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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.389 ) |
- 日時: 2014/05/16 19:49
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: vLFUt9lY)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
五十四章 跳梁し意思用いず悪成さば
合体したディア=ルテミスは巨大な斧となり、ソードモードとは比べ物にならないほど重々しい一撃となって降り下ろされる。 「くっ、重いぃっ……!」 盾を先端に配して刃とするために、剣と盾を重ねて持つようになる。それ故に腕力で支持するにはかなり負担がかかり、所持者の隙はかなり大きくなってしまう。 それだけ隙が出来るだけの重量を叩き付けるのだ。大剣には及ばないが、それに次ぐ威力はある。 アックスモードのディア=ルテミスは、ゴア・マガラの後ろ足の鱗を弾き飛ばし、刃は肉に食い込んで火を撒き散らす。 「うぅおぉりぃやぁぁぁぁっ!」 軸足を入れ替え、ディア=ルテミスを振り回すように振るうアスト。 それに合わせて、柄からディア=ルテミスを操作し、ビンに蓄積されてあるエネルギーを解放してそれを斬撃に乗せて放つ。 一、二撃とディア=ルテミスが振り抜かれゴア・マガラの後ろ足、横腹を捉える。斬撃の後から一拍置いて、緑色の爆発と共にさらに炎を燃え上がらせる。 ディア=ルテミスに内蔵されているのは強属性ビンだ。刃に仕込まれている属性の威力をさらに底上げするというものだ。 それらを叩き込むと、不意にゴア・マガラの挙動が変わった。 「グルゥッ……アァァァァァァァァァァッ!!」 それは明確な怒りを持って放たれた怒号だ。至近距離にいたアスト、ツバキ、セージはその音量と恐怖に抗えずにその場で耳を塞いでうずくまってしまう。 ゴア・マガラが怒りの咆哮を終えると同時に二人と一匹は正気を取り戻すが、ゴア・マガラは既に次の挙動を行っていた。 ゴア・マガラは突然その場から羽ばたいた。 その羽ばたきによって巻き起こる風圧にその場にいた二人と一匹は仰け反ってしまう。 「グアァァッ!」 ゴア・マガラは翼を羽ばたかせながら、空中で狂竜ブレスを吐き出した。 狙いは、ツバキだ。 「っ!」 避けなくては、と頭が分かっていても、風圧に仰け反っている身体はすぐには反応してくれない。 結果、受けの体勢を取ることも出来ずに、ブレスはフルフルメイルを直撃した。 「ぐあぁっ……!」 狂竜ブレスを直撃したツバキは、衝撃に吹き飛ばされて草の上をのたうち回った。 「セルジュくんっ!……ちぃっ」 ニーリンは吹き飛ばされたツバキを一瞥すると、リロードした火炎弾を弾倉から抜き取って別の弾を装填する。 直ぐ様銃口をツバキに向けると、迷わずに引き金を引いた。ツバキを痛め付けるためではない。 妃竜砲【遠撃】の銃口から、幾つもの小さな粒のような弾が放たれる。 それらはツバキにぶつかると、中から液体が溢れて、ツバキに滴る。 体力を回復させる弾、回復弾だ。薬莢に薬草や回復薬を仕込むことで命中させた対象の体力を回復させるものだ。最も、それはモンスターにも効果があるため、使い所は難しい。 「野郎っ!」 体勢を取り戻したアストはディア=ルテミスを背中に納めると、距離を取ったゴア・マガラへ向かって走る。 「バカッ、突っ込むヤツがあるかニャ!」 正面から突っ込もうとするアストを見て、セージは怒鳴る。 「グアァァッ!」 ゴア・マガラは次にアストへ向けて狂竜ブレスを放った。 しかし、アストの足は止まらない。 アストはブレスが直撃する寸前、最小限のステップだけでブレスをやり過ごした。 回避に余計な挙動を行わずに、一秒でも早くゴア・マガラに接近するためだ。 「こんのぉっ!」 アストはゴア・マガラの首下に潜り込むと、ディア=ルテミスをアックスモードにしながら降り下ろした。 その切っ先は、ギリギリゴア・マガラの首を捉え、鱗を斬り裂いた。 「グギャァオォォォッ!?」 思わぬ部位を攻撃されたゴア・マガラは驚きながら激痛に悶えて地面に落下してきた。 アストは内心で「よし」と頷くと、落下してきたゴア・マガラの頭に回り込む。 激痛に苦しみのたうち回るゴア・マガラの頭部を睨むと、ディア=ルテミスを腰溜めに構える。 柄による操作で、刃に当たる盾が四方に展開し、緑色の光を放った。 「フルパワーッ、属性解放斬りぃぃぃぃぃっ!!」 アストは溜めていた腰の捻りを弾けさせ、ディア=ルテミスをゴア・マガラの頭部に全力で振り抜いた。 凄まじい一撃と共にゴア・マガラの頭部を叩き潰し、連鎖的に爆発が何度も巻き起こる。 盾に仕込まれたビンのエネルギーをより強く解放する一撃、高出力属性解放斬りだ。 多くのモンスターが弱点とする頭部にこの会心の一撃。 それでも、ゴア・マガラは倒れずに起き上がってくる。 「さすがにこれじゃ倒れてくれないか」 「構わんニャ。初めて放ったにしては上出来ニャ」 アストは強制的にソードモードに切り替わったディア=ルテミスを構え直し、セージはその隣に立つ。 「グルゥッ……」 ゴア・マガラはアストを睨むと、翼を羽ばたかせてその場から飛翔した。 このエリアから逃げるつもりだ。だが、ニーリンの当てたペイント弾の効果は健在だ。 まずは体勢を整え直すことが第一だ。 「つぅっ……、っ!?」 突然、ツバキの方からあからさまに動揺したような声が聞こえた。 「おい、どうしたセルジュくん?」 回復弾だけでは足りないのか、とニーリンはツバキに歩み寄る。アストとセージもその方へ向き直る。 「ダメだ来るなっ!」 しかし、ツバキは腕で自分の身体を抱くとニーリンに背を向けた。 「どうしたのだ?別に私は傷痕など気にせんぞ?」 「構うなっ、先に行っててくれ!」 ツバキはその体勢のまま、ベースキャンプの方へ走ろうとする。 だが、ニーリンはその肩を掴んでいた。 「そんなに『その身体を』見られたくないのか?」 「!?」 その言葉で、ツバキはビクッと震えた。 「なぜ何も無さげなのにマカオンくんの所に用があったのか?答えは、それか?」 ニーリンは、ツバキの脇から見え隠れしていたその白い包帯のようなものを引っ張った。 「ひあぁんっ!?」 それを引っ張った途端、ツバキから可愛らしい悲鳴が洩れた。 「え?ツ、ツバキ……?まさか、お前……」 「ッ……」 ツバキは観念したのか、アスト達に向き直った。 フルフルメイルの前面はブレスによって無惨に破壊されている。 が、問題はその下だ。 ニーリンに引っ張られて緩んだ白い包帯のようなものの下から、押さえ付けていたその膨らみに耐えられずにその本来の形を露にしていた。 アストの視線はそれに釘付けられた。 「お……女っ……!?」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.391 ) |
