雑談掲示板

モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム
  • 日時: 2014/07/25 13:36
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 4VeqnVC.)

クリックありがとうございます!
このスレでは シリーズ物の 小説 をかいてください!
&主もショボいですが小説をかくので。

ルール
一 話数をしっかり書いてください!
二 お題は基本的にモンハン!もし違うお題で書きたかったら、主に一言。

あなた あ のお題で書きたい!
私 いいですよ。
あなた 書きます〜  
のようにしてください。
必ず聞いて、返信されてから、書いてください。
三 アドバイスはいいですが、基本的に批判、邪魔はなしで。
四 二回以上の荒らしで通報を考えますんで。
追加 重要

五 四回以上の荒らしは確実に通報します。
私が居ない場合は作者様達にお願いします。

以上を守ってくれると嬉しいです!

お願い このペース配分だと主が過労死するので、更新ペースを最高でも週三にしてください。

リンクスレ  http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=326

参考にどうぞ
http://real-create.com/

一代目
http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=49
作者様達の作品を最初から読みたい方は、上のスレからどうぞ。

現時点でのここの内容
作者様は一代目の続きからどうぞ。



企画↓
詳細
>>520

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スレ主=あいりあの作品

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ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
あらすじ(第三十三章まで)>>59
三十四章 一時帰還>>24
三十五章 誤解巻き起こる朝>>27
三十六章 勝負の分け目は、君だ>>43
三十七章 地底洞窟の死闘【前編】>>60
三十八章 地底洞窟の死闘【後編】>>61
三十九章 フィーネ>>68
四十章 いざ出航、その名はワルキューレ>>92
四十一章 蒼天の上と下で 〜チコ村編〜>>101
四十二章 雲の隙間に闇が蠢く>>141
四十三章 決死の救助作戦>>155
四十四章 足掛かり>>192
四十五章 ドッキリ?真夜中の衝撃>>201
四十六章 歌姫と可愛いナイト>>209
四十七章 ニューウェポン・チャージアックス>>233
四十八章 ゴア・マガラ再び>>273
四十九章 安らぎの一時>>297
五十章 迫る刻>>316
五十一章 アストとツバキ>>336
五十二章 セカンド・コンタクト>>348
五十三章 狂気の黒蝕>>371
五十四章 跳梁し意思用いず悪成さば>>389
五十五章 苦悩、葛藤、決意>>394
五十六章 戦闘続行>>410
五十七章 それは災禍の前兆>>413
五十八章 ナゾ フカマル セカイ>>434
五十九章 別れたくなかったからです>>468
六十章 高鳴る感情、止まらない鼓動>>495
六十一章 遥か彼方へ 〜シナト村編〜>>504
六十二章 風、吹き抜けて>>515
六十三章 魔の手はすぐそこに>>519
六十四章 カトリアに隠されたこの旅の真実>>529
六十五章 虚無の笑顔と溢れる涙>>535
六十六章 リーンカーネイション>>569
六十七章 悲劇>>594
六十八章 迷い刻む心の中>>604
六十九章 感情と期待に揺れる想い>>615
七十章 持つべきは最高の仲間達>>742
七十一章 俺は『モンスターハンター』なんだ>>755
七十二章 最強の敵>>763
七十三章 長き戦いの始まり>>774
七十四章 ゼツボウノソラ【前編】>>821
七十五章 ゼツボウノソラ【後編】>>824
七十六章 この胸に溢れ続ける熱い想いを>>828
七十七章 光を翔ける>>831
七十八章 アスト>>846
七十九章 流れ星ひとつ>>860
終章 輪廻の唄>>863

キャラ人気投票(終了)>>649>>801
 登場人物紹介その2>>653

SS カトリアの花嫁修業>>1020

『モンスターハンター 〜猛焔を抱きし翼〜』

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翼の勇車sの作品
あらすじ(第二十話まで)>>56
第二十話〜古龍攻略〜>>41
第二十一話〜目覚めた災悪〜>>75
第二十二話〜ギザミとミズキ〜>>78
第二十三話〜ギザミの想い〜>>110
第二十四話〜狂竜病克服〜>>123
第二十五話〜vsクック&ルカ〜>>145
第二十六話〜最強の増援〜>>154
第二十七話〜怪虫組(モンスターバグズ)〜>>188
第二十八話〜うるさいクイーンランゴスタ〜>>210
第二十九話〜真の元凶〜>>645
番外編〜過去ログ入り記念祭 part1〜>>21
番外編〜過去ログ入り記念祭 part2……の場を借りたクロスオーバー意見会〜>>128←個人的にちょっと内容が…
(すでに消してるTrailsの作品に振れているため)
番外編〜我が小説の危機〜>>331
番外編〜トトスの処遇意見会〜>>579
番外編〜一作目二作目合同、ダブルサクライザーさんの小説 キャラ投票会〜>>654
番外編〜クロスオーバーについて〜>>732
番外編〜状況報告〜>>788
番外編〜翼の勇車主催 祝砲上げ大会〜!>>875

第一話〜出会い〔キャラクターコメンタリー版〕〜>>996

2作品目『高校生モンスター』
第一話〜とりあえず経緯書く〜>>433
第二話〜神様転生じゃないだけマシ〜>>478
第三話〜出来ること確かめるのはテンプレだよね〜>>536
第四話〜あ、ありのまま今あったことをはなs(ry〜>>591
第五話〜人化? 邪道!〜>>620
第六話〜どうもアカリちゃんがヒロインらしい〜>>697
第七話〜も、もうぼっちじゃないもんね!〜>>722
第八話〜同郷のモンスターとか〜>>818
第九話〜神山先輩マジパネェっす〜>>894
第十話〜最近アカリちゃんの様子が変〜>>925
第十一話〜「甲殻種の底力みせたるわ!」〜>>983
第十二話〜リミッター解除ぉ!!〜>>988

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7倍quasarsの作品
世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
設定>>449
あらすじ(もう一つのお話もここに)>>562
第1話 忌み嫌われし竜、ゴア・マガラ>>423
第2話 奇妙なゴア・マガラとの対峙>>424
第3話 並立世界〜パラレルワールド〜>>429
第4話 師条の実力(前編)>>435
第5話 師条の実力(後編)>>452
第6話 想定外の出来事>>461
第7話 休憩>>463
第8話 集会場へ向かう>>466
第H(\)話 クエスト ドスイーオス2頭の狩猟>>469
第10話 クエスト開始〜哀れ、片方のドスイーオス〜>>489
第11話 合流>>496
第12話 欲するもの、それは血肉>>502
第13話 欲した結果が生みしモノ>>516
第14話 新たな仲間>>542
第15話 Why do you need Monster Hunting?〜テオ・テスカトルの討伐クエスト〜>>572
第16話 狩猟開始>>629
第17話 一つの答え>>698
第18話 危機>>713
第19話 確信>>724
第20話 世界との別れ>>775
第21話 あらたな使命>>802
第22話 行動は迅速に>>806
第23話 もう一つの要因>>813
第24話 異世界で戦うモノ達>>822
第25話 凍る海>>825
第26話 異世界の物>>855
第27話 ONLY☆ONE☆救出>>876
第28話 EXTENDED>>901
第29話 意外な性格>>926
第30話 ONLY☆ONE☆帰宅>>933
第31話 ONLY☆ONE☆夜>>984
第32話 未知との接触>>1022
第33話 また増える仲間>>1029
第34話 水中戦>>1047
第35話 水中戦と異世界の者>>1051

同時進行するもう一つのお話
〜世界を戻すため〜
設定>>473>>957>>1034
その1 元の世界での異変>>471
その2 常識を放棄した世界>>480
その3 三途の川にて>>524
その4 新たな使命>>544
その5 代償>>574
その6 捜索>>581
そのZ それぞれの動き>>600
その8 それぞれの動きver2>>643
その\ 解放>>652
その10 防具をつけても似るときは似る>>699
その11 進展>>717
その12 異変>>745
その13 連鎖する異変>>749
その14 最凶と最強の再開>>753
その15 正面突破>>832
その16 1vs4>>839
その17 凌駕せし者>>850
その17-2 その頃のミラバルカン>>859
その18 無慈悲>>898
その19 破砕>>927
その20 激昂>>942
その21 常識外の力>>959
その22 制御>>977
その23 極限>>987
その24 決して解き放たれてはならない存在>>1019
その25 解放された男>>1026
その26 地獄のかまぼこ工場>>1039
その27 離脱>>1050

番外編1 想定外。>>526
番外編2 なぜ返信とNoにずれが生ずるか>>644
番外編3 止まってしまうもう一つの物語>>787
番外編4 勝手に祝砲あげる人>>870

クロスオーバー用設定>>707>>709
クロスオーバーへの導入編 ver1>>682←まだクロスオーバーやってないのでとりあえずここ。
クロスオーバーへの導入編 verもう一つの物語>>911

茶番もろもろ>>391>>407>>420>>455>>702>>819>>880>>892>>955
(茶番もろもろは読んでも読まなくても関係ないそうです。)

突然な企画>>992

ONLY☆ONE☆NG集>>947
ONLY☆ONE☆NG集inクロスオーバー>>1017

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片手拳sの作品
HunterLife〜ふんたーらいふ〜
あらすじ(第十九話まで)>>70
設定>>85
〜第二十話「一買い行こうぜ!・後編」〜>>46
・上位昇格試験編
〜第二十一話「出発の時」〜>>112
〜第二十二話「地図に載らない街」〜>>277
〜第二十三話「新たな戦友」〜>>314
〜第二十四話「出航」〜>>854

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若虎sの作品
――第11話 特訓と新たな仲間――>>67
――第12話 助っ人参上――>>400-401
――第13話 ついに・・・――>>540

