雑談掲示板

モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!企画選抜タイム
  • 日時: 2014/07/25 13:36
  • 名前: 双剣 ◆HUQd0j4o36 (ID: 4VeqnVC.)

クリックありがとうございます!
このスレでは シリーズ物の 小説 をかいてください!
&主もショボいですが小説をかくので。

ルール
一 話数をしっかり書いてください!
二 お題は基本的にモンハン!もし違うお題で書きたかったら、主に一言。

あなた あ のお題で書きたい!
私 いいですよ。
あなた 書きます〜  
のようにしてください。
必ず聞いて、返信されてから、書いてください。
三 アドバイスはいいですが、基本的に批判、邪魔はなしで。
四 二回以上の荒らしで通報を考えますんで。
追加 重要

五 四回以上の荒らしは確実に通報します。
私が居ない場合は作者様達にお願いします。

以上を守ってくれると嬉しいです!

お願い このペース配分だと主が過労死するので、更新ペースを最高でも週三にしてください。

リンクスレ  http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=326

参考にどうぞ
http://real-create.com/

一代目
http://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=49
作者様達の作品を最初から読みたい方は、上のスレからどうぞ。

現時点でのここの内容
作者様は一代目の続きからどうぞ。



企画↓
詳細
>>520

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スレ主=あいりあの作品

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ダブルサクライザーsの作品
モンスターハンター 〜輪廻の唄〜
あらすじ(第三十三章まで)>>59
三十四章 一時帰還>>24
三十五章 誤解巻き起こる朝>>27
三十六章 勝負の分け目は、君だ>>43
三十七章 地底洞窟の死闘【前編】>>60
三十八章 地底洞窟の死闘【後編】>>61
三十九章 フィーネ>>68
四十章 いざ出航、その名はワルキューレ>>92
四十一章 蒼天の上と下で 〜チコ村編〜>>101
四十二章 雲の隙間に闇が蠢く>>141
四十三章 決死の救助作戦>>155
四十四章 足掛かり>>192
四十五章 ドッキリ?真夜中の衝撃>>201
四十六章 歌姫と可愛いナイト>>209
四十七章 ニューウェポン・チャージアックス>>233
四十八章 ゴア・マガラ再び>>273
四十九章 安らぎの一時>>297
五十章 迫る刻>>316
五十一章 アストとツバキ>>336
五十二章 セカンド・コンタクト>>348
五十三章 狂気の黒蝕>>371
五十四章 跳梁し意思用いず悪成さば>>389
五十五章 苦悩、葛藤、決意>>394
五十六章 戦闘続行>>410
五十七章 それは災禍の前兆>>413
五十八章 ナゾ フカマル セカイ>>434
五十九章 別れたくなかったからです>>468
六十章 高鳴る感情、止まらない鼓動>>495
六十一章 遥か彼方へ 〜シナト村編〜>>504
六十二章 風、吹き抜けて>>515
六十三章 魔の手はすぐそこに>>519
六十四章 カトリアに隠されたこの旅の真実>>529
六十五章 虚無の笑顔と溢れる涙>>535
六十六章 リーンカーネイション>>569
六十七章 悲劇>>594
六十八章 迷い刻む心の中>>604
六十九章 感情と期待に揺れる想い>>615
七十章 持つべきは最高の仲間達>>742
七十一章 俺は『モンスターハンター』なんだ>>755
七十二章 最強の敵>>763
七十三章 長き戦いの始まり>>774
七十四章 ゼツボウノソラ【前編】>>821
七十五章 ゼツボウノソラ【後編】>>824
七十六章 この胸に溢れ続ける熱い想いを>>828
七十七章 光を翔ける>>831
七十八章 アスト>>846
七十九章 流れ星ひとつ>>860
終章 輪廻の唄>>863

キャラ人気投票(終了)>>649>>801
 登場人物紹介その2>>653

SS カトリアの花嫁修業>>1020

『モンスターハンター 〜猛焔を抱きし翼〜』

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翼の勇車sの作品
あらすじ(第二十話まで)>>56
第二十話〜古龍攻略〜>>41
第二十一話〜目覚めた災悪〜>>75
第二十二話〜ギザミとミズキ〜>>78
第二十三話〜ギザミの想い〜>>110
第二十四話〜狂竜病克服〜>>123
第二十五話〜vsクック&ルカ〜>>145
第二十六話〜最強の増援〜>>154
第二十七話〜怪虫組(モンスターバグズ)〜>>188
第二十八話〜うるさいクイーンランゴスタ〜>>210
第二十九話〜真の元凶〜>>645
番外編〜過去ログ入り記念祭 part1〜>>21
番外編〜過去ログ入り記念祭 part2……の場を借りたクロスオーバー意見会〜>>128←個人的にちょっと内容が…
(すでに消してるTrailsの作品に振れているため)
番外編〜我が小説の危機〜>>331
番外編〜トトスの処遇意見会〜>>579
番外編〜一作目二作目合同、ダブルサクライザーさんの小説 キャラ投票会〜>>654
番外編〜クロスオーバーについて〜>>732
番外編〜状況報告〜>>788
番外編〜翼の勇車主催 祝砲上げ大会〜!>>875

第一話〜出会い〔キャラクターコメンタリー版〕〜>>996

2作品目『高校生モンスター』
第一話〜とりあえず経緯書く〜>>433
第二話〜神様転生じゃないだけマシ〜>>478
第三話〜出来ること確かめるのはテンプレだよね〜>>536
第四話〜あ、ありのまま今あったことをはなs(ry〜>>591
第五話〜人化? 邪道!〜>>620
第六話〜どうもアカリちゃんがヒロインらしい〜>>697
第七話〜も、もうぼっちじゃないもんね!〜>>722
第八話〜同郷のモンスターとか〜>>818
第九話〜神山先輩マジパネェっす〜>>894
第十話〜最近アカリちゃんの様子が変〜>>925
第十一話〜「甲殻種の底力みせたるわ!」〜>>983
第十二話〜リミッター解除ぉ!!〜>>988

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7倍quasarsの作品
世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
設定>>449
あらすじ(もう一つのお話もここに)>>562
第1話 忌み嫌われし竜、ゴア・マガラ>>423
第2話 奇妙なゴア・マガラとの対峙>>424
第3話 並立世界〜パラレルワールド〜>>429
第4話 師条の実力(前編)>>435
第5話 師条の実力(後編)>>452
第6話 想定外の出来事>>461
第7話 休憩>>463
第8話 集会場へ向かう>>466
第H(\)話 クエスト ドスイーオス2頭の狩猟>>469
第10話 クエスト開始〜哀れ、片方のドスイーオス〜>>489
第11話 合流>>496
第12話 欲するもの、それは血肉>>502
第13話 欲した結果が生みしモノ>>516
第14話 新たな仲間>>542
第15話 Why do you need Monster Hunting?〜テオ・テスカトルの討伐クエスト〜>>572
第16話 狩猟開始>>629
第17話 一つの答え>>698
第18話 危機>>713
第19話 確信>>724
第20話 世界との別れ>>775
第21話 あらたな使命>>802
第22話 行動は迅速に>>806
第23話 もう一つの要因>>813
第24話 異世界で戦うモノ達>>822
第25話 凍る海>>825
第26話 異世界の物>>855
第27話 ONLY☆ONE☆救出>>876
第28話 EXTENDED>>901
第29話 意外な性格>>926
第30話 ONLY☆ONE☆帰宅>>933
第31話 ONLY☆ONE☆夜>>984
第32話 未知との接触>>1022
第33話 また増える仲間>>1029
第34話 水中戦>>1047
第35話 水中戦と異世界の者>>1051

同時進行するもう一つのお話
〜世界を戻すため〜
設定>>473>>957>>1034
その1 元の世界での異変>>471
その2 常識を放棄した世界>>480
その3 三途の川にて>>524
その4 新たな使命>>544
その5 代償>>574
その6 捜索>>581
そのZ それぞれの動き>>600
その8 それぞれの動きver2>>643
その\ 解放>>652
その10 防具をつけても似るときは似る>>699
その11 進展>>717
その12 異変>>745
その13 連鎖する異変>>749
その14 最凶と最強の再開>>753
その15 正面突破>>832
その16 1vs4>>839
その17 凌駕せし者>>850
その17-2 その頃のミラバルカン>>859
その18 無慈悲>>898
その19 破砕>>927
その20 激昂>>942
その21 常識外の力>>959
その22 制御>>977
その23 極限>>987
その24 決して解き放たれてはならない存在>>1019
その25 解放された男>>1026
その26 地獄のかまぼこ工場>>1039
その27 離脱>>1050

番外編1 想定外。>>526
番外編2 なぜ返信とNoにずれが生ずるか>>644
番外編3 止まってしまうもう一つの物語>>787
番外編4 勝手に祝砲あげる人>>870

クロスオーバー用設定>>707>>709
クロスオーバーへの導入編 ver1>>682←まだクロスオーバーやってないのでとりあえずここ。
クロスオーバーへの導入編 verもう一つの物語>>911

茶番もろもろ>>391>>407>>420>>455>>702>>819>>880>>892>>955
(茶番もろもろは読んでも読まなくても関係ないそうです。)

突然な企画>>992

ONLY☆ONE☆NG集>>947
ONLY☆ONE☆NG集inクロスオーバー>>1017

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片手拳sの作品
HunterLife〜ふんたーらいふ〜
あらすじ(第十九話まで)>>70
設定>>85
〜第二十話「一買い行こうぜ!・後編」〜>>46
・上位昇格試験編
〜第二十一話「出発の時」〜>>112
〜第二十二話「地図に載らない街」〜>>277
〜第二十三話「新たな戦友」〜>>314
〜第二十四話「出航」〜>>854

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若虎sの作品
――第11話 特訓と新たな仲間――>>67
――第12話 助っ人参上――>>400-401
――第13話 ついに・・・――>>540

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布都御霊剣sの作品
モンスターハンター「焔の詩」
9話>>106
10話前編>>252
10話後編>>308
11話>>313
12話前編>>552
12話後編>>585
13話>>599
14話>>602
15話>>804
16話>>816

サイドストーリー 微笑は風と共に
プロローグ>>856
1章-1>>878
1章-2>>1013
1章-3>>1028

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カゲヤsの作品
『モンスターハンター 黒ノ奏』
第一話>>20
第二話>>985←話数がなかったので勝手につけました

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アクア@オワタの人sの作品
Monster Hunter~狩人の使命~
番外編!
~100レス超えたけど関係ない!~>>150

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真夏のペンギンさんsの作品
登場人物紹介>>972
メンバー設定>>488
2話 結成?>>174
3話 共通点>>280
4話 渦巻く運命>>349
5話 眠鳥に踊らされて>>479

2章虚勢の閃光!血風の姫神!
1話 出逢い>>152

3章動きだすニック・タイム
1話理解の外側>>543
2話目視の限界>>557
3話パワー>>565
4話発進ラノーチェス!>>655
5話空の上にて>>842
6話空中戦>>884
7話風はシュレイドへ>>931
三章エピローグ>>932

4章ワイルドタイム
1話防衛戦>>991

特別企画ペンギンさんの始めての茶番!>>970

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ガンランスの王sの作品
ハンターズ・アドベンチャー
〜あらすじ〜(第十話まで)>>279

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で?sの作品
甲虫戦隊
設定>>330
第1話 悪党戦隊現る>>269
第2話 リオレウスを襲撃>>327
第3話 リオレイア襲来>>329
第4話 正義の甲虫ロボ セルタスグレート現る>>366
第5話 >>377
第6話 スパイダー☆セルタス崩壊!>>390

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煌星sの作品
設定>>353
第1話>>300
第2話>>312
第3話>>352
第4話最強?イャンクック>>417
第5話 旅の始まり 地の文減り気味>>531
第6話  戦いの意味〜対飛竜編〜>>830
第7話  力の意味>>949