- 日時: 2014/05/17 13:56
- 名前: 10倍のなんとか ◆FGU2HBsdUs (ID: GX5DoC5F)
特別編。というより無理やり小説風にしただけ。 復帰ではないけどまぁうん…。最近過疎っぽいし。
あたいは…あー、今回特別の出番だから名前はいわなくていいか。 普段は三途の川で仕事をさぼ…いや、仕事をしているわよ。 ただ…めんどくさいのがきちゃったんだよね…。 「俺は…帰って来るのだろうか。」 彼は…Trailとも呼ばれる男。元作者。大剣使い。へたれ。キリン馬鹿。朝に弱い。発掘中毒者。 なぜかここに来ている…なぜ来たのだろうか? 「こんなとこ来ている暇があったら元通りに動けばいいじゃん」 あたいはそう言っておいた。 「だってそれ聞いても反応ないから戻ってこなくてもいいってことじゃねーか!」 あまり反応がなかったのがいやだったの? 別にあたいは戻ってもいい気はするけど…でも失踪期間短いね 「はー…こんな発掘武器もでるし…どーしよ…」 そういえば発掘作業ゲーに入っているらしい。 「レア7スロ3…ということは各性能はよさげね…あたいにくれない?」 「やだ!」 ちなみに性能は匠白40、龍320、会心30%パターンの…太刀。 「大剣じゃないけどレア7スロ3だから断る!だが…大剣ででろよorz」 いっつもこんな感じ…らしい。 あたいが聞いた話だけど、レア4のほうがでているみたい。 …そこで閃いた。 「あなた、復帰する気はあるの?」 「ないことはない。ただ帰る時期が…」 「んじゃあたいが条件をだす。」 「えー、いいよ。」 …えーっていわれたから拒否するのかと思ったけど…まぁいいわ、とりあえず条件を…。 「大剣でレア7のスロ3で属性が氷or龍or麻痺or睡眠の大剣がでたら復帰する。ただし属性値は半分以上の値でなければアウト。でも、素白であったら属性値は妥協するわ。刀匠+4でもおkだけどその場合素白や白10、覚醒必要、攻撃が残念は物はだめよ」 「ふぁっ!?」 条件が厳しいように見えるけど、そうしないとすぐ復帰しちゃうわ。あたいは妥協しないよ。 「もし太刀ででてしまったら…レア7スロ3or刀匠+4で条件はほぼ一緒。ただし切れ味はスロ3の場合は素白、刀匠+4の場合は白60限定よ。それ以外はだめね」 「あ?!!」 厳しすぎる気もするけど…太刀はいらないらしいからこうしたわよ。 9,10点かつ諸条件の大剣or太刀をとらないといけないわね。 最近栄光武器もでないっていってるけどこの条件で突破でき…るのはいつになるのかしら? 「あたいは妥協しないよ。これを突破しない限りは復帰させないわ」 「う…分かりました…掘ってきます…。」 こうして、復帰をかけた(?)発掘作業が始まったわ。まぁあたいは無関係だけど。
「栄光からレア4でるなぁぁああああ!!!」
…終わらなさそうね。 「あ、忘れてたわ。爆破も許可するわよ。」 「さっきそれでた…覚醒不要なら卒業レベルのな…!」
茶番ここまで。 上記の通りの条件でやります。 ちなみに出る気がしません。 なお、交流板のどっかには普通にいます← ではさようなら。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.392 ) |
- 日時: 2014/05/17 01:42
- 名前: 翼の勇車 (ID: gnUgDRiJ)
>>388 ペッコは女性ひいきしますが、それはペッコ自身の属性にヒットした場合のみ。きっとツバキさんはお気に召さなかったんでしょうね。ちなみに彼は敬語を使う常識人萌えです。例:ゲネスケ、ユリ、カトリア等
>>389 >「ひあぁん!?」 イーオ「ヤバい鼻血出てきた」
>>391 Trailさん、物欲センサーに負けず頑張ってください! 我も応援します! サクライザーさんも応援してくれますよね? ね!? ゲネッポ「ツバヤンそこでサクヤンに振るんかいな……」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.393 ) |
- 日時: 2014/05/17 01:50
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: nwWlg9c3)
>>392 まぁ、ツバキくんはクロスオーバーでは男扱いされてますからね。ペッコくんも男だと思い込んでますし。
ついに正体がバレました、ツバキくん。ちなみに、白い包帯のようなものというのはサラシのことです。
無論です。 10倍のなんとかさんには是非ともこのスレに滞在してほしいのです。 故に僕からも影ながら応援しましょう。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.394 ) |
- 日時: 2014/05/17 19:09
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: nwWlg9c3)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
五十五章 苦悩、葛藤、決意
ツバキは腕で胸を隠して再びアストに背中を向ける。 「あ、あんまり見るなっ……!」 アストも慌てて彼、いや、彼女に背中を向けた。 「ご、ごめんっ」 ツバキは白い包帯のようなもの、サラシを掴んで胸に巻き直す。 ニーリンはそのツバキの様子を見て、溜め息をつく。 「まさかとは思ったが、こういうことだったとはな。……セルジュくん、なぜ女を捨ててまでこんな真似をしていたのだ?」 サラシを巻き終えたのか、ツバキは向き直る。 その前にセージが止めに入る。 「仮にもここは狩り場ニャ。積もる話ならベースキャンプまで戻るニャ」 セージの全うな意見で、狩人達はベースキャンプへ帰還していく。
