雑談掲示板

モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム
  • 日時: 2014/07/25 13:36
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 4VeqnVC.)

クリックありがとうございます!
このスレでは シリーズ物の 小説 をかいてください!
&主もショボいですが小説をかくので。

ルール
一 話数をしっかり書いてください!
二 お題は基本的にモンハン!もし違うお題で書きたかったら、主に一言。

あなた あ のお題で書きたい!
私 いいですよ。
あなた 書きます〜  
のようにしてください。
必ず聞いて、返信されてから、書いてください。
三 アドバイスはいいですが、基本的に批判、邪魔はなしで。
四 二回以上の荒らしで通報を考えますんで。
追加 重要

五 四回以上の荒らしは確実に通報します。
私が居ない場合は作者様達にお願いします。

以上を守ってくれると嬉しいです!

お願い このペース配分だと主が過労死するので、更新ペースを最高でも週三にしてください。

リンクスレ  http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=326

参考にどうぞ
http://real-create.com/

一代目
http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=49
作者様達の作品を最初から読みたい方は、上のスレからどうぞ。

現時点でのここの内容
作者様は一代目の続きからどうぞ。



企画↓
詳細
>>520

>>>>>>>>>>

スレ主=あいりあの作品

>>>>>>>>>>

ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
あらすじ(第三十三章まで)>>59
三十四章 一時帰還>>24
三十五章 誤解巻き起こる朝>>27
三十六章 勝負の分け目は、君だ>>43
三十七章 地底洞窟の死闘【前編】>>60
三十八章 地底洞窟の死闘【後編】>>61
三十九章 フィーネ>>68
四十章 いざ出航、その名はワルキューレ>>92
四十一章 蒼天の上と下で 〜チコ村編〜>>101
四十二章 雲の隙間に闇が蠢く>>141
四十三章 決死の救助作戦>>155
四十四章 足掛かり>>192
四十五章 ドッキリ?真夜中の衝撃>>201
四十六章 歌姫と可愛いナイト>>209
四十七章 ニューウェポン・チャージアックス>>233
四十八章 ゴア・マガラ再び>>273
四十九章 安らぎの一時>>297
五十章 迫る刻>>316
五十一章 アストとツバキ>>336
五十二章 セカンド・コンタクト>>348
五十三章 狂気の黒蝕>>371
五十四章 跳梁し意思用いず悪成さば>>389
五十五章 苦悩、葛藤、決意>>394
五十六章 戦闘続行>>410
五十七章 それは災禍の前兆>>413
五十八章 ナゾ フカマル セカイ>>434
五十九章 別れたくなかったからです>>468
六十章 高鳴る感情、止まらない鼓動>>495
六十一章 遥か彼方へ 〜シナト村編〜>>504
六十二章 風、吹き抜けて>>515
六十三章 魔の手はすぐそこに>>519
六十四章 カトリアに隠されたこの旅の真実>>529
六十五章 虚無の笑顔と溢れる涙>>535
六十六章 リーンカーネイション>>569
六十七章 悲劇>>594
六十八章 迷い刻む心の中>>604
六十九章 感情と期待に揺れる想い>>615
七十章 持つべきは最高の仲間達>>742
七十一章 俺は『モンスターハンター』なんだ>>755
七十二章 最強の敵>>763
七十三章 長き戦いの始まり>>774
七十四章 ゼツボウノソラ【前編】>>821
七十五章 ゼツボウノソラ【後編】>>824
七十六章 この胸に溢れ続ける熱い想いを>>828
七十七章 光を翔ける>>831
七十八章 アスト>>846
七十九章 流れ星ひとつ>>860
終章 輪廻の唄>>863

キャラ人気投票(終了)>>649>>801
 登場人物紹介その2>>653

SS カトリアの花嫁修業>>1020

『モンスターハンター 〜猛焔を抱きし翼〜』

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翼の勇車sの作品
あらすじ(第二十話まで)>>56
第二十話〜古龍攻略〜>>41
第二十一話〜目覚めた災悪〜>>75
第二十二話〜ギザミとミズキ〜>>78
第二十三話〜ギザミの想い〜>>110
第二十四話〜狂竜病克服〜>>123
第二十五話〜vsクック&ルカ〜>>145
第二十六話〜最強の増援〜>>154
第二十七話〜怪虫組(モンスターバグズ)〜>>188
第二十八話〜うるさいクイーンランゴスタ〜>>210
第二十九話〜真の元凶〜>>645
番外編〜過去ログ入り記念祭 part1〜>>21
番外編〜過去ログ入り記念祭 part2……の場を借りたクロスオーバー意見会〜>>128←個人的にちょっと内容が…
(すでに消してるTrailsの作品に振れているため)
番外編〜我が小説の危機〜>>331
番外編〜トトスの処遇意見会〜>>579
番外編〜一作目二作目合同、ダブルサクライザーさんの小説 キャラ投票会〜>>654
番外編〜クロスオーバーについて〜>>732
番外編〜状況報告〜>>788
番外編〜翼の勇車主催 祝砲上げ大会〜!>>875

第一話〜出会い〔キャラクターコメンタリー版〕〜>>996

2作品目『高校生モンスター』
第一話〜とりあえず経緯書く〜>>433
第二話〜神様転生じゃないだけマシ〜>>478
第三話〜出来ること確かめるのはテンプレだよね〜>>536
第四話〜あ、ありのまま今あったことをはなs(ry〜>>591
第五話〜人化? 邪道!〜>>620
第六話〜どうもアカリちゃんがヒロインらしい〜>>697
第七話〜も、もうぼっちじゃないもんね!〜>>722
第八話〜同郷のモンスターとか〜>>818
第九話〜神山先輩マジパネェっす〜>>894
第十話〜最近アカリちゃんの様子が変〜>>925
第十一話〜「甲殻種の底力みせたるわ!」〜>>983
第十二話〜リミッター解除ぉ!!〜>>988

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7倍quasarsの作品
世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
設定>>449
あらすじ(もう一つのお話もここに)>>562
第1話 忌み嫌われし竜、ゴア・マガラ>>423
第2話 奇妙なゴア・マガラとの対峙>>424
第3話 並立世界〜パラレルワールド〜>>429
第4話 師条の実力(前編)>>435
第5話 師条の実力(後編)>>452
第6話 想定外の出来事>>461
第7話 休憩>>463
第8話 集会場へ向かう>>466
第H(\)話 クエスト ドスイーオス2頭の狩猟>>469
第10話 クエスト開始〜哀れ、片方のドスイーオス〜>>489
第11話 合流>>496
第12話 欲するもの、それは血肉>>502
第13話 欲した結果が生みしモノ>>516
第14話 新たな仲間>>542
第15話 Why do you need Monster Hunting?〜テオ・テスカトルの討伐クエスト〜>>572
第16話 狩猟開始>>629
第17話 一つの答え>>698
第18話 危機>>713
第19話 確信>>724
第20話 世界との別れ>>775
第21話 あらたな使命>>802
第22話 行動は迅速に>>806
第23話 もう一つの要因>>813
第24話 異世界で戦うモノ達>>822
第25話 凍る海>>825
第26話 異世界の物>>855
第27話 ONLY☆ONE☆救出>>876
第28話 EXTENDED>>901
第29話 意外な性格>>926
第30話 ONLY☆ONE☆帰宅>>933
第31話 ONLY☆ONE☆夜>>984
第32話 未知との接触>>1022
第33話 また増える仲間>>1029
第34話 水中戦>>1047
第35話 水中戦と異世界の者>>1051

同時進行するもう一つのお話
〜世界を戻すため〜
設定>>473>>957>>1034
その1 元の世界での異変>>471
その2 常識を放棄した世界>>480
その3 三途の川にて>>524
その4 新たな使命>>544
その5 代償>>574
その6 捜索>>581
そのZ それぞれの動き>>600
その8 それぞれの動きver2>>643
その\ 解放>>652
その10 防具をつけても似るときは似る>>699
その11 進展>>717
その12 異変>>745
その13 連鎖する異変>>749
その14 最凶と最強の再開>>753
その15 正面突破>>832
その16 1vs4>>839
その17 凌駕せし者>>850
その17-2 その頃のミラバルカン>>859
その18 無慈悲>>898
その19 破砕>>927
その20 激昂>>942
その21 常識外の力>>959
その22 制御>>977
その23 極限>>987
その24 決して解き放たれてはならない存在>>1019
その25 解放された男>>1026
その26 地獄のかまぼこ工場>>1039
その27 離脱>>1050

番外編1 想定外。>>526
番外編2 なぜ返信とNoにずれが生ずるか>>644
番外編3 止まってしまうもう一つの物語>>787
番外編4 勝手に祝砲あげる人>>870

クロスオーバー用設定>>707>>709
クロスオーバーへの導入編 ver1>>682←まだクロスオーバーやってないのでとりあえずここ。
クロスオーバーへの導入編 verもう一つの物語>>911

茶番もろもろ>>391>>407>>420>>455>>702>>819>>880>>892>>955
(茶番もろもろは読んでも読まなくても関係ないそうです。)

突然な企画>>992

ONLY☆ONE☆NG集>>947
ONLY☆ONE☆NG集inクロスオーバー>>1017

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片手拳sの作品
HunterLife〜ふんたーらいふ〜
あらすじ(第十九話まで)>>70
設定>>85
〜第二十話「一買い行こうぜ!・後編」〜>>46
・上位昇格試験編
〜第二十一話「出発の時」〜>>112
〜第二十二話「地図に載らない街」〜>>277
〜第二十三話「新たな戦友」〜>>314
〜第二十四話「出航」〜>>854

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若虎sの作品
――第11話 特訓と新たな仲間――>>67
――第12話 助っ人参上――>>400-401
――第13話 ついに・・・――>>540

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布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
9話>>106
10話前編>>252
10話後編>>308
11話>>313
12話前編>>552
12話後編>>585
13話>>599
14話>>602
15話>>804
16話>>816

サイドストーリー 微笑は風と共に
プロローグ>>856
1章-1>>878
1章-2>>1013
1章-3>>1028

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カゲヤsの作品
『モンスターハンター 黒ノ奏』
第一話>>20
第二話>>985←話数がなかったので勝手につけました

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アクア@オワタの人sの作品
Monster Hunter~狩人の使命~
番外編!
~100レス超えたけど関係ない!~>>150

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真夏のペンギンさんsの作品
登場人物紹介>>972
メンバー設定>>488
2話 結成?>>174
3話 共通点>>280
4話 渦巻く運命>>349
5話 眠鳥に踊らされて>>479

2章虚勢の閃光!血風の姫神!
1話 出逢い>>152

3章動きだすニック・タイム
1話理解の外側>>543
2話目視の限界>>557
3話パワー>>565
4話発進ラノーチェス!>>655
5話空の上にて>>842
6話空中戦>>884
7話風はシュレイドへ>>931
三章エピローグ>>932

4章ワイルドタイム
1話防衛戦>>991

特別企画ペンギンさんの始めての茶番!>>970

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ガンランスの王sの作品
ハンターズ・アドベンチャー
〜あらすじ〜(第十話まで)>>279

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で?sの作品
甲虫戦隊
設定>>330
第1話 悪党戦隊現る>>269
第2話 リオレウスを襲撃>>327
第3話 リオレイア襲来>>329
第4話 正義の甲虫ロボ セルタスグレート現る>>366
第5話 >>377
第6話 スパイダー☆セルタス崩壊!>>390

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煌星sの作品
設定>>353
第1話>>300
第2話>>312
第3話>>352
第4話最強?イャンクック>>417
第5話 旅の始まり 地の文減り気味>>531
第6話  戦いの意味〜対飛竜編〜>>830
第7話  力の意味>>949

番外編 1>>641

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izayoi0018s(神風s)の作品
真のモンスターハンターを目指して
10話>>405←10話かどうかは推測。間違えてたら報告を
11話 休暇>>568
12話 遊戯>>619

異世界からお嬢様達が来るそうですよ?
第0話 ちょっとした設定回>>899

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破損したスプレー缶sの作品
現実世界と異世界  
第1話 平和な日常>>416
第2話 漂流!?謎の孤島!>>419
第3話 アルセルタス襲来!>>425
第4話 爆裂進化!ドスランポス!>>509
第5話 新たな仲間モス!>>511

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スラクsの作品
「反撃の烽」(はんげきののろし)←題名これであっているかご確認を…。
設定>>857
零話「撃龍船の中」>>575
壱話「突撃☆ダレン・モーラン」>>582
参話「援軍到着」>>651
四話「ハンターになったきっかけ」>>701
五話「上級昇格おめでとう(棒」>>716
六話「密林の中で〜前編〜」>>770
六話「密林の中で〜後編〜」>>849
七話「異常な世界」>>924
八話「嵐」>>1015

第一回 [The 雑談]>>946

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ペイルカイザーsの作品
M.H. 滅龍少女〜ドラゴン×スレイヤー〜
プロローグ>>583
Episode 1 龍の力を持つ少女>>601>>723

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0120sの作品
1=1
第1話  電卓「俺は108円(税込)の何処にでもいる普通の電卓さ!」>>780
第2話  無量大数「だから、俺は無量大数であって無限大ではないと何度言ったら」>>783

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バサルモス愛好家sの作品
短編小説「Insania warz 〜ケチャワチャに支配された世界〜」
第一話『ibera restinguitur』>>827

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ヨーグルトsの作品
モンスターハンター『伝説の狩人』
一話>>829
二話>>847←設定もここにあります

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謎の人 再来!sの作品

〜〜狂暴なる者とハンターの新の戦い〜〜
第1話 始まり>>948

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コラボレーション作品1

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
クロスオーバーの設定>>211>>226>>263
序章 歪んだ夢の中へ>>222>>224
一章 未知という未知>>227
二章 現れた紳士>>230
三章 暴れん坊と良識派>>235
四章 モンスターとの会話>>240>>242
五章 逃げた先と最終兵器>>247>>249
七章 泣き虫>>254>>292>>249が六章になるのかな?
九章 とある芸人>>298>>309
十章 再開>>315>>319
十一章 いよいよ揃う>>320>>335
十二章 初めての……>>354>>359
十三章 孤島へ>>363>>370
十四章 ミナーヴァ再集結>>380>>381
十五章 旋律を奏でし鳥竜種>>382>>388
十六章 モンスター召集>>403-404>>411
十七章 共感>>412>>460
十八章 おしどり夫婦とネコめし万歳>>454
十九章 >>481>>483
二十章 異変、そして料理>>534>>537
二一章 >>541>>548
二十二章 風を纏う龍>>695
二十三章 秘策>>703>>705
二十四章 力を得た人、そして暴走>>710>>748
二十五章 再びの平穏>>808>>814
二十五章 食事会と夢の世界>>838>>853>>893
二十七章 動き出す瞬間>>897>>938
二十八章 Memorial 〜思い出〜>>950
二十九章 村へ>>969>>976>>979
三十章 寝ぼけ眼の寝起き>>982
三十一章 >>1010>>1012

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コラボレーション作品2

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー
設定>>912>>914>>919>>937>>966
序章 重なりすぎた偶然だとしても>>915
一章 失われし力>>918
二章 見て話して分かること>>921>>928
三章 単刀直入に言う、それと異論は聞けなくなった>>930>>951
四章 それぞれが出来ること>>954
五章 二手に別れる組み合わせ>>971>>975
六章 聖・エールハース>>980-981
七章 戦闘開始>>986>>998
八章 流れ行く時と舞い躍る嵐>>1002>>1008
九章 青熊獣アオアシラ>>1011>>1016
十章 時の狭間>>1018>>1024
十一章 温泉だよ!全員集合ー!>>1027>>1030
十二章 終わりなきを終わらせる戦い>>1036-1037
十三章 竜の訪れる秘湯>>1038>>1044
十四章 地の温泉巡り>>1045>>1048
十五章 夕暮れオレンジ>>1049>>1053
十六章 沈む地、眠る炎>>1054

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目次ここまで。1054までです


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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.3 )
  • 日時: 2014/04/15 18:21
  • 名前: 10倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: 4w.dAJxL)

>>1
なんで無駄に右側のスペースを伸ばすようなレスするのかな
修正の際めんどくさいんですが

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.4 )
  • 日時: 2014/04/15 18:25
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: H6mMarEA)

>>2
これから大変ですwwwww
>>3
文字化けですかね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.5 )
  • 日時: 2014/04/17 01:43
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 3C/bR3gr)

 とりあえず顔出します、ダブルサクライザーです。
 ところで主さん、今絶賛連載中の方の作品のみをこっちのスレに持ってくるという芸当は出来ますか?
 これからここで僕達の作品を読んでくださる方たちがスムーズに読めるといいと思うんですが、どうでしょう?

 ここ1週間、一代目で作品更新した方(絶賛連載中)

・片手拳さん
・翼の勇車さん
・10倍のquasarさん
・ダブルサクライザーさん(自分)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.6 )
  • 日時: 2014/04/17 01:48
  • 名前: カゲヤ ◆ozOtJW9BFA (ID: YQUcVH3o)

1000おめ
一応書く予定っす
よろしくっす
ジョジョネタを入れることが多々あるとは思いますが
一種の病気なんでスルーしてくださいっす

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.7 )
  • 日時: 2014/04/17 06:19
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: QJpV/u6Q)

 >>6

 ふむぅ。ようこそカゲヤさん。
 リア充爆発しやがれ小説『モンスターハンター 〜輪廻の唄〜』を書いてます、ダブルサクライザーです。
 始まったばかりですし、のんびり行きましょー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.8 )
  • 日時: 2014/04/17 07:34
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: a3KG/04v)

>>5
それをやると、
いちいち一代目のURLを打たないと
できないので、俺の指を考えると、
無理に。。。

ついでに

俺の端末のコピペストックは、
最大十個です。
PS3ですから。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.9 )
  • 日時: 2014/04/17 09:22
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VpG.pEVl)

 >>8

 おふわ、わーりました。無理いってすいませんでした。
 とりあえず過去がまだ息してるのでそっちで更新を続けます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.11 )
  • 日時: 2014/04/17 16:12
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: a3KG/04v)

>>0
更新終了)です!
どうですか?
よければいいのですが。。。
(特にAAなんかが)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.12 )
  • 日時: 2014/04/18 11:47
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Rtf92QW8)

 一代目での更新止めました。
 三十四章からはここで書きます。
 主さん、またお世話になります。
 そして一代目から見ている皆さん、再びよろしくお願いします。
 ミナーヴァのメンバー達の旅はまだまだ続きます。
 あと70〜80章くらいですけど。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.13 )
  • 日時: 2014/04/18 15:22
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: YiAnI7ES)

>>12
!?
70~80ですと!?
量・・・
まぁ頑張ります!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.14 )
  • 日時: 2014/04/18 17:36
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gnUgDRiJ)

主殿! 元スレが999行きました! 1000レス目を飾って下さい!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.16 )
  • 日時: 2014/04/18 18:48
  • 名前: アクア@オワタの人 ◆pVZdWIZl7M (ID: JuKj0.qo)

双剣さんスレ立て乙です~
前のスレは全部埋まってないけどみんな移動して来てますね
ここでの小説も頑張ります!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.17 )
  • 日時: 2014/04/18 19:40
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gnUgDRiJ)

>>16
埋まりましたー。過去ログおめでとうございます! ……というわけでして、早速番外編で祝おうと思ってます。
そして一つ。最後のレスは主殿が埋めるという予定だったのですが……。まあ、勘違いだったようですし仕方ないですよねー♪(震え声)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.19 )
  • 日時: 2014/04/18 19:51
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gnUgDRiJ)

>>18
ギザミ「呼んだ?」
トトス「呼んだか?」

この掲示板、過去ログ行ってるのあれしか無いんですね、初めて知りました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.20 )
  • 日時: 2014/04/18 22:01
  • 名前: カゲヤ ◆ozOtJW9BFA (ID: lxNTcqm4)

_________「俺、立派なハンターになる!」
昔からの口癖だった。
あの頃はかっこ付けることが俺の常だったし、何より本心からそう思っていた

でもある日、それは少しだけ変わった

あの日、村を壊した「黒龍」ミラボレアス。
その巨体が、ブレスが、炎が。
全て、奪っていったんだ。 命も、皆の努力の結晶の村や家。
何もかも。ただ、俺を除いて。
俺はカッコつけの割に力がなかった。けど、人一倍スタミナとスピードがあった。
これは数少ない誇れる事の一つだ。
ギルドナイトも来てくれた、逃がしてくれた。
これで黒龍を倒して、皆で逃げることが出来る。そう思った。

数分後、俺は泣きながら街へ続く森へ向かった。
その数キロ前には、大漁の死体と炎、それと残骸
それだけだった。上空には黒龍がいる。
もうダメだ、と思いながら走った。

寂れた城を見つけた。
駆け込み、身を隠す所を探す。
しかし、もともと古かったこともあり、すぐ壊された。
やけくそで、竜撃槍を打ち込んだ。胸に当たった。
倒れたが、すぐ起きた。今度こそ終わった。そう思った。

しかし、黒龍は『喋った』。こういった

____今は引く。いつか貴様を、塵にしてくれよう

そう言って奴は飛び立った。
足の震えが止まらなかった。

こうして、俺と喋る黒龍の、因縁が繋がった

『モンスターハンター 黒ノ奏』
第一話、完

コピペですが一代目から引っ張ってまいりました。
二代目おめです!よろしくおねがいします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.21 )
  • 日時: 2014/04/19 00:05
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .ZErySfC)

早速番外編始動! 自分達が過去ログ内部に名を連ねたのが嬉しかったようで、モンスター、人間問わず盛り上がりそうですよー?


番外編〜過去ログ入り記念祭 part1〜(もはやメタは当たり前)

勇車「いくぞ、せぇーの!」
全員「「「「「「「「「「「「「「過去ログおめでとー!」」」」」」」」」」」」」」

カスケ「いやー長かったね! というか僕らがまさか過去ログ成立に立ち会えるなんて!」
ミズキ「ホントだよ、つば勇(作者)も初めてなんでしょ? 光栄だよねー」
クック「そもそもの話、勇車はモンハン小説じゃなくて別の中二病小説を書こうとしてネットをさ迷っていたそうだ。双剣殿のスレに出会っていなければ俺達居なかったんだよな」
ネオ「ちなみに元々書こうとしていた小説の題名は『朝起きたらドラゴンになれるようになっていた』にゃ。後は各自脳内補完で頼むにゃ」
トトス「実は主殿に許可をとって、ここで書こうといまだに考えているようだぞ、凝りねえな!」
勇車「いずれ小説家になろうとか小説カキコ辺りで書くかもしれないんで、その時は応援よろしくお願いします」

ラン「さて、大きく話題が反れましたが、今回は記念祭という事ですのでひたすら騒ぎましょう!」
レオ「そうだぜぇ? せっかくの祭だヒャッハァー!」
ティガ「……そうだな」
勇車「とはいってもな、今までの話の感想言い合ったり我の話をしたりするくらいだぞ?」
ゲネッポ「そうは言っても祭や祭。ありったけ楽しまな勿体ないやんか」
イーオ「そうそう! 考えるな! 感じrグボアァ!「また現実世界からネタ引っ張ってくんなや」」
勇車「とりあえずいきさつをば。我のご主人(スラリン)はメラゾーマを集めたいあまりにオン・ゾ・エーグを乱獲。無論奴と戦うには空を飛べる我が必要だから毎日戦闘になって疲れていく」
ルカ「はうう、大変そうですね……」
勇車「そ。しかもご主人はタンクマスターズにまで我を引っ張り出してきたもんだからなおさらへとへとになってく訳よ。でもある日、ご主人が完全クリアを果たして戦闘をほとんどしなくなった。そんでまあいきなり暇になったわけで、気分転換とストレス解消のために書き始めたってわけよ」
ペッコ「所詮暇潰しかよww」
ゲリョ「言ってやるな、おかげで拙者らが生まれたのだぞ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.22 )
  • 日時: 2014/04/19 00:38
  • 名前: 若虎 (ID: SYcSywPu)

お久し振りです。若虎です
二代目に初めて来ました よろしくです。
また、かきにいきますので、
(なんでまだ書かないかって? そりゃおめぇ
ネタがないからだよ…)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.23 )
  • 日時: 2014/04/19 16:07
  • 名前: izayoi0018 (ID: Tuyff2FV)

1000おめでとうです。
あ、失踪した訳じゃないっすよ( ̄▽ ̄;)、
ちょっち予定が(^_^;)))

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.24 )
  • 日時: 2014/04/19 19:30
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: hDqQOsOW)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 三十四章 一時帰還

 ドスゲネポスの狩猟には成功したアスト達は、依頼そのものの達成と、ネルスキュラの出現をエリスと村長に報告した。
「……そう、ですか……あぁ、でも無事で……」
 こうしてアストとセージとカトリアは帰還してきたのだ。ニーリンは巻き込まれただけだが。
 普通なら無事を喜びたいのだろうか、村長はそれとは反して深刻そうな顔をする。
「ネルスキュラかぃ……」
「どうなされたニャ、村長」
 セージは村長の深刻そうな表情の真意を問い掛けた。
「いやぁ、ちぃと前に似たようなことがあってよぉ。マグマが沈静化してる時の地底洞窟に、よくネルスキュラが出てくるんだけどよぉ、そのネルスキュラがマグマの活性化の季節の直前に、棲みやすいように糸で溶岩の流れを止めちまうっつうことがあんだよ。そうなっちまうと熱量の高い鉱物が採れねぇからよぉ、アンタらが造って欲しいって船も作れねぇんだ」
 つまり、このままネルスキュラを地底洞窟に放置しているとネルスキュラが巣を作るために溶岩の流れを止めてしまい、紅蓮石や獄炎石と言ったより熱量の高い鉱物が採れず、ミナーヴァの目的である造船が進まないままなのである。
「それだけじゃないですよっ。商隊だって動けないし、色んな所で問題が出てくる!」
 そこでアストが声を強くする。
「落ち着けと言っているだろう、少年」
 ニーリンが躍起になるアストをたしなめる。
「俺は少年って名前じゃないですよっ、アスト・アルナイルってフルネームがあるんですっ!」
「おぉ、失礼した。アルナイルくん」
 憤りをぶつけてくるアストを涼しい顔でスルーすると、ニーリンは村長に向き直る。
「私の方が申し遅れた、村長。ニーリン・ガーネットと申す。旅の途中、偶然の内に彼らの手助けをしたところだ」
「おぅ。しかしアンタと言い、アストと言い、最近のハンターは若もんばっかだなぁ」
 若者?
 アストはふとニーリンを指す村長の言葉に耳を寄せた。
 ニーリンは確かに若い。と言っても二十代前半と後半の境目くらいだろうか。
 アストはためしに訊いてみた。
「ニーリンさんって、何歳なんですか?」
 アストの言葉にニーリンは振り向く。
「ん?まぁ、今は17、今年で18だな」
「えっ……?俺より、一つだけ上!?」
 アストは酷く驚愕した。
 もっと離れていると思い込んでいたが、意外にも歳の差は一つしかなかった。
 だとしても、アストとニーリンとでは、身長や装備の質もあるが、ニーリンの方が圧倒的に大人っぽく見える。
 むしろ、彼女より年上のカトリアよりもだ。
「どうした?年齢など大した問題でもあるまい?」
「いや、まぁそうなんですけど……」
 そう、ヒトの本質は年齢や見た目ではなく、内面や結果だ。
 しかし第一印象というのもまた大切になる時もある。
 それも、装備の質で実力を測られるハンターという職業ではなおさらだ。
「まぁ、とにかくだな。アルナイルくん達は休んだ方がいい。特に、アルナイルくんはネルスキュラの鋏角を喰らっている。毒などに詳しい者に診てもらえるなら吉だ」
「あ、そうか……」
 アストはカトリアを庇って、ネルスキュラの毒の牙、鋏角と言っただろうか、それを直撃したのだ。クックシリーズも損傷しているのだ。
 今は装備をライラに整備してもらい、毒などに詳しい者……マガレットがそうだろうか。彼女に相談してみた方がいいのだろう。
 それに、カトリアのこともある。
 そのカトリアは今、先程からずっとアストのクックシリーズを掴んでいた。
「あの、カトリアさん?もう村の中ですから、怖くないですよ?」
「…………」
 カトリアは涙目でアストを上目遣いで見上げる。
「……」
 そんな顔を見せられて何か物言いをする男がいるだろうか。
 アストは諦めてカトリアを引き摺りながら、彼女を寝室用の馬車へ連れていく。
 よほど怖かったのだろう。
 セージはカトリアについて何も話さず、カトリアはこうしてアストにくっついているばかりだ。
 故にアストはただ黙ってカトリアにくっつかれているしかなかった。

 アストはマガレットの元に訪れていた。
 マガレットの診療所の馬車も作られる予定だが、まだ日が浅く作られていないため、屋根と簡単な床を即興で作った質素なものだ。
「はい、口を大きく開けてください」
「ぁー……」
 マガレットはアストの口内を覗きこみ、どこか異変がないか凝視する。
 口内を見終えると、脈も確かめてみる。
「うん、大丈夫ですよ。ニーリンさんでしたっけ、その人の漢方薬はしっかり効いてますよ」
 マガレットは頷くと、アストを解放する。
「ん、つまり異常なしってこと?」
「はい。毒に侵されてから、中和が不完全である場合は喉が腫れていたり、脈が正常じゃない時もあります。アストさん、今頭痛とかしませんよね?」
「まぁ、してないかな。ネルスキュラの毒を喰らって間もない時は、すっげぇ頭痛くて吐きそうだったけど」
 アストは唾を飲み込んだ。
 ネルスキュラのあの鋏角による攻撃は脅威だ。
 解毒薬がなかったのは迂闊だった。
「でも、ハンターって人は本当に凄いんですね」
 ふと、マガレットは姿勢をアストに向ける。
「鍛えてるって言うのもあるかもしれませんけど、身体機能の治癒力が普通の人とは桁違いですし、モンスターが分泌するような毒って、普通の人なら数秒もしない内に死に至るんですよ?それを何分も耐えれるし、人によっては自力で毒を中和する人もいますし」
「そ、そうなんだ?」
 マガレットが今までハンターも診てきた経験だろう。
「私、小さい頃は身体が弱かったんですよ。その度にお医者様が力を尽くしてくれて、それを見るたびに私もこんな人になってみたい、うぅん、なるって思ってたんです」
 嬉々として、夢を見る子供のように語るマガレット。
「それで頑張ってたら、今こうしてアストさんを診てるんです」
 アストはただ黙って聞いていただけだったが、その内心は感心していた。
「マガレットはすごいな。医者なんて職業、なりたいだけでなれるもんでもないのに、小さい頃の夢を現実に出来たんだな」
「えへ、ちょっとだけ照れます」
 マガレットはほんの少し頬を赤らめる。
 まだ日は浅いかもしれないが、マガレットもミナーヴァの一員としてこうして頑張っている。
 ハンターと医者、直接比べられることではないにしろ、アストはマガレットの姿を見て「負けられないな」と思うのだった。
 


 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.25 )
  • 日時: 2014/04/19 19:38
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 9Vg3lPHh)

 二代目で初の更新です。
 今回は繋ぎのニーリンとマガレット、新参二人の回でした。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.26 )
  • 日時: 2014/04/19 21:50
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .ZErySfC)

>>24
マグマの熱に耐える糸ェ……。
ま、まあこの世界には某マグマ中を泳ぐ兄貴とか居ますし、この世界ではそう珍しい事ではないのかもしれませんね。
そして涙目&上目遣いのカトリアさんヤバいです。アスト、頼むから爆ぜてくれ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.27 )
  • 日時: 2014/04/20 14:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: WqHEZdAV)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 三十五章 誤解巻き起こる朝

 夢を見ていた。
 それはニーリン曰くの、銀色のレウスシリーズを纏ったカトリアの姿だった。
 その彼女の表情は、恐怖と悲しみに歪み、その場で膝を地面に着けて座り込んでいた。
 次に分かったのは、この世界で自分が動けるということだ。
 カトリアさん、もう怖くないですよ?
 そう言って彼女を立ち上がらせようと手を差し伸べる。
 だが、不意にカトリアの周りに黒い影が立ち込めた。
 黒い影は次第に分裂し、三人の人の姿になると、それぞれがカトリアにまとわりつく。
 それはまるで、カトリアを行かせたくないとばかりに、縛り付けていた。
 無理矢理彼女を掴もうとするが、黒い影が何度も手を払い除ける。
 何度もそうしている内に、黒い影は大きくなり、カトリアを蝕むように包み込んでいく。
 やめろ!カトリアさんを離せっ!
 いつのまにか、武器を握っていた。
 その握った刃で、黒い影を斬り裂いた。
 しかし、斬られた影はまたすぐに元の形に戻るとカトリアを妖しく染めていく。
 やがて、カトリアの姿までもが黒い影となってしまった。
 俺は無力だ。
 不意に世界が黒く歪み、泥濘に沈むように意識が無くなっていくーーーーー。

「ぅ、ぁあ……?」
 アストはベッドから転げ落ちた。
 背中から鈍い痛みが走って、瞬間的に脳を活性化させる。
「ってて……俺ってこんな寝相悪かったっけ?」
 アストは痛む背中を擦ろうと背中に手を伸ばすが届かないもどかしさを感じていた。
 もどかしさ。
 先程の夢の中で、そんな感情を覚えたような気がした。
 思い出せそうもないので、アストは再びベッドに潜り込んで眠りにつき直した。

「おはよーごさいまーすっ!このシオン・エーテナによるっ、モーニングコールのスタートでーすっ!」
 何か聞こえた気がしたが、微睡みは離してくれない。
「今日の天気は晴れっ、気温はちょーっと暑くてっ、ナグリ村をさらに熱くしてくれまーすっ!いやーっ、絶好の狩り日和ですねっ!」
 ハッキリ言って、うるさい。
「って、夜更かしでもしてたか知りませんけどいつまでも寝てるんじゃねーぞこのバカ野郎ですよアストさんっ!!」
 目を開けてみると、なんだかちょっと怒ってそうな雰囲気を出しているシオンの姿が見えた。
「やっと起きましたかっ。もうルピナスさん朝ごはん作ってますよっ。ほら早く起床洗顔歯磨きして着替えくださいっ」
「んむ……あと、五分……」
「そんなもん誰が信じると思ってるんですかっ。五分とか言いながらあと一時間寝るんでしょうっ」
「ぃゃ、あと五時間……」
「な・が・い・で・すっ!!」
 朝一番に、シオンの咆哮がナグリ村に轟いた。

 シオンの言う通り、もう他のメンバーは食卓に集まっていた。
「あらぁ?アストくんがお寝坊さんなんてぇ、珍しいですねぇ」
 ヤングポテトのポテトサラダを運びながら、ルピナスはアストの寝ぼけ眼を見ながら微笑む。なんと言うか相変わらずのマイペースだ。
「まぁ、昨日は疲れていたのだろう。仕方あるまい?」
 ニーリンはアストとルピナスを見比べながら諭す。
 アストとニーリンの目が合った。
「ってニーリンさん?何で普通にウチの食卓に馴染んでるんですか?」
 その長身と赤髪は見間違えないと思うのだが、あまりにそこにいるのが当たり前のように見えた。
「馴染んでいてはいけないか?クリティア殿からは快く迎えてくれたぞ」
 何が悪い、と言いたげな顔をアストに向けるニーリン。
「いえ、何でもありませんでした」
 アストはもう反論を止めた。
 正直、寝起きで頭が回らない。
 いつもの定位置、カトリアとライラの間の席に着こうとする。
「あっ……」
 席に着こうとした時、カトリアと目が合った。
「おはようござます、カトリアさん」
「おっ、おはっ、おはよう……」
 アストは普通に挨拶するが、なぜかカトリアは挙動不審に挨拶し、アストから目を逸らした。
「んー?どうしたのよ、カトリア」
 ライラは訝しげな表情をカトリアに向けた。
「なっ、何でもないのっ。何でもっ」
 カトリアの頬は何故か赤くなっている。
(昨日、狩り場からずっとアストくんにくっついてたから恥ずかしい、なんてもっと恥ずかしくて言えないよぉっ……!)
「カトリアさん?俺がどうしたんですか?」
「うぇっ!?わたっ、私っ、口にしてたっ!?」
 耳ざとく反応するアストに、カトリアはさらに慌てる。
「……怪しいです、カトリアさん」
 エリスはジト目でカトリアを睨む。
「あーっ!さてはさてはさてはっ!」
 シオンは激しく反応する。
 そして、とんでもない爆弾を放り込む。
「アストさんと団長っ、私達の知らない間にあーんな関係やそーんな関係になってたんですねっ!?」
 ………………
 …………
 ……
「「はぁ!?」」
 アストとカトリアは同時に驚いた。そのシンクロ率はゼロコンマのズレもない。
「あらあらぁ、お二人ともおめでとうございますぅ。今夜はお赤飯ですかぁ?」
 ルピナスは眉一つ動かさずにニコニコしている。
「……アストさん、不潔です」
 何を勘違いしているのか、エリスは頬を真っ赤にしながらアストを睨む。
「えっ、そうだったんですか?私、全然知りませんでした」
 真に受けるマガレット。
 そしてシオンの放り込んだ爆弾の周りに油を注ぐのはニーリン。
「まぁ、私も見ていたぞ。確かに昨日のイレーネ殿は激しく悶えていたな。胸を噛まれて、さらには縛られ、そこから侵されかけていたのだから」
 最もそれは、昨日の狩り場のことだ。
 確かにカトリアはドスゲネポスに銀色のレウスメイルの胸部を噛みつかれていたし、ネルスキュラの糸に縛り上げられ、鋏角による毒に侵されそうになっていた。
 しかしニーリンのその発言は、現場を知らない者からすればそれはとてつもなく卑猥に聞こえるものだ。
 そして、その矛先は当然男であるアストに向けられるわけで。
「きゃーっ、アストさんえっちですっ!」
「……アストさん、死んでください」
「あらあらまぁまぁ、アストくんったら大胆ですねぇ」
「そんな、アストさん……私信じていたのに」
 シオン、エリス、ルピナス、マガレットは四者四様の反応を見せる。
「ちょっ、違いますってば!ニーリンさんも誤解招くようなこと言わ……」
 不意に、アストの頭がガッチリ掴まれる。
 その方向は、眉間をピクピクと震わせるライラ。
「なぁアストクン?アタシちょっとボーンヘルム作る依頼されてんだけどさ、謎の頭骨ちょーだい。もちろんアンタの」
「いっ、やっ、待っちょっ、ごかっ……」
 アストはライラの目が笑ってない笑顔に畏怖する。
 セージも現場を知っている者なので、この有り様を見て呆れただけだった。
 カトリアの弁解もあって、どうにか誤解は解けてくれたのは、一時間も後の話だった。

 

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.29 )
  • 日時: 2014/04/20 12:04
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: oZetaxlg)

 こういう誤解も定番だろ、と思って書きました。
 ネルスキュラの前哨戦のカトリアのやられっぷりが上手く活きてくれたと思います。
 あと、誰かがアストを起こす起床イベントはこの先も何度かいれていく予定です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.30 )
  • 日時: 2014/04/20 16:28
  • 名前: izayoi0018 (ID: tovMJtRB)

>>29
とにかくアスト死のうか(*´∀`)
な?(///ω///)♪

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.35 )
  • 日時: 2014/04/20 17:21
  • 名前: 翼の勇車 (ID: xmmR8boT)

>>27
ええっとですね、ペッコさんから伝言をいただいておりますのでどうぞ。
『アストざまぁwww byペッコ』

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.36 )
  • 日時: 2014/04/20 18:20
  • 名前: アクア@オワタの人 ◆pVZdWIZl7M (ID: aNAhqv3O)

アストさんフルボッコですね...ドンマイです
まぁ、私が言えたことではな(殴
そのうち2スレ目記念小説をあげたいけどどうしようかな...

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.38 )
  • 日時: 2014/04/20 18:37
  • 名前: 10倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: WG1ywhYf)

プラモデルのジョイント部分ってよく折れるよね←どうでもいい
また折っちまったよorz←だからどうでもry

>>36
書いてもいいんじゃないかな?自分も書いたし。

そういえば刀匠+4大剣でたんであとで本編書きますわ。無属性匠込白10という残念性能。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.39 )
  • 日時: 2014/04/20 19:26
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: CCyHEqKG)

 アストくん読者から嫌われてますねー。
 そういうふうなキャラにしたの僕ですけど。

 >>38

 確かに脆いですよね。
 僕なんかこの間F〇1を改造してビギ〇・ギ〇U(木星決戦仕様)を作ろうとして肩の関節が消し飛びました。
 ちなみに製作プランは、
・胴体はF〇1
・四肢はセ〇バー
・後ろのヴェ〇バーにスラスター付けまくる
・スネー〇ハン〇はエピ〇ンのヒートロッ〇を改造
・ショッ〇〇ンサーは自作で
 こんな感じで作ってます。

 すいません、G分からない人はサッパリですね。
 ムダレスしました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.40 )
  • 日時: 2014/04/20 23:31
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

>>39
そのうちどっかのだれかが奇跡を起こしてや(ryとかいいながら質○を持った(ryしながら襲われるんじゃないかなぁ…
まぁ自分は○Nラリアットやら亡霊は暗黒に(ryとかスピアザなんとかにぶち抜かれたりするんでしょうなぁ。(一つだけGじゃない!)
――――――茶番ここまで――――――

本編更新しようかと思ったが時間がなかった。
そのうちこのスペースに本編いれますすみません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.41 )
  • 日時: 2014/04/21 00:10
  • 名前: 翼の勇車 (ID: jzoPnZMa)

いやーすいません、忙しくてなかなか書けませんでしたわ。


第二十話〜古龍攻略〜

「光破砲、発射」
ゲリョがそう言い放つと、頭につけた大砲からビーム、本物のビームが発射されたのだ。
「ギャアアァァァ!」
直撃したヤマツカミはまるで人間の断末魔のような声を出し、墜落した。
「うっひょー、相変わらずすっごい威力だな」
そう言って走り出したペッコに続いてヤマツカミに走り寄ると、もうピクリとも動かなくなっていた。着弾地点を見てみる。貫通していた。

~村の入口~

モンスター達には待機してもらい、村に帰ってきた。古龍と戦って生還出来たのは喜ばしい事のはずなのに、私とカスケ君の気分は沈んでいた。村の皆の反応が怖かったのだ。恐らく村長がある程度話をしておいてくれているとは思うけど、不安は拭いきれない。村には、モンスターと遭遇して被害に遭った事のある人も少なくないのだ。
「おい、帰ってきたぞ!」
「我らがハンターさんだ!」
皆の嬉々とした声を聞き、二人して目を丸くした。村の人が総出で迎えてくれたのだ。
「みんな、喜んでいるようだがにゃ?」
ネオがニヤリと笑う。そういえば、この子はさっきから不安な顔一つしていなかった。こうなると確信していたのか。
「やっほー」
相変わらずのテンションで人混みから出てきた村長。
「みんな、理解してくれたみたいだよ。というか、オイラが話すまでもなくみんな納得してたけど」
「皆さん……」
カスケ君が顔を綻ばせる。彼は元々この村の人じゃ無いし、なおさら不安だったのだろう。
「みんな、モンスター達にも会いたいって言ってるんだ、呼んでもらえるかな?」
村長の言葉に改めて驚いた。村にモンスターを呼べといっているのだ。しかしカスケ君はすぐに大きく頷くと、角笛を取り出し、吹いた。ちなみにこの笛はモールス信号のように会話ができて、私もカスケ君から教わっていた。今の吹き方を翻訳すると……。『村に来て良いよ、格好つけて登場して!』カッコつけは要らないんじゃない?
しばらくの間が開く。恐らくどうやって登場するかの算段でもしているんだろう、なんせあの目立ちたがりの魚がいるんだし。
「クエエエエ!!」
クックの鳴き声が響き渡ると同時に、私達の真上を四匹のモンスターが飛んでいく。クック、ルカ、ペッコ、ゲリョだ。沢山の人を見たからか、ルカがちょっと焦ったように見えたが、まあばれてないだろう。空中で旋回した三匹は私とカスケ君とネオの後ろに降り立ち、それぞれポーズをとった。クックさんノリノリですね意外です。
そして村中央の広場がゴゴゴゴゴという地響きとともに盛り上がり、ギザミが登場。自分でジャジャーンとか言っちゃってるし。
そして魚竜種二人組が走ってくる。あれ、なんでレオが居るの? ま、いっか。
その後ろから二匹を飛び越えて来たのはドス三兄弟。ゲネッポが本当に嬉しそうな顔をしている。
かくしてモンスター達は、私達の村に総集結したのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.42 )
  • 日時: 2014/04/21 02:08
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: e66Aa/sn)

 >>41

 光破砲のその威力……ヤマツカミって全体的な肉質は柔らかいんで、ラージャンの破壊光線ぐらいなら貫通すると思いますね。
 つまり、それと同じかそれ以上の威力……ひにゃー!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.43 )
  • 日時: 2014/04/21 12:07
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 3Pg8wgT/)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 三十六章 勝負の分け目は、君だ

 アストは自室で気合いを入れて準備を整えていた。
 何せ、相手はリオレイアを倒せるニーリンが「簡単ではない」と言うほどの相手、ネルスキュラだ。
 まずは装備から。
 ライラに一晩で修復してもらったクックシリーズを纏い、研ぎ澄まされたコマンドダガーを腰に納める。
 次に道具類。
 まず真っ先に入れたのは解毒薬だ。前回、ネルスキュラの鋏角を喰らって毒に侵されたのは身をもって知っている。
 次は消散剤。本来は身体にまとわりつく泥や雪を取り除くための道具だが、意外にもネルスキュラの糸にも効果的らしい。
 その次は、元気ドリンコ。これは、ギルド公認の栄養ドリンクの一種だ。飲めばスタミナを即効的に回復出来るが、その真価はそれではない。毒的に睡眠を促される攻撃を受けたとき、眠ってしまう前に元気ドリンコを飲むことで、それを回復出来るのだ。これはエリスからの情報で、ネルスキュラの腹は糸の塊を打ち出すだけでなく、催眠性の毒も分泌してくるらしい。
 それらを詰めてから、回復薬とそのグレート、こんがり肉、砥石、ペイントボール、シビレ罠といった基本的な道具を用意していく。
「おーい、アルナイルくん。準備は出来たか?」
 外から、ニーリンが呼んでいる。
「はいっ、今行きますから!」
 アストは急いでポーチに荷物を詰めると、外に出る。
 外には、レイアシリーズを纏ったニーリンと、相変わらずのラギアネコシリーズを纏ったセージがいる。
 そう、先程の誤解を巻き起こした食卓で、アストとニーリンは協力することにしたのだ。
 アストはもちろん、ミナーヴァや商隊のため。
 ニーリンは旅の途中だったが「弱者の力になるのがハンターだ。微力ながら助力しよう」と快く承諾してくれた。ちなみに、ニーリンはナグリ村の客人用の宿で一晩過ごしている。
「さて、ネルスキュラ狩猟に当たっての作戦会議と洒落混むか」
 アスト、ニーリン、セージは、ルピナスの食事所へ向かった。

 ルピナスに淹れてもらった紅茶を啜りながら、二人と一匹はテーブルを囲う。
「そうだな、まずはアルナイルくん。君はネルスキュラの狩猟経験は昨日以外にあるかな?」
 最初にニーリンがアストに向けての質問に出る。
「いや、ネルスキュラは昨日が初見でした」
「アルナイルくん。君と私は大して年齢もハンターランクも大差ない。ため口で構わんぞ?」
 アストが自分に対して敬語を使うのに気がかかったのか、ニーリンはその前に止める。
「分かりま、分かった。ニーリン」
「うむ、よくできました、と」
 ニーリンは頷く。
「さて次だ。オトモくん、君はどうだ?」
 オトモくん、というのは言うまでもなくセージのことだ。
「ネルスキュラ……奴ならモンニャン隊の相手として幾度も死線を交わしてきたニャ。全く知らんわけじゃニャい」
「なるほど、オトモくんは経験済み、と。私も二回ほど相手はしたことはあるが、ヘビィボウガンナーでは相性がよろしくない。敬遠したいのは山々だが、そうもいかんしな」
 ニーリンは軽く溜め息をつくと、紅茶を啜る。
「昨日も見た通り、私は拡散弾による長距離爆撃が主な戦術としている。そこでだ……」
 アストに向き直るニーリン。赤い瞳と碧眼が合う。
「アルナイルくんには、ネルスキュラに肉迫しての近接攻撃と同時に、私の撃つ拡散弾が奴に悟られないために注意を引いてくれ」
「つまり俺は囮ってことか?」
「物は言いようだな。囮と捉えるもよし、近接攻撃役と捉えるもよしだ。まぁ、どう捉えても言いたいことは一つだ」
 ニーリンはガンナーポーチから、それを取り出してアストに見せ付ける。
 右手の指の間に、三つの弾。
「勝負の分け目は、君だ」
 その三つの弾、拡散弾の尖端をアストに向ける。
「君が前線で踏ん張ってくれている内に、私の拡散弾が奴を仕留める。この作戦、了解か?」
 アストがどれだけネルスキュラに迫るかが、勝敗を別つ条件た。
 アストにとっては危険な作戦だが、ニーリンはニーリンで、外してはならないという、プレッシャーを背負うことになるのだ。
 どっちかが楽、ということはない。
「了解もなにも、それが一番手っ取り早いんだろ?」
「おぉ、よくぞ気付いてくれた。その通りだ。それが分かってくれれば、私から言うことは何もないさ。逆に、アルナイルくんやオトモくんから何か言いたいことはないかな?」
 ニーリンはアストやセージからも意見がないかと訊いてみる。
「オレは賛成ニャ。特に異論はニャい」
「俺も意見とかはないかな。後は見て覚える」
「うむ、了解したぞ」
 二人と一匹は紅茶を飲み干した。
「では行くか。奴を狩りに」
 ニーリンは下ろしていた赤髪をしばり、輪ゴムでしっかり 纏める。
 アストはクックアームに守られた右手をグッと握る。
(ここでネルスキュラを狩れなきゃ、ミナーヴァは前に進めない。俺自身もだ……)

 出発前、ナグリ村の村人達が総出で送ってくれていた。
「頼むぞぉ!」
「俺達の村に熱を取り戻してくれぇ!」
「リア充爆発し……」
 何か妙な一言が聞こえたのは恐らく気のせいだろう。
 カトリアもその中に混ざっていた。
「結局私は、誰かに守られてばっかり……」
 その小さな声は、誰にも聞こえなかった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.44 )
  • 日時: 2014/04/21 16:27
  • 名前: 翼の勇車 (ID: jzoPnZMa)

>>42
以前にも書きましたが、ゲリョはただのゲリョスではありません。詳細書きますね。
エイプリルフールクエスト。それは年に一度、4月1日の一日限定で配信されるクエスト。無論公式クエストなのだが、内容がとんでもなくふざけているのだ。例を挙げると。
・モス数頭の狩猟→待ち受けていたのはラージャン二頭。しかも討伐対象のモスはそれぞれ高台の上、岩に囲まれ守られた場所、そして極めつけはBCの裏。誰がBCに居ると思うだろうか。
・最高に貧弱なモス一頭の狩猟→確かにモス一頭しかおらず、切り付けるのだが……なんとモスから竜風圧が発生、古龍並の強さを誇るモスへと豹変する。

さて、そんなある年のエイプリルフールクエスト。その名も『Gの洗礼を受けよ』。Gというのは無論ゲリョスの事だが、コイツはとんでもない奴なのだ。いつもの閃光攻撃をしかけて来るとおもいきや、なんと閃光の直後、《核爆発の如き爆炎がエリア全域を焼き尽くす》のです。火傷やられのスリップダメージゆえにガードも効かず、体力150でも5秒で1乙するほどの鬼の如き威力。さて、そんな彼と親戚であるゲリョさんですが、彼もまたこの攻撃ができるのですよハイ。しかも彼は例の大砲のようなものをつける事により、《その威力は一カ所に凝縮されて異常なまでの破壊力を持つ光線を生み出す》のです。にひゃー! え? ラージャンの破壊光線? あんなの彼にとっては赤子を飛び越え胎児も同然ですよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.45 )
  • 日時: 2014/04/21 16:46
  • 名前: TNT (ID: TWEOdaoe)

…Gは爆死するけどな…
四回目で…
しかも自爆…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.46 )
  • 日時: 2014/04/21 18:36
  • 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: awRhgtfW)

〜第二十話「一買い行こうぜ!・後編」〜

雑貨屋に着くと、そこには既に先客がいた。
二人の男ハンターが話しながら買い物をしている。

一人は青緑の派手な色彩の防具、ジンオウSシリーズを身に付けている。
背中には、飛竜刀【朱】と思われる太刀を担いでいる。
どこかで聞いた事のある声だが、フルフェイスなので顔が見えない。誰だったっけ……?

もう一人はずいぶんと見慣れない服装だ。
頭には円く平らな板のような、頂部にガーグァの羽を生やした防具を付け、胴から下は薄手の黒っぽい服のような防具を付けている。
確か、ユクモノ天シリーズだったかな……?
こちらも武器は太刀。見た目はディオスソードのようだが、違うらしい。赤っぽく輝いているのがここからでも分かる。

ジンオウSシリーズのハンターが店員に話しかけた。
「砥石って売ってますよね?」
「ありますよ。お一つ80zになります」
「それじゃあ20個頼みます」

ユクモノ天シリーズのハンターも買い物があるらしい。
「……双眼鏡はあるか?」
「はい。おいくつでしょうか」
「一つでいい」

二人のハンター達は買い物を済ませたようだ。
「お買い上げありがとうございます!」
店員の元気のいい声が聞こえてきた。

二人のハンター達はその場に立ち止まって話し始めた。
まず口を開いたのはユクモノ天シリーズのハンターだ。

「なあレン、お前最近様子がおかしいぞ。どうしたんだ……?」
どうやらジンオウSシリーズのハンターはレンだったようだ。そういえば前に一緒に狩りに行った時もジンオウシリーズだったし。
「……」
レンは黙り込んだ。

「あ、お前もしかして好きな人でもいるのか?」
「そ、そんな訳ないですよ師匠〜」
レンは必死に反論しているが、どうやら図星だったらしい。

……というかユクモノ天の人、レンの師匠なのか。
さぞかし腕の立つハンターなのだろう。

「レン、お前がそういうなら、あまり詳しくは聞かないでおこう。ただ、もしボクに打ち明けてくれたら、協力してあげようと思ったんだけどなぁ……」
「……お願いします」
今この二人の話を聞いて思ったが、レンの師匠もなかなか面白い人だ。
「まあいい。こんな所で話してたら本人の耳に入らないという保証はない。続きはボクの家で話そう」
それもそうだ。と、私はつい無意識に相槌を打ってしまった。

……レンの師匠はレンを引きずるようにして連れて行った。

さて、買い物に戻るとしよう。

「あの、すいません!」
「いらっしゃいませ〜」
店員が甲高い声で私を歓迎する。

賞品の値段を確認すると、明らかにお金が足りない。
砥石と回復薬はあくまでストック用なので、後回しでいい。
そこで、上位昇格試験で絶対に必要だと思われる残りの二種を購入する事にした。

「大タル爆弾を三つと、爆雷針を一つ下さい」
「合計908zになります。お買い上げありがとうございます」
私は先ほどの闘技大会の報酬を丸ごと出し、お釣りを貰った。
爆雷針は初めて買ったが、案外高い物だな。一つ140zとは……。
まあいい。一つあれば何とかなる。
後は、回復薬が買えなかったので、家に帰って調合するとしよう。

それより、問題は、買った品物がポーチに入らない事である。

私は両脇に大タル爆弾を抱え、頭に大タル爆弾を載せ、口に爆雷針を咥えるという猛烈に変な恰好で帰路についた。

〜第二十一話につづく〜

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.53 )
  • 日時: 2014/04/21 20:11
  • 名前: 読者からの意見 (ID: fF8pXhAY)

どれがどれの続きなのか分かりずらいときがあるので安価があると助かります



登場人物はどれくらい居るのでしょうか?




それと、新参にも分かるようにあらすじ書いてくれると有り難いです

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.54 )
  • 日時: 2014/04/21 20:46
  • 名前: てきと (ID: e4CmSpOV)

ず   

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.55 )
  • 日時: 2014/04/21 21:42
  • 名前: 翼の勇車 (ID: jzoPnZMa)

>>53
主殿がそろそろ目次を書いてくださると思うので見やすくなるかと。
それとあらすじですね、次レスで書きます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.56 )
  • 日時: 2014/04/21 22:18
  • 名前: 翼の勇車 (ID: jzoPnZMa)

翼の勇車作品
>>41までのあらすじ(結構細かいかも)

超新米ハンターのミズキとオトモのネオは、ある日ドスランポス討伐の依頼を受ける。以前にも何度か討伐経験のあるドスランポスになめてかかり、見事に追い込まれたミズキを助けた青年、カスケ。彼は今度からミズキ達の村で活動することになったハンターだった。話を聞きながらベースキャンプへ移動する途中、なぜか密林であるここにティガレックスが出現。無論ドスランポスもろくに狩れないミズキが敵うはずもなく、やられようとしたその時、イャンクック、ダイミョウザザミ、ガノトトスが現れあろう事かティガレックスを秒殺、ミズキに話しかけてきた。彼らの名前はそれぞれクック、ギザミ、トトス。話によるとカスケと三匹は旧大陸、新大陸につぐ3つ目の大陸、超大陸からやってきたのだそうだ。超大陸のモンスターは人語を扱え、人間と共存しているのだという。
その後も、ドスゲネポスのゲネッポ、イャンガルルガのルカ、ドスガレオスのレオ、ドスランポスのラン、ドスイーオスのイーオ、ティガレックスのティガ、クルペッコのペッコ、ゲリョスのゲリョなど沢山の超大陸出身モンスターと出会い、力を貸してもらって、古龍種であるヤマツカミを見事討ち取ったのだった。

こんなとこかな? だいぶ省きましたが想像以上に長くなりました。キャラの性格や詳細については、近いうちにキャラ紹介を書くのでそこで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.57 )
  • 日時: 2014/04/21 22:21
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: kExCd/TP)

 オーケーわかりました。書きましょう。
 とゆーわけで主さん。
 過去ログまでのあらすじ って題名でここまでのあらすじ作るんで、これは>>0の僕の作品一覧の一番上に展開をお願いします。
 三十三章までのあらすじですからね、けっこう長いあらすじになると思います。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.59 )
  • 日時: 2014/04/22 00:09
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: bbEc27x.)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
 
 過去ログまでのあらすじ

 ルーキー少年ハンター、アスト・アルナイルは砂上船でロックラックまで向かおうとしていたところ、ジエン・モーランに遭遇。
 攻撃を受けて船の制御に支障が出たために、バルバレに流着、そのままそこでハンターとして生活を始めるが、なんと初日から部屋が借りれないという事態に遭う。
 途方に暮れていた所、キャラバン『ミナーヴァ』の団長を務める美少女、カトリア・イレーネと出会い、彼女のキャラバンの専属ハンターとして生活を始める。
 しかしこのミナーヴァ、周りは皆美女美少女というキャラバンであり、アストは肩身の狭い思いをすることになってしまう。
 オトモアイルーのセージと共に狩り場を駆け抜け、ドスジャギィやイャンクックなどを狩猟していくにつれて、少しずつ実力や自信を付けていき、次第にキャラバンのメンバーからもほのかな感情を抱かれつつあるが、アスト本人の自覚や女性に対する免疫は皆無。
 船を手に入れるために、ナグリ村に向かうミナーヴァ一行。
 テツカブラに襲われて重傷者多数の中、修行中の医者の雛、マガレット・マカオンとも出会い、彼女もミナーヴァへの旅についてくるようになる。
 ナグリ村で船を造りながらの日々の中、ドスゲネポスに足止めを喰らっている商隊を助けるために狩猟に向かうが、ドスゲネポスだけではなく、ネルスキュラまで出没していた。
 不意の増援に挟み撃ちにされるアストとセージ。
 絶体絶命の彼らの前に現れたのは、なんと団長であるはずのカトリアだった。
 しかしカトリアは一方的に攻撃を受けるしか出来ず、しまいにはアストが彼女を庇うことになってしまう。
 さらに状況が悪化する中、『深緑の流星』の異名を持つレイア装備のガンナー、ニーリン・ガーネットによる長射程爆撃によってその場を凌ぐことに成功し、アスト達はナグリ村に一時帰還することになったーーーーー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.60 )
  • 日時: 2014/04/22 11:43
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: eYev4odC)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 三十七章 地底洞窟の死闘【前編】

 ネルスキュラが潜み続けるこの地底洞窟に、アスト、ニーリン、セージは来ていた。
 今はベースキャンプで、ベッドを中心に作戦の見直しを行っている。
「さて、先も話したように、この作戦は君がどれだけネルスキュラを引き付け、どれだけ私が気付かれないかで狩りの勝敗が変わってくる。アルナイルくんとオトモくんには少々重荷になるかもしれないが、私より先に奴のテリトリーに侵入、ネルスキュラに君達しかいないと思わせてくれ」
 つまり、アストとセージがニーリンよりも先にネルスキュラと戦闘を開始し、ネルスキュラに「敵はこいつらだけ」と思い込ませるのだ。そうすることでネルスキュラの意識がアストとセージだけに向くようになり、自然とニーリンが狙撃を行っても気付かれにくくなる。
 ネルスキュラの怒りを誘発しながら戦うため、アストとセージには少々どころか、かなり負担の掛かる作戦である。
「つまり、俺とセージが先にネルスキュラを発見するまではニーリンはここで待機……発見の報せはペイントボールで分かるよな?」
 アストはやるべきことを簡単にまとめ、ニーリンに答えを出す。
「察しが早いな、アルナイルくん。そうとも、ペイントボールで報せてくれるのはありがたい。打ち上げタル爆弾で発見を報せてくれても構わないんだよ?」
「発光信号かよ。そんなもん持ってきてないっての」
「ふむ、残念」
 と言ってもそれほど残念そうな顔もせずに、ニーリンはそのヘビィボウガン、妃竜砲【遠撃】の弾倉に拡散弾を仕込む。
「さぁて、始めようか」
「おっし!」
「ウンニャ」
 ニーリンはひとまずベースキャンプで待機、アストとセージは崖を降りていった。

 事前に集めた情報だと、ネルスキュラの主なテリトリーは蜘蛛の巣、つまりは自身が張り詰めた糸で作られた足場があるエリア、つまりは4、5、6がそれに当たる。エリア8でも蜘蛛の巣の梯子のようなものが見当たるが、ネルスキュラはそこにはあまり向かわないらしい。
 目星を前者に見立て、アストとセージはエリア4に足を踏み入れる。
 そこにネルスキュラはおらず、蜘蛛の巣で出来た足場の下にゲネポス達が棲息しているだけだ。
 ここから、5と6にエリアは分かれている。
 ネルスキュラが寝床としているのは、エリア5の方だ。
「気配が近いニャ。気を付けろニャ」
 セージは背中のラギアネコアンカーの柄に手を掛けながらアストに呼び掛ける。
 アストは無言で頷き、目配せでエリア5の方を指した。
 それを了解し、セージも頷く。

 エリア5。
「ギョォワァエェェェッ、ギィョォォォォォッ!」
「ギッギッギッ、ギギギッシャァッ」
 そこには、惨状が広がっていた。
 ネルスキュラが、ゲリョスに糸を絡み付かせて拘束しているのだ。
 糸で身動きを取れなくしてから、ネルスキュラはその鋭い爪で動けないゲリョスの体表のゴム質の皮を剥ぎ取っていく。その姿、人間が業とするモンスターハンターそのものだ。
 見る内にゲリョスは霰もない姿にされ、無防備な肉をネルスキュラに喰われていく。
「ギギッギョ」
 ネルスキュラは食事に満足したのか、ゲリョスから剥ぎ取った皮を、器用に作り替え、自身の体表に纏わせる。剥ぎ取ったモノを作り替えて身に纏うその習性は、やはりモンスターハンターそのものだ。
 そして、ゲリョスの屍を糸で簀巻き仕上げると、そのまま連れていき、天井に吊り下げた。
 見上げると、同じような姿がいくつも釣り下がっていた。
「おっかねぇ……」
 アストはその惨状を直視し、思わずに呟いた。
「おっかねぇとか言ってる場合じゃニャいニャ。あのゲリョスと同じようにされたいのニャ?」
「あんな晒しにされるくらいなら、ギルドに捕まった方がマシだっつーの」
 どんなに緊迫した状況でも、アストとセージは軽口の叩き合いを止めたりしない。
 アストは唇を軽く嘗めて、唾と一緒に恐怖心を呑み込む。
 ポーチに手を突っ込み、ペイントボールを持ってくる。
 それと同時にネルスキュラが侵入者の気配に気付く。
「ギギギョォォォォォッ」
 上体を起こし、爪を上に上げての威嚇行動だ。
 アストはその威嚇に怯むこともなくネルスキュラに接近すると、ペイントボールをネルスキュラの顔面に投げ付けた。
 投げ付けられたペイントボールはネルスキュラの顔面にぶつかると同時に弾け、ネルスキュラの顔面をどぎついピンク色に染める。
 狩りの火蓋が切って落とされた。

 一方のベースキャンプ。
 遠くかどこかから、嗅ぎ馴れた刺激臭が漂ってくる。
「……」
 方向や臭いの濃度から、エリア5か6の辺りだろう。
 妃竜砲【遠撃】を手に取り、それを背中に納める。
 準備は万端だ。
 崖の上に足を掛けると、そのまま飛び降りた。
 いつ飛び降りても、この高所から落下する感覚は快感だ。これも一種の楽しみ。
 そろそろ地面が近くなってきた。
 その辺で生え放題になっている蔦に手を伸ばし、しっかり掴むと落下の勢いを逆利用し、蔦から蔦へ移動するケチャワチャのように次の蔦へ、次の蔦へと、勢いをゆっくり殺しつつ地面に降りていく。
 ある程度地面に近くなってから、再び飛び降りる。
 足に負担を掛けないように、柔らかく着地する。
「さて、と……」
 既に戦闘が始まっているはずだ。
 彼女、ニーリン・ガーネットは、臭いの漂ってくるエリアに向かって軽く小走りで向かう。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.61 )
  • 日時: 2014/04/22 17:31
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 9oVXs4km)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 三十八章 地底洞窟の死闘【後編】

 アストとセージがネルスキュラとの戦闘を開始してから、五分弱が経とうとしていた。
「はぁっ、はぁっ……」
 アストはネルスキュラの爪を掻い潜りながら必死に立ち回るが、ネルスキュラの一撃一撃はそれほど強くない。テツカブラと比べれば幾分かは弱い。
 しかし、攻撃の出が速く、見てから回避に移ろうとしても間に合わない場合が多い。故に今のアストは小刻みにダメージを受けており、体力の消耗やクックシリーズの損傷は確実に進んでいた。
 その上、ネルスキュラはかなり素早い立ち回りをしてくる。
 攻撃の体勢を崩さないままに、移動に使う四本の脚を器用に動かしてアストの側面や背面に回ってきたり、振り向く際は一度飛び上がって着地する前に振り向くために、振り返るまでのタイムラグを消しており、その隙を突くというダメージの積み重ねが難しい。
 セージはさすがというべきか、ネルスキュラの足元に張り付いてはラギアネコアンカーによるヒットアンドアウェイを繰り返し、極力ネルスキュラの攻撃範囲から逃れている。
 アストはその様子を一瞥しながら応急薬を飲んで体力を回復させる。これで応急薬は打ち止めだ。あとは自前の回復薬で回復していくしかない。
 体勢を立て直し、アストは再びネルスキュラに接近する。
「休んでる場合じゃないっ、ここで踏ん張りゃ、ニーリンが仕留めてくれるっ……!」
 アストは踏み込みながら、セージの方を向いているネルスキュラの腹にコマンドダガーを斬り込ませる。攻めやすさとダメージを考えるなら、腹が比較的に柔らかい。
「ギィッギョッ!」
 ネルスキュラは背後に外敵がいると察したのか、不意に振り向いた。
 その時には、すでに鋏角が剥き出しになっている。
「なっ!?」
 アストは不意打ちに身体をたじろかせてしまう。
 鋏角がアストを捕らえるものの、それほど力を入れた攻撃ではないのか、アストへのダメージは強くなかった。
 が、分泌される毒はしっかりとアストのクックシリーズの隙間から浸入し、途端にアストは激しい頭痛と嘔吐感に襲われる。
「ちっ、くしょうっ……!」
 アストは慌ててポーチから解毒薬を取り出そうとするが、その隙を見逃すネルスキュラではなかった。
 ネルスキュラは大きく飛び下がりながら、アストに向けて糸弾を放っていた。
「っ……!?」
 解毒薬を飲もうとしていたアストはまともにその糸弾を受けてしまい、あっという間に糸に身体の自由を奪われてしまう。
 糸を取り除かなければ解毒薬は飲めず、その間にも毒はアストの身体を蝕むというジレンマがアストを襲う。
「し、消散、剤……」
 解毒薬を手から離して、次は消散剤を取り出そうとするが、ネルスキュラは既にアストに再び接近していた。
 ネルスキュラは脚を直立させ、腹をアストに向ける。その腹の棘からは青白い液体が漏れている。
 消散剤を用いて糸を取り除いたアストだが、既に遅かった。
 そのネルスキュラの腹の棘がアストを突き刺した。
 それと同時に、アストに耐え難い眠気が襲い掛かる。
「ぁぁ……く、そ……」
 今度は元気ドリンコだ、と思ってそれを取り出して飲む。
 効果はてきめん、アストの眠気は吹き飛ぶが、肝心の毒はまだ解毒出来ていない。
 とにかく、ネルスキュラから離れなければ回復も何も出来ない。
 そうこうしている内に眠気ではないが、意識が朦朧としてくる。
 アストはそれを無理矢理我慢し、ネルスキュラから距離を取って解毒薬を飲む。
 ようやく頭痛と嘔吐感から解放されるが、体力がなけなししか残っていないのが自分でもわかる。
 続けて回復薬グレートも飲み干してどうにか回復を完了させる。
 今のネルスキュラはセージが相手をしている。
 アストはすぐに彼の元へ向かう。
 不意に、何かがアストの側を通り過ぎていった。
 それはネルスキュラの腹にぶつかって弾かれたが、同時にネルスキュラの足元に爆発が何度も起きた。
「ギョォアァァァァッ!?」
 ネルスキュラは突然の爆撃に驚き、脚を掬われて体勢を崩した。
 その有り様を見て、アストはニヤリと笑った。
「やっとかよ……遅いっての!」
 アストはネルスキュラの腹に回り込み、セージはアストとは真逆にネルスキュラの頭部にラギアネコアンカーを突っ込ませ、ネルスキュラの目を雷で焼き潰していく。
「反撃させてもらうぜっ!」
 アストはコマンドダガーをネルスキュラの腹に突き刺しては引き裂き、ネルスキュラの体液をそこらじゅうに撒き散らす。

 ニーリンは物陰から妃竜砲【遠撃】の可変倍率スコープに目を通していた。
 そのレンズの先には、引っくり返ってのたうち回るネルスキュラ。
「まずは一発……」
 すぐにガンベルトから新たな拡散弾を取りだし、妃竜砲【遠撃】の弾倉に仕込むと、またすぐにスコープに目を通して引き金を引いた。
 狙い通り、それはネルスキュラの腹にぶつかると拡散弾に取り付けられた爆薬が拡散し、爆発を撒き散らす。
 爆発がネルスキュラの身体を纏うゴム質の皮を焼き払い、その下にあるネルスキュラ本来の白い甲殻が表れる。
 そろそろネルスキュラが起き上がる頃合いだ。
 ニーリンは直ぐ様エリア5から退避し、エリア4まで下がった。

「ギョギギッ?ギィシャアァッ!?」
 ネルスキュラは不審に辺りを見回す。
 先程から自分に爆撃を仕掛けてくる輩がいる。
 しかし、雷をぶつけてくるアイルーでもなければ、足元で刃を振るってくる人間でもない。
 一体何者が?
 ネルスキュラは足元を張り付く外敵から離れながらテリトリーを見回すが、やはりそれ以外の姿は見当たらない。
 それよりも、こっちの人間とアイルーの排除が先だ。
 その考えが彼の間違いと言うことには、気付くよしもなかった。

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.64 )
  • 日時: 2014/04/22 19:05
  • 名前: 名無し ◆BrF6HmqDk2 (ID: oUoew.Ai)

>>53
あらすじ…。
慣れていないスマホでのあらすじ…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.66 )
  • 日時: 2014/04/22 20:02
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: s4olDgFx)

 >>63

 他に意見、必要な補足があればどうぞ。
 すぐに書きますので。

 短スレすいません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.67 )
  • 日時: 2014/04/22 21:55
  • 名前: 若虎 (ID: t.Xk4mVM)

二代目初投稿ですでわ、どぞ
――第11話 特訓と新たな仲間――
勇たちは、紫を誘うがそのまま立ち去ってしまった
勇「じゃあさ、特訓しようよ」 椿「そうだね♪」
龍「何行く?」 勇「じゃあ、ガルルガいこう」
椿「わかった、準備してくるよ」 龍「よっしゃ頑張るZe!」
そして、探索に行ったとたん・・・ ?「誰か助けてにゃ〜」
目の前からは、ガルルガとアイルーの姿が…
龍「早速来やがったな、ぶちのめしてやるZe!!」
椿「その前にあの子助けようよ〜」
勇「じゃあ、椿はアイルーを、俺と龍はアイツを倒す」
椿 龍「「了解!!」」 椿はガルルガの正面にいき
勇と龍がガルルガに攻撃し始めた
龍「おらおら!!相手は俺だZe!!」 勇「こっちこい!!」
椿はアイルーを、抱いた
椿「大丈夫?」 アイルー「あ、ありがとうにゃ…」
勇は足元を太刀で切り裂いた、
龍はハンマーで頭を殴り相手が倒れた
龍「よっしゃ!!フルボッコタイムだZe!!」
椿「私も手伝うわ!!」 アイルー「僕も手伝うにゃ!!」
勇「お前大丈夫なのか?」アイルー「大丈夫にゃ」
そして、ガルルガは起きて
ガルルガ「グエエエエァ!!」 龍「うるさい!!」
ガルルガは咆哮した後、尻尾を振り回した
椿「きゃあ!!」 勇「椿大丈夫か!?」椿「尻尾に当たると
毒になることを忘れてた…」
龍「椿!解毒薬を・・・」と行ったとたん
横から火弾がヒットしてしまった
龍「うわあああ〜・・・おかくくらえ!!」
龍は火弾に当りつつ、ハンマーを思いっきり
投げ着けた…
ガルルガ「ガアアアア…」その隙を狙い勇は
勇「これで終わりだ!!」勇は疾風の如く切りつけた
ガルルガ「グエエエエァ…」 討伐完了…
龍「いや〜倒せた倒せた。」椿「さあ帰りましょう」
勇「お前もくるか?」 アイルー「はい!ぜひ!!」
勇たちは一匹仲間にしたのだった…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.68 )
  • 日時: 2014/04/23 11:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VAMIx/ex)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 三十九章 フィーネ

 ニーリンの拡散弾による援護狙撃が加わってからは、一気呵成だった。
 アストとセージが足元に張り付き、ネルスキュラの注意を一心に集める。
 その隙に、ニーリンの拡散弾の長距離射撃がネルスキュラを捕らえ、ネルスキュラに爆発を浴びせる。
 その爆撃でネルスキュラの体勢が崩れれば、即座にアストとセージが畳み掛ける。
 おかげでネルスキュラは、外套にしていたゲリョスの皮を焼き払われ、毒棘を破壊され、獲物を狩ってきた爪まで折られる始末だ。
「ギッギシャッ……」
 ネルスキュラな不利を悟ってか、途端に明後日の方向、エリア4の方へ向くとさっさと逃げ出す。
 そんなネルスキュラの前に立ちはだかるは、ニーリン。
「やぁやぁネルスキュラくん、ごきげんよう」
 ニーリンは呑気にネルスキュラに挨拶をしながら、妃竜砲【遠撃】を展開すると、その場で片膝立ちの姿勢に入った。
 しゃがみ撃ちと言う、ヘビィボウガンの技能の一つだ。
 弾倉にカートリッジを複数同時に挿入することで、通常のリロードとは比べ物にならない数の弾丸を放てるようになる。
 しかし、ひどく重量が増えるため、立ったまま制御することが不可能になってしまう。故にしゃがむことで安定を保つのだ。
 それは逆に言えば、咄嗟に動けないためにモンスターの前では無防備な姿を晒すことになる。
 ネルスキュラはニーリンを無視して、自身が作り出した足場から地底洞窟元々の地盤に上がってくる。
 それは全て、ニーリンの計算の内だった。
 地盤に足を踏み入れた瞬間、ネルスキュラは突如全身を痙攣させた。
 ネルスキュラの足元でバチバチと光を放っている円盤状の金属管が、ネルスキュラを縛り付けていた。
 それは、シビレ罠だ。
「これは私からの君へのほんの気持ちだ、受け取ってくれ」
 ニーリンは不敵に笑うと、妃竜砲【遠撃】の引き金を何度も引き絞る。その度に、改造されたパワーバレルから弾丸が放たれ、ネルスキュラの顔面を捕らえると同時に火炎を噴く。
 弾頭に火薬草を仕込むことで火属性攻撃を可能とする、火炎弾だ。
「ニーリン、いつのまにシビレ罠とか仕掛けたんだ?」
「無駄口叩くなら攻撃しろニャ」
 そう言いながらも、アストとセージは無防備なネルスキュラに攻撃を仕掛けている。
 ネルスキュラは抵抗も出来ずに、前と後ろから攻め立てられる。
 不意にニーリンがしゃがみ撃ちの体勢から元の体勢に戻し、妃竜砲【遠撃】の弾倉から火炎弾のカートリッジを切り離すと、調合によって補給された拡散弾をそこに仕込む。
 ニーリンはネルスキュラに肉迫すると、妃竜砲【遠撃】のパワーバレルの銃口をネルスキュラの口の中に押し込んだ。
「これで、フィーネ(終わり)だ」
 なんの躊躇いもなしに、引き金を引いた。
 引くと同時に、ニーリンは離れた。
 ネルスキュラの口の中で拡散弾の爆薬が炸裂し、ネルスキュラの頭が絶命したはじけイワシのように弾けとんだ。先程に火炎弾によって顔面がボロボロにされた、その上からだ。
 ビチャビチャとネルスキュラの体液がニーリンに飛び散るが、それを涼しい顔で受けるニーリン。
「君が弱いんじゃあない……私が強すぎるのさ」
 ネルスキュラはその場で倒れた。
 手足を僅かに痙攣させることもせず、完全に息絶えていた。
 シビレ罠は小さく爆ぜた。
「こっ、こっえぇぇぇぇ……」
 アストは弾けとんだネルスキュラの頭を、怖いもの見たさに見てしまう。
 口の中に拡散弾を撃ち込まれたのだ。それはこうもなる。
「なかなかやるニャ」
 セージはニーリンとネルスキュラを見比べる。
 ニーリンはと言うと、既に妃竜砲【遠撃】を納め、剥ぎ取りにかかっていた。
「おい、どうした?剥ぎ取らんのか?」
「いや、剥ぎ取るけどさ……」
 アストは複雑そうな表情を浮かべながら、コマンドダガーを納めて剥ぎ取り専用ナイフを抜いた。 
 甲殻や棘、鋏角などが手に入る。戦闘中に破壊したゲリョスの皮や爪もだ。
「……」
 あらかた剥ぎ取りを終えると、アストはニーリンに向き直った。
「あのさ。ニーリンってほんとに十七歳か?」
 その問い掛けにニーリンはアストに振り向いた。
「何かな、それは私がお婆に見えるということかな?肌の艶や胸の張りにはそこそこ自信があるんだが……見たいのか?」
 ニーリンはそう言ってレイアレジストを外そうとしている。
「ちっがうっ!見た目の話じゃないからっ!装備は外さなくていーぃっ!」
 アストは一瞬でもニーリンの裸体を想像してしまったことに顔を真っ赤しにて、慌てて否定する。
「ははっ、冗談に決まってるだろう?君は面白いくらい純情だな、アルナイルくん」
「かっ、からかうなってのっ……!って、そうじゃない」
 真っ赤な顔を消して、アストは複雑そうな表情をニーリンに向けた。
「何て言うかさ、モンスターの前でも余裕って感じだし、モンスターの口の中に直接弾丸撃つとか、突拍子もないことするし、その、年相応って感じじゃないんだよな。あ、これ褒めてるつもりなんだけど……」
「つまり、私が十七歳のうら若き乙女とは思えないくらい、モンスターに対して慣れすぎている、と言いたいのか?」
 ニーリンはアストの言いたいことを即座にまとめてやる。
「そ、そんなとこ」
 アストはニーリンの要約に納得した。
 それを見て、ニーリンは小さく溜め息をついた。
「ナンセンスだな……」
「な、なんせ……?」
「馬鹿げている、ということだよ。「モンスターハンターに「モンスターが怖くないのか」と聞くとは、君はバカか?」と、私は言いたいのさ」
「バカ呼ばわりは慣れてるから怒らないけど……」
 アストはセージだけでなく、ニーリンにもバカ呼ばわりされたことに少しだけ呆れを感じた。ここで怒りを感じないのは彼の日頃の習慣だ。
「モンスターが怖くないのか?そんなもの、怖いに決まってるじゃないか。それを表に出さないのがハンターだ」
 ニーリンは皮肉げに続ける。
「私達モンスターハンターは、命懸けで自分の何十倍も大きなモンスターと対峙しなくてはならない。それは何故か?一般人を守り、営ませるのが目的だ。だから一般人はハンターにすがるしかない。ハンターの力がなければ、何も出来ないからだ。そんな人達を前に「私はモンスターが怖いです」なんて言ってみろ?失望を買うどころか、疎遠にされるぞ?」
「……それは、そうだけど……」
 ニーリンの言うことは間違いではない。むしろ正解だ。
「無駄が過ぎたな。まぁ、私について気が向いたら話すよ」
 ニーリンはそう言うと、踵を返してベースキャンプへの帰路に足を踏み入れた。
 アストはそれ以上何も言えず、彼女の後を追った。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.69 )
  • 日時: 2014/04/23 12:54
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: XfiDO4Tl)

 新参の方に先に言いますと、この〜輪廻の唄〜はMH4のゲームを基準としてますが、所々にオリ要素は混じりますし、多少は現実世界に置き換えての描写もあります。
「ありえねーだろwww 」 とかは容赦してください。
 超能力ゲーにはならないと思うんで、多分大丈夫です。
 アストくんの周りがありえない?
 そんな考え、捨てちまえぇー!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.70 )
  • 日時: 2014/04/23 17:38
  • 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: krxME1Nq)

あらすじ……か。

HunterLife〜ふんたーらいふ〜のあらすじ(過去ログまで)

新米ハンターのナナミは、一流のハンターを目指して修行中の日々。

ある日、ナナミは訓練所同期のハンター、ボウとサクと、たまたまそこに通りかかったハンター、ユータとパーティーを組んでフルフルの狩猟に出かける。

……ところが、フルフルを討伐した後、帰還のためベースキャンプに戻ると、そこには、巨大な黒っぽいモンスターが!
ナナミはモンスターに勝負を挑む。が、そのパワーに圧倒され、満身創痍になってしまう。
すんでの所でユータが呼んだ古龍観測船に救助され、何とか一命を取り留めた。

その後、怪我を治療している間に、お見舞いに来たユータとその妹のリンカが持ってきたのは、ギルドからの通達。
そこには、突如乱入してきたモンスター(イビルジョー)に勝負を挑み、敗れはしたものの見事生還した実力を認め、ナナミが上位昇格試験を受ける資格を得た事が書かれていた。

抽選の結果、ナナミの上位昇格試験の相手は幻獣キリンに決定。

ナナミは上位昇格試験へ向け着々と(?)準備を進める。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.71 )
  • 日時: 2014/04/23 17:51
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: jCnXTQSC)

クロスオーバー その2-5 歓迎会のつづき
――――――――――――――――――――――――――――――
「そういえば…」
カスケは蒼に聞きたいことがたくさんあった。
何しろ、普段なら絶対会うことのできない他の世界に住む人と話すことができるからだ。
ちなみに、蒼たちの記憶には残らないが、元の世界の人の記憶には残る。まぁここは天しか知らないのだが…。
「そちらの世界ではどのようなことをしていたのですか?」
「どのようなって…ハンターとして活動してたら、よく分からんことになってそれの調査うんぬんやっているが…未だにその原因はつかめん。意味が分からん。ギルドも頭腐ってやがるし…」
蒼の話はまだまだ長くなりそうなわけで。
一方。
「そういえば…ギザミだったかしら」
「そうだけど?」
「ちょっとこれ斬ってくれないかしら?」
といって双がとりだしたのは…丸太だ。
直径は10cm、長さは1mはあるだろう。そんなものどうやってだしたの…とギザミは思ったが言わなかった。
「いいけど…どうして?」
「なんとなく…」
「??」
なんとなくでそんな丸太を出すのもどうかしていると思う。
一方…。
「おかわり!」
幽は相変わらず食べまくっていた。そろそろペース落ちるかと思ったらそうでもなかった。
「よー食べますなー。たくさん食料溜めててよかったわ」
ゲネッポはもはや彼女のために料理しているような感じだった。
「ふふ…あなたが倒れるまで食べ続けるわよ!」
「おっと?ワイに勝負を挑むとは。その勝負、受けてみようやないか!」
何か始まってた。
ちなみに幽はその気になればずっと食べ続けることができる。あれ、ゲネッポに勝ち目あるの…?
一方。
「むー…!次こそ…!」
ミズキは天に対抗意識を燃やしまくっている。当の本人はというと
「ひゃほーいw」
さらに高く胴上げされていた。一応天井までは4mあるから問題はないだろう。
「よーし、真上に思いっきりかち上げてくれーww」
「「ギャオッ(了解!)」」
天は真上に高くあがった。
…高く上がった。
「ちょwwこれはあか…」
ゴンッ!!
思いっきり天井にぶつかった。
…いや、刺さってる。
「「ギャオ!?(しまった、あげすぎた!)」」
ゲネスケゲネカクは天が天井に刺さっているのを見て動揺している。
「あれ…大丈夫なの…?」
ミズキも天の様子が心配だった。そこに蒼がこういった。
「あぁ、あいつはいっつも俺があれの倍以上の力でかち上げたり埋めたりしているから心配するな。」
「「!!?」」
みんなちょっと蒼を恐れた。ただ天だけにしかやらないよ…?
「本当にお前はこれよりはるかに強い力でやるんだよなwwww」
「悪かったな、お前が外の世界のネタぶち込まなかったらやらねーよ」
いつの間にか天が帰ってきていた。あまりの頑丈っぷりになんともいえなくなっていたミズキたちであった。
――――――――――――――――――――――――――――――
こんな感じ…?何かあったら修正する。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.72 )
  • 日時: 2014/04/23 18:46
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: FwRyoRHD)

 >>71

 天井に突き刺さる天を想像したら思わず吹きましたwww
 きっと首から上が見えなくてプラーンとしてるんですね。
 そして自力で戻ってくる天……さすがです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.74 )
  • 日時: 2014/04/23 20:43
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

>>71
おおお! 書いて下さりましたか! 有難うございます! 全員しっかり書けてます! (クック、トトス、ルカが出ていませんが)
ちなみにちょっと情報。「たまには料理もせな」とか言っていたゲネッポですが、実際料理の腕はプロ級。地球で言ったら五つ星レストランのオーナーシェフ並っすよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.75 )
  • 日時: 2014/04/23 23:07
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

最近ネタが尽きてきた気がする……。あ、ご安心ください、エタったりはしませんから。てなわけで更新ですー。


第二十一話〜目覚めた災悪〜

あのあとは色々と騒がしかった。集まったモンスター達を交えて宴が開かれたり、噂が街に流れて騒ぎになったり、その騒ぎを聞き付けたギルドへの対応だったり。勿論ギルドにありのままを話すとまずいのでなんとかごまかし、今後も今まで通りモンスター達には各自住家のあるフィールドへ戻ってもらった。そしてある日のこと。
「狂竜病……ですか」
ここはお馴染み村長の家。ちなみに家に入る時また驚かされたのだが、回を追うごとに脅かしかたがグレードアップしている気がする。
「そ。モンスターに発症する病気で、それに感染したモンスターは狂ったように暴れるんだ。あまり原因の解明は進んでいないんだが、狂竜ウイルスというのが原因と分かっている。そしてその元凶が……」
「ゴア・マガラ、あるいはシャガル・マガラですね」
「おお、流石カスケ。んでどうやら、近くにそいつが居るようなんだ。狂竜病を発症したモンスター及び耐え切れずに死亡したと思われる小型モンスターの死体が大量に発見されている。で、そいつをどうにかしてほしいって訳よ。それに超大陸出身モンスター達も心配だしね」
そうだ、彼らはどんなに強くても一モンスター。もし彼らが狂竜病に感染してしまったら……。
「そ、村長、行ってきます!」
そう言って飛び出した私。後ろからカスケ君が追い掛けて来ている気がしたけどそんなことは気にせず、密林へ急いだ。

~密林~

「クックー! ギザミー! トトスー! 返事してー!」
いくら角笛を吹いても大声で呼んでも出てこない。一体彼らはどうしているのだろうか。
「ミズネエ、カスヤン!」
聞き慣れた関西弁が正面からやってくる。ゲネッポだった。
「これはどういう事や!? 小型モンスター達ほとんど死んでまっせ!」
「ゲネッポ、無事でよかった……じゃなくてっ、今大変なの、狂竜病がかくかくしかじか」
「なるほど、そういうことやったか。そうなるとまずいで。カスヤン、超大陸にも一匹だけゴア・マガラがいたのを覚えてるかいな?」
「ああ、自分の狂竜病が皆に感染しないようにってんで、いつも引きこもっていたあいつだろ?」
「せや。あの大陸にはマガラはあいつ一匹やったから、超大陸のモンスターは免疫がまったくと言っていいほど無いんや。下手したらマガラの棲息範囲に入っただけで発症しかねんのや」
「何でゲネッポは大丈夫なの?」
「ワイはゴアの数少ない幼なじみでな、引きこもる前、つまりまだほとんどウイルスを出せない頃に良く遊んでいたから免疫がついてな、今じゃ目の前にシャガルがいても余裕や」
ゲネッポとの合流によって、大きな情報を得られた。あまりうれしい情報では無いけど……。
「ギャアアアァァァ!」
凄まじい鳴き声が密林に響き渡った。そして私にはその主が分かった。あんな狂ったように高く大きな声でもわかる。私が最も仲が良く、いっつも一緒に行動してきたモンスター。
「ギザミ……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.76 )
  • 日時: 2014/04/23 23:42
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: jCnXTQSC)

>>70
蒼「キリ…ン…?頭狙って角へし折ったりあえて爆弾を1個ずらしておくことによって…」
天「キリンだって…?心眼持ち片手だとちょくちょくスキができてさらに睡眠させることもできるな…あとはあいつは回復しようとしたハンターをすぐ狙う習性があって…」
Trail「自重せいお前ら。で、キリンの何が知りたい?行動パターンか?キリンの思考回路か?それとも攻撃の範囲とk」
双「自重してください。」
※キリンだけで3000字いけそうなきがしてきた←無理です。
>>72
まぁだいたいそんな感じっす。
本編で天井とかに刺さって―とか地面に―とかあったらそうなっているんだなぁ…と思ってくださいなー。
>>74
クックとトトスとルカは気絶してたってことで←ちょっとまて。
幽はその気になればずっと食べること可能なり。つまりそこにある食料がなくなr(ry

ほとんどの小説で狂竜病が暴れまわっているのにわての小説はなんか…うん…。ゴマちゃんも瞬殺されちゃったもの。
天曰く、「あれは弓なら4回ぶっぱなったら克服するしいろいろ強化されるんで自分から突っ込みますw」だそうで。ハンターってすごいね。
>>75は次回ギザミが暴れまわるのですねわかります。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.78 )
  • 日時: 2014/04/24 20:49
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

恐怖のギザミさん。しばらくシリアス続きそうです……。


第二十二話〜ギザミとミズキ〜

「ギャアアアァァァ!」
巨木の影に隠れて向こうの様子を伺うと、そこには予想した通り全身から黒い気のようなものを放つギザミ、そして……。
「ゴア・マガラだ……」
この一件の元凶が、ギザミと対峙していたのだ。先手で動いたのはギザミ。奇声をあげながらゴアに殴りかかった。そのスピードたるや、元々ダイミョウザザミとは掛け離れた身体能力を持つギザミに狂竜病の力が合わさり、目にも止まらぬ速さ。完全に避け損なったゴアは、顔面にギザミ全力のストレートパンチが入り、悲鳴を上げてのたうち回った。
「ギャアア……」
ギザミがこっちを向く。気づかれたようだ。
「ギャアアアァァァ!」
奇声と共に、泡ブレスを吐いてきた。慌てて避けると、先ほど隠れていた巨木をブレスが貫通していくのが見えた。
「おいギザミィ! 僕だ、カスケだ、分かr「ギャアアアァァァ!」くっ……」
カスケ君の説得虚しく、ギザミはカスケ君にハサミを振り下ろした。なんとか避けたようだが、ハサミで砕けた巨石の破片がみぞおちに直撃したようだった。
「ギザミ止めてぇ!」
「や、やめろ、くるな……」
カスケ君に追撃しようとしていたギザミの前に思わず立ち塞がる。カスケ君が制止しようとしたがそんなこと気にしない。私はとにかく元のギザミに戻って欲しかった。すると、一瞬ギザミが躊躇ったような顔をする。
「グォァァァァァ!」
その時、先ほどギザミと戦闘していたゴア・マガラが起き上がった。鼻先が完全に潰れているのはどう考えてもギザミのパンチによるもの、凄まじい力だ。そんなことを考えているうちにこちらを見たゴアは、突進を開始した。するとだ。
「ワイらのことを!」
「忘れるにゃああぁぁぁ!」
ゲネッポとネオが止めてくれた。足に盛大な攻撃をうけたゴアは転び……そのまま私達の方へズザザザーッと滑ってきた。
「きゃあ!」
滑り突進という魚竜種のような攻撃をまともに食らった私は吹き飛び、ゴアのちょうど正面に転がった。
「あ、あ、あ……」
ハンターとして初めて大型モンスターと対峙した時と似た、純粋な恐怖が心を支配する。怖い、怖い怖い……。
「グオオォォォ!」
「いやぁぁぁぁぁ!」
ゴア・マガラの噛み付きが迫る。つい悲鳴を上げてしまう私。走馬灯が脳内を駆け巡る。
《ガキィィィン!》
痛くない。というか、攻撃が私に来ていない。ゆっくりと目を上げると、黒い気を纏ったギザミがいた。ハサミでゴアの攻撃を受け止めながら。
「ミズキ、ニハ、テヲダスナァァ!」
全力でゴアを殴りつけるギザミ。その体からは、先ほどの黒い気ではなく、鮮やかな赤色のオーラが溢れ出していた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.85 )
  • 日時: 2014/06/01 17:27
  • 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: tnz9AmdX)

やっぱりキャラ設定とか要りますよね……?

ってな訳で。
紹介文の書き方は十倍のquasarsを参考にしました^^;

HunterLife〜ふんたーらいふ〜の設定(>>314までの段階)

・基本、MH4の世界。時系列はゲーム内より後。(但し、現時点の主要舞台の街はゲーム内に登場しておりません。遺跡平原の辺りにある設定です)
・モンスターは色々出ます。オリジナルモンスターが出た場合はその話の最後に解説入れますので。
・作者の表現力が死んでますが、それでもいいという方は、どうぞご覧下さい。

〜主要キャラ紹介(キャラは名前の判明しているキャラのみ、一発限定予定のキャラは除く)〜

ナナミ 女 16歳 身長153cm
・主人公だと思う。多分。
・職業はハンター
・使用武器は片手剣。一応、双剣も使えないことはないらしい
・狩りの腕はそれなり。現在成長中
・美少女的な見た目に似合わず、割と短気。腕っぷしには自信あり

サクラ 女(?) 14歳相当 身長98cm
・メラルー。大事な事なのでもう一度。メラルー柄ではなく、メラルー。
・ナナミのオトモアイルー(?)。待遇は三食付きの給料無し。
・トレンドはぶんどり、使用武器は巨大ブーメラン(といってもハンターから見れば普通サイズ)
・狩りの腕は素人だが、盗みの腕は素晴らしい。が、盗んでないのに捕まる事が割とよくある。

レン 男 20歳 身長178cm
・職業はハンター
・使用武器は太刀
・狩りの腕はかなりのもの。並の上位モンスターならソロで狩れる
・結構イケメンらしい。しかも可愛い女の子には目がない

ナィ 男 24歳 身長173cm
・職業はハンター
・使用武器は太刀。必殺技は、一撃で獲物を仕留める居合斬り。
・多分、この作品で最強のハンター
・イケメンというよりハンサムな感じ

リンカ 女 10歳 身長126cm
・職業はなんとハンター
・使用武器はハンマー。しかも片手で振り回せる程の腕力の持ち主(但し、調子に乗って振り回しすぎると、反動で自分ごと飛んでいく)
・頭の方は普通の10歳。砥石の使い方を知らなかったりする
・ユータとは兄妹。歳の差がそこそこある

ユータ 男 18歳 身長170cm
・職業は妹と同じくハンター
・使用武器は操虫棍
・いつも妹に振り回されている(精神的に)
・狩りの腕は平凡

カイト 男 19歳 身長190cm
・職業は武具職人(但し、まだ見習い)
・ハンター顔負けのゴツい体格
・ユウとは兄妹。妹思いの優しいお兄さん
・ナナミとは幼馴染で、恋愛関係にあるらしい

ユウ 女 16歳 身長168cm
・職業は料理屋の店員
・カイトとは兄妹
・武具職人志望だったが、才能が無いと言われて落ち込んでいる
・そのせいか、自分に自信が持てないらしい

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.86 )
  • 日時: 2014/04/24 20:54
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

>>77
今更気づきましたが、クシャさんは? モンスターは圏外ですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.87 )
  • 日時: 2014/04/24 21:40
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

>>86
この件に関して、クシャはこういっております。
「俺そんなに設定に書くことないだろ…ただの話せるクシャルダオラだからな…設定にいれるまでもない。無駄にスペース削りたくないからな。」
…それちょっと他の人にいおうか、クシャ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.88 )
  • 日時: 2014/04/24 22:29
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

むむむ、どうしよう……。
Trailさん(どうもこっちの方がしっくりくるんで、これで呼ばせていただきます、、、)がせっかくクロスオーバーの続き書いて下さったので我も書きたいのですが、Trailさんがこの後どうするつもりなのかがわからないので下手に書けません……。丸太とか、もしかすると何かしら意図があるのかもしれませんし。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.89 )
  • 日時: 2014/04/25 06:45
  • 名前: 10倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: gYj17NCR)

>>88
双「ただ斬ってもらうだけなんだけど…」
特にあのあとは考えてませんっ自由にどうぞー
まぁ名前は今までに使ってる名前ならどれで呼んでもいいっす

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.90 )
  • 日時: 2014/04/25 14:22
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: hxI2Jq9B)

お願い
あと二週間ぐらい時間的にオンラインになれません。
なので、ある程度まとめていただきたいと思います。
お願いします。二週間程経てば、更新出来ると思いますので、
それまで、今までの話をどなたか、まとめていただきたいと
思います。
ご協力お願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.91 )
  • 日時: 2014/04/25 16:12
  • 名前: 10倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: a7PPJezo)

>>90
あとでやっておきまーす。
また前と同じでいいですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.92 )
  • 日時: 2014/04/25 17:46
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 71/Or0Sg)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 四十章 いざ出航、その名はワルキューレ

 ネルスキュラ狩猟を達成したアストとセージ、ニーリンが見たナグリ村の光景は、溢れんばかりの歓喜だった。
 足止めをされていた商隊も無事に到着し、ルピナスは商隊からたてがみマグロを分けてもらっていた。
「いやぁ、助かった!さすがはカトリアのところのハンターよぉ」
 村長はアストとセージ、ニーリンとカトリアを前に嬉々として喜ぶ。
「っても、火山の活性化にゃまだ季節が来てねぇから、もうしばらく待ってくれぃ。なぁに、火山が活性化してくりゃ、船の一つや二つくらいちょちょっと作ってやっからよぉ」
「お願いしますね、村長」
 カトリアはその場を代表して頭を下げる。

 それからナグリ村で過ごすこと三ヶ月少し。
 ニーリンはミナーヴァの専属ハンターとして、カトリアと長期契約を結んでくれた。
 彼女曰く「アルナイルくんの近くにいると面白そうだから」らしい。
 面白そうという理由で専属の長期契約を了承するカトリアもカトリアだが、どんな形であれ仲間が増えるのは喜ばしいことだ。
 マガレットの診療所と、ニーリンのハンター専用の馬車も作るに当たって、牽引するためのアプノトスももう一頭手懐け、海路は船、陸路は二頭のアプノトスになる。
『深緑の流星』たるニーリンがミナーヴァに所属することによって、彼女を名指しした依頼が舞い込んで来るようにもなった。それにアストも同伴することで、多少の危険は孕んでいたものの、彼女が相手にして来た雌火竜リオレイアの捕獲や、桃毛獣ババコンガの狩猟にも成功し、ミナーヴァは確実にその名を各地に響かせていた。
 数ヵ月の末、ようやく火山の活性化が再開し、土竜族達は雄叫びとともに地底火山に殺到していき、瞬く間に紅蓮石や獄炎石、燃石炭や火薬岩などを採掘し、早速船の作りに取り掛かっている。

 それから一週間後の夕暮れ時。
「よぉしっ、完成だぁっ!!」
 ナグリ村の港には、白を貴重に赤色などで縁取られた、巨大な船が佇んでいた。
 その全長は、ロックラックの方で使われる撃龍船とほぼ同等のサイズとなった、軍艦を除けばかなり大型の帆船だ。
「ふーっ。船の造りって、慣れれば簡単なモンね」
 汗まみれの顔をタオルで拭きながら満足そうに息をつくライラ。
「操縦のやり方は、マニュアルの通りよね?」
 ライラは土竜族の一人に聞いてみる。
「おうさ、竜人のアンタならすぐ分かるさ」
 ライラ自身船の扱いは初めてだが、彼女的には「どうすれば動くさえ分かれば、あとはそのうちわかる」らしい。故に船の操舵はライラが任されており、彼女が休んでいる時はアストかニーリンが副操舵手として船の制御に当たることになっている。
「でかいな……」
 アストはその船を見上げながら惚けたように呟いた。
「馬車九つ分が楽々収まるサイズですからねっ。そりゃーこんなに大きくもなりますよっ」
 シオンはアストの隣で自慢げに胸を張っている。彼女が船の製造に直接携わったわけではないが、船に必要な素材や物資の一部などは彼女が取り寄せたのだ。胸を張ることを否定するつもりはない。
「シオンちゃん、ちょっといいですか?」
 胸を張っているシオンに話し掛けるのはマガレット。
「はいはいっ、何でしょうマガレットさんっ?」
「私が発注お願いした常備薬、届いてますか?」
「来てますよーっ。私の所にあるんで、確認おねがいしますねーっ」
 そう言うと、シオンはマガレットと一緒に港を離れていく。
 一人残されたアストは、とりあえずカトリアの姿を捜す。
 次の目的地や、出航の予定などを聞いておくためだ。

 カトリアはルピナスの食事場にいた。
 何やら話し込んでいるらしく、アストはとりあえず遠巻きに聞いていた。
「牛乳が手に入らない?」
「はいぃ。特別困ることはないんですけどぉ……」
「そうですね……シナト村への航路の途中で、農村などに立ち寄ることが出来ればいいんですが……」
 話の内容から、どうやら牛乳がないらしい。それと、次の目的地はシナト村と言うらしい。
「シナト村か……」
「シナト村……竜人の故郷と言われる、辺境の村だと聞いているニャ」
 いつの間にか、セージがアストの隣にいた。
「セージ、知ってるのか?」
「聞いたことがあるだけニャ」
 そう言うと、セージは二人の元へ向かう。
 セージに気付くカトリアとルピナス。
「あらぁ、セージくん。飲みに来たんですかぁ?」
「ニャ、マタタビ酒を頼むニャ」
「はぁい、ちょっと待っててくださいねぇ」
 マタタビ酒。どんなものかは想像できないが、まぁアイルーにとってのアルコールのようなものだろう。
「セージ。お酒もいいけど、出航は明日の明朝だから、飲み過ぎちゃダメだからね?」
「心得ているニャ」
 なるほど、出航は明日の明朝。
 後で確認のために時間があったらもう一度聞き直しておこう、と思いながらアストは自室に戻っていった。
 
 翌朝の明朝。
 各人の馬車が船に積まれていき、日が登りかける寸前には出航準備は完了した。
 ミナーヴァのメンバー達も船の前に集まっている。
「さて、カトリア」
 村長がカトリアに話し掛ける。
「最後に、この船の名前を決めてくれぃ」
「えっ?私が、決めるんですか?」
 カトリアは「なぜ私が?」という驚きを村長に向ける。
「ミナーヴァの団長はお前さんだろぉ?団長が決めずに、誰が決めるってんだ」
「わ、分かりました……」
 カトリアは全力で困ったような顔をしながら考える。
 ミナーヴァのメンバー全員が、カトリアに向いている。
 悩みに悩んだ末、カトリアは答えを出した。
「じゃあ、戦乙女を意味する、『ワルキューレ』で……」
 それを聞いて村長は頷いた。
「おっしゃ。『イサナ級海洋機動艦 ワルキューレ』だな!」
 というか、この船は戦艦のつもりで作られているらしい。
 無事に船、いや、艦の名前も決まり、ミナーヴァのメンバー達は一斉にワルキューレに乗り込む。

 アスト達ミナーヴァのメンバーは、甲板に立っていた。
 見下ろせば、土竜族達が手を振って見送っている。
「カトリア、せっかく艦が出るのに、何の一言もなし?」
「ラ、ライラ?また私そういうの考えるの?」
「たりめーじゃん。ほら、早く早く」
 ライラに急かされて、カトリアはまた悩む。
「……『イサナ級海洋機動艦 ワルキューレ』、出航っ!」
 その掛け声と共に、ナグリ村の港に繋がれた錨が外され、蒸気機関がワルキューレを出航させる。ライラはさっさと操舵室へ向かう。

 ミナーヴァの旅は、まだまだ続くーーーーー。
 


 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.93 )
  • 日時: 2014/04/25 17:53
  • 名前: 翼の勇車 (ID: CWlc955u)

>>91
以前やった時と比べたら相当少ないですし、今度はスランプになりませんね。……なりませんよね?
>>89
了解です! 気にせずバシバシ書いて行きたいと思います! (え? 本編忘れるなって? キコエナーイw)

ギザミ「あれ、意外とボクの活躍に対する反応が無い……?」
勇車「それ言ったら負けでしょ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.94 )
  • 日時: 2014/04/25 19:52
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 71/Or0Sg)

 >>78

 んほー、ギザミこっえええええアーンドかっけええええええ。
 あれ、そう言えばクックとトトスはどこへ?
 今そこにいるのってギザミしかいませんし、なんかおっそろしい展開しか思い付かないです……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.95 )
  • 日時: 2014/04/25 20:32
  • 名前: 翼の勇車 (ID: CWlc955u)

>>94
おお、ギザミの戯言(殴 に付き合って頂き有難うございます!
おかげで意欲湧きましたわ。

PS. そういえばなんですが、ここって複数の小説を書く事ってできますか? まあ、主殿がお忙しいようなので返信はいつでもおkです。最悪スルーしていただいても構いませんし。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.97 )
  • 日時: 2014/04/25 23:46
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

>>96作成して分かったこと。

俺 本 編 作 成 し て な い

…やっべぇorz

>>95
両立させるのは厳しいかもね。でもやってもいいとは思う。
そして作成した小説2つをクロスオーバーさs(殴

あ、地味に題名いじりました。小説のね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.98 )
  • 日時: 2014/04/26 00:13
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 1XyAfABH)

>>97
ま さ に そ れ を 考 え て お り ま し た。

どうもクロスオーバーにハマってしまいまして……。
そうだ! 現在我、つまり翼の勇車とTrailさんこと十倍のquasarさんでクロスオーバーをやっているんですが、誰かさらに乱入しませんか? 無論、Trailさんの許可の上で、という話ですが。どうでしょう? 個人的には、ミナーヴァの皆さんに来てもらいたいっす。
ペッコ・イーオ(通称モテナイーズ)「アストォ、首あらってまってろやゴルァ!」
(ダブルサクライザーさんすいません……)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.99 )
  • 日時: 2014/04/26 07:32
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ptHdwXiw)

 >>98

 僕としてはアストくん達ミナーヴァのメンバーが蒼達やミズキ達とクロスオーバーしても全然オッケー、むしろありがとうなんですけど、もうちょっと待ってください。
 あと二人ほどヒロイン増やして、もう一匹オトモアイルーが増えるんで、こいつらの登場だけ待ってくださいね。あと、4か5章くらいしたら出てくるんで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.101 )
  • 日時: 2014/04/26 09:48
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ZBX54UNU)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 四十一章 蒼天の上と下で 〜チコ村編〜

 ワルキューレが無事に出航してから、数時間。
 アストは甲板の手すりに手を掛けて、二色の蒼を眺めながら潮風を浴びていた。 二色の蒼と言うのは、空と海のことだ。明るい方が空で、深い方が海だ。
「うわぁ……こうして見ると、広いもんだなぁ……」
 水平線の向こうを見るアスト。あの水平線に際限はなく、水平線の向こう側というのは、自分自身の背中のことかも知れない。昔の偉人は本当にこのあまりにも広大すぎる海を一周して、この海は全て繋がっていることを証明したのだ。
「うん。私も何度か船に乗ったことはあるけど、いつ見てもこの景色は好きだよ」
 アストの右隣にいるのは、カトリアだ。
「俺は船に乗ったのは初めてですけど、なんか、カトリアさんの気持ちが分かる気がします」
 アストは横目でカトリアを見ながら、蒼海を眺める。が、そのうちその目はカトリアしか見なくなっていた。
(やっぱ、カトリアさんってめちゃめちゃ可愛い人だよな……)
 見ていたいのに、なんとなく目を逸らしたくなる、そんな矛盾した気持ちに戸惑うアストだったが、カトリアを見ていて考えることがあった。
「ねぇ、カトリアさん」
「何?アストくん」
 やはり、カトリアはどこか普通ではない。
「そろそろ、話してくれてもいいんじゃないですか?」
「話すって、何を?」
 出会ったときはキャラバンの団長だと名乗っていながら、アストが見聞きもしない装備を持っていた。
「カトリアさんの、過去ですよ」
 不意に、カトリアの顔が凍りついたように固まった。
「マガレットとニーリンはまだですけど、バルバレにいた時の他の皆とは自分のこととか話し合ってたんですよ。……でも俺、カトリアさんの話だけまだ聞いてないんですよ」
「…………」
 だが、モンスターを前にすると一方的にやられるばかりで、装備相応のハンターとは思えなかった。
「どうしても嫌だって言うなら、何も聞きませんよ。ただ、カトリアさんのことが気になってただけですから」
 アストも、無理に他人の過去を聞き出そうとするほど悪趣味を持っているつもりはない。
 しばらく沈黙が続いた後で、カトリアは答えを出した。
「……じゃあ、最初から話すね。私の生まれから」
 カトリアはポツリポツリと話始めた。
 生まれて間もなく、モンスターに故郷と家族、友達を滅ぼされたこと。
 アテもなくモンスターハンターなど始めて、ライラとセージと出会って、信じ合える仲間も出来たこと。
 その仲間が、カトリアも含めて後に四大女神と呼ばれるようになったこと。
 ある時、正体不明のモンスターに遭遇し、カトリアを守るために仲間達が次々と死んでいったこと。
 その恐怖のあまりのショックで、モンスターの前で武器を握れなくなってしまった、ある種の心的恐怖症に陥ったこと。
 それでも、仲間達と誓った「世界を回ること」を果たすためにキャラバンを興したこと。
 そんなこんなが続いて、今に至ること。
 その時の瞬間を綴る物語は、また別のお話……。

 そんなアストとカトリアを遠くから見る者達。
「うわーっ、アストさんとカトリアさんっ、ラッブラブじゃないですかーっ。やっぱりっ、あーんな関係やそーんな関係になってるんじゃっ……」
 シオンはひそひそと声に出す。
「……その割には、カトリアさんが悲しそうで、アストさんも辛そうです」
 ラッブラブ(?)の二人の表情を見比べるエリス。
「一体、何を話してるんでしょうか?」
 マガレットは心配そうな表情で二人を見詰めていた。
「はぁい、ランチのサンドイッチですよぉ」
 この雰囲気をぶち壊して昼食を持ってくるのはルピナス。目の前にモンスターが現れてもこんな調子ではないだろうか。
「おぉ、いただきますぞ、クリティア殿」
 どこからともなくニーリンが現れては、ルピナスの用意してくれたサンドイッチを手に取った。
「そもそもだよ、皆の衆。そんなに気になるなら直接訊けばよかろう?」
 ニーリンはサンドイッチを頬張りながら、親指をアストとカトリアに向ける。
「アストくぅん、カトリアさぁん。ランチのサンドイッチですよぉ」
 ニーリンの言葉など耳にも貸さずにあの二人に向かう勇者はルピナスだった。最も、サンドイッチだけ渡して立ち去るだけだろうが。

 一方の操舵室。
 ライラは舵を軽く切りながら、欠伸をもらす。
「ふぁ〜ぁ、操舵って意外と退屈ねぇ〜」
 甲板の方から、楽しそうな声が聞こえてくる。
 アストかニーリンに変わってもらおうか、と思った時だった。
 ふと、窓の向こう側に見えた景色に目を細めた。
 水平線の向こうから、黒い雲が立ち込めてくる。
「嵐、かな。退屈とか言ってる場合じゃないね」
 この先、海が荒れるかも知れない。
 ライラは頬を軽く叩いて気を引き締める。

 黒い雲は予想通り、豪雨と強風を降り散らしてくる。
「みんな、早く船室に入って!」
 カトリアは甲板にいるメンバー達を先に船室に入れさせる。
 残るはアストとニーリンとセージ、カトリアとなった時、ニーリンはふと手すりに乗り出した。
「ニーリン、どうした?」
 アストはニーリンの横顔を見やる。
 ニーリンの目は鋭利な刃物のように細まり、その荒れ狂う水平線の向こう側を見ていた。
「なんだ、アレは……?」
「アレって?俺じゃ見えないんだけど」
「イレーネ殿、先に避難されよ。アルナイルくん、オトモくん、戦闘体勢に入れ」
 アストでは見えなかったが、ニーリンは確かに見えたのだろう。長距離狙撃を旨とする彼女の視力の強さは確かだ。
「モンスターかニャ?」
 セージは背中のラギアネコアンカーの柄に手を掛ける。
「私の視力が腐ってなければな。だが……」
 ニーリンは妃竜砲【遠撃】を展開し、可変倍率スコープに目を通しながらスコープの倍率を最大まで伸ばす。
 微かながら、見えた。
 この豪雨の中、船の上で黒いモンスターと戦っているハンターだ。
「ニーリンさん、何が見えた?」
 カトリアはニーリンの背中に問い掛ける。
「イレーネ殿、エルミール殿に艦を二時方向に向けるよう伝えてくれ。人助けだ」
「分かった」
 カトリアは頷くと、駆け足で操舵室へ向かう。
「ニーリン」
 アストはスコープを覗いたまま動かないニーリンに声をかける。
「アルナイルくん。バリスタの使い方は分かるな?まずは艦砲射撃で牽制するぞ」
「あ、あぁ」
 アストは自信はなさげに頷くが、やれるはずだという目はしている。
 不意に艦の向きが変わり、ワルキューレは急激に進路を変えていく。
 黒い雲の向こうから、一隻の船と、黒い翼が見えた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.102 )
  • 日時: 2014/04/26 10:04
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

>>101
蒼「よんだか?」
天「呼ばれた気がした」
Trail「よんだか!」←HNが…。
双「…。」
チコ村でもまた増えるのですねわかります。
あと過去の話も作るのですかね?

さて自分は本編を作ることを放棄してrgエク○アァァアア!を買ってきます。←自重

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.103 )
  • 日時: 2014/04/26 10:09
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ZBX54UNU)

 >>102

 そうですね、本編が終わった後での、本編に関係する番外編みたいな感じで作ります。
 それじゃあ僕はHGのエク〇アァァァァァッ!を海賊風にしましょう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.104 )
  • 日時: 2014/04/26 12:07
  • 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: dGqT6U1E)

>>101
チコ村ですね、私も割と終盤で出す予定です(今はまだ序盤、4分の1終わった程度)。
ストーリー的に割と重要な場所なので……。

>>102
本編を作るの放棄ですか……。
番外編等でいいので楽しみにしております。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.105 )
  • 日時: 2014/04/26 13:00
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 1XyAfABH)

>>104
ここからはクロスオーバーの時間だ……(殴
そういえば記念祭が途中でしたね、チャッチャと終わらせてクロスオーbげふんげふん本編を書いていきたいです!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.106 )
  • 日時: 2014/04/26 13:26
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: uvqfECmZ)

モンスターハンター「焔の詩」9話
少しの間、雑談をしていたら今回の討伐目標――ラージャンが現れた。
少し傷が多いのは縄張り争いのせいだと思われ、それ以外は普通のラージャンとなんら変わりも無い。
――1つ、怒り状態であることを除いては。
「・・・・・・何故最初から怒り状態なのだ?」
「そんな事は考えても仕方ない。ただ、時間稼ぎという甘い考えは捨てろ。本気で殺しに行かなければ――こっちが殺される」
ラージャンがこっちを認識するまでの約5秒の間でそれを済ませ、武器を構える――

アズルライト&アンバー
(余計なことは考えるな・・・・・・信じる信じない以前の問題だ。今回の相手は――余計なことは捨て去らなければ、倒せない)
「・・・・・・アンバーも人を信じるのが苦手なの? まあ、私も人の事は言えないけどね」
人の事は言えない? どう言うことだ? 
「私も人を信じるのは苦手だ。だけど――少なくともアンタの腕は信用している。“だからどうなんだ”と言われても困るけどね」
そう言ってアズルライトはわざとらしく、苦笑した。
僕はあなた腕は確かだとは思う。だが――
その腕を信じて、喪った事がある。
――あの人の事を信じていなければ・・・・・・僕自身の力をあの時、信じていれば――喪うことはなかっただろう。
もう・・・・・・あんな思いは――したくない。
どれくらい走っただろうか、あまり疲れていないところ、5分も経ってないだろう。
そこで、討伐目標のラージャンを発見した。
しかし――怒り状態の。
この事態は予想しておらず、一瞬だけ恐怖を覚えた。
しかし、その一瞬だけだった。
その後、恐怖を飲み込み、武器を取り出す――

皆さんお久しぶりです。
ちょっと色々あって更新が遅れました。
そして、2代目オメデトウございます!!
しかし書いてる本人が言うのもアレですが・・・・・・
普通のラージャン一頭でもハメ殺しされた思い出しかないのに・・・・・・そんなラージャンの激高状態。しかも2頭なんてやったら三分もしないうちにクエスト失敗してますねwww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.107 )
  • 日時: 2014/04/26 13:31
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 1XyAfABH)

>>106
おかえりさんです! (あ、図々しかったですか?)

>>100にて天の一言によりモテナイーズが黙ったので安心して来て下さいアスト君。すでにギザミがパーティーの準備を勝手に始めてますよ。(嘘)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.109 )
  • 日時: 2014/04/26 14:47
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: jfHwa92W)

 >>107

 わ、わーりました。
 とりあえず出すべきキャラを出したらクロスオーバーの方も考えますんで。
 しかしどうあがいてもアストくんはフルボッコにされそうな気しかしましぇん。

アスト「くろすおーばー?って何だ?」

ニーリン「つまりだよ、アルナイルくん。本来なら交わることのない次元が絡み合ってゴタゴタを巻き起こすことだ。そして、その絡み合った世界はとーっても都合よく出来ているんだ。君の周りのようにな」

アスト「なんかさっぱり分かんないんだけど……」

ニーリン「なぁに、心配はいらないさ。そのうち慣れる。多分な」

アスト「めんどくさそうだし、出来れば避けたいな……」

ニーリン「それは無茶だ。この掲示板に小説を書いた時点で、それは半ば決定事項のようなものだ」

アスト「ってニーリンッ、そんなことより……」

ニーリン「うむ。目の前のあの船を助けなくてはな。行くぞっ!」 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.110 )
  • 日時: 2014/04/26 14:57
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 1XyAfABH)

本編更新! 今回はギザミ視点です。ギザミの気持ちが明らかに!


第二十三話〜ギザミの想い〜

……あれ、ここはどこだろう。ああそうか、密林だ。今のボクの家だった。
……あれ、じゃあなんでボクは暴れているんだろう。
「ギャアアアアアァァァァァ!!」
今のは何だ? ああそうかボクの声だ。今目の前に何かが降り立った。誰だろう。
「ギャアアアァァァ!」
ボクの体が勝手にそれを殴った。相手はのたうち回っている。痛そうだな。
「ギャアアァ……」
あれ、あそこに人がいる。誰だっけ、思い出せないや。
「ギャアアアァァァ!」
またボクの体が勝手に攻撃する。……あ、避けた。
「……! ……………!」
一人が駆け寄ってきて、何か話してる。やっぱり見たことのある顔だな、誰だっけ。
「ギャアアアァァァ!」
また攻撃しちゃった。避けたけど何かが当たってうずくまっちゃった。苦しそうだな。
ボクの体が追い撃ちをかけようとする。そこに人がもうひとり入ってきた。危ないよ?
「ギザミ止めてぇ!」
はっきりと聞こえた。ギザミって何? ああそうかボクの事だ。この人は……そうだミズキだ。ミズキってどんな人だったっけ? 明るくて、優しくて、一緒に笑ってくれる、《ボクの、好きな人》。ボクは何でミズキに攻撃しようとしている? ボクは一体……何をしている?
「グオオオォォォ!」
横から、さっきのたうちまわっていた……そう、ゴア・マガラが突っ込んできた。そしてミズキを……はねた。はねとばした。ボクの中で、何かがプツリと切れる音が頭に響いた。
「あ、あ、あ……」
ミズキが怯えている。動け、ボクの体。動け、動け動けぇ!
「グオオオォォォ!」
「きゃああぁぁぁ!」
ボクの体が動いた。ミズキとゴアの間に入り、噛み付きを止める。ミズキを傷つけた。ミズキに怪我をさせた。許せない……!!
「ミズキ、ニハ、テヲダスナァァ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.111 )
  • 日時: 2014/04/26 15:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: pStibJKS)

 とりあえずクロスオーバーする前提で話を進めます。
 まずはミナーヴァのメンバー達が、他の作品のキャラ達をどう呼ぶか、一部書いてみました。

 アストの場合
 ↓
 蒼→蒼さん
 双、幽→呼び捨て
 天→天さん
 ミズキ、カスケ→呼び捨て
 モンスター達→呼び捨て

 カトリアの場合
 ↓
 蒼→蒼さん
 双、幽→それぞれちゃん付け
 天→天さん 
 ミズキ→ミズキちゃん
 カスケ→カスケくん
 モンスター達→オスにはくん付け、メスにはちゃん付け

 エリスの場合
 ↓
 基本的に全員さん付け
 
 ライラックの場合
 ↓
 全員呼び捨て

 ルピナスの場合
 ↓
 カトリアと同じ

 シオンの場合
 ↓
 ヒトには全員さん付け
 モンスターはオスにくん、メスにちゃん付け

 セージ
 ↓
 全員呼び捨て

 マガレット
 ↓
 同い年、目上にはさん付け
 年下はそれぞれくん、ちゃん付け
 モンスターは全員さん付け

 ニーリンの場合
 ↓
 年下、同い年、モンスターには全員くん付け
 目上には殿とつける

 こんな感じですね

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.112 )
  • 日時: 2014/06/19 16:12
  • 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: awRhgtfW)

〜第二十一話「出発の時」〜

私は走っている。
……荷車を曳きながら。

その荷車の上には、大タル爆弾と爆雷針。
ポーチに入らないので、こうやって持って行くのだ。

周囲の視線が私に集まるのが分かる。
荷車を曳きながら街中を走る人なんて殆ど居ない。

私は一目散にハンター登録会場へ向かった。

いつものように、ギルドマスターがカウンターの上に座っている。

「あの、すいません、上位昇格試験の受付に来ました」
私は、はあはあと息を切らしながらギルドマスターに話しかける。

「おや、君か。遅かったね。他の皆はもう試験を終えたよ」
(そうだったのか)
「今回は当たりかな、二人も合格者が出た。中でもあのウルク装備の娘は見どころがあるね」
(……マジかよ。成功率五割で当たりって……)
「安心しなさい、他の二人も命だけは助かったから」
(って安心できるかあああ!んな訳ないだろ!)

動揺を隠せないまま、私は続ける。
「……で、試験の受付、して下さるんですよね?」
ギルドマスターはカウンターの後ろを覗き込んで書類とハンコを取り出し、
「そうだね。この書類にハンコを押して……と、はい、手続き完了。でも、今から試験監督を呼んでくるから、出発はちょっと待ってね」

「試験監督ですか……」
訓練所のやたらうるさい教官みたいなのが来るんじゃないだろうか。少し不安だ。
「おや、そういえば言ってなかったね。上位昇格試験には、不正を防ぐため、ギルドが認めた腕の立つハンターに同行してもらう。万が一、試験と関係のない大型モンスターが現れた際には、試験監督も狩りに参加して良い、という決まりだ」
「そうですか」
私は頷きながら聞く。

しばらくすると、カウンターの奥側から足音が聞こえてきた。
人が近づいてくるのが分かる。

そして、試験監督が現れた。
見た目からして二十五歳程だろうか。身長はハンターとしては並程度、一七五センチメートルあるかどうかだ。
ユクモノ天シリーズを着用し、背中にはブラキディオスの素材で作られた太刀を差している。
赤みの差す刃は実に美しい。
顔は笠を斜め前に傾けているので、影でよく見えない。
(この人、昨日買い物に行ったときの人じゃ……)

とりあえずは自己紹介。
「初めまして。ボクは試験監督のナィ。よろしく」
「ナナミです。よろしくお願いします」
低く男らしい声に、一人称が「ボク」。違和感が凄い。

ナィはカウンターを跳び越え、すとんとこちら側へ着地した。
カウンターに並べられた沢山の書類を全くずらす事なく。
多分、私がやると、風圧でカウンターの書類はグチャグチャになってしまうだろう。

「それでは、行ってきます、マスター」
私はギルドマスターにお辞儀をし、ナィはギルドマスターに手を振った。
「お気をつけて」
ギルドマスターが手を振り返した。

〜第二十二話につづく〜


この小説、見てくれてる方居るのかなw
片手拳(作者)です。

突然ですが、上位昇格試験編に入りました。
十話くらい使うかもです。
ストーリー全体で分けると、上位昇格試験編までが前半、その次からが後半といった感じになる予定です。後半の方が長いと思いますが。
……完結が4G発売に間に合わないかもしれないのは秘密。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.121 )
  • 日時: 2014/04/26 20:50
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

>>120
とりあえずレス消そうか。無駄に右にスペースできてしまい修正とかする際にめんどくさいから。
右に変なスペース作ってるレスだけでいいから…。

RGエク○アァァァァアアアアッ!!完成。

>>122
右にある!マーク押して記事削除にしてパス入力。おわり
パス忘れましたとか言われたら詰み。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.123 )
  • 日時: 2014/04/26 21:38
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 1XyAfABH)

……ま、ドンマイです。大丈夫そうになったらまた来て下さい、いつでも歓迎しますよ。
さぁて、サクライザーさんの新キャラとやらが出る前に我も予定してたキャラの所まで進めますか。


第二十四話〜狂竜病克服〜

《バゴオオォォォン!》
ギザミの強烈なストレートパンチが、再びゴア・マガラの顔面を捉えた。先程の数倍の威力でのパンチにより吹っ飛んでいくゴア。しかし今度はのたうちまわったりせずにすぐに起き上がった。怒り状態、つまり自ら狂竜病に感染し、強化したのだ。
「ミズキ、すぐに終わるからね」
一瞬赤いオーラが消えたギザミはそう言うと再びオーラを纏い、足に力を込め、大きくジャンプした。無論その高さはいつもの比ではなく、ギザミがかなり小さく見える程だった。
「アカン、ここ離れるで!」
ゲネッポがネオとカスケを連れ、私の方に避難してきた。よほど凄い技が出るらしい。
そうこう言っているうちにギザミに変化が。ブレスを自分の向いている方向より下に向けて吐き出したかと思うと、の水圧によりギザミの体が前に向かって回転を始め、やがて凄まじい勢いで回転する塊にしか見えなくなった。そしてそのままゴアに向けて落下していく。しかしゴアも馬鹿じゃない、移動して避けようとしていた。
「阿呆、させんわ!」
ゲネッポが走り出し、ゴアの近くで秘技『なんでやねん』を炸裂させた。ゴアは大きく怯み、ゲネッポは凄まじい形相で走って逃げてきた。
「ギザミ……回転ノコ!」
ギザミはハサミを前方に突き出した状態でゴアの頭上に落下、ゴアの頭はハサミによって深く地面に突き刺さった。首が変に曲がっている。
「……!」
私とカスケくん、ネオの三人で驚愕していると、
「……え、あ、あれ? ちょ、抜けな、み、ミズキー、カスケー、ネオー、ゲネッポー、助けてぇー」
ひっくり返り、ヤドが地面に深々と突き刺さってもがいている、いつもどおりの優しくてお茶目なギザミがそこにいた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.127 )
  • 日時: 2014/04/27 01:21
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

>>125
・ギザミ→一応癒しキャラ
・ルカ→無論癒しキャラ
・トトス→ムードメーカー要員(最近出番少ないが)
・ネオ→空気

あれ、こうやって見ると我の小説ってキャラの人材層薄い? Trailさん、大事な事に気づけました有難うございます。

?1「アタイらが出れば高品質人材が手に入るってもんよ!」
?2「そうだ! 暴れ回ってやるぞ! 我ら新キャラ三匹組に任せろ!」
?3「おー!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.128 )
  • 日時: 2014/04/27 02:21
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

ちょっとクロスオーバーについてキャラ達にも意見を仰ごうと思います。


番外編〜過去ログ入り記念祭 part2……の場を借りたクロスオーバー意見会〜

勇車「さて、記念祭書くのサボってたらクロスオーバーの方が発展しそうなんで皆に意見聞きたいと思いまーす」
ミズキ「天さんとの絡み楽しいです! ミナーヴァの人達も勿論大歓迎です!」
ネオ「とりあえずカッコいいセージ先生に空気を打開する策を聞きたいにゃ……」
カスケ「僕は副主人公だけど、蒼さんとアストさんという二大男主人公に話が聞きたいね」
村長「是非とも村にも来てほしいよ! カトリアちゃんにキャラバンの様子を聞きたい!」
クック「なぜだか双とは気が合いそうな気がするんだ。なぜだか」
ギザミ「カトリアさんとお話ししたーい! あ、でも、モンスター苦手なんだよね……大丈夫かなぁ」
トトス「俺様は幽が気に入った! あの食いっぷりは最高だ! 超大陸のジョーも真っ青だぜありゃぁ!」
ゲネッポ「ワイはルピネエ(ルピナス)と料理について話がしたいわ。料理の幅広げたいしな!」
ルカ「はうう、またたくさん人来るんですかぁ?(涙目)」
レオ「ヒャッハァ! 賑やかな奴は来い! 語らおうぜヒャッハー!」
ラン「エリスさん、何やら私と近いものを感じます。是非話しましょう」
イーオ「天怖ェ……天怖ェ……(endless)」ガタガタブルブル……
ティガ「……クシャと話がしたい」
ペッコ「歌が上手い奴、歌が上手い奴はいるか!?」
ゲリョ「……ニーリン殿、アスト殿、セージ殿に、ネルスキュラ討伐の礼がしたい」
勇車「シオンさん大歓迎! リサ・リシア大歓迎!」
全員「「「「「「「「「「「「「「「このロリコンが」」」」」」」」」」」」」」」

好きなアニメ? 苺ましまろ、世界征服〜謀略のズヴィズダー〜 とか。ええロリコンですが何か。
(他にもニセコイ、メカクシティアクターズ、魔法科高校の劣等生とか見てますよ)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.131 )
  • 日時: 2014/04/27 08:24
  • 名前: 10倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>129
ヒントは>>90
もうしばらく待つしか…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.133 )
  • 日時: 2014/04/27 11:21
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

ちょっとだけクロスオーバー進めるけど…

双「あれ…?」
幽「どうしたの?」
双「いや、ちょっと…」
蒼「どした」
双「…気配を感じるんだけど…私たちが今までにであった人とそうじゃない人…しかも複数…?」
天「座標よろw」
双「10時の方向…3km程度先。」
天「おkwww誰か一緒に行くか?www」
〜以降、参加者を勝手に決めてください〜

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.134 )
  • 日時: 2014/04/27 12:19
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

>>133私たちが今までにであった人とそうじゃない人…
これはどういうことですか? Trailさんとこの世界からと、我、あるいはサクライザーさんの世界のが一緒に居るって事ですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.135 )
  • 日時: 2014/04/27 12:24
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>135
つまりそういうこと。都合のいいように話を作っておきましたってことですわ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.136 )
  • 日時: 2014/04/27 12:27
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

>>135
了解ですっ。サクライザーさん、どうやら急を要するようですよ? 我も新キャラ早く出さねば……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.137 )
  • 日時: 2014/04/27 12:29
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

のんびり3kmいけばいいからそんなに急ぐ必要は…。

とまぁ自分は新キャラ到底先すぎる(炎は知らん)んで別に本編進める必要が(ry

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.138 )
  • 日時: 2014/04/27 12:36
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

んじゃあ、我のとこからは村長出しますわ。それと、2-〜じゃなくて3-〜に変えますね、サクライザーさん入りますし。

>>137
そうですね、じゃあ早速行きます?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.139 )
  • 日時: 2014/04/27 13:25
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

ところで、現在地→砂漠、ゲネポスの巣ですが、そっから3kmってどこでしょ?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.140 )
  • 日時: 2014/04/27 13:36
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>139
どこでもどうぞw
すべて丸投げているんで。3kmも適当に決めたから。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.141 )
  • 日時: 2014/04/27 13:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 4fhONycJ)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 四十二章 雲の隙間に闇が蠢く

 ワルキューレは急激にその船に接近していく。
 ようやく、アストの視力で船の様子が見えた。
 まずはハンター。
 身に付けている防具は、真っ白に赤く縁取られた分厚い服のような防具……恐らく、フルフルシリーズだろう。
 その手に握るは、細長く鋭利な刃。形状から見るに、太刀だろう。
 その様子はすごぶる悪そうで、肩で呼吸を繰り返し、そのフルフルシリーズは半ば中破しており、血が垂れ流しになっている。
 次は、その白いフルフルシリーズを蝕むかのような、その黒いモンスターだ。
 真っ黒。この暗い嵐の中ではよりそれを引き立てるほど、真っ黒な体躯。
 背中には、まるでボロボロのマントのような翼。
 甲板を踏み締める、四本の脚。
 それが蠢く度々に飛び散る、妖しげな色をした鱗粉。
 それらを見て、アスト、ニーリン、セージは心中で三者三様の言葉を呟く。
(なんだこいつは……こんなやつ、見たことないぞ……?)
(翼がありニャながら、四本の脚……古龍種かニャ?しかし、角らしい角が見当たらんニャ……他に該当する種がおらんニャ)
(あの鱗粉はなんだ?あまり吸いたいものではないようには見えるが……)
 思考をそこまでに、二人と一匹は動いた。
 このワルキューレのバリスタは、撃龍船と同様に船の両サイドに設置されてある。
 アストとセージはバリスタの弾の収納スペースから何発か取り出し、左右のバリスタのターンテーブルを回転させてその黒いモンスターに照準を合わせていく。
 一方のニーリンはそのアストのバリスタの隣にある砲に付いていた。六本のシリンダーを円形状に纏めたような形の砲身をしている。
「間合いに入った、撃てっ!」
 ニーリンの掛け声に、アストとセージは反応する。
「当たれっ!」
 アストはバリスタの装填し、引き金を引いた。
 弦が一気に引き絞られ、一対の鋼鉄の槍が嵐を切り裂きながらその黒いモンスターに飛来する。
 バリスタの弾は外すことなく黒いモンスターを直撃し、翼を穿つ。続いてセージのバリスタも同じ部位を捕らえる。
「グオォォォォッ!?」
 黒いモンスターは突然の攻撃に驚いて仰け反る。
 ワルキューレとその船との距離がほぼゼロに近くなった時、ライラの操縦によって向きを修正され、その船と並走するような形になる。
「まぁ、これでも貰ってくれ。黒いモンスターくん?」
 ニーリンはその砲の引き金を引いた。
 すると、その六本のシリンダーが高速回転を始め、凄まじい勢いで弾丸を撒き散らした。
 ライトボウガンの速射機構を応用し、さらには火力の高い蒸気機関で出力を大幅に向上させた重機銃だ。
 これは、軍艦の対空機銃のようなモノであり、それを参考に発展強化を遂げた火器で、土竜族からは『ガトリング』と呼ばれている。
 この嵐の雨のような弾丸が黒いモンスターに降り注ぐ。
 鱗や翼、顔面を捕らえ、黒いモンスターは嫌がるようにその場から飛び立つ。
 ようやく船が空いた。
 アストはバリスタから離れて、その船に乗り込むと、甲板で消耗した様子を見せているハンターに駆け寄る。
「おいっ、大丈夫かっ!」
「はぁっ、はぁっ……ア、アンタは……?」
 フードのようなフルフルヘルム被っているため、遠目から顔は見えなかったが、いざ間近で見てみると、その容姿はとても可愛らしい顔立ちをしていた。
 薄紫の瞳は疲労と困惑に満ちてアストの赤い瞳を映す。
 顔立ちから見るに、少年、もしくは少女だろう。このフルフルシリーズが男性用というところを見ると、どうやら中性的な容姿を持った少年のようだ。
「今はいい。アンタは船室に避難するんだ。ここは、俺達が何とかする」
 アストは目の前の少年に言い聞かせてやるが、少年は弱々しく首を横に振った。
「駄目だ……、この船は、もう、保たない……。俺は自力で何とかなるけど、あっちの、彼女だけは……助けてくれ、お願いだ……!」
 少年は苦痛に喘ぎながら、アストの背中を指す。
 振り向けば、側面からでは見えなかったのか、船頭への階段と階段の間に、倒れている少女が見えた。
 ハンターではないのか、私服らしき服はズタズタにされ、重傷を負っているようだ。
 それを確認すると、アストは険しい表情で少年に向き直り、少年を強引に引っ張る。
「カッコつけんなっての!アンタだって死にかけてんだろっ?自力で何とかなるわけないだろうがっ。俺はアンタも一緒に助けるっ!」
「ア、アンタ……?」
 少年は驚いたようにアストを見詰める。
「ボヤボヤするなアルナイルくんっ、来るぞ!」
 ニーリンの怒号がアストの周囲への警戒を強めた。
 見上げると、黒いモンスターが滞空しながらブレスを放ってきた。
 黒い塊のようなブレスだ。
「っ!」
 アストは少年の前に立って、コマンドダガーの盾を構えた。
 直後、コマンドダガーの盾に黒いブレスが激突する。
「ぐぅぅぅぅぅっ…!」
 実体のない攻撃のはずなのに、酷く鈍器で殴られたような感覚が走る。
 それと同時に、黒い何かが飛び散り、アストの鼻や口に浸入する。
「うっ、ごほっ……!?なんだこれっ……」
 自覚症状を自覚出来るほど、アストは自分の身体の異常に気づく。
 間髪入れず、黒いモンスターは羽ばたくと一気にアストと少年のいる甲板に突撃してくる。
 アストは少年をより強引に引っ張り、倒れている少女の方へ逃げる。
 寸前、アストの頭上を黒いモンスターが掠めた。
 背筋に冷や汗が溢れたが、それを気にしている場合ではない。
 セージも船に乗り込んでくる。
 アストとセージは、少年と少女を守るように黒いモンスターと相対する。
「グルウゥッ……アァァァァァァァァァァァッ!!」
 黒いモンスターは、アストとセージに向き直ると、人の嘆きのような咆哮を放った。
 アストとセージは、それぞれコマンドダガーとラギアネコアンカーを抜き放った。
「こいつはっ……油断ニャらんニャ。アスト、気を付けろニャ」
「言われなくても」
 セージは未知のモンスターを前に、より警戒を強めているのだろう。いつもの軽口がないほど。
 この瞬間も、アストは自分の身体の異常が気にかかっていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.142 )
  • 日時: 2014/04/27 14:01
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>141
ゴマちゃん…立派に戦ってますね。
わての小説では蒼によって一撃でぶっ潰され、翼の勇者さんの小説ではギザミに首へし折られ…。

>>143
3kmは非常にのんびり行かせられる(道中にモンスターに出会わしたりはぐれたりしたらいくらでも話数は稼げます)んでゆっくりどうぞ。
とりあえず先に導入部分を作っただけですから…。

そういえば画像のうp方法分かれば適当にわての小説の登場人物落書きするんだけどなぁ…
まぁぜんっっっぜんうまくないけど。顔がこんなんってわかるくらいな絵。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.143 )
  • 日時: 2014/04/27 13:52
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

>>141
やはり胡麻油……げふんげふんゴア・マガラでしたか。そしてその少年(?)が例の新キャラの一人ですね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.144 )
  • 日時: 2014/04/27 13:54
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: x944D4yX)

 はやー、話し早いですよ。
 とにかく早く進めますんで、もーしばらく待ってください。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.145 )
  • 日時: 2014/04/27 14:57
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

我も急がねば……。


第二十五話〜vsクック&ルカ〜

「「「「よっこらしょ!」」」」《ゴロン》
「ふいー助かった……みんなありがとう! それと……ゴメン!」
土下座(?)をしてくるギザミ。困惑する私達。
「い、いいよそんなの。狂竜病にやられてたんでしょ? それに護ってくれたし」
正直にあれは嬉しかった。流石は親友だね!
「うう、でもそれじゃまd「「クエエエェェェ!!」」!?」
急に密林に響き渡った鳴き声。目の前に降り立つ二つの影。それは勿論狂竜病に侵されたクック、そしてルカだった。
「おおっと、モンスターズの総まとめ役のクックヤンに、本気モードのルカネエ……あ、これ詰んだで」
「ウッソォ……」
クックってそんなに強いの? というかルカちゃんが何でこんなに警戒されてるの?
「超大陸にいた時、ケンカを止めに入ったクックが怪我をしてね、怒ったルカがケンカしてた二人を捩じ伏せたんだよ」
毎度お馴染みギザミの解説タイム。
「ケンカしてた二人って?」
「ジエン・モーランとダレン・モーラン」
「ウッソォ……」
怖ェ……今後も怒らせないようにしよう。第一、ルカちゃんを悲しませたくないしね!
「あ、解決策思いついた」
解説を終えたギザミが口を開いた。
「ゲネッポって、ゴアと仲がよかったから大丈夫なんだよね?」
「? せや。それがどしたん?」
「ゴアから、ウイルスの対処方とか聞いてないの?」
「……! せや、ザザヤンはやっぱ天才やな!」
クックとルカが動いた。凄いコンビネーションだ。こんなになっても兄弟愛って機能するのね。
「行くで、ザザヤン!」
ゲネッポとギザミが走り出した。一気に肉薄する四匹。噛み付きを繰り出そうとしたクックの口の中めがけて、ゲネッポが麻痺ブレスを放った。
「クエェ!」
少し入ったが、途中で避けられた。少しふらついているようだが、しっかりと持ち直すクック。ヤマツカミを落とすブレスを少しとはいえあれだけ飲んで大丈夫とは……流石です。
「クエッ」
脇からのルカの攻撃をギザミが止める。やはりかなり強力らしく、ギザミのハサミが嫌な音をたてる。そこにクックのサマーソルトが入り、二人とも吹き飛ばされてきた。ドスゲネポスとダイミョウザザミを吹き飛ばすサマーソルトって……。
「アカン、強すぎるわ。これでまた降り出しやな」
ゲネッポがそう言った時……二つの影が、凄まじい勢いで飛んできた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.147 )
  • 日時: 2014/04/27 15:08
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

>>147
ギザミ「あれ、ボクに丸太切ってって頼んだときも『何となく』って言ってた気が……」
ペッコ「蒼、Nice fight!」←すでに鼻血すごい

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.148 )
  • 日時: 2014/04/27 15:15
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>147
あのなんとなくは鋏の切れ味が知りたかっただけ。決してめんどくさいわけではない。(というより双はめんどくさいを理由で使わない。)
あとなんかペッコの方向にものすごい勢いで走り抜けていく変態が向かった気がする。なんか裏人格出てたよ。あのやばい人。(天のことです。)

これで本編更新はまーたしばらく後ってことになるというわけd(ry

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.149 )
  • 日時: 2014/04/27 15:21
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

>>148
先程満身創痍のペッコがギザミに付き添われて助けを求めに来ました。何があったんでしょうね?(すっとぼけ)
ギザミ「切れ味? うーん……マカライト鉱石なら力入れなくてもサクッと切れるよ?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.150 )
  • 日時: 2014/04/27 15:31
  • 名前: アクア@オワタの人 ◆pVZdWIZl7M (ID: n0n1ndSV)

Monster Hunter~狩人の使命~
番外編!
~100レス超えたけど関係ない!~

紅圜「よし じゃ、せぇっのぉ…!」

「「「「2スレ記念おめでとう~~!!」」」」

Karus「すごく今更感がありますけどおめでとうございます!」
moka「遅れたのは、アクアの奴がこの会の話を考えていたようだが、最終的には吹っ切れたので、適当に作ったものらしい」
紅圜「ちなみに、元々は第一話(単発)だけの予定だったが、説明書きを読んでいなかったのか後々説明を読んで、『え、単発だめなの!?連載しなくちゃいけないじゃん!?』という理由から始めたらしい、今まで読み続けた人たちに総スカン食らいそうな話だ」
moka 「登場人物、ジーヌとKarusだけだったしな」
ジーヌ 「というか僕、絶対忘れられているニャ」
Karus 「第一話の内容も今読み返して見ると、『うわああぁぁぁああぁあぁあああっ!!』ってなる内容でしたしね...」
moka 「けど、ここまで連載を続けられたのも多分見続けてくれた皆さんのお陰だ」
紅圜 「はじめは、見てくれる人が3人いればいいと思っていたらしい」
Karus 「改めて、Monster Hunter~狩人の使命~シリーズを見てくれた人たちに感謝します!
ありがとうございますっ!!」



今更ですが2スレ目、おめでとうございます!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.151 )
  • 日時: 2014/04/27 15:36
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

>>150
アクアさんどうも! お久しぶりです。いきなりなんですが、現在クロスオーバーの会(我が勝手に命名)が広がっておりまして……。どうです? アクアさんも参加しません?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.152 )
  • 日時: 2014/05/05 05:51
  • 名前: 真夏のペンギンさん(2代目おめでとう) (ID: 02lAFnw0)

なおりました。パズドラ消えたけど…なので書き込みます。

2章
虚勢の閃光!血風の姫神!


1話
出会い

ドルトーニが死に、セロが掃討部隊に配属されてから3ヶ月、セロは瞬く間に名を轟かせた。閃光と共に敵をなぎ倒すことから虚勢の閃光、略して虚閃と呼ばれるようになった。僅か3ヶ月で部隊トップ10の十刃に選ばれ、No.2まで上り詰めたことから、とんでもない才能を持つ狩人だといわれた。しかしそんな彼と話した者はいない。ロワーガSの仮面の裏から滲み出る彼の負の威圧感から話す勇気がわかないのだ。あの日以来彼は1人でしか行動しなかった。なので彼の無口な理由を知るものはいないかった。
その日までは。
その日セロはギルドマスターに呼ばれた。ギルドマスターは何故か真剣な目つきだった。
「セロ、君の活躍で数多くのハンターが安心して狩りが出来ている。そして君はより強いモンスターに挑む事になるだろう。しかし1人で挑むのは危険だ。だから君は今日から二人で戦ってもらう。おお、来たみたいだ。紹介しよう。彼女の名前はメイ・バルフェルト、十刃のNo.1だ」
入り口から出て来たのは背の低い少女だった。顔は幼いがとても美しい顔で、肩に掛かるか掛からないくらいの黒髪に、湯雲天シリーズが彼女の可憐さを引きたているようだった。それに対して背中の太刀が彼女の凛々しい姿を映し出しているようだった。セロはNo.1の噂は聞いたことがある。血の中を舞躍るその姿から血風の鬼神とよばれているが、可憐なその姿はまるで血風の姫神である。
「あんたが私の相棒?ふーん、宜しく!」
「……!?」
外見に似合わない荒々しい喋り方にセロは驚いた。
「なんか喋ろよ!」
そう言うとメイは、セロに殴り掛かった。紙一重でセロは避けた。勢いのあまりメイの拳はギルドの柱に当たった。その拳は柱を貫いていた。
「ちなみに彼女は柔道、剣道共にギルド連盟一番だ。怒らせるとヤバイぞ」
「マスター余計な事言わないで下さい!!また怖がられるから」
「大丈夫だ。彼は無口だが心が広いからな。なあ良いだろう」
セロは頷いた。正直嫌だったがギルドマスターには恩がある。仕方ないと思った。
「マスター、あの此奴やる気あんですか?なんかボーっとしてて。No.2は虚閃っていうほどだからもっとキビキビしてるかと思ってた」
「まぁー、やる時はやるんだ。それで早速君達にイヤンガルルガ2頭の討伐を頼む。凶暴化してるようだ。気を付けてくれ」
「了解!!ほら、行くぞ!」
メイは強引にセロを引っ張って行った。ギルドマスターはギルドの入り口から彼等が出た後もしばらく立っていた。3年前の事を思い出しながら。
(ヨシアキ、ドルトーニ、お前らの願いは叶ったぞ。後はあいつら次第だな。あの世で見てやってくれ)

1話終わり

直ったが色々消えた……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.153 )
  • 日時: 2014/04/27 16:11
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>149
天「事故。」
蒼「事故なら仕方ない」

>>150
おひさっす。そのまま本編を書くのですね分かります。

>>152
お帰りっす。そのまま本編をk(ry

いかん、チャット化に近くなっている…落ち着け…微分するんだ…
11x^5=55x^4=220x^3=660x^2=1320x

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.154 )
  • 日時: 2014/04/27 16:18
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

ちょっと短いですがっ、新キャラ登場だーい!ヽ(`Д´#)ノ


第二十六話〜最強の増援〜

二つの黒い影は凄まじい勢いで飛び交い二匹に接近し、片方が接触したとたん、ドサリとルカが崩れ落ちた。
「……え?」
驚く私達と、妹を倒された怒りでこちらにつっこんでくるクック。……ってうおぉい! 何故こっちに来る! やったのはあの黒いのだろ!
受け止めるために前に出るギザミ。しかし先ほどのルカの攻撃により、左のハサミに亀裂が走っていた。下手したら破壊されてしまうかもしれない。
「はいちょっとごめんなさいね〜」
急に場違いなおっとりとした声が聞こえたかと思うと、ギザミとクックの間の地面から巨体が出現、クックを見事受け止めた。
「キャハハ! くらいなさい!」
黒い影のうちの一方から声が響き、クックに接触する。
「ぐ、グエェ……」
崩れ落ちるクック。そして片方の影はその上に降り立ち、もう片方の影はおっとり声の巨体に乗った。
「キャハハハ! アタイの前にはクックもこのザマよ!」
「あーはいはいそうだな、とりあえずクックを蔑むのやめような」
「皆さんお疲れ様です〜」
目の前には胸を張る巨大なランゴスタ……クイーンランゴスタと、それにさらりとツッコミを入れるアルセルタス、おっとりと労いの言葉をかけるゲネル・セルタスがいた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.155 )
  • 日時: 2014/04/27 18:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: kdd0B4X0)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 四十三章 決死の救助作戦

 アストは横目でニーリンを一瞥しながら早口で伝える。
「ニーリンッ、要救助者が二人だっ!俺とセージがこいつを押さえる!」
「うむ、言いたいことは察したぞ、アルナイルくん。では、しばし任せるぞ」
 ニーリンは一旦その場を放棄し、船室に駆け戻る。
 アストとセージは左右に展開して黒いモンスターに接近する。
 黒いモンスターは、まずはアストに狙いをつけたのか、彼に向かってブレスを放った。
 アストは冷静にそれを回避すると、回避と同時に黒いモンスターの後ろ足に取り付き、コマンドダガーを抜き放ち様に振るった。
 まずはの一撃。
 それほど硬くない肉質なのか、刃は通りやすい。
 これが分かるだけでモチベーションはだいぶ変わってくる。
 自分の武器が通じないとなると、絶望感しか覚えないが、これなら希望が見える。
 セージも反対サイドからラギアネコアンカーを躍るように振るう。
「グォアァァァァッ」
 黒いモンスターは再びアストに向き直りながら、今度は首を自身の右斜め前に持ってくる。
 直後、黒いモンスターは凪ぎ払うようにブレスを放った。
 先程の球状のそれではなく、放射状に何度も爆発するかのようにだ。
「!?」
 アストは咄嗟に右側へ避けようと甲板を蹴った。
 が、凪ぎ払うそれはアストを逃がさない。
 アストの身体の左半分に、その爆発のようなブレスが襲いかかった。
「ぐあぁぁぁぁぁっ!?」
 熱いわけでもなく、冷たいわけでもない、純粋な物理的でない痛みがアストの肉体を破壊し、クックシリーズの、左のクックアームの一部が粉々に砕けた。
 アストは吹き飛んだが、どうにか手摺を掴んで海に落とされることだけは避ける。
「アストッ!……ちぃっ!」
 セージはアストの無事だけ確かめると、黒いモンスターをアストから遠ざけるように回り込み、攻撃を続ける。
 
 ニーリンは船室からスロープを引っ張り出すと、ワルキューレとその船を繋ぐように敷いた。
 すぐさまそれに乗り込み、隣の船に渡る。
 要救助者二人はすぐに見つかった。
「やぁ、お姉さんが助けに来たぞ。立てるかね、お嬢さ、おっと少年か」
 ニーリンはこの緊迫した状況でも余裕を見せている。
 少年は激痛を堪えながらも、側にいる少女を担ぐ。
「こっ、こっちを先に頼むっ。俺は、自分で渡るっ……くぅっ……!」
「おいおい、無理は身体に毒だぞ少年?まぁ、そっちのお姫様を先に失礼するよ」
 ニーリンは少年から少女を受け取ると、スロープを渡ってワルキューレの船室に入る。
 少女を船室のマガレットの診療所に連れていく。
「おーいマカオンくん!急患一丁!」
「はっ、はい!」
 急患と聞いて、マガレットは駆け足で出てくる。
 ニーリンは診療所に入ると、少女をシートに寝かせる。
「もう一人急患がいる。頼むよ」
 それだけ告げると、ニーリンは診療所を出て、またすぐに甲板に出る。

 アストはまたも吹き飛び、メインマストに背中を叩き付けられる。
「かはっ…!」
 足取りはおぼつかず、咳き込む度に吐血を繰り返す。
「くっそぉっ……こいつっ……」
 アストはコマンドダガーを構え直す。
 セージも必死に黒いモンスターを足止めしようとするが、まるで怯まない。
 黒いモンスターがアストに止めを刺そうとブレスを放とうと上体を振り上げる。
 その寸前、二つの鋼鉄の槍が黒いモンスターの前足に突き刺さる。
 ワルキューレから、ニーリンがバリスタで援護射撃をしてくれている。
「グウゥゥゥゥッ……」
 黒いモンスターは怨めしくワルキューレにいるニーリンを睨むと、その場から飛び立った。
 その姿が水平線に消えていくところを見ると、諦めてくれたようだ。
「諦めてくれたかニャ」
 セージは水平線を見送った。
 不意に、船を揺れた。
 バキバキと嫌な音を立てながら、船が沈んでいく。
「まずいっ、沈むニャッ!」
「なにっ……!?」
 アストはコマンドダガーを納め、傾く船を見回す。
 少しずつ、波が近付いてくる。
「ニーリンのスロープが届かなくニャるっ、急げニャ!」
 セージは急いでスロープを渡ってワルキューレに脱出する。
 しかし、アスト自身は酷く消耗しており、なおかつ、フルフルシリーズの少年もいる。
「よぉ、立てるか?」
 アストは少年に問い掛ける。
「無理だ……俺はいいから、早く逃げてくれ……っ」
「言うと思ったよ。この自己中が」
 アストは無理矢理少年を担ぎ上げた。意外なほど軽い。
「お、おい、何をっ…!?」
「あのなアンタ、死ぬって何か知ってるか?少なくとも、アンタが守ろうとしたあの女の子を悲しませると思うぜ?」
 アストはそのままスロープに足を掛けて、渡ろうとする。
「……」
 少年は何も言えなくなってしまった。その通りかもしれないからだ。
 また不意に船が傾いた。
 それと同時に、スロープが船から離されてしまった。
「あっ……!?」
 当然、スロープに体重を任せていたアストと少年は振り落とされ、海面に落ちた。
「アルナイルくんっ!」
 ニーリンが叫ぶが、もう海水が耳まで浸かってしまい、聞こえなくなってしまう。
 アストは必死に少年を抱くように自分の方にしっかり寄せると、腕をかいて海面から顔を出そうとする。
 だが、ワルキューレはどんどん遠ざかっていく。
 波も激しくアストと少年を呑み込もうとする。
 ここで溺れ死ぬのかな、と冷静にそんなことを考えた時だった。
 突然、太いロープがアストと少年の右を通り過ぎた。
 恐らく、ワルキューレの拘束用のバリスタ弾だ。
 アストは空いている手でそのロープを掴む。
 呼吸がしたくてたまらないが、必死に我慢する。
 ロープは急激に回収され、アストと少年はワルキューレの甲板に引っ張り上げられる。
「うむ。水揚げされたのが水棲モンスターでなくて何よりだ」
 ニーリンは水揚げされた二人を見て微笑んだ。
 ふと、嵐が止み、暗い雲から蒼い空が顔を出した。
 どうやら、通りすぎてくれたようだ。
 嵐が明けると、何かが見えた。
 それは、小さな島だった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.156 )
  • 日時: 2014/04/27 18:25
  • 名前: 名無し ◆BrF6HmqDk2 (ID: RuGj0FNP)

いつの間にか100行ってるし…。

とにかくおめでと〜!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.159 )
  • 日時: 2014/04/27 18:53
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

>>157
それに、現在クロスオーバーに向けて準備を進めておりますので。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.161 )
  • 日時: 2014/04/27 19:38
  • 名前: 10倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: 9xyVSJF3)

だいぶにぎやかに…
クロスオーバーは番外編の一種。これが主役になってはならない…!

はてさて、わてが失踪するのもそう遠くはないかな。
ある条件満たしたら失踪します←自重

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.162 )
  • 日時: 2014/04/27 20:09
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

>>161
!!? 正直に驚きました……。失踪予定あるんですか? 寂しいっす……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.165 )
  • 日時: 2014/04/28 00:15
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

クロスオーバー書きますわ。


クロスオーバー その3-1 ヒト&モンスター珍道中

「お、まじでか。おまえらの仲間まだいんの? つれてけ! 俺様も会いてえ」
「ああ……しかし誰だ?」
蒼は誰が来ているのかが分からないため言った。なお……
「どうやら今までに会っている人+クシャみたい……でもおかしいわね……それ以上に一人いるわよ」
「あ、それたぶん炎だwwwあいつもきたかwwwwwうはwwww本編でてないのにwww」
天、自重。マジ自重。まぁ本編出ていないのは否定できない……というわけでもないが。
「……とりあえず、いっしょに来るのは誰だ?」
蒼はそう言った。
「じゃ、こっちは僕とミズキ、クックにギザミ、トトスとルカで行きます」
「ワイは留守番やな、そいつら連れてきてや」
蒼の問いにそう応えるカスケ。
「分かった。俺達は全員で行こう、顔見知りは多い方が良いしな」
「リョーカイw」
「わかりました」
蒼チームは四人全員で行くようだ。
「じゃ、行くか」
「じゃあさじゃあさ、ついでだから他の皆も呼ぼうよ。レオとかこういうの好きだし」
ギザミの提案に頷くカスケ組。
「? 皆って、さっき言ってたドスガレオスやドスランポスか?」
「はい、他にもいますけどね」
蒼に応えるカスケ。そしてゲネッポの方を見る。
「っと、どうやら仕事ができたみたいですわ。ゲネスケ、ゲネカク、留守番たのんだで」
そう言い、召集警報を鳴らせるペッコを求め、渓流へと向けて走っていった。
「よし、出発だにゃ」
「うわっ、ネオいたのね……」
実は蒼達と会ってから一度も口を開いていなかったネオの声で、皆は移動を開始したのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.167 )
  • 日時: 2014/04/27 23:56
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

緊急クエスト
クエスト名:Trailさん失踪阻止隊を援護せよ!
依頼主:ハイブリット大戦車
契約金:0 報酬金:1000000000
確定報酬:勇車の羽毛、勇者の剣、隠れみの、勇車の笛(使い切りタイプ)
クリア条件:十倍のquasarさんの失踪阻止
依頼文
我が敬愛する、Trailさんこと十倍のquasarさんが失踪するかもしれないという情報が入った! 阻止にはすでに蒼くん達が向かったそうだが、どうも心配でならないので援護に向かってほしい。当たり前といえば当たり前だが、このクエストは再受注は不可能、ミスは許されない。是非とも止めてくれ、頼む!


カスケ「……と、いうわけで、僕らモンスターズ組も援護するぞ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.168 )
  • 日時: 2014/04/28 00:21
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

おや、まだTrailさんいらっしゃるんですね(時刻的な意味で)、何か話します? クロスオーバーの予定とか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.169 )
  • 日時: 2014/04/28 00:27
  • 名前: 10倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: 0i2ahXgi)

いや、もうねるんですがそれは…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.170 )
  • 日時: 2014/04/28 00:29
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

あ、
そうですよねすいません……日曜の深夜ですもんね……
クック「阿呆」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.172 )
  • 日時: 2014/04/28 11:12
  • 名前: 10倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: P1Jj4/st)

>>171
んじゃもう失踪しますわ。
さいならっす
しばらく雑談板から身を引きます
別に>>171が悪いわけじゃないです
もともとそれ言われたら消える条件でしたので。

P.S.
あとでクロスオーバー以外の作品すべて消します
そうすれば失踪しなくても続編書けないからもうおわり。
新しく作る気も全くないんで。んじゃ
あとこれにレスするのはやめてください。むしろ無視して「
あぁ、とうとうあのうざいの消えたか」と思っててください。無駄にレス減らしたくないっす
この事に関する番外編を作るのもやめて…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.173 )
  • 日時: 2014/04/28 10:25
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: pmoTcxDu)

>>172考え直して下さい!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.174 )
  • 日時: 2014/04/28 11:02
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: pmoTcxDu)

なんか見ないうちに皆さん進んでる。今日休みだし僕も書かなければ。

二話 結成?

いつも騒がしい樹海が今日は妙に静かだ……まるで何かを恐れる様に。何処かで猛獣の叫びが聞こえた。森が急にざわめいた。
「てめえ黙ってねぇでなんか少しは喋ったらどうだこの糞無愛想仮面野郎!せめて質問くらいは答えろよ!」
「……。」
「話を聞け!」
メイが鼓膜が破れそうな大声で叫ぶ。全く関係の無いタクシーの猫が可哀想だ。たどり着いた頃には、猫はもはや瀕死状態だった。
「着いたぞ!早く降りろ!」
セロは強引に引き降ろされた。散々喚くメイにうんざりしていた。こんなのとコンビを組むのか、と思うと頭が痛くなる。メイがベースキャンプを急いで走り出ていく姿を見ると、セロはゆっくり歩いて出て行った。少し歩くと、奴を見つけた。あの黒み掛かった紫の翼、クック先生に似たくちばし、獰猛な目、毒腺のある尾、間違いない。ガルルガ教官だ。イャンクックに比べるとかなり獰猛な性格で、何より音爆弾が効かない。しかも、喚き散らかす。まるであの騒がしい女みたいに。どうやらガルルガ教官は、あの騒がしい女と交戦中だ。彼奴が戦い負けるのを見ているのも良いだろうと思った。セロは岩陰に腰を下ろしてメイの戦いを見ている。
一方メイは、
「ったく、サボりやがって。まあ、こんな奴5分で片付けられるけど……」
メイは、鉄刀を真っ直ぐ構えた。他にこの構えで戦うハンターはいない……他に彼女の師匠しか知らないから。そして、彼はこの世にいない……思いふけているとガルルガがブレスを出してきた。メイは見事な足捌きで避ける。そして、太刀を振り上げ、
「面!!」
と一言叫ぶと垂直に斬り下ろされた。くちばしを鉄が砕き斬る。痛みで怒ったガルルガが狂った様に喰らいかかる。紙一重で避けて何度も斬りまくる。しかし雑ではない。確実に甲殻に覆われていない部位を斬りつけている。メイの周りを血煙が包む。その姿はまさに鬼姫だった。岩陰から見ていたセロも身を乗り出して見ていた。
「これで……終わりだ!」
メイが太刀を構え直す。ガルルガが迫る。
「我は龍の息の如く燃え、山の気の如く澄み、闇夜の星の如く輝く……」
ガルルガの突進を避けるそぶりも見せず水平に太刀を振る。腹部に命中
し鮮血が飛びガルルガは動かなくなった。大地を血が紅く染める。メイは血がまだ吹き出ているにもかかわらず剥ぎ取り始めた。肉を割く音がこだまする。仲間が死んだことに気付いたのだろう。もう一頭のガルルガが飛んでくる。剥ぎ取りに夢中のメイは気づいていない。メイの後ろに降り、怒りを込めたくちばしを振り下ろした。そして女は生き絶え
る……はずだった。頭部に振りかざされた斬撃に吹き飛ばされた。ガルルガは即座に反撃しようとするが既にいない。慌て辺りを見渡した。時すでに遅し。後ろに回られた。唸る機械音とともに股関節に衝撃が奔る。メイの目の前にガルルガがもう一頭転がった。
「あれ?もう一頭いたの?もう死んでるけど」
「……まだです」
にわかにガルルガが起き上がった。先程とは違う狂った眼。凶暴化している。ただでさえ面倒いのに凶竜化しやがった。
「まだ戦えるのか?しぶといのね。よし無愛想仮面野郎!3分で片付けるぞ!」
「……。」
「好い加減にしろォ!!」
揉めているとガルルガが襲いかかってくる。二人とも苦もなく避ける。先にセロが攻撃した。閃光の如く速技である。短いスキに10発程斬る。メイも1、2発斬る。ガルルガは明らかにセロを狙っている。しかしセロの動きにガルルガはついていけない。セロは何処からとも無く斬りつけている。
「……終わりだ」
不意にロワーガの眼が輝き、セロの握る剣と盾が合体した。まさに男のロマンだ。合体した斧を光と共にぶちかました。1、2そして3回強いフラッシュを受けて遂にガルルガは生き絶えた。

クエストクリア

「彼奴、やるじゃん」
メイも思わず感心した。
「お前凄いんだな」
「……。」
「何か言えよ」
(にしても、何でここまで喋らないんだろう……)

二話終わり

失踪した僕が言える事じゃないな。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.175 )
  • 日時: 2014/04/28 16:16
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: JDffKll8)

復活します!

>>96

あざす

>>172

はい?
なんですと!?
失踪されたら困る。。。(>.<)

(>>172冗談だよなぁ?冗談だと言えよぉ!)

p.s
>>96
以降の作品を誰かまとめてください!
お願いします!
うちの高校でやる一年だけの音楽祭の準備で時間が。。。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.176 )
  • 日時: 2014/04/28 16:55
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

>>172
!!?!?!!?
ぐぅ……ここで引き止めたりしたらむしろ逆効果か……。そうだ! ここはあえて全力で更新を! ……ネタまだ思いついてないんでした……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.177 )
  • 日時: 2014/04/28 17:03
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: k5X0uKaX)

>>175
おかえりです
いや、失踪確定です。一代目のレス消せることを今確認したんで23時から全部消します
じゃないと釣りになってしまい>>171に怒られますから
あと目次から自分の小説消しといてくださいな

>>176
いやそれは関係ないっす

23時からすべてを消し、消し終わり次第失踪前に最後のレスをします
なお、これはたとえ何があろうと実行するので。めんどくさい人だな…と思う人はそう思ってください。
もうすぐ消えるので。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.178 )
  • 日時: 2014/04/28 17:04
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

>>177
……どうやら本当に本気のようですので、引き止めるのはやめにしました。ここはインターネット、どうするも本人の自由ですしね。ただ一つお願いがあります。あなたのキャラ達に、最後のお別れを言わせてやって下さい。決してふざけてはいません。我はキャラクターにも心があると信じておりますので。お願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.179 )
  • 日時: 2014/04/28 17:19
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

今……今気づいたぞ……。
>>172にて
しばらく雑談板から身をひきます。
しばらく雑談板から
しばらく雑談板
しばらく
《しばらく》
皆さん! Trailさんが戻ってきてくれるのを気長に待ちましょう!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.180 )
  • 日時: 2014/04/28 17:24
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

>>179
何でそう言うとこ突っ込むの…

とりあえずクロスオーバーのほうはあの4人を回収しといてください。
本編消したら新しく読む人にとって「誰こいつ?」ってなりますから。
あと最後のお別れの言葉は書きません。理由は同じ。

あと頼むからこのことに無駄なレス使うのはやめて…もう既存のレス修正でお願い…無駄にレス減るしもはやチャット。このスレの目的からはずれる。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.183 )
  • 日時: 2014/04/29 10:05
  • 名前: アクア@オワタの人 ◆pVZdWIZl7M (ID: e8U4FVqM)

>>151
クロスオーバーは私自信やりたいですが、いまいちキャラの設定がいかされずに
なっちゃんですよね...
いつか、やるかも知れませんが

quasarさん、小説楽しみにしています!
だから帰ってきて下さいね~

あと、転載は前のスレが過去スレ群に行っただけだから、ここの掲示板が終わらない限りは残るから転載はしなくていいと思うし、あらすじ書いておけばいいんじゃない?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.186 )
  • 日時: 2014/04/28 20:20
  • 名前: 10倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: 0i2ahXgi)


お前ら人の注意聞かん最低な人間だな
つーか、無断転載の時点であれか
犯罪者乙です
どーせお前らはこのことも見んのやろうな、ごみ。
なんで最低な人間なんかはそのちっせぇあたまで考えろ。
それと>>182>>185、さっさと消さんかったら通報するわ
知らなかったやおもしろそうだったからは理由にならん。それは屁理屈っつうやつや
いい加減にしてくれ。もうこのスレ汚したかねぇんだよ。あと濁して立ち去りたかねーわ

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.187 )
  • 日時: 2014/04/28 19:45
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

Trailさんの素晴らしい作品を残したいという感情とTrailさんの気持ちを尊重したいという気持ちが入り乱れて我はもう何が何やら。

追伸
我はやりませんよ。それとですが、Trailさんが本格的に迷惑しているようですので消した方がいいかと。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.188 )
  • 日時: 2014/04/29 11:31
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

ええい! このスレの本質を見失ってたまるかぁ!


第二十七話〜怪虫組(モンスターバグズ)〜

「おまえらも来とったんかい……」
ゲネッポがため息混じりに言う。
「ったりまえじゃないの! せっかく面白そうな事があるのに参加しないなんてアタイの名が廃るわ!」
「やから、危険な場所来るのに面白そうとか言うなや」
カスケ君もため息をつく。知り合いのようだ。
「お嬢さんたちごめんなさいね〜、すぐにやめさせるから〜」
私達に向かい話しかけるゲネル・セルタスの声にアルセルタスが頷き、仲裁に入った。
「とりあえず落ち着こうか二人とも。そんなことより、さっさとしないとクックとルカが起きるぞ」
「! せやった、早う飲ませな……」
見事に話をそらしたアルセルタスに内心称賛をおくりながら、ゲネッポに目をうつすと、自らの唇を少し切り、血を数滴二人の口にたらした。
「これでウイルスは死滅するはずや。ああせや、一応ザザヤンも飲んどき、克服しても体内に残っとるやろ」
「あ、ボクは大丈夫だよ。たぶん皆にも感染しないと思うし」
「? せやか、ならええわ」
「あのー……」
全くもって状況が飲み込めない私(とネオ)を見るアルセルタス。私は大丈夫だけど、虫が苦手な人だと結構きついものがあるよね、これ。
「おっとスマンスマン、挨拶が遅れましたな。俺はアルタス。見ての通りアルセルタスだ、よろしくな」
優しい親戚のおじさんという印象を受けました。複眼なのに目も優しそうに見えるし。
「私は妻のゲルタスよ〜、よろしく〜」
おっとり声は何か落ち着くなあとか考えながら、親戚のおばさんもといゲルタスさんを見る。ゲネル・セルタスは、同種のオスであるアルセルタスを携帯食糧のように扱うと聞いたが、この人(親戚臭プンプンのこの夫婦を、モンスターだなんてもう呼べない)はそうは見えない。
「私は生まれてこのかたアル一筋よ〜」
「俺も、ゲル一筋だ」
私の心の声を読み取ったように喋る二人。ゲルタスさんをゲルと呼ぶのは正直どうかと思うが、本人も気にしていないようなのでいいんだろう。
「んでもって! アタイはランコ、ランゴスタ一族の後継者よ!」
名前がランとややこしいですランコちゃん。よくよく見ると、普通のクイーンランゴスタより一回り小さい。まだ大人じゃないということか……。
「あらっ」
ランコちゃんの声が少し高くなった気がするんですが。
「大名様ー!」
大名? ダイミョウ……ダイミョウザザミ……ギザミ。あぁー、なるほど。
「おっふ……」
何気に私の後ろに移動してヤドに篭り、プルプル震えてた。なにこれ可愛い。そんなギザミに飛びつくランコちゃん。またゴタゴタの予感です……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.189 )
  • 日時: 2014/04/28 21:03
  • 名前: 煌星 (ID: tHlvA5Tn)

186>>
えっと、いつか戻ってきて
くださいね。
いつかでいいです

長い間身を引いてた俺が
言うことじゃないけど

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.191 )
  • 日時: 2014/04/28 22:25
  • 名前: 10倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: k5X0uKaX)

>>190
だいたいそんなことするksが現れる気はしてました
なにも言わずに小説消せばよかった

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.192 )
  • 日時: 2014/04/28 22:38
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 4qTux5SA)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 四十四章 足掛かり

 波打ち際で、アイルー達は釣りをしていた。
 のんびりと、慌てたりすることもなければ、魚が逃げても悔しがることもしない。
「ニャ?」
 アイルーは竿を構えたまま、その前方を見た。
 大きな大きな、軍艦のように見えた。
 先程の嵐で流着したのだろう。
「あらァ、流れてきたのかしらねェ」
 座布団に座っている竜人の老婆は、何の警戒心もなく膝で転がっているアイルーを撫でていた。
 
 ワルキューレは手頃な位置に接岸すると、そこで錨を下ろした。
 ライラは機関を停止させ、船室に戻る。
「カトリア、いい?」
 カトリアの馬車に声を掛ける。
 しばらくして、カトリアは怯えていたように出てきた。先程からすぐそばにモンスターがいたのだ。今のカトリアにとってはそれは恐怖だろう。
「もう、大丈夫……?」
「ん、ひとまずはね。でもここ、多分シナト村じゃないね」
 ライラに諭され、カトリアは馬車を出て、ライラと共に艦の外に出る。
 そこは、穏やかな小波が砂浜を打ち続け、熱帯植物が群生していた。
「カトリアさんっ……、ライラさんっ……」
 二人の後に続いてくるのはアスト。
 フルフルシリーズの少年は、一旦ニーリンを通じてマガレットに任せてある。
 その彼の声に気付いて振り返り……彼を見て絶句した。
「「!?」」
「ど……どうしたんですか……?」
 ライラはそんなアストを怒鳴った。
「どうしたんですかじゃない!アンタどうしたのその顔っ!?」
 そう、今のアストの顔色は、気味の悪い暗い紫色が浮かび上がっていた。
「ア……アストくんっ……?へ、平気、なの……?」
 カトリアは両手で口を隠しながら、膝を笑わせて困惑する。
「あー……そう言えばあの鱗粉吸ってから、なんか身体が……っごはっ!ゲッホゲホッ!?」
 突然、アストは首を押さえて激しく咳き込んだ。
 その咳き込んだアストの口から、顔色と同じ色をした、紫色をした唾が飛び出した。
「なっ……?」
 アストは自分の唾を見て驚愕する。
「とにかく来な!」
 ライラはアストを引っ張ると、船室に入っていく。

 診療所に訪れたライラとアストは、早速マガレットにアストの状態を診てもらう。
「………」
 マガレットはアストの状態を診て、ひどく険しい顔つきになる。
「もしかすると、狂竜ウイルスかもしれません」
「狂竜ウイルス?」
 マガレットの出した答に疑問を挙げるアスト。ライラもしかりだ。
「ちゃんとした文献はほとんどなくて、断片的な資料によるものなんですけど……」
 マガレットは本棚から比較的新しそうな紙の束を取り出す。
 一枚目には、あの黒いモンスターを模した絵が描かれてある。
 マガレットはぺらぺらとページをめくり、あるページで止めた。
「ありました、これです」
 アストはそれに目を通してみた。

 黒蝕竜ゴア・マガラ
 分類…不明
 近年になって神出鬼没的に目撃されたモンスター。
 翼から飛び散る鱗粉は、他の生物の身体機能に悪影響を及ぼしており、主に抵抗力や細胞の壊死などにつながっている。
 
 これだけしか書いていなかった。
「黒蝕竜ゴア・マガラ……それがあいつの名、ゲホッ……」
 アストは神妙に呟きながら咳き込んだ。
「アストさんはきっと、そのモンスターの鱗粉を吸い込んでしまったんですね。それで恐らく、症状が進行してしまって今のような状態になってるんだと思います」
 マガレットは資料をしまう。
「今の段階では、情報が少なすぎます。でもアストさんの場合は、移動や食事には支障はなさそうですし、今は水分はちゃんと摂って、ゆっくり休めば症状は回復するはずです」
「とにかく休めってことか。……そうだ、マガレット」
 アストは診療所の奥の、カーテンを見やる。
「あの二人はどうなんだ?」
「えぇ、酷いのは一部の外傷だけで、完治も早いと思います。今は落ち着いたのか、眠っています」
「そっか」
 アストは安堵した。
 二人とも重傷そうには見えたが、それほど酷いものではなかったらしい。
「ありがとな」
 それだけ言うと、アストは診療所を後にした。

 診療所を後にしてからは、自室に戻っていた。
 アストは自分のクックシリーズや、コマンドダガーを見下ろす。
 コマンドダガーは刃こぼれが激しく、クックシリーズはかなり損傷している。
「あいつは、強い……今のままじゃ、絶対に勝てない……っ!」
 悔しさに歯噛みしながら、アストは装備を外して、ベッドに潜り込んだ。

 カトリアはセージと共に、この小さな島、チコ村の村長と対面していた。
「初めまして村長、キャラバン『ミナーヴァ』の団長を務めています、カトリア・イレーネです」
「セージニャ」
 カトリアとセージは村長の前でそれぞれ名乗る。
「はいはいィ、キャラバンねェ。そういえばァ、この辺で見ない黒いモンスターとか見なかったかしらァ?」
 いきなり核心的な言葉が飛んできた。
 カトリアは一瞬ビクリと身体を震わせた。恐怖がまだ拭えてないのだろう。
 代わりにセージが答える。
「見なかったも何も、オレ達はついさっきそいつと一戦交えたところニャ。何か知っているのかニャ?」
 チコ村の村長はセージに頷く。
「えェそうよォ。あなた、若いアイルーなのに感心ねェ。ウチの子たちにも見習わせてあげたいわァ」
 村長はけらけらと笑った。
 カトリアは本題に戻す。
「そ、村長。そのモンスターは……?」
 カトリアの声に、村長はカトリアに向き直る。
「何だったかしらねェ、確かァ、黒蝕竜ゴア・マガラ、とか言ってたかしらねェ。ウチの子達が躍起になって話してるのをよく聞くわねェ」
「……村長、その話を詳しく頼むニャ」
 セージは目付きを変えて村長と対面する。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.193 )
  • 日時: 2014/04/28 22:52
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Coh8EXAM)

 話はわかりました。
 分かりましたが、僕は我関せずのスタンスを取ります。
 しょせん僕達は他人同士。
 ルールに則ってさえいれば、何しようが自由なんです。
 だから僕は失踪するとかしないとかそんなことには一切首を出しません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.194 )
  • 日時: 2014/04/28 23:15
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

クロスオーバーの四人+ 新たに来た人達の後始末、任せて下さい。天のメタ言語でどうにかします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.195 )
  • 日時: 2014/04/28 23:21
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Coh8EXAM)

 >>194

 蒼、双、幽、天+もう一人が退場する、つまりは超大陸の彼らとミナーヴァの僕達でクロスオーバーするわけですよね。
 早く話進めて新しいヒロインもまともに出しますんで、もうちとお待ちを。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.196 )
  • 日時: 2014/04/28 23:55
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

Trailさん、お疲れ様でした……。


クロスオーバー その3-2 あまりにも突然の別れ

「それでな? 俺様がブレス吐いたらよ、当たってねえのに吹っ飛んでよ」
「マジかww何そのナルガ弱ェww」
双の言う彼等の仲間へ会いに行く道中、お馴染み『トトス武勇伝』を蒼達に聞かせていた。
「……!?」
「? 双ちゃんどうしたの?」
突如驚いた顔をする双を、気配りの代名詞とも言えるギザミが見逃すはずがない。すぐに声をかけた。
「向こうの気配が……薄くなっていく……! 私達の気配も!」
「おいおい……なんだってんだ? もう帰るのか?」
クックは軽くジョークを飛ばしたつもりだろうが、モンスターの勘からそんな生温いものではないことくらいは分かっている。
「おwwどーやら十倍クエの奴マジで失踪するっぽいわwwwwwうはwww俺ら消えるw」
「黙れ……と一発地面に埋め込みたい所だが、どうも力が大分抜けてきたな。本格的にやばそうだ」
「!? は、話がよく分かりませんが、本当に消えてしまうんですか!?」
「ああ、そうみたいだ。短い間だったが有意義な時間だった。ありがとうカスケ」
カスケは未だに状況が飲み込めないでいたが、蒼の気持ちも考え、すぐに握手を交わした。
「天さん、その……胴上げ対決、楽しかったです!」
「おう、スジよかったから練習しろよww」
「はいっ!」
こっちもこっちで友情が生まれていたらしく、握手をするミズキと天。すでに四人の体が透け始めた。
「トトス、武勇伝けっこう面白かったよ」
「おうよ! これからも築き上げていくからよ!」
双がトトスの鼻先を撫でる。高いプライドを持つトトスにとって、これは心を許したということだ。
「ギザミ、ゲネッポに料理美味しかったって伝えといて」
「任せてよ! ゲネッポも喜ぶよきっと!」
ハサミで幽をヤドに乗せるギザミ。何となく声が震えていたのは内緒だ。
さらに透けて、どうにか目視できる程度の薄さになったとき、四人は光虫のような光の小さな玉となり、空へ昇っていった。
『ありがとう』
最後に、蒼達の声でそう聞こえた気がした。

Trailさん編 END

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.198 )
  • 日時: 2014/04/29 00:03
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

>>197
すでにクロスオーバー以外全部消えてます……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.199 )
  • 日時: 2014/05/14 17:00
  • 名前: 十倍のquasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

はい、本編及び番外編すべて消しました。めっちゃ疲れた。
とりあえず、転載はするな。絶対だ。
一つ悔いがあるとするなら完結できなかったことかな。それだけ
あれ、レス消してる。なにこれ。ちなみに>>181はわてに失踪釣りだったら怒るっていった張本人。


5/14追記
失踪とかいっておきながらこの期間の短さ。
あぁ、でも復帰するとは言ってない。
元の小説のバックアップは取ってない。というよりもうかく気力もない。
今は忙しかったりする。レポートとかレポートとか発掘とか。
あ、レア7スロ3の…太刀を拾ったよ。大剣じゃない。死ねばいいのに…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.200 )
  • 日時: 2014/04/29 00:14
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

>>199
『四人の回収よろしく』を間違えて捉えてました……すいません。
頑張って更新していきますので、見守るだけ見守っていて下さいね!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.201 )
  • 日時: 2014/04/29 01:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Uv402U3f)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 四十五章 ドッキリ?真夜中の衝撃

 ミナーヴァは、それぞれの馬車をワルキューレから下ろし、展開する。
 ここ、チコ村は意外にも狩り場が近く、そのため訪れるハンターも多いらしい。
 バルバレほど人が行き交うわけではないにしろ、ナグリ村と同じような形で営業は出来る。
 各馬車の展開が終わる頃には、もう日が沈んでいた。
「あらぁ、アストくんはどうしましたかぁ?」
 ルピナスはたてがみマグロの煮物を運びながら、このキャラバン唯一の男がいないことに気を止める。
「アストさんでしたら、眠っていると思いますよ?休んでくださいって言ったの私ですし」
 マガレットがそれに答える。
「そうですかぁ?ちょっと残念ですぅ、せっかくアストくんやぁ、ニーリンさんが助けたお二人の分も用意してたんですよぉ?」
 ルピナスはちょっとだけ落ち込むような表情を見せたように見えたが、いつもの笑顔と大差ない。
 
 その日の真夜中。
 もうライラも寝ようかと思うほどの時間帯に、アストは起きてしまった。
 昼間から眠っていたのだから、必然と言えば必然だが。
「んんっ、ほんとだ。もう治ってる」
 マガレットの言っていた、狂竜ウイルスと言っただろうか。アストの身体に害を及ぼしていたそれは、すっかり消えてなくなっていた。
 寝れば治るものだ。
 アストは大きく背伸びすると、入浴しに私服と普通の下着を持って馬車を出る。
 
 ミナーヴァにおける入浴場は、火を多用するルピナスの食事場と繋けて展開している。火を焚くための薪や張るための水も、ここからなら近いからだ。
 幸い、まだ湯船は温いのかカーテンの向こうから湯気が立っている。一瞬、まだライラが入っているのかと思ったが、外と脱衣場を繋ぐ扉の鍵は掛かっていない。
 波打ち際が近い村だ。夜は意外にも冷える。
 アストは身震いしながら、早く入ろうと足を急かせる。
 鍵は掛かっていないので誰もいないだろう。それに、この真夜中だ。
 まさか誰かが入っていた、などとは、アストでなくとも思わないだろう。普通なら、だ。
 鍵の掛かっていない扉を開けた。
「えっ……?」
「へっ?」
 扉を開けたアストは、誰もいないはずの脱衣場に人がいたことにまず驚いた。
 そして、その目の前の光景。
 腰まで伸びた艶やかな長い黒髪、あまりに整いすぎた輪郭、カトリアとはまた違う色彩を放つ、深い青色の瞳、色白い肌、細く華奢な体躯、たおやかな丸みを帯びた胸元。
 カトリアと同じか、それ以上の美少女だ。
 その美少女が、タオル一枚で、そこにいるのだ。
 つまりこの状況は……
「きっ、きゃあぁぁぁぁぁっ!!」
「うっ、わっ、ごっ、めんっ!?」
 アストは謝りながら目を閉じながら全力で駆けながら、脱衣場を飛び出した。
 脱衣場を飛び出し、あまりの慌てように足がもつれ、砂浜を転がるアスト。
 心臓は壊れるのではないかと思うほどの激しく波打ち、息が詰まる。
「なっ、なっ、なっ……何っ?つか、誰っ?何でっ?」
 アストは後ろ目で脱衣場の扉を見やる。
 すると、アストが飛び開けた扉の向こうから、ちゃんと服を着た美少女が出てくる。
 とにかく何をするべきか?アストは迷わずに美少女の方へ戻る。
 美少女は、覗かれたことの怒りではなく、むしろどうしたらいいか分からないような困惑の表情を見せている。
 どちらにしろ、アストのやることは一つだ。
 美少女の前までやってくると、思い切り頭を下げた。
「ごめんっ、ほんっとーにっ、ごめんっ!そのっ、言い訳だけどっ、脱衣場の鍵が掛かってなくて、こんな夜中だからと思ってっ……ごめんっ!」
 アストはこれでもかと美少女の前で謝罪の言葉と態度を表す。言い訳がましからろうが何だろうが、とにかくだ。
「えっ、えーっと、その、私もごめんなさい。いきなり悲鳴上げたりして……」
「悪かったっ!わざととかじゃないからっ!何だったら今ここで殺してくれてもいいからっ!」
「わわ、お、落ち着いてってば。殺したりしないから」
 アストが平謝り、美少女がそれを止めさせようとすること、五分。
 ようやく落ち着いたのか、アストと美少女はまずはちゃんと向き合って話す。
「え、えーっと、俺はこのキャラバン、ミナーヴァのハンターやってる、アスト・アルナイルって言うんだけど……」
 アストの方はどうしても気まずいのか、目を逸らしてしまう。
 全裸ではないにしろ、半裸に近い女性の身体を見てしまったのだ。ギルドに通報すれば、それは立派な犯罪だ。
 一方の美少女も、やはり気まずいのか、アストと目が合わせられない。
「わ、私は、ユリ。ユリ・アヤセ。あの、船の上でモンスターから守ってくれた人だよね?」
 船の上と聞いて、アストはハッとなる。
 フルフルシリーズの少年が守ろうとしていた美少女なのだ。
「あ、多分そうだけど……怪我は大丈夫なのか?」
 そう、彼女、ユリはあのモンスター、ゴア・マガラに襲われたのか、怪我をしていたはずだ。
 マガレットが治療したとはいえ、昼間眠ったから回復するものではないだろう。
「うーん、大丈夫じゃないけど、お風呂は入りたかったから……」
 なるほど、どうやらアストとおなじく、夜中に起きて、入浴したかったらしい。
 その結果が、あのハプニングだったわけだが。
「そういや、あの、君の彼氏?のハンターは?」
 アストは突然そんなことを発言する。
 ユリはそれを聞いて顔を真っ赤にする。
「えっ!?ち、違うよ、私とツバキくんはそんな関係じゃないからっ。ツバキくんなら、眠ってると思うよ。起きたのは私だけだから」
「あ、付き合ってるんじゃないんだ?」
「それはもういいからぁっ」
 ユリはぶんぶんと頭を降って否定する。元がかなりの美少女なので、そういった仕草が余計にアストの心を揺さぶる。
 それを紛らわせようと、アストは話を持ってくる。
「なぁ。俺、風呂入っていいかな?」
 砂浜を転がったために、身体が砂まみれだ。こんな状態で自室に戻りたくはない。
「あ、いいと思うよ」
「そっか。怪我とか完治してないんだし、気を付けてな」
「うん。それじゃ、お休み……アストくん」
 ユリはそう言って足早に立ち去った。
 命の恩人とはいえ男。肌を見られてしまったことは少なからず恥ずかしかったのだろう。
 アストは今だけは彼女を忘れようと思って、服を脱いで風呂に入る。
 湯船に浸かっての最初に思ったこと。
 この湯船、ついさっきまでユリが浸かっていたのだ。
 それと同時に、見てしまったユリのたおやかな丸みを帯びた胸元が脳内に再生される。
「ダメだダメだダメだっ、煩悩退散煩悩退散煩悩……」
 煩悩、つまりは性欲……
「だーーーーーっ!!」
 アストは思い切り湯船の中に顔を沈めて叫んだ。
 これから入浴する際は、煩悩と戦わなくてはならないようだ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.202 )
  • 日時: 2014/04/29 05:34
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: hUsI8TyN)


>>199長きに渡る活動お疲れ様でした。
転載してしまい誠に申し訳ございません。
以後気を付けます。
またいつか会うことがあれば、よろしく
お願い申し上げます。
Trailさんの末長い幸運を御祈りします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.205 )
  • 日時: 2014/04/29 10:54
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 9ZyJ4CcB)

 とりあえず10倍クエさんのことは頭の片隅にだけ置いておいて、今ここで活動している方たちでがんばりましょー。
 ようやくチコ村に入れました。
 そして即行やらかしました、アルナイルくん。
 フルフルシリーズの少年とユリ・アヤセについては次の章で紹介させるので、クロスオーバーは明日か明後日には出来ますよ、スラ×エリさん(スラ〇ンガル×エリ〇グールのことです)。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.206 )
  • 日時: 2014/04/29 11:08
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

>>205
おっいいですねスラ×エリ。今後もそれでお願いします。こちらも新キャラ出せましたので準備万端っすよ。あ、それとなんですけど、クロスオーバーする時はTrailさんとのクロスオーバーは無かったものとして進めるんですか?
>>201
……もういいや。アスト君はそういう人なんだね、そういう星のもとに生まれた存在なんだね(遠い目)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.207 )
  • 日時: 2014/04/29 11:52
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: PhX4xLJH)

 >>206

 元々クロスオーバー自体が、元の世界に戻った時点で記憶が消されるってルールでしたからね。
 10倍クエさんとのクロスオーバーはひとまずなかったことにしましょう。
 ミナーヴァのメンバーとクロスオーバーするさいは、「前にもこんなのあったな」っていうのは無しで。
 ユリとフルフルシリーズの少年(ツバキくんのことですが)を次の章で出したら、ミナーヴァのメンバーの簡単な扱い方だけ書きますんで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.208 )
  • 日時: 2014/04/29 12:12
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

>>207
了解です。我もその方が書きやすいんで有り難いです。目次に加えてもらう時も別物として扱っていただきましょう。我もキャラ紹介改めて書こうかな、けっこう増えたし。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.209 )
  • 日時: 2014/04/29 16:28
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: HDekbeQ8)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 四十六章 歌姫と可愛いナイト

 翌朝。
 洗顔を終えて、いつものようにルピナスの食事場に来たアスト。
 だが、いつもよりやたらと賑やかになっていた。
「お姉さん、紅蓮鯛のごった煮もう一つお願いしますニャ!」
「マタタビ酒の追加お願いするニャ!」
「ニャニャニャニャニャニャー!」
 ミナーヴァのメンバーだけでなく、チコ村の住人とも言えるアイルー達も集まっているのだ。このチコ村と繋がっている、ぽかぽか島のアイルー達もやってきてはルピナスに食事を頼んでいるのだ。
「はいはぁいぃ。しばらくお待ちくださいねぇ」
 それだけでなく、余所者のアイルーであるセージにも興味を示しており、特にモンニャン隊のニャンターを相手に、セージは半ばうんざりしながら受け答えしていた。
「その装備はなんだニャ?カッケェニャッ!」 
「オトモ歴は何年だニャ?」
「メスはいるのニャ?」
「交尾は経験したのニャ?」
「えぇいっ、一辺に質問するニャアァッ!」
 怒鳴り散らすセージ。何となく珍しい光景だ。
 アストはとりあえず席に着く。
「おはようございます、カトリアさん」
「おはよう、アストくん。もう大丈夫なの?」
 昨日のアストは気味の悪い顔色をして、気味の悪い色をした唾を吐いたのだ。
 カトリアはそれを心配しているようだ。
「はい。マガレットに診てもらったら、とにかく休んでくださいって言われて、一晩寝たらこの調子ですよ」
 実はその一晩の間にあんなことがあったとは言えない。
 それを聞いて、カトリアは安堵する。
「良かった。それと、昨日助けた二人の方はどうなの?」
 その質問はマガレットが答える。
「診たところ、酷いのは一部の外傷だけでしたよ。もし起きていたら、何か食事を用意したいんですけど……」
 そう言いながら、マガレットは自分の診療所を見やる。 
 それと同時に、その診療所の方から角笛のような音が聞こえてくる。
「あ、ナースコールです。ちょっと失礼しますね」
 マガレットは席を立つと、診療所の方へ向かう。
 どうやら角笛をナースコールの代わりにしているようだ。
 少し待っていると、診療所から三人の人影が出てきた。
 一人はマガレット、もう一人はユリ、最後にフルフルシリーズの少年がやってくる。今の彼は防具ではなく、マガレットが用意したのだろう、簡素な服を着ている。
 怪我としては彼の方が酷いのか、左右からマガレットとユリに支えられている。
 それを見てアストは席を立って三人の元に駆け寄る。
「代わるぞ」
 アストはユリの手をどけると、代わりに自分が彼の支えになる。
「あぁ、悪いな……」
 少年は申し訳なさそうにアストに顔を向ける。
 アストとマガレットはとりあえず少年をアストの席に座らせる。ユリはマガレットの席にだ。
 その二人を見て迎えるミナーヴァのメンバー達。
 ふと、カトリアはユリの方に目を向けた。
「もしかして、ユリちゃん?」
 意外にも、まだ名乗っていないのにカトリアがユリの名前を知っていた。
「あれ、そういうあなたは、カトリアさん?」
 ユリもしかりだった。
「久しぶりね、ユリちゃん。ちょっと見ない内に、またこんなに可愛くなっちゃって」
「や、やだぁ、カトリアさんだって大人っぽくなってるじゃないですかぁ」
 どうやら、カトリアとユリは互いに知っていたようだ。それも、仲のよい関係だ。
「ユリ、そっちの人とは知り合いなのか?」
 少年はユリとカトリアを見比べながらユリに訊いてみる。
「そうだよ、ツバキくん。あ、それより助けてもらった人達に、お礼言わなくちゃ」
「それもそうか」
 少年、ツバキと言うらしい彼は頷くと、ユリと一緒に全員が見渡せる位置で並ぶ。
 最初にユリが名乗り出る。
「昨日は本当にありがとうございました。ユリ・アヤセです。『暁の奏姫(かなでひめ)』って言う芸名で、歌を歌わせてもらってます」
 ユリのその『暁の奏姫』を聞いて、アストとカトリアを除く、ミナーヴァのメンバーがざわついた。
「『暁の奏姫』って言ったら……」
「……弱冠十四歳で大陸一の歌姫になった、とは聞いています」
「あらぁ、そんなに有名人なんですねぇ」
 ライラ、エリス、ルピナスは口々にその噂を口にする。
 シオンは、というと……
「サインくださいっ!」
 どこから出したのか、色紙とインクのついたペンをユリに差し出している。
 ユリはシオンに戸惑いながらも、色紙にペンを踊らせる。
「わはーっ、直筆のサインですよーっ!ヤバレアものですよーっ!」
 シオンはその色紙を受け取ると、おおはしゃぎ。
 アストは内心で感心するようにため息をついた。
(歌姫かぁ、どうりでこんなに可愛いわけだ……)
 そんな超有名人の半裸を見てしまったアストは、ある意味直筆のサインなどより貴重な物を見てしまったようなものだ。
 続いて、ツバキと言うらしい少年が名乗る。
「彼女、ユリの護衛を任されている、ツバキ・セルジュです。昨日は本当に助かりました。俺からも、礼を言わせてください」
 なるほど、ツバキはユリのボディーガードのようなハンターらしい。自分よりもユリを優先させようとしていたのも分かる。ボディーガードと言っても、ツバキが中性的な容姿であるために、護衛と言うよりは、姫とそのナイトのような感じだ。
 そこから、ミナーヴァのメンバー達各自己紹介を終えてから、ツバキが話を持ってくる。
「俺とユリはギルドを通じて活動していて、この間ギルドの方から慰霊を頼まれていたんです。その航路で、あの黒いモンスターと出会してしまった。ユリにも怪我をさせてしまって、もうダメかと思った時に、あなた達ミナーヴァに助けてもらった。感謝しきれないんだが、問題が増えてしまったんです」
「問題が?」
 カトリアがツバキの言葉をオウム返しに訊く。
「スポンサーが用意してくれた船や人を無くしてしまったんです。あの黒いモンスターによって。このままだと、俺とユリは帰るための方法も得られず、路頭に迷うことになる。そこで、厚かましいことは承知でお願いしたいことがあります……」
「私達のキャラバンに保護してほしい、かな?」
 ツバキの頼みを先に答えるカトリア。
「私とユリちゃんの仲だもの、断る理由はないから。むしろ、ユリちゃんと一緒に旅が出来るって思うと、ちょっと楽しみだったから」
 カトリアはユリとツバキを見比べる。
「もちろん、ツバキくんも保護の対象だよ。だから、安心してくれて構わないからね?」
 ツバキはカトリアの顔を一度見ると、深く頭を下げた。
「かたじけない……では、ご厚意に甘えさせてもらいます」
「いいよいいよ、そんなに固くならなくても。普通でいいから」
 カトリアはツバキの顔を上げさせる。
 どうやら、またもミナーヴァにメンバーが増えるようだ。

 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.210 )
  • 日時: 2014/04/29 16:52
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

本編更新です。キャラ紹介書く前に狂竜病のくだり終わらせたいので。


第二十八話〜うるさいクイーンランゴスタ〜

「大名様心配しましたわぁー!」
「ああぁぁぁ! ミズキ助けてぇぇぇ!!」
そんなこと言われても相手は仮にもクイーンランゴスタ。ごめんなさい。
「ところで……」
カスケ君がゲネッポに話しかける。
「さっき血を飲ませたのはなんでだ? 抗体でも分けたのか?」
「ん、まあそんなとこや。狂竜ウイルスに効く成分があってな、これはウイルスに慣れている体で生成されるモンなんや。それを飲めば、体が覚えてそれを造るって寸法や」
なるほどそういうことか。それなら今後、この二人がまた狂竜化することもない……か。
「あれ、そういえば、なんでアルタスさん達は大丈夫なんですか?」
「ああ、俺達は超大陸のゴアの知り合いだ、慣れてる」
「アタイは前に狂竜化して、誰かさんの血をいただいたわ」
誰かさんとは多分ゲネッポの事だろう。ランゴスタはモンスターの血を飲むから、もしかしたら当人の任意では無かったのかもしれない。だってほら、さっきからゲネッポの目がヤバいもん。
「うう、ここは……」
「ふぁ! チクって、なんかチクって!」
クック達が起きた。チクっていうのはたぶんランコちゃんの針だと思うけど、寝起きでそのリアクションは可愛いですルカちゃん。
「! そういえば……ミズキ、カスケ、ゲネッポ、ギザミ、大丈夫か!?」
どうやら狂竜化している時の記憶はあるようで、自分らが攻撃を仕掛けた私達の心配をしたようだ。
「うえええぇぇぇん、おねえちゃんごめんなさぁぁい!」
ルカが泣きながらよたよた歩いてきた。大丈夫だよーと宥めながら何となくギザミを見ると、全力のガッツポーズ。……ギザミ、色々ありがと。
「!?ギザミ、その腕まさか……」
ガッツポーズのために掲げたハサミを見て、クックが困惑する。どうやら記憶は完全では無いらしい。……こんなに動揺するクック始めて見た。
「あ、ああ……ゴア・マガラとの戦闘でね……」
嘘だ。これはルカの突進でついたヒビだ。ただ、ルカ達を落ち込むませないようにするために嘘をついたのだろう。
「そうか……」
まだ完全に信じたわけではなさそうだが、ギザミの意図を汲み取ったようにルカの方を見、頷いた。
「ちょっとちょっとぉ! とめたげたのはアタイ達なんですけど!」
「うん、とりあえずお前は空気読もうな、シリアスぶち壊したの自覚しような」
ランコちゃんの声に安定のツッコミを入れるアルタスさん。よくぞ言ってくれました。その後も保護者ポジションお願いします。
「おっとすまない、おかげで大事にいたらずに済んだ、ありがとう」
「ったりまえよ! 恩に着なさいよね!」
ランコちゃんが胸を張るように胴体を突き出す。虫の彼女に《無い胸を張る》が使えないのは分かってる。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.211 )
  • 日時: 2014/04/29 17:23
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: BSh8JiGe)

 登場人物紹介とは別として扱いますね。

 アスト・アルナイル
 年齢…16歳
 装備…コマンドダガー(片手剣)、クックシリーズ
 容姿…短い黒髪、赤い瞳
 キャラ…基本的にはお人好しの熱血バカ。女の子には弱い。
 備考…色恋沙汰はモジモジしながらはぐらかそうとする。

 カトリア・イレーネ
 年齢…18歳
 容姿…赤茶けた長髪を銀色のリボンで結んでいる。蒼い瞳
 キャラ…学園で言うところの委員長、生徒会長キャラ。
 備考…モンスターの前では怯えて立ち竦んでしまうが、誰かが側にいれば少しは平気。

 エリス・ナイアード
 年齢…14歳 
 容姿…薄紫色のセミロングヘア、濃い紫色の瞳
 キャラ…無口で無表情。ドシッ娘。
 備考…盛大にドジをぶちかましてよし。アストがちょっと気になっている。

 ライラック・エルミール
 年齢…推定18歳(人間相当)
 容姿…長い銀髪を無造作に纏めている、オレンジ色の瞳。
 キャラ…男勝り、細かいことは気にしない質。
 備考…通称、ライラ。竜人である。力とかめっちゃ強い。

 ルピナス・クリティア
 年齢…21歳
 容姿…水色のロングヘア、暗めの碧眼。
 キャラ…おっとりのんびりのコックさん。動じない。
 備考…語尾に小さい母音がつく。(例…「〜ですぅ」「あらあらぁ」)

 シオン・エーテナ
 年齢…13歳
 容姿…明るい茶髪のショート、黄色い瞳。
 キャラ…感情表現豊か、とにかく元気。
 備考…語尾にかならず「っ」がつく。(例…「ですねっ」「わはーっ!」)

 マガレット・マカオン
 年齢…15歳
 容姿…明るい緑色の髪、青紫色の瞳。
 キャラ…基本はおしとやかな、縁の下力持ち
 備考…意外と純情で騙されやすい。

 ニーリン・ガーネット
 年齢…17歳
 装備…妃竜砲【遠撃】(ヘビィボウガン)、レイアシリーズ
 容姿…赤い長髪をポニーテールにしている、明るい碧眼。
 キャラ…上から目線のカッコいい姉貴キャラ。不遜。
 備考…同い年か年下には「〜くん」、目上には「〜殿」と呼ぶ。

 ユリ・アヤセ(綾星百合)
 年齢…16歳
 容姿…黒髪ロングストレート、深青色の瞳
 キャラ…基本は真面目で、時にちょっとお茶目さん。
 備考…歌姫らしく、歌はすごく上手い。

 ツバキ・セルジュ(星流樹椿)
 年齢…16歳
 装備…斬破刀(太刀)、フルフルシリーズ
 容姿…焦げ茶色のショート、薄紫色の瞳。
 キャラ…アストよりは落ち着いた口調。女と間違われると怒る。
 備考…ユリのことを第一に考える、自己犠牲な考えを持つ。

 セージ
 年齢…推定17歳(人間相当)
 装備…ラギアネコアンカー、ラギアネコシリーズ
 容姿…純白の毛並み、蒼い瞳。
 キャラ…冷静沈着。カッコいい兄貴キャラ、たまに怖い
 備考…アストに対しては軽口を叩く。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.212 )
  • 日時: 2014/04/29 17:09
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

>>211
ペッコ「よっしゃぁぁぁ歌ウマキャラきたぁぁぁ!」
ぜひコイツとユリさんとでデュエットさせたってあげてくださいww。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.213 )
  • 日時: 2014/04/29 17:27
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 1VdYRXs2)

 >>212

 わ、わーりました。ペッコくんテンション高いです。
 クロスオーバーは五章に一回かそれくらいで更新するつもりですけど、どんな感じに始めましょうか?
 最初さえ決まればあとはどうにかなるんですが

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.214 )
  • 日時: 2014/04/29 17:38
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

>>213
うーむ、そこはかなり重要ですよね。まず出会い方ですけど、別時限から来たか世界そのものはあくまで一緒で行くか……運の良いことに、我の作品では村の名前を明かしていないんで、それでもいけると思います。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.215 )
  • 日時: 2014/04/29 17:46
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: PhX4xLJH)

 >>214

 時限が同じだと、当初の記憶が残ったままになってしまうので、ここは別の世界ということにしましょう。
 ミナーヴァのメンバー達とミズキ達が、超大陸を基にした夢の世界で集まる、というのはどないでしょう?
 これなら、クロスオーバーの終わりも夢オチでしたってことになりますし。始まり方も楽でいいと思いますよ?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.216 )
  • 日時: 2014/04/29 18:06
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

>>215
おお、超大陸がベースですか。その手がありましたね。しかし……ちょいと超大陸の設定上、それは難しそうです。(ネタバレになるのでこれ以上言及できませんが)
なので、旧大陸、あるいは新大陸の密林というので行きません? 勿論、お互いにとって別次元の、ですけど。

追伸
我的には、テロス密林がやりやすいんですが……どうでしょう?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.217 )
  • 日時: 2014/04/29 18:07
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 9ZyJ4CcB)

 >>216

 シュレイド地方のテロス密林、もしくはジャングル(旧密林)のことですかね?
 新大陸の方は密林というよりは水没林のほうですね。
 ドスをベースとするなら、ジャンボ村に近いテロス密林の方がいいですかね。
 一応、どっちに転んでもいいようには考えてます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.218 )
  • 日時: 2014/04/29 18:17
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

>>217
おお、ありがとうございます。
しかし……飛竜種こそティガしかいないものの、これだけボス級モンスターが総集結したら、近くに仲間がいてもカトリアさんヤバいんじゃ……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.219 )
  • 日時: 2014/04/29 18:21
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: hQPMzSTk)

 >>218

 慣れたら大丈夫ですよ、多分。
 その辺は僕の方で何とかするんで。

 じゃあ、僕はいつでもいいんで、あとはスラ×エリさんを待つのみです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.220 )
  • 日時: 2014/04/29 19:20
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

……キャラ設定は今度に回します。あの数書く気力ないっす。キャラのことで分からない事がありましたら聞いてくれたらこたえますので勘弁してください。
というわけで、こちらも準備万端っす。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.221 )
  • 日時: 2014/04/29 19:32
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: PhX4xLJH)

 >>220

 わーりました。
 その都度訊きましょう。
 じゃあ、僕が先攻でいきます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.222 )
  • 日時: 2014/04/29 20:09
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 43TuwrpU)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 序章 歪んだ夢の中へ

 アストside

「ふぅー、さっぱりっと……」
 いつものように、入浴を終えたアスト。
 それにしても、バルバレでカトリアに拾われてから、ずいぶんメンバーが増えた気がする。
 カトリア、エリス、ライラ、ルピナス、シオン、マガレット、ニーリン、ユリ、ツバキ、セージ……皆、かけがえのない仲間達だ。
 これからもずっと、彼女達と旅を続けられたら、と思う。
 さすがに眠くなってきた。他の皆、ライラもそろそろ眠るだろう。
「俺も寝るかな」
 蝋燭の明かりを消して、ベッドに潜り込み、目を閉じる。
 徐々に意識が微睡んでくる。
 そういえば、今日はシオンがこんなことを言っていた気がする。
「アイルーとかは別にしてっ、喋るモンスターとお喋り出来たらたのしそうですよねーっ」
 そんなわけがあるか、と皆して笑ったものだ。もちろん、シオン自身も分かっているだろう。
 だとしても、夢の中だけでもそんな世界があったら楽しそうだ。
 そう思いながら、微睡みの中に意識が沈み、アストは眠りに落ちた。

 頭の、中が、混濁、する。
 何、だろうか、この、奇妙な、感覚、は。
 夢、の世界、だとしても、ここまで、無理解な、夢は、初めて、かも、しれない。
 空間が、歪み、意識が、浮き上がって、くる。
 
「…………ん、………くん、…ストくん、アストくんっ!」
 誰かが、呼んでいる。
 もう朝になったのか?
 アストはその聞きなれた呼び声に反応する。
「……ん、……カトリア、さん?」
 目を開けると、そこにはとても心配そうな顔をしたカトリアがアストの顔を覗き込んでいる。
「あぁ、よかったっ、アストくんっ」
 カトリアは安堵した表情をする。
「おはようございます、カトリアさ……って、えっ?」
 本格的に覚醒してきた脳で辺りを見回す。
 ここは、自室のベッドではない。
 どこかの狩り場のベースキャンプのようなベッド、というかそのものだ。
「カトリアさん?ここ、どこですか?俺、自室で寝てたはずなんですけど」
「うぅん。それが、私にも分からないの」
 カトリアは首を横に振った。
「アストくん、カトリアさん」
 誰かが駆け寄ってくる。あの黒髪は、ユリだ。
 改めて周りを見ても、どう見てもここはベースキャンプだ。
 波打ち際に接岸され、小さな船そのものがベースキャンプとなっているような形だ。
「カトリアさんに、ユリ……他の皆は?」
 ここには、カトリアとユリ以外誰もいない。
 何が、どうなっているのだろうか?
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.223 )
  • 日時: 2014/04/29 20:08
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 43TuwrpU)

 まずはこんなところです。

 スラ×エリさん、続きをお願いします。
 
 誰の視点から始まるか、を最初に決めておいて、〇〇side みたいにしておけば分かりやすいと思います。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.224 )
  • 日時: 2014/04/29 21:21
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

よっしゃ、任せて下さい! あ、ちなみに、クック達が住んでる密林も一応テロス密林って事で。


クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

序章続き

ミズキside

「お邪魔しまーす」
「お、来たな。くつろげ」
現在、クックの巣穴。一部メンバーでお泊り会っぽいのをやろうってなったんで、クックの巣に来た。たまに隅を通ってくランポス達もランの支配下なんで仲良くしてる。話を戻すけど、私とネオとカスケ君が来た時にはすでにギザミ、トトスも来ていた。
「にしても、この六人で寝るってのは始めて会った時以来じゃねえか?」
「ホントだね、あの時はベースキャンプでだったけど、ここの方がお泊り会っぽくていいね」
ああそっか、あの後ゲネッポなんかも加わって、このメンバーで寝泊まりするのは久しぶりだ。
「あの時はミズキ、ボクらが怖くてなかなか眠れなかったんだよね」
「うん、でもギザミとクックのおかげで安心できた。あの時はありがとね」
「気にするな。……それはそうとミズキ、あの時のあれ、まだ使ってるのか?」
あの時のあれ、それは勿論クックファーの事だ。
「うん! ほら、今日も持って来てるよ」
アイテムポーチから取り出して見せると、クックは目を細めて嬉しそうにクエェ、と鳴いた。
トトスとカスケ、ネオがキョトンとした顔をしている。ああそっか、この三人は寝てたんだっけ。
「おいおい、俺様達が寝ていた頃に何があったんだぁ? 教えろぉ!」
トトスが首を突っ込む。クックのブレスで焚かれた炎に照らされた顔がにやけてる。
「私達三人の内緒!」
「な!? そう言わずに教えてくれよミズキィ!」
「ダーメ。だよねギザミー」
「え、ミズキそこでボクに振るの!?」
こんなたわいもない会話をしているうちに眠くなってきた。
「なぁ、しってるか?」
クックが話をしだす。眠い目を擦りながらその方を見ると、何処から取り出したのか一冊の本をくわえていた。
「別の大陸には、キャラバンというものがあるらしい」
地面に置いたその本を嘴で器用にめくりながらそう言い、挿絵を私達に見せて来た。それは、モンスターに馬車を引かせ、旅をしている絵だった。
「色々な所を旅している団体で、沢山あるらしい。そんでその中には、ハンターがいるキャラバンも珍しくないそうだ」
「世界を旅するハンター……会ってみたいなー」
「いずれ僕らの村にも来るかもね」
カスケ君がそういった所で会話は終わり、順に眠りについていったのだった……。

あれ、ここは、夢の中、かな?
にしては、奇妙な、感覚、だな。
なんだか、体が、浮き上がるような、感覚が……

「はっ」
目が醒めた。五人はまだ寝ている。でも、何かが、何かが、違う……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.225 )
  • 日時: 2014/04/29 21:23
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

ちなみに他の超大陸モンスター達もそれぞれの巣穴などでこの現象に巻き込まれてます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.226 )
  • 日時: 2014/05/03 02:44
  • 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)

暇だったので作成。


クロスオーバー用キャラクター設定

・ミズキ
性別:女
種族:人間
職業:ハンター
武器:片手剣
一人称:私(わたし)
主人公。明るい性格だが何気にドジッ娘。カスケに好意をよせており、最近「カスケさん」から「カスケ君」へと呼び方が変わり、距離は縮まっている模様。ギザミを親友としている。ルカが大好き。

・ネオ
性別:オス
種族:アイルー
職業:オトモアイルー
一人称:オレ
ミズキのオトモアイルー。面倒見が良く、ミズキの身の回りの家事もやってのける。……が、若干Sっ気がある。最近空気になりつつあることに頭を抱えている。ゲネッポのギャグが好き。

・カスケ
性別:男
種族:人間
職業:ハンター
武器:大剣
一人称:僕
ミズキの相棒ハンター。優しい……が最近は噛ませ犬ポジ。女性に関してはハーレム物漫画の主人公も真っ青な鈍感さ、故にミズキからの好意には全く気づいていない。ティガとは何故か良く話す。

・クック
性別:オス
種族:イャンクック
一人称:俺
カスケと行動を共にしていたモンスターの一匹。あまり感情を外に出さないが、ツッコミやズッコケもやってのける天才肌。鳥竜種連合軍総司令官。「トトス武勇伝」は耳タコ。安定のアニキポジション。

・ギザミ
性別:オス
種族:ダイミョウザザミ
一人称:ボク
カスケと行動を共にしていたモンスターの一匹。見た目に反して本作中一番優しい。ミズキに対し、種を超えた恋愛感情を抱いている……が、叶わぬ恋と自覚して全力でサポートに回っている。ランコが苦手。

・トトス
性別:オス
種族:ガノトトス
一人称:俺様
カスケと行動を共にしていたモンスターの一匹。いつもハイテンションな奴。空気を読めない。いや、読もうとしない。「トトス武勇伝」は実話。ウジウジした奴が嫌い。

・ゲネッポ
性別:オス
種族:ゲネポス(ドスゲネポス)
一人称:ワイ
自称芸人。関西弁を話し、最近は解説もよくするようになった埋め合わせ&ネタキャラ。砂漠のゲネポス達のリーダー、だけどいっつも密林にいる。見事なズッコケをするミズキを慕っている。

・村長
性別:男
種族:竜人
職業:村の経営
武器:話術
一人称:オイラ
村の村長。明るく、柔軟な頭を持つ愛されキャラ。村人からの信頼も厚い。

・ルカ
性別:メス
種族:イャンガルルガ
一人称:僕
クックの義理の妹。僕っ娘。人見知りで、初対面の人とはまともに話せない。泣き虫。クックをお兄ちゃん、ミズキをおねえちゃんと呼ぶ。普段は弱気だけど、クックが怪我したりするとキレて古龍二匹相手に無双できるくらいに強くなる。

一旦疲れたんでここまで。また余裕できたら更新します。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.227 )
  • 日時: 2014/04/30 04:15
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: vxxiPhGs)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 一章 未知という未知

 ニーリンside

「ふむ……ふむ、ふむ?ふむぅ……」
 ニーリンは上を見て、左右を見て、下を見て、正面を見る。
 ここは、地形の半分が砂浜で、残りは深い木々だ。
「よし、一つだけ分かったぞ。ナイアードくん、エルミール殿、マカオンくん」
 ニーリンはエリス、ライラ、マガレットの三人に向き直る。
「ここはどこか分からん、というのは分かったぞ」
 自慢げに言い張るニーリン。
「あのね、ニーリンアンタねぇ……ドヤ顔して言うことじゃないでしょうが」
 ライラは大きく溜め息をついた。
「……ライラックさんに同意します。分からないということが分かっても意味がありません」
 エリスは冷ややかな視線をニーリンに送った。
 そんな冷ややかな視線を受けながらも、ニーリンは飄々と答える。
「まぁ、仕方あるまい?昨晩はいつも通り?いつものベッドで?いつもと同じ時間に?眠った……で、その結果がこれだ。私は全知全能の賢者ほどお賢くはないんだ。今あるオツムで我慢してくれ」
 そう……いつもと同じ、時間に、ベッドで、眠ったはずだ。そしてなぜ、起きた時には世界が変わっていて、服装も寝間着ではなく、いつも身に付けている私服や装備になっているのか?
「あの、ここで止まって考えても仕方ありませんし、少し歩いて手掛かりを探しませんか?」
 ここで真っ当な意見を出すのはマガレット。
「おぉ、さすがはマカオンくん。そうだな、ここから五つの道に分岐しているようだが、どう見る?」
 ニーリンはマガレットに意見を求めてみる。
「まずは、ここがハンターの立ち入る狩り場がそうでないか、ですね。もしそうであれば、安全なベースキャンプがあるはずですし、他に人がいたとしたら、待っていれば帰ってくるはずです」
 マガレットの意見は正しい。もしここがどこかの狩り場だとしたら、どこかにベースキャンプがあるはずだ。まずはそこを拠点に、ということだ。
 ふと、ニーリンはその深く木々の隙間を目にする。
「あぁ、今のマカオンくんの発言でようやく気づいたぞ」
 そして、背中の妃竜砲【遠撃】を展開し、通常弾を装填し、引き金を引いた。
 放たれた弾丸は、木の葉を蹴散らし、そこに潜んでいた巨大な昆虫らしきモンスターを四散させた。
「ここは、狩り場のど真ん中ということだ」
 フゥッ、と煙の洩れる銃口を一吹きするニーリン。
 それを合図にしたかのように、気配は現れた。
 その気配、浜辺の海からだ。
「ギュオォォォォォッ!」
 海岸の海の中から、鮮やかな翡翠色をした巨大な魚のようなモンスターが顔を出した。
「安全と思える場所へ避難しろ!死にたくないならな!」
 ニーリンはそのモンスターに向き直りながら怒鳴る。
 ライラがエリスとマガレットの手を掴むと、無理やり引っ張っていく。
 これでいい。これで守るべき者はひとまず安心できる。
 目の前のターゲットにのみ、意識を集中出来る。
「やぁやぁ、おさかなクン。とりあえずその美味しそうな身を塩焼きにして頂こうか?」
「ギュオォッ!」
 そのモンスターは、ニーリンと対峙するかのように陸地へ上がってきた。
 ニーリンは妃竜砲【遠撃】に火炎弾を仕込んだ。なぜそれがあるのかは、今は考えないことにした。

 セージside

「ここは、どこなんだ?まずはそれが知りたい」
 ツバキは鍾乳石の生えた岩壁を見ながら、誰とは言わずに訊いてみる。
「それが分かるニャらとっくに教えてるニャ」
 セージは腕を組みながら辺りを見回す。
「そうですねぇ、ここはどこなんでしょうかぁ?」
 ルピナスは特に焦りも怯えもせずに首を傾げている。
「ほぇーっ、とっても大きな洞窟ですねーここっ」
 シオンはまず状況が分かってないのか、鍾乳石の洞窟全体を見回して感嘆の溜め息をつく。
 セージは直感的に感じたことがまず一つ。
 この状況、ルピナスやシオンは恐らく頼りに出来ない。少なくともツバキはまだ良識人だ。彼を上手く動かして、この状況を打破しなくてはならない、
「起きたらびっくり、タロウ・ウラシマだニャ」
 よく分からない例えを口にして、セージは呆れのような溜め息をつく。
 なぜこんなことになっているのかすら分かっていない状態だ。
 いつものように眠ったはずだ。
 それで、起きたらこの状況。理解しろと言うのが不可能な話だ。
「何だか飛竜でも入ってこれそうなくらい広いですねーっ」
 シオンは呑気にそんなことを言い出す。
 果たして、それが前振りだったのかは分からないが、どこからか翼の音が聞こえてくる。
「おいおい……まさかの、か?」
 ツバキはその翼の音の近付いてくる方へ向き直る。セージも警戒する。
 相手の姿が見えた。
 それは『青い』イャンクックだった。
「青い……イャンクック?」
 ツバキは背中の斬破刀を抜き放って構える。
「恐らく、亜種か何かだろうニャ。油断するニャよ」
 セージもラギアネコアンカーを抜き放つ。
「クォクォクォクォッ、クワァァァァァァァァッ!」
 青いイャンクックは上体を一度起こすと、威嚇する。
 ツバキとセージは一気にニ手に分かれて接近する。
「シオンとルピナスを怯えさすニャよ」
「了解」
 斬破刀とラギアネコアンカーが、左右から縦横無尽に青いイャンクックを捕らえていく。

 アストside

 少しだけ回りの様子を見てくると言ってから、雑木林に入っていったアスト。
 だが、そこには紫色の巨大な甲殻類がいた。
 その巨大な甲殻類はアストに気付くと、その二本の角が生えていたのだろう、モンスターの亡骸を向けながら突進してくる。
「なんで……」
 おかしい。
 いつものように眠っただけではないか。
 だとしたら……
「何でこんなことになるんだってのっ!」
 アストは憤りを吐き出しながら、コマンドダガーを抜き放って対峙する。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.228 )
  • 日時: 2014/04/30 15:56
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)

>>227
随分早い時間に起きてらっしゃいますねぇ……。
まさかのメイン三匹の亜種登場。ニーリンさん、遠目に撃つのやめてください。それがランコだったらどうすんですかぁ!