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布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
9話>>106
10話前編>>252
10話後編>>308
11話>>313
12話前編>>552
12話後編>>585
13話>>599
14話>>602
15話>>804
16話>>816

サイドストーリー 微笑は風と共に
プロローグ>>856
1章-1>>878
1章-2>>1013
1章-3>>1028

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カゲヤsの作品
『モンスターハンター 黒ノ奏』
第一話>>20
第二話>>985←話数がなかったので勝手につけました

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アクア@オワタの人sの作品
Monster Hunter~狩人の使命~
番外編!
~100レス超えたけど関係ない!~>>150

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真夏のペンギンさんsの作品
登場人物紹介>>972
メンバー設定>>488
2話 結成?>>174
3話 共通点>>280
4話 渦巻く運命>>349
5話 眠鳥に踊らされて>>479

2章虚勢の閃光!血風の姫神!
1話 出逢い>>152

3章動きだすニック・タイム
1話理解の外側>>543
2話目視の限界>>557
3話パワー>>565
4話発進ラノーチェス!>>655
5話空の上にて>>842
6話空中戦>>884
7話風はシュレイドへ>>931
三章エピローグ>>932

4章ワイルドタイム
1話防衛戦>>991

特別企画ペンギンさんの始めての茶番!>>970

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ガンランスの王sの作品
ハンターズ・アドベンチャー
〜あらすじ〜(第十話まで)>>279

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で?sの作品
甲虫戦隊
設定>>330
第1話 悪党戦隊現る>>269
第2話 リオレウスを襲撃>>327
第3話 リオレイア襲来>>329
第4話 正義の甲虫ロボ セルタスグレート現る>>366
第5話 >>377
第6話 スパイダー☆セルタス崩壊!>>390

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煌星sの作品
設定>>353
第1話>>300
第2話>>312
第3話>>352
第4話最強?イャンクック>>417
第5話 旅の始まり 地の文減り気味>>531
第6話  戦いの意味〜対飛竜編〜>>830
第7話  力の意味>>949

番外編 1>>641

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izayoi0018s(神風s)の作品
真のモンスターハンターを目指して
10話>>405←10話かどうかは推測。間違えてたら報告を
11話 休暇>>568
12話 遊戯>>619

異世界からお嬢様達が来るそうですよ?
第0話 ちょっとした設定回>>899

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破損したスプレー缶sの作品
現実世界と異世界  
第1話 平和な日常>>416
第2話 漂流!?謎の孤島!>>419
第3話 アルセルタス襲来!>>425
第4話 爆裂進化!ドスランポス!>>509
第5話 新たな仲間モス!>>511

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スラクsの作品
「反撃の烽」(はんげきののろし)←題名これであっているかご確認を…。
設定>>857
零話「撃龍船の中」>>575
壱話「突撃☆ダレン・モーラン」>>582
参話「援軍到着」>>651
四話「ハンターになったきっかけ」>>701
五話「上級昇格おめでとう(棒」>>716
六話「密林の中で〜前編〜」>>770
六話「密林の中で〜後編〜」>>849
七話「異常な世界」>>924
八話「嵐」>>1015

第一回 [The 雑談]>>946

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ペイルカイザーsの作品
M.H. 滅龍少女〜ドラゴン×スレイヤー〜
プロローグ>>583
Episode 1 龍の力を持つ少女>>601>>723

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0120sの作品
1=1
第1話  電卓「俺は108円(税込)の何処にでもいる普通の電卓さ!」>>780
第2話  無量大数「だから、俺は無量大数であって無限大ではないと何度言ったら」>>783

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バサルモス愛好家sの作品
短編小説「Insania warz 〜ケチャワチャに支配された世界〜」
第一話『ibera restinguitur』>>827

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ヨーグルトsの作品
モンスターハンター『伝説の狩人』
一話>>829
二話>>847←設定もここにあります

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謎の人 再来!sの作品

〜〜狂暴なる者とハンターの新の戦い〜〜
第1話 始まり>>948

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コラボレーション作品1

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
クロスオーバーの設定>>211>>226>>263
序章 歪んだ夢の中へ>>222>>224
一章 未知という未知>>227
二章 現れた紳士>>230
三章 暴れん坊と良識派>>235
四章 モンスターとの会話>>240>>242
五章 逃げた先と最終兵器>>247>>249
七章 泣き虫>>254>>292>>249が六章になるのかな?
九章 とある芸人>>298>>309
十章 再開>>315>>319
十一章 いよいよ揃う>>320>>335
十二章 初めての……>>354>>359
十三章 孤島へ>>363>>370
十四章 ミナーヴァ再集結>>380>>381
十五章 旋律を奏でし鳥竜種>>382>>388
十六章 モンスター召集>>403-404>>411
十七章 共感>>412>>460
十八章 おしどり夫婦とネコめし万歳>>454
十九章 >>481>>483
二十章 異変、そして料理>>534>>537
二一章 >>541>>548
二十二章 風を纏う龍>>695
二十三章 秘策>>703>>705
二十四章 力を得た人、そして暴走>>710>>748
二十五章 再びの平穏>>808>>814
二十五章 食事会と夢の世界>>838>>853>>893
二十七章 動き出す瞬間>>897>>938
二十八章 Memorial 〜思い出〜>>950
二十九章 村へ>>969>>976>>979
三十章 寝ぼけ眼の寝起き>>982
三十一章 >>1010>>1012

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コラボレーション作品2

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー
設定>>912>>914>>919>>937>>966
序章 重なりすぎた偶然だとしても>>915
一章 失われし力>>918
二章 見て話して分かること>>921>>928
三章 単刀直入に言う、それと異論は聞けなくなった>>930>>951
四章 それぞれが出来ること>>954
五章 二手に別れる組み合わせ>>971>>975
六章 聖・エールハース>>980-981
七章 戦闘開始>>986>>998
八章 流れ行く時と舞い躍る嵐>>1002>>1008
九章 青熊獣アオアシラ>>1011>>1016
十章 時の狭間>>1018>>1024
十一章 温泉だよ!全員集合ー!>>1027>>1030
十二章 終わりなきを終わらせる戦い>>1036-1037
十三章 竜の訪れる秘湯>>1038>>1044
十四章 地の温泉巡り>>1045>>1048
十五章 夕暮れオレンジ>>1049>>1053
十六章 沈む地、眠る炎>>1054

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目次ここまで。1054までです


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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1077 )
  • 日時: 2014/07/21 14:38
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: WpfBBQbg)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十一章 ユリ、接近中

 〜カトリアside〜

 カトリアは地といた玄関近くの外から一瞬で部屋に入る。
 常人なら肉眼では見えないような速さで、だ。
「何をしてるのっ!?」
 部屋に飛び込むカトリア。
 そこには、当人の冥花と、もう一人はシオンだ。 
「こ、こらぁ、さっ、触っ……きゃぁんっ!?」
「ほわわーっ、大きさに比例するかのように柔らかいですねーっ」
 見たまんまで、シオンが冥花の上に覆い被さり、彼女の他の女性とは何回りも大きい豊満なそれをわしわしと揉んでいる。
 ちなみに、周りは眠そうに起き始めているところだ。
「……」
 カトリアは無言でシオンの背後に回り込み、シオンを取っ捕まえる。
「あっ、団長っ。おはようごさいますっ」
「シ・オ・ン・ちゃ・ん?」
 カトリアの形の良い眉はピクピクと震え、目が笑っていない笑顔を見せる。
「朝からぁ、何をしてるのかなぁ?お姉さんに教えてくれるかしらぁ?」
「冥花さんのおっぱいが大きくて柔らかそうだったのでっ、思わず揉んでいましたーっ!」
 ………………
 …………
 ……
 カトリアはシオンを床に叩き付けた。
「シオンちゃんそこに正座しなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!」
 怒りのリオレウスのような咆哮に、村の家畜のガーグァが驚いて卵を産み落としてしまった。

 その後、一時間近くに渡る説教と冥花への謝罪を終えた頃には、ツバキと残妖が朝食を用意してくる。
「カトリアさん……朝食、出来ましたよ……」
 ツバキは震えながら朝食が出来上がったことをカトリアに伝える。
 ツバキと残妖もカトリアの咆哮と説教を聞いていたので、かなり畏怖の念を感じていた。
「あ、うん。二人ともありがとう」
 もうカトリアはいつもの様子に戻っている。
 事が終わったのか、アストもカーテンの向こうから出て来て、農も農場から帰ってきた。

「すみませんん、お寝坊さんをしてしまいましたぁ……」
 カトリアの咆哮と説教を聞いていながらもルピナスは最後まで起きなかった。
 彼女の代わりにツバキが朝食を作ってくれたことを申し訳なく思っているようだ。
「いやぁ、たまたま早く起きただけですよ。ルピナスさんが謝ることじゃないです」
「ごめんなさいごめんなさいぃ……」
 ペコペコ謝るルピナス。逆にこっちが申し訳無くなってくる。
 ちなみに、今朝の朝食は、ソーセージエッグと、白米、砲丸キャベツのサラダ、味噌汁だ。