「こうなった以上、今更隠さないよ。全部話す」 ベースキャンプに帰還し、一息ついてからツバキはアスト、ニーリン、セージと向き合う。 「まず最初にアスト。悪かったな、男じゃなくて女でさ」 「いや、悪いとは言ってないけど……」 アストは戸惑いがちに答える。無理もないだろう。ついさっきまで男だと思っていた者が実は女だったと言うのだ。 「俺はユリの護衛のために、ハンターになった。そこまではアストも知ってるよな。で、なんで女を捨てて男らしく振る舞うようになったか、だ」 ツバキはうつむきがちに話し始める。 「ニーリンさんとかは別かも知れないけどさ、女って男と比べられたら、どうしても下に見られるんだよ。特に、ハンターなんて肉体的な差が出てくる職業なら尚更さ」 一昔前の世の中には男尊女卑という暗黙のしきたりがあった。 男が尊いとされ、女は虐げられるというものであり、男女平等の今となっては考えにくい話だ。 たとえ大衆がそうでなくとも、一部の村や街ではそういった風習が今なお続いている所もある。 ツバキそんな風当たりの中で、ユリを守ってきたのだ。 「女でいたら、侮られる。そう思った俺は、一人称を「私」から「俺」に変えた。今となっては、こっちの方が自然になったけどさ。それと……」 ツバキはサラシで無理矢理押さえ付けている自分の女としての胸を手でさらに押さえ付ける。 「胸だって邪魔だった。だからサラシなんかで押さえ付けてる。苦痛でしかないけど、ユリのためなら俺の身体なんてどうでもいいと思った。幼馴染みのために本来の自分を捨てるなんて馬鹿げてる、とでも思ってくれ」 ツバキは自嘲した。 彼女がどんな過酷な過去を味わってきたかなど、アスト達では想像もつかない。 だが、それを聞いてアストの中で沸々と憤りがたぎっていた。 「何でだよ!?」 アストはツバキに向かって声を張り上げた。 「何でそこまでして、自分を殺し続けるんだよっ!?そんなの、辛いだけじゃないかっ!」 我慢出来なくなってアストは感情をぶちまける。 「まだ出会ってからそんなに経ってないけどっ、俺達は仲間だろっ!?辛いなんて言っても、誰もバカにしたりしないだろっ!?何で、何で……!?」 「それしかまともな道が無かったのさ」 ツバキは冷たく答えた。 「何かを守るためには、何かを犠牲にしなくちゃいけない。ちょっと我慢するだけで、色んなモノが守れたし、手に入った。譲り合いの精神だよ」 「違うっ、ツバキのそれは間違ってるっ!犠牲をしなきゃ守れないモノなんてあるもんかっ!何でお前だけが傷付かないといけないんだよっ!」 アストはツバキに詰め寄った。 「男だの女だのに拘って、バカじゃねぇのかっ!?そんなこと続けて、ユリは本当に喜んでるのかよっ!」 ユリは本当に喜んでるのか。 彼女のことを話に入れられてか、ツバキはカッとなった。 アストのスキュラメイルの胸ぐらに掴みかかり、喧嘩腰に相対する。 「男のお前に何が分かる!?「私」だって、男に生まれてればこんなことしなくて済んだんだ!何も知らないくせに、気安くユリに触れるな!」 ツバキは唾を撒き散らしながらアストに激情を露にする。こんな彼女は初めて見る。 「……」 だが、アストはそんなことは気にしていない。 「何だよ、何か言えよ!「私」の何が間違っているんだ!?答えろ!」 「分かったんだよ」 アストはツバキの腕を優しく掴んで胸ぐらから離す。 「ツバキ。今お前、「私」って自分で言ったじゃないか。じゃあやっぱり、お前まだ自分が女であること捨てれてないじゃないか」 「そうだよ!「私」は腐っても女だ!どうしようもないんだよ!」 アストの表情は、怒りから優しい微笑みに変わっていた。 「言ったろ?無理するなよって。一人でユリを守るのが辛いならさ、俺も一緒にユリを守るよ。そしたら、ツバキの負担も減るし、ユリだって守れるだろ?」 「なっ……!?」 ツバキはアストの優しい言葉に激しく動揺した。 「俺か?俺はユリもツバキも守りたいからこんなこと言ってるんだよ。何も無理なんかしてないぞ?」 「!?」 そんなことを臆面もなく言い放つアストを前に、ツバキは顔を真っ赤にして慌てるが、すぐに言い返す。 「……そ、そこまで言うならっ、勝手にしろっ。「俺」は「俺」のやり方でユリを守るっ」 ツバキはアストの手を払うと、そっぽを向いた。 「あぁ。一緒にユリを守っていこうな、ツバキ」 「うるっさいっ、ユリユリユリユリ言うなっ。心配したくなるだろっ」 そんな様子を見守っている、ニーリンとセージ。 「痴話喧嘩、か?」 「知らんニャ。あと、アストは素晴らしいくらいバカニャ」 セージは溜め息をつく。 その辺りで、ニーリンはわざとらしく咳き込む。 「ゲフンゲフン。で、お二人さん。そろそろ本題に戻らないか?」 その声に「ハンター」として反応する二人。 ゴア・マガラはまだ、仕留めていないのだ。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.395 ) |
- 日時: 2014/05/17 13:31
- 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 9.sqnjbj)
・・・\(^0^)/ オ ワ タ
何この量・・・
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.396 ) |
- 日時: 2014/05/17 23:39
- 名前: 10倍のなんとか ◆FGU2HBsdUs (ID: GX5DoC5F)
ん? >>395 おかえりっす。 目次は>>323の通り。263までの目次が>>262にある。それ以降はそのうち作ってくれるんじゃないかなぁ(他力本願) …と思っていたら作ってくれてる。 自分は>>391の通り。あと目次から俺の目次消してもらえるとありがたい…。 あぁ、発掘のレア7だけどずっとやってやっと1個しかでてないから。 だいたい緑一色。死ねる。 物欲センサーってレベルじゃない。嫌がらせ?