番外編 1>>641

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izayoi0018s(神風s)の作品
真のモンスターハンターを目指して
10話>>405←10話かどうかは推測。間違えてたら報告を
11話 休暇>>568
12話 遊戯>>619

異世界からお嬢様達が来るそうですよ?
第0話 ちょっとした設定回>>899

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破損したスプレー缶sの作品
現実世界と異世界  
第1話 平和な日常>>416
第2話 漂流!?謎の孤島!>>419
第3話 アルセルタス襲来!>>425
第4話 爆裂進化!ドスランポス!>>509
第5話 新たな仲間モス!>>511

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スラクsの作品
「反撃の烽」(はんげきののろし)←題名これであっているかご確認を…。
設定>>857
零話「撃龍船の中」>>575
壱話「突撃☆ダレン・モーラン」>>582
参話「援軍到着」>>651
四話「ハンターになったきっかけ」>>701
五話「上級昇格おめでとう(棒」>>716
六話「密林の中で〜前編〜」>>770
六話「密林の中で〜後編〜」>>849
七話「異常な世界」>>924
八話「嵐」>>1015

第一回 [The 雑談]>>946

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ペイルカイザーsの作品
M.H. 滅龍少女〜ドラゴン×スレイヤー〜
プロローグ>>583
Episode 1 龍の力を持つ少女>>601>>723

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0120sの作品
1=1
第1話  電卓「俺は108円(税込)の何処にでもいる普通の電卓さ!」>>780
第2話  無量大数「だから、俺は無量大数であって無限大ではないと何度言ったら」>>783

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バサルモス愛好家sの作品
短編小説「Insania warz 〜ケチャワチャに支配された世界〜」
第一話『ibera restinguitur』>>827

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ヨーグルトsの作品
モンスターハンター『伝説の狩人』
一話>>829
二話>>847←設定もここにあります

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謎の人 再来!sの作品

〜〜狂暴なる者とハンターの新の戦い〜〜
第1話 始まり>>948

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コラボレーション作品1

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車
クロスオーバーの設定>>211>>226>>263
序章 歪んだ夢の中へ>>222>>224
一章 未知という未知>>227
二章 現れた紳士>>230
三章 暴れん坊と良識派>>235
四章 モンスターとの会話>>240>>242
五章 逃げた先と最終兵器>>247>>249
七章 泣き虫>>254>>292>>249が六章になるのかな?
九章 とある芸人>>298>>309
十章 再開>>315>>319
十一章 いよいよ揃う>>320>>335
十二章 初めての……>>354>>359
十三章 孤島へ>>363>>370
十四章 ミナーヴァ再集結>>380>>381
十五章 旋律を奏でし鳥竜種>>382>>388
十六章 モンスター召集>>403-404>>411
十七章 共感>>412>>460
十八章 おしどり夫婦とネコめし万歳>>454
十九章 >>481>>483
二十章 異変、そして料理>>534>>537
二一章 >>541>>548
二十二章 風を纏う龍>>695
二十三章 秘策>>703>>705
二十四章 力を得た人、そして暴走>>710>>748
二十五章 再びの平穏>>808>>814
二十五章 食事会と夢の世界>>838>>853>>893
二十七章 動き出す瞬間>>897>>938
二十八章 Memorial 〜思い出〜>>950
二十九章 村へ>>969>>976>>979
三十章 寝ぼけ眼の寝起き>>982
三十一章 >>1010>>1012

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コラボレーション作品2

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー
設定>>912>>914>>919>>937>>966
序章 重なりすぎた偶然だとしても>>915
一章 失われし力>>918
二章 見て話して分かること>>921>>928
三章 単刀直入に言う、それと異論は聞けなくなった>>930>>951
四章 それぞれが出来ること>>954
五章 二手に別れる組み合わせ>>971>>975
六章 聖・エールハース>>980-981
七章 戦闘開始>>986>>998
八章 流れ行く時と舞い躍る嵐>>1002>>1008
九章 青熊獣アオアシラ>>1011>>1016
十章 時の狭間>>1018>>1024
十一章 温泉だよ!全員集合ー!>>1027>>1030
十二章 終わりなきを終わらせる戦い>>1036-1037
十三章 竜の訪れる秘湯>>1038>>1044
十四章 地の温泉巡り>>1045>>1048
十五章 夕暮れオレンジ>>1049>>1053
十六章 沈む地、眠る炎>>1054

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目次ここまで。1054までです


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Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1027 )
  • 日時: 2014/07/09 17:07
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: R0bcO7pg)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十一章 温泉だよ!全員集合ー!

 〜ミナーヴァside〜

 無事にアオアシラの狩猟に成功したカトリア達はユクモ村の集会浴場に帰ってきていた。
 先に帰っていたのか、ニーリンとツバキが待っていた。
「おぉ、イレーネ殿、戻られましたか」
「ニーリンさん、ツバキくん。地さんは?」
 カトリアは回りを見回しても地の姿が見えないことに気付く。
 それに関してはツバキが答える。
「地さんなら、ついさっき「クエスト消化に行ってくる」とか言って依頼を受けていきましたよ」
 確か土砂竜ボルボロスだったかな、とツバキは地が受けていた依頼を思い出す。
「呼ばれた気がした」
 不意に、地がカトリア達の後ろから現れた。
「地さん?忘れ物ですか?」
 残妖はここに地がいることから、忘れ物でも取りに来たのかと思い込んだ。
 だが地の答えは全くの逆だった。
「いや、もう終わらせた。過去形。で、帰ってきた。現在形」
 もう依頼を終えて帰ってきたと言うのだろうか。
 ツバキがついさっきと言ったので五分かそれくらいだと思っていた。
 だとしても、いくらなんでも早すぎる。
 地は以来達成を伝えるためにエリスの元へ行く。
「ほい、ボルボロス狩ってきた」
 依頼状の半券と剥ぎ取ってきたばかり(ついニ、三分前に)の土砂竜の甲殻を見せる地。
 エリスはそんな地に戸惑いを見せたが、規定に従って以来達成の判を押す。
「……本当に狩ってきたんですか?」
「ほんとほんと。ちょっと裏技使っただけだよ」
 その裏技が何かは想像も出来なかった。
 この地と言う男、どこも掴めない。
「そう言えばカトリアさん。温泉って混浴だし、やっぱ全員入るんですか?」
 アストが呑気にそんなことを口にする。
 それがまさに、口は災いのもとである。
「こっ、こらアストくんっ。そんなえっちなこと言っちゃいけませんっ!普通にっ、女の子は女の子、男の子は男の子で別に入りますっ!団長命令ですっ、決定っ。異論は聞きません!」
 そこまで混浴を認められないのか、特権濫用までして否定するカトリア。
『そんなえっちなこと』を一番考えているのはカトリアではないかと思ったが、それを口にしても無駄な気がしたアストだった。
「あのー、カトリアさん。俺ちょっとだけ意見を。異論じゃないですよ」
 挙手をするのはツバキ。
「はいツバキくん」
「ちょっと失礼……」
 ツバキはカトリアに耳打ちする。
 それを聞いたカトリアは瞳を見開いて驚いた。
「そっか、そうだったんだ」
 カトリアは納得したように頷く。
 それから、アストとセージに向き直った。
「女の子から先に入るつもりだけど、それでいいなら、他の皆も呼んできてくれるかな?」
 なるほど、他のミナーヴァのメンバーや霊華、冥花を呼んでこいと言いたいらしい。
 アストとツバキは快く承諾すると、集会浴場を出る。

 〜ユリ&冥花side〜

「あっ……」
 ユリは慌てて釣竿を引っ張るが、時既に遅し。
 水面から現れたのは、エサ取られた釣り針だった。
「うー、また取られちゃったぁ」
 眉を困ったようにしかめ、唇を噛むユリ。
 隣でエサとなるミミズを付けてやっていた農はまぁまぁ、と慰めるように声を掛けてやる。
 かれこれ三回ほど挑戦するものの、一匹も釣れていない。
「おーい、ユリー、冥花ー」
 入り口の方から、愛しの彼、アストの声が聞こえてくる。
 それを耳にしたユリはパァッと笑顔になって振り向いた。
「アストくーん、こっちこっちー」
 ユリはアストに向かって手を振る。
 アストはユリの姿を確認して駆け寄る。
「皆で温泉に入るから、一旦集会浴場に集合な」
 アストはユリの瞳の色が分かる距離まで来ると足を止めて用件を伝える。
「えっ?皆でって、アストくんも?」
「い、一応男女で時間を空けて入るってカトリアさんが言ってたよ」
「そうなの?私は、アストくんと混浴でも良かったんだけど……」
「そんなこと下手に言ったらツバキに殺されるからやめて」
 一瞬、自分のタオル姿がアストにフラッシュバックされたのかと思い、ユリは悪ふざけで自分の腕で身体を抱く。
「やだぁ、アストくんったらエッチ」
「あれはほんとに悪かったからっ、そのネタで俺を虐めないでくれぇ」
 そうこうしている内に、冥花も鉱脈の方から帰ってくる。その手には何の取り柄もなさそうな石ころが幾つも握られている。
「ねぇ、あんた達って付き合ってるの?」
 冥花の純粋な質問に、大慌てで応じるアスト。
「違うって冥花っ、俺とユリは付き合ってな……」
「でも私はアストくんのこと好きなんだけどね」
 ユリはそんなことを頬をトマトのように赤らめて答える。
「ユッ、ユリッ……堂々と言わなくても」
「だって、ほんとのことだもん」
 ユリは上目使いでアストと目を合わせる。
「あー、初々しい初々しい。つか、温泉行くんでしょ」
 冥花は見てられない、とでも言いたげに頭に手を添える。
 農の自己紹介もあって、ユリ達は集会浴場に向かう。

 〜霊華side〜

 挨拶回りをする彼女の前に現れたのは、海賊のような出で立ちの猫の喋るネコ、セージだった。
「あら、喋るネコさん」
「オレの名前はセージだニャ。それより、カトリアが集会浴場に来いと言っているニャ」
 ネコの割りには随分と大層な態度を取る。
「分かったわ。じゃあ行きましょうか」
 霊華はセージの言う通り、その足を集会浴場への石段に向ける。
「霊華と言ったかニャ、一つ聞きたいことがあるニャ」
 呼び捨てにされるのは心地好いものではないが、霊華は不快感を表には出さずにセージに向き直る。
「お前、幽霊か何かかニャ?」
「…………」
 どうやらセージは既に自分の正体に気づいているようだ。
「何のことかしら?」
「オレだから分かることだがニャ……この件は黙しておくニャ」
 セージはそれだけを言うと、石段を降りていく。
 霊華はその後ろ姿を見送る。
「さすがはネコ……本能的な面ではヒトより優れているようね」

 〜炎side〜

 聖のその肉体は四散した。
 だが、炎はこれで終わりとは思わなかった。
「ちっ、核を逃したか……」
 咄嗟、炎は新たな気配を察知し、その場から飛び下がる。
 その瞬間、光線が闇を焼き払っていった。
「ふぅん?避けるかい?」
 聖の声ではない……が、その口調は聖そのものだ。
 その方へ向き直ると、両腕に巨大かつ長大な火砲を手にしたヒトがいた。
「別の肉体に核を移したのか……」
「その通り、君の攻撃をまともに受けたら核ごと死んでしまう。反応さえ出来ればこうして肉体を移し変えれる」
 聖は不敵に笑う。
 
 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1028 )
  • 日時: 2014/07/09 17:08
  • 名前: 布都御霊剣 ◆Mp0wNgpgF6 (ID: dwRb7DkJ)