 〜アスト、ユリ、農、冥花side〜

 朝食を食べ終えると、ユリに連れてこられ、アストは農場に来ていた。
「けっこう広いなぁ、確かに何でも採れそうだな」
 入り口から農場全体を見回して一言。
「昨日はね、農さんと一緒に畑を耕したり、魚を釣ってたの。冥花さんは、鉱脈の方を掘ってたみたい」
 ユリは嬉しそうに話す。
 彼女の場合は、アストと一緒にいることが嬉しいのかも知れないが。
 農は入って一番、畑の様子を確かめる。
「すごいな、今朝見た時にはもうすぐ収穫出来るだろうとは思っていたけど、ここまで成長が早いとは思わなかったよ」
 一歩遅れて、アストとユリも畑に近付く。
「赤い種を植えたんだけど、何が出来たのかな?」
 ユリはその赤い植物に近付く。
 植えた時と同じ赤の種に、怪力の種、ドスビスカスなどが生えている。
「一つの種でここまで多種類の植物が出来るのか……この種、研究する必要があるかな」
 農は赤の種を一つ拾うと、ポケットに入れる。
 怪力の種は狩りで使えるし、ドスビスカスは飾ってもいいし、紅茶にしてもいい。
「早速収穫しよっか」
 ユリは種を取りだし、ドスビスカスは傷つけないように優しく引き抜く。
「農さん、この畑ってもう一度耕すんですか?」
「いや、ここまで成長を促せるとなると……今日は僕は畑に専念してもいいかな?」
「あ、はい。じゃあ、アストくん。鉱脈の方行ってみよっか」
 畑は農に任せて、アストとユリは鉱脈の方へ向かう。
 ふと、アストはユリを見て気付いた。
 ユリが自分の長い黒髪を気にしていることにだ。
「ユリ?もしかして、髪が長くて邪魔になってるとか?」
 こう言った身体を動かすようなことは、髪がバラつくと気が散ってしまうのかも知れない。
「あ、うぅん?確かにちょっと気が散っちゃうけど、そんなには」
 気にしなくていいよ、とユリは首を横に振る。
「あー、そうだな。ちょっと待っててくれ」
 アストは畑の方に戻ると、収穫したドスビスカスと、ツタの葉を取り出す。
 ツタの葉を結んで、輪っか状に繋ぎ、最後にドスビスカスをアクセントとして加える。
「よし、こんなもんかな」
 それを持って、アストはユリの所へ戻る。
 ユリはアストの手に握られているそれを見て目を丸くする。
「それ、もしかして髪留め?作ってくれたの?」
「あぁ、即興品だからすぐ使えなくなると思うけど、とりあえず」
 アストはユリにそれを手渡す。
 ツタの葉の薄緑色に、真っ赤なドスビスカスの可愛らしい髪留めだ。
「すごい。可愛いし、良くできてる」
 ユリはそれを見て回す。
「ありがとアストくん。これ、大切にするね」
「!」
 ユリの本当に、本当に嬉しそうな笑顔を見て、アストは思わず目を逸らした。
「そ、そんな大したもんじゃないから、早く付けなよ」
 照れ隠しに、ちょっとだけ機嫌悪そうに答えるアスト。無論、ユリにその本心は見透かされているが。
「ねぇ、熱くなってるところ悪いんだけど、あたいは寝ていい?」
 横から冥花が入ってくる。
「えぇ?冥花さん、農場嫌いなの?」
 ユリは冥花に向き直る。
「別に嫌いじゃないけど……」
「じゃあ一緒に頑張ろうよ!」
 ユリは半ば強引に冥花を参加させる。
「よーし、まずは鉱脈を掘ろっか」
「ちょっと待ったユリ」
 ユリは鉱脈に立て掛けてあるピッケルを持とうとするが、それをアストが引き留める。 
 そのために、アストの手がユリの肩に触れる。ユクモノドウギの、露出した肩をだ。
「ひゃっ?」
 いきなり肌を触られてか、ユリは驚いて肩をすくませた。
 アストも自分が何をしたのか気付いて手を引っ込めた。
「ごっ、ごめんっ。その、髪留め使えよって言おうとして……」
「あ、その、ちょっとびっくりしちゃって……そ、そうだね。うん」
 ユリは頬を赤らめながら恥ずかしそうに俯いて、髪留めを広げて自分の黒髪を後頭部で纏める。
 髪が纏まったことでユリの細くて白いうなじが見え隠れするようになって、余計にアストの理性を揺さぶる結果になってしまった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1078 )
  • 日時: 2014/07/22 00:06
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十一章続き

〜炎視点〜

なにやらリオレウスみたいな咆哮が聞こえた気がしたがおそらく気のせいだ。
それはともかく炎は一つ考えていた。

「…あいつらにいつ合流するか伝えるべきか」

聖との戦いがあったため、合流する時期が未定であった。
もうそれについては決着がついた。あとは散らばった力を回収するだけ。
それだけならそんなに時間は必要としない。3,4日あればゆっくりしてでも間に合う。
全力でやれば1日で可能だがめんどくさい。そこまで急ぐ必要あるのかっていう話。
その合流する時期を…伝えるかどうか。
伝えなくても問題ない。いつ帰ってくるかわからん恐怖に恐れろ、地。みたいなことはできる。それでもいいが…やはり伝えておいたほうがよさそうな気もしてきた。

「…」
無言で紙に何かを書き始める。字は…殴り書きなのが一部あるがそれ以外は達筆。性格とはうらはr(ゲフッ!!
そしてそれを…また違った槍に結ぶ。そして…。
普段は見ることのできない翼が炎の後ろから生えていく。というよりは実体化していくといったほうがいいかもしれない。
そのまま彼は大空へと飛び上がった。力は失えど、身体能力に衰えはなかった。


「…あそこか?」
はるか上空に滞空する炎。もはやその姿は…悪魔。
今彼は6個あのリングを装着している。どうやらここから投げようとしているみたいだ。
滞空状態から、遠心力だけを頼りに…
「イリュージョン・ストライク」
ブンッ!!!!
槍を投げた。放射線を描くかのような弾道で槍はある方向を目指し、飛んでいった。


〜ユクモ村〜

場面は変わってユクモ村。
朝食を終えた地は適当にふらふらしていた。
今日の予定は…まだ立ててない。あるとするなら緊急クエストを処理することだろうか。
実力はだいたいわかった。上位にあと一歩といったところだろうか。地からすればまだまだらしい。
のんびりと、今日やることを考えていた…のだが。

「あれ、なんかやばいもの飛んできてるな…。」

炎が投げたあの槍をいち早く察知する。とはいってもまだ距離はある。
地は拡声器なるものを懐から取り出し、こう告げる

【えー、皆さんおはようございます。地です。現在俺のいるところに向かって高威力の槍が飛んできています。衝撃波の発生はまぬがれないでしょう。】

お前はキャスターかっといった感じにのんきに話している。が、表情はそれどころではない。
投げた本人が特定できているのが幸い。彼もあのリングを…8個つける。
そして続けてこういう。

【とりあえず衝撃波に備えてください。カウント10秒。】

どこがとりあえずなんだい!といった声がどこかから聞こえたが地は無視。そんなこと考えていたら飛んでくる槍にぶち抜かれる。
とにかく真っ向から力を衝突させて、エネルギーを0にする策だ。そのためには今つけているシルソルの腕では耐久力がまったく足りない。
彼は防具を腕だけはずすと別の何かを装着する。まるで異世界より現れた巨大人造兵器の右手のように見える…。
それをつけたまま、例のあれが到達するまで構える。

【9,8,7,6,5,4,3,2,いーち、】
【0】

ズドガァァァアアアアアアン!!!!!!!!!!!

隕石の衝突を思わせるほどの音と衝撃波が襲う。
真正面からぶつかり合った力は横に投げ出されていく。
とりあえず事前に衝撃波が起こることを伝えていたのでなんとか被害は少なかったが…

「いてーよwww」

右腕にはとてつもないほどのダメージが残った。


とりあえずぶっ飛んできた槍に結ばれている紙を取り出す。
そしてその槍をしまう…のではない。

「KA☆E☆SU」
ブンッ!!!!
槍だけをある方向へと投げ返した。
それはさておき、結ばれていた紙をざっと読む。やっぱり炎が書いた文字だった。
今回は細かく分かれていたが、すべてここに書き下ろす。

【4日後に合流するんでそんときはよろしく。】←全体概要
【4日後にてめぇは死ぬ。というより俺が殺す。逃がさん。てめぇは俺が殺る。それ以外の誰にも殺らせん。覚えとけ。半殺しじゃない、すれすれまで削ってやる。途中で出会ったとしても見逃してやる。そのぶん倍にして返すがな。】←地
【不必要に寝たら殺す。】←冥花
【食う量自重しろ。】←霊華
【すまんがしばらく家事うんぬん任せる。あとで何かおごる】←残妖
【俺のことについては地から聞いて。】←ミナーヴァ宛

「4日後が俺の命日か…はは…」
地はまた真っ青になっていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1079 )
  • 日時: 2014/07/22 12:35
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 0AdXLkGv)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十二章 落ち葉=焼き芋

 〜残妖side〜

 残妖とツバキは、朝から掃除や洗濯に勤しんでいた。
 午前中はこれに費やし、午後に狩りに出るのだ。
 朝食の一件ですっかり仲良くなった二人は、簡単な行程だけ把握するとせっせと励む。
 残妖が掃除を、ツバキが洗濯を担当する。
 カトリアは他のメンバーが雇ってもらっている営業の様子を確かめに出掛け、ニーリンは暇なので残妖の掃除を手伝う。
 紅葉が舞い散るこのユクモ村では、落ち葉掃除が最も大変だ。掃いても掃いてもすぐ溜まる。
「ふぅー、切りがないですね」
 残妖は軽く汗を拭うと、ニーリンに話し掛ける。
「確かになぁ、こうにも積もるのでは……焼き芋に困らんな」
「そっちですか」
 ニーリンは箒を振るいながら、呑気にそんなことを口にする。
 これを目の前にしてもそう考えられるニーリンは、見た目通りの大物なのかもしれない。
「いや、実際に焼き芋にしてもいいかも知れんぞ?地殿が採ってきてくれた山菜の中に、山芋もあったしな。今日の昼食の品が一つ増えたと思うと心も弾むぞ?」
 まぁ確かに、これを捨てるのは大変だと思うよりは、山芋がたくさん焼けると思えば何だか楽しくなる。
「ふふ、そうですね。後でツバキさんと相談してみますね」
 残妖は小さく微笑むと、まずはこれを終わらせようと生き生きと箒を振るう。
 ふと、ニーリンは手を止めた。
「ん?セルジュくんなのか?クリティア殿ではなく?」
 料理と言えばルピナスなのか、ニーリンは不思議そうに反応する。
「あ、いえ。今朝の朝食はツバキさんと作ったので、何となく先にツバキさんが」
「ふむ、そうか……」
 ニーリンは箒を掃く手を元に戻し、落ち葉を払う。
「百合要素もアリだな……」
 何だか聞いてはいけないような言葉が聞こえたような気がしたので、残妖は聞こえなかったフリをしておいた。
 