追伸
ニーリンside:エリア3
セージside:エリア7
アストside:BC→エリア1(アストのみ)

こういう見解でよろしいでしょうか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.229 )
  • 日時: 2014/04/30 17:08
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: mfPFx/UF)

 >>228
 その通りです。
 つーわけで続きをお願いします。
 その隙に僕は本編を更新します

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.230 )
  • 日時: 2014/04/30 18:37
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)

リョーカイです。あーそれと、我もサクライザーさんに合わせて神視点でいきます。


クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二章 現れた紳士

ミズキside

「おかしい……」
「た、確かにそんな気がしないでもないが……」
全員を叩き起こしたミズキは、奇妙な夢の事と、何かが今までと違うような感覚を皆に話した所だ。
「あ、ボクもその夢見た」
「オレもだにゃ」
「俺様も見たぞ」
どうやら全員がその夢を見ているようだ。うーん、と考え込む六人。その時だった。
「……クワァァァァァ……」
隣のエリアから、モンスターの鳴き声が聞こえてきた。これには聞き覚えがある。イャンクックのそれであった。
「!? オイオイマジかよ、クックの縄張りに入ってくるイャンクックとか、どんな神経してんだ?」
「……行ってくる」
そう言い残し、天井の中央にある穴の真下へ行くと、クックは飛び去っていった。

セージside

「クワァァァ!」
セージとツバキは、青いイャンクックと戦闘を続けていた。普通のイャンクックならばとっくに瀕死状態になっていても可笑しくないのだが、コイツはまだピンピンしている。
(やなり亜種は普通より強いかニャ)
冷静に敵の分析を行っていたセージだが、体力が多いだけでほぼ普通のイャンクックと変わらない事が分かった。ツバキの実力はまだ見たことが無いが、歌姫の護衛を任されるようなハンターだ、そう弱くはないだろうと考えていたが、案の定上手く立ち回っている。
「クワァ!?」
青イャンクックが急に意識をそらし、洞窟の天井に開いた大穴を見上げた。嫌な予感がしたセージだったがチャンスには違いないので一気に畳み掛ける。
「クワオゥ!」
足への猛攻にバランスを崩した青イャンクックは盛大に転び、焦りのために上手く起き上がれずにいた。
「今だニャ!」
転んで地に着いた頭を二人で攻撃しようとした……その時だった。
「クエエェェェ!」
先ほど青イャンクックが見上げていた穴から、なんともう一匹のイャンクックが舞い降りてきた。今度は普通のイャンクックのようだ。しかしその近くには……シオンとルピナス。
「まずいっ」
しかも二人がそっちに意識を持って行っているうちに、青イャンクックが起き上がってしまった。
「クワァァァ!」
青イャンクックが突進を開始。どうやら標的があのイャンクックに移ったようだ。そこまでは良い。しかしその軌道上には、シオンとルピナスがいるのだ。
「わっ」
「あれぇ、なんかこっちに来てますねぇ」
焦るシオンと相変わらずのルピナス。そしてなんと、彼女達の後ろにいるイャンクックも突進を開始し、二人は二匹のイャンクックに挟み打ちを喰らう形になった。
「シオンッ、ルピナスッ!」
焦って今更何を騒いでも変わらないと分かっていながら、大声をだすセージ。そして二人は突進の餌食に……は、ならなかった。後から来たイャンクックは二人の居る所に近かったため最初に到達したのだが、なんと当たる前に羽ばたいて上昇、二人の上を通り過ぎてドスンと着地し、青イャンクックを受け止めたのだ。そしてそいつを器用に投げ飛ばした後、シオンとルピナスの方を見て《喋った》
「大丈夫かい? お嬢さん方」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.231 )
  • 日時: 2014/04/30 18:37
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: 0zaiCj8k)

執筆活動から少し離れて今後の方針について話したいと思います。
実は今書いているシリーズ・・・・・・そろそろ完結します。
それに加えて、綺麗に終わるので(ハズ)第2期やる予定もなし、別シリーズ書く予定も特になし。
まあ、番外編でそれぞれの過去偏はやりますが・・・・・・
それが終わったらどうするかは本当に考えていません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.232 )
  • 日時: 2014/04/30 19:13
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)

>>231
このスレでちゃんと完結するのって結構珍しいんで、凄くいいと思います。
どうです? この際クロスオーバーやっちゃうってのは(え? どんだけクロスしたいんだって? キコエナーイww)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.233 )
  • 日時: 2014/04/30 19:17
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: aVR99xfg)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 四十七章 ニューウェポン・チャージアックス

 チコ村での滞在を続けること数日。
 エリスを通じての話になるが、ギルドの方では黒蝕竜ゴア・マガラに対する調査は姿勢こそ積極的だが、ナグリ村付近の海上で目撃があった以来、ゴア・マガラは忽然と姿が見えなくなった。
 どこか別の大陸へ移動したのだろうか。
 そう決め付けていた調査隊は半ば解散しかけていたが、ある日突然、その時を狙っていたかのようにゴア・マガラは再び現れたのだ。
 調査隊や討伐隊が派遣されたものの、その全てが壊滅。
 現在、ゴア・マガラは未知の樹海に縄張りを張っているらしい。それが、調査隊から送られた最後の手紙だった。
 筆頭ハンターと呼ばれる、エリートハンターが束になった集団ですら軽く一蹴されたのだ。
 そしてある時、いつものようにエリスの元へ伝書鳩が送られた。
 ただ、いつもの違うように見えたのは、『緊急』を意味する赤い紙が、伝書鳩の脚にくくりつけられていたからだ。
 エリスはそれを受け取って読むと顔を真っ青にし、すぐにカトリアへ報告した。
 
 アストは自室で武具や道具の整備整頓をしていた。
 アストとニーリン、セージは、ツバキという新たな仲間と共に更なる狩猟に挑んでいた。
 仲間が増えれば戦略の幅が広がり、手強い相手にも太刀打ち出きるようになる。
 氷海にて化け鮫ザボアザギルや白兎獣ウルクスス、原生林にて絞蛇竜ガララアジャラの他に、ネルスキュラ二匹の狩猟という無理難題までやり遂げた。
 そんな狩猟の中で、アストはジレンマを感じていた。
 今の彼の装備は、コマンドダガーを強化したデッドリーナイフ、ネルスキュラの素材を用いたスキュラシリーズだ。
 装備を見れば、それ相応のものだと第三者は言うだろう。
 それでも、アストは現状に強い不満を感じていた。
「やっぱり、このままじゃダメだ。ライラさんと相談しないと」
 アストは自室出ると、ライラの工房へ向かう。

「なんだって?火力が足りない?」  
 ライラは驚いたようにアストに目を見開く。
 アスト自身、ライラの腕の良さを否定するつもりはない。
 このデッドリーナイフも、ライラから作られたものだ。狩りにおいても信頼してきた相棒のことを信用していないわけでない。
「はい、ツバキやニーリンを見ていると今の俺は力不足に感じるんです。だから、こうして相談に来たんですけど」
 そのアストの言葉を聞いて、ライラは難しく表情を歪める。
「ん〜……決してデッドリーナイフが悪いわけじゃないってことは自覚してんのね?」
「まさか、ライラさんの作ってくれる武器は不満を探す方が難しいくらいです」
「アンタってさりげなく嬉しいこと言うじゃない?まぁ、それは置いといて……」
 自分の仕事を誉められてか、ライラは頬を緩ませたがそれも一瞬だ。
「ただ純粋に、自分の力量で片手剣じゃあ限界を感じる……そういうこと?」
「そんなとこです」
 片手剣は一撃の威力の低さを手数や属性攻撃で補う武器なのだが、現時点でアストの持っている片手剣では、属性と斬れ味が両立しない武器がほとんどだ。例え威力が高かろうと低かろうと、斬れ味がなまくらでは攻撃そのものが難しいからだ。
「そうねぇ……特にアンタの場合は、自分が先頭張ってアタッカーを強いられる立場にある……そもそも、片手剣っていう武器そのものが、アタッカーに向いた武器じゃないのよね」
 ましてや、無属性の片手剣がアタッカーではなおさらだ。
 ライラはしばし人差し指を額に置いて考える。
「この際、新しい武器を使うってのも一つの選択肢だよ?」
「ここに来るときには、半分くらいそのつもりでした」
「話は早いね。そこで、今のアストのご希望を叶える武器が、今の時代はあんのよ」
 ライラはニカッと笑うと、早速アストを工房の奥へ連れていく。
「その、新しい武器っていうのは?」
 アストは答えを勿体振るライラを見て訊いてみる。
 その問い掛けに、ライラは倉庫にあるそれを取り出して答えた。
「盾斧、『チャージアックス』さ」
 ライラは意気揚々とそのチャージアックスについて説明を始める。

 チャージアックス。
 近年になってバルバレ周辺で開発された新型の武器だ。
 スラッシュアックス同様に、ソードモードとアックスモードのニ形態を変形によって姿を変える。
 ソードモードでは片手で剣、もう片手で盾を持つという、片手剣に近いモーションを取るが、片手剣よりも遥かに大型の武器であるために、一撃の威力やリーチは勝る反面、片手剣本来の手数や機敏さが低下している。
 これだけを見れば潔く片手剣を使った方が良く見えるが、チャージアックスの真価はその先だ。
 ソードモードでのダメージを与えていくにつれて、剣の中にエネルギーが蓄積されていく。そのエネルギーを盾と組み合わせて供給することで、盾に仕込まれている属性ビンが発動する。
 ここで、ようやく変形の時だ。
 剣と盾を合体させ、盾を斧として用いることで、手数や機敏さ、さらにはガードの使用も犠牲にすることで強力な一撃を放てるアックスモードとなる。
 隙もかなり大きくなるリスキーな形態だが、仕込まれた属性ビンを解放するその一撃は強力無比の一言。
 さらには、ビンに仕込まれている属性をさらに強く解放することで、高出力属性解放斬りという必殺技を放てる。隙の大きさも半端ではないが、直撃させたその破壊力はリスクと比べるまでもない。
 いかに効率良くエネルギーを『チャージ』し、どれだけ『アックス』としての破壊力を引き出せるかにかかる武器だ。

「んまぁ、こんなとこかな。なんか聞きたいことある?」
 あらかた説明を終えてライラは一息ついた。
「大体は分かったんで、即戦力になりそうなチャージアックスとか作れますか?」
 そっちか、とライラは呆れで溜め息をついた。
「んじゃ、属性に困ってるような感じも見せてたし、ここは……」

 その頃、エリスから報告を受けたカトリアはすぐにミナーヴァのハンター達を呼び寄せた。
 アスト、ニーリン、ツバキ、セージ、以下四名だ。
「皆に聞いてほしいことがあるの。よく聞いて」
 その場の三人と一匹は唾を飲み込んだ。
「私達は、これよりチコ村を離れて、バルバレに行きます。理由は、これにあります」
 カトリアは全員にそのギルドからの緊急の手紙を見せる。
 それを見て、全員の目付きが変わった。
『未知の樹海にてゴア・マガラを発見。狩猟可能なハンターは直ちに向かわれたし』
 そう書かれていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.234 )
  • 日時: 2014/04/30 19:29
  • 名前: オカシュン (ID: Xx7cIex9)

嵐いるwwwwwwwwwwwwww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.235 )
  • 日時: 2014/04/30 20:19
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: cFIcqS1F)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 三章 暴れん坊と良識派

 ニーリンside

 戦闘を開始して、どれくらいが経っただろうか。 
 何故か持っていた火炎弾や拡散弾や貫通弾は撃ち尽くし、残るは通常弾のみとなってしまっていた。
「ったく、君はどれだけタフなんだい?こっちはそろそろ打つ手が無くなってきたぞ?」
 そんな余裕そうに見せているニーリンだが、その内心は穏やかではなかった。
(相手は上位、いやG級か?だとしたら私がそもそも相手にしたくても出来ない相手だぞ)
「ギュオォォォォッ!」
 魚のようなモンスターは、上体を振り上げると口から光線と見紛うばかりの水のブレスを放ってくるが、ニーリンは慌てずに回避する。
(うーむ、これは困った。どうしたもんか……)
 そう考えた時だった。
 気配が一つだけでなくなった。
 同じような影が、浜辺から見えた。
「ちぃっ、もう一頭か……!?」
 一頭でここまで苦戦しているのだ。ここから二頭同時など考えたくもない。
 海面から、身体の形状は同じで、朱色と黒をしたそれが飛び出してきた。
「ぶち抜けぇっ、トトス・カノンッ!」
 そう言った(?)そのモンスターは一頭目と同じように口から水のブレスを放った。
 そのトトス・カノン(?)が一頭目のモンスターを貫き、二枚に卸された。
「!?」
 ニーリンはその光景を前に酷く驚いた。

 アストside

「ちくしょうっ、何だよこの化け物はっ!?」
 アストは紫色の甲殻類を前に逃げることしか出来なかった。
 その紫色の甲殻は、コマンドダガーではいとも簡単に弾かれ、まるでダメージが与えられない。
「ギョッギョッギョッ」
 甲殻類は逃げ回るアストを鬼ごっこでもするように追い回してくる。
「どうするっ、どうすりゃいいんだっ……!?」
 必死に自問自答を繰り返すが、答えは出そうにない。
 その時だった。
「ギザミ・クロスクラッシャーッ!」
 紫色の甲殻類の目の前から、二つの赤いハサミが飛び出し、交差するように振り抜かれたそれはその堅牢だった甲殻をいとも簡単に粉砕した。
「ななな、なっ、何だっ!?」
 あまりの出来事に、アストはその場で腰を抜かしてしまった。 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.236 )
  • 日時: 2014/04/30 20:16
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)

>>235
新技増えてる……。ギザミ・クロスクラッシャーってひぐちカッターみたいなカンジですか?(笑)
そうですよね、古龍種相手に余裕ぶっこく彼等がG級くんだりに負けるわけ無いですよね。

追伸
あれ、どっから書こうかな。クックの所のリアクションとかは我だと難しいんで、分かりやすい(ヒドイ……)ニーリンさん辺りにしようかな。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.237 )
  • 日時: 2014/04/30 20:17
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: cFIcqS1F)

 >>236

 すいません、勝手に増やしました。多分そんなんです。
 負けるわけないどころか、余裕でしょう。ちょーっと抵抗されてもいいかな?ぐらいのレベルだと思ってますから

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.240 )
  • 日時: 2014/04/30 23:02
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)

すいません、キャラのリアクションとか難しいんでクックの方はよろしくお願いします(無責任)。


四章 モンスターとの会話

ニーリンside

《ズズゥン……》
二枚に卸され、左右に開くように倒れるガノトトス。そしてその偉業を成し遂げた張本人である二頭目のガノトトスが、ピョンと水中から飛び出してきた。構えるニーリン。
「オイオイ、そんなモン向けんなよ。なんかそれ、当たったら痛そうじゃねえか」
「……!」
目を見開いて驚くニーリン。当然だ、モンスターが喋って驚かない方がおかしい。またどうやらさっきの声も、本当にこのガノトトスが喋ったもののようだ。
「俺様はガノトトスのトトスだ、よろしくな!」
急に明るい声になった水竜は、鼻先を突き出す。ここでようやく我にかえるニーリン。
「ええっと……ああ、よろしく?」
たった今まで自分が苦戦していた相手を一撃で倒した、しかもモンスター。恐怖を面に出さないニーリンでも顔を引き攣らせたのだった。

アストside

「……え?」
目の前で砕け散る紫色の甲殻。そして現れた赤いハサミのモンスター。ダイミョウザザミであった。
「よっと」
攻撃姿勢から通常の姿勢に戻ったダイミョウザザミは、アストに駆け寄ってきた。
「う、うわぁ!」
あんな強さを見せ付けた相手、敵う訳ない、しかし腰が抜けて逃げられない。アストがわたわたしていると、その盾蟹が話しかけてきたのだ。
「キミ、大丈夫!? あ、怪我してる、ちょっと待ってて!」
「……え!?」
モンスターが喋った事に対して驚愕しているアストをよそに、盾蟹は近くにあった草村を漁り、キノコの群生地を漁り、さらには蜂の巣の下を漁った。
「ええと……」
自分の前に戻ってきた盾蟹はヤドの中から調合セットを取り出し、大きなハサミで器用に調合を始める。ハンターだからこそわかる極微量の調合比率を凄まじい精度で組み合わせていく盾蟹。
「はいこれ!」
盾蟹の渡してきたそれはまごうことなき回復薬グレートだった。満身創痍とまではいかずとも傷だらけだったアストは、迷い無くそれを飲み干した。効果はてきめん、どんどん傷が回復していく。それは回復薬グレートのそれでなく、秘薬並の効果があったのだった。
「よかったー、怪我治って。ボクの名前はギザミ、見ての通りダイミョウザザミだよ」
「あ、アスト・アルナイルだ……」
助けてくれた事、回復薬グレートをくれた事で警戒心が薄れていたアストは、ギザミと名乗るダイミョウザザミの挨拶に応じた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.241 )
  • 日時: 2014/05/01 17:16
  • 名前: 翼の勇車 (ID: XNYU5reK)

眠い目を擦りながら書いたのでそこかしこおかしいかもしれません。
あ、それとなんですけど、ここにこういうセリフ入れてほしいとかあったら遠慮なく言ってください。なんか自分でも満足できてないくらいなんで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.242 )
  • 日時: 2014/05/01 18:15
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: djZh/ZWq)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 四章続き

 セージside

「なっ……!?」
 ツバキは目の前の状況に驚く。
 イャンクックが、「大丈夫かい?お嬢さん方」と、ハッキリとヒトの言葉を用いて口にしたのだ。
「そこのお前達も下がってくれ。こいつの相手は俺だ」
 イャンクックはやはり滑舌よくヒトの言葉を放つ。
 もはや何が何だか分からないが、ツバキとセージは状況に任せて彼(?)に任せることにした。
「クククワッ、クォワァァァァァッ!!」
 青いイャンクックは怒り狂って、その同胞を攻撃しようと突撃してくる。
 だが、喋るイャンクックは一瞬で跳躍し、その脚を振り上げた。
「秘技、赤鳥紅蓮脚(せきちょうぐれんきゃく)ッ!!」
 その振り上げた脚から、真っ赤な焔が揺らめいた。
「うっひょーっ、よくわかりませんけどカッコイイーッ!」
 シオンはその真っ赤な焔を見て手放しにはしゃぐ。
 喋るイャンクックによる赤鳥紅蓮脚は、青いイャンクックの顔面を捕らえた。
 同時に、青いイャンクックのクチバシが粉々に砕け散り、紙のように青いイャンクックの巨体が吹き飛び、鍾乳石の壁に激突した。
 そんな常識はずれの一撃を喰らって無事なわけがなく、青いイャンクックはそこで動かなくなった。
「相手が悪かったな」
 右足を軽く振るイャンクック。
 喋るイャンクックが、四人の方を振り向いた。
「貴様が誰かは知らんがニャ、オレ達と敵対する意志はない……そう捉えて構わんかニャ?」
 セージはラギアネコアンカーを油断なく構えながら、喋るイャンクックに問い掛ける。
 喋るイャンクックはセージの言葉に頷く。
「こっちとしても、必要以上には戦いたくはない。それと、お前達は何者だ?」
「それはオレ達の台詞ニャ。なぜイャンクックがヒトの言葉を喋ることが出来るニャ?」
 セージはこれまでになかったケースを前に警戒心を解かない。
「喋っちゃ悪いか?」
「悪いとは言っとらんニャ。とは言え、助力を感謝するニャ」
 セージはラギアネコアンカーを背中に納め、礼を口にする。
 

 ニーリンside

 ニーリンとトトスと言うガノトトスは対話を続けていた。
「ふむ。つまりトトスくんは何らかの『ズレ』を感知し、異変を調べに来たところ、私とおさかなクンを発見、おさかなクンの方を二枚卸しにしてくれた、と……」
「おうよ。あのヤロー、何勝手に人のシマ荒らしてんだか」
 トトスは二枚卸しにされた翡翠色のガノトトスを見やる。
「シマ?つまりは縄張りか。……縄張りの侵入者、何らかの『ズレ』……そしてここにいる私達の存在……考えるだけで混乱するな」
 溜め息をつくニーリン。
「さて、私達の方はと言うと、随分と荒唐無稽な物言いになるな」
 ニーリンはここまでの経緯を話した。
 昨夜は普通に自室で眠った。起きたらいつの間にかこの密林の中にいたこと。
「ワッケわかんねーな。もちっとなんかねーのか?」
「残念ながら、私達はなにも知らない。まぁ、今ので分かったことがある」
 ニーリンは真っ直ぐにトトスの目を合わせる。
「少なくとも君は私達の敵ではない、と言うことがな」

 アストside

 アストは一度ベースキャンプに帰還してきた。
「おかえりなさい、アストくん」
「怪我とかはない?」
 カトリアとユリが迎えてくれる。
 アストは早速話を持ち出す。
「カトリアさん、ユリ、ちょっとついてきて欲しいんです。有力な情報の持ち主と遭遇出来ました」
「本当に?ハンターだったの?」
 カトリアが目を張った。
 だが、ユリはその前に制止する。
「ちょっと待ってアストくん。さっきから地鳴りとか聞こえてたんだけど、大丈夫なの?」
「あぁ、ユリ。それが、大丈夫なんだよな。そもそも、有力な情報の持ち主がハンター、ってかヒトじゃないんで」
 アストはそれ以上は有無を言わせずに、二人をベースキャンプから連れだす。

 目の前の光景を見て、聞いて、カトリアとユリは絶句した。
「やぁ、君達がアスト君の仲間なんだね」
 ギザミは当然のように挨拶を交わそうとするが、ユリは唖然とし、カトリアは無理解と恐怖に膝を笑わせていた。
「大丈夫ですよ、カトリアさん。カトリアさんが思うほど恐い奴じゃないですから」
 ぶっちゃけた所、カトリアがどれだけギザミに対して警戒心や恐怖をほどいてくれるか、だ。
「わ、私もいますよ、カトリアさん」
 カトリアの左右にアストとユリがついてやるが……
「っ!」
 カトリアはすぐにアストの後ろに隠れてしまった。
「やっぱすぐは無理かぁ……」
 アストは困ったように頭を掻く。
「ごめんね、ボクが人間だったら良かったのに」
 ギザミはちょっと落ち込んだような顔(?)をする。
「いやぁ、ギザミが悪いわけじゃないよ。ユリも、やっぱ怖いか?」
「うーん、ちょっと抵抗はあるけど、私達を襲ったりしないんでしょ?じゃあ、大丈夫かな?」
 ユリはやや及び腰でギザミに近付く。
「えっと、ギザミくん?私はユリ。ユリ・アヤセっていうの。よろしくね」
「うん。こちらこそよろしくね、ユリちゃん」
 ギザミとユリは何とか打ち解けそうだ。
 やはり問題は……
「ほらカトリアさん。ユリだってあんな風にしてますし、怖くないですよ?」
「……ほんと?」
 カトリアは泣きそうな声でアストを上目使いで見上げる。だからそんな顔をされたらアストは自我を崩壊しかねないのだが。
 アストはカトリアの手を取ると、そっとギザミに近付く。
 しかし、カトリアはギザミの顔が間近にするとまたアストの背中にしがみついて隠れてしまう。
 これは難しいな、とギザミは頭を悩ませるのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.243 )
  • 日時: 2014/05/01 19:02
  • 名前: 翼の勇者車 (ID: XNYU5reK)

>>242
赤鳥紅蓮脚ェ……。かっこよすぎて我がキャラながら若干嫉妬。
ユリさん流石ですね、ギザミと即行で仲良くなるとは……。

追伸
名前間違えましたー! すいません、修正が効かないようなのでここで謝らせていただきます……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.244 )
  • 日時: 2014/05/01 19:14
  • 名前: 翼の勇者車 (ID: XNYU5reK)

サクライザーさん、この後どうします?
もう少しこの3グループで話を続けたいんですが……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.246 )
  • 日時: 2014/05/01 19:24
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: DxpQgFfo)

 >>244

 しばらくは3グループ現状維持でもいいんじゃないですか?
 次はそちらの展開で新たに考えましょう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.247 )
  • 日時: 2014/05/03 02:35
  • 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)

>>249
ありがとうございます! ……毎回我に合わせていただいてすいません。


クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

五章 逃げた先と最終兵器

ライラside

「まいったねぇ……」
ニーリンに促され逃げたライラ、エリス、マガレットの三人は現在、広い野原のような所へ出ていた。
「ニーリンさん、大丈夫でしょうか……」
マガレットが心配そうにライラの顔を見る。
「ま、大丈夫でしょ」
軽く流すライラ。しかし彼女にしても、心配な事に変わりはなかった。
「あっ」
会話を終えたマガレットが、急に走りだした。慌てて追いかける二人。
「すごい……」
野原の先は崖になっており、そこからは素晴らしい絶景を見ることができたのだ。
「おお、こりゃあすごいねえ、後で他の皆にも話してやらにゃあ」
ライラも追いつき、素直に感心する。
「……まってくださ……きゃうんっ!?」
後ろから走ってきたエリスだったが、足元の小石に躓いてダイブ、崖目掛けて転がっていった。
「エリスさん!」
「あの馬鹿!」
慌ててエリスの腕を掴むマガレット。しかし勢いを殺せず、二人一緒に崖から落ちたところでライラがマガレットの足を掴んで踏み留まった。
「ラ、ライラさん……」
恐怖に顔を歪めるマガレット。エリスは顔が下を向いているので表情は分からなかった。
「どうにか……」
ライラの怪力があれば二人を持ち上げることも容易いのだが、足元の岩が崩れかけており、下手に踏ん張ると落ちてしまいそうだった。
《ガラ……ガラガラッ》
「まずっ……!」
ついに足場が倒壊し、ライラの体が崖に吸い込まれそうになった……その時だった。何かに空いている方の手を掴まれ、一気に引っ張り上げられたのだ。
「……え?」
「あわわ……」
引き上げられ、地面にしりもちをついた二人と、まだ腕を握られて立ち尽くしているライラが見たのは……片目に傷を負っている、一匹のドスゲネポスだった。

ギザミside

「うう……」
アストの後ろからこっちを涙目で見てくる、カトリアと呼ばれた女性を見て、ギザミは悩んでいた。自分を受け入れてもらうにはどうしたらいいか。全力で思考を巡らしていると、超大陸で始めてルカに会った時を思い出した。
(そうだ!)
「カトリアさん、でしたっけ? 手品って好きですか?」
アストが一瞬驚いた顔をしたが、すぐにニカッと笑った。いい考えだと思ったのだろう。
「手……手品?」
「はい。じゃ、いきますよ?」
ギザミはヤド内部に常備しているトランプを取り出した。人間が使うのと同じ大きさの物である。
「何の変哲も無いオランプがあります」
プロのポーカー顔負けのスピード、かつ綺麗な手(ハサミ)さばきでカードをきると、目の前の平たい石の上にサーッと並べた。この一連の動作を目の当たりにした一同はひどく驚いたようで、ユリに至っては食い入るように身を乗り出していた。
「はい、じゃあユリちゃん、この中から一枚だけ選んで? ボクは見ないから」
そう言って、ヤドの中に隠れるギザミ。
「選んだら二人に見せてくださいね」
ヤドの中から聞こえる声に従い、選んだカードをアストとカトリアに見せるユリ。自分も改めて確認したころ、再び声が聞こえた。
「そろそろかな? じゃあ、適当にさっきの所に戻して、ざっときってくれる?」
いうとおりにトランプの並べられた所にカードを戻し、ぎこちない手つきで混ぜるユリ。
「よいしょっと」
ヤドから顔を出したギザミは、トランプの束を受け取り、ハサミをかざす。
「エイッ」
そう言ってから、束の一番上のカードをゆっくりと持ち上げ、これまたゆっくりと三人に見せてきた。
「「「……!」」」
驚きで目を見開く三人。ギザミの掲げたそのカードは、先ほどユリが引いたのと同じ物であった。
(さて、これでどうかな……)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.248 )
  • 日時: 2014/05/01 21:47
  • 名前: 翼の勇車 (ID: XNYU5reK)

3グループで話進めるとか言いながら4グループに分割するという阿呆をやってしまいますた。あとでライラさん達とニーリンさんは合流させますんで勘弁してください。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.249 )
  • 日時: 2014/05/02 13:19
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: tug2NTta)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 ニーリンside

「んぁ、そう言えばよぉ」
 トトスは首を鳴らしながら何か思い出したようにニーリンに話し掛ける。
「テメェさっき、「私達」っつってたよな?他の奴らとかはどうした?」
「いい質問だな、トトスくん。先程のおさかなクンと戦闘を開始した際に、あちらの平原の方へ向かったのを最後に見た。なぁに、心配するな。君のことは私から言っておくよ。君は見たところ、陸上を歩くのは得意ではなさそうだし、連れてこようじゃないか」
 ニーリンはライラ達が避難しただろうその先と、トトスを見比べながら応えた。
「あ?誰が陸上を歩くのは得意ではなさそうだ?」
 そう言うなり、トトスは実に見事なムーンウォークを披露する。 
「おぉ、なんと素晴らしい足さばき。いや、私が君を勘違いしていたよ。すまんすまん」
 ニーリンはトトスのムーンウォークを見て、頷く。
「では行くか」
 ニーリンとトトスは並んで歩く。
(モンスターの隣を歩くというのも、なかなか出来ない経験だな)
 
 セージside

 セージと喋るイャンクック、クックは対話を続けていた。
「俺は仲間達と寝床で寝ていたんだが、妙な夢を見てしまって思わず起きた。それと同時に、言い知れない『ズレ』を感じてここの異変に気付いた……と言ったところだな」
「『ズレ』ニャ?オレの方はそんなことはニャかったがニャ……その代わり、起きたらいつの間にかこの密林にいたニャ」
「そっちの方がよっぽど無理解だな。なぜ互いにこのようなことが起きているのか……」
『ズレ』を覚える喋るモンスターと、起きたらいつの間にかこの密林にいた人間達。
 セージとクックが互いに不可解を前に悩む中で、二人(?)の間に介入するのはシオンだった。
「あのあのっ、すっごく今更なんですけどっ、どうして私達しかいなくてっ、アストさんとかカトリアさんがいないんでしょうっ?」
 そう言えばそうである。
 先程までは「なぜ自分がここにいるか?」という考えだったが、シオンの言葉で「なぜ他の仲間がいない?」という考えに移った。
「確かにな……今思えば、アストやカトリアさんだけじゃない、ユリだっていないんだ」
 ツバキはユリの身を案じてか、落ち着きがない。
 クックはそのシオンの言葉も咀嚼し、新に意見を出す。
「俺が起きたときは、周りの仲間達は全員いたんだ。しかし、お前達の方には仲間が揃っていない……だが俺達は『ズレ』を感じることが出来る。この『ズレ』の原因を突き詰めれば、お前達の仲間の安否もわかるはずだ」
 全く根拠がないわけではない。
 二つのあまりに大きすぎる出来事が、あまりにタイミングよく同時に起きているのだ。偶然だと言い切ればそれで終わりだが、とても偶然と片づけれそうにない。
「あのぉ、ちょっといいですかぁ?」
 ここで、ルピナスが入ってくる。この緊迫した空気には似つかわしくないほど、のんびりな声でだ。
「お腹は空いていませんかぁ?」
 さらにこの言葉である。
 先程までの話を聞いていたのかと疑問に感じるが、空腹を感じることが出来たのはその言葉のおかげだった。
「はいはいルピナスさんっ、私ったらとーってもお腹空いていますっ!」
 シオンはビシッという擬音が聞こえそうなほど真っ直ぐ手を挙げる。
「俺もまぁ、腹は空いてるかな?それよりユリはどうしたんだ……?」
 ツバキもユリの身を案じながらも、空腹には正直だった。
「提案だニャ、クック。ここは一度飯を共にして共同するのはどうニャ?こちらも可能な限り手は尽くすニャ」
 セージは肉きゅうをポムと叩くと、クックに交渉を持ち掛ける。
「そうだな、一人よりかは何人もいた方がいい。その話、乗ったぞ」
 クックはコクンと首を縦に降ろした。
 こうして、セージ、ツバキ、ルピナス、シオンの四人は、クックと同行することになった。

 アストside

「……」
 カトリアは目の前のギザミの数々の手品にすっかり目を奪われていた。
「ほら、こんな所から……」
 ギザミはギザミで、カトリアを何とかして喜ばせようと必死に、しかしそれを表には出さずに手品を連発する。
「さって、こんなもんかな」
 あらかた持ちネタを使いきったのか、ギザミは一息ついた。
 すると、カトリアの様子が変わった。
 やはりアストにしがみついたままだが、顔を出してくれた。
「ギ、ギザミくん?」
 ようやく、カトリアの口から彼の名前が出た。
「そうですよ、ダイミョウザザミのギザミです」
 ギザミは嬉しそうに頷く。
「カ、カトリア・イレーネ、です……」
 戸惑いながらも、カトリアはギザミに名乗った。
「ね?言ったでしょう?怖くないって」
 アストはカトリアに声をかけてやる。
「……」
 すごく緊張していたのか、カトリアはまた泣きそうにアストにくっつく。
「いや、カトリアさん?俺にそんなにくっつかれても、困るんですけど……」
 アストからすれば、カトリアほどの美少女にくっつかれているだけで気が狂いそうなのだが、必死に理性で押さえ込む。
 ふと、ギザミはユリに耳打ちする。
「カトリアさんって、いつもこんな人なの?」
「うぅん、普段はもっと優しくて凛々しい人なんだけど、どうもモンスターが怖いみたいなの」
「そっか……」
 ユリとギザミは少しの間、カトリアにくっつかれてしどろもどろになっているアストを見詰めることにした。
「ユリもギザミも見てないで助けてくれよぉっ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.250 )
  • 日時: 2014/05/02 13:28
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: WFQc/OvO)

 >>247

 エリスについて補則なんですけど、彼女は台詞を言う前に必ず「……」をつけます。

 例

「……おはようございます」挨拶
「……きゃぅんっ!?」悲鳴
「……分かりました」了解

 その他補則が欲しいキャラがいればどうぞ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.251 )
  • 日時: 2014/05/02 13:36
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BkbhTSE8)

>>249
トトスのムーンウォーク想像したらふきましたw。
はてさて、この後はどうするか……。ライラさん達の方ですけど、エリスのリアクションがイマイチ想像できないんですよ。「せっかくワイ登場したのに投げやりはないやろツバヤン」

追伸
>>250
ああそうなんですか、修正しときました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.252 )
  • 日時: 2014/05/02 14:31
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: CZQQDb2N)

モンスターハンター「焔の詩」10話
ジェノス&楼華
太刀をスラリと抜き、右肘目掛けて振り下ろす。
迫り来る腕を太刀の反りを生かして滑らせ、右脇を切り抜ける。
その斬ったところをなぞる様に貫通弾Lv3を当てる。
「楼華! 腱に集中攻撃! 機動力を奪えッ!」
「了解した」
その掛け声と共に半回転しながら太刀を薙ぐ。
そしてブリザードタビュラの照準にラージャンの右眼を捕らえ、狙い撃つ。
薬莢が飛び、貫通弾Lv3が、狙い通り正確に右眼に当たる。
これで視力の半分を奪った。
(こうしてると思い出すな・・・・・・陽炎と、オリウス、それから――ガルドネットと共に狩をした時の事を)
オリウスとガルドネットの娘に、陽炎の娘。彼女らに会えたのは偶然だろうか? それとも神の悪戯か、運命の手繰り合わせか。
神とか運命といった物は信じないのだが――ここまで続くとあるんじゃないかと思ってしまう。
そんな事を考えながら、睡眠弾Lv1を装填し、撃っている。
射撃精度が殆ど落ちないのは世界広しと言えどジェノスぐらいのものだろう。
とうとう睡眠弾の効果が表れ、ラージャンを寝かしつけた。
そして、頭に大樽爆弾Gを2個設置する。
「――その様な物まで持ち込んでおられたのか・・・・・・」
少し嫌そうな眼でこっちを見る。
「本当に陽炎そっくりだな・・・・・・アイツもこういうやり口は嫌ってたな――本当に、似ている」
十分な距離を取り、ペイントボールを投擲する。
投擲されたペイントボールは爆弾に当たり、その衝撃で2つの大樽爆弾Gが爆破される。
この一撃である程度ダージは与えただろう。しかし、それだけで倒せるほど、ラージャンは弱くない。
「楼華、右の腱を集中攻撃! 奴は俺が引き付ける!」





Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.253 )
  • 日時: 2014/05/02 14:34
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: KBEjxQ/N)

 >>251

 エリスちゃんは感情表現が苦手な設定ですからね。大まかなリアクション一覧だけ書きました。

喜「……嬉しいです」「……ありがとうございます」「……感謝します」

怒「……」「……死んでください」「……怒っていいですか?」

哀「……そんな」「……ぐすっ」「……悲しい、です」

楽「……ふふっ」「……えへ」「……よかった」

愛「……側に、いてください」「……好きです」「……甲斐性には自信があります」


Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.254 )
  • 日時: 2014/05/03 02:33
  • 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)

よーし、そろそろみんな乱入させ始めますか!

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

七章 泣き虫

セージside

「実は俺も朝から何も食っていない。虫も食おうと思えば食えるが、生憎俺は『料理』が好きだ」
「? お前、料理ができるのかニャ?」
セージの言う事も最もだ。モンスターが料理できるのだろうか。
「俺はだし巻き卵くらいしか作れんが、知り合いにプロがいる」
「そうなんですかぁ、それは是非会ってみたいですねぇ」
そんな会話をしていた、その時だった。
「クエエエェェェン!」
モンスターの情けない声が響き渡った。身構えるセージとツバキだったが、クックは呆れた顔をしていた。
そして天井の穴から降り立ったのは、一匹のイャンガルルガだった。
「またかニャ!? ペースがおかしいニャ!」
クックも含めて、三匹も立て続けにやって来る大型モンスターに驚くセージ。
「ああ、あいつは大丈夫だ。安心しろ」
「仲間なのか?」
「妹だ」
目を見開いて驚くツバキをよそに、そのイャンガルルガは走ってきた。
「うわあああぁぁぁん、おにいぢゃああぁぁぁん!」
クックに抱き着き、泣きじゃくるイャンガルルガ。
「よしよしいい子だ。ほら、人がいる目の前でそんなに甘えていいのか?」
「ふぇ!?」
ようやくセージ達の存在に気づき、慌ててクックの後ろに隠れるガルルガ。よく見れば、この種特有の刺々しさは全く無い固体だった。
「これはイャンガルルガのルカ。見ての通り寂しがりやで泣き虫、んで異常な人見知りの俺の妹だ」
「うぅ……」

アストside

「どうしよ……」
ギザミは再び悩んでいた。自分一人でこれだけ怯えてしまうカトリアを、すぐに他の皆に会わせるのは良くないと思ったからだ。
「カトリアさん、ほら大丈夫ですよ」
ユリはアストの救助要請を受け、カトリアを宥めている。ギザミはといえば、自分が動いたところでむしろ警戒心を強めると思い、それを眺め、カトリアさん可愛いなーとか思ってみたりする。最も、彼はミズキ一筋なので好きになったりすることは断じて無いが。
「そういえば……」
アストが口を開く。どうやら話題を変えて気を紛らわすことにしたようだ。
「他の皆はどうしたんだろ……」
「心配ですね、場所が場所ですし」
「みんなって?」
ギザミはアストとユリの会話を聞いてそう言った。
「ああ、俺らの仲間。実は……」
アストはここまでの経緯をギザミに話す。夢の事、朝起きたらこの密林にいたこと、他にいた仲間がいなかったこと……。
「うーん、もしかしたらボクの仲間と会ってるかも」
「ギザミにも仲間がいるのか?」
「うんまあね。その時はモンスター仲間は二人いたんだけど、それぞれ何かを感じとったみたいに行っちゃって。で、ボクもその、うーん、なんて言ったらいいかな。ズレ? みたいなのをたどってここに来たら君に会ったってわけ」
「じゃあ、皆も無事って事か?」
「たぶん。二人とも優しい……まあ一人はちょっと荒っぽいけど。みんな無事だよ」
憶測ではあるが、その言葉に少し安堵するアストであった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.257 )
  • 日時: 2014/05/02 21:47
  • 名前: 辰 (ID: DIU7hgF2)

辞めてくれます?迷惑ですよ?分かりません?jk頑張って小説書いてるのに邪魔する輩wwww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.258 )
  • 日時: 2014/05/02 23:07
  • 名前: seventh slave ◆3uRftiO1f2 (ID: JQBGePq/)

>>256はただageたかっただけ…なのかな?
>>257注意するのはいいけどケンカ腰はやめたほうがいいかと…。

うーん、この小説スレの作品もう少し増えないかな…作者が少ないような気がする。
とはいっても書くのは難しいし…ん?お前が書けって?それはちょっと違うような
かけないことはないけど時間がないから…。

あと目次は今どうなっているのですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.260 )
  • 日時: 2014/05/03 00:14
  • 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)

>>258確かに。最近小説更新してるの我とダブルサクライザーさんと布都御霊剣さんぐらいですもんね。真夏のペンギンさんとかは我等みたくペース早くないですし、Trailさんも失踪しましたし。

目次に関しましてはこれかと。
スレ主殿が忙しくて中々来れない→その間に大量に溜まる→久々に来たら編集意欲が死ぬ
以前はTrailさんが定期的にまとめて主殿を援護していたんですが、失踪なさったために現在は誰もそれをやる人がおらず……という悪循環に入っておりますハイ。我がやればいいのかもしれませんが、我の使っている端末がコピペができず、処理も遅い、複数のウィンドウを開けないという糞仕様なもんで……。というか、そもそもこの端末はブラウザにつなぐ事自体視野に入れて設計されてない(!?)ので……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.262 )
  • 日時: 2014/05/03 10:30
  • 名前: seventh slave ◆3uRftiO1f2 (ID: gUfKWO2X)

>をもう一つ入れるとレスアンカーになります
←みたいなのがついているのは消して使ってください…。

ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
四十二章 雲の隙間に闇が蠢く>141
四十三章 決死の救助作戦>155
四十四章 足掛かり>192
四十五章 ドッキリ?真夜中の衝撃>201
四十六章 歌姫と可愛いナイト>209
四十七章 ニューウェポン・チャージアックス>233

片手拳sの作品
HunterLife〜ふんたーらいふ〜
〜第二十一話「上位昇格試験編・出発の時」〜>112

翼の勇車sの作品
第二十三話〜ギザミの想い〜>110
第二十四話〜狂竜病克服〜>123
第二十五話〜vsクック&ルカ〜>145
第二十六話〜最強の増援〜>154
第二十七話〜怪虫組(モンスターバグズ)〜>188
第二十八話〜うるさいクイーンランゴスタ〜>210
番外編〜過去ログ入り記念祭 part2……の場を借りたクロスオーバー意見会〜>128←個人的にちょっと内容が…(すでに消してるTrailsの作品に振れているため)

布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
10話>252

アクア@オワタの人sの作品
Monster Hunter~狩人の使命~
番外編!
~100レス超えたけど関係ない!~>150

真夏のペンギンさんsの作品
二話 結成?>174

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
クロスオーバーの設定>211>226>263
序章 歪んだ夢の中へ>222>224
一章 未知という未知>227
二章 現れた紳士>230
三章 暴れん坊と良識派>235
四章 モンスターとの会話>240>242
五章 逃げた先と最終兵器>247>249
七章 泣き虫>254←>249が六章になるのかな?

んと…Trailsこと10倍のquasarsの作品に関するもの(クロスオーバー)は含んでないです。
なんかいれてもあれな感じがしたので…

何かツッコミがあったら修正します…
修正少ししました。追加するのがめんどくさいため>263までにします…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.263 )
  • 日時: 2014/05/04 23:01
  • 名前: 翼の勇車 (ID: i1EKrUOA)

過去に登場したモンスター達の技を詳細に記述してみますた。

・クック
主に足技を得意とする。
『クック・キック』
上空200メートルから自由落下でスピードを乗せ、途中で軌道修正して対象を蹴り飛ばす技。上記のような高度から降下したスピードをそのまま攻撃に使用しているためにその威力は凄まじく、作中でもティガレックスを易々と吹き飛ばしている。
『赤鳥紅蓮脚(せきちょうぐれんきゃく)』
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車 四章続きを参照

・ギザミ
ハサミによる攻撃を得意とする。
『ギザミ・アッパー』
地中からジャンプで飛び出し、対象にハサミでアッパーを食らわせる技。ギザミの技の中ではそんなに威力が強い方ではないが、飛竜を20メートル以上かちあげるほどの威力がある。
『ギザミ・ギロチン』
自慢の脚力で空高く飛び上がり、対象の首にハサミをギロチンの如く叩きつける技。飛竜クラスのモンスターでも軽く首の骨をへし折られる。
『ギザミ・回転ノコ』
ありったけの高さに飛び上がり、上空で正面上方向に泡ブレスを発射、体を高速で回転させ、前方に突き出したハサミで対象に攻撃する技。高度からの落下スピードに加え、高速回転する事によってさらに威力を底上げし、飛竜種では体が砕け散り、古龍種ですら首の骨をへし折られる。
『狂蟹化』
狂竜病を克服したギザミの姿。全身から紅く変色した狂竜ウイルスを放出し、全身の力を数倍に底上げする。変色したウイルスは他の物に感染したりすることは無く、ギザミ本人の「怒り」の感情によって発動する。なお、ギザミが怒るのはミズキが怪我をしたときのみなので、実質狂蟹化するのはミズキが危機に陥った時という事になる。
『ギザミ・クロスクラッシャー』
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車 三章 暴れん坊と良識派を参照

・トトス
ブレス攻撃を得意とする。
『トトス・レーザー』
通常のブレスの数倍の威力をもつ水ブレス。「トトス武勇伝」によれば、本気でこの技を放ったところ、シェンガオレンを両断したとかないとか。
『亜空間タックル』
トトスに限らずどのガノトトスも使える技。亜空間を駆使し、本来当たらないはずの場所にまで攻撃を与える……と言われている。ちなみにトトスは普通よりも広範囲に攻撃を与える。威力は言わずもがなである。
『トトス・カノン』
クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車 三章 暴れん坊と良識派を参照

・ゲネッポ
漫才で鍛えられた声量による攻撃を得意とする。
『なんでやねん』
ゲネッポ最高かつ最強のツッコミ。いわゆるバインドボイス。本人曰く、ダラアマデュラを怯ませた事もあるという。

疲れたので今日はここまで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.264 )
  • 日時: 2014/05/03 02:47
  • 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)

>>262
おお、ありがとうございます(我スレ主じゃないのになんでお礼言ってるんすかね)。
クロスオーバーの「第」についてですが、完全に我のミスです。修正しておきましたのでご容赦を。
あと設定についてですが、>>226はクロスオーバーの設定です。こちらも名称を「キャラクター設定」から「クロスオーバー用キャラクター設定」に変更したのでよろしくお願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.270 )
  • 日時: 2014/05/03 10:32
  • 名前: seventh slave ◆3uRftiO1f2 (ID: gUfKWO2X)

>>269
小説書いてくれることはうれしいのですが話数がないと目次に入れにくいです…。
題名は強制ではない…のかな?

追加修正がめんどうな仕様のためある程度したら目次作成を…スレ主sが帰ってきたらやりませんけど。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.271 )
  • 日時: 2014/05/03 11:07
  • 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)

>>269
ランコ(クイーンランゴスタ)「ちょっとぉ! なんでアタイがいないわけぇ!?」
ギザミ(ダイミョウザザミ)「あっ、なんだショウグンの方か」
アルタス(アルセルタス)「oh……」
ゲルタス(ゲネル・セルタス)「あら〜、頑張ってるわね〜」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.272 )
  • 日時: 2014/05/03 12:19
  • 名前: 10倍のquasar@ROM勢 ◆FGU2HBsdUs (ID: TRZcBDB/)

目次編集だけで生きようかと思ったけどやってくれる人現れたしまぁいいや
そういえばわてに失踪したら怒るっていったやつのレス消えてるのね。管理人が消したか?
なんであんなやつの意見聞いたんだろうと後悔してるが言ったことからには実行する。
あとわての本編再開を望むような人がいるのかわからんけど保存してないからやんない。たとえ誰かが保存しててもやんない。
んじゃまたわてはROMに戻るよ。あとこのレスに対する反応はやめてね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.273 )
  • 日時: 2014/05/03 15:52
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 7bqXgb6L)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 四十八章 ゴア・マガラ再び

「情報の通り、ゴア・マガラによる各地の被害は拡大しつつあります。このままでは、より多くの人だけではなく、私達ミナーヴァにも再び被害を被るかもしれません。私達はこれより早急にバルバレに向かい、ギルドマスターからの援助を受けて、ゴア・マガラの狩猟に向かいます。ハンター各人は出航の準備を迅速に、出航は本日の夕方を厳守とします」
 カトリアが状況を説明していく中、ニーリンは挙手した。
「何ですか、ニーリンさん?」
「正直なところ、私達には無関係では?」
 ニーリンは言葉を続ける。
「なぜギルドナイトがそのゴア・マガラとやらの狩猟を行わず、一介のハンターである我々に任せるのだ?」
 そう、ニーリンの言うことは確かだ。緊急を要するような相手は、一般のハンターでは危険すぎるために任されず、ギルドナイトのような特務隊が引き受けるものが普通だ。まれに、個人的に有能なハンターが任されるケースはあるが、それは除く。
 だが、アスト達はギルドナイトに招聘される程のハンターではない。
 一般のハンターを駆り出すそれは、よっぽど急を要するか、大人数での狩猟になるかのどちらかだ。
「これはギルドマスター独自の依頼らしいです。今のギルドは腐敗が進んでいることはあなたもご存知ね、ニーリンさん?」
「まぁな。ごく一部のギルドナイトは有能な者が多いが、残りのほとんどがギルドナイトと言う名を騙るただの狸だ。不当な弾圧も多発していると聞いているよ」
 アストはそれを聞いていて内心で驚いた。
 まさか、自分達を陰で支え、取り締まっていた者達が無能の集まりだったと言うのだ。決して全くの無能ではないだろうが、人格が破綻していたりすることを指しているのだろう。
「もはや今のギルドナイトはアテにならないと、判断を下した結果、ゴア・マガラとの交戦経験がある私達に白羽の矢を立てた、とのことです」
 カトリアはついにぶっちゃけたことを暴露した。
 ニーリンはそれを聞いて鼻で笑うように溜め息をついた。
「はっ……つまり、遠回しに私達はギルドナイト以上の優遇をされるわけだ。……まぁ、それはいい。私は個人的に奴が気に入らなかったんだ。ちょうどいい捌け口が見つかったと思うことにするさ。アルナイルくんとセルジュくん、オトモくんはどうだ?」
 ニーリンは他のハンター達にも目を向ける。
 最初に答えたのはツバキ。
「見返りとして、ユリを安全に帰してくれる手筈を用意してくれるなら、それを受ける」
 何事もユリのことを先に考えるツバキ。それが身を滅ぼす結果にならなければいいが、と思うアストだった。
「それに関しては、私の方から打診します。それくらいなら融通を利かせてくれるはずです」
 ツバキの意見を取り入れるカトリア。
 次はセージだ。
「オレは、どちらでも構わんニャ。カトリアがやってくれと言うのなら、オレはそれを成すニャ」
 腕を組みながら、素っ気なく答えるセージ。しかし、アストには分かっていた。彼はカトリアのためであれば、どんなことにも躊躇しないことを。そう言った点では、ユリを想うツバキも同じ穴の狢かも知れないが、その想いは本物だ。守りたいものを明確に見出だしている者ほど強い存在はない。だからこそ、セージは強いのだ。
「ありがとうセージ。でも、無理はダメだからね?」
 カトリアはセージに感謝しながらもたしなめる。
 最後は、アストだ。
 ニーリンは個人的な理由で、ツバキはユリのため、セージはカトリアのため。
 では、自分はどうか?
 アストは何も考えることなく、答えた。
「俺は世界だとか大層なことは分かりません。でも、俺はこのミナーヴァを守りたい。そのために戦います」
 アストのその言葉で、周りが沈黙に包まれた。
「え?俺、なんか変なこと言いました?」
「いや、まぁ、なぁ?セルジュくん?」
 ニーリンはどこか笑いを堪えているように見えるのは気のせいだろうか。
 ニーリンに話を振られてか、ツバキは目を逸らしながら、呆れたような溜め息混じりで答えた。
「はぁ……アスト。何でお前って、そんな恥ずかしいこと平気で言ったりするんだよ?こっちまで恥ずかしいっての……」
「お、俺、そんな恥ずかしいこと言ったのか?普通に正直に答えただけなんだけど……」
「自覚ニャし、と……だからお前はバカニャんだ」
 とどめを指すかのようなセージの容赦ない「バカ」呼ばわり。
 その様子を見て小さく笑うカトリア。若干その頬が赤いのは内緒。
「決定、かな。では、本日の夕方にここを出航します。準備を早急にお願いします」
 最後をしめるカトリア。
「はい」
「うむ、問題ありませんぞ」
「了解です」
「承知したニャ」
 ハンター三人はそれぞれの馬車へ戻っていく。
 ふと、セージはカトリアに近付いた。
「カトリア。自覚はしてるのニャ?」
「何が?」
「お前の、アストへの……ム、ニャ?」
 セージはいきなりカトリアに口を塞がれる。
「今はそれを言わないで、セージ。私が自分でそうだって分かるまで見守ってほしいの。まだ、私だって分からないから。それに……」
「ワワッニャ、オウイイニャ」
 くぐもった声でセージは答える。
 カトリアはセージの口から手を離す。
「さっ、私だって今から忙しいんだから、手伝って」
「ウンニャ」
 カトリアとセージは、馬車へ向かっていく。

 その日の夕方、ワルキューレはチコ村を出航し、赤く燃える大海原に旅立った。
 行き先はバルバレ付近の港町。そこからは徒歩だ。
 戦いの時は、刻一刻と迫りつつある……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.275 )
  • 日時: 2014/05/03 18:55
  • 名前: seventh slave ◆3uRftiO1f2 (ID: gUfKWO2X)

>>274
次回以降目次作るときに入れます

…でもなんか>>272につっかかった人が似たような小説作ろうとしていたんですが、もうレスないから分からないとは思いますが。
それと全部消したらそれ失踪言わない気がするんですけど…。それだと元からいなかった、なような…。
別人でしたか…すみません、疑ってしまって…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.276 )
  • 日時: 2014/05/03 17:26
  • 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)

>>273
「腐ってやがる……早すぎたんだ」
あ、違いますかそうですか。

クロスオーバーの方ですけど、書きにくそうなんでゲネッポの第一声考えました。使わなくてもいいですがどうぞ。
「おっ、誰かと思うたら何やらべっぴんさん方やないか。こんなトコで何しとるんや?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.277 )
  • 日時: 2014/06/19 16:17
  • 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: awRhgtfW)

〜第二十二話「地図に載らない街」〜

飛行船が少しずつ降下していっているらしい。

「そろそろ着きますよ、準備して下さい」
ナィが私に準備を促す。

私は食べかけだったパンの残りを一気に口に放り込み、水筒の水を流し込んだ。

「食べてないで、早く!」
「そんなに急かさないで下さい〜。腹が減っては戦はできぬ、って言いますよね?」
「……まあ、それもそうだが」

などという話をしていたら、荷車が止まった。
「着きましたね」
ナィが頷く。

飛行船を降りると、潮の匂いがした。
目の前には、白い砂浜と、青く澄んだ大海原が広がっている。
ここに来るのは初めてだが、どこか私の生まれ育った村と似た雰囲気だ。実に懐かしい。
私は大きく深呼吸をした。
「ふぅぅぅぅ……」

「ここに臨時の港があるんだそうだ。フォンロンと貿易をやっているらしい」
フォンロンというのは、今回の上位昇格試験の相手、幻獣キリンの棲むといわれる大陸。
中でも、塔と呼ばれるエリアで多く目撃されているらしい。

「限定10冊!『狩人に生きる』最新刊が入荷しました!」
「ヘイ、ニャっしゃい!ニャっしゃい!新鮮な魚はいかが!」
振り返ると、そこには活気溢れる市場が。
人間、竜人、獣人など、様々な種族が商売をしている。

ここは、地図に載らない街、バルバレ。
数年に一度、街が丸ごと移動するのだそうだ。
この街がかつて遺跡平原と大砂漠との境目にあった頃、活躍していたといわれるキャラバン『我らの団』は知らない人はいないほど有名だ。
今でも、かつてこのキャラバンに在籍していた武具職人の竜人は現役なのだとか。

因みに、現在のバルバレは大砂漠に位置しているが、当時の反対側、海沿いにある。
そして、当時のバルバレのあった位置の少し内陸側にあるのが、現在のスぺリナだ。

まあ、説明はこの程度にして……、と。

「船の出航は明日ですよね。今日、どこに泊まるんですか?」
私はナィに質問した。
「あの宿なんてどうだ?」
ナィは少し先に見える看板を指差した。

『一泊10z 二人一部屋、食事なし、風呂・トイレあり』

「……」
私は絶句した。
「ナナミ、どうした?」

「あのねぇ……、まさか、一緒の部屋に泊まるって訳じゃないよね……」
「……?」
ナィは首を傾げた。
(……素で言ってるのかな?)

ナィの顎に私の渾身の右フックが炸裂した。
「……ぐはっ!ちょ、何すんだ!」

どうやらナィは素で分かっていないようなので……。
「女の子と知り合った初日に同じ部屋で寝ようなんて、ナィさん、どんな神経してるんですか……!」

「そういえばそうだな、じゃ、二部屋でいいか。金は十分あるし」

ふう、助かった。
ナィがその気でなくても、大問題だ。私は、他人の気配がすると、よく眠れない体質なのだ。
訓練所の初日に、宿舎のドアの鍵を掛け忘れ、寝ている間に、同期の変態に服を剥がれ、全身を撫で回されて以来である。
……ちなみにその変態は寝ぼけた私の左ストレートを喰らって歯が数本折れ、ハンターになるのを諦めた、と聞いている。

因みに、ハンターになるのに歯はかなり大事だ。
歯が悪いと、歯を食いしばれないので、力が歯の正常な人に比べて出ないのだとか。

まあ、そんな事はどうでもいい。
とりあえず、今夜の宿が見つかったのだ。それを喜ぼう。

〜第二十三話につづく〜

Re: モンハン小説を書きたい人はここへ!二代目! ( No.279 )
  • 日時: 2014/05/03 20:48
  • 名前: ガンランスの王 (ID: hCxLlfVZ)

ワァオ。相変わらずの人気っぷり。さて小説書こう。

ハンターズ・アドベンチャー
〜あらすじ〜(第十話まで)

ある日、バルバレにやって来た廻斗と轟華と恐太と妃弓花。毒怪鳥を駆(ry 討伐したら、謎の黒い影が出現。その正体はゴア・マガラ。一度バルバレに戻ると、甲が廻斗の宝物を盗り、返してほしくばこのクエストをクリアしてこいと言われた。クエストの内容はドスジャギイの狩猟。廻斗はキレ、クエストに行った。そこにいたのは黒いオーラを放ち、禍々しい目をしたドスジャギイ。轟華と妃弓花が討伐したが、そこに甲がゴア・マガラに乗ってやって来た。そして轟華に狂竜ウイルスを吐いた。轟華は死にかけ、廻斗が甲がハンター抹殺隊なのを見抜いた。轟華が死ぬまで残りわずか、廻斗は唯叫ぶ事しか出来なかった。そこに本物の甲がやって来て、轟華を助けてくれた。廻斗達は、抹殺隊を排除しつつ、黒龍の討伐(初耳だよ?)を目指す物語。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.280 )
  • 日時: 2014/05/05 05:55
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 02lAFnw0)

3話

共通点

セロとメイがコンビを組んでから2週間。二人で何度もクエストに向かった。しかしセロはまだ喋らない。まるで何かを避ける様に。クエストが終わりギルドに着いてからメイは理由を聞こうとするが、食堂に行かずそのままギルドを出てしまう。ギルドマスターに聞くも、知らないの一言。ますます気になる。しかも、メイはまだ彼の名前も聞いていない。そしてメイは考えた。
彼奴を尾行して奴の秘密を暴いてやろう。そしたらなんかはわかるだろう。クエストが終わりギルドに着くと、メイは出て行くセロの後を追った。追っていくうちに村を出て険しい山を登っていた。暴露てはいけないので電灯をつけられない。途中何度も転びそうになった。しかしセロは気付いていない。20分ほど登ると建物が見えてきた。確か村人から2年前に閉店した鍛冶屋の筈だ。慣れた手つきで鍵を開けようとする。メイは駆け寄り耳元で
「おい!」
と一言言った。たかがそれだけでセロは飛び上がり倒れてしまった。
「おーい。大丈夫かー?」
気絶している。仕方ないので、勝手にセロの家に入り、セロを引きずり家に入れて寝かせた。30分ほど経った頃セロは目を覚ました。
「イテテ、あれ?なんで家で寝てるんだっけ?」
「起きたか、どうだ調子は?」
「うわ!」
メイに気づくとセロは1メートル程飛び起き、後ろに這いずった壁に頭を打ち付けた。
「なんでいるんですか!?」
「お前が気絶したから家に運んでやったんだ。感謝しろよ」
「家汚いのから入らないで下さいよ!」
「わりいわりい……にしてもお前明るく喋るんだな」
「えっ。あ、本当だ……」
「さて、話せる様になったみたいだし話してもらうか!」
「あんまり話したくないです。気が進まないというか……」
「殴られたいか♪」
「マジでそれだけは勘弁してください!話しますから!!」
セロは大きく溜息をついた。
「僕は……元々ハンターではありませんでした。ここで父の仕事を継いで鍛冶屋をやっていました」
「なんで、ハンターになったんだよ?」
「3年前に父が亡くなりました。その時に父の頃からの常連の方に……君なら他人を思う良いハンターになれると言われて。1年間山に篭り修行してハンターになりました。好い人でした。けど、4ヶ月前古龍に殺されました。僕を守ったせいで。それからですかね。何だか他人が嫌になってなんだかどうでも良くなって……今に至ります」
話を聞いていたメイは下を向いている。と、突然セロの胸倉を掴んで怒鳴った。
「お前そんな事思ってたなら正直に言えよ!まだ期間は短いけど私達チームだろ!そんな気持ち抱えてるのはお前だけじゃない!私だって大切な師匠を失った。お前は逃げているだけだ!正面から立ち向かえよ!」
セロは俯いていた。顔を上げて、
「貴女は本当に強い人なんですね。確かに僕は逃げているだけでした。このままではいけないと思いますが……僕は貴女みたいに強くないから……」
「馬鹿野郎!今から強くなればいいんだ!私は、お前はそれだけの力があると思う。だから諦めんなよ!」
「僕が……?」
「そうだ!人は何度もやり直せるんだ!」
メイの口調は力強かった。セロを真っ直ぐ見つめる目は奥でらんらんと強く光っている。
「そうですね。このまま逃げていたら、あの世であの人も悲しむ……だから、前を向いて歩きます。時に疲れたら休み、悲しくなったら振り返る。そしてこの荒れた世を生きる。誰もがそうしている。僕はリスタートしてみますよ」
「私も手伝うからな。お前は1人じゃない!」
「はい」
セロは笑いながら頷いた。こんな感じいつぶりだろう。忘れていた。もっと早く気付いていたら。いや、欲張り過ぎか。
「あーそうそう。お前の名前まだ聞いてなかったな。」
「そうですね。僕の名はセロ・アグマです。えっと、メイ・バルフェルトさんでしたよね?」
「そう。改めてよろしくな!」
「こちらこそよろしくお願いします!」
セロは笑い答えた。

3話終わり

あとがき

すいません。受験生なんです。だからなかなか書けないんです。申し訳ないです。m(_ _)m皆様頑張ってください。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.282 )
  • 日時: 2014/05/04 14:34
  • 名前: 翼の勇車 (ID: i1EKrUOA)

一時我とダブルサクライザーさんでの小説会みたくなってしまってたんで、人が増えて一安心。最近本編のストーリーが思いつかないんですよねー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.285 )
  • 日時: 2014/05/04 21:56
  • 名前: 煌星 (ID: mER84MAJ)

俺も書きたいんだけどキャラ名とか
設定がまだまだなんだよね〜
一応プロローグ〜第1話までは
作れてるから

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.286 )
  • 日時: 2014/05/04 22:52
  • 名前: 翼の勇車 (ID: i1EKrUOA)

>>284
>>285
良いですねー、我も応援していきますよ。そしていずれクロスオーbヘボァ!
クック「黙れ」
勇車「うわあああぁぁぁ我の翼があああぁぁぁ!」
ゲネッポ「ええ加減クロスオーバー押しやめろや。くどい」
勇車「大事な交流の機会なんだぞ! お前ら他の人に会いたくないのか!」
トトス「ニート万歳とか言ってるてめぇに説得力なんざ微塵もねえよ」
クック「よし、今度はキャタピラぶっ壊す」
勇車「やめろおおぉぉぉ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.287 )
  • 日時: 2014/05/04 23:38
  • 名前: アクア@オワタの人 ◆pVZdWIZl7M (ID: OcWGIJFc)

明日はかけるかなという希望を持ちながら、一言
若干雑談スレになっているような気がするので小説を書く予定の人は、小説の下に~などを入れて話されてはどうでしょう?
レスがすぐにきて埋まっちゃいますし...

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.288 )
  • 日時: 2014/05/05 00:32
  • 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)

>>287
確かにそうですが、このスレでの小説更新ペースってそんなに早くないんで、すぐに過疎ってしまいそうですよ? 気軽に書ける方が我々作者としても読者の皆さんも良いでしょうし。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.289 )
  • 日時: 2014/05/05 02:38
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: lzVg37Oi)

 >>288

 GW中はバイト詰めです。
 休みボケした愚民どもに愛想を振り撒かなくてはならんのです。
 つい先程勤務が終わってぐんないしようとしてます。
 明日、いや、今日ですね。クロスオーバーと本編を二つずつ更新してやろうかと思ってます。
 つーわけで朝に備えてぐんない。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.290 )
  • 日時: 2014/05/05 11:16
  • 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)

>>289
それはそれはお疲れさまです。ちなみにその時間帯、我たぶん起きてます。(どうでもいい)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.292 )
  • 日時: 2014/05/05 14:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: cO738JC6)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 七章続き

 ニーリンside

 ニーリンとトトスは浜辺を離れ、やや坂になっている平原へ向かっていた。
「ふむ。あまり遠くへ行ってなければ、この辺りのはずだが?」
 ニーリンは顎に手を当てながら憶測する。
 ふと、トトスはニーリンのそのさらに奥を見やる。
 ニーリンとトトスとでは、身体の大きさが違いすぎるために視界は彼の方が広いのだ。
「あ?ありゃ、ゲネッポか?何やってんだ、あんな崖で」
「ゲネッポ……名前と君の様子から察するに、ゲネポス、もしくはドスゲネポスのお仲間かな?」
「おうよ」
 ニーリンとトトスはそこに近づく。
 黄土色の、背中が見えた。ドスゲネポスのようだ。
 そのゲネッポと言うらしいドスゲネポスは、何かを引っ張っているのか、それを引き上げた。
 そこから、ライラ、マガレット、エリスが順々に引き上げられてくる。

 ライラside

「ご無事でっか?べっぴんさん方?」
 なんとその片目のドスゲネポスは、独特なしゃべり方をする人間と同じ言葉を話した。
「!?」
 ライラは驚いた。ライラでなくとも驚く。
 まさか自分達の危機を救ってくれたのが、まさかのモンスターで、そのモンスターが当たり前のようにヒトの言葉を話すのだ。
「な、何が何なのかは置いといて、とりあえずありがとう、ドスゲネポス」
 戸惑いながらもライラはそのドスゲネポスに礼を言う。
 ドスゲネポスは引き上げたその手をライラから離す。
「ワイの芸人魂が、ここは「絶対押すなよ!いいか!?絶対押すなよ!」ってアンタを押してそのまま突き落とせって叫んだんやが、さすがにそれはアカンやろと思たんや」
「ア、アンタねぇ、芸人魂って……」
 ライラは若干引いた。
 モンスターが、芸人、つまりはヒトと同じような文化を持っていると言うのだ。
 その時、遠くから見覚えのある人陰と、見覚えのないモンスターが現れた。
「おーい、エルミール殿。少しばかり折り入っての話があるんだが?」
 ニーリンと、見たことのない巨大なモンスターだ。魚のような外形をしている。
「よぉゲネッポ!テメェも遊びに来たのかぁ!」
 その粗暴そうな口調の言葉は、そのモンスターからだ。
「おぉ、トトヤン!今しがたべっぴんさん方を助けた所や、言いたいけどもや、トトヤンもべっぴんさん連れとるやないかーい」
 ドスゲネポスと、それが話し合っている。
 見るからに種が異なると言うのに、まるで遊びに来た友達のようだ。
「……どなたか説明をお願いします」
 エリスはドスゲネポスとそのモンスターを見比べる。
 誰が説明出来るのか?
 誰も説明出来るわけがなかった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.293 )
  • 日時: 2014/05/05 11:50
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: nZNVc2VS)

 ここは翼の勇車さんの出方を待ちます。
 その隙に本編を更新します。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.296 )
  • 日時: 2014/05/05 12:45
  • 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)

>>293
リョーカイです。それと我のことはスラ×エリと呼んd(殴

>>292
第何章とかって書くの忘れてますよー。続きとかでもいいので。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.297 )
  • 日時: 2014/05/05 14:13
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: cO738JC6)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 四十九章 安らぎの一時

 ワルキューレがチコ村より出航して、一晩が明ける。
 ここからバルバレ周辺の港へは遠回りになるため、三日を要する。
 その三日間でも、アストは己を休めたりしなかった。
 その手には剣と盾を持ち、一心不乱に振るっていた。
 それは、いつもの片手剣ではなく、チャージアックス、精鋭隊討伐盾斧だ。
「もっと肩を使えニャ、足腰もしっかり踏み込まんと、重量に身体を持っていかれるニャ」
 チャージアックスの使用を指導するセージと、精鋭隊討伐盾斧を振るうアスト。
 ゴア・マガラとの戦いは近い。
 それまでに、少しでもチャージアックスという武器を身体に覚えさせなくてはならないのだ。
「今はモンスターを相手に出来んがニャ、本番はチャージによるアックスモードも使うんだニャ。せめてソードモードだけでも完璧になれニャ」
「おう!」
 
「精が出るな、アスト」
 それを遠くから見ているのはツバキ。
 それに触発されてか、彼とは反対側の甲板で斬破刀を素振りする。
「ふっ……はっ……!」
 アストの荒々しい素振りとは対照的に、ツバキの太刀筋はあくまで滑らかでしなやかだ。
 太刀という武器は大剣と似た武器ではあるものの、大剣は質量を活かして叩き潰すような斬撃に対して、太刀は研ぎ澄まされた刃による斬り裂くような斬撃を持つ。
 繊細な武器であるが故にその重量は軽く、素早く立ち回ることが出来るのも太刀の長所のひとつだ。

「二人とも、頑張ってますね」
「そうですねぇ。お邪魔するのも何ですしぃ、ここでいただきましょうかぁ」
「……お腹空きました」
 ユリ、ルピナス、エリスの三人は訓練をするアストとセージ、ツバキを見守っていた。  
 今日の昼食は、ココットライスによるおにぎりだ。
 カトリアは今後の予定のために、ライラはアストのためのチャージアックスを作っており、シオンはユリとツバキのために必要な費用を算段し、ニーリンはライラの代わりに操舵に移っており、マガレットは診療所で待機している。
 見守るように甲板に座る三人。
 だが、セージがそれに気付いてかアストを制止させ、ツバキにも呼び掛けると、揃ってやってきた。
「昼食ですか?ルピナスさん」
 アストはその皿に並んだおにぎりを見ながらルピナスに訊く。
「はいぃ。一緒に食べようと思ってたんですよぉ。さぁ、座ってくださぁい」
 ルピナスにそう言われて、アストとツバキとセージもルピナスからウェットペーパーを受けとり、手を拭く。
 五人と一匹が円状に座ると、ルピナスは手を合わせる。
「ではぁ、今日も農村の方々の頑張りを感謝しながらぁ……」
「「「「「「「いただきます」」」」ニャ」
 皆一斉におにぎりを手に取り、頬張っていく。
 美味しいかどうかなど、言うまでもない。皆の美味しそうな頬を見ればわかる。
 時折お茶を淹れながらも、おにぎりはあっという間になくなった。
「ふー、ごちそうさんでした」
 アストは満腹そうに一息つく。
「ルピナスさんのご飯って、本当に美味しいですよね」
 ユリは丁寧に口の回りを拭く。
「あらぁ、ありがとうございますぅ」
 ルピナスは変わらずにニコニコと答える。
 セージは立ち上がるとアストに向き直る。
「続きはまた夕方からニャ。それまでに休んでおけニャ」
「あぁ。頼むぜ、教官」
「お前の教官になった覚えはニャいがニャ」
 いつもの軽口のやり取りを終えると、セージは船室へ入っていく。
 その後ろ姿を見送ると、ツバキもアストに向き直った。
「お前も大変だな、アスト」
「まぁな。でも、少しでも皆のために頑張らないといけないからな」
 アストはウェットペーパーをもう一枚もらい、顔の汗を拭き取る。
「さって、ちょっと昼寝でもするかな」
 アストは立ち去るために立ち上がろうとする。
「あらぁ、お昼寝ですかぁ?」
 ルピナスに引き留められる。
「でしたらぁ、ここで皆一緒にお昼寝しませんかぁ?」
「えっ……?」
 それはつまり互いに無防備な姿を晒すわけで。
「いいですね。今日は暖かいですし、私はいいですよ?」
 ユリはそれは名案だとばかり頷く。正気か?
「……私も賛成です」
 エリスまで。
 ツバキは一瞬怪訝そうな顔をしたが、すぐに元の表情になる。
「ユリがいいなら……その前にアスト」
 アストに目を向けるツバキ。何を言いたいかは露骨に目が言っている。
「ユリに手を出したらぶっ殺す」と。
 アストはその殺意の混じった薄紫色の瞳に一瞬すくむ。
「大丈夫ですよぉ、ツバキくん。アストくんならぁ……」
 ルピナスは微笑むと、アストを手招きする。
 それに近づくと、不意に肩を掴み、アストの背中を自分の前に持ってくると、頭を下ろしてくる。
 この形は、『膝枕』だ。
「私がぁ、こうして押さえておきますからぁ」
「あの、ルピナスさん……?」
 アストは頭をルピナスの膝に乗せられて戸惑っている。
 これはこれで嬉しいが、恥ずかしい。
「あ、いいなぁ。ルピナスさんのお膝。私も入っていい?」
「「なっ!?」」
 ユリの爆弾発言。
「……羨ましいです……わ、私も……」
 エリスもどこかモジモジしながら近寄ってくる。
 この状況は美味……ではなく、危険だと感じたアストは逃げようとする。
 が、ルピナスにしっかり止められてしまう。
「どこに行くんですかぁ、アストくぅん?」
 ルピナスはニコニコしながらアストの頭を元の位置に戻す。
 理性に困難な戦いを強いるしかなさそうだ。
「ユッ、ユリッ!」
 ツバキはあくまでユリを止めようとするが、もうユリはアストの右隣、ルピナスの右膝の半分に頭を置いている。
 エリスも負けじと(?)アストの左隣、ルピナスの左膝の半分に頭を置く。
 多少の上下はあるが、一人の膝に三人横になっている。
「ツバキくんもどうぞぉ?」
「おっ、俺もですかっ?」
「もちろんですよぉ。あと一人くらいなら大丈夫ですよぉ」
「いやっ、でも……」
 ツバキは一瞬思考をフル活動させ、すぐに止めた。
「わ、分かりました……」
 そう言うと、ツバキはそっと入ってくる。
「お前もかよッ!?」
 アストは酷く驚く。
「仕方ないだろ、ルピナスさんが入ってって言うし……」
 そっと、ツバキはアストとユリの間に入ってくる。
「それではぁ、おや…すぅ……」
 ルピナスは即行で眠ってしまった。
 アストは諦めてこの状態で昼寝することにした。
 ふと、いい匂いが鼻をくすぐる。
(ユリ、じゃないな。エリスも違う……)
 では、ルピナスかと思うが、もっと近くからだ。
(ツバキ、か?でも、なんで女の子が使うような香水を……?)
 アストが悩む内に、ふと眠りに落ちてしまう。

 そこは、とても可愛らしく、羨ましい光景が広がっていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.298 )
  • 日時: 2014/05/05 16:21
  • 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

九章 とある芸人

ニーリンside

「色々と言いたい事もあるだろうがとりあえず紹介するよ。彼はガノトトスのトトス君。先程危ない所を助けてもらった」
「俺様はあのシマ荒らしの野郎を叩きに来ただけだ。てめえが助かったのはどっちかっつうとオマケだっつーの」
苦笑いをするニーリン。
「ワイはドスゲネポスのゲネッポや。天性の芸人やで」
その後も各自自己紹介し、喋るモンスター二匹と会話を始める四人。
「私達はこの崖から落ちそうになっていた所を、ゲネッポ、さん? に助けられました」
ニーリンは状況を説明したマガレットの方を見てから、ゲネッポの方を見る。
「皆を助けてくれてありがとう。礼を言うよ」
「やめてえなニーネエ。ワイは当たり前の事をしたまでや」
モンスターが人を助けるのが当たり前というのに違和感を覚えたニーリンだったが、今は言わなくてもいいだろう。
「「ギャオゥッギャオゥッ」」
不可侵入領域である林の中から、二匹のゲネポスが飛び出してきた。ぬかりなく構えるニーリン。
「お、来よったなゲネカク、ゲネスケ。紹介や、これはワイの側近のゲネスケとゲネカク。人の言葉は話せないんやけど、理解はできるからバシバシ話しかけてや」
ペコリと頭を下げる二匹のゲネポス。それを見たニーリンは武器をおさめ、トトスに話しかける。
「所で気になったんだが、君らの他に喋るモンスターはいるのかい?」
「んぁ?ったりめーだろ。おいゲネッポ、ちょいとペッコ呼んでこい」
「ワイはべっぴんさん方といるほうがええしな、ゲネスケ頼んだわ」
はあ、とため息をついたゲネスケはゲネッポをジト目で見ると、渓流の方へ向けて走っていった。

アストside

「あれ? あっちからかぎなれた匂いが……」
急に上り坂の方をみるギザミ。
「かぎなれた匂い? ギザミの仲間か?」
「……うん、たぶんこれは……あは、二人とも居る。よし行ってみようか! と言いたい所なんだけど、カトリアさんが、ね」
未だにアストにピッタリとくっついているカトリアを見て、困ったように言うギザミであった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.299 )
  • 日時: 2014/05/05 16:36
  • 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)

今日中の更新は難しいかもです……。あ、深夜ならおkですよ、なお午前2時までとします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.300 )
  • 日時: 2014/05/05 19:30
  • 名前: 煌星 (ID: bzmKMTVZ)


第1話

ここは大砂漠 その砂海を
割り進んでいるのは
撃龍船と呼ばれる船だ
その船には銀色の防具をつけた
ハンターがいた
防具の傷の数から見て凄腕ハンターだろう
突然砂の塊が2方向から飛んできた
輝はその方向をみた
すると撃龍船の両側に2体の
超大型モンスターが現れた
右側にいるのが豪山龍ダレン・モーランだ
左側は峯山龍ジエン・モーラン
この2体が同時に現れるのは
奇跡といっていいほど珍しいことだ
輝は戦闘体勢にはいったが
空から電撃ブレスが飛んできた
あまりに高いところから撃たれたため
正体はわからなかったが
撃龍船の耐久度が一気に削られたため
目的地であるバルバレへ急いだ

〜まぁこんな感じ…かな?
ベースはMH4でMHシリーズの
モンスター使うんですよね〜(Fも一応
何かおかしなところとかあったら
指摘してください
(読点をつけてないのはわざとです)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.301 )
  • 日時: 2014/05/05 19:33
  • 名前: 煌星 (ID: bzmKMTVZ)

>>300のやつで
会話系がないのは
わざとです
オトモなし設定なんで
次回から会話系入れます
1話って言うかプロローグ的な
感じかな?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.302 )
  • 日時: 2014/05/05 21:48
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 02lAFnw0)

>>301

おっ遂に貴方も書きますか!
ゲマスレにも書いたらいかがですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.303 )
  • 日時: 2014/05/05 21:56
  • 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)

ただいま戻りましたー。思ったより予定が早く終わったので……。

>>300
新人さんは大歓迎です!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.307 )
  • 日時: 2014/05/05 22:17
  • 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)

本当ですね、キリ番で第一話を書けるとは……ウラヤマシ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.308 )
  • 日時: 2014/05/06 11:29
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: 6lwjBm5F)

モンスターハンター「焔の詩」10話後編
アズルライト&アンバー
「アズルライトさん。ここは僕がやります。下がっていてください」
そう言って、身を低くして走り、ラージャンの懐へ飛び込み、右脇を切り裂く。
下がっていろとは言われたが、パーティーの一員を一人で戦わせる訳にはいかない。
武器を構え、切り上げを頭に当てる。
ラージャンは怯む事無く次の動作――ボディプレスに移る。
私は後ろへステップして、範囲外に出て、剣形態へ変形させ、脳天目掛けて振り下ろす。
アンバーはと言うと盾でガードの体勢を取りながら後ろへステップし、何事も無かったかのように攻撃へ転じた。
(一気に決める! 属性開放突き!)
スラッシュアックスを構え、ラージャンの頭に突き刺す。
そして装填されたビンを一気に放出し、切り裂く。
その一撃で怯み、そこにアンバーが斧形態へ変形させ、属性開放斬りを右の腱に当てる。
そしてラージャンから少し距離を取る。
ラージャンがジャンプし、空中で回転しながら落ちてくる。
2人巻き込むつもりだろうが、アンバーは盾でガード体勢を作り、バックステップで既に距離を取っていた。
私はアンバースラッシュを地面に立て、刃の反っている部分を踏み、柄に足をかけ、跳躍する。
全てはケチャワチャの低空飛行を避ける際にやったものの再現だった。
――跳躍するまでの事は。
空中で剣形態へ変形させ、ラージャン目掛けて振り下ろし、そのまま属性開放突きへ移行する。
落下しながらのそれは、落下速度を伴い、通常のものよりもはるかに高い威力を呈し、フィニッシュと同時に地面へ叩きつける。
これが致命傷となり、ラージャンは足を引きずり、巣へ移動しようとしている。
こんな絶好のチャンスをみすみす逃すアンバーではない。
アンバーが剣形態のスクアリーアルマードを一閃する。
それがラージャンの右の腱を捕らえ、ラージャンが転ぶ。
恐らく腱が切れたのだろう。そのままラージャンに二撃三撃と与え、チャージし、属性開放斬りをする。
ラージャンはその場で動かなくなった。
「・・・・・・師匠のところへ急ぎましょう」
アンバーは一言そう言い、ジェノスを探しにその場から去った。

>>300キリ番が1話とは・・・・・・中々縁起がいいですね(?)
それと、第二期やることが決定しました


Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.309 )
  • 日時: 2014/05/06 11:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: EMPnSV.u)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 九章続き

 セージside

 刺々しさのない、イャンガルルガのルカ。
 セージ自身も、イャンガルルガという相手はこれまでに一度だけ一戦交えたことがあったが、ハッキリ言ってかなり強い相手だった。
 まずは肉質の硬さ。特別柔らかい頭部などを除けば、まるで岩を斬っているかのような感覚ばかりだ。
 戦闘能力も非常に高く、鳥竜種の素早い立ち回りに、リオレイアを思わせる火炎ブレスとサマーソルト攻撃。しかもそれらを独特な使い方で使ってくる。
 さらに厄介なのは、超音波のような咆哮だ。これら頻繁に行ってくるために、無防備な状態を晒してしまうことも多かった。
 外見も、イャンクックのようにどこか可愛いげのある姿ではなく、鋭い棘が無数に生え、クチバシも眼光も尖っている。
 恐らく数多くの鳥竜種の中でも最強だと思われているほどの強さを持っているのだ。
 しかし、目の前でクックに泣き付いているルカはそんな凶暴な様子は微塵も感じられない。
 極希に見られる、せいぜいジャギィ程度の大きさのイャンクックを上から紫色に塗ったのではないかと思えるほどだ。
 凶暴どころか、逆にイャンクック以上に可愛らしくも見える。
「わはーっ、可愛い鳥さんですーっ!」
 シオンはルカを見てはしゃぎ、思わず駆け寄る。仮にもモンスターということなど頭の片隅にもないだろう。
「ふぇっ!?」
 当然、ルカは駆け寄ってくるシオンを見てさらに怯えるわけで。
 そんな怯えた様子など全く意に介さず、シオンはルカに近付くと頭をなでなでする。
「わっ、あうぅぅっ」
 ルカは頭をなでなでされて肩をすくませる。
「ほぇーっ、特大サイズのぬいぐるみみたいですーっ。そーれっ、なでなでなでなで〜っ」
「おぁっ、おぅぅぅぅぅ……」
 シオンはさらになでなでしにかかり、ルカも何だかなでなでされてまんざらでもなさそうだ。
 そこからさらに頬擦りをしたり、身体に抱き付いたりするシオン。
 セージやクックと言った保護者(?)はその様子を静かに見守っている。
「なぁセージ。この子はいつもこんな感じなのか?」
「否定出来んニャ」
「しかし、まぁ……」
 シオンの熱烈なアプローチを受けて、ルカは警戒を解いてくれたのか、シオンを背中に乗せて走り回ったりしている。
「おわわーっ、速いですーっ!」
「えへへー」
 見るからに楽しそうだ。
「ルカにとっても、あれくらい刺激的な方がいいかも知れないな」
 クックはその楽しそうな様子を見てフッと微笑む。
 その最中、ツバキは「食事にするんじゃないの?」と内心で思っていたが、しばらく黙っておくことにした。
 あのシオンとルカは、しばらく止まりそうにないからだ。

 アストside

「ギザミの仲間って言うと、やっぱり同じ蟹なのか?」
 このエリアから、少し坂になっている細道を上がるアスト達とギザミ。
「うぅん。むしろ、種から違うよ。ボク達のような存在は種が異なっても、ヒトと同じように分かりあうことが出来るんだ。普通は、鳥竜種は鳥竜種でもランポスとイャンクックと別れていたりするけど、そんな隔てはないと思ってくれていいよ。むしろ、君達のようなヒトを見ていてつくづく思うんだよ。ボク達は外見が異なるだけで、ヒトと何ら変わらないじゃないかって」
 ギザミはアストに向き直る。その拍子にカトリアがビクッとアストの背中に逃げてしまう。顔だけは出してくれるので少しは心を許してくれているようで安心する。
「アスト君達は別にして、ヒトとヒトとの争いは今なお続いていると聞いてるよ。それは悲しい。ボク達でさえ分かり合えるのに、どうしてヒトは同胞と争おうとするんだろうね?」
 ギザミはその甲殻種特有の顔を少し寂しげにする。
 ヒトだからと侮っている分けではない。ただ純粋に、子供のような疑問を思っているだけだ。
 アストとユリはそれに対して答えることが出来なかった。直接、自分達には関係がなく、ましてやそんな話は表で聞いたりしないからだ。いざそれに触れられると返答に困るものがある。
 だが、それに答える者はここにいた。
 カトリアだ。
 彼女は、そっとアストの背中から離れると、アストの隣につく。もちろん、手は握ったままだが。
「ギザミくんの言うことは、分かる。私達ヒトは、モンスターとだけでなく、同じ人間同士でも争っている。でもね、ギザミくん達が根本的な種から違っていても分かり合えるように、私達ヒトも、いつかは分かり合えるはず。私達は、自分達のことばっかり一生懸命になっていて、ギザミくんみたいな周りを見ようとする姿勢を忘れているのかもしれないね」
 カトリアはギザミから目を逸らそうとして、それでもちゃんと向き合って話そうとする。
 アストとユリはそんなカトリアの気持ちを汲み取ってか、それぞれ左右から手を繋いでやる。
「アストくん、ユリちゃん……」
「頑張って、カトリアさん」
「私とアストくんが、ついてますから」
 アストとユリはカトリアに微笑みかける。
 その微笑みに、カトリアは勇気を貰えたのか、ちゃんと逸らさずにギザミと向き合う。
「現に、他人同士だった私達がこうして手を繋ぎあっている。子供の理想みたいなことだけど、世界中の人達がこうして手を繋げられるって、私は信じてる」
「………」
 ギザミはカトリアのその言葉に、感銘を受けていた。
 アストとユリも、カトリアのその言葉で握っている彼女の手をほんの少しだけ強く握る。
「カトリアさんは、優しいヒトだね。優しくないと、そんな言葉は出てきたりしないよ。だから、アスト君もユリちゃんもカトリアさんの側にいるんだね。何だか、ちょっとだけ羨ましいや」
 ギザミは照れ臭くなったのか、坂道の方に向いた。
(ミズキとは違うけど、カトリアさんもミズキも、考えることは一緒か……ぜひとも、ミズキやカスケ君にも合わせたいな)
 まずは他の皆からだな、とギザミは坂道を進んだ。
 アストとユリは、カトリアと手を繋ぎながらその背中を追う。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.311 )
  • 日時: 2014/05/06 15:19
  • 名前: 翼の勇車 (ID: FYrhfXhK)

>>309
わは……何と言いますか、尊敬します。クロスオーバーでこれだけ考えさせられるとは……。

クロスオーバー、現時点での移動の流れを書きます。

アストside
BC→エリア1(→エリア2※現在移動中)

ニーリンside
エリア3→エリア2

セージside
エリア7

ミズキside
エリア6(クックの巣)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.312 )
  • 日時: 2014/05/06 14:11
  • 名前: 煌星 (ID: VSgHQGw2)


第2話

古龍に襲われてからしばらく
すると バルバレへ
着いた筈だった。輝は思わず
「ここが…バル…バレなのか… ?」
と言った。バルバレと
断定できないことは無理もない
輝がこれまで拠点としてきた
ポッケ村やユクモ村もバルバレの
一部?になっていたのだ
とりあえず、輝はギルドへと
向かった。そして、ギルドマスターに
話し掛けようとしたその時
「おーい、輝!久しぶり〜!」
とどこかから聞き慣れた声が
聞こえてきた。
声の主はパートナーであった
鈴【リン】だった
「ん?って鈴か。オウ久しぶり!」
しばらく話をしていたら
久しぶりに狩ろうと言う
ことになった
狩るモンスターはゼルレ(ry殴蹴蹴
全鳥竜種モンスターだ
場所は闘技場で全同時狩猟だ
狩猟は明日 2人は狩りの準備を
進めるのであった


はい、残念ながら地の文が
多すぎますねww
次は狩猟開始ですね
メイン2人の紹介は今日中に
書くと思います

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.313 )
  • 日時: 2014/05/06 16:48
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: 6lwjBm5F)

モンスターハンター「焔の詩」11話
ジェノス&楼華
一方、こっちは苦戦を強いられていた。
右眼の見えなくなったラージャンは無差別に攻撃をしていた。
それも普段の怒り状態よりも動きは数段は速い上に恐らく一発分の威力も上がっているだろう。
そんなのと数分もやっていれば精神は磨り減り、体力も消耗を待つばかりだ。
もし、そんな事になったら確実に死ぬだろう。いくらラージャンの動きが激しいとはいえ、俺達と比べれば長く動けるだろう。
――攻めなければ殺られる
そうジェノスは直感し、一か八かの大博打を打ちに行った。
ラージャンの前に立ち、腰を低くして氷結弾を撃つ。
そのノズルから3連射された氷結弾がラージャンの眉間に当たる。
ライトボウガンの真骨頂とも言える速射システム。
それは1発の消費量に対し、3発の弾を撃つ事により、ライトボウガンの火力が乏しい面をカバーできるものだ。
それをさらに2連射し、計9発の氷結弾の嵐が次々と眉間に撃ち込まれていく。
しかし、それでもラージャンは動きを止めず、右左と交互に腕を振るい、突進してくる。
それを体を時計回りに90度回転させながら右へステップして避ける。
間一髪避けれた思われたそれは、ジェノスの右眼を掠らせた。
何とか体勢を立て直し、氷結弾を装填し、閃光玉をラージャンの左眼の前で炸裂するように投擲する。
それで見事ラージャンの視界を一時的に完全に潰せた。
剥ぎ取り専用のナイフを取り出し、構える。
そのナイフで頬の筋肉削ぎ、口にブリザードタビュラのマズルを押し込み、ナイフを左眼に突き刺して
装填された4発――計12発の氷結弾を口内で炸裂させる。
装填された全弾撃ち終わり、ブリザードタビュラを引き抜いたところでで楼華がラージャンの懐へ滑り込み、頭の真下で氷刃【雪月花】を突き上げる。
それは今さっきの速射で脆くなった頭蓋骨を易々と砕き、そのまま脳を貫く。
――どんなモンスターでも脳に深く傷が入ったら生命活動をとめる。
どんな強靭な外殻に覆われていようとそれだけは変わらない。
貫いた脳を切り裂き、鞘に収める。
「討伐完了と」
「ジェノス殿。右眼は大丈夫でおられますか?」
その質問に答えるのに少し間があった。
時間にしては短いが精神的にはそれは何分にも何時間にも感じられる、そんな数秒の間が空き、やがて答える。
「・・・・・・大丈夫と言うわけではなさそうだ。もう、右眼は見えない」
そう言ったところで足音がした。
髪を前に下ろし、傷ついて見えなくなった右眼を神で隠して足音のする方向を向くとそこにはアズルライトとアンバーがいた。
「・・・・・・どうやら、依頼は完遂したようだ」
「その様で」
アプトノスの荷車にゆられ、ナグリ村へと帰る。
辺りはもう日が沈みかけ、見事な夕日が照らし出している。

書いてる本人が言うのもなんですがこのパーティー凄すぎる・・・・・・
ラージャンをここまで圧倒できるパーティーもそうそう珍しいものですが・・・・・・それだけでなく、何の躊躇無しに口の中にライボ突っ込んで速射するわ脳天を太刀で切り裂くわゲームでは普通にありえないことをやってのけるところが・・・・・・



Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.314 )
  • 日時: 2014/06/19 16:18
  • 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: awRhgtfW)

〜第二十三話「新たな戦友」〜

私は蛇口を捻った。

「み、水!?」
蛇口からはキンキンに冷えた水が流れ出た。
(てっきり浴場にあるからお湯が出るかと思った……)
しょうがないので水で髪を洗う。冷たいせいか、石鹸がまるで泡立たない。

宿の浴室はかなり広い。
……が、ここには私以外誰も居ない。

「水風呂かよ、おい!」
壁の向こう側からは少年たちがドタバタと大騒ぎしているのが聞こえる。
男湯は大盛況らしい。

……向こう側も水しか出ないらしい。

泡立たない石鹸で無理やり身体を洗う。
削れた石鹸のカスが身体に付き、かえって逆効果のような気がしてきた。
(……しょうがないなあ)
私は浴槽の水を桶で汲み上げ、頭から被った。
「ひゃっ!」
氷でも入れたかのような冷たさだ。多分、顔を洗うにはちょうどいい。

私は冷たすぎて浴槽に浸かる気になれなかったので、すぐに浴室を出て、持参の寝間着に着替えると、部屋に入った。

部屋には、安物のベッドが二つ並べられている。
片方のベッドのシーツは大きく盛り上がっており、わずかに膨らんだり縮んだりを繰り返している。
(何かいる……?)
まさか変態だろうか、いや、そんなハズはない。鍵はしっかりと掛けて出た。

私はシーツを鷲掴みにすると、思い切り力をこめてめくりあげた。
「……ニャ!?」
「……えっ!?」
そこには黒毛の獣人、メラルーが丸くなっていた。
頭には、先程浴室で私が脱いだインナーの上半身部を被っている。

「この変態猫! 覚悟しろぉぉぉ!」
私はメラルーの首筋を掴み、激しく振り回した。
「二ギャアアアアアッ!止めてくださいニャア!」
メラルーは悲痛な叫び声をあげながら抵抗する。
「そのインナーを浴室の入り口に落としてたから、拾ってきただけなのですニャ〜!」
「……え?そうだったの?」
私は真面目に問い返した。

「そうですニャ。わたくし、女物の下着を盗むような変な趣味してませんニャ」
表情を見る限り、どうやら本当みたいだ。目の奥には恐怖さえ浮かんでいる。

「……勘違いして振り回したりしてごめんなさい。お詫びにマタタビでも」
私はアイテムポーチを取りに行こうとした。

「……マタタビも欲しいけど、わたくし、それよりも、仕事が欲しいのですニャ。どうか、あなた様のオトモにしてくださいませんかニャ?」
オトモを雇う場合、給料、食事代などはハンターの負担になる。
「はぁ……。給料払えるほどお金に余裕ないから、給料無しの三食だけでもいい?」
メラルーは頷く。
「喜んで!わたくし、一度でいいから、オトモとして狩りに出てみたかったのですニャ!!」

こういう場合は自己紹介から。
「わたくし、サクラと申しますニャ。トレンドは見た目通り、ぶんどりですニャ」
「ナナミです、宜しくお願いします」

「それじゃ、サクラ。今日はもう寝ようか、明日出発だから」
「お休みニャア」

一人と一匹は静かに眠りについた。

〜第二十四話につづく〜

p.s.二十二話のタイトルを変更しました。
旧「上位昇格試験編・地図に載らない街・前編」→新「上位昇格試験編・地図に載らない街」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.315 )
  • 日時: 2014/05/07 00:36
  • 名前: 翼の勇車 (ID: C/AIPzlE)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

十章 再開

アストside

「そろそろ見えてくるかな」
シャカシャカと脚を動かしながらギザミがそう言う。ギザミは種から違うと言っていたが、一体どんなモンスターなのだろうかと、アストは思っていた。
すると、大きく開けた場所が見えた。何やら話し声が聞こえる。奥を見ると、大型モンスターと中型モンスターが一匹ずつ。そして他にも人影が……。
「おーい、トトスー、ゲネッポー!」
ギザミが片方のハサミを掲げて叫ぶ。向こうにいた全員がこちらを見る。
「おーうギザミ! やっぱお前もズレ見っけたか!」
「ザザヤン、お邪魔しとるでー!」
「ひっ」
改めてアストの背中に隠れるカトリア。ギザミにはある程度なれたようだが、初対面の、しかもガノトトスに見られて怯えない方がおかしい。しかももう一体の方はドスゲネポスである。ドスゲネポスといえば、あのネルスキュラの乱入してきた戦闘にてカトリアが襲われた相手。かなりのトラウマがあるだろう。
「お、まーたべっぴんさん連れとるな。ミズキ紹介したのもアンタやったろ」
ゆっくりと歩いてくるゲネッポを、無言で止めるギザミ。その空気を察したのか、真剣な顔になるゲネッポ。
「カトリア!」
「……ライラ?」
ゲネッポの後ろから走ってきたのはライラ。その声を聞いてゆっくりと顔を出すカトリア。
「ライラ! よかった会えて……。ニーリンにマガレット、エリスも!」
続々とやって来る仲間達に喜ぶカトリア。目の前のモンスターの事も忘れるくらいに嬉しかったようだ。
「カトリアさん、よかったね」
そうそっと呟いたギザミは、ゲネッポに近づく。
「ゲネッポもズレを?」
「せや。ズレを感じて来てみたらまるでハーレムや。ワイ幸せ」
ゲネッポのジョークに軽く笑ってから、トトスの方へ歩いていく。
「おうギザミ。やっぱお前もヒトに会ってたか。このズレとこいつらは何かしら関係がありそうだな」
「多分ね。クックは?」
「あれから会ってねえ。たぶんあいつも誰か会ってんだろ」

ミズキside

「皆遅いね……」
「そうだね……」
「暇だにゃ……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.316 )
  • 日時: 2014/05/07 14:27
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: uMblYCex)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 五十章 迫る刻

 バルバレ付近の港にワルキューレを停泊させ、ミナーヴァ一行は徒歩に切り換える。
 ここからバルバレは丸一日。
 その道中、アストはマガレットと話し込んでいた。
「マガレット?これは?」
「吉報というか、新しい情報です」
「新しい情報?」
 マガレットは紙の束をアストに見せる。
「さっき、エリスちゃんからゴア・マガラに関する資料を貸してもらいました。それで分かったことが増えました」
「本当か?」
 何せ、交戦経験があるとはいえまだまだ情報は少ないのだ。何かひとつでも知れるなら知った方がいい。
 マガレットは説明を始める。
「狂竜ウィルスなんですけど、感染してしまってもその対象に攻撃を与え続けることで、そのウィルスの抗体を急速に作り上げて克復することが出来るらしいです。詳しい理論は分かりませんが、これは有力だと思います」
「攻撃を与え続ける、か。えらい具体的な話だな。調査隊とか討伐隊の経験なのか?」
「はい。何人も似たような状態になったと記述されてるので、間違いはない、とは言い切れませんが九割方正解だと」
 間違いはないと言い切れないのは、医者としての限界だろう。どんな症状に対しても、似ていても実は違っている場合がある。そういった面を言っているのだ。
「それと、感染してから克復するまでですけど、ウチケシの実を摂取することで発症を遅延させることが出来るようです。完全に回復は出来ませんが、克復するまでの時間稼ぎくらいのものです」
「ウチケシの実で発症を遅らせる、か。そっちの方が分かりやすいっちゃ分かりやすいかな」
「ごめんなさい、どちらも確証がないので言い切ることが出来ません」
 マガレットは申し訳なく答える。
「いや、よくこれだけ調べられたな。これは貴重な情報だよ。これで少しは希望が見えてきた。ありがとう、マガレット」
 アストは大きく頷く。
 何もないに等しい状態だったさっきとは雲泥の差だ。
 純粋にマガレットに感謝するアスト。
 また少し、希望が見えてきた。

 その日の夜。
 馬車を停めて、皆眠っている。
 寝ずの番はニーリンが担当している。
「眠れないな……」
 緊張しているのか、神経が高ぶって眠れない。
 出発は明朝なので、後数時間もすれば起きなくてはならない。
 気晴らしに散歩にでも出るか、とアストは外に出た。
 外に出ると、夜風が涼しい。
 どこと言わず、アストは歩き出した。
 ふと、正面からツバキと目が合った。
「よ、ツバキも眠れないのか?」
「アスト。まぁそんなとこだな」
「暇だし、話ながら歩こうぜ」
「構わないよ」
 アストとツバキは並んで歩く。
 こうしてツバキと二人でいると言うのも初めてだ。
「なぁ、ツバキ。ツバキって、何でユリ護衛のハンターになったんだ?」
 アストは話を振ってくる。
 ツバキは一思案してから答えた。
「俺とユリは、幼馴染みなんだ。ユリは家族から、これまでにはなかった歌姫としての才能を見出だされて、幼い頃から各地を転々としていた。アヤセ家とセルジュ家は元々親密な関係でね。ユリとの遊び相手が俺だったのさ」
「幼馴染みかぁ、だから護衛だなんだ言っても上下がないんだな」
「まぁな。で、ユリは瞬く間に大陸中に注目される歌姫になっていった。そんなユリを政治のカードにするとか、身柄を悪用する連中も出てきて、モンスターだって無視できない中でゴタゴタに巻き込まれる毎日だったよ。だから俺は決めたんだよ。「ハンターになって、ユリを守る」って」
 ツバキは拳を握った。
「ユリに手を出す連中は皆俺がねじ伏せてやるつもりだったよ。でも、そんな甘い考えは通らなかった。ユリに手を出すのは政治家とか犯罪者だけじゃなかったよ。ユリを娼婦みたいに見てるゲスみたいな男全員だ。中にはハンターだっている。おかげで、ユリは何度も侵されかけたんだ。だから、ユリは本当は男を怖がっているんだ」
 ツバキの口から語れる、ユリの過去。
「え?じゃあ、ユリは何で俺に心を許したりしてるんだ?」
 ユリとアストは少し前まで顔も知らない仲だったのだ。そもそも、ユリの半裸を見てしまった時点でユリはアストを拒絶してもおかしくなかった。
 それに対して、ツバキは呆れたように答えた。
「ユリはな、おとぎ話みたいな王子様に憧れてんだよ。白馬に乗ったナイトみたいなのにな。あの船の上でミナーヴァに助けてもらった時だよ。それがどうも、理想の王子様とだぶったみたいでな」
「それが俺ってこと?」
 アストの言葉にツバキは頷く。
「正直言うとなアスト、俺は最初、お前を信じてなかったよ。男だからって理由でな。でも、ユリとかカトリアさんへの態度を見て分かったよ。お前なら信じてもいいかなって」
「ツバキ……」
「もし何かあったら、ユリのこと頼むな」
 それだけ言うと、ツバキは立ち去ろうとする。
 アストはその背中を見て引き留める。
「待てよツバキッ。その、ユリの理想の王子様が俺なら、お前はユリの何なんだ?」
 ツバキは足を止めて、アストを一瞥する。
「……俺は、『嘘つき』なんだ。『嘘つき』がユリを守るなんて、ちゃんちゃらおかしい話だったんだよ」
 ツバキは駆け出した。
 アストはただ黙ってその背中を見送るしか出来なかった。
「何だよ、『嘘つき』って……?」
 そのツバキの『嘘つき』を反芻するアスト。
 ツバキは、何が『嘘つき』なのだろうか?
 ユリを守りたいと言う気持ちは本物ではなかったと言うのだろうか?
 それとも、アストに何か嘘を言っているのだろうか?
 どれだけ考えても何も分からなかった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.317 )
  • 日時: 2014/05/07 12:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: nixOFVth)

 >>316

 五十章行きました!
 っても、まだあと30か、40章ぐらいありますけど。
 なんとか4G 発売には完結出来ると思います。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.318 )
  • 日時: 2014/05/07 16:10
  • 名前: 翼の勇車 (ID: C/AIPzlE)

>>316
ペッコ「読めた……俺にはこの先のオチが読めるぞ……」
イーオ「アストォ、お前どうやら禁断の扉を開けちまったようだなぁ」ゴゴゴゴゴ……
勇車「お前らええかげんにせい!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.319 )
  • 日時: 2014/05/07 18:26
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: rTKk6iWl)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 十章続き

 ミズキside

 ミズキ、カスケ、ネオはちんまりと待っていた。
 クック、ギザミ、トトスの三体が『ズレ』を感じたために見回りに行ってから、早一時間が経っていた。
「やっぱり遅すぎるよ」
 ミズキは立ち上がった。
「ミズキ?」
「どこにいくにゃ?」
 カスケとネオは立ち上がったミズキを見て声を掛ける。
「私、皆を探してくる」
「ちょっと待ってミズキ」
 カスケは踵を返そうとしたミズキを止める。
「一人じゃ危険だよ。僕も行く。ネオもだね?」
「当たり前だにゃ。ミズキを放っていたら、密林中がパニックになっちまうにゃ」
「あのねぇネオ?私はそんなに無鉄砲じゃありませんっ」
 むぅっと怒るミズキ。
「とにかくだよ。まずはここから一番近いクックの所に行こう。ミズキも、突っ走ったらダメだからね?」
 ミズキとネオを仲介し、カスケはミズキの前に立って諭す。
「う、うん……」
 カスケに言われると、ミズキは頬をほんのり赤らめて押し黙る。
 さりげなくリーダーシップを張っている彼は、見ていて格好いいし、頼れそうだ。いや、頼らなくては勿体無い。
「じゃあ、行こうか」
 カスケを先頭に、エリア7、つまり鍾乳石の壁と崖に囲まれたエリアへ向かう。

 エリア7。
 そこには、いかにも楽しそうな光景が広がっていた。
 人一倍臆病で人見知りの激しいルカが、見知らぬ女の子を背中に乗せてはしゃぎ回っている。
 もちろんそこにクックもいるのだが、彼だけではない。
 ハンターが一人、そうでない人間が二人、オトモアイルーらしきアイルーが一匹だ。
「クック!何してるんだ?」
 カスケは蔦を滑り降りてクックに駆け寄る。
「ん?あぁ、カスケ。見ての通りだ。ルカがとっても楽しそうだ。俺は嬉しいぞ」
 クックは剽軽な顔を微笑ましげにしながらカスケに向き直る。
 そのルカは満面の笑顔で女の子を乗せている。
「それそれーっ!」
「うわっほぉうぅっ!?ルカちゃんちょっと危ないですーっ!」
 危ないとか言いながら、女の子は全力で楽しんでいる。
 ふと、一人のハンターがカスケに気付く。
 フルフルシリーズを装備しており、背中には太刀を背負っている。今はフードのようなフルフルヘルムをずらしているためか、その中性的な容姿がよくわかる。
「失礼、アンタは?」
 ハンターはカスケに近付いてくる。
「あぁ、僕は彼らの友達だよ」
「友達?こいつらが、か?」
 ハンターは驚いたような顔を見せる。
 当然だろう。アイルーなどを除いて、モンスターと友達になっている人間など見れば驚きもする。ルカの背中の女の子もその一人なのかも知れないが。
「うわぁ、あんなに楽しそうなルカちゃん、久しぶりに見たよ」
「信じられんにゃ」
 ミズキとネオも続いて蔦を降りてくる。
 ハンターは降りてきたミズキとネオにも向き直る。
「アンタ達も、あの二頭の友達なのか?」
 ミズキはハンターに気を向かれて戸惑った。
 目の前で面と向かわれると、かなりの美少年だ。女の子と言っても差し支えないほどに。
「う、うん。あの、あなた達は?」
 その会話を聞いていてか、オトモアイルーもやってくる。
 見たこともない装備で身を包んでいる。まるで海賊のような出で立ちだ。
「話しても理解はしてもらえんだろうがニャ。聞いてくれるだけで構わんニャ」
 オトモアイルーはこれまでの経緯を話してくれた。
 昨晩は普通に眠ったはずのこと。目覚めたらここにいたこと。青いイャンクックと戦闘をしていたら、クックが助けてくれたこと。ルカもやってきてクックに泣きついていたら、女の子がルカに抱き付いたりして、今のように至ること。
「意味が分かんないにゃ」
 ネオは首を傾げる。
「だろうニャ。オレも分からんニャ」
 オトモアイルーも溜め息をつく。
「でもまぁ、分かったことはあるよ」
 カスケが前向きに答える。
「クックが無事なら、きっとギザミとトトスも無事だよ。同じ『ズレ』を感じたなら、ここと同じような状況になっているかもしれない」
 そう。彼らが感じた『ズレ』が同じかどうかの確証は持てないが、その確率は高いと信じたい。
「あっ、お姉ちゃん!」
 ルカはミズキに気付いたのか、女の子を乗せたまま駆け寄ってくる。
「ふぇーっ、さすがに目が回りましたーっ」
 ルカの背中の女の子は疲れたようにルカの背中に倒れている。
 相当はしゃぎ回っていたらしい。
 とにかく、まずは互いに自己紹介を行い、名前で呼び合えるようにだけはしておき、互いの状況を話し合った。
「ニャるほど、カスケ達の方の状況は分かったニャ」
 セージと言うらしいオトモアイルーは頷く。
「そうなんだ。他の二人も似たような状況になっているかもしれない。これからそこに向かうんだけど……」
「あのぉ、ですからぁ、ご飯はどうするんですかぁ?」
 ルピナスという女性が挙手する。
 彼女を除いて、全員忘れていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.320 )
  • 日時: 2014/05/07 22:22
  • 名前: 翼の勇車 (ID: C/AIPzlE)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

十一章 いよいよ揃う

セージside

「食事か? なんだクック、早くもお食事の誘いもらってるのか」
「カスケ、その言い方は大きく誤解を招くからやめろ。ただ今後どうするか食事をしながら決めようとしていたところだったんだ」
地味に慌ててカスケの発言を訂正するクック。
「僕もおなかすいたー!」
ルカがはしゃぎながらそう言う。セージ達が、ルカが僕っ娘という事を何気に始めて知った瞬間であった。
「ギャオウッ、ギャオウゥッ」
そんな会話をしていると、鳴き声と共に一匹のゲネポスが現れた。しかも、クックの巣がある方から。そのゲネポスは崖をピョーンと飛び越えると、ミズキ達のど真ん中へ着地した。構えるセージとツバキをカスケが手で制し、ミズキが話しかける。
「カクさん久しぶり! 元気にしてた?」
ギャオウッと嬉しそうに鳴き、ミズキに頭を差し出すゲネポスは、カクさんと呼ばれているらしい。
「あれ、スケさんも一緒じゃないの?」
はぁ、とため息(?)をついたゲネポスは、地面に字を書きはじめた。どうやら喋る事は出来ないらしい。
『かしらが皆さんを呼んでます。兄さんはペッコさんを呼びに行ってます』
恐ろしく几帳面な字でそう書かれた地面を見てミズキは顔を上げると、皆に向き直った。
「今友達の一人が遣いをくれたよ。その友達、とっても料理が上手いから合流してからご飯にしようよ!」
「あらぁ、もしかしてさっき言っていたプロのコックさんですかぁ?」
ルピナスがクックに質問する。
「まあ、そうだ。だがあいつはコックというより主夫の方が近いな。ま、味は保証するぞ」
それは楽しみだ、と思うセージ達。
「ゲネカク、先導頼めるか?」
カスケがそう言うと、元気に返事をしたゲネポスが歩き始め、ぞろぞろとそれについて行くのだった。

ゲネカクside(一人称視点)

全くかしらは人使いが荒い……と言いたい所ですが、普段から活発で我等のために動いて下さるかしらにそれは酷でしょう。私も弟もあの人に忠誠を誓ったのですし、このくらいで弱音を吐く訳にはいきませんよね。
さて、もうすぐ渓流に入りますね、ペッコさんはたぶんあのコンサートホールとか呼んでいる広場に居るでしょう。
「ギャオゥ、ギャオゥ」
……来ませんね、仕方ありません、ランポス達にも協力をお願いしますか。

~10分後~

「うっすゲネカク。なんか用?」
ああ見つかって良かった。ええっと、かしらがペッコさんを呼んでいます。
「へぇ、何だろ。おっ、もしかして祝いの場で歌って欲しいとか!?」
……いえ、それは無いと思いますが。今かしらは密林にいらっしゃいます。
「リョーカイ。あーそだ、ここまで走って疲れただろ、乗るか?」
え、よろしいんですか?
「ったりまえだろ。これでも超大陸出身のエリートモンスターだ。ほら言うだろ、『腐っても黄金魚』って」
初耳ですが。
「まーまー良いから。大体"女の子"をほっとく男ってのもヤだしな」
!! 知っていたんですか?私が女だと知っているのはかしらと弟だけでは……。
「バーロー。このペッコ様の女視瞳(ジョシガン)は最強だぞ?」
……あなたが何故モテナイーズと呼ばれているかが良く解りました。
「うわっ、ちょ、引くなよ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.321 )
  • 日時: 2014/05/07 22:31
  • 名前: seventh slave ◆3uRftiO1f2 (ID: GziRx2aM)

あれ…少し見てない間に結構レス増えてる。
前回目次が>>262だからそれ以降をまとめないと…。
でもほっといたら他の人がやってくれるのかな?

余談
レス数と返信数のずれが1代目より深刻ですね…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.322 )
  • 日時: 2014/05/07 23:48
  • 名前: 翼の勇車 (ID: C/AIPzlE)

>>321
あまり話題に出すのも何かと思いましたが……。
恐らくTrailさん(十倍クエさん)が小説を書いたレスを大量に消したのが原因かと思います。

我はまとめが出来ないですし……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.323 )
  • 日時: 2014/05/07 23:57
  • 名前: seventh slave ◆3uRftiO1f2 (ID: GziRx2aM)

>>322
そうですか…。話題に出したくないものを出してしまってすみません…。
レス消すと返信数は減るけどレス自体のNoは変わらないのか…

まとめは誰も作らないorスレ主さんが帰ってこない場合>>400までで作成しますね
時間が空くか不確定なためずれるかもしれませんが…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.328 )
  • 日時: 2014/05/08 20:53
  • 名前: 翼の勇車 (ID: AEpeyXfK)

>>327
リオレウスがかわいそうすぎて涙が出てきた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.331 )
  • 日時: 2014/05/08 22:44
  • 名前: 翼の勇車 (ID: AEpeyXfK)

番外編〜我が小説の危機〜

勇車「やあやあ皆、集まってくれてありがとう」
カスケ「僕らに拒否権が無いんだから当然だろ」
クック「第一、あの題名見て参加したがらない方がおかしい」
勇車「ま、そうだけど気分だけでもね。さて本題なんだが、題名通りこの小説が危機に立たされている」
ギザミ「あー……なんか分かった気がする」
勇車「ハッキリ言おう。ネタ切れだ」
ペッコ「\(^〇^)/」
アルタス「ペッコ、オワッてるんじゃない、この報告だけで番外編を建てる訳ないだろう?」
勇車「当たり! 現在ダブルサクライザーさんとこのアスト君達とクロスオーバーしてる真っ最中なおかげで時間が稼げてるけど、クロスオーバーが終わる前にネタを考えたいと思う」
トトス「で、どうすんだ?」
勇車「キャラ達に意見を募る!……と言いたい所なんだけど、最近気づいたんだ。君らキャラ達も、中の人たる我と同じ思考にな(殴 ヘボァ!」
ランコ「アタイらをあんたと一緒にするなバーカバーカ、バーカバーカ!」
ゲネッポ「ランネエあんたチ〇ノかいな」
イーオ「H」
ランコ「もうアタイったら天才ね!」
レオ「話がズレまくっている件ヒャッハ!」
勇車「ぐぐ、まあ言いたい事としては、しばらく本編更新が滞るかもしれないですけどエタったりはしないのでよろしくってことです」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.332 )
  • 日時: 2014/05/08 22:46
  • 名前: 翼の勇車 (ID: AEpeyXfK)

>>329
キモインジャーが嫌いなのは我だけでは無いはず。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.333 )
  • 日時: 2014/05/08 22:58
  • 名前: seventh slave ◆3uRftiO1f2 (ID: DttKkJRF)

>>329
キモインジャーが悪役に見える…。
>>331
ネタ切れですか…。
自分が出せる案としては
・自己の分身みたいなキャラを入れてみる(すでに出している場合は…。)
・どのような話の流れになっているかもう一回読み直してみる
・いっそのこと脱線してみる
ですかね?
あと>>331は目次にいれ…ますか?とはいっても編集するのはスレ主さんですけど…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.334 )
  • 日時: 2014/05/09 00:55
  • 名前: 翼の勇車 (ID: P6lN2du8)

>>333
一応番外編と銘打ってありますんで入れていただければ。

分身のようなキャラ……我一応、自称ゴッドスラ〇ンガルなんで、それに見合うモンスターとなると確実に古竜種……。ルーツさんですかね?←阿呆

脱線! それ良いかもです。そだ、主殿に許可を得てもう一個小説書こうかな。……まあ、書くとしても当分先になるでしょうけど。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.335 )
  • 日時: 2014/05/09 18:13
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: OjncWMaM)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 十一章続き

 アストside

「後いないのは、ツバキにセージにルピナスさん、それとシオンか。一緒にこの密林にいてくれたらいいけど」
 アストはこの場にいない三人と一匹の無事を案じる。
「それに関しては多分大丈夫だと思うよ、アスト君」
 ギザミが答える。
「アスト君達と、トトスが見つけた彼女達。いずれも、三、四人で構成されたグループになってる。残るは実質四人だから、残りはクック……つまりボク達の仲間のイャンクックが残っている人達を見つけてくれるはずだよ」
「しっかしよぉギザミ」
 アストとギザミが話す横からトトスが入ってくる。
「クックのヤツが俺様達と同じ状況だとは言い切れねぇだろ。何せこの妙な『ズレ』だ。何が起きても不思議じゃねぇよ」
 そう。トトスの言うことは一理ある。ここがそうだったとしても、向こうはそうでないかもしれない。
 ギザミの言うそれはあくまで希望的観測だ。
「君の言うことは間違っていないぞ、トトスくん。あまり状況を甘く見るのは良くないが、ギザミくんのような前向きな考えを否定するつもりはないぞ。何事も希望を持たなくては、やる気も何もないぞ?」
 トトスの後ろから入るのはニーリン。
 極端な物言いをすれば、ギザミとトトスの発言の長所のみを纏めたような言い方だ。
「まぁ、アレよね。そのクックっつったっけ?」
 ライラも入ってくる。
「今はそいつに頼るしかないからねぇ。アタシ達はここで燻ってるしかないし」
 今はこの大人数の中でいる方が安全で、下手に手を分けるとかえって危険だ。
 ここはクックと言うらしい彼の動きを待っていた方がいいかも知れない。
 アストは自分のクックシリーズを見回してみる。
「あのさ、クックってどんな奴なんだ?」
 アストのその質問に答えるのはトトス。
「んまぁ、一言で言やぁ俺様達のリーダー格。んで、重度のシスコンだ」
「し、しすこん?しすこんって何だ?」
 聞いたことのない単語に困惑するアスト。
「つまりやアスヤン。いつまで経っても姉、もしくは妹離れが出来へん男兄弟のことを指すんや。まっ、よーするに一種の変態っちゅーことやな」
 ここでゲネッポがそのシスコンについて解説する。
「そ、そうなんだ?」
 そんな奴がリーダー格でいいのかと思うアストだった。

 クックside

「クェックシュンッ!」
 突如、クックがくしゃみをぶちかました。
「ニャ?どうしたニャクック」
 セージは突如くしゃみをぶちかましたクックを見やる。
「クェ、何か酷くバカにされた気分がしたんだが、気のせいか?」
「何ニャその具体的な気分は」
 クックが何を感じたのかは知らないが、『ズレ』ではなさそうだ。
「まぁ、クックが無事なのは分かった。ギザミとトトスはどこに向かったんだ?」
 カスケは鼻を擦るクックに問い質す。
 クックはそれぞれ二方向を視線を向ける。
「トトスは海岸線、ギザミは森の方にそれぞれ向かっていった。まずはここを出て海岸線の様子を見に行くべきだな」
「分かった。皆いい?これから海岸線に向かって、セージやツバキの仲間達と合流をしていこう」
 カスケは頷くと、その場の全員に声を掛ける。
 全員が全員頷くと、カスケを先頭に、エリア3に当たる海岸線へ向かう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.336 )
  • 日時: 2014/05/09 18:01
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: s6WtQog3)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 五十一章 アストとツバキ

 バルバレに到着したのは、日が顔を出して間もなくだった。
 そこまでの間、アストはずっとツバキのことを考えていた。
「……俺は、『嘘つき』なんだ。『嘘つき』がユリを守るなんて、ちゃんちゃらおかしい話だったんだ」
 その言葉がアストの心にへばりつき、眠れない夜をさらに眠らせてくれなかった。
(あいつは、何に嘘をついてるって言うんだ……?)
 自分か、ユリか、他人か。
 朝になったら、もうツバキはいつも通りに振る舞っていた。
 ユリのことを一番に考える、生真面目で自己犠牲な少年にだ。
 しかし、今はそんなことを考えている場合ではない。
 今は、バルバレの集会所の席に座っている。
 カトリアとセージがギルドマスターと向かい合って真剣に話し合っている。
 現在状況、ゴア・マガラに関する情報、ユリの保護について……話始めればキリがないだろう。
「んー?どうしたアルナイルくん。辛気臭い顔などして、間抜け面が余計に間抜けに見えるぞ?」
 ニーリンは眉間に皺を寄せていたアストの顔を指でつつく。
「……ニーリンはいいよな。考えることが少なそうで」
 言うつもりはなかったのだろうが、アストはつい卑屈になってしまう。
「おや?いつものアルナイルくんには見られない態度だな。いつも私が挑発的な言葉を口にすれば、いつもの君ならムキになって言い返してくるはずだが、今日はそうもいかないか?」
「っせーな……眠いんだっての」
 アストは机に突っ伏した。
「事と理由が噛み合ってないぞ、アルナイルくん。何があったか知らんが、お姉さんに相談してみるがいい」
 ニーリンは上から見るようにアストの突っ伏している後頭部を見下ろす。
 ちなみに、今このテーブルにはアストとニーリンしかいない。
 ツバキはユリの護衛でここにはいない。
 だったら話してもいいか、とアストは頭を上げると、ニーリンに昨晩の事を話した。
「ふむ……意味深だな。『嘘つき』か……」
 さすがのニーリンも、これには眉を歪ませざるを得ないようだ。
「ツバキは、一体何に嘘をついてるんだろうな……?」
 アストは先程から三回ほど溜め息をついている。
「そう腐るな。溜め息をつくと幸せが逃げるぞ?」
「…………」
 そんな迷信など信じているわけではないアストだが、今だけは何となく信じてしまう。
 もうしばらくして、カトリアとセージが戻ってくる。
「アストくん、ニーリンさん。ツバキくんは、ユリちゃんのところ?」
 カトリアがツバキの所在について訊いてくる。
「アヤセくんの護衛以外何も聞いてませんぞ、イレーネ殿」
 それを答えるのはニーリン。
「そっか。現況を報告するから、ユリちゃんとツバキくんの所に行こうか」
 カトリアはアストとニーリン、セージを連れて集会所を出る。

「え?ツバキくんですか?」
 今ユリとツバキは、寝室用の馬車で住み込みさせてもらっている。
 しかし、今ここにいるのはユリだけだった。
「ツバキくんでしたら、さっきマガレットさんの所に行ってくるって出たばかりですよ」
「マガレットさんの所に?」
 カトリアは目を丸くした。
 なぜ彼がマガレットの診療所に行くのかが分からなかった。
 そのなぜを考えても仕方無いので、カトリア達はマガレットの診療所に向かった。

「ぅっ、んっ……なぁ、もっとギッチギチにしてくれないか?」
「は、はい」
「くっ、うぅっんっ……うん、これくらい、だな」
「本当に、いいんですか?ツバキさん」
 診療所の中で事を終えると、マガレットとツバキは話し込んでいた。
「あぁ。その方が俺にとっても都合がいいし、余計な混乱を起こしたくない。悪いな、マガレット。俺のために付き合ってくれて」
「いえ……でも、大丈夫なんですか?下手をしたら……」
「俺はハンターになってから分かったんだよ。ユリを守るためにも、変わらないといけないってな。こんなことを話せるのはユリと、俺を診たマガレットぐらいなんだ」
 ツバキはその身体にフルフルシリーズを身に付けていく。
「こんなことするくらいなら、最初から……」
 不意に診療所のドアがノックされる。
「あ、はい!」
 マガレットは駆け足で出入り口に向かう。
 ドアを開けると、カトリアが待っていた。
「マガレットさん、ツバキくんいる?」
「は、はい。呼んできますね」
 マガレットが踵を返そうとすると、既にツバキはマガレットの背中にいた。
「俺に何か用ですか?カトリアさん」
「えぇ。先程、ギルドマスターから依頼状を受け取りました。これ」
 カトリアはツバキにその依頼状を見せた。

 未知の樹海に滞在する、ゴア・マガラの狩猟

 ついにこの時が来たのだ。
 これさえ乗り越えれば、ユリは無事に家に帰れる。
「ゴア・マガラの狩猟ですね。カトリアさん、ユリに関する手筈は……」
「ギルドマスターを通じて整えさせています。未知の樹海への出発は、今日の昼過ぎです。何か都合があれば、私の方から打診してみるけど……」
「問題ないですよ。昼過ぎからなんでしょう?」
 ツバキはフルフルアーム同士をぶつける。
「えぇ。アストくんとニーリンさん、セージは大丈夫だから、ツバキくんだけだったの」
 カトリアは後ろに控えさせていたアスト、ニーリン、セージに向き直る。
「予定に変更なし。定時通りです。いいですね?」
 カトリアの言葉に全員が頷く。
 その後は解散となったが、アストはツバキに声を掛ける。
「なぁツバキ、ちょっと来いよ」
「え?いいけど、手短にな」

 診療所を出て、バルバレの外れに来ていた。
「ツバキ、正直に答えてくれよ」
 アストはツバキと向き合う。
「お前さ、無理してるだろ?」
 その言葉で、一瞬だがツバキの肩が動いた。
「ツバキが何にたいして嘘ついてるか知らないけどさ、辛かったらすぐに言ってくれよ」
 アストのその言葉を聞いて、ツバキは動揺する。
 だが、答えるわけにはいかない。
「無理はしてないって。アストが心配するようなことじゃないし」
「そっか……」
 話したくもないことを無理に問い質すほど、アストは強引になれない。
 本人が大丈夫なのだからきっと大丈夫だと、信じるしかない。
「で、用件はそれだけか?アスト」
「あ、うん。邪魔したな」
 アストはその場から立ち去っていった。
 そのアストを見送ってから、ツバキはフルフルメイルに手を押し付ける。
「本当に大丈夫なわけないだろ……お前、優しすぎるんだよ……」
 今日の昼過ぎにはもう出発だ。
 ツバキも準備のためにその場から立ち去った。
「辛かったら、すぐに言ってくれよ」
 その言葉を反芻しながら……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.346 )
  • 日時: 2014/05/09 19:35
  • 名前: 翼の勇車 (ID: P6lN2du8)

>>336
ペッコ「うおおおおやっぱりかぁぁぁぁ!! やはり我が女視目(ジョシガン)に狂いはなかったぁぁぁ!」

>>335
ゲネカク「ギ、ギャオゥ!? (あれ、僕がいない!?)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.347 )
  • 日時: 2014/05/09 19:55
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: XyBYN8CY)

 >>346

ニーリン「腐女子眼(ふじょしがん)の間違いではないか?ペッコくん」

ツバキ「バ、バカ!そんなんじゃないってのっ!」

アスト「そんなん?ってなんのことだよ?」

ツバキ「アストは知らなくていいっ!」

 カクさんについては使いどころが分かりませんでした。すいません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.348 )
  • 日時: 2014/05/10 10:26
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ep9.gDfa)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 五十二章 セカンド・コンタクト

 未知の樹海。
 アストがここに来るのは四回目になる。
 探索で一回、イャンクック狩猟のために二回だ。
 今回のアストはいつもの片手剣ではない。
 その背中にあるのは、深緑をした刺々しくも華美なモノだ。
 ディア=ルテミス。
 チコ村にいた時からライラに頼んでいた、雌火竜リオレイアの素材から作られる、火属性を持ったチャージアックスだ。
 実のところ、化け鮫ザボアザギルから作れる氷属性のシールドスクアーロとも悩んでいた。二つとも作るには金額に余裕がなかったのだ。
 パワーはシールドスクアーロの方が強力だが、シールドスクアーロは扱いによってダメージにムラがあり、かつ斬れ味も良いとは言えない。
 一方のディア=ルテミスはパワーこそシールドスクアーロに劣るものの、斬れ味は良く、多少雑な扱いでもダメージにムラがない。
 片手剣という斬れ味を磨耗しやすい武器を扱っていたアストにとっては、パワーよりも斬れ味を重視する志向を持っていた。
 ちなみにセージと談義した結果、あのゴア・マガラに有効な属性は火か雷だと推測がついている。
 あくまで先入観と憶測に過ぎないが、黒い体表でありながら、火山といった亜熱帯には見られないとなると、まず水や氷は望み薄。それと、フルフルのような種を除けば、翼を持っている飛竜種はその多くが雷属性を苦手としているという、根拠のない答えだが、あながちいい加減な推測でもない。現に、リオレウスやティガレックスなども、雷属性を弱点としている。
 雷属性のチャージアックスは現段階では作れないため、火属性たるディア=ルテミスを選んだというのも理由の一つだ。
「お前を信じとらん分けじゃニャいが、やれるのかニャ?」
 セージはラギアネコアンカーを軽く振りながら、ギルドマスターからの支給品をポーチに受け取るアストのディア=ルテミスを見る。
「ぶっつけ本番も同然だけど、セージに鍛えてもらったんだ。負けるわけないって」
 アストはセージに向き直る。
「今回は相手が相手ニャ。オレのフォローは期待しない方がいいニャ」
 何せ、筆頭ハンターをも簡単に屈服させた相手だ。簡単どころか、困難必至だ。
「おう、頼りにしてるぜ。セージ」
「期待するニャと……まぁいいニャ」
 その側で準備を整えていくニーリンとツバキ。
 ニーリンは妃竜砲【遠撃】に拡散弾を装填する。今回の彼女は狙撃だけではなく、通常の立ち回りや後方援護も考慮しており、通常弾や火炎弾や回復弾、毒弾、それらの調合素材まで持ち込んできている。撃てるものをありったけ用意した、とでも言わんばかりだ。
 ツバキは雷属性の太刀、斬破刀を入念に研磨していた。フルフルシリーズには雷属性攻撃を強化する性能が秘められており、その力によって斬破刀の火力を底上げする。
 これだけ準備を備えているのだ。案外楽に勝てるのかも知れないが、相手は未知のモンスター。油断は出来ない。
「……」
 ツバキは何食わぬ顔で研磨した斬破刀を鞘に納めた。
「やぁどうしたんだいセルジュくん?まるで誰かに恋に悩んで飯も喉を通らなくなった乙女のような顔をして」
 そんな表情をしていたツバキに、ニーリンがいつもの様子で話し掛けてくる。
「どんな顔してたって言うんだよ、ニーリンさん」
「そのままの意味と捉えてくれて構わないぞセルジュくん。恋い焦がれているかは別にして、誰かに言いたくないことを頑なに隠しており、その隠していることがそろそろ限界を迎えている……そんなところかな?」
「……」
 ニーリンとツバキが話し込んでいる様子を遠目から見るアストとセージ。
 二人して何を話しているかは気になるが、今はそれよりもゴア・マガラだ。
「おーい二人とも。狩りの前のブリーフィングだ、来てくれー」
 アストのその声で二人は振り向き、彼の方へやって来る。
 テントの中で、ベッドを真ん中にして四人が円形状になって話し合うのだ。
「まず、俺達は全員ゴア・マガラとの交戦経験がある。だから、懐に飛び込むような立ち回りをしなくても多少は見切れるはずだ。フォーメーションは、ガードが出来る俺がゴア・マガラの正面に立って奴の注意を集めつつ、頭部や前肢に攻撃を仕掛ける。ニーリンは俺の後ろから支援射撃、及びゴア・マガラの索敵範囲外からロングレンジの狙撃。セージとツバキは側面や背後に回り込んでダメージを蓄積させて、転倒を誘発してくれ。奴のバランスが崩れたら、俺がフルパワー属性解放斬りを叩き込む。俺の意見はこんなもんだけど、他に何か意見とかは?」
 ニーリンはツバキを、ツバキはセージを見て、セージは大きく頷いた。
「ウンニャ。このパーティで考えうるベストな戦法だニャ。他に意見を言う間もないくらいニャ」
「そ、そうか?」
 自分の言ったことが正しいと思われたのか、アストは少し自分を褒めたくなった。
「じゃあ、この作戦でいこう。いいな?」
 アストの言葉で、全員がうなずく。
(俺っていつの間にリーダーみたいになってるなぁ……)
 ツバキがパーティに加入してからだった気がする。アストがこんなリーダーシップを発揮し始めるようになったのは。
 まぁ、今はそんなことはいい。
 アストを先頭に、ミナーヴァのハンター達ベースキャンプを出発した。

 最初のエリアに踏み入った瞬間、言い知れない気配を感じた。
 そのエリアの中央で、黒いそれは縄張りの侵入者を感じとり、殺意を放つ。
「いきなりかよ」
 アストはその殺意に対して、同じく殺意の瞳で返す。
「グルウゥゥゥゥッ」
 黒いそれ、ゴア・マガラは地面を四肢に踏ん張らせ、アスト達を睨みながら、咆哮する。
「アァァァァァァァァァァッ!!」
 まるで人の嘆きのような咆哮。
 アストはディア=ルテミスを、ニーリンは妃竜砲【遠撃】、ツバキは斬破刀、セージはラギアネコアンカーをそれぞれ抜き放った。
 狩るか、狩られるか。
「行くぞぉっ!」
 アストの掛け声と同時に、辺りの空気が殺伐としたモノに変わる。
 狩りの始まりだ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.349 )
  • 日時: 2014/05/10 11:41
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 9hJRGpTQ)

4話

渦巻く運命

メイがセロの家に乗り込んだ翌朝、セロはギルドに向かっていた。いつも通りの朝である。森で鳥が鳴き、川で魚が泳いでいる。ギルドに着くと腕を組んでメイが待っていた。
「遅い!何やってんだ!もう7時だぞ!」
「すいません。遅くなりました。弁当作ってて」
「お前料理出来るのか?」
「ある程度は。そんな事よりギルドマスターの所に行きましょう!」
二人はギルドマスターの座るテーブルに向かった。今日はギルドマスターに呼ばれたのだ。ギルドマスターは二人を見ると
「君達はだいぶ互いに慣れただろう。今の君達なら戦う資格があると思う」
「資格って何ですか?」
「今日君たちに頼むクエストはヒプノックの狩猟だ」
二人が聞いたこともないモンスターだ。メイは興奮が抑えきれず椅子から腰が浮いている。
「何ですかヒプノックって、聞いたことがありません」
「百聞は一見に如かずだ。自分で見てこい」
「ならさっさと見に行くか!セロ行くぞ!」
「はい!」
アイテムポーチを点検すると二人はギルドを駆け出した。長旅対策のためメイは様々な物を積んでいる。セロは自分のガーグァの手入れをしている。セロがくちばしを掻くとガーグァは気持ち良さそうに鳴いた。最後の積荷を積み終わり
「準備出来たぞ!」
「じゃあ発進します!」
ガーグァ車が動きだした。徐々に速くなる。振り向くと村が遠くに見えた。目的地までの地図しか支給されていない。目的地は密林。ここからかなり離れている。陽は高く登り眩しかった。途中川が流れの側で休憩をすることにした。静かな水のせせらぎが聞こえる。
「メイさんって料理とかするんですか?」
「全然しない。コンビニ弁当だな。やっぱり」
「へぇー。そうなんですか」
「そういえば、お前の師匠ってどんな人だったんだ?」
「僕にいろいろハンターになる為に必要なことを教えてくれました。父が亡くなってから色々と支えていただきました。片手剣の使い方を教えてもらいました。今はチャージアックスですが」
「優しい人だったんだな。そういえばその武器って何なんだよ?」
「試作武器チャージアックスです。面白いことにこれ、盾と剣を合体させて斧になります。片手剣よりも重いです。瓶とか入っているので」
「へぇ。さて、そろそろ行くぞ」
「そうですね。日が暮れる前に山を抜けないと」
二人はふたたびガーグァ車に乗って川を後にした。
二人が密林の近くの村に着いたころにはもう夜になっていた。しかしまだ何処も店は開いている。まずセロはヒプノックの情報を集めることにした。しかし、全く手間取らなかった。地元のハンターが知っていたのである。彼の話によるとヒプノックは鳥竜種らしく、別名は眠鳥その名の通り睡眠液を吐き出す、この睡眠液は食べ物の眠り草や眠魚で、できているらしい。体力が多く、見事なフットワークでハンターを翻弄する。ハンターの間ではゴミ鳥と言われているそうだ。話を聞いた後、この辺りのモンスター図鑑を買い、近くにあった安い宿に泊まった。次の朝、早速密林に向かった。ベースキャンプに荷物を置き準備万端で出た。密林は二人にとって初めてだった。
「暑い〜。こんなとこに来るなんて聞いてないぞ」
「ビーチがあるらしいですよ。そこで休みましょう」
「マジか。泳げたらなー。防具着けてると重くて泳げない」
「まだ通気性いいからマシでしょう。こっちは完全密閉ですよ」
何気ない会話をしながら歩いていると、熱帯雨林の中に来た。妙な気配がする。僅かだが木が揺れた。何かいる。突然巨体な甲虫が大量に飛び出した。見たことが無い。セロがモンスターリストで調べる。どうやらランゴスタというモンスターらしい。数が多くいちいち相手をしていられない。走って逃げる。暫く走って振り向くともう追ってきてはいなかった。
「なんなんだよ。あれ。気色わりい」
「ランゴスタって言う甲虫らしいです。」
息を整えて辺りを見た。ふと何がいる。こちらに気付いたようだ。威嚇している。それは尾に七色羽根の付いた鳥竜種だった。恐らくあれがヒプノックなのだろう。見た目は可愛らしい。出来れば捕獲したい。
「尻尾の羽根いただくぞ!」
メイが突っ込む。メイが確かに斬ったと思った。しかし斬撃は華麗にジャンプされ避けられた。さらにメイの後ろにまわった。
「しまった!」
睡眠ブレスを喰らった。メイは倒れて寝てしまった。ヒプノックが突進する。
「無茶するから……オラ!」
セロはメイを斧で吹き飛ばした。間一髪だった。
「いって!何すんだよ!」
「ヒプノックの餌食になりたかったんですか!」
ヒプノックが攻撃体勢になる。セロとメイは武器を構えた。

続く

全然更新できない。すいません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.351 )
  • 日時: 2014/05/10 21:54
  • 名前: アクア@オワタの人 ◆pVZdWIZl7M (ID: IW3ydmpd)

ほぼ、失踪している存在のアクアでございます
ネタがないしで、思いついたらついたらで他の筆者様たちと被ってそうな
気がするしでどうしましょう。
頭の中がそのまま、文章に写せたらいいのに...
と前置きが長いですが生存報告です、地獄は逝って見たいです鬼灯様に会いたい
けど小説はまだ更新が無さそうになります、スミマセン

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.352 )
  • 日時: 2014/05/10 23:11
  • 名前: 煌星 (ID: 5AusC2V8)

第3話

超難関クエに向けて2人は準備をしようとギルドを出たら
「2人とも、話は聞いてるよ。難関クエ手伝いよ」
と見覚えのある一人のハンターが声をかけてきた。彼は晴【ハル】
「この3人が揃うのは久しぶりだな」
輝が言い2人は頷いた
そして3人はガチ狩猟の準備をした
翌日
3人はギルドへと向かい
クエストを受け 狩猟を始めた
闘技場に着き3人は支給品BOXを覗いたが支給品は取らなかった
闘技場内に入るとそこは
まさにモンスターの地獄箱のようだった3人は武器を構え戦闘態勢に入った


次でやっと狩猟に入ります
その前にメイン3人の紹介を
します

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.353 )
  • 日時: 2014/05/10 23:33
  • 名前: 煌星 (ID: 5AusC2V8)

メイン3人のキャラ紹介

輝[コウ]
武器 主に大剣 剣斧 弓
防具シルバーソル等
ガチ防具スキル重視の混合系
ガチスキル
真打
挑戦者+2
弱点特攻
回避性能+1
一番俺に近いキャラで主人公
武器は発掘武器より
攻撃型剣士

鈴[リン]
武器 主に太刀 ライトボウガン
防具ゴールドルナ等
ガチ防具サポート系混合
ガチスキル
真打
状態異常攻撃+2
ボマー
設定としては
殆どの攻撃をF回避可能な腕
輝のパートナー
サポート系剣士

晴[ハル]
武器 主に大剣 剣斧
防具エクスゼロ等
ガチ防具発掘よりの攻撃重視
ガチスキル
真打
軽業師
舞闘家

ぼほ発掘武具を掘っており
様々な複合スキルをつけた防具をよく着る
攻撃よりだがあまり前へは出ない
こちらも輝のパートナー


ちなみにこのスキル構成は
実際不可能です
3人は特別な護石を貰ったため
このスキル構成ができます
基本防具が希少種になってるのは
わざとです、はい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.354 )
  • 日時: 2014/05/11 12:19
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gcaVn0mW)

クック「俺の汚名挽回頼んだ」
勇車「あー……うん(えー、せっかく面白いのに……)」

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

十二章 初めての……

セージside

「よし、それじゃあ行くか」
カスケはそう言うと、エリア9に繋がる出口へ向かう。ここを通るのがエリア3こと海岸線へ向かう最短ルートだからだ。しかしクックは、最初に入ってきた天井の穴の下へ移動した。小柄なルカはともかく、クックでは大きすぎて出口が通りづらいのだ。
「……」
それをじーっと見つめるシオン。
「……乗るか?」
気付いたクックが一言そう言うと、目を輝かせて走っていくシオン。
「他のも乗れ。三人ぐらいなら問題なく乗せられる。ルカ、お前もアイルーぐらいは乗せられるだろう、セージを乗せてやれ」
「い、良いのか?」
モンスターに乗れると聞いて驚くツバキ。
「ああ。ただし、しっかり掴まってろよ」
そう言い、しゃがんで乗りやすいようにする。
「ど、どうぞ……」
「済まないニャ」
クックにツバキとシオン、ルピナスが乗り、ルカにセージが乗った。
「わはーっ、ルカちゃんより高いですっ!」
「あまりはしゃぐな。落ちるぞ?」
そう言い、バサバサと羽ばたくクック。続いてルカも飛び始めた。
「うお……」
「これは乗り攻撃するのとは一味違うニャ」
「す、凄いですーっ!」
各々が喋る中、二匹が飛び去っていった。
「よし、僕らも行くか」
「そうだね……ってうわっ!?」
不意にミズキをくわえて背中に乗せるゲネスケ。
「乗せてくれるの?」
嬉しそうにギャオッと鳴くゲネスケ。
「あははー、じゃあ先に行ってるねー……」
カスケとネオに申し訳なさそうにそう言うと、ゲネスケに乗って走り去って行った。
「……仕方ないよな、ミズキだし」
「カスケの仲間とか以前に、ミズキは超大陸モンスター達とその仲間に好かれすぎにゃ」
ネオはカスケをジト目で見ながらそう言い、エリア9へ向けて歩き出したのだった。

アストside

「なっ、ちょっとトトス、ゲネッポ。クックは変態じゃ無いでしょ。リーダーシップは人一倍だし、ルカにだってそんなに甘やかして無いじゃん」
「おーザザヤン、あんちゃんだってミズキにゾッコンやないか」
「うえっ!?」
ゲネッポに指摘され、動揺するギザミ。
「気付いとらんと思っとったんかいな? 大体あのゴア・マガラとの闘いの時出したあれは愛の力そのものやろ」
「あ、あれは狂竜ウイルスが変質した……」
「なんで変質したんかいな? ミズキが危険な目に会ったからやろ。それだけで狂竜ウイルス変質させるのは愛の力以外考えられんわ。芸人の勘、舐めんほうがええで」
ギザミとゲネッポの問答を聞いて、終始「?」なアスト達であった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.355 )
  • 日時: 2014/05/11 05:27
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: mkmdBJ1l)

 >>354

 夜勤の帰りナウです。
 セージ、クックsideの次の目的地は3に向かうはずじゃありませんでした?まずはトトスが向かったはずの海岸線に向かうってくだりが僕のターンだったんですが、カスケくんったらエリア8に向かってるじゃないですかー。
 これはどうしましょ?
・エリア3の海岸へ向かう ←トトスがいるだろうし合流しよう
・エリア8に行く ←何をしに?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.356 )
  • 日時: 2014/05/11 12:15
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gcaVn0mW)

>>355
すいませんミスりました!orz
正しくはエリア9です。エリア7エリア3へ行く途中の描写も少し入れた方が良いかと……。
訂正しておきましたので……。

どうでもいいですが、夜勤ってもしかして、サクライザーさん社会人だったりします?(((;゚Д゚))ガクガクブルブル

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.357 )
  • 日時: 2014/05/11 12:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: yzLtjMny)

 >>356

 あまり個人的なことは暴露したくないんですが……これでも高校生ですよ。ただ、学費のためにバイト先と学校に無理を押し通して夜勤入れてもらってるだけです。授業が次の日って時は夜勤を避けるってだけで、そうじゃない日はフツーに一晩中起きてます。で、ここの小説は休み時間の10分で300文字くらい書いてます。だから起きたのはつい20分前です。今日は夕方を丸々勤務に費やしてるんで、夕方までに更新しようかと。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.358 )
  • 日時: 2014/05/11 13:21
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gcaVn0mW)

>>357
……なんかすいません。言いたく無い事を言わせてしまったようで……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.359 )
  • 日時: 2014/05/11 16:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: mkmdBJ1l)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 十二章続き

 セージside

 鍾乳石の洞窟を抜けたその先には、目映いばかりの蒼が広がっていた。
 熱帯雨林のような林の向こうに、蒼海が広がっている。
 だが、その波打ち際にはキレイに二枚卸しにされた巨大な魚のようなモンスターが横たわっていた。
「まさかっ、トトスッ!?」
 ミズキはゲネスケから飛び降りてそのトトスらしき屍に駆け寄る。
「落ち着いてミズキ、それはトトスじゃないよ。ガノトトスの、亜種だね」
 カスケは冷静にその横たわるガノトトスと言うらしいモンスターに着眼する。
「あ、ほんとだ……トトスはこんなに緑色じゃないもんね」
 ホッと胸を撫で下ろすミズキ。
 クックはそのガノトトスに近づく。
「このやられようは、トトスのトトス・カノンだな。まだ死骸が腐敗しきってない、と言うことは、トトスがこのガノトトス亜種と交戦、倒したばかりか。だとしたら、近くにいるはずだが……」
 クックはキョロキョロと首を回す。
「あらぁ、あんまり美味しくなさそうなお魚ですねぇ」
 クックの背中の上で、ルピナスがそんな評価を下している。突っ込むところが違う気がするがスルーした方が良さそうだ。
「ん?」
 ツバキはクックの背中から降りると、地面にしゃがみこんだ。
「どうしたニャ、ツバキ」
 ルカの背中の上のセージが、ツバキを見やる。
 ツバキは地面に転がっていたそれを拾ってきた。
 それは、使い古したカラ骨だった。
「多分これは、ニーリンさんの空薬莢だ。ここでニーリンさんが戦闘を行っていたのは間違いないかもな」
 よく見れば同じような空薬莢がいくつも転がっており、地面を埋め尽くしていた。どれだけ弾を撃てばこんな状況になるのだろうか。
 その瞬間、ネオは青ざめた。
「まさかっ、そのニーリンさんって言う人、トトスと戦ったんじゃないかにゃっ……!?」
 しかしネオのその憶測をカスケが否定する。
「多分それはないよ、ネオ。トトスは荒くれものだけど、好戦的じゃないから、話の分かるヒトを傷付けたりしない。大方、ここじゃないどこかで武勇伝を披露してるんだと思うよ」
「そ、そっかにゃ……」
 クックはここから分岐しているいくつかの道を一瞥していく。
「どうするカスケ。エリア10の孤島はトトスの関知の外だが、一応ギザミのテリトリーになっている。ギザミは森を見に行くとは言ったが……」
「そうだね、可能性はゼロとは言い切れない。夜になって潮が満ちてからよりかはいい。先にエリア10に向かおうか」
 クックの意見を取り入れたカスケは、波打ち際に足を踏み入れていく。他の皆も続いていく。

 アストside

「んでよぉ、そこで俺様のトトス・レーザーが炸裂して……」
「ふむ、聞けば聞くほど不可解かつ無理解な想像に頼る武勇伝だな、トトスくん」
 トトスが自分を称えるトトス武勇伝を披露している。
 ほとんどの者は呆れてものが言えない状況だが、ニーリンだけが真面目に聞いていた。
「そういう私はだよ、トトスくん。工房試作品でなぁ、ガノトトスの水ブレスを応用したロングスナイパーライフルや、リオレウスの火球ブレスを再現したラケーテンバズーカを使ったことがあってなぁ。それに驚いて引っくり返るゲリョスのリアクションが面白いこと面白いこと……」
「マァジでぇ?カッケェなオイ!」
 ニーリンはニーリンでよく分からない話を持ってきている始末である。
 もはや、トトスとニーリンの間に入ることは不可能だ。色んな意味で次元が違いすぎる。
「それとそれとだ、あの超絶デブのグラビモスとやり合った時なんだけどよぉ。俺様の亜空間タックルによってかすってもねぇのに、そいつがボールみたいに跳んでくのよ。いやぁバウンドしていくデブを見たときは爆笑もんだったわぁ」
「おぉ、グラビモスで思い出したぞトトスくん。グラメガキャノンというヘビィボウガンを使った時だったんだがなぁ、なんとそのボウガンは弾が装填できないんだ。じゃあ何だコレはと引き金を引いた時だったよ。ボウガンからグラビモスの熱線が照射されたのさ。真っ白なフルフルが真っ黒になった時は片腹が痛くなってしまったよ」
 ……もう収拾がつかない。というかニーリンはデタラメなことしか言っていないが、トトスは面白がっている。
 ふと、ギザミは海辺の方を見やる。
「そう言えば、ビーチの方とか見てないな」
「ギザミくん?どうしたの?」
 アストとユリに手を繋いでもらいながら、カトリアはギザミに話し掛ける。だいぶ打ち解けてきたようだ。
「ちょっと席はずしますね、カトリアさん。すぐ戻りますから」
 そう言うと、ギザミは少し離れてからハサミを地面に突き刺して地中へ潜っていく。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.360 )
  • 日時: 2014/05/11 15:12
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: i6TrD3Kq)

近況報告。
失踪はしていない(キリっ
以上。(おい)

ちょくちょく顔出す。かも。(断言はできないw)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.361 )
  • 日時: 2014/05/11 16:38
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gcaVn0mW)

>>359
ヒジョーに些細な事ですが誤解を避ける為に一応修正点をば。孤島はエリア9では無くエリア10です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.362 )
  • 日時: 2014/05/11 16:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: mkmdBJ1l)

 >>361
 
 おっと申し訳ありませんでした。
 修正しました。
 ちなみにニーリンの言うロングスナイパーライフルやらラケーテンバズーカなんぞは全部デタラメの嘘八百です。
 
ニーリン「まぁ、全部嘘なんだが」

トトス「なんじゃそりゃあっ!?そんだけの設定一瞬で考えたのかよ!」

ニーリン「はっはっはっ。誉めても何も出ないぞ、トトスくん」

トトス「誉めてねぇぇぇぇぇっ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.363 )
  • 日時: 2014/05/11 23:27
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gcaVn0mW)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

十三章 孤島へ

セージside

「よし、着いた」
エリア10こと孤島に到着した一同。
「ほら、もう良いだろう」
しゃがんだクックの背中から降りるルピナス。同時にルカの背中からシオンも飛び降りた。『靴や服が海水で濡れるのは嫌だろう』というクックの粋な計らいで、ハンター達以外は乗せて貰っていたのだ。
「濡れるのはやっぱり気分が悪いにゃ」
「そうかニャ? 俺は気にならんがニャ」
猫らしく身震いをして水気を取るネオと腕を組みながら話すセージ。その後もネオは『ベタベタするにゃー』とか愚痴っていたが、口調から察するに久々に他のオトモアイルーと話が出来て嬉しいのだろう。
「おーいギザミー、居るかー?」
「なあ、ギザミってどんな奴なんだ? 名前から察するにショウグンギザミだろ?」
林に向かって呼びかけるカスケへ質問するツバキ。
「甲殻種ってあんまり良い印象が無いんだが……」
「あー、まあ無理も無いよね。それとまず言っておくと、ギザミはショウグンじゃなくてダイミョウだよ」
「へえ、じゃあ盾蟹か」
「性格に関しては……まあ、百聞は一見にしかずって言うしね。会ってからのお楽しみってとこだよ」
この時自らの脇でネオがニヤニヤしていた事にツバキは気付いていなかったのだった。
(ギザミの外見と性格のギャップは凄いにゃ。初見の彼等の反応が楽しみだにゃ)

ギザミside

エリア9をカスケ達が後にしてちょっとしたころ、エリアの中央が突如隆起し、中から巨大な赤いハサミが飛び出す。そしてその全容を現した。
「ふう、エリア9はトトスの管理下だし、ボクも滅多に来ないから地面が硬いや」
そう呟いたギザミは身震いしてヤドにに乗っている土を払い落とすと、辺りを見回す。
「うっわー、トトス、随分と派手にやったみたいだね……」
二枚卸しにされた緑色のガノトトスを見ていると、その飛び散ったどす黒い血とは違った鮮やかなピンク色が目に入る。
「これは……クックの鱗だね」
クックの鱗は普通のイャンクックの物とは比べものにならないくらいの光沢があり、また強度も本物の飛竜種の物をも遥かに凌駕する。ミズキがクックシリーズを作りたいと言った時も、流石に皮膜などは無理だが鱗が剥がれ落ちた時に提供していた。それによって作られた防具は異才な輝きを持つ物となり、性能も古龍防具並の物だった。
話が逸れたが、それがクックの鱗ということはすぐに分かった。
「たぶんトトスがこのガノトトスを倒した後だね。んー……あ、潮風に大好きな匂いが」
鼻に自信のあるギザミは潮の香りに混ざった大好きな人のシャンプーの匂いを嗅ぎ分けると、自分のテリトリーであるエリア10、孤島の方を見つめた。
「よし、行こう」
そう言い、再び地面を潜行して孤島を目指すギザミであった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.369 )
  • 日時: 2014/05/12 20:52
  • 名前: 翼の勇車 (ID: xu4iCwuw)

>>367
ハイパー☆セルタスにダメージを与えた事に対して我が小説のキャラ達が宴会開いてるんですが。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.370 )
  • 日時: 2014/05/13 12:05
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: .CN0nj9E)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 十三章続き

 セージside

 しかし、カスケが林に向かってギザミと言う彼を呼んでも反応が返ってこない。
「アテが外れたかな?」
 どうやらギザミはここにはいないらしい。
 そう思った瞬間、林の中心が突然隆起した。
「「!?」」
 ツバキとセージはその隆起した地面に向き直って、それぞれ斬破刀とラギアネコアンカーの柄に手を掛けて、すぐに離した。抜く必要はないからだ。
「よっこらしょっと」
 地中から、巨大な赤い甲殻類が現れた。
 カスケとミズキはそれを見て駆け寄った。
「ギザミ、どうだった?」
「カスケにミズキ、探しに来てくれたんだ?」
 表情の見えないこの甲殻類、ギザミは甲殻類独特の顔でカスケとミズキと普通に会話している。何ともシュールな光景だ。
 そこにクックも入ってくる。
「ギザミ、お前『も』そうだったのか?」
 ギザミはクックに向き直る。
「クック。『も』?と言うことは、クックもそうなんだね?そこにいる彼女達、その仲間かな?」
「恐らくな。これも何かの因果か……。何にせよ、俺から言わせてもらう。俺は先ほどエリア7で、俺の亜種と交戦した。まぁ大したことはなかったがな。そして結果的に彼女達を助けた形になって、ルカもやって来た。状況が落ち着いてから、お前達と合流しようとここへ来た次第だ」
「そっか。ボクの方も似たり寄ったりだね。ボクはエリア1の方に向かったんだけど、そこに彼女達の仲間、かな。それと、ボクの亜種がいたんだ。ギザミ・クロスクラッシャーで沈んでくれたけどね。それから、トトスとも合流して、ゲネッポも遊びに来たみたい」
「トトスとは先に合流したのか。ガノトトス亜種の死骸が転がっていたから、そうかとは思っていたが」
 クックとギザミが話し込んでいる間から、ミズキも入ってくる。
「二人とも、積もる話は後にしようよ。ツバキくん達、待ってるよ」
 クックとギザミはミズキのその言葉で、待ち人がいることを思い出す。
「そうだな、トトスと合流するのが先決だな」
「じゃあ、エリア2に行こうか。皆そこにいるし、先に行ってるね」
 そう言うなり、ギザミは再び地面にハサミを突き刺して地中へ潜っていく。
 先程と同じ体で、クックの背中にシオン、ルピナス、ツバキが、ゲネスケにミズキ、ルカの背中にセージという形になる。

 アストside

「なぁアンタ、カトネエやったか?」
 ゲネッポは、先ほどからアストとユリに手を繋いでもらっているカトリアに話し掛ける。
「!!」
 しかし、ゲネッポにはまだ慣れていないのか、カトリアは慌ててアストの背中に隠れてしまう。
 それを見かねてか、ライラがカトリアとゲネッポの間に入ってくる。
「大丈夫だってカトリア。アタシ達、こいつに助けてもらったんだから、カトリアが可愛いからって取って食ったりしないよ」
「ツッコミ所満載な発言やなライネエ。そらぁカトネエはべっぴんさんの中のべっぴんさんやけど。やろ?アスヤン」
 ゲネッポは不意にアストに矛先を向ける。
「え、俺かよ?えーっと……ま、まぁ、カトリアさんはすっごい可愛いってか、美人だし……こうしてくっつかれてると、その……ってか、カトリアさん?こいつらは俺達を襲ったりしないですからそんなに俺にくっつかなくても……」
 そう言いながら、背中にいるカトリアを見やるアスト。
 ふと、カトリアの前髪とアストの鼻先が当たる。
(あ、カトリアさん、いい匂いするな……)
「ぁ、アスト、くん……?」
 カトリアは近くにアストの顔があることに動揺しているのか、頬を薄赤く赤らめて戸惑っている。
「え、あっ!?すっ、すすすっ、すいませんっ!」
 アストも自分の状況に気づいてか、慌てて顔を逸らす。
(なっ、何カトリアさんの匂い嗅いでんだ俺は!?)
 自分でも分かるほど顔が真っ赤になっている。
「おーおー、初々しいのぉ。ホンマ男の子やなぁ、アスヤン」
「ヘタレすぎて見てらんないねぇ……」
 ゲネッポが冷やかし、ライラは哀れむように溜め息をつく。
 他の周りのトトスやミナーヴァのメンバーもうんうんと頷いている。
「ラッ、ライラさんっ!ヘタレってなんですかヘタレって……」
 アストが反論しようとした時だった。
 不意にすぐ側で地面が隆起し、赤いハサミがはいでてくる。
「きゃあぁぁぁぁぁっ!?」
 それに驚いてか、カトリアはアストにぎゅっと抱き付いた。
「ちょっ……!?」
 アストは不意にカトリアに抱き付かれてそのまま押し倒されてしまう。
「んなっ、カッ、カトリアさん!?ギザミですよギザミ!彼ですってばぁっ!」
「〜〜〜〜〜ッ!!」
 カトリアは聞いていない。
「リア充爆発しやがれぇ!」
 トトスは若干キレ気味に声を張り上げる。
 
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.371 )
  • 日時: 2014/05/13 18:10
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: AEaPqVtJ)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 五十三章 狂気の黒蝕

 まずはフォーメーション通り、アストが正面から、セージとツバキが側面から、ニーリンが後方から。
「グオォアァッ!」
 開幕一番、ゴア・マガラは突進してくる。
 セージは左、ツバキは右へ散開する。
 ニーリンはまだ妃竜砲【遠撃】は展開させずに、身軽な状態でゴア・マガラから離れる。
 アストは右手のディア=ルテミスの盾を構え、身を守る。
 ゴア・マガラの巨体とディア=ルテミスの盾が激突する。
「うおぉっ」
 アストはしっかりと踏ん張り、吹き飛ばされないように堪える。
 多少押し切られたが、ゴア・マガラはそこで止まる。
 チャージアックスの盾は大きく重い分、片手剣よりも堪えられる。ランスやガンランスには劣るものの、その防御力は高い。
 ゴア・マガラのやや右斜め前から、ニーリンが妃竜砲【遠撃】を構え、ペイント弾を放った。
 放たれたそれはゴア・マガラの横腹にぶつかり、刺激臭を撒き散らす。
「はあぁぁっ!」
「ニィヤアァァッ!」
 左右より、ツバキとセージがそれぞれ斬破刀とラギアネコアンカーをゴア・マガラの後ろ足に叩き付ける。
 どちらも雷属性を纏うそれは、斬撃と共に稲光を放つ。
 アストも体勢を素早く立て直すと、ソードモードのディア=ルテミスを振り上げ、踏み込んだ。
「喰らえっ!」
 袈裟懸け斬り、斬り上げ、身体を回転させての一撃。ワルキューレの甲板で散々行った一連の攻撃だ。たった三日しか使っていないが、アストは僅かの狂い程度でゴア・マガラの前足に当てていく。
 雌火竜リオレイアの素材を用いて作られたそれは、発揮できる性能を遺憾無く発揮し、斬撃に火炎を噴かせる。
「ガルゥアァッ!」
 ゴア・マガラは立て続けにアストを狙う。
 半歩だけ足を退かせると、首を右側面に持ってくる。
 船の上でも見せた、凪ぎ払うブレスだ。
 その威力を身を持って知っているアストは、その動作を見て瞬時に反応する。
「懐の方が!」
 アストは前に転がって受け身を取りつつ、ゴア・マガラの腹の下に潜り込む。
 結果、ゴア・マガラのブレスは右から左に振り抜かれたが、既に目の前から姿を消しているアストに当たるはずもなく、空振りする。
 その隙を、アスト、ツバキ、セージは一斉に攻撃する。アストは横腹、セージは右後ろ足、ツバキは尻尾を狙う。火炎と二つの雷がゴア・マガラの周りで暴れまわる。
「悪いが、私は出し惜しみはしない主義でね」
 十分な間合いを取り終えたニーリンは妃竜砲【遠撃】に火炎弾を装填し、しっかりと狙わずに引き金を引く。しかしそれは正確にゴア・マガラの頭部に命中し、火薬草の発火物質が炎を放つ。
 瞬く間に三発の火炎弾がゴア・マガラの頭部を捕らえた。
「グアァァッ!」
 ゴア・マガラは頭部に火炎をぶつけてくる不埒者、ニーリンに向き直ると、頭を振り上げて黒い塊のような、狂竜ブレスを放つ。
 ニーリンは慌てずにそれを回避し、手早く次の火炎弾をリロードする。
 狂竜ブレスは岩肌にぶつかると弾け、気味の悪い紫色の煙のようなそれを撒き散らす。あれを吸い込むと、体内に異常が生じるのだとマガレットから聞いている。
「まぁ、私にそんなものには当たらないがね」
 ゴア・マガラが先程から前面しか狙わないおかげで、剣士二人とセージは攻撃を重ねていく。
 アストのディア=ルテミスに内蔵されたビンが赤く輝く。ソードモードによる斬撃によってエネルギーが蓄積されたのだ。
 一方のツバキは、斬破刀による斬撃の積み重ねによってか僅かに赤く発光しているように見える。太刀と言う武器は、斬撃を当てることで刀身に「気」が練られ、斬れ味や刃の強度を高める性能を発揮する。これを「練気」と呼ぶ。さらに、その練気を解放することでより強力な斬撃を放つ「気刃斬り」を行うことが出来るのだ。
 アストは一度ゴア・マガラから離れると、ソードモードのディア=ルテミスとその盾を合体させ、剣のエネルギーを盾に供給する。
 ツバキは一度斬り下がって間合いを空けると、直ぐ様軸足を回転させながら踏み込む。その際に練気を解放し、赤い光が鋭く輝く。
「せいぃっ!っしゃあっ!はあぁぁっ!」
 左斜め下から右斜め上へ大きく斬り上げ、そのまま水平に斬り抜き、再び斬り上げ、振り上げた勢いを一気に乗せて力強く降り下ろした。
 だが、ツバキはそこで止まらずにさらにもう一回転する。
 足腰、肘、肩、手首、全身を回転させて遠心力と共により強い練気が解放される。
「りゃあぁぁぁぁぁっ!!」
 烈迫の勢いを乗せて、ツバキは斬破刀を大きく水平に振り抜いた。
 振り抜かれた斬破刀は一筋の閃光となってゴア・マガラの後ろ足を斬り裂いた。
 気刃大回転斬りと呼ばれる、太刀の必殺技だ。
 極限まで練気を解放し、太刀の切っ先に乗せて放つのだが、全身に限界を求めるために放ちきった後はその反動を殺さなくてはならないためすぐに回避は出来ないが、その威力は折り紙つきだ。
「グオォッ?」
 ツバキの気刃大回転斬りを受けて、ゴア・マガラはわずかながら仰け反った。効いている証拠だ。
 そのツバキは反動を殺すためにもう一回転し、同時に斬破刀を鞘に納める。
「やるな、ツバキ。俺も負けられないっ」
 アストはツバキの気刃大回転斬りを見て気持ちを昂らせ、ゴア・マガラに接近する。
「今度は俺の番だぜぇっ!」
 そう叫び、アストは剣と盾を再び合体させる。
 盾にエネルギーを供給するのではない。
 このチャージアックスのもうひとつの姿を見せるためにだ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.378 )
  • 日時: 2014/05/13 21:33
  • 名前: 10倍のなんとか ◆FGU2HBsdUs (ID: PpZLPr3q)

>>377
今さらですが文字化け解消おめでとうございます
あのときはきつくあたりすぎました…すみません

さて本題
もし今自分が復帰したらどうおもう?
失踪期間みじけぇな!!とかなぜ帰ってきたとかなんでも、どうぞ。
あ、たとえ復帰してもあの消した小説はもう書かないよ

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.379 )
  • 日時: 2014/05/13 23:50
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9v8UVU6/)

>>378
!!!!! も、戻ってきて下さるのでしたらどれだけ嬉しいことか……。
新しい小説書くにしてもコメントに徹するも良いとおもいます!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.380 )
  • 日時: 2014/05/14 01:03
  • 名前: 翼の勇車 (ID: g3CnQZqR)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

十四章 ミナーヴァ再集結

ギザミside

エリア2に戻ってきたギザミ。しかしそこには、かなりカオスな光景が広がっていた。カトリアがアストに抱き着き、アストは顔を真っ赤にしてわたわたし、トトスが怒号をあげている。
「え……あ、カ、カカカトリアさん、ボクです大丈夫ですよ!?」
数秒後それが自分の登場が事の発端だと気付いたギザミは、カトリアからの精神攻撃とブレスを本気で溜め始めているトトスからの物理的攻撃からアストを守るため、必死にアピールする。
「ふ、ふえ? あ、ギザミくん……」
自分が全力でアストに抱き着いていた事に気付いたカトリアは顔を真っ赤にし、しかしやはりその後ろに隠れて言う。恐らくギザミでは無く、ゲネッポやトトスが恐いのだろう。
「(ギ、ギザミ助かった……)」
「(ボクのせいでこうなったんだから気にしないで)」
アストとギザミはアイコンタクトで会話する。
「あ、そうだ! カトリアさん達の仲間、見つかったよ!」
「ほ、本当!?」
「多分そろそろ来るよ」
すると、まるでタイミングをはかったようなタイミングで二匹のモンスターが空から降りてきた。
「カトリアッ!」
「ユリ!」
早速降りたのはミナーヴァを代表する保護者二人(一人と一匹)、セージにツバキだ。
「ありがとうございましたぁ」
「上からの景色凄い綺麗でしたっ」
ゆっくりと膝を曲げて降りやすくしてくれたクックから、さらにルピナスとシオンが降りる。
「またのご利用をーっと。皆待たせたな。ついでに三人も連れて来たぞ」
「おわっ、人がいっぱい……」
「想像以上に多かった……」
「セージ先輩……いやセージ先生のほうが響きは良いにゃ……」
男女のハンターと、一人(一匹)考え事をしているらしきオトモアイルーがエリア3の方からやってきた。女性ハンターは何故かゲネカクに乗っているが。
「は、始めまして。私、ミズキといいます。近くの村でハンターやってます」
「同じくハンターのカスケです。よろしくお願いします」
「ミズキのオトモ、ネオだにゃ」

~数分後~

「なるほど……つまり要点をまとめると、いずれも奇妙な『夢』の後に異変が起きている、モンスター達は『ズレ』というのを感知できる、その『ズレ』の場所には必ず彼等がいた、そのいずれもピンチに陥っていた……こんなところかな?」
カスケが持ち前のリーダーシップでまとめる。先程皆で自己紹介し、一旦情報交換をすることになった。
ちなみに『ズレ』は例の亜種達によるものという説も挙がったが、それではゲネッポについて説明出来ないので否定された。
「ま、今こうやってうんうん唸っててもどうにもなんねぇだろ。せっかくミズキ達以外の人間と話ができるんだぜ? あーそういやさっきペッコ呼んだよな。そろそろ来るんじゃねぇか?」
「あいつがおると他の超大陸メンバー全員呼べるんやしな」
珍しく的を得た事を言うトトス。ペッコ、その登場をしばし待つことにしたのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.381 )
  • 日時: 2014/05/14 11:04
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: hQYtkqzJ)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 十四章続き

 アスト、カトリア、ミズキside

「セージ先生っ、どうすれば空気にならずにその場で目立てますかにゃ!?教えてくださいにゃ!」
 ペッコを待つばかりと言う中、ネオは突然セージに対して土下座をした。
「……ニャ?」
 当然、セージは何のことかさっぱりなので、土下座するネオを見て蒼い瞳を丸くするだけだった。
「自分はこれでも元は名の知れたベテランオトモアイルー!しかししかし、ミズキがクック達超大陸のモンスターと仲良くなってからは、その存在感がまるで皆無に!このままでは他の奴らから「このネコ誰だよ」とか言われてしまう始末ですにゃ!どうかこの不肖者に、ネコの目立ち上手の術を……」
「何が言いたいかはまるで分からんがニャ、とりあえず頭を上げて落ち着けニャ。話くらいは聞いてやるニャ」
「ははーっ、ありがたきにゃーっ」
「だから頭を上げろと言っているニャ」
 オトモアイルー二匹のやり取りを遠くから見ているのは、ミズキ、アスト、カトリアだ。
「なぁミズキ?なんだアレ」
 アストはミズキを見ながら、二匹に指を差す。
「さ、さぁ?」
 ミズキはネオのあまりの真剣さに若干引いていた。
 カトリアはアストから手を離さずに、ミズキに話し掛ける。
「えっと、ミズキさん?」
「は、はい、カトリアさん」
 カトリアに話し掛けられ、ミズキは戸惑いながら応える。
「超大陸、だっけ。そのモンスター達と一緒にいて、怖いとか思ったことないの?」
 そもそも、ヒトとモンスターが(アプノトスやアイルーなどは別にして)共に過ごしているというのが本来あり得ないことなのだ。
 アストやカトリアにとって、いや、普通からすればモンスターは恐怖の対象でしかない。
 いくらイャンクックを狩り慣れているアストでも、あのイャンクック特有のギョロリとした目で睨まれたら、一瞬だけでも足を竦めてしまう。
「最初は怖かったですよ。っていうか、モンスターがペラペラヒトの言葉喋ってるのが本来変なんですけどね。私は、その環境に慣れただけですよ」
 なるほど、特別なことはなにもしておらず、ただ慣れただけのようだ。
「カトリアさんは、何でそんなに怖がってるんですか?ギザミとなら普通に接してますし、わざわざアスト君の後ろに隠れなくても……」
 そのミズキを、アストは制する。
「ちょっと、な……」
 カトリアから全てを聞かされているアストは、その全ては答えずに、カトリアは過去に心的外傷を受けてしまったことと言うことだけを答えた。
 それを聞いたミズキは申し訳なさそうに頭を下げた。
 
 
 ユリ、ゲネッポ、ギザミside

 その傍らで、ユリとギザミ、ゲネッポは他の仲間達の前に立っていた。
「えー、ショートコント、ジャンケン勝負〜!」
 ゲネッポは大きく声を張ると、他の仲間達にユリとギザミが見えるように横へ流れる。
 ユリとギザミが互いに向き合っている。
「いくよ、ギザミくん」
「あぁ、真剣勝負だね。ユリちゃん」
 互いが互いに、瞳に炎を揺らして右手に力を込める。
「最初はグー!」
「ジャンケン……」
「「ぽんっ!!」」
 ユリはパーを、ギザミはチョキ(?)を出している。
「っていうかボク、チョキとグーしか出せないじゃん!?」
「それに対してパー出してる私!?グー出せば負けないのに!」
 その瞬間、その場は笑いに包まれた。
「……くす」
「わはははーっ!面白いですーっ!」
「あらあらぁ、楽しそうですねぇ」
「あ、あはは……」
「あっはははっ!やるじゃない二人とも!」
「なるほど、ユリくんもギザミくんも考えたな」
「ユリ……お前適応能力高すぎるだろ……」
「クェ、これもまた一興」
「あははっ、面白いね!」
「く、くっだらねぇぇぇぇ……」
 拍手に包まれる。
「以上、ショートコント、ジャンケン勝負でしたぁー!」
 サッとゲネッポが締める。
 最も、ペッコを待つばかりの即興のコントだが。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.382 )
  • 日時: 2014/05/14 16:43
  • 名前: 翼の勇車 (ID: g3CnQZqR)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

十五章 旋律を奏でし鳥竜種

《♪〜♪〜〜♪♪〜》
急に音楽が流れだす。それぞれ時間をつぶしていた全員が、その音がする方を見た。
「いやー皆さんこーんにっちはー!」
そう言いつつやってきたのは……鮮やかな色を持つ鳥のようなモンスター、クルペッコであった。
「いよっ、モンスターいちのアーティスト!」
ゲネッポが合いの手を入れる。それに反応したのはユリ。
「アーティスト?」
「ペッコはあの拡声器みたいな嘴で色んな音を出せるんだ。それに歌もすっごい上手いんだよ」
"気配り"の化身ことギザミがユリの疑問に素早く答える。
「そうなんだ……」
それを聞いたユリの彼を見る目が強い好奇心に満たされていくのを見た者は誰もいなかった。
「おやおや、お客が来たと聞いてたけども、ここまで多いとはねー」
「紹介するね! 彼はペッコ、クルペッコで鳥竜種連合軍の一指揮官だよ」
ミズキの紹介を受けるペッコ。アスト達は何やら恐ろしい言葉を聞いた気がしたが、忘れる事にする。
「むふぅ?」
紹介を受けてお辞儀したペッコは顔を上げると、なにかの気配を感じ取る。
(この気配は身に覚えが……まさか!)
ペッコは二人の男ハンターに目を向ける。
(我が最強の能力……女視目{ジョシガン}発動!)
カッと目を見開くと、彼の目がそれを捉えた。
(はっはぁーん?)
ニヤッと笑うペッコ。その目は確実に、フルフル装備のハンター、ツバキに向けられていた。
「ギャオウッ」
ペッコの後ろから飛び出してきたのはゲネスケ。てくてくとゲネッポのもとに歩いていく。
「御役目ご苦労やったな」
「ギャオ!」
そう元気良く返事したゲネスケは、ゲネカクと合流した。
「ペッコ、良く来たな」
ペッコに話しかけるクック。
「いやいや。女の子いっぱいいるってゲネスケから聞いてたし」
そう言い、改めて皆に向き直るペッコ。
「んじゃ、挨拶代わりに一曲歌いますか!」
反応したのはシオン。
「そういえばっ、ユリさんって歌手でしたよねっ」
「そ、そうなのかっ!?」
異常に食いつくペッコ。
「そうなんですよぉ、たしかぁ、歌姫って呼ばれてますぅ」
おっとりとしたルピナスの声に、急に涙を流すペッコ。
「おい、どうしたんだ?」
驚いて話しかけるクック。
「やっと……やっと出会えた……」
へ? というリアクションをする一同。
「今まで会ってきた人達は……とても歌が上手いと言えないものだった……だから俺は……歌が上手い人と一度でいいからデュエットしたいとおもっていたんだ!」
くわっと歓喜に満ちた顔を上げるペッコ。
「ユリさん! 俺とデュエットしてくれぇ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.383 )
  • 日時: 2014/05/14 17:34
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: vMkueVZZ)

なんかスゲー速度で書き込まれてる気がする・・・。
スレ主は無事かァ!!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.384 )
  • 日時: 2014/05/14 18:34
  • 名前: 破損したスプレー缶 (ID: D9aSj2tH)

返信283とNo.384 におよそ100の誤差が!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.385 )
  • 日時: 2014/05/14 19:55
  • 名前: 翼の勇車 (ID: g3CnQZqR)

>>383大丈夫だ! 主殿には心強い助っ人がいる!>>323を見よ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.386 )
  • 日時: 2014/05/14 22:09
  • 名前: seventh slave ◆3uRftiO1f2 (ID: YLwW.Bsf)

呼びましたか…?
そろそろ更新時ですか…スレ主が帰ってこないor誰もやらないならやりますが…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.387 )
  • 日時: 2014/05/15 18:25
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: Re7PwPEw)

>>385
ナ・ナンダッテー!!


>>386
前スレで書いていたizayoi0018、もとい神風でございます。
よろしくお願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.388 )
  • 日時: 2014/05/16 10:29
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: B7VMn0RI)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 十五章続き

 ………………
 …………
 ……
 何故か、ペッコのその発言で沈黙に包まれる。
「あれ?俺、なんか変なこと言ったっけ?」
 ペッコはその筒状の形をした変なクチバシを傾げる。
 そのわけを応えるのはアスト。
「あのなぁ、ペッコだっけ?そんなプロポーズみたいな感じで言ったら、そりゃこんな風にもなるって」
 アストの口から「プロポーズ」等と言うロマンチストの言葉が出たのも意外だ。
「と、とりあえず、私に用があるんだよね?」
 ユリもいち早く落ち着いたのか、ペッコに向き直って彼の前に立つ。
「そう!そうですよユリさん!歌姫のあなたと、モンスター界のアーティストと呼ばれた俺がデュエットすれば、種を超越した究極の芸術が生まれる!」
 ペッコはぶんぶんとその変なクチバシを縦に振る。これまでに話の合うモンスターがいなかったようだが、それにしては興奮しすぎだ。
「さぁユリさん、俺と一緒に……」
「ちょっと待った」
 ペッコはその翼でユリの手を取ろうとした時、その手を遮る者がいた。
 右手に斬破刀の柄を掴んでいるツバキだ。
「アンタが誰だか知らないが、ユリにおいそれと手を出すな」
 ツバキは第三者に向ける警戒の声でペッコと向き合う。
 途端、ペッコは声色と態度を一変させる。
「ぁんだとこの男の娘?てめぇはさっさとそこの男とくっついてろ」
 ペッコがアストを一瞥しながらツバキを睨む。
 その男の娘という言葉を聞いて、ツバキの中で何かが切れた。
「だ、れ、が、男の娘だ……?」
 ツバキは躊躇いもせずに背中の斬破刀を抜き放った。
 その瞬間、アストは咄嗟に「やばい」と判断して、後ろからツバキを羽交い締めにする。
「よ、よせってツバキッ!何でそんなに怒ってんのか知らないけどっ、落ち着……」
「放せアストォッ!見た目だけで判断するようなこのゲスをっ、ユリの側にいさせてやるかっ!」
「それってお前の私怨入ってるよなっ!?いいからやめろぉぉぉぉぉ!!」
 その様子をペッコは気にもせずに、ユリの手を取っていた。
 ユリも戸惑いがちにペッコに手を取られる。
「てめぇっ、その汚い手を放……んぐ」
「もういいからお前は黙ってろっ!」
 ツバキを押さえながらその口も塞ぐアスト。
 とりあえず、この二人は放置して構わないだろう。
 ユリはペッコに手を取っていた取られながら話し掛ける。
「でもペッコくん?ヒトの曲と、モンスターの曲って違うよね?」
「心配無用ですよユリさん。俺は相方のメロディラインを拾いながらそれに合わせることも出来ますから」
「そ、そんなこと出来るんだ?すごいね」
「いやぁ、それほどでも」
 ペッコは照れ笑いする。
「〜!〜〜!〜〜〜!!」
 それを見てツバキはアストに口を塞がれながら汚い言葉を吐き散らしている。
「分かったっ、分かったから落ち着けってツバキィッ!」

 紆余曲折の末に、ユリとペッコが皆の前で並ぶ。ちなみに、ツバキはアストとライラによって拘束されている。斬破刀ももちろん没収。
 しかしユリの曲が始まると分かったのか、今はおとなしく黙っている。今はおとなしくしているだけで、曲が終わればまた騒ぎだすだろうが。
「魅せてもらおうか、暁の奏姫の実力とやらを」
 ニーリンはユリを見やる。
 ユリは深呼吸を繰り返し、静かに目を閉じる。
 そして大きく息を吸い、その息を声として返還し、それを響かせる。

 ここから見えるあの星空に あなたを想い浮かべていました
 あなたは今 どこで何をしていますか?
 今も私の隣にいるような そんな気がします
 また明日 そう言ってくれた
 たった一晩すらも待ち遠しくて 夜は眠れません
 瞳を閉じれば あなたの姿しか見えなくて
 いつも私を惑わせる
 静かな星のように 見詰めていたいの
 例え曇りでも 光は消えないから
 夜空を流れていく 流れ星のように
 あなたの所へ 今すぐ行きたいの
 心を開いて

 ユリの口から流れていた、旋律が止まる。
 歌い終えたのか、ユリは一礼する。
 その瞬間、辺りは歓声に包まれた。 



 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.389 )
  • 日時: 2014/05/16 19:49
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: vLFUt9lY)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 五十四章 跳梁し意思用いず悪成さば

 合体したディア=ルテミスは巨大な斧となり、ソードモードとは比べ物にならないほど重々しい一撃となって降り下ろされる。
「くっ、重いぃっ……!」
 盾を先端に配して刃とするために、剣と盾を重ねて持つようになる。それ故に腕力で支持するにはかなり負担がかかり、所持者の隙はかなり大きくなってしまう。
 それだけ隙が出来るだけの重量を叩き付けるのだ。大剣には及ばないが、それに次ぐ威力はある。
 アックスモードのディア=ルテミスは、ゴア・マガラの後ろ足の鱗を弾き飛ばし、刃は肉に食い込んで火を撒き散らす。
「うぅおぉりぃやぁぁぁぁっ!」
 軸足を入れ替え、ディア=ルテミスを振り回すように振るうアスト。
 それに合わせて、柄からディア=ルテミスを操作し、ビンに蓄積されてあるエネルギーを解放してそれを斬撃に乗せて放つ。
 一、二撃とディア=ルテミスが振り抜かれゴア・マガラの後ろ足、横腹を捉える。斬撃の後から一拍置いて、緑色の爆発と共にさらに炎を燃え上がらせる。
 ディア=ルテミスに内蔵されているのは強属性ビンだ。刃に仕込まれている属性の威力をさらに底上げするというものだ。
 それらを叩き込むと、不意にゴア・マガラの挙動が変わった。
「グルゥッ……アァァァァァァァァァァッ!!」
 それは明確な怒りを持って放たれた怒号だ。至近距離にいたアスト、ツバキ、セージはその音量と恐怖に抗えずにその場で耳を塞いでうずくまってしまう。
 ゴア・マガラが怒りの咆哮を終えると同時に二人と一匹は正気を取り戻すが、ゴア・マガラは既に次の挙動を行っていた。
 ゴア・マガラは突然その場から羽ばたいた。
 その羽ばたきによって巻き起こる風圧にその場にいた二人と一匹は仰け反ってしまう。
「グアァァッ!」
 ゴア・マガラは翼を羽ばたかせながら、空中で狂竜ブレスを吐き出した。
 狙いは、ツバキだ。
「っ!」
 避けなくては、と頭が分かっていても、風圧に仰け反っている身体はすぐには反応してくれない。
 結果、受けの体勢を取ることも出来ずに、ブレスはフルフルメイルを直撃した。
「ぐあぁっ……!」
 狂竜ブレスを直撃したツバキは、衝撃に吹き飛ばされて草の上をのたうち回った。
「セルジュくんっ!……ちぃっ」
 ニーリンは吹き飛ばされたツバキを一瞥すると、リロードした火炎弾を弾倉から抜き取って別の弾を装填する。
 直ぐ様銃口をツバキに向けると、迷わずに引き金を引いた。ツバキを痛め付けるためではない。
 妃竜砲【遠撃】の銃口から、幾つもの小さな粒のような弾が放たれる。
 それらはツバキにぶつかると、中から液体が溢れて、ツバキに滴る。
 体力を回復させる弾、回復弾だ。薬莢に薬草や回復薬を仕込むことで命中させた対象の体力を回復させるものだ。最も、それはモンスターにも効果があるため、使い所は難しい。
「野郎っ!」
 体勢を取り戻したアストはディア=ルテミスを背中に納めると、距離を取ったゴア・マガラへ向かって走る。
「バカッ、突っ込むヤツがあるかニャ!」
 正面から突っ込もうとするアストを見て、セージは怒鳴る。
「グアァァッ!」
 ゴア・マガラは次にアストへ向けて狂竜ブレスを放った。
 しかし、アストの足は止まらない。
 アストはブレスが直撃する寸前、最小限のステップだけでブレスをやり過ごした。
 回避に余計な挙動を行わずに、一秒でも早くゴア・マガラに接近するためだ。
「こんのぉっ!」
 アストはゴア・マガラの首下に潜り込むと、ディア=ルテミスをアックスモードにしながら降り下ろした。
 その切っ先は、ギリギリゴア・マガラの首を捉え、鱗を斬り裂いた。
「グギャァオォォォッ!?」
 思わぬ部位を攻撃されたゴア・マガラは驚きながら激痛に悶えて地面に落下してきた。
 アストは内心で「よし」と頷くと、落下してきたゴア・マガラの頭に回り込む。
 激痛に苦しみのたうち回るゴア・マガラの頭部を睨むと、ディア=ルテミスを腰溜めに構える。
 柄による操作で、刃に当たる盾が四方に展開し、緑色の光を放った。
「フルパワーッ、属性解放斬りぃぃぃぃぃっ!!」
 アストは溜めていた腰の捻りを弾けさせ、ディア=ルテミスをゴア・マガラの頭部に全力で振り抜いた。
 凄まじい一撃と共にゴア・マガラの頭部を叩き潰し、連鎖的に爆発が何度も巻き起こる。
 盾に仕込まれたビンのエネルギーをより強く解放する一撃、高出力属性解放斬りだ。
 多くのモンスターが弱点とする頭部にこの会心の一撃。
 それでも、ゴア・マガラは倒れずに起き上がってくる。
「さすがにこれじゃ倒れてくれないか」
「構わんニャ。初めて放ったにしては上出来ニャ」
 アストは強制的にソードモードに切り替わったディア=ルテミスを構え直し、セージはその隣に立つ。
「グルゥッ……」
 ゴア・マガラはアストを睨むと、翼を羽ばたかせてその場から飛翔した。 
 このエリアから逃げるつもりだ。だが、ニーリンの当てたペイント弾の効果は健在だ。
 まずは体勢を整え直すことが第一だ。
「つぅっ……、っ!?」
 突然、ツバキの方からあからさまに動揺したような声が聞こえた。
「おい、どうしたセルジュくん?」
 回復弾だけでは足りないのか、とニーリンはツバキに歩み寄る。アストとセージもその方へ向き直る。
「ダメだ来るなっ!」
 しかし、ツバキは腕で自分の身体を抱くとニーリンに背を向けた。
「どうしたのだ?別に私は傷痕など気にせんぞ?」
「構うなっ、先に行っててくれ!」
 ツバキはその体勢のまま、ベースキャンプの方へ走ろうとする。
 だが、ニーリンはその肩を掴んでいた。
「そんなに『その身体を』見られたくないのか?」
「!?」
 その言葉で、ツバキはビクッと震えた。
「なぜ何も無さげなのにマカオンくんの所に用があったのか?答えは、それか?」
 ニーリンは、ツバキの脇から見え隠れしていたその白い包帯のようなものを引っ張った。
「ひあぁんっ!?」
 それを引っ張った途端、ツバキから可愛らしい悲鳴が洩れた。
「え?ツ、ツバキ……?まさか、お前……」
「ッ……」
 ツバキは観念したのか、アスト達に向き直った。
 フルフルメイルの前面はブレスによって無惨に破壊されている。
 が、問題はその下だ。
 ニーリンに引っ張られて緩んだ白い包帯のようなものの下から、押さえ付けていたその膨らみに耐えられずにその本来の形を露にしていた。
 アストの視線はそれに釘付けられた。
「お……女っ……!?」
 

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.391 )
  • 日時: 2014/05/17 13:56
  • 名前: 10倍のなんとか ◆FGU2HBsdUs (ID: GX5DoC5F)

特別編。というより無理やり小説風にしただけ。
復帰ではないけどまぁうん…。最近過疎っぽいし。


あたいは…あー、今回特別の出番だから名前はいわなくていいか。
普段は三途の川で仕事をさぼ…いや、仕事をしているわよ。
ただ…めんどくさいのがきちゃったんだよね…。
「俺は…帰って来るのだろうか。」
彼は…Trailとも呼ばれる男。元作者。大剣使い。へたれ。キリン馬鹿。朝に弱い。発掘中毒者。
なぜかここに来ている…なぜ来たのだろうか?
「こんなとこ来ている暇があったら元通りに動けばいいじゃん」
あたいはそう言っておいた。
「だってそれ聞いても反応ないから戻ってこなくてもいいってことじゃねーか!」
あまり反応がなかったのがいやだったの?
別にあたいは戻ってもいい気はするけど…でも失踪期間短いね
「はー…こんな発掘武器もでるし…どーしよ…」
そういえば発掘作業ゲーに入っているらしい。
「レア7スロ3…ということは各性能はよさげね…あたいにくれない?」
「やだ!」
ちなみに性能は匠白40、龍320、会心30%パターンの…太刀。
「大剣じゃないけどレア7スロ3だから断る!だが…大剣ででろよorz」
いっつもこんな感じ…らしい。
あたいが聞いた話だけど、レア4のほうがでているみたい。
…そこで閃いた。
「あなた、復帰する気はあるの?」
「ないことはない。ただ帰る時期が…」
「んじゃあたいが条件をだす。」
「えー、いいよ。」
…えーっていわれたから拒否するのかと思ったけど…まぁいいわ、とりあえず条件を…。
「大剣でレア7のスロ3で属性が氷or龍or麻痺or睡眠の大剣がでたら復帰する。ただし属性値は半分以上の値でなければアウト。でも、素白であったら属性値は妥協するわ。刀匠+4でもおkだけどその場合素白や白10、覚醒必要、攻撃が残念は物はだめよ」
「ふぁっ!?」
条件が厳しいように見えるけど、そうしないとすぐ復帰しちゃうわ。あたいは妥協しないよ。
「もし太刀ででてしまったら…レア7スロ3or刀匠+4で条件はほぼ一緒。ただし切れ味はスロ3の場合は素白、刀匠+4の場合は白60限定よ。それ以外はだめね」
「あ?!!」
厳しすぎる気もするけど…太刀はいらないらしいからこうしたわよ。
9,10点かつ諸条件の大剣or太刀をとらないといけないわね。
最近栄光武器もでないっていってるけどこの条件で突破でき…るのはいつになるのかしら?
「あたいは妥協しないよ。これを突破しない限りは復帰させないわ」
「う…分かりました…掘ってきます…。」
こうして、復帰をかけた(?)発掘作業が始まったわ。まぁあたいは無関係だけど。

「栄光からレア4でるなぁぁああああ!!!」

…終わらなさそうね。
「あ、忘れてたわ。爆破も許可するわよ。」
「さっきそれでた…覚醒不要なら卒業レベルのな…!」

茶番ここまで。
上記の通りの条件でやります。
ちなみに出る気がしません。
なお、交流板のどっかには普通にいます←
ではさようなら。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.392 )
  • 日時: 2014/05/17 01:42
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gnUgDRiJ)

>>388
ペッコは女性ひいきしますが、それはペッコ自身の属性にヒットした場合のみ。きっとツバキさんはお気に召さなかったんでしょうね。ちなみに彼は敬語を使う常識人萌えです。例:ゲネスケ、ユリ、カトリア等

>>389
>「ひあぁん!?」
イーオ「ヤバい鼻血出てきた」

>>391
Trailさん、物欲センサーに負けず頑張ってください! 我も応援します! サクライザーさんも応援してくれますよね? ね!?
ゲネッポ「ツバヤンそこでサクヤンに振るんかいな……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.393 )
  • 日時: 2014/05/17 01:50
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: nwWlg9c3)


 >>392
 まぁ、ツバキくんはクロスオーバーでは男扱いされてますからね。ペッコくんも男だと思い込んでますし。

 ついに正体がバレました、ツバキくん。ちなみに、白い包帯のようなものというのはサラシのことです。

 無論です。
 10倍のなんとかさんには是非ともこのスレに滞在してほしいのです。
 故に僕からも影ながら応援しましょう。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.394 )
  • 日時: 2014/05/17 19:09
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: nwWlg9c3)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 五十五章 苦悩、葛藤、決意

 ツバキは腕で胸を隠して再びアストに背中を向ける。
「あ、あんまり見るなっ……!」
 アストも慌てて彼、いや、彼女に背中を向けた。
「ご、ごめんっ」
 ツバキは白い包帯のようなもの、サラシを掴んで胸に巻き直す。
 ニーリンはそのツバキの様子を見て、溜め息をつく。
「まさかとは思ったが、こういうことだったとはな。……セルジュくん、なぜ女を捨ててまでこんな真似をしていたのだ?」
 サラシを巻き終えたのか、ツバキは向き直る。
 その前にセージが止めに入る。
「仮にもここは狩り場ニャ。積もる話ならベースキャンプまで戻るニャ」
 セージの全うな意見で、狩人達はベースキャンプへ帰還していく。

「こうなった以上、今更隠さないよ。全部話す」
 ベースキャンプに帰還し、一息ついてからツバキはアスト、ニーリン、セージと向き合う。
「まず最初にアスト。悪かったな、男じゃなくて女でさ」
「いや、悪いとは言ってないけど……」
 アストは戸惑いがちに答える。無理もないだろう。ついさっきまで男だと思っていた者が実は女だったと言うのだ。
「俺はユリの護衛のために、ハンターになった。そこまではアストも知ってるよな。で、なんで女を捨てて男らしく振る舞うようになったか、だ」
 ツバキはうつむきがちに話し始める。
「ニーリンさんとかは別かも知れないけどさ、女って男と比べられたら、どうしても下に見られるんだよ。特に、ハンターなんて肉体的な差が出てくる職業なら尚更さ」
 一昔前の世の中には男尊女卑という暗黙のしきたりがあった。
 男が尊いとされ、女は虐げられるというものであり、男女平等の今となっては考えにくい話だ。
 たとえ大衆がそうでなくとも、一部の村や街ではそういった風習が今なお続いている所もある。
 ツバキそんな風当たりの中で、ユリを守ってきたのだ。
「女でいたら、侮られる。そう思った俺は、一人称を「私」から「俺」に変えた。今となっては、こっちの方が自然になったけどさ。それと……」
 ツバキはサラシで無理矢理押さえ付けている自分の女としての胸を手でさらに押さえ付ける。
「胸だって邪魔だった。だからサラシなんかで押さえ付けてる。苦痛でしかないけど、ユリのためなら俺の身体なんてどうでもいいと思った。幼馴染みのために本来の自分を捨てるなんて馬鹿げてる、とでも思ってくれ」
 ツバキは自嘲した。
 彼女がどんな過酷な過去を味わってきたかなど、アスト達では想像もつかない。
 だが、それを聞いてアストの中で沸々と憤りがたぎっていた。
「何でだよ!?」
 アストはツバキに向かって声を張り上げた。
「何でそこまでして、自分を殺し続けるんだよっ!?そんなの、辛いだけじゃないかっ!」
 我慢出来なくなってアストは感情をぶちまける。
「まだ出会ってからそんなに経ってないけどっ、俺達は仲間だろっ!?辛いなんて言っても、誰もバカにしたりしないだろっ!?何で、何で……!?」
「それしかまともな道が無かったのさ」
 ツバキは冷たく答えた。
「何かを守るためには、何かを犠牲にしなくちゃいけない。ちょっと我慢するだけで、色んなモノが守れたし、手に入った。譲り合いの精神だよ」
「違うっ、ツバキのそれは間違ってるっ!犠牲をしなきゃ守れないモノなんてあるもんかっ!何でお前だけが傷付かないといけないんだよっ!」
 アストはツバキに詰め寄った。
「男だの女だのに拘って、バカじゃねぇのかっ!?そんなこと続けて、ユリは本当に喜んでるのかよっ!」
 ユリは本当に喜んでるのか。
 彼女のことを話に入れられてか、ツバキはカッとなった。
 アストのスキュラメイルの胸ぐらに掴みかかり、喧嘩腰に相対する。
「男のお前に何が分かる!?「私」だって、男に生まれてればこんなことしなくて済んだんだ!何も知らないくせに、気安くユリに触れるな!」
 ツバキは唾を撒き散らしながらアストに激情を露にする。こんな彼女は初めて見る。
「……」
 だが、アストはそんなことは気にしていない。
「何だよ、何か言えよ!「私」の何が間違っているんだ!?答えろ!」
「分かったんだよ」
 アストはツバキの腕を優しく掴んで胸ぐらから離す。
「ツバキ。今お前、「私」って自分で言ったじゃないか。じゃあやっぱり、お前まだ自分が女であること捨てれてないじゃないか」
「そうだよ!「私」は腐っても女だ!どうしようもないんだよ!」
 アストの表情は、怒りから優しい微笑みに変わっていた。
「言ったろ?無理するなよって。一人でユリを守るのが辛いならさ、俺も一緒にユリを守るよ。そしたら、ツバキの負担も減るし、ユリだって守れるだろ?」
「なっ……!?」
 ツバキはアストの優しい言葉に激しく動揺した。
「俺か?俺はユリもツバキも守りたいからこんなこと言ってるんだよ。何も無理なんかしてないぞ?」
「!?」
 そんなことを臆面もなく言い放つアストを前に、ツバキは顔を真っ赤にして慌てるが、すぐに言い返す。
「……そ、そこまで言うならっ、勝手にしろっ。「俺」は「俺」のやり方でユリを守るっ」
 ツバキはアストの手を払うと、そっぽを向いた。
「あぁ。一緒にユリを守っていこうな、ツバキ」
「うるっさいっ、ユリユリユリユリ言うなっ。心配したくなるだろっ」
 そんな様子を見守っている、ニーリンとセージ。
「痴話喧嘩、か?」
「知らんニャ。あと、アストは素晴らしいくらいバカニャ」
 セージは溜め息をつく。
 その辺りで、ニーリンはわざとらしく咳き込む。
「ゲフンゲフン。で、お二人さん。そろそろ本題に戻らないか?」
 その声に「ハンター」として反応する二人。
 ゴア・マガラはまだ、仕留めていないのだ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.395 )
  • 日時: 2014/05/17 13:31
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 9.sqnjbj)

・・・\(^0^)/ オ ワ タ






何この量・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.396 )
  • 日時: 2014/05/17 23:39
  • 名前: 10倍のなんとか ◆FGU2HBsdUs (ID: GX5DoC5F)

ん?
>>395
おかえりっす。
目次は>>323の通り。263までの目次が>>262にある。それ以降はそのうち作ってくれるんじゃないかなぁ(他力本願)
…と思っていたら作ってくれてる。
自分は>>391の通り。あと目次から俺の目次消してもらえるとありがたい…。
あぁ、発掘のレア7だけどずっとやってやっと1個しかでてないから。
だいたい緑一色。死ねる。
物欲センサーってレベルじゃない。嫌がらせ?


発掘?
あぁ、やってる。
話せば長い
終わらない戦いだ

知ってるか?
栄光武器発掘の物欲センサーは3つに分けられる
栄光武器が出ない
目的の武器じゃない
性能がよくない
この3つだ。
あいつは…
彼はTrailと呼ばれた男
発掘中毒者の一人
私は彼を追い続けている
あれはある寒い日の出来事だ・・・



某嘘字幕シリーズでやってみただけですすみません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.397 )
  • 日時: 2014/05/27 15:27
  • 名前: seventh slave ◆3uRftiO1f2 (ID: SBL8VbAZ)

ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
四十二章 雲の隙間に闇が蠢く>141
四十三章 決死の救助作戦>155
四十四章 足掛かり>192
四十五章 ドッキリ?真夜中の衝撃>201
四十六章 歌姫と可愛いナイト>209
四十七章 ニューウェポン・チャージアックス>233
四十八章 ゴア・マガラ再び>273
四十九章 安らぎの一時>297
五十章 迫る刻>316
五十一章 アストとツバキ>336
五十二章 セカンド・コンタクト>348
五十三章 狂気の黒蝕>371
五十四章 跳梁し意思用いず悪成さば>389
五十五章 苦悩、葛藤、決意>394

片手拳sの作品
HunterLife〜ふんたーらいふ〜
〜第二十一話「上位昇格試験編・出発の時」〜>112
〜第二十二話「上位昇格試験編・地図に載らない街」〜>277
〜第二十三話「上位昇格試験編・新たな戦友」〜>314

翼の勇車sの作品
第二十三話〜ギザミの想い〜>110
第二十四話〜狂竜病克服〜>123
番外編〜過去ログ入り記念祭 part2……の場を借りたクロスオーバー意見会〜>128
第二十五話〜vsクック&ルカ〜>145
第二十六話〜最強の増援〜>154
第二十七話〜怪虫組(モンスターバグズ〜>188
第二十八話〜うるさいクイーンランゴスタ〜>210
番外編〜我が小説の危機〜>331

布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
10話前編>252
10話後編>308
11話>313

アクア@オワタの人sの作品
Monster Hunter~狩人の使命~
番外編!
~100レス超えたけど関係ない!~>150

真夏のペンギンさんsの作品
二話 結成?>174
3話 共通点>280
4話 渦巻く運命>349


ガンランスの王sの作品
ハンターズ・アドベンチャー
〜あらすじ〜(第十話まで)>279

で?sの作品
甲虫戦隊
設定>330
第1話 悪党戦隊現る>269
第2話 リオレウスを襲撃>327
第3話 リオレイア襲来>329
第4話 正義の甲虫ロボ セルタスグレート現る>366
第5話>377
第6話 スパイダー☆セルタス崩壊!>390


煌星sの作品
設定>353
第1話>300
第2話>312
第3話>352

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
クロスオーバーの設定>211>226>263
序章 歪んだ夢の中へ>222>224
一章 未知という未知>227
二章 現れた紳士>230
三章 暴れん坊と良識派>235
四章 モンスターとの会話>240>242
五章 逃げた先と最終兵器>247>249
七章 泣き虫>254>292
九章 とある芸人>298>309
十章 再開>315>319
十一章 いよいよ揃う>320>335
十二章 初めての……>354>359
十三章 孤島へ>363>370
十四章 ミナーヴァ再集結>380>381
十五章 旋律を奏でし鳥竜種>382>388

前のとくっつけました
>を一つ足してください。そうすれば安価になります

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.398 )
  • 日時: 2014/05/17 23:16
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gnUgDRiJ)

>>397
一つお願いが。我の小説の番外編、本編と繋がりが強いことがあるので、話と話の間に入れて頂ければ。

第二十三話〜ギザミの想い〜>110
第二十四話〜狂竜病克服〜>123
番外編〜過去ログ入り記念祭 part2……の場を借りたクロスオーバー意見会〜>128
第二十五話〜vsクック&ルカ〜>145
第二十六話〜最強の増援〜>154
第二十七話〜怪虫組(モンスターバグズ〜>188
第二十八話〜うるさいクイーンランゴスタ〜>210
番外編〜我が小説の危機〜>331

過去ログ入り記念祭 part2ですが、消してもかまいません。Trailさん、どうしますか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.399 )
  • 日時: 2014/05/18 00:23
  • 名前: 10倍の準星 ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

>>398
自分の小説を消しちゃってしまった以上、話が噛み合わないからね…
もう戻せないし。続ける気もないよ。あれは。
できれば消してもらったほうが…いいかも。

前述太刀の会心ないverを拾ったが容赦なく捨てた。俺はこんなもの求めていない。
というより失踪とか言っておきながらこんなにレスするのもどうかしているよね、俺。
出るまではやっぱり消えておこうか。


「また太刀…しかも乙攻撃版…」
「掘り直しだよ。あたいは認めない。」
「妥協してくれぇぇぇええええ!!このままでは終わる気がしねぇぇぇええええ!」
※容赦なく捨てました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.400 )
  • 日時: 2014/05/18 08:39
  • 名前: 若虎 (ID: GMi0rlYY)

か、書いていいんですよね? (書くけど)
――第12話 助っ人参上――
イャンガルルガを倒した、勇 龍 椿と、アイルーがバルバレに帰って来ました
龍「いや〜楽しかったze」勇「ちょっと足りないかな〜」椿「じゃあもうひとつ行っとく?」
勇 龍「「賛成!!」」 勇「あと後こいつの名前決めなきゃ」そう、アイルーの名前である。
龍「じゃあ、アイクは?」勇「どこのゲームキャラだよ」椿「なら、セイレーンとかわ?」
勇 龍「う〜ん…」」 勇「それなら、虎とかわ?」 龍「いいんじゃね?」椿「賛成」
勇「よし、お前は今日から、虎だよろしく!!」 龍 椿「よろしく」」 虎「よろしくお願いしますにゃ!!」
そして、ほんのすこし時間は流れ、勇たちが、遺跡平原のレウスを倒しに行くようです。
虎「あ!みつけたにゃ!!」 勇「じゃあ、戦闘開始だ!!」 虎 龍 椿「「よし!!」」
レウス「グガアアアアオ!!」 すみません、内容が思い付かないので最後らへんだけ…
龍「くう!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.401 )
  • 日時: 2014/05/18 08:48
  • 名前: 若虎 (ID: FkKW5Wn0)

すみません!!間違えて送ってしまいました
龍「くぅ!やっぱり手強いぜ…」 虎「つ、強いにゃ…」椿「いたたた…」
勇「大丈夫か!? く、このままだとやられちまう、くそ!!」
レウス「グガアアアアオ!!」レウスは、滑空し、そのまま勇たちに突っ込んで来ました
全員が諦めかけたその時!! レウスは、方向を変え落ちていきました
どうやら死んだようです…首元には小さい2つの剣が 勇「だ、誰かいるのか!!」
そして、斜め上を見た先にいたのが、紫だった。 そして紫はレウスの首元にある双剣をはずし
去っていこうとしました、 勇「紫、ありがとな…」紫はそのまま無言で去って行きました
紫は、次こそ仲間になるのか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.402 )
  • 日時: 2014/05/18 13:18
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .ZErySfC)

>>400-401
レスの右下にある「!」マークを押すと再編集が出来ますよ。
>>401をの内容をコピーし、削除。そして>>400に上乗せして微調整すればよろしいかと。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.403 )
  • 日時: 2014/05/18 21:00
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .ZErySfC)

遅くなってすいません……。

>>393
ペッコ「我が女視目に死角は無い! 知っていてわざと言ったのだ!」

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

十六章 モンスター召集

歓声の中、ツバキがゆっくりとペッコに近づく。
「その……さっきはすまなかった。つい取り乱してしまって……」
「いや、俺こそあんなこと言ってすまんかった」
どうやらユリの歌には人の心を穏やかにする力があるようだ。
「あの……ペッコさん、ありがとうございました」
「いやいやこちらこそ! なんか新しい自分的なの見つけられましたし!」
これは本音だ。ユリとデュエットすることによって過去最高に力が出せたとペッコは気付いていた。
「また機会があったらたのみます!」
「分かりました、また一緒に歌いましょう!」
「おっしゃ、そんじゃ皆を呼びますか!」
ペッコはそう言うと、大きく息を吸う。
《ウッーウッーウマウmげふんげふん、ウー、ウー、ウー、ウー……》
突如音楽を鳴らしだして驚いた一同だったが、ごまかすように咳ばらいをして大音量で警報のような音を出すペッコ。
「カトリアさん、驚くと思うけど大丈夫ですからね」
カトリアを心配して優しく声をかけるギザミ。カトリアもだいぶギザミになれたようで、アストに掴まりながらも普通に会話できるようになった。
「うーん、どうだろう……モンスターにもよる、かな?」
これを聞いたギザミは、あ、多分アウトだなと悟った。流石にカトリアの得手不得手は分からないが、多くの人が嫌悪する昆虫種が三匹もいる。しかもクック程度であれだけ怖がるのならば、本物の飛竜種であるティガなんかに会ったら大変だろう。
(せめて、全力でフォローしよう)
ギザミが考え事をしていると、早速一匹のモンスターがやってきた。
「おや、今日は随分と賑やかですね。どうされました?」
それはドスランポスだった。
「おおラン、やはり最初はお前か。今日はイーオは一緒じゃないのか?」
クックの問いに、いえ、とそっけなく答えたランは、初めて会った人達の方を見る。
「あの方々は?」
「キャラバン、ミナーヴァの人達だ。詳しい事は後で話す」
「うぃーっす。ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)が聞こえてきt「蒸し返すなや」ヘボアァ!」
登場早々にゲネッポに跳び蹴りを入れられたのはドスイーオス。
「……」
蹴られて冷静(?)になったドスイーオス周りを見渡す。当然だ、会ったことのない人が沢山いるのだ。
「わけがわからないよ by某猫型孵卵k「言うと思っとったわ」ヒデブッ」
全く二人(二匹)のペースに着いていけてない全員。無論カトリアはアストの後ろで縮こまっていて聞いてすらいなかったが。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.404 )
  • 日時: 2014/05/19 11:38
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: xT.8.aN4)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 十六章続き

「カトリアさん、分かるでしょう?」
 アストと手を繋いでもらっているカトリアに話し掛けるギザミ。
 アストとカトリアはギザミに向き直る。
「あんな風に軽い気持ちでお互いに触れ合っているんです。さっきも言いましたけど、見た目が違うだけでアスト君達と何も変わらないんです。だから、怖がることもありませんし、むしろ、怖がられたら向こうが心配するんです」
「ギザミ、くん……」
 カトリアはギザミと目を合わせる。
 相変わらず表情が読めない顔だが、触角がわずかに垂れ下がっているところ、微笑んでいるのかもしれない。
「ユリちゃんはすごいですよ。もうペッコと仲良くなって、次はクックとトトスと話してますし」
 そう言ってギザミは、ユリのいる方向、クックやトトスに目を向ける。
「ユリ、だったか?さっきは素晴らしい歌だった。こんなにも心が休まったのは、久しく忘れた時以来かもしれない」
「そ、そんな大したことじゃないよ。あれは何度も歌い慣れてたし……」
「いやぁ、思わず寝そうになっちまったぜ。ペッコと組むにゃもったいないくらいすげぇな」
「おぉいトトスッ、今なんつったぁ!?」
 クック、トトス、ペッコは軽口を叩きあっている。そんな様子の中心にいるユリは小さく笑っている。
 ギザミはユリを見ながら応える。
「ミズキは、ボクたちがアプローチを掛けて仲良くなっていった感じだけど、ユリちゃんは自分から仲良くなろうとしている。ある種の才能だね」
「才能なんかじゃないよ」
 ギザミに声を掛けるのは、ツバキだった。ペッコと和解したのか、拘束は解かれている。
「ユリは、歌姫として幼い頃から各地を転々としていたんだ。出先でも滞在出来る時間は短かったし、周りは大人ばかり。だから、友達は俺くらいしかいなかった。滞在中でも友達を作ろうとはしていたさ。でも、周りは皆ユリを歌姫って色眼鏡で見る。対等な意味で友達にはなれなかったのさ。だから、もっと対等になれる存在が欲しかったのかもしれない。今のユリは、その心の表れかもしれないな」
 なるほど、孤独を嫌うがために自分から動こうと、仲良くなろうと、そう言った姿勢がモンスター達の心を開かせるのだろう。
「対等な存在か……、ニーリンも言ってたけど、どんな形でも有名人って言うのも大変なんだな」
 アストはネルスキュラとの戦いの時のニーリンの言葉を思い出す。
「異名と言うのは好きじゃぁない。周りからは実力以上の結果を期待され、失敗したときの理不尽さには堪えがたいものがある」
 当分先の先の話になるかもしれないが、名を上げて世界にその名を響かせれば、ニーリンのように有名になる代わりに自由が奪われていくのだろうか。
(それが理由で、ミナーヴァを離れることにもなるんだろうか?)
 アストはふとそんなことを思った。
 だが、自分の右手を思い出す。
 カトリアがいる。彼女だけではない。守るべきもの、守りたいものが、ミナーヴァにはたくさんある。
 正直、富や名声など二の次、三の次だ。
 大切な人達を守る。それがアストにとっての一番だ。
「お、続々と接近中やで?」
 ゲネッポはランとイーオがやって来た方向を見通す。
 雑木林の向こうから、続々とモンスター達がやって来ている。

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.405 )
  • 日時: 2014/05/19 18:07
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: JK35Vy3T)

続き書くかな・・・。(追い打ちをかけようとかそんなゲスじゃない)


真の(ry

話数?なんですかそれ?


風「んで、そのシャンティエンがなんだって?」

龍「(妙に軽いな・・・)・・・フォンもとい彩のことを襲ったんだ」

空「あぁ。そうじゃなくて」

紅「そんな恐れるようなモンスターじゃない気が・・・」

龍&雷「・・・はぁ!?」

風「いやだって」

空「俺らソイツ」

紅「簡単に倒しちゃったので」

龍&雷「はぁぁぁぁぁ!?」

ん?なんでこんな驚いてんのこいつら。

風「う〜ん。こいつら固まっちゃったし」

空「帰るか~」

紅「変な人たちでしたね」

そうして俺たちは3人を置いて帰った。
そのあとバルバレから出て行ったらしいけど、なんだったんだ?



あとがき
これから話軽くする予定。
・・・あくまで予定だぞ?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.406 )
  • 日時: 2014/05/19 18:51
  • 名前: 若虎 (ID: JO5homoO)

>>402
あ、ありがとうございます(`ー´ゞ-☆
しらなっかったぜ

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.407 )
  • 日時: 2014/05/20 00:19
  • 名前: 10倍の準星 ◆FGU2HBsdUs (ID: cbEwmClD)

>>405
予定…ね。
次の目次作成は500あたりだそうですよっと。




「ごらぁぁあああああこんなん一生できるかぁぁぁぁあああああ!!」
「そのうちできるわよ…」
「とかいってたら栄光武器すら出なくなっちまったじゃねぇか!いい加減にしろ!!」
「う…それは辛いわね」
「ということで妥協策をお願いしますいや、本当に。マジで。これは、うん。」
「ったく、仕方ないわね…じゃぁこうするわ。」
前の条件は続投。だけど9、10点はなかなかでないと思うからスロ2or3で8点の武器を5つ手に入れたらいいってことにするわ
「8点か…あれ、さっき1つ拾った。」
「えっ」
「大剣攻撃912会心20%水570スロ2匠白40」
「…それスロ3だったらレア7よ」
「知ってる。とにかく@4個拾えと…うわー出なさそうだっ」
「…もう妥協はしないわ」



次回、I will be back-俺は帰ってくるのだろうか-

そのうち公開!(するとはいってない。)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.408 )
  • 日時: 2014/05/20 01:38
  • 名前: 翼の勇車 (ID: jzoPnZMa)

>>404
あれを心理描写に持ち込むとは……流石です。

>>406
いえいえ。最初わかりにくいですよねアレ。かくいう我も来たばかりの頃に指摘された一人なんで。

いい加減本編再開したいんですけどなかなか……。狂竜病のくだりどう終わらせよう……今のところトトス放置してるし……。
?「うちはいつになったら出られるんスか?」
勇車「ち、近いうちに……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.409 )
  • 日時: 2014/05/20 10:25
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 8rCgXak.)

 >>408

 あれってなんですか?
 ギザミくんの表情のことですか?
 それともユリの仲良くなろうとする姿勢ですか?
 もしくはアストくんの心理描写ですか?

 短文失礼しました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.410 )
  • 日時: 2014/05/20 12:03
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 78NaSqiQ)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 五十六章 戦闘続行

 幸い、ゴア・マガラはまだこの未知の樹海から離れていないのか、ペイントの臭いは感じられる。
「そうだったな」
 アストはニーリンとセージに向き直る。
 アストに問題はないだろう。
 問題は、防具が半壊したツバキだ。
 セージはツバキを見やる。
「お前はどうするニャ、ツバキ。アストが言うように、無理はせずにここで待っていても構わんニャ」
 そう、ツバキの胸を締め付けているサラシが露になるほど破損しているのだ。身体の正面が無防備でモンスターと向き合うなど自殺行為だ。
 だが、ツバキはそこでセージの厚意に甘えなかった。
「何言ってるんだよ、セージ」
 そう言うとツバキは、自分の荷物から旅人用のマントを取り出して、それを首より下が覆われるように羽織る。
「この戦いで、ユリの無事が保証されるんだ。俺がやらないで誰がやるんだよ」
 ツバキはあくまで戦うつもり満々だ。
「しかしセルジュくん、そのマントもなかなか様になっているが、もしヤツの攻撃を受けた場合、生きてはいられないぞ?」
 そう、ブレスの一撃で防具が半壊するのだ。それをもし生身で受けたらどうなるかと思うとゾッとする。
「喰らわなきゃいいんだよ。喰らわなきゃ」
 ツバキは斬破刀を背負い直す。
「分かったニャ。やるならやってみろニャ」
 セージは溜め息をつくと、それ以上は何も言わなかった。
「よぉし、ツバキも復活したし続行といくか!」
 アストは気合いを入れて声を張り上げる。

 準備を整え、最初のエリアを通りすぎた次のエリア。
 ゴア・マガラはアスト達の気配に気付くとすぐにでも戦闘体制に入る。
「グルウゥゥゥッ」
 威嚇を聞いて、アスト、ツバキ、セージは散開する。
 ツバキは走りながら斬破刀を抜き放つ。
「悪いが、ユリのためにもお前を狩らせてもらう!」
 マントを翻しながら、一気に側面に回り込む。
 ゴア・マガラはツバキの方を向いた。
「ガルゥッ」
 ゴア・マガラは再びブレスを吐き出した。
 が、一発に限らず、左右斜めにも放ってきた。
 それでもツバキを捕らえるには至らず、ツバキはその隙に地面を蹴ってゴア・マガラの後ろ足に取り付いて斬破刀を振り抜く。
 無論、その隙をつくのはツバキだけではない。
 アストは前足にソードモードのディア=ルテミスを降り下ろし、セージはツバキとは反対側の後ろ足に取り付いていく。

 一方のニーリン。
「ハー……、ハー……、ハー…」
 口で呼吸を繰り返し、雑木林の中で俯せになっている。
 ただ倒れているのではない。
 その証拠に、ニーリンの目はスコープに釘付けられ、妃竜砲【遠撃】の銃口はしっかりとそいつを狙っている。
 そいつ、ゴア・マガラはまだこちらに気付いていない。
「よーし……いい子だ。いい子にはご褒美を与えんとな……」
 接近戦を行うハンターが二人と一匹。誤射の可能性も孕んでいる状況だ。
 だが、ニーリンは躊躇いもせずに引き金を引き絞る。
 その弾道は、ゴア・マガラの他に誰もいない。
 弾そのものは、ゴア・マガラの鱗に阻まれて弾かれる。
 しかし、本命は別にある。
 弾かれた瞬間、ゴア・マガラの足元で爆発が巻き起こる。
 ニーリンお得意の、拡散弾による狙撃だ。
「グオォォッ?」
 ゴア・マガラは突然の爆発に驚いて足を止めてしまう。
 空薬莢を排出すると、ニーリンはすかさず次の拡散弾をリロードする。
 まだこちらに気付いた様子はない。
 ニーリンは一心不乱にスコープに目をつけて、ゴア・マガラを狙い続ける。

 また一方のバルバレ。
 カトリアは自室で書類の整理を進めていた。
「よし、これで終わりっと……」
 ギルド関係の大量の書類整理を終えて、カトリアは一息つく。
 アスト達が未知の樹海へ出発してから半日。もうバルバレが夕暮れのオレンジ色に染められている。
 この後は特にするべきこともない。
「…………」
 無事だろうか。
 狩れなくてもいい。ただ帰ってきてほしい。
 それが分からないなんて、もどかしい。
 もしも自分も彼らについていければ、その目で無事も状況もわかる。
 それが出来なくなってしまったのが、今の自分だ。
 あの恐怖はどうしても忘れられない。
 あの、神々しくも、禍々しい白い龍が突如現れ、仲間達を捻り潰していく、あの瞬間を。
 それももう、一年前の話だ。だが、自分は未だにそれを引き摺って生きている。
 もしも、あの龍が再び現れたら、今の自分達では何も出来ないだろう。もし、現れたら、他の皆を守るのは誰だ?
「守るのは、私……」
 もしもまさかの仮定の話だ。
 だが、カトリアは新たにやるべきことを見出だした。
「やれる、ことから」
 その足は、ライラの工房へ向かっていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.411 )
  • 日時: 2014/05/21 00:54
  • 名前: 翼の勇車 (ID: ri.XLoAb)

>>409
アスト君の心理描写の事っす。

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

十六章続き2

「アァイ キャアァン フラアアァアァァイィ!! ヒャッハー!」
足音や地面を削る音が近づく雑木林から滑空するように飛び出して来たのは一匹のガレオス。いや、ドスガレオスだった。
「よぉ兄弟! きてくれたかぁ!」
「ったりめーだヒャッハ! そのための召集サイレンだろ!」
魚竜種同士で抱き合うトトスとドスガレオス。なんとも不思議な光景にアスト達が呆気にとられていると、上空から巨体が舞い降りてきた。
「呼んだか?」
渋い声で話すそのモンスター、ゲリョスは他のモンスター達を見る。
「ゲリョ、ヤマツカミ戦以来やったな。元気しとったか?」
ああ、と一言言ったゲリョというらしいすのゲリョスはアスト達の存在に気づくと、ペコリと頭を下げる。
「ゲリョスのゲリョという。貴殿方は?」
「あ、ああ……俺達はキャラバン、ミナーヴァだ。よろしくな」
正直、ハンター達の間ではあまりゲリョスの評判はよろしくない。物は盗むわ毒液吐くわ閃光放つわで非常にうっとうしい存在なのだ。そんなゲリョスが礼儀正しい……。アスト達は改めて、超大陸とやらはこことは別世界なんだろうなと思うのであった。
そんな最中、ブイイィィンという大きな羽音が二つ近づいてきた。
「キャハッ、ギザミ様ぁー!」
「あ、ちょっランコ! すまんゲル、一回降ろすぞ」
「えぇ、だいじょーぶよ〜」
来て早々ギザミに飛びついたのは巨大怪虫、クイーンランゴスタ。そしてその後を追うようにして現れたのはアルセルタスだった。
「おうわわわ、ランコ、一回落ち着いて!」
クイーンに飛びつかれて慌てるギザミ。その視線の先には……怯えるカトリア。ちょうどカトリアはギザミとアストの間にいたので、こちらへ向かって来るクイーンが怖かったのだろう。
「はい、そこまで」
突如ランコを背後から羽交い締めのようなかっこうで止めるアルセルタス。
「ありがとうアルタス、助かったよ……」
「なに、そこのお嬢さんが怯えていたのでね」
ギザミ、クックに並ぶ常識人(モンスター)、そのアルタスと呼ばれたアルセルタスは、いち早くカトリアの異変に気づき、元凶であるランコというらしいクイーンランゴスタを止めたのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.412 )
  • 日時: 2014/05/21 09:58
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ktcE6mPm)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 十七章 共感

 気が付けば随分たくさんのモンスターがこの場に集まった。 イャンクック、ダイミョウザザミ、ガノトトス、イャンガルルガ、ドスゲネポス、ゲネポス二頭、クルペッコ、ドスランポス、ドスイーオス、ドスガレオス、ゲリョス、クイーンランゴスタ、アルセルタス、ゲネル・セルタス。
 種を問わずこうまで集まれるのだ。やはり彼らは肉体的にも精神的にも並外れた存在だ。
「……よく、理解できません」
 ふと、エリスが一人ごちた。
「どうしたの?えっと、エリスちゃん?」
 ミズキは、頭を悩ませているような顔をしているエリスに声を掛ける。
 エリスはミズキに目を向ける。
「……モンスターがヒトの言葉を理解し、口にする。それはアイルーも同じです。ですが……」
「?」
 ミズキはエリスの視線を覗く。
 その視線は、人間達とモンスター達の両方に向けられている。
「……獣人種には、本能とは別の理性もあります。なのに、なぜそうでない種までもがヒトと同じように話せるのでしょう?」
「確かに、それは気になってはいました」
 エリスとミズキに歩み寄ってくるのはドスランポス、ランだ。
「私は、親が既にヒトの言葉を用いながらの生活に慣れていたのでしょうか。今となってはランポス本来の言葉すらもわすれそうですが」
 ランはエリスに向けてそれを言う。
 エリスは相手がドスランポスということに一瞬躊躇いを感じたが、超大陸のモンスターの生い立ちなどを知りたい気持ちが勝った。
「……考えましょう。そして、答えを出しましょう」
「えぇ、エリスさん。存分にどうぞ」
 互いに、人間とモンスターの共存やら超大陸で生まれるモンスターの様子などを語り合う、エリスとラン。
 ミズキにはとても追い付けなさそうなので、この場は離れた。

「そうなんですかぁ。ゲネッポさんはぁ、お料理が得意なんですかぁ」
 ルピナスはニコニコとゲネッポと会話している。
「せやで、ルピネエ。ワイの料理は五ツ星級と噂されとるからな。おぉ、そうやそうや」
 ゲネッポは前足をポンと叩く。
「おぉいクック、ちとえぇか?」
 ゲネッポはクックに声を掛けた。
「どうした、ゲネッポ?」
「アンタんとこの巣、炊事場とかあったやろ?使ってかまへんか?」
 イャンクックの巣に炊事場があるのいうのだ。
 この大陸のモンスター達はどんな生活を送っているのだろうか。
「あぁ、構わないぞ」
 クックはコクンとその剽軽な顔を縦に振った。
「おおきに。ほなルピネエ、行きましょか」
「はぁい」
 ルピナスはドスゲネポスが相手だと言うのに特に怖がることもなく、ゲネッポについていく。

 マガレットは、ゲリョスのゲリョに話し掛けていた。
「ゲリョさん。超大陸のゲリョスでしたら、やっぱり体内で分泌出来る毒も、普通のゲリョスとは違うんですか?」
 どうやら、超大陸における毒について気になっていたようだ。
「うむ。我の毒は劇物の数百倍に相当する程度のモノだが、それがどうかしたのか?マガレット殿」
「げ、劇物の数百倍、ですか?それって、普通の人間は吸うだけで即死レベルですよね?」
 恐らく、人間の化学技術でもそれだけの危険物質は作り出せないだろう。マガレットはゲリョの発言に半歩退いた。
「いや、そんなものでも使いようだ。以前にクック殿の妹たるルカ殿が体調を崩された時、我の毒を送り込むことで急速に抗体を作り上げることも出来る。毒も扱いようによっては薬になることは、医療人たる貴方も存じているだろう?」
「え、えぇ。文献や資料などでそういったケースもある、と言うことは知っていますが……」
 マガレットはどうにも落ち着けなかった。
 危険物が歩いているようなものなのだ。
「そうだ。マガレット殿、狂竜ウイルスはご存知かな?」
 ゲリョは話の内容を変えてきた。
 狂竜ウイルスと聞いて、マガレットの目付きが変わった。
「はい。といっても、まだ名前ぐらいしか」
「それについて、何か知識があれば教えて頂きたい。こちらも可能な限り知識を提供する」
 マガレットとゲリョは、しばらく狂竜ウイルスについて語り合うのだった。

 シオンはモンスター達を前にキョロキョロと見回していた。
 そして、視線が止まったのは、ドスガレオスのレオだった。
 レオはその視線に気付いてシオンに向き直る。
「ヒャッハッ!どうしたお嬢ちゃん?」
「乗っていいですかっ?」
 シオンはレオの平たい顔と背ビレを見比べながら訊く。
 一瞬、レオは呆気を取られたがすぐにいつものハイテンションを取り戻す。
「ヒャハ!オレのスピードに惚れちまったか?オーケイ、乗りな!」
「ひゃっほーっ!」
 シオンは喜び勇んでレオに飛び乗ろうと背ビレに手を伸ばす。
「ヒャ!?ストップだお嬢ちゃん!オレの背ビレは……」
 時既に遅し。シオンはその背ビレに手を触れた。
「!?!?!?!?!?!?!?」
 途端、シオンは声にならない悲鳴を上げて、その場で全身を痙攣させて倒れた。
 それを見て、慌ててカスケが駆け寄ってくる。
「シオンちゃんっ、大丈夫!?」
「っっっ……?っっ……、っっっっっ……!!」
 シオンは必死に何か訴えようとしているようだが、声が出ていない。
 忘れがちだが、ドスガレオスの背ビレには麻痺性の神経毒が含まれているのだ。
 声帯まで麻痺しているのか、シオンはしばらくその場から動くことも喋ることも出来なかった。
「ヒャ、オレも忘れかけてたぜヒャッハ……」
 レオはその平たい顔を困ったように歪ませた。
 しばらくしてからシオンは動けるようになって、懲りずにレオに乗りたいと言うため、今度は首に乗るように言ったものの、首では地面に埋まってしまうため、結局諦めざるを得なかったのだった。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.413 )
  • 日時: 2014/05/21 11:33
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Tl79uYEE)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 五十七章 それは災禍の前兆

 アスト達は、依然ゴア・マガラとの戦闘を続けていた。
 ゴア・マガラは何度か怯むような様子を見せたが、倒れそうな気配は兆しすらも見えない。
「うおぉぉぉぉぉっ!」
 狂竜ウイルスに感染しながらも、アストはアックスモードのディア=ルテミスを振るう。
 リオレイアの素材から作られたチャージアックスは、遺憾無くその火力を発揮し、ゴア・マガラの黒く穢れた鱗を焦がしていく。
「グルオォッ」
 ゴア・マガラはアストを噛み付こうと首を振り抜く。
 アストは素早く反応してその噛み付きを避ける。
 だが、それだけでなかった。
 ゴア・マガラの牙は回避できた。
 しかし、続いてその尻尾が唸りを上げてアストに襲い掛かる。
「しまっ……!?」
 牙を回避したために、体勢を戻そうとしていたアストはその尻尾に打ち据えられる。
「ぐあぁっ!」
 丹念に鍛えられたスキュラメイルはアストを致命傷から守るが、まともに尻尾を直撃したために、一部に亀裂が生じた。
 衝撃に堪えられず、アストは吹き飛ばされた。
 どうにか受け身を取りながらアストはすぐに起き上がる。
 同時に、自分の身体の状態も確かめる。
 まだ狂竜ウイルスによる症状は出ていないだろうが、それも時間の問題、しかも短い。
 アストはマガレットから教えられたことを思いだし、一度ディア=ルテミスを納めると、ポーチからウチケシの実を取り出してそれを口にした。
 すると、幾分か狂竜ウイルスによる感染が弱まったのか、少しはアストの身体が楽になる。
 それから回復薬グレートも飲み干して、もう一度ゴア・マガラに接近する。
 ツバキは保守的な立ち回りにはなったが、それでも確実にゴア・マガラにダメージを与えている。
 セージはさすがと言うべきか、常にゴア・マガラにまとわりついて断続的に攻撃を仕掛けている。
 時折爆発が起きているのは、ニーリンの拡散弾だ。
 消耗は続いている。
 だが、勝てるはずだ。
 憶測だが弱点属性は突けている。
 拡散弾の爆発は一つも外れていない。
 何度も怯んだ。
 もしかすると、もう勝てるかもしれない。
 アストは希望を見出だしながらソードモードのディア=ルテミスを振るう。
 袈裟懸け、斬り上げ、水平振り抜き……基本に忠実に、アストは攻撃を続ける。
 攻撃を繰り返す内に、ふとアストの身体に変化が起きた。
 体内を蝕んでいた狂竜ウイルスが突如消えたように感じた。それと同時に、全身に力がみなぎり、研ぎ澄まされるような感覚を覚えた。
(これは……まさか、マガレットの言ってた克服って奴か?)
 攻撃を与え続けることで克服出来るとは聞いていたが、この急な感覚のことまでは聞いていなかった。
(でも、やれる!)
 アストはディア=ルテミスを合体させて盾にエネルギーを供給すると、そのままアックスモードに変形させて振り抜く。強属性ビンによる火属性が燃え盛る。
「グガルゥ……」
 ゴア・マガラは明後日の方向を向くと、その場を飛び立った。
 ペイントはニーリンが既に当て直している。
 体勢を立て直してから、アスト達はゴア・マガラを追った。

 どうやら二つか三つはエリアを越して移動しているようだ。
 かなり奥まで進んでいる。 
 臭いが嗅げる以上、この未知の樹海からは逃げていないだろう。
 岩壁に囲まれた狭い道を抜け、アスト達はそのエリアに入る。
 中央に小さな小河が流れるエリア。
 その中心に、ゴア・マガラの黒い外套が見えた。
 だがそれは、平べったくなっている。
「眠っているのか」
 ツバキは少しだけ安堵する。
「……」
 だが、アストはツバキのようには思わなかった。
 研ぎ澄まされた感覚が告げているのだ。まさかと思ってゴア・マガラに近付いた。
 そして、それを見て目を見張った。
「いや、違うぞツバキ……、こいつは眠ってなんかないぞ……!?」
 アストのその言葉に全員が反応し、アストの側に近付く。
 そして、アストと同じように目を見張った。
 それは、肉体を持たない、ただの『脱け殻』だったのだ。 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.415 )
  • 日時: 2014/05/21 18:37
  • 名前: 鉄道マニア (ID: D32U.gmH)

自分も小説が上手に書けたらなぁ...
まぁ書ければ書いてみようと思います

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.417 )
  • 日時: 2014/05/21 19:56
  • 名前: 煌星 (ID: b8I.9CJo)

4話最強?イャンクック

目の前にはイャンクックが舞い降りて来た そして、火炎液(あってる?)を
吐いてきた。3人は難なく回避したが着弾地点である地面は焼け焦げていた
この一発の火炎液で3人は察した
「まさか、このイャンクック…G級か?いや、違うこいつは全盛期のイャンクックだ」
と輝は2人?に向かって言った
「え!ちょっと待って、全盛期イャンクックはあの時の一回だけダヨ!」
鈴が言うと晴が
「あの力を使えば勝てるでしょうけどやるしかないんですよね…」
3人をほっとくのがイャンクックでなないと言わんばかりにイャンクックは火炎液を吐きつつ突進してきた
イャンクックが3人に近付いて当たったと思われたがイャンクックは吹っ飛んでいた
『大滅斬・火炎』←ネーミングセンスwwww
3人はイャンクックへ強力な斬撃を
飛ばしていた。それがイャンクックを
吹き飛ばしたのだ。しかしイャンクックは立ち上がりもう一度突進を試みる
「死なないんだね。あれじゃ」
「まぁ、次で終わらせよっか」
などと3人は何故か余裕である
イャンクックが突進で3人に近付いてくると最早恒例?のように吹き飛んでいった。『火氷連撃』今度は、火と氷属性を纏った斬撃を飛ばしたのだ
イャンクックは3人の思うがままに
遊ばれ、絶命したのだった
【武器の属性紹介】←今更www
「光属性の輝」
[奏属性の鈴]
(闇属性の晴)  以上です
続けるぞ↓
「さて、アップはこれぐらいで言いかな?」
「んー、アップにしてはハードだったかな」
「確かにそう思うww」
残り鳥竜種はイャンクックが
倒れたことにより少々?戦意喪失気味
のようだ
「ドス系は俺が(輝)」
「ガルルガ&ヒプノックは私?(鈴)」
「フォロクルルとファルノックが俺か(晴)」

『大裂断』 『残光撃』 『凍劣逆』
と3人は何故か異様に技を出しまくり
次々と沈めて行き↓
『メインターゲットを達成しました』
帰還後ギルドマスターに報告すると
次は古塔での古龍なとお願いされた
3人であった


わからないモンスターや属性は
自分でググ(ry殴殴殴
はい調べてください
(F要素たっぷり?気にしたら負けじゃ)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.418 )
  • 日時: 2014/05/21 21:01
  • 名前: 翼の勇車 (ID: ri.XLoAb)

>>416
ま、マサカ異世界トリップ物!? これは期待ですね。
八神くんのキャラが我的に好き。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.420 )
  • 日時: 2014/05/21 21:58
  • 名前: 10倍の準星 ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

ハイパー茶番タイム。

「もういいや…生産武器ですごす…」
「はい?!何をいっているんだい?それだと復帰できない…」
「あ、そうだった。まぁいいやー。失踪再びってことで。」
「(重症すぎるわね…)」
「もういいや。うん。発掘終了ってことで。」
「(…どうしたものか…あたい一人ではどうしようもない…)」
【俺たちに任せな】
「だ…だれだい?」
「やぁwwwおひさwwww」
「…え?な…なんでだい?!確かあなたたちはもう…」
「…腐ったあいつを正すために戻ってきたんだ。」
「ただね…戻ってくるのに大量のエネルギーを使ったみたいで…おなかが…」
「いやいや…全身ぼろぼろよ。私たち。」
消す前を見た人なら誰かわかるはず。
「…でもあなたたち…そんなことしたら…」
「大丈夫…とは言いがたいが気にするな」
「さてとwwwあいつをどうにかすっかwwwww」



「あー発掘なんてもういいやー。うん。」
「…お前も変わったな」
「あれ?おかしいな…幻聴か?」
「と思っていたのか!?」
「あ?!なぜいるんだ!?」
「腐ったあなたを正すためよ…」
「誰が腐ってr「「お前」」…。」
「…まぁ発掘するしないのも、復帰するしないのもお前の自由。」
「だけどよwお前、失踪してないぞwww」
「え?なにいってるの?失踪してたzy」
「seventh slaveはあなたのことでしょ?」
「うっ…」
「結局、失踪していたようでしていなかったのねー」
「…むぅ…」
「もう認めろよ。お前はそうやって行動した時は大概後悔しているだろ。」
「どうせやるんだったらやれってのw評価がないとかうんぬんじゃなくてなw」
「あなたもROMしている人の一人…読者は必ずいるわよ」
「それにねー、うだうだ文句言ったり言い訳する人はやってない人なんだよー。だいたいはだけどね…。」
「やる人間は言い訳しない。やりたいと思うのならば不恰好でもいいからやってみるんだ。それをモットーにしていたんだろ…。」
「…そうだったな」
「気持ちは戻ったか?w」
「ある程度…」
「そう…よかった。」
「そうだよな…実際に実行しないと分からないよな…もう一度…0からはじめるか」
「その調子!」




「ありがとうね…あたい一人ではどうしようもなかったわ」
「いやいいさ…俺たちはあいつから生み出されし存在…」
「あいついなかったら俺らいなかったしなーwww」
「…もう帰ってこれないかもしれない。けど私たちはまだ…消えていない。」
「いつかそのうち…もどりたいなぁ…」
「…戻れるわよ、そうなるように実行すれば。」
「あぁ、そうだな…。」







茶番ここまで。

復帰します。なんかうん、ごめんなさい。失踪しているようでしていませんでした。
前書いてたやつを戻す気はないというより不可能です。
それまでの話をあらすじにして書き出す手もあるけどね…。
まぁしばらくは…新しく作ります。
次回目次は500で作りますよっと。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.421 )
  • 日時: 2014/05/22 00:47
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

>>420
蒼さん天さん幽さん双さんおひさっす。
>「seve slaveはあなたのことでしょ?」
!!?!?!!??
復活おめでとうございます! 復活祭とかはやらないのでご安心を。

>>419
主人公達がモンハンを知らないという致命的な……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.422 )
  • 日時: 2014/05/22 02:41
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: cVJtk0J7)

 >>420

 おぉ。10倍の準星さんが帰ってきましたか。
 ってか、失踪してなかったんですね。
 まぁそんなことは忘却の彼方へ。
 新しい小説期待してます!
 