モンスターハンター「焔の詩」 サイドストーリー 微笑は風と共に1章-3
父さんに導かれ、地下室に行った。
そこで父さんが言っていた事は、今の僕には到底理解できるものではなかった。
数日たった今でさえ、頭が混乱している。
腑に落ちない点だっていくつかある。
かつての文明の英知――果たしてそんな物が実在するのだろうか?
実在はするのだろう。僕から見た父さんは、少なくとも無いものを隠すような無駄な事はしない。もっと、合理的な人のはずだ。
実在すると仮定したところで、解らない事が多すぎる。
いったい、どうすればいいのだろうか・・・・・・
その判断が、自分の未来を大きく左右する事はなんとなく解っていた。
それ程重大な分岐点にいることは、感じ取っている。
解らない時は、答えが出るまで行動しなさい。
そうだ――何事も行動しなければ始まらない。いつまでも悩んでいたって前には進めない。
お婆ちゃんは、そう言っていた・・・・・・
だったら、確かめるしかない。
廊下へ飛び出し、父さんの部屋まで走る。

何度立ち止まろうとしただろうか。
何度後ろを振り返ろうとしただろうか。
何度後戻りしようとしたんだろうか。
だが、それでは前に進めない。
全ての迷いを振り払うかのように、廊下を走り抜ける。
程なくして、父さんの部屋の扉にたどり着いた。
この扉を叩くか、叩かないか。
最終意思確認だ。
この扉の向こうに、答えがある筈だ。
それを行動が証明してくれる筈だ。
覚悟を決め、扉を叩く。

扉を叩き、部屋に入るなり複雑な顔で「それが答えか・・・・・・」と言われた。
その決断に後悔は無いな? 口では言っていないが、目がそう言っている。
「お婆ちゃんから・・・・・・教わったんです! 解らないからって、苦しいからって、諦めちゃいけないって! 例えそれがどんなに残酷な事でも・・・・・・それを受けてめられる強い人間になれと!」
父さんはこの答えに微笑した。
「やはり適わんな・・・・・・いいだろう。“鍵”を託そう。ついて来なさい」
そう言われ、部屋の奥へ進んだ。

「今ならまだ、戻れる。今一度問う。我が一族に課せられた重責を背負う覚悟はあるか」
天井の絵を指差し、そう言う。
その絵は、天空を貫くほどの長さを持った柱。そして、剣を口にくわえた、翼の生えた蛇が、その柱に巻きついている。そんな絵だ。
「これが我が一族の家紋――これを背負う、その覚悟を問う・・・・・・とはいっても、その目が揺らぐ事はない・・・・・・か。いいだろう。その背中に“星の世界へ手を伸ばす柱”、“可能性の剣”、“希望の翼”、そして“意思と言う名の蛇”を刻もう」
背中を出しなさいと付け加え、父さんが何かを探し始める。
言われた通りに背中を出し、その間に見つけたのかそれを背中に当てた。
背中を押されるような感覚がしたのも一瞬で、痛くも痒くも無い。
「・・・・・・これで、この家の秘密は託した――もし、使うときが来たらあの扉の前で叫べ。“リブート”と。昔の言葉で、再起動を意味する」
僕は頷き、「ありがとうございます」と言ってその部屋から出た。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1029 )
  • 日時: 2014/07/09 23:17
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: zoK62vvj)

第33話 また増える仲間 

〜エリア10〜

BLAZEと謎の人間っぽいもののやりとりが続く…。

「くくっ…なぜこの世界にいる」
「それは言えないね!アタイ、最強だから!」
「だから溶けたいのか。」
「うっ…!」

何かあったらあの武器出して脅しているBLAZE…見るに兼ねないな。俺はもうどこかいっていいか?

「で、どうするんだ?このまま一人でいる気か?一生この世界から出られないと思うが」
「う…最強のアタイならそのくらい…」
「我は世界の移動など朝飯前だ。今すぐにでもいけるくらいだぞ?」

…あれ?ちょっと待った。地味にあいつ…仲間にしようとしてないか?
いやいやそれはなにか悪い冗談だ。うん。それはない。ないよな…。な?

「…決めた!アタイはついていく!」
「それでいい。くくっ…」
「おいこら何勝手に決めてんだ」

や め て く れ 。
なぜ仲間にする必要がある…。俺はお前の言うとおりにするけどそこまで仲間増やす意味ねーだろ…キャロが死ぬぞ(空気的な意味で)
※師条はキャロを空気と見ていない唯一の人。

「ん?別に良かろう。互いに得なのだからな。くくくっ…。」
「…あー、シャガル狩りたい。この気持ちをあいつにぶつけたい。」
「シャガルって何?」





…結局俺は何も狩っていない。というより何も出てこない。いやそれはおかしいだろ…。
なぜだ?地上部は…全部行った。ということはまさか…水…中?
いやいや、軽い運動超える。それはまじでいやだ。軽くない
「…BLAZE、これから泳ぎますなんて言ったら俺は帰るぞ。」
「なら帰るか。」
「…」
こいつ水中に行こうとしていたのか…。
「えー!アタイはまだ何もしていない!それに水中楽しい!!」
「なら我は残っておくから先に帰っておけ。別に良かろう。」
…まぁそれでいい…

わけあるか。
「…残る。俺が残らないと何かが不足する。」
…その何かがよくわからないが…なくてはならない何かが欠ける気がしたんだ。
俺がいなかったら…なんだ?話がなんというか…
「くくっそう言うと思った。」
読まれてたみたいだな。
「よーし!ならアタイが一番に行く!!妖精とは、突撃することと見つけたりぃ!!」
「おいこら」
どっかで似たような台詞を聞いた気がするんだけど…というか自重してくださいお願いします。

「…ってかあいつの名前なに」
「H…いや、それだと隠せないな…Blizzardにしておくか」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1030 )
  • 日時: 2014/07/10 21:41
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十一章続き

〜集会浴場〜

「待たせたニャ」
「いやそんなに待ってない。」
アストより先にセージが集会浴場へ着く。それに地はそう答える。
「地、これ…。」
「ん?紙?」
霊華は地に…あの紙を渡す。それを地は広げて読む。
―読み終わる頃には彼の顔は真っ青になっていた。
「…ははは…はは…やべぇ…は…は……」
「…?どうかしたのか?」
さっきまでの表情とは打って変わって、もはや真っ青になっている地。一体何が彼をそんなにさせたのかツバキが聞く。
「いや…うん…メンバー足りないけど主要な人はいるから話すよ…。」
とうとう地は…問題児でもある炎のことを語る決心をした。

「+一人いるって…前言ったよな…」
「言いましたね」
「そいつからの手紙なんだけどね…うん…あいつはもはや常識なんてどこにあるの?なんなのその異常な力?狂ってるでしょ。っていうね…言葉では説明できそうにない…いやだぁああ!!あいつに殺されたくねぇぇぇええええ!!!!」
…炎は本当に言葉で表わしきれない。
あるときは世界を瞬く間に移動し、あるときは一瞬でその場に現れる。またある時は…と挙げるだけで常識外。あまりにもぶっとびすぎて信用できない。しかしそれはすべて事実だから恐ろしい。
途中で説明じゃなくて発狂しかけている地…。本当に今までとはぜんぜん違う。
「そんなに恐ろしいのかニャ?」
「簡単に言うと努力とかそんなレベルでは絶対到達できない意味不明な人間超越してる何か。自身の想像するものをはるかに超える化け物。意味不冥。もうやだ…俺終わった…」
簡単にいっているようで、そうでもない気もするが気にしてはならないだろう…
地自体はもはやこれ以上説明したくはなかった。しかし…
「地さん…?その…なんとなくすさまじい人ってことはわかったのですが一体どういう人なのかいまいち…」
カトリアは絶望しかけている地にそういう。
「やめてくれ…俺はもう殺される…あいつに殺される…もうだめだぁ…おしまいだぁ…逃げるんだぁ…勝てるわけがないよ…!」
「…地、落ち着きなさい。まだ彼は帰ってこないと思うから」
「えっ?」
霊華の言葉に振り向きながら答える地。
「…よく読んでないわね、この部分よ。」
霊華はある部分を指す。そこに書かれている内容は…しばらく帰れないということだ。
「…なるほど。俺が殺される時期がずれた、というわけだ!!」
「今彼がいたらあなた突っ込まれているわよ…。」
急に調子を取り戻す地に霊華はやれやれといった感じ。
「あ、そういえば彼からのメッセージがあるのよ。あなたたちにも…。」
「私たちにも?」
ミナーヴァを代表してカトリアが紙を受け取り、内容を読み上げる
「【…俺は今会っているであろう4人の仲間だ。都合があって一人で動いている。しばらくは合流しない。俺がどんな人物であり、どれほどの者かは地が一番知っている。あいつに聞けばだいたい分かる。いつか俺もそっちに合流する。そのときは…そのときに。】」
「いつかこっちにくるってことでよいのかな?」
カトリアが読み終わると、ニーリンはそう答える。
「えぇ、そうよ…そのうち…ね。」
「さ、さぁ、俺は…俺は…俺…ショボーン(・ω・`)」
また地はしょんぼりしていた。そしてクエストを受けてどこかへ消えてしまった。
「大丈夫なのかしら…。」


〜異世界〜

「今度はそれで俺をぶち抜く気か?そんなもので俺は殺れん」
聖に対して挑発する炎。というより事実を言っているだけかもしれない。
彼を射撃で倒すことは不可能。なぜならどんな密度であろうとも避けてしまうからだ。
それ以前に核の破壊が色んな意味で不可能でもあるから無理なんだけどね。
「僕の考えはそれではないんだよ。」
「何…?」
「君をありとあらゆる方法で試したいのさ。」
聖は炎にそう言い放つ。
…肉体はいくらでもある。核さえ崩れなければ死ぬことはない。その点は炎と似ているかもしれない。
しかし、この異世界は聖の精神世界に近い…。すべてにおいて聖のほうが圧倒的に有利となっている
「さぁ、君の力、僕に示してもらおう!!」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1031 )
  • 日時: 2014/07/10 00:17
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

今後クロスオーバーで考えていたこと

・地は女子メンバーが入っている間に温泉クエストに出かける。速攻で終わらせるためソロ予定。セージならつれていけそう…。
・実力うんぬんは…地と残妖入れ替えてもう一回やる?
・というより村☆5なのに集会所なんで☆3にしたんだ俺…まぁ緊急クエをやりたかったんだけどさ。
・一応これから地は他メンバーと狩る時は自重させます。
・炎ちゃんは聖との対決で死に掛ける。
・というよりどれくらいまで隔離しようかなー。
・あと一時的に力が戻るってことにして聖との戦いは締めます。
・んでばらばらになった力を集める…んだけどここあたりで合流させるといいのかな?

以上!多い!