 〜ツバキside〜

 ツバキはせっせと洗濯に励む。
 十六人分のユクモノドウギなどを洗うのは疲れるが、外の掃除の方が大変そうだ。 
「精が出るわね、ツバキ」
 ふと、後ろから霊華が声をかけてくる。
 はぁ、とツバキは溜め息を小さく吐きながら霊華に向き直る。
「人の観察してる暇あったら、手伝ってくれよ霊華さん」
「そうね。洗濯とかはいつも残妖に任せてるけど、たまには自分でやるのもいいかしらね」
 霊華はツバキの隣に座り込み、桶の中に手を入れた。
「そういえば、ツバキ」
 霊華はツバキに向き直る。
「あなた、今朝から残妖とやけに仲良いみたいだけど?」
 あぁそれか、とツバキは小さく頷く。
「残妖さんと話してて、色々気が合ってね。立場もなんか似てたし」
 誰かを守ることを第一に考える辺りや、同じく刀を扱う辺りだ。
 へぇ、と霊華は頷いた。
「……、今度残妖に男装させてみようかしら」
「男装の残妖か、案外似合ってたりするかもな」
 二人して、執事姿の残妖の姿を想像しながら小さく笑った。

 〜炎side〜

 前方から、先程自分が投げ付けた槍が返ってくる。地が投げ返したのだろう。
 炎は飛んでくるそれを普通にキャッチし、翼を納めながら着地し、槍を納める。
「さて、事は伝えた。あとは……」
 炎は再び歩き出す。ゆっくり眠ったために、身体が軽い。
「地を殺す方法を考えながら、ゆっくり力を探していくか」
 炎は歩く。力のある方へと。

 〜ユリ&アストside〜

 早速鉱脈に挑むユリとアスト。
「アストくんって、こう言うことを普通にしてるんだよね?」
「あぁ、武器を作る上で鉱石は必要だからな」
「よーし、頑張るぞー」
 ユリは気合いを入れてから、立て掛けてあるピッケルを手に取る。
「うん、しょっと……」
 しかし、その足腰はフラついており、ピッケルの重量に身体を持っていかれそうになっている。
 それは姿勢の問題でもあり、全く足腰の踏ん張りが効いていないのだ。
「あのなユリ、そんなへっぴり腰じゃ石ころも採れないぞ?ちょっと貸して」
 アストはユリからピッケルを取り上げようと近付く。
「よいしょーっ!」
 ユリは思いきりピッケルを振り上げた。
 だが、振り上げた勢いに負けて、ユリの上体が後ろへ傾いた。
「おっと」
 後ろからアストが優しく受け止めた。
 ユリの頭がゼロ距離になり、整髪剤のいい匂いがアストの鼻をくすぐる。
「(ユリって見た目より華奢だよなぁ、こうしてくっついたらよく分か……、!?)」
 くっついたら、と言うことは、今のアストはユリに抱き付いている形であるわけで。
「あ、ごめんねアストくん……」
 ユリが少し頬を薄赤く染める。
「お、おぅ。気を付けるんだぞ……」
 アストはユリを元の体勢に立たせてやる。
 お互い、気まず過ぎて目が合わせられない。


 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1080 )
  • 日時: 2014/07/23 00:07
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

〜最初で最後の7倍quasar作品の人気投票〜


〜寸劇開始〜

qua「はい、ということdゲフッ?!」
炎「やらないっていったのは貴様だろ」
qua「うるさい!このまま何もなく2代目が終わってしまうのはあれだと思っtガハッ?!」
地「そういうのいらないからwwww」
qua「いやいや、ただでさえ現在の状況なのにそれを持ち返す策というのが」
霊華「それをしたところで他の人が変わるとは…いえないわね」
qua「うわーん!おめぇらひどすぎ!」
炎「貴様は俺が処理する」
qua「うぎゃぁぁああああ!!!」

※qua退場

地「…で、どうするんだw」
炎「やるしかないな…」
冥花「え、本当にやるのかい?!」
炎「どうせならやれってことだ。」

〜寸劇終了〜

〜説明〜

・本編第37話およびもうひとつその28までで登場したキャラなら誰でもおk。
・敵で出ている人でもいいよ!
・ただし、主要人物以外は>>1081にでないのでご用心。
・期間は2代目が終わるまで。3代目になったら発表。3代目入りするまでに投票してね。
・投票権は
作者…持ちキャラに1票可能。もちろん自分の持つキャラのみです。そのキャラで投票しましょう。
読者…3票可能です。同じ人に3つ!とかでもどうぞ。
・ここに書き込んだり、わてが活動しているところでこっそりいったんでもおk。カウントしますよ。まぁ交流板のどっかにいます。
・できれば理由もほしいけど…強要はしません。
・あとは外の世界から持ってきてるキャラについて元の世界を知っているのであればそのことを載せてもらえれば幸い。

以上です。まぁ自分はいつものペースで更新していきますけどね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1081 )
  • 日時: 2014/07/22 23:36
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

簡単な説明。設定とあわせて見よう。
〜本編ver〜

・師条
本編の主人公。狂竜ウイルスの抗体を持つ。何かとめんどうなことをしていたり…。弓使いで自作の弓で戦う。だいたい貫通させて相手を狩っちゃう。なにかと頼りになるとか。

・BLAZE
本編内での問題児。アイルーになったりモンスターになったり、人間になったり。口癖は「くくっ」。知識豊富、話をさくさく進める。そんなポジションでもあり、チートな人(?)。

・涙那
ヒロイン…予定でした。いまや空気となりかけ。和菓子を作りすぎることが多いらしい。普段と驚いた時のギャップがある。実力はそこそこらしい。

・キャロ
空気枠。どんどん悪化している…いや、元からか。涙那のオトモ。実はけっこう実力があったりするのだがいかんせんこのメンバーでは空気となる。はたしていつになったら空気から抜け出せるか?!

・奏連
ある世界から来た人。記憶が80%戻ったらしいが不必要な記憶ばっかりだったらしい。普段着で防具をつけることのない変わったハンター。なお、元の世界では…。

・満
またせたな。SUPER STAR 満 -MITSURU-だ。ONLY☆ONE☆自己紹介など、何かとONLY☆ONEな雰囲気をもつ。戦闘はできないが過去にビームで隕石を破壊したみたいだ。あとドッキリ企画もあったらしい。元の世界では…。

・優李
なぜかツンデレになり、猫耳と尻尾が生えちゃった子。猫を見ると周りのことをまったく気にせず、自分の欲望で動く。腕は最下位。あとちっちゃい。元の世界では…。

・Blizzard
いろいろおばかさん。妖精。孤島の海を氷海にしかけた。自信過剰、自分が最強といいはる。ただしBLAZEが脅すため言い切れない。氷を操るとかうんぬん。元の世界では…。

・?
第37話にて登場。まだ詳細はあきらかとなっていないが、奇跡が起こせるとか。Blizzardと同じ世界の人。今後の活躍に期待。元の世界では…。


〜もう一つver〜

・炎
言わずとしれた問題児にして最凶。ぶっとびすぎな人。いろいろ問題がありすぎてどうしようもない。非常識すぎて彼の行うことは誰が言っても信じてくれない。でも事実。おそろしい。散れといわれたら死を覚悟しよう

・地
問題児その2。おちゃらけでもあり、まじめでもある。何かと話しやすい。アドバイスが的確でもある。あと対キリン兵器。弓使いである。元の世界では…。

・冥花
三途の川でさぼっていたら無理やり炎に連れて行かれちゃったかわいそうな人。なにかと昼寝をして仕事をさぼろうとするが、それを妨害されたときはけっこう不機嫌。ちょっとおかしくない?元の世界では…。

・霊華
なぜか現れたが地に鳩尾強打された幽霊。食費がとんでもないことになる原因。経験が豊富らしい。というより実年齢は(ry元の世界では…。

・残妖
霊華が来たということで連れてこられた。元々出番はなかったが…。家事万能にしてハンターとしても動ける。便利すぎるね。半分幽霊。元の世界では…。

・碧
大剣使いのハンター。狩りの腕前はかなりのもの。常識人で、冷静。あと地の抑圧をしている。碧と蒼のなす髪色は何かを思い出させる。元の世界では…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1082 )
  • 日時: 2014/07/23 08:14
  • 名前: 疾風 (ID: mnZRjI7X)

それでは読者の私から。
キャロ 理由空気すぎてかわいそうだから、あと「ハァ☆」(これだったか忘れた)がかわいいからです。
BLAZE 理由チート級の強さだし、「くくっ」がかっこいいからです。
地 理由炎に対する考えとかが面白いし、自分と同じ弓使いだからです。ん?
対キリン兵器?どっかで聞いうっ、頭が。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1083 )
  • 日時: 2014/07/23 10:00
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: KxwCgD27)

 >>1080

 投票します!クロスオーバー中なので、もうひとつ側に偏る形になるかも知れませんが、とにかく投票します!