 真夜中でこっそり活動してるダブルサクライザーでしたとさ。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.423 )
  • 日時: 2014/05/22 13:12
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: jCnXTQSC)

世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜


第1話 忌み嫌われし竜、ゴア・マガラ

この世界はほとんどのものから忌み、嫌われしモノが存在する。
それのもつ鱗粉は、人間・モンスターともに恐れられている。
人間がそれを吸ってしまえば、発熱や嘔吐、神経の過敏化、そして自然治癒力の著しい低下を招き、最悪の場合死に至ることも多い。
また、モンスターの場合だとそうならない。モンスターに起こるのは…神経の過敏化。これにより、まるで狂ったかのように暴れだす。そして、ほとんどの場合は力尽きる。
なお、感染したモンスターの一撃にも例の鱗粉、通称「狂竜ウイルス」が付着している。そのため、この一撃をくらった人間、あるいはモンスターは2次感染する危険性は高い。
この狂竜ウイルスを巻き散らかすモノ…それが黒蝕竜、通称ゴア・マガラだ。
そのモノが現れたのはまだ比較的新しく、謎にも包まれている。最近の調査によれば、このゴア・マガラはまだ成長途中であることが発覚した。成長した姿を、「シャガルマガラ」と呼ぶ。どちらにしろ、狂竜ウイルスを使うことに変わりはない。
このモンスターはその特性故に忌み、嫌われているのだ。ある地方では、ゴア・マガラ及びシャガルマガラを神として崇める村も存在するくらいだ。それほど恐ろしい存在といえよう。

しかし、それらにも天敵は存在する。

この世界には、ゴア・マガラおよびシャガルマガラの討伐だけに特化した一風変わったハンターが存在する。
彼はこの世界に住むゴア・マガラとシャガルマガラを一時期絶滅寸前まで追い込むほど、それらに容赦しなかった。
そんな彼は今、未知の樹海の最深部にちかい所にいる。
「くそったれ…!あのやろう…!次あったら狩る!」
見た感じは全身ゴア装備をしたただのハンターに見えるかもしれない。
しかし、彼が持つ弓と防具は普通の装備と大きく異なる。発掘から出るものとも異なっているのだ。
それらは彼が、ただゴア・マガラとシャガルマガラを狩ることだけを想定して作り上げた武器と防具であり、一般の装備とはまったく異なる仕様となっている。
今日も何一つ変わらない樹海生活をすごす…はずだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.424 )
  • 日時: 2014/05/22 19:00
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: jCnXTQSC)

第2話 奇妙なゴア・マガラとの対峙

俺の名は師条…。ゴアおよびシャガルを討伐することだけに特化したハンターだ。
かれこれ人とのかかわりを断って…何年過ぎただろうか。ちょっとした事情だ。
俺が住む未知の樹海は人、モンスターのくることがめったにない最深部に近い場所だ。ここなら俺は誰にも干渉されることもなくすごせる…。
だがたまにモンスターは現れる。人が来ることは絶対ないからまだいいが…正直言ってモンスターは邪魔だ。俺が何も害をあたえていないのに襲い掛かってくるのだからな。
ただ俺はゴアとシャガル以外まともに狩れん。ドスランポスにすら殺されかけた有様だ。無様だろ?
「なんだ…?ゴアやろうが近くにいる?狩るか。邪魔だしな」
近くにゴアの気配を感じる…。邪魔になるだけだ。あの狂竜ウイルスはまじで鬱陶しい。
俺は速攻でその気配の感じる場所へ向かった。

そこにゴア・マガラはいた。
…いや、たしかにゴア・マガラは、いる。
しかし何かがおかしい。
「…何者だ」
感じ取れる気配がゴア・マガラ特有のそれだけではなかった。
何か別の…今まで感じ取れたことのない気配を察知する。
「くっくっくっ…」
「!?」
俺は驚愕した。このゴア・マガラ…しゃべるぞ。
モンスターでも人間の言葉を理解し、話すことのできる種は存在する。しかし…ゴア・マガラにそれは あ り え な い
…文献の世界ではありえるかもしれないが…今それが俺の目の前で起きている。
「まさかこんなところで人と出会うとは…くくっ…!」
どうやらあっちも予想外ではあったみたいだ。確かにこんな樹海の最深部に近いところに人がくるわけがない。
最深部近くまでいってしまうと、もはや脱出不可能の迷宮に近い。脱出したいなら何かにつかまって空にあがるのが手っ取り早い。
あとモドリ玉はなぜか使うことができない。なんでだろうな。よくわからん。
「…ほう?貴様が我が一族を絶滅寸前に追い込んだ狩人か。」
一瞬なぜ知っているんだこいつ…と思ったがその疑問はすぐに消えた。
この世界に住むゴアとシャガルは俺を見るだけで逃げていく。おそらく一族にも伝わっているのだろう。
【俺と戦ってはいけないことに】
「だからなんだ?どうせお前もしゃべるにしろ、ゴア・マガラにすぎん、今この場で…!」
俺は愛用する弓を握り締め、矢を放つ準備をした。いつでも放つことはできる。
「哀れな、貴様には我に付き合ってもらうぞ!!」
そういうとそのゴア・マガラは通常種では絶対にありえないブレス…グラビモスの熱線に近いものを放ってきた。
「なに?!」
俺はとっさに回避した。あんなもの当たっていたら一般人なら…即死だろうな
ハンターでもあれに当たってしまえば大量の狂竜ウイルスによって…狂竜病の発症は免れないだろう。
しかし、俺はその熱線らしきブレスが放たれたところを見て驚愕した
―空間が崩壊している
「はっ!??」
「くっくっく…!」
俺がその崩壊した空間に驚いている隙に、ゴア・マガラは突進をしてきた
ドゴッ!!!
「くっ…!」
俺は突進にぶつかったが…妙だ。普通、突進に当たってしまえばその威力によって大きく弾き飛ばされる。
しかし…弾き飛ばされない。さらに…崩壊した空間の方向へとゴア・マガラは向かっている
「んな?!何をする気だっ!?」
「くっくっくっ…言ったはずだ。我に付き合ってもらうとな!!」
俺は必死に抵抗したが…だめだ、はがれない。まるで接着剤で固められたかのような気分だ。これも狂竜ウイルスによる効果なのだろうか…?
いやそれどころではない…!このままでは…と思っていたが、ときすでに遅し…
「くっくっくっ…はぁっはっはっはっはぁぁあああ!!!!!」
「うぉぉぉぉぉぁぁぁぁあああああああああああ!!!!」
俺とゴア・マガラは崩壊した空間へ入ってしまった。



とりあえず2話
作りおきで7話まで作ってる
クロスオーバーはまだやらない
設定は…7話終わったら作る

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.426 )
  • 日時: 2014/05/22 20:52
  • 名前: りょー (ID: pdoMz/ju)

続くと思われていたが、みんな死んでしまった、、、完。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.427 )
  • 日時: 2014/05/22 21:11
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: jCnXTQSC)

スレ主はどこへいってしまったんだ…。
モンハン以外の場合はどこまで許容されているのだろうか?
まぁ前の小説でさらっと他作品キャラだしてたりしてたけどね…。
「ちょっとまった、あたいはどうなんだい」
「ど…どうなんだろうねー(棒)」
許容範囲さえ分かればどれくらいはっちゃけたら…げふん、自重したらいいかわかる。
…というより自分がもう>>0の目次整理したほうがいい気がしてきたんだけど

>>421
明かさなくてもよかったかな…と思ってます。
以降seventh slaveで動くことはないはず。…誰だ、quellなんていいだしたのは(空耳。

>>422
未 失 踪
実質はあれかな、seve(ryでレスするまで。短い…。
でも自分以外に目次作成する人いなさそうだしあのまま放っておくとスレ主の心が折れちゃう。
だから名前変えていたわけ。IDも変えてね。

>>425
果たして主人公たちがモンハンの仕様に気づくのはいつだ…。

>>426
他人の小説を勝手に終わらせる。なるほど、新手の荒らしとはこういうことか。(違
自分で制作して終わらせようね。まぁやらないならいいけど

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.428 )
  • 日時: 2014/05/22 21:09
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

>>425
>でかいトンボ
メガネウラですね分かります。でもメガネウラは精々体長60センチ程度でアルセルタスとは比べ物にならないくらい小さi(殴
ラン「人間に餌付けされるとは……同じランポス一族として少し……」

>>424
喋るモンスター……クシャさん元気にしてるかなぁ←どうでもいい

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.429 )
  • 日時: 2014/05/22 21:16
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: jCnXTQSC)

第3話 並立世界〜パラレルワールド〜

「おぁぁぁぁあああああああ!!!」
…俺だ。師条だ。今俺は謎の空間を…落下している。
地面が見えない…先がまったく見えん。いつ激突するのかもわからん
それに…俺をこの空間へぶち込んだ張本人がいつの間にか消えている。やろう、付き合ってもらうとか言っておきながら俺一人だけこんな目にあわせやがるとは…!
そうこういろいろ考えていると気がついたら周りの景色が変わっていた
…空?ということは…高所から落下している?!
落下先は…樹海か?あといろいろ見えたが理解する暇もない。
ズドォォォォォオオオオオン!!!!
俺は樹海に着地した。とはいっても超高所から落下したのだ。
「足が…!」
さすがに衝撃が強すぎる…。
まぁ骨とかに異常はないからよしとする
それにしてもこの落ちた先…俺の知っている未知の樹海と同じなんだが…どういうことだ?
まさかただ単にちょっと変な目にあったが元に戻っただけ…?
「くっくっくっ…!」
「!」
この声は…俺を落とした張本人、ゴア・マガラ!
貴様…どこにいる…!声はするのに…いない。おかしい、あの巨体が見えないわけがない
どこだ…どこに…ん?
俺は視線を下げてみた
「くくっ…ようやく気づいたか」
「はっ!?」
なんと全身ゴア装備のアイルーがそこにいた。だとするとあいつとは別…?いや、声はまったく同じ…どういうことなのか俺にはさっぱりだ。
「この世界では我はこの姿でいさせてもらおう」
…と、そのゴア装備のアイルーは言う。正直言って、意味不明だ。こいつが本当に俺を落としたのと同じなのか、それともただのそっくりさんなのか…。
「貴様が俺を落としたやつなのか…おい!」
俺は矢を放った。連射Lv5だ。5本の矢を、しかも零距離で回避することなど…こいつには無理だろう。俺はそう読んだ。
しかしその読みは…はずれた
「くくっ、こんなもの」
バシッ!
そのアイルーは5本の矢すべてを掴み取ったのだ。
「ばかな?!お前は一体…!」
「だから、我は貴様を落としたゴア・マガラだ。いい加減気づけ。BA☆KAでもわかるぞ?」
「くっ…!」
俺はもう一発矢を放とうとしたが…放ったところで結果は同じだ。意味はない。
とにかく今の状況で確信して言えることは二つ。
一つはこのアイルーが俺を落としたゴア・マガラであること。なぜアイルーの姿をしているのかは知らない
もう一つは…こいつを倒すことは絶対に不可能なこと。
ほぼ零距離に近い射撃を、しかも連射Lv5の矢を素手でつかんだのだ。どうあがいても無理だ。
仕方なく俺はこいつの言うことを聞くことにした。
「で、結局お前は何をしたんだ。ここはどこか言えよ」
とにかく今この場がどこなのか俺にはわからない。俺はこいつに聞いてみた。その答えは俺の想定外だった。

「くくっ…ここは…そうだな、並立世界の一つ、とでも言っておこう」

「!??」
並立世界だと?!そんなものは小説とかの作り話でしかありえないはずだ!
そんなものが実在するわけが…
「くく…どうせ貴様はそんなのありえねぇとか思っているのだろうな。仕方ないな、我が説明してやろうではないか」
…こいつから聞いた話をまとめるとこういうことだ。
本来、世界と世界は干渉することなく、それぞれが独立して存在する。つまり、俺のいる世界だけでなく、いろいろな世界が並立して存在する。それが並立世界。パラレルワールドとも言われる。ただ、時間は共通しているみたいだ。一部は異なるらしい。
中には干渉を阻止する力が脆く、いろいろな世界から人が来てしまう世界もあるらしい。できればそんな世界にはいきたくないな…。めんどくさい。あとそういう世界ほど常識が通用しない。…意味が分からん
どうやら俺とこいつは並立世界の一つに落とされたみたいだ。いや、こいつが俺をこの世界に落としたといったほうがいいか…。つまり、俺たちはこの世界でいうと「本来存在しないモノ」といった感じだろう…。おそらくそういうことだ。
…少し気が遠くなってきた。ここまで考えるもの久しぶりだ。
「くくっ…どちらにしろ、貴様は我をなしに元の世界に戻ることは不可能だろうがな…。」
「ならば一つ教えろ、なぜ俺を並立世界へ送り込んだ」
俺の一撃を軽々受け止めることのできる能力があるのならばこのようなことをする必要もない…。そうするのには理由があるはずだ。
俺はそれが知りたかった。答えはこうだった
「簡単なことだ…貴様さえいなければ我が一族は安泰だ。あっという間に繁栄するだろう。ただ、それでは貴様にデメリットしかないだろうから、貴様には我ら一族以外のモンスターの狩猟を学ばせてやろうと思っているのだ。そうすれば、貴様はハンターとしての技量が上がる。悪くない話だろ?」
…話が長い。まぁ等価交換に近いようなもの…といった感じだろうか。たぶんそれだ。それ。
もうめんどくさい。それに俺はゴアとシャガルさえ狩れれば…そう思っていた矢先、
「グォォォオオオオオオオ!!!!」
…ゴア・マガラの咆哮が近くで聞こえた。こいつとの話に気を取られて気づかなかった。
「くく…元の世界だと我が一族はすぐ逃げてしまい、貴様の実力がわからないからな…。【狂竜病を滅ぼし者】と呼ばれしその実力…見せてもらおう」
どうやらこいつは俺にゴアの狩猟をやらせるみたいだ…いくら世界が違うとはいえ、一族が狩られることに何も感じないのか?
俺はそう思いながらも、こいつの指示に従うことにした。
巻き散らかれし狂竜ウイルスをわざと吸い込みながら―


今日は3話で止めます
まぁつくりおきしてたのコピペしただk(ry
ものすごく都合のいい設定です。うん、クロスオーバー前提といってもいいレベルにね…。

>>428
元気にしてないです(出番的な意味で

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.430 )
  • 日時: 2014/05/22 21:53
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

>>429
パラレルワールド……確かにクロスオーバー前提ですなこりゃ。ついでに質問ですが、その世界ってイャンクックとガノトトスとダイミョウザザミがつるんでたりします?ガクガクブルブル

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.431 )
  • 日時: 2014/05/23 00:15
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: gj3QzbB5)

>>430
本編では他の方の作品に介入することはないです
つまり全てオリジナル。他の方の作品と関わりはなし。
クロスオーバーでご自由にいくなりいかないなり…いっそのことモンハンからはなれt(殴
スレ主の許可が出ないとダメデスネ、ハイ(モンハン以外の作品へ介入は)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.432 )
  • 日時: 2014/05/23 01:06
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

本編があまりにも進まないので暴走してみることにしました。
……え? 具体的にどう暴走するのかって? 同・時・進・行・で・別・作・品・書・き・ま・す。
トトス「おいつばゆう! てめぇ俺様らを見捨てる気かぁ!」
勇車「おうわっ、ちげーよ! 書いてあんだろ同時進行って! お前らのも案が出しだい書くよ!」
クック「そう言っておいてエタる気だろう。その時はお前……ただじゃ済まさんぞ」
勇車「肝に命じておきます……」

というわけで、ミズキ達の方と二つ目のを見分けるためにどちらにも題名を与えたいと思います。二つ目のは第一話を書く時に名前を明かしますが、ミズキ達の題名が決まらないんですよねぇ……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.433 )
  • 日時: 2014/05/23 20:59
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

早速第一話投稿。題名は途中で明かします。
※注意点
主人公が読者に語りかけるような形式です。

それではどうぞ。


突然だが、これを読んでくれている皆さんは異世界転生、あるいは憑依を知っているだろうか。小説の人気カテゴリの一つで、読んで字の如く異世界にて転生、つまり生まれ変わるかすでにいる物に憑依する事だ。作品にもよるが、神様が間違えて主人公殺しちゃったからお詫びにーってのが多いと思う。あとは偶然選ばれたとか、これまた神様が気まぐれで転生させたくなったとかかな。俺もよくその手のウェブ小説を読んでいたわけだが、まあちゃんと完結するのは結構稀で、大抵作者が失踪してオワリ、つまりエタるわけだ。
何でわざわざそんな情報を書き込んだかって? ……いや、多分そんなことを疑問に思うやつはいないと思うが。まあ一応答えよう。まさに俺、その現象にあったんだよ。

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』
第一話〜とりあえず経緯書く〜

前述した通り、俺は異世界に行くことになるわけだが、そこまでの経緯を話そうと思う。
俺の名前は神山 条一郎(コウヤマ ジョウイチロウ)、極フツーの高校生だ。あー……好きな事はゲームと読書、嫌いな事は運動。こらそこ、引きこもりまっしぐらとか言わない。別に特別仲の良い親友がいたわけではないが、多分人並みに友達は居たと思う。
んでまぁある日……具体的には友達の誕生日を祝うためにカラオケへ行ってバカ騒ぎした次の日なんだが、前日の疲れでぐっすり寝た俺は案の定学校に遅刻……してたらまだ思いきりがついたんだけどなぁ、よりによっていつも家出てる五分前に起きたのよ。頑張れば十分間に合う時間だから全力でメシ食って歯みがいて着替えて家飛び出して。フルスピードで大通りまで行って信号待ちしてたらさ、一人の幼稚園児っぽい女の子が道路に飛び出したわけ。んでご多分に漏れずそこへトラックが突っ込んで行く。無論俺は助けるために道路へ飛び出し、女の子の手を全力で引っ張った。女の子はどうにかトラックの軌道上からはずれたはいいけど、走ってた勢いに女の子引っ張った時の反動が重なって俺はトラックの前にダイブ、ブレーキ音が聞こえたかとおもったら別に痛みもなく気を失った。

気がついたら、俺は病室にいた。ただ、目の前に色々繋がれた俺が横たわっているのが普通で無かったが。見たところ心電図は弱々しいながらも上下してるし人口呼吸機のシュコー、シュコーって音が聞こえるから死んではいないっぽいな、おそらくこれは幽体離脱というやつだろう。
勝手にそう解釈し、しばらく自分の寝顔を見るという謎行動をしていると、両親がナースさんに案内されて入ってきた。泣きながら俺の肩をゆする両親を見てると、何だかいたたまれない気持ちになって、なんとか肉体に戻れないか試行錯誤した。ま、無理だったんだけどね。
その時だわ、急に俺の心臓が不規則に動いてんのを心電図がとらえたかと思ったら、そのまま逝ってしまった。なんつーか、実感わかないってゆうか、だってさ、自分が死ぬとこはたからみてるんだもん、他人事にしかみえないよなぁ。
で、肉体を失ったからかだんだん意識がぼやけてきて、深い所に沈むような感覚に襲われた。俺は自分の亡骸にすがり付いて泣く両親を見ながら、ゆっくりと意識を手放した。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.434 )
  • 日時: 2014/05/23 10:37
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: lNyPNNr5)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 五十八章 ナゾ フカマル セカイ

 そう、そこには肉体のないゴア・マガラの脱け殻だけが放置されていたのだ。
 ペイントは脱け殻に残っており、それ以外の方向からペイントの臭いは感じられない。
「脱皮か?しかし、なぜ……」
 ニーリンは顎に手を置いて思案する。
 脱け殻を凝視しながら、セージは口を開く。
「分かるとすればニャ。脱皮をするということは、あのゴア・マガラはまだ成熟した個体ではなかったと言うことはわかるニャ」
 生物の中には、進化の過程で脱皮を繰り返すものもいる。これもその一つだろうか。
「これがなんであれ、依頼的にはどうなるんだ?失敗なのか?」
 ツバキも脱け殻を凝視しながら誰と言わずに訊く。
 ニーリンはその脱け殻に触れてみる。
 まだ脱皮して間もないのか、生物的な感触が残っている。
「ふむ、このまま何もせずに帰れば失敗だろうな。だが……この脱け殻を持ち帰れば話も変わってくるだろうがな」
 例え脱け殻でも、ゴア・マガラ関係のモノならギルドは高く引き取ってくれるだろう。
「でもやっぱり、これで終わりじゃなさそうだな……」
 アストは一抹の不穏を感じながら呟いた。

 未知の樹海から、バルバレに帰還したアスト達は早速ミナーヴァのメンバー達に迎えられ、事をギルドマスターに報告した。
「ふむ、脱皮か。これまでには見られなかった状況だね」
 さすがのギルドマスターも、これにはお手上げのようだ。
 ニーリンが話を持ち出してくる。
「ギルドマスター。ゴア・マガラの狩猟は出来なかったが、こうしてサンプルは持ち帰っているのだ。失敗です、はい終わりではなかろう?」
 ニーリンは見返りと同時に、このギルドマスターの人としての器を測ろうとしていた。
 ここで失敗だからと言って何もなければ、無能の烙印を押すつもりだ。
「そうだね、足掛かりは捕まえているんだ。ここは仮成功として扱い、本来の報酬額の半分を与えようか」
 一応成功した事として扱い、全額ではないにしろある程度の報酬金を与えると言うのだ。
 ニーリンは心中で「それでいい」と頷いた。どうやらこのギルドマスターはまだ良識があるようだ。
「……とは言えしかし、その脱皮を終えたゴア・マガラが気になるね。結局のところ、まだ生きてはいるのだから。無意味に近いかも知れないが、ギルドでは引き続き捜索を続けよう。何か分かれば君達にもすぐ伝えよう。それと、アヤセ孃の方もこちらで保護しよう。そうだったね?」
 そう……ゴア・マガラはまだ生きている。
 だとすれば、またどこかで狂竜ウイルスの被害が蔓延しかねないのだ。
 拭いきれない謎は抱えたままだ。
 だが、ツバキにとってはユリの保護が最優先だったのだ。
 それを聞いて、ツバキは安堵する。
「ところで、君達ミナーヴァの次の目的は何かな?」
 ギルドマスターは興味本意でミナーヴァの目的を訊いてくる。
 セージが代表として答える。
「オレ達は現在、シナト村へ向かう途中だったニャ。海上でゴア・マガラと遭遇、そのまま流れてチコ村に漂着、そこでバルバレから手紙が届いた次第だニャ」
 これまでの経緯を簡単に答えるセージ。
「シナト村かい?」
 ギルドマスターはシナト村と聞いて興味を強くした。
「久しく聞く名前だね。確か、北方の山の上にある竜人の村だったかな?」
「山の上?」
 アストは耳を傾けた。
「そうだよ。それがどうかしたのかな?」
「あ、いえ……」
 ワルキューレは海は渡れても空は翔べない。
 これもまた、カトリアに相談しなくてはならないだろう。
 話終えると、アスト達は集会所を後にした。

 アスト達はここまでの顛末をカトリアに報告した。
 ゴア・マガラの脱け殻、シナト村のことだ。
「そうね……ゴア・マガラのことは気になるけど、シナト村って山の上にあったんだね」
 ゴア・マガラのことは一旦置いておいて、今はこの旅のことを優先するようだ。
「山の上ってなると、ワルキューレじゃ無理ですよね、カトリアさん」
 アストは遠回しにこの先の予定を聞いていた。
 カトリアはアストに目を向けると、当然とばかり頷いた。
「それはもちろん、飛行手段を手に入れないとね」
「つまり、もう一度ナグリ村へ赴き、今度は飛行船を作る分けですな?イレーネ殿」
 ニーリンも話に入ってくる。
「うん。と言うわけで、休息や物資の供給が済んでから、私たちはもう一度ナグリ村へ向かいます。ツバキくんは、ユリちゃんとバルバレに残るんだね?」
 ギルドマスターとの約束で、ユリの保護を承っているのだ。必然、ユリの護衛に就いているツバキも残ることになる。
 ツバキは頷いた。
「えぇ。短い間でしたけど、お世話になりました」
 カトリアに一礼するツバキ。
 どうやら、あくまで自分が女だと言うことは明かさないようだ。
 それでもツバキは自分の生き方を曲げないのだ。
「なぁ、ツバキ」
 アストはツバキに声を掛ける。
「ごめんな、一緒にユリを守るって言ったのに、それも出来なくなって」
 ツバキはそんなアストの言葉に呆気を取られたが、すぐに調子を取り戻す。
「気にするなって。気持ちだけでも受けとるよ。ありがとうな、アスト」
 そっと、右手を差し出すツバキ。
 それを見て、アストも右手を向けてその手を握った。
「ちゃんとユリを守ってやれよ、ナイトさん」
「お前に言われなくても」
 軽口をいいながら、『男同士の』握手を交わすアストとツバキ。
 握手を終えると、ツバキはその場を後にしようとする。
「じゃあ、ユリにも伝えに行きますから、失礼します」
 そう言って、ツバキは寝室用の馬車へ向かう。
 残った者達も解散になり、それぞれの馬車へ戻っていった。

 寝室用の馬車で、ツバキとユリは話し合っていた。
「そっか……もうミナーヴァの皆さんとお別れかぁ……」
 ユリは少し寂しげな表情をする。
「そんな顔するなよ、ユリ。これまで通りの生活に戻るだけだし、いい思い出になっただろ?」
 ツバキな努めて明るく振る舞うが、ユリの表情は晴れないままだ。
「でも、やっぱり……」
「ユリ」
 躊躇うユリに、ツバキは声を強くした。
「ご両親だって心配してるんだ。それに、ミナーヴァの方もいつまでも保護出きるわけじゃないだろう。これまでと同じだよ。友達になれてもすぐ別れるような、ね」
「……そっか、そうだね……」
 ユリは寂しげな表情のまま、ベッドに潜り込んだ。
「ごめんね、ちょっと疲れちゃった。お昼寝、するね」
 そう言って、ユリは横になった。毛布で顔を隠した。
 ユリは毛布で隠した顔を涙で濡らしていた。
(別れたくない……別れたくないよ……)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.435 )
  • 日時: 2014/05/23 14:17
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

第4話 師条の実力(前編)

「グォォォオオオオ!!」
ゴア・マガラと俺は対峙する。俺に目をつけた瞬間、あたりに狂竜ウイルスをまき散らかす。
これを察知することにより、ゴア・マガラは対象の位置を把握するのだ。別に狂竜病を発症させるためだけではない。
常人であればこれは回避したいところ。しかし俺は違う。この狂竜ウイルスの抗体を持っているからだ。
狂竜ウイルスの抗体を持ちし者は…おそらく俺一人だけだろう。俺は狂竜ウイルスを吸うとそれを克服した状態になる。他のハンターから見たらうらやましいだろう。
あぁ、それといっておく。普通のハンターが得る抗体と俺が持つ抗体は別物だ。普通ハンターの持つものは一時的だが、俺のはずっとだ。
しかし、俺がこの抗体を手に入れるまでは地獄のような日々だったが…そこはいつか明かす。
とにかく、俺は武器をつかむ。狙う場所は…「頭」と「後ろ足」だけだ。あいつが逃げるときに打ち落とすため翼を狙うこともあるけどな。
「グォォ!!」
ゴア・マガラは俺にめがけ突進してくる。だがそんなものもう何百回も見た…俺は最低限横に移動し、
「…」
バシュッ!!!!
あらかじめ溜めていた矢を後ろ足めがけはなった。矢はすべて命中した。
だがゴア・マガラがその程度でひるむわけがない。すぐさまこっちに向きを変え…
「グォア!!」
ブシャッ!!!!!
単発のブレスを放ってきた。なお、このブレスには誘導機能がついている。しかしその誘導もそんなに高性能ではない。避けてしまえばこっちのもの…。頭が丸出しだ。
「低脳が…!」
バシュッ!!!!
5本の矢は…本来縦方向に並ぶはずだが、俺の弓から放たれし矢は…一点に集中する。
グサッ!!!!
「グギャァァァアアア!!??」
すべてゴア・マガラの左目ができるであろう位置に命中した。おそらくこの瞬間、こいつはたとえ成体になろうとも、左目はつぶされているだろう。
あまりの激痛にゴア・マガラはその場で暴れまわる。こっけいなものだ。
「…」
バシュッ!!!!
その間にも俺は容赦なく頭、後ろ足めがけ矢を放つ。何発か翼に当たるが…それは仕方ない。
「グゥゥッ…!」
どうやらゴア・マガラも落ち着いたみたいだ…。しかし、俺に対して恐怖を感じているのだろう。なかなか攻撃しようとしない。
「どうした?もう恐れたのか?ならばその右目も…!」
バサッ!!
俺がそういったとたん、ゴア・マガラは翼を広げ、この樹海から逃げようとした。
どうやらこいつも感じたんだろう。俺と戦ってはならないことに。
しかし、俺もそうやすやすと逃がすほどあまくはない
「逃げられると思っていたのか?」
バシュッ!!グサグサッ!!!!
「グギャァァアア?!!!」
放たれし矢はすべて右翼を直撃、貫通する。ゴア・マガラの右翼はもう羽ばたくことができなくなってしまっただろう。
ゴア・マガラは墜落した。
「…どうした、もうおしまいか。情けない…!」
人間の言葉を理解できるはずがないが…俺はそういった。
するとゴア・マガラは起き上がり
「グアァァァァアアアアアア!!!!!」
―狂竜化した


とりあえず今日はこれだけ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.436 )
  • 日時: 2014/05/23 16:44
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6a5zfKxz)

 >>435

 ちょ、師条の身体スペックチートじゃないですか。
 常克服状態とか会心率エグいです。
 でもかつての天には劣る……と信じたいです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.437 )
  • 日時: 2014/05/23 16:50
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

>>436
そのうち詳しく書きますが彼の設定は…
・狂竜病抗体持ち(永続です)
・+無我の境地以上の上昇率
・ゴア、シャガルに対しては異常な戦闘力
・それ以外はなんとびっくりゆうた級。
といった感じです。ゴア、シャガルに関しては一番のスペックですね、はい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.438 )
  • 日時: 2014/05/23 16:59
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Pz97RiB6)

 >>437

 なんとびっくりゆうた級www
 文章でもドスランポスに殺されかけたとか書いてますね。
 僕はオンライン環境が無いのでよく分かりませんが、このサイトでゆうたはものっそい冷やされてますけど、そんなに酷いんですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.439 )
  • 日時: 2014/05/23 17:44
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

>>438
ゆうたはそのクエスト難易度を跳ね上げる効果を持ちます。
3人そろうと0分針3乙当たり前となります。
5分以内にソロに近い状況で対象を討伐しなければならない。(捕獲する暇なんてない。)
ただゆうたにも種類がいろいろあって…うん…まれにまともなゆうたもいる。
もしかしたらゆうたに見せかけたプロハンなのかもしれない…。

ps
上位グラビ亜種だれでもで部屋立てたらなんかまともな人多いんだけど…。おかしいな、ゆうたがあまり釣れない

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.440 )
  • 日時: 2014/05/23 18:55
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

>>434
>(別れたくない……別れたくないよ……)
イーオ「ブバァ!」
ゲネッポ「ど、どうしたイーオ! おい、返事せい! イーオオォ!」
ピーポーピーポー
イーオ「ユリ……ちゃん……可愛すぎ……る……お」ガクリ

なんていうか、Trailさんの作品でもサクライザーさんの作品でも我の作品でも胡麻あぶrげふんげふん、ゴア・マガラが暴れてますねぇ。ま、こっちのは狂蟹化ギザミ君が圧勝してたけど。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.441 )
  • 日時: 2014/05/23 22:41
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

>>440
暴れてないです。むしろぼろ雑巾のようになってますよっと。
いろんな意味で扱いが一番ひどいかも(ゴマちゃんの勝ち目が0的な意味で)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.444 )
  • 日時: 2014/05/23 20:54
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

>>443
なるほど、モンスターハンターの世界に行った訳ではなく、モンスターハンターの"ゲーム"の世界に入ったんですね。

今日中に高校生モンスターとクロスオーバー更新すると思います。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.445 )
  • 日時: 2014/05/23 21:10
  • 名前: りょー (ID: QXPkwFQB)

何故か物語は続いていった。が、しかしドスランボスの爪によって一人が傷を負ってしまった。そしてその一人はもがき苦しみ死んでしまった、、、思ったけどみんな文才なさすぎ

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.446 )
  • 日時: 2014/05/23 21:50
  • 名前: 煌星 (ID: GjBti88L)

>>445

そんなこと言うんなら自分書けよ?
え?無理?聞こえませんね〜
書けないのに言うのはただのアホですよー
てか、お前もうスレ荒しだよwwww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.447 )
  • 日時: 2014/05/23 22:40
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

>>445
二回目の荒らし行為っと。
知ってるか?実際にやる人間は文句をいわない。文句を言う人間はやってない証拠。
そんなに文句を言いたいならやって示すんだな。文才がないと言うのであれば。
あと文才がないからなんなの?書くなってこと?
まぁ自分の小説を持たないやつに言われたかないな。それだけは
荒らしにレスして悪いね。まぁあいつが荒らしって自覚してるかしらんけど

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.448 )
  • 日時: 2014/05/23 22:05
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: FuE1VtbK)

>>445
ルールに、
四 二回以上の荒らしで通報を考えますんで。
と書いていましたが読みましたか?
違う場所でも小説を書いている者としてその言葉は許せませんね

全く関係ないところから来たユイトの意見でした

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.449 )
  • 日時: 2014/07/10 23:32
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

設定だよ。

【師条】 ??歳 男
・身長185cm体重80kg
・髪は普通の長さ。色は黒、目は紫
・狂竜病を滅ぼし者
・武器、防具ともにゴア
・ただし見た目もスキルも異なる。
・【無慈悲、剛弾、集中、高級耳栓、風圧大無効】←多すぎとか言わない。
・弓は連射、貫通、拡散が自由に撃てる。
・狂竜ウイルスの抗体をもつ。効果は無我以上。
・毒の抗体も手に入れた模様
・ゴアとシャガルに対しては鬼。
・それ以外はものすごく弱い。しかし理由は判明された
―主人公。BLAZEによって異世界を旅するハメに。諸事情で樹海最深部近くに住んでいた。出血が止まらない時は対象の血肉を追い求める。そのときは理性を失ってしまうとか

【BLAZE】 ??歳←ぇ 男
・謎。ゴアだったりアイルーになってたり。
・目は紅
・武器はアイルーが持つにはあまりにも大きすぎる太刀。防具はゴア
・謎に包まれているがいろいろ知識は豊富
・世界を超える力を持つ
・おそろしいスペックだったりする。
・あとおはぎが大好物。
・特殊武器にすべてを切断する太刀をもつ。
―謎に包まれた存在。ゴアだったりアイルーだったりする。問題児でもある。世界を移動することには何かの目的があるらしい

【涙那】 17歳 女
・身長162cm体重52kg
・師条と同じ世界に住むハンター
・髪は普通の長さで色は紫、目は青
・武器は片手、防具は…まだ決めてない。
・スキル重視(実際組めるの)か一式にするか募集。
・ゴア・シャガルが狩れない。諸事情らしい
・それ以外は普通に狩れる
・おはぎを作りすぎる癖がある
―ヒロイン?なぜか師条と同じ世界にいた。理由はそのうち明らかになる。状況を冷静に判断することが可能

【キャロ】 ??歳 男
・涙那のおとも
・目は橙
・武器・防具ともにリオレウス
・空気。
・涙那が作りすぎたおはぎの消化担当。
―空気枠。いるのかいないのかわかんない。それだけ←ひどい

【奏連】 ??歳 女
・身長175cm体重56kg
・最初に来た世界にいたハンター。しかしその世界の住民ではない
・髪は長髪で緑青。目も同じ
・武器は太刀を2つ。防具はなぜかつけていない。
・普段着で狩りを行う変わったハンター
・気配察知が可能。つまり自動マーキングを素で所持
・記憶が欠落している。原因不明
―師条が最初に来た世界で出会ったハンター。しかしその世界に住む人間ではないらしい。何か事情があるみたいだがその記憶がない。

【満】 ??歳 男
・通称、SUPER STAR 満-MITSURU-
・隠せよって?やだ。
・天パでグラサン装備。茶髪。白い服を着る。
・ONLY☆ONEな風格を持つ
・非戦闘要員。
・間違えてもT○Gではない。
―外の世界の人。つーか…現実世界からの来訪者。詳しくはBEM○NIで。詳細を知りたいならそっちで見たほうがはやい。

【優李】 17歳 女
・身長156cm体重49kg
・髪は少し長めで黄色。目は赤色
・この世界のモノではない。
・武器はテッセン(双剣)
・防具はアバウト
・猫耳と尻尾が生えている。
・ツンデレ。
・猫を見るとえいニャ♪と言い出す。
・食欲がすごい。
・実力は奏連より下
・奏連と関係が…?
・記憶が抜けている
―師条が次に来た世界でであったハンター。何か事情があるみたいだが記憶が欠落している。性格も変わっているとのこと。ツンデレ。

【Blizzard】 ??歳 女
・身長、体重ともに不明
・氷の妖精
・外の世界の人。
・髪の色は水色、頭にリボン有。目の色は青
・とんでもねぇばかだ。
・氷特化。火に弱い
・過去に炎ちゃんに溶かされた
・最強といいはる
―アタイってば最強ね!といえば…誰か分かる人にはわかると思う。孤島の海を凍らせた張本人。遊びで凍らせたとか。氷属性は強力ではあるが、無効の敵の前では…お察し。その分、氷が弱点のモンスターには効果絶大らしい。なお、BLAZEには逆らえない

世界の設定

師条がいた世界
・だいたいMH4準拠。
・MH4だと思ってもらえば…

1番目の世界
・だいたいおんなじ。多少違うらしい。
・ただそこまで気にするほどではない。

2番目の世界
・MH3Gに似た感じ。
・だいたいMH3Gだと思えば手っ取り早い。

随時増やすよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.450 )
  • 日時: 2014/05/23 23:00
  • 名前: りょー (ID: QXPkwFQB)

僕を荒らしというものがたくさんいる。なんて悲しくて低能な奴らだ。正直言ってつまらないこの小説に終止符を打ってやるのだからありがとうくらい言えよ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.451 )
  • 日時: 2014/05/23 23:24
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

>>450
ありがとう、自治ができてうれしいよ!
よかったね!つまらないと思うなら 見 な け れ ば い い の に な
だからつまらないとかほざくんだったら書けっての。批判できるんだったらどう書いたらいいか知ってるんだろ?じゃぁ書けよ。
それ以前に批判禁止だし。
それになんだ?終止符を打ってやる?誰もあんたに頼んでないわ。

まぁあんたの文に期待はしてない。今あんたが信頼を得る最短の方法は小説を書くこと。まぁ、批判とかする奴はまともに書いてないとは思うけどね

やっぱり自治楽しくない。回避性能+3つけてスルーでもすっか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.452 )
  • 日時: 2014/05/23 23:14
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

第5話 師条の実力(後編)

ゴア・マガラは狂竜化した。これで俺を倒せるとでも思ったのだろう。
―そんなわけねーだろうが。
もともと俺はゴアとシャガルだけに特化したハンター…。ゴアの狂竜化など、シャガルに比べたらただの劣化版。
はっきり言って、的だ。的。なんの苦戦もない。ただの的…。
そんなことも知るわけもなく、そのゴア・マガラは俺と対峙する。さっきまでの恐怖が感じられない。これなら勝てるとでも思っているのだろうな。
ならば現実を見せてやろう。絶対越えることのできない壁というものを…!
「グオォォォオオオオ!!!」
バシュン!バシュン!バシュン!!!
ゴア・マガラは渾身のブレスを…3発放つ。しかし無駄だ。
狂竜化以前についていた追尾機能はもうない…。ブレスとブレスの間でやりすごせば…
「がらあきだ、雑魚!」
バシュ!!!!
頭を狙いたい放題だ。
「おまけだ、食らっておけ!!!」
バシュン!!!!!
剛射も俺は放っておいた。放たれた矢は、右目ができるであろう位置に直撃する。
「グギャァァァァァアアアアア??!!!!」
とてつもないほどの激痛がゴア・マガラを襲う。そらそうだ。さっき左目に放った一撃より威力は増している。あまりの激痛により、狂竜化が解除された。
おまけに、後ろ足にダメージがたまっているため、まともに動くことも難しい。さらに右翼は打ち抜かれた。羽ばたいて逃げることもままならない。
―もうゴア・マガラに抗う力は残されていなかった。
「災厄をもたらし者よ…沈め」

「グギャァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアア!!!!」

―ゴア・マガラの断末魔が樹海にこだました


ごめん、誘導機能あったら変更する。
次回新しいキャラだす

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.453 )
  • 日時: 2014/05/23 23:34
  • 名前: りょー (ID: QXPkwFQB)

いちいち返事しなくていいから!何が回避性能+3だよ!うまいことでも言ったつもりかよ。マジウケルンですけどwwやっぱバカは単細胞だからすぐ切れるんだなww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.454 )
  • 日時: 2014/05/23 23:46
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

十八章 おしどり夫婦とネコめし万歳

「あ、そうだゲネッポ、トトスの仕留めたガノトトスの肉取っといたから使ってよ」
立ち去ろうとするゲネッポとルピナスを呼び止め、ギザミが渡したのは麻袋。もはや超大陸の文化にさして驚かなくなっていたアスト達なので、誰も突っ込まなかったが。
「ザザヤンサンキューな。お、ちゃんと抗菌石入れてあるな、これで腐らずに済むわ」
「あれ、それってもしかして水竜の大トロですかぁ?」
麻袋をのぞきこむ人間とドスゲネポス。これまた不思議な光景だった。

「アルタスお待たせ〜」
突如地面を突き破って出てきた巨体、それはゲネル・セルタスであった。
「おお、置いていってすまなかったなゲル。みんな、紹介する。妻のゲルタスだ」
本来セルタスの種類は雌が一方的に雄を酷使し、場合によってはエサとして食べてしまうくらいで、アスト達には目の前で繰り広げられる仲むつまじげな空気が不思議でならなかった。ギザミの隣でミナーヴァメンバーをを見ていたミズキが共感するように首を縦にふる。どうやら彼女も初見は同じ事をおもったようだ。
「ヒャッハ! そうだお嬢ちゃん、この竜撃戦車みてーなねえちゃんに乗せて貰えよヒャッハァ!」
レオの言葉にパァっと顔を明るくするシオンであった。

「じゃあ、行きましょうかぁ」
「せやな、食材採取しながら行きまひょ」
「待つにゃ」
再び去ろうとする一人と一匹を呼び止めたのは先ほどまでセージに相談していたネオ。
「オレにもつくらせろにゃ」
そう、非常に忘れがちだが、ミズキがカスケ達と出会う前はネオが食事を作っていたのだ。
「ネコめしの底力、見せてやるにゃ……」
どうやらセージとの会話で元気を取り戻したらしく、意気込んでクックの巣へ向かうネオ。
「過信は身を滅ぼす事にニャると言ったんニャが……」
言った事が実になっていないネオを見て呆れて腕を組むセージだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.455 )
  • 日時: 2014/05/24 00:52
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

お知らせ。

qua「つくりおきがもうすぐ枯渇する。」
師条「どこまで作ってたんだよお前」
qua「8話。」
???「くっ…失踪してたとは思えんな」
qua「それ関係ない。」
師条「で?なんだ?枯渇するからペース落ちるとかそういうオチだろ」
qua「うが…先回りしすぎ…」
???「くくっ滑稽なものだ」
師条「まぁ作りおきなくなったらそらペース落ちるよな」
qua「でも今思ったが週3余裕のスルーです。」
???「貴様が目次を作れば解決」
qua「最終編集はスレ主じゃ」
師条「じゃぁ副スレ主やれよ」
qua「荒らしに反応する人間でもいいのだろうか?あとあいつ変なとこだけ突っ込んでくるし。書けよ、臆病者。あと単細胞ってのは分裂で増殖するから俺の脳はどんどん増える、というわけだ。つまり脳がたくさんできる人間の誕生…ん?脳じゃなくて全体で単細胞…?だとすると俺の分身がどんどん誕生して…あ、細胞といえばだがその中には核やらリボソームやらがあってそれらの作用によっていろいろな物質が作られる。その一つであるたんぱく質は確か構造が1次〜4次構造まであるが…なんだっけ、βシートは2次だったか。
なお、動植物の遺体を微生物が分解してできる高分子物質を腐植という。これに金属とかのさびとかで起きる腐蝕を足すと腐食になるんだ。まぁそれはおいといて腐植は土中の砂とか粘土とかを固める作用があってそれにより団粒構造ができる…さらにその団粒構造には特性があって…」
???「…(結局反応してるじゃないか。というよりなにいってんだ貴様。)」
師条「(そういえばあいつ回避性能+3の防具作ってなかったな…つーか何いってんだあいつ。主に後半部分。)」
??「私の出番はまだなのか?」
qua「この特性が…あ、??は6話で出るから心配するな」
??「む、そうか。分かった。」
師条「で、結局何が言いたいんだ」
qua「寝る。嘘。更新ペースを平常に戻す。前書いてたときを知っているならそれになるって思ってくれれば。あとは…他作者の作品と混ぜることはしないから」
師条「…」
qua「さて、その団粒構造の…」
師条・???「「もういい。」」

次に6と7話。8話更新でペースダウン
なおこれは目次にいれない。

qua「さて、これが解けたら更新ペース落としてやる。」
師条「藪から棒にどうした」
qua「まぁうん、あいつには解けないだろうと思ってだ。」
???「貴様の専門分野だったりしたら話にならんな。あと現代というのは調べればでるぞ」
qua「大丈夫、数学だからさ。んじゃこれ。解かないとかいったら俺は普通に更新する。あと俺はばかじゃないアピールではないよ、これは。あいつがどれくらい知ってるか知りたいだけ。あぁ、別に他の人が解いてもいいよ。その場合は特に何もしないけどさ」

一般解を求めよ
y"+y'-6y=cos2x

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.456 )
  • 日時: 2014/05/24 00:33
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: vjQ9tvDe)

 いやまぁ、えっとその……批判だろうが文句だろうが終止符打つだの言おうが、その発言で相手が不快に思ったらその時点で荒らしと同義だと思うんですよ。
 りょーさんに関しては、喧嘩腰に食って掛かるわけですから、それが単なる指摘だったとしてもそれは見ようによっては荒らしにしか読めないですね。
 面白い小説を読みたいなら、普通に販売している物を購入することをオススメします。少なくとも僕たちの描く小説の10、100倍は面白いでしょう。

 追伸…この程度で済んでるなら、多分まだまだマシですよ。他の掲示板はもっとエグい返し方されますから。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.457 )
  • 日時: 2014/05/24 00:59
  • 名前: 翼の勇車 (ID: CWlc955u)

サクライザーさん遅くまでお疲れ様でーす。

りょーさんへ
次このスレッド及び作者の皆さんを否定するようなレスをした場合多分我キレます。援軍呼びます。我からは以上です。

高校生モンスターは今日中は無理ですた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.458 )
  • 日時: 2014/05/24 07:00
  • 名前: 煌星 (ID: KzgEOI3G)

終止符うつとか作者でもないやつが
言うとかwwwwwww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.460 )
  • 日時: 2014/05/24 09:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: yfMqnu/.)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 十八章続き

 ランとエリスは、ヒトとモンスターの関係について話し込んでいた。
「アイルーやチャチャブーも、元はヒトの社会とは別から生まれた存在。ヒトの言葉を覚えるのは、ヒトの社会で出稼ぎなどをするためだと聞いたことがあります」
「……では、あなた方のかつての先祖が、獣人と同じようにヒトの社会に混じって暮らしていた……そう考えれます」
「その可能性は高いでしょう。私の祖父母も生まれた時からヒトの言葉で生活していたと仰っていました」
「……もしくは、突然変異の一種の過程で前頭葉が著しく発達した、とも……」
「ふむ、謎は深まるばかりですね。生き物と言うのはいつまで経っても全てが分かりません」
 ここは、収拾がつくまで時間がかかりそうだ。
「でしたら……」
「……ですが……」

 ツバキは、楽しそうにモンスター達と触れ合っているユリを遠目から見ていた。
「楽しそうだな……」
 楽しそうなユリを見ているのはいい。
 ただ、自分がおざなりになっているのが少し気に入らなかった。
「アストくーん、カトリアさーん、こっちこっちー!」
 楽しそうに手を振るユリ。
 自分よりも、アストやカトリアを優先している。
 ミナーヴァと出会ってからだろうか、ユリは変わった。
 特に、アストの前だとあんな顔をよくしている。
 作りのない、無邪気な笑顔を。
 あんな眩しい笑顔、自分の前では見せてくれない。 
「はぁ……」
 ツバキは大きく溜め息をついた。
 そんなツバキの肩を軽く叩く者達がいた。
「ギャァ」
「ギャォ」
 二匹のゲネポス、ゲネスケとゲネカクだ。
「スケさんに、カクさんか」
 ツバキはその姿を見て名前を思い出す。どっちがどっちなのかの見分けは分からない。
 ゲネッポ辺りなら分かるだろうが、ツバキでは分からなかった。
「ギャギャ」
 すると、ゲネスケが木の枝を掴むと、ガリガリと地面の土を削って文字を書いている。
 ツバキはそれを見下ろしてみる。
「何なに……「大切な人が笑顔ならそれでいいじゃないですか」?いや、それはそうなんだけどさ。なんか腑に落ちないというか、何と言うか……」
「ギャォア」
 すると今度はゲネカクが書き始める。
 ツバキはそれも読む。
「んーと、「もしかしてアストさんがユリさんに奪われそうで怖い」?……って、何でそうなるっ!?」
 何だかんだ言って、ツバキもモンスター達と馴染んでいたのだった。

 ニーリンはヒトとモンスターが交じり合って楽しんでいる様子を見て頷いていた。
「何とも奇妙な交わりだが、皆笑顔で何よりだ」
 カトリアはアストやユリと一緒なら、少しずつでもモンスター達と触れ合っている。
「なぁに一人で悟ってんだよぉ」
 ニーリンの隣につくのはトトス。
「やぁトトスくん。私は今、明鏡止水の境地に至っているんだ。多分その内髪が逆立ったり、全身が黄金色に……」
「ならねぇよ」
「なんだ、つまらない」
 ニーリンは不満そうに口を尖らせた。
「まぁ、明鏡止水どうこうは置いといてだ。結局の所、なぜ私達と君達は出会ったのだろうな?神様の悪戯にしては度が過ぎているとは思わないか?トトスくん」
 そう、根本的なことは何も解決していないのだ。
 何がどうなってこうなっているのか、未だに答えは出ていない。
「んぁ?んなもん俺様が知るかっつーの」 
 トトスは首を捻りながら答える。
「ふむ、そうか」
 ニーリンは特に残念がることもなく頷いた。
「しっかし退屈だぜぇ、なーんか面白ぇこととかねーかなー」
 トトスは欠伸をする。
「……」
 ニーリンは自分の頬をそっとつねってみた。
 その瞬間、ニーリンの身体がブレた。
「!」
 それに慌ててニーリンは手を頬から離した。
 なんだろうか、今のブレたような感覚は。
「おい、どうしたよニーリン?」
「おぉぅ?私としたことが、何もない所で転ぶところだったぞ?」
 ニーリンは惚けたように言い逃れる。
「はっ、間抜けてやがんな」
「いやはや……」
 参った参った、とニーリンはトトスから顔を背ける。
 が、その内心は複雑な思考に満ちていた。
(今のブレは何だ……?考えられるとするなら、これが夢の世界であることを前提として、夢と同じように痛覚を感じることでレム睡眠から覚醒……それと似たような現象か?つまり、この夢の世界から退場、この世界において私の存在が『なかったこと』になる、というわけか……?)
 ぐるぐると思考を回してみるが、それ以上にらしい答えは出そうになかった。

 ゲネッポ、ルピナス、ネオはクックの巣に到着した。
 ここまでに様々な山菜や珍味などを拾えている。
 それだけでなく、ランの指示なのか、ランポス達が次から次へと食に適した植物を持ってくるおかげで、かなりの量が揃った。
「ほな、各自でここにあるもん使うて作りたいもの作りましょか」
「はぁい」
「にゃー!」
 早速調理に取り掛かる。
 ルピナスは大量の食材を前に右往左往していた。
「うぅん、こんなにたくさんありますとぉ、何を作るか悩みますねぇ」
「ゆっくり決めたらえぇ。慌てんでも食材は逃げ……」
 ふと、食材の山の中から甲虫種らしきモンスターが顔を出してそこから離れようとしている。
「ってクォラそこのカンタロス!何逃げとんねん!」
 ゲネッポは慌てて逃げていくカンタロスを追い掛ける。
 モンスターもモノによっては珍味になるモンスターもいるのうだが、さすがにルピナスもモンスターを使った料理はつくったことはないので、扱いやすそうなものなから取り寄せていく。
 ネオは早くも算段を終えたのか、既に調理に取り掛かっている。
「ここで名誉挽回にゃ、ここで名誉挽回にゃ、ここで名誉挽回にゃ……」
 何やら焦っているようだが、気にせずルピナスは包丁を手に取って食材をゆっくり切っていく。 
「今日のごはんはなんでしょぉ〜、今日のごはんはなんでしょぉ〜、ピリッと辛いぃ、特産キノコのキムチ鍋ぇ〜♪」
 のんびりとゆっくりとおっとりと歌いながら、それでも腕は止まらずに、ルピナスは調理していく。
 


 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.461 )
  • 日時: 2014/05/24 12:00
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

第6話 想定外の出来事

…俺だ、師条だ。ゴア・マガラを討伐した。世界は違うがどうやら性質は同じみたいだ。
別にこれくらいいつものことだ。ただ久しぶりに最初に逃げようとしない個体に出会ったがな。まぁ最後は逃げようとしていたが…。
「…くっくっ」
あいつは少し様子がおかしい。なんだ?そんなにしょぼかったか?
まぁ別にしょぼかろうがどうでもいい。あいつにどんな腕か分かったならどうでもいい。
とにかく俺は…と思っていたとき、
「…すまない、ちょっといいか?」
聞き覚えのない声が…あいつではないな。それだけは分かる。あいつも俺と同じくその方向を振り向いたのだから(だれだ?そう!(゜Д゜)彡なんていったのは。F○I呼ぶぞ)
そこにいたのは…ハンター…か?しばらく人と会っていないからよくわからん。あとこの世界にハンターがいるのかも知らん。
「なんだ?」
俺はそういった。ただ…なんというか…狂竜ウイルス克服した際の特有のオーラがでているため…怖く見えてそうだ。あとゴア装備だし。
まぁそんなこともないみたいだったらしいが…そのハンターはこういった。
「もしかして、狂竜病を滅ぼし者、か?」
ん…ん!??
ちょっとまった、ここは俺のいる世界と違う。それは確信を持っていえる。あいつが嘘いうような気配はないからな。
問題はなぜこのまったく知らない世界で俺の異名が伝わっている?
わけが分からん。
「?た…確かにそうだが…」
「む、私と同じ世界から来た人か。」
ん…んん?
同じ世界から来た人…?あれ、もしかしてこのハンター、世界と世界を移動できるのか?いやそれはない。さすがにそれはありえない。
んじゃぁ…?
「まさかお前が…?」
俺をこの世界へ落とした張本人に聞く。しかし…
「いや…我は確かにこの世界にきたことはあるが…貴様以外の人間をこの世界に招いたことはしていないぞ?」
と答えた。ということは…別に原因があるわけか。よくわからないけど。
「む、自己紹介がまだだった。私は涙那(るいな)。名前に涙とあるが別にすぐ泣き出すわけではないぞ。」
いやそこまで聞いてない。まぁいいや、俺は…何言えばいいんだ?
「くっくっ…我が名はBLAZEだ。こいつのおともをしている」
「いやお前おともzy「不服か??」…。」
何気にこいつの名前初めて聞いたぞ…。まぁいい、どうせこいついないと元の世界戻れないからな。それに下手に知られるのもめんどくさい。俺のおともってことにしておく。こいつのほうが高性能な気もするけどな…
「俺は師条…まぁだいたいしってるか」
異名をしっているならだいたいどんなハンターか知っているだろうと思い、俺はそれ以上に言わなかった。
そういえば…涙那の後ろにアイルーがいるような…?
「ニャ…あいつはアイルーじゃないニャ!怪しいニャ!!」
どうやらBLAZEがアイルーじゃないことに気づいている。人間は気づかないのにな。
ものすっごい怯えてるけど。大丈夫か?膝が笑っているぞ?
「ま…まぁ…ぼ、ぼくにかかればい、一撃でか、か、勝てるけど…ニャ!」
どうみても敗北フラグです。本当に(ry
「あ、紹介してなかった。私のオトモアイルー キャロ だ。」
といわれても俺は名前を覚える気にはならなかった。あまり出番なさそうだからな。
さてとどうしたものか…いや自己紹介が終わっただけだしまだ一緒に行動すると決まったわけじゃない。できればソロがいい。人との関わりを持ちたくない
ただ…あっちも何か事情があるのは確か。だと思う。
どうしたものか…と考えていたら。
「くっくっ…ならば、我々とともに行動するか?その方がお互いメリットはあると思うが」
何かいいだしたんですがこいつ…。
「む、本当か?実はいろいろ聞きたいことがあるんだ。」
どうやらともに行動することが決まった…のか。それはそうと聞きたいこと…?いったいなんなんだろうか



お死らせ

本来なら20話程度進んでからの予定でしたがもう主要キャラそろっちゃった(少ないとか言わない。)のでクロスオーバー解禁します
希望者はやりたいってこととどの世界にぶち込むのかをお願いします。出だしは作るんで

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.463 )
  • 日時: 2014/05/24 17:46
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

第7話 休憩

俺、つまり師条ってこと。
いい加減この定型もあきた。変えたい。
そういえば涙那が聞きたいことがあるといったが…一体何なんだ?
「なぜゴア・マガラとシャガルマガラしか狩らないのだ?」
あぁ…やっぱりそこか…みんなそれ聞くよ。絶対に
まぁ仕方ないよな。だいたい一つのモンスターに特化したハンターはそれを聞かれる。
「む、すまない…やっぱり聞かなかったほうがよかったかな…」
…いや慣れてるけど。
「…因縁があるんだ、あいつらには。それだけだ」
詳しく俺は言わなかった。言っていたら長すぎる。いや、本当に。それはいつか時間のあるときに明かす。
「そうか…あともうひとつだが…」
もうひとつ?まだ何か聞きたいことあるのか?もしかしてそれ以外のモンスターは狩れるのかどうか?
ドスランポスにすらぶっ殺されかけるんですがそれは…。と俺は思っていたが
「おはぎはすき…か?」
「ん???」
え?聞きたいことってそれ?そこっすか。
おはぎって…なぜおはぎ?
「まぁ嫌いではないが…」
「くっくっ…我は大好物だな。」
お前おはぎ好きなんかい…まぁこいつの好みはどうでもいい。ほっとく
「本当か!実は…今朝おはぎを作ったのだが少し作りすぎたんだ。よかったら食べないか?」
そういうと涙那はポーチから箱をとりだした。おそらくこの中におはぎがあるんだろう。
ただ…箱がでかいぞ。
パカッ
中にはぎっしりと…おはぎ。少しってレベル超えている。おいちょっとまった。これはかなり作りすぎ。
さすがにこんなには食えないがとりあえず1個だけとって食べてみた
…うまい。久々にまともなもの食べた気がする。
あぁ、普段はそこらへんに生えているキノコやうろついている小型モンスターを食べてすごしている。デザートなんてものはないぞ。
「ふむ、なかなかの物だな。我の好みの味だ」
おはぎにそんな味の差でるか…?まぁ知らないが。俺は
「む…ほめられると照れるぞ…」
俺はほめてない。という気はなかった。BLAZEに任せておこう。俺はもう1個おはぎを食べる。
「くっくっ…」
こいつもたくさん食っている…いや食いすぎかもしれん。甘党か?

「くっくっくっ、そろそろ貴様にこの世界でやってもらうことでも言っておこう」
おはぎを食べながら言うな。行儀悪い。
こいつにいっても無駄だろうが。
それはそうと…やること?ここでしかできないことでもやるのだろうか?
「やることは2つ。1つは…ドスイーオスの狩猟」
あぁ、あいつか。…いやそれなら元の世界にも十分いると思うが?わざわざ世界飛ばしてそんなことかい…
「もう1つは…いや、これはそのうちわかるから言う必要もない」
「なら2つじゃなくて1つでよいと思うぞ」
涙那がそういう。うん、そのとおりだろう。
「くっくっ…」
BLAZEはそれ以上言わなかった。なら言うなよなまじで。
とにかくもう少し休んでから動くことにした

「(この世界にあいつはいる…くっくっ…ただどこにいるのかがわからない…まぁすぐ見つかるだろう。ただ記憶が抜けているらしいからな。難しいものだ)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.464 )
  • 日時: 2014/05/24 19:18
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: nSVEp600)

 >>463

 あらやだBLAZEくんったら怖そうで実は可愛い。おはぎ好きとか。
 涙那はツンデレの予感がしますね。それもデレの割合が高いツンデレ。
 そろそろペースが落ち着くと思いますけど、地味に支援してます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.465 )
  • 日時: 2014/05/24 20:32
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

>>464
各キャラに何かしらの特徴を持たせてます。ちょっと変わった特徴を…うん。
涙那はツンデレ要因ではないっす。そのうち…なんか変なのが…
ちなみにいく世界によって関わる人の数を変えます。まぁ涙那はずっとついてくる。

11話まで作成完了。明日は8と9話かなぁ
それとスレ主…一体どうしたというんだ…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.466 )
  • 日時: 2014/05/25 11:11
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

第8話 集会場へ向かう

俺といえば師条。師条といえば俺だ。
BLAZEいわく、この樹海は俺の知っているのと同じ、この世界はだいたい同じ仕組みをしているとのことだ。
んじゃ集会所でもいったら普通にクエストを受けることは…できるのか?
「そういえば涙那のHRはいくつだ?俺はしばらくギルドにいってないから分からんが解放はしている」
最後にギルドへいったときはたしか20程度。そこからこれでもかというほどゴアとシャガルを狩りまくった。何百匹狩ったか忘れるほどにな…
だから明確なHRは分からん。というよりそんな実力ないしな
「む、私のHRは62だ。」
62か…まぁその辺のハンターは大量にいると聞いたな。
たしか…なんだっけ、ハンターの風上にも置けない野郎らのせいでHR=飾りだからな。…少なくとも俺もその一人になりそうだ。
「くくっならば上位のドスイーオスで十分だな。では集会所へ向かおう」
そういうとBLAZEはこの樹海のゴール地点へと向かう。仕方なく俺らもついていくことにした。
しかしあいつ…はやすぎないか?もう見えなくなったぞ…


〜ゴール地点〜

「む?我ら以外のハンターか?しかもなぜテオ・テスカトルが?」
一足先にゴール地点についたBLAZEが見たのは…ゴルテオをしているハンターたちだった。
そのハンターたちが担いでいるのはボウガン…だが適正距離でもなんでもない上に一人は妨害に徹している。
「HAHAHAwwww改造厨死すべし、慈悲はねぇぇぇええええええ!!」
「何言ってんだ…あいつ…」
BLAZEは意味が分からなかった。
少しすると彼以外のハンターは離脱していった。残されたハンターは彼だけ。
「あとで晒しとこwww改造やろうwwwwww」
そういうと彼も去っていった。残ったのは…テオ・テスカトルだけ。
「むぅ、どっちにしろ邪魔だな。まだあいつらはこないだろうし…消すか。」
そういうとBLAZEはアイルーが持つには大きすぎる太刀を取り出し…
「塵へと、帰れ!!」
バシュッ!!!
テオ・テスカトルごと空間を引き裂いた。


「くそっ早すぎるんだよお前は!」
俺はようやくBLAZEに追いついた。あいつ…はやすぎる。
「くくっ鍛えようが足りないのではないか?」
どういう脚なんだ…
とにかく俺たちはゴール地点へついた。そこにあるギルドが設置した帰還用の荷車に乗って帰ることにした。この世界…本当に似ている。
ただ少し周りの草がこげているような…おそらく気のせいだろう。
俺たちは集会所へと向かう。


塵へとの部分はどっかから拾った。
あとなんかおかしいハンターは無関係です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.468 )
  • 日時: 2014/05/25 11:23
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: vsgokmmP)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 五十九章 別れたくなかったからです

 翌日、ミナーヴァは出発準備を整えていた。
 まずはワルキューレを停泊させている港町まで戻り、海路を渡ってナグリ村へ向かうのだ。
 出発準備を整え後は歩くだけと言う中、ツバキは見送りに来ていた。
「お世話になりました、カトリアさん」
 ツバキは律儀にカトリアに頭を下げる。
「うぅん、お世話ってほど手間もなかったし、ツバキくんもアストくんやニーリンさんを助けてくれてありがとうね」
「いや、俺もあの二人やセージから色々と学ばせてもらいました」
 カトリアとツバキは固く握手を交わす。
「そう言えば、ユリちゃんは?」
 カトリアはユリの姿が見えないことに首を傾げる。
 ユリならば真っ先に見送りに来そうなものだが、なぜかその彼女がいない。
「……、ユリなら多分どこかで一人になってます。「一人にして」って言われたんで。きっと、別れを惜しんでいるんだと思います」
 ツバキは悲痛そうな顔を浮かべる。
「そっか……私も、ユリちゃんやツバキくんとはわかれたくなかったけど、それぞれの生き方があるし、無理に引き留めるほど私は強情にはなれないから」
 カトリアは一瞬落ち込むような顔をした。
「カトリアさーん、そろそろ出発ですよー」
 馬車からマガレットが呼んでくる。
「あ、すぐ行くから!」
 カトリアはマガレットを一瞥してから、ツバキに向き直る。
「じゃあ、ツバキくん。ユリちゃんのこと、お願いね」
「えぇ、任せてください。ミナーヴァの武運長久をお祈りします」
「それ軍隊とかに使う言葉だよ、ツバキくん」
 軽く笑いながら、カトリアはツバキに背を向けて馬車に乗り込む。
 互いに手を振り合いながら、ツバキはミナーヴァの馬車を見送っていく。
「別れを惜しむのは分かるけど、せめて見送りくらいはしろよな」
 ツバキは今ここにいないユリに対して言葉を口にした。
 
 バルバレを出て、旅路を歩むミナーヴァ一行。
 今日はニーリンが後ろの見張りをやっている。
 と言うわけで、アストは自室でのんびりしようとしていた。
「さってと、何からしようかな」
 武具の整備、道具の調合、昼寝……やりたいことはたくさんある。
「あ、そうだった……っと」
 アストは引き出し棚から、一冊の真新しい雑誌を取り出した。
『月刊 狩りに生きる』。
 狩りに関する情報が詰まっており、狩り場やモンスター、人気の武器や防具、占いまで記載されているハンター用の雑誌だ。
 午前中はベッドの上を転がりながらこれを読むつもりだ。
 たまの堕落、万歳。
 そう思いながらアストは『狩りに生きる』を手に取り、ベッドに入ろうと毛布をどける。
「………………」
「…………」
「……」
 ベッドの中にいたその人とパッチリ目が合ってしまう。
 長く伸びた艶やかな黒髪、少しだけ日に焼けた色白の肌、深い青色の瞳。
「え、えへ……?」
「……なあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
 アストは驚きのあまり思わず大声を上げながら後ずさる。
 それを聞きつけて前からはカトリア、後ろから妃竜砲【遠撃】を構えたニーリンが駆け付けてくる。
「どうしたのアストくんっ!?」
「無事なら返事をしろアルナイルくんっ!」
 だが、アストの部屋にいたその人を見て、二人とも驚いた。
 アストのベッドの中にいたのは、別れたはずのユリ・アヤセだったからだ。

 一方のバルバレ。
「ユリィーーーーーッ!!どこにいったんだぁーーーーーっ!?」
 ツバキは叫びながらバルバレの町中を走り回る。端から見るその姿は実に痛々しいが、今のツバキに恥も外聞もへったくれもない。
 ユリがなかなか戻ってこないため、まさか誘拐されたのではないかと、バルバレのギルドナイツを総動員させて捜索に当たっている。
「いたか!?」
「こっちもダメだ!」
「周辺のギルドにも連絡を回せっ、誘拐されたとしてもまだ遠くにはいないはずだ!」
「見付からなかったら大惨事だぞ……!」
 ギルドナイツは大慌てで手段を探っていく。
 そんな中、ツバキはまさかの可能性に行き着く。
 別れを惜しむがあまり、ミナーヴァのワルキューレに密航するのではないか?
 昨日のユリの様子を見ても、一度そう考えればそうだとしか思えなくなった。
 そう思い込んだツバキは、自分の荷物をひっつかむと全速力でバルバレを飛び出した。
「さすがにまだ出航はしないだろっ、間に合え間に合え間に合えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ……!」
 そんな必死のツバキの形相に、道行く人は道を空けて、野良のモンスターは怯えて物陰に隠れていく。

 とりあえず寝室用の馬車に移動し、姿勢を正すユリ。
 対面するはカトリアとアスト。
「えー、ではユリちゃん。どうしてアストくんのベッドの中にいたのかな?」
 カトリアは問い質す。
 それに対して、ユリは面と向かって答える。
「別れたくなかったからです」
「別れたくなかったからって……」
 アストは唖然とする。
 ツバキやギルドマスターを無視してこんなことをしているのだ。
「私だって、もう十六歳の一人の女です。自分のことは自分で決めていいはずです」
 ユリはさらに言葉を強くする。
 そんな強気のユリを諭すように、カトリアは言葉を選んだ。
「あのねユリちゃん。自分のことは自分で決めるって言うその意志の強さはいいの。でもね、自我の強さと自分勝手を間違えないで欲しいの。あなたを必要としている人はたくさんいる。ただ才能を示せば良いとは言わないけど、あなたを心配している人達のことも考えて」
 カトリアのその確かな言葉を聞いてもなお、ユリの瞳は強い意志を宿している。
 どうやら、本気のようだ。
 カトリアは確かめる意味で、もう一度問い掛ける。
「その全てを踏みにじってまで大切な何かが、私達にあるんだね?」
「はい」
 ユリはそう頷くと、今度はアストに向き直る。
 そして、こう言った。
「私は、アストくんの側にいたいんです」
 その瞬間、アストの心臓が跳ねた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.469 )
  • 日時: 2014/05/25 13:25
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

第H(\)話 クエスト ドスイーオス2頭の狩猟

俺、師条。それだけだ。
とにかくバルバレについた。世界は違うが…似ている気がするぞ?
あと道行く人は皆俺を見ている…まぁたしかにな。
普通のゴア装備とは違うし、発掘ででるのとも異なる。なんだあのハンター…とか思っているのだろうか
…視線が全部俺にきている気もする。
「師条殿は人気だな。私は見向きもされてないぞ。」
知らんがな…俺に言われても

〜集会所〜
集会所にはいろいろなハンターがいる。ここは俺のいる世界とは異なるか。
俺の世界にはこんなにハンターは集まっていないからな。すぐ出かけてしまう。
「なんだあのハンター…フルゴアとか地雷…ん?」
「おいまて、あの武器と防具はおかしいぞ」
「スキル構成おかしいな…」
「あたいってば最強ね!」
ほとんどのハンターが俺を見ている。ひそひそうるさいな…なんか一つ違う気がするが。
まぁそんなことはどうでもいい。俺たちは確か…ドスイーオスを狩猟しなければならない。
「くくっ、ドスイーオスの狩猟はないかな?上位のクエストでお願いしたい」
「かしこまりました、少々お待ちください…。」
俺の代わりにBLAZEが話を進めている。まぁここはあいつにでも任せておくとするか…。
それにしてもこの集会所も似ているな…同じ世界と思うくらいにな
そういえば俺のHRが解明された。どうやら124みたいだ。おかしいな、ゴアとシャガルしか狩れないのに100以上とはな。
「む…私より高い…」
「くくっ、ゴアとシャガルだけで狩れないのにこんなに高くていいのか?はずかしいだろ。」
…正直否定はできない。ゴアとシャガルならまぁそのHRでも十分だが、それ以外のモンスターだと完全に詐欺だ。詐欺。HR=飾りって言われる理由かも知れん。
ゴアとシャガルだけ狩れりゃ俺は十分だが…何かの拍子に違うモンスターを狩ることもあるだろう。だからこいつの意見は…ありがたいかもしれん。
「ほれ、クエストをとってきたぞ。くくっよく読んでおけよ」
BLAZEから渡されたクエストは…上位のドスイーオス…2頭同時。場所は地底火山で乱入の危険性はなし。サブタゲはなし。
3乙or50分超えで失敗…なんだ、俺の世界にあるクエと一緒じゃねぇか、仕様が。
契約にはハンター2とおとも1…おい待て
「お前は参加しないということか」
「ん?我も参加するが…」
ん…?おかしい、足りないような…
「ニャー!!僕を忘れるニャー!!」
BLAZEはもうキャロのことを忘れていた。さすが空気枠。すぐ忘却のかなた。
「ん?空耳が聞こえた気がするが…貴様が言ったのか?」
「…ハァ☆」
…完全に見捨てている気がするぞ。
とにかく2おともに変更はしてもらった。まぁ当たり前だな。
あとは道具をしっかり持っていくとするか…クーラーは必須だしな。
それにしても…不安だ。
俺はゴア、シャガル以外まっとうに狩れない。よくわからないんだ。
なぜか思うように体を動かすことができない。反応が鈍い…なぜだろう?ゴアとシャガルなら普通に体が反応するし先まわりも楽だ
…ドスランポスにすら殺されかけるのにドスイーオスなんか…狩れるのか?
不安しかないなか、俺たちはドスイーオス2頭の狩猟へと向かう

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.470 )
  • 日時: 2014/05/25 14:01
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: vsgokmmP)

 >>469

 アリ?なんだかキャロくん、スラ×エリさんとこのネオと同じ匂いが……気のせいですかね?
 恐らく気のせいだと信じたいです。信じましょう。
 
 さて、僕の本編〜輪廻の唄〜は間もなく最終章のシナト村編に入ろうとしてます。ラスボスは、まぁ言わなくても分かりますよね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.471 )
  • 日時: 2014/05/27 15:56
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

※モンスターがしゃべりますが普通のハンターには聞こえません

同時進行するもう一つのお話 〜世界を戻すため〜
その1 元の世界での異変

ここは師条が住んでいる世界。
今彼らは違う世界にいる。そのため、ゴア・マガラとシャガルマガラは天敵がいないに等しい状態。
瞬く間に繁栄していった…。いや、しすぎたのかもしれない。
各地で狂竜ウイルスの影響が発生し、収拾のつかない事態となっていた。
「うはwwwあいつおらんとか繁殖し放題wwww」
「おちつけ…だが窮屈でないのはいいことだな。自由に飛んで、自由に食事し、自由に寝れる。邪魔なものはなぎ払えばいいだけ。」
「いっそのこと今のうちに大繁殖してあいつが帰ってきたらみんなでぼころうぜwwww」
…繁殖期もびっくりの大量発生により、生態系の崩壊に近い状態であった。
報告によれば、狂竜化の確認されていない個体にも影響が出ているとのこと。つい先日には狂竜激昂ラージャンに出くわしたとの報告があった。…考えただけでも恐ろしい。
しかし、なぜかそのラージャンは死体となって発見された。ギルドは自然に力尽きたのだろうと予測していた。
「ふははwwwもうこの鱗粉大量にまいとこwwwどこにいるかわかりやすいしwww」
「おいおい、俺は目があるからそんなことしなくても分かるんだ。そんなにいらないが…まぁ機雷に使えるからいいか。」
とのんきにしていたゴアとシャガルであった。
…だが、
ズドン!!!
「ぐぉ!?」
「どうした、ゴア…」
「後ろ足になにか…なんだこれ、弾…?ってことはハンターがきたのか」
「まぁ俺たちでやれば問題ないだろうな。」
そういってゴアとシャガルはその方向を見た…
「「えっ?!!」」
が、二体ともに驚愕した。そこにいたのは…師条ではない。しかし…
「この世界はゴアとシャガルが大量にいるのか…ちっ俺の住む世界ではないとはいえ、ここまで被害があると…黙ってられねぇな。」
師条と同じオーラをもつ…いや、それ以上のハンターがそこに立っていた。武器は…ヘビィボウガン。
「お、おい!あれ、例のあいつと同じ…いや、それ以上にやばそう…」
「逃げるか…いや、あいつより上のやつが存在するわけない!」
そういうとシャガルはそのハンターめがけて突進してきた。
「避けられるものなら避けてみろ!!」
シャガルが突進する…。しかしそのハンターはまったく避けようともしない。
「発射ラグ…なし。ブレ…0。適正距離…3.0m。ねらいは…右目!」
バシュ!!!
そのハンターは突進するシャガルに目掛け弾を放つ。
グシャッ!!!
「ぐおぁぁぁああああああああああ!!!???」
シャガルの右目は完全につぶれた。放たれた弾は…拡散弾だった。中に入ってある爆弾が出されるが…まったく拡散しない。
ズドン!!ズドンッ!!!
「グギャァァァァアアアアアアアア!!!」
「は!?なんだあの爆発量!?」
拡散弾からでた爆弾の数、威力は…通常のものをはるかにしのぐものであった。おまけにすべてがシャガルの頭に降り注いだ。
たった1撃でシャガルは力尽きてしまった。
「うそだろ…やはりここは逃げるしか…!」
ゴアは羽ばたいて逃げようとした。しかし、そのハンターはすでに別の弾をリロードしていつでも撃てる状況であった。
「…」
バシュッ!!
「な?!読まれた!?」
彼の放った弾はゴアの行動を先読みして撃っていた。
ズドン!!
「ぐぉ?!」
どうやら放った弾は爆発する…徹甲榴弾だ。しかしこれの威力も…Lv3のレベルではない。大タルG以上かもしれないほどの爆発だ。
「な…なんなんだよ…あいつは…!」
ゴアの左翼はぼろぼろになっていた。なんとか逃げようとしていたが…あのハンターは銃口をゴアの頭に向けている。
「どうせ貴様は死ぬ。死ぬついでに教えておこう。俺はこの世界のハンターではない。俺の住む世界を戻すために、数多くの世界を旅する存在。」
「せ、世界を旅?!」
「俺の名前は…炎。これ以上貴様に言うことはない。散れ」
そういうと彼は銃口から貫通弾を放つ。





「…俺のオトモはどこにいったんだよ…この世界にいた形跡はするのだが…まぁいい、とにかく今はこの世界の異変を解決しなければならない。それも俺の使命…。」
彼はそういうとどこかへ行ってしまった。
残ったのはシャガルとゴアの死体だけ…





自分の小説内での最高スペックのハンターだしちゃった。どうしようもない人。
まぁ名前でまさかと思う人もいるかもしれないけど、前書いてたあれと同一人物。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.472 )
  • 日時: 2014/05/25 16:33
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: vsgokmmP)

 >>471

 炎来ましたーーーーーッ!!
 満を持して来ましたーーーーーッ!!
 つか、強ぇーーーーーッ!!
 ふむぅ、落ち着きましょう。
 恐らくこれを読んだらスラ×エリさんも黙ってません。
 ヤバイヤバイです。
 続きを続きをお願いします!是が非でも!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.473 )
  • 日時: 2014/07/10 22:07
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

別枠の設定。
【炎】 26歳 男
・異常なほどの問題児。つーかあんたハンター?実は…?
・武器はヘヴィボウガン。片手撃ち可能。なお、実際はそれ以外も使える。よく空間を引き裂くのに太刀を使う
・防具は…謎。
・武器、防具ともにMHシリーズとまったく異なる。しかし仕様だけあわせている。そのためいろいろおかしい。というより防具をつけてないことが多い
・弾はすべて自作。武器もそれに十分耐えられるようにしている。
・BLAZEは彼のオトモ。
・BLAZEと同じく、世界を超える力を持つ。それ以上かも?
・オーラを放っている。存在感が半端ない。
・数多くの武器を所有している。しかし使うのはその内の少し。だいたいは威圧用らしく、機能もそこまで。
・実際に使用するものはよくわからないことになってる。
・瞬間移動、時止め、空間移動等もはやなんでも有。
・散れといったら相手は散る。
・髪は短めで橙に近い赤。前髪だけ少し長い。目は紅
・炎ちゃんというのはやめましょう。でも俺は言う。by7倍quasar
―もうこいつ一人でいいんじゃないかな。なんかいろいろダメな人。危なすぎるため本編でははるか先に出会う。彼との記憶は元の世界の人以外は消えてしまうため、誰もしらない。そのため、クロスオーバーで出会ったとしてもその記憶は彼がその世界からいなくなると消えてしまう。都合いいね。
もし出会った場合は彼に「散れ」といわれたら死を覚悟しよう。つーかだいたい死ぬ。

【冥花】 ??歳 女
・ハンターじゃない。
・特別編に登場していた
・炎によって強制的に仲間となる。
・一応彼が探す人との接点を持つ
・鎌を常時所持。あとMH外の人
・髪はちょっと暗めの赤。目は赤
―モンハン外の人物その1。いや人じゃない。普段は三途の川にいるのだが基本しごとをさぼっている。炎により無理やり起こされ異世界に行く羽目に。師条と境遇が似ている気もしない。なお、本当の名前を言うことは許されていない

【霊華】???歳(正確に知らないだけ。) 女
・ハンターではない
・特別編にもでていない。初登場
・冥花と同じ世界の住民
・なぜ来たのかはまだ明かされていない
・幽霊です。
・常に腹減り。満たされることなき食欲。ジョーさんもびっくり!
・地に鳩尾強打される。地は死すべし、慈悲はないby7倍quasar
・誰かのベースとなってる
・髪はやや長めでピンク。目は赤
―モンハン外の人物その2。いや人じゃない、幽霊。なぜか炎が探している者がいる世界に来た。詳細はまだ不明。あと幽霊。常人ではダメージを与えられない。あと満たされない食欲。やめてください生態系が滅びます。…ジョーさん?

【地】25歳 男
・ハンターらしい。ただし問題児
・炎の探す者。それが彼
・武器は弓基本でなんでも使える
・防具は発掘おりまぜ
・普通のハンターにないオーラをもつ。
・変な武器を所持。分類は弓
・2重人格。めったに出さない
・とある人。ただし元の名前は言わない
・髪はくせっ毛で白。目は紫
―霊華の鳩尾を強打した人。問題児その2。ただし炎ほどではない。まぁ炎に異常な能力を差し引いたらできたってこと。お察しのつく人はあぁあいつか…と思っていただければ幸い。ただし言うなよ。

【残妖】 ??歳 女
・notハンター
・冥花、霊華と同じ。
・霊華とは…分かる人は分かるはず。
・ハンターではないが剣術を使うことは可能なため、ハンターとして動くこともできるみたい
・そのため、地が防具を貸すこともあるが基本は普段着
・庭師。つまり…。
・半人(ry←あれこれ特定されるんじゃね?by7倍quasar
・本来は出番なかった。
・髪は短めで白。目は青。
―モンハン外その3。ごめん、もう呼ぶはずなかったのに…。霊華には逆らわない。意外と万能。ただ少し地や炎を恐れているみたい。そらそうだ←

【碧】 22歳 男
・純粋なハンター。
・炎の探す者の一人
・武器は基本大剣。いちおう他の武器も少しは使える
・防具は大剣特化。
・熟練ハンターが持つオーラを持つ。
・奇妙な大剣を持つ。地がもつ武器と関連性があるみたい
・とある人。
・髪は普通で、少しぼさっとしている。碧色だがところどころ蒼色が見える。目は蒼
―施設に捕らえられていたハンター。炎によって助けられ、共に行動する。地ほどではないがかなりの腕前で、ソロでどのモンスターとも戦える。経験も豊富。特にキリンに対しては異常だとか。元の記憶が一部消えているがある程度残っている。

彼らのいった世界設定(?)

1 師条のいた世界
これは本編設定に書いてる。MH4準拠

2 冥花がいる世界
モンハン外。幻s(ry
常識が通用しないらしい。
ここに登場する人物は本当の名前を言えない。理由は…なんとなく←嘘
本当は下手につけるとモンハン外小説と見られてしまうのがいやだから。

3 最初にアカムとバルカンに出会った世界
どうやらMHシリーズには準拠しているが何か異なる気配が存在する。
生態系崩壊の危機に瀕しているとか。それを行っているハンターを制裁するのが炎たちの目的。
どうやらある組織のせいだとか。そのため本来あるハンターの道具で人を襲ってはならないことが法から放棄されている。

なお、モンスターがしゃべりますがそれは一部の者しか聞こえない。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.474 )
  • 日時: 2014/05/25 17:00
  • 名前: 煌星 (ID: YW5sreQg)

>>473

やはり、最強系ハンター出しましたか。
炎の実力的に激昂覚醒時の輝と同レベルかな?wwww
(輝の本気はLv1000超えのディスを小指でKOレベルですが?何か)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.475 )
  • 日時: 2014/05/25 17:21
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

>>474
あんまり触れると完全にぶっ壊れるため彼を出す頻度は少なめです。
細かい設定はかなり組み込んでますがまぁ同レベ程度と思っていただければ…。
とはいっても彼は限界まで自重ない設定にしますんで…やばい、モンハンってなんだっけレベルになってしまう

qua「まぁ都合のいい設定を大量に押し込んでできた完全に厨なキャラd」
炎(乱入)「地獄ってものを見るか?」
qua「ちょ、お前いつきた?!」
炎「貴様の第一発声聞いて瞬間移動してきた。とにかく貴様には地獄を見てもらう。拒否権はない。散れ」
qua「え?ちょ、普通聞こえないし遠すぎるんじゃ…っておげぇぁぁぁああああ!!!」

※本当に頻度は少なめ。あぁこういうのも稀に現れるんだなぁ程度で思ってください。本編に介入するのもはるか先なので。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.476 )
  • 日時: 2014/05/25 17:53
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 1XyAfABH)

>>471-472
炎キタ━━━━━(゚ ∀゚ )━━━━━!!!!
いつか来ると思ってましたぁー!←いやマジで
今後に凄まじく期待ですこりゃぁ!

>>469
ネオ「仲間がいたにゃぁぁぁ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.477 )
  • 日時: 2014/05/25 18:19
  • 名前: 煌星 (ID: YW5sreQg)

>>475

まぁ覚醒輝も最終話近くで出るだけですがww
[本音]→出たら設定がめんd(ry

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.478 )
  • 日時: 2014/05/25 18:38
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 1XyAfABH)

昨日は風邪でスランプになっていました。てなわけで更新!


翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第二話〜神様転生じゃないだけマシ〜

という訳で今に至る。いやいや訳わかんねえよとか言わないでくれよ俺もわかんねえんだから。
とりあえず状況整理しよう。現在地、めっちゃ高いとこ。正確には高い塔の上なんだけど、石造りでボロボロだから倒壊しそうで怖いんですけど。
で、俺の体。トラックにはねられた……っていうかたぶんひかれて潰れたと思うんだ、ここは確認せねば。……うん、一応五体満足ではある。いや、何か新しい器官がついてるし六体満足かな。ズバリ、尻尾。
「ギャオガオグ……(なんでやねん……)」
目が覚めた瞬間からその可能性は多少疑ってたんだ。それが一話冒頭のあの一言に繋がるわけなんだけど、正直言って小説の中だけの話だと思ってたしマジには思ってなかった。しかし今確信した。
「ギャオギャゴグアオウグ!(異世界転生万歳!)ギャオガオギャオグ!(人外憑依万歳!)」
今の俺スペックあげとく。
名前:神山条一郎
種族:ミラルーツ(ミラボレアス亜種)←!!?
性別:?
ミラルーツェ……。いやいや待てよ、ミラルーツ転生なら生前別サイトで読んだことあるぞ!? 被ってるぞ良いのか?
憑依だと断定したのはどう見てもゲームで見たのとサイズが変わらないから。体の操作に関しては何故か解る。尻尾も翼も自由自在です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.479 )
  • 日時: 2014/05/25 19:30
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: NggDHU9B)

お久しぶりです。

5話

眠鳥に踊らされて

「とにかくあのブレスを喰らったら終わりです!ギリギリまで粘って回避してください!」
「わかってる!けど、彼奴のフットワークに翻弄されちまいそうだな」
「貴女ならなんとかできるでしょう!スキを見て攻撃しますよ!」
ヒプノックが突進してきた。一般的な鳥型の鳥竜種同様隙だらけだ。しかし油断は出来ない。腰を落とし構える。やはりジャンプしてセロの後ろに周る。
「かかった!今です!」
「ああ!くらいやがれェ!」
なんと既にヒプノックの後ろにメイが爆弾をセットしていたのだ。太刀の突きで起爆させる。物凄い爆音鼓膜が破れそうだ。痛みの余りヒプノックは跪いた。すかさずセロはゴムまりの様に飛び出し、盾と剣を合体させた。合体した斧から閃光が吹き出す。牙から光を帯びたシールドスクアーロが直撃する。当たったヒプノックの皮膚が爆発する。二発目は関節に。ヒプノックが倒れた。最後の一発は頭部に当たった。苦しそうな叫びをあげた。しかしメイが突っ込み気刃斬りで斬りつけて追い打ちをかける。鬼の如くその一撃一撃で、血の渦が巻き起こる。一瞬の隙も無い容赦無い斬撃だ。もはや最初に狩りに行ったときからは想像もつかないほどに連携がとれていた。ヒプノックは素早くハンターを翻弄するが、セロとメイはその隙も与えない。30分ほどリンチにするとヒプノックは脚を引き摺り哀れに逃げ出した。大抵のモンスターと同じで巣に逃げるのだろう。セロの防具には自動マーキングが付いている。これによりペイントボール無しでの追跡が可能だ。時間にまだ余裕があるのでエリアにある見たことの無い植物などを採取してから向かうことにした。五分ほどして飽きたのでヒプノックのところへ走った。時計を見るともうあと10分しかない。ヒプノックは寝ていた。こんな時寝ているモンスターに有効な手段がある。爆弾寝起きドッキリである。どんなモンスターでも飛び起きる強力な技である。二人は大樽爆弾Gを置いた。置き終わると爆弾に石を投げた。爆弾が爆発する。ヒプノック空中3回スピンして落下し動かなくなった。

クエストクリア

二人は剥ぎ取り終わると荷物をまとめて密林を出た。
「あのー何か忘れてるような気がしません?」
「え、っと……忘れたな」
「まぁ重要なことではないと思いますし、帰りますか!」
セロが笑った。つられてメイも笑った。

二章終わり

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.480 )
  • 日時: 2014/05/27 15:56
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

あれ…?炎って意外と期待されてた…?
本編と連動して作る話は思いつき+誰でもよかったけど適役探してたらなんかいた。
ただ強化しました。限界までに。
とりあえずもう1話だけ作っておきます

その2 常識を放棄した世界

「…ちっ繁殖しすぎだ。こんなにいたら確かに狂うか」
彼は気配を察知する力を持つ…が、その範囲はあまりにも広すぎる。
普通なら多すぎる気配によって脳の処理が間に合わないはず。しかし彼はそんなこともなかった。
察知できた数は…ざっと400。どう考えても多すぎる。
「100まで削らなければならないが…無作為に狩ることは好かんが仕方ない。」
そういうと彼は一つの刀を取り出した。刀身から謎のオーラがまとわれている。
「時を…止めるか。」

(その間の話。ただし、実際は時を止めているためこんなことはなく、一瞬で討伐されていた。)

「申し上げます!樹海に伝説の超狩人が現れましたぁ!」
「ダニィ!?早速伝説の超狩人から逃げるんだぁ…」
「ゑゑ?!」
「殺されたくない…!」
「父さん!闇雲にでかけr」
「逃げるんだぁ…」
「ハァ☆」
「…貴様らには悪いと思っている。しかしこれ以上増えてもらうと完全に崩壊する。今ここで…散れ」
「フォォ!?まさか伝説の…超狩人…」
「いい加減ネタ的にぎりぎりを超えるからこれ以上貴様らに発言させる猶予はない。散れ!」
「「「ギャァァアアアアアアアア!!」」」



「その程度のパワーでこの俺を倒せると思っていたのか?!」
「お前はブ○リーか?そんなことは知らんが俺はブ○リーだろうとなんだろうと負ける気はしない。散れ」
「グォ!?ばかなぁぁああああああ!!」
\デデーン/

(中略。)


「…解除」
あれ?時を止めるかといったと思ったら解除…?何か起きたのかな?
「任務…完了。」
どうやら300体程度討伐した模様。いくらなんでもレベルがおかしい。
「さてと…あの馬鹿オトモを追いかけてもいいが…それよりあいつらのいた形跡のある世界に行くか…そこで情報をもらうことにする。」
そういうと彼はまた違った剣を取り出し…空間を引き裂いた。
引き裂かれた空間に彼は入っていった。彼が入るとすぐにその空間は閉じてしまった。



「ついたか」
彼はある世界へと到着した。
「それにしても…なんだ?人でない気配が多すぎる…幽霊もいる…意味が分からん。」
それがこの世界の特徴でもある。
「まぁそれはいい…そんなに長居する気はないからな…それに…俺のいる世界で察知した異なる世界の住民がいる世界がここか…さてと、一番特殊な気配だったやつに会いに行くか。」
バシュン!!
そういうと彼はあっという間に消えてしまった。


「…貴様か。」
彼がいる場所…それは…
「あらあら、初対面の人にいきなり貴様と呼ぶなんて、無礼ね」
…かつて彼のいる世界へと来て、彼の探す人とかかわりを持っていた人物の家だった。というより早すぎ。
「…失敬。俺は初対面だろうとなんだろうと貴様といってしまう。そこは承知してもらいたいところ」
「あらあら…まぁそれならいいわ。」
それにしてもこの世界がどこかって?題名とその人物が誰か知っている人なら分かりそうだけどここは幻sグホォ!!?
「ナレーター…次ふざけたことぬかしたらこの刀に刻まれし血糊の一つにしてやる」
あ…あいつ、空間はおそろか、時間まで飛び越えてきやがった…。
「(今一瞬消えた気がするけど…一体何したのかしら?)」
「っと、俺の自己紹介をしていなかったな、俺は…」
「炎…でしょ。知っているわよ。彼から聞いたから。」
「彼…というとあいつか、俺のことを一番しっている…」
「えぇ、そうよ。彼からあなたのこととか、もしものときとかの話をしていたから。」
炎はもしもの話に少し疑問を持ったが、それより聞きたいことがあったので聞かなかった。
ただつながりを持っていたことは少し予想外だったみたいだ。
「…俺が聞きたいことは2つ。時間はそんなにないから直結に答えてもらいたい。いいか?」
「えぇ、いいわよ。」
「…1つはこの世界から俺の世界へときていた―と――を再び転送することは可能か、もう1つはこの世界にあいつらがいた形跡がある。どこにいたのか、今はいなくてもいい。おそらくそこで誰かと話はしているはずだ。そこの場所を聞きたい。」
「…1つめの答えは、可能よ。あなたが思うときに転送できるようにするわ。もう1つは…三途の川。そこにいたけどもういないわよ?」
「そうか…感謝する。ではまたいつか会おう」
そういうと炎は一瞬でどこかへ行ってしまった。
「さ…さっきの方は一体…」
「ふふっ私がこの前行ってた世界の住民よ。でも、私たちでは…到底勝てないでしょうね。」



次こっちの話を更新するのはだいたい本編が4話進んでからかな?
あと、この世界はどこか分かっても言わないこと

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.481 )
  • 日時: 2014/05/25 23:46
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 1XyAfABH)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

一九章

「狂竜病の話が聞こえたのだが?」
ゲリョとマガレットが話をしていると、ゲルタスとギザミがやってきた。
「ああ、俺も医者のはしくれだからな」
「私も、詳しく知りたいです」
「ゲリョは超大陸の田舎出身だから知らないと思うが、俺はあっちのゴアの知り合いだ」
マガレットは超大陸にもゴア・マガラがいることに驚いたようだが、ゲリョはそうか、と言って続きを促した。
「だから俺には狂竜病の抗体がある。普通の克服なんて物じゃ無く、半永久的な物だ。ちなみにここにもその抗体を持っているのが何人かいてな、俺に妻のゲルタス、ゲネッポとあのクイーンランゴスタ、それとクックとルカだ」
「……! 凄いですね、普段から慣らしていけばそんな事ができるんですか」
当たり前だが、マガレットはだいぶ驚いたようだ。
「ボクも狂竜ウイルスは効かないんだけど、ちょっと変わってるんだよね」
二人の目線がギザミに向く。
「ボクはウイルスを抗体で殺すんじゃ無くて、突然変異させて制御するんだ」
そう言って、ハサミを前につきだす。するとその節から赤いオーラのような物が少し溢れた。
「大丈夫、感染はしないよ。少しだけなら出せるけど、条件が揃わないと発動できないんだ」
やはり驚かされたマガレット、そして今度は少しゲリョも驚かされたようだった。

「随分とシケた面してるな」
ゲネポス二匹と押し問答をしていたツバキに、ユリと遊んでいるルカを見ながら近寄ってきたのはクック。
「なんだよシケたって……」
「冗談だ。しかしルカが他人にあれだけ心を開くのはミズキ以来だな。シオンしかり……大したものだ」
イャンクックはくちばしなのでそんなものはないはずなのだが、口角が少し上がっているように見えた。
「……おまえたちモンスターってのは、その……嫉妬とかってするのか?」
「イャンクック相手に恋愛相談か?」
「ち、ちげーよ!」
頬を真っ赤に染めて否定するツバキに対し、クエエッと笑うように鳴くと、クックはこう続けた。
「嫉妬、か。俺はあまり思ったことはないがな。ああやって楽しそうにしているルカやミズキを見られれば俺は十分だ」
そう言い切ると、急にツバキのフードのような装備をくわえ、背中に乗せた。
「おうわっ、なにするんだ?」
「乱入するぞ、掴まれ」
そう言い、ルカやユリ達が遊んでいる方向へ駆けていったのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.482 )
  • 日時: 2014/05/26 00:01
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>491
師条「…どういったらいいんだ…。」
qua「簡単な説明だ」
師条の持つ抗体はウイルスの一部分のみ作用しない。それは神経の過敏化。彼の持つ抗体はこの作用を逆に増強させている。危険なようにも見えるが、これにより思考や動きを格段に跳ね上げる。
それ以外の作用はすべて落とす。自然治癒低下や、凶暴化など。
ただし、この抗体を獲得するには…これは本編で。
qua「以上。だから無我以上におそろしいわけで…」
師条「…過敏化の制御は自力だ。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.483 )
  • 日時: 2014/05/26 12:58
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: x944D4yX)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 十九章続き

 クックの寝床では依然、ルピナス、ゲネッポ、ネオが調理を続けていた。
「出来たにゃ!」
 ネオは嬉々として自分の完成品を見下ろす。
「ジャリライスと飛竜の卵のオムライスにゃ!」
 そこにはこんもりと盛り上がった黄色の丘が皿の上に乗っていた。
 ルピナスとゲネッポも、ネオの声を聞いてそのオムライスを見る。
「あらぁ、とっても美味しそうですねぇ」
「ほほー、こら良さげや」
 二者からの評価は良いものだった。
「どうにゃ、参ったかにゃ?」
 ネオは胸を張ってふんぞり返る。
「せやけどなぁネオ」
 だが、ゲネッポはそこで否定できない言葉をネオに向けた。
「人間とモンスター、合わせたら二十食は必要やで?これ、一食分しかないやろ」
「……にゃ、にゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
 これをあと19食、いや、もっと作る必要があるのだ。
 ネオは慌てて調理に戻る。
「そそっかしいやっちゃな」
 ゲネッポは小さく溜め息をつくと、自分の調理に戻る。
 一方のルピナスは大きな土鍋を引っ張りだし、水を張り、そこに大量の山菜を詰めこんでいく。
「さてさてぇ、煮込んでいきましょうかぁ」
 油紙に包まれた火打石を取り出し、乾燥した枯れ葉に近付けて打って火をつける。
 パチパチと弾ける音が鳴り、静かに揺らめく。

「カトリアさん、ルカちゃんくらいなら大丈夫だと思いますよ」
 ユリはカトリアを引っ張ってルカの前に連れてくる。
「ふぇ?」
 ルカはカトリアを前にして緊張する。カトリアもしかりだ。
 それでもカトリアはゆっくりルカに近付く。ルカはカトリアに近付かれるのを待っている。
 先程シオンから話を聞いたところ、特大サイズのぬいぐるみのようらしい。
「………」
 カトリアはそのジャギィ程度の大きさのイャンガルルガ(?)にそっと手を伸ばす。
 彼女の繊細そうな指が、ルカの尖っていないクチバシに触れる。
 シオンで少しは人間慣れしたのか、ルカは怖がらない。
「……」
 ルカはカトリアが自分に対して心を許しているのだと判断し、ルカからもカトリアに近付く。
 ルカが動いたことでカトリアはビクッとクチバシから手を放してしまうが、ルカは気にしない。
 ルカはそっと、そっとカトリアとの距離を縮めると、顔をカトリアの胸にゆっくり押し付ける。
「?」
 カトリアはルカが自分に抱き付いているのだと感じ、警戒心を解き、優しくルカの頭を撫でる。
 何とも微笑ましい光景だ。
 ルカからすれば、ミズキに次ぐ第二の「お姉ちゃん」として見ているだろう。
 そんなカトリアの胸に抱き付いているルカを見て、アストはこっそり内心で「羨ましい」と思うのだった。カトリアにそんなことをしてほしいなど間違っても言えないが。
 そうこうしていると、クックの背中に乗せられたツバキがやってくる。
「おぉ、ルカが自分から動いているじゃないか。成長したな……」
 カトリアに抱き付いているルカを見て、クックはクェクェ、と頷く。
「クック。お前、シスコンか?」
 ツバキはやや冷ややかな目でクックの頭を見下ろす。
「シスターコンプレックスとは失礼だな、ツバキ。妹を見守る優しい兄と言ってくれ」
「似たようなもんだろうが……」
 ツバキは呆れるようにそう言うと、クックから降りる。
 楽しい時は、まだまだ続きそうだ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.484 )
  • 日時: 2014/05/26 17:03
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: UWkL/k4z)

更新しよう、
そうしよう・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.485 )
  • 日時: 2014/05/26 17:46
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: uZrzVAMn)

>>484
だいぶたまってますね。おかえりっす。>>397に一応それまでのまとめが。
500いったらそこから500までは作成予定ですけどなんかもう自分が修正した方がいいような感じです。
とりあえず自分のとこは目次から一旦消してくださいな

余談
10話は夜に。ぼちぼちペースダウン。

あ、←以降のとこは消してください。それは自分が勝手に足したとこなんで

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.487 )
  • 日時: 2014/05/26 20:16
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: UWkL/k4z)

>>485
ご協力ありがとうございます!
←以降の所は、正式な話数がかいてないので消せないです・・・
音楽祭終了したのでイン率はあがるとおもいまふ・・・
本当なら十倍さんにはパスワード教えてもいいのですが、
ここで教えてしまうと荒らしがいじったりする可能性大なので・・・

追伸
>>0を色々と更新しました!!
   ・・
皆さんみといてください。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.488 )
  • 日時: 2014/06/01 16:48
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: QftNdw2r)

いまさらメンバー設定

セロ・アグマ

この話の主人公。元少年天才鍛冶屋。謎の龍による襲撃事件で幼い頃に母を亡くし、その後3年前に父も他界。一人称は僕。敬語で話す。優しく常に他人を気にかける。他人の為なら平気で無茶をする。虚閃の異名を持つ。
防具
ゴールドルナ→ロワーガ→ミラバル(予定)

メイ・バルフェルト

一応ヒロイン。一人称は私。乱暴で武道の達人でもある。案外他人をほっておけない性格。
防具
湯雲天→日向(予定)

ドルトーニ・バダ・マヤタカ・ソカッチオ

セロの師匠。大人気月刊雑誌の狩に生きるに出たりするほどの人気ハンター。セロを守りミラバルカンに殺される。
防具
ブナハ

今後出すと思う人

クロイト・レージ

フリーのギルド派狩猟傭兵。ライトボウガンを使用して狙撃や乱射、白兵戦まで、また大剣を片手で素早く振り戦闘大剣使用時に小剣を投げたり応戦したりもする。かなり無口。一人称は俺。かつて少年ゲリラをしていた。ボウガンの弾は自作。勝手に武器に名前を付ける。その当時の記憶がトラウマ。傭兵時代のコードネームはコード0(オー)

防具
剣士
ラギアX

武器
Gセイバー(発掘のエピタフプレート)

ガンナー
アビオHS

武器(発掘のボルボバレット)

通常時
白兵戦型アサルトライフル

狙撃用ロングバレル装備時
対モンスター狙撃砲

中距離散弾パワーバレル装備時
ボクサー散弾砲

(予定)

ミサキ・ナルウミ

元反ギルド派の女性トップエージェント。操虫棍や穿龍棍での単独突入を得意とする。傭兵クロイトとの戦いでクロイトの強さに興奮して暴走したが、クロイトに半殺しになり確保される。その後クロイトを強引にパートナーにさせ釈放された。クロイト大好き。天然。一人称は僕。趣味は海水浴。エージェント時代のコードネームはレヴィアタン。セロとクロイトの秘密を知っている…?

防具
ホープG→ベリオX

(予定)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.489 )
  • 日時: 2014/05/26 22:59
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

第10話 クエスト開始〜哀れ、片方のドスイーオス〜

師条だ。俺といえばな。
地底火山についた。とはいったものの…涙那とはぐれた。
しまった、上位はランダムスタートだったな。いかんいかん…それより早く合流しないと…
俺一人で狩れるわけがないからな。言ったはずだ、ドスランポスすら狩れないとな。
「くくっそこにドスイーオスがいるぞ…?」
BLAZEの指す方向に…うわ、いるよドスイーオス。
こっちには気づいてないが…いやはや久しぶりに見たな。何年ぶりだろうか。
しかしソロじゃ狩りたくないし…とか思っていたら
「やぁドスイーオスくん、貴様にはここで地獄を見てもらおう」
バシュッ!!!!
とか言いながらBLAZEが…一太刀でドスイーオスを両断した。っておいおい、お前が狩ってどうする。しかも一撃とか反則。ドスイーオスは真っ二つ。ぐろい。
しかもその武器はなんだ…?おともが持つにしてはでかすぎるだろ。
「くくっ、1体で十分なものを、2体もよこすからな。我が処理した。ついでだ、貴様にこの刀について説明しておこう」
そういうと俺に説明を始めた。おっと、クーラードリンクを飲み忘れていた、それをのんでっと…まとめるとこうだ。
BLAZEの持つ刀は刃先に特殊なものが仕込まれている。どうやらありとあらゆる抵抗を0にしてしまうらしい。そのため、あいつの持つ刀はどんなものでも両断することができる。
…つまりやろうと思えば俺たちを両断することも可能ということだ。あいつの身体能力を考えたら…勝ち目はないな
「くくっ、心配するな。この刀はめったに使わん。緊急用だ、緊急用。覚えて置け。さてと、さっさと合流するぞ。貴様一人では狩れないだろうしな」
というとBLAZEは涙那の元へ向かう。一応どこにいるかは分かるみたいだ。
仕方なく俺もついていく。


俺といったら師条殿なのか?
む、今は私、涙那だ。私はBCスタートだ。
たしかエリア2に1体いた記憶がある。とりあえずそこへ向かおうとしている。
「ニャ…見えたニャ!ドスイーオスはあそこに…ってニャ!?」
キャロはときどきモンスターの位置を察知してくれる。ソロのときは役立っているぞ。ただ様子がおかしい。何か起きたのかな?
「どうしたんだ?キャロ」
「1体のドスイーオスが討伐されたニャ…!」
「なー!?」
ま…まだ始まってすぐなのに1体討伐?!まさか師条殿が!?
いや…師条殿はたしかゴア・マガラとシャガルマガラ以外は狩れないといっていた…だとするとBLAZE?
それも考えにくい…オトモアイルーがそこまで強いわけがない…
むー?よくわからないけどもう一体のドスイーオスのとこへ向かおう。あとから師条殿に聞けば分かることだ。
私はBCの崖から飛び降りた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.490 )
  • 日時: 2014/05/26 23:45
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>487
明日17時…よし、それまでに課題終わらせておこう。とはいってもかなりめんどくさいレポート。
運よくバイト回避してました。明日は。

さて、ここにパスワードを書くとまぁ危険ってレベルじゃないから自分が思いついた方法。
1 わてが捨てメアドを作成。捨てメアドだからそっこう捨てる。
2 双剣sがスレを確認できる時間をどこかに打つ。
3 わてがその時間に捨てメアド公開。
4 双剣sがその捨てメアドを記録する。記録できたら報告のレスを…。
5 報告のレスがあり次第、わての捨てメアドレス削除。
6 双剣sがその捨てメアドにメール。
7 君ビー○○○アうまいねぇ。

…と思ったけどダイレクトに偽者が沸きそうでこわーい。
それに自分がやりはじめたら双剣sの仕事がへってしmげほぉ!?
炎「散るか?」
いや勘弁…。


質問。
モンハン外ネタはどこまで許容…?たとえばこれ。

ゆ〜く〜え〜♪
BLAZE「我は死なん!死なんぞぉ!!」 照らし〜つづ〜け〜る〜♪
師条「ファ【雑音で聞き取れません】ンチ!!!!」強く儚き者よ〜この手を引き〜みち〜び〜け〜♪
qua「キャ【雑音で(ry】コン!!」しんじ〜つと〜、呼べる場所が〜ある〜な〜ら〜♪
BLAZE「ブルァァアアアアアアアアアア!!!!」戸惑い傷〜つい〜て〜も〜、この地平せ〜んの〜む〜こ〜う〜♪
ま〜だ答えは見え〜な〜〜〜い♪
チュドーン!!
Searching for the truth…♪

qua「以上。」
全「「おい。」」
BLAZE「勝手に殺すな」
師条「ってかなんだよこれ。」
qua「The Meaning Of Truthって曲が使われてたあにmガハァ!?」
涙那「うむ、少し自重したほうがよいぞ。」

あ、実際はこんなにやりませんよ。
塵へとの部分みたいにしれっと混ぜます。
まぁ他作品キャラをさらっと出しt「散れ。」ギャァァアアアアアア!!!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.491 )
  • 日時: 2014/05/27 00:18
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

ちょいと重要? な報告をば。
諸事情により我の執筆している小説全て(無論クロスオーバーも)の更新ペースが著しくおちると思います。この掲示板に来る機会も減ると思います。(とは言っても一日一回は顔見せる)
特にサクライザーさん、クロスオーバー真っ最中だというのに申し訳ありません。絶対にエタらないので、今後ともよろしくおねがいします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.492 )
  • 日時: 2014/05/27 08:02
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: yfU5Bim3)

>>490
そもそも私はパソコン持ってないです・・・
&其処ぐらいまでならOKですお!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.493 )
  • 日時: 2014/05/27 10:51
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: IWiGWggn)

 >>491

 ふむぅ、分かりました。
 ならばその隙に本編を更新していくとしましょう。
 残り25章(仮定)ぐらいですので、ラストスパート頑張っていきます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.494 )
  • 日時: 2014/05/27 10:58
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

>>492
な…ナンダトゥ!?オ・・・オレヴァ・・・(チュドーン)
結論 やっぱり双剣sが頑張るしかない…ってあれ、もうすぐ500?あ…明日やるし!目次整理!
そしてどれくらいまで許容されるかだいたいわかったのではっちゃk…いえ、自重をば…。

>>493
あと25章ですか…長いような短いような
自分のはまーだまだ終わりません。いや、今作っているだけじゃないからね…。
まぁクロスオーバー申請ないからそんなに忙しくもなく…。

今日は課題(土粒子ふるいわけ試験のまとーめ)があるんで後々11話でも…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.495 )
  • 日時: 2014/05/27 12:24
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: TkLF1rAK)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 六十章 高鳴る感情、止まらない鼓動

 ユリのその言葉で、アスト、カトリア、ニーリンの三人は一瞬凍り付いた。
 しかし、ユリの瞳を見れば分かる。
 これは冗談などではなく、ユリの本気の本音なのだと。
「正気か、アヤセくん。ただアルナイルくんの側にいたいがために、これまでの全てを捨てると言うのか?」
 ニーリンはいち早く落ち着いて、もう一度ユリに問い掛ける。
「はい」
 ユリはしっかりとした返事で答えた。
 ニーリンに続いて、カトリアも今一度ユリに問い質した。
「本気、なんだね?」
「はい」
 ユリに揺らぎはない。
 カトリアは一思案してから、アストに向き直る。
「アストくん」
「は、はい……?」
 当の本人であるアストは未だに動揺している。
 アストとユリを見比べてから、カトリアはアストに言葉を聞いても与える。
「ユリちゃんの気持ち、ちゃんと答えてあげなさい」
「え、そ、その……」
 アストは戸惑うばかりだ。
 無理もない。別れたはずなのになぜか別れていなくて、その理由が側にいたいがため……つまりは、異性に向けた告白だ。
 言葉に言葉を選んでから、アストは声を濁らせて答える。
「ん、と……ちょっと、いきなりすぎ、かな……」
 アストの心は突然放たれた衝撃に耐えきれていない。
 二つ返事で済ませられるようなことではないのだ。
「そう、だよね。いきなりだもんね」
 カトリアもさすがに立場が同じだと戸惑うと思うのか、感情を落ち着かせる。
 ユリはそのアストの反応を見て、どこか安心したように胸を撫でおろす。
「分かりました。ユリちゃんの同行を認めます」
 カトリアはユリに向き直る。
「ただし、以前までのような保護扱いは出来ないからね?働かざる者食うべからず。何か一つでも貢献すること、これが条件だよ」
「分かっています。ただ、何をすれば良いかは分かりませんから、出来ることをやってみます」
 カトリアの厚意に感謝しながらも、ユリはハッキリと答える。
 それを聞いて、カトリアは「よろしい」と頷く。
「今は落ち着くことを考えて。ユリちゃんが同行すること、他の皆にも伝えなくちゃいけないし、これから忙しくなるから」
 それだけを言い残すと、カトリアはアストの自室を後にした。
「では、私も見張りに戻るよ。アルナイルくん、間違いだけは犯すなよ」
 ニーリンは然り気無くアストに釘を打ってから、最後尾の馬車に戻る。アストはその釘の意味が分かっていないのだが。
 二人取り残されるアストとユリ。
 何も言うことが出来ず、二人黙ってそこにいた。

 一晩が経ってバルバレ近郊の港町に到着し、早速ワルキューレに馬車を入れていく。
 それまでの間、ユリはルピナスの調理を手伝ったりして遅れを取らないように努力している。
 一方のアストは座り込んで海を眺めていた。
(ユリが俺のこと好きだったなんて、実感ないなぁ……)
 彼女に特別何かした覚えはない。
 ツバキが言っていたような「おとぎ話の王子様」だが、ツバキ曰くはそれで男であるアストに心を許していると言っていた。
 船の上でゴア・マガラと戦闘した時は、単なる救助対象としか見ていなかったが、ユリにとってはそうでもなかったらしい。
「……アストさん」
 海を眺めるアストに、エリスが声をかける。
「あぁ、エリス。どうした?」
「……馬車の配置が終わりました。出港の準備をお願いします」
「もうか。早いな……」
 アストは立ち上がって、停泊しているワルキューレへ向かおうとする。
 が、アストのその手をエリスは掴んでいた。
「エリス?」
「…………」
 エリスは黙ったままアストの手を掴んでいる。
 どうしたらいいか分からず、アストはそのまま歩きだした。
 さすがに皆の前では手を離したが、どうしても彼女の視線が背中に刺さり続けていた。

 全員がワルキューレに乗り込み、さぁ出港だと錨をあげようとしていた時だった。
「ちょっと待ったぁぁぁぁぁーーーーーっ!!」
 港町中に怒号が響く。
 その聞き覚えのある声に、ミナーヴァ全員が甲板からそれを見下ろす。
「ぜー、はー、ぜー、は、ま、間に合ったぁ……」
 そこには、ユリの護衛役だったツバキが盛大に息を切らしていた。
「ツ、ツバキくんっ!?」
 それを見て、カトリアは慌ててワルキューレを止めさせて甲板から降りる。
 彼の経緯を聞くとこうだ。
 昨日突然ユリがバルバレからいなくなった。
 まさか別れを惜しんでワルキューレに密航するのではないか。
 それを危惧して追いかけてきた。
 何とも単純な経緯だ。
 とは言えもう出港なので、カトリアはツバキもワルキューレに乗せて、ようやく出港する。
 行き先はナグリ村。
 ミナーヴァの旅路は、止まらない。
 そして、アストの気持ちはーーーーー?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.496 )
  • 日時: 2014/05/27 14:30
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

第11話 合流

俺、つまり師条。この定型めんどくさい。あきたぞ
とにかく涙那と合流する…とか言っていたくせにドスイーオスのほうへ一直線だ。まぁそこで合流するんだろうな。
まぁ…いるよ、ドスイーオス。イーオスを連れてな
「ギャオ!」
イーオスの1体が俺に襲い掛かる。
「…」
バシュ!!
小型モンスターには縦に広がる連射…いや、俺の連射は一点集中だったな。これが便利だ。囲まれたときは広範囲に広がる拡散が便利だがな。ちなみに俺の拡散は前方180°カバーするぞ。貫通は…あれだ、打ち落とす時用。
「ギャォ…」
イーオスは一撃でぶっ倒れた。と同時に、ドスイーオスはこちらを見て警戒し始めた。
しまった、俺はドスイーオスとか狩れないんだった…やばい、ソロじゃ死ねる。
「くくっ我を忘れては困るな」
…あぁ、ソロじゃなかったな。こいつがいるんだっけ、今は。
「グギャオォ!!」
ちっ、完全に見つかっちまった。たしかこいつは胴体が弱点だったか?頭も弱点か?全身弱点だな。おk。
小さいからな…ここは一点集中の連射を…
「グギャォォ!!」
ペッ!!
うぉ?!ドスイーオスは毒液を吐いてきた。危ない、あと少し反応が鈍かったら当たっていた。
着弾地点の毒は周囲にじわりと広がって…すぐ消えた。そうだったな、着弾地点から少し拡散されるんだった。あれに当たるのもご法度だな
とにかくあいつに矢を…
「ギャオ!!」
「ぐっ!?」
イーオスが俺に攻撃してきた。しまった、こいつらは連携して襲い掛かるんだった…くそ、狩りにくい。
「ちっ!!」
バシュンッ!!
俺はドスイーオスめがけて矢を放つが…外れた。狙いがうまく定まらない。
ドスイーオスは中型モンスターのため動きがすばやい。そのくせ体力はかなりのもの。飛竜並か?
どちらにしろ、攻撃を当てなければ討伐できない…くっ、周りのイーオスが邪魔だ…!
「くそったれ…!」
何度も俺は矢を放つが…当たらない。的が小さく見える…おかしい、ゴアとかなら楽勝なのに…なぜいつもこうなんだ?!
「ギャオ!!」
「!!」
一体のイーオスが俺に飛び掛ってくる。くそ、これは避けられん。被弾覚悟か…
「だから我を忘れるなといっているだろうが!!」
バシュ!!
BLAZEが俺に飛び掛ってきたイーオスを…一刀両断した。また両断か。斬られたイーオスは空中でばらばらになり…マグマへ落ちていった。
とにかくこいつのおかげで助かった…それによく見たら周りのイーオスが減っている。BLAZEが狩ったのか…
「師条殿!無事か!」
涙那の声がする…やっときてくれたか。とりあえずこれで一安し…
「グギャァァア!!」
ズドン!!
「ぐぁ?!」
ドスイーオスが俺の体を拘束した。しまった、ドスイーオスの動きを見忘れていた。俺としたことが…
「くそ、離しやがれ…!」
俺は必死に抵抗するが…重い。なかなかはがれない。くそったれ…!
さっきから体の反応が鈍い。ゴアとシャガルのときのように動けない。昔からそうだったが今も変わらないのか…くそっ!ドスイーオスごときに俺は…!
「師条殿に何をするんだ!!」
「グギャォ?!!」
涙那がドスイーオスに渾身の一撃を食らわす。ドスイーオスはよろけ、拘束を解除した。
く…体力がかなり削られた…涙那に助けられたな。俺は
「すまない…」
「師条殿、話はあとにして先にドスイーオスを狩るぞ。そのほうがいい。」
涙那の言うとおりだな。とにかく先にドスイーオスを狩る、それが先決だ。
再び俺は弓を引き絞った。と同時にそれは起きた。
―ドスイーオスの狂竜化だ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.497 )
  • 日時: 2014/05/27 16:03
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
五十六章 戦闘続行> >410
五十七章 それは災禍の前兆> >413
五十八章 ナゾ フカマル セカイ> >434
五十九章 別れたくなかったからです> >468
六十章 高鳴る感情、止まらない鼓動> >495

翼の勇車sの作品
2作品目『高校生モンスター』
第一話〜とりあえず経緯書く〜> >433
第二話〜神様転生じゃないだけマシ〜> >478

若虎sの作品
――第12話 助っ人参上――> >400-401

真夏のペンギンさんsの作品
メンバー設定> >488
5話 眠鳥に踊らされて> >479

煌星sの作品
第4話最強?イャンクック> >417

izayoi0018s(神風s)の作品
真のモンスターハンターを目指して
10話> >405←10話かどうかは推測。間違えてたら報告を

破損したスプレー缶sの作品
現実世界と異世界  
第1話 平和な日常> >416
第2話 漂流!?謎の孤島!> >419
第3話 アルセルタス襲来!> >425

7倍quasarsの作品
世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
設定> >449
第1話 忌み嫌われし竜、ゴア・マガラ> >423
第2話 奇妙なゴア・マガラとの対峙> >424
第3話 並立世界〜パラレルワールド〜> >429
第4話 師条の実力(前編)> >435
第5話 師条の実力(後編)> >452
第6話 想定外の出来事> >461
第7話 休憩> >463
第8話 集会場へ向かう> >466
第H(\)話 クエスト ドスイーオス2頭の狩猟> >469
第10話 クエスト開始〜哀れ、片方のドスイーオス〜> >489
第11話 合流> >496

同時進行するもう一つのお話
〜世界を戻すため〜
設定> >473
その1 元の世界での異変> >471
その2 常識を放棄した世界> >480

茶番もろもろ> >391> >407> >420> >455
茶番もろもろは読んでも読まなくても関係ないです。

コラボレーション作品1

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
十六章 モンスター召集> >403-404> >411
十七章 共感> >412> >460
十八章 おしどり夫婦とネコめし万歳> >454
一九章 > >481> >483


中のスペース消したら安価なり。
わて更新しすぎ。週3がん無視してる…。あはは…

>>486
消えてますね…一応400〜ここまではみたのですが確認出ませんでした

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.498 )
  • 日時: 2014/05/27 16:51
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: yfU5Bim3)

>>497
ありがとうございます!
・・・あと三レスで5百レス・・・だと・・・・?・・・
&更新出来次第やります。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.499 )
  • 日時: 2014/05/27 16:54
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

レポートのデータ不足により、時間ができてしまったので今日作っちゃった。まぁいいや、もうすぐ500だし。
>>498
あれ、今日じゃなくて明日っすか。明日は参加できないけど←あ、やっぱり今日でしたか。
っで、最悪の企画って>>0のパス公開ですか?(マテマテ
たしかに最悪のきかk「散れ」げほぉぁ!?

とにかく作り置きしておこう…。そしてスレ主が500get。
ただし返信数はわてのせいでものっすごく歪んでる。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.500 )
  • 日時: 2014/05/27 16:59
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: yfU5Bim3)

>>499
修正しました・・・

スラアクです
頭だけケロロのスキュラSです。
見つけたら名前をチャットで言ってください!

設定なし
レウス
素材重視
です

ぽちっ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.501 )
  • 日時: 2014/05/27 17:25
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: uzZwv/51)

 主さんへ。
 大変そうですので(上から目線?すいません)、自分の分だけまとめておきました。
 埋もれてしまう前に編集をお願いします。

 ダブルサクライザーsの作品
 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
 あらすじ(三十三章まで)>59
 三十四章 一時帰還 >24
 三十五章 誤解巻き起こる朝 >27
 三十六章 勝負の分け目は、君だ >43
 三十七章 地底洞窟の死闘【前編】 >60
 三十八章 地底洞窟の死闘【後編】 >61
 三十九章 フィーネ >68
 四十章 いざ出航、その名はワルキューレ >92
 四十一章 蒼天の上と下で 〜チコ村編〜 >101
 四十二章 雲の隙間に闇が蠢く >141
 四十三章 決死の救助作戦 >155
 四十四章 足掛かり >192
 四十五章 ドッキリ?真夜中の衝撃 >201
 四十六章 歌姫と可愛いナイト >209
 四十七章 ニューウェポン・チャージアックス >233
 四十八章 ゴア・マガラ再び >273
 四十九章 安らぎの一時 >297
 五十章 迫る刻 >316
 五十一章 アストとツバキ >336
 五十二章 セカンド・コンタクト >348
 五十三章 狂気の黒蝕 >371
 五十四章 跳梁し意思用いず悪成さば >389
 五十五章 苦悩、葛藤、決意 >394
 五十六章 戦闘続行 >410
 五十七章 それは災禍の前兆 >413
 五十八章 ナゾ フカマル セカイ >434
 五十九章 別れたくなかったからです >468
 六十章 高鳴る感情、止まらない鼓動 >495

 ふぅ。スマホで書いてるので親指疲れました。
 気がつけばこんなに書いてました。一代目と並べるとなおさらです。一代目の最初から書いていたとしても、どのみち二代目に移るでしょうね。他の方も書き込みますし。
 さてさて、本編も佳境に入りますしもうちと気合い入れ直していきます。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.502 )
  • 日時: 2014/05/28 17:00
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

第12話 欲するもの、それは血肉

俺…つまり師条。
ドスイーオスの狂竜化は…初めてだ。いや、何が初めてかというと狂竜個体と戦うことだ。
抗体を得ての話だがな。抗体を得るまでには何回か戦った。
「グギャォォオ!!!」
ドスイーオスの口から狂竜ウイルスがあふれ出す。この程度であれば常人なら感染の危険性はないだろう。
ただ俺の場合はその程度の量でも…抗体は活性化する。
―体の感覚が研ぎ澄まされる
あぁ、これだ。いつもの俺。相手の動きがある程度分かるし、体もよく動く。
バシュ!!
「ギャォオ?!」
俺はイーオスの1体に矢を放つ。威力は…さっきまでとは比べようがないな。5本の矢は1点に集中し、イーオスの体を貫通した。
「師条殿…」
「くくっようやく本調子か。」
涙那とBLAZEがそういうが…まだドスイーオスが狩れるかというと自信がない…体は動くが行動が読めるわけではない。やはりここは…と思っていたときだった。
ブシャァァァアア!!!
「ぬ?!」
突如俺の左腕から血がふきだす。止血しようとしても止まらない。おそらくさっきドスイーオスが俺に乗りかかった時にできたのだろう。
「貴様?止血しないと危ないぞ?」
BLAZEはそういうが…血が止まらない。絶えず俺の左腕から出血する。
―と同時に俺の体があるものを欲し始めた。それは…
「血…あいつの…血!!」
ドスイーオスの血だ。あぁ、この感覚前にもあったか…無意識に俺は矢でドスイーオスの胴体を切りかかった。
ザシュッ!!
「グギャォ?」
が、矢の攻撃ではあまり傷をつけることはできない。それでも多少はドスイーオスから血があふれ出す。その血を俺は…飲んだ。
それでも俺の左腕からは依然として出血が止まることはない。まだ血が…血………?
「もっとだ…もっと……!!」
(ここから視点変更)
師条は弓を引き絞るとドスイーオスの首元を狙う。
バシュ!!
「グギャ?!」
貫通することはなかったが、十分な傷を負わせる。そこからあふれる血を彼は…すべて飲み込んだ。まるで何かに取り付かれているかのごとく…首元からあふれる血には毒袋からあふれる猛毒も含まれていたが…彼はそれも含めすべて飲み込んだ。
「足りん…たりねぇんだよ!!」
そういうと彼は弓を再び引き絞る。ドスイーオスは彼の行動に恐怖を感じ、標的を変更した。
「グギャォ!!」
「む…私の出番か?」
標的は涙那。彼女は片手剣を構え、臨戦態勢をとる。しかし…
「グギャォ……グギャァァアア?!」
何かがプツンと切れる音が聞こえた。と同時にドスイーオスはその場でもがき苦しんだ
一体なにが…と思った涙那はその音のした方向をみた。そこにいるのは…
―切断されたドスイーオスの尻尾を食いちぎる師条だった。
「血…肉…!もっと…!よこせぇぇぇええええええ!!!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案 ( No.503 )
  • 日時: 2014/05/28 17:25
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: OpM68GZe)

更新しましたぁ!
疲れたぁよぉ・・・
そして今気付いた・・・俺一つも小説かいてないお・・・




明日企画発表です。




何だかわかりますかな?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.504 )
  • 日時: 2014/05/28 17:30
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: z7janbML)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 六十一章 遥か彼方へ 〜シナト村編〜

 地底火山。
 火山というだけあり、その気温は灼熱。
 クーラードリンクといった体感温度を低下させる準備も無しにここへ踏み入るのは自殺行為とさえ言われている。
 過酷なこの地に棲息するモンスター達は、いずれも厳しい気温の中で生きる術を持っているため、強力なモンスターばかりだ。
 エリア8 。
 アスト、ニーリン、ツバキ、セージはその巨岩のようなモンスターと対峙していた。
「グゥオオォォアァァァァァッ!」
 モンスターは大きく息を吸って上体を持ち上げると、その口から凄まじい高熱のエネルギーを照射した。
「避けろニャ!」
 セージは三人に叫ぶように注意を促す。
 次の瞬間、それはエネルギー線上を焦熱に染め上げた。
 もしもあんなものを直撃したらと思うとゾッとする。
 アスト達が対峙しているのは、この地底火山に棲息する、鎧竜グラビモスだ。
 岩竜バサルモスの成体であり、その大きさはおよそで通常の大型モンスターの1.5倍に値するほどの巨体だ。
 巨体故に俊敏さはないものの、鉄壁の甲殻と全てを焼き尽くす熱線を備えた強敵だ。
 だが、アストの心中はグラビモスのことなど二の次になっていた。
(俺は……どうしたらいいんだ……?)
 ユリはアストに好意を抱いている。
 確かにユリは可愛らしいし、性格も優しくて気配りも上手い。
 だが、アストの中では何故か納得出来ないでいた。
 決してユリが悪いわけではない。
 それでも、どうしてかユリでは違うような気がしてならない。
「何ボヤッとしてるんだっ!?」
 ツバキに怒鳴られ、アストは我を取り戻す。
 グラビモスの巨体が、目の前にある。
 攻撃しなくては、とアストは地面を蹴る。
 今回のグラビモスに火属性は効かないだろうと判断し、片手剣のデッドリーナイフで来ている。
「うおぉぉっ!」
 デッドリーナイフの切っ先がグラビモスの腹を捕らえていく。
 硬い。とてもダメージを与えている気にはなれない。
「バカッ、なんで突っ込むニャ!?」
「えっ?」
 アストは思わず攻撃を止めてしまう。
「グオォ、ヴオォォォォォ」
 次の瞬間、グラビモスの身体から赤いガスが噴き出した。
 その赤いガスがアストを包み込むと、瞬く間にアストを守るスキュラシリーズを燃やす。
「があぁぁぁぁぁ……!?」
 全身が燃えるような痛みがアストを襲う。
 しかも、スキュラシリーズは火に弱い。
 吹き飛ばされながら、アストの意識が遠くなっていた。

 次に意識が戻った時には、アストはベースキャンプのベッドにいた。
「あ……?俺……?」
 スキュラシリーズは外され、全身各所に包帯が巻かれていた。
「起きたかニャ」
 セージは腕を組みながらアストを見下ろしていた。
 アストは動き直した脳で問い掛ける。
「グラビモスは……」
「もう狩ってるよ」
 冷ややかに答えるのはツバキ。
「一体どうしたんだい?いつものアルナイルくんらしくなかったじゃないか?」
 ニーリンも入ってくる。
 アストは返答に悩んでから答える。
「……、俺も分からない……ごめん」
 アストは頭を下げて謝る。
「謝る必要はニャい。だが、余計なことは考えるべきではニャいニャ」
 セージは溜め息をつきながら答える。
「とにかく、グラビモスは狩ったニャ。さっさとナグリ村へ帰って飛行船をつくってもらうニャ」
 そう、ミナーヴァは飛行船を作るためにナグリ村に訪れていた。
 しかし、地底火山にグラビモスが現れたとなれば話は早い。
 村に着いて早速狩猟の依頼をさせられた訳だ。
 アストはゆっくりと起き上がると、帰還の準備を進めていく。
 そんな中でも、アストは自分の心に悩んでいた。
「……」
 そのアストの背中をツバキは見詰めていたが、すぐに目を切って帰還の準備を整えていく。

 ナグリ村へ帰還するなり、土竜族達は雄叫びを上げながら地底火山へ殺到していった。
 それから、今のワルキューレを改造する形で飛行船が作られていく。
 その日々の中で、アストは座り込んで一人物思いにふける時間がほとんどだった。
 どれだけユリのことを考えても、最終的にはカトリアが頭に浮かんでいることにも気付いた。 
 なぜカトリアが浮かんでくるのだろうか。
「おややーっ?色ボケしてるアストさん、発見ですっ」
 不意に後ろからシオンが冷やかすような声をかけてきた。
 アストは振り返る。
「あのなぁ、色ボケって……」
「やっぱりユリさんのことですかっ?」
 シオンは堂々と座っているアストの隣に座り込む。
「それ以外何があるんだよ」
「一人で悩むよりっ、誰かに相談した方がいいかもですよっ」
 さぁどうぞ、とばかりシオンは待ち構えている。
 相談されてほしいのだろうか。
 一人で悩むよりはマシかも知れない、とアストはシオンに話を向ける。
「何となく、思うんだよ。なんか、こう、ユリじゃ何か違うって感じがね」
「ふむふむっ」
「それで、いつの間にかカトリアさんのことを考えてるんだよ。ユリのことを考えてるのに、なんでいきなりカトリアさんのことになるんだって……」
「ほほぅっ」
 シオンは確信を得たとばかり頷いた。
「おーけーですっ。アストさんは正直ですからよーく分かりましたっ」
「い、今ので分かったのか?」
「はいっ。でもですよっ、私がこの答えを言っちゃダメなんですよーっ」
「えぇ?」
 シオンの言葉に困惑するアスト。なぜ答えてくれないのだろうか。
「そんじゃ私はこの辺でーっ」
 そう言うと、シオンは飛び上がるように立ってその場を後にした。
「あっ、ちょ……」
「自分との戦いですよーっ」
 もうシオンが見えなくなってしまった。
 一人残されるアスト。元から一人だったが。
「どうしろってんだよ……」

 一週間後、土竜族達の不眠不休の仕事のおかげで無事にワルキューレは飛行船として生まれ変わった。
 型式も改められ、『イサナ級航空機動艦』の銘が与えられ、名前も『ワルキューレU』として変えられている。
 操縦性は以前と大差なく、離陸と着陸だけを気を付ければ良いのことらしい。
 早速、ミナーヴァの馬車が積まれていく。ユリとツバキの分の馬車も新たに作られ、かなりの大所帯となった。
「『イサナ級航空機動艦ワルキューレU』、発進!」
 やはりカトリアの号令と共に、ワルキューレUはゆっくりと離陸を始め、ワルキューレUは蒼空を飛翔し、雲を突き抜けていく。

 海を、山を飛び越え、時折旅のハンターに手を振られては降り返し、そこは見えた。
 天空山に囲まれた、小さな村。
 そこが、シナト村だ。

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画決定 ( No.505 )
  • 日時: 2014/05/28 17:38
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: OpM68GZe)

ぬーん

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画決定! ( No.506 )
  • 日時: 2014/05/28 17:45
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 7sQnLvAU)

 >>502

 ドスイーオスレ〇プ!ヴァンパイアと化した師条!

 >>503

 分かるわけありませんっ!
 でも期待します。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画決定 ( No.507 )
  • 日時: 2014/05/28 18:33
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: OpM68GZe)

>>506
お楽しみに・・・


                              ククク ・ ・ ・ 誰も気づかないとはな・・・最悪の企画がもうすぐ始まることを・・・ハハハハハハ・・・!!!!!!!!!!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画決定! ( No.508 )
  • 日時: 2014/05/28 18:34
  • 名前: 煌星 (ID: G1UCsVzN)

>>504

煌星『おや?アスト君は恋の病にかかっているのかな?
輝助けてや「吹っ飛べ」グヘェ』
煌星『いや、でも俺と少し似(殴蹴ぐフゥ』

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画決定! ( No.512 )
  • 日時: 2014/05/28 21:12
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 1VdYRXs2)

 >>507

 最悪の企画って言うくらいですからね。
 一体何が起きるのか……あと二時間と五十分後が楽しみです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.513 )
  • 日時: 2014/05/29 00:12
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: OcIETG3Z)

何が起きるのか自分なりの考察。

・作者で協力してスレ主が作った化け物を倒そう!
ないない。炎ちゃんが悪即斬しちゃう。

・突然!リレー小説!
無理無理。

・スレ主が他作者の作品に介入するようです
スレ主が失踪する予感

・まさかのスレ主がどんな作品を書くかのアンケート
炎ちゃんでも使ったら?←自重

・野球しようぜ!お前ボールな!
(゜Д゜)

・実は今日部屋を開きます!
じゃあキリンLv100いこうか。

・ビタミンミネラル?
食物繊維!

・実は何もおきない
期待させた結果この始末☆

以上。

>>506
師条「誰がヴァンプだ」
qua「次になぜそうなるのか明かすよ」

>>507
目次作成お疲れ様っす。これで俺の仕事はもうなくなr(ry
涙那「もしかしてあの最悪の企画のセリフは…BLAZE?」
BLAZE「我と一緒にするな。そんなこと知らんぞ」

>>511
飽き…た…?



わては今後も目次作成をやったほうがよいのか

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画決定 ( No.514 )
  • 日時: 2014/05/29 07:57
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: g91pFgnx)

>>513
YES!
お願いしますね!



企画発表はわてが学校から帰ったらです。
恐らく17時位だと・・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画決定! ( No.515 )
  • 日時: 2014/05/29 15:11
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: vxxiPhGs)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 六十二章 風、吹き抜けて

 ワルキューレUは比較的平らで広い岩盤に着陸する。 
 ここがシナト村だ。 
 村のあちらこちらに風車が回り、風の様子を伝えていた。
「ここがシナト村かぁ……」
 アストはワルキューレUから降りて、早速風を浴びていた。
 山の上故か、風は透き通って気持ちいい。
 アストに続いて、他のミナーヴァのメンバーも降りてくる。
 それと同時に、数人の子供と竜人がワルキューレUに近付いてくる。
「なぁなぁ、アレなんだー?」
「兵隊さんかな?」
 子供達はワルキューレUを見て口々に感想を漏らす。
 軍隊じゃないけどな、とアストは心中で呟く。
 カトリアが代表として、竜人の青年に話し掛ける。
「初めまして。私達は、キャラバン『ミナーヴァ』です。よろしければ村長にお伺いしたいのですが、よろしいですか?」
 さすがにこれまでに何度も外交を続けてきた賜物か、カトリアは特に緊張もせずに丁寧な言葉で話す。
 青年は頷いた。
「キャラバンかい?こんな所まで珍しいね。あぁ、村長だね。僕が案内しようか」
「お願いします」
 そんな短いやり取りの後、カトリアは青年に案内されていった。
 これから少し話し込むとなると、時間は掛かるだろう。
 アストはワルキューレUから馬車を降ろす作業を手伝うことにした。

 カトリアは青年に案内され、シナト村の村長と対面していた。
「モンスターの様子がおかしい、ですか?」
 対話を続けていくに連れて、カトリアは首を傾げるようになった。
 高齢の竜人である村長は頷いた。
「さよう。この所、ギルドから頻繁に手紙が届くようになってな。そのほとんどが『普段と様子が違う大型モンスターが発見された』と言うものばかりじゃ。それも、この付近の狩り場である天空山からの」
 普段と様子が違う大型モンスター、と聞いてカトリアはあらゆる可能性が思い付くが、訊いてみた。
「具体的に、どう普段と違うのですか?」
「ふむ。重要そうな手紙なら残しておる」
 村長は一度家屋に引っ込んでから、数枚の手紙の束を持ってくる。
 カトリアはそれを受け取り、目に通してみる。
『目が血走っているように見えた』『口から不気味な色をした煙を洩らしている』『やけに凶暴で攻撃的』
「これは……」
 カトリアは目を細めた。
「最も、報告ばかりで実際にはどうだったのかは証人がおらん。……はっ、そうじゃった。おぬしらキャラバンには、ハンターがおるな?」
「はい」
「頼むようで悪いんじゃが、少しばかり天空山の様子を調べてきてはくれんかね?本当に様子が違うモンスターがいれば、こちらも手を考えなくてはならんしな」
「分かりました。私の方からこの件は伝えておきます」
 村長からの依頼を承り、頷くカトリア。
 だが、そこで話を終わらせず、カトリアは別の話を持ってくる。
「それと村長。もうひとつだけ、個人的なことを訊いてもよろしいですか?」
「なんぞ?依頼との等価交換と思えば、それくらいは聞こう」
 カトリアは生唾を呑み込んでから、問い質した。
「「悪しき風が山を蝕んだ」……これをご存知ですか?」
 カトリアのそれを聞いて、村長は驚きのあまり腰を抜かした。
「おぬし……なぜ、それを……!?」
 それと同時に、カトリアは確信を得たようにもう一度生唾を呑み込んだ。

 夕暮れに差し掛かる頃には、ミナーヴァの馬車が村の各所に配置される。
 そんな中、アスト、ニーリン、ツバキ、セージはカトリアに呼び出されていた。
「狩り場の調査、ニャ?」
 セージが確かめるように聞き返す。
 それに対してカトリアは肯定を表す。 
「先程村長から話を伺ったところ、ここ最近になって天空山から普段と様子が違うモンスターが何度も発見されている、とのことで、本当にそういったモンスターがいるのかを確かめて欲しいの」
 そう言われて、ニーリンも頷く。
「了解しましたぞ、イレーネ殿。発見したとしても、そのまま狩っても構わんのでしょう?」
「それは状況に任せます。狩れるならそのまま狩猟しても構いません」
「よしきた」
 カトリアはアストに向き直る。
「アストくんは、何か質問はない?」 
「……ぜ、は……ぜ……」
 不意に、アストはその場で膝を着いてしまう。
「アストくんっ、どうしたの!?」
「苦、し、ぃ……頭痛、も……」
「しっかりしろ、アスト!」
 横からツバキがアストを支えてやる。
 アストの顔色はますます悪くなり、膝で立つことすら出来なくなりつつあった。
 早急にマガレットの診療所へ運ばれた。

 アストの様子から、マガレットは瞬時に症状を割り出した。
「高山病、ですね」
 高山病とは、平地から高所の山に移る時に起きることのある症状で、酸素の薄い環境に身体が慣れずに酸素を必要とする体内の循環に異常をきたすことだ。
 マガレットは落ち着いてアストとカトリアを見比べる。
「今は、常備の酸素ボンベで酸素を供給させていますから、休ませていれば大丈夫ですよ」
「そ、そっかぁ……」
 カトリアは心底から安心したように胸を撫で下ろす。
「でも、変ですね」
 マガレットはアストを一瞥する。
「ハンターであるアストさんの呼吸器の機能は、常人よりも遥かに優れているはずです。それなのに、どうして……」
「………」
 カトリアは何も答えなかった。
(ユリちゃんのことで、いっぱいいっぱいになっているのかな……)
 精神が安定していなくては、それは肉体にも繋がる。
 心の病は体の病、というのは満更でもなく、今のアストはユリのことで心に迷いや不安が生じているのだろう。
 故に少なからず、身体にも影響が及び、高山病を引き起こしてしまったのだ。
(ユリちゃん、負い目を感じなければいいけど……)
 カトリアはアストを心配しつつも、ユリのことも心配するのだった。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.516 )
  • 日時: 2014/05/29 13:14
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

第13話 欲した結果が生みしモノ

私…涙那だ。
今師条殿が狂ったかのようにドスイーオスに襲い掛かっている。
正直言うと…私もあれは怖い。キャロにいたっては私の後ろでブルブル怯えているぞ。
今の師条殿に助太刀すると逆に襲われるぞとBLAZEが言うので私たちは周りのイーオスを討伐している。
「グギャォ!!」
む、ドスイーオスは自身の持つありったけの毒液を蓄えている。あれを師条殿に放つということか?
ペッ!!
「…」
ドシャ!!
「なー!?」
「当たりに行った…?あいつは何を考えているんだ…」
師条殿は放たれた毒液に自らあたりに行った。そんな…自殺行為に近いぞ!
ドスイーオスの毒液は上位個体となるとより猛毒…それもかなりのものだ。たとえハンターであっても解毒薬を飲まなければ自力で中和する前に力尽きてしまう。それほど恐ろしい。
私も一回喰らったことがあるが…かなりはやいペースで体に異変が起きていくのが実感できた。あの時は解毒薬を忘れて絶望しかけていたがキャロに助けられたぞ。
それはとにかく師条殿に解毒剤を…と思っていたがあることに気づいた。
師条殿の左腕から絶えず出ていた出血が止まっている。しかもあの毒液を受けたにも関わらず…毒の作用が感じられない…?
そうこうしていると師条殿は弓を引き絞ってこういったぞ…。
「ドスイーオス、お前には感謝する。だがここで…さようならだ。」
バシュ!!グシャッ!!  ドゴッ!!!
師条殿の放った矢は…ドスイーオスの頭から尾まで貫通し、壁面に刺さった。ドスイーオスを貫通してなおあんなに威力を残している…一体どれくらいの力を加えていたのだろう?


…俺だ、師条。
少しの間記憶がうせている。気がついたら腕の出血は止まっていた。
そして残っているのはドスイーオスの死体…。それも臓器が外に飛び出し、尻尾は切断されてある。
体の様子は…少し今までと違う感覚がする…。しかしどうやって俺は血を止めた?
「BLAZE、涙那…俺は…何をやっていた?出血してから記憶がない」
「くくっ…ならば我が貴様の行動を言っておこう」
BLAZEが俺に説明してくれた。ドスイーオスの血肉を求めていた…か…。あの時と同じか。
「それと少し貴様に確かめておくことがある。」
そういうとBLAZEは俺に何かを投げてきた。
パカッ!ビチャッ!!
「?!」
なんだこの液体は?!まさか…毒!?
おいおい、毒なんか喰らったら体が…ん?おかしい、何も感じない。
「…くくっ、そういうことか。貴様の特性がわかったぞ。」
何いってんだこいつ?特性…?俺にそんなものがあるのか?
「貴様は自身の血の代わりにドスイーオスの血肉…それと毒を追い求めた。そしてそれを大量に吸収した。常人がそんなことしたら体に異常が起き、死に至るだろう。しかし貴様の体は相手の血肉を自身のものにすると同時に、そのものの持つモノ…今回は毒だな。それの抗体を作ってしまうことができるわけだ。」
…?何言ってんだ?よくわからん。
「つまり…私たちとはなにか違った遺伝子をもつということか?」
「そういうことになる。それが何かは我にはわからぬ」
涙那とBLAZEがそういうが…わけがわからん。一体どういうことだ?
とにかく俺が得たものは…毒に対する抗体。BLAZEいわく、猛毒であろうと無効化してしまうとのことだ。解毒薬不要か。そういうことだろう
とにかく目的は達成した。俺たちは帰ろうとした…そのとき
「あなたたち…一体何者なの?」
涙那とは違った女の声が聞こえた

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.517 )
  • 日時: 2014/05/29 13:22
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

>>514
あ、はい。
おそらく自分のペースがおかしいため600でまた作ろうかと思ってます。
最悪の企画はあれですね、パスワードをあてr(殴

>>515
高山病って山のエキスパートでもかかるって聞いたことが。
そしてシャガル登場の予感。こっちの小説では師条にぼっこぼこ(本編では対決シーンないけど)にされたり師条いなくなって調子に乗っていたら炎ちゃんに即殺されたりされてますが果たして…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画決定! ( No.518 )
  • 日時: 2014/05/29 15:05
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ILF9sxF.)

 >>517

 そーですね、とりあえずシャガルだけで五章くらいは使うと思います。それくらい激しく書くんで。
 さて、最悪の企画まであと一時間と55分ですね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画決定! ( No.519 )
  • 日時: 2014/05/30 08:28
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: oWGg04yX)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
 
 六十三章 魔の手はすぐそこに

 高山病に疾患してしまったアストは、村で安静を取っていた。
 ハンターだと言うのに、高山病などにかかってしまうなど情けない。
 アストはそう自分を責めていた。
 酸素ボンベに繋がれた今の状態は楽だ。新鮮な酸素が身体中を満たしてくれる。
 とにかく今は酸素を取り入れて、回復を待つしかない。
 ふと、マガレットが心配そうな顔をして近付いてくる。
 それを見たアストは、喋れない代わりに微笑みで無事を伝えようとした。
 マガレットはその作りの微笑みでも安心してくれたように見えた。
 
 アストがいない中、ニーリン、ツバキ、セージは狩り場に来ていた。
 天空山。
 切り立ち、そびえ立つ山々の中に狭い山道が広がるような狩り場だ。
 地形の高低差が激しく、飛行手段を持たない生物にはとっては困難を強いられる。
 狩り場の様子を調べるため、今は二手に分かれることになった。
 ガンナーであるニーリンにセージがついてやり、ツバキは単独になる。
 一応、大型モンスター発見を即座に知らせるためにペイントボールをポーチの一番上に持ってきておく。
「では、私とオトモくんは山頂と峠道を調べるよ。セルジュくんは麓周辺をお願いしたい」
 ニーリンがツバキに指示を出す。
「了解」
 ツバキがそう応えると、二手に別れていく。

 エリア3。
 切り立った崖と蔦が繋がる、天空山の中でも特に厳しい地形なってある。
「グウゥッ」
「グギャアァァァッ」
 空を見上げれば、黒い翼の生えたモンスターが上空を翔んでいる。
 ニーリンとセージの存在に気付いてか、それはゆっくりと高度を落としてくる。
「確かアレは、ガブラスとやらだったかな?オトモくん」
「ウンニャ。吐いてくる毒に気を付けろニャ」
「吐かせる前に仕留めるさ」
 ニーリンは妃竜砲【遠撃】を展開させて、通常弾を仕込み、まだかなり上空に滞空しているガブラスに向けて放った。
「グギャオォォッ!?」
 まさかこの距離で攻撃してくるとは思わなかったのか、ガブラスは驚いて体勢を崩して墜落してきた。
「ほれ、撃ち落としたぞ。オトモくん」
「やるじゃニャいか」
 セージは墜落してきたガブラスにすかさず接近し、ラギアネコアンカーでガブラスの頸椎を破壊する。頸椎を破壊されて生きれる生物などいない。ガブラスはその瞬間で息絶えた。
 ニーリンはもう一頭のガブラスも墜落させ、セージが止めを刺す。鮮やかなコンビネーションだ。
「さすがだニャ、深緑の流星?」
「その言葉、皮肉と受けるぞ?オトモくん」
 ニーリンとセージは互いに小さく笑った。
 が、それも一瞬だった。
 一人と一匹の嗅覚に馴染みのある刺激臭が漂う。
「もう見つけたようだな」
「案外早かったニャ」
 地図上の方向で言うところの、エリア2だ。
 ニーリンとセージは駆け出す。

 エリア2。
 巨大な切り株を中心に、蔦によって上下分かれるエリアだ。
 ツバキは斬破刀の柄を握ったまま警戒していた。
「ヴォゴォウゥッ」
 目の前にいるのは、桃色の牙獣、桃毛獣ババコンガだ。
 何度も狩ったことがある相手だ。本来なら警戒する必要などありはしない。
 が、このババコンガはツバキの知っているババコンガではない。
 血走っているような目、口から不気味な色をした煙を洩らし、体色もどことなく暗い。
「カトリアさんの言っていた通りか……」
 何もかもが、カトリアの事前情報通りだ。
「ヴォッホヴォッホヴォッホッ!」
 ババコンガは突然ツバキに突進してきた。
「早いっ……!」
 予想外のスピードに、ツバキはギリギリで回避に成功する。
(それにあの口から洩れている煙、どこかで……)
「ヴォゴォォォォォォウゥッ!」
 不意にババコンガは後ろ足で立ち上がると、誰もいない方向にオナラを放った。ババコンガの臀部からいかにも臭そうな茶色いガスが漂う。
「っ?何をやっているんだ?」
「ヴオッヴオッヴオッヴオッ、ヴォゴォウゥッ」
 次にババコンガは岩盤に向かって連続ラリアットをぶつけている。
「何だこのババコンガ……やっぱりおかしいぞ?」
 ツバキは得体の知れない何かを感じていた。
 自分の知らない内に、とてつもない何かが動いていることにだ。
 とは言え、いつまでも様子を見ている分けにもいかない。
 ツバキはババコンガに攻撃を仕掛ける。
「せいぃっ!」
 まずは一太刀。
 だが、硬い。本当に毛を斬っているとは思えないほど硬い。通常のババコンガなら易々と刃を通すのだが、このババコンガは簡単には斬れない。
「どうなってるんだ……?」
 ツバキの中で猜疑心が増幅してくる。
 ここはセージとニーリンの合流を待った方が良さそうだろう。
 そう思っている内に、セージがやって来た。
 ニーリンがいないのは、狙撃に回っているからだろう。
「おかしニャババコンガだニャ……気を付けろニャ」
「あぁ、さっきから警戒レベルは最大だよ……!」
「ヴォゴォウゥゥゥゥゥッ!!」
 ババコンガは飛び上がってそのまま押し潰そうとしてくる。
 とは言え、見慣れた攻撃に代わりない。ツバキとセージは回避する。
「仕留めるニャッ!」
 セージはラギアネコアンカーを抜き放った。

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表 ( No.520 )
  • 日時: 2014/05/29 18:59
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: rRXZGDxq)

企画発表レス

なんか大した物じゃ無いのに期待される・・・まぁいいや発表しよう・・・




このスレ初の企画わぁ!



【牙獣種】 獄狼竜 ジンオウガ亜種

闘技大会クエストを5分以内に1人で2落ちまででクリアすること!
なお、装備は、笛か弓にすること!

さらに、成功した場合はその証拠写真をみせること!

以上!


わては笛で2分50ぐらいでしたぁよぉ




動き速いから気をつけて

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.521 )
  • 日時: 2014/05/29 17:50
  • 名前: 煌星 (ID: sbSpGIuu)

>>520

弓で逝ってみた結果
軽く3分超えたぜ!wwwww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.522 )
  • 日時: 2014/05/29 18:02
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

>>520
うわー、3分切れるかなーと思ったけど直結に。
無理っしょ。それ。
ソロSですらかなりのものなのに…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.523 )
  • 日時: 2014/05/29 18:08
  • 名前: 煌星 (ID: sbSpGIuu)

>>522

確かにソロSってヤバいよな
2PTでも5.6分代だし

もし部屋ツクルなら時間教えてチョ

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.524 )
  • 日時: 2014/05/29 18:40
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

その3 三途の川にて

「…」
炎はもう三途の川に到着していた。とはいってもどこにあるかを聞いていなかったため広範囲探し回ったらしい。
途中でなにやら最強といいはるよくわからない者に出会ったので溶かしてきたとか。
彼の見る方向にいるのは…
「…zzz」
特別編で出番をもらった人(?)だった。ただ寝ている。
「寝ている?よくわからんが…起こすか。」
そう言うと彼は懐から細身の槍を取り出し…
ドゴォッ!!!
地面に突き刺した。その振動で地面が揺れる。どんだけ力を加えたのだろうか…。
「きゃん?!」
その振動に驚いたのか、眠っていた彼女は起きた。…ただ目の前にいるのは全身からよくわからないオーラを漂わせる男。
「…貴様か?あいつらと関わりを持っているのは」
「い…いきなりなんだい?それに貴様呼ばわりされるほどあたいは…」
彼女はそのあとも何か言おうとしたのだが…
「俺は初対面だろうと貴様といってしまいがちだ。たまに使わないが…そこは理解してもらおう。それはそれとしてなぜ寝てた?職務放棄か?地獄を見るか?」
そういいながら彼は両腕に剣を構えて立っていた。炎の身長は2mを超えるため…威圧がものすごい。
彼女は怯えてしまい、何もいえなかった。
「…まぁいい、俺はこの世界に長期滞在する気はない。俺が聞きたいことは1つ」
「な…なんだい?」
「あいつらがここにいた形跡は分かる。しかしそこからどこへいったのかが分からん。知っている情報を教えろ。ごまかすなよ…嘘かどうかは分かるぞ…。そのときは…消す」
遠くから見ていればそんなに恐怖を感じないかもしれないが…目の前でそういわれた彼女はもう涙目状態だった。ちなみに嘘つくと地獄が見れます。
「あ…あたいが知っているのは…4人のうち1人だけ…!それ以外は知らないわよ…!」
「ほう?ならばあとの3人は知らないわけか。まぁいい、1人でも分かれば話ははやい。」
そう言うと彼は一つの剣を取り出し…また空間を切り裂いた。というよりなんであいつらといわれてわかるんですか。
そのまま彼はその空間に入る…と思っていたのだが
「しかし俺はどの世界か知らない。貴様にはついていってもらおう」
ガシッ
「きゃん!?」
そう言うと彼は…彼女を抱えたままその空間に入っていった。彼らが入るとその空間は閉ざされた。

「…貴様はその1人がいった世界のことだけ考えろ。そうすればそこにつく。あと名前言え。俺は炎だ」
謎の空間を落下しているときにそんなこというのも炎くらいだろう…。
「そ…そんなこといきなり…!」
「じゃぁこのまま一生謎の空間を彷徨うか?貴様がその世界を思考しない限りこの空間に終わりはない。別に俺は構わんが貴様はどうだか」
もはや炎ちゃん悪役にちkグハッ!?
「わ…わかったよ…どこの世界にいったか考える…!あとあたいは諸事情で名前は言えないわよ!」
「じゃぁ貴様は仮の名前として冥花(めいか)とでも名づけさせてもらおうか。」
「…それでいいわよ」
結局炎は無理やり冥花を仲間にして、彼の探す者がいる世界へと向かう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表 ( No.525 )
  • 日時: 2014/05/29 19:00
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: rRXZGDxq)

>>520
修正します。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.526 )
  • 日時: 2014/05/30 00:23
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)

番外編1 想定外。

qua「やぁ、今日のF-ZE…ゲフッ?!」
師条「いきなり他ネタ使ってんじゃねーよ」
涙那「うむ。やりすぎはよくないぞ。」
qua「う、うるせぇ!本編でもそれくらいやりたいけど自重しているわい!」
冥花「じゃぁなんであたいを続投するんだい?」
qua「ノリb」
炎「ちっ…こいつの処理は俺が…殺る」
qua「ストップ!今回はお前のことを話すんだよ!それからにしろって!!」
炎「…」
師条「(だれだ?)」
涙那「(さぁ…)」
BLAZE「(我が主…くくっ…今は黙っておこう…。)」


qua「んと、まず連動するお話を作った経緯なんですが。」

1 本編更新だけだとちょっと話が長すぎるなー…100話超えはしたくない…。
2 それに本編だけ更新だと行き詰った時の逃げ道がない…。
3 んじゃサブストーリー…いや、本編と連動する話を作るか。適役はまぁオリジナルでいいかぁ
4 (ここで今までの話をおさらいしてみる)あ、そういえば…炎ちゃんがいたなー…でもここまで鬼設定じゃないけど…まぁいいや☆どうせやるなら派手にやっちゃおう!
5 限界性能搭載。厨キャラに等しいくらい。正直やりすぎちゃった。ここまで吹っ切れたキャラ作る人少ないけど…ここまで無双になると人気ないだろうなー
6 そう思いその1を作成する。正直炎のことなんか忘れているんじゃないかなーと思ってた
7 ま さ か の 好 評
8 お米おいし♪
\ ナァァァアアイン!!!

qua「以上」
炎「…正直俺としてもここまで期待があったとは思ってもいなかったがな」
qua「うん、わてもびっくりだったよ。そんなに本編でしゃべって…」
炎「それ以上は貴様に言わせない。散れ」
qua「うぎゃぁぁぁああああああ!!!」
冥花「…あたいはいったいいつまで登場し続けるんだい?」
炎「このあほ作者曰く、最後まで出すらしい」
冥花「本当にしれっと他作品からもってくるよね」
qua「いいじゃん…分かる人にはわかって、分からない人にはオリジナルってことにできるよう考慮してんだから…。」
炎「結局その3ではすぐにあの世界から去ったが…もし続けていたらとある吸血鬼姉妹がでていたらしい。まぁどっちにしろ俺の敵ではない。」
師条「ところで、今後の更新ペースはどうするんだ。週三か?」
qua「週4〜7、下手すると1日に2話作るぞ。」
涙那「暇人だな。」
qua「俺が話を考えるのは寝るときと登下校中だ。いくらでも作成できる。作り置きはめんどうだからやめたんだ。」
炎「…貴様、スレ主を殺す気か?」
qua「目次作成やるので許して!あと今後もなんかよくわかんない展開になりますが引き続きよろしくっす。ではまた。」
??「ちょっとまった、私はいつでるのかしら。」
qua「13話ラストでちゃっかりでてただろいい加減にしろ!」
??「…」


そういえば、クロスオーバー申請がない。まぁ本編集中できるからいいんだけどね

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.527 )
  • 日時: 2014/05/30 06:51
  • 名前: 煌星 (ID: 6KgWSiYi)

>>526

吸血鬼姉妹ってレミ(ry
とフラ(ry ?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目 ( No.528 )
  • 日時: 2014/05/30 11:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)

>>527
そういうことです。
出したところで炎ちゃんが速攻で終わらせちゃうんでやめました。うん、やめてよかった…。

ところで8と\に突っ込みを入れる人は現れるのだろうか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.529 )
  • 日時: 2014/05/30 11:48
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Bmba7KC0)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 六十四章 カトリアに隠されたこの旅の真実

 妙な様子のババコンガを狩猟したセージ達は、シナト村に帰還するなり村長とカトリアにことを報告した。
「そう、やっぱり……」
 カトリアはセージの報告を受けて頷いた。
「カトリア。オレからもうひとついいかニャ?」
 セージはそのまま言葉を続ける。
「あのババコンガは、狂竜ウイルスに感染、発症した固体だったと見ていいニャ。奴の口から洩れていた紫色の吐息……あれは、ゴア・マガラと同じモノだったニャ。いつもより攻撃的で凶暴だったのは、ウイルスの影響を受けていたと取れるニャ」
 セージは憶測であるものの、最終的な結論を導きだした。
「つまり、未知の樹海で脱皮を終えたあのゴア・マガラは、天空山のどこかに潜んでいるニャ。でなければ、あそこまでダイレクトに狂竜ウイルスの影響を受けるとは思えんニャ」
 つまり要約をすると、アスト達が交戦したゴア・マガラが縄張りを追われて、天空山を住み処として落ち着けた……ゴア・マガラが滞在することで、狂竜ウイルスが蔓延、周辺のモンスターにも影響が現れる、と言うのがセージの意見だ。
 だが、それを聞いたカトリアの表情は硬い。
「……そうね。これから私が話すことはとてつもなく大きな事だから、アストくんが動けるなら、彼にも聞いてほしいかな」
「呼びましたか?カトリアさん」
 その声に振り向く全員。
 そこには、マガレットとユリに支えられたアストだった。
「アストくん、もう大丈夫なの?」
 カトリアは支えられたアストを見て思わず駆け寄る。
「まだちょっと良くないですけど、歩いて身体を慣らすくらいは。それで、とてつもなく大きな事ってなんですか?」
「あ、うん。マガレットさん、ユリちゃん、他のミナーヴァも呼んできてくれるかな?」
 カトリアは、アストの左右にいる二人に声を向ける。
 当然、ユリとマガレットは「なぜ?」という表情を見せた。
 それを押し通すように、カトリアは言葉を重ねた。
「本当に大事なことだから、皆に聞いてほしいの」

 マガレットとユリは、エリス、ライラ、ルピナス、シオンにも声を掛けてきた。
 ここに、ミナーヴァ全員が揃う。
「皆集まってくれてありがとう。まずは、ちょっとついてきてくれるかな」
 そう言うと、カトリアと村長を先頭に、村の奥の吊り橋を渡っていく。
 その先には、巨大な塔がそびえ立っていた。

 塔の中は、神殿になっていた。
 やはりあちらこちらに風車が回り、ここが風の絶えない場所だと言うことを教えてくれている。
 神殿の奥に、僧服に身を包む人の姿が見えた。
「大僧正様、ミナーヴァの方々をお連れしましたぞ」
 村長が大僧正と呼ぶらしい人物に声をかけた。
「あぁ、ありがとう、村長」
 大僧正は背を向けたまま立ち上がり、振り向いた。
 その人物は、最初にミナーヴァを迎えてくれた青年だった。
 その顔には優しそうな柔和なものはなく、まるで人が変わったような真剣な顔付きをしている。
 ミナーヴァ全員に向き直ると、ゆっくりと口を開いた。
「伝説は、そこに確かに存在したから、伝説になる。ただの偶像は、決して残ったりしない」
 最初の言葉に、ミナーヴァはメンバー達は首を傾げるばかりだ。
「各地で見られる、モンスターの異変。そして、脱皮を終えたゴア・マガラ。その原因は、全て一つのことが元凶になっている」
 大僧正の言葉から見るに、ゴア・マガラが事の元凶ではないようだ。
 しかし、その考えは正解ではない。
 カトリアは前に出て、大僧正の隣に立つ。
「天を廻りて戻り来よ。廻り集いて回帰せん。その名は『天廻龍』。またの名は『シャガルマガラ』」
 そう答えたのは、カトリア本人だった。
 彼女がなぜそんなことを知っているのだろう。
 皆の疑問に答えるかのように、カトリアは続けた。
「それが、黒蝕竜ゴア・マガラの真の姿。あの黒き竜は、まだ幼き子供も同然」
 その言葉を聞いて、ハンター三人と一匹に戦慄が走った。
 あの強さでいながら、幼体だったと言うのだ。
「幼き姿で世界を廻り、成体となったその時、天廻龍は天空へと回帰せん。悪しき風は山を蝕み、全てを災禍に包み込む」
 カトリアは一度瞳を閉じた。閉じたままで続ける。
「そのシャガルマガラを討つことが、このミナーヴァの旅の、私の本当の目的。大陸を旅して、シャガルマガラのことを調べるために、このシナト村へ来たの。そして、調べるまでもなく、答えはここにあった……ゴア・マガラのことを最初から知ってたわけじゃないけどね」
 アストは心の中で全てが結び付いたのを感じた。
 カトリアの仲間、四大女神の内の三人を殺したモンスター……それがシャガルマガラだと言うのだ。
 復讐の、仇討ちのために、カトリアは必死になっていたのだろう。
 しかし、武器を握れなくなったカトリアはどうやってそこまで考えたのか。
「イレーネ殿」
 挙手をしたのはニーリンだ。
「そのシャガルマガラとやらの討伐を私たちにやらせるためにここまでひた隠しにしていた、と言うのならば、私はここで契約を破棄させてもらう。貴女の個人的感傷に付き合うつもりはない」
「いいえ、ニーリンさん。どちらにしろ、ここで契約は終わります。そして……」
 カトリアは閉じていた瞳を開いた。
 その蒼い瞳に、光は無く、虚ろな色彩を放っていた。
「全員に告ぎます。今日を以て、ミナーヴァは解散とします」
 その言葉に、ミナーヴァ全員に衝撃が走った。
「皆、今まで私の茶番に付き合ってくれてありがとう。私はここで自分自身を清算し、シャガルマガラと戦います。結果はどうかわかりません。勝つにしろ、負けるにしろ、私はこの地で自らの命を絶ちます」
 カトリアは、脚本に書かれた台詞を読むように声を放つ。


 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.530 )
  • 日時: 2014/05/30 12:32
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: I0KeYswH)

 >>529

 ついにこの話書いてしまいました。
 もう後付けも言い訳も逃げることも出来なくなりました。
 心配無用です。ここまで来て止めることとかむしろしたくないですから。
 ここまで隠してきたこと全てをぶちまけました。
 さぁ、僕の方も緊張してきました。
 もう一戦挟んだらもうシャガルマガラです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.531 )
  • 日時: 2014/05/30 16:57
  • 名前: 煌星 (ID: 6KgWSiYi)

第5話 旅の始まり 地の文減り気味


輝「さて、ギルドマスターはああいってたがんどうする?」
晴「まぁ、無視すればいいんじゃないですか?」
輝「それじゃあ殺ることが無くなるだろ。てか、元々暇人ハンターだし」
鈴「ちょ、輝!アンタが決めなサイヨ」
輝は首を横に振った。
輝「ンじゃ、考えながらぶらぶらしてるか」
と、そこへ
?『ちょっとソコの人達!!』
輝&晴&鈴「いや、誰だよ!」
防具を着ているためハンターと
思われる人だ。防具で顔が見えないが恐らく女性ハンターだろう。

即席キャラ紹介
舞【マイ】←単純だが許せ
武器 オールアラウンダー(基本は双剣で嵐ノ型までゲット済み)
防具 気まぐれ
主なスキル
回避+2
集中
ランナー等々ww
キヤラバンの団長であり料理も作れる+ハンター

舞「私の名前は舞 ハンターでもあるけど一人じゃきついと思っていた時に貴方達を見つけたの」
輝「えっと、暇だからいいけど目的ってある?」
舞「えっとれこの宝玉の持ち主を探したいんだけど」←ネタバレすると天廻龍の光玉
鈴「ちょ、これって…古龍のだよ!」
えっと、輝達が知らない設定です
晴「うーん、見たことあるような気がするけど…」
舞「ええっと、私の団のハンターにはなってくれるんだよね?」
輝達は頷いた
そして、旅が始まった


地の文減り気味じゃなくて少なすぎですねwwwwとりあえず、やっと始まりです ちなみに、更新速度は遅めでいくので忘れてる頃に更新するかもしれません

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.533 )
  • 日時: 2014/05/30 23:29
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)

おひさしぶりです!

>>529
《ウーウーウーウー……》
ペッコ「現在この大陸にいる全ての超大陸モンスター、及びその配下につぐ。我らが敬愛しカトリア・イリーネ様が、シャガルマガラと戦闘なさることになった。『全戦力をもって、援護しろぉ!!!』」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.534 )
  • 日時: 2014/05/31 00:23
  • 名前: 翼の勇車 (ID: SAyXaWs/)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十章 異変、そして料理

「ん?」
ミナーヴァメンバーにマジックを披露していたギザミが、急にある方向を見る。
「どうしたギザミ」
「ああクック、あっちの方からかぎなれない匂いがしたんだ。ちょっと上から見てくれないかな」
「よし、任せろ」
バサリと飛び立つクック。そして高く舞い上がり、ギザミの言う方向を見つめた。
「……全く、来客の多い日だな。ミナーヴァの皆みたいなのは大歓迎だが、招かれざる客ってのは嫌いだ」
そう呟くクックの視線の先には暗雲、そしてその中には咆哮を上げる巨大な"龍"が見えたのだった。

「完成や!」
オムライス量産に躍起になっているネオ、のんびり鍋を煮込んでいたルピナスに並んで調理をしていたゲネッポが満足げに声を上げる。
「す、凄いにゃ……」
「キレイですねぇ」
ゲネッポが作ったのは刺身等の盛り合わせ。所詮切って盛っただけと侮るなかれ、業物の太刀もビックリの切れ味を持つ愛用の包丁で迷いなく捌かれた白身魚の身は大理石のように美しく、加熱してある物も長年の経験から生み出された絶妙なタイミングで焼かれ、計算しつくされた美しく見せる盛り付け方で盛られた特大料理である。
「今回の目玉はこの水竜の炙り大トロや。ガノトトスなんて久しく調理してなかったもんで心配やったんやけど、上手くいったみたいやな」
愛用包丁を砥石で磨くゲネッポはそう言うと、ルピナスの鍋を覗きこむ。
「……横やり入れるようで悪いんやけど、特産キノコのキムチ鍋ならスライスサボテン入れると味に深みがでるしオススメや」
「あらぁ、そうなんですかぁ、試してみますぅ」
「これで十三個目にゃ……にゃぁ!? こっちのが焦げてるにゃ! またやり直しにゃああぁぁぁ!」
脅威が近づいていることなど微塵も思わず、和気あいあいと料理している三人であった。

「……参った」
孤島から数キロ離れた海上。そこにいたのは、ペッコの召集警報を聞いてここまで飛んできたティガであった
「……孤島はどっちだったか……ん?」
キョロキョロと回りを見回していた彼がみつけたのは、ゆっくりと移動する不自然な暗雲。その下には、ここではあり得ない吹雪が吹き荒れていた。
「……クシャルダオラ、か」
険しい顔になったティガは、暗雲の進む先を見据える。孤島が見えた。
「……カスケ達に報せねば」
そう言い、島へ向けて滑空していくティガであった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.535 )
  • 日時: 2014/05/31 10:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: IeB2OHbV)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 六十五章 虚無の笑顔と溢れる涙

「ちょっ、ちょっと待ってくださいよっ!」
 思わずアストは叫んだ。
「いきなりすぎますよっ!ゴア・マガラの正体がその、シャガルマガラって言うのは分かりますよ……でもっ、なんでそれでカトリアさんが死ななくちゃいけないんですかっ!?そんなこと誰も望んでいないでしょう!?」
 カトリアは虚ろな瞳をアストに向けた。
「ごめんね、アストくん……。私はね、ずっと皆を騙して、利用してたの……。だから、分かってたの。この瞬間が、いつか来るんだって……。それに、死ぬのは私独りでいいの……。勝てるなんて保証もない相手に、アストくん達まで戦わせる分けにはいかないから……」
 カトリアは全く感情のない笑顔を浮かべた。
「だから、ミナーヴァの旅はここでおしまい……。たった半年だけの、私の、私だけの自分勝手で自己中心なシナリオ……。付き合ってくれてありがとうね……」
「ふっざけんじゃないよっ!!」
 カトリアを前に、怒りと言う怒りを露にして怒鳴るのは、ライラだった。
 ライラは大股で足早にカトリアに歩み寄ると、その彼女の胸ぐらを掴み上げた。
「何が自分勝手で自己中心なシナリオさっ!?何が皆を騙して利用してただっ!?寝言言うんじゃないよこのバカトリアッ!!」
 ここまで激情を剥き出しにするライラを見るのは初めてだ。
 ライラはカトリアの胸ぐらを掴んだまま怒鳴り続けた。
「アンタが本当に騙すつもりでアタシ達を利用してたってんならっ、アンタがアタシ達に見せてきた笑顔は何だったのさっ!?あんな優しい笑顔、作り笑顔なんかで真似出来るもんかよっ!」
「ライラ……?」
「だったら、何であの時アストとセージを助けに行ったのさ!?アストの代わりぐらいのハンターぐらいいくらでもいるさっ!アンタがこのバカを助けに行こうとしたのは、アスト・アルナイルって『ハンター』じゃなくて、存在そのものが大切だったからだろっ!?何年アンタのこと見てると思ってんだいっ、舐めんじゃないよっ!!」
 そう、ナグリ村のあの時、カトリアは自分がモンスターの前で武器を握れないと分かっていながら、助けに来たのだ。
 カトリアの心が本当に暗い感情しかなかったのなら、助けに行こうとはしなかっただろう。
「……カトリア」
 すると、今まで黙っていたセージが動いた。
 彼もカトリアの目の前まで歩み寄った。
「バカならバカらしく、考えるのをやめて、感情で生きろニャ」
 セージも怒りを露にするのかと思いきや、彼は逆に呆れを見せていた。
「本当は怖くて仕方ニャいくせに、見栄だけ張って、自分の背負うモノを勝手に増やして、それに押しつぶれているのに強がって、アホかニャ。何でお前はそんなに頭が悪いんだニャ」
 アストも初めて聞く、セージの罵倒と言う罵倒。
「まぁっ、団長はお姉さんぶってますけどっ、心はお子様ですからねっ。強がりたいお年頃なんですよっ」
 それに続くかのように、シオンも駆け寄ってくる。
「……強がりたいお年頃、なんでしょうか?どちらにせよ、カトリアさんらしくないです」
 エリスもシオンの背中に続いて、彼女の隣につく。
「カトリアさん?ご乱心ならぁ、マガレットさんにぃ、診てもらってはどぉですかぁ?」
 然り気無く酷いことを言い放つのはルピナス。それは頭のイタイ人に向けて言う軽蔑の言葉だ。
「え?あの、私は医者の志望ですけど、精神科は受け付けてないですよ?」
 ルピナスの言葉を真に受けて、真面目に返すマガレット。そう言うことでは無いのは気付いていないだろう。
「何だ、ただの自作自演か。全く、契約を破棄させてもらうとか言った私がバカみたいじゃないか。イレーネ殿も人が悪いなぁ、はっはっはっ」
 ニーリンは既にいつもの余裕の表情で笑っている。
「そうですよ、カトリアさんはお茶目なんです。だから、これくらいは見逃してあげましょうよ」
 ニーリンの笑いに便乗するのはユリ。彼女も小さく笑っている。
「何か違う気もするが……まぁいいか」
 ツバキだけ、一人冷静に事を考えていたがその思考もすぐに捨てた。
 気が付けば、ミナーヴァのメンバー達は笑っていた。
 カトリアは唖然としたように見下ろしていた。
 ライラはカトリアの胸ぐらを離した。
「ね?分かるでしょう、カトリアさん」
 皆の笑顔を見て、アストはカトリアに諭すように話し掛ける。
「カトリアさんがいなきゃ、皆こんな風に笑えないんです。だから、何でもかんでも一人でやろうとしないでください」
 アストは優しくカトリアの肩に手を乗せる。
「それにですよ、俺達は今までどんなモンスターだって倒して来たんです。何でか分かります?」
「……?」
 カトリアの肩は小さく震えていた。
「カトリアさんが、皆が笑顔で待ってくれているからですよ。だから俺達も、絶対生きて帰らないとって思うんです。だから、勝って帰ってこれるんです」
「アス、ト、くん……」
 カトリアの瞳が光が宿り、僅かに潤む。
 そして、彼本人の自覚はないが、とどめを刺すかのように、アストは飛びきりの微笑みと言葉をカトリアに送った。
「カトリアさんが笑顔を見せてくれるなら、俺はそれを裏切ったりしませんよ……絶対にね」
 その瞬間、カトリアの心の仮面が砕けた。
 蒼い瞳はキラキラと輝き、仮面の砕けた心は抑えていた想いを一気に解放し、決壊したダムのように涙が溢れ返った。
「ア、アストくぅんっ……!!」
 カトリアはアストに飛び付くように抱き付いた。
「ちょっ、カトリアさん!何も抱き付かなくても……」
「っく、ごめんねっ……ぅっ、ありがとうっ……!」
 カトリアはアストの胸に顔をうずくめて泣きじゃくる。
 本当に、子供のように泣くカトリア。
 元のカトリアさんに戻ってくれた、とアストは抱き付かれながらも、彼女の柔らかな温もりを感じて安心していた。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.536 )
  • 日時: 2014/05/31 11:01
  • 名前: 翼の勇車 (ID: SAyXaWs/)

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第三話〜出来ること確かめるのはテンプレだよね〜

題名通り。体は基本的に自由に動かせるのが分かった。あとは飛行と、落雷だな。
というわけで羽を広げる。羽ばたいてみた。まだ浮かない。結構頑張ってみた。あ、ちょっと浮いたかな?
「グギャオグガオウ……(ラチがあかねえじゃん……)」
てなわけで、最終手段決行。
"本日は、ミラルーツ便にご搭乗いただき、誠にありがとうございます。只今より本機は離陸いたしますが、その過程で一時落下いたしますのでご注意下さい。"
「ガガギョウガガギャア!(それでは良い空の旅をぉ!)」
塔の縁から飛び降りる俺。必死で羽をばたつかせる。
「グオオオォォォ!(アイキャンフラーイ!)」
真下に落下していた俺だったが、気合い入れでそう叫んだ瞬間羽が風を捉え、ふわりと浮いた。てかめっちゃキモチエエ。
コツを掴んで調子にのって塔周りをとびまわってから、再び元の頂上に着陸する。飛行は上々だな、さて次は落雷だ。
「グオオウ!(十万ボルト!)」
そう叫ぶと上空から光の矢が突撃、意識を向けていた岩を砕いた。物理攻撃ェ……。
そんなこんなで色々確認した俺。だがしかしここで問題が発生した。"腹減ったし"。古龍種は鉱石食べるって聞くけどぶっちゃけ食える自信ない。読者のみんなだって、いきなり目の前に石っころ出されて食えって言われても無理だろ? 俺も一緒よ。てなわけで食料確保へ行くことにした。

~30分後~

今、森の上を飛んでる。ここならアプトノスとか居るかなって思ったんだ。……ところでさ、ミラさんってめっちゃ視力いいのね。遠くのハンターとティガレックスの戦闘が丸見えだわ。あ、突進受けた。痛そう……。
さて、異世界転生もの、特に人外転生の物語は、大きく分けて二つあると思う。人間を敵に回してモンスターとして生きる方と、人間と交友関係を結ぼうとするもの。そして俺は後者だぁ!
「グギャオオォォォウ!!」
全力飛翔で数キロ先にいたティガレックスとハンターへ近づいて行く。今の咆哮でこちらを見たハンターの顔から血の気が引いていくのが分かった。当然だよな、ティガとルーツの二頭狩りとか無理だよな。装備は結構良いの使ってるが……あのティガって上位か?
「グオォガアアァァア!(見るが良い、ラ○ュタの雷【いかずち】を!)」
そう言い、ティガレックスへ向けて全力で雷を落とす。生前のゲームではしばらく戦ってなかったからぶっちゃけ弱点属性とか覚えてなかったけど、直撃したティガは断末魔を上げる間もなく丸焦げになって倒れた。その近くに降り立つ俺。ちょっと離れた所には腰を抜かし、俺を見てガタガタ震えているハンター。……っておい、この子女の子じゃん。
俺は近くの茂みを漁り、何株かの草をくわえてきた。薬草だ、尻尾とかの動かし片が分かるのと同じ要領で分かる。そしてその薬草をハンターの前に落とし、一度離れる。とりあえず落ち着いて貰うのが先決だ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.537 )
  • 日時: 2014/05/31 11:13
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: mEIbGepc)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 二十章続き
 
 クックは暗雲の中で、その龍、クシャルダオラと対峙していた。
(まずいな……空中戦じゃこっちが不利だ。そもそも、俺一頭で抑えきれる相手じゃない)
 クシャルダオラはクックを睨み付け、殺意を露にする。
(だがどうする……ミズキやカスケ、ミナーヴァの連中を危険に晒す分けにもいかない……足止めぐらいなら……)
「グォアァァァァァァァァァァッ!!」
 クシャルダオラは空に頭を向けて、咆哮を放った。
「ぁあっ、がっ、っぁ……!?」
 次の瞬間、クックは痙攣し、そのまま海面へ落ちていく。
(あぁ、しまったな。俺の耳は良すぎるんだったな……)
 今更ながら自分の長所の裏返しである弱点の存在を思い出した。
 クックは海面に沈んでいった。

「!?」
 ルカとふれ合っていたカトリアは、不意に表情を一変させて空を見上げた。
「どうしたの?カトリアお姉ちゃん」
 ルカはすっかりカトリアになついていたが、カトリアの表情を見て、微かに不安を覗かせた。 
「何かが、来る……!?」
 そのカトリアの様子を見てか、カスケは空を見上げる。
 先程まで晴天だったと言うのに、不自然なほど急に暗雲が立ち込めていた。
「気候がおかしい……だけど、一体何が……!?」
「落ち着けい、カスケくん」
 ニーリンはカスケの隣についた。
「ここはお姉さんに任せたまえ」
 そう言うとニーリンは背中の妃竜砲【遠撃】を展開し、その可変倍率のスコープを空に向けて覗く。
 暗雲の中から現れたのは、褐色の巨体だ。
(アレは……確か、轟竜ティガレックス……だが、こんな暗雲を滑空する個体など……)
 次の瞬間、見えない何かがティガレックスを斬り刻んだ。
 ティガレックスはそれで滑空体勢を崩し、海面へ落ちていった。
(なんだ……!?)
 ニーリンはより注意深くスコープに目を凝らす。
 暗雲の中から、次に現れたのは……
(ゴア・マガラ!?……いや、違うな……アレは一体……?)
 そのモンスターはまっすぐにこちらへ向かって来ている。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.538 )
  • 日時: 2014/05/31 11:30
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: IlZgDJKq)

 おぉ、帰ってきましたねスラ×エリさん。(今更ですがすいません)
 まぁ読んでの通りの状況です。
 そして一作目の本編も忘れないでやってください。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.539 )
  • 日時: 2014/05/31 11:37
  • 名前: 翼の勇車 (ID: SAyXaWs/)

>>538
おひさしぶりです。一作目……マジでトトスくんどうしよ……。

>>537
アルェ? ティガがやられてる?なさけねー。
ティガ「…殺す」
勇車「ヘボァ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.540 )
  • 日時: 2014/05/31 11:58
  • 名前: 若虎 (ID: lPiKMt/M)

お久しぶりがな? またちょっと書きます
――第13話 ついに・・・――
紫に助けられ、無事にギルドに帰ってきた勇たち一行
そして、今から大会に参加するためにギルドに登録しに来たようです
勇「じゃあ、登録しようか」 龍「お〜いギルドマスターいるか〜」
ギ「何?大会えの登録?」勇「はい!!」 ギ「だが入れんの〜なんといったと後ろからって人数が足りないからの」 椿「猫じゃだめですか?」 ギ「いや、わしは四人といったのじゃ猫は残念だが入れんの〜」 虎「そんにゃ〜(´・ω・`)」勇「どうしよう…。」
とすると後ろから、?「私が入ります。」勇「ゆ、紫!!」
紫「私が入ったら参加できるんでしょ?私も入りたいしね。」
ギ「それでは、勇 龍 椿 紫この四人でよいかな?」
全員「はい!!」虎「僕はどうなるにゃ…」ギ「君は、人じゃないから参加可能だよ」
虎「ほ、本当にゃ!?」ギ「本当じゃ」
勇「よし、四人と一匹で頑張るぞ!!」 全員「お〜!!」
こうして、紫が仲間になり、大会に参加できるようになった
勇たち、さらにやる気が出た。 さあ、勇たちはベスト15位に入るのか!?

やっと大会だよ、長引かせてしまったな…。スマソm(__)m

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.541 )
  • 日時: 2014/05/31 12:20
  • 名前: 翼の勇車 (ID: SAyXaWs/)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二一章

「ニーリンさん、見たかい?」
「アルタスくん、あれは……」
少し高い所からニーリンと同じ方向を見ながら話しかけるアルタス。
「あれはクシャルダオラ……古龍種だよ」
「こりゅっ……。それは本当か、アルタスくん!?」
「すでに仲間のティガレックス、ティガがやられた。クックも至近距離の咆哮で耳がいかれて海に落ちた」
怒気のこもった声でそう言った瞬間、モンスター達が一斉に動き出した。ギザミはいにしえの秘薬を作るために材料集めに走り、トトスは二匹救出のため海岸のあるエリア9へ走る。
「ゲリョ、また仕事かもな」
「ああ、光破砲の用意をしておこう」
なにやら相談しているペッコとゲリョ、そしてゲネポス兄弟はゲネッポを呼びにクックの家へ向かった。

「!? ……何かきよった」
諸々の片付けを終えたゲネッポが、何かを感じとるようにそう言う。
「ゲネッポ、どうしたにゃ?」
なんとかオムライスを作り終えてぐったりしていたネオが聞く。
「ギャオウ、ギャオウゥ!」
そこに飛び込んできたのは二匹のゲネポス、ゲネスケとゲネカク。
「どしたスケ、カク!」
「ギャオ、ギャオグギャオウ」
「!!? 分かった、すぐ行くで」
そう言い、キョトンとしてい二人を見るゲネッポ。
「結構強いのがこっちに向かってるそうや。もうすでにクックとティガがやられた。援護にいくで!」
「にゃ!? クックがやられたにゃ!? どんだけ強いにゃ!」
「ルピネエは危ないさかいここにいてや、ネオ、乗り!」
そう言ってネオを背に乗せたゲネッポは走り去っていった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.542 )
  • 日時: 2014/05/31 12:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JXFsIGa0)

第14話 新たな仲間

師条だ。
何か聞き覚えのない声がしたからその方向に振り向いた
「(゜Д゜)彡そう!」
「キャロ…?どうした?」
キャロがとうとうネタに走った…?涙那の様子を見ると今までそんなことなかったんだろうな。
「フリムイタナ…」
「ニャニャ!?」
…ここはBLAZEに任せておこう。俺はとにかく…      ニャー!!>
「何者といわれてもだな…というよりなにか感じたのか?俺達に」
その…女に聞いて見た。おそらくハンターだとは思うが…太刀を2本所持している。双剣か?いや形はどうみても…太刀。
防具はつけていないのか?インナーでもない…もしかすると普段着ってやつか。
長髪で色は…黄緑と青の中間か?表現しにくい…目の色もそれ。涙那より少し身長が高い。
「感じなかったとは言えないわ…特にあなたとそのアイルー」
「僕のことかニャ!」
「え…いや…そこにいる…」
うん、キャロなわけないよな。でしゃばりすぎだと思うよ。出番ほしいのは分かる気もしない
それにしても…何を感じるんだ…?
「一つ聞こう、何を感じた?」
BLAZEがそういう。俺もそこを知りたい。
「私が感じたのはあなたたちがこの世界の人とは異なる波長をもつことよ。あ、私はいろいろな気配を察知できるからわかるわけ。」
気配を察知?そんなことできるのか。すごいな…ってあれ?この世界の人と異なる…?ということは俺たちが違う世界のモノということに気づいたのか…?
「ほぅ…では、我らは他の世界の人と推測しているのかな?」
「そうよ。私もこの世界の人ではないから。」
「「!?」」
涙那と俺は驚愕した。また違う世界の人間がいたのか…。どうなっているんだ。
またこいつの仕業か…?と思っていたが
「でも…私がどこの世界にいたのか、それと何をしていたのかがわからないのよね…。でもあなたたちに出会った記憶は…ないと思う」
うん。少なくともであった記憶はない。そこはあってる。だとすると俺たちとは別か…。
「ごめんなさい、自己紹介をまだしてなかったわね…。私は奏連(そうれん)よ。」
「俺は師条…」
「BLAZEだ。くくっ」
「涙那だ。」
「キャr」
「一つ確認したいことがあるのだけど…よろしいかしら」
「ハァ☆」
キャロ、またスルーされる。もはや存在されてないんじゃないか…?それはそうと確認したいことってなんだぁ?
「あなたたちはすぐもとの世界に帰ってしまうのかしら?」
「いや違うな。我らはまた違う世界に行く。元の世界にはしばらく戻らん。いろいろな世界へ行く」
「なー?!」
涙那は予想外だった。早く帰りたいのか?俺は別にどうでもいい。元の世界には…諸事情があるから戻りたくない
「そうか…では私も共に行動してもよいか?」
「いいぞ」
「「!?」」
BLAZE判断早すぎ。また人が増えるのか…まぁいいか、うん…。
「ありがとう。そしてこれから…よろしくね。」
こうして俺たちは奏連を仲間(?)にして一旦集会所へ戻ることにした。

「(しかしこいつ…我の探す者に似ている…可能性は0ではないか…くくっ…まぁ次のクエストで確かめるとするか)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.543 )
  • 日時: 2014/05/31 17:56
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: CydWZDW0)

どんどん更新ペースが遅くなってきてる。

3章
動きだすニック・タイム

1話
理解の外側

ヒプノックを討伐したセロとメイは帰るため密林をガーグァ車で走っていた。二人の顔を真夏の太陽がジリジリと照りつける。日除けがなければ身体が焼けてしまいそうだ。
「あっついー。セロ、水〜」
「さっき貴女が飲み干したでしょうが!僕も飲みたかったんですよ!」
「まあまあ、確か来る時に川があったよな?そこで飲めばいいだろ」
そうこうしていると前に休んだ場所に出た。確か近くに川があったはずだ。
だが……密林を抜けた先には川は無かった。唯のくぼみがあるだけだった。干上がったとしても早すぎる。昨日は豊かな水を湛えていたのを見た。明らかにあり得ない。
「これ、同じ場所だよな……?」
「はい……けどこれは一体?」
その時何か黒い物がセロの頭上を横切り巨大な火球が迫る。素早く気付いた二人はとっさに避けた。二人の横を過ぎた火球が地面に触れた途端に爆発炎上した。土埃と爆煙で辺りが煙り何も見えなくなった。暫くして煙が晴れると二人はその情景に息を呑んだ。なんと火球が直撃した場所に大穴が空いていた。二人が暫し茫然としていると黒い物が降り立った。
「これは、黒い……リオレイア?」
「恐らくは川が干上がったのはこれの仕業でしょうね」
「余の攻撃を避けるとは……面白いではないか」
「喋っただと……」
「僕の予想ですがこれは最近聞くUEって奴でしょう」
「なんだそれ?」
「各地で上位ハンターを襲う飛龍。姿はリオレイアに似ていますがパワーは古龍クラスでテオ・テスカトルを上回る火力。知能も高く人間の言葉を喋れる。発見回数が少なくまだ生態がわからないことからアンノウン・エネミー、略してUEと言われています。僕等で勝てる相手ではありません!逃げましょう!」
「今更逃げてたまるか!此処で倒したら有名人だ!」
「仕方ないですね。貴女だけを行かせませんよ!」
「ほう、余と戦うつもりか。望むように殺してくれよう!」

☆セロ視点

アンノウンがいきなり襲いかかる。通常のリオレイアでは考えられない様な動き。理解の外だ。相手はリオレイアではないと知っていなければパニックになることだろう。突然のブレスにとっさに対応する。そして直様相手に反撃の刃を………………………………………当てれなかった。奴はは素早く身を翻し飛び掛かる肩に噛み付いた。セロは牙が深く刺さるのを感じた。奴は首を振り僕を木に向かい投げ付けた。暫く意識を失っていた。意識が戻り起き上がろうとしたが身体が動かない。顔を上げる。目の前が真っ赤だ。目の近くを切ったのだろう。赤い景色の中にメイが見える。何か言っている。
「……ロ。セロ!」
ようやく聞こえた。
「ごめん。私の無茶に付き合わせて……そこで待ってて。彼奴を倒してくるから……!」
「だ……」
声が出ない。メイが目の前の敵に向かい駆け出す。彼女もかなり怪我をしている。切り込みにかかるが当たらない。一方的に攻撃される。これはもう耐えられない。やめろやめろやめろやめろやめろやめろ!目の前で小柄な彼女がまるで人形の様に飛ばされる。まるであの時、ドルトーニさんが死んだときと同じ様な感覚。また、唯見ているだけなのか?唯失うだけなのか?やっと分かり合えたのに、嫌だ。嫌だ!もう耐えられない!そうだ!
ミンナコロシテチャエバイインダ!
アハ、アハハハハハハハハハ!コロシテヤル。コロシテヤル。俺のマエカライナクナレェ!!
「殺す。消し去る」
途端に僕の意識は途切れた。

☆戻します

セロの周りが憎しみの力に包まれた。重傷だった筈の身体が動いている。禍々しいオーラに流石にアンノウンも圧倒される。しかしまだ面白がってもいた。
「そんな力を持っていたとは。面白い。面白いゾォォー!!」
アンノウンが狂った様に火球を落としまくる。しかしセロは全く動かなかった。全ての火球がセロに直撃した。
「L・D」
火炎の中からセロが無傷で飛び上がった。周りの大気が歪んでいる。
「ギャハハハハ!効くかァ!」
勢いで斧の遠心力で回転して斬りつける。禍々しいオーラを宿した斧はアンノウンの頭部に確実にダメージを与えた。やられる一方ではいけないと、アンノウンは反撃しようとサマーソルトを繰り出す。通常の人間なら確実に当たっていただろう。そう通常ならば。セロは赤き残像と共に背後に回り込み属性解放した斧を投げ付けた。翼の付け根に直撃する。さらにセロはアンノウンの背中に飛び掛かった。
「テメエなんか素手で充分なんだよォォ!」
セロは素手でアンノウンの背中の堅殻を素手で叩き割る。硬いはずの殻を手で叩き割ったはずだが気にしていない様に肉を引き裂く。
「馬鹿な。この、この余が、余がァ!!」
「フハハハハハハハァァ!グズが!死ね死ね死ねェ!」
セロの狂った声が響く。

続く

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.544 )
  • 日時: 2014/06/01 00:19
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JQBGePq/)

その4 新たな使命

炎と冥花は依然として謎の空間を落下している。
「どうした?意思がたらんぞ。その程度ではこの空間は終わらない。俺は別に構わんが?」
「あのね…!あたいが知っているのはその世界にいったことだけよ…そこがどんな世界かわからないのに…!」
「俺はいつもそれだが?」
なんでそれだけで着けるのよ…とは言わなかった。
やがて謎の空間は終わりを告げ、まわりは赤い空で覆われている…決戦場についた。
ストッ
着地はそんなに衝撃がでなかった。エネルギー的におかしい気もするけどそこは気にしてはならない。
「ほぉ?この世界は特徴的な気配が多いな。面白い。だが俺は長居しないけどな」
炎はそういう。どうやら普通の世界(モンハンの。)とは異なるらしい。ところで…
「あのさ…あたいの役目はもう終わったよ。はやくもとの世界にかえしてくれない?」
ぶっちゃけ冥花の役目はもう終わっていた。炎の探す者がいる世界へ案内すればよいだけだから。
だから彼女としてはこんな意味のわからない人と関わらず、元の世界へ帰りたかった。ただ…
「どうせ貴様は職務放棄していただろう。俺と共に動いたところで問題はない。それに元の世界にはその旨を残している。気にするな」
と言って来た。反論したかったが…どうあがいたところで元の世界にかえしてくれそうになかったのであきらめた。
「もういいわ…それよりここどこ…ものすごく暑いわよ」
彼らのいる場所は…決戦場。さっきもいったよね。
決戦場といえば(ry
「…さっきからなんだ?俺たちに何か用か?地面にもぐって様子を探っている…アカムトルムとはるか先で俺たちを監視するミラバルカン」
「ぬぅ?我輩にきづくとは…」
「なんなんだ…さっきいきなり現れたが…この世界の秩序から外れているモノよ…本当に人間か?」
炎は地中に潜伏していたアカムとはるか先にいたミラバルカンを察知していた。彼にはこの程度朝飯前。
「きゃん!?」
冥花はあまりにもでかい2体に驚いていた。そんなことに見向きもせず炎は話を続ける
「当たり前だ、たとえ見えないとしても完全に消えたわけではない…。波長が異なる空間の形とこの環境さえ分かればこの程度たやすい。それと…俺はこの世界にはいない人間だ。こいつは人間ではないがな」
「ほぉ?お主、なかなかのモノと見た。」
「…だとしても所詮人間。己の私利私欲のために動く愚かなモノよ。」
ミラバルカンがそういったとたん、炎は一瞬でミラバルカンの横に行き…
「俺のことをどう思おうが貴様らの勝手だ。しかし俺はそんなくずどもと一緒にされることはごめんだ。貴様が俺をそう思うのであれば…俺はお前を殺す。今すぐにでもな」
右目に銃口を向ける。セットしている弾は…シャガルのときとおなじ拡散弾。おそらく放てば…一撃。
という前になんで炎が地面からかなり離れているミラバルカンの頭の横にいるのか…その時点で人間離れしすぎでもある。
「…その目、我がそう思っているといえばすぐに打ち抜く…といった目だな。」
「あぁ…そして貴様は確実に…死ぬぞ」
炎の言葉にはかなりの重みがある。ミラバルカンは炎が自分の思う人間とは違うと察知し、こういった。
「もしおまえが我の思いし人間と違うと異なるのであれば…我の望みに答えてもらえるだろうか」
「…それで貴様が俺への考えを変えるのであれば承知する、しかし俺には俺の目的がある。それに協力できるのであればすぐにでもやってやる。できないなら…まぁそんときだ」
「お、おい…我輩はここから出られないぞ。」
アカムはそういう。ミラバルカンとのやり取りで炎がどれだけおかしいか分かったのだろう。そのため謙虚になっている。
「貴様は…別にいい。とにかく俺の目的はただひとつ…とその前にだ、冥花。」
「な…なんだい…あたいはここが暑くてあまり話したくない…」
「言え。貴様が知っているこの世界に来たモノの名前を」
「…名前はいえないわ。今はまだ…しかしこれを言えばわかるでしょ…あなたを一番知っているひと。」
なぜ名前が言えないんだ?と思ったが冥花がいえないのと同じ理由だろうと思いそれ以上言わなかった。とにかく、それが誰なのか炎はわかった
「…俺が探す者…それはおそらくこの世界のハンターとは次元の異なるだろう。オーラがわかるのであれば見分けることは容易…そいつの探索だ。それが俺の目的…。これに協力するのか?貴様は…」
「そうだな…我はここから下手に動いてハンターに見つかると厄介だ。しかし我は目がいい。遠くから判断できる。協力してやろう。」
ミラバルカンは炎の条件に合意し、こちらの条件をだした。
「さて、我からの要望だ。この世界に今…我が一番嫌う思考を持つハンターのグループが存在する。それらはこの世界の生態を破滅に追い込んでいる。我が直接制裁を与えてもよいが…罪のないモノを殺傷することはしたくない。そのハンターを見つけ、制裁を与える。これが我の望みだ」
「委細承知。では行かせてもらおう…!」
そういうと彼は暑さでぐったりしている冥花を拾い上げ、どこかへ飛んでいってしまった。
「なあバルカン、あの人間どう思うよ?」
「…おそらく我の思考する人間ではない。しかし…非常に危険だ。世界の崩壊に関与する可能性の高い人物…まだ本当に腐ってないかは認めたわけではない」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.545 )
  • 日時: 2014/06/01 11:29
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JQBGePq/)

>>533
おひさしぶりっす
1作品目は…うーん…
思いついたときに書いたんでいいんじゃないかな。
ところでクロスオーバーのクシャルダオラってまさかわてのだしてたあいつじゃ(ありえない
>>535
命は投げ捨てるものではない(どっかの世紀末人間の言葉
>>540
一体…どんな大会が待っているというんだ…
>>543
炎ちゃんに近い何かを感じる。

さてアンケートを少し…。
しれっと他作品からキャラを持ってきたりネタを組み込むスタイルなんですが、持ってくるのはやや自重、組み込むのはけっこうはめはずしてます。
ってことで…今後の予定として次のうちどれかお願いします。

1 頼むからこれ以上変なことするな。
2 現状維持でいいじゃん
3 いいぞ、もっとやれ。自重なんか捨ててしまえ!←大変なことになりそう
4 もってくるとこ増やせよ…。
5 その他(お米おいし♪等いろいろ)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.546 )
  • 日時: 2014/06/01 14:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: KBEjxQ/N)

 >>545

 5。
 読者が良ければそれでいいじゃないですか。
 ちなみ、僕はこのままでもいいと思いますよ。
 それと思ったんですけど、他ネタから引っ張ってきたとか言わずに普通に出せばいいんじゃないですか?
 東〇とかGとか分からない人もたくさんいますし、黙って出してれば気付かないのでは?
 あまりにも他ネタのキャラの特徴を踏襲していると、ネタがわかる人にはバレると思いますけど
 そもそも、キャラとかストーリーを考えること全部がパクリなんですよ。既存の作品が存在する限り。
 僕のアストくんやカトリアさんも元ネタから作ったキャラですけど、そこからいじってみてオリジナルキャラとして見てますし。
 あ、元ネタだって分からせること前提で書いてるなら別ですよ?それが七倍さんのスタイルなら、僕は否定しません。
 結論言うと、変わったことは何もしなくていいと思います。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.547 )
  • 日時: 2014/06/01 16:15
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: QftNdw2r)

>>545

5ですかね。
私もサクライザーさんの意見と同様に見ている人が楽しいなら良いと思います。
どうであれ読んでいる人を楽しませるのが小説ですし、やり方は人それぞれで
す。私に口出し出来ることではありません。

あと、貴方の感の通りセロはモンハンの世界の人ではありません。別世界の人間です。はい。
そして本人はそれを殆ど憶えていません。後から出るクロイトもです。
ただしクロイトは能力のコントロールが可能です。あと、この能力ってあるロボットラノベのパクリです。(わかりませんよね……)
最後にこの物語りを予測する為の(いないでしょうが)ヒントのことわざ

井の中の蛙大海を知らず

意味は申し訳ないですがggって下さい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.548 )
  • 日時: 2014/06/01 16:17
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: jYV20EP7)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 二十一章続き

 ゲネッポとネオが何かを感じて、クックの巣を飛び出したからに、一人残されるルピナス。
「あんなに慌ててぇ、どうしたんでしょぉ?」
 ルピナスは小首を傾げて、人差し指を頬に当てる。
「あぁぁ、それよりもお鍋お鍋ぇ」
 薪を足して火を強め、先程ゲネッポから教えてもらったスライスサボテンを加える。
 そうして煮込むこと数分。
 一度だし汁をおたまにすくって味見をしてみる。
「ん〜、美味しくなってますねぇ。さすがはぁ、ゲネッポさん」
 ルピナスは満足げに頷くと、もうしばらく鍋に火を掛けておく。
 手持ちぶさたになってしまった。
 食料はまだまだたくさんある。
「もう一品、何かつくりましょぉかぁ」
 そういうと、ルピナスは食料の山に手を伸ばす。
 外では緊迫した空気が張り詰めている中で、ルピナスは一人のんびりと調理を続けているのだった。
「これとぉ、あとこれでぇ……」

 先程まで、平和で楽しい時間だったと言うのに、一瞬にして殺伐とした空気に変わってしまった。
 ミズキは、クックやティガを突破してきたクシャルダオラの事をアルタスから聞いてから、気が気でなかった。
 クックやティガのことももちろん心配だ。
 だが今はどうすることも出来ない自分にもどかしさを感じていた。
「私が、もっと強いハンターなら……」
 ミズキはふと、自分の装備を見てみる。
 防具は、クックの古くなった鱗などを分けてもらった防具。
 鍛冶屋などに評価してもらったそれは、古龍種にも匹敵する防具だという。
 武器は、超大陸のモンスター達と出会う以前から使っていた、ドスバイトダガーだ。
 防具はこれでいいかも知れないが、武器がこれでは太刀打ちも出来ない。
「ミズキ」
 ドスバイトダガーを見詰めていたミズキに話し掛けるのはカスケ。
「カスケくん?」
 カスケはいつになく真剣な顔でミズキを見詰めていた。
 そんな彼の顔を見てドクリと心臓が跳ねる。
「本当は黙っておきたかったけど、そうも言ってられない。僕じゃ無理だったけど、ミズキの、モンスター達と心を通わせられる心があるなら、『アレ』が使えるかもしれない」
「『アレ』って……?」
「いいから来てほしい」
 カスケは踵を返すとその場を後にしていく。ミズキもその後を追う。

 普段は入れない、不可侵領域に入っていくカスケとミズキ。
「カスケくん、一体何を……」
 その不可侵領域の奥の奥。
 そこには、小さな祠が奉られていた。
「ここは、僕とクック、ギザミとトトスぐらいしか知らない場所だよ。僕自信も、ここに来ることは禁忌としていた……」
 カスケは祠に入り、その奥から古めかしい箱を取り出してきた。
「これは……?」
 ミズキはその古めかしい箱を見て目を細めた。
「開けてみて」
 カスケに促され、ミズキはその箱の蓋を開けた。
 そこにあったのは、一振りの剣と盾……つまりは片手剣だ。しかし、その片手剣は石化しているかのような灰色をしており、まるでただの石のようだ。
「それを、持ってみて」
 カスケがそう言うままに、ミズキはそれを手に取った。
 すると、その剣と盾は途端に目映いばかりの光を放った。
「んっ……!?」
 ミズキは思わずその剣から手を離そうとする。
 だが、その剣の柄はミズキの掌から離れず、ミズキの意志に関係なく握らせている。
 すると、灰色だった剣と盾はその灰色を吹き飛ばすかのように、その下から本来の姿を現した。金色の柄に、蒼く輝く刃、盾も同じような煌めきを放ち、それぞれの中央に碧の宝玉らしき玉が埋め込まれている。
「良かった。ミズキになら反応してくれた」
 カスケは安堵したように頷く。
「カスケくん、これは……?」
 ミズキはその片手剣とカスケを見比べる。
「超大陸と言う自然から生まれた、謂わば偶然の産物だよ。僕もクック達から聞いただけだけど、銘は『超龍剣【天一門】』らしい。いつ、どこで、何が起きて、こんなものが存在したのか、誰も分からないんだ。ただ分かるのは、使い手を選ぶってことだね。僕が持っても何も起きなかった。クック曰くの話だったから信じにくかったけど、こうしてミズキが力を解放してるんだ」
 信じざるを得ない、とカスケは息をつく。
「これ、私が使っていいの……?」
「いいも何も、ミズキにしか使えないんだから」
 ミズキは改めてその超龍剣【天一門】を見下ろす。
 初めて触れたはずなのに、使いなれたような感覚がわかる。
 そして、ミズキの中で確かな何かが生まれた。
 これなら、戦えるのだと。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.549 )
  • 日時: 2014/06/01 16:23
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: DpI94zdq)

 >>548

 少しばかり、人智超越パワーに影響されました。
 しかし本編でそれは使いたくないので、ここで使わせてもらいます。(すいません)
 とゆーわけでスラ×エリさん。
 この超龍剣【天一門】の性能はどんな風にしてしまってもいいです。
 炎くらい凄くするのはアレですけど、せいぜい、軽くぶつけただけで岩が粉微塵になるくらいオカシイ感じでも大丈夫だと思います。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.550 )
  • 日時: 2014/06/01 16:34
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: QftNdw2r)

>>548

そしてこのスレの1小説に1人は、炎さん系男子が全小説に現れるのか。まぁ、セロの設定も炎に影響されたんですよね。一章をなんとか利用したかったし、マジで炎さんかっこいいですし。今もですがネタがないですし。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.551 )
  • 日時: 2014/06/01 17:16
  • 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: tnz9AmdX)

>>550
最強系女子もいますよ(まだ戦闘シーン描いてない)w
と言っても、世界観的な問題で時間止めたりはしませんが。
私の小説で最強クラスだと、実際のゲームのハンター程度のスペックですね。ソロで団長クリアできるかどうか、くらいの。

・・・・・・私の作品が目次に反映されてないのでまとめます。

>>277 〜第二十二話「上位昇格試験編・地図に載らない街」〜
>>314 〜第二十三話「上位昇格試験編・新たな戦友」〜

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.552 )
  • 日時: 2014/06/01 18:24
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: CZQQDb2N)

モンスターハンター「焔の詩」12話
ラージャン2頭の討伐を終え、村の集会場に着いた時はもう陽が完全に落ちていた。
しかし、集会場の酒場は、何故か凄く盛り上っていた。
「・・・・・・一体何の騒ぎだ?」
ジェノスが当然の疑問を投げる。
どうやら全員、この状況を飲み込めていないらしい。
暫く棒立ちしていると、受付嬢が歩み寄り、
「あ、ラ^−ジャン2頭の討伐おめでとうございま~す」
そう言われてやっと納得がいった。
「お、帰ってきたぞ? どうやら賭けは俺の勝ちだな」
「だぁー! 負けた〜!」
「よっしゃ〜! 儲けた儲けた。兄貴を信じて良かったぜ!」
ふとそのテーブルを見ると10万ゼニーもの大金を受け取っている――
ネフロライトがいた。
ネフロライトだと解った瞬間、ジェノスはもう隣におらず、ネフロライトの頭を鷲掴みにしていた。
「・・・・・・一体何を賭けてたんだ。ネフロライト」
「あ、兄貴・・・・・・何って、そりゃあラージャン2頭討伐して帰ってくるかどうかをだな・・・・・・あ、勿論討伐できる方に賭けたぜ?」
「成程な・・・・・・つまり人が死ぬような思いをしてるのを賭けの材料としていた・・・・・・と」
そう言って頭を鷲掴みにしていた右手に力をかける。
「痛いッ! 痛いって兄貴!」
「人の命を賭けの材料にするからだ。・・・・・・その金で酒代を奢って貰おう。よし、10万ゼニーある! 飲むぞ!」
こうして、ネフロライトが手にした賭け金で、飲み会が始まった。

ジェノスとネフロライトはフラヒヤビールの5年物。アンバーはブレスワイン。私はタンジアビール。そして楼華は――黄金芋酒を、それぞれ飲んでいる。
私は酒にはそこそこ自身はあったが皆強い。
――アンバーを除いては。
アンバーは何と、ブレスワイン1杯目で酔い、2杯目で完全に酔い潰れてしまった。
だが、ジェノスとネフロライトはもうフラヒヤビール5杯目。楼華に至っては黄金芋酒8杯目だ。
私はまだタンジアビール3杯目だが。
突然、ジェノスが話し出す。
「陽炎、オリウス、ガルドネット。そして――俺の4人で昔パーティーを組んだんだ。キッカケはリオレウスとリオレイアの同時狩猟――それも希少種討伐だった。その為に討伐実績の高いガンナーが必要だったらしくてな・・・・・・紹介状付きで最初はその時限りのメンバーだったんだが・・・・・・いや、その、何だ、その狩りが――凄く・・・・・・楽しかったんだ。だからそのままそのパーティーに入ったんだ。だが、陽炎は、アカムトルムとの狩猟でパーティーメンバーを護る為にアカムトルムと一対一で戦い――相打ちを仕掛けてアカムトルムと一緒に死に、ガルドネットは今から約15年前にテオ・テスカトルの狩猟で――紅い破片をオリウスに託して自分から囮になり、テオ・テスカトルの翼を使い物にならなくして撃退し――その時受けた傷が原因で息を引き取り、オリウスに関しては“ガルドネットの敵を討つ”そう言い残して消えて逝った・・・・・・そして、今こうしてその時のパーティメンバーの娘とこうして酌を交わしている・・・・・・不思議な気分だな」
「オイオイ・・・・・・そろそろ酒は止めといた方が良いぞ・・・・・・」
どうやら・・・・・・ジェノスは酒が回ると口数が多くなる様だ。
じゃなくて・・・・・・ガルドネットの事だ。私を産んで死んだんじゃなかったのだろうか?
「・・・・・・父さんからはガルドネットは私を産んだ時に死んだって言ってたけど」
「大方、自分の一人娘にハンター業をさせたくなかったんだろう。“ハンターになる”と言った時、反対されたはずだ」
少し思い出して見ると確かにそうだ。強く反対していた。
それを読み取ってか、やっぱりな・・・・・・と言った。
そして、ジョッキに注がれたフラヒヤビールを一気に飲み干し、
「そういえばこんなうわさを聞いたことがある。オリウスは――黒い龍と戦ったらしい。ああ、それから・・・・・・俺は次の狩りでハンターを辞める」

皆さんお久しぶりです!
失踪した訳ではなく、単純にまとまった時間が中々取れずに更新が遅れてしまっただけです。
物語としてはこれから終盤になります。
最近暑いですね! 熱中症や日射病に気を付けてください。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.553 )
  • 日時: 2014/06/01 18:25
  • 名前: ペイルカイザー♯pirkizr (ID: 2G/6SFPC)

いつもここで小説読んでますけど、コメント書くのは初めてなペイルカイザーです。このサイトの小説は面白い作品ばかりで、つい私も小説書こうと名乗り出ました!スレ主さん、私もここで小説書いていいですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.554 )
  • 日時: 2014/06/01 19:00
  • 名前: 煌星 (ID: ONZ/gq5I)

>>553

MHの小説なら許可なしでおkですよ
許可が必要なのはMH以外が題材のやつなので
多分書いてもいいと思います

(て言うか俺の小説の読者いたのか?)【()はスルーしておk】

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! ( No.555 )
  • 日時: 2014/06/01 19:10
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: CZQQDb2N)

>>533始めまして。
モンスターハンター「焔の詩」を書いてる布都御霊剣です。
モンハン関連の小説なら何でも良いと思います。
そして、少なからず読者がいる事に感激です。
・・・・・・と、後書き以外のところでこうして話すのは多分初めてです。
それから、小説を書くのであれば少なからず応援します。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.556 )
  • 日時: 2014/06/01 20:26
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: Bxcy1k6z)

スレ主s、初めまして。スラクと申します。
この度は此処のスレに小説を書きたいのですが宜しいでしょうか?
(一応、モンハンが題名だから書いてもいいと思うが。一応……うん。一応。)
お返事お待ちしてます。
また、火曜日までに書き込みをしてくださると幸いです。
(私、移動教室があるので……)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.557 )
  • 日時: 2014/06/01 21:08
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: QftNdw2r)

2話
目視の限界

☆メイ視点

セロが別人みたいになっているのを私は瓦礫の下で見ていた。血塗れで肉を裂く彼は悪魔の様に恐ろしかった。助ける為になんとか動こうとするが全身が燃える様に痛い。こんな時に動けない自分が憎たらしい。目の前がぼやけてセロの動きが追えない。ただ彼が不気味に笑いながら確実に追い詰めているのはわかった。全ての攻撃が憎しみで包まれている様だった。かなり消耗したアンノウンよりも優勢はセロにあった……が、それは逆転した。突然セロがたちどまったかと思うとうめき声を上げて頭を押さえてうずくまった。
「アア!!ガァァァァァァァ!!頭が割れる!!痛い!痛い!ガァァァァァ!俺はまだ、まだ、ま……たぁ……」
セロはその場に倒れた。アンノウンの目の前でである。その距離約2m。冷酷な殺意。意識を失った彼は身動き一つしない。うごかない身体で精一杯の声で叫ぶにも掠れ声しかでない。
「余を此処まで傷つけるとは……しかし貴様の命運も尽きたわ!天は余に味方した!」
彼の前でアンノウンが鍵爪を振り上げた。ダメだ!その場で見ているしかできない。身体が、憎い。死にたく成る程憎い。今の私には瞼を閉じる力も無かった。
「小僧!終わりだァァ!」
彼に無慈悲な爪が振り下ろされる。嫌だ!私はこのままじゃ嫌だ!嫌だァァ!何が何なのか分からなくなった。………………気が付けば私は下ろされたの下にいた。そしてゆっくり爪が降りてくる。私は手を前に出した。無意識に。ただ身体が命ずるままに。遠い昔から知っていたみたいな感じ。イメージを集中させる。護る。護りたいから!だから強くなったんだ!そう!
護る!!
同時に私の周りで引き延ばされた時間が元に戻る。そして私と彼の周りの大気が歪んだ。セロが起こしたのと同じだ。何も分からず自然と私は言った。
「ラムダ・ドライバ」
アンノウンが吹き飛び地面に叩きつけられた。突風で土埃が舞う。さっきまで動けなかったのが嘘の様だ。いや、アンノウンが起き上がる。私に向ける眼は怒りに燃えている。
「おのれェー!人間の小娘如きにィィィ!」
アンノウンが飛び掛かる。さっきの様に手を構えるが何がいけないのか壁ができない。やられると思った刹那何処からか途轍もない速さの弾丸が飛来した。アンノウンが爆発する。鉄鋼榴弾だ。しかしいったい誰が……
「強榴弾ホーク・I・ドライブ弾」
抑揚のない声が聴こえる。森の中にライトボウガンのハンターがいた。綺麗な顔立ちに髪は長い金髪。女の様にも見える。しかし男性用の防具を装備しているしあの声からすると男だろう。あの距離から当てるとはかなりの手練れだろう。
「ブレ……無し、反動は極小、軌道補正……完了、次弾装填も完了……発射」
頭部に命中する。アンノウンが気づき黒い影の様に飛んでいく。しかし男は動じない。
「モード切り替え……白兵戦アサルトライフル。弾丸は……ラビットポップ貫通弾……ファイア」
男は逆に気が狂ったかの様にライトボウガンを連射し接近する。アンノウンとの距離はどんどん縮まる。彼奴がやられると確信したその時、奴の目の前にアンノウンは墜落した。あの男が撃った弾丸は全弾翼の付け根に被弾していた。セロが斧を投げ付けて肉が剥き出しになっていた所だ。そこに当て続けていたとは、何者なんだ。アンノウンが苦し紛れのブレスを吐く。しかし男は人とは思えない跳躍で回避するとまたも、
「モード切り替え……ボクサー散弾砲。弾丸、スパイダーラッシュ散弾……バースト発射」大きな炎の塊が直撃する。痛みにアンノウンが暴れた。
「馬鹿な……くっこの恨み必ず晴らしてくれる!」
アンノウンは影になり消えた。
「消えただと……そんなのアリかよ……くっ」
「動くな。お前の身体には相当な負荷がかかっている。彼奴もだ」
男はセロを見た。
「お前を護ろうとしたんだろうな。あそこまでの力場を形成するとは」
「よくわかんねないけど。まずありがとな。私はメイ。お前は誰なんだ」
「俺はクロイト・レージ。ギルド組織アマルガムの傭兵だ。階級は軍曹だ。ギルドマスターと議長に頼まれて君らを捜していた」
「へー。宜しくな!で何で捜してたんだ?」
「君らをスカウトする為だ」

To be continued

続けて良いのか?セロだけの予定がみんな炎さん化してきたぞ……
>>556
>>553
書いていいと思いますよ。私は何も言わずに書き始めましたし。


Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.558 )
  • 日時: 2014/06/01 21:44
  • 名前: 煌星 (ID: ONZ/gq5I)

>>556

スレ主じゃないが 書いていいと思う
MHが題材なら許可なしでおk

んで、どーでもいいけどネタバレ
俺の小説の最終目的はモンスターと人のバランスを整える的なことを考えてる
最終クエは最難関クエデス
で、主要キャラの武器の属性をば↓
輝【天翔属性】鈴【光属性】晴【熾凍属性】舞【闇属性】
Fの属性なんで知らない人はクグ(ry

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.559 )
  • 日時: 2014/06/01 21:53
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: AydtIoBg)

 >>553
 >>556

 はいはい。ペイルカイザーさんとスラクさんですね。
 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜 及び翼の勇車さんとのクロスオーバーを書いてるダブルサクライザーです。
 今後ともよろしくお願いします。
 つか、一日に二人も作者増えたんですね。
 どんな小説になるか楽しみです。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.560 )
  • 日時: 2014/06/01 21:55
  • 名前: 真夏ペンギンさん (ID: QftNdw2r)

>>558

アンノウン「フロンティアなら余にも出番を!」
メイ「無理だろ……」
セロ「ラムダ・ドライバァァ!!」
アンノウン「!」
ドーン!