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1032 )
  • 日時: 2014/07/10 03:09
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: KCUNdi4q)

 >1031

 えーとですね、今後の大まかな流れとしては


 ・女性陣が入浴イチャイチャ中に地が軽くクルペッコを滅殺。アストと農は部屋でお待ち。軽く雑談。

 ・緊急のギギネブラは地が独りでふらっと狩猟。

 ・(ここからは勝手な設定です)残妖とツバキ。同じ太刀を使う者かつ、従者的なポジションから意気投合。二人でドスファンゴ狩猟に出かけ、ジンオウガ(強さは上位並)と遭遇。ツバキが残妖を守って重傷を負ってしまう。どうにか狩り場から逃げることに成功し、その途中で炎(聖との決着はついている)と合流。

 ・炎が二人をユクモ村まで送り届けると、「俺にはまだやることがある」と言い残して村を去って、力を集め直しにいく。その翌日に急遽緊急として上位ジンオウガの狩猟を受けるハンター達(編成はアスト、カトリア、ニーリン、残妖)。地は突然行方不明に。

 ・上位ジンオウガに苦戦しながらも勝利。その陰では地とセージがもう一頭のジンオウガを狩猟をしていた。

 ・それから数日の間はまったり過ごす。同時に炎も力を取り戻して帰ってくる(地はしばかれます)。 

 ・ここでまさかのルピナスが炎に想いを寄せる。しかし元の世界に戻らなくては行けないので、炎はルピナスの想いを汲んでやり、一日だけのデートをする。

 ・炎の力によって元の世界へ戻っていく。ルピナスは記憶を失っていながらも、炎からくれた品を見て朧気ながら大切に想う。

END

 ご都合です。気に入らなかったら意見をお願いします。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1033 )
  • 日時: 2014/07/10 14:59
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

>>1032

どうせなら残妖も重傷にさsゲフッ!?
炎「関節はずされたうえにその部分の骨が塵となったのにまた重傷にさせる気かおいこら」
qua「だってぇ…。」

あと炎ちゃんがあえて殺さない程度に撃退して、後日そいつと緊急という形で戦うってのはどうだろうかと思った。
まぁ炎ちゃんは…うん。力を適当なところに散らしておけばいいか。あと1つ(一番必要な空間移動)を残して合流でいきたいかなぁ…。そうすればなんか自然な気がした。

…だとすると聖との決着は無理に長引かせなくてもなんとかなりそうですね

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1034 )
  • 日時: 2014/07/10 22:28
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)

もうひとつの物語において、主人公たちと関連する人たちの簡単な設定。

ミラバルカン
―世界を見守りし龍。そして世界の崩壊とも関連する龍。崩壊しかける世界をなんとか食い止めるために、炎にこの世界について話す。そして自身も行動を開始する。絶対逆らえないということは炎と似ているかもしれない。人間を嫌うが根本から嫌っているわけではないみたいだ。

振り向き厨
―なぜかミラバルカンのいる世界にきてしまった。原因不明。ある音ゲーマーで、SPDP皆伝、全白、足18,19譜面クリアなどかなりの腕前だとか。ただし狩りはできない。曲にあわせて振り向いたりする。FBIに追われている。何かと頼れるやつ

FBI(振り向き撲滅委員会)
―振り向きを捕食し、撲滅させようとする委員会のメンバー。無秩序に襲うのではなく、振り向いたことを確認してから捕食する。今回はなぜか共に行動することとなる。なお、振り向いたものは誰もが対象になるが、どの振り向きがアウトかはちゃんと決まっている。あと片言

3y3s
―だいたいclose your eyes...としか言わない。謎の第三勢力。いまだに謎の面が多い。あるときは振り向きを捕食し、あるときは振り向きと遊んでいたり…謎。ちなみに3y3sという曲は存在します。




TRAILBLAZER
―組織のボス。圧倒的な戦闘力を保持する。そのため、彼が実質組織を握っているようなもの。あまりにも強すぎるため、ギルドは立ち向かうことをやめてしまった。

ゴルルナ装備の男
―名前はまだない(おいこら)話術が巧みで、実質組織を操っているのはこいつ。あれこれ嘘をさらっといい、それを信じ込ませたりする。ほとんどの人が彼のペースに立ち向かうことができず、いいようにされてしまう。実力は…察せ。

バーサーカー
―フードで顔がよく見えない。ただ体は筋肉質。無言である。なぜこの組織にいるか定かではない。一説ではゴルルナの男が巧みに交渉したといわれている。肉弾戦の能力が非常に高い。その正体は一体…。

???
―姉妹の姉。どっかの吸血鬼とかぶる。一応差別化しているらしい。カリスマブレイクはしないとのこと。羽も生えている。冷静。組織のメンバーではある。

???
―姉妹の妹。これもどっかのとかぶるね、仕方ないね。差別化している。破壊の力を持つが、実はそれは炎ちゃんも持っている。しかも炎のほうが圧倒的に強い。カリスマなんてない。

研究員
―塵に帰ってしまった。進化を超越しており、自身の体を変幻自在に操ることができる。正攻法で勝つのは非常に難しい相手ではあった。しかし相手が悪かった。あと性格が非常に悪かったらしく、TRAILBLAZERにいろいろ制限されていたとか。キメラモンスターを作ったのも彼。

二人組みのハンター
―組織のメンバーではあるが、関連する団体のメンバーであるとか。地を襲おうとしたが、返り討ちにあう。なぜかモンスターと話すことができる。そのため、組織の中でも高い地位にいたとか。なお、地によって気絶させられたあとギルドによって捕らえられた。

二人組みのハンター
―組織のメンバーではあるがあまりいい地位ではない。モンスターと話すことができる冥花を利用してなんとかしようと企んでいるが…ちなみに女のほうは胸が異様にでかい冥花を嫉妬している。男のほうは完全に悪キャラ。



…あとなんかいたっけ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1035 )
  • 日時: 2014/07/11 00:13
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 9v8UVU6/)

すいません、大変お待たせしてしまっているんですが(主にクロスオーバー)、色々と忙しくてもうしばらく書き込めそうにないです。今暫しお待ちを。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1036 )
  • 日時: 2014/07/11 13:43
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: sqJ2wKJD)

 クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

 十二章 終わりなきを終わらせる戦い

 〜炎side〜

 聖の火砲から灼熱と見紛うばかりの光線が炎を襲う。
 しかし、炎にはその光線が「見えている」ために、それに当たることはない。
 一瞬で距離を葬り、聖のすぐ後ろまで回り込む。
「ブラスト・シュラーケン(爆発粉砕)」
 炎の右の拳から光が放たれ、その光速の拳が聖の背中を捉え、爆散させた。
 しかし、炎は歯噛みする。
「喰らうと分かっていて、わざと避けなかったな……!」
 そう、聖はまた肉体を移し変えたのだ。
 すると、聖は今度は西洋の騎士のような出で立ちで現れた。
「(だが、今のブラスト・シュラーケン(爆発粉砕)で分かった……俺の力の一部は、奴の中にある)」
 この際、核の破壊は最後でいい。今は力を取り戻すことが最優先だ。
「いいだろう。本気は出さないが、俺の力の少しは示してやる」
 炎は三再び聖に突進する。

 〜ミナーヴァside〜

 カトリア達女性陣は、早速温泉に入ろうとしていた。
 地は現実逃避でもするかのように依頼を受けに行き、アストとセージ、農は部屋でまってもらっている。
 皆が皆、湯浴着を着けて更衣室を出ていく中、ユリとツバキだけが遅れて入り、まだ更衣室から出てこない。
「わははーっ、温泉ですーっ!」
 シオンは無邪気そうに走って温泉に飛び込もうとする。
「はぁい、シオンちゃんストップですよぉ」
 そんなシオンを引き留めるのはルピナス。
「ちゃんとぉ、身体を洗ってから入りましょうねぇ」
 そのままシオンを捕まえて座らせると、石鹸を泡立てたタオルで彼女の背中を擦る。
 エリスとマガレットもそれに倣って、身体を洗うことから始めていき、残妖も霊華の背中を流している。  
「ユリとツバキ、遅いねぇ。何してんだか?」
 ライラはカトリアと一緒に更衣室の前で待っていた。
「ツバキくんは、色々苦労してるみたいだからね」
 先程からツバキ本人から話を聞いていたカトリアは、彼を否定できない。
 なぜなら、ツバキ・セルジュと言う人物は……
「お待たせです」
 更衣室のドアから、ユリが出てきた。 
 その後ろから、恥ずかしそうに身体を腕で隠そうとしている、湯浴着姿の彼女、ツバキがそっと現れる。
 それを見て、ライラは目を見開いた。
「ツバキ!?アンタ、女だったのかい……」
「は、はいぃ……」
 ツバキは俯きがちに、いつもの爽やかな声ではなく、鈴のなるような女の子らしい声で答える。
 ツバキが女の子だと知っていたのは、アストとニーリン、セージぐらいだ。
「ほら、ツバキくん。早く身体洗って温泉入ろうよ」
 ユリがツバキの手を掴み、引っ張っていく。それに恥ずかしがりながらもツバキもつられていく。
 それを見送るカトリアとライラ。
「んじゃ、アタシ達も」
「行こっか」
 ツバキが女の子だという事実は浴場中に騒がれた。
 温泉の中には既にニーリンが浸かっており、酒をあおっていた。
「ふむ、これもまた一興一興……」

 〜地side〜

「あぁぁぁぁぁぁ、どうしようやべぇ。炎帰ってきたら俺死ぬとかマジ洒落になんねーわぁ……」
 地は渓流を歩きながらも頭を抱えていた。
 あの炎のことだ。
 殺されはしないと思うが、肉体的にも精神的にもえげつないことにされるのは間違いない。
「あーもう、どっかの神様が炎の邪魔して、その炎の力を世界中にばら蒔いて時間を稼いでくれぇー」
 そんなこと有り得るわけねーだろと、自分で自分を突っ込む地。
「ゲェェェェ、クワォェェェェェ!」
 ふと、縄張りに入ったのか、クルペッコが地を威嚇してくる。
 開幕一番声真似をしようと喉袋を膨らませるクルペッコ。
「ゥワオォォォォォ……」
「あーうるせー」
 地は矢を矢筒から抜き放つと、そのままクルペッコに投げ付けた。
 それは見事にクルペッコの喉袋を突き破る。
「グワォェェェッ、グゲェェェェ!?」
 大事な発声器官を潰されたクルペッコはその場でのたうち回る。 
「ギャーギャー騒ぐな」
 地はのたうち回るクルペッコの頭を踏みつけると、その場で何度もストンピングする。
 一度踏まれるごとに、地面に頭がめり込んでいくクルペッコ。
「ゲェッ、ゲェッ、ゲェェェェェェェ……」
 踏まれただけで頸椎を破壊されたクルペッコはその場で動かなくなった。
「あー炎〜、俺が悪かったよー。だから許してー」
 地は深く溜め息をつきながら、渓流を後にしていった。
 無論、依頼は達成である。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1037 )
  • 日時: 2014/07/12 00:21
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

クロスオーバー 7倍quasar×ダブルサクライザー

十二章続き

〜渓流〜
「…もう俺はあいつが帰ったらしぬ…ならそれまでを楽しもう」
地は決心した。炎が帰ってきたらたとえどうしようと殺されること。それまでは楽しめばいい。それまでは…。
いつ帰ってくるか分からない化け物の恐怖に打ち勝たなければならない…。これは普通のハンターがミラボレアスと対峙する以上の絶望感だろうか。
とにかく、帰ってくるまでは安全だ。
「あ、クルペッコ…まぁいいや、一応剥ぎ取ったし…」
炎のことを考えていたらなんかうるさい鳥がいたんで頭ストンピングしてたら討伐できていた。
これだけ聞けば何言ってんだこいつといった内容ではあるのだが…事実であることが恐ろしい。
一応ギルド報告用に剥ぎ取りはしておいたから問題はない。さて帰ろう、と思ったのだが…
「あー…そういえばカトリアは混浴反対っていったな…今帰ったらいろいろ危ない。」
渓流からユクモ村は1分もかからない。しかし今帰れば確実に女性メンバーの入浴時間になってしまう。さすがにそれは避けねばならない。
「んじゃ孤島に確か秘湯があるからそれでもとってきて男性メンバーはより質のいい湯につかるってことにすっか。」
孤島には竜が訪れるとされている秘湯が存在する。温泉の質を高める重要な資源であるのだが…竜が訪れるということが非常に厄介。
そのため、ハンターがそのモンスターを討伐することによって秘湯を手に入れる、これが当たり前となっている。訪れる竜は数知れず。そのときによって変わる。
地はその方向を目指す。もちろん常人の移動速度ではない。1分あればつくような速度で…。