 アスト「俺は、炎さんかな。地さんから何度も話は聞いてるけど、どんな人なのか実際に会って話してみたいな」

 カトリア「私は、地さんかな。まだほんの少ししか話したことないけど、大切なことを教えてもらったし、あのいい加減さも、私は見習うべきなのかな……?」

 エリス「……霊華さんです。あのふわふわしてそうな服とか物腰が可愛らしくて、その、縁側で膝枕を……してほしかったりします」

 ライラック「アタシは、BLAZEかな。アイツ、マジで何がどうなってんのか知りたい」

 シオン「私は冥花さんですねーっ!おっぱいがとっても大きくて柔らか……」

 カトリア「…………」ゴゴゴゴゴ……

 マガレット「私は師条さんですね。あの身体、どういう構造をしているのか知りたくて……あ、解剖とかはしませんよ?」

 ニーリン「ふむ、私は涙那くんだな。言動が私と似ているからな。それと、その和菓子には興味があるぞ?どこかで会ったら食べさせてくれまいか?」

 ユリ「私?私は満さんかな。ONLY ☆ONE な感じにはついていけそうにないけど、あのONLY ☆ONE な歌は好きだよ」

 ツバキ「まぁ、残妖さんだな。俺とよく似てるし、気が合うし」

 セージ「キャロ……何かどこかの空気オトモ一号と似ていて放っておけんニャ」ネオェ……

 サクラ「僕は三票入れていいんですね。まずは碧ですね。元の彼のかっこよさはガチです。今でもかっこいいですけど。二人目は奏連。元の彼女は碧とくっつきそうな雰囲気があったので好きですね。あと、ちょっとツンデレな所とか。最後に残妖。とある東の幻想の郷の中で一番好きだからです。だからこそ、クロスオーバーでの扱いも偏ったりしたんでしょうけど。まぁ、ツバキとキャラが似てるってことは偶然でしたし、今はこのままいきますね」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1084 )
  • 日時: 2014/07/23 21:48
  • 名前: 煌星 (ID: YW5sreQg)

第8話  古龍君たち襲来?

輝視点

さてさてどうスッぺ、空にアマツが
3万匹程いるんだがwwww
3人には渓流に溢れた
毒ポンデと犬?を狩らせにいったわww
「とりあえず、挨拶してこようアマツにwww」
とまぁいったもののどうするか
今ヘビィだし広範囲散弾にするか
「喰らえ『地獄の雨!!』当たったら即瀕死か一撃の雨やで〜〜ww」
っとアマツちゃんたち霧に変わっちゃたよww

その他3人

無言で毒ポンデと犬?を狩り続ける3人
そこで鈴が微かな音を聞き取り言った
「輝が空のアマツを全て狩った。
此方もアレやるしかないよ?」
考える暇もなく決定
3人「覚醒ミラちゃん此方おいで〜」
と言ったら覚醒ミラちゃんが天から舞い降りつつ
周囲の毒ポンデや犬?を焼き払い
特大級隕石落としを自らし、
渓流はやけ野原に変わったwww
もちろん、ノーダメで耐えた3人ww

合流後

「ちょ、お前らミラちゃんよんだんかいww」
と早速話題を切り出す輝
「どうせ、3秒で終わるから変わらんだろ」
と晴がいい舞は
「楽だからいいじゃない?」
と言った。
「はいはいわかったからミラさんブレス吐かないで」
明らかな茶番がこのあと3日続いたww


久しぶりの更新かな?即死のアマちゃんwwネタがなぜか頭から離れなかったわい

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1085 )
  • 日時: 2014/07/24 19:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十二章続き

〜凍土〜

溶けることのない氷に包まれた地…それが凍土。
苛酷な環境ゆえに、此処に生息するモンスターは限られる。
そしてそこにいるのは…
「寒いなーwwwほんまにwwww」
今やほぼすべてのモンスターに恐れられている狩人、地だ。
皆の狩りが午後からということなので、いつでも動き回れる彼は今のうちにいろいろ消化しておこうと一人で凍土へときていた。
目的は…緊急クエストの処理。
と、適当に食料の採取だ。
あの大人数を賄うためには相応する食料が必要となる。あれだけで足りるとは思っていない。少なくとも4日分は確保しておかなければ…あとは炎がどうにかしてくれる。
「いやー、寒い寒いwwwwホットドリンクはいいやwwwまぁ変なのはでてこないだろうwwww」
フラグを思いっきりぶったてて地は歩き出す。


〜農場〜

「…」
冥花は地から例の紙を渡され、読んだ。
―寝たら殺される。
初めてであった時の記憶は今も鮮明に残っている。あれは怒らせたら…死ぬ。
眠気が襲ってこようとも、耐えなければならない。
「で、鉱脈からまともな物は出ないって聞いたけど?」
これは地が教えたこと。良質なものは…実は上のほうにあるポイントでとれる。しかし今はそこへはいけない。
「え?そうだったんですか?」
「昨日は石ころ×3だったけど」
昨日試しに掘ったときは石ころしかでなかった。
今出ているのも…石ころだけ。もはやこの鉱脈は石ころしかないのかといわんばかり。
「でも石ころも調合の素材になるし、起爆にも使えるから十分だよ。」
そういってアストはピッケルを振るう。そして…鉱脈出てきたのは鉄鉱石だ。
「これって…石ころ?」
「…それ素で言ってるのかい?ユリ…。」
どうみても石ころと比べ輝きが異なるのにどうして石ころに見えるんだよっと冥花は言いたかったがあえて言わなかった。

さて、ここで農地の様子を見てみよう。
「含水比40%…うーん、50%が適切だったと思うんだけどまぁ土の性質があれだから仕方ないね。あとは団粒化がどれくらいか知りたいけど計れないし…有機物含有量も無理。pF,pHもできない…透水試験はさっきやったけど10^-4だったから良好だね。あとは農地拡張して…それにこの種を植えてどんな種ができるか、他の種はどうなのか…うーん、やることが多いね。さてと、僕は…」
もし誰かがいたら何言ってんだこいつ…といわんばかりに農が呟き続けていた。


〜炎視点〜

「まずはぶん殴る、次に蜂の巣にする、その次は…いや待てよ、燃やすってのもありか…ミンチよりひでぇやってのも有か…。あとは量子化させるか?」
地をどう殺すか考えながら歩き続ける炎。
彼が通るとモンスターは自ずと道をあけていく。彼に立ち向かってはいけないことを知ったのだろうか…。
だけどたまに勇敢か無謀か、炎に立ち向かうモンスターも現れる。ナルガクルガだ。
「シャアアア!!!!」
「うるさい」
ズドンッ!!!!
ドゴォォォォォオオオン!!!

徹甲榴弾の体内での強力な爆発に耐え切れず、ナルガクルガの体は四散した。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1086 )
  • 日時: 2014/07/24 21:43
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>1082
キャロ「ニャー!僕は空気奪還できるときはもうs」
BLAZE「くくっ…我の正体はいずれわかる…。」
キャロ「ハァ☆」
地「ハァ☆はトランクスルー参考な!あと俺は元の名前が使えないんだ!かぶっちまったからなw」

>>1083
炎「…そのうち出会うが…そんなに話す時間設けていたか?」
qua「作る。なんとかしてな。」

地「いい加減さはまねしなくていいからwww」
炎「33-4でいい加減なところを見習う必要がないとでました」
地「なんでや!阪神関係ないやろ!」

霊華「あらあら、言ってくれたらやってもいいわよ?」
残妖「みょん?!」
qua「え、それ俺にもやってよ」

BLAZE「人間ではない。くくっ…。」
炎「…こいつの正体知っているのは俺だけ」
BLAZE「逆もしかり。」

冥花「…」←あのときのあれ思い出した
炎「どうやったらそんなにでかくなるか伝えにいってこい」
冥花「炎以外が言ってたらぶん殴ってたよ。」

師条「俺の体のつくり?自己再生能力を活性化できるってことでいいのか?」
qua「そのうち明かす」

涙那「む、どうにかして届けたい…。でもどうすればいいのかな?」
qua「炎に頼め。あいつならやってくれる。」
涙那「…?」
炎「呼んだか」
涙那「?!」

満「投票ありがとう」
qua「ONLY☆ONE☆感謝」
満「歌だけではなく、踊ってみるのもどうかな?」

残妖「私もツバキさんとは気が合います。」
qua「くっつけよ…。」
残妖「え?!」
霊華「こらこら。残妖は私のものよ?」
残妖「れ、霊華しゃま?!」

キャロ「ニャ?僕以外にも空気がいるのk」
師条「いるんだよ…世界のどこかにだが」
キャロ「ハァ☆…って違うニャ、ちゃんと反応してくれたのニャ。」

碧「元々あれだしな、俺…。」
地「元々あれだもんなwww」
炎「で、くっつくのか?」
奏連「…明かせないわね、それは。」
碧「それもいつか分かること…それがいつになるかはわからねぇがな」

残妖「投票ありがとうございます。」
qua「俺は二番目に好きなんだkゲホォ?!」
地「一番誰だよ」
qua「察せ…!」

ルピナスがいないような…?


あとクロスオーバーに碧ねじ込みます?フラグっぽいの一応話しに入れておいたけど。
入れないならフラグはモンスターでしたってオチとかにするよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1087 )
  • 日時: 2014/07/24 23:38
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: z.jElpJ/)

 >>1086

 ルピナスは、今後のクロスオーバーの展開で分かると思います。

 碧もですね。いいですよ。個人的に好きなキャラなんで、使ってみたいとは思ってたんですよ。地と絡ませたかったんで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タ ( No.1088 )
  • 日時: 2014/07/25 13:39
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 4VeqnVC.)

よっ&
更新なう
目次の有り難さ〜

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1089 )
  • 日時: 2014/07/25 14:35
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

我も投票します☆ いやー久々の書き込みが投票とは……まいっか♪


七倍quasarさんの作品投票会〜!

