」
「いえいえ、どういたしましてwww 」
 ふと、地に続いて玄関からカトリアが帰ってくる。
「あ、地さん。おはようございます」
 それに気付いてか、カトリアに向き直る地。
「おはよ。ちょっくら散歩に行ってきた」
 だから武器を背負った散歩は明らかにおかしいだろう、とツバキは内心で呟いたが表には出さない。
 ユクモ村の朝が始まりを告げる。
 


 



 
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1072 )
  • 日時: 2014/07/20 14:47
  • 名前: つまらない人 (ID: d/eEaQwH)

ここ最近7倍quasar氏とダブルサクライザー氏しか小説かいてないように見える

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1073 )
  • 日時: 2014/07/20 17:29
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: 2aa56TtV)

>>1072
呼んだかい?

安価にしてみるとなんかすげーなwww


PS
この頃書いてないな〜。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1074 )
  • 日時: 2014/07/20 18:20
  • 名前: 煌星 (ID: UR9VlAm1)

なんか呼ばれた気がしたんで
久しぶり?に顔出したわ

最近地味に忙しいんでネタを
考える時間が…あるんだが
そこを活かせないwww
7/24日以降は多分更新するかも

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1075 )
  • 日時: 2014/07/20 21:49
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: iMP0wOBn)

>>1072
あの……私は?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1076 )
  • 日時: 2014/07/21 00:15
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十章続き

〜炎視点〜

夜はもう終わった。東から日は昇り、空は青く輝く。
身支度はあっという間に済ませる。もう休息は十分とった。またしばらくは休む必要はない。
「そういえばこの剣はどんな細工が…」
いつの間にか現れ、いつの間にか去っていった炎の師にあたるものとその連れ…。残した刀はどんな性能かまったく分からない。
とりあえず適当に振ってみる。

ブンッ!!
バチバチッ!!!

「雷属性…?これってあの白い方の劣化版か…」
刀身からは蒼い電撃が纏われている。蒼の電撃といえばキリン等該当するが、それのレベルをはるかに越えた威力を持っている。
軽く振っただけではあるが、まるで爆雷でも扱うかのような感じが残った。それでも劣化版らしい。
とにかくそれを鞘に納める。そして背中に刺す。
「しばらくお世話になるか…。さてと、俺の力を回収しにいく」
彼は散らばった力の波長だけを頼りに探し出す。


〜部屋の外〜

部屋の中では残妖とツバキが朝食を作っている。
外ではさっきまで大暴れしていた地と起きたばかりのカトリアが雑談していた。

「地さんに聞きたいのですが。」
「うん、あのもう一人のこと以外でお願いします。」

もう地は炎のことを話すのはいやだった。これ以上あいつのことを話そうにもぶっとびすぎて信用性が迷子。信じてくれない。いっそ実際に見たほうが手っ取り早い。最も、自分は確実に殺されるけど…。
ただ、カトリアが聞きたかったのはそれではなかった。

「なぜそんなに実力があるのですか?どう見ても鍛錬だけでどうにかなるレベルではないと思うのですが」

一度ニーリンに聞かれたこと、彼のもつ異常な実力についてだ。
この前は何かと適当なことをいって話さなかったが…今回はまじめに話すかーと思ってこういった。

「…実力っつうのは技術とか己の判断力だけじゃ足りん。知識もなければ一人前にはなれない。知識は狩りにおいて重要な武器となる。」

地が異常はほど強いのには…もちろん身体能力が人と比べおぞましいほどかけ離れていることもある。技術も比べ物にならない。
しかし、それを活かす知識も並外れている。どのモンスターが、どの属性が弱点で、肉質の硬さ、攻撃パターン、その範囲などなど、ありとあらゆるとこを知識としてねじ込んでいる。無駄な知識も多いけど。
それ故に、彼の指示は的確である。それに従えばいつもの限界以上のモンスターだって狩れる。

「あとは…あー、なんだ?過去にとらわれすぎないこと?たぶんそれ。」
「過去にとらわれすぎない…?」
「そ。たとえどうやろうと過去を変えることは絶対できない。どんなに残酷なことが起きてしまったとしてもそれを変えることは不可能。無理。あいつでも無理。だからそんな変えることのできない過去にとらわれる暇があったら、変えることのできる今に力を注ぐ。俺だって思い出したくない過去は1つや2つあるどころか現在進行形でもあるんだから。」

地の過去は人が一生の間に受ける不幸を圧縮したかのような人生である。そしてそれは今も残っている。彼が住む本当の元の世界…そこの災厄を打破しなければならない。
それを変えることはもうできない。ならばそれを打破する方法を探る。それのために自分は何をなすかを考えている。とはいっても寄り道をしようといったりとけっこう適当なところも多いんだけどね。

「なるほど…」
「まぁ考えすぎたら体もたねーから適当にするのも一つだよwww」
真剣に話したと思ったらすぐにこれである。

「適当…」
適当という言葉にひっかかるカトリア…思い返せば何かを適当に考えたことはあまりない。
自身に抜けているのは…もしかして適当なとこ?
そう思っていたが
「いやいや、それは私にはできない…」
「あらー。」
やはり適当になるのは無理みたいだ。

「まぁ人それぞれにいろいろあるから無理にする必要はないしなー。一つの意見としてとりいれ、それを試し、だめだったら別の方法。そうしていつか自分のスタイルを見つける。それが俺と炎。あ、炎っつうのは今一人で動いてる奴のこと。」
さらっと炎のことをいったので説明もしておいた。
「ふむ…参考になりました」
「まぁこれ以上堅苦しい話もなんだし、ちょっとしたはn」

【きゃん?!!】

部屋の中から…誰か特定できる悲鳴が聞こえた。
それを聞いた地は…無表情でこういった。
「ごめん、これ俺が止めにいったら完全にセクハラになるから任せた。たぶんなにかやばいこと起きてると思う。」
「ま、まさか、また霊華さんっ?!」
カトリアは部屋の中へ飛び込んでいった。その速さはもはや地の異常な速さと同じじゃないのかっというほどであった。

残された地はこう呟く。
「…誰かが冥花の胸でも触っているんだろうな。俺が行ったら確実にアウトですわ。あーあ、これでもうみんな起きるぞー。これで起きなかったら眠り深いんだなーと思うわ。」

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