〜炎視点〜

一瞬で間合いを詰める炎に聖は無数の突きで応戦する。
それは常人からすればもはや残像が飛び交っているかのような状態だ…。あんなもの避けられしない。当たってしまえばその超速の突きによって体をぶち抜かれかねない。頑強な防具だろうと突き抜く、それくらいの速度だ。
それを炎はすべて避ける。先読みや異常なほどの反射神経によって巧みに回避する。
「やるじゃない」
「散れ」
【パラレルブリッツ!!!】
キィィィィイン!!!!
炎は残像と共に同時突き攻撃を行う。それを直撃した聖の体は…ばらばらに吹き飛んだ。
しかし、核はまだ破壊できていなかった。それは分かっていた。なぜなら感触がなかったからだ。
「ちっ、貴様、本当に核を所持しているのか?」
「その質問には答えないよ」
そういいながらまた新たな体を宿した聖が現れる。今度は全身筋肉質…近接戦闘に特化したかのような風格だ。
「(このままでは拉致があかねぇ…持久戦は圧倒的に不利。しかしあいつの核はあるのか…?それに俺の力がない限りこいつを処理することは…)」
「僕の目の前で何を考えているのかな!!」
ズドガッ!!!!
聖は炎の右腕にまるで流星が衝突するかのような破壊力を持つストレートを直撃させた。
炎の右腕は…原型はとどめていた。防具をつけているとはいえ、硬すぎる。
しかし何かおかしいことにすぐ気づく。
「これは…ちっ…その力を利用されるとはな」
ザシュッ!!!
炎は自身の右腕を切り落とした。落とされた右腕は結合が完全に解除され、散り散りとなって消えた。
これは…彼の持つ力である、【再生できない攻撃】を受けたためである。
再生するにはその部分を切り落とさなければならない。あたった場所が腕であったため、それより元の部分を切り落とし、再生させた。
「…(力が戻らないとこいつには勝ち目がない…いくら攻撃しても別の肉体を持ってくる…どうすればいい…!)」
普段どんな状況にも冷静な炎も、今回はかなりあせっていた。


〜部屋〜

今ここにいるのはアストとセージ、それと農だ。
地はそのうち帰ってくるだろう…もっとも、今彼は孤島に向けて走り出しているのだが…。
「そういえば農さんは地さん達の知り合いですか?」
「いや、僕は無関係だよ。」
アストの問いかけにそう答える農。
地とは別の世界に住んでいた農は、なんらかの要因でこの世界に招かれた。その際に記憶が抹消されてしまい、元の世界のことをいろいろ忘れてしまった。
今の彼に残っているのは農業の知識がほとんど。ただ、性格は元のままらしく、言動も変わらない。
「僕は…うーん…記憶がないんだ。元の世界で何をしていたのか、どんな人とかかわりを持っていたのか…さっぱりなんだ。ただ農業のことだけは鮮明に残っている。それ以外はからっきしなんだ。」
農は…農業に特化している。それ以外のことは何もできないと自身は言う。
「あ、このままだと暗い話になっちゃうね。僕の話はあまりできないから…君たちの話をよかったらしてくれないかな?」
農はアストとセージにそういった。
ちなみに…農ができる話といえば農業関連。その内容は普通の人が聞けば何を言っているのか分からない。そのため自身から話す事はしないようにした。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1038 )
  • 日時: 2014/07/12 14:57
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6m7BJnDP)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十三章 竜の訪れる秘湯

 〜アストside〜

「俺達の話って言っても……つまらないかも知れないですよ?」
「それでも構わないさ。つまらないことでも、意味のないことは無いよ」
 話すことに意味があるんだよ、と農は答える。
「んじゃ、話すか……。俺達は、元々は大陸各地を歩いて回るキャラバンなんです。そのために船や飛行船も作ったし、その度にモンスターと戦ってきました。旅をすることで仲間も増えましたし、色々な経験にもなりました」
 アストは脳裏に、このユクモ村に来るまでの過去を思い出しながら話始める。
「キャラバン、つまりは商隊のことだね。君達のその旅の目的はなんだい?」
 農は興味を持ったのか、質問をしてきた。
 旅の目的……。
 最初は宿のためにキャラバンに参加させてもらった。しかし、一緒に時間を過ごしていく内に、宿のためというちっぽけな目的など忘れ、目の前の障害や困難を仲間と打ち破るために今ここにいるのだと自覚をしていた。
 そして、カトリアの口から放たれた、この旅の真の目的。それは、シャガルマガラとの決別。
 カトリアは、シャガルマガラとの決別をしなければ本当の意味での旅は始まらないと言っていた。
「……、カトリアさんが言っていたんですけど、あるモンスターとの決別なんです。それが終わってから、もう一度旅を再開して、それからまた別の目的を探していくんだと思います」
 アストは淡々と答えた。
「そっか、果てのない旅なんだね。僕は、記憶がないからどうとも言えないけど、世界は広い。ヒトが想像する以上に。生きている内にすべてを知るのは不可能だけど、そのなにかを渇望する夢は羨ましいな。今の僕にはないものだから」
 農はふと自嘲するように息を吐いた。

 〜地side〜

 孤島。
 地は秘湯を求めてこの地へやって来た。
 そのために、まずは大型モンスターを狩って安全を作らなければならない。
 しかも、ちょうどこの時期は繁殖期。探せばいくらでも大型モンスターがいるだろう。
「さて、最初の相手は……」
 エリア5。
 そこに、巨大な姿が見えた。
 それは、アオアシラなのだが、異様に巨大な体躯をしている。
 恐らく、普通のアオアシラの三倍はあるだろう。
「グロオォォォォォォ!」
 アオアシラは両腕を上げて地に威嚇する。
「おっ、プーさ……っと、アオアシラだな」
 どこかの黄色くて赤い服を着こんだクマさんを思い出した地だが、すぐに忘れる。
 地はとりあえず月穿ちセレーネを展開させた。
「俺今ハチミツ持ってねーんだわ。お前を吹っ飛ばすものならたくさんあるんだけど」
 黄金の焔の嵐が、アオアシラを焼き尽くしていく。

 〜残妖side〜

 残妖は霊華の背中をゆっくり流してやると、彼女の桃色の髪も丁寧に洗う。
「さっ、霊華様。終わりましたよ」
「ありがとう残妖。次はあなたの番ね」
 霊華は立ち上がると残妖に向き直る。
「いえ、私は自分でやりますので。霊華様はお先に温泉の方へどうぞ」
 残妖は遠慮、というか畏れ多いのでさっさと自分の身体を洗おうと動こうとする。
「残妖、洗わせなさい」
 霊華は声を強くして残妖に迫る。
 何故か妖しい気を感じられたため、残妖は「お、お願いします」と霊華に背を向ける。
 霊華は「素直でよろしい」と頷くと、残妖の背中を流していく。
「(れ、霊華様に背中を流してもらうなんて、この先一生無いかも……)」
 ドキドキしながらも残妖は背中を擦られる感覚を感じていた。
 しかし、霊華にしては妙な態度だ。そう思うのは失礼かもしれないが、残妖の中でほんの少しだけ猜疑心が生まれる。
「残妖の背中、残妖のお肌、妖……残妖の白玉のようなお肌……残妖の……」
 背中から、妖しい声が聞こえてくる。
 何か嫌な予感しかしない。
 不意に、霊華の手が残妖の前に伸びて、湯浴着越しに彼女のなだらかな身体に食いついた。
「みょんっ!?」
 残妖はすっとんきょうな声を上げる。
「残妖のつるぺた、残妖の控えめ、残妖の……」
 霊華は妖しく瞳を輝かせて残妖のなだらかな二つのそれを揉む。
「みょんんんっ……!れ、霊華しゃまっ、やめ……っ、んみょぉんっ……!?」
 残妖は必死に抵抗するが、力が抜けてしまい霊華の手がはがせない。
「こっ、こここっ、こら霊華さんっ!えっちなことはしちゃいけませんって言ったでしょう!?」
 それを見てカトリアが慌てて霊華をやめさせる。
 霊華の手が離れるころには、すっかり残妖は骨抜きにされていた。

 〜炎side〜

「(一か八かだが……悪くない賭けに出るか)」
 炎は聖の放つ拳から逃れて一旦距離を取った。
「さぁ、そろそろ終わらせようか?」
 聖も空間を葬って一瞬で炎に接近する。
 彼の拳が炎を砕かんと迫る。
「見えているぞ」
 炎は聖の拳を寸前で避け、懐に潜り込む。
「はぁっ!!」
 炎はその聖の鋼の肉体に手をぶちこむ。
 聖の肉体を貫き、彼の体内を探る。
「無駄だよ」
 聖は懐にいる炎にニーキックを放つ。
 だが、炎は怯まずに手繰り寄せる。
「これかっ……!」
 炎はなにかを見つけたのか、それを掴んでもぎ取った。
 それは、光の塊だった。
 それを見た聖はひどく動揺した。
「貴様、それは……!?」
 炎はその光の塊を握り潰し、身体に包ませた。
「完全ではないが、貴様を葬れるだけの力は戻った。これで終わりにしてやる」
 炎は一瞬で距離を離し、剣を抜き放った。
 その構えは、時を止めるモノだ。
「タイムストップ」
 その瞬間、この時空は炎が支配し、聖は完全に停止した。
「ロスト・オブ・イクシテンス(存在の消滅)」
 炎はその剣を聖の肉体に突き刺し、暗黒の焔を放つ。
 黒き焔が聖の肉体を包み込み、闇の中へ消えていった。
  

 

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1039 )
  • 日時: 2014/07/12 15:50
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

その26 地獄のかまぼこ工場

炎「本編に入る前に注意事項といっておこうか。」
地「なんだ?」
炎「今回からしばらく完全にBEMANIなお話が登場する。そのため最初に知っておくとわかりやすいことについてあげるようにする」
地「ほぉほぉ。」
炎「今回はこれらしい」
【REDIMPACT、皿】
地「…あー、皿譜面祭りか。」
炎「前置きが長くなったな…」

〜火山〜

「説明しよう!REDIMPACTのAnotherモードで、皿を5回ミスると工場長怒りの一撃が飛んでくる!なお、鍵盤は30ミスで軽めのおしおきが飛んでくるぞ!!」
振り向きはそう説明する。ちなみに完全にモンハンじゃない。別ゲーだろそれ…。
降り注ぐ皿の数はなんと驚きの2227枚。
あれこれ言っていたのだが半強制的に1曲目が始まってしまった。
「(我らがまるで敵みたいな感じだな…。)」
ミラバルカンはそう思っていた。

〜炎視点〜

「動けるな…よし、行くぞ」
「行くぞってどこに…」
炎はその男が動けることを確認すると、どこかへ向かって歩き出す。
「…ちっ援軍が来ているか」
しかし、それを阻むかのようにモンスターが押し寄せる。もはや質ではなく数で押す作戦といったところか…。
「この数…あのときより多い…」
その男は何かを言っていた。あのときが何を指すのか…炎には分からなかったがおそらく推測できる人はいるだろう。
数で言えばあの時より上ではある。しかし…連携がまったくできていないことに差はない。
懐から…謎の武器を取り出す。それを見た炎は…
「…なるほど、貴様もその武器を持っているのか…ならば心強い。」
「…貴様と呼ばれるのは勘弁だ…。」
そういいながら、二人はモンスターの軍団へと突入する。
その姿は…紅と碧の流星かのように…。