勇車「んじゃみんなよろしくー」

ミズキ「じゃあまずは私からね。ええっと……残妖さんかな。何でもできるのが羨ましいっていうか……」

カスケ「僕は地さんかな。前に別の名前で会った時、ミズキも楽しそうだったからね」

ネオ「キャロよー! お前もセージ先生の加護下に入るんだにゃ! 一緒に空気を脱出しようにゃ!」

クック「俺はBLAZEだな。何だか仲良くなれそうな気がする。そういえば一瞬会った事があったな……」

ギザミ「ボクは炎さんかな。その……ボクも炎さんみたいに強くなってミズキを守りたいんだ」

トトス「俺様ぁ涙那だな。ニーリンも選んでるしよぉ……っ! いっ、今のはナシだ!」

ゲネッポ「おやぁ〜? トトヤンやっぱ……ニタァ っと、ワイはBlizzardやな。ツッコミ甲斐がありそうや!」

ゲネスケ「(師条さんです。カッコいいですし……)」

ゲネカク「(兄さんの女の部分が久々に!? あ、自分は地さんです。また胴上げしましょう!
)」

村長「満君、一緒に踊ろう! 歌おう! そして語らおう!ONLY☆ONE☆〜!」

ルカ「残妖さん……かな……あの……だっこして……もらいたいな……」

レオ「ヒャッハァー! 我輩も村長と同じく満だ! 一緒に騒ごうぜヒャッハァー!!」

ラン「私は涙那さんですね。おはぎ大好きです。……ゲネッポは和菓子だけ作れないんですよね」

ティガ「……師条。理由は……頼りになるというのがな」

ペッコ・イーオ「「霊華ちゃーん! だーいーすーきーだぁぁぁ!!!」」

ゲリョ「BLAZEだ。俺もあいつの体を調べたい」

ランコ「キャハッ、Blizzardちゃん! 一緒に騒ぎましょーっ!」

アルタス「(馬鹿が二人揃ったら大変なことになりそうだな……)俺は炎だ。あれだけ次元が違うと話の内容も凄そうだ」

ゲルタス「私は冥花ちゃんね〜、何だかお世話してあげたいわ〜」

神山ルーツ「(ゲルタスさんそれ多分母性本能ってヤツですよ……。俺は地だな。話楽しそうだし!)」

桐谷ンポス「(自分はキャロっすかねー。その……モフモフ大好きなんすよ)」

アカリ「霊華ちゃんの膝まくら……私も私もー!」

勇車「フッフッフ……我はズバリ、Blizzardに三票だぁ!」

全員「「「「「ロリコン乙」」」」」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1090 )
  • 日時: 2014/07/25 14:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: JOrRplga)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十三章 ゴーイングマイウェイ

 〜アスト、ユリ、冥花side〜

 アストはその鉄鉱石を拾って冥花に見せる。
「ちゃんと出るじゃないか。昨日は運が悪かっただけじゃないのか?」
 時の運と言うものもある。何でもないはずの素材が急に欲しくなる時に限って、狙っているのではないかと思うほど出なくなることがある。
 人はこれを物欲センサーだの、凶運だのと言い、ありふれているはずの素材に泣くことがある。
「ほら、もっかいやってみろよ」
 アストは冥花にピッケルを渡してやる。
「……まぁ、さっきので出たんだし、この鉱脈が悪いってことはないでしょ」
 そう言って、ピッケルを割れ目に叩き付ける冥花。
 出てきたのは……やはり石ころ。
 やはり期待を裏切ってくれない。
「どうなってんのさこれぇっ!?」
 冥花は悔しそうに地団駄を踏む。
「冥花さん、私も私も」
 冥花からピッケルを受け取ったユリは、再鉱脈に近付く。
 さっきは振り上げようとして、失敗している。
「ユリ、腕だけじゃ無理だぞ。脇を閉めて、全身からピッケルを振るんだ」
「全身から、振る?」
 ユリはしっかりピッケルを両手で握り、今度は思いきり振りかぶらず、ピッケルの切っ先は肩の辺りで止める。
 そして脇を閉め、ピッケルの柄とユリの身体が一体となる。
「えぇいっ!」
 ユリの全身の力を乗せたピッケルが降り下ろされ、カキィンッと小気味良い金属音が響く。
 その鉱脈の割れ目から、光沢のある青色の鉱石が出てくる。
「あ、なんかキレイなのが出てきたよ」
 ユリはピッケルを置いて、アストをそれに見せる。
「おっ、マカライト鉱石じゃないか。やったなユリ。これ、鉄鉱石なんかより断然レアだぜ」
「ほんと?やったぁっ」
 アストに褒められて、ユリは嬉しそうに喜ぶ。
「あたいだけ何なの、この扱い……」
 冥花は面白くなさそうに口を尖らせて呟く。
 アストは割れ目を覗き込む。
「ん、こりゃもう出ないかな。一晩くらいしたらまた鉱脈が動いて、鉱脈が溢れてくるはずだから、発掘は今日はここまでだな」
 借りていたピッケルを元の場所に戻す。
 あまり深く掘りすぎると、周りの土壌の悪化にも繋がったり、何より鉱脈の崩壊にもなる。
 それは狩り場の発掘でも同じことが言えるのだ。
「じゃあ次は……」
 アストは次に目をつける。
 それは、虫籠だ。
「む、虫籠……。私、虫苦手なんだけど……」
 昨日の魚釣りでのミミズにも手を躊躇うユリだ。
「ユリ、虫は苦手なのか?」
「う、うん……」
 アストは顔を青くしているユリを見かねて、小さくため息をつく。
「ちょっとずつ慣らすしかないかな」
 アストはそう言って、虫籠の中に手を突っ込む。

 〜地side〜

 地はやはりホットドリンクも飲まずに凍土をすすんでいた。
「うん、まぁ、俺が制圧したから当然だよな」
 モンスターはほとんど見当たらない。
 せいぜい、ガウシカやポポがたまに威嚇をする程度だが、無視すればすぐに興味を失う。
 おかげで地は悠々と凍土を歩む。
 ふと、歩いている内になにかを見つけた。
 それは、濃い黄緑色の液体のようなモノだ。
「んー、こいつは……」
 地はこの液体に見覚えがある。
 不意に、地は月穿ちセレーネを展開した。
 そして、気配だけを頼りに振り向いた。
 爆発が迫ってきている。
 地は軽く回避する。
「あー……やっぱお前かぁ。なんかここのお前と会うのって久し振りだな」
 濃い紫色の体表、異常に発達した前肢、突き出た頭部。
「グォアァァァァァァァァ!!」
 そう、それは……
「砕竜、ブラキディオス!」
 少しは楽しめる相手だな、と地は舌で唇を舐める。

 〜残妖side〜

「ふー、終わりましたね」
 残妖は一息ついた。
 落ち葉は山のように積もり、真っ赤な小山がいくつも出来上がっている。
「ふむ、これだけ集まると壮観だな」
 ニーリンも大きく頷く。
 そして、これを捨てるのかそれとも焼きいもにするのか決めかねたままだったのだ。
 しかし、ちょうどいいタイミングで彼女はやってくる。
「残妖〜、お腹空いたからなんか作って〜」
 霊華である。
 つい、さっき朝食を食べたばかりにも関わらず、もう食事を求めてくる。
「あ、霊華様。ちょうど落ち葉が溜まってますから、焼きいもに致しますね」
 残妖は霊華に向き直ると、焼きいもを焼くための準備に取り掛かる。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1091 )
  • 日時: 2014/07/25 17:42
  • 名前: 若虎 (ID: Zpm8IqUW)

お久しぶりです 若虎です!!
このスレ1000越えていたんですね
おめでとうございます♪
私は、もう少し考えてから書き込みます
それでは…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1092 )
  • 日時: 2014/07/25 23:44
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

おっ、気がつけばあと10レスじゃないですかー。また次のスレ、建てますよね。……よね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1093 )
  • 日時: 2014/07/26 12:12
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

いっくぞー! 投下!

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

三十二章 歓迎の宴

「アスト君、ツバキ君、セージ、いるー?」
アスト達が落ち着いた頃に、聞き慣れた声と共に部屋のドアがノックされる。
「どうしたんですか? カトリアさん」
「村長さんが、私達の歓迎パーティーを開いてくれるんだって」
アストが顔を出すと、カトリアは若干嬉しそうな顔をしてそう言った。
「これまた随分と大げさだな」
「ペッコの言ってた通りの人だニャ」
苦笑するツバキやセージと共に、会場に指定された村の広場へと向かうアスト達であった。

「わはーっ、凄いですーっ!」
アスト達を呼びに行ったカトリア以外のメンバーは、先にパーティー会場へと着いていた。……のだが。
「……これって、パーティーってレベルですか?」
そう、シオンの言う通り、このパーティーはパーティーと言うにはあまりにも大規模だったのだ。建ち並ぶ屋台に沢山ぶらさけられた"ミナーヴァ歓迎"と書かれた灯り。最速祭りである。
そしてそれらを、「やりきった!」と言わんばかりのホクホク顔で見ているのは村長。
「うわっ、流石村長……」
「僕がここに来た時より力入ってるぞ……」
後からやって来たミズキ達も呆れ顔でそれを見ると、集まってきた村人達にミナーヴァのメンバーを紹介していった。