私は個人的に光属性が好きです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.561 )
  • 日時: 2014/06/01 23:44
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JQBGePq/)

>>553
>>556
モンハンの内容であるなら許可を得る必要はなかったり…
とはいっても自分の作品が一番モンハンからはずれてたりしますが。特に連動のほう…。

さて…まぁへんなことせず今まで通り…の今まで通りで行くとこうなりますよってことを。

本編
他作品介入はない。ベースとして使うのはする。てかしてる…。
ネタはしれっとでてくる。例えば(゜Д゜)彡そう!とか。F○Iとか。Gだけじゃないんだ。

連動するお話
とりあえず予定では冥花と同じ世界から一人(仲間になるのがだけど)+別の世界から一人。それ以外はベース利用程度
ネタは本編よりやや多めだけど炎ちゃんはネタに走らないキャラです。

…というより皆さん炎ちゃんの影響受けすぎですよ。まぁそのうち同等とは言えないけど十分ぶっ壊れたのがふえr「散れ」グオォ?!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.562 )
  • 日時: 2014/06/01 23:56
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JQBGePq/)

本編 あらすじ

『狂竜病を滅ぼし者』と知られ、その世界のゴア・マガラおよびシャガルマガラから恐れられていたハンター、師条はある日、謎のゴア・マガラことBLAZEに出会う。彼により、元いた世界から並立世界へと強制移動されてしまった。
師条はBLAZEの言うことに従うが…果たしてBLAZEの目的は一体なんなのか。そして…。


もう一つの物語 あらすじ

師条が去ったあと、彼のいる世界は狂竜ウイルスが蔓延していた。その原因はゴアとシャガルの異常繁殖…。なすすべなしとなりかけていたそのとき、謎のハンター、炎によって危機は脱した。彼は自分の住む世界を戻すために動いているという。そして、元の世界を戻すために彼は数多の世界を旅するのであった…。一体彼は何を求めているのか…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.563 )
  • 日時: 2014/06/02 01:30
  • 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)

>>548
ソラ「あれ? 俺の遺品の双剣のポジションが取られてる……。てか俺覚えてる奴いるの?」
勇車「あんた本編では死んでるからね……。名前も申し訳程度にしか出てないし。というかネタバレ乙」

お、作者様がまた増えますか、嬉しいですね(え? 何様だよって? キコエナーイ)
ここで一作目(題名未決定)と二作目『高校生モンスター』、そしてサクライザーさんも言ってくださいましたが、ダブルサクライザーさんとのクロスオーバーも書いています翼の勇車、通称スラ×エリです、よろしくお願いします。

>>561
我も結構露骨に異世界ネタ入れてますよ、主に二作目で。
例:ピカ○ュウ、ム○カ等

>>545
クシャさん……正直悩んだんですよ、乱入モンスター何にするか。古龍種っていうのは外せないし……。ぶっちゃけると本当にTrailさんとこのクシャさんにしようかとも考えたんですけど、流石にそれは不味いと思いましてね。二作目のルーツ出してもよかったんですけど、何せ始まったばっかりで主要キャラも出きってないもんでして。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.564 )
  • 日時: 2014/06/02 01:43
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: azqnvOCK)

 >>563

 ソラお父さんすいません!
 過去ログで故人として一話だけ名前出たっきりですし、ミズキも戦闘シーンとか皆無だったんで覚えてませんでした!
 つか、スラ×エリさん本人にもすいません。
 あの話以来、一切触れてなかったので、僕の中のミズキはずっと片手剣士のままです……。
 しかし片手剣として出してしまった超龍剣【天一門】は、もう好きにしちゃってください。双剣みたいな使い方しても全然オッケーですから。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.565 )
  • 日時: 2014/06/02 07:11
  • 名前: 真夏のペンギンズさん (ID: zuy5mhVe)

3話
パワー

「はぁ?」
メイはわけのわからない顔をしている。
「俺達の組織アマルガムの最新鋭の試作強襲生態系調査戦艦ラノーチェス1の戦闘員としてな。エクセギアスは人材を育てる為の部隊だ。そのうちメンバーから外される」
「えっ、マジで!知らなかった」
「貴様はよくそんなので生きていけるな……彼奴みたいだ」
「彼奴って?」
「俺のパートナーなんだが、人の話を真面目に聞かない」
その時メイの後ろで物音がした。寝ていたセロが起き上がった。
「うっ……あれ?僕はUEと戦っていたはずじゃ……?」
「セロ!起きて大丈夫なの?」
「ええ……まだ身体中痛いですけどね。それで、まずはこの状況を説明してもらえませんか?」
話を聞いていない様にクロイトが割り込む
「まず貴様に聞きたい。何故単独で長時間ラムダ・ドライバの力を使用出来たんだ?常識では考えられない」
「えーっと……何の話ですか?」
「憶えていないのか?話が聞けると思ったんだがな……」
「あのさ。まずは、ラムダ・ドライバって何?使ったのは良いけど。仕組みが理解出来ない」
「まあ。簡単に言うと感情を力に変える力だ。火事場の馬鹿力って知っているな。あれが人智を超えたパワーになった物と考えて良い。身体能力の大幅な強化や力場を発生させられる。ただし通常では連続での使用は不可能だ。負担が大きい。数人に分ければ10回程度か」
クロイトはセロを見て
「しかし貴様は単独で40回ほど連続使用した。並大抵の人間ならば死んでいる」
「はぁ……何なのかよく分からないです。今まで何があったんですか?この人は誰なんですか?」
「それは私が説明するな」
そしてメイは何があったのかを話した。セロが別人の様になりクロイトの言うラムダ・ドライバってのを使ったこと。セロが途中で倒れた時にメイも使用したこと。クロイトが自分達を助けたこと。彼は自分達をアマルガムの最新鋭強襲戦艦ラノーチェスにスカウトする為に此処に来たこと。セロは黙って聞いていた。しかし顔には驚きが隠せないのがよく分かる。
「それで、僕はラノーチェスに乗ろうと思います。行く場所も無いですしね。あ、あの……一緒に行きませんか?」
「ああ。私は元々乗る気だったし……」
「ありがとうございます!」
「ところで貴様らモガ村への行き方は分かるか?」
「はい。モガ村には舟を使う早いですよ」
「ラノーチェスはそこに止めてある。俺は暫く此処に残り奴らの情報を集める」
「奴らって?」
クロイトは今まで以上に真剣な口調で言った。
「あのアンノウンは唯の刺客に過ぎない」
「えっ!」
「奴らはセイバー。世界の秩序を乱す者。そしてその最高指導者Mr.Xは限界無しにラムダ・ドライバを使用できる。また再び奴らに会うことだろう。その時は……叩き潰せ」
クロイトは跳躍して森に飛んで行った。メイがつぶやく
「私達何だかとんでもない事に巻き込まれたみたいだな……」
「そうみたいですね。なんだか……やな予感がします」

To be continued

また遅くなります。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.566 )
  • 日時: 2014/06/02 08:07
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: zuy5mhVe)

とりあえず暇だしまとめておこう……

真夏のペンギンさんの作品

メンバー設定>488

2章
虚勢の閃光!血風の姫神!

1話 出逢い>152
2話 結成?>174
3話 共通点>280
4話 渦巻く運命>349
5話 眠鳥に踊らされて>479

3章
動き出すニック・タイム

1話 理解の外側>>543
2話 目視の限界>>557
3話 パワー>>565

1章までの話

3話で師匠であるドルトーニが死んでセロ暴走ww
それ以外は戦ってるだけ

あらすじ

主人公セロは元少年天才鍛冶屋。ハンターに転職し仲間達と共に今日も世界の陰謀と戦う……
みたいな。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.567 )
  • 日時: 2014/06/02 10:05
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: VoNDCPWG)

皆さんありがとうございます!ですけど、まだどんな小説にするかまだ決まってません!正直に言いますと、私はダブルサクライザーさんの大ファンです!サクラさんみたいな、全力でラブコメしつつも、狩りも一切手を抜かないような、そんな小説を書きたいです!と言うわけで皆さん、小説を書き始めようとしてた時、どんな風に設定を考えましたか?ほんのちょっと良いんで、私に教えてください!m(__)m

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.568 )
  • 日時: 2014/06/02 10:35
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: yFCJo9VB)

か、書き込み速ぇ〜〜〜〜〜!!!
前に書き込んでもう100以上とか・・・。

>>567
初めまして。忘れ去られかけている私です。
話は・・・適当(殴


真の・・・。(あとは・・・察せ)

約11話 休暇


風「なんか疲れたな〜」
空「あ〜。確かに」

意味の分からない3人が急に来て中二的なことをさんざん言った挙句帰って行ったのだ。
これで疲れずなにに疲れろというのか。(以下グチなのでry)

紅「久しぶりに休暇取りません?」
風「あいつ殺るのか?」

休暇とはいっても簡単な狩猟をするだけだ。
この世界で常識は常識にとらわれては(以下ネタなのでry)

空「じゃあギルド行くか〜」
紅「そうですね」
風「ふぁぁ。眠い・・・」

こうして俺らの休暇が始まった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

空「んじゃ貼るぞ〜」

そう言って空が貼ったのはとあるギルドクエストだった。
・ブラキ&ガルルガ(Lv100)

A「そ、それは!!」
B「某有名鬼畜キャラとして名をはぜる2体のLv100ギルクエじゃないか!!」
C「そんなの無茶がふぅ!!」
紅「うるさいので少し黙っていて下さいね・・・?(にっこり)」

一瞬にして紅に吹っ飛ばされるモブキャラ達。
この頃紅の裏の顔が見え隠れし始めてるような・・・?

風「んじゃいくか〜」
空「だな〜」

そうして3人はクエスト出発口へと向かった。


あとがき
これ軽いっつーよりぶっ飛んでるだけじゃね・・・?
まぁいっか。それでは次回に!!
こうご期待!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.569 )
  • 日時: 2014/06/02 11:31
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 1M9rNqYx)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 六十六章 リーンカーネイション

「まぁ、何にせよ決まったな」
 カトリアがアストに抱き付いている側で、ニーリンは頷く。
「今のイレーネ殿を見て気が変わった。そのシャガルマガラとやらの狩猟、やらせてもらう」
 ニーリンの隣にいるツバキも同じだ。
「カトリアさんが死んだら、ユリも悲しむ。俺も手伝いますよ」
 ツバキはユリを一瞥しようとするが、そのユリは既にそこにはいなかった。
 そのユリは、カトリアに抱き付かれているアストの背中に回っており、彼の背中に抱き付いた。
「ユ、ユリッ……!?」
 当然、アストは動揺するわけで。
「カトリアさんは良くて、私はダメなの?」
 ユリほどの美少女から、この台詞。
 アストはもちろん断れるわけもなかった。
「いやっ、ダメとは言わないけど……」
「じゃあ、いいよね?」
 さらにアストの背中にくっつくユリ。
(そんなにくっつかれたらっ、胸が当たってるから!)
 ふにゅん、とした感触がアストの背中に走り、彼の理性に亀裂が生じる。
「……私だって……!」
 それに続くのは、エリス。
 彼女はアストの右手側に取りつく。
「んなっ、エリスまでぇっ!?」
 カトリアとユリならまだしも、なぜエリスまで抱き付いて来るのか分からずに焦る。
 見れば、美少女三人に囲まれるアストだ。
「ったく、何やってんだか……」
 そんなアストの焦りようを見て呆れるのはツバキ。
「ん?セルジュくん、いいのか?」
 なぜかツバキとアストを見比べながらニヤニヤと笑うのはニーリン。
「放っておいたら、アルナイルくんが取られてしまうぞ?」
「いいんだよ、もう」
 ニーリンが何を言いたいかは、ツバキも分かっていた。
「ユリは本当にアストが好きなんだ。そのユリの邪魔するみたいなことは出来ないよ」
 そう言ったツバキの表情は穏やかだった。
 未知の樹海で、アストから強くて優しい言葉を与えてもらい、勇気をもらったツバキ。
 荒んだ心だった彼、いや、彼女にとっては、その言葉だけで数えきれないほど感謝していた。
「アヤセくんのために躍起になることは、私も否定しないよ。しかしなぁ、君だって一人の人間だ……」
 ニーリンはツバキを掴むと、そのまま羨ましい状態のアストに近付いた。
「ちょっ、ニーリンさん?何を……」
 ツバキはニーリンに引っ張られながら足をもたつかせる。
「人並みに幸せを求めても、いいと思うぞ」
 ニーリンは自分の正面にツバキを持ってくると、そのままアストの左手にくっついた。
「わっ……」
 ツバキは身体からアストの左腕にくっつかれる。
「ツッ、ツバキにニーリンも!?」
「いやぁ、なんだ、ここは私も乗るべきかなと思っただけさ」
「乗らなくていいからっ!」
 美少女五人に包まれて、アストは慌てることも忘れて諦めていた。
 それを遠目から見やる、ライラ、ルピナス、シオン、マガレット、セージ。
「わーっ、アストさんったらハーレムですねーっ」
「アスト……ヘタレ」
「アストくん、モテモテですねぇ」
「どうしてあんなに好かれているんでしょう?」
「天然バカだからニャ」
 五者五様の感想を述べる。
 そしてアストの周り。
 正面にカトリア、右にエリス、背中にユリ、左にツバキとニーリン。
「アストくぅんっ……!」
「……アストさん」
「アストくん!」
「ア、アスト……」
「ふふっ、アルナイルくん?」
 アストはもはや、何も言わなくなった。
 もうどうにでもなってしまえと言いたげにだ。

 一通り落ち着いてから、話は再びシャガルマガラのことに戻る。
 大僧正は事を始める。
「彼の地、禁足地に再びシャガルマガラが現れるだろう時期まで、あと一ヶ月ほどだ。それまでに、シャガルマガラを討伐出来るだけの準備を整えなくてはならない。分かるね?」
 ミナーヴァ全員は息を呑む。
 そう、カトリアだけの問題ではない。
 この世界全てに繋がるのだ。
 この場はカトリアが全てを代表して答える。
 もういつもの、真面目で優しい団長としての風格を取り戻している。
「はい。こちらも、可能な限りの手を尽くします」
「頼むよ、ミナーヴァ。世界の命運は君達の手に掛かっているんだ。かつてのシャガルマガラが奏でた、輪廻の唄……ここで終止符を打とう」
 ミナーヴァ全員は、その言葉に頷いた。
 決戦まで、後一ヶ月……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.570 )
  • 日時: 2014/06/02 11:47
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: EnIydyv0)

 >>567

 ファ、ファンですか……それも大ファンて。
 応援ありがとうございます、ペイルカイザーさん。
 後少しなんで頑張っていきます。

 どんな風に設定を考えましたか、ですか。

・ラブコメを書こう。
・モンハン4だし、キャラバンをメインにして、ハーレムキャラバンにしよう。
・主人公は熱血バカのお人好しにしよう。
・メインヒロインは団長兼ハンターにして、過去に一物持たせよう。
・ハンター数人、団長、受付嬢、加工屋、コック、商人、医者、歌姫……これくらいかな?
・名前はファーストネームが花の名前、ファミリーネームが星の名前(例:アスト→アスターの花から。アルナイル→アルタイルの星から)。
・キャラバンクエスト基準に、ちょくちょくオリジナル要素を入れよう。
・ラスボスはもちろんシャガルマガラ。
・メインヒロインたる団長の過去は続編で書こうか。
・出来ればリアルな世界観にしよう。人智超越系は無しにするけど、身体能力が飛び抜けてるくらいはいいか。
・タイトルは市販のモンハン小説にあわせて、『モンスターハンター 〇〇〇〇』にしよう。
・必殺技とかも入れようかな……?

 こんな感じですかね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.571 )
  • 日時: 2014/06/02 14:54
  • 名前: 煌星 (ID: XVVVcEHJ)

>>567

設定ですか… まぁ、まずは
ラストとベースを考えて主人公等のキャラを考えてから後は適当
 とかかな?

僕の場合はただ思い付いたことを
書いてるだけです(マジです)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.572 )
  • 日時: 2014/06/02 15:56
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: gUfKWO2X)

第15話 Why do you need Monster Hunting?〜テオ・テスカトルの討伐クエスト〜

「何?テオ・テスカトルの狩猟?!」
師条といえば俺ってこともわかるだろう…。
俺たちは集会所に戻った。ハンターは相変わらずいっぱいいる。多少大声を出しても問題ないくらいにな。
「くくっ…そうだ。」
BLAZEは集会所に戻るまで何も言わなかった。戻ってくるや否や受付嬢の元へいったのだが…めんどくさいので俺たちは違うところにいた。
それにしても…テオ・テスカトル…たしかあいつは爆破と火属性がメインのモンスター…。
俺の防具は…性能が異なるが、属性耐性は変化していない。火弱化もついたままだ。
そのせいか耐性は…-45。防御は鎧玉の入手が不可能であったため素材強化するしかなかった。十分強化できているとは思える。
しかし-45…-45。
…当たったら終わりじゃね?
「でも私も参加するとなるとオトモたちは待つことになるのでは?私は…記憶が抜けているけど狩れるわ」
「くくっ心配するな。許可はもらっている。一応ある程度縛りはつけられたが…気にすることはない。どうせ…この世界からは去るのだからな」
世界を去ることを使って何ルール違反してんだこいつ…。
まぁめんどくさいし特に何も言う気にはならなかった。
「ところで、なんだが…この言葉を知っている者はいるか?」
涙那が突然何かを言い出す。その内容は…
「Why do you need Monster Hunting?」
何語?
まぁ樹海の奥深くでのんびり暮らしていた俺が知るわけもなく。
BLAZEも知らないとは言っている。奏連は…
「なぜ狩りをするのか…ということね。」
知ってたみたいだ…。なんでだ。
「む…奏連殿は知っておられたのか。」
「まぁね…たしか……あれ?」
「どうした?何か落ちたか?」
BLAZEがそういうが…いやそれはないだろ。
「いえ…何かひっかかるんです…。私は一人じゃなかった…そんな記憶が急に…」
奏連がそう言うが俺にはさっぱり。わけが分からん。
まぁ何か思い出しかけたけど思い出せなかったということだろう。たぶん、そう。そういうことだ。
「…?まぁいい。さてと、クエストに行く準備をするぞ。くくっ…場所は地底火山だ。よく読んでおけ。」
そういうとBLAZEは俺たちに依頼書が見えるように置き、アイテムを買いに行ってしまった。
内容は…テオ・テスカトル1頭の討伐。撃退は許されていない。
場所は地底火山…またか。まぁ別いいけど…
失敗条件は50分超過or3乙。サブタゲなし
いたって普通のテオさん…といったところか。
あぁ、テオ・テスカトルはごく稀に樹海で見たんだ。まぁすぐ逃げたけどな。…防具の耐性的に無理がありすぎる。
とにかく俺たちはそれぞれ準備をし、いつでもいけるようにしていた。
奏連が相変わらず普段着なのだが…まぁ気にする必要はないだろう。

「くくっ…本当に我の追う者に似ている…。もしかすると?」
BLAZEは誰にも聞こえない声でそういった…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.573 )
  • 日時: 2014/06/02 16:46
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: nYYDz4WC)

>>570

おぉ、さすがですサクラさん!サクラさんの意見で一気にネタが浮かびました!ありがとうございます!

>>571

て、適当ですか……?うー、私はそういう書き方とか多分出来ないです、すいません。

>>572

7倍quasarさんのぶっ壊れ(!?)小説、〜狂竜症を滅ぼし者〜も。ものっそ面白いです!って言うか炎さん無敵すぎます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.574 )
  • 日時: 2014/06/02 17:45
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: gUfKWO2X)

その5 代償

「…」
炎はひたすら飛んでいる。冥花を拾い上げて…。
「いつまで飛ぶんだい?」
「…ちっ」
突如彼は舌うちをする…何か悪いこといった…?と冥花は思っていたのだが…
ブチブチッ!!ブシャァァア!!!
何かが千切れる音が聞こえた…それは
―炎の右腕がちぎれる音だった。
「?!!あ…」
あまりに突然、しかも右腕がぶっとぶのを見てしまった冥花は意識を失ってしまった。
彼はそんなことも気にせずにまだ飛び続ける…。


「…とりあえずここでいいか」
彼が着いた場所は密林。右腕は失われたまま。
「…戻れ」
彼がそういうと…失われたはずの右腕が再生されていき…やがて元どおりとなっていた。
ってか復元可能ですか。鬼ですね。
「う…うーん…あれ?」
冥花は目を覚ます。そして…炎の右腕が元に戻っていることに気づく
「あれ?腕戻って・・・」
「いや、ぶっ飛んだ。それにこれは再生した腕…。気にするな、時空を歪めしモノが受けし罰の一つ…。俺だけにしか受けない。」
まぁ都合のいいわけで。
「さーてと…探すぞ」
「あのねぇ…なんのヒントもなしに探す気なの?しかもどっちのよ」
「どっちもだ…そういえば貴様…能力は使えるか?」
「使えるみたいよ…」
「では、別々に動こうか。ではまた1時間後にここで。」
そういうと炎はどっかへ消えてしまった。
「ちょ…!こんなわけのわからない世界でなんであたいひとりにするのさー!!!」
といってももう炎はいないわけで。仕方なく彼女も捜索を開始することにした。



決戦場

「ならバルカンよぉ…いついくんだ?」
「…もうすぐだ。もうすぐ…ん…?」
アカムとバルカンはまだ決戦場にいた。いやアカムは動かないわけだが。
「おかしいな…何か感じた…。人間じゃない。実体のない存在…幽霊か。まぁ気にすることはない…成仏できない愚か者には興味ない」
そういうとバルカンは翼を広げ…空高く飛び立った。そして決戦場から滑空し、どこかへと飛んでいった。
「あー…我輩は暇である。名前はまだ作者がつけてない」
アカムは何かいっていた。


決戦場近く

「ここ…どこかしら?もう少し情報がほしかったわね…」
バルカンが察知していた幽霊は…意外と近くにいた。
「暑い…あとお腹すいた…ご飯…ないわよね…」
ふらふら歩いていた。大丈夫かといわれると大丈夫ではなさそう。
とそのとき…
ドゴッ!!
「?!」
何者かが彼女の鳩尾を強打した。
「な…なぜ……私に…攻撃…が…!」
ガクッ
彼女は意識を失ってしまった。

「あーあ…あのあほはどんどん馬鹿なことしてやがる…まったく、俺はまだあいつに見つかるわけはいかねーってのによ。仕事増やすなってwwいや、本当に。どうすんだよこいつの飯作るの…食料確保しねぇといけねぇしあいつから追跡されないようにしろとか難易度たけーわwww」

>>573
ぶっこわしているのはこっちだけだと思う。本編と連動しているけど別作品に近い。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.575 )
  • 日時: 2014/06/02 21:19
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: T1q2/h8o)

わかりました。ではいきなりですが書きたいと思います。

「反撃の烽」(はんげきののろし)
零話 「撃龍船の中」

…………船が揺れている。
もう出発していたのか。
あれから、大変だったなぁ。
大学な落ちるし、恋人には振られるし、父親は倒れるしでもう…………ね。
それでノロノロと人生を過ごしていたとき、母親が見つけてきたチラシ。
〜Let`s hunter life〜
あなたもハンターになって見ませんか?
時給はHRで変動します。
詳しいことはTEL0120-5☆☆-5☆☆
(暮らし安定グラシエンで覚えてねミ☆)
これを持って家を出たのは他でもない。
なんでかって?
この写真の娘。そう。可愛いすぎるからさ………♪
(ホレテマウヤローーーーー!!!)
それでこの………なんていったかな?バルバレ…?とかなんとかかんとか。
ここで新しく入る人のための話があるらしいが………。
勢いで来たけど大丈夫かな?
教官とか優しいよね……。
食べ物とか配給されるよね……。
そんなに重労働な仕事じゃないよね……。
でも頑張ってみよか。うん、そうしよう。
ここでヘタレては男が廃る!(ドヤァ☆)
そんじゃあ船の甲板でも登ってみるか………。


続く。

モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.576 )
  • 日時: 2014/06/02 21:13
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: a2n06ley)

>>575
〜Let`s hanter lifu〜ではなく
〜Let`s hunter life〜ではないでしょうか?

このスレは小説を書く方が増えたんですね  これからも頑張って下さい!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.577 )
  • 日時: 2014/06/02 21:17
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: T1q2/h8o)

576

ありがとございます。
ライフの方は「絶対違うな。」と、思っていたのですが、まさかハンターも違うとは………
ご指摘ありがとうございます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.578 )
  • 日時: 2014/06/02 23:48
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: gUfKWO2X)

あかん、今気づいた…。もう一つのほうだけど

視 点 の 数 が 4 つ

やばい、多すぎる。え?4つあるかって?ほら、炎と冥花とバルカンと最後の人…。
長くするのは得意だが短くするのが苦手な7倍quasarだった。
あと本編ともう一つの物語は別物と考えてください。本編は過度なぶっ壊れは搭載しておりません。
師条「…は?」←狂竜及び猛毒耐性持ち。本編一番のぶっこわれ
炎「…」←もう一つの物語の問題児。設定みたらわかーる。
なお、本編4話程度でもう一つを…と思ってましたがもう1つのほうの話を伸ばすためかなりの頻度になりそうです…。みんなはどっちに期待しているんだ。本編か連動か。

>>575
次回目次作成から反映します。まぁスレ主がやってくれたらわての仕事は(ry
これからも頑張りましょう。わてものんびりがんばります(ただしスレ主の週3は無視する)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.579 )
  • 日時: 2014/06/03 07:23
  • 名前: 翼の勇車 (ID: i1EKrUOA)

わは、随分賑やかになりましたね。遅すぎだとは思いますが、我の書き方はズバリ、行き当たりばったりです!

一作目

番外編〜トトスの処遇意見会〜

勇車「やあやあ我が小説のキャラ諸君、よくぞ集まってくれた」
クック「久々の番外編召集だからな」
勇車「前スレから我の小説を読んでくれている方は知っていると思うが、ストーリー上活躍し、名誉の死を遂げた敵モンスター達にも番外編には出てもらっている。紹介しよう」
ヤマツカミ「図々しく出てきてすんません……」
ゴア・マガラ「宜しくです」
アプケロス「あのー、何で僕まで……」
ゲネッポ「アプヤン(アプケロス)はワイの登場シーンで引き立ててくれたんや、当然やろ」
ギザミ「ゴアもボクの進化を手助けしてくれたような物だしね。首折っちゃってごめんね……」
勇車「そしてそしてー、今回はゲストとして二作目『高校生モンスター』より、心優しきミラルーツこと神山条一郎君にも来ていただきましたー」
ミラ山「うーっす、ヨロシク」

勇車「今回の議題は、ゴアのウイルスに汚染された密林で行方不明となっているトトスの処遇だ」
レオ「我輩の兄弟が行方不明!? 探しに行かねばヒャッハ!」
トトス「ストーリーの中では、だぜ兄弟! ……で、どうすんだ? てめえ前の番外編で、中の人一緒だからキャラから意見募っても意味ないって気づいたとか言ってやっがっただろ」
勇車「うん、でもノリ。こーやってお前ら喋らせてたら何か思い浮かぶかなーって」
アルタス「成る程な。だが喋らせるのが目的ならば、議題はこれでなくてもいいだろう。そこで話題を変えるが、クロスオーバーのサクライザー殿が考えた超龍剣【天一門】はどんな剣にするんだ?」
ペッコ「召喚とか?」
カスケ「いや、それだとモンハンの世界観を破壊しかねない。もう少しスタンダードに、かつ強くする方法は……」
アプケロス「あえて変な能力つけないってのはどうです?」
一同「「「「「え?」」」」」
アプケロス「あ、いや、逆転の発想でどうかなーって。すいません、スルーしてもらってけっこうです……」
勇車「いやいやいや! お前すげーよ、採用するかどうかは置いといてその発想は凄い!」
ラン「あなた本編ではモブでしたよね……勿体ない」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.580 )
  • 日時: 2014/06/03 14:34
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: s3EAi/BX)

絶賛設定考え中です!多分今日の夜にはプロローグが書けると思います!サクラさんの書き方を参考に私流に書こうとはしてますが、微妙かも知れません!(おい)どうか暖かく長い目で読んでください!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.581 )
  • 日時: 2014/06/03 17:15
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: U.ngezhr)

その6 捜索

〜炎視点〜
「だ…だれだおまえ…!」
「質 問 に 答 え ろ 。貴様は何者だ?はぐらかすな。正直に言え。死 に た い の か ?」
彼はあるハンターに出会っていた。炎はその悪行を行っているハンターの発するオーラが分かるらしい。
「し…しらん!俺はなにm」
ズドッ!!
炎はそのハンターの右腕に一発弾をぶち込んだ。貫通弾のため…お察し。
「さーて?次はどこを撃たれたいのかな?今度は左か?足か?それとも…心臓かな?」
炎はもっているヘビィボウガンを向けながら言う。
「わ…わかった!話す!話すから勘弁してくれぇぇええ!!」
そのハンターもとうとう折れたみたい。


「…なるほどな」
彼が聞き出した情報によると…発足されたのは1ヶ月前。目的はこの世界のモンスターをすべて消すこと。どうやら現状ではメンバーはかなりの数らしい。その中に主導者が数人いるとか。
「さて…?貴様は…今後どうするんだ?」
「わ…わかっているよ!抜けるよ!これからはむやみに狩りはしない…!」
「だいたい俺に脅された人間はそういう。しばらくは貴様の様子を見させてもらう。…分かるよな?今度同じまねをしたら… な??」
炎ちゃん怖い。本当に。

〜冥花視点〜
「それ以前にここどこよ。」
密林ですよ。ここは。
「…何探せばいいのよ。そんなに動けそうにないし…あー…私はしばらくこの地域を散策しますか。」
とそのとき・・・ 
「ギャオ!!」
ランポスが数体でてきた。ちなみに下位個体です。
「…めんどくさいわ」
冥花は持っている鎌を適当に振りかざした。

〜バルカン視点〜
(そういえば飯食うの忘れていた…あとで確保しておくか)
とか思いながら大空を優雅に飛んでいた。いや空の色青だからけっこう目立つぞあんた…。



〜?視点〜
例の男は…
「あーwww最近よくわからん軍団のせいで生態系やべーわ…。食料の確保難しいなぁと思いました。とはいっても俺が必要な分は少数なのにな」
今沼地にきている。いや決戦場からは遠いと思うんだけど。
「めんどくさい…むやみに狩りたくない…あと調理めんどい。どうせならあいつも一緒に来ていたらよかったのになーあほ作者ぁ!!」
いやメタ発言はやめような。うん。
「ぼちぼち起きてるか…まじで調理どうしよ」



「ただいまぁwっていっても反応h」
バシュン!!
「うお?!あぶね!!」
彼が入ったとたん何かが飛んできた。が、ぎりぎりで回避した。
「…」
どうやら起きてたみたい。ものすごくやばいオーラだしてる・・・。
「お…おい!たしかに鳩尾強打は悪かった!あれはあぁせんかったらめんどくs」
「何がめんどくさいのかしら?死にたいの?」
「すみませんでした。」
そこは丁寧ですね。
「さてそこは置いといて」
「おいとく問題かしら…?」
「話が進まないのでここでおしまいにしようwうん。その方が互いにいいと思うけど?」
「…そうね」
二人はとりあえず話しを進めることにした。
「さてと、俺の名前は…地だ。あー、お前の名前は知ってるwたしか…」
「あ…いったらだめよ。理由はわかる?」
「わかった。たぶん^q^」
おちゃらけな地だ。ちなみに彼の名前も偽名。
「私は…そうね、霊華ってことにしておくわ。それでいい?」
「おk、わかった。さぁ飯作るか。お前も つ く れ よ。」
「えー、私はそんなに…これは私のやることzy「やれ☆」…」
地は無理やり霊華を動かせる。
「あーあ…こんなことになるなら…【――】もつれてきたらよかったわ…」
「やめてくれwww作者が死ぬwwwwすでにやばいんだよwww(まぁ本当はいたほうがありがたいけどw)」
メタ発言多いぞ…お前…。あと草はやすな。とはいっても自然とはやすわけで…困ったものだ。

「(あいつか…俺たちの活動を妨害しているのは…)」
「(ここでやつを消せば…もう妨害されるものはいない…はは…!)」
「(よし、今は気づかれていない。あっこの食材に毒を入れるか…!)」
「(お、それいいな。)」
壁でひそひそ話しているのが二人…。
「(あーwなんかいるwwまぁしばらく泳がせておくかwww)」
実は気づかれていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.582 )
  • 日時: 2014/06/03 17:02
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: J2hfGIlq)

578
ありがとうございます。待ってます。

壱話「突撃☆ダレン・モーラン」
甲板に出たら、この船名物の「撃龍槍」の近くに、男性が立っていた。
自分は後ろに立っていたのに、男性は気付き、大きな声でこう言った。
男性「おーい!此方にこいよ!」
自分は言われるがままに向こうに走っていった。
着いた途端、男性はこういった。
男性「名前は?」
剴「剴です。」
団長「そうか、俺は団長だ。ある、団の団長をやっている。」
剴「そ、そうなんですか。」
団長「おう、まあな★。ところで上のガブラスの群、あいつをどう思う?」
剴「凄く………大きいです……(群の大きさ)」
自分はそう言った途端に、船が揺れ出した。
団長「これは、まさか!?」
砂の中から出てきたのは…………
ダ レ ン モ ー ラ ン
剴「!?」
出てきた拍子に団長の帽子が飛んでいってしまった。
団長「く……ま、ずい。あの中には………。」
剴「あれ、取ってきましょうか?」
団長「し、しかし………」
剴「いや、バルバレ…だっけ?そこでハンターになるんで、いいんですよ。」
団長「…………いいのか?……頼んだ。」
剴「わかりましたよ。」
団長「あいつに乗れる時は、俺が言うから、その時乗ってとってきてくれ。」
剴「わかりました。」
その時、ダレンが船に突っ込んだ。
その拍子で船が揺れる。
団長「今だ!」
自分はダレンに乗った………。

続く。

次回位まで、ストーリーをちょっとアレンジした感じで書きます。
ではまた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.583 )
  • 日時: 2014/06/03 19:18
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: E9MwKbss)

 M.H. 滅龍少女〜ドラゴン×スレイヤー〜

 プロローグ

 私は生まれた時から、両親という存在はいなかった。
 物心がついた頃には、既に山の教会でお世話になっていた。
 そこのシスターが、母親のようなものだった。シスターが母親なのだと思ったこともあった。
 私は教会で十数年を過ごして、一人で暮らしていくことを決意した。
 街中に降りて、そこで働いてお金を稼いで、お世話になった教会に恩返しをする……それが私の今の目標だ。
 街には見たことのないもの、面白いものがたくさんあった。
 働く先を捜している内に、『モンスターハンター』という職業も知った。
 モンスターを狩り、その報酬としてお金や物を貰うらしい。
 教会暮らしとは言え、山の中で暮らしてきた私に向いているかもしれない。
 そう思った私は、早速モンスターハンターになった。
 そして、自然を相手にしていくなかで、思うことがあった。
 どうして私は一人だったのだろう?
 私がここにいるなら、私を産んでくれた人がいるはずだ。
 もうこの世から去っているのかも知れない……だが、私の中でもうひとつ目標が出来た。
 自分の親を探すことだ。
 世界を回って、色んなことを知り、そしていつか、親と再会するのだ。そう信じて疑わなかった。
 だから私は、今日も狩り場でモンスターを相手に自然を駆け抜けるーーーーー。  



『龍殺し』
 アタシはそう言われてきた。
 周りの奴らは、アタシのことを『最高傑作』とか言う。
 ただ、古龍とか言うのを殺せばいいのだと、奴らは言う。
 武器の、道具の使い方、戦い方を教えられた。
『モンスターハンター』と名乗ればいいとも教えられた。
 だからアタシは『モンスターハンター』なのだろう。
 モンスター狩れと言われ、アタシは初めて狭い部屋から出た。
 広い。
 大きい。
 気持ちいい。
 どうしてあんな狭い所で生きていたのだろう。
 外はこんなにも気持ちよくてスッキリするのに。
『モンスターハンター』を名乗るアタシは、街とか言う、人がたくさんの所に送られた。
『モンスターハンター』は、頼み事をやってやることらしい。
 それで、金とか言う物とか、色んな物を貰うらしい。
 何かが欲しいときは、金が必要らしい。
 戦い方しか知らなかったアタシにとって、ここはとても居心地がいい。
 そして思い出す。
 アタシは『龍殺し』とか言うのをやるんだった。
 龍を殺すこと……それって、モンスターハンターと同じじゃないか?
 色んな奴らに聞いてみたが、みんなアタシを笑った。
 どうしてだ?アタシはモンスターハンターなんだぞ?その龍とか言うのもモンスターなんだろ?狩るんだろ?
 わけがわからない。
 何でみんなしてアタシを笑うんだ?
 そもそも、龍って何だーーーーー?



 古龍を巡る、二人の少女の物語が始まるーーーーー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.584 )
  • 日時: 2014/06/03 19:23
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: rUxhlJHo)

プロローグ書けました!皆さんどうですか?どこかおかしかったら、意見をお願いします!で、出来ればお手柔らかに……。m(__)m
サクラさんの書き方を真似してみたつもりですけど、上手く出来てるか自信がありません……!書いてる内に慣れるんでしょうけど、多分まだまだ先になりそうです!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! ( No.585 )
  • 日時: 2014/06/03 19:43
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: 5k4YnyPe)

モンスターハンター「焔の詩」12話後編
「俺は次のクエストで――ハンタ−を辞める」
そう、ジェノスが言い放ち、辺りはしんと静まり返った。
ただ、その場の空気を――静寂だけが占めていた時間が実質はほんの少しの間だったろう。
だが、精神的にはその時間は、10分にも、1時間とも感じられた。
そんな、長くて短い静寂を一番最初に破ったのが――ネフロライトだった。
「オイオイ、兄貴・・・・・・酒飲み過ぎて酔ってんじゃねえのか? 前も酒飲んだ時、口数が一気に増えてたしよ・・・・・・」
それから少し間をおいて、アズルライトがジェノスに話しかける。
「え・・・・・・ハンター辞めるってどう言うこと? このパーティーには、ジェノスが必要何だよ。なのに、どうして――」
正直な所、父さんを殺したと言う“黒龍”の事は気にならない訳でも無いが――いまはそんな根の葉も無い噂よりも、こっちの方がよっぽど重要だった。
一間置いて、右眼側に寄せていた髪を上げ、右眼を指差す。
その右眼――正確には瞼と言うべきだろうか、そこには痛々しい切れ込みが走り、右眼が――
潰れていた。
「ガンナーにとって眼は重要なものだ。見えないモンスターを撃つことは、いくら俺でも出来ない。それに辞めると言っても第一線から退くだけだ。教官でもやって、次を担う若者の可能性を開拓する事に決めた。それに――お前らは十分強い。俺がいなくても十分やっていけるだろう。俺の代わりはネフロライトに、パーティーリ−ダーは楼華に任せるつもりだ」
そう言ったときのジェノスの左眼が――やけに寂しげに感じたのは、アズルライトの錯覚ではないだろう。
「・・・・・・もう、こんなモンで良いだろう。勘定を頼む」
「えっ! 某はまだ飲み足りませぬ!」
楼華がそう言ったのを無視し、ジェノスは例の10万ゼニーで支払いは済んだ。

それから1週間経ち、受付嬢に緊急で呼ばれた。
「あ、皆さん揃いましたね〜実は・・・・・・クシャルダオラの討伐依頼が下ったんです。しかも、4年前に撃退されて、古龍観測所の方でも血眼になって探していたクシャルダオラなの〜お願いできる?」
その問いに、真っ先に答えたのが――
「行きましょう。異論は無いですね?」
何と、アンバーだった。
その瞳に、憎悪の炎を燃やしながら・・・・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.586 )
  • 日時: 2014/06/03 19:52
  • 名前: ゼゼー何とか (ID: MKS4sms9)

よっこらしょ。
    ∧_∧  ミ _ ドスッ
    (    )┌─┴┴─┐
    /    つ. 終  了 |
   :/o   /´ .└─┬┬─┘
  (_(_) ;;、`;。;`| |
  このスレは無事に終了しました
  ありがとうございました
  もう書き込まないでください
クソスレは二度と立てないでください
あと、>>1は死んでください

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.587 )
  • 日時: 2014/06/03 20:06
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: xvSVkRX7)

 >>579

 ややこしいことしてすいません。
 でもスラ×エリさんなら上手く繋げてくれると信じて書きました。お願いします。

 >>581

 おぉ……何だか見覚えのあるキャラが続々と……知っているから分かるこの緊張感、たまりません。

 >>582

 さて、この主人公がどうなっていくのか、見届けましょうか。(上から目線?サーセン)

 >>583、584

 ちょっとペイルカイザーさん?
 いくらなんでも僕のこと過大評価し過ぎじゃないですか?
 応援してくれるのは嬉しいんですけど、そこまで過激にされるとちょっと……怖いです。
 プロローグから匂わせます……面白くなりそうですね。

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.588 )
  • 日時: 2014/06/03 21:17
  • 名前: 煌星 (ID: mER84MAJ)

>>586
誰?キモいし しかも、荒し?
それとも、ただの障害者?
それ以前にお前 人間?
あ、生き物じゃないかwwwwww
荒らしとかマジキモいですww
荒らしは基本 生き物の中のクズだしねww

>>584
んーと、書き方的にはおkじゃないですか?

さて、次は番外編になると思います
ちな、番外編は基本モンスター視点です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.589 )
  • 日時: 2014/06/03 20:34
  • 名前: ゼゼー何とか (ID: MKS4sms9)

>>588
                 ハ        _
    ___         ‖ヾ     ハ
  /     ヽ      ‖::::|l    ‖:||.
 / 聞 え  |     ||:::::::||    ||:::||
 |  こ ?  |     |{:::::‖.  . .||:::||
 |  え      |     _」ゝ/'--―- 、|{::ノ!
 |  な 何   |  /   __      `'〈
 |  い ?   ! /´   /´ ●    __  ヽ
 ヽ      / /     ゝ....ノ   /´●   i
  ` ー―< {           ゝ- ′ |
        厶-―    r  l>        |
      ∠ヽ ゝ-―     `r-ト、_,)      |
      レ^ヾ ヽ>' ̄     LL/  、   /
      .l   ヾ:ヽ ` 、_      \\ '
     l    ヾ:ヽ   ト`ー-r-;;y‐T^
      |    ヾ `ニニ「〈〉フ /‖. j

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! ( No.590 )
  • 日時: 2014/06/03 20:45
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: 5k4YnyPe)

>>581
炎! ちょっと待て! 人をハンターの武器で攻撃するのはギルドナイトの法(つまり狩りの掟)に違反――ギルドナイトの手によって闇の中で抹消されても文句は言えんぞ(詳しくはファミ通文庫出版、ゆうきり作の「モンスターハンター 狩りの掟」を読んで下さい)

>>583
確かにコレは面白そうです。
期待してます

そんでもって、こっちの進み具合は終盤きました。
アニメに換算すると・・・・・・8話になります。(1クール作品の)

>>588
どう考えても荒らしです。
荒らしは無視して通報を

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.591 )
  • 日時: 2014/06/03 21:06
  • 名前: 翼の勇車 (ID: i1EKrUOA)

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第四話〜あ、ありのまま今あったことをはなs(ry〜

「おじさん、今日も回復薬ちょうだい!」
「おーうアカリちゃん、今日も元気そうだねー」
私はアカリ、ハンターだ。普段は村で活動しているんだけど、今はドンドルマに数日滞在している。
「アカリちゃん、今日はどんなクエストなんだい?」
この人は店のおじさん。つい数日前に会ったばかりだけど、とっても親切にしてくれてる。
「うん、ティガレックスの狩猟」
「そうか、まあアカリちゃんなら大丈夫だ! 今日も元気に行ってこい!」
おじさんに送り出され、ギルドへ向かった。

「ティガレックスの狩猟クエスト、お願いします」
「はい、ギルドカードの提示をお願いします」
クエストの受注を済ませ、ギルドを出ようとした時だった。
「なあ、最近古塔でボレアスの亜種が出たっぽいぞ」
「げえっ、ミラルーツかよ」
ミラルーツ。度々神等にも例えられる古龍種。その体は美しい白色という話も聞いた。見てみたいとは思うが、今の自分の実力ではパーティーを組んでも到底敵わないだろう。

密林へやって来た。本来ティガレックスは密林に現れたりしないんだけど、どういう訳かこの辺り一帯を縄張りにしているようで、生態系のバランスを保つために狩猟するといった内容のクエストだ。
「グオオオオオ!」
狩猟対象と対峙する。ティガレックスの狩りは初めてでは無く、過去にも何頭か狩猟している。
突進を開始するティガレックス。こいつはドリフトをしてしつこく追いかけてくるから、スキができる全転回避はせずに最低限の横移動で避ける。しかしだった。
「グオアァ!」
「きゃあ!」
なんと途中で大きく軌道修正してきたのだ。私が今まで狩ってきたものとは違う動き……まさか、上位、下手をすると……G級!?
「うっくうっ……」
激しい痛みが全身を襲う。ティガレックスが吹き飛ばされて倒れた私にゆっくりと近づいてくる。私が死を覚悟した……その時だった。
「グオオォォォ!」
ティガレックスの物とは違う、大声量の咆哮が密林にこだました。私がその方向を見ると、空を飛ぶ何か。巨大な体躯、神々しいほど白い体……噂に聞く、ミラボレアス亜種、通称ミラルーツだった。
そして――何故か一瞬、この古龍が救世主のように見えた。しかしこの緊急事態に私の脳は正常な機能を取り戻す。ミラルーツはモンスターであり、最も恐れるべき古龍種なのだ。上位、いや下手をするとG級のティガレックスに、神と恐れられるミラルーツ……もう駄目だ。
「グオアアァ!」
ミラルーツが咆哮を放つ。すると天から雷が落ちてきて……ティガレックスを黒焦げにした。私は更に恐怖のどん底におとしこまれる。あれだけ強かったティガレックスを……私が一撃も入れられなかったティガレックスをたった一発で……?
私が恐怖で固まっている間にミラルーツはティガの近くに着地し、私を見る。そして近くの茂みを漁ると、私の前に顔をつきだした。終わった……そう思ったが、なんと直ぐに顔を引き、下がったのだ。チャンスだ。モンスターの考える事は解らないが、この隙に逃げよう。そう思い立ち、ポーチの中に手を突っ込むとモドリ玉を掴み、地面に投げた。煙に包まれる中、何故か私を見るミラルーツの顔が悲しそうに見えた。

ベースキャンプへ戻り、大きくため息をつく。そして下を見ると……足元に複数の薬草が。何故こんな所に? きっとモドリ玉の効果に巻き込まれたのだ。でも私の立っていた所の近くに採取ポイントは無かったはず。その時、私に顔を近づけたミラルーツを思い出す。そういえば、その前に漁っていた所は……
「そんな……まさか、ね」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.592 )
  • 日時: 2014/06/04 00:29
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: Q6sjdrdd)

>>590
うーん…突っ込まれたからネタバレになるけど誤解されないために…。
炎「ここが普通の世界ならばそんなことしない。あとこの世界の罪なきものにもしない。ただこの世界にはひとつ大きな組織がギルドを操っている…だからだ。それ以上は後にわかる」
今いる世界だけのある仕様をいれているためです。それ以外の世界ではないのでご安心を…。
qua「やっぱりやりすぎたな…そもそも人外設定の時点でダメか。自重したほうがよさそうだ、話削るか」
炎「は?!」
qua「今思ったが別に俺の小説内でならよかったの。ただ俺がやりすぎたかわからんが他の方にも影響がでてしまった。そんな設定いやだ!って人にとっちゃいらんことしたってことよ」
炎「なら見なければいい」
qua「それは違うな。今までそんなことなかったのにいきなり影響されてそんな設定がでてみろ。起きるはずのないことが起きたってことだ。それを見なければいい?笑わせる…。」
炎「その原因作ったのがお前なんだがな。」
qua「だから自重するって…言ってんだよ…ただし完全になくしはしない。そうすると話がつながらなくなる。」
炎「…」
qua「それともうひとつ、霊華は前にいたあいつじゃない。むしろあいつのベースだ。」
炎「おいおい、ベースを出すとかなに考えてんだ。」
qua「いつかわかるさ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.593 )
  • 日時: 2014/06/04 09:38
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: cO738JC6)

>>587

……そ、そうですよね。すいませんでした。これからはもうちょっと自重します。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.594 )
  • 日時: 2014/06/04 12:53
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: lzVg37Oi)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 六十七章 悲劇

 シャガルマガラとの決戦まであと一ヶ月と言う中、アスト達ミナーヴァのハンター達は武具の強化に奔走していた。
 シャガルマガラという古龍を相手にするに当たって、現時点で、龍属性の武器は手に入らない。
 ここはゴア・マガラ同様に、火と雷で攻めるべきだと決めて武器を選んでいる。
 今回は火竜リオレウスの狩猟に来ていた。
 アストの持っているディア=ルテミスは、ここからリオレウスの素材を加えることで、炎斧アクセリオンという火属性のチャージアックスに派生できる。
 ライラの工房の紙面上のスペックの話になるが、属性の威力はディア=ルテミスと大差はないが、そのぶんと言うべきか、武器自体の攻撃力が大きく上昇するようだ。
 それと同時に、リオレウスから作られる防具、レウスシリーズは、火属性を強化する性能が秘められているらしく、まさに今のアストにうってつけである。
 ちなみにツバキの太刀にも、飛竜刀【紅葉】という火属性のものがあるが、シャガルマガラの弱点属性がハッキリしないため、ここは斬破刀を強化して鬼斬破という太刀にしようと考えている。
 そして、今回の相手、リオレウスだ。
 リオレイアとは対を成す存在で、リオレイアが陸の女王として大地を走るに対して、リオレウスは空の王者の異名を持ち、上空から敵を打ち倒すのだ。そうは言っても、リオレウスは地上戦が苦手と言うのかと問うなら、それは間違いであり、地上戦においてもリオレイア並の戦闘力を発揮する。
 まさに死角のない、王者の名に相応しいモンスターだ。
 天空山エリア8。
 飛竜の巣ともなっているここで、アスト達はリオレウスと戦っている。
「だぁりゃあぁぁぁぁぁっ!」
 アストはその水色をしたチャージアックスをアックスモードにして振り回す。
 先日から作ろう迷っていた、氷属性のチャージアックス、シールドスクアーロだ。
 リオレウスの弱点属性は龍と雷だが、次点で挙げられるのが氷だからだ。
 化け鮫ザボアザギルの鋸歯が超低温の冷気を纏いながら、リオレウスの首筋の鱗を斬り刻み、凍結させる。
 その反対側では、ツバキも続いている。斬破刀を正確に振るい、確実にリオレウスにダメージを与えていく。
「グァオォヴゥッ……」
 アストとツバキの波状攻撃を受けてリオレウスは怯む。
 ニーリンはいつもの狙撃ではなく、普通の立ち回りをしているが、その腕に不馴れという文字はない。
 貫通弾は翼から翼を撃ち抜き、翼爪を壊していく。
 セージはリオレウスの足元に張り付いてはラギアネコアンカーを斬り込ませていく。
 アスト、ツバキ、ニーリン、セージ。
 このパーティで狩りをするのも、もう数えられないくらいだ。
 シャガルマガラだろうが何だろうが、負ける気はしない。
 この三人と一匹なら、必ず勝てる。
 そう信じていた。
 途中、リオレウスが怒ったりしたが、大した問題ではなかった。
「ヴゥオォォ……」
 突然、リオレウスは力無くその場で倒れた。
 アストは降り下ろそうとしていたソードモードのシールドスクアーロを止めた。
「あれ、意外にあっけない……」
 それほどまでダメージを与えていたのだろう。
「手負いだったのかもな」
 ツバキは緊張を解いて、斬破刀を鞘に納めた。
「ん?ちょっと待てセルジュくん」
 ニーリンは妃竜砲【遠撃】を納めずにまだ警戒している。
「手負いだとしたら、なぜ目立った外傷がないんだい?」
「え……?」
 そう……リオレウスは強いモンスターだ。
 そんな簡単に倒れるはずがない。
 ツバキの言う通り、手負いであれば話は分かるのだが、ニーリンの言うように、このリオレウスは無傷で遭遇している。
 だとすれば……?
 ツバキは慌ててリオレウスに向き直る。
 リオレウスの口から、不気味な色をした吐息を吐き出している。
 そして、リオレウスは、蘇ったかのように再び起き上がった。
「「「「!?」」」」
 アスト達は酷く驚愕した。
 リオレウスは怒りを露にして咆哮する。
「ギェヨォウゥワアァァァァァァァァァァッ!!」
 至近距離にいたアスト達はその場で耳を塞いで足を止めてしまう。
 リオレウスは咆哮を終えるなり、首を持ち上げて得意の火球ブレスを放とうとする、が、その挙動は恐ろしく速い。
 狙いはアストだ。
 だが、そのアストはまだ正気を取り戻したばかりだ。
 火球ブレスが、放たれる。
「……!」
 今からガードしても間に合わない。
 アストは咄嗟でそんなことを思った。
 そのアストとリオレウスの間に割り込む者がいた。
 蒼に朱色の縁取られた、その装備を纏う者が火球ブレスを直撃した。
「ニギャガァァァァァ……!」
 それは、セージだった。
「セージ!?」
「セージ!」
「オトモくんっ!」
 セージは簡単に吹き飛ばされ、そのまま崖へと落ちていった。
 それを直視したアストは悲痛に叫んだ。
「セェェェェェジィィィィィィィィィィ!!」
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.595 )
  • 日時: 2014/06/04 12:07
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: lzVg37Oi)

それと今思ったんですけど、荒らしをやる人って、「他人に嫌われることを自ら望んで行っている」んですよね。
それってどうなんでしょう?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.596 )
  • 日時: 2014/06/04 13:37
  • 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)

>>594
ネオ「セージ先生えええぇぇぇ!!!」

>>595
荒らしてストレス解消でもしているんでしょう、イジメなんかと同じ心理なんでしょうね。特別な方法を使わない限りは個人の特定も出来ませんし、言ってしまえば『安全なイジメ』ですか……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.597 )
  • 日時: 2014/06/04 14:37
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: lzVg37Oi)

>>594

追加されてる……ってえぇぇぇぇ!?
そんな!嘘でしょう!?あの無敵のセージアニキが、ここで退場ですか!?
あんなヘタレウス(笑)なんかに!?
最終回でこっそり出てきたりしますよね!?
ここで死ぬとかセージアニキじゃないですよぉぉぉぉぉ!!

サクラさんすいません。つい熱くなってしまいました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.598 )
  • 日時: 2014/06/04 16:28
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: og8.RcC0)

書き込み速すぎwww
みんなよくそんな早く話浮かぶな〜。
話は出来てても構成がさっぱりなんすよねwww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! ( No.599 )
  • 日時: 2014/06/04 19:56
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: C/iCfur2)

モンスターハンター「焔の詩」13話
「行きましょう。異論は無いですね?」
そう、アンバーが言ったのだ。
その顔は、傍で見てても解る程の憎悪を宿していた。
口にこそ出さなかったが、ジェノスはその事を危惧していた。
(恐らく――独りで狩りに行くだろう。あの時、全てを失ったと言っていた・・・・・・どうやら俺は――第一線から退く前に、やらなければならないことが、残っていたようだ)
「では、決まりですね〜」
「待った、少し――下準備の時間をもらえないか? 夕暮れまででいい」
「ん〜それはまたギリギリな話・・・・・・一応大丈夫だけどね・・・・・・」
何はともあれ、準備の時間は取れた。

(この武具を取り出すのは・・・・・・久しぶりだな)
ジェノスは思い出に浸りながら、ジンオウUと、獄弩リュウゼツ をボックスから取り出した。
それを身に着けようとしたときだった。
ドアが開き、楼華が、入ってきた。
「――お邪魔・・・・・・したようで」
「ああ、気にすることは無い。それと・・・・・・防具は相変わらずのようだな」
防具は始めてあった時と変わらず、ユクモノ1式だった。
いつも通りのそのユクモノ1式に、背負った太刀は 鬼哭斬破刀・真打だ。
「・・・・・・某は、アンバー殿が気がかりなのだが・・・・・・ジェノス殿は気にならないのでありましょうか?」
一呼吸の間をおいて、ジェノスが答える。
「・・・・・・気にならない訳ではない。だが、奴を止める権利は誰にも無い。それに――言った所で止まる訳も無い。だから、この狩りで教えなければな・・・・・・たとえ仇を討ったとしても、何も残らない事を――喪われた者はもう還ってこないことを・・・・・・それが終われば、俺のこのパーティーリーダーとしての役目は終わりだ」
「そうであったか・・・・・・」
その言葉が、まるで死に行く者の覚悟に触れたような気がした楼華は、それ以上は言わなかった。
「・・・・・・そんな事を聞く為に、ここに来た訳ではあるまい。何か話があってきたんだろう?」
やはりジェノス殿には敵わない、そう思いながら告げる。
「・・・・・・某の一族は、己が認めた者に忠誠を誓い、常に主の傍らにあることを、盟約として結んできた・・・・・・」
そこまで言った所で、ジェノスが言葉を遮った。
「・・・・・・まさか、俺と盟約を結ぶつもりじゃないだろうな?」
「それは当たり前だ・・・・・・某はジェノス殿を我が君主として、ここに盟約を誓う――我が御名、春雨の名において・・・・・・」
「誓おう。こんな俺で良ければ・・・・・・な」
そう言って、ジェノスは楼華に、「鍵」を渡した。
持ち手には2種類の、輝きの違う、翠の輝石で装飾され、差し込む部分には何かの意味を表す幾何学的な文様が刻み込まれていた。
「これはかつての文明を紐解く鍵だと、伝えられてきた・・・・・・楼華――いや春雨だったか。持っていろ。所詮俺には、無用の長物だ」
そう、言われるままに春雨は、その鍵を受け取った。

(フロウ・・・・・・僕は、ついにあのクシャルを狩る事になったよ)
右手首に巻き付けてある金の縁の中に琥珀が埋め込まれてあるペンダントを陽に翳しながらそう心の中で呟く。
突然、足音がしたのでそのペンダントを隠した。
「・・・・・・何してたの?」
その声が聞こえ、振り向いて見るとそこには、アズルライトがいた。
しかも、見られていたようだ。
「・・・・・何って、それは――」
何と説明したら伝わるのか、言葉を探っているとき、ふと右手から琥珀のペンダントが零れ落ちた。
「アンバー、それは・・・・・・?」
そういって、そのペンダントを指差した。
正直、硫黄かどうか迷ったが、「誰にも言わない」と言う条件を出して、話すことにした。
「これは・・・・・・もともとはフロウと言う名前のハンターの物で・・・・・・もう4、5年前の事になるか・・・・・・僕がハンターになるキッカケを与えてくれた――僕にとって大事な人の物なんです」
少し照れ臭そうなアンバーに反比例して、話しを聞いてるアズルライトはすこし何かつまらなそうな感じだった。
「・・・・・・そんなに言うならそのフロウって人と組めばよかったんじゃないの?」
その言葉で、アンバーの表情は少し陰りを見せた。しかし、アズルライトはそんな事には気付かない。
「・・・・・・もう、この世には居ないんです。そして、フロウを殺したのが――クシャルダオラ」
そこまで聞いて、流石に悪い気がした。
「ゴメン。嫌なこと思い出させちゃったかな・・・・・・」
アズルライトも、大事な者を失う辛さは、人一倍理解していた。
彼女もまた、大事な者を喪って、憎悪を糧に、独りでハンターを続けていたからだ。
だがそれも、ジェノスと巡り合ったことで、すこしづつ変わっていったことも。
「僕はクシャルダオラを殺し、フロウを本当の意味で弔うつもりです。なので、この狩りが終わったら、ハンターを辞めて、人気の無い、静かな所でまた、やり直そうと思ってるんです。フロウの事を、弔いながら・・・・・・」
そう言ったアンバーの眼は、どこか遠くを見ているような感じだった。
その話は、アズルライトにとっては少し――本人も何とも言えない、不思議な感情を抱いていた。

約束の夕方となり、ギルドに全員揃っていた。
「・・・・・・行くぞ。準備はいいな?」
いつも通り、ジェノスの指揮で、全員がいい感じに緊張が走った。
荷車に揺られながら、目的地、氷海を目指していた。

今回は結構時間あったのでいつもより長くなりました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.600 )
  • 日時: 2014/06/05 00:25
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: 9LNMI3qw)

そのZ それぞれの動き

〜炎視点〜
「…はぁ…乗り込むか、ギルドにな」
突発的に彼はギルドに乗り込もうとしていた。いや…していたのではなくて…
「時止める…か」



〜ギルド〜
ギルドでは長という名の持つ者が集まっていた。
「最近我々の業務妨害が派手に…」
「しっ!消されるぞ…!」
「っと…」
「ウオッホン!」
「…」
ギルドでは何かを話していた。とそのとき…

「よぉ、一つの組織に怯えてすごすギルドさんの方々?」
「だ…だれだ!ここは関係者以外立ち入り禁止だ!」
「知ってる」
炎が乗り込んできた。とはいっても気がついたら入っていたわけで…。
「何者じゃ!さっさとでていけ!」
「―この世界には一つ大きな悪の組織…といったものが存在する」
彼はいきなり何か言い出した。
「その組織が本来あった法を歪め、思う存分暴れまわっている…しかし、その実力ゆえに歯向かうことができない。」
「貴様…!勝手なこと抜かすんじゃ…!」
「この世界の法の一つ…消されているな。ハンターの武器で人を襲ってはならないこと」
「「!!」」
…そう。彼はギルドに乗り込んでその裏にある一つの組織について確認しにきていた。
「調べてみたがこの法が放棄されたの…数ヶ月前と新しい…さらに、この法が放棄される数日前に…ある組織を発足されている」
「ざ…戯言だ!ギルドは不正な力に屈してなどいn」
「TRAILBLAZER。」
「「!!」」
炎の発した言葉、TRAILBLAZERにみんなが反応した。いや作者の名前ではないぞ。別物さ。
「そいつがボス…なんだろ。知ってるぞ。お前たちがそいつたちのもつ組織に操られ、いいようにされているとな」
「く…!」
「そこでだ。俺がその組織を壊滅させてやる。」
「「!?」」
炎は単刀直入だった。いや話削るたmゲホォ!!
「それで貴様らも満足だろ?俺がやってやるんだから黙って…」
「そんなことできるのか?若造が…」
ギルドマスターが反論する。
「あぁ、できるさ…。本来ならここにいる…組織の内通者をすべて抹殺したいところだがな」
「な…なんだと!」
「この中に内通者!?」
「お、俺じゃないぞ!」
「静まれ!!」
ギルドマスターの一言でざわめきは静まった。
「戯言をいうのもよしてくれないかのぉ…?」
というギルドマスターからものすごい気迫がでている。それに対し炎は…
「戯言かどうか…それは貴様が一番知っている。それにだ…俺を若造というのは…よしたほうがいいかもな。少なくとも、貴様らよりは年上だ」
そういうと彼はどこかへいってしまった。


〜ギルドの外〜
「…さてと、これでいいだろ」
炎は今の時間を確認した。
「…まだ30分以上あるか…適当にいらねぇ情報でもあつめて…」
ズドンッ!!
銃声が鳴り響く。その弾は…
―炎の頭を貫通した。
ドサッ!!
彼はそのまま倒れた…。
「愚か者め…でしゃばらなければこのようなことにならなかったのにのぉ…青二才が!」
炎の頭からは絶えず血が流れていた―


〜地視点〜

「あー、でも本当にほしいかも。うん。」
「あら、だったらすぐに呼べるわよ?」
「えっなんでd」
「呼んだかしら?」
いきなり誰かが現れた。
「でたなすきm…いやそれはおいといてなんの用wwww」
「【――】は必要かしら?」
「「お願いします。」」
二人は誰かを呼ぶことにした。二人がそういうと彼女はスキマから去っていった。

「(誰だよあれ…)」
「(しらねぇよ…それより、毒はもういれたぞ。)」
「(そうか!あの猛毒ならあいつくらいいちげk)」
「そ う い え ば」
「「!!」」
地はいきなり何か言い出す。それに二人は反応した。
完全にばれた…と思っていた。
「このシモフリトマトって本当にいいよなー」
「「ほっ…」」
「一体何事?」
「(おい!あれ俺が毒をいれた…)」
「(食べろ!食べろ!)」
ガブッ!
地はその毒が入ったトマトを丸かじりした。
「「(よし!!)」」
「…本当にいいよな。」
「(え?!)」
「(なぜ死なない?!)」
二人は驚いていた。なぜならその毒は…微量でも口にしてしまえば即死するほどである。
それなのに彼は…死なない。
「野菜なのに肉のもつ霜降りににた食感と味…さらに野菜特有の歯ざわりと栄養バランス…そして、それにアクセントをつける 毒 だな!!」
バシュ!!ビチャ!!
彼はいい終わるとその二人がこそこそしているところへ全力でトマトを投げつけた。
トマトは見るも無残な形になっていた…
「さぁ…でてこいよ。愚か者…!!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.601 )
  • 日時: 2014/06/04 20:12
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: WQQbrIP/)

 M.H. 滅龍少女〜ドラゴン×スレイヤー〜

 Episode 1 龍の力を持つ少女

 私の名前は、エミル。
 お世話になった教会のシスターから、そう呼ばれていたから、きっとそれが私の名前なんだろう。
 私は今、山から降りた街、『メイビス』で、モンスターハンターとして暮らしている。
 モンスターハンターという職業は、私に向いていた。昔から山を走り回って何かを採ったり捕まえたりするのは得意だったから、モンスターとの戦いに慣れたらもう馴染んでいた。
 私はまだまだ未熟な新米ハンターだから、得られる報酬も少ないけど、それでも少しずつお金を貯めている。全ては、あの教会の恩返しをするためだ。
 シスターは「恩返しなんか考えなくてもいいから、精一杯生きなさい」とは言っていたけど、そうはいかない。感謝することを教えてくれたのはシスターだ。それを忘れるなんて私には出来ない。
 その感謝をするために、私は鎧を身に付けて、弓を担ぐ。
 鳥幣弓Uと、クックシリーズ。私を守る力。
 それらを手にして、今日も私は誰かの役に立ち、恩返しへの道を一歩進めるのだ。
 依頼を受けるときは、このメイビスの街の酒場に行く必要がある。昼間から飲んで騒いでいる大人はたくさんいるけど、そんなことは気にしない。いつもの風景だから、私はそれをスルーして、受付のお姉さんの所へ向かう。
「はぁい、エミルちゃん。おはよう」
「おはようございます」
 受付のお姉さんが挨拶をしてくるから、私もそれに応える。挨拶がいかに大事なのかも、シスターから教えてもらってきた。
「エミル、今日は何を受けるんニャ?」
 私の隣で話すのは、赤い毛並みのオトモアイルー、ルージュだ。イャンクックに襲われていた所を、私が助けて以来、オトモアイルーとして恩を返すと言って、私の狩りを手伝ってくれる。恩返しなんていいとか言っても、アイルーの誇りだのとか言って聞かない。何だか、シスターに対する私と似ている気がする。
「そうだね。今日はどうしよっかな……」
 私はルージュを一瞥すると、広げられた依頼状を見下ろす。
 最近になって、氷海と言う狩り場に出掛けれるようになってきた。まだポポノタンの納品ぐらいしかやっておらず、大型モンスターの狩猟は、氷海ではやったことがない。だから、今日はそれを受けようと思っていた。
 とは言っても、比較的危険度が低い大型モンスターを選ぶつもり。まだ氷海に慣れていない面もあるから。
 白兎獣ウルクススの狩猟の依頼状に目がついた。ウルクススなら、比較的危険度が低い。
 今日はこれを受けよう。
「「これをお願いします(するぞ)!」」
 ふと気付けば、私の隣にもハンターがいた。と言っても、私とそう変わらない女の子だ。
 その彼女と声が重なった。
 互いに振り向く。
「なんだ?お前も受けるつもりだったのか?」
 女の子は、男の子みたいなしゃべり方で私に話し掛けてくる。
「あ、うん。ゆ、譲ろっか?」
 私は遠慮がちに依頼状を譲る。
 だけど、女の子も首を横に振った。
「いや、アタシは横取りなんて卑怯なことはしないぞ。お前が受けてくれ」
「え、でも……」
「アタシは別のやつ選ぶから……」
 押し問答が続くこと数分が過ぎたのだろうか、受付のお姉さんがパンパンと手を鳴らす。
「はいはい。譲り合うくらいなら、一緒に行けばいいじゃない」
 そうだった。別にルージュとだけで行かなくてもいいし、四人までなら組んでもいいことになっている。
 私は少しだけ考えてから、女の子に交渉してみる。
「その、良かったら一緒に受ける?」
「む?いいのか?」
「うん。一人よりずっと楽だと思うよ」
「おーし、分かった。受けようじゃないか」
 女の子も納得してくれたみたいなので、私はハンター二人、オトモアイルー二匹で手続きをした。女の子の方も、オトモアイルー連れているからだ。
 さっそく、私は女の子に名乗った。
「私はエミル。こっちのオトモアイルーが、ルージュ。よろしくね」
 それを聞いて女の子は頷くと、彼女も名乗ってくれる。
「アタシは……セツ。こいつは、ブルだ」
 女の子、セツは何故か名前を言うのに戸惑ったように見えたのは私の気のせいかな?ブルと言うのは、彼女の隣にいる青いオトモアイルーのことだ。
「……よろしく頼むニャ」
 ブルも、私とルージュに会釈する。
 さて、自己紹介も終えたことだし、狩りの準備をしよう。
 目的地は氷海だから、寒い。ホットドリンクがいる。
 この時私は知らなかった。
 この狩りに出ることで、自分の運命が変わってしまうことに……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! ( No.602 )
  • 日時: 2014/06/05 14:36
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: 6lwjBm5F)

モンスターハンター「焔の詩」14話
陽は完全に落ち、荷車を引くポポは水飲み休憩をしていた。
あと少しで狩場である氷海になる
荷車の中で、アンバーは星を見上げながらフロウといた時の頃の事を思い出す。
家に縛られる人形に嫌気が差し、まだ見ぬ外の世界に出たとき、いつもその手を引っ張っていたのはフロウだった。
もし、フロウに逢っていなければ――いや、あのまま家に縛られる人形のままだったら、そもそもフロウに逢えなかっただろう。
だが――そのフロウは、もういない。
フロウを喪って、生きる意味を失って、一度死ぬ事すら考えていた時に、師匠が僕が棄てかけた命を救ってくれた。
だから誓った。師匠のような、強い人になると。
師匠には、感謝し切れない程の恩があったのだ。
だから――
その時だ、ガタンと、強い揺れがした。
その揺れで全員眠りから覚め、荷車から飛び降りた。
それが風圧によるものだと気付いたときには、さらに強い風が吹いた。
そして――「奴」がゆっくりと降りてきた。
それは、鋼を思わせる硬質感のある甲殻に覆われていた。
右眼には傷が入っていた。恐らくフロウが一矢報いた痕だろう。
あれが――クシャルダオラ。
あれが――フロウが最後に狩りに行ったモンスター。
あいつが――
こみ上げてくる怒りと憎悪に従い、ノブレスオブリージュを抜刀し、切りかかる。
だが、その攻撃は、届く事もなく、何かの障壁に阻まれたかのように弾かれた。
その後、後ろから銃声が聞こえ、その弾が僕の頬をかすめ、そのままクシャルダオラめがけて飛んでいくが、それは見えない何かによって跳ね返されてしまった。
「・・・・・・アンバー! 一旦落ち着け。コイツは常に風の鎧を纏っている。それを削がない限りは攻撃は届かない!」
それでやっと我に返った。
直後、何故か空を見ていた。
――いったい、なにがあったんだ?
クシャルダオラが何かをしようとしていたのは解っていた。
だが――何があったのかは全く持って解らない。
薄れ行く意識の中で、アズルライト、楼華、師匠がクシャルダオラと相対していた。

「くそ・・・・・・何なんだこの風の鎧とか言うやつは!」
気絶しているアンバーをほったらかしにして、こっちはクシャルダオラと相対していた。
クシャルダオラの前に立つと不可視のブレスに吹き飛ばされると言うのはアンバーが身をもって教えてくれた。
そして、相手は生態不明モンスター――正確にはどのモンスターもそうなのだが、個体数や生息域の影響で、飛竜やら何やらと比べると、殆どの事が不明なのがクシャルダオラ等の――“古龍”に分類されるモンスターだ。
だが、実際こうやって闘っていると解ってくる事がある。
例えば、ブレスの直後や突進の後や、攻撃中は一時的に風の鎧が剥がれる事や、飛んでいるところを閃光玉で落としても少しの間風の鎧が剥がれることだ。
クシャルダオラが飛翔し、滑空してきた。
無論、ジェノスはそれを閃光玉で落とした。
「頭を集中攻撃! 奴は角で風を操る!」
そのジェノスの声に従い、頭に攻撃を仕掛ける。
スラッシュアックスを剣形態へ変形させ、頭に属性開放突きを当てる。
装填されたビンの力を一気に放出し、爆散させる。
楼華は大回転気人斬りを器用に頭のみに当てる。
そして、ジェノスは電撃弾を速射する。
狩りは最初の頃と比べると、大分順調に進んでいた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.603 )
  • 日時: 2014/06/05 23:46
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: AnAs3ubs)

ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
六十四章 カトリアに隠されたこの旅の真実> >529
六十五章 虚無の笑顔と溢れる涙> >535
六十六章 リーンカーネイション> >569
六十七章 悲劇> >594
六十八章 迷い刻む心の中> >604

翼の勇車sの作品
番外編〜トトスの処遇意見会〜> >579

2作品目『高校生モンスター』
第三話〜出来ること確かめるのはテンプレだよね〜> >536
第四話〜あ、ありのまま今あったことをはなs(ry〜> >591

7倍quasarsの作品
世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
あらすじ(もう一つのお話もここに)> >562
第14話 新たな仲間> >542
第15話 Why do you need Monster Hunting?〜テオ・テスカトルの討伐クエスト〜> >572

同時進行するもう一つのお話
〜世界を戻すため〜
その3 三途の川にて> >524
その4 新たな使命> >544
その5 代償> >574
その6 捜索> >581
そのZ それぞれの動き> >600

番外編1 想定外。> >526

片手拳sの作品
HunterLife〜ふんたーらいふ〜
〜第二十二話「上位昇格試験編・地図に載らない街」〜> >277
〜第二十三話「上位昇格試験編・新たな戦友」〜> >314

若虎sの作品
――第13話 ついに・・・――> >540

布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
12話前編> >552
12話後編> >585
13話> >599
14話> >602

真夏のペンギンさんsの作品
あらすじ> >566

2章虚勢の閃光!血風の姫神!

1話 出逢い> >152

3章動きだすニック・タイム

1話理解の外側> >543
2話目視の限界> >557
3話パワー> >565

煌星sの作品
モンスターとの絆 〜偽りと本当のつながり〜
第5話 旅の始まり 地の文減り気味> >531

izayoi0018s(神風s)の作品
真のモンスターハンターを目指して
11話 休暇> >568

スラクsの作品
「反撃の烽」(はんげきののろし)←題名これであっているかご確認を…。
零話 「撃龍船の中」> >575
壱話「突撃☆ダレン・モーラン」> >582

ペイルカイザーsの作品
M.H. 滅龍少女〜ドラゴン×スレイヤー〜
プロローグ> >583
Episode 1 龍の力を持つ少女> >601

コラボレーション作品1

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
二十章 異変、そして料理> >534> >537
二一章 > >541> >548

目次ここまで。604までです

さてどうでもいい(誰も聞いてないという)わての小説の作成方法について
・構成を考える。とりあえず最終目的だけ。
・部分での構成(この世界ではこういう話の流れにしよう!)ってのを決める
・その話でどこまですすめるか決める
・おおまかに決めたらあとは思いつくままに打ち込む
・見直す。誤字修正する。
・さぁ…勉強しようorz
しっかりしているようでしっかりしてません。はい。

あと自分のキャラがどういう設定かあるとわかりやす…いかも。
誰も企画に突っ込まないのは無理ゲーだから←

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.604 )
  • 日時: 2014/06/05 18:07
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 34yvpwNm)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 六十八章 迷い刻む心の中

 セージは、崖へと落ちていった。
 ここは天空山の山頂だ。
 ここから飛び降りることは、死を意味する。
 そして、セージはリオレウスの火球ブレスを直撃したのだ。
 セージ本人も言っていたが、ラギアネコシリーズは雷や水には強くても、火には弱い。
 まさか、死んだのか?
 あのいつも余裕を見せては軽口を吐いてくる、少し生意気でも実力は確かで、何度もアストを叱咤してくれた、セージが。
 そのセージを殺ったのは誰だ?
 リオレウス。
 アストは崖から目を切ると、リオレウスに向き直った。
 その赤い瞳を、血眼にして、殺意をたぎらせ、ソードモードのシールドスクアーロを握る左手に怒りを込めて。
「て、め、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
 アストは咆哮を上げながらリオレウスに突進する。

 その後は何があったのかよく覚えていなかった。
 気が付けばリオレウスは横たわり、絶命していた。
「ハーッ……ハーッ……ハーッ……」
 アストは肩で呼吸しながら、死んだリオレウスを憎々しげに睨んでいた。
「お前を狩ったってっ、セージが戻ってこないことぐらい分かってるさっ!」
 そんな憎悪を吐き出すアストに、ツバキは彼の肩に手を置いた。
「アスト。剥ぎ取りが済んだら、セージを探すぞ。あのセージのことだ……そう簡単にくたばるもんか」
 ツバキは慰めるように声を掛けてやる。
「っ……!」
 アストはシールドスクアーロを納めると、乱暴に剥ぎ取りを始める。
「セージ……」
 剥ぎ取りを終えてから、三人は天空山中を駆け回った。
 日が暮れるまで探したものの、セージの姿は見えなかった。

 天空山から帰還し、リオレウス狩猟の成功と、セージの行方不明をエリスとカトリアに報告した。
 それを聞いて、エリスは酷く動揺したが、カトリアは落ち着いていた。
 カトリアが一番動揺しそうなものだが、何故か彼女はうんうんと頷いていた。
「大丈夫だよ、アストくん。セージならきっと無事だよ」
「でもカトリアさんっ、セージは俺を庇って、リオレウスのブレスを……」
「アストくん。責任を感じるのは分かるよ。でもね、きっと無事だって信じてあげないと、セージも気が気じゃないよ?」
 カトリアは優しくアストを諭す。
 そうだ。死んだと決めつけてしまうのは良くない。
 きっと助かっているのだと、信じなければならない。
「そう、ですよね……」
 アストは一息ついた。
「人に散々「命を大切にしろ」だの、「カトリアを悲しませる」だの言ってきたくせに、自分が死んでちゃ話になりませんもんね」
 カトリアが動揺しないのは、セージに対して全幅の信頼を向けているからだ。
 何があっても必ず帰ってくると、信じているからだ。
「さて、辛気臭い話はここまでにしないか?アルナイルくん」
 ニーリンが話の流れを変えようとしている。
「オトモくんが抜けてしまった穴、埋めなくてはなりませんなぁ、イレーネ殿?」
 彼女は意味深そうにカトリアに向き直る。
 それに対してカトリアは、そう言われるのを待っていたかのように口を開いた。
「そうね、ニーリンさん。セージが抜けてしまった穴、私が入ります」
「カトリアさん!?」
 アストはカトリアに向けて驚きを見せる。
 カトリアは驚くアストに微笑みかける。
「言ったよね?シャガルマガラと戦うって。私が、私自身の手でシャガルマガラと決別を果たさないと、私の本当の旅は始まらないから」
「でもカトリアさん、武器が握れないんじゃ……」
「それに関しては心配無用ではないか?」
 心配するアストを一蹴するのはニーリン。
「私は以前からナイアードくんの記録をこっそり見ていたんだが、ここ数日から私達が受けていない依頼が成功されていたんだ。アルナイルくん、セルジュくん、オトモくん、そして私……他にハンターがいるとすれば?」
 ニーリンのそれを聞いて、カトリアは参ったと言うように溜め息をついた。
「さすがニーリンさん、何でもお見通しね?」
「深緑の流星を侮ってもらっては困りますなぁ、イレーネ殿、いや……『猛焔』かな?」
 カトリアは状況が飲み込めていないアストとツバキにも説明する。
「実を言うとね、私はここ数日からちょっとずつ依頼を受けていたの。アストくん達が依頼を受けている間にね」
「そ、そうだったんですか?」
「と言っても、特産キノコの納品とか、ジャギィの討伐くらいだけどね。シャガルマガラといつか戦う時か近いと思って、ね」
 カトリアは改めて三人に向き直る。
「ずっと一人で終わらせようとは思ってたけど、皆が皆優しいから、つい頼りたくなっちゃった。シャガルマガラの討伐……協力してくれるかな?」
 彼女のその言葉に、まずはツバキが応えた。
「ユリにとっても俺にとっても、このミナーヴァは大切な居場所。その長であるカトリアさんを守るのは当然のことですよ」
 次にニーリン。
「一度は破棄しようと思っていた契約……これはまだ有効ですからな、報酬は弾ませてもらいますぞ?」
 冗談めかすように言うニーリンに続くのは、アスト。
「カトリアさんが背負っておるモノがどれだけ重いのかは分かりません。でも、少しでも助けられるなら、俺はカトリアさんを助けたい。それだけです」
 三人とも、協力するようだ。
 その返事を聞いて、カトリアは笑顔で頷いた。
「みんなありがとう。私は、出来る限りで全力を尽くします」
 その笑顔を見て、アストの心臓が少し跳ねた。
(何だろうな、この、カトリアさんを見ていると胸が暖かくなるこの感覚……)
 ふとアストは気付いた。
(まさか、これが恋なのか……?)
 カトリアにだけ感じる感覚。
 戸惑っているアストを横目で見ているのはニーリン。
「……アルナイルくん」
「ん、何だ?ニーリン」
「ちょっと来い」
 そう言うと、ニーリンはアストの手を掴んでその場から立ち去った。

 シナト村の外れに連れてこられたアスト。
「まぁ座れ座れ」
 ニーリンに諭され、アストは地べたに座り込む。
「どうしたんだよ、ニーリン」
 何だかニーリンらしくない、とアストは心の中で思った。
 ニーリンもアストの隣に座り込む。
「前にも言ったろう?私については気が向いたら話すとな」
 そう、その言葉は、ワルキューレが作られる以前の地底洞窟でネルスキュラを狩り終わった時だ。
「その、気が向いたのさ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.606 )
  • 日時: 2014/06/05 22:14
  • 名前: 煌星 (ID: VSgHQGw2)

ええっと、番外編1より先に
番外編最終回を考えてしまった
バカですwwwww
題名のそれぞれのつながりの
設定上での意味でも書いときます
[偽りのつながり]
ガーグァ&アプトノスなどと人のつながり(てなづけたって?何それ美味しいの?)
を偽りのつながりと言います
[本当のつながり]
こちらは相手がそれを望み 力を貸し
パートナーとてのつながりを本当のつながりと言います。

アクマデ僕の設定上で間違えないためにね えっと“設定“と書き忘れました
誤解をマネイタヨウナンデホントスミマシエンガオレンww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.608 )
  • 日時: 2014/06/05 20:41
  • 名前: 名無しハンター ◆aATpbJGovQ (ID: Qk0P6Bi3)

>>607
荒らし乙www

おやおや、荒らしには反応してはいけないのに反応しちまった(棒読

ps,皆さん小説書くの上手いですね......

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.609 )
  • 日時: 2014/06/05 22:48
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Q22eGQUj)

 >>606

 難しいこと訊くかも知れませんけど、本当の繋がりとか偽りの繋がりとか、そんな基準はどこにもないと思います。
 アプノトスとかは繋がりじゃなくて、家畜として手なづけているとかだと思いますけど、オトモアイルーは人間のハンターのために必死こいてるんですよ。
 二次元の世界に限っての話ですけど、アイルーを信じる人間だっていれば、人間を信じるアイルーだっているんですよ。(ウチで言うところのカトリアとセージ)
 それを偽りの繋がりって言うのは、何とも言えないです。間違っている分けでもないと思いますけど……。
 逆に、古龍クラスのモンスターをパートナーに出来たからと言って、それが偽りのない本当の繋がりだって言い切れるって言うのも何とも……。

 極論……しょせんはゲームを題材にした小説です。解釈や理解は人それぞれですから、僕の言うことは正論にもなれば、ただの綺麗な戯れ言にもなります。
 これは率直に僕が思った感想です。決して煌星さんにケチをつけているわけではありませんので、誤解はしないでくださいね。不快に思ったのなら謝罪した後にしばらく自重します。

 追記……あぁなるほそ。分かりました。すいません。じゃあこれまで通り活動します。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.610 )
  • 日時: 2014/06/05 22:16
  • 名前: 煌星 (ID: VSgHQGw2)

>>609

誤解を招いたようなので
言葉をかえておきました
まぁ自重せんでもエエンヤロ

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.611 )
  • 日時: 2014/06/05 22:43
  • 名前: カザキリバネ (ID: Q22eGQUj)

>>609

>>607が荒らしてる側で堂々と語るアンタ最高だぜ。
あ、俺もここの小説読んでる人だから。
つか、荒らしは大人しく通報されとけ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.612 )
  • 日時: 2014/06/06 00:03
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: caP2jVj.)

本来なら本編第16話作るつもりだったけど時間がなかったからもう一つの物語の設定を更新したよ。暇なら見てね…。暇じゃなくても見てね(どっちだよ)
なんかもう一つの物語…自分の思った以上に暴れてるけど大丈夫かこれ。今なんか対モンスターから対人になりかけて…いや、なってる。これはスレ主の許可がいるかも?

>>601
何が起きるのだろう…楽しみにしています
>>602
ガンナーだと弱特が死にスキルと化すクシャさん…。
って何か起きる予感がするのですが。
>>604
そのヘタレウス、供養はしておきます。紅玉がほしいので←でねーよby炎
それにしても…アスト大丈夫かな…そろそろぶっ壊れそうです(ハーレム的な意味で)
>>606
題名を仮目次に反映させておきますね。とはいっても最終編集はスレ主…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.613 )
  • 日時: 2014/06/06 00:47
  • 名前: 翼の勇車 (ID: C/AIPzlE)

>>609
ウチのモンスター達とミズキ達の繋がりは本物ですっ(キリッ

>>604
アスト君が自分の気持ちにようやく気づいた! あ、どこぞのラッパ鳥とハデな赤色の恐竜は黙らせときましたんで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.614 )
  • 日時: 2014/06/06 09:12
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: lUjRZ8Q3)

No.600以上なのになぜか
スレ名のところでは500しか行ってない件について。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.615 )
  • 日時: 2014/06/06 12:04
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: zFl77aGi)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 六十九章 感情と期待に揺れる想い

「気が向いたって……そんな何ヵ月も前の話……」
 ニーリン本人が言うまで、アストも忘れていたことだった。
 構わず、ニーリンは続ける。
「率直に訊こうか……アルナイルくん。君は、イレーネ殿にだけ特別な感情を持っているな?」
 いきなり核心を突かれて、アストの心臓がざわついた。
「よ、よく分かるな?」
「私を誰だと思っている」
 まぁそれはいい、ニーリンはアストに向きなおった。
「しかし、君がイレーネ殿に好意を抱いている側で、アヤセくんも君に好意を抱いている、と言う状況だ」
「あっ……」
 そう、ユリは全てをかなぐり捨ててまでこの旅に、アストに付いてきたのだ。
 アストがカトリアを選ぶと言うことは、ユリの覚悟を無下にすることになる。
 カトリアとユリの顔が頭に浮かぶ。
 自分はカトリアが好きなのだ。しかし、ユリの気持ちも無視できない。
 その板挟みに気付いた瞬間、アストの心に重圧が襲い掛かった。
「お人好しで真っ直ぐな君のことだ、イレーネ殿への好意と、アヤセくんの感情……どちらかを選ぶなんて出来ない、とでも言いたげだな」
「……ニーリン……俺は、どうしたらいいんだ?」
 アストは思わずニーリンに答えを求めた。
 しかし、ニーリンは首を横に振った。
「自分の感情を他人に訊くとは、ナンセンスだな。私が分かるわけないだろう?まぁ、これだけは答えておこうか……」
 そう言うと、ニーリンは一度目を閉じてからもう一度開いた。
 彼女の碧眼が、どこか寂しげな表情を覗かせている。 
「時間は、あるようで無いものさ。踏ん切りを付けるのが遅すぎると、一生後悔するぞ……。だから、迷うくらいなら感情に従え。理性なんてくそ食らえ、欲望に身を委ねろ」
 ニーリンは一息ついた。
「それが、過去の私の教訓さ……」
「ニーリン……?」
「実を言うとだよ、アルナイルくん。私には昔、恋人がいたのさ」
 意外だった。
 当然と言えば当然だろうが、ニーリンのような少女にも恋人と言える存在がいたのだ。
「しかし、私には背負うべき家があった。家の取り決めで、望まない相手と婚約を結ばなくてはならなかったのさ。恋人と結ばれたい気持ちもあれば、親の期待にも応えたかった。今のアルナイルくんと、過去の私は似ているよ」
 アストはニーリンの言うような、自由が束縛される環境が分からない。それでも、アストは真摯に聞いていた。
「本来なら、迷うことなく親の期待に応えるべきだったのかもしれないな。だが、あの頃の私は子供だったが故にいつまでたっても踏ん切りをつけられなかった。そうこうしている内に、許嫁との婚約の話が付いてしまった。どうしても恋人を諦められなかった私は、家を飛び出して恋人と共に駆け落ちしようとした。親はそんな私に薄々気付いていたのか、私と恋人を拘束して……」
 不意に、ニーリンの碧眼が潤み、一筋、涙がこぼれ落ちた。
「私の恋人を、殺したのさ」
「……!?」
「諦めさせようとしたのだろう。私にとっては余計な世話でしかないのにな。恋人を殺された私は、絶望した。当然だろう?愛するべき人が消えた世界に、生きる理由などないのだから。そんな人形のようになった私は、許嫁と婚約を結んでしまった。しかも、その許嫁がこれまたゲスな男でな、婚約を結んだその日に私を犯そうとしてきた。望まない相手との子など産みたくなかった私は逆上、許嫁を半殺しにしてしまった。するとだ、許嫁の親は婚約を破棄するように言ってきたのさ。何故そんな女と婚約などさせたのだ、とな。結果、私は勘当されて家を追い出された。今となっては勘当されて正解だったがな」
 自嘲するかのように嘲笑うニーリン。アストにはそんな表情が痛々しくみえて仕方なかった。
「アテもなかった私は、モンスターハンターになった。故郷から遠いこの大陸でな。フリーランスのハンターを続けている内に、深緑の流星などと囁かれ、理不尽な目にも遭ってきた。そんな時、君達ミナーヴァと出会った。……いや、私にとっては、君と出逢ったと言うべきかな」
 すると、ニーリンはおもむろにアストに近付き、そしてーーーーー彼の頬に唇を押し付けた。
「……!」
 アストは自分が何をされたのか自覚し、全身の体温が熱くなったのを感じた。
 ニーリンはアストの頬から唇を離した。
「これが今の私の感情さ。……君は、本当に私の恋人と似ているよ……唇を通じての、肌の感触もな……」
「ニッ、ニーリ……」
 バッと踵を返し、アストに背中を向けるニーリン。
「その唇は、君と結ばれるべき女性(ひと)のために置いておくよ」
 そう言って、ニーリンはその場を立ち去った。
 一人残されたアストは、唇を押し付けられたその頬に手を触れて茫然としていた。
「結ばれるべき女性、か……」
 カトリア・イレーネと、ユリ・アヤセ。
 ほんの少しだけ、自分の気持ちに自信が持てた気がする。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.616 )
  • 日時: 2014/06/06 12:51
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: nD2YlDfy)

 >>615

 今読み直してみると、ニーリンめっちゃ喋ってます……ニーリンの台詞だけで半分以上占めてます。
 ここまで長い台詞を書いたのは初めてかも知れません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.617 )
  • 日時: 2014/06/06 14:47
  • 名前: 翼の勇車 (ID: C/AIPzlE)

>>615
クック「……おいアスト、逃げた方が良いと思うぞ」
アスト「え、何で?」
イーオ「アストテメエエエエェェェェェ!!!!!」
ペッコ「ユリちゃん忘れるたあ、随分といいご身分じゃあねえか……ああん?」
アスト「え、ちょ、まっt……」

ところでさっき、ネオがランポスとゲネポスとイーオス大量に引き連れて「セージ先生捜索隊出動にゃー!」って叫びながら天空山に向かって走って行きましたよ。適当に追い返してやって下さい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.618 )
  • 日時: 2014/06/06 15:39
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: z5TGdHEh)

>>614
だいたいわてのせい。レス消すと返信減るわけで…
>>616
今回ながいっすね。自分はいつも長いような感じ…
>>617
そういえばこんな手紙が来てましたんで渡しておいてください

イーオ及びペッコへ
またなにかやってたら俺がいくんでよろしくw
出会い頭に攻撃はしないから心配するな。ただなんかもう一人くるけどな。俺よりやばいやつ。
まぁうん、アストいじるのやめようか by地

追い返すのであれば炎ちゃんでも呼ぼうか?←危険

今日は本編ともうひとつ及びクロオバの出だし作ります。まぁ誰もクロオバやるって方いないけどね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.619 )
  • 日時: 2014/06/06 18:00
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: lUjRZ8Q3)

なんか暇なんで続きカキコ。


真の(名前変えようかな長すぎるry)

第11話 遊戯

風「おーついたついたwww」
空「やっとかよ。長すぎだろ・・・ふぁあ」
紅「まぁ、行きますか〜」

3人がついた場所。それはハンター達の間では『未知の樹海』と
呼ばれるところだった。その由来はギルドでも特に情報が少ない狩場ということである。
・・・別に自殺の名所というわけではない。・・・たぶん(ぼそっ

風「んじゃ、さくっと終わらせますか〜」
空「んだな」

3人は未知の樹海の深部へと歩を進める。
この後、あんな 大☆虐☆殺 が起きるとは、今は誰も知る由もなかった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私は王立書士隊のHである。
ここに私がともに調査をしていた仲間から聞いたことを記そうと思う。

D「なにがあったのか俺にもよくわからないが今あったありのままのことをはなsぶべらっ!」
紅「すいません。黙ってもらえますか・・・?(暗黒微笑)」
風「てかお前誰だよwww」
空「あれ?なんかデジャヴw」

3人(4人?)のいるエリアにはなんと2体の死体が無造作に転がされていた。
死体を見ても、まだあまり時間が経っていないことがわかる。
このエリアで調査をしていたD(王立書士隊)によると、

D「私はモンスター及びこのエリアの研究をするため、このエリアにいました。
  しかし徹夜ということもあって、ついウトウトして寝てしまったのです。
  目が覚めたとき、ちょうどこの3人がこのエリアに入ってきました。
  3人は恐るべきスピードでこのモンスター2体を狩ったのです。
  気が付くとこのありさまでした。」

と述べた。なお、インタビュー中、リーダーの風さんは、

風「なげーよ。3行でよろ」

を連呼していたという。我々はこの事実をしっかり伝える使命がある。
ただ万が一の時の為、このノートをここに残しておくことにする。

                                        by H


PS
この後、Hさんは無事書士隊へ戻れたようです。




あとがき

どうも。隠し切れない文才のせいで頭を抱えている神風です。
なんて冗談はさておいて(意外とガチ)、実はキャラのセリフ
ローテーションで回してるの気づいた人いるかな?(いるわけねぇ・・・)
ところどころこういう遊び的要素入れていきたいですね〜。
それでは次回に!!
こうご期待!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.620 )
  • 日時: 2014/06/06 18:34
  • 名前: 翼の勇車 (ID: C/AIPzlE)

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第五話〜人化? 邪道!〜

「グアゴア……(ですよねー……)」
ハンターちゃんが煙に紛れて消えた。なるほど、あれがモドリ玉か、ゲームではなんとも思わなかったけど実際見ると不思議だな。
「グアゴウ(さて、と)」
まあ、今や古龍となった俺にはたっぷり時間がある。人間とのコミュニケーションはいずれ考えよう。それよりも今は……メシだ!
ティガレックスの肉とは随分と贅沢ですなぁ。あいや、別にこの世界でのティガ肉の相場なんて知らないんだけどね、気分よ気分。実は俺、料理男子なんだぜ、だから無論調理する!
「……グア、グギャオガ?(……で、どうするよ?)」
いやさね、ミラさんの体は精密な作業も得意みたいで、結構色々できるのよ。でもさ、ティガレックスの調理法なんか知ってるヤツ普通いる? ……しゃーない、ただ焼いて食うか。

~暫くのち~

「グオオォォォ!(ウマーイ!)」
なにこれすんげえ旨い! 筋肉質だからどうかと思ったけどさっぱりしててメッサ旨い!
調理法? 簡単簡単。その辺の木をなぎ倒して集めて、そこに雷落として燃えたところで焼いた訳よ。ハンターは素材は持っていけど肉は持っていかないからね、ああ勿体ない。
さて、お食事しながらですがさっきの事を考えますかな。さっきの事とは無論、人間サマとのコミュニケーションだ。
人外転生ものでよくあるもので人化があるが、そんな都合良くできることじゃあない。そもそもの話、人化は邪道だと思ってる。せっかく人外に転生したってのに人になれるんじゃ人外転生の意味がないだろ? まさに今の俺みたく試行錯誤して手段を見つけるのが人外転生物の一つの醍醐味だってのに。故に、物にもよるが人化する作品は駄作が結構多い……と思う。
さて、言うまでも無いと思うけど、発声による意志疎通は無理。となると、あと残るのは文字と身振り手振りか……。
まずは前者、文字だ。さっきも言ったように俺の体は繊細な動きが可能だ、字も余裕で書ける。これを確認するには俺がこの世界の文字を見るか、実際に俺が書いて見て貰うかの二択だな。まずは俺が見る方だが……ん? 何か落ちてる。
『調合書 入門』『調合書 初級』 『調合書 中級』
!!? なんだ? 文字は読めないけど見たら頭に言葉が浮かんだぞ? これは凄いな……。
どうやらこのモンハンお馴染み調合書は、先程のハンターちゃんが落としていったらしい。しかも裏にご丁寧に名前まで書いてあった。
『アカリ』
へー、アカリちゃんっていうんだ。っと、そんなことはどうでもいい。俺がこの文字を読めたことについて二つの仮説を立ててみた。
仮説一:この世界では、意味のある文字は翻訳されて読むことができる。
仮説二:転生者である俺特有の特典的な。
これを確認するには、先ほどの『俺が書いて他の人にみてもらう』のが有効だろう。どうするのかって? フフフ、考えならあるさ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.625 )
  • 日時: 2014/06/06 19:47
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 4/1627VR)

 >>617 >>618

 ニーリン「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて地獄に堕ちるぞ?ペッコくん、イーオくん」

 イーオ「ニーリン!テメェはテメェでアストの頬にキスしてんじゃねェェェェェ!」

 ペッコ「ドチクショォォォォォッ、何でユリちゃんを選ばねぇんだアストは!こ、こうなったらイビルジョーを呼んでや……」

 地「皆さんちーっすwww 」

 イーオ、ペッコ「「ファッ!?」」

 地「とりあえずアスト弄るの止めようかwww 」

 イーオ、ペッコ「「サーセンしたぁっ!」」スタコラスタコラサ

 ニーリン「ん?どなたかはご存じ無いが、とりあえずありがたい。礼を言うよ」

 地「いえいえwww どういたしましてwww 」



 ネオ「セージ先生っ、どこにいったのにゃぁぁぁぁぁっ!?」

 ジンオウガ「ガルアァッ(ここは)」

 ゲネル・セルタス「キャシャァァァァッ(ウチらの)」

 ガブラス「ギョワェェェェェッ(縄張りじゃ)」

 ネオ「怯むなにゃっ、突撃ぃ……」

 ランポス「ギャェェ(勝てるわけ)」

 ゲネポス「ガァァァ(ないだろ)」

 イーオス「ギョワァ(逃げるぜ)」

 ネオ「にゃっ、お前ら……ひにゃぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ……!」

 こんな感じで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.629 )
  • 日時: 2014/06/06 19:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: GziRx2aM)

第16話 狩猟開始

俺の名前は師条。ただのハンターだ。
今俺は地底火山の…秘境にいるぞ。
正直採取する気も何もなかったから速攻で飛び降りたけどな。興味ない
「くくっ普通なら採取したがるのにな」
「あっそ」
そんなことより俺が探すはテオ・テスカトル…。
正直この火抵抗-45で勝てるかどうか怪しすぎてやばい。
防御は一人前なんだけどな。とはいってもガンナー用だが。
とにかく俺たちが向かう場所は…エリア2。
あそこにテオ・テスカトルはいるはず…。しかし問題はあそこが狭いこと。
そういえばドスイーオスと対峙したのもあそこだったな…それは置いておいてとにかくいこう


私の名前は涙那。最近出番少なくなりぎみだ。空気ってのはこういうことなのか?
「ニャ!テオ・テスカトルはエリア2にいるニャ!!」
私とだけのときはしっかり出番がもらえるのがキャロだ。もちろん他の人と合流したら…分かるよね?
「ハァ☆」
…ところでこれいつ覚えたのか。私は覚えさせてつもりはないのだけど
とにかくエリア2にいかないと…って誰かもう行ってるような気が…。


私…?奏連よ、奏連。
今エリア2についたところ。いるわよ、テオ・テスカトル。ただこっちには気づいていないみたい。
まだ師条も涙那も来ていないし…一人で無茶するのもあれだからね。それに私は…これ狩った記憶がないわよ。
会ったこともないから…はじめてかしら?このモンスターを狩るのは。
とりあえず…股下に張り付けばいいって誰かがいってたのを覚えているわ。誰かがわからないのよね…。
とりあえず今は…ばれないように準備をしておきますか。
でも…何か記憶が…。


俺に戻る。
エリア2に突撃した。
目の前にいましたよ。テオ・テスカトル。
「グォォォォオオオオオオ!!」
出会いがしらに咆哮を放つな…。といいたかったがまぁ高級耳栓のおかげで怯むこともなく。
たしかこいつは…頭と尻尾だったか。尻尾のほうが弱点らしい。
とはいってもだ…確実にこっちに振り向かれたら尻尾狙う隙あるのか?謎だ。
「くくっ正面にたつのはやめておけよ」
BLAZEがそういう。とにかく正面は危険…頭を無理に狙うのはやめておこう
となると狙いは…尻尾か。
そうこうしていると、テオ・テスカトルの口元から炎(ほのおね。)があふれ出す。
ブレス…?とにかく側面に俺は回避した。
ゴォォオオオ!!
テオ・テスカトルはバーナー状のブレスを放つ。おそらくここが野原であったら放たれた場所は丸焦げにとなっているだろうな…。
バシュッ!!
俺は溜めておいた矢を尻尾に目掛けて放つ。1点集中の連射にしておいた。
放たれた矢は命中するにはしたが…やはり威力は乏しい。
「く…あまり効果がでていないか…!」
…苦戦の予感がする。

「あ、私は今影で応援しているわよ。だってまだ動作とか分からないから…。」
「奏連殿。少しは狩りに参加をしていただきたい。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.635 )
  • 日時: 2014/06/06 20:23
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: uMblYCex)

>>615

ニ、ニーリンさん、カッコイイ……!恋するアストくんを応援すると思ったらいきなり自分の過去を話し出して、最後にほっぺたにチューとか!しかも最後の「その唇は、君と結ばれるべき女性(ひと)のために置いておくよ」。ヤ バ イです。
ってかサクラさん、こんなに支持されてるなら、キャラ人気投票とかやりましょうよ。ね?ね?
え、自重ですか?すいません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.641 )
  • 日時: 2014/06/06 21:29
  • 名前: 煌星 (ID: Y.R06oA6)

番外編 1


ここは古塔の頂 
ミラルーツを中心に古龍種モンスターが集まっている 
ちなみに、曇った上空には???種のアンノウンが翔んでいる
突如雲が晴れそこから何者かが降りてきた
正体は黒い(?)体色をしたミラボレアスと
赤い体色のミラボレアス亜種通称ミラバルカンだ。
『さて、アイツらを除いてみんな揃ったか?』
とミラルーツが言うとテオサンが
「恐らく揃ったと思うんだが」
と言ったらアンノウンが地上へ降りてきた
「ルーツ…あの件はどう処理する?」
とアンノウンが言ってルーツは
「それについて話そうと思っていたところだ」
他のみんなは
「あの件って何」などと言っている。それを静めるかの用にルーツが
「人間を殺るために鳥竜達を送った。しかし、それはあるハンター3人が討伐してしまった」
みんなは驚きの表情(?)を隠せないようで動揺していた
「そこでだ、次はどうするかを話し合うためにお前達を集めた。提案としては他の種のモンスターを送るか古龍種全員で押し掛けるかだ」
ルーツの思いきった言動にみんなは他の種のモンスター側を選び無理なら古龍種全員で押し掛けると言う意見を導き出した


さて、今回はモンスター視点でしたね
番外編は一応モンスター視点でいくので(ry
ルーツの言動の始まりは番外編6位で出すつもりです、はい。
6話はこの後の対飛竜戦なんで
更新が遅くなるかも(ry

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.642 )
  • 日時: 2014/06/06 21:57
  • 名前: 翼の勇車 (ID: C/AIPzlE)

>>641
ミラルーツ(神山)「親戚ハケーン」

何やらモテナイーズがダッシュで帰ってきてガタガタ震えてました。何かあったんですかね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.643 )
  • 日時: 2014/06/06 22:27
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: GziRx2aM)

その8 それぞれの動きver2

〜冥花視点〜

「なんなんだよ、このモンスター…」
冥花は鎌を適当に振りかざしていたが…追い払うためであり当てようとはしていない。
一方、ランポスたちは巧みに回避する。よく見ると…
「ギャオ!ギャオ!!」
「な、なんだい?」
何かを訴えているようにも見える。しかし…冥花はモンスターの言葉がわからない。
「死者の扱いには慣れているけどモンスターは…」
と嘆いていたら異世界からなにかよくわからない薬が飛んできた。
名前は…翻訳こん○ゃくっぽいもの と書かれている。
…もろパクリだろ。
とにかく冥花はその薬を飲んでみた。すると…
「頼む!俺たちは襲いに来たわけじゃないんだ!」
「おいやめろって!どうせわかるはずが…」
「きゃん?!モンスターがしゃべった!?」
「「理解しただと!?」」
冥花もランポスたちも仰天していた。


〜バルカン視点〜

「それにしてもあの男…人間だとは思うが何か異質なところを感じた」
バルカンは炎のことを考えていた。人間の気配であるのはたしかだが…なにかが隠れている。そんな気がしてならない。
「っと…それよりも…あの男のいっていたモノと…本来の目的の遂行を」
と、そのときだった。
ドゴォッ!!
「ぬぅ?」
何かが翼にあたる音がした。よく見てみるとそこには…
「まさかミラバルカンがいるとは…思いにもよらなかったぜ」
「よーし、こいつも狩猟してお宝手に入れるかー」
「…」
一人は全身ゴルルナ装備の男…太刀を装備している。
一人は…見たことのない装備をしている。投擲武器だろうか?
一人は…フードをかぶっており顔が見えない。また武器を装備していない。
ではさっきの音は一体…?と思っていたが
「…お前らに制裁はまだはやい。さらばだ」
とにかく今は全力で滑空して逃げることにした。
さすがにこの速さにはおいつけず、その3人組は追ってこなかった。
「今の3人…間違いないな。あれが我の最終目的…!」


〜地視点〜

「(おいどうする!ばれたぞ!)」
「(おちつけ!ここからでてきたらこれで頭を打ち抜けばいい!)」
「(ナイスアイディア!!)」
ガチャッ・・・
男の一人が銃を構える。…どうやら出た瞬間を狙うらしい。
何か出た瞬間、引き金を引く―完全な策と思っていた。
やがて何かが近づくのに気づいたのだろうか…。銃を握り締める。
「(見えたら撃つ…!見えたら…!)」
誰かが…

でてきた。
「(今だ!!)」
「(お、おい!こいつちg)」
ズドンッ!!!
男は出てきた者に握り締めていた銃を放った。
弾は…貫通した。たしかに貫通した。
「は…はい?!」
「あら、私に何か用事かしら?」
出てきたのは霊華だった。銃弾は頭を…すり抜けていた。どうやら当たっていない。
「ば、ばかな!なぜあたって…」
『よぉ愚か者、まだ生きていたのか。血 祭 り に 上 げ て や る』
二人の男の背後には…いつも以上に怒り心頭の地が立っていた。しかも何か構えている。おそらくこれはこの世界に存在しないぶっ壊れた性能をもつ弓。
『あの世で悔やめ。俺と敵対したことにな!!!!』
バシュン!!!
弓から矢が放たれる音がこだました…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.644 )
  • 日時: 2014/06/06 22:40
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: GziRx2aM)

番外編2 なぜ返信とNoにずれが生ずるか

qua「まずはタイトルについての説明。」
これは掲示板の特徴で最新のレスなら消すと返信、Noともに減少する。
ところが、最新以外のレスを消すと返信は減少するがNoは減らない。
そして、こんなにずれている理由は2つ
1つは自分が前に書いていた小説をすべて消したため。これが大きな要因。
もう1つは荒らし等コメが削除されたから。そのためである。
qua「今100以上ずれているけど下手するともっとずれるってことを頭に入れておくといいね。」
炎「だいたい貴様のせいだ」
qua「うっせーよ…終わった話はどうしようもないってんだ。」
??「そういえば私は本来呼ばなかったらしいのですがどうして急に…」
qua「1つは話思いつきで作ってたらそうなった。もう1つは…ほら、??と霊華って二人でいるほうがいい気がする。それに二人とも俺の好きなきゃr「散れ」グホォォォォ!!!」
??「…そういえばそうでしたね」
地「というより本編以上にキャラ多いなwwwまじでwww大丈夫かこれ。」
炎「知らん…ご都合主義持ちの俺がいるから多少どうにかなる」
冥花「あれ、今ストーリー上では後ろから頭撃たれて…」
炎「…」
地「次明らかになるってwww」
炎「そういえばお前…さっきどっかいってたか?」
地「あ、わりぃ、俺一人で終わらせてしまった。なんかモテナイーズ?かなんかしらんがそんな集団(2頭)がいたから半殺し…いや自重させてきた。今回は何もしていない」
炎「次行くときは俺も呼べ。」
地「ういういwww」
??「(ゆy…霊華様…ちょっといいですか?)」
霊華「(何かしら…?)」
??「(あの二人…とてつもなく怖いのですが…っ!)」
霊華「(そのうちなれるわよ、そのうち。)」
炎・地「「なにか言った?」」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.645 )
  • 日時: 2014/06/06 22:44
  • 名前: 翼の勇車 (ID: C/AIPzlE)

一作目

第二十九話〜真の元凶〜

「ま、何だかんだで特に怪我せんでよかったわ。後はトトスやな……」
そうだ、まだトトスがいるはずなのだ。ウイルスにやられて大変な事になってなければいいけど……。
「任せろ、上から見てくる。ルカ、行くぞ」
ルカを引き連れて上空へ上がっていくクック。
「ミズキ大丈夫だよ、クック達が見つけてくれるって」
ギザミが優しく私の背中をハサミでさする。正直なところ、この異常事態にかなり混乱していたけど、お陰で少し落ち着いた。
「ごめん、足手まといになったね……」
「う、ううん! 大丈夫、カスケ君のせいじゃないよ。それにカスケ君のおかげでギザミも正気に戻ってくれたんだし。それよりも怪我、大丈夫?」
「何、怪我をしたのか。見せてみろ」
アルタスさんが来て、カスケの体を調べる。
「……ふむ、腹筋に多少ダメージはあるみたいだが大丈夫だ」
「アルタスさんってこういうの詳しいんですか?」
「ああ、ゲリョは内科医だが、俺はいわゆる外科医みたいなもんだ。執刀もできるぞ」
……何かこの人(モンスター)達といれば相当長生きできそうな気がする。そんな事を考えていたら、クック達が戻ってきた。
「見つけたぞ。……かなりデカイおまけつきだがな」
「おまけ?」
「ゴア・マガラ三匹だ」
常識では考えられない程の異常事態に思考が少しの間停止した。ゴアが三匹?


ちょっと短かったですが……。まあ、きっかけはできたんで更新していけると思います。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.646 )
  • 日時: 2014/06/06 23:00
  • 名前: 翼の勇車 (ID: C/AIPzlE)

>>644
ラッパ鳥・赤トカゲ「「やめてください死んでしまいます」」

>>643
シ○モジャ「ああ、その薬はワシが送ったモジャ」
勇車「うおおい!? サラッと他ゲーから乱入とか!」
ミ○ホン「いいじゃんか。お前自体その他ゲーキャラじゃねえか」
ド○お「そもそもゴッドス○リンガルはキャラじゃないっすよ」
ス○み「お兄ちゃんもこのスレ見てるの知ってる? 結構愚痴ってたでしょ」
勇車「」
ス○イバ「……気にするな」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.647 )
  • 日時: 2014/06/07 00:46
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: oK9MpQQt)

もしわてとクロスオーバーしたい方は次の条件をのせてください。でないと出だしが作れません
・本編かもうひとつのお話かあるいは両方
・本編は特に制限なしだがもうひとつの方は炎を単独行動させるか否か
・どの世界を舞台にするか
・なにかいれたいネタがあれば。
わてのキャラは楽なの(炎や地)もいればめんどいの(冥花とか?)が…

>>645
3頭のゴマちゃん…
炎「こっちは400頭(シャガル含む)いたぞ」
qua「おい、比べるな。」
師条「ゴアがなんだって?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.648 )
  • 日時: 2014/06/07 01:29
  • 名前: 翼の勇車 (ID: AEpeyXfK)

ええっとですね、サクライザーさんに質問です。クロスオーバーですけど、また別作品から乱入させるのってありですか? (何がしたいか見え見えですね……) できれば師条さんたちにきてもらいたいとか思ってたり……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.649 )
  • 日時: 2014/06/07 02:00
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: A40fIe5T)

 サクラ「第一回、モンスターハンター 〜輪廻の唄〜、キャラ人気投票〜!」

 カトリア「に、人気投票?」

 ユリ「ストーリーもクライマックスに突入するってときに?」

 アスト「俺はカトリアさんとユリ、どっちを選べばいいんだ……」

 サクラ「いやまぁ、ペイルカイザーさんがやりましょうよって言ますし、この作品も早三ヶ月近く続いてるから、人気投票ぐらいいいと思いまして」

 ライラック「面白そうじゃない?で、具体的には?」

 エリス「……まずどれだけの方がこの小説を読んでいるか。ですね」

 サクラ「うーん、それなんですけど、それだと絶対的な人数が少なすぎると思うんです。このスレが他のスレに比べて荒らしが少ない、つまりは見ている人も少ないと思います」

 ルピナス「ではぁ、どうしましょぉ?」

 シオン「おうーっ、悲しい現実ですーっ」

 サクラ「そこで考えたことがあります。このスレでは、クロスオーバーが積極的に行われています。SSみたいな感じの、他作品同士の交わりもあります。(>>625参照)つまり、リアル読者だけでなく、作品のキャラを使っての投票もアリにしようと思うんですよ」

 マガレット「い、いいんですか?それって」

 ニーリン「仕方あるまい?絶対的な投票数を増やすがための提案……却下する理由はないよ」

 サクラ「投票出来る数を増やしているのと同じですよ。これならそこそこの数が投票されますし、特に翼の勇車さんの小説はキャラも多いので、投票する側も楽しめると思います」

 ツバキ「まぁ、いいんじゃないか?ユリが一位なら俺はそれで構わないしな」

 セージ「(オレは未だ行方不明扱いだか……まぁいいニャ。どうせ……で……するしニャ)」

 サクラ「と言うわけで、投票説明です」

 ・投票権を持つのは、今画面を見ているあなた。そして、このスレの小説内で活躍しているキャラクター達です。

 ・キャラを用いた投票が出来るのは、そのキャラが登場する小説の作者のみです。(例……7倍quasar さんがクックを使っての投票は無効になります。)

 ・投票期間は、6月7日〜6月14日の一週間です。出来ればスレ主さんにも答えて欲しいですが……。

 ・一度入れた投票は変更可能です。6月14日までなら何度変更してもOKです。

 ・可能であれば、そのキャラを投票した理由なども書いて頂けると嬉しいです。

 ・僕の都合が悪くなければ、開票は6月14日の正午12:00に発表します。

 サクラ「こんなもんですかね。では、皆様からの御投票、御待ちしております」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.650 )
  • 日時: 2014/06/07 02:02
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: A40fIe5T)

 >>648

 僕は構いませんよ。
 どうしても無理でしたら、超龍剣【天一門】の扱いは僕が担当しますから。
 まぁ、クロスオーバーですから何でもアリだと思いますよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.651 )
  • 日時: 2014/06/07 10:27
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: y46FwfSw)

>>603
はい。okです。

昨日までの三日間ですか?
ハイトテモユウイギナミッカカンデシタヨ?

参話 「援軍到着」
あの声を聴いてから十秒後
剴「簡単でしたよ。テワタシ」
団長「おぉ、ありがとうな。」
団長「後は、あいつをバルバレまでに倒すことが必要だな………」
剴「何でですか?」
団長「バルバレはダレン用の設備が危険を知らせる大鑼しかないんよ。」
剴「そうなんですか…」
団長「だから、ここにある大砲、バリスタ、鑼、撃龍槍でバルバレまでに倒さないと…」
剴「わかりました。やりましょうか。」
十分後
剴「どうしよう………大砲もバリスタも玉が無い………」
団長「こ、これまでか……」
そこで、ダレンがただでさえバカでかい体を持ち上げた。その時!
バリスタの玉「バシュン!」
ダレン「グワアアアァアァアァアアァァァアアアアアァ!!バタン」
剴「あれ?何で?」
団長「やっと来たか。あいつ。」
煙の向こうに見えるのは、ハンターの旗を掲げている。例えるとしたら、箒の船。(よくあんな船出来たな…)
?「遅れたz」
団長「おう、待ちくたびれてたぞ。」
?「バルバレはすぐそこだz。今すぐこいつをもってくz」
訳がわからぬまま、バルバレに着いた。
団長「あ、そうだ。遅れたな。こいつの名前は………」
霧「霧だz」
団長「あ、ちょ、おま。」
剴「剴だ。宜しく。」
にしてもこの娘何処かで……
霧「剴って言うのか。宜しくな剴!ニコッ」
剴の心「ピチューン」
団長「そうだ、剴。うちの団に入らんか?霧m…」
剴「はい!喜んで!」
団長「んじゃ、霧とクエストでも行ってこい。」
剴「わかりゃしたー!」
霧「着いてきな。バルバレを教えてやるz」

続く


Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.652 )
  • 日時: 2014/06/07 12:46
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: DttKkJRF)

その\ 解放

〜炎視点〜

炎を撃ったのはギルドマスターだった。
頭を撃ち、そういったあと立ち去ろうとしていた。
しかし…
「…反吐が出そうだな」
背後から…炎の声がする。しかも今まで感じていたオーラよりさらに強烈なものも感じる。
その膨大すぎるオーラに恐怖を感じつつギルドマスターは炎のいたところを振り向いた
炎は…ヘビィボウガンを構えて立っている。背中から何か見える…。血に染まった羽みたいなものが。
「後ろから頭を撃って殺そうなどと…その気になっていた貴様の姿はお笑いだ」
「な…なんじゃと?!なぜ生きている!?たしかに頭を…!」
「あぁ、貫通した。常人なら即死、とでもいおうか。だがな!」
ガチャッ!
彼はギルドマスターの横に立ち、銃口を頭に向ける。
「俺を殺すためには核を破壊しなきゃ無理なんだよ…てめぇも同じ目に会うか?偽ギルドマスター!!」
その言葉にギルドマスターはビクッ!っとしていた。
なぜならこのギルドマスターは…組織が送り込んだ偽者だからだ。
本物のギルドマスターは…おそらくどこかに監禁されているのであろう。
しかし炎はなぜそこに気づいたのだろうか…。
「青二才が世迷言を…」
「だから言っただろ、俺は貴様よりはるかに年上だ。人間換算であれば26歳だけどな…!」
人間換算という言葉にどうもひっかかる…。しかし今はそれどころではない。
「貴様には死よりも恐ろしい物を体験させてやる。…覚えておけ。これは…その前兆だ!!」
ズドドドド!!!
炎はヘビィボウガンから無数の弾を放つ。しかし弾はすべてスレスレを通り、1発も命中させていなかった。ある意味恐ろしい。
そして撃ち終わると彼はどこかへ消えてしまった。


〜地視点〜

「ざっとこんなものか」
「なんで私を囮に使うのよ」
彼らは2人の男を…拘束していた。
実はあの撃った矢は…睡眠用だった。そのため殺しはしていない。
おそらく夢の中でもうなされているのだろう。あんな状況にまでおいこまれたのだから。
「さてと、こいつらはそこらへんの毒沼にRelinquishするからw」
「…。(Relinquishって放棄だけどその放棄だったかしら)」
地は近くにある毒沼に男2人を放り投げ、仮の家に戻った。
家の中には…誰かいる。
「あら、もう来たの。」
「!ゆy」
「この世界で私の名前を呼ぶのは厳禁よ。今は霊華と呼びなさい。」
本名をいいかけていたけどぎりぎりで止めることができた模様。いやそこまでいうとばれそうで怖いのですがそれは…。
「おー、きたかーw」
地はそういうが…さっきまで出していたオーラが隠しきれていないらしい。
「!」
やってきた彼女は霊華の後ろに隠れてブルブル震えていた。かわいい。
「…まぁ無理ないか。」
地はそういっていた。その通りだとは思うけどね。
「とりあえず自己紹介。俺は地。ただのハンターだ。よろしく!」
「どこがただのハンターなのかしら・・・?」
霊華は冷めた笑みを浮かべながら言う。地はただ笑っていた。
「私は…残妖(ざんよう)です」
名前は適当に付けた。ただ本当に適当すぎる気がする。気にしてはいけないけど。
というより本当の名前の一部混じっているが大丈夫か?
「大丈夫だ、問題ないwww」
地はそういっていた。というよりなんで天の声に反応しているのだか…。
「それはそうと…ご飯まだ準備できてないわよ…。」
「あっ」
そういえばご飯の支度していたことに気づいた地は残妖とともに料理を進めることにした。
なお、霊華は支度を放棄した模様。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.653 )
  • 日時: 2014/06/07 15:32
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: CgZrwB4e)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

登場人物紹介その2

アスト・アルナイル
年齢…17歳
身長…170p
容姿…短い黒髪、赤い瞳
職業…モンスターハンター
武器…炎斧アクセリオン(チャージアックス)
防具…レウスシリーズ

…今作の主人公。バルバレにいた頃とはハンターとして大きく成長しており、ミナーヴァのハンターの実質的リーダーにもなっている。熱くなりやすい性格は健在だが、ある程度感情をコントロール出来るようにもなった。カトリアへ好意を持っている一方で、ユリにも明確な好意を告白されており、カトリアへの想いかユリの期待に応えるかの板挟みに陥っているところ、色恋沙汰に鈍感では無くなったもよう。彼が最後に選ぶのは……?

カトリア・イレーネ
年齢…18歳
身長…166p
容姿…赤茶けた長髪に銀色のリボン、蒼い瞳
職業…キャラバン『ミナーヴァ』の団長、及びモンスターハンター
武器…開闘の焔竜棍(操虫棍)
防具…シルバーソルシリーズ

…キャラバン『ミナーヴァ』の団長を努めている美少女だが、過去には『四大女神』の『猛焔』と呼ばれていた程の超一流のハンターでもあった。しかし、仲間達がシャガルマガラに殺されたのを境に、心的外傷を受けてしまった。ミナーヴァでの旅も全てはシャガルマガラとの決別をするためでもあり、独りで死ぬつもりだったが、ミナーヴァのメンバー達の優しさと強さに感化され、シャガルマガラと決別した上で生きることを決意する。

エリス・ナイアード
年齢…15歳
身長…157p
容姿…薄紫色のセミロング、濃い紫色の瞳
職業…ハンターズ・ギルド仲介受付嬢

…無表情で寡黙な少女だが、アストと触れ合うにつれて少しずつ年齢相応の感情を見せている。アストに対してほのかな恋心を抱いており、不器用ながらアプローチを仕掛けているが、既に彼の気持ちがカトリアとユリに向いていることに気付いており、身を退こうとするものの、諦めきれない様子。

ライラック・エルミール
年齢…推定18歳
身長…172p
容姿…長い銀髪を無造作に纏めている。オレンジ色の瞳
職業…武具及び生活用品の加工屋

…カトリアとは旧知の仲である竜人。片手剣から武器を転向したいと言うアストの無理を聞いてやれる実力派。シャガルマガラとの決別のために独りで死のうとするカトリアに対して本気で怒ると言った面も見せており、年長者としての心の強さも秘めている。なお、彼女の工房にある古めかしい箱には、カトリアの装備やかつての四大女神の遺品が納められており、それらは定期的に整備してやっている。

ルピナス・クリティア
年齢…22歳
身長…167p
容姿…水色の長髪に黒いリボン、暗めの碧眼
職業…ミナーヴァ専属のコック
 
…のんびりした普段の様子とは裏腹に、アストの様子から疲れていることを見抜いたり、さりげなく毒舌を吐くと言った面もある。チコ村のアイルー達からも注文を頼まれるところ、彼女の料理は種族を越えた美味しさがあるようだ。寝るのも早いらしく、アストやユリに膝枕をしてやった時は一瞬で眠りについている。アストに対して恋愛感情は持っていないが、弟のような気分で接している。

シオン・エーテナ
年齢…13歳
身長…153p
容姿…明るい茶髪のショート、黄色い瞳
職業…流通商人
 
…ミナーヴァでは最年少の少女。ワルキューレ開発や改良の資材も調達出来るほど情報網が整った商売体制を敷いている。ツバキの新たな防具であるギザミシリーズの素材も、シオンが独自のルートで仕入れたモノである。ユリからの告白に戸惑いを隠せないアストに悩みを聞かせてもらい、アストの本心を見抜いたりも出来るところ、洞察力も高いようである。なお、ルピナスとはポーカーで勝負をしている。

マガレット・マカオン
年齢…16歳
身長…162p
容姿…若葉色の短髪、青紫色の瞳
職業…医者見習い
 
…ナグリ村でミナーヴァと出会う以前は、キャラバンを転々として修行を積んでいた医者の雛。世界を旅しているというミナーヴァに便乗する。狂竜ウイルスにも知識がある。ツバキが女であることを隠すための協力者でもあり、マガレット自身は複雑な心境であった。アストに対しては仲間以上、恋愛未満と言った関係が続いている。また、簡単に疑わない性格でもあり、冗談を真に受けては天然ボケを見せることも。

ニーリン・ガーネット
年齢…18歳
身長…175p
容姿…紅い長髪のポニーテール、明るめの碧眼
職業…モンスターハンター
武器…レックスハウル(ヘビィボウガン)
防具…セルタスシリーズ

…『深緑の流星』の異名を持つ、フリーランスのハンター。ナグリ村でミナーヴァと出会ってからは、長期の専属契約を結んでおり、以降、アスト達と共に狩りに出る。主なハンティングスタイルは超長射程から拡散弾による狙爆撃。年齢不相応な余裕や皮肉を見せたりするのは、過去に両親から恋人を奪われて絶望したからである。カトリアとユリで迷うアストを過去の自分と重ねたり、彼と恋人が似ていることから、アストの頬にキスをすると言う大胆な行動に出たものの、彼女の本心はアストの恋愛を応援しており、恋愛感情を抱こうとしない。

ユリ・アヤセ
年齢…16歳
身長…161p
容姿…黒髪ロングストレート、深青色の瞳
職業…ギルドがスポンサーの歌姫だったが、現在はミナーヴァの雑用お手伝い
 
…『暁の奏姫』と呼ばれる、大陸を股にかける歌姫。幼い頃から大人ばかりの世界で育ったため、男性には不信感を持っている一方で、自分を守ってくれたアストには恋愛感情を抱くようになる。バルバレで保護される時は、アストの側にいたい一心で、今までの全てを捨ててミナーヴァの旅に付いてくるようになる。その際、アストにはハッキリと想いを告白している。

ツバキ・セルジュ
年齢…17歳
身長…165p
容姿…焦げ茶色のショート、薄紫色の瞳
職業…モンスターハンター及びユリの護衛
武器…鬼斬破(太刀)
防具…ギザミシリーズ

…ユリとは幼馴染みの少女だが、ユリを守るためにハンターとなり、その上自分が女を隠して男として生きるようになる。ユリ以上に男に対する不信感を持っているが、アストにはその行動や態度を見て信用する。ゴア・マガラとの戦いで、自身が女であることが露見してまうが、アストの優しさに心を揺さぶられ恋心を持つようになるが、ユリがアストに告白したことでその身を退き、ユリやカトリアを守るためにアストの親友として戦うことを決意している。

セージ
年齢…推定17歳
全長…90p
容姿…純白の毛並み、蒼い瞳
職業…オトモアイルー
武器…ラギアネコアンカー
防具…ラギアネコシリーズ

…アストとは軽口を叩き合う程対等な関係になり、実質的リーダーを張るアストを認めるようになっていく。また、人間の扱う武器にも精通しており、チャージアックスを扱おうとするアストを指導したこともある。現在は、リオレウスの攻撃からアストを守り、行方不明になっているが……?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.654 )
  • 日時: 2014/06/07 17:55
  • 名前: 翼の勇車 (ID: AEpeyXfK)

>>649
イーオ「ファ!?」
ペッコ「俺達にも投票権がある……だと?」
勇車「よかったじゃん」


番外編〜一作目二作目合同、ダブルサクライザーさんの小説 キャラ投票会〜

てなわけで投票開始!

一作目キャラ

ミズキ「私はライラさんが良い! だってかっこいいんですもん!」

ネオ「もはや言うまでもないがにゃ……セージ先生に一票だにゃ!」

カスケ「僕はそうだな……ツバキかな? ユリさんを守ろうとする姿勢がいいと思う」

クック「俺はシオンだな。クロスオーバーでのルカとのやり取りがとても印象的だった」

ギザミ「ボクはカトリアさんだな。カトリアさんが言っていた、世界中の皆が手を取り合えるってやつがとっても良いとおもったんだ」

トトス「俺様ぁニーリンに入れるぜ。とにかく話してて楽しかった!」

ゲネッポ「ワイはルピネエ(ルピナス)やな。料理人ってのはライバルやのうて仲間やと思っとるんや」

ゲネスケ「ギャオオ、ギャオウガッ。ギャオウゥオ……(ツバキさんに一票です。内緒ですが、私も性別を偽っているので親近感が……)」

ゲネカク「ギャオオギャガッ! ギャオガギギギャオウ……(カトリアさんです! 同じリーダーでも、自由奔放なかしらとは大違いですよ……)」

村長「オイラはギザミと同じでカトリアさんに一票。"集団を纏める者"として親近感がわいたよ」

ルカ「カトリアお姉ちゃん! シオンちゃんとも迷ったんだけど……とっても優しくて落ち着いたから!」

レオ「ヒャッハ! 我輩はズバリ、ユリちゃんだ! あの歌声に惚れ込んだぜヒャッハァー!」

ラン「私はそうですね……エリスさんですかね。陰ながらアストさんに恋心を抱くのが可愛らしいです」←こいつ男

イーオ「俺はなぁー、うーん……ユリちゃん! 歌も良かったけど、モンスターと積極的に仲良くなろうって姿勢が嬉しい!」

ティガ「……セージだ。理由は……何故か近いものを感じる」

ペッコ「俺は無論、ユリちゃんだぜ! あのデュエットやべえぇぇ!」

ゲリョ「マガレット殿だろうか。あの純情な所が良い」

ランコ「キャハッ、アタイはニーリンさんにいれるわ。カッコいいお姉さんって憧れるのよ!

アルタス「そうだね……俺はアスト君に一票だな。要所要所で入れてくる言葉に度々胸打たれるよ」

ゲルタス「私はルピナスちゃんね〜、気が合いそうだもの〜」

二作目キャラ

ミラルーツ(神山 条一郎)「ギャオガオウグオアァ(俺はユリちゃんかなぁ。歌がうまいコが好きなんだ)」

アカリ「えー、シオンちゃん、かな? 何か仲良くなれそう!」


翼の勇車「シオンちゃん! 理由は我がロリコn(殴 ヘボアァッ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.655 )
  • 日時: 2014/06/07 18:49
  • 名前: 真夏のぺんぎんさん (ID: Kwfqn94N)

4話
発進ラノーチェス!

セロside

僕等はなんとかアンノウンを切り抜け密林近くの村に辿り着けた。まず僕等がしなくてはならないことは、モガ行きの船をさがすことだった。しかし案外すぐに見つかった。メイさんが安い往復船を見つけてくれた。どうも船長と知り合いらしい。かなり割引して乗せてもらった。しかし僕は船が出て暫くするととんでもない事を思い出した。それは……僕は船に弱いことだ。少し乗っているだけでもすぐに酔ってしまう。忽ちムカムカした感じが胃の中から込み上げてたちまち僕は立てなくなった。メイさんが呆れた様に見ている。
「お前よくラノーチェスに乗るとか言ったな……」
「いや……完璧に忘れてました」
「降りるか?」
「いえ!僕は乗りま……オエ」
そうだ。僕は此処で降りるわけにはいかない。もっと広い世界を旅したい。それに……いや、今は忘れよう。まずこの船の上での戦いだ。身体中の全神経を集中させる。心を落ち着かせ何も動じない亀のように……そうこうしているうちに夜になった。穏やかな海、酔いもだいぶおさまった。正直まだ海が海が荒れたら、さすがに戻していただろう。モガ村に着いたら、まず酔い止めを買おう。心に誓った。
「なぁセロ。凄く綺麗だな」
「そうですね」
「そういえばお前はラノーチェスに乗って何がしたいんだ?」
「僕は世界を旅したいです。様々なことを知りたいですし、師匠を殺したミラバルカンを追いたい。全ての真実を僕は……メイさんは?」
「私は……最強の剣豪になる!!……かな。馬鹿げてる?」
「いえ。素晴らしいと思います」
「ありがとね!」
彼女は笑った。美しい笑顔だった。不思議だと思う。何故彼女はこんなに美しいのにハンターになったのだろう。考えても分からないことだ。
「さてと、もう寝るかな」
「おやすみなさいです」
彼女は自室に戻って行った。その姿を見た後、僕も自室に入り寝ることにした。目が覚めると朝になっていた。窓から入る光が眩しい。重い身体を起こして外を見ると港が見えた。海の上に村がある。モガ村だ。
「おいセロ!あれ!」
見ると港に飛行船が止まっていた。三連のガス球がついている。推進用のプロペラが2対×3。最新鋭のガスタービンエンジン駆動だろう。大型なはねにもプロペラが付いている。相当な出力なのだろう。乗り口に沢山の人が集まっている。船の船長に礼をいい船を降りると先程の飛行船に向かった。途中ギルド嬢に聞いた。やはりあれがラノーチェスらしい。港に行く途中、警備らしき人に止められた。
「君、登録証を持っているかい?」
「えっと……」
「んなもん貰ったっけ?」
全くそんな物もらった憶えがない。僕等が困っていると
「おーい!彼らはワシが呼んだんだ!通していいぞ!」
大きい通る声が聞こえた。声の方にが体のいい不精髭を伸ばした男がいた。
「は!分かりました。艦長殿!」
どうやらあの人が艦長らしい。こちらに向かってくる。
「やあ、手違いがあってもうしわけなかったな。私はこのラノーチェスの艦長アンドリュー・ノーカーだ。これから宜しく」
「僕はセロ・アグマです。宜しくお願いします。こっちはメイ・バルフェルトです」
「っと宜しくお願いしまーす」
「宜しく。さてと、まずは君達の部屋へ案内しよう。こっちだ」
僕等は船内を進んだ。いかにも戦艦らしい廊下だ。歩くと僕等以外にもハンターがいた。暫く殺風景な廊下を進んだ。
「此処が君達の部屋だ。あと鍵はこれだ」
そう言って7と書かれた鍵を渡された。メイさんとは隣の部屋らしい。僕は荷物を置くため部屋に入った。綺麗に片付けられた部屋だった。窓から外の港を歩く人が見える。荷物をまとめ終わると機内放送が流れた。最初に入るノイズ
「ザーザー……えー、間も無くラノーチェスは出港致します。怪我をしない様に注意して下さい。ザーザー……」
すぐに動き出した。港が離れていく。ぐんぐん離れて、そして見えなくなった。再び機内放送
「間も無くラノーチェスは離陸します。危ないので衝撃吸収姿勢になって下さい。」
海なのに離陸と言うのだろうか。そして衝撃吸収姿勢とはなんだ。この飛行船大丈夫なのだろうか……激しい衝撃が身体を襲う。そして海が離れていく。空を飛んでいるのだ。やがて海も雲に隠れてしまい、見えなくなった。
「ザーザー……えーっともう空飛んだから動いていいでーす。昼食は12:30からでーす。それじゃ」
安心出来ない機内放送。とりあえずまずは他にどんな人が乗っているか見ることにしよう。

続く

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.665 )
  • 日時: 2014/06/07 19:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: DttKkJRF)

>>664
何がしたいのかな?たぶん荒らしだとは思うけど。まぁ通報したよ

あとね、No増やしても返信は変わらないから意味ないわけで。←重要。何回か言った。今までにだけどね
あぁ、レス消したか。も う 通 報 し た け ど な

>>668
だからレス消して言い訳できると思っているの。
都合のいい人間ですね。いきなり被害者ぶりですか。レス消して。
まぁ返信数ふえへんからどうでもいいけど。土下座?シャガルのあれでいいならやるけど
んじゃあのAA連打はなんだったんだろうかねぇ…レス消してるけど。

>>670
よし、落ち着いた。何が起きたのか理解したよ。
なんでレス消すのか理解できないけど。
あともう一つのスレのAA残ってるけどあれ消さないと荒らしと間違えられるんじゃないかな(すっとぼけ)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.670 )
  • 日時: 2014/06/07 19:51
  • 名前: 金メッキ ◆f5EcL8McLo (ID: MtEMM1p0)


>>665

「都合のいい人間ですね。いきなり被害者ぶりですか。レス消して。」別に被害者ぶってませんが?
つーかもうちょっと冷静になれよw^^
いいからとりあえず落ち着けよw ^^

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.673 )
  • 日時: 2014/06/07 21:00
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: DttKkJRF)

そうまとめしていっておくか。
返信残し始めたんでもう放置。俺の負けでいいよ。
あぁ、>>665は消さないから。消すとそっちの言い分が通じなくなる。ただしそっちが消すなら俺も消す

>>675
すみませんでした

もしスレ主がまーた帰ってこない場合は800くらいで目次作成
多少ずれる

モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.675 )
  • 日時: 2014/06/07 20:21
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: 7KpIKJYP)

>>674
もう我慢できない 少し言わせてくれ

三 アドバイスはいいですが、基本的に批判、邪魔はなしで。
四 二回以上の荒らしで通報を考えますんで。
五 四回以上の荒らしは確実に通報します。

貴様らはこれを見たことはあるか?

それとそんな事をするなら見なきゃいいじゃん

これ以上は言わないつもりですよ 今のところは…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.677 )
  • 日時: 2014/06/07 21:03
  • 名前: 翼の勇車 (ID: AEpeyXfK)

>>674
本来我が言うことでは無いですが……。
7倍 quasarさんの失踪は一時的なもので、既に復活なさいました。

追伸
Trailさん、是非とも我とサクライザーさんのクロスオーバーに乱入しちゃって下さい! サクライザーさんの許可も取れましたし、Trailさんの前作とのクロスオーバーも失踪によって泣く泣く中断してしまいましたし……。是非ともお願いします!

登場するのは師条さんたち本編のキャラ達でお願いします。なにせ炎みたいなチートさんが来たらもう大変な事になりそうなんで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.678 )
  • 日時: 2014/06/07 21:47
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: DttKkJRF)

>>677
あ、了解っす。まぁ炎ちゃんだけ別行動にさせて動かせるってこともできるんですけど…。と思ったら地がいた。あかん。それにこいつら主人公枠。
では本編の3人+2オトモアイルーを乱入させますが…さてどうしましょう。どこに転送しようか

・みんなのとこ
・クシャともう一体どっちか
・あえて大きく離れたとこ
・その他

転送する場所によって導入からが変わるので。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.679 )
  • 日時: 2014/06/07 22:26
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: a12LSr6u)

え!マジでやってくれてます!?うはっ、ありがとうございますサクラさん!とゆーわけで投票します!

エミル「私はニーリンさんかな。大人っぽいし、格好いいし、あ、でもアストくんも捨てがたいけど、やっぱニーリンさんで!」

セツ「アタシも?えぇと……じゃあ、アスト?」

ルージュ「♂ならセージ一択だニャ」

ブル「ライラック。マスターと似ているニャ(口調的な意味で)」

ペイルカイザー「女ならカトリアさんを選ぶしかないでしょ!サクラさんたらどうしてこんな可愛いヒロインが書けるんですか!?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.680 )
  • 日時: 2014/06/07 22:34
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: i86vqzUv)

>>675

荒らしは愉快犯の一種です。荒らすことを楽しんでいるんですから何を言っても無駄ですよ。通報されるって分かっててやってますから、遠回しに通報してほしいんだと思いますよ?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.681 )
  • 日時: 2014/06/07 22:53
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: Kwfqn94N)

>>680
Mということか……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.682 )
  • 日時: 2014/06/08 00:04
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SWSp7YcW)

クロスオーバーへの導入編 ver1

※本編2つめの世界から3つめの世界へ移動する時だと思ってください。

「くくっ少し寄り道をしようではないか」
「寄り道?」
BLAZEが何か言い出した…ってか寄り道ってなんですかまじで。
「そうだ。気にするな、行ったと思ったら帰っているだけ。記憶は…おそらく残るとは思うがな。たぶん忘れているだろう。気にするな。そこは時間が特殊だからな。くくくっ…」
ご都合主義ってことでいいか。まぁそんなことだろう
「(もっとも…我の主人に出くわす可能性もあるがな)」
「ところで、その世界へはどうやっていくんだ?」
「私もそこが気になったわ…何か…デジャブを感じて…」
デジャブ?なぜそんなもの感じるんだ?奏連は…。
「簡単だ。我が空間を引き裂き、そこへ飛び込めばその世界につく。ただし、どこに送られるか我も知らん」
知らんのかい…このあほおとも…
「む…いきなりはぐれることもあるのか…。」
「(私の記憶では…たしか…あれ?何かが…)」
奏連が何か考えているように思えたがスルーしておこう。
とにかく行くことになってしまったからには仕方あるまい…。道具を入念にチェックしておこう。
それと…こいつも持っていくか。できれば使いたくないが…緊急時用としておく
「準備はできたか?我はいつでもいける。くくっ…」
「うむ。ばっちりだ。」
「私も。」
涙那と奏連は準備ができたようだ。ちなみに俺もできているぞ
「ニャー!僕はまd」
「では、出発といこうか。」
「ハァ☆」
キャロはスルーされていたぞ。もう存在すら気にしてなさそうなBLAZE…
あいつは…自分の身にあわない太刀をとりだし、
ズバッ!!
空間を引き裂いた。
「あまり長い時間開けておきたくない。早く入るんだな。」
そういうとBLAZEは一足先にその空間へと入ってしまった。
続けるかのように涙那、キャロ、奏連も入っていった。
…未知の世界。それも寄り道だから本来はいくはずのない世界…一体何が待つのだろうか。
ゴアとシャガルだけならなぁ…あとドス系とテオもまぁなんとか。それ以外は…知らん。狂竜ウイルス次第。
とにかく考え事はついてからだ。俺も…その空間へ飛び込んだ。


さて、彼らをどこに転送するのかはもう任せます。自由にいじってください。
あともう一つの物語からこのキャラ入れて!って場合は自由にぶち込んであげてください。まぁ…炎と地は除外だよね。はは。ってそれだったら全部モンハン外になってr(ry

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.683 )
  • 日時: 2014/06/08 01:03
  • 名前: 翼の勇車 (ID: P6lN2du8)

>>678
むむむ、どうしましょう……。ここは我だけで決めていいことではないですね。というわけでダブルサクライザーさん、どうしますか?

追伸
わは、Trailさんありがとうございます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.684 )
  • 日時: 2014/06/08 02:28
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: xCb3nBzy)

 >>683

 ここで止まっているのも何ですし、僕がクシャルダオラと超龍剣【天一門】の所、全部書きましょうか?
 人智超越モノはあまり得意じゃありませんが、やってみます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.686 )
  • 日時: 2014/06/08 09:02
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: hnYg4a4u)

 >>685

 大いにアリだと思いますよ。
 モンハン関連ならスレ主の許可はいらないらしいんで、今から書いてもいいですよ。
 あ、モンスターハンター 〜輪廻の唄〜を書いてるダブルサクライザーです。よろしくお願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.687 )
  • 日時: 2014/06/08 09:28
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: hnYg4a4u)

 あとついでに、モンスターハンター 〜輪廻の唄〜はただいま絶賛投票中です。
 興味のある方は>>649

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.688 )
  • 日時: 2014/06/08 11:01
  • 名前: 翼の勇車 (ID: P6lN2du8)

>>684
も、申し訳ないです……。散々考えたんですが、能力思いつきませんでした……。
書けずにいる我が口を出すのはどうかと思いましたが、どうしても入れたいところをば……。
ミズキ怪我する→ギザミ狂蟹化「ギャアアアァァァァァ!!!!!」(狂蟹化時の鳴き声)
図々しいですができればお願いします。本当に申し訳ありません。orz

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.689 )
  • 日時: 2014/06/08 12:38
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SWSp7YcW)

まったく関係ない人が超龍剣【天一門】の案を出してみる
・切れ味だけおそろしい
・攻撃力がつよすぎる
・どっちも。
・力の解放要素を入れてみる
・挑戦者要素を入れてみる
・武器が変形する
・属性が複数
・あるモンスターと敵対すると真の姿が(ry

…なんか普通にあるものばっかり上げた気がして仕方ないのですが。

こっからかなりのネタ。
・なんか赤く光る。3倍の速度になる。
・量子化したりする←おいこら
・弾幕がはれちゃう
・相手の攻撃を跳ね返す
・分身を使って同時攻撃できる
・ものすごく伸びる。範囲攻撃ですか。
・モンスターの耐性を落とす

あかん、これ以上上げるといろいろやばい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.690 )
  • 日時: 2014/06/08 11:29
  • 名前: 翼の勇車 (ID: P6lN2du8)

>>689
関係なくないですよ、これからTrailさんもこのクロスオーバーにはいるんですから。

神山ルーツ「その剣から俺が出てくるってのはどうよ?」
勇車「お前んとこの作品はまだろくにキャラも出てないからクロスオーバーはまだ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.691 )
  • 日時: 2014/06/08 12:22
  • 名前: 煌星 (ID: X0lxE6je)

>>690
マジで関係無い俺から能力を
・盾のまわりに剣のような刃がある
 ↑双剣の様に使える
・MHFーGのランスにつけれるようなパーツがつけれる
・剣からビーム
などがあります

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.692 )
  • 日時: 2014/06/08 12:46
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 4.Yh1NDV)

 皆さんせんきゅーです。
 ほんじゃクロスオーバー進めていいですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.693 )
  • 日時: 2014/06/08 12:50
  • 名前: 翼の勇車 (ID: P6lN2du8)

>>692
ぜひぜひお願いします。我もまた頑張りますゆえ……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.694 )
  • 日時: 2014/06/08 13:47
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: pfBuROs9)

>>689
ガンダムネタだと……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.695 )
  • 日時: 2014/06/08 14:56
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: OJcsNM8F)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 二十二章 風を纏う龍

「……ぬぅぅぅ」
 ティガはどうにか海岸線までたどり着いた。
 ちょうど同じ頃に、トトスもクックを救助のために海岸線に来た。
「よぉ、ティガ!テメェは無事だったか!」
「……ト、トトス……クシャ、ルダオラが……」
「おーよわかってらぁ。テメェはどっかその辺で大人しくしとけ」
 トトスはティガを黙らせると、海に飛び込んだ。
(待ってやがれクック、生きてなかったらただじゃ死なさねぇぞ)
 全速力で海原を駆け抜けるトトス。
 クックは果たして無事だろうか……。

 アルタスは全員に警戒を呼び掛ける。
「じきにクシャルダオラが来る。戦える者は戦闘体勢に入ってくれ。そうでないものは安全な所に下がっていてくれ」
 彼の指示に、カトリアが最初に動く。
「ここから降りたところにベースキャンプがあるから、そこなら多少は安全だと思う。私達ヒトはそこに待避します。アストくん、ニーリンさん、ツバキくん、セージは……」
 カトリアはハンター三人とオトモ一匹は応える。
「俺達はここに残ります。勝てるかどうかは分かりませんけどね」
「あなた方を守るのが私の役目だ」
「ユリを危険に晒す分けにはいきませんからね」
「オレを誰だと思っているニャ」
 アスト達は戦うつもり満々だ。
 カトリアは心配そうな表情をしてから、頷いた。
「モンスター達も手を貸してくれると思うけど、決して無理はしないで。古龍は、簡単な相手じゃないから。危なくなったら、すぐに逃げてきて」
 カトリアの側にライラが駆け寄ってくる。
「全員いいよ。いつでも避難できる」
「分かった。……皆、死なないでね」
 カトリアの真摯な言葉に、ハンターとオトモはうなずく。
 カトリアとライラは踵を返すと、エリア1へ向かっていく。他のミナーヴァのメンバーと、ルカもだ。
 それが見えなくなったと同時に、ギザミが地中から這い出てくる。
「アスト君。これ、さっき作ったいにしえの秘薬作ってきたよ。他の皆にも飲ませてあげて」
 ギザミのハサミの平には、いくつものいにしえの秘薬が並んでいる。
「ありがとう、ギザミ」
 アストはそれらを受け取ると、ニーリンとツバキにも渡してやる。
 上空から黒光る陰が近付いてくる。
「皆の者、下がれ。光破砲の照射に入る」
 ゲリョは頭部の発光器官に、バレルを連結させる。
「バレルドッキング完了、エネルギーチャージ98%、バイオサイクル正常に稼働中、オールグリーン確認。ターゲットロックオン、目標、クシャルダオラ」
 カン、カン、カン、と頭部を打ち鳴らすゲリョ、頭部のバレルから光が集束していく。
「光破砲、ゲリョメガバースト、照射」
 直後、眩いばかりの光の奔流がゲリョのバレルから放たれた。
 ゲリョメガバーストが真っ直ぐにクシャルダオラに襲い掛かる……が、クシャルダオラは予め何か来ることを予測していたのか、光速のそのエネルギーを回避した。
「なんと……我のゲリョメガバーストを避け……いや、来るのがわかっていたのか?」
 ゲリョは動揺を露にする。
 アルタスはゲリョを叱咤する。
「怯むな次だ!ゲルタスッ」
「は〜い、準備いいわよ〜」
 ゲルタスはどっすどっすとやってくる。ゲルタスの口からは何かが集束している。
 アルタスがゲルタスの背中に乗り、彼女を持ち上げる。
「ふっ、ぬぅおぉぉぉぉっ……!」
 アルタスは全力でゲルタスを支え、ゲルタスの正面を飛来してくるクシャルダオラにむける。
 ゲルタスはやはりおっとりとしたまま、クシャルダオラに敵意を表す。
「はいは〜い、いきますよ〜。セルタスブラスト・タイダルウェイヴ〜」
 すると、ゲルタスの口から膨大な水の塊が三発同時に放たれた。まさに、津波(タイダルウェーブ)と見間違うばかりだ。
 セルタスブラスト・タイダルウェイヴ発射の反動で、アルタスは大きく仰け反るが、安定して着地する。
 だが、クシャルダオラは風のフィールドを周りに発生させ、ゲルタスのセルタスブラスト・タイダルウェイヴを拡散させていく。
 どれだけ圧縮したと言っても、所詮は水。それよりも強い力にはあっさりと負けてしまう。
「クソッ、これも効かないのかっ。何て奴だ……!」
 アルタスは歯噛みする。
「そう簡単にはいかないみたいだね……」
 ギザミはチャキン、とハサミを鳴らし、降下してくるクシャルダオラを迎え撃つ。
 クシャルダオラは、ゆっくりと地面に降りてくる。
 黒光る鋼の鱗、四本の脚、無駄を削ぎ落としたかのようないかにも龍とした雰囲気。
 ハンター達とモンスター達は対峙する。
「行くぞ!」
 アストの声で、全員が「おぉ!」と賛同する。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.696 )
  • 日時: 2014/06/08 15:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: s6WtQog3)

 それと、僕の考えた超龍剣【天一門】です。数値とかはゲーム基準です。

 超龍剣【天一門】 片手剣? レア度??

 攻撃力…測定不能(斬撃と共に標的の内部を間接的に破壊しているため、斬らなくてもぶつけるだけで鱗や甲殻が吹き飛ぶ。つまり肉質無視で攻撃できる。)
 斬れ味…測定不能(原理は、武術の「はっけい」(人間が持っている「気」を相手に流し込んで体内を攻撃する技?)と思われるが詳細は不明)
 属性…測定不能(一門の名を持つところ龍属性かと思われる)
 スロット…0
 会心率…測定不能(斬る必要がないのであるかどうか分からない)

 …超大陸で生み出された、偶然の産物。普段は石のようになっており、選ばれた者が握れば本来の力を魅せる。

 ちょっと無敵すぎますかね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.697 )
  • 日時: 2014/06/08 15:47
  • 名前: 翼の勇車 (ID: P6lN2du8)

では二作目も早くクロスオーバーできるくらいまで進めます。


翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第六話〜どうもアカリちゃんがヒロインらしい〜

私、アカリはとりあえず無事にドンドルマへ戻ることができた。それでもやっぱりあのミラルーツのことが気になっていたが。
「すいません、クエスト完了の報告をお願いします」
「はい、分かりました。クエスト中、何か変わった事はありませんでしたか?」
ギルドで報告をすると、いつも通りの台詞を言う受付嬢さん。いつもの口癖で、いえ、と言いそうになったけれども、あのミラルーツの事を言わなければと思う。
「実は……」
そこまで言いかけて、あのミラルーツが見せた悲しそうな、寂しそうな目を思い出す。
「どうしましたか?」
不思議そうな目でこちらを見てくる受付嬢さん。
「いえ、何でもありません。クエストの受注をお願いできますか?」

――――――

準備完了ーっ。やあやあ読者の諸君、神山ルーツだ。たった今、作戦の準備が完了した。内容は簡単、広い所に文字を書いて、それを見たハンターのリアクションを遠目に見るってもの。簡単だろ? ちなみに文字は、『正面の岩の裏にイイモノあるよ』って書いた。挨拶とか書いてもリアクションで読めてるか判断しにくいし、実際に行動を指示すれば良いと思ってさ。っと、そうこう言ってるうちに来たぞ。あれは……お、ハンターちゃんことアカリさんじゃないですか。あんな怖い思いして直ぐにここに来られるとは……なかなか図太い神経の持ち主ですなぁ。
「あれ? 何これ」
俺からのメッセージを見つけた模様。あ、因みに言っておくけど、俺は超遠くの崖の上からこの様子を見てる。耳も良いからしっかり声まで聞こえますぜ。
しばらく俺のメッセージを眺めていたアカリちゃんだったけど、腕を組んで唸りだした。やっぱり読めない、か。
「ミラルーツ、いるの?」
それなりに大きい声で喋りだすアカリちゃん。え? ……え?
「このあいだはごめんなさい! あなた、もしかして私を助けようとしてくれたんだよね?」
なにこの子、理解が早すぎるぞ。生前読んでた、イャンガルルガに転生した人の小説でも、助けたハンターさんはしばらく気づかなかったというのに……。
「出てこいとは言わないけど……また来るから!」
そう言い、ベースキャンプの方へ戻っていった。……一体、なんだったんだ?

――――――

「はあ……」
私、なにやってるんだろう。わざわざ時間をかけて密林に来たと思ったら、ミラルーツに話しかけるという名目の独り言言って何もせずに戻って来ちゃった。自分でも馬鹿じゃないのかって言ってやりたい。でも……あの時のミラルーツの目を見たら、いてもたってもいられなかった。ただの自己満足かもしれないけど……私が彼(?)の寂しさを少しでも和らげてあげたかった。今までの私では考えられなかっただろう、モンスターを助けたいと思うなど……。でも彼の目。あれは理性のある、まるで人間のような目だった。また……来よう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.698 )
  • 日時: 2014/06/08 17:02
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SWSp7YcW)

第17話 一つの答え

「くそっ…!」
俺だ…相変わらず動きが鈍い師条だ。
ドスイーオスのときと同じ感じ…にはならない。どうも鈍る。
一体何が違うのか…
「くくっ…その答えがこれだ」
BLAZEは俺に一つの薬を渡す。なんだこれ?
中身は一体…?
「その中には…狂竜ウイルスを入れている。常人なら飲んだら逆効果だが…貴様の場合はそうならないだろうな。」
そういうが…狂竜ウイルスを取り込んでいい効果がでるのは俺くらいだろうからまぁあってると言えばあっている。
とにかく俺はその薬を飲んでみた。効果は…すぐにでた。
「!!」
さっきまで感覚が違う。これは…俺が狂竜ウイルスを吸った時と同じ…!
なるほど、今まで体が鈍いと思っていたのは…普段がウイルス吸った状態だと思っていたからか。
だからそれがないときは感覚が鈍ったかのように思っていたわけか
…ってことは狂竜ウイルスがないとこの状態にはならないってわけか。これはきつそうだ
「くくっ…心配するな。少しずつ薬に入れるウイルスの量を減らす。いずれはウイルスなしでも動けるようになるだろうな」
…ん?ちょっとまて。普通なら耐性がついて逆に量がたくさんないとアウトなのでは?
これは…なんだろう、禁煙とかいうのと同じなのか?よくわからんが…。
とにかく、このことはこれくらいにしておいてっと…。
「被弾0で狩らないとまずいよ…な!!」
バシュッ!!
矢をテオ・テスカトルの尻尾目掛けて放つ。
さっきまでとは威力が異なる一撃にテオ・テスカトルは怯む。その後すぐに…
「グオォォォアアアアア!!」
怒り状態となった。高級耳栓で無効にしていたからその間にも尻尾に一撃いれておいた。
そういえば…さっきまで頭のまわりが暑かったが今はそうでもない…
そのかわりに何だ?粉塵みたいなものが…。
「師条殿。テオ・テスカトルは怒り時は粉塵を巻き散らかす。もし体に付着したら回避行動ではがすといいぞ。それか消臭玉でもはがれる。」
涙那がそういう。あれ、さっきまでいたのか。気づかなかった
粉塵が体に付着したら転がればいいのか…なるほど。ほっといたら爆発する…らしい。
火耐性ない俺にそんなこと起きたら…一発でピンチだな。
「グォア!!」
ブンッ!!
テオ・テスカトルは横方向にパンチを繰り出す。そのパンチには多量の粉塵が付着しており、パンチをしたあとには粉塵が高濃度で散らばっている。
あれに触れたら体への付着は免れない…といったところだな。
「師条…。今のテオ・テスカトルは肉質がやわらかくなっている。攻めるなら今がベストよ」
奏連がそういうが…あれ?どこにいる?
と思っていたら段差からジャンプ攻撃を行っていた。乗る気か?
それにしても肉質がやわらかくなる…か。面白い。無慈悲の効果でさらに上乗せだ。
「くっくっ。油断するなよ。」
油断なんかしない。一撃で生死を分ける可能性のある相手に…そんなことしていたら…わかるよな。
全力で…狩る!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.699 )
  • 日時: 2014/06/08 17:30
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SWSp7YcW)

その10 防具をつけても似るときは似る


〜冥花視点〜

冥花はランポスたちに連れられて密林の洞窟へと入っていった。
「どこへ行くんだい?」
「僕たちの住処ですよ。」
「大丈夫だ、俺たちと一緒にいれば襲われはしない」
冥花は少し疑問に思いつつもとりあえずついていく。


〜決戦場〜

「我輩は暇である…。」
あいかわらず暇そうにしているアカム。
「暇だからなんだ…?紫芋プリンと呼ばれている曲を流していたんだが…いきなりハンターが発狂して倒れた。」
「次に白壁、一番星とも呼ばれる曲を流したらびりびりしながら倒れるハンターがいた。我輩何かしたのだろうか?」
それ…CSP、CDPともに足18だから常人が踏んだらガシャーンだわ。


〜地視点〜

「そういえば霊華も残妖も普段着か…」
地がそういう。どうやら元の世界の服装のままであるため…目立つ。
ちなみに冥花もそれ。目立つだろうな…。
以前の記憶がしっかりしているのは…地だけだ。そのため前にあった経験から何か適当な防具でごまかすのが一番だと思っていた。
と、そのとき…一つ試してみたいことを思い出した。
「(あれ、そういえばあの防具の組み合わせ…残妖にかなり似ていたよな。ちょっと試してみるか。)」
彼はそう思うと一旦料理をやめ、自分のアイテムボックスを漁り始めた。
「あら、何か食材でもあるのかしら?」
霊華はそういうが…たぶんあるのはこんがり肉くらいだろう。それ以外にもあるとは思うが…食べたら爆発したり拡散したりするものばかり。やめとけ。
「あったー!!よーっしwwww」
どうやら地は目的の防具を見つけたみたいだ。
「残妖、ちょっとこっちにきてくれw」
といい、地は残妖を呼び出した。彼女は何をするのだろう?と思いつつ、地の元へと向かった。
「残妖、この防具をつけてみてくれ。たぶん…驚くから。」
「な、なにがですか?」
疑問に思いつつも残妖は以下の組み合わせで防具を装備した。

頭 フィリアSキャップ
胴 メイドスーツ 緑設定
腕 三眼
腰 セイラースカート 緑設定
足 セイラーソックス
お守り ???

装備を終えた残妖は地がだした鏡で今の自分の姿を確かめた
「あれ…私の普段着と似ている…!」
「だろーwww」
どうやらけっこう似ているみたいだ。気になる人は実際にどうなるか試してみてもいいかもしれない。
「まぁこれならモンハン内の装備だし、変に思うやつはいないからな。気にすることはないw」
地はそういう。ただ…気にする人は気にするだろうな。これ。
とにかく、地は残妖に防具を装備させておいた。
「ご飯まだなのー?」
「「あっ」」
と同時に飯を作ることを忘れていた二人であった。というよりいつまでかかるのだろうか…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.701 )
  • 日時: 2014/06/08 20:42
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: zMsZbkms)

はい。コメントの通りですね。arisu・magaroidoさんですか?入れる気はもちであります。霧居るしね。

四話「ハンターになったきっかけ」

霧「ここが部屋だz」
剴「お、おぉ……」
霧「そういえば、団長お前に何もやらなかったな。これでもやるz ガサゴソ」
剴は15000zとジンオウガS剣士用防具装備、そして、暗夜剣[宵闇]をもらった!…………が。
(………これ、女装b)
霧「それでも装備しとくんだz」
剴「/////」
霧「何を恥ずかしがっt………あ///」
霧「ssそ、そうだな。wわ、わたしはそtでmmmまってるかrrrrrrrr///」
剴「…あ、あの///」
それで霧さんは出てしまった。この装備を持たせたまま……
剴「はぁ……ここ、これ霧さんの…クンカクンk………いやいや。着よう。うん。着よう ガサゴソ」
剴「腹の露出どうしよう……。」
霧「オーイ着れたか?オープン」
霧「似合ってんじゃないか。」
剴(何を基準にだよ……)
霧「あとはこれをこうしてほれ ガシャン」
剴「おぉ!腹の露出が!」
霧「これで外に出れるんだz?」
剴(いや、女装備である時点で変わらない気が……)
霧「まぁいいんだぜ、外でも歩いてくるんだぜ。」
言われるがままに外にでた。
剴「そういえば、霧さんは何でハンターになりたいと思ったんですか?」
霧「私か?私は………」

あれは、かれこれ十年以上前のこと。
私は本で見た大砂漠でしか採れないキノコを探していた。
それで歩いていたその時、デルクスの群に遭遇した。
(ま、まずい……)
と、思っていたら一匹のデルクスがとびかかってきた。
( (^д^)オワタ )
と、思ってたら前に影が手できて、
?「クセイ!ブレスだ!」
ブレスの音「ブヲァ!」
一瞬の出来事だった。凄いと思った。
?「大丈夫か?おじょうちゃn………」
霧「お姉さん!ありがとう!ニコッ」
?「オ、オウ!ああ、あんまり遠くに来ちゃ、だだ、だめだぞ?今日は家まで連れてってやるから。」
それでそのお姉さんに家まで連れてってもらった。
家ではだいぶ怒られた。母はペコペコとハンターに謝っている。
ハンターは母と話し合っていた後、私に笑顔を見せ、大きな飛竜に股がり、飛んでいった。

霧「私はその人に憧れて、ハンターになったんだぜ。」
剴「そうなんですか…」
霧「よし、集会所でも行こうか。まずは剴のHRを貰いに行かないとな。」
剴「はい!」

集会所

緑のお姉さん「はい。貴方のHRは4です。」
剴「え?」
霧「へ?」
剴・霧「えええぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

続く。

おいそこ、?の人検討ついたとか言わないでほしいんだが。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.702 )
  • 日時: 2014/06/08 23:15
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SWSp7YcW)

茶番にいれてもいいかもしれないss

>>649
???(こいつ名前長い予定)「おい!俺たちにも投票権というものはないのか!?一応出番はあったぞ!」
qua「期限までに正式に登場できなかったら無理だな。」
??「困るよ〜私も、気になる子がいるんです。」
qua「先生パンチしてもだめなものはだめです。」←さらっとネタバレ
ゴア1(その2でたおされた方々)「申し上げます!小説スレに投票中が現れました!」
ゴア2(その2でry)「ダニィ!?さっそく投票しにでかける!後に続け!」
ゴア3(ry「父さん!闇雲にでk」
炎「貴 様 ら 自 重 し ろ」
地「現状からすると…本編5人、もう一つ5人、あと主だから…11ということだな!」
アカム「我輩は?」
バルカン「…我はどうなる」

>>701
冥花「!?」
霊華「!?」
残妖「!?」
qua「ん?どうしたんだお前ら…って…ゑゑゑ?!」
地「おー。」
qua「これは…はやくクロスオーバーを「散れ」グホォォ?!!」
炎「自 重」
地「まぁこっちは東○以外にも持ってき始めるらしい。赤○とかF-ZE○Oとか。ネタはK○NMAIとかも」
炎「…赤○は本来英語読みだからな。あと最後隠せてないぞ」
qua「だぁぁあああ!!ネタの量ならまけnぐほぉ!!」
霊華「そこ競う所かしら。」
地「本編は基本持ってこない。もう一つは…あれ、完全なオリジナルいねぇwwww」
炎「…ひどすぎる。」


残妖「ところで、第15話のWhy do you ~のくだりってどこかから取ってきたのですか?」
qua「あ、うん。正式に持ってくるとこうなる」

Why do you need K○NAMI ORIGINAL songs?
それらは変化し成長し続け、
そして限界を超え、まだ見ぬ永遠の可能性へ躍動する。
それは希望なのか破滅なのか。
or
Why do you need K○NAMI Original Song?
時とともに変わっていく・・・
絶対的な闇は、ただ広がる星空を見ながら静かに佇んでいる。
人の記憶からなくなっても、ずっとそこで佇んでいる。
輪の外の話。

炎「だから隠せてないとあれほど…」
qua「気になった人は調べてみよう!!ちなみに本編でこれ全部入れるって案もあったけどさすがにあれなのでやめました。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.703 )
  • 日時: 2014/06/09 00:55
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 0RrrrGVc)

>>698
少々お待ちください、ある程度みんなを暴れさせてから召喚(おい)します。

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十三章 秘策

トトスは凄まじい勢いで泳ぎ、クックの行方を探していた。
「トトスの匂いは……あっちからだな」
匂いを頼りに、クックのいると思われる場所へ急ぐ。
「居やがった……おいクック!」
水中を漂っていたクックはトトスの声で目覚め、ゆっくりと彼の方を見た。
「ったく世話がやけんなリーダーさんよぉ!」
そう言いながらクックの下に潜り込んだトトスは彼を持ち上げ、自らの背中に乗せて水面に出した。
「ゲホッ、ゲホゲホッ。クエエ、トトス、迷惑かけた……」
「礼はいいからさっさと飛べ!」
「ああ、わかってるさ!」
クックは羽を広げると、足でトトスのヒレのような翼をガッチリと掴み……そのまま飛んだ。
「クック、あのクソ風野郎に"アレ"、キツーイの入れてやろうぜ」
「無論だ、後悔させてやる」

ギザミは冷静にクシャルダオラの動きを観察していた。飛び道具やブレスなどでは風でガードされてしまうし、軽い攻撃なども同じ事。ならば、風などでは受け止め切れない程重い一撃を入れればいい。重い一撃ならばギザミの十八番であり、純粋な破壊力で見るならばトトスやクックをも凌ぐのだ。しかし、問題が一つあった。
(ボクの技は予備動作が大きい。さっきの光破砲を避けるくらいだから、空中よりも機動力は落ちるとはいえ見切られてしまう……)
クシャルダオラの風攻撃を避けつつそう考えていた時だった。
「ザザヤン、加勢にきたで!」
ネオを背に乗せたゲネッポが、クックの巣の方から走ってきた。
「……そうか! ゲネッポ、力を貸して!」
ゲネッポに作戦を伝えるギザミ。
「了解や、任しといてや。皆、しっかり耳塞いどいてや!」
そう言い、クシャルダオラへ向けて走り出すゲネッポ。敵も風による攻撃で迎え撃とうとするも、身軽な彼には一撃も入れることができずにいる。そして……ゲネッポが大きく跳んだ。
「な・ん・で・や・ねぇ〜ん!!!」
お得意のツッコミ、バインドボイスを使う。彼のバインドボイスはティガレックスを超える轟音で、本人曰くダラアマデュラでさえも気絶させたという。そんな音に耐えられるはずもなく、大きく怯みさらに倒れこむクシャルダオラ。
「今だぁ!」
ギザミの声で、その場にいた全員が一度に攻撃を始めたのだった……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.704 )
  • 日時: 2014/06/09 09:49
  • 名前: カザキリバネ (ID: OLuCS71m)

>>649

投票をやってると聞いてやってきたぜ。
とゆーわけで、オイラはカトリアさんに投票しますぜ。
自分、メインヒロイン萌えなもんで。
まぁ、そんなんじゃなくてもカトリアさん選んでたかも。
後、ダチ公達にこの小説教えたらこぞって皆読み始めましたぜ、サクラさんや。
これ↓ダチ公の投票

・カトリアさんが可愛すぎる。これは萌え豚沸く。(俺ですが何か)
・ツバキ、実は女の子でしたー!俺っ娘サムライとかwww
・メインヒロインはユリだろ。
・カトリアさん、俺と結婚してください。←おい
・カトリア選ばないとか人生損。アストは爆死してくれ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.705 )
  • 日時: 2014/06/09 12:30
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ux8TZdjT)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 二十三章続き

「行くぜぇっ!」
「おぅっ!」
 アストとツバキはゲネッポの「なんでやねん」を直撃してのたうち回っているクシャルダオラに接近する。
 アストは横腹、ツバキは尻尾に取り付いた。
(まずは一撃!)
 アストはコマンドダガーを振り抜いた。
 しかし、コマンドダガーとクシャルダオラの鋼の鱗の力の差は歴然だった。
 鈍い感覚と共にコマンドダガーが跳ね返ってくる。
「ここは硬い……ならっ!」
 アストはツバキを見やる。
 ツバキの表情も険しい。
 尻尾は斬れないことはないが、与えているダメージはかなりゼロに近い、ようだ。
「アスト君、離れて!」
 頭には既にギザミが接近していた。アストは彼から離れた。
 動けない今ならやれる。自分の、全力の一撃を。
 ギザミはハサミを振り上げる。
「ギザミ・クロスクラッシャァァァァァッ!」
 ダイミョウザザミ亜種の重殻も一撃の元に粉砕したそれなら、効果はあるだろう。
 クシャルダオラの頭部に、ギザミ・クロスクラッシャーが降り下ろされる。
 鳥肌が立つほど鈍い金属音が響く。
 クシャルダオラの頭部は、角に多少の亀裂が入っただけだ。
「何て硬い奴なんだ……っ!」
 ギザミはこのクシャルダオラの規格外な強さに歯噛みをする。
 クシャルダオラは起き上がる。
「グゥアァァァァァァァァァァァ!!」
 怒りを滲ませた咆哮を上げるクシャルダオラ。
 同時に強風、龍風圧が吹き荒れ、アストとツバキを吹き飛ばした。
 ギザミもしっかり踏ん張ってどうにか堪えられる程度だ。
(ダメだ、アスト君達の武器じゃ歯が立っていない……。ボクがやるしか!)
 ギザミは待ち受けているだろう、長期戦を覚悟する。
「どけぇっ、ギザミ!」
「は〜い、ちょっと危ないわよ〜」
 セルタス夫婦が、突撃してくる。
 ゲルタスが前屈みになり、アルタスの角を地面に押し付け、大地を蹴散らしながらクシャルダオラに突進する。
「このセルタスティレット・ヘビーパワードをっ、受け止められるか!?」
 
 カスケは遠くから聞こえた咆哮を耳にして、目を細めた。
 ミズキも、しかりだ。
「カスケ君、今のは……」
「あぁ、急ごう」
 急いで不可侵領域から抜け出し、狩り場に戻る。
 既にクシャルダオラとの戦闘は始まっている。
 ギザミやセルタス夫婦、ゲリョが応戦しているだろうが、相手はクックやティガを一蹴するクシャルダオラだ。
 そう長くは保たないだろう。
 やはり、この超龍剣【天一門】をぶつけるしかないだろう。
 ミズキは腰に納めているその存在に勇気を与えてもらいながら、狩り場を走る。

「ルピナスさんがいない!?」
 ベースキャンプではカトリアが動揺を隠せないでいた。
「まさか、料理を作ってることに夢中で……!?」
 その可能性はある。
 何せルピナスだ。
 この危険に気付いてすらいないかもしれない。

「ん〜、皆さん遅いですねぇ」
 カトリアの危惧している通り、ルピナスは一人料理を作り続けていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.706 )
  • 日時: 2014/06/09 12:35
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: sgFRhsQ7)

 >>704

 投票ありがとうごさいます。
 って言うか、四番目の人……アストくんがキレますよ。

 アスト「カトリアさんに手ぇ出すなっ!」

 サクラ「はいはい、投票してくださったんですから怒らない怒らない」

 カトリア「え、えーと、そのぉ……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.707 )
  • 日時: 2014/06/12 00:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EZyy2PYK)

細かい設定がないとなんかクロスオーバーのさいわてのキャラが使いにくそうなので本編設定とはまた違った設定をば…。
本編設定にあることはあまりつけてないのでクロスオーバー用の設定かな

師条
・読みは【しじょう】
・一人称 俺
・基本誰でも呼び捨て。ただ最初に確認はする。もしダメな場合は希望の呼び方をする。様だけは断る
・狂竜ウイルスがあるかないかで性能がかわる。BLAZEがもつ薬で活性化可能
・ある場合(活性化)は初見でも2分ほっとけば動きが読める。なお、ゴアとシャガルは…こいつ一人でいいんじゃないかな。下手に人がいると邪魔らしい
・ない場合は本当に弱い。動きも読めない。
・弓と緊急時にある武器を持ってきている。それが何かは自由に…。
・活性化しているときはオーラが怖い。並みの人間は恐れる。
・弓は連射、貫通、拡散自由に選べる。詳細はこの通り
連射は1点に5発収束する。弱点に当てたら相手は確実に怯む
貫通はその名の通り。活性化状態だと上位個体ドスイーオスを頭からぶちぬいてなお威力が残る。(第13話参考)また、ゴアの翼をも貫通した。(第4話参考)
拡散は…特徴がない。ただ与えるダメージはかなり大きい。
・だいたい本編は彼視点なため、本編を読むと彼の特徴が…つかめるかも。
・出血が止まらないときは対象のモンスターの血肉を求める。理性を失う。彼一人に任せないと逆に危険(第12、13話参考)

BLAZE
・読みは【ブレイズ】
・一人称 我or我が
・貴様と呼んだりお前と呼んだりする。名前を呼ぶときは誰であろうと呼び捨て。
・世界を変えると姿が変わるため、見た目は変えてよし。人間でもアイルーでもモンスターでも…。
・スペックは高性能。あと話がめんどくさくなってきたらすべてを切り裂く太刀で強制的に終わらせる(第10話参考)
・甘党
・そんなに驚くことがないし慌てることもない。常に冷静
・だいたい「くくっ」とつけるといい。
・鋭い人(モンスターでも可)は彼がアイルーじゃないことに気づくはず。ただし言わせてくれない

涙那
・読みは【るいな】
・一人称 私
・誰でも最後に殿とつける。年上でも年下でも。
・腕はそこそこのハンターだと思うといいかも
・おはぎをよく作り、大量に所持。味はBLAZEが納得している。
・受け答えに「うむ。」や、「む、」を使うといいかも。驚いた時は「なー!?」と使うと彼女ってことがわかる。
・淡々と話す。

キャロ
・読み?見たらわかる
・一人称 僕
・誰でもさんをつける。
・本編でもわかる通り、かなりの空気。涙那だけしかいないとき以外は忘れられてしまう
・忘れられている時は「ハァ☆」と言わせるといい。例はこれ
キャロ「ニャー!僕にも出番g」
BLAZE「さて、次の話にいかせてもらおう」
キャロ「ハァ☆」

奏連
・読みは「そうれん」
・一人称 私
・呼び捨てのみ。
・太刀2本で狩りをする。実力は涙那とだいたい同じ。あと普段着。
・実は一度クロスオーバーしている。その記憶が断片的に残っている。
・ただそのことに触れると頭が痛くなるらしい。
・知識がある程度残っているらしく、ヒントを教えてくれる。
・お姉さん的なポジション
・気配の察知が可能。


もしもう一つの物語から乱入してしまったらそのときはそのときで作ります。
と思ったけどあれなんで一応次のレスで作っておきます

>>708
師条「…おい、qua。さっさと俺の抗体ができた話作れ。」
qua「無理。だってそれ3番目の世界で明らかにするから。あー、でも先にざくっといっていいよ」
師条「狂竜ウイルスなら過去にとんでもないやつを…常人なら即死する量を吸っている。問題ない」
BLAZE「(1回実験で10倍濃縮した狂竜ウイルスを飲ませたが…特に何も起きなかったな)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.708 )
  • 日時: 2014/06/09 14:10
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 0RrrrGVc)

>>707
師条君に狂蟹ウイルスを吸わせてみるのも面白そうだな……。
ギザミ「え? ちょ、ちょっとつばゆう! ボクのウイルスは狂竜ウイルスよりも数倍強力だから、いくら師条くんでも……」
勇車「大丈夫だろ。主人公だし」←雑

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.709 )
  • 日時: 2014/07/30 23:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: OdcsNvcW)

もう1つの物語のクロスオーバー用の設定。
別にクロスオーバー以外でもss風に書くときに乱入させたい!と思ったときに参考にするといいかも。


・読みは「えん」
・一人称 俺
・誰であろうと貴様という。ただしそのことは最初に説明する。それ以外のときは呼び捨て
・ぶっ壊れ具合はだいたい設定と内容でわかるかと…。
・背中から血に塗られたような翼が生えている時がある。そのときはまじでやばい。←
・ぶっちゃけ怖いように見えるけどそれは悪い奴にだけで、普段はそんなに怖くないしけっこう気配りできる
・空気キャラ回収役
・なんかもういろんな世界の装備を持っているので、わてが知らない作品の装備を持ってきてもいいよ。

冥花
・読みは「めいか」
・一人称 あたい
・呼び方…たぶん呼び捨てだったと思う。
・元の世界の衣装のまま。目立つ。
・装備が鎌。あと距離を葬る。
・死者の扱いに長けているとかなんとか。
・本編では地味に空気だったり…。
・よく寝る。
・驚いた時は「きゃん!」とかいわせておけばいい。例はこれ。
冥花「zzz…」
炎「起 き ろ ! !」
冥花「きゃん!!」

霊華
・読みは「れいか」
・一人称 私
・基本呼び捨てする
・幽霊…。攻撃が基本当たらないとしているけどそこはいじってもいいかもしれない
・特になにももっていない。あと元の世界の衣装のまま。
・常時腹減り。満たされないので注意。
・よく食べ、よく寝る。
・間違えても年齢のことを聞いてはならない。死にたくないならなおさら。
・ただ、炎と地が言うと何もいわなくなる。
炎「そういえば貴様は何歳なんだ?」
霊華「…」
地「実はだなw100を大幅にこえt」
霊華「何か言ったかしら…?」
地「推定年齢が100をはるかに超えているといいました。」
霊華「…。」


・読みは「ち」
・一人称 俺
・誰であろうと構わず呼び捨て
・THE 問題児。炎に次ぐ問題児。ぎりぎり回避とかするから恐ろしいわけで。
・知識、経験共に豊富。だいたいはっちゃけているけどまじめな時は本当に正確
・よく草をはやすが最近自重している…。そうみえない
・モテナイーズが何かやらかしたらとんでもない速さでやってくる。
・1度クロスオーバー済み。記憶もしっかり残っている。
・ただそのことは隠そうとする。誰にも教えないのであれば教えるらしい。
・メタ発言要因でもあり、ネタ要因でもあるのが彼。

残妖
・読みは「ざんよう」
・一人称 私
・霊華にのみ様であとはさんをつける
・剣術を操る。
・家事が万能。特に料理が。まぁだいたい霊華のせい。
・一応地が装備を渡したが…なんか似ている。
・じゃあいいですと切り返すこともしばしば。例はこれ
地「この技習得するのにだいたい1年くらいかかるけどやる?w」
残妖「じゃあいいです。」


・読みは「へき」
・一人称 俺
・呼び捨てが基本。
・地ほどではないらしいがそれでも十分な狩人。
・大剣使い
・記憶があらかた残っている。
・クロスオーバーの記憶は少し欠けている
・地の制御、突っ込み及び管理係。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.710 )
  • 日時: 2014/06/10 20:11
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gcaVn0mW)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十四章 力を得た人、そして暴走

「喰らえ、セルタスティレット・ヘビーパワードォ!!」
突っ込んでいくセルタス夫婦を正面から受け止めるクシャルダオラ。しかしそこは超大陸モンスター、ただではすまなかった。頭の甲殻の一部に亀裂が入ったのだ。
「ギュオアアアァァァ!」
怒りを露にしたクシャルダオラが、周囲の風を集束させる。
「みんな、ボクの後ろへ隠れて!」
すかさずギザミがその場に声をかけ、ハサミをクロスするように構える。
「頼むぞ、ギザミ!」
アスト達人間はギザミのヤドの後ろへ入り、衝撃に備える。
「グギャアアァァァ!」
咆哮と共に風を前方、ギザミの方へ向けて放つクシャルダオラ。ギザミはそれをハサミで受け、全力で踏ん張る。
「ぐっ、ぐああっ!」
力比べのように押し合っていた二匹だったが、その圧倒的パワーにギザミが押され始めた。そしてもう駄目かと思われたその時……。
「せやああぁぁぁ!」
鮮やかな赤色がクシャルダオラの横から現れ、そのまま奴に突っ込んだ。
「グギャオアァ!?」
突然の衝撃……そして久しく感じていなかった"痛み"によって、大きく怯むクシャルダオラ。
「間に合った……」
そこに立っていたのは、クックシリーズを着た少女……ミズキだった。ただ、その手に持っている武器が、先ほど装備していた物とは全く違った。
「ミズキ、その剣!」
驚きを隠せないギザミ。何故なら、彼女が持っているその剣は、あの超龍剣【天一門】だったからだ。
「みんな、大丈夫……ってうわっ!」
怯みから立ち直ったクシャルダオラが、ミズキに向けて風を放つ。それをどうにか避けたミズキだったが……ギザミは見逃さなかった。今の一撃が僅かにかすり、彼女の頬に小さな切り傷を負わせたのを。
「ミズキィ!……ミズキに怪我をさセタ……アイツガ、ミズキニキズヲツケタァァァ!!!!!」
全身から多大な赤色のオーラを放出し、クシャルダオラへ向けて凄まじい殺気を放つギザミ。
「ギャアアアアアァァァァァァ!!!!!」
狂ったように咆哮を上げる。
「お、おいギザミ! どうしたんだ!?」
「アルナイルくん、今は近付かない方が良さそうだぞ!」
ギザミの豹変ぶりに動揺するハンター達。そこにゲネッポが近づいてきた。
「あれはザザヤンの暴走モード、通称狂蟹化や! 以前狂竜ウイルスにザザヤンがやられた時、ミズキが怪我をしたことがきっかけでウイルスが突然変異を起こしてああなったんや」
「!? なんでミズキが怪我をしたら、なんだ?」
「それは……ザザヤンが、ミズネエに恋してるからや」
これを聞いたアスト達三人とセージは酷く驚いたようだった。ギザミは、自分たちには種族間の隔てが無いと言っていたが、まさか恋愛感情まで抱くとは思わなかったのだ。

「ギザミ……」
ミズキは豹変するギザミを見て、少なからず驚いていた。しかし、同時に頼もしくも感じていた。
(よし、行こう!)
ギザミと並んで走り出すミズキ。一方のクシャルダオラは……ギザミの凄まじい殺気に怯んでいた。
「せやぁ!」
「ギャアァァ!」
その隙に猛攻を叩き込んでいく二人。ミズキの剣はその手に手応えさえ与えることもなく甲殻、そしてその下の肉を切り裂き、破壊する。ギザミはその数倍威力の増したハサミで思い切り殴る。先程は精々角に亀裂を入れる事しかできなかったが、今度は甲殻を叩き割り、骨を砕く。
「グアッカァッ……」
勝てない。そう確信したクシャルダオラが、ぐるりと方向を変え、ヨタヨタと逃げ出した。
「逃がすかよぉ!」
そんな声が上空から響く。皆が上を見ると、そこにいたのは……降ってくるトトス。
「いくぜぇ、クック・トトスストォーム!!」
轟音と共にクシャルダオラの背中に落下したトトス。亜空間を展開していたらしく、食らったクシャは全身にダメージを負ったようだった。
「グ……ガア……」
「まだ息があるのかよ……」
未だ死なないクシャルダオラの生命力に驚くツバキ。……その時だった。ザシュッという音と共にクシャルダオラの首が落ちた。
「ククッ、こちらに来て早々に面白いものが見られた」
そこにいたのは、その小さな体に見合わぬ大きさの刀を持つ、一匹のアイルーだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.711 )
  • 日時: 2014/06/09 17:16
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 0RrrrGVc)

ふいー、結構かかっちゃいました。さあTrailさん、どうぞ暴れてください!

ここより変更

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車×7倍quasar

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.713 )
  • 日時: 2014/06/09 18:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lDRQg0Ls)

第18話 危機

「っせい!!」
俺だ、俺。師条だ。
テオ・テスカトルの習性はだいたい理解した。近寄っていたら問題ないってことにな。
それに…シャガルとかと比べると明確な隙も多い気がする。尻尾を狙うのは少しめんどうだが…まぁいい。
「グゥゥ・・・」
テオ・テスカトルの口元からまた炎があふれ出る。いや…粉塵が多い。しかし俺のいる場所は真横…当たる確率は0だな
ドゴッ!!ブシャァァアア!!
放たれたブレスは最初のうちは爆発が起きていたが…徐々に粉塵だけとなり、最後のほうは粉塵もなくなっていた。持続性の悪い技だこと…。
その間にも俺は尻尾めがけて矢を放つ。涙那は後ろ足をひたすらに斬っていた。
「私は粉塵がへばりつかないからな。高濃度の粉塵内でも安心して攻撃ができるぞ。」
涙那はそういっている。たしかに高濃度の粉塵に触れても…へばりついていない。
何かのスキルだろうか?おそらくそれだろうな…。
とにかく次の矢を…と思っていたときあることに気づいた。
「しまった、スタミナが…!」
強走薬なしに剛射を繰り返すとすぐスタミナがきれる。そのことを忘れていた。
しかもよりによって…テオ・テスカトルの真正面。やつがする動作によっては回避が間に合わない。
ドドッドドッ!!
よりによって一番やってほしくない…振り向きモーションなしの突進を繰り出してきた。回避行動をしたくてもスタミナがないからできない…!くそ!頭は動くのに体が…!
ドガッ!!
「師条殿!!」
俺は突進に巻き込まれた。一撃が…重い。けっこうきついダメージ量かもしれない。これは…はやく回復薬を飲まないとまずい…。
俺はそう思って起き上がろうとしていたが…さらに厄介なことになっていた。
―テオ・テスカトルが怒り状態を終えている。
「?!」
しまった…!と俺は思ったと同時に俺は…死を覚悟した。
テオ・テスカトルは怒り時を終えるとき、自身についている粉塵をある程度振り落とす。その振り落とした粉塵を爆発させ、とてつもない威力を発生させるのだ。
聞いた話では防御のないハンターは一撃、たとえ防御が十分であったとしても致命傷になりかねない威力…数々のハンターを葬り去った危険な技だろう…。
その範囲の…ほぼ中心の位置に俺はいる。しかもスタミナは…回復していない。回避で範囲外に逃げることは…不可能。
「くそ…」
俺の力ではもうどうしようもない…絶体絶命か…はは…笑わせる…。
俺は逃げることもあきらめかけていた。そのときだった。
―テオ・テスカトルは突如バランスを崩し、落下した。よく見ると誰かが乗っている…?
あれは…奏連か!
「なんとか間に合ったみたいね…!」
テオ・テスカトルは暴れだす。背中に乗りかかった奏連を振り下ろそうとしている。しかし彼女は…しがみつく。見たところ…のりになれている。あれは…時期に成功するだろう。
そう思っていたらすぐに乗りに成功し、テオ・テスカトルは墜落した。
もう十分弱っている。甲殻の部分部分に亀裂が入っている。これは…。あれだな。
俺は…倒れ、もがいているテオ・テスカトルの頭のほうに立ち、いつもより強く引き絞っている弓を…頭に向けた。
「いい経験になった…感謝する、テオ・テスカトル。そして…さらばだ!!!」
バシュ!!!
俺が放った矢はテオ・テスカトルの頭をぶち抜き、全身を貫いた。亀裂の入っていた甲殻はぼろぼろに砕けおち、テオ・テスカトルは息絶えた

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.714 )
  • 日時: 2014/06/09 22:10
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 0RrrrGVc)

>>713
師条くんは毎回ちゃんとモンスターに対して礼儀をつくすからいいですね。
ゲネッポ「血肉欲されなければええヤツやな……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.716 )
  • 日時: 2014/06/09 20:43
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: YK0Mt1Ih)

コメント直す気無い作者が通りますよー。
>>702
ス「つまり、クロスオーバーをすればいいってこt」
剴・霧「違うだろ」
五話「上級昇格おめでとう(棒」

エルシャダイの某有名な方「話をしよう。あれは今から........つい昨日の出来事だ。(キリッ
剴は、晴れてHRが4になったが、あいつ自信は困惑している。となりにいる霧もだ。そこに団長が来て事情を話すらしい。あと、そろそろ新しい奴が来るとか言ってたな.....確か名前はwakimikoとかいってt...(殴(スラク」


団長「つまり、ダレンを倒した報酬が金でも素材でも無くてHRだった訳よ。」
剴「理解しがたいことを理解しました。」
団長「よし。じゃあ霧とクエストでも行ってこい。霧、簡単なギルクエもってるだろ。」
霧「あるぜ。じゃあ行くか剴。」

ドスランポスの狩猟 レィ42

やはり、上位装備だ。とてもラクである。霧さんは、狩猟笛。切れること無く、攻撃力upを吹いてくれる。
んまぁ、難なく討伐。帰ってきたら...
団長「密林で、SOSが出た。助けに行ってくれないか?」
霧・剴「わかったぜ。(りました。)」

続く

予想できましたよね。
次回前編から

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.717 )
  • 日時: 2014/06/09 21:28
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lDRQg0Ls)

その11 進展

〜炎視点〜
「とはいっても特に話すことはない。俺の視点する暇があったら違う視点でも進めろ」
ということです。はい。


〜冥花視点〜
「ここが僕たちの住処です」
冥花はランポスにつれられて住処へとついた。ただ…よくわからない機械がおいている上に…。
「よし!次は白壁やるぞー!」
「おまっSAまじ勘弁」
「じゃ俺はDP足19の…哲学!」
「俺は黒麺で。」
ランポスたちがその機械で遊んでいる…というより無理でしょ。ランポスでどうやったら弐○とD○Rできるんですか。しかも隠す気0です。
「あ…あれは気にしないでください…。」
「分かったわ…で、私をここにつれてきた目的はなんだい?」
冥花は目的を聞く。実は今まで聞いていなかった。おいおい、目的も聞かずについていくなよ。危ないぞ
と、そのとき、奥のほうから…ドスランポスが1頭現れた。
「おぅ、俺の弟子たち、そんな子連れてどうした?人間が俺たちの言葉など理解できるわけg」
「…理解できるわよ。」
「?!」
ドスランポスも驚いていた。まぁそらそうだろうけど…。
「実は…頼みごとがあって呼んだんです。」
ランポスの1頭がそういう。普通人間(じゃないけど。)を呼ぶことなどしないだろう…。むしろ大概のハンターは出会った瞬間に斬りかかってくる。危ない。
「頼みごとってなんだい?」
冥花はドスランポスに聞く。
「あぁ、頼みごとか。実はな、俺たちはここを住処にしていたんだが…いつの日か妙なハンターの連中が来るようになったんだ。そいつらは俺たちが集めていたありとあらゆる物を強奪していく…。おまけに実力もかなりのもの…。俺がかかれば追い払えるんだが…それだと俺が過労死してしまうほどなんだ。おまけに…」
「ボス、長い。」
「おっと、悪い。では簡潔にいうと…そのハンターたちがこないようにすることはできないか、というのが目的なんだ。」
その言葉に冥花は少しひっかかった。
そういえば炎とバルカンが何か話していたような…しかしその内容は聞こえなかったため何を話していたのかはさっぱりである。
「えぇ、わかったわ。あたいができる限りでやってみる。ただ…なんであたいなんだい?」
「ん?俺は別に誰でもよかったんだが…呼ぶのはこいつに任せていたんだ」
ドスランポスは冥花を連れてきたランポスを指しながらいう。
「あ…実はその…かわいくて…つい…。」
「か…かわいい…?!あ…あたいが?!!」
「(俺もかわいいと思った。)」←ドスランポス
いきなりかわいいといわれて冥花は顔が真っ赤になっていた。かわいいと思うよ。


〜地視点〜

「まだ足りないけど…とりあえずこのくらいにするわ」
「あぁ、そうして。俺のアイテムボックスは空になっちまったから!!」
どうやら飯を終えたみたい。しかしアイテムボックスに入れてあった食料はすべて無に帰ってしまった。恐ろしい…。
「で、これからどうするのよ。」
「んー…………」
霊華の言葉に地は…何をするか考えていた。
「(そろそろ合流してもいい気もするが…しかしまだ見つかるわけには…それにあの組織ぼっこぼこにソロでもできるし…いやフルボッコするならあいつといたほうがましだから…あとこいつらとともに隠れるのは無理ゲーww…んじゃ合流したほうがいいか…それはそれでめんどいけど。)」
「??」
ただ…考えている時の動作が謎すぎて残妖は何しているんでしょうか…といった顔で見ていた。
「よーっし。5,4,3,2,1…TRIP START! じゃなくて、密林に向かうとすっか。」
どうやら今冥花がいる密林へと向かうみたいだ。ただ距離は…けっこうある。おまけに炎のいってた時間まではあと20分。おそらくその後はどっかへ飛び立つので間に合わない…。
とまぁそんなことを知っているわけがないので地たちは密林へ向かうことにした。
「で、その密林ってどこなのかしら?」
「密林…どれくらいありますか?」
「2時間歩いたらつくんじゃないかな。」
「「!?」」
2時間歩かせるって鬼ですかあんた…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.718 )
  • 日時: 2014/06/09 21:40
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 0RrrrGVc)

>>717
ええっと、ドスランポスさんと部下のランポス二匹に手紙が来てます。
「「完全に合意」」byラッパ鳥&赤トカゲ
ラン「……はあ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.719 )
  • 日時: 2014/06/09 22:02
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lDRQg0Ls)

参照の通り。正直やりすぎた。公開はしている。後悔はしていない。うまくいったつもりはない。

>>716
そういえばダレンぼこったら見事上位…。
こっちはもう1つの物語で3人(実質4だがこれ以上増えない)何気にいれちゃってますが…一体何人来るのだろう…。
あと715は消したほうがいいかも?消し方は右下の!マークからです

>>718
これ以上いうと冥花が混乱するのでやめてください。
地「俺の出番…ではないな。うん。これはまぁ同意するよ」
冥花「!??」
霊華「あらあら、よかったじゃない。」
残妖「…。」
炎「なんだ?残妖もかわいいと言われたいのか?」
残妖「?!べ…別にそんなわけじゃ…!」
qua「これ以上はあぶないからやめーい!!でもかわいいのはどうi「お前が言ってどうする」グホォォォ!!」

あと師条の血肉を欲する理由は…抗体を得るためです。誰これ構わず起きることではないのでご安心を。
師条「で、師条件ってなんだ?」
qua「消し忘れただけだろ…そんなつっかかるなって。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.720 )
  • 日時: 2014/06/09 22:09
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 0RrrrGVc)

>>719
!!?!?!?? す、すいません、すぐに修正しますっ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.721 )
  • 日時: 2014/06/09 22:10
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: YK0Mt1Ih)

ス「申し訳ございません。
先程係りの者が715を消しました。
相方のIN(インターネット 主はこう言う)の繋がりがどうも悪くて………
でも、相方を捨てる気無いんで。(ドドドドヤァ
それでは今後とも[反撃の烽]を暖かい目で見てくださると幸いです。」

剴・霧「wakimikoがわからないやつは『東方 主人公』で調べると出てくるよ(ぜ)!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.722 )
  • 日時: 2014/06/09 22:43
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 0RrrrGVc)

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第七話〜も、もうぼっちじゃないもんね!〜

「ミラルーツ、来たよ!」
うっす読者諸君、神山ルーツだ。ええっと、前の第六話の日の翌日なんだが、アカリちゃんがまた来てくれた。ぶっちゃけ嬉しい。
「あなたが今もこの密林にいるか解らないし、いたとしても言葉が理解できるのかわかんないけど……楽しく過ごそう!」
しっかり聞こえてますよー! 場所は勿論あの崖の上。寝そべって彼女の言葉に耳を傾ける。
「あなたって、最近古塔に現れたっていう子でしょ? ギルドで噂になってたよ。でもどうしてこんな所に来たの?」
え、あいや、ただ腹が減ってた。それだけですハイ。
「はあー、君は羽があって良いねー。私も空飛んでみたいよ」
あ、そうなの? そんじゃあ、もう少し親交深めて俺が姿見せられるくらいになったら乗せてあげるよ。
そんなカンジで会話(まあ一方的な語りかけではあるけど……そこは突っ込んだらアカン)をして、一時間くらいしたら帰っていった。楽しかったな……。

――――――

「いつになったら……姿を見せてくれるのかな」
ベースキャンプで帰る身仕度をしながらそう呟く。
「まあ、焦りは禁物だよね!」



今回ちょっと短かったですが。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.723 )
  • 日時: 2014/06/10 11:15
  • 名前: ペイルカイザー ◆XXm9HVMu9w (ID: mkmdBJ1l)

 M.H.  滅龍少女〜ドラゴン×スレイヤー

 Episode1続き

 おかしなヤツだ。
 アタシが譲ってやるって言うのに、あいつは逆にアタシに譲ろうとして来た。
 そしたら急に一緒に行こうとも言い出した。
 いつもはブルとしか行かないのに、アタシはそれにいいよと答えた。
 でも、何となく分かるんだ。
 エミルとか言ってたっけ、悪いヤツじゃない。
 とにかく、アタシはエミルとそのネコ、ルージュと狩りに出ることになった。
 場所は……なんだここ、氷海?
 どこだか知らないが、どこも変わらないだろう。
 そう決めつけたアタシは適当にポーチに回復薬とか砥石を詰め込む。
 さぁ準備完了だ。
 エミルの方もアタシより五分くらい遅れてから準備が終わった。
 なんか準備えらい時間がかかったな。
 回復薬と砥石、後は解毒薬あたりがあればいいんじゃないのか?
 まぁいいか。
 アタシはついでに武器と防具も確かめておく。
 武器は、パワーブロウニーとかなんとか言ってた……何だっけ、スラッシュアックスとか言ってた。
 防具はカブラシリーズって言う赤い防具だ。胸元がスースーしてなんか落ち着かなかったけど、今は慣れている。
 酒場とか言う変な臭いがする所を後にして、アタシとエミル、ブルとルージュは狩り場に向かった。

「な、なんだここ……真っ白だぞ!?」
 氷海とか言うここは、周りが真っ白だ。
 何かやけに寒いし息を吐くと白い何かが出てくる。
「えっ、雪知らないの?」
 エミルは驚いている。
 雪。
 あぁそうか、本で読んだことがあったぞ。
 この白くて冷たいのが雪って言うのか。
「し、知らなかった。白くて冷たいモノだとは聞いてたけど、こんなに冷たいなんて知らなかった……!」
 身体が震える。凍えてしまいそうだ。
 震えるアタシにエミルは心配そうに見てくる。
「だ、大丈夫?寒いの苦手だったの?」
「い、いや大丈夫だ。動いてたら温かくなる」
 さ、さすがにこれは辛いぞ。
 早くウルクススとか言うヤツを見つけて戦わないと、アタシが動けなくなってしまう。
「ホットドリンク、飲んでるよね?」
 ん?ホットドリンク?
「ホットドリンク?なんだそれ」
「……ちょ、え?」
 ホットドリンクって何だ?
 エミルは信じられないみたいな顔をしている。
 何だ?アタシが何か変なことでも言ったのか?
 信じられないみたいな顔から、エミルは困ったような顔になる。
「ホットドリンク、知らなかったんだ……。えっとね……」
 エミルはポーチから何かごそごそしている。
 そう言ったエミルの手には赤いビンが乗っている。
「これ、飲んでみて」
「お、おぅ」
 アタシはちょっとドキドキしながら、それを開けて飲んでみる。
「!?!?!?」
 な、なんだこれは!?
 舌や喉がヒリヒリして、何か身体が暑くなってきたぞ!?
「ゲホッゲホッ、な、なんだこれ、口がヒリヒリするぞ!」
「うん。でも、温かくなったでしょ?」
「た、確かに温かくなったが、ん〜……」
 温かくなったが、こんなにヒリヒリする思いをしなくちゃならないなんて、何か嫌だ。
「セツさんって、訓練所卒業のハンターじゃないの?」
「くんれんじょそつぎょう?変な所で武器の扱いとかは教えてもらったが、こんなヒリヒリするものは教えてもらってないぞ?」
「…………」
 またエミルは困ったような顔をする。
 だからアタシが何をしたって言うんだ?
 