発掘? あぁ、やってる。 話せば長い 終わらない戦いだ
知ってるか? 栄光武器発掘の物欲センサーは3つに分けられる 栄光武器が出ない 目的の武器じゃない 性能がよくない この3つだ。 あいつは… 彼はTrailと呼ばれた男 発掘中毒者の一人 私は彼を追い続けている あれはある寒い日の出来事だ・・・
某嘘字幕シリーズでやってみただけですすみません。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.397 ) |
- 日時: 2014/05/27 15:27
- 名前: seventh slave ◆3uRftiO1f2 (ID: SBL8VbAZ)
ダブルサクライザーsの作品 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜 四十二章 雲の隙間に闇が蠢く>141 四十三章 決死の救助作戦>155 四十四章 足掛かり>192 四十五章 ドッキリ?真夜中の衝撃>201 四十六章 歌姫と可愛いナイト>209 四十七章 ニューウェポン・チャージアックス>233 四十八章 ゴア・マガラ再び>273 四十九章 安らぎの一時>297 五十章 迫る刻>316 五十一章 アストとツバキ>336 五十二章 セカンド・コンタクト>348 五十三章 狂気の黒蝕>371 五十四章 跳梁し意思用いず悪成さば>389 五十五章 苦悩、葛藤、決意>394
片手拳sの作品 HunterLife〜ふんたーらいふ〜 〜第二十一話「上位昇格試験編・出発の時」〜>112 〜第二十二話「上位昇格試験編・地図に載らない街」〜>277 〜第二十三話「上位昇格試験編・新たな戦友」〜>314
翼の勇車sの作品 第二十三話〜ギザミの想い〜>110 第二十四話〜狂竜病克服〜>123 番外編〜過去ログ入り記念祭 part2……の場を借りたクロスオーバー意見会〜>128 第二十五話〜vsクック&ルカ〜>145 第二十六話〜最強の増援〜>154 第二十七話〜怪虫組(モンスターバグズ〜>188 第二十八話〜うるさいクイーンランゴスタ〜>210 番外編〜我が小説の危機〜>331
布都御霊剣sの作品 モンスターハンター「焔の詩」 10話前編>252 10話後編>308 11話>313
アクア@オワタの人sの作品 Monster Hunter~狩人の使命~ 番外編! ~100レス超えたけど関係ない!~>150
真夏のペンギンさんsの作品 二話 結成?>174 3話 共通点>280 4話 渦巻く運命>349
ガンランスの王sの作品 ハンターズ・アドベンチャー 〜あらすじ〜(第十話まで)>279
で?sの作品 甲虫戦隊 設定>330 第1話 悪党戦隊現る>269 第2話 リオレウスを襲撃>327 第3話 リオレイア襲来>329 第4話 正義の甲虫ロボ セルタスグレート現る>366 第5話>377 第6話 スパイダー☆セルタス崩壊!>390
煌星sの作品 設定>353 第1話>300 第2話>312 第3話>352
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車 クロスオーバーの設定>211>226>263 序章 歪んだ夢の中へ>222>224 一章 未知という未知>227 二章 現れた紳士>230 三章 暴れん坊と良識派>235 四章 モンスターとの会話>240>242 五章 逃げた先と最終兵器>247>249 七章 泣き虫>254>292 九章 とある芸人>298>309 十章 再開>315>319 十一章 いよいよ揃う>320>335 十二章 初めての……>354>359 十三章 孤島へ>363>370 十四章 ミナーヴァ再集結>380>381 十五章 旋律を奏でし鳥竜種>382>388
前のとくっつけました >を一つ足してください。そうすれば安価になります
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.398 ) |
- 日時: 2014/05/17 23:16
- 名前: 翼の勇車 (ID: gnUgDRiJ)
>>397 一つお願いが。我の小説の番外編、本編と繋がりが強いことがあるので、話と話の間に入れて頂ければ。
第二十三話〜ギザミの想い〜>110 第二十四話〜狂竜病克服〜>123 番外編〜過去ログ入り記念祭 part2……の場を借りたクロスオーバー意見会〜>128 第二十五話〜vsクック&ルカ〜>145 第二十六話〜最強の増援〜>154 第二十七話〜怪虫組(モンスターバグズ〜>188 第二十八話〜うるさいクイーンランゴスタ〜>210 番外編〜我が小説の危機〜>331
過去ログ入り記念祭 part2ですが、消してもかまいません。Trailさん、どうしますか?
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.399 ) |
- 日時: 2014/05/18 00:23
- 名前: 10倍の準星 ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)
>>398 自分の小説を消しちゃってしまった以上、話が噛み合わないからね… もう戻せないし。続ける気もないよ。あれは。 できれば消してもらったほうが…いいかも。
前述太刀の会心ないverを拾ったが容赦なく捨てた。俺はこんなもの求めていない。 というより失踪とか言っておきながらこんなにレスするのもどうかしているよね、俺。 出るまではやっぱり消えておこうか。
「また太刀…しかも乙攻撃版…」 「掘り直しだよ。あたいは認めない。」 「妥協してくれぇぇぇええええ!!このままでは終わる気がしねぇぇぇええええ!」 ※容赦なく捨てました。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.400 ) |
- 日時: 2014/05/18 08:39
- 名前: 若虎 (ID: GMi0rlYY)
か、書いていいんですよね? (書くけど) ――第12話 助っ人参上―― イャンガルルガを倒した、勇 龍 椿と、アイルーがバルバレに帰って来ました 龍「いや〜楽しかったze」勇「ちょっと足りないかな〜」椿「じゃあもうひとつ行っとく?」 勇 龍「「賛成!!」」 勇「あと後こいつの名前決めなきゃ」そう、アイルーの名前である。 龍「じゃあ、アイクは?」勇「どこのゲームキャラだよ」椿「なら、セイレーンとかわ?」 勇 龍「う〜ん…」」 勇「それなら、虎とかわ?」 龍「いいんじゃね?」椿「賛成」 勇「よし、お前は今日から、虎だよろしく!!」 龍 椿「よろしく」」 虎「よろしくお願いしますにゃ!!」 そして、ほんのすこし時間は流れ、勇たちが、遺跡平原のレウスを倒しに行くようです。 虎「あ!みつけたにゃ!!」 勇「じゃあ、戦闘開始だ!!」 虎 龍 椿「「よし!!」」 レウス「グガアアアアオ!!」 すみません、内容が思い付かないので最後らへんだけ… 龍「くう!
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.401 ) |
- 日時: 2014/05/18 08:48
- 名前: 若虎 (ID: FkKW5Wn0)
すみません!!間違えて送ってしまいました 龍「くぅ!やっぱり手強いぜ…」 虎「つ、強いにゃ…」椿「いたたた…」 勇「大丈夫か!? く、このままだとやられちまう、くそ!!」 レウス「グガアアアアオ!!」レウスは、滑空し、そのまま勇たちに突っ込んで来ました 全員が諦めかけたその時!! レウスは、方向を変え落ちていきました どうやら死んだようです…首元には小さい2つの剣が 勇「だ、誰かいるのか!!」 そして、斜め上を見た先にいたのが、紫だった。 そして紫はレウスの首元にある双剣をはずし 去っていこうとしました、 勇「紫、ありがとな…」紫はそのまま無言で去って行きました 紫は、次こそ仲間になるのか?