〜地下10階〜

「落ち着いたか?」
「うっ…はい・・・。」
ようやく残妖は泣き止んだ。
「怖いことは分かる。泣きたくなるのも分かる。だから俺はそれを止めることはしない。感情かくしてすごせば…己を忘れてしまうからな。」
地はそう言う。まるで誰かを指しているかのような言い方だろうか。いや、それは違う。
彼自身が過去にそうなったからである。
「まぁそれ以外にもいろいろあって、今の俺は存在するんだけどねw」
…ようやくいつもの口調に戻った地。相変わらずのペース。これに全うについていけるのは…炎とあと一人くらい。
「さてと、まだやることは残っているけど…霊華ー、起きてるよね?寝た振りしてるけど起きてるよな?眠いか腹減ったか知らんけどこれ終わったら俺がおごるから気合でどうにかしてくれーw」
「…その言葉、忘れないわよ」
部屋の隅にうずくまったままだった霊華が起きる。どうやら途中から意識は戻っていた。しかしあえて寝たふりをして様子を見ていたようだ。
もっとも、意識を戻したのは炎が回復させてからの話ではあるのだが…。
「よーし、んじゃもう少し落ち着いてから行こう。無理して怪我したら元も子もない。」
もう少し残妖を落ち着かせてから地は動くことにした。
まぁ炎は放置しておいても問題はない。あの化け物がやられることは絶対ない。あるなら彼の師匠がくるくらいだろうか。
それ以外は何がおきようと屈するわけがない。
それよりも、別行動でこの組織をつぶす…その方がはやい。
炎とはあとで合流することにしていた。
「(…私も残妖みたいに泣きたいわよ…でもそれは…できないよね)」
途中で残妖の様子を見ていた霊華はそう思っていた。
なんせ、同じことをされたのだから…無論、そのことは地は知っている。
というより、地は気づいていた。
「(あー…まぁ、いつか機会はあるはずだ。またそんときまで…いつになるんだろ。)」
と地は思っていた。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1040 )
  • 日時: 2014/07/12 23:37
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

>>1038
地「俺帰ってこなくて良かったわ。うん。」
炎「…常人は帰ってきたほうが良かっただろうが」
地「なんでや!」
炎「帰ってあの状況を見る→一瞬の.59(天国)→フルボッコのG59(地獄)…いや、お前ならG59にはなるまい」
地「いやいやいや、あの状況下におかれたら俺でもやばいって。いろいろやばいって。」
碧「…どこがやばいのかわからん」
炎・地「「は?」」
碧「何が.59なのかさっぱりだ」
地「…あー、そういえばあお…いや、碧は性欲を持っていないんだったな。仕方ないな。」
炎「さてと、モテナイーズが動くかどうか見ておくとするか…何かやらかしたら消しに行くぞ」


>>1041

自分の小説内での最強と最弱は…それぞれこんな感じ。

〜本編組〜
師条「最強はお前だろ」
BLAZE「そうか?我はそこらへんにいるようなモノだろう」
涙那「そこらへんにこんな実力者見ないぞ。」
奏連「というより…そこらへんに世界を移動するハンターがいたら怖いわよ」
満「まさしくONLY☆ONEだな」
師条「で、最弱は?」
優李「…わたし…?」
BLAZE「満は非戦闘要員だからそうなるな。くくっ…。」
Blizzard「(よかった…アタイは最弱じゃない…ってあれ?最強でもないの?!)」


〜もう一つ〜
地「炎以外最強はありえんわーまじで。」
炎「…俺の師のほうが上だ」
碧「それは言ったらだめだろ…。」
残妖「うっ…最弱は私ですか…?」
冥花「いや…あたいかもしれないわよ」
霊華「…私かしら」
炎「と思うだろ?実は敵にものすごく弱いのがいる」
3人「「「えっ」」」
地「まぁネタバレになるけどゴルルナの男が最弱なんだってさw」
qua「その通り。まぁそれはそのうちわかるさ…」
碧「では敵を除くとどうなるのかな?」
qua「言わせるな…」


また目次整理したほうがいいような数になってきたか…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1041 )
  • 日時: 2014/07/12 23:21
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: IyxeP/HF)

そういえば最強のキャラはわかるけどこのスレのキャラで最弱なハンターって誰なんだろう……

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1042 )
  • 日時: 2014/07/13 00:13
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: /KskmNTV)

 ウチのミナーヴァのハンター達の最後の装備はこんな感じですよ。

 アスト…紅蓮斧ユニオリオン(チャージアックス)、リオソウルシリーズ

 ニーリン…妃竜砲【姫撃】(ヘビィボウガン)、リオハートシリーズ

 ツバキ…鬼哭斬破刀・真打(太刀)、フルフルSシリーズ

 カトリア…開闘の焔竜棍(操虫棍)、シルバーソルシリーズ

 セージ(オトモは含む?)ラギアネコアンカー、ラギアネコシリーズ

 装備は実力を示すと言いますけど、僕の設定の中では上位でもそこそこ優秀な位だと評してます。(カトリアさんはG級のトップクラス並、もしくは計り知れない)

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1043 )
  • 日時: 2014/07/13 00:54
  • 名前: 翼の勇車 (ID: SyXS7cdu)

>>1041
ペッコ「ガタガタガタガタガタガタガタガタ……」
イーオ「ブルブルブルブルブルブルブルブル……」
勇車「あー、炎さん大丈夫そうですよ、二匹とも我のエンジンルームに閉じこもって震えてるんで」
トトス「問題はテメエが暴走しないかだな。ロリコン野郎」

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1044 )
  • 日時: 2014/07/13 00:57
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: fb/.sCkX)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十三章続き

〜孤島エリア5〜

そこにいるのは地と通常の3倍の体格であるアオアシラ。決して3倍だからといって赤いわけでもないしよくわからない粒子を出しているわけではない。
体格がでかいぶん繰り出す技の威力も増し、その範囲も増大する。しかし地にとってはそんなものもどうでもいい。
「塵へと、帰って。」
バシュン!!!!
アオアシラの後ろから拡散矢を放つ。しかし5本の矢が一瞬で10発も放たれている。
武器はギルドが定める規定内、防具もそれ。しっかりとした規定内の装備だ。しかし何かがはるかに違う。それは彼の異常なまでの身体能力。
本気をだせば…1点集中の矢を12個同時に放ち、それを1秒間に20回打ち込むことができる。
それはあくまで本気での話だが、普段であってもその気になれば16回はいけるというのだから恐ろしい。瞬間であれば30回に相当するものも撃てる。
無慈悲に放たれる矢は同じ部位に直撃する。圧倒的な威力と本数を前にアオアシラは脆く崩れ落ちる。
「正規品だ、問題ない。」
問題があるのは地の身体能力がおかしいことくらいである…。特に変わったことをしていないのにこれであるのだから。
さて、秘湯を求めきた地であったのだが、運悪く繁殖期。モンスターは山のように存在する。
しかもなぜか同時に、である。
「グガァァアアアア!!!!」
「グォォォオオオオアアア!!!!!」
「グォアアアアア!!!!」
「シャァァアアアアア!!!!」
エリア5にモンスターが同時に現れる。
イビルジョー、リオレウス、リオレイア、ナルガクルガ亜種の4頭だ。
「おまwww4頭同時とか常人には無理だろwwwwうえwwwww」
そんな状況でもまったく乱れることのない地。普通なら何体かにこやし玉をぶつけたり、このエリアから逃げることを考えるだろう。それなのに地はそんなこと頭に入れていなかった。
「うん、うん…。うん。決めた。BGMにあわせて矢を放とう。」
そういうと、彼は武器をしまい、別の武器を装着する。防具も頭だけシルソルに変更し、矢筒を取り出しやすい位置に変える
「んじゃ。TRIP MACHINE EV○LUTION CSPのクラップ音にあわせて撃つから。じゃぁの。」
そういって彼は矢を放ちだした…。あと隠せてない。





【この間は地がいったとおり。】




「あー、疲れた。なんか違うモンスターもいるし。」
BGMが終わると地も矢を放つのを止める。
なぜか4頭以外にも大量にモンスターが流れていた。もはやエリア5は死体の山だ。塵もつもれば山となる。塵に帰せど山は生まれる。
「この死体の山をどう処理したらよいものか…いやいや、そうじゃなくて俺は秘湯を取りに来たんだ。死体は…燃やすかぁ」
一応ギルド報告用として死体から剥ぎ取り、それ以外は…燃やした。
「おー、燃える…ってあれ?なんださっき変な光の玉が飛んでいったような…」
燃え上がる焔の中に光る謎の物体を見つけた。しかしそれはあっという間にどこかへと飛んでいってしまった。
飛んでいったものは仕方ない。そう思い特に何も感じなかった。


秘湯がどこにあるのかは一応分かっていた地は道中で出会ったモンスターに…
「Plut○ Relinquishラス滝クラップ音撃ちぃ!!!」
とか言いながら殲滅していった。やっぱり隠せてない。そして…
「見つけたぞ、秘湯を!!」
とうとう竜が訪れるといわれている秘湯を見つけた。それを十分な量を確保し、帰ろうとしたらまたモンスターがいたので仕方なくラス滝よろしくなリズムで撃ちぬいていった。
「…まだ時間あるのかよ。んじゃ凍土でも行ってみるかぁ」
ここまでにかかった時間は…思ったよりはやかった。
今帰れば確実に鉢合わせてしまう。それを避けないとまずい。
そう感じた地は凍土にいくことにした。たしかここにも温泉の質あげるのがあっただろという歓楽な考えで…。



〜炎視点〜

「…」
黒き焔とともに聖の肉体を…消した。
これなら確実に消せただろうか…しかし念には念をいれておいたほうがよさそうだ。
「力が戻ったのは一時的…それにこの空間に俺の力はもう感じられない」
あのとき掴んだ光は…一部の力は完全に、それ以外は一時的に回復させるモノだった。一時的故に、その間に終わらせなければならない。
この空間に力が残っていないとなるなら…あの世界に散り散りとなっているはずだ。
あのアマツは聖によって強化され、力を入れても問題ない個体ではあった。しかしそれ以外は…いや、力によってはモンスターに吸収されてもおかしくない。強力なものからそこまでなものまで…
それをすべて集めて、地を沈めて帰る。あと巻き込んだのがいたら謝ればいい。※炎はまだミナーヴァメンバーのことを知らない
「…仕上げか。」
炎はそういって動き出す

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1045 )
  • 日時: 2014/07/13 10:36
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Sw9Sbe9h)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十四章 地の温泉巡り

 〜地side〜

「さて凍土についたわけだが」
 孤島で秘湯を手に入れた地は次に凍土に来ていた。
 移動時間は約一分弱。速すぎる。
「つか、寒い。ちょっとホットドリンク買ってくるか」
 寒さに身を震わせた地は、その場から消えた。
 正確には、消えたように見えるほどの速さで移動を始めただけだ。
 凍土の近くの村。
「!?」
 道具屋の店主である中年の女性は、目の前にいきなり(見えないくらいの速さで普通に立ち寄っただけ)地が現れたことに酷く驚いた。
 そんな様子にも関わらず、地はゼニーを差し出す。
「おばちゃん、ホットドリンク二つね」
「あ、あぁー、はいはい、ホットドリンクね」
 棚から赤いビンを取り出して紙袋に包んで、地からゼニーを受け取る。
「あんがとwww ほんじゃねwww 」
 そして、目の前から地が消えた(やはり見えないくらいの速さで移動)。
「……疲れてるのかしらねぇ」
 女性は目を軽く擦った。
 ホットドリンクを飲んで、地は狩り場へ駆り出した。
「うはっwww トウガラシがうめぇwww 口から火が出るわwww 」
 身体が火照ってきたため、早速極寒のまっただ中へ。
 孤島でアレだけのモンスターがいたのだ。この凍土ではどうなることやら。