 そんなこんなで、ベースキャンプを出るアタシとエミル、ブルとルージュ。
 ウルクススとか言うのはどこにいるんだ。
「んーと、ここから、洞窟か、坂道か、平道だね。どこにいそう?」
 エミルは地図を広げながらアタシに話し掛けてくる。
 どこにいるかなんて分かるもんか。
「このどこかにはいるんだろ?ぐるっと回ればいいんじゃないか?」
「ん、んーと、じゃあ、エリア2から」
 そう言うと、エミルは平たい道を進んでいくので、アタシもそれに続く。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.724 )
  • 日時: 2014/06/10 13:36
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: zoK62vvj)

第19話 確信

なんとかテオ・テスカトルを狩猟した。あ、俺は師条だ。
俺が打ち抜いたあとは…しっかりと残っている。頭は原型をとどめていない。
体の甲殻はぼろぼろに砕け、内臓ももはや元の構造がどうだったのかわからないほど。
俺の撃った矢は貫通しきっている。これは…あとでギルドがテオ・テスカトルについて調べようにも調べられないだろうな。
おっと、そういえば奏連がいなかったら俺は死んでたかもしれないな。粉塵大爆発によってな…。とりあえず感謝しておかねば…
「奏連…って…どうした?」
俺は奏連を見たのだが…頭を抱えて苦しそうにしている。
「う…!!あ…頭が…!ああ…!な…なに…これ…!!う…がっ…!!…」
「どうした、これを飲んでおけ」
BLAZEはある薬を渡す。奏連はその薬を飲んだが…効果は出ていない。
依然として苦しみ続ける
「あ…頭が…!いたい…!!ああぁぁあああああああっ!!!!」
おいおい…なにかあったのか?
さっきの戦いで何か…いや、様子を見るからになにか記憶がよみがえろうとしているのだろうか…
しばらくして、奏連に襲った頭痛は治まり、彼女はなんとか意識を取り戻した。
「はぁ…はぁ……はぁ…」
「いったいどうした?」
BLAZEが聞く。正直俺も知りたいところ。
「わからない…あれが誰なのかわからない…!だけどあの時…私にこういったのよ…【隙がないなら自分で作れ!】って…。それは師条がテオ・テスカトルの突進に巻き込まれたときで今度は…誰かわからない人と共に行動していた記憶が…!でもそれが誰なのかわからない…!一体私は…私は…!!」
ドゴッ!!
何か鈍い音が聞こえた…一体誰が?と思っていたがそれがなんの音かすぐ分かった。
涙那が奏連の鳩尾を殴った音だった。
「ッ?!」
「奏連殿…今は休むべきだぞ。このままだと脳組織が焼けてしまう」
奏連はガクッっと倒れた。
「涙那…一体なぜ…」
「急になくした記憶を…それも一気に取り戻してしまったのだ。あまりのデータ量に脳が限界を超えかけてしまったから…こうなったと思うぞ。だから今は安静にさせたほうが…いいと思う。」
「我もそれに賛同する」
BLAZEも涙那の意見に賛成らしい。仕方ない、今は奏連を休ませることにするか。
それにしても…一体奏連は何者なんだろうか。記憶がなくなっているらしいが…それにその記憶の中に誰かと共に行動していた…。いつか俺たちと出会うのだろうか…その人物たちに。
「とにかくクエストは終わった。一旦集会所にもど…」
「否、もう集会所には戻らない」
え?集会所に戻らない?奏連がこんな状態なのに何言ってんだ?
なぜ戻らないんだ?と聞く前にBLAZEは…こういった。
「次の世界へ行く」
「「!!?」」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.731 )
  • 日時: 2014/06/10 17:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: eYsEvsol)

 >>649

 まだまだ投票は続いてます。
 興味のある方はぜひ御投票をお願いします。
 あと、今夜本編の七十章更新します。
 短スレ失礼しました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.732 )
  • 日時: 2014/06/10 18:00
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gcaVn0mW)

一作目

番外編〜クロスオーバーについて〜

アルタス「何かしら報告があるごとに番外編を書くとはこれ如何に」
勇車「しゃーないだろ……暇なんだから」
クック「いいからさっさと用件を言え、こちとら時間さいて来てやってるんだ」
勇車「ぐう……了解」

クロスオーバー内にてクシャルダオラを討伐したモンスターズ&ミナーヴァ(&BLAZE)ですが、ここで新たなクロスオーバー民『師条メンバー』が入りました。恐らく皆バラバラにこちらの夢(?)世界へ入ったようで合流するまで少し時間がかかるとは思いますが、どこぞの馬鹿(←我)がいきなり古龍種なんてぶちこんだことが原因で、いくら夢世界とはいえまた刺客を送るのはバランスが悪いかと……。

トトス「元凶お前じゃねえか、どこぞの馬鹿」
勇車「そこで、サクライザーさんとTrailさんに許可をいただきたく存じます」
ギザミ「何の?」
勇車「本編に出てないキャラ出していいですか?」
カスケ「どうしてそうなった」
勇車「おっと、誤解はしないでくださいね、本編に直接は出ていないけれども、その存在そのものは散々出ています」
ゲネッポ「……それってまさかとは思うんやけど……」
勇車「師条君と相性良さそうでしょ?」


……本編読んでくれている方ならピンとくる……ハズ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.733 )
  • 日時: 2014/06/10 18:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: pZA/jrqi)

 >>732

 いいですよ。
 ……とは言いたいですけど、こちらも意見を。
 現在三人体制でやってるみたいですけど、BLAZE出すなら一言言ってほしかったです。
 で、クロスオーバーの更新の順番ってどうなるんですか?
 これまでなら交互にやれば良かったですけど、こうなるとちゃんと順番を決めないとごっちゃになります。
 そこだけハッキリしてくれれば何しても構いませんので。

 あと七倍quasar さん、投票は可能な限りお早めにお願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.737 )
  • 日時: 2014/06/10 20:54
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: Tt6/Octk)

今忙しいため手短に。23時ごろもうひとつの物語作成

・クロスオーバーは2作者でやるのがいいかと思う(理由色々あるけど時間ないので略)のであとでわてが作ったあれ消しときます
・投票は…明日にやります
・で?sの作品…消えてますね

以上です

追記
該当の話消しました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.738 )
  • 日時: 2014/06/10 20:06
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gcaVn0mW)

>>737
ファ!? そ、そうですか……了解しました、非常に惜しいですがBLAZEの活躍も変更しておきます。

>>733
す、すいません! ネタバレするのもどうかと思って宣告しませんでした……orz
今後は物語中で大きな変化がある時はその都度報告いたします。本当に申し訳ありませんでした。
えっと、順番についてですが……いわずもがなですね、上の通りです。

>>739
あ……すいません、編集してBLAZE の活躍無かったことにしてしまいました……。すぐに戻します。BLAZE チラ見せの方が面白そうです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.739 )
  • 日時: 2014/06/10 19:55
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: EdK/JMdT)

 >>738

 BLAZEが出ちゃいましたけど……七倍quasar さんが直接参加しないとなると、単体では出しにくいです。
 ここはBLAZE 風に書くなら

 BLAZE 「くくっ、なぁに気にするな。通りすがりのオトモアイルーだ」

 とか言ってまた空間開けて帰るとか。

 それなら一抹の疑問を残しながら話は再開できますし。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.740 )
  • 日時: 2014/06/10 20:20
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gcaVn0mW)

>>739
それで行きましょう。Trailさんが良いなら……ですけどね。

あ、それとですが、Trailさんがクロオバしないとなると>>732は無しになるかもです。流れによっては出すかもしれないのでレスは残しておきますが。勿論出すことになりそうならば宣告します。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.741 )
  • 日時: 2014/06/10 21:00
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ySSIVVdH)

案だけ出しておく

・24話をいじり、来てないことにする。導入編は別に使えばいいこと
>>739の通り進める
・キャラだけ残す
・わても参加する 参加するならするでしっかりやります。ただデメリットが多いことは理解してもらいたい…

以上です。なお、自分はどれでも構いません

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.742 )
  • 日時: 2014/06/10 21:35
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: QUuSXvqS)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十章 持つべきは最高の仲間達

 シャガルマガラとの決戦が近くなりつつある中、ミナーヴァは着実にその準備を整えていた。
 アスト達ハンターは装備面では最後に狩ったリオレウスで素材は揃っていたが、秘薬などの薬品の調合素材の調達に狩り場へ赴いていた。
 ライラは三人分の武器と防具の作製、及びそれらの強化に日夜工房に籠っている。
 エリスは絶えずシャガルマガラの情報を探っており、何か少しでもと、シナト村の村長の文献を漁ったり、ギルドからの通達を目に通してはカトリアに報告を繰り返す。
 ルピナスはやはり、毎日と変わずに美味しい食事を作ってくれている。
 シオンは交易の難しいこのシナト村でも、太く長いパイプを張り巡らせており、各地からの道具や素材を取り入れている。
 マガレットはエリスと共にシャガルマガラの、その狂竜ウイルスについて調べ、その間にもアスト達が採集してきた素材で各種薬品の調合を承っている。
 ユリはアストの側にいようとしながらも、手伝える範囲で他のメンバーの手伝いに走っている。
 そんな中、今日のアストは狩りを休めていた。
 ライラに装備の強化を行っているため、今は狩りに出ることは出来ても大したことは出来ない。それくらいなら身体を休めた方が賢明だとカトリアに諭されての事だが。
 と言うわけで、アストは村から出ずに、ルピナスの所でドスビスカスティーを貰っていた。
「はぁい、ドスビスカスティーですよぉ」
 ルピナスはカップとポットを持ってくると、アストの目の前に置いた。
「ありがとうございます、ルピナスさん」
 アストはルピナスに礼を言うと、ポットの中のドスビスカスティーをカップに注ぐ。ティーの香りがほんのりと漂う。
「ふー……」
 そっと息を吹き掛けて冷ますアスト。
 ミナーヴァに所属するまでは紅茶など興味も無かったが、これもルピナスの淹れる紅茶のおかげだ。今ではすっかり紅茶が好きになっている。
「アストさんアストさんっ、お隣いいですかっ?」
 声に振り向くと、シオンが既にアストの右隣に座っている。
「もう座ってるじゃないか。まぁ、いいけどさ」
「細かいことは無しでお願いしますっ。あっ、ルピナスさーんっ。私はコーヒーでお願いしますーっ!」
 シオンは相変わらずのテンションでルピナスにオーダーする。
 背を向けながらもルピナスは「はぁい、コーヒーですねぇ」と受け答える。
 少し待つと、ルピナスはシオンの元にコーヒーを持ってくる。
「はぁいおまちどおさまぁ。シオンちゃんはぁ、ブラックでいいですねぇ?」
「はーいっ、ありがとうございますっ」
 シオンは嬉しそうにコーヒーを受け取ると、何もかけずに口に近付ける。
「シオン、ブラックでいいのか?」
 アストは意外そうな顔でシオンとそのブラックコーヒーを見比べる。
「大人への第一歩ですっ。ブラックを飲むことでライラさんやニーリンさんみたいな『ぼんっきゅっぼーん』な身体になると信じてこうして苦くても飲んでるんですっ」
 シオンは嬉しそうな顔を苦そうな顔に変えながら、アストにブラックに拘るわけを言い張る。
「……」
 多分、と言うかそれは絶対に関係無いと思うぞ?とアストは心底で思った。
 牛乳を飲んだり牛肉を食べればスタイルが良くなると言うような話はアストも聞いたことがあるが、ぶっちゃけ迷信だ。
 シオンのように、早く大人になりたいと言うのは分からないでもない。
 真剣そうなので、アストは敢えて突っ込まないでおく。
「シオンちゃん?ブラックを飲んでもぉ、おっぱいは大きくなりませんよぉ?」
 そこへ容赦ない一撃を放つのはルピナス。
 ガタッとシオンはカップをテーブルに落とす。既に飲み干しているので溢れはしない。
「んななっ、本当ですかルピナスさんっ!?」
「えぇぇ。本当ですよぉ」
「うげげーっ、私の苦労がーっ!」
 シオンは変な言い回しを使いながら『ガーン』という擬音が聞こえなそうなほど落ち込む。
 そりゃそうだろうよ、とアストはドスビスカスティーを飲み終えると、カップとポットをルピナスに返し、食事場を後にする。
「はぁ?コーヒーで胸が大きくなるわけないでしょうが。コーヒーなんかでこれ以上大きくなってたまるかっての」
「あうぅーっ、ライラさん鬼ですぅーっ!」
 ライラもその話に入ってきたらしい。
 
 特にやることもないので、以前にニーリンと二人でいた村の外れに、アストは座っていた。
 風が心地好い。
 高山病にかかった時は驚いたが、今では問題なく動ける。
「あ、アストくん」
「……アストさん?」
「アストさんですね」
 一人風に吹かれていると、後ろからユリ、エリス、マガレットがやってくる。
 どうやら先程までシャガルマガラについて調べていたのだろう。
「何してるの?」
 ユリが真っ先にアストの右隣に座る。
「……む」
 負けじと、エリスはアストの左隣に座る。
 マガレットはどうしたらいいか迷ってから、ユリの隣に据わった。
 むしろどうしたらいいのか迷うのはアストなのだが。
「ねぇアストくん。私は、アストくんのこと好きだからね……?」
 頬を赤く染めながらユリはアストの肩に寄り添う。
「……むむ」
 エリスもユリと同じようにアストの肩に寄り添う。
 そして、ユリとエリスの視線がぶつかり、火花を散らす。
「っ!」
「……!」
 マガレットはとりあえず仲裁しようとアストの正面に回る。
「お、お二人とも喧嘩はダメですよ、喧嘩は」
 しかしマガレットの言葉に、ユリとエリスはキッと睨み返す。そして……
「私の方が好きだもん!」
 ユリはさらにアストの肩にくっつく。柔らかな感触がアストの腕に直撃する。
「……負けません!」
 エリスもより大胆にアストにくっつく。なんとも言えない感触もアストの腕に直撃する。
 マガレットは右往左往しているばかりでアストを助けようとしない。いや、出来ないでいた。
「二人とも、ちょっと落ちつ……」
「アストくんは!」
「……黙ってください!」
 もうアストは何も言えなくなってしまった。
 女同士の戦いはまだまだ続きそうだ。

(カトリアさん……)
 アストの心の中では、どんな状況であれカトリアの笑顔が脳裏に映ったままだった。

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.743 )
  • 日時: 2014/06/10 21:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: riuHt/R7)

 >>741

 僕も構いませんよ。
 書いてほしいなら書きますし、まってほしいなら待ちますし、その隙に本編更新しますから。

 そして本編。
 さぁ、あとはもうシャガルマガラだけです。
 もう一章書いたらシャガルマガラ戦入ります。
 一番書きたかった時がもうすぐです。
 完結までもう少し、頑張ります。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.744 )
  • 日時: 2014/06/10 21:52
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gcaVn0mW)

>>742
ペッコ「よーしよし、とりあえず落ち着くんだ俺、いいか? ここでアストに対して非難を浴びせたとしよう、うん。するとだな? 『あの方』が飛んできて……いやいや、前にあの方が言っていたことから推察するに、今度はさらに『あの御人』も連れてくるだろう。そして……」あーだこーだ
イーオ「……」ガタガタブルブル

どうやらようやくこいつらも学習したみたいです。

勇車「アストトカワリタイ、アストトカワリタイ、アストトカワリタイ、アストトカワリタイ、アストトカワリ……」
トトス「駄目だこいつ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.745 )
  • 日時: 2014/06/10 23:26
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: zoK62vvj)

その12 異変

〜冥花視点〜
「た…たいちょぉぉぉおおおお!!」
一匹のランポスが叫びながらやってくる。様子を見るからに…何か起きたみたいだ
「どうした?俺の弟子よ。何か起きたか?」
「そ…その通りです!実は!またあの二人組のハンターが来て…見張りのランポスが全滅しました!しかも…もうこの近くまで来ています!!」
「「何!?」」
その場にいたランポスたちはいっせいに振り向いた。ちなみに冥花も驚いていたり。
「ど…どうしますか!隊長!!」
「むぅ…あのハンターは俺でもかなり厳しい…皆で結束して追い払うしかない!俺の指示通り動けば勝てる!!」
「「おー!!!」」
ランポスたちの団結力はすさまじい。すぐさまに戦闘準備を始めた。冥花はあまりの出来事にちょっとついていけなかった。
「ところで、君はどうする?俺たちと共に戦うか?」
「いや、このことをあたいの知り合いに話して…そこから戦うことに」
するわ。という前に何者かがドスランポスの前を通りぬけた。
「んな?!」
気がつくと冥花は…いない。一瞬のうちになにが?!と思っていたがそれはすぐに理解できた。
「よぉてめぇら!今日もお前たちから強奪しようと思ったが…それより面白いものを見つけたから勘弁してやる!まぁ聞こえないと思うけどな!!」
「挑発している暇があったら帰りましょう。」
―冥花は二人組のハンターに捕まっていた。
あの一瞬のうちに冥花を捕まえた…おそらく女のほうだろう。冥花を捕らえているのが…彼女だからだ。
「は…離しなさい…!」
「うるさいわね、あなたには黙ってもらうわよ!!」
ズガッ!!!
冥花の首元にかなり強めの一撃を浴びせる。
その一撃で冥花は気絶してしまった。
「その子を…離せ!!」
「お、おい!よせ!!お前では無理だ!!!」
ドスランポスは止めようとしたが…冥花を連れてきたランポスの1匹が飛び掛る。しかし…
「はっ、遅すぎる!!」
バシュッ!!
そのハンターが持つ大剣で真っ二つにされてしまった。
「そん…な……」
「さーてと、長居は無用、帰るか。」
「そうね、さっさと戻りましょう」
バシュン!!
その二人組のハンターは冥花をとらえたまま洞窟から脱出した。
残されたランポスたちは…
「やった!今回は俺たちに危害なかった!」
「物も取られなかった!」
「万歳!!」
と喜びムードであった…が、その状況に怒りをこみ上げるモノが2匹…。
「お前ら…!」
同じく冥花を連れてきたランポスの1匹と…
「お前たちは俺の弟子としてもう認められんな…。その理由は一生わからねぇだろうよ」
群れのボス、ドスランポスだった。



「いやー、今回の収穫はでかいぞー。なにせ、モンスターの言語を理解できるからな。これで俺たちも…ってどうした?そんな顔して」
「べつに…」
男は満足そうだが女は…なにか嫉妬しているようにも見えた。
「わかった!こいつの胸がでかいかr」
「違う!!断じて違う!!」
この男はあぁ、胸の大きさに嫉妬しているのかと確信していた。と同時に冥花に何かついているのを確認した。男はその何かを破壊してアジトへと戻っていった。


〜炎視点〜

「…!!」
炎が何かに気づく。
「冥花の位置を示す機械が破壊されたか…何か起きたな」
どうやら冥花に何か起きたことに気づいたみたいだ。
「これは元の位置に戻るよりも…あいつの元へ向かうことが先決だな」
そういうと彼はどこかへ飛び去っていった


〜地視点〜

「まだ沼地である。」
実は地たちがいたのは沼地。まぁ毒のとこに放置するってとこから気づいた人もいるかとは思う。
「密林まで…まだまだかかるのね」
「遠いです…。」
「うだうだいわなーい!!」
ペースとしてはけっこう遅め。おそらく2時間でつくような速さではないだろう。
地はもう少しペースをあげようと思ったが…その前に何かに気がついた。そして…二人の肩を掴み
「いきなりで悪いけど…快適な空の旅をお楽しみください!!」
ブンッ!!
二人を思いっきり上空でかち上げた。
「ちょっと!?」
「わわ?!」
いきなりの出来事に二人は慌てていた。しかし、なぜ地がそのようなことをしたのかはすぐに分かった。
―突如、沼地に熱線が飛んできた。しかもそれは横方向になぎ払い、広範囲を焼き尽くした。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.746 )
  • 日時: 2014/06/10 23:39
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gcaVn0mW)

>>745
ペッコ「おいハンター二人組ィィィィィ!」
イーオ「よくも同胞をおおぉぉぉ!」
勇車「地さんに炎さん、今回は見逃してやってください、彼ら純粋に共感者を殺された事への怒りをおぼえてます」
ラン「……今回は私も解せませんね」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.747 )
  • 日時: 2014/06/10 23:48
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: zoK62vvj)

>>743
もし自分が書く場合は次のデメリットがあります
・話をあらかじめ作るのが難しい
自分の出番直前にならないとどこまで進むか先読みしにくくなります。2人のときよりも…ですけど。

・話がぶっ壊れる可能性
もともと自分の小説には性能異常のキャラを出す傾向があります。もう一つの物語はおいといて本編でも師条とBLAZEはけっこう飛んでます。自重させればおそらく壊れることはないかと思いますが…師条の性能上、ゴアとシャガルではまともな話がつくれないです

・キャラの数増大
これは定めですね…。仕方ないことです

大きなことは3つですが他にも更新ペースとかが…メリットとしては話の幅が広がることですかね?
それでも…書いていいのかな?もしいいなら書く順番のどこかにねじこんでください

>>746
あ、心配いらないです。どうなるかお察しはつくと思いますが…
それと次の話でまーた誰かがさらわれ…おっと、いいすぎたか。

実は本編の内容がおおまかにしか決まってないのに対し、もう一つの物語はだいたいの話ができちゃったりする現状。もうモンハンの小説…?になっているのにね…もう一つ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.748 )
  • 日時: 2014/06/11 12:18
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: J4c0NYZb)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 二十四章続き

 その突如現れたアイルーに、全員が釘付けられていた。
「おい貴様……何者ニャ?」
 セージはラギアネコアンカーを油断なく構えて、そのアイルーに話し掛ける。
 外套のような防具で顔は見えないが、薄気味悪い声で応えるアイルー。
「我か?くくっ、なぁに気にするな。通りすがりのオトモアイルーとでも……」
「そんニャ表向きのことなどいいニャ」
 セージのその蒼の瞳は殺意すら露になっている。
「貴様は『何者』だと聞いているのニャ」
 何故だろう、セージの殺意や気迫がいつもより数倍増している。
 当然だろう、このアイルーは消耗したとは言えクシャルダオラを一太刀沈めたのだ。だが、セージの様子からそんなことは問題ではないようだ。
「くくっ、貴様は察しがいいな。だが、それを答えるつもりはない」
 すると、そのアイルーは不相応な大きさの太刀を振るった。
 振るったそこには、空間の穴が開いていた。
 その場にいた全員がそれに驚愕する。
「くくっ、偶然が重なっただけだ。また会うかも知れんがな、くくっ……」
 アイルーは、その穴に入っていった。
「待てっ、貴様……!」
 セージもその穴に入ろうとするが、既に穴は消えて、セージの身体を素通りした。
 何もなかったかのように、事は終わった。
「な、何だったんだ?今の……」
 アストは呆然とセージの背中を見ていた。
「恐らくは……」
 ニーリンが仮説を立てていた。
「この世の理から外れた何者かだろうな。オトモくんの様子から察するに、あの彼はアイルーの姿は仮の姿、と言うところだな」
「だからと言っても、解せないものがあるな……」
 クックは剽軽そうなクチバシを傾げながら答える。
 クシャルダオラが息絶えたためか、嵐は通りすぎて、元の晴れた空に戻っていく。
 
「あらぁ?お客さんですかぁ?」
 ルピナスはその空間から現れたアイルーを見て呑気に挨拶する。
「くくっ、またここに来てしまったか。まぁそうだな。お客さんだな?」
「でしたらぁ、食べていきますかぁ?」
「くくっ、いいのか?」
「どうぞどうぞぉ」
 少しだけルピナスの料理にありついたアイルーは礼を言ってから、また空間に穴を開けて入っていく。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.749 )
  • 日時: 2014/06/11 23:10
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

その13 連鎖する異変

〜地視点〜

「ぎりぎりセーフか…w」
二人を上にかち上げた地は…なぎ払う熱線をフレーム回避していた。なぎ払う速度が普段より少し速かったため余裕だったらしい
それより熱線が飛んできた元を見る…グラビモス亜種とそれに乗る2人のハンターが見えた。
ただ…なんか見覚えがあるような気がしていたが遠すぎてまだよく見えなかった。
まぁいいや、とにかくあの2人叩き落すかと思っていたそのとき…
「グギャォォアアアアアア!!!!」
上空に何かの咆哮が聞こえた。リオレウスの咆哮ということはわかった。ただ…
「なんだあのリオレウス…」
通常、リオレウスは警告色の赤色に身を包む。亜種であるなら蒼色、希少種だと銀だ。しかしそのリオレウスは…なぞめいた色をしていた。おそらく自然界では存在するはずのない…そんな色だ。
しかもよくみると…足元に何か捕らえている。
「え、ちょ、あれ霊華と残妖…しかもあれー?なんか寝てる。」
どうやら捕らえているのはさっき真上にかち上げられた霊華と残妖だった。なぜか眠っている。そこがよくわからなかった。
打ち落とすことも考えたが…あえてしなかった。
そのリオレウスはどこかへ飛び去っていった
「あー…あれは…うーん…まぁいいや、あいつらの場所はどこへいこうとわk」
バシュン!!!!!
熱線が飛んでくる。今度はなぎ払っていない。地はすれすれで回避する。
そしてその方向をよく見る…。そして理解した。
乗っているハンター二人は…さっき襲ってきたハンターだったことに。
「くそ!なぜ当たらない!!」
「壁に追い詰めたらいいんだよ!やれ!グラビモス亜種!!」
「グォオオオオ!!」
バシュン!!!
またなぎ払いの熱線を地に向かって放つ。
しかし…そこに地はいなかった。
「「消えた?!」」
「グゥ?」
突如消えた地…一体どこへって?
「落ちろ。」
バシュン!!!
二人の真横にいた。
彼はいきなり矢を放ち、二人をグラビモス亜種から落とした。
「それと…おい、グラビモス亜種。お前はもう自由だ。自分の意思で生きろ」
地がそういうと…グラビモス亜種は怯えるかのように沼地から逃げ出していった。
「お!おい!まて!ぐらb」
ズドン!!!
グラビモス亜種を呼び戻そうとした男の顔面スレスレに12発の矢が突き刺さる。
「あーのーねー?あんだけやっても懲りないの?改心しないの?そうなの?」
地は目だけ笑いながら言っているが…顔はどうみても怒っている。かなりやばいレベルに怒っている。
「はっ…!どうせここでお前がいくら脅したとて、お前は俺を殺すことはできない!どうせ睡眠とかさせt」
ズドガッ!!!!
それ以上彼の口から何かいうことはなかった。
彼の頭は…完全に吹き飛んでいた。まるでなにかに首から上を引き裂かれたかのように。
しかし実際は…地が矢を12発零距離で放ったためであった。しかも…刃油を弓と矢に塗りつけて…。威力は通常時をはるかに凌駕する。
「!!?」
もう一人の男は驚愕していた。と同時に地に対して恐怖を抱き始める…いや、もう恐怖でいっぱいいっぱい。
「冥土の土産。俺は改心の余地なしってことがわかった人間は…普段は殺さない。しかーし、この世界ではそれが現状破棄されている。それをしたのはお前ら。だから俺はお前らと同じ状況にして、フェアな状態で戦うわけ。だーかーら…お前も散れ。」
地はもう一人の男にも弓を向ける。矢の数は…さっきと同じ12本。
「ま…まて!俺はもうこんなことしない!!頼むからやめてくれぇぇぇええええ!!!」
男は必死に頼んだ。しかし…地は…
「その言葉は…残念だが偽りだな。俺はわかるの。じゃあな。あの世でも…苦しめ」
ズドガガッ!!!!
断末魔をあげることなくもう一人の男も息絶えた

「…まぁ殺すわけないけどな」
実は地は…二人を殺していなかった。単に気絶しているだけ。ただしダメージはかなり与えている。
頭がふっとんだように見えるのは…頭の部分だけ透明に見せているだけである。
「まぁ…一つ種は仕掛けた。これであいつらも絶対懲りる。それだけは確か…さーてと、あいつのところへ…」
ストッ!!
と同時に、何かが地の横へ落ちてきた。
「…なんだ、そっちからくるんかい。俺が今から行こうと思ったのによw」
その落ちてきた者…それは…
「ようやく…見つけた」
炎だった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.750 )
  • 日時: 2014/06/11 13:46
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

はい、とうとう物語内で炎と地が合流しちゃいました。
この世界では基本対モンスターより対人のほうが多い…のは仕方ないことです勘弁してください…。
ちゃんと対モンスターも入れますよ。まぁ二人ともスペック異常でまともな話が作れない現実。

>>748
今回来たBLAZEはまだ師条と会う前にしてもらうとすんなりします。
実質師条と会うまでは数多の世界を旅していたのでその一つってことにしてもらえれば…。
そのあとにもう一回呼ぶか呼ばないか…それは任せます

今日は本編ではなくもう一つの物語をもう1話進めます

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.751 )
  • 日時: 2014/06/11 14:31
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: cJu1BO0/)

 >>750

 そうですね、台詞からは師条のことは触れてないんで、その扱いもオケです。
 別次元のBLAZEが乱入したとなると、ちょい慎重になります。
 ここはスラ×エリさんの動きを待ちます。

 あと、夕方と夜の間くらいに本編更新しときます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.752 )
  • 日時: 2014/06/11 16:22
  • 名前: 翼の勇車 (ID: xu4iCwuw)

>>750->>751
ふむ、了解いたしました。ところでBLAZE君、ルピナスさんの所に行ってまた消えたみたいですけど、また呼びますか? 昨日の今日なんで勝手にやるのは気が引けまして……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.753 )
  • 日時: 2014/06/11 16:26
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

その14 最凶と最強の再開

とうとう炎は地を見つけた。
とはいったものの…実は知っていたらしい。気配察知できるからね
「まったく…いつ以来だか、お前と話すのも」
「お、そうだな。かなり前から会ってなかったなー…。あと今は俺のことは地と呼んで。」
また偽名か…と炎は思っていたがまぁいいやということにしていた。

そして彼らは…お互いに起きた出来事について話し合った。
「なーるほどな。そっちの連れが何か起きて、こっちも今連れ去られてしまったとこ。さぁどうする?」
「…決まっている、殲滅だ、殲滅」
地は炎を見て うわ、前より恐ろしくなってらーw と思っていた。前よりって…
「よーし、わかった。まずは…っと、冥花って誰かと話してなかったか?たぶん何かしてたと思うぞ」
「ん?確かに密林洞窟内に留まっていた記録はあるが…行ってみるか?」
「よし、いこう。」
地は密林の洞窟へ行くことにした。炎もついていくことにした。
ただし、この二人だけになると…
「さきにいってる」
「おまwww5分待ってろwww」
常人外の速度で移動できるわけで…。


〜密林洞窟〜
「…2分早い」
「早いのは別にいいだろwwwおいww」
3分で沼地から密林へ移動していた。いくらなんでも早すぎだあんた…。
どうやら先についていた炎は中の様子を見ていた模様。
「お前が来るまでに起きてたことだが…ドスランポスと大勢のランポスがもめていた。それだけだ…って地、モンスターの言語わかるのか?」
「あ、知ってる。分かるし話せる。」
地もモンスターの言語が分かるため、洞窟内での話の内容がわかるわけで…。
どうやらドスランポスとランポスの1頭が組織に乗り込む…らしい。
他のランポスは群れから脱退していった。何頭か二人のいるところへきたが…彼らを見つけられるわけがなかった。なんせ今二人は…透明だもの
「便利だなーww不可視Lv2リングwww」
「別ゲー…。」
どうやらランポスの住処に残ったのは…組織に乗り込む2頭だけになっていた。それを確認した炎と地は住処へ入っていった。


「本当に俺と行くのか。行ってしまえば確実に…死ぬぞ」
「…たとえこの先に待つのが死であっても、俺は行きます。死んだ俺の仲間の無念を…俺が晴らすためにも!!」
「「よくいった。」」
炎と地が入ってくる。2頭は警戒していた。
「誰だ!まさか組織の仲間か!」
「違うな。俺は…連れ去られたあいつの知り合い。」
「俺も同じwwそして、その組織を壊滅させることを目的としたハンターだよんw」
「お前がいうと信用性にかける。まじめに話せ」
「すまねぇwwww」
二人の会話だけではまだ怪しいようにも見える。しかし…組織の人間特有のオーラを2頭は感じなかったため、彼らが組織の仲間ではないことがわかった。てか組織のオーラって何?
「知り合い…そうか、お前たちが彼女の…」
「そーゆーこと。で、その組織に乗り込むの?」
「そうだ…!仲間の無念を…!」
ランポスは声が荒くなっている。そこへ炎がこういった。
「…その依頼はすべて俺が受ける。死んだ仲間の無念は俺が必ず晴らす。だからここで待ってくれないか?」
「「なんだと?!」」
その言葉に2頭は反発した。それでも炎は話を続ける
「心配するな、その様子はこのモニターで見れるようにする。そしてこの空間は…一時的に誰とも干渉されないフィールドとする。あとお前らの声をあいつらに届けることもできるし…すべてが終わったらまたここへ戻ってやる。」
「都合よすぎw」
地の突っ込みはさておいて…←おい!いい加減にしろ!by地
それでもランポスは反発する
「ふざけるな!仲間の死を直接見てない人間に…任せてられるか!俺は行くんだ…!絶対に…!?」
「行った所で無駄死になるだけだ。それがお前の死んだ仲間の望むことではないだろ。」
「そのきもちは俺にもわかる。だけどさ、それだけで行動すると後悔するものさ。だから俺たちに任せろって。確実にあの組織を…消すから」
炎と地は2頭にそういう。特に地の「消すから」という言葉は…かなり重みのある発言だった。どうしてもランポスはいきたかったが…それで死んだ仲間のためになるのかが明確にでなかった。
「…わかりました。でも…!仲間の無念を絶対に!!晴らしてください!!」
「これは俺からも頼もうか。死んでしまった弟子のためにも、確実に組織を滅亡させてくれ。でないと生態系が崩れる…とバルカンがいってたからな」
「…委細承知。」
「んじゃ、あとはこのモニターでも見ながらゆっくりしてくれなー。さらば!」
炎と地はモニターを残して住処をでた。
と、同時にその住処は一つの孤立空間と化した。誰からも干渉されることのない孤立空間に…。



「さーてと、冥花と霊華と残妖はどうやら組織の施設にいるみたいだぜー」
「…場所はどこだ」
「俺がつくまで乗り込むなよ?w場所は火山BCから…南南東6.7km付近だ」
地がそういうと炎は一瞬で消えてしまった。
「こらー!」
地も全力でその場所へと向かった

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.754 )
  • 日時: 2014/06/11 17:31
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

>>752
BLAZE「その世界は時間が少し狂っている。別に今乗り込んだところで問題ない。」
師条「いやもう一回おめぇが乗り込む=俺たちが乗り込むだから落ち着けっての」
BLAZE「くくっ…そこは自由に…だ。もしその場合は貴様以外は適当に配置されるがな」
師条「俺ソロかい…」
※性能異常キャラは隔離しておくと今まで通り話進められるから
あとわてのキャラは自由にいじっておkです。それ前提に設定ができているので。師条にいたっては血肉さえ欲したら腕くらい再生する。←ネタバレ
基本相手に合わせるのが自分なので…はい。任せてます。

ちなみにBLAZEがもつ刀は3本
・ただの狩用。威力も抑え目
・すべて斬るあれ。見た目は成敗刀。対象が何だろうときれいに斬ります。
・空間を引き裂くあれ。引き裂いた後は少し残る。間違えても入らないように。たまにモンスターが入ってしまうとか
同じ刀ではないのでそこは…ん?どこにしまっているかって?そこは聞かないほうが…
炎「おれの馬鹿オトモが世話になった…」
地「めんどくさいことしてるぞwwお前のオトモwww」
炎「(正確に言うとあいつは…いや、まだ明かすわけにはいかん)」

qua「あ、投票忘れてた」
炎「こっち来い」
qua「本当にすみません!今日はまた23時まであれなんで明日にしtグホァァアアアアアアアア!!」
地「まぁ本音を言うと正式にださせろとうっさい奴らのためにあえて遅くまで粘ってたみたいだがなー。」
残妖「粘る必要あるんですか…。」
地「どうでもいいけど、お前ら3人(人じゃないけど。)…ちょっと痛い目にあうかもとかあいついってたぞ」
冥花・霊華・残妖「「「ちょっと絞めてきます」」」
qua「ちょっやm」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.755 )
  • 日時: 2014/06/11 18:06
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: /52.udKw)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十一章 俺は『モンスターハンター』なんだ

 残すところ、決戦まで明日だ。
 今朝、ライラは無事に全ての装備を完璧に仕上げ、今日一日は爆睡して過ごしている。
 シオンのツテ、エリスの資料、マガレットの薬品調合なども揃えるだけが揃い、万全に万全を期していた。
 準備は出来た。あとは明日を待つばかり。

 その日の夜。
 やるべきこと全てを終えて、アストは自室でベッドの中で横になっている。
 しかし、眠れない。目を閉じて無心になろうとしても、どうしてもカトリアの姿が離れないのだ。
(…………)
 そして、明日の相手だ。
 相手は古龍、シャガルマガラだ。
 もしかすると、いや、もしかしなくても、生きて帰れないかもしれない。
 それでも、カトリアや皆のためにも生きて帰らなくてはならない。
 ふと、ドアがノックされる。
「アストくん、起きてる?」
 ドア越しから聞こえる声はユリだ。
「ユリ?起きてるけど……なんだ?」
「入っていい?」
「え?う、うん」
 アストはベッドから起き上がり、ドアの鍵を開けてやる。
 ドアの向こうから、寝間着のユリが現れる。
「なんか、私も眠れなくて……」
 頬を赤らめて、上目使いのユリ。服装も寝間着故に一瞬アストの心臓が跳ねたが、それも本当に一瞬だ。
「奇遇、か?俺も眠れない」
「ちょっと、お話ししていい?」
「あぁ、いいよ」
 アストとユリはベッドに腰掛け、隣り合う。
 何から話せばいいのか分からないのか、二人して黙っているだけだった。
 どれだけ沈黙が続いたのか、ユリが最初に動いた。
「アストくん。明日、だね」
 明日。
 そう、明日だ。
「明日、だな……」
 アストがそう呟くように答えると同時に、ユリがアストの肩に寄り添う。この間と違って、少しだけ恥ずかしそうに。
「こんなこと言うと、フラグだとか言われちゃうかも知れないけどさ、言ってもいい?」
 アストはまずフラグの意味も分かっていないが、頷く。
「絶対に、生きて帰ってきてね。帰ってこなかったら、告白した意味無くなっちゃうから」
「……」
 アストは途端に胃を絞られるような感覚に襲われた。
 ユリは、アストを本気で愛しく思っているのだ。
 この娘の期待にも答えてあげたい。
「カトリアさん」
 そう言ったのは、ユリだった。
「アストくん、好きなんでしょ?本気で」
「ユリ……?」
 なぜそれがユリに分かっていた?
 構わずユリは続ける。
「女の勘、かな。アストくんを見てたら、なんか分かっちゃったの」
 ユリは悪戯っぽい笑顔をアストに見せる。
 が、その瞳がうっすらと潤んでいるのをアストは見逃さなかった。
「っ……、私ってバカだね……。アストくんと、カトリアさんの繋がりの間に、入れるわけなかったのにっ……」
「ユリ、俺は……」
 ユリはアストに喋らせないように遮る。
「っく……っ、ご、めんね……ぅっ、変なっ、こと言って……んっ、アストくんが、っ、カトリアさんのこと好きって分かっててっ……、それにっ、明日、もしかして、アストくんが、っひ、死んじゃうかもって、思ったら……っ」
「…………」
 ユリは涙を堪えることをやめ、アストの胸に顔をうずくめた。
「嫌っ、そんなの嫌だよ!いかないでよっ、死ぬかもしれない所に行くなんてやめてよ!私はこんなにもアストくんのことが好きなのにっ、どうしてっ……、どうしてぇっ……!」
 感情をさらけ出し、ユリはアストに泣きわめく。
 アストはそんなユリを前に、ハッキリ言った。
 彼女にとって、残酷で、絶望に突き落とすような言葉でもだ。
「俺は『モンスターハンター』なんだ」
 アストは一言単語を繋げていく度に息が詰まることを自覚していた。
「モンスターで苦しんでいる人がいるなら、それを助けるためにモンスターを狩るんだ。カトリアさんは、過去からずっとシャガルマガラで苦しんでいるなら、俺はそれを助けたい。それ以前に……」
 アストは躊躇いを捨てた。
「俺はカトリアさんが好きなんだ。モンスターハンターなんかじゃなくても、助けたい。いや、助けるんだ」
「っ!」
 その言葉に、ユリは悲痛に息を吸った。
「だからごめん、俺は、ユリの気持ちには答えてあげられない」
 言い切った。もう、言い訳は出来ない。
「……ずるいよ」
 ユリはアストの胸から顔を離した。その彼女の端正な顔は涙と涙笑いによってぐしゃぐしゃに歪んでいる。
「どうして、アストくんとカトリアさんはハンターになったのかな……?私も、ハンターになってれば良かったのかな……?」
 半笑いのような表情をアストに見せるユリ。
「ごめんね……」
 ユリは涙を拭って、精一杯の作り笑顔を見せる。
「でも、アストくんの、本気が聞けて嬉しかったよ……」
 ユリはベッドから立ち上がり、ドアを開けてアストの自室から出ようとする。
「ユリッ……」
 アストはユリを引き留めようとする。
 ドアを開けてから、ユリはアストに振り向く。
「お休みなさい」
 それだけ言ってから、ユリは外に出て、ドアを閉めた。
 アストはそれを見て、右の拳を震わせながら握った。爪で皮膚が切れてしまいそうなほど。
「……っ、なんでお前が謝るんだよっ……、一発叩くくらいしてくれよっ……叩かれるより、痛いじゃないかっ……!」
 アストは激しい自責の念に駈られた。
 だが、後悔するつもりはない。
 ユリはもっと痛いのだから。

 ユリはそのまま、一人で村の外れまで向かった。
 胸をおさえ、その場で座り込む。
「ヒロインは、私じゃなかったんだね……」
 痛い。
 苦しい。
 だが構わない。これで正しかったのだ。
 自分は彼のヒロインに相応しくなかったのだ。
 ただ、それだけだ。
「っくっ……ひぅっ……ぇぇっ……!」
 また涙が溢れる。
 ユリは全てを吐き出した。
 声にならない、生の感情がシナト村に響くが、それを聞いているのは、アストだけだった。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.759 )
  • 日時: 2014/06/11 21:14
  • 名前: 翼の勇車 (ID: xu4iCwuw)

>>755
勇車「ああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
イーオ「っ! おいつばゆう落ち着け!」
ペッコ「俺達でさえこうやって耐えてるんだ! 作者のお前が憤ってどうする!」
勇車「うるせぇどけぇ! ユリちゃんをフッたアストをぉ! 許せるわけねえだろがああぁぁぁ!」
ペッコ「あのお二人の恐ろしさ、俺たちが身をもって証明しただろ! 大体お前シオン派だっただろうが!」
勇車「ユリちゃんの純情さも好きなんだよ! 邪魔すんなぁ!」キュラキュラキュラ……バサッバサッ……
トトス「行っちまった……」
アルタス「いや、これから彼に起こるであろう事態を考えると、"逝っちまった"の方が正確だろうな……」
カスケ「地さん、炎さん、毎度ご迷惑かけます」
ミズキ「以上、茶番でした☆」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.760 )
  • 日時: 2014/06/11 23:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

その13を少し加工。あとで明かすことだったけど…誤解招かれるのもあれだし…。

>>755
炎「アスト…それがお前の判断か…。」
地「まぁあれだもんな。どうしようとも悲しむものはでる。変に濁らずバシッといったところ見ると…男だなぁと思う。」
炎「…あとはそれを経験として活かせるか…それと一度決めた決断を変えないことか」
地「だよなー…ってかそれ意識してシャガル対峙のときに鈍るとか起きるなよー。」
>>759
qua「お取り込み中すまない、依頼だ。あと地、それフラグ」
炎・地「「またモテナイーズ??」」
qua「ちゃう。もう学習したよ。あの2匹。今回はこれ。」
炎・地「「…。」」
qua「止めてきて。うん。アストは自分で決めたんだ。それを無理やり他人が変えようとするのは…ダメだと思う。」
炎「つーかさっきの内容聞かせてそれで納得したら手出す必要もない」
地「だめだったら…まぁwうんwイッテキマス。」


投票…するか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.761 )
  • 日時: 2014/06/12 00:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EZyy2PYK)

ONLY☆ONE☆投票
※それぞれの投票はまじめです。

qua「投票するぞ!」
炎「唐突に言うなあほ」
地「んじゃ向こうの世界のかたがたも呼ばなきゃor俺たちがいかなきゃ」
qua「もう呼んでる。」
地「はやっ」
師条「(なんか増えてる…)」
※普段のss風レス時はだいたいもう一つのメンバーで本編メンバーは別にいます。
qua「さて投票するか。BGMに抹茶プリンをなgゲフッ!!」
炎「いい加減にしろ。」
qua「すみません…んじゃそれぞれ投票しようか…。うん…。」

Are you Ready?
\ガシャーン/

〜本編キャラ〜

師条「…俺はニーリンだな。クールなところがいい…あとあの腕前に…教わりたいところだ。」
BLAZE「我か?我はルピナスだな。あの時は感謝する。今度共に料理したいところだ」
涙那「む?私か?私はツバキ殿かな。かっこいいぞ。」
キャロ「僕はセージニャ!!僕を弟子にしてもらいt」
奏連「私はカトリアよ。リーダーって感じが本当に…」
キャロ「ニャー!!まだ僕は理由があr」
BLAZE「次にいかせてもらう」


〜もう一つ及びqua。〜

冥花「あたいはユリかな。一度でいいからユリみたいになってみたいわね…あとあたいが寝るときの子守唄を…じょ、冗談よ!」
霊華「私はルピナスよ。今度その料理を食べにいかせてもらうわ。」
残妖「霊華様…迷惑かけたらいけませんよ…。私はツバキさんですね。私に似ているような感じがします」
地「アストに1票入れるぞ!!たとえどんなことになろうと俺は影でアストを守ってやる!」
炎「俺か?アストにいれる。理由?地と同じだ…。」
qua「で、最後に俺がマガレットに入れる。理由?天然ボケいいね!!」


※この二人はまだ正式にでていません。入れるかどうかは委ねます。入れても入れなくても構いませんが一応です。
???????????「セージがいいな!俺と気があいそうだ!」
???「先生は、ユリさんに入れましょう。まだまだ人生長いです!もっといろいろ経験しましょう!!」
qua「二人は無効になってもうだうだいうなよ」


炎「以上でおわりだ」
地「ではではー」

\デーン/


※これからss風レスは減らします
あとちょっとしたネタバレ。次の世界でBLAZEは人間の姿になります。
…ってかもともと世界によって姿が変わってしまうからクロスオーバーでも別にアイルーに固定する必要はないです。設定もそうしました。
もしもう一回呼ぶときにはモンスターにするのもよし、人間にするのもよし。アイルーのままでもよし。ってことです。そこは任せますが…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.762 )
  • 日時: 2014/06/12 08:56
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 8/.9yEt9)

 >>759

 スラ×エリさん……アストくんは明日シャガルマガラとの決戦ですからもう寝かせてあげてくださ……あ、なんかシナト村上空に変な戦車が。ってアレ?なんかめっちゃ攻撃されてます?

 地「はいはいwww 近所迷惑になるから静かにしようかwww 」バシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ

 炎「人の恋路を邪魔する奴は、散れ」ドゴォォォォォ

 >>761

 投票ありがとうございます。
 正式でない二人の票も有効ですのでご心配なく。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.763 )
  • 日時: 2014/06/12 11:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: R8wmQCW5)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十二章 最強の敵

 翌朝。
 眠れたのはほんの数時間だけだが、アストは自律的に起きた。
「……、朝か」
 いつものように起き上がり、いつものように身だしなみを調え、いつものようにルピナスの朝食へ。
 こんないつものようにが出来るのは、これで最後になるかもしれない。
 いや、違う。
 これからもこのいつものようにを続けるために、今日、ここまで来たのだ。
 逃げることはもう出来ない。
 確かな決意を胸に、アストは自室を出た。
 
 いつものように、本当にいつものように朝食は待っている。
 そこには当然、ユリも待っている。
 アストは彼女と目を合わせる。
「おはよう、ユリ」
 いつも通り、いつも通りでいいのだ。そう思って挨拶をするアスト。
 ユリは戸惑いを見せてから、アストの意図に気付いて、少しぎこちない微笑みで応えてくれた。
「おはよう、アストくん」
 これで少しは蟠りが解けた。
 これでいい。自分とユリはこのままでいいのだ。
 今はまだちぐはぐでも、いつかは元通りの笑顔を見せ合える。
 そのいつかを待つためにも、今日だ。
 ルピナスの作る料理も、いつもと変わらない。そんな彼女の優しさにも感謝するアスト。

 朝食を食べ終えたアスト達ハンターは、それぞれの自室で準備を整える。
 アストは、作られて間もないその紅蓮の鎧を身に纏っていく。
 リオレウスの素材を用いて作られた、レウスシリーズだ。
 一流ハンターの証でもあり、ハンター達の憧れの的でもあるこの防具はそれに恥じないだけの性能を持っている。
 武器もまた、リオレウスの素材を用いている。
 ディア=ルテミスをベースにしながらも、その形状は大きく変化しており、華美さを無くして、より武器然として生まれ変わったチャージアックス、炎斧アクセリオンだ。
 道具面でも、万全の万全だ。
 鬼人薬と硬化薬のグレート、秘薬といにしえの秘薬、回復薬は薬草とアオキノコとハチミツまで持ち込み、さらには生命の粉塵まで用意されている。
 入念に、何か抜けていないかを確かめ、それから道具袋の口をしっかり閉める。
「……よし」
 全ては整った。
 あとは戦うだけだ。
「アストくん、準備出来た?」
 ドア越しから声をかけてくるのは、カトリアだ。
「はい、今出ます」
 アストは道具袋を担いで、ドアを開ける。
 ドアの向こうから現れたのは、銀色のレウスシリーズ、シルバーソルを纏ったカトリアの姿だった。
 この姿を見るのは、地底洞窟でのドスゲネポスとネルスキュラの挟撃以来だ。
 文献などを読んでみると、銀色のリオレウスは、なんと希少種らしい。
 その希少種の装備を纏うカトリア……やはり、ただ者ではない人だ。
 今のカトリアは、優しく凛々しい団長でも無ければ、弱々しく儚げな少女でもない。
 狩人(ハンター)としての気に満ちた、これまでに見たことのない、そんなカトリアだ。
「さ……行きますか」
「えぇ」
 アストのつぶやきに頷くカトリア。
 カトリアには悪いが、今は彼女を見てドキドキしている時ではない。
 
 アスト、カトリア、ニーリン、ツバキの四人が揃う。
 シナト村の民と、ミナーヴァのメンバーに見送られている。
「……行ってらっしゃい。私は、ここで待ってます」
「壊れたんなら直してやるから、帰ってくるんだよ」
「今日の晩御飯はぁ、何がいいですかぁ?」
「ふぁいとーっ!ですっ!」
「心苦しいですが、怪我しないでくださいね?」
 エリス、ライラ、ルピナス、シオン、マガレットの五人それぞれが、万感の思いと共に送り出してくれる。
 ユリは何も言わずに、アストを見詰めている。
 アストはそれに対して、無言で力強く頷いてやる。
 分かる。今はこれだけでいいのだと。
 ユリも頷き返す。
 それを確認してから、アストは背中を向けた。
 続くように、カトリア、ニーリン、ツバキも背を向ける。
 吊り橋に足を掛け、村を出る。

 天空山ベースキャンプ。
 だが、今のここは天空山ではない。
 いつもの狩り場とは、正反対の位地……シャガルマガラが現れるだろう、禁足地だ。
 その閉ざされていた扉は開かれ、その奥から黒い何かがもれている。
 それは見紛うことのない、狂竜ウイルスだ。
「みんな、いい?」
 カトリアは全員に声をかける。
「いつでもいいですよ」
「問題ありませんぞ」
「オーケーです」
 アスト、ニーリン、ツバキはそれぞれ答える。
 それを確認して、カトリアは頷く。
 そして、禁足地へと、踏み出した。

 殺風景なそこは、周りが崖になっている。
 その中央に、白いような、金色のような龍が佇んでいた。
 龍……シャガルマガラは、ヒトの気配に気付いて向き直る。
「カトリアさん、怖いですか?」
 アストはカトリアに声をかけてやる。
「怖いけど、アストくんがいれば平気だよ」
 カトリアのその声は恐怖の混じったそれだ。
 だが、足を竦めてしまうことはなかった。
「やぁ、シャガルマガラくん。君が奏でてきた、ダ・カーポ(繰り返し)にはもう飽きているんだ」
 ニーリンはヘビィボウガン、レックスハウルを構える。轟竜ティガレックスの咆哮のような駆動音が鳴る。
「悪いが、ここで終わりにしてもらう!」
 ツバキは背中の鬼斬破を抜き放った。
「カトリアさんのためにも、お前を狩る……!」
 アストは炎斧アクセリオンをソードモードにする。
「過去じゃない……現在(いま)を生きるために、私は戦う。ローゼ、リア、フリージィ……見届けて!」
 カトリアは背中の操虫棍、開闘の焔竜棍を手に掛け、焔を吹き荒らしながら抜き放った。
「ゴオォウゥッ……ヴゥウォゥオォァァァァァァァァ!!」
 シャガルマガラが、敵対を意味する咆哮を上げる。

 ヒトの未来か、龍の凱旋か。輪廻の唄を奏でるのは、どちらか……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.764 )
  • 日時: 2014/06/12 14:59
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: iXNkLEjK)

>>762
炎からの報告書です

説得試みるも、失敗。やむなく四分の三殺しにした
そのさい飛び散った破片等まとめてあるべき世界へと転送した。なお、誰かに見られていたが記憶から忘れられるから気にしていない
しかし…地が重大な忘れ物(その13で使っていた弓のことだ)をしてしまった。どうやら天空山のどこかに落としたもよう。早急に回収する。
間違えて拾ってもつかわないように…この世界のモンスターなんざすべてぶち抜く。

すみません、あとで回収させますうっかり拾わないように…
そのうち本編1話進めます

Re: ( No.768 )
  • 日時: 2014/06/12 18:32
  • 名前: @.net (ID: TGZLnjdD)

よし、荒らしは無視か。
じゃあ>>767には反応しないようにしないとね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.770 )
  • 日時: 2014/06/12 20:01
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: /EXGGtyW)

スラク「サーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーセンwサーs(殴(タヒね(今日出る新しい人」

というふざけた投稿したかつただけです。

本題 この話見てくれる人居るのか……

第六話 「密林の中で〜前編〜」


剴「じめじめしてますね……」
霧「気にするなんだぜ。」
剴「にしても、なんで密林でSOS信号が……」
霧「と思ったら、張本人っぽい人が見えるんだぜ?」

?「腹減った………」
霧「そんなことでSOS出したのか?」
?「う…うるさいわね。じゃあ助けに来たの?」
剴「はい。こんがり肉。」
?「い、いいのか?キラキラ」
剴「良いですよ。トゾ」
〜バクバククチャクチャパクパクウマウマ〜
天「ふぅ。美味しかったわ。あたしの名前は天。よろしくね。」
剴「自分は剴です。宜しく」
霧「霧だぜ。」
天「うん、宜しくね剴、霧。ちなみにここに読んだのはあるモンスt……来ちゃったよ。」
剴・霧「えっ!?」

続く

天の武器は弓でーす。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.771 )
  • 日時: 2014/06/12 21:52
  • 名前: 煌星 (ID: 4OkhtZaj)

6話思い付かねぇまた番外h(殴ry

>>770
んーと、俺は読んでるけど?地の文は?
入れない設定?言葉が見つからない?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.773 )
  • 日時: 2014/06/12 23:33
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9v8UVU6/)

オン「あー……勇車の奴が不在の間代理を頼まれたオン・ゾ・エーグだ。ライバルの我に代理を頼むとは、あやつどんな神経をしておるのやら……」
モジャ「補佐のモモンジャガーですモジャ」

>>762>>764
モジャ「言わんこっちゃないモジャ」
オン「あいつを楽々とねじ伏せるか……相手にはしたくないな」

>>761
ネオ「キャロもかにゃ? だとするとオレが兄弟子って事になるにゃ!」
セージ「弟子にした覚えは無いがニャ……」

シド○じゃ「報告もじゃ。翼の勇車が、エンジンルームとキャタピラ、メインコンピュータのみを残して帰還してきたもじゃ。正直まだ動けることに驚いたもじゃ。その後空間に穴が開いて、無くなっていた部品の成れの果てが送還されてきたもじゃ。勇車の脳であるメインコンピュータと心臓であるエンジンにはキズ一つついていなくて、勇車をこんな姿にした相手は完全破壊する気はなかったこと、そしてこれだけ車体を破壊しつつも重要な部分をきれいに残した事から相当な力があり、高い技術力を持っているとが考えられるもじゃ。あ、勿論直しておいたもじゃ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.774 )
  • 日時: 2014/06/13 10:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: GuFdhShZ)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十三章 長き戦いの始まり

「さぁて……さっさと沈んでもらおうかい」
 開幕一番、ニーリンはレックスハウルの引き金を引き絞る。
 轟音と共に、ティガレックスの頭部を模した砲口から拡散弾が放たれ、シャガルマガラに直撃すると共に爆発を撒き散らす。
 さすがは古龍と言うべきか、この程度ではかすり傷も同然だろう。
 シャガルマガラはニーリンを睨み付けた。
「グゥオォアァァッ」
 翼から生えたその強靭な翼足を降り下ろし、ニーリンを踏み潰そうとする。
 ニーリンもそれを受けるわけにはいかないため、楽々と回避する。
 逆の翼足も続けて降り下ろすが、それも回避するニーリン。
「はっ、そんなものか。大したことはないな」
 ニーリンに注意が向いているなら、剣士三人が動いているだろう。
 アスト、ツバキ、カトリアは散開し、各々の狙いをつけていく。
 ツバキがいち早くシャガルマガラの後ろ足に取りついた。
「せぃやぁっ!」
 踏み込みと共に鬼斬破を振り抜き、シャガルマガラの鱗を捕らえ、雷狼竜ジンオウガの蓄電殻によってさらにパワーアップされた雷が走る。
 刃は通る。かなりの強度はあるようだが、ライラによって研ぎ澄まされた鬼斬破の鋭い一撃は防ぎきれない。
 ツバキは立て続けに鬼斬破を突き入れ、斬り上げ、一旦そこで斬り下がって距離を取る。
「行きますよ、カトリアさん!」
「アストくんっ、そっちも気を付けてね!」
 アストがシャガルマガラの懐に飛び込み、カトリアは斬り下がったツバキと入れ替わるように後ろ足に接近する。
「行きなさい、オオシナト!」
 カトリアは開闘の焔竜棍を振るい、彼女の右腕で待機している猟虫を放つ。
 操虫棍という武器の最大の特徴とも言える猟虫は、モンスターの体表に取り付かせ、その体液を吸収、猟虫の体内で再分泌を行ってヒトの体液の浸透率と同化させ、それを操者に注入させることで、身体能力を飛躍的に上昇、もしくは回復させると言う特殊な性能を持っている。
 ヒトの体内に注入を行う際は、無痛性の浸透針のように行われ、ごく微弱なショックはあるものの、猟虫が分泌する体液が瞬時に消毒も行うため、実質の害はゼロである。
 その猟虫一つでも無数の分類があり、与える餌によって個体の進化が変わっていく。
 カトリアが従えるオオシナトは、元々スピードに特化した猟虫なのだが、彼女はさらに極端なまでにスピードを上昇させたそれは、強い雷属性を持つと同時に、ボウガンの弾と見紛うばかりのスピードを持つ。
 音速のオオシナトは一瞬でシャガルマガラの後ろ足から体液を吸収し、白く発光する。モンスターによって異なるが、吸収させた部位によって発光する色が変わり、白は脚力の強化を意味する。
 カトリアは再度開闘の焔竜棍を振るい、瞬時にオオシナトを呼び戻す。呼び戻されたオオシナトはカトリアの右のシルバーソルアームの関節部を通じて、彼女にその分泌した体液を送り込む。
 その瞬間、カトリアの動きが変わった。
 地面を蹴ると、跳躍して一気にシャガルマガラに肉迫する。
「はあぁっ!」
 全身ごと叩き付けるように開闘の焔竜棍を振り抜き、シャガルマガラの後ろ足に、細身の柄からは想像も出来ないほど重々しい一撃が捕らえる。
 直視すれば分かる。カトリアのその技を放つためにどれだけの筋力を用いてるかを。彼女の華奢な四肢の内側にそれを制御出来るだけの力があることを。
「グゥオォォォッ」
 シャガルマガラは身体の向きをカトリアに変えながらも、突進の姿勢に入り、その六本の脚で地面を蹴散らす。
「っ!」
 シャガルマガラの注意が自分に向いたことに恐怖を感じてしまったカトリアは一瞬足をすくませた。
 彼女の危険にいち早く気付いたのは、アストだ。
 アストは彼女とシャガルマガラの間に割り込み、炎斧アクセリオンの盾をしっかり構えた。
 直後、シャガルマガラの角と炎斧アクセリオンの盾が激突する。
「うおぉぉぉぉぉっ……!」
 アストは歯を食い縛ってその突進からカトリアを守る。
 どうしても後退はしてしまうため、カトリアとぶつかってしまうが、あの巨体に蹴り飛ばされるより遥かにマシだ。
 ようやく突進が止まり、シャガルマガラはそこで足を止めた。
「大丈夫ですか!?」
 アストは横目でカトリアの無事を確かめる。
「う、うんっ……!」
 カトリアは頷いてくれた。
 カトリアさんには傷付いて欲しくない、とアストは心を引き締める。
 シャガルマガラの背中で爆発が躍る。
「人の恋路を邪魔する奴は、地獄に堕ちるぞ?シャガルマガラくん」
 ニーリンは拡散弾発射の反動に身体を仰け反らせながらも、余裕めいた言葉を絶やさない。
 レックスハウルは、轟竜ティガレックスの頑丈な素材をフレームに組み込むことで、拡散弾はもちろん、徹甲榴弾を複数装填可能、かつ高い出力を持つのが強味だが、その反面ブレ幅が大きく、さらにその高い出力を発揮するための反動も大きいため、本来ニーリンが得意とする狙撃には向かないものの、爆薬を仕込んだ弾丸を乱れ撃つそれは、全てを吹き飛ばす轟竜ティガレックスそのものだ。そのうえ、ニーリンが纏うセルタスシリーズには砲撃を強化する性能も備えられており、それは徹甲榴弾の爆発も強化させるのだ。
 その爆発をも掻い潜って、ツバキが再びシャガルマガラの背後から接近し、尻尾に鬼斬破を放つ。
 無数の爆発を直撃し、雷と炎に挟まれたシャガルマガラもさすがに怯んだ。
「グォウゥッ……」
「いいぞ、効いている!」
 アストも体勢を立て直すや否やシャガルマガラの腹にソードモードの炎斧アクセリオンを叩き付けていく。
 まだ終わりは見えない。
 だが、確かな希望を抱いて、アスト達は強大な壁に立ち向かっていく。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.775 )
  • 日時: 2014/06/13 15:13
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

第20話 世界との別れ

〜地底火山BC〜
俺たちは一旦ベースキャンプへ戻ってきた。ん?俺?師条だ。
今は奏連を休ませるためゆっくりしている。BLAZEは…寝ている。
というより俺以外みんな寝ているんだが…。
そんなに疲れたのか?俺は別に…とは思っているがBLAZE曰く、けっこう負荷はかかっているとのこと…。だが寝る気にはならない。まだよるじゃないからな。
とはいっても暇だな…武器や防具の手入れでもしておこう。そのうち起きるだろう。それに…もうこの世界に来ることもない。


「…よし。」
手入れは終わった。弓にはモンスターの血が多少ついており、固まっていた。すべてきれいに洗い流した。防具も同じだ。たまには整備をしないと…。俺は自力である程度できるからな。
さて…まだ誰も起きていない。少し…景色を眺めに行こう。
とはいってもこの世界…俺の住む世界に酷使している。ここまで似る世界もあるんだな…。


「まだ起きてないのか?」
散歩から帰ってきたが…
「我は起きているが?」
おきていたのはBLAZEだけ。あとは…まだ寝ている。そんなに疲れがたまっているのか?
「BLAZE…お前の探す者ってもしかして…」
あまりにも暇だからBLAZEに聞いてみた。
以前俺に言ったが気にするなと言われたこと…。
「…察しはつくだろう。」
としかBLAZEは言わなかった。まぁ…わかるっちゃぁわかるけど。
「ふわぁ〜……むっ!」
涙那が起きた模様。ただなんか恥ずかしそうにしているけど…なんでだろうか。
俺とBLAZEは揃って「?」という顔をしていた。どんな顔だよとかいうなよ。
「涙那は起きたか…あと奏連とキャロがおきt」
「ニャー…」
「う〜ん…あ、おはようございます」
二人も起きた模様。
「起きたか。では身支度をするんだな。すぐ出発する」
BLAZEはそういう。どうやらもうすぐこの世界から移動するみたいだ。
皆準備はして休憩していたので、軽く身支度するだけですんだ。
「では…はやく入るんだな」
ズバッ!!
空間に…一つの穴ができる。
その奥はなぞめいた空間が広がっている。あの時と同じ…。
「なー?!」
「ニャ!?」
「え…」
2人と1匹は驚いていたが俺はそうでもなかった。1回体験してるからな…これ。
あの時はブレスだったけど。
「さぁ、行くぞ。ばらけたくないのならば早く入ることだ。くくっ…」
そういうとBLAZEは穴の中へと入っていった。
とうとう…この世界から去るときがきた。戻ることはできない。進むしか道は…ない。
「…行くか。」
俺たちもその空間へと飛び込んだ。




〜???〜
俺だ。
気がついていたら未知の世界についていた。まぁここまでの流れは…わかるよな。あれだ、あれ。
今いる場所は…まったく俺の知らない世界。どこだここ。
とにかくみんなは近くにいるか確認した。
涙那、キャロ、奏連…あれ?BLAZEがいない。おかしい…あいつだけ先に入ったからか?
「くくっ…なるほど、この世界ではこの容姿となるか」
あいつの声がする…。しかしそんなアイルーはどこにもいない。いや…アイルーはいないんだ。ただ…
漆黒の長髪の男が…いる。武器は太刀。この太刀どこかで…
「くくっ、我だ。BLAZEだ。」
「「!?」」
今度は人間になっていた。本当にこいつ意味が分からん。
俺より身長…高くないか?
髪は言ったからおいといて…目は紫色。顔に傷が何箇所かある。装備は…していない。普段着に近い感じがするが…全部漆黒。黒いのがすきなのかこいつ…
「まぁこれが我の本来の姿に近いが…くくっ…」
本来の姿に近い?ということはこいつ人間ではないということか?
だとしたらまじでなんなんだ…俺にはまったくわからない。
一体これから先何が待っているんだ…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.776 )
  • 日時: 2014/06/13 16:49
  • 名前: 奇面ライダーカヤンバ (ID: tpurTEgy)

ダブルサクライザー氏、この掲示板ではお初お目にかかる。話は前々から聞いておりますぞ、人気投票もあるとは聞いておりましたが、あっしはサークル仲間にもこの件を伝え、各方面へこの小説を読ませておるぞ。そのごくわずかをここに記しまそうぞ。

・カトリアさんが可愛すぎて鼻血出る。こんなお姉さまが欲しい……。
・セージアニキイカすぜ!復活期待!
・天然ボケのマガレットに一票!もっと出番を出してくれぇ!
・嫁にしたい人だと?そんなもの、ルピナスさん決まっとるやろがーい!
・然り気無いアピールに気付かないアストは死ねぇ!エリスちゃんに票を!
・愛してるぞユリィー!本編でもその歌を魅せてくれぇー!
・いやぁ、やっぱりシオンちゃんですね。何ってロリコn(自重)
・毎度毎度装備を作ってくれるライラさんに感謝を込めて一票。
・アストくんがカッコいい!でもユリちゃん堂々とフッたのはイヤァー!
・ニーリンがかっこよすぎて萌える。狙撃ウマー。
・ツバキが主人公でも良い気がする……、何で女の子なんだ!可愛いじゃねぇか!

スペースの関係上、これ以上コメントは書けませんが纏めておきましたぞ。

アスト…11
カトリア…41
エリス…12
ライラ…9
ルピナス…16
シオン…14
マガレット…8
ニーリン…27
ユリ…33
ツバキ…21
セージ…25

ではあっしはROM に戻る。ダブルサクライザー氏よ、投票は行った。あとは任せた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.780 )
  • 日時: 2014/06/13 18:25
  • 名前: 0120 (ID: D9aSj2tH)

1=1

第1話  電卓「俺は108円(税込)の何処にでもいる普通の電卓さ!」 


1+1「1+1は?wwww」
電卓「2」
分数「1/3+2/3=3/3は?」
電卓「俺、分数計算できない・・・」
分数「フハハハwww無様だなww100均の電卓にはそれが限界かww」
電卓「それで勝ったつもりか?」
分数「負惜しみか?」
電卓「関数電卓召喚!」
関数電卓「よう!待たせたな」
分数「1/3+2/3=3/3は?」
関数電卓「余裕だな、答えは1だ!」
分数「なん・・・だと・・・」
小数「じゃぁさ、さっきの問題小数にしてみ?」
関数電卓「えっと・・・1/3=0.33333… 2/3=0.66666… 3/3=0.99999…だから」
関数電卓「0.33333… +0.66666… =0.99999…つまり答えは0.99999以下略だ」
電卓「1/3+2/3は1なのに0.33333… +0.66666…は0.99999…なのか、あれ?小数にすると1にならなくね?」
関数電卓「つまり…どういう事だってばよ!? 」
電卓「0.000…1が足りないよね」
関数電卓「そう・・・だね」
人間「おや?君達は何を悩んでいるのかね?0.99999…は1だよ」
電卓「kwsk」
人間「ググレカス」
電卓「ウザwww」



あとがき
モンハンで小説書くなんて文才とネーミングセンスのない俺には到底無理だ

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.781 )
  • 日時: 2014/06/13 18:24
  • 名前: 翼の勇車 (ID: g3CnQZqR)

我、復活!
シナト村、良いところでしたよー。え? 地と炎? イ、イイイイイッタイ、ナ、ナンノハナシデスカナ?

>>777
あー……ええっとですね、決めつける訳ではないんですが、どうも見たところモンスターハンターとは関係無いと思うのです。モンハン小説以外を書くのでしたら、スレ主殿に許可をとってからというわけでして。とはいっても、その主殿がしばらく顔を見せていないんですけどね。
追伸
0.999999……を一旦3で割る=0.333333……

0.333333……を分数で表すと1/3、つまり0.333333……=1/3

1/3に3をかける。つまり第一工程でやったことを相殺する。

1/3×3=1 アルェー?
というわけ。ググってないですよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.782 )
  • 日時: 2014/06/13 18:24
  • 名前: 0120 (ID: D9aSj2tH)

>>781
1代目で取ったような・・・覚えてるか分からんけど

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.783 )
  • 日時: 2014/06/13 19:04
  • 名前: 0120 (ID: D9aSj2tH)

1=1

第2話  無量大数「だから、俺は無量大数であって無限大ではないと何度言ったら」

 
無量大数「なんか俺さ、小学生とかに無限大と同一人物だとかたまに言われてるんだがどういうこと?嫌がらせ?」
0「俺に言うなよ」
人間「あ!“無限”大数だ!」
無量大数「あ?俺のどこが無限なんだよ、よく見ろ 無量大数モードチェンジ!アラビア数字モード!」
100000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000「これでも無限と言うのか?」
1「思ったより小さい」
人間「あれ?無量大数って無限じゃないの?」
0「↑なんでそう思ったの?」
1「ウィキペディア氏が「無量大数を無限大と混同している人も少なくない」って言ってるよ」
無量大数「俺より大きい数字だってあるんだけどな」
不可説不可説転「呼んだ?」 グーゴル「呼んだ?」
人間「誰あんたら?」
1「グーゴルは1の後に100個0がある数字。不可説不可説転ってのはとても大きい数字なんだよ」
人間「へーどのくらい?」
無量大数「(あれ?なんか嫌な予感が・・・)」
不可説不可説転「100000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000・・・
無量大数「それ以上書くな!全部書くとスレの幅が増えて皆の迷惑になる!」
1「それと文字数制限がかかるから無理。荒らしだと思われるし」


Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.784 )
  • 日時: 2014/06/13 21:26
  • 名前: 翼の勇車 (ID: g3CnQZqR)

>>782
そうでしたか、申し訳ありません。えー、それと一言。
はよ! πさんこと3.14159265……さんはよ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.786 )
  • 日時: 2014/06/13 22:37
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

お知らせ
2つです。

・目次作成代理依頼
というより…本来スレ主の仕事ですが。
現状自分がなんとかまとめてますがちょっと今はまとめることができません。
このままだと膨大な量となってしまいます。どなたか…仮目次の作成をお願いします

・もう一つの物語一旦更新停止
理由は…モンハン要素どこー?な話となるためです。
構造試案時には普通に3、4話くらいモンハン要素ぇ…となってました。
さすがにモンハン要素抜けちゃうとここのルール違反となるのでスレ主の許可でるまで放置です。一応話は作りおきしておこうかなーと思います。
もしだめだったら…そのときはそのときです。
とにかく、本編更新に集中するということです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.787 )
  • 日時: 2014/06/13 23:12
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

番外編3(だっけ?) 止まってしまうもう一つの物語

qua「と、いうことでスレ主から許可でるまでていsゲフッ!!」
炎「…」
qua「落ち着け!これはルール違反になるからだ!つーか更新予定だったその15でもうモンハン要素ぶっ飛んじゃってるから!さらにそのあともっとひどくなるから!」
地「それだったら許可いるよなー…対モンスター要素が入らないとやばい。」
冥花「というより…本当にぶっとんでるわよ、これ。」
qua「…対人要素入れてもいいじゃない。」
霊華「ただしスレ主の許可をとってからよ。」
地「どうでもいいけどさ、俺の本来の名前ともろかぶりする事態が発生してしまった。武器まで一緒…どうするんだ?」
qua「わりぃ、お前の本来の名前変えるわ。」
地「はい?!」
qua「しゃーないだろ。かぶっちゃったんだから。隠してるんだからうだうだ言わない。ちなみに今後登場するやつももしかぶったら変える。」
炎「…」
qua「話題を変えます。」

qua「人気投票はやりません」
炎「誰も聞いてない」
qua「うっせ!!」
残妖「なんか…やらない理由が少し分かる気がします」
霊華「私もよ…たぶん当たってると思うわ」
冥花「…そういうことね」
地「どういうこと?」
炎「お前そこは勘が鈍いんだな。」
qua「3人オリジナルでないから、である。あとはキャラ数少ない。」
地「なるほど!w」
qua「(こいつ知ってたな…)」
冥花「あたいたちが合流するのはまだ先…。2つの物語が1つになるのは…」
残妖「そのうちですよ。」
qua「まぁそれ以前に自分の小説出来がよくないからね。他の小説と比べてなんか見劣りするというか。」
炎「それの原因がこれだろ…無駄にこの(ssに近い)形式で長々書くのに慣れているからだ」
qua「短く、かつしっかりと。というのが難しいです…。」
地「まぁ人気投票は90%やらないしやったところで集計がだるいのでやらないということだ。」
霊華「…これから登場する人たちは一体いつになったら正式にでるのかしら。」
qua「許可がでるまで待っていてください…。」
???????????「待つしかないのか…」
??「私たちの出番はまだ先です。今は待ちましょう。それでは、ごきげんよう」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.788 )
  • 日時: 2014/06/14 00:33
  • 名前: 翼の勇車 (ID: SyXS7cdu)

一作目

番外編〜状況報告〜

クック「さて、番外編の数がが本編の話数を越えるのはいつだろうな」
勇車「もうちょい待っててくれ……ネタは上がってるんだ、今はその組み立て中」
アルタス「それで、今回はどうした」
勇車「いや、>>787のTrailさんに便乗して書こうかと」

○報告事項一

勇車「とりあえず、あの二人の恐ろしさはよくわかった。今後は作者らしくおとなしくしていようと思う」
ペッコ「良い判断だと思う」

○報告事項二

勇車「人気投票はまだしない」
カスケ「……まだ?」
勇車「理由は以下」
・こんな稚拙で面白げのない小説を、誰かが読んでくれているか不安。
・まだ出ていないキャラがいる
トトス「……まあ一つ目はおいておくとして、だ。まだキャラ増えんのかよ……」
?1「それはアッシらの事っすね!」
?2「すね〜!」
?3「ワタクシまでですか……」
勇車「そんなこんなでまだ無理です。一つ目の理由も……まあそれなりの人数が読んでくださっている事が分かりましたら解禁っつうことで」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.800 )
  • 日時: 2014/06/14 08:33
  • 名前: 火気厳禁 (ID: Wnas0QW3)


スレ主来ないですね


ps、モンハン4gの情報公開遅い

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.801 )
  • 日時: 2014/06/14 16:17
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6Vb42cq0)

マ「皆さんお待たせしました。待ってない方もお待たせしました。一週間前から、このモンスターハンター 〜輪廻の唄〜のキャラ人気投票を宣告、残念ながらこのスレッドでの投票は少なかったですが、ここでない所での投票も含めて、なんと300名以上もの投票をいただきました。読者の皆さんありがとうございます。と言うわけで今回、司会進行を努めさせていただく、マガレット・マカオンです。よろしくお願いします」

ア「あ、一応司会進行の補佐のアスト・アルナイルだ。知ってると思うけど、よろしく」

マ「まずは、ベスト2〜5から発表します」

ア「まずは5位だな」

マ「5位おめでとうございます、アストさん!」

ア「え、俺?」

マ「アストさんは、19票をいただいてもらってます。さすがは主人公、ベスト5に入り込む納得の貫禄ですね」

ア「お、俺が5位か……なんか読者からすっげぇ嫌われてたみたいな感じだったけど」

マ「えーっとですね、アストさんに票を入れた方々から一部のコメントを言いますね」

・アストくんがカッコいい!でもユリちゃんを堂々とフッたのはイヤァー!
・どうかカトリアさんと、末長く爆発してください。
・いつもはヘタレのくせに、いざって時は男らしくてキュンとします!

ア「えーっと……嬉しいコメントもあれば、どうとも言えないのもあるな……?」

マ「他のコメントにも、ユリさんをフッてまでカトリアさんを選ぼうとする男らしさにキュンとした女性読者が多かったようですね」

ア「そりゃ、俺は、カトリアさんのこと好きだし」

マ「この公衆の面前で!」

ア「う、うるさいな」

マ「続いては4位の方です」



ア「おめでとう、ツバキ!」

マ「ツバキさん、4位おめでとうございます!」

ツ「なんだなんだ?4位?」

ア「人気投票だよ。ツバキは、その4位を勝ち取ったんだよ」

マ「ツバキさんは、32票を獲得されてますね。実は女の子でしたと言うドッキリを明らかに狙ったキャラですからね。見事に狙い通りの人気を得たようで」

ツ「……ちなみに俺は当初は着替えをうっかりアストに見られることで女だってバレる予定だったんだけど……」

ア「……」

マ「では、一部の読者からのコメントです」

・ユリを一途に守るその姿勢に胸を打たれた。
・ツバキのかっこよさで太刀を使い始めた。
・こんなに可愛い娘が女の子なわけがn(自重)

ツ「ちょっと待て、最後のコメント!?」

マ「ツバキさんはユリさんを守ろうとするその姿や、アストさんとの友情に萌えた読者が男女問わず多いようですね」

ツ「人の話を聞けッ!」

ア「いやまぁ、ツバキって実際はけっこう可愛い女の子だし、ってか最後のコメントってこれどういう意味なんだ?」

ツ「なっ!?かっ、可愛い……!?……ってアストはそんなこと知らなくていーぃっ!」

マ「と言うわけでツバキさんでしたー」

ツ「おいこらっ、まだ話は終わってな……』



ア「んーと、次は3位だな」

ニ「呼んだかな?」

ア「うわぁっ」

マ「ひゃっ!?ニーリンさんっ、いつからそこに?」

ニ「ついさっきだよ。それで、私に何か用かな?」

ア「人気投票、3位おめでとう!」

マ「ニーリンさんは35票、ツバキさんとは3票との僅差ですね」

ニ「ほほぅ?」

ア「すごいだろ?」

ニ「しかし、私の出番が少なかったら、3位はセルジュくんになっていたかもしれんな」

マ「ニーリンさんはですね、カッコいい姉御キャラで通って、かつ他には見られない超長距離狙撃を狩りに応用すると言う、これまでに見られなかったキャラですからね。これは人気が出ますね」

ア「そんじゃ、コメントな」

・長距離狙撃はアリだな。これは新鮮。
・然り気無く名言が多いんだよな、一票。
・ニーリンの過去が悲しすぎます。この人泣かせさんめ。

マ「まぁ、キャラが濃いですね。初登場が狙撃と言うインパクトに驚く読者も多く、普段の余裕綽々な態度に惹かれる方がほとんどでした」

ニ「私はそんなに狙ったようなキャラであった自覚はないが……狙っているとすれば、アルナイルくんのハートかな?」

ア「えっ……!?」

マ「はいはい、次行きますよー」



ア「次は2位だな」

マ「この2位の方は、さきほどの35票の約2倍の71票と言う強い支持を受けてます」

ユ「え?どうしたの?」

マ「人気投票、2位おめでとうございます、ユリさん」

ア「71票ってすごいな」

ユ「わっ。私ってそんなに人気あったんだ?」

マ「もちろんですよ。ユリさんに投票した方の中には『YYY(ゆっくりゆっくりユリちゃん)』という親衛隊が結成されているらしいですから」

ユ「親衛隊って……」

マ「あ、いつでもアストさんの命狙ってるみたいですから」

ア「……マジ?」

マ「コメントに入りますね」

・アストくんにフラれるシーンが印象的です……一緒に泣きました。
・「ヒロインは、私じゃないんだね……」←この台詞が切ないよぉ……(;_;)
・どこまでも一途にアストを想うその心に一票入れます!

ユ「私、フラれたシーンばっかり……」

ア「そ、その、ごめん、ユリ……」

ユ「うぅん、私はいいの。あの時の瞬間は、私も一生忘れられないと思うの」
 
ア「ユリ……」

マ「あー、初々しい初々しいですねー。次行きますよー(棒)」



マ「栄光の1位を発表する前に、6位から最下位を発表しますね」

 

セージ…17票

ルピナス…16票

ライラ…14票

シオン…11票

エリス…10票

マガレット…8票



マ「私が最下位でしたぁ……、はぁ……」

ア「ついに1位だぞ」

マ「はっ、そうでした。それでは!この人気投票、栄冠の1位を手にしたのは……」

ア「やっぱりこの方!カトリア・イレーネ!票数はなんとユリの71票の1.5倍の107票を獲得!」

カ「ふぇっ?私がどうしたの?」

マ「栄冠の1位おめでとうございますカトリアさん!」

カ「えぇっ!?ユリちゃんは?」

ア「ユリは2位でしたよ」

カ「えぇー……それに私は、ただ精一杯頑張ってただけだよ?」

マ「その精一杯の姿勢ですね!」

ア「カトリアさんは可愛くて強くて優しいし、誰だって好きになりますよ」

カ「だから、私は……」

マ「その謙虚さも魅力の一つですね」

カ「そ、そんなに言われちゃ恥ずかしいよぅ……」

ア「……(恥ずかしがるカトリアさんも可愛いな)」

カ「今変なこと考えたでしょうっ!?」

ア「なっ、変なことじゃないですよ!恥ずかしがるカトリアさんも可愛いなって思っただけですよ!」

カ「!?」





ア「たくさんの投票ありがとうございました!最後まで全力で狩るので応援よろしくお願いします!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.802 )
  • 日時: 2014/06/14 13:31
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: fb/.sCkX)

第21話 あらたな使命

とりあえずここがどこかざっくりとだが分かったから報告する。
ここはどうやら孤島と呼ばれる狩場らしい…。俺たちが落ちてきたのはエリア1。近くに村が見える。とりあえずそこに行くとのこと
この世界はまだゴアやシャガルが存在していない世界…平和なのか。
BLAZEがいうことはこれくらい。とにかく近くの村へと…っとその前に。
「またこの世界でも何か俺にやらせるのか」
さっきまでいた世界ではドスイーオスの狩猟と…なぜかテオ・テスカトルを狩ることになった。
それならこの世界でもなにかやらせるんじゃないか?と思ったのでな。
「当たり前だ。そうしないと等価交換とならない。もっとも、それで命を失ってしまえば意味はなさないが…それはないだろうがな。くくく…」
やっぱりあるのか。まぁそんな気はしてたけどさ。
それはともかくはやくいってくれよ…なにやらせるんだ?
「この世界は3つだが…ひとつはあれだからおいておく。」
「あれって何かしら」
奏連が聞くが…涙那が説明しておいた。そういえば奏連は知らないよな…というより、あんたがその人だったんだけど。
「さて、2つめは…ラギアクルスを狩猟してもらおうか。」
ラギアクルス…?たしか俺の住む地には存在せず、遠方の狩場にいるモンスター…。
素材だけなら過去にみたことはあるが…いったいどんなモンスターなのかはよくしらない。海に住むと聞いているが…水中で狩りなどできるのだろうか。
「3つめ…あの村にいってからのほうがはやい。」
「?」
3つめは詳しく言わなかった。まぁ村に着いたら分かることなんだろう。
俺たちは村へと向かう。ただどうもBLAZEの話と合わないことを感じている。まだあいつには言わないほうがいいだろう。ただ…
―狂竜ウイルスが蔓延している


〜近くの村〜
BLAZEのいう村についた。
この村は…海に面しており、海産物が豊富だ。あとでかい船もあるが…あれはなんに使うんだ?わけわからん。
村長みたいな人もいる。年は若そうだから村長とはいいにくい気もする。あと…なんというか俺の住む世界にあるものと似たものがたくさんある。武器屋とか受付とか。世界が異なるとしても、環境は似るわけか…。
「よぉ!お前たちは旅のものか?」
村長っぽい男が話しかける。ただ俺はどうも話すのに慣れていない。何年も人との関わりを断っていたからわけがわからん…。
「くくっその通りだ。しかし長旅に疲れてしまった。できればこの村に少し留まりたいのだが…」
「おー!そうか!どれくらい留まる予定だ?」
「3,4日程度お願いしたい。」
「ふむ…では、少し依頼があるのだが…見た感じ、モンスターハンターだからこの依頼を手伝ってもらえるのであれば留まってもよいぞ!」
条件つきだがokをもらった模様。というよりBLAZE…話し慣れしてるだろ。
「依頼なんだが…実は今専属のハンターがいないんだ。そのときに限ってなにかおこる…。今回もなんだがこれは我々ではどうもできないんだ。モガ村の森に異変が起きてしまったんだ。」
「異変?くくっ…それはどのようなことかな?」
BLAZEはそう聞いているが…まるでそれが何か知っているような目だ。いや、知ってて聞いてないか?
「1つは食料が消えかけていること。何者かが荒らしているのではないかということだ。イビルジョーの仕業かと考えたが…それにしては何かおかしい。本来あるべきものがないんだ。」
本来あるべきもの…?イビルジョーにあるべきもの…涎?それがないのか?
だとすると別の何か…。それを解明しろってことか。
「くくっ…では、その依頼を」
「ちょっとまった。もう一つあるんだ。」
「何?」
BLAZEの様子が違う。どうやら想定外のことでもあったのだろうか。
「実はモガの森に住むモンスターの様子がおかしいんだ。何か狂ったかのような動きをしている。その原因が謎なんだ。それを明かしてもらいたい」
「…それしってる」
俺はそういった。するとその男は驚いていた。仕方ない、俺が説明しておこう…。
簡単に狂竜ウイルスについて説明しておいた。ただこの世界にそんなものが存在しないはず…なぜあるんだ?だとするとその生みの親が存在するはず…。
BLAZEは何か考えていたが…まぁ気にすることではないだろう。

「(おかしい…この世界には狂竜ウイルスは存在しない…我の勘違い?それはないだろう…)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.803 )
  • 日時: 2014/06/14 15:12
  • 名前: ペンギンさん (ID: 3v8depns)

投票忘れたァァーー!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.804 )
  • 日時: 2014/06/14 16:58
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: 0gNZcb1m)

モンスターハンター「焔の詩」15話
闇が広がる空間。
そこに、一つの意識が浮いていた。
下――そもそもそう言った概念があるのかすら解らないが、そこには常闇の深淵が、口を開けていた。
ここは、どこなんだ――
しばらくし、辺りを支配する闇に対照的に、形ある何かが、浮き彫りされたかのようにはっきりと眼の前に映る。
僕は、それを知っている気がした――いや、見紛う筈がない。
短いブロンドの髪を風に靡かせ、その瞳は宝石と思えるほどに澄んでいて、その肌は雪を思わせる程に白く透き通り、その柔らかい手が、僕の手を引っ張り、外の世界へ導いてくれて――
その全てが、記憶の中に眠っていたその名を呼び起こす。
「フロウ・・・・・・どうしてここに――」
だが、目の前にいるフロウはその問いに、答えを出さない。
「もう、敵討ちなんてしなくていいんだよ。ボクはそんな事、望んでないから・・・・・・それに、何もかも独りで背負わなくていいんだよ。
もう、独りじゃないんだから・・・・・・」
「僕は敵を討つためにここまで来たんだ! ここまで強くなったんだ! 今更、止まるわけにはいかない・・・・・・決着が付くまでは――」
「本当に決着を付けなければならないと思ってる事はそんな事じゃない。もっと別の事だよ・・・・・・本当は、気付いてる筈だよ・・・・・・」
そこまで言われ、言葉に詰まった。
思えば、初めて逢った時もそうだった・・・・・・
そのエメラルドの瞳に心を映され、読まれるような感覚――
「それと・・・・・・いつまでここにいるのかな? クシャルダオラの狩猟の途中じゃなかったっけ・・・・・・」
そう言われ、現実に立ち返った。

指先は動く。
足も動く。
意識は――まだ少し朦朧としているが、それもじきに収まるだろう。
何やら長い夢を見ていたが、凍傷をしていないところ、そんなに時間は経っていない。
朦朧としている頭に鞭打ち、まだ少しぼやけている視界を回すと、クシャルダオラと死闘を繰り広げている師匠、楼華、そして――アズルライトの姿がその眼に映った。
それを見て、あの一言を思い出す。
もう、独りじゃない――
その言葉を心の中で反復する。
今の今まで、恐かったんだ――信じていた者を喪うのが――
ついさっきまで、当たり前のように傍らにいた者を喪うのが――
喪う辛さを二度も体感したこの心は、喪う事を恐れ、いつしか信じる事をやめ、その心をずっと閉ざしていたんだ――
心を閉ざす事で、これ以上心が傷つくのを止められると、錯覚――いや、そう思い込む事でこれ以上傷つかないと信じていたかったのだ。
たとえそれが――喪う恐さからの遁走だとしても――余計に傷を深めると解っていても――
あの時フロウが言おうとしていた事がこれだと言う事も、本当に決着を付けなければならないと思っている事は、これだということも知っていた。解っていた。
だが、それと向き合う勇気が無く、眼を逸らし、繕う事で逃げていた事も・・・・・・
けど、もう決めた。
自分の心から目を逸らし続ける事を、心を繕う事を、喪う事の辛さから逃げる事を――
そう決心すると、自然にノブレスオブリージュを抜刀していた。
武器を握る力が、いつもよりも強く感じるのは、錯覚ではない。
武器を構え、再びクシャルダオラと相対す――

>>801
人気投票とは面白い企画をしましたね。
僕は恥かしながら自分の小説だけで手一杯で他者の作品を読む暇がありませんでした。
本当にごめんなさい。
人気投票はいずれしようと思います。
まあ、本編第1期終了し、番外編が終わってからの話ですが・・・・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.805 )
  • 日時: 2014/06/14 21:54
  • 名前: バサルモス愛好家 ◆VragKfH812 (ID: 7pN1sHvT)

前スレでもアドバイス…?
的なのを書かせて頂きました、バサルモス愛好家です(´・ω・`)

『そんな事言ってるけど、お前は全然小説書けてないだろうが』

などなどと思われる場面がちらほらとあると思います。すみません。



ーーー

まず、小説を書く時には一人称か三人称かを決めましょう。
因みに俺が書いてる小説では、一人称ですね。


【一人称の特徴】

・自分の心を描く文体であるため、心理描写が非常に簡単に出来る。
・心理描写が頻繁に出てきても違和感がない。
・その代わり、自分が見ていない物は書けない。
・他人の気持ちを描写できない。

【例】

『森を歩いてると、
茂みの奥から勢い良くブルファンゴが飛び出てきた。

「ブヒヒヒィィ…!」

という声を上げながら、ブルファンゴは俺を睨んだ。
ブルファンゴの牙は驚く程に鋭い。そしてツルツルしていて、日光に当たり、眩しく輝いている。
まるで毎日磨いてるかの様に。
そして、何故かその目は鋭く、なにかを恨むような眼差し。
俺は妙な恐怖に襲われた。得体のしれない恐怖が、俺の脳内を迸る。』


【三人称の特徴】
・あくまで客観的に書くので、事実は事実として書ける。
・心理描写が難しく、頻繁に使うとバランスが崩れる
・主人公のいないシーンを書く事が出来る。
・誰の気持ちでも書けるが、あまり長く深くは書けない。