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.402 ) |
- 日時: 2014/05/18 13:18
- 名前: 翼の勇車 (ID: .ZErySfC)
>>400-401 レスの右下にある「!」マークを押すと再編集が出来ますよ。 >>401をの内容をコピーし、削除。そして>>400に上乗せして微調整すればよろしいかと。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.403 ) |
- 日時: 2014/05/18 21:00
- 名前: 翼の勇車 (ID: .ZErySfC)
遅くなってすいません……。
>>393 ペッコ「我が女視目に死角は無い! 知っていてわざと言ったのだ!」
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
十六章 モンスター召集
歓声の中、ツバキがゆっくりとペッコに近づく。 「その……さっきはすまなかった。つい取り乱してしまって……」 「いや、俺こそあんなこと言ってすまんかった」 どうやらユリの歌には人の心を穏やかにする力があるようだ。 「あの……ペッコさん、ありがとうございました」 「いやいやこちらこそ! なんか新しい自分的なの見つけられましたし!」 これは本音だ。ユリとデュエットすることによって過去最高に力が出せたとペッコは気付いていた。 「また機会があったらたのみます!」 「分かりました、また一緒に歌いましょう!」 「おっしゃ、そんじゃ皆を呼びますか!」 ペッコはそう言うと、大きく息を吸う。 《ウッーウッーウマウmげふんげふん、ウー、ウー、ウー、ウー……》 突如音楽を鳴らしだして驚いた一同だったが、ごまかすように咳ばらいをして大音量で警報のような音を出すペッコ。 「カトリアさん、驚くと思うけど大丈夫ですからね」 カトリアを心配して優しく声をかけるギザミ。カトリアもだいぶギザミになれたようで、アストに掴まりながらも普通に会話できるようになった。 「うーん、どうだろう……モンスターにもよる、かな?」 これを聞いたギザミは、あ、多分アウトだなと悟った。流石にカトリアの得手不得手は分からないが、多くの人が嫌悪する昆虫種が三匹もいる。しかもクック程度であれだけ怖がるのならば、本物の飛竜種であるティガなんかに会ったら大変だろう。 (せめて、全力でフォローしよう) ギザミが考え事をしていると、早速一匹のモンスターがやってきた。 「おや、今日は随分と賑やかですね。どうされました?」 それはドスランポスだった。 「おおラン、やはり最初はお前か。今日はイーオは一緒じゃないのか?」 クックの問いに、いえ、とそっけなく答えたランは、初めて会った人達の方を見る。 「あの方々は?」 「キャラバン、ミナーヴァの人達だ。詳しい事は後で話す」 「うぃーっす。ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)が聞こえてきt「蒸し返すなや」ヘボアァ!」 登場早々にゲネッポに跳び蹴りを入れられたのはドスイーオス。 「……」 蹴られて冷静(?)になったドスイーオス周りを見渡す。当然だ、会ったことのない人が沢山いるのだ。 「わけがわからないよ by某猫型孵卵k「言うと思っとったわ」ヒデブッ」 全く二人(二匹)のペースに着いていけてない全員。無論カトリアはアストの後ろで縮こまっていて聞いてすらいなかったが。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.404 ) |
- 日時: 2014/05/19 11:38
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: xT.8.aN4)
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
十六章続き
「カトリアさん、分かるでしょう?」 アストと手を繋いでもらっているカトリアに話し掛けるギザミ。 アストとカトリアはギザミに向き直る。 「あんな風に軽い気持ちでお互いに触れ合っているんです。さっきも言いましたけど、見た目が違うだけでアスト君達と何も変わらないんです。だから、怖がることもありませんし、むしろ、怖がられたら向こうが心配するんです」 「ギザミ、くん……」 カトリアはギザミと目を合わせる。 相変わらず表情が読めない顔だが、触角がわずかに垂れ下がっているところ、微笑んでいるのかもしれない。 「ユリちゃんはすごいですよ。もうペッコと仲良くなって、次はクックとトトスと話してますし」 そう言ってギザミは、ユリのいる方向、クックやトトスに目を向ける。 「ユリ、だったか?さっきは素晴らしい歌だった。こんなにも心が休まったのは、久しく忘れた時以来かもしれない」 「そ、そんな大したことじゃないよ。あれは何度も歌い慣れてたし……」 「いやぁ、思わず寝そうになっちまったぜ。ペッコと組むにゃもったいないくらいすげぇな」 「おぉいトトスッ、今なんつったぁ!?」 クック、トトス、ペッコは軽口を叩きあっている。そんな様子の中心にいるユリは小さく笑っている。 ギザミはユリを見ながら応える。 「ミズキは、ボクたちがアプローチを掛けて仲良くなっていった感じだけど、ユリちゃんは自分から仲良くなろうとしている。ある種の才能だね」 「才能なんかじゃないよ」 ギザミに声を掛けるのは、ツバキだった。ペッコと和解したのか、拘束は解かれている。 「ユリは、歌姫として幼い頃から各地を転々としていたんだ。出先でも滞在出来る時間は短かったし、周りは大人ばかり。だから、友達は俺くらいしかいなかった。滞在中でも友達を作ろうとはしていたさ。でも、周りは皆ユリを歌姫って色眼鏡で見る。対等な意味で友達にはなれなかったのさ。だから、もっと対等になれる存在が欲しかったのかもしれない。今のユリは、その心の表れかもしれないな」 なるほど、孤独を嫌うがために自分から動こうと、仲良くなろうと、そう言った姿勢がモンスター達の心を開かせるのだろう。 「対等な存在か……、ニーリンも言ってたけど、どんな形でも有名人って言うのも大変なんだな」 アストはネルスキュラとの戦いの時のニーリンの言葉を思い出す。 「異名と言うのは好きじゃぁない。周りからは実力以上の結果を期待され、失敗したときの理不尽さには堪えがたいものがある」 当分先の先の話になるかもしれないが、名を上げて世界にその名を響かせれば、ニーリンのように有名になる代わりに自由が奪われていくのだろうか。 (それが理由で、ミナーヴァを離れることにもなるんだろうか?) アストはふとそんなことを思った。 だが、自分の右手を思い出す。 カトリアがいる。彼女だけではない。守るべきもの、守りたいものが、ミナーヴァにはたくさんある。 正直、富や名声など二の次、三の次だ。 大切な人達を守る。それがアストにとっての一番だ。 「お、続々と接近中やで?」 ゲネッポはランとイーオがやって来た方向を見通す。 雑木林の向こうから、続々とモンスター達がやって来ている。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.405 ) |
- 日時: 2014/05/19 18:07
- 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: JK35Vy3T)
続き書くかな・・・。(追い打ちをかけようとかそんなゲスじゃない)
真の(ry
話数?なんですかそれ?
風「んで、そのシャンティエンがなんだって?」
龍「(妙に軽いな・・・)・・・フォンもとい彩のことを襲ったんだ」
空「あぁ。そうじゃなくて」
紅「そんな恐れるようなモンスターじゃない気が・・・」
龍&雷「・・・はぁ!?」
風「いやだって」
空「俺らソイツ」
紅「簡単に倒しちゃったので」
龍&雷「はぁぁぁぁぁ!?」
ん?なんでこんな驚いてんのこいつら。
風「う〜ん。こいつら固まっちゃったし」
空「帰るか~」
紅「変な人たちでしたね」
そうして俺たちは3人を置いて帰った。 そのあとバルバレから出て行ったらしいけど、なんだったんだ?
あとがき これから話軽くする予定。 ・・・あくまで予定だぞ?