「お待たせー」
少しすると、アスト達を連れたカトリアが他のメンバーと合流した。アスト達がパーティーの規模に驚いたのは言うまでもない。
「おっ、主役が全員揃ったね!」
アスト達の到着を確認した村長はダッシュで広場の中央へ行くと、大きな声で全員の視線を集めた。こういう指導者としてのカリスマが、村長がこの村の村長として慕われる由縁なのだろう。
「えー今回、この村にすっばらしいお客人が来た。キャラバン"ミナーヴァ"の皆だ! 」
集まった村人達から歓声が上がる。
「そんじゃ、団長のカトリアさん、スピーチよろしくっ」
「えっ、えぇ!?」
そう、これは村長の無茶ぶりである。
「ほらほら、早く!」
「あ、ええっと……」


>無茶ぶりすいません、カトリアさんのスピーチよろです!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1094 )
  • 日時: 2014/07/26 12:22
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: hUsI8TyN)

今何人の人が見てるんだろう…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1095 )
  • 日時: 2014/07/26 13:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十四章 碧色の流星

〜ユクモ村〜

「芋を包んで…あとは落ち葉に入れて焼くっと。」
集めた落ち葉に火をつける。それは瞬く間に燃え上がる。
芋は地が漁ってきた物をいれる。大小さまざまだが問題はないだろう。
「これ何分待つの?」
腹をすかせた霊華は聞く。
「うーん…この芋はいつまで焼けばいいのか分からないので未定ですね」
残妖はこのタイプの芋は見たことがなく、性質もよくわかっていない。知っているのは地くらいだろうか。その地は今なぜかいない。
「えー…それまで何かないのー…」
駄々をこねるかのように呟く霊華、何もおもわず空を見上げた。
―青い空に一つの流星が現れる。碧色のそれは、どこかへと流れ落ちていった。


〜農場〜

「ふ〜…あれ?朝なのに流れ星?」
その流星は農にもしっかりと見えた。夜でもないのに輝き、流れる一つの星…。
「珍しいことも起きるんだね。」
そういいながらも農作業を続けていく。


〜凍土〜

月穿ちセレーネを展開したのだが、何かおかしいことにきづく。
「あれ、このブラキーン…青いオーラが感じるんだけど。」
よく見るとこのブラキディオス、通常個体にない青いオーラを漂わせている。
「グォアァァ!!」
ズドンッ!!
大地を穿つかのような一撃を放つ。無論、地はそれをすれすれで避ける。一歩間違えれば確実に昇天するような威力のそれを、である。
「うーん、こいつには俺の本来の装備のほうがいいか。」
そういうと彼は一瞬で武器と防具を切り替える。
【集中,散弾・拡散矢UP,フルチャージ,無慈悲】を発動させる防具と、水属性を有する発掘弓だ。
※お守り次第で実現可能
「さーてと、あとは狩るだk」
「グォア!!!」
「ちょっなにそr」
ズガンッ!!!
ブラキディオスは地の想像外の動作で襲い掛かる。反応の遅れた地はそれをまともに直撃する。
ダメージは大きいがまだなんとかなった。ただ、体には緑色の粘菌がまとわりつく。
これがついてしまった状態でもう一発攻撃を喰らえば…爆発によるダメージが加算され、耐えることは…不可能。
「うげっ…久々にまともなのくらった…」
「グォアァァァ!!!」
留まることなく連撃を打ち込もうとするブラキディオス。もはや通常個体とはまったく違う。地の知る個体をはまったく異なる。
避けようにもまだ起き上がっていない地はこれは無理だわと思い、嘆く。
「あーあ、こんなん炎とかあいつがいたら防げるのになー。そう思う俺はまだあまいってことか…。」
ブラキディオスの拳が地へと接近する。
もう無理だわーと思い真上を見上げる。ブラキディオスの巨体でよく見えなかったが…何かが接近しているのが確認できた。それが何なのかすぐにはわからなかったが…

「邪魔だ。」
ズドォォォォォオオオオオン!!!!

ブラキディオスの背中に、何かが衝突する。
その衝突音は剣が当たったような音ではない。
当たった瞬間は黒曜石かのような硬さで無傷のように見えたが、次第にピキピキッと音がし、亀裂が入る。
「グォア?!」
突然の出来事により、ブラキディオスはよろめく。背中へのダメージは強大なもの…。並みの個体であれば力尽きていたと予測されるもの。
それを行ったのは…

「おいおい、ブラキごときに苦戦するわけないだろお前…」

蒼く輝く雷剣を持ち、堅牢な防具に身を包む…碧だった。
彼はなぜかこの世界に投げ出された。たまたまその落下地点にブラキディオスがいたため、空中で溜めを行い、衝突にあわせてぶった切ったのだ。
無論、その個体が並外れたモノであったため斬ることはできなかったが…。
「通常個体じゃないから仕方ないwwww」
地は碧にそういう。とりあえず体についた粘菌は排除した。
体力もしっかり回復させ、体勢を立て直す。
「んじゃ、久々のペア狩りといきますかー!」
「あぁ、そうだな…!」
そういって地は弓をひき、碧は持ち前の雷剣をブラキディオスの弱点へと抜刀した

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1096 )
  • 日時: 2014/07/26 17:19
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

碧導入しました。かなり無理やりだけど仕方ないね。
時間軸が本来の話とずれているからこうするしかなかった。

>>1089
残妖「なんでもできるといっても家事だけですが…」
霊華「私が育てた。」
残妖「霊華様もたまにはしてください…。」

地「おう、またいつか会えるってwww」
炎「…何があったんだか俺は知らん」
地「気にするなwww」

キャロ「ニャ?もしかして僕以外の空気キャラニャ?」
師条「そういうことだ」
キャロ「ニャー!なかm」
BLAZE「師条、誰と話していたんだ?」
キャロ「ハァ☆」

BLAZE「我と仲良く…?くくっ…」
師条「やめとけ。こいつは逆らえないぞ」
BLAZE「常識は持っている、貴様ほど無慈悲ではないわ」
師条「説得力ねーぞ」

炎「力がほしいなら日々の鍛錬を怠るな」
地「怠った結果がこれだよ!ww」
炎「おめぇは怠ってねーだろ」

涙那「なー!?モンスターがしゃべった?!」
師条「落ち着け。そういうのも世界のどっかにはある」

Blizzard「あたいに突っ込みをいれるなど!百年はやいね!」
BLAZE「我は100年以上生きているが?くくっ…」
師条「おいネタバレよせ」

師条「かっこいいか?俺」
BLAZE「それは自身が決めることではないからな」
優李「なんか過去に似た人を見たような…別に憧れてはないわよ…」

地「今後は俺が胴上げしてあgガハッ?!」
炎「リングつけるな。大気圏まで打ち上げる気か」
地「もっといけるとおもうw」

満「She is my wife…」
qua「俺は帰ってきたのほうは?あと10倍のquasar入りグレープジュース飲む?」
満「お断りだ。」

残妖「だっこですか…?いいですけど…」
qua「んじゃおれもおねg」
残妖「無理です。」
qua「なんでや!標準体重以下やで!」
炎「そう言う問題じゃない」

涙那「和菓子は昔から作っていたぞ。」
師条「作りすぎる癖もそのときからか…」
涙那「う、うむ…ちょっと…な。」

師条「俺が頼りになるのはゴアとシャガルを相手にするときくらいじゃないか?」
BLAZE「さぁな…」

霊華「なにかうれしいようなうれしくないような感じがしたわ…何かしらこの感覚」
炎「あぁ、気にするな、すぐ絞めてくるから」
地「投票しただけなのに絞められるという。まぁ一言余計だったなw俺もいこっとw」

BLAZE「我の体…くくっ人にもモンスターにもわかるはずがない」
炎「てめぇはさっさと帰ってこい」
BLAZE「帰れないかもしれないぞ?」

Blizzard「なにかアタイに近い気がする!」
?「気がするじゃなくてまったく同じ属性です。」
師条「…BLAZE、処理は任せた」
BLAZE「焼けばいいんだな、分かった。」

炎「更なる次元の違う話は俺の師から聞け」
?1「ちょ、俺らはもうでないっての!」
?2「私は剣術しか話せないんだけど。」
qua「ごめん、この二人はどうやってももう出したくない。」

冥花「あたいを世話って…何する気?」
炎「その歪んだ思想を根本から叩きなおす」
冥花「きゃん!?」

地「楽しい話から怖い話までおまかせだ!w」
碧「だいたいキリンになるんだがな」
地「キリン装備ほしいなら俺をよべwww」
炎「変態」

キャロ「ニャー!僕の毛は長いニャー!モフモフしt」
BLAZE「こんなところに毛…?何がいるんだ?」
キャロ「ハァ☆」

霊華「あらあら、私の膝枕希望者は増えるばかりね。」
qua「つーかとんでもないほどいると思うよ。その一人が俺。」
炎「貴様もその一人かい…」
地「あ、俺もその一人w」

Blizzard「三票きた!これでアタイの一人勝ち確定ね!!」
優李「ふん、私はどうせ1票も入らないまま終わるわよ!別に入れてほしいわけじゃないけどね!」
?「ま、まぁ私はまだでてすぐですから…。」
師条「意外と人気があるキャロであった。俺?知らん」


ところでさ、小説を自己満って言う人いるけどさ、それってどの小説でも言えるような気がするんだけど。
自己満じゃない小説ってなんぞ。

満「呼んだか?」
qua「満ってのは入ってるけどお前じゃない。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1097 )
  • 日時: 2014/07/26 15:52
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: v5eSBFVq)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 三十二章続き