【例】

『彼が森を歩いてると、茂みの奥からブルファンゴが飛び出した。
ブルファンゴは彼を睨み、

「ブヒヒヒィィ…!」

と一鳴した。
他のブルファンゴとは違い、
そのブルファンゴの牙は鋭く、日光に当たり輝いていた。

まるで誰かが磨いてるように。
そして、ブルファンゴは彼を睨んだ。
彼は得体の知れない恐怖に襲われた。

一方その頃、○○では……』






このスレでは、三人称の方が多いですね。
尚、一人称と三人称が混じると、違和感が生まれてしまいます。

【セリフ】

セリフを言う時には、一行開けて書いた方が分かりやすいです。

【例】

オルタロスに支配された国を目の前にした恐怖に、一人の男がたまらず叫んだ。

『た、助けてくれェ!!!』

そうして…………


~~~~~~


このように、一行明けてから発言すると、分かりやすいです。
それに、ちょっとズルいですが、小説を長くみせる効果もあります。
これはメリットにもなりますが、デメリットにもなるかもしれません。

【ネタの工夫】

小説を見る時、貴方は以下の小説の中からだったらどんな小説に興味を持ちますか?

・狩猟を通して成長していく主人公の物語
・バサルモスに支配された国を描く悲劇の物語
・クエストをこなす人生を描いた物語

俺だったら、真ん中のバサルモスに支配された国の話を選びます。
人は、新鮮な物語を好きになります。
故に、人はモンハンに飽きますし、新作でモンスターが追加されたりして、新鮮になったらまた再び興味を持ちます。

このように、面白い、新鮮な話を描いた方が読者を寄せ付けられます。





Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.806 )
  • 日時: 2014/06/15 10:47
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: G74AVzE7)

第22話 行動は迅速に

と、いうことで早速孤島…いや、モガの森か。といわれる狩場に着いた…といっても戻ってきたといったほうが正しいかもしれない。ん?俺?師条。
「…ブツブツ」
相変わらずBLAZEが何か言っているが…聞こえない。何言ってんだこいつ…。
このモガの森は多種なモンスターが住んでいる。エリア数は12。
北部のマップはどうやら水中となっている…俺泳げたっけ?
というよりラギアクルスは水中がメイン…泳げねぇと狩れないじゃん。3,4日で泳ぎながら狩れるようになれ、ってことか。きついなてめぇ…。
「で、まずは何をするのかしら?」
「くくっ…泳ぎの練習だ。」
泳ぎ…ねぇ…。それでばったり何かに出くわしたらどうするのやら。可能性では0じゃないから。
「む…水着は持ってきてないぞ…?」
「くく…何を言っている。このままの装備で泳ぐんだ」
「なー!?」
おいおい、涙那…。遊びじゃないぞ。ただ水着姿は見てみたい気もする。これはおそらく俺以外の意見。俺はどうでもいい。
しかし…俺はその前にやらねばならないことがあるんだ。
「すまんが…別行動してもいいか?俺一人で行ったほうが手っ取り早い」
「…なるほど、くくっ…では、エリア10に我らはいる。用事が終わったら来る様に。地図は渡しておこう」
BLAZEからモガの森の地図をもらい、俺は単独行動を始めた。
「師条殿…なぜ単独で?」
「くくっ…そのうちわかる。」



「…やっぱりな。」
俺の感じていたもの…それの生みの親はやっぱりいた。
「グルゥ・・・」
ゴア・マガラだ。狂竜ウイルスといったらだいたいこいつかシャガルくらい…感染したモンスターもありえるがその場合爆発的には増えない。
村長の息子曰く、狂竜ウイルスによる感染は急激に増加しているとのことだ。ならば原因はこいつかシャガルくらいだろうな。
「しかし…本来この世界にはいないモンスター…謎だが仕方ない。」
自然と拡散されてある狂竜ウイルスが俺の体内へと入ってくる。そして…俺の抗体が活性化する。
さっきまでと感じる世界が違う。
見た感じ、このゴア・マガラはLv76以降といった具合だろうか?とは言っても確信はない。
それでもゴア・マガラということに変わりはない。それに俺は…こいつらを狩るのに周りの手出しは一切必要ない。むしろ狂う。邪魔になるだけだ。
「さーて、異世界より招かれしモノたちの…対決といこうか!」
「グォォォオオオオ!!」


〜エリア10〜

「我は一応泳ぐことはできる。我が教えようか?」
BLAZEは泳ぐことはできるみたいだ。世界を旅するのであればこのくらいできないとだめだと主人から教わったらしい。その主人は…問題児だけど。
「私は自力でなんとか…!」
「ニャー!!僕は泳がな」
「あ、私は教わるわ。まったく分からないから。」
「ハアッ☆」
奏連はBLAZEから教わることにしたが、涙那とキャロは自力でどうにかするみたいだ。果たしてどうにかなるのだろうか…。誰ですか、早く水着にしなさいといったのは。デフォの装備のままだよ!
「まずは普通に泳げなければ…。基礎ができてから少しずつ進めるとしよう。」
「お願いします。」
ちなみに。BLAZEが考えてる練習は以下の通り。
・普通に泳ぐ
・潜水ができるようになる
・水中で武器を使ってみる
…なにか抜けている気もする。おそらく気のせいだろう。

現状の泳ぎ具合だけど…
師条…実は泳げるし武器も普通に使える。抗体活性化させるともっと…。
BLAZE…同上。活性化しないだけ。
涙那…泳ぎはできるが潜水ができない。
キャロ…泳げない。泳ごうともしない。泳げよ!臆病者!!
奏連…泳げません。
となっています。果たしてこの先水中で武器が使える程度までなるのだろうか…。
「(それにしても…あのモノはいったいどこにいる?)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.807 )
  • 日時: 2014/06/15 01:14
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fmo1zdij)

>>806
トトス「俺 様 の テ リ ト リ ー へ よ う こ そ」
勇車「……襲うなよ?」
トトス「遠くからあったけえ目で見守ってやるだけだ」

>>805
我も一人称波です。キャラクターの心境を書くのが好きなので。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.808 )
  • 日時: 2014/06/15 02:38
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fmo1zdij)

なっがーらくお待たせしましたぁー!

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十五章 再びの平穏

「ギギギ……キシャァ……」
謎のアイルー騒ぎが起こっている間に、ギザミはエリアの隅へ移動していた。ウイルスが収まらないのだ。
「!? ギザミ、どうしたの!?」
様子のおかしいギザミに気付き、慌ててかけよってくるミズキ。
「……ミ、ミズキ、ダイじょウぶ、だよ。ほら、もう戻った!」
ミズキの元気そうな顔を見た途端にウイルスが消えるように退いていき、ギザミ自信も元に戻る。
「そっか……よかったぁ……」
安心したようにギザミの懐に入り、彼の凶悪そうなアゴのそばに手を添えるミズキ。彼女としては何気ない行動なのだが、ギザミとしてはそんなミズキの行動にドキッとして、少し垂れていた触角がビンッという効果音が聞こえて来そうなほど真っ直ぐのびて硬直したのだった。

「あっちもあっちで凄いな……」
遠目にギザミとミズキのやり取りを見ていたアストが呟く。
「ゲネッポ君が言っていた、ギザミ君がミズキ君に恋心を抱いているというのは本当のようだな」
「何の躊躇いもなくダイミョウザザミのアゴに触るとか……どれだけ信頼してるんだ……」
ニーリンにツバキもそれぞれの理由で驚いているようだ。
「ギザミちゃんかわいいわね〜」
「これが若さだなぁ」
この中で唯一の既婚者であるセルタス夫婦もそんな二人を懐かしいような目で見ている。
「終わったか……」
そんなこんなで少し空気が和んだところで、少しふらつきながら上空から舞い降りて来たのはティガレックスのティガ。かまいたちのような風で切りつけられたその体は傷だらけで、今もまだ血が流れていた。
「む、ティガか。無理をするな、血が流れ続けているじゃないか」
そう言っているクックも、実はそれなりのダメージを食らっていたりするのだが。
「どれ、私が診よう」
「キャハッ、流れ出た血はアタイがいっただきー!」
モンスターズの外科医、アルタスが傷の手当てをしているあいだに挨拶を済ませるミナーヴァハンター達とティガ。とは言っても彼は口数が少ないために会話らしい会話もしなかったが。

「皆さんをつれてきましたよ」
ベースキャンプへ残りのミナーヴァメンバーを呼びに行っていたランが帰って来る。
「アストくんっ、大丈夫だった!?」
「うわっ、カトリアさん大丈夫ですよ、ほら……」
そんな二人のやり取りを横目で見てイライラしているトトス。そしてその近くにいるペッコとイーオは……アストに向け明らかな殺意を向けているのだった。
「よ、よっしゃ。ティガヤンは満身創痍って感じやし、他の皆も疲れたやろ。ワイらが作うた料理振る舞うさかい、ランポス巣営エリアに来てや。疲れをとるにはメシが一番や」
「……せめて私の許可を取ってからその発言はしてほしかったですね」
アストへ向けられた色々と不味い視線を反らそうと言ったゲネッポ。自分のテリトリーに来いと勝手に言うゲネッポにさらりとツッコミ(?)を入れるラン。というのも、これだけの大人数で来られたら、巣の卵を踏まれたりしそうだったからだ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.809 )
  • 日時: 2014/06/15 10:54
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

>>808
もしそこに炎と地がいたら…いやなんでもないです。
彼らはクロスオーバーする確率がないようなものですから。はい。

はて、もう一体が忘れられているような気もしないのですが…。気のせいですね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表 ( No.810 )
  • 日時: 2014/06/15 13:23
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: ZrRLVHwi)

・・・
よ、よう?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.811 )
  • 日時: 2014/06/15 13:40
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fmo1zdij)

>>810
あ、お帰りなさいませ主殿。
はいそうですね、すごいことになってますね……。ええっと、新しい端末ゲッツしましたので、それでできるだけ我が仮目次制作してみます。参考までに聞くんですけど、前回の仮目次ってどこでしたっけ? そこのアンカーぶちこんでくださると有り難いです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.812 )
  • 日時: 2014/06/15 14:24
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

>>603にあるのが前回の仮目次。
まず双剣sはこれを導入しないと…。
そしてそれ以降をここまでで作成するのが仮目次。

あと双剣s。わてが作成中のもう一つの物語がモンハン要素どこー?となる話ができてしまいます。
対人だけの話となってしまうところができるのですが…よろしいでしょうか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.813 )
  • 日時: 2014/06/15 16:12
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

第23話 もう一つの要因

「グルゥゥ・・・」
ゴア・マガラはすでにぼっこぼこにしておいた。場所が違えど、パターンは同じ。苦労などしない。
「…悪いが、ここで断ち切らせてもらう!」
そのときだった。
ズドンッ!!
俺の背後に何かが落ちてきた。重量感のある音…そしてこの感覚…間違いない。
「シャガルか…。」
俺の背後にいたのはシャガルマガラだった。どうやらゴアだけじゃなかったみたいだな。
まだいる可能性は否定できないが、この2体が原因であるのには変わりはない。
それより…シャガルとゴアの同時は厄介だ。2頭同時は立ち回りがさらにめんどくさい。この際は…仕方ない。
グッ!
俺は弓を強く引っ張る。しかしまだ余裕がある。今までならこのくらいで限界だったのだが…手入れをしたおかげだろうか。もう一段階いけそうだ。
ググッ!!
さらに強く引き絞る。かなりのしなりだ。よくここまでしなるように設計したもんだ・・・。(自画自賛だけど。)
ズバッ!!ドゴッ!!
「グギャァアアアアア!!!!」
放たれた矢はゴアの首元を直撃する。しかし貫通はしない。首元を直撃した際に残った力によってゴア・マガラごと壁に激突した。ゴア・マガラは…力尽きた。
貫通させてもよかったが、そんなに貫通ばかりに頼っていても仕方ないよな。
「さーてと…こっから2ラウンド目といくか。」
俺は普段なら絶対使用しない強撃ビンを弓にセットした


〜エリア10〜
「くくっ…奏連、しばらくここで待機しておけ。」
「え?えぇ…。」
BLAZEは奏連を待機させるようにいうと、海のほうへと泳いでいった。しばらくして彼は潜水した。
背負っていた武器は…すべてを切り裂く太刀。一体何をする気なのだろうか…。

「くくっやっぱりな。」
BLAZEが行った先にいたのは…ガノトトスだった。
どうやらテリトリーに侵入されたと思い、それを追い払いにでもきたのだろう。
バシュン!!!
出会いがしらに高水圧のブレスを放つ。このブレスは岩など軽がると砕くほどの威力…。まともに当たればひとたまりもない。
「悪いがそれは異空間へと転送させてもらおう」
ズバッ!!
BLAZEが斬ったところから…異世界への穴が開く。そこに高水圧のブレスは入っていった。
ブレスが終わるとその穴も自然と閉じていった。てかその入っていった先はどうなるんですか。あんた。
「む?」
ブレスを撃ち終わるとガノトトスはBLAZEから距離をとっていた。それに標的がBLAZEから変わっているようにも見える。
すかさずBLAZEはその標的がいる方向へ泳ぎ、立ち止まる。
ガノトトスには好都合だった。
なぜならその標的を攻撃するついでにBLAZEも巻き込むことが可能だからだ。
すかさずガノトトスは突進をし、全速力でBLAZEに接近する。
「くくくっ…本当に単純だな。」
BLAZEは横へ回避する。そして元いた位置に向けて…あの刀を構えたままにしていた。
この刀は振ればすべてを斬るが…刀を動かさなくても相手が動けばそれにあわせるだけで切断可能…。そしてガノトトスはそれを知らずに突進をしてくる。BLAZEには避けられたが標的には当たるから問題ないと思い、突進の速度を落とすことは…なかった。
ザシュ・・・
その結果がどうなるか…わかるよね。
自らの推進力で刀に直撃し、頭から尻尾まできれいに切断された。
「まったく、まだ貴様と戦うことはできないんだ。もう少しあとであれば…よかったのにな。くくっ」
そういうとBLAZEは死体を適当に処理して岸へと向かった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.814 )
  • 日時: 2014/06/15 17:20
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: lSOriG7Z)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 二十五章続き

「ってあれ?ルピナスさんは?」
 アストは避難していたミナーヴァのメンバーの中に、ルピナスがいないことに気付く。
 最後にゲネッポとネオと料理を作りに行ってから見ていない。
 ゲネッポとネオだけが戻ってきた、となると……?
「あのルピネエのことや。クシャルダオラのことなんぞ気付かんと呑気に料理作っとるやろ」
 ゲネッポがそれを答える。
 まさにゲネッポの言う通りになりそうだ。
「まぁ、無事は無事やろ。ほな、いこか』
「ですからそれは私の……」
 ランがゲネッポを止めようとするが、遅すぎた。
 ゲネッポを先頭に、全員はぞろぞろと洞窟へ向かっていく。

「あらぁ、皆さん。遅かったですねぇ」
 ルピナスはニコニコと迎えてくれた。
「ル、ルピナスさん……?こ、これは……」
 カトリアが目の前の状況を見て困惑する。
 大量の鍋やフライパンが並べられ、食器などもキッチリと並べられ、どうぞご自由にと言わんばかりの状況だ。
「ちょっとぉ、作りすぎちゃいましたぁ」
 いや、作りすぎというレベルではない。あからさまに人数分を越えた量だ。
 根菜のスープ、ヤングポテトのポテトサラダ、特産キノコのキムチ鍋、飛竜の卵のオムライス、たてがみマグロの刺身、砲丸キャベツやシモフリトマトのサラダ、その他山菜や珍味を用いて作られたものが、洞窟内を埋め尽くさんばかりに並んでいる。
「んだこりゃ、バイキング形式じゃねぇかよぉ」
 トトスはこの様子を見て首を捻る。
「バイキングと聞くとだよ、トトスくん。バイキングとは本来、ヴァイキング……つまり海賊を意味するのだよ。中世期の西方の国々から伝来した言葉で、どのような経緯で現代のバイキング形式の食事という形になったのかは諸説あるが、ヴァイキング達の食事の形がこのような形だったというのが有力だな」
 ニーリンがトトスの言葉に付け足すように続く。
 その場にいたほとんどが「そうだったのか」と思った。
「そんなことよりっ、早く食べましょうよっ!」
 シオンはかなり前からお腹が空いていると言っていたのか、もう限界らしい。
「どうぞぉ。お好きなものをぉ、お好きなだけ取ってくださ……」
「いただきますーっ!」
 もうシオンは駆け出していた。
「ヒャッハッ、我輩も腹が減ってしょうがなかったぜヒャッハッ!」
 レオもシオンに続く。
 そのシオンとレオを見送ってから、アストは全員を見る。
「じゃあ、俺達も」
 その瞬間、洞窟中に「いただきます」が響いた。

 皆が皆、思い思いの形で料理にありついている。
 そんな最中、ツバキは一人考えに耽っていた。
(目の前の状況に精一杯で忘れていたけど、俺達の目的はどうやってこの世界から元の世界に戻るかを探しているんだ……ユリは楽しんでるからいいけど、いつまでもここにいるわけにもいかない)
 ここはどこか。
 なぜ自分達とは他のメンバーがいないのか。
 それらの問題が解決したと思えば、今度は「どうやって元の世界に戻るか」だ。
 普通に眠っていただけで、いきなりこの世界にいたのだ。
(入ることが出来るんだから、出ることも出来るはず……しかし、どうやってこの世界に入ったんだ?)
 物事には必ず因と果が存在する。 
 この奇妙な交わりにも、必ず裏で何か動いているはずだ。
(何かあるはずだ。何か……)

 ユリは今度はカスケと話していた。
「へぇ、ユリちゃんとツバキはそんな風にミナーヴァの出会ったんだ」
「うん。で、その時ツバキくんと私を真っ先に助けに来てくれたアストくんが、すっごくかっこよく見えてね……」
 ユリは頬をうっすらと赤らめながら、ミナーヴァとの、もとい、アストとの出逢いを語る。
 アストにうっかり着替えを見られたと言うことは、さすがに恥ずかしいので黙っているが。
「……」
 その二人をジト目で見ているのはミズキ。
 愛しのカスケが、絶世の美少女……ユリと仲良さうに話しているのだ。
 カスケがとてつもなく鈍いことは知っているし、ユリの言葉から、ユリがカスケに気を向けることはないだろうとは思っている。
 ……が、どこか気に食わない。
「どうしたんだよ、ミズキ」
 ミズキの後ろから声をかけるのはアスト。
 そしてアストもミズキが気になっているあの二人を見る。
「ったく、カスケも鈍い奴だよな。なんでミズキの気持ちに気付かないかな」
 アストは呆れたようにミズキとカスケを見比べる。
 自分がカスケに好意を抱いていることがなぜ気付かれたのかは気にせず、ミズキは言い返す。
「アスト君も人のこと言えないけどね」
「え?俺が、カスケみたいに鈍いってことなのか?」
 そして、全く無自覚のアスト。
 アストとカスケ……ある種、似た者同士かもしれない。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.815 )
  • 日時: 2014/06/17 23:20
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: P7j/YsgZ)

 六十四章 カトリアに隠されたこの旅の真実>529
 六十五章 虚無の笑顔と溢れる涙>535
 六十六章 リーンカーネイション>569
 六十七章 悲劇>594
 六十八章 迷い刻む心の中>604
 六十九章 感情と期待に揺れる想い>615
 七十章 持つべきは最高の仲間達>742
 七十一章 俺は『モンスターハンター』なんだ>755
 七十二章 最強の敵>763
 七十三章 長き戦いの始まり>774
 七十四章 ゼツボウノソラ【前編】>821
 七十五章 ゼツボウノソラ【後編】>824
 七十六章 この胸に溢れ続ける熱い想いを>828
 七十七章 光を翔ける>831
 キャラ人気投票(終了) >649 >801
 登場人物紹介その2 >653

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.816 )
  • 日時: 2014/06/15 16:54
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: t0acikJm)

モンスターハンター「焔の詩」16話
クシャルダオラ狩猟は、アンバーが復帰した事で、優勢になりつつあった。
その時のアンバーの横顔は、何か吹っ切れたような―奪取何かを決意した者のそれだった。
恐らく、やっと自分の心と向き合ったようだ・・・・・・
(強くなったな・・・・・・もう、このパーティーに俺は必要ない・・・・・・か)
属性開放斬りが、クシャルダオラの角に当たり、高等部から突き出たその小さな角がへし折れた。
すると、今まで纏っていた見えない鎧から感じる威圧感が消え、その鎧が殺げた事が、肌で感じ取れた。
ならば――畳み掛ける。
「アズルライトは翼を攻撃し、飛べなくしろ。アンバーは尻尾及び後ろ足を攻撃し機動力を殺げ。楼華は俺と頭を集中攻撃!」
この号令に従い、いつも通りの――ジェノスの判断を大黒柱に、各々が自分の狩り方でモンスターを圧倒する。このパーティーの、独自の狩り方に戻っていた。
だが、一つ気がかりな事があった。
見えない鎧が殺がれてから、行動が変わってきている。
まるで――探りを入れているかのように・・・・・・
(長引いたら・・・・・・マズイな――)
そう直感し、トリガーを引く速度を速める。

(やれる・・・・・・このまま上手くいけば――クシャルダオラを討伐できる)
翼に3度目の属性開放突きを当て、翼の一部に皹の様な亀裂が入るのを見て、そう直感する。
だが、長引けば武器が持たない。少しづつだが――確実に刃毀れしてきているからだ。
それと同時に、属性開放突きは武器と腕の負担が大きい。恐らく、後4、5回が限度だろう。
それまでに・・・・・・片翼だけでいい。壊さないと――
焦りが、体中に走り、武器を握る力が強まっていく。
焦りが集中を阻害し、クシャルダオラの方向転換についていけなかった。
そして、気付いたときには遅く、避ける間も無く、突進をくらった。
身体がバラバラになりそうな衝撃を、身に着けていたレウスSが受け止めるが、鱗に皹が入り、割れ、血反吐を吐く。
当たる寸前、後ろへ飛び、衝撃を出来るだけ小さくしたが、それでもレウスSの防具を砕くだけの事が出来るというのか――

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.817 )
  • 日時: 2014/06/15 17:18
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fmo1zdij)

>>813
・・・。
勇車「その、なんだ。ドンマイ」
トトス「いやあのガノトトス俺様じゃねえから!」

>>815
おお、ありがとうございます。お陰でだいぶやりやすいです。あ、ちなみにまとめるのは夜になりそうです。

>>814
ええっと、どうでもいいかもしれないですけど一応。レオの一人称は……。
レオ「"我輩"だぜヒャッハァー!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.818 )
  • 日時: 2014/06/15 23:18
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fmo1zdij)

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第八話〜同郷のモンスターとか〜

ちーっす読者諸君、神山ルーツことミラルーツだ。今は朝メシ確保のためにその辺飛び回ってるんだけど、どうも凄い場面に出くわしたから久々に更新した。
「ギャオウッ、ギャオウッ!」
ドスランポス率いたランポス軍団が、一匹のドスランポスを追っかけてるんだ。一つの群れにリーダー二匹ってのもおかしいから、権力争いに負けた奴が逃げてるのかと思ってたんだけど……たまにあるよね、そう、二頭狩りクエスト。これはつまりボスクラスの奴でも両立が可能な事を示しているわけで……俺って解説担当キャラじゃないよね?
まあそんなこんなでしばらく観察していたんだけど、追っかけられてる方のドスランポスの仕草がどうも……人間くさい。ていうか慌て方がどう見ても人間。これは……もしかするともしかするかもしれないぞ?
思い立ったら即実行! ごたごた現場に滑空していく。ランポス集団の驚いた顔が傑作なんですけど。
「グゴアアアアアァァァァァ!!」
二匹のドスランポスの間に着地し、イジメっ子ドスランポスへ向けて咆哮をかます。そしたらそいつ、びっくりしすぎてひっくり返った後、慌てて戻ってった。ヤバい草生えそう……w。
そういえばと後ろにいるはずのドスランポスを見ると……土下座、そう、まごうことなき土下座をしていたのだ。おそらく……というかほぼ間違いなくランポス達に土下座文化はないと思われるので、こいつが元人間説は間違いないだろう。そしてまた、この世界そのものに土下座文化があるか怪しいところなので、同郷説までもが浮上してきた。てか同郷だとすれば日本人というのもほぼ確定だな。
「グオウルル……グギャオウグゥ(あー、まあなんだ。大丈夫か?)」
「ギャオウッ!? ギャ、ギャギャオッ、ギャオウ……(しゃっ!? しゃ、しゃしゃっ、喋った……)」
※以下のやり取りは、鳴き声を省略して書きます。
「(おっと、まずは自己紹介だな。俺は神山条一郎。お前は?)」
「(えっ、神山って……まさか神山先輩!?)」
「(あ、やっぱりお前だった? いや、確証は無かったんだけど、仕草がそれっぽかったからさ。元気してたか? 桐谷)」
流石にこれだけ会話をすりゃあ読者さん方もわかりますよね? そう、実はこいつ生前の知り合いだったのだ!
名前は桐谷鉄也(キリヤテツヤ)、俺の学校の後輩である。部活動(文化部だけど)が一緒だった事もあってそれなりに仲は良かったんだけど、俺が死ぬ数ヶ月前に病死した。で、奇跡的にここで再開。これを運命と言わずしてなんと言う。
「(まさかこっちで先輩に会えるとは……)」
「(俺も最初は目を疑ったよ。でもさ、あれだよ? ドスランポスがお前特有のあの走り方してるんだもん)」
走り方の詳細は彼の威厳のために言わないでおいてやろう。
「(というかなんすかその姿! おもいっきりミラボレ亜じゃないっすか!)」
「(ふはははは! 我はミラルーツなりぃ!)」
そして会話からも分かるように、彼もモンハン経験者。というよりも相当強かった。まあ、俺には劣ったがな!
その後の話によると、桐谷は死んだ後俺と同じように幽霊みたく自分の死体を見て、気がついたらこっちの世界へ来ていたという。
「(お前が気がついた時、周りどんなだった?)」
「(ええっとですね、見ての通りオレ、ドスランポスに憑依しちゃいまして、しかも狩りで指揮をとってた最中だったみたいなんですよ。急に指揮をしなくなったオレを心配してランポス達がよってきてくれたんすけど、こちらとしては気がついたらいきなりこんなところにいて周りに見覚えのあるモンスターがいてって状況なわけで……)」
「(ビビって逃げた、と)」
「(はい。んでしばらく放浪してたんすけど、偶然さっきのやつらの縄張りに入っちまったみたいで、今に至るわけです)」
「(なるほどな。俺は古塔の上だったから問題無かったが……。ま、ここでうだうだやってても何にもなんねえし、俺の寝床来る?)」
「(まじすか! あざーっす!)」
てなわけで、俺の後輩、桐谷ンポスが合流したのだった。
「(ちょ、桐谷ンポスってなんすか桐谷ンポスって)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.819 )
  • 日時: 2014/06/16 00:45
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: OfFSKqwP)

ONLY☆ONE☆茶番

??「やぁ、今日の本編はおもしろかったかな?今日は今後の予定について打ち明けよう。」
???????????「俺の出番果てしなく遠いな!」
qua「まずはスレ主から許可えないと始まらないもの…。その15からぶっ壊れますから。」
冥花「それで、その15からどうなるのよ」
qua「炎と地を怒らせるとどうなるのか分かるよ。ちなみに今までの出張はそんなに本気だしてないし本編もそこまでって感じ。」
炎「…」
地「あれ、俺は一応過去に…あ、いけね、消されるところだったw」
qua「次言ったらしばらく消すよ。作者権限でね。」
残妖「作者権限あるのに炎さんは襲い掛かるのですね…」
炎「あ?」←ヘビィボウガンをフルリロードして向ける
残妖「みょんなこといってすみませんでした!」
地「おいwww残妖wwwばれるぞwwww」
qua「それでも炎ちゃんは本気だしてないからねーはははー」
炎「散れ」
qua「ゴフッ!?」
霊華「…そろそろ本題ってもう最初にいっているのよね。では本来進めるほうの今後について。」
冥花「仲間はもうそんなに増えないって言ってたけど?」
地「なんかおぬしらと同じ世界からもう1体引き抜く案がでてるとかでてないとか。」
冥花「あのね…本編も染めるつもりなの?」
qua「だってキャラ少ないもの。本編。」
霊華「揃える必要あるかしら?」
炎「ない。」
qua「いやいや…せっかくだからふやs」
残妖「本来いるキャラも空気化しかけているのにですか?」
qua「涙那のことかぁぁぁああああ!!」
地「(というより師条とBLAZE以外あんまりな感じだがwwww)」
冥花「もうだめねこれ…。」
残妖「ちなみに誰が来る予定なんですか?」
qua「うーん…内緒☆」
地「ヒント、緑or水色の髪でねんどrゲフッ!!」
炎「そこはいうな…つーか地味に答えいってるじゃねーかてめぇ…」
地「サーセンwwww」
冥花「(地味にあたいは…それがないのよね。)」
qua「ってかもう20話超えてることにびっくりです。今後も相変わらずの更新ペースです。」
炎「それとだが…クロスオーバーでこっち(俺たちがいる方)を申請する作者がいないのかとあーだこーだうるさいぞこいつ」
qua「いるわけないだろ!お前らがいったら全部崩壊する!特に炎と地のせいでな!!」
冥花「じゃああたいたちだけでいけばいいってこと?」
qua「それはそれでまずいでしょ…。」
残妖「とにかく、今は本編に集中するべきです!」
qua「そーなのかー」
炎「…。」
??「それでは、ごきげんよう。」


>>820
炎「ほらばれた」
地「大丈夫だ!もう一人のほうはばれていない!」
qua「あぁ…緑か水色だからか。水色はばれたとして緑は…いやばれるぞ、調べたら。まぁどっちか決めてないしそれに導入するかも決めてないからべつに…」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.820 )
  • 日時: 2014/06/16 02:49
  • 名前: 翼の勇車 (ID: gnUgDRiJ)

>>819
勇車「某氷の妖精様は出ないのですkグボアァ!?」
ランコ「ちょっとやめてよ! アタイとキャラが被るじゃない!」
アルタス「H(=バカ)な所とかか?」
ギザミ「そもそもランコはその蛙を冷凍して遊ぶ娘がモデルだよ」
追伸
勇車「……当たっちゃったっていう」
レオ「よっしゃ、もう一人も当てにいっちまおうぜヒャッハー!」
勇車「ちょ、もうやめとk「あ、俺分かったかも」←ペッコ
イーオ「俺言っちゃお。たぶん、ケロちゃんことスワk……」
ギザミ「ザボアザギルのこといってるんだよね!?」
クック「ギザミ、同じ両生とはいえそれは少し苦しいぞ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.821 )
  • 日時: 2014/06/16 23:03
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: JtTcn6Bi)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十四章 ゼツボウノソラ【前編】

 アストはシャガルマガラが怯んだ隙にさらにソードモードの炎斧アクセリオンを叩き込み、エネルギーを蓄積させていく。
 カトリアは再びオオシナトを放ち、今度はシャガルマガラの腹に取りつかせた。腹から体液を吸収したオオシナトは朱色に輝く。この朱色はハンターの皮膚の硬質化……すなわち、防御力の強化に加えて同時に耳栓の効果も伴う。
 オオシナトを呼び戻して、カトリアは自分の右腕にオオシナトに体液を送ってもらう。
「グゥォアァァッ……」
 シャガルマガラは一度唸ると、その場から羽ばたいた。
 アスト達の頭から少し離れた上空で、シャガルマガラは咆哮を上げた。
「ヴゥオォォアァァァァァ!!」
 至近距離にいたアストとツバキはその咆哮に耳を塞ぐが、カトリアは先程の強化で耳は塞がないものの、自身の恐怖心は少からず煽られた。
 一方のニーリンは離れた位置にいるため、咆哮の影響は受けておらず、狙撃の体勢に入っていた。
 レックスハウルのブレ幅は大きい、だが命中さえさせればいい。
「撃ち落とさせてもらうぞ?」
 ニーリンはスコープに目を通して咆哮を上げているシャガルマガラに照準(ブレるのであまり意味を成さないが)を合わせる。
 ニーリンの指が引き金を引こうとした、その瞬間だった。
 不意に、ニーリンの周りに紫色の光が現れる。
 しかし、狙撃に集中していたニーリンはその光に気付かない。
 その紫色の光は、突如炸裂した。
「ぐふあぁっ!?」
 光の炸裂にニーリンは吹き飛ばされた。
 何が起きたのか分からないまま、ニーリンは地面を転がった。
「ニーリンさんっ!?」
 カトリアは恐怖心を無理矢理呑み込んで、吹き飛ばされたニーリンに駆け寄る。
 幸いダメージは少なかったのか、ニーリンはすぐに起き上がった。
「大丈夫ですかっ!?」
「くっ……心配するなイレーネ殿。しかし、今のは……」
 その紫色の光の炸裂はニーリンだけではなかった。
 この禁足地のあちらこちらに、炸裂しては消えている。
 アストとツバキもニーリンと同じように炸裂によって吹き飛んだが、すぐに起き上がる。
「ゲホッ……これ、狂竜ウイルスが感染するぞ!」
 アストは周りの仲間に聞こえるように叫ぶ。
 シャガルマガラは地上に降りてくる。
 その口からはゴア・マガラと同じような紫色の吐息をあらく吐いている。
「怒ったのか……」
 ツバキは咳き込みながら推測する。
 シャガルマガラはツバキを狙いに付けると、半歩退いてから、右、左と身体をくねらせるように体当たりを仕掛けてきた。
 ツバキはその場から跳躍して回避しようとする。
 だが、シャガルマガラの翼脚が横に大きいためか、その体当たりから逃れられなかった。
 結果、シャガルマガラの翼脚がツバキを蹴り飛ばした。
「がはっ……!」
 ギザミシリーズの硬い甲殻や鋏が碎け、ツバキは毬のように地面に何度も叩き付けられた。
「ツバキッ!っ、てめぇぇぇっ!」
 アストは仲間を傷付けられたことに怒り、炎斧アクセリオンのチャージをしてからシャガルマガラに接近する。
「グゥアォッ」
 シャガルマガラは後ろから敵が近付いてくるのが分かっていたのか、振り向きながら左の翼脚を振り抜いた。
「なっ……!?」
 アストは咄嗟に炎斧アクセリオンの盾を構え、シャガルマガラの翼脚を防ぐ。
 それほど強い攻撃ではなかったのか、大して体勢を崩されることはなかった。
 だがシャガルマガラは立て続けにアストを狙う。
 大きく息を吸って首を持ち上げると、狂竜ブレスを前方三方向に放った。
 ゴア・マガラとのそれとは、速さも質量もちがう。
 アストはそれも受け止めるが、立て続けに攻撃を防いでいるために、右腕が痺れてくる。
「くっ、そぉっ……!」
 シャガルマガラは尚もアストを攻撃しようとするが、その横腹から、ニーリンの拡散弾の爆発が直撃する。
「私があの程度で死ぬと思ったか?残念だったな」
 炸裂する光を回避しつつ、何度も拡散弾を放つニーリン。
(手持ちの拡散弾が尽きたな。調合しなくてはな)
 今は調合している場合ではないため、徹甲榴弾に切り換える。
 カトリアもシャガルマガラの背後から接近する。
 シャガルマガラとの距離が縮まったとき、カトリアは開闘の焔竜棍の刃を地面に突き刺した。
 そのままカトリア自身は飛び上がり、棒高跳びの要領で高く跳びながらシャガルマガラに肉迫する。
「てぇいぃっ!」
 落下の勢いと共に開闘の焔竜棍を振るい、シャガルマガラの背中を斬り裂き、焔を躍らせる。
「グァウゥッ!?」
 シャガルマガラは突然の背中への攻撃に怯み、その場で倒れ込んだ。
 カトリアは着地するなり開闘の焔竜棍を背中に納めて、シャガルマガラに飛び乗る。
「グゥアォッ、グァウゥッ!」
 シャガルマガラはカトリアを振り落とそうと暴れるが、カトリアは既にシャガルマガラの翼をしっかり掴んでおり、振り落とされない。
「くっ、うぅっ……!」
 モンスターの背中に乗るのもほぼ一年ぶりだ。
 しかし、ハンターとしての勘が狩り場という空気に触れることで取り戻し、自然に身体が動いてくれる。
 しばらく暴れた後にシャガルマガラは動きを止める。
 カトリアは腰のシースから剥ぎ取り用のナイフを抜いて、シャガルマガラの翼に突き刺しては引き抜くを繰り返す。
「グァウゥ、グゥォアァァァァァァァ!!」
 シャガルマガラが咆哮を上げても、耳栓の効果を得ているカトリアは構わず攻撃を敢行する。
 不意にシャガルマガラが体勢を崩し、その場で倒れた。
「っ、よし!」
 カトリアもシャガルマガラの背中から飛び降りる。
「ナイスですよカトリアさんっ!」
 アストは飛び降りるカトリアを一瞥しながら喜ぶ。
 炎斧アクセリオンをアックスモードに変形させ、腰溜めに構えた。同時に、刃となる盾が四方に展開する。
「フルパワー属性解放斬りぃぃぃぃぃっ!!」
 アストから炎斧アクセリオンが放たれる。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.822 )
  • 日時: 2014/06/16 19:12
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: GX5DoC5F)

第24話 異世界で戦うモノ達

普段俺が強撃ビンをつけることはない。
それをつけるときは…さっさとけりをつけるときだけ。
「グゥォォァァア!!」
「だ ま れ」
バシュンッ!!
シャガルが咆哮する。うるさい。高級耳栓あるから関係ないけど。
とりあえず頭へ連射を撃っておく。いくら強撃ビンを装着したとはいえ、一撃で怯むほど甘くはない。
他の古龍種に匹敵する甲殻の堅さ、他にみない6本足のモンスター…そして申し訳程度の狂竜ウイルス。いや申し訳程度ではないな、うん。ちなみに目があるからゴアみたいにむやみにばら撒くことはない。ただし怒り時は違う。
普通のハンターからみたら強敵に違いない。今までにないタイプのモンスターだしな。
ただ俺はこいつに特化した変わったハンター…。慣れている。いや、もう行動パターンがわかる。
ブシュゥゥゥ…
シャガルの口元から大量の狂竜ウイルスが感じられる。ブレス…ではない。
ズドン!ズドン!!ズドン!!!
大量の狂竜ウイルスは着弾点から横方向に3回爆発する。これはゴアが狂竜化してもやる技だが…威力はかなりのもの。
Lv100個体の場合、ガンナーは一撃、剣士もかなり削られる。怒り時?剣士でも一撃。当たるな。
バシュッ!!
無論、この場合正面の当たらない位置に立てばいいだけのこと。爆発の間から矢を放つ。
ズバシュ!!
剛射も追加だ。余裕があるからな。ちなみに角を狙っている。部位を正確に狙えるようになる、これも重要なこと。
「グゥオ?!」
さすがにダメージが重なったのか、怯んだ。と、同時に一回転して少し高い位置に飛ぶ…。
「グゥオアァァァァァ!!!!」
怒り状態突入。剣士ならこの間は攻撃を当てることができないからいらいらする時間だが…弓の俺は容赦しない。
「落ちろ。」
バシュン!!ズガッ!!
「グォァ?!」
放った矢は左前足を貫通する。それによってバランスを崩したシャガルは墜落した。ちなみにそこも計算済み。落下したときの頭の位置にすでに矢を放つ。
「っと…」
パァン!!
追撃しようとしたが、俺の目の前で紫色の光が炸裂する。これもシャガルのゴアとは違った特徴のひとつ。
原理は未だによく理解していないが…怒り時巻かれる大量の狂竜ウイルスによる作用だ。ちなみにあの爆発に当たると体内に狂竜ウイルスが侵入する。
規則性はないといったほうがいい。シャガル自身もコントロールしているようには見えない。毒状態だろうと、麻痺状態だろうと…挙句の果てには寝ているのに爆発は発生する。めんどくさい。
たまに狙ったかのように足元で炸裂することがあるからめんどくさい。また回避した先で炸裂なんかよくあることらしいが…いや炸裂する前にその地点が光るからわかるだろ。
そうこうしていたらシャガルは起き上がっていた。まぁいつまでも寝転ぶわけないよな。
ブシュゥゥゥ…
またそれか。ただ怒り時は学習したのか知らんが横拡散のあとに縦拡散を撃ってくる。これが厄介。
ズドン!ズドン!!ズドン!!!
まずは横方向。距離をとっていれば問題ない。
ズドン!!
そして縦…なんだが、このときはシャガルが少し方向を合わせてくる。横に距離を多めにとる必要があるわけで。
ズドン!!ズドン!!!
そして縦方向に爆発が連続して起きる。高濃度に圧縮された狂竜ウイルスによる爆発は飛竜種のブレス並みかそれ以上の威力を持つ。無論、当たってしまうと感染することには変わりはしない。まぁ100個体だったら感染どーのとかの前に力尽きるけど。
バシュッ!!
ただ縦方向の当たらない位置にさえ行けば避ける必要もなくなる上に…がらあき。爆風で矢が軌道が多少ずれるためそれも配慮すれば隙だらけである。
とはいってもいくら俺の弓が強力かつ抗体活性とはいえども、1発で怯みをとることは無理だ。そこは多少計算する…。
だが正直長引くことは…ないな。



〜エリア10〜

「む?BLAZE殿…向こうでなにかバシャーン!と音がしたぞ。」
「何?ガシャーン?」
相変わらず泳ぎの練習をしている3人+1匹。
そんな中、突如沖合いで何かが落ちる音がした。
いやいや、ガシャーンじゃないって。それ閉店じゃん。ENCORE EXTRA STAGEの初見紫芋プリン出だしじゃあるまいし←おいこら。
「ニャ…なんか急に冷たくなってきたニャ…」
め ず ら し く 、キャロが発言できた。←僕には発言権がないのかニャ?!byキャロ
「体が冷えてきたのかしら?一旦上がって…」
奏連は海からあがって一旦体を温めようとしていた。
「否、これは別の問題がある…すこし我が様子を見てくる。」
「む、私もついていくぞ。まだ武器は扱えないが潜水はできるようになったからな。」
どうやら涙那は潜水をマスターしたようだ。潜水時間もかなり長時間できるようになっている。いや成長はやすぎ…。
一体何が原因なんだろうか…いや分かる人はもう察しつくと思う。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.823 )
  • 日時: 2014/06/16 19:59
  • 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: AZXnw8WI)

すいませーん、失踪してました(殴

文化祭→期末テストだから書く暇なかった。
今、期末3日前。期末当日になったら早く帰れるから1〜2話くらい書けるかもです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.824 )
  • 日時: 2014/06/17 11:55
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: .ve6EmBT)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十五章 ゼツボウノソラ【後編】

 アストの高出力属性解放斬りがシャガルマガラの頭部を捉える。
 炎斧アクセリオンに内蔵された榴弾ビンが炸裂し、連鎖的に爆発を巻き起こす。
 榴弾ビンはダメージの増幅に留まらず、モンスターの頭部に直撃を与えることでスタミナを奪う効果があり、立て続けにおこなうことで目眩を誘発させることも出来る。
 高出力属性解放斬りを放ち終えたアストは、反動を殺しながらもまだ倒れているシャガルマガラを見据える。
「まだやれる!」
 アストは体勢を立て直し、強制的にソードモードに戻った炎斧アクセリオンを再びアックスモードに変形させ、もう一撃高出力属性斬りを放った。
「うおぉぉぉぉぉ!!」
 またしてもシャガルマガラの頭部が爆発に包まれる。
 さすがにシャガルマガラも起き上がろうとしている。
 だが、猛攻はそこで止まらなかった。
 起き上がろうとしているシャガルマガラに近付くのは、ニーリンだった。
「これがダメ押しというものさ」
 ニーリンはレックスハウルの銃口をシャガルマガラの頭部に突き付けると、躊躇いもせずに引き金を引いた。
 放ったのは徹甲榴弾。
 当然、反動でニーリンは大きく後退する。
 一拍おいて、シャガルマガラの頭部に徹甲榴弾の爆発が起こる。
「グゥギャァォォゥッ!?」
 起き上がったシャガルマガラは不意にまた倒れ込んだ。
 徹甲榴弾にもスタミナを奪う効果があるため、炎斧アクセリオンの榴弾ビンの爆発と重なり、シャガルマガラは目眩を起こしたのだ。
「ニーリンッ、さすがだな!」
 アストは反動を殺しているニーリンを一瞥してから、もう一度シャガルマガラの頭部に接近しようとする。
「アストくんっ、下がってて!」
 アストの後ろからカトリアが近付いてくる。
 既にカトリアの腕からオオシナトが放たれ、シャガルマガラの頭部から体液を吸収する。
 頭部から吸収した発光色は、赤色。筋力の強化だ。
 アストはカトリアを見て頷き、腹下に潜り込む。
 ツバキはカトリアがダウンさせた時から既に尻尾に鬼斬破による気刃大回転斬りを二回叩き込んでおり、もう三回目に入っている。
「でぇぃっ、おぉぉっ、りゃぁぁぁぁぁっ!」
 断続的に気刃大回転斬りを放つツバキの鬼斬破は紅く輝いている。練気を最大まで解放し続けると、このような輝きを放つ。ちなみに、この紅い輝きが最高の状態だ。
 カトリアはオオシナトを呼び戻し、その体液を送ってもらう。
 それと同時に、カトリアの開闘の焔竜棍を握る力が強まり、カトリアは吼える。
「らあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 開闘の焔竜棍を躍るように舞うように縦横無尽に振るい、刃から放たれる焔が、シルバーソルシリーズを纏う銀色の彼女を赤く彩る。
 その姿、まさに『猛焔』だ。
「カトリアさん、すげぇ」
 アストは焔を描くカトリアを畏敬の念で見ながらも、ソードモードの炎斧アクセリオンをシャガルマガラの腹に突っ込ませて鱗を焼き尽くす。
「ふふっ、ネルスキュラに怯えていた人とは思えんな」
 ニーリンは初めてアスト達と出会った頃を思い出しながら、徹甲榴弾を翼脚に撃ち込んでいく。
「これが、カトリアさんの本当の姿か……」
 ツバキも尻尾への攻撃を休まずに、カトリアの焔を見やる。その焔がシャガルマガラの二本の内一本の角を半ばからへし折った。
 この一瞬でどれだけ攻撃を与えただろうか。
 古龍だなんだ言っても、一種の生物に変わりはない。
 もしかしたらもう勝てるのかも知れない。
 だがその、もしかしたら、や、ひょっとすると、という淡い期待は脆くも崩れ去るのだった。
 正気を取り戻したシャガルマガラは、後方へ飛び下がりながら、高度を上げ、そのまま急降下で突撃してくる。
 その矛先は、ニーリンだ。
「っ、私か……」
 ニーリンは冷静に前方へ転がって、自身の背中とシャガルマガラが激突スレスレで回避する。
 ニーリンの耳に嫌な風斬り音が届き、背筋に悪寒が走る。
「ふっ、当たるとでも……」
 回避を終えたニーリンはその時点で「次のシャガルマガラの狙いは別に変わる」と判断していた。
 そう判断して、レックスハウルに徹甲榴弾をリロードしながら振り向く。
 なぜか、目の前にシャガルマガラの顔がある。
「なっ……」
 なぜ?と思うより先に、ニーリンはシャガルマガラに撥ね飛ばされた。
「ニーリンッ!?」
 アストは吹き飛ぶニーリンを見て悲痛に叫んだ。
 炎斧アクセリオンを納めて横たわるニーリンに駆け寄る。
「しっかりしろっ、ニーリン!」
「っ、ふ、不様だ、な……」
 ニーリンはアストの顔を見ながら自嘲するように笑った。
 アストは目の前にシャガルマガラがいることにも気付く。
 そのシャガルマガラの口からは、狂竜ブレスが集束している。
 ブレスがシャガルマガラの目の前すぐに吐き出されると、連鎖的に左右へ爆発していく。
 アストはニーリンを庇いながら、炎斧アクセリオンの盾を構えて衝撃に備える。
 直後、爆発していく狂竜ブレスが炎斧アクセリオンの盾に襲い掛かる。
「うぅおあぁぁぁぁぁっ……!!」
 盾が壊れそうな激痛がアストの右腕を伝う。
 さらにシャガルマガラは縦方向にも爆発していく狂竜ブレスを放つ。
「ぐっ、そぉぉぉぉぉっ……!」
 アストは気力で踏ん張り、必死にニーリンを守る。
「ア、アルナイル、く、ん……」
 ニーリンはアストの背中を見て、かつての恋人を想った。
 自分よりも背が低くて華奢そうでも、守ろうとしてくれる彼にだ。
「アストォォォッ!!」
 ツバキはニーリンを守るアストを見て叫んだ。
 何とかシャガルマガラの注意を逸らさせようと、尻尾に鬼斬破を振るう。
 彼の狙い通り、シャガルマガラはツバキに振り向いた。
 ツバキは一旦鬼斬破を納めてシャガルマガラをアストとニーリンから離そうと距離を置こうとする。
 が、鬼斬破を納めようと考えた瞬間、ツバキの周りに狂竜ウイルスの光が現れる。
「しまっ……」
 既に鬼斬破を納めている最中だったツバキは咄嗟に反応出来ずに、その光の炸裂を受けて吹き飛んでしまう。
「グゥギャァォォゥッ」
 シャガルマガラは右の翼脚を降り下ろし、吹き飛んで地面を転がるツバキを押さえ付けた。
「ぐあっ!?ぅぐっ、は、離っ、せぇ……!」
 
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.825 )
  • 日時: 2014/06/17 13:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

第25話 凍る海

〜エリア10〜

何かが落ちてきた付近についたBLAZEと涙那。
早速もぐって中の様子を…としようとしていた。
「…!涙那、今すぐ岸へ戻れ!今すぐにだ!」
「む…?!」
突如BLAZEが岸へ戻るように言う。突然のことに涙那は慌てていたが、BLAZEの様子を見るからによほどの緊急事態なのだろうと思い、急いで岸へと向かった。
そのすぐあとだった。

ピシッ!!ピキピキ・・・

「なー!?」
海が前触れなく凍った。それは一瞬の出来事だった。
もし戻らなかったら…海と共に凍っていただろう。
ただその凍った面…エリア10の沖合いが凍っているのだがまるで何かに遮られているかのような凍り方である。岸のほうはまったく凍っていない。ただし温度は低下している。
「…!BLAZE殿はあの中に!」
BLAZEがいた辺りは…完全に氷と化している。しかしBLAZEの姿は見えない。
探そうにも氷に囲まれている上に温度が急速に低下している。このまま泳ぐと体温の低下を招く。
「む…ここは一旦引くべきか。」
どうしようもないと判断した涙那はひとまず岸へ戻ることにした。


「ぎりぎり…か。我としたことが…」
BLAZEは凍った海の中にいる。しかしBLAZEが無理やり凍らせるのを阻害させているため、氷の中ではなく、0度に近い海の中である。おまけに海面当たりは凍結しているため息継ぎするためには氷を破壊しなければならない。
「見たところ…これをした張本人は確認できん。しかしこのままでは海の生態系が崩れる…仕方ない。」
そういうと、BLAZEは今まで持っていた武器とは異なる、異形な大剣を取り出した。
水中だというのに、その剣は燃え上がってる。
「…破ッ!!」
ズバシュッ!!ピキッ!!
水中でその剣を真横に振る。振った瞬間からまわりにあった氷が一瞬ですべて溶けた。温度もそれまでの温度に戻った。どんだけ便利なんですかあんた。
「…これでしばらくは凍らないな。くくっ」
しかも凍らないようにする始末。あんた万能すぎ。主人ほどではないけど←
とにかく異変は解決した。しばらくは問題ないだろうと思い、BLAZEは息継ぎのために海上へとあがろうとした。
「ん…?」
そのとき、海底に何かが見えた。息継ぎをしなくてもまだ少しは耐えられる。BLAZEはその何かの元へと向かった。
そこにいたのは…
「…異世界の住民か。」
本来いるはずのない人間だった。
「しかしこいつ…生きているのか?」
沖合いで沈んでいるところを見ると…溺れたのであろう。
だが、ここは岸からかなり離れている…。見た感じ泳げそうにない。そんな人間がなぜこんなところで溺れているのか疑問だ。足をくじいたようにも見えない。
いつ溺れたのか不明だが放っておけば確実に死ぬ。いや、もう死んでいるかもしれない。
しかし、たとえ生死が不明といえど、異世界から来た者をBLAZEは放っておくことができない。その人間を担ぎ、一旦海上へ上がって岸へと向かう。
「むぅ…予想にないことが多すぎる…。ここから先は我の思うとおりにならないかもしれないか…」
そう呟きながら…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表 ( No.826 )
  • 日時: 2014/06/17 13:59
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 5svJQF9k)

>>811
一応>>604まで入れます
>>812
モンハンの武器とかで微塵でもかすらせてください。
一応モンハン小説なんで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画発表! ( No.827 )
  • 日時: 2014/06/17 14:14
  • 名前: バサルモス愛好家 ◆voVSYnC5d6 (ID: 665z3wAO)

暇なので短編書いてみます。


短編小説「Insania warz 〜ケチャワチャに支配された世界〜」

ーーーー
第一話『ibera restinguitur』

――――時は368年、冬季。水分を多く含んだ真っ白な雪が降り積もる。
    綺麗だ。

この雪が真っ赤な血で染まると聞いたら、貴方はそれを信じるだろうか?
悲鳴が聞こえ続けるこの世界では、それは当たり前……なのかもしれないが…。

「よう、レルラス。どうだ、この辺の様子は?」

こいつは友人のローリア。ハンターだ。HRは781。
そして、今呼ばれた通り、俺の名前はレルラス。
同じくハンターをしている。HR998。
まあ、地獄と化した現在では、HRなんか関係無いし、ハンターになんかならなきゃ良かったと後悔しているが。

「あまり居ない。大丈夫だろう。」
「そうか。それにしても、冬は寒いなぁ。
 英雄さんや、なんとかしてくれよ…。」

英雄か。懐かしい。
二年ほど前には、英雄だの腕利きのハンターだの騒がれたが、奴等に対しては完全に無力だけどな。

「知るかよ、いつ死ぬか分からないのに、お前は呑気だな。」

俺はそういって笑った。正確には笑いたかった。
いっそ全部笑い飛ばしてしまいたい。
―――――が、それは出来なかった。せいぜい出来る事は恐怖に怯えるくらいか。

「呑気……か。笑ってなきゃ生きていけないよ。
 突然変異が現れてからは……。」

―――――突然変異。

これは今から一年ほど前の話だ。
ある日、バルバレの砂漠から、砂まみれになりながらも、こちらに向かう
巨大なケチャワチャが発見された。独特の皮はダレン・モーランの様な鱗に変わっていたという。
大きさはアカムトルム程で、ギルドはそのケチャワチャを『ケチャワチャ変異種』と名付けた。

すぐにギルドナイトを含めた討伐隊が組まれ、ケチャワチャを討伐しに向かったが、
その甲殻は異常な程固く、手も足も出なかったらしい。

それからギルドは、全ハンターにケチャワチャ変異種の討伐依頼を出す。
勿論俺やローリアにも討伐依頼が出され、変異種の討伐に向かおうとしていた。
――――が、時はもう既に遅かった。

ケチャワチャが、あちこちで大量に発見されていたのだ。
大量といっても、異常な程の数だった。おおよそ200匹ほどだろうか。

一匹は森で、はたまたもう一匹は氷海で。
それぞれの変異種は、その地形に異常に対応していた。

森に潜む変異種、通称『森型』は、カメレオンの様に擬態する能力と、ナルガクルガの様な
素早さ、そして翼を手にいれていた。

氷海に潜む変異種、通称『凍型』は、寒さをものともしない白い剛毛と、海を自由に泳ぐヒレで
暴れまわっていたという。

ケチャワチャ変異種を倒す事になっていた俺とローリアだったが、
森型が発見され、俺達はギルドの指示により森型の討伐に向かうことになった。
森型の強さは異常だった。―――が、ラージャンの三倍くらいの強さだった。

故に、バルバレで発見された変異種よりは強くないという事だ。
因みに、変異種により、バルバレは壊滅した。今頃ケチャワチャの巣になっているだろう。

もはやギルドはお手上げだった。
それから、ギルドメンバーとハンター以外はシナト村の禁足地に避難した。
ある者は泣き、苦しみ、暴れまわり、他の者に必死で止められた。
そしてある者は神に祈り、ある者は家族の死を嘆き、ある者は自分から死を選び……。

絶望と嘆きしか見えない禁足地には、大規模なキャンプが設置され、その上にテントが設置された。

驚くべき点は、これ等は全て、1日の中で発生したという事だ。
二日目には数多くの町村が潰れ、多くの人々が死んでいった。

それから約一年経過し、今に至るわけだ。
ハンターは各地にバラバラに集い、各地を見回る。
なにか現れたら討伐し、ケチャワチャを出きる限り倒し続ける。

こんなの死ねと言われているのと同じだ。
―――が、それ以外に生きる理由は見当たらなかった。

今、生きる理由は何だろうか。
苦しむために生きているのだろうか?
何だろう。何だろう、『生きる理由』って…。




第一話 終

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.828 )
  • 日時: 2014/06/23 01:31
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Jwf0Ez4O)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十六章 この胸に溢れ続ける熱い想いを

 シャガルマガラに鷲掴みにされたツバキはそのまま持ち上げられ、その翼脚に握り潰されていく。彼女を守るショウグンギザミの頑強な甲殻でさえ、その握力に耐えきれず、バキバキと不愉快な音を立てながら壊れていく。
「うぐぅぅっ、ぁっがっ、うぅぁぁぁっ……!」
 このままでは、彼女の身体が圧殺されてしまう。
「んの野郎っ、ツバキを放せぇぇぇぇぇっ!!」
 アストはニーリンを守って消耗しているにも関わらず、シャガルマガラの顔面に突っ込み、ソードモードの炎斧アクセリオンを振り回す。
 が、それは弾かれてしまう。
 既に炎斧アクセリオンの剣にはエネルギーが最大まで溜まっており、オーバーヒートを起こしてセーフティーが掛かっているのだ。
「こんな時にっ……!」
 アストは舌打ちをしながらチャージし、アックスモードに変形させながら攻撃する。
「ツバキくん持ちこたえてぇっ!」
 カトリアは開闘の焔竜棍を背中に納めると、ポーチから白い袋を取りだし、その中にある粉塵を振り撒いた。
 生命の源と崇められる生命の粉に竜の爪を調合し、振り撒くことで、粉塵に触れた者の体力を回復させる、生命の粉塵だ。この効果はヒトやアイルーにしか反応せず、他のモンスターには効果が発揮されない。
 ツバキだけでなく、アストやニーリン、もちろんカトリアにもその生命の粉塵によって癒される。
 ニーリンはその回復によって力強く立ち上がる。
「こ、のっ、ゲスがぁっ!!」
 これまでに見なかった、怒りを露にしてニーリンはレックスハウルの銃口をシャガルマガラに向け、引き金を引いた。
 ニーリンがブレ幅すらも計算したのかは分からないが、その徹甲榴弾はシャガルマガラの翼脚の関節に正確に突き刺さり、爆発を起こした。
「グギャァォゥッ!?」
 関節をピンポイントに爆破されたシャガルマガラは驚いてツバキを手放してしまう。
 手放されたツバキは力なく地面に投げ出される。
「カトリアさんっ、ツバキを頼みます!」
 アストはそのままシャガルマガラの腹の下でアックスモードの炎斧アクセリオンを振るい、火属性と榴弾ビンの二重の爆発を巻き起こしていく。
 ニーリンはもはや狙いなど付けずに乱れ撃つように引き金を引いてはリロードを繰り返す。しかしそれはどうブレてもアストを巻き込まない。
「私を怒らせた君は実に罪深いぞ、シャガルマガラくん」
 ニーリンは実に爽やかな笑顔をしているが、その目は一切笑っていない。その切れ長の睚は、眼光だけで斬れるのではないかと思うほど鋭く尖っている。
 アストとニーリンが攻め立てる側で、カトリアはツバキを抱き起こす。
「ツバキくんっ、しっかりして!」
 ツバキのギザミシリーズは各所各所が砕け、装備している意味があるのか分からないほど損傷している。
「つっ……やったな……!」
 ツバキはカトリアの手を払いのけると、自力で立ち上がって回復薬グレートを飲み干した。
「ツバキくん、大丈夫なの?」
 カトリアはツバキに声をかけてやるが、ツバキは喋らずに、右手を上げてカトリアに問題ないを告げて、戦線へ復帰する。
 アストは感じていた。
 炎斧アクセリオンの斬れ味が落ちてきていることに。
 砥石を使いたいが、ニーリンだけに任せるのはあまりに無茶だ。
 しかし、このままではロクに攻撃も仕掛けられない。
 どうする、と思った時、ツバキが再びシャガルマガラに果敢に挑んでいるのが見えた。
 ギザミシリーズは半壊しているが、彼女の気迫は衰えていない。
(少しだけ、保ってくれよ)
 アストはシャガルマガラから離れて砥石を使用する。
 炎斧アクセリオンに十分な斬れ味が戻り、アストも再度接近する。
 カトリアは開闘の焔竜棍を振るいながら、アスト、ニーリン、ツバキを見回す。
 傷付きながらも、皆善戦している。
 もしかすると、このシャガルマガラはあの時のシャガルマガラとは違う個体なのかも知れない。
 具体的にそれは分からないが、過去は過去。今は今だ。
 あれから時は過ぎていってしまったが、かつての四大女神達と同じくらいかけがえの無い仲間達が、自分と共に、かつて自分を絶望に陥れたモンスターと戦ってくれている。
 そして、何よりも、それよりも大切な存在も見つけられた。
 たった一人の少年、アスト・アルナイル。
 彼はあまりにも自分と似すぎていた。だが、彼は自分とは違った。
 何事にも真っ正直に挑みかかり、その結果が見せてくれる眩しすぎるほどの笑顔が好きになっていた。
 どんな困難でも諦めずに、その姿勢が仲間達を惹き付け、互いを磨きあい、足りないところを補いあって、そしてここまでやってきた。
 そして、一人で背負いこんでいた自分に、彼は支えたいと、支えるのだと言ってくれた。
 これまでに多くのヒトと出会っては別れを繰り返してきた。
 そのなかでも、彼ほど素敵な男性(ヒト)はいなかった。
 だからこそだろう。
 好きに、愛しくなってしまったのも。
 その彼が、シャガルマガラに攻撃されて、吹き飛ばされて地面に叩き付けられても、なお立ち上がる。
「俺は負けないっ。生きて……生きて明日へっ、歩き続けるんだ!」
 そうだ。
 生きるのだ。
 生きて明日へ行くのだ。
 彼と、一緒に。
 胸の中が熱くなる。気持ちが昂る。心臓が高鳴る。心が躍る。
 涙が、溢れる。
 その涙を飲み込んで、カトリアは前へ踏み出した。
 じきにオオシナトが送ってきた体液の効果が切れてくる。
「私もだよっ、アストくん……!」
 開闘の焔竜棍を振るってオオシナトを放ち、瞬く間に赤、朱、白の体液を身体に送り込む。
 もう、何も怖くない。
 彼がいるなら、恐れることは何もない。
「みんな……私はもう、迷わない!!」
 蒼い瞳は涙を堪えて潤んでいるが、悲しみではない。
 嬉しさと、明日への希望に満ちた涙だ。
「っはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 カトリアはシャガルマガラに躍りかかる。
 吹き荒れる焔は赤い旋風を巻き起こし、シャガルマガラの白い鱗を焼き焦がしていく。
「グゥガォゥッ!?」
 シャガルマガラは怯みながらもカトリアに向き直る。
 忌々しい焔をぶつけてくるこの愚者を踏み潰そうと翼脚を振り上げる……が、そこに既にカトリアの姿はなかった。
 彼女は跳躍しながらシャガルマガラを攻撃し、シャガルマガラの側面に着地、それと同時にまたも焔の旋風を放つ。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.829 )
  • 日時: 2014/06/17 21:48
  • 名前: ヨーグルト (ID: jOLOYexl)

新人ですけどいいですか?
モンスターハンター『伝説の狩人』
輝かしい太陽の光が降り注ぐ今日
心地よい風が吹いてくる
ここはバルバレ
さまざまなハンターが滞在する拠点だ。
新人の若いハンターから熟練のハンターまで滞在される場所だ。
これは3人のハンターの物語である。
「なあサクラ、金がなくて困っているんだが何かいい依頼はないか?」
彼の名はラルト ランス使いのハンターだ。
「それならいい依頼がありますよ!ちょっと待ってて下さいね」
彼女はサクラ双剣使いのハンターだ。
「またお金がなくなったのかい?全く仕方がないな」
彼の名はグラン ヘビィボウガン使いのハンターだ。
ラルト「お、いい依頼があるのか!?」
サクラ「ええ!氷海で他の地方からきたベリオロスの狩猟です!」
ラルト「よし!今すぐ行くぞ!」
グラン「ちょっ…僕は行くって言ってないよ!」
ラルト「つべこべ言わずに行くぞ!」
グラン「まだ料理食べてな」
ラルト「ところでなんでベリオロスの狩猟なんてあるんだ?氷海の近くには村はないだろ」
サクラ「ベリオロスはポポを主食としているのでポポの数が減り過ぎているということらしいです。」
グラン「なるほどね」
ラルト達は狩りの準備をし氷海までの船で眠りにつく…
一話 終

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.830 )
  • 日時: 2014/06/17 21:48
  • 名前: 煌星 (ID: u2mfAWg2)

6話  戦いの意味〜対飛竜編〜


あのあと、色々なクエストに行き
それぞれの実力を確かめあった。
今はその翌日………
「サァーテ、今日は誰を駆ろうかね〜w」
輝は言う。まぁ、誰も答えませんねww←<死にたい?by輝>
少しを間をあけて口を開いた晴は
『飛竜軍団とアンノウンが此方に向かってきてる、、いや、もう闘技場の上空に…』
全員の表情は戦う人って感じになり
それぞれのの武器を用意した。
今回の武器構成は↓
輝 弓←自作です
鈴 刀ではあるが不明←自作な
晴 無し←魔法を(ry ←死にたい?by晴
舞 太刀←デザインは封龍剣

輝はアンノウンを駆逐するため別行動となった

輝視点 会話なしかも
さて、ここまでこれば被害は
オット、やっと現れたか 黒い体色をした
リオレイアのような竜でも、黒いレイアだな、うん  レベルで言うと覇種?程度かな←地味に自慢中www
まぁ、挨拶がわりに紅蓮の弓矢をプレゼントしますかwwwwww
矢はアンノウンの頭部を破壊しつつ貫通
「貴様…ナゼ、モンスターを送ってくる!!」
【知らなくても良いことだが言ってやろう】 []内が理由な
[貴様の中には先代ルーツが力を貸し仲間にもミラ系が力を貸している
それがいけないのだこの事に関して
現ルーツ様は怒ってらっしゃるそれ故
貴様らを始末するためだ]


晴達視点 会話あるかな?ww

闘技場につきました!w
「さて、誰が出迎えて、っておいエスピナス希少種起きてるwしかも、原種亜種死んでるww」
残った飛竜は希少種のみww
『さて、一気にキメマシュカ』
↑はい嘘 希ティてナス希少種に
手加減して遊んでみたww
戦闘シーン書け?まだまだ先のことでっすよ〜←一回死んでみる?by舞
ちょ怖いってww

合流地点 どこだっけ←死ぬ?by??
「オウ、倒したか〜?」  
『すぐ終わったよ〜アンノウンは〜?』
「逃げたよ〜」
激オコ鈴&舞「あっれ〜倒すんじゃなかったの〜」
どうやら、輝は洗礼を受け(グボォ



やっべ会話思い付かない
そして今回地の文に反応しまくる
キャラ達ですww
戦闘シーン書かないのはタッタ数分を書け
 に繋がるわけだから       

空白は想像してねwwwww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.831 )
  • 日時: 2014/06/17 23:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: P7j/YsgZ)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十七章 光を翔ける

 アストは少し離れた所で、その光景を見ていた。
 シャガルマガラと、焔の旋風を巻き起こすカトリアをだ。
 ニーリンとツバキも同じようにそのカトリアを見ていた。
「あ、あれが、カトリアさん……!?」
 アストは畏怖するようにカトリアを凝視していた。
 シャガルマガラの周りを飛びはねながら攻撃を繰り返し、まるで赤を纏う銀色の光がシャガルマガラにぶつかっては離れているようにも見える。
「おぉー、これが『猛焔』の真の姿か」
 ニーリンは余裕が戻ってきたのか、もういつもの調子に戻っている。
「カトリアさんの姿がよく見えない……あの中でどんな動きをしてるんだ……!?」
 ツバキもアストと同じようにカトリアを凝視していた。
 まるで残像が見えているかのような疾さだ。
「さぁて、イレーネ殿も本気を出したところで、私もそろそろ切り札を切るか」
 ニーリンはまだ本気でなかったと言うのだ。
「切り札って……」
「アルナイルくん。以前にも言ったように、私は出し惜しみはしない主義だが……」
 ニーリンはレックスハウルに徹甲榴弾をリロードし、様々な道具を入れる通常のポーチと、弾を入れるためのガンナーポーチも外した。
「切り札は取っておく主義でもあるんだ」
「それ、矛盾してないか?」
 ツバキがすかさず突っ込みを入れる。
「男が細かいことを気にするな、セルジュくん」
 ニーリンは行動に出た。
 アストとツバキも、見てばかりではいられないと動き出す。
 ニーリンはカトリアとシャガルマガラの乱戦の中に突っ込んだ。
「イレーネ殿下がってくれ!」
 ニーリンがそう叫ぶと、カトリアはシャガルマガラを攻撃しながらバック転で距離を置いた。
 シャガルマガラは当然カトリアを追うが、それは既にニーリンの手中にはまっていた。
 すると、ニーリンはその道具のポーチとガンナーポーチをシャガルマガラに投げ付けた。
 それらはシャガルマガラに引っ掛かる。
「覚えておくがいい。私の名は『深緑の流星』ニーリン・ガーネット……貴様にレクイエム(鎮魂歌)を奏でる者だ!」
 ニーリンはレックスハウルのトリガーを引き絞った。
 轟竜ティガレックスの咆哮のような銃声と共に、ニーリン渾身の徹甲榴弾が放たれた。
 その徹甲榴弾がシャガルマガラに着弾、爆発を起こす。
 それに続いて、ポーチの中にあったバクレツアロワナやカクサンデメキンを磨り潰したもの、さらにギリギリまで仕込んでいた爆薬が誘爆し、想像を絶する爆発がシャガルマガラを包み込んだ。
「グゥギィャアァオォォオゥアァァァァァ!?」
 シャガルマガラは凄まじい爆発に地面をのたうち回った。
「ふっ、のたうち回れるだけの元気はあるか……」
 ニーリンはレックスハウルを背中に納めた。調合素材を全てあの爆発に回したのだ。もう攻撃手段がない。
 だがそののたうち回るシャガルマガラにさらに追い討ちが襲い掛かる。
 それは、ツバキの鬼斬破だった。
 ツバキは鬼斬破をシャガルマガラに投げ付けたのだ。
 その投げ付けた鬼斬破が、シャガルマガラの目に突き刺さった。
「グギャアァッ、ギョォォウッ!?」
 シャガルマガラはまたさらに暴れまわる。
「へっ、どうせ俺はもうロクに動けないさ……後は頼むよ、カトリアさん、アスト!」
 ニーリンとツバキの援護を受けて、アストとカトリアは頷いた。
「行きましょう」
「えぇ」
 アストとカトリア、二人は共にのたうち回るシャガルマガラに突撃する。
 カトリアは跳躍して、シャガルマガラの背後に取り付いた。
「りぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 凄まじい焔がシャガルマガラの鱗を燃やし、尻尾の肉を斬り裂いていく。
 アストは正面からシャガルマガラの頭にソードモードの炎斧アクセリオンを降り下ろす。
「うぅおぉぉぉぉぉ!!」
 炎斧アクセリオンの紅蓮の炎がシャガルマガラを焼き焦がしていく。
 何度も連撃をぶつけ、剣にエネルギーが溜まってくる。
 それをチャージし、アックスモードにして振り抜く。
「こいつっ!」
 アストはアックスモードの炎斧アクセリオンを腰だめに構え、盾を四方に展開させた。
「喰らえぇっ!」
 高出力属性解放斬りがシャガルマガラの頭部を捕らえた。
 それと同時に、カトリアが尻尾に渾身の一撃を放った。
「でぇやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 空中で一回転し、全身の全力と落下の勢いが、シャガルマガラの尻尾を半ばから断ち斬った。
「グギャオォォウゥッ!?」
 シャガルマガラは今度は尻尾を斬り落とされた激痛にのたうち周りながら地面を転がる。
 それでも、まだ息の根はある。
「逃がすかよ!」
 アストは体勢を立て直し、のたうち回るシャガルマガラを追撃する。
 だが、シャガルマガラとて黙ってやられるわけではない。
 シャガルマガラは追撃してくるアストに向かって、狂竜ブレスを蓄えている。しかも、これまでにないほど、大きく溜めている。
 それでも構わずアストはシャガルマガラに突進する。
 いざ、シャガルマガラがその全力の狂竜ブレスを放とうと言うと同時に、アストの炎斧アクセリオンの剣が真っ直ぐにシャガルマガラの頭に突き出された。
「うぅおぉあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!」
 炎斧アクセリオンの剣の切っ先が、シャガルマガラのもう一本の角をへし折り、そのまま貫通し、頸を貫いた。
 それと同時に、シャガルマガラの口から特大の狂竜ブレスによる爆発が放たれ、アストを呑み込んだ。
「アストくん!」
「アルナイルくん!」
「アスト!」
 カトリア、ニーリン、ツバキは彼の名を叫んだ。
 果たして……?
 


Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.832 )
  • 日時: 2014/06/18 00:25
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

その15 正面突破

 俺はなぜ世界を旅するのか
 その目的はなんなのか
 たとえどの世界に行けど、俺がいた記憶は残らない
 残るのはそれまでに俺が行ったこと…
 一体俺は…なぜ存在する…?
 人間をやめてまで…なぜ…

「おーい、起きてるかーww」
「ん?あぁ…少し寝ていた」
目的地に速攻で到着していた炎はどうやら寝ていたみたいだ。
ちなみに地がついたのは3分早め。密林からの距離はかなりあるっていうのに…はやすぎる。あんた。
「ってか何日寝てないんだ?うたた寝するくらいならけっこう寝てないと思うのだが。」
「…1週間寝ていない」
どうやら1週間寝ずに動き回っているとのこと。無茶しすぎだよあんた。
「これ終わったら寝ろ。これ絶対。相変わらず無茶なところは変わってないんだからww」
地は炎にそういうが…たぶんそれ地がいうとどうも説得力が欠ける。
彼も無茶しがちな人だから。
「そうさせてもらう…さてと、堂々と行こうか。」
そういうと炎は自前のヘビィボウガンを変形させ、門に向けて構える。
地はとりあえず何しようか分かったので、爆発に巻き込まれない位置に立つ。

ズドォォォォオオオオオオン!!!!!

突如爆音が鳴り響く。
その音は何か巨大なものが爆発したかのような轟音だ。
大タル爆弾Gなんか比較にならない、規格外の爆発…その正体は炎が作り出した徹甲榴弾。連射したわけではなく、単発で放った。
門は跡形もなく破壊されていた。が、内部に損傷はほとんどなく、ただ門を破壊するためだけに撃ったもよう。
「こわっwwww」
おそらくそれを見てそんな返し方をするのは地くらいだろう。
普通あんなもの間近で見たら呆然とするわ。
門を破壊した炎はすぐさま中へ入っていく。地もそれにあわせて入っていった。


「…なるほど。」
炎が感じていた異なる気配…それの理由が解明された。
―人工的に進化させられたモンスターだ。
入ってすぐにいたのは…リオレウス、ティガレックス、ナルガクルガ、ラージャンの4体。どれも通常の個体とはかけ離れた変化をしている。というよりこの組み合わせってMHP2Gのあれですか。
…通常、進化というものはある個体があらゆる要因によって突然変異し、その個体が他の個体より繁殖、生存することによってできる。
自然の過程でこれが起こるのは非常に長い年月を有する。
しかし、人工的に遺伝子を組みかえることによって、環境に対応する生命を生み出すことは可能である。もっとも、これはこの現実でもあること。
人工的に組み替えることが進化とは言えないかもしれない。しかし、その遺伝子の組み換えがもし自然界でおきうることであれば…進化となるだろう
さて話を戻そう。今いるモンスターには以下の特徴が見られる。

リオレウスは体が緑色、本来爪にある毒は睡眠作用を持っている。また、翼が異形であり、尻尾が2つに割れている。鱗のところどころが逆に生えており、甲殻の繋ぎ目の強度もましている。

ティガレックスは体が黒色。爪には猛毒が含まれており、咆哮も希少種以上のもの。尻尾はしなりがなく、非常に硬い。また、強靭な足はさらに太く、硬くなっている。

ナルガクルガは体が蒼色。尻尾はさらにしなりをまし、尻尾にある棘の数が非常に多い。体内から異常なほど水分が生成され、すべての攻撃に水属性が付加されている。あと腕が2本多い。

ラージャンは体が緑色。体毛の量はさらに増している。何か新しい属性を持っていることはないが…2足歩行を普通にできる。気持ち悪い。握力は岩をも砕くほど。どっかのサイヤ人を思い出す。

「たまには普通に狩るか…俺がこいつら狩るからお前は…っと?もういないか」
地はどうやら別行動を始めていた。何をしに行ったのかは理解できた模様。
「…さてと、貴様らはこの世界に解放されてはならないモノ…容赦はしない!!」
炎はヘビィボウガンをさっきと違った変形をし、4体のモンスターと対峙する…。圧倒的に不利な状況に果たしてどう立ち向かうのか…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.833 )
  • 日時: 2014/06/17 23:52
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: P7j/YsgZ)

 ふぅ。さすがにいくらバイトが無いからって、ここまで文章が書けるとは思いませんでした。
 次章でシャガルマガラ戦は決着です。もうついているようなもんですけど……。
 さぁー、特大の狂竜ブレスに呑み込まれたアストはどうなるでしょう?

・無事に生還、ハッピーエンド
・行方不明。
・死亡、バッドエンド
・実はまだ続く。
・奇跡を見せてやろうじゃ(自重)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.834 )
  • 日時: 2014/06/18 00:12
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

気がついたら企画考案中になっている。
とりあえずもう一つの物語はもう少しだけモンハン要素無理やりねじ込んで話を作り出すことができるので進めます。元のままだったら?お察し。
武器でいいのなら…防具でも地形でもいいんだよね…?
なんとか努力します。

>>833
―ここから茶番―
qua「ってことで予想しよう。」
炎「…」
地「奇跡を見せてやr(ryで。」
qua「何が起きるんだよ…」
地「俺が参上!!」
qua「ボッシュート。」
地「えっ」
※地退場
冥花「…。」
炎「普通に生還させろ。」
qua「いっそリア充爆発した!ってことも有だと思わないか?!」
冥花「不謹慎。」
qua「んじゃ師条みたいに…」
霊華「そういえばそこまだ明かしてないわね」
qua「うーん…実はよく似たことが師条の過去に起きているんです。だからそれと同じことがおきrグハッ!!」
地「地獄の底からふっかぁぁぁああっつ。んじゃ俺はこう予想する。G○粒子によってトランz」
炎「冗 談 だ よ な ?」
地「うん。」
残妖「…怖いです。」
qua「突如Pluto Relinquishが流れるとか。」
全「「ない。」」
―茶番ここまで―

とりあえず、実はまだ続く。
にしておきます

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.835 )
  • 日時: 2014/06/18 00:54
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 1cb02AmC)

 >>834

 真面目に予想してくださってありがとうございます。
 まぁ、この〜輪廻の唄〜はあくまで王道です。決してアス〇レイな道を走ったりはしません。
 バッドエンドで終わることはないですよ。多分。
 ただ、バッドエンドにしか見えない切り方をするんで、勘違いだけは勘弁を。

 ところで最近スラ×エリさんがあんまりこないのでクロスオーバーが進みません。
 おかげで本編がホイホイ進みます。もうすぐこの本編が終わって、カトリアさん視点のサイドエピソードが始まってしまいます。ここでの活動はまだまだ続きそうです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.836 )
  • 日時: 2014/06/18 12:14
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

…まとめるか。

〜小説の書き方〜(一度読んでおくのを推奨)
バサルモス愛好家sの話> >805

ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
六十九章 感情と期待に揺れる想い> >615
七十章 持つべきは最高の仲間達> >742
七十一章 俺は『モンスターハンター』なんだ> >755
七十二章 最強の敵> >763
七十三章 長き戦いの始まり> >774
七十四章 ゼツボウノソラ【前編】> >821
七十五章 ゼツボウノソラ【後編】> >824
七十六章 この胸に溢れ続ける熱い想いを> >828
七十七章 光を翔ける> >831
キャラ人気投票(終了)> >649> >801
 登場人物紹介その2> >653

翼の勇車sの作品
第二十九話〜真の元凶〜
番外編〜一作目二作目合同、ダブルサクライザーさんの小説 キャラ投票会〜> >654
番外編〜クロスオーバーについて〜> >732
番外編〜状況報告〜> >788
2作品目『高校生モンスター』
第五話〜人化? 邪道!〜> >620
第六話〜どうもアカリちゃんがヒロインらしい〜> >697
第七話〜も、もうぼっちじゃないもんね!〜> >722
第八話〜同郷のモンスターとか〜> >818

7倍quasarsの作品
世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
第16話 狩猟開始> >629
第17話 一つの答え> >698
第18話 危機> >713
第19話 確信> >724
第20話 世界との別れ> >775
第21話 あらたな使命> >802
第22話 行動は迅速に> >806
第23話 もう一つの要因> >813
第24話 異世界で戦うモノ達> >822
第25話 凍る海> >825

同時進行するもう一つのお話
〜世界を戻すため〜
その8 それぞれの動きver2> >643
その\ 解放> >652
その10 防具をつけても似るときは似る> >699
その11 進展> >717
その12 異変> >745
その13 連鎖する異変> >749
その14 最凶と最強の再開> >753
その15 正面突破> >832

番外編2 なぜ返信とNoにずれが生ずるか> >644
番外編3 止まってしまうもう一つの物語> >787

クロスオーバー用設定> >707> >709
クロスオーバーへの導入編 ver1> >682←まだクロスオーバーやってないのでとりあえずここ。

茶番もろもろ> >702> >819

布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
15話> >804
16話> >816

真夏のペンギンさんsの作品
4話発進ラノーチェス!> >655

煌星sの作品
モンスターとの絆 〜偽りと本当のつながり〜
6話  戦いの意味〜対飛竜編〜> >830
番外編 1> >641

izayoi0018s(神風s)の作品
真のモンスターハンターを目指して
第12話 遊戯> >619

スラクsの作品
「反撃の烽」(はんげきののろし)
参話 「援軍到着」> >651
四話「ハンターになったきっかけ」> >701
五話「上級昇格おめでとう(棒」> >716
第六話 「密林の中で〜前編〜」> >770

ペイルカイザーsの作品
M.H. 滅龍少女〜ドラゴン×スレイヤー〜
Episode 1 龍の力を持つ少女> >601> >723

0120sの作品
1=1
第1話  電卓「俺は108円(税込)の何処にでもいる普通の電卓さ!」> >780
第2話  無量大数「だから、俺は無量大数であって無限大ではないと何度言ったら」> >783

バサルモス愛好家sの作品
短編小説「Insania warz 〜ケチャワチャに支配された世界〜」
第一話『ibera restinguitur』> >827

ヨーグルトsの作品
モンスターハンター『伝説の狩人』
一話> >829

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
二十二章 風を纏う龍> >695
二十三章 秘策> >703> >705
二十四章 力を得た人、そして暴走> >710> >748
二十五章 再びの平穏> >808> >814

832までの仮目次。
週3ってなんだっけ…な更新率でした。わて更新しすぎ。
次の仮目次作成…いつだろ。そのうち。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.837 )
  • 日時: 2014/06/18 14:44
  • 名前: 翼の勇車 (ID: xmmR8boT)

>>836
なん……だと……。
途中まで仮目次出来てたんですが……ま、いっか☆
今後はこの端末からも更新すると思います。

>>835
いやはや申し訳ない。現在車両点検を受けていてなかなかこれないんです……また大魔王に代理頼もうかなー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.838 )
  • 日時: 2014/06/18 16:09
  • 名前: 翼の勇車 (ID: xmmR8boT)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十五章 食事会と夢の世界

「クック……あなたという人は……」
巣の一角を見ながらブルブルと震えるラン。その視線の先には……嘴を砕かれて横たわるイャンクック亜種。
ランがおこっている理由は明確である。ここはラン達ランポスの営巣エリア。すなわち、ランポスの卵があるのだ。
「見なさい、卵のすぐ近くではないですか! あなた、もし卵が割れていたらどう責任をとってくれるつもりだったんですか!」
「まあ待つニャ」
申し訳なさそうな顔のクックに詰め寄るランの前に入り込んだのは、少し離れて話を聞いていたセージ。
「クックがこいつを投げ飛ばしたのは、襲われそうになっていたルピナスとシオンを守るためだニャ。ここはクックを許してやってくれないかニャ?」
「そうですっ、クックさんは命の恩人ですっ」
後からやってきたシオンも一緒になってそう言う。
「……分かりました、セージさんとシオンさんに免じて今回はお咎め無しです。ですが、次からは注意してくださいね?」
ため息一つそう言ったランに「ああ、分かった」と言ったクックは二人に近づくと、有難うと小声で言った。
「なに、困った時はお互い様だニャ」
「助けてもらったお礼ですっ」

「さて、ところでなんだけれども……」
カスケが少し高くなっている所へ上がり声を上げると、皆の視線がそこへ集中する。
「皆食べながらでいいから聞いてくれ。クシャルダオラノの襲来とかあったから忘れてる人もいるかもしれないけど、それ以前に色々と不思議な事が起きてる。まずはミナーヴァの皆が突然この孤島へ現れたこと。それと僕らが感じとる事のできる謎の異変。またそれとは違う、モンスター達が感じとる事のできる"ズレ"。またそのズレの先には必ずミナーヴァの皆がいた。そして僕ら全員が見た、奇妙な夢。今のところ上がっている情報はこんな感じだけど……」
「いや、一つ追加してくれ、カスケくん」
声を上げたのはニーリンだ。
「先ほど気まぐれで少し頬をつねってみたのだが、その瞬間少し世界がぶれたような感覚に襲われた。このことも考慮してくれ」
「情報提供感謝するよ、ニーリンさん。さて、これらの情報から、今回のごたごたの原因を突き止めたいと思っている」
一斉に考え込む一同。最も、そんなことは全く聞いておらず食事を続けている者も数名いたが。
「ニーネエのいっとった、世界がぶれたような感覚ってのが引っ掛かるわ。まるで夢か何かみたいやな」
「私も同じ事を考えていました。もしかするとこれは、本当に夢なのではないでしょうか」
ゲネッポとランがそう言うと、俺も、私もそう思うという声が各所から上がった。
「これ、夢なの? カトリアお姉ちゃん達、ほんとはいないの?」
カトリアの近くでジュース飲んでいたルカが、カトリアを見上げる。涙目だ。
「いやルカ、そうとは言い切れんぞ。もし夢だとしても、これは鮮明すぎる。ただの明晰無夢だと言ってしまえばそれまでだが、我々の意思体が集結して一つの夢を見ているというふうにも考えられないか?」
クックの言う説はいささか強引な気もするが、それならば納得いく点も多い。最も、これはクックがルカを落ち着かせようとして言ったものなのだったが。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.839 )
  • 日時: 2014/06/19 13:27
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: qIyEA3EQ)

その16 1vs4

「グルゥ・・・」
「ん?」

リオレウスを除く3体のモンスターが炎を取り囲む。
まるで逃げ場を1つに誘っているような回り方…おまけに連携ができているようにもみえる。

「グルァァア!!!」

ブシャァアア!!ズドゴッ!!
ラージャンはブレス、ティガは岩投げ、ナルガは…尻尾の棘を飛ばす。
ラージャンのブレスは放射状に広がっている。しかしティガやナルガには当たらない程度ではある。
ティガの岩投げには猛毒が付加されている。早さも通常の倍以上
ナルガの棘は…いうまでもない。
3方向から炎に攻撃を行った。

「…」

ダッ!!
炎は真上に飛び上がった。3方向の攻撃は地上では避け場がないようなものだが…上にはいくらでも避けることができる。
しかし、あまりにも上方向を考えていないこの攻撃には何かある…。そう思っているのにあえて飛び上がった。

「グギャアァ!!」

飛び上がった炎を見てリオレウスが空中から飛び掛ろうとした。おそらくこれがモンスター達の目的だろう。
空中に人間が飛び上がれば回避をすることはできないからだ。

「考えが甘いな。」

ズドン!!
それが人間であるなら通用したであろう。しかし、今回の相手は…常識がまったく通用しないモノ…。
勢いよく向かってくるリオレウスに対し、炎は貫通弾を放つ。とはいってもこの貫通弾にはある仕掛けが施されている
グサッ!!バキッ!!

「グォオ?!」

放たれた弾は右足の爪に直撃する。貫通弾ではあるが、爪の深くに入り込むと、勢いを失い、体内で止まってしまった。
しかし、足の動きが不規則となってしまい、バランスを崩したリオレウスは地面へ墜落する。
ブシャァアア!!!

「っと」

地上から高速の水流が襲う。炎は空中であるのにまるで地上にいるかのような回避をした。
この水流の正体は…ナルガクルガのブレスだ。通常ではブレスは持ち合わせていないが、人工的な進化によって生み出された。
…水流の力は流量と流速によって決まる。ρQV、Q(流量)=AVとなるため、ρAV^2、すなわちρ(水の密度)とA(断面積)が一定であるならV(流速)によって左右される。
すなわち、流速が早ければ早いほどその威力は破格的なものとなる。さらに、当たる面積の大きさによってさらに威力をあげることもできる。
このナルガクルガが放つブレスの速さは…目視不可能なレベル。炎が避けた先にあった天井をえぐるほどである。常人が当たれば…貫通する。

「グォァ?!」

常人が空中で回避行動をとることはありえない。それはモンスターたちも分かっていること。
しかし炎は空中で回避を行った。これはモンスター達にとって予想外だった。

「甘いんだよ、考えが!!」

ズドン!!
炎はナルガクルガの尻尾に向けて1つの弾を放つ。
パカッ!!
それが尻尾に直撃する直前に1つの弾は割れ、中にある無数の弾が拡散する。
ズガガガガガッ!!!!

「グシャォォアア!!?」

尻尾に無数の弾が直撃する。切断まではいかなかったが…忍ばせてある棘のほとんどが崩れ落ちた。
同時に、体内から生成される水も溢れ出す。
ブルン!!
その溢れ出る水を炎に向かって飛ばす。
この水には…腐蝕作用を持っている。それもかなりのもの。当たってしまえばすぐに防具は蝕まれる。
しかし、炎に向かって飛ばしたときにはすでにその方向に彼はいなかった。

「「「「?!」」」」

4体のモンスターの視界から完全に消えていた。
いったいどこへいったのか周囲を見渡す。

「透明は見えないみたいだな。散れ」

ズドン!!!
突如ナルガクルガの左腕から何かに殴られたかのような音が鳴り響く。
その威力は…ナルガクルガを吹き飛ばし、壁に衝突した。
ズガァァアアン!!!!
壁に衝突したナルガクルガはその衝撃に耐えられず、中の臓器が飛び出した。
殴られた部分は…完全に凹んで原型をとどめていない。一体どれほどの力を与えたのであろうか…。

「グ・・・」

中の臓器が飛び散り、体もぼろぼろになっている。それなのにナルガクルガはまだ力尽きない。

「まだ耐えるか…」
「グギャアァ!!」

余所見をしている炎にリオレウスが飛び掛ろうとした。
が、飛び掛ることはできなかった。

ズシャァァァアアアン!!

リオレウスの右足が突如爆発した


途中にあるρQVは2断面における運動量の変化(ρQ(V2-V1))の片方が壁に当たっている場合の式。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.840 )
  • 日時: 2014/06/18 15:58
  • 名前: 真夏のペンギンズ (ID: RoJWsWvk)

炎さんかっこいい〜!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.841 )
  • 日時: 2014/06/18 16:03
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: JK35Vy3T)

すいません失踪しt(以下ry)
忙しすぎんご・・・。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.842 )
  • 日時: 2014/06/18 16:07
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: RoJWsWvk)

更新更新〜♪

5話
空の上にて

腹の虫が鳴ったので僕は食堂に行くことにした。始めての筈なのにまるでわかっているかの様に部屋から出るとまっすぐまちがえことなく食堂についた。そして今まで感じていた違和感が何と無く気づいた。此処数ヶ月ずっとくすぶっていたこと。
僕は此処を知っている……
そして何度も来ている……
こうすると自分で意味不明な感情を抱いていたのも理解できる。唯、何と無くである。確証なんて存在しない。この先わかるかもしれない。このことを頭の片隅に追いやり僕はウイスキーボンボンを注文した。五分ほど待つとウイスキーボンボンが運ばれて来た。僕は片っ端から食べた。若いからこういう物を食べるなと言われるが美味いのでやめられない。それに酒には強いと自信ががある。一口、二口と口に運ぶ。10個目に手を付けたところで、
「昼間から何食ってんだよ。酔っ払うぞ」
顔を上げるとメイさんが呆れた顔で見ている。
「いいんですよ。これでも酒には強いと自信がありますから」
「ハンターだからって、お前も未成年だろ。身体を壊すぞ」
「うっ……」
「はあ……。それより今日の新聞見てみろよ!」
渡された記事には、
マガラ型古龍種の遺体発見!目撃者によると1人のハンターが一撃で討伐、更にその後ハンターは消えた!
「どう思う?」
馬鹿げてると思ったが、今の自分も馬鹿げた考えに振り回されている1人じゃないかと思った。変な世の中である。
「うーん……。まあ、凄いですね」
「それだけかよ!なんかないのかよ!」
「えーっと、じゃあとっても素晴らしいで」
「殆ど変わってねぇじゃん!って、ウオッ!?」
突然激しく船体が揺れた。その直後艦内放送が流れた。
「8時方向、距離20にクシャルダオラ接近!総員戦闘配置!繰り返す……」
船員が慌ただしく動き回る。僕達に出来ることは最前線で戦うことしかない。階段を駆け上がり甲板にでる。8時方向だから南西だ。見ると物凄い速さで接近する物体がある。金属光沢をもった身体を唸らせ接近する龍。クシャルダオラだ。
「みーつけたぜェマイハニー!!」
クシャルダオラが喋った。アンノウン以来である。ただしアンノウン以上のカオスだ。ただ単にキモい。
「なんでこんなことに巻き込まれてばっかなんですかね」
「しらね。まあ行くぞ!」
クシャルダオラはどんどん迫る。僕は(大石弓)アーバレストと書かれた装置を使うことにした。艦載された大型ボウガンである。使い回しが利かないが艦載なら平気だ。グリップを握ると小型スピーカーから音声ガイドがなり出した。説明通りに操作する。弾丸は三連榴弾を選択。狙いは頭部。リロードに時間がかかる。チャンスは1度だけ。外せば戦艦に直撃してジリ貧だ。発射。命中。成型炸薬が内部で爆発し確実に役目を果たした。威力でクシャルダオラがふらつく。突進をやめた。一斉に艦載機関銃の十字砲火を浴びせる。
「ウオオー!?激しすぎるぜマイハニー!」
クシャルダオラは羽ばたき急速に距離を詰める。そして勢いのままに甲板に乗った。船体が大きく揺れる。
「俺の名は鈴木軍強襲隊隊員クシャルダオラ様だ!俺を相手にするとはいい度胸してるじゃないかーマイハニー!だから潔く死ねェ!!」
クシャルダオラが竜巻を起こす。迫り来る竜巻。そこまで速くない。簡単に避けて反撃。スクアリーアルマードの斬撃が確実に当たる。メイさんも竜巻を斬り消して反撃している。後ろに飛んで下がるところに対飛竜ダガーを投げる。親父が接近型ハンターの減少に伴い開発した成型炸薬内蔵投げナイフである。貫通からの爆発。折り紙付きの威力。クシャルダオラは後方に吹き飛んだ。クシャルダオラは起き上がると怒りに血走った目で睨む。自然と僕は身構えた。

続く……だろう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案 ( No.843 )
  • 日時: 2014/06/18 17:01
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: XuMq9Snh)

更新します

翼の勇車sの作品の
第二十九話〜真の元凶〜
レスアンカーお願いします

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案 ( No.844 )
  • 日時: 2014/06/18 17:15
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

>>843
しまった、抜けていた…>>645です。はい…。
もしかしたら他のどこか抜けているかもしれない。

ともうひとつ。
で?sの作品が消えています。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案 ( No.845 )
  • 日時: 2014/06/18 17:18
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: XuMq9Snh)

>>844
わかりました

消えてる?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.846 )
  • 日時: 2014/06/18 18:05
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: lR4zVv9J)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十八章 アスト

「っ!?」
 シナト村でハンター達の生還を待っているミナーヴァ達と村人達。
 その中で、突然ユリは胸をおさえた。
「どうしたのさ、ユリ?」
 ライラは神妙な顔で胸をおさえているユリの顔を覗きこむ。
 そのユリの表情は、焦燥と不安に満ちていた。
「分からないんです……でも、何か……胸騒ぎが、するんです……」
 ユリは遠くの空を見通す。
 その方向は、禁足地だ。
「アストくん…………」

 シャガルマガラが放った、特大の狂竜ブレスの爆発はまだ晴れない。
「「「…………」」」
 カトリア、ニーリン、ツバキは黙ってそれが晴れるのを待っていた。
 徐々にそれが晴れてきて、輪郭が見えてくる。
 最初に見えたのは、シャガルマガラの頭部だった。
 最もそれは、アストが放った炎斧アクセリオンの剣が頸に刺さっており、既に息の根は絶たれていた。
 次に見えたのはその爆発が放たれた後の地形周りだ。
 巨大なハンマーで殴ったかのように、地盤に亀裂が入っており、どれだけの力があったのか想像も出来ない。
 そして、次に見えたモノ。
 それは、シャガルマガラの腹の下から這い出てきた、レウスシリーズのハンターだ。防具は大破し、レウスヘルムは吹き飛んだのか着いていなかった。
 そう、その彼は、アスト・アルナイルだ。
「ア……ア、アス……ッ……!」
 カトリアは涙を堪えながら、その彼へゆっくり駆け寄る。
 生きていた。
 あれだけの爆発に巻き込まれていながら、彼は生きていた。
 アストはシャガルマガラから這い出ると、立ち上がった。
 カトリアは、何も言わずに彼に飛び付いた。
 泣きじゃくりながら嗚咽を漏らし、愛する彼の胸に抱き付く。
「もうっ、どうしてこんなっ、無茶するのぉっ……!」
 それを聞いて、アストは小さく笑った。
「だから言ったじゃないですか……モンスターハンターに無茶するなって言う方が無茶だって」
 アストは初めての依頼を達成して帰ってきて、カトリアに介抱された時と同じ言い回しを使った。
「っくっ、死んじゃったかもっ、て、思っちゃったじゃないぃっ……!」
 カトリアはぎゅぅぅぅっ、とアストを抱きしめる。
「カ、カトリアさん痛い、痛いです。嬉しいですけど痛いですってば」
「ダメ、こうしてされなさいっ」
 カトリアはアストを黙らせてさらに強く抱く。
 ニーリンとツバキも二人の元へ向かおうとする。
「これにて一件落着。ハッピーエンドだな」
 ニーリンはふっ、と一息ついた。
「全員無事で、何よりかな」
 ツバキも小さく一息つく。
 死ぬかも知れないこの戦いで、全員生き残れたのだ。
 そして、シャガルマガラの討伐にも成功している。
 ベストな結果だ。
 ……そう、ハッピーエンドの、そのはずだった。
 突如、アストとカトリアの周りの地面にピシピシと亀裂が増え始めた。
「!!」
 それにいち早く気付いたアストは、抱き付いているカトリアを無理矢理引き剥がし、自分の前へ突き飛ばした。
「きゃっ……!?」
 カトリアは何が起きたのか分からないままアストに突き飛ばされた。
 その一瞬だった。
 地盤が、砕けた。
 その亀裂は、アストとカトリアを挟んでいる。
 地盤は崩落し、アストとシャガルマガラを連れて絶壁の下へ落ちていった。
 見えなくなった。
 カトリアは、その瞬間を直視してしまっていた。
 アストが、目の前から消えていった。
「……、アスト、くん……?」
 カトリアは彼の名を口にした。
 答えるべき彼は、もう目の前にはいない。
 カトリアの膝が折れ、シルバーソルグリーヴが地面に着いた。
「アスト……く、ん……?」
 彼女の蒼い瞳から、また涙が流れ始めた。
 それは、嬉しさなどではない。
 絶望と、悲しみだ。
「こんな……こんなのってっ……」
 カトリアは涙を堪えられなくなり、感情をぶちまけた。
「だから無茶しちゃダメだって言ったじゃない!!」
 何も残っていない絶壁の崖に叫び続けるカトリア。
 ツバキはそんなカトリアに近付こうとするが、それはニーリンが留めた。
 ニーリンの碧眼は「今はいい」と言っていた。
 ツバキが何か言ったところで、今のカトリアに聞く耳は持たないと分かっているからだ。
「シャガルマガラの討伐なんてどうでもいいよぉっ!どうして私は同じ過ちを繰り返したのぉっ!?それもっ、一番大切にしなきゃいけないものをぉっ!」
 声色など壊れ、カトリアはただただ、虚空に、沈もうとしている夕陽に感情を吐き出す。
 さっきまで、彼に触れていたシルバーソルシリーズを見下ろす。
「こんなもの着けたってっ、守りたいものが守れなきゃ一緒じゃないのぉっ!私が一番欲しかったのはっ、こんな鉄屑じゃないよぉっ!」
 両手のシルバーソルアームで何度も地面を殴った。
 手の痛みなどどうにも感じられない。
 そんな痛みより、心の痛みの方が、ずっと痛い。
「アストくんのいない私なんて要らないよっ、モンスターハンターとしての力だって要らないっ、何も欲しくないよっ!」
 カトリアは嫌々をする子どものように首を左右に振る。
「どうしてっ、どうしてこんなぁっ……」
 カトリアは天に向かって吼えた。
「私からどれだけ大切な人を奪えばっ、気が済むのぉ!!」
 それから、カトリアは泣き続けた。
 何十分も、何時間も、涙が渇れても泣き続けた。

 疲れ果てて眠るまで泣いたカトリアを連れてシナト村へ帰還したのは、丸一日が経ってからだった。
 村に生還出来たのは、カトリア、ニーリン、ツバキの三人だけだった。
 この戦いで、彼だけが帰ってこなかった。
 エリスは泣き崩れ、ライラはばつの悪そうに唇を噛み、ルピナスは静かに涙を流し、シオンは号泣し、マガレットは膝を折った。
 ユリはカトリアにやつ当たった。
 どうしてアストくんをまもってくれなかったの、と。
 カトリアはただ、ごめんね、としか言えなかった。

 輪廻の唄は、そこで止まったーーーーー。


 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.847 )
  • 日時: 2014/06/18 20:59
  • 名前: ヨーグルト (ID: MDcwcL/a)

前回にラルト達の装備を書いていなかったので書かせてもらいます。
ラルト 武器メガドリルランス
防具グラビドS一式
サクラ 武器双剣リュウノツガイ
防具リオソウル一式
グラン 武器アグナブラスター
防具アグナ一式…以上です。
ラルト達が氷海付近に着いたのは2日後の夜だった。
夜の狩りは視界が悪く危険が増すため狩猟は明日にすることになった。
次の日…
朝早くに出発したラルト達はBCに到着し、ギルドから支給された支給品をポーチに入れエリア1に向かった
エリア1に着いたラルト達はポーチからホットドリンクを一気に飲み干した
エリア1はいくつかの細い道とごつごつとした崖があった。
後ろを覗くと渦を巻いた海が広がっている。落ちたら必ずといっていいほど命を落とすに違いない。
ポポはエリア1とエリア3にいることが多いのでラルト達はエリア3に向かった。
エリア3は少し坂になっているそこにベリオロスはいた。
すぐにはわからなかったがベリオロスはポポを捕食している。
ラルト達の存在に気づいたベリオロスはこちらを睨みつけた。
骨格はティガレックスに似ているが、ティガレックスにはない2本の牙にポポの紅い血がついている。
「ゴオオオォォォォォォォッ」
低くのぶとい叫びがラルト達を襲う。
サクラはスキル高級耳栓が発動しているのでベリオロスとの距離を一気に積める。
正面からでは危険なのでサクラは後ろ足を切りつけた。
切りつけた感触はかなり浅い。恐らくあまりダメージは入っていないだろう。
サクラに追いついた二人はラルトはペイントボールを投げグランは火炎弾を銃にセットした。
三人は少し離れて様子を見る。いくら多人数でも初めて狩るモンスターは様子を見て狩らねば危険が増す。
そのためにギルドはハンターに最低限な情報は出しているが実際に戦うとかなり違うものだ。
そのため自分の目で見た情報が最も信用できるのだ。
グランは様子を見ながら火炎弾を二発打ち込む
火炎弾を打ち終わってすぐにベリオロスが動いた。
「!?」
狙いはラルトだ、様子を見ていたのですぐに盾を構えてなんとか防ぐことができた。
なんとか攻撃を防いだラルトは思わずベリオロスの方を向く。
ラルト「いない!?」
ラルトが向いた方向にはベリオロスはいない。その瞬間サクラが叫んだ。
サクラ「ラルト!後ろ!」
ラルトは思わず振り替える。
「ぐっ!?」
かなりの衝撃だ、ラルトはエリアの端まで吹き飛ばされてしまった。
グラン「空中からののしかかりか!?しかもかなり素早い!」
グランはラルトを安全なところに避難させるために閃光玉を投げエリア9に逃げ込んだ。
二話 終

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.848 )
  • 日時: 2014/06/18 21:03
  • 名前: 翼の勇車 (ID: xmmR8boT)

>>849
ペッコ「……イーオ、分かっているな」
イーオ「無論だ。アスト助けに行くぞ」
勇車「……お前ら、やっぱいいやつな。でもさ、その仕事する人違うと思うよ。いや、人じゃないか」
ネオ「ま、まさかにゃ……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.849 )
  • 日時: 2014/06/18 22:09
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: BzPa35jo)

参照あたったkrkt

六話「密林の中で〜後編〜」

天「そう。こいつだ。」
剴「これって…」
霧「嘘だろ?…」
天「クシャルダオラだよ。」
剴「何故?クシャルは…」
天「話は後よ!やりましょう。三人なら…」

〜天と霧と剴の十分クッキング〜ミ☆
天「まず、頭を壊します。」
剴「次に、尻尾を切ります。」
霧「後は攻撃して終わりだぜ。」
ス「戦闘シーンダルいから書きたくなかったんだろとか、言わないでね★」

剴「やりましたね。」
霧「そうだニャ……ア、カンダ。そうだな。」
天「まぁ、クシャルの事は帰りに話すわ。」

続く

次回 全員個人情報を出します。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.850 )
  • 日時: 2014/06/19 00:37
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: CbSm8hb8)

その17 凌駕せし者

「グゴァア!!?」

突如起きた爆発はリオレウスの右足を完全に破壊した。
爆発の正体は…炎が放った貫通弾…実際は貫通作用をもつ徹甲榴弾だった。
―通常、徹甲榴弾はモンスターの表層部に刺さり、一定時間後爆破する。
これが通常である。しかしこの場合、甲殻にダメージを与えることはできても、内部にはダメージがあまり通らない。
内部にダメージを与えるためには、甲殻を砕き、それでもなお威力が残るほどの破壊力が必要となる。
しかし、炎の作った弾は、モンスターの内部に食い止められる程度に貫通させ、内部で爆発させることができる。
これにより、対象を内部から破壊することが可能となるのだ。たとえ甲殻に傷をつけることができない爆破の威力でも、内部組織を破壊することによって、機能停止にさせることは可能。
ただ、炎のもつ弾の爆破は…普通の物の比ではない。そんなのが内部から爆破するのであれば…
その結果が、リオレウスの右足の完全破壊である。
右足だけの破壊に留まらず、左足をもえぐり、完全に足は使いものにならなくなってしまった。というより右足は失われている。
その脅威の破壊力にモンスター達は恐怖を感じていた。
今まで見たハンターと次元が違う。

「おいおい、怖気づいたか?ならさっさと終わらせてやろう。」

ズバババッ!!!
そういうと、炎はモンスターの上空目掛けにある弾を乱射する。
リオレウスは動くことができなかったが、ティガとラージャンはとっさに回避する。

パカッ!!

乱射された弾からあるものが大量に放出される
―爆薬だ。
拡散された範囲は非常に広く、回避できたと思っていたティガやラージャンのいる場所も含まれている。
おまけにその量は…1発あたりに何十個いれているのか分からないほど。それを乱射したのだから…その量は百を超える。

「散れ」

ズドガガァァァアアアアアアアン!!!!

あたり一面が爆発で包まれた。


〜そのころの地〜

「うひゃー広い広いwww」

地はそこらへんにいた組織の人間から地図を強奪していた。
ちなみに侵入者ってことは最初に炎がどうどうと門破壊したためばれている。そのためどうどうと真正面から敵に接近している。

「さーてとwwwたぶんここへ向かえばいいんだな。」

そういうと地はある場所へと向かう。


〜地下10階〜

「…うっ」

ここは炎たちが乗り込んでいる施設の地下10階。
ここには…残妖と霊華が連れ込まれていた。

「ここは…」

目が覚めた残妖はあたりを見渡す。
一面真っ白。物はほとんどおかれていない。モンスターの標本がところどころにある。
それと今の自分に異常がないか見てみる。
手錠がかけられているため、腕の自由は効かない。武器はある。防具も問題なし。
近くには霊華がいたが…まだ眠っていた。
ここがどこなのかいまいちぱっとしない残妖であったが、とにかく脱出することを試みようとしてみた。とそのときだった

「け〜けけけwwwもう目覚めたのかwww」

いかにも研究員みたいな服装の男が部屋へ入ってきた。わかってると思うけど地じゃないよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.851 )
  • 日時: 2014/06/19 00:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cbEwmClD)

いまさらだけど自分は2小説同時に書いてるような感じか…。
本編は問題ないけどもう一つはこれからどうしようか考案中。もう少しは普通に更新できるけど。

>>846
シャガル…あとで屋上。師条と炎と地が待ってるから。
炎「いやもうそいつ死んでるから。」
qua「ダニィ!?」

>>847
設定は別のレスで作ると見やすいです。

>>849
さっきクシャル殴ってきました。とはいっても単発ブレスのあとに頭を斬って離脱するチキンプレイですが。
抜刀力効果で3スタンいただきました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.852 )
  • 日時: 2014/06/19 02:32
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: wmuoEw0/)

 >>848 >>851

 まぁ、お察しの通りの展開です。
 予定では後二つ更新したら完結です。
 最後の最後で躓くことのないよう、全力で書かせてもらいます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.853 )
  • 日時: 2014/06/19 12:32
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 78NaSqiQ)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 二十六章続き

「ちょっと待って、カスケくん」
 カスケに対して、カトリアが動いた。
「まずは状況を整理させてね。……まず、私達みんなが事の始まりの前に奇妙な夢を見た。その夢の終わりに目覚めた時、私達はこの密林にいた。しかも互いにバラバラに。超大陸のモンスター達の、クックくん、ギザミくん、トトスくんは目覚めると同時に何らかの『ズレ』たような感覚を覚える。その『ズレ』を確かめに行くと、それぞれの亜種と遭遇、そこに私達もいた。それぞれがそれぞれと合流してから、ペッコくんの召集で他の仲間を呼び寄せた。それに呼び寄せられたかのような、超大陸のモンスターではないクシャルダオラ。ニーリンさんの意見の、痛覚を刺激されると身体がブレたような感覚……。こんなものかな」
 ここまでの経緯をあらかたまとめたカトリア。
 もう超大陸のモンスターを前にしても恐怖心は感じないようだ。
「ニーリンさん、その痛覚を感じ続けるとどうなるの?」
 カトリアは事の進展を促す可能性を見せたニーリンに問い掛ける。
 ニーリンはその形の良い眉をしかめながら答えた。
「断定は出来ませんが……恐らく夢から目覚めて、この世界から退場することになるでしょうな。それを試してみようかと」
 ニーリンも全員の前に立つ。
「全員聞いてくれ、私はこれからある試みを試行する。同時に、私がこの夢の世界から退場する場合もあり得る。私が消えたと言って混乱はしないでほしい」
 彼女は右手のレイアガードを外して、素手になる。
 静かに目を閉じ、息を大きく吸って吐く。
 そして、カッと目を開いた。
「南無三!!」
 そう叫ぶと同時に、ニーリンは自分の頬を思いきり叩いた。
 その瞬間、ニーリンの身体が急速にぶれ、消えた。
「……マジで消えやがったぞ、ニーリンのやつ」
 トトスは神妙に呟いた。
「でも、これでハッキリしたことが増えた」
 ツバキが頷く。
「強い痛覚を感じると、夢から覚めると言うことがな」

 〜ニーリンside〜

 むくり、とニーリンは自分のベッドから起き上がった。
 何か奇妙な夢を見ていた気がするが、覚えていない。
 辺りは真っ暗、つまりまだ夜中だ。
「ふぁ……」
 欠伸を盛大に漏らしてから、ニーリンは再び睡眠の体勢に入った。
 眠気が意識を沈め、連鎖的に奇妙な感覚を覚える。


 すると、ついそこにいたニーリンが消えた同じ場所に、彼女が現れた。
 その光景を間近にして、全員が驚愕した。
「どういう分けよ、現実世界に戻ったんじゃないの?」
 ライラは冷静にそのニーリンに問い質す。
 だが、そのニーリンは目を見開いて困惑していた。
「ん?なんだ、ここは……ミナーヴァが全員揃っている?それになんだ?モンスターだらけではないか?これは随分と明瞭かつ不可解な夢だな」
 ニーリンは首を傾げて辺りを見回すばかりだ。
 その様子から、エリスは察した。
「……記憶が、残っていないですね」
 ニーリンの様子から見るに、演技だとは思えない。最も、ニーリンの普段の言動や仕草が芝居臭いので分かりにくいが。
「……恐らくは」
 ティガがその野太く低い声で答えた。
「……夢から覚めると同時に、記憶は残らない。二度寝しようとして、またこの夢の世界に入り込んでしまった。かつ、それ以前までの記憶は持ち越されない、というわけか」
「なんと、ティガレックスが喋るだと?」
 ティガがヒトの言葉を発したことで、ニーリンは驚く。
 慌ててカトリアがニーリンに事情と経緯を話した。
 どうにか納得してくれたのか、ニーリンはいつもの調子に戻った。
「つまりこの世界では、モンスターが喋るなど当たり前……か」
 ニーリンが頷いて納得している側で、カスケはまた難しい顔をして悩んでいる。
「痛覚を覚えることで、夢から目覚めてこの世界から退場。その時の記憶は残っていない。そのまま二度寝すると、またこの世界に入り込んでしまい、そのうえ以前のこの世界の記憶は持ち越されない……」
 難しいな、とカスケは呟いた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.854 )
  • 日時: 2014/06/19 17:11
  • 名前: 片手拳 ◆EBwplS/Cbs (ID: awRhgtfW)

見づらいので二十一話〜二十三話の題名を修正いたしました。

そこで、スレ主様。目次の編集をお願いします。

〜第二十話「一買い行こうぜ!・後編」〜
・上位昇格試験編
〜第二十一話「出発の時」〜
〜第二十二話「地図に載らない街」〜
〜第二十三話「新たな戦友」〜

みたいな感じで。
修正宜しくお願いします/(_ _)\

〜第二十四話「出航」〜

「おーい、ナナミ!いつまで寝てるんだ、早く起きないと船が出るぞ」

「……ふえぇ?」
ナナミは気が抜けるような声で返事をした。
……多分、声の調子からして今起きた所だ。どうやら朝が弱いらしい。

「もうボクとサクラは準備出来てるんだからね?後五分で出ないと部屋に入るよ?」

サクラは、今朝、ボクが起きるとすぐに挨拶に来てくれた。
挨拶どころか顔すら出さず、サボってばかりの給料泥棒としか言いようがないオトモがかなり多い中、実に真面目なオトモだ。

ガチャッ。
それから四分五十九秒後、ナナミは防具を身に付け、眠い目を擦るような仕草をしながら出てきた。
急かしたとはいえ、五分弱で防具を付けるとは上出来だ。

「……後三十分で船が出航するから、ちゃんと荷物を持って、走って行こうか」
ボクはサクラを抱え上げると、港の方へ全力で駆け出した。

船の出航まで後二十分。
ボクは息を切らしながら港へ駆け込んだ。
ハンターにとっても、防具を付けて十分間全力で走るというのは辛い。
おまけにボクは武器を背負い、メラルーまで抱えているのだ。

「ナィさん、遅いですよ?」
ナナミは先に到着していたらしい。しかも、荷物で満載の台車を曳いてである。かなり足が速い。
先程までの眠そうな表情はどこにもない。

「はぁはぁ……。ゴメン、遅くて」
ボクはサクラを地面に降ろし、少し息を整えた。

この港には、大型の船は今日は一隻しか停泊していないので、乗る船はすぐ分かる。
大きな帆に緑色の錨の紋章が描かれている船だ。

船長と思われる大柄な竜人族の男が船のへさきの上に立っている。

ボクはその男に話しかけた。
「すいません、船長さんですよね?」
「いかにも。ワシが、この船の船長ゼヨ」
「もしよろしければ、今からこの船に乗せて頂けませんか?」
「構わんゼヨ。見たところ、おぬし達はなかなか腕の立つハンターゼヨ?乗船料は取らないから、船の護衛をお願いしたいゼヨ」

かなり特徴的な口調だ。ボクが言える事ではないかもしれないが。

「あと十分で出航だから急いで乗るゼヨ」
「ありがとうございます」
二人と一匹は大急ぎで船に乗り込んだ。

「あっ、荷物積むの忘れた」
ナナミは船から飛び降りると、荷車ごと荷物を船の上に放り投げ、自分も船に飛び乗った。
大タル爆弾入りの荷物を放り投げるとは……。大した神経だ。

出航の時間になった。
船長が大声を船員達に合図をすると、テキパキと作業が進み、あっという間に船は進み始めた。

口調は独特だが、船員達にはかなり信頼されているようだ。
案外、凄腕の船長だったりするのだろう。

〜第二十五話につづく〜

注)船長はMH3・3Gに登場するゼヨ船長という設定。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.855 )
  • 日時: 2014/06/19 17:45
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cbEwmClD)

第26話 異世界の物

俺といえばもう分かるだろ…。
シャガルの頭は甲殻に亀裂が入り、幾分崩れ落ちている。
もうそんなに時間はかからない…。

「…。」
バシュッ!!

俺はシャガルの腹めがけて貫通矢を放つ。腹をぶち抜いて機動力を落とすことを目的にした。
普段からシャガルを狩りすごしているからどれくらいでぶち抜けるか理解している。それの少し強めに撃っておけば問題ない。
しかしだった…。

カンッ!!
「何ッ!?」

俺の放った矢は貫通することなく、はじかれた。そんなこと今まで1度もなかったぞ?!
それにしても…はじかれた音がまるで金属に当たったかのような音だった。仮にシャガルの甲殻にはじかれたとしてもそんな音がでることはない…。
だとすると別の何かが俺の矢を遮ったのか…?

バサッ!
「グゥォァアア!!」

シャガルは少し後ろの方向に飛ぶと、俺目掛けて突撃してきた。
回避してもよかったが…そんなことしなくてもよけることはできる。

バシュッ!!
グサッ!!
「グゥォア?!」

俺はシャガルの右腕めがけて矢を放った。貫通はしなかったが、十分な威力はあった。
矢が直撃した右腕は力の衝突によって速度が失われた。これにより偶力、すなわちある場所を中心として対になる力が生じた。左腕は俺の方向に、右腕は反対の方向に力がかかる。
偶力によってシャガルは空中で右回転しながら地面へ落下した。バランスを失うからまぁ墜落するよな。
それにどうやら墜落した際、後ろ足に本来曲がるはずのない方向に圧がかかり、折れてしまった模様。運のないやつだ…。しかしそんなことはもうどうでもいい。
―弓を強くひき絞る。

「俺もお前もこの世界にいてはならない存在…。悪いが…ここがお前の墓場だ」
バシュン!!

そして放つ―





「…死体はどう処理したらいいんだ」

俺が放った矢は頭を貫通した。脳組織が完全に破壊され、シャガルは力尽きた。
別にこれが珍しいことではない。普段からだいたい似たようなことを行っている。シャガルとゴアだけは…許せない。
それにしても…腹元を狙った際におきたあの現象…いったいなぜ…。
―とにかく腹元を調べてみるか

ザクッ カツン。

何かに当たる音…あの時と同じ物体か?
俺はその物を体内から取り出した。
―テッセンだ。

「なぜ体内に…?」

見たところまだ新しい…。誰かの物だろうか。
テッセンの刃先から紫色の光が輝く。発掘武器特有の輝き…となるとやはり誰かの…

―そのとき、俺の耳に誰かが泣く声がかすかに聞こえた。
聞き覚えのない声であるが…近くにいる。
誰か検討がつかないが、俺はその声のする元へと向かう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.856 )
  • 日時: 2014/06/21 16:21
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: P1ET2rqZ)

モンスターハンター「焔の詩」サイドストーリー 微笑は風と共に
プロローグ
「この抜け道を真っ直ぐ行けば屋敷の外へ繋がっております。早く行って下さい」
「で、でも・・・・・・マルコはどうするの?」
「私の図体ではそこは通れません。勿論、追手も・・・・・・ここでお別れです。この屋敷の外の世界で・・・・・・強く生きるのですぞ。これが私からの――最後の願いです」
それを最後に、全てが闇に包まれた。
そして、その闇を、言われたとおりに真っ直ぐに進んだ。
その先に光があると信じて・・・・・・
光が見え、手に届きそうになったところで目が覚めた。
また、この夢だ。
執事のマルコを喪い、外の世界とやらに出て3ヶ月経った。
その3ヶ月の間に、何度この夢を見ただろうか――
そして、この夢を見る度に思う。
このままじゃ、屋敷から出てもまだ籠の鳥だ――
この家に来てから、一度も開け放った事の無い窓を見つめ、心の中で呟く。
これでは、マルコとの約束を果たせない――
そして、開かれない窓から目を離した時だ。
コンコンと、ノックする音が聞こえた。
「誰かいるの?」
「こっちだよ。こっち」
他の家と比べ、かなり高い塀の上に、一人の少年が座っていた。
その少年の手によって、今まで開けた事の無かった窓が開け放たれた。
そして――開け放たれたその窓から少年が手を差し伸べてきた。
「俺の名前はヴァン・フォール。実を言うとな・・・・・・君が籠の鳥みたくそこにいるから、気になってたんだ」
籠の鳥・・・・・・実際にそうだ。屋敷から離れられたのは良かったが、これではあの屋敷と何一つ変わらない・・・・・・
「ねえ、ボクを外の世界に――連れてってくれる?」
ヴァンと名乗ったその少年は、笑って「いいぜ、一番自由なところへ連れてってやる!」と答えた。
窓から差し伸べられたその手を取り、再び外の世界へ出た。
マルコとの約束を、果たす為に・・・・・・

「ただいま〜お婆ちゃん。薬草とって来たよ〜」
そう言ってドアをノックしたが、いつもの元気な声は聞こえてこない。
どうしたのだろうか? と少し不安になりながらドアを開けて、家に入る。
「お婆・・・・・・ちゃん?」
家に入ったとき、真っ先に目に付いたのが、丁度鳩尾の辺りから、夥しい量の出血をしていた――お婆ちゃんの姿だった。
明らかに――ナイフに刺された後だ。
棚から、止血に使われる薬草を取り出し、傷口に当てる。
まだ生暖かい体温が、まだ死んではいないことを物語っている。
擦れそうな声で僕に喋りかけた。
「もう・・・・・・いいの。私はね、もうすぐ死ぬから・・・・・・だから、私の事はほおって置いて早くこの家から出なさい。恐い人たちがくるから・・・・・・いいね」
それを最後に、おばあちゃんの身体が冷たくなった。
死ぬ? どうして? 僕はどうなるの?
頭の中でそんな思考がぐるぐると回り、背筋が凍る。
だが、そうしている暇は無かった。 
突如、ドアが乱雑に開けられ、おばあちゃんが言ったように、明らかに恐そうな人達が家に押しかけて来た。
その恐そうな人達が僕を囲み、その内の一人に羽交い絞めされ、そのまま連れて行かれた。
僕は――どうなるの?

本編から離れて番外編を書きました。
これはフロウとアンバーの話です。
何故その話を書いたのかというと、13話からアンバーがフロウがどうのとこうのだったので気になっているのではないかと思ったのでこのタイミングで書きました。
本当なら本編代1期終わらせてからの予定でしたが、いまならタイミング的にも丁度いいのではないかと・・・・・・
まあ、呼んでいる人がいるのかすら解りませんが

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.857 )
  • 日時: 2014/06/19 20:47
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: 9HQxNfV4)

反撃の烽で出てくるキャラの個人情報だします。(ちなみに、新しいキャラクターでたら個々に掲載します。)


身長172cm
体重 51kg
性別 ♂
愛好武器 大剣
握力 30kg
50m 7秒57
好きなタイプ 剴「可愛い子なら誰でもokだ。」
特徴 ちょっとチート修正かかってる人


身長 166cm
体重 シークレット
性別 ♀
愛好武器 狩猟笛
握力 41kg(おぉ。怖い怖い)
50m 8秒38
好きなタイプ 霧「ないんだぜ」
特徴 語尾に【ぜ】が付く。


身長 155cm
体重 りんご20個
性別 ♀
愛好武器 弓
握力 21kg
50m 6秒89
好きなタイプ  天「高収入の人グヘヘヘヘ」
特徴 スキルは付いていないのに、すぐ腹が減る。

団長
身長 185cm
体重 61kg
握力 57kg
50m 7秒61
特徴 酒を飲むと違う人格が出る。「俺はノンケだって食っちまう団長なんだぜ?」といって、武器店の竜人をよく困らす。

はい以上。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.858 )
  • 日時: 2014/06/20 00:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

うーん…本編でおぼれてた人誰にするかまーだ決めてない。
まじで誰にしよ…。モンハン外ってことだけはきめt(殴

>>853
今考えたらBLAZEは夢の世界に乗り込んでいったことになるのか…
まぁBLAZEだし、いっか←自重

>>854
3G…懐かしいです。
ゼヨ船長地味に4のイベクエでいたような…キノセイカ

>>857
団長ェ…
地「…」
qua「どうした?」
地「かぶる…俺と…かぶる…。」
qua「もうお前 地 が本名ってことで。」
地「ダニィ!?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.859 )
  • 日時: 2014/06/20 00:39
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

その17-2 その頃のミラバルカン

はるか上空…下がどこなのか検討のつかない場所をミラバルカンは滑空している。
問題視する例の組織がどこにあるのか未だに分かっていないため、広範囲を探索している。
今は…火山付近と思われる場所にいる。

「そういえば…さきほど妙な爆発音が聞こえた。近くに何か起きたな」

その爆発音は炎が門をぶち壊した音のこと。どうやらミラバルカンには聞こえていたみたいだ。その位置もある程度分かっていた。
今いる位置から…南東へ12キロ。そんなに遠い位置ではない。
ただ、低空を飛行するとどうも怪しまれる…。それだけは避けなければならない。
はるか上空から目的地の真上まで滑空し、そこからある方法で組織に攻め込む。
そうしようときめ、滑空を行おうとした時だった。

ザクッ!!
「ぬぅ?」

何かが翼に刺さる音が聞こえた。貫通しているが…この程度は何も問題ないみたいだ。
その刺さっているものは…今までにみたことのない物体。いや、おそらく物ではなく高エネルギー体といったほうがよいかもしれない。
それはどうみても槍のかたちをしている。色は…紅。
周囲を軽く見渡すと…何かいることに気づく。

「あれは…」

ミラバルカンが見た先には…上空に浮遊する謎の人間のシルエットだけが見えた。雲が邪魔で正確に見ることができない。
しかし…人間にないモノも確認できた。それは…翼だ。
ただ、防具のなかには翼を似せた物も存在する。その可能性も否定できない。
とにかくその元へ向かおうとしたときだった。

ズガァァアアン!!
「なにぃ!?」

突如右翼が前触れなく破壊される。
幸い、先のほうだけではあったが、羽ばたくことを阻害するには十分すぎる損失であった。

「くそっ…!覚えておけ!この世界に存在しないモノ達よ…!」

滞空できなくなってしまったミラバルカンは、そう言いながら地上へ落下していった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.860 )
  • 日時: 2014/06/20 12:12
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 1KemlCbq)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 七十九章 流れ星ひとつ

 俺は直感的に感じた。
 この地盤が崩れることを。
 カトリアさんには悪いけど、俺は彼女を無理矢理引き剥がし、前に突き飛ばした。
「きゃっ……!?」
 カトリアさんは小さく悲鳴を上げて尻餅をついた。
 それと同時だった。
 俺とシャガルマガラがいる地盤周りが砕けた。
 そりゃそうだよな。あんだけ大きな爆発の後だし、地盤の一つくらい崩れるよなぁ。
 でも、まぁ……カトリアさんまで一緒に落ちなくて良かった。
 愛しい人を守れるほど、誇りに思うことはない。
 俺とシャガルマガラは、空中へ放り出された。
 カトリアさんの、呆然とした顔が見えた。
 それもすぐに見えなくなり、俺とシャガルマガラは墜落への空の旅に出た。
 さすがに、ここから地面に落ちたら死ぬよな。
 俺はそんなことを無駄に冷静に考えていた。
 死ぬ。
 あぁ、そうか。
 俺、死ぬのか。 
 ごめんな、セージ。
 結局俺は、自分の命を粗末にしちまったよ。
 カトリアさんを守るためだとか言ったって、自分が死んでちゃ意味ないよな。
 ツバキじゃあるまいし、その彼女にも死ぬってどういうことか教えたんだったな。
 死ぬってことは、大切な人を悲しませること。例えそれが、その大切な人を守るために死んだとしても、大切な人はそんなこと望んでないよな。
 目上だからとか、団長だからだとか、俺はカトリアさんの手駒になった覚えはないし、ましてやカトリアさんだってそんなこと望んじゃないし。
 俺はただ、カトリアさんが好きなだけ。
 好きな女性(ひと)を守るのは男の役目……いや、何よりの願望だしな。カッコいいところ見せたがり?どっちでもいいだろ。
 ……と言ってもまぁ、自分が死ぬってことは、大切な人を悲しませる。
 身体は守れても、心は守れてないよな。
 そんなの、守るって言えないよな。
 色んな意味で、セージの言いたかったことが分かった気がするよ。
 もう、今更だけど……。
 地表が近くなるに連れて、シャガルマガラが先に俺より落ちていく。
 俺の何百倍は重いんだし、当然か。
 どっちにしろ、あいつは俺がとどめを刺したから、俺より速かろうと遅かろうと変わんないだろうけど。
「だから無茶したらダメだって言ったじゃない!!」
 遥か上から、カトリアさんの泣き叫ぶ声が聞こえてくる。
 やめてくださいよ。
 そんなに泣いたら、可愛らしい顔が台無しですよ、カトリアさん。
 ……って言うか俺、カトリアさんに面と向かって告白してないじゃないか。
 バカだろ。
 ユリに対してカトリアさんが好きだって言っても仕方ないだろうが。
 後悔ばかりが俺の心を責め続ける。
 あぁ……やっぱり、告白したかったな。
 いや、告白とかそんなことじゃない。
 俺はただ、カトリアさんの側にいたい。カトリアさんが側にいてほしい。
 ただ、カトリアさんに笑ってほしいだけなんだ。
「私の大切な人をどれだけ奪えばっ、気が済むのぉ!!」
 泣かないで、カトリアさん。
 そんなに泣いたら、俺が守った意味ないじゃないですか。
 違うだろ。
 カトリアさんが泣いているのは、俺のせいだ。
 俺が我が身を省みないことをしたから、カトリアさんは泣いているんだ。
 でも、どうしたらいいんだ?
 俺はもう助からないんだ。
 こんな所から落ちて、助かるわけないじゃないか。
 奇跡でも起きなきゃ、助かるわけ……、
 キセキデモオキナキャ?
 違う!
 奇跡は、起こらないことだから奇跡なんだ。
 だから俺は奇跡なんて信じない。
 俺は、自分の力で、愛する人のために生きる!
 もう地面が近い。
 頭から落ちようとしてる俺は必死に身体の向きを変えようと身体を動かす。
 頭から落ちたら確実にゲームオーバーだ。
 どうにかしていく内に、背中が地面に向けられる。
 いいぞ、このまま足から落ちるんだ。それなら下半身の骨がが木っ端微塵に砕けるかそれくらいで済むはずだ。
 でも、もう間に合わない。
 一足先に、シャガルマガラが地面に激突した。
 俺もすぐに落ちてしまう。
 いやまだだ。
 俺は最後まで諦めるもんか。
 少しでも、生きるために……!
 俺は背中から激突した。
 正確には地面にではなく、シャガルマガラの翼に。
 全身に電撃が走ったような感覚と共に、意識が薄れていく。
 シャガルマガラの翼から滑り落ちるように地面に落ちた。
 もう、何も感じられない。
「カ……トリ、ア……会い、た……いよ……」
 俺の意識は闇に沈んだ。

「何を寝言を言ってるんだニャ、このバカ二号」

 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.861 )
  • 日時: 2014/06/20 18:44
  • 名前: ハヤテ (ID: iB9eNnDX)

セージ先生きたぁぁぁ!!!復活くる?セージ先生復活くる?やったぁぁぁぁ!
おっと、熱くなりすぎたぜ。ネオが俺と同じになる気がする。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.862 )
  • 日時: 2014/06/20 19:00
  • 名前: あ?なに見てんだよ (ID: kXJhWDpH)


    --==彡:.:/i:(_)i:i(フi:i:i:i:i:ー==┬‐-- 、_:.:.:.:.:. : :.:.i:.:.:.: : :{
        [/i:r‐くi:i:i:i(フi:i:i:i:r==ー┬ 、___)、:.:. : :.:.|: :.:.: :..{
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        /i:/   /i:i:i:i:i:i:i:i:r=y、\.l斗ャセi「`j : /l|ゝ.:.:.:八
        |i:i:i≧=彡i:i:i:i:i:i/ト、: : \__) 乂rソ /: / |  }小
        |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/{:..:.| 八ト、:{ ´ ̄ ,厶イ  j!/
       ノ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〈八}\〉  、 `      r=彳
       \i;i;i;i;i;i;i;i;i:イ ...,,,____ __,,..ィ  _r=====ュ
    -==ニニ}__________∧ニニニニニl ― ´  |ニVニニニ}
    ′ニニ二}――'´ __∨ニニ二| _,.. ´|ニニニニニ{    _________
   /ニニニニニ/l}_,,/  ∨=ニニ|    r=彡ニニニニ/≧=ニ二二二`ヽ
.  /ニニニニニ/ニ}__ _____,,,... ∨ニγヾ:、 }ニニニニニ/ニニニニニニニ二二∧
 /ニニニニニ/ニニ}      ,. Vニゝノ/   vニニニニ/ニニニニニニニニニ二二}
 }ニニニニ/ニニ二}ー―‐ァ'"  ∨ニ/{____∧ニニ=/ニニニニニニニニニ二{ニニ|
./ニニニニ/ニニ=/ }____/    / ’il/ l::::/ ∨=/=ニニニニニニ二}ニニ{ニニ|     「ゆうた」
ニ二二/ニニ=/  }    ,.  '′ /’,  ∨   Vニニニニニニニニニニ‘,=/ニニ}
ニニニニニニニ/\  }二ア´    /_,ノ゙:, ′   〈ニニニニニニニニニニニニ{ニ=.∧
ニニニ二二/  ‘,}ー― ‐ ´    ハ{ O′ ∨ニニニニニニニニニニ‘,ニ∧
=ニニニ二〈 「`ー┘{        ,.  / }       \=ニニニニニニニニニ‘,ニ∧
=ニニニニニム}    ‘,ー―‐ ´ / ,ノ       \=ニニニニニニニニ‘,ニ∧
【ゆうた 寄生体 ウィルス 必殺技:はちみつください】

    _____
   /    <
  / |    ヽ
  //  ∧  |ヽ  \
`∠/ |/-| |-|∧ Г
 | |r=ュレ| |r=ュ| N
 人r||ヒ0ソ ヽ|ヒ0ソ|ハ|
〔二ヒN   `  _ノ      「キリト」
 |ノ|ヽ  _  /
 |ノ| )>、 _ /
 |ノ| レ|  (
 |ノ|_ノ   ヽ__
 |/ヽ|ー  ー|| |\
 ∧  \   ノ| |
【キリト 寄生体 ウィルス 必殺技:乱闘】



●ヽ( ・−・`)ノ●
 ●ヽ(・−・`)ノ●
  ●(−・`ノ●
   (・`● )
   (●  )ノ●
  ●ヽ(   )ノ●
  ●(  ´)ノ●   「「ジョグレス進化ー!!!」」
   ( ´ノ●
   ( ノ● )
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  ●ヽ( ・ω・)●
 ●ヽ( ・ω・`)ノ●
 ●ヽ(・ω・`)ノ●
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   (・`ノ● )
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:::::::ヽ ヽ . ミヽヽ     (     :::::::;;;;;;;)    /   二 / /::::::::::::::::::
::::::: ( \ ヽミ ヽヽ    \_―― ̄ ̄::::::::::  /    二 ___/ヽ ...::::::::::::::   「超迷惑だモン!」
::::... /ヽ ヽ ニ ヽヽ  ノ ̄     :::::::::::::: //   ニ _______/   ...:::::::::
:::.   ヽ____  ニ ヽ (     .::::::::::::::;;;;//    ニ ____ノ     .....::::::::::
      ヽ___,  ニ/ ̄――――― ̄ ̄::::::::\ ニ ___ノ +   + ....:::::::::
        ヽニ -‐(        :::::::::::::::::::::::::::::::::≡ __ノ+ ┼ *:::::::::
         ヽ---\__::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ_ +  ┼  .::::::::::
 :::::...     + ┼ +   +    ー-、___~'''''ー-、   :....::::::::::::
  :::::::....     + ┼    *+     +~~'''ヽ ..:...::::::::::::::::::::
   :::::::::::::::::.....    +   * .   ┼  :....:::::::::::::::::
    ::::::::::::::::::::....: + *     +   .....:::::::::::::::::

【超迷惑だモン 究極体 ウィルス 必殺技:ハチミツよこさないと爆破するぞ!!】

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.863 )
  • 日時: 2014/06/22 02:19
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: RhuRuM5P)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 終章 輪廻の唄

 あれから、一年が経った。
 シャガルマガラの討伐に成功してから、ミナーヴァは再びバルバレに戻った。
 ユリとツバキは、今度こそギルドに保護されて、いるべき居場所に帰っていった。
 ユリはこう言っていた。
「アストくんからたくさんの勇気を貰ったから、吹っ切れた。だから私はあるべき姿に戻ります」
 そう言い残し、ツバキと共に旅立った。今度会うときは、どこかは分からないが、どこかで会えるだろう。何せ、彼女は大陸を股にかける歌姫なのだから。
 ニーリンも、ミナーヴァとの長期契約の期限が過ぎたために、多額の報酬金を受け取ってミナーヴァを離れた。
「一度は勘当されたが、顔を見せるくらいはいいだろう」
 彼女の実家はバルバレから遠く離れた大陸にあるらしい。
 彼女にとって肉親は憎むべき存在だが、腐っても親。自分の子を心配しないはずがない。
 マガレットも故郷に戻り、開業を始めたいらしい。
 こうして、ミナーヴァは結成されたばかりのメンバーだけとなってしまった。
 ただ、一人の少年と、一匹のオトモアイルーを除いて。
 
 再び『暁の奏姫』を名乗り始めたユリは、今日もどこかで観衆を前にその歌声を響かせていた。

 春風に揺られ舞う桜 とても愛しくて
 夏の日差しに目を細め 招かれた星空へ
 紅葉の秋に包まれて 静かな実りを拾う
 粉雪舞い散るこの冬に 温もりを探して
 spring(春) summer(夏) autumn(秋) winter(冬)
 この季節は繰り返す
 翼広げて舞おう この空を
 一緒にいよう この時を
 共に歩もう この道を
 二人で奏でよう この唄を
 I feel so your love (私はあなたの愛を感じている)

 歓声に包まれる会場の外で、ツバキは一人の少年と話し込んでいた。 
「いいのか?顔くらい見せてやったらどうだ?」
 フルフルSシリーズを装備しているツバキは、その蒼火竜リオレウス亜種の防具、リオソウルシリーズを纏う少年と、会場の舞台で歌うユリを見比べた。
「いいさ。今ここで会わなくても、また会えるさ」
「そうか……もう、行くのか?」
「悪いな、ツバキ。俺は、会いたい人に会いに行きたいんだ。じゃあな」
 彼はツバキに背を向けると、その場を立ち去った。
 彼のオトモアイルーもしかりだ。
「……『私』も恋人作ろっかな?」
 ふと、ツバキは本当の自分に戻った。

 船旅の途中、ニーリンはある一人の少年とオトモアイルーと出会っていた。
「いやはや……まさか君達とこんなところで会うとはなぁ。世の中、何が起こるか分からないな」
 リオハートシリーズを纏うニーリンは、その少年とオトモアイルーを見て微笑んだ。
「さすがにあの時はヤバイと思ったなぁ。でも、会いたい人に会いたい一心で生き長らえたというか……」
「君は変わらないなぁ、いや全く……それは私もか?」
「たった一年少しじゃ、人は変わんないさ」
 少年は分かったような口振りをする。
 ふと、船が港に近付く。
「っと、俺達はここで降りるよ。じゃあな、ニーリン」
「うむ。道中お気を付けてなぁ」
 ニーリンは船室へ向かう彼とオトモアイルーを見送った。
「末長く、お幸せにな」
 ドアに隠れた彼の背中に、静かに呟くニーリン。

 カトリアは、今日も自室で自分の業務をこなしていた。
 シャガルマガラの討伐によって、ミナーヴァは大衆からは英雄のように見られていたが、その功績者のほとんどがもういない。
 故に英雄呼ばわりもすぐに鎮静化し、元の様子に戻るのも時間はかからなかった。
「……よっし、完了っと」
 長い長い月日の末に、カトリアは立ち直った。
 きっと彼は生きているはずだと、いつか自分の前に現れてくれるはずだと、そう信じて生きるようになった。いや、そうでなくては生きられない。
 大量の書類の片付けを終えて、カトリアは背伸びをする。
 気晴らしに、外へ出ることにした。
 エリスはハンター達に依頼を紹介してやり、ライラは様々な依頼の品を造り上げ、ルピナスは飯時の客を相手に奮闘し、シオンはせっせと接客をしている。
 バルバレは相変わらず人が行き交う。
 この人混みの中にいるのでは、と毎日期待しながらも見つからず、そんな一年が無為に過ぎていった。
 今日も見つからない。
 カトリアは落胆し、俯いた。
 俯く内に、涙が流れてきた。
 道行く人はどうしたのかとカトリアを一瞥するが、すぐに通り過ぎていく。
 そんな中、一人の少年が話し掛けてきた。
「何をそんなに落ち込んでいるんですか?」
 オトモアイルーも続く。
「大方、お前を探して見つからないから、だろうがニャ。どっちもどっちもバカだニャ」
「おいおいセージ、そこまでバカ呼ばわりしなくてもいいだろうが」
 カトリアは、顔を上げた。
 そこにいたのは、純白の毛並みのオトモアイルー、セージ。
 そして、そのセージの隣にいる、リオソウルシリーズのハンターだ。
 リオソウルヘルムで顔は分からない。
「あ、あなたは……?」
 蒼い瞳を潤ませ、カトリアは問い掛ける。
 それに答えるように、リオソウルシリーズの少年は、ヘルムを脱いでその顔を晒した。
 短い黒髪。少しだけ鋭くなった、赤い瞳。まだ少年の面影が残るその輪郭。
「……!!」
 カトリアは両手で口を隠しながら目を見開いた。
「ただいま、カトリアさん。遅くなりました」
 そう……彼は帰ってきたのだ。
 カトリアは涙を溢れさせ、彼の少しだけ逞しくなった身体に抱き付いた。
「おかえり……おかえりなさい……!!」
 堪えることなど知らない赤子のように、カトリアは泣いた。
 嬉しさと、嬉しさと、嬉しさにだ。
 もう二度と離すものかと言わんばかりに、カトリアは彼を抱き締める。
 彼も、優しくカトリアを抱き止めた。
 一年ぶりに互いの温もりを感じられた。
 今は、それが何よりも嬉しい。

 季節は廻り、一つの物語がようやく、本当の始まりを迎えたーーーーー。

 HAPPY END……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.864 )
  • 日時: 2014/06/20 19:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 5ByPV.rx)

 …………………………………………………………………………………
 はい。完結しました。モンスターハンター 〜輪廻の唄〜。
 ……………………………!

 やっと完結しましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.865 )
  • 日時: 2014/06/20 19:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VHDR9ZF1)

>>864
完結おめでとうございます。

あとで地が弓回収ついでに祝砲をこっそりあげにいくみたいですが多目に見てやってください。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.866 )
  • 日時: 2014/06/20 20:34
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: GlUs7Ggo)

 ってか、今過去からざっと読直してみたんですけど、双剣さんのスレでちゃんと完結したのって、僕が初めてじゃないですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.867 )
  • 日時: 2014/06/20 21:20
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: 9uUJ0BIO)

ス「ダブルサクライザーsお疲れさまです!」
剴「完結って凄いな…」
霧「あんな凄い小説 スラクには無理だぜ?(チラッ」
ス「う……うるせぇ!」
天「それは後でいいから、ともかく。」
ス・剴・霧・天「ダブルサクライザーs お疲れさまでした!」

ス「次も何か書くんだったら、頑張ってください!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.868 )
  • 日時: 2014/06/20 21:27
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: sUCgr.zl)

 >>867

 書きますよー。
 次は本編で省略されたままの、カトリアさんの過去編です。
 まぁサイドエピソード的な扱いなんで、そんなに長くはなりません。
 どちらにせ、これからも頑張ります。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.869 )
  • 日時: 2014/06/20 21:59
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: Z5T7Cwyo)

サクライザーさんお疲れ様でした。私よりも後から書いてたのに完結したんですね。
私なんか書く気力が無く終わりそうもないです……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.870 )
  • 日時: 2014/06/20 22:58
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

番外編4 勝手に祝砲あげる人

やぁ、こんにちは。俺は地だよ。今俺は落としてしまった弓を探しに来ている。
落とした弓はどうやら禁足地のどこかにあるみたいだ。
そういえばこの世界にきたのは2度目だがなんか時間がかなりすぎている気がする。
「はよさがせ…」
あ、炎も来てるよ。
「わかったwwwそれにしてもこれはなんというか…」
禁足地の地盤は崩壊している。何かが衝突したような感じに。
俺の弓はその崩壊したところにある…かなぁ?
確信はないけどいってみる。あぁ、そんなに深くないんだ。

「あった!!」

見つけたぞ、俺の弓を!!
いやー、よかった。これがないと困るから。
「よかったw俺のTダメ千鈴の弓Nxあったwww」
「おいこら」
あ、いけね。ついいっちゃった。分かる人は分かるか。ちなみに1解放済み。
それにしても…誰かが使った痕跡がある。一体だれが?
まぁいいや。多少耐久力が落ちてるが気にすることはない。
「…帰るぞ」
「えー、祝砲あげてない!」
炎が帰ろうとするけどまだ目的の祝砲あげてない!!
「あほか…俺たちはこの世界にいたらいけない存在…んなことしたらいかんだろ」
「違う!これはなんとしてもやらないといけない!だから俺はやるんだ!」
たとえなんといわれようと、俺はやるんだ。
たとえ何があってもだ…。
「…仕方ない、どうせやるなら派手にやって帰るぞ」
そういうとなにやらとてつもなくでかい筒と花火の玉だしてきたんだけど。
どっからだした。ってかそんなものもってたの…。
「でかwwwあ、でも花火ってこんな真昼間にあげても…」
花火は夜にあげるもの。昼にあげてもきれいに見えるのか?わかんね。
「心配するな…光を遮断してきれいにみせてやる。あと細かいことも気にする必要はない。」
まじで便利すぎる。なにこれ。

「んじゃ一発目!!」
「ちなみにそれがあれだ。気づくかどうかの一発。どこにいようと聞こえる音。そして光…あと超高度にあげるからおそらくどこにいても見えるはず…」
便利すぎて笑えない。
とにかくセット!!

ズドン!!

あがったー…あがってあがって…あがりすぎ。
まだ上がるの?どこまで…?

パァアン!!

あ、開いた。きれい。でかい。音はそこまで。
「…さてと、さっさと終わらせるぞ」
「はいはいww」
俺と炎は次々と祝砲という名の花火を打ち上げたよ。
20発くらい派手に打ち上げたかな?たぶん。見えているか知らない。なんの花火だろと思われても知らない。気づかれても俺らのことは記憶に残らないから知らない。残るのは花火があがったことだけ。

とうとう最後の1発。
「派手に行くか」
そういうと炎は…玉を投げた。おいおい、セットしろよ。
それにしても・・・めっちゃ高くまであがってるじゃねぇか。あげすぎ。しかも上がっていく時に細かい花火が開いていく。

そろそろ…?

パァン!!

あ、開いた。っておい、俺が最後にあげるっていってた文字そのままじゃねぇか!
やらないとかいっておいてやる。さすが炎。
「帰るぞ…。」
そういうと回りに閉ざされていた光も元通り。俺たちがこれ以上いても意味はなさそうだ。帰ろう。
ん?最後にあげた文字?

「完結おめでとう!」

だよ。まぁこの世界の人には理解できない…かな。




地「ただいまw」
qua「お前らな…。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.871 )
  • 日時: 2014/06/21 00:23
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: MQw4ZHo/)

 >>870

 アスト「……?」

 カトリア「どうしたの、アストくん?」

 アスト「いえ、今何か光ったような……あ、あれです」

 祝砲『完結おめでとう!』

 カトリア「完結?」

 アスト「よくわかりませんけど、俺とカトリアさんを祝福してくれる人がいたってことにしましょう」


 地、炎、祝砲ありがとう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.872 )
  • 日時: 2014/06/21 00:25
  • 名前: バキュラ ◆pwSTe1GvSo (ID: SC3z.0aq)

俺のリトルマグナムの話でも
させてもらおうかな!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.873 )
  • 日時: 2014/06/21 10:06
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: t1aCAlLW)

 次回予告

 過去を背負い続けた少女、カトリア・イレーネ……彼女の背負い続けた苦しみ、そして『四大女神』。
 彼女が『ミナーヴァ』の団長になる、アストとの出逢いよりも前に綴られた、過去の物語。

 新連載、『モンスターハンター 〜猛焔を抱きし翼〜』

 少女、その蒼き瞳に何を映すーーーーー?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.874 )
  • 日時: 2014/06/21 10:42
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

サクライザーさんお疲れ様でした! 確かにざっと見たところ、完結してる作品ありませんね、前スレも含めて。我も完結できるように頑張りますー。
クック「お前には無理だろ」
勇車「ほらまたそういう事言う」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.875 )
  • 日時: 2014/06/21 12:13
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

ゲネッポ「……」
勇車「ん?どしたゲネッポ」
ゲネッポ「んあ、ツバヤンか。いや、花火が見えたような気が……あ、また上がった、やっぱりそうや…」
勇車「あ、多分それ"あの二人"があげてるっていうやつだよ。んじゃあ、こっちでもやりますか!」

翼の勇車主催 祝砲上げ大会〜!

勇車「ブレスとか撃てるやつはそれを、遠距離攻撃系持ってない奴は我の大砲使え!」

クック「今後もヨロシク頼むぞっ、火球ブレス!」ズシャアァン!

ギザミ「カトリアさん、アストくんと御幸せにっ、泡ブレス!」ブシャアァ!

トトス「ニーリン、両親大切にしてやれよぉっ、トトス・レーザー!」

ゲネッポ「アスヤンやっぱ男やな!カトネエ幸せにしてやるんやぞっ、ゲネッポ・ブレス!」

ルカ「カトリアおねえちゃん、よかったね!火球ブレス!」ズシャアァン!

レオ「ハッピーエンドは大好きだぜヒャッハァー!砂ブレス!」ドシャアァン!

ラン「末永く御幸せに、花火点火っ」ヒュウウウゥゥゥ……ドパアァン!

ティガ「……俺も恋愛とやらをしてみたくなったぞ、イオナマイト発射っ」ヒュウウウゥゥゥ……ズドオォン!

イーオ「末永く爆発しやがれっ!カミさんの平手打ちガン!」ブシャアァン!

ペッコ「アストお前!せめてユリちゃんに顔見せてやれよ!睡眠ブレス!」ブシャアァ!

ゲリョ「若いってのは……いいな。光破砲、発射!」ズキャアアァァァン!

ランコ「キャハッ、アタイも祝うわよっ、蚊柱!」ブウウゥゥゥン!

アルタス「結婚はいいぞ!御幸せにな!ブレス!」ブシャアァ!

ゲルタス「カトリアちゃんよかったわね〜、水ブレス〜」ドッパアァン!

ネオ「流石セージ先生!そこに痺れる憧れるぅ〜!ニャ!プレゼントボックス発射ニャ!」ズドオォン!

カスケ「アスト、お前と僕、何か近い物を感じるんだ、お互い大切な人のために頑張ろうな!ドリル発射!」ギュイイイィィィン!

ミズキ「カトリアさん、恋の力って……凄いでしょ?癒しチューリップ発射!」 ドパアァン!

翼の勇車「ダブルサクライザーさん、お疲れ様でした!今後ともよろしくおねがいします!あとシオンちゃん大好きだあぁ!!勇者の剣乱射!」ズシャシャシャシャシャ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.876 )
  • 日時: 2014/06/21 13:49
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: jCnXTQSC)

第27話 ONLY☆ONE☆救出

〜エリア10〜

「ようやく岸か…」
BLAZEは謎の人物を背負ったまま岸へと戻ってきた。
とりあえずその人物の特徴についてあげておこう。

・服は白。袖口にひらひらしたなにかがついてる。
・髪は茶色。あとグラサンしてる。
・なにやらONLY☆ONEな雰囲気がする。
・男です。

「その男は…?」
「知らん。おぼれていた。とにかく心臓マッサージする」

そういうとBLAZEは心臓マッサージを開始する。
ちなみに、心臓マッサージは1分間に100回たたくペースがいいらしい。該当する曲は「アンパンマンのマーチ」や「世界に一つだけの花」等。これらを思いつつやるといい。
まちがえてもFAXXや白壁のペースでやってはならない。quasarもはやい。
…しばらくすると。

「ガハッ!」

その男は意識を取り戻した(?)模様。

「目覚めたか…異世界のモノよ」
「異世界…?俺は一体…」

どうやら記憶喪失のようだ。しかしBLAZEは…その記憶を取り戻す方法を知っていた。それは…
―顔芸。

「これでわかるかな?」

そういうとBLAZEは…よくわからない顔芸を見せた。奏連は笑ってた。

「う!お前は・・・!うああ・・・あの時のドッキリの・・・!うああああ!」
「(正確に言うと我じゃないが…。)」

突然もだえ苦しむ男…。

「ドッキリってなんだ?」
「…触らないほうがいい。」

涙那の問いにBLAZEはそう答えるしばらくするとその男はいきなりこういった。

「俺は…帰ってきたぁぁああああ!!!!」

といいながらいきなり踊りだした。何この人。しかも歌いだした。

「俺は帰ってきた俺は帰ってきた俺は今ここに帰ってきた」
「俺はよみがえる俺はよみがえるお〜れは〜ONLY☆ONE☆SUPER☆STAR!!」
「「…?」」

涙那と奏連にはまったく意味が理解できなかった。というより理解できる人少ないと思うよ。

「で、名前はなんだ?」

BLAZEが名前を聞く。そりゃそうだ。まだ名前が分かってないから。

「あぁ、すまない。俺はSUPER STAR 満 MITSURUだ!よろしく!」←ONLY☆ONE☆自己紹介

おい、隠せよ。もろそのまんまじゃないか。
というよりなんでこんなONLY☆ONEな人がこの世界に来てしまったのか…BLAZEにはわけがわからなかった。

「(この男…くくっ…)」



〜そのころの師条〜

俺だよ…俺。今俺はその声がしたとこへいっている。
ゴアとシャガルの死体は…燃やした。ウイルスごと死滅させた。もう心配ない。
もっとも…感染したモンスターが他の地域へいってしまったり、他にゴアとかがいたらどうしようもないが。
おっと、活性化状態だと怖いかもしれないな。非活性化させておかねば…。
それにしても…こんな危なっかしい森にきているとはいったい…

モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.877 )
  • 日時: 2014/06/21 17:29
  • 名前: 赤衣の男 (ID: BywZe/TV)

ダブルサクライザーさんお疲れさまでした
完結おめでとうございます
新連載『モンスターハンター 〜猛焔を抱きし翼〜』
期待してます!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.878 )
  • 日時: 2014/06/21 20:32
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: P1ET2rqZ)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 1章-1
僕のお婆ちゃんはよく本を読み聞かせてくれた。
その本の中でも特に印象的だったのが、操り人形の話だ。
使い古された操り人形が「意思」を持ち、今の自分に疑問を抱く。このまま操られるだけの存在で良いのか? と。
やがて、自らの意思でその糸を断つことが出来た。だが、糸が断たれた事で、動けなくなってしまう。
そして、最終的にはその人形は捨てられる――そんな話だ。
最後はこう締めくくられている。
糸を切った事で動けなくなった。だが、それでも幸せだ。何物にも代え難い「自由」を手にしたのだから・・・・・・と。
・・・・・・そして、その話を語る、お婆ちゃんの優しい声が――鮮明に聞こえてくる。
――やっぱり、死んでなかったんだ。
あれは、きっと悪い夢だったんだ――
そこで、光が目に差し込んできた。
そこは、いつもの部屋じゃない。
もっと、狭いはずだ――
それに、こんな白くない。異の家は、木の色をしていた・・・・・・
あれは・・・・・・夢じゃなかったのか?
ふいに、ドアが開く音が聞こえ、背の高い、見知らぬ男の人が入ってきた。
「・・・・・・目は、覚めたかね?」
威厳のある、低い声でそう告げる。
「・・・・・・君は本来この家にいるべき人間だ。だが、私の母さんがどうしてもと言うから、預けていたのだ。出来ればずっとそのままにしておきたかったのだが――私には時間が無い。どうしても、君に託さねばならない秘密がある・・・・・・」
母さん? 時間が無い? 僕に託さなければならない秘密? どう言う事だ?
「不思議そうな顔をしているな・・・・・・無理も無い。君と最後に会ったのは――もう、6年程前だからな――私の名はガレム・デュナス。君の父に当たる人間だ。早くリビングにいって朝食をとりなさい」
そう言われるままに、階段を下りた。

朝食を食べ終わり、僕の“父さん”と言ったガレムさんの話を聞いていた。
「・・・・・・我らデュナス家は、失われた英知が詰まった――今は“箱”と言っておこう。その箱が、確かに存在する。だが、それは悪用すれば世界は一瞬にして変わってしまうだろう。それだけの秘密を、今まで硬い血の盟約により護り続けてきた。だが、それを壊そうとしている者がいる」
一呼吸置いて、その名を滑らす。
「ライラ・デュナス――君の母方に当たる人だ」
「・・・・・・一つ、聞きたい事があります。僕のお婆ちゃんを殺した人たちは――一体誰が?」
一瞬の、長い沈黙が流れ「・・・・・・それもライラだ」と、苦しそうに口を開いた。
その時、心の中で、静かだが、確かに憎悪の炎が燃えたのを感じた。

はい、何かいつも通りの暗めの(?)な展開です。
・・・・・・デモなんかコレが通常運行になりつつある様な・・・・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.879 )
  • 日時: 2014/06/21 22:04
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

サクライザーさんに質問です。クロスオーバーで以下の設定を考えてみたのですが、どうですか?

それぞれの現実世界と、クロスオーバーの舞台である夢の世界は”波長”のようなものが違い、現実での記憶は夢の世界でも保てるが、夢の世界での記憶は現実世界では保てない。しかし再び夢の世界へ戻ってくると、時間経過と共に徐々に夢の世界での記憶が戻ってくる。

どうでしょうか。え? 何でそんな設定を作ったかって?
トトス「ニーリンが俺様の事忘れんのが気に食わねえんだよ!」
勇車「あ、もしかしてトトス、ニーリンの事好きになっちゃった?」
トトス「BUKKOROSU☆」
勇車「うわっ、ちょっとまってってウワアアァァァ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.880 )
  • 日時: 2014/06/21 22:25
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: jCnXTQSC)

茶番っぽいもの

満「待たせたな!」
qua「ごめん、お主いれるのは急遽決めたから。いや、本当に。まじで。」
?1(本来入れようとした人)「え?!私じゃなかったんですか!?」
qua「うん…これ以上ね…東○から呼ぶともう大半占めちゃう。危なすぎる。」
?1「そんな…モンスターハンターの世界楽しみだったのに…」
qua「元外の世界の人が何言ってんだ…。」
炎「で?なんでONLY☆ONEがきたんだ」
qua「B○MANIになにかいたかなーと思っていろいろやってたら見つけた。採用。」
地「隠そうか。少し。」
qua「ONLY☆ONEだから仕方ない。でも完全にでないわけじゃない。もしかしたら採用する可能性もある。」
?1「…。」
炎「…差し入れだ」←10倍のquasar(クエン酸)入りグレープジュース
qua「げっ」
満「お、ジュースか。ありがたい。」←飲む
地「あ、それw」
満「?!」


qua「簡単な今度の予定。ただし現段階(本編は第27話、もうひとつはその17終了時)でだから途中で路線変更あるかも。今回もその例だからね。」
師条「…本編組だ。俺はある人とであう…。それだけ」
BLAZE「くく…海を凍らせたものが誰か…わかるよな?」
涙那「フラグが立ってます。どんなフラグかは言わないぞ。」
キャロ「ハァッ☆」
奏連「(まだスルーしてないわよ…。)私の記憶が少し戻ります。」
満「俺は狩りができないぞ。踊ることはできるがな!」
?2「そして!最強のあたいが華麗にとうzy」
炎「また溶けるか?(その3参考)」


炎「…あのな、俺が怒ると世界なんか軽く崩壊する」
地「俺が怒っても似たような感じだよw」
冥花「…はぁ…。あたいらがこの先待つもの…」
霊華「…本当にいやね…」
残妖「う…。」
??「おや?どうしたのでしょう。わかっているのは、彼女たちが落ち込んでいることだけです。」
???????????「どうした?ブレイブアックスでもいるか?Nxしてるぞ。」
?3「私たちは敵で登場するのよね…。地味に17-2で私たちはでていたわ。ふふ…」
?4「あのでかい龍もっと壊したかった…。」
?5「(あれ、私もそこにいたんだけど…まぁいいわ。まだ誰か分かるわけないから…。)」
バルカン「我は別行動だ。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.881 )
  • 日時: 2014/06/21 22:26
  • 名前: 雑草 (ID: br1bF7Yo)

ここのスレって自由に書き込んで良いんですか?

短文失礼しました(´・ω・`)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.882 )
  • 日時: 2014/06/21 23:00
  • 名前: 翼の勇車 (ID: kmYU6Ksx)

>>880
霊華ん家の〜、百万円の〜、壺を誰〜かが割っちゃった〜♪
勇車「満を持して来ました〜! チルnゲボアァ!」
クック「おまえ本っ当あの氷の妖精好きだよなぁ」
勇車「東方で一番最初に知って、ハマったキャラだぞ!」
トトス「そーいやよく↑の某算数教室歌ってんな」
勇車「我のメインコンピュータ内のサウンドトラックのお気に入り第一位に入っておるわ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.883 )
  • 日時: 2014/06/22 03:04
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: RhuRuM5P)

 >>879

 とりあえず結論言いますと、どっちでもいいです。  
 ニーリンが一度退場したのは強い痛覚を感じるとどうなるか、なのでこの先の展開次第では帰る以外で目覚めることは多分ありません。
 それよりも考えるべきは、ミナーヴァと超大陸の交わりのそもそもの原因です。
 僕はその原因の設定を構成してはいますが、そちらの判断に任せます。
 で、肝心の徐々に記憶が戻るか、ですね。
 ぶっちゃけ、どうでしょう?

 この辺りから無駄レス

 僕は基本的に視る多くの夢の中で動くことが出来ます。
 強い痛覚を自ら与えたりすることで夢から強制的に目覚めることも出来ますし、自意識だけで夢から出ることも出来ます。
 そして、その強制的に夢から出てすぐに眠ると、その夢の続きを見ることが出来ます。記憶はそのままに、です。(経験的に、およそ一時間が経つと記憶が薄れてくる)薄れてきた辺りで夢の続きに戻ると、何かしら記憶が抜けています。
 そして、記憶が戻っていくといことは経験上ありません。

 僕だけのことかも知れないので、気にせずホイホイ書いてください。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.884 )
  • 日時: 2014/06/22 07:28
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: n.j2KDJx)

6話
空中戦

クシャルダオラが怒りに身を任せブレスを吐く黒い竜巻が舞い上がる。更に竜巻は強くなり雷雨を起こし始めた。更に雷で竜巻が光だした。
「なんだ?竜巻が青く光った?」
青く発光する竜巻は見る者を圧倒する。こんな攻撃は見たことがない。やはり通常通りにはいかないだろう。アーバレストなんかを使ったら間違い無く竜巻の餌食だ。近づこうにも青い竜巻とクシャルダオラの風圧。ならどうしたら良い?セロの脳内が灼熱する。暫く(と言っても5秒程だが)セロがが考えて出した策は、
「こうなったら当たって砕ける!」
策でもなんでも無い。唯の馬鹿……
(まずはあの竜巻の正体だ……一気に間合いを縮める!)
セロは走り出した。途中でダガーを落とした。クシャルダオラに近づいて行く。竜巻の無いコースで本体に近づく。しかし突如竜巻が接近して道を阻まれる。更に電圧に耐えられなくなった竜巻が大放電した。当たっては感電してジリ貧だ。悔しくもセロは後退する。不意に後ろで何かが落ちた音がした。
「やばい!太刀落とした!」
メイが叫ぶ。このままだとやられるのが目に見えている。クシャルダオラはブレスを吐く。避けながらセロはチャンスを伺っていた。隙が無い。やはり一か八かの特攻に賭けるしかない。クシャルダオラはまたブレスを吐こうとした。その時、飛んできた火線。クシャルダオラはバランスを崩す。
「俺が相手だ。鉄屑野郎!」

セロ視点

上から聞こえる罵声。見上げるとレージが舵の上に立っていた。レージは金色の髪を靡かせて跳躍した。人とは思えない高さまで飛び上がる。空中で3発撃ってリロードした。甲板に着地しセロが落とし対飛竜ダガーを拾う。クシャルダオラが突進……鮮やかな回避……からの反撃。散弾が降り注ぐ。さらに背後に着地。先程とは気迫が違う構え。
「L.Dを攻撃に転用……相手の甲殻を貫くイメージを込めて……やる……いや、やれる!!」
発砲。同時に大気が歪むのがわかった。命中。硬い銅板を貫く散弾。先程までは擦り傷程度だった弾丸が全弾貫通している。
「おい!何をボーっとしている!貴様も戦え!」
僕は慌てて抜刀する。
「メイさん!貴女は艦内に退避してください!僕の部屋に骨董品を修繕した物ですが太刀があります!」
「わかった!じゃあ」
メイさんがおりて行くのを見ると僕はクシャルダオラに駆け出した。後ろからのアシストはレージに任せ僕は斬撃する。もう手の内はわかった。後は倒すだけだ。スクアリーアルマードの牙が口を開き刃に喰らい付き斧になる。だが、パターンがわかったからって倒せるのか?
倒せる。
いや、倒す。
相手の甲殻を叩き斬るイメージ。信じろ。自分を。刃を。
「オララアアァ!!」
スクアリーアルマードの冷たい刃の周りの大気が歪んだ。クシャルダオラが接近に気づきブレスを吐く。跳躍して回避。自分でも驚くほどの高さまで飛び上がる。落下するエネルギーを利用して属性解放。紙を斬るかの様に銅板を削り羽根を落とす。
「Nooo!俺の翼がァ!!クソがァ。今回は負けてやるぜ。あばよ!」
突如大きな竜巻がおこる。クシャルダオラがそっちに向かって駆け出した。逃げるつもりだ。追おうとしたが間に合わない。
「僕の出番かな?」
何かが艦内から飛び上がる。女性だ。黒い髪。ポニーテールが印象的。トンファーの様な謎の武器。女性はクシャルダオラの目の前に着地して攻撃。全身を使った攻撃。まさに格闘戦だ。
「やれやれ。もっと僕を楽しませてもらいたかったけど……」
トンファーを構えた。
「これで終わり」
走る衝撃。クシャルダオラは吹き飛び落ちていく。
「おい!ミサキ!どこで油売ってた!」
「ごめーん。ちょっと寝てた」
「あのー、誰ですか?この人」
「僕のことかな。僕はミサキ。宜しくね。君は」
「僕はセロ・アグマです。宜しくお願いします」
「さてと、艦内に戻るぞ」
僕らは艦内に戻った。

続く……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.885 )
  • 日時: 2014/06/22 07:52
  • 名前: あ?なに見てんだよ (ID: TC1WXt4v)


>>881
良いと思う

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.886 )
  • 日時: 2014/06/22 11:14
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: BOYHrjHX)

>>881
いいんじゃないかな。
俺も見る専だったし。


>>0
主よ。新しく話を創って良いだろうか・・・。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.887 )
  • 日時: 2014/06/22 11:26
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

>>886
モンハン小説なら無許可で書いてもオーケーですよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.888 )
  • 日時: 2014/06/22 11:29
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: BOYHrjHX)

>>887
目次変更とかで主が過労死しないかと。

んじゃ次暇あったら書きますわ〜。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.889 )
  • 日時: 2014/06/22 11:33
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 726MAOTp)

 >>887

 結局どうなるんですか……>>883ですよ?
 まぁ僕はどう転がってもいいように複数の展開は作ってます。
 徐々に記憶が戻ってくる的な様子を書けばオケなんですね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.890 )
  • 日時: 2014/06/22 15:30
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

>>889
おおっと、申し訳ありませんでした。了解です、まあ、正直な所そちらが考えて下さった設定がわからないと、下手にストーリーを展開させるのが不安ですが……。そこはサクライザーさんの力を信じて書きます!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.891 )
  • 日時: 2014/06/22 16:13
  • 名前: papiyon ◆39JCODjUas (ID: JOoHkjma)

深い深い森の奥。
人間はおろか動物すら訪れない森の奥………泣き叫ぶ女ハンターを何かに憑かれたかの如く、狂った様に犯す一人の男ハンター。
彼はかつて村の英雄として称えられ、崇められ、それに嫉妬した者達から裏切られた。集団で襲われ、逃げた。逃げて逃げて、深い森の奥に逃げて生き延びた…が、謎の黒き衣を纏う龍に襲われ、絶命した。

…そう思っていた。
目を開けた時には恐ろしく悲しい感情を抱いていた。何をしても震えが止まらない……寒くて寒くて仕方がない。独りでこんなところに居ても何も変わらないと悟った彼は森から出て遠い国へ行こうとしていた…。

彼女を見つける迄は。

森を出ようとすると、遠くで立ち止まっている女ハンターがいた。驚いた表情で見つめてくる彼女はキリン装備を可憐に見せ、ニッコリと笑顔で彼に聞いた。

「何をしているの?」

その言葉を聴いた時彼は、自分が気を失っていくのを感じた。何かに自分の体を侵食される感覚を残しながらー。
…目を開けるとそこには彼女がいた。だが、不思議そうに自分を見ていた時の笑顔は消えていた。身体の隅々まで白い液体で汚れ、装備は所々破れていた。目からは光が消え、甘い吐息を漏らしている。見ると彼と彼女は交わっていた。彼女は「なんで…?……ど…して…っ…!」と小さい悲痛な声で泣き叫んでいた。だがそんな声も喘ぎに変わっていく。

彼は止めようとした。この様な残酷な事をして彼女が無事で済む訳が無い。そう思い、彼は止めようとした。……だが、無駄だった。あれほど寒いと感じていた「何か」が暖かく感じ、止めることが出来なかった。彼は涙した。「すまない…すまない…!」と謝り続ける。…二人が絶頂を迎え、彼が我に返った時にはもう遅かった。

彼の腕の中には既に生き絶えた女ハンターの姿があったー。


END

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.892 )
  • 日時: 2014/06/22 16:18
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

第1話書き出してだいたい1ヶ月たったけど本編+もう一つ+番外編をどれくらい更新したかまとめた。

本編 27話
もう一つ 17話
番外編 4話
合計 48話

…1日1話以上じゃないですかこれ。
いや1.5話かな…。更新しすぎでしたね、はい。
まぁこれから少し更新ペース落としますが。

―茶番開始―
qua「お気に入りの曲(BGM)?」
炎「だいたい読める…」
qua「うーん…quasarとかreuni○nとかAir Her○esとかJ○MANDAとかかな…あとは紫芋プリンとかプルファスにトリエボ…」
地「隠せてねぇ…あとちょっとまてwリストみせろww」
qua「ほれ」←リスト見せる
地「…95%BEM○NIじゃねぇかwwww」
炎「5%違うのが混ざっているが…なんだこれは?」
qua「言っても分からないから言わない。」
霊華「地味に東○の曲(BGM)はないのね…」
qua「ないよ!」
満「俺の楽曲は聞いているのか?」
qua「あ、うん。I will be backのあれを。あとたまにドッキリきかk」
満「うっ!」
?2「えー!じゃあアタイのパーf」
qua「ベルヌーイの定理覚えてから出直せ」
炎「それ物理だろ」
―茶番終了―

なお、今日は更新しない。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.893 )
  • 日時: 2014/06/22 16:57
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十六章 続き

「なぁおいニーリン」
なにやら考え込んでいるニーリンへ近づいていったのはトトス。
「む? ガノトトスか。モンスターが喋るというのもやはり違和感が凄いな」
やはり彼の事も忘れているらしく、若干警戒しつつ不思議そうな目でトトスを見るニーリン。
「本当に忘れちまったのか? 楽しく話したじゃねえかよ、ロングスナイパーライフルとか、ラケーテンバズーカとかよぉ。グラメガキャノンなんか傑作だったろ?」
「なんだそれは? 随分とネーミングがセンスが悪いな」
やはり覚えていないようだが、トトスは引き下がらずに話し続ける。

そんなトトスをニヤニヤと見つめているのはゲネッポ。自称芸人の彼としては、恋ばなほど美味しいネタはない。
「美味しいネタゲットやな」
「何が美味しいネタなんですかっ?」
誰にともなく呟いた言葉に食いついたのはシオン。実はこの二人が会話をするのは初めてだったりする。
「お、シオネエかいな? ほれ、あれ見てみい」
器用に掴んだ箸で、噛み合わない問答を繰り返しているニーリンとトトスを指すゲネッポ。
「おーっ、ニーリンさんモテてますねっ」
「やっぱそう思うかいな? これは後でおちょくり甲斐があるでー。」
「ですねーっ」
二人の間に謎の結束が生まれた瞬間であった。

「うーん、となると、私たちが夢から覚めたらお互いの事を忘れちゃうんだね……」
「それはちょっと寂しいね」
若干表情を曇らせるカトリアの声に相づちをうつギザミ。
「でもさ、どうせ忘れちゃうって分かってるんなら、今のうちに楽しもうよ。先の事を考えてうだうだするよりはずっといいと思うよ」
顔を上げ、微笑んでいると想われるギザミの顔を見るカトリア。
「そうですよ、モンスターとふれあえるなんてそうそうできる体験じゃないんですから」
アストもそう言い、元気を取り戻したカトリアであった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.894 )
  • 日時: 2014/06/22 23:22
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

翼の勇者が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第九話〜神山先輩マジパネェっす〜

「(特訓……ですか?)」
「(そ。ミラルーツたる俺が、ドスランポスであるお前の特訓をする。光栄だろ?)」
やあやあ読者諸君。今日は大切な報告があって更新した。まあ上の会話を見れば分かると思うけど……桐谷の特訓をつけてやることにした。
「(まーせめてG級くらいの強さにはなってもらわないとねー)」
「(うげ……レベル高いっすね)」
「(目標は高い方がいいからな。さて、最初の課題だが、走り方どうにかしろ。せっかく小型鳥竜種になったんだから俊敏さをどうにかしないと)」
てなわけで特訓開始。やっぱりあの体型ではあの走り方は効率が悪すぎるしな、鳥竜種独特のあの走り方が一番いい。
てななわけで特訓を開始したんだけど……いちいち内容を描写する必要ないよな。だいたい皆も興味ないでしょ? だからまあ具体的なのを除いて他の課題を言うと……。
・筋トレ
・瞬発力の向上
・精神力鍛え

……
………
…………
ちょっとそれっぽい構成にしてみたけど、「そして時は過ぎた……」的なものですはい。まあ精々数週間しか経ってないんだけどね。
「(うっし、全メニュークリア!よくやったな)」
「(つ……疲れたっすよ……)」
「(これならもうG級イャンクックにも負けないぞ!)」
以上、桐谷ンポス改造外伝でしたー。
「(俺、先輩のオモチャになってた気がするんすけど……)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.895 )
  • 日時: 2014/06/22 21:40
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: n.j2KDJx)

よく考えて見ると僕って7倍さんの次に古参なんですね。それなのにこの進み具合……
そういえばむしゃくしゃして荒そうかなと思っていたときにこのスレに出会いました。作文の練習のたしになるかもなというような形でこのスレに書き込み、皆さんの作品を見て自分もこういうのを書きたいとの思いで書き込み始めました。現在は作文に自信が持てるようになりました。このスレは私の恩人です。有難う御座いました。そして皆様、これからも宜しくお願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.896 )
  • 日時: 2014/06/22 23:04
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

いつからわてここのスレにいるんだろう?と思ってみてみたら11月あたりからいたんだ。そんなにいた気がしない…。
もともとはみんなで文かいて〜のスレで執筆(?)してたけど自分だけでも作りたいなーと思って書いたのが1作品目。…今も続けていたらもう完結してたかな…。
まぁ放棄した結果、新しくキャラ作ってみたりなんかがおかしい物語になっていったりと…よかったのかな?
まぁ既存の展開は飽きますよね・・・はい。

とはいってもぶっ壊しすぎた(特にもう一つのほう)気もするけどね。
ちなみに現状の小説は1作品目より短めの予定です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.897 )
  • 日時: 2014/06/23 12:27
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 54HGX8Pl)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車  

 二十七章 動き出す瞬間

 ツバキは一人考えている内に、ふとあることに気付く。
 他のメンバーの、この夢に入ってからの行動を照らし合わせると、この密林で、一つだけ誰も入っていないエリアがある。
 孤島と繋がった海岸。そこからニーリン達は東の平原に抜けた。
 その、隣の狭い細道だ。
 さすがに関連性があるとは言いがたいが、まさかの可能性も捨てきれない。
 そう思ったツバキは、アストに声をかける。
「アスト」
「なんだ、ツバキ?」
 カトリアとギザミと話していたアストは、ツバキの声に振り向いた。
「ちょっと、ユリを頼む」
 そう言うと、ツバキは一人このエリアを北に出て、海岸のエリアへ向かった。
「どこに行くんだよ?」
「野暮用だよ、野暮用」
 アストの質問に、曖昧に答えるツバキ。もう彼の背中は壁に消えていたが。
「ギャ……」
「ァガャ」
 そのやり取りを見ていたゲネスケ、ゲネカクは、ゲネッポに話し掛ける。
「お?なんやスケ、カク。……なんやと、ツバヤンが一人で行動を起こそうとしとるやと?何で一人で動く理由は分からへんけど、付いてってやり」
「「ギャァッアァッ(了解です)」」
 スケ、カクは頷くと、ツバキの後を追った、

 海岸と雑木林のエリアに出たツバキは、背後からの気配を察知する。
「誰だ?」
 第三者に向ける、警戒の口調を見せるツバキ。
 振り向くと同時に斬破刀の柄に手をかける。
 やってきたのは、ゲネスケとゲネカクだ。
「なんだ、スケさんとカクさんか」
 ツバキは警戒を解き、斬破刀の柄から手を離した。
 ゲネスケとゲネカクはツバキの左右に、追従するように立つ。
「付いてきてくれるのか?」
「ギャァ(はい)」
「ギャォォ(もちろんです)」
 ツバキはゲネポスの言葉が分かるはずもなかった。
 しかし、ニュアンスと仕草で分かる。
 肯定を意味する程度なら、ツバキでも分かる。
「悪いな。じゃ、付き合ってくれ」
 ツバキとゲネスケ、ゲネカクはそのエリアへ足を踏み入れた。

 ツバキとスケ、カクはその狭い細道を進んでいた。
 一見、変わった所は何も見ない。
 やはり気にしすぎだったか、とツバキはそう思った時だった。
 ふと、雑木林の向こうに何かが見えた。
「……?」
 ツバキとスケ、カクはその雑木林を抜けた。
 そこにあったのは、奇妙な結晶体だった。
 一見は紅く見えるが、透き通して見ると明るい碧色にも見える。
「なんだ、この結晶……。それにこの色合い、どこかで……」
 よく周りを見渡せば、色違いな同じような結晶体がいくつも転がっていた。
 赤茶色と蒼色、黒と赤、その他が様々な色がある。
 ツバキはそれらを見比べてみた。
 最初に拾った、紅と碧の結晶体だけが強く輝いているように見える。
「とにかく、これだけでももって帰るか……」

 それを持ち帰ったツバキとスケ、カクはまだ洞窟にいる皆に見せた。
「変な結晶だな?」
 アストはその紅いような碧のような結晶体を見て目を細める。
 カスケもそれを見てみる。
「何だろう、なんか見たことのある色合いだなぁ」
 カスケもそんな感覚を覚えているようだ。
 トトスはツバキの持つその結晶体見下ろして、当然とばかり答えた。
「テメェら何ボケてやがる。紅と碧とか、どう見てもニーリンそのものだろがよぉ」
「!?」
 アストは驚いてニーリンを見る。
 紅い髪、碧眼。
 そう、まさにその通りである。
「すごいなトトス、よく分かったね?」
 カスケは驚くようにトトスの顔を見上げる。
「あ?すごくもねぇだろ」
 カトリアもその結晶体とニーリンを見比べて頷いている。
「ツバキくん、これをどこで?」
 ツバキはカトリアに向き直って答えた。
「海岸と雑木林のエリアに出て、南東の細道にありました。それだけじゃなくて、他にもたくさんの結晶体が落ちてました」
 クックも入ってくる。
「クェ、この密林でそんなものは見たことがないな。何かの手掛かりになるかも知れん。集めてみるか」
 クックの意見に賛成し、その結晶体を集めに行くことになった。

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.898 )
  • 日時: 2014/06/24 00:19
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: km4aJ4LR)

その18 無慈悲 

〜炎視点〜

爆発によって部屋は崩壊…していなかった。
あれだけ大規模に爆破しておきながら部屋の損傷率は30%にセーブ。変態だ。
その大規模な爆発によって…
―リオレウス、ナルガクルガは再起不能となっていた。
ティガレックスとラージャンはなんとか防ぎきったのだが…

「まだ生きていたか?散れ。」
ズドドド!!!!

ティガレックスは彼の容赦なき貫通弾によって全身蜂の巣となり息絶えた。おそらく一番活躍できていなかったであろう。哀れ…。
さて残ったのはラージャン…であったのだが。

「ふ…ははは…はーっははははは!!!その程度の爆破でこの俺を倒せると思っていたのか?!」
「えっ」

なんか覚醒していた。
完全に二足歩行しているうえに全身の体毛は今までより明らかに伸びている。さらに色も発光した緑色…。あれ、これどっかで…あとこの口調もどこかにいたような。
炎もさすがにわけがわからなかった。

「スローイングブラ○ター!!」
ポーヒー!!

ラージャンは右手から超高エネルギー弾を放つ。しかし炎がそんなものに当たるわけがなかった。だって彼、超人だから。
しかしラージャンの狙いは当てることではなかった。

ビシュン!!
「ダァッ!!」
ドゴッ!!

瞬間移動で炎の真横に立ち、全力で殴りかかったのだ。

ズガァァアアン!!

殴られた勢いで炎は壁にたたき付けられていた。おまけにめり込んでしまった模様。このチャンスをラージャンは見逃さなかった。

「ダァッ!!」
ズガガガガガッ!!!!!

連打を炎に向かって放つ。一撃一撃が当たるたびに壁が凹む。この壁の強度は鋼を超えるほどの硬さ…。それをへこませるほどの一撃を連打で浴びせている。
しかしだった。

「なにぃ?!」

連打を当てているつもりであったラージャンであったが、よくみるとそこに炎はいなかった。
いつのまにか脱出されていたのだ。それに気づかず無駄うちをしていたのである。

「どこへいったんだ…?」




「後ろだ。」

ブンッ!!

ズブシャァァァアアアアアア!!!!!!

突如ラージャンの上半身が粉々に吹き飛んだ。


〜地下10階〜

「け〜けけけwwwwお前たちはもうでれまい!」

研究員っぽい男は唯一の扉を固く閉ざす。

「本来ボスからこのようなことは禁じられているが…け〜けけ!たまにはやっておかないとな!!鬱憤が晴らせない!!」

そういうとその研究員は残妖を無理やりうつ伏せにし、そのうえに乗りかかった。
さらに…研究員は両腕を異常なほど増強させた

「っ!?」
「け〜けけwwwワシは自然の進化を凌駕した者!変幻自在に己の体をコントロールすることができる!この両腕もそうだ!増強させることによって岩など軽く握りつぶせる!!」
「は…はなして…!」
「け〜けけww言われなくても離してやろう。自力で逃げられないようにしてからな!!」

ゴキッ!!ガコッ!!

何かがはずれる音が部屋に響いた

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.899 )
  • 日時: 2014/06/23 17:50
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: Pbr03WUS)

例の謎小説。書きますお。
ちなみに作品名の元ネタの内容はさっぱり知りませぬ。
それでは、どうぞ〜♪


異世界からお嬢様達が来るそうですよ?

第0話 ちょっとした設定回


俺の名前は零。そこら辺にいる普通のハンター・・・だった青年だ。
・・・え?だった、ってどういうことかって?それは―

「咲夜〜。お姉様は〜?」
「いろいろ都合があって後から来るそうです。って何度言えばわかるんですか・・・」
「え〜〜〜〜〜。」

―こういうことだ。

「ってなんでお前らはここに居座ってんだーーーーーー!!!!!」
「・・・なぜでしょう?」
「考えてなかったんかーーーーーーーーー!!!!!(泣)」
「あ、紅茶ですか?ちょっと待っててくださいねお嬢様」
「話を聞けぇーーーーーーーーーー!!!!!」

ちなみにこの2人にはそれぞれこんな装備をさせてある。

・最終鬼畜妹さん
 武器  ダレン片手
 頭   セイラー(赤)
 胴   セイラー(赤)
 腕   団長の腕輪
 腰   セイラー(赤)
 脚   ヘルパー

・しょーしゃなメイドさん
 武器  無し(てか投げナイフ持参)
 頭   メイド
 胴   ヘルパー
 腕   レザー
 腰   メイド
 脚   ヘルパー

こんな具合。なんで装備させるかって?
そのままじゃいろいろアカンでしょ。

「話は聞いていますし考えてますよ!」
「・・・じゃあなんで言わなかったんだよ・・・(疲)」
「なんとなくです。それじゃあ説明しますよ」

大体こんな流れらしい。
・お嬢様から休暇をもらった&外出許可を得た
・なんもすることがなくぶらぶらしていたがBBAにこの世界へ飛ばされる
・BBAに「レミリアはあとから向かわせる」と言われる
・零のところへ行きつく
なぜ俺のところへ来た・・・と心の中で悪態をつく。

「私のことは咲とでも呼んでください。なんか本名だとやばいらしいので」
「私は〜、なんでもいいや」

こうして俺の超ドタバタ生活が始まったのであった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.900 )
  • 日時: 2014/06/23 17:53
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: Pbr03WUS)

設定にもなっていない設定回。
まぁ設定回なので軽めに書いときました〜。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.901 )
  • 日時: 2014/06/23 19:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

第28話 EXTENDED

俺。
…これ以上短縮はできないな。師条だ。
今エリア6にいるんだが…そこの岩陰で俺をじっと見ている人がいるんだ。
ただなんか恐れているんだよな…そんなに怖いか?俺。そんなわけないとは思うが…頭は装備しているようでしてないからな。
とにかく接触してみないと…。

「んと…俺別に怪しいものでもなんでもないしただの旅人だから隠れずに…」
「やだ!私は知らない人についていかない!!」

…うん、それはあっている。知らない人に下手についていくと危ない。これは重要。
相手が信頼できない人物としか思えないからね。知らない人だと確実に。
うーん…しかしだな…。

「まぁ確かに俺もお前のことは知らない。しかしだ…こんな危険な森にいたら危ないと思うんだが。」
「…。」
「とにかくここは危険だ。安全なところへ…」
「やだ!私だってモンスターハンターなんだから!!」

え?ハンター?…こいつが?
頭しかだしてないからどんな防具かわからねぇんだが…ただなんだ?猫耳?みたいなのがついているんだけど。コスプレ?

「でも…今私は武器がないのよ…ヒック・・・べ、別に泣いてなんか…ないわよ!」
「武器がない…?もしかしてこれか?」

いろいろスルーしつつ、俺はさっきシャガルの体内から拾ったテッセンを見せる。
すると…

「そ…それ!私の武器!!どこにあったの?!」
「モンスターの体内。しっかり洗ったから問題ない。」

うん、間違えてない。シャガルの腹の中から見つけたから。
と同時に…ようやくどんな装備か分かったよ。やっとだけどね。
見た感じ…普段着に近い。うん、なんなんだろうね。奏連といい…。普段着で狩りすることがブームなのだろうか。
それと髪は少し長くて黄色。目は赤かな。猫耳生えてると思ったら尻尾もあった。たぶんコスプレ…じゃなさそうだ。

「あの…そ…それ…返してもらえない…かしら…?」
「ほれ」
バシッ!!
「…べ、別に感謝なんか…してないわよ!」
「いやそれ以前に謝ろうか。右腕すっごく痛いんだけど。」

思いっきり右腕たたかれた。防具つけているとはいえ、衝撃は内部まで通るんだ。いたい。
しかもテッセンの刃の部分が当たった。いたい。

「…!ご…ごめんなさ…い…。」
「まぁいいよ…っと、自己紹介してなかったな。俺は師条。この世界の人ではない。ただの旅人兼ハンターだ」
「私は…ってちょっとまって、この世界の人じゃないって本当なの?」

いやその前に自分の名前言おうか。そこ礼儀。
とりあえず置いといて。

「あぁ、そうだが。」
「…実は私もなの…でもなぜか記憶がないのよ…。気がついたらここにいて…」

ん?なんだ…デジャブ?
たしか奏連もそうだったような…ということは何か関連性があるのか?
というよりほとんど奏連と立場が同じ…。

「そうか…で、これからどうする?俺はある者と共に世界を旅しているが…」
「え?世界を旅…?私もいっていい?!」
「ん?俺は別に構わんが…とにかく仲間と合流しないとわからない。一緒に来てくれ」

とりあえずBLAZEに会わせないとまとまらない。
たしかエリア10にいるとかいっていたな…ここはエリア…6か。ならばすぐつくか。

「で、名前はなんなんだ?」
「優李…。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.902 )
  • 日時: 2014/06/23 22:30
  • 名前: 翼の勇車 (ID: CWlc955u)

す、すいません、なかなか顔見せ&更新できなくて……。我のご主人、勇者だなんだと崇められてはいますけど、一応学生なんで、定期テストの対策手伝ってるんですよ。信じられます? コゼニトールやらドキドキツボクラッシュやらやってたあの悪ガキご主人が……今や学生ですよ!? 今はドラおさんと予想問題作ってますよ……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.903 )
  • 日時: 2014/06/23 23:57
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

>>897
黒と赤…炎?←絶対違う
はてさてその結晶の意味はいったい…。

>>902
テストがんばです…とはいっても自分もテスト待ってるんだけど。中間。

―茶番開始―
qua「うーん…自分は他にないものを取り入れるスタイル…」
炎「何悩んでるんだ」
qua「深い闇の中、世界は混沌の渦に巻き込まれていた。怒り!悲しみ!驚き!恐怖!助けを求める声を聞きつけ、あいつが舞い戻ってきた!!」
満「俺は、帰ってきたああああああああああああああああああ!!!!」
地「おいw帰れw」
qua「はっ!これだ!」
???????????「なぜか呼ばれた。」
?5「何か用?」
qua「おぬしらの世界から何体か引き抜く!!」
二人「「はい?!」」
炎「また血迷ったか?」
qua「東○からシフトチェンジするわけ。」
地「オリジナル作れwwwww」
qua「あぁ、?3と?4はオリジナルにするよ。」
?3「えっ」
?4「えぇ?!」
qua「気にするな、俺は気にしない。」
炎「…まぁなぁ…他のとこをみろ」←もう一つメンバーにここにある小説を見せる
残妖「あれ?」
霊華「あらあら」
冥花「あ…れ?」
地「あー…なんとなく理解した。」
炎「つまりそういうこと」
qua「ということでこれからはBEMA○Iと赤○ネタがふえr「散れ」ガハッ!!」
―茶番ここまで―

いままでの名前の変化

・Trail
・Trailblazer←正直これを一番使う
・10倍のquasar←某ドッキリ企画の10倍のクエン酸入りグレープジュースより。
・seventh slave←quell。DPA12.5。
・7倍quasar←混ぜた結果がこれだよ!

次は紫芋プリンにしようかな…いややめておこう。
あともう一つ。クロスオーバーしたいなぁ…と思ってたり思ってなかったり。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.904 )
  • 日時: 2014/06/24 11:46
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: EE/ifNCQ)

 >>903.

 やりますか?
 スラ×エリさんとのクロスオーバーと、新しい本編との三束わらじですけど、全然オーケですよ。 
 ただ、師条がアレで、地と炎があまりにもアレすぎるせいで狩りのシーンは少なくなると。
 ウチの最強でも、残像が見えそうなくらい速いカトリアさんぐらいしか対抗できそうに、いやカトリアさんでも無理か。
 まぁ、良かったらどうぞ。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.905 )
  • 日時: 2014/06/24 11:45
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

>>904
やりますか。
とはいっても…本編かもう一つかどっちを持ってこようか決めてないです
まぁ炎と地はいろいろできるので狩りのサポート役に回してみたりあえて違うところに隔離してみたいする等対策はありますが。
あとは…どういった世界観でやるのかですね。こっちの小説は世界転々としてるのでこっちが乱入するほうが作りやすそうです

…ってある意味自分も三束わらじか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.906 )
  • 日時: 2014/06/24 12:31
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: /rHqB7u3)

 >>905

 僕の意見ですけど、
 炎やBLAZEが空間を斬って開けた時によって起きる次元の歪みが、別の世界にまで干渉(BLAZE 「 くくっ、少しばかり開けすぎたか?」)、それにミナーヴァが巻き込まれる形でどうでしょう?お互い知らない世界で出会う形なら話も作りやすいかと。
 スラ×エリさんとのクロスオーバーでのミナーヴァはチコ村についたばかりなので、今回は全員シャガルマガラとの決戦間近での設定にします。(カトリアさんも戦闘に参加できる状態)
 で、問題の展開させる世界ですね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.907 )
  • 日時: 2014/06/24 12:42
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

>>906
こんな感じですかね?(あえてもう一つの物語の5人で。例えばなのでss風)

炎「次の世界行くか…あいつを探しに」
地「寄り道というものがあってだなw」
冥花「私はどうでもいいわよ…どうせあなたたちの目的達成できないと帰れないから」
霊華「同じく。」
残妖「…。」
炎「仕方ないな…あー、もうしらん。適当に選ぶからどうなっても俺は知らん。地のせいな」
地「えwwww」
ズバッ!!←空間引き裂く
炎「…?」
残妖「どうかしました?」
炎「いや…いつもとなんか感覚が違った気がする…なんだ?二つ引き裂いた感覚…」
地「すべて君の責任でsゲフッ!!」
炎「…とにかく行くぞ」

まぁ本編組ならBLAZEがよいしょーとしてくれるでしょう。優李いれるかどうかは知らないけど。

世界は…どれかのシリーズに合わせるor混ざってしまうですかね?
MHP2~MH4までならなんとか…Fは知りません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.908 )
  • 日時: 2014/06/24 13:30
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 1XyAfABH)

お、お二人様もクロスオーバーなさるのですね? 無論、読ませていただきますー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案 ( No.909 )
  • 日時: 2014/06/24 16:33
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: kAr6U1HH)

・・・今更だけど俺全くかいてないお・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.910 )
  • 日時: 2014/06/24 17:10
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: oe6TXP9C)

>>909
・・・今更だけど俺文才無さすぎるお・・・

本題
目次から「真の〜」は消しといておkっすよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.911 )
  • 日時: 2014/06/24 17:40
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

本編組はBLAZEがまーた介入しそうですのでもう一つの物語組で…。
まぁいろいろ制限させるのでなんとかなるかと…。導入部分だけ作っておきます
ただ物語どおりだと仲間が増えているのですが、5人のままにします。ありえたかもしれないもう一つの物語ってことで…。

クロスオーバーへの導入編 verもう一つの物語

「さて…あいつを探しに行くか」
炎はこの世界から次の世界へいこうとしていた。
目的は…わかるよね。
「えー、寄り道しようぜwww」
「はっ?」
それに対し地は寄り道しようといいだした。そんなことする必要あるのだろうか…。
でもけっこうまじめにいってる。なんでだろうね?
「…他の三人はどう考えてる」
炎は地以外の人に聞いてみる。その答えは…
「「「どっちでも。」」」
だった。まぁ彼女たちはどうしようと帰ることができないためどうでもよかったわけで…。
「ってことで寄り道しようぜ!大丈夫だってwww」
その自信はどこからくるんだ…炎はあきれていた。が、今まで寄り道など考えていなかったため少しは…とも思っていた。
「…仕方ないな、寄り道してやるが…どうなってもしらんぞ」
「おkkwwwww」
地はノリノリだった。他の3人はどうでもよかった←おいこら
炎はいつも通り、空間を断ち切る剣を取り出し…

ブンッ!!ズバッ!!!

空間を引き裂く。
「…さっさといくぞ。ばらけても知らん」
引き裂いた空間に炎はすぐ入っていった。
「おまwはやいってwwww」
「も、もういくのかい?!」
「準備ってものを考えてないわね…」
「炎さん…早すぎです」
とにかく4人も炎が引き裂いた空間へと入っていった。
果たしてその先に待つ世界は…。

「(…引き裂いた感覚が2つ…どっかの世界の空間も斬ってしまったか…しかしなぜだ…?)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.912 )
  • 日時: 2014/06/24 17:46
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: JkAS9Y0u)

 >>907

 とりあえずクロスオーバーの設定考えました。

 ・ミナーヴァ側はシナト村偏後半の状態。ifの時間軸なのでセージもいる。
 ・7倍quasarさんはもう一つ側。時間軸はそちらの判断でお願いします。
 ・クロスする世界は3rdのユクモ村で。時間軸はゲームスタートと同じ時で。(地「あ、なんか俺ここに来たことあるわwww 」 )
 ・村長は派遣されてくる専属のハンターと勘違いしてキャラ達を迎えてくれる。
 ・農場でまったりもいいかと。
 ・炎と地に関しては目的を隠す理由で普通の装備を使わせてください。でないと狩りのシーンがなくなっちゃいます。
 

 何か他に意見があればお願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.913 )
  • 日時: 2014/06/24 17:51
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

>>912

了解です
―茶番開始―
qua「装備どうしよ」
地「3rd世界なら俺はこれで」

武器 ちょくちょく変える
頭 シルソル
胴 レウスS
腕 シルソル
腰 シルソル
足 シルソル
お守り 短縮+5攻撃+9

地「以上」
qua「おま、それ…」
炎「7倍quasarの3rd弓装備だな。」
地「まぁこれで。んじゃ炎はどうするよ」
炎「………」
qua「んじゃ俺の3rd装備なんかだしとくよ」
炎「好きにしろ…」

―茶番ここまで―

地は装備公開、炎はそのうち明かします

炎だけ隔離しようかという案。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.914 )
  • 日時: 2014/06/25 11:48
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VqurIsej)

 >>913

 オケー分かりました。
 そんじゃこっちも始めますね。

 その前におさらいと設定。

 アスト・アルナイル
 武器…炎斧アクセリオン(チャージアックス)
 防具…レウスシリーズ
 炎、地には「さん」をつける。霊華、冥花、残妖は呼び捨て(パッと見て目上かどうか)

 カトリア・イレーネ
 武器…開闘の焔竜棍(雷属性オオシナト)
 防具…シルバーソルシリーズ(4)
 もう一つの物語側のヒトは全員「さん」をつける。

 ニーリン・ガーネット
 武器…妃竜砲【遠撃】(ヘビィボウガン)…(レックスハウルが完成する以前)
 防具…セルタスシリーズ
 炎、地には「殿」とつける。上記の東の三人は「くん」をつける。

 
 ツバキ・セルジュ
 武器…鬼斬破(太刀)
 防具…ギザミシリーズ
 もう一つの物語側のヒトは全員「さん」呼び

 セージ
 武器…ラギアネコアンカー
 防具…ラギアネコシリーズ
 全員呼び捨て

 エリス・ナイアード
 ユクモ村では受付のお手伝い
 全員さん付け
 台詞の前に「……」をつける。例…「……はい」「……ひゃっ?」

 ライラック・エルミール
 ユクモ村では加工屋のじいさんの加工補助
 全員呼び捨て

 ルピナス・クリティア
 村長の計らいで、ドリンク屋と一緒に集会浴場で飲食店を営業させてもらう。
 炎、地には「さん」、東の三人は「ちゃん」
 語尾を子音で伸ばす。例…「ですぅ」「あらあらぁ」

 シオン・エーテナ
 集会浴場のギルドストアお手伝い
 全員さん付け
 語尾に必ず「っ」をつけたり、伸ばしてから「っ」をつける。例…「わはーっ」「ですよねっ?」

 マガレット・マカオン
 村の診療所でお手伝い
 全員さん付け

 ユリ・アヤセ
 農場の管理のお手伝い
 もう一つの物語側のヒトは全員「さん」呼び
 歌わせてもよし。

 こんな感じですね。
 それじゃっ、書いていきますねーっ。

 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.915 )
  • 日時: 2014/06/24 19:30
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: kn7T7PEk)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 序章 重なりすぎた偶然だとしても

 〜ミナーヴァside〜

 シナト村。
 シャガルマガラとの決戦が一日、一日と迫る中、ミナーヴァは素材や道具の調達に奔走していた。
「ただいま」
 アストはニーリン、ツバキ、セージと共にティガレックスの狩猟に成功して帰ってきたばかりだ。
 エリスはその三人と一匹を見て安堵しながら頷く。
「……おかえりなさい。怪我はありませんか?」
「心配するなナイアードくん。誰も怪我らしい怪我はしていないさ」
 ニーリンは安心させるように言葉を選んだ。
「手こずったと言えば手こずったけどな」
 ツバキはギザミヘルムを外しながら応える。
「いつも通りニャ、いつも通り」
 最後にセージが簡単に締めた。 
 アストは依頼状の半券をエリスに差し出し「クエストクリア」の判を押してもらうとした、その時だった。
 何かが切り裂かれた轟音と共に、アストとエリスの間の空間が『開いた』。
「えっ……?」
「……!?」
 その空間の穴に、二人は呑み込まれた。
「なっ、なんだ!?」
 ツバキは思わずその空間の穴を覗き込もうと近付くと、彼女も吸い込まれるように入っていってしまった。
 その轟音を聞いてか、ミナーヴァ全員が営業所から飛び出してくる。
「何っ?どうしたの!?」
 シルバーソルシリーズと開闘の焔竜棍を付けていたのか、カトリアが装備を付けたまま駆けてくる。
 セージはやってきたカトリアを一瞥すると、空間の穴を指す。
「これにアストとエリス、ツバキが吸い込まれたニャ!」
「えぇっ!?……待ってて、今私が……!」
 カトリアも入っていってしまう。
「おわわーっ、何ですかこれっ?私も入ってみますねーっ」
 シオンは興味本意で入ってしまう。
「アストくんがこの中に!?」
 ユリは穴を覗き込もうとして、ツバキと同じように吸い込まれた。
「えぇいっ、こうなったら……全員この穴に入るんだニャ!」
 ライラはそれを聞いて怒鳴った。
「正気!?何がどうなってんのか分からないんだよ!?」
「やるしかあるまいニャ!」
 セージも飛び込む。
「くそっ……ほら!マガレットも急いで!」
「はっ、はい!」
 ライラに促され、マガレットも入る。
 それに続いてライラも入る。
「くっ、不本意だが……」
 ニーリンも入る。
「あぁぁ、待ってくださいぃ、私もぉ」
 ルピナスも遅れて入ってくる。

 景色が歪む。
 まるで悪夢の中にいるようだ。
 暗黒の濁流に飲まれていく内に、光が見えた。
 それを目指して、この濁流を掻き分ける。
 光の向こうに、紅葉が見えた。

「うわぁぁっ」
 アストは空間の穴から投げ出され、地面を転がった。
「痛ってて……ここはどこだ?シナト村じゃないな?」
 アストは立ち上がりながら辺りを見回すと、そこは霧の深い渓谷だった。
 その中で紅葉が舞い散っている。
「皆は?」
 すると、アストが投げ出された空間の穴から、他のミナーヴァのメンバーも順々に吐き出されてくる。
 全員いる。
「ここは……?って言うか、皆いるの?」
 カトリアも見回すと、やはり全員いる。
「何なんだい、ここは?」
 ライラは立ち上がりながら誰かと問わずに訊く。
「どこかの村の近くのようですけど、どこでしょうか?」
 マガレットも見渡すと、彼女の視線の先には石段があった。
「解せんな。なぜこんなことが……」
 ニーリンは軽くその紅い髪を整えながら呟く。
「わはーっ、葉っぱが赤くてキレイですよーっ!」
 シオンは紅い紅葉を見てはしゃぐ。確かに珍しいかも知れない。
「紅葉……東の地方のどこかなのか?」
 ツバキは紅葉を見ながら推測する。
 ツバキがそう推測した時だった。
 アスト達とは別の所から、空間の穴が現れた。
 そこから、普通に歩いて出てくるように何人かのヒトが現れた。
「あり?なんかデシャヴwwwつか、炎は?」
「何よここ」
「さぁ?」
「紅葉がキレイですが……」
 男はハンターのようだが、残りの女三人はそうではないようだ。

 時空(とき)を巡る絡み合い(クロスオーバー)が、今始まるーーーーー。
 
 

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.916 )
  • 日時: 2014/06/24 19:31
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: kn7T7PEk)

 すいません、炎を隔離させるの忘れてたんで、修正しました。
 ここから大丈夫ですか?
 なんだったら書き直しますんで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.917 )
  • 日時: 2014/06/24 21:47
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: NggDHU9B)

テスト終わってからも書き込めそうに無いです……
別スレのモンハン小説を進めないといけないので。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.918 )
  • 日時: 2014/06/25 00:26
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: I8lJHIo3)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

第一章 失われし力

〜炎視点〜

ザバッ!!
「まったく…」
今炎は…なぜかマグマの中からでてきた。いやなんで耐えてるんですか。普通死にますよ
どうやら炎だけ異なる場所に転送されてしまったもよう。落ちた場所は…火山。
「P3か…」
メタ発言やめようか。でもそれ。MHP3の火山にいる。
「…とにかく空間引き裂くか」
そういっていつものように剣をとりだし…

ズバッ!!

空を斬る。しかし…
「なに…?」
空間は引き裂かれなかった。
「ちっ…俺の力が失われたか…しかし誰が…」
どうやら彼の特徴ともいえる異常な能力に制限がかかってしまっていた。
なお、あとでわかることだが、空間移動、瞬間移動、時止め等の使用は不可能となっている。
「それとあの感覚…」
炎はもう一つ気になることがあった
空間を引き裂いた時に2つ斬ったかのような感覚があったこと―
とはいて通常もう一つどこかに空間ができたとしても…誰かが吸い込まれる確立は高くない。
ただ0とは言いがたい上にもしかしたらどこかのグループを巻き込んだ…その可能性もある
「…村を目指すか」
炎はマグマから上がり、村がある方向を目指すことにする。
「…もし俺のせいでこの世界に迷ってしまった者達がいたら…早く俺の力を取り戻してもとの世界に送らねば…!」


〜ユクモ村〜

「デジャブwwって…あれ…?」
相変わらず能天気な地であったが…一つ重大なことに気づく。
炎がいない、それはもしかするとここが…
「ん?どうしたんだい?」
「…まさか…!いやそれはないはずだ!」
なにやら独り言を連続する地。彼の様子が普段とあまりにも異なるため、3人は少し心配であった。
「どうしたの?お腹すいたのかしら…?」
「それは霊華様だけでしょう…。」
「…頼みがある」
地が今までになく真剣な顔をして話す。
「俺が帰ってくるまでここから動くな。話しかけられてもこの世界の住民を演じろ。というよりあっこにいるのはおそらく炎のせいでここへきてしまった他の世界のモノ…」
「「「えぇ?!」」」
なんで地が分かったかというと防具がこの世界に存在しない物であることに気づいていたからである。
「すぐ戻る!俺が帰ってくるまでちゃんとしてろよ!!帰ってくるまででいいからな!」
そういうと地は3人を残して集会浴場の方向へ走り去っていった。
「ちょっと!あたいたちはどうなるんだい?!」
冥花がそういうが…もう地は集会浴場に突っ切っていた。


〜集会浴場〜

「…」
地は集会浴場内をよく見渡した。そして確信した。
「よかった…俺の考えてた世界と違うみたいだ…」
どうやら地はある世界へと来てしまったと考えていたみたいだ。
炎が同じ場所にいないからもしかすると…と思っていた。
ただ、その予感は外れていた。それは彼にとってありがたかった。
と同時にあることにきづく
「あ、あいつら絶対あの集団と接触してる。俺どうしよ…あと炎、はよ帰ってきて。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.919 )
  • 日時: 2014/06/24 23:58
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

クロスオーバー用の設定。これは今回のクロスオーバー用



武器 ソロ時はいつもの謎ヘビィボウガン。合流後はばらばら
防具 まだ明かさないけど合流後はMHP3準拠。それまで?いつも通り。
役割 ハンター兼サポーター。どうにでもなる人
備考 異常な力をすべて失ってしまった模様。ただしオーラうんぬんは残っているため怒らせないように。




武器 弓いろいろ。対象によって変えるがすべてMHP3準拠
防具 シルソルレウスSシルソルシルソルシルソル t5k9のあれ。MHP3準拠
役割 ハンター(様子見が多い。MHP3のモンスターであれば苦戦はまったくしない)
備考 草はほどほどに。メタ発言ネタ発言可能。普段はとっかかりやすいけど怒ったときは以下略


冥花

農場で仕事をさぼろうとしている模様←おい
なお、服装は元のまんまです。気にしたら負け。突っ込んでも負け。
炎がいない間は農場でよく寝る(さぼる)が…?


霊華

村のなかをふらーっと歩き回る。あと腹が減っている。
なお、服装は元のまま。隠せよ…。幽霊ってことは言わない。
どうも呼び捨てされることが気に入らなかったみたいだが地が粛清しちゃった。以下そのやりとり
霊華「なんで私を呼び捨て…」
地「それだけ若く見られてるってことよwww気にするなwww」
霊華「…しかしね、私は…」
地「これ以上言ったら通常の7倍の密度を持つ弾幕撃ったあとにパラレボCDPノンバーでやらせてDP黒麺やらせるぞ?」
霊華「ごめんなさい…」


残妖

武器 地が拾った発掘武器(攻撃759会心0龍320スロ3匠素白)←攻撃力は補正される
防具 その10参考。
備考 一応狩りはできますが腕はそこそこといった感じ。あとは…家事でもやらせたらいいんじゃないかな。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.920 )
  • 日時: 2014/06/25 06:23
  • 名前: あ?なに見てんだよ (ID: kM9disUt)

920じゃないか?そろそろ1000行けそうなのだすごいのだ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.921 )
  • 日時: 2014/06/25 11:30
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VqurIsej)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 第二章 見て話して分かること
 
 〜ミナーヴァside〜

 男性のハンターは何やら深刻そうな顔をしながら石段を駆け上がっていった。
 訊きたいことは山ほどあるのだが、彼で無理ならそこにいる彼女達に訊けばいい。
 ただ、その彼女達も何がどうなっているのか理解していないのか戸惑うように右往左往している。
 しかし、何がどうなっているのか理解できないのはこちらも同じだ。
 カトリアは意を決してその見慣れない服装をした三人(一人はそうでないような)に話し掛けてみる。
「すみません、少しお尋ねしてもよろしいですか?」
 カトリアに話し掛けられ、あからさまに動揺するのは特に見慣れない服装をした二人だ。ちなみに、もう一人はどこか見たことがあるような服装をしており、メイドのような感じだ。
「ど、どうすんのさ霊華っ?」
「私に訊かないでよ、地からあぁは言われたけど……」
 あたふたする二人の前に立つのは、メイド服の彼女だ。
「霊華様、ここは私が」
 様とつける辺り、メイドの彼女はこの二人に仕えているようだ。
「はい、何でしょうか?」
 カトリアは少しだけ安心する。
 仕えている身の者なら、多少の外交の心得はあるはずだからだ。
「荒唐無稽な物言いですけど、私達は先程までシナト村と言う所にいたのですが、突然不可解な……次元の穴、と言いますか、それに巻き込まれて……。あなた方も同じですか?」
 本当に荒唐無稽だ。カトリア自身も何を言っているのか自分ですらよく分からない。
 それでも今はありのままを言う他に手段も選択肢もないのだ。
 どうやらこちらを警戒しているのか、メイドの女性は言葉を選ぶように間を置いて応える。
「えぇ、その次元の穴と言うモノに入った、という点ではそうですね」
 どこか遠回しな言い方だ。
 向こうの目論みは分からないが、出会っていきなり策略を巡らそうとは考えないだろう。
「こちらは何も知らずにここへ来てしまいました。あなた方も何も知らずにここへ?」
 カトリアは冷静に言葉を選択して対話を続ける。
「……、……いえ、何も知らないと言うのは否定しませんが、私達はこの世界の時間軸に存在しています。ここが本来いるべき世界と言えば分かるでしょうか?」
 ますます分けが分からない。
 何も知らないのに、この世界に住んでいた?
 そもそも、時間軸どうのなども分からない。
 カトリアはこう言った、時空間異動や超常現象には疎い。
 彼女達は一体何者なのか?
 それでもカトリアは理解の範囲内で解釈し、より慎重に質問を続けていく。

 〜地side〜

 一旦集会浴場を出た地は、石段を降りながら一思案する。
「(どーする、別の時間軸とはいえ残妖の装備は一応、共通点はある……ってそもそも俺がいた世界のこともロクに知らんのに、この世界の住人を装えってのが無茶だったな。残妖が多少なりとも融通利かせるだろうけど、長くは保たんだろ。今すぐ戻りたいけど、まだ確かめないといかんことも腐るほどあるし……あー炎のアホー、どこで何してんだよー)」
 そう思いながら心底で炎を怨みつつ、石段を降りていく。
 その時、突然声を掛けられた。
「そこのアナタ、ハンター様?」
 今それどころじゃねぇんだわ、と言いそうになったが、どうにか平静を保つ地。
 振り向いた先には、桃色の袴を身に付けた竜人の女性が紅い腰掛けに座りながら話し掛けてきていた。
「(あ、そういやこの人が村長だったな。ここにいた時間が短かったから軽く分からんかったな)はいはい、何でしょ?」
 一応初対面を装う地。
「アナタはもしや、私達の村に専属してくださるハンター様でしょうか?」

 〜炎side〜

 炎は火山を駆けている。特殊な力が使えない今、瞬間移動よろしくのような動きは出来ない。
 故に普通に走っている。それでも常人からすればかなり速いが。
「ちっ……地の言葉に真に受けたのが間違いだったな。こんな寄り道などするから……それに、今アホとか言われた気がしたな」
 溶岩の河が左右に流れるエリア8を駆け抜ける炎。
 が、そこに障害が現れた。
 このエリアには麓へ向かうためのルートが二つある。
 それが、二頭の大型モンスターによって、塞がれてしまっていた。
 片方はイビルジョー、もう片方はティガレックス亜種だ。
「グゥオォォオォォォォオオォォォ!!」
「ギィィヤァァァァァァァァァ!!』
 左右から挟み撃ちにされる炎。
 だが、何の変鉄もない大型モンスターでは炎にとっては厄介ではなく、面倒なだけだ。
「どけ、貴様らと遊んでいられるほど暇じゃない……」
 炎は脚の装甲から一振りの、ベイオネット(銃剣)状をした刃のダガーを逆手で抜き放った。ちなみにこのダガー、脚の装甲の土踏まずから切っ先を出すことも出来る。
 イビルジョーとティガレックス亜種が突撃してくる。
 普通ならどちらも敬遠したくなる相手、それが二頭同時。
 しかし、全く問題にならない。
「散れ」
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.922 )
  • 日時: 2014/06/25 11:36
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VqurIsej)

 >>921

 炎が脚の装甲から取り出したダガーは、ク〇スボ〇ンガン〇ムのヒ〇トダガーを想像してください。
 炎は色んな武器を持ってきている設定ですから、常識の範囲内で色々使わせてもらいます。
 さすがに、エネルギー系の武器は使えないと思うので、そこは抑えながら考えていきます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.923 )
  • 日時: 2014/06/25 15:35
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>922
そのうち出てきますよ、エネルギー系。
あとジョーとティガ亜種…ドリンククエですねわk(ry

夜に3つ同時更新します。はい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.924 )
  • 日時: 2014/06/25 20:15
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: gnel.sSR)

最近同時に小説始めたペイルカイザーsが来てないな。
あの作品、面白そうなのに…
ま、人の事情があるからなっ!

七話 「異常な世界」

密林から船の帰りにて、
天「あの時のクシャルの話をするわね。」
剴「お願いします。」
霧「宜しくなんだぜ。」
天「まぁ、私も風の噂みたいな感じなんだけど。最近、世界が変わってきてね。クシャルが密林に出てきたり、ラージャンが出て来たりしてるの。」
剴「ラ、ラージャン…。 ナンデス?ソレ。」
霧「お前は知らなかったか。要するに…。ゴリラ、そうゴリラ」
剴「理解しがたい事を理解しました。」
天「話を続けるわよ。それの原因はまだわかってないの。いま、ギルドも全力で捜査してるけど…。」
剴「あの……ちょっといいですか?」
霧・天「いいよ(ぜ)。」
剴「俺らの目的とか決めちゃっても…。」
霧「構わないんだぜ。」
天「そうね…。私も一人で居てもつまんないし…。」
剴「では言いますよ。 その正体不明のモンスを誰よりも早く探しだし、倒す………ってのはどうでしょうか?」
天「バカなの?あんた、そんな奴に勝てるとでも思ってるの?ギルドの情報を頼った方がいいわ。」
霧「いや、それがいいかもしれないんだぜ。ギルドがわからないんだったら、私たちが見つければ、この話は丸く収まるんだぜ!」
天「ちょ…あんた…」
剴「ありがとうございます!」
霧「んじゃ、帰ったらすぐ作戦会議だぜ!」
天「はぁ……」

ウゥー!ウゥー!ウゥー!

霧「何事なんだぜ!?」
船乗り「お伝えします。正体不明のモンスターが現れました。ハンターは直ぐに、甲板へ上がってください。繰り返します…」

天「……こいつかもね。」
霧「だったら倒して異変解決だぜ!」
剴「行きましょう!」

続く


次回 ゴアがで………ない。じゃあ何がでるか? 察してくだされ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.925 )
  • 日時: 2014/06/25 20:52
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

早くこっちもクロスオーバーできるくらいまで進めないと……。

翼の勇者が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第十話〜最近アカリちゃんの様子が変〜

俺は、バルバレでハンター相手に道具屋の仕事をしている親父だ。ハンターをしていた妻には先立たれ、一人息子だったジンもハンターになるため旅立っていったため、一人で寂しく回復薬やら何やらを淡々と売る日々だ。そんなある日、このバルバレの街にあるハンターがやって来た。その名はアカリ、旅立っていった息子と同い年の女の子だ。その娘が初めてこの店に来た時、俺は目を疑った。何故ならこの子……死んだ妻、ヤクナに見えたのだ。決して顔が似ていた訳ではないのだが、なんかこう……雰囲気というか、オーラ? みたいなものが同じだったんだ。俺はその娘に何かを感じ、少しサービスして送り出した。
それからその娘はクエストの有無に限らず、毎日顔を見せるようになった。俺にはそれが、堪らなく嬉しかった。決して恋等では無い。俺は妻一筋だ。ただその妻と同じオーラを出すその娘を……守らなければならないと思った。

ある日……具体的にはティガレックスの討伐クエストへ行くというアカリちゃんをいつも通り送り出した翌日、いつも通り店に来たアカリちゃんの防具は、昨日見た時よりも見るからにダメージを受けていた。どうしたのかと聞くと、ティガレックスの突進を食らったのだと言っていた。
「でも、おじさんのくれた回復薬でもう全快だよ!」
そう言った彼女の目には、何故か悩んでいるような光が宿っていたような気がした。
「そっか。それで、今日はどんなクエストなんだ?」
「採取ツアーだよ。ちょっと足りない素材があったから」
彼女がそう言った瞬間、何かを決心したかのように顔が引き締まり、目にあった悩みの光が消えた。彼女が何を思い悩んでいたのか知らないが、俺との会話で何かを決める事ができたらしいことが嬉しかった。
しかし、次の日、その次の日も、彼女は採取ツアーへ行き続けた。まるで何かにとりつかれているかのように。本人に聞いてみようかとも思ったが、採取ツアーへ毎日行くようになった彼女の顔は以前よりも晴れ晴れしく、俺がそれを邪魔するのもどうかと思ったために止めておいた。
勝手に仮説を立てたりもした。狩り場で誰かと落ち合っているのではないか? だとすれば恋人だろうか。しかし何故狩り場で落ち合う? アカリちゃんは一人でこのバルバレに来ているから、バルバレで会えない理由は相手にあるのだろう。親関連か? それとも相手はバルバレという街に来てはいけない存在……。そこまで考えて、馬鹿馬鹿しくなってやめた。もしそうだとしても、それがアカリちゃんの選んだ道だ。大体親でもない俺がそんな事に干渉するのもいい迷惑だろう。そう考えていたが……この時の俺は、相手がこんなとんでもない奴だとはこれっぽっちも思っていなかった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.926 )
  • 日時: 2014/06/26 00:14
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /TKV085q)

第29話 意外な性格

〜エリア10〜

ようやく合流できるといったところか…俺だ。
そういえば優李に生えている猫耳と尻尾は作り物かどうか聞いてみたが…どうやら生えているものみたいだ。
当たり前とかいってたけどそれは当たり前じゃない。
とにかく、BLAZEたちと合流せねば…ゴアとシャガルを見つけたことも報告しないとな。

「くくっ…ん?帰ってきたか」

BLAZEがいち早く気づく。

「あー、あいつ。あいつが…」

俺は仲間たちについて紹介しようとしていたのだが…あれ?優李が誰かを見つめている。しかもなんだ?目がきらきらしている。
誰か気になる人でもいるのか?と思っていたのだが…

「猫…!ニャー!!」

優李はキャロ目掛けて猛ダッシュ。普通のハンターとは比べようのない速さで…キャロに飛びつく。
いきなり狙われたキャロは逃げるまもなく優李に抱きつかれていた。

「は…はなすニャ!」
「やーだニャー♪」
「ニャー!!はなしてニャー!!!」
「えいニャ♪」

とやりとりを繰り広げているが…俺を含めてみんな( ゜Д゜)ポカーンとしていた。あのBLAZEすら( ゜Д゜)ポカーンである。めずらしい…。
もはや蚊帳の外。主人である涙那すら見捨てている始末。どうしたらいんだこれ。猫見ると飛びつかずにはいられないのか。
いつまでこのまま…?

「ニャーン♪…って…」
パッ バシャーン!!
「ニャニャー!!!」

優李はキャロを離す。正気に戻ったのだろう。ちなみに離されたキャロはおぼれていた。涙那が救出した。

「…見てたよね?」
「「うむ。」」

俺とBLAZEはそう答える。隠す必要がない。それくらい堂々とじゃれあってたからね。隠したところで…うん。
意外?な一面でもあったからいいや。完全にツンデレか?と思っていたから。まぁ本人としてはかなり恥ずかしいだろうと思うけど。
ってか…フィールドでアイルーとかに出会ったらまたあぁなるのか?だとすると重症だが。

「…」
「んと…とりあえず自己紹介しましょ…?」

奏連がそういう。このままの空気は重すぎる。それに自己紹介してない(俺にはしてたけど。)
その様子は略する。毎回同じ内容みてもあれだろ。
あと結局優李も俺たちと共に行動することになった。まぁ別にいいけどさ…。
それにしても…このONLY☆ONEな人…誰?T●Gさん?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.927 )
  • 日時: 2014/06/25 23:02
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

その19 破砕

〜炎視点〜

ラージャンの上半身はばらばらに砕け散った。
残された下半身はなすすべなく倒れる。

「脆い・・・」

上半身が砕け散ったわけ…それは炎の回し蹴りだ。
しかし特別に威力を増幅させたわけでもなく、ただ普通に蹴っただけ。それだけで上半身を粉々にしたのである。
4体のモンスターを討伐した炎は内部へと入っていく。




「…人為的な進化はここまでくるものか」

炎が見たもの…それは常識ではありえない進化をとげたモンスターだった。
それらは完全に監禁されているといっていい。外に出そうということは考えていないだろう。
しかし…外に出ない可能性は0ではない。このモンスターが生きている限り…0はありえない

「…消えろ」

彼は普段とは違った言葉を発しながら…無慈悲にヘビィボウガンから弾を放った。




〜地下10階〜

「…あぁぁあああああっ!!」
「け〜けけwwwその声、いいねぇwwwwけ〜けけけけけwwwww」

あの音は…関節をはずす音だった。
残妖の両肩、両膝の関節を…はずした。

「うっ…!くっ…!!」
「け〜けけwww痛いだろう!わざと神経を痛めるようにはずしたからな!!」

この男…外道である。
外れた骨が神経に干渉し、全身に激痛が走る。
それでも残妖は…その痛みに耐えていた。

「がっ…!」
「ほぉ?まだ耐えるか。ではでは…その肘関節、破壊させてもらおう!!」
「な…!」

男は異常なほど太く、そして硬くなった両腕を…残妖の両肘に全力でぶつけた

バキッ!!

両肘の骨は…原型を止めていなかった




〜ミラバルカン視点〜

「我としたことが…まさかここでこれを使うとはな」

ミラバルカンは火山に落ちていた。しかし…今のミラバルカンは人間の姿をしていた。
見た感じはまさに全身ミラバル装備の男…。誰がどうみてもそう思うだろう。
予定では施設にこの姿で潜入するつもりであったが…急遽使うことにした。

「これならあの者にも気づかれまい…」

そういいながら施設を目指す

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.928 )
  • 日時: 2014/06/26 00:06
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

第二章続き

〜炎視点〜

ズバババッ!!!
「なるほど、体の動きはいつも通りといったわけか」
キンッ!!

サラァ・・・

炎がダガーをしまうと…ティガレックス亜種とイビルジョーは細かく分解され、まるで砂が舞い散るかのように風に流され、消えていった。
そのわけは…構成する元素の結合をすべて破壊したためである。分子レベルで相手を切り裂いた。どんだけ斬ったらそうなるんだか…。
塵へと帰った2体に構うことなく、炎は火山を突っ走ろうとしていたのだが…モンスターはまだいる。しかしいちいち狩るのもめんどくさくなってしまった炎は…

「  失  せ  ろ  」

そういって辺りにいるモンスターを睨んだ。今の炎はオーラ全開で、しかもさっきの様子を目の当たりにしていたモンスターたちは怯えて逃げ出した。
あたりにモンスターは何もいなくなった。

「さてと、地にであったら少し絞める。こんなこと提案したあいつは…たとえどんな場所であっても絞める!!」

そういうと炎はさっきよりさらに速く走る―


〜地視点〜

「えっ?」
地はどこかのよしくんみたいな反応をしていた。それにこの世界は…彼がいた世界ではない。それだけは確信している。しかし…どうしたらいいものか考える。
「もしかしてあの方々も派遣されるハンターの方々でしょうか?」
そういうと…残妖たち3人と知らない集団を指した。
「(…よし、炎にあとでどういわれても知らんがとにかくこの場を脱しなければ…!)はい、その通りです。」
地はどうやら自分もろもろ含めてこの村の専属ハンターであるということにしようと決心した。理由は…その場しのぎでもあり寄り道の意味も込めている。

「そうですか。しかし…手紙によればばアナタだけであったのですが…」
「あー、実はその手紙に手違いがあってしまって…。本来自分はあのメンバーと共にハンターとして暮らしていたのです。配属される際もその旨を書いていたのですが…きっと自分だけだと間違えてしまったのでしょう。ご心配なく。自分以外にもハンターはいます。それにハンター以外としての人材もいますから。」

地は淡々と話を進めていく。しかし内心は…
「(やべぇwwwwあの集団と共に暮らすこと前提にしてしまったwwwwどーしよwwwwまぁおれ話す事は慣れているからいいけどねwwwwww)」
でもあったりする。内心ものすごくはらはらであるが表情としては一切ださなかった。


〜残妖ら視点〜

「(残妖ってあんなにしゃべれたのかい?)」
「(えぇ、普通に。)」
聞かれることに答えていく残妖を見ながら冥花と霊華は二人でこっそり話し合っていた。その一方残妖は…
「(うーん…どこまで明かすべきなのだろう…一応世界と世界については話してもいいけど…炎さんの本来の目的については明かしたら怪しまれてしまう…。それに…この方の言うとおりであるならばもしかすると…)」
質問に答えながらもいろいろ思考していた。そこに…この質問がきた。
「では…その本来いるべき世界とは一体なんでしょうか?」
「………。」
残妖は困り果てていた。そりゃそうだ。もともと自分たちはこの世界の住民でないどころか、地たちのいる世界とも関連性のないモノ。
本来いるべき世界が何か…それについては分からなかった。しかし、とにかく経緯だけは分かってもらわないと…そう思い残妖は答える
「…世界と世界は互いに独立して存在しています。しかし、ほとんどの世界において時間軸は共有されています。つまり、もともと私たちとあなたたちがいた世界、そしてこの世界の時間軸は同じということです。
さらに、世界同士は干渉をしないよう独立しています。しかし…それは完全なものではありません。おそらく…この世界となんらかの要因によって干渉が発生してしまい、私たち、そしてあなたたちもこの世界へと来てしまった…ということになります」
「まぁなんらかの力が働いてしまってこの世界へと落ちてしまった。あたいはそう考えているよ。」
「ただし、その力がまた発生するか、そしてそれが元の世界へとつながる力かどうかはわからないわね。」
残妖に続く形で冥花、霊華も答えた。とはいってもこの内容…ほとんど炎が3人に話したことなんだけどね。
それをのけたとしてもこの3人が本来住む世界は干渉が多い世界…それ故に知らない人が来る経験はある。
ただ、自分たちがいく経験は少ない模様…。それでもなんとか…地が帰ってくるまではやりすごそうとしていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.929 )
  • 日時: 2014/06/26 09:58
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: YzfZU2wt)

もし次で地が合流するのであればその際に
「待たせたな!」←ONLY☆ONE☆挨拶
をねじこんでください。その後のやり取りは自由に…
あとなにか変えたらいいようなところがあれば修正します

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.930 )
  • 日時: 2014/06/26 17:40
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: tZAosrOG)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 第三章 単刀直入に言う、それと異論は聞けなくなった

 〜ミナーヴァside〜

「…………」
 カトリアはさらに眉をしかめて考え込んでしまう。
 理解は出来ても納得はいかない。
 そんな「何らかの力」などでこんな状況になっていたのでは堪らない。
 納得は出来ないが、もはや自分達の常識の範囲外の世界だと言うことが分かった。
 その上、「何らかの力」というモノが不安定と来たものだ。カトリアでなくとも納得はいかないだろう。
「失礼……少し良いだろうか?」
 考え込んでいるカトリアの隣に立つのはニーリンだった。
「先程からの話を聞いていて思ったことがある。そこのメイドの君、上はドンドルマ、下は……確かタンジアの受付嬢の制服だったかな?」
 ニーリンはメイドの彼女の上半身と下半身を見て聞いたことのない単語を口にする。ニュアンス的には地名のことを言っているのだろう。
「ドンドルマとタンジアの間は船で何ヵ月も掛かるような距離。時空間異動が出来るとは言え、少なくとも、好き好んで旅をしたがるような感じではない君達では有り得ない格好だ……そこから何が分かるか?君のその服装は、誰かから拝借、もしくは譲渡されたものだと見える。そして、その譲渡したのが先程の彼だろう?」
 ニーリンのその言葉で、メイドの彼女は少し動揺した。
 さらに畳み掛けるようにニーリンは言葉を続ける。。
「ここから先は私の妄想だがな。君にそのメイド服を譲渡した彼……時空間に穴を開けたのは、……っと、あなたですかな?」
 ニーリンは気配を感じて石段の方へ向いた。
 そこには、先程深刻そうな顔をしていた彼だ。
「待たせたな!」
 先程の深刻そうな顔はどこへやら、おちゃらけた表情を見せている。
「地っ、何してたんだよ?」
「わりーわりー。ちなみに、その時空間に穴を開けたってのは俺じゃないよ」
 その彼はニーリンとカトリアに向き直る。
「単刀直入に言う、それと異論は聞けなくなった」
 おちゃらけた表情はそのままだ。
「そっちのあんたら、俺達と一緒に行動してくれ。決定。拒否権は与えない、与えさせない」
 
 〜地side〜  

 地のその言葉に、リーダーらしき少女と、セルタス装備の女性は目を丸くした。
 だが、その二人の間に割って入ってきたのは、レウス装備の少年だ。
「ちょっと待ってくたざいよっ、いきなり何なんですかっ?」
 明らかに不満、と言うか疑問を持った赤い瞳を地に向けている。
「異論は聞けなくなったっつったろ。まぁ、簡単に話すとこうなる……」
 ついさっき、村長らしき竜人の女性に専属されるハンターと勘違いされた。
 本当は違うのだが、事態の収拾を図るために口から出任せよろしく、専属されるハンターだと偽った。
 その対象は、ここにいる全員に向けたことでもある。
 と言うわけで自分達と一緒に行動してくれ。
「ってことよ。つーわけで、これからよろ……」
「ちょっと地!あなた何を勝手に話を進めてややこしくしてるの!?」
 霊華が口を尖らせて反論してくる。
 どうやら不満があるのは双方からだ。当然だが。
「成り行きだって、成り行き。これも寄り道の一貫だと思えばいんじゃねwww 」
「よかないわっ!」
 冥花も地に怒りの矛先を向ける。
 残妖は頭が痛いと言わんばかりに溜め息をついた。
「はぁ……地さん、あなたと言う人は……。私達は構いませんかも知れませんが、あちらの意見も一致しなくてはどうしようもありませんよ?」
 そう、一番の問題はそれだ。さっきもレウス装備の少年は露骨に疑問を向けてきてた。
 それは向こうのリーダーの少女が良い判断をしてくれることを願うしかない。
「どうしますカトリアさん、見るっからに怪しいですけど……」
 怪しいと言うのは否定できない。
「……」
 リーダーの少女はまた考え込んでから、地に向き直る。
「つまり私達に、この村に専属されるハンターの集団を装い、生活してくれと、そう言うことですね?」
 その通りだ。そうしてくれなければでっち上げた設定が全て水の泡になるし、後先を考える余裕もなくなる。
「そそ。オケ?」
 地は確認を含めてリーダー、カトリアと言うらしい少女に訊いてみる。
「分かりました。どの道私達は路頭に迷っているも同然です。ここはお互いに協力して、元の世界へ戻る手段を模索しましょう」
「良いのですか?イレーネ殿」
 セルタス装備の長身の女性は、カトリアを「イレーネ殿」と呼んで目を向けている。イレーネと言うのはファミリーネームのことだろうか。
「良いも何も、それ以外に最もらしい方法がありません」
「ふむ……了承しました」
 すると、セルタス装備の女性は渋々と引き下がった。
 つまり、交渉成立ということだ。
 地は表情はそのままで内心ではかなり安心していた。
「ほんじゃ、これからよろwww 」
「ちょっと待て地!あたいはまだ納得し……」
「納・得・し・ろ。オケ?」
 地はとりあえず冥花を黙らせる。
「もうどうにでも……、この村のご飯が美味しければそれでいいし」
 霊華もどうやら折れてくれた模様。彼女がいいなら、残妖も大丈夫だ。
 前途多難かつ行き当たりばったりかつ、口から出任せ嘘八百な生活が始まりそうだ。

 〜炎side〜

「……俺はなぜここにいる」
 そこはさっきまでの火山という猛暑地帯から、白一色の白銀の世界にいた。
 ここは凍土。
 確かベースキャンプまで降りてきて、そこからまっすぐ集落の在る方へ向かったのだが、なぜかこんな所にいる。
 方向音痴だとは思わない。炎自身、この辺りの地理にも詳しい。
 では、なぜ道に迷ったような様子を見せているのか?
「俺の力の消失、地理を間違えるわけがない、つまりは……」
 何者かが、自分から力を奪い、さらには幻覚を見せているのだろうか。
 さらに、あのイビルジョーとティガレックス亜種……まるで邪魔をするかのように。
 見えない裏が、炎を邪魔している、もしくは試している?
 それを裏付けるように、咆哮が三方向から聞こえる。
「「「ヴゥオォォォォォォォォォォォ!!」」」
 それは、三頭のベリオロスだ。
 まるで炎が来るのを待っていたかのようだ。
「本来なら、さっさと黒幕を叩き潰したい所だが……試しているのなら、話は別だ……」
 炎は三頭のベリオロスに囲まれていながら、全く動じていない。
 今度は左右の腰の装甲の中に手を突っ込み、そこから一つずつハンドガンらしき銃器を取り出した。
「おい黒幕、これが俺の本気の、ほんの一部だ。よく見ておけ」
 誰と言わずに炎は語りかけると、その両手に握ったハンドガンを構えた。
 凍土に無数の銃声が響いた。

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.931 )
  • 日時: 2014/06/26 18:27
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: pmoTcxDu)

7話
風はシュレイドへ

艦内に戻った3人はまず艦長に損害を報告した。とは言っても特に何も無い。迫り出した甲板が欠けた程度である。支障は無いだろう。艦長は報告書を吟味するとデスクに放り投げた。
「そこまでの損傷は無い様だな」
セロは前に出て言った。
「教えてください。鈴木軍とはなんですか?喋るモンスターと関係があるんですか?」
「俺が説明しよう」
レージが解説しだした。
「鈴木軍とは全世界3%を占める鈴木氏のための楽園を作り残りの97%の人間を奴隷にしようとしている秘密結社だ。創設者はMr.鈴木提督。至って分かり易い様に見える。しかし、奴らには真のボスがいる」
一つ拍をあけてレージはいった。
「皇帝<カサエル>。それが奴らの本当のボス。そして奴らに仕える百人隊<ケントゥリア>、それを率いる軍団長<レガトゥス>そして、奴らに命令するのが聖徒<ベイベーズ>。そして取り仕切る人々が男爵<ロード>。奴らの真の目的はわからない。ただ、良からぬことなのはわかる」
殆ど表情を変えずに言い切る彼の姿には迫力がある。
「レージにちょっと補足するね。一つのクラスにもいろいろとあるんだ。例えばさっきのクシャルダオラは強襲<スマッシャー>部隊のケントゥリア。他にも武装騎竜兵器部隊<アーマード>やら親衛隊<ガーディアン>やら火力支援隊<アーセナル>やらいろいろあるんだ」
ミサキが軽い口調で補足したところで
「さてと説明が終わったところで本題だ。セロくんとかいったな君の目的が果たせそうだぞ」
艦長の言葉にセロは目を見開いた。まさか……
「紅龍ミラボレアスが出現した。場所はこの辺りの山中。この風とこの進路からすると奴の目的地はシュレイドだ。我々は至急シュレイドへ向かう」
「紅龍ミラバルカンといえばベイベーズの一匹ではありませんか?」
レージが僅かだが驚き気味になっていた。
「そうだ。ベイベーズの1人から話を聞きだせる。絶好の機会だ。全兵器を駆使して戦うぞ!よし、平蔵!」
ドアから一匹の白いアイルーが入り込む。
「ニャンですかい?主人」
「目的地はシュレイドだ。進路を西に!」
白いアイルーは敬礼して
「ラーサーですニャ!主人!」
と言うとドアから出て行った。セロはポカンとしている。
「おっと、まだ紹介していなかったな。彼奴はわしの相棒の平蔵だ。この船の服艦長兼操舵員だ。オトモアイルーとして人斬り平蔵と呼ばれていたな。今は落ち着いたが」
猫が操舵員してるなどこの船には常識とか無いのかと、セロは思った。船が大きく揺れる。


風はシュレイドへ……


続く……

今日中にも一回更新するかもしれません。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.932 )
  • 日時: 2014/06/26 18:45
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: pmoTcxDu)

エピローグ

セロがクシャルダオラと戦っているころ、一頭の龍が苦悩していた。自分の知ってしまった事実に。そして戻ってしまった記憶に。そして彼は決意した。この事実を少年に伝えようと。彼は飛び上がる。夜空のきらめく森に紅き翼を広げて。彼の右目の傷がが疼く。仕方ない。自分の罪なのだから。彼はそう言い聞かせ飛び去った。



1人の仮面を付けた男が笑っていた。ただ一人。画面に映るセロを見て。
(あと少しだよ。あと少しで帰還計画<リターンプロジェクト>は完成するよ。ふふ……ようやくくるんだね。セロ、いや勇……)
彼の独り言を聞いているのは沈黙だけだった……

三章終わり

あと一話で20話だァァァ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.933 )
  • 日時: 2014/06/26 23:33
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

第30話 ONLY☆ONE☆帰宅

もうこれからは言わない。俺。
このONLY☆ONEな人物は…SUPER STARらしい。いや、○AGさんじゃないの?
あと俺は普通に泳げた。おかしな…覚えた記憶はないし泳いだ記憶もない。なぜだ?
いろいろ疑問はあるが…もう疲れた。BLAZEと会ってまだ一日目なんだ。もうへろへろ。
だとするとさっきの世界には一日しかいなかったわけか…実感わかない。

「言い忘れていた。BLAZE、ゴアとシャガルを見かけた。まぁ抹殺しておいたが」
「なに…?むぅ…」

BLAZEはまた考える。お前は考える人かなにか?
まぁあいつは考えることが好きなんだろう。そういうことにしておく。とにかく村へ帰ろう。



〜モガ村〜

「ただいま戻りました」
「お〜!帰ってきたか!どうだ?何かあったか?」

俺たちが帰ってくると村長の息子がすぐに駆け寄る。
とりあえず狂竜化の親玉といえるモンスターを見つけたのでぶちのめしたことを報告した。
あとは…

「拾った」
「違う!自分の意思で決めた!!」

優李のことも話して置いた。しかしどうやら知り合いではないみたいだ。となると…優李はこの村とは無関係の人物なのだろう。
あとONLY☆ONEな人も説明しておいた。どうやら夜に村長の息子と一緒に踊ることになっていた。本人はノリノリである。しかし何を踊るんだ?
俺は…もう疲れたまってやばい。あのときは強がっていたが今思えば普段こんなに動くことはないからな…だめだ、もう無理。最後の水泳が一番体力を奪った気がする。
寝る場所がどこか聞いて、俺は仮眠をとることにした。

「…」

今までどうもなかった生活に突如現れた不確定要素…
それがいつまで続くかはわからない
しかし、それはただ一つの経験として残る…
俺は一体…

そう思っていたらいつの間にか寝ていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.934 )
  • 日時: 2014/06/27 00:14
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

頭が回らないときに書いた結果が第30話。
ってかもう30話いったのか…自分でもわけがわからん。
なんでこんな更新早いかと聞かれても答えられない。

>>932
この調子で完結まで…。

>>930
地の様子から見ると何だろう…まだアストとセージが納得していなさそうな感じがして仕方ない。
仮にそうだとして…どうやって納得させようか悩んでます。アストはなんとかなりそうだけどセージが…。没案に地を切腹させようかというものが(ry
地「おいこらてめぇ殴るぞ。殴ったあとにパラレボCDPノンバーと黒麺やらせるぞ」←殴ったあとの文は地の脅しの定型。
qua「やめい!途中でぶっとぶ!」

あとは炎…黒幕はどれくらいまで生存させようかなー
ぶっちゃけ即殺も可能ですがさすがにあれですね。隔離にならない。
炎「ちなみに俺は力を奪われる経験は何度もしている。しかし奪われた力を利用されることは絶対にない。」
qua「詳細はそのうち明らかになるけどね。」

そのうち没案集で更新しそうです、はい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.935 )
  • 日時: 2014/06/27 00:22
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: TX4hmbw7)

 >>934

 ミナーヴァ側の心境は

 ・カトリア、ニーリン、エリス、マガレット……状況を理解しているため了承。

 ・アスト、セージ、ツバキ、ライラック……正直納得はいかないが、カトリアの判断なので渋々了承する。

 ・ユリ、ルピナス、シオン……まずここまでの状況が理解できていないため、流れに任せている。

 炎側の展開は、まだ特殊な(異常な?)力が使えない状況ですから、黒幕はまだ生存させてください。それと、黒幕はこのクロスオーバーオリジナルのキャラとして扱いたいんですが、設定作っていいですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.936 )
  • 日時: 2014/06/27 00:26
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: R91knf1X)

>>935
ありがとうございます。心境がわかったのでそれを加味して考えます。

設定使ってもいいです。まぁ、黒幕倒したら力が戻るとは限らないって感じにしてもいいような気もしますが。
まぁ仮に黒幕が力使っても…うん、炎ちゃんだしどうにかなる。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.937 )
  • 日時: 2014/06/27 01:27
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: TX4hmbw7)

 >>936

 わっかりました。ほんじゃ書いときますね。

 クロスオーバー 7倍quasa×ダブルサクライザー

 オリジナルキャラ設定

 聖(ひじり)・エールハース
 年齢…推定二十歳
 身長…推定170p
 容姿…短い金髪、瞳はオッドアイで、右が紅、左が蒼
 一人称…僕(しゃべり方は、リボ〇ズ風に)
 装備…右手には時空間を斬り開く剣、左腕に原形はなく、時空間を強引に閉じる大型クローになっている。どちらもヒトが触れれば消滅する。この世のモノではない。背中には八丁の銃剣を備え、それらは自立して動きだし、オールレンジ攻撃を可能とする。

 …炎から力を奪い、彼の肉体的な力を試そうとしている存在。ヒトが棲む世界にはいない。なぜなら、時空間の狭間にいるから。炎だけを隔離させたのは、聖がそう時空間を操作したから。しかし、炎の強大すぎた力は完全に操り切れなかったために、ミナーヴァが存在する時間軸まで巻き込んでしまった。故にこのクロスオーバーの元凶。
 炎には時空間の狭間から声を掛けて、自分がそうだと名乗る。持っている力はかなり大きなもので、力を奪った炎に幻覚、幻聴を見せ、聴かせる。炎の進む先に次から次へとモンスターを送り込み、古龍クラスを複数操れる。
 炎の肉体的な力を認めると、自ら時空間を開き、炎を時空間の狭間に招く。
「僕自身にその力を魅せてみろ」と言い、剣とクロー、八丁の銃剣を使って炎に襲い掛かるが、瞬殺される。
 しかし、肉体が死ぬとすぐさま時空間から別の肉体に精神を写し変えて、ありとあらゆる戦法で炎を消耗させるが、最終的には炎に力を奪い返され、聖の精神が存在する時空間を「なかったこと」にさせられ、聖の精神は「初めから存在しなかった」ものになる。なお、剣やクローは炎が持つ剣とほぼ同じ性能。

 備考…扱いは多少雑でも構いませんが、炎を苛立たせ歯噛みくらいはさせてください。一応設定的には炎と同じくらいの力を持ってる設定なので。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.938 )
  • 日時: 2014/06/27 22:02
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

大っ変遅くなりましたー! クロスオーバー更新します!

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十七章続き

「わはーっ、いっぱいありますーっ!」
人間勢と中型モンスター達、そしてクックは、例のツバキが結晶を見つけた場所に来ていた。クック以外の大型モンスターは、狭くなるので留守番である。
「シオン、危険かもしれないから注意しろ。……にしても、これは壮観だな」
クックはそう言うと、一番近くにあった黒と紅の結晶を嘴でくわえる。
「ほれアスト、お前の結晶だ」
「あ、ああ。ありがとう」
「あっ、私のもありましたっ!」
「ほれ、ユリネエの結晶や」
「ありがとう、ゲネッポくん」
各自自分の結晶を手に持つミナーヴァのみんな。
「なんだかぁ、不思議な気分になりますねぇ」
「本当……まるで自分自身をみてるみたいな……」
結晶を覗き込むカトリア。その時だった。
「うわっ!」
「カトリアさん!? どうしたんですか!?」
カトリアが驚いた理由。それは……そこに映ったのは、映像。見覚えのあるそれは……そう、紛れもない、こちらへ来てからの自分の”記憶”だった。
「……なに……これ?」
「ニャんだこれは……」
自分の結晶を覗き込んでいたメンバーが、次々とその自分の記憶を見る。
「興味深いな」
アルタスが、カトリアの脇から結晶に映る映像を見る。自分の顔の横にモンスターの顔があるのに全く動じないところを見ると、カトリアはもう大丈夫そうである。
「この結晶は、君らの記憶を映すらしいな。それとニーリン君の結晶だが……恐らくは、一度目を覚ましたのが、こうして輝いている原因だろうな」
納得したように頷くみんな。ニーリンも自分の話題が出たことで、改めて結晶を覗き込む。
「む? これは……」
ニーリンの声に、皆の視線が彼女の結晶に集まる。
「輝きが……薄れてる?」
カスケがそう呟いた。
「これはどういうことだ? カスケ君」
「うーん、分からないけど……ってあれ? ニーリンさんが戻ってから、僕って改めて名乗ったっけ?」
そう、ニーリンが戻ってきてから、なんだかんだで名乗りなおしていないのだ。
「もしかして……記憶が戻った?」
「いや、分かるのは精々名前だ。この結晶の光が薄れた瞬間、ふと思い出したんだ」
「つまり、この結晶の輝きとこっちの世界での記憶は関係があるってこと……」
「うーむ……分からん」
うーん、と、その場で考え込む全員であった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.939 )
  • 日時: 2014/06/27 19:13
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VMXb9Hy4)

 >>938

 それはまた難しい相談を……。
 神山ルーツくんと桐谷ンポスくんは互いの意志疎通が出来るだけであって、実際にヒトの言葉を話せるわけじゃないんですよね?
 超大陸のモンスター達は最初から何事も無かったかのような顔してヒトの言葉話してますけど、モンスター同士ならまだしも、ヒトが相手になると、どうしても上記の二人がヒトと話しづらくなりますよね?
 あと、ランと桐谷ンポスの立場はどうなるんでしょ。
 つか、思ったんですけど、ミラボレアスとかは存在すらもお伽噺の類いのモノですから、アカリちゃんみたいなフツーのハンターが新聞を読むみたいに知ってるって言うのも「?」な。
 
 結論言いますと、まだ分かりません。

 それと、一旦ここまでってことはまだ書くんですね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.940 )
  • 日時: 2014/06/27 20:02
  • 名前: 謎の人 再来! (ID: uotT8x1q)

あの、すいません。ここ初めて来たので教えて欲しいのですが、話題は自由でいいんですよね?もちろんモンハンに関する中で。この事がわかったらかきはじめたいと思います。始める前に特別しなくてはならないことはないですよね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.941 )
  • 日時: 2014/06/27 20:11
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

>>939
うーん、やっぱそうですよね……。いや、そちらの考えた設定が分からない以上、その設定を変えずに↑の話を一話分自然に引っ張るにはキャラクター投入くらいかと思いまして。ええっとですね……それじゃあなんですけど、こうしたら結晶はこうなるとか、どうにか一話分書けるくらい設定を明かしてもらえませんでしょうか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.942 )
  • 日時: 2014/06/27 20:27
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

その20 激昂

〜炎視点〜

「…」

部屋の中にいたモンスターはすべて力尽きた。彼がやったのは…貫通型のあれ。
すべてを消し去ったのを確認して外へでようとしていた…。

「「「「クエェー!!!」」」」
「ん?」

通路からイャンクックの鳴き声が聞こえる。それも複数…。
しかしこの部屋にきたわけではなく、どこかへ走り去っていったのだが…その軍団が通り抜けたあとはどうみても通常種では起こり得ない現象が残っている

「全盛期…か。まぁ出会ったら狩ればいい…」

全盛期のイャンクックですら会ったら程度で考えている炎。
そして…ある方向を目指す。


〜黒幕視点〜

ここは…施設のどこか。
この施設は地上部だけ見るとただの家に近い…。しかし実際は違う。地下部は膨大だ。
はてしなく広がる地下はもはや迷宮。地図がなければ目的の場所へ行くのは…困難。
ここは…その最深部ともいえる場所。

「申し上げます!侵入者が現れましたぁ!!」
「ダニィ!?早速征伐しに出かける!後に続け!TRAILBLAZER!!」
「いやいや、待ち構えようって。」

その場所には組織の中でもトップクラスのものが集まっていた。そのうち、全身ゴルルナ装備の男は一刻も早く炎を倒そうとしているが組織のボスことTRAILBLAZERは待ち構えようとしている。

「臆病者はついてこなくてもよい!バーサーカー、はやくしろ!」
「…」

今度はバーサーカーという男とともに行こうとする。しかし彼も動こうとはしなかった。

「もういい!俺一人でいk」
「待てってんだ。どうせここまでたどり着くにはすべてを破壊しなければならないんだって。それまでに力尽きたら所詮その程度。のんびり待っておこう。」
「くっ…」

結局誰も出迎えにはいかなかった。


〜地下10階〜

「っ…!!!!」
「け〜けけwwwwww」

残妖の両肘部の骨は…関節ごと粉々にされた。
もはや原型を留めていない…。自然回復では再生不可能といってもいいだろう。

「これでお前はもう肘から先は二度とつかえまい!!」

…関節ははずされただけゆえに、もう一度はめ込めさえすれば問題ない。
しかし…破壊されてしまえば話は別。完全に元に戻るのであれば時がたてばどうにかなる。しかしこれは…どうしようもない。
両腕はもはや…使いようにならない。そしてそれは治らない。その事実は…とてつもなく大きい。

「嘘…でしょ…?!」
「け〜けけwww心配するな!お前もこいつと同じ運命をたどるのだからなぁ!!!」

こいつ…?まさか?!と思い残妖は霊華の方向を向く。
―よく見ると両腕が絶対に曲がってはいけない方向を向いていた。しかも指にいたってはすべての関節が破壊されている

「さ〜てwww仕上げだぁ!!」
ガシッ!!!

研究員は異常なほど肥大な腕で残妖の頭と首を押さえた。

「これで首の骨を折り、お前は即死!!け〜けけwwたまらんのう!!」
「!!!」

残妖はどうにかできないか必死に抵抗するも…全身はまったく動かない。
いつもなら動く両腕、両足は…力が抜けたようになっていた。
頭と首から徐々に力が加わる感覚が襲う

「け〜けけwwさぁ…死ぬがよい!!!」
「いや…いやぁぁぁあああああああああ!!!!!」






ズドッッシャァァァアアアアアアアアアン!!!!!

「なんじゃ?!」

研究員は突然の出来事に加えていた力を抜き、爆音の響く方向を向いた。
硬く閉ざされていた扉が…なくなっている。何者かが侵入したのだろう。
しかしその扉は…部屋の中に存在していない。どこを見渡しても扉らしき物も、破片らしきものも存在していない。
そして…その扉があったところから誰かが入ってきた。

「・・・・・・・・・。」

入ってきたのは地だった。どうやら彼は炎と別行動をしてからすぐにここへ向かっていた。
残妖たちがここにいるかどうかは直感ではあったが…その直感は当たっていた。

「な・・・何者じゃ!!ワシの実験室にはいるな!!」

研究員は地に向かってそういう。
しかし…それは返って彼の逆鱗に触れるだけであった。そして彼は…

「―コロス。塵モ残サヌ」

普段とはまったく異なるの口調、声色でそういい放ち、ある弓を取り出した。
その弓は…まるで何かの加護を受けているような輝きを帯びていた。枝の内側にも、外側にも数多くの小さな鈴が付いている…通称「千鈴の弓」
彼はその弓を、ありえないほどの力で引き絞った

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.943 )
  • 日時: 2014/06/27 20:53
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VMXb9Hy4)

 >>940

 無論、構いません。
 モンハンでないモノを書くなら主さんの許可が必要ですが、モンハンモノから無許可でオケです。

 >>941

 分かりました。

『夢想結晶』
 夢と夢が互いに干渉しあうことで、招かれる側の存在の『思い出』として現れる。結晶体の色は千差万別で、主にその存在の『色』を模して生み出される。(アストの場合は黒髪で赤い瞳なので、黒に赤色に似た色となっている)
 招かれる側の記憶が薄れる、もしくは消えることでより輝きを増す。(ニーリンの赤と碧の結晶体だけが強く光っているのは、彼女は記憶を失っているということを示している)
 記憶が保存された結晶体の本人が覗き込むと、その記憶の映像らしき光が見える(カメラのギャラリーのようなもの)。
 結晶体に思い出をたくさん刻むことで破壊されてしまうが、それと同時に心地好い目覚めと共に現実世界へ戻る。
 無理矢理目覚めようとしても、現実世界で再び眠ってしまうため、本質的に現実世界へ戻るためには、その結晶体に思い出を刻み続けなければならない。
 また、結晶体は力づくでは破壊できない。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.944 )
  • 日時: 2014/06/27 21:12
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

>>940
お、新人さんですか、いいですねー。どうも、少し前からここで小説かいてます、スラ×エリこと翼の勇車です。どうぞお見知りおきをー。ええっと、質問についてですが、モンハン小説ならば無断で書いても問題無いですよ。

>>943
リョーカイです! なるほど、記憶を蓄えすぎると目が覚めてしまうんですね。それと、説明を読む限り、モンスターズサイドの見ている夢にミナーヴァメンバーが招かれた、という解釈ができますが、そういうことで大丈夫ですよね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.945 )
  • 日時: 2014/06/27 21:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VMXb9Hy4)

 >>944

 大丈夫です。
 とゆーわけで躊躇なく書いちゃってください。
 ようやくこのクロスオーバーの見切りが付きましたね。
 その後の展開?
 僕だって決めてちゃないですよ。 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.946 )
  • 日時: 2014/06/27 21:18
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: bF3IHFCV)

第一回 [The 雑談]

ス「記念すべき第一回目なんだぜ!」
剴「記念する事は無いと思うんですが…」
霧「ピチュらせるか。」
天「そうね。」
霧「マスタースパークッ!」
天「夢想封印ッ!」
ス「い、いy(ピチューン」
霧「これで、邪魔者は居なくなっt」
ス「何度でもよみがえるさっ!」
剴・霧・天(ウ、ウゼェ……)
ス「さて、今回読んだのは、次回の話なんだが。」
霧「あぁ、つい昨日の出来事か。」
天「あいつは手強かったね。」
剴「そう!あの東○のスk…」
ス「ネタバレ禁止禁止。」
霧「そうだぜ。」
天「あんた。見てる人は解んないでしょ」
?「そうよそうよ!誰がBBAよ!」
ス・剴・霧・天「なっ………」
ス「何故貴女が…」
?「私が倒される訳無いじゃない、あの時にはもうスk」
剴「言わせねーよ!?」
?「でも、私をモンスターとはいい度胸ね?スラク君?(^д^#)」
スラク「あ、それはすみませんでした…」
?「消えよ。シュイン」
ス「イャァァァァァァaaa……」
剴・霧・天(こ、怖ぇ…)
?「では、コメント主も消えたことだし。ここら辺で。ねっ☆」
天「終わりましょうか。」
霧「そうなんだぜ。」
剴「ここではなんですが、次回やっとチート修正かかります。では。」
?・剴・霧・天「次回までゆっくりしていってね!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.947 )
  • 日時: 2014/06/27 21:44
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

ONLY☆ONE☆NG集

〜本編〜

第3話
BLAZE「くくっ…どちらにしろ、貴様は我をなしに元の世界に戻ることは不可能だろうがな…。」
師条「といいつつ実は同じ世界とか言うなよ」
BLAZE「んなわけあるか」

第6話
キャロ「ま…まぁ…ぼ、ぼくにかかればい、一撃でか、か、勝てるけど…ニャ!」
BLAZE「面白い」←刀3本構える
キャロ「ニャー!?」
師条「こらこら」

第10話
BLAZE「やぁドスイーオスくん、貴様にはここで地獄を見てもらおう」
ドスイーオス「俺…この見張り終わったら結婚すr あべし!!」
師条「何かいったような気がしたんだが…」

第14話
奏連「一つ確認したいことがあるのだけど…よろしいかしら」
師条「BLAZEが異常なこととキャロが空気なこと以外で頼もう」
キャロ「ハァ☆」
奏連「(ハァ☆ってなんなの…。)」

第21話
BLAZE「さて、2つめは…ラギアクルスを狩猟してもらおうか。」
師条「知ってる」
BLAZE「えっ」
師条「だいたいの弓師はそれ使うからな」
BLAZE「…」

第25話
ズバシュッ!!ピキッ!!←氷破壊
?2「ちょ!アタイの努力が!!」
BLAZE「貴様はまだはやいから自重しろ」

第29話
優李「えいニャ♪」
満「She is my wife…」←どこからか音楽が流れ出す
BLAZE「おい」


〜もう一つ〜
その2
?「あらあら、初対面の人にいきなり貴様と呼ぶなんて、無礼ね」
炎「その前に貴様は服装を整えたらどうだ?」
?「あ…」

その3
ドゴォッ!!!←槍で地面に振動を与える
冥花「きゃん?!」
バシャーン!!
炎「おい貴様、なぜ三途の川に落ちるんだ」

その6
男1「(よし、今は気づかれていない。あっこの食材に毒を入れるか…!)」
地「 こ ん に ち は 」
男二人「!?」

その10
アカム「暇だからなんだ…?紫芋プリンと呼ばれている曲を流していたんだが…いきなりハンターが発狂して倒れた。」
ハンター「ラス滝やだぁぁぁあああああああ!!!!」
アカム「次に白壁、一番星とも呼ばれる曲を流したらびりびりしながら倒れるハンターがいた。我輩何かしたのだろうか?」
ハンター「ぎゃぁぁああああああ!!!SAがぁぁぁああああ!!!!!!」

その14
炎「…2分早い」
地「正確には2分14秒57なww」
炎「そこまで正確に計る必要はねーだろ…」

その20
TRAILBLAZER「待てってんだ。どうせここまでたどり着くにはすべてを破壊しなければならないんだって。それまでに力尽きたら所詮その程度。のんびり待っておこう。」
ゴルルナ男「んじゃサッカーしようぜ!お前ボールな!!」
TRAILBLAZER「はは、いいだろう。無慈悲な人間追加ダメージで血祭りにあげてやるよ。」
バーサーカー「…」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.948 )
  • 日時: 2014/06/27 21:51
  • 名前: 謎の人 再来! (ID: uotT8x1q)

では、書き始めたいと思います。皆さんよろしくお願いします。
話題ですね…あまり人気なさそうなイビルジョーで。かぶってたらすいません。

〜〜狂暴なる者とハンターの新の戦い〜〜

第1話 始まり
ある日、ある子供が遺跡平原にいた。その子供は名前をラギーと言った。ラギーは病気になってしまった母親のためにハチミツを取りに来ていた。そして、そのラギーがハチミツを持った帰ろうとした瞬間、イビルジョーが現れた。
ラギー「えっ!え…うそ…これって…あのイビルジョーなの?…」
いつも雑貨屋で買ったモンスター図鑑を見ていたラギーは感づいた。
そこでとあるハンターが現れた。そのハンターはいつもラギーに優しくしてくれるファーレだ。
ファーレ「ラギー、お前はさっさと逃げろ!こいつはお前も知ってる通り危なすぎる!」
そして、ラギーはすぐに村へ帰り、村長に報告した。
村長「そーかい、そーかい。お前さんが無事で何よりだ。ファーレの捜索は後で捜索隊を出しておくから安心しなさ  い。」
その数日後捜索隊が派遣され、帰って来た。報告はファーレの遺体が発見された。

そして、10年後今イビルジョーに対する熱意が燃えている ラギーの姿があった。


続く

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.949 )
  • 日時: 2014/06/27 22:55
  • 名前: 煌星 (ID: G1UCsVzN)

第7話  力の意味



ここはバルバレ…ではない
未知の樹海と思われる場所だ そこにいるのは
アンノウンとの戦いから考え事をしている
輝だった。
「『何かをする力があっても、使い方を誤ると破滅へ導く』か…
戦うだけじゃ駄目だな。」
すると、体から声が
(お前が、暴れてもワシが止める。
希望の力を持つものが消えたら滅亡しかないからの)
と先代ルーツと
思われるものの声が聞こえた。
どう思っていてもその時になると
考えと違うからな〜〜

30分後
輝は3人のもとへ戻った。一人で考えても無駄と悟ったのだ。4人で話し合い出た答えは
【輝はしばらく休め】だ!

翌日、鈴、晴、舞は輝なしで
戦えるようにトレーニングしているところだった
そこに思いもしない事態が書き記された手紙が届いた

内容は、ユクモ村付近で古龍が多く
確認されている とのことだ
3人は輝を呼びつつ すぐ移動を始めた
移動はそれぞれ 輝&舞はルーツに
鈴&晴はボレアスに乗せてもらい移動した

ユクモ村に着いたときには、もう、
被害が出ていた。緊急クエストとして
古龍討伐の依頼が殺到していたが
避難できず残っていた人はそれぞれ犠牲となった 輝は悔やんだ あの時の自分を……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.950 )
  • 日時: 2014/06/27 23:17
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: UVI/GETW)

 クロスオーバー 翼の勇車×ダブルサクライザー

 二十八章 Memorial 〜思い出〜

「断定は出来ませんが……」
 全員が考えている最中、マガレットが意見を出した。
 彼女はその青紫色の瞳を、自身が持っている結晶体の青紫色に合わせる。その中には、ガノトトス亜種、崖に落ちそうになった所をゲネッポに助けられた時、ユリとギザミ、ペッコが見せてくれたモノ。ゲリョと話したコト、楽しい食事……その瞬間が見える。
「この光を見ることによる既視感……それで、ニーリンさんの深層心理に何らかの影響が発生、突発的に思い出したのでは?」
 ヒトの心や記憶は不確かかつ、不完全なモノだ。
 本の中に描かれる、魔法使いや超能力者でもなければ、ヒトの深層心理を読むなど不可能だ。
 故にマガレットのその意見は間違ってはいないが、正しいのかと訊かれると返答は難しい。
「確かに、そう言うのが最もらしいと思う。私の分の結晶体は無いみたいだから、分かんないけどね」
 ミズキはマガレットの意見に頷く。
 ニーリンも、「そう言うものなのか?」とでも言いたげな表情をしながら、自身の結晶体を見詰めている。
「記憶の詰まった結晶体、ねぇ」
 ライラはそれらをくるくる回してみる。
「コレ、記憶でいっぱいになったら一つだけ願いが叶うとか、そう言うアレ?」
 どこのお伽噺だよ、と自分で突っ込みを入れながらライラはその自身の銀とオレンジ色の結晶体を掴む。
 だが、その意見を肯定したのはユリだった。
「かもしれませんよ?ここが夢の世界かもってことなら、それもアリかもです。一つだけ願いが叶う……ロマンチックですよね」
 ユリはその黒と深青の結晶体を胸に抱きながら、キラキラした瞳でライラを見ている。
 記憶でいっぱいになる……それはつまり、想い出を作ることで、いつかそれは起きるのだろうか。

 ミナーヴァは各々の結晶体を持ち帰ると、エリア7に戻った。
 既に残っていた大型モンスター達があらかた料理を食べ尽くしていた。
 全員、ごちそうさまを告げると、せっせと後片付けを終わらせる。
 それらが終わる頃には、日は西へと傾こうとしていた。
 それと同時にカトリアは気付いた。
 今日、寝る場所がないことに。
 カトリアの心情を察したのか、ミズキが彼女に声をかける。
「カトリアさん、ミナーヴァの皆は、今日はウチの村に泊まっていってくださいね」
「ウチの村?」
「はい。まだ不便なところはありますけど、逗留客を泊めるくらいの家屋は用意できると思います」
 今更気付いたのだが、ここは狩り場なのだから近くに集落の一つや二つはあるだろう。
「それに、ウチの村長もカトリアさんと会ったら喜ぶと思いますよ。あの人、旅人とかキャラバンとか来るって分かったらお祭り騒ぎでもするんじゃないかってくらい喜びますから」
「そ、そうなんだ?」 
 変わった村長だね、とカトリアは苦笑する。
 何はともあれ、今日の宿の心配はなくなった。
 カトリアはミナーヴァ各員にその旨を通達する。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.951 )
  • 日時: 2014/06/28 00:27
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

第三章続き

〜ユクモ村〜

「うん、とりあえずあの家に入ろう。このままここで立ち往生しても邪魔なだけだし、お互いのことを話し合っておかないといけないからな。
あと村のことについてはさきに村長と思われる人と話はつけている。そのことも明かすからさ。異論等もあの中で。」
地はいつもの口調で冥花らと知らない集団のメンバーに話す。
とにかくこれから共に生活することになったのであれば、お互いのことを知っておいたほうがよさそうだ。それに地が村長と思われる人と話してきた内容についても知っておかなければならない。
地に誘導されるがままに、みんなは家へと入っていく。

〜家〜

この家は…そこまで広くはないが一応全員が入ることはできた。ある程度スペースもある。
まだ地以外の者は知らないが、ここからは集会浴場へつながっている。いずれ分かることではあるが…。
「よーし、まずは俺が村長と思われる人と話してきた内容からだ。」
そういうと地は大きく息を吸い込んで…

「この村の名前はユクモ村。温泉がある。あと農場もある。それに武器職人や…オトモアイルーの装備を作ってくれるアイルーもいるみたいだぞ。それで村長は俺たちを専属のハンターとして向かえたのであるのだがどうやら農場やギルドストアd」←この間1秒
「早いわっ!!!」
「グホォ!?」

冥花、とうとう地への突っ込み人の道を進む←違う。
というより地があまりにも早口でいいすぎるため何を言っているのか誰一人として理解できていなかった。おそらく早口を理解できるのは…ごく少数。冥花がいったことはごもっともでもある。というよりみんなそう突っ込みたかったんじゃないかな…。
口で言っても伝わりにくいと思った地は仕方なく懐から白い板とマジックペンを取り出す。そして…いろいろなことを次々と書き出す。
その内容は…だいたいで書くとこんな感じ。

・農場は自由に使って構わない
・この家も同じ。
・やや高難度のクエまで受注可能(村☆5、集会浴場は☆3。ただし地は全部可)
・(以降何かあれば付け足します)

「理解できた?あと拒否権はないから。うん。んじゃ次にはいr」
「「「早い。」」」
地が白い板を見せた時間はたった5秒。そんだけで理解できるわけないだろあんた。
地は内心「炎とあいつなら見せてすぐ理解するのに…」と思っていたが表情にはださない。
とりあえず話した内容があらかた理解できるまで…地は待った。



「よーし。今のを20〜80%理解できたと思うから次に行こう。次は俺たちがこの世界にきたこととかいろいろうんぬん。」
「20〜80%って…」
いろいろアバウトすぎる地にカトリアはそういったが地はそんな性格だからしかたない。ちなみに20〜80%は農地に適する団粒化の値。
それは置いておいて…どんどん話を続けていく。
「えーっと、ざっくり言うと俺たち+一人が元の世界にいたらいきなり空間が裂けてその空間に落ちてしまった。よくわからん空間が終わったと思ったらここにいたわけ。んでその一人はなぜかはぐれた。まぁ実力はあるからほっといても問題ない。」
…この内容には嘘がある。それは…空間がいきなり裂けたこと。
実際は炎が引き裂いたわけで。でもそこをいってしまうと後々めんどうなことになりかねない。それを避けるためにあえて言わなかった。ほっといても問題はないだろうけど…。
「…一つ良いだろうか?」
ニーリンが地に尋ねる。
「どうぞ。」
「そこの…メイドの装備…上はドンドルマ、下は…確かタンジアの受付嬢の制服だったな。この装備は一体誰が譲渡したのかな?」
最初に残妖に聞こうとした内容だった。それに対し地は…
「それは俺が持ち合わせの素材で作った装備なんだ。なんでその地方を知っているかというとこっちの世界にもその地方はあるしあと俺は昔旅人だったから。あ、俺25歳だから。」
だれもそこまで聞いてない…とはいわなかった。
「年を言ったついでにこっちのメンバーの自己紹介しておくか。今更すぎて申し訳ない。俺は地。地方の地な。あと25歳。うーん…まぁ一風変わったハンターってことでよろしく。」
「あたいは冥花。字は…こうよ。」
「私は霊華。字はこうね。あと、私は狩りには参加できないわ」
「私は残妖です。字はこうです。狩り経験は浅めです。それと家事を一通り…。」
地に流されるがままに3人も自己紹介を行った


〜炎視点〜

「……気配は察知できる力は残っている」
そういう彼の周りにはベリオロスの死体が3つ。
「しかしなぜだ?俺を試している者の気配はこの世界から感じられん…」
炎はこの世界の地理については完璧である。それ故に村の方角、距離は理解している。
それなのになぜか凍土についた…何者かの仕業ということは理解できた。
しかしその者の気配はこの世界から感じられない。
「…(おそらくだが…俺を試すものは俺以外のやつのことには気づいていない。今はあいつらと合流するよりも一人でいたほうがよさそうだ。それに…どうやら俺の力は利用できていないみたいだな)」
彼がそう思う理由は…膨大な力の一つである「時止め」を使用してこないこと。
もはやこれは反則的な力でもあるが故に、誰もがこれを手にしたら利用する。
それを使ってこない…ならば利用されていないと判断した。
「…(それにこいつらは無事…か。ならどうでもいいか。まだましだ、まし。)」
そう思いながら炎は凍土から動こうとしていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.952 )