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.406 ) |
- 日時: 2014/05/19 18:51
- 名前: 若虎 (ID: JO5homoO)
>>402 あ、ありがとうございます(`ー´ゞ-☆ しらなっかったぜ
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.407 ) |
- 日時: 2014/05/20 00:19
- 名前: 10倍の準星 ◆FGU2HBsdUs (ID: cbEwmClD)
>>405 予定…ね。 次の目次作成は500あたりだそうですよっと。
「ごらぁぁあああああこんなん一生できるかぁぁぁぁあああああ!!」 「そのうちできるわよ…」 「とかいってたら栄光武器すら出なくなっちまったじゃねぇか!いい加減にしろ!!」 「う…それは辛いわね」 「ということで妥協策をお願いしますいや、本当に。マジで。これは、うん。」 「ったく、仕方ないわね…じゃぁこうするわ。」 前の条件は続投。だけど9、10点はなかなかでないと思うからスロ2or3で8点の武器を5つ手に入れたらいいってことにするわ 「8点か…あれ、さっき1つ拾った。」 「えっ」 「大剣攻撃912会心20%水570スロ2匠白40」 「…それスロ3だったらレア7よ」 「知ってる。とにかく@4個拾えと…うわー出なさそうだっ」 「…もう妥協はしないわ」
次回、I will be back-俺は帰ってくるのだろうか-
そのうち公開!(するとはいってない。)
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.408 ) |
- 日時: 2014/05/20 01:38
- 名前: 翼の勇車 (ID: jzoPnZMa)
>>404 あれを心理描写に持ち込むとは……流石です。
>>406 いえいえ。最初わかりにくいですよねアレ。かくいう我も来たばかりの頃に指摘された一人なんで。
いい加減本編再開したいんですけどなかなか……。狂竜病のくだりどう終わらせよう……今のところトトス放置してるし……。 ?「うちはいつになったら出られるんスか?」 勇車「ち、近いうちに……」
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.409 ) |
- 日時: 2014/05/20 10:25
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 8rCgXak.)
>>408
あれってなんですか? ギザミくんの表情のことですか? それともユリの仲良くなろうとする姿勢ですか? もしくはアストくんの心理描写ですか?
短文失礼しました。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.410 ) |
- 日時: 2014/05/20 12:03
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 78NaSqiQ)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
五十六章 戦闘続行
幸い、ゴア・マガラはまだこの未知の樹海から離れていないのか、ペイントの臭いは感じられる。 「そうだったな」 アストはニーリンとセージに向き直る。 アストに問題はないだろう。 問題は、防具が半壊したツバキだ。 セージはツバキを見やる。 「お前はどうするニャ、ツバキ。アストが言うように、無理はせずにここで待っていても構わんニャ」 そう、ツバキの胸を締め付けているサラシが露になるほど破損しているのだ。身体の正面が無防備でモンスターと向き合うなど自殺行為だ。 だが、ツバキはそこでセージの厚意に甘えなかった。 「何言ってるんだよ、セージ」 そう言うとツバキは、自分の荷物から旅人用のマントを取り出して、それを首より下が覆われるように羽織る。 「この戦いで、ユリの無事が保証されるんだ。俺がやらないで誰がやるんだよ」 ツバキはあくまで戦うつもり満々だ。 「しかしセルジュくん、そのマントもなかなか様になっているが、もしヤツの攻撃を受けた場合、生きてはいられないぞ?」 そう、ブレスの一撃で防具が半壊するのだ。それをもし生身で受けたらどうなるかと思うとゾッとする。 「喰らわなきゃいいんだよ。喰らわなきゃ」 ツバキは斬破刀を背負い直す。 「分かったニャ。やるならやってみろニャ」 セージは溜め息をつくと、それ以上は何も言わなかった。 「よぉし、ツバキも復活したし続行といくか!」 アストは気合いを入れて声を張り上げる。
準備を整え、最初のエリアを通りすぎた次のエリア。 ゴア・マガラはアスト達の気配に気付くとすぐにでも戦闘体制に入る。 「グルウゥゥゥッ」 威嚇を聞いて、アスト、ツバキ、セージは散開する。 ツバキは走りながら斬破刀を抜き放つ。 「悪いが、ユリのためにもお前を狩らせてもらう!」 マントを翻しながら、一気に側面に回り込む。 ゴア・マガラはツバキの方を向いた。 「ガルゥッ」 ゴア・マガラは再びブレスを吐き出した。 が、一発に限らず、左右斜めにも放ってきた。 それでもツバキを捕らえるには至らず、ツバキはその隙に地面を蹴ってゴア・マガラの後ろ足に取り付いて斬破刀を振り抜く。 無論、その隙をつくのはツバキだけではない。 アストは前足にソードモードのディア=ルテミスを降り下ろし、セージはツバキとは反対側の後ろ足に取り付いていく。
一方のニーリン。 「ハー……、ハー……、ハー…」 口で呼吸を繰り返し、雑木林の中で俯せになっている。 ただ倒れているのではない。 その証拠に、ニーリンの目はスコープに釘付けられ、妃竜砲【遠撃】の銃口はしっかりとそいつを狙っている。 そいつ、ゴア・マガラはまだこちらに気付いていない。 「よーし……いい子だ。いい子にはご褒美を与えんとな……」 接近戦を行うハンターが二人と一匹。誤射の可能性も孕んでいる状況だ。 だが、ニーリンは躊躇いもせずに引き金を引き絞る。 その弾道は、ゴア・マガラの他に誰もいない。 弾そのものは、ゴア・マガラの鱗に阻まれて弾かれる。 しかし、本命は別にある。 弾かれた瞬間、ゴア・マガラの足元で爆発が巻き起こる。 ニーリンお得意の、拡散弾による狙撃だ。 「グオォォッ?」 ゴア・マガラは突然の爆発に驚いて足を止めてしまう。 空薬莢を排出すると、ニーリンはすかさず次の拡散弾をリロードする。 まだこちらに気付いた様子はない。 ニーリンは一心不乱にスコープに目をつけて、ゴア・マガラを狙い続ける。