 あまりに突然なもので、カトリアは狼狽える。
 目の前には村中の村人達。背後にはミナーヴァのメンバー達。
「え、と、その、あぅ……」
 すっかりカトリアは緊張してしまい、頭の中が真っ白になる。
 ふと、アストが隣から声をかける。
「カトリアさん、外交ですよ。外交。ナグリ村とかチコ村に着いたときと同じですよ」
 外交。
 つまりは第一印象が大事で、しっかりしなくてはいけない。
 それを思い出したカトリアはハッとなり、人が変わったように雄弁に優説を語る。
「村の皆さんに突然のご無礼を申し上げます。私はキャラバン『ミナーヴァ』団長、カトリア・イレーネです」
 どうにか落ち着きを取り戻してくれた、とアストは安堵する……
「現在、ハンターズ・ギルド内でのギルドナイトが、組織の中でぬくぬくと肥え太り、私達一般人やモンスターハンターなどに対して、権力という名の暴力を持って弾圧しているのは事実です」
 と、思えば……?
「確かにギルドナイトは強い権力を持って、私達に歯止めを掛けて、犯罪を防止しています。時には、暗殺も辞さないでしょう。ですが、それは一体何人のギルドナイトがその責務を全うしているでしょうか?何百、何千といるギルドナイトの中で、何人が!」
 突然、何かのデモを語り出すカトリア。
 すっかり村人は静まり返り、辺りはカトリアの声しか響かない。
「ハンターの中でも、優秀な功績を築き上げてギルドに、人々に認められた者だけがなれるのがギルドナイトです。ですが、功績さえ上げれば誰でもギルドナイトになれるものではないはずです!力さえあればと、モンスターを狩れればと!人の上に立って然るべきがギルドナイトの在り方であると私は思います!では、今のギルドとは何でしょう。私達から徴収と言う名の略奪を繰り返し、不必要としか思えないようなことばかりに投資するその姿を見て、私はこう思います。「ナンセンスだ」と!土地開発を行えば自然は失われ、略奪を行えば民衆の信用が失われ、その果てには私達ヒトの尊厳さえ失われてしまうのです!「ならば、モンスターからお前達を守っているのは誰だ」とギルドナイトはこう答えるでしょう。では、今の彼らは誰かを守ったことがありますか!?権威を振りかざし、食べて寝るだけの浪費が、守ることになると!?それは偽りです!権威に屈し、惑わされてはいけません!人の上に立つとは何か、守るとは何かを、今こそ私達は訴えるべきです!正義も悪もありません。私は一人の人間として、今この時代は間違っているのだと、主張します!!」
 この瞬間にどれだけの時間が流れたのかは分からない。
 カトリアのその演説がピタリと止まり、一拍置いてから空気が砕けんばかりの拍手が村を包み込む。
「あれ?私、何を話して……」
 カトリアは我に返ったように回りを見回す。
 彼女のあの一心不乱の演説は、無心になっていたものだろうか。
 ミナーヴァメンバー達も、拍手をしていた。
「カトリアさん、かっけぇ」
「……素晴らしい演説です」
「アンタねぇ、それなんて台本?」
「感動しましたぁ、さすがですぅ」
「はへへーっ、団長すごいですーっ!」
「お疲れ様です、カトリアさん」
「ふっ、私としたことが。つい感化されてしまったな」
「カトリアさん、団長じゃなくて政治家の方がいいんじゃないですか?」
「ここまで熱い演説は初めて聞きましたよ……」
「アホ、本音をぶちまけただけだろうニャ」
 拍手は鳴り止まない。
 村長がカトリアの隣に立つと、静粛に、と手を上げる。
 村長のその手により、村人は再び静まる。
「と言うわけだねみんな!さぁ、早速歓迎の宴の始まりだぁ!」 
 静かにしたと思ったら、また騒ぎ出す村人達。カトリアの演説の内容にはスルーらしい。
 何を話したのか自覚したカトリアは、突然頬を爆発させたように赤くするのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1098 )
  • 日時: 2014/07/26 16:43
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: T93jOWTk)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十四章続き

 〜地&碧side〜

 この二人が時空を超越して再び手を組んだ。
 もはや止める術などない。
 ブラキディオスは通常とは比べ物にならない速さで前肢を二人に放つ。
 しかし、碧はそれを掠めるかのように受け流す。粘菌すらもついていない。まさに神業のごとき回避だ。
「遅いんだよ!」
 碧は雷剣を横凪ぎに振り抜く。
 大剣であるはずのそれは、片手で軽々と舞い、ブラキディオスの頭部に爆雷を叩き付ける。
「ちょwww おまwww それチートwww 」
 地は久し振りに会った碧を見て、笑う。
 笑みを隠しもせずに地は弓を放つ。
 鉄砲水のごとき水の矢がブラキディオスの黒曜甲を貫き、吹き飛ばす。
「グァオォォォォ!?」
 ブラキディオスは思わぬ反撃に怯む。

 〜炎side〜

 少し遡る。
 霊峰の峠道を歩く炎もまた、そのエメラルドのように煌めく流星を見ていた。
「あの光、あの星の動き……そうか」
 炎は足を止める。
「お前も来たのか。何がどうなっているのか……」
 呆れたようにため息をつき、炎はまた歩こうとして、突然振り向いて手を叩いた。
 そこには、炎の手によって潰されたブナハブラがいた。
 まるで蚊を潰すかのようだ。
「全く……」
 炎はそれこそ蚊を飛ばすように、ブナハブラの死骸を指で弾いた。
 
 〜ツバキ、残妖、霊華side〜

 昼間に見える流星……など放っておいて、霊華は残妖にすりつく。
「ねぇ〜まだなのぉ〜」
「霊華様、芋だって簡単に焼けてくれないんですよ。焼きすぎても焦げて美味しくなくなっちゃいますし……」
 困ったなぁ、と残妖は眉をしかめる。
「もう少しなんだから、我慢してくれよ」
 ツバキは燃える落ち葉の中に火箸を入れて芋を探る。
 芋を挟み、火から上げてみる。
 表面の皮がわずかに焦げている。
「お、焼けたかな?」
 ツバキは火箸に挟んだ焼き芋を引っ張りだし、皿に乗せる。
 一応割ってみて、焼けているかを確認する。
「よし、焼けた焼けた」
 他の芋も回収し、皿に並べていく。
 
 〜アスト、ユリ、冥花side〜

「あれ?」
 ふと、ユリは空を見上げた。
「ユリ?どうしたんだ?」
 虫籠から虫を集めたアストは、大空を見上げているユリを見て、一緒に見上げる。
「今ね、流れ星が見えたような気がしたんだけど?」
「ユリ、あんたね。昼間っから流れ星がみえるとか考え付かないってば」
「で、でも、ちゃんと見えたよ?」
「気のせいかもよ?」
「??」
 それでも、ユリは先程の流れ星のような碧色の輝きを忘れていない。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1099 )
  • 日時: 2014/07/26 21:06
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: hUsI8TyN)

>>1100
あっ……そうでしたね。
てか、原因私じゃん。誠に申し訳ございません…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1100 )
  • 日時: 2014/07/26 21:02
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: T23HThuJ)

あのさ…あと101レス可能だよ?
番外編にも書いたけどNoと返信数がずれているのよー
たから返信数て判断しよう。まだ101レス、まだまだここに書ける。
まぁ自分はバイトとテストの二重攻撃で死にそうだけどね。
今日はあと一回更新したいな…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1101 )
  • 日時: 2014/07/26 23:57
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

第38話 帰還

俺達はモガ村へと戻ってきた。
あの謎の女は…BLAZEが背負っている。俺は狩猟したモンスターの証を持っている。
「おー、帰って…ん?その子は?」
「わからん。倒れていたから背負ってきた」
BLAZEがそう答えている間に俺は村長の息子に証を渡す。
どうやら交易品が手に入ることがあるみたいだ。討伐したモンスターには特産品といえるものがある。それによって物をぶつぶつ交換みたいなことをしている。
別に俺達は長居しないから…どうでもいい。
あとけっこう眠い。また水中で動いたんだ…全身にかかる負荷はとてつもないもの。早く寝させろ。
「くくっ…先に寝ているんだな」
BLAZEはそういってた。俺は眠いので特に何も思わずそのまま部屋へはいった。
…ばかっぽいBlizzardも一緒だ。
「ねぇ、もしかしてアタイの寝姿撮ろうとしてない?」
んなわけあるか。といいたい。
「アタイの寝姿なんてめったに見られないんだからね!!」
あぁ、そっちですか。そうですか。別にどうでもいいです俺は。
「とにかくそこで寝てろ…」
ベットに空きは…一応あった。ただもうBLAZEとあの女は地べたで寝ることになるのだが…いいのか?
まぁそれより眠気がひどいから俺は寝るとする…体を休めることも狩人には必要だからな…。



「この者が目覚めるのはいつか…」
BLAZEは外でひたすら待っていた。
本来この世界に来るはずのない存在が、なぜか来ている。その理由を知りたい。
Blizzardに聞いても良かったのだが…性格があれなうえにバカだからまともに情報を得ることができない。
ならば同じ世界から来ているこの女に聞くことにした。
その女は眠っているかのように動かない。
「…朝までかかりそうだ」
BLAZEはそういいながらも寝なかった。



そして朝を迎える―



「…」
俺だ、師条。久しぶりにこれ使った。
どうやら一番に起きたみたいだな。まだ誰もおきてねーわ。
まぁ起こすのもあれだしそのうち起きるだろう。放置だ放置。
俺がBLAZEから課せられた使命…ラギアクルスの狩猟。
どんなモンスターかは未だにわからん。水中戦がメインであることくらいしかしらない。
ただあの状況で弓を使うのは…非常に難しい。
機動力の低下が痛いな…ガードができる武器ならば多少生存できそうだが…俺は弓以外使えねーんだ。
とまぁ水中戦を今から…という気にはならない。
「BLAZEは何しているのか見に行くか」
あいつは結局寝たのか寝ていないのか…それを確かめに行くことにした。

*
*
※ この欄には何も入力しないで下さい
*
(記事メンテ時に使用)

※ 動画などのアドレスを書き込む時は、hを抜いて「ttp://www.youtube.com/」のように入力して下さい。

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