  • 日時: 2014/06/28 00:06
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

補足説明

炎は幻覚、幻聴についてすぐに察知します。そのときはどこかの部位に痛みを与えて正気に戻ります。
あとは…こいつらは無事というのはそのうち出てくる武器のことです。複数あるので作ってもおkです。
自分がだそうとしているのは明らかに規格外なものですが、あるゲームに実在する物です。
その20で地が持ってる弓と同じゲームから持ってきます。

あとは…地が書いたホワイトボードに何か付け足すことがあればお願いします。修正しておきますから。台詞変更希望とかも遠慮なくどうぞ。


で、そろそろ目次整理の時間かな?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.953 )
  • 日時: 2014/06/28 09:47
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)

>>950
村長「おっ、ようやくオイラの出番だね!」
勇車「ぶっちゃけあんたの出番ないと思ってたんだけど……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.954 )
  • 日時: 2014/06/28 10:44
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 0qhZN1og)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 第四章 それぞれが出来ること

 〜ミナーヴァside〜

 地達の自己紹介を終えた所で、カトリアを始めとするミナーヴァ各員も自己紹介に出る。
 全員の自己紹介が終わり、カトリアは話を持ってくる。
「では地さん。私達ミナーヴァはハンターの他にも様々な職務資格を持った人もいます。それらに関しては……」
「あー、それらに関しても少しは話してるよ」
 カトリアが言い終えるより先に地が返答する。
「ざっと聞いて、ちゃんとした資格を持ってる人は、村のそれぞれの施設に雇ってもらう形でいいんじゃないかな。それと、そっちの、ユリだっけ?あんた、農作業とかは出来たりする?」
 地はユリに向き直った。
 ユリは自分に話を向けられているとのだと感じ、彼女も地に向き直る。
「えっと、やったことないですけど、やろうと思えば多分出来ると思いますよ」
「オケ分かった。んじゃ、話は俺がテキトーに付けとくから」
 ユリの反応を見て、地は頷いた。
 そんなユリを見てツバキは声をかける。
「ユリ、大丈夫なのか?」
「うーん、分かんないけど多分大丈夫だよ」
 その自信はどこから来るんだとツバキは呆れたが、彼女がやると言うのなら、止めることはしない。
「分かった。止めないよ」
 ツバキはそれだけ言った。
「オケ。ほんじゃ、これからヨロwww 」
 そしてこの地と言う男。
 どこか胡散臭さは抜けないが、まぁ悪い人物では無いだろう。
 とりあえず今は信用してもいいかも知れない。

 〜地side〜

「(さて、とりあえず状況は落ち着いたし、あとは炎が戻ってくるまでテキトーに過ごすか)」
 ひとまずの問題は解決した。
 と言うより、炎は今はどこで何をしているのだろうか。
 まぁ、彼のことだ。多少の面倒ごとでも「散れ」もしくは「失せろ」の一言で大体は片付く。なんと言う力業だ。
 そんな力業でもかなりセーブしているのだから恐ろしい。
「(ま、俺もそんなもんだけどなwww俺がキレたぐらいじゃ世界が滅んだりしないけど、あいつがキレたら洒落にならんwww )」
「なぁ、地」
 思考を回していた地に声をかけるのは冥花と霊華だ。
「私達は何をしたらいいの?」
 今度はこっちだ。
 しかし、片や三途の川でサボ……死者の扱いをしていた者、片や常に腹ペコ幽霊。しかもどれだけ食べても腹がいっぱいにならない。胃下垂か。
 まぁ、冥花はユリと一緒に農作業でもさせてればいい。
 霊華は……どうするか決めかねている。
「うん。とりあえず冥花はユリと一緒に農作業でもしといて。霊華は……どうしよwww 」
 これも考えるんかい、とまた地は頭を悩ませる。
 せめて残妖くらい万能ならいくらでも手段はあるのだが。
「地さん。私はとりあえず、家事をこなしつつ狩りをしていればいいですか?」
 残妖も入ってくる。
「あぁそうだな。一応その服はその辺の素人以上の防御力はあるし、武器は俺が見つけた発掘太刀があるだろ」
「えぇ。使わせてもらいます」
 そう言うと残妖は携えているその太刀に手を添える。
「だから私はどうなるの」
 霊華は口を尖らせる。
「わーったわーったwww 後で考えるから」
 
 〜ユリ&冥花side〜

 村長の計らいで、各所営業に雇われるなったエリス、ライラ、ルピナス、シオン、マガレット。
 一応、全員にこの村で馴染めるようにと、ユクモノドウギを支給された。
 ユリと冥花は農場管理人に案内されて、ユクモ農場に向かっていた。
「うわぁ……広いなぁ……」
 ユクモノドウギを着込み、そのか細い肩が露になっているユリはその農場の広さに思わず声を漏らす。黒髪の美しい彼女にその姿はよく似合っている。
「そこそこの設備は揃ってますので、あとはご自由に管理を。何か増設したい設備があれば、お気軽に相談を」
 管理人はユリと冥花にそれだけ伝えると、農場を後にする。
 二人残されるユリと冥花。
「で……具体的にあたい達は何をしたらいいんだい?」
「んー、私も分かんないから……あ、そこのアイルーさん、ちょっといい?」
 ユリはそこにいるアイルーに声をかける。
「ニャ?」
「ここの農場って、何をしたらいいの?」
 アイルーと目の高さを合わせるため、しゃがむユリ。
「ニャ……普通に作物を育てたり、魚を釣ったり、鉱石を掘ったり、虫籠の虫を集めたり……今はそれくらいかニャ」
 農場ひとつでも色々な物が採れるようだ。
「そっか。ありがと」
 ユリは礼を言うと、目の前の坂を降りる。
 目下に広がるのは、荒れた土壌だ。
「まずは、これを耕すのかな?」
 その辺に立て掛けてある鋤を持ってみる。
「う、けっこう重いなぁ……」
 持ち上げられないことはないが、これを持って何十分も土を耕すのだから、農家の方達の体力は馬鹿に出来ない。
「んっ、ょっ、と……」
 鋤を降り下ろし、土を返す。
 何度か繰り返す内に、土は柔らかい土壌が地表に現れ、中からミミズが驚いて出てくる。
「うわっ、ミミズッ?……そっか、土の中だもんね」
 ユリもミミズの出現に驚いて尻餅をつく。
 ミミズはすぐに地中に潜っていく。
 また私が掘っちゃうけどね、とユリはその様子に小さく笑うと、再び鋤をしっかり握って土を耕していく。
 これが大陸を股にかける歌姫だと誰が信じるだろうか。
 一方で、冥花は木陰に座り込んでいた。
「土いじりなんてめんどくさそうなこと出来ないっての……」
 欠伸を一つ漏らすと、冥花は早速昼寝に入った。
 
 〜炎side〜

「……ん?なんだ、この感覚は。よく分からんが……」
 すると、炎は凍土の真ん中で叫んだ。
「寝・る・な!!」

 〜ユリ&冥花side〜

「きゃん!?」
 冥花は突然飛び起きた。
「冥花さーん、どうしたんですかー?」
 ユリは冥花の悲鳴を聞いてその方へ向く。
「な、なんかよく分かんないけど、寝たら怒られたような感じが……?」
「?」
 ユリは小首を傾げると、再び土壌の耕作に戻る。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.955 )
  • 日時: 2014/06/28 18:59
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

農地と聞いて暴走する主の様子

qua「1回土掘り返したら1ミミズ当たり前、下手したら3体でる。」
炎「おい、それはお前の場合だろ」
qua「農地に適した透水係数は10^-3〜10^-4。団粒化は書いたからいいや。有機物は全体の20%付近がよい。なぜなら団粒化が促進されるから。多すぎてもだめ。20%付近にしたほうがいい。
あとは固相率とか液相率とか気相率とか…湿潤密度もそうかな。それに含水比も重要となって…さらに」
地「おいwwww何がしたいwwww」
qua「今すぐその農地へサンプリングにいかせろやぁぁあああああ!!どれくらいその農地が適しているかしらべてやるよぉぉぉぉおおおお!!」
残妖「…今授業でやっているようです。」
霊華「いやいや…それが分かったところで対策がわからないと意味がないのではないかしら」
qua「まず透水係数が適した値より低いと仮定しよう。その場合は有機物掘り込んで掘り返すといい。そうすれば団粒化がそk」
地「続きはそのうち!んじゃおしまいということで!!」
qua「こらあああああ!!!閉めるなあああああ!!!!!!」


…はい。実は自分農地に関して無駄な知識が(ry
そんなキャラをクロスオーバー限定でぶち込みたくなりました。
なにせ二人であの農場管理は無理そうで…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.957 )
  • 日時: 2014/06/28 19:13
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

これからの話に入る前に…。

・炎と地が持っているリング
所有者のレベルに比例して力を増強させる恐ろしいアイテム。なお、炎と地以外も装備は可能だが増強される量はまったく異なる。
そのリングを8個装備したときは…今までとは比べようのないほどありえない力を持つ。
普段はあまりにも強力すぎるため使わない。さらに8個つけた時は火属性攻撃を完全に無効とする

・モンハンに登場しない武器
だいたい上と同じとこから持ってきています。性能はベースに基本ダメージ+450%がついています。あともともとの攻撃力も異常。
モンハンとは計算式がまったく異なるためわかりにくいですが…まぁカンスト2万のゲームで10万がざらに出るようになると思えば…。(ただし炎と地が使った場合のみ。)
どんなんかというとまったく力を込めずに放った矢でミラさんが1撃。もはやチート。
ただし上のリングを装備したときは、といった話。ないときでも十分おかしいけどね。


無論緊急時(とんでもない敵がでたときやさっさとけりつけたい時)以外では使いませんが…でたときは…うん。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.958 )
  • 日時: 2014/06/28 20:58
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)

>>957
神山ルーツ「ぜっっっったいに会いたくねえ……」ガタガタブルブル
勇車「近いうちにお前の意識疎通方法考えないとな……いつあの二人や蒼さんみたいなのが出てきたらoutだろ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.959 )
  • 日時: 2014/06/28 23:14
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

その21 常識外の力

〜地下10階〜

今の地は説得の余地はない。
本来この世界に存在するはずのない弓を、ありえないほどの力でひく。
両指をよく見ると…緑色をしたリングが親指を除いた指すべてについている。しかしリングなどつけて意味はあるのだろうか…。
おまけに彼が今放とうとしている矢の数は…12本。今までと変わりのない数ではあるが、その矢も今まで使ってきた矢とはまったく異なる。
―筒に入れて発射する小型矢。射程距離が長いのはもちろんのこと発射速度がとても速く、避ける動作をする前に対象を射抜く…通称「片箭」
その矢を12本である…破壊力はもはや想像できない。
それ以上に、地から発せられる不気味なオーラが研究員へ恐怖を感じさせる。

「け…けけっ…こ、この小娘がどうなってもよいのか?!」

研究員はさっきまで抜いていた力を再び加えだす。

「い…いや…!やめ…て…っ!!」

残妖は全身から襲う痛みで意識が限界寸前だった。
それでもお構いなしに研究員は力を加えていく。

ポタッ

残妖の目から涙が落ちる音がした。っと同時にそれは起きた

ガシッ!!!
「なぁにぃ?!!」
「・・・・・・・・・。」

さっきまで扉にいた地が…もう真横に立っている。しかも一瞬で研究員の両腕を弾き飛ばし、残妖を別の場所へ、そして…。

「失セロ」
ズガッッ!!!!

研究員の腹に強烈な回し蹴りをおみまいする。

ズドンッッ!!!!
「ぐはっ!!」

あまりにも強烈すぎるその蹴りは研究員を壁にたたきつけた。
それでも研究員はなんとか体制を立て直す。しかしその前にいるのは…

―再び弓を引き絞る地。

今から反撃しても間に合わない。しかし、自身は進化を超越した存在。
ならばこの程度の攻撃くらい防御できる。
そう思った研究員は両腕を異常なほど肥大化させ、硬度も増強させる。
この固さは…ダイヤモンドくらいだと思えば幸い。

「け〜けけwwwwそんな攻撃でこの腕を破壊することはできまい!!」

と豪語する研究員。しかし…

「言ッタハズダ。塵モ残サヌト…」
グググ・・・!!!

弓を…引き絞る。そして…

バシュッ!!!

―放つ

ズグシャァァアアアアアン!!!!!!!!!
「ぐぎゃぁああああああ!!ワシのうでがぁぁぁあああああああ!!!!!」

放たれた12本の矢は…右腕にすべて直撃。
貫通作用を持ってはいない矢ではあるが…右腕を粉砕した。骨、筋肉、皮膚…すべてを塵へと帰した。
貫通作用を持たせていない…つまり、矢にかけられていた力はすべて当たった場所にかかる。故に、破壊力をある部位にのみ与えたいのであれば貫通作用は必要なくなるのだ。
しかしそれで終わるわけがない。彼の本気が常識外なわけ…それは

バシュシュシュ!!!!!

―異常なほどの攻撃速度にある。
矢を取り出し、引き、そして放つ。この動作を…1秒間に20回。それも12本の矢をいっぺんに撃ち込む。
矢の速度は…目視不可能。もはや音速に近い。この矢を回避するのは無理がある。

「―クタバレ。」

研究員は…断末魔を上げることなく、この世界から塵一つ残らずに消え去った。




「・・・・・・・・・・・・。」

目的は達成した。もう用はない。部屋からでようとしたそのときだった。

「「「「クエェェエエエ!!!!」」」」

さきほど炎がみかけた全盛期のイャンクック達が部屋へとなだれ込んでいった。
鳴き声だけでソニックブラストが発生する…もはや常識外の生物。
数々の伝説を持つモンスターが…複数。
どう考えても絶望しかない。たとえいかなるハンターといえどこの状況の打破は不可能だろう。
―それでも彼は違う

「…邪魔ダ」
バシュシュシュッッ!!!!!


薄れゆく意識の中で残妖が見た光景…それは…


―一瞬で塵へと帰るイャンクック達、そして…塵へと帰ってもなお無慈悲に超高速で矢を放ち続ける地であった。




〜炎視点〜

「…あのあほ…仕方ない、地下10階にいくか。それだけ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案 ( No.960 )
  • 日時: 2014/06/29 13:25
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: tK/O/lNV)

更新します

&15時からレウス部屋つくるお!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.961 )
  • 日時: 2014/06/29 13:45
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6S6bYYMv)

 それにしてもペイルカイザーさん来ないですね。
 あの小説、見るからに面白そうなんで早く続きが読みたいんですが……。
 テスト期間中かも知れませんし、もうちと待ったら来るかもです。

 ってか、僕はさっさと設定決めて猛焔を抱きし翼を書きませんと……
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.962 )
  • 日時: 2014/06/29 13:57
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)

17時ごろに…クロスオーバーだけでも進めておこう。
本編は明日でいいや。うん、ONLY☆ONEな人について知っておくと次回分かりやすい…かもしれない。
もうひとつのほうは…まぁあれが地の本気ってことで。はい。

>>961
ちょっとクロスオーバーの件でなんですが二つほど

・炎ちゃんはいつ聖と会わせるか。
・農場組にクロスオーバー限定のキャラをぶちこみたい。

以上です。限定キャラは設定うんぬんしっかり作ります。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.963 )
  • 日時: 2014/06/29 14:11
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)

ちょいと面白いこと思い付いたので提案です。

・キャラクターコメンタリー版作成!

毎週土曜、夜11時半から放送している、「物語シリーズ キャラクターコメンタリー版」を見ておもいついたんですが……。
つまりは、全話とは言わないですが、自分の小説の重要な話を副音声的にキャラクター達にコメントさせるんですよ。

例:翼の勇者作品『第二十三話〜ギザミの想い〜』より

ボクの、大好きな人。
>ゲネッポ「いよっ、きよった名言! いやー、ザザヤンのミズネエへの愛は永遠やな」
>ギザミ「うーん、改めてこうして見ると気恥ずかしいね……。メタいこと言うけど、この撮影の時すっごい恥ずかしかったんだから」

普通に連載続けてらっしゃる方は大丈夫だと思いますけど、思い付かなくて更新滞ってる人(我とか)にはけっこういいと思うんですよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.964 )
  • 日時: 2014/06/29 14:14
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6S6bYYMv)

 >>962

 炎sideでは次に渓流で金銀夫婦と戦わせてください。
 それから聖と幻聴を通じての対話のシーン。
 そのあとは霊峰でアマツさんを沈めてから、聖との戦いに移らせます。
 何か入れたいことがあればご自由にどうぞ。

 分かりました。でも僕は農耕の詳細は説明出来ないので、そのキャラは僕が描くとそんなに喋らなくなってしまうかと。
 とりあえず、ユリ&冥花sideで存在濃く登場をお願いします。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.965 )
  • 日時: 2014/06/29 14:18
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6S6bYYMv)

 >>963

 おぉ、これはまた面白い企画を。
 そんなこと言い出したら序盤のセージアニキとかニーリンとか名言だらけじゃないですか。
 ストーリー後半のユリとかカトリアさんもなかなかの発言を。(全て自賛です。調子のってすいませんでした)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.966 )
  • 日時: 2014/06/29 14:34
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)

>>963
ONLY☆ONE☆NG集みたいなものをつくってみるのもよいかと。

>>964
炎ちゃんの処置了解です。金銀夫婦も即殺しますが。
んじゃその設定書き起こしておきます。
まぁ自分は農業の知識が無駄にあるのでそこは自分がなんとかしますよ。

農 林耕(のう りんこう)
・名前適当で(ry
・男 20歳らへん
・一人称 僕
・誰でも さん をつける
・穏やかで、誰とでも話せる。あの地や炎にすら普通に話す。あと腹黒い成分がない。
・なぜか白服に身を包む。
・農業の知識がおかしい。
―どこからかユクモ村の農地に流れ着いた。だが記憶があいまいになっている。(奏連とかと同じ状態。ただし彼女らとかかわりはない)
ユリと冥花に助けられ、その恩返しにここで共にすごす。農業の記憶だけが鮮明に残り、あれこれ教えてくれる。また、勝手に農地をいじってみたりする。呼ばれ方は苗字でも名前でも…。

以下、やりとり例。
農「本編では僕はでないのですね…残念です。」
qua「しゃーないだろ…農業特化した面が生かせるのがここだけなんだから。」
農「そうですね。僕は狩猟関係はちょっと無理ですから…その代わり、農業については自信がありますよ。」
冥花「具体的には?」
農「まずは農地の現状を知らなければいけません。そのためにも、撹乱土と不撹乱土を採取します。もし土壌を水田から畑地へと変更する場合は、硬盤層を破壊しないといけません。でも今回はその心配はなさそうです。あとは…サンプリングした土を僕がいろいろ調べます。その結果から、この土壌についての改善策を考えますよ。道具は…それなりにあるようですし、肥料もこの村はありますから。大丈夫ですよ」
冥花「…(何言ったのかわからない。)」
農「あぁ、それとですが…ミミズは団粒化を促進する生物です。これを殺傷しようなど考えてはだめですよ。ミミズがいるということは、その土壌は団粒化が促進されているということですから。でもしすぎてもだめですね。ほどほどが一番です。」
qua「…ほとんど俺の知識とかぶるんだが」
炎「作ったの貴様だろ…」
農「いや〜、僕の取り柄は農業しかないんです。それ以外は本当にだめなんです。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.967 )
  • 日時: 2014/06/29 14:40
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6S6bYYMv)

 >>966

 オケです。
 とゆーわけで続きをお願いします。
 僕はその隙に新しい本編の設定構築を進めておきます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.968 )
  • 日時: 2014/06/29 23:18
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

第四章続き

〜農場〜

誰かに怒られた感じがした冥花ではあったが、おそらく気のせいだろうと思い、再びさb…木陰で寝ようとしていた。
「…あれ?」
ふと川の方向をみると、白い何かが岸に流れ着いている。
「…」
バシュッ!!
冥花は木陰からその位置まで一瞬で移動した。距離を葬っただけではある。なお、この様子はユリには見られていない。
その白い物が何か調べてみる。
「これは…人…?」
「…み……み…ず…を…」
その者はかすれた声で水を要求した。
ただ様子を見るからに…水以外の物も必要だろう。
「…ユリ!」
「はい?ってあれ?さっきまでそこに…」
「ちょっと飲み水を用意してきて!あたいは地から何かとってくるから!」
そういうと冥花は地のいるところへと向かった。残されたユリは疑問に思いつつも飲み水を確保した。


〜家〜

「地!いるかい?!」
冥花は豪快に家へと入っていったが…だれもいなかった。
かわりに置手紙があったので内容を読んでみた

【狩りに出かける。だいたいの物はそこのボックスにぶち込んで置いたから用があれば使うこと。ただし盗んだら殺す。パラレボCDPやらせる。アルマゲDPAのEXHARDやらせる。 地】

「…。」
一通り読み終わった冥花はボックスから食料を確保し、農地へと戻った。


〜農地〜

「飲み水と食料もって来たよ。一気にとらずゆっくり食べな。」
「す…すみません…。」
白服の男は持ってきた水と食料をあっという間に食べた。どうやら意識も元に戻ったみたいだ。
「知り合いですか?」
ユリが冥花に聞く。
「いや…無関係よ。おそらくこの世界の人かと…」
冥花も彼を知らない。そのためこの世界に住む人だろうと推測した。ただユクモ村の雰囲気に合う服装とは言いがたい…。
「ありがとう。おかげで助かったよ。あ、僕の名前は農 林耕です。」
この男は農 林耕(のう りんこう)という名らしい。
「そんなに感謝されるほどのことでもないさ。あたいは冥花。んで彼女はユリ。」
「冥花さんとユリさんですね。ありがとうございます。お礼に何かしたいのですが…」
農は助けてくれたお礼にというと…さっきユリが耕していた農地へと歩く。
「お二人はここで農業をしているのでしょうか?」
「あ、はい。そうです」
「では、僕も一緒によろしいでしょうか?」
「…はい?」
あまりにも唐突な農に冥花は「はい?」と答えた。
「僕…農業について詳しいんです。お二人の力になれると思うのですが…。」
そういうと、農は懐からいろいろな道具や本を取り出し始める。
その本はすべて…農業に関わることが書かれていた。
「そ…それは?」
「あぁ、これは農業のことについていろいろ書かれている本なんです。僕はいつも持ち歩いているのです。」
次々と道具や本を出していく農…。それを見て冥花は考えた。
この農地を…ユリと自分だけでやりくりするのはおそらく無理がある。
現状ですら限界に近いのに…拡張なんかされたら体がもたない。
それにさぼることもできない。
「分かったわ。とりあえずあたいが話しておくから…一緒に管理しましょうか。」
「ありがとうございます!では早速…」
そういうと農はシャベルやサンプラーを取り出し、農地の土を採取し始めた


〜炎side〜

「まじかよ…」
凍土から村を離れるように動いていたはずが、気がついたら村に一番近い渓流に来てしまった。さすがにこれはまずい。
さっさとこの場から離れたい。そう思いまたふらっと出歩こうとしていた。
そのときだった

「「グギャァァアアアアア!!!」」

空から咆哮が2つ。
渓流に舞い降りし…金の月と銀の太陽。
リオレイア希少種とリオレウス希少種だ。
ただでさえ見るのが困難といわれる希少種の…夫婦。こんなことが普通起こるのはまれであろう。そしてその状況は熟練のハンターですら突破するのが困難。
しかし…炎はそんな状況ももはやどうでもいいレベル。

「俺をそんなに試したところで全力は必要ないってんだよ…」

そういいながら彼は…希少種の夫婦に突撃する

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.969 )
  • 日時: 2014/06/29 18:47
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十九章 村へ

「おっ、村へ行くんかいな? なら誰がついていくか決めなアカンな」
「そうだね、ハンターも沢山いるけど、カトリアさん達はモンスターと戦えないし。用心棒に誰かついていった方がいいね」
ゲネッポとギザミの会話に驚くのはアスト。
「えっ、モンスター達って、村に来れるのか?」
「うん、村人みんなも彼らの事は知ってるよ」
ミズキの返答に、そうなのか……と複雑そうな顔をしたアスト。ツバキも同様だ。
「よし、じゃあメンバーの選定だな。まずはギザミ、お前はついてけ。守りには定評があるだろ?」
「了解。じゃあ次は偵察担当だね」
「ああ。機動力で言ったらドス三兄弟の誰かか、アルタスあたりだろうな」
「私は構いませんが、イーオを連れていくのはやめた方が無難でしょうね」
「うおおいラン! それはどういう事だぁ!?」
クックの指示でメンバーを決めていくモンスター達。
「なんというか……随分と手慣れてるな」
「うん、いっつも私を護衛するとかなんとかで決めてるから……」
ため息混じりにそう答えたミズキを見て、それもそれで大変そうだなと思ったツバキだった。
結果、ついて行くのはギザミ、ゲネッポの二人となった。

「俺ら行かないモンスター組は、それぞれの巣なり何なりに帰っている。明日の朝、またこのエリアに集合だ」
「リョーカイやクックヤン」
「よーし、それじゃあしゅっぱーつ!」
ギザミのヤドに乗ったミズキの楽しげなかけ声で、動き出す一行。目指すは、船のあるBCだ。
「ねえ、ベースキャンプって、目を覚ましたとき私たちがいたところだよね?」
「そうですね。……ということは、あの船で移動するのか?」
カトリアとアストが思ったこと。それは、あの船に全員が乗るのは難しそうということだ。人間とアイルーだけでもすし詰め状態だというのに、ゲネッポが乗るなど考えられない。ギザミに至っては、船の何倍も重いのだ。
「大丈夫、ボクは泳げるから、一部メンバーを乗せていくよ」
成体は砂漠に生息している事が多いため忘れがちだが、ダイミョウザザミは半水生のモンスター。水中でも呼吸が可能なのだ。しかし……。
(泳ぐって……水底を歩く訳じゃないよな……)

BCへと到着した一行。
「それじゃあ、誰がボクの背中に乗っていく?」
「勿論私は乗るよ」
「僕も乗るよ」
「ワイもや。後は誰にするんや?」
早速声をあげたのはミズキとカスケ、そしてゲネッポだ。
「はいはいっ、私ものりますっ!」
モンスターの背に乗るのがクセになったのか、元気よく声をあげるシオン。
「では、私も乗ろう」
いつのまにやら大分記憶が戻ってきているニーリンも挙手する。
「よし、ボクが乗せられるのはこんなもんかな。後はみんな船に乗って」
そう言ったギザミは、既に乗せているミズキ以外の乗る人達をハサミで上げると、ぐっと力を入れる。すると、ヤドとして背負っている頭蓋骨の顎が大きく開き、ゴオォォォという音が聴こえるほどの勢いで空気を吸い込んだのだ。
「さ、行こうか」
ギザミはそのヤドに溜め込んだ空気を浮きにして、水に浮く。そして見た目に反して強靭な力を持つその四脚で泳ぎ始めた。
「もう、何でもアリだな……」
諦めのようなため息を出したアストは、残りのメンバーと共に船に乗っていくのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.970 )
  • 日時: 2014/06/29 19:20
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: sHK.ZmBw)

なんだか地さんがセロに似ている気がする…

さてと……特別企画

祝やっと20話(遅!)記念

ペンギンさんの始めての茶番!

私「さてとこの企画は今まで一度も茶番をしたことの無い僕が今回始めて茶番をするだけの企画です!」
セロ「始めてなので皆さん、暖かい目で見てやってください」
メイ「よく20話まで続いたな……私が登場した途端に失踪したのに」
私「いやーめんどくなって……今もめんどいけど……」
メイ、セロ「ナニカイッタカ」
私「いえ何も……」
セロ「さてと皆様の影響を受けまくってOンダム見まくってる作者ですがこのあとどういう方向に進んで行くのか?そして完結するまでこのスレにいられるのか?どうぞご期待下さい!」
私「おい!僕がロボットアニメ好きなのバレるだろうが!」
セロ「特に○ンダムやフ○メタルパニック、○○ロボダ○ミダラーなどが好だそうです」
私「アアア!」
メイ「そのうち○ビームやエリゴール砲、○ッドフィンガーみたいなのも出すつもりらしいぞ!」
セロ「L.Dもパクリです!」
アンノウン「そして余の出番がまもなくくr」
レージ「失せろ」
ガチャ、ダーン!
バルカン「ということで私等の活躍も期待しとれ!」
???「僕のこともわすれないでね…」

終わり

お恥ずかしい限りです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.971 )
  • 日時: 2014/06/29 19:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: NAnN6oEF)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 五章 二手に別れる組み合わせ

 〜ミナーヴァside〜

 カトリア、アスト、ニーリン、ツバキ、セージは、地と霊華、残妖と共に集会浴場に来ていた。
 まずは近場で狩りを行って、お互いにどれだけの実力があるかを確かめるためだ。
 地からの話だが、この村の集会浴場とは、文字通り温泉浴場が備えられており、村の観光事業としても多いに役立っているらしい。
 羨ましい環境だな、とアストは呟くと同時にあることに気付く。
「あれ?浴場って一つしかないけど……、つか、外から丸見え?」
 多少の塀があるだけで、普通に浴場が見えるのだ。
 それも地が答えた。
「あぁ。外から普通に声をかける奴もいるし、当然混浴www 」
 地はこう言うが、それを聞いた途端カトリアが声を張り上げた。
 今までに聞いたこともないような、だ。
「こっ、混浴ぅっ!?」
 顔を真っ赤にして一瞬あたふたするが、すぐに正気を取り戻す。
「だだだっ、ダメッ!絶対ダメッ!混浴なんてそんなえっちなことは絶対いけませんっ!」
 カトリアはアストと地を見比べながら憤る。
 地はそんな尋常ではないカトリアの様子を間近にしながらも飄々と答える。
「あのなwww 混浴ったって、先にインナーとか着けるものは着けるし、湯浴着だってあるし、意図して間違いでも犯そうとしなけりゃ大丈夫だって。な、アスト?」
 アストに矛先を向ける地。
「おっ、俺ですか!?」
「大丈夫だろ、な?」
 地は意地の悪そうな笑みでアストを追い込む。
 アストの中ではタオル一枚のユリの姿がフラッシュバックし、これでもかと言うほど顔を真っ赤にする。
 そんなアストの頭に手刀が一閃。
「あだっ!?」
「アストくんっ、今変なこと想像したでしょ!?」
「し、してませんってばっ」
 変じゃなくてヤバイものを想像してましたとは言えない。
「そ、それより狩りに出るんでしょう!?」
 どうにか話を逸らそうとするアスト。
「ア・ス・ト・く・ん?」
 カトリアの猛攻はまだ終わらないようだ。
 先が思いやられる。

 残妖も足すと、合計で七名の扱いになる。
 四名までとなっているため、必然的に二つに分けられる。
 最初に意見を出すのはニーリン。
「まぁとりあえず?地殿と残妖くんは離れるとしましょう。組み合わせ的にもそれがいいかと。地殿の装備は……イレーネ殿と同じレベルか……。それなら、まずはイレーネ殿、残妖くん、アルナイルくん、それからオトモくんでどうだ?」
 つまり、カトリア、アスト、残妖、セージとなり、残った方は、地、ニーリン、ツバキになる。
 ちなみに、地の装備はカトリアと同じシルバーソルシリーズのようだが、レジストのみ通常のレウスのモノを用いている。
 正直なところ、ニーリン自身が地の実力を知りたいと言うのが本音だが。
「オケ 」
 あっさり承諾する地。
 残妖の実力は推し測りにくいが、自己紹介の様子では一流ではなさそうだ。
 他に異論はない……と思えば、挙手をしたのは霊華だ。
「だから、私は何をどうしたらいいの」
 そう、霊華のやるべきことは地が考えると言いながらそのままだったのだ。
「あー、んじゃとりあえず部屋にいといてwww 帰ってから考えるわwww 」
 あくまでいい加減に答える地。
 本当に信用してもいいのだろうか、と思うのはツバキだった。
(地さんの人格は知らないけど、何だろう?何か隠してるような気がしてならないな……)
 信用に足るかどうかは今後で決めればいい。
 今は狩りのことを考えようと頭を専念する。

 〜地side〜

 地、ニーリン、ツバキ組が選んだ依頼は、水没林でのロアルドロスの狩猟だった。
 ニーリンとツバキにとっては初めての相手だが、地が言うにはそれほど強くはないらしい。
「うん、まぁ、あのポンデライオ……」
「地殿、それ以上は何かいけない気がするのは私だけではないはずだ」
 すかさずニーリンがメタ発言をブチかまそうとする地を止める。
「俺もそう思う……多分な」
 ツバキも声を濁しながら答える。
「そっかwww んじゃ自重しとくかwww 」

 〜残妖side〜

 カトリア、アスト、残妖、セージ組が選んだのは、渓流でのアオアシラと言うモンスターの狩猟だった。
 渓流でもよく見られる熊型の大型モンスターで、村人からも親しまれているらしい。
「このメンバーでは、皆初めてかな?」
 カトリアが狩猟経験の有無を聞いてくる。
 当然、カトリアも含めて未経験だ。
 残妖は静かに心を落ち着かせていた。
「(ちゃんとした狩りに出るのは、これでもまだほんの数回……足を引っ張らないように、頑張らなくては)」
 ふと、残妖の肩を叩く者がいた。
 アストだ。
「ま、そんな気負うなって。気楽にいこうぜ」
 それだけを言うと、彼はカトリアの方へ戻る。
「……」
 少しだけ落ち着いた。
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.972 )
  • 日時: 2014/06/29 20:51
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: sHK.ZmBw)

イェーイ


登場人物紹介

アンドリュー・ノーカー

戦艦ラノーチェスの艦長を務める。常に部下思い。艦長としての技量に優れるがアイドルオタクである。

平蔵

副艦長であり操舵員であるアンドリューのオトモアイルー。

飯塚

ラノーチェスの火器管制官。ごっついおっさん。うがあーしか言えない。カオス。

ゆうすけ

ラノーチェスのソナー士官。鈴木軍を裏切った。

バルカン

一章で初登場。セロに力を託す。

アンノウン

喋り方はまったのでレギュラーになった。セロ達のライバル?

ゲイツ

変人研究者。マッドサイエンティスト。鈴木軍のロード。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.973 )
  • 日時: 2014/06/29 22:06
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)

>>966
おっ、NG集ですか。それもいいですね。もういっそ舞台裏とかそういうのも……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.974 )
  • 日時: 2014/06/29 23:54
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)

はてさて、久々にMHP3を取り出したわてはためしに該当するポンデライオンを狩りにいきました。
うーん、操作忘れている。完全に忘れている。これはやばい。

結果
連射verセレーネ 3:30←いろいろもたついた。あと怪力の種なし
拡散verセレーネ 2:27

まだ早くできるけどめんどくさいのでやめました。まぁ地の実力はこれよりはるかに早いってことで。

クマさん同じく行ってきました。

結果
弓 2:00
大剣 1:32
片手 1:32

こっちも突き詰めてないので…うん。
参考程度に。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.975 )
  • 日時: 2014/06/30 00:45
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JXFsIGa0)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

五章続き


〜地side〜

「あ!!しまった!!頭だけ変える!!」
地はいきなりそういうと頭の防具を…シルソルから陸奥・覇【烏帽子】へと一瞬で変更する。
このわけは…今担いでいる武器、月穿ちセレーネ用にするためである。
なお、長期戦の場合は別の装備を使うのだが、短期決戦、つまり強撃ビンを調合分使い切らなくても終わる場合はこっちにしている。
「…?なぜ一式装備にしないのかな?」
ニーリンは地に聞く。というより…なぜ胴だけレウスにしているのかがわからなかった。シルバーソルを作れなくて急遽いれたようにしか思えなかった。
それに対する地の答えは…
「ん?スキルのため。シルソル胴よりレウスSのほうがスキルが優秀だからそうしているの。まぁ気にするなw」
と答えた。相変わらずおっちゃらけの地にどうも納得できない。
出会ってからというもの、地はずっとこのペース。周りに左右されない。すべて独断。そして相手に拒否権を与えない。どうも信用しがたい。
しかし、あの少しの間に村長と話をつけるほどの話術…。さらにあれこれ独断で言っているものの…的確に指示するところは並外れている。
「うーむ…」
まだ実力が分かっていないためなんとも言いがたい状況ではあった。それを見ていた地はそこについてしれっと突っ込む。
「あ、俺の口調がこんなんだったりいろいろGO☆RI☆O☆SHIで進めるからあれだと思ってる?」
「いや、そうではないが…」
「うん、隠さなくても分かるよ。俺そういうのはすぐ分かるから。もし俺みたいな奴が俺の前に現れたら同じこと思うからwwww」
自覚してるんかい…と思ってそういおうとした…のだが、地は話を続けた。
「まだお互いに実力知らずだしなー。仕方ないね。うん…まぁ…」
仕方ないね以降、いつものちゃらけた声ではない。そしてこういう。
「狩場でその固有概念は捨てろ」
「「!!」」
矢を二人に向けながらそう言う。その言葉と同時に…今までなにもなかったオーラが感じられた。
熟練ハンターの、しかも凄腕の者には何かしらのオーラが漂う。そういわれている世界も存在する。
それを感じ取れたということは…
「まぁ着くまでにこんなの続けていたら体もたねーわwww」
…やっぱりおちゃらけてた。



〜炎視点〜

「グギャァアアア!!!」

リオ希少種夫妻は連携して炎を襲う。
レウスは上空からの奇襲、レイアは強靭な足で走り回り、そしてブレスを放つ。
しかしその攻撃はすべて当たらない。

「邪魔だ、失せろ」

炎は懐から謎の槍を取り出す。
この世界の槍と比べ…非常に細い。まったく重さを感じられない槍…。しかし何かがおかしい。
その槍を片手に、リオレイア希少種の真横に立つ。そして―

「エントラップメントインペール」
グサッ!!!

リオレイア希少種の足元を8つの突きが同時に襲う。
この技は多数の分身を生み出し、敵を囲んで攻撃する。分身とはいえ、実体を持つモノ。
8方向からの突きを同時に食らったリオレイア希少種の足はもはや原型をとどめていない。

「グギャォァァアアアアア!!!!」
ズドン!!

リオレウス希少種は激昂し、炎に向かってブレスを放つ。
しかし…そこに炎の姿はない。炎は…ブレス着弾点のさらに後ろにいた。

「散れ」
バシュン!!!!
グサッ!!!!

炎は槍を…リオレウス希少種の頭部目掛け投げた。
投げた槍はリオレウス希少種の頭を完全に破壊した。あの硬い頭を一撃で完全に破滅する…恐ろしいほどの力。それも例のリングなしである。
そして炎は…墜落したリオレウス希少種から槍を引き抜き…

「…散れ」

リオレイア希少種に無慈悲な一撃をぶち込んだ




「…はぁ…どうせ今頃地ははよ帰ってこいとか思っているんだろうな…帰れねーんだよあほ。」

独り言を呟く炎。
ただこの状況を知らせないままにするのもあれだと思い、懐から紙を取り出す。
それに…まるで殴り書きかのような文字を刻む。字だけで恐ろしさが伝わる。
それを…さっきの槍に巻きつける。

「凍土ならリングがないと無理だが…ここなら普通に届く…!!」

バシュン!!!!

彼は紙をまきつけた槍をユクモ村目掛け投げ込んだ。

「これでよし…さてと、また出歩くか」

そして炎はふらっと歩きだす

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.976 )
  • 日時: 2014/06/30 11:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: As639foA)

 クロスオーバー 翼の勇車×ダブルサクライザー

 二十九章続き

「それにしても、奇妙なものだな」
 ギザミに乗せてもらいながら、ニーリンは独り言のように呟いた。
「何が奇妙なんや、ニーネエ?」
 その独り言を拾うのはゲネッポ。
 ゲネッポの反応を見て、ニーリンはフッと笑う。
「ヒトの言葉を喋るモンスターと言うだけでも驚天動地モノだが、いつの間にか当たり前のように話していると言うことさ、ゲネッポくん。普通ならお伽噺にもならんことだしな」
 そう、あまりにも当たり前すぎたと言えばそうだが、ヒトの言葉を喋るモンスターと言う存在は本の中の物語にも中々出てこないものだ。
 そんな有り得ない状況を当たり前のように受け止めている自分を面白おかしく思っているだけである。
「んゃまぁ、ワイらもこれでの生活が当たり前みたいなモンやけど、ニーネエの気持ちは分からんでもないわぁ」
 ゲネッポはうんうん、と頷く。
「いやはや、全く全く……」
 ニーリンも参った、とでも言うように芝居のかかった仕草を見せる。
 その一方のシオン。
「突然ですが質問ですっ!お二人は付き合ってるんですかっ?」
 その唐突な質問は、ミズキとカスケに向けられていた。
 シオンの爆弾発言投下により、ミズキは突然まさに爆発でもしたかのように頬を真っ赤にした。
「んなっ!?なっ、なななっ、何をいきなり言うのシオンちゃんっ!?」
 あからさまに動揺するミズキ。
 そんな動揺は答えを言っているのとおなじだ。
「おぉーっ、その様子だと脈ありですねっ?」
 さらにシオンが煽る煽る。
「ぁぅ、だから、そのぉ……」
「そうじゃないよ、シオンちゃん」
 このこそばゆい桃色の空気をぶった斬るのはカスケ。
「僕とミズキは大切な仲間ってだけだよ」
 台無しである。
「」
「」
 ミズキとシオンは互いに目を合わせると、盛大に溜め息をついた。
 ギザミとゲネッポもしかり。
「これが若さか……」
 何か修正された男のような言葉を吐くニーリン。ちなみにカスケの方が歳上だったりする。

 船の中ではギザミに乗らなかったミナーヴァの残りのメンバーがちんまりと居座っている。
「なんか、疲れましたね……」
 アストはぐったりと壁を背もたれにして座り込んでいる。
「ほんとにね。これまでに経験したことのないことばっかりで、頭が追い付かないね」
 カトリアはベッドに腰掛けている。
 ちなみに、アストとツバキが床で、女性陣はベッドの上だ。
「ユリ、身体は大丈夫か?」
 ツバキは座り込みながらもユリの心配をしている。
「うん、どこも悪くないし、って言うか、楽しかったから普通に疲れちゃっただけだよ」
「そっか、ならいいんだ」 
 ツバキは静かに安堵するように息をついた。
「……、……ん……」
 ふと、カトリアの隣に座っていたエリスが船を漕いでいたが、ついに耐えきれずに眠りに落ち、カトリアの膝に頭を落とした。
「あらぁ、エリスちゃんはお眠ですかぁ?」
 ルピナスはその隣でカトリアの膝で眠るエリスを見て微笑む。
 カトリアもそんなエリスの頭を見て小さく笑う。
「シオンちゃんほど元気は残ってないみたいね」
 エリスのエコールの帽子を取ってやると、そっとその薄紫色の髪を撫でてやる。
「……ぅ、んむ……」
 起きそうになる赤子のようにむずがるエリス。しかしその様子は少し嬉しそうだ。
 そんな風に、静かな時間が流れていった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.977 )
  • 日時: 2014/06/30 17:34
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JXFsIGa0)

その22 制御

〜地下10階〜

今この部屋には…塵が大量に舞い飛んでいる。
いくらイャンクック等を塵にしたとはいえ、もとの物質を完全に消滅させることは地にはできない。
それができるのは…彼を超える問題児である炎くらい。

「…おい、何きれてんだ」

突如部屋へ入ってくる炎。さっきまで違うところにいたのに一瞬でここまでくる。そのわけは瞬間移動だけどね。

バシュシュッッ!!!

地は敵が来たと判断し、確認もせずに矢を…放つ。
しかし炎はその場所にはもういない。音速に近い矢を普通に回避する…どう考えても人間ではない。
急に消えた炎を探すかのように周囲を瞬時に見渡す地。

スガッ!!!
「…ガハッ?!」
「お前はそれだから甘いんだ。制御できないとこは変わんないな。しばらく寝とけ。あほ。」
ドサッ

炎は…一瞬の隙に地の鳩尾を強打する。その威力は…常人に放てば体を貫通するほどの力。
十分人間離れしている地でもこれには耐えられず、気絶した。
とりあえず地を無理やり制御した炎は他に誰かいないか改めて見渡す。
部屋の隅に残妖と霊華がいるのを確認したが…どうみても様子が変と思った炎はすぐに駆けつける。
そして…二人の体が限界までぼろぼろになっていることに気づく。

「ここまでされるとなると…か。まぁなんとか…」
「炎…さ……ん…?」
「残妖、今は黙ってたほうが身のためだ。これ以上は話すな」

残妖はまだなんとか意識を保っていた。しかしもはや消えかけたろうそくの灯火に等しい状態…。
炎は残妖を黙らせて…ある物を取り出した。
そして…

「リザレクション…!」

蘇生呪文を唱える。というよりそんなこともできるんですか。
二人の体の異常部を…まるで何も起きていなかったかのように修復する。
そして魔方陣が消える頃には…二人の体は元の状態となっていた。

「…ッ!!」
ビチャッ!!

しかしこの魔法は…自身に大きな負担を伴う。対象の損傷が激しいほどに負担は強大なものとなる。
炎はその場で吐血したが…すぐに平静を取り戻す。

「・・・おわったぞ、もう話してもいい。」
「…え?でも私の腕…ってあれ?!」

残妖は自分の両腕と両足を確認する。
関節は元通りとなっており、破壊された肘部も完全に修復されている。
もう一生直るはずがない…そう思っていた肘部が、である。

「……」
「感謝するなら俺ではなく、あいつにしろ…俺はただ治しただけに過ぎん…」

炎は…地面にぶっ倒れている地を指しながら言う。確かにその通りである。
炎がやったことは異常部の修復。それだけであって、実質彼女らを助けたのは地である。
だから自分は感謝されるほどのことはしていない。むしろそれは地が受けるべき。
…もっとも、今は地ぶっ倒れているんだけどね。

「…うっ…う…!」
「…あーもうしゃーないな、」

そういうと炎は…

「地、起きろ。もう元に戻っただろ。」
「……ばかやろう…お前の一撃喰らってこんだけの時間で回復するわけねーだろうが!! いつつ…!」

無理やり地を起こす。そして炎は部屋から去っていった。

「おい!俺このままか!!!痛っ!!」




〜炎視点〜

「さてと、俺は俺の任務がある。あいつは無事成し遂げた。俺も俺の任務を遂行しないとな」

そういうと、ある部屋に向かって…散弾を放った

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.978 )
  • 日時: 2014/07/01 00:03
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: gUfKWO2X)

クロスオーバーで霊華どうするか…未だにかんがえてない(ry
現状ではこういった予定です。

・家でほけーとしていたら炎が投げた槍降ってくる
      ↓
・内容読む。理解する。
      ↓
・ミナーヴァメンバーと交流する。とりあえずハンターじゃない人から適当に…。
      ↓
・そのうちアストたちとも交流。
      ↓
ONLY☆ONE☆こっから考えてない

以上です。用は空気キャラに出番をあたえr(ry

あと残妖の狩り経験は…ネタバレになっちゃうのですが。
・イャンクックが塵に帰る様子をみた。←その21参考
・地と共にラージャンを狩る←おいこらいきなりレベル高いとかいわない
・冥花、霊華と共にヘタレウス亜種を無理やり狩る。
な感じですよっと。まぁクマの○ーさんは尻斬りまくる作業だからなんとかなるでしょう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.979 )
  • 日時: 2014/07/01 00:20
  • 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

二十九章続き

「ふう……」
アストは船の上、ため息をついていた。今までモンスター達に囲まれていた事もあり、やはり無意識に力が入っていたのだろう、疲労がどっと押し寄せる。今回りにいるのはミナーヴァメンバーのみ(シオンとニーリンがいないが)だからか、とても安心できる。
「……すぅ……」
船を漕いでいたエリスは安心からかカトリアの膝で既に眠っており、今はライラが漕いでいる。
「シケたカオしてんじゃねえよ」
「ん? ああすまな……ってトトス!?」
「馬鹿野郎、声がでけえよ。エリス寝てんじゃねえか」
ゆっくりと進む船の横、そこには背と頭を水面に出して泳ぐトトスがいた。
「!? なんでトトス君が?」
起きている全員が先程のやり取りで気づく。
「んあ、いやな、こっから村まで結構距離あるしよぉ、牽引してやろうと思ってな。おいライラ、イカリ放り込め」
ライラが指示通りイカリを水中に投げ込むと、トトスはそれをくわえる。
「やあやあ皆さん、俺も来ちゃったよーん」
再び水面に顔を出したトトスの背にフワリと着地したのはペッコ。
「皆さんお疲れでしょーし、ここは"眠鳥"たる俺が休ませてやるべきかと。ま、村までゆっくり眠るといいよー、あそこの村長パワフルだから今のままじゃ皆揃って過労で倒れるわ」
そう言ったペッコは、その独特の嘴を展開すると、音楽を流し始めた。オルゴールのような、優しい音色が一帯を包み込む。
(ブレスは使わないのか……)
心地よい音楽に意識を吸い込まれながらもアストが思ったのは、そんな事だった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.980 )
  • 日時: 2014/07/01 10:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ZTAwMmZe)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 六章 聖・エールハース

 〜炎side〜

 渓流に、リオレウスとリオレイアの希少種の屍が転がる。
 炎はそれに全く意を介さず、誰もいない渓流の真ん中で呟くように、呼び掛けるように声を放つ。
「これだけ力を示せば十分だろう。そろそろ出てきたらどうだ、黒幕」
 武器や暗器を懐に納める。
 それと同時だった。
 炎の頭の中に声が響いてくる。
「(なんだこれは、念力(テレパシー)の類いか?)」
 ノイズのかかっていたその声は、やがて鮮明に聞こえてくる。
〈さすがだね、この世の理から外れた存在〉
「(貴様は何者だ。貴様が、俺の言うところの黒幕か?)」
 炎は念力だけでその声の主と対話をする。
〈そんなところだね。そして、君から異常な力をお預けにしたのも、この僕さ〉
「(力を奪われることには慣れている。最も、どいつもこいつも俺の力を使いこなすことなど出来はしなかったがな)」
〈当然さ。何せ、この僕にでさえ君の力は操り切れなかった。常人が扱おうなど、愚行だよ〉
 操り切れなかった?
 そこまで考えて炎は察した。
「(そうか、次元を斬った時のあの違和感……貴様が元凶か)」
〈御名答。君の力が強すぎて、うっかり別の世界まで巻き込んでしまった。その辺りは謝罪をしようか〉
「(そんなことはどうでもいい。さっさと姿を現せ。そして俺から力を返せ)」
〈残念だけど、まだそれには早い。君にはもうひとつやってもらいたいことがあるんだ〉
「(今度は何をさせるつもりだ?)」
〈嵐龍、アマツマガツチの討伐さ。あと半年もすれば、アマツマガツチは霊峰で目覚め、この世界に災いをもたらす。その前に先に止めてもらいたいのさ〉
「(貴様の目的は何かは知らんが、名前ぐらいは言え。俺の名前は言わなくても知っているだろう)」
〈ふふ、そうだね、炎。確かに君の言う通りだ〉
 声は炎の名前を言い当ててやると、名乗った。
〈僕は聖・エールハース。この世に存在しない存在……言ってみれば、神のようなモノさ〉
「(神だと?笑わせるな、神などこの世に存在しない)」
〈信じるか否かは自由だ。信じ、疑うのは結局は己の問題。それがヒトの特権だ〉
「(解せん。それで、嵐龍アマツマガツチだったな。そいつはどこにいる)」
〈この渓流から、何日もかかるような北の方、霊峰だ。そこにアマツマガツチがいるよ〉
「(分かった、すぐに終わらせる)」
 炎は念力を切ると、風のように北へ向かった。
 これから対峙する、嵐の前哨のように。

 〜ミナーヴァside〜

 カトリア、アスト、残妖、セージは渓流に来ていた。
 アオアシラと言う相手だけでなく、ここ、渓流と言う狩り場そのものも初めてなのだ。
「二人とも、支給品は持った?」
 カトリアはアストと残妖に声をかける。
「はい、ちゃんと取ってますよ」
「私も大丈夫です」
 二人は頷く。
「いい?今回は狩り場も初めて来る所だから、下手に分散はしないで、みんなで固まっていきましょう。ターゲットと遭遇した場合はその場で対処はするけど、基本的には各エリアの把握が先だからね?」
 カトリアが出した意見は、いきなり狩りに入るのではなく、まずは地の利を掴むことからだ。
「残妖さんも、いいかな?」
「はい。そちらの判断に任せます」
 残妖も了承してくれた。
 アストはレウスヘルムを被り、その頭を隠す。
「そんじゃ、ゆっくり行きますか」
 三人と一匹は狩り場へ入っていく。

 〜地side〜

 一方の地、ニーリン、ツバキは水没林に来ていた。
 岩の屋根のようなベースキャンプで、三人は準備をしていた。(地は武器だけ装備してほとんど手ぶらに近かったが)
「地さん、少しいいですか?」
 ツバキは鬼斬破を鞘に納めながら、地に話し掛ける。
「お、なんだ?っと、ツバキだっけ」
「俺とニーリンさんはこの狩り場に慣れていないんで、ロアルドロスの狩猟の前に、狩り場の把握だけ先にしてもいいですか?ニーリンさんにとっても都合がいいと思うんで」
 ツバキの意見はまっとうだ。
 地もさすがにそこまで否定はしない。
「オッケーオッケー。んじゃ、俺は先にあのポンデラ……ロアルドロスと水遊びでもしとくわwww ゆっくりしていってねwww 」
 地はもう相変わらずのマイペースに戻っている。
「ありがとうごさいます」
 ツバキは一礼すると、ニーリンの方へ向かう。
 そんなツバキのギザミメイルに守られた背中を見つめる地。
「(あいつ女なのになんで男用の防具してんだろ?一人称も「俺」だし……まぁ男装趣味の俺っ娘ってことにしとくかwww )」
 既に地はツバキの正体を見抜いていた。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.981 )
  • 日時: 2014/07/01 23:06
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: gUfKWO2X)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

六章続き

〜家〜

「・・・・・・暇ね」
霊華は地に言われるがままに部屋でくつろいでいた。
しかしあまりにもすることがなく、暇でもあった。
「あー…いきなり何かが降ってくるとかそんなことがおきないかしら…まぁそんなこと私の本来いる世界じゃないと起きないわよね…」
といっていたそのときだった

ズドガアァァァァァァン!!!!
「!?」

家の外に何かが墜落するかのような音が鳴り響いた。

〜玄関〜

「…なんなのこれ」
霊華が見たものは…見たことのない槍だった。墜落したかの様な音はこれが降ってきたためである。
その槍には紙が巻きつけられている。その紙を解き、中を見てみる。
「これって…」
そこに書き示されているのは…そう、炎が殴り書きした文章だった。
ざっくりわけると…経緯、地、霊華ら3人、見知らぬ世界の者へと4つ書かれていた。
とりあえず、経緯と自分のとこに書いてある文章を読む。内容は以下の通りだった

【諸事情で帰れない。おそらくだが俺が帰ったとしてもすぐにこの世界からは抜け出せない。そこだけは覚悟しとけ。異論は俺が帰ってから聞く。あと地、お前はあとで絞める。覚悟しろ】←経緯

【この世界ではおそらくそれぞれに合う役割があるはずだ。それを探せ。だいたい地が決めるとは思うが…決まらなかったら自分で見つけろ。甘えるな。それとこの世界の時間軸は少し特殊だ。この世界でしかできないことを成せ。どうせなら後ろ向きにならず、前向きに行動しな。そうしないと損するだけだ。】←3人

ついでに他の2つの内容も示す。

【あとで絞める。半殺しは覚悟しとけ。あと色んな事すべておめぇが管理しておけ。俺に頼るな。】←地

【…俺は今会っているであろう4人の仲間だ。都合があって一人で動いている。しばらくは合流しない。俺がどんな人物であり、どれほどの者かは地が一番知っている。あいつに聞けばだいたい分かる。いつか俺もそっちに合流する。そのときは…そのときに。】←見知らぬ世界の者

地宛の文だけ異常なほど荒々しい。彼に対する憤怒の表れでもあろうか。
それ以外は…特に見知らぬもの宛てに限ってはものすごく達筆である。どんだけ丁寧に書いているのやら…。

「…なるほど。」
一通り読み終わった霊華は、槍をボックスに入れ、ふらっと歩き出す
「どうせのことだし…そうね、巻き込まれた世界の人たちと交流でもしておこうかしら。」


〜農場〜

「さてと、すぐに結果がだせる試験からやっておくよ。いろいろあるんだけど…どれも時間がかかってしまうからね。」
農は土壌から不撹乱土(土の構造を乱していない土)を採取し、ある試験に必要な道具を次から次へと出していく
「何をするんだい?」
「変水位透水試験だよ。」
「「??」」
変水位透水試験…ざっくり言えば土の透水性を調べる試験。どれだけ水が通り抜けるかってこと。
ちなみに変水位以外に定水位もある。
「さてと、さくっと終わらせるからその間に肥料等を準備してくれないかな?」
「わかりました。」
冥花とユリは施設内にある肥料を集める


〜10分後〜

「よし、結果がでたよ。」
あのー、いくら変水位とはいえそんなにはやく結果出せる気がしないのですが…。
「この土壌は…透水係数が10^-5だね。」
「…だからなんだい?」
「農地に適した数値は10^-3〜10^-4なんだ。つまりこの土壌は透水性が悪い。それを改善するためには団粒化を促進しないといけないね。肥料を入れて耕すと透水性はあがるよ。僕はいろいろ調べるからその間に農地を耕しておいて。そうすれば今の状態より改善されるから。」
冥花とユリには前半部分がまったく理解できなかった。とりあえず今ある農地を耕すことにしよう。そう決めた。
さて、いろいろ調べるといった農であったがさまざまな問題がある。
「(うーん…含水比等調べようとすると105℃で24時間乾燥させないといけない…pF試験はできないし有機物含有量も700℃までの加熱ができないとだめ…。さらに粒径加積曲線は細かい粒子の判別がここではできない…。)」
試験によっては専用の道具が必要になる。しかし今手持ちにある道具ではかなり縛られてしまう。
105℃24時間はあらかた妥協可能ではあるがそれ以外は厳しい。
とりあえずその妥協できる範囲で試験を続けよう。そう思い土壌から撹乱土(構造を乱した土)と不撹乱土を採取する。


〜地視点〜

「狩場の把握…か…。」
地が持ってきたアイテムは…たった2つ。
強撃ビンと怪力の種だけ。それ以外は何もない、というより必要ない。
地は水没林のエリア4へ直行している。なぜならそこにロアルドロスがいることを知っているため。
「だが俺がまじめに相手していたらあいつら着くころにはロアル死体になってるよなー…。」
下位個体相手に、自身の武器は上位最終強化。まっとうに狩れば一瞬で終わる。
しかしそれでは実力がお互いに分からないまま。それはさすがにまずい。
「…周りの敵だけかってあとは…すれすれでも狙うか。」
そういって彼はエリア4へと目指す。
―再びあのオーラを発しながら…


こっから狩り終了まで地は本気ということで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.982 )
  • 日時: 2014/07/01 19:58
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: /iyguWni)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 三十章 寝ぼけ眼の寝起き

「おーい、ほれ、起きろ起きろー」
 聞き覚えのある声が、微睡みを目覚めさせる。
 ペッコが奏でてくれた眠りを誘う音で、すっかり眠ってしまった。
「ん……もぅ、朝……?」
 カトリアが最初にどう見ても眠そうな蒼い瞳の目を擦りながら、状況を把握する。
「朝じゃねーよ、つか、村に着いたんだっての」
 トトスは軽く叩いて目を覚まさせようと考えたが、さすがにカトリアを相手にそれは止めておいた。これでまた恐れを抱かれては困るからだ。
「ふぁーぃ……、みんなぁー、起きて起きてぇー……」
 カトリアは眠そうな声を張って、眠っている者を起こしていく。
 ここは、ミズキ達の村の港のようだ。
 カトリアの声で自発的に起きたのは、ライラ、ユリ、ルピナス、マガレット、セージだけだった。
 アストとツバキは戦闘も行っていたのだ。疲れているのだろう。
 だが、問題はエリスだった。
 彼女は未だにカトリアの膝で眠っているのだ。
「ほら、エリスちゃんも起きて起きて」
 カトリアはエリスの肩を軽く揺する。
 しかしエリスは唸ったりむずかったりするだけで、なかなか起きてくれない。
 そろそろ実力行使に出ようと、カトリアはエリスを持ち上げようと手を伸ばす。
 しかし……
「……ぅんむにゃ」
 不意にエリスはカトリアに抱き付いた。
「ひゃっ!?」
 カトリアはいきなりのエリスの反撃に驚いて手を引っ込めた。
「……ん〜、やぁっ……」
「ちょっ、ちょっと……!?」
 寝惚けているのか分からないが、エリスはそのままカトリアを仰向けに押し倒し、押し倒した彼女の柔らかな二つのそれに顔をうずくめた。
「……ふにゅふにゅん」
「ぁんっ……、こっ、こらエリスちゃんっ!いくら女の子同士だからって、えっちなことしちゃ……ひあぁんっ!?」
 エリスはその心地好さに頬擦りまでしかける始末。
 カトリアは感応してしまい、びくんっと身体を震わせた。
「んー、何ですか……?」
「もう着いたのか……?」
 そのカトリアの可愛らしい悲鳴を聞いてか、アストとツバキも起きてくる。
 そしてその光景を直視。
「……柔らか」
「やっ、やめなさ……はあぁんっ……!」
 エリスがカトリアを押し倒し、さらにカトリアを辱しめている。
「カ、カトリアさん……?まさか、エリスとそんな関係が……!?」
「し、知りませんでした……」
 アストとツバキは盛大な誤解をしているようだ。
 カトリアは顔を真っ赤にしながらそれを全力で否定する。
「ちっ、違っ!いいから助け……っぁああっ!?」
 カトリアが存分に悶えた後にエリスが自分で目覚め、カトリアに謝罪を終えた頃には既に日が赤くなった頃だった。
 ちなみに、感応して身悶えるカトリアを見ていたアストはかなり精神的にまずいモノがあったが、どうにか堪えられた。
「ギョワェェェェェェェェ!?!?!?」
 一方でモテナイーズの一角、ペッコはその感応するカトリアを見て色々顔から吹き出していた。
 イーオまでいたらどうなっていたことか。
 ランの判断に感謝。
 
 
 


Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.983 )
  • 日時: 2014/07/01 20:47
  • 名前: 翼の勇車 (ID: RHJjSo1J)

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第十一話〜「甲殻種の底力みせたるわ!」〜

まさか、こんな事になるなんて……。
……
………
…………
『シェンガオレンの撃退・足止め』
この日、ギルド全体でこのクエストが発布された。ギルドに所属しているハンター全員強制参加のクエストだ。勿論私、アカリもその対象だ。
『ドンドルマの付近にて、"砦蟹"シェンガオレンが確認された。予想進路上にはこの街があり、すぐさま討伐に向かいたい所ではあるが、現在古塔にて確認されたミラボレアス亜種の調査に上位ハンター及びギルドナイト全員が出払っており、直ぐにそちらへ向かう事ができない。よって、彼らが到着するまでの間、撃退とまでは言わないが足止めをしてもらいたい。諸君の武運を祈る。』
つまりはわざわざ倒さなくても、ある程度の時間を稼いでほしいという事だ。その程度なら自分達にもできるだろう。ほとんどのハンターがそう思い、多分に漏れず私もそう思った。でも、その判断は大きな間違いだった。

「そんな……」
私の目の前にあり得ない光景が広がっていた。地に横たわるハンター達。それを助けるために走り回るネコタク。そして、凄まじいスピードでドンドルマへ向け歩くシェンガオレン。
「畜生……剛種だなんて聞いてねえ……ぞ……ガハッ……」
ちかくに倒れている一人がそう言う。そう、あいつはただの砦蟹じゃない。シェンガオレン"剛種"、それは通常のシェンガオレンの三倍のスピードで走り、危険度はただそれだけではねあがる。あるいは、通常種ならば上位ハンター及びギルドナイトが来るまでの時間稼ぎも可能だったかもしれないが、剛種相手となると無理だ、少し足止めしたところであの足の速さではすぐにドンドルマへついてしまう。
「早く乗るにゃ!」
近くへ来たネコタクの引き手が私に怒鳴る。その時、私の中である希望が生まれた。ほんの、小さな小さな希望。でもこれにかけなきゃ、ドンドルマの街が、町のみんなが、優しいおじさんが犠牲になってしまう。そんなのは……絶対に嫌だ。
「にゃ!? お嬢ちゃんどこに行くにゃ!」
行かなきゃ、早く行かなきゃ。助けを呼びに。甘い考えかもしれない、私の思い違いかもしれない。でも行かないよりはずっとマシ。みんな好きなだけ笑えばいい、モンスターが仲間になるはずがない、と。でも私は"彼"を信じる。あの時から一度だって姿を見せてはくれなかったけど、私には分かる気がする。彼はずっと見守ってくれていた気がする。だから行かなきゃ、そう、ミラルーツの所へ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.984 )
  • 日時: 2014/07/01 23:39
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: gUfKWO2X)

第31話 ONLY☆ONE☆夜

〜家〜

「…ん?もう夜か…。」

俺は目覚めた。あたりは…真っ暗ではないが夜であることは分かった。
部屋にはまだ誰も来ていない。まだ寝るような時間ではないだろう。
とにかく何をしているか見に行くか…。

〜モガ村〜

「…」

俺が家を出てみたもの…それはなんというか…宴会か?

「くくっようやく起きたか…思っていたよりもはやいな。」
「む、師条殿、目が覚めたか。」

BLAZEと涙那は俺にそういう。あとキャロもいたけどスルーさせてもらう。
んで…奏連は漁師と話しているのがわかる。あと…満だっけ。それと優李。
あの二人がどこにいるのか探していたのだが…満はわかった。

「ここの振り付けはこう、次はこうだ。」
「こうか?」

村長の息子と共にダンスの練習をしている。何か踊るつもりなんだろう。だから満じゃなくてTA○さんだろいい加減に(ry
んで…優李はどこだ?あの耳だからすぐに…いた。

「…!!」
「おちつきな!そんなに急がなくても料理はでてくるからさ!」

異常なペースで飯を平らげていた。早すぎる。なんだあれ…
まぁあの耳と尻尾の様子を見るからに満足しているのであろう。ならばいい…

さて、俺も何か食っておきたいところ…
適当にある物でもつまんで、と思っていたらなにやら満と村長の息子が踊るようだ。
村の者が皆二人を見る。ついでに俺も見ておこう。そういえばBLAZEが何か知っていそうだな。あいつに聞けばまぁなにかわかるだろうな。そうこうしていると曲が流れ出す。

「愛、それは時に美しく、時に人を狂わせる」
「…くくっ…!」

…満が歌っている。そしてBLAZEが笑っている…どこかおかしいのか?

「おい、これはどういうことだ?」
「くくくっ…!まさか生で見れるとは思っていなかったからな…!」

そうこう言っている今も歌い続ける

「君と過ごしたいくつもの夜、まぶたを閉じれば、色褪せない思い出が今も鮮明に蘇る。」
「然し、あの頃の君は、もう此処には居ない。あるのは、君が残してくれた温もりと、香りだけだ。」

よくみたら村長の息子も歌っていた。それにしてもこのONLY☆ONEな歌詞はなんなんだ?
と思ったらようやく踊りだした。

「she is my wife...」




「いや〜、なかなかの出来だったんじゃないかな?」
「そうだな。」

村長の息子と満が握手している。見ているこっちは…うん、ONLY☆ONEすぎて意味が分からなかった。
理解しているのはBLAZEだけだが…必死に笑いこらえている。珍しい…。

「くくっ、満。この曲を踊らないか?」

そういってBLAZEが提示した曲を見て満はというと

「そうだな…だがこの曲は踊るところが少ないな。」

といっていた…が、あんまりいい顔はしていなかった。
まぁ別にいいけどな・・・。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.985 )
  • 日時: 2014/07/02 00:36
  • 名前: 嫌凧无 ◆w87hvKgxaw (ID: A7323qZh)

『モンスターハンター 黒ノ奏』
チュンチュン チュンチュン
・・・朝か。 嫌な夢を見た。
この悪夢を見るのも何回目だろうか。
あの時の震えはまだ鮮明に思い出せる。
たまに黒いものを見ると鳥肌がたつ。
だが、最近は殺意も湧いてきた。
親を、幼なじみを、友達を、村のみんなを奪った「黒龍」。
次にやつを見たら、果たして自分の理性が保てるかどうか・・・。

考えているうちに、緑色の服の受付嬢から
「ハンターさん、用意お願いします」
と、言われ、少し慌てて着替える。
ここ、バルハレでダレンモーランから帽子を取り戻したら、
変な名前不明の爺に団に誘われた。
特に不利益もなさそうだし、色んな所を回るらしいので、
奴を探すにはもってこいだ。
しかし、俺はハンターとしてまだまだ未熟らしい。

以前、城で拾ったこの黒い剣と盾。
そして小さめの角笛のような形の白い笛。
これらをギルドに見せたが、HRが少なくとも8以上でなければ、
使用の許可を出すことは出来ない、
無断に使用すればハンターの権利を永久剥奪されるそうだ。
そんなに危なっかしい物なのだろうか。

ともあれ、あれから力を蓄えた俺は、
昔の宣言通りハンターになれた。
憎むべき物のお陰でなれたというのだから、これほど皮肉なこともそうないだろう。

そうして、俺のハンター生活が幕を開けた。

続け

間開けすぎて申し訳ない(;^ω^)
あ、剣と盾ですが、チャアクです。
白い笛はペンダントみたく首から掛けれる装飾品みたいなものです
以上でした〜。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.986 )
  • 日時: 2014/07/02 11:22
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: sLZMyzFt)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 七章 戦闘開始

 〜地side〜

 エリア4。
 とりあえずロアルドロスを発見した地。
 ロアルドロスとその周りで戯れているルドロス達も地の存在に気付くが、ルドロス達はその地の気配にたじろいだ。
 今の地から発しているそれは、普通の人間には出せないある種の威圧感を纏っていた。
「とりあえず周りの腰巾着だけ殺っとくか」
 殺意を露にした声で地は背中に折り畳んでいる黄金の弓、月穿ちセレーネを展開し、矢をつがえる。
 この性能はあくまでギルドが指定する性能の範囲内。
 しかし、地が扱うことでその性能は何倍にも跳ね上がる。
 ルドロス達は瞬く間にその黄金の光を放つ焔に身を焼かれ、断末魔を上げていく。
「グァッ、ガアァァァァァァァッ!!」
 自分の侍らせていた雌達を次から次へと葬り去られたことにロアルドロスは怒り、そのタテガミを逆立てる。
「あとは……」
 そう言うと地は一旦月穿ちセレーネを折り畳み、背中に納めた。
「グアァッ、グアァッ、グアァッ」
 ロアルドロスは泡弾ブレスを前方に三発吐き出して地を攻撃するものの、地はそれを掠めるか掠めないかのギリギリで回避する。
 その後も体当たりやのし掛かりなども仕掛けるロアルドロスだが、全て地に回避されていた。

 〜残妖side〜

 狩り場の空気と言うモノは慣れない。
 かつて地と共に黄金の鬣を隠し持った獣、いや、化物と対峙したことはあった。最も、地が一瞬で終わらせてしまったが。
 モンスターが放つあの本能的な殺気は、本当に足がすくむ。 
 正直、あんな化物を相手に己の身体と武器と多少の道具だけで勝とうとするとは、この世界の人間は何を考えているのか未だに分からない。
 しかし、そんなこともしなくてはこの世界のヒトは滅ぶ。
 地や炎は、そんな悲しさが生んだ結果なのかもしれない。
 そんなことを思いつつ、地図上での番号の5と言うエリアの雑木林に入った時だった。
 ふと、アストとセージの様子が変わった。
「セージ、アレ……」
「ウニャ、間違いニャい」
 カトリアもそれに気付いたのか、足を止めた。
 その奥辺りの蜂の巣に、青緑色の牙獣が近付いていた。
 あれがアオアシラのようだ。
「グロォォォォォ」
 アオアシラは蜂の巣をひっくり返すと、その中から漏れてくる金色の液体、ハチミツをしゃぶる。
 なるほど、熊だけあって好物はハチミツらしい。
「俺とセージで先制攻撃を仕掛けます。カトリアさん、残妖、無理はしないで」
「仕掛けるニャ」
 赤い刺々しい鎧を纏う少年、アストと、海賊のような出で立ちのネコ、セージが先行していく。 
 アストとセージは気配を殺しつつ、アオアシラに接近する。
 アオアシラはハチミツに夢中で一人と一匹の存在に気付いていない。
「行くぞっ」
 アストは小さく叫ぶと、その背中の赤い巨大な武器を抜き放ってアオアシラの尻に斬りかかった。

 〜霊華side〜

「交流といっても、まずはどうしようかしら」
 少し考えてから、霊華は先程入った集会浴場から回ることにした。
 温泉独特の香りが漂うこの集会浴場に、あのミナーヴァと名乗った団体の内、二人がそこにいたのを思い出す。
 まずは、狩りの依頼を受け付けている少女、エリス・ナイアードに声をかけてみる。
 彼女は他の人と同じ胴着ではなく、桃色や緑色をした受付嬢と同じ形の服を着ている。彼女は濃い紫色をしている。
「……ハンターズ・ギルド、ユクモ村斡旋所へようこそ。……、あなたは確か、霊華さん」
「えぇそう、霊華よ。特にやることもないから、今の内に交流を深めておこうとね」
「……そうですか。改めまして、エリス・ナイアードです。よろしくお願いします」
 エリスは律儀に頭を降ろして一礼する。
 だが、その彼女の表情は何かを我慢しているかのように少し歪んでいる。
「エリス?あなた大丈夫?」
「……いえ、その、この座り方、足が痺れます……」
 エリスは膝から下を座布団に着けて座るその体勢に苦しんでいるようだが、それは正座だ。
 正座と言うのは持続して行っているとどうしても足が痺れてくる。
「まぁ、その……頑張って」
 何か助けを求められそうな気がしてか、霊華はその場を去った。

 〜炎side〜

 渓流を出てから、霊峰への道をすすみだして早一時間。
 炎は霊峰の麓の岩陰に辿り着いた。
 常人なら何日も掛かるような距離をたった一時間で移動するのだ。尋常でない脚力だ。
「この先か」
 炎は何の躊躇いもなく、その道に足を踏み入れた。
 その頂上、霊峰の真ん中では、純白の巨大な龍が静かに眠っていた。
 あれが聖の言っていた、嵐龍アマツマガツチだろう。
「(寝込みを襲うのは性に合わんが……)」
 まぁそれでも構わん、と炎はその背中のヘビィボウガンを展開した。
 尖端のバレルを取り外し、懐から取り出した別のバレルを連結する。
 それを眠っているアマツマガツチに向ける。
「トーデス・ブロック(死の塊)」
 無慈悲なまでに引き金を引き、そのバレルから爆音と共にそれが放たれた。
 それがアマツマガツチに着弾すると、大爆発を巻き起こした。
「ゴォゥアァァァァァアゥォォオォォ!?」
 アマツマガツチは突然の爆発に驚きながら飛び起きた。
「さすがに一撃で沈みはしないか」
 アマツマガツチは炎に怒りを露にして向き直る。
 炎はもう一度それを、放った。
 だが、アマツマガツチはその弾に対して水のブレスで迎撃、破壊した。
「少しは出来るな」 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.987 )
  • 日時: 2014/07/02 15:33
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: U.ngezhr)

その23 極限

〜炎視点〜

生物はいつか死ぬ
それは地球上に生まれしモノに逆らうことのできない運命。
その運命から逃れる手段はないか試したモノも存在する。
しかし現実は甘くはない…。
数多のモノが不死に近いものを手に入れたが、完全なものを手にすることはできなかった。
逆らえぬ運命、それが「死」

―それに真っ向から反発するモノ

それが炎だ。

「…」

彼の見た目、および人間での年齢は26歳といわれている。見た目はまぁ大雑把ではあるが…人間での年齢が26歳。
しかし彼は…すでに1度死んでいる。
たとえ死んだとしても、この世への恨みや未練により、魂だけが残る場合も存在する…それは実体を持つことのない幽霊である。ただ、彼はそれに当てはまらない。
死してなおこの世界に実体を持って存在しているためである。
必然的に発生する老化現象をまったく起こさず、肉体の劣化をも克服した。
さらに…彼の核と言われしモノにより、朽ちることのない命をも手に入れた。
まさしく不老不死…。

その過程にて…人類が得てはならない力をも手に入れた。
それらを全力で使ったことは…一度もなかった。
なぜなら世界を軽く崩壊させることのできる力だからだ。

「…」

彼が持つ力は…多種多様ではあるがよく使うのは3つ。

「空間移動」 「時止め」 「瞬間移動」

これ以外にも人智を超えた力を数多く持つが、使う機会が少ないため把握されていない。
一番彼をしる地ですら知らない力もあるぐらいである。まだ力を隠しているあたりが恐ろしい。
ちなみに、これらの力を持ちしモノは他の世界でいくらでも見てきたとのこと。それでもまだぬるいというくらいである。

そんな彼が今…

「…解放する」

己の力を極限まで使おうとしていた。


〜ミラバルカン視点〜

「…」

地上へ落ちたバルカンは人の姿をして歩く。
防具によって表情はまったく見えない。それでも防具から人だと判断されるであろう。
火山をひたすら走る…そうしていたときだった。
見たことのない者が…何か争っていた。

「(゜Д゜)彡そう!」
「フリムイタナ…」
「close your eyes...」

ただ人とは言いがたい者もいる。というより何かおかしい。

「おい、そこの人間…何者だ?」

バルカンは3人に向けて聞く。

「貴様モコイツノ仲間カ?」
「だ…だれだお前!」
「close your eyes...」

だいたいの特徴はつかめた。ただなんかおかしいのもいる気がする。

「落ち着け。我はこの世界のモノ…何者か聞いているだけだ。」
「俺か?俺は振り○き厨だ!」
「F○Iダ。フリムキヲ主食ニシテイル」
「3y3s」

彼らの名前を聞いてバルカンは考えた。
見た感じからしてこの世界に存在するモノではない…だとするとなんらかの拍子でこの世界に来てしまったのであろうか。
だったら都合がいい。この世界にいないモノであるならば仲間にしても後々問題が生じにくい。
バルカンは無理やり彼らを仲間にし、目的地へと向かう。
…しかし、振り○きはF○Iの脅威に終始晒されることになるわけで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.988 )
  • 日時: 2014/07/02 15:51
  • 名前: 翼の勇車 (ID: i1EKrUOA)

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第十二話〜リミッター解除ぉ!!〜

「(今日は遅いっすねー、アカリさん)」
「(むう……少し心配だな)」
よーっす、俺、神山ルーツ。あれからずっと毎日来ていたアカリちゃんが来ない。まあ、アカリちゃんだってハンターなんだし、緊クエでも来たんだろ。
「(あ、来たみたいっすよ)」
桐谷ンポスの声で頭を起こすと、ベースキャンプの方から走ってくるアカリちゃんが見える。……しかし、その姿はボロボロだった。
「ミラルーツ!」
大きな声で俺を呼ぶアカリちゃん。何があったんだ?
「今……ドンドルマの街に、シェンガオレンが向かってるの! 上位ハンターやギルドナイト達は、あなたの調査に古塔へ行っていて、間に合わないの! どうしよう……私の大好きなおじさんや……街の人が……うっ、ひうぅっ……ミラルーツ、助けてぇ!」
泣き崩れるアカリちゃん。隣を見ると、苦虫を噛み潰したような顔をする桐谷ンポス。勿論俺だって不愉快だ。第一……アカリちゃんを傷つけ、泣かせた糞蟹を、俺は許さねえ!
「(桐谷、乗れ)」
「(リョーカイっす!)」
桐谷を背に乗せた俺は、翼を広げ、空へと舞い上がる。
「グオアアアアアァァァァァ!!!!!」
咆哮を上げ、アカリちゃんの前に着々する俺。突如現れた俺にビクリと体を震わせるアカリちゃん。
「ミラ……ルーツ……本当に聞いていてくれたの?」
「グウルルル……(当然。アカリちゃん可愛いし)」
「ギャオオウ……(いくら聞こえないとはいえぶっちゃけますねぇ……)」
背中のドスランポスのツッコミは無視し、頭をアカリちゃんの前へとつきだす。
「乗って……いいの?」
「グオウ!」
「……本当に……ありがとう……ありがとうっ、ひうっ」
「(……先輩、リア充おめでとうっす)」
痛い視線が背中にダイレクトに感じるが、まあ気のせいだろう。
「ごめん……取り乱しちゃった。お願い!」
頭によじ登ったアカリちゃんの声で再び体を起こすと、大きく咆哮を上げながら飛び立った。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.989 )
  • 日時: 2014/07/02 15:57
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: U.ngezhr)

そのうちクロスオーバー限定でだそうと思っているキャラ2人。
まぁ…人外系でかつ出番は限定しますが。

?1(名前は明かさない)
・男
・年齢不明(20台に見えるらしい)
・炎の師匠に当たる人物
・人じゃない。
・何回か死んでる
・炎の持つ力以上に強力な力を持つ。
・実は炎に力のベースを教え、授けた。
・世界の崩壊を阻止する絶対的な存在。しかし誰も知らない
・実は炎のベースとなったキャラ
・時空の繋ぎ目(ありとあらゆる世界につながるところ)に住む。

?2
・女
・年齢不明(20台に見える)
・剣術を極めしモノ
・一応人間ではあるが一回死んでいる
・彼女自身は剣術以外はそんなに尖っていない。
・ただし移動速度は桁違い
・あるキャラのベースとなっている
・?1と同じとこに住む

二人の処置
―炎によってなかったことにされ、聖の精神は「初めから存在しなかった」こととされた。しかし聖は再び彼の力を奪おうと企む
そこに?1は?2とともに来訪。聖を「世界の崩壊を招きしモノ」とし、すべての世界への干渉を断ち切ったあと、時空間を完全に消滅させた


どう考えてもとんでもなさすぎるうえにモンハンどこだよっていうね…。特に?1は炎以上にどうしようもない。
まぁ炎が聖と決着つけたあとに自分が書き足すって形でなんとか…まぁさすがにもうやりすぎだと思うのでやるにしてもぱぱっと仕上げますが。あ、だめならだめでおkです。
ちなみに本編では使いません。一応炎に関連はしているけど。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.990 )
  • 日時: 2014/07/02 16:09
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: J1.RE2u1)

 >>989

 わかりましたオケーです。
 聖との下りは僕が始末する(←おい)のでそちらのマスター二人は判断でお任せします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.991 )
  • 日時: 2014/07/02 18:32
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: YZJyDvyF)

4章
ワイルドタイム

1話
防衛戦

シュレイドに行くことが決まったラノーチェスメンバーだが用品が無いので、全滅村という村で補給することになった。全滅村は工業や地底資源などにより発達した村だった。ガスタービンエンジンの輸出で賄っていたが戦争により全滅している。ただ物が転がっているだけだ。ちなみに現在だいたい世間で使われているのはガスタービンエンジンを駆動とする。艦内ではミーティングが行われていた。
「食料、3.5mm弾、アーバレスト弾、マガジン、予備の排熱装置……以上が今回の補給内容だニャ」
副艦長のアイルーである平蔵が告げていく。
「ここまでの物を飛ばすには相当なガスタービンエンジンの出力が必要です。しかしそれには相当な燃料が必要になるんじゃ……」
セロが質問する。それに艦長、アンドリュー・ノーカが答える。
「この戦艦をなんだと思っている。この船には相当な出力が出ながら省エネ、安全な装置、核融合炉・バラジウム・リアクターって装置があるんだ」
「成る程……試験的に積んであるわけですか」
セロが納得して引き下がる。
「さて、補給が間も無く終わる。それまでは交代で見張りを……失礼。電話が」
艦長が話していてあいだにセロは悩んでいた。もし、あの力でまた自分が暴走したら……全くなんて力だ。コントロール出来ないなんて必要無いじゃ無いか。この力を使わずに勝つのだ。彼がそうこう考えているとやや慌てた声でアンドリューが言った。
「鈴木軍の大群が迫っている。もうすぐそこだそうだ」
「戦闘ですか?」
一つあいだをあけてアンドリューは言った。
「ああ」
「戦闘配置!至急戦闘配置!鈴木軍が接近中!いそげニャ!陸戦ユニットは重装備でニャ!セロ!新型兵器を準備だニャ!」
「ラーサー!」
全員がミーティングルームから出て行った。セロとメイも出ていく。
「メイさん。太刀見つからないみたいですしこれを使ってください」
セロはメイに太刀を投げた。その太刀はどこのカタログにも載っていない太刀だった。妙な威圧感がある。メイがキャッチしたときに感じた。この太刀……軽い。太刀は鉄の塊だ。軽くするにも限度がある。しかしまるで重さがない。
「骨董品店で見つけたものなんですけど1000年前のものらしいです。これ、全く錆びてなかったんですよ。いろいろ作ってるついでに調整しました。さて、もう時間がありません。いきますよ!」
セロが何やら銃やバズーカやマシンガンを見に纏い飛び降りた。地面に激しい振動が奔る。同じ様にレージも重装備だ。自分も着けるべきかとメイが悩んでいると
「君は僕と同じで軽装でいくよ」
ミサキが言った。同じ年なのにミサキの方が背が高い。並んでいるとバレるのでメイは少し離れた。
「あ、ありがとう。」
「いえいえ。気にしなくていいよ」
二人は軽く会話をかわすとセロとレージを追って飛び上がる。
彼等が降りた先にはもうモンスターが遠くに見えた。武装した鳥竜種、そしてそれに跨る
「人間……?」
「ああ、あれは普通の鈴木軍だな」
龍騎槍を装備したアロイシリーズの男が接近している。数が多い。
「ここは梅雨払いといく」
「了解です!」
レージとセロが大量の砲門を敵に向ける。そして
一斉に火を吹いた。
命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中命中……
鈴木軍に一斉に血の花が咲いた。地面が真っ赤に染まる。砲声が止むと半数は死んでいた。しかし二人の武器は全弾を使い果たし使い物にならない。重いので切り離した。そしてセロはスクアリーアルマードを、レージはボルボバレットを構える。
「あとは力尽くだ。好きな様に暴れる」
レージが連射する。そしてセロが弾道に入らない様に突入する。視界に入った周りの敵を片っ端から斬りつけまくる。溜まったもんかと武装したランポスが反撃するも、既にそこにはいなかった。どこだと周りを見回す。上だ。セロはランポスをこの世の全ての労働から解放した。
メイは飛び掛かる敵を斬りつけて進む。ランスを構えた男が突進する。メイは軽やかな足捌きで周りこみ、一撃。たちまち男は絶命した。
「よし!次」
メイは掛け声をあげて進んだ。

続く

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.992 )
  • 日時: 2014/07/03 00:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: 3L92E809)

突然な企画

〜キャラたちに質問をぶち込んでみよう。〜

qua「はい、ということで突発的にはじmゲフッ!!」
炎「有無言わせない。散れ」
qua「ウギャァァアアアアアア!!!」
冥花「はやくも作者は退場ね。あたいらだけであとはどうにかできるのかい?」
地「大丈夫、俺と炎がいたらぶっちゃけどうにかなる。」
霊華「本当に便利ね…二人とも。」


炎「で?これがなんか説明しろってことか。」
残妖「そうですね。」
地「よーし、ざっくりいくぜー」
霊華「ざっくりなのね…。」
地「まぁ7倍quasarが作成している小説に登場するキャラに普段聞けない質問をぶっちゃけてみようって企画なんだぜ。」
炎「誰に、どんな質問でもいいとはいっている。無論、常識の範囲内ではあるがな。荒らしには反応しないと言っていた。」
地「いつでも歓迎!まぁおちゃらけた質問からまじめな質問までどしどし送ってくれ!!」
霊華「…qua宛はokなのかしら?」
地「勘弁してくれとのことです。」
炎「範囲は本編、もう一つ、クロスオーバー専用で出てきているキャラすべて。ただ他の世界から来ている奴は適当になるかもしれん。そこは妥協しろ。」
残妖「たとえばどんな感じで…」
冥花「残妖と地はくっつくのかい?」
残妖「は…はい!?」
地「今後の展開をお楽しみってことだな!それ以上でもそれ以下でもない。」
残妖「と…とりあえずもうみょんな質問はしないでください!!」
炎「んじゃあとの二人はどーなるんだ」←確信犯
霊華「わ…わたしも?!」
冥花「って地味にあたいもいれるのかい!?」
地「察せ。」
炎「察した。」
霊華「ちょ…ちょっと!私はそんなこと…!」
冥花「あ、あたいだってねぇ…!」
炎「察したといった。」
地「とまぁこんな感じでよろしくなw」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.993 )
  • 日時: 2014/07/03 17:36
  • 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)

>>992
えーっと、早速カスケ君が質問があるそうです。
カスケ「地さんに質問です! 前の相棒の蒼い人は元気にしてますか?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.994 )
  • 日時: 2014/07/03 21:15
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: 3L92E809)

>>993
地「それは聞かないほうがいいかもしれない。というよりそれ今後分かるから。」
炎「…そのうちわかる。」

今日は更新しないかも

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.995 )
  • 日時: 2014/07/03 21:18
  • 名前: あ?? (ID: TDcKNZUj)

あと5で1000いくねwww

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.996 )
  • 日時: 2014/07/03 23:40
  • 名前: 翼の勇車 (ID: dLYaaCB0)

それでは、この間言っていた、キャラクターコメンタリー版を作ります!

第一話〜出会い〔キャラクターコメンタリー版〕〜

>ミズキ「どうもー、私、一応この小説の主人公やってます、ミズキでーす、よろしく!」
>カスケ「同じくカスケだ。よろしく」
>レオ「ミズキのオトモ、レオだにゃ」
>ミズキ「さーて、この小説の作者、翼の勇車の突然の思いつきで始まったこの企画! 今回、第一話はこの三人でお送りしまーす!」
>レオ「それじゃあ、本編スタートにゃ」

「起きるにゃー!」
「わああ!」
私の名前はミズキ。つい最近ハンターになった、超初心者ハンターだ。

>ミズキ「さーて、始まったよー!」
>カスケ「……なんか、ミズキの私生活除いてるみたいで悪いな」
>ネオ「ちょっと聞くがにゃ、お前らはいつになったら同棲するんだにゃ?]
>ミズキ・カスケ「え……? え?」
>ネオ「え?」
>ミズキ・カスケ・ネオ「…………」

「ようやく起きたにゃ。ゴハンできたにゃよ」
このコは私のオトモアイルーのネオ。面倒見のいいコで、家事なんかはみんなやってくれる。

>ミズキ「う、うん。よし、気を取り直していこう」
>ネオ「そ、そうだにゃ、ええっと、ミズキが朝飯サボるシーンだにゃ」

「うーん、おはよ……ってうわっ、多いよこれー」
「今日はドスランポスの討伐にゃ。しっかり食べて体力付けにゃいとだめだにゃ」
ドスランポスなら、何度か狩ってなれてきてるけど……。
「なれてきて油断するのが一番危ないんだにゃ」

>ミズキ「うーん、この時レオの言うこと聞いてればよかったな……。あ、でも、おかげでカスケ君達に会えたんだし、実はこれでよかったのかな?」
>レオ「ミズキはそうやって甘いからいつまでたってもギザミ達に守られてるんだにゃ……」

「あー、はいはい」
「にゃ!? 話聞いてるかにゃ!?」
私とネオはいつもこんな感じだ。さて、ご飯少しつまんだら準備しよ。

>レオ「実はこの後もしばらく飯を食べなかったんだにゃ」
>カスケ「えっ、駄目だよミズキ、ちゃんと食べなきゃ」
>ミズキ「う、うん、わかった!」
>レオ「(ミズキが飯を食べられなかった原因は、カスケの事を想って食事が喉を通らなかったからだとは言えんにゃ……)」

~5時間後~

「……はわわ、ヤバい、かも?」
今回のドスランポス、妙に強い。ネオもさっきダウンして、拠点に運ばれていった。それだけならまだいい、ネオならすぐ戻って来るだろうし。問題はこれ、お腹すいた。こんなことなら、ネオの言う通りしっかり食べてくるんだった……。
「ギャオッギャオッ」
ランポス達まで集まってきた。どうしよ……。
「ギャアッ」
近くにいたランポスが飛び掛かってきた。避けられないっ!
「グエエッ」
目の前にいたランポスが吹っ飛ぶ。それと同時に、ズシャァという音が耳に入ってきた。

>カスケ「あ、ちなみにだけど、この時のランポス君はその後ランの配下になって元気にしてるよ」
>ネオ「別にスプラッタになった訳じゃなかったんだにゃ」

「大丈夫かい?」

>ミズキ「……///」
>ネオ「ミィズゥキィー? どうしたんだにゃー?」ニヤニヤ
>ミズキ「(う゛ー、ネオのいじわる……)」
>カスケ「……?」

声をかけられて目を上げると、そこには大剣を構える男性の姿が。そのすぐ横には、ネオもいた。
「にゃったく、ゴハンちゃんと食べないからこうなるんだにゃ」
「うー、ゴメン」
「おいおいお二人さん、そんな呑気なことを言ってる場合じゃないぞ」
「ギャアオッギャアオッ」
ドスランポスが、大剣さんに向かって威嚇する。

>ネオ「このドスランポスにゃんだが、実は『高校生モンスター』で桐谷ンポスを追いかけていたのと同じ個体とのウワサがあるにゃ」
>カスケ「って事は、時間軸的には僕らの話は神山君の話の後って事か?」
>ネオ「あくまでもウワサだにゃ。そもそも同じ世界かどうかも怪しいにゃ」

「ドスは僕がやるから、お二人さんは周りのランポスを頼む」
「「わ、わかった(にゃ)!」」

~10分後~

「あ、ありがとうございました」
「いえいえ。それよりそのアイルー君にお礼を言うといいよ。僕を呼んでくれたのは、彼だからね」
ネオの方を見ると、ため息をついていた。
「ネ、ネオ、ありがとう」
「にゃに言ってるにゃ、ボクはご主人のオトモにゃ。ご主人のサポートするのが仕事にゃ」

>ネオ「まだこの頃は、オレが空気になっていくなんて思いもしなかったにゃ……」
>ミズキ「あはは……って、あれ? 今気づいたけど、レオってこのころは一人称『ボク』だったんだね。今はオレって言ってるもん」
>ネオ「ギザミと被るからって、つばゆうが勝手に変えたんだにゃ。まあ確かに、ギザミはあの一人称でこそ、にゃんだろうが……」

「さ、とりあえずキャンプに帰ろう、ここだと危ないしね」
二人と一匹でキャンプに向かいながら話をしていたところ、どうやらこの人は村長が前に言っていた、新しく私達の村に来るハンターさんだとわかった。
「名前はカスケ。よろしくね!」
「は、はいっ」
顔が熱くなってる。何これ? ちょっとネオ、なんでニヤニヤしながらこっち見るの?

>ネオ「……ブフォッ!」
>ミズキ「ちょっ、ネオ、吹かないでよっ!///」
>カスケ「えっ、どうしたんだよ二人とも!?」
>ミズキ「むー……まあいいけど。さて、初めてのキャラクターコメンタリーどうだった?」
>カスケ「結構良かったんじゃないかな。僕は楽しかったよ」
>ネオ「恐らく他の話も作るんだろうがにゃ……本編も忘れないで欲しいにゃ」
>勇車「誰が本編を忘れてるってぇ?」
>カスケ「おうわっ、つばゆう来てたのかよ!」
>勇車「当然。第一、我がいなくて誰が編集するんだよ」
>ミズキ「まあそうだけど……って、そうじゃなくて! どうして乱入してるのって話!」
>勇車「別にいいだろ? 本編終わったんだし。あ、それとだが、我は別に本編忘れてる訳じゃないぞ! ゴア三匹をどうフルボッコしようか考えてるんだ!」
>カスケ「はいはい、頑張ってねっと。まあ、そろそろここいらで締めますかね」
>ネオ「(相変わらずカスケはつばゆうに厳しいにゃ……)そうだにゃ。別に話が進行している訳でもないのにぐだぐだしてるのもどうかと思うしにゃ」
>ミズキ「と、いうわけで! 翼の勇車一作目、第一話〜出会い〔キャラクターコメンタリー版〕〜はミズキと!」
>カスケ「カスケと!」
>ネオ「ネオがお送りしたにゃ」
>勇車「えっ、ちょまっ、もう少し話がしt……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.997 )
  • 日時: 2014/07/04 16:19
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: KrEG4TNm)

>>992

質問です。炎さんは武器いくつ持っていますか?
あと、それぞれのキャラをスカウターで測ったらどんくらいですか?
あと4!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.998 )
  • 日時: 2014/07/04 16:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: AnAs3ubs)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

七章続き


〜地視点〜

「…避けるのも楽しくない」
あれからずっとロアルドロスの攻撃を回避し続けている
当たるか当たらないか・・・そのぎりぎりで回避を続ける
しかし、それは地にもロアルドロスにもストレスがたまる…。
地はいっこうに攻撃できないこと
ロアルドロスはどうやっても攻撃が当たらないこと。しかもぎりっぎりで当たらないから余計に腹立たしい。
「先に狩ってからゆっくり狩場見せたほうがよかったか…」
そう呟きながらもロアルドロスから吐き出された水流ブレスをぎりぎりで避ける


〜炎視点〜

「…?」
―生物には個体差が生ずる。それはどの生物にもおきうること。
標準的な強さから並外れたモノや、異常なほど成長が鈍いモノ…それは個体差として現れる。
古龍種にもそれはあるのだが…このアマツマガツチはその個体差だけで言い切れるほどのレベルではない。
普段であればある力によって彼の放つ弾はいかなるものでも阻止できない。今は力を失っているため阻止は可能となっている。しかし通常のアマツマガツチのブレス程度で抑えられるほどの威力ではない。
それをおさえたとなると…なんらかの力で強化されているとしかいえない。
「…刀が光っている?」
―力を失っているはずの刀が強烈に輝く。
それは普段すべてを引き裂くことに使っている剣…。時空を断ち切るものとは異なる性質を持つ。
その剣が…アマツマガツチに近づくほど強く光り輝く。
「…もしかすると俺の力はばらばらとなってモンスターに吸収された…?いやそれだけだと圧倒的な力によって対象は粉砕されるはず…。」
あれこれ考える炎だったが、アマツマガツチは容赦しない。

まわりの空気を引き寄せ始める。

「ダイソ…いや、竜巻攻撃か。」


〜農地〜

「う〜ん…」
農は土壌のあれこれ調べ、結果を得ようとしているが…105℃で24時間乾燥させなければならないことがあまりにもでかい。
これは水を飛ばして土だけの重さを調べるためである。700度近くまで加熱すると、土に含まれる有機物の量を調べることが可能となる。
しかしそんなに温度を上げることは困難であるため、それをはかるのはやめている。
「さて、何を育てるのかな?」
農はユリと冥花にどんな作物を育てるのか聞いてみた。
「「……」」
しかし二人は何も言わなかった。明確に何を育てるのか決めていなかったからである。
いきなり農場の管理をしてくれといわれたのはいいが、何を育てるかは決めていなかった。
というより何が育てられるのかも理解できていない。
「あれ…?もしかして決めてない…?」
「「…はい。」」
二人はそろってそういった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.999 )
  • 日時: 2014/07/04 17:47
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: AnAs3ubs)

>>997

〜スカウター編〜
炎「どっかのサイヤ人から借りてきた」
冥花「…壊したらだめね」
炎「すでにはかっているから示す…」

本編組

師条 540(非活性化) 9700(活性化)
BLAZE 3900(普段) 640000(解放時)
涙那 100
キャロ 10
奏連 420
満 5

もうひとつ
炎 測定不能
地 6470000
冥花 7600
霊華 9500
残妖 8400

クロスオーバー限定
?1 測定不能
?2 7820000
農 3

炎「大雑把らしいがな。」
冥花「測定不能って…」


〜武器編〜

地「ということで炎の武器が大量に入っている鞄を持ってきました。炎は別のところへ行ってます。」
霊華「でも重量感はまったくないのね。」
残妖「これだけだとそんなに入っていないような…。」
地「よーし、漁るぞー」
霊華「…剣かしら?」
地「剣だけでも多いなwこれwww」
残妖「槍ですね…でもこれも種類がたくさん…」
地「 石 こ ろ 」
霊華「…それ武器?」
地「GNダ○ーでてきたんだけど。GNドラ○ブも…」
残妖「これって…皿?」
霊華「扇に傘…これも武器にはいるのね」
地「おまwwwww千鈴の弓持っているんかいwwwww知らんかったwwwwOPも一緒wwwwうぇぇwwwww」
残妖「まだまだ出てきますよ…どうなっているんですか?」
地「俺に聞くな。」

一時間後…

地「よし、これでもうない…はずだ!」
霊華「武器のオプションパーツもたくさんあったわ…」
残妖「数は759個ありました。多すぎですね…。」



現在作成中のクロスオーバーの件

炎はとりあえずアマツ倒したらすべてを斬る力だけ戻しといてください。それ以外はまだ戻ってこないってことで。
苦戦させるかさせないかは別ですが。まぁどっちでもおkです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1000 )
  • 日時: 2014/07/04 21:11
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: zZY14vZw)

 ツバキが残妖に質問があるようです。

 ツバキ「残妖さんの太刀……あれって、地さんが譲ったものらしいけど、何て名前の太刀なんだ?」

 ※クロスオーバーで残妖の戦闘シーンを描く上で必要な質問です。お願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1001 )
  • 日時: 2014/07/04 19:47
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: UOKmTMHG)

>>1000
残妖「任せました…」
地「任されました。」
qua「で、どんな名前だっけ」
地「んと…形はラスティクレイモア。見た目もそれ。赤発光。発掘産」
炎「おいおい、名前はなんなんだ」
地「Almagest」
qua「えっ」
地「BEMANIのあれ。だって名前を自分でつけてもいいじゃん。」
炎「紛らわしい」
地「アルマゲストな!通称だけど!ちなみに戦闘曲もアルマゲストになる。」
qua「おいおい…」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1002 )
  • 日時: 2014/07/04 20:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: zZY14vZw)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 八章 流れ行く時と舞い躍る嵐

 〜炎side〜
 
 アマツマガツチが炎を引き寄せようと風を巻き起こすものの、炎は慌てることなく左肩の装甲の中に手を入れ、その銃を取り出す。
「ラケーテン・アイゼン(打ち上げの錨)」
 引き金を引くと錨が飛び出し、近くに転がっている巨岩に引っ掛け、そこで炎を引き留める。
「ヴォアァァァァァァァァァァァーーーーー!!」
 直後、アマツマガツチが凄まじい竜巻ともに舞い上がる。
 その竜巻からアマツマガツチが離れてから、炎は攻撃を再開する。
 トーデス・ブロック(死の塊)が通じないと悟った炎は、腰からベリオロス三頭との戦いで使ったハンドガンを連射する。
 しかし、ベリオロスをも軽く沈める銃弾も、目の前のアマツマガツチの前では通じなかった。アマツマガツチが風の障壁を作り出し、銃弾を弾き返しているのだ。
「射撃では無理か……、ならば」
 炎はハンドガンを納めると、右肩の装甲の中に手を突っ込み、それを引っ張り出す。
 それは、円盤状の金属物体が、超硬度のワイヤーによって幾つも繋がれたモノだ。
 グリップを握ると、炎は地面を蹴ってアマツマガツチに突進する。
 アマツマガツチは再び水のブレスを放ち、炎を撃ち抜かんと迫るが、そんなものに当たるほど炎は鈍らない。
 水のブレスをかわすと、アマツマガツチの風の障壁に飛び込む。
「オルトロス・ハウリング(魔獣の咆哮)」
 右手に握ったそれを振り抜き、その質量によって風の障壁を突き破り、繋がれた円盤状の金属物体がアマツマガツチ頭に巻き付いた。
 炎それを確認するや否や、グリップからの操作でワイヤーを切り離し、大きく飛び下がる。
 一拍おいて、アマツマガツチの頭に連鎖的な爆発が巻き起こる。繋がれた金属物体に仕込まれた爆薬が炸裂したのだ。
 その爆発が止むよりも先に炎は動く。
「エンへルノ・ゲーペイル(獄炎の剣)」
 炎は背中の装甲から剣を抜き放ち、折り畳んだそれを展開する。この剣はとある港町を滅ぼした過去を持つあるモンスターの素材で、炎が独自の製法で作った剣。素材に凄まじい火属性を秘める故に、彼が持つ魔力を必要としない。
 炎はそれを両手で構え、再びアマツマガツチに突進。切っ先を前に向けて強引に風の障壁を突き破る。
 切っ先をアマツマガツチの黒い胸殻に突き刺し、引き抜く。
「もう終わらせる」
 炎はその剣をアマツマガツチの頭目掛けて袈裟掛けに降り下ろし、返す刀で斬りかえし、その返す力で軸足を入れ換えながら回転、遠心力と共に逆袈裟に斬り上げる。この時点でアマツマガツチの角は二本とも折れている。
「失せろ」
 炎はその剣を降り下ろした。
 その直後、霊峰が火の海になりかねないほどの爆炎が広がった。

 〜ユリ&冥花side〜

「そうだよね。土ばっかり良くしても、肝心の種がないと意味ないもんね」
 ユリは最もな意見を出す。
「ってもどうすんだい?あたいは種なんか持ち歩いてないよ」
 冥花はユリと農を見比べている。
「うーん、アストくん達に何か採ってきてもらわないといけないかなぁ」
 ユリは難しい顔をする。さすがの農もこれではお手上げだ。
 冥花はふと思い出したように声を張った。
「ちょっと待ってて、地の色んな物が入ってる箱からなんか取ってくるよ」
 駆け足で農場を出ていく冥花。二人が見ているので、距離は葬らない。

「なんかあるでしょ、なんか……」
 冥花はボックスの中に手を突っ込んで漁るように探す。
 すると、種らしきものが見つかった。
 青紫色、黄緑色、蒼色、黄色、紅色の五つだ。
 
 キラキラキラバシュゥゥゥゥゥンッ 

「……あたいは何も見なかった。種が割れて覚醒したように見えたけど、きっと気のせい、うん」
 冥花はボックスを閉じると、その場を跡にして農場へ戻った。

 〜地side〜

「グワアァッ、ガアァァァァァッ、グゥオォォォァァッ!!」
 ロアルドロスは怒り心頭で地に攻撃を続けていた。
「あー、当たらねぇってもう分かるだろうよ。くあぁー……」
 さすがにオーラを出し続けて少し疲れたのか、オーラを消して欠伸をもらす。
 それでも攻撃はスレスレで回避するのだ。
 いつまでエリア回ってんだよ、と地は悪態をつこうとした、その時だった。
 地とは反対側からボウガンの弾が飛来し、それがロアルドロスにぶつかると爆発を巻き起こす。
「ん、拡散弾……炎の奴じゃないな。ということは……」
 その爆発を口火に、ギザミ装備を纏った太刀使いのハンターがロアルドロスに接近する。
「すいません地さん、遅くなりました」
 そう言いながら、そのハンター、ツバキはロアルドロスの後ろ足に鬼斬破を振り抜き、雷を放つ。
 ロアルドロスは敵がようやく攻撃したと思えば、仲間が来たのだと悟り、さらに暴れまわる。
「うわっ、えらい狂暴な奴だな……!?」
 ツバキはロアルドロスの振り回す尻尾を回避しながら距離を取る。
「(俺が怒らしたんだけどな)」
 ニーリンと言っていたヘビィボウガンナーはどこだと、地は見回し、見つけた。
 彼女は茂みの奥の奥に隠れて、長距離からの狙撃を行っているのだ。
「(ロングレンジシュートか?あんな撃ち方すんの炎だってしねぇぞ?)」
 最も、炎の場合はこそこそ隠れるようなことは、する必要もないのだが。
「待ちくたびれて死にかけてたよ。さぁて、そろそろ殺るか」
 地は背中に納めていた月穿ちセレーネを展開した。

 
 
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1003 )
  • 日時: 2014/07/04 21:06
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: zZY14vZw)

 >>1001

 ラスティクレイモアですね、わかりました。
 僕の描き方だと、ハンターが武器を使う場合にほぼ必ずその武器のフルネームを書くので、分からないままだと「らしくない」と思って質問しました。ありがとうございました。

 ツバキ「ラスティクレイモア……刀と言うよか、長剣か?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1004 )
  • 日時: 2014/07/04 21:23
  • 名前: 真夏の…… (ID: KrEG4TNm)

3代目はまだかァァァ!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1005 )
  • 日時: 2014/07/04 22:09
  • 名前: 翼の勇車 (ID: FYrhfXhK)

>>1004
まだ過去ログまで約200レスもありますよ……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1006 )
  • 日時: 2014/07/05 10:59
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: BAsRcdaf)

 えー、別方面より質問があったのでお答えしますね。

「もしもアニメ化するなら、CVはどうなりますか?」

 アスト…岡〇信彦
 
 カトリア…田〇理恵

 エリス…早〇沙織

 ライラック…遠〇綾

 ルピナス…井〇喜久子

 シオン…戸〇遥

 マガレット…折〇冨美子

 ニーリン…桑〇法子

 ユリ…水〇奈々

 ツバキ…伊〇茉莉也

 セージ…國〇幸

 ざっと考えてこんなもんでしょうか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1007 )
  • 日時: 2014/07/05 18:39
  • 名前: 破損したスプレー缶 (ID: bYeGNdS0)

>>1005

1200も行くスレってなんか凄いですな

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1008 )
  • 日時: 2014/07/06 01:56
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: W.tDNYCx)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

八章続き

〜農地〜

「とりあえずあったものもって来たよ」
冥花は地が押しこんでいたボックスから植えることができそうな物を持ってきた。種類は…
「えーっと、冥花さん?」
「…あたいに聞いても分からないよ」
「(なんだこの種…見たことない。)」
謎のものばかりであった。
まぁざっくりいうなら…赤の種、緑の種、黄の種、あと怪力の種となっている。
しかしそれを知るわけのない3人…。今は使える土壌が一つしかないため仕方なく赤の種を植えてみることにした。
「(見たことない種…どういう結果になるのだろう…)」
もともとこの世界にいない農にとって未知との遭遇といえる種…結果に期待していた。


〜炎視点〜

火の海と化しかけるほどの威力をもつ剣…しかしあくまでそれは対象を燃やすことのみを考えて作っている。
それ故に環境へのダメージはほとんどない。一体どういう強化をなしたのか…。謎である
アマツマガツチの弱点は…龍についで火。強力な火属性をおみまいしたのであるから力尽きるだろう。それが常識だ。

ブシャァア!!!
「なに?!」

しかしその常識は脆くも崩れ落ちる。
アマツマガツチはまだ力尽きていない
炎に向かって水流ブレスを放ったのだ。
無論、あたることはなかったが。
「俺の力ってここまで強大だったんだな…」
改めて自身の持ちし力の強さを確認する炎。と同時に普通に戦っても拉致があかないことに苛立ちを感じる。
「…本気というにははるかに遠いが、面白いものを見せてやるよ。」
そういうと炎は鞄から…緑色のリングと地の持つモノとまったく同じ性能を持つ弓を取り出す。
リングを左右の指に1つずつつける。そして弓を左手に持ち矢をはな…たない。
まだ鞄から何かを取り出す。
―さまざまな形をした槍だ。
前に投げた槍とまったく同じものも含まれている。それを…なんと矢の代わりにして弓を引っ張る。
「ヴォウ…」
アマツマガツチも何かしてくることを察知し、水流ブレスの準備を始める。今までとは違い、まるで自身のすべてを出し切るかのように力を溜める。
「…これでもう終わりにする。消し飛べ」
【グレートアルバトロス!!】
「ヴォアアアアア!!!!」

12本の槍と水流ブレスが真っ向から衝突した








「…」
アマツマガツチは…原型をとどめていなかった。
水流ブレスで対抗したものの、それは槍に衝突した瞬間勢いを完全に失った。
炎の放った槍はそれでもなお威力をまったく失わず、12本がそれぞれ拡散してアマツマガツチの全身に直撃。
槍のもつ力に比例して威力を増す業であったが…どの部分でも完全にすべてを破壊している。
ある槍にいたっては刺さったところから半径5m範囲を完全に破滅させた。
「この程度で落ちるとは脆いな」
そう嘆く炎は原型をとどめていないそれの場所へ向かい、光り輝く何かを手にする。
―失われし力の一つ…。


〜地視点〜

「…」
一応武器を取り出したものの、矢を持とうとはしていない。これにはわけがあった。
お互いの実力を把握するためである。
「2分、いや1分でいいか…」
「何がです?」
地の呟きにツバキがそういう。それに対しこういった。
「そっちの実力が知りたい。だから俺はまだ攻撃しない。ふたりだけでそいつを狩れ。1分したらもう俺だけでやる」
それでも彼は武器はだしたままにしておいた。何かあったときのため用に…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1009 )
  • 日時: 2014/07/06 01:39
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: DttKkJRF)

クロスオーバーのことで

地はとりあえず観察に回っておくので二人だけでロアルドロスを狩る様子をお願いします。
もし地を使うのであれば何かあったときように。たとえば攻撃を水流ブレスを打ちとめたり。

あとクマさんのお話は…任せちゃっていいですかね?いまいち展開考えてないです。
炎ちゃんはまぁうん…某ゲームから道具拝借してますが。
農場組はそろそろやることなくなる…。土壌だけでも改良させておこうかな


…本編たちは現在考え中。おおまかにはできているけど細かくができていないわけで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1010 )
  • 日時: 2014/07/06 09:00
  • 名前: 翼の勇車 (ID: AEpeyXfK)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

三十一章

「おーいっ、ここですよーっ!」
先に到着していたギザミグループが、船から降りてきたメンバーを待っていた。
「あれ? カトリアさん、顔赤いですけど大丈夫ですか?」
「あっ、うん、大丈夫」
「……? まあいっか。到着しましたよ! ここが私達の村です!」
若干不思議そうに首をかしげたミズキだったが、直ぐに村の紹介へとシフトするミズキ。
「どうする? とりあえず村長の家に行く?」
「それがいいにゃ。あの村長のことだから、最初にオイラの所にきてくれよー! とでも言いそうだしにゃ」
カスケの提案で、とりあえずは村長の所に向かう事になった一行。
「さっきから聞いてて思ったんだけど、村長さんって結構変わってるのか?」
「変わってるというか……お茶目とでも言えばいいのかな。ま、見てのお楽しみだよ」
アストの質問にギザミはそう答えると、ミズキ達に着いて歩きだす。
「おら、ボーッとしてんじゃねえよ。はよ行け」
水から飛び出してきたトトスに促され、ミナーヴァも移動を開始したのだった。

「おーい、村長、いるー?」
家の玄関を開け、真っ暗な部屋をのぞきこみながら声をかけるミズキとカスケ。
「留守なんじゃないのか?」
少し離れた所でその様子を見ていたその他全員の中、ツバキが腕を組みながらそう呟く。
「それは無いにゃ。村長は、家にいない時は決まって村中を駆け回って情報収集してるにゃ。ここまで来るまでに会わなかった時点で、家にいるのは確実だにゃ」
その隣にいたネオがそう答えた、その時だった。
「…………」ソローリ、ソローリ……
家の陰から、一人の竜人が出てくる。そしてその竜人はそーっとアスト達の方を見ると……。
「(シーッ)」
「「「…………」」」
人差し指を立て、彼らに静かにするように求める。この時、ミナーヴァメンバーにも彼がやろうとしている事がようやく分かった。
二人にばれないようにその後ろへ移動した彼は、懐からひとつのビンを取りだし、二人の背後少し離れた所に置いた。その中には何かが詰め込まれている。
「(今回は込んでるにゃ……)」
「(前はどんなんやったっけ?)」
ネオとゲネッポがこそこそと話している。どうやらこれは今回だけの話ではないらしい。
二人から距離をおいたその竜人は、今度は地面に落ちている石ころを拾うと……ビンへ向けて投げた。
《ドカァン!》
「「うわあぁ!?」」
次の瞬間、ビンが小規模爆発を起こし、ミズキとカスケは驚き過ぎて半空きのドアの中へと倒れこんだ。……のまでは良かったのだが。
「あっ……」
「ごっ、ごめん!」
二人が倒れた後の姿勢が、まるでカスケがミズキを押し倒したようなものになってしまったのだ。これには流石に鈍感カスケもヤバイと分かり、すぐに立ち上がってミズキに手をさしのべた。それを見ていたアスト達の耳にはどこぞのカラフルな鳥の辺りから舌打ちが聞こえたが、気のせいだろうと片付けた。
「あっはっはっは! ナーイスリアクション!」
「村長ー? いくらなんでもやりすぎっ!」
顔を真っ赤にして抗議するミズキ。顔が赤いのは怒っているためではないだろう。
「いやーわるいわるい。にしてもこれ最っ高だな、ビン爆弾」
村長と呼ばれた彼は懐から火薬草を詰め込んだビンをとりだしてじっくりとながめる。
「え、あの人が?」
カトリアが驚いた顔でネオへ訪ねる。当のネオは、深いため息で肯定の意を示したのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1011 )
  • 日時: 2014/07/06 14:17
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: a/j.291p)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 九章 青熊獣アオアシラ

 〜アストside〜

 まずは一撃。
 無防備なアオアシラの尻に炎斧アクセリオンが襲う。
 肉質はかなり柔らかいのか、滑り込むよう切っ先が走る。
「グギャアァッ?」
 アオアシラはハチミツを溢し、慌てて振り向く。
 そこにいたのは、自分を攻撃してくる人間が一人。
 セージは既にアオアシラの懐に潜り込んで背後に回っていた。
「間抜けニャ」
 ラギアネコアンカーを振り抜いて斬り裂き、突き刺し、肉を抉るように深く斬り抜く。
 炎と雷に囲まれて、アオアシラは忌々しげにその尖った突起の生えた前足を振り抜き、振り抜き、振り抜く。
 しかし、緩慢な動きであるそれはアストに簡単に見切られ、セージに至っては攻撃しながら常に背面に回り込んでいる。
(大したことはない。でも、油断はしないでいくか)
 アストはソードモードでの斬撃を繰り返し、盾にエネルギーを供給する。

 〜残妖side〜

 残妖はカトリアと共にアストとセージの後に続く。
 地から譲ってもらったこの刀、というよりは両手剣、ラスティクレイモアを鞘から抜き放つと、地面を蹴って接近を図る。
 アストがその赤い剣と盾を合体させたと思うと、それを斧のようにして振り回している。
「グギォォォ!?」
 アオアシラはその炎と重々しい一撃に仰け反る。
 隙が出来た、と斬妖は一気にアオアシラの懐に潜り込み、そのラスティクレイモアを振り抜いた。
「でぇいぃっ!」
 あくまで、己の剣術をこの太刀に応用した型。同じようなモノを扱うハンターからすればそれは異様に見えるだろうが、それが残妖の普通であり、戦い方である。
 頭の上から足の裏に降り下ろすのではなく、袈裟懸けや水平斬りなどを用いる。片手で振り回せるモノではないのでどうしても自流の剣技と違和感は否めない。
 それでも地の掘り出したと言うこの太刀は、その異常なまでの斬れ味を発揮し、腹だろうが硬そうな前足だろうが滞りなく刃を通す。
 残妖の攻撃に気付いたアオアシラは、後ろ足で立ったまま彼女に向き直る。
 そして残妖はそこで初めて気付く。
 地が戦っているのを遠巻きに見ているのとは違う、眼前で見る者こそ分かる、そのアオアシラの圧倒的な威圧感と生命の脈動を感じることを。普段から相手にしていたモノとは違う、リアルな脅威は残妖の足に枷をつけるに十分だった。
「グロオォォォォ」
 アオアシラは足を止めてしまった残妖にその前足で抱きすくめるかのように振り抜く。
「残妖さんっ!」
 咄嗟にカトリアが残妖を押し退け、身代わりにアオアシラの前足を喰らう。
 押し退けられた残妖は、アオアシラの攻撃で吹き飛んだカトリアを直視していた。
「ッ、カトリアさんっ」
 常人が喰らえば身体がバラバラになるのではないかと言うほどあんな攻撃を受けていながら、カトリアは平然と立ち直る。
「いったた……」
 カトリアはアオアシラに攻撃された部位ではなく、むしろ吹き飛んで地面を転がった時にぶつけた背中を擦ろうとしていた。
 すぐにセージが駆け付けてくる。
「カトリア、大丈夫かニャ?」
「うん、大したことじゃないよ。残妖さんも大丈夫?」
 追撃してくるアオアシラの攻撃をかわしながら残妖の無事を確かめる。
「は、はい……」
 残妖はやはりこの世界の人間のタフさに舌を巻いた。

 〜霊華side〜

「さて、次はあの売店の娘ね」
 ハンターズ・ギルドの受付から離れると、その少し奥の売店らしき所へ向かう霊華。
 今店番をしているのは、シオンと言っていた少女だ。キャラバンと言う集団の中で財政管理などもしているらしい。
「いらっしゃいませーっ!」
 霊華が立ち寄ると、シオンは無駄に元気よく挨拶する。
「あっ、えーっとレッカさんでしたっけっ?」
「……、レッカじゃなくて霊華よ、シオン・エーテナ?」
「ほわわっ、失礼しましたーっ」
 シオンからすれば漢字と言う文化を知らないのだろう、一度名前を見せたからと言ってもかえってややこしくなったのかもしれない。
「それでっ、本日は何をお買い求めでしょーっ?」
「いえ、何か買いに来たのではなくて、少しお話をね」
 まぁ、他にも回るので手短にするつもりである。
「そう言えばっ、残妖さんはレッ……霊華さんのことを「様」って付けてますけどっ、どういう関係なんですかっ?」
 なるほど、自分と残妖の関係について知りたいらしい。
 霊華はボロが出ない程度に簡単に答える。
「えぇそうね、私と残妖は主従関係に当たるかしら」
「ほぇーっ、そうなんですかっ」
「どうでもいいけど、あなたって無駄に元気ね」
 本当にどうでもいい。元気が無いよりはある方が良いに決まっているが、シオンはいささか元気過ぎだ。
「元気があれば何でも出来ますからねっ!新しい環境も上手くやれますよーっ」
 胸を張って答えるシオン。
 それから少しの間、会話に華を咲かせてから霊華は集会浴場を後にした。 

 〜ツバキside〜

「(一分でやれって、無茶苦茶言う人だな……)」
 ツバキは怒り狂うロアルドロスの攻撃を掻い潜りながら、鬼斬破を放っていく。迸る雷は海綿質の皮を斬り裂き、焼き焦がす。
 あくまで基本に忠実に、正確に。
 比較的肉質の柔らかい部位は頭と首回り、それと尻尾だ。
「狙うなら、尻尾だな!」
 ツバキは水没林の水溜まりを蹴りながら一気に肉迫、尻尾に鬼斬破の刃をねじ込ませる。
 そのツバキの回りを彩るは、拡散弾の爆発。
「グワァァァァア!?」
 爆撃と雷斬がロアルドロスを挟み撃ち、ロアルドロスは苦しげに呻いた。
「ほー、なかなか」
 あと二十秒、と地は時間を数えながら二人の連携を見て頷く。

 〜ユリ&冥花side〜

 とにかく、赤の種を植えたので、一旦畑仕事は終わる。
「次は……魚釣りでもしよっか?」
 ユリは冥花と農に、川と繋がっている桟橋を指す。
「魚釣りねぇ……また退屈なことじゃないか」
 正直、昼寝したいのが冥花の本音だったが、誰かさんに怒られそうなので昼寝はしない。
「僕はこの畑に水をやってからにするよ、二人は先に行ってていいよ」
 そう言うと、農は水をやるに至って現状で最適な状態を模索する。
 ユリは桟橋を管理しているアイルーに声をかける。
「ねぇ、ここの魚釣りの道具とかエサは、どこにあるの?」
 寝転がっていたアイルーはユリの声に気付いて慌てて起き上がる。
「ニャ、竿は向こうに。エサはこっちで用意するニャ」
 アイルーが指した方に、釣竿が幾つか立て掛けてある。
 そしてアイルーはエサの入った箱を用意してくる。
 その箱の中を見て、ユリは顔を真っ青にして絶句する。
 中には、さっきも何度か見たミミズだ。が、うねうねと何匹ものミミズが狭い中を蠢いているのだ。
「こ、これを掴んで、エサにするんだよね……?」
 今更になって躊躇するユリ。
 魚釣りも大変になりそうである。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1012 )
  • 日時: 2014/07/06 15:22
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: a/j.291p)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 三十一章続き

 とりあえず、キャラバンの代表としてカトリアとセージが村長の家に上がらせてもらい、他のメンバー達は外で待つことになった。
「えー、そうだね。とりあえず、そちらの麗しのお嬢さん、名前は何かな?」
 村長はカトリア、ミズキ、カスケを座らせてから、話を始める。
 無論、麗しのお嬢さんと言うのはカトリアのことだ。
「はい。キャラバン『ミナーヴァ』の団長を務めています、カトリア・イレーネと申します」
 カトリアは深々と頭を下げる。
「そんなに畏まらなくてもいいよ。楽にして、楽に」
 村長はカトリアの頭をあげさせる。
「じゃあ、次にミズキちゃん。彼女達と出会ったのは、昨日クックの所へお泊まりに言った、その翌日……今日のことだね?」
「あ、はい」
 ミズキはミナーヴァと出会い、ここまでに至るを簡潔に答えた。
 一通りを聴いた村長は眉を歪ませた。
「うーん、夢の話か。オイラは睡眠学者じゃないから、分からないことは多い。でも確かなのは、カトリアちゃんだったかな、彼女達が明確な意識や感覚を持ってここに存在するわけだね」
 さすがは村長。
 普段はおちゃらけている割りに、こういうことの飲み込みや理解は早い。
「えー、それでウチの村に一泊しに来たわけだね」
「はい。厚かましいことは承知でお願いし……」
「いいよ」
 カトリアの申し訳なさそうな頼みに即答する村長。まず、カトリアが言い終えるよりも先に答えている。
「と言うか、元の世界に戻れるようになるまでここで滞在しても構わないよ。オイラとしても嬉しい限りさ」
 仕方なさを顕すどころか、歓迎するつもり満々である。
「さぁ、そうなったら早速歓迎会の準備だ!忙しくなるぞぉー」
 歪めていた眉はどこへやら、むしろ活気に満ちたモノへと豹変し、村長は早速村全体にこのことを伝えるために飛び出そうとして、留まった。
「あ、そうそう。ミナーヴァの皆には客人用の宿を貸しきりにするから、安心してね」
 それだけを言い残すと、村長は家を飛び出した。
 取り残されるカトリア、ミズキ、カスケの三人。
「えーっと、ミズキちゃん?村長さんって、いつもあんな感じに?」
「はい、いつもあんなんで」
 
 村長の計らいで、村の宿を貸しきりにしてもらい、ミナーヴァのメンバーは幾つか部屋を分けて入る。
 カトリアの指示した部屋の割り当てはこのように分けられている。

 ・カトリア、ルピナス、シオン、マガレット
 ・ライラック、エリス、ニーリン、ユリ
 ・アスト、ツバキ、セージ

 ちなみに、カトリアは真っ先にエリスを自分の部屋とは別に配した。先程のアレが原因である。
 と言うわけで、アスト、ツバキ、セージの二人と一匹は『男部屋』として部屋に入る。
 中は広くは無いものの、きちんと清掃はされている。
「あ、そう言えば着替えとかどうすんだろ。俺達、今付けてる防具と、インナーが一丁だけだぜ?」
 アストの意見は最もだが、セージはそれに答える。
「部屋着と替えの下着ぐらいは用意してくれるそうだニャ」
「そんなにサービスしていいのか?」
 ツバキが声を濁しながら溜め息をつく。
「何だよ、じゃあツバキはずっと防具付けたまんまで過ごすのか?」
「んなわけないだろ」
 少し軽口を交わすアストとツバキ。
 これで気持ちは落ち着いた、とセージは小さく一息ついた。

「…………」
 宿の外ではペッコが忌々しげにアストの部屋の窓を睨んでいた。
「ぺーヤン、どないしたんや?」
 その様子を不審に思ったゲネッポはその極彩色の羽根を生やした背中に声をかけてやる。
「なんてこった……!」
 そのペッコは怒りに身をわなわなと震わせていた。
「だからどないしたんや?」
「アストのヤローと、ツバキが同じ部屋に入りやがったぁ!」
 ペッコは天を仰いで吼えた。
「別にええんとちゃうか、男同士なんやし」
 そう、ゲネッポは気付いていないのだ。
 ペッコはゲネッポに向き直る。その眼は血走っている。
「ちげぇよアホンダラ!ツバキはっ、ツバキなぁ…………」
 ペッコは大声を出そうとして抑え、ゲネッポに耳打ちする。
「な、なんやってぇーーーーー!?」
 今度はゲネッポが吼えた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1013 )
  • 日時: 2014/07/06 18:37
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: FuMG2urw)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に1章-2
グラニ・デュナスがこの家に入ってきた。
私の息子であると同時に古の知識の守護者たるデュナス家の血を持つ者――
私が、その古の知識を手にするのに必要な“鍵”
恐らく、私に利用されないようにガレムが既に真実を話しているだろう。
その話を聞いてどれ程私を憎んでいるか、確かめなければならない。
確かめなければ、有効な“駒”として動くかどうか解らない。
――試すしかない。この目で。この耳で。
部屋に薄気味悪い不適な笑みが、小さくこだました。

屋敷が広ければ、部屋も広い。
しかし、ずっと同じところにいても退屈なだけで、気晴らしに庭でも歩こうと思い、廊下へ出たときだった。
反対方向から、ライラ・デュナスに会った。
あれが・・・・・・僕の母親であり、お婆ちゃんを殺した人間――
こんにちはと、社交辞令の挨拶を軽く交わし、その場から立ち去ろうとしたが、肩をつかまれ、引き止められた。
「デュナス・・・・・・私は罪深い事をしてしまいました。いくら命令されてやったとは言えど私は・・・・・・人を一人殺してしまいました。謝れば許される話ではない事は承知です。ですが、この命に換えてもその罪を償いたいのです」
僕の母さん――いや、ライラ・デュナスは跪き、苦しそうな顔でそう言った。
だが、許す気は無い。
許したところで、お婆ちゃんが生き返るわけが無い。
いくら償ったって、あの温もりは2度と帰ってこない。
僕は只、冷たい目で一瞥し、その場を去った。

庭を散歩し、自分の部屋に行こうとしたとき、僕の父さん――ガレム・デュナスに話しかけられた。
「ちょっと・・・・・・来なさい。見せたいものがある」
父さんは手招きをし、歩き出した。
廊下を歩き、階段を下り、仕掛け扉を抜け、少し歩いたところに、見るからに厳重そうな扉があった。
「この中にあるものこそが、かつての文明の英知だ。そして、それはこの血と共に託されてきた――この中身が外へ出るときは“人が力に溺れず、踏み外さずに常に正しき道へ導ける者が現れた時”それだけだ」
力? 溺れる? 踏み外す? 正しき道? 導く者? どう言うことだ?
「君には・・・・・・まだ難しい話かもしれん。しかし、その背中にいずれ刻まれる重責だ。今はその胸の内にしまっておくといい。今は、これを護らなければならない。もしもの事がある。我が家の紋章と共に刻む重責。それはとてつもなく重い。だが、それは人に“希望”と“可能性”を与えるだろう。だが、使い方を誤ればそれは“破滅”を呼び起こす・・・・・・それを背負う覚悟が、今の君にはあるか?」
その問いに答えられるだけのものは、今の僕には無かった。

予想していなかった。
ある程度の事は想定していたが、まさか、あそこまで明確な憎悪を滾らせていたとは、思いもしなかった。
あれでは、手駒にするには難しい。
いったい、どうしたらいいものか――
いや、何も“鍵”はグラニだけではない。
そうだった・・・・・・いつも近くにいたから意識していなかったが、ガレムだって“鍵”だ。
まだ、切れるカードはいくらでもある。

やっと更新できました。
失踪していたわけではありません。
なんやかんやあって忙しかったんです。
「これ本当にモンハンかよ!」と突っ込みたい方、2章までしばしお待ちを・・・・・・
しかし、1章はけっこう大事なエピソードです。
第2期の伏線がたんまり張られていますので・・・・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1014 )
  • 日時: 2014/07/06 19:29
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: MpvLX810)

 >>1013

 アレ?なんだか見たことあるような……確かガ〇ダム〇Cの……

 返信数も残り少ないですし、〜猛焔を抱きし翼〜は三代目で書こうと思います。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1015 )
  • 日時: 2014/07/06 20:15
  • 名前: スラク ◆C4EXRAEkOg (ID: y46FwfSw)

パシフィックリムの中盤で出てくるモンスあれってシャガr…(殴(運営

八話「嵐」

船長「目の前!来ます!」
天「構えて!」
霧「わかったぜ!」
剴「さぁこい!」

見えて来たのはアマツマガツチ……

天「いや、何かが違うわ…。」

見えたのは、いつも白い部分が赤い、謎のアマツだった…。

アマツ「キエエエッッッ! ブシャア!」
天「そんなっ!火炎弾なんてっ!」
霧「避けろっ!」

なんとか避けれたが、攻撃は止まらない。

ブシャア! ブシャア! ブシャア! ブシャア! ブシャア!

霧「船長! もっと近づけれないのかよ!?」
船長「無理です!波がこっち側に来てます!全速力ですが、進めません!」
剴「あ!そうか!」
霧「何が?」
剴「僕と霧さんでバリスタ、天さんは弓を打てば!」
天「駄目ね。」
剴「?」
天「風が強すぎる。弓ははねかえせれるわ。」
霧「じゃあ、どうするんだぜ?」
天「剴、あなたの大剣貸して。」
剴「?いいですが…」
天「実はね。貴方ならできるかも知れないことがあるの。」
剴「え?」
天「これよ。」

見せられたのは剣斧 

剴「何故、僕の大剣が…剣斧に?」
天「いいから!そのボタンで剣モードに!」
カチャン!
剴「出来ましたが……」
天「じゃあ、あそこでつき出して、今度はつき出す瞬間に、そのボタンを。」
あそこは、船の人間が行ける最先端の場所。
撃龍槍のスイッチ近くだった。
剴「わ、わかりました。やってみます。」
天「霧、ついてきて。」
霧「わかったんだぜ。」

剴・霧・天は指定の場所に着いた。
剴「いきますよ…せーのっ!」
属性解放突きが放たれた。それと同時に道が出来た。
天「そこっ!」
天が矢を放つ。それは貫通矢で、アマツの頭を貫いた。
その途端、空が明るくなった。

霧「やったぜ!」
天「そうね。」
剴「でも、なんで元々大剣だった物が、剣斧に?」
天「じつわね……」

?「うちのかわいいアマツが、死んじゃった…。」
?「許せないわ。奴等たち…」
彼女が見る先は、剴・霧・天の顔だった……

続く

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1016 )
  • 日時: 2014/07/06 21:02
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: DttKkJRF)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

九章続き

〜水没林エリア4〜

「…さてと、時間か。」
のんびりと時間を計っていた地であったが、規定の時間、1分が過ぎたのを見て動き出す。
「グワァァ…!」
バシュンッ!!
ロアルドロスはある方向へブレスを放つ。それは…ニーリンがいる茂みに向かっている。
さすがのモンスターも何度も同じ方向から攻撃されたらそこに誰かいることくらい分かる。
「おっと、気づかれたか」
水流ブレスが飛んでくるのを見てその場から離れようとするニーリン

ズバッシャァア!!!

しかし水流ブレスは何かによって打ち消される
それは地が放った矢であった。しかし…月穿ちセレーネは拡散するタイプの弓。それを無理やり1点に集中させたのだ。
「おーい、二人。もう休んでいいよ。遠くからじっくり見て置け。こっから本気出す」
そういうと地は弓に強撃ビンをつけ、怪力の種を…歯で砕く。

「グォォアアア!!!」

ロアルドロスは標的を地に変え、突進をしてくる。
「…これ以上必要ない」
それを地は…弓を引き絞りつつ、必要分横に回避した後に

バシュンッ!!

頭とたてがみだけに拡散する矢を命中させた。ロアルドロスは頭とたてがみが弱点…。それ以外には当てる気にもなっていない。
「グォォ」
標的を変えないまま地の方向へ向く。しかしこれも地は計算にいれている。

バシュンッ!!
「グォァアア?!」

自身の方向へ向いた瞬間に矢を放つ。矢は頭とたてがみにのみ集中する。

「遅い。」
バシュン!!

怯むロアルドロスに容赦なく矢を放ち続ける。

「グォアアア!!!」
体勢を立て直したロアルドロスは地に向けて水流ブレスを放つものの…ぎりぎり当たらない。あと少しずれていたら当たるのだが…その少しがあまりにも大きい。

「これ以上避けるのもめんどくさい。くたばれ」
バシュン!!!!
「グォォアアアア!!!!!」

地の放った矢は…2発はロアルドロスの両目に直撃。
残りの3発は…たてがみに直撃。たてがみを粉砕し、頭部へとダメージを与えた。
「これで終わり…」
バシュン!!!!
地はもう一発だけ放った。それは…まったく拡散しない1点集中の矢。

ズガッ!!

本来貫通するはずのない5発の矢はロアルドロスの頭部をたてがみごとぶち抜いた。



〜農場〜

「ふぅ〜…土壌はこんな感じで十分かな。」
農は水やりを終える。この間に新たな畑地を作ろうとしていたが途中でやめた。
「さてと、僕も釣りを…と。」
農も釣りをしに二人の元へ向かう。
無論、ミミズなど農地では当たり前に存在する。それ故にミミズなど触り慣れた物…。別に躊躇などすることもなかった。


〜霊華視点〜

「あ…」
ミナーヴァメンバーと交流をしていた霊華であったがあることに気がついた。
「…あの槍に巻きつけられていた紙…見せたほうがよかったかしら?」
炎がどこからかぶん投げてきた槍…それに巻きつけられていた紙にはいろいろ書かれていた。
それは…ミナーヴァメンバー宛にも書かれていた。
ただ、自身がしっていることは少ないし、今は彼のことを知らないほうがいいと考えた。それにどうしても教えないといけなくなったら一番知っている地が言えばいいだけのこと。
そう思いつつまたどこかへ歩く。

〜炎視点〜

もはや肉体が四散しているアマツ…。
その中からとりだした不思議な輝きを持つモノ…。
それはまるで吸い寄せられるかのように、炎のもつ刀へと入っていく。
そして…その刀は元の輝きを取り戻す。
―すべてを切り裂く刀
これはBLAZEがもつ刀と同じではあるが引き裂く原理は異なる。
BLAZEが持つのは抵抗を0にすることでどんな物質であろうと無慈悲に切り裂く。
それにくらべ炎が持ちし刀は…切り口に触れたものを無に帰す。
それによりどんなに堅い物質であろうと紙同然に斬ってしまう。恐ろしい力である。
「…力が安定していない。やはりすべての力が戻らないと使うのはやめておくべきか」
炎の持つ力はそれぞれが自重しあうことによりコントロールできている。
ただ一つとなると…炎自身コントロールすることができない。
そのため何がおこるのかまったく分からない
炎は刀をしまい、アマツのばらばらとなった死体を見て嘆く
「…命は投げ捨てるものでは…ない…か。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1017 )
  • 日時: 2014/07/07 00:08
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SWSp7YcW)

ONLY☆ONE☆NG集inクロスオーバー

一章

冥花「ちょっと!あたいたちはどうなるんだい?!」
地「最悪塵に帰る!」
3人「「えっ?!」」
地「冗談だよ。」

二章

炎「さてと、地にであったら少し絞める。こんなこと提案したあいつは…たとえどんな場所であっても絞める!!」
その頃の地
地「やべぇ…あいつ帰って来たら俺殺されるかもしれん…謝って済む問題じゃないし…死を覚悟しよう…。」

三章

冥花「ちょっと待て地!あたいはまだ納得し……」
地「納・得・し・ろ。いやならつぶす。限界まで塵にする。たとえ誰かが発狂しようとも俺はお前を塵へと帰す。それともなにか?いつも仕事サボっていることうんぬんあいつにぶちまけてあげようか?それでいいなら俺はそうするけど?まぁいまは無理だからあいつ帰ってきてからだけど…あー、でも俺あいつまってたら死ぬわ。んじゃ今から塵に帰す。塵へと、帰れ。」
冥花「わ、わかったから!」
残妖「あのー…あちらの方々が呆然としているのですが…」
地「あ。」

四章

ユリ「冥花さーん、どうしたんですかー?」
冥花「怒らせたら地以上に怖い人間超越したよくわからない者の声がした…気がする」
ユリ「??」
炎(時空間ぶっとんで登場)「呼んだかサボり魔…!!」←ぶちきれ。
冥花「きゃんっ?!」

五章

ツバキ「俺もそう思う……多分な」
地「んじゃ自重するわwwwんで、あのポンデライオンなんだけど弱点は火>雷で弓の俺の場合は頭とたてがみさえ狙えばいいのだが…」
ニーリン「…。」
地「あ、またぽんd…いかん、これ以上言ったらあいつにけされr」
qua「裁きの時間だ。」

六章

ズドガアァァァァァァン!!!!
霊華「ちょっ!服に刺さったんだけど…!危ないわね…!」
炎「(狙った。)」

七章

地「避けるのも楽しくない…んじゃもう狩っちゃおうかなぁ…いやそれだと実力わかんねぇし」
ロアル「グア!!」
地「黙れ。狩るぞ」
ロアル「グ…グア・・・」
地「あ、エリア移動しちゃった。」

八章

 キラキラキラバシュゥゥゥゥゥンッ 

冥花「……あたいは何も見なかった。種が割れて覚醒したように見えたけど、きっと気のせい、うん」
某所…
?「トゥ!ヘァー!!コレデオワラセル!!ヌヴォォォオオ?!(覚醒落ち)」
?「アス○ァァァアアアアアアアン!!!!!」
?「あんたって人はぁああ!!!!」
qua「やめてお前ら。」


地「1分したら…ていうよりもうだいたいわかったので殺しちゃっていい?破壊しちゃってもいいかな?そろそろカリスマブレイクしそうで怖いんだ。もう辛い。どっかの吸血鬼みたいになりそうでやだ。つーかはやくこのポンデぬっころしたい。」
ツバキ「…?」
地「…1分待つ。」

九章

ツバキ「(一分でやれって、無茶苦茶言う人だな……)」
地「ちなみに俺なら30秒で終わる。」
ツバキ「!?」
qua「どっかの超人は一撃なんだけどね。まぁ地もあの指つけたらお察し。ミラさんですら一撃だもの…。」


農「ふぅ〜…土壌はこんな感じで十分かな。」
アイルー「…農業経験でもあるのかニャ?」
農「僕かい?僕は農業一筋だからね。農業に関することは詳しいんだ。それ以外はあまりなんだけどね…ははは。あ、そうだ。農地拡張したいんだけどどうしたらいいかな?一応透水係数や土の密度等は調べたんだけどまぁ掘り返したり肥料入れたりしたらすぐできそうな感じだしそれに…」
アイルー「(ニャ…こいつ普通じゃないニャ。おかしいニャ。)」


炎「…命は投げ捨てるものでは…ない…か。」
?「北○!有情破顔拳!ハァアン!!FATAL KO. 命は投げ捨てるものではない。」
炎「世紀末に、帰れ。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1018 )
  • 日時: 2014/07/07 12:27
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: m4hom.De)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 十章 時の狭間

 〜炎side〜

「(おい、望みの通りアマツマガツチを消し飛ばしたぞ。今度は何をさせるつもりだ?それと、あまり俺を怒らせない方がいい。存在を消されたくないならな)」
 炎は念力で自分を試す者、聖に問い掛ける。脅しを含みながら。
〈なるほど、生身でこのアマツマガツチを倒せるとは正直驚いたね。心配はないさ、これ以上君にどうこうさせるつもりはない〉
 念力を通じて、炎を挑発するかのような口調で話す聖。
〈ただ、最後にもうひとつだけ要件がある……〉
 不意に、炎の目の前の空間が開いた。
 炎はそれを見ても特に驚きもせず、眉一つ動かさない。
「(入ってこいと言うのか。随分と手の込んだ茶番だな)」
 炎は何の躊躇いもなくその時空間へ踏み込んだ。
 世界と世界を渡る、その時空間の狭間。
 闇が蠢き、物の怪のようなモノが這いつくばり、誰かの邪悪な嘆きが聴こえる。
 無論、それらを感じることが出来るのは炎ぐらい。地でも何か感じるが分からない。云わば常識を凌駕した世界。
 最も、彼にとって既に見馴れたモノも同然だが。
〈やぁ、よく来たね〉
 まるで遊びに来た知人を迎えるように、彼は現れた。
 闇の狭間から、剣を持った青年が歩いてくる。その左腕はヒトとしての原形がなく、禍々しい鉤爪状をしている。
 妖しい色彩の金髪、左右の瞳の色は異なり、それぞれ赤と青色をしている。
「貴様が聖・エールハースか」
 炎は念力ではなく、声を出してその名を確かめる。
「そう。この僕が君から力をお預けにし、力を試していた存在さ」
 聖が正体を明かすや否や、炎はハンドガンを抜き放って彼に銃口を向ける。
「さっさと力を返してもらおうか。全身蜂の巣にされた挙げ句で核を潰されたくなかったらな」
 恐らく、聖は炎と同じく核を破壊しなくては消えない存在。事実、炎は脳髄を破壊されてもすぐさま再生する。
「ご立腹かい?なら、この戦いは僕の勝ちだね。冷静さを保っている僕の方が有……」
 聖がそう言い終わるよりも先に、炎のハンドガンが火を噴き、無数の銃弾が聖のその身体を貫かんと迫るが、聖はそれら全てを指で掴んで防いでいた。
「今、何かしたかな?」
 聖は掌を開くと、バラバラとハンドガンの銃弾が闇の底に落ちていく。
 炎は動じていない。
「……」
 剣を抜き放ち、炎は聖に向かって瞬間移動と見紛うばかりのスピードで接近する。正確には、この時空の闇を操作して距離を葬っただけだ。
「あくまで人の話に耳は傾けないかな」
 肉眼では捉えられない炎の太刀筋を、聖は左腕の鉤爪で弾く。
「それなら、相応の態度を取らせてもらうよ」
 聖は闇の中を飛翔し、その背中から幾つもの銃剣が飛び出し、それらはまるで意思を持つかのように動き出した。
「ハイドゥン・フェザー(影の翼)」
 聖の声と共にその銃剣は一斉に四方八方から炎に襲いかかる。
「オールレンジ(全方位)攻撃か……!」
 また面倒なモノを、と炎は舌打ちする。

 〜ニーリンside〜

 まさにあっという間だった。
 多少なりとも自分とツバキがダメージを与えていたとは言え、大型モンスターがこうも簡単に倒れるとは思わなかった。
 装備の性能もさることだろうが、ロアルドロスと対峙するに当たって、一切の無駄がなかった。
 一体どれだけの生死を味わえばあんな力が身に付くのだろうか。
「おーい、ほれ。剥ぎ取っていいよ」
 地がロアルドロスの側で手を振っている。
 とにかく、死体が腐敗してしまう前に剥ぎ取りをしなくては、とニーリンは剥ぎ取りに向かった。
 
 村に帰るまでの帰り道、ニーリンは地にあれやこれやと質問をしてみたが、地は全て冗談混じりで答えるので、結局何も分からなかった。

 〜ユリ&冥花side〜

 ユリは躊躇しながらも、その釣りエサとなるミミズを掴んでみる。
 ユリの指先が触れると、そのミミズが反射的にくねり、抵抗する。
「ひゃっ」
 ミミズの反射に、ユリも反射的に手を引っ込める。
 さすがにミミズを直接触れることは、箱入り同然の生活を送っていたユリには不慣れもいいところだ。
「ちょっといいかな」
 農がユリの隣から手を伸ばすと、何の躊躇なくミミズを掴み上げると、ユリの釣竿の針に刺してやる。
「はい、どうぞ」
 ミミズは針に刺されてもなお暴れまわっているが、しっかり差し込まれたそれは簡単には抜けない。
「あ、ありがとございます」
 ユリは農の手慣れぶりに目を見開きながら、その釣竿を受け取った。
 チャポン、とエサのついた釣糸が川に投げ込まれる。

 〜残妖side〜

 それから何分か戦っていると、不意にアオアシラは背を向けて、足を引き摺りながら逃げていく。
 脚を引き摺っている時は瀕死なのだと地から教えてもらったことがある。
 その逃げていくアオアシラの後ろ足に、カトリアの右腕に従っている虫が放たれ、それがぶつかると同時に雷をアオアシラに浴びせた。
「グギャアァァァァ!?」
 アオアシラは体勢を崩してその場で倒れ込む。
 止めなら今だ。
 残妖は真っ先にアオアシラに肉迫し、無防備な背中にラスティクレイモアを一閃した。
「グァオォオウゥ……」
 その残妖の一撃で、アオアシラは断末魔の唸りを上げてその場で横たわった。
 依頼は達成だ。
「や、やれました」
 残妖はホッと息をついて、ラスティクレイモアを鞘に納めた。
「みんな、お疲れ様」
 カトリアは虫を右腕に呼び戻し、長柄の得物も背中に納めると、全員に労いの言葉を与えてくる。
 剥ぎ取りを終えてから、ベースキャンプまで戻り、少し休んでから村へと戻った。
 その帰り道、霊華がお腹を空かせてへろへろになっていないだろうか、など思いながら勝利の余韻を味わっていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1019 )
  • 日時: 2014/07/09 15:01
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: k6Cfp4uk)

その24 決して解き放たれてはならない存在

〜炎視点〜

部屋は開かれた。中にいるのは…ありとあらゆるモンスターが混ざったかのようななぞの生き物…それとある人間・・・。
いや、その人間はそこに捕らえられているといったほうがいいかもしれない。

「グギョグァァアアアアアォォォオオオオオオ!!!」

謎の生物は炎を見た瞬間に襲い掛かる。その巨体からは想像もできないほどの速度で接近する。

「うざい」
ズゴン!!!

それに真っ向から対立するかのように回し蹴りをおみまいする。それは某超サ○ヤ人よろしくな強化をされたラージャンを一撃で粉砕したあの破壊力…。
その生物の体もばらばらに破壊する。

「グギョァアアアォォオ!!!」
「やはり再生くらいするよな。そらそうだ」

破壊されたからだは瞬く間に元の形に戻っていく。

「ガァアァアォォギョァアアア!!!!!!!」
ズドガァァァアアアアアアアアアンン!!!!!

多数ある口からさまざまなブレスが放たれる。炎、水、雷、氷、龍…それぞれが干渉することなく、最大限の威力をもってして炎に襲い掛かる。

「…遅い。」
ズバッ!!!

それを炎は…一瞬で消した。

「ゴギャァアアアゴォォオオアアアアア!!!!」

謎の生物は自身が持つありとあらゆる物を解き放ち、全方位から炎に向かって攻撃する。

「こんな密度では俺は殺れない」

それをすべて見切る炎…そして懐に近寄り…

「失せろ」
【パラレルブリッツ!!!】
キィィン!!!!

残像を用いた同時突き攻撃をぶち込んだ


〜ミラバルカン視点〜
「それで、俺たちは何をすればいいんだ?振り向けばいいのか?一応SPDP皆伝だ!(゜Д゜)彡」
「…元の世界に帰すために働け」
「…俺ハコイツヲ捕食デキレバドコデモイイノダガ…」
「close your eyes...」
相変わらず個性豊かすぎる面子の対応に困るミラバルカン。
とそこへ…

「み〜つけた♪」
「あらあら、人間の姿をしても無駄ね。気配が大きすぎるもの。」
「…ちっさっきのやろうか」

さきほどミラバルカンを打ち落とした二人組みが現れる。
4対2ならこちらに利はあると思っていたのだが…。

「かわいい!握手してください!!(゜Д゜)彡」
「…俺ニモオ願イシタイ」
「close your eyes...」

予想以上にどうしようもないものたちだった。


〜地下10階〜

「どうも、放置された地です。」

炎によってぶち切れ状態をなんとか解除してもらったが、鳩尾のダメージが大きすぎてまだまともに動くことは厳しい。というよりメタ発言やめてくれ。
平静を取り戻した地ではあるが、さっきまで自分が何をしていたのかははっきりと覚えている。

「…うっ…!」
「ん?どうした残妖?感謝するんだったら炎に…」

地は自分より炎のほうが役割が大きいと思ってそう言おうとしていたが…

「うわあぁぁぁあぁああああん!!!!!!」
「ぐおっ?!」

その前に残妖が泣き出してしまった。
思いっきり飛びついてきたのだがさっき炎に殴られた部分に来たため痛みがぶり返す。
しかしまぁ…あんな状況におかれたらそら泣きたくなるよな。うん。
そう思った地はとりあえず何もしなかった。

「(…どうでもいいけどこの状況…俺と変われっていうやつでそうだな)」

…それはたぶんいろいろな人が思っていることだと思う。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1020 )
  • 日時: 2014/07/08 11:54
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: qFf1eTK8)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜 SS

 カトリアの花嫁修業

 時間軸はアストと再会してからほんの少しが経ってから。実質的に本編の続編に近いです。

 〜バルバレ〜

 カトリア「あの、ルピナスさん。ちょっと相談があるんですけど……」

 ルピナス「はぁい、どうしたんですかぁ?カトリアさん」

 カトリア「そ、その、私に料理を教えてください!」

 ルピナス「はぇぇ?いきなり何をぉ?」

 カトリア「そのぉ、アストくんと恋人同士になったってことは、い、いつかは結婚もするわけで、アストくんはまだ成人じゃないので、結婚は出来ませんから、今の内に、えっと、花嫁修業を……」

 ルピナス「……あらまぁ、カトリアさんもぉ、ついにお母さんになるんですねぇ。いいですよぉ、私で良ければぁ」

 カトリア「お、お願いしますっ!」



 〜地底火山〜

 ティガレックス亜種「グィアァァァッ、ガアァァ……」ドサッ

 アスト「よし、討伐完了っと……。大したことなくて良かった」ガチャスチャン

 セージ「この一年で見違えるほど成長したニャ、アスト」

 アスト「そこまで急に成長した分けでもないけどな。さって、剥ぎ取り剥ぎ取り」

 ザクザク、シャッシャ、シャッ

 セージ「ところでアスト」

 アスト「ん?なんだセージ」

 セージ「カトリアとの仲はどうなんニャ?」

 ザクンッ

 アスト「危なっ、自分の指を剥ぎ取るとこだった……」

 セージ「どうなんだニャ」

 アスト「そりゃ、晴れて恋人同士になったし、俺も成人したら結婚も考えてるよ。自分で言うのも何だけど、仲睦まじくやっていけそうだよ」

 セージ「大物の芸能人同士が結婚して半年で離婚する話はよく聞くニャ。お前にもカトリアにもそんなことだけはしてほしくニャいニャ」

 アスト「大丈夫だって。俺がカトリアさんを選ぶのにどれだけ悩み苦しんだか知ってるだろ?」

 セージ「無論ニャ。だが、もしそんなことがあればだニャ……、オレは躊躇なくお前を殺してやるニャ」

 アスト「おぉ、怖い小姑だこと」

 セージ「誰が小姑だニャ」

 アスト「ははっ、そんじゃ帰るか」

 

 〜バルバレ〜

 エリス「……お疲れ様です、アストさん、セージ」

 アスト「あぁ、依頼は達成だよ。ほい、半券」

 エリス「……おめでとうごさいます。二重の意味で」

 アスト「二重の意味でって……まぁ言いたいことはわかるけどさ」

 カトリア「アストくんっ」タッタッタッ

 アスト「あ、カトリアさん。ただいま戻りまし……」

 カトリア「いいから早く来てっ、冷めちゃう前に!」グイ

 アスト「ちょっ、カトリアさ……ごめんエリス手続き任せるー!」ドタタッ

 エリス「……、……羨ましいなぁ」フッ



 カトリア「その、ルピナスさんほど上手じゃないけど……」

 ホカホカ

 アスト「これって、カトリアさんが?」

 カトリア「あ、味見はちゃんとしたよ?私としてはいいと思うけど、やっぱりアストくんにも食べてもらいたくて」カァァァァァ

 アスト「…………」

 カトリア「アスト、くん?」

 アスト「くっ……故郷の父さん母さん、ありがとう。俺は今すっげぇ幸せだよ……!」ガクガク

 カトリア「どっ、どうしたの急にっ?」

 アスト「いただきますっ、カトリアさん!」

 ガツガツガツムシャシャシャバクバクバクク

 カトリア「わわっ、そんな切羽詰まるように食べなくても」

 アスト「…………」ピタ

 カトリア「ど、どう……?」

 アスト「あの、カトリアさん」

 カトリア「はい?」

 バッ、グッ

 アスト「是非とも俺と結婚してください」キリッ

 カトリア「ふぁっ!?え?え?えっと、その!?」アワアワ

 アスト「ぶっちゃけると、ちょっとしょっぱかったです。でもすっげぇ美味しかったです。だから是非とも俺と結婚してください」キリリッ

 カトリア「……」

 アスト「カトリアさん?なんか眼が潤んでますけど……」

 カトリア「生まれてきて良かったぁ……」

 アスト「そんな大袈裟な」

 カトリア「よっ、よしっ。そうと決まったら来年のために結婚式の予定考えないとねっ。えーと、場所は……」

 アスト「ちょっとカトリアさん。早い、気が早すぎますよ」
 
 カトリア「えーと、それから費用はどれくらいかかるかな。私とアストくんの結婚式だから盛大に……」

 アスト「聞いてない……」ハァ

 カトリア「アストくんっ!」

 アスト「はっ、はいっ!」

 ソッ

 カトリア「は、はい、あーん……」カァァァァァ

 アスト「いやカトリアさんっ、さすがにそれは」

 カトリア「あー……ぅ……」ウルウル

 アスト「分かりました分かりましたからそんな捨てられる仔犬みたいな目で見詰めないでください俺が死にそうです」

 カトリア「あーん……」

 アスト「あ、あー……」

 パクン

 カトリア「え……えへ」ニヘラ

 アスト「……〜〜〜〜〜」カァァァァァ



 ライラック「いやー、甘々過ぎて見てらんないねぇ」ハァー

 シオン「うげげーっ、あそこまでラッブラブだとちょっと引きますねーっ」ヒソヒソ

 

 カトリア「アストくん」

 アスト「はい?」

 チュ……

 アスト「ッ」

 カトリア「これからも、一緒だね。ずっと」ニコッ

 END……
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1021 )
  • 日時: 2014/07/08 11:50
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: qFf1eTK8)

 >>1020

 三代目で〜猛焔を抱きし翼〜を書くまでの繋ぎとして突発的に思い付いて書いた次第です。
 甘ッ甘です。目も当てられないくらいのイチャっぷりです。
 書き終わってから見直すとすっごい恥ずかしいです。
 クロスオーバーを返す必要が無いときは、こういったSSを何回か更新するつもりで行きます。
 さて、三代目はいつになるでしょうか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1022 )
  • 日時: 2014/07/08 15:31
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lDRQg0Ls)

第32話 未知との接触

歓迎会かなんか知らんがそういった時間がたつのはあっという間だ。
気がつけばもはや夜中。片付けも終わり、あとは寝るだけ…。というより俺以外は皆寝てしまった。
だが…俺は仮眠をしたせいかあまり眠気がない。このまま寝るのには少し時間がかかってしまう。
少し体を動かしておこう…そういえばモガの森は夜でも行くことができると言っていたな。
とりあえず何が起きるかわからないから装備を整えてから行くことにしよう。

「ん?夜の森に行くのか?特産品とかも昼と違ったものが取れる分、モンスターも異なるから気をつけるんだな。」

村長の息子がそういう。特産品は村で換金してくれるみたいだ。あとは…夜の森はモンスターが上位クラスになるってことくらいだな。

「ありがとうございます」

俺はそういって夜の森へと出かけていく。場所が違えど、狩りをすることに変わりはない…。



〜エリア5〜

「…」
バシュッ!!

とりあえず小型モンスターを倒している。この地方にもジャギィはいるのか…。
他にも俺のいる世界でも見るモンスターはけっこうみかける。おなじ世界じゃないのかここ…。

「俺の名を言ってみろ!」
「ジャギィだろ」
バシュン!!!

…どっかの三男みたいなジャギィもいたが気のせいだ。気にしてはならない。
それにしてもなんだ…?いくら夜とはいえ少し寒い気がする。
今のこの世界の季節は春…。こんなに寒くなることもあるとはいえ…局所的だ。
村にいたときはこんな寒さは感じなかった。だとすると別の何かが要因としてある…。
それにその冷気は昼に泳いでいたエリア10の方向から流れてきている。なんとなくだが、実感はある。
ただそんなモンスターがここに住んでいるのだろうか…?氷海とかなら分かるがここは…森。
何があるかわからないが…とりあえず活性化状態にして向かおう。



〜エリア10〜

「くくっ、我をおいてこれるとでも?」
「いつの間に現れているんだ…」

気がついたらBLAZEが来ていた。おかしい…爆睡してただろ。いびきはなかったが。
まぁそれは置いておいてだ…。さっきと比べやはり寒い。
というよりなんか居る。でっかい何かとそれに対抗する…にん…げん?

「BLAZE…あれなんだ?」
「…ガノトトスだ。もう一つのあれは…この世界にない人間…いや、人間ではないな。見た目はそれだが…。」

…?人間ではない?
まぁたしかにそれは分かる…気がする。
なんか氷の羽っぽいのあるし飛んでる。

「なんでアタイの攻撃が効果ないの!!」

あとばかっぽい。

「で、どーすんだあれ…。」
「くくっ…斬る。」

そういってBLAZEはガノトトスに後ろから近づく。手にしているのは…あ、だめな刀だ。あれはあかん。ガノさんお疲れ様です。

「明日の朝飯にさせてもらおう。」
ズバッ!!!!

ガノトトスは目の前で三枚におろされた。本当にあの刀の斬れ味が意味不冥…。
きれいにひれや鱗を除去し、もはや肉だけにしてしまった。おいおい、そんなにquellか。
それにあんなでかい魚…うまいのか?※肉と魚の混ざったようなうんぬんな味らしいby7倍quasar

「ちょっと!アタイの獲物に何するの!!」

あ、すっかり存在忘れてた。でもなんか対応したくない。だってばかっぽい。大事なことなので2回言いました。
ここはやっぱり…うん、BLAZEに任せておこう。俺は知らない。俺はただ狩りにきただけだ。BLAZEがガノトトスぬっころしただけだ。俺は知らん。

「くくっ…それにしては苦戦していたように見えていたのだが?」
※ガノ通常種に氷は肉質どこでも5らしい。
「違う!アタイが苦戦しているように見せていたのさ!本来なら最強のアタイには…」
「燃やしていいか?」

BLAZEはそういいながら…火属性付加の発掘武器を取り出す。おいこら、そんなもの持っているのか。反則。

「火…うっ!」
「…?(ぬぅ…こんなに大げさに反応するか?)」

※炎ちゃんが溶かしたから。その3参考。
とにかくBLAZEとよくわからない何かとの対話はまだ続きそうだ…。
あとなんかあいつが仲間になりそうな気がして仕方がない。ものすごくいやなんですけど。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1023 )
  • 日時: 2014/07/08 20:39
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 0RrrrGVc)

>>1020
ペッコ「ワッショイ!」
イーオ「ワッショイ!」
ペッコ「ワッショイ!」
イーオ「ワッショイ!」
ペッコ「せぇーの!」
ペッコ・イーオ「カトリアさぁんかわいぃぃよぉぉぉ!!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1024 )
  • 日時: 2014/07/08 23:33
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lDRQg0Ls)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

十章続き

〜炎視点〜
「ちっ…!」
放たれし銃弾を舞うように避ける炎…。この程度の密度は力を失っているとはいえ問題ない模様。
しかし今の状況ではどう考えても不利…。
相手は自身と同等とはいいがたい。それは力を失っていなければの話。
今の状態だと勝ち目は…ないわけではない。
ただ、それを使ったところで次の手をうってくる…そんなやつだろうと推測していた。
だからこそまだあれを使いたくはなかった。
「…」
「おや?今度は沈黙かな?僕の実力が君より上ってことかな」
「…少なくとも今の状態ではな。まぁ力があれば貴様など…」
「その力は今どこにあるのか…な!」
聖は容赦なくオールレンジ攻撃を展開する。
おそらく当たれば…常人であれば確実に体は砕ける。
それほどの威力…それでも臆することなく炎は避け続ける。
しかし、持久戦では圧倒的に不利…ここは動くしかない。
「本気の半分だ…」
再び炎はあの緑色をしたリングをつける。その数は…4個。
そして懐から…ある剣を取り出す。
「おや?まだ武器を隠し持っていr」
「遅い…!」
「なっ…?!」
炎は一瞬の隙に聖の真後ろに立つ。そして…

【パラレルブリッツ!!!】
キィィイイン!!!!

残像による12回同時突き攻撃を容赦なく打ち込んだ


〜農場〜

「…あたいは別のことするよ…。」
冥花はそういいながら別の場所へ移動する。
ぶっちゃけるとさぼりたい。
だけどそれをするとなんか怒られた感覚がする。それにあとで半殺しにされそうで怖い。
かつて彼に脅された経験を持つ彼女は…どうしても彼に逆らえない。
※というより誰も逆らえない。by7倍quasar
仕方なく、適当に材料を集めるべく、崖のほうへ向かう…。
「鉱石がとれるって言ってたけど…何が出るんだい?」
※ごみがでますby7倍quasar

〜集会浴場〜

「あ、先ついちまったか。」
どうやら地たちのほうが先に集会浴場へと帰ってきた。それは彼にとって都合が良かった。なぜなら…
「んじゃ俺一人でちゃちゃっとクエスト消化しておくわ。」
緊急クエストをだすためのクエスト…通称キークエストを一人で処理するためである。
「さっき狩りを終えたばかりなのにすぐいくのか?」
「え、俺元の世界では不眠不休、超大連続クエスト連行当たり前、とある暴走人とともに1週間動き回るほどだから問題ないよ。」
ツバキの問いかけにそう答える地…。しかし内容があまりにもぶっとんでいるためどうも信じがたい。
ただ、さっきの狩りによって地の実力がどれほどのものかは理解できた。もっとも、なぜそんなに実力があるのかは不明ではある。
「んじゃあっちのメンバー帰ってきたら俺はクエスト消化中って言っといて。まぁすぐ帰って来るけど。」
そういうとクエストを受注してどこかへいってしまった。



〜地視点〜

「さ〜てと、誰にも見られていないって楽だな。思うがままに動くことができる。」
一人となった地はありえないほどの速度で狩場へ向かって走りぬける。
一人であればこんなに超速で動こうと問題ない。速攻で狩ってしまおうと問題ない。無駄にクエストをさせるのもあれだ、めんどくさい。
そう思った地はあっという間に狩場へ到着する。
「まぁあいつらが帰って来るまでに2つ消化できたらましか。」





どうでもいい炎が使った剣について。

もちろんある作品からとってきた剣。通称【レジェンドソード】
白い半ズボンに上半身は裸で過ごしていた小さな英雄の剣。この剣で鉄の竜を倒したと伝わる。
というより自分が持ってきてる作品だいたい同じ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1025 )
  • 日時: 2014/07/09 14:34
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: dwRb7DkJ)

>>1014
・・・・・・え? ガ〇ダムユ〇コーン1章? え? ナニソレシリマセンネェ・・・・・・
嘘ですすいません。
ですが決して意識してやった訳ではありませんし2章からちゃんとモンハンします。
ただし、1章に関してはどうしてこうなったかと言いますと、元々の設定は全く変わっていませんが当初のほうだと第2期での辻褄合わせがトンデモ無く大変な事になったので・・・・・・(グラニに対する仕打ちもけっこう酷い)
上手く第2期と辻褄合わせ+余りにも酷かったグラニさんに対する仕打ちの事を考えるとこうなりました。
まあ、第2期もモンハンとは少し(?)遠いですけどね

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1026 )
  • 日時: 2014/07/09 16:05
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: zoK62vvj)

その25 解放された男

〜炎視点〜

指にはあのリングが…10個つけられていた。
このリングは持ち主のレベルに応じて力が上昇する。それは1個でレベル×1.5倍分が付与されるといわれている。
リング自体は誰でもつけられるようにはなっているが…上昇量は持ち主のレベルに依存する。
それを10個つける…単純にレベルの15倍もの力がついてしまう。それに加え元の異常なまでの力…。破壊力はもはや桁違いだろう。
※実際にあるゲームにある仕様です。どんなゲームだよとか言わない。
なぞめいた生物はばらばらとなっていた。
それでも再生しようと一箇所に徐々に集まっていく。

「…消す」

炎は時を…止めた。


―あたりは何一つ動かない完全なる静の世界
そこに動くはただ一人…。
炎は懐から…持ち手から刃先まですべて火でできたある刀を取り出す。
刀ではあるが長さは片手剣並み。小型ではある。
それを右手で持ち…振りかざす

「失せろ」
ブンッ!!!

爆炎が対象の周囲を瞬く間に包む。
それは剣から外れるとすぐさま止まってしまった。
しかしこれは完全に止まったわけではなく、時の静止による作用…。
そして時は再び動く―

バシュン!!!!

時が動き出すと共に周りを包んだ爆炎も呼応するかのように動く。
それは一瞬で動き、そして消えてしまった。
中にいた謎の生物と共に…。

「…なぜこんな火をつくることができるんだ、俺の師…。」

そう呟きながらあるところへ向かう。

ガチャッ!!

鍵を無理やりこじ開け、中にいた男を救出する。

「うっ…」
「意識はあるか。」

どうやら意識はある。何も食わせていないのか、かなり苦しそうだ。
炎は懐から食料を取り出し、その男に渡す。

「食え。俺はお前を助けに来た。俺と…同じ世界に住むものよ」
「…?俺と…同じ?」

その男の目は…まるで雲ひとつない青空のような澄み切った色をしていた。澱みのない、純粋な色だ。
髪は碧色に見えるが…ところどころ蒼い部分がある。おそらく元の色は蒼で碧色に染めたのだろう。

「あぁそうだ。俺は炎。やつから少しは聞いているはずだ。まさかここにいるとは思わなかったがな」
「あいつ…あぁ…お前が…炎なのか」



〜火山〜

とりあえずこのままだと相手に寝返りされかねないと感じたミラバルカンは3人に状況を詳しく説明した。とりあえず3人は納得し、あの2人が敵であるという認識をした。
「くそ…あんなにかわいいのに敵とは…!」
「…コレハオレモフフクダ」
「…。」
認識はさせたもののどうするか迷っていた。
己の翼を貫通する槍を持つモノと破壊する力を持つモノ…強敵だ。真っ向からの対立は避けたい。
何かいい案がないか…そう考えていたときだった。
「許さん!これでも喰らえ!!」
ガチャン!!
振り○きは何かを2人に無理やり装着させた。腕輪みたいに見える。
「なにこれ…?」
「プレゼントかなぁ?」
「おら!!」
ズドン!!!
さらに2人の前に何かをおく。よくみると…bea○man○a○DX Li○cleと見えるが気にしたらいけない。SP○DAじゃねーのかよ!といってもいけない。
「オイフリムキ…マサカ…」
「おうよ!これが!俺の必殺、地獄のかまぼこ工場長見学会だ!!(゜Д゜)彡」

次回、地獄のかまぼこ工場長見学会、始まる



炎「おい、モンハン要素どこいった」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1027 )
  • 日時: 2014/07/09 17:07
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: R0bcO7pg)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十一章 温泉だよ!全員集合ー!

 〜ミナーヴァside〜

 無事にアオアシラの狩猟に成功したカトリア達はユクモ村の集会浴場に帰ってきていた。
 先に帰っていたのか、ニーリンとツバキが待っていた。
「おぉ、イレーネ殿、戻られましたか」
「ニーリンさん、ツバキくん。地さんは?」
 カトリアは回りを見回しても地の姿が見えないことに気付く。
 それに関してはツバキが答える。
「地さんなら、ついさっき「クエスト消化に行ってくる」とか言って依頼を受けていきましたよ」
 確か土砂竜ボルボロスだったかな、とツバキは地が受けていた依頼を思い出す。
「呼ばれた気がした」
 不意に、地がカトリア達の後ろから現れた。
「地さん?忘れ物ですか?」
 残妖はここに地がいることから、忘れ物でも取りに来たのかと思い込んだ。
 だが地の答えは全くの逆だった。
「いや、もう終わらせた。過去形。で、帰ってきた。現在形」
 もう依頼を終えて帰ってきたと言うのだろうか。
 ツバキがついさっきと言ったので五分かそれくらいだと思っていた。
 だとしても、いくらなんでも早すぎる。
 地は以来達成を伝えるためにエリスの元へ行く。
「ほい、ボルボロス狩ってきた」
 依頼状の半券と剥ぎ取ってきたばかり(ついニ、三分前に)の土砂竜の甲殻を見せる地。
 エリスはそんな地に戸惑いを見せたが、規定に従って以来達成の判を押す。
「……本当に狩ってきたんですか?」
「ほんとほんと。ちょっと裏技使っただけだよ」
 その裏技が何かは想像も出来なかった。
 この地と言う男、どこも掴めない。
「そう言えばカトリアさん。温泉って混浴だし、やっぱ全員入るんですか?」
 アストが呑気にそんなことを口にする。
 それがまさに、口は災いのもとである。
「こっ、こらアストくんっ。そんなえっちなこと言っちゃいけませんっ!普通にっ、女の子は女の子、男の子は男の子で別に入りますっ!団長命令ですっ、決定っ。異論は聞きません!」
 そこまで混浴を認められないのか、特権濫用までして否定するカトリア。
『そんなえっちなこと』を一番考えているのはカトリアではないかと思ったが、それを口にしても無駄な気がしたアストだった。
「あのー、カトリアさん。俺ちょっとだけ意見を。異論じゃないですよ」
 挙手をするのはツバキ。
「はいツバキくん」
「ちょっと失礼……」
 ツバキはカトリアに耳打ちする。
 それを聞いたカトリアは瞳を見開いて驚いた。
「そっか、そうだったんだ」
 カトリアは納得したように頷く。
 それから、アストとセージに向き直った。
「女の子から先に入るつもりだけど、それでいいなら、他の皆も呼んできてくれるかな?」
 なるほど、他のミナーヴァのメンバーや霊華、冥花を呼んでこいと言いたいらしい。
 アストとツバキは快く承諾すると、集会浴場を出る。

 〜ユリ&冥花side〜

「あっ……」
 ユリは慌てて釣竿を引っ張るが、時既に遅し。
 水面から現れたのは、エサ取られた釣り針だった。
「うー、また取られちゃったぁ」
 眉を困ったようにしかめ、唇を噛むユリ。
 隣でエサとなるミミズを付けてやっていた農はまぁまぁ、と慰めるように声を掛けてやる。
 かれこれ三回ほど挑戦するものの、一匹も釣れていない。
「おーい、ユリー、冥花ー」
 入り口の方から、愛しの彼、アストの声が聞こえてくる。
 それを耳にしたユリはパァッと笑顔になって振り向いた。
「アストくーん、こっちこっちー」
 ユリはアストに向かって手を振る。
 アストはユリの姿を確認して駆け寄る。
「皆で温泉に入るから、一旦集会浴場に集合な」
 アストはユリの瞳の色が分かる距離まで来ると足を止めて用件を伝える。
「えっ?皆でって、アストくんも?」
「い、一応男女で時間を空けて入るってカトリアさんが言ってたよ」
「そうなの?私は、アストくんと混浴でも良かったんだけど……」
「そんなこと下手に言ったらツバキに殺されるからやめて」
 一瞬、自分のタオル姿がアストにフラッシュバックされたのかと思い、ユリは悪ふざけで自分の腕で身体を抱く。
「やだぁ、アストくんったらエッチ」
「あれはほんとに悪かったからっ、そのネタで俺を虐めないでくれぇ」
 そうこうしている内に、冥花も鉱脈の方から帰ってくる。その手には何の取り柄もなさそうな石ころが幾つも握られている。
「ねぇ、あんた達って付き合ってるの?」
 冥花の純粋な質問に、大慌てで応じるアスト。
「違うって冥花っ、俺とユリは付き合ってな……」
「でも私はアストくんのこと好きなんだけどね」
 ユリはそんなことを頬をトマトのように赤らめて答える。
「ユッ、ユリッ……堂々と言わなくても」
「だって、ほんとのことだもん」
 ユリは上目使いでアストと目を合わせる。
「あー、初々しい初々しい。つか、温泉行くんでしょ」
 冥花は見てられない、とでも言いたげに頭に手を添える。
 農の自己紹介もあって、ユリ達は集会浴場に向かう。

 〜霊華side〜

 挨拶回りをする彼女の前に現れたのは、海賊のような出で立ちの猫の喋るネコ、セージだった。
「あら、喋るネコさん」
「オレの名前はセージだニャ。それより、カトリアが集会浴場に来いと言っているニャ」
 ネコの割りには随分と大層な態度を取る。
「分かったわ。じゃあ行きましょうか」
 霊華はセージの言う通り、その足を集会浴場への石段に向ける。
「霊華と言ったかニャ、一つ聞きたいことがあるニャ」
 呼び捨てにされるのは心地好いものではないが、霊華は不快感を表には出さずにセージに向き直る。
「お前、幽霊か何かかニャ?」
「…………」
 どうやらセージは既に自分の正体に気づいているようだ。
「何のことかしら?」
「オレだから分かることだがニャ……この件は黙しておくニャ」
 セージはそれだけを言うと、石段を降りていく。
 霊華はその後ろ姿を見送る。
「さすがはネコ……本能的な面ではヒトより優れているようね」

 〜炎side〜

 聖のその肉体は四散した。
 だが、炎はこれで終わりとは思わなかった。
「ちっ、核を逃したか……」
 咄嗟、炎は新たな気配を察知し、その場から飛び下がる。
 その瞬間、光線が闇を焼き払っていった。
「ふぅん?避けるかい?」
 聖の声ではない……が、その口調は聖そのものだ。
 その方へ向き直ると、両腕に巨大かつ長大な火砲を手にしたヒトがいた。
「別の肉体に核を移したのか……」
「その通り、君の攻撃をまともに受けたら核ごと死んでしまう。反応さえ出来ればこうして肉体を移し変えれる」
 聖は不敵に笑う。
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1028 )
  • 日時: 2014/07/09 17:08
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: dwRb7DkJ)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に1章-3
父さんに導かれ、地下室に行った。
そこで父さんが言っていた事は、今の僕には到底理解できるものではなかった。
数日たった今でさえ、頭が混乱している。
腑に落ちない点だっていくつかある。
かつての文明の英知――果たしてそんな物が実在するのだろうか?
実在はするのだろう。僕から見た父さんは、少なくとも無いものを隠すような無駄な事はしない。もっと、合理的な人のはずだ。
実在すると仮定したところで、解らない事が多すぎる。
いったい、どうすればいいのだろうか・・・・・・
その判断が、自分の未来を大きく左右する事はなんとなく解っていた。
それ程重大な分岐点にいることは、感じ取っている。
解らない時は、答えが出るまで行動しなさい。
そうだ――何事も行動しなければ始まらない。いつまでも悩んでいたって前には進めない。
お婆ちゃんは、そう言っていた・・・・・・
だったら、確かめるしかない。
廊下へ飛び出し、父さんの部屋まで走る。

何度立ち止まろうとしただろうか。
何度後ろを振り返ろうとしただろうか。
何度後戻りしようとしたんだろうか。
だが、それでは前に進めない。
全ての迷いを振り払うかのように、廊下を走り抜ける。
程なくして、父さんの部屋の扉にたどり着いた。
この扉を叩くか、叩かないか。
最終意思確認だ。
この扉の向こうに、答えがある筈だ。
それを行動が証明してくれる筈だ。
覚悟を決め、扉を叩く。

扉を叩き、部屋に入るなり複雑な顔で「それが答えか・・・・・・」と言われた。
その決断に後悔は無いな? 口では言っていないが、目がそう言っている。
「お婆ちゃんから・・・・・・教わったんです! 解らないからって、苦しいからって、諦めちゃいけないって! 例えそれがどんなに残酷な事でも・・・・・・それを受けてめられる強い人間になれと!」
父さんはこの答えに微笑した。
「やはり適わんな・・・・・・いいだろう。“鍵”を託そう。ついて来なさい」
そう言われ、部屋の奥へ進んだ。

「今ならまだ、戻れる。今一度問う。我が一族に課せられた重責を背負う覚悟はあるか」
天井の絵を指差し、そう言う。
その絵は、天空を貫くほどの長さを持った柱。そして、剣を口にくわえた、翼の生えた蛇が、その柱に巻きついている。そんな絵だ。
「これが我が一族の家紋――これを背負う、その覚悟を問う・・・・・・とはいっても、その目が揺らぐ事はない・・・・・・か。いいだろう。その背中に“星の世界へ手を伸ばす柱”、“可能性の剣”、“希望の翼”、そして“意思と言う名の蛇”を刻もう」
背中を出しなさいと付け加え、父さんが何かを探し始める。
言われた通りに背中を出し、その間に見つけたのかそれを背中に当てた。
背中を押されるような感覚がしたのも一瞬で、痛くも痒くも無い。
「・・・・・・これで、この家の秘密は託した――もし、使うときが来たらあの扉の前で叫べ。“リブート”と。昔の言葉で、再起動を意味する」
僕は頷き、「ありがとうございます」と言ってその部屋から出た。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1029 )
  • 日時: 2014/07/09 23:17
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: zoK62vvj)

第33話 また増える仲間 

〜エリア10〜

BLAZEと謎の人間っぽいもののやりとりが続く…。

「くくっ…なぜこの世界にいる」
「それは言えないね!アタイ、最強だから!」
「だから溶けたいのか。」
「うっ…!」

何かあったらあの武器出して脅しているBLAZE…見るに兼ねないな。俺はもうどこかいっていいか?

「で、どうするんだ?このまま一人でいる気か?一生この世界から出られないと思うが」
「う…最強のアタイならそのくらい…」
「我は世界の移動など朝飯前だ。今すぐにでもいけるくらいだぞ?」

…あれ?ちょっと待った。地味にあいつ…仲間にしようとしてないか?
いやいやそれはなにか悪い冗談だ。うん。それはない。ないよな…。な?

「…決めた!アタイはついていく!」
「それでいい。くくっ…」
「おいこら何勝手に決めてんだ」

や め て く れ 。
なぜ仲間にする必要がある…。俺はお前の言うとおりにするけどそこまで仲間増やす意味ねーだろ…キャロが死ぬぞ(空気的な意味で)
※師条はキャロを空気と見ていない唯一の人。

「ん?別に良かろう。互いに得なのだからな。くくくっ…。」
「…あー、シャガル狩りたい。この気持ちをあいつにぶつけたい。」
「シャガルって何?」





…結局俺は何も狩っていない。というより何も出てこない。いやそれはおかしいだろ…。
なぜだ?地上部は…全部行った。ということはまさか…水…中?
いやいや、軽い運動超える。それはまじでいやだ。軽くない
「…BLAZE、これから泳ぎますなんて言ったら俺は帰るぞ。」
「なら帰るか。」
「…」
こいつ水中に行こうとしていたのか…。
「えー!アタイはまだ何もしていない!それに水中楽しい!!」
「なら我は残っておくから先に帰っておけ。別に良かろう。」
…まぁそれでいい…

わけあるか。
「…残る。俺が残らないと何かが不足する。」
…その何かがよくわからないが…なくてはならない何かが欠ける気がしたんだ。
俺がいなかったら…なんだ?話がなんというか…
「くくっそう言うと思った。」
読まれてたみたいだな。
「よーし!ならアタイが一番に行く!!妖精とは、突撃することと見つけたりぃ!!」
「おいこら」
どっかで似たような台詞を聞いた気がするんだけど…というか自重してくださいお願いします。

「…ってかあいつの名前なに」
「H…いや、それだと隠せないな…Blizzardにしておくか」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1030 )
  • 日時: 2014/07/10 21:41
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十一章続き

〜集会浴場〜

「待たせたニャ」
「いやそんなに待ってない。」
アストより先にセージが集会浴場へ着く。それに地はそう答える。
「地、これ…。」
「ん?紙?」
霊華は地に…あの紙を渡す。それを地は広げて読む。
―読み終わる頃には彼の顔は真っ青になっていた。
「…ははは…はは…やべぇ…は…は……」
「…?どうかしたのか?」
さっきまでの表情とは打って変わって、もはや真っ青になっている地。一体何が彼をそんなにさせたのかツバキが聞く。
「いや…うん…メンバー足りないけど主要な人はいるから話すよ…。」
とうとう地は…問題児でもある炎のことを語る決心をした。

「+一人いるって…前言ったよな…」
「言いましたね」
「そいつからの手紙なんだけどね…うん…あいつはもはや常識なんてどこにあるの?なんなのその異常な力?狂ってるでしょ。っていうね…言葉では説明できそうにない…いやだぁああ!!あいつに殺されたくねぇぇぇええええ!!!!」
…炎は本当に言葉で表わしきれない。
あるときは世界を瞬く間に移動し、あるときは一瞬でその場に現れる。またある時は…と挙げるだけで常識外。あまりにもぶっとびすぎて信用できない。しかしそれはすべて事実だから恐ろしい。
途中で説明じゃなくて発狂しかけている地…。本当に今までとはぜんぜん違う。
「そんなに恐ろしいのかニャ?」
「簡単に言うと努力とかそんなレベルでは絶対到達できない意味不明な人間超越してる何か。自身の想像するものをはるかに超える化け物。意味不冥。もうやだ…俺終わった…」
簡単にいっているようで、そうでもない気もするが気にしてはならないだろう…
地自体はもはやこれ以上説明したくはなかった。しかし…
「地さん…?その…なんとなくすさまじい人ってことはわかったのですが一体どういう人なのかいまいち…」
カトリアは絶望しかけている地にそういう。
「やめてくれ…俺はもう殺される…あいつに殺される…もうだめだぁ…おしまいだぁ…逃げるんだぁ…勝てるわけがないよ…!」
「…地、落ち着きなさい。まだ彼は帰ってこないと思うから」
「えっ?」
霊華の言葉に振り向きながら答える地。
「…よく読んでないわね、この部分よ。」
霊華はある部分を指す。そこに書かれている内容は…しばらく帰れないということだ。
「…なるほど。俺が殺される時期がずれた、というわけだ!!」
「今彼がいたらあなた突っ込まれているわよ…。」
急に調子を取り戻す地に霊華はやれやれといった感じ。
「あ、そういえば彼からのメッセージがあるのよ。あなたたちにも…。」
「私たちにも?」
ミナーヴァを代表してカトリアが紙を受け取り、内容を読み上げる
「【…俺は今会っているであろう4人の仲間だ。都合があって一人で動いている。しばらくは合流しない。俺がどんな人物であり、どれほどの者かは地が一番知っている。あいつに聞けばだいたい分かる。いつか俺もそっちに合流する。そのときは…そのときに。】」
「いつかこっちにくるってことでよいのかな?」
カトリアが読み終わると、ニーリンはそう答える。
「えぇ、そうよ…そのうち…ね。」
「さ、さぁ、俺は…俺は…俺…ショボーン(・ω・`)」
また地はしょんぼりしていた。そしてクエストを受けてどこかへ消えてしまった。
「大丈夫なのかしら…。」


〜異世界〜

「今度はそれで俺をぶち抜く気か?そんなもので俺は殺れん」
聖に対して挑発する炎。というより事実を言っているだけかもしれない。
彼を射撃で倒すことは不可能。なぜならどんな密度であろうとも避けてしまうからだ。
それ以前に核の破壊が色んな意味で不可能でもあるから無理なんだけどね。
「僕の考えはそれではないんだよ。」
「何…?」
「君をありとあらゆる方法で試したいのさ。」
聖は炎にそう言い放つ。
…肉体はいくらでもある。核さえ崩れなければ死ぬことはない。その点は炎と似ているかもしれない。
しかし、この異世界は聖の精神世界に近い…。すべてにおいて聖のほうが圧倒的に有利となっている
「さぁ、君の力、僕に示してもらおう!!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1031 )
  • 日時: 2014/07/10 00:17
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

今後クロスオーバーで考えていたこと

・地は女子メンバーが入っている間に温泉クエストに出かける。速攻で終わらせるためソロ予定。セージならつれていけそう…。
・実力うんぬんは…地と残妖入れ替えてもう一回やる?
・というより村☆5なのに集会所なんで☆3にしたんだ俺…まぁ緊急クエをやりたかったんだけどさ。
・一応これから地は他メンバーと狩る時は自重させます。
・炎ちゃんは聖との対決で死に掛ける。
・というよりどれくらいまで隔離しようかなー。
・あと一時的に力が戻るってことにして聖との戦いは締めます。
・んでばらばらになった力を集める…んだけどここあたりで合流させるといいのかな?

以上!多い!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1032 )
  • 日時: 2014/07/10 03:09
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: KCUNdi4q)

 >1031

 えーとですね、今後の大まかな流れとしては


 ・女性陣が入浴イチャイチャ中に地が軽くクルペッコを滅殺。アストと農は部屋でお待ち。軽く雑談。

 ・緊急のギギネブラは地が独りでふらっと狩猟。

 ・(ここからは勝手な設定です)残妖とツバキ。同じ太刀を使う者かつ、従者的なポジションから意気投合。二人でドスファンゴ狩猟に出かけ、ジンオウガ(強さは上位並)と遭遇。ツバキが残妖を守って重傷を負ってしまう。どうにか狩り場から逃げることに成功し、その途中で炎(聖との決着はついている)と合流。

 ・炎が二人をユクモ村まで送り届けると、「俺にはまだやることがある」と言い残して村を去って、力を集め直しにいく。その翌日に急遽緊急として上位ジンオウガの狩猟を受けるハンター達(編成はアスト、カトリア、ニーリン、残妖)。地は突然行方不明に。

 ・上位ジンオウガに苦戦しながらも勝利。その陰では地とセージがもう一頭のジンオウガを狩猟をしていた。

 ・それから数日の間はまったり過ごす。同時に炎も力を取り戻して帰ってくる(地はしばかれます)。 

 ・ここでまさかのルピナスが炎に想いを寄せる。しかし元の世界に戻らなくては行けないので、炎はルピナスの想いを汲んでやり、一日だけのデートをする。

 ・炎の力によって元の世界へ戻っていく。ルピナスは記憶を失っていながらも、炎からくれた品を見て朧気ながら大切に想う。

END

 ご都合です。気に入らなかったら意見をお願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1033 )
  • 日時: 2014/07/10 14:59
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

>>1032

どうせなら残妖も重傷にさsゲフッ!?
炎「関節はずされたうえにその部分の骨が塵となったのにまた重傷にさせる気かおいこら」
qua「だってぇ…。」

あと炎ちゃんがあえて殺さない程度に撃退して、後日そいつと緊急という形で戦うってのはどうだろうかと思った。
まぁ炎ちゃんは…うん。力を適当なところに散らしておけばいいか。あと1つ(一番必要な空間移動)を残して合流でいきたいかなぁ…。そうすればなんか自然な気がした。

…だとすると聖との決着は無理に長引かせなくてもなんとかなりそうですね

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1034 )
  • 日時: 2014/07/10 22:28
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

もうひとつの物語において、主人公たちと関連する人たちの簡単な設定。

ミラバルカン
―世界を見守りし龍。そして世界の崩壊とも関連する龍。崩壊しかける世界をなんとか食い止めるために、炎にこの世界について話す。そして自身も行動を開始する。絶対逆らえないということは炎と似ているかもしれない。人間を嫌うが根本から嫌っているわけではないみたいだ。

振り向き厨
―なぜかミラバルカンのいる世界にきてしまった。原因不明。ある音ゲーマーで、SPDP皆伝、全白、足18,19譜面クリアなどかなりの腕前だとか。ただし狩りはできない。曲にあわせて振り向いたりする。FBIに追われている。何かと頼れるやつ

FBI(振り向き撲滅委員会)
―振り向きを捕食し、撲滅させようとする委員会のメンバー。無秩序に襲うのではなく、振り向いたことを確認してから捕食する。今回はなぜか共に行動することとなる。なお、振り向いたものは誰もが対象になるが、どの振り向きがアウトかはちゃんと決まっている。あと片言

3y3s
―だいたいclose your eyes...としか言わない。謎の第三勢力。いまだに謎の面が多い。あるときは振り向きを捕食し、あるときは振り向きと遊んでいたり…謎。ちなみに3y3sという曲は存在します。




TRAILBLAZER
―組織のボス。圧倒的な戦闘力を保持する。そのため、彼が実質組織を握っているようなもの。あまりにも強すぎるため、ギルドは立ち向かうことをやめてしまった。

ゴルルナ装備の男
―名前はまだない(おいこら)話術が巧みで、実質組織を操っているのはこいつ。あれこれ嘘をさらっといい、それを信じ込ませたりする。ほとんどの人が彼のペースに立ち向かうことができず、いいようにされてしまう。実力は…察せ。

バーサーカー
―フードで顔がよく見えない。ただ体は筋肉質。無言である。なぜこの組織にいるか定かではない。一説ではゴルルナの男が巧みに交渉したといわれている。肉弾戦の能力が非常に高い。その正体は一体…。

???
―姉妹の姉。どっかの吸血鬼とかぶる。一応差別化しているらしい。カリスマブレイクはしないとのこと。羽も生えている。冷静。組織のメンバーではある。

???
―姉妹の妹。これもどっかのとかぶるね、仕方ないね。差別化している。破壊の力を持つが、実はそれは炎ちゃんも持っている。しかも炎のほうが圧倒的に強い。カリスマなんてない。

研究員
―塵に帰ってしまった。進化を超越しており、自身の体を変幻自在に操ることができる。正攻法で勝つのは非常に難しい相手ではあった。しかし相手が悪かった。あと性格が非常に悪かったらしく、TRAILBLAZERにいろいろ制限されていたとか。キメラモンスターを作ったのも彼。

二人組みのハンター
―組織のメンバーではあるが、関連する団体のメンバーであるとか。地を襲おうとしたが、返り討ちにあう。なぜかモンスターと話すことができる。そのため、組織の中でも高い地位にいたとか。なお、地によって気絶させられたあとギルドによって捕らえられた。

二人組みのハンター
―組織のメンバーではあるがあまりいい地位ではない。モンスターと話すことができる冥花を利用してなんとかしようと企んでいるが…ちなみに女のほうは胸が異様にでかい冥花を嫉妬している。男のほうは完全に悪キャラ。



…あとなんかいたっけ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1035 )
  • 日時: 2014/07/11 00:13
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9v8UVU6/)

すいません、大変お待たせしてしまっているんですが(主にクロスオーバー)、色々と忙しくてもうしばらく書き込めそうにないです。今暫しお待ちを。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1036 )
  • 日時: 2014/07/11 13:43
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: sqJ2wKJD)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 十二章 終わりなきを終わらせる戦い

 〜炎side〜

 聖の火砲から灼熱と見紛うばかりの光線が炎を襲う。
 しかし、炎にはその光線が「見えている」ために、それに当たることはない。
 一瞬で距離を葬り、聖のすぐ後ろまで回り込む。
「ブラスト・シュラーケン(爆発粉砕)」
 炎の右の拳から光が放たれ、その光速の拳が聖の背中を捉え、爆散させた。
 しかし、炎は歯噛みする。
「喰らうと分かっていて、わざと避けなかったな……!」
 そう、聖はまた肉体を移し変えたのだ。
 すると、聖は今度は西洋の騎士のような出で立ちで現れた。
「(だが、今のブラスト・シュラーケン(爆発粉砕)で分かった……俺の力の一部は、奴の中にある)」
 この際、核の破壊は最後でいい。今は力を取り戻すことが最優先だ。
「いいだろう。本気は出さないが、俺の力の少しは示してやる」
 炎は三再び聖に突進する。

 〜ミナーヴァside〜

 カトリア達女性陣は、早速温泉に入ろうとしていた。
 地は現実逃避でもするかのように依頼を受けに行き、アストとセージ、農は部屋でまってもらっている。
 皆が皆、湯浴着を着けて更衣室を出ていく中、ユリとツバキだけが遅れて入り、まだ更衣室から出てこない。
「わははーっ、温泉ですーっ!」
 シオンは無邪気そうに走って温泉に飛び込もうとする。
「はぁい、シオンちゃんストップですよぉ」
 そんなシオンを引き留めるのはルピナス。
「ちゃんとぉ、身体を洗ってから入りましょうねぇ」
 そのままシオンを捕まえて座らせると、石鹸を泡立てたタオルで彼女の背中を擦る。
 エリスとマガレットもそれに倣って、身体を洗うことから始めていき、残妖も霊華の背中を流している。  
「ユリとツバキ、遅いねぇ。何してんだか?」
 ライラはカトリアと一緒に更衣室の前で待っていた。
「ツバキくんは、色々苦労してるみたいだからね」
 先程からツバキ本人から話を聞いていたカトリアは、彼を否定できない。
 なぜなら、ツバキ・セルジュと言う人物は……
「お待たせです」
 更衣室のドアから、ユリが出てきた。 
 その後ろから、恥ずかしそうに身体を腕で隠そうとしている、湯浴着姿の彼女、ツバキがそっと現れる。
 それを見て、ライラは目を見開いた。
「ツバキ!?アンタ、女だったのかい……」
「は、はいぃ……」
 ツバキは俯きがちに、いつもの爽やかな声ではなく、鈴のなるような女の子らしい声で答える。
 ツバキが女の子だと知っていたのは、アストとニーリン、セージぐらいだ。
「ほら、ツバキくん。早く身体洗って温泉入ろうよ」
 ユリがツバキの手を掴み、引っ張っていく。それに恥ずかしがりながらもツバキもつられていく。
 それを見送るカトリアとライラ。
「んじゃ、アタシ達も」
「行こっか」
 ツバキが女の子だという事実は浴場中に騒がれた。
 温泉の中には既にニーリンが浸かっており、酒をあおっていた。
「ふむ、これもまた一興一興……」

 〜地side〜

「あぁぁぁぁぁぁ、どうしようやべぇ。炎帰ってきたら俺死ぬとかマジ洒落になんねーわぁ……」
 地は渓流を歩きながらも頭を抱えていた。
 あの炎のことだ。
 殺されはしないと思うが、肉体的にも精神的にもえげつないことにされるのは間違いない。
「あーもう、どっかの神様が炎の邪魔して、その炎の力を世界中にばら蒔いて時間を稼いでくれぇー」
 そんなこと有り得るわけねーだろと、自分で自分を突っ込む地。
「ゲェェェェ、クワォェェェェェ!」
 ふと、縄張りに入ったのか、クルペッコが地を威嚇してくる。
 開幕一番声真似をしようと喉袋を膨らませるクルペッコ。
「ゥワオォォォォォ……」
「あーうるせー」
 地は矢を矢筒から抜き放つと、そのままクルペッコに投げ付けた。
 それは見事にクルペッコの喉袋を突き破る。
「グワォェェェッ、グゲェェェェ!?」
 大事な発声器官を潰されたクルペッコはその場でのたうち回る。 
「ギャーギャー騒ぐな」
 地はのたうち回るクルペッコの頭を踏みつけると、その場で何度もストンピングする。
 一度踏まれるごとに、地面に頭がめり込んでいくクルペッコ。
「ゲェッ、ゲェッ、ゲェェェェェェェ……」
 踏まれただけで頸椎を破壊されたクルペッコはその場で動かなくなった。
「あー炎〜、俺が悪かったよー。だから許してー」
 地は深く溜め息をつきながら、渓流を後にしていった。
 無論、依頼は達成である。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1037 )
  • 日時: 2014/07/12 00:21
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

十二章続き

〜渓流〜
「…もう俺はあいつが帰ったらしぬ…ならそれまでを楽しもう」
地は決心した。炎が帰ってきたらたとえどうしようと殺されること。それまでは楽しめばいい。それまでは…。
いつ帰ってくるか分からない化け物の恐怖に打ち勝たなければならない…。これは普通のハンターがミラボレアスと対峙する以上の絶望感だろうか。
とにかく、帰ってくるまでは安全だ。
「あ、クルペッコ…まぁいいや、一応剥ぎ取ったし…」
炎のことを考えていたらなんかうるさい鳥がいたんで頭ストンピングしてたら討伐できていた。
これだけ聞けば何言ってんだこいつといった内容ではあるのだが…事実であることが恐ろしい。
一応ギルド報告用に剥ぎ取りはしておいたから問題はない。さて帰ろう、と思ったのだが…
「あー…そういえばカトリアは混浴反対っていったな…今帰ったらいろいろ危ない。」
渓流からユクモ村は1分もかからない。しかし今帰れば確実に女性メンバーの入浴時間になってしまう。さすがにそれは避けねばならない。
「んじゃ孤島に確か秘湯があるからそれでもとってきて男性メンバーはより質のいい湯につかるってことにすっか。」
孤島には竜が訪れるとされている秘湯が存在する。温泉の質を高める重要な資源であるのだが…竜が訪れるということが非常に厄介。
そのため、ハンターがそのモンスターを討伐することによって秘湯を手に入れる、これが当たり前となっている。訪れる竜は数知れず。そのときによって変わる。
地はその方向を目指す。もちろん常人の移動速度ではない。1分あればつくような速度で…。


〜炎視点〜

一瞬で間合いを詰める炎に聖は無数の突きで応戦する。
それは常人からすればもはや残像が飛び交っているかのような状態だ…。あんなもの避けられしない。当たってしまえばその超速の突きによって体をぶち抜かれかねない。頑強な防具だろうと突き抜く、それくらいの速度だ。
それを炎はすべて避ける。先読みや異常なほどの反射神経によって巧みに回避する。
「やるじゃない」
「散れ」
【パラレルブリッツ!!!】
キィィィィイン!!!!
炎は残像と共に同時突き攻撃を行う。それを直撃した聖の体は…ばらばらに吹き飛んだ。
しかし、核はまだ破壊できていなかった。それは分かっていた。なぜなら感触がなかったからだ。
「ちっ、貴様、本当に核を所持しているのか?」
「その質問には答えないよ」
そういいながらまた新たな体を宿した聖が現れる。今度は全身筋肉質…近接戦闘に特化したかのような風格だ。
「(このままでは拉致があかねぇ…持久戦は圧倒的に不利。しかしあいつの核はあるのか…?それに俺の力がない限りこいつを処理することは…)」
「僕の目の前で何を考えているのかな!!」
ズドガッ!!!!
聖は炎の右腕にまるで流星が衝突するかのような破壊力を持つストレートを直撃させた。
炎の右腕は…原型はとどめていた。防具をつけているとはいえ、硬すぎる。
しかし何かおかしいことにすぐ気づく。
「これは…ちっ…その力を利用されるとはな」
ザシュッ!!!
炎は自身の右腕を切り落とした。落とされた右腕は結合が完全に解除され、散り散りとなって消えた。
これは…彼の持つ力である、【再生できない攻撃】を受けたためである。
再生するにはその部分を切り落とさなければならない。あたった場所が腕であったため、それより元の部分を切り落とし、再生させた。
「…(力が戻らないとこいつには勝ち目がない…いくら攻撃しても別の肉体を持ってくる…どうすればいい…!)」
普段どんな状況にも冷静な炎も、今回はかなりあせっていた。


〜部屋〜

今ここにいるのはアストとセージ、それと農だ。
地はそのうち帰ってくるだろう…もっとも、今彼は孤島に向けて走り出しているのだが…。
「そういえば農さんは地さん達の知り合いですか?」
「いや、僕は無関係だよ。」
アストの問いかけにそう答える農。
地とは別の世界に住んでいた農は、なんらかの要因でこの世界に招かれた。その際に記憶が抹消されてしまい、元の世界のことをいろいろ忘れてしまった。
今の彼に残っているのは農業の知識がほとんど。ただ、性格は元のままらしく、言動も変わらない。
「僕は…うーん…記憶がないんだ。元の世界で何をしていたのか、どんな人とかかわりを持っていたのか…さっぱりなんだ。ただ農業のことだけは鮮明に残っている。それ以外はからっきしなんだ。」
農は…農業に特化している。それ以外のことは何もできないと自身は言う。
「あ、このままだと暗い話になっちゃうね。僕の話はあまりできないから…君たちの話をよかったらしてくれないかな?」
農はアストとセージにそういった。
ちなみに…農ができる話といえば農業関連。その内容は普通の人が聞けば何を言っているのか分からない。そのため自身から話す事はしないようにした。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1038 )
  • 日時: 2014/07/12 14:57
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6m7BJnDP)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十三章 竜の訪れる秘湯

 〜アストside〜

「俺達の話って言っても……つまらないかも知れないですよ?」
「それでも構わないさ。つまらないことでも、意味のないことは無いよ」
 話すことに意味があるんだよ、と農は答える。
「んじゃ、話すか……。俺達は、元々は大陸各地を歩いて回るキャラバンなんです。そのために船や飛行船も作ったし、その度にモンスターと戦ってきました。旅をすることで仲間も増えましたし、色々な経験にもなりました」
 アストは脳裏に、このユクモ村に来るまでの過去を思い出しながら話始める。
「キャラバン、つまりは商隊のことだね。君達のその旅の目的はなんだい?」
 農は興味を持ったのか、質問をしてきた。
 旅の目的……。
 最初は宿のためにキャラバンに参加させてもらった。しかし、一緒に時間を過ごしていく内に、宿のためというちっぽけな目的など忘れ、目の前の障害や困難を仲間と打ち破るために今ここにいるのだと自覚をしていた。
 そして、カトリアの口から放たれた、この旅の真の目的。それは、シャガルマガラとの決別。
 カトリアは、シャガルマガラとの決別をしなければ本当の意味での旅は始まらないと言っていた。
「……、カトリアさんが言っていたんですけど、あるモンスターとの決別なんです。それが終わってから、もう一度旅を再開して、それからまた別の目的を探していくんだと思います」
 アストは淡々と答えた。
「そっか、果てのない旅なんだね。僕は、記憶がないからどうとも言えないけど、世界は広い。ヒトが想像する以上に。生きている内にすべてを知るのは不可能だけど、そのなにかを渇望する夢は羨ましいな。今の僕にはないものだから」
 農はふと自嘲するように息を吐いた。

 〜地side〜

 孤島。
 地は秘湯を求めてこの地へやって来た。
 そのために、まずは大型モンスターを狩って安全を作らなければならない。
 しかも、ちょうどこの時期は繁殖期。探せばいくらでも大型モンスターがいるだろう。
「さて、最初の相手は……」
 エリア5。
 そこに、巨大な姿が見えた。
 それは、アオアシラなのだが、異様に巨大な体躯をしている。
 恐らく、普通のアオアシラの三倍はあるだろう。
「グロオォォォォォォ!」
 アオアシラは両腕を上げて地に威嚇する。
「おっ、プーさ……っと、アオアシラだな」
 どこかの黄色くて赤い服を着こんだクマさんを思い出した地だが、すぐに忘れる。
 地はとりあえず月穿ちセレーネを展開させた。
「俺今ハチミツ持ってねーんだわ。お前を吹っ飛ばすものならたくさんあるんだけど」
 黄金の焔の嵐が、アオアシラを焼き尽くしていく。

 〜残妖side〜

 残妖は霊華の背中をゆっくり流してやると、彼女の桃色の髪も丁寧に洗う。
「さっ、霊華様。終わりましたよ」
「ありがとう残妖。次はあなたの番ね」
 霊華は立ち上がると残妖に向き直る。
「いえ、私は自分でやりますので。霊華様はお先に温泉の方へどうぞ」
 残妖は遠慮、というか畏れ多いのでさっさと自分の身体を洗おうと動こうとする。
「残妖、洗わせなさい」
 霊華は声を強くして残妖に迫る。
 何故か妖しい気を感じられたため、残妖は「お、お願いします」と霊華に背を向ける。
 霊華は「素直でよろしい」と頷くと、残妖の背中を流していく。
「(れ、霊華様に背中を流してもらうなんて、この先一生無いかも……)」
 ドキドキしながらも残妖は背中を擦られる感覚を感じていた。
 しかし、霊華にしては妙な態度だ。そう思うのは失礼かもしれないが、残妖の中でほんの少しだけ猜疑心が生まれる。
「残妖の背中、残妖のお肌、妖……残妖の白玉のようなお肌……残妖の……」
 背中から、妖しい声が聞こえてくる。
 何か嫌な予感しかしない。
 不意に、霊華の手が残妖の前に伸びて、湯浴着越しに彼女のなだらかな身体に食いついた。
「みょんっ!?」
 残妖はすっとんきょうな声を上げる。
「残妖のつるぺた、残妖の控えめ、残妖の……」
 霊華は妖しく瞳を輝かせて残妖のなだらかな二つのそれを揉む。
「みょんんんっ……!れ、霊華しゃまっ、やめ……っ、んみょぉんっ……!?」
 残妖は必死に抵抗するが、力が抜けてしまい霊華の手がはがせない。
「こっ、こここっ、こら霊華さんっ!えっちなことはしちゃいけませんって言ったでしょう!?」
 それを見てカトリアが慌てて霊華をやめさせる。
 霊華の手が離れるころには、すっかり残妖は骨抜きにされていた。

 〜炎side〜

「(一か八かだが……悪くない賭けに出るか)」
 炎は聖の放つ拳から逃れて一旦距離を取った。
「さぁ、そろそろ終わらせようか?」
 聖も空間を葬って一瞬で炎に接近する。
 彼の拳が炎を砕かんと迫る。
「見えているぞ」
 炎は聖の拳を寸前で避け、懐に潜り込む。
「はぁっ!!」
 炎はその聖の鋼の肉体に手をぶちこむ。
 聖の肉体を貫き、彼の体内を探る。
「無駄だよ」
 聖は懐にいる炎にニーキックを放つ。
 だが、炎は怯まずに手繰り寄せる。
「これかっ……!」
 炎はなにかを見つけたのか、それを掴んでもぎ取った。
 それは、光の塊だった。
 それを見た聖はひどく動揺した。
「貴様、それは……!?」
 炎はその光の塊を握り潰し、身体に包ませた。
「完全ではないが、貴様を葬れるだけの力は戻った。これで終わりにしてやる」
 炎は一瞬で距離を離し、剣を抜き放った。
 その構えは、時を止めるモノだ。
「タイムストップ」
 その瞬間、この時空は炎が支配し、聖は完全に停止した。
「ロスト・オブ・イクシテンス(存在の消滅)」
 炎はその剣を聖の肉体に突き刺し、暗黒の焔を放つ。
 黒き焔が聖の肉体を包み込み、闇の中へ消えていった。
  

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1039 )
  • 日時: 2014/07/12 15:50
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

その26 地獄のかまぼこ工場

炎「本編に入る前に注意事項といっておこうか。」
地「なんだ?」
炎「今回からしばらく完全にBEMANIなお話が登場する。そのため最初に知っておくとわかりやすいことについてあげるようにする」
地「ほぉほぉ。」
炎「今回はこれらしい」
【REDIMPACT、皿】
地「…あー、皿譜面祭りか。」
炎「前置きが長くなったな…」

〜火山〜

「説明しよう!REDIMPACTのAnotherモードで、皿を5回ミスると工場長怒りの一撃が飛んでくる!なお、鍵盤は30ミスで軽めのおしおきが飛んでくるぞ!!」
振り向きはそう説明する。ちなみに完全にモンハンじゃない。別ゲーだろそれ…。
降り注ぐ皿の数はなんと驚きの2227枚。
あれこれ言っていたのだが半強制的に1曲目が始まってしまった。
「(我らがまるで敵みたいな感じだな…。)」
ミラバルカンはそう思っていた。

〜炎視点〜

「動けるな…よし、行くぞ」
「行くぞってどこに…」
炎はその男が動けることを確認すると、どこかへ向かって歩き出す。
「…ちっ援軍が来ているか」
しかし、それを阻むかのようにモンスターが押し寄せる。もはや質ではなく数で押す作戦といったところか…。
「この数…あのときより多い…」
その男は何かを言っていた。あのときが何を指すのか…炎には分からなかったがおそらく推測できる人はいるだろう。
数で言えばあの時より上ではある。しかし…連携がまったくできていないことに差はない。
懐から…謎の武器を取り出す。それを見た炎は…
「…なるほど、貴様もその武器を持っているのか…ならば心強い。」
「…貴様と呼ばれるのは勘弁だ…。」
そういいながら、二人はモンスターの軍団へと突入する。
その姿は…紅と碧の流星かのように…。


〜地下10階〜

「落ち着いたか?」
「うっ…はい・・・。」
ようやく残妖は泣き止んだ。
「怖いことは分かる。泣きたくなるのも分かる。だから俺はそれを止めることはしない。感情かくしてすごせば…己を忘れてしまうからな。」
地はそう言う。まるで誰かを指しているかのような言い方だろうか。いや、それは違う。
彼自身が過去にそうなったからである。
「まぁそれ以外にもいろいろあって、今の俺は存在するんだけどねw」
…ようやくいつもの口調に戻った地。相変わらずのペース。これに全うについていけるのは…炎とあと一人くらい。
「さてと、まだやることは残っているけど…霊華ー、起きてるよね?寝た振りしてるけど起きてるよな?眠いか腹減ったか知らんけどこれ終わったら俺がおごるから気合でどうにかしてくれーw」
「…その言葉、忘れないわよ」
部屋の隅にうずくまったままだった霊華が起きる。どうやら途中から意識は戻っていた。しかしあえて寝たふりをして様子を見ていたようだ。
もっとも、意識を戻したのは炎が回復させてからの話ではあるのだが…。
「よーし、んじゃもう少し落ち着いてから行こう。無理して怪我したら元も子もない。」
もう少し残妖を落ち着かせてから地は動くことにした。
まぁ炎は放置しておいても問題はない。あの化け物がやられることは絶対ない。あるなら彼の師匠がくるくらいだろうか。
それ以外は何がおきようと屈するわけがない。
それよりも、別行動でこの組織をつぶす…その方がはやい。
炎とはあとで合流することにしていた。
「(…私も残妖みたいに泣きたいわよ…でもそれは…できないよね)」
途中で残妖の様子を見ていた霊華はそう思っていた。
なんせ、同じことをされたのだから…無論、そのことは地は知っている。
というより、地は気づいていた。
「(あー…まぁ、いつか機会はあるはずだ。またそんときまで…いつになるんだろ。)」
と地は思っていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1040 )
  • 日時: 2014/07/12 23:37
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

>>1038
地「俺帰ってこなくて良かったわ。うん。」
炎「…常人は帰ってきたほうが良かっただろうが」
地「なんでや!」
炎「帰ってあの状況を見る→一瞬の.59(天国)→フルボッコのG59(地獄)…いや、お前ならG59にはなるまい」
地「いやいやいや、あの状況下におかれたら俺でもやばいって。いろいろやばいって。」
碧「…どこがやばいのかわからん」
炎・地「「は?」」
碧「何が.59なのかさっぱりだ」
地「…あー、そういえばあお…いや、碧は性欲を持っていないんだったな。仕方ないな。」
炎「さてと、モテナイーズが動くかどうか見ておくとするか…何かやらかしたら消しに行くぞ」


>>1041

自分の小説内での最強と最弱は…それぞれこんな感じ。

〜本編組〜
師条「最強はお前だろ」
BLAZE「そうか?我はそこらへんにいるようなモノだろう」
涙那「そこらへんにこんな実力者見ないぞ。」
奏連「というより…そこらへんに世界を移動するハンターがいたら怖いわよ」
満「まさしくONLY☆ONEだな」
師条「で、最弱は?」
優李「…わたし…?」
BLAZE「満は非戦闘要員だからそうなるな。くくっ…。」
Blizzard「(よかった…アタイは最弱じゃない…ってあれ?最強でもないの?!)」


〜もう一つ〜
地「炎以外最強はありえんわーまじで。」
炎「…俺の師のほうが上だ」
碧「それは言ったらだめだろ…。」
残妖「うっ…最弱は私ですか…?」
冥花「いや…あたいかもしれないわよ」
霊華「…私かしら」
炎「と思うだろ?実は敵にものすごく弱いのがいる」
3人「「「えっ」」」
地「まぁネタバレになるけどゴルルナの男が最弱なんだってさw」
qua「その通り。まぁそれはそのうちわかるさ…」
碧「では敵を除くとどうなるのかな?」
qua「言わせるな…」


また目次整理したほうがいいような数になってきたか…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1041 )
  • 日時: 2014/07/12 23:21
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: IyxeP/HF)

そういえば最強のキャラはわかるけどこのスレのキャラで最弱なハンターって誰なんだろう……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1042 )
  • 日時: 2014/07/13 00:13
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: /KskmNTV)

 ウチのミナーヴァのハンター達の最後の装備はこんな感じですよ。

 アスト…紅蓮斧ユニオリオン(チャージアックス)、リオソウルシリーズ

 ニーリン…妃竜砲【姫撃】(ヘビィボウガン)、リオハートシリーズ

 ツバキ…鬼哭斬破刀・真打(太刀)、フルフルSシリーズ

 カトリア…開闘の焔竜棍(操虫棍)、シルバーソルシリーズ

 セージ(オトモは含む?)ラギアネコアンカー、ラギアネコシリーズ

 装備は実力を示すと言いますけど、僕の設定の中では上位でもそこそこ優秀な位だと評してます。(カトリアさんはG級のトップクラス並、もしくは計り知れない)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1043 )
  • 日時: 2014/07/13 00:54
  • 名前: 翼の勇車 (ID: SyXS7cdu)

>>1041
ペッコ「ガタガタガタガタガタガタガタガタ……」
イーオ「ブルブルブルブルブルブルブルブル……」
勇車「あー、炎さん大丈夫そうですよ、二匹とも我のエンジンルームに閉じこもって震えてるんで」
トトス「問題はテメエが暴走しないかだな。ロリコン野郎」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1044 )
  • 日時: 2014/07/13 00:57
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: fb/.sCkX)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十三章続き

〜孤島エリア5〜

そこにいるのは地と通常の3倍の体格であるアオアシラ。決して3倍だからといって赤いわけでもないしよくわからない粒子を出しているわけではない。
体格がでかいぶん繰り出す技の威力も増し、その範囲も増大する。しかし地にとってはそんなものもどうでもいい。
「塵へと、帰って。」
バシュン!!!!
アオアシラの後ろから拡散矢を放つ。しかし5本の矢が一瞬で10発も放たれている。
武器はギルドが定める規定内、防具もそれ。しっかりとした規定内の装備だ。しかし何かがはるかに違う。それは彼の異常なまでの身体能力。
本気をだせば…1点集中の矢を12個同時に放ち、それを1秒間に20回打ち込むことができる。
それはあくまで本気での話だが、普段であってもその気になれば16回はいけるというのだから恐ろしい。瞬間であれば30回に相当するものも撃てる。
無慈悲に放たれる矢は同じ部位に直撃する。圧倒的な威力と本数を前にアオアシラは脆く崩れ落ちる。
「正規品だ、問題ない。」
問題があるのは地の身体能力がおかしいことくらいである…。特に変わったことをしていないのにこれであるのだから。
さて、秘湯を求めきた地であったのだが、運悪く繁殖期。モンスターは山のように存在する。
しかもなぜか同時に、である。
「グガァァアアアア!!!!」
「グォォォオオオオアアア!!!!!」
「グォアアアアア!!!!」
「シャァァアアアアア!!!!」
エリア5にモンスターが同時に現れる。
イビルジョー、リオレウス、リオレイア、ナルガクルガ亜種の4頭だ。
「おまwww4頭同時とか常人には無理だろwwwwうえwwwww」
そんな状況でもまったく乱れることのない地。普通なら何体かにこやし玉をぶつけたり、このエリアから逃げることを考えるだろう。それなのに地はそんなこと頭に入れていなかった。
「うん、うん…。うん。決めた。BGMにあわせて矢を放とう。」
そういうと、彼は武器をしまい、別の武器を装着する。防具も頭だけシルソルに変更し、矢筒を取り出しやすい位置に変える
「んじゃ。TRIP MACHINE EV○LUTION CSPのクラップ音にあわせて撃つから。じゃぁの。」
そういって彼は矢を放ちだした…。あと隠せてない。





【この間は地がいったとおり。】




「あー、疲れた。なんか違うモンスターもいるし。」
BGMが終わると地も矢を放つのを止める。
なぜか4頭以外にも大量にモンスターが流れていた。もはやエリア5は死体の山だ。塵もつもれば山となる。塵に帰せど山は生まれる。
「この死体の山をどう処理したらよいものか…いやいや、そうじゃなくて俺は秘湯を取りに来たんだ。死体は…燃やすかぁ」
一応ギルド報告用として死体から剥ぎ取り、それ以外は…燃やした。
「おー、燃える…ってあれ?なんださっき変な光の玉が飛んでいったような…」
燃え上がる焔の中に光る謎の物体を見つけた。しかしそれはあっという間にどこかへと飛んでいってしまった。
飛んでいったものは仕方ない。そう思い特に何も感じなかった。


秘湯がどこにあるのかは一応分かっていた地は道中で出会ったモンスターに…
「Plut○ Relinquishラス滝クラップ音撃ちぃ!!!」
とか言いながら殲滅していった。やっぱり隠せてない。そして…
「見つけたぞ、秘湯を!!」
とうとう竜が訪れるといわれている秘湯を見つけた。それを十分な量を確保し、帰ろうとしたらまたモンスターがいたので仕方なくラス滝よろしくなリズムで撃ちぬいていった。
「…まだ時間あるのかよ。んじゃ凍土でも行ってみるかぁ」
ここまでにかかった時間は…思ったよりはやかった。
今帰れば確実に鉢合わせてしまう。それを避けないとまずい。
そう感じた地は凍土にいくことにした。たしかここにも温泉の質あげるのがあっただろという歓楽な考えで…。



〜炎視点〜

「…」
黒き焔とともに聖の肉体を…消した。
これなら確実に消せただろうか…しかし念には念をいれておいたほうがよさそうだ。
「力が戻ったのは一時的…それにこの空間に俺の力はもう感じられない」
あのとき掴んだ光は…一部の力は完全に、それ以外は一時的に回復させるモノだった。一時的故に、その間に終わらせなければならない。
この空間に力が残っていないとなるなら…あの世界に散り散りとなっているはずだ。
あのアマツは聖によって強化され、力を入れても問題ない個体ではあった。しかしそれ以外は…いや、力によってはモンスターに吸収されてもおかしくない。強力なものからそこまでなものまで…
それをすべて集めて、地を沈めて帰る。あと巻き込んだのがいたら謝ればいい。※炎はまだミナーヴァメンバーのことを知らない
「…仕上げか。」
炎はそういって動き出す

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1045 )
  • 日時: 2014/07/13 10:36
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Sw9Sbe9h)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十四章 地の温泉巡り

 〜地side〜

「さて凍土についたわけだが」
 孤島で秘湯を手に入れた地は次に凍土に来ていた。
 移動時間は約一分弱。速すぎる。
「つか、寒い。ちょっとホットドリンク買ってくるか」
 寒さに身を震わせた地は、その場から消えた。
 正確には、消えたように見えるほどの速さで移動を始めただけだ。
 凍土の近くの村。
「!?」
 道具屋の店主である中年の女性は、目の前にいきなり(見えないくらいの速さで普通に立ち寄っただけ)地が現れたことに酷く驚いた。
 そんな様子にも関わらず、地はゼニーを差し出す。
「おばちゃん、ホットドリンク二つね」
「あ、あぁー、はいはい、ホットドリンクね」
 棚から赤いビンを取り出して紙袋に包んで、地からゼニーを受け取る。
「あんがとwww ほんじゃねwww 」
 そして、目の前から地が消えた(やはり見えないくらいの速さで移動)。
「……疲れてるのかしらねぇ」
 女性は目を軽く擦った。
 ホットドリンクを飲んで、地は狩り場へ駆り出した。
「うはっwww トウガラシがうめぇwww 口から火が出るわwww 」
 身体が火照ってきたため、早速極寒のまっただ中へ。
 孤島でアレだけのモンスターがいたのだ。この凍土ではどうなることやら。

 〜ミナーヴァside〜

 全員身体を洗い終えて、温泉に浸かる。
「はぁ〜、極楽極楽ぅ〜」
 ライラはどっかりと周りの人工加工された石に腕をかけて、温泉に浸かりながら気の抜ける声を漏らす。
「ライラって、今日は何をしていたの?」
 隣に付くのはカトリア。
「ん、工房内の把握とか、独自の道具の使い方とか。そうそう、この村って木材を武器に用いるみたいよ」
「木材を?」
 武器に木材を用いるような話は聞いたことがない。
 カトリアは少し気になった。
「木材っても、ただの木じゃないよ。このユクモ村の近辺で取れる木ってね、王公貴族からも重用されるモノなんだってさ。それくらい頑丈でしなやか、使い勝手がいいんだとさ」
「へぇー……」
「勉強になったよ。鍛冶屋始めて十五年くらいは経つけど、知らないことはいくらでもある。アタシゃまだまだ若いんだと」
 ライラは背伸びする。
「おーい、お二方ー」
 ふと、ニーリンもやって来る。
「一杯どうですかな?中々旨い酒ですぞ」
 温泉に浮かぶお盆を二人に差し出すニーリン。
「おっ、気が利くぅ。いただくよ」
 ライラはニーリンに淹れてもらい、一杯あおった。
「二人とも。飲むのはいいけど、飲み過ぎはダメだよ?」
 ちゃんと釘は刺しておくカトリア。
 その辺はちゃんと理解しているだろう、ライラとニーリンはゆっくり味わう。
「ん、イレーネ殿はよろしいのか?」
 ニーリンは飲みながらカトリアを見やる。
「わ、私はいいよぉ。お酒ってあんまり好きじゃないし、強くもないから」
 カトリアは遠慮する。
「あー、そうだった……」
 遠慮するカトリアを見ながら、ライラはニヤニヤと笑う。
「カトリアって、一杯飲んだだけでベロッベロになるんだったねぇ。お・子・さ・ま」
 少し酔ってきたのか、ライラはカトリアの額をつつく。
「む、お酒なんか飲まなくてもちゃんと大人になれますぅ」
 ぷぅ、と頬を膨らませるカトリア。そんな仕草を見て大人になれますと言っても説得力は微妙だ。

「お、落ち着かないなぁ……」
 ツバキはそわそわしながら温泉に浸かっていた。
「そうかな?」
 一緒に浸かるのはユリ。
 ツバキは腕で身体を抱きながらユリを見る。
「だ、だって、普段は人前でこんな格好しないし、恥ずかしいじゃないかぁ……」
「えぇ?でも、恥ずかしがってるツバキくんも可愛いね」
「かっ、可愛……!?そ、そういう冗談はやめてくれよユリ」
 ツバキは温泉で火照った頬をさらに火照らせて真っ赤にする。
「あ、そうだ。この前街で見掛けたんだけど、あの、真っ白で角の生えた、なんだっけ、キリンとか言ってたかな。それ着けてみたら?」
 ユリの口からよもやそんな言葉が飛び出す。
 キリンシリーズとは、幻獣キリンの素材から作られる防具で、実物は幻に近いが、知名度だけは大陸各地で有名、特に女性用の、というモノだ。
 その理由は、露出度の高さにあり、人前では間違いなく男達のふしだらな視線の的になる。
 しかしながら、その性能は並の防具の一線を覆すモノであり、特に雷には無敵の耐性を持っている。
「ユッ、ユリッ!?おまっ、なんでそんなこと知ってるんだよっ!?」
 ツバキは一瞬でもそのキリンシリーズを装備した自分を想像して、激しく首を振って忘れようとする。
「ツバキくんなら絶対似合うよ。だってこんなに可愛い女の子だもん」
 ユリはツバキの真っ赤な頬をなでなでする。
「〜〜〜〜〜……」
 もうしばらく、温泉に浸かることになりそうだ。
  

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1046 )
  • 日時: 2014/07/13 14:07
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 3v8depns)

ちなみに私のキャラのなかでは今のところセロが最強です。ガチギレモードなら単純な握力などでは炎さんなみです。速さなら勝てるかも……ただし炎さんに比べ戦闘経験があまりにも乏しいのでもし戦ったら5分持たないでしょう。さらに通常状態では恐ろしく非力です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1047 )
  • 日時: 2014/07/13 16:52
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: fb/.sCkX)

第34話 水中戦

〜エリア10〜

水中というのはどうも好かん。
動こうにも空気と比べ圧倒的に大きい抵抗だ阻む。
圧力も何もかもが異なる。動きもかなり制御されてしまう。それが水中…。
その分、ある程度の制御下ではあるが無重力に近い感覚だ…。まぁいろいろ完璧とはいえないな。
この制御された空間でモンスターを狩猟するのだから恐ろしい。相手によっては水中が得意なモノのいるというのに…どうなっているんだ。
エリア10にモンスターは…いない。仕方なくそこからつながるエリアへ移動してみることにした。
あとBlizzardのせいで水が冷たい。

〜エリア11〜

「グガァア!!!」
そこにいたのは…黄のたてがみをもったモンスター…見たことないな。なんだあれは?
「くくっロアルドロスか。水中だと厳しいかな?」
どうやらロアルドロスと呼ばれているモンスターらしい。…なんかに似たようなのがいたが気にしてはならない。
「先手必勝!」
とかいいながらBlizzardが突撃していった。手には…氷でできた刀っぽいものを持っている。いや…あれは刀に見えない。背中に生えてるあれを大きくしただけか。
氷でできているのなら…属性高そう。
「グアッ」
「避けた?!」
ロアルドロスは後ろに下がる。水中に慣れている動き…こいつは水中が得意なパターンか…。
「くくっこいつが狩れないのであればラギアクルスなど無理だな。」
「ちっ…やってやる」
活性化状態はまだ持続している。
未知の敵と、未知の場所で、未知の環境で戦う…。しばらくは観察したいところだな…。


〜モガの村〜

「…」
みんなが寝静まっていたはずだったが、奏連だけは起きていた。
そして、師条とBLAZEがいないことにも気づく。
でも彼女は動こうとしなかった。
「私は…一体何者なんだろう…」
彼女の記憶はほとんど失われている。
思い出そうにも何かきっかけがないと思い出せない。
一度に思い出そうとするとあまりの記憶の量によって脳にダメージが生じる。
少しずつ…取り戻したい。
「…あと優李って子…何かあると思う」
今日であったばかりの優李だが…何か気になる点がある。
記憶が断片的となっているのだが…その中に彼女とよく似た女性を見た記憶が残っている。
それに…その子をかばったかのような記憶がうっすらと…。
「…もどかしいわ…一体どうすれば…」
【そんなに知りたいか?】
「?!」
突如聞き覚えのない声がどこかから聞こえる。
その方向は…まったく分からない。というより聞こえたのではあるが耳で聞いた感覚がない。
「誰?!」
【俺か…そのうちわかる…。それより失われた記憶…知りたいのか?】
奏連の頭に直接声が響く。耳で聞く感覚がないのに声がわかるこの感覚…どうもなれない。
まったく聞き覚えのない声であったが…断ることはできない。直接くる声を防ぎようがない。
「…どうしたらいいの」
【知りたいならば…そうだな、凍土にでも来て貰おう。エリア8で待っておく】
「まって!あなたは一体誰なのよ!」
その声の主は凍土のエリア8で待つといい、それからは何も言わなかった。
「…行って確かめるしかないわね」
奏連は自身のもつ武器を身につけ、誰も起こさないようにそっと家をでる。
師条とBLAZEが帰ってきたときのために置手紙を残して凍土を目指す

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1048 )
  • 日時: 2014/07/14 00:46
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十四章続き

〜凍土〜

「あー、突っ込み役がほしいwww」
地はそういいながら凍土を駆け巡る。
完全にボケ属性。突っ込みに回ることもあるけど、豪快に突っ込まれたほうがいい。それが地である。もっとも、豪快すぎる突っ込みが飛んでくるのがいつものこと。炎やもう一人の者にいたってはものすごい力でぶっ飛ばしてくる。
今の状況がソロなのは仕方ないが、戻ったとしても豪快な突っ込みをいれるのは…いない。最近冥花が目覚めかけたくらいだろうか。
それでも突っ込んでくれ…るわけがない。
「あーあ…なんか突っ込みがほしいな…っていかんいかん、目的を忘れていた。」
彼の目的は温泉の質をあげるアイテムを入手すること。
凍土のどこかにある氷には温泉の質をあげる効果があるらしい。
それがどこか一応分かっているのでその方向を目指して突っ走っている。
すると…あるものを見つける。
「ん?なんでベリオロスの死骸が3つも?」
ただの死骸であればなんとも思わなかったのだが…その死骸はどう見てもおかしかった。
無数の銃弾に打ち抜かれたかのような跡が残されている。
しかも普通のボウガンで起きるような跡ではない。いくつか残っている弾はどうみても正規外。
「…げっこれってまさかあいつが…」
正規外の物を持ち歩いているやつといえば炎以外思い浮かぶわけがないというよりそれ以外に誰がいるんだといった感じになっている地。
「…やばい、もしかしたらいるかもしれない。はは、逃げよう。早く取って逃げるんだぁぁぁああああ!!!!」
急に慌てだした地。そこへやってくるモンスター達…
「ガァァアアア!!!!」
「グギャァアア!!!」
凍土に住むモンスターがほぼ集結したかのように次々とやってくる。
そんな状況に地はいらいらしていた。
何せ一刻も早く此処から立ち去って帰りたいのだから。
最も今帰ってしまうと鉢合わせてとんでもねぇことが起きてしまうことは知っている。
「あー、もううざい!!!炎がよく使うこと言葉だけど俺も使う!!散れ!!!」
バシュシュン!!!!!
また地は何かBGMを流しだしてそれのクラップ音にあわせて矢を放ちまくっていた。
今回はPARAN○iA Revolutionだった。隠せてないね


〜集会浴場〜
「…」
ザバッ
「あら?冥花はもうでるの?」
「あたいは風呂に浸かるより寝るほうがいいわよ」
冥花は温泉から出てあっという間に更衣を済ませる。そしていつも持っている鎌を持って集会浴場を去った。
「れ…霊華様…もうあんな…みょんなことは…しないでくださいよ?!」
「あらあら、それはフリかしら。」
「ち、違いますっ!!!」
残妖はきっぱりとそういった。


〜部屋〜

「あら、ここにいたの」
「おや、冥花さん。もう入浴は終わったのですか?」
冥花はアストたちがいる部屋へと戻ってきた。
「あたいは終わったよ。ただし、他の人はまだ時間かかると思うから死にたくないのであればいかないようにね。死にたいなら言ってもいいわ。あたいは知らない」
そう告げると外へ出かけていった。
「あともう一つ。あたいは農場で昼寝しているけど…起こさないでよ。不用意に起こしたら…その命、もらうわよ」
「分かったよ。ただし、どうしてもって時は起こすからね。」
冥花のいったことに農はそう答えておいた。さっきまでと冥花の口調が違っていたのだが、農は別になんとも思わず淡々と返した。彼は意外と根性があるのかもしれない…。



〜農場〜

農場についた冥花はとりあえず農地がどうなっているか確かめてみた。
「…成長がはやい」
すでに立派に成長していた。まだ花はできていない。
植えた種は品種不明の品。何ができるのかはわからないが、色に合ったものができるとされている。もちろんそんなことは知るはずもなく…。
「…せっかく温泉に入ったのに即労働は勘弁ね」
そういいながら木陰に入り、木にもたれかかるように座る。
そしてそのまま…寝始めた。
普段は三途の川で時間さえあればさぼ…ゲフン、寝ようとするだけあって、どんな環境だろうと寝ることは一応できる。
今の環境は…普段と比べ圧倒的に良好だ。ここちよいそよ風、ちょうどいい気温、誰にも邪魔されない場所…。
冥花はあっという間に寝てしまった。※あと誰か写真にとってby7倍quasar
さすがに炎もこれは見逃したみたいだ。それは後に分かる話…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1049 )
  • 日時: 2014/07/14 14:10
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: mP86R8JY)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十五章 夕暮れオレンジ

 〜炎side〜

 霊峰の、何もない空間が突如切り開かれた。
 その中から出てくるのは炎。
 聖は存在から消滅させた。二度とあの時空間に姿を見せることはないし、この現実世界に現れることもない。
「時々、自分が恐ろしくなる……」
 炎は自嘲するように呟くと、剣を納めて霊峰の大地に足を着ける。
 辺りは赤い夕陽が注がれれ、茜色に染められて幻想的な色彩を生み出して炎の帰還を迎えていた。
 炎はしばしの間、その自然が生み出す芸術に見とれていた。
「美しいな。……この美しさを知っているのに、なぜヒトは醜い行いを続けるのだ」
 元の世界での、狂気の惨状……あれはまだ終わっていない。
 そのすべてを滅ぼすのが、己の役目。
「そのためには……」
 ユクモ村の方角を向く。
「まず、地を殺す」
 思いきり私情の挟まった呪詛の言葉を吐き、剣を抜き放つ。
 無論、空間移動のためだが、まだ完全に力が戻った分けではない。
 下手に使って時空間に閉じ込められるのは御免被りたい。
 そう思った炎は剣を納めた。
「たまには自然を味わうのも悪くないな」
 急ぐことはせず、ゆっくりと一歩一歩雑草や水溜まりを踏み締める。
 草むらから小動物が炎を見ては様子を見て、興味を失えば勝手に逃げていく。
「ん?」
 その草むらの間に目を止める。
 何があったかは分からないが、傷付いた兎が衰弱していた。
 このまま何もしなくては死んでしまうかもしれない。
 炎はしゃがみこんでその兎を腕で抱き、右の人差し指を傷口に当てる。
「ケアーエイド(介抱創膏)」
 炎の指先が優しく輝き、その光が傷口を包むと、傷口が塞がって瘡蓋が出来上がっていた。
 傷口を無くそうとすると炎自身が消耗してしまうので、生物が持つ回復力を促進させただけだ。
 その兎を地面に降ろしてやる。
 兎は不思議そうにその瘡蓋を見ている。
「無理はするな」
 それだけを言い残し、炎は再び歩き始めた。

 〜ミナーヴァside〜

 冥花が上がってから少しが経って、他も上がり始める。
 更衣室へ戻り、支給されたユクモノドウギに着替えていく。
「残妖の湯上がり卵肌……」
 霊華がまた妖しい目で彼女を見ている。
 それを察した残妖は霊華を見ながら警戒しつつ着替えていく。
「れっ、霊華しゃまっ……」
「噛んでるわよ、残妖」
「うぅ、みょんなところ突っ込まないでくださいっ」
 また霊華がえっちなことをするのでは、とカトリアがその蒼い瞳をギラつかせて監視している。
 さすがにやり過ぎたのかと自覚はしていたのか、霊華はそれ以上残妖を弄ろうとしなかった。

「アストくん、上がったよぉ」
 ユリとツバキが最初に部屋に戻ってくる。
 その声に反応するアストと農、セージ。
「あぁ。皆上がったのか?」
「うん。だから安心して入っていいよ」
 ユリはまだ水が滴る黒髪を拭きながら頷く。
 ふと、アストはユリの後ろに隠れているツバキに目を向けた。
「ツバキ?どうしたんだ?」
「……………」
 ツバキは腕で身体を抱きながら顔を背ける。
 その理由はユリが答える。
「この服ね、意外とピッチリしてて胸のライン隠せないから恥ずかしいんだって」
「!?」
 一瞬アストの脳が沸いた。
 同時に思い出すのは、ゴア・マガラの攻撃を受けてサラシに絞められた胸が露になったツバキの姿を思い出す。
 いくらサラシで押さえ付けているとは言え、どうしても発育は続いているために完全には膨らみを隠せないのだ。
 フルフルシリーズやギザミシリーズという分厚い装備、それも男性用なので気にしなかったが、いざ薄着になるとそれが現れてしまう。
 今のツバキはユクモノドウギを着ているため、パッと見は年齢の割りにはやや胸囲の発育に乏しい女の子にしか見えないのだ。それはサラシで締め付けているために乏しそうに見えるだけで、いざその締め付けを外すと本来の大きさが戻ってしまう。
「みっ、見るなバカ!」
 ツバキは顔を真っ赤にしながらアストに背を向けて怒る。
「もう皆にも分かってるんだし、女の子だって隠すこと無いんじゃないかな?」
 ユリはツバキをアストに見せようと引っ張る。
「やめてくれユリィッ、セクハラで訴えるぞっ!」
「女の子同士なら大丈夫だよ!」
「そういう問題じゃなぁいっ!」
 もみくちゃになるユリとツバキ。
 見るに堪えないので、アストは支給されたユクモノドウギとタオルを持って部屋を出る。
 農もそれをスルーして部屋を出て、セージはユリの頭にチョップを与えてから集会浴場に向かう。

 〜地side〜

「あぁあぁあぁあぁあぁぁもぉお前ら死ねやぁーーーーー!!」
 地は荒ぶっていた。
 アグナコトル亜種が、ジンオウガ亜種が、ギギネブラ亜種が、ボルボロス亜種が次々に月穿ちセレーネの黄金色の焔に燃やされていく。
「ここにいたら炎に殺されちまうよぉぉぉぉぉ!!」
 ナーバスになりながらも、その射撃は正確無比で万発万中。
「オラオラァッ、死にたい奴も死にたくない奴もさっさと前に出てこいやーーーーー!!」
 地の咆哮が凍土に響く。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1050 )
  • 日時: 2014/07/14 16:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

その27 離脱

〜炎、碧視点〜

紅と碧の流星は瞬く間にモンスターを討伐していく。
散るのはモンスターの…血と肉。
炎は持ち前のへビィボウガンを片手で撃ちながらもう片方の腕で相手を切る。
碧は…大剣をまるで片手剣かのように扱い、切り抜ける。その威力は…規格外。圧倒的な切れ味と破壊力で敵を殲滅する。

1分待たずして敵は全滅した。
「さすが地の相棒といったところか。」
「地…?誰だそれ…」
お互いに持っていた武器をしまう。
「あぁ気にするな、貴様が一番知っている奴の偽名だ。都合があってそうしている」
「なるほど…あと貴様って呼ばれるのいやなんだけどやめてくれない?」
「無理」
「…。」
ひと段落した碧は…モンスターの残骸を見て呟く
「いくら操られているとはいえ…こんなにたくさんの命を奪うことになるとは…。」
「奪った?違う。己が生き抜くために戦って散った、のほうがただしい」
碧のつぶやきに炎はそう返す。そして続けて言う
「失った命を悔やむのならば…その分生きて返せばいい。それしかできないだろ」
「…そうだよな。…いや、それしかないよな。」
さっきまでうつむいていた碧の表情に笑みが蘇る。
「さてと、悪いが俺はここで別行動を取らせてもらおう。そして…頼みがある。」
「頼み?まぁ俺はあの二人以外には負けないから別にいいが」
「あの二人?」
炎は碧と別行動をしようとし、碧にあることを伝えようとした。
そのとき碧はあの二人という言葉をだした。
「一人はこの組織のボス、TRAILBLAZER。あいつはこの世界にいない者…武器は投擲用の斧だ。理解しがたい破壊力…俺の持っている武器に似ていた。」
「もう一人はバーサーカー…。これもこの世界にいない者だ。武器はなかったが…あの近接戦闘能力は高すぎる。」
「なるほど、いい情報だ。」
この組織における最強は…二人。
それが碧の言ったTRAILBLAZERとバーサーカーだ。それ以外は…なんとかなるということだ。
それを聞いて炎はこういう。
「んじゃ用件だ。地図のこの場所にある人間…いや、正確にいうと人間じゃないが人間でいい。三途の川でおそらく会っている。そいつが監禁されている。そこに乗り込んで彼女を解放してくれ」
「…分かった。」
「俺は…少しこの世界から離れる。だが戻ってくる」
「おk…んじゃ行って来る。」
そういって碧は指示のあった場所へと目指して走っていった。
それを見送った炎は…
「さてと…少しの間離脱させてもらおう」
ザシュッ!!!
空間を引き裂き、どこかへと消えていった。


〜地下10階〜

「…あれ?」
地は何かに気づく。それは…炎の気配が途絶えたこと。
「(他の世界にいったのか?まぁそのうち帰ってくるからいいや。あとあいつまじで休めよ…)」
炎は…まったく寝ていない。
推測ではあるのだが1週間は寝ていないと思われる。それでも何事もなく動き回るスタミナはどうなっているのだろう…。
とにかくこっちはもう少しだけ休んで動くことにした。急がば回れ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1051 )
  • 日時: 2014/07/14 17:07
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

第35話 水中戦と異世界の者

〜孤島エリア11〜

「グアッ」
「アタイをなめるなー!!」

Blizzardは何も考えずに突進していくけど…いやいや、相手の動作見極めて狩らないとだめだって。
相手を知り、どういった行動をして、どこが弱点か…。知識は武器となる。知識なく突撃したところで致命打を与えることは困難。
ざっくり見た感じではあるが…おそらく頭が弱点だろう。水属性を持っているなら火か雷が効きそうだ。あいにく持っていないけどな…。俺の武器は龍属性なんだよ。
まぁ物理攻撃性が高めだからそれで押し通すことにしたらいいか。

バシュン!!!
「グア?」

矢を放ってみたのだが…水中での威力は想像以上に弱い!
水の抵抗が空気と比べ高いことは承知…しかしここまで射程がないと接近して撃たなければ威力がない。
というより水中での弓は…いろいろ使いにくい。これは厳しいな…こんな環境で普通に狩猟ができるハンターがいると思うとぞっとする。

「こっちを見ろー!!!」
ザシュッ!!!
「グア?!」

Blizzardがどっかの銀行員みたいなこと言ってから自前の剣…ぽい物で斬りかかっていく。
氷属性無効ではないのか?けっこう苦しそうだ。斬られた部分が凍結している。あれは痛そう

「グアア!!!」
「うわっ?!」

ロアルドロスが吐き出したブレスを直撃する。
あー…粉塵のんどこ



〜凍土エリア8〜

「あれ、なんで私もうここに…?」
村をでたはずの奏連は気がついたら凍土のエリア8に来ていた。
いくらなんでもおかしすぎる。凍土は村からかなり遠い。そんなところに一瞬でこれるわけがない。
「…めんどくさいから俺が呼び寄せた」
「…!!」
さっきとまったく同じ声が聞こえる。今回はちゃんと耳で聞こえた。
とっさに武器を構え警戒する奏連。そこにきたのは…
「そんなに怯えるな。俺は貴様を知っている」
赤に近い橙の髪色を持ち、目は紅、そして…謎のヘビィボウガンを持った長身の男だ。
「貴様と呼ばれるほど私は…!」
「あー、これは俺の癖。癖だ。気にするな。慣れろ。変える気はない。」
男はそう言う。何か言おうとしたが…その男から発せられるオーラに圧倒され、いえなかった。
「俺は…貴様をこの世界から移動させにきた」
「?!」
「従え。貴様と同じ境遇の者も待っている。」
その男は無理やりに話を進めようとしている
「…断るわ。私には今仲間がいる。たとえ何があってもそっちにはいかないわよ」
奏連はきっぱりと断った。それに対し男は
「…そうか。だがいつか俺と貴様は再び出会う。そのときまでさらばさせてもらおう。」
と言ってどこかへいこうとする。
「待って!私の記憶を知って…」
「そんなこと言ってたな…仕方ない、貴様を村へ転送する。俺と会ったことは絶対に話すな。話したら殺す。転送されたら記憶を…80%蘇らせてやる。いいか、絶対誰にも明かすな。」
男は念入りにそう言うと、何か刀を取り出し始める。
「…わかったわ、」
「転送する。俺の言ったこと…忘れるなよ!!」
そういって…奏連を凍土から転送した。
残された男は…
「…そのうちまた会う。そのときまで…おっと、そろそろ帰らないとまずいな。あいつらに怒られる」
そういって…空間を引き裂き、裂かれた空間へと入っていった。
彼が入るとその空間は閉じていった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1052 )
  • 日時: 2014/07/14 17:35
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

…うん。わかるよね。奏連の前に現れた男が誰か…。
分かってもいっちゃだめだよ。俺が殺されるから。ところで雪印のチーズっておいしいよね。ん?後ろに何かいr

♪Just_you_know_why…♪


今後の軽いネタバレ。

本編
なんか奇跡がおきます。察して。宇宙海賊のほうではない
あと過去の話は…まぁそのうちに。

もう一つ
冥花が空気過ぎることとランポスたちが忘れられているけど気にしてはいけない。
あとは…灼熱でガシャーン。
BEMANIネタ?今後もたくさん。

クロスオーバー(次回の簡単な予定)
地、速攻で帰宅。んでもって質あげる物を放り込む
一応女性メンバーにそのこと報告。混浴上等ならきてもいいよといって帰る。
炎ちゃんは…さぁ。
んで聖にはG59を見てもらって本当に世界からRelinquishされます。これはこれだけで作ったほうがいい気がしてきたけどモンハンじゃねぇ!!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1053 )
  • 日時: 2014/07/15 12:11
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: GX5DoC5F)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十五章続き

〜炎視点〜

自然というものは時に美しく、時に残酷だ。
それに抵抗しようとしても、圧倒的な自然の力を前に意味をなさない。
「…」
ゆっくりと歩いていた炎の前にひとつの光る玉が現れる。
その光の玉を炎は…握りつぶした。
「俺の力…まだどっかにあるのか」
それはあの時と同じ感覚だった。聖の体内から見つけた時と…。
まだ自身の力は完全に戻っていない。不安定な力を使ってしまえば予想外な出来事しかおきない。
すでに一時的に回復した力は失われている。どの力も使わないほうが身のためだ。
「…眠い」
あれこれ考えていたのだがそれ以上に眠気が襲う。
この世界に来るまで…10日間は寝ていない。別に問題はないのだがさすがに休まないと体が持たない。力を失っているため疲労がいつもよりどっと感じる。
それに地も休めといっていた。
「…野宿か」
適当に寝れそうな場所を探し始めた。


〜凍土〜

「…終わったよな?」
凍土に溜まる死骸の山…それはまた孤島のときと同じく、燃やされていった。
地はしっかりと氷を確保していた。
「…もう帰るやだぁぁああああああ!!!」
ダッ!!!!!
地の姿は…一瞬で消えた。
その速さは炎の持つ瞬間移動と同等の速度…限界まで追い詰められた時、普段以上の力を発揮する…のだろうか。


〜集会浴場〜

「ゼェー・・・ハァー・・・」
へろへろになりながらも帰宅した。いつも以上の力は体力の消耗が激しい。
まず地はギルドの受付へ行き、大量の素材をどさっと置いた。
「俺が出かけてから…狩猟したモンスターの証…!」
それ以上はいわずにその場から去る。依頼にないモンスターの素材が大量に残された。

次に地は番台をしているアイルーのところへ行く
「…これを温泉にいれてくれ…。命からがら取ってきた」
「ニャ?!これは…凍土の氷と孤島にある幻の秘湯!!」
アイルーは驚いていた。凍土の氷はそこそこの腕でなんとかなるのだが、孤島の秘湯は…一流のハンターでなければ得ることは困難。というよりその場所がどこなのか未知なはず…。
命からがらということは苦戦したのだろうとアイルーは思っていた。もっとも、この命からがらは炎にぶち殺される恐怖を感じつつ、ということらしい。苦戦はしていない。
それを渡すと地はよろよろしながら部屋へと向かう。
「あれ?地さん、帰ってきたのですか?」
農はすれ違いに地へそういったが地は何も言わずにふらふらっと部屋へ歩いていった。
その表情は…真っ青だった。
「…行くときより重傷になってないかニャ」


〜部屋〜

「…。」
「あれ、地さんなぜここに…」
「…。」←そこのいて。と手で動作
残妖の言ったことに何も返さず、アイテムボックスのとこへいく。
そして…
ガシャーン!!!!!!
「「!!?」」
何かをそこへぶち込んだ。何かと言っても一つではない。大量に何かを入れた。
「…カトリア」
「は、はいっ?!」
地は…本気の時と同じ、いやそれ以上にドスのきいた声でカトリアを呼ぶ。
「このボックスに武器、防具、素材、食料、金、その他もろもろぶち込んで置いた…自由に…使え」
それだけ言うとまたふらふらと集会浴場の方向へ歩いていった。その様子は…まるで倒れかけの人間。
出かけた時より真っ青になっている地…一体何があったのだろうかとほとんどの人が気にしていた。
…一部を除く。
「…忘れていた、温泉の質を上げた、混浴上等なら別に来てもいいぞ?」
炎への恐怖のあまり温泉の質を上げたことを忘れていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1054 )
  • 日時: 2014/07/15 19:37
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: LFePxgM2)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十六章 沈む地、眠る炎

 〜アストside〜

「……なんか、最初に見たときより良くなってる?」
 アストはその微かに蒼色をしている温泉を見て、目を細めた。
「あぁ、地さんが何かを入れてくれたんでしょうか」
 地があぁにも真っ青な顔をしているのは分からないが、この温泉に何かしてくれたのは間違いなさそうだ。
 更衣室で防具を外して湯浴のタオルを腰に巻いて、アストと農は出てくる。セージはアイルーなので丸裸でも何ら問題ない。
 まずは身体を洗うか、とアストは適当な桶に温泉のお湯を汲み上げ、石鹸を泡立てる。
 アオアシラとの戦いでも汗はかいている。垢もしっかり擦って落として、全身を洗う。
 きっちり洗い終えてから、温泉へ浸かる。
「はぁぁぁぁぁ……これは癒されるなぁ……」
 肩まで浸かって、溜まっていた空気を換気するかのように吐き出す。
 農も一歩遅れて入ってくる。
「いい湯ですね」
 この場にいるのは、アストと農のみ。
 セージは入る前に、ドリンク屋と言うらしき飲み物を扱うアイルーに話し掛けていた。
「マタタビ酒と言うのはあるかニャ?」
「へへっ、ありますニャ。お客さんは初回ですニャ、最初の一杯は無料で差し上げやしょう」
「おぉ、ありがたいニャ」
 もう温泉の中で飲むつもり満々だ。
 その様子を遠くから見ていたアストは苦笑する。
 あとは、地だ。
「地さん、どこにいったんだろ」
「……呼ばれた、気がしたぁ……」
 ふと、後ろから地の声が聞こえた。
 防具は外して湯浴タオルは腰に巻いている。
 すると、地はそのまま倒れるように温泉へダイブする。
「ちょっ、大丈夫ですか地さん!?」
 アストはドザエモンのようにぷかぁ……と温泉に浮かぶ地を見て、慌てて駆け寄る。
「それじゃ窒息するからっ、ちゃんと顔は温泉から出して!」
 何があったかは知らないが、とてつもなく疲れていたことはわかる。

 〜残妖&ルピナスside〜

「ねぇ残妖ぉ、お腹空いたぁ〜」
 霊華は部屋に戻るなり残妖にすがり付いた。
 ついさっきまで人をおちょくっておいてどの口が言うか。
 しかし残妖は霊華を卑下するつもりはなく、「分かりました」の一言で承る。
「ではぁ、私も晩ごはんを作りますねぇ」
 ルピナスも立ち上がり、残妖と共に地が先程色々押し込んだボックスを覗く。
 本当にいろいろな食材がある。これだけあれば何でも作れる。
「どうしましょうルピナスさん。私たちは皆合わせて、十六人もいますよ?」
 ミナーヴァのメンバーが大半を占めているのだ。
 ならばとルピナスは軽く手を叩く。
「でしたらぁ、お鍋にしましょぉ。それならぁ、いっぺんにたくさん作れますしぃ、好きな分だけ食べられますよぉ」
 好きな分だけと言うと、霊華の好きな分と言うのは計り知れない。
 まぁ、食材はたくさんあるのだ。そこそこの量は作れる。
「分かりました。味付けは……」
 残妖とルピナスはボックスを漁りながら、料理の話に持ち込んでいく。

 〜炎side〜

 適当な木陰を見つけ、炎は寝床として定める。
「腹も減ったな」
 いくら人間離れした存在とは言え、やはりヒト。
 睡眠と同じ、十日はほぼ飲まず食わずだ。
 適当に食糧と飲み水を探すために歩く地。
 飲み水は上流の川なら、熱処理すれば比較的安全に飲める。
 霊峰付近であるここは、かなり上流の川が流れている。
 どこにそんなものを持っていたのか、炎は金属の鍋を取り出して川の水を汲む。ちなみにこの鍋、打撃武器としても強力な性能を発揮する。
 水はこれでいい。
 問題の食糧だ。
 ふと、丁度いいところにガーグァの群れが通り掛かってきた。
 少し忍びないが、と炎は一番成体に近いガーグァの後ろに回り込み、そのガーグァの尻を叩いた。
「グァゲェェェェェッ!?」
 尻を叩かれたガーグァはその場で卵を産み落として、逃げていく。
 それに続くように他のガーグァ達も逃げていく。
「すまんな、俺も生きるためだ」
 小さく詫びると、その卵を拾った。
 そのあとは、その辺に生えている山菜などを拾い、やはりどこから出したのかもうひとつの鍋の中に細かくしてぶちこむ。
 十数分後には、熱処理して少しは清潔になったお湯と、適当に味付けした山菜の煮込みが出来上がる。
 ガーグァの卵はフライパンで火を通して分厚い目玉焼きとして頂いた。
「いただく」
 自然への感謝を表して、炎は静かに手を合わせた。
 たまにしか摂らない食事も、いつもなら腹に押し込むだけのことだが、今回は味わうことにした。
「……地達も食事摂っているだろうか」
 彼らなら、残妖がいるだろうし問題はない。問題があるとすれば霊華の食事量だ。あれはさすがの炎も絶句する。
 まだ少し熱い水を一口飲み、分厚い目玉焼きをかじる。
 目玉焼きの白身を食べて「ソースか醤油が欲しいな」と人間臭い、いや、東方人臭い独り言も発した。
 それでも易々と目玉焼きを平らげ、山菜などの煮込みも口に入れていく。
 適当な味付けであるそれは、旨いかと言われれば微妙だ。普通に食べれる程度だ。
 山菜の煮込みも平らげ、炎は鍋とフライパンを川で洗う。そしてそれらはどこかへしまっておく。
 焚き火はそのままに、炎は木にもたれかかる。
 目を閉じると、一瞬で睡魔が襲う。
 それに身を委ね、炎は眠りについた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1055 )
  • 日時: 2014/07/16 12:03
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
SS カトリアの花嫁修業> >1020

翼の勇車sの作品

第一話〜出会い〔キャラクターコメンタリー版〕〜> >996

2作品目『高校生モンスター』
第十一話〜「甲殻種の底力みせたるわ!」〜> >983
第十二話〜リミッター解除ぉ!!〜> >988

7倍quasarsの作品
世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
第31話 ONLY☆ONE☆夜> >984
第32話 未知との接触> >1022
第33話 また増える仲間> >1029
第34話 水中戦> >1047
第35話 水中戦と異世界の者> >1051

同時進行するもう一つのお話
〜世界を戻すため〜
設定> >957> >1034
その21 常識外の力> >959
その22 制御> >977
その23 極限> >987
その24 決して解き放たれてはならない存在> >1019
その25 解放された男> >1026
その26 地獄のかまぼこ工場> >1039
その27 離脱> >1050

突然な企画> >992

ONLY☆ONE☆NG集inクロスオーバー> >1017

布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
サイドストーリー 微笑は風と共に
1章-2> >1013
1章-3> >1028

カゲヤsの作品
『モンスターハンター 黒ノ奏』
第二話> >985←話数がなかったので勝手につけました

真夏のペンギンさんsの作品
登場人物紹介> >972

4章ワイルドタイム
1話防衛戦> >991

特別企画ペンギンさんの始めての茶番!> >970

スラクsの作品
「反撃の烽」
八話「嵐」> >1015

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
二十九章 村へ> >969> >976> >979
三十章 寝ぼけ眼の寝起き> >982
三十一章 > >1010> >1012

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー
設定> >966
第四章 それぞれが出来ること> >968
五章 二手に別れる組み合わせ> >971> >975
六章 聖・エールハース> >980-981
七章 戦闘開始> >986> >998
八章 流れ行く時と舞い躍る嵐> >1002> >1008
九章 青熊獣アオアシラ> >1011> >1016
十章 時の狭間> >1018> >1024
十一章 温泉だよ!全員集合ー!> >1027> >1030
十二章 終わりなきを終わらせる戦い> >1036-1037
十三章 竜の訪れる秘湯> >1038> >1044
十四章 地の温泉巡り> >1045> >1048
十五章 夕暮れオレンジ> >1049> >1053
十六章 沈む地、眠る炎> >1054

1054まで
あと約150…2代目は早い気がするけど最近あれな気がする

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1056 )
  • 日時: 2014/07/16 20:11
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十六章続き

〜集会浴場〜
「起きてください…!それだと窒息します!」
アストはなんとかして地を起こそうとする。しかしいくら力を加えてもまったく動かない。
相変わらず不気味に浮かぶ地…別に疲労うんぬんではない。
炎が近くにいる恐怖がどうしても断ち切れない。
凍土のあれを見てしまい、すぐ近くにいるということを実感してしまった。
いつ襲われてもおかしくない状況…。そのことで頭がいっぱいだった。
…というより窒息死しないのかと疑問に思うが、水中戦慣れしている彼はこの程度では窒息しない。
「…」
ザバッ!!!
ようやく地は起き上がる。ただし、表情はあまりよくない。
起き上がったかと思ったら何か精神統一でもするかのような姿勢になる地…。
「ふぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・」
と思ったら本当に精神統一し始めた。
周りのことなどまったく気にせず、自分のペースで行動する、それが地のモットー。とはいってもだめなことはしないけど。
しばらく息を吐き続けていたと思ったら…

「ハッ!!!」

バシャーン!!!
「うわっ?!」
「おっと?」
「ニャ?!」
突如声を出したと思ったらその付近から衝撃波に似たようなものが飛び出した。地はただ声をあげただけだ。何か動作をしたわけではない。声だけで波を発生させた。
「よーし、落ち着いた。」
そういって温泉からあがり、更衣室へと直行していった。
「…さっきのは一体なんだったニャ」
「気みたいなものさ。」
更衣室に直行したと思ったらもう着替えて出てきた。
そして彼は…またふらっとどこかへ歩き出した。
「冥花がどうせ寝ているだろうから無理やり起こしとくかー」
…といって農場を目指していたとか。


〜ある場所〜

ここは…炎と聖が戦った空間。
今は誰もいない、そして周りの世界から外れた孤立空間…。
のはずだった。
「僕はまだ…戦える」
聖はまだ完全に消滅していなかった。
あの戦いで時を止める寸前、肉体を別のものに宿していたのだ。
それを知らないのは…炎だけ。
「まだ僕はあきらめていないよ。」
聖はまだ炎のことをあきらめていなかった。
あの強大な力を手に入れることができれば…それだけを考えていた。
とそのときだった
聖の目の前に紅い焔が現れる。それは一瞬で現れて、すぐに消え去った。
その消え去った焔の中から…二人組の人間が現れた。
「ここ…か。」
「あれじゃない?」
その二人組はそういうが、聖には想定外だった。
なぜなら今はこの空間は完全に世界の時間軸からはずれ、孤立した空間…。空間移動の力を持っているものでもここへくることは不可能なはず。
それなのになぜこの空間へ来ることができたのか。
「君たちは何者かな?」
聖はなぞの二人組に聞く。その答えは…
「教えん。お前は【世界の崩壊を招きしモノ】…炎がなんとかお前を消そうとしたができなかったみたいだから、代わりに俺がお前を消しにきた。」
「私は…なんとなく来ただけよ。」
だった。改めて聖はその二人組を見てみる。そして驚愕した。
―炎をはるかにしのぐほどの力を感じたのだから…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1057 )
  • 日時: 2014/07/16 23:56
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: tg9t1f4v)

第36話 割れる海

〜孤島エリア11〜

Blizzardがロアルドロスの水流ブレスに直撃したから粉塵飲んでやったところだ。
「いつつ…あれ、痛くない?!」
粉塵の効果知らないのか…まぁいいや、それに頼られるのも勘弁だからあまり言わないようにしておこう。
バシュン!!!
「グア?!!」
一点集中の矢を放つ。できれば顔面を狙いたいのだが…まだ軌道がよくわからんから範囲のでかいたてがみを狙うことにした。目的の位置から微妙にブレたがたてがみに命中。水中ではあるが近距離なら威力はさほど変わらない。一点を打ち抜かれたロアルドロスはその場でもがく。
「チャーンス!!」
ここぞとばかりにBlizzardは切りかかる。ただ頭を狙うわけでもなく、適当にきりつけていった。その高い氷属性によって多少カバーされてはいるのだが…弱点狙って。
「まったく…」
俺はロアルドロスの真正面に立つ。そして弓を強く…ひき絞る。
バシュン!!!!
ブシャァァアアア!!!!!

ロアルドロスの顔面から貫通矢を放つ。
完全に突き抜けることはなかったのだが…胴体部までは打ち抜いた。
脳組織もろもろぶち抜かれたロアルドロスは…もう動くことはなかった。
「アタイのおかげだね!」
「…あぁ?」
まぁ確かに攻撃してたからそうだとは思うが…。
と言っていたら今回まったく攻撃しなかったBLAZEはどうなるのやら…。
「くくっけっこう適合できているではないか」
そこらへんをすいすい泳ぎながら言わないでくれ。説得力に欠ける。
とりあえずロアルドロスの死体から剥ぎ取る。水中での剥ぎ取りはどうも難しい。これも慣れがいるのだろうか…。
慣れない手つきで剥ぎ取りを行っていく。一応上位個体ではあるが…そこまで実感がない。
まぁ普段から狩り慣れているのが上位個体ばかりだからだろうか…。それにロアルドロスは比較的危険度は低い方と聞く。ならば納得もできる。
「うっ!息が…!」
Blizzardは水面へ急いで上がっていく。俺は…酸素玉があるからそれをかじる
味は無味。口の中に酸素が広がっていく。なるほど、これで水中戦を持続して戦えるようにしているのか。便利なアイテムだ…。
さて、ロアルドロスは狩猟したのだが…これから何か狩るのだろうか。
別に問題はないが…寝る時間はどうするんだ?と思っていたそのときだった

ザバァ・・・
「「「?!」」」

いきなり海が…割れた。まるで道が開けるかのように割れていく。
エリア10と12を一直線でつなぐかのように割れていく。というよりちょっと待て。なぜ割れる。誰だよこんなことしているの
「おいBLAZE…お前の仕業か?」
「あほか。いくら我でもこんなことはしないというよりできない」
どうやらBLAZEでもこんなことはできないといっている。
気がつくと…きれいな一本道が生まれていた。なんてこった…こんな光景拝めるとは
「…ん?誰だあれ」
よく見るとエリア10の方向から誰かがその道を歩いている。
足取りは…ふらふらしている。今にも倒れそうなんですがそれは…
遠すぎてよく見えないため、俺たちはその方向へ向かう。あれは…誰なんだ?

〜モガの村〜

「…あれ?」
奏連は気がついたらモガの村にいた。さっきまで凍土にいたと思ったらいきなり村…。本当に意味が分からない。
「そういえば記憶が戻っているっていったけど…」
謎の男は記憶を80%戻すといっていた。その実感は…あった。
「そういえばこの武器って…発掘武器であの人から渡されて…あと私は…」
あれこれさっきまで分からなかったことがすぐに思い出せた。しかし20%に重要なことが入っている。それは元の名前や元の世界での仲間…
80%といってもあまり重要でないことを思い出させたみたいだ。
「うーん…?あの人は見たことないし……ふあぁ…」
あれこれ考えると眠くなってきた。
今はとにかく寝よう。もしかしたらさっきのことは夢だったのかもしれない。
そう思って奏連は再び寝床につく

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1058 )
  • 日時: 2014/07/17 00:24
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: MSd0r/dE)

クロスオーバーの件

もし次の話で地が冥花を起こすのであれば…冥花はなんか地に甘えるかのように起こしてくださいなー。
地曰く、90%の確率で不機嫌、10%の確率でデレッデレらしいので。はい。
聖の件は勝手に処理するので無理に書かなくてもおkです。

裂けるチーズおいしい。ん?パンダチーズそんなものいらな…ん、誰かきt

♪Just you know why...♪

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1059 )
  • 日時: 2014/07/17 06:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: ZPwXRiPu)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十七章 晩御飯はみんなで

 〜地side〜

「ありゃ、飯の準備中?」
 農場へ行くついでに部屋に立ち寄った地は、ルピナスと残妖が台所を占拠している様子を見た。
「あらぁ、地さん。お早い上がりですねぇ」
「ついさっき集会浴場に向かったばかりでは?」
 二人とも包丁やお玉を振るいながら、部屋に入ってきた地に向き直る。
「うん、まぁ、沈んできたよwww で、冥花は農場でサボ……寝てるのか?」
 地はざっと部屋を見回す。
 いないのは、まだ温泉にいるだろうアストとセージ、農、それと冥花だ。
「冥花さんなら、温泉で浸かるより寝る方がいいと言っていたので、多分」
 マガレットが挙手して答える。
「オケ。ほんじゃ飯出来るぞって起こしてくるわ」
 それだけを言い残して、地は農場でサボ……寝ているだろう冥花を起こしに行く。
「あ、私も行きます」
 ユリもその後に続く。

 〜ユリside〜

 農場。
 奥の方の木陰で眠っているのは冥花だ。
 寝ていたら誰かに怒られたとか言っていたが、ユリには何のことだかさっぱりだった。
 とりあえず、ユリと地は冥花に近付く。
「冥花さん、もうすぐご飯の時間ですから、起きてください」
「んー……」
 冥花は起きない。
「冥花さんってばっ、起きてくださーいっ」
 ユリはより声を強める。
「おいこら、はよ起きんかい」
 地は冥花の肩を掴んで揺らそうとする。
 だが……
「んー、ぁあん」
 逆に冥花が地の肩を掴み返し、そのまま地にもたれかかる。
「あ?」
 地は少しだけ判断に迷った。
 この形は、冥花が地に抱き付いているのだ。
「んー、ぁー」
 しかも、冥花はさらに地に抱き付こうと身体を寄せてくる。
 ユリはこれを見て一言。
「もしかして冥花さん、地さんのことが……」
「んなわけあるかい」
 地は軽く冥花を引き離した。
 そして、その冥花の耳元に口を近付け、呟いた。
「農場でサボって昼寝してたって、炎にバラす」
「きゃんっ!?それは良くないぃっ!!」
 冥花は地のその声で飛び起きた。
「わっ、起きた」
 その冥花の驚きようにユリも驚く。
 冥花は慌ててキョロキョロと見回す。
「おはよwww どうよこの「炎にバラす」目覚ましワードwww 」
 地はケラケラと笑う。
「地ぃ〜、あんたねぇぇぇぇぇっ!」
 冥花は地に喰ってかかるように叫ぶ。
「残妖とルピナスが晩飯作ってるから来いってさ」
「あぁ〜、そう。分かったわ……」
 落ち着いたのか、冥花は大きく溜め息をつく。
 ふと、ユリは地に聞いてみた。
「地さん、炎って誰なんですか?」
 ユリは純粋に質問をしただけだが、一方の地も炎のことを思い出して悪寒を感じたが、それは表に見せない。
「あー、うん。なんか色々ヤバイ奴。お前ヒトじゃねぇだろとか思うくらいヤバイ奴。……俺はいつかあいつに殺される」
「えっ、えーっと……?が、頑張ってください、ね?」
 辺りは夜の帷を告げ、夕陽は水平線の向こう側へと消えていく。
 
 〜ミナーヴァside〜

 地とユリは冥花を連れて戻ってきた。
「おかえりなさい。冥花さんはやっぱり寝てたの?」
 帰ってくるなり、カトリアが最初に出迎えてくれる。
「はい、地さんが起こしてくれました」
 ユリはありのままを話した。
「地、もうあんな心臓に悪い起こし方はやめなさいよ……」
「うん、ムリwww 」
 部屋には、いい匂いが漂っている。
 ちょうど同じ頃、温泉から上がって帰ってきたアスト、農、セージも帰ってくる。

「それではぁ、この世界初めてのお食事でもぉ、自然の恵みを忘れずにぃ……」
 ルピナスの音頭によって、全員が「いただきます」を告げる。
 塩胡椒、醤油、みりんで味付けした鍋である。
 鍋は二つに分けられ、二人がそれぞれを担当したのだ。
「試させていただくわ、ルピナス」
 霊華は取り皿に野菜をたくさん、それはもうたくさん乗せる。
「霊華様、他の方のことも考えてお取りを。夜食なら後で私が作りますよ」
 いきなり取りすぎる霊華を見かねて、残妖はたしなめる。
 しかし霊華は無視して、一口。
「……」
「霊華ちゃん、どぉですかぁ?」
 ルピナスは霊華の反応を待つ。
 ごくん、と飲み込む霊華。そして……
「ルピナス。世界が戻ったら、あなた私の所に来てくれる?」
「れっ、れれれ霊華しゃみょんっ!!」
 それを聞いた残妖は慌てて自分の鍋の野菜を霊華に差し出す。
「わわっ、私の方が美味しいですよっ!」
「落ち着きなさい残妖」
 立場的に怪しくなったのか、残妖はルピナスに対抗心を燃やしているようだ。
 ふと、アストが残妖の鍋から取った野菜を口にした。
「うん。残妖のも美味しい。ルピナスさんとはまた違う味がしてていいな」
「あ、ありがとうございます」
 残妖は誉められたことに素直に反応する。
「さあぁ、まだまだありますからぁ、皆さんどうぞぉ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1060 )
  • 日時: 2014/07/17 14:31
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: RoJWsWvk)

久しぶりに更新

2話
広がりゆく波紋



「オオオオオオオオオオ!」
セロが盾と剣を合体させて斧に切り替える。そして切り替える勢いで回転し始めた。どんどん回転が速くなり見えなくなる。近づいた兵がやられていく。
「必殺!大破壊旋風弾!」
高速回転しながらの属性解放。まとめて吹き飛ばして行く。加速する回転。どんどん敵に突っ込む。しかし、加速していく中大変なことに気付いた。
(酔った……しかも止まらない……)
セロの顔が見る見る青ざめていく。そして……
「おええエアエエエエ……」
ウイスキーボンボンが宙を舞った。



レージは敵に包囲されていた。武装した鳥竜種や人間がギラギラ輝く砲門を突きつけている。射撃では突破を不可能と判断してレージは何かを取り出した。小型のナイフ状の武器だ。
「単分子カッター」
ノコギリ状の歯が高速振動し始める。レージが腰を屈め飛び上がる。そして正面のランポスの脳天を貫く。うめき声すら上げすにランポスは絶命した。某然とする敵に片っ端から殺しまくる。非情窮まりない。敵とはいえモンスターならともかく人間も刺し殺している。既に5人を殺した。後ろから兵士が突き上げるも軽くよけて足をかけてバランスを崩させ倒れたところを単分子カッターを突き刺す。また一人。死骸を蹴り飛ばしレージは前進する。



メイは敵を斬りつけて本陣を目指していた。横からくる大男に肘打ちをかます。
「このアマァ!舐めやがって!」
怒った男達が一斉に飛び掛かる。
「甘いんだよ!」
メイは回し蹴りで鮮やかに吹き飛ばした。しかし、あたりに群がる敵に気を取られ気付かなかった。ロケットランチャーで狙う敵に。
「え!?」
気がついたときにはメイは宙を舞っていた。



「おええ……」
ようやくセロは壁にぶつかり止まった。フラフラする身体をスクアリーアルマードで支える。敵の本陣まで来てしまった。狭いところに敵がうじゃうじゃいる。これは明らかに不利だ。まだ気付かれていないしここは撤退しようとセロはそろりと離れていく。そのときだった。メイが空から降って来たのは。舞い上がる砂埃。騒がしくなり敵が集まる。これは……逃げられない。
「もう戦えばいいんでしょう!?怪我しても責任取りませんよ!」
セロは半ばやけになって構えた。敵は多いが勝算はある。
(まずは隊長格を生け捕りに。そして洗いざらい吐かせる)
セロは隊長格と思われるドスランポスに跨る男をターゲットに攻撃を開始した。


ドスランポスに跨り戦況を見ていた隊長、ドン・ワトソンは驚愕した。アマルガムの強さは前から聞いていたが数は力。大軍で押しかければ勝てると思っていた。だから裏切り者を追っているところで遭遇した奴らに攻撃した。しかし奴らは強引に凌いだ。最初に大量の弾幕で数を減らし、その後容赦無く攻める。怒濤の力業だ。既に2人が本陣に潜入した。ここは逃げるべきだ。ドン・ワトソンは部下にばれない様に本陣を離れていく。そのときだった。
「大人しくしろ、拘束する」
ワトソンはミサキに銃を突きつけられた。冷たい感触にワトソンは慌てて銃を取り出そうとポケットに手を入れた。しかし冷静にミサキは言った。
「確かに銃を取り出したら僕を撃てるけど、その前に僕が4.5発は撃てる。死にたくないなら投降しな」
ミサキは冷酷に押し付ける。ワトソンの頬を冷たい汗が流る。ワトソンは大人しく従った。


隊長格のいない兵士は散り散りに逃げ惑った。腰の抜けた哀れな隊長を引きずりながらセロは聞いた。
「けどなんで銃をもってたんですか?」
「ああ、これね……」
ミサキは銃を取り出した。そして隊長に向かって引き金を引いた。飛沫が上がる。しかし血では無い。水だ。
「こういうこと」
「なるほど。ハッタリも一つの手段ですね……可哀想に……」
ワトソンを木にくくりつけると尋問を開始した。レージが聞いていく。
「貴様らの目的はなんだ」
メイが太刀を突きつける。可哀想まで震え上がる。
「う、裏切り者の追跡だ!」
「裏切り者とは誰だ」
「鈴木軍幹部のミラバルカンだ!」
予想外の内容に全員が静寂した。
「あいつはリターンプロジェクトの最深部を知ったらしく逃げたんだ。馬鹿馬鹿しい」
「リターンプロジェクトとはなんだ?」
「世界を改変する計画、理想郷を作る計画だ。詳細は知らねえ」
「本当か?」
「嘘じゃねえ!俺らでも聞かされてないんだ」
ワトソンは必死に言う。
「聞けるだけ聞き出したし……始末する?」
「ああ」
レージが岩陰に引き摺り込んだ。
「辞めろ!死にたくない!やめ……」
乾いた銃声が響いた。レージは何もなかったかの様に出てきた。
「行くぞ。撤収する」
「了ー解」
何故普通に殺せるのだろうとセロは思っていた。

続く

3代目はなかなか来ない……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1061 )
  • 日時: 2014/07/17 19:02
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: C1uXVBs7)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に1章-4
ついに・・・・・・この局面が動いた――
グラニ・デュナスに“鍵”を託した事で――
恐らく、ガレムはグラニを連れてこの家から逃げ、鍵を破棄するなり何なりするだろう。
そうされては、鍵の無い宝箱だ。
あの箱は、鍵が無ければ一生開かない。
だから――鍵がまだこの掌中にあるうちに、開かせなければならない。
そして鍵はまだ――まだこの手の内にある。
だから、今手を打つしかない。例え強行手段をとったとしても――
家の秘密に近づく為の策を頭の中で張り巡らせる。

ふとドアを見ると1通の手紙が挟まっている事に気付き、それを取って目を通す。
「21時30分にリビング」
とだけ書いてあった。
嫌な予感と確認しなければならないと、2つの思いがせめぎ合い、やがて後者が勝ち、時計を見ると指定された時間まで後2分。
これが何の手紙か知る為に足を急がせる。

指定された時間ギリギリにリビングに着いた。
しかし、目の前にいるのは父さんではなく――ライラ・デュナス。
僕の、お婆ちゃんを殺した人間――
そして、父さんが言っていた事をふと思い出す。
ライラは、古の英知を狙っている・・・・・・
マズイ、と思った時にはもう遅く、後ろを取られ、羽交い絞めにされた。
「さあ・・・・・・扉を開けなさい。“鍵を持つ者”――」
そんなの、決まっている。
「嫌だ! お婆ちゃんを殺した人の言いなりになるつもりは無い!」
心の底からそう叫んだ。
「・・・・・・グラニをそう簡単に懐柔できるとは思っていないわ。だが、交渉材料にはなるの・・・・・・ねえ? 見ているんでしょう? ガレム」
そう言われ、2階から見下ろすガレムの姿があった。
「・・・・・・考え直せライラ。世界を破滅に追いやるつもりなのか?」
ガレムは1階に下りながらそう言った。
それに対しライラは首を振り、答える。
「人は進化が必要・・・・・・そして、この英知は人の進化の鍵となりうる物――例え戦乱になったとしても、それにより人はさらに進化するでしょう?」
「それは違う。人はこんな物に頼らずとも進化出来る・・・・・・だが、今はその時ではない。例え戦乱の中で人が進化したとしても――それは心を失うだろう。それをはたして人と呼べるのかね?」
お互いの意見が交わる事無く平行線を辿った時だった。
突如家が崩れていく音が聞こえてきた。
それにライラは驚き、羽交い絞めにしていた力が抜け、抜け出す事ができた。
「こっちにこい。グラニ」
そう言って父さんは僕の手を引っ張り、階段を全力で上る。
「・・・・・・今からこの家は崩壊する。いざと言うときはこれで古の英知を護れと言われているのでな」
「ガレム! 何故私の邪魔をする!」
ライラはそう激高し、袖からボウガンのそれに似たものを取り出し、マズルをこっちに向け、撃つ。
それは確かに僕を狙っていた――だが、僕には傷がなく、返り血を浴びていた。
――父さん?
「グラニ・・・・・・心配するな、私はまだ生きている。走れるな?」
答えを聞く間も無く二階へ行く。
「フラニ・・・・・・まだ、その名の意味を教えていなかったな――グラニと言うのは、古の時代に語り継がれた英雄、ジークフリードの愛馬の名だ・・・・・・その名の意味を背負い、誇り高く生きる事を願う。行け、外の世界に・・・・・・“希望の翼”と“可能性の剣”は、常に心の中に――」
そう言って、僕の肩を強く押し、窓から落とす。
――刹那、銃声が聞こえ、父さんの体を弾が貫く。
だが、父さんは苦痛に顔を歪ませながらも口を動かす
「グラニ・・・・・・お前は私の立派な息子だ」
そう言ったときの顔は、子の門出を祝うような、嬉しそうな顔だった。
「父さん!」
喉が枯れそうな大声でそう叫ぶが声は届かず、家は崩れ去った。
崩れ去った家の痕を見て、心に大きな穴が開いた事を実感した。
それから暫く、放浪の旅に出る。
その中で、欠けた心を埋める出逢いがある事を、まだ知らなかった。

1章完結です。
はぁ・・・・・・やっと狩猟ライフが・・・・・・書ける・・・・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1062 )
  • 日時: 2014/07/17 23:33
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十七章続き

〜部屋〜

「ふー…うまかった。」
「もう食べたのかい!?」
地は…もう食べきっていた。いくらなんでも早すぎる。本当に食べたのか謎なくらいだ。
あまりのはやさに最近突っ込みに目覚めかけている冥花が食べたのか確認したが…すで食べきっていたのを見た。
「ふー…あ、さっき冥花起こしに言った時の話なんだけど」
「ちょ…!」
地はさっきのことを話そうとしている。もちろん隠さず全部話す。
「いやー、俺が肩さすって起こそうとしたら逆に抱きt」
「そ、そ…それ以上いうなぁあああ!!!!!」
バキッ!!!
「グホッ?!」
ズガッ!!
冥花の強烈なアッパーが炸裂、地は天井にめり込んでいた。
気が動転してついアッパーを放った冥花であったが…すぐに自我を取り戻す。そして…真っ赤になる。
ただ周りの空気は…みんなしーんとなっていた。
そんな緊迫(?)した空気を打破したのが…打ち上げられた地。
「いやーwww久しぶりにこんな激しい突っ込み喰らったわーwww」
天井からぶら下がりながらそう言う。あんたはケチャワチャか。
「久しぶり…?どういうことだ?」
地の久しぶりといった言葉にひっかかったツバキはそう聞く。
「あー、今別行動しているあいつは俺だけに対して豪快に突っ込みいれて来るんだ。いやー、久しく喰らってないからたまにはいいもんだなーwww」
地はそういうが…誰もそんな激しい突っ込みは喰らいたくないと思います。
もっとも、彼にこんな激しい突っ込みをいれるのは炎ともう一人だけ…。
天井にぶら下がっていた地は手を放し、元の位置に戻ってくる。ちなみに無傷。天井には穴ができてしまったが気にしてはならない。
「まぁ冥花は俺じゃなくて今一人で動いているあいつにほr」
「で、でたらめいうなぁ!!!」
「グブゥッ!!!」
今度は豪快に外へと投げ出されていった。久しぶりの激しい突っ込みに地は内心もっとやって!とか思っていた。お前はマゾか。


〜異世界〜

「僕を消しにきた…?」
聖は動揺しつつ答える。炎程度の力では消滅させられてしまう確率はなかった。
しかし今来ている男は…本当に消滅されかねないほどの力を感じていた。炎など赤子に近いくらいである。まったくレベルが違う。
「もうめんどくさいから消していい?でも拒否権与えないから強制執行ってことにすっか。」
「んじゃ私は帰るわ。」
勝手に進めようとするところは炎に似ている…。なんとかして阻止しなければならない。
「僕が君たちをやすやす逃がすとでも…!」
聖は異常なほど範囲の広いビームを右腕から放つ。その広さは炎に向かって撃ったそれとは桁が違う。
「めんどくさいな…まとめて消えろ」
その男はそう言うと腕から紅の焔を出す。そしてその焔は…ビームを一瞬で包み込む。さらに聖の右腕をも巻き込む。
そして一瞬にして消えた。
―焔の中に存在したビームと聖の右腕も消しさった
「何?!」
「俺の焔は物質を無に帰す力があるの。そういうこと。あいつにもその力の欠片を渡しているがいろいろ制限かけているわけ。」
どうやら彼は…炎の師に当たる存在みたいだ。
「私帰っていい?」
「くっ!逃がさないよ!!」