また一方のバルバレ。 カトリアは自室で書類の整理を進めていた。 「よし、これで終わりっと……」 ギルド関係の大量の書類整理を終えて、カトリアは一息つく。 アスト達が未知の樹海へ出発してから半日。もうバルバレが夕暮れのオレンジ色に染められている。 この後は特にするべきこともない。 「…………」 無事だろうか。 狩れなくてもいい。ただ帰ってきてほしい。 それが分からないなんて、もどかしい。 もしも自分も彼らについていければ、その目で無事も状況もわかる。 それが出来なくなってしまったのが、今の自分だ。 あの恐怖はどうしても忘れられない。 あの、神々しくも、禍々しい白い龍が突如現れ、仲間達を捻り潰していく、あの瞬間を。 それももう、一年前の話だ。だが、自分は未だにそれを引き摺って生きている。 もしも、あの龍が再び現れたら、今の自分達では何も出来ないだろう。もし、現れたら、他の皆を守るのは誰だ? 「守るのは、私……」 もしもまさかの仮定の話だ。 だが、カトリアは新たにやるべきことを見出だした。 「やれる、ことから」 その足は、ライラの工房へ向かっていた。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.411 ) |
- 日時: 2014/05/21 00:54
- 名前: 翼の勇車 (ID: ri.XLoAb)
>>409 アスト君の心理描写の事っす。
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
十六章続き2
「アァイ キャアァン フラアアァアァァイィ!! ヒャッハー!」 足音や地面を削る音が近づく雑木林から滑空するように飛び出して来たのは一匹のガレオス。いや、ドスガレオスだった。 「よぉ兄弟! きてくれたかぁ!」 「ったりめーだヒャッハ! そのための召集サイレンだろ!」 魚竜種同士で抱き合うトトスとドスガレオス。なんとも不思議な光景にアスト達が呆気にとられていると、上空から巨体が舞い降りてきた。 「呼んだか?」 渋い声で話すそのモンスター、ゲリョスは他のモンスター達を見る。 「ゲリョ、ヤマツカミ戦以来やったな。元気しとったか?」 ああ、と一言言ったゲリョというらしいすのゲリョスはアスト達の存在に気づくと、ペコリと頭を下げる。 「ゲリョスのゲリョという。貴殿方は?」 「あ、ああ……俺達はキャラバン、ミナーヴァだ。よろしくな」 正直、ハンター達の間ではあまりゲリョスの評判はよろしくない。物は盗むわ毒液吐くわ閃光放つわで非常にうっとうしい存在なのだ。そんなゲリョスが礼儀正しい……。アスト達は改めて、超大陸とやらはこことは別世界なんだろうなと思うのであった。 そんな最中、ブイイィィンという大きな羽音が二つ近づいてきた。 「キャハッ、ギザミ様ぁー!」 「あ、ちょっランコ! すまんゲル、一回降ろすぞ」 「えぇ、だいじょーぶよ〜」 来て早々ギザミに飛びついたのは巨大怪虫、クイーンランゴスタ。そしてその後を追うようにして現れたのはアルセルタスだった。 「おうわわわ、ランコ、一回落ち着いて!」 クイーンに飛びつかれて慌てるギザミ。その視線の先には……怯えるカトリア。ちょうどカトリアはギザミとアストの間にいたので、こちらへ向かって来るクイーンが怖かったのだろう。 「はい、そこまで」 突如ランコを背後から羽交い締めのようなかっこうで止めるアルセルタス。 「ありがとうアルタス、助かったよ……」 「なに、そこのお嬢さんが怯えていたのでね」 ギザミ、クックに並ぶ常識人(モンスター)、そのアルタスと呼ばれたアルセルタスは、いち早くカトリアの異変に気づき、元凶であるランコというらしいクイーンランゴスタを止めたのだった。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.412 ) |
- 日時: 2014/05/21 09:58
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ktcE6mPm)
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
十七章 共感
気が付けば随分たくさんのモンスターがこの場に集まった。 イャンクック、ダイミョウザザミ、ガノトトス、イャンガルルガ、ドスゲネポス、ゲネポス二頭、クルペッコ、ドスランポス、ドスイーオス、ドスガレオス、ゲリョス、クイーンランゴスタ、アルセルタス、ゲネル・セルタス。 種を問わずこうまで集まれるのだ。やはり彼らは肉体的にも精神的にも並外れた存在だ。 「……よく、理解できません」 ふと、エリスが一人ごちた。 「どうしたの?えっと、エリスちゃん?」 ミズキは、頭を悩ませているような顔をしているエリスに声を掛ける。 エリスはミズキに目を向ける。 「……モンスターがヒトの言葉を理解し、口にする。それはアイルーも同じです。ですが……」 「?」 ミズキはエリスの視線を覗く。 その視線は、人間達とモンスター達の両方に向けられている。 「……獣人種には、本能とは別の理性もあります。なのに、なぜそうでない種までもがヒトと同じように話せるのでしょう?」 「確かに、それは気になってはいました」 エリスとミズキに歩み寄ってくるのはドスランポス、ランだ。 「私は、親が既にヒトの言葉を用いながらの生活に慣れていたのでしょうか。今となってはランポス本来の言葉すらもわすれそうですが」 ランはエリスに向けてそれを言う。 エリスは相手がドスランポスということに一瞬躊躇いを感じたが、超大陸のモンスターの生い立ちなどを知りたい気持ちが勝った。 「……考えましょう。そして、答えを出しましょう」 「えぇ、エリスさん。存分にどうぞ」 互いに、人間とモンスターの共存やら超大陸で生まれるモンスターの様子などを語り合う、エリスとラン。 ミズキにはとても追い付けなさそうなので、この場は離れた。
「そうなんですかぁ。ゲネッポさんはぁ、お料理が得意なんですかぁ」 ルピナスはニコニコとゲネッポと会話している。 「せやで、ルピネエ。ワイの料理は五ツ星級と噂されとるからな。おぉ、そうやそうや」 ゲネッポは前足をポンと叩く。 「おぉいクック、ちとえぇか?」 ゲネッポはクックに声を掛けた。 「どうした、ゲネッポ?」 「アンタんとこの巣、炊事場とかあったやろ?使ってかまへんか?」 イャンクックの巣に炊事場があるのいうのだ。 この大陸のモンスター達はどんな生活を送っているのだろうか。 「あぁ、構わないぞ」 クックはコクンとその剽軽な顔を縦に振った。 「おおきに。ほなルピネエ、行きましょか」 「はぁい」 ルピナスはドスゲネポスが相手だと言うのに特に怖がることもなく、ゲネッポについていく。
マガレットは、ゲリョスのゲリョに話し掛けていた。 「ゲリョさん。超大陸のゲリョスでしたら、やっぱり体内で分泌出来る毒も、普通のゲリョスとは違うんですか?」 どうやら、超大陸における毒について気になっていたようだ。 「うむ。我の毒は劇物の数百倍に相当する程度のモノだが、それがどうかしたのか?マガレット殿」 「げ、劇物の数百倍、ですか?それって、普通の人間は吸うだけで即死レベルですよね?」 恐らく、人間の化学技術でもそれだけの危険物質は作り出せないだろう。マガレットはゲリョの発言に半歩退いた。 「いや、そんなものでも使いようだ。以前にクック殿の妹たるルカ殿が体調を崩された時、我の毒を送り込むことで急速に抗体を作り上げることも出来る。毒も扱いようによっては薬になることは、医療人たる貴方も存じているだろう?」 「え、えぇ。文献や資料などでそういったケースもある、と言うことは知っていますが……」 マガレットはどうにも落ち着けなかった。 危険物が歩いているようなものなのだ。 「そうだ。マガレット殿、狂竜ウイルスはご存知かな?」 ゲリョは話の内容を変えてきた。 狂竜ウイルスと聞いて、マガレットの目付きが変わった。 「はい。といっても、まだ名前ぐらいしか」 「それについて、何か知識があれば教えて頂きたい。こちらも可能な限り知識を提供する」 マガレットとゲリョは、しばらく狂竜ウイルスについて語り合うのだった。