 〜ミナーヴァside〜

 全員身体を洗い終えて、温泉に浸かる。
「はぁ〜、極楽極楽ぅ〜」
 ライラはどっかりと周りの人工加工された石に腕をかけて、温泉に浸かりながら気の抜ける声を漏らす。
「ライラって、今日は何をしていたの?」
 隣に付くのはカトリア。
「ん、工房内の把握とか、独自の道具の使い方とか。そうそう、この村って木材を武器に用いるみたいよ」
「木材を?」
 武器に木材を用いるような話は聞いたことがない。
 カトリアは少し気になった。
「木材っても、ただの木じゃないよ。このユクモ村の近辺で取れる木ってね、王公貴族からも重用されるモノなんだってさ。それくらい頑丈でしなやか、使い勝手がいいんだとさ」
「へぇー……」
「勉強になったよ。鍛冶屋始めて十五年くらいは経つけど、知らないことはいくらでもある。アタシゃまだまだ若いんだと」
 ライラは背伸びする。
「おーい、お二方ー」
 ふと、ニーリンもやって来る。
「一杯どうですかな?中々旨い酒ですぞ」
 温泉に浮かぶお盆を二人に差し出すニーリン。
「おっ、気が利くぅ。いただくよ」
 ライラはニーリンに淹れてもらい、一杯あおった。
「二人とも。飲むのはいいけど、飲み過ぎはダメだよ?」
 ちゃんと釘は刺しておくカトリア。
 その辺はちゃんと理解しているだろう、ライラとニーリンはゆっくり味わう。
「ん、イレーネ殿はよろしいのか?」
 ニーリンは飲みながらカトリアを見やる。
「わ、私はいいよぉ。お酒ってあんまり好きじゃないし、強くもないから」
 カトリアは遠慮する。
「あー、そうだった……」
 遠慮するカトリアを見ながら、ライラはニヤニヤと笑う。
「カトリアって、一杯飲んだだけでベロッベロになるんだったねぇ。お・子・さ・ま」
 少し酔ってきたのか、ライラはカトリアの額をつつく。
「む、お酒なんか飲まなくてもちゃんと大人になれますぅ」
 ぷぅ、と頬を膨らませるカトリア。そんな仕草を見て大人になれますと言っても説得力は微妙だ。

「お、落ち着かないなぁ……」
 ツバキはそわそわしながら温泉に浸かっていた。
「そうかな?」
 一緒に浸かるのはユリ。
 ツバキは腕で身体を抱きながらユリを見る。
「だ、だって、普段は人前でこんな格好しないし、恥ずかしいじゃないかぁ……」
「えぇ?でも、恥ずかしがってるツバキくんも可愛いね」
「かっ、可愛……!?そ、そういう冗談はやめてくれよユリ」
 ツバキは温泉で火照った頬をさらに火照らせて真っ赤にする。
「あ、そうだ。この前街で見掛けたんだけど、あの、真っ白で角の生えた、なんだっけ、キリンとか言ってたかな。それ着けてみたら?」
 ユリの口からよもやそんな言葉が飛び出す。
 キリンシリーズとは、幻獣キリンの素材から作られる防具で、実物は幻に近いが、知名度だけは大陸各地で有名、特に女性用の、というモノだ。
 その理由は、露出度の高さにあり、人前では間違いなく男達のふしだらな視線の的になる。
 しかしながら、その性能は並の防具の一線を覆すモノであり、特に雷には無敵の耐性を持っている。
「ユッ、ユリッ!?おまっ、なんでそんなこと知ってるんだよっ!?」
 ツバキは一瞬でもそのキリンシリーズを装備した自分を想像して、激しく首を振って忘れようとする。
「ツバキくんなら絶対似合うよ。だってこんなに可愛い女の子だもん」
 ユリはツバキの真っ赤な頬をなでなでする。
「〜〜〜〜〜……」
 もうしばらく、温泉に浸かることになりそうだ。
  

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1046 )
  • 日時: 2014/07/13 14:07
  • 名前: 真夏のペンギンさん (ID: 3v8depns)

ちなみに私のキャラのなかでは今のところセロが最強です。ガチギレモードなら単純な握力などでは炎さんなみです。速さなら勝てるかも……ただし炎さんに比べ戦闘経験があまりにも乏しいのでもし戦ったら5分持たないでしょう。さらに通常状態では恐ろしく非力です。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1047 )
  • 日時: 2014/07/13 16:52
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: fb/.sCkX)

第34話 水中戦

〜エリア10〜

水中というのはどうも好かん。
動こうにも空気と比べ圧倒的に大きい抵抗だ阻む。
圧力も何もかもが異なる。動きもかなり制御されてしまう。それが水中…。
その分、ある程度の制御下ではあるが無重力に近い感覚だ…。まぁいろいろ完璧とはいえないな。
この制御された空間でモンスターを狩猟するのだから恐ろしい。相手によっては水中が得意なモノのいるというのに…どうなっているんだ。
エリア10にモンスターは…いない。仕方なくそこからつながるエリアへ移動してみることにした。
あとBlizzardのせいで水が冷たい。

〜エリア11〜

「グガァア!!!」
そこにいたのは…黄のたてがみをもったモンスター…見たことないな。なんだあれは?
「くくっロアルドロスか。水中だと厳しいかな?」
どうやらロアルドロスと呼ばれているモンスターらしい。…なんかに似たようなのがいたが気にしてはならない。
「先手必勝!」
とかいいながらBlizzardが突撃していった。手には…氷でできた刀っぽいものを持っている。いや…あれは刀に見えない。背中に生えてるあれを大きくしただけか。
氷でできているのなら…属性高そう。
「グアッ」
「避けた?!」
ロアルドロスは後ろに下がる。水中に慣れている動き…こいつは水中が得意なパターンか…。
「くくっこいつが狩れないのであればラギアクルスなど無理だな。」
「ちっ…やってやる」
活性化状態はまだ持続している。
未知の敵と、未知の場所で、未知の環境で戦う…。しばらくは観察したいところだな…。


〜モガの村〜

「…」
みんなが寝静まっていたはずだったが、奏連だけは起きていた。
そして、師条とBLAZEがいないことにも気づく。
でも彼女は動こうとしなかった。
「私は…一体何者なんだろう…」
彼女の記憶はほとんど失われている。
思い出そうにも何かきっかけがないと思い出せない。
一度に思い出そうとするとあまりの記憶の量によって脳にダメージが生じる。
少しずつ…取り戻したい。
「…あと優李って子…何かあると思う」
今日であったばかりの優李だが…何か気になる点がある。
記憶が断片的となっているのだが…その中に彼女とよく似た女性を見た記憶が残っている。
それに…その子をかばったかのような記憶がうっすらと…。
「…もどかしいわ…一体どうすれば…」
【そんなに知りたいか?】
「?!」
突如聞き覚えのない声がどこかから聞こえる。
その方向は…まったく分からない。というより聞こえたのではあるが耳で聞いた感覚がない。
「誰?!」
【俺か…そのうちわかる…。それより失われた記憶…知りたいのか?】
奏連の頭に直接声が響く。耳で聞く感覚がないのに声がわかるこの感覚…どうもなれない。
まったく聞き覚えのない声であったが…断ることはできない。直接くる声を防ぎようがない。
「…どうしたらいいの」
【知りたいならば…そうだな、凍土にでも来て貰おう。エリア8で待っておく】
「まって!あなたは一体誰なのよ!」
その声の主は凍土のエリア8で待つといい、それからは何も言わなかった。
「…行って確かめるしかないわね」
奏連は自身のもつ武器を身につけ、誰も起こさないようにそっと家をでる。
師条とBLAZEが帰ってきたときのために置手紙を残して凍土を目指す

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1048 )
  • 日時: 2014/07/14 00:46
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十四章続き

〜凍土〜

「あー、突っ込み役がほしいwww」
地はそういいながら凍土を駆け巡る。
完全にボケ属性。突っ込みに回ることもあるけど、豪快に突っ込まれたほうがいい。それが地である。もっとも、豪快すぎる突っ込みが飛んでくるのがいつものこと。炎やもう一人の者にいたってはものすごい力でぶっ飛ばしてくる。
今の状況がソロなのは仕方ないが、戻ったとしても豪快な突っ込みをいれるのは…いない。最近冥花が目覚めかけたくらいだろうか。
それでも突っ込んでくれ…るわけがない。
「あーあ…なんか突っ込みがほしいな…っていかんいかん、目的を忘れていた。」
彼の目的は温泉の質をあげるアイテムを入手すること。
凍土のどこかにある氷には温泉の質をあげる効果があるらしい。
それがどこか一応分かっているのでその方向を目指して突っ走っている。
すると…あるものを見つける。
「ん?なんでベリオロスの死骸が3つも?」
ただの死骸であればなんとも思わなかったのだが…その死骸はどう見てもおかしかった。
無数の銃弾に打ち抜かれたかのような跡が残されている。
しかも普通のボウガンで起きるような跡ではない。いくつか残っている弾はどうみても正規外。
「…げっこれってまさかあいつが…」
正規外の物を持ち歩いているやつといえば炎以外思い浮かぶわけがないというよりそれ以外に誰がいるんだといった感じになっている地。
「…やばい、もしかしたらいるかもしれない。はは、逃げよう。早く取って逃げるんだぁぁぁああああ!!!!」
急に慌てだした地。そこへやってくるモンスター達…
「ガァァアアア!!!!」
「グギャァアア!!!」
凍土に住むモンスターがほぼ集結したかのように次々とやってくる。
そんな状況に地はいらいらしていた。
何せ一刻も早く此処から立ち去って帰りたいのだから。
最も今帰ってしまうと鉢合わせてとんでもねぇことが起きてしまうことは知っている。
「あー、もううざい!!!炎がよく使うこと言葉だけど俺も使う!!散れ!!!」
バシュシュン!!!!!
また地は何かBGMを流しだしてそれのクラップ音にあわせて矢を放ちまくっていた。
今回はPARAN○iA Revolutionだった。隠せてないね


〜集会浴場〜
「…」
ザバッ
「あら?冥花はもうでるの?」
「あたいは風呂に浸かるより寝るほうがいいわよ」
冥花は温泉から出てあっという間に更衣を済ませる。そしていつも持っている鎌を持って集会浴場を去った。
「れ…霊華様…もうあんな…みょんなことは…しないでくださいよ?!」
「あらあら、それはフリかしら。」
「ち、違いますっ!!!」
残妖はきっぱりとそういった。


〜部屋〜

「あら、ここにいたの」
「おや、冥花さん。もう入浴は終わったのですか?」
冥花はアストたちがいる部屋へと戻ってきた。
「あたいは終わったよ。ただし、他の人はまだ時間かかると思うから死にたくないのであればいかないようにね。死にたいなら言ってもいいわ。あたいは知らない」
そう告げると外へ出かけていった。
「あともう一つ。あたいは農場で昼寝しているけど…起こさないでよ。不用意に起こしたら…その命、もらうわよ」
「分かったよ。ただし、どうしてもって時は起こすからね。」
冥花のいったことに農はそう答えておいた。さっきまでと冥花の口調が違っていたのだが、農は別になんとも思わず淡々と返した。彼は意外と根性があるのかもしれない…。



〜農場〜

農場についた冥花はとりあえず農地がどうなっているか確かめてみた。
「…成長がはやい」
すでに立派に成長していた。まだ花はできていない。
植えた種は品種不明の品。何ができるのかはわからないが、色に合ったものができるとされている。もちろんそんなことは知るはずもなく…。
「…せっかく温泉に入ったのに即労働は勘弁ね」
そういいながら木陰に入り、木にもたれかかるように座る。
そしてそのまま…寝始めた。
普段は三途の川で時間さえあればさぼ…ゲフン、寝ようとするだけあって、どんな環境だろうと寝ることは一応できる。
今の環境は…普段と比べ圧倒的に良好だ。ここちよいそよ風、ちょうどいい気温、誰にも邪魔されない場所…。
冥花はあっという間に寝てしまった。※あと誰か写真にとってby7倍quasar
さすがに炎もこれは見逃したみたいだ。それは後に分かる話…。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!企画考案中! ( No.1049 )
  • 日時: 2014/07/14 14:10
  • 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: mP86R8JY)

 クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

 十五章 夕暮れオレンジ

 〜炎side〜

 霊峰の、何もない空間が突如切り開かれた。
 その中から出てくるのは炎。
 聖は存在から消滅させた。二度とあの時空間に姿を見せることはないし、この現実世界に現れることもない。
「時々、自分が恐ろしくなる……」
 炎は自嘲するように呟くと、剣を納めて霊峰の大地に足を着ける。
 辺りは赤い夕陽が注がれれ、茜色に染められて幻想的な色彩を生み出して炎の帰還を迎えていた。
 炎はしばしの間、その自然が生み出す芸術に見とれていた。
「美しいな。……この美しさを知っているのに、なぜヒトは醜い行いを続けるのだ」
 元の世界での、狂気の惨状……あれはまだ終わっていない。
 そのすべてを滅ぼすのが、己の役目。
「そのためには……」
 ユクモ村の方角を向く。
「まず、地を殺す」
 思いきり私情の挟まった呪詛の言葉を吐き、剣を抜き放つ。
 無論、空間移動のためだが、まだ完全に力が戻った分けではない。
 下手に使って時空間に閉じ込められるのは御免被りたい。
 そう思った炎は剣を納めた。
「たまには自然を味わうのも悪くないな」
 急ぐことはせず、ゆっくりと一歩一歩雑草や水溜まりを踏み締める。
 草むらから小動物が炎を見ては様子を見て、興味を失えば勝手に逃げていく。
「ん?」
 その草むらの間に目を止める。
 何があったかは分からないが、傷付いた兎が衰弱していた。
 このまま何もしなくては死んでしまうかもしれない。
 炎はしゃがみこんでその兎を腕で抱き、右の人差し指を傷口に当てる。
「ケアーエイド(介抱創膏)」
 炎の指先が優しく輝き、その光が傷口を包むと、傷口が塞がって瘡蓋が出来上がっていた。
 傷口を無くそうとすると炎自身が消耗してしまうので、生物が持つ回復力を促進させただけだ。
 その兎を地面に降ろしてやる。
 兎は不思議そうにその瘡蓋を見ている。
「無理はするな」
 それだけを言い残し、炎は再び歩き始めた。

 〜ミナーヴァside〜

 冥花が上がってから少しが経って、他も上がり始める。
 更衣室へ戻り、支給されたユクモノドウギに着替えていく。
「残妖の湯上がり卵肌……」
 霊華がまた妖しい目で彼女を見ている。
 それを察した残妖は霊華を見ながら警戒しつつ着替えていく。
「れっ、霊華しゃまっ……」
「噛んでるわよ、残妖」
「うぅ、みょんなところ突っ込まないでくださいっ」
 また霊華がえっちなことをするのでは、とカトリアがその蒼い瞳をギラつかせて監視している。
 さすがにやり過ぎたのかと自覚はしていたのか、霊華はそれ以上残妖を弄ろうとしなかった。

「アストくん、上がったよぉ」
 ユリとツバキが最初に部屋に戻ってくる。
 その声に反応するアストと農、セージ。
「あぁ。皆上がったのか?」
「うん。だから安心して入っていいよ」
 ユリはまだ水が滴る黒髪を拭きながら頷く。
 ふと、アストはユリの後ろに隠れているツバキに目を向けた。
「ツバキ?どうしたんだ?」
「……………」
 ツバキは腕で身体を抱きながら顔を背ける。
 その理由はユリが答える。
「この服ね、意外とピッチリしてて胸のライン隠せないから恥ずかしいんだって」
「!?」
 一瞬アストの脳が沸いた。
 同時に思い出すのは、ゴア・マガラの攻撃を受けてサラシに絞められた胸が露になったツバキの姿を思い出す。
 いくらサラシで押さえ付けているとは言え、どうしても発育は続いているために完全には膨らみを隠せないのだ。
 フルフルシリーズやギザミシリーズという分厚い装備、それも男性用なので気にしなかったが、いざ薄着になるとそれが現れてしまう。
 今のツバキはユクモノドウギを着ているため、パッと見は年齢の割りにはやや胸囲の発育に乏しい女の子にしか見えないのだ。それはサラシで締め付けているために乏しそうに見えるだけで、いざその締め付けを外すと本来の大きさが戻ってしまう。
「みっ、見るなバカ!」
 ツバキは顔を真っ赤にしながらアストに背を向けて怒る。
「もう皆にも分かってるんだし、女の子だって隠すこと無いんじゃないかな?」
 ユリはツバキをアストに見せようと引っ張る。
「やめてくれユリィッ、セクハラで訴えるぞっ!」
「女の子同士なら大丈夫だよ!」
「そういう問題じゃなぁいっ!」
 もみくちゃになるユリとツバキ。
 見るに堪えないので、アストは支給されたユクモノドウギとタオルを持って部屋を出る。
 農もそれをスルーして部屋を出て、セージはユリの頭にチョップを与えてから集会浴場に向かう。

 〜地side〜

「あぁあぁあぁあぁあぁぁもぉお前ら死ねやぁーーーーー!!」
 地は荒ぶっていた。
 アグナコトル亜種が、ジンオウガ亜種が、ギギネブラ亜種が、ボルボロス亜種が次々に月穿ちセレーネの黄金色の焔に燃やされていく。
「ここにいたら炎に殺されちまうよぉぉぉぉぉ!!」
 ナーバスになりながらも、その射撃は正確無比で万発万中。
「オラオラァッ、死にたい奴も死にたくない奴もさっさと前に出てこいやーーーーー!!」
 地の咆哮が凍土に響く。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1050 )
  • 日時: 2014/07/14 16:20
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

その27 離脱

〜炎、碧視点〜

紅と碧の流星は瞬く間にモンスターを討伐していく。
散るのはモンスターの…血と肉。
炎は持ち前のへビィボウガンを片手で撃ちながらもう片方の腕で相手を切る。
碧は…大剣をまるで片手剣かのように扱い、切り抜ける。その威力は…規格外。圧倒的な切れ味と破壊力で敵を殲滅する。

1分待たずして敵は全滅した。
「さすが地の相棒といったところか。」
「地…?誰だそれ…」
お互いに持っていた武器をしまう。
「あぁ気にするな、貴様が一番知っている奴の偽名だ。都合があってそうしている」
「なるほど…あと貴様って呼ばれるのいやなんだけどやめてくれない?」
「無理」
「…。」
ひと段落した碧は…モンスターの残骸を見て呟く
「いくら操られているとはいえ…こんなにたくさんの命を奪うことになるとは…。」
「奪った?違う。己が生き抜くために戦って散った、のほうがただしい」
碧のつぶやきに炎はそう返す。そして続けて言う
「失った命を悔やむのならば…その分生きて返せばいい。それしかできないだろ」
「…そうだよな。…いや、それしかないよな。」
さっきまでうつむいていた碧の表情に笑みが蘇る。
「さてと、悪いが俺はここで別行動を取らせてもらおう。そして…頼みがある。」
「頼み?まぁ俺はあの二人以外には負けないから別にいいが」
「あの二人?」
炎は碧と別行動をしようとし、碧にあることを伝えようとした。
そのとき碧はあの二人という言葉をだした。
「一人はこの組織のボス、TRAILBLAZER。あいつはこの世界にいない者…武器は投擲用の斧だ。理解しがたい破壊力…俺の持っている武器に似ていた。」
「もう一人はバーサーカー…。これもこの世界にいない者だ。武器はなかったが…あの近接戦闘能力は高すぎる。」
「なるほど、いい情報だ。」
この組織における最強は…二人。
それが碧の言ったTRAILBLAZERとバーサーカーだ。それ以外は…なんとかなるということだ。
それを聞いて炎はこういう。
「んじゃ用件だ。地図のこの場所にある人間…いや、正確にいうと人間じゃないが人間でいい。三途の川でおそらく会っている。そいつが監禁されている。そこに乗り込んで彼女を解放してくれ」
「…分かった。」
「俺は…少しこの世界から離れる。だが戻ってくる」
「おk…んじゃ行って来る。」
そういって碧は指示のあった場所へと目指して走っていった。
それを見送った炎は…
「さてと…少しの間離脱させてもらおう」
ザシュッ!!!
空間を引き裂き、どこかへと消えていった。


〜地下10階〜

「…あれ?」
地は何かに気づく。それは…炎の気配が途絶えたこと。
「(他の世界にいったのか?まぁそのうち帰ってくるからいいや。あとあいつまじで休めよ…)」
炎は…まったく寝ていない。
推測ではあるのだが1週間は寝ていないと思われる。それでも何事もなく動き回るスタミナはどうなっているのだろう…。
とにかくこっちはもう少しだけ休んで動くことにした。急がば回れ。

Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目! ( No.1051 )
  • 日時: 2014/07/14 17:07
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

第35話 水中戦と異世界の者

〜孤島エリア11〜

「グアッ」
「アタイをなめるなー!!」

Blizzardは何も考えずに突進していくけど…いやいや、相手の動作見極めて狩らないとだめだって。
相手を知り、どういった行動をして、どこが弱点か…。知識は武器となる。知識なく突撃したところで致命打を与えることは困難。
ざっくり見た感じではあるが…おそらく頭が弱点だろう。水属性を持っているなら火か雷が効きそうだ。あいにく持っていないけどな…。俺の武器は龍属性なんだよ。
まぁ物理攻撃性が高めだからそれで押し通すことにしたらいいか。

バシュン!!!
「グア?」

矢を放ってみたのだが…水中での威力は想像以上に弱い!
水の抵抗が空気と比べ高いことは承知…しかしここまで射程がないと接近して撃たなければ威力がない。
というより水中での弓は…いろいろ使いにくい。これは厳しいな…こんな環境で普通に狩猟ができるハンターがいると思うとぞっとする。

「こっちを見ろー!!!」
ザシュッ!!!
「グア?!」

Blizzardがどっかの銀行員みたいなこと言ってから自前の剣…ぽい物で斬りかかっていく。
氷属性無効ではないのか?けっこう苦しそうだ。斬られた部分が凍結している。あれは痛そう

「グアア!!!」
「うわっ?!」

ロアルドロスが吐き出したブレスを直撃する。
あー…粉塵のんどこ



〜凍土エリア8〜

「あれ、なんで私もうここに…?」
村をでたはずの奏連は気がついたら凍土のエリア8に来ていた。
いくらなんでもおかしすぎる。凍土は村からかなり遠い。そんなところに一瞬でこれるわけがない。
「…めんどくさいから俺が呼び寄せた」
「…!!」
さっきとまったく同じ声が聞こえる。今回はちゃんと耳で聞こえた。
とっさに武器を構え警戒する奏連。そこにきたのは…
「そんなに怯えるな。俺は貴様を知っている」
赤に近い橙の髪色を持ち、目は紅、そして…謎のヘビィボウガンを持った長身の男だ。
「貴様と呼ばれるほど私は…!」
「あー、これは俺の癖。癖だ。気にするな。慣れろ。変える気はない。」
男はそう言う。何か言おうとしたが…その男から発せられるオーラに圧倒され、いえなかった。
「俺は…貴様をこの世界から移動させにきた」
「?!」
「従え。貴様と同じ境遇の者も待っている。」
その男は無理やりに話を進めようとしている
「…断るわ。私には今仲間がいる。たとえ何があってもそっちにはいかないわよ」
奏連はきっぱりと断った。それに対し男は
「…そうか。だがいつか俺と貴様は再び出会う。そのときまでさらばさせてもらおう。」
と言ってどこかへいこうとする。
「待って!私の記憶を知って…」
「そんなこと言ってたな…仕方ない、貴様を村へ転送する。俺と会ったことは絶対に話すな。話したら殺す。転送されたら記憶を…80%蘇らせてやる。いいか、絶対誰にも明かすな。」
男は念入りにそう言うと、何か刀を取り出し始める。
「…わかったわ、」
「転送する。俺の言ったこと…忘れるなよ!!」
そういって…奏連を凍土から転送した。
残された男は…
「…そのうちまた会う。そのときまで…おっと、そろそろ帰らないとまずいな。あいつらに怒られる」
そういって…空間を引き裂き、裂かれた空間へと入っていった。
彼が入るとその空間は閉じていった。

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