今度は標的を変え、女のほうに無数の銃弾を放つ。密度もかなりのもの…避けるのは困難。
「避けてもいいけど…」
そういうと背中に刺している刀の…白いほうを取り出す。刃は蒼から白へのグラデーションをなしている。
そしてその刀で…迫り来る銃弾をすべて切り裂いた。
切り裂くといっても1回ではない。何十回…いや、何百回は斬っただろうか。ある距離を境に粉々になっていく銃弾…。
剣の速度は…炎と比べ圧倒的に速い。いや、聖には確認することができないほどの速さだった。
「あー、この程度じゃ練習にもならないわよ。50倍にしてよね。んじゃ私はさようならー」
そういってその女は消えていった。残されたのは…その女以上に力をもつ男…。
「…消すか。」
そう言うとまた紅い焔を生み出し始める



まぁ冥花のことについて詳しく聞く、聞かないは任せます。はい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1063 )
  • 日時: 2014/07/18 01:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: T0GRNCeV)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十八章 夢想

 〜ミナーヴァside〜

 夕食を食べ終え、後片付けを終わらせればもう夜も遅くなっていた。
 恐らく明日も早いだろうと、今夜はもう寝ることになった。
 しかし、ここでも問題発生。
 カトリアが「年若い男女が同じ部屋で寝るなんてふしだらです!」という今更な意見を出してきたため、地が妥協案としてカーテンを作って隔たる、という意見でカトリアは妥協してくれた。
 というわけで、男側。ツバキは女側にいる。
「ふぅー……分けが分からないこともあって、余計に疲れたなぁ……」
 アストは布団に潜り込んだ。
「まぁ俺は慣れてるからそんなに疲れてないけどなwww 」
 そう言いつつも、地も布団に入る。
 農は既に眠りについている。
「慣れてるって……あ、そうだ。地さんはニーリンとツバキと狩りに出たんですよね。あの二人、どうでした?」
 アストは別行動していた地が、ニーリンとツバキはどうだったかを訊いてみる。
「んー?まぁ、装備相応ってとこかな。下位のリオレウスくらいなら普通にソロでも狩れるレベルだろ」
 妥当な結果らしい。最も、シルバーソルを装備する地からすれば、下位装備のアスト達はまだまだひよっこのようなものだろうが。
「そうですか。まぁ、今後もよろしくお願いします」
「おう。それで、ウチの残妖はどうだったよ?」
 地は残妖について訊いてくる。
「残妖は、見た感じ狩りに不慣れって感じはしましたけど、よく戦ってましたよ」
 別に世辞を言うわけでもなく、正直に答えるアスト。
「ま、相手はあのクマのプ……アオアシラだしな。ぶっちゃけ残妖一人でも楽勝な相手だし」
 アオアシラは大型モンスターと言っても、それほど強い相手ではなかった。
「アストはもう寝たりする?」
「はい。普通に寝ようかと」
「んじゃ俺も寝よっかな。十日ぶりの睡眠だなー、おやすみーwww 」
 今、十日ぶりの睡眠とアストには聞こえたが気のせいだろう。
 アストと地が眠りにつく頃には、明かりが消されて女側も眠りについていった。

 〜炎side〜

 夢を見ていた。
 何もない、真っ白な空間。
 炎の記憶から生まれた、炎だけの世界。
 そのはずだった。
「む?」
 自分一人しかいないものだと思っていた炎だったが、ふと、真っ白な空間から光が現れ、その中から人が出てくる。
「あらあらぁ?真っ白ですねぇ」
 水色の髪をした、暗い碧眼の女性だ。
 炎よりかは年下だろう。
 その女性が、炎の存在に気付く。
「こんにちはぁ。いえぇ、こんばんはですかぁ?」
 間延びした口調で、炎に挨拶してくる女性。
「貴様は何者だ?なぜ俺の夢に干渉『出来る』?」
 炎は他者に対する口調で問い掛ける。
 女性はやはりおっとり答える。
「お邪魔するつもりはなかったんですけどぉ、夢ですからぁ、入ってきちゃったみたいですねぇ」
「どういうことだ……?貴様、名前はなんだ?」
 まさかこれまでに出会った人物か何かだろうか、そう思って炎は女性に名乗るように言う。
「私ですかぁ?私はぁ……」

「……」
 夢が醒めてしまった。
 あの女性は一体誰だったのだろうか。
「……気にすることもないな」
 まだ夜中だ。焚き火も音を立てて燃えている。
 炎は再び眠りについた。

 〜ミナーヴァside〜

 ふと起きた者がいた。
 それはルピナスだ。
「……」
 何か夢を見ていた気がする。
 誰かと会っていた気もする。
 しかし、思い出せない。
「……ふあぁ」
 ルピナスはまた一瞬で眠りについた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1064 )
  • 日時: 2014/07/18 15:50
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cbEwmClD)

第37話 深刻化する問題

〜孤島エリア11〜

もともと海底付近で戦っていたから開けた道を走る。泳ぐより走ったほうがはやいしな。
Blizzardは飛んでいるけどな。いいのかそれ。普通のハンターに見つかったらいろいろ大変だと思うのだが…。
相変わらずBLAZEはぶつぶつ呟いている。まぁ今のこいつに何か聞いたところで何も返事はないはずだ。
とにかく走る。走っていく…。のだが、

バタッ

俺たちが着く前にその者は倒れてしまった。と同時だった。
―割れた海は再び元に戻っていく
「ちょ、んじゃこれやったのってあいt」
言い切る前に道はなくなり、再び水中となる。それよりはやくあの倒れた人を回収しなければ・・・。
水中に…浮かんでいない?もしかして意識を失ったままなのか?だとすると早く助けなければ…
しかし水中での速度はいくら急いでも遅い。これでは間に合うか間に合わないかわからん。
「遅い、我が行く」
さっきまでぶつぶつ言っていたBLAZEは…一瞬で向こうまでたどり着く。そしてその者を担いで水面まで上がっていった。なんなんだあの身体能力…。とりあえず俺も水面を目指そう。


「…」
改めてその者についてみてみる。
どうみても…ハンターではないことは分かる。防具をつけていないどころか武器もつけていない。服装も…今まで見たことのない衣装だ。なんだこれ…
長髪で、エメラルドににた緑色をしている。あと女。
「BLAZE、これ誰か知ってるか?」
「…知らんといえば嘘になるが…」
どうやらBLAZEは知っているみたいだ。だが…聞いたところで俺が知っているわけもなさそうだ。とりあえずそれ以上は聞かないことにする。
「あー!アタイ知ってる!」
Blizzardの知り合い…なのか?知っているとはいったが…
「そうなのか。」
「名前は確か…」
「言うな。消されるぞ」
BLAZEが口止めした。口止めする意味はあるのだろうか…?
「で、どうするんだよ」
「帰るしかない」
どうやらBLAZEはそいつを担いで帰ることにした。とりあえずこれで狩りは終了か…。って帰ってからも様子見てないといけねぇじゃねぇか。寝る時間はいつだ。
「えー!アタイはまだ…」
「溶けたいか?くくっ…」
Blizzardの制御はもうBLAZEに任せておこう…そうしよう。俺では止めようがない。
とにかく俺たちは孤島からモガの村へ帰ることにした。そういえばモガの森って孤島とも呼ばれるみたいだな。

「(また外の世界から人が来ている…我の思う以上に流れてきているな…干渉が発生しているのか?)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1065 )
  • 日時: 2014/07/29 09:50
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: BNdNB3YC)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に2章-1
あれから家を失い、世界を放浪していた。
食う事も、寝る事すらままならない日が何度も続き、体力も精神も衰弱していた。
何とか日が高いときに村に着いたが、もはや立つ気力すら残っていない。
疲れが慢性的に回り、ついに倒れてしまった。

指先が何とか動く。
少し体力は戻ってきているようだ。
首も回せる。
足も動かせる。
どうやら、少しはマシにはなってきているのだろう。
だが、体力は少ないためか、体を起こすのが辛い。
それでも何とか起きようとし、上体を起こし、目を開ける。
一番最初に目に飛び込んだのはエメラルド色の瞳に、ブロンドに輝く髪、体格は華奢で顔立ちも男とも女とも取れる顔立ちで、年は向こうの方が少し高いであろう人がいた。
「ああ、目を覚ましたんだねボクはフロウ・ティアール。君は?」
「僕はグラニ・デュナス。助けてくれてありがとうございます」
そう言うとフロウは何故かクスクス笑い、「そんな堅苦しい言い方しなくていいよ。年もあんまし変わらないんだし」と言った。
部屋を見渡すと、赤い色をした、丁度人の頭が入る大きさの物が、棚の上に置いてあったのに目が留まった。
それにフロウが気付いたのか、それを両手で持ち上げ、喋りだす。
「それはね・・・・・・ヴァンって言うボクと年は変わらないハンターが着けてた物で・・・・・・ボクがこうして自由にいられるのも彼のおかげなんだ・・・・・・ホント、バカだよ――一人で勝手に行っちゃってさ・・・・・・」
赤いそれを額に当て、その目からは涙が零れ落ちていた。
何か――触れてはいけないものに触れてた様な気がした。
だが、僕は事情を全く知らない。
今は何もしない方がいい様な気がして、かける言葉が無かった。

夕飯を終え、気がつけばもう夜になっていた。
完全に満ちた月が、その夜を照らしていた。
・・・・・・明日になったらここを出よう。
いつまでも、お邪魔するわけにもいかない。
その為に今は休むことに専念しなければ――
ベットは1つしかないから、床で寝ようとした時だ。
フロウが話しかけてきた。
「グラニ・・・・・・少し一緒にいてもいい? どうも、満月の夜は寝付けなくてね・・・・・・」
いったいどうしてだろうか? と訊いてみようとしたが、その顔を見て訊くのは止めておいた方が良いと考え、口を開きかけたところで噤んだ。
だが、フロウがそれに気付き、話し出した。
「満月の夜はね・・・・・・ヴァンが死んだ夜――それだけじゃなく、マルコが死んだ時もこんな、満月の夜だったんだ――」
マルコとヴァンが誰かは知らないが、恐らく大事な人だったのだろう。
僕も、大事な人を失う辛さ、哀しさ、空しさを知っているから――
今夜は寝れそうにもないなと溜息をついた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1066 )
  • 日時: 2014/07/18 16:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cbEwmClD)

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十八章続き

〜部屋〜

皆が寝付いてから3時間くらいが経っただろうか…。
誰一人として起きるはずのない夜中…その中に一人だけ目を覚ます者…
「ん…3時間寝たらまぁ十分か」
そういって寝床から離れる男…それは地だった。
「起こさないように失礼しまーす。」
彼はボックスから何かを取っていくと物音出さずに部屋から出て行った。


「…」
思えばこの状況を招いたのは自分自身。寄り道を提案していなければこんなことにはならなかった。
というより、もしかしたら自分らだけこの世界に来ていたのかもしれない。
すべての責任は…自分。
しかし、これまでの経緯を変えることはできない。過去を変えることは誰にだってできないこと。
ならば今できること…それを成す。
それに最大の脅威である炎もおそらく寝ているだろうと確信していた。自身と同じく10日間は寝ていない。ならば今日は寝ているはずだ。
万全ならもうすでに帰ってきてもおかしくないのに帰ってこない…何かやっているのだろう。
「さーてと…食料確保と温泉の質を最高にすんのとあとはあいつらが狩るにはでかすぎる脅威をすべて取り除くか。」
そういってどこかへ歩き出していく。その装備はさっきまでとは違う。彼が普段装備する防具、そして武器をつけて…その暗闇に溶けるかのように消えていった。



〜霊峰〜

「あら、もう帰ってきたの。」
「いやいや、お前先帰れよ」
二人組はなぜか霊峰に来ていた。
あのあと男は…紅の焔であの世界を完全に孤立させた。
そしてその孤立した空間を・・・持ち前の焔ですべて無へと帰した。
聖は完全に世界から消え去ったのだ。
「いいじゃないー、久しぶりに炎ちゃんが見たいのにー」
「あぁそうだな…んじゃ気配消していくぞ。まぁ多少はばれないけど。」
そういうと二人組はあっという間にその場から消えた。


〜ある場所〜

「見つけた。」
炎は…何も気づかず寝ていた。少しの気配で起きるほどの炎に気づかれないとはどれほど気配を消しているのだろうか。
「変わってないわねー。本当にあなたそっくり。」
「うるせぇよ…。髪型似せたのはあっちだっての」
二人は直接声はだしていない。テレパシーに近いもので会話をしている。故に誰にも気づくことはない。
「さてと、私たちも帰りましょ?もともとどの世界にも属してはならない存在だからね。」
「あぁ、そうだな。炎もこれから先自力でなんとかやりくりしていくだろう。まぁ…来た証だけ残して置こう。こいつにだけは残しても問題ない」
そういってある物を残し、彼らはその場から消え去った。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1067 )
  • 日時: 2014/07/19 22:29
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: j.k6b4fH)

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 十九章 意気投合?残×ツバ

 〜残妖side〜

 日が昇るよりも前に、残妖は起きた。
 ミナーヴァの朝はどれくらいかは分からないが、ざっと見回して、まだ全員寝ているところ、それほど早くはないようだ。
「朝御飯作らなきゃ」
 残妖は起き上がると、誰も起きる前にユクモノドウギを脱ぎ捨て、地から譲ってもらったメイド服(?)を纏う。
「ん……」
 ふと、着替えの音に気付かれたのか、ツバキが起きてしまった。
「あれ……残妖さん……?おはよぅ……」
 ツバキは眠そうな目を擦る。一人称や仕草は男のそれだが、寝起きでユクモノドウギが若干はだけているそれは、年齢相応の少女そのものだ。
「あ、ごめんなさい。起こしてしまいました?」
「ぃや、いいよ。俺も起きるから……」
 ツバキは乱れた服装を直し、背伸びする。
「んー、ルピナスさんはまだ寝てるのか?珍しい……」
 まだ静かな寝息を立てているルピナスを見やるツバキ。
 どうやら、ルピナスの朝は早いようだが今日はそうでないらしい。
「待っててくださいね、今朝御飯作りますから」
「あぁ、俺も手伝うよ。この人数じゃ一人は大変だろ。ただでさえ、お前にはやたらと食べるお嬢がいるんだから」
 ツバキは霊華のことを指しているのだと思い、残妖は苦笑する。
「えぇ、霊華様は本当によくお食べになるので……じゃあ、お願いしますね、ツバキさん」
「あぁ」
 井戸から汲んだ冷たい水で顔を洗うと、二人は早速調理に取り掛かる。
 ルピナス程では無いにしろ、ツバキも中々の腕前だ。
「そう言えばツバキさん」
「ん、なんだ?」
 ふと、残妖はツバキに話し掛ける。
「よく、ユリさんを気に掛けるような様子が見られますけど、ユリさんとは親友なんですか?」
「あー……。俺達の元の世界ではね、ユリは高名な歌姫なんだ。今は訳あってミナーヴァと行動してるんだけど、俺はユリの護衛役、かつ幼なじみってとこ。親友としても、ユリに何かあったらと思うと気が気でないよ」
「ふふ、私も霊華様に仕えている身ですけど、つい本音を言いたくなってしまいます。色んな意味を含めて、気が気でないですね」
 互いに小さく笑う残妖とツバキ。
 何となく、気が合いそうな気がする。

 〜地side〜

 少し遡って真夜中。
 地は、大陸各地で片っ端から危険なモンスターを狩っていた。砂原ではディアブロス亜種、水没林ではナルガクルガ亜種、孤島、凍土は既に地が制圧してしまっており、火山も何故かモンスター達が怯えている。
「おいwww まさかこの火山www 炎が立ち入ったんじゃねwww 」
 おかげでウラガンキン亜種やアグナコトルが地のオーラを感じただけでその場で立ち竦んでいる始末である。
「まぁ、俺は楽でいいんだけどねwww 」
 瞬く間に火山も制圧され、危険なモンスターがいなくなった。
「さーて、そろそろ夜明けになるから今日はこの辺で勘弁してやるかwww 」
 地はその弓を納めてさっさと帰ろうとした時だった。
 勇敢にも、一匹のメラルーが地から道具を盗もうと背後から近寄ってくる。
 が、その勇敢はただの無謀だと気付くのはあまりに遅すぎた。
「クロちゃんちーっすwww 」
 地は背後から近寄ってくるメラルーを踵で蹴り上げて、自分の正面に持ってくる。
「ニャ、ニャニャ……」
 メラルーはその地のにこやかな笑顔を見て震えている。
「人のモノ盗んじゃダーメwww オケ?」
「ニャ、ニャ……」
「よろし」
 地は頷くと、一瞬でその場から消えた。
 その時の地の顔がどんな笑顔だったか、そのメラルーのみぞ知る……。 
 
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1068 )
  • 日時: 2014/07/19 13:33
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十九章続き

〜霊峰付近〜

「…なんだったんだあの夢は」
まだ朝は早い。それでも炎には十分の休息となった。久しぶりではあるがまっとうな睡眠をとることができた。
気になることはただ一つ…。夢の中にでてきたあの女…あれは一体誰なのか。
面識はない。それは互いにないこと。今まであった記憶はどこにもない。夢の中で干渉が発生したのであろうか…
それとなぜかもう一回会うような感じが残っていた。なんとなくではあるがそんな気がしていた…。
「ん?」
ふと足元を見ると折りたたまれた紙がある。それを開いて読み上げる。
「…【お前が消しそこなった存在は俺が消したよ。久しぶりにお前の姿が見れたからよかった。俺はどの世界にも属してはならないからお前に託す。これからも頑張れよ。
ps.この刀はいつか役立つと思うから渡しておくわ。まぁ私の愛用する刀よりは使えないけど十分でしょ?】」
一通り読み上げたところで炎はこういった。
「二度と来るな。」


〜農場〜

まだ朝は早い。それでも彼には関係ない。
「ふぅ〜思ったより成長がはやいなー」
いち早く農場にて作物の世話をしている農。
元の世界での記憶は失せているが、体の感覚、癖は何一つ変わっていない。朝早くから農場に行き、作物の世話を行っている。
「さてと、あとは土に変化があるか調べてそれと農地を拡張しようかな。」
そういって一人で農地を耕していった。


〜部屋〜

「…俺も起きるかなー」
残妖が早く起きることを知っている地は少し遅れて起きる。とはいっても実際は寝ていたわけではない。
各地の脅威を排除し、温泉の質をあげるために渓流や火山である物を手に入れた。さらに今後消費される分の食料の確保を行った。とはいっても肉類だけしか確保できなかった。それ以外は…今度どうにかしよう。
とりあえず周りを見渡してみる。今いないのは…残妖、ツバキ、農の3人。
それ以外は…気持ちよさそうに寝ている。まだ起こすにははやい。
物音出さずその場から離れ、身支度を済ませる。そして朝食の手伝いを…と思ったのだが。
「あら?残妖とツバキがやりとりしてる…?んじゃ俺は介入しないほうがいいか。○N離脱。」
残妖とツバキの様子を見て自分は入らないほうがいいと感じた地はその場から気配一つ出さずに離れていった。というよりG○離脱はやめてください。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1069 )
  • 日時: 2014/07/19 14:35
  • 名前: 佃煮 (ID: kXJhWDpH)

何でだろう

7倍quasar氏とダブルサクライザー氏が自演に見えてきた

眼科行ってくる







連レス多くね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1070 )
  • 日時: 2014/07/19 16:16
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: s.QX8GfT)

その28 再起

〜地下10階〜

「ぼちぼち行くぞー」
地はそう言い出す。休憩は十分だろう。これ以上休んでいたらあの化け物に殺されそうで仕方ない。とはいっても内心は…
「(まだ鳩尾のダメージ残っているんですがそれは…。)」
であったりする。あのダメージはさすがに強烈過ぎた。
ちなみにいつも出さない本気を珍しく出したが、疲れてはいない。
「行くってどこにいくのよ」
「ん?適当。」
霊華の問いにそう答える地。
「適当って…あなたねぇ」
「冗談だよ。」
と思ったらそう切り返す地。相変わらずのマイペース。


〜通路〜

「またいつか会うときまで放置でいいか…」
ある世界から帰ってきた炎はそう呟く。
予定であればその者をここへ連れてくるはずだった。しかしそれはできなかった。
強制的に執行してもよかったが…あちらの事情があるのだから仕方ない。
またいつか必ず出会う。だからこそ無理にはしなかった。
さて、帰ってきたとはいってもそこからやることを詳しく考えていなかった。
「碧だけでは苦戦しそうだし、加勢するか」
そういって一人出歩く。そこにモンスターが何体か襲いかかろうとしていたが、気がついたときには彼の姿はなかった。残ったのは肉塊となったモンスターの死骸だけ…。


〜ミラバルカン視点〜

「こっそり抜け出した」
仲間にしたのはいいものの、このまま関わる続けるといろいろ危ないと感じたミラバルカンは再び一人で組織へと目指すことにした。
ちなみにあとで分かった話ではあるのだが…あのあと地獄の(ryによって2人を仕留めたらしい。どうやら一人は最初で、もう一人はラストでガシャーンとなったらしい。さすが灼熱。かまぼこ工場。
今はそれを知らないミラバルカンは一人で目指していく…


〜密林〜

炎たちがここをさってしばらくたった。
ある場所は完全な孤立空間となっている。そこにいるのは…ドスランポスとランポス。
二匹は炎が残したモニターでどのような様子となっているか目の当たりにしていた。
「…あいつと敵対しなくてよかったな。あれは俺でも勝てん」
「いやいや…あれって無理でしょ…」
彼らが見ていたのは最初に炎と敵対した4体のモンスターとの様子だ。
自然進化から並外れた4つのモンスター…。それをまったく苦戦せずに制圧する一人の男。
であったときはそこまで感じなかったが、こうしてみるとどれほどいかれているかがよくわかる。
「これなら本当に組織を消せるかもな」
ドスランポスはそういいながらモニターに映し出される映像を見続ける。
「(あいつは…?俺の仲間を殺したあいつは…!)」
一方、ランポスのほうは未だに映し出されないあいつに腹立っていた。
彼の仲間を殺し、冥花をさらった二人組…今あいつらが何をしているのか気が気でない。
そのことを考えながらも、モニターを見る。

〜ある部屋〜

「申し上げます!研究員が殺されました!!」
「ダニィ!?早速征伐しに出かける!あとにt」
「だから落ち着けって。」
最下層ともいえる部屋でまた同じことを繰り返していたゴルルナ装備の男。
それを止めるTRAILBLAZER
まったく動じないバーサーカー
はたしてこの3人の実力は…といってももうだいたい分かるとは思うんだけどね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1071 )
  • 日時: 2014/07/20 11:23
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: fA0bfaQh)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十章 ユクモ村の朝

 〜カトリアside〜

 小鳥のさえずりと、台所からの物音と楽しそうな喋り声に、カトリアはゆっくりと目を開けた。
「ん……朝かぁ……」
 眠い目を軽く擦って、カトリアは布団から起き上がる。馴染みのない寝床と言うのはどうも眠りにつくまで落ち着かないものだ。
 台所でルピナスと残妖が朝食を作っているのだと思い、挨拶をしに行こうと足を向ける。
 すると、残妖はいたがもう一人はルピナスではなくツバキだった。
「あれ、ツバキくん?」
 なぜ彼女が、と思うより先にツバキと残妖がカトリアに向き直る。
「あ、おはようございますカトリアさん」
「おはようございます」
 ツバキが鶏卵や七味ソーセージをフライパンで温め、残妖は砲丸キャベツなどを包丁で刻んでいる。
 ツバキが料理を作っているのは初めて見たカトリアだが、ではルピナスはどうしたのだと思い、まだ皆が寝ている所を見る。
 ルピナスはまだすやすやと眠っている。自分と同じ、馴染みのない寝床ではいつものペースが掴めないのだろう。
「まだもう少しかかるんで、皆を起こしておいてくださいね」
 ツバキはフライパンの中にフライ返しを入れながら、カトリアに他の皆を起こすように求める。
「そうそう、農さんでしたら朝一番に農場に行ってるみたいです」
 残妖が付け足すように、農のことを伝えておく。
「あ、うん。分かった」
 カトリアは頷くと井戸で顔を洗いに行く。

 〜地side〜

 地は普段着で渓流にいた。
 まだあの二人が全員分の朝食を作るには時間が必要だろうと判断した地は、防具を外して普段着に着替えて、こっそり部屋を抜けて食糧調達のために、散歩も兼ねて狩り場に来ている。やはり常人ではあり得ない速さで、だ。果たしてそれは本当に散歩なのかと言うと、否かも知れない。
 エリア3。ここはアイルー達の住み処で、ここでしか取れないモノもある。
 地は、そのここでしか取れないモノを引っこ抜いていた。
「あーらよっとwww 」
 ユクモの特産品である特産タケノコだ。
 他の大陸では見られないほど立派なタケノコで、ギルド側も他の大陸との貿易のためにハンターから高く買い取ってくれる。最も、地はこれを食糧として集めているためギルドに提供はしない。
「よーし、こんなもんかな。次は……」
 次のエリアに向かおうとする地。
 置き土産にマタタビ爆弾をアイルー達の集落に投げ込んでおいた。
 朝早くからアイルー達は酔っぱらってお祭り騒ぎである。

「キノコキノコ……毒テングダケ、は入れたら良くないな」
 エリア5。
 エリア5だけでなく、各エリアでキノコの繁殖地を探っていた。
 特産キノコはもちろんだが、タケノコと同じくの特産品、ドスマツタケを求めているのだ。
 なかなか見つからないため、地が手に入ったドスマツタケはほんの数本だけだった。ほとんどがアオキノコや特産キノコだった。
「あとは、適当に山菜でも……」
「グオアァァァ!」
 森の地中から、突然その巨体が這い出てきた。
 苔むした甲殻、モーニングスター(棘付き鉄球)のような尻尾、勇壮な二本の角。
 尾槌竜ドボルベルクだ。
「お、ドボルさんか。ウォームアップにゃちょうどいいか」
 地は背中の月穿ちセレーネを抜き放った。もちろん普段着のままでだが、地にとっては普通の防具などリミッターに過ぎない。
 ふと、地はドボルベルクの尻尾に目を付けた。
 見たことのないキノコが生えているように見える。
「……ウォームアップなんていらねぇや。そのキノコだけ採ったらもう燃やしてやるよ」
 地は、その瞳に隠しきれない、いや隠すつもりなどさらさらない殺意をドボルベルクに向ける。
 その後、彼のドボルベルクの行方を知る者はいたとかいなかったとか……。

 〜残妖&ツバキside〜

「ただいまーwww 」
 その声に気付いた残妖とツバキは玄関を見やる。
「あれ、地さん?散歩でしたか……って、何で武器を?」
 残妖は、普段着と黄金の弓、月穿ちセレーネを背負った地を見て首を傾げる。
 地は適当に答えた。
「あー、ほらあれ。護身用だよ、護身用www 」
「護身が必要な散歩って、どんな散歩なんですか……」
「まぁまぁ 気にすんなってwww それよりほれ、色んなもの拾ってきたよ」
 地は麻袋を見せてやると、中身を見せてやる。
 残妖とツバキはそれを見て驚いた。
「こ、こんなにたくさんの山菜を、地さんが一人で?」
 ツバキは麻袋と地を見比べる。
「おう、道すがら集めてきた」
 地は平然とした顔をしているが、これだけの量はそうそう集まらない。恐らく、残妖よりも早く起きて集めに行っていたのかも知れない。
「ありがとうございます地さん。これ、使わせてもらいますね」
「いえいえ、どういたしましてwww 」
 ふと、地に続いて玄関からカトリアが帰ってくる。
「あ、地さん。おはようございます」
 それに気付いてか、カトリアに向き直る地。
「おはよ。ちょっくら散歩に行ってきた」
 だから武器を背負った散歩は明らかにおかしいだろう、とツバキは内心で呟いたが表には出さない。
 ユクモ村の朝が始まりを告げる。
 


 



 
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1072 )
  • 日時: 2014/07/20 14:47
  • 名前: つまらない人 (ID: d/eEaQwH)

ここ最近7倍quasar氏とダブルサクライザー氏しか小説かいてないように見える

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1073 )
  • 日時: 2014/07/20 17:29
  • 名前: 神風 ◆ozOtJW9BFA (ID: 2aa56TtV)

>>1072
呼んだかい?

安価にしてみるとなんかすげーなwww


PS
この頃書いてないな〜。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1074 )
  • 日時: 2014/07/20 18:20
  • 名前: 煌星 (ID: UR9VlAm1)

なんか呼ばれた気がしたんで
久しぶり?に顔出したわ

最近地味に忙しいんでネタを
考える時間が…あるんだが
そこを活かせないwww
7/24日以降は多分更新するかも

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1075 )
  • 日時: 2014/07/20 21:49
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: iMP0wOBn)

>>1072
あの……私は?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1076 )
  • 日時: 2014/07/21 00:15
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十章続き

〜炎視点〜

夜はもう終わった。東から日は昇り、空は青く輝く。
身支度はあっという間に済ませる。もう休息は十分とった。またしばらくは休む必要はない。
「そういえばこの剣はどんな細工が…」
いつの間にか現れ、いつの間にか去っていった炎の師にあたるものとその連れ…。残した刀はどんな性能かまったく分からない。
とりあえず適当に振ってみる。

ブンッ!!
バチバチッ!!!

「雷属性…?これってあの白い方の劣化版か…」
刀身からは蒼い電撃が纏われている。蒼の電撃といえばキリン等該当するが、それのレベルをはるかに越えた威力を持っている。
軽く振っただけではあるが、まるで爆雷でも扱うかのような感じが残った。それでも劣化版らしい。
とにかくそれを鞘に納める。そして背中に刺す。
「しばらくお世話になるか…。さてと、俺の力を回収しにいく」
彼は散らばった力の波長だけを頼りに探し出す。


〜部屋の外〜

部屋の中では残妖とツバキが朝食を作っている。
外ではさっきまで大暴れしていた地と起きたばかりのカトリアが雑談していた。

「地さんに聞きたいのですが。」
「うん、あのもう一人のこと以外でお願いします。」

もう地は炎のことを話すのはいやだった。これ以上あいつのことを話そうにもぶっとびすぎて信用性が迷子。信じてくれない。いっそ実際に見たほうが手っ取り早い。最も、自分は確実に殺されるけど…。
ただ、カトリアが聞きたかったのはそれではなかった。

「なぜそんなに実力があるのですか?どう見ても鍛錬だけでどうにかなるレベルではないと思うのですが」

一度ニーリンに聞かれたこと、彼のもつ異常な実力についてだ。
この前は何かと適当なことをいって話さなかったが…今回はまじめに話すかーと思ってこういった。

「…実力っつうのは技術とか己の判断力だけじゃ足りん。知識もなければ一人前にはなれない。知識は狩りにおいて重要な武器となる。」

地が異常はほど強いのには…もちろん身体能力が人と比べおぞましいほどかけ離れていることもある。技術も比べ物にならない。
しかし、それを活かす知識も並外れている。どのモンスターが、どの属性が弱点で、肉質の硬さ、攻撃パターン、その範囲などなど、ありとあらゆるとこを知識としてねじ込んでいる。無駄な知識も多いけど。
それ故に、彼の指示は的確である。それに従えばいつもの限界以上のモンスターだって狩れる。

「あとは…あー、なんだ?過去にとらわれすぎないこと?たぶんそれ。」
「過去にとらわれすぎない…?」
「そ。たとえどうやろうと過去を変えることは絶対できない。どんなに残酷なことが起きてしまったとしてもそれを変えることは不可能。無理。あいつでも無理。だからそんな変えることのできない過去にとらわれる暇があったら、変えることのできる今に力を注ぐ。俺だって思い出したくない過去は1つや2つあるどころか現在進行形でもあるんだから。」

地の過去は人が一生の間に受ける不幸を圧縮したかのような人生である。そしてそれは今も残っている。彼が住む本当の元の世界…そこの災厄を打破しなければならない。
それを変えることはもうできない。ならばそれを打破する方法を探る。それのために自分は何をなすかを考えている。とはいっても寄り道をしようといったりとけっこう適当なところも多いんだけどね。

「なるほど…」
「まぁ考えすぎたら体もたねーから適当にするのも一つだよwww」
真剣に話したと思ったらすぐにこれである。

「適当…」
適当という言葉にひっかかるカトリア…思い返せば何かを適当に考えたことはあまりない。
自身に抜けているのは…もしかして適当なとこ?
そう思っていたが
「いやいや、それは私にはできない…」
「あらー。」
やはり適当になるのは無理みたいだ。

「まぁ人それぞれにいろいろあるから無理にする必要はないしなー。一つの意見としてとりいれ、それを試し、だめだったら別の方法。そうしていつか自分のスタイルを見つける。それが俺と炎。あ、炎っつうのは今一人で動いてる奴のこと。」
さらっと炎のことをいったので説明もしておいた。
「ふむ…参考になりました」
「まぁこれ以上堅苦しい話もなんだし、ちょっとしたはn」

【きゃん?!!】

部屋の中から…誰か特定できる悲鳴が聞こえた。
それを聞いた地は…無表情でこういった。
「ごめん、これ俺が止めにいったら完全にセクハラになるから任せた。たぶんなにかやばいこと起きてると思う。」
「ま、まさか、また霊華さんっ?!」
カトリアは部屋の中へ飛び込んでいった。その速さはもはや地の異常な速さと同じじゃないのかっというほどであった。

残された地はこう呟く。
「…誰かが冥花の胸でも触っているんだろうな。俺が行ったら確実にアウトですわ。あーあ、これでもうみんな起きるぞー。これで起きなかったら眠り深いんだなーと思うわ。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1077 )
  • 日時: 2014/07/21 14:38
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: WpfBBQbg)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十一章 ユリ、接近中

 〜カトリアside〜

 カトリアは地といた玄関近くの外から一瞬で部屋に入る。
 常人なら肉眼では見えないような速さで、だ。
「何をしてるのっ!?」
 部屋に飛び込むカトリア。
 そこには、当人の冥花と、もう一人はシオンだ。 
「こ、こらぁ、さっ、触っ……きゃぁんっ!?」
「ほわわーっ、大きさに比例するかのように柔らかいですねーっ」
 見たまんまで、シオンが冥花の上に覆い被さり、彼女の他の女性とは何回りも大きい豊満なそれをわしわしと揉んでいる。
 ちなみに、周りは眠そうに起き始めているところだ。
「……」
 カトリアは無言でシオンの背後に回り込み、シオンを取っ捕まえる。
「あっ、団長っ。おはようごさいますっ」
「シ・オ・ン・ちゃ・ん?」
 カトリアの形の良い眉はピクピクと震え、目が笑っていない笑顔を見せる。
「朝からぁ、何をしてるのかなぁ?お姉さんに教えてくれるかしらぁ?」
「冥花さんのおっぱいが大きくて柔らかそうだったのでっ、思わず揉んでいましたーっ!」
 ………………
 …………
 ……
 カトリアはシオンを床に叩き付けた。
「シオンちゃんそこに正座しなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!」
 怒りのリオレウスのような咆哮に、村の家畜のガーグァが驚いて卵を産み落としてしまった。

 その後、一時間近くに渡る説教と冥花への謝罪を終えた頃には、ツバキと残妖が朝食を用意してくる。
「カトリアさん……朝食、出来ましたよ……」
 ツバキは震えながら朝食が出来上がったことをカトリアに伝える。
 ツバキと残妖もカトリアの咆哮と説教を聞いていたので、かなり畏怖の念を感じていた。
「あ、うん。二人ともありがとう」
 もうカトリアはいつもの様子に戻っている。
 事が終わったのか、アストもカーテンの向こうから出て来て、農も農場から帰ってきた。

「すみませんん、お寝坊さんをしてしまいましたぁ……」
 カトリアの咆哮と説教を聞いていながらもルピナスは最後まで起きなかった。
 彼女の代わりにツバキが朝食を作ってくれたことを申し訳なく思っているようだ。
「いやぁ、たまたま早く起きただけですよ。ルピナスさんが謝ることじゃないです」
「ごめんなさいごめんなさいぃ……」
 ペコペコ謝るルピナス。逆にこっちが申し訳無くなってくる。
 ちなみに、今朝の朝食は、ソーセージエッグと、白米、砲丸キャベツのサラダ、味噌汁だ。

 〜アスト、ユリ、農、冥花side〜

 朝食を食べ終えると、ユリに連れてこられ、アストは農場に来ていた。
「けっこう広いなぁ、確かに何でも採れそうだな」
 入り口から農場全体を見回して一言。
「昨日はね、農さんと一緒に畑を耕したり、魚を釣ってたの。冥花さんは、鉱脈の方を掘ってたみたい」
 ユリは嬉しそうに話す。
 彼女の場合は、アストと一緒にいることが嬉しいのかも知れないが。
 農は入って一番、畑の様子を確かめる。
「すごいな、今朝見た時にはもうすぐ収穫出来るだろうとは思っていたけど、ここまで成長が早いとは思わなかったよ」
 一歩遅れて、アストとユリも畑に近付く。
「赤い種を植えたんだけど、何が出来たのかな?」
 ユリはその赤い植物に近付く。
 植えた時と同じ赤の種に、怪力の種、ドスビスカスなどが生えている。
「一つの種でここまで多種類の植物が出来るのか……この種、研究する必要があるかな」
 農は赤の種を一つ拾うと、ポケットに入れる。
 怪力の種は狩りで使えるし、ドスビスカスは飾ってもいいし、紅茶にしてもいい。
「早速収穫しよっか」
 ユリは種を取りだし、ドスビスカスは傷つけないように優しく引き抜く。
「農さん、この畑ってもう一度耕すんですか?」
「いや、ここまで成長を促せるとなると……今日は僕は畑に専念してもいいかな?」
「あ、はい。じゃあ、アストくん。鉱脈の方行ってみよっか」
 畑は農に任せて、アストとユリは鉱脈の方へ向かう。
 ふと、アストはユリを見て気付いた。
 ユリが自分の長い黒髪を気にしていることにだ。
「ユリ?もしかして、髪が長くて邪魔になってるとか?」
 こう言った身体を動かすようなことは、髪がバラつくと気が散ってしまうのかも知れない。
「あ、うぅん?確かにちょっと気が散っちゃうけど、そんなには」
 気にしなくていいよ、とユリは首を横に振る。
「あー、そうだな。ちょっと待っててくれ」
 アストは畑の方に戻ると、収穫したドスビスカスと、ツタの葉を取り出す。
 ツタの葉を結んで、輪っか状に繋ぎ、最後にドスビスカスをアクセントとして加える。
「よし、こんなもんかな」
 それを持って、アストはユリの所へ戻る。
 ユリはアストの手に握られているそれを見て目を丸くする。
「それ、もしかして髪留め?作ってくれたの?」
「あぁ、即興品だからすぐ使えなくなると思うけど、とりあえず」
 アストはユリにそれを手渡す。
 ツタの葉の薄緑色に、真っ赤なドスビスカスの可愛らしい髪留めだ。
「すごい。可愛いし、良くできてる」
 ユリはそれを見て回す。
「ありがとアストくん。これ、大切にするね」
「!」
 ユリの本当に、本当に嬉しそうな笑顔を見て、アストは思わず目を逸らした。
「そ、そんな大したもんじゃないから、早く付けなよ」
 照れ隠しに、ちょっとだけ機嫌悪そうに答えるアスト。無論、ユリにその本心は見透かされているが。
「ねぇ、熱くなってるところ悪いんだけど、あたいは寝ていい?」
 横から冥花が入ってくる。
「えぇ?冥花さん、農場嫌いなの?」
 ユリは冥花に向き直る。
「別に嫌いじゃないけど……」
「じゃあ一緒に頑張ろうよ!」
 ユリは半ば強引に冥花を参加させる。
「よーし、まずは鉱脈を掘ろっか」
「ちょっと待ったユリ」
 ユリは鉱脈に立て掛けてあるピッケルを持とうとするが、それをアストが引き留める。 
 そのために、アストの手がユリの肩に触れる。ユクモノドウギの、露出した肩をだ。
「ひゃっ?」
 いきなり肌を触られてか、ユリは驚いて肩をすくませた。
 アストも自分が何をしたのか気付いて手を引っ込めた。
「ごっ、ごめんっ。その、髪留め使えよって言おうとして……」
「あ、その、ちょっとびっくりしちゃって……そ、そうだね。うん」
 ユリは頬を赤らめながら恥ずかしそうに俯いて、髪留めを広げて自分の黒髪を後頭部で纏める。
 髪が纏まったことでユリの細くて白いうなじが見え隠れするようになって、余計にアストの理性を揺さぶる結果になってしまった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1078 )
  • 日時: 2014/07/22 00:06
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十一章続き

〜炎視点〜

なにやらリオレウスみたいな咆哮が聞こえた気がしたがおそらく気のせいだ。
それはともかく炎は一つ考えていた。

「…あいつらにいつ合流するか伝えるべきか」

聖との戦いがあったため、合流する時期が未定であった。
もうそれについては決着がついた。あとは散らばった力を回収するだけ。
それだけならそんなに時間は必要としない。3,4日あればゆっくりしてでも間に合う。
全力でやれば1日で可能だがめんどくさい。そこまで急ぐ必要あるのかっていう話。
その合流する時期を…伝えるかどうか。
伝えなくても問題ない。いつ帰ってくるかわからん恐怖に恐れろ、地。みたいなことはできる。それでもいいが…やはり伝えておいたほうがよさそうな気もしてきた。

「…」
無言で紙に何かを書き始める。字は…殴り書きなのが一部あるがそれ以外は達筆。性格とはうらはr(ゲフッ!!
そしてそれを…また違った槍に結ぶ。そして…。
普段は見ることのできない翼が炎の後ろから生えていく。というよりは実体化していくといったほうがいいかもしれない。
そのまま彼は大空へと飛び上がった。力は失えど、身体能力に衰えはなかった。


「…あそこか?」
はるか上空に滞空する炎。もはやその姿は…悪魔。
今彼は6個あのリングを装着している。どうやらここから投げようとしているみたいだ。
滞空状態から、遠心力だけを頼りに…
「イリュージョン・ストライク」
ブンッ!!!!
槍を投げた。放射線を描くかのような弾道で槍はある方向を目指し、飛んでいった。


〜ユクモ村〜

場面は変わってユクモ村。
朝食を終えた地は適当にふらふらしていた。
今日の予定は…まだ立ててない。あるとするなら緊急クエストを処理することだろうか。
実力はだいたいわかった。上位にあと一歩といったところだろうか。地からすればまだまだらしい。
のんびりと、今日やることを考えていた…のだが。

「あれ、なんかやばいもの飛んできてるな…。」

炎が投げたあの槍をいち早く察知する。とはいってもまだ距離はある。
地は拡声器なるものを懐から取り出し、こう告げる

【えー、皆さんおはようございます。地です。現在俺のいるところに向かって高威力の槍が飛んできています。衝撃波の発生はまぬがれないでしょう。】

お前はキャスターかっといった感じにのんきに話している。が、表情はそれどころではない。
投げた本人が特定できているのが幸い。彼もあのリングを…8個つける。
そして続けてこういう。

【とりあえず衝撃波に備えてください。カウント10秒。】

どこがとりあえずなんだい!といった声がどこかから聞こえたが地は無視。そんなこと考えていたら飛んでくる槍にぶち抜かれる。
とにかく真っ向から力を衝突させて、エネルギーを0にする策だ。そのためには今つけているシルソルの腕では耐久力がまったく足りない。
彼は防具を腕だけはずすと別の何かを装着する。まるで異世界より現れた巨大人造兵器の右手のように見える…。
それをつけたまま、例のあれが到達するまで構える。

【9,8,7,6,5,4,3,2,いーち、】
【0】

ズドガァァァアアアアアアン!!!!!!!!!!!

隕石の衝突を思わせるほどの音と衝撃波が襲う。
真正面からぶつかり合った力は横に投げ出されていく。
とりあえず事前に衝撃波が起こることを伝えていたのでなんとか被害は少なかったが…

「いてーよwww」

右腕にはとてつもないほどのダメージが残った。


とりあえずぶっ飛んできた槍に結ばれている紙を取り出す。
そしてその槍をしまう…のではない。

「KA☆E☆SU」
ブンッ!!!!
槍だけをある方向へと投げ返した。
それはさておき、結ばれていた紙をざっと読む。やっぱり炎が書いた文字だった。
今回は細かく分かれていたが、すべてここに書き下ろす。

【4日後に合流するんでそんときはよろしく。】←全体概要
【4日後にてめぇは死ぬ。というより俺が殺す。逃がさん。てめぇは俺が殺る。それ以外の誰にも殺らせん。覚えとけ。半殺しじゃない、すれすれまで削ってやる。途中で出会ったとしても見逃してやる。そのぶん倍にして返すがな。】←地
【不必要に寝たら殺す。】←冥花
【食う量自重しろ。】←霊華
【すまんがしばらく家事うんぬん任せる。あとで何かおごる】←残妖
【俺のことについては地から聞いて。】←ミナーヴァ宛

「4日後が俺の命日か…はは…」
地はまた真っ青になっていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1079 )
  • 日時: 2014/07/22 12:35
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 0AdXLkGv)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十二章 落ち葉=焼き芋

 〜残妖side〜

 残妖とツバキは、朝から掃除や洗濯に勤しんでいた。
 午前中はこれに費やし、午後に狩りに出るのだ。
 朝食の一件ですっかり仲良くなった二人は、簡単な行程だけ把握するとせっせと励む。
 残妖が掃除を、ツバキが洗濯を担当する。
 カトリアは他のメンバーが雇ってもらっている営業の様子を確かめに出掛け、ニーリンは暇なので残妖の掃除を手伝う。
 紅葉が舞い散るこのユクモ村では、落ち葉掃除が最も大変だ。掃いても掃いてもすぐ溜まる。
「ふぅー、切りがないですね」
 残妖は軽く汗を拭うと、ニーリンに話し掛ける。
「確かになぁ、こうにも積もるのでは……焼き芋に困らんな」
「そっちですか」
 ニーリンは箒を振るいながら、呑気にそんなことを口にする。
 これを目の前にしてもそう考えられるニーリンは、見た目通りの大物なのかもしれない。
「いや、実際に焼き芋にしてもいいかも知れんぞ?地殿が採ってきてくれた山菜の中に、山芋もあったしな。今日の昼食の品が一つ増えたと思うと心も弾むぞ?」
 まぁ確かに、これを捨てるのは大変だと思うよりは、山芋がたくさん焼けると思えば何だか楽しくなる。
「ふふ、そうですね。後でツバキさんと相談してみますね」
 残妖は小さく微笑むと、まずはこれを終わらせようと生き生きと箒を振るう。
 ふと、ニーリンは手を止めた。
「ん?セルジュくんなのか?クリティア殿ではなく?」
 料理と言えばルピナスなのか、ニーリンは不思議そうに反応する。
「あ、いえ。今朝の朝食はツバキさんと作ったので、何となく先にツバキさんが」
「ふむ、そうか……」
 ニーリンは箒を掃く手を元に戻し、落ち葉を払う。
「百合要素もアリだな……」
 何だか聞いてはいけないような言葉が聞こえたような気がしたので、残妖は聞こえなかったフリをしておいた。
 
 〜ツバキside〜

 ツバキはせっせと洗濯に励む。
 十六人分のユクモノドウギなどを洗うのは疲れるが、外の掃除の方が大変そうだ。 
「精が出るわね、ツバキ」
 ふと、後ろから霊華が声をかけてくる。
 はぁ、とツバキは溜め息を小さく吐きながら霊華に向き直る。
「人の観察してる暇あったら、手伝ってくれよ霊華さん」
「そうね。洗濯とかはいつも残妖に任せてるけど、たまには自分でやるのもいいかしらね」
 霊華はツバキの隣に座り込み、桶の中に手を入れた。
「そういえば、ツバキ」
 霊華はツバキに向き直る。
「あなた、今朝から残妖とやけに仲良いみたいだけど?」
 あぁそれか、とツバキは小さく頷く。
「残妖さんと話してて、色々気が合ってね。立場もなんか似てたし」
 誰かを守ることを第一に考える辺りや、同じく刀を扱う辺りだ。
 へぇ、と霊華は頷いた。
「……、今度残妖に男装させてみようかしら」
「男装の残妖か、案外似合ってたりするかもな」
 二人して、執事姿の残妖の姿を想像しながら小さく笑った。

 〜炎side〜

 前方から、先程自分が投げ付けた槍が返ってくる。地が投げ返したのだろう。
 炎は飛んでくるそれを普通にキャッチし、翼を納めながら着地し、槍を納める。
「さて、事は伝えた。あとは……」
 炎は再び歩き出す。ゆっくり眠ったために、身体が軽い。
「地を殺す方法を考えながら、ゆっくり力を探していくか」
 炎は歩く。力のある方へと。

 〜ユリ&アストside〜

 早速鉱脈に挑むユリとアスト。
「アストくんって、こう言うことを普通にしてるんだよね?」
「あぁ、武器を作る上で鉱石は必要だからな」
「よーし、頑張るぞー」
 ユリは気合いを入れてから、立て掛けてあるピッケルを手に取る。
「うん、しょっと……」
 しかし、その足腰はフラついており、ピッケルの重量に身体を持っていかれそうになっている。
 それは姿勢の問題でもあり、全く足腰の踏ん張りが効いていないのだ。
「あのなユリ、そんなへっぴり腰じゃ石ころも採れないぞ?ちょっと貸して」
 アストはユリからピッケルを取り上げようと近付く。
「よいしょーっ!」
 ユリは思いきりピッケルを振り上げた。
 だが、振り上げた勢いに負けて、ユリの上体が後ろへ傾いた。
「おっと」
 後ろからアストが優しく受け止めた。
 ユリの頭がゼロ距離になり、整髪剤のいい匂いがアストの鼻をくすぐる。
「(ユリって見た目より華奢だよなぁ、こうしてくっついたらよく分か……、!?)」
 くっついたら、と言うことは、今のアストはユリに抱き付いている形であるわけで。
「あ、ごめんねアストくん……」
 ユリが少し頬を薄赤く染める。
「お、おぅ。気を付けるんだぞ……」
 アストはユリを元の体勢に立たせてやる。
 お互い、気まず過ぎて目が合わせられない。


 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1080 )
  • 日時: 2014/07/23 00:07
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lhNRCWOk)

〜最初で最後の7倍quasar作品の人気投票〜


〜寸劇開始〜

qua「はい、ということdゲフッ?!」
炎「やらないっていったのは貴様だろ」
qua「うるさい!このまま何もなく2代目が終わってしまうのはあれだと思っtガハッ?!」
地「そういうのいらないからwwww」
qua「いやいや、ただでさえ現在の状況なのにそれを持ち返す策というのが」
霊華「それをしたところで他の人が変わるとは…いえないわね」
qua「うわーん!おめぇらひどすぎ!」
炎「貴様は俺が処理する」
qua「うぎゃぁぁああああ!!!」

※qua退場

地「…で、どうするんだw」
炎「やるしかないな…」
冥花「え、本当にやるのかい?!」
炎「どうせならやれってことだ。」

〜寸劇終了〜

〜説明〜

・本編第37話およびもうひとつその28までで登場したキャラなら誰でもおk。
・敵で出ている人でもいいよ!
・ただし、主要人物以外は>>1081にでないのでご用心。
・期間は2代目が終わるまで。3代目になったら発表。3代目入りするまでに投票してね。
・投票権は
作者…持ちキャラに1票可能。もちろん自分の持つキャラのみです。そのキャラで投票しましょう。
読者…3票可能です。同じ人に3つ!とかでもどうぞ。
・ここに書き込んだり、わてが活動しているところでこっそりいったんでもおk。カウントしますよ。まぁ交流板のどっかにいます。
・できれば理由もほしいけど…強要はしません。
・あとは外の世界から持ってきてるキャラについて元の世界を知っているのであればそのことを載せてもらえれば幸い。

以上です。まぁ自分はいつものペースで更新していきますけどね。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1081 )
  • 日時: 2014/07/22 23:36
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: EhcrkYVx)

簡単な説明。設定とあわせて見よう。
〜本編ver〜

・師条
本編の主人公。狂竜ウイルスの抗体を持つ。何かとめんどうなことをしていたり…。弓使いで自作の弓で戦う。だいたい貫通させて相手を狩っちゃう。なにかと頼りになるとか。

・BLAZE
本編内での問題児。アイルーになったりモンスターになったり、人間になったり。口癖は「くくっ」。知識豊富、話をさくさく進める。そんなポジションでもあり、チートな人(?)。

・涙那
ヒロイン…予定でした。いまや空気となりかけ。和菓子を作りすぎることが多いらしい。普段と驚いた時のギャップがある。実力はそこそこらしい。

・キャロ
空気枠。どんどん悪化している…いや、元からか。涙那のオトモ。実はけっこう実力があったりするのだがいかんせんこのメンバーでは空気となる。はたしていつになったら空気から抜け出せるか?!

・奏連
ある世界から来た人。記憶が80%戻ったらしいが不必要な記憶ばっかりだったらしい。普段着で防具をつけることのない変わったハンター。なお、元の世界では…。

・満
またせたな。SUPER STAR 満 -MITSURU-だ。ONLY☆ONE☆自己紹介など、何かとONLY☆ONEな雰囲気をもつ。戦闘はできないが過去にビームで隕石を破壊したみたいだ。あとドッキリ企画もあったらしい。元の世界では…。

・優李
なぜかツンデレになり、猫耳と尻尾が生えちゃった子。猫を見ると周りのことをまったく気にせず、自分の欲望で動く。腕は最下位。あとちっちゃい。元の世界では…。

・Blizzard
いろいろおばかさん。妖精。孤島の海を氷海にしかけた。自信過剰、自分が最強といいはる。ただしBLAZEが脅すため言い切れない。氷を操るとかうんぬん。元の世界では…。

・?
第37話にて登場。まだ詳細はあきらかとなっていないが、奇跡が起こせるとか。Blizzardと同じ世界の人。今後の活躍に期待。元の世界では…。


〜もう一つver〜

・炎
言わずとしれた問題児にして最凶。ぶっとびすぎな人。いろいろ問題がありすぎてどうしようもない。非常識すぎて彼の行うことは誰が言っても信じてくれない。でも事実。おそろしい。散れといわれたら死を覚悟しよう

・地
問題児その2。おちゃらけでもあり、まじめでもある。何かと話しやすい。アドバイスが的確でもある。あと対キリン兵器。弓使いである。元の世界では…。

・冥花
三途の川でさぼっていたら無理やり炎に連れて行かれちゃったかわいそうな人。なにかと昼寝をして仕事をさぼろうとするが、それを妨害されたときはけっこう不機嫌。ちょっとおかしくない?元の世界では…。

・霊華
なぜか現れたが地に鳩尾強打された幽霊。食費がとんでもないことになる原因。経験が豊富らしい。というより実年齢は(ry元の世界では…。

・残妖
霊華が来たということで連れてこられた。元々出番はなかったが…。家事万能にしてハンターとしても動ける。便利すぎるね。半分幽霊。元の世界では…。

・碧
大剣使いのハンター。狩りの腕前はかなりのもの。常識人で、冷静。あと地の抑圧をしている。碧と蒼のなす髪色は何かを思い出させる。元の世界では…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1082 )
  • 日時: 2014/07/23 08:14
  • 名前: 疾風 (ID: mnZRjI7X)

それでは読者の私から。
キャロ 理由空気すぎてかわいそうだから、あと「ハァ☆」(これだったか忘れた)がかわいいからです。
BLAZE 理由チート級の強さだし、「くくっ」がかっこいいからです。
地 理由炎に対する考えとかが面白いし、自分と同じ弓使いだからです。ん?
対キリン兵器?どっかで聞いうっ、頭が。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1083 )
  • 日時: 2014/07/23 10:00
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: KxwCgD27)

 >>1080

 投票します!クロスオーバー中なので、もうひとつ側に偏る形になるかも知れませんが、とにかく投票します!

 アスト「俺は、炎さんかな。地さんから何度も話は聞いてるけど、どんな人なのか実際に会って話してみたいな」

 カトリア「私は、地さんかな。まだほんの少ししか話したことないけど、大切なことを教えてもらったし、あのいい加減さも、私は見習うべきなのかな……?」

 エリス「……霊華さんです。あのふわふわしてそうな服とか物腰が可愛らしくて、その、縁側で膝枕を……してほしかったりします」

 ライラック「アタシは、BLAZEかな。アイツ、マジで何がどうなってんのか知りたい」

 シオン「私は冥花さんですねーっ!おっぱいがとっても大きくて柔らか……」

 カトリア「…………」ゴゴゴゴゴ……

 マガレット「私は師条さんですね。あの身体、どういう構造をしているのか知りたくて……あ、解剖とかはしませんよ?」

 ニーリン「ふむ、私は涙那くんだな。言動が私と似ているからな。それと、その和菓子には興味があるぞ?どこかで会ったら食べさせてくれまいか?」

 ユリ「私?私は満さんかな。ONLY ☆ONE な感じにはついていけそうにないけど、あのONLY ☆ONE な歌は好きだよ」

 ツバキ「まぁ、残妖さんだな。俺とよく似てるし、気が合うし」

 セージ「キャロ……何かどこかの空気オトモ一号と似ていて放っておけんニャ」ネオェ……

 サクラ「僕は三票入れていいんですね。まずは碧ですね。元の彼のかっこよさはガチです。今でもかっこいいですけど。二人目は奏連。元の彼女は碧とくっつきそうな雰囲気があったので好きですね。あと、ちょっとツンデレな所とか。最後に残妖。とある東の幻想の郷の中で一番好きだからです。だからこそ、クロスオーバーでの扱いも偏ったりしたんでしょうけど。まぁ、ツバキとキャラが似てるってことは偶然でしたし、今はこのままいきますね」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1084 )
  • 日時: 2014/07/23 21:48
  • 名前: 煌星 (ID: YW5sreQg)

第8話  古龍君たち襲来?

輝視点

さてさてどうスッぺ、空にアマツが
3万匹程いるんだがwwww
3人には渓流に溢れた
毒ポンデと犬?を狩らせにいったわww
「とりあえず、挨拶してこようアマツにwww」
とまぁいったもののどうするか
今ヘビィだし広範囲散弾にするか
「喰らえ『地獄の雨!!』当たったら即瀕死か一撃の雨やで〜〜ww」
っとアマツちゃんたち霧に変わっちゃたよww

その他3人

無言で毒ポンデと犬?を狩り続ける3人
そこで鈴が微かな音を聞き取り言った
「輝が空のアマツを全て狩った。
此方もアレやるしかないよ?」
考える暇もなく決定
3人「覚醒ミラちゃん此方おいで〜」
と言ったら覚醒ミラちゃんが天から舞い降りつつ
周囲の毒ポンデや犬?を焼き払い
特大級隕石落としを自らし、
渓流はやけ野原に変わったwww
もちろん、ノーダメで耐えた3人ww

合流後

「ちょ、お前らミラちゃんよんだんかいww」
と早速話題を切り出す輝
「どうせ、3秒で終わるから変わらんだろ」
と晴がいい舞は
「楽だからいいじゃない?」
と言った。
「はいはいわかったからミラさんブレス吐かないで」
明らかな茶番がこのあと3日続いたww


久しぶりの更新かな?即死のアマちゃんwwネタがなぜか頭から離れなかったわい

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1085 )
  • 日時: 2014/07/24 19:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十二章続き

〜凍土〜

溶けることのない氷に包まれた地…それが凍土。
苛酷な環境ゆえに、此処に生息するモンスターは限られる。
そしてそこにいるのは…
「寒いなーwwwほんまにwwww」
今やほぼすべてのモンスターに恐れられている狩人、地だ。
皆の狩りが午後からということなので、いつでも動き回れる彼は今のうちにいろいろ消化しておこうと一人で凍土へときていた。
目的は…緊急クエストの処理。
と、適当に食料の採取だ。
あの大人数を賄うためには相応する食料が必要となる。あれだけで足りるとは思っていない。少なくとも4日分は確保しておかなければ…あとは炎がどうにかしてくれる。
「いやー、寒い寒いwwwwホットドリンクはいいやwwwまぁ変なのはでてこないだろうwwww」
フラグを思いっきりぶったてて地は歩き出す。


〜農場〜

「…」
冥花は地から例の紙を渡され、読んだ。
―寝たら殺される。
初めてであった時の記憶は今も鮮明に残っている。あれは怒らせたら…死ぬ。
眠気が襲ってこようとも、耐えなければならない。
「で、鉱脈からまともな物は出ないって聞いたけど?」
これは地が教えたこと。良質なものは…実は上のほうにあるポイントでとれる。しかし今はそこへはいけない。
「え?そうだったんですか?」
「昨日は石ころ×3だったけど」
昨日試しに掘ったときは石ころしかでなかった。
今出ているのも…石ころだけ。もはやこの鉱脈は石ころしかないのかといわんばかり。
「でも石ころも調合の素材になるし、起爆にも使えるから十分だよ。」
そういってアストはピッケルを振るう。そして…鉱脈出てきたのは鉄鉱石だ。
「これって…石ころ?」
「…それ素で言ってるのかい?ユリ…。」
どうみても石ころと比べ輝きが異なるのにどうして石ころに見えるんだよっと冥花は言いたかったがあえて言わなかった。

さて、ここで農地の様子を見てみよう。
「含水比40%…うーん、50%が適切だったと思うんだけどまぁ土の性質があれだから仕方ないね。あとは団粒化がどれくらいか知りたいけど計れないし…有機物含有量も無理。pF,pHもできない…透水試験はさっきやったけど10^-4だったから良好だね。あとは農地拡張して…それにこの種を植えてどんな種ができるか、他の種はどうなのか…うーん、やることが多いね。さてと、僕は…」
もし誰かがいたら何言ってんだこいつ…といわんばかりに農が呟き続けていた。


〜炎視点〜

「まずはぶん殴る、次に蜂の巣にする、その次は…いや待てよ、燃やすってのもありか…ミンチよりひでぇやってのも有か…。あとは量子化させるか?」
地をどう殺すか考えながら歩き続ける炎。
彼が通るとモンスターは自ずと道をあけていく。彼に立ち向かってはいけないことを知ったのだろうか…。
だけどたまに勇敢か無謀か、炎に立ち向かうモンスターも現れる。ナルガクルガだ。
「シャアアア!!!!」
「うるさい」
ズドンッ!!!!
ドゴォォォォォオオオン!!!

徹甲榴弾の体内での強力な爆発に耐え切れず、ナルガクルガの体は四散した。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1086 )
  • 日時: 2014/07/24 21:43
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)

>>1082
キャロ「ニャー!僕は空気奪還できるときはもうs」
BLAZE「くくっ…我の正体はいずれわかる…。」
キャロ「ハァ☆」
地「ハァ☆はトランクスルー参考な!あと俺は元の名前が使えないんだ!かぶっちまったからなw」

>>1083
炎「…そのうち出会うが…そんなに話す時間設けていたか?」
qua「作る。なんとかしてな。」

地「いい加減さはまねしなくていいからwww」
炎「33-4でいい加減なところを見習う必要がないとでました」
地「なんでや!阪神関係ないやろ!」

霊華「あらあら、言ってくれたらやってもいいわよ?」
残妖「みょん?!」
qua「え、それ俺にもやってよ」

BLAZE「人間ではない。くくっ…。」
炎「…こいつの正体知っているのは俺だけ」
BLAZE「逆もしかり。」

冥花「…」←あのときのあれ思い出した
炎「どうやったらそんなにでかくなるか伝えにいってこい」
冥花「炎以外が言ってたらぶん殴ってたよ。」

師条「俺の体のつくり?自己再生能力を活性化できるってことでいいのか?」
qua「そのうち明かす」

涙那「む、どうにかして届けたい…。でもどうすればいいのかな?」
qua「炎に頼め。あいつならやってくれる。」
涙那「…?」
炎「呼んだか」
涙那「?!」

満「投票ありがとう」
qua「ONLY☆ONE☆感謝」
満「歌だけではなく、踊ってみるのもどうかな?」

残妖「私もツバキさんとは気が合います。」
qua「くっつけよ…。」
残妖「え?!」
霊華「こらこら。残妖は私のものよ?」
残妖「れ、霊華しゃま?!」

キャロ「ニャ?僕以外にも空気がいるのk」
師条「いるんだよ…世界のどこかにだが」
キャロ「ハァ☆…って違うニャ、ちゃんと反応してくれたのニャ。」

碧「元々あれだしな、俺…。」
地「元々あれだもんなwww」
炎「で、くっつくのか?」
奏連「…明かせないわね、それは。」
碧「それもいつか分かること…それがいつになるかはわからねぇがな」

残妖「投票ありがとうございます。」
qua「俺は二番目に好きなんだkゲホォ?!」
地「一番誰だよ」
qua「察せ…!」

ルピナスがいないような…?


あとクロスオーバーに碧ねじ込みます?フラグっぽいの一応話しに入れておいたけど。
入れないならフラグはモンスターでしたってオチとかにするよ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1087 )
  • 日時: 2014/07/24 23:38
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: z.jElpJ/)

 >>1086

 ルピナスは、今後のクロスオーバーの展開で分かると思います。

 碧もですね。いいですよ。個人的に好きなキャラなんで、使ってみたいとは思ってたんですよ。地と絡ませたかったんで。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タ ( No.1088 )
  • 日時: 2014/07/25 13:39
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 4VeqnVC.)

よっ&
更新なう
目次の有り難さ〜

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1089 )
  • 日時: 2014/07/25 14:35
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

我も投票します☆ いやー久々の書き込みが投票とは……まいっか♪


七倍quasarさんの作品投票会〜!

勇車「んじゃみんなよろしくー」

ミズキ「じゃあまずは私からね。ええっと……残妖さんかな。何でもできるのが羨ましいっていうか……」

カスケ「僕は地さんかな。前に別の名前で会った時、ミズキも楽しそうだったからね」

ネオ「キャロよー! お前もセージ先生の加護下に入るんだにゃ! 一緒に空気を脱出しようにゃ!」

クック「俺はBLAZEだな。何だか仲良くなれそうな気がする。そういえば一瞬会った事があったな……」

ギザミ「ボクは炎さんかな。その……ボクも炎さんみたいに強くなってミズキを守りたいんだ」

トトス「俺様ぁ涙那だな。ニーリンも選んでるしよぉ……っ! いっ、今のはナシだ!」

ゲネッポ「おやぁ〜? トトヤンやっぱ……ニタァ っと、ワイはBlizzardやな。ツッコミ甲斐がありそうや!」

ゲネスケ「(師条さんです。カッコいいですし……)」

ゲネカク「(兄さんの女の部分が久々に!? あ、自分は地さんです。また胴上げしましょう!
)」

村長「満君、一緒に踊ろう! 歌おう! そして語らおう!ONLY☆ONE☆〜!」

ルカ「残妖さん……かな……あの……だっこして……もらいたいな……」

レオ「ヒャッハァー! 我輩も村長と同じく満だ! 一緒に騒ごうぜヒャッハァー!!」

ラン「私は涙那さんですね。おはぎ大好きです。……ゲネッポは和菓子だけ作れないんですよね」

ティガ「……師条。理由は……頼りになるというのがな」

ペッコ・イーオ「「霊華ちゃーん! だーいーすーきーだぁぁぁ!!!」」

ゲリョ「BLAZEだ。俺もあいつの体を調べたい」

ランコ「キャハッ、Blizzardちゃん! 一緒に騒ぎましょーっ!」

アルタス「(馬鹿が二人揃ったら大変なことになりそうだな……)俺は炎だ。あれだけ次元が違うと話の内容も凄そうだ」

ゲルタス「私は冥花ちゃんね〜、何だかお世話してあげたいわ〜」

神山ルーツ「(ゲルタスさんそれ多分母性本能ってヤツですよ……。俺は地だな。話楽しそうだし!)」

桐谷ンポス「(自分はキャロっすかねー。その……モフモフ大好きなんすよ)」

アカリ「霊華ちゃんの膝まくら……私も私もー!」

勇車「フッフッフ……我はズバリ、Blizzardに三票だぁ!」

全員「「「「「ロリコン乙」」」」」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1090 )
  • 日時: 2014/07/25 14:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: JOrRplga)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十三章 ゴーイングマイウェイ

 〜アスト、ユリ、冥花side〜

 アストはその鉄鉱石を拾って冥花に見せる。
「ちゃんと出るじゃないか。昨日は運が悪かっただけじゃないのか?」
 時の運と言うものもある。何でもないはずの素材が急に欲しくなる時に限って、狙っているのではないかと思うほど出なくなることがある。
 人はこれを物欲センサーだの、凶運だのと言い、ありふれているはずの素材に泣くことがある。
「ほら、もっかいやってみろよ」
 アストは冥花にピッケルを渡してやる。
「……まぁ、さっきので出たんだし、この鉱脈が悪いってことはないでしょ」
 そう言って、ピッケルを割れ目に叩き付ける冥花。
 出てきたのは……やはり石ころ。
 やはり期待を裏切ってくれない。
「どうなってんのさこれぇっ!?」
 冥花は悔しそうに地団駄を踏む。
「冥花さん、私も私も」
 冥花からピッケルを受け取ったユリは、再鉱脈に近付く。
 さっきは振り上げようとして、失敗している。
「ユリ、腕だけじゃ無理だぞ。脇を閉めて、全身からピッケルを振るんだ」
「全身から、振る?」
 ユリはしっかりピッケルを両手で握り、今度は思いきり振りかぶらず、ピッケルの切っ先は肩の辺りで止める。
 そして脇を閉め、ピッケルの柄とユリの身体が一体となる。
「えぇいっ!」
 ユリの全身の力を乗せたピッケルが降り下ろされ、カキィンッと小気味良い金属音が響く。
 その鉱脈の割れ目から、光沢のある青色の鉱石が出てくる。
「あ、なんかキレイなのが出てきたよ」
 ユリはピッケルを置いて、アストをそれに見せる。
「おっ、マカライト鉱石じゃないか。やったなユリ。これ、鉄鉱石なんかより断然レアだぜ」
「ほんと?やったぁっ」
 アストに褒められて、ユリは嬉しそうに喜ぶ。
「あたいだけ何なの、この扱い……」
 冥花は面白くなさそうに口を尖らせて呟く。
 アストは割れ目を覗き込む。
「ん、こりゃもう出ないかな。一晩くらいしたらまた鉱脈が動いて、鉱脈が溢れてくるはずだから、発掘は今日はここまでだな」
 借りていたピッケルを元の場所に戻す。
 あまり深く掘りすぎると、周りの土壌の悪化にも繋がったり、何より鉱脈の崩壊にもなる。
 それは狩り場の発掘でも同じことが言えるのだ。
「じゃあ次は……」
 アストは次に目をつける。
 それは、虫籠だ。
「む、虫籠……。私、虫苦手なんだけど……」
 昨日の魚釣りでのミミズにも手を躊躇うユリだ。
「ユリ、虫は苦手なのか?」
「う、うん……」
 アストは顔を青くしているユリを見かねて、小さくため息をつく。
「ちょっとずつ慣らすしかないかな」
 アストはそう言って、虫籠の中に手を突っ込む。

 〜地side〜

 地はやはりホットドリンクも飲まずに凍土をすすんでいた。
「うん、まぁ、俺が制圧したから当然だよな」
 モンスターはほとんど見当たらない。
 せいぜい、ガウシカやポポがたまに威嚇をする程度だが、無視すればすぐに興味を失う。
 おかげで地は悠々と凍土を歩む。
 ふと、歩いている内になにかを見つけた。
 それは、濃い黄緑色の液体のようなモノだ。
「んー、こいつは……」
 地はこの液体に見覚えがある。
 不意に、地は月穿ちセレーネを展開した。
 そして、気配だけを頼りに振り向いた。
 爆発が迫ってきている。
 地は軽く回避する。
「あー……やっぱお前かぁ。なんかここのお前と会うのって久し振りだな」
 濃い紫色の体表、異常に発達した前肢、突き出た頭部。
「グォアァァァァァァァァ!!」
 そう、それは……
「砕竜、ブラキディオス!」
 少しは楽しめる相手だな、と地は舌で唇を舐める。

 〜残妖side〜

「ふー、終わりましたね」
 残妖は一息ついた。
 落ち葉は山のように積もり、真っ赤な小山がいくつも出来上がっている。
「ふむ、これだけ集まると壮観だな」
 ニーリンも大きく頷く。
 そして、これを捨てるのかそれとも焼きいもにするのか決めかねたままだったのだ。
 しかし、ちょうどいいタイミングで彼女はやってくる。
「残妖〜、お腹空いたからなんか作って〜」
 霊華である。
 つい、さっき朝食を食べたばかりにも関わらず、もう食事を求めてくる。
「あ、霊華様。ちょうど落ち葉が溜まってますから、焼きいもに致しますね」
 残妖は霊華に向き直ると、焼きいもを焼くための準備に取り掛かる。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1091 )
  • 日時: 2014/07/25 17:42
  • 名前: 若虎 (ID: Zpm8IqUW)

お久しぶりです 若虎です!!
このスレ1000越えていたんですね
おめでとうございます♪
私は、もう少し考えてから書き込みます
それでは…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1092 )
  • 日時: 2014/07/25 23:44
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)

おっ、気がつけばあと10レスじゃないですかー。また次のスレ、建てますよね。……よね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1093 )
  • 日時: 2014/07/26 12:12
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

いっくぞー! 投下!

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

三十二章 歓迎の宴

「アスト君、ツバキ君、セージ、いるー?」
アスト達が落ち着いた頃に、聞き慣れた声と共に部屋のドアがノックされる。
「どうしたんですか? カトリアさん」
「村長さんが、私達の歓迎パーティーを開いてくれるんだって」
アストが顔を出すと、カトリアは若干嬉しそうな顔をしてそう言った。
「これまた随分と大げさだな」
「ペッコの言ってた通りの人だニャ」
苦笑するツバキやセージと共に、会場に指定された村の広場へと向かうアスト達であった。

「わはーっ、凄いですーっ!」
アスト達を呼びに行ったカトリア以外のメンバーは、先にパーティー会場へと着いていた。……のだが。
「……これって、パーティーってレベルですか?」
そう、シオンの言う通り、このパーティーはパーティーと言うにはあまりにも大規模だったのだ。建ち並ぶ屋台に沢山ぶらさけられた"ミナーヴァ歓迎"と書かれた灯り。最速祭りである。
そしてそれらを、「やりきった!」と言わんばかりのホクホク顔で見ているのは村長。
「うわっ、流石村長……」
「僕がここに来た時より力入ってるぞ……」
後からやって来たミズキ達も呆れ顔でそれを見ると、集まってきた村人達にミナーヴァのメンバーを紹介していった。

「お待たせー」
少しすると、アスト達を連れたカトリアが他のメンバーと合流した。アスト達がパーティーの規模に驚いたのは言うまでもない。
「おっ、主役が全員揃ったね!」
アスト達の到着を確認した村長はダッシュで広場の中央へ行くと、大きな声で全員の視線を集めた。こういう指導者としてのカリスマが、村長がこの村の村長として慕われる由縁なのだろう。
「えー今回、この村にすっばらしいお客人が来た。キャラバン"ミナーヴァ"の皆だ! 」
集まった村人達から歓声が上がる。
「そんじゃ、団長のカトリアさん、スピーチよろしくっ」
「えっ、えぇ!?」
そう、これは村長の無茶ぶりである。
「ほらほら、早く!」
「あ、ええっと……」


>無茶ぶりすいません、カトリアさんのスピーチよろです!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1094 )
  • 日時: 2014/07/26 12:22
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: hUsI8TyN)

今何人の人が見てるんだろう…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1095 )
  • 日時: 2014/07/26 13:53
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十四章 碧色の流星

〜ユクモ村〜

「芋を包んで…あとは落ち葉に入れて焼くっと。」
集めた落ち葉に火をつける。それは瞬く間に燃え上がる。
芋は地が漁ってきた物をいれる。大小さまざまだが問題はないだろう。
「これ何分待つの?」
腹をすかせた霊華は聞く。
「うーん…この芋はいつまで焼けばいいのか分からないので未定ですね」
残妖はこのタイプの芋は見たことがなく、性質もよくわかっていない。知っているのは地くらいだろうか。その地は今なぜかいない。
「えー…それまで何かないのー…」
駄々をこねるかのように呟く霊華、何もおもわず空を見上げた。
―青い空に一つの流星が現れる。碧色のそれは、どこかへと流れ落ちていった。


〜農場〜

「ふ〜…あれ?朝なのに流れ星?」
その流星は農にもしっかりと見えた。夜でもないのに輝き、流れる一つの星…。
「珍しいことも起きるんだね。」
そういいながらも農作業を続けていく。


〜凍土〜

月穿ちセレーネを展開したのだが、何かおかしいことにきづく。
「あれ、このブラキーン…青いオーラが感じるんだけど。」
よく見るとこのブラキディオス、通常個体にない青いオーラを漂わせている。
「グォアァァ!!」
ズドンッ!!
大地を穿つかのような一撃を放つ。無論、地はそれをすれすれで避ける。一歩間違えれば確実に昇天するような威力のそれを、である。
「うーん、こいつには俺の本来の装備のほうがいいか。」
そういうと彼は一瞬で武器と防具を切り替える。
【集中,散弾・拡散矢UP,フルチャージ,無慈悲】を発動させる防具と、水属性を有する発掘弓だ。
※お守り次第で実現可能
「さーてと、あとは狩るだk」
「グォア!!!」
「ちょっなにそr」
ズガンッ!!!
ブラキディオスは地の想像外の動作で襲い掛かる。反応の遅れた地はそれをまともに直撃する。
ダメージは大きいがまだなんとかなった。ただ、体には緑色の粘菌がまとわりつく。
これがついてしまった状態でもう一発攻撃を喰らえば…爆発によるダメージが加算され、耐えることは…不可能。
「うげっ…久々にまともなのくらった…」
「グォアァァァ!!!」
留まることなく連撃を打ち込もうとするブラキディオス。もはや通常個体とはまったく違う。地の知る個体をはまったく異なる。
避けようにもまだ起き上がっていない地はこれは無理だわと思い、嘆く。
「あーあ、こんなん炎とかあいつがいたら防げるのになー。そう思う俺はまだあまいってことか…。」
ブラキディオスの拳が地へと接近する。
もう無理だわーと思い真上を見上げる。ブラキディオスの巨体でよく見えなかったが…何かが接近しているのが確認できた。それが何なのかすぐにはわからなかったが…

「邪魔だ。」
ズドォォォォォオオオオオン!!!!

ブラキディオスの背中に、何かが衝突する。
その衝突音は剣が当たったような音ではない。
当たった瞬間は黒曜石かのような硬さで無傷のように見えたが、次第にピキピキッと音がし、亀裂が入る。
「グォア?!」
突然の出来事により、ブラキディオスはよろめく。背中へのダメージは強大なもの…。並みの個体であれば力尽きていたと予測されるもの。
それを行ったのは…

「おいおい、ブラキごときに苦戦するわけないだろお前…」

蒼く輝く雷剣を持ち、堅牢な防具に身を包む…碧だった。
彼はなぜかこの世界に投げ出された。たまたまその落下地点にブラキディオスがいたため、空中で溜めを行い、衝突にあわせてぶった切ったのだ。
無論、その個体が並外れたモノであったため斬ることはできなかったが…。
「通常個体じゃないから仕方ないwwww」
地は碧にそういう。とりあえず体についた粘菌は排除した。
体力もしっかり回復させ、体勢を立て直す。
「んじゃ、久々のペア狩りといきますかー!」
「あぁ、そうだな…!」
そういって地は弓をひき、碧は持ち前の雷剣をブラキディオスの弱点へと抜刀した

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1096 )
  • 日時: 2014/07/26 17:19
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

碧導入しました。かなり無理やりだけど仕方ないね。
時間軸が本来の話とずれているからこうするしかなかった。

>>1089
残妖「なんでもできるといっても家事だけですが…」
霊華「私が育てた。」
残妖「霊華様もたまにはしてください…。」

地「おう、またいつか会えるってwww」
炎「…何があったんだか俺は知らん」
地「気にするなwww」

キャロ「ニャ?もしかして僕以外の空気キャラニャ?」
師条「そういうことだ」
キャロ「ニャー!なかm」
BLAZE「師条、誰と話していたんだ?」
キャロ「ハァ☆」

BLAZE「我と仲良く…?くくっ…」
師条「やめとけ。こいつは逆らえないぞ」
BLAZE「常識は持っている、貴様ほど無慈悲ではないわ」
師条「説得力ねーぞ」

炎「力がほしいなら日々の鍛錬を怠るな」
地「怠った結果がこれだよ!ww」
炎「おめぇは怠ってねーだろ」

涙那「なー!?モンスターがしゃべった?!」
師条「落ち着け。そういうのも世界のどっかにはある」

Blizzard「あたいに突っ込みをいれるなど!百年はやいね!」
BLAZE「我は100年以上生きているが?くくっ…」
師条「おいネタバレよせ」

師条「かっこいいか?俺」
BLAZE「それは自身が決めることではないからな」
優李「なんか過去に似た人を見たような…別に憧れてはないわよ…」

地「今後は俺が胴上げしてあgガハッ?!」
炎「リングつけるな。大気圏まで打ち上げる気か」
地「もっといけるとおもうw」

満「She is my wife…」
qua「俺は帰ってきたのほうは?あと10倍のquasar入りグレープジュース飲む?」
満「お断りだ。」

残妖「だっこですか…?いいですけど…」
qua「んじゃおれもおねg」
残妖「無理です。」
qua「なんでや!標準体重以下やで!」
炎「そう言う問題じゃない」

涙那「和菓子は昔から作っていたぞ。」
師条「作りすぎる癖もそのときからか…」
涙那「う、うむ…ちょっと…な。」

師条「俺が頼りになるのはゴアとシャガルを相手にするときくらいじゃないか?」
BLAZE「さぁな…」

霊華「なにかうれしいようなうれしくないような感じがしたわ…何かしらこの感覚」
炎「あぁ、気にするな、すぐ絞めてくるから」
地「投票しただけなのに絞められるという。まぁ一言余計だったなw俺もいこっとw」

BLAZE「我の体…くくっ人にもモンスターにもわかるはずがない」
炎「てめぇはさっさと帰ってこい」
BLAZE「帰れないかもしれないぞ?」

Blizzard「なにかアタイに近い気がする!」
?「気がするじゃなくてまったく同じ属性です。」
師条「…BLAZE、処理は任せた」
BLAZE「焼けばいいんだな、分かった。」

炎「更なる次元の違う話は俺の師から聞け」
?1「ちょ、俺らはもうでないっての!」
?2「私は剣術しか話せないんだけど。」
qua「ごめん、この二人はどうやってももう出したくない。」

冥花「あたいを世話って…何する気?」
炎「その歪んだ思想を根本から叩きなおす」
冥花「きゃん!?」

地「楽しい話から怖い話までおまかせだ!w」
碧「だいたいキリンになるんだがな」
地「キリン装備ほしいなら俺をよべwww」
炎「変態」

キャロ「ニャー!僕の毛は長いニャー!モフモフしt」
BLAZE「こんなところに毛…?何がいるんだ?」
キャロ「ハァ☆」

霊華「あらあら、私の膝枕希望者は増えるばかりね。」
qua「つーかとんでもないほどいると思うよ。その一人が俺。」
炎「貴様もその一人かい…」
地「あ、俺もその一人w」

Blizzard「三票きた!これでアタイの一人勝ち確定ね!!」
優李「ふん、私はどうせ1票も入らないまま終わるわよ!別に入れてほしいわけじゃないけどね!」
?「ま、まぁ私はまだでてすぐですから…。」
師条「意外と人気があるキャロであった。俺?知らん」


ところでさ、小説を自己満って言う人いるけどさ、それってどの小説でも言えるような気がするんだけど。
自己満じゃない小説ってなんぞ。

満「呼んだか?」
qua「満ってのは入ってるけどお前じゃない。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1097 )
  • 日時: 2014/07/26 15:52
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: v5eSBFVq)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 三十二章続き

 あまりに突然なもので、カトリアは狼狽える。
 目の前には村中の村人達。背後にはミナーヴァのメンバー達。
「え、と、その、あぅ……」
 すっかりカトリアは緊張してしまい、頭の中が真っ白になる。
 ふと、アストが隣から声をかける。
「カトリアさん、外交ですよ。外交。ナグリ村とかチコ村に着いたときと同じですよ」
 外交。
 つまりは第一印象が大事で、しっかりしなくてはいけない。
 それを思い出したカトリアはハッとなり、人が変わったように雄弁に優説を語る。
「村の皆さんに突然のご無礼を申し上げます。私はキャラバン『ミナーヴァ』団長、カトリア・イレーネです」
 どうにか落ち着きを取り戻してくれた、とアストは安堵する……
「現在、ハンターズ・ギルド内でのギルドナイトが、組織の中でぬくぬくと肥え太り、私達一般人やモンスターハンターなどに対して、権力という名の暴力を持って弾圧しているのは事実です」
 と、思えば……?
「確かにギルドナイトは強い権力を持って、私達に歯止めを掛けて、犯罪を防止しています。時には、暗殺も辞さないでしょう。ですが、それは一体何人のギルドナイトがその責務を全うしているでしょうか?何百、何千といるギルドナイトの中で、何人が!」
 突然、何かのデモを語り出すカトリア。
 すっかり村人は静まり返り、辺りはカトリアの声しか響かない。
「ハンターの中でも、優秀な功績を築き上げてギルドに、人々に認められた者だけがなれるのがギルドナイトです。ですが、功績さえ上げれば誰でもギルドナイトになれるものではないはずです!力さえあればと、モンスターを狩れればと!人の上に立って然るべきがギルドナイトの在り方であると私は思います!では、今のギルドとは何でしょう。私達から徴収と言う名の略奪を繰り返し、不必要としか思えないようなことばかりに投資するその姿を見て、私はこう思います。「ナンセンスだ」と!土地開発を行えば自然は失われ、略奪を行えば民衆の信用が失われ、その果てには私達ヒトの尊厳さえ失われてしまうのです!「ならば、モンスターからお前達を守っているのは誰だ」とギルドナイトはこう答えるでしょう。では、今の彼らは誰かを守ったことがありますか!?権威を振りかざし、食べて寝るだけの浪費が、守ることになると!?それは偽りです!権威に屈し、惑わされてはいけません!人の上に立つとは何か、守るとは何かを、今こそ私達は訴えるべきです!正義も悪もありません。私は一人の人間として、今この時代は間違っているのだと、主張します!!」
 この瞬間にどれだけの時間が流れたのかは分からない。
 カトリアのその演説がピタリと止まり、一拍置いてから空気が砕けんばかりの拍手が村を包み込む。
「あれ?私、何を話して……」
 カトリアは我に返ったように回りを見回す。
 彼女のあの一心不乱の演説は、無心になっていたものだろうか。
 ミナーヴァメンバー達も、拍手をしていた。
「カトリアさん、かっけぇ」
「……素晴らしい演説です」
「アンタねぇ、それなんて台本?」
「感動しましたぁ、さすがですぅ」
「はへへーっ、団長すごいですーっ!」
「お疲れ様です、カトリアさん」
「ふっ、私としたことが。つい感化されてしまったな」
「カトリアさん、団長じゃなくて政治家の方がいいんじゃないですか?」
「ここまで熱い演説は初めて聞きましたよ……」
「アホ、本音をぶちまけただけだろうニャ」
 拍手は鳴り止まない。
 村長がカトリアの隣に立つと、静粛に、と手を上げる。
 村長のその手により、村人は再び静まる。
「と言うわけだねみんな!さぁ、早速歓迎の宴の始まりだぁ!」 
 静かにしたと思ったら、また騒ぎ出す村人達。カトリアの演説の内容にはスルーらしい。
 何を話したのか自覚したカトリアは、突然頬を爆発させたように赤くするのだった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1098 )
  • 日時: 2014/07/26 16:43
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: T93jOWTk)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十四章続き

 〜地&碧side〜

 この二人が時空を超越して再び手を組んだ。
 もはや止める術などない。
 ブラキディオスは通常とは比べ物にならない速さで前肢を二人に放つ。
 しかし、碧はそれを掠めるかのように受け流す。粘菌すらもついていない。まさに神業のごとき回避だ。
「遅いんだよ!」
 碧は雷剣を横凪ぎに振り抜く。
 大剣であるはずのそれは、片手で軽々と舞い、ブラキディオスの頭部に爆雷を叩き付ける。
「ちょwww おまwww それチートwww 」
 地は久し振りに会った碧を見て、笑う。
 笑みを隠しもせずに地は弓を放つ。
 鉄砲水のごとき水の矢がブラキディオスの黒曜甲を貫き、吹き飛ばす。
「グァオォォォォ!?」
 ブラキディオスは思わぬ反撃に怯む。

 〜炎side〜

 少し遡る。
 霊峰の峠道を歩く炎もまた、そのエメラルドのように煌めく流星を見ていた。
「あの光、あの星の動き……そうか」
 炎は足を止める。
「お前も来たのか。何がどうなっているのか……」
 呆れたようにため息をつき、炎はまた歩こうとして、突然振り向いて手を叩いた。
 そこには、炎の手によって潰されたブナハブラがいた。
 まるで蚊を潰すかのようだ。
「全く……」
 炎はそれこそ蚊を飛ばすように、ブナハブラの死骸を指で弾いた。
 
 〜ツバキ、残妖、霊華side〜

 昼間に見える流星……など放っておいて、霊華は残妖にすりつく。
「ねぇ〜まだなのぉ〜」
「霊華様、芋だって簡単に焼けてくれないんですよ。焼きすぎても焦げて美味しくなくなっちゃいますし……」
 困ったなぁ、と残妖は眉をしかめる。
「もう少しなんだから、我慢してくれよ」
 ツバキは燃える落ち葉の中に火箸を入れて芋を探る。
 芋を挟み、火から上げてみる。
 表面の皮がわずかに焦げている。
「お、焼けたかな?」
 ツバキは火箸に挟んだ焼き芋を引っ張りだし、皿に乗せる。
 一応割ってみて、焼けているかを確認する。
「よし、焼けた焼けた」
 他の芋も回収し、皿に並べていく。
 
 〜アスト、ユリ、冥花side〜

「あれ?」
 ふと、ユリは空を見上げた。
「ユリ?どうしたんだ?」
 虫籠から虫を集めたアストは、大空を見上げているユリを見て、一緒に見上げる。
「今ね、流れ星が見えたような気がしたんだけど?」
「ユリ、あんたね。昼間っから流れ星がみえるとか考え付かないってば」
「で、でも、ちゃんと見えたよ?」
「気のせいかもよ?」
「??」
 それでも、ユリは先程の流れ星のような碧色の輝きを忘れていない。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1099 )
  • 日時: 2014/07/26 21:06
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: hUsI8TyN)

>>1100
あっ……そうでしたね。
てか、原因私じゃん。誠に申し訳ございません…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1100 )
  • 日時: 2014/07/26 21:02
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: T23HThuJ)

あのさ…あと101レス可能だよ?
番外編にも書いたけどNoと返信数がずれているのよー
たから返信数て判断しよう。まだ101レス、まだまだここに書ける。
まぁ自分はバイトとテストの二重攻撃で死にそうだけどね。
今日はあと一回更新したいな…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1101 )
  • 日時: 2014/07/26 23:57
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: ypxp80Pt)

第38話 帰還

俺達はモガ村へと戻ってきた。
あの謎の女は…BLAZEが背負っている。俺は狩猟したモンスターの証を持っている。
「おー、帰って…ん?その子は?」
「わからん。倒れていたから背負ってきた」
BLAZEがそう答えている間に俺は村長の息子に証を渡す。
どうやら交易品が手に入ることがあるみたいだ。討伐したモンスターには特産品といえるものがある。それによって物をぶつぶつ交換みたいなことをしている。
別に俺達は長居しないから…どうでもいい。
あとけっこう眠い。また水中で動いたんだ…全身にかかる負荷はとてつもないもの。早く寝させろ。
「くくっ…先に寝ているんだな」
BLAZEはそういってた。俺は眠いので特に何も思わずそのまま部屋へはいった。
…ばかっぽいBlizzardも一緒だ。
「ねぇ、もしかしてアタイの寝姿撮ろうとしてない?」
んなわけあるか。といいたい。
「アタイの寝姿なんてめったに見られないんだからね!!」
あぁ、そっちですか。そうですか。別にどうでもいいです俺は。
「とにかくそこで寝てろ…」
ベットに空きは…一応あった。ただもうBLAZEとあの女は地べたで寝ることになるのだが…いいのか?
まぁそれより眠気がひどいから俺は寝るとする…体を休めることも狩人には必要だからな…。



「この者が目覚めるのはいつか…」
BLAZEは外でひたすら待っていた。
本来この世界に来るはずのない存在が、なぜか来ている。その理由を知りたい。
Blizzardに聞いても良かったのだが…性格があれなうえにバカだからまともに情報を得ることができない。
ならば同じ世界から来ているこの女に聞くことにした。
その女は眠っているかのように動かない。
「…朝までかかりそうだ」
BLAZEはそういいながらも寝なかった。



そして朝を迎える―



「…」
俺だ、師条。久しぶりにこれ使った。
どうやら一番に起きたみたいだな。まだ誰もおきてねーわ。
まぁ起こすのもあれだしそのうち起きるだろう。放置だ放置。
俺がBLAZEから課せられた使命…ラギアクルスの狩猟。
どんなモンスターかは未だにわからん。水中戦がメインであることくらいしかしらない。
ただあの状況で弓を使うのは…非常に難しい。
機動力の低下が痛いな…ガードができる武器ならば多少生存できそうだが…俺は弓以外使えねーんだ。
とまぁ水中戦を今から…という気にはならない。
「BLAZEは何しているのか見に行くか」
あいつは結局寝たのか寝ていないのか…それを確かめに行くことにした。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1102 )
  • 日時: 2014/07/27 02:10
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)

>>1101
勇車「ブラスターエネルギー……フルチャージカクニン」ガシャコン
クック「!?……お、おいつばゆう?」
勇車「ターゲットスコープ……ゴサシュウセイカンリョウ」ピピピッ
ゲネッポ「おいクックヤン! いまツバヤンに近づいたらアカン!」
勇車「シャテイハンイナイニイブツヲカクニン……コウゲキヲココロミマス」ウィーン……ズガガガガガッ
クック「おうあぁっ!?」
勇車「シャテイガイヘノジョガイヲカクニン……ターゲットヲシュウセイシマス。ターゲット"シジョウ"……カクニンシマシタ。戦闘特化AI"邪竜"キドウ……セイコウシマシタ。セントウ……開始」キィィィン!
ゲネッポ「行ってもうたか……ツバヤンはな……師条ヤンを恨んでるんや……チルn……blizzardネエの寝姿を独り占めして……あろうことか"どうでもいい"って言った師条ヤンがな……」
ギザミ「流石ロリコンだね。……って違う違う! ううっ、炎さん、地さん、ご迷惑かけます……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1103 )
  • 日時: 2014/07/27 11:09
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

>>1102
師条「ちょっとまて、俺はってところを読めっての」
BLAZE「どういうことだ?」
師条「俺はどうでもいいが俺以外のやつがもしかしたらってこともあるから寝姿は撮ってるっての」
涙那「も、もしかしてそれってわ…わたしも含むのか?!」
師条「つーか全員」
涙那「なー?!」

〜別ポイント〜

炎「なんかまたあいつくるとか」
地「えーwwあの処置してるってのにくるの?ww」
碧「…?俺も必要か?」
炎「もし止まらなかったら…だな。もうめんどくさいから心臓部以外全部消す。」
地「あれだなw全部位塵にしてそのあとすべて焼却〜」
碧「俺いらなくないか?」
炎「焼却じゃないな…これで完全に無に帰す」
残妖「こ…こわいですよ…炎さん…」
霊華「…(彼が味方でよかったわ)」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1104 )
  • 日時: 2014/07/27 13:17
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十五章 蒼天の名のもとに

〜炎視点〜

「…まぁあいつは勝手に地と合流するだろうし問題ないな」
炎はのんびりと進む。とはいっても炎からすればのんびりだが常人から見るとそうではない。
それでも本人はのんびりしているのだろう。どこがのんびりなのかわからないが…。
「あとは…使える力は少しだけか」
完全に制御するためにはすべての力がなければ不可能。
しかし、ある程度自重のかかった制御なら一部が欠けていてもすることはできる。
ただし、強大な力になるほど他の力が必要となり、空間移動と時止めはすべてがなくては制御することはできない。
他の力はある程度そろえば互いに自重しあい、制御できる。
今は…まだ力が少ない。
「…」
炎はひたすら歩く。力の発する方向へと歩いていく。
その道にいたモンスターは彼を恐れ、自ずと道を譲り、その場から逃げるように去っていった…。


〜凍土〜

「グォォアァァァ!!!」
立て続けに連撃を喰らったブラキディオスは怒り状態となった
腕や頭についている粘菌は、それに呼応するかのように活性化していく。
今の状態では粘菌はすぐに爆破する…とてつもなく危険だ。
しかしこの二人にはそんなのどうでもよかった。
「はいはいwブッラキーンは頭を狙いましょうねーwww」
バシュン!!
水属性を有する矢はブラキディオスの頭だけに命中する。
「グォアア!!!」
とてつもないほどにでかいダメージであるはずなのに、ブラキディオスは怯むことなく、地に向かって拳を振り上げる。
「おーい、碧ー、任せたぞー」
「任せろ、脚を…へし折る!」
ズガッ!!メキッ・・・!
何かが足元に直撃する。堅牢な甲殻をも砕き、内部までダメージを与えるほどの一撃…。
重量感のある大剣を、渾身まで溜めて横になぎ払った。斬ることはできないにしろ、打撃にちかいダメージを与えることはできる。
「グァオォ?!!」
突然足元を襲われ転倒するブラキディオス。
必死にもがくが…その正面とサイドには
「これでおわりだw」
「通常個体とそんなに変わらん…」
地が弓を、碧が大剣を構え、放っていた。


「いやーww久々にあうとなんか変わったなー」
「どこがだよ…俺は俺だ。」
青のオーラを放つブラキディオスは…圧倒的な実力を持つ二人の前に敗北した。
オーラがなんだったのかは不明だが何かしらの強化がなされていたのだろうということにした。
元の世界で…蒼天の名を持ちしもの。彼らの名はほとんどのハンターが知っている。それほどの実力者…。時空を超えて、再び結束する。
「あ、本来の目的忘れてた。ギギネブラとかいうの狩ってそのあと食料確保しないと。」
「ギギネブラ…?そこにいる雑魚か」
本来の狩猟目的でもあるギギネブラは…二人の様子を見てしまい、エリアの端で気配を消して隠れていた。が、気づかれてしまった。

―その後、ギギネブラが瞬殺されたのはもはや誰もがわかること



〜ユクモ村〜

焼けたことを確認した残妖とツバキは次々に芋を皿へ乗せていく。
大小さまざまの焼き芋の完成だ。
「お待たせしました、あとは皮をむいて…」
残妖は入れた芋の中でも特にでかいものを霊華に渡そうとして振り向いた。のだが…。
「もう6個食べちゃったよ?」
なんと既に焼けている芋を6個食べてしまっていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1105 )
  • 日時: 2014/07/27 13:34
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: yjJzHrGy)

武器のこと乗せておきますかー

【地】
今回は発掘弓を利用しました。基本はキリンからでるプロミネンスボウです。属性は火、水、雷。
あとは殲滅と破壊の剛弓でこれは氷と龍が対応します。すべて拡散剛射パターン。
防具は…一応できるので、はい。
とはいっても基本はMHP3準拠のあれなのでこっちは緊急時に使ってください。

【碧】
MHP3準拠はしていません。理由は彼は地と比べいろいろな世界に行く人ではないから。
武器は雷剣と輝剣で、水、雷、氷、睡眠、麻痺属性は雷剣で、火、龍、毒属性は輝剣でそれぞれ持ち合わせている。
防具は基本 切れ味+1、W抜刀、納刀、集中が発動する組み合わせ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1106 )
  • 日時: 2014/07/28 14:24
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 0oc/a221)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十五章続き

 〜残妖、霊華、ツバキside〜

「も、もうかよ!?」
 ほんの数秒間だけ目を離しただけなはずだが、水を飲むように焼き芋が消えた。
 ツバキは霊華と皿を見比べながら凝視する。
 皮を剥いたような跡は残っておらず、そのまま食べてしまったようだ。
 残っている焼き芋は、残妖が霊華に渡そうとした、一番大きなものしか残っていない。
「そんな霊華様ぁ、いきなり全部食べちゃうなんて……」
 私も食べたかったのに、と残妖は落ち込む。
 そんな残妖を見かねてか、霊華は言葉を与えてやる。
「あら、残妖も食べたかったのね。だったらその大きい焼き芋、残妖が食べていいわよ」
「えっ?」
 残妖はてっきりこの一番大きな焼き芋も霊華が食べるものだと思い込んでいたが、予想外の返答が返ってきた。
「で、ですが霊華っ。お気持ちはありがたいのですが、この焼き芋の大きさでは私では食べきれないと思います」
「ツバキと一緒に食べればいいじゃない。半分こにでもすれば大丈夫でしょう?」
 霊華は残妖とツバキを見比べる。
 ツバキからすれば、食べようと食べまいとどちらでも構わないのだが。
「俺は別にいいけど、霊華さんはいいのか?」
「どうぞどうぞ。あなただって、作った以上は食べたいでしょう?」
「じゃ、お言葉に甘えるかな」
 ツバキは小さく苦笑する。
 残妖にカットしてもらい、一口サイズにして食べていた残妖とツバキだったが、こっそり霊華が一口だけつまみ食いしたのだった。

 〜地、碧side〜

「そー言えば碧、何でお前ここにいんの?」
 ギギネブラを瞬殺した地と碧。
 地は今更になって、何故ここに碧がいるのかを問い質す。
 それを訊かれて、碧はほんの少しの間だけ考えるような顔をした。
「分からん」
「おまwww なんじゃそらwww 」
「むしろ俺が訊きたいぞ……確か俺は、あそこにいたはずだったんだが」
 彼の言うあそことは、元の世界の件の組織の基地のことだ。
「突然目の前に、ほらアレだ。半年くらい前にお前が「寄り道しようぜ」とか抜かしていた、次元の穴だったか?それに吸い込まれて……気が付いたら空に放り出されていて、凍土が見えてきた辺りで、ブラキディオスに苦戦するお前が見えて、今に至る」
 碧自身、何を話しているのかよく分からなかった。他人からすればそれはまるで信じがたい内容だ。
「オケー、よく分かった 」
 これを理解できるのは地と炎ぐらいだ。
 つまり、ミナーヴァが巻き込まれたように、それが碧にも影響が出たようだ。
「で、お前はまた寄り道してこんなとこにいるのか、地」
「うん。暇だったからな」
 地は笑いながら答える。
 が、その唇は紫色に変色しており、歯が噛み合わない。
「つーか、寒いんですけど」
「ホットドリンク飲めよ」
「忘れたwww 」
「おい」
 半年ぶりに再会した二人。しかし、お互い何も変わっていない。会話の形すらもだ。
 ギギネブラを瞬殺して一息ついた地は、本来の目的のもうひとつを思い出す。
「そーだった、食糧も集めてるんだった。ついでに手伝ってくんね?つか、手伝え。俺一人で持ち帰れる量じゃ全く足りねぇから」
「なんだ?今はそんなに大人数と行動してるのか」
「それもあるし、その内の一人が、一人分の何十倍も食べるんだわwww 」
「何だよそれ……家計が火の車だな」
 どんだけ大食らいな奴がいるんだ、と碧は呆れる。
 この場合は、霊華のことを指している。
「まぁ、行き掛けの船だ。付き合ってやるか」
「おいwww 俺はBLに興味はな……」
「そっちの付き合うじゃねぇよアホンダラ」
 碧は暴力と言う名のツッコミを地にぶちこむ。
「げふぅッ!?」
 地は碧のその激しすぎるツッコミにぶっ飛び、凍土の山肌に叩き付けられる。
「アイタター、やっぱお前のツッコミじゃないとしっくりこねぇわ」
 それでも何事もなかったように起き上がる地。
 冥花のツッコミもいい筋はしているのだが、それでも碧には敵わない。
 軽く雪を払って、碧に向き直る。
「んじゃ、食糧探索に行きますか」
「あぁ」

 〜アスト、ユリ、冥花side〜

 虫籠の次は、魚釣りをしていた。
「魚釣りとか、黄金魚の納品以来だな」
 アストはエサのついた釣り針を川に投げ込む。
「私、昨日は三回もやって一匹も釣れなかったの……」
 ユリは声のトーンを落とす。
「まぁまぁ、初めはそんなもんだって」
 慰めるように軽く笑ってやるアスト。
 ふと、釣り針の浮きが沈んだ。
「っと、逃がすかよ」
 アストは立ち上がって、釣竿を引っ張ってしならせる。
 一瞬の攻防は、アストに軍配が上がった。
 水面から、釣り針をくわえたサシミウオが飛び出してくる。
「おっし、まずは一匹」
 サシミウオを釣り上げたアストは、サシミウオから釣り針を抜き取り、サシミウオは水を汲んだバケツに入れておく。
「すごい、アストくんって何でも出来るんだね」
 バケツの中のサシミウオとアストを見比べるユリ。
「狩りに関することだったらな。ハンター名乗るなら、これくらいは出来なきゃいけないし」
 アストはそう答えながら、またエサであるミミズを釣り針に付けて、川に投げ込もうとする。
「ねぇねぇ、次は私がやってもいい?」
 ユリがそう言ってアストに近付くのと、彼がエサ付きの釣り針を川に投げ込もうと軽く振りかぶったのは、ほぼ同時だった。
 振りかぶった時に、アストのすぐそばにいたユリのユクモノドウギの中に入ってしまった。
「んぁっ!?」
 ユクモノドウギの中、つまり肌に直にミミズが触れ、ユリは不快感に身体を痙攣させた。
 さらに振りかぶったアストに引っ張られ、彼女はそのまま川に飛び込まされた。
「えっ、ちょっ、ユリッ!?」
 アストはその様子を直視し、慌てて釣竿を置いて彼女を助けるために一歩遅れて川に飛び込む。
「何やってんのよ、あんた達二人……」
 見物を決め込んでいた冥花は、呆れて溜め息をついた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1107 )
  • 日時: 2014/07/28 22:45
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0iFZ7fI)

茶番失敬。

勇車「……」キィィィン……
ペッコ「おいつばゆう! 聞けぇ!」
イーオ「忘れたか? 今俺らはお前のエンジンルームにたて込もってるんだ! これがどういうことか分かるか?」
勇車「……」ピクッ
ペッコ「俺らはいつでもお前のエンジンを破壊できるってこった!」
イーオ「つばゆう、思い出すんだ、お前のトラウマを! あの二人の恐怖を!」
勇車「アノ……二人?」
ペッコ・イーオ「炎さんと地さんだ!」
勇車「エン……チ……エ……ア……アッアアアァァァ!!」ズドォォン!←落下
イーオ「止まった……か……」

オン・ゾ・エーグ「ふん、我の出番は無かったか……」
モモンジャガー「というセリフを言う出番があるもじゃよ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1108 )
  • 日時: 2014/07/28 22:50
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LmIKnp5S)

>>1107
あ、止まりましたか…よかったよかった。
いやいや、さっき炎は心臓部以外すべて無に帰すとかいって…
地は精神的に地獄まで追い詰めてやるとかいって…
碧はめんどくさいから抵抗してきたやつまとめてぶった切るとか言ってましたから、はい。
師条が写真送るらしいのでそれで我慢してねー

(´・ω・`)らんらんの出番はー?
(´・ω・`)出荷よー
(´・ω・`)そんなー

テストとバイトのWアタックが厳しいわー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1109 )
  • 日時: 2014/07/30 10:07
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: bvEBPiDT)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に2章-2
旅から旅えの根無し草の生活の中、フロウと名乗る人物に出逢った。
僕は確かにフロウに助けられた。
だが、いつまでも邪魔する訳にはいかない。
だから僕は明日ここを出る――
今はそれだけ考えて雑魚寝した。

窓から朝日が差し込み、それで起きた。
「おはよう。グラニ」
少し高めだが、変声期を迎える前の男でも無理無く出せる透き通った声でフロウが話しかけた。
そう言えば昨日はあまり意識して見ていなかったが、こうマジマジ見ると本当に男か女か解らなくなる。
「ん? ボクの顔に何かついてるの?」
そう指摘され、何でもないとだけ言って視線を逸らした。
「フロウさん・・・・・・僕は今日ここを出ます。お世話になりました」
そう言い、お辞儀をし、出ようとしたら、手を捉まれ引き止められた。
腕の細さに見合わず力は結構強い。
少なくとも、普通に暮らしていればこんな握力は生まれない。腕が細ければ尚更だ。
「――どうせ、行くアテ無いんでしょう? だったらココにいて良いよ。ハンター業をするって条件付だけどね」
ハンターと言うものはお婆ちゃんが本で聞かせてくれた話の幾つかにあったからどう言うものかは知らないが、その目を見る限り本気で言っている事が解る。
その話に出てくるハンター達は皆、それぞれの誇りを抱き、各々の護るべきものの為に竜を討伐していた。
誇り高く生きる事を願う――
父さんに言われたその一言が、情景が、何一つ間違わず頭の中を走った。
不思議と握られていない右手の握力が上がる。
「・・・・・・なります、ハンターに。父さんに言われた事を成し遂げる為に――」
「そっか。じゃあ早速ハンターライセンス取得だね」
こっちに来い、とフロウが手招きしている。
その時、僕は感じた。
その先に、まだ見ぬ世界の一端がある事を。
僕はそれに導かれるようにドアを開ける。

ハンターライセンスを取得し、お試しで色々な武器を使うといいと言う事で訓練所に来た。
「ほう、新入りを連れて来たのか・・・・・・フロウよ」
「教官さん久しぶりあ、やっぱり新入りって解った?」
自己紹介を求める視線を感じ、名を名乗る。
「グラニ・デュナスです。よろしくお願いします」
「グラニ・・・・・・か。よし、そこにある14種類の武器から好きな物を握れ」
教官はそう言い、14種類の武器が置いてあるところを指差す。
斧状の物、見るからに堅牢な盾と2メートルはあろうかと思える長さを持つ槍、剣と盾がセットになっている物が2つ――他にも色々ある。
その中で気になったものが剣と盾がセットになっている物だ。
そして、その片方に手を伸ばす。
「ほう、チャージアックスか、面白い物を手に取ったな」
突如、闘技場の柵が開き、黄色い嘴に青地に黒いライン、それから、鋭い爪を持ったモンスターが3匹、そこから現れ、こっちに向かって走ってくる。
「こいつ等はランポスだ。こいつ等すらマトモに倒せないようじゃあハンタ−は辞めろ」
その言葉を聞いている間に、既に囲まれていた。
だが、教官とフロウは既に包囲網の外にいて、囲まれているのは僕だけだった。
まず、正面のランポスが飛び掛る。
それを正面へ転がり、避けるが仰向けの状態の僕に噛み付く。
咄嗟の判断で武器を引き抜き、刃をランポスの口の方向に向け、ランポスが噛み付いてくる勢いを利用し、頬に当たる部分を切り裂く。
そして、頬が裂かれ、噛めなくなったランポスに、盾で殴り、その時落ちてきた剣を拾い上げ、腹を突き、ランポスを蹴り飛ばし、剣を引き抜き、斜め後ろから飛びついて来た2匹のランポスを、盾で防ぎながら地面を蹴り、衝撃を逃がす。
その後、突っ込んできた1匹に剣を投げ、見事脳天に突き刺さり、絶命する。
そして、残った1匹がサイドステップしながら機会を窺っている。
――流石に、もう突っ込んではこないか。
ならば、こっちから仕掛ける。
ランポスのいる方向へ走り、ジャンプしながら回転し、上から首根っこを掴みそのまま地面へ叩きつけ、剥ぎ取り用のナイフで喉を引き裂く。
「瞬発力、判断能力は備わっている。多少無謀な所があるがハンターにはそれも時には必要――合格だ」
「良かったね、グラニ。これでハンターだよ」
「この武器はお前が持っていていい。何せ、ここの合格最短記録だからな」
そう言って、ランポスから剣を引き抜き、僕へ渡す。
「ありがとうございます」
そう言って受け取り、フロウの家へ帰る。

「あ、グラニ。食事できてるよ。ボクが風呂入ってる間に食べてて。ボクはもう食べたから」
そう言って、テーブルを見るとそこにはパンと焼かれた肉が置いてあった。
椅子についてそれを食べ始めたところで一つ、言い忘れていた事を思い出した。
――石鹸、もう無くなっている。
棚に置いてある石鹸を取り、フロウに渡す為に風呂場へ行く。
フロウは男だと言い聞かせ、ながら足を急がせる。だが、万が一女と言う事もありうる。
用件だけ言って石鹸をドアの近くに置けば見てしまう事はない。
これで、万が一と言う事も無い筈だ。
脱衣所に着き、風呂側のドアをノックする。
「石鹸が無くなっているので置いときます」
「ハーイ。ちょっと待ってて。今取りに行くから」
それが聞こえたとき、今すぐ石鹸を置いてその場から立ち去ろうとしたが、その暇も無くドアが無慈悲に開く。
そしてそこで見たのは――

はぁ〜アメリカに1週間行ってたので更新ストップしてました。
・・・・・・願わくば2代目中にこの2章書き終わりたいです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1110 )
  • 日時: 2014/07/29 16:39
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: JXFsIGa0)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十六章 凍土から帰ってくる二人

〜炎視点〜

道を進む炎はその先に何かあることに気づく。
青い輝くを放つ何か…。
その何かを掴む。するとそれは吸収されるかのように入っていった。
「…」
それを回収してまた進む。
今彼が向かおうとしている場所…それは渓流。
無論、地たちに会いにいくわけではない。その付近に散らばった力を探知したためだ。
接触は極力避け、己の力だけで回収したい。
「飯は…いらんか」
昼時が近づいていたが、彼は飯をとらずに目的地を目指す。


〜凍土〜

「おいおい、なんでこんなに食料がいる。あいつでもいるのか?」
久々に地と会った碧はそういう。
「あー、あいつじゃない。というよりあいつ以上にやばいやつが来てる。幽霊。あとおまけもおる。」
「…察した。」
碧は外の世界の知識をある程度理解している。ほとんど地経由ではあるが…
地の言葉で誰がいるのか察した。それができるのはその世界を知っているからだろう。
「さて?もう昼近い気がするから帰るかーw」
本来ない狩猟対象を狩ることには時間はかからなかったが、食料調達に時間がかかった。
何せこの過酷な環境に住む生物は渓流と比べるとかなり少ない。そのぶん探すことも、確保することも苦労する。
「で、どうやって帰る」
「そりゃぁ超速でいd【俺はそんなんできねーわ】ガハッ!!!」
とりあえず碧は地を永久凍土に埋め込むかのように殴る。地は頭から地面に衝突し、凍土にめり込む。
「つめたっ!!ありえん!なんでこんなにつm【凍土だからだよ】グホッ?!」
今度は上空へとかちあげる。空高くまであがって、そのうち落下して帰ってきた。
「いつつ・・・んじゃこうしよう。俺は超速で帰るから、碧は俺が打ち上げる。」
「…いつもお前が喰らってるのを俺が喰らって帰るわけかなるほど」
「え、否定しないの?」
「めんどくさいからそれで帰る。こんな長距離歩いて帰るのもだるい」
てっきり殴られるかと思って、そう覚悟していた地にとっては想定外だった。ただそれで帰るならそれでいいやーってことにした。
と、いうことで。
「んじゃ、快適な空のたびを。集会浴場前行き、発射しまーす!!」
ズドンッ!!!!
地はリングを装備した状態で碧をぶっ飛ばす。飛ばされた碧は…来た時と同じく、碧色の流星かのように飛んでいった。
「さぁ俺も帰るかwww」
荷物をすべてもった地は、常人離れした速度で凍土から去っていった。



〜農場〜

アストとユリの様子を見てあきれていた冥花はふと農地の方向を見てみる。
―農がとてつもない速度で農地を耕していた。と思ったら何かしらの実験装置や参考書をだしていろいろ考察していた。
その様子を見て…
「…もう農だけでいいんじゃない?」
と呟いた。無論誰にも聞こえるわけもなく…。
そしてアストたちの方向を向こうと思ったときだった。

―空に一つの流星が流れる。

それは碧色に輝きながら、落ちていった。
その落ちた場所は…どうみても集会浴場前。
「え…?!」
冥花は落下した場所と思われる地点へ急行した。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1111 )
  • 日時: 2014/07/31 02:33
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: UN0GP0AI)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十六章続き

 〜エリスside〜

 突如、何かが地面に激突したような衝撃と轟音が集会浴場を揺るがした。
「……きゃ!?」
 エリスは驚きのあまり座布団から転げ落ちた。
 ギルドマスターも酒の入ったとっくりを落としてしまう。
「ひょっ、何でぇ何でぇ!?」
 エリスは慌てて布冠を被り直して、何があったのか玄関の方に出向かう。
 衝撃の震源地は、ここだ。
 玄関を出てすぐ目の前に、翡翠色をした一人の青年が立っていた。
 その周りの地面は砕けて沈下しているが。
「ったく、て……地の奴め。少しは力加減ぐらいしろっつーの」
 青年は砂埃を軽く払う。
 エリスはその青年を茫然と見ていた。
 ふと、エリスの紫色の瞳と、青年の碧眼が合う。
「あぁ、すまない。これにはわけがある。もう少ししたら、こんなことを考えた張本人が帰ってく……」
「呼ばれた気がした」
「お前、いつのまに……」
 青年の後ろに、地が帰ってきていた。相変わらず、色々なことがデタラメな人だ。
 エリスはどうにか平静を維持する。
「……お帰りなさい、地さん。そちらの方は?」
 地は青年を一瞥してから、エリスに向き直って答えた。
「ただいまwww で、こいつは碧。俺のマイハニーだよwww 」
「寝言を言うな」
 地がまたもふざけたことを言うので、碧と言う青年は地の顔面を掴んで、石段に叩き付けた。
「ブフゥッ!?」
 石段は砕け、地の頭がめり込む。
 碧は軽く手を払ってエリスに向き直る。
「すまない。俺の名は碧だ。ちなみにこいつとはただの知り合いだ」
 そう言いながら、碧は地のめり込んだ頭をさらにグリグリと踏んで地面に押し込む。
「ちょwww 碧おまwww さすがにいてぇwww やめwww 」
「お前は黙ってろって、な?」
 エリスは碧の地に対する制裁がやりすぎだと思って止めようとする。
「……あの、やめてください。地さんが死んでしまいま……」
「大丈夫だ。この程度で死ぬこいつじゃない」
 碧は何事もなかったように、地の頭から足を離した。
 辺りを見回す碧。
「ここは、ユクモ村か?」
「……あ、はい」
 エリスは碧の質問に頷く。
 ふと、石段から誰かが駆け上がってくる。
 冥花と、その後ろからカトリアだ。
「何っ?何があったの!?」
 カトリアはエリスと碧、地面に埋まった地を見て困惑する。
 すると、地が頭を引っこ抜いて地面から出てくる。
「どーも、帰ってきた地です」
 あれだけの制裁を受けていて、ほぼ無傷。どれだけ頑丈な皮膚をしているだろう。

 碧はカトリアと冥花にも挨拶をする。
 地達と同じような形でこの世界に来たのだと告げる。
 その碧の出現に、カトリアは眉をしかめる。
「一体、何がどうなっているんでしょうか……」
「俺が知りたい」
 カトリアの表情を見て、碧も溜め息を吐く。
 碧は冥花の姿が目に入って、彼女に目を向ける。
「お前、三途の川の水先案内人じゃないか?何でこの世界に……」
「ある一人の、人間離れした怪物に無理矢理連れてこられた」
 冥花は軽く目を閉じて吐き倒した。
 碧にとってそれが誰かは分からなかったが、今はおいておく。
「そうですね、とりあえず……」
 カトリアは地面を見る。
「この壊れた石段、どうにかしましょうか」
「…………」
 碧の着陸と、地を地面に埋めつけた時に壊れた石段だ。
 とりあえず、ライラに頼んで石段を直してもらうことにした。

 〜カトリアside〜

「人の仕事増やすんじゃないよ、全く……」
 ライラがブツブツと石段を直している間に、アストとユリもやって来ていた。
 だが、ユリは何故かびしょ濡れになっており、濡れた後が尾を引いている。
「ユリちゃん、どうしたの?」
 カトリアはユリに何があったのか問い質す。
 その理由はアストが話す。
「農場で魚釣りしてたら、俺が誤ってユリを川に落としちゃったんです。とにかく、ユリを温泉に入れさせて下さい。このままじゃ風邪引くんで」
「、っくしゅっ……」
 身体が冷えているのか、ユリはくしゃみをする。
 なぜそんなことになったのかは分からなかったが、それは後で詳しく訊くことにして、カトリアは頷く。
「分かった。アストくんは更衣室の前までユリちゃんを連れていって。ユリちゃんの着替えは後で用意するから」
「はい、すいません」
 アストは頭を下げると、ユリを集会浴場につれていく。
「覗いたり混浴しちゃダメだからね!?」
 カトリアはその背中に釘を刺していた。
「わっ、分かってますよ!」
 二人の背中が集会浴場に入って見えなくなった。
 それから、カトリアは碧に向き直る。
「えー、では碧さん。私たちのことは私から話します」
 カトリアは碧に対して、自分達ミナーヴァについて話す。
 それを最後まで聞いてから、碧は地に向き直った。
「おいこら地、何巻き込んでんだ」
「待てってwww 確かに寄り道を提案したのは俺だけど、実際に行動を起こしたのは炎の奴だよ」
「炎?……あぁ、半年くらい前にこの村に来ていた時にお前が言っていた奴か?」
「そそ。しかもあいつ、今行方不明。あと四日には帰ってくるんだけど……」
 地の顔が青くなる。
 そう、地は手紙の差出人に恐れを抱いているのだ。
 どんな人物かはカトリアは知らないが、少なくとも地よりも危険な人物だと言うのは予想できる。
「へ、碧。俺、無事に元の世界に帰ったら結婚す……」
「フラグ立てんな」
 碧は地の顎を蹴りあげた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1112 )
  • 日時: 2014/07/30 18:28
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: SUfamFu3)

 モンスターハンター 〜輪廻の唄〜

 SS  エリスと帽子と鳥の巣と

 時間軸は、ナグリ村で火山の活性化を待つ間の数ヵ月です。今回はエリスメインで。

 〜ナグリ村〜

 エリス「…………、……」ウロウロキョロキョロ

 ニーリン「ん、どうしたナイアードくん。そんなにうろうろして、不審者だと思われるぞ?」

 エリス「……ニーリンさん。その、私の帽子が、無いんです。昨日まで外に干していたんですが、朝になったら無くなっていて……」

 ニーリン「帽子が?あぁ、そう言えば今日は何も被ってないな」

 エリス「……特別困ることはないんですが、無いと落ち着かなくて」

 ニーリン「確かになぁ、普段あるものが無くなると落ち着かんのは分かる。探したいのは山々だが、私はこれから狩りに出たいんだ。依頼書を見せてくれるかな?」

 エリス「……は、はい」



 エリス「……うーん……」ソワソワ

 アスト「エリス?何ソワソワしてるんだ?」

 エリス「……その、帽子が」

 (理由中略)

 アスト「あー、なるほどな。風で飛んだかも知れないし、探そうぜ」

 エリス「……いえ、もういいんです」

 アスト「いいからいいから。さて、目星は付かないけど、探してみるか」タッ

 エリス「……あ、その……」

 アスト「どこかなぁ、っと……」

 エリス「……ありがとう、ございます」

 

 カトリア「エリスちゃん、アストくん。どうしたの?」

 アスト「あぁ、カトリアさん。実は、昨日からエリスの帽子が無くなってて……」

 カトリア「あー……それね、私知ってるよ?」

 エリス「……本当ですか?でも、どうして教えてくれなかったんですか?」

 カトリア「うーん、それがね……」



 〜村の外れ〜

 カトリア「ほら、あれ見て」↑

 エリス、アスト「「……」」↑↑

 カトリア「ね?」
 
 アスト「あちゃー、鳥の巣にされちゃってるなぁ。それに、もう卵も産んでるし」

 エリス「……昨夜の内に、持っていったんですね」

 カトリア「うん、だからちょっと言いにくかったの」

 エリス「……でも、しょうがないですね」

 アスト「シオンに頼んで、新しい帽子を買ってもらわないとな」

 エリス「……はい」


 〜数日後〜

 ゴゴゴゴゴ、ビュゥオォォォォォォォォ

 村長「ケッ、嵐たぁついてねぇなぁ」

 ライラ「おーいっ、早く営業所を閉じて馬車の中に入れぇ!」

 ゴォォォォォバサバサバサ

 エリス「…………」ダッ

 アスト「おいエリスッ、どこに行くんだ!早く馬車に……」

 エリス「……あの鳥の巣が!」タッタッタッタッタッ……

 アスト「おいおい、マジかよ……!」



 〜村の外れ〜

 ゴォォォォォゴォォォォォ、ビュゥオォォォォォォォォ

 エリス「……どうしよう、高い……!」↑

 アスト「エリスッ!」

 エリス「……アストさん!」

 アスト「(↑)、わかった、俺の背中に乗れ!」

 エリス「……はいっ」ヒョイ

 アスト「よぉし…、ハァッ!」バッ

 ガシッ、ズル、グッ

 アスト「よしっ、行けエリスッ」

 エリス「……はい!」ザッ

 傘を開いて巣を覆う

 エリス「……もう大丈夫だよ」

 ビュゥオォォォォォォォォゴゴゴゴゴゴォォォォォ

 アスト「よしっ、行ったな」スルッ、スタッ



 〜数時間後〜



 アスト「おーい、エリス!嵐は止んだぞ!」

 カトリア「エリスちゃん、大丈夫!?」

 エリス「……はい、大丈……」

 ズルッ……

 エリス「……!?」

 カトリア「エリスちゃんっ!」

 アスト「ッ!」ダッ

 ドザッ、ドンッ

 アスト「っつぅ……エリス、大丈夫か?」

 エリス「……は、はい」

 カトリア「あっ、二人ともっ、こっちに来て!早くッ」

 アスト「?」
 
 ↑↑↑

 ピキ、ピキキ、ピキッキッ、ズル
 
 エリス「……ぁ」

 アスト「生まれたな」

 カトリア「うん。ちゃんと生まれて、よかったよかった。これもエリスちゃんが巣を守ったおかげかな」

 アスト「(俺もその功績者なんだけど、まぁいっか)」

 エリス「……えへ」ニコ

 

 〜ワルキューレ完成、出航直前〜

 エリス「……(↑)」

 ピィピィィピィピョピョピョピョピヨ\/

 エリス「……また、来るからね」ザッ

 END ……

 

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1113 )
  • 日時: 2014/07/30 18:42
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: SUfamFu3)

 >>1112

 春先の駅のホームでよく見掛ける、ツバメの巣。
 頭だけ出してピヨピヨとエサをねだる雛鳥達を見て、現実世界で疲れた心を癒します。

 今回はそんな感じのお話でした。

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1114 )
  • 日時: 2014/07/30 21:30
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: KJWFYgzU)

一応報告
色々言われたんでロックしました…というよりされました
まあパス教えたんですけどね

で、内容はモンハンってとこ以外は別で小説を書くつもりです

という訳で3スレ目になったらこちらで書かせていただきたいのですがよろしいでしょうか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1115 )
  • 日時: 2014/07/30 21:37
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: D2x.8Qke)

 >>1114

 もちろん歓迎ですよ。
 ただ、主の双剣さんはなかなかこのスレにこないので、ひょっとすると、しばらく待つかも知れません。
 まぁ、ここならあんなことにはならないと思うので、心置きなくどうぞ。
 で、ほとぼりが冷めた辺りでまた新しく作ったらいいんですよ。

 追記…あと100レスもないですけど、短編小説とかどうでょう?

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1116 )
  • 日時: 2014/07/30 21:40
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: KJWFYgzU)

短編かぁ…
書くと長くなる人なんで無理っすね

あ、あの小説の短編てきなのを書けばいっか
じゃあそういうことで明日、多分書き始めますね

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1117 )
  • 日時: 2014/07/30 21:45
  • 名前: 名無しハンター ◆aATpbJGovQ (ID: jAGT2LUD)

ありゃ?ヌヌ剣sのスレはもう1000いったよ...
ヌヌ剣s4Gでも建てますかね?

>>1114
何かあったんですか?
てかパス教えて大丈夫なの......か?

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1118 )
  • 日時: 2014/07/30 21:49
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: KJWFYgzU)

大丈夫だ。問題ない ってかんじです
パスは全て共通でなくてもいいですし

状況は僕が立てたスレ見ればわかりますよ

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1119 )
  • 日時: 2014/07/30 21:56
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bCQXPgVG)

>>1112
のほほんとしてて良い回でしたー。我も番外編でほのぼの系書こうかな……。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1120 )
  • 日時: 2014/07/30 22:03
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: FLqRTiZh)

>>1112
ええ話ですな〜ネガティブな私には書けそうにないです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1121 )
  • 日時: 2014/07/30 22:16
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bCQXPgVG)

おおおお、ユイトさんいらっしゃい! 災難でしたね、リアルタイムで書き込めずすいません……。もうすぐこのスレは過去ログ行きですが、きっときっと主殿が次のスレを建ててくれると思いますので、一緒に頑張りましょう!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1122 )
  • 日時: 2014/07/30 23:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: OdcsNvcW)

碧の説明そういえばいれてなかった…。
よみは【へき】
目は蒼。元の色を隠せていないというより隠す気はない。
髪は地毛が蒼だがそれを碧色に染めた。ところどころ染めがのいてる
性格変更はなし。
あとでクロスオーバー設定にも編集しますが一応。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1123 )
  • 日時: 2014/07/31 09:24
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: yH2fsgLz)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドスト−リー 微笑は風と共に2章-3
湯気が立っていてそれが何とかオブラートにまっており、よく見えはしないものの、時々薄れる湯気からチラチラ見えていた。
薄っすらだが、腹筋は割れており、決して大きいとは言えない体に力が凝縮されている事がわかった。
そんな身体はシャワーを浴びていたのか濡れており、髪から滴る水滴が落ち、ボディラインをなぞる。
そして、一つ気が付いてしまった。
・・・・・・・・・・・・あった。
――――胸が。
それを3秒以内に確認し、すぐ視線を逸らし石鹸を差し出す。
フロウは特に気にした様子も無くそれを受け取り、ドアを閉めた。
今さっき見た事を見なかった事にしようと必死で頭の中で忘れろと唱えながら早歩きで脱衣所を出、食卓に着いた。

喉の通らない食事を無理矢理通し、フロウが上がるのを待つ。
出てきたらまず、謝らないといけないな・・・・・・例え気にしていないとしても見てしまったんだ。誤るのが筋だ。
そう考えていたらフロウが上がってきた。
「あ、あの・・・・・・フッロウさん。ごめんなさい」
フロウは笑って答えた。
「いいってそんな事。殆どボクのせいだし・・・・・・まあ、そんな事よりも明日からだよ、ハンターの仕事」
――そうだった、明日からだったんだ。
僕の目の前に広がる新世界に飛び出す最初の日が。
「そう言う訳だから今日はちゃんと寝て明日に備えるんだよ」
おやすみ、と付け加え、フロウはベットに入った。

朝起きたらフロウは既に起きていて、白い毛の見るからに暖かそうなものを着ていて、背中に棒のようなものを背負い、右腕には大きい蟲がついていた。
「いよいよだよ、グラニ。はい、これ君の防具。教官からいただいてきたよ。アロイ装備だってさ」
そう言ってアロイの頭装備を出した。
「他のは物置に置いてあるから。勿論、武器も」
頭装備を手に取り、武器と防具を身に着けるために物置へ行く。

装備を身に着け、二人でギルドへ行くと、フロウが早速受付嬢からクエストの依頼を受けた。
「今回狩るのはウルクスス・・・・・・この装備の素材元なんだ」
そう言ってフロウは自分が着ている装備を指す。
「大丈夫だよ。ウルクスス自体は大して強くないけど寒いところに行くからホットドリンクが必要だよ。あげるけど。ボクはこの装備があるから大丈夫。心配しなくていいよ」
そう言ってホットドリンクを5個手渡す。
砥石、回復薬、肉焼きセット。
最低限の荷物はちゃんと入っている。
「これで大丈夫です。行きましょう」
出発の角笛が鳴り響き、僕らは氷海へと行く。

>>1112
何か某右腕と左足が機械の錬金術師の27巻のショ−トストーリーと似てますね・・・・・・(4コマではない)

>>1115
短編物ですか・・・・・・僕はどうも短編が書けません。(最短でラノベ1冊分の尺)
とはいっても長続きもしないんですよね。(ラノベ換算で6巻くらいが多い方。いったいどうしたら10巻越えるんだろう・・・・・・)

何とか2代目中に2章は終わりそうでよかったです。

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1124 )
  • 日時: 2014/07/31 19:25
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: TnsbOYng)

頑張って短編書いてみました  いつもより長いけど…

短編ってことで…
まだでてない…というかだせなかったキャラで書きます
名前はグラン・エイザス ジランの父親です
名前だけだしましたけど中身まででてなかったので一応

というわけで…


−約束− 真紅に染まる刃

俺の名前は…グラン・エイザス。
ハンターをやっている、22歳の男だ。
最近はランスばっかり…というかランスしか使えないんだけどな。
依頼があったらやり、暇だったらテキトーに狩っている様な日々だった。
流石にそれも飽きてきたので今日は友人のガイロと狩りに行っていた。
「全然、面白い奴が出てこないな…」
ガイロがそういうのも仕方がなかった。
俺達はとっくに並みのハンターを超えているからだ。
樹海、未知のモンスターですら出るような危険な場所。
先程はリオレウスが出てきたが抵抗すらされたか疑うほど早く倒してしまった。
俺達はこんなものでは飽き足らず、更に奥へと入っていった。

「ここは…巣か…?」
俺達は巣へと辿りついた。 何のモンスターの巣かはわからない。
リオレイア、鳥竜種、牙獣種、ネルスキュラ、どのモンスターの巣とも形状が異なっている。
「おい、ガイロ!避けろ!!」
「えっ…」
後ろから突進してくる黒い影。
頭らしき部位から打ち出される蒼炎。
ガイロは直撃してしまった。
「ガイロ!!」
「クッ…大丈夫だ…。それより、あいつ…見た事ないモンスターだな…」
「そうだな。新種か…?」
「まあ結果は同じだ。討伐する!」
「おう!」
俺達は奴を討伐する、そう誓い突撃していった。
見た目は黒く棘や爪が真紅に染まっているリオレイア。
吐く火球は蒼く、眼光は尾を引いている。
正直言って嫌な予感しかしない。
だが、俺達は突撃していった。

ガイロの武器は双剣。守りを捨て突撃する双刃。
それを俺は守りの盾でカバーする。
それを今回もやっていた。

黒いレイアが尻尾を振る、それをガードする…が、大きく後退させられる。
それと同時に蒼炎を吐く。 狙いはガイロだった。
「ガイロ!!」
ガイロはそれを華麗に回避した。
追撃は俺に向けられた。 サマーソルトで打ち上げられる。
「クッ…何をする気なんだ…!」
黒いレイアは蒼炎を吐く。 もちろん俺に直撃したがガードはした。
しかし、かなり後方に飛ばされていった。
「少し任せる!耐えてくれ!!」
「おう!少しでも削っておく!」
俺は彼方へ飛ばされていった。

俺は走る。 ひたすら走る。
「ハァハァ…まだか…!」
まだあの黒いレイアが見えない。
少し経って木と木の隙間から光が見えてきた。
「そろそろだ…ガイロ!大丈夫…」
そこには倒れているガイロと今にも蒼炎を吐きそうな黒いレイアがいた。
「…ガ、ガイロ!ガイロォォオ!!」
俺は無我夢中でガイロの所へ走っていった。
蒼炎が放たれる刹那、俺はガードした。
だが…間に合わなかった。
蒼炎はガイロに直撃し、ガイロは数メートル転がっていった。
「…ガイロォォォオオ!!!」
俺は急いでガイロの所へ駆け寄った。
「ガイロッ!!しっかりしろ!!ガイロォォ!!」
黒いレイアは蒼炎を放とうとしている。
「あ…ああ……ガアァァァァァアア!!!!」
黒いレイアは蒼炎を放つ。
避けれるわけがない…普通なら。
蒼炎を放った瞬間、俺に何かが宿ったような気がした。
俺はガイロを抱きかかえ蒼炎を回避した。
次の動きが見える。
黒いレイアは次々に攻撃を仕掛けてくるが一切あたらない。
「殺す…幾ら焼かれようとも…殺す!!!」
俺はガイロを端に寝かせ、双剣を取り出した。
「少し借りるな…」
俺は双剣を構え、懐へ潜った。
俺は斬撃を繰り返す。
脚、腹、尻尾、頭、翼、全てを斬り落とす覚悟すら持っていた。
「死ね…!!」
俺は腹を裂いた。 鮮血が飛び散った。
グオオォォォオオオ!!
「まだだ…もっと斬る…もっと、もっとォォ!!!」
俺は頭を狙い斬撃を放った。
が、黒いレイアは飛んで逃げていった。
「く…そ…ガイロ…お前の仇討ちはできなかった…すまない…」
俺は泣叫ぶ。 子供のように、ただひたすら泣叫ぶ。
「クッ…なんなんだ…なんでなんだよォオ!!!」
俺は友を失った。
唯一ともいえる友を…。
守れなかった。
絶対守ると約束したあの日から重症を負わせる事はなかった。
約束を破ってしまった。
悲しみと罪悪感と怒りが混ざった感情だった…。

雨が降る。 雷鳴が轟く。
何かの終わりを告げるように…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1125 )
  • 日時: 2014/07/31 20:50
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: kfZ3vc0A)

久しぶりの更新

3話
螺鈿せし運命

次の朝、荷をまとめたラノーチェス一同は村を出た。聞き出した内容をまとめミーティングを行った。シュレイドに行くまでの戦闘への対策を取らなくてはならないからだ。更に今後の方針を決めて会議は終わった。


会議が終わった後、セロは部屋にこもって横になっていた。ここ数ヶ月、さまざまなことがあった。しかしまさか状況がここまでになるとは思わなかった。この先自分はどうなるのだろう。何かとんでもないことになってしまいそうな気がする。セロにはどうするべきなのだろうか考える気力もなく眠りにおちていた。


セロは夢を見ていた。周りが真っ赤に染まった夢。沢山の死骸の山。それが血だとセロは気付いた。血溜まりに映る自分の姿は狂気の笑みを浮かべていた。意識が飛ぶ様な感覚がするとセロは別の場所に立っていた。さっきとは違う人が倒れている。レージだ。ボロボロになっている。ミサキも倒れている。二人とも血を流している。出血量からして、もう絶望的だ。周りを見回す。太古の塔が見える。目の前の景色が歪んで気が付けば何故か塔の上に立っていた。ドーム型の機械がありそれを見たこともない古龍が護っている。ボロボロになっているメイが闇雲に斬りかかる。しかし古龍の放つ落雷に撃ち抜かれて倒れていく。それに重なり様々な情景が見える。何度も何度も皆が死んでいく。何処からか自分の声が聞こえてくる。
またこれだ。
皆が遠くに。
そうだ、なら、もう一度やり直そう。
いくらだって変えればいいじゃないか。
前も、今も、そしてこれからも。
そうだ。
今度こそ……終わらそう。この悲劇を。
頼んだ。999人目の次の僕。
この悪夢を終わらせてくれ。
夢が途切れた。


セロは目覚めた。
「何なんだ……今の。誰があんな酷いことを」
何時間寝たのか。日が傾いて真っ赤に雲が染まている。恐らくこれは未来だ。だが、それにしても次の僕とはどう言う意味だ。どうしてこうなったんだ。自分の力がもたらしたのなら……
「僕はこれからどうしたらいいんだろう……」


男は空を歩いていた。目的のために、指定された対象を抹殺するために。
「こちらガウルン。まもなく目標に接触する。確認と同時に戦闘に入る」
通信を切ると30メートルから自由落下を始めた。


夕食を終えるとセロは一人足早に部屋に戻っていった。それを見るメイ、レージ、ミサキ。
「全く戦士としての覚悟が無い。このまま戦っていていいのか。自殺行為だぞ」
きつく言うレージ。
「まあまあ……僕やキミと違って彼は別に戦場を駆け抜けてきたわけじゃ無いんだし、彼なりの悩みがあるんだよ。君だって10歳の頃にはあったでしょ」
ミサキがフォローする。
「アタシ見に行ってくる。アイツのことなんか気になるし」
メイが駆け出していく。
「僕らもあとで行こうか」
「ああ、奴に戦いとは何かを教えてやる」
「思うんだけどそうやってぶれないところ以上だよ」


メイが部屋に来るセロは机に向かっていた。防具を脱いでシャツ一枚になっている。
「あっ、いたんですか」
セロはメイに気付き振り向いた。身長の割には幼い顔立ち、やや浅黒い。
「そういえば……」
メイはセロの顔を見たことがなかった。何故か彼は常にヘルムを外さなかった。メイは顔がブサイクだからだと思っていたが。かなりイケメンだ。ムカつくほどに背も高く脚も長い。
「どうしたんですか?わざわざ」
「ああ……その、お前どうしたんだよ元気なくて」
「そうですかね?特に何も……」
「お前なんか無理してるだろ。顔に出てる」
「貴女には関係ないことですよ……」
「ほらやっぱり無理してる。アタシが話聞くから」
「え……いや、」
「な!いいだろ!」
メイは強引に切り開いた。


「実はその、妙な夢を見て……」
セロはその夢で見た内容を話した。話終わるまでメイは真剣に聞いていた。
「んー。まあ夢だし気にしなくていいと思うよ」
「そうですかね……もし、あれがこの力のもたらす運命ならなら僕は……」
なよなよしているセロに活を入れる。
「オラ!シャキッとしろよ!男だろ!」
「ひぃぃ!」
悲鳴を上げるセロ。メイは構わず続ける。
「もしそれが未来なら変えていけばいいだろ!そうならないように最善策を尽くせばいいだろ!お前ならやれる。自分をもっと信じろよ!」
「け、けど……」
「お前は女か!」
耐えられなくなったメイはセロに蹴りをかます。
「ゲボァ!」
飛んで行ったセロは本棚に直撃して降ってきた本の下敷きになった。埃が舞い上がる。数秒立っても起き上がって来ない。メイやや青ざめた。
「あ……ヤバイ。生きてる?」
落ちてきた本の山からセロが起き上がった。
「あんたこそ男ですか!?なんですかあの怪力!腰抜けるかと思いましたよ!?」
セロはほぼ無傷だった。しかしヨロヨロしている。
「なに、元気そうじゃん!ほらそうやって……」
「話を逸らさないでくださいよ!」
ドアの陰から見ていたミサキとレージ。
「イチャイチャしてるね〜」
「俺達の出る必要性は無いな」
「君はそのキャラあと50年くらい続けるの?よく萎えないね」
「肯定だ。あとこれはキャラでは無い」
こうして夜は過ぎていくのであった。


書く気がしねえ。萎えそう。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1126 )
  • 日時: 2014/08/01 00:07
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: U.ngezhr)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十七章 昼前

〜集会浴場前〜

「ゲフッ!?」
蹴り上げられた地は凍土の時と同じくらいに上空へと打ち上げられた。
「ちょ、ちょっと碧さん?!」
まだ碧の暴力に等しい突っ込みを見ていなかったカトリアは慌てる。
「気にするな、このあほは俺とも共に過ごした時期が長い。特性は知っている」
とりあえずフォローをしておいた。
「特性ってなんぞwww」
華麗に着地する地。その様子はもはや慣れているといったほうがよいのか…。
一応碧も自身のことについて軽く説明はした。
「最後に、地の管理、突っ込みおよび制御は俺がやる。こいつ一人にしてたら…そっちにも迷惑かかるってかもうかかってるか。」
「おいこらwwwwまるで俺が迷惑人みたいn【実質そうだろ】グハッ!?」
今度はさっきより高く打ち上げられていた。派手すぎる突っ込みに戸惑うも、碧の言うことはもっともだった。
ただ普通(?)の人間を、そこまで高く打ち上げられることにどうも納得のいかないカトリア。それに下手したら自分や、他のメンバーにこんな派手すぎる突っ込みをいれるのではないか、と不安にもなってきた。
それは冥花も同じ。
「ま、まさかと思うけど…あたいたちにもそんな突っ込みを入れる気かい?」
「あほか。こんな突っ込みいれるのは地だけだ。こいつがありえないほど固いからこれができるわけであって常人にこんなことしたら重傷ってレベルじゃない。下手したら死ぬ」
と碧はいっておいた。二人は安心した…のだが。
「俺、華麗にちゃk【もう一回吹っ飛んどけ】グォア?!」
再びかちあげられる地。もはやお手玉。
久々で溜まった分なのか、それとも他のメンバーに迷惑をかけた分なのか…それは碧のみがしる…。




〜碧視点〜

昼前といってもまだ昼ではない。
とりあえず碧は全員に挨拶することにした。
…一人でいきたかったのにやっぱり地がついてくる。
「やっぱ俺とお前で動かないとwww突っ込みにはボケが必需品ってかwww」
「…またぶっとびたいか?」
そうこういいながら一番に向かったのは…部屋。
碧の持ち物をとりあえず入れておくことにした。
「ここか…。」
碧には懐かしい感じがあった。
過去にこことよく似た世界にいた。その世界での異変を解決しようとしていた。しかし今はその世界に戻れない。
あることをしなければ、止まってしまった物語を進めることはできない。しかし確信をもって言えることではない
そんな気もしながらも部屋に入る。
「あ、あれ?誰ですか?」
「ん?地さんと…誰だ?」
「あれぇ?お友達ですかぁ?」
「む?地殿、その方は誰だ?」
残妖、ツバキ、ルピナス、ニーリンが皆して碧のことを聞く。ちなみに霊華もいたがお腹をすかせてそれどころではなかった。
「あぁwww俺のマイh」
「デジャブ」
「グホァ?!」
またふざけたことを言いかけた地をたたきつける。
そしてその様子を見て…カトリアとほぼ同じ状態となる4人。
そしてそのことをフォローする碧。自己紹介の前にまたデジャブ。
「とにかく…俺の名前は碧だ。地とは過去にペアで狩りを行っていた。もとの世界では…こいつと合わせてだが、【蒼天】と呼ばれていた。あと地の突っ込み、制御および管理は俺がやる。こいつのせいで迷惑かけたな」
「おいwwwデジャブなんd【もう発言権なしにする】ガハッ!!」
これ以上地に何か言わせると話が進まないと思った碧は、地を頭から地面へと埋めた。
「おいおい、そんなにしたら…」
「こいつに発言権与えたら話が進まん。あとこいつは常人離れした人間だ。こんくらいのことでは死なない」
地の、驚愕な身体能力を理解しているからこその突っ込みでもある。
この前冥花がした突っ込みよりはるかに激しい。
そんな碧ではあるのだが…
「(む…碧殿もかなりの腕前だな)」
ニーリンには碧の実力があらかた分かっていた。
なぜなら地と同じく、オーラを纏っていたから…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1127 )
  • 日時: 2014/08/01 11:23
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: F2O.kTyv)

 クロスオーバー 7倍quasar r ×ダブルサクライザー

 二十七章続き

 〜碧side〜

 気がつけば既に昼前である。
 昼休みをもらってか、エリス、シオン、マガレットは各々の営業から戻ってくる。ちなみにライラは石段を直している真っ最中。ルピナスは一足先に村の飲食店から帰ってきている。
 碧はとりあえず自己紹介をしておき、地が碧のマイハニーと言おうとすれば、碧による暴力と言う名のツッコミをぶちこむ。
「さぁ、残妖ちゃん。お昼ご飯を作りましょうねぇ」
「は、はい、ルピナスさん」
 この呆然とするような流れをぶったぎって、ルピナスと残妖は台所へ向かう。
「あぁそうか、今は昼時か」
 碧はツッコミを入れた手を軽く振って、時間帯を改めて思い出す。 
 ツッコミを受けて外に放り出されていた地に向き直る碧。
「地、俺はこの村のハンターズ・ギルドにハンター登録を行っておく。しばらくそこで寝とけ」
「オケ、ぐんない」
 本当に寝ようとする地。
「永遠に眠らせておこうか」 
「カケフッ!?」
 去り際に碧は寝ようとする地を踏んづけて、地面に埋めておく。
 それを見て、ツバキが慌てて地を引っこ抜く。
「引っこ抜かーれてー、あなただけにー、ついてー……」
「行くな」
 地が変な歌を歌おうとしたので、碧は反転して彼にツッコミを入れ直す。
 それと同時に、セージもその瞬間を見ていた。

 とりあえず、ハンター登録は済ませておいた。
 ふと、浴場の更衣室付近でその様子を見た。
「アストくんも入ろうよ、ね?」
「だからダメだって、そんなことしたら俺はカトリアさんとツバキに殺される。もういいから、早く入った入った」
「えー……」
 アストがユリを更衣室の女側に押し込む。もちろん、中には入っていない。
 碧は、なぜ一緒に入らないのかと疑問に思った。
「ふー……。あ、えーっと、碧さんだっけ」
 アストは碧の姿を見て、声を掛けてくる。
 碧もそれに反応する。
「あぁそうだ、碧だ。何かは知らんが、お前も大変そうだな」
「大変と言うか、疲れると言うか」
 確かこの村の温泉は混浴だったはずだが、このアストが入りたくない、と言うよりは誰かにそれを認められてないようには見える。
「碧さんの装備ってそれ、大剣ですか?」
 アストは碧の背中に背負っている雷剣を見る。
「そうだが、お前もハンターなのか」
「はい。少し前は片手剣を使ってたんですけど、今はチャージアックスを使ってます」
 碧はこの瞬間が少しだけ有意義に感じれた。
 元の世界は常識はずれが常識であるため、彼のようなどこにでもいるようなハンターと、普通のハンターの話をする、これがある意味懐かしく感じれた。
 だがその有意義な時間も一瞬で終わりを告げた。
 アスト達とも違う、別の二人組の男ハンターがやってきて、更衣室の女の暖簾を見ていた。
「見たか?今の娘」
「やべぇわ、ありゃマジ上玉」
 下卑じみた声で、更衣室の男の暖簾を潜っていった。
 
 〜ユリside〜

 ユリは濡れたユクモノドウギを脱ぎながら、小さく溜め息をつく。 
「アストくんらしいと言えばらしいけど、もう少し大胆になってもいいと、思うなぁ……」
 湯浴のタオルを身体に巻いて、更衣室を出る。
 その瞬間、ユリは何者かに口を塞がれ、強引に引っ張られた。
「んっ……!?」
 ユリは何が起きたのか理解できないまま、そのまま男側の更衣室に引き込まれる。
 引き込まれた先では、いかにも下品そうな二人組の男がユリを迎えていた。
「よぉお嬢ちゃん、ちょっと俺達と付き合わね?」
「へへっ、悪くはしねぇからよぉ」
 抵抗しようにも、相手の力は強い。ハンターかも知れない。
 悪くしないわけがない。この二人の目的は明確だ。
 ツバキは部屋にいるだろうし、アストはもう更衣室の近くにはいないだろう。
 口を塞がれている以上、助けを呼ぶことも出来ない。
 今回は本当にまずいかも、しれない。
 男の一人が、ユリの湯浴タオルに手を掛けようと伸ばす。
 いざその魔の手がユリに触れると思いきや、不意にその手が落ちた。
「ぅがっ……」
 ドサリとその男の身体は糸が切れた人形のように倒れた。
「おいお前ら、ユリに手を出すな」
 そこにいたのはアスト。
 彼が、助けてくれたのだ。
「てめっ、このガキが……!」
 もう一人の男はアストを攻撃しようと拳を振り上げる。
 が、その手は後ろにいた何者かに止められる。
 碧だ。
「筋肉の使い方がまるでなっていない。人体において最も筋肉が強く力を発揮するのは、体幹の捻りと、体重を入れ換えることの出来る足腰の踏み込みだ。それと、距離もある。上下の腕を繋ぐ肘が伸びきるその寸前にインパクトを与えるような間合いでなければ、敵に致命傷は与えられん」
 その掴んだ腕に合気術と柔術を組み合わせた、碧の独自の技を持って、軽く捻った。
「ぉっ、ぁがあぁっ……!?」
 もう一人の男も、苦しげに呻きながら膝をついた。
 上腕骨と肩の骨の関節を外したのだ。関節の可動限界範囲を越えるように捻ってやれば、人体の関節は簡単に外れる。
「喚くな、関節を外しただけだ。すぐに戻してやる」
 碧はもう一人の男を強引に座らせると、男の上腕と肩を掴み、関節を戻してやる。
「ぁぁぁぁぁぁ!ぃぎいっ、いでぇぇあぁぁぁぁぁ!?」
「騒ぐな。もう戻したぞ」
 碧がもう一人の男を離してやると、その男は逃げようとする。
「おいこら、忘れ物」
 アストは殴り倒した男を持ち上げると、もう一人の男に投げ付けてやる。
 当然もみくちゃになる。
「ひっ、ひぃぇぇぇぇぇ!!」
 関節を戻された男は、殴り倒された男を引っ張って逃げていく。
 ユリはその一連の流れを呆然と見ていた。
「ユリッ、大丈夫か?」
 すぐにアストが駆け付けてくる。
「う、うん」
 やっぱり、彼はヒーローだ。
 あの船の上でも、颯爽と現れては守ってくれた。
 心配そうな彼の顔が、眩しく見える。 

 ちなみに、碧は二人の様子を見てすぐに立ち去った。
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1128 )
  • 日時: 2014/08/01 12:41
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: U.ngezhr)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

二十八章 100秒

〜部屋〜

「あー…残されてしまったー…あいつには俺がいないと成り立たないのにぃぃい!!」
強制的に部屋に残ることとなった地はそう言う。
「なぜそんなに共に行動したいんだ?」
「え、そりゃ久々に会うし何よりあいつの突っ込みがしっくりくる。」
ツバキの問いにそう答える。のだが…。
「…もしかしてマゾなのか?」
「え?!wwww」
あの派手…というより誰もが受けたくない強烈すぎる突っ込みを、しっくりくるというのだから…。
ツバキは地がマゾではないのか?と思ってしまったわけで。
「いやいやwwwwさすがにマゾじゃないってwwwww」
そういってもどうも説得力の欠ける。マゾではないことを証明するのには時間がかかりそうだ…。



〜炎視点〜

「…」
渓流へと進み続ける炎。
体は軽い。やはり休憩することは重要なのだろう。
彼の歩みを妨害しようと試みたモンスターは…すべて塵となり、消えていった。
塵になるならまだ物質としては残るのだが…それをも完全に消す、彼の師が持つ紅の焔によって無となっていった。
もっとも、これでもかなり制限されているのだけど。
「この太刀…俺以外のやつに合わせているような気もするのだが…」
彼の師と共に行動する女。彼女がこの世界から去るときにおいていった刀…。
強力な雷属性を有し、とてつもない切れ味を持つそれはどうも炎には使い勝手が悪い。
完全にこの刀を使いこなせるのは…
「…あいつだろうな、おそらく」
地、碧と共に行動していたとされる一人の女性…おそらく彼女向けの剣だろう。
そのうち会うときに渡そう。そう思い背中からはずし鞄に入れる。そしていつもの武器を取り出す。
「昼…か。100秒で飯は足りる」
そういうと鞄から丸い何かを取り出した。どうやらこれは彼が作った丸薬みたいなものらしい。
栄養は確実に補給できる。ただし味は…。


〜碧視点〜

とりあえず登録は済ませておいたから農場に向かおうと決めた碧。
とそこに…
「よぉwwwwあと100秒でメシg」
「The Least 100 sec流しながら来るな」
「ゲフッ?!」
あるBGMを流しながら地が現れた。いつも通り地面に埋めておいた。飯がどうのこうのいいたそうだったけどだいたい察した。



〜農場〜

「…広いな」
彼は農場を見たことはなかった。そのため想像とは異なっていたみたいだ。
ざっと見渡してここにいるのは…一人いる。ものすごい勢いで農地を耕したりいろいろしているのが見える。
とりあえずその男がいるところへと向かった。
「…」
「ん?君は…だれかな?」
農は碧のことを知らない。
「地の知り合い…といえば十分か。俺は碧。共に行動することになった」
「地さんの知り合いかぁ。よろしく。僕は農だよ。」
互いに自己紹介を済ませる。
「あと100秒くらいで飯ができるらしい。」
「あ、そうなんだ。たしかにもう昼時だからね。僕ももう少ししたら部屋に戻るよ。」
用件を伝えた碧はその場から立ち去った。農とはあとで話そうと決めた。

もうすぐ昼食の時間だ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1129 )
  • 日時: 2014/08/02 11:03
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: zZax.P2e)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十八章続き

 〜ルピナス、残妖side〜

「はぁい、出来ましたぁ」
 地がとある曲を流して、碧に地面に埋められてからちょうど百秒後に、昼食は出来上がった。
 大きな鍋と、ライスの入った底の深い皿をテーブル(といっても一つだけではない)に置いていく。
「今日のお昼は、山菜たっぷりの、かれぇらいす、です」
 残妖が微笑みと共に蓋を開ける。
 開けられると、香辛料のスパイスの効いた香りが広がる。
 なぜこんなものが作れたのかと言うと、地曰く「ちょっとその辺からカレー粉取ってきたよ」らしい。どこから取ってきたのだろうか。 
 ちょうど同じ頃に、碧と農も農場から帰ってくる。
「おや、この香りは、カレーライスかな?」
 農は鼻を嗅いで香辛料の匂いを通す。
「はいぃ。農さんが育ててくれたぁ、トウガラシも使いましたよぉ。ありがとうございますぅ」
 ルピナスは農が育てた作物のトウガラシも使ったのだ。
 霊華はその鍋の中にある黄土色のそれを見て、喉をならす。
「見慣れない汁物ね。匂いから辛そうなものだけど」
 それは、冥花と残妖にも言えることでもある。
 故に今日の調理の主導はルピナスだったのだ。
 いざ食べようと言うときに、アストと湯上がりのユリも帰ってきた。
「それではぁ、自然の恵みたる山菜とぉ、これらを採ってきていただいた地さんに感謝してぇ……」
「いやぁwww まいったまいったwww 」
 ……いつの間にか地も帰ってきている。埋められたはずだったが。 
 いただきます。
 
 〜炎side〜

 炎は、やはり渓流にいる。
 各地に散らばった力の回収だ。
 彼は複数の大型モンスターと対峙していた。
 ジンオウガ、ドボルベルク、ナルガクルガの三体だ。
 大型モンスターが三体も同時に狩り場に存在することが、ほぼ有り得ないのだが、炎が気に掛けているのは彼らが共存していることだ。
「グォルゥゥゥゥゥ……」
「ヴォゥォォォォォ……」
「フシュルゥゥゥゥ……」
 この三体に、各々の縄張りと言う概念は恐らくない。
 縄張りの争いどころの問題が、彼らの前にいるのだがら。
「何体いようと関係ない。俺の前に立ったのが、お前たちの敗因だ」
 炎はハンドガンを両手に構え、引き金を引きまくる。
「ヴゥオォォォォォッ!!」
 すると、ドボルベルクが他二体の前に出て、銃弾の前に立ち塞がる。
 銃弾が次々とドボルベルクに襲い掛かるが、それらはドボルベルクの表皮を浅く傷付けるばかりで、致命傷にはならない。
「こいつ、いや、こいつら……例の新しいタイプか?」
 炎はハンドガンの手を止める。
 念を集中させればわかる。
 この三体にはオーラが漂っているのだ。
 このようなオーラを纏う大型モンスターは、通常個体とは異なる行動に出る場合が多く、種としての強さも並みではない。
「ガルゥアァァァァァッ!」
 ドボルベルクの背中を飛び越えて、ジンオウガが炎に飛び掛かってくる。
 前肢に雷を纏い炎を殴り付けようと降り下ろすが、炎はそれを易々と回避する。
 回避様にハンドガンをジンオウガに放とうと銃口を向けようとする。
 しかし、そのハンドガンは飛来してきた黒いなにかによって弾き飛ばされてしまう。
「!?」
 炎はその黒い何かが飛来した方向を見る。
 ナルガクルガが尻尾をしならせていた。どうやら回避に合わせて、尾棘を飛ばしていたようだ。
「(こいつらは……恐らく、アタッカー(攻撃)、ディフェンサー(防御)、ストッパー(遊撃)の三役に分かれているな)」
 繁殖期のリオレウスとリオレイアのような、無差別的な連携とは違う。
 それよりもさらに複雑で、戦術的で、効率的だ。
 各々の特徴を理解し、炎を倒すことだけを考えた組み合わせだろう。
 モンスターがここまでの知能を得るのはごくまれ、いや、過去に例が無いかもしれない。
 ジンオウガが攻撃を、ドボルベルクが防御を、ナルガクルガが遊撃をそれぞれ担当している。
 まさに、三位一体だ。
「少しばかり、手こずるかもしれんな」
 まだ炎には余裕がある。
 生唾を呑み込み、炎は三体に仕掛ける。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1130 )
  • 日時: 2014/08/02 13:32
  • 名前: メストル ◆7wX2cnDc8Y (ID: 4oyNw.2u)

ハンター・the・ストーリー【ライノ】

〜1話〜「ハンター試験」
10年前・・・「母さん、父さん俺、絶対、最強のハンターになってやる。」
3カ月後、父さんはリオレウスを狩っているときに死んだ。
そして、母さんは事故?で死んだ。
そして、今、俺はハンター試験を受けている。
「なんで学力試験があるんだぁ〜〜!!」
今、大声をあげたのは、ライノだ。
1日後、答案が配られてきた。
結果はすべて0点だ。ww
「やべぇ、どうしよぉ」
「今日は、実技試験を行う!!」
教官に言われ、それぞれの場所に移った。
ライノは、ケチャワチャの狩猟のようだ。
遺跡平原についた、ライノは、深く深呼吸した。
「よっしゃぁ!いくぜぇ!!」
ー遺跡平原エリア2ー
「いねぇなぁ、どこだよ。ぐへぇ。」
なにかが、ライノの体についた。
「グヒャヒャ」
ライノは鼻水がついたと思った。
ー5分後ー
ケチャワチャは、動かなくなった。
「よっしゃぁ〜」
第一話「ハンター試験」end

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1131 )
  • 日時: 2014/08/02 17:54
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 02lAFnw0)

>>1130
おっ、新人さんだ。

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1132 )
  • 日時: 2014/08/02 17:00
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: QptWaWGC)

>>1131
疑問
何故、僕には言わなかったのだろう…
宣言してたから?別スレで書いていたから?気付かなかったから?
多分、一番最後だろうけど

まあこれは置いといて
これから、というか3代目で書くに当たって名前変えますねトリップで判断を
少しの間はURLの欄に書いときますが

で、前に書いた話(>>1124)は話数書いてないですけどあれ一つで終わりなんで御了承を

最後
3代目になるまでは書かないです 基本、ROMってます
何か要望(?)、質問(?)などあれば言って下さい

何で、スレのロック解除されてるんだろう…?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1133 )
  • 日時: 2014/08/02 17:49
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 02lAFnw0)

>>1132
すいません。いや>>1130が何も言わず書き込んでいるので確認というわけで。

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1134 )
  • 日時: 2014/08/02 17:17
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: QptWaWGC)

>>1133
レスアンカー、両方100ずれてますよ…

Re: モハン小説を書きたいひとはここ二代目!企画選抜タイム ( No.1135 )
  • 日時: 2014/08/02 17:32
  • 名前: メストル ◆7wX2cnDc8Y (ID: 4I0/grUo)

>>1131~>>1134
すみません、これからは
気を付けます。
注意ありがとうございます

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1136 )
  • 日時: 2014/08/02 18:40
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 02lAFnw0)

>>1135
気にしなくてもいいですよ。僕もそうでしたし。
>>1134
ウオオオオオ!?教えてくださりありがとうございます。

なんかこのスレきた途端に荒らされたことを思い出した。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1137 )
  • 日時: 2014/08/21 20:21
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: bmTW4iVM)

主人公勢の細かい設定

セロ・アグマ(残念な主役)
身長177cm
体重56キロ
趣味読書

主人公。イケメンでスタイルもいい青年。ただし大食いで貧弱。食費が高くつく原因1号。登場人物の中で最も背が高い。鍛冶屋だったので手先も器用。運動以外なら大体できる。(編み物や料理から自作武器の開発まで)ただしモンスターハンターなのに運動はダメダメ。握力はもはやハンマーが持ち上がらないレベル。戦闘が長続きすると倒れる、リバースするなどの症状が出る。怒りなどの感情で暴走する。

使用武器:
チャージアックス

スクアリーアルマード
(炎斧アクセリオンにしたかったが逆鱗無かったそうな)
物欲センサー恐るべし


メイ・バルフェルト(最恐のヒロイン)
身長145cm
体重46キロ(殴
趣味日々鍛錬

ヒロイン。美少女なのだが色々不器用なのがたまに傷。背が低く大食い。食費が高くつく原因2号。人知を超えた怪力の持ち主。また武道の達人。彼女に身長、体重を聞くと半殺しになるのでやめよう。また、彼女に料理をさせると3分経たないうちに爆発する。これぞ3分クッキング。ちなみに僕の趣味で彼女のバストはBカッp・・・おや、誰か来たようだ。

使用武器:
太刀

鉄砕牙
(感情によって真の姿が現れる)


クロイト・レージ(イケメン軍事ヲタク傭兵)
身長167cm
体重55キロ
趣味軍事評論を読む。わけのわからない機械を組み立てる。

メンバー1の非常識人。かなりの軍事ヲタク、てかもと傭兵。10歳の頃から少年ゲリラをやっていた。その後、軍にはいり経験を積み特殊部隊に入る。戦闘能力は最も高い。しかしわけのわからない機械や怪しげなエナジードリンクや薬などを聞いたことも無い通販会社から仕入れている。好物は干し肉。常に銃とともに携帯している。寝る時にはナイフを枕元に置いておく。自作武器をよく使う。

武器:
ライトボウガン

ボルボバレット
(様々な状態に換装することが可能。発掘)


ミサキ・ナルウミ(レージのブレーキ、スーパーまとめ役)
身長165cm
体重43キロ
趣味チェス、将棋

レージ同様傭兵出身の少女。リーダーシップ抜群でメンバーの中では比較的常識人。特殊部隊での経験を活かした格闘が得意。レージとはかつては命をかけて殺りあった仲。和解してからはレージの強さを最も認めている。チェスや将棋はとても強い。レージとは対照的に活発な性格。しかしレージのわけのわからない機械を借りてるということはやはりおかしいのか……

武器:
穿龍棍

フェイアルビシュナ

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1138 )
  • 日時: 2014/08/02 22:04
  • 名前: 若虎 (ID: 32tn2syk)

――第14話 相手決め――
これから、大会に参加して、初めての相手と戦います さて、最初の相手は…?
椿「最初の相手は何だろうね。」紫「ケチャとか?」勇「ゲリョスとか?」
龍「クシャルとか?」勇椿紫「それはない。」と雑談していると…
ギ「君たち、最初の相手は…。」全員「ゴクリ…。」
ギ「ジンオウガ亜種じゃ」全員「え…。」 全員「えーーーーーー!!」
龍「ちょ、いきなりハードすぎ!!」ギ「いや、今からとは、言ってない。」
ギ「さすがにハードだからの、何個かのクエストをやってもらい
それで、上手く出来ていたらじゃ」全員「ホッ」
紫「じゃあ、その一体目は?」 ギ「ジンオウガじゃ、無論上位じゃがのwww」
勇「それなら、防具揃えないとな♪」龍「わくわくするZe」
椿「頑張らないと♪」紫「やっと大会らしくなったわ」
やっと、最初の相手が決まった勇一行、さあジンオウガとの戦いはいかに?
この頃、ガンランスを練習している、若虎です!!
今回も、狩猟はしません (ネタを考えてないなんて言えない…。)
今度は少し考えて、狩猟をしていきたいとおもいます。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1139 )
  • 日時: 2014/08/03 19:24
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: KrEG4TNm)

皆さん忙しいんですかねぇ…

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1140 )
  • 日時: 2014/08/03 19:35
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: GlpZ6JkO)

忙しくない人がここに…
多分、そういう季節なんですよ お盆とか夏祭りとか
まあそれにしても今日はレスが少ないよな…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1141 )
  • 日時: 2014/08/03 19:58
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: FQvW4AWB)

むしろそれが普通だと思うんだけど。
少し前なんか…

ちなみに自分は最大6000%の経験値になるオンラインゲームにどっぷりはまってるため更新頻度下がってます。
テストはもうすぐ終わります。はい。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1142 )
  • 日時: 2014/08/12 15:35
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 3v8depns)

夏祭りか……ボッチの私には関係ない話だ…

>>1137

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1143 )
  • 日時: 2014/08/04 01:29
  • 名前: 翼の勇車 (ID: C/AIPzlE)

我が主が受験生なうなのでそのお手伝いをば……っつーことで更新遅れてますハイ。多分3日くらい覗くことも難しいかなー、なんて。

クック「もはや俺たちの小説の続編が出ることはないだろうとみんなたかをくくってるぞ」
勇車「いやいやそんなことはないよ!? 余裕が出来たらまた書くから!マアヨンダイメマデハナイダロウケド……」ボソッ
トトス「なんか言ったか?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1144 )
  • 日時: 2014/08/04 11:50
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: aMRKghj.)

 最近過疎化してますね……。
 7倍quasar さんは試験期間中らしいですから、終わるまでは更新が遅れるのは仕方ないですよね。今は7倍quasar のターンなので、こちらでは動けないです。
 翼の勇車さんは……受験生じゃ動けないですよね。
 シリーズ化しているSSも今は思い付かないので、ここは〜輪廻の唄〜連載前と連載中で生まれた没案の一部を晒すしか。

 キキョウ・セレナーデ
 年齢…17歳
 身長…163p
 容姿…銀の短髪、冷たく青い碧眼
 武器…ホワイトガンランス(ガンランス)
 防具…グラビドシリーズ
 …シナト村の専属のハンターの少女。無感情で無口、余所者であるミナーヴァに対して快くは迎えなかったが、あるときアストにうっかり(事故で)ファーストキスを奪われて以降、彼に責任を追求(求婚)する。当初は義務感からアストに婚約を求めていたが、彼と狩りに出ることで人間性を理解、心からの求婚を申し出るが、アストはカトリアしか見えていなかったために、カトリアを殺そうとさえ考える。しかしカトリアの優しさにも触れることで身を退いた。
 備考…無感情で無口なのはエリスと被ったために、台詞的に差別化が難しかったのでに没。ある種のヤンデレキャラは使いたい側面があったために、別の作品で出るかも。

 モミジ・キラボシ(綺羅星紅葉)
 年齢…推定20歳
 身長…164p
 容姿…黒髪ロングストレート、茶色の瞳
 武器…何でも使える
 防具…私服のメイド服
 …ユリの護衛を一任されているメイド。家事は万能、身体能力も桁外れで普通のハンターでは有り得ない戦い方を行う。極度の虫嫌いで、ブナハブラやオルタロスが目についた時にはそれらの駆除を何よりも優先し、甲虫種が分泌する腐食液や蟻酸などを浴びると不快感のあまり気絶する弱点がある。
 備考…本来はツバキポジションだったメイドさんハンター。極度の虫嫌いと言う設定は、後にセルタスシリーズを装備するニーリンにとって都合が悪いため外し、武器を特定化するために太刀に限定し、家事も万能ではルピナスのポジションも薄れるために、ユリの護衛と言う設定以外何の原型も残らずに生まれたのがツバキ。

 アリッサ・ルクバー
 年齢…16歳
 身長…162p
 容姿…茶髪のポニーテールに赤いリボン、鳶色の瞳
 武器…ファッティプッシュ(ハンマー)
 防具…ザボアシリーズ
 …アストの幼馴染み。彼とロックラックで一緒にハンターとして生活していくはずが、肝心のアストはキャラバンに所属して転々としているのを知って、追いかけてきた。アストにはよく暴力まがいな制裁を入れるものの、それは全て照れ隠し。本当はアストにゾッコンなのだが、ツンツンなのでそれは暴力に変わる。デレるのは極稀である。アスト曰く「ババコンガのごとき一撃」らしい。
 備考…これは単純に考えただけの幼馴染みです。これが基に何かが派生したわけでもないです。幼馴染みがツンツンなのはありきたりと勝手に思い込み、入れませんでした。

 ツバキ・アヤセ
 ユリ・セルジュ
 …この二人は当初、ファミリーネームが逆でした。

 ハンノキ(チャチャブーの子供)
 年齢…推定16歳
 全長…100p
 容姿…黒鉄色の仮面に、着物のような服
 武器…自前の木刀
 防具…着物のような服
 …ニーリンについていくチャチャブーの子供。一人称は「拙者」で、四文字熟語をやたらと多用する似非サムライ。ニーリンを旅の連れだと自称するが、ニーリンが銃口を向けると黙る。木刀の腕は確かで、セージに「油断ニャらん」と言わしめる。必殺技を持っているらしく『天地鳴動剣』を放てるようだが、単純に木刀を振り回しながら突撃するだけ。
 備考…セージの次のオトモとなる予定だった、チャチャやカヤンバ的なポジション。しかし4にはチャチャブーが登場しないので出すに出せないまま放置された。
 
 これ以外にも腐るほど没がありますが、今回はこの辺で

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1145 )
  • 日時: 2014/08/04 14:47
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: 9CVezEBp)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

二十九章 殲滅


〜炎視点〜

モンスターの連携…それは過去に見たことのないタイプ。
しかしそれがモンスターが行うから見たことがないだけである。
「…相手が悪かったと先に言っておこう」
彼は懐からある銃を取り出す。その動作をモンスターは見逃さない。
「シャァア!!」
ナルガクルガは尾刺を飛ばす。その際にドボルベルクは持ち前の巨体で炎の避ける範囲を削る。
「誘い込んでいるか、面白い」
あえてモンスターの目的通りに回避していく炎。ナルガクルガとドボルベルクが逃げ場のない場所へ追い込み、そこにジンオウガが渾身の一撃を放つ…
戦略としてはそれなモンスター達で、思いの外うまくいっていたが特になにも思っていなかった。
気がつくと炎は壁際に追い詰められていた。逃げ場もドボルベルクが塞ぎ、どこに回避することも困難な状況。
「ガルァァアア!!」
ナルガクルガを飛び越え、限界まで帯電したジンオウガが炎に襲いかかる。
その前肢は雷の塊。触れれば確実に死ぬ。

ズドォォォオオオン!!

雷が落ちるかのような音が渓流に響く




「ガァアア!?」
突如ジンオウガは怯む。帯電も解除された。
「ヴォア?!」
気がつくと炎はそこにはいなかった。回りのどこにもいない。
モンスター達は炎を完全に見失った。一体炎はどこに消えたのか−

「俺を人間だと思ったことがお前らの敗因だ。」

ズバシュッ!!
「ヴォアァア?!」
突如ドボルベルクのコブが切断される。いくら弱点と言われる部位とはいえ、まるでバターを切るかのような切断面である。
その正体は…彼のもつ全てを切る剣だ。これは力が少しあれば制御可能。そのため彼はそれを使ったのだ。
そして間髪入れることなく彼はある弾を放つ。

ズシャッ!!

それは破壊されたコブから体内に侵入していった。貫通弾…ではあるのだがそれは体内で止まる。
そして…

ドゴォォォオオオン!!!!

爆発した。
規格外の爆発は、ドボルベルクを体内から外にかけて力を発生させる。堅牢な甲殻によって四散することはなかったが、そのドボルベルクが動くことはもう起きなかった…

「ディフェンサーを失った貴様らはどう動くかな?ふふ…」

炎は不気味に笑いながらそういった

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1146 )
  • 日時: 2014/08/04 21:21
  • 名前: 煌星 (ID: Y.R06oA6)

第8話   題名?ありませんよ〜〜www

ここは、アマツ無限増殖時とは時間軸が違うユクモ村。しかし、他の空間とは切り放されている。 
「さてと、力の解放はまだか! ルーツ」
何者かの言葉にどこからか現れたルーツが答える。
「どうやらまだ、私の力だけで充分たいですディスフィロア先輩。」
「つまり、二人は□んでないのか」
と真っ黒い言葉は言うディスフィロア。
「△△の邪魔をしてしまったかな?」
とルーツが言いこの空間から去っていった。
ルーツが消えたと共にディスフィロアは人間の姿となり
闇に消えていった。


ユクモ村(現代)

(奴が目覚める気配がする。三人は、どうする?別行動にするしかないか)

「おーーい、みんな集まれ…てか
いった方がいいかwww」

ハイハイーイ集めました〜〜
「んで、何のよう?」
「いや、マジで大事な事じゃなかったら覚醒ミラさん呼ぶよ?ww」
「私達に、迷惑かけることだったら××××ますよ?ww」
色々圧力をかける三人だが次の瞬間
冗談は言えなくなったその理由は



理由は次回お楽しみにwwww
ちなみに、ディス君の言葉は
わかる人はわかる筈(超簡単)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1147 )
  • 日時: 2014/08/05 11:50
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: FuMG2urw)

モンスターハンター「焔の詩」 16話後編
「アズルライトさん!」
「私は・・・・・・大丈夫。それよりも、ジェノスが――」
ジェノスが、危ない。
多分、本人も感じているだろうがクシャルダオラは気付いている。
右眼が、見えなくなっている事に・・・・・・
どうやらアンバーはその意図を察し、クシャルダオラに攻撃を仕掛ける。
正直な所、そこまで大丈夫なわけはないのだがレウスSのおかげで致命傷にはならなかった。
まだ、腹が痛むが――武器を構えられないほどではない。
回復薬を飲み干し、体の痛みを和らげ、攻撃に参加する。

楼華は気合と共に腰の高さに置いた太刀を抜き、鞘にしまう。
すると、尻尾がいつの間にか切断されていた。
クシャルダオラはその激痛に耐えかねたのか、断末魔にも似た声を上げた。
そして、ジェノスがその間にクシャルダオラの顎に滅龍弾を浴びせる。
「今だ!」
ジェノスの号令に従い、属性開放突きと属性開放斬り、そして楼華がさっき尻尾の切断に使った技――居合い抜きで確実にクシャルダオラにダメージを与えた。
しかし、クシャルダオラはまだ死なず、羽ばたいた際の風圧で私達を吹き飛ばし、空を翔る。
そして、低空を滑るように突進する。
私達は即座にそれに反応し回避行動を取ったが、ジェノスだけはほんの一瞬、反応が送れ、突進をもろにくらってしまった。
だが、ジェノスはただで喰らいはしなかった。
当たった瞬間、麻痺投げナイフを既に構えていて、それを全て投げる。
ジェノスはその突進でジンオウUは破壊され、そのまま後ろにあった氷山まで飛ばされた。
だが、クシャルダオラは麻痺し、私達はもう一度属性開放突き、属性開放斬り、居合い抜きをし、クシャルダオラを仕留めた。
クシャルダオラが死んだことをすぐ確認し、急いでジェノスのところへ駆け寄る。
見るとジンオウUの胴体は破壊され、肋骨は少なくとも8本は逝っている。
全員が直感していた。
――もう、助からない・・・・・・
「ついに・・・・・・やったか。どうだ? アンバー。復讐を果たした気分は」
それに対し、アンバーは何も答えず、唇を噛み締め、溢れ出す思いを抑えていた。
「・・・・・・何も、残らなかっただろう? アズルライト、これで解っただろう? 復讐は確かに人を強くする・・・・・・だが、何も残らない。これからは、別の事を目的に狩りを続ける事だな。それと・・・・・・春雨。すまないな、こんな主で。契約は破棄するのか?」
楼華は首を横に振り、答えた。
「某は・・・・・・いつまでも待っています、ジェノス殿。某には、そなたしか居ませぬ!」
涙を溢れさせながらそう言い、ジェノスは笑った。
「待つのは・・・・・・俺の方だろ」
「・・・・・・嘘ですよね? 死ぬなんて――」
アンバーがそう問いかけるが、ジェノスは何も答えない。
「嘘って言ってくださいよ! 師匠! 僕は――」
「アンバー。お前はもう少し、心に従って生きたらどうだ。そうしなければ、見えないものもある――それに、本当は解っているはずだ。本当に大事な人が傍に居る事を――」
そして、荷車が到着し、ジェノスを抱えて運び、4人で帰った。

それから数日たち、葬儀をした。
葬儀が終わって残っているのは私と楼華、そして弟のネフライトの4人だけだった。
「兄貴・・・・・・ほら、フラヒヤビールだ。故郷の味だぞ? ・・・・・・古龍を討伐したんだってなぁ! 凄いじゃねえか」
そう言って、墓にフラヒヤビールをかけ、残った分を一気に飲み干し、「・・・・・・本当は、一緒に飲みたかったぜ。兄貴・――」
そう言い残して立ち去った。
その後、楼華は、墓に一輪の花を置いた。
その花は、白く、小さな花が沢山ついたものだった。
「・・・・・・この花の名はナズナと申してな・・・・・・花には全て意味があるのをそなたは知っておろうか?」
私は頷いた。花詞と言うものだ。何にどんな意味があるかは知らないが、そう言うものがあることは知っていた。
「このナズナの意味は――“あなたに私の全てを捧げる”――某は、ジェノス殿とその契約を交わしたのだ。契約の時には普段使う名ではなく、もう一つの名を扱う――それが、某の場合は春雨。そして、契約を交わした者が先立った際にはこの花を手向けるのが某等の流儀なのだ――」
その後、楼華は手を合わせ、礼をした。
その時、眼から涙が零れ落ちていたのを見た。

そろそろ本編進めたかったので本編を更新しました。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1148 )
  • 日時: 2014/08/05 11:43
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: OFVDhLPv)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 二十九章続き

 〜ミナーヴァside〜

「御馳走さんでしたwww 」
 地はやはり即行で食べ終わっていた。
「おかわり、いただけるかしら?」
 一方の霊華は、もう何度目のおかわりを要求しているのだろうか。
 ルピナス曰く「十人分くらいはおかわり出来ますぅ」と言ったのだが、もう鍋の中のルーやおひつの御飯は底が見えている。ちなみに、この時点で霊華以外誰もおかわりをしていない。
「れ、霊華様……さすがに食べすぎではありませんか?」
 残妖は裕に九回目のおかわりを食べ終えた霊華に歯止めをかけようとするが、ルピナスはニコニコと霊華の皿を取っては最後のおかわりを盛る。
「霊華ちゃんはぁ、よく食べますねぇ。作る方としてはぁ、嬉しい限りですぅ」
 ルピナスはそう言うものの、地からすれば家計が火の車である。
「いいじゃない、おかわりはまだあるのだから」
 何が悪いの?と霊華は言い張るが、今の霊華を肯定できるのはルピナスぐらいで、それ以外は絶句している。 
 絶句しているこの状況をどうにか振り切ろうと、カトリアは話も切り出す。
「えー、皆そのままでいいから聞いて。ハンター各人は、これから狩りに出ます。まず、狩り場から何か採ってきて欲しいものがあれば先に聞いておきたいの。何かある?」
 つまり、狩り場に赴くついでに必要なものがあれば集めてくると言うのだ。
「はいよカトリア、アタシから一つ」
 最初に挙手をしたのはライラだ。
「はい、ライラ」
 カトリアは彼女を言い当てる。
「もし渓流に行くんなら、狩り場のその辺で転がってるって言うユクモの木を採ってきてくんないかな。丸太ごとじゃなくても、簡単に持ち帰れる程度の大きさを幾つかでいいって、じいさんが言ってたからさ」
 ライラの言うじいさんとは、このユクモ村の加工屋のことだ。高齢の竜人ではあるが、その分というか知識はライラが本気で尊敬できるほどであり、歳だからといっても加工の腕も達者である。
「ユクモの木ね。なら、グループを分ける際に渓流組と作ろっか。他に意見は?」
 カトリアは紙にペンを滑らせ、ライラの意見を書き取ると、他の意見を訊くが、他に意見は挙がらなかった。
「他には無いね?じゃあ、グループ決めは依頼の状況を見てから決めよっか。異論とかはない?」
「あぁ、すまない。俺からも一つだ」
 次に挙手をするのは碧だった。
「はい、碧さん」
「俺は地と組ませてもらう。このアホと組むのは疲れるだろうしな」
 碧は地を指しながら意見を述べる。
「あー、それ俺も思ってたわ。ツッコミなら碧じゃねぇと物足りねーしwww 」
 地の方も賛成する模様だ。
 ふと、ツバキがボソッと呟く。
「地さんって、マゾな上にホモなのか……?」
「ちょwww それはねーわwww 自重してくれwww 」
 地はそんなツバキの呟きも逃さず拾う。
「自重してくれと頼むのは俺がお前に対してだ」
 碧は地を掴むと、窓からポイッと放り出した。
「はんぶらびっ!!」
 捨てられた地は落ち葉の中に頭から突っ込む。
「話が逸れたな。妖、いや、この世界では残妖か?お前はどうする?」
 碧は残妖に目を向ける。
「あ、はい。私も狩りに出るつもりです。昨日はカトリアさん、アストさん、セージさんと組みました」
「そうか、わかった。カトリア、だったか?判断やグループの決定はそちらに一任しても構わないか?」
 俺は地と組む、と窓を一瞥してから、カトリアに向き直る碧。
「はい。では碧さん、地さんのことお願いしますね」
 カトリアは快く頷く。
「安心してくれ、あのアホは俺が責任を持って止めておく」
「おいこらwww 誰がアホだよwww 」
 なぜか地は天井裏から部屋に入ってくる。普通に玄関から入ればいいはずだが。

 〜炎side〜

 ドボルベルクと言うディフェンサーを失った、ジンオウガとナルガクルガ。
「ガァルァァァァァッ!」
「ッシャァァァッ!」
 ジンオウガとナルガクルガは左右から展開する。
 しかし、ディフェンサーを失った以上、迂闊に攻め込んでくることはないだろう。
 ナルガクルガが尻尾をしならせ、尾棘を放つ。 
 無論、炎にはそれが見えている。
 剣を抜き放つと、ナルガクルガの飛来する尾棘を全てその剣で叩き落としていく。
「ストッパーたるお前には、大した攻撃はない……」
 だが、ナルガクルガに注意を向けるのが目論見なのか、ジンオウガは背後から雷拳を炎を降り下ろそうと振りかぶってくる。
「そして……」
 炎は一瞬で距離を詰め、ナルガクルガの尻尾を掴む。 
「シャァッ!?」
 そのまま炎はハンマー投げのようにナルガクルガをぶん回して、ジンオウガの雷拳にナルガクルガにぶつけた。
「お前は、雷に弱い」
「シャギャァァァァァ……!」
 ジンオウガの一撃を直撃したナルガクルガはその場で息絶えた。
「あとはお前か」
「グルゥゥゥゥゥッ……!」
 ジンオウガは、倒れたドボルベルクとナルガクルガを見やり、怒りを露にする。仲間意識はあったのだろう。
「ルゥガァァァァァッ!」
 飛び掛かり、炎を仕留めようと雷拳を降り下ろす。
 しかし、冷静である炎にそれは通じない。
 ジンオウガは何としてでも炎を道連れにでもしようと苛烈に襲いかかる。
「もう終わらせてやる」
 炎は大きく距離を取ると、背中の装甲から湾曲した刀、ショーテルを取り出してそれを投げ放つ。
 飛来するショーテルはジンオウガの角を砕き、頭部に突き刺さる。 
「グアァァァァッ!?」
 ジンオウガは激痛のあまり悶え苦しむ。
 その隙を見逃す炎ではない。
「散れ」
 炎の宣告。
 もうジンオウガの末は決まった。
 炎は両脚の装甲の爪先に当たる部分からブレードを展開する。そのブレードは、人間が汗をかいて体温調節を行うように、炎の高くなった体温を吸収、蓄積し、展開時には超高熱となって赤く輝く。
 悶え苦しむジンオウガに躍りかかる炎。
 その爪先の超高熱のブレードが舞うように振り抜かれ、ジンオウガの甲殻は斬り刻まれていった。
 炎は着地する。
「戦いとは鬼道なり。策無く、己が勢いのまま戦うは、敗れる兆しなり」
 炎の爪先のブレードは脚の装甲に収納された。
 それと同時にジンオウガは四散した。
 すると、四散したジンオウガから青緑色の光の玉が浮かんでくる。ドボルベルクとナルガクルガからもだ。
「こいつら、俺の力の一部を持っていたのか……」
 炎の散らばった力を偶発的に吸収してしまったのかも知れない。凍土でもブラキディオスの死骸からは同じように光の玉が浮かんでいたのだ。
 炎はその三つの光の玉を回収する。
「さて、あと少しだな」
 炎はその場から歩き始めた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1149 )
  • 日時: 2014/08/05 14:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: V7FvDMYU)

 7倍quasar さんへ。

 クロスオーバーの今後の予定です。

 ・地と碧はツッコミツッコまれながらも各地で見られるオーラモンスターを討伐していく。

 ・渓流へはツバキと残妖が二人で向かい、ドスファンゴを相手にしながらユクモの木を集める。その途中でイビルジョーが乱入(次の冒頭でそれっぽい前触れを書きます)。ツバキが残妖を逃がすためにイビルジョーに立ち向かって返り討ちに遭い、重傷の上から捕食されかけるが、炎が戻ってきてイビルジョーを撃退する。

 ・残妖が重傷のツバキを連れて村に帰ってくる。翌日に緊急として依頼が受注。アスト、カトリア、ニーリン、残妖が参加。このとき、アストとカトリアはライラから試作のユクモノ武器のチャージアックスと操虫棍を受け取って渓流へ。

 ひとまずここまでです。後に追加するかもです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1150 )
  • 日時: 2014/08/05 19:55
  • 名前: ガンランスの王 (ID: 6216PM3o)

ヤヴァイめっちゃ懐かしい。1100超えてるwww
小説書きたいですが、後にします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1151 )
  • 日時: 2014/08/05 21:35
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: Kwfqn94N)

>>1150
ガンランスの王さん!お久しぶりです。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1152 )
  • 日時: 2014/08/06 01:34
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SWSp7YcW)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

三十章 狩猟へ

〜ユクモ村〜

昼食の片付けも終わり、各人がそれぞれの目的に合わせて動き出す。
狩りに出かける者たちは集会浴場にきていた…のだが。
「あれ?!地さんと碧さんがいない!?」
カトリアが気づいたときには二人の姿はなかった。さっきまでいたのに突然消えたのだ。
「む?!さっきまでいたが…いつの間にいなくなったんだ?」
「あ、なんか落ちてる」
残妖は落ちている紙を拾い上げる。その紙には何かが入っていて、こう書かれていた

【俺と地は夜に帰ってくる。もし俺達が必要になったときはこれを押せ。すぐ帰ってくる。ただし、どうしようもないときだけだ。それを使うということは俺達もそれなりにやばいことが起きたと思いかえってくる。変なことに使うなよ】


〜地、碧視点〜

「やっぱ感じてただろ」
「おうwwww」
彼らは今渓流に向かっている。
昼食をとっていたときに、渓流で雷が落ちたかのような爆音を聞いたからだ。
無論、その音は距離が遠かったために彼ら以外には聞こえなかったとか…。
「それにしても…あのときのブラキ…絶対おかしい」
「だよなwwwwオーラとかwwwwwあwwりwwえwwwんwwww」
「草はやしすぎだ」
「ゲフッ?!」
あまりにも大草原な地を物理的に沈める碧。
やはり地を制御するには彼しかいないのだろうか。…もっとも、炎もそれは可能ではあろう。
「(あの手のモンスターがどうできるか知らんが…あれは俺と地の二人でなければ容易には狩れん…できれば俺達だけですべて消し去りたいところだ)」
「あれってさ、炎の力の一部だと思うんだ。」
「は?!」
地の発言に驚く碧。
「いや、前にもあったんだ。あいつの力がモンスターに吸収されること。まぁ強大な力は取り込めないだろうからあいつのなかでも弱い力だと思う。まぁそれでもあれだけ強化されるってこと。最大の力は取り込めないのが救いだな」
「…どんな人間なんだ、炎ってのは…」
「人間じゃないよwwwww」
「…悪魔ってことにしておく」
あまりにもぶっ飛びすぎた内容ではあったが、碧は納得した。この話をもし他の人にしたら…納得するものはいるのだろうか…。

〜炎視点〜

「奴らがくるか…まだ出会う時ではない。少し身を隠す…」
地と碧がここへ向かってくるのを察知した炎はモンスターの死骸を完全に消した。
そして自身は透明となり、見つかることがありえない状態とした。これで見つけることができるのならば気でも頼りにしているのか…といったレベルである。
「問題は…まだこのあたりに少し力の波長が感じること…まぁ今までより弱めだから多少どうにかなる」
これまでモンスターが取り込んだ炎の力…その強さはアマツ以外はだいたい同じ。
アマツだけは聖によって強化が施され、彼の持つ力のなかでも強大なモノにもたえうるほどであった。
それ以外は…その程度。
今感じるのはそれより小さい力。多少はなんとかなるだろう。
そう思いつつ、炎は渓流を歩く。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1153 )
  • 日時: 2014/08/06 12:44
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: oive4aZM)

>>1148
ちょっwww炎www排熱攻撃てwww
F〇1化してきとるぞwww
その上>>1152でミラージュ〇ロイドまで・・・・・・人間じゃねえwww
と言うか一回見て見たい炎がどうなってるのか・・・・・・(ゴ〇ラのイラストとかにある半分が内部構造が見えるアレ)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ三代目について ( No.1154 )
  • 日時: 2014/08/06 14:03
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: H7ZW4Rro)

残り50レス切ったんで三第目予定地つくるお
皆はここを過去ログにするためコメントを&仮目次よろしくお願いします。


&なぜか↓で三第目作ろうとしたら禁止ワードでエラー。

クリックありがとうございます!
このスレでは シリーズ物の 小説 をかいてください!
&主もショボいですが小説をかくので。

ルール
一 話数をしっかり書いてください!
二 お題は基本的にモンハン!もし違うお題で書きたかったら、主に一言。

あなた あ のお題で書きたい!
私 いいですよ。
あなた 書きます〜  
のようにしてください。
必ず聞いて、返信されてから、書いてください。
三 アドバイスはいいですが、基本的に批判、邪魔はなしで。

荒らしについて

 二回以上の荒らしで通報を考えますんで。
 四回以上の荒らしは確実に通報します。
私が居ない場合は作者様達にお願いします。

以上がルールになります!

リンクスレ  http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=326

参考にどうぞ
http://real-create.com/

一代目
http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=49
二第目
http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=828
作者様達の作品を最初から読みたい方は、上のスレからどうぞ。


現時点でのここの内容

作者様は二代目の続きからどうぞ。
&二第目過去ログいくまでの雑談
&月1の企画

企画ランキング

一位   タイム :

二位   タイム :

三位   タイム :

目次

>>>>>>>>>>

禁止ワードどこか分かる人教えてくれぃ!

Reモンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1155 )
  • 日時: 2014/08/06 14:35
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: AmqNicX5)

>>1154
URLのhの部分ではないでしょうか
僕もURL貼る時はそれを消すまえに禁止ワードと出ますし…

あ、3代目からは僕も書かせていただこうと思ってますのでよろしくお願いします

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1156 )
  • 日時: 2014/08/06 14:40
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: XjtGiJ0F)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 三十章続き

 〜地&碧side〜

「これは一体……」
 碧はその不自然な光景を見て目を細めた。
 まるで落雷があったかのように、その小川に穴が撃たれていた。
 火薬の臭いも真新しく残っている。
 しかし、大型モンスターがいたような痕跡はあっても、姿が見えない。
 エリアを移動したと言えば自然だが、その割りには雑草や木に付いている血痕の面積があまりにも広く、一部では血の水溜まりが出来ている。
 甲殻の破片なども大量に見つかった。
「ここで戦闘があったのは間違いなさそうだ」
「ってももう終わってるし、俺達の出番無くね? 」
「他に大型モンスターの気配は感じられない。行くぞ、地。ここは外れだ」
「そうだな外れだな。まぁ誰がここにいたのかって予想はつくけどな。ここにいたらそいつに見つかって、三日後に会うときに倍の仕打ちをされて俺は死ぬ」
「本当にどんな奴なんだ……悪魔だか怪物だか知らないが」
 とにかく、今この渓流に危険なモンスターはいない。
 地と碧はその場から離れた。

 二人が立ち去ってから、そいつは動いた。
 まるで天敵がいなくなった動物のように。
 黒い巨体。
 全身の傷痕。
 棘のはえたアゴ。
 巨大なヒルのような尻尾。
 炎と地と碧と言う天敵がいなくなり、そいつは思う存分暴れまわった。
 ガーグァの棲みかを食らい付くし、抵抗する者は全て踏み潰し、残虐と破壊の限りを尽くす。
 たった今からここは自分のモノだと主張するように、咆哮を上げる。

 〜残妖&ツバキside〜

 ツバキと残妖は集会浴場を出て、渓流に訪れていた。
 すっかり意気投合した残妖とツバキは、「二人だけで狩りに出たい」とカトリアに申し出たので、彼女はそれを了承。
 依頼は大猪ドスファンゴの狩猟。大型モンスターではあるが、どちらかと言えばドスジャギィのような中型モンスターに当たる。
 比較的危険の少ない相手であるため、二人だけでも対処は楽らしい。
「さてと、初めての相手だし、気は抜かないでおこうか」
 ツバキは研磨を終えた鬼斬破を鞘に納める。
 残妖はギルドからの支給品をポーチに入れていく。
「ツバキさん、こっちは準備出来ました」
「あぁ、俺も大丈夫だ」
 二人はお互いの準備を確認して、ベースキャンプを出た。

 〜アスト&カトリアside〜

 残されたアスト、カトリア、ニーリン、セージも二手に別れることにした。
 アストとカトリアは砂原に来ていた。
 辺り一面、砂の海でとてつもなく暑い。地底火山の奥深くよりはマシだが、それでもクーラードリンク無しでは体温が高くなりすぎて耐えられなくなる。
「カトリアさん、大丈夫ですか?」
 アストはクーラードリンクを飲みながらカトリアに声をかける。
「私は大丈夫だよ。アストくんこそ大丈夫?」
「クーラードリンクを飲んでも、暑いっちゃ暑いですけど、これくらいは慣れてますから」
 アストは軽く笑いながらクーラードリンクの空き瓶をポーチに戻す。
 砂漠の中で、アストとカトリアが二人。
「そう言えば、カトリアさんと二人だけで狩りに出てるって初めてですね」
 何気無くアストはそう言った。
 カトリアも小さく頷く。
「そ、そうだね……」
 カトリアは何となくアストから目を逸らした。
「(狩り場じゃデートみたい、とは言えないよね……)」
「カトリアさん?どうしたんですか?」
「うっ、うぅん?何でもないのっ、何でも」
 カトリアは慌てて首を横に振る。
「そうですか?まぁ、無理はしないでくださいね。いざとなったら、俺が守りますから」
「ッ」
 彼のほんの一言で、カトリアの心臓は跳ねる。
 頬が熱くなるのを感じるが、カトリアはまた慌てて顔を逸らす。
「あ、あのねっ。私は団長さんなんだから、いざとなったら私がアストくんを守るんだからねっ」
「そんな顔逸らしても説得力は微妙ですよ?」
「い、いいからぁ、私がアストくんを守るの!」
 子供のようにパタパタ手を振ってムキになるカトリア。
 アストはそんなカトリアも可愛らしいと思うのだった。
 ふと、カトリアの背中の向こうに赤い何かが見えた。
「カトリアさん後ろ!」
「えっ?」
 カトリアは反応が遅れ、不意にカトリアのシルバーソルメイルにそれが絡み付いた。
「きゃあぁっ!?」
 カトリアはそれに引き込まれ、アストから離れていく。
「カトリアさんっ!」
 アストのその視線の先。
 赤く丸みを帯びた巨体。蛇腹模様の腹、前に伸びた口からは細長い下が繋がれ、カトリアを締め付けている。
「こいつが、ラングロトラか……!」
 アストは目標を確認すると、カトリアを助けるために砂の大地を蹴る。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タ ( No.1157 )
  • 日時: 2014/08/06 15:36
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: H7ZW4Rro)

>>1155
やってみると!
作れた!
ありがとうございます!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1158 )
  • 日時: 2014/08/07 11:08
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: lDRQg0Ls)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

三十一章 誤算

〜炎視点〜

「去ったか」
地と碧がいなくなったことを確認した炎はあるリングをはずす。と同時に透明状態は解除された。
どうやらそのリングに透明となる何かが秘められているらしい。彼がある世界にいったときに拾ったものだとか。
しばらく身を隠していたがようやく動き出す炎…
しかし一つの誤算に気づく。
「…待てよ?力はそれに適合するやつに取り入れられるとは限らない…」
今まではその力の大きさに合うモンスターが力を取り込むと考えていた。
しかし、適合限度以下の力ならそのモンスターに入ってもおかしくない。
今感じる力は比較的弱め…。適合モンスターで言うならドスジャギィやアオアシラ程度
そう考えていた炎にとっては誤算だった。
それとさっき何かの咆哮が聞こえた。
「…特定完了」
咆哮だけではない。
無残に食い荒らされたかのような跡がいたるところにある。
そのモノに抵抗し、散っていったモノの死骸も多数…。
これだけあれば今の渓流に何がいるのか特定することはたやすかった
ただそれより一つ気になることがあった。
「誰かが来ているな…もし鉢合わせたら…」
誰かがこの渓流に来ている
何も知らずにここへ来ている
それと出会わない確率は…無。
「…」
炎は何も言わずに右手にあるものを装着した。
それはまるである世界に存在する巨大人造兵器の右手のよう…。



〜地、碧視点〜

彼らは今火山に来ている。
渓流から距離があったが、凍土から帰ったときと同じ方法で移動していた。碧も頑丈だろ…。
「なんかいるのか?ここ」
地に言われるがままにきた碧はそう聞く。
「いるっしょーwww」
相変わらずのペースで地は答える。
「感じるけどまぁ同じ強さだから問題ないよ。まぁそれ以上でも本気出せば余裕だしwww」
「まぁそうだが…」
彼らは火山内部へと入っていく。
昨夜にあらかたの脅威を取り除いたときには感じることのなかったモノを探しに…


〜農場〜

昼食を終えたユリ、冥花、農は再び農場へと戻ってくる。
「それにしてもあの植物、生長がとてつもなく早いよ。これはもっと研究しないといけないね。」
いくら生長が早い種であろうと、1日で実をつけるモノは見たことがない。
さらに、一つの種から多種にわたる種が生み出されること。これも農には興味深かった。
「あ、農場の管理は僕がまとめておいたよ。あと…あれ見て。」
農はある方向を指す。
そこにあったのは蜂の巣箱だった。
「あれでハチミツがとれるみたいだよ。まだ試作品だから少ししか取れないと入ってたけどね。」
「…ハチミツね」
ハチミツは非常に重宝される物。
単体で使うことはあまりないが、調合素材としては欠かせないものと言ってもよい。
あまりにも消耗が激しいため、己の私利私欲のためにハチミツを求めるハンターも少なくない。そのようなハンターは世間から冷たい目で見られているのだとか…。
「でもどうやってとるの?」
「うーん…僕は農場のことで頭がいっぱいだったから詳しく覚えてないんだ…ごめんね…。そこのアイルー?だったかな?に聞けば分かると思うよ」
「はーい」
ユリは近くにいるアイルーのところへ向かう。冥花も仕方なくついていく

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1159 )
  • 日時: 2014/08/07 15:58
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: .ibdy8w9)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 三十一章続き

 〜残妖&ツバキside〜

 二人は狩り場を回り、倒木の一部を剥ぎ取っていた。
 ライラからの依頼で、手頃なサイズのユクモの木を集めてきて欲しいとのことである。
 今は、地図上で言うところのエリア4にあたる。
 自然災害か何かに巻き込まれたのか、民家のような建物が残っている。
 その側に倒木はあった。
 ただ……
「……、おかしい」
 ツバキは神妙な声で呟く。
「何が、おかしいんですか?」
 採れるぶんの木を麻袋に詰めていた残妖は、神妙な声のツバキを見て首を傾げる。
 ツバキは注意深く辺りを見回しながら、その理由を答える。
「だっておかしいだろ。ここまでに三つもエリアを渡って、小型モンスター一匹見当たらないなんて、不自然すぎる……ドスファンゴはそこまで危険なモンスターでもないはずだ。なのにどうして……?」
「ツバキさん、考えすぎではありませんか?今回がたまたまこうなっているだけで……それに、まだ他の区域も見てないですよ」
「それはそうなんだけど……」
 残妖の言う通り、本当にたまたまなのかもしれない。  
 それでも、ツバキの中には腑に落ちないモノがある。
 とにかく、ここで留まっていても仕方がないので、エリア7へ向かう。

 エリア7。
 大きな稲穂が生い茂るこのエリアの中央に、巨体が見えた。
 焦げ茶色に、銀色の髭のようなたてがみ。
 モンスター図鑑のイラストの通りなら、こいつがドスファンゴである。
 が、その武器である勇壮な二本の牙は、なぜか両方とも折れている。
「……?」
 ツバキは鬼斬破の柄に手を置きながら、残妖を庇うように前に出る。
 ドスファンゴは、まだこちらに気付いていない。
 と言うより、あのドスファンゴは周りなど気にしている場合では無いように見える。
「縄張り争いでしょうか?」
 残妖は小さくツバキに問い掛ける。
「かもしれないな……、ッ!?」
 一瞬だけ残妖に気を向けていたツバキは、慌てて前に向き直る。
 ドスファンゴは、何者かに踏みつけられていた。
 そしてーーーーー食い潰されていく。
「っ……!?」
 残妖は見てはならないものを見てしまったように、目を見開く。
 ドスファンゴの三倍以上はあるだろう、黒い巨体。
 まさに悪鬼、化物、怪物だ。
「こ、こいつ、はっ……!?」
 そのモンスターはドスファンゴを粗方食い潰すと、今度はツバキと残妖に向き直った。
 まるで、次の料理が運ばれてきたかのような目で、だ。
「ぁ……ぁあ……?」
 残妖は恐怖のあまり、その場から動けなくなった。膝はケタケタと不気味に笑い始め、手が震える。
 モンスターは舌をなめずると、残妖を見る。
 次はあれを食べよう、と。
「残妖ッ!!」
 ツバキは怒鳴り、残妖を軽く殴った。
「みょんっ?」
 その衝撃で残妖は我に返る。
「逃げるぞっ、想定外だ!」
 残妖を促し、元来たエリア4へ逃げようとするツバキ。
「は、はいっ!」
 モンスターに背を向けて一目散に逃げる二人。
 だが、残妖はまだ恐怖が心を蝕んでいるのか、足が縺れて転んでしまう。
「あっ……!?」
「残妖!」
 転んだ残妖に、モンスターは唾液を滴らせながら牙を剥き出しにする。
「いっ、いやっ……!」
 急いで起き上がろうとする残妖だが、彼女とモンスターとの距離はもう近い。
 牙が残妖を捕らえる……寸前、その頭に雷光が一筋走った。
 ツバキが鬼斬破による一撃を与えたのだ。
「早く逃げろ残妖ッ!こいつは俺が……!」
 ツバキはモンスターの気を逸らすように、側面へと回り込んで攻撃を敢行する。 
「グオォウゥッ」
 モンスターもツバキを敵と見なしたのか、その方へ向いた。
 残妖は立ち上がって、恥も外聞もなく逃げ出した。
「誰かに伝えないと……!」

 〜ユリ&冥花side〜

 ユリは早速蜂の巣箱を管理しているアイルーに話し掛ける。
「ねぇ、この蜂の巣箱のハチミツってどうやって取るの?」
 そう言いながら、ユリは巣箱に近付く。 
「ちょっと待つニャあんた。そのまま近付いたらボコボコにやられちまうニャ」
 そのアイルーの注意を裏付けるように、途端に巣箱からミツバチの数が増えた。
「ひゃっ?」
 ユリは驚いて足を止め、後ずさる。 
「その格好じゃ危ないし、黒いから熊と誤認されるんだニャ。これを上から着るんだニャ」
 管理アイルーは、木に干してある白い服や手袋や頭巾を持ってくる。
 実際の農家でも使われているようなそれは、蜂を通さない作りになっている。
 アイルーもそれに着替えるので、ユリもそれを上から着る。
 全身白づくめになってから、管理アイルーとユリは巣箱に近付く。 
「まだプロトタイプだから多くは採れんがニャ、少しは採れるニャ」
「巣箱の中ってことは、巣があるんだよね?大丈夫?」
「ニャんの、蜂が恐くてハチミツ採集が出来るかニャ」
 管理アイルーは巣箱の天板を押さえている重石をどかし、巧妙な手際で天板を取り外す。
 その中にある蜂の巣として作られている重箱状の巣があり、ミツバチ達は驚いて一斉に飛び出し、管理アイルーとユリの作業服にまとわりつく。
「うわぁ、これほんとに大丈夫なの?」
 ユリは面白半分、不安半分で身体中についているミツバチを見下ろす。
 管理アイルーはユリに構わず作業を続けるので、ユリはそれに続く。
 重箱状の蜂の巣の周りを型どる、重箱内の板を巣箱から取り外す。
 それらを持って巣箱から離れ、農場の小さな小屋まで来ると、専用のろ過装置に置いて、木枠から巣を切り離す。
 すると、蜜が溢れだしてろ過装置に滴る。装置を通じてろ過されて不純物の無くなったハチミツが、下のカップにトロリと入っていく。
「ほれ、これで調合に使えるハチミツ三つ分の量が採れたニャ。まだプロトタイプだから、これで終わりだがニャ」
「すごいね、ハチミツってこんな風に作られるんだ?」
 ユリは感心して、完成されたハチミツを見る。
 一方の冥花は完全にスルーされており、ただそこで欠伸を漏らすばかりだ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1160 )
  • 日時: 2014/08/08 00:49
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: zoK62vvj)

2代目終わるまで>>1080の通り、人気投票みたいなものやってます。
強制ではないですがこのままだと…うん、少ないね
>>1081も一緒に見て。主要なキャラはだしてる…。

>>1159
次の話を書くために質問が…
・残妖はどこへ向かえばいい?炎のとこ?それともジョーさんのとこ?
・炎ちゃんのペースだと確実にジョーさんぶちのめすどころか無に帰す気がするんですが…やっぱ撃退程度がいいですか?

あと目次整理できません。誰か…というより双剣さん、たまには自分で…ね?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1161 )
  • 日時: 2014/08/08 08:23
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: .v0nUDa1)

 >>1160

 あーはい、そうですね。
 炎じゃ手加減してもジョーのアニキ消し飛びますよね。 
 じゃあこうしましょ。 

 残妖は村まで知らせに行こうとするが、途中で炎と再会。

 残妖「えっ、炎さんっ……?どうしてここに……」

 炎「積もる話なら後にしろ。イビルジョーと……もう一人いるな」

 有無を言わさず炎瞬間移動。
 一方のツバキは苦戦。
 怒り状態まで持ち込むものの、肉質の変化によって攻め手を失い防戦一方。
 不意を突かれて拘束される。
 防具ごと肉を食いちぎられて重傷を負い、そのまま捕食されかけるが、寸前で炎がイビルジョーを銃撃、粉微塵にする。
 瀕死のツバキには、必要最低限の応急手当を施してから残妖に連れ帰させる。

 ツバキ「ア……アンタ、は……?」

 炎「喋るな死ぬぞ」

 ツバキ「……」
 
 こんな感じでどうでしょう。
 あと、未だに霊華と冥花の使い方が分からないです。残妖は万能ですから扱いやすいんですが……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1162 )
  • 日時: 2014/08/09 02:43
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: la9nNiNx)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

三十二章 破滅の申し子

〜渓流〜

「はぁ…はぁ…!」
残妖はただひたすらに走る。
ベースキャンプにおいてきた…あれを使うために。
緊急時に使えと書かれた…あれだ。
なぜベースキャンプにおいてきてしまったのか…後悔ばかりが頭に浮かぶ。
それよりもはやく行かなければならない。はやくしないと…
「…!!」
ふとさっきのことを思い出してしまった。
―見たことのない巨体な体、絶えず流れる唾液、無数の牙…そしてその巨体から発せられるドス黒いオーラ
再び恐怖が心を蝕む。

脚が震える
思い通りに動かない
脚だけじゃない
肉体が
精神が
すべてが恐怖に怯え、震えている

―体が動かない

「やだ…動いて…動いてよ…!」
いくら動かそうとしても、体はまったく反応しなかった
自らの意思が聞かない。いくら消そうとしても忘れることの出来ない恐怖

「なんで…なんでなのよ!!!!!!!動いてよぉ!!!!!!!!」
渓流に響く叫び声…
それは己の無力と悔しさが入り混じったかのような声…
「私は…わたしは…!」
涙で視界は歪む
目の前に何がいるかわからない。何もわからない
誰も助けはこない。その事実とそれを打開できない自分が…なさけなかった

「うっ…私は…!やだ…いやだぁぁああああ!!!!」




【…残妖、目を覚ませ】

「…?!」
聞き覚えのある声が近くからする
涙で視界は歪むが、それでもそこに誰がいるのか…その特徴的な髪質と装備で理解できた。
目の前に立つもの…
―炎だ。
「…なるほど、お前には素でも早すぎるのにオーラ追加されているからな。」
炎は残妖の様子を見ただけで何が起きたのかだいたい理解した。
それと…問題のモンスターがいる場所に誰かいることにも。
「え…炎さん…!ウグッ…ま…まだあそこに…!」
残妖は必死にあることを伝えようとする。
まだツバキがあいつと戦っていることを
しかし言葉がうまくでない。何度も何度も言おうとしてもいえない
「あ…あそこに…ヒック…あ…!」
「…もういい、分かった。」
必死に伝えようとする様子で炎は察した。
地や碧ではない。それに冥花と霊華の確率も少ない。あの二人は狩場に極力行かせないようにしている。行かせるとしても地や碧と共に、だ。
だとすると…この世界で仲良くなったものがいるのだろう。それくらい分かる
それを察した炎は…こう告げた

【あとは俺に任せろ】

そういってその場から一瞬で消えた。
残妖を蝕む恐怖が途絶えたかのような言葉だった




もし炎が次でそこにいくのなら…ツバキが捕食されかける寸前に
「メテオ・インパクト!!!」
といって真横か真上からジョーさんをぶん殴らせといてください。あとは自由に…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1163 )
  • 日時: 2014/08/09 10:47
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: H3vUWiLj)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 三十二章続き

 〜アスト&カトリアside〜
 
 アストは目の前の赤い巨体、赤甲獣ラングロトラと対峙する。 
 カトリアはラングロトラの舌に絡め取られて身動きが取れないでいる。
「ぅくっ、は、離しっ、て……!」
 カトリアは必死に絡み付く舌から抜け出そうともがくものの、全く剥がれる様子は見えない。
「カトリアさんっ、少しだけ辛抱して!」
 炎斧アクセリオンを抜き放ち、ラングロトラの側面から攻撃しようと回り込むように接近する。
「グォォウゥッ」
 ラングロトラは不意に後ろ足で立ち上がると、喉を鳴らした。
 途端、ラングロトラの舌を通じて黄色く濁った唾液が滴り、それは急速に伝達、カトリアの身体に直に襲いかかった。
「んっ、ぁあっ……!?」
 ラングロトラの器官の麻痺袋の神経毒だ。
 それをまともに浴びたカトリアは大きく痙攣し、抵抗が出来なくなってしまう。
「カトリアさんっ!?……てめぇっ!」
 アストはカトリアを傷つけられたと怒りを表し、ラングロトラにソードモードの炎斧アクセリオンを放とうと振り上げる。
 だが、ラングロトラはその長い舌を回し、肉迫してくるアストに向かって、麻痺して動けないカトリアを前に付き出した。
「うっ……!?」
 アストは降り下ろそうとした炎斧アクセリオンを咄嗟に止めた。
 あのまま降り下ろしていたら、カトリアを殺してしまいそうだった。
「グォッグォッグォッ」
 ラングロトラは接近していたアストに、前足の爪を振り抜く。
 いち速く反応したアストは素早く後ろに飛び下がる。
「ちくしょうっ、人質なんて卑怯なことしやがって……!」
 もうラングロトラは気付いているだろう。
 カトリアをこうして捕まえておけば、アストは攻撃出来ないことが。
「何がアオアシラより少し強いくらいだよっ、モンスター図鑑に載ってたのと全然違うじゃないか!?」
 モンスター図鑑には、ハンターを捕らえて盾にする、と言うことは記載されていなかった。同種の変異個体なのかも知れない。
「(だったらどうする!?カトリアさんを盾にされたんじゃ、攻撃するわけにはいかないぞ……!?)」
 どうする、どうすればいい?
 アストはジリジリと砂と日差しに身体を焼かれながら、焦りを見せ始めたのだった。

 〜地&碧side〜

「……なぁ、碧」
「なんだ地」
「これ、どうする?」
 火山。
 麓道に入ったその途端である。
 そこには、想像を絶する数のモンスター達がいた。
 ざっと見て、フロギィが百匹ほど。
 だが、それらの群れはエリアとエリアを繋ぐ細い山道にもひしめいている。
 憶測ではあるものの、エリアの数と照らし合わせても千匹はいるだろう。
「どうするだ?そんなこと言わなくても分かるだろ」
 碧は雷剣を抜き放った。
「まとめて薙ぎ倒す。一匹残さずな」
「だwwwよwwwなwww」
 そう言うと思ったわー、と地も弓を展開する。
「一騎当千!千匹狩れるハンティングアクション、真・狩人無双!好評発売……」
「しないしてない発売させない」
「げとらふっ!!」
 別のゲームからパクってくる地を、ドロップキックで蹴り倒す碧。
 そのやり取りに気付いてか、フロギィ達は二人に向き直り、一斉に襲い掛かる。

 〜ツバキside〜

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
 ツバキは息を切らしながらもそのモンスターと渡り合っていた。
 巨体の割りには意外と素早いが、懐にさえ潜り込んでしまえば、その無駄に巨大な肉体では小回りが効かないため、自然と攻撃手段は限られてくる。
 鬼斬破による攻撃は確実に与えているが、怯みもしない。
「グゥオォォォォォォォォォ!!」
 それどころか、怒りを誘発するばかりだ。
 その咆哮を前に、ツバキは耳を塞いでその場でしゃがみこんでしまう。
「怒ったのか……!」
 どうにか正気を取り戻した時には、もうモンスターは目の前に迫ってきている。
「グォォォォッ!」
 その巨大なヒルのような尻尾が唸りを上げてツバキを凪ぎ払った。
「ぐぁっ……!!」
 あまりにも強い衝撃に、ツバキは木っ端のように吹き飛び、ギザミヘルムが外れて地面を転がる。
 わずかこの一撃で、ギザミシリーズがひび割れた。
 その上、それだけ重い一撃を受けたツバキ自身のダメージは計り知れない。
 ツバキは激痛を堪えながらも、正気を保つ。
「(今の一撃でどこか骨折したかもしれない……だが、止まっているわけには……)」
 そう思いはするものの、身体が言うことを聞かない。
 さらにその上から、モンスターがツバキを踏みつけて拘束してくる。
「グゴォォ」
 モンスターの唾液がギザミメイルに滴り、ジュウッと音を立てて一部が溶解する。
 喰われる。
 ツバキが咄嗟にそう思ったとき、モンスターはその牙をツバキに降り下ろした。
 その極悪な牙は、ギザミメイルの右肩部を噛み砕き、それが守っていたツバキの右肩の肉ごと食いちぎった。
「ッ!ぁがっ、あああああァァァァァッ……!!」
 生身のまま噛み付かれるよりは遥かにマシだ。
 だが、激痛という単語では表しきれないような感覚がツバキを襲った。
 右肩からは噴水のように血が噴き出し、ツバキの生気をごっそりと抜き取った。
 残妖は自分が逃がした。
 この渓流にはもう誰もいない。
 残妖など庇わずにさっさと逃げればまだ生きれたかも知れないが、ツバキにはそれが許せなかった。
「ユ、リ……アス……ト……」
 意識が遠ざかる。
 アスト、ユリのこと頼むな。
 それだけ考えながら、ツバキは意識を離そうとする。
「メテオ・インパクト!!」
 朦朧とする意識の中で、そんな声が聞こえた。 
 血で霞む視界の中で、巨大な拳が飛来し、モンスターの横腹を殴り飛ばした。
「グギャアァァァァァ!?」
 そのモンスターは悲鳴のような咆哮を上げながら吹き飛んでいった。
「間に合ったか」
 その巨大な拳が飛来した、その方向を見やる。
 そこには、朱い髪と紅い瞳、見たこともない防具を纏った青年がいた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1164 )
  • 日時: 2014/08/09 11:39
  • 名前: 翼の勇車 (ID: VmhI24c2)

>>1144
ギザミ・ランコ・アルタス・ゲルタス「モミジ・キラボシェ……」
今日は久々に更新できるかも!です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1165 )
  • 日時: 2014/08/09 14:16
  • 名前: 翼の勇車 (ID: VmhI24c2)

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

三十三章 ヒトとゲネポス、女と女

「よく来よったな」
「(勘弁してくださいよ、我々ゲネポスは泳ぎは苦手なの、あなたもゲネポスの端くれなら分かるでしょう……)」
村の外れにある林の中、二匹のゲネポス、いやドスゲネポスとゲネポスは会っていた。
「端くれとはワイも随分と馬鹿にされたもんやな……まあええわ。今回アンタ、ゲネスケを呼んだ理由は、ミナーヴァの一人、ツバヤン……いや、ツバネエと話をしてもらうためや」
「(……何故自分が? 適役ならば他にもおられるでしょう。……あ、もしかしてかしらも気付かれました?)」
「せや、ま、ワイもペーヤンに聞いた話なんやけどな。おんなじ立場のアンタならきっと話をしてくれるはずや。今回は特例で、ツバネエにのみ自分が女だと明かす許可を出す」
「(ですが何故話を? 本人は隠して男として振る舞っているのですから、わざわざ話をしなくても良いのでは?)」
「最初はワイもそう思ったんやけどな、見たところミナーヴァの中でその事知ってるんは極一部だけみたいなんや、芸人のカンやけどな。きっと色々と溜まってるやろうし、相談なり何なり乗ってやり」
「(……了解です)」
ドスゲネポス、ゲネッポに見送られ走って行くランポス……ゲネスケの目は、使命感に燃えていた。

「ギャハハハハ! いやー傑作の演説だったぜありゃあ! 全く同意見だぜ!」
「あ、カトリアさん誤解しないでね、トトス、本当に感動しているだけだから」
「う、うん……」
ギザミの言葉に頷きながらもまた顔を真っ赤にするカトリア。余程恥ずかしいのだろう。
「ほー、毎回力入ってるけど今回は一段と凄いな」
そんな所へ屋台や出店を眺めつつやって来たのはペッコ。今の演説は聞いていなかったようだった。
「おっ、ペッコ良い所に! いっちょ音楽頼むよ!」
村長がそれに気付き、村の中央に設置された舞台へと招こうとする。
「おーっ、ということはまたユリさんの出番ですかねっ」
シオンがそう言うと、ペッコの目がキラリと輝く。
「是非、是非ともまた共に歌わせてください!」
ペッコは既に、ユリに対して尊敬の念を持っていた。今度はツバキも反発していない。
「う、うん、良いよ」
「なになに? 歌かい?」
割り込んできた村長に、ミズキとカスケが説明をする。
「歌姫!? 素晴らしいじゃないか! 是非とも頼むよ!」
村長のその言葉で、周囲はユリのコンサートのような空気へと変わったのだった。

「ユリ、良かったな」
少し離れた所で、楽しげなユリを眺め、これまた嬉しそうな顔をするツバキ。しかし若干のもやもやが心の中で渦巻いていることにも本人は気づいていた。
「あの二匹が言っていた事……本当なんだろうか……」
あの二匹、というのはゲネスケとゲネカクの事だ。食事の時に二匹が言っていた(書いていた)アストをユリに取られそうという言葉が引っ掛かる。
「ギャォウ(本当ですよ)」
すぐそばで、ゲネポスの鳴き声が聞こえた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1166 )
  • 日時: 2014/08/11 01:27
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: dPblALp1)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

三十三章 一瞬

〜渓流〜

「ア…アンタは…?」
「とりあえず、黙っておけ…死にたくないのなら尚更だ」
メテオ・インパクトはこの世界のモンスターには規格外の一撃…
ある世界である技をベースにして生み出した独自の技
この世界のモンスターに使えば対象は粉砕される、それほどの一撃だ。
「グォォアア!!!」
しかしそれをも耐え、まるでなにもなかったかのように威嚇をするイビルジョー。
「基礎ステの底上げ…以外はなしか。もうめんどくさい、沈める」
右腕につけていた装甲を取り外す。そして懐から取り出したのは…異形なヘビィボウガン。
彼が愛用するそれは常に変化する。
そして彼の全身から…あふれんばかりのオーラが発せられる。それを身に纏った姿…それは炎の本気に近いのかもしれない。

「失せろ」

その一言と同時に、炎の姿は見えなくなった
「グォア?」
突如視界から炎が消えたイビルジョーは辺りを見渡す。しかしどこにも見当たらない。
彼は逃げたのだと思い込み、標的を再びツバキへと変え、接近しようとした

「どこへいく?」
ズドンッ!!

いなくなったかと思ったらいきなり目の前に現れる。そして頭部へ散弾を放つ。
発射されてすぐは一つの弾であったが、着弾する寸前にそれは多数となりて襲いかかる。

ズガガガガッ!!!バキバキッ!!!!

頭部に生えている無数の牙は無残にも崩れ落ちていく。

「遅い」
ズドンッ!!

今度は足元に拡散弾を放つ。一つの弾からばらまかれる火薬は一点に落下、そして

ズドォォォオオオン!!

爆発する。その音は爆弾そのもの。
「これでおわりと思ったか?」
炎は攻めの手を止めない。対象を完全に破滅する。それまでは全く手を緩めない。
ヘビィボウガンをしまった彼は刀身の長い剣を取り出す。そして…

「散れ」

その宣告の後、彼は少し動いたかのように見えた。そして刀を鞘に納める。

―そこにイビルジョーの姿は…なかった。
「…」
それで終わる炎ではなかった。

これは自身が犯した事

それの処理は自分で行う
浮遊する謎の発光体を握り、手元からある剣を取り出す。

「…滅」

その剣から放たれた紅の焔はイビルジョー…の残骸と思われるものをすっぽりと包み、自然と消滅した。
中に存在していたはずのそれはまるで何もなかったかのように消えていった

「…ぬるい」

あの規格外の化け物を「ぬるい」という彼は一体なんなんだろうか…

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1167 )
  • 日時: 2014/08/10 15:34
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 1IKqAlc.)

 クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

 三十三章続き

 村の広場ではユリとペッコが村人に囲まれながら、密林で披露した曲を奏でている。
 その外れで、ツバキはゲネスケと話していた。 ゲネスケはやはり地面に文字を書いての筆談だが。
「「本当ですよ」ってあのなぁ、ユリを守れるのは俺しかいないんだから、なんでアストにそれを譲らないといけないんだよ。大体、アストは男なんだから俺が見とかなきゃ、ユリに何するか分かったもんじゃない……」
 ツバキは呆れながら答える。
 そう、アストは男……ユリの恐れる存在なのだ。
 だが、そのユリはアストに対してかすかながら恋心を抱いているのかも知れない。
 ツバキにはそれが解せなかった。
「ギャギャ……」
 ゲネスケは一思案してから、再び地面に文字を書く。 
「「そう言うことではなくて……端的に言いますと、ツバキさんもアストに恋心を抱いているのでは?」はぁ?俺がアストに恋心って、悪い冗談はよせよ。まぁ、アストを見てたら悪い奴には見えなさそうだけど」
「ギャォギャ」
 ゲネスケはさらに文字を書く。
「「それですよ。ツバキさんは既にアストさんの人間的魅力に気付いています。もっと自分に素直になるべきですよ」……素直に、ねぇ」
「ガギャァ、ァッギャ」
「「そのための相談なら乗りますよ」あぁ、すまないな。でも、今は少し考えさせてくれ」
 ツバキは意識をユリとペッコの方へ向き直す。
 ユリとペッコの奏でる曲が終わり、空気が砕けんばかりの拍手が村を包んだ。
「(ってか、ゲネスケはなんで俺が本当は女って気付いたんだ?)」
 それはそれで疑問に思ったツバキだが、あえて訊かなかった。

 ツバキはしばらくの間、そこに座り続けていた。
 ただただ、どんちゃん騒ぎを遠巻きに見ながらアストとユリについて考えていた。
「お、こんなとこにいた。おーい、ツバキー」
「ツバキくーん」
 後ろから聞き慣れた声が聞こえる。
 振り向けば、アストとユリがいる。
 二人はツバキの方に歩み寄ってくる。 
「こんなとこで何してるんだ?」
 歩み寄ってくると、それぞれツバキの左右にアストとユリが座ってくる。 
「ツバキくんがいないって、みんな心配してたよ?」
「あぁ、暇だったから、スケさんと世間話してた」
 ツバキはそう言ってゲネスケを指そうとしたが、既にそこにゲネスケの姿はなかった。
「ってあれ、スケさん?」
 いつのまにいなくなったのか、ツバキが辺りを見回しても見当たらない。
 そんなツバキを見て、アストは首を傾げたがすぐに気にしなくなった。
「せっかくなんだし、ツバキも楽しもうぜ」
「そうだよ、ツバキくんも行こうよ」
 アストは突然ツバキの手を取ると強引に立ち上がらせた。
「お、おいアスト、引っ張るなって……」
 ふと、ツバキは手の感覚に気を向けた。
 自分よりも大きくて、温かい掌。
 それを感じたツバキの心に、何か温かいモノが灯った。
「(何だろう、このくすぐったい感覚……)」

 ゲネスケはこっそりと抜け出してゲネッポの所に帰還する。
「おぅ、ツバネエはどうやった?」
「アギャガヤ(自分に素直になるべきですよとは言いました。何となく、変化は出たかと)」
「よっしゃ、その調子や」
 ゲネッポは頷いた。
「(ただ問題なんは、ツバネエがあんまりウブすぎてアスヤンの前で暴走したりせんことやな……。好きになったからて、いきなり全裸で迫ったりしたらアスヤンもドン引きするやろうし、そもそも同じ部屋やからなぁ、むしろアスヤンが暴走しそうで怖いけどもや)」
 まだツバキ・セルジュと言う人物を把握しきれていないゲネッポだが、一抹の不安は拭えそうになかった。

 ミナーヴァ歓迎の宴は、そろそろお開きになりつつあった。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1168 )
  • 日時: 2014/08/11 12:16
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 9likdVrr)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 三十三章続き

 〜ツバキside〜

 ツバキはただ、その青年の力を茫然と見ていた。 
 あんな怪物を、一瞬で無に帰したのだ。
 普通に狩るのではなく、消滅させたのだ。あの怪物の跡一つすら残っていない。
 人間じゃない、どっちが怪物だよ、とツバキは心で呟いたが、あの怪物が消えたことによる安堵で右肩の激痛が甦った。
「うっ……!くっ……!」
 もう少し深く噛みつかれていたら、今頃五体満足ではいられなかっただろう。
 もっとも、この状況を放置すれば死ぬが。
 青年は歩み寄ってくると、ツバキの目の高さに合わせて屈む。
「おい、その右肩を抑えている手をどけろ」
 青年の言う通りに、ツバキは右肩をおさえる左手をどける。
 出血は止まらず、ドクドクと赤い液体が漏れてくる。
 青年は掌をツバキの傷口に押し付けた。
「ケアーエイド(介抱創膏)」
 何かを呟くと、青年の掌が優しく耀き、突然右肩の痛みが軽くなった。
 だが、これではまだ足りない。
「……ケアーエイド、ケアーエイド、ケアーエイド」
 青年は同じ単語を何度も繰り返し、次第にツバキの傷口が瘡蓋で塞がり、痛みも気にしないことは出来ないが、大分マシになった。
「……くっ」
 青年はツバキの右肩から手を離すと、突然膝をついた。
「お、おい、アンタこそ大丈夫かよ?」
 ツバキはゆっくりと起き上がり、青年を支えようと近付いて、目を見開いた。
 青年の右腕が、血で真っ赤に染まっている。
「ちっ、不完全で使いすぎたか……」
 舌打ちすると、青年はツバキの瞳を見て伝える。
「目を閉じていろ、見たくないならな」
 ツバキは言う通りに目を閉じるが、ほんの細目で見る。
 すると、青年はいきなり自分の右腕を左手で掴み、引きちぎったのだ。
「(いっ!?)」
 それにとどまらず、千切れた右腕が、中からまた再生してきて、原型に戻るのにそう時間はかからなかった。
「な……な、な……!?」
 本当にこいつは何者なんだ、とツバキは腰を抜かして全身を震わせる。
「お前が、残妖の相棒か?」
 ツバキはどうにか正気を保つ。
 どうやら彼は残妖の知り合いらしい。 
「あ、相棒というか、なんと言うか、と、友達、かな?」
「そうか。来い、残妖が泣いている」
「え……?」
 残妖は村へ逃げたのではなかったのか?
 青年はツバキを立ち上がらせ、ベースキャンプまで連れていった。

 〜残妖side〜

 ベースキャンプ。
 エリア1の方から、誰かが帰ってくる。
 残妖は期待を持ってテントから出て、その帰りを迎える。
 期待通り、炎がツバキを連れ帰ってきた。
「ツ、ツ……ツバキさぁんっ!!」
 残妖は堪らなくなって飛び出し、ツバキに抱き付いた。
「いっ、いてっ、痛いって残妖、お手柔らかに、お手柔らか」
 ツバキはすがりつく残妖を見下ろしながら、諌めようとする。
「炎さんっ、ありがとうございますぅっ……!」
 残妖は泣きながら炎にも礼を言う。
「大したことはしていない」
 炎はそう言うが、あんな化け物を相手に大したことがないとは、やはり彼は奥底が知れない。
「ただ、こいつの右肩はちゃんと治療させろ。さもないと使えなくなる」
 ツバキの瘡蓋に覆われた右肩を指しながら炎は答えた。
 それを見て、残妖はツバキの右肩を見て悲痛に息を吸った。
「ッ!?」
「あいつに右肩の肉を喰われた。死ぬほど痛かったよ……」
 ツバキは自嘲するように目を伏せた。
 炎は残妖にツバキを渡すと、二人に背を向けた。
「残妖、あとは任せる」
 そう言うと、炎は一瞬で消えた。
「あっ、炎さ……」
 残妖がそう言う時には既に炎の姿はない。
「炎……、あぁ、あの人が地さんが言ってた、人間じゃない人間だっけ……?」
「は、はい……」
 二人は茫然と炎の消えた空間を見ていた。
「そ、そんなことより村に返ろう、残妖。俺もこの右肩は無事じゃなさそうだし」
「そ、そうですね、早く帰って、マガレットさんに診てもらいませんと」
 ツバキは残妖に支えられながらも、村への帰路を辿る。

 〜炎side〜

 もう渓流に力の気配は感じられない。
 回収するべき力は残り僅か。
「残りは……まずは砂原」
 霧深い紅葉の谷を抜け、砂の世界へ飛び立つ炎。
 その視界には、赤い巨体と、二人のハンターが見えた。 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1169 )
  • 日時: 2014/08/11 13:26
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

三十四章 火山と砂原と…

〜火山〜

道にあふれんばかりに存在するフロギィ
数は多いが互いに役目を持っているかのような動きをしている
「…なぁ地、めんどくさいからボス先に抹殺するほうがよくないか?」
おそらくこれの指揮を取っているものが最深部にでもいるのだろう。
それを討ち取ってしまえば指揮のないただの雑魚。とんでもない方法ではあるが…
「そうするかーwwww」
地はその案に乗る。そういってフロギィの軍団をすり抜けて最深部へと向かう。
ここまで何一つ討伐していない彼ら。一体なんのためなのか…



〜最深部〜

「やっぱドスフロギィじゃないですかやだーwww」
指揮を取っていたのはドスフロギィだった。
ただそれはどう見てもなにかが違う。

赤い。

「ほぅ、我々の軍を相手にしてここまでくるとは」
「こいつ…しゃべるぞ」
モンスターが人間の言葉を話す…常人なら驚愕すること。それにまったく動じない碧。
「まさかwww通常の○倍?wwww」
「私の性質を知っているとは…できるな」
「「えっ」」
地と碧はそろって突っ込む。この性格がどうもどっかの赤い人にそっくりで仕方なかったからだ。
「どちらにしろ、私は君達と戦う運命にある。私の部下を傷つk」
「ごめん、無殺傷。俺達殺してない」
「なにっ?」
今度は無殺傷なことに驚いたドスフロギィだった。



〜砂原〜

「…」
すぐさまにそこへと向かおうとした…のだがどうしてもさっきのことが気になって仕方ない。
仕方なく彼は弓と槍を取り出す。槍にはいつものように紙を巻きつける。今回はこのように書いていた

【夜に渓流へ来い。二人だけだ。それ以外は誰一人としてくるな。来たらぶちのめす】

ぶちのめすのところだけものすごく荒々しい文字であった。もしきたら誰であろうとぶちのめす気だろうか…。
それを巻きつけ、槍を矢の代わりとし、放つ。

「グレートアルバトロス…」
バシュッ!!!!

槍はユクモ村へと飛んでいく。
それを撃ち終わった炎は今度は別の槍を取り出す。
フラジールニップと呼ばれるその槍は、とてつもない威力を持ちし槍…。扱えるものは極小数。
それを…矢の代わりとしてセットする。そんなことするのはおそらく彼と地ぐらいだ。
そして…

「失せろ」
バシュン!!!!

放つ―
それは赤い巨体へ目掛けて一直線に飛んでいった。そして赤い巨体のみをぶち抜いた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1170 )
  • 日時: 2014/08/11 15:22
  • 名前: 翼の勇車 (ID: LqiLGFve)

>>1169
ラン「……はい、違います、喋りますが、超大陸のモンスターではないようです」
ゲネッポ「大体、ワイらの大陸に狛竜はいないんや。セルタス夫婦みたいに新大陸モンスターがいないっちゅうわけでもないし……なんでやろなぁ」
イーオ「はあ……俺だって赤いのに……何で三倍速く無いんだ?」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1171 )
  • 日時: 2014/08/11 21:21
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: IyxeP/HF)

>>1169

アンノウン「我ら以外にも喋るモンスターがいたのか!」
クシャルダオラ「そのようだぜベイベー!さらに赤い彗s……」
レージ「馬鹿が伝染する。それにそれは禁句だ。失せろ」
ガチャ……ズガガガガガ
セロ「安定ですね、もう」
メイ「慣れてきてる自分たちが怖い……」

どの小説スレも過疎ってるな……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1172 )
  • 日時: 2014/08/12 10:45
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: COL7tlGq)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 三十四章続き

 〜冥花、ユリ、農side〜

 冥花は退屈していた。
 ユリは楽しそうに農の担当する畑仕事を手伝っている。
 正直、あんなことのどこが楽しいのか分からない。
 昼食の時に聞いた話だが、ユリは元の世界では歌姫をやっていたらしく、それ故に箱入り娘のような生活を送っていたらしい。
 だからこそ、初めて見る物事が尚更めずらしく見えたりするのだろう。
 自分とは住む世界が違う。存在的にも立場的にも。
 サボることに慣れすぎていた自分にとって、彼女は眩しい。
 劣等感を感じているわけではない。
 別に現状でも構わないと思っている。
 ……そんなことより、眠い。
 炎に三途の川から連れ出されてから、普通の睡眠以外まるで寝ていない。
 冥花はそっと木陰に入った。
「もういいや、あたいは寝る。炎が起こしに来たってガン無視……したら殺されるかなぁ」
 あの炎のことだ。血も涙もどうせ作り物に違いないのだ。だからあぁも感情と一緒に相手を殺せるのだ。
「つか、あいつは残妖にだけ甘いんだよねぇ。霊華やあたいにゃ厳しいくせに、残妖だけがなんであぁも……」
 その突如立った。
 農場の河に、ドボォォォォォンッと轟音が響いた。
「きゃん!?」
 まさか炎が今の独り言を聞き付けたのかと酷く動揺する冥花。
 何事かと、農とユリも河の方を見る。
 河に、槍が突き刺さっており、その束には紙が括られてある。
 手紙を郵便屋に送るような手軽さで槍を投げてくるのでは堪らない。
「はて、あれは一体?」
 農はサンプラーを手にしたまま、その突き刺さっている槍を見やる。
「昨日も二本くらい来てませんでした?アレ」
 ユリは畑を離れて、河に近付き、その槍を引っこ抜く。
「よい、しょっ」
 驚くほど軽い槍だ。ユリの腕力でも簡単に持ち上がる。
 河を見てみれば、驚いて気絶し、浮かんでいる魚が多数。
「ご、ごめんね〜」
 紐付きのバケツを取ってくると、ユリはその浮かんでいる魚を捕まえる。
 冥花と農も遅れてやってくる。
「炎、今度はなんだい?」
 冥花は炎の槍に括られてある手紙をほどき、内容を目に通す。

『残妖とツバキ?へ。夜に渓流へ来い。二人だけだ。それ以外は誰一人として来るな。来たら ぶ ち の め す』

 ぶちのめすの文字だけが荒々しい。炎は誰かに手紙(矢文?)を送るとき、相手や状況で書き方を変える。荒々しく雑に書かれているそれは、殺意を込めているのだと最近気付く。
 ユリも横から覗き見る。
「ツバキくんと残妖さんの二人だけ?なんでだろ」
「知らないよそんなこと……」
 冥花はユリにその手紙を押し付けた。

 〜アスト&カトリアside〜

 アストは焦っていた。
 ラングロトラに、捕らわれたカトリア。
 それらとにらみ合いを続けている内に、クーラードリンクの効果が切れたことに気付く。
 アストは飲めるのだからそれでいいが、カトリアはそうもいかない。
 早くカトリアを助けなければ、彼女は脱水症状で死んでしまう。
 しかし、ラングロトラはカトリアを盾にする。
 仕掛けようにも、これでは手が出せない。
「はぁ……、はぁ……、はぁ……」
 何度も直に神経毒を受けているカトリアの身体は、休めなければロクに動けないほど身体中が麻痺している。
 その上、クーラードリンクの効果も切れており、カトリアの顔から冷たい水を入れたコップの結露のように垂れ始める。
「くそっ、どうしろって言うんだよ!?」
 素手でモンスターは仕留められない。
 だからと言って武器を使えばカトリアに不要な怪我を負わせてしまう。
「ア……スト、くん……」
 カトリアの弱々しい声が、アストのラングロトラへの憤りを増長させる。
 その時、上空から何かが降ってきた。
 それは、ラングロトラの背中の甲殻だけを正確に破壊し、貫通した。
 たったその一撃でラングロトラは倒れ、カトリアも解放される。
「!?なんだっ、何が起きたんだ!?」
 アストは思わずその上空を見上げる。
 彼の赤い瞳が捉えたモノ、それは悪魔の翼を生やした青年だった。
 朱い髪、アストよりも赤みの強い紅い瞳、何より、そのあまりにも異質すぎるその存在感だ。
「……!?」
 アストはそれを見て、急いで横たわるカトリアを抱きかかえ、守るように前に出る。
 ふと、ラングロトラの死骸から光る何かが浮かび上がってくる。
 青年は翼を納めるように背中を動かし、着地すると、その光を握り潰した。
 不意に、赤と紅の瞳が合った。
「…………!」
 アストは膝を笑わせながら、その青年と対峙する。
 だが、青年はゆっくり歩み寄ってくる。
「くっ、来るなっ……!殺すなら、俺だけにしろっ……!」
 精一杯見栄を張ろうとするアストだが、青年は構わず向かってくる。
 その視線はカトリアに向いている。
 距離が近くなり、アストは青年に取っ掛かろうと身構えるが、青年は懐から何かを取り出した。
 それは、水の詰まった皮袋だった。
「早く飲ませてやれ、死ぬぞ」
「え、あ、うん……?」
 アストは呆気を取られながらも、青年から皮袋を受け取ると、中に詰まった水をカトリアに近付ける。
「カトリアさん、水ですよ。口を開けて」
「ぅ、ぁー……」
 アストが水を流し込んでやり、カトリアは喉を鳴らしながらそれを飲む。
「ぷは……、甘くて美味しい……」
 カトリアは安心したように一息ついた。
 どうやら、水の中に砂糖か何かを浸透させていたようだ。
 それを確認した青年は、二人に背を向ける。
「このことは、夢だと思ってくれ」
 それだけ言い残すと、青年は消えた。
 二人はその消えた青年の空間をただ見詰めていた。

 〜ニーリン&セージside〜

「なぁ、オトモくん」
「……ニャんだ、ニーリン」
「私達は悪夢でも見ているのかね、ん?」
 水没林に来ていたニーリンとセージ。
 ナルガクルガと言うモンスターの狩猟に来ていたのだが、ナルガクルガを発見したその瞬間に、何物かがナルガクルガを四散させ、ナルガクルガの中から現れた光を握り潰し、どこかへ去っていったのだ。
「オレに訊くニャ……」
 ターゲットも狩れなくなったため、ニーリンとセージはその場を去った。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1173 )
  • 日時: 2014/08/12 13:48
  • 名前: 翼の勇車 (ID: L.bIummL)

最近になってですが、そのー……。他の方の作品へのコメントがめっきり減った気がするんですよね。
初心忘れるべからず! ということで、こっからバシバシコメントしていこうかなーと。軽いノリで書ければ過疎対策になりますし、皆さんもどうですか?

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1174 )
  • 日時: 2014/08/12 14:30
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 3v8depns)

>>1173
いい考えだと思います。ただ、私にそんなスペックが無い。私のスレなどでも使おうかな…

小説スレ同士が協力したり出来ないものですかねぇ……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1175 )
  • 日時: 2014/08/13 01:32
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0f3cljO)

番外編〜色々相談会〜

勇車「やあみんな、久しぶりだね」
トトス「おおっと、エタらないエタらない言っときながら実質エタった糞野郎が来たぜオイ」
勇車「ぐうっ、それを解決するために久々の番外編開いたんだから勘弁してくれよ……」
ペッコ「最近俺ら、ただのコメンテーターになってるぞ。まあ、この会で進展があることを期待……はしないでおくか」
クック「良い判断だ」

勇車「さてさて、今回相談する内容を簡単にまとめると……」

・本編、トトス&ゴマちゃん三匹をどうするか。
・いつ頃新キャラを投入するべきか。
・何か、物語の構成が単調なんじゃないか。
・ダブルサクライザーさんとのクロスオーバーの次の展開をどうするか。

勇車「まず最初の話題から。トトスとゴマちゃんについてだけど、超大陸のゴマと絡ませるかって事」
ギザミ「ボクは絡ませないほうがいいと思う。あんまりにも無理やりっぽいし……」
アルタス「俺もそう思うぞ。第一つばゆう、お前味方の古龍種は直接の登場はさせないって言ってただろ」
勇車「うーん、やっぱそうだよね……」
クック「やはり、初期に登場したあの密林のティガレックスと絡ませるのがいいだろう。一度に四匹のゴア・マガラは十分な異常事態だしな」
勇車「うーっし了解、考えとくわ」

勇車「次の相談、いつ新キャラ投入するか」
カスケ「そもそも、そのキャラが何によるかが問題だよな」
ランコ「アタイらが出たばっかりなんだし、しばらくいいんじゃない?」
勇車「うーん、じゃあしばらく待っててもらうか……」

勇車「で、物語の単調さの件」
イーオ「確かに、トラブル→解決→トラブル……ってなってるな」
ルカ「はう……トラブルばっかりは怖いよぉ……」
ゲルタス「たまにはのほほんとした回もいいんじゃないかしら〜」
ゲネッポ「おっ、それええな! 平和な日常書くってのも一興やで」
ラン「その平和な日常を、別のキャラクター視点でっていうのもいいですね」
勇車「おっ、今度はいっぱい意見出たね。参考にさせていただきまーすっと」

勇車「そして話題はクロオバに」
ゲネッポ「是非ワイの巣穴に来てほしいわ。もてなすで!」
レオ「ヒャッハ! ゲネッポの巣に行くかは置いといて、砂漠に行くってのは良い考えだヒャッハァ!」
ミズキ「問題は現在地、村での夜だね。サクライザーさんのターンでゲネッポが言ってたあれ、本気にしちゃまずい……よね?」
ゲネッポ「ワイに聞かんでほしいわミズネエ……」
ネオ「セ、セージ先生がいるからきっと大丈夫だにゃ!」
勇車「うーん、こればっかりはこっちだけで決める訳にはいかないし、サクライザーさんに意見仰ごうかな」
ティガ「……人任せだな」
ゲリョ「仕方ない、こういう奴だ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1177 )
  • 日時: 2014/08/13 10:32
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0f3cljO)

>>1176
炎が我の小説のキャラ達……すなわち喋るモンスター軍団見たらどんなリアクションするんでしょう……。地とか碧はとある世界で喋るクシャルダオラに会ってるから大丈夫そうですけど……。あ、でも地はヤバいか……!?
地「わーいww今夜は蟹鍋だーwww」
ギザミ「えっ、ちょっ、まっ」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1178 )
  • 日時: 2014/08/13 11:06
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: toXKBpJ9)

>>1177
メイ「今、蟹鍋って聞こえたよな?」
セロ「ええ、聞こえました。何故でしょうか。うずうずしてきましたよ」
メイ「この機会だ。サボって食べに行くぞ!」
セロ「了解です!」
レージ「お前ら仕事しろ。あとお前らが行くと他の人に迷惑だ。せめてこの際、銅龍鍋にしとけ」

別カ所

クシャルダオラ「なんだか今寒気が……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1179 )
  • 日時: 2014/08/13 12:04
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 9vj05trH)

 >>1175

 次は砂漠ですね、分かりました。
 ハンターじゃない人も大勢いますけど、大丈夫ですしょうか?ユリとかエリス辺りはあっという間に熱中症になりそうで怖いです。

 本編…アス×カト
 7倍quasar さんとのクロスオーバー…アス×ユリ(予定)
 
 ツバキが強く絡みそうな感じがするので、アス×ツバの出来上がりは近いかと。 
 ツバキに関しては、アストに対して「俺がもし女だったらどうする?」と問い掛けます。
 当然ポカーンなアストですけど、落ち着いたら彼は「どうもしないよ。もしもの話なんだろ?」と軽く笑ってスルーします。
 これにより、ツバキはアストからは完全に男として扱われるので、その後は……ハプニングの1つでも起こして、ツバキが女の子と分かるような描写をお願いしまする。
 ひとまずはここまでで。

 >>1176

 分かりました。レッドコメットやその再来さんみたいなことを喋らせて、漫才コンビと対話させますね。
 おぉ、こっちでもツバキがキーパーソンに。ツバキくん人気ですね。
 
 >>1177

 炎のことですから、何ら不思議とは思わないんじゃないですか?
 むしろ炎の方がよっぽど……

 炎「なにか言ったか?」チャキ

 ……サーセン。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1180 )
  • 日時: 2014/08/13 20:01
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0f3cljO)

>>1179
調合名人のギザミくんがいますから大丈夫ですよ。
勇車「ほら、自分で言って!」
ギザミ「うえぇ!?? あ、ええっと、一応、効果まる1日持続するクーラードリンク作れるよ?」
ゲネッポ「それにワイの巣は地底湖から水引いてるさかい、涼しいで。ちょっとしたエアコンや」

>>1178
ギザミ「に、ニゲロー!」
てn……地「俺別に食ってねえよwww喋った時点で止まったわwww」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1181 )
  • 日時: 2014/08/13 20:53
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: toXKBpJ9)


>>1180
メイ「喋る、調合を極めてる、うまそう。完璧ジャァァ!」
セロ「これは食うしかないですね!」
レージ「だから真面目に仕事をシロオオオ!」
ミサキ「まあまあ……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1182 )
  • 日時: 2014/08/13 23:23
  • 名前: 翼の勇車 (ID: u0f3cljO)

>>1181
トトス「あー、確かにギザミは頭いいからザザミソたっぷりかもな」
ギザミ「ちょっ、そういうキミはどうなのさ水竜の大トロ!」
クック「はいはいそこまで。ギザミ、若干キャラ崩壊起こしてるぞ(イャンクックに食用の部位がなくて助かったな……)」
レオ(ヒャハッ、我輩のキモもあぶねえな……)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1183 )
  • 日時: 2014/08/14 15:27
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 24pI3TE7)

>>1182
メイ「ガノトトスの塩焼き……」
セロ「イャンクックの丸焼き……」
レージ「……お前ら。COROSYO?」
ミサキ「ついにレージまでおかしくなってきた……」
セロ「よし!みんな集めて解体ショーをしましょう!」
メイ「お、こんなところに日本刀とアジフライが……」
ズバッ
セロ「おお!これならガノスでも斬れますね!」
レージ「真面目にこいつら打ちのめしたい……」
ミサキ「じゃあ僕も食べようかな」
カチン。
レージ「お前ら全員皆殺しだぁぁ!」
スガガガガ……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1184 )
  • 日時: 2014/08/14 18:43
  • 名前: 影法師のペンギンさん (ID: 24pI3TE7)

4話
語られし真実

4人は真夜中にもかかわらず話に盛り上がっていた。
「へぇー、皆さん同じく15歳なんですね」
驚いたセロ。
「てかお前その身長で15かよ……いくつあるんだ?」
「確か、177くらいですかねぇ……皆さんはどのくらいなんですか?」
「僕は160cmだったかな。で、レージが167だっけ?」
「肯定だ。正確には167.6cmだが」
「メイさんはいくつなんですか?そういえば背、低いですね」
背が低いことがコンプレックスであるメイ。それを同い年かつ長身の彼に言われた。彼女の中の何かが揺らいだ。
「アタシに身長についての話題を出すなァ!」
「ちょ、ケボァ!!」
鋭いメイの肘がセロの腹部に直撃した。その勢いで吹き飛びドアにぶつかる。ドアにかけてあったアンティークの熊が落下してセロの頭に直撃した。
「貴女は手加減ってものを知らないんですか!?」
「うるさい!お前が聞くのが悪い!」
「いや、どうしてそうなるんですか!?」
「黙れ!」
「オヴ!」
再びメイはセロを蹴った。飛んで行った彼が棚の花瓶が割る。セロの部屋は修羅場とかしていた……ただし一方的にセロがやられている。後片付けが面倒なのでミサキとレージは静かに抜け出した。しかし二人は気付かずにそのまま乱闘していた。 ようやく二人が落ち着いたのは2時だった。


「はぁはぁ……もうやめにしましょう……身体が持ちませんよ」
「そうだな……」
しばらくの沈黙。
「あの……僕、なんだか前から貴女を知っていた気がするんです。遠い遠い昔から」
「なに寝ぼけてるんだ。もう寝ろよ」
「そうですね。そうしますか」
セロはめちゃくちゃになった布団を直し始めた。
「じゃあな。おやすみ」
「はい」
手を振りメイは部屋を出て行った。自分の部屋に向かう途中彼女はオレンジジュースの缶を手に取り一気に飲みほして空になった缶を後ろのゴミ箱に投げた。見事にコースを逸れて缶は床に落ちた。缶を拾い、きちんとゴミ箱に捨てて彼女は部屋に入った。彼女はすぐにベッドに横になりつぶやいた。
「アイツも気付いてるんだな。この世界のズレを……」

翌日

セロが朝起きて目に入ったのはめちゃくちゃになった部屋だった。次に全身の痛みを感じた。痛い。痛い。めちゃくちゃ痛い。不思議なことに骨は折れていないのが不幸中の幸いだった。彼は起き上がり片付けを始めた。割れた花瓶やら何やらを片付けていく。一時間かけて全て片付けると艦内放送が入った。
「間もなくシュレイド城に入る。全員準備し甲板に集合せよ」
ついに来た。全ての真実を知る時が。



セロが甲板に上がり回りを見ると風に靡く旗が見えた。後ろに巨大な影が見える。近づくにつれ背後の影がはっきりしてきた。シュレイド城。かつて栄華を極めたシュレイド王国の城である。今は不良……ではなく古龍の溜まり場になっている。しかし古龍どころかガブラスすら見当たらない。
「これより降下を開始する!」
最初にレージが飛び降りる。
「了解了解っと」
続いてミサキが飛び降りる。
「ラジャ!行くぞセロ!」
メイが飛び降りる。
「ラーサー!この先にあるんだ。真実が……」
セロが飛び降りる。しかしセロは知らなかった。これが10mの自由落下だということを。
「あ……。ヤバイヤバイヤバイヤバイ!死ぬって死ぬって!ゲハ!」
セロは顔面から地面に直撃した。
「アイツ何やってんだ」
「馬鹿だよね……」
「情けない」
3人は一斉に呆れた。

セロ視点

騒ぎも終わり、シュレイド城に降下した僕ら4人は捜索を開始した。それぞれ別行動をとり発見したら無線で連絡するというわけだ。僕は城の外を捜索することになった。特に何も無いだろうと踏んでいた。僕はそこまで警戒せずに捜索していた。そうやって6分。不意に背中に寒気がした。振り返り剣を構える。そこは城の外壁が崩れて山になっていた。不気味な感覚。奴は間違いなくそこにいる。突然山が崩れた。砂埃が舞う。そこにいたのはボロボロになった古龍だった。片目がなくなっている。間違いない。奴だ。あのミラバルカンだ。自然と握る手に力がこもる。
「……その様子だと、憶えていたようだな」
やはり喋った。
「ええ。お前を一度も忘れたことなどありませんよ」
「そうか。だが、私を殺す前に聞け。お前に話さなくてはならないことがある」
話すこと……?
「なんだ」
「私の目を見ろ」
「…?」
僕は奴の目を見た。その途端、何かに吸い込まれたような気がした。はめられた。そう思った時僕の意識は途切れた。



意識が戻るとそこは何もない空間だった。ただ自分の前にミラバルカンが立っているだけ。
「ここは何処だ?」
「お前の意識の中だ。お前には知らなくてはならない真実がある。まず、お前はこの世界をおかしいと思ったことはないか?」
「何?」
「異常に技術が進み過ぎていると例えば通信機やラジオ、印刷機つい最近までは手作業だった物」
「確かに、だがそれがどうした」
「この世界は……人の手中にある。そして、奴は……」
僕は何と無く予想がついた。
「この進み過ぎた世界を戦争で消そうとしている。そしてまた新たなる世界を作り出し楽園を建設しようとしている。それがプロジェクトリターン。私はその事実を知ったことにより洗脳されキラーマシンにされた。そして私はあの男を殺した。操られていたとはいえ、許されることではない」
馬鹿な世界を消すだとスケールが大きすぎる。
「それで何故そんな話を僕にするんですか?」
「お前にある『力』。それが世界を救う鍵なのだ」
「あの力?」
「その力は人の思いを物理的エネルギーに変換する能力そして、他人に思いを伝える能力があるのだ。その力ならわかり合い止められるかもしれないのだ」
「思いを伝える?」
「分かっているはずだ。守りたい。そう思ったことがあっただろう」
思い当たることがあった。アンノウンと戦った時だ。最も、凶暴な感情だったが。
「やはりあったようだな……私ももう長くない。私の力を託す。少年よ未来を切り開け……」
「ちょ……投げやりやん」
空間が揺らいだ。



セロの目が覚めるとバルカンはいなかった。妙に身体が熱い。構わない。早速通信機で連絡する。
「ミラバルカンに遭遇。しかし逃げられました。申し訳ございません」
しばらくのタイムラグ
「了解。一回合流する。ラノーチェスへ集合せよ」
セロはもやもやしたまま歩いて行った。

そろそろ中盤かな

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1185 )
  • 日時: 2014/08/14 20:19
  • 名前: 翼の勇車 (ID: liBineqL)

>>1183
ランコ(クイーンランゴスタ)「キャハッ、大名様(ギザミ)を傷つけたらアタイが許さないわよ!」
ルカ(チビガルルガ)「ふわぁーん! お兄ちゃん(クック)をいじめないでぇ……」
レオ(ドスガレオス)「ヒャッハァ! 我輩の兄弟(トトス)を傷つけようたあ良い度胸じゃねえかヒャッハァ!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1186 )
  • 日時: 2014/08/14 21:50
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 24pI3TE7)

>>1185
メイ「セロ。何やってんだ?」
セロ「様々な人に招待状と言う名の援軍要請を書いてます」
メイ「誰に書いてるんだよ」
セロ「このスレで最も強そうな人達」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1187 )
  • 日時: 2014/08/14 22:38
  • 名前: 翼の勇車 (ID: liBineqL)

>>1187
ペッコ「そ、そっそっそれは……」
イーオ「ま、まさか……」
勇車「だ、大丈夫だ! 地さんと炎さんはそんな理不尽な理由で協力したりしないはずだ!
ギザミ「そうだよね! ボクら何も悪いことしてない、というか人間側の存在→何か食べ物として見られた→自衛のため援護要請。ねえ、ボクらに落ち度あった!?」
アルタス「……いや、恐らくない」

本編書かなきゃなんないのになにやってんだ我は。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1188 )
  • 日時: 2014/08/14 23:25
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: GX5DoC5F)

>>1186
え?援軍要請…?
炎「その世界の存亡の限界まで来ない限り俺はいかねーよ」
地「ひでぇwwwいけよwwww」
炎「死にたいらしいな。殺してやるよ」
碧「どうでもいいがそんなに本気出すな。残妖と冥花が怯えてる」
残妖「ひ、ひぃぃ…」
冥花「…」
炎「…つーか俺の師がこいよ」
?1「俺は特別枠だっつーの!いい加減しろ!もうでてこんわ!」
炎「んじゃ出てこねーんだったら性能晒せ」
?1「あ?今すぐ消そうか?物質を無に帰す力を与えたのは俺だぞ?空間移動もできるぞ?一瞬でこの世界から消してやろうか?それでもいいならやってもいいんだが?あと焔だけじゃなくて雷もだせるし全属性だせるわ。つーか髪型似すぎ。少し変えろよてめぇ」
地「だーwww炎よりこえぇwwww」

更新はまだ無理というより2代目はこのまま終わるのか。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1189 )
  • 日時: 2014/08/15 01:52
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: OelxEu.e)

 >>1186

 アスト「救援要請?」

 ニーリン「ふむ、どこからの手紙だ?」

 アスト「らのーちぇす、とか言う戦艦だって」

 ツバキ「何だよその戦艦……なになに、このスレで一番強そうな人?」

 カトリア「うーん、私達には関係無いかな」

 ニーリン「おやおやイレーネ殿。何を白を通しているのかな?このスレの最強のハンターはあなた様でしょう?」

 カトリア「えぇ?わ、私はそんなに強くないよぉ。他の世界と違って、私はあくまで普通の人間だから、んー……強いて言うなら、普通の人間の限界の強さが私になるってことなのかな?」

 ツバキ「多分、違うと思いますよ。な、アスト」

 アスト「強さって言うのは、ただ力さえ強ければいいってもんじゃないと思うんですよ。その、言うとすっげぇ恥ずかしいですけど、お、女の子の強さは、可愛らしさ、だと思います」

 カトリア「!?」

 ニーリン「うむ、その通りだな。我らが小説を自画自賛するようでアレだが、可愛らしさと言う点ではイレーネ殿が最強ではないかと」

 カトリア「!!??」

 ツバキ「ユリもいいと思うんだけどなぁ、人気投票じゃカトリアさんの方が圧倒的だったし」

 カトリア「??……!?!?」

 アスト「じゃあ、可愛らしさ最強はカトリアさんってことで」

 カトリア「〜〜〜〜〜!!!!!」

 

 もしもカトリアさんがセロ達の世界に行っても、対人戦闘なんかしたことがないので単なる足手まといにしかならないかと……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1190 )
  • 日時: 2014/08/15 02:12
  • 名前: 翼の勇車 (ID: CJ30F9dC)

>>1189
うん、といいますか、この召集は我の小説キャラvsセロ達だと思うんで、応じた場合モンスターズ&鳥竜種連合軍との総力戦になるかと……。ま、まあ、クロスオーバー中で面識のあるミナーヴァ一行はそんなことしないと信じてますがね!
勇車「……可愛さ一位はシオン。これだけは譲れない。異論は認める。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1191 )
  • 日時: 2014/08/15 11:39
  • 名前: 影法師のペンギンさん (ID: Sj8/I1fK)

>>1190
セロ「ヤバイことになってしまった……援軍が来ないからの戦争とは……」
メイ「戦うの?イャフオオオオオ!!」
セロ「よし、逃げよう」
レージ「事の発端はお前だ。お前が片付けろ」
セロ「ええ!?どうしたらいいんですか」
ミサキ「暴走すれば?」
セロ「なるほど……それなら5分あれば残滅できますね。それに僕はあの状態ならこのスレで最も速いし……」
ミサキ「そうだ!作品対抗の体育祭をしよう!」
メイ「祭りだぁぁぁ!」
レージ「イャオ」

私のキャラで最も可愛いのはメイですね。危険ですが…
メイ「なんか言ったか」
ペンギン「いえ何も」

>>1189
メイ「カトリアさんでしたっけ?安心してください。こんな世界でも運動できない膝神ハンターがいますよー」
セロ「言わないで下さい……」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1192 )
  • 日時: 2014/08/15 14:01
  • 名前: 翼の勇車 (ID: CJ30F9dC)

>>1191
勇車「乗ったぁ!」
ギザミ「え!? そんなつばゆう、安請け合いしちゃっていいの!?」
ゲネッポ「せやでツバヤン、あんたも二作品抱えているうえクロスオーバーしている身や。しかもその三作で手いっぱいやないか」
勇車「いいのいいの!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1193 )
  • 日時: 2014/08/15 20:09
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: Sj8/I1fK)

>>1192
セロ「じゃあ第1種目は本日は8月15日ですので日本の平和を願い……」
メイ「灯篭投げとか?」
セロ「いえ、トラック投げです!」
ミサキ「カゲロウデイズだー」
レージ「パァァっと通っったトラァックガァァー!!」
セロ「ルールは簡単!トラックを投げた距離を競うだけです」
メイ「いや、普通の人には無理だろ……アタシでも飛んで10mだよ」
セロ「参加者バンバン募集中です!募集人数無制限、無論途中参加も歓迎、募集条件無条件、服装は自由です!」
メイ「無視するな!てか、参加する奴いるのか」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1194 )
  • 日時: 2014/08/16 01:28
  • 名前: 翼の勇車 (ID: VZfvMJz6)

2014年度 第一回 『モンここ』作品対抗体育祭

第一種目 トラック投げ〜翼の勇者作品のターン〜

勇車「さて! ペンギンさんの所のミサキさんの提案により突如始まった、モンハン小説を書きたいひとはここへ! 略称『モンここ』作品対抗体育祭! 第一種目は、本日8月15日とゆかりのあるカゲロウプロジェクトにちなみ、トラック投げです! そしてこの第一種目、翼の勇車作品のターンは、作者故にキャラクター達を最も理解していると自負しております我、翼の勇車が実況を担当させていただきます! そして解説は、人の素質を見抜かせたら右に出る者はいない! 鳥竜種連合軍隊長、イャンクックのクックさんにお願いしたいと思います」

クック「よろしく頼む」

勇車「いやーそれにしても、カゲプロの名をボソッと言ったらまさかペンギンさんがカゲプロをたしなんでおられたとは、我、仲間を見つけた喜びで踊り出しそうです!」

クック「きっと何かの縁だ、この競技はしっかりときめてもらいたいところだな」

勇車「簡単に今種目のルールを説明します。競技者は直径十メートルの円(競技者が人間と限らないための配慮)から出ず、横に用意されておりますトラックを持ち、投げます。使用されるトラックは通常の2トントラックで、測量基準は円の縁から静止したトラックまでの最短距離を測定、勿論地面に接触した後転がるなり引きずられた分の距離も加算されます。投函回数は三回、その中で最も距離が長かったものを記録とします」

勇車「さて、今種目の我が小説代表、二次オタでもコミュ障でも引きニートでもないけどモンスターズ一の力と優しさを持つ恋する盾蟹、ギザミ選手が入場してきました! クックさん、今回の見所はどのような所でしょうか」

クック「ギザミは殴る、叩きつけるといった動作は得意だが、投げるという動作は見た事がない。しかもハサミという物を持つのに都合の悪いあの腕をどうカバーしていくかだな」

勇車「さてギザミ選手、円の中に立ちました。入念にストレッチをしております。そして……となりにあるトラックを持ち上げました! 流石はモンスター、軽々です!」

クック「広げたハサミですくいとるように持ったな」

勇車「そして一投目……投げたぁぁ! 凄い! 結果……20メートル!」

クック「あれは本気を出せていないな」

勇車「? ……っと、二投目、投げたぁっ! 結果……22メートル!」

クック「何かが足りないようだな、ギザミは。ギザミに必要なもの……」

勇車「おおっとぉ? ギザミ選手が急に観客席の方を見ましたよ?」

クック「……ミズキだな」

勇車「何と! ここでなんと、ギザミ選手が想いをよせるハンター、ミズキさんを観客席に発見したようです! ミズキさん、大声で応援しています!」

クック「ギザミにとっては最強の応援だな」

勇車「!? ギザミ選手の体から赤いオーラが!」

クック「狂蟹化したようだな」

勇車「恋の力なんて、お前はどこぞの海賊コックか! しかしこれは本人の実力! ドーピング等のルール違反にはなりません! そしてトラックを持ち、振りかぶってぇー……投げt「ギャアアアアアァァァァァ!!!」キィーン……失礼、実況室まで響き渡る咆哮によりマイクが音割れを起こしました。っとぉ、三投目の結果は!? ……な、なんと45メートル! 先ほどの記録の倍以上! 恐るべし愛の力!」

クック「ようやく全力が出せたようだな」

――――――――――

ギザミ記録
一投目:20m
二投目:22m
三投目:45m

結果:45m

――――――――――

ちなみにドーピングについてですが、師条君の狂竜ウイルスの場合体内の抗体の活性化が目的であり体に直接の影響を与えない、また活性化した状態が真の実力であるという判断でセーフですが、炎達の使うあのリングは純粋に肉体強化をしているんでNGです。判断基準にどうぞー。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目! ( No.1195 )
  • 日時: 2014/08/16 02:49
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: /lfRfiNI)

>>1193
こうなる

碧「俺はパスだ。トラック持ち上げるほどの筋肉はつけてねぇつーかそれ投げることできたら人間卒業レベルだ」
地「え、T力比率指×10はだめなの?なんで?いいじゃん別に。ただ力が増加されるだけで肉体強化じゃな」
炎「あきらめろ、屁理屈などどうでもいいからさっさとしろ」
霊華「2t…よね?これ…」



碧「実況という名の突っ込み役は俺だ。あと冥花もつけている」
冥花「なんであたいが…」
碧「めんどくさいとかいってたから1回しか投げねぇらしい。つーかあれ投げることできるのかよ」
冥花「…あたいのいる世界にはいるわよ」
地「どうやって投げよwww遠心力使おうかwwwwそれともそのままwwww」
碧「おい、持ち上げたままこっちくんな」
冥花「片手で…?!」
地「分かったよwww投げればいいんだろwwwほれwww」

ブンッ!!!!

碧「は?」
冥花「えっ?!!」
地「ほら投げたぞwww」
碧「…競技場から飛び出したんだがどうするんだ」
炎「ちっ…その程度の距離しか作ってないのかここは…落下場所からして推定1.7キロメートルだ以上」
碧「人間やめたか」
地「うっせwwwww」
残妖「なんで落下場所がわかるのですか…」



炎「めんどくさいな…投げることもだるい」
碧「おい、本気かよ」
炎「悪いか」
地「耐久もつのwwwwww」
炎「加工した」
霊華「ありなのそれ」
残妖「まぁ…結果は同じだと思います」
炎「投げるぞ…」
碧「空中で四散しない程度で頼もうか」
炎「…」

ブンッ!!!!

キラーン…

全「「えっ」」
炎「ほら、測れよ。距離。この競技場作ったやつ」
碧「…どっか消えたぞ」
地「ちょおまwwwwこれわからんwwwwwうえwwwwww」
残妖「(あぁ…炎さんがなんであんなに恐ろしいのか分かりました…)」
霊華「(え、気づくの遅いわよ。)」
qua「なんか空にでっかいものが一瞬写ったと思ったらどっかへ流星のように飛んでったけどあれなに?」



ちなみに本編メンバーは…



師条「投げれるわけねーだろおいこら。俺そこまで変態ちゃう。」
BLAZE「くくっ…我はそうだな・・・32.4mまでだったようだ。」
涙那「なーっ!?」
キャロ「お…恐ろしいニャァ…」
奏連「え…あれ投げられるの…」
満「俺は無理だな。」
優李「私…?本気をだせばこ…このくらい…!なげ…れないです…。な、なに?!」
Blizzard「アタイはこういうのは無理!!」
?「奇跡を起こせるとしてもこれを投げるのは無理です…。」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1196 )
  • 日時: 2014/08/16 08:39
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6oHskcpv)

 >>1193

 アスト「2トンってそんなに重いのか?」

 ライラ「んー、ざっとアンタ30人より少し重いくらいだよ」

 アスト「は、はぁ!?そんなもん持ち上げるどころか、押すのだって無理だろっ!?」

 エリス「……普通の人間では無理でしょう」

 ニーリン「バカか君達は。一目見て不可能だと察せ」

 ルピナス「そうですねぇ、こんなに大きな物を投げられるなんて、その人はとっても力持ちさんなんですねぇ」

 ツバキ「いやいやいや……力持ちさん通り越して人間じゃないだろ」

 シオン「うげげーっ、ビクともしませんよーっ」

 セージ「お前もやろうとするニャ、シオン」

 マガレット「えっとですね、これまでの結果を見ると、片手で投げた人が1.7kmが一人とと、測定不能が一人ですね。あと、モンスターが投げて45mだそうです」

 ユリ「片手で……?それに、測定不能ってどういうこと……?」

 カトリア「文字通りと捉えていいと思うよ」

 アスト「じゃあ、カトリアさん。どうぞ」 

 カトリア「ふぇっ!?」 

 ニーリン「おや、こんなところにちょうどいい大型モンスターが」

 カトリア「……オオシナトでエキスを集めてからってこと……?」

 ツバキ「そうじゃないですか?」

 カトリア「うー、分かりましたぁ。やりますよ、投げればいいんでしょぉ」

 バシ、キュン、バシ、キュン、バシ、キュン
 
 カトリア「じゃあ、三色揃ったからやってみるよ」

 ユリ「頑張って、カトリアさん」

 カトリア「よいしょ、ふっ、んんんんっ……!!」

 ルピナス「動きませんねぇ」

 カトリア「んんんーっ、無理、限界だよぉ……」ドタ

 セージ「なんでやろうとしたニャ、アホかニャ」

 アスト「カトリアさんで無理なら、俺達はみんな無理か……」

 記録…カトリア 0m
 

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1197 )
  • 日時: 2014/08/16 10:21
  • 名前: 影法師のペンギンさん (ID: RoJWsWvk)

セロ「皆様参加してくれてありがとうごさいます!感激のあまり涙が ……」
メイ「てか焼鳥……じゃなかったペンギンはこういうの無理なんじゃ無かったっけストーリーの設定上……」
レージ「簡単だ。ご都合主義なのだろう」
ミサキ「で、誰が投げるの?」
レージ「当然言い出しっぺのお前だ」
セロ「え、僕!?」
レージ「こんな物を投げられるのはお前とメイだけだ」
メイ「アンタの方がパワーあるんだろ。暴走中の単純な握力は炎さんクラスなんだろ」
セロ「というかまず持ち上がらない……」
レージ「なんとかして暴走しろ」
セロ「いや、そう言われても……」
バルカン「私が手伝おう」
メイ「出来るの!?」
バルカン「ああ。しかも暴走せずに力を出せる優れものだ。準備はいいか少年よ」
セロ「じゃあ……もうどうにでもなれ!いきます!」
バルカン「よし!オオオオオオオオ!」
ミサキ「セロに紅いオーラが!」
レージ「目の前からトラックが近づいてきた!」
セロ「売頬おおおおお!!」
メイ「トラックを掴んだ!そして……」
セロ「オンドリャャャャ!!」
ブウン
3人「投げたァァァ!」
セロ「ヤバイ。場外だ……」
ヒュー………ガラガラガシャーン……ボーン!
レージ「爆発したな……」
ミサキ「運ちゃんは?」
メイ「知らねっと……」
ペンギン「只今の結果……は?1キロ越した?彼奴が?笑えるわ」
メイ「さっさと答えろ。斬るよ」
ペンギン「ひいいいいい!えっと只今の結果1.4kmです!!」
レージ「いい線いってるな。よし次…!」
セロ「腕の関節が……」
メイ「お前は貧弱過ぎ」


結果、1.4km


さてと今のところやろうかなって種目は

落ちるな!モスロデオ!(元ネタ豚ロデオ)

普通の100m走(瞬間移動禁止)

ザ、サバイバル障害物競走10キロ

ヌタウナギバトンリレー(最低だな)

対人戦闘

参加者、競技を募集中です!我こそはと言うそこの人!是非是非お願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1198 )
  • 日時: 2014/08/17 03:11
  • 名前: 翼の勇車 (ID: izEyUUkY)

過去ログ行く前に更新っ。


翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』

第十三話〜カミサマとカニサマ(笑)〜

街の皆が騒ぎだした。ネコタクに乗せられて次々に運びこまれてくる満身創痍のハンター達。その数はもうすぐ出撃した人数に届く。それはつまり、ヤツの足止めに向かったハンター達がほぼ全員やられたという事だ。そんな様子を俺……道具店のオヤジは見て、思う。
(アカリがいない……)
俺の目が間違いじゃあなければ、今のところアカリちゃんは運びこまれていない。それはつまり、アカリちゃんはまだあのカニと戦っているって事だ。できれば、そのままあのカニを追っ払って無事帰ってきてほしいものだが……。
「全く何を考えているにゃ、あの小娘は。おとなしくネコタクに乗ればいいのに、どっかに走っていっちまったんだにゃ!」
思考をめぐらしていた俺の耳に、ネコタクを引いていたアイルーの一匹が同僚に愚痴る声が入る。元来ハンター稼業ってのは命のやりとりをする仕事だから、必然的に男性ハンターが多くなる。今回の作戦もご御多分に漏れず、その参加者のほとんどが男だった。おそらく女性ハンターは二、三人程度。その数少ない女性ハンターも、先ほど運ばれていくのを見た。つまり……。
そこまで思考を巡らしたところで、逃げろ、という意味の言葉が響いた。あのカニが、ついに街を守る壁へと迫っていた。慌てて逃げ出す人々。その口からは、神へと祈る言葉が流れ出していた。
馬鹿馬鹿しい。そう思った。この世に神などいない。そう、神など……。
その時、天を割かんばかりの咆哮と共に、巨大な赤い雷(いかずち)があのカニに直撃した。

―――――

わーっはっはっはっは! ザマーミロこの糞蟹がぁ! あーあー崩れ落ちたよ。ま、あの程度で死ぬタマじゃないのは知ってるけど、結構気分が晴れた。だが許すとは言ってないっ!
「(んじゃ手筈通り行くぞ!)」
「(わかったっす!)」
そのまま飛行し、ドンドルマの上空へ。驚愕する住民のミナサンの顔が見えた。ねえ、神様かと思った? 勇者様か何かかと思った? 残念! 俺だよ!
到着したのは街の中にあるベースキャンプ上空。俺の読みが合ってりゃあるはずなんだが……。
俺が高度を下げたところで、桐谷がベースキャンプ目掛け飛び降りる。
「(えーっと……あっ、あったっす!)」
アイテムボックスをガサゴソと漁った桐谷はあるものを抱え、こっちに合図してくる。そこに俺は、無駄に長いこの尻尾を垂らす。
さあ、桐山ンポスよ修行の成果だ、垂直登りを俺の尻尾でやってみろ! ……と掛け声をしようとしたら、あっさりヒョイヒョイっと登ってきた。俺の修行が無駄ではなかったって事だけど、なんか悔しい。
「(いくぞっ、作戦、"巨大蟹料理"開始!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タ ( No.1199 )
  • 日時: 2014/08/17 15:56
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: DhlDE54N)

そろそろ二代目がおわる・・・
時間とは早いな・・・

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1200 )
  • 日時: 2014/08/17 16:10
  • 名前: 翼の勇車 (ID: izEyUUkY)

さあ双剣殿、最後のレスをどうぞ!

モンハン ( No.1201 )
  • 日時: 2014/08/17 17:44
  • 名前: 街 (ID: rgGY6PZt)

>>1000おめでとう!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム ( No.1202 )
  • 日時: 2014/08/17 17:32
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: xV0ka5rQ)

2代目お疲れさまでした。
これからは3代目で頑張りましょう。
なお、自分はまだ更新ペース遅めです。
それではまた

*
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(記事メンテ時に使用)

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