シオンはモンスター達を前にキョロキョロと見回していた。 そして、視線が止まったのは、ドスガレオスのレオだった。 レオはその視線に気付いてシオンに向き直る。 「ヒャッハッ!どうしたお嬢ちゃん?」 「乗っていいですかっ?」 シオンはレオの平たい顔と背ビレを見比べながら訊く。 一瞬、レオは呆気を取られたがすぐにいつものハイテンションを取り戻す。 「ヒャハ!オレのスピードに惚れちまったか?オーケイ、乗りな!」 「ひゃっほーっ!」 シオンは喜び勇んでレオに飛び乗ろうと背ビレに手を伸ばす。 「ヒャ!?ストップだお嬢ちゃん!オレの背ビレは……」 時既に遅し。シオンはその背ビレに手を触れた。 「!?!?!?!?!?!?!?」 途端、シオンは声にならない悲鳴を上げて、その場で全身を痙攣させて倒れた。 それを見て、慌ててカスケが駆け寄ってくる。 「シオンちゃんっ、大丈夫!?」 「っっっ……?っっ……、っっっっっ……!!」 シオンは必死に何か訴えようとしているようだが、声が出ていない。 忘れがちだが、ドスガレオスの背ビレには麻痺性の神経毒が含まれているのだ。 声帯まで麻痺しているのか、シオンはしばらくその場から動くことも喋ることも出来なかった。 「ヒャ、オレも忘れかけてたぜヒャッハ……」 レオはその平たい顔を困ったように歪ませた。 しばらくしてからシオンは動けるようになって、懲りずにレオに乗りたいと言うため、今度は首に乗るように言ったものの、首では地面に埋まってしまうため、結局諦めざるを得なかったのだった。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.413 ) |
- 日時: 2014/05/21 11:33
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Tl79uYEE)
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
五十七章 それは災禍の前兆
アスト達は、依然ゴア・マガラとの戦闘を続けていた。 ゴア・マガラは何度か怯むような様子を見せたが、倒れそうな気配は兆しすらも見えない。 「うおぉぉぉぉぉっ!」 狂竜ウイルスに感染しながらも、アストはアックスモードのディア=ルテミスを振るう。 リオレイアの素材から作られたチャージアックスは、遺憾無くその火力を発揮し、ゴア・マガラの黒く穢れた鱗を焦がしていく。 「グルオォッ」 ゴア・マガラはアストを噛み付こうと首を振り抜く。 アストは素早く反応してその噛み付きを避ける。 だが、それだけでなかった。 ゴア・マガラの牙は回避できた。 しかし、続いてその尻尾が唸りを上げてアストに襲い掛かる。 「しまっ……!?」 牙を回避したために、体勢を戻そうとしていたアストはその尻尾に打ち据えられる。 「ぐあぁっ!」 丹念に鍛えられたスキュラメイルはアストを致命傷から守るが、まともに尻尾を直撃したために、一部に亀裂が生じた。 衝撃に堪えられず、アストは吹き飛ばされた。 どうにか受け身を取りながらアストはすぐに起き上がる。 同時に、自分の身体の状態も確かめる。 まだ狂竜ウイルスによる症状は出ていないだろうが、それも時間の問題、しかも短い。 アストはマガレットから教えられたことを思いだし、一度ディア=ルテミスを納めると、ポーチからウチケシの実を取り出してそれを口にした。 すると、幾分か狂竜ウイルスによる感染が弱まったのか、少しはアストの身体が楽になる。 それから回復薬グレートも飲み干して、もう一度ゴア・マガラに接近する。 ツバキは保守的な立ち回りにはなったが、それでも確実にゴア・マガラにダメージを与えている。 セージはさすがと言うべきか、常にゴア・マガラにまとわりついて断続的に攻撃を仕掛けている。 時折爆発が起きているのは、ニーリンの拡散弾だ。 消耗は続いている。 だが、勝てるはずだ。 憶測だが弱点属性は突けている。 拡散弾の爆発は一つも外れていない。 何度も怯んだ。 もしかすると、もう勝てるかもしれない。 アストは希望を見出だしながらソードモードのディア=ルテミスを振るう。 袈裟懸け、斬り上げ、水平振り抜き……基本に忠実に、アストは攻撃を続ける。 攻撃を繰り返す内に、ふとアストの身体に変化が起きた。 体内を蝕んでいた狂竜ウイルスが突如消えたように感じた。それと同時に、全身に力がみなぎり、研ぎ澄まされるような感覚を覚えた。 (これは……まさか、マガレットの言ってた克服って奴か?) 攻撃を与え続けることで克服出来るとは聞いていたが、この急な感覚のことまでは聞いていなかった。 (でも、やれる!) アストはディア=ルテミスを合体させて盾にエネルギーを供給すると、そのままアックスモードに変形させて振り抜く。強属性ビンによる火属性が燃え盛る。 「グガルゥ……」 ゴア・マガラは明後日の方向を向くと、その場を飛び立った。 ペイントはニーリンが既に当て直している。 体勢を立て直してから、アスト達はゴア・マガラを追った。
どうやら二つか三つはエリアを越して移動しているようだ。 かなり奥まで進んでいる。 臭いが嗅げる以上、この未知の樹海からは逃げていないだろう。 岩壁に囲まれた狭い道を抜け、アスト達はそのエリアに入る。 中央に小さな小河が流れるエリア。 その中心に、ゴア・マガラの黒い外套が見えた。 だがそれは、平べったくなっている。 「眠っているのか」 ツバキは少しだけ安堵する。 「……」 だが、アストはツバキのようには思わなかった。 研ぎ澄まされた感覚が告げているのだ。まさかと思ってゴア・マガラに近付いた。 そして、それを見て目を見張った。 「いや、違うぞツバキ……、こいつは眠ってなんかないぞ……!?」 アストのその言葉に全員が反応し、アストの側に近付く。 そして、アストと同じように目を見張った。 それは、肉体を持たない、ただの『脱け殻』だったのだ。
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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.415 ) |
- 日時: 2014/05/21 18:37
- 名前: 鉄道マニア (ID: D32U.gmH)
自分も小説が上手に書けたらなぁ... まぁ書ければ書いてみようと思います
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